平成23年第10回(12月)定例会第 1 日 (平成23年12月9日)(1)会議の開閉時刻 開 議 午前 9時30分 解 散 午後 0時50分(2)出席・欠席・遅参または中途退場した議員の番号・氏名議員番号氏 名出欠別議員番号氏 名出欠別1金谷高子出席9小島洋征出席2松田英二〃10草苅良明〃3江原耕司〃11松島 啓〃4林田 実〃12日神山定茂〃5岩野正則〃13岡田 壽〃6染山朝子〃14下山和由〃7角南憲一〃15貝阿彌幸善〃8山本宏治〃16三船勝之〃(3)地方自治法第121条の規定により出席した者の氏名職 名氏 名職 名氏 名町長定本一
友建設課長池本圭三郎副
町長岡部初江会計課長高田美智子総務課長難波寛治郎旭総合支所長杉山肇志企画財政課長遠藤 透柵原総合支所長中西 学情報交通課長鈴鹿 滋旭総合支所
産業建設課長代理福島津吉税務課長鳥越道正柵原総合支所
産業建設課長清水史郎住民課長桑元
芳郎柵原総合支所
上下水道課長山下一巳健康増進課長村島眞由美教育長泉 和男保健福祉課長福田芳幸教育総務課長桑元
英昭上下水道環境課長赤堀達男生涯学習課長筈
尾芳郎産業観光課長矢木史朗 (4)職務の為出席した職員の職・氏名 事務局長 木 谷 正 弘 書 記 田 村 和 子(5)日 程日 程議案番号件 名 開会1
会議録署名議員の指名2 会期決定の件3 諸般の報告4 委員会の中間報告5陳情第 6 号
要望第 6 号
~
要望第 11 号陳情などの報告並びに上程6議案第121号
~
議案第141号
諮問第 1 号議案の報告並びに上程7 提案者の説明 平成23年第10回
美咲町議会定例会 平成23年12月9日 開会 午前9時30分
○議長(三船勝之君) 皆さん、改めておはようございます。 定例会の開会にあたり、一言ごあいさつ申し上げます。 議員各位には、公私共ご多忙のところご出席を賜り厚くお礼申し上げます。本年もあと20日余りとなりました。今年はなんと言いましても、東日本大震災と原発事故であります。本町の3月定例会の本会議中に起こりました震災でありまして、いまだに記憶に新しいところでございます。その後、テレビのニュースで、大変な津波に見舞われて被害も甚大であったことを知ったところでありました。本町においても早速、救援物資、義援金などに取り組んだところであります。町民の皆様のご協力に対し心から感謝を申し上げるところでございます。 その後、国のほうでは、菅総理は、震災・原発事故の対応が悪いと野田政権に変わったところでございます。野田総理は、早速、TPP、自由貿易に参加の表明をされました。また、改めてイタリアの巨額の公的債務を抱えての信用不安に端を発し、欧州の財政危機の打開が世界にも財政危機の影響を及ぼすのではと懸念されておるところでございます。我が国では、消費税増税と社会保障と税の一体改革ということで、政府は増税路線に踏み切ったようでございます。 このようなときに、本町の12月定例会を迎え、議員各位から本町の抱える様々の問題、行政課題に対し、執行部に対する考え方、取り組みに対する姿勢が問われている質問が多いと思います。執行部の皆さん方には、取り組み、考え方について明快に答弁をお願いいたしまして、私の開会にあたりましてのご挨拶といたします。 それでは、ただいまから、平成23年第10回
美咲町議会定例会を開会します。 ただいまの出席議員は、16人です。定足数に達していますので、本日の会議を開きます。 なお、説明員として出席通知のありましたものの職・氏名の写しをお手元に配布しておきましたからご了承願います。執行部説明員の
山本旭総合支所産業建設課長より一身上の都合により欠席する旨の通告があり、福島課長代理が出席しておりますので報告します。 本日の日程を報告いたします。第1に 会議録署名議員の指名第2に 会期の決定の件第3に 諸般の報告第4に 委員会の中間報告第5に 陳情などの報告並びに上程第6に 議案の報告並びに上程第7に 提案者の説明 以上のとおり定めますので、ご了承願います。
○議長(三船勝之君) 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により、6番染山議員、7番角南議員を指名します。
○議長(三船勝之君) 日程第2 会期の決定の件を議題とします。 お諮りします。今期定例会の会期につきましては、去る12月1日、議会運営委員会を開き、種々協議の結果、本日から12月22日までの14日間としたいと思います。 これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(三船勝之君) 異議なしと認めます。 したがって、会期は本日から12月22日までの14日間と決定しました。 なお、議事日程につきましては、お手元に日程表を配付しておりますので、ご了承願います。
○議長(三船勝之君) 日程第3 諸般の報告を行います。 まず、9月29日、
津山地区畜産共進会が開催され、草苅議員が出席しました。 次に、9月30日、
中部環境施設組合臨時議会が開催され、議長と下山議員が出席しました。 10月6日、第8回臨時会を開催しました。 同じく10月6日、近畿岡山県人会が大阪市内で開催され、議長が出席しました。 10月12日、岡山県
町村議会議長会広報研修会が開催され、議会広報委員4名が出席しました。 次に、10月14日、
久米老人ホーム組合議会が静香園で開催され、6名の議員が出席しました。 10月16日、亀甲駅前にてたまごまつりが開催され、多数の議員の参加がありました。 次に、10月20日、
津山圏域衛生処理組合議会、
津山圏域西部衛生施設組合議会が開催され、小島議員、日神山議員が出席しました。 10月21日、
勝英衛生施設組合議会が開催され、林田議員、下山議員が出席しました。 10月29日、
美作地区町村議長会主催の議員交流会が美咲町で開催され、議員15名が出席しました。 次に、10月22日、
津山グリーンヒルズにおいて、第12回森林を考える岡山県民のつどいが開催され、多数の議員が出席しました。 10月24日、
柵原吉井特別養護老人ホーム組合議会が開催され、岩野議員、染山議員、角南議員、下山議員が出席しました。 同日、柵原、吉井、
英田火葬場施設組合議会が開催され、角南議員、草苅議員、下山議員が出席しました。 10月25日から、
美咲町議会議員先進地視察研修を行いました。議員14名により豊後高田市の昭和の観光まちづくり、学びの21世紀塾、湯布院のまちづくりについて、現地で視察研修しました。 10月31日より、
ニュージーランドテムズ市へ
姉妹都市提携訪問調査として、議会から議長と貝阿彌議員、松島議員、下山議員、角南議員が参加しました。 次に、11月7日、
津山圏域消防組合議会の視察研修があり、山本議員、貝阿彌議員が参加しました。 11月7日、久米郡
地域活性化懇談会が久米郡商工会で開催され、議長と下山議員が出席しました。 次に、11月9日、岡山県
民有林優良材コンクールが津山市で開催され、下山議員が参加しました。 当日、美作の国建国1300年
記念事業実行委員会が津山市であり、議長がこれに参加しました。 11月10日、岡山県町村議長会主催の議員研修会が岡山市で開催され、全議員が参加しました。 11月16日、第55回
町村議長会全国大会がNHKホールで開催され、議長が出席しました。大会では、お手元に配付しております資料のとおり、宣言と15項目からなる一般決議、5つの特別決議が、全会一致で採択されたことを報告します。 次に、11月17日、
津山圏域消防組合議会運営委員会が開催され、山本議員が出席しました。 11月18日、
津山圏域資源循環施設組合議会が開催され、議長と日神山議員が出席しました。 11月20日、美咲町ぽっぽまつりが柵原鉱山公園で開催され、多数の議員が出席しました。 11月24日、
津山圏域消防組合議会が津山市で開催され、山本議員、貝阿彌議員が出席しました。 同日、
津山広域事務組合議会が開催され、林田議員、岡田議員が出席しました。 同日、
津山地区農業共済事務組合議会が開催され、岡田議員が出席しました。 次に、11月28日、第9回臨時議会を開催しました。 同日、岡山県
水道企業団運営協議会が岡山市で開催され、議長が出席しました。 次に、組合議会等の報告を各議員より行います。 まず、岡山県
中部環境施設組合議会について、14番下山議員から報告願います。
◆14番(下山和由君) 議長。
○議長(三船勝之君) 14番、下山議員。
◆14番(下山和由君) おはようございます。下山でございます。それでは、ただいまから、岡山県
中部環境施設組合議会臨時会の報告をさせていただきます。 期日は、平成23年9月30日、午前10時より、場所は真庭市北房支局の議場でございます。議案につきましては、第3号 専決処分の事項の承認を求めること、それから、一般会計の補正予算でございます。そして、第4号として、監査委員の選任の同意ということでございますが、順を追ってご報告させていただきます。 まず、会議録署名人から会期の決定につきまして、諸般の報告につきましては、井手管理者より、問題なく稼動しておるというご報告がございました。そして、空席になっておりました議長、副議長の選挙でございますが、議長選挙におきましては、真庭市の
河部辰夫市議会議長が指名により承認されました。それから、副議長は三船議長でございます。 続きまして、新議員の紹介ということでございまして、主に真庭市議会のほうから空席になっておりました。新しく議員になりましたのが、柿本健治議員、妹尾曻議員、原秀樹議員、河部辰夫議員、そして、私、下山、それから、岡部副町長ということの紹介があり、ご承認いただきました。 続きまして、議案第3号でございますが、平成23年度岡山県
中部環境衛生組合一般会計の補正予算(第1号)についてでございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ660万円を増額し、歳入歳出の予算総額をそれぞれ4億204万8,000円とするものでございます。補正予算の内容につきましては、歳入660万円、これは、前年度繰越でございます。したがって、歳入合計は、4億204万8,000円でございます。歳出についても660万円。内訳は、清掃総務費260万円、これは環境整備の委託料と備品の購入費でございます。それから、処分場の整備費諸費ということで300万円。埋立地の整備工事。それから、ごみ処理費として100万円。これは、一時置き場の整備工事ということで、歳出合計は、4億204万8,000円でございます。それから、その内訳、ごみ処理費の内訳としましては、ごみ計量のデータの処理装置、それから、工事請負費、農道と市道の整備。粗大ごみの置き場なども若干入っておるようでございます。 それから、第4号 監査委員の選任につき、同意を求めることについてでございますが、監査委員につきましては、本町の副町長、岡部初江氏を推薦、ご承認をいただきました。 以上で、中部環境の衛生処理組合の臨時会の報告とさせていただきます。
○議長(三船勝之君) ご苦労様でした。 続きまして、
久米老人ホーム組合議会について、2番松田議員から報告願います。
◆2番(松田英二君) 議長。
○議長(三船勝之君) 2番、松田議員。
◆2番(松田英二君) 失礼いたします。2番、松田でございます。 本年10月14日、平成23年第2回
久米老人ホーム組合議会定例会が開催されました。この内容についてご報告いたします。 開催場所は、
養護老人ホーム静香園会議室、出席議員は10名であります。 議案の審議に先立ち、組合議会議員の選任について報告がありました。 本年5月に津山市議会議員が改選されたことに伴い、新たに村田隆男氏と山田誠氏が津山市議会から選出された組合議会議員として選任されております。 議員の交代により副議長の選挙を執り行うことになりましたが、議長の指名推薦の形が取られ、津山市議会選出の村田隆男議員が新しく副議長に就任しております。 この後、議案審議に移りました。 第5号議案 平成22年度
久米老人ホーム組合一般会計決算は、歳入総額1億7,592万9,697円、歳出総額1億6,237万1,505円、差引額1,355万8,192円は翌年度へ繰り越し。 第6号議案 平成22年度
久米老人ホーム組合指定訪問介護事業特別会計決算は、歳入総額2,445万5,928円、歳出総額2,244万8,207円、差引額200万7,721円は翌年度へ繰り越し。 歳入歳出決算書を基に管理者からの説明を受け、全会一致で22年度決算を認定しております。 第7号議案 平成23年度
久米老人ホーム組合一般会計補正予算(第1号)は、歳入に1,116万3,000円を追加し、歳出の予備費などを増額することにより、歳入歳出の総額をそれぞれ1億7,389万9,000円とするもの。 歳入の主なものは、
老人福祉費負担金460万5,000円、前年度繰越金655万8,000円であります。 第8号議案 平成23年度
久米老人ホーム組合指定訪問介護事業特別会計補正予算(第1号)は、歳入に30万8,000円を追加し、歳出の予備費などを増額することにより、歳入歳出の総額をそれぞれ2,181万5,000円とするもの。 歳入歳出予算書を基に管理者からの説明を受け、全会一致で23年度補正予算を承認、可決しております。 以上で、平成23年第2回
久米老人ホーム組合議会定例会の報告とさせていただきます。
