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08月27日-01号

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  1. 浅口市議会 2019-08-27
    08月27日-01号


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    令和 元年第3回 9月定例会       令和元年9月浅口市議会第3回定例会会議録(第1)1.招集年月日 令和元年8月27日(初日)1.招集の場所 浅口市役所議場1.開   会 8月27日 午前9時30分1.議事日程  第 1 会議録署名議員の指名について  第 2 会期の決定について  第 3 諸般の報告  第 4 市長政務報告  第 5 委員長報告(質疑)      〇総務文教常任委員会      〇民生常任委員会      〇産業建設常任委員会  第 6 承認第10号 専決処分した事件の承認について             (和解及び損害賠償額の決定について)  第 7 議案第45号 浅口市下水道事業の設置等に関する条例の制定について  第 8 議案第46号 浅口市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例について  第 9 議案第47号 浅口市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例について  第10 議案第48号 浅口市職員の分限に関する手続及び効果に関する条例等の一部を改正する条例について  第11 議案第49号 浅口市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について  第12 議案第50号 浅口市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について  第13 議案第51号 浅口市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例について  第14 議案第52号 浅口市市道の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例について  第15 議案第53号 浅口市給水条例の一部を改正する条例について  第16 議案第54号 浅口市消防団条例の一部を改正する条例について  第17 議案第55号 令和元年度浅口一般会計補正予算(第4号)  第18 議案第56号 令和元年度浅口介護保険特別会計補正予算(第2号)  第19 認定第 1号 平成30年度浅口一般会計歳入歳出決算の認定について  第20 認定第 2号 平成30年度浅口国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について  第21 認定第 3号 平成30年度浅口後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について  第22 認定第 4号 平成30年度浅口住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について  第23 認定第 5号 平成30年度浅口介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について  第24 認定第 6号 平成30年度浅口公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について  第25 認定第 7号 平成30年度浅口畑地かんがい給水事業特別会計歳入歳出決算の認定について  第26 認定第 8号 平成30年度益坂財産区特別会計歳入歳出決算の認定について  第27 認定第 9号 平成30年度浅口工業団地開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について  第28 認定第10号 平成30年度浅口水道事業会計積立金の処分及び決算の認定について  第29 認定第11号 平成30年度井笠地区農業共済事務組合歳入歳出決算の認定について  第30 報告第 7号 平成30年度井笠地区農業共済事務組合資金不足比率について  第31 報告第 8号 長期継続契約の締結状況について  第32 諮問第 2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて1.本日の会議に付した事件及びその結果  日程第 1 会議録署名議員の指名について         (14番、15番)  日程第 2 会期の決定について                (17日間)  日程第 3 諸般の報告  日程第 4 市長政務報告  日程第 5 委員長報告(質疑)        〇総務文教常任委員会        〇民生常任委員会        〇産業建設常任委員会  日程第 6 承認第10号 専決処分した事件の承認について               (和解及び損害賠償額の決定について)                                 ( 上  程 )  日程第 7 議案第45号 浅口市下水道事業の設置等に関する条例の制定について                                 (  〃  )  日程第 8 議案第46号 浅口市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例について                                 (  〃  )  日程第 9 議案第47号 浅口市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例について                                 (  〃  )  日程第10 議案第48号 浅口市職員の分限に関する手続及び効果に関する条例等の一部を改正する条例について                                 (  〃  )  日程第11 議案第49号 浅口市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について                                 (  〃  )  日程第12 議案第50号 浅口市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について                                 (  〃  )  日程第13 議案第51号 浅口市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例について                                 (  〃  )  日程第14 議案第52号 浅口市市道の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例について                                 ( 上  程 )  日程第15 議案第53号 浅口市給水条例の一部を改正する条例について                                 (  〃  )  日程第16 議案第54号 浅口市消防団条例の一部を改正する条例について                                 (  〃  )  日程第17 議案第55号 令和元年度浅口一般会計補正予算(第4号)                                 (  