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08月31日-01号

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  1. 美咲町議会 2020-08-31
    08月31日-01号


    取得元: 美咲町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-06
    令和 2年第 6回( 9月)定例会第 1 日 (令和2年8月31日)(1)会議の開閉時刻   開   議  午前 9時30分   解   散  午前11時33分(2)出席・欠席・遅参または中途退場した議員の番号・氏名議員番号氏   名出欠別議員番号氏   名出欠別1山田雄二出席松田英二出席2藤井智江〃9江原耕司〃     欠員10岩野正則4形井 圓出席11貝阿彌幸善〃5延原正憲〃12山本宏治〃6左居喜次〃13金谷高子〃7林田 実〃14松島 啓〃(3)地方自治法第121条の規定により出席した者の氏名職  名氏   名職  名氏   名町長青野高陽産業観光課長立石克之町長忠政堅徴収対策室長櫻井 実政策推進監宇佐見卓也会計課長貝阿彌美和政策推進監井上博登旭総合支所長赤木郁貞総務課長稲谷雄治柵原総合支所長石戸光也理財課長篠原 恵旭総合支所 住民福祉課長池上久子地域らい課長光嶋寛昌柵原総合支所 住民福祉課長梶尾勝幸住民税務課平 一範福祉事務所長牧野雅明保険年金課長山崎秀仁教育長黒瀬堅志健康推進課長清水嘉浩教育総務課長神坂健治上下水道課長牧野英一生涯学習課長平賀慎一郎建設課長前田有輝        (4)職務の為出席した職員の職・氏名   事務局長  水 島 寛 之   書  記  杉 山 慶 介         池 上   恵(5)日   程日 程議案番号件         名   開   会1  会議録署名議員の指名2  会期決定の件3  諸般の報告4  委員会の中間報告5要望第2号陳情等の報告並びに上程6議案第118号 ~ 議案第135号 報告第6号 ~ 報告第7号議案の報告並びに上程7  提案者の説明8  監査委員の令和元年度美咲歳入歳出決算監査の報告 ○議長(松島啓君) 皆さん、おはようございます。 定例会の開会に当たり、一言ご挨拶申し上げます。 議員各位には、公私ご多忙のところご出席を賜り、厚く御礼申し上げます。 安倍総理が突然辞任表明をされ、国民の皆さんが驚かれたことと思います。7年8か月の長期政権の中、新型コロナウイルス対策経済対策外交問題等、様々な諸課題解決に向け、継続すべきもの、改革すべきもの、検証していただき、次期政権には地方の声を十分把握しながら、積極的かつ的確な施策を打ち出していただくことを願うところであります。 また、本年は本日が立春の209日後の日、二百十日であります。いわゆる台風が多い時期であります。しかし、連日猛暑が続き、熱中症で搬送される方が全国でも例年以上と報道されております。また、明日9月1日は防災の日であり、コロナ禍での感染症防止対策と併せて、避難行動、避難所の整備点検などが重要となってまいります。大手食品メーカーが全国1万人を対象に行った調査によると、避難に備えて水や食品などを入れた非常用持ち出し袋防災バッグの常備率は、全国平均28.9%、地方によって差もあり、中部地方36%、関東・甲信越地方34%と高く、中四国地方は23%、九州・沖縄は19%と低い傾向にあるそうであります。大規模災害時には多くの人が避難生活を余儀なくされ、避難所の備蓄品等は数や種類に限りがあり、ふだんの準備、常備が欠かせないと言われています。どうか町民の皆様におかれましては、いま一度、非常時の行動、防災バッグなどの備蓄品の点検もお願い申し上げます。 さて、本日からの定例会は、令和元年度決算審査の認定、一般会計特別会計補正予算、条例の改正等々、多くの議案が上程される予定でありますので、慎重審議をお願いいたしまして、開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。 それでは、ただいまから令和2年第6回美咲町議会定例会を開会いたします。(午前9時30分) ただいまの出席議員は13人です。定足数に達していますので、本日の会議を開きます。 なお、美咲町議会ではクールビズ運動を実施しております。その関係で議員章がつかない服装もあるとして名札を着用しておりますので、ご了承を願います。 また、前定例会から引き続き、新型コロナウイルス感染症拡大予防対策の一環として、議場内においてマスクを着用しておりますので、ご了承願います。 本日の日程を報告いたします。 第1に会議録署名議員の指名、第2に会期決定の件、第3に諸般の報告、第4に委員会の中間報告、第5に陳情などの報告並びに上程、第6に議案の報告並びに上程、第7に提案者の説明、第8に監査委員の令和元年度美咲歳入歳出決算監査の報告、以上のとおり定めますのでご了承を願います。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、1番山田議員、2番藤井議員を指名いたします。 日程第2、会期決定の件を議題といたします。 お諮りします。 今期定例会の会期につきましては、去る8月21日、議会運営委員会を開き、協議の結果、本日から9月18日までの19日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松島啓君) ご異議なしと認めます。したがって、会期は本日から9月18日までの19日間と決定いたしました。なお、議事日程につきましては、お手元に日程表を配付しておりますので、ご了承を願います。 次に、説明員として出席通知のありました者の職氏名の写しをお手元に配付しておきましたから、ご了承を願います。なお、執行部説明員浦上くらし安全課長より、公務のため欠席する旨の通告があり、報告します。 日程第3、諸般の報告を行います。 まず、6月29日、美咲町民生委員児童委員協議会総会旭町民センターで開催され、議長、左居議員形井議員が出席しました。 次に、7月3日、「食堂かめっち。」リニューアルオープニングセレモニーが黄福広場で開催され、議長、山本議員が出席しました。 7月16日、津山圏域消防組合議会臨時会が津山市で開催され、左居議員岩野議員が出席しました。 同日、津山広域事務組合議会臨時会が津山市で開催され、形井議員林田議員が出席しました。 次に、7月18日、美咲婦人のつどいが柵原総合文化センターで開催され、議長が出席しました。 7月22日、岡山県北森林・林業活性化促進議員連盟総会が津山市で開催され、山本議員が出席しました。 7月27日、主要地方道高梁旭線道路整備促進期成会要望を岡山県庁で行い、議長が出席しました。 次に、8月22日、義務教育学校柵原学園(仮称)講演会が柵原総合文化センターで開催され、議長ほか多くの議員が出席しました。 なお、議員派遣につきましては、お手元に結果と今後の予定を配付しておりますので、ご了承願います。 次に、組合議会等の報告を行います。 まず、津山圏域消防組合議会について、6番左居議員から報告願います。 6番左居議員。 ◆6番(左居喜次君) おはようございます。6番左居でございます。 私からは、津山圏域消防組合議会の報告をいたします。 令和2年7月16日午後2時10分より、津山市議会議場におきまして、令和2年7月津山圏域消防組合議会臨時会を、津山市9名、鏡野町2名、勝央町2名、奈義町1名、久米南町1名、美咲町2名の組合議員17名、執行部、事務局19名の出席で開催いたしました。 議案5件が上程され、議案第1号高規格救急自動車入札番号2-2)の購入についてでは、中央消防署配備予定の保育器が収容できるもので、購入価格は3,212万円、納期は令和3年2月26日、契約の相手方は岡山トヨタ自動車株式会社であります。 議案第2号高規格救急自動車入札番号2-3)の購入についてでは、加茂出張所配備予定のもので、購入価格は3,091万円、納期は令和3年2月26日、契約の相手方は岡山日産自動車株式会社であります。 次に、議案第3号工事請負契約についてでは、津山圏域消防組合日本原分署庁舎建設工事によるものです。契約金額は1億4,001万9,000円で、工期は議決の日から令和3年3月19日まで、契約の相手方は津山市の株式会社五月工建であります。 