◆8番(
松田英二君) 失礼いたします。8番松田でございます。 本年6月22日及び8月26日に、
美咲町議会柵原地域学校等建設特別委員会を開催いたしました。この内容についてご報告いたします。 まず、6月22日に開催をいたしました第16回
特別委員会では、
教育委員会がまとめた
美咲町立義務教育学校(仮称)
柵原学園の
創設基本構想について審議を行いました。
パブリックコメント(住民からの意見聴取)を経て決定されました
基本構想によると、子供たちの自立・共生・郷土を愛する心を育てるため、児童・生徒の学びと成長を支える快適な
施設整備を目指すとされており、今年度で建物の設計に取りかかり、3年度から
敷地造成工事を進め、4年度から
建築工事に着手して、6年4月の開校を目指すもので、概算による総事業費は40億円程度が見込まれているようです。
特別委員会からの意見を今後の
基本設計などに反映させる意見を付して
創設基本構想の内容について了承しております。 次に、8月26日に開催をいたしました第17回
特別委員会では、策定された
義務教育学校創設基本構想に沿って美咲町
柵原地域義務教育学校開校準備委員会が7月21日に設置されたことに伴い、同委員会の下部組織となる施設・備品部会と
カリキュラム部会が開催されており、それぞれの会議の内容について、
教育委員会からの説明を求めております。校舎や体育館といった
学校施設の
設計委託に際しては、
プロポーザル方式と呼ばれる提案型の
設計委託方式を採用することとし、早ければ9月中にも公募による
提案募集を行う予定にしているようです。両部会では、この
提案募集に向けた仕様書の概要についての協議を先行して行い、近々にも
準備委員会において決定することになるようです。 各委員からは、
地域住民が関心を持って接することのできる
学校建設と
施設配置に際しての十分な駐車場の確保や町民に対する広報活動の充実などを求めております。 今後も町が進める
学校建設の具体的な内容の状況を把握しながら、子供たちの健全なる心身の発達に寄与するため、最善の方策を探るべく鋭意活動を継続してまいりますので、皆様のご理解とご協力をいただきますようよろしくお願いをいたします。 以上、本委員会からの
中間報告とさせていただきます。
○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 次に、議会改革
特別委員会委員長の報告を求めます。 2番
藤井議員。
◆2番(藤井智江君) 2番藤井です。 議会改革
特別委員会の報告を行います。 議会改革
特別委員会には、議会議員13名全員が所属しています。
全員協議会終了後、議会改革
特別委員会を開催し、平成24年に制定された
美咲町議会基本条例を現況に照らし、不都合ないかを検証していくことにしています。 7月1日は、近年、大規模な地震の発生をはじめ、異常気象に伴う集中豪雨、風水害、土砂災害などの自然災害が全国各地で頻繁に発生しており、万が一、美咲町で発生した場合を考え、
美咲町議会基本条例には制定されていない災害発生時における町議会及び議員の行動について、急遽議員の行動の在り方について話合いました。大規模災害が発生したとき、議員は町の災害対応業務が円滑に遂行されるように側面から支えることが原則であり、議長を中心に連携を取り、地域での活動を基本とし、地域における被災状況や被災者の要望などの情報収集に努め、議長に報告することなどを申合わせました。 また、8月3日には、平成24年6月21日に議決された
美咲町議会基本条例について、第1条から読み合わせを行いながら、住民に開かれた議会、責務を果たし信頼される議会、自由闊達に討議する議会、公正・公平・透明性を確保する議会の実現のために、何を意図して条例化されたものかを話合い、真に町民の負託に応え得る議会を目指し討論いたしました。年1回以上、議会報告会を行うこととなっていましたが、本年のように
コロナ禍の中にあって、3密を避けるためにも開催できない現実に、原則として年1回以上と見直しを行いました。まだ途中ですが、10月、11月をめどに検証していくことといたしました。 簡単ですが、7月1日、8月3日に開催された議会改革
特別委員会の報告といたします。 詳細については事務局に資料を預けていますので、よろしくお願いします。
○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 以上で委員会の
中間報告を終わります。 日程第5、陳情などの報告並びに上程。 本定例会にお手元に配付しております文書表のとおり、要望1件を受理しています。 これを一括本会議に上程します。 日程第6、議案の報告並びに上程。 本定例会に、お手元に配付しております提案書のとおり、町長から各種の議案が送付されております。 これを一括本会議に上程します。 日程第7、提案者の説明。 町長に、挨拶並びに議案第118号から議案第135号について
提案理由の説明、及び報告第6号、報告第7号について説明を求めます。 青野町長。
◎町長(青野高陽君) 皆様、おはようございます。 本日ここに
美咲町議会9月定例会を招集いたしましたところ、