〃  )  日程第18 議案第56号 令和元年度浅口介護保険特別会計補正予算(第2号)                                 (  〃  )  日程第19 認定第 1号 平成30年度浅口一般会計歳入歳出決算の認定について                                 (  〃  )  日程第20 認定第 2号 平成30年度浅口国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について                                 (  〃  )  日程第21 認定第 3号 平成30年度浅口後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について                                 (  〃  )  日程第22 認定第 4号 平成30年度浅口住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について                                 (  〃  )  日程第23 認定第 5号 平成30年度浅口介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について                                 (  〃  )  日程第24 認定第 6号 平成30年度浅口公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について                                 (  〃  )  日程第25 認定第 7号 平成30年度浅口畑地かんがい給水事業特別会計歳入歳出決算の認定について                                 (  〃  )  日程第26 認定第 8号 平成30年度益坂財産区特別会計歳入歳出決算の認定について                                 ( 上  程 )  日程第27 認定第 9号 平成30年度浅口工業団地開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について                                 (  〃  )  日程第28 認定第10号 平成30年度浅口水道事業会計積立金の処分及び決算の認定について                                 (  〃  )  日程第29 認定第11号 平成30年度井笠地区農業共済事務組合歳入歳出決算の認定について                                 (  〃  )  日程第30 報告第 7号 平成30年度井笠地区農業共済事務組合資金不足比率について                                 (  〃  )  日程第31 報告第 8号 長期継続契約の締結状況について   (  〃  )  日程第32 諮問第 2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて                                 (  〃  )1.出 席 議員 (4番欠番)   1番  沖 原 有 美            2番  山 下 周 吾   3番  横 山 達 士            5番  石 井 由紀子   6番  藤 井 立 子            7番  伊 澤   誠   8番  佐 藤 正 人            9番  竹 本 幸 久  10番  桑 野 和 夫           11番  中 西 美 治  12番  藤 澤   健           13番  青 木 光 朗  14番  大 西 恒 夫           15番  香 取 良 勝  16番  井 上 邦 男           17番  大 西 洋 平1.遅刻または中途退場した議員の番号、氏名(な し)1.欠 席 議員(な し)1.地方自治法第121条の規定に基づく説明のため出席した者の職氏名  市長      栗 山 康 彦      副市長     松 田 勝 久  教育長     中 野 留 美      理事      秋 田   裕  企画財政部長  徳 田 政太郎      生活環境部長  新 田 直 哉  健康福祉部長  高 倉 道 雄      産業建設部長  井 上   聡  上下水道部長  山 本 青 司      金光総合支所長 原 田 尚 文  寄島総合支所長 竹 本 好 之      教育次長    小 山 朋 子  会計管理者   笠 原 浩 一      総務課長    柚 木 章 宏  監査委員    円 尾 純 也1.出席した事務局職員  議会事務局長  畝 山 善 生      次長      三 宅 清 正  書記      三 宅 勝 朗      書記      山 崎 敦 史1.会議録署名議員の番号、氏名  14番  大 西 恒 夫           15番  香 取 良 勝            午前9時30分 開会 ○議長(井上邦男) ただいまの出席議員は16人であります。定足数に達しておりますので、これより令和元年第3回浅口市議会定例会を開会します。 直ちに本日の会議を開きます。 ここで執行部より発言の申し出がありますので、これを許可します。 原田金光総合支所長、どうぞ。 ◎金光総合支所長(原田尚文) 失礼いたします。 議長にお許しをいただきまして発言をさせていただきます。 ことし6月の議会の香取議員さんの一般質問の中で、金光町の区長制についての私の答弁におきまして、発言に言い間違いがございましたので、訂正をさせていただきます。 私の発言の中で、今現在でございますが、区長と契約をいたしまして年間5万円を支払っていますと申し上げた部分でございますが、正しくは、今現在でございますが、占見地区を除く11地区の区長と契約をいたしまして年間5万円を支払っていますに訂正させていただきまして、おわびを申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上邦男) 日程1、会議録署名議員の指名を行います。 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において14番大西恒夫議員、15番香取良勝議員を指名いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上邦男) 日程2、会期の決定についてを議題とします。 本定例会の会期は、本日から9月12日までの17日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(井上邦男) 御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は本日から9月12日までの17日間と決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上邦男) 日程3、諸般の報告を行います。 お手元に配付しておりますとおり、定期監査(第一次)の結果について、健全化判断比率報告書について、資金不足比率報告書について、第144回中国市議会議長会定期総会について、全国市議会議長会第95回定期総会について、一部事務組合議会の報告について、岡山県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙当選人の決定報告についてを御報告いたします。 内容については、配付資料をごらんください。