岡山県議会 > 2023-12-22 >
12月22日-08号

  • "中塚周一"(/)
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  1. 岡山県議会 2023-12-22
    12月22日-08号


    取得元: 岡山県議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-18
    令和 5年11月定例会          ◎ 令和5年11月岡山県議会定例会会議録  第8号〇 令和5年12月22日(金曜日)                   議  事  日  程                   午前10時開議第1 委員長報告第2 採決第3 委員会の閉会中の継続調査及び審査の件第4 議第107号      ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                  本日の会議に付した事件日程第1 委員長報告日程第2 採決日程第3 委員会の閉会中の継続調査及び審査の件日程第4 議第107号      ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~        午前10時開議 ○議長(小倉弘行君)  皆さん、おはようございます。 これより本日の会議を開きます。   ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 委員長報告 ○議長(小倉弘行君)  日程に入ります。 まず、発議第5号及び委員会で審査を終了した諸案件全部を一括議題といたします。 委員長の報告を求めます。 総務委員会委員長福島恭子君。   〔 27番 福島恭子君 登壇 〕 ◆27番(福島恭子君)  総務委員会に付託されました議案8件及び請願1件、陳情1件に対する審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、予算案の議第80号令和5年度岡山県一般会計補正予算(第4号)は、地域医療介護総合確保事業費19億100余万円などを増額する一方、河川激甚災害対策特別緊急事業費20億8,700余万円を減額することにより、差引き総額14億1,100余万円を減額補正するものであり、歳入予算は、繰入金16億5,700余万円などを増額する一方、国庫支出金14億2,600余万円などを減額する所要の補正措置を講ずるものであります。 本委員会関係分は、歳入予算全般歳出予算のうち、岡山県立大学の電気料金の高騰に対応するための経費4,700余万円など、総額6,100余万円を増額補正するほか、鑑識科学センター空調設備改修工事に要する経費について新たに債務を負担しようとするもの、そのほか地方債補正に関してであります。 なお、昨今の電気料金の高騰の影響を考慮し、補正を繰り返すことのないよう十分留意いただくことを意見として申し添えます。 事件案件は、当せん金付証票の発売について1件、条例案は、岡山県総務関係手数料徴収条例の一部を改正する条例など2件であります。 また、議第99号令和5年度岡山県一般会計補正予算(第5号)は、国においてデフレ完全脱却のための総合経済対策として成立した補正予算に呼応したもののほか、人事委員会勧告等を受け、職員の月例給などの引上げ等を実施する経費について、総額323億4,500余万円を増額補正するものであり、歳入予算は、国庫支出金163億1,000余万円、県債133億2,200万円を増額するなど、所要の補正措置を講ずるものであります。 本委員会関係分は、歳入予算全般歳出予算のうち、市町村が実施する地籍調査の推進を図るための補助に要する経費5,000余万円など、総額2億100余万円を増額補正するほか、繰越明許費補正として、国の経済対策に伴う国土調査事業5,000余万円を繰り越すもの、そのほか地方債補正に関してであります。 また、岡山県営電気事業会計及び岡山県営工業用水道事業会計においても所要の補正措置を講ずるものであります。 次に、条例案は、岡山県職員給与条例等の一部を改正する条例1件であります。 本委員会は、去る19日に開催し、関係当局者の出席を求め、議第96号の条例については、関係する委員会の意見を聴取するなど、慎重に審査を行いました結果、これら議案8件については、いずれも適切妥当または必要やむを得ない措置と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。 また、請願陳情2件につきましては、お手元に配付いたしております審査結果報告書のとおり措置すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(小倉弘行君)  環境文化保健子ども福祉委員会委員長小倉博君。   〔 16番 小倉 博君 登壇 〕 ◆16番(小倉博君)  環境文化保健子ども福祉委員会に付託されました議案6件及び陳情6件に対する審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、予算案の議第80号令和5年度岡山県一般会計補正予算(第4号)のうち、本委員会関係分は、環境文化部関係で、地球温暖化をはじめとした地球環境問題の解決に向けた施策の実施に要する経費などについて所要の補正措置を講ずるもので、総額4,700余万円を増額補正するものであります。 また、保健医療部関係で、法改正に伴うシステム改修に要する経費などについて所要の補正措置を講ずるもので、総額700余万円を増額補正するものであります。 また、子ども福祉部関係で、介護サービス事業所等における新型コロナウイルス感染症対応で生じたかかり増し経費の支援に要する経費などについて所要の補正措置を講ずるもので、総額19億6,900余万円を増額補正するものであります。 