安来市議会 > 2022-09-25 >
09月25日-04号

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  1. 安来市議会 2022-09-25
    09月25日-04号


    取得元: 安来市議会公式サイト
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    第101回定例会(令和4年・令和5年)9月定例会議         第101回安来市議会定例会(令和4年・令和5年)               9 月 定 例 会 議令和5年9月25日(月曜日)            出 席 議 員 ( 1 8 名 ) 1番 内田 卓実君      2番 湯浅 正志君      3番 三原 哲郎君 4番 清水 保生君      5番 福井加代子君      6番 岡本早智雄君 7番 原瀬 清正君      8番 飯橋 由久君      9番 岩崎  勉君 10番 三島 静夫君      11番 向田  聡君      12番 澤田 秀夫君 13番 佐々木厚子君      14番 作野 幸憲君      15番 石倉 刻夷君 16番 足立 喜信君      17番 葉田 茂美君      18番 永田 巳好君            ~~~~~~~~~~~~~~~            欠 席 議 員 ( 0 名 )            ~~~~~~~~~~~~~~~            遅参早退等議員( 0 名 )            ~~~~~~~~~~~~~~~            事  務  局  出  席  者 事務局長 植田真矢樹君   次  長 堀江 雄二君            ~~~~~~~~~~~~~~~            説 明 の た め 出 席 し た 者 市長      田 中  武 夫君      副市長     大久佐  明 夫君 教育長     秦    誠 司君      総務部長    二 岡  敦 彦君 政策推進部長  宇 山  富 之君      市民生活部長  遠 藤  浩 人君 健康福祉部長  吉 野  文 康君      建設部長    広 江  正 人君 農林水産部長  細 田  孝 吉君      教育部長    原    みゆき君 上下水道部長  村 社  芳 行君      消防長     青 戸  博 司君 政策推進部次長 池 上  孝 順君      統括危機管理監 野 坂  庸 一君 総務課長    神 庭    弥君            ~~~~~~~~~~~~~~~            議  事  日  程(第4号)                        令和5年9月25日(月)午前10時開議第1 島根原子力発電対策調査特別委員会の報告について                     以上 島根原子力発電対策調査特別委員長報告第2 議第100号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定について   議第106号 安来市火災予防条例の一部を改正する条例制定について                              以上 総務企画委員長報告第3 議第102号 安来市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について   議第103号 安来市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について   議第104号 安来市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について                              以上 文教福祉委員長報告第4 議第101号 安来市特別会計条例の一部を改正する条例制定について   議第105号 安来市公園条例の一部を改正する条例制定について   議第107号 市道路線の廃止について   議第108号 市道路線の認定について   議第109号 市道路線の変更について                              以上 地域振興委員長報告第5 議第110号 令和5年度安来市一般会計補正予算(第5号)   議第111号 令和5年度安来市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)   議第112号 令和5年度安来市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)   議第113号 令和5年度安来市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)   議第114号 令和5年度安来市電気事業特別会計補正予算(第1号)   議第115号 令和5年度安来市生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号)   議第116号 令和5年度安来市水道事業会計補正予算(第1号)   議第117号 令和5年度安来市下水道事業会計補正予算(第1号)   認第  1号 令和4年度安来市一般会計決算の認定について   認第  2号 令和4年度安来市国民健康保険事業特別会計決算の認定について   認第  3号 令和4年度安来市後期高齢者医療事業特別会計決算の認定について   認第  4号 令和4年度安来市介護保険事業特別会計決算の認定について   認第  5号 令和4年度安来市電気事業特別会計決算の認定について   認第  6号 令和4年度安来市生活排水処理事業特別会計決算の認定について   認第  7号 令和4年度母里財産区特別会計決算の認定について   認第  8号 令和4年度井尻財産区特別会計決算の認定について   認第  9号 令和4年度赤屋財産区特別会計決算の認定について   認第 10号 令和4年度安来市水道事業会計決算の認定について   認第 11号 令和4年度安来市下水道事業会計決算の認定について   認第 12号 令和4年度安来市病院事業会計決算の認定について                              以上 予算決算委員長報告第6 議第118号 財産の取得について第7 諮第  1号 人権擁護委員候補者の推薦について第8 議員の派遣について            ~~~~~~~~~~~~~~~            本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件日程第1から日程第8まで            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前10時0分 開議 ○議長(永田巳好君) おはようございます。 定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 ○議長(永田巳好君) 日程第1、島根原子力発電対策調査特別委員会の報告についてを議題として委員長の報告を求めます。 三島静夫議員。            〔島根原子力発電対策調査特別委員長 三島静夫君 登壇〕 ◆島根原子力発電対策調査特別委員長(三島静夫君) 島根原子力発電対策調査特別委員会委員長報告を行います。 本委員会は、令和3年11月の開会会議において、6名の委員と議長を含めた7名で構成され2年近くの期間が経過し、調査事項についても一定の整理を行いました。 令和4年3月23日の3月定例会議において、中国電力株式会社島根原子力発電所2号機の再稼働に同意する市の考え方を了承する委員長報告を行いましたので、それ以降の本特別委員会活動状況等を踏まえ報告いたします。 