安来市議会 2009-09-04
09月04日-04号
平成21年第 34回 9月定例会 平 成 21 年 9 月 定 例 会平成21年9月4日(金曜日) 出 席 議 員 ( 2 6 名 ) 1番 田中 明美君 2番 嘉本 祐一君 3番 田淵 秀喜君 4番 田中 武夫君 5番 石倉 刻夷君 6番 岩田 拓郎君 7番 勝部 幸治君 8番 岡田 麻里君 9番 永田 巳好君 10番 葉田 茂美君 11番 金山 満輝君 12番 中村 健二君 13番 嶋田 豊昭君 14番 井上 峯雄君 15番 佐伯 直行君 16番 足立 喜信君 17番 山本 武士君 18番 河津 清君 19番 中島 隆夫君 20番 深田 富造君 21番 梶谷 厚君 22番 上廻 芳和君 23番 遠藤 孝君 24番 内藤 美雄君 25番 梅林 守君 26番 山本 敏熙君
~~~~~~~~~~~~~~~ 欠 席 議 員 ( 0 名
) ~~~~~~~~~~~~~~~ 事 務 局 出 席 者 事務局長 金山 和義君 事務局次長 太田 健司君 主幹 門脇 直哉君
~~~~~~~~~~~~~~~ 説 明 の た め 出 席 し た 者 市長 近 藤 宏 樹君 副市長 渡 部 和 志君 教育長 伊達山 興 嗣君 市長室長 伊 藤 耕 治君
広瀬地域センター長 総務部長 真 野 善 久君 石 田 行 生君 市民生活部長 仁 田 隆 敏君
健康福祉部長 原 田 理 文君
産業振興部長 田 中 操君
基盤整備部長 井 上 博君
上下水道部長 岩 見 良君 消防長 三 徳 伸 吉君 会計管理者 廣 江 奈智雄君 総務部次長 児 玉 好 之君
健康福祉部次長 太 田 善 明君
産業振興部次長 石 丸 秀 一君
市立病院事務部長井 上 幸 治君 総務課長 石 井 信 行君 財政課長 大久佐 明 夫君
~~~~~~~~~~~~~~~ 議 事 日 程(第4号) 平成21年9月4日(金)午前10時開議第1 一般質問 ~~~~~~~~~~~~~~~ 本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件日程第1 ~~~~~~~~~~~~~~~ 午前10時0分 開議
○議長(深田富造君) おはようございます。 定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。 ~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第1
○議長(深田富造君) 日程第1、一般質問を昨日に引き続き行います。 順次質問を許可いたします。 4番
田中武夫議員、質問席へ移動願います。 〔4番 田中武夫君 質問席〕
○議長(深田富造君) 田中議員。
◆4番(田中武夫君) おはようございます。 議長の許可をいただきましたので、一般質問をいたします。 4番田中武夫です。4年前に議席をいただいてずっと3年間は3番でございましたけれども、この1年間は4番でございますので、よろしくお願いします。 最初の質問でございますけれども、この夏は特に異常気象であったというふうに報道がなされておりますが、その報道の中から1つ伺ってみたいと思います。 地方気象台によりますと、7月下旬10日間で日照時間は平年の12%にすぎない9.5時間しかなかった、こういうふうに言われております。1日に1時間も晴れ間がなかった計算になるということでございます。こういった冷夏の中で、農作物が戦後最大の不作に見舞われた1993年にさえ同じ時期には50.7時間ですから、非常に深刻だろうというふうに考えられておりましたが、8月、特に盆前後から現在まで天候が持ち直して稲作につきましてはとりあえず遅かった作付についてはまあまあではないかというふうな憶測もされております。さて、そんな中で、この冷夏、長雨による農作物の安来市の被害状況を伺ってみたいと思います。
○議長(深田富造君)
石丸産業振興部次長。
◎
産業振興部次長(石丸秀一君) おはようございます。 田中議員の御質問にお答えいたします。 ことしの冷夏、長雨による農作物の被害状況でございますけれど、本年5月から7月にかけての日照不足、それから長雨など天候不順によりまして農作物に被害が発生していることから、安来市
農林振興協議会防災部会での調査、そしてJA・
普及部等関係機関に確認をしましたが、全体としては大きな被害が出てないということでございました。 水稲につきましては、生育が3日から5日おくれているということでございましたが、盆以降の天候回復や、今後の気温や日照時間が平年並みと予想されていることから、現時点では深刻な不作にはならないと考えているところでございます。また、現時点では病虫害等の発生は多くなく、緊急的な対応は考えていません。 それから、ナシにつきましては不作ではなく、若干糖度は低目ではあるが問題となるほどではなく、またブドウは裂果が発生しましたが、ナシ同様若干糖度は低目であるが問題となるほどではないということでございます。きょうの新聞でもございましたけれど、ナシの糖度はかなり戻ってきたということが報道でございました。 それから、大豆につきましては播種がおくれたほ場で生育期間の短縮による収量低下が心配されているところでございます。 それから、葉たばこにつきましては、若干の収量減となっていると聞いておりますが、今回の天候不順が直接影響したかどうかは判断がしにくいところでございます。 以上、説明とさせていただきます。