○議長(三船勝之君) ご苦労様でした。 次に、
津山圏域衛生処理組合議会と
津山圏域西部衛生施設組合議会について、9番小島議員から報告願います。
◆9番(小島洋征君) 議長、9番。
○議長(三船勝之君) 9番、小島議員。
◆9番(小島洋征君) 失礼いたします。去る10月20日、午後2時から、
津山圏域衛生処理組合議会の定例会が開催されております。その内容についてご報告をさせていただきます。また、先ほど議長のほうからお話しがありましたように、その後に、
西部衛生施設組合の組合議会も同日開催されておりますので、この2つの組合議会の内容につきまして、報告をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 まず、
津山圏域衛生処理組合議会でございますけれども、先ほど申し上げましたように、開催日時は、平成23年10月20日午後2時から、津山市役所の委員会室で開催されております。 今回の議会につきましては、
先ほど下山議委員のほうからもお話しがございましたが、津山市のほうでこの4月ですか、選挙が行われまして、構成議員が大幅に代わっております。したがいまして、いろいろと議長の決定であるとか、副議長の決定であるとか、いろいろあったんですが、まず、議席の指定をしました。会議録の署名議員の指名及び会期の決定、その後に議案審議に通常ですと入っていくんですけれども、先ほど申し上げましたようなことで、まず、議長選挙、副議長選挙が行われましたが、従来からの申し合わせによりまして、議長には津山市からということ、それから、副議長につきましては、旧鏡野町と旧中央町、津山市で構成しておる組合議会でございますので、鏡野町から副議長ということで、今回議長に指名推薦されましたのは、津山市議会の中島議員でございます。それから、副議長につきましては、鏡野町議会の藤田議員ということで、いずれも指名推薦がありまして、全会一致で承認いたしております。 それから、監査委員につきましては、従来から、美咲町、旧中央町時代からそうなんですが、監査委員は美咲町が担当するということで、私が留任ということ形になっておりますので、ご了承お願いいたします。 それらの選挙が行われました後に、議案の提出がありまして、2つの議案が提出されております。1つは、
津山圏域衛生処理組合会計の平成22年度の決算でございます。2つ目の議案につきましては、その決算を受けての平成23年度
津山圏域衛生処理組合会計の補正予算(第1次)ということであります。 まず、第1号議案についての内容を簡単に報告させていただきます。歳入につきましては、収入済額6億295万4,293円。これに対しまして、支出済額が5億4,475万6,674円。歳入歳出の差引額5,819万7,619円を、平成23年度へ繰り越すものでございます。全会一致で承認をしたところでございます。 続きまして、第2号議案、平成23年度
津山圏域衛生処理組合会計補正予算(第1次)でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,299万5,000円を追加いたしまして、歳入歳出それぞれ6億267万8,000円とするものでございます。主な内訳としましては、平成22年度の決算に伴う繰越金の確定によるものであり、他に大きな変更はなく、全会一致で承認をしたところでございます。また、この補正と合わせまして
債務負担行為補正の議決がされております。内容につきましては、6年前からいわゆる
包括運転管理委託ということで、業務の民間委託をするというような形の中でこの衛生処理組合の施設の運転管理がなされておりますが、この過去6年間の経過、あるいは結果等を踏まえまして、さらに効率的な運営を図ろうということで、その契約期間を6年間に延長しようという内容が報告をされました。その延長にあたっては、あらかじめ債務負担行為を議決しておく必要があるということで、その限度額を13億7,300円ということですが、妥当な対応であろうということで、全会一致で承認をいたしております。以上で、
津山圏域衛生処理組合議会の報告を終わります。 続きまして、同日午後3時半から開催されました
津山圏域西部衛生施設組合の議会報告をさせていただきます。まず日時につきましては、先ほど申し上げたとおりでございますが、本会議に先立ちまして、議会運営について、協議がなされまして、従来この
西部衛生施設組合につきましては、全員協議会等がありませんでした。これはやはりその性格からしてあらかじめ議案の内容等につきまして、十分前もって説明が必要であろうといったようなことで、今回から、全員協議会を設置しようという話しがございまして、とりあえずのところは打ち合わせ会というふうな形で全員協議会が開催をされております。 続きまして、まず、これも任期満了に伴う議長、副議長の選挙が行われておりまして、これも従来からの申し合わせがございます。管理者が、津山市、旧久米町になるわけですが、設置町である久米町、現在の津山市が、管理者であるところから、議長、副議長につきましては、美咲町、鏡野町で、交互に議長、副議長をやっていくというような申し合わせができておりました。今回、任期が終了したことに伴いまして、平成22年度までは、美咲町、本町の日神山議員に議長を務めていただいておりましたけれども、今回、議長につきましては、鏡野町の原章倫議員、副議長には、本町の日神山議員に継続してやっていただくということで、いずれも指名推薦により、全会一致で承認をしたところでございます。 続きまして、提出されました議案につきまして説明をさせていただきます。議案は3件でございます。まず、議案第3号として、平成22年度組合会計の決算の認定についてでございます。続きまして、
組合会計補正予算第4号、それから、監査委員の選任についてということで、3つの議案が提出されました。 まず、平成22年度組合会計決算につきましては、収入済額3億2,011万3,786円、予算現額に対しまして、417万4,786円の増となっておりますが、増の要因といたしましては、有価物、いわゆるリサイクルをいたしておりますアルミ缶であるとか、ビン等につきましてでございますが、有価物等の販売増が主なものであります。さらに、ごみ袋の売上げ代金等が含まれております。一方、歳出におきましては、支出済額3億24万5,186円ということで、歳入歳出の差引額1,986万8,600円、これが、平成23年度へ繰り越されるという内容のものでございまして、全会一致で承認をいたしております。 続きまして、第4号議案でございますが、平成23年度
津山圏域西部衛生施設組合会計補正予算(第1次)ということで、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1,879万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億937万8,000円とするものでございます。歳入増の内訳につきましては、平成22年度の決算による繰越金の確定と財産売払収入の収入92万円によるものでございます。この財産売払収入の件でございますけれども、先の組合議会報告でも申し上げたかと思いますし、また、広域の
クリーンセンターが、今建設が進行中でございますが、それに伴いまして、これが、平成27年の12月に供用開始の予定で進んでいるということで、それに向けまして、23年度におきまして、境界の測量をやっております。明確にしておくということです。精算に向けてですね、境界等の画定をしておく必要がある。その後に施設の解体撤去をいう作業が入っていくわけですが、そのために境界測量をしたところ、隣接する民間企業が使用している土地におきまして、本来であれば西部衛生の施設にその土地が食い込んでいうということが判明をいたしました。その部分につきましては、約1,800平方メートルということでございますが、これを平方メートル単価500円で買い取っていただいたということによります収入が92万円ということになっておりますので報告をさせていただきます。 続きまして、歳出についてでございますが、焼却炉の修理に772万円を追加するもの、それから、基金積立金に500万円。この基金積立は、先だってもご報告させていただいたかと思いますが、解体撤去に向けての基金の積立でございます。それから、予備費に、607万円を追加しておりまして、全会一致で承認をいたしたところでございます。 続きまして、3番目の議案でございますが、監査委員の選任についてということで、津山市の北本周作議員が選任、同意されたところでございます。以上で、
津山圏域衛生処理組合及び
津山圏域西部衛生施設組合、2つの組合議会の報告を終わらせていただきます。 なお、資料につきましては、事務局のほうに預けておきますので、詳細につきましては、後ほどご覧になっていただければというふうに思います。以上でございます。失礼いたしました。
○議長(三船勝之君) ご苦労様でした。 次に、
勝英衛生施設組合議会について、14番下山議員から報告願います。
◆14番(下山和由君) 議長。
○議長(三船勝之君) 14番、下山議員。
◆14番(下山和由君) 失礼します。下山でございます。先ほどの
中部環境衛生組合について、続きまして、
勝英衛生施設組合の報告をさせていただきます。 平成23年第2回
勝英衛生施設組合議会が、10月21日午後1時より、勝田郡勝央町役場の議場で開催されました。会議に先立ちまして、管理者の挨拶者、そして、日程第1から第8まであるわけでございますが、順を追ってご報告させていただきます。 まず、勝央町長の選挙におきまして、西田前町長から水嶋町長に代わりました。したがいまして、新管理者として、水嶋町長が承認されたわけでございますが、新管理者の挨拶をして、主だったことだけご紹介させていただきたいと思います。先の勝央町長選挙におきまして当選された水嶋淳治町長が就任の挨拶並びに、し尿処理場の管理運営の状況についてのご報告がございました。内容につきましては、平成22年度実績について、生し尿が7,433キロリットル、浄化槽汚泥が1万412キロリットル、合計で1万7,845キロリットルとなっている。10年前と比較すると、浄化槽汚泥は1万キロリットル余り横ばいで推移しているが、生し尿については、公共下水道、あるいは、農村集落排水へのつなぎ込みが進み、10年前に1万7,975キロリットルあったものが、現在と比較して、1万542キロリットル、率にして59%、実に6割近い減少となっている。全体量を見ても、1万663キロリットル、率にして37%の減少ということになっている。 こうした処理量等の減少を踏まえて、経費の節減を図るために検討を重ねた結果、勝央町の公共下水道への放流することを決め、昨年9月、接続工事を終え、翌10月に流し込みを行い今日に至っています。つなぎ込みによる経費の削減効果を、上半期、この4月から9月までの間で、接続しない場合のランニングコストがここ数年6,900万円程度であがっていた。それを半期分として、2分の1で3,450万円ということになろうかと思うが、さらに、この6ヵ月間、勝央町の下水道に放流しているところであるが、その使用料が2,240万円ということになり、したがって、年間を通して当初計画では、年間1,440万円程度削減効果を見込んでいたが、今の予定で行けば、年間2,000万円程度の削減効果が得られるのではないかという報告がございました。 続きまして、日程第2
勝英衛生施設組合議会議員の異動報告をご紹介させていただきます。先ほど申し上げましたように、勝央町の町長選挙によりまして、水嶋町長がご当選されました。したがって、新管理者に水嶋淳治町長が選任されました。 続きまして、副管理者の報告でございますが、これも、西粟倉村長選挙により、青木村長が就任され、前管理者道上村長に代わりまして、副管理者として全会一致で承認されました。 続きまして、日程第2
勝英衛生施設組合議会議員の異動報告でございます。新議員として、美作市議会より則本議員、安東議員、粟井議員、日笠議員、そして、西粟倉村より田中議員が選任されました。 続きまして、日程第3
勝英衛生施設組合議会議長選挙でございますが、これも選挙によりまして異動があり、選考委員会をもって、議長に美作市議会議員、尾高議員を指名推薦、承認されました。 続きまして、日程第4
勝英衛生施設組合議会の副議長の選挙でございますが、同様に選考委員会をもって、勝央町議会議員、日笠議員を推薦、承認されました。 続きまして、日程第5
会議録署名議員の指名、日程6 会期の決定と続きまして、日程第7 議案第2号 平成23年度
勝英衛生施設組合一般会計補正予算(第1号)についてご説明をさせていただきます。歳入歳出の予算総額1億4,180万円に、歳入歳出それぞれ225万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ1億4,405万1,000円とするものでございます。内訳といたしましては、歳入、財産収入4,000円。これは、利子及び配当金でございます。繰越金224万7,000円、前年度の繰越金で、歳入合計は1億4,405万1,000円。続きまして、歳出でございますが、諸支出金が4,000円、これは積立金。予備費224万7,000円でございます。したがって、歳出の合計が1億4,405万1,000円ということで承認されました。 続きまして、議案第3号 平成22年度
