美咲町議会 > 2011-09-15 >
09月15日-04号

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  1. 美咲町議会 2011-09-15
    09月15日-04号


    取得元: 美咲町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-06
    平成23年第 7回( 9月)定例会第 4 日 (平成23年9月15日)(1)会議の開閉時刻    開   議  午後 2時00分    解   散  午後 3時25分(2)出席・欠席・遅参または中途退場した議員の番号・氏名議員番号氏   名出欠別議員番号氏   名出欠別1金谷高子出席小島洋征出席松田英二〃10草苅良明〃3江原耕司〃11松島 啓〃4林田 実〃12日神山定茂〃5岩野正則〃13岡田 壽〃6染山朝子〃14下山和由〃7角南憲一〃15貝阿彌幸善〃8山本宏治〃16三船勝之〃(3)地方自治法第121条の規定により出席した者の氏名職  名氏   名職  名氏   名町長定本一友上下水道環境課長代理上本昌昭副町長岡部初江産業観光課長矢木史朗総務課長難波寛治郎建設課長池本圭三郎企画財政課長遠藤 透会計課長高田美智子情報交通課長鈴鹿 滋旭総合支所長杉山肇志税務課長鳥越道正柵原総合支所長中西 学住民課長桑芳郎教育長泉 和男健康増進課長村島眞由美教育総務課長桑英昭保健福祉課長福田芳幸生涯学習課長筈尾芳郎(4)職務の為出席した職員の職・氏名     事務局長  木 谷 正 弘     書  記  田 村 和 子(5)日   程日 程議案番号件         名1  震災の炊き出し支援隊活動についての調査特別委員会調査結果報告2  震災の炊き出し支援隊活動についての調査特別委員会調査結果報告についての質疑3  震災の炊き出し支援隊活動についての調査特別委員会調査を終了し、付与した地方自治法第100条第1項の調査権を取り消す件について          平成23年第7回美咲町議会定例会             平成23年9月15日             開 会 14時00分 ○議長(三船勝之君) それでは只今から、美咲町議会定例会を再開いたします。 只今の出席議員は、16人です。定足数に達していますので、本日の会議を開きます。 また、執行部説明員村島健康増進課長、桑元教育総務課長からやむを得ぬ用務のため欠席する旨の通告があり、清水課長代理石戸課長補佐が出席しておりますので報告します。 本日の日程を報告いたします。第1に 震災の炊き出し支援隊活動についての調査特別委員会調査結果の報告について第2に 震災の炊き出し支援隊活動についての調査特別委員会調査結果報告についての質疑第3に 震災の炊き出し支援隊活動についての調査特別委員会調査を終了し、付与した地方自治法第100条第1項などの調査権を取り消す件について 以上のとおり定めますのでご了承願います。 ○議長(三船勝之君) 日程第1 震災の炊き出し支援隊活動についての調査特別委員会調査結果の報告についてを議題といたします。 9月15日付けで委員会の調査結果報告書の再提出がされておりますので、委員長より報告を求めます。 ◆15番(貝阿彌幸善君) 議長。 ○議長(三船勝之君) 15番、貝阿彌議員。 ◆15番(貝阿彌幸善君) 失礼いたします。 8月31日に、再付託を受けまして、震災の炊き出し支援隊活動についての調査特別委員会の報告を字句訂正等させていただいておりますので、ご報告を申し上げます。なお、内容については重複すると思います。 まず、1、調査の趣旨。東日本大震災支援活動を岡山県要請のもとに、当町が炊き出し支援活動を実施した過程で発生した職員の行動批判報道、平成23年4月15日、Y新聞紙上に「炊き出し後宴会、配慮欠く言動」と題した新聞報道に関し、社会的反響が大きく、事実調査を実施し、再発防止に向け、その結果を公表し是正することが本委員会に与えられた使命であり、美咲町民に対して町が実施した支援活動の事実内容を確認し公表するものであります。 2、震災の炊き出し支援隊活動の概要につきましては、報告書のとおりでありますので、省略をさせていただきます。 それから、3、特別委員会の設置内容につきましても、同じく報告書のとおりでありますので、省略させていただきます。 4、主とする調査項目。 (1)東日本大震災支援活動についての経緯。 (2)新聞報道に係る宴会及び配慮を欠く言動についての事実確認。 (3)飲食に係る費用の詳細。 (4)公務員としての倫理及びモラルの認識。 5、委員会の開催概要。 (1)開催回数は12回。 (2)参考人尋問者数は13名。 (3)本案件に関するアンケート調査発送枚数9枚。回収枚数8枚。(内1枚当町職員分)であります。 (4)請求記録数。本調査に関する執行部保管に係る資料請求記録数は1件。 6、参考人として出席を求めた支援参加者氏名。形井前副町長、矢木産業観光課長川島産業観光課長補佐国宗建設課長代理山本産業観光課主事、二宮柵原総合支所産業建設課主任、岡本柵原総合支所上下水道課主任葛原総務課主任で、委員会出席日調査報告書によります。 7、参考人(支援参加者)に対し証言を求めた内容と結果は報告書によります。 8、参考人として出席を求めた執行部氏名。定本町長、中西柵原総合支所長住民福祉課長清水柵原総合支所産業建設課長山下柵原総合支所上下水道課長稲谷柵原総合支所住民福祉課長代理で、委員会出席日調査報告書によります。 9、参考人に対し証言を求めた内容と結果は、報告書による。 10、本会に関し、参考人及び執行部に提出を求めた資料は、報告書による。 11、特別委員会委員派遣アンケート調査依頼は、(1)岡山県庁、5月30日、三船・貝阿彌委員。(2)真庭市庁舎、6月6日、三船・岩野委員。 12、本会調査内容と結果及び委員会の意見。 (1)東日本大震災支援隊活動について。2日間、4ヵ所の炊き出し支援活動780人分であり、避難されている方に大変喜ばれていた。 (2)新聞報道にあった宴会配慮を欠く言動については、4月5日、ラーメン店での食事。