令和 2年第 2回( 3月)定例会第 4 日(令和2年3月19日)(1)会議の開閉時刻 開 議 午後 2時 00分 解 散 午後 4時 10分(2)出席・欠席・遅参または中途退場した議員の番号・
氏名議員番号氏 名
出欠別議員番号氏 名出欠別1
山田雄二出席8
松田英二出席2藤井智江〃9江原耕司〃 欠員10岩野正則〃4形井 圓出席11貝阿彌幸善〃5延原正憲〃12
山本宏治〃6
左居喜次〃13金谷高子〃7林田 実〃14松島 啓〃(3)
地方自治法第121条の規定により出席した者の氏名職 名氏 名職 名氏 名
町長青野高陽建設課長國宗 順副
町長忠政堅之
産業観光課長立石克之政策推進監井上博登徴収対策室長櫻井 実政策推進監山本翔紅会計課長貝阿彌
美和総務課長稲谷雄治旭総合支所長前田有輝理財課長篠原 恵柵原総合支所長畑尾周一地域み
らい課長光嶋寛昌旭総合支所
住民福祉課長池上久子くらし安全課長浦上 彰
柵原総合支所
産業建設課長山本
資住民税務課平 一範福祉事務所長牧野雅明保険年金課長山崎秀仁教育長黒瀬堅志健康推進課長清水嘉浩教育総務課長石戸光也上下水道課長牧野英一生涯
学習課長赤木郁貞(4)職務の為出席した職員の職・氏名 事務局長 神 坂 健 治 書 記 杉 山 慶 介(5)日 程日 程議案番号件 名1
委員長報告2
委員長報告に対する質疑3 討 論4 表 決5
追加議案の報告並びに上程6 提案者の説明7 議案に対する質疑8 討 論9 表 決10 閉 会
○議長(松島啓君) 休会前に引き続き本日の会議を開きます。(午後2時00分) ただいまの
出席議員は13人です。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。 本日の日程を報告します。 第1に
委員長報告、第2に
委員長報告に対する質疑、第3に討論、第4に表決、第5に
追加議案の報告並びに上程、第6に提案者の説明、第7に議案に対する質疑、第8に討論、第9に表決、以上のとおりと定めますので、ご了承を願います。 これから日程に基づき議事を進めます。 日程第1、
委員長報告。 各
常任委員会に付託した諸案件を一括議題とします。 これらについては、それぞれ委員会が開催され審査されておりますので、その結果について各委員長の報告を求めます。 それでは、
総務産業常任委員会に係る
審査報告を委員長に求めます。 12番山本議員。
◆12番(
山本宏治君) 皆さんこんにちは。
総務産業常任委員会の委員長の山本でございます。よろしくお願いいたします。 それでは、
総務産業常任委員会は、去る3月6日及び9日に委員会を開催いたしましたのでご報告をいたします。 今定例会で付託されました
条例案件5件、
一般会計補正予算の所管の
款項及び特別会計12件、
市町村過疎計画の変更と
指定金融機関の変更、道路線の変更及び認定の計22議案と要望1件について審査をいたしましたので、審査の経緯と結果についてご報告をいたします。 それでは、
条例案件5件について報告をいたします。 議案第8
号非常勤職員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例については、
地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴い、特別職、
非常勤職員の職の整備をするものとの説明で、委員から、日額及び年額の見直しはしないか等の質問があり、金額については令和2年度で整備をしていきたい、適用は令和3年度を考えているとの説明でした。 議案第9号職員の給与に関する条例の一部を改正する条例では、人事院の勧告に基づき、
住居手当等の改正及び組織の活性化を図るため給与表の改正であるが、委員から、
職員組合との協議はできているのか等の質問があり、担当課より、組合との協議はできている、思い切った
制度変更で職員の組織の活性化に期待をしているとの説明でした。 議案第10号職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例では、
職員赴任時の負担軽減など移転料、着後手当など支給できるように整備するもの及び宿泊料など国の規定に準じ見直すとのことで、委員から、職員の赴任などの条例であり、今後採用等に期待をするとの質問に、
赴任職員等と
扶養親族関係移転料などもあるとの説明でした。 議案第12
号農業構造政策推進会議設置条例の一部を改正する条例では、令和2年4月1日付で合併する
津山農業協同組合が晴れの
国岡山農業協同組合に名称変更になるとの説明でした。 議案第16
号ふるさと振興融資制度条例を廃止する条例では、
ふるさと振興を図る目的で、旧中央町時代の平成元年度規定されたもので、
施設整備資金の貸し付けの制度で、
融資限度額5,000万円などであるが、平成19年に全て返済されており、当初の目的は達成されており、今回廃止するとの説明でした。 以上
条例案件5件については、委員会といたしましては
全会一致で
承認可決といたしました。 議案第17
号一般会計補正予算(第6号)の所管について報告をいたします。 まず、
総務課関係では、
電算処理委託料、
人事評価制度事業費等総額で285万9,000円の
減額補正で、
人事評価制度改定及び
システム導入支援業務費は、今あるシステムを利用したための
減額補正であるとの説明でした。
理財課関係では、歳入の説明を受けた後、理財課の
補正予算の説明を受け、
ふるさと納税特産品贈呈事業400万円の増額などと
基金積立金などの説明でした。
くらし安全課では、
地方バス、
公共交通、
情報化整備事業、
みさきネット繰出金、非常備消防、消防車両などの補正であります。特に、
地方公共交通活性化再生総合事業の810万円の増額については、
黄福タクシーの利用料の増額及び消費税の改正などで増額補正したもので、また
防災カメラの減額1,778万円は、20台の
カメラ事業費確定によるとの説明でした。
産業観光課では、
プレミアム商品券発行事業8,520万円の
減額補正が大きな補正であり、
システム化事業660万円の減額、新規就農、
就農促進トータルサポート事業、
農作物鳥獣害対策事業などの
鳥獣害防止対策費の
事業費確定による減額などとの説明でした。委員から、
プレミアム商品券について、今後検証も必要ではないかの質問に、検討をするとの答弁でした。
建設課関係では、
残土処理場整備事業の
中央地域と旭地域の
残土処分場の候補地の変更及び計画変更によるものとの説明で、
災害復旧事業費は各事業費の確定により
減額補正との説明でした。委員から、
中央地域の新たな
残土処分場の今後についての質問に、今後埋め立てが終了したら、地域みらい課と協議の上、
住宅団地等として整備したいとのことでした。 地域みらい課では、協働の
まちづくり事業交付金の
減額補正は、新しい提案型の要望が出てこなかったための
減額補正及び
地域おこし協力隊活動事業の
減額補正が主なものであります。委員から、協働の
まちづくり事業の提案型の不用額を提案者に上乗せはできないかの質問に、難しいとの答弁でした。 関係各課の
一般会計補正予算は、事業の確定によるものが多く、特に事業の確定による
減額補正があり、委員会といたしましては議案第17
号一般会計補正予算の所管の款項については
全会一致で
承認可決といたしました。 なお、
上下水道課は、
一般会計の
補正予算計上はないため、後ほど
特別会計でご報告をいたします。 それでは次に、
特別会計の
補正予算についてご報告をいたします。 議案第18
号みさきネット事業特別会計補正予算(第3号)については、1,179万5,000円を減額するもので、
長期債償還利子の減額が大きいもので説明を受け、議案第18号は委員会といたしましては
全会一致で
承認可決といたしました。 次に、議案第20号津山・柵原・
吉井線共同バス運行事業特別会計補正予算から議案第22
号旭川ダム沿線バス運行事業特別会計補正予算の3会計につきましては、議案第20号津山・吉井・柵原線では18万3,000円の
追加補正で、乗車料は減るものの、県の補助金、
地域振興特定路線維持費補助金の歳入によるものとの説明で、委員から、運行状況を質問し、朝の便は通学生が多く、2台運行をしているとの説明でした。 議案第21号津山・西川線では249万円の減額で、バスの乗車料金の減収の現状と、朝の
バス運行を2台から1台の減便運行にしているとの説明でした。 議案第22
号旭川ダム沿線バスでは、真庭市の負担金がふえたものの、乗客の減により118万8,000円の
減額補正でした。
バス関係の3
特別会計につきましては、委員会といたしましては
全会一致で
承認可決といたしました。 次に、議案第29
号柵原飯岡簡易水道事業特別会計補正予算から議案第35
号中央打穴・
大垪和簡易水道事業特別会計予算の7議案については、本年の4月から
公営企業会計に移行するに当たり、各会計の
簡易水道施設減価償却引当基金等の予算を基金へ繰り入れするため収入調整であるとの説明でした。 委員から、議案30号、議案31号の
繰越明許費の説明を求め、議案第30号では連絡管の工事、議案第31号では久木のポンプ場及び高城の舗装復旧との説明でした。 議案第29