債務負担行為補正は、子ども福祉部関係で、岡山県視覚障害者センター管理運営委託など3件について新たに債務を負担しようとするものであります。 事件案件は、岡山県視覚障害者センター指定管理者の指定についてなど3件であります。 次に、予算案の議第99号令和5年度岡山県一般会計補正予算(第5号)のうち、本委員会関係分は、環境文化部関係で、自然環境整備交付金を活用した国立公園等利用施設の整備に要する経費などについて所要の補正措置を講ずるもので、総額3,200余万円を増額補正するものであります。 また、保健医療部関係で、物価高騰の影響を受ける医療機関等への支援に要する経費などについて所要の補正措置を講ずるもので、総額8億2,300余万円を増額補正するものであります。 また、子ども福祉部関係で、介護サービス事業所等に勤務する介護職員の収入の引上げを行うため、事業所に対して必要経費を補助する経費などについて所要の補正措置を講ずるもので、総額13億600余万円を増額補正するものであります。 繰越明許費補正は、環境文化部保健医療部及び子ども福祉部関係について、5事業9億6,300余万円を繰り越すものであります。 また、岡山県国民健康保険事業特別会計においても、所要の補正措置を講ずるものであります。 本委員会は、去る19日に開催し、関係当局者の出席を求め、慎重に審査を行いました結果、これら議案6件は、いずれも適切妥当または必要な措置と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。 また、陳情6件につきましては、お手元に配付いたしております審査結果報告書のとおり措置すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(小倉弘行君)  産業労働警察委員会委員長木口京子君。   〔 29番 木口京子君 登壇 〕 ◆29番(木口京子君)  産業労働警察委員会に付託されました議案7件及び陳情2件に対する審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、予算案の議第80号令和5年度岡山県一般会計補正予算(第4号)のうち、本委員会関係分は、産業労働部関係について、高等技術専門校電気料金の上昇に伴い100余万円を増額補正するものであります。 また、警察本部関係について、交番駐在所整備に要する経費として1,000余万円を増額補正するものであります。 繰越明許費補正は、交番建て替え工事に要する経費について6,400余万円を繰越しするものであります。 債務負担行為補正は、岡山セラミックスセンターについて、指定管理者制度による管理運営委託に要する経費についてなど2件であります。 事件案件は、玉島ハーバーアイランドへの企業立地に伴う公有財産の処分についてなど4件であります。 条例案は、議第98号岡山警察関係手数料徴収条例の一部を改正する条例の1件でございます。 次に、議第99号令和5年度岡山県一般会計補正予算(第5号)のうち、本委員会関係分は、労働委員会関係について、職員の給与改定に要する経費として、総額90余万円を増額補正するものであります。 また、産業労働部関係について、職員の給与改定に要する経費やLPガスを使用する家庭等負担軽減に要する経費等として、総額28億3,100余万円を増額補正するものであります。 また、警察本部関係について、職員の給与改定に要する経費として、総額4億3,800余万円を増額補正するものであります。 繰越明許費補正は、物価高騰の影響を受けた生活者事業者の支援に要する経費として、総額28億700余万円を繰り越すものであります。 本委員会は、去る19日に開催し、関係当局者の出席を求め、慎重に審査を行いました結果、これら議案7件は、いずれも適切妥当または必要やむを得ない措置と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。 また、陳情2件につきましては、お手元に配付いたしております審査結果報告書のとおり措置すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(小倉弘行君)  農林水産委員会委員長渡辺知典君。   〔 26番 渡辺知典君 登壇 〕 ◆26番(渡辺知典君)  農林水産委員会に付託されました議案7件及び陳情1件に対する審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、予算案の議第80号令和5年度岡山県一般会計補正予算(第4号)のうち、本委員会関係分は、花粉の少ない杉・ヒノキ品種への植え替え促進に要する経費などを増額する一方、国庫補助事業内示額確定に伴う減額などにより、差引き総額15億4,900余万円を減額補正するものであります。 繰越明許費補正は、漁港漁場整備事業など3件において、総額8,500余万円を繰り越すものであります。 また、議第81号は、岡山県営食肉地方卸売市場特別会計において、物価高騰に伴い1,900余万円を増額補正するものであります。 また、議第82号は、岡山県造林事業等特別会計において、事業計画の変更に伴い200余万円を増額補正するものであります。 事件案件の議第85号は、工事請負契約締結の変更についてであります。 次に、議第99号令和5年度岡山県一般会計補正予算(第5号)のうち、本委員会関係分は、職員給与改定に要する経費や飼料価格高騰の影響を受ける畜産農家飼料購入負担軽減に要する経費など、総額27億7,800余万円を増額補正するものであります。 繰越明許費補正は、造林補助事業など8件において、総額15億4,500余万円を繰り越すものであります。 債務負担行為は、坂本地区緊急予防治山工事に要する経費など3件であります。 また、岡山県営食肉地方卸売市場特別会計及び岡山県造林事業等特別会計においても、それぞれ所要の職員給与改定に要する経費を増額補正するものであります。 