形井前副町長の言動「刺身はないか、お姉さんこっちに来れば」については、同人のメディアに対するインタビューで報道されている言葉、言動から事実である。執行部に提出を受けた資料から、ラーメン店側の対応者は、「通常のお客さん」「迷惑は一切ない」などの回答である。 イ、平成23年4月15日、Y新聞の見出し「宴会」及び文中の「1人飲み放題約4,500円」については、真実ではなく、料理は別料金でドリンク類1,500円であり、15名で飲食代金を割り当て勘定した結果4,500円であった。 また、同会の趣旨は、岡山県職員関係者及び真庭市の蒜山焼きそば関係者との自己紹介もしていないことから、紹介を兼ねて居酒屋で反省会をしたものである。平成23年3月31日付けで、会津若松市長が、自身のホームページに「取り戻そう元気な会津」力強い本市経済の復興に向けて、と題して発信してからは、会津若松市内のコンビニエンスストアの酒類が売り切れたり、飲食業界、ホテル、旅館の積極的な利用による地域経済の回復の支援要望をしている。この要望発信に伴い、会津若松市も各種イベントや歓送迎会を早期に開催するように全職員に要請し、飲食の自粛は平成23年4月1日から解禁している現状であるということが同年4月19日の執行部確認報告書で判明していることがわかった。 (3)飲食した費用について。ア、4月4日昼食費用、形井前副町長支払い。イ、4月4日夕食費用8名が割り当て勘定で支払い。ウ、4月5日夕食費用、管理職3名で支払い。エ、4月6日反省会費用、15名が割り当て勘定で支払いということがわかった。 (4)行動に至る経過について。ア、T氏に確認を受けた職員は、二宮柵原総合支所産業建設課主任、矢木産業観光課長の2名であることがわかった。イ、Y新聞記者の確認を受けた職員は、二宮柵原総合支所産業建設課主任、矢木産業観光課長、形井前副町長の3名であることがわかった。 (5)職員の倫理とモラルについて。ア、美咲町職員倫理規程(平成17年3月22日施行)。規程があることは知っているが、内容の理解力に欠けている。イ、美咲町公益通報制度に関する要綱(平成18年3月20日施行)。要綱があることは知っているが、内容の理解力に欠けているということがわかった。 13、調査結果に基づく委員会の判断と意見。 (1)東日本大震災支援活動について。意義ある活動であったと判断できる。 (2)新聞報道にあった宴会と配慮を欠く言動について。宴会ではなく、反省会であった。配慮を欠く言動については、聞こえた人、聞こえなかった人などさまざまである。調査報告では、避難地の方及び関係飲食店の方は、問題ないとのコメントであったなど、委員会としても問題なかったと判断した。 (3)飲酒費用について。すべて自費であり、公然的には問題ないが、このような飲食の場合は、あらかじめ全員の意見をリーダーは聞くなどの取まとめをする必要があると考えられる。 (4)行動に至る経過検証について。ア、Y新聞記者は、一部の言動の事実のみを当町支援参加者3名に確認したのみ。会津若松市現地での取材はなく、町外支援参加者には少数確認のみ。支援活動についての評価記事はなく、うわさと検証なき推測による誇張した記事にしている。イ、新聞社・テレビ局のマスコミ各社の取材に対し、「悪いことは悪い、良いことは良い」と、誘導に乗らず自信ある態度で対応すべきである。ウ、今後は、各マスコミに取材のあり方や行動のあり方について、ペンの重責を知らせる必要があると考えられる。 14、調査事項に対する改善などの意見。 1、執行部の確認報告書では、避難地の方々及び飲食店関係者は、形井前副町長の発言は問題ないとのコメントである。しかしながら、支援に関し、統率者の判断能力の欠如や、支援参加職員を含め職員の公僕たる倫理観の薄さから端を発し、誇大報道され、有意義な支援活動を埋没させたうえに、美咲町の名誉を著しく傷つけ、町民に多大な迷惑をかけたものと言える。 2、今回のような支援活動については、職員だけでなく、民間人を含む多くのものを参加させる体制作りが必要である。 3、火のないところには煙はたたないということわざもあるし、火がなくても煙をたたせるものも存在することも確かであるので、執行部及び議会が原因究明の委員会を設け、それぞれが別々に対応することが美咲町の損失を防止することからも必要である。 4、今回の事案だけでなく、どんな事柄にも多くの側面があり、主張する理由と反対する理由がある。本当はそれらをひとつひとつ吟味しなくてはいけないのに、表情、言葉の選び方、口調など、ちょっとしたことで人の意見は大きく変わる。慎重な言動が求められる。 5、再発防止のためには、風通しのよい職場作り、公務員の倫理の向上、行政機関としてのあり方、報告・連絡・相談の励行が急務と言える、と考えられる。 15、執行部に対する包括的要望事項。 (1)本庁及び支所の管理体制(職務身分を含む)の組織づくり。 (2)公務員倫理公益通報者保護法の周知徹底。 (3)マスコミ取材に対する体制の整備が必要。 (4)再発防止に向けた対応に町長を頂点として職員一丸となり協力できる体制の構築。 16、今回調査費用、41,600円。調査報告書の別紙内訳のとおり。 17につきましては、報告書のとおりであります。 以上が、当委員会に付託されました調査報告書であります。各議員の皆様には、ご意見・ご質疑、多々あることとは存じますが、全て委員会で相談・決定いたしましたことでありますので、どうか深いご理解を賜りますようお願いを申し上げまして。委員長報告としますが、詳細につきましては、議長に提出している報告書をご覧いただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(三船勝之君) ご苦労様でした。以上の震災の炊き出し支援隊活動についての調査特別委員会調査結果の報告を終わります。 ○議長(三船勝之君) 日程第2 只今報告のありました震災の炊き出し支援隊動についての調査特別委員会調査結果についての質疑を行います。 順次質疑を願います。 ◆2番(松田英二君) 議長。 ○議長(三船勝之君) はい、2番、松田議員。 ◆2番(松田英二君) 失礼をいたします。2番松田でございます。今、委員長の方から詳細にわたる報告をいただきました。