議案第4号は、昭和天皇の崩御に伴う職員の懲戒免除及び職員の賠償責任に基づく債務の免除に関する条例の一部を改正する条例について。 議案第5号は、岡山県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及び組合を組織する地方公共団体数の減少並びに組合規約の変更についてであります。 議案第1号から議案第5号の5議案は、いずれも異議なく承認いたしました。 また、議会に先立ちまして、全員協議会の場におきまして、今年の火災・救急件数の報告がありましたが、7月10日現在の件数でありましたので、新たに今年1月1日から8月25日までの件数の報告を受けております。お知らせいたします。 まず、火災発生件数ですが、津山圏域内で69件、うち美咲町が8件でした。昨年同時期との比較では、圏域でプラス1件、美咲町ではマイナス1件となっております。 次に、救急出場件数ですが、4,495件、うち美咲町では出場が442件でした。昨年同時期との比較では、圏域がマイナス592件、美咲町ではマイナス33件でした。 報告は以上でございます。 なお、詳細につきましては資料を事務局に預けておりますので、そちらのほうをご覧いただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 次に、津山広域事務組合議会について、7番林田議員から報告を願います。 7番林田議員。 ◆7番(林田実君) 失礼いたします。7番林田でございます。 私からは、さきの7月16日に開催されました令和2年津山広域事務組合議会臨時会の報告をいたします。 当日付議されました議案は1件であります。 議案第1号として、岡山県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及び組合を組織する地方公共団体数の減少並びに組合規約の変更であります。管理者から提案理由の説明があり、交通共済の事務を廃止するため、またそれに伴う規約の改正、また美作養護老人組合がありましたが、この組合が本年9月30日をもって解散するため、規約から削除するためのものであり、全会一致で異議なく承認可決いたしました。 以上、簡単ではございますが、津山広域事務組合議会の報告といたします。 ○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 次に、岡山県北森林・林業活性化促進議員連盟総会について、12番山本議員から報告を願います。 12番山本議員。 ◆12番(山本宏治君) 改めましておはようございます。 私のほうから、岡山県北森林・林業活性化促進議員連盟の報告をさせていただきます。 この議員連盟が、去る7月22日午後2時から津山市役所全員協議会室において総会が開催されましたので、ご報告をいたします。 なお、今回は3議案が提案され、審議をいたしました。 それでは、議案第1号では、新役員の選任があり、勝央町の石浦議員から水島孝議員への交代がありました。 議案第2号では、令和元年度事業報告及び歳入歳出決算(案)及び監査報告があり、全会一致で承認可決いたしました。 なお、事業報告では、第20回森林を考える岡山県民のつどいが主なものでしたが、岡山県に対しての要望活動主要事業、また決算では歳入合計76万6,044円、歳出合計62万8,023円、差引き13万8,021円を次年度に繰り越すものとなりました。 最後に、第3号議案では、令和2年度事業計画(案)及び歳入歳出予算(案)について審議をいたしました。本年は、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、県民のつどいなどのイベントなどは中止となっております。状況により地域内の関係事業所の視察を検討しておりますが、中止、延期もあるとの協議でした。 また、歳入歳出予算につきましては、歳入歳出同額で67万9,000円の予算でございます。なお、本町美咲町の負担金は6万円でございます。 先ほども言いましたが、その他、先進地視察については、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い検討をする、また勉強会、懇親会等についても延期となりました。3号議案につきましては、全会一致で承認可決といたしました。 以上、岡山県北森林・林業活性化促進議員連盟の総会の報告といたします。 なお、資料につきましては事務局に置いておきますので、ご一読をお願いしたいと思います。 ○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 以上で諸般の報告を終わります。 日程第4、委員会の中間報告。 次に、閉会中に行った委員会の審査結果等について、最初に総務産業常任委員会委員長の報告を求めます。 12番山本議員。 ◆12番(山本宏治君) 12番山本でございます。 それでは、私のほうから、総務産業常任委員会の閉会中の審査についてご報告をさせていただきます。 総務産業常任委員会では、去る7月15日午前9時30分から役場本庁舎3階委員会室において、閉会中の調査研究のため、委員会を開催したので報告をいたします。 最初に、くらし安全課から、柵原星のふる里バス納入の予定であるバスを見学をいたしました。今後、最終の整備を行い、8月中の納車との説明でした。 次に、地域みらい課から、旭地域の生き活き拠点整備の説明を受け、今後の方向性について説明を受けました。旭総合支所を中心にしたエリア、西川商店街を中心にしたエリア及び三休公園を中心にしたエリア等の説明を受けました。旭支所を中心にしたエリアでは、旭地域に暮らす人が安心して集まることが出来る、行政、生涯学習、スポーツ(医療)などの機能を集約した拠点となる施設整備を考える。西川商店街エリアでは、旭地域に暮らす人が安心して暮らせることが出来る、買物、交流、健康、生きがいなどの日常を続けるための機能の充実。三休公園エリアでは、交流人口の増加や移住・定住の増加を目的とし、来訪者が滞在出来たり、地域の人との交流、地域の魅力を伝えたりなどの交流人口の増加を仕掛けるための機能強化などの方向性について説明を受けました。 説明後、旭支所周辺施設視察及び西川コミュニティーセンターの内部の確認をいたしました。なお、三休公園については、前回委員会視察確認をしておりますので、今回はパスをいたしております。 次に、産業観光課美咲版DMOについて担当課より、DMOの目的である地域の稼ぐ力を引き出す、地域への誇りと愛着を醸成する観光地域づくりの司令塔、地域が稼げる仕組みづくりによって地域経済を持続的に成長させるなどの説明を受けました。 また、7月1日に着任されました宇佐見政策推進監から、早速委員会に説明員として出席をいただきました。宇佐見政策推進監からは、美咲町に地域経済の好循環を作り出すの本題で説明を受けました。都市集中対地方分散地域経済を取り戻す、地域経済の漏れ穴を塞ぐの2点ついて、特に説明を受けました。地域経済のバケツの中をモデルに、美咲町の地域資源を最大限に生かす取組、美咲DMOの説明を受け、着任後、早速本町のため、民間でのノウハウの活用を考えているとの感想でした。 最後に、食堂「かめっち。」にて昼食を取りました。7月初めリニューアルされ、今回新しく釜炊き御飯でのたまごかけごはんが追加され、早速頂きました。2人用の釜炊きで卵が6つついており、1,500円の提供でした。このような釜炊きのセットです。2人で1,500円の値段でございますが、卵が6つついており、2人では十分でした。お米もおいしくて、もう少し量があってもいいのかなという思いがいたしましたが、足らない方は追加の費用で食べれるとの説明でした。なお、みそ汁、漬物などの、昼食には十分なメニューでした。当日は平日で昼過ぎでしたが、各地よりお客さんが来ていただいており、繁盛しておられました。ぜひ皆さんも食堂「かめっち。」に行ってみてください。 なお、昨日の山陽新聞に掲載されておると思いますので、恐らく本日はいっぱいで入れないんじゃないかと思いますが、空いてる時間がありましたら、ぜひ食堂「かめっち。」にも行ってみていただきたいと思います。 以上、7月15日開催の総務産業常任委員会の閉会中の報告といたします。 ○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 次に、民生教育常任委員会委員長の報告を求めます。 