勝英衛生施設組合一般会計歳入歳出決算認定についてでございます。まず歳入につきましては、分担金及び負担金1億3,900万円、この内訳といたしましては、美作市が5,922万8,000円、西粟倉村が69万5,000円、勝央町が1,409万5,000円、奈義町が3,516万7,000円、そして、本町美咲町が2,981万5,000円ということで、分担金でございます。 続きまして、財産収入でございます。これは8万1,445円。内訳といたしましては、NTT、中電の電柱敷地使用料でございます。それから、繰越金3,500万円。これは、財政調整基金の取り崩しでございます。そして、繰越金1,971万2,470円は、前年度繰越金でございます。そして、諸収入35万5,343円。組合預金利子、そして、雑入でございます。歳入の合計が、1億9,414万9,258円でございます。 続きまして、歳出でございます。議会費が60万3,205円。総務費が5,515万9,084円。内訳としましては、給料が2,649万1,900円。そして、職員手当が1,239万990円、共済費が883万4,278円ということでございます。衛生費といたしまして、1億2,634万5,699円、内訳といたしましては、需用費が2,271万3,318円、これは、光熱費と消耗品費でございます。委託料2,460万7,086円。この内訳といたしましては、汚泥脱水運搬処理委託料1,173万9,473円、そして、各槽清掃及び陸上処理委託料といたしまして、1,111万3,903円ということでございます。それから、工事請負費4,439万4,000円。これは、下水道接続に伴う改良工事でございます。それから、原材料費746万8,476円。これは薬品代でございます。そして、使用料及び賃貸料が、2,259万6,617円。下水道の使用料ということでございます。そして、公債費にいたっては0円。諸支出金については6万7,945円、財産調整基金の積立金でございます。そして、予備費が0円ということで、歳出の合計が1億8,217万5,933円ということでございます。そして、歳入歳出差し引いたものが1,197万3,325円ということで、全会一致で可決、承認されました。 以上で、
勝英衛生施設組合議会第2回定例議会の報告をさせていただきました。なお、諸資料につきましては、事務局に提出しておりますのでよろしくお願いいたします。以上で報告を終わります。
○議長(三船勝之君) ご苦労様でした。 次に、
柵原吉井特別養護老人ホーム組合議会について、7番角南議員から報告願います。
◆7番(角南憲一君) 議長、7番。
○議長(三船勝之君) 7番、角南議員。
◆7番(角南憲一君) それでは、平成23年第2回
柵原吉井特別養護老人ホーム組合議会定例会が、去る10月24日午前10時より、関係者全員の出席のもとに、吉井川荘会議室で開催されましたので、私、角南がご報告申し上げます。 議案は、第3号、第4号議案の2件であります。 まず、議案第3号についてご報告申し上げます。平成22年度柵原吉井特別養護老人ホーム会計歳入歳出決算の認定についてであります。歳入総額5億2,244万6,367円、歳出総額4億5,994万9,322円、差引き6,249万7,045円であります。通年では、3億程度の予算でありますが、ご案内のとおり20床の増床の建設費並びに備品費を2億円ほど組んでおりますので、こういった歳入歳出総額になっております。単年度収支で申し上げますと、前年度繰越金、あるいは、特別負担金を差し引くと1,270万円の赤字であります。単年度赤字の理由は、23年1月、20床の増床に対応するため、22年10月よりユニット職員12名を雇用し、訓練をした人件費、あるいは、食器などであります。加えて、今年は30周年を迎えましたので、1月に、ささやかでありますが、30周年の経費などによるもので、やむを得ないものと認め、また、懸案でありました、ユニット施設の増床という事業を行い、今後の運営について、健全経営が図られるものと判断し、全会一致で20年度決算について承認したところでございます。 次に、第4号議案であります。平成23年度柵原吉井特別養護老人ホーム
組合会計補正予算(第1号)について、歳入歳出それぞれ3,968万5,000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億7,559万7,000円とするものあります。先ほどの決算で申し上げましたが、確定した繰越金6,249万7,045円から、当初予算に計上しておりました2,281万2,000円を差し引いた3,968万5,000円を、総務費に15万円増額し、2,052万7,000円、民生費に1,156万8,000円増額し、2億8,476万2,000円、予備費に2,796万7,000円増額し、3,439万1,000円とするものであります。 慎重審議した結果、全会一致で承認しました。簡単でありますが、以上をもってご報告に代えさせていただきます。失礼しました。なお、書類は事務局に置いておきますので、またご覧いただければというふうに思います。なお、先ほども申し上げましたように、20床の増床が完成いたしましたので、お近くをお通りになる機会には是非お立ち寄りいただければというふうに思います。以上であります。
○議長(三船勝之君) ご苦労様でした。 次に、柵原、吉井、
英田火葬場施設組合議会について、10番草苅議員から報告願います。
◆10番(草苅良明君) 議長、10番。
○議長(三船勝之君) 10番、草苅議員。
◆10番(草苅良明君) 失礼いたします。10番草苅でございます。私のほうは、柵原、吉井、
英田火葬場施設組合議会の定例会が、去る10月24日午後2時から、第3回定例会を開催しましたので、報告いたします。まず、管理者から、議案第6号、7号、8号の3議案が提出されました。 そして、議案第6号につきましては、監査委員条例の一部を改正する条例ということで、第3条の中の年額2万円を2万2,000円に改めるということでございます。この理由は、議会選出の監査委員さんとの公平を図るためということで、全員異議なく可決されました。 次に、議案第7号、これにつきましては、平成23年度柵原、吉井、英田火葬場施設
組合会計補正予算(第1号)についてでございますが、歳入歳出の総額にそれぞれ388万4,000円を追加し、それぞれ2,039万6,000円とするものであります。歳入の内訳は、霊柩型バスの売払収入ということで263万6,000円と、前年度繰越金124万8,000円であります。歳出としましては、積立金325万9,000円と予備費62万4,000円であります。これにつきましても、全員異議なく可決されました。 次に、議案第8号 平成22年度柵原、吉井、英田火葬場施設組合会計歳入歳出決算の認定についてでございます。これは、地方自治法第292条により準用している同法233条第3項の規定により、監査委員の意見をつけての提出でありました。歳入総額は、1,779万349円であり、歳出総額は、1,354万1,784円と、差引額424万8,565円で、これは23年度に繰り越すものでございまして、これにつきましても原案のとおり認定されました。 以上、平成23年第3回柵原、吉井、英田火葬場施設組合の定例会についてのご報告といたします。資料につきましては、議会事務局のほうに預けておきますのでご覧いただきたいと思います。失礼しました。
○議長(三船勝之君) ご苦労様でした。 次に、
津山圏域資源循環施設組合議会について、12番日神山議員から報告願います。
◆12番(日神山定茂君) 議長、12番。
○議長(三船勝之君) 12番、日神山議員。
◆12番(日神山定茂君) それでは、続きまして、
津山圏域資源循環施設組合議会の報告をさせていただきます。平成23年11月18日、津山市役所議場において、11月定例会が開催されました。議案が2件提出されました。 議案第12号 平成22年度津山圏域資源循環施設組合会計歳入歳出決算。議案第13号 平成23年度津山圏域資源循環施設
組合会計補正予算(第2次)の2件でした。 議案第12号は、歳入決算額3億5,793万3,000円で、主なものは、分担金及び負担金2億6,589万5,000円で、美咲町分担金は、2,773万1,000円です。繰入金4,777万3,000円。国庫支出金3,481万1,000円が主なものです。支出済額の中で主なものは、職員人件費1億1,624万1,000円、環境影響評価業務委託費1,500万円、敷地造成及び最終処分実施計画業務委託1,444万円が主なものです。翌年度繰越金は、1億2,452万4,000円。 それから、議案第13号 補正予算(第2次)は、平成23年から平成47年までの津山圏域
クリーンセンター施設建設及び運営事業の債務負担をするものです。2議案とも賛成多数で可決、承認されました。 その他に、全員協議会の中で報告がありましたので、ここで報告をさせていただきます。管理者のほうから、領家地区との覚書について報告がありました。灰の最終処分について、ストーカセメント原料化方式でセメントの原料として処理をするということの協議などで、11月17日、覚書に合意に達したという報告がありました。報告は以上です。
○議長(三船勝之君) ご苦労様でした。 次に、
津山圏域消防組合議会について、8番山本議員から報告願います。
◆8番(山本宏治君) 議長、8番。
○議長(三船勝之君) 8番、山本議員。
◆8番(山本宏治君) 失礼いたします。それでは、去る11月24日午後1時半より、津山市役所議場におきまして、
津山圏域消防組合議会が開催されましたので、ご報告をいたします。なお、本町より、貝阿彌議員と、私、山本が出席いたしました。 まず、
会議録署名議員でございますが、津山市の竹内議員、また、勝央町の和田議員が指名をされました。そして、会期を11月24日当日1日とすることを決めました。 次に、議案2件が、宮地管理者より提案がありましたのでご報告をいたします。 まず、議案第5号で、平成22年度津山圏域消防組合会計決算でありますが、決算書並びに付属の書類の説明がありました。また、監査委員からの監査意見書も配布があったことを報告いたします。歳入では、23億4,818万8,000円で、歳出では、22億6,488万4,000円で、差引額8,330万4,000円が23年度へ繰り越したものでございます。 当町の貝阿彌議員より、総務管理費が4,000万円強多いんではないかということの質問がありましたが、市町村総合事務組合負担金の利率の変更によりまして増加になったということでありまして、全会一致でこの件につきましては承認をいたしました。なお、美咲町の22年度の分担金は2億1,180万1,000円でした。 次に、議案第6号といたしまして、平成23年度津山圏域消防
組合会計補正予算(第2次)につきましてですが、3,980万3,000円を追加し、歳入歳出それぞれ28億1,382万5,000円とするもので、繰越金の確定によるものを繰り入れたものと、雑収入で150万円を歳入したものでございます。その雑収入の150万円は、津山市の東消防署庁舎の関係手数料充当分で、これは設置市町村がするもので、津山市の負担金であるとの説明でありました。歳出では、消防費では、需用費、役務費等でございますが、備品購入費でパソコン、ロッカーであるとのことでありました。先ほど言いました東消防署の用地選定で、大崎地区に交渉中であり、用地費の費用は設置町村が負担するため、今回の設計等の150万円であるとの提案であり、全会一致で承認をいたしました。 以上、2議案のご報告をいたしました。 なお、消防デジタル無線設備について全員協議会でご報告がありましたが、デジタル化を平成28年5月31日までがアナログ通信が使用できますが、その次からは、デジタル化になるために整備を行っていくということで、津山消防本部・美作・真庭の3消防本部の共同運用の説明がありまして、また、無線局の基地の説明がございました。今後でデジタル化に向けて整備をしていくということでございますので、皆さんもまた消防署に行かれたら、今通信司令室も改装され、中をデジタル化に向けての整備か行われておりますので、お近くを通ったら寄っていただければと思います。以上で、11月24日の津山圏域消防組合11月の定例会の報告といたします。よろしくお願いいたします。詳細につきましては、書類を事務局に置いときますのでご一読ください。
○議長(三船勝之君) ご苦労様でした。 次に、
津山広域事務組合議会並びに
津山地区農業共済事務組合議会について、13番岡田議員から報告願います。
◆13番(岡田壽君) はい、議長。
○議長(三船勝之君) 13番、岡田議員。
◆13番(岡田壽君) 失礼いたします。津山広域事務組合の報告をさせていただきます。 11月24日、11月定例会が召集されまして、林田議員と私、岡田が出席いたしました。広域事務組合は、津山市周辺の1市5町で構成され、雇用であるとか、地域情報の発信、あるいは、地域交通に関する組合でございます。11月定例会に提案された議案は、22年度一般会計決算及びふるさと振興事業特別会計決算の2議案でございます。 まず、22年度一般会計決算は、歳入1億964万円、歳出1億609万円、差引残額が354万円となっておりまして、うち180万円を財政調整基金に繰り入れて、残りは次年度へ繰り越すというふうなことでございます。通常は、2,000万円強の予算額でございますが、22年度は雇用労働センターの大規模改修工事がございまして、約8,000万円をそれに費やしております。財源はふるさと市町村圏基金7,900万円及び財政調整基金628万円の取り崩しで、大規模改修に対応しております。歳入のうち
