令和 元年第 ６回（１２月）定例会第 ３ 日 （令和元年１２月１３）（１）会議の開閉時刻 開 議 午後 ３時 ００分 解 散 午後 ４時 ３７分（２）出席・欠席・遅参または中途退場した議員の番号・
氏名議員番号氏 名
出欠別議員番号氏 名出欠別１
山田雄二出席８
松田英二出席２藤井智江〃９江原耕司〃 欠員１０
岩野正則〃４形井 圓出席１１貝阿彌幸善〃５延原正憲〃１２山本宏治〃６左居喜次〃１３金谷高子〃７林田 実〃１４松島 啓〃（３）
地方自治法第１２１条の規定により出席した者の氏名職 名氏 名職 名氏 名
町長青野高陽建設課長國宗 順副
町長忠政堅之
産業観光課長立石克之政策推進監井上博登徴収対策室長櫻井 実政策推進監山本翔紅会計課長貝阿彌
美和総務課長稲谷雄治旭総合支所長前田有輝理財課長篠原 恵柵原総合支所長畑尾周一地域み
らい課長光嶋寛昌旭総合支所
住民福祉課長池上久子くらし安全課長浦上 彰柵原総合支所
産業建設課長山本 資住民税務課平 一範福祉事務所長牧野雅明保険年金課長山崎秀仁教育長黒瀬堅志健康推進課長清水嘉浩教育総務課長石戸光也上下水道課長牧野英一生涯
学習課長赤木郁貞（４）職務の為出席した職員の職・氏名 事務局長 神 坂 健 治 書 記 杉 山 慶 介（５）日 程日 程
議案番号件 名１
委員長報告２
委員長報告に対する質疑３ 討 論４ 表 決５ 追加議案の報告並びに上程６ 提案者の説明７ 議案に対する質疑８ 討 論９ 表 決１０ 閉 会
○議長（松島啓君） 休会前に引き続き本日の会議を開きます。（午後３時００分） ただいまの出席議員は１３人です。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。 本日の日程を報告します。 第１に
委員長報告、第２に
委員長報告に対する質疑、第３に討論、第４に表決、第５に追加議案の報告並びに上程、第６に提案者の説明、第７に議案に対する質疑、第８に討論、第９に表決、以上のとおりと定めますので、ご了承願います。 これから日程に基づき議事を進めます。 日程第１、
委員長報告。 各
常任委員会に付託した諸案件を一括議題とします。 これらについては、それぞれ委員会が開催され審査されておりますので、その結果について各委員長の報告を求めます。 まず、
総務産業常任委員会に係る
審査報告を委員長に求めます。 １２番山本議員。
◆１２番（山本宏治君） 改めまして、皆さんこんにちは。 最終日の
委員長報告でございますが、昨日、ことしの漢字一文字が令ということで、５月に令和の元号が日本の古典から出典となって初の元号です。思い起こせば、昨年は災で、
西日本豪雨など各地で未曽有の災害があり選ばれたとの感じがしておりますが、本年も各地で災害が発生しましたが、この漢字一文字は１９９５年、平成７年から書かれ出して、災というのは二度目だそうです。２００４年台風が１０個上陸したときの一文字が災、過去に同じ文字が３回書かれた文字がありますが、シドニー、ロンドン、リオの各
オリンピックの開催年で、ゴールドの金が過去３回書かれております。来年は
東京オリンピック・パラリンピックが開催される予定で、４回目の金の一文字が書かれることを期待しております。本町、美咲町も来年も輝かしい金色になることを願い、
総務産業常任委員会の報告をさせていただきます。
総務産業常任委員会の報告をいたします。 今定例会で付託されました案件について、去る１２月４日午前９時より
委員会室において審査をいたしましたので、結果と経緯について報告をいたします。 今定例会では、
条例案件１０件、
一般会計の所管の
款項及び特別会計５件、財産取得１件と
過疎地域自立促進市町村計画１件の変更についての計１８件について審査をいたしました。 それでは、
議案番号順に報告をさせていただきます。 議案第１１９
号地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整備に関する条例では、本議案については、
会計年度任用職員制度移行に伴う
関係条例の整備をするもので、失職の例外では法第１６条第１号に改正、
期末勤勉手当等の条例の整備をするものとの説明でした。委員から、職員の分限にかかわる条例の改正であるが、３条関係の３年を超えない範囲内とあるがどのようなことかに、
会計年度任用職員の任期は１年であるとの説明でした。また、第１０条関係の報酬及び費用弁償については検討しないのかの質問に、もし検討をするのであれば、
審議委員会等で検討をするが、バランスのとれた形に持っていきたいとの説明でした。議案第１１９号については、委員会といたしましては
承認可決といたしました。 議案第１２０号美咲町成年被
後見人等の権利の制限に係る措置の
適正化等を図るための関係する５つの条例の整備に関する条例については、
総務産業常任委員会では、第１条の職員の分限、第２条の職員の給与、第４条の
公共下水道条例、第５条の
消防団条例の４つの条例の一部改正の整備であり、
関係箇所について説明を受け、所管の関係につきましては
承認可決といたしました。 議案第１２１
号消費税及び
地方消費税の内税方式による
総額表示に伴う
関係条例の整備に関する条例では、第１条のみ
さきネット設置等の改正から第８条の
大垪和活性化センターの設置等の
関係箇所の改正では、９月定例会での提案案件でもありましたが、
消費税等の
総額表示の変更であり、
総務産業常任委員会の関係の案件については
承認可決といたしました。 議案第１２２
号水道事業の設置等に関する条例から、議案第１２５
号水道事業の設置等に関する条例の施行に伴う
関係条例の整備に関する条例では、令和２年４月１日より公営企業に移行するため、各条例を新規にし運用するものとの説明でした。 本件につきましては、平成１９年
事業実施分から
簡易水道にかかわる
国庫補助制度が見直され、水道未
普及地域解消事業や
生活基盤近代化事業等における
補助事業対象者の基準が厳格化され、
簡易水道施設等に関する事業には
補助対象から外れるとの決定がなされました。ただし、平成２９年３月末までに他の
水道事業を統合する
簡易水道事業統合計画を、平成２２年３月までに
厚生労働省に提出した場合引き続き
補助対象となるもので、本町、美咲町では統合計画を平成１９年２月５日付で
厚生労働大臣あてに提出をしていました。
簡易水道再編推進事業を平成２５年度から美咲町全体で現在実施中との説明もありました。議案第１２２号から議案第１２５号の
水道事業条例については、委員会といたしましては
承認可決といたしました。 議案第１２７号、津山、柵原、
吉井線共同バス運行事業に関する条例の一部を改正する条例では、利用者の
利便性向上を図るため、津山市の
イオンモール津山経由とするもので、この運行については、
柵原地域の地区からも
イオンモール津山に運行の要望書も出ているとの報告でした。また、
イオンモール津山とも協議をして了解を得ており、運行にも支障がないとの説明がありました。柵原星の
ふる里バスの経路についての説明があり、津山市国分寺から中央病院に進入していたが、中央病院に向けて津山市河辺からの新しい進入に変更するとの説明でした。委員から今後の予定はどうなのかに、議決をいただいたら岡山県に申請をし、町民の方には広報等でお知らせをしたいとのことで、令和２年４月１日より運行をしたいとの説明であり、本議案につきましては、委員会といたしましては
承認可決といたしました。 議案第１２８号職員の給与に関する条例の一部を改正する条例では、令和元年度の
人事院勧告を踏まえての
職員給与改定等の所要の改正をするもので、委員会といたしましては