6番左居議員。 ◆6番(左居喜次君) 失礼いたします。6番左居でございます。 民生教育常任委員会では、閉会中の委員会審査として、令和2年8月6日に、全課ではありませんが、担当課の現状の説明を受けておりますので報告いたします。 まず、保険年金課では、国民健康保険事業及び介護保険事業決算見込みに基づき、令和元年度の現状の説明を受けました。 国民健康保険事業の令和元年度の被保険者数は、一般被保険者のみになりますが、2,066世帯、人数では3,152人となっております。 保険税の収納状況は、一般、退職被保険者を合わせて申し上げますが、現年分では調定額2億6,451万5,000円に対しまして、収納額2億5,538万4,000円、不納欠損5万円で、収納率は96.55%となっております。 また、滞納分では、調定額4,009万5,000円に対し、収納額1,557万円、不納欠損42万3,000円、収納率38.38%となっております。 次に、資格証発行状況ですが、令和元年度で31世帯43人となっており、短期証発行状況は6世帯14人となっています。 保険給付の状況は、療養給付費が11億90万9,000円、療養費が373万7,000円、高額療養費が1億8,067万4,000円、合計で12億8,532万1,000円となっています。 委員から窓口での全額負担を必要とする資格証の発行は抑えるべきではないかとの質問に対し、滞納状況に応じて資格証と短期証を発行している、やむを得ないとの説明でありました。 また、糖尿病重症化予防について、糖尿病は予備群が多い。計画を立てて、早急に手を打っていただきたいなど、意見がありました。 次に、介護保険事業ですが、令和元年度の状況では、第1号被保険者が5,675人、第2号被保険者が4,104人となっております。 要介護・要支援の人数ですが、令和2年3月末で要支援1が61人、要支援2が161人、要介護1が256人、要介護2が305人、要介護3が204人、要介護4が205人、要介護5が164人、総数では1,356人、前年度比マイナス13人となっております。 また、居宅介護(支援)サービス受給者数では、総数で690人、施設介護サービス受給者数は、総数で269人といった状況です。 保険給付費の状況は、令和元年度が合計で22億3,431万6,000円、前年度比較プラス4,205万1,000円となっており、介護保険収納状況は、調定額4億5,051万5,000円に対し、収納額4億4,641万8,000円、不納欠損額52万9,000円、未納額356万7,000円であり、99.1%の収納率となっております。 また、介護保険給付費準備基金について、令和2年3月末時点で1億8,618万8,000円となっており、令和元年度決算では、歳入総額25億2,489万4,000円、歳出総額24億3,007万6,000円で、歳入歳出差引き額が9,481万7,000円となります。本定例会の議案にもありますが、そのうち4,800万円を基金へ積み立てる予定であります。 委員からは、基金を積み立てる考えは介護保険には合わない。基金を残す必要はないなど意見がありました。第8期保険料の軽減を期待するものです。 また、介護予防事業では、令和元年度分で、地区ふれあいサロンが117団体1,426回の開催、通いの場は18地区937回の開催で、参加総数1万2,887人となっております。 次に、生涯学習課からは、新型コロナウイルス感染症対策を目的に、視覚障害者など読書環境整備事業で購入したAI搭載視覚支援デバイスサービス開始により、利用説明をいただきました。8月7日から町内3か所の図書館でサービスが開始されております。目の見えにくい方を対象にしたAI視覚支援デバイスです。小型カメラが捉えた文字などの情報を耳元のスピーカーから音声で聞くことができる装置です。小型、軽量で、眼鏡のフレームに取付けが可能で、新聞、本、様々な印刷物や液晶画面の文字も読み上げ、図書の閲覧など、様々なシーンで役立つものです。これを機会に読書に親しんでいただければと思います。 次に、福祉事務所からは、6月以降の主な動きについて報告を受けました。 6月29日は、コロナ禍での初めての総会ではなかったと思いますが、旭町民センターで美咲町民生委員児童委員協議会総会が開催されました。 次に、子育て世帯への臨時特別給付金について、国事業では783世帯1,456人の事業に1,456万円、町費では798世帯1,478人に1,478万円が6月22日に支給されており、県職員、教員、警察関係は8月下旬から9月上旬の申請見込みであり、支給率は95%です。 次に、2020年度日本赤十字会員増強運動について、令和2年5月11日から令和2年9月30日の期間で行われておりますが、目標額174万7,000円に対し、8月5日現在、164万7,500円との報告でありました。 住民税務課からは、新型コロナウイルス感染症対策に係る税の徴収猶予減免申請状況について、固定資産税が3件、924万600円の徴収猶予、住民税が1件、44万7,000円の徴収猶予国民健康保険税では9件、173万9,700円の減免となっています。 また、マイナンバーカード取得促進月間に伴う取組について報告を受けました。カードの普及率は、8月16日時点で16.2%となっております。また、参考として、岡山県計が15.8%となっています。 委員から、税の減免の条件についての質問があり、前年同期間の所得と比べ固定資産税と住民税は20%の減、国民健康保険税合計所得30%の減で決まるとの説明でありました。 以上で民生教育常任委員会の閉会中の報告とさせていただきます。 ○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 次に、柵原地域学校等建設特別委員会委員長の報告を求めます。 8番松田議員
    ◆8番(松田英二君) 失礼いたします。8番松田でございます。 本年6月22日及び8月26日に、美咲町議会柵原地域学校等建設特別委員会を開催いたしました。この内容についてご報告いたします。 まず、6月22日に開催をいたしました第16回特別委員会では、教育委員会がまとめた美咲町立義務教育学校(仮称)柵原学園創設基本構想について審議を行いました。パブリックコメント(住民からの意見聴取)を経て決定されました基本構想によると、子供たちの自立・共生・郷土を愛する心を育てるため、児童・生徒の学びと成長を支える快適な施設整備を目指すとされており、今年度で建物の設計に取りかかり、3年度から敷地造成工事を進め、4年度から建築工事に着手して、6年4月の開校を目指すもので、概算による総事業費は40億円程度が見込まれているようです。特別委員会からの意見を今後の基本設計などに反映させる意見を付して創設基本構想の内容について了承しております。 次に、8月26日に開催をいたしました第17回特別委員会では、策定された義務教育学校創設基本構想に沿って美咲町柵原地域義務教育学校開校準備委員会が7月21日に設置されたことに伴い、同委員会の下部組織となる施設・備品部会とカリキュラム部会が開催されており、それぞれの会議の内容について、教育委員会からの説明を求めております。校舎や体育館といった学校施設設計委託に際しては、プロポーザル方式と呼ばれる提案型の設計委託方式を採用することとし、早ければ9月中にも公募による提案募集を行う予定にしているようです。両部会では、この提案募集に向けた仕様書の概要についての協議を先行して行い、近々にも準備委員会において決定することになるようです。 各委員からは、地域住民が関心を持って接することのできる学校建設施設配置に際しての十分な駐車場の確保や町民に対する広報活動の充実などを求めております。 今後も町が進める学校建設の具体的な内容の状況を把握しながら、子供たちの健全なる心身の発達に寄与するため、最善の方策を探るべく鋭意活動を継続してまいりますので、皆様のご理解とご協力をいただきますようよろしくお願いをいたします。 以上、本委員会からの中間報告とさせていただきます。 ○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 次に、議会改革特別委員会委員長の報告を求めます。 2番藤井議員。 ◆2番(藤井智江君) 2番藤井です。 議会改革特別委員会の報告を行います。 