議員各位には公私ご多忙の中、ご出席をいただきまして、敬意と感謝を表します。 新型コロナウイルス感染症は、7月に入ってから全国で1,000人前後の感染者が毎日発生しており、全国的に感染者が増加している状況です。県内でも130名を超えており、いつ町内で発生してもおかしくない状況であります。町民の皆様におかれましては、ご高齢の方は外出の際はなるべく人混みを避けるようお願いいたします。宴会などの際は、人との距離を保つか、並んで座るかなどしましょう。大声を出さないようにし、騒ぎ過ぎないようにしましょう。手洗いの徹底や人混みでのマスクの着用など、感染予防の対策をお願いいたします。 感染症対策と同じように熱中症対策も大切です。8月には、全国で200を超える地点が5日連続で猛暑日となり、観測史上初の猛暑となっています。気温の高い時間帯での外出を避けてエアコンのある室内で過ごす、小まめな水分補給をするなどの対策を取ってください。 前回の臨時会以降に起きた諸般の出来事についてご報告をさせていただきます。 7月は梅雨前線の影響で、九州地方のほか全国各地で大雨特別警報が発令され、甚大な被害が発生しました。美咲町においても、長期間にわたり大雨注意報、警報が発令され続けました。くしくも平成30年7月豪雨と同時期で、2年前のことが思い出される中、職員は緊張感の中で配備につきました。これから台風シーズンとなりますが、町民の生命と財産を守るためにも、関係機関と力を合わせて対処してまいります。 災害情報の発信手段としましては、みさきネット
サービスを利用した告知放送、テレビなどが主なものとなりますが、このたび大手インターネット
サービス会社ヤフーと防災協定の締結を進めております。ヤフー防災アプリを活用し、緊急情報、避難情報などを配信できるようになり、災害発生時などに情報提供が幅広く行えるようになります。 今回の梅雨前線による豪雨により、美咲町内の農地が10件程度被災しました。従来から国の災害復旧制度により、耕作者の皆様から負担金を頂き復旧するという手法を取っていましたが、このたび、自らが復旧した際に要した経費について補助金を交付する美咲町農地災害自力復旧事業補助金を設立いたします。既にみさきテレビのニュースでご存じの方もおられると思います。新設の制度ということから、住民の皆さんに十分理解していただくため、担当課がより詳しいPR番組を作成中であり、近日中に放送予定です。 この制度に関する予算については、本議会において予算を上程しております。美咲町において基幹産業となる農地を守る大切な制度だということをご認識していただき、
議員各位におかれましては、慎重審議の上、ぜひとも承認していただきますようお願いいたします。 特別定額給付金についてのご報告です。特別定額給付金は、5月12日から8月11日までの3か月間の申請期間が経過し、事業は終了しました。給付対象は6,104世帯1万3,913人に対し、給付実績は6,090世帯1万3,890人、給付率は99.8%でありました。短い申請期間でありましたが、町民皆様の迅速なお手続により、スムーズに実施することができました。ありがとうございました。 県知事選挙につきましては、11月11日の任期満了に伴う県知事選挙が、10月8日告示、10月25日投開票の日程で執行されます。ふるさと岡山を未来につなぐ重要な選挙であります。町民の皆様、必ず投票に行きましょう。今回の選挙から、期日前投票期間が町内3か所で統一され、旭・柵原各総合支所も本庁と同じ期間になります。今回の期日前投票期間は、10月9日から10月24日までの16日間の毎日午前8時半から午後8時まで投票することができます。また、今回からは、
新型コロナウイルス感染症対策として、できる限り人と人との接触を避けられるよう、入場券のはがき裏面に期日前投票宣誓書欄を設けることとしております。自宅等でご記入していただき、短時間でスムーズな投票をお願いいたします。 公職選挙法の一部を改正する法律が令和2年6月12日に公布されました。主な改正点といたしまして、第1に、町村議会議員選挙及び町村長選挙における選挙公営の拡大であります。選挙運動用自動車の使用や選挙運動用ポスターの作成など、選挙公営の対象となります。第2に、町村議会議員選挙におけるビラ頒布の解禁であります。第3に、町村議会議員選挙における供託金制度の導入であります。町村議会議員選挙について供託金制度が導入されることになり、その金額は15万円に定められました。 施行日は、法律の公布日から6か月以内であり、本町においては来春の町議会議員選挙から適用されることとなっております。 この法律改正を受けて、今定例会において、
美咲町議会議員及び美咲町長の選挙における選挙運動の公営に関する条例を上程いたしております。
議員各位におかれましては、適切なご判断を賜りますようお願いいたします。 子育て世代の支援として、国の子育て世代への臨時給付金に加え、町独自の1万円の上乗せ支給については、8月14日現在で町内850世帯1,565人の対象世帯へ給付しております。公務員等につきましては申請が必要となりますので、順次、受付、支払いの処理を行っております。 また、国の独り親世帯を支援するためのひとり親世帯
臨時特別給付金に加え、町独自の支援として5万円の上乗せを、対象の142世帯へ8月28日に給付しております。 新型コロナウイルス感染症の影響で開催が遅れておりました第6期障害福祉計画、第2期障害児福祉計画は、7月6日に第1回策定委員会が開催され、見直し策定の審議を行っていただいています。 今年度策定予定の地域福祉計画についてですが、先日8月27日に第1回策定委員会を開催し、種々協議をいただきました。今年度の策定に向けて取り組んでまいります。 糖尿病性腎症重症化予防対策についてですが、糖尿病性腎症重症化予防対策推進検討会を立ち上げ、7月、8月と2回の検討会を開催し、糖尿病対策について検討を行いました。町民の皆様の健康増進を進めることが課題であります。今後も糖尿病性腎症重症化予防対策に向けて取り組んでまいります。 次に、町の