令和4年4月以降の特別委員会においては、同年3月開催の特別委員会で議論された原子力発電所の安全対策、防災計画、避難計画、使用済み燃料対策の3項目を主とし、また付随して再生可能エネルギーへの取組強化に関する調査を行うこととしました。その後、中国電力株式会社島根原子力発電所の関係者との意見交換を行い、島根原子力発電所2号機及び3号機の状況など島根原子力発電所の事業概要、事業予定について聴取し、本委員会の活動指針を固め、調査等に取り組んできた。以降も、適宜市執行部の担当部局並びに島根原子力発電所の関係者を招聘するなど、議論を深めることに努めた。 同年7月には、島根原子力発電所に先んじて再稼働を認可された宮城県の東北電力株式会社女川原子力発電所を視察し、新基準規制の下での再稼働に向けた取組について調査を行うとともに、同原発の30キロメートル圏内に位置する宮城県登米市において、防災計画及び避難計画について調査を行った。また、宮城県の隣県、青森県の六ヶ所村において、使用済み核燃料再処理及び放射能汚染物質の廃棄場である日本原燃株式会社にも現状の確認に視察を行った。 同年11月には、能義地区を対象とした原子力避難訓練に参加し、現状の避難計画の確認、避難の受入先の状況などの調査を行った。 令和5年度に入り、8月に鹿児島県薩摩川内市に視察を行い、鹿児島県防災センターの状況と、同県が開発した原発防災アプリの調査を行った。あわせて、島根原発とはタイプは異なるが、既に再稼働している同市内にある九州電力株式会社川内原子力発電所を視察し、新基準規定に基づく安全管理の現状を調査した。また、設置に九州電力株式会社が関わっている鹿児島県長島町にある長島風力発電所を視察し、施設整備の状況の調査を行うとともに、折しも台風が接近する中、どの程度の騒音であるかなども実地に体験した。 以上、雑駁でありますが、活動報告とさせていただきます。 続きまして、これまでの議論、調査を踏まえ、安来市執行部に努めていただきたい事項を申し上げます。 1、原子力発電所を支える周辺地域や自治体が、地域住民に対する啓発活動として行う原子力防災地域振興対策への取組に対する財政支援の拡充及び周辺自治体の意見等をしっかり反映する制度を構築することを、島根県から最終責任者である国に強く求めるよう要請すること。 2、中国電力株式会社に対し、これまで発生した不適切事案への反省等も踏まえ、平常時の運転、施設設備の維持管理を適切に行い、放射性廃棄物処理の際の安全性の確保に努めるとともに、緊急時の対応に万全を期すため、要員の十分な確保と教育等による技量の維持、向上を図るよう強く要請すること。 あわせて、安来市においても次の取組を着実に実行されることを求める。 1、市民に対して、地域防災計画住民避難計画のさらなる周知徹底を図るとともに、広域避難、要支援者対策など、様々な事案に対する原子力防災訓練等を行い、避難計画の不断の改善に取り組むこと。 2、中国電力株式会社、県、国のみならず、令和5年3月に策定された安来市再生可能エネルギー地産地消ビジョンに基づき、市においても具体的かつ適切な再生可能エネルギーの導入に積極的に取り組むこと。 6年後には島根原子力発電所2号機の運転期間延長の可能性もあり、そのほかにも3号機の稼働など、今後も議論をしなければならない課題が山積しております。県、事業者、安来市に対しての要望事項等については、行政の片輪である議会において、本特別委員会も執行部や関係機関の協力を得て今後も調査を進めていかなければならないと思います。 終わりに、原子力防災対策の整備が着実に進められますことを祈念いたしまして、島根原子力発電対策調査特別委員会委員長報告といたします。 ○議長(永田巳好君) 委員長報告が終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。 ただいまの委員長の報告を了承することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、委員長の報告は了承されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 ○議長(永田巳好君) 日程第2、議第100号「地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定について」及び議第106号「安来市火災予防条例の一部を改正する条例制定について」の2件を一括議題として、総務企画委員長の報告を求めます。 岩崎勉議員。            〔総務企画委員長 岩崎 勉君 登壇〕 ◆総務企画委員長(岩崎勉君) おはようございます。 では、これから総務企画委員長報告を行います。 去る9月1日に開議されました本会議において、本委員会に付託されました議第100号地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定について及び議第106号安来市火災予防条例の一部を改正する条例制定についての2件について、9月14日に審査を行いましたので、その結果並びに経過をご報告いたします。 初めに、審査結果については、議第100号、議第106号ともに全会一致で執行部提出原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、審査の経過について主なものを申し上げます。 議第100号では、委員より、地方自治法の一部を改正に伴う関係条例の条ずれに対応するとのことだが、安来市病院事業の設置等に関する条例の一部改正には法律番号の追加があるが、これは何かとの質問に対し、執行部からは、このたびの条例改正への対応の際、法律番号の記載がないことが判明したため併せて対応したとの答弁でした。 議第106号では、委員より、安来市の急速充電設備の設置状況はどうかとの質問に対し、執行部からは、条例で規制される急速充電設備は20キロワット以上のものであり、安来市内では、道の駅あらエッサ及び民間自動車会社の2か所であるとの答弁でした。 また、委員より、公布の日から施行した場合、今回の急速充電設備の改正部分の対応はどうなるのかとの質問に対し、執行部からは、急速充電設備の規定については令和5年10月1日からの適用となる。また、附則の経過措置により、既に設置してあるもの、もしくは設備の工事をしているものについては今までどおりとなるとの答弁でした。 このほか、委員より、喫煙所の標識について、図記号と文字は一緒に記載されるものなのかとの質問に対し、執行部からは、文字による標識は必要で、図記号を併せて使用する際、その図記号はISOまたはJISに適合しなければならない。法令上文字のみでもよいと考えるが、分かりやすくするために図記号を併せて使用する場合が多いと認識しているとの答弁でした。 以上、総務企画委員長報告といたします。 ○議長(永田巳好君) 総務企画委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 これより順次討論及び採決を行います。 議第100号に対し反対の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 賛成の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第100号は原案のとおり可決されました。 議第106号に対し反対の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 賛成の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論はないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認め、よって、議第106号は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3