議会改革特別委員会には、議会議員13名全員が所属しています。全員協議会終了後、議会改革特別委員会を開催し、平成24年に制定された美咲町議会基本条例を現況に照らし、不都合ないかを検証していくことにしています。 7月1日は、近年、大規模な地震の発生をはじめ、異常気象に伴う集中豪雨、風水害、土砂災害などの自然災害が全国各地で頻繁に発生しており、万が一、美咲町で発生した場合を考え、美咲町議会基本条例には制定されていない災害発生時における町議会及び議員の行動について、急遽議員の行動の在り方について話合いました。大規模災害が発生したとき、議員は町の災害対応業務が円滑に遂行されるように側面から支えることが原則であり、議長を中心に連携を取り、地域での活動を基本とし、地域における被災状況や被災者の要望などの情報収集に努め、議長に報告することなどを申合わせました。 また、8月3日には、平成24年6月21日に議決された美咲町議会基本条例について、第1条から読み合わせを行いながら、住民に開かれた議会、責務を果たし信頼される議会、自由闊達に討議する議会、公正・公平・透明性を確保する議会の実現のために、何を意図して条例化されたものかを話合い、真に町民の負託に応え得る議会を目指し討論いたしました。年1回以上、議会報告会を行うこととなっていましたが、本年のようにコロナ禍の中にあって、3密を避けるためにも開催できない現実に、原則として年1回以上と見直しを行いました。まだ途中ですが、10月、11月をめどに検証していくことといたしました。 簡単ですが、7月1日、8月3日に開催された議会改革特別委員会の報告といたします。 詳細については事務局に資料を預けていますので、よろしくお願いします。 ○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 以上で委員会の中間報告を終わります。 日程第5、陳情などの報告並びに上程。 本定例会にお手元に配付しております文書表のとおり、要望1件を受理しています。 これを一括本会議に上程します。 日程第6、議案の報告並びに上程。 本定例会に、お手元に配付しております提案書のとおり、町長から各種の議案が送付されております。 これを一括本会議に上程します。 日程第7、提案者の説明。 町長に、挨拶並びに議案第118号から議案第135号について提案理由の説明、及び報告第6号、報告第7号について説明を求めます。 青野町長。 ◎町長(青野高陽君) 皆様、おはようございます。 本日ここに美咲町議会9月定例会を招集いたしましたところ、議員各位には公私ご多忙の中、ご出席をいただきまして、敬意と感謝を表します。 新型コロナウイルス感染症は、7月に入ってから全国で1,000人前後の感染者が毎日発生しており、全国的に感染者が増加している状況です。県内でも130名を超えており、いつ町内で発生してもおかしくない状況であります。町民の皆様におかれましては、ご高齢の方は外出の際はなるべく人混みを避けるようお願いいたします。宴会などの際は、人との距離を保つか、並んで座るかなどしましょう。大声を出さないようにし、騒ぎ過ぎないようにしましょう。手洗いの徹底や人混みでのマスクの着用など、感染予防の対策をお願いいたします。 感染症対策と同じように熱中症対策も大切です。8月には、全国で200を超える地点が5日連続で猛暑日となり、観測史上初の猛暑となっています。気温の高い時間帯での外出を避けてエアコンのある室内で過ごす、小まめな水分補給をするなどの対策を取ってください。 前回の臨時会以降に起きた諸般の出来事についてご報告をさせていただきます。 7月は梅雨前線の影響で、九州地方のほか全国各地で大雨特別警報が発令され、甚大な被害が発生しました。美咲町においても、長期間にわたり大雨注意報、警報が発令され続けました。くしくも平成30年7月豪雨と同時期で、2年前のことが思い出される中、職員は緊張感の中で配備につきました。これから台風シーズンとなりますが、町民の生命と財産を守るためにも、関係機関と力を合わせて対処してまいります。 災害情報の発信手段としましては、みさきネットサービスを利用した告知放送、テレビなどが主なものとなりますが、このたび大手インターネットサービス会社ヤフーと防災協定の締結を進めております。ヤフー防災アプリを活用し、緊急情報、避難情報などを配信できるようになり、災害発生時などに情報提供が幅広く行えるようになります。 今回の梅雨前線による豪雨により、美咲町内の農地が10件程度被災しました。従来から国の災害復旧制度により、耕作者の皆様から負担金を頂き復旧するという手法を取っていましたが、このたび、自らが復旧した際に要した経費について補助金を交付する美咲町農地災害自力復旧事業補助金を設立いたします。既にみさきテレビのニュースでご存じの方もおられると思います。新設の制度ということから、住民の皆さんに十分理解していただくため、担当課がより詳しいPR番組を作成中であり、近日中に放送予定です。 この制度に関する予算については、本議会において予算を上程しております。美咲町において基幹産業となる農地を守る大切な制度だということをご認識していただき、議員各位におかれましては、慎重審議の上、ぜひとも承認していただきますようお願いいたします。 特別定額給付金についてのご報告です。特別定額給付金は、5月12日から8月11日までの3か月間の申請期間が経過し、事業は終了しました。給付対象は6,104世帯1万3,913人に対し、給付実績は6,090世帯1万3,890人、給付率は99.8%でありました。短い申請期間でありましたが、町民皆様の迅速なお手続により、スムーズに実施することができました。ありがとうございました。 県知事選挙につきましては、11月11日の任期満了に伴う県知事選挙が、10月8日告示、10月25日投開票の日程で執行されます。ふるさと岡山を未来につなぐ重要な選挙であります。町民の皆様、必ず投票に行きましょう。今回の選挙から、期日前投票期間が町内3か所で統一され、旭・柵原各総合支所も本庁と同じ期間になります。今回の期日前投票期間は、10月9日から10月24日までの16日間の毎日午前8時半から午後8時まで投票することができます。また、今回からは、新型コロナウイルス感染症対策として、できる限り人と人との接触を避けられるよう、入場券のはがき裏面に期日前投票宣誓書欄を設けることとしております。自宅等でご記入していただき、短時間でスムーズな投票をお願いいたします。 公職選挙法の一部を改正する法律が令和2年6月12日に公布されました。主な改正点といたしまして、第1に、町村議会議員選挙及び町村長選挙における選挙公営の拡大であります。選挙運動用自動車の使用や選挙運動用ポスターの作成など、選挙公営の対象となります。第2に、町村議会議員選挙におけるビラ頒布の解禁であります。第3に、町村議会議員選挙における供託金制度の導入であります。町村議会議員選挙について供託金制度が導入されることになり、その金額は15万円に定められました。 施行日は、法律の公布日から6か月以内であり、本町においては来春の町議会議員選挙から適用されることとなっております。 この法律改正を受けて、今定例会において、美咲町議会議員及び美咲町長の選挙における選挙運動の公営に関する条例を上程いたしております。議員各位におかれましては、適切なご判断を賜りますようお願いいたします。 子育て世代の支援として、国の子育て世代への臨時給付金に加え、町独自の1万円の上乗せ支給については、8月14日現在で町内850世帯1,565人の対象世帯へ給付しております。公務員等につきましては申請が必要となりますので、順次、受付、支払いの処理を行っております。 また、国の独り親世帯を支援するためのひとり親世帯臨時特別給付金に加え、町独自の支援として5万円の上乗せを、対象の142世帯へ8月28日に給付しております。 新型コロナウイルス感染症の影響で開催が遅れておりました第6期障害福祉計画、第2期障害児福祉計画は、7月6日に第1回策定委員会が開催され、見直し策定の審議を行っていただいています。 今年度策定予定の地域福祉計画についてですが、先日8月27日に第1回策定委員会を開催し、種々協議をいただきました。今年度の策定に向けて取り組んでまいります。 