美咲町議会 > 2019-06-03 >
06月03日-01号

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  1. 美咲町議会 2019-06-03
    06月03日-01号


    取得元: 美咲町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-06
    令和 元年第 4回( 6月)定例会第 1 日(令和元年6月3日)(1)会議の開閉時刻    開   議  午前 9時30分    解   散  午前10時44分(2)出席・欠席・遅参または中途退場した議員の番号・氏名議員番号氏   名出欠別議員番号氏   名出欠別1山田雄二出席松田英二出席2藤井智江〃9江原耕司欠席     欠員10岩野正則出席4形井 圓出席11貝阿彌幸善〃5延原正憲〃12山本宏治〃6左居喜次〃13金谷高子〃7林田 実〃14松島 啓〃(3)地方自治法第121条の規定により出席した者の氏名職  名氏   名職  名氏   名町長青野高陽建設課長國宗 順副町長忠政堅産業観光課長立石克之政策推進監井上博登徴収対策室長櫻井 実政策推進監山本翔紅会計課長貝阿彌美和総務課長稲谷雄治旭総合支所長前田有輝理財課長篠原 恵柵原総合支所長畑尾周一地域みらい課長光嶋寛昌旭総合支所 住民福祉課長池上久子くらし安全課長浦上 彰柵原総合支所 産業建設課長山本 資住民税務課平 一範福祉事務所長牧野雅明保険年金課長山崎秀仁教育長黒瀬堅志健康推進課長清水嘉浩教育総務課長石戸光也上下水道課長牧野英一生涯学習課長赤木郁貞(4)職務の為出席した職員の職・氏名   事務局長  神 坂 健 治   書  記  杉 山 慶 介         小 林 幸 子(5)日   程日 程議案番号件         名   開   会1  会議録署名議員の指名2  会期決定の件3  諸般の報告4  委員会の中間報告5請願第3~5号 陳情第3~4号陳情等の報告並びに上程6議案第71号 ~ 議案第78号議案の報告並びに上程7  提案者の説明 ○議長(松島啓君) 皆さん、おはようございます。 定例会の開会に当たり、一言ご挨拶申し上げます。 議員各位には、公私多忙のところご出席を賜り、厚く御礼申し上げます。 元号が平成から令和へと新しい時代を迎え、本日が令和初の美咲町議会定例会となりました。天皇陛下が即位されました5月1日の即位後朝見の儀におかれましては、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としての責務を果たす、また、自己の研さんに励むとともに常に国民を思い国民に寄り添うと述べられました。引き続き、平和な時代を守りながら希望に満ちあふれた令和の時代となることを切に願うものであります。 また、神奈川県川崎市では、スクールバスを待っていた児童、保護者がわずか十数秒の間に襲撃され犠牲になるという信じられない残忍な事件が起きました。改めて子供たちに対する安全確保、子供たちを取り巻く社会環境の整備など課題を突きつけられたように感じるところであります。本町におきましても、行政、関係機関はもとより地域町民を挙げての迅速な取り組みが必要であり、議員各位におかれましても子供たちを含む町民の安全・安心のためにご尽力いただきますことをお願い申し上げます。 それでは、ただいまから令和元年第1回美咲町議会定例会を開会いたします。(午前9時30分) ただいまの出席議員は12人です。定足数に達していますので、本日の会議を開きます。 なお、9番江原議員から一身上の都合のため欠席をする旨の通告がありましたので、報告いたします。 また、美咲町議会ではクールビズ運動を実施しております。その関係で議員章がつかない服装もあるとして名札を着用しておりますので、ご了承を願います。 本日の日程を報告いたします。 第1に会議録署名議員の指名、第2に会期決定の件、第3に諸般の報告、第4に委員会の中間報告、第5に陳情などの報告並びに上程、第6に議案の報告並びに上程、第7に提案者の説明、以上のとおり定めますので、ご了承願います。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、10番岩野議員、11番貝阿彌議員を指名いたします。 日程第2、会期決定の件を議題といたします。 お諮りします。 今期定例会の会期につきましては、去る5月24日、議会運営委員会を開き、協議の結果、本日から6月14日までの12日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松島啓君) ご異議なしと認めます。したがって、会期は本日から6月14日までの12日間と決定いたしました。なお、議事日程につきましては、お手元に日程表を配付しておりますので、ご了承を願います。 次に、説明員として出席通知のありました者の職・氏名の写しをお手元に配付しておきましたから、ご了承願います。 日程第3、諸般の報告を行います。 まず、3月24日、美作岡山道路瀬戸インターチェンジから吉井インターチェンジ間の開通式が岡山市で開催され、貝阿彌議長が出席しました。 同日、津山圏域消防組合柵原出張所落成式が吉ケ原地内で開催され、左居議員岩野議員松田議員山本議員が出席しました。 次に、3月27日、柵原吉井特別養護老人ホーム組合議会定例会吉井川荘で開催され、藤井議員林田議員松田議員金谷議員が出席しました。 同日、柵原、吉井、英田火葬場施設組合議会定例会柵原総合文化センターで開催され、山田議員延原議員松田議員が出席しました。 次に、3月28日、岡山県中部環境施設組合議会定例会が真庭市で開催され、貝阿彌議長と金谷議員が出席しました。 同日、岡山県広域水道企業団運営協議会が岡山市で開催され、貝阿彌議長が出席しました。 