号柵原飯岡簡易水道事業から議案第35号の各
簡易水道会計については、委員会といたしましては
全会一致で
承認可決といたしました。 次に、議案第36
号柵原公共下水道事業特別会計補正予算については、250万円の
減額補正で、
特定環境保全公共下水道事業の雨水の減額で、歳出では
工事請負費等の不用額などとの説明で、委員から
繰越明許費の説明を求め、
ゲートポンプの明許費との説明でした。 委員会といたしましては、議案第36号についても
全会一致で
承認可決といたしました。 以上、
特別会計の報告といたしますが、
簡易水道事業の確定及び4月からの
公営企業会計に移行するための補正であり、ご理解をいただきたいと思います。 議案第55
号過疎地域自立促進市町村計画の変更の
総務産業常任委員会関係では、
過疎地域自立促進特別事業として、
飯岡保育園と
飯岡小学校のプールの
解体撤去事業が
公有財産等除却事業として
過疎ソフトに追加認定されたもので、有利な財源措置のある事業でもあり、委員会といたしましては
関係箇所については
全会一致で
承認可決といたしました。 議案第57
号指定金融機関の指定の変更については、令和2年4月1日に合併する
津山農業協同組合から晴れの
国岡山農業協同組合へ組織変更するためで、委員会といたしましては
全会一致で
承認可決といたしました。 次に、議案第58
号道路線認定については、3月9日に
柵原地域の
現地確認を行い、委員会といたしましては
全会一致で認定するものといたしました。 また、議案第59
号道路線の
変更認定については、幅員、延長等の一部変更であり、委員会といたしましては
全会一致で承認するものといたしました。 道路線の認定、変更については、今後も随時やっていきたいとの報告で、今後も変更、認定が出てくるものと思われます。 以上、
条例案件外22議案について審査の結果と経緯についての報告ですが、委員会の
報告どおり承認をいただくように取り計らいをお願いしたいと思います。 なお、文の読み違い、数字の読み違いがありましたら、提案書が正しいものでありますのでよろしくお願いいたします。 委員会では、
関係箇所の
道路認定など、
柵原地域の
現地確認も行いました。 それでは最後に、要望1件が付託されておりますので、報告をいたします。 要望第1
号令和元年11月26日付で
商工業振興事業補助金(
小規模事業者経営改善普及事業及び
地域総合振興事業)の
予算措置についての要望書が美咲町原田1757番地8、久米郡
商工会会長大崎俊男氏より提出され、受理し、委員会に付託されております。委員会といたしましては、
予算書等を参考に協議を行いました。久米郡商工会も、中
山間地域で抱える問題も人口減少、少子・高齢化、
後継者不足、労働力不足などの厳しい状況であるとの認識は共有できる、
小規模事業者支援法により
経営発達支援計画の認定も受け、
各種支援活動が行われている、行政としても大変厳しい財政であると思われるが、委員会といたしましては引き続き
商工業振興事業補助金の要望書の取り扱いについては、令和2年度当初予算にも計上しており、委員会といたしましては
全会一致で採択といたしましたのでよろしくお願いいたします。 これで、以上3月6日及び9日の
総務産業常任委員会の報告とさせていただきます。
○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 以上で
総務産業常任委員会に係る
審査報告を終わります。 次に、
民生教育常任委員会に係る
審査報告を委員長に求めます。 6番
左居議員。
◆6番(
左居喜次君) 失礼いたします。
民生教育常任委員会委員長の左居でございます。 それでは、本定例会で
民生教育常任委員会に付託されました案件について、担当課の説明、
現地確認を含め審査をいたしましたので、経緯と結果について報告いたします。
民生教育常任委員会では、去る3月4日及び5日に委員会を開催し、付託されました
条例案件7件、
一般会計補正予算1件、
特別会計補正予算7件、その他2件の合計17議案について審査をいたしました。また、審査の結果につきましては、
議案番号順に報告を申し上げますので、よろしくお願いいたします。 まず、議案第5号美咲町
手話言語条例についてですが、障害者の権利に関する条約及び
障害者基本法において手話が言語として認められましたが、十分でなく、手話への理解や普及への取り組みを推進するためであり、まずは住民への周知及び職員研修、そして保、小・中での周知、手話講座の開催などを行うとのことであり、令和2年4月1日から施行するものです。
福祉事務所の説明を受け、委員会といたしましては
全会一致で異議なく
承認可決といたしました。 次に、議案第6号美咲町印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例についてですが、成年被
後見人等の権利の制限に係る措置の
適正化等を図るための
関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、
印鑑登録証明事務処理要綱の一部が改正されたためであり、公布の日から施行するものです。 また、議案第7号美咲町
固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例についてでありますが、
情報通信技術の活用による
行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための
要請手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律が施行されたためであり、公布の日から施行するものです。 さらに、議案第11号美咲町
証明等手数料条例の一部を改正する条例についてですが、
地図情報データの交付に係る手数料を新たに規定するものであり、公布の日から施行するものです。 以上、議案第6号、議案第7号及び議案第11号の3議案につきましては、
住民税務課の説明を受け、委員会といたしましては
全会一致で異議なく
承認可決といたしました。 次に、議案第13号美咲町
北部町民グラウンド条例を廃止する条例についてでありますが、近隣にエイコンパークが整備されたことに伴い、本施設の当初の目的が達成されたため、廃止するもので、普通財産に所管がえとなるものであり、令和2年4月1日から施行するものです。
グラウンドは、昭和61年7月24日に竣工し、面積は1.0ヘクタールであります。生涯学習課の説明を受け、
現地確認も行ったところであります。委員会といたしましては、
全会一致で異議なく
承認可決といたしました。 続きまして、議案第14
号香花温泉「ほほえみの湯」設置及び管理に関する条例を廃止する条例についてでありますが、
提案理由といたしましては、開館以来15年が経過し、施設の老朽化が著しく進んでおり、年々修繕費がかさんできている。利用者は減少し、施設の
維持管理について今後の見通しが立たないため、廃止するものです。執行部、
健康推進課からは、
指定管理を受けている事業者には丁寧にしていただいた。ニーズの変化などにより、利用者が減ってきた。苦渋の決断だが、廃止議案を上程した。壊れるまで使うことも考えたが、いつ壊れてもおかしくない中、
指定管理者を募集するのも行政としては問題と考えた。跡地利用は、保育所や小学校のために使っていくことを考えているとの説明でありました。審査では、いたし方ないことだが、まず休館にすればよかった、先を考えると、苦渋の選択をすることが今の時期、住民の意見をもっと聞くべき、今まで多額の修繕費がかかっている、住民の意見を無視している、手順が間違っている、住民へ投げかける時間が必要ではなかったか、毎年修繕費がかかっているなどの意見がありました。審査の結果、廃止発表に至るまでの住民への説明不足は否めないものであり、委員会といたしましては意見を付して賛成多数で
承認可決といたしました。 次に、議案第15号美咲町
大垪和ひとり暮らし老人共同生活支援施設設置及び管理に関する条例を廃止する条例についてですが、
提案理由といたしましては、施設の老朽化に加え、近年の社会構造の急激な変化に伴い、
社会ニーズに適合しなくなった施設であり、本施設の当初の目的は達成されたため、廃止するものであります。施設の名称は友愛荘ですが、
福祉事務所の説明では近年は
介護保険施設等の充実などにより、利用者も減少し、平成30年度と令和元年度は利用がありませんでした。
現地確認も行いましたが、建物は既に廃止された旧
大垪和診療所が同じ建物に併設されたもので、平成6年に立てられた木造建築であります。現在の状況は、昨年8月15日、台風15号により
天日温水施設及び屋根瓦が破損、
ブルーシートで応急処置を行っているものであります。審査の結果、委員会といたしましては
全会一致で
承認可決といたしました。 次に、議案第17
号令和元年度美咲町
一般会計補正予算(第6号)についてでありますが、所管の款項について審査をいたしましたので、主なものを
担当課ごとに報告いたします。 まず、
住民税務課では、歳入では主に町税の現年課税分、
