令和 2年第 4回( 6月)定例会第 4 日 (令和2年6月12日)(1)会議の開閉時刻 開 議 午後 3時00分 解 散 午後 4時48分(2)出席・欠席・遅参または中途退場した議員の番号・
氏名議員番号氏 名
出欠別議員番号氏 名出欠別1
山田雄二出席8
松田英二出席2藤井智江〃9
江原耕司〃 欠員10岩野正則〃4形井 圓出席11貝阿彌幸善〃5延原正憲〃12山本宏治〃6
左居喜次〃13金谷高子〃7林田 実〃14松島 啓〃(3)
地方自治法第121条の規定により出席した者の氏名職 名氏 名職 名氏 名
町長青野高陽建設課長前田有輝副
町長忠政堅之
産業観光課長立石克之政策推進監井上博登徴収対策室長櫻井 実政策推進監山本翔紅会計課長貝阿彌
美和総務課長稲谷雄治旭総合支所長赤木郁貞理財課長篠原 恵柵原総合支所長石戸光也地域み
らい課長光嶋寛昌旭総合支所
住民福祉課長池上久子くらし安全課長浦上 彰柵原総合支所
産業建設課長梶尾勝幸住民税務課平 一範福祉事務所長宗近 健保険年金課長山崎秀仁教育長黒瀬堅志健康推進課長清水嘉浩教育総務課長神坂健治上下水道課長補佐岡本幸之生涯
学習課長平賀慎一郎(4)職務の為出席した職員の職・氏名 事務局長 水 島 寛 之 書 記 杉 山 慶 介 池 上 恵(5)日 程日 程議案番号件 名1
委員長報告2
委員長報告に対する質疑3 討 論4 表 決5
追加議案の報告並びに上程6 提案者の説明7 議案に対する質疑8 討 論9 表 決10 閉 会
○議長(松島啓君) 休会前に引き続き本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員は13人です。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。(午後3時00分) なお、
執行部説明員の宗近
福祉事務所所長代理より公務のため欠席する旨の通告があり、牧野所長が出席しておりますので、報告します。 本日の日程を報告します。 第1に
委員長報告、第2に
委員長報告に対する質疑、第3に討論、第4に表決、第5に
追加議案の報告並びに上程、第6に提案者の説明、第7に議案に対する質疑、第8に討論、第9に表決、以上のとおりと定めますので、ご了承願います。 これから日程に基づき議事を進めます。 日程第1、
委員長報告。 各
常任委員会に付託した諸案件全部を一括議題とします。 これらについては、それぞれ委員会が開催され審査されておりますので、その結果について各委員長の報告を求めます。 まず、
総務産業常任委員会に係る
審査報告を委員長に求めます。 12番山本議員。
◆12番(山本宏治君) 皆さん、こんにちは。
総務産業常任委員会委員長の山本でございます。よろしくお願いいたします。 今マスクをかけておりますが、実はきのう
旭総合支所でマスクをいただいてきました。社協の方とそれからボランティアの方がマスクの配布ということで、新聞にも載っておりますし、きのう支所のほうで2枚いただきまして大切に使わさせていただこうと思っております。大変ありがとうございます。 それでは、
総務産業常任委員会の報告をさせていただきます。
総務産業常任委員会では、去る6月8日及び9日に今定例会に付託されました案件について審査を行いましたので、経緯と結果についてご報告をいたします。 審査の内容は、
条例案件2件、
一般会計補正予算及び同意案件1件、道路線の廃止1件、岡山県
市町村総合事務組合規約変更1件の計6件及び陳情1件について審査を行いましたので、順次ご報告をいたします。 議案第80号美咲町長等の
損害賠償責任の一部免責条例では、本条例は
地方自治法等の一部改正する法律が施行され、町長等の
損害賠償責任の一部免責について規定するものです。委員から趣旨の第1条について質問があり、
地方自治法第243条の2の2第3項の規定による賠償の命令の対象となる者とは、
会計管理者、
会計管理者の事務を補助する職員、資金前渡を受けた職員または物品を使用している職員等が故意または重大な過失等によりその保管に係る現金、有価証券、物品等を亡失し、または損傷したときに、町長がその職員の行為により町に損害を与えたと認めるときは
監査委員に対しその事実があるかどうかを監査し、
賠償責任の有無及び賠償額を決定することを求め、その決定に基づき損害の賠償が決定した職員であるとの説明を受けました。また、委員から
損害賠償責任の一部免責について質問があり、各号に定めた数を乗じて得た額を控除して得た額について免ぜられるもので、町長の場合、
基準給与年額の6倍など免責額、そして
損害賠償責任額から
最低責任限度額を引いて町長等の
基準給与年額掛ける乗数――倍数です――との説明で、その他には副町長、教育長などの乗数の説明を受けました。委員会といたしましては、本条例には
監査委員の意見が必要であり、議長に申し入れをして、議長より書面で
監査委員の了解も得ており、議案第80号については委員会といたしましては
全会一致で
承認可決といたしました。 次に、議案第81号美咲町一般職の
任期付職員の採用等に関する条例では、
任期付職員の採用により公務の運営に必要な人材確保を図る条例で、専門的な知識、経験、またすぐれた見識を有する者等を任期つきで採用するもので、今回新規の条例設定であるとの説明でした。委員から
会計年度職員、臨時、
非常勤職員との対応及び給与関係などの質問があり、
任期付職員で給与等は課長級との説明で、7月より着任予定の
宇佐見卓也政策推進監に対応する条例であり、委員会といたしましては議案第81号については
全会一致で承認を可決といたしました。 以上、
条例案件2件についての報告でございます。 次に、議案第85
号一般会計補正予算(第2号)についてです。 各課の報告をいたしたいと思います。
総務課関係では、
総務経常管理費の減額29万9,000円の補正であり、職員の普通旅費の減額との説明でした。 地域み
らい課関係では、
福祉教育ゾーンの配電盤に関する電気設備の修繕費24万2,000円、
地域おこし協力隊活用事業費769万9,000円、
統計調査管理費24万7,000円などの説明を受けました。委員から、
地域おこし協力隊の現状の状況はの質問に、4名の協力隊員の活動報告がありました。また、委員から中央地域の太陽の広場の周辺の電気設備及び旧ほほえみの湯の施設について質問があり、配電盤の電気系統などをどのようにするか検討中で、トイレ、街路灯についての配線系統の問題解決をしていきたい、また旧ほほえみの湯の
施設利用については現在検討をしており、今後現状の
施設利用か除却をして新規の施設にするか、この先を十分に調査研究をしていきたいとの説明でした。
統計調査管理費について質問もあり、特に本年は国勢調査があり調査員の
新型コロナウイルス感染拡大に伴う対応が懸念され、今後十分に
関係機関と協議をしていきたいとの説明でした。
理財課関係では、歳入関係の説明と、歳出では予備費の説明、減額27万3,000円でした。
建設課関係では、
農林水産業、農地費、
地域ため池総合整備事業及び
農業水路等長寿命化・
防災減災事業費の
補正予算ですが、
