平成30年第 7回( 9月)定例会第 4 日 (平成30年 9月21日)(1)会議の開閉時刻 開 議 午後 1時 30分 解 散 午後 3時 47分(2)出席・欠席・遅参または中途退場した議員の番号・氏名議員番号氏 名出欠別議員番号氏 名出欠別1山田雄二出席8松田英二出席2藤井智江〃9金谷高子〃3松島幸一〃10江原耕司〃4形井 圓〃11岩野正則〃5延原正憲〃12山本宏治〃6左居喜次〃13松島 啓〃7林田 実〃14貝阿彌幸善〃(3)地方自治法第121条の規定により出席した者の氏名職 名氏 名職 名氏 名町長定本一
友産業観光課長牧野雅明副
町長池上康夫徴収対策室長櫻井 実
政策推進監山本翔紅会計課長平 一範総務課長桑元
英昭旭総合支所長畑尾周一
まちづくり課長光嶋寛昌柵原総合支所長木谷正弘情報交通課長立石克之旭総合支所
産業建設課長前田有輝税務課長浦上 彰柵原総合支所
産業建設課長山本 資住民課長山崎秀仁福祉事務所長稲谷雄治保険年金課長鈴鹿 滋教育長柴原靖彦健康推進課長清水嘉浩教育総務課長石戸光也上下水道課長牧野英一生涯
学習課長赤木郁貞建設課長國宗 順 (4)職務の為出席した職員の職・氏名 事務局長 神 坂 健 治 書 記 高 山 尚 子 杉 山 慶 介(5)日 程日 程議案番号件 名1 委員長報告2 委員長報告に対する質疑3 討 論4 表 決5議案第121号
~
議案第123号追加議案の報告並びに上程6 提案者の説明7 議案に対する質疑8 討 論9 表 決10 岡山県
後期高齢者医療広域連合組合議会議員選挙11 閉 会
○議長(貝阿彌幸善君) 休会前に引き続き本日の会議を開きます。(午後1時30分) ただいまの出席議員は14人です。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。 本日の日程を報告します。 第1に議案訂正、第2に委員長報告、第3に委員長報告に対する質疑、第4に討論、第5に表決、第6に追加議案の報告並びに上程、第7に提案者の説明、第8に議案に対する質疑、第9に討論、第10に表決、第11に岡山県
後期高齢者医療広域連合議会議員選挙について、以上のとおりと定めますので、ご了承を願います。 これから日程に基づき議事を進めます。 日程第1、議案訂正。 議案第95号平成30年度美咲町
一般会計補正予算の訂正の件を議題とします。 町長から訂正理由の説明を求めます。 町長。
◎町長(定本一友君) 失礼をいたします。今定例会に提案しております議案の一部を訂正したく申し出させていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。 内容は、今9月定例会へ提出しております中の議案第98号平成30年度美咲町津山・
西川線共同バス運行事業特別会計補正予算(第1号)の中のページ54ページの第2表、債務負担行為の中の事項欄でございます。現在津山・
西川線共同バス運行管理業務委託事業(ゼロ町債)としているものを、津山・
西川線共同バス車両購入事業(ゼロ町債)と訂正をするものでございます。 以上、字句訂正とは申しましても非常に重要な予算に関係する議案で訂正をさせていただくことを深くおわびを申し上げ、ご英断を賜りますようにひとつよろしくお願い申し上げます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(貝阿彌幸善君) 日程第1の議案訂正につきましては、議案第98号の訂正でありましたので、美咲町津山・
西川線共同バス運行事業特別会計補正予算であります。 お諮りします。 ただいま議題となっています議案第98号美咲町津山・
西川線共同バス運行事業特別会計補正予算の訂正の件を許可することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(貝阿彌幸善君) 異議なしと認めます。したがって、議案第98号美咲町津山・
西川線共同バス運行事業特別会計補正予算(第1号)について訂正の件を許可することに決定しました。 日程第2、委員長報告。 各委員会に付託した諸案件を一括議題とします。 これらについては、それぞれ委員会が開催され審査されておりますので、その結果について各委員長の報告を求めます。 まず、
総務産業常任委員会に係る審査報告を委員長に求めます。 12番山本議員。
◆12番(山本宏治君) 失礼いたします。12番山本でございます。総務産業委員長を仰せつかっております。 それでは、
総務産業常任委員会を去る9月7日及び19日に開催をいたしましたので、結果と経緯についてご報告をいたします。 今定例会では、条例案件6件
一般会計補正予算(所管分)及び
みさきネット事業特別会計補正予算外15件の
特別会計補正予算と字の名称の変更について1件、請願2件の26件について各担当課の説明をいただき、審査をいたしました。 なお、議案番号順に報告をさせていただきます。 まず、議案第88
号地方活力向上地域特定業務施設整備計画に伴う固定資産税の特例に関する条例の一部を改正する条例では、都市から地方へ移転をされる企業に固定資産税の特例措置をするものであるが、
地方活力向上地域特定業務施設整備計画に伴う固定資産税の特例に関する条例の改正であります。以前の条例では「地域」を「地域等」に、第5条第4項第5号の後に片仮名のイを足し、特例適用の範囲を平成32年3月31日とするもので、この条例の改正に当たり、大きなところは、以前は東京23区を中心とする首都圏地域からの地域への移転型などですが、今回の改正では、近畿地方及び中部地方への移転を認めるもので、「地域」を「地域等」に改正するものです。委員から、この条例での地域への効果はどうかの質問に、全国で29年11月現在で197件、岡山県では7件の地域への移転型があり、地方の活性化になっているとのことで、種類といたしましては、移転型また拡充型があるとの説明で、委員から、町内の企業が拡充型を利用して活用できるかの質問に、施設も増築等それから人員の増員などもいろいろな条件があり、岡山県とも協議の必要もあり、なかなか難しいとのことでした。なお、説明は税務課でした。委員会といたしましては、議案第88号については、今後企業が移転してくださることを願い、全会一致で承認可決といたしました。 次に、議案第90号美咲町農村型リゾート「二上山荘」設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例では、表題中の上尾邸を削除し、6条中第1項中の宿泊を削除するもので、2項中の利用時間の後に、その他、物品等により占有する場合は、その限りではないを加えるもので、上尾邸については、平成20年3月末で賃借契約が解除になったことと、二上山荘の施設では、宿泊についての条件で消防設備等が基準に満たさないため、宿泊はできないようにするものです。委員から、以前から二上山荘のトイレ施設が問題があろうと思われるが、どのようになっているかの質問に、整備はされていないと思う、使用の頻度もあり、今後検討をしたい、また二上山荘の消防設備の整備を行い、また宿泊施設としての拠点とするのかの質問に、今後も宿泊施設としての利用は考えていないとのことでした。議案第90号については、委員会といたしましては全会一致で承認可決といたしました。 次に、議案第91号美咲町
旭基幹集落センター条例を廃止する条例及び議案第92号美咲町
柵原多目的研修集会施設の設置及び管理に関する条例を廃止する条例、同じく議案第93号でも、美咲町柵原ふれあい農園設置及び管理に関する条例を廃止する条例、議案第94号美咲町柵原ふれあい農園施設設置及び管理に関する条例を廃止する条例ですが、4議案の条例の廃止の条例改正であります。4件の廃止条例には、それぞれの条件があり廃止するものでありますが、この廃止条例は、年数などがかなり経過をしており、条例の見直しをし整理をするための廃止条例であるとの説明でした。委員から、その他条例の中にもまだ整理をするものがあるのかの質問に、担当課といたしましては、その都度整理をしていきたい、今後もあるかもしれないが、十分に整理をしていきたいとのことでした。なお、4件は産業観光課の説明でした。委員会といたしましては、この4件の廃止条例について、産業観光課だけでなく、その他の各課の中でも十分な調査をされるべきであり、整理されている課もあれば、今後の早急な対応をお願いしたいと思います。この4件については、委員会といたしましては全会一致で承認可決といたしました。 次に、議案第95号一般会計の審査の報告をいたします。 まず、総務課関係では、歳入の説明をしていただき、歳出についての説明をいただきました。17ページでは、総務臨時管理費の
例規整備支援事業委託金及び
ふるさと納税特産品贈呈事業257万4,000円、18ページでは、