滞納繰越分の増、
市町村総合事務組合預かり金返還1,945万円は、
交通災害共済事業廃止に伴い、
市町村総合事務組合へ預けていた資金が返還されるものです。また、歳出では、ただいま申し上げた
交通災害共済の返還金を
長期振興まちづくり基金への積立金として、同額の1,945万円、
ごみ収集委託料の不用額の減額736万5,000円などであります。 次に、
保険年金課では、歳出で主には各
特別会計への繰出金の増減、通いの
場補助金の減などであります。 続けて、
健康推進課ですが、歳出で主には
国保診療所特別会計への繰出金637万6,000円の増などであります。 次に、
福祉事務所では、
老人保護措置費の増ですが、
養護老人ホームへの入所者増の見込みによる増額ほか
執行見込みによる不用額の減額などであります。 また、
教育総務課ですが、主に町内5小学校の令和2年度が教科書を採択がえの年度のため、
教師用指導書の購入、前期分、合計で649万5,000円であります。 次に、生涯学習課では、
町史編さん事業、
印刷製本業務委託について、委託料の増に伴う増額や、
執行見込みによる不用額の減額などであります。 また、
旭総合支所住民福祉課では、支所及び
公用車経常管理費において、
執行見込み額の精査により不用額を減額したものであります。 また、
柵原総合支所住民福祉課では、低
酸素施設運営費におきまして
電気代負担金を実績に基づき追加計上したものであります。 以上、議案第17号は、審査の結果、委員会といたしましては
全会一致で異議なく
承認可決といたしました。 次に、議案第19
号令和元年度美咲町
住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)では、
歳入歳出予算の総額からそれぞれ99万円を減額し、総額をそれぞれ2,746万3,000円とするものであります。これは、
弁護士委託料を減額するものです。審査の結果、委員会といたしましては
全会一致で異議なく
承認可決といたしました。 次に、議案第23
号令和元年度美咲町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)では、
歳入歳出予算の総額からそれぞれ3,287万9,000円を減額し、総額をそれぞれ18億2,634万8,000円とするものであります。主には、不用額、
見込み額の減額であり、審査の結果、委員会といたしましては
全会一致で異議なく
承認可決といたしました。 次に、議案第24
号令和元年度美咲町
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)ですが、
歳入歳出予算の総額からそれぞれ385万5,000円を減額し、総額をそれぞれ26億163万8,000円とするものであります。こちらも、主には不用額、
見込み額の減額であり、審査の結果、委員会といたしましては
全会一致で異議なく
承認可決といたしました。 続きまして、議案第25
号令和元年度久米郡
介護認定審査事業特別会計補正予算(第2号)では、
歳入歳出予算の総額からそれぞれ100万円を減額し、総額をそれぞれ828万2,000円とするものであり、
執行予定額の減によるものです。審査の結果、委員会といたしましては
全会一致で異議なく
承認可決といたしました。 次に、議案第26
号令和元年度美咲町
国民健康保険診療所事業特別会計補正予算(第3号)についてですが、
歳入歳出予算の総額にそれぞれ670万4,000円を追加し、総額をそれぞれ1,010万3,000円とするものであり、
手数料不用額の減額及び
指定管理料の増額であります。審査におきまして、この
指定管理施設の特異性、また
指定管理期間も1年となっていることから、
指定管理料の算出については容易ではないことも理解できるが、
指定管理料の設定方法について期間を見通した早期の設定を検討する必要があるとの意見があり、委員会といたしましては意見を付して
全会一致で
承認可決といたしました。 なお、診療所の現状は、火、木、金の週3回、午前中の診療ですが、令和2年度からは、月、火、木、金の週4回、午前中の診療となります。 次に、議案第27
号令和元年度久米郡
障害支援区分認定審査事業特別会計補正予算(第1号)ですが、
歳入歳出予算の総額からそれぞれ42万5,000円を減額し、総額をそれぞれ96万9,000円とするものであります。これは、不用額を減額するものです。審査の結果、委員会といたしましては
全会一致で異議なく
承認可決といたしました。 次に、議案第28
号令和元年度美咲町
後期高齢者医療特別会計補正予算では、
歳入歳出予算の総額からそれぞれ614万7,000円を減額し、総額をそれぞれ2億4,324万6,000円とするものであります。主に、不用額の減額などであります。審査の結果、委員会といたしましては
全会一致で異議なく
承認可決といたしました。 次に、議案第55号美咲町
過疎地域自立促進市町村計画の変更についての所管の事業ですが、当委員会の所管では、
地域文化振興等に係る
本山寺霊廟保存修理工事補助の追加で、地域の文化財を後世に残すためのものです。生涯学習課の説明を受け、審査の結果、委員会といたしましては
全会一致で異議なく
承認可決といたしました。 次に、議案第56号美咲町公の施設に係る
指定管理者の指定についてでありますが、施設の名称は美咲町
西川診療所、
指定管理者の名称は真庭市の
社会医療法人緑壮会金田病院、契約の期間は令和2年4月1日から令和3年3月31日の1年間であります。審査の結果、委員会といたしましては
全会一致で異議なく
承認可決といたしました。 次に、
委員会所管の
継続審査事項として、
徴収対策室より、今年度非
強制徴収債権に係る
債権放棄報告(案)の説明がありましたので、報告いたします。 債務者6者によるものですが、金額の総額が58万5,860円で、放棄の理由は
生活困窮者や経過超過、時効援用、所在地不明、死亡されたが相続放棄といったもので、
放棄年月日は令和2年3月31日であります。債権放棄の協議をしていきたいとのことでありました。 次に、
現地確認ですが、先ほど申し上げました友愛荘、
北部町民グラウンドのほかに、所管の現状報告の中で
現地確認を行いましたので、報告いたします。 いずれも
教育総務課の所管となりますが、まず
加美小学校大規模改修での仮設校舎ですが、軽量鉄骨2階建て、延べ床面積は960平方メートル、普通教室が6部屋と、特別支援学級が2部屋及び多目的教室、保健室が各1部屋、そして倉庫が1部屋入るとのことであります。現在、建物が完成し、本日19日に完成検査、明日から保護者の方にお手伝いをいただいて、引っ越し作業に入るとのことであります。 次に、仮称でありますが、義務教育学校柵原学園の買収予定地の
現地確認を行いました。今後の作業といたしましては、令和2年度の建築スケジュールでは、今年度に続き基本構想、造成工事測量設計、地質調査業務、建築工事基本実施設計、建築確認申請から造成工事へと入っていくとのことであります。令和6年4月開校を目指すものであります。 最後に、刻々と変化している新型コロナウイルスの感染状況や予防の方策ですが、
健康推進課の審査の場におきまして、この新型コロナウイルスに関するお願いがありましたので、この場をおかりしましてお知らせいたします。 現在、告知放送でもお知らせしておりますが、風邪やインフルエンザと同様に、せきエチケットや手洗いなどの一般的な感染症予防対策を心がけてください。また、新型コロナウイルスによる感染症について不安なことがある場合は、相談窓口に連絡してください。状況が随時変わってきますので、告知放送などでお知らせをするとのことでありました。 以上、当委員会に付託されました案件について
審査報告といたしますが、数字等の読み間違いがありましたら、提案書が正しいものであり、ご配慮をいただき、委員会の報告のとおりお取り計らいをお願いいたします。
○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 以上で各
常任委員会に付託した諸案件の報告を終わります。 次に、予算特別委員会に付託した諸案件全部を一括議題とします。 予算特別委員会において審査されたその結果について委員長の報告を求めます。 8番松田議員。
◆8番(松田英二君) 失礼いたします。予算特別委員会委員長を務めさせていただきました松田でございます。 先ほど、
左居議員からマスク等の予防措置をとるようにと言われたんですけれども、本日の私の体温は36度0分、至って健康体でございまして、言葉が伝わりやすいように、申しわけありません、マスクを外させていただきます。 今定例議会3日目となります3月3日、議案第37号から議案第54号までの18議案を審査するため、全議員13名をもって構成する令和2年美咲町議会予算特別委員会が設置されました。 これを受けまして、3月10日から3月13日までの4日間にわたって、各担当課からの説明を受け、当初予算案の審査を実施いたしました。この内容についてご報告をいたします。 令和2
年度美咲町当初予算案は、
一般会計に109億9,223万円、