経済対策についてです。 第二波と思われる新型コロナウイルスの流行により、回復する間もなく事業の業績に大きな影響が出ていると推察いたします。売上げの減少した個人事業主に対して、事業継続を促すべく助成金を創設し、8月発行の町広報紙の折り込みで制度の概要をお知らせしております。制度に該当すると思われる方は申請手続を進めていただき、要件など制度についてご不明な点がありましたら、申請事務をお願いしております商工会までお問合わせくださいますようお願いいたします。 また、法人事業者向けの地域再活性化のための事業所助成金の申請期限が9月末と迫っています。273件の事業所に書類をお送りしており、現在236件が事務処理済みになっています。まだお手続がお済みでない法人事業所は、早めの申請をお願いいたします。 新型コロナウイルス感染症の影響により収入が大幅に減少したなどの事情で税等の納付が困難となった場合には、
徴収猶予または減免を行っておりますが、8月20日現在の申請状況をお知らせいたします。
徴収猶予は、
固定資産税3件、924万円、住民税2件、42万円、水道・下水道料金が1件、1万6,000円、減免は、
国民健康保険税10件、177万円となっております。引き続き申請を受け付けておりますので、随時ご相談、ご申請をお願いいたします。 次に、マイナンバーカードについてです。 岡山県では、8月を
マイナンバーカード取得促進月間として、取得促進に向けての取組を実施しました。本町でも、8月9日、12日、19日の3回、本庁、総合支所で日曜日の午前と平日午後8時までの臨時窓口を開設し、合計で103人の申請を受け付けました。 また、町職員が、マイナンバーカードの交付申請を希望する町内の企業や地域の町内会、老人クラブ、サロンなどへお伺いし、申請に必要な顔写真を無料で撮影して一括で申請を受け付ける出張申請受付
サービスを実施しています。おおむね10人以上の団体を対象に事前の申込み受付を行っていますので、ぜひご利用ください。 本町では、マイナンバーカードを利用してのコンビニ交付
サービスを実施しております。また、マイナポイント事業が始まり、さらには健康保険証としての利用も予定されています。町民の皆様には積極的な取得をお願いします。 住民の方々の生活様式の多様化に対応するため、24時間いつでもどこでも税金などを納付していただけるスマートフォン収納
サービスを10月1日から始めます。これは、スマートフォンにスマートフォン決済アプリをインストールし、スマートフォンのカメラで町が発行した納付書に印字されているバーコードを読み取ることでお支払いができるものです。ご利用可能なスマートフォンアプリは、PayPayとLINEPayです。また、スマホ納付できる税目等は、住民税、
固定資産税、軽自動車税種別割、
国民健康保険税、水道料金、下水道使用料、
介護保険料、後期高齢者医療保険料、保育料、保育園給食費、町営町有住宅使用料、みさきネット利用料です。仕事などで平日の支払いが困難な方など、金融機関などに出向くことなく、曜日や時間を気にせずにお支払いできますので、ぜひご利用ください。今後も町民の方々の利便性の向上に努めてまいります。 最後に、町の重要案件の幾つかについてご報告いたします。 柵原義務教育学校は、去る7月21日に開校
準備委員会を立ち上げてから、校名、校歌、制服、カリキュラム、施設、学校行事、通学についてなど、開校に向けて必要な事項について、それぞれの専門部会で検討していただきます。現在は、
カリキュラム部会、施設部会が立ち上がっており、その他の部会も順次立ち上がる予定です。 また、8月22日には、義務教育学校の先進事例である高知県の土佐山学舎から校長先生をお招きし、ご講演をいただきました。
役場本庁舎の整備に向け、町民の皆様のご意見、外部有識者のご意見もお聞きしながら検討するため、美咲町みらいデザイン検討委員会を8月28日に設立いたしました。合併特例債という時間的な制約はありますが、慎重に検討し、今年度中には方向性を決定したいと思います。 これらの大型プロジェクトには、何十億円もの経費がかかります。プロジェクト成功のためには、健全な財政基盤、組織が必要です。行財政改革を進めるため、8月25日には行財政改革審議会を立ち上げました。来年2月末までに行財政改革大綱案をまとめ、答申していただく予定です。 以上、諸般のご報告とさせていただきます。 これまで申し上げました認識に基づき、本定例会に18件の議案を提出させていただきます。補正予算案14件、選挙に関する条例1件、
歳入歳出決算認定1件、計画変更2件であります。
議員各位の適切なご判断をお願い申し上げます。 詳細につきましては、副町長から説明させますので、お聞き取りのほどよろしくお願いをいたします。ご清聴ありがとうございました。
○議長(松島啓君) 忠政副町長。
◎副町長(忠政堅之君) 失礼をいたします。 今定例会に提案させていただく議案は、条例の制定1件、
一般会計補正予算1件、
特別会計補正予算13件、決算の認定1件、過疎及び辺地計画の変更2件の計18議案と報告2件であります。 それでは、議案第118号から議案第135号について、
提案理由並びに議案内容の説明、及び報告第6号から第7号について報告をさせていただきます。 1ページ、議案第118号
