令和 2年第 8回(12月)定例会第 4 日 (令和2年12月11日)(1)会議の開閉時刻 開 議 午後 3時00分 解 散 午後 5時22分(2)出席・欠席・遅参または中途退場した議員の番号・
氏名議員番号氏 名
出欠別議員番号氏 名出欠別1
山田雄二出席8
松田英二出席2藤井智江〃9江原耕司〃 欠員10
岩野正則〃4形井 圓出席11貝阿彌幸善〃5延原正憲〃12山本宏治〃6左居喜次〃13金谷高子〃7林田 実〃14松島 啓〃(3)
地方自治法第121条の規定により出席した者の氏名職 名氏 名職 名氏 名
町長青野高陽建設課長前田有輝副
町長忠政堅之
産業観光課長立石克之政策推進監宇佐見
卓也徴収対策室長櫻井 実政策推進監井上博登会計課長貝阿彌
美和総務課長稲谷雄治旭総合支所長赤木郁貞理財課長篠原 恵柵原総合支所長石戸光也地域み
らい課長光嶋寛昌旭総合支所池上久子くらし安全課長浦上 彰柵原総合支所
住民福祉課長梶尾勝幸住民税務課平 一範福祉事務所長牧野雅明保険年金課長山崎秀仁教育長黒瀬堅志健康推進課長清水嘉浩教育総務課長神坂健治上下水道課長牧野英一生涯
学習課長平賀慎一郎(4)職務の為出席した職員の職・氏名 事務局長 水 島 寛 之 書 記 杉 山 慶 介 池 上 恵(5)日 程日 程議案番号件 名1
委員長報告2
委員長報告に対する質疑3 討 論4 表 決5議案第148号
議案第147号
発議第 4
号追加議案の報告並びに上程6 提案者の説明7 議案に対する質疑8 討 論9 表 決10 閉 会
○議長(松島啓君) 休会前に引き続き本日の会議を開きます。(午後3時00分) ただいまの出席議員は13人です。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。 それでは、本日の日程を報告します。 第1に
委員長報告、第2に
委員長報告に対する質疑、第3に討論、第4に表決、第5に追加議案の報告並びに上程、第6に提案者の説明、第7に議案に対する質疑、第8に討論、第9に表決、以上のとおりと定めますので、ご了承願います。 これから日程に基づき議事を進めます。 日程第1、
委員長報告。 各
常任委員会に付託した諸案件を一括議題とします。 これらについては、それぞれ委員会が開催され審査されておりますので、その結果について各委員長の報告を求めます。 まず、
総務産業常任委員会に係る審査報告を委員長に求めます。 12番山本議員。
◆12番(山本宏治君) 皆さん、こんにちは。12番山本でございます。
総務産業常任委員長を拝命しております。 それでは、
総務産業常任委員会の、去る12月3日、4日に、
本庁委員会室において今定例会で付託されました案件について審査をいたしましたので、経緯と結果について報告をいたします。 今定例会での付託案件は、条例案件1件、
一般会計補正予算及び要望3件について審査をいたしましたので順次報告をいたします。
総務課関係で、審査に入る前に、総務課長より9月定例後の
総務課関係の事業の報告の中で、
県知事選挙結果及び大阪府岬町の調印式などの報告を受け、次に来年の仕事始め等報告があり、また来年4月に
町議会議員選挙の改選に当たり、説明会の予定日等についての説明がありました。 それでは、条例案件の議案第144号職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例については、本件の条例改正については同僚議員から議案質問もあり、担当課から資料等を提出していただき審査をいたしました。 本条例の改正は、
特殊勤務手当の本来の趣旨及びほかの専門職員との均衡に配慮し、
保育業務従事職員の
特殊勤務手当を廃止するための改正案であります。 委員から経緯についての質問があり、担当課では本件は合併当時に当時の執行部の
政策的配慮もあったようである、しかし最近では国、県からの指導もあり、保育士また職員組合とも十分に協議を重ね、了解が得られたので、今回改正案を提出する案件であるとの説明でした。 また、担当課より、現在の勤務状況は通常勤務で、著しい危険、不快には当たらない、職員間の均衡、職員組合との長きにわたり協議をして結論を出したとの報告でした。また、条例第4条2での「処理」の文言を「処置」に変更するとの説明でした。 委員会といたしましては、保育士及び職員組合との協議の結果でもあり、本議案144号については全会一致で承認可決といたしました。 次に、議案第146号令和2年度美咲町
一般会計補正予算(第7号)の所管の款項について報告をいたします。 それでは、
総務課関係から報告をいたします。
一般管理費では、
会計年度任用職員人件費59万2,000円の追加は、令和3年度より宿直を専門職員にする予定で、3月に専門職員の宿直費の計上との説明で、3名分の報酬、共済費等の予算計上である。また、
町村フェスティバルの中止により減額補正。選挙費では、137万円は事務費、投票用紙、ビラ、証紙等の説明でした。 また、
債務負担行為の追加補正の説明があり、
町議会議員選挙の
ポスター掲示板のリース代及び職員の厚生費との説明でした。 委員から、
宿直専門員について、来年度からの対応であるが、3月中は試行期間かの質問に、そうであるが、戸籍法などに関係があり、任用職員として対応をしていきたい、3名を予定しているが、募集をしてみて対応をしていきたいとの説明でした。 次に、
理財課関係ですが、
理財課関係では歳入の説明をいただき、歳出では
総務一般管理費の、
ふるさと納税特産品贈呈事業費900万円及び予備費の説明がありました。 委員から、
ふるさと納税の経費はについての質問があり、返礼品は全国統一で3割、これに
送料手数料を換算すると約5割の経費が必要であるとの説明で、本町の特産のブドウ、ピオーネなどの商品は、送付のときに傷みやすく、リスクが高く、経費も少し高くつく、また特産品の京ガモが人気であるが、対応が大変であり苦慮しているとの報告でした。 また、委員から、前年度の納税では時期的にいつ頃の時期が多いかの質問に、次の年の決算申告をするためか、
年間収入確定時期の12月と、ブドウのシーズンに合わせて6月に集中しているとの説明でした。 また、
理財課関係では、その他の報告として
行財政改革審議会、普通財産の売却についての説明がありました。 次に、
くらし安全課では、
個人番号システム構築補助金で
情報化整備事業費、
中間サーバーシステム負担金326万7,000円、
消費者行政活性化事業は
特殊詐欺被害防止電話及び
消防団員消耗品の
反射チョッキ150着の費用が主なもので、委員から、詐欺防止の電話の機器について、購入は町内業者での対応かに、内部協議もしているが、不満もなく現状で考えているとの説明でした。 また、消防団の消耗品は各部に4枚の
反射チョッキの整備であるが、もう少し枚数が必要ではとの質問に、予算との都合で150枚の配布となっているとの説明でした。
くらし安全課では、その他で美咲町
国土強靱化地域計画、防犯、消防、防災、
黄福タクシー、共同バス、
みさきネットの宅内工事などの状況報告も受けました。
産業観光課では、
長原ダム堤体観測処理ソフトの365万9,000円が大きな補正で、たまごまつりの中止に伴う減額補正及び