次に、4月4日、岡山県北森林・林業活性化促進議員連盟役員会が津山市で開催され、山本議員が出席しました。 4月6日、三休公園さくらまつりとさくらの歌優秀作品表彰式が開催され、貝阿彌議長ほか多くの議員が参加しました。 4月14日、久米郡消防操法訓練大会が美咲町中央運動公園多目的広場で開催され、貝阿彌議長ほか多くの議員が出席しました。 5月10日、春の交通安全県民運動出発式美咲警察署で開催され、議長が出席しました。 同日、美作地区町村議会議長会総会が津山市で開催され、議長が出席しました。 次に、5月14日、岡山県町村議会議長会臨時総会が岡山市で開催され、議長が出席しました。 5月15日、一般国道53号岡山県整備促進期成会総会及び空港津山道路整備促進協議会総会が津山市で開催され、議長が出席しました。 5月19日、岡山県消防操法訓練大会が岡山県消防学校で開催され、議長ほか多くの議員が出席しました。 5月22日、中国横断自動車道車線化促進岡山期成会総会及び意見交換会が岡山市で開催され、議長が出席しました。 5月23日、久米郡土地開発公社理事会が美咲町役場であり、議長が出席しました。 5月24日、久米郡商工会総代会が美咲町林業センターで開催され、議長と山本議員が出席しました。 5月28日、全国町村議会議長会議長・副議長研修会が東京で開催され、議長と副議長が出席しました。 6月1日、岡山市政令指定都市移行10周年・市制施行130周年記念式典が岡山市で開催され、議長が出席しました。 6月2日、第17回棚田きんちゃいまつりが大垪和西棚田公園で開催され、議長ほか多くの議員が参加しました。 なお、議員派遣につきましては、お手元に結果と今後の予定を配付しておりますので、ご了承願います。 次に、組合議会の報告を行います。 まず、柵原吉井特別養護老人ホーム組合議会について、8番松田議員から報告願います。 8番松田議員。 ◆8番(松田英二君) 皆さん、おはようございます。8番松田でございます。 本年3月27日、平成31年第1回柵原吉井特別養護老人ホーム組合議会定例会が開催されました。この内容についてご報告いたします。 開催場所は、特別養護老人ホーム吉井川荘会議室出席議員は8名であります。 提出された案件は、報告2件、議案3件です。 報告第1号は、欠員となっていた組合議会議員に、私、松田英二が選任されたものです。 報告第2号は、組合職員の給与に関する条例の一部改正に伴う専決処分で、平成30年度人事院勧告に基づくものであり、異議なく承認しております。 第1号議案、岡山県市町村総合事務組合規約の変更は、平成31年3月31日をもって東備、勝英、倉敷、津山各地区の農業共済事務組合が解散するため、岡山県市町村総合事務組合から脱退するなどにより規約の変更が提案をされまして、全会一致で承認しております。 第2号議案は、平成30年度柵原吉井特別養護老人ホーム組合会計補正予算(第2号)、歳入に利用者負担金及び国保連介護給付費908万5,000円を追加し、歳出の予備費を増額することにより、歳入歳出の総額をそれぞれ3億7,331万8,000円とするものです。歳入歳出予算書をもとに管理者からの説明を受け、全会一致で平成30年度補正予算案を承認、可決しております。 第3号議案、平成31年度柵原吉井特別養護老人ホーム組合会計は、歳入歳出の総額をそれぞれ3億5,578万4,000円とするもので、前年に比較して984万2,000円の増額となっております。歳入の主なものは、分担金及び負担金1億1,792万円、介護給付費2億215万円など。歳出の主なものは、職員給与などに2億985万円、給食調理委託料に4,071万円、施設の需用費に3,540万円、公債費に2,838万円などであります。歳入歳出予算書をもとに管理者からの説明を受け、全会一致で平成31年度当初予算案を承認、可決しております。 介護保険法の改正によりまして、吉井川荘の収入は年々減少となり、また特別養護老人ホームへの入居制限が行われた関係で、現時点における吉井川荘の待機者数は約40人と減少しました。さまざまな収入の減少に対して、あらゆる対策を講じ、今後も健全経営の継続を強く望むものであります。 以上で平成31年第1回柵原吉井特別養護老人ホーム組合議会定例会の報告とさせていただきます。失礼いたしました。 ○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 次に、柵原、吉井、英田火葬場施設組合議会について、1番山田議員から報告願います。 1番山田議員。 ◆1番(山田雄二君) おはようございます。1番山田雄二です。 私からは、平成31年第1回柵原、吉井、英田火葬場施設組合議会定例会の報告をさせていただきます。 去る3月27日、柵原総合支所において定例会が開催されました。 出席議員は8名で1人欠席でした。 まず初めに、特別職と組合議会議員の異動の報告がなされました。柵原、吉井、英田火葬場施設組合特別職の異動につきましては、青野高陽美咲町長を新しく管理者に選任したことが報告されました。また、組合議会議員の異動につきましては、延原正憲美咲町議会議員を新しく組合議会議員に選任したことが報告されました。 次に、議案第1号、柵原、吉井、英田火葬場施設組合規約の一部を変更することにつきましては、内容につきましては、管理者が事故あるとき副管理者から職務代理者を選出する方法を明確にするための規約変更でしたので、全員の賛成で可決されました。 議案第2号、平成30年度柵原、吉井、英田火葬場施設組合会計補正予算(第2号)につきましては、火葬場建設基金として100万円を積み立てるというものでしたので、これも全員の賛成で可決されました。 議案第3号、平成31年度柵原、吉井、英田火葬場施設組合一般会計予算につきまして説明いたします。 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,354万1,000円です。