美咲町議会議員及び美咲町長の選挙における選挙運動の公営に関する条例であります。 これは、公職選挙法の一部を改正する法律が令和2年6月12日に公布されたことに伴い、新たに条例を制定するものであります。 法律の主な改正点としましては、第1に、町村議会議員選挙及び町村長選挙における選挙公営の拡大であります。選挙運動用の自動車の使用や選挙運動用ポスターの作成など、選挙公営の対象となります。 第2に、町村議会議員選挙におけるビラ頒布の解禁であります。 第3に、町村議会議員選挙における供託金制度の導入であります。町村議会議員選挙について供託金制度が導入されることになり、その金額は15万円に定められたもので、施行日は法律の公布日から6か月以内であります。 次に、補正予算の1ページ、議案第119号令和2
年度美咲町
一般会計補正予算(第5号)であります。
歳入歳出予算の総額にそれぞれ7億9,473万7,000円を追加し、総額を139億9,907万4,000円にするものであります。 歳入の主なものは、8ページ、10款地方特例交付金1,093万円の追加、11款地方交付税は、普通地方交付税3億4,382万2,000円の追加、13款分担金及び負担金340万6,000円の追加、これは災害復旧費の分担金160万円の追加などであります。 9ページ、15款国庫支出金3,486万7,000円の追加は、小・中学校の情報機器整備費補助金1,759万5,000円の追加などであります。 10ページ、16款県支出金5,096万8,000円の追加は、災害復旧費4,856万4,000円の追加などであります。 11ページ、19款基金繰入金4億9,700万円の減額は、財政調整基金繰入金5億円の減額などであります。 12ページ、20款繰越金は、純繰越金5億2,358万4,000円の追加であります。 13ページ、22款町債3億2,408万5,000円の追加は、自然災害防止事業、農林業施設8,260万円の追加、同じく自然災害防止事業、公共土木施設1億1,310万円の追加、災害復旧事業6,320万円の追加などであります。 一方、歳出でありますが、全体の共通事項としまして、人事異動に伴う給与等の精査を行っております。 歳出の主なものは、14ページ、2款総務費3億1,057万9,000円の追加は、減債基金等への積立金2億9,000万円の追加などであります。 16ページ、3款民生費2,713万2,000円の追加は、障害者福祉費556万1,000円の追加、17ページ、生活保護総務費1,436万3,000円の追加などであります。 18ページ、4款衛生費1,157万3,000円の減額は、保健衛生総務費2,196万3,000円の減額、若年がん患者妊孕性温存治療費助成事業に65万円、予防接種事業費に120万円の追加などであります。 20ページ、6款農林水産業費1億758万3,000円の追加は、土地改良事業1,034万5,000円、防災対策事業7,513万6,000円の追加などであります。 21ページ、7款商工費539万8,000円の減額は、新型コロナウイルス感染症の影響により、夏まつり、ぽっぽまつりのイベントを中止するものであります。 22ページ、8款土木費1億4,949万1,000円の追加は、2項道路橋梁費、2目道路維持費1,664万円、3目道路新設改良費3,578万4,000円、7目防災対策事業費7,150万円、23ページ、3項河川費、防災対策事業費4,160万円の追加などであります。 9款消防費88万円の追加は、防火水槽整備事業80万円の追加などであります。 24ページ、10款教育費3,246万5,000円の追加は、2項小学校費、情報通信ネットワーク環境
施設整備事業330万円、情報機器整備事業1,800万円、26ページ、3項中学校費、情報通信ネットワーク環境
施設整備事業118万8,000円、情報機器整備事業1,206万円の追加などであります。 27ページ、11款災害復旧費1億6,791万円の追加は、1項農林水産業施設災害復旧費1億549万9,000円の追加、2項公共土木施設災害復旧費6,241万1,000円の追加であります。 29ページ、15款予備費は、1,566万8,000円の追加であります。 次に、特別会計の補正予算であります。 32ページ、議案第120号令和2
年度美咲町みさきネット事業
特別会計補正予算(第2号)であります。
歳入歳出予算の総額にそれぞれ758万8,000円を追加し、総額を6億2,523万2,000円にするものであります。 36ページ、歳入に前年度繰越金758万8,000円を追加し、歳出の人件費90万円、予備費に668万8,000円を追加するものであります。 38ページ、議案第121号令和2
年度美咲町津山・柵原・吉井線共同バス運行事業
特別会計補正予算(第1号)であります。
歳入歳出予算の総額にそれぞれ12万1,000円を減額し、総額を3,688万1,000円にするものであります。 42ページ、歳入の営業収入59万9,000円を減額、前年度繰越金47万8,000円を追加し、歳出の予備費を12万1,000円減額するものであります。 43ページ、議案第122号令和2
年度美咲町津山・西川線共同バス運行事業
特別会計補正予算(第1号)であります。
歳入歳出予算の総額にそれぞれ10万2,000円を追加し、総額を1,647万8,000円にするものであります。 47ページ、歳入の営業収入35万3,000円の減額、負担金2,000円、前年度繰越金45万3,000円を追加し、48ページ、歳出の交際費2,000円、予備費を10万円追加するものであります。 49ページ、議案第123号令和2
年度美咲町旭川ダム沿線バス運行事業
特別会計補正予算(第1号)であります。