長期振興まちづくり基金積み立て1億9,000万円、
教育施設整備基金積立金1億5,000万円などの説明がありました。担当課から、固定資産台帳の統一化について、総務省からの通達が28年にあり対応をしていましたが、業者委託と情報公社のシステムに取り込んで完成させるところですが、データとシステムの連携がうまくいかず、難航をしている状況であるとの説明でした。委員から、今後のシステムの移行についての質問があり、近隣の久米南町、鏡野町、奈義町なども同じような状況であり、情報交換を密に行いたいとの報告でした。また、柵原総合支所では、非常用発電装置の大型化、シャワールームなどの大型ユニットなどの工事請負費1,416万6,000円の説明があり、現地確認を行いました。 次に、情報交通課では、今回の付託案件の説明を
ペーパーレス会議とし、委員全員でパソコン、タブレットでの会議といたしました。なお、先ほどの総務課の会議も
ペーパーレス会議で行いました。ページ17ページでは、広報臨時管理費3万5,000円ですが、声の広報みさきの需用費、18ページでは、
地域公共交通活性化再生総合事業で、
障害者支援タクシー運行業務委託料120万円、また
情報化整備事業165万7,000円は、
ペーパーレス会議用の通信サーバーの使用料及びかめっこ保育園に無線施設の設置の説明がありました。また、
みさきネット事業特別会計繰出金の減額の2,643万8,000円で前年度繰越金の確定によるものとの説明でした。 社会参加を応援する制度といたしまして、先ほども補正予算の説明がありましたが、障害者等の黄福タクシーの試行運転を30年10月1日より、美咲町内移動で、対象者は身体障害者手帳、療育手帳、
精神障害者保護福祉手帳を持っている方を対象に、町内上限330円での負担で利用することが可能になっております。町外につきましては現行どおりでございます。また、旭地域での福祉巡回バスの運行休止に伴う試行運転期間を31年3月31日とするとの説明でした。それに伴い、中央地域でも福祉巡回バスを運行休止して、冬季4カ月間の試行運転をするとの説明でした。中央地域の試行運転は、12月1日から来年31年3月31日の冬場の4カ月間を、中央地域内であれば、個人負担を330円の負担とするもので、柵原地域においては、タクシー業界の今後の運営にいま少し時間がかかり、随時検討をしていきたいとの説明でした。委員から、黄福タクシーの旭地域での実証実験であるが、どのようなデータが出ているのか、また3地域をこの制度で行えば、どのようなメリットがあるのかの質問に、旭地域での昨年末から本年7月までの平均では、町の負担が月42万1,064円、これを12カ月で505万2,768円で旭巡回バスでの年間経費が582万5,000円で77万2,232円の負担減となっております。また、3地域のバス委託料が1,7128,000円で、タクシーの美咲町の負担が約846万円で約860万円の経費負担減となるとの試算であるとの説明でございました。 また、津山・西川線共同バスの
チェリーバス運行についての説明があり、現在1日4便の運行をしており、多くの高校生が利用をしているため、津山行き1便については2台で運行をしている、地域の交通弱者のためにも今後町営バスの運行は不可欠である、しかし平成25年から、故障による修繕費が累計で約910万円、これとは別に本年7月に修理費が約247万円の見積もりが出ている状況であります。このバスは、平成15年に導入し、現在までに136万キロ以上の走行距離であり、今後本年から来年31年までの更新の購入事業の方針の説明がありました。委員からは、現状の運行状況での質問に、代車での対応をしているが、早急な対応が必要であるとの説明でした。 今委員会では、総務課及び情報交通課の会議を、先ほども申しましたが、ペーパーレスでの会議であり、近隣の市町村の状況説明及び山本政策推進監による説明も聞きました。山本政策推進監からは、働き方改革、国家公務員でも議論が広まっている若い職員はワーク・ライフ・バランスが重視され、仕事のあり方を変えていくことも重要であり、ペーパーレス化はその一部である、今後の美咲町においても、人口減少などにあわせて職員が減っていく可能性もあり、機械で代替えなどをし、今後においては、テレビ会議等の導入も視野に入れたいとの思いを伺いました。皆さんのタブレットの中に
ペーパーレス会議の資料が入っていますので、後でごらんいただきたいと思います。 次に、
まちづくり課関係では、17ページで、で
財産一般臨時管理費793万6,000円の補正で、美咲町
地域活性化センターのブロック塀の解体撤去費用550万円、また原田地域の
排水調査測量業務などであります。また、総合管理計画では800万円で策定業務をするもので、総額4年間で4,800万円の計画である、また企画管理費の
集会施設整備補助金210万2,000円は、整備に係る補助金の不足分であるとの説明で、同じく企画費の中で、多
世代居住コミュニティー推進事業費207万6,000円などが大きな金額の補正であるとの説明でした。委員から、
公共施設等総合管理計画の個別計画が早くにできなかったのか質問に、29年度から着手するべきであったと思う、各3地域の特性を鑑みて進めていきたい、また今後のワークショップの考えはの質問に、初めは福祉部門から入っていきたいと思うとのことで、地域に出れば、イノシシ、鹿などの鳥獣対策の話はよく話に出るが、福祉の話は少ない、また女性の発言が少ないので、発言の機会をつくりたいとの説明でした。また、委員から、計画策定の2カ所700万円の計画はどの地域かの質問に、予定では旭地域、柵原地域を検討しているとの説明でした。 まちづくり課では、19ページ、消費者対策費、
消費者行政活性化事業で5万円の補正が計上されており、美咲町
特殊詐欺等被害防止対策機器設置事業補助金交付要綱を30年10月1日より施行したいとのことでございます。 次に、上下水道課関係では、25ページの
統合簡易水道会計への繰出金100万円及び27ページ及び31ページの特別会計の繰出金の組み替えの2件の説明でした。 次に、税務課及び徴収対策室の審査の報告をいたします。 まず、税務課の説明では、19ページの税務総務費の税務臨時管理費378万7,000円の説明ですが、地図上システムの図根点と言われる測量基準点などのシステムが現状では本庁、柵原総合支所ではできますが、旭総合支所ではいまだ紙ベースでの対応であり、統一をしたいとのことでした。町税過誤納金、還付金、還付加算金100万円の説明がありました。委員から、旭総合支所のシステムが未整備であることは遺憾であるが、今回統一したシステムに整備をしたいとのことであり、早急な対応を求めました。また、委員から、還付加算金についての質問があり、住民税、法人税の予算が不足するであろうとのことで、前年の状況も考慮に入れているとのことでした。 徴収対策室では、同じく19ページに、税務臨時管理費の補正の説明がありましたが、督促の申し立てなどでの予算5件分が不足をするための補正予算との説明でした。委員から、私債権などの時効中断の措置について質問があり、担当課と相談を行い、対応をしていきたいとの説明でありました。また、臨戸訪問、訪問調査はやはりやらないかの質問に、早期解決をしていきたいとの説明でした。また、委員からは、職員の配置状況、条例の改廃についての今後の状況はどうするのかに、人員配置については現状維持で頑張っていきたい、特に岡山県に出向していた職員が頑張っており、今後も適切な対応をしていきたい、要綱については、岡山県とも相談をし適切な処理をしていきたい、各課との調整を徴収対策室で行い、全般的な把握をしていきたい、また催告書を出すと3割の方が支払いをしていただいておりますが、1人で複数の滞納がある方もおられ、対策室としても粘り強く頑張りたいとの説明でした。 次に、産業観光課の審査の報告をいたします。 27ページに、農業振興総務費で100万円の鹿の駆除の上乗せや県の上乗せ分の補正、また
里山ジビエ利活用促進事業では、今後有害鳥獣の処理にジビエカーの導入を検討中であり、先進地の視察費用との説明でした。委員からは、集落支援員についての質問があり、次年度に向けての準備として月8日ほどで6カ月間の臨時職員の報酬との説明でした。里山ジビエについての今後の予定はの質問に、ジビエカーの購入費用約3,000万円弱などの補助申請、また処理を担当していただく方の確保など、今後早い状況でやっていきたいとの説明でした。観光費の補正では、修繕費が必要であり、計上とのことであるが、南和気荘の宿泊について問題が発覚しており、指定管理者と十分に協議をしていきたいとの説明でした。 建設課では、土地改良事業など、27ページから随時説明があり、災害復旧などの補正予算の説明でした。委員から、ゼロ町債についての質問があり、スムーズな事業実施のため、今後の事業に活用をしていきたいとの説明でした。 以上、議案第95号の