事業所助成金交付事業の減額との説明でした。
産業観光課では、大阪府岬町に職員が出向き、道の駅で大阪府岬町の担当者などと意見交換をされた報告をいただきました、販売交流のプチイベントを今月19日に
物産センターにて開催の予定であるが、どのような形になるか協議中であるとの報告を受けました。先ほども話がありましたが、議員間の交流も視野に入れて、今後交流ができることを期待しております。
建設課関係では、
残土処理場整備費1,601万7,000円は柵原地域に新設するものです。また、
自然災害防止事業費2億5,000万円は、起債申請に合わせて増額の補正、また
自力災害復旧費96万円の増額、
災害復旧費では現年、過年災害の事業が確定したため減額補正、また
補助対象外の施工に伴う
補正予算の報告でした。 委員から、
自力災害復旧事業は増額補正であるが、申請状況はどうなのかに、全部の申請は13件との報告でしたが、
自力災害復旧をされる方が思いのほか多く感じたとの報告でした。
債務負担行為の
道路維持経常管理費は、
道路維持管理費の3年間の費用及び
臨時管理費では2トンダンプの購入費、そして防災・
安全交付金事業は旭地域、
町道賀陽下2号線
橋梁架設工事費の債務負担との説明でした。 委員から、橋梁工事はどのようになっているかの質問に、当初予算にあったが、できていない、今回県と協議ができ、債務負担としている、現場は
旭総合支所の反対側の岸谷川との説明で、上部工ができて全て完了する予定とのことでした。
残土処分場について、今後搬入するときに1立米につき1,000円の徴収も検討中であるとの報告もありました。 最後に、
議会事務局の
補正予算の計上があり、局長より旅費等の減額補正であるとの説明でした。 以上、所管のうち5つの課と
議会事務局の
補正予算が計上されており、委員会といたしましては、審査の結果、全会一致で承認可決といたしました。 なお、地域みらい課及び
上下水道課では、今回の
補正予算がなく、現況報告をいただきましたので、簡単に報告をいたします。 地域みらい課では、仮称ですが、多
世代交流拠点整備基本構想案の事業報告があり、
パブリックコメント、意見交換が今週7日の月曜日から来年令和3年1月15日金曜日までの募集期間で、閲覧場所は本庁地域みらい課、旭、柵原各総合支所、図書館の3館で、冊子は持ち帰り可能との説明でした。また、
アンケート調査の実施も予定しており、無作為抽出で800人、また高校生、中学生及び大学生などと自治会長、民生委員、愛育委員、栄養委員などにもお願いをしたい。また、来年開催予定の成人者も対象で、全体で2,000人を予定しているとの報告を受けました。なお、
アンケート調査は順次行うとのことでした。
上下水道課では、
下水道料金の督促に係る手数料の廃止予定についての説明がありました。水道料金の督促に係る手数料は私債権であり、廃止予定にしているが、
下水道使用料及び
農業集落排水施設使用料は公課で公債権に分類されているが、今回見直しをしているとの説明で、来年に向けて調整をしたいとの報告でした。 以上、簡単ですが報告といたします。 次に、要望3件が付託されておりますので、順次報告をさせていただきますが、結果と経緯について報告をいたします。 要望第3
号大型造成工事の分割発注、
大型建築工事の分離・分割発注についてが、美咲町原田1707-1、美咲町
建設業協会会長山下歩氏よりあり、審査の結果、趣旨採択といたしました。審査の結果、趣旨採択といたしました。 委員からは、地元企業の育成、
災害復旧等地元企業にお世話になっていることなど、事情はよく分かる。町内での今後の予定では、柵原地域の
義務教育関連、また旭、中央地域での
拠点整備事業など、
大型プロジェクトが予定されている。今後
分離分割事業を請け負える
体制づくりも必要である。町内全体の企業で
体制づくりをお願いしたいと思われる。担当課としても十分に検討もしていると聞いているが、委員会としても十分認識もしており、協力もしていくが、一部の協会だけでなく、関係団体の全体の協力もお願いしたいとの意見がありました。 次に、要望第4
号商工業振興事業補助金(
小規模事業者経営改善普及事業及び
地域総合振興事業)予算措置についての要望が、美咲町原田1757番地8、久米郡
商工会会長大崎俊男氏よりあり、審査の結果、採択といたしました。審査の結果、採択といたしました。 採択に当たり、委員から、毎年提出もされ、採択としてきているが、予算の計画とか決算書でも報告をいただければありがたいとの意見や、
要望書提出時には役員から行政におんぶにだっこだけでなく、世代の継承、後継ぎなどの問題もあり、商工会としても努力もしているとの報告もありました。 担当課から、今回の
持続化補助金は、商工会を通じてお世話になっているとの報告もありました。 最後に、要望第5号林業の振興と経営の安定に関する要望書が、美咲町江与味1641番地、
江与味林業研究グループ会長神田益穂氏よりあり、審査の結果、趣旨採択。審査の結果、趣旨採択といたしました。 委員から、要望に応じた場合の質問に、担当課から、
切捨て間伐で約20万円の増、枝打ちは新設で要望対応した場合は12万円の増、搬出間伐は要件の追加で要望に対応した場合は300万円の増、除伐、枝打ちの新設事業の場合は約200万円の増、
作業道路修繕の新設事業で約50万円の増などの対応であると思われるとの説明でした。 久米郡
森林組合会員が約3,800人、町内では中央地域が705人、旭地域が757人、柵原地域が724人で、その他は久米南町及び旧久米町の構成であるが、
切捨て間伐が平成30年度で5件、令和元年度で6件、令和2年度が4件、搬出間伐が平成30年度が58件、令和元年度が34件、令和2年度が6件と、全体の組合員数に対して要望件数も少なく、一部だけの
関係者対応との報告でした。 また、委員から、久米郡森林組合の組織としての要望をしてほしい、一部の
林業研究グループの林業振興と経営の安定のための要望であることは十分に理解をするが、町全体の
補助金制度の関係もあるので、との意見もありました。 12月4日
要望審査終了後、現地確認を行いましたので、簡単に報告をいたします。 場所は柵原地域、塚角の内水対策、周佐の内水対策、
義務教育学校予定地近くの河川改修の現地確認及び
義務教育学校予定地の周辺の水路のやり替え、
残土処理場の予定地の確認、柵原地域の藤原地区3
号ゲートポンプの完了に伴い、新設された設備などの現場視察を行いました。 最後に、飯岡地域の内水対策として、
ゲートポンプ設置予定地の確認及び現在飯岡地区に提案させていただいている内水対策の
排水ポンプに加え、飯岡地区の山際に大型水路、幅1メーターの水路及び幅3メーターの管理道を約2キロメートルにわたり整備をする計画であるが、
コロナ対応のため、
地区自治会役員までの説明となっており、地区住民の説明ができていない、今後十分な説明をしていきたいとの報告でした。 委員から、視察先の内水対策については、住民の方が心配をしている、早期の対応をお願いしたいとの意見もありました。 以上、現地視察及び確認の報告といたしますが、資料等につきましては事務局に保管しておりますのでご確認してください。 以上、12月3日及び4日の