    ○議長(永田巳好君) 日程第3、議第102号「安来市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について」及び議第103号「安来市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について」並びに議第104号「安来市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について」の3件を一括議題として、文教福祉委員長の報告を求めます。 飯橋由久議員。            〔文教福祉委員長 飯橋由久君 登壇〕 ◆文教福祉委員長(飯橋由久君) それでは、文教福祉委員長報告を行います。 去る9月1日に開議された本会議において、本委員会に付託された議第102号安来市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について、議第103号安来市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について、議第104号安来市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定についての3件について、15日に審査を行いましたので、その結果と経過について報告いたします。 まず、審査の結果については、3件ともに全会一致で執行部提出原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、審査の経過について主なものを申し上げます。 議第104号について、委員の、放課後児童支援員とみなす研修終了期限が無期限化されたということですが、条例にはどうして当分という記載があったのかとの質問に対し、執行部からは、国からの準則に従って改正したものである。今回は附則の改正であり、今後見直しをされる可能性も含め、このような改正になったと推察すると答弁がありました。 議第102号及び議第103号では、特に異論等はございませんでした。 以上、文教福祉委員長報告といたします。 ○議長(永田巳好君) 文教福祉委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 これより順次討論及び採決を行います。 議第102号に対し反対の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 賛成の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第102号は原案のとおり可決されました。 議第103号に対し反対の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 賛成の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第103号は原案のとおり可決されました。 議第104号に対し反対の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 賛成の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第104号は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 ○議長(永田巳好君) 日程第4、議第101号「安来市特別会計条例の一部を改正する条例制定について」、議第105号「安来市公園条例の一部を改正する条例制定について」、議第107号「市道路線の廃止について」及び議第108号「市道路線の認定について」並びに議第109号「市道路線の変更について」の5件を一括議題として、地域振興委員長の報告を求めます。 岡本早智雄議員。            〔地域振興委員長 岡本早智雄君 登壇〕 ◆地域振興委員長岡本早智雄君) それでは、地域振興委員長報告を行います。 去る9月1日に開議された本会議において、本委員会に付託されました議案について、13日に地域振興委員会を開催し、審査を行いましたので、その結果と経過について報告いたします。 まず、審査結果については、議第101号、議第105号、議第107号、議第108号、議第109号の議決案件5件につきまして、いずれも全会一致で執行部提出原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、主な審査の経過について報告いたします。 議第101号安来市特別会計条例の一部を改正する条例制定について、委員からの、安来市生活排水処理事業特別会計について、令和6年4月より公営企業会計に移行し安来市特別会計条例で定める特別会計から除くとのことだが、改正前と改正後では実際に利用される使用者に何か変更はあるかという質疑に対し、執行部からは、使用者に変更はないと答弁がありました。 また、委員からの、集落排水及び合併浄化槽等の事業についても、総務省は遅くとも令和6年度の予算決算が公営企業会計に基づくものに移行することを求めているが、事務負担等はどうかという質疑に対し、執行部からは、事務処理は大きく変わらない。現在の一般会計、特別会計、下水道事業会計の3会計から2会計に減るため、むしろ業務の負担軽減につながると答弁がありました。 議第105号安来市公園条例の一部を改正する条例制定について、委員からの、大塚公園の廃止は住民の理解を得ているか、廃止する公園と代替の公園は遊具等の機能的に相違があるのかという指摘に対し、執行部からは、住民の方々にはご理解いただいている。大塚公園には遊具として鉄棒とブランコがあるが、利用は少なく、近隣の認定こども園に遊具が設置されていることや交流センターに多目的広場があることから、新たな遊具は必要ないと考えると答弁がありました。 議第107号市道路線の廃止について、議第108号市道路線の認定について及び議第109号市道路線の変更についてでは、路線の位置確認等はありましたが、特に異論等はございませんでした。 以上、地域振興委員長報告といたします。 ○議長(永田巳好君) 地域振興委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 これより順次討論及び採決を行います。 議第101号に対し反対の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 賛成の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第101号は原案のとおり可決されました。 議第105号に対し反対の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 賛成の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第105号は原案のとおり可決されました。 議第107号に対し反対の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 賛成の討論はありますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第107号は原案のとおり可決されました。 議第108号に対し反対の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 賛成の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第108号は原案のとおり可決されました。 