組合運営分担金でございますが、626万円でございます。美咲町がそのうち約10%の65万円を負担しております。 続いて、22年度ふるさと振興事業特別会計決算でございます。これは、バス運営につきます広域バスの関係の会計でございます。歳入が1,790万円、歳出1,157万円で、差引残額632万円でございます。残額につきましては、次年度への繰り越すということでございます。歳入の主なものは、バスを乗り入れている9団体からの管理運営負担金644万円、歳出の主なものは、維持管理費、光熱費などの事業費725万円でございます。 以上、2議案につきまして、全会一致で22年度会計を認定いたしました。なお、22年度末の基金でございますが、財政調整基金が約1,000万円。ふるさと市町村圏基金が6億8,700万円あるということをご報告しておきます。これで広域事務組合のご報告を終わらせていただきます。 続きまして、津山地区農業共済事務組合の報告をさせていただきます。これも11月24日、11月定例会が召集され、議案1件が上程されました。22年度決算認定でございます。農業共済事務組合は、津山市・鏡野町・久米南町・美咲町の1市3町で、農業共済の事務組合を構成いたしております。22年度農業共済会計決算の内容でございますが、農業共済には、農作物勘定、家畜勘定、畑作物勘定、果樹勘定、園芸施設勘定の共済勘定と、業務勘定の5会計から構成されております。水稲、麦等の農作物共済、果樹共済、園芸施設共済については黒字でございますが、家畜共済、畑作物共済は、赤字でございます。不足分につきましては、積立金の取り崩しで対応している状況でございます。なお、業務勘定につきましては、2,300万円の赤字が出ておりますが、不足分は業務引当金の繰り入れで対応いたしております。いくらか農業関係などで若干詳しい資料をお知らせいたしたいと思います。農作物共済でございますが、水稲に関しては、加入戸数が前年に比べて104戸増えまして、7,951戸の加入でございます。引き受け面積が4,617ヘクタールというふうなことになっております。今年の被害につきましては、水稲で223件、827万円強の支払いがございます。主に、鳥獣害被害が90%ということでございます。家畜共済でございますが、乳用牛、肉用牛、馬とございますけれども、乳用牛の加入頭数が、3,671頭ということで、前年比254頭の減でございます。肉用牛に関しましては、167頭の増加で5,749頭が引き受け頭数ということになっております。合わせて9,421頭ということでございます。共済の支払いでございますが、9,034万円の共済金支払いをいたしております。 続きまして、果樹共済でございますが、84戸の加入でございます。前年比8戸の減ということで、引き受け面積が、約16ヘクタール、今年の共済金額は35万円ということで、主に、干害、干上がるほうの被害でございます。それが35万円の支払金を支払ってございます。 続きまして、畑作物共済、主に大豆の共済でございますが、昨年に比べて5戸減りまして、56戸の加入で、65ヘクタールの引き受け面積でございます。被害につきましては、35戸の方が被害を受けておりまして、195万円の共済金額をお支払いしているということでございます。 それから、園芸施設共済でございますが、これは、ハウスが対象となっておりますが、22年度は21戸の加入戸数の減ということで、91戸の方が加入されております。今年の被害につきましては、102万円の支払共済金を支払っておるということでございます。 全体的に赤字、黒字のことを申し上げましたが、順調に運用されているということをご報告の中に入れております。以上でございます。終わります。
○議長(三船勝之君) ご苦労様でした。 以上で、諸般の報告を終わります。 ここで、ただいまから午前11時00分まで休憩といたします。 (午前10時45分) 〔 休 憩 〕
○議長(三船勝之君) 休憩前に引き続き、会議を再開します。 (午前11時00分) ただいまの出席議員は、16名です。
○議長(三船勝之君) それでは、日程第4 委員会の中間報告 閉会中に行った委員会の審査結果について、まず、総務常任委員会の報告を求めます。
◆15番(貝阿彌幸善君) 議長。
○議長(三船勝之君) 15番、貝阿彌議員。
◆15番(貝阿彌幸善君) 閉会中に総務委員会を開催いたしまして審査を行っておりますので、その閉会中の審査報告をいたします。11月30日、企画財政課担当課長、課長代理の出席を求め、全委員出席のもと総務常任委員会を開催し、閉会中の継続審査、行財政改革、指定管理者制度についての審査結果と経過について報告をいたします。平成21年4月1日から24年3月31日までの指定管理期間が終了し、24年4月1日より新たに指定する施設の管理先、内容が各課より提出され、前回、委員会指摘・意見が加味されているか、集計した内容について説明を求める。前回の指摘と意見を付した事項につきまして説明をいたしますと、町と商工会で十分協議すること、料金と集客の問題について協議。民間企業のノウハウの勉強。指定管理先の変更を検討。管理料金、算出根拠と、指定ではなく委託では。福祉施設は指定管理者制度より委託補助金とすべきではないか。コミュニティセンター、公会堂、老人憩いの家など、指定管理部分と直営管理部分と町内すべて統一し地元管理とし、管理運営補助金にすべき、また、独立できる事業施設は指定管理より外すべきではないか。利用者の管理運営が望ましい施設。また、新年度管理に向けた算出と管理先の根拠について、3点、事業費の計算方法、他の方法と比較検討をされたか。変更などのねらいは何かについて検証をする。亀甲地域活性化センター、ふれあい亀太郎ロビーは、指定管理者の変更。錦織老人憩いの家、北和気郷土資料館は、指定団体名称の変更。南和気体育館を南和気荘に入れる、北和気芝グラウンドを北和気体育館に入れ、管理施設を一括する。香花温泉ほほえみの湯、緑化公園、太陽の広場、芝生の広場、ふれあい農園花壇、自然体感広場、美咲町林業センター、食堂かめっち、大垪和西棚田公園、柵原ふれあい鉱山公園資料館、片上鉄道吉ヶ原駅舎は協議継続で、管理先㈱美咲物産、担当が企画財政課と産業観光課所管の施設などであります。指定管理者の選定と管理料金選定について、また、公募にするかなど検討を継続協議中であり、2月中旬頃にはいい方向で解決し、支障のないように考えている。その他の案のできているものにつきまして提出をいただいておりますが、これにつきましては、企画課の部分のみで他の部分についてもそうしたことを提出していただきたいと申し上げております。ということで、金額などの出ている施設について、算出根拠が例年通りで同様のものについては、財政的にも管理費を1割カットでお願いしたらという意見も出ております。 2月中旬には取りまとめ再検証をすべく資料提出を完全なものにしていただき、委員会に提出をいただきまして、再度、総務委員会のほうで審査を受けるように申し添えまして、指定管理者制度の中間報告とさせていただきます。以上でございます。 引き続きまして、視察研修をした件につきましてご報告をさせていただきます。 10月25日から27日の間、大分県豊後高田市、由布市湯布院町のまちおこしと、教育、観光についての施設研修を行いまして、総務常任委員会は、担当していますまちおこしについてご報告をさせていただきます。 豊後高田市の昭和の町についてのまちづくりについて。昭和のまちおこしのいわゆる基本的な考え方は、温故知新。昭和30年代に最後の輝きを放って以来、多くの商店街と同じく寂しいシャッター通りへと化していった。そんなときに、まちの人々が考えついたのは、昭和30年代の古い建物を生かした昭和の町並みの再現でした。その取り組みの1つが、昭和30年代をテーマに4つの再生を軸とした昭和の店、ご案内人制度、観光拠点施設。イベントにより、平成15年度には、年間20万人を超える観光客が訪れ、商店数の減少傾向に歯止めをかけ、100名を超える新たな雇用の創出が生まれました。平成22年度には、33万人もの観光客が訪れるようになったとのことであります。 そうした昭和のまちづくりの背景と経緯につきましては、ステップ1としまして、中心市街地活性化へ向け、平成4年に大手広告代理店により、再生プラン、豊後高田市商業活性化構想を作ったプランは、文化センターとスポーツセンターを建設し、周囲に新たな商業集積を図るというものであったが、巨額の予算がかかる施設の建設の目途が立たず、お蔵入りとなりました。 ステップ2、商業者、商工会議所、行政の3者で構成される豊後高田市商業町づくり委員会が立ち上げられ、実現可能な中心市街地活性化に向けた議論を重ね、町の個性探しから着手。昭和30年代を町の個性としてアピールできればおもしろいまちづくりができると全国の先駆け的な事例、大正の町などをリサーチ。300件程度リサーチした結果、昭和の町というテーマにたどり着いたとのことです。 ステップ3、事業計画の策定、平成12年に商店街の町並みと集計に関する調査事項を行い、調査の結果、商店街の建物は7割が昭和30年代以前の建物とわかり、少しの手直しで昭和の店になることがわかり、昭和の町づくりを呼びかける。 ステップ4として、平成13年9月に昭和の町はスタートしました。昭和の町商店街の4つのキーワードとして、昭和の建築・再生、昭和の町並み・景観づくりであります。建具をアルミ製から木製に復元。パラペットに覆われた看板などを木製やブリキ製の昭和の看板に改修。改修費は商業者3分の1の負担でできるように補助金を出す。2、昭和の歴史再生。店に残るお宝を1店1宝として展示。町や店の物語づくり整備に要する費用の2分の1の補助を出す。3、昭和の商品再生。店自慢の昭和商品を1店1品として販売。4、昭和の商人再生。お客さんとのふれあい、おもてなしの心づくし。ご案内制度で団体観光客への対応。主婦やバスガイドさんなど一線を退かれた方々に要望。昭和の町の拠点施設となる昭和ロマン蔵。これは、旧高田農業倉庫を改修したものであります。1としまして、駄菓子屋の夢博物館。2、昭和の絵本美術館、3、旬菜南蔵レストラン。4、昭和の夢町三丁目館、それから、昭和の町展示館、ボンネットバスなどにつきましては、昭和の町展示館の整備、新たな拠点施設。2としまして、公益観光周遊ツール、ボンネットバスで市内の周遊。昭和の町での様々なイベント、毎年行われているイベントしましては、仏の里、昭和の町豊後高田五月祭り。2日間のふれあいマラソン大会、高田観光盆踊り大会、町並みめぐり、お雛様めぐり、おかみさん市、高麗祭り、昭和の町並みスタンプラリー、旧車ミーティング、昭和の町レトロカー大集合、昭和の町打ち水大作戦。昭和の町キャンドルナイトなど、単発的なイベントとしましては、昭和の町オープニングセレモニー、昭和ロマン蔵オープニングイベント、ダイハツミゼットによる昭和の町の宣伝、昭和の夢町三丁目館オープンなどであります。10周年記念企画としましては、豊後高田昭和の町誕生祭。昭和の町デー竹鉄砲大会、踊りの祭典イン昭和の町といったいろいろなユニークなイベントが町の生活を潤いのあるものに保つと継承されております。 観光町づくり、株式会社のおまち再生計画としまして、おまち再生計画は、昭和の町全体をマネージメントする機能の必要性、歴史的建築物の未活用状態、昭和の町の質の維持、まちづくり会社設立の必要性。これは、当初、観光客年間5万人が平成15年には20万人を超えたために新たな問題が生じたため、豊後高田市観光まちづくり株式会社の設立で、第3セクターで会社を設立されました。 中心市街地活性化基本計画、改正まちづくり三法に基づく新たな豊後高田市、中心街地域活性化基本計画を策定し、国の認定を受けました。それは、桂川を挟んだ2つの地域を結ぶ桂橋の架け替え、駐車場を含めた中央公園の改修、昭和の建築物を活用した新たな拠点施設の整備、昭和の町の拡大、空きビルを使った高齢者交流施設の整備などを実施する計画。それから、中心市街地活性化の3つの基本方針としましては、いとおしく懐かしいおまち。これは進化系。昭和の町を進化させ、観光客数26万人を40万人に。観光滞在時間の延長。2時間を超える個人客の割合26%を36%に。 それから、高齢者が楽しいおまち。これは、町づくり創造。健康とご利益。玉津地区にやってくるための動機を新たに付与し、新しいまちづくりにチャレンジする。創造のための3箇条としまして、空きビルを活用した高齢者の講習施設。それから、商店街に隣接する寺などとの連携。空き店舗を活用した高齢者にとって魅力ある店舗の誘致。高齢者交流施設の年間利用客数、現在は0ですが、初年度に3,600人程度を見込む予定。 それから、わたってみたいおまち。これは交流。二分されている中心市街地の弱みを強みへと転換させる、渡ってみたいおまち交流のための3箇条としましては、国に要請しました桂川にかかる橋を架け替える。昭和の町にマッチした橋へ整備する。渡ってみたいと思う橋へと整備する。 それから、活性化のために取り組む事業としましては、活性化を実現するためにハード・ソフト両事業面合わせて、約30の事業に取り組む。