主な歳入の内訳は、使用料が300万円、分担金が1,028万4,000円などです。そのうち美咲町の分担金は439万7,000円で、昨年と同額であります。 また、主な歳出の内訳につきましては、総務管理費が270万6,000円、火葬場施設費が1,028万7,000円です。したがって、柵原、吉井、英田の分担金1,028万4,000円で火葬場施設費1,028万7,000円を賄っていくことになります。この議案第3号、平成31年度柵原、吉井、英田火葬場施設組合一般会計予算につきましても全員の賛成で可決されました。 以上で定例会の報告を終わります。資料につきましては、事務局に提出しておりますので、よろしくお願いします。 以上です。 ○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 次に、岡山県中部環境施設組合議会について、13番金谷議員から報告願います。 13番金谷議員。 ◆13番(金谷高子君) おはようございます。13番金谷でございます。 岡山県中部環境施設組合議会の報告をいたします。 平成31年第1回定例会が3月28日に行われました。 場所は、真庭市の市役所の4階、委員会室で開催しました。開催時刻は10時からであります。出席議員は全員で9名出席しております。 管理者より議案が提出されましたので、ご報告いたします。 議案第1号平成31年度岡山県中部環境施設組合一般会計予算についてであります。 平成31年度の当初予算は3億208万円であります。歳入の主なものは、分担金と負担金、これが2億6,099万円であります。内訳は、運営分担金、真庭市が1億8,880万円、美咲町が92万円です。美咲町の92万円というのは、28年度まで旭町からの持ち込みごみがなくなったことで金額が少なくなっていることであります。議会に関する費用のみの負担金が美咲町にかかっているということです。これが92万円です。それから、処分場の分担金、真庭市5,708万円、美咲町1,409万円、これは人口割で算出しているところであります。そして、歳出では、主な設備更新は処分場の設備諸費として埋立地の整備工事3,568万円です。ごみ処理費としては、灰出し施設更新工事1,846万円、燃焼設備更新工事に当たりまして991万円でございます。 議案第1号平成31年度岡山県中部環境施設組合一般会計は、全会一致で承認をされました。 以上で簡単ではありますけれども、中部環境の報告を終わります。 ○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 以上で諸般の報告を終わります。 ここで一つ訂正をさせていただきます。 先ほど、私が本定例会を令和元年第1回美咲町定例会と申し上げましたが、令和元年第4回の間違いでございますので、訂正いたします。 日程第4、委員会の中間報告。 次に、閉会中に行った委員会の審査結果について、最初に総務産業常任委員会委員長の報告を求めます。 12番山本議員。 ◆12番(山本宏治君) おはようございます。総務産業常任委員会の委員長の山本でございます。 委員会の閉会中の報告をいたします。 総務産業常任委員会では、去る5月10日、所管の各課の本年の取り組み及び各課の課題について意見交換をいたしました。当委員会では、総務課、理財課、地域みらい課、上下水道課くらし安全課、建設課、産業観光課及び両支所産業建設課の9課であります。人事異動により、課長の交代、また機構改革に伴う課の名称変更所掌事務に変更がある説明をいただきました。各担当課は、令和元年の節目でもあり、今まで以上に頑張るとの説明であり、委員会といたしましても両輪のごとく委員会の充実などを申し入れ、意見交換を行いました。 以上、いたって簡単ですが、5月10日の閉会中の委員会報告といたします。 ○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 次に、民生教育常任委員会委員長の報告を求めます。 6番左居議員。 ◆6番(左居喜次君) おはようございます。6番、民生教育常任委員会委員長の左居でございます。 閉会中の委員会報告をいたします。 委員会では、去る5月17日、所管の各課、所、室の取り組み、課題について意見交換を行いました。当委員会では、住民税務課徴収対策室保険年金課健康推進課福祉事務所教育総務課、生涯学習課及び旭、柵原両支所の住民福祉課の9課であり、人事異動による所属長の交代、機構改革に伴う課の名称変更所掌事務に変更があり、説明をいただき、意見交換を行いました。各課と委員会の協力により、課題解決、住民サービスの向上を図ることを確認したところでございます。 以上、簡単ですが閉会中の委員会報告とさせていただきます。 ○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 次に、柵原地域学校等建設特別委員会委員長の報告を求めます。 8番松田議員。 ◆8番(松田英二君) 失礼いたします。8番松田でございます。 平成29年12月に議員9名で構成する美咲町議会柵原地域学校等建設特別委員会を設置いたしまして、これまでに11回の委員会を重ねてまいりました。 本年5月20日に開催した第11回委員会では、ことし4月1日に黒瀬教育長が新たに就任されたことに伴い、今後の方針や具体的な活動目標などについて教育委員会からの説明を求めてまいりました。 今後の方針については、平成28年度に提出をされました柵原地域学校建設検討委員会からの報告書や平成29年度から30年度にかけて取り組まれた柵原地域義務教育学校整備検討委員会の協議内容及び資料の整理など、これまでの経過の検証を行うとともに、行政の継続性を重要視しながら魅力的な学校づくり、質の高い教育のあり方を求め、できるだけ早期に柵原中学校区の建設方針を決定し住民の理解を得られるよう努めていきますという教育委員会からの報告を受けております。 