公営企業会計となる水道事業会計に8億4,861万円、16
特別会計に59億3,480万円を計上しております。合計した予算総額は177億7,564万円となっており、前年度対比104.0%であります。前年度予算との比較は、
一般会計総額では9億4,102万円の増額、
公営企業会計では8億4,861万円の皆増、16
特別会計総額では10億9,967万円の減額となり、総額においては前年と比較して6億8,996万円の増額となりました。
一般会計においては、義務教育学校建設などによる教育費の増加、
公営企業会計においては
簡易水道事業の廃止に伴う水道事業会計予算の皆増、また
特別会計では
簡易水道事業が廃止されたことにより予算が減額されたことなどによって、前年と比較して6億円を上回る予算編成となったものです。 このうちの主な事業といたしましては、
柵原地域の義務教育学校建設に向けた事業費に6億4,389万円、
加美小学校の施設大規模改修事業費に3億3,734万円、旭地域のみらいデザインによる生き活き拠点整備事業費に4,010万円、
黄福タクシー運行事業費に8,216万円、消防団の水出し操法訓練場整備事業費に2,440万円、活用されていない公有財産などの除却事業費に2,350万円、町道など道路新設改良費に3億8,629万円、城下町と黄福のまち観光産業創造事業費に5,551万円、みさきネット施設更新の継続事業費に4億1,789万円、柵原公共下水道整備事業費に1億9,400万円などの予算が計上されております。 このほか、
徴収対策室が進めている滞納金整理について、令和元年度繰越
見込み額に対して、令和6年度末までに50%程度の滞納金整理を目指す目標数値が示されました。 また、国民健康保険は、平成30年度から岡山県と市町村が共同保険者となって運営する広域運営に切りかわりましたが、厚生労働省が示した基準に沿って国民健康保険税の基礎税額等にかかわる課税限度額が、新年度より96万円から99万円に引き上げられることとなりました。 今回の審査では、9月定例議会の決算認定審査において提案された議会からの指摘事項が新年度予算編成及び役場の運営にどのように反映をされているのかといった点を中心に、慎重な審査を行ってまいりました。議会からの意見については、行財政改革大綱の見直し作業への着手、
基金積立金の検証、
簡易水道事業から上水道事業への円滑な移行、合併特例債の有効活用案の考案、技術系職員への任用がえ、義務教育学校設立に向けた具体的な
予算措置を含めて、対応できるものから取り組みを進めている状況があり、おおむね評価すべきものと判断をしております。 しかし、議会予算特別委員会においては、直面する課題解決や予算編成方針のあり方、町の将来に向けた展望などに対して厳しい意見が続出しております。 ここからは、委員会としての重立った意見を付しておきます。 まず、予算案審査に関すること。 町議会に示された令和2年度当初予算案の一部において、計上された予算額と実際に執行を予定している額に差異があったり、本来計上されなければならないはずの予算が減額されているなどの状況があり、その対応をめぐって会議が紛糾する場面が発生した。地方議会は、地方公共団体の意思を決定する機能及び執行機関を監視する機能を担うものである。予算案審査の過程の中で疑義が生じたものに対して意見を述べるのは議会当然の権利であり、それに対して執行機関が耳を傾けられないとなれば、地方公共団体の意思を決定できなくなることは必定。今後の行政執行の中で、町執行部と町議会が一体となって、住民に対して丁寧な説明をしていかなければならない事案が多数存在する状況で、お互いが対立することは町の将来にとって不利益以外の何物でもない。今回は、最終的に町議会の考え方に寄り添う姿勢を示された町執行部の対応が適正に進められるものと思われるが、町議会の町執行部に対する監視機能がより強化されるであろうことは、肝に銘じておかなければならない。 財源確保に関すること。 令和元年度末をもって地方交付税の合併特例が終了し、合併当初に比較して3,000人以上の人口減少が進む中、町の有力な財源となる地方交付税や町税が年々減少していく状況では、今後の予算編成は困難をきわめる状況が続くことが予想される。財源をふやすためには、滞納金整理と行政財産の売却が一つの手段として考えられる。今後、
徴収対策室を中心とした計画的な滞納金の回収と、公共施設等総合管理計画等によって、不要と判断された行政財産の積極的な売却によって、住民要望に応えるための財源確保に努めなければならない。 民間活力の導入に関すること。 本町における民間活力導入事業としては
指定管理者制度があり、現在この制度を利用して町内43公共施設の管理委託が行われているが、本来の制度の内容は、民間活力の導入によって経費の削減とサービスの向上を目指すものとされている。しかし、現在の本町の
指定管理は、そのほとんどが管理業務委託の域を出ていない。今後、民間活力導入全般についての考え方を協議し、
指定管理の次期契約更改時となる令和3年度までに、対象事業の精査など総合的な見直しが必要である。 事業の効果に関すること。 役場各課の事業の中には、数多くの課題が残されている。役場の事業は、やもすればやりっ放しの状況がそのまま継続される傾向があることは否めない。事業を推進していく上でその効果を検証し、事業の廃止や、より効果の高い事業に進化させていく事業評価が行われなければならない。1年間の活動の中で、目標値を設定し、PDCAサイクルを確立させるためには、年間における活動計画を設定した上で、適正な評価ができる体制の構築を早急に確立させなければならない。 業務の引き継ぎに関すること。 職員の人事異動や退職などによって業務の引き継ぎが行われる際に、前任担当者と町民との間で交わされた約束事が新任担当者へ十分に引き継がれなかった場合、トラブルが発生し、そのトラブルが原因となって後年他の事業にまで影響を及ぼし、事業そのものが中止に追い込まれてしまう可能性も出てくる。最悪の状況を回避するためにも、業務の引き継ぎに際しては、伝える側も受ける側も細心の注意を払って臨まなければならない。 要望書への対応に関すること。 毎年、各自治会などから行政に対する要望書が提出されている。過去5年間の状況を見てみると、平成27年度から令和元年度までの5年間に507件の要望書が提出されているが、このうち対応済み案件が446件、約88%、未対応の案件が61件、約12%と、昨年指摘した状況と比較すると大幅な改善が図られている。総務課においては、要望書受け付けから1カ月以内に回答できる体制を確立させていることから、今後の対応に期待するものである。対応可能な要望であれば、国、県の補助金はもとより、過疎債や基金を活用して、早期の解決を図ることが住民との信頼関係構築にもつながるものであり、今後未対応の案件がゼロ件になる体制の整備を強く望むものである。 義務教育学校に関すること。 令和6年4月の開校を目指し、整備を進めている義務教育学校については、建設用地を早期に確定させ、校舎などの施設配置、財源と概算事業費の算定、児童・生徒の通学方法やカリキュラムの編成といった基本的な構想を早急に取りまとめ、さらには跡地活用についても十分協議し、その内容を議会に示した上で、関係機関などと綿密な連携をとりながら、住民と一緒になって地域の未来をつくり上げなければならない。 合併特例債の有効活用に関すること。 第3次美咲町振興計画に示されている旭地域の旭みらいデザイン、
柵原地域の義務教育学校、
中央地域の亀甲エリア再編成、さらには各地域での拠点施設整備などの重要施策は、まさに今ここから新しい町をつくり上げていこうとする夢のある事業である。しかし、これらの事業を実現していくためには、強い覚悟と尽きることのない意欲、そして膨大な予算確保が必要となる。今後、新しいまちづくりの観点を持ったグローバルな視野に立って、公共施設の再配置等を考えるとき、そのための有力な財源となるのが合併特例債である。このほど期限延長された合併特例債の有効期限まで残された時間は5年間、もはや足踏みをしている余裕はないに等しい。本町に残された特例債枠52億円の有効活用策について、広範囲にわたる協議を早急に進め、第3次振興計画の期限内に、その具体化に向けた道筋が示されることに期待する。 以上の内容を意見として申し添えました上で、令和2
年度美咲町当初予算案を賛成多数で承認といたしました。 美咲町議会は、政策を積極的に提案する議会を目指しております。ここまで申し上げてきた委員会の意見はほんの一部であり、予算特別委員会での意見62項目を集約したものをここに文書としてまとめております。これをこの場において、本委員会からの報告書として美咲町議会議長に提出いたします。
○議長(松島啓君) お受けいたします。
◆8番(松田英二君) この後行われる表決におきまして、当初予算案が承認となれば、議長、副議長の手で内容を吟味の上、議会からの要望事項として美咲町長に申し入れを行っていただくことを強く望みます。 以上で令和2年美咲町議会予算特別委員会のご報告といたします。
○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 以上で予算特別委員会に付託した諸案件全部の報告を終わります。 日程第2、