補助事業費の確定及び
事業進捗に伴い地盤改良が必要になったとの説明でした。
防災対策事業費では、1,800万円の
自然災害防止事業、
農業施設及び
自然災害防止事業、河川関係940万円が大きな金額で、起債申請に合わせて
増額補正をするとの説明でした。 また、
道路新設改良費の
社会資本整備総合交付金事業費及び防災・
安全交付金事業、過疎、公共の3件については、
交付金決定により全て
減額補正との説明でした。 過
年災害復旧事業については、測量委託の増額などの説明も受けました。 委員から
自然災害防止事業についての説明を求め、本事業は7月豪雨等を鑑み、今後危険な地域であると予想をされる箇所について調査、測量を行うもので、安全・安心に向けた取り組みとの説明でした。 また、委員から
交付金事業の大幅な
減額補正について質問があり、年度当初予定より精査をしたもので、今後の対応は改良延長の短縮とか先に山だけを切るか、対応をしていきたいとの説明でした。
産業観光課の
補正予算の審査ですが、
町農業公社補助金は人件費の補正、
担い手確保・
経営強化支援事業費については
柵原地域に園芸施設の建設に当たり3,000万円を補助するもので、
現地確認も行いました。 また、
森林管理経営事業については、委託料などの
補正予算の計上でした。 委員から、農業公社の人件費についての質問に、正規職員の採用に当たり増額の補正であるとの説明でした。 また、
担い手確保・
経営強化支援事業での説明を求め、美作市の美作農園が王子地区に
イチゴハウスを建築する申し出があり、本年2月に岡山県に対し
要望調査表を提出、同月25日に内示されたとの報告で、申請主体が美咲町で
事業主体は美作農園が行うとのことで、先ほども報告いたしましたが、
現地確認を行っております。
森林管理経営事業についての質問があり、担当者から、基礎調査結果から座談会を行い、要望のある地域単位で意向調査を行い、調査結果をまとめ、
森林調査委託を行う。これは、現状の森林状況、境界等の調査をし、経営に適した森林では作業道等の整備、適さない森林については健全な天然化の後、
森林整備委託をするスケジュールであるが、本年2月から3月中に何件か要望もあったが
新型コロナウイルスの影響で会議等ができていないとの報告でした。 最後に、議会関係の
補正予算の説明を求め、議会及び
監査委員費の職員の出張旅費の
増額補正であり、委員から、6月補正でなく当初の予算編成が当然であるとの意見がありました。 以上、議案第85
号一般会計補正予算の本
委員会関係については、
全会一致で
承認可決といたしました。 なお、
くらし安全課、
上下水道課については、
補正予算関係はありませんでしたが各課の現状の説明を受けました。 それでは、各課の報告をさせていただきます。
総務課関係では、
特別定額給付金の6月5日現在の
申請受け付け進捗状況の説明がありましたが、本日最新の情報をいただきましたので改めてご報告をいたします。 6月11日昨日までの
申請受け付けは、5,860世帯、96%、受給者1万3,465人、96.8%であるとの報告がありました。昨日の参議院の
予算委員会の国会中継での質問では、全国では申請者がまだ31%前後、給付は20%台との答弁がありました。また、近隣の市町でもまだ申請書が届いていないとの声もお聞きします。本町の担当職員はスムーズな処理をしていただいたと改めて感謝をしているところでございます。 地域みらい課では、生き活き
拠点強化支援事業、
拠点形成計画策定業務計画書及び旭み
らいデザイン検討委員会令和元
年度報告書の説明をいただきました。
理財課関係では、
施設管理の清掃の手引の説明があり、各施設の延命化のための清掃の効果等の説明がありました。
くらし安全課では、今後避難所に配備したい
段ボールベッド及び間仕切りの必要性、また防犯灯、
消防団出動状況、
黄福タクシーの利用状況などの説明を受けました。 なお、本年も美咲町防災訓練が9月6日日曜日午前8時半から正午の予定で計画中であるとの説明でしたが、岡山県は中止の指示が出ているとの報告もあり、本町も十分検討をしていくが、6月3日現在の
参加予定自治会は20自治会が手を挙げているとの報告もありました。
上下水道課では、
農業集落排水事業、飯岡処理区の
柵原公共下水道事業への
編入事業、広域化についての説明を受けました。
建設課関係では、岡山県内の
電源立地地域対策交付金事業の概要、総事業費などの説明を受けました。 以上、至って簡単ですが、各課の状況及び今後の予定の
事業報告といたします。 それでは、議案第87号美咲町
農業委員会の委員に占める
認定農業者等又はこれらに準ずる者の割合を2分の1以上とすることにつき同意を求めることについて。 今定例会で承認される委員の18名のうち10名が
認定農業者及び準ずる者であるとの報告で、特例で
農業認定者及び準ずる者が適用されるとの説明で、委員から、本町の
認定農業者の人数はの質問に、78名の
認定農業者がおられるとの報告でした。委員会といたしましては、議案第87号については同意することに
全会一致で
承認可決といたしました。 議案第106号道路線の廃止については、
塚角グランド線の一部の
町有地売却に伴い一般の交通の用に必要がなくなるとの説明で、
現地確認を行いました。委員から、地元との協議及び適正価格での入札の執行の質問があり、地域との関係の土地もあり説明をしていく、価格については鑑定をいたし、適正な価格での入札をするとの報告でした。委員会といたしましては、議案第106号については
全会一致で
承認可決といたしました。 議案第107号岡山県
市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及び組合を組織する
地方公共団体数の減少並びに組合規約の変更については、
交通災害共済に関する事務の廃止、
成人祝い金の給付を削除、また
美作養護老人ホーム組合を削るための規約変更で、この規約は
岡山県知事の許可のあった日から施行し、変更後の岡山県
市町村総合事務組合規約の規約は令和2年4月1日より適用。ただし、第2条は、令和2年10月1日より適用する。また、経過措置については、本町と久米南町との
交通災害共済については令和4年5月31日までの経過措置をするもので、委員会といたしましては議案第107号については
全会一致で
承認可決をいたしました。 最後に、陳情第1
号地方財政の充実・強化を求める陳情が、岡山市北区津島西坂1-4-18、
自治労岡山県
本部執行委員長安原和行氏より、本年5月13日、受理をしております。本陳情については、国も
新型コロナウイルスの関係の
補正予算等莫大な補正をしており、来年度の地方財政の充実強化に向けての陳情であり、
全会一致で
承認可決といたしました。なお、委員会では議員発議の提出を予定しておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。 以上で8日及び9日の委員会の審査の報告といたしますが、委員会のとおり取り計らいをよろしくお願いを申し上げます。