特別委員会といたしましては、建設に向けた基本計画の策定、建設予定地の早期選定、教育的メリットの向上、住民への丁寧な説明など、町長部局と教育長部局が一体となって取り組む体制づくりを要望してまいりました。今後も、町が進める学校建設の具体的な内容の状況を把握しながら、子供たちの健全なる心身の発達に寄与するため、最善の方策を探るべく鋭意活動を継続してまいります。皆様のご理解とご協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。 以上、本委員会からの中間報告とさせていただきます。 ○議長(松島啓君) ご苦労さまでした。 以上で委員会の中間報告を終わります。 日程第5、陳情などの報告並びに上程。 お手元に配付しております文書表のとおり、請願3件、陳情2件を受理していますので、報告します。 職員に件名等を朗読させますので、お聞き取り願います。 議会事務局長。            〔議会事務局職員朗読
    ○議長(松島啓君) 陳情などについては、以上お聞きのとおりです。 これを一括本会議に上程します。 日程第6、議案の報告並びに上程。 お手元に配付しております提案書のとおり、本定例会に町長から各種の議案が送付されております。 職員に朗読させますので、お聞き取り願います。 議会事務局長。            〔議会事務局職員朗読〕 ○議長(松島啓君) ただいま職員が朗読しました議案を一括本会議に上程します。 日程第7、提案者の説明。 町長に、挨拶並びに議案第71号から議案第78号について、提案理由、報告事案の説明を求めます。 町長。 ◎町長(青野高陽君) 本日ここに令和という新しい時代を迎え、初めての美咲町議会6月定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては公私ご多忙の中ご出席をいただき、敬意と感謝を表します。 今定例会は、私にとりまして、昨年12月の町長就任から半年を迎える節目の議会となります。就任以来、お支えいただいた町民、議員の皆様へのご報告として、これまでの私の取り組み、町政上の課題と見通しについて申し述べさせていただきます。 まず、小規模多機能自治の実現に向けた取り組みについて申し上げます。 私は、就任以来、「人 輝くまち みさき」という考えのもと、地域が主役のまちづくり、地域の課題をみずから克服していくまちづくりの必要性を訴えているところです。できるだけ早い時期に、小さな規模ながらもさまざまな機能を持った地域運営の仕組み、いわゆる小規模多機能自治を地域の皆様と一緒につくっていかなければならないと考えています。そのための取り組みの一つとして、6月から8月にかけて美咲町社会福祉協議会と一緒に13の旧小学校区単位で住民座談会を開催します。 1つ、私たちの地域のよいところ、地域自慢、2つ、地域での困り事、気になっているところ、3つ、私たちの地域の5年後、今からちょっとずつできそうなことをテーマに各地域の皆様と率直に話し合いたいと考えています。若い方から年配の方まで、男女を問わず多くの方の参加をお願いいたします。 小規模多機能自治による地域コミュニティーの再編とあわせ、公共施設の再整備も進めてまいります。今後の人口減少や収入減少を見据えると、現在町内にある施設を全て維持していくことは不可能です。美咲町では、合併以来、旧3町が保有していた公共施設の多くをそのまま維持してきましたが、今後は地域にとって真に必要な施設を集約、複合化し、規模を収縮しつつも住民の皆様に必要なサービスを提供し、便利で住みよい町にすることが必要です。 その第一弾の取り組みとして、旭地域で誰もが集まりコミュニケーションの輪が広がる場所づくりのため、地域の方々の声を聞かせていただきながら旭地域の今後のまちづくり公共施設のあり方について検討してまいります。 次に、保健・医療・福祉についてです。 まず、国民健康保険の関係では、生活習慣病の発症や重症化予防を目的として行っている特定健診、特定保健指導がことしも7月から始まります。みずからの健康状態を正しく理解し、生活習慣を改善していくために大変重要なものですが、平成29年度実績で特定健診の受診率は39.3%、特定保健指導の実施率は11.9%にとどまっており、必ずしも高いとは言えない状況です。今定例会に上程した補正予算にも関連の費用を計上していますが、受診率の向上を目指し、より積極的な受診勧奨を進めていきます。また、町民の皆様におかれましても、これを機に受診していただきますようお願いいたします。私もメタボリックが疑われますので、今後は日々の健康管理を徹底してまいります。 続いて、平素からの健康づくりに関連するものをご説明いたします。 まず、乳幼児の虫歯予防についてです。 健康で生活するためには、食べることは基本であり、歯の健康は重要不可欠です。そして、乳幼児期から虫歯にならないようにすることは私たち大人の使命であり、大切なことです。このたび、乳幼児とその親を対象に虫歯予防のためのおやつの食べ方、上手な歯磨きの仕方などをわかりやすく解説した美咲町独自のリーフレットを作成することといたしました。リーフレットの内容については、歯科医師の先生を初め保健所、大学の歯科医師の先生等に監修をお願いし作成することとしており、虫歯予防に大きな効果を上げることを期待しています。 次に、近年社会的な問題となりつつある風疹予防についてです。 40歳から57歳までの成人男性は、風疹の抗体保有率が低いとされていることから、本年度から3カ年間、無料で抗体検査、予防接種が受けられます。国の指導により、今年度は40歳から47歳までを対象として、4月下旬に対象者612名の方に無料クーポン券を送付いたしました。無料で受けることができますので、ぜひこの機会に受けられますようお願いいたします。 町立西川診療所の状況について申し上げます。 