○
議長(
伊澤誠)
産業建設常任委員会委員長からの
報告についての
質疑を行います。
質疑はありませんか。 井上
議員。
◆17番(井上邦男) 今、工業団地の
廃止ということをちょっと耳にしたんですけど、
委員会のほうでそれで納得して言われとんかどんなんか、それと今後どういうふうにするんか、ちょっと教えていただきたいと思います。
○
議長(
伊澤誠)
竹本委員長。
◆
産業建設常任委員会委員長(
竹本寛) 工業団地推進室の
廃止について回答させていただきます。 12月に工業団地を民間主導へ方針転換することになりましたということで、6年度からは工業団地推進室は
廃止ということでありました。これについて、
委員会で委員のほうからは特に
質疑等はございませんでして、このまま
原案可決となりました。今後、この工業団地推進室の
職員につきましては、産業建設部へ配属というふうに聞いております。 以上です。
○
議長(
伊澤誠) 井上
議員。
◆17番(井上邦男) するとほんならもう
浅口市は、よそから工業の誘致はもうしないことと思うていいわけですか。
○
議長(
伊澤誠)
竹本委員長。
◆
産業建設常任委員会委員長(
竹本寛) 執行部のほうからは民間主導ということで、データの
提供等の協力はいたしますが、市としては、主体として民間に任すという回答でありました。もし、補足があれば執行部のほうからお願いしたいのですが、いいですか。
○
議長(
伊澤誠) よろしいですか。 倉田
産業建設部長。
◎
産業建設部長(倉田裕史) お答えいたします。 先ほど
委員長からの
報告にもありましたとおり、
浅口工業団地2期
事業につきましては昨年12月の議会でも答弁させていただきました。市主体ではなく、民間主体による開発に移行するという説明をさせていただきました。
議員から御質問のありました工業団地推進室の仕事、企業誘致等々の仕事については、これは市として、市の発展に非常に重要な業務であると認識しております。引き続き、産業建設部内で対応していくということで考えております。 以上でございます。
○
議長(
伊澤誠) よろしいですか。 ほかにはございませんか。 〔「なし」の声あり〕
○
議長(
伊澤誠) これで
質疑を終わります。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○
議長(
伊澤誠)
日程2、
議案の討論・採決を行います。
議案番号順に討論、採決を行います。 この際、
議案第2号
浅口市行政手続における
特定の
個人を識別するための
番号の
利用等に関する
法律に基づく
個人番号の
利用及び
特定個人情報の
提供に関する
条例の一部を改正する
条例についてから
議案第7
号浅口市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の
運営に関する
基準を定める
条例の一部を改正する
条例についてまでを一括して討論を行います。 討論の希望はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○
議長(
伊澤誠) ないようなので、採決に入ります。
議案第2号から
議案第7号までは
委員長の
報告のとおり
原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○
議長(
伊澤誠) 御異議なしと認めます。よって、
議案第2号から
議案第7号までは
原案のとおり可決されました。
議案第8
号浅口市
介護保険条例の一部を改正する
条例についての討論を行います。 ここで6番沖原有美
議員から反対討論の通告がありましたので、これを許可します。 沖原
議員。
◆6番(沖原有美)
議案第8
号浅口市
介護保険条例の一部を改正する
条例について、反対の立場で討論に参加します。 この改正は、
令和6年度から
令和8年度まで市の介護保険料を月額5,500円から5,900円に引き上げるもので、年間4,800円の負担増となります。非正規を中心に現役世代では賃金がなかなか上がらない中、物価高騰で生活費がかさみ、さらに子供の
教育費などの負担も重くなっています。また、年金生活者の暮らしも大変で、この介護保険料が上がれば、さらに生活苦に陥ることになります。 また、2024年度の介護保険制度改定では、介護保険サービスの
利用者負担を一定の所得がある場合の2割から3割負担の対象者を拡大することなども検討されており、介護サービスの
利用控えで、保険あって介護なしの状況がさらに深刻化するとも言われています。 今回は、要介護1、2における総合
事業への移行やケアプランの有料化など、そういった改定は見送りになりましたが、今後も引き続き議論され、負担が増える場合もあります。少子高齢化が進んでいる中でも、市民の皆さんが安心して暮らせるようにすることが地方自治体の役目だと思います。市の介護保険料を引き上げないよう