○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 以上で
総務産業常任委員会に係る
審査報告を終わります。 次に、
民生教育常任委員会に係る
審査報告を委員長に求めます。 6番左居議員。
◆6番(
左居喜次君) こんにちは。
民生教育常任委員会委員長の左居でございます。 それでは、本定例会で
民生教育常任委員会に付託されました案件について審査をいたしましたので、経緯と結果について報告いたします。
民生教育常任委員会では、去る6月4日及び5日に委員会を開催し、付託されました
専決処分2件、
条例案件3件、
一般会計補正予算1件、
特別会計補正予算1件の合計7議案について審査をいたしました。審査の結果につきましては、
議案番号順に報告を申し上げますので、よろしくお願いいたします。 まず、議案第78
号専決処分の承認を求めることについてですが、
地方税法等の一部を改正する法律が令和2年4月30日に公布、同日施行されたことに伴い本条例の一部を改正する必要が生じたため、
専決処分により施行されたものでございます。改正につきましては
新型コロナウイルス感染症の影響に対応するためのものであり、主な改正箇所は
固定資産税の減免に
事業用家屋及び構築物を加えるもの、
軽自動車税の
環境性能割の軽減を6カ月延長などであり、公布の日から施行するものです。 次に、議案第79
号専決処分の承認を求めることについてですが、令和2年度美咲町
住宅新築資金等貸付事業特別会計において歳入不足が生じたため、本年5月29日、令和2年度の同
特別会計において
繰上充用金2,477万5,000円を計上する
補正予算(第1号)を編成し、
専決処分を行ったものです。 以上、議案第78号、議案第79号の
専決処分2議案につきましては、
住民税務課の説明を受け、委員会といたしましては
全会一致で異議なく
承認可決といたしました。 次に、議案第82号美咲町
非常勤職員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてですが、美咲町
糖尿病性腎症重症化予防対策推進検討会、美咲町生活支援・
介護予防協議体、美咲町生涯
学習基本計画策定検討委員会及び
みさきあいさつ運動推進委員会を設置したことに伴い委員の追加が必要になったためのものであり、公布の日から施行するものです。
保険年金課、生涯学習課の説明を受け、委員会といたしましては
全会一致で異議なく
承認可決といたしました。 次に、議案第83
号地方活力向上地域等特定業務施設整備計画に伴う
固定資産税の特例に関する条例の一部を改正する条例についてですが、
地域再生法の規定により地方における企業拠点の強化を促進するため、本社機能を東京23区から地方へ移転する場合、あるいは地方にある企業の本社機能を拡充する場合に、最初に
固定資産税が課税される年度から3年度分に限り免除を受けることができるものです。 次に、議案第84号美咲町
証明等手数料条例の一部を改正する条例についてですが、
個人番号通知カードが廃止されたことにより同カードの再
交付手数料の規定を削除するものです。 以上、議案第83号、議案第84号につきましては、
住民税務課の説明を受け、委員会といたしましては
全会一致で異議なく
承認可決といたしました。 次に、議案第85号令和2年度美咲町
一般会計補正予算(第2号)についてですが、主なものを
担当課ごとに報告いたします。 まず、
住民税務課では、清掃費、
ごみ収集委託料の2,235万9,000円の
減額補正ですが、入札執行により契約額が確定したため不用額を減額するものです。
健康推進課では、
保健衛生費、
感染症対策事業費で132万7,000円の
追加補正ですが、
コロナ感染症対策に係る消耗品の費用になります。 次に、
教育総務課では、
新型コロナウイルス関連で
教育総務費、
感染症対策費として消耗品費170万4,000円、
学校給食費返還等事業は牛乳の
キャンセル料になります。 また、
GIGAスクール構想に係る
補正予算が小学校、中学校それぞれ、歳入では国の
補正予算が小学校の施設と
タブレット、中学校の施設と
タブレットと分けて入ってきます。歳出では、小学校費、
小学校情報通信ネットワーク環境整備事業で
施設整備費として2,515万円、
小学校情報機器整備事業で
備品購入費として1,395万円、そして中学校費、
中学校情報通信ネットワーク環境整備事業では
施設整備費1,830万円、
中学校情報機器整備事業で
備品購入費675万円になります。
タブレットは、中学校1年、小学校では5年と6年生に貸与するとの説明でした。 次に、
義務教育学校費、
義務教育学校建設事業9,950万円の追加ですが、当初予算で概算計上していたもので、
用地買収価格、補償価格が決定したことによる増額で内容は
業務委託料、
土地購入費、補償金であります。 生涯学習課では、
社会教育費、
社会教育臨時管理費51万8,000円は
みさきあいさつ運動実施に伴うもので、報酬費、需用費、役務費であります。 また、生涯
学習基本計画策定事業82万2,000円は、生涯
学習基本計画策定に伴う
計画策定委員の報酬などになります。
柵原総合支所住民福祉課では、
総務管理費、
柵原総合支所臨時管理費の
追加補正ですが、
県道津山柵原線の道路工事に係る防犯灯の撤去、取りつけ費で、7月から工事を着手し、県の補償費で撤去、取りつけを行うものです。 以上、各課の
補正予算の説明を受け、議案第85号令和2年度美咲町
一般会計補正予算(第2号)の所管に関する審査を行い、委員会といたしましては
全会一致で
承認可決といたしました。 次に、議案第86号令和2年度美咲町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)についてでありますが、
歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳出予算の金額は、第1
表歳出予算補正を行ったものであります。委員会といたしましては、
全会一致で異議なく承認いたしたところでございます。 次に、本
定例会初日に休会中の
委員会報告を申し上げましたが、安井地区における汚水流出について、本定例会におきましても
現地確認を含め環境面から調査を行いましたので、報告いたします。 まず、前回課題となっておりました水質検査の結果ですが、検査項目は
水素イオン濃度、
生物化学的酸素要求量など7項目あり、いずれも許容限度内には入っておりますが高い測定値を推移している項目もあり、継続して監視の必要性を感じたところであります。 6月5日には
現地確認を行いました。施設へは防護服を着用し、長靴に履きかえて入場いたしました。
有限会社M・P・Fやなはら
社長立ち会いにより、説明を聞きながら確認をいたしました。現地では、調整池、
進入路側溝、浄化槽、堆肥場、
リサイクル水槽、
蒸散施設等を確認しました。全体的には前回報告からの大きな改善は見られない状況でしたが、蒸散施設では圧を上げての送水により正常な噴霧を確認することができました。浄化槽では、排水処理の専門業者の指導を受けながら水質改善に臨んでおり、また処理水を循環させる配管工事も今週取りかかるなど行われております。 各所の