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上邦男) 日程4、市長の政務報告を行います。 栗山市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 本日ここに令和元年第3回浅口市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様におかれましては大変御多用の中、御出席を賜り、心から感謝申し上げます。また、平素より市議会を初め市民の皆様には、市政の推進に格別の御協力を賜っておりますこと、重ねて厚く御礼申し上げます。 まず初めに、このたび職員が行政に対する信頼を失墜させる重大な事態を引き起こしましたことは極めて遺憾であり、市民の皆様に深くおわび申し上げます。 今後は、このような不祥事を二度と起こさないよう全職員で再発防止に取り組み、皆様の信頼を一日でも早く回復できるよう努めてまいります。 また、このたびの台風10号により被害を受けられた皆様に心からお見舞いを申し上げますとともに、今回の対応に当たっていただきました消防団を初めとして、関係諸団体の皆様方の御尽力に心から感謝を申し上げます。 さて、台風10号への対応及び被害状況について報告をいたします。 災害対策本部を15日午前6時から応急対応が終息する15日午後5時30分まで設置いたしました。15日午前6時に避難準備・高齢者等避難開始を発令し、15日午後5時30分に解除しました。人的被害状況は、軽傷者1名であります。 災害の発生をとめることはできませんが、事前に防災対策をしておくことで被害を軽減させることは可能であります。そこで、改めて市民の皆様にお願いがあります。 1つ目は、自分たちが住んでいるところにどのような危険性があるのか、もう一度確認し、洪水や土砂災害のリスクを知っておくこと、2つ目は浅口市が出す避難情報や、県、気象庁からの防災情報をどのように入手するかを確認しておくこと、3つ目は洪水や土砂災害などが予想された場合、どの時点でどこに逃げるか避難行動のシミュレーションをしておくこと、最後に日ごろから自分や家族を守るため、かけがえのない命を守るためにはどのような行動をとればよいか、ぜひ考えていただきたいと思います。 それでは初めに、自然と共生した安心・安全なまちづくりの推進についてであります。 浅口市では、災害対策対応業務などを迅速かつ的確に行うため、7月1日付で機構改革を行い、企画財政部に防災、消防、交通安全などの事務を担当するくらし安全課を新設いたしました。7月9日には岡山地方気象台の小川台長を講師にお招きをして、職員を対象とした気象防災ワークショップを県内で初めて開催いたしました。気象情報を活用して避難勧告をいつどこに出せばよいのかといった疑似体験をし、防災体制の強化や避難に関する判断ポイントを学び、防災対応力の向上を図りました。さきの台風10号の対応において、講習の成果を実践し、適切な判断を行うことができたと感じております。 昨年の7月豪雨災害は、当市のみならず近隣の自治体にも多大な被害をもたらし、多くの方が犠牲となられました。特に、高梁川流域の構成市町として当市ともつながりのある倉敷市真備町、総社市では甚大な被害となり、懸命な復興が進んでおりますが、まだ道半ばであります。 そこで、浅口市といたしましては、懸命に生活再建を頑張っておられる地区住民を支援するため、7月6日には総社市昭和地区災害復興祭、8月10日に倉敷市真備町岡田地区納涼夏祭りにて、鴨方町手延素麺生産者協議会の御協力により、浅口市の特産品であるそうめんの無料提供を行いました。多くの方に特産品である手延べそうめんを味わっていただき、大変喜んでいただきました。災害発生時には、近隣自治体の相互応援が重要であります。今後も引き続きできることから支援を実施してまいりたいと考えております。 次に、自主防災組織設立マップの作成についてであります。 浅口市では、自主防災組織への支援を始めて10年が経過し、令和元年8月現在、66地区が自主防災組織を設立しています。 このたび、市内各地における自主防災組織の設立状況が一目でわかるよう、設立マップを作成し、来月発行される広報紙に自主防災組織への支援策とあわせて掲載することといたしました。また、設立マップについては、市ホームページにも掲載をいたします。自主防災組織の設立状況を御確認いただき、自主防災組織が未設置の地域におかれましては、改めて組織の設立を御検討いただきたいと思います。 自分たちの地域は自分たちで守ることや、災害に対する自発的な行動についても改めて考えていただく一助となるよう、引き続き自主防災組織設立に向け、継続した支援に取り組んでまいります。 次に、ヤフージャパンとの災害協定についてであります。 浅口市は、9月2日にヤフーとの災害協定の締結を予定をいたしております。この協定締結により、ヤフーサービス上に避難所の場所をマップ掲載できるようになります。また、災害発生時にアクセスが集中して市のホームページが閲覧しにくくなる状況を回避するため、キャッシュサイトを掲載することも可能になります。今後も市民の生命と財産を守るため、考え得る防災対策を着実に実行してまいります。 さて、近年、悪質かつ巧妙な特殊詐欺がふえ、被害額も増大しており、市においても毎年被害が発生しております。高齢者の特殊詐欺被害を防ぐため、詐欺電話、迷惑電話等を防止する機能がついた電話機等の購入補助を新たに行うための予算を今定例会に提案をいたしております。高齢者の皆様がより安心・安全に暮らしていただけるとともに、御家族の方の不安も解消されるものと考えております。 次に、地域資源の活用と新たなビジネスの展開による産業力の強化についてであります。 イノシシを初めとする有害鳥獣被害は全国的な問題となっております。浅口市においても被害が拡大しており、捕獲数も年々増加しております。さらに、イノシシによる被害は農作物だけでなく、ため池の堤防を掘り返される被害が発生いたしております。 さきの6月定例議会において、議員の皆様の御承認をいただき、ため池に防護柵を設置する補助金制度を創設いたしました。また、市民の皆様に対し有害鳥獣対策を啓発し、年々増加する有害鳥獣被害の減少を目的とした鳥獣被害対策セミナーを9月28日に開催いたします。セミナーでは、野生鳥獣対策連携センターの講師による被害対策の手法についての講義に加え、県や市が行う各種対策補助事業の説明を予定をいたしております。 有害鳥獣被害には、市全体が一丸となって対策を行う必要があります。ぜひ、多くの市民の皆様に参加していただきたいと考えております。今後も県と連携し、先進事例も参考にしながら、有害鳥獣対策に取り組んでまいります。 浅口市は、JR山陽本線の2つの駅、国道2号、そして山陽自動車道のインターチェンジが市の中心にあるなど、地域交通網が充実した地の利に恵まれた町であります。このため、多業種の企業からお問い合わせがあり、これまで多くの企業に進出していただいております。 8月23日には、KEアルファ株式会社の製造工場が寄島地区に建設されることが決まり、企業立地協定書の調印式を行いました。積極的に地元雇用をしていただくとともに、大いに発展し地域の活性化につながっていくことを期待しております。 また、浅口市で就職を希望する皆様が自分に合った企業であるかどうかを確認し、企業の魅力を感じることができる場として、あさくち就職フェアを11月2日に浅口市健康福祉センターで開催します。 これからも、産業振興による浅口市の発展のため、企業誘致と市内企業への雇用確保を図りたいと考えております。 次に、夢を育む教育と地域文化の振興についてであります。 この夏も災害級の猛暑となり、全国では熱中症により多数の方が亡くなられております。浅口市では、今年度も8月から熱中症対策として、野外施設の利用者制限を行うとともに、夏期限定で天草公園体育館の無料開放を行っております。