条例に基づき、平成31年4月設置、4月9日開院し、金田病院を指定管理者として、祝日以外、火曜日、木曜日、金曜日の午前中診療しています。原則予約診療としていますが、急患などについては柔軟に対応していますのでご安心ください。開院して約2カ月が経過しますが、地元の方にも好評をいただいていると聞いております。 子育ての関連では、4月から美咲町子育て短期支援事業が開始されています。これは、子供の養育について、保護者の方の疾病その他の理由などにより、家庭において子供を養育することが一時的に困難になったとき、児童養護施設で養育を行うものです。現在までに申請されたご家庭はありませんが、1回の利用で7日以内、利用料につきましては利用する家庭の課税状況にもよりますが、最大で1日当たり5,350円ですので、各家庭の事情に合わせて利用をご検討ください。詳細につきましては「広報みさき」4月号をごらんください。 町民の皆様の健康で快適な日々の暮らしの実現は、私が何より願うところです。ただいまご説明申し上げたメニューにつきまして、ぜひご活用ください。 続いて、教育についてです。 始業式・入学式以来2カ月が経過しましたが、美咲町内の5小学校と3中学校において、仲間づくりを目的とした遠足や校外学習も無事に終わり、いずれの学校も平穏で落ちついた環境の中で学校生活が送れていることをうれしく思っています。 放課後の支援事業の関係では、3地区の児童館に新しく委託事業としてわかくさ児童クラブが加わりました。こちらでは学習支援も取り入れています。これらの施設の活動内容のあり方も検討しながら、みさきスタイルこども応援事業として、今行っている地域学校協働本部や寺子屋、キッズトライアングルなどの放課後子ども教室、のびのびサタデー、ホリデーわくわくなどの土曜日教育支援を生かし、あらゆる教育の機会が提供できる美咲流21世紀型寺子屋を目指し、引き続き研究を進めてまいります。 そして、本町の教育施策上最重要論点となっている柵原中学校区における学校建設につきましては、新教育長のもとでこれまでの議論、経緯を再検証しております。児童・生徒や保護者、地域住民にとって安全・安心、快適で魅力的な学校づくり、そしてこれからの時代を見据えた質の高い教育のあり方を求めて、できるだけ早く方針を決定したいと考えていますが、いましばらくのお時間をいただきますようよろしくお願いいたします。 ここで2点お知らせがあります。 まず、令和元年度美咲町子ども議会の開催についてです。 ことし7月には参議院選挙が予定されておりますが、選挙権年齢が18歳に引き下げられた今、主権者教育の重要性は増すばかりです。その一環として、ことしで4回目となる美咲町子ども議会を開催いたします。6月18日の午後2時に開会し、約2時間を予定しています。美咲町の将来を担う子供たちに、町政に関心を持ってもらい、町のあり方を考えていただく機会になればと思います。当日は町内3中学校の3年生が傍聴する中、11人が議長、議員となり町執行部に一般質問を行います。みさきテレビ及び告知放送で生中継いたしますので、ぜひご視聴いただきますようお願いいたします。 2点目は、エイコンスタジアム20周年記念2019年度岡山県高等学校野球連盟招待野球試合の開催についてです。 皆様に親しまれ、エイコンスタジアムはことし創立20年を迎えました。20周年記念に際し、美咲町では6月8日から9日の2日間にわたり、岡山県高等学校野球連盟を通じ、大阪桐蔭高校を招待して春季県大会ベスト4との記念大会を開催いたします。入場料は、大人500円、中高生100円、小学生以下は無料です。皆さんご存じのとおり、大阪桐蔭高校は昨年甲子園で春夏連覇を果たすなど、日本屈指の強豪チームです。またとない機会ですので、町内外の多くの皆様の観戦を期待するとともに、これを機により一層エイコンパークへの親しみを深めていただければ幸いです。 さて、ことしもこれから出水期に入ります。先月の季節外れの猛暑、全国各地での大雨に見られるように、昨今の気候変動は著しく、豪雨災害への備えがますます重要になっています。差し当たって平成30年7月豪雨災害からの復旧状況ですが、現在公共土木施設災害、農地・農業用施設災害について約3割程度が工事完成しています。まだまだ復旧には時間がかかると思われますが、関係者の皆様方のご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。 また、美咲町には農業用ため池としてため池台帳に載っているため池が385カ所あり、平成30年7月豪雨災害を踏まえた今後のため池対策の進め方として防災重点ため池を再選定いたしました。美咲町では防災重点ため池の数が32カ所あり、これらについては法律に基づき適正な管理、保全を行い、災害の防止に努めてまいります。 続いて、防災対策についてですが、災害時及び通常時の防災支援協力として、ことし2月にNPO法人コメリ災害対策センターと災害時物資の供給支援について、5月にはNPO法人ピースウィンズ・ジャパンと災害時、通常時の防災訓練等の支援について協定を結びました。加えて、岡山県建造物解体工事協会とも災害時などの建設機械の応援について本日午後協定を結ぶ予定です。今後も災害に備え、受援体制の充実に努めてまいります。 さらに、現在実施中のみさきネット改修事業と並行して防災カメラの更新を予定しています。こちらについては、準備が整い次第早急に設置し、河川水位の把握、町民の皆様にとってわかりやすい情報提供を行ってまいります。しかし、どれだけ防災体制や応援体制を拡充しようとも、最後に自分自身の命を守るのは町民の皆様お一人お一人の行動です。 先月、私は東京で消防庁主催の市町村長の災害対応力強化のための研修を受講してまいりました。マンツーマンで避難勧告指示の判断や避難所の設置、運営について学ばせていただきましたが、特に住民への呼びかけやマスコミ対応はトップみずからが前面に出て行うべきという教えが印象に残っています。