議第109号に対し反対の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 賛成の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第109号は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 ○議長(永田巳好君) 日程第5、議第110号「令和5年度安来市一般会計補正予算(第5号)」、議第111号「令和5年度安来市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」、議第112号「令和5年度安来市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)」、議第113号「令和5年度安来市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)」、議第114号「令和5年度安来市電気事業特別会計補正予算(第1号)」、議第115号「令和5年度安来市生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号)」、議第116号「令和5年度安来市水道事業会計補正予算(第1号)」、議第117号「令和5年度安来市下水道事業会計補正予算(第1号)」、認第1号「令和4年度安来市一般会計決算の認定について」、認第2号「令和4年度安来市国民健康保険事業特別会計決算の認定について」、認第3号「令和4年度安来市後期高齢者医療事業特別会計決算の認定について」、認第4号「令和4年度安来市介護保険事業特別会計決算の認定について」、認第5号「令和4年度安来市電気事業特別会計決算の認定について」、認第6号「令和4年度安来市生活排水処理事業特別会計決算の認定について」、認第7号「令和4年度母里財産区特別会計決算の認定について」、認第8号「令和4年度井尻財産区特別会計決算の認定について」、認第9号「令和4年度赤屋財産区特別会計決算の認定について」、認第10号「令和4年度安来市水道事業会計決算の認定について」、認第11号「令和4年度安来市下水道事業会計決算の認定について」、認第12号「令和4年度安来市病院事業会計決算の認定について」、以上20件を一括議題として、予算決算委員長の報告を求めます。 原瀬清正議員。            〔予算決算委員長 原瀬清正君 登壇〕 ◆予算決算委員長(原瀬清正君) それでは、予算決算委員長報告をいたします。 去る9月1日に開議されました本会議において、予算決算委員会に付託された8件の令和5年度各会計補正予算及び12件の令和4年度各会計決算の認定について、審査を重ねた経過の主な部分と結果並びに令和4年度決算についての指摘事項及び審査意見の報告をいたします。 初めに、9月12日に開催された前期全体会では、議第110号令和5年度安来市一般会計補正予算(第5号)について、執行部より歳入歳出の補足説明を受け、審査を行いました。 8款土木費のうち、道路環境整備事業について、委員より、原代宮内線について、財源である交付金は要望して内示を受けたものなのか、金額の内示を受けて実施箇所を選定したのかとの質問に対し、執行部からは、要望し内示があった後、年次計画の中で実施箇所を選定しているとの答弁でした。 また、委員より、来年度以降において事業費の枠などなく、要望して内示を受ければ実施できるという理解でよいかとの質問に対し、執行部からは、この交付金は令和5年度から令和7年度の3年間に限られており、総額で5,000万円となっている。それに基づいて、3年間の実施計画を提出している。実施箇所についても明記しているので、来年度は当初予算に計上していきたいとの答弁でした。 同じく、8款土木費のうち、一般市道改良事業について、委員より、久之谷線道路改良事業費に補正額の記載がないが、予算はどのようになっているのか。この財源が加茂1号線道路改良事業になったのかとの質問に対し、執行部からは、久之谷線道路改良事業費の表記は、委託費を増額し、相当額の補償費を減額したためによるもので、事業費総額に変更はない。加茂1号線道路改良事業は、新たに財源を確保し行うものであるとの答弁でした。 続いて、議第111号から議第115号までの令和5年度各特別会計補正予算及び議第116号から議第117号までの令和5年度各企業会計補正予算について、執行部より、歳入歳出の補足説明を受け審査を行い、委員からは、数件の確認がありましたが、いずれも今補正予算審議に影響する内容ではありませんでした。 議案総括審査では、委員からは、数件の確認がありましたが、いずれも今補正予算審議に影響する内容はなく、採決では、議第110号から議第117号の8件全ての議案について、全会一致で執行部提出原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、一般会計総括説明等を受けました。 委員からは、数件の確認がありましたが、決算審査に影響する内容ではありませんでした。 続いて、令和4年度決算審査に際し、代表監査の意見をお聞きしました。 委員からは、数件の確認がありましたが、決算審査に影響する内容ではありませんでした。 次に、9月13日に開催された地域振興分科会では、8款土木費の地籍調査事業について、委員より、地籍調査の優先順位はとの質問に対し、執行部からは、国が示す地籍調査の優先順位は、まず都市部の人口集中地区及び山村部の林地である。特に、これらの地籍調査の進捗が遅れているため、より早急な調査の実施が必要とされている。次に、公共事業と連携した地域である。安来市はこの方針の下、年間平均進捗率0.3%ではあるが、旧安来市では荒島や赤江等の宅地部分を、広瀬、伯太は山林部分を進めているとの答弁でした。 認第10号水道事業会計決算の認定の水道事業報告についてでは、委員より、電気やガス等幅広い分野で値上げの動きが広がっているが、水道料金の値上げも考えているかとの質問に対し、執行部からは、独立採算制の原則とはいえ市民の生活に直結する部分でもあり、採算が合わないから料金を上げるということではなく、サービスの安定供給に向けて、さらなる事業経営の見直しや審議会での審議を経て総合的に判断したいとの答弁でした。 次に、9月14日に開催された総務企画分科会では、2款総務費の下宿高校生支援事業について、委員より、昨年島根県にこの事業に対する補助を要望し、県からの補助ができたので今年は要望しなかったのか。また、この県の補助額についてどう思うのかとの質問に対し、執行部からは、県立高校の寄宿舎の建設を要望したがかなわず、それ以外の部分で、新たに県のほうで制度化していただいたものである。できれば、10分の10といった高い割合での補助を求めていたが、結果的には食事支援の2分の1の補助となった。全体的にはもう少し補助があってもよいのではと思うが、新たな制度をつくっていただいたということで一定の考慮をしていただけたと思っているとの答弁でした。 13款諸支出金の土地開発基金について、委員より、現金保有分が4億円以上あるが、残高の目安はあるのかとの質問に対し、執行部からは、条例では現金は1億円と定められている。土地を先行取得する計画がなければ、4億円まで保有しておく必要はないのではないかと考えている。基金については、今後の財政計画を策定する中で、土地開発基金だけでなく全体の基金の額が適正かどうか、目的を達成したかどうかも含めて整理する必要があると考えるとの答弁でした。 次に、9月15日に開催された文教福祉分科会では、4款衛生費のがん対策事業について、委員より、受診率を向上させるための啓発事業をすることで受診率は向上したのか伺うとの質問に対し、執行部からは、受診率は横ばいで、なかなか向上していないとの答弁でした。 さらに、委員より、横ばいであるということであれば別の対策が必要でないかとの質問に対し、執行部からは、今年度は大腸がん検診の未受診者への受診勧奨通知を行うなど、新たな対策もしているとの答弁がありました。 10款教育費の学校プール代替事業について、委員より、プールが老朽化した場合修繕を行うのか、安来市民プール等を利用するのか、今後のプールの考え方について伺うとの質問に対し、執行部からは、児童数により判断を行っており、送迎可能規模の学校であれば安来市民プール等へ移行していき、一定規模以上であれば、当面は修繕し自校方式にて行う方針であるとの答弁がありました。 