本委員会は、去る19日に開催し、関係当局者の出席を求め、慎重に審査を行いました結果、これら議案7件は、いずれも適切妥当または必要やむを得ない措置と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。 陳情1件につきましては、お手元に配付いたしております審査結果報告書のとおり措置すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(小倉弘行君)  土木委員会委員長河野慶治君。   〔 25番 河野慶治君 登壇 〕 ◆25番(河野慶治君)  土木委員会に付託されました議案6件及び陳情1件に対する審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、予算案についてであります。議第80号令和5年度岡山県一般会計補正予算(第4号)のうち、本委員会関係分は、国の内示額確定等に伴い河川激甚災害対策特別緊急事業費などの補助公共事業に係る経費や、地方特定道路整備事業費などの単独公共事業に係る経費を減額するなど、総額19億6,100余万円を減額補正するものであります。 債務負担行為については、工事発注平準化のため、単県公共土木事業で新たに債務を負担しようとするものなど15件であります。 繰越明許費補正については、適正な工期を確保するため、公共災害土木復旧事業など21事業で、総額48億7,400余万円を翌債設定するものであります。 また、岡山県港湾整備事業特別会計においても、所要の補正措置を講ずるものであります。 次に、事件案件は、工事請負契約締結の変更についてであります。 次に、条例案は、都市計画法に係る開発行為の許可の基準に関する条例の一部を改正する条例についてであります。 次に、議第99号令和5年度岡山県一般会計補正予算(第5号)のうち、本委員会関係分は、国の総合経済対策に呼応し、防災・減災、国土強靱化をさらに進めるため、河川改修費などの補助公共事業に係る経費など、総額224億3,700余万円を増額補正するものであります。 繰越明許費補正については、適正な工期を確保するため、河川改修事業など10事業で、総額172億6,600余万円を翌債設定するものであります。 また、岡山県流域下水道事業会計においても、所要の補正措置を講ずるものであります。 本委員会は、去る19日に開催し、関係当局者の出席を求め、慎重に審査を行いました結果、これら議案6件は、いずれも適切妥当または必要やむを得ない措置と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。 また、陳情1件につきましては、お手元に配付いたしております審査結果報告書のとおり措置すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(小倉弘行君)  文教委員会委員長本山紘司君。   〔 11番 本山紘司君 登壇 〕 ◆11番(本山紘司君)  文教委員会に付託されました議案2件及び請願陳情20件に対する審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、予算案の議第99号令和5年度岡山県一般会計補正予算(第5号)についてでありますが、本委員会関係分は、県立高校等におけるデジタル等成長分野を支える人材育成のための環境整備に要する経費として、学校教育活性化推進事業費など、総額14億9,500余万円を増額補正するものであります。 繰越明許費補正は、国の経済対策に伴うもの4件、総額2億3,700余万円です。 次に、報告案件は、知事の専決処分した庁用自動車事故に係る和解及び損害賠償額の決定についてであります。 本委員会は、去る19日に開催し、関係当局者の出席を求め、慎重に審査を行いました結果、これら議案2件は、いずれも適切妥当な措置または必要やむを得ない措置と認め、全会一致をもって原案のとおり可決または報告のとおり承認すべきものと決しました。 また、請願陳情20件につきましては、お手元に配付いたしております審査結果報告書のとおり措置すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(小倉弘行君)  決算特別委員会委員長秋山正浩君。   〔 17番 秋山正浩君 登壇 〕 ◆17番(秋山正浩君)  決算特別委員会に付託されました議第94号令和4年度岡山県歳入歳出決算の認定について及び事業成果に対する審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず初めに、予算編成状況についてであります。 本県では、厳しい行財政改革に全庁挙げて取り組んできましたが、依然として厳しい財政運営が続いています。その中で、令和4年度当初予算においては、「第3次晴れの国おかやま生き活きプラン」の方向性や具体的な目標設定を踏まえ、真に必要な分野や事業へ予算を振り向けることで、「生き活き岡山」の実現に向けた取組を加速させるとともに、新型コロナウイルス感染症を契機としたデジタル化の進展や地方分散の流れなど、ウイズコロナ・ポストコロナを見据えた施策や、平成30年7月豪雨災害からの一日も早い復旧・復興の実現に向けた施策に着実に取り組み、本県の持続的な発展に結びつけるための予算編成とすることを基本方針とされました。 以上により編成された当初予算額は、一般会計において7,634億2,652万余円で、対前年度当初予算比0.5%の増加、特別会計においては4,125億5,555万余円で、対前年度当初予算比1.8%の減少となりました。 また、補正予算は、新型コロナウイルス感染症に対応する医療提供体制の整備や地域経済の維持と事業の継続のための支援などに要する経費について、所要の補正措置が講じられたものであります。 次に、決算状況についてであります。 