承認可決といたしました。なお、第２条の一部改正につきましては、令和２年４月１日からの適用との説明でした。 議案第１３０
号福祉巡回バスの設置及び管理運行に関する条例の一部を改正する条例では、３地域の
福祉巡回バスを廃止するに当たり条例の整備をするもので、委員会といたしましては
承認可決といたしました。なお、担当課からは、代替えについては
黄福タクシーの利用をお願いしたいとの説明でした。 議案第１３１
号一般会計補正予算（第４号）について、各担当課から説明をいただきました。委員からの質問等については、簡単に報告をさせていただきます。
総務課関係では、
県議会議員選挙及び
参議院選挙に伴う減額補正が主であるが、町長用の公用車の購入を延期し車検を受けるとのことだが、年数もたっているが大丈夫かの質問に、町長の希望もあり、もう少し使うとのことで理解をいただきたいとの説明でした。また、総務課からは来年度の
職員採用計画についても説明がありました。 次に、
理財課関係では、予備費への計上であるが、その他として委員から、美咲町全体の
グランドデザインの考えはとの質問に、旭地域のみ
らいデザイン会議を年末に行い、３月までに地域みらい課と協議を行いたい。中央、
柵原地域も今後検討をしていくとの説明でした。公共施設の再編については検討をし、賢く縮小をしていきたいとの説明もありました。 地域みらい課では、
集会施設の
エアコン等の要望があり、補助金の
追加補正をするものと、
みさきマリッジトータルサポート事業の岡山県への返還金が主であります。委員から、
集会施設の改修について質問があり、通いの場とか
ケア会議等で
集会施設を利用しているが、不便な施設等もあり、地元負担も要りますが、要望に応えていきたいとの説明でした。また、
サポート事業の返還金について、
事業効果等の判断もあり決断したと思うが、返還金は妥当かとの質問に、十分検討をしたものであるとの説明でした。
くらし安全課では、消防の可
搬ポンプ購入負担金９２万４，０００円の説明があり、委員から、どのような方法なのかの質問に、来年度から岡山県大会が
水出し操法になるため配備するもので、久米南町と共同購入するとの説明で、管理は郡の事務局が久米南町であり、久米南町で管理をするとの説明でした。また、
防災対策臨時管理費では、
ホワイトボードの
備品購入費で、災害時等で機動力を発揮したいとの説明で、委員から、ボードはどのようなものかに、ボードに記入した活字等がスキャンでき、パソコンに取り入れができ、討議資料としても即座に活用ができるとの説明でした。
産業観光課では、大垪和の棚田公園の
水路修繕工事費が計上されており状況の質問がありました。現状の公園の
ビオトープへの水路の流れが悪く、修繕を行うとの説明でした。
建設課関係では、
道路橋梁費、
道路維持臨時管理費５２３万８，０００円、
追加補正は中央、
柵原地域の
町道修繕費及び
重機借り上げ使用料などの説明がありました。過
年災害復旧事業、農地、単独、及び
農業用施設、単独、及び過
年災害復旧事業、公共、単独の３事業が計上されておりますが、
補助金対象とならない箇所の修繕料及び
立木伐採等が必要となり、
新規計上等をしているとの説明でした。 最後に、
上下水道課関係では、
特別会計への繰出金との説明でした。 以上、議案第１３１
号一般会計補正予算（第４号）につきましては、各担当課の説明を聞き、所管の
補正予算については、委員会といたしましては
承認可決といたしました。 次に、議案第１３２
号みさきネット事業特別会計補正予算（第２号）については３９３万円を追加するもので、歳出については
経常管理費の
光熱水費等の
不足見込み及び
伐採作業用車両の
借り上げ代と、議会議場の中継機器のふぐあいにより新しく交換をする機器代などが主であるとの説明で、委員から、車両の
借り上げ代はの質問に、使用期間が延長しているため予算措置をしたとの説明でした。また、議会関係の機器についてはの質問に、機器が古くなっており、いつトラブルになるかわからないため、機器の交換をするとの説明でした。委員会といたしましては、議案第１３２号について
承認可決といたしました。 次に、議案第１３３
号柵原北部簡易水道事業特別会計補正予算（第２号）から、議案第１３６号の中央、打穴、
大垪和簡易水道事業特別会計補正予算（第２号）までの４件について、各事業の説明をいただきました。 各
特別会計では、修繕費及び改良工事の増減が主であるとの説明でした。 議案第１３５号には
一般会計繰入金が計上されております。委員から、各
簡易水道の漏水状況はの質問に、かなり調査をしてきており、大分よくなっている。一気に噴き出すとすぐ対応ができるが、表に出にくい漏水については、水量等で対応をしているとの説明でした。来年４月から企業会計に移行するが、現在の事業で未完成部分はあるのかに、
柵原地域でポンプ室とか連絡管の舗装等が少し残っているが、順次解消していきたいとの説明でした。
簡易水道特別会計補正予算、議案第１３３号から議案第１３６号の４議案について、委員会といたしましては
承認可決といたしました。 議案第１３７
号財産取得については、津山、柵原、
吉井線共同バスの購入で、
乗り合い用中型バス車両の購入費の説明を受けました。委員から、各市町村の負担割をお聞きしました。負担割りは乗車比率との説明で、美咲町が７割、赤磐市が２割、津山市が１割との説明で、令和２年８月末の納入を予定しているとのことで、委員会といたしましては
承認可決といたしました。 議案第１３８
号過疎地域自立促進市町村計画の変更について、
簡易水道事業及び
先進安全自動車の踏み
間違い防止ペダル整備事業を追加するもので、委員から、
先進自動車の利用者はの質問に、平成２９年度で６２件、平成３０年度で８９件、令和元年、本年では５８件が申請されたとの説明でした。なお、機種によって補助金が違うとの説明もありました。委員会といたしましては、議案第１３８号については
承認可決といたしました。 以上、付託されました案件について、経緯と結果についてのご報告ですが、読み違い、金額の差異がありましたら提案書が正しいのでご理解をいただき、委員会の報告のとおり取り計らいをお願いしたいと思います。 また、委員会では、去る１２月１０日午前９時より委員会を再開し、旭地域の
ゴルフ場跡地の
利用計画の現状についての報告を受けました。その後、
現地確認といたしまして、
柵原地域の飯岡地区の旧
飯岡幼稚園跡地の園舎及びプールの除却について、担当課より現地説明を受けました。廃園により園舎等を除却するもので、委員から、地元説明はどのようになっているのかに、今後飯岡の道路の関係等も出てくると思うが、本件については町内各地域で町有財産の除却を考えるもので慎重に考えている。
地元自治会はもちろんのこと、
地域住民の方のご意見を十分にお聞きしたい。工事については早い時期に取り組んでいきたいとの説明でした。なお、
中央地域では、
大垪和地域、旭地域ではプールの除却等を検討しているとの説明でした。 次に、
中央地域の
残土処分場について、９月議会では
中央運動公園の奥に予定地を現地視察をし、９月定例会で
委員長報告の中で
現地確認の報告をいたしましたが、岡山県との協議の結果、報告の現場は岡山県から
搬入距離等検討が必要とのことで、再度候補地を調査し、
中央地域の原田地区に適地があり、地権者との合意もいただき今後
残土処分場として手続をするとの報告でした。 最後に、
中央地域大垪和の棚田の中の公園に
ビオトープに関する水路の
修繕事業の補正額が計上されてあり、
現地確認を行いました。本件については、水路が少し小さく、排水がしにくいとの理由であるが、