ふぐあいの状況、
改善プランをお聞きし、継続しての維持補修及び管理の必要性を実感いたしました。社長へは、引き続き岡山県の指導に基づき改善を継続するとともに、委員会として改めて
ふぐあいの改善に向けた早期の対応と今後
ふぐあいの発生及び
ふぐあいの発生が予測される場合には早急に担当課及び関係各所への連絡をするよう厳しく申し上げたところであります。今後も委員会といたしましては、環境面から改善に向けて調査を継続してまいりたいと思います。 なお、各課から業務の現状、今後の予定などの報告がありましたので、一部ご紹介いたします。 まず、
徴収対策室ですが、各担当課と連携をとりながら
滞納整理を進めているところですが、令和2年度当初においての
滞納繰越金額は速報値で1億8,460万5,000円、また令和2年3月31日付の
不納欠損額は450万4,000円でした。公債権については、着実に
滞納整理が進んでおり、少人数でありながら
徴収業務の効率化が図られており、私債権についても
徴収業務の一元化が進められ、公債権と並行しての納付により大幅な
滞納整理が進められております。
徴収対策室では、現行の徴収体制が有効であったことから、さらに
徴収業務を強化し、徴収窓口の一元化を進めることで
滞納整理の解消につなげ、各
総合支所についても
徴収業務の担当者を配置し、
徴収対策室が主導して
滞納整理を行っていきたいと考えているとの報告でした。 続けて
保険年金課ですが、美咲町
地域福祉計画の
素案づくりを行っており、美咲町
高齢者保健福祉計画、第8期
介護保険事業計画の
アンケート調査を準備中との説明でした。 また、集団検診の日程について、
健康推進課からの説明もあり、例年7月から10月にかけて行っておりますが、ことしは
新型コロナウイルス感染症の関係により12月から1月に変更し、6月の広報でお知らせするとのことです。 通いの場については、5月中に再開したところが4カ所、6月第1週から再開するところが10カ所、再開検討中が8カ所となっています。 次に、
健康推進課では、微
酸性次亜塩素酸水の除菌例の説明があり、机や手すりのほかにまないた、包丁などの調理器具への利用の紹介がありました。また、配布を5月末までとしていたところを希望者には配布を続けるとの報告でした。 また、美咲町
子育て世代包括支援センターについて
パワーポイントでの説明がありました。妊娠中から子育てについて気軽に相談できる相談窓口として妊娠期から就学前の乳幼児とその保護者を対象に、役割としては妊産婦等の状況の継続的な把握、妊娠、出産、育児に関する相談に応じ、必要な情報提供と助言、保健・医療・福祉・教育の
関係機関との調整、
支援プランの策定などを行い、ことし12月の開設を目指しています。 次に、
福祉事務所ですが、中止となった行事もありますが、
民生委員・児童委員の日県下一斉行動として5月12日にあいさつ運動が実施されております。 赤十字会員増強運動は、会費500円以上とし、5月11日から9月30日まで実施されています。 また、子育て世帯への臨時特別給付金が6月22日に給付されるとの報告でした。 教育委員会
教育総務課では、
GIGAスクール構想の説明がありました。先ほど
一般会計補正予算(第2号)の中でも申し上げましたが、今回の予算では
タブレットを中学校1年、小学校は5年と6年生に貸与することとなります。発注から納品まで約3カ月を要し、学校の設備が整い次第、今年度から使用するとのことです。また、当初4年計画であったものが、コロナに関連し今年度1年での事業となり、小学校1年から4年、中学校2年、3年生については9月補正で上げたいとの説明でした。 次に、生涯学習課では、
新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う社会体育施設、教育施設の対応、行事、教室、講座についてお聞きしました。その中、さくらのうた作品募集については、本年度は募集期間を延ばし、4月6日から11月30日の間で行われております。 また、現在美咲町内の保育園、小学校、中学校に在籍している方で町内のいずれかの図書館に利用登録していれば利用できるみさきっずについての説明がありました。これは、自宅でパソコン、スマホから図書館のホームページへアクセスし、本を予約することで、学校あるいは保育園の職員室で子供たちが本を受け取ることができるものです。 さらに、みさきあいさつ運動、作品と推進団体募集の説明があり、スローガン、作文、ポスターの募集が本年9月18日まで行われます。 最後に、旭、
柵原総合支所住民福祉課より微
酸性次亜塩素酸水の配布状況の報告がありました。5月11日から5月31日までの延べ人数になりますが、
旭総合支所では181人、柵原
総合支所では349人、ちなみに本庁では475人、合計で1,005人に配布しております。 以上、当委員会に付託されました案件について
審査報告及び各課の業務報告といたしますが、数字等の読み間違えがありましたら提案書が正しいものであり、ご配慮をいただき、表決に際しましては委員会の報告のとおりお取り計らいをお願いいたします。
○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 ここで、12番山本議員。 許可します。
◆12番(山本宏治君) 先ほど報告いたしました中で、陳情案件につきまして「
全会一致で承認」と言いましたが「
全会一致で採択」といたしましたので、よろしくお願いいたします。
○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 以上で各
常任委員会に付託した諸案件全部の報告を終わります。 日程第2、
委員長報告に対する質疑。 これから
委員長報告に対する質疑を行います。 順次質疑を願います。 11番貝阿彌議員。
◆11番(貝阿彌幸善君) 聞き漏らした部分があるかもわかりませんので、ちょっと確認とお聞きをしたいと思います。
民生教育常任委員会の部分の議案第86号の国民健康保険
特別会計予算の部分の中の補正で、金額は変わらないんですが予備費と事業費との5万7,000円という部分についてなんですけど、これ、疾病の予防費ということで上げられて、ここの下に給与明細表というのがあってそこを見せていただきますと、補正前は9名、補正後が10名ということで1名の増ということになるのか、それとその他の特別職という部分、それでこの金額を見ておりましてその5万7,000円という部分についての増額がそうした1名の増でいいのかどうか、ちょっと委員長、教えていただければと思うんですけど。
○議長(松島啓君) 6番左居議員。
◆6番(
左居喜次君) 失礼いたします。6番左居でございます。 ただいまの貝阿彌議員の質問ですが、糖尿病性腎症重症化予防対策推進検討委員のことでよろしいですかね。 先生1名の増になります。 (11番貝阿彌幸善君「先生」と呼ぶ) 10回の委員会を予定しておるということで、5,700掛ける10ということで5万7,000円ということになります。 (11番貝阿彌幸善君「そういうことで5万、わかりました」と呼ぶ) 以上です。 (11番貝阿彌幸善君「わかりました。ありがとうございました。以上です」と呼ぶ)