委員の皆さんには、長期間にわたる審議、大変ご苦労様でした。 ただ私のほうから、2点について確認をさせていただいておきたいことがございます。この百条委員会の設置というものが行われましたのが、4月15日の報道を受けました後、10日間の猶予期間を経て、4月25日に、百条委員会が設置をされました。当初、私はあまりにもことを急ぎすぎたんではないかと、本当に冷静な判断ができているんだろうかということを思い、この時には反対をさせていただいております。そこで、当時のことを振り返りながら質問をさせていただきますが、この調査報告書の内容におきまして、100条調査権をもってあたらなければ調査できなかったというような内容というのはどれにあたるんでしょうか。これが1点。 それから、今後町政上の問題点というものが発生をしたときに、即座に百条委員会を設置するという前例が出来上がってしまったわけなんですが、今後もこうしたような形で100条調査権を付与する特別委員会を設置すべきだとお考えでしょうか。 この2点についてお伺いをしたいと思います。 ◆15番(貝阿彌幸善君) はい、議長。 ○議長(三船勝之君) はい、15番、貝阿彌委員長。 ◆15番(貝阿彌幸善君) 2番松田議員のお尋ねについてお答えをさせていただきます。 まず、1問目の部分で、百条委員会で調査された部分についてはどれかということにつきましては、百条委員会を立ち上げまして、最高の権力を行使しなくても調査ができたということで、委員会にお諮りをしましたところ、その部分については、この調査書の中では、100条の調査ということでするならば、執行部に対して説明資料を求めたということになろうかと思います。 それから、百条が今後についてどうかということのお答えでしたら、私の個人的な見解からするならば、百条というものにつけての設置については、やはりあの時も全協で議論させていただいたかと思いますが、そうした議論を十分に踏まえた上でやっていけばいいんではないかなと思います。 それから、ひとつの、今回の場合で付け加えておきますと、百条が設置されてほんとにどうであったかということにつけては、調査を進めていった段階の中で申し上げましたように、この趣旨の事実確認と再発防止という観点から調査をしていきましたところ、参考人の方がどうも十分にお答えといただけたということで、委員会では、百条でなくても調査ができたのではないかなということはありますけれども、各マスコミさんの部分に報道していただくという観点から、それからもう1つは、町村議長会のほうからのご指導により、再発防止の観点からするならば百条でもいいのではないかということからして、よかったのではないかなというように判断をいたしております。以上です。 ◆2番(松田英二君) はい、わかりました。 ○議長(三船勝之君) よろしいですか。ほかにございませんか。 ◆9番(小島洋征君) 議長。 ○議長(三船勝之君) はい、9番、小島議員。 ◆9番(小島洋征君) 失礼いたします。 8月31日に、この席でいくつかの点について指摘をさせていただきました。また、それに加えて、午前中の全協におきまして、文言の訂正と多くの同僚議員から指摘がある中で、相当の修正をされた報告書というふうになっております。ただ、その中で、31日にも指摘いたしました職員の個人名が相変わらず記載がされておるということ。この点については、参考人として呼んだのだからということで、委員長のほうから載せても問題なかろう、あるいは、委員会の中でもそういうふうに意見がまとまったというふうなお答えでございましたけれども、私は、これは現に慎むべき問題であろうと思います。これが、本当に参考人ということではなく、証人というふうな形で呼ばれたと、あるいは、その席で尋問をしたということであるならば、名前が載るのもいたしかたないかなというふうには思います。ただ、そうであったとしても、31日に申し上げましたように、今回の件は犯罪でもない。また、参考人として呼ばれた職員等につきましては、犯罪者ではもちろんございませんし、また、容疑者でもない。一般にそうしたただ参考人として招致されたものの個人名を実名であげるということは、まず、通常の見識ある機関であれば、名前は載せないというのが一般的な考え方であろうと思います。したがいまして、この個人名をここに掲載していることについては、断じて許されるべき問題ではないというふうに私は考えております。これが1点。 それから、後ろのほうになりますけれども、一応、Y新聞社、T氏というふうに実名はここでは消されております。けれども、実名を消してことがすむという問題ではなかろうと思います。つまり、直接話しをしたことがないY社の新聞記者、Tさん、この方たちから直接調査をしないのに、委員会の自己判断として報道に問題があったというような表現をこの報告書に載せることは大いに問題がある。このことは、午前中の全員協議会でも、他の同僚議員からも発言がありました。この部分は削除すべきではないかと。けれども、これは削除ができないということで、この報告書には載せられているわけですけれども、やはり、他者を批判する以上は、批判する自らが襟を正して、批判する側より以上の緊張感をもって問題に望むべきでありますし、それがない限り、妥当な答えには行き着かないだろうと思います。 私、時間もない中でこの報告書を読ませていただく、また、いくつか新たに指摘を加える、その中で、やはりだめだなという印象を持っております。というのは、やはり、自分の足を運んで調査をしていないということが決定的に問題です。百条ということを名乗るのであるのならば、例えそれが初めての経験でありわからないところがあったというふうに言われたとしても、それは、事後における言い訳でしかございません。すでにその時点で、百条の自覚がなかったんだと、自覚がないままに立ち上げてしまったというふうに判断せざるを得ません。 ですから、改めてこの席で申し上げます。この報告書の中で言いますと、13のところ、調査結果に基づく委員会の判断と意見という中で、(4)の報道にいたる経過検証についてはという部分。最低限ここは削除しないと報告書としては認められません。 また、合わせて、結論につきまして、最後の調査事項に対する改善等の意見という形で、5項にわたって記録がなされておりますが、とりわけ、こんなことが報告書に載っていいのかなというふうに思えるのが3と4。1と2は、まず、この全体の報告書の中でも、一番まとまりのある、いい文章になっていると思います。3と4。これは、端的な言い方をさせていただきますが、蛇足です。 大きく分けて個人名を記載したこと、全員協議会において、1人のみならず報道機関に対する記述の部分は削除すべきという声があったにも関わらず、そのまま掲載している。その考え方について説明をお願いしたい。以上です。 ○議長(三船勝之君) 15番、貝阿彌委員長。