一般会計及び特別会計を合わせた歳入決算総額は1兆2,732億5,127万余円で、対前年度比6.17%の減少、歳出決算総額は1兆2,506億6,819万余円で、対前年度比5.7%の減少、歳入歳出差引き額は225億8,307万余円で、前年度に比べ80億779万余円、26.18%の減少となりました。 なお、翌年度に繰り越すべき財源を差し引いた実質収支額は176億3,324万余円の黒字で、これから前年度の実質収支額を差し引いた単年度収支額は87億3,271万余円の赤字であります。 県債発行額は、臨時財政対策債117億9,653万余円を含め、総額563億4,206万余円で、年度末現在高は1兆3,508億869万余円となり、前年度末現在高と比べ405億8,581万余円減少しています。 普通会計財政指標については、前年度に比べ、財政力指数は0.0028ポイント悪化、実質公債費比率は0.1ポイント改善、経常収支比率は5.7ポイント悪化し、自主財源比率は5.7ポイント改善となりました。 次は、一般会計の決算に現れた主な特徴についてであります。 歳入では、県税、繰入金等が増加したものの、国庫支出金、県債、地方交付税等が減少したため、前年度に比べ543億2,698万余円、5.97%の減少となりました。 歳出では、諸支出金等が増加したものの、商工費総務費衛生費民生費等が減少したため、前年度に比べ487億1,540万余円、5.45%の減少となりました。 本委員会は、閉会中も度々委員会を開催し、部局別関係当局者の出席を求め、説明を聴取するとともに、監査委員から審査意見を聴取し、去る1日に、最終審査を行いました。 審査結果につきましては、予算の執行、財産の管理及び基金の運用は、おおむね適正になされているものと認められ、次の要望・指摘事項を申し述べ、議第94号令和4年度岡山県歳入歳出決算の認定につきましては、賛成多数で認定すべきものと決しました。 まず、要望事項ですが、財政健全化への取組と社会情勢等の変化を踏まえた行財政改革の推進についてであります。 本県では、これまでの行財政改革の取組の成果を維持しつつ、過去3度にわたり策定した「岡山県行財政経営指針」に基づき、効率的・効果的な行政運営歳出適正化歳入確保、将来の財政負担への備え等に努めてきたところでありますが、財政構造弾力性を示す経常収支比率は、令和3年度の89.4%から95.1%へと悪化しており、依然として全国平均を上回る状況が続いていることから、今後も、改善に向けて積極的に取り組んでいただくよう求めます。 本県の財政状況は、コロナ前からの課題である社会保障関係費の累増、県債残高の高止まり、公共施設老朽化への対応等に加え、物価高騰の影響による行政運営コストの増加などにより、引き続き厳しい状況が続くことが懸念されます。 このため、岡山県行財政経営指針に基づく取組をさらに徹底し、歳出適正化等、不断の改革・改善に取り組むとともに、社会経済情勢等の変化や感染症、大規模災害など、前例のない課題に機動的かつ戦略的に対応できる持続可能な財政構造の確立に取り組んでいただくよう求めます。 財政運営については、さらなる事業の選択と集中の徹底により、限りある財源の効果的な配分を行い、効率的・効果的な執行や県税の徴収強化などの歳入歳出の両面にわたる取組に努めるとともに、地方の安定的な財政運営に必要な地方一般財源総額の確保に向け、国に対し強く働きかけていただくよう求めます。 また、県民の利便性向上及び県行政効率化を図るため、これまでの業務の実施方法見直し、全庁を挙げて行政のデジタル化の推進にさらに積極的に取り組んでいただくよう求めます。 次に、指摘事項についてであります。 1つ目は、収入未済のさらなる解消と歳入確保等についてであります。 一般会計特別会計を合わせた収入未済額は30億5,133万余円であり、前年度に比べ2億4,358万余円、8.7%増加しています。 平成25年3月に制定された「岡山県債権管理条例」に基づく債権管理の徹底や弁護士委託による債権回収嘱託弁護士等による職員研修などに取り組まれておりますが、滞納額が増加していることから、さらに全庁を挙げての債権回収に努め、滞納額の縮減を図り、一層の歳入確保に取り組んでいただくよう求めます。 また、遊休財産の売却や有効活用についても、全ての部局が一体となって進めていただくよう求めます。 指摘事項2つ目は、重要な事業への効果的な予算措置等についてであります。 不用額は、一般会計特別会計を合わせて総額403億4,017万余円であり、前年度に比べ150億9,596万余円、59.8%増加しています。 財政運営が厳しい中で予算計上した事業がより効果的に執行できるよう、引き続き、努力していただくとともに、執行に伴い生じた予算残額については、適切に補正措置を講じ、県民にとって重要な事業に予算充当できるよう努めていただくよう求めます。 指摘事項3つ目は、業務委託契約についてであります。 本県では、入札制度全般改革方針等としての「岡山県入札制度等改革推進計画」に基づき、随意契約から一般競争入札への移行など、契約方式見直し特命随意契約の状況を本県ホームページで毎月公表し、透明性の向上を図るなど努力をしているところであります。 業務委託契約については、引き続き、県民の生命、財産、安全・安心などに関わる緊急性の高い場合を除き、業務の見直し等により、競争入札への移行を積極的に図るとともに、特命随意契約以外の随意契約にあっても、競争性を確保するとともに、適正な価格で契約がなされることが必要であります。今後とも、予算のより効率的な執行を図るよう、契約方式公正性透明性及び競争性の確保に、引き続き、取り組んでいただくよう求めます。 指摘事項4つ目は、統一的な基準による地方公会計への対応等についてであります。 平成27年1月に、国から地方公共団体に対し、「統一的な基準による地方公会計マニュアル」が示され、本県においても、平成28年度決算分から財務書類を作成し、公表しているところであります。 