一般会計補正予算の関係所管の審査報告といたしますが、数字等の言い間違いがありましたら提案書が正しいものでありますのでよろしくお願いをいたします。議案95号の所管の審査の結果、委員会といたしましては全会一致で承認可決といたしました。 次に、議案第96
号みさきネット事業特別会計補正予算(第2号)では、47ページで、
みさきネット臨時管理費用141万4,000円の計上ですが、コアセンターの
UPSバッテリー交換作業などであるとの説明及び
ネット施設更新事業費1,243万8,000円、
ネット施設更新事業費の説明があり、委員から今後の整備状況の質問があり、更新事業費の事務費及び3階の大会議室の音響設備で、現在は有線でのマイク設備であるが、設備も古く、録音設備、音声の調整などふぐあいがあり、無線でのマイク設備とするもので、移動なども簡単に設置ができ、幅広い活用ができるようになるとの説明でした。議案96号の特別会計については、委員会といたしましては全会一致で承認可決といたしました。 次に、議案第97号津山・柵原・
吉井線共同バス運行事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第98号津山・西川線共同バス、また議案第99
号旭川ダム沿線バス運行事業特別会計補正予算の3議案については、繰越金の確定に伴い、予備費等に計上するもので、委員会といたしましては、先ほどの情報交通課の一般会計の中での説明などを受け、3議案とも全会一致で承認可決といたしました。 次に、議案第106
号柵原飯岡簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)、また議案第107号北部簡易水道、議案第108
号柵原中央簡易水道、議案第109号統合簡易水道、議案第110号中央簡易水道、及び議案第111
号中央北部簡易水道、議案第112号中央打穴・大垪和簡易水道、議案第113
号下水道事業特別会計及び議案第114
号柵原公共下水道事業、議案第115
号中央公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)のこの10上下水道の特別会計については、繰越金の確定などによるものを整理したものが多くあるとの説明でした。委員から、議案第107号の
柵原北部簡易水道補正についての質問があり、補正額は当初の予算ではなく、交付申請がおくれていた、北部簡水の連絡管の新設工事費4工区及び
安井配水池改良工事の場内整備などであるとの上下水道課の説明でした。委員会といたしましては、議案第106
号簡易水道事業補正及び議案第115号の
中央公共下水事業補正などの10議案については全会一致で承認可決といたしました。 また、議案第116
号用地取得造成事業特別会計補正予算(第1号)については、繰越金2,769万1,000円の確定に伴い、予備費に計上したもので、委員会といたしましては全会一致で承認といたしました。 議案第117号倭文西財産区
特別会計補正予算(第1号)についても、3万4,000円の繰越金の確定に伴い、予備費に計上をしたもので、委員会といたしましては全会一致で承認可決といたしました。 次に、議案第120号字の名称の変更についてですが、美咲町連石15番3から67番2及びこれらの区域に隣接介在する道路である町有地の全部を土地改良事業に伴う換地処分を行うため、字の区域、名称を変更するものでございます。委員から、提案書の書き方でよいのかの質問に、様式はこれでよいし、地元関係者で総会を行い、了解済みとのことであり、委員会といたしましては全会一致で承認可決といたしました。 以上、付託されました案件についての審査の報告といたしますが、先ほどと同じく、数字等の読み間違えがありましたら、提案書が正しいものでご配慮をいただき、委員会の報告のとおりお取り計らいをお願いしたいと思います。 最後に、請願2件及び陳情1件の継続審査の報告といたします。 まず、請願第4号美作岡山道路の建設計画で、岡山県が想定していなかった内水が発生したことによる住民の不安に対して、岡山県が現在及び将来にわたる住民の生命と財産の不安を取り除く対応をすることを岡山県にお願いする請願が美咲町飯岡604番地1、山田芳裕氏より請願の提出があり、山田雄二議員が紹介議員となり要件を満たし、
総務産業常任委員会に付託されておりますが、本件請願の取り扱いについては、今後聞き取り調査等を行うため、今定例会中において審査の重要性も鑑み、閉会中の調査としたく継続審査といたしたいと思いますのでご理解をよろしくお願いいたします。 また、請願第5号滝谷池の仮補修を行うの件名で、美咲町飯岡373番地1、尾崎宏子氏より請願の提出があり、山田雄二議員が紹介議員となり要件を満たしており、先ほどの請願第4号と同じく、閉会中の調査をしたく継続審査といたしたくご理解をお願いしたいと思います。 陳情1件の
角石祖母地区太陽光発電設置に関する陳情書は継続審査中でありますが、大垪和地域での
太陽光発電施設等の開発状況も踏まえ、いま一度継続審査といたしたいと思いますのでよろしくお願いをいたします。 長くなりましたが、最後に19日開催の委員会の午後より、今定例会で提案がありました旭地域の残土捨て場の用地取得などについて、現地確認及び災害の状況報告、柵原総合支所の改修事業の現地確認など行いましたので報告といたします。また、本日追加提案がされます災害補正で
中央地区定国山里公園の現地確認もしておりますのでご報告といたします。 以上、
総務産業常任委員会の9月定例会での付託案件についての審査の報告といたします。 なお、交通ルール守るあなたにありがとう、本日より秋の
交通安全県民運動が30日までの期間開催されますが、期間中以外にも本町から交通事故の被害者、加害者が出ませんことをお祈り申し上げて報告といたします。
○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 以上で
総務産業常任委員会に係る審査報告を終わります。 次に、
民生教育常任委員会に係る審査報告を委員長に求めます。 9番金谷議員。
◆9番(金谷高子君) こんにちは。9番金谷でございます。 きょうから交通安全ということでありますので、私も気をつけていかなきゃいけないなと、このように思っております。
民生教育常任委員会のご報告をさせていただきたいと思います。 平成30年9月10日、11日、18日と3日間で行いました。出席議員は7名です。10日は、13時より津山の美作大学で研修がありましたので、委員全員、副議長それから山本政策推進監も行っていただきました。11日は、9時より本庁3階小会議室で開催いたしました。 本定例会で当委員会に付託されました議案は、条例1件、予算7件、請願1件、財産の取得について計10件であります。担当課ごとに説明を聞き、審査をしましたので、経過と結果を報告したいと思います。 まず最初に、議案第89号美咲町有住宅管理条例の一部を改正する条例であります。第2の木造住宅、美咲町久木322番地を削る、第3条を次のように改める。町長は、入居者の公募を行うものとし、公募方法に関し必要な事項は規則で定める。第5条の第1項の第2号を削る。これは、現に同居しまたは同居しようとする親族のある者、これは削除するということであります。それから、第8条の第1項第6号を第7号とし、ややこしいですけれども、これは第6号、現に同居し、または同居しようとする親族がある者をここに入れるということであります。これは、第8条にこれを入れるということであります。そして、第14条の木造住宅、これは5,000円の家賃、これを削るということです。これは6月のときにもう解体しておりますので、この木造住宅は削るということで、今回は単身入居を可能とするということでありますので、そこの中に単身を一人の人でも入れますよ、これを設置するものであります。 以上で簡単でありましたけれども、議案第89号は皆さんで承認していただきました。 議案第95号平成30年度美咲町