    ◆15番(貝阿彌幸善君) はい、議長。 小島議員の質問につきましてですが、そうしたことについては、我々は委員会として事実の調査を行い、それによって報告書を作成させていただいております。だから、事実に基づいたものを載せておるということですので、削除をということには当たらないと思います。 それから、職員の実名ということについておっしゃっておられることにつきまして、他の議員さんからは出ておりませんし、我々委員会としても、こうした調査に基づいては、姓のみ載せさせていただいております。そうしたことで、委員会として十分に協議した結果、よかろうという判断のもとにそういうことに至っております。 それから、第三者的な方々につけましても、いわゆる確認中に実名が出たことでありますけれども、忠実に報告をしたんですが、フルネームは控えさせていただいておりますし、ご指摘をいただいたように訂正もさせていただいておりますので、ご理解をいただきたいと思います。 14の3と4についても、こうしたことが見受けられるということから委員会のほうでも意見を付したという、蛇足だという言い方をされておりますけれども、委員会としては、このように協議をして決めております。 ○議長(三船勝之君) 他にございますか。 ◆8番(山本宏治君) 議長、8番。 ○議長(三船勝之君) 8番、山本議員。 ◆8番(山本宏治君) 8番山本でございます。午前中の全協の中で、今回の問題につきまして、るる発言があり、いろんな意見を交わしたところでございますが、この本百条委員会の趣旨のとおり、町民の皆様に幅広くお知らせするということであれば、本会議場で再度お聞きしなくてはならないのではないかと思っております。まして、貝阿彌委員長は、先般、一般質問の冒頭に、この壇上に何遍も立って孫が喜んだというもの報告されました。今日も、家で見ながらお孫さんも喜んでいるものと思っておりますが、私は、そのとき感じたのは、我々は、議場で議論している中で、確かにそのことは各家庭であると思いますが、まさか、本会議場で発表されるとは思わず、少し残念に思っております。我々議会人も皆さん同様、町民の方に知らせるというのが、この本会議、また、告知放送、議会広報等々で、皆さんにお知らせしておりますが、タイムリーな報告は、この本会議場だけだと思っております。その辺を考えていただき、質問に入らせていただきます。 まず、この百条委員会の立ち上げに対しましては、いろんな意見がありました。そして、先ほども、松田議員からもこの百条委員会の立ち上げについての経緯が説明されたと思います。私も、この百条委員会の設置については、異議があるということで申し上げてきました。そして、いろいろな人の意見の中にも、なぜ百条委員会なのか、なぜそれをしたのか。先般、8月31日の本会議の当初で、この件につきまして、当初から、私は述べさせていただいたと思います。しかし、この告知放送、また、このみさきネットで見られてない方、わからないところもあると思います。そして、新聞報道等で出してはおりますが、ご理解していただける方、また、してない方、知らない方、たくさんおると思います。先ほどの全員協議会の中でも、私は質問させていただきましたが、今報告書の中に、本当にこれが再発防止の文言なのか、お聞きしたと思います。あまりにも、報道関係者に対する関連が多く、再発防止に向けた文言は一部しかない、と指摘させていただきました。 先ほど、委員長の中の報告にございませんでしたが、もしよろしかったら、委員長少し内容を読ませていただいて結構ですか。 ◆15番(貝阿彌幸善君) はい。 ◆8番(山本宏治君) 委員長の許可をいただきましたので、ページ数は打っていませんが、この中に先ほど委員長報告にはありませんでしたが、支援参加された方のコメントが載っております。その中に、参加者の現地での夕食についての自分自身の気持ちは、という中に、トップバッターに悪いことは一切していない。飲酒を反省している。認識が甘かった。行き過ぎは一切していない。また、今回の騒動について一番悪いと感じるところは、というところに、内輪のことが第三者に取り上げられ町に迷惑をかけた。新聞報道に至った経緯が悪い。職員・町民から批判を受けたことが辛い。騒ぎになったことは反省している。認識の甘さ、新聞報道に至った職員としての倫理も同じくらい悪い。そして、参加者の職務倫理についての自分自身の考えは、その後には、全員モラルに反していない、このようなことにならないよう職員の体制の強化が必要だ。噂で行政が混乱してはいけない。公務員としてのモラルが薄かった。帰ってからの発言が、配慮が足りなかった。というような報告書があります。先ほど、委員長報告では、ここは省いております。 私は、今回の4月25日のこの決議につきまして、趣旨は、職員の炊き出し支援に対する職員の行動に関する事項の調査であるということを決議したと思います。そして、その中で、再発防止といわれる今回の調査内容の中で、職員のモラルがここまで低下しているのかなという意識を感じました。全員が、今回のことについて、私は悪いことを一切していない、とういうことであれば、当初全員協議会の中で、私はいうべきであり、報告すべきであったと思うし、町長のほうには、そのことを報告されているのか、私は聞いておりませんが、再発防止の前に、このことを聞いたときに、委員さんはその職員に対し、支援参加職員に悪いことは一切していないならなぜ処罰を受けたのか、その辺から聞かれたのですか。まずもってそれをお答えください。 ○議長(三船勝之君) はい、15番、貝阿彌委員長。 ◆15番(貝阿彌幸善君) 山本議員の質問でありますけれども、このことは事実を調査したものを記載しております。それから、処罰ということについて、一切悪いことをしていない、これは、悪いことをしていないというのは、法的に悪いことをしていないということを皆言われておりました。倫理的にと。それから処罰についてということについては、いわゆる、騒ぎになったということの過程はどうであれ、結果がこうであったからということで処分をされたということですので、そのことについては、職員の方は何もおっしゃっておられませんでした。以上です。 ○議長(三船勝之君) 8番、山本議員。 ◆8番(山本宏治君) 議長。 ○議長(三船勝之君) 8番、山本議員。 ◆8番(山本宏治君) 百条委員会の中で、調査権が与えられる中で再発防止をうたっているのであれば、法的に悪くないという職員の判断があるんであれば、調査する必要もないと思います。ですから、再発防止に向けた参考人招致の中で、私はもう少しその辺も理解も示さなければならないが、職員に対して、一切悪くないような感覚があるのが1番残念です。この件につきましては、今報告のあったとおり、法的にないんであれば今回の件は、当初から言っておりますが、モラルのことでこういった状態になってきたと思います。ですから、法的に私も8月31日に報告したと思いますが、刑事責任もなければなんでもない。ただ、モラルに反しているんではないかというとこからこういった問題に発展してきたと私は質問したと思います。ですから、そうした面で、残念であり、本当に職員がこれから大丈夫なのかなと、飲んだのがなぜ悪いんだと。 先ほどの同僚議員の中から、やはり、支援参加のトップに副町長という方が参加されております。やはり私も感じましたが、同僚議員が言われたように、やはり、職員、いわゆるサラリーマンとは言いませんが、公務員として、副町長がおいこっちに行こうと言ったら、やはりなかなか逆を向いては行けれないもので、その同僚議員が言った言葉に真実がある。おそらくここで質問をされないと思うんで、私は、全協の中の1コマを報告させていただきますが、やはりそうした面で、副町長も、自分も反省し、全責任を負って苦渋の選択をされたと思っております。ですから、先般も私は申し上げましたように百条委員会をするんであれば、そこまで再度再任する意思を持って百条まで立ち上げられたんですかという質問に、委員長は、それは本人が出したもんだからと言われたと思います。しかし、その辺も残念でありますが、せっかくいい副町長で頑張っていただいただけに、そうした中で、ひとつの案件でそうした状態になりました。そこで、議長のお許しが得られるのであれば、町長のほうにもひとつご質問をしてみたいと思います。先ほどの全員協議会の中で、本百条委員会の設置にあたっては、執行部、定本町長からの要請があったのか。これが1点。そして、私は、先ほど小島議員が言いましたが、報道機関に対する検証の中で、ペンの重責、これをマスコミ取材のあり方の報道について知らせる必要がある。それでは、委員会としてどういった知らせ方をするのですかとお尋ねをしましたら、それは、執行部の定本町長がやられます。そういう答弁でありました。もし、議長、お許しが得られるなら、町長の登壇をして、この2点について答弁をお願いしたいと思います。 ◎町長(定本一友君) 議長。 ○議長(三船勝之君) この件について、委員長からまだ我々に正式に報告してないですけれど、町長もちょうど行っておりますが、今、ざっと読まれて、今、山本議員が言われたようなことにご答弁できますか。 ◎町長(定本一友君) はい。 ○議長(三船勝之君) 定本町長。 ◎町長(定本一友君) はい、まず1点でございます。百条委員会を私が要請をしたということでございますけれども、それにつきましては要請もいたしました。真相究明をしてほしいということが第1点でございます。それから、ペンの力の重責ということにつきましては、世間でも言われておるとおりでございまして、ペンの力は、私は重責だと思います。しかし、そういう意味で、4月15日の新聞に「炊き出し支援後宴会」という見出しが載りました。私もこれを見てびっくりしました。それで、すぐ職員を2人現地のほうに派遣させていただきました。というのはですね、ラーメン店におきましてそういう事実があったかないかということを、事実を確かめんといかんということでですね、職員を2人派遣させていただきました。そして、文章で回答をいただいておるところでございますけれども、その中におきましては、さしたる支障もなかったというような回答でございました。それからですね、次の日の反省会におきましては、あまりにも人が多いかったということでございましてですね、岡山から炊き出し支援に行って後反省会をした連中のですね、行動についてはですね、人がたくさん出入りされたもんですから、そういう意味で確かめることができなかったというような回答でございました。まあ、そういうことでですね、昨日も幹部会で申し上げさせていただきました。ものを喋るときには慎重に喋らんといかんということで、いったん口から出たことはもとには戻らんということでございますんでですね、そういうマスコミ対応につきましてはやはり時間をおいて、じっくり考えて、そしてまた上司に相談して、それから対応してほしいというようなことも申したところでございます。以上でございます。 ○議長(三船勝之君) 他にございますか。 ◆8番(山本宏治君) 議長、8番。 ○議長(三船勝之君) 8番、山本議員。 ◆8番(山本宏治君) 今、町長のほうから答弁をいただきまして、百条委員会を立ち上げてくれと、百条委員会か特別委員会かは、町長は百条と言われたのかもしれませんが、要するに、真相究明をしてくれということだったんだと思います。それはいいとして、今のこの先ほどの委員長報告の中でも、やはり私は、職員の危機管理ができてない、といいますのが、先ほど委員長報告の中にもありましたが、美咲町の職員倫理規定、この内容の理解力に欠けているというような報告文書ですよね。