議案第8
号浅口市
介護保険条例の一部を改正する
条例について、
議員の皆さんの御賛同をお願いいたしまして、反対討論とします。
○
議長(
伊澤誠) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○
議長(
伊澤誠) ないようなので、討論を終わります。 採決に入ります。
議案第8号は
委員長の
報告のとおり
原案を可決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
議長(
伊澤誠) よろしいです。 起立多数と認めます。よって、
議案第8号は
原案のとおり可決されました。 この際、
議案第9
号浅口市
指定地域密着型サービスの
事業の人員、設備及び
運営に関する
基準を定める
条例等の一部を改正する
条例についてから
議案第11
号浅口市
空家等対策協議会条例及び
浅口市
空家等の
適正管理に関する
条例の一部を改正する
条例についてまでを一括して討論を行います。 討論の希望はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○
議長(
伊澤誠) ないようなので、採決に入ります。
議案第9号から
議案第11号までは
委員長の
報告のとおり
原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○
議長(
伊澤誠) 御異議なしと認めます。よって、
議案第9号から
議案第11号までは
原案のとおり可決されました。 次に、
議案第12
号浅口市
給水条例の一部を改正する
条例について、桑野
議員、沖原
議員から修正案が提出されております。 修正内容についてはお手元に配付しておりますので御覧ください。 修正案について提出者より提案理由の説明を求めます。 桑野
議員。
◆13番(桑野和夫)
議案第12
号浅口市
給水条例の一部を改正する
条例に対する修正案について、修正内容と提案理由について説明をさせていただきます。 この改正
条例中、第2条の
水道事業所の所在地を鴨方町から金光町に改める改正規定と第3条第6号中及び第45条第2項中ただし書中の厚生労働省令を国土交通省令に改める改正規定は問題がないと考え、残します。その上で、修正する内容は水道料金の値上げを避けるため、第31条の改正規定及び別表の改正規定を削り、附則を改めるものであります。 次に、提案理由であります。なぜ、水道料金の改正いわゆる値上げに反対をするかでありますが、理由を4点申し上げます。 まず第一には、値上げが市民の暮らしを直撃するからであります。最近の異常な物価高騰で多くの市民の暮らしは明日が見えないほど影響を受けております。こうした中での水道料金の値上げは、生活苦にさらに追い打ちをかけることになるからであります。 私は、市民への負担を避けるため、財政調整基金の活用を提案しております。今、市の財政調整基金は約60億円ありまして、人口1人当たりの金額を計算すると、近隣の市町では極めて高い水準であります。また、
一般論として、この財政調整基金は標準財政規模の10%から20%あればよいとされております。
令和3年度の
浅口市の標準財政規模は約98億円であり、その20%だとしても19.6億円あればよいとされております。
水道事業運営審議会に提出された資料を見ますと、算定期間10年間で、安定経営のためには8億6,000万円足りない。このようにしておりますから、財政調整基金の15%弱を
利用すれば、少なくとも10年間は値上げをしなくて済むことになります。
一般質問で、財政調整基金を
利用することへの是非についての質問がありました。
浅口市財政調整基金
条例には、基金の処分についての規定があり、第1条には経済情勢の著しい変動等により著しく財源が不足する場合において当該不足額を埋めるための財源に充てるとき、第3号には大規模な土木その他の建設
事業の経費、その他やむを得ない理由により生じた経費の財源に充てるときには
利用できると規定をされております。今回の水道料の件については、私は当然財政調整基金を
利用することができると思っております。 次に、2点目でありますが、能登半島地震が起こり、水道管の老朽化の弊害等が取り上げられており、
浅口市でも急がれるという議論がありました。当然、急がれると思います。昨年12月の私の
一般質問でも耐震化や老朽化の対策を否定したことは一切なく、むしろ今の