委員長報告に対する質疑。 これから
委員長報告に対する質疑を行います。 それでは、順次質疑を願います。 11番貝阿彌議員。
◆11番(貝阿彌幸善君) 私のほうから、議案第14号について、
委員長報告を確認をさせていただいておりまして、私が感じておりました部分について議論等がなされておれば、お答えをいただければと思うんですが、香花温泉ほほえみの湯の部分につきまして、私は以前にも申し上げとんですが、この施設の主な利用目的は健康増進に寄与するものであるというように感じておるところでございまして、こうした中で、このほほえみの湯が健康増進、福祉費用に係る部分の何%に当たり、こうしたことから予算が大変貧窮をしておるといったようなことの中から、町民の方々にわかりやすく、何%を占めておるから、ほかの福祉的健康増進の費用が組めていない、進めていけていないというようなことが大きく起因するんではないかなといったように思いますので、委員長、その辺のとこが議論できとるかどうか、お聞きをしたいと思います。
○議長(松島啓君) 6番
左居議員。
◆6番(
左居喜次君) 失礼いたしました。ただいまの貝阿彌議員の議案第14号に係る質問ですが、健康福祉に係る費用の何%に当たるかといった議論は、委員会ではいたしておりません。
○議長(松島啓君) 11番貝阿彌議員。
◆11番(貝阿彌幸善君) 済いません。 議論をなされていないということであるようでございますが、
提案理由の大きなことについての詳細については、るる委員長の報告の中ではあったんですけど、私はこうしたことによってということで、この健康増進に難しくなると、この予算を充てていくことによってということがあればという思いがしましたんで、質問をさせていただきました。 以上です。
○議長(松島啓君) よろしいですか。
◆11番(貝阿彌幸善君) 結構です。
○議長(松島啓君) ほかに質疑はございませんか。 ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松島啓君) 以上で
委員長報告に対する質疑を終わります。 日程第3、討論。 これから討論を行います。 それでは、順次発言を願います。 11番貝阿彌議員。
◆11番(貝阿彌幸善君) 私は、議案第37号当初予算につきまして、
委員長報告は意見を付して賛成多数で原案可決ということでありましたが、私は反対の立場で討論を行いたいと思います。
一般会計当初予算の多くについては賛成であります。特に、今年度で上げられております柵原義務教育小中一貫建設に係る予算、
加美小学校大規模改修、また多くの福祉政策等々については、大変重要な予算になっております。そうした住民福祉向上に軸足を置いた政策予算であり、そうした政策について我々議員といたしましても二元代表制の上で調査研究を重ねていき、執行権の監視だけではなく、今は政策立案により、住民福祉の高揚の負託に応えていかなくてはなりません。 そのためには、議会事務局の充実が必要不可欠であります。にもかかわらず、事務局職員の普通旅費を大きく減額した予算組みとなっております。予算統一の原則、予算の構成は一貫した秩序に基づき、系統だった一定の様式で調整されなければならない。また、予算の補正につきましては、安易に行ってはならないとされております。天災、災害等々、近々の場合、国、県の補助確定によること、建設費など、予期できなかった制度の改正によるものは仕方なし、しかしながら公債費、需用費、旅費の追加につきましては、当初から慎重に協議をして、この補正については厳に慎むべしと言われております。 そうしたことから、議会経常管理費の大きな減額には、容認できないものがあります。こともあろうことか、執行部は事務局職員は議会に同行しなくてもよいのではとか言われたとか、議会事務局職員は、執行中は、私が申し上げるまでもなく、議会の命により行動することとなりますので、そうした意見があれば、私は言語道断であると思っております。また、これを認めることによって、今後そのような議会活動がますます縮小されていって、地域住民の負託に応えていくことが難しいと感じておるところでありまして、よって反対して修正可決とすべきであるというように私は感じておりますので、原案可決には反対の立場で討論をさせていただきました。 以上です。
○議長(松島啓君) 議案第37号に対して、賛成討論はございませんか。 ありませんか。 8番松田議員。
◆8番(松田英二君) 失礼いたします。8番松田でございます。 ただいまの貝阿彌議員の反対討論に対しまして、私は議案第37号令和2年度
一般会計当初予算案に賛成の立場で討論をさせていただきます。 先ほど、貝阿彌議員がおっしゃった事柄につきましては、議会全員と執行部を交えた積極的な会議、会合を持った中で、今後補正対応で考えていくという意見をいただいた上で、各委員の皆さんのご賛同をいただけたものと思っております。この当初予算の中には、水道であるとか、下水道であるとか、あるいは国保会計、介護保険、そういったようなところへの繰入金というものが含まれております。さらには、この当初予算の中には、義務的経費以外の政策的経費というものも多数含まれております。 一部の予算に反対することによって、この予算案に反対をするようなことになれば、例えば
黄福タクシー、例えば子供の医療費、例えば水道、下水道、各種保険会計、全ての予算に反対するということになります。このことが本当に住民のためになるんでしょうか。住民生活に欠かすことのできない重要な予算が含まれている当初予算、私は何があっても否決するわけにはいかないと思っております。 以上、賛成討論といたします。
○議長(松島啓君) 討論は一回限りです。 (11番貝阿彌幸善君「今の言われたことについては、私が反対討論した内容が全然わかってないじゃないですか」と呼ぶ) 1議案1討論でお願いします。 ほかに討論はございませんか。 議案第37号に対しての反対討論ですか。 ほじゃあ、2番藤井議員。
◆2番(藤井智江君) 私は、昭和2年度予算案に反対の……。
○議長(松島啓君) 令和。
◆2番(藤井智江君) 令和2年度予算案に反対の立場で討論します。 私たちは少なくとも、私は提案された予算案は執行部で慎重に審議され、提案されたもので、信頼に値するものと考え、真剣に審議いたしました。先ほども、貝阿彌議員が発言をされましたが、議会事務局の旅費が極端に減らされる、このことが非常に私は不可解であります。松田議員が言われるように、否決することはできない。これでは、行政のチェックはできないと思います。 現在、図書館司書は9人で、週2回の学校の図書室にも出向いて、子供たちと触れ合いながら、本への関心を深めるために尽力をされています。ところが、令和2年度の会計年度職員の図書館司書の募集人員が7人程度となっておりました。12月議会の
民生教育常任委員会において、9人体制で町民の皆さんにも大変喜ばれ、学校の先生、児童・生徒にも大変喜ばれ、もっと学校への回数をふやしてほしいとの要望も強いことから、教育長を初め、教育委員会に対し、9人体制を維持していただくよう、強く求めておりました。
民生教育常任委員会の報告で、左居委員長は、9人体制の維持を強く求めるという意見を付していました。図書館司書は、ただ単に図書の貸し出しを職務にされているわけではなく、美咲町の文化レベルの向上に貢献されています。昨今の子供たちの本離れが危惧される中で、創意工夫を重ねながら、子供たちが少しでも本好きになるよう尽力されています。その活動が多くの町民、子供たちから感謝され、また大きな期待が寄せられています。 令和2年度予算書では、図書館司書の人件費が9人分計上されており、私は、私たちの強い要望を聞き入れていただけたものとほっといたしました。それでも、審議の過程の中で、念のためにと会計年度職員の職種別の人員数のわかる資料を請求したところ、図書館司書は7人になっていました。大変驚きました。 私たちは、令和2年度の予算書のみを信頼して審議していたのでは、議決した後に、えっ、うそでしょうということになったのです。これは、だまし討ちと言っても過言ではありません。 副町長、稲谷総務課長、山本推進監、教育長、石戸課長に予算委員会に来ていただいて質疑を重ねましたが、あきれ果てる答弁に終始しました。町民の負託を受けて議員をさせていただいている者として、こんないいかげんな予算を認めることはできません。 また、5G、第5世代移動通信システムの事業推進が予定されていますが、5Gの電磁波の安全性には、専門家などから警告が発せられています。今までよりも、はるかにエネルギーの強い電磁波が使われるので、人体への深刻な影響があると懸念されています。アメリカの研究者アーサー氏は、5Gが地球環境に悪影響を及ぼすと警告する5Gスペースアピールを発表、世界中の医師、科学者、技術者ら19万人以上が賛同署名しています。 また、アメリカのワシントン州立大学名誉教授のマーティン氏は、5Gによって、皮膚がんや失明、心臓疾患や腎不全がふえるほか、不妊症、自然流産が増加し、自閉症で生まれる子供がふえると警告しております。フランスの食品環境労働安全衛生庁は、電磁波の子供たちへの影響を調査し、成長中の子供は最も被曝しやすいと、健康や記憶力、集中力に悪い影響があることを2016年に認めています。 今年1月24日に、日本でも、議員会館で5G停止を求める集会も開かれています。総務省は、現在の指針値以下なら問題はないという姿勢ですが、世界保健機関、WHOの国際がん研究機関は、Wi-Fiなどで使われる無線周波数電磁波を、発がん性の可能性があると認めています。がんのほかにも、免疫系や神経系、内分泌系の異常、精子の奇形、流産、不妊、認知症などの神経変性疾患にも影響があるとされています。 電磁波過敏症の子供たちもふえています。これは、微量の電磁波に被曝しただけで頭痛や目まい、吐き気、動悸、不眠、異常な倦怠感など、さまざまな症状が出ます。5Gの電磁波は、無線周波数電磁波の中でも周波数が高いミリ波と呼ばれる帯域を利用します。周波数が高くなるほど生体への影響も一層強くなります。電磁波過敏症の有病率は、日本で6%。