このこと自体が、先ほどから言います、本当に再発防止で今回審議されるんであれば、こういった点をもっともっと追求してこの報告書に書いていただくべきではないかと、先ほど全員協議会の中でも、全体の中の委員会報告の中は、大変失礼ですが、今町長が言われた、宴会についての調査権だけですよ。それは、やはり再発防止あるならば、先ほども私が言いました、旭支所で長寿祝い金がなくなり、また、本庁の教育委員会でも現金が机の中に何年も保管されていた、書類不備、こういうことは棚において、見出しの宴会だけがなるんであれば、私は、百条委員会の最たる再発防止をどこに訴えているのか理解しにくいところでございます。 とりわけ町長も、また、職員も5ヶ月、また1ヵ月等々の減額処分を受けております。この中で考えれば、まったく悪くない、そうした考えでこられるんであれば、町長にも還付してあげたり、職員の罪も解く、これは無理でしょうけど、本当に百条委員会で現場に行かず、執行部の報告だけ聞き、そして、先ほども全協でお聞きしましたら、蒜山のすいとん会にお聞きしようと思ったら、そういう面倒なことはやめてくれ、岡山県庁もそういう問題に入りたくないというような報告でした。やはりこれが百条委員会の重みだと思います。これが単なる特別委員会なり、なんとうちでこういうことがあったんじゃけどちょっと教えてくれんかなという言葉と、この百条委員会調査特別委員会の設置の後、そうしたことをされるということについて、やはり、そういう同行をされた他の蒜山すいとん会、県庁の職員、おそらく迷惑だと思います。ですから、そこら辺をきちっと報告書の中に、蒜山すいとん会は答えたくない、書いたら結構じゃないですか。アンケートとった調査報告は別表ですというんではなく、蒜山やきそばすいとん会は、この件にはタッチしなくない、この中に一部コメントがあっても、私はいいんではないかと思います。 岡山県庁の職員、先般、また、金谷議員が聞かれるのかもしれませんが、美咲町の副町長、また、固有名詞を出していいのかわかりませんが、その次の矢木産業観光課長が、県と反省会をするとどちらが言い出したのか、あのときも曖昧な答弁でした。やはり、百条委員会であれば、その辺もきっちり報告書に必要だと思いますよ。どちらが言ったかわからん、そりゃまあ、執行部の2人が福島県に行って調査をしてきて、Y新聞社は行ってないけん、おまえらあ適当に書いとんじゃがな、そして、そのことを全員協議会で申し上げたところ、委員長は、議員必携の中から百条委員会のやり方ということについて、報告がありましたが、やはり、現場を踏んでいただくことが私は一番ではなかったかなと思っております。執行部が2人福島に行くんであれば、委員会の2人でも、3人でも同行されたら現実がよくわかるのに、私はそのことを聞きたいと思います。 ◆15番(貝阿彌幸善君) はい、議長。 ○議長(三船勝之君) 15番、貝阿彌委員長。 ◆15番(貝阿彌幸善君) 山本議員の質問ですけれども、議員必携等々を勉強しながら委員会を開催し、その中でやっていったという中で、そうした参考資料で十分足りるんであればいいということも書かれており、そうしたことを委員会で諮り、委員会では十分この調査報告書でわかるんではないかということで理解をしました。それから、1点だけ山本議員が言った2人でも3人でもついて行きゃあええんじゃないかという部分については、悲しいかな、特別委員会を立ち上げる前に調査をしてきておった調査書が送られてきたのがかなり後であったというようになっておりますので、その部分についてはご理解を賜りたいというように思います。以上です。 ○議長(三船勝之君) はい、山本議員。 ◆8番(山本宏治君) 今の随行については、私の早とちりで立ち上げる前に行かれた、立ち上げから、立ち上げても行かれてもよかったんかなと。県庁には、三船委員と貝阿彌委員長、真庭市には、三船委員と岩野委員。委員長、この2件についてご報告を受けておると思いますが、調査結果を教えてください。 ◆15番(貝阿彌幸善君) はい、議長。 ○議長(三船勝之君) 15番、貝阿彌委員長。 ◆15番(貝阿彌幸善君) はい。調査結果につきましては、アンケート調査を送り返していただいておりまして、県庁の方は、2名とも送り返していただきました。それから、蒜山焼きそばさんにつきましては、そこに記載しておりますとおりの返りであります。それから、アンケート調査についてありましたのでちょっと報告をしますと、〇×式で回答いただいております。その中で、自己紹介と活動状況を報告し反省会を実施した、については、必要であったという方、必要でなかったという方、わからないという方があります。それから、食事をしお酒を嗜みながら交流と親睦を深めた、には、よかった、よかった、わからない、わからない、わからないなどの結果であります。それから、新聞報道では反省会を宴会と表現されていますが、これについては皆さん、そうでない、わからないという回答です。それから、新聞社との接触はありましたか、というのには、1名の方がありました。一連のことについて確認されました。取材済みの内容についての裏付けだったようです、という答えが1人だけです。あとは皆ありませんという回答でした。よろしいでしょうか。 ○議長(三船勝之君) なんかありますか。8番山本議員。 ◆8番(山本宏治君) 私は、今のデータを見ていませんし、報告していただいてよかったかなと思いますし、Y新聞社も蒜山すいとん会には、1名だけの接点があったということだけですね。といいますのは、それ以前に、私がほんとは聞きたかったのは、三船委員、また、貝阿彌議員が県に行かれたときに、どういうふうな県の職員の対応だったか、また、三船委員と岩野委員が真庭市に行かれた、そのときに、相手の方がどう言ったのかをおそらく委員会で報告しておると思います。 ◆15番(貝阿彌幸善君) 依頼をして。 ◆8番(山本宏治君) アンケートだけですか。書いただけですか。 ◆15番(貝阿彌幸善君) はい。 ◆8番(山本宏治君) ああそうですか。せっかく行かれたんですから、調査していただきたかったと思いますが。 ◆15番(貝阿彌幸善君) お願いをしたんですけど、答えてもらえなんだということです。 ◆8番(山本宏治君) ですから、先ほど聞いたように、相手は嫌がっとんだなというような気持ちがわかると思います。