小さなお子様とその保護者が、暑い夏を元気に楽しく乗り切るために、天草公園体育館の冷房を完備したミーティングルーム、通称ひんやりルームとアリーナの一部を無料開放いたしました。さらに、鴨方西幼稚園金光幼稚園の園庭に日よけシートを設置し、外でも日陰で遊べる場所もつくりました。暑い夏でも小さなお子様が伸び伸びと遊ぶことのできる憩いの場の提供を今後も行い、子供を安心して育てることができる環境づくりに努めてまいります。 現在、浅口市立幼稚園では通園区域を指定しています。近年、保育園需要の増加や少子化による幼稚園の通園区域内における児童数が減るとともに、幼稚園へ入園する園児数も年々減っている状況です。 そこで、令和2年度から、希望する幼稚園へ入園ができるように幼稚園の通園区域を廃止いたします。現在は通園区域が指定されていることで、区域内にある幼稚園しか利用できないことや、他の区域の幼稚園を希望する場合でも、特別な事情がある場合を除き利用できない状況となっていますが、今後は地域にかかわらずどの園にでも通うことができ、お子様や保護者の希望に合った幼稚園の選択ができるようになります。 また、浅口市立金光幼稚園において、令和2年度から3年保育を実施いたします。現在、幼児教育として3年保育を実施している公立施設は、鴨方地域にある六条院こども園及び寄島地区にある寄島こども園ですが、金光幼稚園が加わることにより、全ての地域において3年保育の受け皿ができ、子育て支援のさらなる充実が図れると考えております。 次に、第3子以降の子供の副食費負担軽減についてであります。 10月からの幼児教育・保育の無償化の実施に伴う保育所等におけるおかず、おやつ等の副食費の負担につきましては、国の制度では第3子以降の子供につきまして年齢制限が設けられています。しかしながら、浅口市では今まで実施しています保育料の無償化と同様に、年齢にかかわらず副食費の徴収免除、負担軽減を図ってまいります。今後も市民の保育ニーズを的確に踏まえ、柔軟な対応をとることにより、子育て王国あさくちの推進に取り組んでまいります。 次に、誰もが健やかに暮らし、支え合う地域づくりについてであります。 まず、今年度6月に初めての試みとして、ピロリ菌集団検診を実施し、725名の方が検査されました。7月からは浅口市が指定している医療機関でもピロリ菌検査を実施しています。胃がん検診としては、血液検査で行うため体への負担が少なくて済みます。集団検診を受けたかったのに受けれなかった方は、医療機関でピロリ菌検査をぜひ受けてください。 次に、地域支え合い事業の拡大についてであります。 浅口市では、平成29年度から地域の高齢者に対し、見守りや生活支援のお手伝いを行う地域のボランティアに対して補助金を出しています。 このたび、高齢者を対象とした移送サービスを実施する地域や団体に、上限10万円として市補助金を助成するための予算を今定例会に提案いたしております。移送サービスに対する助成は、地域でのボランティア活動を推進するための環境づくりや、高齢者が地区のサロン等へ参加しやすくなるなど、閉じこもり防止にもつながると考えていますので、ぜひ地域や団体で実施していただけるようお願いいたします。 次に、新たな観光展開と移住・定住の促進について申し上げます。 10回目の節目となったあさくち花火大会では、約3,000発の花火が浅口の夜空を彩り、これまで以上に多くの方々に御来場いただき楽しんでいただくことができました。関係団体、市民の皆様の御協力により、無事に、そして盛大に開催できましたことを改めて御礼申し上げます。 次に、縁結びサポーター事業についてであります。 人口減少、少子高齢化に歯どめをかけるためには、若者の成婚数の増加が必要であります。このため、11月30日にふれあい交流館サンパレアで縁結びサポーター事業を開催予定としています。縁結びサポーターによる結婚力アップセミナーや自己紹介タイム、講師を招いて行うプリザーブドフラワーづくりなどの内容で、今定例会に予算を提案しております。結婚を考えている独身男女の方々に、ぜひとも浅口の地ですてきな御縁を見つけていただきたいと思います。 さて、ことしのテーマである情報発信施策の一環として、市ホームページに、「ここがスゴいよ!浅口市」のページを新たに作成し、9月1日から公開します。浅口市のすぐれた施策を皆様にお伝えするため、大きく9つに分類してページを作成をしています。情報発信は、定住促進にもつながる重要な課題であります。市内外の多くの方にごらんいただきたいと考えています。 さて、本日提案いたしております議案は、条例案件10件、予算案件2件、決算認定11件、その他の案件4件でございます。よろしく御審議の上、適切な御決定を賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上邦男) 日程5、委員長報告を行います。 委員長報告に対する発言通告の申し出はありません。 各委員長より閉会中に開催された委員会での審査結果等の報告をお願いします。 まず、総務文教常任委員会よりお願いします。 佐藤委員長、どうぞ。 ◆総務文教常任委員会委員長(佐藤正人) 総務文教常任委員会委員長報告を行います。 令和元年8月9日金曜日午前9時30分から開催しました。 その結果については次のとおりです。 1、幼児教育・保育の今後について。 10月からの幼児教育・保育の無償化に伴い、対象となる3歳以上の幼児教育希望者がふえると予想しているが、対象者が最も多い金光地域には公立の3歳児の受け入れ施設がないため、金光幼稚園を2年保育から3年保育に変更し、3歳児の受け入れを始める。また、利用者が希望する幼稚園を自由に選べるよう、通園区域を廃止し、利便性の向上を図るとのことでした。 以上、概要を報告します。 令和元年8月27日、総務文教常任委員会委員長佐藤正人。 ○議長(井上邦男) 総務文教常任委員会委員長からの報告についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(井上邦男) これで質疑を終わります。 次に、民生常任委員会よりお願いします。 桑野委員長。 ◆民生常任委員会委員長(桑野和夫) 民生常任委員会委員長報告をいたします。 令和元年8月7日水曜日午前9時30分から開催しました。 その結果については次のとおりです。 1、県外医療機関における子どもの予防接種費用の助成について。 子育て世代の負担軽減対策の一環として、浅口市定期予防接種費用助成事業実施要綱を7月4日付で制定し、里帰り出産等により県外医療機関で受けた予防接種費用について助成ができるようになったとの報告を受けました。なお、この助成は本年4月1日までさかのぼって適用されるとのことです。 以上、概要を報告します。 令和元年8月27日、民生常任委員会委員長桑野和夫。 ○議長(井上邦男) 民生常任委員会委員長からの報告についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(井上邦男) これで質疑を終わります。 次に、産業建設常任委員会よりお願いします。 青木委員長。 ◆産業建設常任委員会委員長(青木光朗) では、産業建設常任委員会委員長報告を行います。 令和元年8月8日午前9時30分から開催をいたしました。 その結果については次のとおりであります。 1、請願について。 請願第4号種子法廃止に伴い岡山県の取り組みが後退しないように岡山県条例の制定を求める請願について。 本請願については、慎重に審査する必要があるため、継続審査とすることに決定をしました。 以上、概要を報告します。 令和元年8月27日、産業建設常任委員会委員長青木光朗。 ○議長(井上邦男) 産業建設常任委員会委員長からの報告についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(井上邦男) これで質疑を終わります。 これより議案の上程を行います。 なお、本日の議案に対する質疑は9月4日に行う予定ですので、申し添えます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上邦男) 日程6、承認第10号専決処分した事件の承認についてを議題とします。 提出者より提案理由の説明を求めます。 栗山市長。