現地確認をした結果、現状より大きい水路が必要であり、また現状はイノシシの水場のようになっており、
計画どおり早期に改修との確認でした。
総務産業常任委員会では、
決算委員会での執行部への質問状の回答をいただいており、
委員会関係の回答書について委員から質問があり、関係の担当者より、より詳細に説明をいただき、改めて内容確認をいたしました。 以上、１２月４日及び１０日の委員会の
審査報告といたします。
○議長（松島啓君） ご苦労さまでした。 以上で
総務産業常任委員会に係る
審査報告を終わります。 次に、
民生教育常任委員会に係る
審査報告を委員長に求めます。 ６番左居議員。
◆６番（左居喜次君） 失礼いたします。
民生教育常任委員会委員長の左居でございます。 それでは、早速本定例会で
民生教育常任委員会に付託されました案件について、担当課の説明、
現地確認を含め審査をいたしましたので、経緯と結果について報告いたします。
民生教育常任委員会では、去る１２月５日及び６日に委員会を開催し、付託されました
条例案件４件、
一般会計補正予算１件の、合計５議案及び陳情１件、請願４件について審査をいたしました。 本定例会におきましては、
民生教育常任委員会では、前定例会同様に
ペーパーレス会議の試みとして、タブレット及びペーパーの併用で審査を行いました。また、審査の結果につきましては、
議案番号順及び
受理番号順に報告を申し上げますので、よろしくお願いいたします。 まず、議案第１２０号美咲町成年被
後見人等の権利の制限に係る措置の適正化を図るための
関係条例の整備に関する条例についてでありますが、成年被
後見人等の権利の制限に係る措置の
適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律（
令和元年法理第３７号）の施行により
関係条例の改正を行うものであり、公布の日から施行するものです。当委員会では、
住民税務課が所管する条の説明を受け、所管の条につきまして
全会一致で異議なく
承認可決といたしました。 次に、議案第１２１
号消費税及び
地方消費税の
総額表示に伴う
関係条例の整備に関する条例についてですが、消費税及び
地方消費税を
総額表示に改めるもので、公布の日から施行するものです。当委員会では、生涯学習課より所管する条の説明を受け、所管の条につきまして
全会一致で異議なく
承認可決といたしました。 次に、議案第１２６号美咲町印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例についてですが、
個人番号カード、
マイナンバーカードを利用して
コンビニエンスストアに設置している多
機能端末機から
印鑑登録証明書等を取得できる
自動交付サービスを導入するためのものです。 また、議案第１２９号美咲町
証明等手数料条例の一部を改正する条例については、
個人番号カード、
マイナンバーカードを利用して、
コンビニエンスストアに設置している多
機能端末機から
印鑑登録証明書等を取得できる
自動交付サービスの手数料を設定し、
交付サービスの利用及び
個人番号カードの普及を促進するためのもので、この２議案については、いずれも令和２年２月４日から施行するもので、議案第１２９号については、別表第２０号、同表第２３号及び同表第３０号中、多
機能端末機を用いる場合の手数料の金額は、施行日から令和４年３月３１日までの間とするものです。
住民税務課の説明を受け、委員会といたしましては、議案第１２６号及び議案第１２９号を
全会一致で異議なく
承認可決といたしました。 次に、議案第１３１号令和元
年度美咲町
一般会計補正予算（第４号）ですが、所管の款項について審査をいたしましたので、主なものを
担当課ごとに報告いたします。 また、本委員会では、
住民税務課を初め９つの課、所、室の所管であり、本
補正予算では全所管に至っておりませんが、担当の課、所の報告をさせていただきます。 まず、
住民税務課では、
ごみ収集委託料、ゼロ町債の
債務負担行為３億円の追加ですが、３年間の委託業務であり令和２年４月１日から業務を委託するため、今年度中に契約を行うものです。 歳入では、
個人番号カード交付事務費補助金の追加、歳出では、社会保障・
税番号制度経常管理費、
個人番号カード交付事務に伴う郵券料、社会保障・
税番号制度臨時管理費、交付事務に従事する臨時職員の人件費、また
町営住宅維持補修費などであります。 次に、
健康推進課では、
中央保健センター臨時管理費３００万円は、雨漏りのため屋根の改修工事を行うものであり、これは現在の平屋根の上に片流れの屋根を設置するものです。また、
結核検診事業１０５万円の追加ですが、
レントゲン車の改修等に伴い、間接撮影から直接撮影に変わったため単価が上がったものなどであります。 次に、
福祉事務所ですが、歳出で
障害者等補装具補助２３５万１，０００円は、補装具等の申請増によるもの、また
児童福祉手当給付費１１１万５，０００円は、
新規受給者及び
現況届け審査に伴う手当額の改正による増加などであります。 次に、
教育総務課では、
柵原地域義務教育学校建設事業、ゼロ町債の
債務負担行為４，０００万円ですが、
学校建設用地が決定次第、測量委託を要するためであります。 歳入では、子どものための教育・
保育給付交付金２７１万９，０００円、小学校大
規模改修事業４，１００万円などであります。 次に、歳出では、
保育所広域入所委託料４９２万７，０００円は、
事業所内保育所の入居者数が増となるため委託料の追加、また、
加美小学校大
規模改修事業４，００３万７，０００円の追加は、仮設校舎のリース料が１年目に大きくかかることによる工事費の追加、また
小学校維持補修費では、
柵原東小学校の図書室の
エアコン修繕料１１７万７，０００円の追加などです。 次に、生涯学習課ですが、歳入では、
重要文化財保全整備事業債、本山寺、御
霊廟保全修理事業補助５５０万円などです。 歳出では、
社会教育臨時管理費６６万８，０００円は、旧
厚生小学校の土地建物、
不動産鑑定評価のための補正などであります。 以上、各課の
補正予算の説明をお聞きし、議案第１３１号令和元
年度美咲町
一般会計補正予算（第４号）の所管の款、項につきましては、委員会といたしましては
全会一致で
承認可決といたしました。 なお、各課から現状の事業、今後の予定などの報告がありましたので、一部ご紹介いたします。 まず、
徴収対策室では、報告第７号専決処分した訴えの提起前の和解の報告についてですが、
美咲町営住宅使用料及び
督促状発行手数料の総額、計２０７万７，０１５円の和解が成立し、分割により納付していただくとのことでありました。また、法的処置の資料は職員が作成し対応しているとの報告でありました。 次に、
旭住民福祉課より、先ほど
総務産業常任委員長の報告にもありましたが、旧
明日香カントリー倶楽部ゴルフ場跡地利用について、環境面からお話をお伺いしました。現在、以前の所有者、
株式会社神戸物産から土地を購入した、岡山市北区の
ＣＡＮホールディングス株式会社がこの土地を利用した新事業を始めています。事業主から美咲町へ提出された
利用計画では、計画１として、旧ゴルフ場のフェアウエイ及びバンカー、グリーンの農地化、今年度は飼料用のを作物を植えつけ、次年度から薬草の栽培を計画。３年から４年で全ホールを薬草園として活用予定。 計画２として、
メタンガス発電の計画、
メタンガスを利用した発電を行い、売電収入を見込んでいます。また、排熱とメタンから分離したＣＯ２、二酸化炭素を利用し、
ビニールハウスでの