○議長(松島啓君) ほかに質疑ございませんか。 ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松島啓君) 以上で
委員長報告に対する質疑を終わります。 日程第3、討論。 これから討論を行います。 それでは、順次発言を願います。 討論はございませんか。 11番貝阿彌議員。
◆11番(貝阿彌幸善君) 私は賛成の立場なんですけれども、どうしてもこの場で討論を行いたいという思いがいたしておりますので、議案第85号美咲町
一般会計補正予算(第2号)について賛成の立場で討論を行います。 私は、3月議会におきまして新年度予算案に修正可決すべきと反対をしました。執行部の説明で議会費の中で対応すればと言われましたが、議会事務局職員の旅費は当初予算の段階でわかっているものを減額とは議会活動の抑制であると反対をしました。住民の方からなぜ反対をしたのかと聞かれまして、聞かれた方には説明を申し上げました。また、多くの方がそう感じておられるんであればということで討論に立ちました。そもそも予算の補正は、議員必携にもうたわれておりますけれども、予算編成の権限は町長のみに専属しており、また補正については当初予算編成時、予期できなかった制度の改正、事情の変更や公共事業等の配分決定などによるもので、交際費、需用費、旅費等の追加は厳に慎むべきと言われておりますので、今回議会費、旅費の補正は、総務課からの職員旅費移行に伴うものであるということは当初からわかっていたことであると思います。今後は十分に注意するように予算権者に意見を申し上げて討論とさせていただきます。 以上です。
○議長(松島啓君) ほかに討論はございませんか。 ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松島啓君) 以上で討論を終わります。 日程第4、表決。 これから採決します。 まず、議案第78号、議案第79号の2議案を一括して挙手により採決します。
委員長報告はいずれも原案承認であります。 議案第78号、議案第79号の2議案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、議案第78号、議案第79号の2議案はいずれも委員長の報告のとおり承認されました。 次に、議案第80号、議案第81号の2議案を一括して挙手により採決します。
委員長報告はいずれも原案可決であります。 議案第80号、議案第81号の2議案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、議案第80号、議案第81号の2議案はいずれも委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第82号から議案第84号までの3議案を一括して挙手により採決します。
委員長報告はいずれも原案可決であります。 議案第82号から議案第84号までの3議案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、議案第82号から議案第84号までの3議案はいずれも委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第85
号一般会計補正予算を挙手により採決します。 各委員長の報告は原案可決であります。 議案第85号を各委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、議案第85
号一般会計補正予算案は各委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第86号美咲町
国民健康保険事業特別会計補正予算を挙手により採決します。
委員長報告は原案可決であります。 議案第86号を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、議案第86号美咲町
国民健康保険事業特別会計補正予算案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第87号を挙手により採決します。
委員長報告は原案承認であります。 議案第87号を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、本案は原案に同意することが決定されました。 次に、議案第88号を挙手により採決します。 本案を原案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、本案は原案に同意することが決定されました。 次に、議案第89号を挙手により採決します。 本案を原案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、本案は原案に同意することが決定されました。 次に、議案第90号を挙手により採決します。 本案を原案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、本案は原案に同意することが決定されました。 次に、議案第91号を挙手により採決します。 本案を原案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、本案は原案に同意することが決定されました。 次に、議案第92号を挙手により採決します。 本案を原案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、本案は原案に同意することが決定されました。 次に、議案第93号を挙手により採決します。 本案を原案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、本案は原案に同意することが決定されました。 次に、議案第94号を挙手により採決します。 本案を原案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、本案は原案に同意することが決定されました。 次に、議案第95号を挙手により採決します。 本案を原案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員……。もう一度お願いします。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手多数です。もう一度それじゃあお願いします。 挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、本案は原案に同意することが決定されました。 次に、議案第96号を挙手により採決します。 本案を原案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、本案は原案に同意することが決定されました。 