○議長(松島啓君) 藤井議員。
◆2番(藤井智江君) はい。
○議長(松島啓君) 5Gのことは、予算委員会ではほとんど、全く上がっていなかったように思いますが、その辺はもう藤井議員の意見というようなことでまとめてください。
◆2番(藤井智江君) はい。
○議長(松島啓君) 討論がぼやけてしまいますので。
◆2番(藤井智江君) はい。 日本の政府は、わざわざ萩生田大臣のメッセージをつけて、5Gの事業推進を要請しています。政府は全ての学校に高速無線LANを配備し、小学生にもタブレットを持たせて授業をする方針ですが、有線LANと違い、子供たちの被曝量をふやし、電磁波の影響を受けやすい低学年の子供たちだけでなく、一日電磁波を受ける先生方の健康への影響も考えなければなりません。 自治体は、5Gなど子供たちへの健康被害への懸念があるものを導入するときは、国の言いなりではなく、独自に調査研究を十分行い、安全が確認された上で慎重に事業に取り組むべきと考えます。 以上述べた理由により、令和2年度予算案に反対をいたします。 以上です。
○議長(松島啓君)
一般会計の当初予算ですね。議案第37号ですね。
◆2番(藤井智江君) そうです。
○議長(松島啓君) 議案第37号について、賛成討論はありませんか。 5番延原議員。
◆5番(延原正憲君) マスクのままで失礼いたします。 私は、議案第37号の
委員長報告にもありました、意見を付して新年度予算について承認ということを指示する発言をしたいというふうに思います。 先ほど、貝阿彌議員のほうから、修正可決というご意見が出ました。修正可決ということは、予算案の一部を修正をするということです。私の理解では、修正をしろというだけのことを執行部に与えたんでは、予算案にはならないと私は思うんです。だから、ここをこれだけふやせ、幾らふやせ、その財源はどうする、そういう対案をきちっとして提示すべきではないかなというふうに考えております。 それから、藤井議員のだまし討ちだとか、いいかげんな予算とかというのは、非常に執行部に対して失礼な言い方だろうと私は思っております。私は、まだ議員になって2期目で、7回の予算審査しか体験しておりませんが、今回の予算審査は実に4日間時間をかけて、みんなが真剣に執行部の説明を受けながら、皆さん一生懸命審査したじゃありませんか。そうじゃないですか。だまし討ちとか、いいかげんな予算じゃないじゃないですか。我々の意見は、町民を代表している我々の意見を、一生懸命審査の場でお話をしたじゃないですか。そういう議論もして、練り上げた上で、結論が意見を付して賛成、承認、そういう話になっていたと思います。皆さん、もう一度今回の4日間の、物すごく疲れましたけど、充実した審査を思い出してやってください。そして、町民のために、新年度予算110億円ですよ、
一般会計。物すごい金額なんですよ。これを早急にここで承認をして、新年度をスタートが切れるようにしましょう。それが我々議会の役目だと私は思っております。 以上です。
○議長(松島啓君) ほかに討論はありませんか。 議案第37号以外で、ほかに討論はありませんか。 反対、賛成ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松島啓君) 以上で討論を終わります。 日程第4、表決。 これから採決します。 まず、議案第5号を挙手により採決します。 議案第5号の
委員長報告は原案可決であります。議案第5号を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、議案第5号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第6号から議案第12号までの7議案を一括して挙手により採決します。 各委員長の報告はいずれも原案可決であります。議案第6号から議案第12号までの7議案を各委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、議案第6号から議案第12号までの7議案はいずれも各委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第13号を挙手により採決します。 議案第13号の
委員長報告は原案可決であります。議案第13号を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、議案第13号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第14号を挙手により採決します。 議案第14号の
委員長報告は原案可決であります。議案第14号を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手多数です。よって、議案第14号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第15号を挙手により採決します。 議案第15号の
委員長報告は原案可決であります。議案第15号を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、議案第15号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第16号を挙手により採決します。 議案第16号の
委員長報告は原案可決であります。議案第16号を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、議案第16号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第17
号一般会計補正予算を挙手により採決します。 各委員長の報告は原案可決であります。議案第17号を各委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、議案第17
号一般会計補正予算は各委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第18号から議案第36号までの
特別会計補正予算19議案を一括して挙手により採決します。 各委員長の報告は原案可決であります。
特別会計補正予算19議案をいずれも各委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、議案第18号から議案第36号までの
特別会計補正予算19議案はいずれも各委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第37号令和2
年度美咲町
一般会計当初予算を挙手により採決します。 議案第37号の
委員長報告は原案可決であります。議案第37号を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手多数です。よって、議案第37号令和2
年度美咲町
一般会計当初予算は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第38号から議案第53号までの
特別会計当初予算16議案を一括して挙手により採決します。 委員長の報告はいずれも原案可決であります。議案第38号から議案第53号までの
特別会計当初予算16議案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、議案第38号から議案第53号までの
特別会計当初予算16議案はいずれも委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第54号令和2
年度美咲町水道事業会計当初予算を挙手により採決します。 議案第54号の
委員長報告は原案可決であります。議案第54号を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、議案第54号令和2