トマト栽培を行う予定とのことでありました。 委員会では、今後
家畜ふん尿、食品残渣などの搬入により、臭気、水質などの問題も懸念されることから、岡山県からもご助言をいただき、地元、美咲町、業者での協議を進め、協定を結ぶ必要があると委員会として強く申し出を行ったところであります。 次に、
保険年金課では、主に
認知症対策の報告をお聞きし、既に９月から１１月にかけて
美咲テレビで放映されておりますが、
民生委員、
居宅介護支援事業所、社協、キャラバンメイトなどの皆さんの参加により作成されました、認知症への理解を深めるための啓発動画５本のうち２本を見させていただきました。それぞれ認知症の方への対応に大変参考になるものであり、身につまされる思いで見させていただきました。委員から、認知症にならないための活動、また
認知症予防の対策も必要との意見がありました。 次に、
健康推進課では、本定例会で青野町長から冒頭の挨拶でもありましたが、香花温泉ほほえみの湯について、現在赤字経営、老朽化により今後大規模な修繕が必要になることや、施設規模から利用客の大幅な増加も見込めないことなどから、苦渋の決断ではあるが、今年度末をもって廃止としたいとの考えを示されました。 委員からは、利用されている方に対しての告知はどうするのか、また今後の活用方法はの問いに対し、告知についてはこれから検討しできるだけ早く行う。また、今後の活用についてはまだ不確定だが、かめっこ保育園のゼロから２歳児の施設として検討するとのことでありました。また、
現地確認もいたしましたが、委員からは、１人当たりに対する負担が大き過ぎる、よい施設ではあったがいたし方ない、賢明な判断であるなどの意見がありました。 また、子育て世代に向けて歯科医師の方にご指導、ご協力をいただき、虫歯予防のリーフレットがつくられています。ＱＲコードにより歯磨きの動画や妊産婦歯科健診の助成制度の詳しい説明などに誘導もできるようになっています。歯科医院や保育園に置き、歯科教室での配布を予定しているとのことでありました。 次に、
教育総務課では、１０月の全員協議会の場でもありましたが、教育長より既に全国各地、美咲町でも行っておりますが、小・中の９年間を見通して一貫教育を行う。美咲町立小・中学校に、小中一貫校の指定を今年度末に行い、義務教育の一貫性のある教育をする学校であると宣言するとの報告がありました。 また、今回
加美小学校大規模改修工事について、進捗状況の説明がありましたので、報告いたします。現在、仮校舎の入札が終了し、落札業者は大和リース株式会社岡山支店で、金額は税込みで７，１０８万２，０００円です。なお、賃貸契約なので議決案件にならないとのことであります。今年度末までに仮設工事を完了し、令和２年度からは仮設校舎で授業になります。また、今年度末には教室棟の発注を行い、令和２年４月から教室棟の改修工事に入り、令和２年１０月には管理棟、特別教室棟、体育館の発注を行い１１月から工事に入ります。令和３年６月末に改修工事が完了し、最終の仮設撤去は令和３年８月末になる予定となっております。 さらに、令和元
年度美咲町教育委員会事務の点検・評価に関する報告書について説明がありました。外部評価者による所見では一定の評価を認め、夢育みプランなど、大きく評価をされている項目もありました。 続けて、生涯学習課ですが、こちらも定例会冒頭、町長の挨拶にありましたが、社会福祉法人中央福祉会白寿荘からの旧
厚生小学校跡地のグラウンド及び体育館、さらに中央公民館、中央図書館、調理室の譲渡の要望の件ですが、
現地確認も行いました。生涯学習の振興上大切な施設であるが、町民の福祉向上の点も考慮し、今後地域の皆さんの意見をお聞きするとのことであり、委員会として丁寧な説明と慎重な対応を求めたところであります。 また、現在９人の図書館司書の来年度採用人員の質問があり、広報では７人程度との回答でありました。これは本年１１月１０日発行の公報みさきに、令和２年度採用、美咲町
会計年度任用職員の募集に掲載されておりますが、図書館司書（７人程度）の募集でありました。 先ほど
教育総務課の報告の中で申し上げました教育委員会事務の点検・評価に関する報告書の外部評価者の所見で、主要事業の点検評価の中で、読書推進について、現在の方策が大いに評価されており、引き続き図書館司書と学校司書や図書館担当者との連携の必要性が説かれております。これは
民生教育常任委員会での全員の一致した意見ですが、図書館司書の人数を来年度におきましても現状維持を保っていただきたい。 次に参ります。陳情１件、請願４件の審査を行いましたので報告いたします。 まず、陳情第５号旧中央町が分譲した共同墓地の環境整備についてですが、陳情者は、久米郡美咲町原田１６６７番地２、旧中央町が分譲した共同墓地の環境整備、陳情者代表河村長槌氏ほか２６人の連署によるものです。
現地確認をし、担当課である
住民税務課の説明をお聞きし、審査をいたしました。 本陳情は、旧中央町が分譲した墓地の共有部分である駐車場や道路などの環境整備を求めるものであり、環境整備の内容は、１、急勾配の通路の舗装、手すりの設置。２、頂上で車が方向転換できるスペースの確保と舗装。３、通路中間地点にある駐車スペースの整備と舗装。４、墓地進入路の傾斜角度の改良と駐車場の舗装。 以上４点ですが、審査の結果、町が分譲しており共有部分は町有地であることから、４項目の中で、現在の町有地の範囲の中で整備が可能であり、有効な、３、通路中間地点にある駐車スペースの整備と舗装及び、４、墓地進入路の傾斜角度の改良と駐車場の舗装の２点について採択とし、委員会といたしましては
全会一致で一部採択といたしました。 次に、請願第６号国民健康保険の子どもにかかる均等割保険料減免措置の導入を求める国への意見書の提出についてですが、請願者は、岡山市北区下伊福西町１番５３号、岡山県社会保障推進協議会会長三上雅弘氏で、紹介議員は藤井智江議員であります。 紹介議員からは、社会保険は所得割、国保は所得割に加え、均等割、人数割でされるため、国保加入者の負担が大きいなど説明がありましたが、低所得者に対しては他の部分での補助もある。また、国保の保険制度では必要な金額を全体で負担するため、一部の負担を軽減することで他の負担が大きくなってくるなどの意見もあり、審査の結果、委員会といたしましては賛成多数で趣旨採択といたしました。 続けて、請願第７号看護師の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める請願及び請願第８号介護従事者の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める請願ですが、２件とも請願者は、岡山市北区下伊福西町１番５３号、岡山県医療労働組合連合会執行委員長西崎克江氏で、紹介議員は藤井智江議員であります。 本請願は、全国的な最低賃金をつくることにより、地域間格差を解消し、人材確保と体制強化の実現を目指すものであり、国への意見書の提出を求めるものです。 紹介議員からは、現在看護師、介護従事者の賃金に地域的な格差があるため、人材が都市部に流出し、地方で人材不足が起きているなど説明がありました。また、上位法である労基法で最低賃金を決めている、職種的に定めるなら全てをしないといけないなど意見もありましたが、請願第７号看護師の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める請願及び請願第８号介護従事者の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める請願の２件の請願につきましては、審査の結果、地域間格差を縮小することが地方での医療及び介護の充実に必要なことであり、委員会といたしましては賛成多数で採択とし、意見書の提出を議員発議といたしたいと思いますので、お取り計らいをよろしくお願いいたします。 次に、請願第９号教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度２分の１復元をはかるための２０２０年度政府予算に係る意見書採択の要請についてですが、請願者は、岡山県津山市大手町５番地３、岡山県教職員組合久米苫田支部支部長西山堅志氏であります。紹介議員は、