総務常任委員会の審査と現地確認の報告としますが、報告の中で数字の読み違いなどありましたら、提案書が正しいのでご理解をいただき、委員会の
報告どおり取り計らいをお願いいたしまして、報告といたします。 申し訳ございません。美咲町
建設業協会会長「下山歩」さんでございます。申し訳ございませんでした。
○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 以上で
総務産業常任委員会に係る審査報告を終わります。 次に、
民生教育常任委員会に係る審査報告を委員長に求めます。 6番左居議員。
◆6番(左居喜次君) 皆さん、こんにちは。
民生教育常任委員会委員長の左居でございます。 それでは、本定例会で
民生教育常任委員会に付託されました案件について、担当課の説明、現地確認を含め審査をいたしましたので、経緯と結果について報告いたします。
民生教育常任委員会では、去る12月7日及び8日に委員会を開催し、付託されました条例案件2件、
一般会計補正予算1件、
特別会計補正予算1件の合計4議案及び要望1件、請願1件について審査をいたしました。また、審査の結果につきましては、
議案番号順、
受理番号順に報告を申し上げますので、よろしくお願いいたします。 まず、議案第143
号地方税法等及び
所得税法等の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例ですが、令和2年法改正によるもので、この改正に伴い、美咲町
税外収入金に係る督促及び延滞金の徴収条例、美咲町
介護保険条例及び美咲町
後期高齢者医療に関する条例の一部改正を行うものです。なお、条例は、令和3年1月1日から施行するものです。
住民税務課及び
保険年金課から説明を受け、委員会といたしましては全会一致で異議なく承認可決といたしました。 次に、議案第145号美咲町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてですが、改正の内容は
個人所得課税の見直しを踏まえた
国民健康保険税の見直し、また低未利用地を譲渡した場合の
長期譲渡所得に係る課税特例の創設です。なお、この条例は令和3年1月1日から施行するものです。
住民税務課の説明を受け、委員会といたしましては全会一致で異議なく承認可決といたしました。 続きまして、議案第146号令和2年度美咲町
一般会計補正予算(第7号)では、所管の款項について審査をいたしましたので、主なものを
担当課ごとに報告いたします。また、本委員会では、
住民税務課をはじめ9つの課、所、室の所管であり、本
補正予算では全所管には至っておりませんが、該当の課、所の報告をさせていただきます。 まず、
住民税務課、歳入では
個人番号カード交付事務費として120万6,000円の増、歳出では
住民基本台帳臨時管理費、
証明書交付用改ざん防止用紙印刷代の増、
新型コロナウイルス感染症予防対策事業の169万2,000円の減額は、
西幸公民館窓枠修理事業の入札残になります。 次に、
健康推進課では、
新型コロナウイルス感染症の影響のため、事業中止による減額が主なものでした。 続いて、
福祉事務所、歳入では
生活保護費負担金の増688万7,000円、歳出では
公共施設等感染防止対策事業247万6,000円は、老人憩いの家の修繕内容の変更による増ですが、
小原老人憩いの家の
トイレ改修工事などになります。
指定管理者の案内により、現地確認も行ったところであります。また、ほかに主立ったところでは、
障害児福祉サービス利用等給付費541万6,000円の増、
生活扶助費等、介護、医療扶助の増額等918万2,000円などであります。 次に、
教育総務課、歳出では主なものは不
登校支援事業73万5,000円の増は、当初予算は4人の鶴山塾への通塾を見ておりましたが、現在9人が通塾しているためであります。 柵原、中央、旭の
中学校教育振興臨時管理費、合計で430万5,000円の増は、来年度から教科書の改訂に伴い、教師用の指導書を購入するものです。また、
柵原共同調理場臨時管理費512万円の増は、
真空冷却器の老朽化により、調理で必要な冷却が十分にできない状態にあるため、
真空冷却器を更新し、機器に適応した排水管を入れ替えるためのものです。 次に、生涯学習課では、歳出で
地方創生臨時交付金事業、
視覚障害者等読書環境整備事業44万7,000円の減額は、
AIデバイスの入札残になります。 以上、各課の
補正予算の説明を受け、議案第146号令和2年度美咲町
一般会計補正予算(第7号)につきましては、委員会といたしましては全会一致で承認可決といたしました。 次に、議案第147号令和2年度美咲町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)では、歳出で
システム改修委託料23万4,000円の増は、税制改正により税情報等のデータの仕様変更について、厚労省からの指示による
システム改修委託料であります。
保険年金課の説明を受け、委員会といたしましては全会一致で異議なく承認可決といたしました。 次に、要望、請願の審査報告をいたします。 まず、要望第6号旭地域の
小中学校存続についての要望書ですが、
受理年月日は令和2年11月17日、要望者の住所氏名は岡山県久米郡美咲町西川829番2、
美咲町立旭中学校PTA会長赤木健一氏ほか2名によるものです。 内容は、旭地域の子供たちが、将来にわたり地域の中で適切な教育を受け続けることができるよう、旭小学校と旭中学校を統合した施設一体型の
義務教育学校を設置し、旭地域内への学校の存続、また
義務教育学校の設置に当たっては、
社会教育施設等を付設し、旭地域の核として住民が集うことが可能となる、学社一体型の施設整備を図ることを求めているものです。
教育総務課から現状の説明、
美咲町立旭小学校及び旭中学校の今後のあり方についての
意見交換会の状況、旭地域の皆さんからの
アンケートの結果などをお聞きしました。 委員からは、住民が心配している。学校を地域に残しておきたい。地域から学校がなくなることはよくない。施設一体型の
義務教育学校の設置は、地域から説明を求める意見がある限り、今決めることはできない。地域を超えての統合は難しい、歴史もあり、距離的にも大変。心配なのは中学校、これから生まれる子は複式になる。それを避けるためにも、議会、行政が努力しなければならない。さらに、これを採択することは、将来にわたって大きな責任があるなど意見があり、審査の結果、要望第6号旭地域の
小中学校存続についての要望書につきましては、委員会といたしましては賛成多数で採択といたしました。 次に、請願第1号国の責任による20人学級を展望した少人数学級の前進を求める請願は、
受理年月日令和2年11月17日、請願者の住所氏名は、美作市鯰268、新日本婦人の会津山
支部支部長山本宣子氏、紹介議員は
山田雄二議員、
藤井智江議員であります。 内容は、子供たちの命と健康を守り、成長と発達を保障するため、緊急に20人程度で授業ができるようにすること。そのために、教職員増と教室確保を国の責任で行うこと。また、20人学級を展望し、少人数学級を実現すること。そのために、国は標準法を改正し、