一般会計補正予算(第5号)、所管の款項について、歳出の主なものを審査いたしましたので報告いたします。 まず、福祉事務所でありますが、款民生費、意思疎通支援事業は、これは、手話通訳の方をお願いする事業であります。これは国庫補助金として4,000円の増額をしております。以前には手話の方がいらっしゃったんですけれども、今はいらっしゃらないので、この方を頼むということであります。 それから、少子化対策補助金は、第3子以降の多子世帯への水道料金の基本分を補助していますけれども、29年度分の確定により不用額を減額しておりますので、これが38万8,000円の減額をしておるということであります。 続きまして、国庫支出金の精算金の返還金、平成29年度の臨時給付金1人1万5,000円をいただきました。この事務費分の8万8,000円と給付金の事業費の117万円、計125万8,000円の返還金でございます。美咲町としては、3,796人が対象でありました。その中で3,522人の方が受給をされているということであります。交付をした給付金は92.8%ということで、今までにないたくさんの方が受給をされたということでありますけれども、本当に担当課の課長は細かく啓発してくださったんだなと、このように思っておるところであります。 それから、老人憩いの家の臨時管理費、打穴老人憩いの家修繕料として123万円、老朽化に伴う改修を行うものであります。この中で委員の発言があったんですけれども、集会所と老人憩いの家と名前が違うことによって、町からの補助が違うんじゃないか、これは検討したらいいんじゃないかというようなお声も出ておりました。それは、出ているところが違うので、老人憩いの家は指定管理ということで町がお願いしているということで、そういうところから違ってきてるんだというお話でございました。 続きまして、保険年金課でありますが、民生費、社会福祉費、事務費71万円の増でありますけれども、これは介護報酬改定等に伴うシステムの改修でございます。それから、地域支援事業38万円の減となっております。 続きまして、健康推進課でありますが、款衛生費、これは妊婦、乳児健康診査でありますけれども、これは全国的に行っているということであります、これは100万円の予算がついております。これは、産後の鬱病の予防とかまた新生児の虐待防止のための産後の2週間に1回と、また月1回、計2回の妊産婦の健診であります。 それから、自殺予防対策事業65万円、これも全国統一でしているということであります。今年度中に計画書を作成するということであります。普通であれば、コンサル会社に委託をするんでありますけれども、美咲町としてはいろいろな課の皆さんと寄って、自分たちでつくっていきたい、このように言われています。今作成をしていらっしゃる途中ではないかなと、このように思っております。いいポスターができればいいなと、このように思ってます。 それから、歯科保健事業、これは5万円。乳幼児の虫歯の罹患率は県下でもワースト4位であります。これも独自のパンフレットを作成するということでありました。委員の中から、どのようなパンフレットを考えているんですかとお聞きすると、美咲町の歯科の現状とかどれぐらいの虫歯のある子がたくさんいるのか、そういう統計をとっていきたい、今は協議をしていないけれども、そういう考えを持っていきたいとこのように言われました。 それから、ほほえみの湯ですけれども、今大衆浴場としてきておりますけれども、温泉として9月28日から10月2日まで工事をやります。それで、今度はまた再び温泉としてスタートしていきますので、皆さんもしっかり来ていただきたいなと思っております。これは、10月3日から温泉としてスタートします。 続きまして、住民課であります。 款総務費、戸籍住民基本台帳費428万円、これは31年に予定されている住民票及び個人番号カードの旧氏表記に向けて、システム改修を行うものであります。財源は全額国庫補助金であります。このマイナンバーカードについて、いろいろなトラブルが起こっていると聞いている、町として先頭を切っていくようなものではないんじゃないのかと、このような委員からの問いがありました。答えとしては、今回の予算についてはカードのことでなく、戸籍の事務で制度を構築するために必要な準備をするものであるという説明でありました。 続きまして、教育総務課でありますが、本年度から保育園に関することが教育総務課のほうに事務がかわってきたということであります。保育園の臨時管理費94万円、中央かめっこ保育園の保育室の建具が老朽化し、開閉に支障があるために直すものであります。 続いて、教育費の中で通学措置費20万円、これは新規の補助金であります。通学バスの待合所の新設、修繕に係る経費の補助金であります。このときに要綱が出ておりましたけれども、この要綱の中には地元の負担金があるということで、委員会の中では多くの皆さん方の意見が出て議論をしたところであります。そして、通学バスの待合所を地域がつくるのはおかしいと、これはやはり行政の責任でつくるべきではないかなと、このような意見も出ておりました。 続きまして、災害復旧費の中で現年災害復旧事業工事請負費170万円の追加、7月の豪雨により、旭小学校敷地内に土砂が流入し、早急な撤去が必要なので、工事を行ったものであります。 それから、学校建設事業、柵原地域学校建設に係る諸経費、建設候補地土壌の調査委託料258万円、水質検査の手数料10万円。ここで委員から質問がありました。ここに上げてあるのは特殊な土地なのか、委託料が高いということでありました。どこの土地でもこれぐらいはかかるのかどうかという質問があり、また何カ所ぐらい調査するのかという質問もありました。答えとしては、調査は項目によっていろいろ違って、かなりの調査費はどこをしてもかかるのではないかということでありました。そして、調査するのは、広いところだから3カ所ぐらいは調査をしていきたいということでありました。 続きまして、生涯学習課であります。 教育費の社会教育費、文化財臨時管理費482万円、町道本山寺下線、本山寺常行堂付近ののり面の復旧工事であります。常行堂は、岡山県の指定重要文化財であり、文化財の保存また保護のために行っているものであります。このときも18日に私たちもこの現地を確認に行ってまいりました。やはり常行堂の周りのところにひびが入り、これが崩れてくると、この常行堂が異常を来すのかなとこのように感じたところであります。県の補助はあるのかということでありましたけれども、やはり建物でないから、県は補助はできないということでありました。そうすると、単町費でしなきゃならないのだなと、このように皆さんと話をしたところでありました。そういうことで、文化財のほうの守っていかなければいけないので、やはりどこかで線を引きながら守る方向で進めていかなきゃいけないなと、こういうような委員会では議論をしたところであります。 それから、保健体育費、社会体育館の臨時管理費362万円、バスケットゴールの更新2対であります。 災害復旧費、現年災害復旧事業1,620万円、これは旭町民グラウンドの土砂の災害復旧工事270万円、柵原総合グラウンド崩壊災害復旧工事1,350万円。 以上が
民生教育常任委員会に付託された案件でございました。この議論をしていきました中で、先ほどのバスの待合所のことでありますけれども、バスの待合所設置補助交付要綱が設置されて出されました。委員からの要綱の内容について意見が多く出され、執行部としては、この要綱を廃止するということでありました。また、新たな要綱を設置した後に実施したいとのことから、委員会としては、新しい要綱が設置された後に、地域からの要望に速やかに対応ができるような補正予算ができるようにということで、この補正予算案を全会一致で承認いたしました。 以上で議案第95号の
一般会計補正予算は全員一致で可決をしました。 続きまして、特別会計の報告をしたいと思います。 議案第100号平成30年度美咲町国民健康保険事業
特別会計補正予算(第1号)、歳入歳出それぞれ7,219万7,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ17億6,637万3,000円とする。歳出の主なものは、前年度の療養給付費の実績による精査による返還金であります。療養給付費等負担金の償還金2,306万円、退職者の療養給付費等交付金償還金が145万円です。これは予備費として4,740万円の増であります。これは、当初見込んで見積もりをもっていたよりも給付が伸びなかったということでありました。この議案第100号も全会一致で承認をしていただきました。 議案第101号美咲町介護保険事業特別会計(介護事業勘定、介護サービス事業勘定)補正予算(第2号)、歳入歳出それぞれ9,881万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を25億9,093万7,000円とする。歳出の主なものは、認知症のパンフレット、ケアパスの87万円です。これも29年度介護給付等負担金の精算に伴う返還金であります。国と県に返還する906万円です。8,959万円を予備費として計上するものであります。この介護保険で予備費もたくさんで出ております。委員の中から、認定する調査が少し厳しいんじゃないかなとこのような委員会の意見が出ましたけれども、答弁としては、全国調査するのはうちだけ特別なことでないので、調査には変わりはないということでありました。これだけしっかり予備費ができたいうのは、皆さん方の頑張っていただいたんだなと、このような答弁でありました。 議案第102号平成30年度久米郡介護認定審査事業