次に、議案第97号を挙手により採決します。 本案を原案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、本案は原案に同意することが決定されました。 次に、議案第98号を挙手により採決します。 本案を原案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、本案は原案に同意することが決定されました。 次に、議案第99号を挙手により採決します。 本案を原案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、本案は原案に同意することが決定されました。 次に、議案第100号を挙手により採決します。 本案を原案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、本案は原案に同意することが決定されました。 次に、議案第101号を挙手により採決します。 本案を原案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、本案は原案に同意することが決定されました。 次に、議案第102号を挙手により採決します。 本案を原案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、本案は原案に同意することが決定されました。 次に、議案第103号を挙手により採決します。 本案を原案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、本案は原案に同意することが決定されました。 次に、議案第104号を挙手により採決します。 本案を原案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、本案は原案に同意することが決定されました。 次に、議案第105号を挙手により採決します。 本案を原案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、本案は原案に同意することが決定されました。 次に、議案第106号を挙手により採決します。
委員長報告は原案可決であります。 議案第106号を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、議案第106号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第107号を挙手により採決します。
委員長報告は原案可決であります。 議案第107号を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、議案第107号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、陳情第1
号地方財政の充実・強化を求める陳情書について挙手により採決します。 陳情第1号について委員長の報告のとおり採択に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手多数です。よって、陳情第1号は採択することに決定されました。 ここで、ただいまから午後4時10分まで休憩します。(午後3時58分)
○議長(松島啓君) 休憩前に引き続き会議を再開します。(午後4時10分) ただいまの出席議員は13人です。 日程第5、
追加議案の報告並びに上程。 お手元に配付しております提案書のとおり、町長から
追加議案3件が送付されております。 これを一括本会議に上程します。 次に、お手元に配付しております意見書のとおり、議員提出案件2件を所定の賛成者がありますので受理しています。 これを一括本会議に上程します。 日程第6、提案者の説明。 議案第108号から議案第110号について副町長から提案理由の説明を求めます。 忠政副町長。
◎副町長(忠政堅之君) 失礼いたします。追加提案させていただく議案は、
一般会計補正予算1件、
特別会計補正予算1件、財産の取得について1件の計3件でございます。 それでは、議案第108号から議案第110号について提案理由並びに議案等の内容説明をさせていただきます。 予算書の1ページ、議案第108号令和2年度美咲町
一般会計補正予算(第3号)であります。 これは、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時
交付金事業及び県・市町村連携事業者支援交付金に係る
補正予算であります。歳入
歳出予算の総額にそれぞれ1億2,444万7,000円を追加し、総額を127億414万6,000円にするものであります。 2ページから3ページに第1表歳入
歳出予算補正、4ページ、第2表債務負担行為の追加をさせていただいておりますので、ご確認願います。 歳入の主なものは、6ページ、15款国庫支出金は
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金1億594万7,000円の追加、16款県支出金は県・市町村連携事業者支援交付金2,700万円の追加、19款繰入金は財政調整基金繰入金850万円の減額であります。 一方、歳出の主なものは、7ページ、2款総務費は
新型コロナウイルス感染症相談対応強化事業など2,588万4,000円の追加、3款民生費は聴覚障害者に対応する卓上型対話支援機器の購入など355万3,000円の追加、8ページ、4款衛生費は感染症対策事業に75万円の追加、7款商工費は事業所助成金交付事業など7,030万円の追加、9ページ、9款消防費は防災活動支援事業に525万円の追加、10ページ、10款教育費はスクールバス増車運行事業などに1,638万7,000円の追加、15款予備費は232万3,000円の追加であります。 続きまして、12ページ、議案第109号令和2年度美咲町みさきネット事業
特別会計補正予算(第1号)であります。 これも、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時
交付金事業に係る
補正予算であります。歳入
歳出予算の総額にそれぞれ114万4,000円を追加し、総額を6億1,764万4,000円にするものであります。 歳入の主なものは、15ページ、7款繰入金は一般会計繰入金114万4,000円の追加であります。 一方、歳出の主なものは、1款事業費に学校の臨時休業に伴う学習等への支援事業として114万4,000円の追加であります。 次に、提案書の1ページ、議案第110号財産の取得についてであります。 これは、
地方自治法第96条第1項第8号及び美咲町の議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議会の議決を求めるものであります。老朽化した小型動力ポンプつき積載車2台を更新取得するものであり、取得金額は1,958万円、うち消費税額は178万円、取得の相手方は岡山市北区大供1丁目6番3号、株式会社岡山森田ポンプ代表取締役藤井幹久氏であります。 以上、3件につきまして追加提案の理由並びに議案等の内容を説明させていただきました。 なお、読み間違い等がありましたら議案書が正しいものとご理解をいただき、適正妥当なご議決を賜りますようよろしくお願いをいたします。 以上でございます。