歳入歳出予算の総額にそれぞれ1万7,000円を減額し、総額を1,708万3,000円にするものであります。 53ページ、歳入の営業収入18万8,000円減額し、前年度繰越金17万1,000円を追加、歳出の予備費を1万7,000円減額するものであります。 54ページ、議案第124号令和2
年度美咲町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)であります。
歳入歳出予算の総額にそれぞれ5,779万3,000円を追加し、総額を17億4,874万7,000円にするものであります。 57ページ、歳入の前年度繰越金5,779万3,000円を追加し、58ページ、歳出の基金積立金に2,900万円、諸支出金に123万8,000円、予備費に2,755万5,000円追加するものであります。 59ページ、議案第125号令和2
年度美咲町
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)であります。
歳入歳出予算の総額にそれぞれ9,851万6,000円を追加し、総額を25億3,646万7,000円にするものであります。 62ページ、歳入の国庫負担金147万円、支払基金交付金223万円、前年度繰越金9,481万6,000円を追加し、63ページ、歳出の基金積立金に4,800万円、諸支出金に1,167万3,000円、予備費に3,884万3,000円追加するものであります。 64ページ、議案第126号令和2年度久米郡介護認定審査事業
特別会計補正予算(第1号)であります。
歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,000円を追加し、総額を877万6,000円にするものであります。 67ページ、歳入の前年度繰越金に1,000円を追加し、歳出の予備費に1,000円追加するものであります。 68ページ、議案第127号令和2
年度美咲町国民健康保険診療所事業
特別会計補正予算(第2号)であります。
歳入歳出予算の総額にそれぞれ29万9,000円を追加し、総額を2,156万6,000円にするものであります。 71ページ、歳入の前年度繰越金に29万9,000円を追加し、歳出の予備費に29万9,000円追加するものであります。 72ページ、議案第128号令和2
年度美咲町後期高齢者医療
特別会計補正予算(第1号)であります。
歳入歳出予算の総額にそれぞれ159万4,000円を追加し、総額を2億5,464万1,000円にするものであります。 75ページ、歳入の前年度繰越金に159万4,000円を追加し、歳出の予備費に159万4,000円追加するものであります。 76ページ、議案第129号令和2
年度美咲町下水道事業
特別会計補正予算(第1号)であります。
歳入歳出予算の総額にそれぞれ735万3,000円を追加し、総額を1億5,003万5,000円にするものであります。 79ページ、歳入、前年度繰越金に735万3,000円を追加し、歳出の施設管理費に109万4,000円、予備費に625万9,000円追加するものであります。 81ページ、議案第130号令和2
年度美咲町柵原公共下水道事業
特別会計補正予算(第1号)であります。
歳入歳出予算の総額にそれぞれ2,633万6,000円を追加し、総額を4億789万2,000円にするものであります。 85ページ、歳入の前年度繰越金に2,133万6,000円、町債に500万円を追加し、86ページ、歳出の下水道費に597万3,000円、公債費に15万9,000円、87ページ、予備費に2,020万4,000円を追加するものであります。 88ページ、議案第131号令和2
年度美咲町中央公共下水道事業
特別会計補正予算(第1号)であります。
歳入歳出予算の総額にそれぞれ3,743万円を追加し、総額を3億1,392万6,000円にするものであります。 92ページ、歳入の前年度繰越金に2,303万円、町債に1,440万円を追加し、93ページ、歳出の下水道費に1,686万1,000円、予備費に2,056万9,000円追加するものであります。 94ページ、議案第132号令和2
年度美咲町用地取得造成事業
特別会計補正予算(第1号)であります。
歳入歳出予算の総額にそれぞれ3,014万円を追加し、総額を6,183万円にするものであります。 97ページ、歳入の前年度繰越金に3,014万円を追加し、歳出の予備費に3,014万円を追加するものであります。 議案書の5ページ、議案第133号令和元
年度美咲町
歳入歳出決算の認定についてであります。
一般会計と24の特別会計の決算について、認定をいただくものであります。 美咲町
一般会計決算の特色の2ページ、
一般会計の財政規模を前年度と比較してみますと、歳入決算額112億1,622万6,000円で、対前年比0.5%の減、歳出決算額106億2,878万9,000円で、対前年比1.3%増と、財政規模が拡大をいたしました。これは、加美小
学校施設大規模改修事業、情報化整備事業、過年度災害復旧事業等の増額が主なものであります。
歳入歳出決算額の具体的な数値につきましては、令和元
年度美咲町
歳入歳出決算書並びに令和元年度
一般会計決算の特色を配付させていただいておりますので、ご確認いただき、審議の参考にしていただけたらと思います。 また、特別会計、個々の説明は割愛をさせていただきますが、歳出におきましては徹底した節減、合理化を進め、黒字決算となっております。 ただし、美咲町住宅新築資金等貸付事業特別会計におきまして、歳入不足が生じたため、これを前年度繰上げ剰余金で補填をしております。 7ページ、議案第134号美咲町過疎地域自立促進市町村計画の変更についてであります。 過疎地域自立促進特別措置法第6条第7項の規定に基づき、本計画を計画を変更するものであり、旭地域生き活き