職員数で計画どおりできるのかと心配したほどであります。また、国が耐震化を求めるのであれば、それは十分国によって補助をするべきであります。 そして、3点目であります。今回の料金改定の16%のうち8%分については、市は国の物価高騰対策交付金を使うとしております。市民の負担を抑えたいという気持ちは分かりますが、そもそもこの交付金は物価高騰に苦しむ市民の暮らしを改善するためのものであります。市が自ら物価高騰につながる水道料金の値上げをしておいて、その穴埋めにこの交付金を使うことは本末転倒と言わざるを得ません。 最後に、4点目でありますが、
水道事業は独立採算が原則といいますが、人口減少や施設の老朽化などの問題があり、今や市民の負担だけで対応することは不可能であります。市民の命と暮らしを守るために、お金の使い道を大転換するときであります。 以上のことから水道料金の値上げをさせないために、この修正案への御賛同を心から訴え、提案とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。
○
議長(
伊澤誠) 修正案に対する
質疑を行います。
質疑はありませんか。 加藤
議員。
◆12番(加藤淳二) 修正案に対する反対の……。 (16番「立ってせえ」の声あり)
○
議長(
伊澤誠) 修正案に対する
質疑です。
◆12番(加藤淳二)
質疑ね、ごめんなさい。 (16番「違おうが、おめえ、何年しょうるなら、ばか」の声あり)
○
議長(
伊澤誠) 加藤
議員。
◆12番(加藤淳二) 今の修正案で財政調整基金と言われました。調整基金はある程度残しておかないといけない。今、66億円、18億円、40億円、何かあったときにこの40億円っていうのは、そのまま水道の工事に使えるのではないですか、その辺をどう考えているんでしょうか。
○
議長(
伊澤誠) 桑野
議員。
◆13番(桑野和夫) 修正案についての質問じゃなくって、修正の提案の説明なので、それは反応する必要ないと思います。 (16番「関係なかろう。加藤が物を言うようになっとりゃへまあ。おめえ、
議長は何をしょんなら」の声あり)
○
議長(
伊澤誠) 加藤
議員。 (16番「言わせちゃいけまあ、関係ねえのに」の声あり)
◆12番(加藤淳二) 修正案に対する
質疑じゃないんですか。
○
議長(
伊澤誠) はい。
◆12番(加藤淳二) ですよね。ほんなら修正案に対する
質疑で、さっき18億円でいいと、60億円残ってるというので、その40億円っていうのは本当に災害があったときに水道に使えるお金じゃないですかそれは、40億円はどういうふうに考えてるんですかということなんです。だから、修正案に対するその中身を聞いてるんで、だから
質疑ですよね、今はね。
○
議長(
伊澤誠) はい。 桑野
議員。
◆13番(桑野和夫) 修正内容でなくて修正理由についての質問ですから私は答えなくていいと思いますけども、その前提で答えますと、40億円残りますけども大規模な災害等があれば当然国からも大きな支援がありますので、それは十分足りると思いますし、どこで災害が起きるか分かりません。その中で、
浅口市の基金というのは非常に高いんで、それを今
利用すればいいというふうに私は思います。
○
議長(
伊澤誠) 3回目です。 加藤
議員。
◆12番(加藤淳二) それを踏まえて、今度討論のときに説明します。
○
議長(
伊澤誠) ほかに
質疑はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○
議長(
伊澤誠) これで
質疑を終わります。 次に、討論を行います。 討論は、
原案に賛成の方、すなわち修正案に反対の方、
原案に反対の方、すなわち修正案に賛成の方、
原案にも修正案にも反対の方の3つの区分により順次行います。 なお、討論はいずれかの区分で1人1回までですので、申し添えます。 まず、
原案に賛成の方、すなわち修正案に反対の方の発言を許可します。 加藤
議員。
◆12番(加藤淳二)
浅口市
給水条例の一部を改正する
条例について、賛成の立場で討論をさせていただきます。 先ほど、一番にこの場で説明すると言いましたけども、残った40億円。桑野
議員もいつどこで災害があるか分からないと言いました。
浅口市には、今、南海トラフというのは言われています。でも、皆さん方もよく御存じのように福山にも大きい活断層があります。笠岡、矢掛かな、そこにも活断層があるんですけども、それはあまり動いていません。でも、福山のほう、これは約17キロのところにマグニチュード6.8だったのかな、そういうふうな大きい活断層があります。皆さんがすぐ南海トラフ、南海トラフと言われますけども、