岩野正則議員、山田雄二議員の二人であります。 紹介議員からの説明を受け審査を行いました。本請願は、義務教育の中で厳しい勤務環境にある教育現場を、教師の充実により新しい時代の教育に向けた持続可能な学校指導、運営体制の構築のため、義務教育費国庫負担制度２分の１復元を求めるもので、関係機関への意見書提出を請願するものであります。 審査の結果、小学校における英語教育の早期化や、複雑、多様化する学校現場での子供たちへのきめ細やかな対応、豊かな子供の学びを保障するために必要なことであり、委員会といたしましては
全会一致で採択とし、意見書の提出を議員発議といたしたいと思いますので、お取り計らいをよろしくお願いいたします。 最後に、各課での議案審査におきまして、答えられて当然と思われる質問に対して即答ができない案件が複数ありました。担当課として提出議案ぐらいは十分回答ができるように準備をしていただきたいことを申し添えておきます。 以上、当委員会に付託されました案件についての
審査報告といたしますが、数字等の読み間違いがありましたら提案書が正しいものであり、ご配慮をいただき、委員会の報告のとおりお取り計らいをお願いいたします。
○議長（松島啓君） ご苦労さまでした。 以上で各
常任委員会に付託した諸案件の報告を終わります。 日程第２、
委員長報告に対する質疑。 これから
委員長報告に対する質疑を行います。 それでは、順次質疑を願います。 ５番延原議員。
◆５番（延原正憲君） ５番延原正憲です。
民生教育常任委員会の
委員長報告の中で、２点ご質問をしたいというふうに思います。確認したいことがあります。 今回陳情とか請願５件、全て
民生教育常任委員会の付託ということで、審査が大変だったろうというふうに敬意を表したいというふうに思っております。そこで、この中で陳情１件、請願４件、この請願４件について、各委員の方が真剣に議論されたろうと思いますけれども、その請願の審査に当たって、これらの請願を採択した場合は国庫負担とか患者負担、それから軽減したところのそれ以外の方の負担がふえるというようなことが予想されておりまして、１件は趣旨採択にされたというふうに今お聞きしました。 それで、今回のそれ以外の３件の請願につきまして、国庫負担が最終的にはふえてくるということで、各委員の方は今現在国の、国庫の借金の状況とか、そのようなことをちゃんと踏まえた上での審議がなされていたのかどうかというのが１点です。 それから、２点目なんですが、請願が４件出ております。紹介議員があっての請願です。これは憲法で保障された請願権でありまして、我々議会としても非常に重たく受けとめていきます。ですから、請願が出ればこれは拒否できないという中で、出てきた以上は審査をするということになります。そこの中で、それぐらい大変で重く審査をしないといけない請願に、請願者からの説明を受けたんでありましょうか、その２点を確認したいと思います。
○議長（松島啓君） ６番左居議員。
◆６番（左居喜次君） 失礼いたします。６番左居です。 先ほどの請願に対する延原議員の質問ですが、国の財政事情を考慮して審査したかのご質問ですが、国の財政事情に関しましては審査いたしておりません。 次に、請願者の意見も踏まえて審査したかというご質問ですが、前日までは請願者がお見えになるとお聞きしておりましたが、当日になりましてこれない事情があるということで、請願者の意見はお聞きしておりません。かわりに紹介議員からの話を伺いました。 （５番延原正憲君「再質問をいいですか」と呼ぶ）
○議長（松島啓君） 再質問、はい。 ５番延原議員。
◆５番（延原正憲君） 一応国の財政負担については審査はしていない。そして２点目の請願者の説明も受けていないということでありました。 特に請願第７号、請願第８号の中身を読ませていただくと、いろんな調査をした調査結果とかアンケートをしたという結果が出ておりますが、それのアンケートとかそれから調査の結果の審査は、データの審査等確認はされたんでしょうか。それもあわせて質問です。
○議長（松島啓君） ６番左居議員。
◆６番（左居喜次君） 失礼いたします。６番左居です。 データ等の審査はいたしておりません。
○議長（松島啓君） よろしいですか。
◆５番（延原正憲君） わかりました。
○議長（松島啓君） ほかに質疑はありませんか。 １１番貝阿彌議員。
◆１１番（貝阿彌幸善君） 私のほうからは、専決処分についての部分で
委員長報告があったようにお聞きをいたしまして、和解が成立しておる部分についての分割納入という表現であったかと思うんですが、その分割納入は幾らをどの程度の分割にして納入するかということについては議論がなされたでしょうか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○議長（松島啓君） ６番左居議員。
◆６番（左居喜次君） 失礼いたします。６番左居です。 分割の金額もお聞きいたしましたが、済みません、今頭の中にありません。覚えておりません。 （１１番貝阿彌幸善君「期間もほんなら……」と呼ぶ） はい。期間もお聞きしました。 （１１番貝阿彌幸善君「それじゃあ、後でわかりましたら教えてください」と呼ぶ） はい。
○議長（松島啓君） よろしいですか。 ほかに質疑はありませんか。 ありませんか。 １２番山本議員。
◆１２番（山本宏治君） 済みません、１２番山本です。 陳情第５号で、旧中央町が分譲した共同墓地の環境整備ということで、４項目の３と４を採択ということですが、駐車スペースの整備と舗装で、その４番目にも駐車場の舗装とありますが、どの程度のことをされるのか、どういうふうなことをされるのか、ちょっと現場には行ってないんですが、車窓から現地を確認をさせていただきまして、なかなか大変なところだな、やはり書かれておるとおり、急傾斜でなかなか車も上がりにくいということでありますが、もし町が改良された場合、安全確保というのがかなり必要になってくると思いますが、その辺のご検討はされたのでしょうか。
○議長（松島啓君） ６番左居議員。
◆６番（左居喜次君） 失礼いたします。 ただいま山本議員の質問ですが、陳情第５号に係る採択による安全確保ということですが、特に安全確保については審議いたしておりません。 （１２番山本宏治君「よろしい」と呼ぶ）
○議長（松島啓君） よろしいですか。 ほかに質疑はありませんか。 ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（松島啓君） 以上で
委員長報告に対する質疑を終わります。 日程第３、討論。 これから討論を行います。 それでは、順次発言を願います。 ５番延原議員。
◆５番（延原正憲君） ５番延原正憲です。
民生教育常任委員会の請願、陳情につきまして、私からは請願第７号、請願第８号につきまして、採択をして意見書を関係機関に送るという