拠点整備事業等の追加に伴い、本計画を別紙のとおり変更する必要が生じたためであります。 10ページ、議案第135号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更についてであります。 辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第1項及び第9項の規定に基づき本計画を変更するものであり、町道当地線改良舗装事業等の計画期間の延長に伴い、本計画を別紙のとおり変更する必要が生じたためであります。 14ページ、報告第6号第31期株式会社美咲物産経営状況の報告についてであります。
地方自治法第243条の3第2項の規定により、第31期株式会社美咲物産の経営状況の報告が別紙のとおりありましたので、ご確認願います。 24ページ、報告第7号令和元年度一般財団法人美咲町農業公社経営状況の報告についてであります。
地方自治法第243条の3第2項の規定により、令和元年度一般財団法人美咲町農業公社経営状況の報告が別紙のとおりありましたので、ご確認願います。 以上、18議案につきまして
提案理由並びに議案内容の説明、及び報告2件について報告をさせていただきました。なお、読み間違え等がありましたら、議案書が正しいものとご理解をいただき、適正、妥当なご議決を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 以上でございます。
○議長(松島啓君) 議案第118号から議案第135号について
提案理由の説明、及び報告第6号、報告7号についての説明は、以上お聞きのとおりです。 ここで、ただいまから午前11時10分まで休憩します。(午前10時50分)
○議長(松島啓君) 休憩前に引き続き会議を再開します。(午前11時10分) ただいまの
出席議員は13人です。 日程第8、令和元
年度美咲町の事務事業の執行管理、令和元年度財政健全化判断比率、資金不足比率について、
監査委員の監査が行われていますので、代表
監査委員の大天嘉行氏に
監査報告を求めます。 大天代表
監査委員。
◎美咲町代表
監査委員(大天嘉行君) 失礼いたします。 それでは、令和元
年度決算審査等の結果についてご報告をいたします。
地方自治法第199条第4項の規定により行った監査、同法第233条第2項の規定により審査に付された令和元
年度美咲町
一般会計及び同特別会計
歳入歳出決算、並びに同法第241条第5項の規定により審査に付された基金の運用状況を示す書類を審査した結果について報告をいたします。 令和元
年度美咲町
一般会計・特別会計
歳入歳出決算審査結果意見書。 1、審査対象。(1)令和元
年度美咲町
一般会計歳入歳出決算書、(2)令和元
年度美咲町みさきネット事業特別会計
歳入歳出決算書ほか23の特別会計
歳入歳出決算書、(25)令和元
年度美咲町
一般会計・特別会計
歳入歳出決算事項別明細書及び実質収支に関する調書、(26)令和元年度財産に関する調書です。 審査期間。令和2年7月6日から令和2年8月7日までの11日間でした。 3、審査会場。美咲町役場、
旭総合支所、柵原総合支所です。 4、審査の方法。
一般会計及び特別会計の
歳入歳出決算書及び附属書類は、その計数が正確であるか、予算の執行が適正に行われているか、財務に関する事務が法令に準拠して処理されているかなどの点について審査をしました。また、基金については、その設置目的に沿って適正に運用されているかなどを審査しました。審査の過程では、関係職員からの説明を聴取するとともに、例月出納検査も参考にして実施をいたしました。 5、決算の概要。令和元年度各会計の決算額は、
歳入総額187億7,809万68円、
歳出総額175億4,405万6,386円で、歳入歳出差引き残額12億3,403万3,782円を翌年度へ繰越しをしております。この中には繰上充用の措置を取っている1会計があり、その額は2,477万4,234円でございます。
一般会計の決算額で、
歳入歳出予算残額は5億8,743万6,738円で、前年度に引き続き黒字決算となっています。 普通会計における実質収支は黒字であるが、単年度収支においては1億4,396万8,000円の赤字となっています。歳入における町債は13億8,290万円となっており、前年度17億3,955万7,000円に対し、20.5%の減額になっています。歳入を対前年度で比べると、地方交付税、自動車取得税、交付金等が減少をしています。また、歳出における公債費は12億6,199万6,000円であり、前年度13億161万1,000円に対し3%の減でありますが、ほぼ横ばいとなっています。 令和元年度末の普通会計における地方債残高は114億382万7,000円と、前年度に引き続きみさきネット施設更新事業等のため増加しております。一方、基金残高は令和元年度は82億9,700万8,090円であり、前年度81億7,286万9,108円と年々増加をしています。実質公債費比率は9.3%と改善しているが、財政構造は経常収支比率が依然として80%を超えており、硬直化により今後の運営に多難が予想され、自主財源の確保、諸経費の節減、合理化、計画的な町債発行等により、一層効率的な財政運営が必要であります。将来負担比率が前年度21.8%に対して38.3%と、16.5%増加しています。みさきネット施設更新事業が主な要因ではあるが、今後、義務教育