取り組みとしましては、市街地の整備・改善に関する事業。これは、昭和の町にマッチした橋の架け替え。都市福利施設などに関する事業。これは、空きビルの活用で高齢者の交流施設。商業活性化のための事業。これは。新しい観光拠点施設整備、各種イベントに取り組む。それから、高級交通機関の利便性向上に関する事業としましては、10人乗りワゴンタクシーであるとか、市民乗り合いタクシーなどであります。 以上の事業での費用関係などについてお聞きしました点を説明しますと、昭和の店舗改築費用は、約1店当たりが2、300万円程度であったとのことであります。それから、昭和ロマン蔵整備関連事業としましては、農業倉庫活用整備事業は、市単独で6,880万円。展示施設整備事業は、商工会議所で1,320万円、南蔵補修工事は、高田市で3,000万円、昭和の絵本美術館整備事業は、高田市で1,700万円、旬菜南蔵整備事業は、イベント事業で商工会議所1億320万円。昭和の町三丁目館整備事業は、高田市で1億1,770万円、昭和の町展示館、これはまちづくり株式会社で1,000万円とのことであります。それから、観光まちづくり株式会社につきましての出資金については、9,500万円で、内訳としましては、市が5,000万円、商工会議所500万円、金融機関2,000万円、一般株主・企業・個人で2,000万円とのことであり、従業員は6名、関連事業者12名、子会社12名とのことであります。それから、市街地活性化基本計画の総事業費は、約12億7,000万円とのことでありました。 各団体に活動支援を行うなど多くのまちづくりを基本スローガンに掲げた取り組みが官民一体となっている。特に職員の態度・雰囲気が、庁舎入館と同時に一斉に肌に感じました。このことは、何度口で言ってもわからないと思います。是非一度、百聞は一見にしかずと言います。是非一度行って実感してもらいたいと感じたところであります。 豊後高田市などのまちづくりを参考にするなら、現在の鉱山公園が最適ではないか、資料館内に再現されておられた小さな模型を実物大の大きさで公園全体をそのように再現し、体感できる施設としたら。また、亀甲商店街は指定管理者制度で亀甲地域活性化センター、ふれあい亀太郎ロビー、亀甲駅舎など商工会に指定管理料を支払い管理しているものであるが、それ以上のものが何もない。しかしながら、一昨年よりたまごでイベントを企画、継続し、多くの人でにぎわっているが、単発的で終わっている。こうしたイベントを多く企画し、亀甲岩など、その他の観光と連携を考え、旧銀行の建物などの利用、活用など、小さなことから取り入れていき、豊後高田市は昭和の町で発想の転換を図り脱皮。以前の産業観光課の緊急雇用事業計画の中に、町内に点在する観光地を線で結ぶ観光プラン、計画との案が出ておりましたが、こうした発想を大いに生かしていけば必ずできるまちおこしであるというように感じました。今回の視察で感じたことは、第1に、行政の率先垂範のやる気、それについて行く町民の行動力、企画の協力なくしてこうした事業は大成しないと思われます。こうした仕掛け人の現れることを望み、視察研究報告とさせていただきます。以上であります。
○議長(三船勝之君) ご苦労様でした。 次に、民生教育常任委員会委員長の報告を求めます。
◆11番(松島啓君) 議長、11番。
○議長(三船勝之君) 11番、松島議員。
◆11番(松島啓君) それでは、民生教育常任委員会の閉会中の継続審査事項につきまして報告をいたします。 平成23年11月21日午前9時30分から、本庁3階小会議室におきまして、民生教育常任委員会を開催いたしました。 まず、今回は、9月定例会におきまして当委員会に付託されておりました陳情、国・県に対して私学助成の拡充を求める意見書の提出を要請する陳情書につきまして、継続審査としておりました件についての審査の報告並びに、去る10月25日から27日にかけまして行いました議会行政視察の中で、当常任委員会が所管いたします教育について、大分県豊後高田市の教育の取り組みにつきましての視察の報告の取りまとめをいたしましたので報告のほういたします。 まず、9月定例会におきまして継続審査となっておりました陳情、国・県に対して私学助成の拡充を求める意見書の提出を要請する陳情書についてでございますが、陳情者は、岡山県私学助成をすすめる会会長 小橋操氏であります。前回の審査では、県内の私学の授業料を含む学費の現状を十分調査すべきことから、継続審査としておりました。今回、教育総務課から関係資料のほう取り寄せていただき、資料説明の後、その資料をもとに審査をしたところでございます。資料の内容でございますが、美作地域の公立高校、私立高校の入学するために必要な経費、年間授業料、教科書代、制服、体操服代、鞄代、諸経費などを比較したものと、22年度から始まりました国の制度で高等学校等就学支援金制度、これは、月額9,900円から1万9,800円の上限額で、所得によって加算されるものでありまして、国立及び私立高校に在学する方を対象として支給する制度でありますが、その資料をもとに審査のほういたしました。 私立高校の中には、スポーツ特進であったり、特進という形で、特待制度で授業料免除の学校というところもありますが、一般的には、公立と私立の学費の差は、年間約15万円から20万円前後であるようでございます。委員からは、私学の無償化には疑問を感じる。国としても相当の助成をしている。支援金制度ができ、授業料に関しても、私学も無償化していると考えてよい。また、低所得者への支援金加算でも配慮している。また、少子化に合わせ生徒数も減る中、公立高校もそれに合わせて定員も削減し、私学にも協力をしているので、不採択とするべきという意見。また、一方では、高校への進学率は高くなっており、義務教育化してもよいくらいである。学費の差、遠距離通学での経済的負担などで、高校に行きたくても行けない生徒はどうするのか、採択すべきである、という意見がありました。採決の結果、当委員会といたしましては、賛成多数で不採択といたしました。 この案件につきましては、議員の皆様方には本定例会最終日に採決のほうしていただきますよう、議長のほうにお願いを申し上げるところでございます。 続きまして、去る10月25日から27日にかけまして行いました議会行政視察の中で、当委員会の所管いたします教育について、大分県豊後高田市の教育の取り組みの視察の報告をいたします。 10月25日午後から、大分県豊後高田市の真玉庁舎にて、豊後高田市の教育の取り組みについて、教育委員会学校教育課長、中学校長、教育長から説明を受けました。豊後高田市でございますが、大分県の北東部、国東半島に位置し、西は宇佐市、東は国東市に面した総面積206.6キロ平方メートルの都市であります。平成17年3月31日に1市2町で合併されまして、新生豊後高田市が誕生し、現在は、人口約2万4,000人ほどであるそうでございます。 豊後高田市といえば、先ほど総務常任委員長からも報告がありましたとおり、昭和の町並み・景観づくりということで、商店街を昭和30年代の町に建築再生し、昭和の町として、町づくりに成功したところでございますが、もう1つ全国的に注目されておりますのが、この教育の取り組みであります。その名も昭和の町は教育のまちです。また、豊後高田市の学校でございますが、小学校が5校、中学校が4校、そして、市内に県立高校が1校あるという状況であります。豊後高田市は、大分県最古と言われる室町時代に開設をされました寺子屋、戴星堂、明治時代の涵養舎など多くの寺子屋があり、昔から教育熱の高い、教育熱心な土地柄であったのようであります。 そうした歴史背景の中、平成14年度から導入されました小中学校における学校完全週5日制に伴い、土曜日を含む休日のあり方。公教育で何をすべきか、何ができるかを模索する中、市内に学習塾が数件しかない現状もあり、土曜日の受け皿として補修を中心に学力の底上げを図ることを主とした学びの21世紀塾をスタートされました。 この学びの21世紀塾は、大きく分けて3つの取り組みを行っておられます。1つは、いきいき土曜日授業であります。その内容でございますが、幼児から中学生を対象とした英会話教室。また、小中学生への国語・算数・数学・英語・そろばん・合唱など、第1、第3、第5土曜日に実施の土曜日講座。小学生対象のパソコン講座、中学校1、2年生の毎週水曜日に行う放課後講座。中学3年生対象の夏季・冬季の集中講座、週2日の幼稚園への文字・英会話の出前授業。小学4年生から6年生を対象にした放課後補充学習。そして、全国的にも注目を浴びておりますケーブルテレビを活用した小中学生対象の番組放映、テレビ寺子屋講座などであります。 2つ目といたしまして、わくわく体験活動事業であります。第2、第4土曜日に日頃体験できないものづくりなどの体験活動を行う週末子ども育成活動。4泊5日の集団生活自主活動などの宿泊体験を行う宿泊体験スクールなどであります。 3番目といたしまして、のびのび放課後活動事業であります。これはスポーツ少年団などへの活動推進及び文化活動団体への活動推進で、各種大会、発表会、展示会などへの支援や後援を行うものであります。 この大きく分けて3つの事業を柱とした取り組みの講師のほとんどは地域の方であり、教員のOB、塾、予備校の講師、保護者などで、現役の教師、市職員はボランティアとして裏方にまわり、年間予算は、ほとんどが人件費でありまして、約600万円ということであります。塾などへの受講料は無料ということであります。当初は学校週5日制でゆとり教育に逆行するのでは、という批判もあったようでありますが、開塾前のアンケートでは、学校週5日制で学力低下が心配、仕事で土曜日に子どもの面倒を見られない、などの回答が多く、市民の声が事業を後押しし、当時としては珍しい公営塾の開設に踏み切ったそうであります。 そして、この事業の成果は、すぐに数字として現れております。小学5年生、中学2年生を対象とした大分県の学力調査で、平成15年度豊後高田市は、県内23市・郡中、22番目の結果でありましたが、2年後の平成17年には中学校が、3年後の平成18年度には小学校も県内で1番となり、以来、トップの座を現在も維持されております。また、全国学力調査におきましても、全国トップの、小学校では秋田県、中学校では福井県に迫る調査結果となっております。 ここで特に注目されておりますテレビ寺子屋講座につきまして、もう少し詳しく報告をさせていただきます。豊後高田市は、本庁と同じくケーブルテレビを行政が運営をされております。加入率は89%と高く、これを利用して毎週水・木・土・日曜日に小中学生を対象とした英会話・国語・数学・英語の講座、また、中学3年生には、受験対策なども行っておられます。テレビへの出演は、現役の教師、ALTの先生、予備校教師などで、テキストは教科書に沿った内容で学校の先生が作成し、生徒に配られるそうであります。番組作成の費用は人件費で、1時間当たり1人1,500円の2時間で、1本の番組が3,000円、放映時間は、1本が20分ということでございます。この授業は、ケーブルテレビへの加入率が高いことからほとんどの子どもが見ることができ、また、合併して広くなった市内において、周辺部の学力向上にもつながったそうであります。 また、地域を巻き込んでの公営塾は、学校にも刺激を与え、中学校の職員室の前の廊下には、放課後にずらりと机が並び、生徒たちが英語や数学のプリントに取り組み、午後7時まで教師1人が常駐し質問に答える、放課後廊下学習も現在ほとんどの生徒が利用しているそうであります。 河野教育長は、塾ができたから成績が上がったのではない。外部の目が学校、教師側の意識改革を引き起こした相乗効果が大きいというように言われておりました。また、各自治体が視察に来られ、学びの21世紀塾のような構想はあるものの実現できていないのが実態であり、豊後高田市がいち早くできたのは、やはり教職員の意識改革が進んだからだそうであります。また、地方からの教育想像ということで、市独自でこういった書籍でございますが、発刊しておられます。「昭和の町は教育のまちです」ということで、平成21年度には、第1集ということで、学びの21世紀塾の取り組みと地域や学校など、縦軸、横軸の広がりについてということで、第1集を発刊されております。また、平成22年度には第2集ということで、各界で活躍されている人は教育の里を築いた先人など、人に焦点を当てて発刊のほうされております。そして、平成23年度、本年度、第3集という形で、今回こういった形で、現在・過去・未来へこれからの教育のまち、豊後高田市の教育と題して発刊のほう、毎年書籍を出されておるということでございます。 視察しまして、各委員の感想でございますが、まず、行政が公の塾、公塾という形で独自のプログラムを組み、ここまで盛りだくさんの事業を行っていることに対し、委員全員感心したところであります。まず、すごい、という言葉が委員全員から出たところであります。特に、行政・教育委員会がしっかりとした教育ビジョン、哲学を持っており、そのビジョン達成に向けて、行政・学校・保護者・地域住民が意識改革し、うまく連携をとって授業に取り組まれていました。本町でも地域のボランティアの方、保護者の方などにご協力いただいて事業の補助、放課後の学習、土曜日などの体験学習など、それぞれの地域で部分的に同じように取り組んでいただいておりますが、ここまで市内全体で統一し、一貫性を持った取り組み、全市を挙げて地域みんなで豊後高田市の教育を支援しているという体制には強く感銘いたし、大いに参考にすべきではないかと考えるところでございます。本町でも、今一度行政が町内の各学校の取り組みを把握し、町全体で一貫性のある教育行政、事業を展開していくべきでないか、との意見も出たところであります。 また、豊後高田市は、古くから寺子屋が開設され、教育熱心な土地柄であり、地域の歴史・文化を子どもたちに知らせるところから教育が始まっており、本町にも民話集、町誌などたくさんの資料があります。それらを活用しての郷土の誇り、愛着を持てる教育が必要ではないかという意見も出たところであります。 また、全国でも注目されておりますケーブルテレビでのテレビ寺子屋講座につきましては、一遍にはなかなかできないと思いますが、本町もハード面では整備のほうできております。本町が推進しております英語教育、英会話教室などから、幼児から見られるような番組づくり、そういったものからまず行ってみては、との意見もございました。 豊後高田市の学びの21世紀塾を主軸とした一歩踏み込んだ取り組み、教育委員会の教育に対する意気込みを肌で感じ、本町の教育行政にも十分取り入れ、生かされる内容でありました。最後に、委員全員からの意見としまして、教育長を始め、教育委員会、また、委員の皆さんに、是非、大分県豊後高田市を視察していただき、本町の教育振興に大いに役立てていただくことを強く願いまして、行政視察の報告といたします。以上で、民生教育常任委員会の中間報告を終わりといたします。