糖尿病性腎症重症化予防対策についてですが、糖尿病性腎症重症化予防対策推進検討会を立ち上げ、7月、8月と2回の検討会を開催し、糖尿病対策について検討を行いました。町民の皆様の健康増進を進めることが課題であります。今後も糖尿病性腎症重症化予防対策に向けて取り組んでまいります。 次に、町の経済対策についてです。 第二波と思われる新型コロナウイルスの流行により、回復する間もなく事業の業績に大きな影響が出ていると推察いたします。売上げの減少した個人事業主に対して、事業継続を促すべく助成金を創設し、8月発行の町広報紙の折り込みで制度の概要をお知らせしております。制度に該当すると思われる方は申請手続を進めていただき、要件など制度についてご不明な点がありましたら、申請事務をお願いしております商工会までお問合わせくださいますようお願いいたします。 また、法人事業者向けの地域再活性化のための事業所助成金の申請期限が9月末と迫っています。273件の事業所に書類をお送りしており、現在236件が事務処理済みになっています。まだお手続がお済みでない法人事業所は、早めの申請をお願いいたします。 新型コロナウイルス感染症の影響により収入が大幅に減少したなどの事情で税等の納付が困難となった場合には、徴収猶予または減免を行っておりますが、8月20日現在の申請状況をお知らせいたします。徴収猶予は、固定資産税3件、924万円、住民税2件、42万円、水道・下水道料金が1件、1万6,000円、減免は、国民健康保険税10件、177万円となっております。引き続き申請を受け付けておりますので、随時ご相談、ご申請をお願いいたします。 次に、マイナンバーカードについてです。 岡山県では、8月をマイナンバーカード取得促進月間として、取得促進に向けての取組を実施しました。本町でも、8月9日、12日、19日の3回、本庁、総合支所で日曜日の午前と平日午後8時までの臨時窓口を開設し、合計で103人の申請を受け付けました。 また、町職員が、マイナンバーカードの交付申請を希望する町内の企業や地域の町内会、老人クラブ、サロンなどへお伺いし、申請に必要な顔写真を無料で撮影して一括で申請を受け付ける出張申請受付サービスを実施しています。おおむね10人以上の団体を対象に事前の申込み受付を行っていますので、ぜひご利用ください。 本町では、マイナンバーカードを利用してのコンビニ交付サービスを実施しております。また、マイナポイント事業が始まり、さらには健康保険証としての利用も予定されています。町民の皆様には積極的な取得をお願いします。 住民の方々の生活様式の多様化に対応するため、24時間いつでもどこでも税金などを納付していただけるスマートフォン収納サービスを10月1日から始めます。これは、スマートフォンにスマートフォン決済アプリをインストールし、スマートフォンのカメラで町が発行した納付書に印字されているバーコードを読み取ることでお支払いができるものです。ご利用可能なスマートフォンアプリは、PayPayとLINEPayです。また、スマホ納付できる税目等は、住民税、固定資産税、軽自動車税種別割、国民健康保険税、水道料金、下水道使用料、介護保険料、後期高齢者医療保険料、保育料、保育園給食費、町営町有住宅使用料、みさきネット利用料です。仕事などで平日の支払いが困難な方など、金融機関などに出向くことなく、曜日や時間を気にせずにお支払いできますので、ぜひご利用ください。今後も町民の方々の利便性の向上に努めてまいります。 最後に、町の重要案件の幾つかについてご報告いたします。 柵原義務教育学校は、去る7月21日に開校準備委員会を立ち上げてから、校名、校歌、制服、カリキュラム、施設、学校行事、通学についてなど、開校に向けて必要な事項について、それぞれの専門部会で検討していただきます。現在は、カリキュラム部会、施設部会が立ち上がっており、その他の部会も順次立ち上がる予定です。 また、8月22日には、義務教育学校の先進事例である高知県の土佐山学舎から校長先生をお招きし、ご講演をいただきました。 役場本庁舎の整備に向け、町民の皆様のご意見、外部有識者のご意見もお聞きしながら検討するため、美咲町みらいデザイン検討委員会を8月28日に設立いたしました。合併特例債という時間的な制約はありますが、慎重に検討し、今年度中には方向性を決定したいと思います。 これらの大型プロジェクトには、何十億円もの経費がかかります。プロジェクト成功のためには、健全な財政基盤、組織が必要です。行財政改革を進めるため、8月25日には行財政改革審議会を立ち上げました。来年2月末までに行財政改革大綱案をまとめ、答申していただく予定です。 以上、諸般のご報告とさせていただきます。 これまで申し上げました認識に基づき、本定例会に18件の議案を提出させていただきます。補正予算案14件、選挙に関する条例1件、歳入歳出決算認定1件、計画変更2件であります。議員各位の適切なご判断をお願い申し上げます。 詳細につきましては、副町長から説明させますので、お聞き取りのほどよろしくお願いをいたします。ご清聴ありがとうございました。 ○議長(松島啓君) 忠政副町長。 ◎副町長(忠政堅之君) 失礼をいたします。 今定例会に提案させていただく議案は、条例の制定1件、一般会計補正予算1件、特別会計補正予算13件、決算の認定1件、過疎及び辺地計画の変更2件の計18議案と報告2件であります。 それでは、議案第118号から議案第135号について、提案理由並びに議案内容の説明、及び報告第6号から第7号について報告をさせていただきます。 1ページ、議案第118号美咲町議会議員及び美咲町長の選挙における選挙運動の公営に関する条例であります。 これは、公職選挙法の一部を改正する法律が令和2年6月12日に公布されたことに伴い、新たに条例を制定するものであります。 法律の主な改正点としましては、第1に、町村議会議員選挙及び町村長選挙における選挙公営の拡大であります。選挙運動用の自動車の使用や選挙運動用ポスターの作成など、選挙公営の対象となります。 第2に、町村議会議員選挙におけるビラ頒布の解禁であります。 第3に、町村議会議員選挙における供託金制度の導入であります。町村議会議員選挙について供託金制度が導入されることになり、その金額は15万円に定められたもので、施行日は法律の公布日から6か月以内であります。 次に、補正予算の1ページ、議案第119号令和2年度美咲一般会計補正予算(第5号)であります。歳入歳出予算の総額にそれぞれ7億9,473万7,000円を追加し、総額を139億9,907万4,000円にするものであります。 歳入の主なものは、8ページ、10款地方特例交付金1,093万円の追加、11款地方交付税は、普通地方交付税3億4,382万2,000円の追加、13款分担金及び負担金340万6,000円の追加、これは災害復旧費の分担金160万円の追加などであります。 9ページ、15款国庫支出金3,486万7,000円の追加は、小・中学校の情報機器整備費補助金1,759万5,000円の追加などであります。 10ページ、16款県支出金5,096万8,000円の追加は、災害復旧費4,856万4,000円の追加などであります。 11ページ、19款基金繰入金4億9,700万円の減額は、財政調整基金繰入金5億円の減額などであります。 12ページ、20款繰越金は、純繰越金5億2,358万4,000円の追加であります。 13ページ、22款町債3億2,408万5,000円の追加は、自然災害防止事業、農林業施設8,260万円の追加、同じく自然災害防止事業、公共土木施設1億1,310万円の追加、災害復旧事業6,320万円の追加などであります。 一方、歳出でありますが、全体の共通事項としまして、人事異動に伴う給与等の精査を行っております。 歳出の主なものは、14ページ、2款総務費3億1,057万9,000円の追加は、減債基金等への積立金2億9,000万円の追加などであります。 16ページ、3款民生費2,713万2,000円の追加は、障害者福祉費556万1,000円の追加、17ページ、生活保護総務費1,436万3,000円の追加などであります。 18ページ、4款衛生費1,157万3,000円の減額は、保健衛生総務費2,196万3,000円の減額、若年がん患者妊孕性温存治療費助成事業に65万円、予防接種事業費に120万円の追加などであります。 