今後、必要に応じて私みずから町民の皆様に呼びかけさせていただくことがあるかもしれませんが、その際は空振りを恐れず命を守る行動をとってください。 引き続き、農林業振興について申し上げます。 3月定例会でも申し上げましたが、本町の基幹産業は何といっても農林業であり、その保護、育成、振興は大変重要であります。そこで、令和元年度から地域の特産品の栽培に取り組む方を応援する制度を創設いたしました。これは、指定する農業振興作物、例えばショウガなどを販売目的で栽培する農業者の方に補助金を交付し、特産品栽培に取り組む頑張る農家を育成するものであります。また、鳥獣による農作物被害も深刻な状況となっています。対策として、柵などによる防護と並行して捕獲、駆除にも力を入れてまいります。猟友会駆除班員の高齢化などを踏まえ、狩猟免許の取得に対し経費の全額を補助することで猟友会会員の加入数増加につなげ、駆除班員の確保を図るとともに、箱わなについても昨年と同規模の20基程度貸与数を確保し設置を進めてまいります。 加えて、森林の保全も重要な課題です。ことし4月より、新たに森林経営管理法により森林所有者の経営管理の責務が明確化され管理が義務づけられました。しかし、木材単価の低迷や森林所有者の高齢化など、適切に経営管理を実施していない森林が多く見られます。新たな森林管理制度のスタートに合わせ、適切な森林管理を促進することから、国、県の作業道補助事業に上乗せして助成する制度、美しい森林づくり基盤整備事業を新設するとともに、森林所有者の生産意欲の向上を図るため、間伐材搬出促進事業を補助単価の見直しで拡充を図るなど、地域の保全と林業経営の安定化を進めてまいります。 ここからは、日々の町民の皆様の生活に関連する身近なものについてご説明いたします。 まず、みさきネット改修事業の進捗状況ですが、今年度は2年度目となり、6月からは約6,500件の宅内工事を約1年かけて行います。来年の東京オリンピック・パラリンピックまでには完了し、4K、8K対応の設備をお持ちの家庭では競技の模様を鮮明な映像でごらんいただけるようになりますのでお楽しみください。 次に、窓口サービスの利便性の向上を目的に今年度中の実施を予定しておりますマイナンバーカードを使用しての住民票等のコンビニ交付サービスにつきましては、関係機関との調節を進め準備を行っているところです。 また、生活環境に関することでありますが、ごみ減量化に伴う取り組みとして資源ごみの集団回収推進団体奨励金の対象品目に、今年度から古着、古布類を追加いたしております。これは、重量のかさむ古着、古布類を追加することで資源回収量の増加とごみ処理費用の削減を目的とするものです。集団回収を実施される皆様の積極的なご協力をお願いいたします。 そして、美咲町環境衛生協議会の皆様にお世話になり平成29年度からの3年計画で進めているマイバッグ普及事業では、今年度柵原地域への配布を予定しており準備を行っています。 下水道の関係では、昨年度の小瀬地区の舗装復旧工事をもって、特定環境保全公共下水道の汚水事業の面整備が完了いたしました。これで美咲町の農業集落排水事業を含めた下水道事業の一区切りがついたことになります。この整備された地域の方につきましては順次接続をしていただいていますが、未接続の方につきましては早期の接続をこの場をおかりしてお願いいたします。また、下水道区域以外にお住まいの皆様につきましても、国の補助基準額に町費を上乗せしている合併処理浄化槽設置補助金を利用していただき、水洗化、公共用水域の水質の保全を図っていただきたいと思います。下水道の汚水処理事業は一区切りがついたわけですが、柵原地域の吉井川流域の内水排除施設を公共下水道事業の雨水事業を活用して進めています。現在は藤原地区の排水路を再整備してゲートポンプ設置事業を行っています。本年度は藤原1号ゲートポンプ設置工事に着手します。2号、3号ゲートポンプについても順次整備し、公共下水道区域内を川上へと、久木、小瀬地区へと整備していく予定です。 その他、今定例会の報告議案に上げさせていただいている平成30年度の非強制徴収債権の放棄についてですが、法律上回収困難となったもの及び事実上回収困難となったもの計9件、19万7,702円についての債権を放棄しましたので報告いたします。私債権につきましては、時効期間を経過した債権も自治体の財産であり、時効債権を回収することは違法ではありません。引き続き時効債権につきましても請求等を行い、回収を進めてまいります。 最後に、組織風土の改革の状況についてご説明申し上げます。 ご案内のとおり、本町の諸課題を解決するため、ことし4月1日に機構改革を実施いたしました。総務関係では、総務課、まちづくり課及び情報交通課を再編し、総務課、理財課、地域みらい課及びくらし安全課といたしました。また、民生関係では住民課と税務課を統合し、住民ニーズの高い手続の大半ができるようワンストップ化を図るため、住民税務課といたしました。機構改革を含めた最近の役場内部の様子については、6月10日発行の「広報みさき」6月号で特集記事を組んでおりますので、ご一読ください。 新年度に入り、はや2カ月が経過しました。まだまだ軌道に乗り切れていない部分があろうかと思いますが、一層のスピード感を持って町民の幸せのためにみずから学び、考え、そして行動する役場を目指してまいります。 関連して、職員の働き方改革について申し上げます。 昨年の通常国会で働き方改革関連法が成立しました。特に影響が大きいものは、労働時間関係、有給休暇、均等・均衡待遇であります。これまで我が国の労働法においては、残業させることのできる労働時間については上限が決められていませんでしたが、この上限が決められ、月45時間、年360時間と定められました。また、有給休暇においても、これまでは有給休暇は労働者がその時期を指定して取得するものでしたが、10日以上の有給休暇が付与される労働者については使用者が5日については時期指定しなければならなくなりました。