特別会計補正予算(第1号)、歳入歳出それぞれ17万円を追加し、歳入歳出予算の総額を956万円とする。前年度の決算による繰越金の増額のために予備費で調整するものであります。 議案第103号美咲町国民健康保険診療所事業
特別会計補正予算(第1号)、歳入歳出それぞれ3万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を574万円。これは、レセプトの管理システムの手数料の追加が3万9,000円であります。 議案第104号平成30年度久米郡障害支援区分認定審査事業
特別会計補正予算(第1号)、歳入歳出それぞれ6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を139万円とする。前年度の繰越金の6,000円を歳入に計上するものであります。 議案第105号平成30年度美咲町後期高齢者医療
特別会計補正予算(第1号)、歳入歳出それぞれ75万円を追加し、歳入歳出予算の総額を2億4,491万円とする。75万円は予備費に充てるものであります。 議案第119号財産の取得について、取得の目的は、旭地域の通学バスの老朽により更新するものであります。取得品目は通学バス、取得金額は835万9,210円、うち消費税が61万9,200円であります。取得の相手は、岡山市中区兼基27番地の1、岡山三菱ふそう自動車販売株式会社代表取締役石田尚行。これは、29人乗りのスクールバスで4WDということでありました。 今議案を読み上げましたけれど、全て皆さんに承認をしていただきました。 それから、請願が1つ来ておりますので、教職員定数の改善及び義務教育費の国庫負担制度拡充に係る意見書ということでありました。今学校の先生方も厳しい教育の現場で働いていらっしゃると、このように思っております。そして、これからも子供たちがすくすくと勉強ができる体制、今状況が昔と変わってきておりますので、先生方が一人でもたくさんの先生が必要になってくるんじゃないかなと、このように思っております。学校現場における問題が複雑化してきておる今日でありますので、子供たちにとってもきめ細やかな対応や学びの関係をしっかりつくっていかなければいけないんじゃないかなとこのように思い、この請願は賛成多数で採択とさせていただきました。 それから、最後に現地確認をしてまいりました。済みません、10日の日には津山の美作大学の津山地域包括支援センターフェアがありまして、認知症になっても心豊かに安心して生活できる津山ということで、津山が福岡からもコーディネーターの先生が来ておられまして、大牟田市から来ておられました。それから、静岡からは富士宮市の地域包括ケアセンターのセンター長が見えておられました。美咲町も今地域包括ケアシステムの会合をしております。その中で、小坂田教授に美作大学から来ていただいているんですけれども、その小坂田先生がぜひ来て講演を聞かれたらどうですかということで、
民生教育常任委員会として10日の日に午後から行かせていただきました。認知症になられたご本人が講演をされましたけれども、認知症になっても元気で過ごしていけるんだと、このような講演でありました。私たちもこれからしっかりとそういう美咲町としても、地域包括ケアシステム、そして認知対策にも取り組んでいかなければいけないなと、このように感じたところであります。 それから、最後に現地確認は18日に本山とバスの停留所、そして旭の土砂が流入したところの現地の確認をしてまいりました。 以上で
民生教育常任委員会に付託されました案件は全会一致で皆さんに承認していただきました。 それから最後に、総括的な意見として意見を付しておきたいなと、このように思っております。 各課の審査に当たり、不適切な行政執行が何点か見受けられました。9月14日、決算委員会の場において、定本町長より、その反省と今後の適正な行政運営、また職員への指導の徹底の決意が述べられました。職員の皆様方は、行政に例えますと頭脳であります。法律、条例、規則に基づいた行政の運営は、日常事務の基本中の基本であります。地域住民の皆様方のご意見をしっかりと聞いていただき、行政の基本である法律、条例、規則等に基づいた適正な行政執行を行うことの意見を付して、
民生教育常任委員会としてのご報告とさせていただきます。 今私が読み上げました数字また文字が間違っておりましたら、決算書のほうが正しいのでありますので、どうかよろしくお願いしたいと思います。 じゃあ、以上で終わります。
○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 以上で
民生教育常任委員会に係る審査報告を終わります。 次に、歳入歳出決算認定特別委員会に付託した案件を議題とします。 本案件についても委員会が開催され審査されておりますので、その結果について委員長の報告を求めます。 8番松田議員。
◆8番(松田英二君) 失礼いたします。8番松田でございます。 議会9月定例会3日目となりました9月6日、議案第118号を審議するため、全議員14人で構成する平成29年度美咲町歳入歳出決算認定特別委員会が設置されました。これを受けて、9月12日、9月13日、9月14日の3日間にわたって各担当課からの説明を受け、決算の審査を実施してまいりました。 この内容についてご報告いたします。 今回の審査では、議会が議決した予算が効果的、効率的に執行されているか、また決算における評価を来年度予算編成及び役場の運営にどのように反映させるのかといった点を中心に、慎重な審査を行ってまいりました。 平成29年度普通会計の実質収支は6億7,888万円の黒字決算となっておりますが、前年度実質収支を差し引いた単年度収支は7,649万円の赤字となり、3年連続の赤字決算となっております。また、24特別会計総額の実質収支は2億9,088万円の黒字決算となっておりますが、これも単年度収支は2,681万円の赤字決算となりました。地方債、いわゆる借金の現在高におきましては、107億148万円となっており、前年と比較いたしまして4億4,202万円減少しております。基金、いわゆる貯金の残高は72億7,103万円となっており、前年と比較いたしまして3億3,248万円増加しております。本町の財政構造を見てみますと、経常収支比率が83.8%と高く、依然として硬直化の傾向にあり、財政力指数も0.244と低い率で推移し厳しい状況にあるわけでございますが、そんな中でも将来負担比率は33%に、また実質公債費比率は10.5%に下降し、徐々にではありますが、改善の傾向となっているようです。 ここまでは監査委員の報告とほぼ同じ内容ですが、議会決算認定特別委員会におきましては、役場の運営や来年度に向けた課題について非常に厳しい意見が続出しております。 ここからは委員会としての主だった意見を付しておきます。 まず、事業の効果に関すること。住民生活の向上を目指して行われている役場の事業は、やもすればやりっ放しの状況がそのまんま継続される傾向があることは否めません。事業を推進していく上で、その効果を検証し、常に改善策を講ずることによって、より効果の高い事業に進化させていく努力を怠ってはならない。1年間の活動の中でKPI、いわゆる目標数値を設定し、PDCAサイクル、計画、実行、チェック、改善のサイクルを確立させるためには、予算案を計画、予算執行を実行、決算をチェック、予算要求を改善策と位置づけて、年間における活動計画を設定し、全ての職員にこの意識を持たせる必要がある。まずは、決算事務報告書の様式をPDCAサイクルに基づいた様式に統一するところから始める必要がある。 合併特例債の有効活用に関すること。昨年の12月定例議会で庁舎関連の予算案が否決されて以降、庁舎再編の話題は腫れ物を扱うがごとき状態が続いております。しかし、昨今の異常とも言える気象状況を見たときに、いつ何どきどんな災害が発生するか予測がつかない現状で、住民の安全を確保する上において、防災機能を充実させた庁舎の整備は喫緊の課題として捉える必要性を感じております。幸いにも先の国会において、合併特例債が5年間延長される法案が可決されました。これを受けて、本町に残されている特例債枠約52億円を有効に活用し、本庁舎、旭総合支所、柵原総合支所の防災機能強化策や防災カメラの再配置、さらに情報伝達の確実性などについて、広範囲にわたる協議を早急に進めるべきである。 税金などの滞納整理に関すること。公債権、私債権の未収金をまとめて整理することを目的として、平成29年7月に徴収対策室が設置されました。