教職員定数改善計画を立てることについて、国に対する意見書の採択を求めるものです。 委員から、20人学級の気持ちは分かるが、あまりにもかけ離れており、実現できるかどうか現実味がない。少しでも前に進めるように、教師の負担を減らせる。国が少人数学級を検討しているが、教職員の準備もできていないまま進めることに懸念する、予算面や国の見解を見ていかないといけないなど意見があり、審査の結果、請願第1号国の責任による20人学級を展望した少人数学級の前進を求める請願につきましては、委員会といたしましては反対多数で不採択といたしました。 次に、各課から現状の事業、今後の予定などの報告がありましたので、一部を紹介いたします。
住民税務課では、申告相談に向けて、新人職員への研修会を12月7日より計6回開催いたします。現在、
コロナ対策も含めて、申告相談の準備を進めているとのことでありました。 また、税務担当から、
新型コロナウイルス感染症関連の徴収猶予の申請状況の報告がありました。
住民税普通徴収が1件、29万8,000円、
住民税特別徴収が1件、12万7,500円、
固定資産税が6件、1,019万1,600円、
軽自動車税が1件、7,200円、
国民健康保険税減免が14件、213万8,100円となっています。 また、委員からの質問で、マイナンバーカードの申請数について、11月22日現在で3,230枚、人口割で23%、
県内自治体では4番目に多いとの報告でした。 次に、
徴収対策室では、美咲町
私法的収入金の督促及び
遅延損害金に関する徴収条例の
督促状発行手数料及び美咲町
税外収入金に係る督促及び延滞金の徴収条例の督促に係る手数料について、項目削除の説明があり、両条例は3月定例会に上程予定とのことでありました。 次に、
債権放棄予定者2件の説明があり、いずれも
支払い能力のある保証人及び相続人が存在しないためのものであり、1件は
住宅使用料で、金額が71万2,390円、もう一件は
住宅新築資金及び
宅地取得資金で、金額が328万6,589円です。 また、令和2年度
徴収対策室債権回収金額ですが、徴収額が合計で3,606万378円、
うち滞納分が2,156万4,964円、現年分が1,449万5,414円となっています。 次に、岡山県
市町村税整理組合との協議の中で、疑義が生じているとの報告がありました。内容は、当町が滞納処分などの取立て等により徴収したにもかかわらず、組合による共同処理の事務の履行扱いとしている。また、当町では組合の意思決定は構成市町村の協議によりなされるべきと考えており、組合事務局が意思決定をしていることに疑問を感じる。さらに、今後構成市町村の意見等を聴取し、規約変更などの改善が望めないなどの説明でありました。 委員からは、依頼金額を基に負担金を請求するのはおかしい。このまま続けていてもメリットがない。今後は行革の対象として組合との関係の在り方を検討してほしいなど意見がありました。 次に、
保険年金課では、各計画策定委員会の開催報告、また今後の予定の説明を受けました。委員から、
パブリックコメント実施についての質問があり、美咲町地域福祉計画については年内に、介護保険事業計画については1月中旬以降の予定との説明でありました。 次に、
健康推進課では、集団健診の実施について報告がありました。新型コロナウイルスの感染が続いているが、健診は命を守るため必要なことから、3密を避け、徹底した感染防止対策を取り、予定どおり実施している。感染の状況によっては、やむを得ず中止することもあり得るとの報告でした。 また、このほど12月1日に
健康推進課内に開設した美咲町子育て世代包括支援センターたんぽぽですが、対象は妊婦さんから18歳までのお子さんとその家族で、産前産後の体のこと、心のこと、育児のこと、気になることがあれば気軽に相談してくださいとのことでした。 次に、
福祉事務所では、令和2年度日本赤十字会員増強運動について、目標額174万7,000円に対し、最終額185万1,000円でした。 また、給付金関係では、子育て世帯への臨時特別給付金は11月30日現在、対象が全体で899世帯、1,656人で、支給済みが886世帯、1,636人、支給率98%となっております。 ひとり親世帯への臨時特別給付金については、11月30日現在、事業執行額が全体で1,300万円、うち国事業対象が112世帯、773万円、年金支給停止、家計急変によるものが14世帯、97万円、追加給付が対象113世帯、申請が86件、申請辞退2件、金額が430万円となっています。 委員から、未申請の世帯への通知はどのようにするのかの問いに対し、郵送で再度通知をするとの回答がありました。再度、委員から、制度が複雑で内容が理解できない部分もある、忙しくて通知を見れていないかもしれない、電話での連絡あるいは訪問も考えるべきだなど意見があり、委員会といたしましても、地域住民の福祉をつかさどる行政機関として、住民に寄り添った対応を求めたところであります。 次に、
教育総務課では、令和2年度美咲町教育委員会事務の点検・評価に関する報告書の説明がありました。評価者の所見では、基本的、総務的事務の中で、町内の全小・中学校を小・中学校一貫教育校に指定し、義務教育機関9年間に一貫性のある教育を研究、展開することについては、異学年間での児童・生徒の交流ができたり、早期の教科担任制の導入ができたりするものと思われる。また、一体化することにより、教職員間の詳細な情報交換ができ、問題行動や不登校の解消についても期待される。教室や学びの場を変えることによって、子供たちや保護者や地域が変化していくことが期待されるなど述べられています。 続けて、生涯学習課では、中央町史資料編発行について、令和3年1月12日火曜日に販売開始で、頒布金額は6,000円、町内在住の方は4,000円となっております。 また、令和3年2月14日に柵原総合文化センターで行われる、法政大学陸上部長距離監督坪田智夫氏の講演会の紹介がありました。坪田氏は、祖父母が美咲町西川の方で、2021年第97回箱根駅伝に監督として出場予定とのことであります。 次に、旭、柵原総合支所住民福祉課で、各種行事の報告、新型コロナウイルス感染予防対策に係る備品の配置、マイナンバー申請、高齢化率の報告を受けました。高齢化率では、11月末現在、旭地区が49.97%、柵原地域が41.32%。ちなみに、中央地区が37.67%、美咲町全体で41.12%となっております。 以上、当委員会に付託されました案件についての審査報告といたしますが、数字等の読み間違いがありましたら、提案書が正しいものであり、ご配慮をいただき、委員会の報告のとおりお取り計らいをお願いいたします。
○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 以上で各
常任委員会に付託した諸案件の報告を終わります。 日程第2、
委員長報告に対する質疑。 これから
委員長報告に対する質疑を行います。 それでは、順次質疑を願います。 質疑は。 11番貝阿彌議員。