    ◎市長(栗山康彦) 承認第10号専決処分した事件の承認について(和解及び損害賠償額の決定について)。 本案は、公用車の事故について相手方と和解し、損害賠償額を決定したもので、地方自治法第179条第1項により専決処分を行いましたので、承認を求めるものであります。 事故の概要は、令和元年7月8日、浅口市鴨方町鴨方2244番地2、天草公園駐車場において、公用車と相手方所有の自動車が接触し、相手方車両が破損したものであります。和解の内容は、本件事故に対する損害賠償として、市が相手方に対し16万200円を支払うもので、市が加入する保険にて対応いたします。よろしくお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上邦男) 日程7、議案第45号浅口市下水道事業の設置等に関する条例の制定についてを議題とします。 提出者より提案理由の説明を求めます。 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 議案第45号浅口市下水道事業の設置等に関する条例の制定について。 本案は、令和2年4月1日から浅口市下水道事業に地方公営企業法の一部を適用するため、新たに条例を制定し、所要の手続を行うものであります。 詳細につきましては、担当部長から説明をさせます。よろしくお願いいたします。 ○議長(井上邦男) 担当部長の補足説明を求めます。 山本上下水道部長、どうぞ。 ◎上下水道部長(山本青司) 議案第45号浅口市下水道事業の設置等に関する条例の制定について。 本市の下水道事業は、経営基盤の強化を図り、長期的に安定した経営を維持していくために、経営の健全化や計画性、透明性の向上を目的とし、令和2年4月1日から地方公営企業法の財務規定を適用し地方公営企業会計に移行いたします。本案は、地方公営企業法の適用に必要な事項を定め、浅口市特別会計条例から公共下水道事業特別会計を削除する一部改正と、浅口市公共下水道事業基金条例の廃止を一括して行うものでございます。よろしくお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上邦男) この際、日程8、議案第46号浅口市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例についてから日程16、議案第54号浅口市消防団条例の一部を改正する条例についてまでを一括議題とします。 提出者より提案理由の説明を求めます。 松田副市長。 ◎副市長(松田勝久) 議案第46号から議案第54号までを一括して提案いたします。 議案第46号浅口市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例について。 このたびの改正は、住民基本台帳法施行令及び印鑑登録証明事務処理要領の一部改正に伴い、本条例の一部を改正するものであります。 内容につきましては、住民票に旧氏が記載可能になり、旧氏での印鑑登録が可能になったことによる関係条項の改正を行うものであります。 議案第47号浅口市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例について。 このたびの改正は、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律の一部改正に伴い、本条例の一部を改正するものであります。 内容につきましては、引用している法律の題名の改正及び条項ずれが生じたため、所要の改正を行うものであります。 議案第48号浅口市職員の分限に関する手続及び効果に関する条例等の一部を改正する条例について。 このたびの改正は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行による地方公務員法の一部改正及び国からの技術的助言を受け、本条例の一部を改正するものであります。 内容につきましては、成年被後見人等であることを理由に権利を制限する規定を削除するほか、所要の改正を行うものであります。 議案第49号浅口市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について。 このたびの改正は、選挙従事者の報酬について国の基準額を参考として改正するもの及び別に提案いたします浅口市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正により、災害弔慰金支給審査委員会を設置することに伴い、同審査会の会長等の報酬額を定めるものであります。 議案第50号浅口市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について。 このたびの改正は、災害弔慰金の支給等に関する法律の一部改正等に伴い、本条例の一部を改正するものであります。 内容につきましては、災害援護資金に係る償還免除の特例、償還金の支払い猶予、償還金の対象範囲の拡大等について定めるものであります。 議案第51号浅口市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例について。 このたびの改正は、子ども・子育て支援法等の一部改正に伴い、本条例、浅口市立保育所条例、浅口市立幼稚園条例及び浅口市立認定こども園条例の一部を一括して改正するものであります。 内容につきましては、幼児教育・保育の無償化に係る事由について、所要の改正を行うものであります。 議案第52号浅口市市道の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例について。 このたびの改正は、道路構造令の一部を改正する政令の施行に伴い、本条例の一部を改正するものであります。 内容につきましては、道路の構造に新たに自転車通行帯という定義が規定されたため、関係条項を改めるものであります。 議案第53号浅口市給水条例の一部を改正する条例について。 このたびの改正は、水道法等の改正に伴い、本条例の一部を改正するものであります。 内容につきましては、指定給水装置工事事業者の指定に係る更新制の導入等に対応するため、所要の改正を行うものであります。 議案第54号浅口市消防団条例の一部を改正する条例について。 このたびの改正は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の成立に伴い、成年被後見人等の人権が尊重され、成年被後見人等であることを理由として不当に差別されないよう本条例の一部を改正するものであります。 内容につきましては、成年被後見人等に係る欠格条項の見直し等、所要の改正を行うものであります。 以上、よろしくお願いします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上邦男) この際、日程17、議案第55号令和元年度浅口一般会計補正予算(第4号)及び日程18、議案第56号令和元年度浅口介護保険特別会計補正予算(第2号)を一括議題とします。 提出者より提案理由の説明を求めます。 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) それでは、議案第55号及び議案第56号を一括して提案いたします。 議案第55号令和元年度浅口一般会計補正予算(第4号)につきましては、幼児教育・保育無償化事業費、本庁・支所改革プロジェクト事業費等を計上するもので、1億8,797万4,000円の増額補正を行うものであります。 