年度美咲町水道事業会計当初予算は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第55号を挙手により採決します。 各委員長の報告は原案可決であります。議案第55号を各委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、議案第55号は各委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第56号を挙手により採決します。 議案第56号の
委員長報告は原案可決であります。議案第56号を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、議案第56号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第57号を挙手により採決します。 議案第57号の
委員長報告は原案可決であります。議案第57号を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、議案第57号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第58号、議案第59号の2議案を一括して挙手により採決します。 委員長の報告はいずれも原案可決であります。議案第58号、議案第59号の2議案をいずれも委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、議案第58号、議案第59号の2議案はいずれも委員長の報告のとおり可決されました。 次に、要望第1号
商工業振興事業補助金(
小規模事業者経営改善普及事業及び
地域総合振興事業)の
予算措置についての要望書について、挙手により採決します。 要望第1号について、委員長の報告のとおり採択に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、要望第1号は採択することに決定されました。 ここで、ただいまから午後3時45分まで休憩します。(午後3時28分)
○議長(松島啓君) 休憩前に引き続き会議を再開します。(午後3時45分) ただいまの
出席議員は13人です。 日程第5、
追加議案の報告並びに上程。 お手元に配付しておりますとおり、町長から
追加議案6件、諮問1件が送付されております。 職員に朗読させますから、お聞き取りください。 議会事務局長。 〔議会事務局職員朗読〕
○議長(松島啓君) ただいま職員が朗読しました案件を一括本会議に上程します。 日程第6、提案者の説明。 議案第60号から議案第65号までの6議案及び諮問第1号について執行部から
提案理由の説明を求めます。 忠政副町長。
◎副町長(忠政堅之君) マスクをしたままで失礼をいたします。追加提案をさせていただく議案等は、条例の一部改正2件、
一般会計補正予算1件、工事請負契約について1件、新町建設計画の一部変更について1件、第3次振興計画の策定について1件、人事案件について1件、報告案件1件の計8件でございます。 それでは、議案第60号から議案第65号、諮問第1号及び報告第1号について、
提案理由並びに議案等の内容説明及び報告をさせていただきます。 1ページ、議案第60号美咲町国民健康保険税条例の一部を改正する条例であります。これは、国民健康保険法施行令の一部を改正する政令が公布され、所要の改正を行うものであり、施行日は令和2年4月1日であります。 次に、2ページ、議案第61号美咲町監査委員条例の一部を改正する条例であります。これは、
地方自治法の一部を改正する法律が公布され、所要の改正を行うものであり、施行日は令和2年4月1日であります。 次に、議案第62
号令和元年度美咲町
一般会計補正予算(第7号)であります。第1条、
繰越明許費の
追加補正であります。 6款農林水産業費、1項農業費、事業名、農業水路等長寿命化・防災・減災事業で、金額は825万8,000円であります。理由は、ため池廃止に関する設計指針の決定がおくれた結果、実施設計業務が遅延したものでございます。 次に、3ページ、議案第63号工事請負契約についてであります。これは、令和元年度学校施設環境改善交付金事業、美咲町立
加美小学校大規模改修工事第1期工事について契約を締結するため、
地方自治法第96条第1項第5号及び美咲町の議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものであります。契約の方法は、
地方自治法施行令第167条の2第1項第8号の規定による随意契約。契約金額は2億680万円で、うち消費税額は1,880万円。契約の相手方は、真庭市上市瀬166番地、梶岡建設株式会社代表取締役梶岡秀成氏。
提案理由は、政令及び条例で定める基準を超えているためであります。 次に、4ページ、議案第64号新町建設計画の一部変更についてであります。これは、市町村の合併の特例に関する法律第5条第7項の規定により議会の議決を求めるものであり、東日本大震災に伴う合併市町村に係る地方債の特例に関する法律の一部を改正する法律の公布により、新町建設計画の変更が必要となったためであります。 次に、5ページ、議案第65号美咲町第3次振興計画の策定についてであります。これは、美咲町議会基本条例第8条第1号により議会の議決を求めるものであり、美咲町第3次振興計画を作成するためであります。 次に、6ページ、諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてであります。 これは令和元年12月31日付で前任者の任期が満了となり、欠員となっていたため、新たに推薦し議会の意見を求めるものであります。 住所は、美咲町藤原36番地4、氏名は森廣充徳氏であります。経歴等につきましては履歴書を添付しておりますので、ご確認をお願いいたします。 次に、9ページ、報告第1号損害賠償の額を定めたことの報告についてであります。
地方自治法第180条第1項の規定により専決処分したもので、同条第2項の規定により報告するものであります。 相手方は、津山市川崎112番地1、河井林産株式会社代表取締役岡悠紀好氏。事故の概要は、令和2年1月14日午後1時40分ごろ、美咲町原田地内において職員が運転する公用車がブロック塀に接触し、損害を与えたものであり、損害賠償額は6万1,600円であります。 以上8件につきまして、追加提案の理由並びに議案等の内容説明及び報告をさせていただきました。なお、読み間違い等がございましたら、議案書が正しいものとご理解をいただき、適正妥当なご議決及び意見を賜りますようよろしくお願いをいたします。 以上でございます。
○議長(松島啓君) 日程第7、議案に対する質疑。 これから議案に対する質疑を行います。 なお、諮問第1号については人事案件のため、質疑を省略します。 それでは、順次質疑を願います。 質疑はありませんか。 11番貝阿彌議員。
◆11番(貝阿彌幸善君) それでは、議案第63号について質疑をさせていただきます。 これは、随意契約となっております。このことにつきまして、経緯等々の説明をお願いしたいと思います。
○議長(松島啓君) 答弁。 忠政副町長。
◎副町長(忠政堅之君) 貝阿彌議員のご質問にお答えをいたします。 契約に至った経緯でございますが、一般競争入札としまして、2月28日に入札の開札を行いました。1回目の開札が10時でございます。このときは、予定価格超過のため、不調に終わっております。その後、同日16時に2回目の入札を、先ほどの10時に応札をいただきました2者を対象に入札を行いました。結果、先ほどの2者ともご辞退をされたため、入札不調となっております。 これを受けまして、調査委員会を開きまして
地方自治法施行令第167条の2第1項第8号の競争入札に付し入札者がないとき、または再度の入札に付し落札者がないときに随意契約をできるという規定に沿いまして、再度見積もりを徴取し、入札のときの最低価格者にまず徴取をいたしましたが、これにつきましては辞退をされ、次の業者に徴取をいたしまして、契約に至ったという経過でございます。 以上でございます。 (11番貝阿彌幸善君「わかりました」と呼ぶ)
○議長(松島啓君) ほかに質疑はありませんか。 ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松島啓君) 以上で議案に対する質疑を終わります。 お諮りします。 ただいま議題となっています議案第60号から議案第65号までの6議案及び諮問第1号については委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松島啓君) 異議なしと認めます。したがって、議案第60号から議案第65号までの6議案及び諮問第1号については委員会付託を省略することに決定しました。 日程第8、討論。 これから討論を行います。 なお、諮問第1号については人事案件のため、討論を省略します。 それでは、順次発言を願います。 討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松島啓君) 以上で討論を終わります。 日程第9、表決。 これから採決します。 まず、議案第60号を挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第61号を挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第62