学校建設等、多額の費用が必要となる事業が予定されております。有利な起債である合併特例債の期限が令和6年度末と迫っておりますが、必要な事業を見極め、将来の負担が過大とならないよう努めなければなりません。 6、審査結果。(1)総評。 令和2年7月6日付で美咲町長から提出された令和元
年度美咲町
一般会計、23特別会計の
歳入歳出決算書、同
歳入歳出決算事項別明細書及び実質収支に関する調書は法令に準拠して作成されており、計数と
歳入歳出予算整理簿、歳出予算流用及び予備費充当並びに出納証憑書類を照査し、さらに関係調書、関係書類の提出と担当者の説明を求める等により慎重に審査した結果、計数はいずれも適合しており、誤りのないことを確認しました。 なお、
一般会計における歳入歳出差引き額は5億8,743万6,738円、繰越明許額1,385万2,000円で、諸経費の節減努力等により予算額の余剰を生じたものであると思われます。繰越明許費を差し引いた実質収支額は5億7,358万4,738円であります。科目によっては不用額も生じているが、所要見込額の十分な精査を行い、他の必要な事業へ振り替えるなど、有効、適切な執行を要望するものであります。 基金の運用状況については、財政調整基金から
地方自治法第235条の3の規定による一時借入金の財源に充てるなどの取崩しはあったものの、いずれも適正な理由によるもので、基金台帳を検査した結果、適正に運用処理されていました。 また、新たに条例制定された森林環境譲与税基金等の積立てがあり、いずれも適正に処理されておりました。 (2)指摘事項。 1、指定管理者の更新について。町が施設を管理する方法として、主に指定管理者制度と業務委託を活用している。施設を管理、運営するに当たって、利用者、目的、規模等から、指定管理者制度または業務委託のいずれの方がより利用者のニーズに対応したきめ細かな
サービスの提供ができるかを見極めなければなりません。多くの施設が令和2年度末をもって更新時期を迎えます。同一の目的を持った施設において指定管理料の不均衡が見受けられるため、施設の規模、利用頻度、管理業務内容等を十分に検証した上で更新をされたい。 2、基金について。基金の運用は理財課において一括して管理しており、総評でも述べたとおり適正な運用処理がなされておりました。しかしながら、基金を用いて事業を執行する担当部署において基金の残高、設置の目的等が把握できていないケースが見受けられました。再度、担当部署において基金について確認し、目的を達したものについては整理をされたい。 3、久米郡土地開発公社について。久米郡土地開発公社は、公有地の拡大の推進に関する法律の規定に基づき美咲町と久米南町が共同で設立した法人である。しかし、過去を顧みて、町合併以来、事業の実態がなく、当公社が設置された当初の目的は既に達成されたものと考えられる。今後、公社の解散も検討をされたい。 4、
介護保険料算定について。第8期
介護保険事業計画の作成に当たり、
サービス見込み量を的確に分析し、
介護保険給付費準備基金残高を考慮の上、
介護保険料設定を行われたい。 5、分割発注について。本来、一つの工事として発注すべき契約業務において、分割発注を行った事例が複数見られました。入札すべき金額でありながら、安易に契約内容を分割し、随意契約にて発注したと判断せざるを得ません。こうした行為は、発注の競争性を阻害するだけでなく、契約関係法令の定めを行政自らが没却するものである。このような手法による契約行為は厳に慎み、昨年も指摘している
地方自治法や
地方自治法施行令、美咲町財務規則等に遵守した履行を再度、徹底することを求める。 6、地方創生推進事業について。観光振興を目的とした地方創生推進事業(城下町と黄福のまち観光産業創造事業)は、平成29年に内閣府に採択された、津山市と広域連携を行い平成29年度から令和3年度までの5年間の事業であります。令和元年度において事業の折り返しとなる3年目が経過したが、進捗が不透明な事業と言わざるを得ない。これまでの事業の検証を行うとともに、本事業の大きな柱であるDMO設立に向け、スピード感を持った事業展開と波及効果について検証を行うよう求めるものであります。 7、公営住宅について。現在、建物の老朽化により維持管理が困難となった町有住宅を政策空き家とし、新規入居を停止しております。入居者の安全確保の観点からも、美咲町公共施設等総合管理計画に基づいたより一層の積極的な住み替え移転対策を求めます。 8、法令等に基づく事務執行について。決算審査等の指摘事項として、職員の法令遵守に係る指摘が毎年繰り返されています。いま一度、事務執行の根拠となる法令規則等を再点検をされたい。 7、審査意見。本町における高齢化率は、40%を超え、少子・高齢化がますます進む状況の中で、
国民健康保険事業、
介護保険事業といった社会保障給付費の増加、近年多発する大規模災害に備えるための防災事業費の確保、義務教育
学校建設などの大規模事業や老朽化が進む公共施設の更新による費用が本町財政に長期間にわたる多大な財政負担を強いることが確実視されます。予算執行に当たっては、経常的な経費も含め十分精査し、不要不急な支出は控えるように努められたい。本年3月に制定された第3次振興計画を中心に各種計画を着実に実行し、将来に係る町財政への負担軽減を図ることで安定的な財政運営を図るとともに、