浅口市においても、すぐ17キロのところにはマグニチュード6.8があると言われている活断層があります。これは、熊本地震が6.5と7.2なんです。今回の能登地震が7.6なんです。そんな大きな地震帯があるということで、さっき言った40億円っていうのは、いつどこであるか分からない、国から補助があるかも分かりませんけども、100%あるわけではありません。だから、私は今回の水道料金については、賛成の立場で討論をさせていただきます。先ほど、私はこの議会において水道の耐震化と料金の改定について質問をさせていただきました。その答弁を踏まえた上で、改めて主張をさせていただきます。 市の
水道事業は、旧町時代の創設から約50年の間、私たち市民や
事業者の皆様に安心・安全な水を安定的に届け、市の発展と快適な市民生活に大きく寄与されてきました。答弁では、そんな
水道事業を取り巻く環境は、近年の人口減少や節水意識の高まりなどから料金収入が減少する一方で、水道施設の老朽化が進んでおり、多くの施設の更新や南海トラフをはじめとする大規模災害に備えた耐震化
事業に今後100年間で347億円という多額の費用が見込まれており、
事業経営は大変厳しいものと言われてます。将来にわたり持続可能な水道経営を維持するためには、水道料金の改定は避けて通れないことでした。 今年1月に起きた能登半島地震では、水道施設は甚大な被害を受け、地震発生から3か月近くたった今でも多くの世帯に水が届いていないと聞きます。水が届かないことが被災地の暮らしを再開する上で最大の支障となっていること、そして水が届かないことが長引いてる原因は、老朽が進む水道管の耐震化が進んでいなかったことにあるということが分かってきました。そういった状況の中で、本市の水道施設の耐震化率、老朽管の更新率は全国平均と比べて低く、耐震化の布設の更新が遅れていると言わざるを得ません。この前の質問でも、本市においては
基準となってる水道管は1.8%、岡山、倉敷でも四十数%できてるんですけども、
浅口市においてはたった1.8%しかできていません。もしも地震が起きたら、この市役所、皆さんが一番避難として使われている福祉センター、これも使えない可能性があります。たった1.8%、距離にすれば2キロ強なんです。
浅口市は、340キロほどの水道管がありますけども、たった2キロしか基幹管路の耐震化ができてません。そういう意味で、非常に厳しい状態だと思います。何もしないでいると、老朽化による管の破損で断水が度々発生してしまったり、南海トラフの大規模地震では、能登半島地震で起きたような大規模な断水になる可能性があります。先ほど言いましたこういう断水になったときには福祉センターへ皆さんが行ってもトイレが使えない、水も出ない、だから早めに基幹管路だけでも早めにしましょうかということなんです。耐震化や老朽化の更新は絶対に必要だと思います。そのためには、財源を確保しなくてはなりません。水道料金の改定は、必要であると考えています。 しかしながら、なぜ今この物価高騰の中、水道料金を上げるのかという意見もあります。国内ではなく、世界情勢はますます不透明感を増しており、1年たっても問題は解決するわけではないと思います。1年先はもっとひどくなる可能性もあります。そうした中で、値上げをしないということは、市民にとっては短期的に心地よいことかもしれません。しかし、問題は解決することなく、さらにひどくなる可能性もあり、先送りするだけになってしまいます。そうするうちに資金残高はどんどん少なくなっていき、人口も減っていきます。将来的には、もっと大きな負担をしなければならないということになります。市民の皆様に安心・安全な水を安定して供給し続けていくためには、負担を将来に先送りにすべきではなく、現役世代の私たちが今責任を持って負担をすべきだと思っています。 最後に、料金の改定率16%となる水道料金の改定について総括しますと、市長は料金改定に当たっては、有識者で構成される
水道事業運営審議会に諮問を行い、水道料金の改定を行うことが必要である、改定率は16%とすることが妥当であるという答申を受けています。使用者に対する十分な説明と周知期間を考慮し、改定時期は
令和6年6月の使用分からとしています。物価高騰により本当に経済的に苦しい経済環境に置かれている私たちの水道
利用者に配慮し、
令和6年6月分から
令和7年3月分については、国の財政交付金を
利用して実質値上げを8%に抑えています。 以上のことから、市は改正に対して
令和2年度からアセットマネジメントを実施し、そして
水道事業審議会にも諮問をし、きちんと手続を踏まえており、このような厳しい経済情勢や市民生活に対しても配慮をなされていると思います。私たちは、水道の安定供給という
事業の重要性と必要性から水道料金は必要であると思います。この
委員会においても確定はしています。ぜひ、皆様方もこの水道の一部改正については、賛成をお願いいたします。 以上です。
○
議長(
伊澤誠) 次に、
原案に反対の方、すなわち修正案に賛成の方の発言を許可します。 ここで6番沖原有美