そして、先ほど町長も言われましたが、マスコミ報道については、きちんとした対応でなければいけないということですが、先ほどの全協の中でも問題になりました本百条委員会のいち早い報道がテレビに出た。そして、我々に先に配られるべき資料も報道関係のほうが先にいただいていた。この件については、先般も申し上げましたが、議長自体がそういった報道があったんで、私の判断でマスコミには配った。これについては理解できますが、やはりそういった扱いも先般も言ったと思いますが、町長も職員にしながら、我々もそういった点で気を付けて行かなければならないなと。しかし、マスコミもプロでございます。そうした流れをくむのは早いと思いますんで、町長もこれから職員に幹部会議等で言われると思いますが、我々も気を付けなければいけないないんだなと思っておりますし、先ほど執行部の報告でもありましたが、先般の柵原でのスクールバスの事故の対応についても、いささかバラバラであったなという報告がございました。やはりこうした面で、今こういう百条委員会を開いている中で、そのときの教育委員会の対応がバラバラであったという指摘がある以上、私は再度認識を深めていただきたいということを要望して質問を終わります。 ○議長(三船勝之君) では、回答よろしいですか。 ◆8番(山本宏治君) よろしいです。 ◆15番(貝阿彌幸善君) 議長。 ○議長(三船勝之君) はい、15番、貝阿彌委員長。 ◆15番(貝阿彌幸善君) 今、山本議員からの質問ではない、山本議員の思いを言われたと思うんですが、報道についてのあり方という部分については、私も同感であります。ですから、議員そのもの我々も当然そういう思いも含めた部分での報道に対するいわゆる取材とかについてのあり方であるとか、対応の仕方であるとか、すべてのことであろうかと思います。それから、山本議員に言われましたことにつきましては、我々の十分全協の中で議論を重ねていかなければならない部分が残っておるかなと、この問題とは別個の部分であろうかというように思いますので、それについては、今後十分に協議・議論を重ねていけばいいんじゃないかというように私も思っております。以上です。 ○議長(三船勝之君) 山本議員、私が補足しときたいんですが、先ほど、まあ本町職員より外部の参加者の皆さんが関わりたくないというのは、百条委員会だから関わりたくないということではない。要するにこの人たちも本町職員と同じような炊き出し活動をしてこられた人です。そのことがあのような新聞報道をされたということは、内容を見たらですね、その参加者の皆さんは、これは美咲町の職員が外部に漏らしたということを直感したということですわね。だからそういう美咲町さんと関わりたくないと、こういう意味での関わりたくない、ですから、そこを我々の議会に免じてですね、お話を聞いたということであって、決して百条だから関わりたくないということじゃないということだけひとつはっきりご認識いただきたいと思います。 ◆8番(山本宏治君) 議長。 ○議長(三船勝之君) はい、8番、山本議員。 ◆8番(山本宏治君) 私は、さっき三船委員、貝阿彌委員長が県に行ったり、三船委員と岩野委員が真庭市に行ったと、そのことの報告書があったんじゃないんですかというのを聞いただけです。ですから、今議長が言われたように、私は憶測でさっき言いました100条委員会だから関わりたくないんじゃないかと。だけど、さっき貝阿彌委員長はアンケートを持って行っただけでしたよと、今議長が言われたのは、そういう新聞に出たから関わりたくないんだと、私はその言葉を聞きたかったんです。何もアンケート調査の中身はいいんですよ、もう。 ◆15番(貝阿彌幸善君) それは、課長からお聞きしてる、課長のほうへあったことでしょう。議長。 ○議長(三船勝之君) 関わりたくない理由はわかっていただけましたな。 ◆8番(山本宏治君) わかりました。 ○議長(三船勝之君) それでいいです。 他にございますか。 ◆12番(日神山定茂君) 議長、12番。 ○議長(三船勝之君) 12番、日神山議員。 ◆12番(日神山定茂君) それじゃあ、一応本会議場で委員長に質問させていただきたいと思いますが、今回は事実調査を実施し、再発防止に向けてということで、百条委員会が設置をされました。で、報告の中にですね、調査報告の中では、避難地の方及び、関係飲食店の方は問題ないとのコメントがあったなど、委員会としては問題もなかったという報告もありました。が、私は、調査事項に対する改善等の意見というとこにですね、統率者の判断能力の欠如や、支援参加職員を含め、職員の公僕たる倫理観の薄さ、というこの1点だろうと実際は思うんです。その中で、執行部に対する要望というか、その14のところに項があるんですが、この中に、公務員倫理が2番目に書いてあるんです。で、やっぱり1番には、本庁及び支所の管理体制の組織作りということで書いてあるんですが、この要望は一般的な行政運営に対してということでなくて、今回のことに対してということだろうと思うんです。だからその辺でどうも問題点が全体の報告の中でも、報道を含めて伝わり方うんぬんという項が多いです。だから、やっぱり、本当に大切なのはどこなのかというのが報告の最後の項のところにきちっと明記されてないような気がするんですが、何が大切か、何が重要かという部分をですね、委員長、この報告をされましたけど、その部分について答えていただきたいと思います。 ○議長(三船勝之君) 15番、貝阿彌委員長。 ◆15番(貝阿彌幸善君) 日神山議員の質問にお答えします。15番というところへ包括的要望事項、これが文章は短く少ないですけど、これが1番大きな部分で、ただ、1番と2番というのは職員なり管理者からお聞きしとって、こうしたことが欠如しとるから起きた部分が大きいのではないかということで、このようにあげさせていただきました。 ○議長(三船勝之君) 納得いきましたか。 ◆9番(小島洋征君) 議長。 ○議長(三船勝之君) 9番、小島議員。 ◆9番(小島洋征君) 失礼します。先ほどの午前中の9時半から12時過ぎまで全員協議会でいろんなやりとりがあって、つくづく思うのが、結局、百条委員会の設立に反対した人、また、賛成した人、この基本的な認識が違うんです。