20ページ、6款農林水産業費1億758万3,000円の追加は、土地改良事業1,034万5,000円、防災対策事業7,513万6,000円の追加などであります。 21ページ、7款商工費539万8,000円の減額は、新型コロナウイルス感染症の影響により、夏まつり、ぽっぽまつりのイベントを中止するものであります。 22ページ、8款土木費1億4,949万1,000円の追加は、2項道路橋梁費、2目道路維持費1,664万円、3目道路新設改良費3,578万4,000円、7目防災対策事業費7,150万円、23ページ、3項河川費、防災対策事業費4,160万円の追加などであります。 9款消防費88万円の追加は、防火水槽整備事業80万円の追加などであります。 24ページ、10款教育費3,246万5,000円の追加は、2項小学校費、情報通信ネットワーク環境施設整備事業330万円、情報機器整備事業1,800万円、26ページ、3項中学校費、情報通信ネットワーク環境施設整備事業118万8,000円、情報機器整備事業1,206万円の追加などであります。 27ページ、11款災害復旧費1億6,791万円の追加は、1項農林水産業施設災害復旧費1億549万9,000円の追加、2項公共土木施設災害復旧費6,241万1,000円の追加であります。 29ページ、15款予備費は、1,566万8,000円の追加であります。 次に、特別会計の補正予算であります。 32ページ、議案第120号令和2年度美咲町みさきネット事業特別会計補正予算(第2号)であります。 歳入歳出予算の総額にそれぞれ758万8,000円を追加し、総額を6億2,523万2,000円にするものであります。 36ページ、歳入に前年度繰越金758万8,000円を追加し、歳出の人件費90万円、予備費に668万8,000円を追加するものであります。 38ページ、議案第121号令和2年度美咲町津山・柵原・吉井線共同バス運行事業特別会計補正予算(第1号)であります。 歳入歳出予算の総額にそれぞれ12万1,000円を減額し、総額を3,688万1,000円にするものであります。 42ページ、歳入の営業収入59万9,000円を減額、前年度繰越金47万8,000円を追加し、歳出の予備費を12万1,000円減額するものであります。 43ページ、議案第122号令和2年度美咲町津山・西川線共同バス運行事業特別会計補正予算(第1号)であります。 歳入歳出予算の総額にそれぞれ10万2,000円を追加し、総額を1,647万8,000円にするものであります。 47ページ、歳入の営業収入35万3,000円の減額、負担金2,000円、前年度繰越金45万3,000円を追加し、48ページ、歳出の交際費2,000円、予備費を10万円追加するものであります。 49ページ、議案第123号令和2年度美咲町旭川ダム沿線バス運行事業特別会計補正予算(第1号)であります。 歳入歳出予算の総額にそれぞれ1万7,000円を減額し、総額を1,708万3,000円にするものであります。 53ページ、歳入の営業収入18万8,000円減額し、前年度繰越金17万1,000円を追加、歳出の予備費を1万7,000円減額するものであります。 54ページ、議案第124号令和2年度美咲国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)であります。 歳入歳出予算の総額にそれぞれ5,779万3,000円を追加し、総額を17億4,874万7,000円にするものであります。 57ページ、歳入の前年度繰越金5,779万3,000円を追加し、58ページ、歳出の基金積立金に2,900万円、諸支出金に123万8,000円、予備費に2,755万5,000円追加するものであります。 59ページ、議案第125号令和2年度美咲介護保険事業特別会計補正予算(第1号)であります。 歳入歳出予算の総額にそれぞれ9,851万6,000円を追加し、総額を25億3,646万7,000円にするものであります。 62ページ、歳入の国庫負担金147万円、支払基金交付金223万円、前年度繰越金9,481万6,000円を追加し、63ページ、歳出の基金積立金に4,800万円、諸支出金に1,167万3,000円、予備費に3,884万3,000円追加するものであります。 64ページ、議案第126号令和2年度久米郡介護認定審査事業特別会計補正予算(第1号)であります。 歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,000円を追加し、総額を877万6,000円にするものであります。 67ページ、歳入の前年度繰越金に1,000円を追加し、歳出の予備費に1,000円追加するものであります。 68ページ、議案第127号令和2年度美咲町国民健康保険診療所事業特別会計補正予算(第2号)であります。 歳入歳出予算の総額にそれぞれ29万9,000円を追加し、総額を2,156万6,000円にするものであります。 71ページ、歳入の前年度繰越金に29万9,000円を追加し、歳出の予備費に29万9,000円追加するものであります。 72ページ、議案第128号令和2年度美咲町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)であります。 歳入歳出予算の総額にそれぞれ159万4,000円を追加し、総額を2億5,464万1,000円にするものであります。 75ページ、歳入の前年度繰越金に159万4,000円を追加し、歳出の予備費に159万4,000円追加するものであります。 76ページ、議案第129号令和2年度美咲町下水道事業特別会計補正予算(第1号)であります。 歳入歳出予算の総額にそれぞれ735万3,000円を追加し、総額を1億5,003万5,000円にするものであります。 79ページ、歳入、前年度繰越金に735万3,000円を追加し、歳出の施設管理費に109万4,000円、予備費に625万9,000円追加するものであります。 81ページ、議案第130号令和2年度美咲町柵原公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)であります。 歳入歳出予算の総額にそれぞれ2,633万6,000円を追加し、総額を4億789万2,000円にするものであります。 85ページ、歳入の前年度繰越金に2,133万6,000円、町債に500万円を追加し、86ページ、歳出の下水道費に597万3,000円、公債費に15万9,000円、87ページ、予備費に2,020万4,000円を追加するものであります。 88ページ、議案第131号令和2年度美咲町中央公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)であります。 歳入歳出予算の総額にそれぞれ3,743万円を追加し、総額を3億1,392万6,000円にするものであります。 92ページ、歳入の前年度繰越金に2,303万円、町債に1,440万円を追加し、93ページ、歳出の下水道費に1,686万1,000円、予備費に2,056万9,000円追加するものであります。 94ページ、議案第132号令和2年度美咲町用地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)であります。 歳入歳出予算の総額にそれぞれ3,014万円を追加し、総額を6,183万円にするものであります。 97ページ、歳入の前年度繰越金に3,014万円を追加し、歳出の予備費に3,014万円を追加するものであります。 議案書の5ページ、議案第133号令和元年度美咲歳入歳出決算の認定についてであります。 一般会計と24の特別会計の決算について、認定をいただくものであります。 美咲町一般会計決算の特色の2ページ、一般会計の財政規模を前年度と比較してみますと、歳入決算額112億1,622万6,000円で、対前年比0.5%の減、歳出決算額106億2,878万9,000円で、対前年比1.3%増と、財政規模が拡大をいたしました。これは、加美小学校施設大規模改修事業、情報化整備事業、過年度災害復旧事業等の増額が主なものであります。 歳入歳出決算額の具体的な数値につきましては、令和元年度美咲歳入歳出決算書並びに令和元年度一般会計決算の特色を配付させていただいておりますので、ご確認いただき、審議の参考にしていただけたらと思います。 