○議長(松島啓君) ここでお諮りします。 発議第1号、発議第2号については、会議規則第39条第2項の規定により提案理由の説明を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松島啓君) 異議なしと認めます。したがって、発議第1号、発議第2号については提案理由の説明を省略することに決定しました。 日程第7、議案に対する質疑。 これから議案に対する質疑を行います。 それでは、順次質疑を願います。 8番松田議員。
◆8番(松田英二君) 失礼いたします。8番松田でございます。 今回の国の補正対応を受けての
新型コロナウイルス対応の
補正予算、多種多様にわたっておりますけれども、ちょっとわからないところがありますので簡単にお答えをいただければと思います。 まずは、議案第108号美咲町
一般会計補正予算(第3号)の中の、ページでいいますと8ページの中にあります社会福祉総務費、公共施設等感染防止対策事業152万4,000円の中で加湿器等の購入の予定が上げられておりますが、これはどういったところに配置をされる予定なんでしょうか。 それから、9ページの商工総務費、事業所助成金交付事業6,030万円という大きな予算が上がっておりますけれども、この交付をするための条件といたしまして令和元年度の町税等の納入が完納していることとあるんですが、企業の決算が3月末の場合はどうなるんでしょうか。また、町税等という等の中には何が含まれてるんでしょうか。 最後、10ページに社会
教育総務費が視覚障害者等読書環境整備事業163万7,000円という予算が上がっております。視覚障害者や低視力者本人が自力で書籍や新聞などを読むことができるようにするというふうに説明書きがあるんですけれども、イメージが湧きません。どういうものになるんでしょうか。 以上3点、簡単に教えていただけませんでしょうか。
○議長(松島啓君) 牧野祉事務所長。
◎
福祉事務所長(牧野雅明君) 失礼いたします。
福祉事務所の牧野でございます。よろしくお願いいたします。 私からは、民生費の社会福祉費の公共施設等の感染防止対策整備事業の152万4,000円の施設がどこの施設ということでございます。 これにつきましては、各町内の老人憩いの家を主としております。合計で12施設に配置予定でございます。 以上でございます。
○議長(松島啓君) 立石
産業観光課長。
◎
産業観光課長(立石克之君) 松田議員の……。失礼いたしました。
産業観光課の立石でございます。 松田議員のご質問でございますが、3月末が事業年度の場合にはどうなるのかということでありますが、3月末は調定年度が翌年度になりますので、もう一つ前の事業年度で見させていただきます。 それから、町税等を完納していることの等でございますが、一般的には公共料金、水道であるとかみさきネットであるとか、町税は当然含みますが、そういったものを含めることになります。 以上であります。
○議長(松島啓君) 平賀生涯学習課長。
◎生涯学習課長(平賀慎一郎君) 生涯学習課の平賀です。よろしくお願いいたします。 8番松田議員のご質問ですが、視覚障害者等読書環境整備事業についてでございます。イメージをということで、どういったものを購入を予定するかということでございます。
新型コロナウイルスの影響で外出を自粛する中、視覚障害者や低視覚者本人が図書館を利用しやすくするため、朗読ボランティア等の手助けをかりることなく自力で書籍や新聞等を読むことができるようなデバイスのことでございます。具体的には、AIを搭載しました視覚支援デバイスでございます。目の見えないまたは見にくい方を対象にしたもので、眼鏡に取りつける小型カメラのことです。こちらのほうは、このカメラが捉えた情報を耳元のスピーカーから音声で聞くことができる装置のことでございます。小型で軽量で眼鏡に取りつけができて利用もしやすいということで、そういったものを予定をしております。新聞、本そしてスマートフォンなどの画面など、さまざまな印刷物、液晶画面等も読むことができるものでございます。 (8番松田英二君「はあ、いろんなものができてるんですね。以上です。ありがとうございました」と呼ぶ)
○議長(松島啓君) ほかに質疑はありませんか。 12番山本議員。
◆12番(山本宏治君) 12番山本です。 議案第108号、11ページの教育費の通学措置費で感染予防対策事業の増車運行1,440万円、これについてどういう状況かお聞きできればと思いますが。
○議長(松島啓君) 神坂
教育総務課長。
◎
教育総務課長(神坂健治君) 失礼いたします。12番山本議員の通学措置費の中の増車運行についての部分で、お尋ねにお答えをさせていただきます。 現在、町内の小・中学校では22の路線に21台のスクールバスを運行いたしておりますが、このうち乗車率が70%を超えます6の路線につきまして4路線を増便して運行させていただきますことによりまして、密集を解消して登下校中のスクールバス車内での感染リスク軽減を図るものでございます。残りの2路線につきましては、車両を入れかえることによりまして密集を解消させていただきたいというふうに考えております。なお、増便をさせていただきたい車両の種類によりましておのおの単価というのが異なるわけでございますが、100授業日分の増便を予算計上させていただいております。 以上でございます。
○議長(松島啓君) 12番山本議員。
◆12番(山本宏治君) 22路線21台ということなんですが、この6路線というのはどんな地域かがわかれば教えていただきたいが。
○議長(松島啓君) 神坂
教育総務課長。
◎
教育総務課長(神坂健治君) 失礼いたします。路線の内訳でございますが、中央地域が現在5路線でございます。この5路線のうちに、1路線につきまして1台増便をさせていただきたいということでございます。
柵原地域におきましては、11の路線がございます。この11の路線のうち、3路線につきまして増便をさせていただきたいということでございます。旭地域には6の路線がございますが、このうち70%を超えます路線が2路線ございますが、この2路線につきましてはスクールバスを入れかえることによりまして解消を図りたいということでございます。 以上でございます。 (12番山本宏治君「ありがとうございました」と呼ぶ)
○議長(松島啓君) よろしいですか。 ほかに質疑はありませんか。 ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松島啓君) 以上で議案に対する質疑を終わります。 お諮りします。 ただいま議題となっています議案第108号から議案第110号までの3議案及び発議第1号、発議第2号については委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松島啓君) 異議なしと認めます。したがって、議案第108号から議案第110号までの3議案及び発議第1号、発議第2号については委員会付託を省略することに決定しました。 日程第8、討論。 これから討論を行います。 それでは、順次発言を願います。 討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松島啓君) 以上で討論を終わります。 日程第9、表決。 これから採決します。 まず、議案第108