続きまして、議案第56号令和元年度浅口介護保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、介護給付費過年度返還金等を計上するもので、3,128万9,000円の増額補正を行うものであります。 以上、概要を申し上げましたが、詳細につきましては、それぞれの担当部長から説明をさせます。よろしくお願いいたします。 ○議長(井上邦男) 担当部長の補足説明を求めます。 まず、一般会計の補足説明を求めます。 徳田企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(徳田政太郎) 議案第55号令和元年度浅口一般会計補正予算(第4号)について説明をいたします。 補正前予算額149億7,005万4,000円、補正予算額1億8,797万4,000円を追加、補正後予算額151億5,802万8,000円。 歳出の主なものといたしましては、移住・定住促進事業費16万9,000円、幼児教育・保育無償化事業費2,293万2,000円、消費生活指導推進事業費15万円、本庁・支所改革プロジェクト事業費2,000万円となっております。 歳入の主なものといたしましては、子ども・子育て支援臨時交付金6,288万7,000円、合併振興基金繰入金2,000万円、前年度繰越金1,212万8,000円となっております。よろしくお願いいたします。 ○議長(井上邦男) 次に、介護保険特別会計の補足説明を求めます。 高倉健康福祉部長、どうぞ。 ◎健康福祉部長(高倉道雄) それでは、議案第56号令和元年度浅口介護保険特別会計補正予算(第2号)について説明をいたします。 補正前予算額37億7,038万9,000円、補正額3,128万9,000円、補正後予算額38億167万8,000円です。 歳出といたしましては、総務費8万7,000円、地域支援事業費13万2,000円、諸支出金3,107万円となっています。 歳入といたしましては、国庫支出金3万7,000円、支払基金交付金2万7,000円、県支出金1万8,000円、繰入金10万6,000円、繰越金3,110万1,000円を計上しております。 主な理由といたしましては、平成30年度の介護給付費等の精算による国、県などへの返還金を計上するものであります。 以上、よろしくお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上邦男) この際、日程19、認定第1号平成30年度浅口一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程27、認定第9号平成30年度浅口工業団地開発事業特別会計歳入歳出決算の認定についてまでを一括議題とします。 提出者より提案理由の説明を求めます。 笠原会計管理者。 ◎会計管理者(笠原浩一) ただいま上程されました認定第1号平成30年度浅口一般会計歳入歳出決算から認定第9号平成30年度浅口工業団地開発事業特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの9会計につきまして、監査委員の審査をいただいて御提案申し上げるものです。 平成30年度決算においては、厳しい財政状況の中、安定的な財政の運営に努め、各会計とも黒字を計上いたしております。一般会計及び特別会計の実質収支は、一般会計で11億5,646万9,000円、8つの特別会計の合計では8億992万7,000円となっております。 まず、認定第1号平成30年度浅口一般会計歳入歳出決算の認定についてであります。 歳入総額148億5,096万1,000円、歳出総額135億1,368万円。歳入は工業団地開発事業特別会計からの繰入金の皆減等により前年度に比べ5億6,143万8,000円の減額、歳出は同じく工業団地開発事業特別会計からの繰り入れに伴う基金積立金の皆減等により前年度に比べ8億9,606万4,000円の減額となっております。翌年度への繰越財源1億8,081万2,000円を除いた実質収支額は11億5,646万9,000円、このうち5億8,000万円は、地方自治法第233条の2及び地方財政法第7条の規定により財政調整基金へ繰り入れを行っております。 それでは、歳入の主なものについて御説明申し上げます。 市税35億6,338万2,000円、地方交付税52億3,139万9,000円、国庫支出金14億628万9,000円、県支出金8億3,518万1,000円、市債9億3,638万4,000円となっております。 次に、歳出で目的別に主なものは、民生費44億4,386万9,000円、土木費23億2,831万円、教育費11億8,900万4,000円となっております。 次に、財政状況を見るバロメーターとして一般的に使われております指標につきましては、財政力指数0.438、経常収支比率は94.3%となっております。 続いて、認定第2号平成30年度浅口国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。 歳入総額44億4,952万6,000円、歳出総額38億7,697万7,000円、歳入歳出差し引きの実質収支額は5億7,254万9,000円となっております。 歳入の主なものといたしましては、国民健康保険税7億780万2,000円、県支出金28億9,579万4,000円、一般会計繰入金2億6,178万3,000円。 歳出の主なものといたしましては、保険給付費28億7,129万円、国民健康保険事業費納付金9億1,945万6,000円となっております。 次に、認定第3号平成30年度浅口後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。 歳入の主なものといたしましては、後期高齢者医療保険料4億1,530万5,000円、一般会計繰入金1億4,392万円。 歳出の主なものといたしましては、後期高齢者医療広域連合納付金5億4,986万4,000円となっております。 次に、認定第4号平成30年度浅口住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。 歳入の主なものといたしましては、貸付金元利収入207万4,000円。 歳出の主なものといたしましては、市債元金償還金131万6,000円となっております。 次に、認定第5号平成30年度浅口介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。 歳入総額37億9,267万2,000円、歳出総額35億8,589万1,000円となっております。 歳入の主なものといたしましては、介護保険料8億2,255万4,000円、国庫支出金8億5,237万7,000円、支払基金交付金9億4,756万円、県支出金5億4,375万4,000円、一般会計繰入金4億8,648万2,000円。 歳出の主なものといたしましては、保険給付費33億7,362万円となっております。 次に、認定第6号平成30年度浅口公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。 歳入総額18億9,370万3,000円、歳出総額18億6,609万4,000円。 歳入の主なものにつきましては、使用料及び手数料3億4,969万4,000円、国庫支出金1億7,633万5,000円、一般会計繰入金9億4,000万円、市債2億7,030万円となっております。 歳出につきましては、公共下水道事業費9億342万円、公債費9億6,267万4,000円となっております。 次に、認定第7号平成30年度浅口畑地かんがい給水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。 歳入総額1,132万3,000円、歳出総額728万8,000円となっております。 