また、特別会計、個々の説明は割愛をさせていただきますが、歳出におきましては徹底した節減、合理化を進め、黒字決算となっております。 ただし、美咲町住宅新築資金等貸付事業特別会計におきまして、歳入不足が生じたため、これを前年度繰上げ剰余金で補填をしております。 7ページ、議案第134号美咲町過疎地域自立促進市町村計画の変更についてであります。 過疎地域自立促進特別措置法第6条第7項の規定に基づき、本計画を計画を変更するものであり、旭地域生き活き拠点整備事業等の追加に伴い、本計画を別紙のとおり変更する必要が生じたためであります。 10ページ、議案第135号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更についてであります。 辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第1項及び第9項の規定に基づき本計画を変更するものであり、町道当地線改良舗装事業等の計画期間の延長に伴い、本計画を別紙のとおり変更する必要が生じたためであります。 14ページ、報告第6号第31期株式会社美咲物産経営状況の報告についてであります。 地方自治法第243条の3第2項の規定により、第31期株式会社美咲物産の経営状況の報告が別紙のとおりありましたので、ご確認願います。 24ページ、報告第7号令和元年度一般財団法人美咲町農業公社経営状況の報告についてであります。 地方自治法第243条の3第2項の規定により、令和元年度一般財団法人美咲町農業公社経営状況の報告が別紙のとおりありましたので、ご確認願います。 以上、18議案につきまして提案理由並びに議案内容の説明、及び報告2件について報告をさせていただきました。なお、読み間違え等がありましたら、議案書が正しいものとご理解をいただき、適正、妥当なご議決を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(松島啓君) 議案第118号から議案第135号について提案理由の説明、及び報告第6号、報告7号についての説明は、以上お聞きのとおりです。 ここで、ただいまから午前11時10分まで休憩します。(午前10時50分) ○議長(松島啓君) 休憩前に引き続き会議を再開します。(午前11時10分) ただいまの出席議員は13人です。 日程第8、令和元年度美咲町の事務事業の執行管理、令和元年度財政健全化判断比率、資金不足比率について、監査委員の監査が行われていますので、代表監査委員の大天嘉行氏に監査報告を求めます。 大天代表監査委員。 ◎美咲町代表監査委員(大天嘉行君) 失礼いたします。 それでは、令和元年度決算審査等の結果についてご報告をいたします。 地方自治法第199条第4項の規定により行った監査、同法第233条第2項の規定により審査に付された令和元年度美咲一般会計及び同特別会計歳入歳出決算、並びに同法第241条第5項の規定により審査に付された基金の運用状況を示す書類を審査した結果について報告をいたします。 令和元年度美咲一般会計・特別会計歳入歳出決算審査結果意見書。 1、審査対象。(1)令和元年度美咲一般会計歳入歳出決算書、(2)令和元年度美咲町みさきネット事業特別会計歳入歳出決算書ほか23の特別会計歳入歳出決算書、(25)令和元年度美咲一般会計・特別会計歳入歳出決算事項別明細書及び実質収支に関する調書、(26)令和元年度財産に関する調書です。 審査期間。令和2年7月6日から令和2年8月7日までの11日間でした。 3、審査会場。美咲町役場、旭総合支所、柵原総合支所です。 4、審査の方法。一般会計及び特別会計の歳入歳出決算書及び附属書類は、その計数が正確であるか、予算の執行が適正に行われているか、財務に関する事務が法令に準拠して処理されているかなどの点について審査をしました。また、基金については、その設置目的に沿って適正に運用されているかなどを審査しました。審査の過程では、関係職員からの説明を聴取するとともに、例月出納検査も参考にして実施をいたしました。 5、決算の概要。令和元年度各会計の決算額は、歳入総額187億7,809万68円、歳出総額175億4,405万6,386円で、歳入歳出差引き残額12億3,403万3,782円を翌年度へ繰越しをしております。この中には繰上充用の措置を取っている1会計があり、その額は2,477万4,234円でございます。 一般会計の決算額で、歳入歳出予算残額は5億8,743万6,738円で、前年度に引き続き黒字決算となっています。 普通会計における実質収支は黒字であるが、単年度収支においては1億4,396万8,000円の赤字となっています。歳入における町債は13億8,290万円となっており、前年度17億3,955万7,000円に対し、20.5%の減額になっています。歳入を対前年度で比べると、地方交付税、自動車取得税、交付金等が減少をしています。また、歳出における公債費は12億6,199万6,000円であり、前年度13億161万1,000円に対し3%の減でありますが、ほぼ横ばいとなっています。 令和元年度末の普通会計における地方債残高は114億382万7,000円と、前年度に引き続きみさきネット施設更新事業等のため増加しております。一方、基金残高は令和元年度は82億9,700万8,090円であり、前年度81億7,286万9,108円と年々増加をしています。実質公債費比率は9.3%と改善しているが、財政構造は経常収支比率が依然として80%を超えており、硬直化により今後の運営に多難が予想され、自主財源の確保、諸経費の節減、合理化、計画的な町債発行等により、一層効率的な財政運営が必要であります。将来負担比率が前年度21.8%に対して38.3%と、16.5%増加しています。みさきネット施設更新事業が主な要因ではあるが、今後、義務教育学校建設等、多額の費用が必要となる事業が予定されております。有利な起債である合併特例債の期限が令和6年度末と迫っておりますが、必要な事業を見極め、将来の負担が過大とならないよう努めなければなりません。 6、審査結果。(1)総評。 令和2年7月6日付で美咲町長から提出された令和元年度美咲一般会計、23特別会計の歳入歳出決算書、同歳入歳出決算事項別明細書及び実質収支に関する調書は法令に準拠して作成されており、計数と歳入歳出予算整理簿、歳出予算流用及び予備費充当並びに出納証憑書類を照査し、さらに関係調書、関係書類の提出と担当者の説明を求める等により慎重に審査した結果、計数はいずれも適合しており、誤りのないことを確認しました。 なお、一般会計における歳入歳出差引き額は5億8,743万6,738円、繰越明許額1,385万2,000円で、諸経費の節減努力等により予算額の余剰を生じたものであると思われます。繰越明許費を差し引いた実質収支額は5億7,358万4,738円であります。科目によっては不用額も生じているが、所要見込額の十分な精査を行い、他の必要な事業へ振り替えるなど、有効、適切な執行を要望するものであります。 基金の運用状況については、財政調整基金から地方自治法第235条の3の規定による一時借入金の財源に充てるなどの取崩しはあったものの、いずれも適正な理由によるもので、基金台帳を検査した結果、適正に運用処理されていました。 また、新たに条例制定された森林環境譲与税基金等の積立てがあり、いずれも適正に処理されておりました。 (2)指摘事項。 1、指定管理者の更新について。町が施設を管理する方法として、主に指定管理者制度と業務委託を活用している。施設を管理、運営するに当たって、利用者、目的、規模等から、指定管理者制度または業務委託のいずれの方がより利用者のニーズに対応したきめ細かなサービスの提供ができるかを見極めなければなりません。多くの施設が令和2年度末をもって更新時期を迎えます。同一の目的を持った施設において指定管理料の不均衡が見受けられるため、施設の規模、利用頻度、管理業務内容等を十分に検証した上で更新をされたい。 2、基金について。基金の運用は理財課において一括して管理しており、総評でも述べたとおり適正な運用処理がなされておりました。しかしながら、基金を用いて事業を執行する担当部署において基金の残高、設置の目的等が把握できていないケースが見受けられました。再度、担当部署において基金について確認し、目的を達したものについては整理をされたい。 