だから、議論がなかなかかみ合わない。同じ文言の表現にしても、その解釈の仕方、理解の仕方、あるいは主張の仕方、それぞれ違うということで、なかなか話しがかみ合ってこないんですが、今回、先ほど、まあ初めてのことなのでということで、全協でも出ました。必ずしも、百条委員会でなくてもよかったんじゃないかなというような意見を申し上げられた委員の方もおられます。そういうこのことの中で言うならば、私も改めて百条委員会をもう1回開催されて全部廃棄処分にして、まったく新たに書き直してそのことを端的な言葉で表現して、改めてこの本会議場に提出されたらいかがですか。少なくとも、私は、やはりここに職員の個人名が相変わらず掲載されておる、どんな理由を申し述べられましても、これには一切承服することはできません。この問題は、全員協議会でも申し上げましたように、公文書として、3年、5年残ります。また、この結果報告については、告示行為もなされなければなりません。議会のホームページにも乗ります。そのときに事情を知らない人がこの個人名を見たときに、どういうふうに読みとられるか、想定はできないと思いますよ。後々この人たちが、何かの機会に白い目で見られることは大いにありうることです。姓だけを載せているとか、名前は削ったからというような問題じゃないんですよ。そこのとこの認識を改めてお聞かせいただいた上で、この報告書そのものを全面的に書き換えるというお考えがあるのか、ないのか、説明をお願いしたい。 ○議長(三船勝之君) 15番、貝阿彌委員長。 ◆15番(貝阿彌幸善君) これは、8日の日も委員会を開催して、話しを十分にいたしております。委員会で報告書を作成しております。あなたの意見はそうであるかと思いますが、皆さんのご意見もお伺いしていただいて決定をしてもらいたいと我々はそのように思います。私はそのように思います。この報告書を没にするとかいう考え方はありません。 ○議長(三船勝之君) 他に質疑ございませんか。 ◆1番(金谷高子君) はい、あります。 ○議長(三船勝之君) 1番、金谷議員。 ◆1番(金谷高子君) 1番、金谷です。私は百条委員会には入りませんでした。なぜかというと、炊き出しの問題で新聞報道に載った時、私たち議員は急きょ招集されました。そのときの報道を見たときには、ああ本当に現地も見ておりませんし、その新聞だけが頼りの、そのときは、全員協議会でございました。ああ、こんなことをしたのかという、行かれるときにはほんとにあの悲惨なところに行かれるのかなという思いの中で、私たちは炊き出しに行かれる方を送り出しました。 ところが、帰って少し経ってからでしたよね。新聞報道が出た。それで召集されたということでありました。あんな事態のところでほんとにあんなことができたのかなと思いましたけれど、行かれましたところはああいう被災地の被害にあったところではなかった。ほんとに自然の美咲町のようなところに行かれて炊き出しをしてこられたということでした。その後にお酒を少し飲んだというようなことが載っておりました。そのときに皆さんもご存知のように、美咲町が本当に前副町長のことでほんとに私のところにもいろんなお電話がありましたし、皆さんのところにもそういうことはたくさんあったんではないかなと思いました。そのときに、副町長も辞任するということで、辞められていかれました。 その後に、百条委員会を立ち上げながら、何を調べていくのかなと、私はそのとき感じました。そして、そのとき議長もおっしゃったのは、再発防止に百条委員会も立ち上げていって、真相を究明していきたいんだというようなお話しの中で、ずっとほんとに長い間この資料もいただきまして、十何回の間の中、いろんな事実を調べられてきたかと思います。まあ、調べたこの結果をいただきましたけれど、ほんとに職員の倫理観の問題、また、報道の方の問題ということが載って、ほんとにこれが百条委員会でするべきだったのかなと、このように思っています。これは特別委員会でもほんとにこれぐらいの事実の究明だったらできたんではないかなとこのように今思っているところであります。私のこの資料の中を見て感想を言わせていただきました。以上です。 ○議長(三船勝之君) 答弁いりますか。 ◆1番(金谷高子君) 答弁はよろしいです。 ○議長(三船勝之君) 質疑だけど、答弁が今のだったらいらんでしょう。いりますか、答弁。 ◆15番(貝阿彌幸善君) はい、議長。 ○議長(三船勝之君) 15番、貝阿彌委員長。 ◆15番(貝阿彌幸善君) 金谷議員さんの答弁はよろしいということなんですけれども、100条の立ち上げについて、ということでおっしゃっておられたことについては再三再四いろいろと反省なり、いろいろとしておると思います。このことについては、今後十分にそうしたことをお互いに話し合っていけばいいんじゃないかと。ですから、そういったことを全員協議会の中で十分に議論をしていきたいというようには、また別のとこでやらせていただければいいんじゃないかなというように思いますんで、そのようにご理解ください。 ○議長(三船勝之君) それではこれで、議案に対する質疑を終わりたいと思いますが、よろしいでしょうか。            〔「よろしい」と叫ぶものあり〕 ○議長(三船勝之君) それでは、日程第3 震災の炊き出し支援隊活動についての調査特別委員会の調査を終了し、付与した地方自治法第100条第1項などの調査権を取り消す件についてを議題とします。 震災の炊き出し支援隊活動についての調査特別委員会調査は以上で終了することにいたしたいと思いますが、賛成の方の挙手を求めます。 ○議長(三船勝之君) 10対5、挙手多数と認めます。よって、震災の炊き出し支援隊活動についての調査特別委員会の調査を終了し、付与した地方自治法第100条第1項などの調査権を取り消すことに決定されました。 ○議長(三船勝之君) 以上で、本日の日程は、すべて終了いたしました。今後の日程につきましては、明日9月16日から9月19日までを休会とし、9月20日午後2時から会議を再開します。本日は、これをもって散会といたします。            (午後3時25分)...