常任委員会の審査結果について、反対の立場で討論をしたいというふうに思います。 請願のことでありますので、非常に、先ほども申し述べましたが、請願は重たいものであるということで、慎重に審議をすべきではないかというふうに私は考えております。その中で、委員長のほうからは、請願者の説明は受けていないということ、それから請願内容の、請願第７号も請願第８号もアンケート結果とか、それから請願の調査の結果とかという具体的な係数とか請願理由が書いてありますけれども、それはアンケート結果とか調査結果が具体的にどのような人を対象にどのような回収率があってどのような質問をしてというような、そのアンケートとか調査結果も、本来ならば確認をして、データの確認をした上で、なるほどそれは事実だなというとこまで確認をした上で、議長名で意見書を出すわけですから、それだけのことはすべきだろうというふうに思っております。 それからもう一点が、先ほども言いました国庫負担、今、もう皆さんご承知と思いますけれども、国の
一般会計は約１００兆円の１年間の予算です。私も調べましたら８９７兆円の借金があるわけです。美咲町で言えば１年間の予算、
一般会計は１００億円です。それにあわせて、美咲町であれば、国は８９７億円の借金をしているんです。例えば、一般個人でも５００万円の所得のある家が４，５８４万円の借金をしているんです。そのような国に、要求さえすればいいということについては私は疑問を持っております。 ですから、要求をすれば、それとか一部の方の負担を軽減すればほかの人に、それから国に負担がかかってくるということで、この請願第７号、請願第８号については、看護師と介護従事者ということでありますが、こういう一部の人だけを取り上げて端子眼的に優遇すべきだというような要望を、我々美咲町の議会が意見書として関係者に出すこと自体は、私は問題があるんじゃないかと思います。こういう場合は、しっかり関係者の方の説明を受けて、本来ならば調査が足らんのであれば継続審査なりを行って、しっかりとした意見を出すべきだというふうに思っております。 請願第８号の義務教育の国庫負担の話も、これまでずっと
全会一致で我々議会は承認してきております。それもあるんですけれども、私の意見としては、この請願第７号、請願第８号の採択をした上での意見書の提出につきましては私は承認できないと、継続審査すべきだというふうな反対意見を申し述べます。 以上であります。
○議長（松島啓君） 延原議員、請願第７号、請願第８号と言われたんじゃけど、さっきこのことをちょっと例えで言われたのは請願第９号です、義務教育は。
◆５番（延原正憲君） はい、訂正いたします。 最後に言った例えばの話は請願第９号でありました。議員各位の真剣なる、善良なるご判断をお願いして私の意見を申し述べます。 以上です。
○議長（松島啓君） 賛成討論ありませんか、賛成討論ですか。 ２番藤井議員。
◆２番（藤井智江君） 私は賛成の立場から討論いたしたいと思います。 延原議員の国庫負担がふえる、請願権は大事にされるものであるということなんですが、国庫負担がふえる、確かにふえるかもしれません。国が今お金がないのにということですが、来年度の当初の軍事費はもう過去最高になっております。それから、消費税を８％から１０％にした、それでもする必要がなかった。消費税が３％から５％になった途端に日本の経済は停滞しております。そういう中で、国が使い道を誤っている。桜を見る会にしてもそうです。今行政が私物化されているというふうなことがマスコミでさえも言い始めております。 そういう中にあって、本当に今国民の暮らしがどうなっているのか。病院が看護師不足で閉鎖するようなところもあります。全国の賃金格差、これが都市への集中になっております。これは一般の最低賃金も改められなければ、都市への集中は防ぐことができないと思います。延原議員の反対の意見というのは、本当に、私はもう少し国民の生活という観点から考えなければ、私たち町議会議員は町民の暮らし、命を守るそのための仕事であるというふうに私は自覚をしております。前の議会の中で消費税の８％から１０％のときにも言いましたが、国の財政難を言う前に、目の前の町民の暮らし、命の安全を守ること、それが私たちの仕事です。 以上です。
○議長（松島啓君） ほかに討論。 １１番貝阿彌議員。
◆１１番（貝阿彌幸善君） 私は請願第６号についての反対の討論をさせていただきます。
委員長報告は請願第６号については趣旨採択ということで言われておられました。私はこの国民健康保険の子どもにかかるという、いわゆる均等な部分のことを考えてみると、今少子化対策であるとか、いろんなことを叫ばれておる中で、それから有利な点と言えば、それは義務教育卒業まで無料化であるとかというようなことも進めてきておる状況の中である部分で、いわゆる被保険者証と国民健康保険者証の中での子供の部分の取り扱いが違っておるということにつけて、私はいささか疑問に感じておるところがありますので、やっぱりこうしたことは国のほうへ採択をして提出していくべきではないかということで、反対という立場で討論させていただきました。よろしくお願いします。
○議長（松島啓君） 賛成討論はありませんか。 今請願の第６号について反対討論がありましたんで、賛成討論はありませんか。 請願第６号についてほかに反対討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（松島啓君） ほかに討論はありませんか。 ４番形井議員。 何号ですか。
◆４番（形井圓君） 請願第７号、請願第８号。
○議長（松島啓君） 請願第７号、請願第８号、はい。
◆４番（形井圓君） ４番形井でございます。 請願第７号、請願第８号について賛成の討論をさせていただきたいと思います。 高齢化の進む中で、看護師の仕事、そして介護従事者の仕事をされている方は大変だろうと思います。全般的に見てこうした方々の手助けが大変必要だろうと思います。そうした中で、この趣旨を見たときに、賛成する以外に何者もないと思います。じっくりと文章を読んでいただきたいと思います。大いに賛成いたします。
○議長（松島啓君） 請願第７号、請願第８号について、ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（松島啓君） ありませんね。 請願第６号についてもほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（松島啓君） ありませんね。 ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（松島啓君） ありませんか。 以上で討論を終わります。 日程第４、表決。 これから採決します。 まず、議案第１１９号を挙手により採決します。 議案第１１９号の