このほかにも、正社員とパート労働者の均等・均衡待遇の問題など、これまでの働き方が大きく変革することとなりました。今定例会において、職員の残業時間の上限を定めることとする美咲町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例案を上程させていただいておりますので、議員の皆様方におかれましてはお取り計らいのほどよろしくお願い申し上げます。 今後、人口の急激な減少が予測される中で、持続可能な役場組織づくりが急務です。そのためには、機構改革や働き方改革といった取り組みに加え優秀な職員の確保、育成が必要です。しかし、少子化や昨今の民間求人状況の改善により若者の公務員離れが顕著であり、人材不足はもとより人員不足に陥っている状況であります。本町においても、ことし4月1日新規採用職員は2名であり、役場全体の職員数は前年比5名減となりました。多岐にわたる住民ニーズにお応えするために、優秀な人材を確保するべく、津山や岡山で近隣自治体とともに合同説明会に参加するなど、美咲町役場で働きたいと希望する熱い思いを持った若者の確保に努めているところです。 既に「広報みさき」5月号とホームページでお知らせしていますが、令和2年度採用の美咲町職員を募集しています。採用予定人数は、事務職員5名程度、総合福祉職員3名程度、土木職員2名程度、保育士2名程度としています。「人 輝くまち みさき」の実現に向け、私たちと一緒に働いてみませんか。よろしくお願いいたします。 時代は平成から令和に移り変わり、美咲町にも新しい時代に合わせた新しいまちづくりが求められています。就任以来、繰り返し申し上げていますが、私は美咲町の誇るべき人の力ときずなの強さを生かし、「人 輝くまち みさき」という理念のもと、子供から高齢者までの多世代がお互いに支え合い、活きいきと暮らすことができる地域づくりを進めてまいります。そして、そのためには役場から積極的に情報を発信し、町民の皆様と対話を重ね、共感と納得を得ながらまちづくりに参加していただくことが必要不可欠であると考えています。新元号の令和は、万葉集を典拠とし、人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つという意味が込められています。本町においても、町民の皆様と議会、執行部が手を携え、豊かな文化を育み、美咲町という花をその名のとおり大きく美しく咲かせようではありませんか。 以上、諸般のご報告とさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。 議案につきましては、副町長から説明させますので、お聞き取りのほどよろしくお願いいたします。 ○議長(松島啓君) 忠政副町長。 ◎副町長(忠政堅之君) 失礼をいたします。 今定例会に提案させていただく議案は、専決処分の承認を求めるもの1件、条例の一部改正2件、一部事務組合規約の変更1件、一般会計補正予算並びに特別会計補正予算4件の計8議案と報告案件3件でございます。 それでは、議案第71号から議案第78号について提案理由並びに議案内容の説明、及び報告第1号から第3号について報告をさせていただきます。 議案第71号専決処分の承認を求めることについてでありますが、これは平成30年度出納整理期間の終了に伴い、平成30年度美咲町住宅新築資金等貸付事業特別会計において歳入不足が発生いたしました。このため、令和元年度会計から平成30年度会計に対し、前年度繰上充用金2,544万6,000円の措置を行っております。 令和元年度美咲町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)は、議会を招集する時間的な余裕がないため、令和元年5月31日に専決処分をしたものであります。 議案第72号美咲町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例でありますが、働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律の趣旨に基づく国家公務員の措置等を踏まえ、超過勤務命令を行うことができる上限を規則で定めるなどの措置を講ずるため所要の改正を行うものであります。 議案第73号美咲町国民健康保険条例の一部を改正する条例でありますが、被保険者が死亡したとき、その者の葬祭を行う者に対し支給する葬祭費を3万円から5万円に増額を行い負担の軽減を図るものであります。 議案第74号岡山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体数の増減及び岡山県市町村総合事務組合規約の変更についてでありますが、平成31年3月31日をもって岡山県市町村総合事務組合から東備農業共済事務組合、勝英農業共済事務組合、倉敷地区農業共済事務組合及び津山地区農業共済事務組合が解散したことに伴い、当該組合の脱退の承認並びに令和元年10月1日から八ケ郷合同用水組合の加入承認するとともに、久米老人ホーム組合、柵原吉井特別養護老人ホーム組合、柵原、吉井、英田火葬場施設組合及び八ケ郷合同用水組合の議会の議員、その他非常勤の職員に係る公務上等の災害に対する補償等に関する事務を共同処理するため規約を変更するものであります。 議案第75号令和元年度美咲町一般会計補正予算(第1号)でありますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億1,397万1,000円を追加し、総額を101億6,517万5,000円にするものであります。歳入の主なものは、7ページ、15款国庫補助金では、地域消費喚起・生活支援型交付金1億394万9,000円の追加であります。これは消費税増税に伴うプレミアム商品券発行事業に係る国庫補助金であります。 