さらに、委員より、能義小、飯梨小、布部小、山佐小、比田小については、今後も安来市民プール等を利用するのか伺うとの質問に対し、執行部からは、1つのプールを新設、または維持していくためには経費がかかるため、様々な角度から検討しているが、現状としては受入施設があれば可能な限り受入れをお願いする考えであるとの答弁でした。 次に、9月21日に開催された後期全体会では、各分科会の委員長報告を行いました。 委員からは、数件の確認がありましたが、決算審査に影響する内容ではありませんでした。 議案総括審査では、委員より、認第1号、認第2号、認第3号、認第4号、認第6号、認第11号に対して、反対である意思表示がありました。採決では、認第5号、認第7号、認第8号、認第9号、認第10号、認第12号の6件は、全会一致で執行部提出原案のとおり認定すべきものと決しました。反対である旨の発言があった議案については、起立による採決を行い、認第1号、認第2号、認第3号、認第4号、認第6号、認第11号の6件は、賛成多数により執行部提出原案のとおり認定すべきものと決しました。 そして、後期全体会において委員長報告の作成について一任を受け、令和4年度決算審査を通じた最終的な指摘事項並びに審査意見をまとめました。 以下、指摘事項並びに審査意見を申し上げます。 1つ、財政運営について。令和4年度の一般会計の決算の状況は、歳入総額274億6,200万円余で前年度比1.9%の減、歳出総額266億5,200万円余で前年度比1.2%の減となり、形式収支は8億900万円余、実質収支は7億3,400万円余であった。財政指標では、地方債現在高比率、実質公債費比率、経常収支比率とも前年度対比で改善が見られた。また、基金現在高は52億300万円余で、前年度より1,900万円余と僅かに減少となっている。財政運営については、令和4年度も2億3,700万円余の市債繰上償還が行われ、年度末市債残高は300億円を下回っている。また、財政調整基金を取り崩すことなく3億円余が積立てされており、財政の健全化に向けた令和2年度からの取組が継続して進められてきたことは評価できる。財政状況は着実に改善しつつあり、財政健全化は今後も進めていかなければならないが、市民サービスの維持向上と市民の活力を生み出すための市民ニーズに合致した事業の展開、そして人口減少対策や少子・高齢化対策などへの有効な事業も推進しつつ、将来に向け、持続可能な財政基盤の構築に努めていただきたい。 2、市有財産の管理について。公共施設等総合管理計画において、計画最終年度である令和28年度の削減目標面積25%に向けて令和3年度に設置された安来市公共施設利活用推進会議による議論を中心に、より一層、計画目標の達成に向けて施設総量の削減、適正化を図られたい。 3、収入未済額について。健全な財政運営には、自主財源である税収の確保と税負担の公平性の確保が不可欠であるが、コロナ禍に加え、物価高騰という厳しい状況のさなかで、収納率、収入未済額が前年度と同程度であった点は評価できる。引き続き、市税、国保税の滞納が減少するよう努められたい。 4、病院事業について。新型コロナウイルス感染症の終息が見えない状況にあった中で、昨年に引き続き経常利益が黒字となったことは、経営健全化に努められた結果であり評価できる。しかし、今後の医師、医療従事者の確保や光熱費の高騰、施設、設備の老朽化など課題は山積していることから、引き続き病院経営の強化に向けて努められたい。 社会情勢や経済が目まぐるしく変化をしている中にあり、財政も厳しい状況が続くと想定されますが、本市の将来を見据えた行財政運営に努められるよう要請し、予算決算委員長報告といたします。 ○議長(永田巳好君) 予算決算委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 これより順次討論及び採決を行います。 議第110号に対し反対の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 賛成の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第110号は原案のとおり可決されました。 議第111号に対し反対の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 賛成の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第111号は原案のとおり可決されました。 議第112号に対し反対の討論はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 賛成の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第112号は原案のとおり可決されました。 議第113号に対し反対の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 賛成の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第113号は原案のとおり可決されました。 議第114号に対し反対の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 賛成の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第114号は原案のとおり可決されました。 議第115号に対し反対の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 賛成の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第115号は原案のとおり可決されました。 議第116号に対し反対の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 賛成の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第116号は原案のとおり可決されました。 議第117号に対し反対の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 賛成の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第117号は原案のとおり可決されました。 これより認第1号から認第12号までの12件の決算の認定に対し一括して討論を行います。 反対の討論はありませんか。 11番向田聡議員。            〔11番 向田 聡君 登壇〕 ◆11番(向田聡君) 日本共産党の向田聡です。 認第1号令和4年度安来市一般会計決算の認定について、認第2号令和4年度安来市国民健康保険事業特別会計決算の認定について、認第3号令和4年度安来市後期高齢者医療事業特別会計決算の認定について、認第4号令和4年度安来市介護保険事業特別会計決算の認定について、認第6号令和4年度安来市生活排水処理事業特別会計決算の認定について、認第11号令和4年度安来市下水道事業会計決算の認定について、可決とした委員長報告に対し、反対討論を行います。 議会における決算認定は、可決された予算が正確に執行されているか否か、計数が正確であるかどうかを審査するだけではなく、次年度以降の予算編成に資するため、広範な角度から市民の立場で行政を評価、検証するものと考えます。 まず、認第1号令和4年度安来市一般会計決算の認定についてであります。 地方自治体の役割は、住民の福祉の増進であり、住民の暮らし、健康を守り、住民の安心・安全を確保することです。