統一的な基準により作成した財務書類については、類似団体などとの比較により、財政状況をより客観的に分析するとともに、公共施設老朽化対策等にも活用していただくよう求めます。 また、予算編成公共施設マネジメントをはじめ、資産の適切な管理などに活用するとともに、県民へ分かりやすい財務情報を提供するよう努力していただくよう求めます。 指摘事項5つ目は、執行状況及び事業成果に関する調査等についてであります。 部局別の審査の中で、各部局から詳細な説明がなされ、執行部の努力により様々な成果を得られたことが認識できました。今後とも、包括外部監査行政評価公共事業評価など、各種評価結果を真摯に受け止め、施策及び事務事業見直し・改善に徹底して取り組んでいただくよう求めます。 また、決算の概要をまとめている決算説明書等については、これまでも、内容の見直し・改善に取り組まれてきたところですが、審査の精度がさらに上がるよう、より一層充実した内容となるよう検討していただくよう求めます。 なお、事業成果をまとめている主要施策成果説明書の内容については一定の改善が見られますが、事業を実施した結果、どのような成果・効果が得られたのか、またどのような課題が見られたのかということについての検証は、今後のよりよい事業への展開のために不可欠であることから、PDCAサイクルに即した内容となるよう徹底していただくよう求めます。 以上、要望・指摘事項を申し上げました。 今年度、本委員会では、前年度の委員長報告に係る指摘事項について、取組状況を報告していただきましたが、一部では依然改善されていない状況が見受けられたことから、引き続き、改善に向けて取り組んでいただき、取組結果については、次年度の決算審査の中で報告していただくよう求めます。 また、県民の安全・安心な暮らしや社会情勢の変化への対応など、本委員会で議論された様々な意見や要望を、施策や予算編成に反映するよう努めていただくよう求めます。 また、会計管理について不断の見直しを行うことにより、不正を未然に防ぐ体制づくりに努めていただくよう求めます。 なお、内部統制制度については、引き続き、制度の重要性に対する職員の認識を高めるとともに、財務事務全体の経済性、有効性、効率性をさらに考慮に入れた仕組みづくりを検討し、業務改善に努めていただくよう求めます。 この先、公共施設老朽化が進む中、修繕・更新費は一層の増加が見込まれます。「岡山県公共施設マネジメント方針」に基づき、引き続き、長寿命化と予防保全等の取組を推進するとともに、必要な予算の確保に努めていただくよう求めます。 今後も、困難を抱えながら厳しい財政状況が予測されますが、行財政改革に着実に取り組み、「生き活き岡山」の実現に邁進されるよう願います。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(小倉弘行君)  以上をもって委員長の報告は終了いたしました。   ~~~~~~~~~~~~~~~ △討論 ○議長(小倉弘行君)  これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 発言時間は10分以内と定めます。 20番須増伸子君。   〔 20番 須増伸子君 登壇 〕
    ◆20番(須増伸子君)  日本共産党の須増伸子です。 私は、議案1件、発議1件、請願14件、陳情12件について、委員長の報告のとおりに決することに反対する立場で、その主なものについて理由を述べます。 まず、議第94号令和4年度岡山県歳入歳出決算の認定についてです。 決算は、広域水道企業団の余り水への支出、また大型投資拠点化補助金は昨年に続き増え、令和4年度分は6億円を超えるなど、国の補助がつかない県単独の一般財源で支出される補助金としては破格なものとなっていることなどから認められません。 一方で、心身障害者医療費公費負担制度に象徴されるように、県民の暮らしや医療・福祉には厳しい政策が続いています。よって、議第94号の決算認定には反対します。 次に、陳情についてです。 陳情第19号地方自治を守るため、国に対し、米軍普天間飛行場の辺野古移設をめぐる代執行を強行しないことを求めることについて、採択すべきと考えます。 沖縄県は、県民投票や県議選挙、知事選挙、国政選挙において、辺野古移設反対の意思を示しています。国がその意思に反して、辺野古埋立ての代執行を強行すれば、地方自治に関わる大問題です。地方自治を守る連帯の思いを岡山県からも示すべきと考えます。 次に、陳情第33号女性トイレへの男性侵入防止を求めることについてです。 この陳情は、LGBT理解増進法の施行に伴い出された問題ですが、そもそもLGBT差別解消法案として、超党派で準備されていたものが、急遽、LGBT理解増進法に変更されました。性的マイノリティーの方々の差別解消のはずが、性的指向またはジェンダーアイデンティティーにかかわらず、全ての国民が安心して生活できることとなるよう留意するという文言が入り、マイノリティー少数派が多数派の安全を脅かさないようにという、本来目指したものとは180度違う意図の法となりました。 全国の当事者団体でつくるLGBT法連合会の時枝穂さんは、この問題でのインタビューで、「LGBT法案の国会審議やSNSなどで言われているトランスジェンダー女性を装って女子トイレや女風呂で盗撮や性暴力をするという言説ですが、もし実際にそういうことが起きたら、それはその都度きちんと罰していくべきです。でも、その懸念は、LGBT法案とは直接には関係ないことだったはずです。そうした議論で不安や恐怖はあおっていることが問題で、そこを皆さんに気づいてほしいと思います。」と語っておられます。 フェミニストの上野千鶴子さんなど22人が呼びかけ人となり、LGBTQ+への差別・憎悪に抗議するフェミニストからの緊急声明が発表されています。その中では、女性の安全がトランスジェンダーの権利擁護によって脅かされるかのような言説は、トランスジェンダーの生命や健康にとって極めて危険なものになりかねませんと批判しています。