次に、8ページ、16款の県支出金では、農業水路等長寿命化・防災減災事業補助金840万円の追加であります。これは、長原ダム整備事業に漏水計、雨水計、水位計の改修工事が追加されたものの県補助金であります。 次に、9ページ、20款の繰越金1,900万円の追加であります。これは、前年度からの繰越金を財源確保として充てるものであります。 次に、9ページ、22款町債4,020万円の減額であります。これは、町道新設改良事業の町債の減額が主なものでありますが、災害復旧事業を最優先に行うため、他の事業に充てる起債を制限する必要が生じたことに伴う減額であります。 一方、歳出の主なものは、11ページ、2款の総務費では、10月に予定されている消費税10%への引き上げに伴うプレミアム商品券発行のための事業費1億394万9,000円の追加であります。これは、3歳未満の子育て世代の消費に与える影響を緩和するとともに、地域における消費を喚起、下支えすることを目的として行うものであります。 次に、14ページ、4款の衛生費では、本年度から3年間集中して行う男性を対象とした風疹の追加対策事業439万2,000円の追加であります。 次に、14ページ、6款の農林水産業費では、長原ダム整備事業に漏水計、雨水計、水位計の改修工事費1,252万5,000円が追加されたものであります。 次に、15ページ、7款商工費では、津山市と広域連携で行う地方創生交付金事業で観光資源の発掘や観光推進組織の設立などを行う城下町と黄福のまち観光産業創造事業費2,819万円の追加であります。 次に、16ページ、8款の土木費では、災害復旧事業を最優先に行うため、他の事業に充てる起債を制限する必要が生じたことに伴う町道改良事業費7,133万6,000円の減額であります。また、17ページの住宅管理費では、吉ケ原地内町有ブロック住宅の老朽化に伴う解体撤去工事費721万5,000円の追加を行っております。 次に、17ページ、9款の消防費では、旭地域で使用していた防災行政無線戸別受信機をみさきネット更新作業にあわせて撤去、廃棄する事業費150万円の追加であります。 次に、20ページ、11款の災害復旧費では、公共土木施設災害復旧の現年、過年分の工事請負費1,048万円と社会教育施設災害復旧費の柵原総合グラウンド復旧に伴う附帯工事費635万1,000円の追加であります。 議案第76号令和元年度美咲町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)であります。 歳入歳出予算の総額にそれぞれ112万9,000円を追加し、総額を17億4,569万4,000円にするものであります。これは、特定健康保険指導委託料169万4,000円を追加し予備費を56万5,000円減額するものであります。なお、特定財源は県交付金が112万9,000円であります。 議案第77号令和元年度美咲町国民健康保険診療所事業特別会計補正予算(第1号)であります。 歳入歳出予算の総額にそれぞれ93万5,000円を追加し、総額を279万4,000円にするものであります。これは、電子レセプトシステム委託料50万4,000円と設備修繕料23万1,000円であります。なお、財源は一般会計繰入金93万5,000円であります。 議案第78号令和元年度美咲町柵原中央簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)であります。 歳入歳出予算の総額にそれぞれ700万円を追加し、総額を1億5,655万5,000円にするものであります。これは、町道久木吉ケ原線改良工事に伴う水道管移設工事費500万円と測量設計委託料200万円であります。なお、財源は諸収入700万円であります。 次に、報告第1号平成30年度美咲町一般会計予算及び特別会計予算繰越明許費繰越報告についてであります。 地方自治法施行令第146条第2項の規定により、平成30年度繰越明許費繰越計算書を報告いたします。 別添1ページから3ページの繰越明許費計算書のとおり確定し、一般会計では災害復旧費など27件、翌年度繰越額は9億5,305万7,000円であります。特別会計では、柵原公共下水道事業特別会計の特定環境保全公共下水道整備事業1件、翌年度繰越額は3,700万円であります。 報告第2号平成30年度久米郡土地開発公社決算の報告についてであります。 地方自治法第243条の3第2項の規定により、平成30年度久米郡土地開発公社の決算を報告いたします。 平成30年度中に取得及び処分を行った実績はありませんでした。 2ページに収支計算書、6ページに販売費及び一般管理費、7ページに貸借対照表、8ページに損益計算書、9ページにキャッシュフロー計算書、11ページに財産目録、12ページに監査意見書を添付しておりますので、ご確認願います。 報告第3号平成30年度非強制徴収債権に係る債権放棄の報告についてであります。 美咲町債権管理条例第14条の規定により、非強制徴収債権を放棄したので、同条例第15条の規定により報告をいたします。 非強制徴収債権に係る債権放棄の詳細は、別紙のとおりでありますのでご確認願います。 以上、8議案につきましては提案理由並びに議案内容の説明、及び報告3件について報告をさせていただきました。なお、読み間違い等がございましたら、議案書が正しいものとご理解をいただきまして、適正、妥当なご議決を賜りますようよろしくお願いをいたします。 以上でございます。 ○議長(松島啓君) 議案第71号から議案第78号の提案理由、報告事案の説明は以上お聞きのとおりです。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 次回の議事日程は、あす4日午前9時30分から本会議を開き、一般質問を行います。 本日はこれをもって散会といたします。(午前10時44分)...