◆11番(貝阿彌幸善君) 私が一問質問させていただきます……。
○議長(松島啓君) 11番貝阿彌議員。登壇席が、質問席のほうでお願いします。討論でないんで、質疑なんで。
◆11番(貝阿彌幸善君) 失礼しました。討論じゃない。
○議長(松島啓君) どうぞ。
◆11番(貝阿彌幸善君)
民生教育常任委員会委員長の報告の中で、議案第145号美咲町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例ということで、この詳細な内容の部分の中で、33万円が43万円とか、110万円が125万円に改めるという部分の中での部分で、
委員長報告にお尋ねしたいのは、この金額を上げるということにつけては、所得の制限を上げることによっての税の緩和を意味することなのかどうか。そこだけお尋ねしたい。
○議長(松島啓君) 6番左居議員。
◆6番(左居喜次君) 失礼します。貝阿彌議員の、議案第145号美咲町国民健康保険条例の一部を改正する条例で、基礎控除額33万円を10万円上げて、43万円とするものですが、税の緩和になるかどうかということで、税の緩和になると判断しております。よろしいですか。 (11番貝阿彌幸善君「分かりました」と呼ぶ)
○議長(松島啓君) ほかに質疑はありませんか。 ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松島啓君) 以上で
委員長報告に対する質疑を終わります。 日程第3、討論。 これから討論を行います。 それでは、順次発言を願います。 4番形井議員。
◆4番(形井圓君) 4番形井でございます。私は、議案第144号美咲町職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について、反対の立場で討論させていただきたいと思います。 提案理由は、
特殊勤務手当の本来の趣旨及び他の専門職員との均衡に配慮し、
保育業務従事職員の
特殊勤務手当を廃止するためと、こう説明されております。しかしながら、保育所業務と一般職、行政職員との違いによる手当が創設された経緯について、そして給与の実態について正確なご理解がなされていないように感じてなりません。 美咲町職員の給料表は、国家公務員の給料表を適用されていることはご承知のとおりだと思いますけども、その中で
特殊勤務手当廃止の対象となっている保育士は、保育士という特殊な国家資格を取得されている方であります。美咲町は、子供は地域の宝、保育園での入園式、卒園式での挨拶には必ずと言ってもいいほど出てくる言葉だと思います。その地域の宝である子供たちの日常生活を見守りながら、健やかな心と体を持った子供に成長するよう援助し、人間形成の一番大事な時期を託されている方が保育士の皆さん方であります。ご承知のとおり、保育士の方々は朝早くから夜遅くまで、そして昼休みも十分取れない労働条件の中で、時には父親、母親に代わって子供たちの成長に寄り添いながらお世話をしていただいております。そうした重要な職に対して、併せて優秀な人材の確保を目的として、基本給の3%が
特殊勤務手当として支給されていたと私は理解しております。こうした職場の保育士の方の勤務実態を正しい目で判断するなら、むしろ給与面、労働条件の改善を行うべきだろうと私は思っております。厚生労働省においても、保育士の待遇改善などの施策を発表されている。こうしたことを執行部の方々はご承知なのか、私には理解できません。 あわせて、一般行政職員と保育職員との労働条件、特に給与面に関して大きな格差があることを指摘させていただきたいと思います。ここに、職員の配置図があります。これは、「広報みさき」の4月号ですね。これを見ますと、一般職員と保育士との給与に関して大きな格差があることを示させていただきたいと思います。 主任、主幹、課長補佐等の肩書がつかないと、基本給は上がっていかないことは十分ご承知のとおりであります。一般行政職の配置を見ますと、この表ですね、課長補佐級以上の割合は55%です。主幹以上の職は68%。主任以上を見ると75%。これに対して、保育現場は課長補佐級以上は12%です。主幹以上は18%、主任以上は27%であります。再度申し上げたいと思います。一般行政職の課長補佐級以上の職は55%です。保育職現場の課長補佐級以上は、たったの12%であります。職務職階制でありますから、主任、主幹、課長補佐等の職に就かなければ、給料が上がっていかないことは十分ご承知のとおりだと思います。 再度申し上げます。一般行政職の主任以上は75%です。保育士は、たったの27%です。こうした職員配置の実態を見れば、保育士の給料は一般行政職の皆さん方と比べて大変大きく低いことは明白であります。町長、副町長、教育長、推進監、皆さん方はこの実態を正式にご存じなのだろうか、質問したいというような感じもいたしますけど。また、この実態は美咲町職員であり、地域の住民でもある保育園職員の皆様との不均衡、平等性のなさであり、逆に早急な改善が必要と私は感じております。同じ美咲町に働く職場間において、こうした大きな給与格差のある実態を、本当にお知りの上で今回の条例案を提案されたのか、知らずに提案されたのか、お伺いしたいぐらいであります。身近な職場において、このように給与に大きな格差がある中で、保育職場の手当を廃止し、保育士の給料を下げることは、格差を拡大し、平等性に反するものであると思います。 あわせて、本条例に反対する理由の一つとして、他の専門職員との均衡を配慮してと、こうあります。そこで、専門職である保健師の給与体系について指摘をさせていただきたいと思います。他の専門職員との均衡を図るんであれば、保健師という専門職の待遇を見直すことのほうが重要な課題であるというように私は思っております。保健師の給与は、美咲町は一般職の給料表を適用されていますけども、隣の久米南町をはじめ、和気町、吉備中央町などは医療職の給料表を適用されている。このことは、さきの議案質問で指摘させていただいていますので、ご承知のことと思います。この適用される職種によって、4万円もの格差があることもお伺いいたしております。妊娠、出産から育児の相談、コロナ禍においても昼夜を問わず子供たちのために、地域のためにご活躍いただいている保育士、保健師の方の給与体系の改善が必要であるということを指摘したいと思います。 美咲町の宝である子供たちを温かく見守り、育てていただいている保育士の手当廃止の議案第144号については、反対であり、むしろ労働条件の改善を求め、反対討論とさせていただきます。 以上です。
○議長(松島啓君) 賛成討論はありませんか。 5番延原議員。
◆5番(延原正憲君)
総務産業常任委員会の副委員長を拝命しております延原正憲です。議案第144号につきまして、条例改正について賛成の立場で意見を申し述べます。 先ほど、反対の意見が述べられましたが、常任委員長、山本委員長のほうからのご報告のとおり、これは保育士の雇用条件の変更に関わる非常に重要な問題です。それも、我々は委員会の中で検討してまいりました。その中で、雇用条件の変更ですから、ましてや給与が下がるわけですから、そういうような中で当局のほうの職員間の均衡、それから職員組合、こういう雇用条件に関して対応する職員組合とも、長きにわたって協議を重ねた結果、美咲町において国や県の指導も受けまして、これの3%の上乗せについては対応が問題があるというご指摘を受けた上で、長年にわたって検討された結果ということをお聞きしております。 したがいまして、