1年が経過する中で、ようやく対策室としての体制が整いつつありますが、現状における実態は従来どおり各課主導での滞納整理が行われているようです。今後は岡山県滞納整理推進機構や岡山県滞納整理組合のさらなる活用、不納欠損の時効中断や処置判断なども含めて、滞納整理の主体を全て徴収対策室が担い、職員による直接訪問も含めた納付相談などを通じて町民との信頼関係を構築する体制を確立し、2億円を超える未収金の解消を早急に行わなければならない。 適正な人員配置に関すること。行財政改革大綱の策定に当たっては、職員定数の見直しも必須条件となることが予想されるが、高齢化率が50%を超える地域を多く抱える町の情勢を考慮すれば、安易に職員を減らせばよいという考え方は避けなければならない。住民サービスの向上を目指す上においても、職務の省力化と効率化を進めるとともに、職員間の連携そして個々の能力を最大限発揮できる態勢を十分考慮した上で、美咲町職員定数条例に定められた範囲内で職員の採用及び適正な人員配置に努めなければならない。特に社会福祉士、心理士、保健師、保育士、建築士、土木施工技師などの専門的知識を持った職員の採用、育成には十分な配慮が必要である。 規範意識の徹底に関すること。行政の法律である条例や行政の法令とも言える規則・要綱等については全職員が熟知していなければならない。しかし、現状において提出される議案の内容や日々行われている業務の内容などに大きな疑問を抱く事案が発生している。公金の支出や業務の遂行に当たっては、予算、条例、要綱などに沿った対応が確実にできているかどうかを確認できる体制と規範意識の徹底を行政全体で構築しなければならない。少なくとも管理職にある職員には現在の例規集を全て熟読及び理解させておく必要性を強く感じるものである。このことについては、昨年に引き続いて強く申し入れをしておきます。 水道事業の改善に関すること。本町の水道事業においては、大量の漏水が発生している。11簡易水道事業の有収率の平均は80.2%であるが、中央簡易水道、西川簡易水道、柵原北部簡易水道などでは年々数値が低下している現況である。中でも打穴、大垪和簡易水道及び柵原北部簡易水道の水源については、一般会計から多額の予算を繰り入れて、岡山県広域水道企業団から水を購入している状況があり、購入した水が漏水するということは、税金の無駄遣いを指摘されることになります。相当の予算を手当てしてでも、精度の高い漏水調査、簡易水道統合再編事業における配水管更新事業の追加、配水池など機械設備の総点検を実施し、早急な改善策を講じ、有収率の平均を90%以上に向上させなければならない。 介護保険事業の検証に関すること。平成24年度から26年度までの第5期介護保険事業計画では、介護給付費が当初の想定よりも大幅に増加したことから、9,000万円近い借い入れを行った。平成27年度から29年度までの第6期計画では、27年度における介護給付費をピークとし、その後は健康寿命の延伸、QOL、クオリティオブライフの向上など、介護予防策の充実に取り組んだ成果と見られ、介護給付費は、28年度29年度と保険事業の計画数値を下回り、準備基金ができたことが第7期の介護保険料を抑制させることにつながった。担当課の業績は大いに評価されるべきであろうと思われます。第5期計画と第6期計画では何が違ったのか、事業が好転した理由は何にあったのかなど、事業の効果をしっかりと検証し、これを第7期計画においても継承することによって、円滑な事業運営が見込めると判断できれば、第8期介護保険事業計画における介護保険料についても、抑制する方向での検討を強く望むものである。 義務教育学校に関すること。義務教育学校整備検討委員会が設置されて約1年が経過しようとしているが、この間先進地への視察研修や地域住民への説明会などを経て、ある程度の方向性も確認できているように見受けられる。今後検討内容も佳境に入っていく中で、整備のための具体的な方策案の策定について、委員会開催の頻度を高め、スピード感を持った対応が求められる。事業を前に進めるためには、担当課だけでなく全庁的な対応を図り、具体的な政策を議会に示した上で協力を求め、町執行部、町教育委員会、町議会の3者が一体となって住民に対する丁寧な説明を行い、理解を求める体制をつくっていくことが望ましいと考える。 以上の内容を意見として申し添えた上で、平成29年度美咲町歳入歳出決算認定を全会一致で承認といたしました。 美咲町議会では、政策を積極的に提案する議会を目指しております。これまで申し上げてきた委員会の意見はほんの一部であり、決算認定特別委員会での意見90項目を集約したものをここに文書としてまとめております。これをこの場において本委員会からの報告書として、美咲町議会議長に提出いたします。
○議長(貝阿彌幸善君) お受けいたします。
◆8番(松田英二君) この後行われる表決において、決算議案が認定となれば、議長、副議長の手で内容を吟味の上、議会からの要望事項として、美咲町長に申し入れを行っていただくことを強く望みます。 なお、今回の特別委員会におきましては、副町長及び政策推進監、さらには各担当課の課長、課長代理、課長補佐といった幹部職員の皆さん方に同席をいただき、決算の状況について、全ての管理職の皆さんに情報を共有していただきました。こういった形が今後も継続できますことを望みながら、決算の審査報告といたしたいと思いますが、以上をもちまして平成29年度美咲町歳入歳出決算認定特別委員会のご報告といたします。失礼いたしました。
○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 以上で各委員会に付託した諸案件全部の報告を終わります。 ここでただいまから午後3時5分まで休憩をします。(午後2時50分)
○議長(貝阿彌幸善君) 休憩前に引き続き会議を再開します。(午後3時05分) ただいまの出席議員は14人です。 ただいま
民生教育常任委員会委員長金谷議員より、訂正の申し出がありましたので、ここで許可をいたします。 9番金谷議員。
◆9番(金谷高子君) 済みません、9番金谷です。 先ほどは大変な間違いをしましてから、申しわけありません。訂正をさせていただきたいと思います。 決算書と言ったんですけれども、済みません、提案書でございます。済みません、提案書と訂正をさせていただきます。よろしくお願いします。 それから、請願のことも、請願も請願と言っただけで、紹介の人の名前も言いませんでしたので、済みません、請願第3号。内容は、教職員の定数改善と義務教育費の国庫負担制度を2分の1復元を図るための2019年度政府予算に係る意見書採択の要請についてでありました。この請願書を出された方は、津山市大手町5番地3、岡山県教職員組合久米・苫田支部の支部長山本昭広さんでございます。紹介議員は岩野正則議員と山田雄二議員でありました。大変に失礼いたしました。
○議長(貝阿彌幸善君) 日程第4、委員長報告に対する質疑。 これから委員長報告に対する質疑を行います。 それでは、順次質疑を願います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(貝阿彌幸善君) 以上で委員長報告に対する質疑を終わります。 日程第3、討論。 これから討論を行います。 それでは、順次発言を願います。 討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(貝阿彌幸善君) 以上で討論を終わります。 日程第5、表決。 これから採決します。 まず、議案第88号から議案第90号までの3議案を一括して挙手により採決します。 各委員長の報告はいずれも原案可決であります。 議案第88号から議案第90号までの3議案を各委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。よって、議案第88号から議案第90号までの3議案はいずれも各委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第91号から議案第94号までの4議案を一括して挙手により採決します。 委員長の報告はいずれも原案可決であります。 議案第91号から議案第94号までの4議案を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。よって、議案第91号から議案第94号までの4議案はいずれも委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第95号