委員長報告は原案可決であります。 議案第１１９号を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長（松島啓君） 挙手全員です。よって、議案第１１９号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第１２０号、議案第１２１号の２議案を一括して挙手により採決します。 各委員長の報告はいずれも原案可決であります。 議案第１２０号、議案第１２１号の２議案をいずれも各委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長（松島啓君） 挙手全員です。よって、議案第１２０号、議案第１２１号の２議案はいずれも各委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第１２２号から議案第１２５号までの４議案を一括して挙手により採決します。 委員長の報告はいずれも原案可決であります。 議案第１２２号から議案第１２５号までの４議案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長（松島啓君） 挙手全員です。よって、議案第１２２号から議案第１２５号までの４議案はいずれも委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第１２６号から議案第１３０号までの５議案を一括して挙手により採決します。 各委員長の報告はいずれも原案可決であります。 議案第１２６号から議案第１３０号までの５議案を各委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長（松島啓君） 挙手全員です。よって、議案第１２６号から議案第１３０号までの５議案はいずれも各委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第１３１
号一般会計補正予算を挙手により採決します。 各委員長の報告は原案可決であります。 議案第１３１号を各委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長（松島啓君） もう一度お願いします。 議案第１３１
号一般会計補正予算です。 〔賛成者挙手〕
○議長（松島啓君） 挙手全員です。よって、議案第１３１
号一般会計補正予算は各委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第１３２号から議案第１３６号までの
特別会計補正予算５議案を一括して挙手により採決します。 委員長の報告は原案可決であります。
特別会計補正予算５議案をいずれも委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長（松島啓君） 挙手全員です。よって、議案第１３２号から議案第１３６号までの
特別会計補正予算５議案はいずれも委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第１３７号を挙手により採決します。 議案第１３７号の
委員長報告は原案可決であります。 議案第１３７号を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長（松島啓君） 挙手全員です。よって、議案第１３７号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第１３８号を挙手により採決します。 議案第１３８号の
委員長報告は原案可決であります。 議案第１３８号を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長（松島啓君） 挙手全員です。よって、議案第１３８号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、陳情第５号旧中央町が分譲した共同墓地の環境整備について挙手により採決します。 陳情第５号について委員長の報告のとおり一部採択に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長（松島啓君） 挙手全員です。よって、陳情第５号は一部採択することに決定されました。 次に、請願第６号国民健康保険の子どもにかかる均等割保険料（税）減免措置の導入を求める国への意見書の提出について挙手により採決します。 請願第６号について委員長の報告のとおり趣旨採択に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長（松島啓君） 挙手多数です。よって、請願第６号は趣旨採択とすることに決定されました。 次に、請願第７号看護師の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める請願について挙手により採決します。 請願第７号について委員長の報告のとおり採択に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長（松島啓君） 挙手多数です。よって、請願第７号は採択することに決定されました。 次に、請願第８号介護従事者の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める請願について挙手により採決します。 請願第８号について委員長の報告のとおり採択に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長（松島啓君） 挙手多数です。よって、請願第８号は採択することに決定されました。 次に、請願第９号教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度２分の１復元をはかるための２０２０年度政府予算に係る意見書採択の要請について挙手により採決します。 請願第９号について委員長の報告のとおり採択に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長（松島啓君） 挙手全員です。よって、請願第９号は採択することに決定されました。 日程第５、追加議案の報告並びに上程。 お手元に配付しておりますとおり、町長から追加議案１件が送付されております。 職員に朗読させますからお聞き取りください。 議会事務局長。 〔議会事務局職員朗読〕
○議長（松島啓君） 次に、議員提出案件３件が提出され所定の賛成者がありますので、これを受理しています。 職員に朗読させますからお聞き取りください。 議会事務局長。 〔議会事務局職員朗読〕
○議長（松島啓君） ただいま職員が朗読しました議案を一括本会議に上程します。 日程第６、提案者の説明。 議案第１３９号について執行部から提案理由の説明を求めます。 忠政副町長。
◎副町長（忠政堅之君） 追加提案をさせていただく議案は、財産の取得についての１件でございます。 それでは、議案第１３９号につきまして、提案理由並びに議案内容の説明をさせていただきます。 議案第１３９号財産の取得についてでありますが、町内小・中学校８校の公務用パソコン８７台を取得するものであり、
地方自治法第９６条第１項第８号及び美咲町の議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第３条の規定により議会の議決を求めるものであります。取得金額は９７９万円で、うち消費税額は８９万円であります。取得の相手方は、津山市戸島６３４番地２３、株式会社両備システムイノベーションズ津山営業所所長細田勝氏であります。 以上、追加議案の提案理由並びに議案内容の説明をさせていただきました。適正妥当なご議決を賜りますようよろしくお願いをいたします。 以上でございます。