○議長(三船勝之君) ご苦労様でした。 次に、産業建設常任委員会の報告を求めます。
◆14番(下山和由君) 議長。
○議長(三船勝之君) 14番、下山議員。
◆14番(下山和由君) 失礼します。研修視察の前に、産業建設常任委員会において、閉会中の調査として、先の台風12号で大災害を受けた町道大野呂線地すべり災害について、場所は、美咲町上口地内の被災地を視察いたしました。これにつきましては、池本課長、畝本代理、旭の山本産業建設課長の同行で視察をしてご説明いただいたことでございますが、非常に、台風12号では、9月7日の現在では公共が26、農林が64、合計1億4,000万円ほどの計上されたところでございますが、この地すべりについては、当時7,000万円くらいだろうかという報告を受けておったところでございますが、以来、いろいろな調査段階でとてもこういうことじゃすむまいということもありまして、今後、どういうふうに対応していくかということにつきまして、今、建設のほうでは、これを地すべり対策という方向に向けて、国の補助事業に乗せんととても単独ではできんというような説明をいただき、そのときに資料をいただいており、後でお見せしますが、こういうふうにいろいろとカラーで担当職員が撮っております。こういうことで、ほんとに見られたら大変なことで、今、とりあえず緊急処置として、町道の回復ということで土砂の撤去ということで一部契約して工事が進んでいるということでございますが、地すべり対策といたしましては、やはり、どう言いますか、地すべりの計量器というんですか、それを設置しておると、その指針の状況によってほんとに地すべりか、単なる災害かということか、結論が出たらそういう方向にいくということだけご説明を聞いておりますことを、まずもってご報告してこの件を終わります。 続きまして、先ほどから各常任委員長のほうから説明がありました、10月26日に、2日目でございますが、視察した内容、産業建設常任委員会といたしましては、大分県の湯布院の町を視察した結果について、それを重点にご報告させていただきたいと思います。 まず、冒頭ではございますが、湯布院の観光協会の代表者であります、玉の湯の代表取締役 桑野和泉さんより2時間ご講演いただきました。というのも、一昨年、全国の正副議長会におきまして、桑野さんがまちづくりについて基調講演されたと。非常にその内容に感銘を受けたので、視察が北九州に決まったときに、議長とも相談しまして、是非湯布院の観光行政を聞いてみたいなということで電話したところ、快諾されて、こういうご講演を聞いたということであります。内容については、その講演をもとにご説明を申し上げたいと思います。 まず、湯布院の今日までの経過でございますが、現在は観光客が年間400万人、宿泊集が90万人という非常に全国でも有名な温泉地として発展してきておるわけでございます。この湯布院といたしましても、自然にこうなったのではなく、まず2つの選択肢を迫られたということでございます。1つは、湯布院、そのときは町だったんでしょうが、湯布院盆地にダムの建設が上がったという、昭和27年、これについて、明確に反対したのが当時の青年団及び農業団体ということで、猛反対をしまして、昭和28年計画を打ち切ったということです。結果としては、町の将来像について、町民1人1人が個々の問題点として真剣に考える契機になったという報告もありました。そして、ダム反対の直後、自衛隊の誘致の話が持ち上がり、これには、町議会、商工会、農業団体、青年団などが誘致に向けて一丸となって誘致運動に乗り出したということです。そして、昭和29年駐屯地開設が決定し、31年に開設ということで、700人もの自衛隊の常駐が町への経済的波及効果は計り知れないということで、非常にそのことを申されておりました。ちなみに由布院の観光地としての特性といたしましては、やはり取り組んできた主なことは、大型開発の抑制、そして、市の観光協会の理事も若返って、30代が大半ということで、非常に若返ってきたと。そして、湯布院温泉としては、一泊に限らず、滞在型保養施設として、宿泊いただけるような発想を持っているということでございます。ちなみに旅館の宿泊代金も6,000円から6万円ぐらいまであるということで、滞在型ということは、すぐにその日に帰るのではなしに、滞在型を目指して温泉をあげてやってきている。その効果が出ているということでございます。 また、やはり、交通機関の最大の利用であります。私も帰り乗ったんですが、湯布院駅は改札口がございません。無改札の駅でございます。そこから博多市へ湯布院1号、2号という特急列車が走っておるわけでございます。この特急列車も普通に新幹線でなしに、昔の車体というんですか、床も板というようなことで、途中でコーヒーも出たり、途中景観を、速度を緩めて車両の中で案内したりと、そういうような、時に風情を持った列車を運行しておるということで、これについても、乗客率も高いし、いい影響を受けておるということでございます。 また、その他といたしましても、町の景観を主体とした観光条例を施行していたということ。それから、地域と連携し、温泉町づくり研究会も開催している。そして、先ほど申し上げました持続可能な滞在型保養温泉を進めているというようなことでございます。そして、湯布院観光新聞の発刊。そして、行事の報告とか発表。平成22年より観光協会・温泉組合で関係機関の協力もあって、とおりなで道案内を進めようと、とおりなというのは、そのときの資料があるんですが、こういうふうに、湯布院お散歩マップというのがございます。そして、その地図にとおりなと施設に番号を打っております。それで、その番号によって、すぐ自分がどこにいるかということがわかるような手配をされておるということで、特に、私どもが感心したのは、いわゆる町内めぐりをするにしても、あいうえお順に施設の名所を書き、その横に電話番号を入れておること。それから、遊ぶということを書いておるんですが、それにつきましても、いわゆる、見る、遊ぶ、楽しむ、買う、定食、喫茶、和食、洋食、居酒屋、泊まる施設と、こういうふうに書いて、必ず番号を打っておると、こういうことで、観光客が道にはぐれてもその番号を見たら、自分のおるところはどこだということでわかるということでございます。ただ、それを見て私が思ったのは、美咲町の観光マップ、これもうちの観光課でだいぶ骨を折ってやっとんですけど、これもいいんですけど、やはり、来られた方は、2度目仮に美咲町に行ってみたいと思っても、うちの産業観光課に電話すればいいんですが、やはり、こういう施設を個別に抜粋して、やはり、電話番号いうんですかな、観光客がまた行きたいんじゃけど、本山寺なら本山寺、それから、鉱山資料館なら鉱山資料館の電話番号を書いておけば、直接そこにかけられて聞かれて、また来られるという、このパンフレットもいいんですけど、名称とかだけで、それがないということが、私気になったとこでもございます。 そして、年間400万人の人が訪れてくる原動力になったものは、やはり、地域の人と外の人たちが出会いづくりを続けてきたということ。かつての湯布院は大分の辺地、不便で暮しにくいというイメージがあったということでございます。以来34年の取り組みを得て、町全体が元気になり、湯布院の人口は、今70年代とほとんど代わっていない。観光で人口の減少を補うどころか、人口を維持してきたとの報告でございます。ちなみに、1924年、大正13年、日本で最初の林学博士、本多静六先生が福岡市の公園建設の計画の際に立ち寄られたのが湯布院で、そのときに、湯布院盆地はドイツの保養温泉地を目指しなさいと、観光、風景、そういう健康第一の町をつくるとよいとの講演を聞いた、それが非常によいアドバイスとなり、また、起源となったということを聞きました。 そこで、湯布院の観光施設と本町並びに近隣の観光産業の振興について、委員会で協議した内容をご報告します。産業建設常任委員会では、湯布院の観光産業の振興が、美咲町の観光行政の中に反映できないかということで、協議をしたわけでございますが、まず1つは、たまごかけごはんの入場者が年間7万人に達している現状を捉えてみても、美咲町内を観光される題材はないということで、まず、1つとして、亀甲駅をメインに、らくらく美咲町内めぐりはできないかと。たまごかけごはんを食べたらすぐに帰るのでなく、美咲町内の良さをもっと見ていただくためにも、かめっちバスの有効活用について考えてみてはと。そして、JR、または、近隣の津山市、久米南町ともタイアップして、それぞれの町、市の観光めぐり列車の運行も今後協議をさせてみては、というような意見が出たわけでございます。 例えば、美咲町の亀甲駅を起点に、春、亀甲駅から三休公園、旭川ダム周辺、そして、紅そば停、まきばの館というようなコース。その中で、そば打ちの体験とか、焼物の体験とか加えてみては、情緒豊かな体験ができるんではないかなと。そして、秋には、亀甲駅から誕生寺、そして、川柳公園、本山寺、鉱山資料館・公園、そして、南和気荘、104年の歴史を持つ旧小学校の校舎の見学ということで、それに合わせて、今、秋でしたら、今の鉱山の休止鉱の坑道栽培というようなこともできるんではないかと、そういうようなことで考えてやってみたらというような意見もございました。 また、大型企業の誘致、公共施設の建設、誘致をしてはどうかということと、また、自衛隊の誘致も考えてみたらいう話もありました。また、要約としては、たまごかけごはんの来場7万人の実績をもっと生かして、美咲町の良さ、自然の景観、歴史資料などの見学の企画で、再度訪れてみたい美咲町のイメージづくりに行政・企業・商工会・地域が連携を持って、もっと前向きに協議していけば、必ず人は来るのではないかということでございます。 今後、豊後高田市の教育の振興におきましても、そこまできたのは、やはり、先ほど松島委員長のほうからもありましたけれども、1番大きな効果は教職員の意識改革だったんだろうとこういうふうに思います。それにつきまして、やっぱり行政と地域が一体となって取り組んだということ、これが1番大きな発展になったと思います。また、昭和の町づくりにおきましても、当初は2,500人ほどの観光客が、平成22年には33万人になったという経過につきましても、やはり、市の補助金、あるいは商工店主の理解、そして、地域という、いろんな形がやっぱり一体となって結果を生んだのではなかろうかと思う次第でございます。いずれにしても、行政・商工会・地域が、今後一体となって取り組んだ結果というものを出して、美咲町の繁栄が必ずそういう形でくることを念じておるところでございます。いろいろと産業観光課の職員も非常に骨を折ってあれこれやっとるわけでございますが、今後さらに、それぞれ執行部含めて我々議会も商工会も、もう少し意識改革ということに向けて、ほんとに衰退するこの美咲町がどういう形で発展、観光としてやっていくかということも大きな題材であるかと思います。今後、皆さん方もしっかりと勉強していただきたいと思います。以上で、産業建設常任委員会の報告とさせていただきます。終わります。
○議長(三船勝之君) ご苦労様でございました。 以上で、閉会中の委員会報告を終わります。
○議長(三船勝之君) 次に、日程第5 請願・陳情などの報告並びに上程 陳情1件、要望6件を受理していますので、報告します。お手元に文書表を配付しておりますのでお目通しをいただきまして、その通りございますので、よろしくお願いいたします。これを一括本会議に上程します。
○議長(三船勝之君) 日程第6 議案の報告並びに上程 お手元に配付しております提案書のとおり、今期定例会に町長から各種の議案が送付されております。議案21件、諮問1件を一括本会議に上程いたします。
○議長(三船勝之君) 日程第7 提案者の説明 町長にあいさつ並びに提案理由の説明を求めます。
◎町長(定本一友君) 議長。