一般会計補正予算を挙手により採決します。 各委員長の報告は原案可決であります。 議案第95号を各委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。よって、本案は各委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第96号から議案第117号までの
特別会計補正予算22議案を一括して挙手により採決します。
特別会計補正予算22議案をいずれも各委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。よって、議案第96号から議案第117号までの
特別会計補正予算22議案はいずれも各委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第118号を採決します。 本決算に対する委員長報告は認定すべきであるとするものであります。 本決算を委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(貝阿彌幸善君) 異議なしと認めます。したがって、議案第118号平成29年度美咲町歳入歳出決算は委員長の報告のとおり認定することに決定されました。次に、議案第119号を挙手により採決します。 議案第119号の委員長報告は原案可決であります。 議案第119号を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。よって、議案第119号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第120号を挙手により採決します。 議案第120号の委員長報告は原案可決であります。 議案第120号を委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。よって、議案第120号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、請願第3号教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元を図るための、2019年度政府予算に係る意見書採択の要請について挙手により採決します。 請願第3号について委員長の報告のとおり採択に賛成の方は挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。よって、請願第3号は採択することに決定されました。 次に、請願第4号美作岡山道路の建設計画で、岡山県が想定していなかった内水が発生したことによる住民の不安に対して、岡山県が現在及び将来にわたる住民の生命と財産の不安を取り除く対応をすることを岡山県にお願いする請願について挙手により採決します。 請願第4号について委員長の報告のとおり継続審査に賛成の方は挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。よって、請願第4号は継続審査とすることに決定されました。 次に、請願第5号滝谷池の仮補修を早急に行う請願について挙手により採決します。 請願第5号について委員長の報告のとおり継続審査に賛成の方は挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。よって、請願第5号は継続審査とすることに決定されました。 次に、継続審査中でありました平成29年陳情第3号
角石祖母地区太陽光発電設置に関する陳情書について挙手により採決します。 陳情第3号について委員長の報告のとおり継続審査に賛成の方は挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。よって、陳情第3号は継続審査とすることに決定されました。 日程第6、追加議案の報告並びに上程。 お手元に配付しておりますとおり、町長から追加議案3件が送付されております。 職員に朗読させますからお聞き取りください。 議会事務局長。 〔議会事務局職員朗読〕
○議長(貝阿彌幸善君) 次に、議員定数案件1件が提出され、所定の賛成者がありますので、これを受理しています。 職員に朗読させますからお聞き取りください。 議会事務局長。 〔議会事務局職員朗読〕
○議長(貝阿彌幸善君) ただいま職員が朗読しました議案を一括本会議に上程します。 日程第7、提案者の説明。 議案第121号から議案第123号までの3議案について町長から提案理由の説明を求めます。 町長。
◎町長(定本一友君) 今定例会において3件の追加議案を提案させていただきますので、その理由と概略をご報告させていただきますので、お聞き取りのほどよろしくお願いいたします。 議案第121号美咲町指定重要文化財保護対策事業分担金徴収条例でございます。 これは、町内の指定重要文化財の建造物等の損壊または損壊のおそれのある土地の保護対策に要する費用の一部を徴収するための条例を制定するための条例を制定するものでございます。この条例の施行は、平成30年9月21日から施行するものでございます。 続きまして、議案第122号美咲町
一般会計補正予算(第6号)であります。 既存の予算に歳入歳出それぞれ692万2,000円を追加いたしまして、総額を117億9,880万8,000円とするものであります。主なものをご報告させていただきますと、歳入では款12分担金及び負担金に指定重要文化財保護対策事業分担金といたしまして232万2,000円を追加いたしまして、款21町債へ過年公共土木施設災害復旧事業といたしまして460万円を追加をいたすものでございます。 そして、歳出の主なものといたしましては、款10教育費へ91万6,000円減額補正をするものでありますけれども、スクールバスの委託料から使用料及び賃借料へ組みかえるものでございます。 款11災害復旧では、委託料の項目での振りかえと、公共土木災害復旧費へ462万8,000円を追加をしますけれども、打穴北の町道吉末線の路肩が損傷しておりますけれども、主要地方道であるため、県から事前着工の指示があり、早急に復旧工事を行うために追加をいたすものでございます。 いずれも緊急や無駄のない対応を補完するものであり、ご理解をいただきますようによろしくお願いをいたします。 議案第123号財産の取得について。 これは町内の中学校3校へ教育用コンピューターの更新を行うもので、取得金額が法令並びに条例に定めており、議会の議決を求めるための議案でございます。取得金額といたしましては2,084万4,000円で、うち消費税の額は154万4,000円でございます。取引の相手方は、住所、岡山県津山市戸島634番地-23、株式会社両備システムイノベーションズ津山営業所所長細田勝氏でございます。 以上、3議案を提出いたしますので、慎重審議をお願いをいたしまして、適切なる議決を賜りますようお願いを申し上げます。 また、議案書との差異がございましたら、読み違えであり、議案書が正しいものとご理解をいただきますようにお願いを申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 以上でございます。
○議長(貝阿彌幸善君) ここでお諮りします。 発議第3号については、会議規則第39条第2項の規定により、提案理由の説明を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(貝阿彌幸善君) 異議なしと認めます。したがって、発議第3号については提案理由の説明を省略することに決定しました。 日程第8、議案に対する質疑。 これから議案に対する質疑を行います。 順次質疑を願います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(貝阿彌幸善君) 以上で議案に対する質疑を終わります。 お諮りします。 ただいま議題となっています議案第121号から議案第123号までの3議案及び発議第3号については委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(貝阿彌幸善君) 異議なしと認めます。したがって、議案第121号から議案第123号までの3議案及び発議第3号については委員会付託を省略することに決定しました。 日程第9、討論。 これから討論を行います。 順次発言を願います。 討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(貝阿彌幸善君) 以上で討論を終わります。 日程第10、表決。 これから採決します。 議案第121号を挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第122号