総務産業常任委員会では、全会一致でこの条例変更については賛成をしたということであります。これは、これまでの経緯も、今の反対討論の中にはありましたが、それを踏まえた上で、なおかつ賛成ということが私は正しい判断だと思います。 以上です。
○議長(松島啓君) 反対討論はありませんか。 反対討論、議案第144号ですか。 2番藤井議員。
◆2番(藤井智江君) 2番藤井です。議案第144号の議案について反対の立場から討論を行います。 保育士は、先ほどの討論の中にもありましたように、本当に昼休みも休めない、そういう状況があります。一般職とはほんとうに比べることはできないのではないかと思います。 そしてまた、会計年度職員が半数近くいる、こういうこともあります。会計年度職員ということは、給与にも大きく関係をしております。そしてまた、会計年度職員でありながらクラス担任もしている、こういう状況もあるわけです。私は会計年度職員がクラス担任をする、こういう苛酷なことはないというふうに思っております。そういう意味からも、
特殊勤務手当は継続されるべきだというふうに考えます。 以上、反対討論です。
○議長(松島啓君) 賛成討論はありませんか。 8番松田議員。
◆8番(松田英二君) 失礼をいたします。8番松田でございます。 議案第144号美咲町職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例に対しまして、
総務産業常任委員長が報告されたとおり、賛成の立場で意見を述べさせていただきます。 種々皆さんがおっしゃいましたので、この条例の内容というのはよくご存じであろうと思います。私が一番注目をいたしましたのが、該当する保育士との協議、そして教職員組合との協議、ここに一番焦点を絞って判断をいたしました。誰も給料が下がることを喜ぶ人はおりません。また、給料を下げたがる上司もおりません。しかし、現在の職員間の均衡等に配慮し、なおかつ今進んでおります行財政改革大綱の策定といったものも含めて、この町の将来のことを考えて、職員がそう判断をしてくれたということに対して、高く評価をした上で、この条例案の改正を制定するべきであろうというふうに判断をしたものであります。したがって、この条例案に賛成の立場で意見を述べさせていただきました。 以上でございます。
○議長(松島啓君) 反対討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松島啓君) ほかに討論はありませんか。 ありませんか。 ほかの議案に対する討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松島啓君) 以上で討論を終わります。 日程第4、表決。 これから採決します。 まず、議案第143号を挙手により採決します。 議案第143号の
委員長報告は原案可決であります。 議案第143号を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、議案第143号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第144号を挙手により採決します。 議案第144号の
委員長報告は原案可決であります。 議案第144号を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手多数です。よって、議案第144号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第145号を挙手により採決します。 議案第145号の
委員長報告は原案可決であります。 議案第145号を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、議案第145号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第146号
一般会計補正予算を挙手により採決します。 各委員長の報告は原案可決であります。 議案第146号を各委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、議案第146号
一般会計補正予算案は各委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第147号
後期高齢者医療特別会計補正予算を挙手により採決します。 委員長の報告は原案可決であります。 議案第147号を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、議案第147号
後期高齢者医療特別会計補正予算案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、要望第3
号大型造成工事の分割発注、
大型建築工事の分離・分割発注についてを挙手により採決します。 要望第3号について委員長の報告のとおり趣旨採択に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手多数です。よって、要望第3号は趣旨採択とすることに決定されました。 次に、要望第4
号商工業振興事業補助金(
小規模事業者経営改善普及事業及び
地域総合振興事業)予算措置についての要望書について挙手により採決します。 要望第4号について委員長の報告のとおり採択に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、要望第4号は採択することに決定されました。 次に、要望第5号林業の振興と経営の安定に関する要望書について挙手により採決します。 要望第5号について委員長の報告のとおり趣旨採択に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、要望第5号は趣旨採択とすることに決定されました。 次に、要望第6号旭地域の
小中学校存続についての要望書について挙手により採決します。 要望第6号について委員長の報告のとおり採択に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手多数です。よって、要望第6号は採択することに決定されました。 次に、請願第1号国の責任による20人学級を展望した少人数学級の前進を求める請願について挙手により採決します。 請願第1号について委員長の報告は不採択であります。よって、原案について採決します。 請願第1号を採択することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手少数です。よって、請願第1号は不採択とすることに決定されました。 ここでただいまから午後4時20分まで休憩します。(午後4時11分)