○議長(深田富造君) 田中議員。
◆4番(田中武夫君) 今、被害状況といいますか、現在の状況を伺ったわけでございますが、私の聞くところによりますと、ブドウに至っては7月に相当落果がして3割ぐらいの減収ではないかというふうなことを聞いております。 また、この8月の初めごろでしたが、新聞報道によりますと、鳥取県はいち早く緊急対策として農作物の病害に対して薬剤費を助成するというふうな対応をいち早くとったわけでございます。まだ、水稲、そしてたばこ、大豆、これらにつきましては結果は出てはおりませんけれども、7月のような長雨の状況の中で、やはり安来市としても何らかの対応をとってもらってもよかったのではないのか、また行動を起こしていただいてもよかったのではないかというふうに思っております。ずっと昔、平成4年ぐらいでしたか、大変な長雨で、そして被害が多かったので、安来市の助成策があったわけですね。これはたしか150万円か100万円の貸し付けというふうなこともございました。そういうこの被害に対しての支援策というふうな考えはあるでしょうか。もし発生したらありますでしょうか、どうでしょうか、伺ってみます。
○議長(深田富造君)
石丸産業振興部次長。
◎
産業振興部次長(石丸秀一君) 支援策はないかということでございますけれど、今後の被害状況を見きわめながら関係機関と協議を進めさせていただきたいと思います。
○議長(深田富造君) 田中議員。
◆4番(田中武夫君) どうもそういった今後の状況によっては支援策が望まれるようでございますので安心をいたしましたが、この安来は言うまでもなく農業が基幹産業であります。専業農家もまだ数多くはございます。そしてまた、兼業であろうとも、農業における収入が少ないと、どうしても今この経済不況下でございます。よそから持ってくるお金も余り当てにならない状況で、やはり基本的に農業の収入が少なくなりますと、非常に家庭が困るわけでございますので、農家、農村を取り巻くこの状況をよく考えていただきまして、またそういった被害状況がございましたら支援策を検討していただくように希望いたしまして、この件は終わります。 2番目でございますが、地域活性化・
経済危機対策臨時交付金、こういった事業が展開をされておりますが、この安来市におけます執行状況を伺ってみたいと思います。
○議長(深田富造君)
真野総務部長。
◎総務部長(真野善久君) 臨時交付金でございます。 かねて7月臨時議会で御説明いたしましたように、まず交付金の交付限度額、安来市に対しては5億7,397万1,000円という総額で、7月
臨時会補正予算でも御説明いたしましたように、
地上デジタル化の対応、学校のICT化、それから施設の耐震化、太陽光に対します補助、
農地有効利用支援事業、住宅用の
火災警報器設置補助などで、総額7億872万4,000円の補正予算を御議決いただきまして、現在、それの執行に向けて鋭意努力してるところでございます。 ただ、7月22日の議決でございましたので、今8月末時点でどれぐらいになるかといいますと、契約件数といたしましては35件、執行額といたしましては1,340万円程度の内容となっております。大半のものが設計が中心でございまして、設計が終わってから今後執行していくという、こういう段取りであるという現在の状況でございます。
○議長(深田富造君) 田中議員。
◆4番(田中武夫君) ありがとうございます。現在まだ日が浅いので、執行状況がまだ1,340万円ということでございます。一日も早い執行が望まれると思いますので、よろしくお願いいたします。 次に、この
経済危機対策臨時交付金の中で、私6月に一般質問で伺いました
農地有効利用支援整備事業について伺いたいと思います。 この当初の見込み額はあの発表だったわけでございますが、実際に今現在でたしか8月31日締め切りだというふうに理解をしておりますけども、実際の農家から、また団体・地区からの申し込みはどのくらいになっておりますでしょうか。また、その事業規模、金額についてもどういう状況でありましょうか、伺ってみたいと思います。
○議長(深田富造君)
石丸産業振興部次長。
◎
産業振興部次長(石丸秀一君)
農地有効利用支援整備事業についてでございますけれど、8月31日を締め切りとして各自治会、団体等からお出しいただきました。申込件数は192件、それから申込額は2億6,072万5,000円と伺っております。今後の手順としましては、現地の施工延長、緊急性等の確認作業に入りたいと思っております。現地調査及び設計に1カ月程度を予定しておるところでございます。
○議長(深田富造君) 田中議員。
◆4番(田中武夫君) 今、伺うところによりますと、件数は大体私たち農業関係のところでは100件程度ではないかというふうな見込みも話がありました。また、予定の予算規模は事業規模で1億円というふうに知らされておりました。今、伺っていますと、申し込みも予想の約倍ぐらい、そして申込金額、事業額で2億6,000万円余と。ということは当然のことながら補正予算で組んであります2,500万円では足らなくなるというのが明白でありますが、こういう状況の中で市としては補助金の負担金補助の増額というふうな考えがないものでしょうか、伺ってみたいと思います。
○議長(深田富造君)
真野総務部長。