一般会計補正予算を挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第123号を挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、発議第3号を挙手により採決します。 原案に賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(貝阿彌幸善君) 挙手全員です。したがって、発議第3号は原案のとおり可決されました。 日程第11、岡山県
後期高齢者医療広域連合議会議員選挙についてを議題といたします。 この選挙は、岡山県後期高齢者医療広域連合規約第8条第4項の規定によって岡山県内全ての町村議会の選挙における得票総数により当選人を決定することとなります。したがって、会議規則第33条の規定に基づく選挙結果の報告のうち当選人の報告、当選人への告知は行いません。 ここでお諮りいたします。 選挙結果の報告は、有効投票のうち候補者の得票数までを報告することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(貝阿彌幸善君) 異議なしと認めます。選挙結果の報告は、会議規則第33条の規定にかかわらず、有効投票のうち候補者の得票数までを報告することに決定しました。 選挙は投票で行います。 ここで、議場の出入り口を封鎖いたします。 事務局職員。 〔議場閉鎖〕
○議長(貝阿彌幸善君) ただいまの出席議員は14人です。 次に、立会人を議長により指名いたします。 12番山本議員、13番松島啓議員を指名いたします。 次に、候補者一覧をお手元に配付しておりますのでご確認願います。 候補者一覧の配付漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(貝阿彌幸善君) それでは、投票用紙を配ります。 投票は単記無記名です。お手元にお配りしております候補者一覧をもとに、投票用紙に候補者1人の氏名のみ記載願います。 事務局員、投票用紙を配付願います。 〔投票用紙配付〕
○議長(貝阿彌幸善君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(貝阿彌幸善君) 配付漏れなしと認めます。 ここで投票箱の点検をします。 立会人、お願いをします。 〔投票箱点検〕
○議長(貝阿彌幸善君) 異状なしと認めます。 ただいまから投票を行います。 1番議員から順番に投票をお願いします。 1番議員。 順次1番から順番にお願いします。 〔投 票〕
○議長(貝阿彌幸善君) 投票漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(貝阿彌幸善君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終わります。 これより開票を行います。 12番山本議員、13番松島議員、開票の立ち会いをお願いします。 〔開 票〕
○議長(貝阿彌幸善君) 選挙の結果を職員に報告させます。 議会事務局長。
◎議会事務局長(神坂健治君) 選挙の結果をご報告いたします。 投票総数14票、有効投票14票、無効投票はございませんでした。 有効投票のうち、磯田もとひろ君13票、佐藤耕三君1票。 以上のとおりでございます。
○議長(貝阿彌幸善君) ただいまの選挙結果を岡山県後期高齢者医療広域連合議会の議員の選挙に関する規則第8条の規定により、岡山県
後期高齢者医療広域連合議会議員選挙の選挙長に報告します。 ここで、議場の封鎖を解きます。 事務局員。 〔議場開鎖〕
○議長(貝阿彌幸善君) 山本議員。 有効投票のうちの、氏名の読み誤りがあった模様でありますので、もう一度、議会事務局長。
◎議会事務局長(神坂健治君) 失礼いたします。大変申しわけございませんでした。 有効投票のうち、磯田博基君13票、佐藤耕三君1票の読み間違えでございました。大変申しわけございませんでした。
○議長(貝阿彌幸善君) 以上をもって今期定例会の議事は全て終了しました。 この際、町長の挨拶をいただきます。 町長。
◎町長(定本一友君) 本日ここに平成30年9月定例会の閉会に当たりまして一言ご挨拶を申し上げさせていただきます。 今議会は9月3日から本日までの19日間の開催という非常に長期的な開催でございました。まずは議員各位のご奮闘とご出席に敬意と感謝を申し上げる次第でございます。特に9月定例議会は、各常任委員会に加えまして、決算の特別委員会も持っていただきまして、多くの審議をいただいたわけでございます。大変お疲れのこととお察し申し上げます。開会のころはまだまだ残暑が厳しい中でありましたが、ここ数日は朝晩が寒く感じるようになってまいりました。特に会期中を振り返りますと、災害続きの本年でありますけれども、開会の翌日は、台風21号が来襲するということで、議会一般質問を延期するという例のない対応をとったところでありますけれども、幸いにおきまして、本町におきましては、少し東にそれた関係で大きな被害ももたらすことはございませんでした。しかし、高潮により関西空港のターミナルが使用不可能となりまして、連絡橋さえも使えなくなるという誰もが想像しなかったことが起きました。この台風は、北上にするにつれまして、東北、北海道と被害をもたらして北上したところでございます。何よりも6日未明に発生しました北海道胆振地方の震源といたしました大地震には、日本中、いや世界中が驚いたところでございます。北海道での最大震度7は初めてのことであると同時に、41名の死者に加え、全道が停電するということで、一層被害が大きくなったように感じ取れました。被災されました皆様方及び北海道に親類等をお持ちの町民の方々もおられましょうことを察しまして、心よりお見舞いと一日も早い復興をお祈りを申し上げる次第でございます。 次に、先週末におきましては、岡山県倉敷の被災地へ天皇陛下が訪れました。これは、岡山国体以来の岡山入りで、平成年号の最後のご訪問となると思われます。非常に喜ばしく感激をしたところでございます。そして、翌日投開票されました自民党総裁選挙でありますけれども、日本中が見守る中で、安倍総理が再選を果たしました。こんなに国を大きく左右する数々の出来事がこの20日間の間に起こりまして、初めてのことでございますので驚いておるところでございます。 いずれにいたしましても、本町におきましても変異が少なく、こういったことが何よりでございますけれども、どうか本年の残りまで3カ月余りが穏やかに過ごせますことを祈願をするところでございます。 最後ではありますけれども、私ごとでございますけれども、以前から腰痛で骨折をしており、公務にも制限がかかっておりましたが、ここに来て骨折も2カ所に及んでおり、入院が必要なこともないものの、自宅で安静加療という通院、リハビリが必要という診断を得たところでございます。本日も登庁させていただきましたけれども、可能な限り病状の回復とリハビリに専念しながら、この公務の遂行をとりなしていきたいとご報告をさせていただくところでございます。ご迷惑とご心配をおかけすることをおわび申し上げまして、以上9月定例会の閉会に当たりましてのお礼のご挨拶とさせていただきます。大変ありがとうございました。
○議長(貝阿彌幸善君) 私のほうからも閉会に当たりまして一言ご挨拶申し上げます。 今定例会では、多くの議員より災害におけるあり方について一般質問があり、激論が交わされましたが、自助、共助、公助、人命を左右する自然災害への対処となればなおさらであります。深夜に避難指示が発令した自治体が多かったとはいえ、避難率が余りにも低い、近年の大雨の激しさは、これまでの常識を超えております。将棋の世界に玉の早逃げ八手の得という格言があります。ハード面の防災には限界があり、危険からいかに早逃げできるか知恵を絞りたいものです。 また、今定例会におきましても、各委員長より指摘いたしておりますことにつけ、昨日白寿荘敬老会に出席をさせていただきまして、目につきました四季の心、1、人に会うときは春のように温かい心で、2、仕事をするときは夏のように情熱的な心で、3、物事を考えるときは秋のように澄んだ心で、4、自分を戒めるときは冬のように厳しい心でが掲示されてありました。職員の対応がまさにそのような心であったと私も深く心に刻み込んで帰りました。秋の取り入れもこれからが本番、秋雨前線によるあいにくの悪天続きで思うようにはかどらないのではと心配いたしておりますが、すばらしい秋晴れの心晴れ晴れする日々となりますことを心より祈念を申し上げまして、挨拶とさせていただきます。 これをもって平成30年第7回美咲町議会定例会を閉会いたします。(午後3時47分) 以上会議録の次第は書記の記載したものであるが、その内容の適正であることを確認し、ここに証明する。 平成 年 月 日 美咲町議会議 美咲町議会議 美咲町議会議...