議員から反対討論の通告がありましたので、これを許可します。 沖原
議員。
◆6番(沖原有美)
議案第12
号浅口市
給水条例の一部を改正する
条例についての修正案に賛成の立場で討論に参加します。 昨年の9月議会で、適正な料金の見直しのために
水道事業運営審議会が設置をされました。この審議会の議論は、値上げありきで行われました。そのような中、昨年11月に市民団体の
浅口市の水道料金を考える会が立ち上がり、今年の2月までに2,100筆を超える水道料金引上げ反対の署名を市に提出しています。私自身も一緒に署名活動をする中で、食料品も上がるし、電気代も高い、次は水道料金まで上がれば何を削って生活すればいいのかという声や、畑に水やりをしないといけない野菜が高いから自給自足をしているのに本末転倒だという切実な声をお聞きしました。人間が生きていく上で、水は欠かせないものであり、安価での水の供給は私たちの生活を潤し、豊かにしてくれます。水道料金の値上げは、ほぼ全ての市民生活に影響します。値上げありきの議論ではなく、どうすれば値上げをしなくても済むのか、また現在鴨方と寄島は西南水道企業団から供給され、金光は倉敷市から供給をされていることに対して、今後どうするのかということから議論するべきではないとかと考えます。今、生活が大変な中、水道料金の値上げをしないよう
議案第12
号浅口市
給水条例の一部を改正する
条例についての修正案について、
議員の皆さんの御賛同をお願いいたしまして、討論を終わります。
○
議長(
伊澤誠) 以上で通告による討論は終わりました。 次に、
原案に賛成の方、すなわち修正案に反対の方の発言を許可します。 早苗
議員。
◆5番(早苗ネネ)
浅口市
給水条例の一部を改正する
条例について賛成の意見を述べさせていただきます。 先日、私
一般質問で水道料金と南海トラフ地震について質問させていただきました。その答弁を踏まえた上で、私の思いを述べさせていただきます。先輩
議員や市民の方々から厳しい経済状況の中、水道料金の値上げ分は税金で賄えないか、市の貯金である財政調整基金を取り崩して補填してはどうかという御意見があります。
一般質問で、法令上の位置づけを市に確認させていただきました。
法律で公営企業の経営は、独立採算を原則とすることが定められている、市の
水道事業が将来にわたって
事業を継続していくためにも、安易に財政調整基金を繰り入れるのではなくて、自らの責任を持って健全経営に向けた努力をしていくことが必要であるとのお答えでした。税金は、本来の目的である福祉、教育、道路を直したりすることに使うものだと認識しております。違う目的に使うと、何かその本来のサービスが低下してしまうような気もいたします。財政調整基金は、税収が急激に落ちた際の財源を調整するため、そして大規模な災害が起こったときに困らないように準備している貯金です。私は、
水道事業に必要な費用は
法律に書いてあるとおりに水道を使用している方々が支払う料金で賄っていくべきだと思います。それが一番ベストだと思います。 2011年に私が遭遇した東日本大震災では、想定外の事故がたくさんありました。横浜市でしたので震度は5、これは
浅口市のハザードマップでも同じ程度の揺れが南海トラフではあるだろうとの予測がなされております。水道は基本でしたので、既に耐震化が終わっていたから問題ではなかったんですが、住宅街では民家の塀が壊れて、通行中の方々が犠牲になられたこと、そして古い建物の倒壊はもちろんなんですが、埋立地、浦安とかそういうようなエリアがあったんですけれども、千葉のほうですがそのエリアが液状化のために道路の陥没がところどころ起きて幹線道路が封鎖されてしまい、東北への支援物資が大幅に遅れるなど、本当に何が起きるのかが分からないんです。津波のこともとっても心配です。たった60センチっていうと、私の膝上ぐらいだと思うんですけれども、その水が流れてきただけで車が浮いて流されてしまうんです。財政調整基金は、どんな想定外なことが起きても大丈夫なように準備しておきたいと思いませんか。まだ、起きていないときにそのお金を使ってしまうのは、何か危険な気がするんです。いざ起きたときにお金が十分でないということだけは避けたい。私は、今日
原案に賛成の討論をすることに対して、同じ思いでここに立っております。後悔するようなことは避けたいんです。厳しい経済状況の中、このたびの水道料金の改定は、市民の皆様に大きく影響するものです。私も水道料金の値上げは嫌です。私の周りからも同じ声が聞こえます。でも、水道という重要な財産を子供や孫の世代にちゃんと引き継いでいくために、問題やこの
事業が一日でも遅くなればなるほど工事が遅れて、負担が大きくなるのではないでしょうか。今、生きている大人として実施していかなければならないと覚悟を決めました。