トイレや公衆浴場は、誰にでも安全であるべきです。女性の安全が脅かされている現状は、性暴力の防止、被害者支援の法整備と取組の不十分さが問題であるのであって、LGBTとひもづけて考えることは筋が違うと考えます。女性の権利や安全を守ることと、トランスジェンダーの方々の人権・安全を守ることは対立するものではないと考えます。性の多様性を認め合う社会を目指す立場から、この陳情には反対いたします。 陳情第32号国立病院の機能強化を求めることについてです。 国立病院をはじめ公的医療機関は、全ての都道府県に設置され、国民の命を守るセーフティーネットとしての役割を果たしています。コロナ禍では、国や県からの要請を受け、コロナ専用病床を確保し、全国規模での看護師等の医療従事者派遣にも対応してこられました。コロナの教訓を生かし、地域医療の充実を図るため、国立病院、公的医療機関の体制強化が必要です。経営効率が最優先されるのではなく、災害や未知の感染症など、緊急時に対応できる体制の強化が必要と考え、この陳情に賛成いたします。 陳情第18号「最低賃金全国一律制への法改正を求める意見書」の採択を求めることについてです。 岡山県の最低賃金は、10月1日から932円に改定されました。フルタイムで働いても年収は194万円と、ワーキングプア水準です。また、現在の都市部と地方では賃金格差がありますが、地方は自家用車の維持費など、都会にはない経費もあり、都会も地方も生活の維持費は変わらないと言われています。最低賃金の大幅引上げと地域格差をなくす全国一律制が必要だと思い、この陳情に賛成します。 次に、請願第2号から第15号について、行き届いた教育を求めるものと考え、採択すべきと考えます。 特に、請願第4号の「教職員不足」にならないよう教職員を増やすとともに、正規教職員の比率を高めることを求めることについては、岡山県では、小中学校の非正規率が7.9%と、以前より改善はしてきているものの、教員未配置の教室が常に存在することなどを見ても、教職員不足は深刻です。正規の教職員の増員で根本的な対策を打っていただくよう切に願い、陳情に賛成いたします。 最後に、請願第7号公立学校(小・中・高)のトイレにも生理用品を常備するよう働きかけることを求めることについてです。 県立学校では、今年の6月議会で、高校生から出された陳情が採択され、8つの高校で実施が始まっています。ですが、全てではありません。ぜひ全ての公立学校で常備されるようにするべきと考え、この陳情に賛成いたします。 以上、討論といたします。 ○議長(小倉弘行君)  これをもって討論を終結いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 採決 ○議長(小倉弘行君)  これより採決に入ります。 まず、議第86号議案について、蜂谷弘美君は請負人の1人と利害関係がありますので、地方自治法第117条の規定により退場を求めます。   〔 蜂谷弘美君 退場 〕 ○議長(小倉弘行君)  議第86号工事請負契約締結の変更についてを採決いたします。 お諮りいたします。本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔 「異議なし」と呼ぶ者あり 〕 ○議長(小倉弘行君)  御異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。 蜂谷弘美君の入場を求めます。   〔 蜂谷弘美君 入場 〕 ○議長(小倉弘行君)  次に、議第94号令和4年度岡山県歳入歳出決算の認定についてを起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔 賛成者起立 〕 ○議長(小倉弘行君)  御着席願います。 起立多数であります。よって、本件は委員長の報告のとおり認定されました。 次に、請願第8号、請願第11号、請願第14号、請願第15号、陳情第18号、陳情第19号及び陳情第26号、以上7件を一括して起立により採決いたします。 7件に対する委員長の報告はいずれも不採択であります。 7件はいずれも委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔 賛成者起立 〕 ○議長(小倉弘行君)  御着席願います。 起立多数であります。よって、7件はいずれも委員長の報告のとおり決定いたしました。 次に、請願第9号及び陳情第27号の両件を一括して起立により採決いたします。 両件に対する委員長の報告はいずれも不採択であります。 両件はいずれも委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔 賛成者起立 〕 ○議長(小倉弘行君)  御着席願います。 起立多数であります。よって、両件はいずれも委員長の報告のとおり決定いたしました。 次に、請願第2号、請願第3号、請願第4号、請願第5号、請願第6号、請願第10号、請願第12号、請願第13号、陳情第23号、陳情第28号、陳情第29号、陳情第30号、陳情第31号及び陳情第32号、以上14件を一括して起立により採決いたします。 14件に対する委員長の報告はいずれも不採択であります。 14件はいずれも委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔 賛成者起立 〕 ○議長(小倉弘行君)  御着席願います。 起立多数であります。よって、14件はいずれも委員長の報告のとおり決定いたしました。 次に、請願第7号を起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は不採択であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔 賛成者起立 〕 ○議長(小倉弘行君)  御着席願います。 起立多数であります。