号一般会計補正予算を挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第63号を挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第64号を挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第65号を挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(松島啓君) 挙手全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについては、森廣充徳氏を適任とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(松島啓君) ご異議なしと認めます。したがって、諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦については、森廣充徳氏を適任とすることに決定しました。 以上をもって今期定例会の議事は全て終了しました。 この際、町長の挨拶をいただきます。 青野町長。
◎町長(青野高陽君) 今定例会の閉会に当たり、ご挨拶申し上げます。 議員各位には、約3週間の会期中、各議案に対し精力的なご議論を賜りましたところ、全議案に対し、適切妥当なるご議決をいただき、敬意を表する次第です。特に、新年度当初予算、新町建設計画、第3次振興計画は、「ひと輝くまち美咲」の実現に極めて重要なものです。力強く賛意をお示しいただいた議員各位には、改めて厚く御礼を申し上げます。 さて、新型コロナウイルス感染症の流行は、我が国のみならず、全世界にも広がり、全土が非常事態となる国もあらわれました。本町においても、感染の拡大を防止するべく、政府の要請に基づき、小・中学校の臨時休校、行事、イベントの自粛や公共施設の休館の措置をとっているところです。町民の皆様には、多大なご負担とご心配をおかけしていますが、ご理解とご協力をいただき、心より感謝を申し上げます。特に、児童・生徒の皆さんは、自宅での待機となり、ストレスの多い日々だったかと思います。健康維持とストレス解消のためにも、人が密集しないようにしながら、屋外に出て体を動かす機会をつくっていただきたいと思います。 さて、間もなく政府から今後の対処方針について発表がある模様ですが、事態の収束には数カ月を要する可能性が高く、今後は日常的、経済的活動と感染拡大防止に向けた取り組みのバランスをとっていく必要があります。取り急ぎの対応として、図書館については3月13日から図書の貸し出し、返却のみでありますが、開館をしています。また、3月23日から26日にかけては、生徒・児童の学習習慣や規則正しい生活習慣の維持を目的として、小・中学校を開校する予定です。 感染拡大を防ぐためには、町民一人一人の心がけと行動が重要です。感染リスクは、1、換気の悪い密閉空間であること、2、人が密集していること、3、近距離での会話や発声が行われることの3つの条件が同時に重なった場合に高いとされています。このことに最大限の警戒をしていただき、みずからの身を守る行動をとっていただくよう、改めてお願いをいたします。 私としましては、政府の方針や感染の広がりの状況を注意深く見守り、町民の皆様の生命と安全を第一に考え、ちゅうちょなく適時に必要な対応をとってまいります。目に見えない脅威、ウイルスとの長期間にわたる闘いとなりますが、より一層のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 さて、「地方自治は民主主義の最良の学校であり、その成功の最良の保証人である」、これはイギリスの歴史家であるジェームス・ブライスの言葉です。地方自治の本質を端的に言いあらわしたものとして、社会科の教科書にも取り上げられており、多くの方がご存じだと思います。しかし、その成功は無条件に保証されているものではありません。成功は、住民一人一人はもちろん、議会議員と首長という、町民から負託を受けた公選の職にある者のたゆまぬ努力なくしてはなし得ないものです。 では、今の本町に求められている地方自治、そして民主主義とは一体何でしょうか。私は、意見の分かれる事柄であっても、最後には公選の職にある者の見識と責任において、みずからの考えを明確にあらわし、結論を導いていくことであると考えております。そして、一度結論が出されればその方向に向かって、一致団結して取り組んでいくべきということは、言うまでもありません。確かに、主権者は町民であり、町民の意見を的確に町政に反映させていくことが、我々の最も重要な役割です。しかし、意見の分かれる事柄について、意見が分かれていることのみをもってみずからの考えを表明できない者に、どれほどの価値があるでしょうか。我々の任期は、1期4年であり、その限られた期間内に町民の負託に応え得る成果を出していくことが求められています。あるべき未来をそれぞれが思い描き、そこに向かって町民の意見を集約していくことこそが、公選の職にある我々の使命です。 今定例会においてご議決をいただきました新年度当初予算、新町建設計画、第3次振興計画は、町の未来像であるとともに、町民の皆様との大切な約束と言うべきものです。町民の皆様、議員各位の賛意を大きな力として、一つ一つ着実に実行し、結果を出してまいります。 ここ数日は、春本番の暖かさとなり、三休公園の桜もいよいよ咲き誇ろうとしています。残念ながら、ことしは大人数で花見というわけにはいきませんが、来年は美しく咲く町を体現するこの桜のもとで集い、町民の皆様と町勢の発展を喜び合えるよう、新年度の町政運営に全身全霊で取り組んでいくことをお誓い申し上げ、ご挨拶といたします。ご清聴ありがとうございました。
○議長(松島啓君) 私のほうからも、閉会に当たりまして一言ご挨拶申し上げます。 本定例会におきましては、全議案に対し慎重審議、十分な審査の上、適正妥当なるご議決をいただき、まことにありがとうございました。特に、令和2年度の新年度予算を決める特別委員会におきましては、委員長の報告のとおり、各委員から厳しい意見、指摘がありました。議決しました新年度予算につきましては、手順を踏まえ、町民の理解を十分得ながら執行すること、また一部変更した美咲町新町建設計画及び本年4月からの第3次振興計画との整合性を図りながら、計画性を持って執行されますことを望むところであります。 また、新型コロナウイルス感染症拡大の報道直後の影響で、本会議初日の挨拶の中で報告予定でありました件を、ここで改めて報告させていただきます。 まず、本町議会の貝阿彌幸善議員が、多年にわたり議会議長、議会議員として地方自治の振興、発展に寄与、貢献されたご功績に対し、令和元年度自治功労者表彰を受けられ、去る2月26日に岡山県町村議会議長会の第71回定期総会におきまして表彰されました。改めてお喜びを申し上げ、さらなるご活躍をご祈念いたします。 また、本町議会の議会だより、広報紙が第34回町村議会広報全国コンクールで優良賞を受け、同日表彰の伝達がありました。全国926町村中、広報紙発行町村が893、うち応募総数274紙中、全国第9位であります。これは、本町議会はもちろん、岡山県内の町村議会で、記録を確認するところでは過去最高、優良賞は初めての受賞であります。編集委員の皆さん、事務局職員の並々ならぬ熱意とご努力に敬意を表し、来年度は最優秀を目指してのご奮闘をご期待申し上げます。 さらに、町の広報紙、「広報みさき」におかれましても、岡山県広報コンクール最高賞に当たる広報紙町村部門で特選を受賞されました。まことにおめでとうございます。3年連続、5回目の受賞で、また一枚写真部門とのダブル受賞であり、全国コンクールにも出展中ということで、最高の結果を期待するところであります。 最後になりましたが、桜の開花も間近となり、本日午前中には町内小学校の卒業式が挙行されました。旅立ちの春、希望の春であります。また、3月末日をもって退職されます職員幹部の皆様、長きにわたり町の発展のためご尽力いただきありがとうございました。今後のご健勝、ご多幸を心よりお祈りいたします。 3日後の3月22日で美咲町誕生15周年となります。そして、4月から令和2年度、新年度が始まります。心新たに議会と執行部がそれぞれの責務を果たし、町民の安心・安全、福祉のさらなる向上のため活躍されますことをお願いし、また国内外に感染拡大しております新型コロナウイルスの、まずは鎮静化、そして一日も早く終息となりますことを祈りまして、閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。 これをもって令和2年第2回美咲町議会定例会を閉会します。(午後4時10分) 以上会議録の次第は書記の記載したものであるが、その内容の適正であることを確認し、ここに証明する。 令和 年 月 日 美 咲 町 議 会 議 美 咲 町 議 会 議 美 咲 町 議 会 議...