令和4年度は、新型コロナ感染症が日本で流行し3年目の年度となり、感染者の最大ピークとなった第7波、それに引き続く第8波が押し寄せた年度でした。幾度も感染の波が訪れ、市民は不安の中での生活を余儀なくされたわけです。あわせて、ウクライナ危機や異常な円安の下での物価上昇の波も訪れ、市民生活に暗い影を落としています。そういう中で、住民の福祉の増進という観点、また市民の暮らしの実態、実感に照らして有効な施策であったかという観点で、4点にわたり意見を申し述べたいと思います。 第1に、マイナンバーカード普及事業の問題です。 市は、安来市独自のマイナポイント付与事業を展開されました。国が既にマイナポイント付与の事業を進めておりさらなる延長をしていた中で、本当に必要な事業だったでしょうか。約7,200万円の国の地方創生臨時交付金を活用して行われたわけですが、コロナ禍、物価上昇の中で生活のやりくりに苦労している市民全体に恩恵が行き渡る有効な方法だったとは思えません。マイナンバーカードについては、個人情報保護の観点、漏えいの懸念など様々な問題も指摘されています。効率化一辺倒にならず、デジタルディバイドにも十分配慮し、カードを所持しなくても、あるいは所持できない人にも行政手続などに困らないようにしておかなければなりません。 第2に、農業振興問題です。 農業は、安来市の基幹産業です。食料自給率の低下や外国産の飼料、肥料に大きく依存している中で、食の安全保障の重要性がますます高まってきています。持続可能な農業にしていくためにも、環境保全や農地の整備は重要であり、今取り組んでいる中山間地域等直接支払事業や多面的機能支援事業、環境保全型農業への支援など、さらに推進を図ったり、小規模農家も含めた農業従事者への支援強化も図っていくべきです。 第3に、教育問題です。 コロナ禍で子供たちの不登校が増え、また学校生活の中でのいじめ問題など、子供同士の人間関係づくりが大きな課題になってきています。今後、個別対応やしっかりと子供に向き合う丁寧な支援がますます必要となっています。支援員、相談員を含め、先生方の多忙を解消するためにも教職員の増員を望みます。また、保護者の教育費負担軽減を図り、少子化対策、あるいは今後の子育て支援のためにも、例えば給食費の無償化、就学援助の支給水準引上げなどを図っていくべきです。 第4は、減災・防災対策です。 今日の災害の多発化や大規模化等は、いつどこで起こっても不思議ではない状況になりつつあり、減災・防災対策はますます重要になってきます。災害防除の観点から減災・防災費を増額し、河川のしゅんせつ、樹木の伐採、身近な生活道路や橋梁などの修繕整備、土砂災害等への対応など、市民の生活に密着した、そして計画的な整備を進めていくべきと考えます。 次に、認第2号令和4年度安来市国民健康保険事業特別会計決算の認定についてであります。 国保加入者には、年金受給者や自営業者やフリーランス、非正規雇用者など多くの方が加入されています。コロナ感染症が続く中、生活も苦しい状態が続いています。国保、国保税滞納件数は388件、資格証明書発行も37件になっています。受診控えにならぬよう、誰もが安心して医療にかかれるよう、資格証明書を後期高齢者医療と同じように廃止をして、高過ぎる国保税を引き下げるためにも国保負担金の増額などを国、県に働きかけていくべきです。 次に、認第3号令和4年度安来市後期高齢者医療事業特別会計決算の認定についてです。 後期高齢者は年金生活者が大半で、年金が実質的に下がっていっている中で、医療にも定期的にかからなければならないし、諸物価が高騰している中で生活を切り詰めながら暮らさなければならないと、そういう厳しい現実を訴えられる方が多くおられます。保険料滞納件数は47件に増えており、しかもそのうち経済的な困窮が43件となっております。後期高齢者が医療費の心配がなく、安心して医療が受けられるようにしていくべきです。そのためにも、75歳で区切った医療制度は改めていくべきです。 次に、認第4号令和4年度安来市介護保険事業特別会計決算の認定についてです。 介護保険料や利用料の負担が重い、負担軽減を望む声は大変多くあります。また、必要とする介護を控えたり、あるいは受けられないなどの声も聞きます。介護保険制度が始まって以来、保険料は2倍以上にも上がっており、3年度の滞納者は164名になっておりました。また、介護労働者も、コロナ禍が続く中での厳しい勤務が続いており、それに見合う賃金などさらなる処遇改善や事業所への財政的な支援など、市独自の支援策も強化していくべきであります。 認第6号令和4年度安来市生活排水処理事業特別会計決算の認定についてです。 本決算は、生活排水利用料金の令和3年度に続く10%値上げによる決算です。コロナ感染症の影響が続いている中で、また諸物価高騰による負担も増えてきた中で、滞納金額804万円余、滞納件数1,260件と一昨年度より多く発生しております。したがって、この決算には賛成できません。 認第11号令和4年度安来市下水道事業会計決算の認定についてです。 本決算は、下水道料金の令和3年度に続く10%値上げによる決算です。コロナ禍における影響、諸物価高騰による負担が増えていた中で、滞納金1,794万円余、滞納件数3,382件と一昨年より多く発生しております。したがって、生活排水処理事業会計と同様にこの決算には賛成はできません。 以上、6件について討論を終わります。 ○議長(永田巳好君) 賛成の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、これより順次採決いたします。 初めに、認第1号について採決いたします。 本件については反対の討論がありましたので、ボタンによる採決をいたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は原案のとおり認定することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンで採決をお願いいたします。 議員は採決を終了してください。            〔賛成者多数〕 ○議長(永田巳好君) 賛成多数であります。よって、認第1号は原案のとおり認定されました。 続いて、認第2号について採決いたします。 本件については反対の討論がありましたので、ボタンによる採決をいたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は原案のとおり認定することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンで採決をお願いします。 議員は採決を終了してください。            〔賛成者多数〕 ○議長(永田巳好君) 賛成多数であります。よって、認第2号は原案のとおり認定されました。 続いて、認第3号について採決いたします。 本件については反対の討論がありましたので、ボタンにより採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は原案のとおり認定することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンで採決をお願いします。 議員は採決を終了してください。            〔賛成者多数〕 ○議長(永田巳好君) 賛成多数であります。よって、認第3号は原案のとおり認定されました。 続いて、認第4号について採決いたします。 本件については反対の討論がありましたので、ボタンにより採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は原案のとおり認定することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンで採決をお願いします。 議員は採決を終了してください。            〔賛成者多数〕 ○議長(永田巳好君) 賛成多数であります。