条例改正に賛成いたします。ありがとうございました。
○
議長(
伊澤誠) 次に、
原案にも修正案にも反対の方の発言を許可します。 〔「なし」の声あり〕
○
議長(
伊澤誠) ないようなので、また1番。
原案に賛成の方、すなわち修正案に反対の方の討論の発言を許可します。 斎藤貴士
議員。
◆2番(斎藤貴士) 私は、
浅口市
給水条例の一部を改正する
条例について、賛成の立場で討論させていただきます。 先ほど、
産業建設常任委員会委員長から水道料金の見直しに関係する
浅口市
給水条例の一部を改正する
条例について、
原案のとおり可決すべきものと決定したと
委員長報告がありましたが、産業建設常任委員である私は
委員会での執行部からの説明を基に、料金の見直しは仕方がないものではなく、今やらなければならないものと思っております。市は合併以来、水道料金の値上げを一度も行っていません。市の経営努力もあったのでしょうが、今議会での
一般質問の答弁でもあったように、水道施設の更新、耐震化に本格的に着手していないことが大きな理由であると思います。市では、
令和6年度から水道施設の更新、耐震化に本格的に着手することとし、
浅口市
給水条例の一部を改正する
条例案と併せて予算の計上も行っています。南海トラフ地震や大規模災害は、いつ発生するか分かりません。地震や災害による水道施設へのダメージは、耐震化を行えば減らすことができます。食品、電気、ガソリン、ガスなど生活に直接関わるものの価格が値上げされている中で、生活の基本となる水道料金の見直しは市民の皆様全員に関わる大変心苦しいお願いとなります。蛇口をひねれば水が出ることが当たり前の生活、安心・安全な水が安定して使える
浅口市であるために、私は
条例改正に賛成します。 以上です。
○
議長(
伊澤誠) 次に、
原案に反対の方、すなわち修正案に賛成の方の発言を許可します。 〔「なし」の声あり〕
○
議長(
伊澤誠) ないようですので、ほかに討論はありませんか。 (16番「賛成討論しようか」の声あり) 賛成討論。
香取議員。
◆16番(
香取良勝) 皆さんおはようございます。 私は、
産業建設常任委員会におりますんですが、この件について、浄化槽について80億円の赤があるんです。へえで、貯金が60億円、到底やっていけんのです。私は、この
委員会でこれじゃったら夕張になってしまうよと、今の公共下水道の借金が90億円ある、ここだけが。それに年間1億5,000万円の利息を払うとる。それで貯金がじゃな60億円。これをもってやりょうたら水道どころじゃないと思うんです。私ははっきり言うたんです、夕張よりもっと悪くなるよと。厳しく当
委員会では、それを話をしたんです。
委員長が言うてくれなんだから、私が言いよんですわ。そういうことで、絶対にずっと置いとくわけには、少々の金が高けえじゃあ、安いじゃあいうんじゃない。これからは、どがんもならんと思うんで、これ200億円ぐれえあるんじゃないですか、借金が全部。国から借って、せえで2億円、3億円の利息を払うて何でやっていけるんですか。絶対にこれは賛成して、少なくとも自分たちが少しでも金を払うて、きちっとしてやっていかなければ駄目だというふうに思うんで、この修正案に私は賛成いたします。 以上でございます。
○
議長(
伊澤誠) うん。 (16番「反対じゃなかろう」の声あり)
○
議長(
伊澤誠) 修正案に賛成。 ちょっと待ってください。 今の討論はどちらになるんですか。 (16番「賛成」の声あり)
○
議長(
伊澤誠)
原案に賛成、
給水条例の変更についてが賛成ですね。 ほかには討論はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○
議長(
伊澤誠) これで討論を終わります。 これより
議案第12号についての採決を行います。 まず
議案第12号に対する修正案について、起立により採決を行います。 本修正案に賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
議長(
伊澤誠) 修正案に対する賛成の方、はい、よろしいです。 起立少数と認めます。よって、修正案は否決されました。 次に、
原案について、起立により採決します。
原案に賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
議長(
伊澤誠) 起立多数と認めます。よって、
議案第12号は
原案のとおり可決しました。 この際、
議案第13
号浅口市
水道事業の
設置等に関する
条例及び
浅口市
下水道事業の
設置等に関する
条例の一部を改正する
条例についてから
議案第15
号浅口市
防災行政無線施設条例の一部を改正する