新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、新しい生活様式に対応した慣習的な業務の見直しが求められます。新しい生活様式を社会に浸透させるには、まず行政が実践することが必要であります。時差出勤の実施、オンライン会議の導入、テレワークの試行などを進めると共に、以前より進められてきた働き方改革と併せ、時代の変革に対応した行政の在り方、職場作りが求められます。このほかにも、地域の課題解決に向けた小規模多機能自治の組織づくり、少子・高齢化に伴う公共交通の在り方、頻発する豪雨や大規模地震へ備えた地域防災力の向上など、多くの課題に取り組まなければなりません。 最後に、年々財政状況が厳しさを増す中で、新型コロナウイルス感染症への対応はもちろん、社会情勢の変化を的確に把握し、事務事業の優先度、緊急度等を吟味するとともに、D-OODAループを組織に浸透させ、一刻も早く行財政改革に取り組み、
地域資源の活用など、一層の創意工夫を凝らすことが必要不可欠であります。効率的かつ効果的な行政運営に努め、さらなる住民福祉の向上と町政の発展を図るため、全職員が一丸となって、住民に寄り添った行政を実行し、小さくてもきらりと輝くまちづくり「ひと輝くまちみさき」を望むものであります。 次に、令和元年度健全化判断比率に係る審査意見についてでございます。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定に基づき審査に付された令和元年度に係る健全化判断比率及びその基礎となる事項を記載した書類を審査しましたので、次のとおり報告いたします。 健全化判断比率審査意見書。 1、審査の対象。 (1)実質赤字比率。(2)連結実質赤字比率。(3)実質公債費比率。(4)将来負担比率。 2、審査の期間。令和2年8月7日。 3、審査の要領。 (1)町長から提出された健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類が、関係法令等に基づき適正に作成されているかどうかを確かめました。 (2)法令等に照らし、健全化判断比率の算定過程に誤りがないかを確かめました。 (3)法令等に基づき適切な算定要素が健全化判断比率の計算に用いられているかを確かめました。 (4)審査の方法については、健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類並びに関係諸帳簿の閲覧、計数の突合、関係職員からの説明聴取等、通常実施すべき監査手続及びその他必要と認めた監査手続を適用しました。 4、審査の結果。 (1)総合意見。審査に付された次の健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められました。 (2)是正改善を要する事項。早期健全化比率は基準内であるが、経常収支比率は依然厳しい状態で、財政の硬直化が進んでいます。今後、実質公債費比率は減少傾向にあるように見受けられるが、さらなる健全財政の運営に努められたい。 3番目、令和元年度資金不足比率に係る審査意見について。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定に基づき審査に付された令和元
年度美咲町柵原飯岡簡易水道事業特別会計等11特別会計に係る資金不足比率及びその基礎となる事項を記載した書類を審査したので報告をいたします。 資金不足比率審査意見書。 1、審査の対象。美咲町柵原飯岡簡易水道事業特別会計に係る資金不足比率ほか11特別会計の資金不足比率です。 2、審査の期間。令和2年8月7日。 3、審査の要領。 (1)町長から提出された特別会計に係る資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類が、関係法令に基づき適正に作成されているかどうかを確かめました。 (2)法令等に照らし、資金不足比率の算出過程に誤りがないかを確かめました。 (3)法令等に基づき適切な算定要素が健全化判断比率の計算に用いられているかを確かめました。 (4)審査の方法については、資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類並びに関係諸帳簿の閲覧、計数の突合わせ、関係職員からの説明聴取等、通常実施すべき監査手続及びその他必要と認めた監査手続を適用しました。 4、審査の結果。 (1)総合意見。審査に付された11の特別会計に係る資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められます。 (2)是正改善を要する事項。早期健全化比率は基準内であるが、経常収支比率は厳しい状態で、財政の硬直化が進んでいます。現在、実質公債費比率は減少傾向にあるよう見受けられるが、引き続き
一般会計から多額の繰入れが予想されます。令和2年度から簡易水道会計が公営企業会計へ移行されているため、より健全財政の運営に努められたい。 以上で決算審査、健全化判断比率、資金不足比率に係る審査についての報告を終わります。ご清聴ありがとうございました。
○議長(松島啓君)
監査委員による決算
監査報告は以上お聞きのとおりです。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 次回の議事日程は明日9月1日午前9時30分から本会議を開き、一般質問を行います。 本日はこれをもって散会といたします。(午前11時33分)...