○議長(松島啓君) 休憩前に引き続き会議を再開します。(午後4時20分) ただいまの出席議員は13人です。 日程第5、追加議案の報告並びに上程。 お手元に配付しております提案書のとおり、町長から追加議案2件が送付されております。 これを一括本会議に上程します。 次に、お手元に配付しております議員発議案のとおり、議員提出案件1件が提出され、所定の賛成者がありますので、これを受理しています。 これを一括本会議に上程します。 日程第6、提案者の説明。 議案第148号、議案第149号の2議案について執行部から提案理由の説明を求めます。 (「議長、先ほどの議案第143号」と呼ぶ者あり) 発言を許可します。訂正ですか。
◆13番(金谷高子君) はい、訂正をお願いします。 (「要望」と呼ぶ者あり)
○議長(松島啓君) 発言を許可します。要望第3号について。
◆13番(金谷高子君) 要望第3号について、先ほど挙手をしたんですけれども、挙手になかったようでありますので、訂正していただきたいと思うんですけれど。賛成に。
○議長(松島啓君) 要望第3号の趣旨採択に、挙手がなかったということで。
◆13番(金谷高子君) 挙手をしたんですけれども、議長の確認をされたときに、私が早く下げたような形で確認をされていなかったと思いますので、そこのところを訂正していただきたいと思います。
○議長(松島啓君) そうですね。私が確認したときには挙手をされていなかったので、賛成多数でと、趣旨採択ということを申し上げました。それについて、訂正をされて、挙手をされる。
◆13番(金谷高子君) いや、挙手を私はした。
○議長(松島啓君) されたということですね。
◆13番(金谷高子君) したんですけれど、早く下げ過ぎて、議長の確認が取れていなかったのかなと思いますので。
○議長(松島啓君) 確認をしますので、それじゃあ暫時休憩といたします。(午後4時23分)
○議長(松島啓君) 休憩前に引き続き会議を再開します。(午後4時55分) ただいまの出席議員は13人です。 ここで会議時間を延長したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松島啓君) 異議なしと認めます。本日の会議を午後6時までとします。 ここでただいまから暫時休憩といたします。(午後4時55分)
○議長(松島啓君) 休憩前に引き続き会議を再開します。(午後5時05分) ただいまの出席議員は13人です。 先ほどの表決に対しまして、確認の申出がありましたので、挙手について
みさきネットの映像を確認しました。議長が要望第3号の表決を確認した時点では、挙手多数でありましたが、その前の時点で全員が挙手をしていることが映像により確認できました。よって、要望第3号の宣言を訂正いたします。 要望第3号は、挙手全員により委員長の報告のとおり趣旨採択とすることに決定されました。以上のとおり訂正します。 議事を継続します。 日程第6、提案者の説明。 議案第148号、議案第149号の2議案について執行部から提案理由の説明を求めます。 青野町長。
◎町長(青野高陽君) 追加提案させていただく議案は、財産の取得について2件であります。 それでは、議案第148号及び議案第149号について提案理由並びに議案の内容説明をさせていただきます。 1ページ、議案第148号財産の取得についてであります。
地方自治法第96条第1項第8号及び美咲町の議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議会の議決を求めるものであります。 柵原地域
義務教育学校建設事業用地として土地を取得するものであり、所在地は美咲町書副字平田6番1ほか12筆、地目は田ほか、地積は1万3,178平方メートル、取得金額及び相手方は議案書記載のとおりであります。 なお、2ページに取得土地一覧を添付しておりますのでご確認願います。 次に、3ページ、議案第149号財産の取得についてであります。
地方自治法第96条第1項第8号及び美咲町の議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議会の議決を求めるものであります。 取得の目的は庁内無線LAN環境の機器更新、取得品目等は庁内無線LAN機器一式、取得金額は1,195万7,000円で、うち消費税額は108万7,000円。取得の相手方は、岡山市北区大内田675番地、株式会社オービス代表取締役社長石原伸一氏であります。 以上2議案につきまして、提案理由並びに議案の内容説明をさせていただきました。なお、読み間違い等がありましたら議案書が正しいものとご理解いただき、適正妥当なご議決を賜りますようよろしくお願いいたします。 以上でございます。
○議長(松島啓君) ここでお諮りします。 発議第4号については、会議規則第39条第2項の規定により提案理由の説明を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松島啓君) 異議なしと認めます。したがって、発議第4号については提案理由の説明を省略することに決定しました。 日程第7、議案に対する質疑。 これから議案に対する質疑を行います。 それでは、順次質疑を願います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松島啓君) 以上で議案に対する質疑を終わります。 お諮りします。 ただいま議題となっています議案第148号、議案第149号の2議案及び発議第4号については委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松島啓君) 異議なしと認めます。したがって、議案第148号、議案第149号の2議案及び発議第4号については委員会付託を省略することに決定しました。 日程第8、討論。 これから討論を行います。 それでは、順次発言を願います。 討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松島啓君) 以上で討論を終わります。 日程第9、表決。 これから採決します。 まず、議案第148号を挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第149号を挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、発議第4号を挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。したがって、発議第4号は原案のとおり可決されました。 以上をもって今期定例会の議事は全て終了しました。 この際、町長の挨拶をいただきます。 青野町長。
◎町長(青野高陽君) 12月定例会の閉会に際し、ご挨拶申し上げます。 議員の皆様には、この定例会で上程しました諸議案に対し、終始精力的にご審議いただき、全議案に適切妥当なるご議決を賜りましたことに深く感謝申し上げます。本定例会での議論で出たご意見、ご指摘は真摯に受け止め、今後の町政をよりよいものにしていくべく取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。 今年を振り返ってみますと、