○議長(三船勝之君) はい、定本町長。
◎町長(定本一友君) それでは失礼いたします。議員の皆様方におかれましては、師走ということで、何かと気ぜわしい中でございますけれども、12月定例会ご出席を賜りまして誠にありがとうございます。 さて、今年は東北地方におきまして、地震、津波、地震による原子力発電所の事故での放射能漏れがありまして、震災による死者は、行方不明者を含めまして、約2万人ということでございます。また、数十万件の家屋の崩壊という大惨事が起きました。心からお悔やみを申し上げますとともにですね、お見舞いを申し上げるところでございます。今後の1日も早い復旧・復興を願っておるところでございます。また、今年は、例年になく梅雨が早く上がりまして、7月から台風もたびたび日本近海に接近をいたしまして、また、上陸という、従来にないパターンが続いておりました。当町におきましても、10月2度の台風で、公共、農地、農業施設ともかなり被害を受けました。復旧・復興の費用を今定例会に計上しておりますので、ご審議のほどひとつよろしくお願いいたします。 日本、アメリカの国債の格下げで株安、円高、アメリカ債券安と、アメリカ、ヨーロッパ、日本の信頼が今揺らいでおるところでございます。そういう背景の中で、日本経済も厳しい不況下にあります。求人倍率は特にこの美作地方、津山地域におきましては、大変低いという状態であります。日本国全体のことでありますし、総理大臣もここで代わったことであります。政府の確実な経済対策を望むものでございます。 第3次岡山夢づくりプラン5ヵ年計画を、県が来年度から計画をしております。それに伴いまして、本町が乗れるものは乗っていこうとこのように思っておるところでございます。そういうことで、来年度予算の中にも組み入れていこうとこのように思っております。その中で、例えばの話ですけれども、英語圏岡山をつくっていこうと県も考えております。美咲町も世界共通語であります英語教育の重要性を鑑み、本年より保育園での英語教育を行っております。議員各位の要望でもあります英語圏との交流も始めさせていただきました。ホームステイ、文化の交流を、まず最初に取り組みたいとこのように思っておるところでございます。 また、防災意識の高まりの中、自主防災組織を立ち上げる機運が高まっております。地域地域で勉強会が行われております。やはり、自分達の地は自分達で守るという気持ち、そして、内情に詳しい自分達のほうがより早く対応できるというこういう気持ちからだと、このように思っております。 また、日本各地で高齢化は進んでおります。高齢者の安全安心な生活を支える協議会を設立しております。これも、国の事業といたしまして、県内で唯一美咲町が取り組んでいますけれども、3年目を迎え、お世話をしていただくサポーター200名以上、また、買い物に行けない人への配達をするサポーター店につきましても、200店以上が登録をしていただいております。事業としましては、見回り、買い物支援、ちょっとした用事とごみ出しなどであります。これからはこの組織を周知してもらいまして、より効果的に活用していきたいとかように思っておるところでございます。 本年度の大事業は昨年につづきまして、中央中学校建設事業であります。東北地方での震災で建設用材が入荷できなくなりまして、工事に支障が生じ、工期は延びたところでございます。また、グラウンドの整備を残しまして、ほぼ完成をしておるところでございます。また、グラウンド整備には、周辺の方々にもご迷惑をおかけいたしますので、よろしくお願いしたいとかように思っておるところでございます。 柵原ぽっぽまつりは好天に恵まれまして、たくさんの人の来場により盛大に行われました。また、昨年の12月のこの定例会におきまして、今年の秋以降と実施を約束しておりましたマラソン大会は、町主導ではなく、体指、民間からの募集の実行委員の構成でやっていただくことになりました。美咲チャレンジロードレースイン旭ということで、第1回目は旭地区だそうでございます。2回目以降につきましては、中央、または、柵原地区だそうでございます。今年の実施日につきましては、3月25日日曜日と決定をしております。町内からの大多数の参加をお願い申し上げるところでございます。 また、第1回晴れの国岡山駅伝競走大会が、百間川コースで行われます。主催といたしましては、岡山陸上競技協会で、27市町村よりそれぞれ町村1チームで参加をいたします。実施日につきましては、平成24年1月29日であります。中学生以上、一般からエントリーをしていただいております。詳しくは、後ほど放送等でお知らせをしたいとこのように思っております。当然、当町も参加をいたします。声援のほどひとつよろしくお願い申し上げます。 また、11月30日、全国町村長大会があり、農山漁村地域は長い歴史が育んできた独特の文化を守りながら、国土や自然環境の保全、食料の供給、水源かん養など、国民生活にとりまして重要な役割を担い続けてきています。しかしながら、町村を取り巻く環境は低迷を続ける経済情勢による税収の減少や基幹産業である農村、水産業の衰退など極めて厳しく、さらにTPPの結果によっては、一層深刻な状態になることが懸念されます。農山漁村地域を支える町民が、引き続きその公益的機能を維持し、住民が誇りと愛情を持って暮らし続けるには、財政基盤の強化を図り、必要な行政サービスを確保することが何よりも重要でございます。そのことが強く決議されました。そして、国に対しましての要望は、真の分権改革を強力に推進すること。交付税税率の引き上げ、社会保障税一体改革にあたっては、地方消費税等の安定財源の充実、地方経済社会を崩壊させるTPPには参加をしないこと。子ども手当の制度設計は地方の理解と納得を得ること、また、国民皆保険を堅持するために、保険者は都道府県単位とすること。戸別所得補償の財源確保により、食料、木材自給率を向上させること。以上のことが決議をされました。 今後とも、皆さん方の十分なご指導、ご協力をよろしくお願いするところでございます。これをもちまして、冒頭のごあいさつとさせていただきます。 それから、続きまして、今12月定例会に提案しております案件は、条例案件9件、予算案件11件、その他2件の計22件でございます。それでは、議案を説明させていただきます。 議案第121号 美咲町犯罪被害者等支援条例でございます。犯罪被害者等基本法の基本理念をもとに、犯罪被害者の支援に関する施策の基本となる事項を定めまして、犯罪被害者等に対する支援を総合的に推進することにより、犯罪被害者等の被った心身の苦痛、生活上の不利益等の回復及び軽減を図るとともに、犯罪被害者等を支える地域社会の形成を図り、もって安全で安心して暮せることのできる地域社会の実現に寄与するため、条例を制定するものでございます。その条例は、交付の日から施行いたします。 続きまして、議案第122号 みち停あさひの設置及び管理に関する条例でございます。国の補助金を受けまして、建設中の施設、みち停あさひが、この程完成いたしております。公の施設の設置及び管理に関する事項を条例で定めなければならないと条例を制定いたすところでございます。設置及び目的は、観光・行楽等の増進によりまして、観光産業の振興・普及、交通の利便性・安全性の向上及び農林産物等直売施設を設置した総合的な施設として設置します。この条例は、交付の日から施行いたします。 議案第123号 美咲町コミュニティセンター条例の全部を改正する条例でございます。 コミュニティセンターの管理を、指定管理者制度を活用した管理の導入を可能にするために、条例の改正を行うものでございます。改正箇所が多いために一部改正ではなく、全部改正といたします。この条例は、平成24年4月1日から施行いたすものでございます。 続きまして、議案第124号 美咲町公告式条例の一部を改正する条例。柵原総合支所の移転に伴いまして、公告を行う場所を久木225番地から久木200番地8と変更するものであります。柵原総合支所が美咲町公民館、柵原総合文化センターの位置に移転することに伴いまして、位置の表示を変更することとなります。それに伴いまして条例の改正が必要となっております。この条例は、平成24年1月24日から施行いたします。 続きまして、議案第125号 美咲町総合支所設置条例の一部を改正する条例でございます。柵原総合支所の位置を久木225番地から久木200番地8と変更するもので、柵原総合支所が美咲町公民館、柵原総合支所、柵原総合文化センターの位置に移転をすることに伴いましての位置の表示を変更し、条例の改正が必要となったためでございます。この条例は、平成24年1月4日から施行するものでございます。 続きまして、議案第126号 美咲町職員の育児休暇等に関する条例の一部を改正する条例でございます。地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正によりまして、一定の非常勤職員について、育児休業をすることができることになったことに伴いまして、本町で職員の育児休業等に関する条例を改正する必要が生じましたので、条例の一部を改正するものでございます。この条例は、公布の日から施行いたします。 議案第127号 みさきネットの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例でございます。みさきネットの利用に関して違反を防止するため、地方自治法の規定に基づきまして、過料を課すとともに条例を改正し、適正な利用を促進するものでございます。この条例は、平成24年4月1日から施行いたします。 議案第128号 美咲町農村型リゾート南和気荘設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例でございます。農村型リゾート南和気荘に付帯する体育館、交流館、グラウンド及びプール、駐車場、敷地内道路一括を管理し、運営の効率化と利用者の利便性向上を図るため、条例改正を行うものでございます。この条例は、平成24年4月1日から施行いたします。これに伴いまして、美咲町体育館条例及び美咲町老人憩いの家及びデイサービスセンター設置及び管理に関する条例の中から関連の施設を削除することでございます。 続きまして、議案第129号 美咲町有住宅管理条例の一部を改正する条例でございます。美咲町有住宅のうち、美咲町原田にあります大道住宅の老朽化が進んでいるうえ、入居者もいなくなりました。入居募集の停止をし、住宅としての用途を廃止するため、条例改正を行うものでございます。この条例は、公布の日から施行いたします。 予算議案は、後ほどにさせていただきまして、議案第141号に移らせていただきます。議案第141号 美咲町公の施設にかかる指定管理者の指定についてでございます。町が管理する施設のうち、指定管理者制度によりまして、平成24年4月1日から平成27年3月31日の期間、別紙に掲げる37の施設につきまして、それぞれの団体を指定管理者とするための提案でございます。 続きまして、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてでございます。平成24年3月31日に人権擁護委員の任期が完了となるために後任の選任が必要となりました。引き続きまして、美咲町打穴上2745番地3、内田一志氏を候補者として推薦したいので議会の同意を求めるものでございます。経歴につきましては、履歴書をつけておりますので、ご確認をいただきたいとかように思っております。 それでは、続きまして、補正予算案の説明をさせていただきます。議案第130号から議案第140号まで、平成23年度各会計の補正予算案でございます。 まず、議案第130号 平成23年度美咲町一般会計補正予算(第5号)についてでございますけれども、歳入歳出の総額に1億3,065万円を追加いたしまして、歳入の総額をそれぞれ121億8,535万7,000円とするものでございます。 では、歳入の主なものからご説明をさせていただきます。 1款の町税に1,943万3,000円を追加するもので、1項 町民税に293万円、2項 固定資産税に1,650万3,000円を追加いたします。 10款、1項 地方交付税に7万3,000円を追加するものでございます。 続きまして、12款 分担金及び負担金に、399万4,000円を追加するもので、1項 分担金といたしまして、災害復旧の分担金などに265万円、2項 負担金といたしまして、広域入所保育料に134万4,000円を追加するものでございます。 続きまして、13款 使用料及び手数料を12万円減額するものでございまして、1項の使用料は、町有住宅使用料を減額するものでございます。 続きまして、14款 国庫支出金を1,797万8,000円減額するもので、1項 国庫負担金は、子ども手当など1,836万8,000円を減額、2項 国庫補助金に地域生活支援事業費等補助金を36万円、国庫委託金に子ども手当事務費交付金を3万円追加するものでございます。 続きまして、15款 県支出金に、8,640万9,000円を追加するもので、1項 県負担金に保育料運営費負担金など195万7,000円、2項 県補助金に農地農業用施設災害復旧費補助金などで、8,111万4,000円、3項 県委託金は、県委託事務交付金などで、333万8,000円を追加するものでございます。 