号一般会計補正予算を挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第109号美咲町みさきネット事業
特別会計補正予算を挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第110号を挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、発議第1号を挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。したがって、発議第1号は原案のとおり可決されました。 次に、発議第2号を挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。したがって、発議第2号は原案のとおり可決されました。 以上で
追加議案に対する表決を終了します。 以上をもって今期定例会の議事は全て終了しました。 この際、町長の挨拶をいただきます。 青野町長。
◎町長(青野高陽君) 6月定例会の閉会に際し、ご挨拶申し上げます。 議員の皆様には、この定例会において上程いたしました諸議案に対し、終始精力的にご審議いただき、全議案に適切妥当なるご議決を賜りましたことに深く感謝申し上げます。頂戴いたしましたご意見等に十分留意し、これからの町政運営に努めてまいります。特にコロナウイルス感染症対策関連の
補正予算につきましては、町民や事業者に対する支援策を迅速に執行させていただきます。また、本日歳出総額31兆9,000億円の国の第2次
補正予算案が成立したと伺っております。町といたしましても、本定例会での議論を踏まえ、さらなる対策を検討してまいりますので、議員皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
特別定額給付金の受け付け状況をご報告いたします。 昨日現在で5,860世帯1万3,465人、96%の受け付けとなっております。全国平均の給付率は10日現在38.5%ということですが、おかげさまで大きなトラブルもなく9割の方への給付が完了をしております。まだ申請がお済みでない方にはお知らせのご連絡を発送いたしましたので、お早目の申請をお願いいたします。 微
酸性次亜塩素酸水の給付状況についてですが、きのうまでで延べ1,012人の方に配布をさせていただきました。 今定例会において寄附についての議論がありました。6月4日には県建設業協会津山支部から町に対しましてコロナ対策として現金30万円を寄附いただきましたので、ご報告させていただきます。また、町がいただいた寄附以外にも民間事業者や個人の方がさまざまな機会を通じて町民に助けの手を差し伸べていただいております。美咲町社会福祉協議会では、5月からマスクでつながるボランティア大作戦として住民ボランティアのご協力により534枚の手づくりマスクをつくっていただきました。マスクは町内の障害者福祉施設団体や児童施設、高齢者施設などにお配りいただいております。コロナ禍という未曽有の危機に対し美咲町の人の力が発揮されていることに大変心強く思っております。まことにありがとうございます。 最後になりましたが、議員の皆様には改めて日ごろの活動に敬意と感謝を表するとともに、今後も本町のますますの発展のためにご尽力いただきますようご期待申し上げます。最近では、早くも都心で真夏日となり、厳しい夏を迎えようとしております。町民の皆様におかれましては、コロナ対策に加えて熱中症の対策も十分とっていただき、どうかご自愛いただきますようお願い申し上げます。今週は岡山県が梅雨入りとなりました。各ご家庭におかれましても、いま一度防災グッズや避難経路の確認をお願いいたします。 以上、閉会に当たってのご挨拶とさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。
○議長(松島啓君) 私のほうからも、閉会に当たりまして一言ご挨拶申し上げます。 議員各位におかれましては、慎重審議の上、議決をいただき、まことにありがとうございました。 特に
追加議案として上程され可決承認されました
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金におきましては、落ち込む地域経済の活性化、障害者への支援、高齢者への対策、児童・生徒への支援などが予算化されており、迅速な対応、執行を望みます。また、国においては、先日衆議院を通過、そして本日先ほど参議院で可決成立されました第2次
補正予算の中で増額されました地方自治体向けの地方創生臨時交付金の使途につきましては、今後襲来するかもしれない第2波、第3波の対策として、本日閉会後に美咲町議会からの
新型コロナウイルス感染症対策に関する提言書を青野町長にお渡しいたします。あわせて、これからの長雨、豪雨等の災害、気温の上昇による熱中症、そして終息が読めない
新型コロナウイルス感染症拡大と厳しい環境要件が重なることが予測されます。迅速、的確な対応ができるよう十分な備えを行っていただき、提言書の中には町民の生活支援策、事業者事業主への経済対策、医療・福祉体制の支援策、教育支援策、危機管理対策など本町議会の思い、提言を盛り込んでおりますので、積極的な措置を講じられますようお願いを申し上げます。 また、山本政策推進監におかれましては、特に本町の地方創生及び第3次振興計画策定には先進的、先駆的な考えも取り入れていただき、また役場組織の機構改革、政策調整会議などを立ち上げられ、役場内部の連携強化、政策企画立案機能の強化を図られ、2年間という短い期間の中で後世に残る功績を上げていただきまして、まことにありがとうございました。本席からではございますが、心から御礼申し上げます。今後は、総務省に帰られましても第二のふるさと美咲町のことを忘れずご指導いただきますことをお願い申し上げ、さらには美咲町でのさまざまな経験を生かされましてのご活躍をご祈念申し上げます。大変お世話になりました。 最後に、議員各位におかれましては、町民の皆様の安全・安心、福祉の充実、向上を最優先に考え、閉会中も引き続き積極的な議員活動をお願いし、
新型コロナウイルス感染症拡大の終息及び一日も早く日常が取り戻せますことを切に願いまして、閉会のご挨拶といたします。 これをもって令和2年第4回美咲町議会定例会を閉会します。(午後4時38分) 以上会議録の次第は書記の記載したものであるが、その内容の適正であることを確認し、ここに証明する。 令和 年 月 日 美 咲 町 議 会 議 長 美 咲 町 議 会 議 員 美 咲 町 議 会 議 員...