よって、認第4号は原案のとおり認定されました。 続いて、認第5号について採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は原案のとおり認定することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、認第5号は原案のとおり認定されました。 続いて、認第6号について採決いたします。 本件については反対の討論がありましたので、ボタンにより採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は原案のとおり認定することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンで採決をお願いします。 議員は採決を終了してください。            〔賛成者多数〕 ○議長(永田巳好君) 賛成多数であります。よって、認第6号は原案のとおり認定されました。 続いて、認第7号について採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は原案のとおり認定することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、認第7号は原案のとおり認定されました。 続いて、認第8号について採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は原案のとおり認定することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、認第8号は原案のとおり認定されました。 続いて、認第9号について採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は原案のとおり認定することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、認第9号は原案のとおり認定されました。 続いて、認第10号について採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は原案のとおり認定することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、認第10号は原案のとおり認定されました。 続いて、認第11号について採決いたします。 本件については反対の討論がありましたので、ボタンにより採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は原案のとおり認定することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンで採決をお願いいたします。 議員は採決を終了してください。            〔賛成者多数〕 ○議長(永田巳好君) 賛成多数であります。よって、認第11号は原案のとおり認定されました。 続いて、認第12号について採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は原案のとおり認定することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、認第12号は原案のとおり認定されました。 これより議案その2に移ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 ○議長(永田巳好君) 日程第6、議第118号「財産の取得について」を議題として、執行部より説明を求めます。 青戸消防長。            〔消防長 青戸博司君 登壇〕 ◎消防長(青戸博司君) それでは、議案つづりの1ページ、併せて説明資料の1ページをお願いいたします。 議第118号財産の取得についてご説明いたします。 財産の取得について、安来市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。 物品名、数量は、救助工作車Ⅱ型1台、契約金額は1億4,982万円でございます。 契約の相手方の住所、氏名は、出雲市浜町322番地-2、株式会社出雲ポンプ出雲営業所、所長梅田英明でございます。 契約の方法は、一般競争入札でございます。 平成13年に安来市消防署本署に配備いたしました救助工作車が老朽化したため、更新するものでございます。 救助工作車Ⅱ型の表記についてでございますが、救助工作車には、Ⅰ型からⅣ型まであり、Ⅰ型は2トン級のトラック車種を使用した小型の救助工作車であります。Ⅲ、Ⅳ型は、緊急消防援助隊等の震災対応資機材を積載した車両でございます。 同本部が整備するⅡ型は、全国的に一番多い一般救助資機材を積載した車両でございます。特徴といたしましては、ダブルキャブのバス型とすることで広い床面積を確保し、現場出動途上に図面を広げながら、車内協議や水難救助要請であれば入水できる装備に切り替えるなど、迅速な準備が行えるようになりました。また、多くの救助資機材を積載する救助工作車でございますが、車両の重量バランスを考慮しながら無駄のない資機材配置が可能となっており、素早い資機材の取り出しができるよう設計し、安全迅速な救助活動の実現を図ってまいります。 外観や内装のイメージは写真のとおりでございます。 納入期限は、令和7年3月21日までとしております。 配置場所は、安来市消防署本署でございます。 以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(永田巳好君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。 三島議員。 ◆10番(三島静夫君) 2点ほど確認させてください。 一般競争入札ということで何者がこれに手を挙げられたという1点と、それからまだ納入期限は令和7年3月21日なんですが、こういう車というのは、買われたところで整備をするものかどうかというのを教えてください。 ○議長(永田巳好君) 青戸消防長。 ◎消防長(青戸博司君) 三島議員の1点目の質疑ですけれども、何者による入札かということでございますが、入札につきましては2者で行っております。 参加業者につきましては、出雲ポンプ、吉村オートサービスの2者でございます。 2点目に関してですけれども、納入期限が令和7年3月となったということでよろしいでしょうか。 ○議長(永田巳好君) 三島議員。 ◆10番(三島静夫君) こういう特別な車は、整備はまだ令和7年からスタートする、3月21日以降にスタートするんですけど、こういう車の整備というのは購入されたところでされるもんですか。 ○議長(永田巳好君) 青戸消防長。 ◎消防長(青戸博司君) 納入後に整備が必要になったら、そこでされるかどうかという質問でございました。 納入した業者は、このたびは出雲ポンプですけれども、それ以降のメンテナンス、修理等についてはそれを取り扱う業者等々ございますので、そこに問い合わせて業者対応ということになろうかと思います。 ○議長(永田巳好君) 10番三島議員。 ◆10番(三島静夫君) ありがとうございました。 ○議長(永田巳好君) ほかにありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ないようですので、以上で質疑を終わります。 本件については、安来市議会会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、本件については委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行います。 