続きまして、16款 財産収入で6万7,000円を追加するもので、1項 財産運用収入に、基金利息といたしまして、1万3,000円、2項 財産売払収入に土地売払代金などで、5万4,000円を追加するものでございます。 続きまして、18款 繰入金につきましては、1項 基金繰入金を、300万円追加するもので、LED防犯等設置基金の取り崩しでございます。 20款 諸収入に、1,307万2,000円を追加するもので、5項 受託事業収入に4万円減額いたしまして、9項 雑入には、1,311万2,000円を追加するもので、後期高齢者医療給付費精算金などでございます。 21款、1項 町債は、2,270万円追加するもので、これは、災害復旧事業にかかるものでございます。 次に、歳出の主なものを説明させていただきます。 1款 議会費、1項 議会管理費に13万6,000円を追加いたします。 2款 総務費を2,327万3,000円減額するもので、1項 総務管理費は、1,364万8,000円の減額、2項 町税費を254万3,000円の減額。3項 戸籍住民基本台帳費に28万2,000円の追加は、人件費などでございます。続きまして、4項 選挙費は、農業委員会委員選挙費の確定により732万3,000円を減額いたします。続きまして、5項 統計調査費につきましては、4万1,000円の減額でございます。 続きまして、3款 民生費を4,415万1,000円減額するものでございまして、1項 社会福祉費に老人福祉など228万7,000円を追加、2項 児童福祉費は、子ども手当など4,643万8,000円を減額するものでございます。 続きまして、4款 衛生費に108万円を追加するもので、1項 保健衛生費に、合併処理浄化槽設置補助金など、126万9,000円を追加いたします。2項 清掃費は17万3,000円、3項 健康増進対策費といたしまして、1万6,000円の減額でございます。 続きまして、6款 農林水産事業費に、1,775万6,000円を追加するもので、1項 農業費に中山間地域等生活交流基盤整備推進事業などに、1,700万6,000円、2項 林業費に新築木材住宅普及推進事業で、75万円を追加いたします。 7款、1項 商工費に、観光臨時観光費などで、416万7,000円の追加を行うものでございます。 続きまして、8款 土木費に、2,105万8,000円を追加するもので、1項 土木管理費に45万円、2項 道路橋梁費に、道路新設改良費など、1,849万5,000円、6項 住宅費に、住宅維持補修費など211万3,000円、それぞれ追加するものでございます。 9款につきましては、1項 消防費に、消防補償等組合負担金といたしまして、2,120万4,000円を追加するものでございます。 10款といたしまして、教育費に396万6,000円を追加するものでございまして、1項 教育総務費に5万1,000円の追加、2項 小学校費に、小学校臨時管理費などで、236万7,000円を追加いたします。3項 中学校費は人件費などで、663万円を減額いたしまして、5項 社会教育費につきましては、人件費などで158万6,000円を追加、6項 保健体育費にスポーツ大会開催費など、544万7,000円を追加いたします。続きまして、7項 通学措置費に、スクールバス維持補修費で114万5,000円を追加いたします。 11款 災害復旧費に1億1,303万7,000円を追加するもので、1項 農林水産業施設災害復旧費に7,088万1,000円を追加いたします。2項 公共土木施設災害復旧費に4,215万6,000円を追加するものでございます。 続きまして、15款、1項 予備費に1,567万円を追加いたします。 地方債の補正は、予算書6ページの第2表でございますけれども、災害復旧事業に限度額を2,270万円増額しておるところでございます。
○議長(三船勝之君) オフトークの関係がありますので、ただいまから、午後0時35分まで休憩いたします。 (午後0時25分)
○議長(三船勝之君) 休憩前に引き続き、会議を再開します。 ただいまの出席議員は16名です。 (午後0時35分)
○議長(三船勝之君) 引き続き、町長より提案説明を求めます。 はい、定本町長。
◎町長(定本一友君) はい、それでは、失礼いたしました。 それでは、特別会計のほうに移らせていただきたいとかように思います。 議案第131号 美咲町みさきネット事業特別会計補正予算(第3号)でございます。歳入歳出予算の総額から542万5,000円を減額いたしまして、歳入歳出の総額をそれぞれ2億9,136万円とするものでございます。 歳入におきましては、1款 分担金及び負担金、1項 分担金をみさきネット整備分担金など572万9,000円を減額いたしまして、2款 使用料及び手数料、1項 使用料を5万円、2項 手数料を13万1,000円を追加するもので、7款 繰入金を1項 一般会計繰入金に12万3,000円を追加するものでございます。歳出におきましては、1款、1項 事業費542万5,000円を減額するもので、みさきネット臨時管理費などでございます。 続きまして、議案132号 美咲町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第3号)でございます。歳入歳出予算の総額に84万1,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4,504万2,000円とするものでございまして、歳入におきましては、4款 諸収入、2項 貸付金元利収入に繰り上げ償還がございましたので、84万1,000円を追加いたしまして、歳出におきましては、1項 住宅新築資金等貸付事業、1項 住宅資金等貸付事業に1万3,000円、5款、1項 予備費に82万8,000円をそれぞれ追加するものでございます。 議案第133号 美咲町三休公園事業特別会計補正予算(第3号)でございます。歳入歳出の総額に21万円を追加いたしまして、歳入歳出の総額をそれぞれ1,190万2,000円とするものでございます。 歳入におきましては、6款 諸収入、1項 雑入に、自治協会建物共済、共済保険金21万円を追加するものでございます。歳出につきましては、1款 業務費、1項 業務管理費に、民話村臨時管理費といたしまして、21万円を追加するものでございます。 続きまして、議案第134号 美咲町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)でございます。歳入歳出予算の総額に1億7,314万9,000円を追加いたしまして、歳入歳出の総額をそれぞれ19億8,125万1,000円とするものでございます。 歳入におきましては、3款 国庫支出金に5,704万5,000円を追加するもので、1款 国庫負担金に、療養給付金負担金で、4,510万6,000円、2項 国庫補助金に、普通調整交付金で1,193万9,000円を追加するものでございます。また、5款におきましては、1項 療養給付費交付金に療養給付交付金など1,560万円、6款、1項 前期高齢者交付金に5,265万5,000円、7款 県支出金、2項 都道府県調整交付金に132万6,000円、9款、1項 共同事業交付金に高額医療費共同事業交付金などで、3,133万1,000円をそれぞれ追加しまして、続きまして、11款 繰入金を1,178万6,000円追加するもので、1項 一般会計繰入金に71万9,000円、2項 基金繰入金に1,106万7,000円を追加するものでございます。また、13款におきましては、諸収入、4項 雑入に、一般被保険者第三者交付金などで、340万5,000円をそれぞれ追加するものでございます。 一方、歳出におきましては、1款 総務費、1項 総務管理費に71万9,000円を追加いたしますし、2款におきましては、保険給付費に1億3,860万円を追加するもので、1項 療養諸費に9,060万円、2項 高額医療費に4,800万円をそれぞれ追加するものでございます。3款、1項 後期高齢者支援金等に135万円、4款、1項 前期高齢者納付金等に11万2,000円、6款、1項 介護給付金に831万7,000円、7款、1項 共同事業拠出金に2,340万円をそれぞれ追加いたします。また、8款におきましては、保険事業費、1項 特定健康審査等事業費を416万7,000円減額いたしますし、11款 諸支出金に、1項 償還金及び還付加算金に481万8,000円を追加いたします。 続きまして、議案第135号 美咲町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)でございます。歳入歳出予算の総額に1,433万3,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ20億8,704万円とするものでございます。 歳入におきましては、1款 保険料、1項 介護保険料に43万1,000円を追加しますし、4款におきましては、国庫支出金は180万5,000円を追加するもので、1項 国庫負担金に、介護給付費等国庫負担金を127万7,000円、2項 国庫補助金に調整交付金などで52万8,000円を追加、また、5款、1項におきましては、支払基金交付金を182万5,000円追加いたします。6款 県支出金におきましては、76万円を追加するものでありまして、1項 県負担金に介護給付費、県負担金といたしまして、79万8,000円を追加し、2項 県補助金は、介護予防事業交付金3万8,000円を減額するものでございます。7款におきましては、1項 町債は、8,700万円を追加いたします。10款 繰入金につきましては、1項 一般会計繰入金は、81万2,000円を追加するものでございます。地方債の補正は、予算書70ページの第2表でございますけれども、介護保険給付事業に限度額を870万円増額するものでございます。 続きまして、議案第136号 美咲町中央簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)でございます。歳出予算の補正で歳入歳出の総額は変わりませんけれども、歳出の1款 衛生費、1項 上水道費に2万3,000円を追加いたしまして、4款、1項 予備費を2万3,000円減額するものでございます。 続きまして、議案第137号 美咲町中央打穴・大垪和簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)でございます。歳入歳出の総額に14万7,000円を追加いたしまして、歳入歳出の総額をそれぞれ8,365万1,000円とするものでございます。歳入では、9款 諸収入、3項 雑入に、水道管移転補償費といたしまして、14万7,000円を追加し、歳出におきましては、1款、衛生費、1項 上水道費に、水道施設工事費といたしまして、14万7,000円を追加するものでございます。 続きまして、議案第138号 美咲町下水道事業特別会計補正予算(第2号)でございます。歳入歳出の総額に180万円を追加いたしまして、歳入歳出の総額をそれぞれ、1億4,201万6,000円とするものでございまして、歳入におきましては、7款 繰入金、1項 一般会計からの繰入金に180万円追加をするものでございます。歳出におきましては、1款 農林水産業費、1項 下水道費に維持補修費などで、180万円を追加するものでございます。 続きまして、議案第139号 美咲町柵原公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)でございます。歳入歳出の総額に260万円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億6,847万3,000円といたします。 歳入におきましては、10款、1項 町債に260万円を追加し、歳出におきましては、1款 土木費、1項 下水道費に施設整備費などで、274万円を追加いたします。4款、1項 予備費を14万円減額いたします。地方債の補正におきましては、予算書の93ページの第2表でございますけれども、特定環境保全公共下水道整備事業の限度額を260万円増額させていただいております。 議案第140号 美咲町中央公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)でございます。歳入歳出予算の補正で、歳入歳出の総額は変わりませんけれども、歳出の1款 土木費、1項 下水道費に施設管理費など7万円を追加いたしまして、4款の1項 予備費を7万円減額するものでございます。 以上をもちまして、平成23年度各会計の補正予算関係の議案の説明を終わらせていただきます。全議案並びに諮問につきましては、十分審査をいただきまして、適正なる議決、意見を賜りますようひとつよろしくお願い申し上げます。また、字句・数字等の読み違いありましたら、提案書が正しいものということでご理解を願いたいとこのように思います。それでは、ひとつよろしくお願い申し上げまして、ごあいさつ並びに提案理由の説明にさせていただきます。どうもありがとうございました。
○議長(三船勝之君) 提案理由の説明は、以上お聞きのとおりです。 以上で、本日の日程は全部終了しました。次回は、12月12日、午前9時30分から本会議を開き一般質問を行います。 本日は、これで散会します。 (午後0時50分)...