次に、認定第8号平成30年度益坂財産区特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。 歳入の総額は593万9,000円で、その主なものといたしましては、基金繰入金309万3,000円。 歳出の総額は509万4,000円で、その主なものは、総務管理費357万7,000円、林業費151万7,000円となっております。 次に、認定第9号平成30年度浅口工業団地開発事業特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。 歳入総額9,295万3,000円、歳出総額3,726万7,000円、翌年度への繰越財源は5,568万5,000円であります。 歳入の主なものといたしましては、一般会計繰入金8,197万円。 歳出では、総務管理費2,562万7,000円となっております。 以上、平成30年度浅口市一般会計及び特別会計歳入歳出決算について御説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(井上邦男) ここで浅口市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の審査意見について、代表監査委員から報告をお願いします。 円尾代表監査委員、どうぞ。 ◎監査委員(円尾純也) 代表監査委員の円尾です。日ごろから大変お世話になっております。 去る7月16日より、大西委員とともに平成30年度浅口市一般会計及び特別会計歳入歳出決算審査を実施いたしました。その審査意見を申し上げます。 審査の対象は、一般会計及び特別会計並びに各種基金の運用状況であります。審査した書類は、各会計の歳入歳出決算書、歳入歳出事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書であります。審査の期間は、7月16日から7月25日までのうち6日間実施いたしました。審査に当たりましては、決算の計数は正確であるか、関係法令に基づき適正に行われているか、財産の管理は適正に行われているか、さらに予算が適正かつ効率的に執行されているかなどの諸点に留意し、照合・審査を実施いたしました。 審査の結果、計数は正確であり、予算執行及び会計処理等全般についておおむね適正であると認められました。 なお、詳細につきましては意見書に記載のとおりですが、概要について申し上げます。金額につきましては、万円単位までで申し上げますので、御了承ください。 平成30年度の一般会計及び特別会計の総額では、歳入決算額は256億6,046万円、歳出決算額は234億5,398万円で、形式収支額は22億647万円となり、翌年度に繰り越すべき財源を控除した実質収支額は19億6,639万円となっております。 歳入につきましては、総額の中に占める自主財源の割合は、前年度に比べ1.5ポイント減少し38%となり、残り62%は依存財源であります。自主財源である市税の割合は、前年度に比べ0.9ポイント増加し24%となり、依存財源の中で最も多い地方交付税の割合は、前年度に比べ2ポイント増加し35.2%となっています。昨年と比べ自主財源の割合は減少しており、今後も財源の調達・確保に全力で取り組まれることを強く望みます。 収納状況につきまして申し上げますと、市税の収入未済額は2億1,163万円、不納欠損額は1,058万円となっております。また、国民健康保険税の収入未済額は1億6,239万円、不納欠損額は568万円となっております。 市税及び国民健康保険税を除いた税外収入金の収入未済額は、一般会計及び特別会計の合計の総額で2億494万円、不納欠損額は236万円となっており、主なものは介護保険料、住宅新築資金等貸付金元利収入、下水道使用料、下水道負担金等であります。 収入未済額及び不納欠損額は前年度に比べともに減少しており、継続的な収納対策によるものと評価できます。市民の納税意欲を阻害することのないよう慎重かつ厳正な対応を継続されるようお願いいたします。今年度も浅口市滞納処分等検討委員会を開催し、税及び税外諸収入金の滞納処分、執行停止、欠損処分等の事項について検討されているところではありますが、今後も効率的な滞納整理を進め、収入未済額の解消に向けたさらなる努力を望むものであります。 歳出につきましては、予算執行率は前年度に比べ1.2ポイント低くなって92.5%となっております。事業の実施に当たりましては、経費全般についてより一層の節減等を図り、最少の経費で最大の効果を得られるよう取り組まれることを望みます。 補助金につきましては、対象となる事業の効果や必要性を検証した上で交付決定されることを望みます。 時間外勤務手当につきましては、総支給額が6,334万円であり、前年度と比べ約792万円の増額となっておりました。昨年は災害も多く、その対応を余儀なくされたところではありますが、働き方改革を推進し、さらなる時間外労働の縮減に努められるよう望みます。 終わりに、今後の行財政運営に当たっては、受益と負担のバランスや公平性、公共性に配慮し、健全で効率的な財政運営を望むものであります。 以上で平成30年度浅口市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の監査委員の審査意見の報告を終わります。ありがとうございます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上邦男) 日程28、認定第10号平成30年度浅口水道事業会計積立金の処分及び決算の認定についてを議題とします。 提出者より提案理由の説明を求めます。 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 認定第10号平成30年度浅口水道事業会計積立金の処分及び決算の認定について。 平成30年度の給水戸数は1万3,765戸で、給水人口は3万3,422人となっており、行政区域内の人口に対する普及率は97.2%となっております。 損益勘定の収入は6億4,720万2,000円、支出は6億4,537万2,000円となり、593万7,265円の当年度純損失となりました。なお、欠損金につきましては、建設改良積立金を取り崩し、補填いたします。 次に、資本勘定の収入は2億4,691万円、支出は2億3,859万8,000円となっております。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(井上邦男) ここで浅口市水道事業会計決算の審査意見について、代表監査委員から報告をお願いします。 代表監査委員、どうぞ。 ◎監査委員(円尾純也) 平成30年度水道事業会計決算の審査意見を申し上げます。 審査した書類は、損益計算書、剰余金計算書、貸借対照表等の決算報告書、事業報告書、収益費用明細書、固定資産明細書及び企業債明細書であります。審査は7月25日に実施いたしました。審査に当たりましては、決算の計数は正確であるか、関係法令に基づき適正に行われているか、予算が適正かつ効率的に執行されているかなどの諸点に留意し、照合・審査を実施いたしました。 審査の結果、審査に付された水道事業会計の決算書及び附属書類はいずれも関係法令に準拠して作成されており、その計数は関係諸帳簿に符合し正確であり、予算の執行は適正であると認められました。 経営の状況につきましては、収益的収支において税込みで水道事業収益6億4,720万円に対し、水道事業費用6億4,537万円となっております。 また、資本的収支におきましては、資本的収入2億4,690万円に対し、資本的支出2億3,859万円となっております。 財務比率につきましては、自己資本構成比率は84.8%、固定資産対長期資本比率は77.9%、流動比率は488.2%で、適合した状態、あるいは理想比率を上回った状態であると認められます。 