○議長（松島啓君） ここでお諮りします。 発議第４号から発議第６号については、会議規則第３９条第２項の規定により提案理由の説明を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（松島啓君） 異議なしと認めます。したがって、発議第４号から発議第６号については提案理由の説明を省略することに決定しました。 日程第７、議案に対する質疑。 これから議案に対する質疑を行います。 それでは、順次質疑を願います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（松島啓君） 以上で議案に対する質疑を終わります。 お諮りします。 ただいま議題となっています議案第１３９号及び発議第４号から発議第６号については委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（松島啓君） 異議なしと認めます。したがって、議案第１３９号及び発議第４号から発議第６号については委員会付託を省略することに決定しました。 日程第８、討論。 これから討論を行います。 それでは、順次発言を願います。 討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（松島啓君） ありませんか。 以上で討論を終わります。 日程第９、表決。 これから採決します。 議案第１３９号を挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長（松島啓君） 挙手全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、発議第４号を挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長（松島啓君） 挙手全員です。したがって、発議第４号は原案のとおり可決されました。 次に、発議第５号を挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長（松島啓君） 挙手全員です。したがって、発議第５号は原案のとおり可決されました。 次に、発議第６号を挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長（松島啓君） 挙手全員です。したがって、発議第６号は原案のとおり可決されました。 以上をもって今期定例会の議事は全て終了しました。 この際、町長の挨拶をいただきます。 青野町長。
◎町長（青野高陽君） １２月定例会の閉会に際しご挨拶申し上げます。 議員の皆様には、この定例会において上程いたしました諸議案に対し、終始精力的にご審議いただき、全議案に適切妥当なるご議決を賜りましたことに深く感謝申し上げます。執行部といたしましては、議決内容を迅速に執行するとともに、審議中にいただいたさまざまなご意見、ご提案について真摯に受けとめ、住民福祉の向上に努めてまいります。 さて、今定例会が閉会しますと、新年度予算編成や第３次振興計画の策定作業が大詰めを迎えます。１年前、私が町長に就任した際、町政の羅針盤とも言うべき振興計画は見直しができておらず、
柵原地域の学校建設問題などの諸懸案についても宙に浮いた状態でした。しかし、今定例会においては第３次振興計画の素案についてお示しするとともに、
柵原地域における義務教育学校の建設についても第一歩を踏み出すことができました。 急激な人口減少に直面する中、賢く縮小する。これは今後の町政運営において避けては通れないテーマであります。１年前の就任時にも申し上げましたが、町民の皆様にとって甘いことばかり言い続けるような町政運営はできません。時には議論が分かれ、不便や痛みを強いることであっても、必要とあらば勇気を持って実行していかなければなりません。目まぐるしく変化する現代社会において、十年一昔が五年一昔になろうとしています。もはや安易な現状維持は許されません。「人輝くまちみさき」を実現し、子や孫の世代に豊かで住みよい美咲町を残していくため、新年度予算と第３次振興計画においてはあらゆる施策を総動員し、大胆かつ果敢に変革に取り組んでまいります。どうか新たなまちづくりに向けた挑戦にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 時代が平成から令和に移り変わり、我が国にとっても歴史的な一年となったことしも残すところ半月余りとなりました。童謡、お正月にも「もう幾つ寝るとお正月」、大変失礼しました。と歌われていますが、町民の皆様には、ぜひ遠方に出ておられる方々にも帰省を呼びかけていただき、町全体がにぎやかで和やかな年末年始を迎えられますようお願いいたします。また、この貴重なご家族の団らんの機会に、我が町、ふるさと美咲町の将来について語り合っていただければ幸いに存じます。 結びになりますが、寒さに向かう折、町民の皆様と議員各位には健康にご留意され、希望に満ちあふれた新年を迎えられますことをご祈念申し上げ、閉会に当たってのご挨拶とさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。
○議長（松島啓君） 私のほうからも閉会に当たりまして一言ご挨拶を申し上げます。 令和元年を締めくくる議会定例会におきまして、全議案に対し慎重審議、十分な審査の上、適正妥当なるご議決をいただきまことにありがとうございました。本年も早いもので残り２０日を切りました。１年を振り返ってみますと、行政におかれましては本年度から忠政副町長、黒瀬教育長、井上政策推進監が新たに就任され、また大幅な機構改革も行われ、今までの事務事業を検証しながら山積した町の諸課題解決、さらには今後の行政運営の方向性を定めながら進んでいると感じるところでございます。特に先ほどの町長のご挨拶の中にもありました、まちづくりの最上位計画、町の設計図、設計書とも言われる振興計画も、急激な時代の変化に対応するため第２次の計画を大幅に見直し、第３次振興計画として来年度からの５年間にわたる計画の素案がまとまりつつあります。議会といたしましても、年明けから各担当課から計画の素案の説明も受けながら、町にとって、また町民にとって将来を見据えた持続可能な、よりよい計画となるよう協議を進めていきたいと考えております。 また、何と申しましても５月からは令和と元号を改め、天皇陛下即位後朝見の儀、即位の礼、大嘗祭など、国事行為が行われ、平和で希望に満ちあふれた時代であり続けることを願ったところであります。 ９月には東海、関東地方を中心に過去最強クラスの台風、豪雨により甚大な被害を受けられました。改めましてお悔やみ、お見舞いを申し上げ、一日も早い復旧、復興をお祈りいたします。 スポーツ界では、ラグビーワールドカップ日本代表の活躍、チームスローガンでありますワンチームが流行語大賞をとるなど、日本全体が沸き上がりました。また、地元岡山、そしてお隣津山市の岡山作陽高等学校のゴルフ部出身の渋野日向子プロが、日本選手としては４２年ぶりとなる世界メジャー大会のＡＩＧ全英女子オープン優勝という偉業をなし遂げられました。国内でも４勝をあげ、最後の試合まで賞金女王争いをし、昨年の
西日本豪雨で被災された地元岡山市平島地区はもとより、岡山県さらには日本全国をスマイリングシンデレラと言われる笑顔で元気づけてくれました。来年は５６年ぶりの
東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。ぜひ出場していただき、金メダルを獲得し、ふるさと岡山を、また日本全国をさらに元気づけていただきたいと願っております。 最後に、本年皆様方から賜りましたご厚情に感謝申し上げ、これから年末行事等で慌ただしい時期となりますが、皆様元気で越年され、来る令和２年、２０２０年が輝かしい年となりますことを祈念申し上げ、また笑顔で新年にお会いできることを願い、閉会に当たりましてのご挨拶といたします。 これをもって令和元年第６回美咲町議会定例会を閉会します。（午後４時３７分） 以上会議録の次第は書記の記載したものであるが、その内容の適正であることを確認し、ここに証明する。 令和 年 月 日 美 咲 町 議 会 議 美 咲 町 議 会 議 美 咲 町 議 会 議...