条例についてまでを一括して討論を行います。 討論の希望はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○
議長(
伊澤誠) ないようなので、採決に入ります。
議案第13号から
議案第15号までは
委員長の
報告のとおり
原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○
議長(
伊澤誠) 御異議なしと認めます。よって、
議案第13号から
議案第15号までは
原案のとおり可決されました。
議案第16
号権利の放棄についての討論を行います。 討論の希望はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○
議長(
伊澤誠) ないようなので、採決に入ります。
議案第16号は
委員長の
報告のとおり
原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○
議長(
伊澤誠) 御異議なしと認めます。よって、
議案第16号は
原案のとおり可決されました。
議案第17
号モーターボート競走の施行についての討論を行います。 討論の希望はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○
議長(
伊澤誠) ないようなので、採決に入ります。
議案第17号は
委員長の
報告のとおり
原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○
議長(
伊澤誠) 御異議なしと認めます。よって、
議案第17号は
原案のとおり可決されました。 この際、
議案第18
号令和5年度
浅口市
一般会計補正予算(第7号)から
議案第23
号令和5年度
益坂財産区
特別会計補正予算(第1号)までを一括して討論を行います。 討論の希望はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○
議長(
伊澤誠) ないようなので、採決に入ります。
議案第18号から
議案第23号までは
委員長の
報告のとおり
原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○
議長(
伊澤誠) 御異議なしと認めます。よって、
議案第18号から
議案第23号までは
原案のとおり可決されました。 この際、
議案第24
号令和6年度
浅口市
一般会計予算から
議案第31
号令和6年度
浅口市
下水道事業会計予算までを一括して討論を行います。 討論の希望はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○
議長(
伊澤誠) ないようなので、採決に入ります。
議案第24号から
議案第31号までは
委員長の
報告のとおり
原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○
議長(
伊澤誠) 御異議なしと認めます。よって、
議案第24号から
議案第31号までは
原案のとおり可決されました。 この際、
議案第32号
市道路線の認定について及び
議案第33号
市道路線の変更についてを一括して討論を行います。 討論の希望はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○
議長(
伊澤誠) ないようなので、採決に入ります。
議案第32号及び
議案第33号は
委員長の
報告のとおり
原案を可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○
議長(
伊澤誠) 御異議なしと認めます。よって、
議案第32号及び
議案第33号は
原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○
議長(
伊澤誠)
日程3、
閉会中の
委員会継続事件の
申し出についてを議題とします。 お手元に配付のとおり各
委員長より
閉会中の
継続事件の申出がありました。 お諮りします。 各
委員長からの申出のとおり
閉会中の
継続事件とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○
議長(
伊澤誠) 御異議なしと認めます。よって、各
委員長からの申出のとおり
閉会中の
継続事件とすることに決定しました。 以上で本
定例会に付議されました案件は全て終了しました。 これをもちまして
令和6年第2回
浅口市議会定例会を
閉会します。 御苦労さまでした。 午前10時38分
閉会 以上
会議の顛末を記し相違ないことを証するためにここに署名する。
令和 年 月 日
浅口市議会議長 浅口市議会議員 浅口市議会議員...