水道使用料の未納金は、現年、過年合計して税込み4,836万円となっております。市全体で徴収体制の整備・強化に取り組み、財源の確保と負担の公平性を維持するよう強く望みます。 水道事業の経営環境は、人口減など厳しい経営状況が予想されますが、浅口市水道事業の基本理念に基づいて、安心で安全な水の安定供給と健全経営を望むものであります。 以上で平成30年度水道事業会計決算の監査委員の審査意見の報告を終わります。ありがとうございます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上邦男) 日程29、認定第11号平成30年度井笠地区農業共済事務組合歳入歳出決算の認定についてを議題とします。 提出者より提案理由の説明を求めます。 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 認定第11号平成30年度井笠地区農業共済事務組合歳入歳出決算の認定について。 平成31年3月31日をもって井笠地区農業共済事務組合が解散したことに伴い、地方自治法第292条及び地方自治法施行令第5条の規定により平成30年度決算は構成市町の議会の認定に付す必要があるため、地方公営企業法第30条第4項の規定により監査委員の意見を付し議会の認定を求めるものであります。 詳細につきましては、担当部長から説明をさせます。よろしくお願いいたします。 ○議長(井上邦男) 担当部長の補足説明を求めます。 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長(井上聡) 失礼します。認定第11号平成30年度井笠地区農業共済事務組合歳入歳出決算の認定について御説明をいたします。 井笠地区農業共済事務組合は平成31年3月31日をもって解散いたしまして、岡山県農業共済組合に事業を引き継いでおりますが、組合の解散に伴い組合議会もなくなっておりますので、井笠地区農業共済事務組合の平成30年度の決算につきましては、各構成市町の監査委員の審査を経て議会の認定に付すものでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(井上邦男) ここで井笠地区農業共済事務組合歳入歳出決算の審査意見について、代表監査委員から報告をお願いします。 代表監査委員、どうぞ。 ◎監査委員(円尾純也) 平成30年度井笠地区農業共済事務組合歳入歳出決算の審査意見を申し上げます。 審査の対象は、農業共済事業会計であります。審査した書類は、損益計算書、剰余金処分計算書、貸借対照表等の決算報告書、事業報告書、収益費用明細書及び貸借対照表明細書であります。審査は7月23日に実施いたしました。審査に当たっては、決算の計数は正確であるか、関係法令に基づき適正に行われているか、予算が適正かつ効率的に執行されているかなどの諸点に留意し、照合・審査を実施いたしました。 審査の結果、審査に付された農業共済事業会計の決算書及び附属書類はいずれも関係法令に準拠して作成されており、その計数は関係諸帳簿に符合し正確であり、予算の執行は適正であると認められました。 財政の状況としましては、農・畜産業を取り巻く環境が高齢化及び後継者不足により、現状維持が難しい状況になりつつある中で、平成30年度は7月の豪雨災害により、特に水稲及び大豆の被害が大きく、支払い共済金が増額となっております。栽培技術や被害防止対策の進歩によって生産の不安定さは年々克服、向上しているものの、近年の異常気象に伴う台風の大型化や局地的な集中豪雨等により、回避困難な被害の発生が増加傾向にあり、農家経営にとって新たな問題となっております。本年4月から「1県1組合化」となり、新たに設立された岡山県農業共済組合においても、農家の経営安定と農業生産力向上のため、より一層努力されるよう望むものであります。 以上で平成30年度井笠地区農業共済事務組合歳入歳出決算の監査委員の審査意見の報告を終わります。ありがとうございました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上邦男) 日程30、報告第7号平成30年度井笠地区農業共済事務組合資金不足比率についてを議題とします。 提出者より提案理由の説明を求めます。 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 報告第7号平成30年度井笠地区農業共済事務組合資金不足比率について。 平成31年3月31日をもって井笠地区農業共済事務組合が解散したことに伴い、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項に基づき議会に報告するものであります。 詳細につきましては、担当部長から説明をさせます。よろしくお願いいたします。 ○議長(井上邦男) 担当部長の補足説明を求めます。 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長(井上聡) 失礼します。報告第7号平成30年度井笠地区農業共済事務組合資金不足比率について御説明いたします。 平成30年度の決算に基づく資金不足比率についてでございますが、農業共済事業会計において資金の不足額はございませんでした。よろしくお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上邦男) 日程31、報告第8号長期継続契約の締結状況についてを議題とします。 提出者より提案理由の説明を求めます。 副市長、どうぞ。 ◎副市長(松田勝久) 報告第8号長期継続契約の締結状況について。 このたび長期継続契約を締結したものは、浅口市鴨方東小学校にこにこクラブにおけるA3フルカラーデジタル複合機のリース契約が1件、生活環境部税務課、市民課、健康福祉部高齢者支援課等におけるモノクロレーザープリンタのリース契約が1件、金光吉備小学校、鴨方西小学校、寄島小学校、金光中学校、鴨方中学校におけるデジタル印刷機のリース契約が1件、市内各小学校におけるタブレットリース契約が1件の計4件であります。 契約期間はいずれも5年間であります。よろしくお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上邦男) 日程32、諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題とします。 提出者より提案理由の説明を求めます。 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて。 人権擁護委員は法務大臣が委嘱するものでありますが、人格が高潔であって、人権に対して高い識見と理解のある方の中から、市町村長がその候補者を推薦することとなっております。人権擁護委員の候補者として横田幸治氏を推薦いたしたく、議会の意見を求めるものであります。 横田幸治氏は、現任委員の任期満了に伴い、その後任の人権擁護委員の候補者として推薦するものであります。 なお、任期は令和2年1月から3年間であります。よろしくお願いいたします。 ○議長(井上邦男) 本日上程された議案に対する質疑については、9月4日に行う予定でありますので、申し添えます。 以上で本日の日程は全て終了しました。 お諮りします。 明日8月28日から30日までは議会運営委員会の開催等のため休会したいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(井上邦男) 御異議なしと認めます。よって、明日8月28日から30日までは休会とすることに決定しました。 次の本会議は9月2日午前9時30分より開議いたしますので、御参集ください。 本日はこれをもちまして散会といたします。 御苦労さまでした。            午前10時41分 散会...