3、久米郡土地開発公社について。久米郡土地開発公社は、公有地の拡大の推進に関する法律の規定に基づき美咲町と久米南町が共同で設立した法人である。しかし、過去を顧みて、町合併以来、事業の実態がなく、当公社が設置された当初の目的は既に達成されたものと考えられる。今後、公社の解散も検討をされたい。 4、介護保険料算定について。第8期介護保険事業計画の作成に当たり、サービス見込み量を的確に分析し、介護保険給付費準備基金残高を考慮の上、介護保険料設定を行われたい。 5、分割発注について。本来、一つの工事として発注すべき契約業務において、分割発注を行った事例が複数見られました。入札すべき金額でありながら、安易に契約内容を分割し、随意契約にて発注したと判断せざるを得ません。こうした行為は、発注の競争性を阻害するだけでなく、契約関係法令の定めを行政自らが没却するものである。このような手法による契約行為は厳に慎み、昨年も指摘している地方自治法地方自治法施行令、美咲町財務規則等に遵守した履行を再度、徹底することを求める。 6、地方創生推進事業について。観光振興を目的とした地方創生推進事業(城下町と黄福のまち観光産業創造事業)は、平成29年に内閣府に採択された、津山市と広域連携を行い平成29年度から令和3年度までの5年間の事業であります。令和元年度において事業の折り返しとなる3年目が経過したが、進捗が不透明な事業と言わざるを得ない。これまでの事業の検証を行うとともに、本事業の大きな柱であるDMO設立に向け、スピード感を持った事業展開と波及効果について検証を行うよう求めるものであります。 7、公営住宅について。現在、建物の老朽化により維持管理が困難となった町有住宅を政策空き家とし、新規入居を停止しております。入居者の安全確保の観点からも、美咲町公共施設等総合管理計画に基づいたより一層の積極的な住み替え移転対策を求めます。 8、法令等に基づく事務執行について。決算審査等の指摘事項として、職員の法令遵守に係る指摘が毎年繰り返されています。いま一度、事務執行の根拠となる法令規則等を再点検をされたい。 7、審査意見。本町における高齢化率は、40%を超え、少子・高齢化がますます進む状況の中で、国民健康保険事業介護保険事業といった社会保障給付費の増加、近年多発する大規模災害に備えるための防災事業費の確保、義務教育学校建設などの大規模事業や老朽化が進む公共施設の更新による費用が本町財政に長期間にわたる多大な財政負担を強いることが確実視されます。予算執行に当たっては、経常的な経費も含め十分精査し、不要不急な支出は控えるように努められたい。本年3月に制定された第3次振興計画を中心に各種計画を着実に実行し、将来に係る町財政への負担軽減を図ることで安定的な財政運営を図るとともに、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、新しい生活様式に対応した慣習的な業務の見直しが求められます。新しい生活様式を社会に浸透させるには、まず行政が実践することが必要であります。時差出勤の実施、オンライン会議の導入、テレワークの試行などを進めると共に、以前より進められてきた働き方改革と併せ、時代の変革に対応した行政の在り方、職場作りが求められます。このほかにも、地域の課題解決に向けた小規模多機能自治の組織づくり、少子・高齢化に伴う公共交通の在り方、頻発する豪雨や大規模地震へ備えた地域防災力の向上など、多くの課題に取り組まなければなりません。 最後に、年々財政状況が厳しさを増す中で、新型コロナウイルス感染症への対応はもちろん、社会情勢の変化を的確に把握し、事務事業の優先度、緊急度等を吟味するとともに、D-OODAループを組織に浸透させ、一刻も早く行財政改革に取り組み、地域資源の活用など、一層の創意工夫を凝らすことが必要不可欠であります。効率的かつ効果的な行政運営に努め、さらなる住民福祉の向上と町政の発展を図るため、全職員が一丸となって、住民に寄り添った行政を実行し、小さくてもきらりと輝くまちづくり「ひと輝くまちみさき」を望むものであります。 次に、令和元年度健全化判断比率に係る審査意見についてでございます。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定に基づき審査に付された令和元年度に係る健全化判断比率及びその基礎となる事項を記載した書類を審査しましたので、次のとおり報告いたします。 健全化判断比率審査意見書。 1、審査の対象。 (1)実質赤字比率。(2)連結実質赤字比率。(3)実質公債費比率。(4)将来負担比率。 2、審査の期間。令和2年8月7日。 3、審査の要領。 (1)町長から提出された健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類が、関係法令等に基づき適正に作成されているかどうかを確かめました。 (2)法令等に照らし、健全化判断比率の算定過程に誤りがないかを確かめました。 (3)法令等に基づき適切な算定要素が健全化判断比率の計算に用いられているかを確かめました。 (4)審査の方法については、健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類並びに関係諸帳簿の閲覧、計数の突合、関係職員からの説明聴取等、通常実施すべき監査手続及びその他必要と認めた監査手続を適用しました。 4、審査の結果。 (1)総合意見。審査に付された次の健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められました。 (2)是正改善を要する事項。早期健全化比率は基準内であるが、経常収支比率は依然厳しい状態で、財政の硬直化が進んでいます。今後、実質公債費比率は減少傾向にあるように見受けられるが、さらなる健全財政の運営に努められたい。 3番目、令和元年度資金不足比率に係る審査意見について。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定に基づき審査に付された令和元年度美咲町柵原飯岡簡易水道事業特別会計等11特別会計に係る資金不足比率及びその基礎となる事項を記載した書類を審査したので報告をいたします。 資金不足比率審査意見書。 1、審査の対象。美咲町柵原飯岡簡易水道事業特別会計に係る資金不足比率ほか11特別会計の資金不足比率です。 2、審査の期間。令和2年8月7日。 3、審査の要領。 (1)町長から提出された特別会計に係る資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類が、関係法令に基づき適正に作成されているかどうかを確かめました。 (2)法令等に照らし、資金不足比率の算出過程に誤りがないかを確かめました。 (3)法令等に基づき適切な算定要素が健全化判断比率の計算に用いられているかを確かめました。 (4)審査の方法については、資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類並びに関係諸帳簿の閲覧、計数の突合わせ、関係職員からの説明聴取等、通常実施すべき監査手続及びその他必要と認めた監査手続を適用しました。 4、審査の結果。 (1)総合意見。審査に付された11の特別会計に係る資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められます。 (2)是正改善を要する事項。早期健全化比率は基準内であるが、経常収支比率は厳しい状態で、財政の硬直化が進んでいます。現在、実質公債費比率は減少傾向にあるよう見受けられるが、引き続き一般会計から多額の繰入れが予想されます。令和2年度から簡易水道会計が公営企業会計へ移行されているため、より健全財政の運営に努められたい。 以上で決算審査、健全化判断比率、資金不足比率に係る審査についての報告を終わります。ご清聴ありがとうございました。 ○議長(松島啓君) 監査委員による決算監査報告は以上お聞きのとおりです。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 次回の議事日程は明日9月1日午前9時30分から本会議を開き、一般質問を行います。 本日はこれをもって散会といたします。(午前11時33分)...