よって、本件は委員長の報告のとおり決定いたしました。 次に、発議第5号岡山県議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔 賛成者起立 〕 ○議長(小倉弘行君)  御着席願います。 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、ただいままでに議決いたしました議案2件、請願14件、陳情10件、発議案1件を除く諸案件全部を一括して採決いたします。 お諮りいたします。諸案件は全て委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。   〔 「異議なし」と呼ぶ者あり 〕 ○議長(小倉弘行君)  御異議なしと認めます。よって、諸案件は全て委員長の報告のとおり決定いたしました。   ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 委員会の閉会中の継続調査及び審査の件 ○議長(小倉弘行君)  次に、委員会の閉会中の継続調査及び審査の件を議題といたします。 各常任委員会と議会運営委員会委員長から、会議規則第76条の規定により、お手元に配付いたしております「閉会中の継続調査・審査事件一覧表」のとおり、閉会中の継続調査及び審査の申出があります。 まず、陳情第33号を起立により採決いたします。 本件は委員長から申出のとおり閉会中の継続審査に付することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔 賛成者起立 〕 ○議長(小倉弘行君)  御着席願います。 起立多数であります。よって、本件は委員長から申出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 次に、陳情第3号を起立により採決いたします。 本件は委員長から申出のとおり閉会中の継続審査に付することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔 賛成者起立 〕 ○議長(小倉弘行君)  御着席願います。 起立多数であります。よって、本件は委員長から申出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 次に、陳情第22号を起立により採決いたします。 本件は委員長から申出のとおり閉会中の継続審査に付することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔 賛成者起立 〕 ○議長(小倉弘行君)  御着席願います。 起立多数であります。よって、本件は委員長から申出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 次に、お諮りいたします。ただいま議決いたしました陳情3件を除く諸案件は全て委員長から申出のとおり閉会中の継続調査及び審査に付することに御異議ありませんか。   〔 「異議なし」と呼ぶ者あり 〕 ○議長(小倉弘行君)  御異議なしと認めます。よって、諸案件は全て委員長から申出のとおり閉会中の継続調査及び審査に付することに決定いたしました。   ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 議第107号 ○議長(小倉弘行君)  次に、議第107号教育委員会委員の任命同意についてを議題といたします。 知事から、提案理由の説明を求めます。 伊原木隆太君。   〔 知事 伊原木隆太君 登壇 〕 ◎知事(伊原木隆太君)  ただいま追加上程されました人事案件につきまして御説明申し上げます。 教育委員会委員のうち1名が令和6年1月9日をもって任期満了となることに伴う後任委員の任命についてのものであります。 お手元議案所載の方を最適任と存じまして、任命の御同意をいただきたく提案申し上げた次第であります。 何とぞ慎重御審議の上、適切な議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小倉弘行君)  お諮りいたします。本件は委員会の付託を省略して直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔 「異議なし」と呼ぶ者あり 〕 ○議長(小倉弘行君)  御異議なしと認めます。よって、本件は委員会の付託を省略して直ちに採決することに決定いたしました。 議第107号教育委員会委員の任命同意についてを採決いたします。 お諮りいたします。本件はこれに同意することに御異議ありませんか。   〔 「異議なし」と呼ぶ者あり 〕 ○議長(小倉弘行君)  御異議なしと認めます。よって、本件はこれに同意することに決定いたしました。   ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小倉弘行君)  以上をもって今期定例会の議事は全て終了いたしました。   ~~~~~~~~~~~~~~~ △知事の挨拶 ○議長(小倉弘行君)  この際、知事の御挨拶があります。伊原木隆太君。   〔 知事 伊原木隆太君 登壇 〕 ◎知事(伊原木隆太君)  閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 県議会の皆様におかれましては、提案いたしました諸議案につきまして、終始熱心に御審議いただき、それぞれ適切な議決を賜りまして、誠にありがとうございました。 今議会を通じていただきました県政各般にわたる貴重な御意見につきましては、今後の県政に十分反映させてまいりたいと存じます。 経済対策につきましては、国の経済対策に呼応して、今回、編成いたしました補正予算に基づき、LPガスを使用する家庭等負担軽減物価高騰の影響を受ける医療機関等への支援などの重点支援、地方交付金を活用した物価高騰対策や、防災・減災、国土強靱化をさらに進めるための補助公共事業などを速やかに実施してまいります。