議第118号に対し反対の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 賛成の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、議第118号は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 ○議長(永田巳好君) 日程第7、諮第1号「人権擁護委員候補者の推薦について」を議題として、執行部より説明を求めます。 田中市長。            〔市長 田中武夫君 登壇〕 ◎市長(田中武夫君) それでは、議案つづりその2、2ページをお開きください。 諮第1号人権擁護委員候補者の推薦について。 人権擁護委員、上田稔枝、楫野光伸、鉄原祐子、田淵寿馬。 以上4名の任期が令和5年12月31日で満了することに伴いまして、次の者を候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものであります。 その人は、住所は●●●●●●●●●●●、氏名は上田稔枝、生年月日は●●●●●●●●であります。次の者は、住所が●●●●●●●●●●、氏名は楫野光伸、生年月日は●●●●●●●●であります。次の者は、住所が●●●●●●●●●●●●●、氏名は藤原玄聖、生年月日は●●●●●●●●であります。次の者は、住所が●●●●●●●●●●●●、氏名は田淵秀喜、生年月日は●●●●●●●●であります。任期はいずれも令和6年1月1日から令和8年12月31日であります。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(永田巳好君) 説明が終わりました。 本件について、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認め、採決いたします。 諮問第1号につきまして、原案による方を適任と認め同意することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、諮問第1号につきましては原案による方を適任と認め同意することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8 ○議長(永田巳好君) 日程第8、議員の派遣についてを議題といたします。 本件は地方自治法第100条第13項及び安来市議会会議規則第165条の規定に基づく議員の派遣であります。 お諮りいたします。 議員の派遣についてお手元に配付のとおり決定することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永田巳好君) ご異議なしと認めます。よって、記載のとおり決定されました。 以上で本日の日程を全て終了いたしました。 散会に当たって、市長より発言の申出がありますので、これを許可いたします。 田中市長。            〔市長 田中武夫君 登壇〕 ◎市長(田中武夫君) 第101回安来市議会定例会9月定例会議の散会に当たりまして、ご挨拶を申し上げます。 去る9月1日から本日までの第101回安来市議会定例会9月定例会議におきましてご提案いたしました諸議案に対しまして、慎重なる審議を賜り議決をいただきましたこと、誠にありがとうございます。また、令和4年度各会計の決算につきましても、それぞれ認定をいただき、重ねて御礼を申し上げます。先ほど、予算決算委員長からありました指摘事項並びに監査委員からの監査意見につきましては、今後その対応に十分留意いたしまして、今年度予算の執行、そしてこれから取りかかります次年度予算の編成に取り組んでまいります。 次に、9月8日の本会議で発言の機会をいただきご報告いたしました(仮称)安来スマートインターチェンジについてであります。 このたび、国による準備段階調査箇所への選定を受けまして、今後は、国や県、西日本高速道路株式会社及び安来市をメンバーとする準備会を開催し、具体的な検討や調整を進めてまいります。その後、関係機関で構成します地区協議会で決定された実施計画書を国に提出した後、新規事業化となる流れであります。 スマートインターチェンジの整備によりまして、アクセス性が向上し、周辺地域の新たなまちづくりや企業立地の促進、観光振興、救命救急活動の迅速化など、様々な効果が期待されます。引き続き、国や県、高速道路会社、建設促進期成同盟会をはじめ、関係機関のお力添えをいただきながら、官民一体、オールやすぎで新規事業化の早期実現を目指して取り組んでまいります。 次に、秋のイベントについてであります。 厳しい残暑も少しずつ和らぎ、秋の訪れを感じるようになる中、市内各地で文化、スポーツなど様々な催しが予定されております。 10月7日と8日にはやすぎ刃物まつり、そして10月22日には戦国尼子フェスティバルを開催いたしますが、開催を来月に控えまして、県内外からお越しいただく皆様に喜んでいただけるようそれぞれ準備を進めているところであります。安来市が誇る歴史的資源であります月山富田城、尼子氏、鋼、これらを存分に生かして安来市を大いにPRし、盛り上げてまいりたいと考えております。 戦国尼子フェスティバルに関連いたしますが、昨日は月山富田城跡におきまして、ランニングやウオーキングで山頂まで登ります幸盛祭が開催されましたが、先日、私も安田地区の県境付近にあります安田要害山を地元の方々と登る機会がありました。皆様もご承知のとおり、この山は戦国時代に山城が築かれ、月山富田城を護衛する尼子十砦の一つとして最も東に位置し、出雲と伯耆の国境を守る重要拠点であった場所でもあります。要害山の名のとおり、山頂からの眺めはすばらしく、眼下の田園風景から大山や日本海、島根半島などがぐるり一望でき、この日は隠岐の島もはっきりと見えまして、見晴らしのよさは安来市内でも屈指ではないかと思ったところであります。そして何よりも、地元の皆様がこの山に愛着を持っておられ、登山道の手入れをはじめとても大切にされていることを伺い、その熱意を感じました。 市内には、各地にこのような場所があるかと思います。このたびの戦国尼子フェスティバルの開催を通じまして、尼子氏ゆかりの地をはじめとする歴史スポットにも目を向け、足を運んでいただけることを願っております。 このほかにも、和鋼博物館の開館30周年記念事業として、10月19日から11月14日まで開催いたします秋期企画展「ダンサンが守り育てた安来の芸術文化」や10月29日開催の安来市農林業祭をはじめ、各地域で開催されますイベントにつきましても、多くの方が集い、大いににぎわうことを期待しております。 次に、新型コロナウイルス感染症についてであります。 島根県内でも、新型コロナの感染症患者が多い状況にある中、季節性インフルエンザも流行の目安を上回る状況が続いておりまして、同時流行への警戒感が高まっております。基本的な感染対策は、新型コロナもインフルエンザも同じでありますので、市民の皆様には、自主的な感染予防に心がけていただけますようお願いいたします。 なお、新型コロナウイルスのオミクロン株、XBB対応ワクチンによります秋開始接種を9月20日から開始しております。任意の接種でありますが、接種を希望される方におかれましては、ご検討いただきますようお願い申し上げます。 終わりになりますが、議員各位におかれましては、時節柄、健康にはくれぐれもご留意いただきまして、引き続き本市発展のためご活躍をいただきますよう祈念申し上げ、散会の挨拶といたします。ありがとうございました。 ○議長(永田巳好君) 以上で第101回安来市議会定例会9月定例会議の日程を全て終了いたしました。 次回、第102回安来市議会定例会開会会議は11月6日開会の予定であります。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。            午前11時27分 散会 以上、会議の次第を記載し、その相違ないことを証するため署名する。                            令和  年  月  日     安来市議会議長     安来市議会議員     安来市議会議員...