新型コロナウイルス感染症のことは避けて通れません。4月以降は特別定額給付金をはじめ、各種支援制度を町民にお届けするため、毎月のように臨時会を招集し、
補正予算のご議決をいただきました。議員各位のご理解、ご協力に厚く御礼申し上げます。 さて、私も前町長の辞職に伴う町長就任から2年がたちました。この間、ご指導、お支えをいただきました町民の皆様、議員各位にお礼を申し上げます。振り返ってみれば、町長選への出馬を決めてから、最も多かったご意見が、役場をもっとしっかりさせてほしい、町がどの方向を向いているのか分からないといった声でした。町政について書かれた当時の新聞記事には、混乱、停滞、対立といった文字が躍り、全国で地方創生が競われる中、町民の中にあった漠然とした不安感が役場に向かっていたのではないかと思います。 就任後、町の最上位計画である第2次振興計画は見直しができておらず、どの自治体でも行っている行財政改革は、その方針となる行革大綱が平成22年度から期限切れとなっていました。柵原の学校建設は膠着状態になり、本庁舎を含む町中心部の拠点整備は頓挫したままでした。西日本豪雨による被害は約400か所に上り、災害時の対応も大きな課題となっていました。こうした状況の中で、当時は何か職員が自信を失い、新しく挑戦することに萎縮しているのではと感じることが多々ありました。 この2年間、役場が変わらなければ町は変わらないと職員に言い続け、機構改革と人事の刷新、政策調整機能の充実、各種計画の一体的見直しを断行しました。現在では、職員による公務内外の勉強会や提案も活発になっており、県内初あるいは2番目など、先進的に取り組む幾つかのプロジェクトや事業が出てきました。 幾つか紹介しますと、手話言語条例の制定、被災した農地を自力で復旧した方に補助する農地災害の自力復旧支援事業、若年がん患者の妊孕性温存治療費の助成、施設を全て新設するものとしては、県内初となる柵原地域の
義務教育学校、来年4月からの実施を目指す精神障害者の医療費補助などです。役場に来られなくても用事が済むスマート自治体に向けての取組も進めており、証明書のコンビニ交付、スマートフォンの電子決済サービスに続き、実現すれば県内初となる窓口サービスのアウトソーシングの研究も行ってまいります。休日の申請受付窓口開設や出張申請受付サービスを実施しているマイナンバーカードについては、町民の取得率が23.6%と県内市町村で3位となっています。このほか、
ふるさと納税の寄附額は2019年度5,198万円と倍以上の伸びとなり、伸び率は県内で2番目になりました。 この2年間、県からも多くの支援をいただいております。この秋の岡山県みどりの大会をはじめ、旭地域中心部の拠点整備、周佐地区を流れる稗田川の改修、塚角地区の防災モデル地区指定、中央中学校への不登校対策専門教室の設置、職員の人事交流などで格段の配慮をいただきました。中でも、まきばの館については、来春のオープン30周年を機に、施設の改修と魅力アップを要望していたところ、昨日の県議会の松島幸一県議の質問に、県側からレストランと乳肉加工施設を対象に屋根と外壁を塗装するとともに、時計やヨーグルト施設、あずまやをそれぞれ修繕し、アスレチック施設の安全点検、花の植栽の拡大、展望台の周辺を整備することを表明していただきました。県と美咲町、地元住民でつくるまきばの館活性化実行委員会は、家族連れで長時間楽しめる施設となるよう、本年度からハンモックを備えたデイキャンプ場の整備や手作りピザ体験に取り組むとともに、Wi-Fi環境の整備に向け、周辺の接続環境の調査を行うこととしています。 さて、町の未来を切り開く、本庁舎を含む町中心部の拠点再編整備、さらには旭地域中心部の拠点再編整備、柵原
義務教育学校の建設、行財政改革、美咲DMO(仮称)につきましては、各種審議会や検討会、部会などで多くの住民代表や町外の有識者らが毎回活発な議論や視察を重ねていただき、よりよい方向を目指していただいています。この場をお借りし、感謝いたします。 合併特例債の発行期限、公共施設の老朽化と将来の維持管理コスト、急速に進む人口減少と税収減などを勘案し、この時期に3地域それぞれの大きなプロジェクトと行財政改革が重なるということになりました。まさに、半世紀に一度、全国でもまれに見る事業量になりますが、これらはもちろん議会と住民の皆さんのご理解なくしては進みません。いずれにしても、まだまだ緒についたばかりであり、来年こそがこの町の将来を左右する大切な1年になるとの使命感を持ち、職員一同挑戦を続ける覚悟です。 来週からは寒波が到来するとの予報ですが、議員各位におかれましては休会中もご自愛いただき、新年もますますのご活躍をお祈り申し上げます。 終わりになりますが、
新型コロナウイルス感染症の一日も早い終息と、新年が町民皆様にとりましてすばらしい1年となりますことをご祈念申し上げ、閉会に当たっての挨拶とさせていただきます。1年間お世話になり、ありがとうございました。
○議長(松島啓君) 私のほうからも、閉会に当たりまして一言ご挨拶申し上げます。 令和2年を締めくくる議会定例会におきまして、全議案に対し慎重審議、十分な審査の上、適正妥当なるご議決をいただき、誠にありがとうございました。 特に、
一般会計補正予算の中の防災対策事業、稗田川改修工事につきましては、大規模な工事であり、いち早くスピーディーに地域の要望を予算化された担当課をはじめ、執行部に対しましては大変評価いたすところであります。 また、一般質問においては、町の将来を見据えたまちづくりに伴う地域の拠点整備、教育環境の整備、福祉施策の充実などで論戦が交わされたところであり、町民の理解、ご協力を得ながら各種計画に盛り込み、事業実施を進めていかなければなりません。 そして、本年も早いもので、残り20日となりました。1年を振り返ってみますと、何と申しましても新型コロナウイルスに始まり、新型コロナウイルスに終わったような1年でありました。町内でも感染者が相次ぎ、いつ誰が感染するか分からない緊張を感じられていることと思います。また、様々な行事、イベント、地域での活動、家庭生活などが制限され、地域産業、地域経済にも多大な影響を受けたところであります。現在、町内、近隣市町では少し落ち着きを取り戻しつつありますが、県内、また日本国内では感染拡大が止まりません。さらに、緊張感を持って感染予防に取り組んでいただくことをお願い申し上げます。 また、こういう苦難のときだからこそ、我々議会はいま一度議会の使命と議員の職責を再認識し、町民の安全・安心、福祉向上のために努めなければなりません。 結びに、本年皆様方にいただきましたご厚情に感謝申し上げますとともに、皆様が元気で越年され、来る令和3年、2021年が輝かしい年となりますことをご祈念申し上げ、閉会に当たりましてのご挨拶といたします。 これをもって令和2年第8回美咲町議会定例会を閉会します。(午後5時22分) 以上会議録の次第は書記の記載したものであるが、その内容の適正であることを確認し、ここに証明する。 令和 年 月 日 美 咲 町 議 会 議 美 咲 町 議 会 議 美 咲 町 議 会 議...