引き続き、国や市町村等と連携し、物価高騰から県民生活、事業活動を守るとともに、地域経済の活性化や県民の安全・安心の確保に全力で取り組んでまいります。 来年度の予算編成につきましては、第3次生き活きプランの総仕上げの年であり、待ったなしの課題である少子化対策に正面から向き合い、希望する誰もが安心して子供を産み育てることができる社会とするための施策を、重点的かつ着実に推進してまいりたいと考えております。 本県の財政状況は今後も厳しい状況が続くものと認識しておりますが、こうした中にあっても限られた財源を有効に活用し、「生き活き岡山」の実現に向け全力で取り組んでまいります。 本年もあと僅かを残すのみとなりました。この1年を振り返りますと、新型コロナの大きな感染の波とともに新年を迎えたものの、5月の5類移行を境として、県内各地で活気やにぎわいの回復、経済活動の活性化が進むなど、コロナ禍前の日常を取り戻してきております。年末年始は、帰省やイベント等で人と接する機会が増加いたします。インフルエンザや新型コロナの感染の拡大が懸念されるため、県民の皆様には基本的な感染防止策に取り組んでいただくよう周知してまいりたいと存じます。 県議会の皆様方におかれましては、今後とも、県勢発展のため、一層御活躍いただきますとともに、健康に十分御留意いただき、新たな年をお迎えくださいますようお祈り申し上げまして、閉会に当たりましての御礼の御挨拶とさせていただきます。   ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小倉弘行君)  これをもって令和5年11月岡山県議会定例会を閉会いたします。        午前10時56分閉会〇 令和5年12月22日(金曜日)出席議員   1番 角屋  忍君       2番 井出 妙子君       3番 鈴木 一史君   4番 小原なおみ君       5番 渡邉 直子君       6番 天野 英雄君   7番 坂本 亮平君       8番 正木 美恵君       9番 松島 幸一君  10番 佐古 一太君      11番 本山 紘司君      12番 福田  司君  13番 清水  薫君      14番 大橋 和明君      15番 乙倉 賢一君  16番 小倉  博君      17番 秋山 正浩君      18番 鳥井 良輔君  19番 吉田  徹君      20番 須増 伸子君      21番 氏平三穂子君  22番 荒島 俊造君      23番 大塚  愛君      24番 高橋  徹君  25番 河野 慶治君      26番 渡辺 知典君      27番 福島 恭子君  28番 山本 雅彦君      29番 木口 京子君      30番 市村  仁君  31番 上田 勝義君      32番 小林 義明君      33番 中塚 周一君  34番 江本 公一君      35番 太田 正孝君      36番 久徳 大輔君  37番 中川 雅子君      39番 笹井 茂智君      40番 森脇 久紀君  41番 増川 英一君      42番 高原 俊彦君      43番 蜂谷 弘美君  44番 小倉 弘行君      45番 加藤 浩久君      46番 遠藤 康洋君  47番 神宝 謙一君      48番 波多 洋治君      49番 蓮岡 靖之君  50番 小田 圭一君      51番 渡辺 英気君      52番 内山  登君  53番 小野 泰弘君      54番 小田 春人君      55番 千田 博通君           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~欠席議員  38番 柳田  哲君           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~出席した事務局職員  事務局長     清水 浩史           次長       下坂 泰幸  議事課長     安井 誠一           政務調査室長   村上 裕二  議事課長代理   門脇  学           議事課長補佐   難波 喜弘  議事課主任    平田 哲也           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~説明のため出席した者知事部局  知事       伊原木隆太君          副知事      横田 有次君  副知事      上坊 勝則君          公営企業管理者  片山 誠一君  危機管理監    根石 憲司君          総合政策局長   笠原 和男君  知事室長     下野間 豊君          総務部長     池永  亘君  総務部次長    中川 担泰君          県民生活部長   浮田信太郎君  環境文化部長   大熊 重行君          保健医療部長   梅木 和宣君  子ども・福祉部長 片山 圭子君          産業労働部長   宮本 由佳君  農林水産部長   万代 洋士君          土木部長     長尾 俊彦君  出納局長     善勝  史君教育委員会  教育長      鍵本 芳明君          教育次長     國重 良樹君公安委員会  委員長      大月 隆行君          警察本部長    河原 雄介君  警務部長     川口  晃君人事委員会  委員長      安田  寛君          事務局長     原田 和広君監査委員  代表監査委員   浅間 義正君          事務局長     有田  裕君選挙管理委員会  委員長      大林 裕一君...