◎総務部長(真野善久君) これは7月の臨時会でも同じような御質問があってお答えしたと思いますが、交付金の今の7月補正で組みました予算、いわゆる定価で組んで執行計画を立てたものでございます。今後執行していく中で入札残等が発生してくるかと思いますので、ほかの事業も含めまして、その交付金の財源の中で対応をしていくという考え方を今持っております。
○議長(深田富造君) 田中議員。
◆4番(田中武夫君) 今、出ております申し込みですが、私も土地改良区にほ場などでお世話になっておりまして、寄ってお茶をよばれたりするわけですが、そこでいろいろ申し込み状況を見させていただいておりますとなかなか切実なところがございまして、というのは6月議会でも一般質問のほうで言いましたけれども、安来市全体でほ場整備というのは、区画整理というのは、昭和20年代の後半から、そして30年代後半に行われております。ということは、相当老朽化をしております。そのときはよかったかもしれません。農道についてはトラックなどはございませんし、よくてテーラーというものがありました。それに規格を当てはめてつくっておりますので、軽トラックも入りませんし、まず今でいうトラクター、田植え機、そういうものは走行困難な場所がかなりございます。ですから、そして用排水路もコンクリート2面ということで、3面もございますけれども、今の営農には非常に支障があります。 そして、一昔前、ちょっと前までは耕地課サイドでこういうことは直していただいておりました、負担金はありますけれども。そして今、
土地改良事業で申し込みますと3割負担です。200万円ですと60万円の負担があります。ですから、みんながこの農業がなかなか営農状況が悪い中でこういった事業に着手できないという状況がずっと何十年も続いておったわけです。そこへこういったたまったものがあるところでもってきて、この
緊急経済対策によって
農地有効利用という、こういう事業ができて、皆さんが今まで待っておったものを一遍に出して、それもこの短期間でありますので、本当に期間が短かったものですから、周知をしてから直ちにそれまで準備しておった考えておったことを一気に出した人はいいんですけども、周知したときから計画をしてだれがどうしようかと考えた人はまだまだおると思います。だけれども、8月31日が締め切りで、私の周りにもたくさんおられます。出したかったけど出せなかった、それは結局は中山間地に行きますと、当然のことながら高齢化をしておりまして、なかなかパソコンなんか使えませんし、こういった申込書もとりに行けませんし、どうやって行っていいかわからない、だけれども直してほしい、切実な願いはたくさんございます。 ところが、今出せるところは出したわけですね。今の話でいきますと、1億円の予定した事業規模が申し込み2億6,000万円、とても倍以上になっております、2.5倍以上ですか。ここでちょっと考えていただかなきゃいけないと思いますが、今お話をしましたような農業、農村の状況から見て、今度は市長に伺いますけれども、
農地有効利用に対して、この事業に対して7月補正で予算化をいただいたわけですけども、この
事業そのものについてどういうふうに考えておられるのか、市長の考えを伺いたいと思います。
○議長(深田富造君) 近藤市長。
◎市長(近藤宏樹君) 田中議員にお答えいたします。 全く田中議員さんの考えと同じで、農業の基盤整備あるいは環境整備をしていかなければならない、その重要性というのは感じております。先ほど真野部長がお答えしましたように、その臨時の交付金の中で、ほかにこれからずっと事業をしていきて余るところがあれば、そちらに充てる可能性もございますということでございますので、1億円を超える場合もございますということでございます。
○議長(深田富造君) 田中議員。
◆4番(田中武夫君) 前向きの答弁をいただいたというふうに感じてようございますね。1億円を超えてももちろん取り組んでいただけるというふうに……。 (
市長近藤宏樹君「そういうふうに考えております」と呼ぶ) はい、そうですね。非常に大切なところでございまして、もちろん今内容をこれから精査をされるということですので、いろいろなところが削られるかもしれません。だけれども、基本的には先ほどから申しておりますように、これから安来市の農業を営農をやっていこうとしますと、非常にこの老朽化をした用排水路、そしてまた農道などをきちんと整備をすることが最重要であるというふうに認識をしておりますし、市長も同じような認識であるというふうに伺って、とても喜んでおるところでございます。 そこで、もう一歩踏み込んでみますと、この時事通信社という地方行政、この欄にこれちょっと入手しましたのちょっと一部読んでみたいと思いますが、4月27日付ですが、道しるべ、地域活性化の希望をはぐくむ中海ということで
近藤宏樹島根県安来市長、これを書いておられますね。この中で、とても中海圏域の前向きの考え方が書いてあって感銘したわけでございますが、農業が書いてありませんでしたことは1つ残念なことでございまして、だけどもこれに匹敵するぐらい今農業について前向きの考え方を市長が持っておられまして非常に喜んでおります。ところで、この今言っていただきました1億円を超えてもということですが、もう一歩踏み込んでいただいて、例えばこの査定をしても落とせないような大切な事業がたくさんありますので、補正を組んででもこれはやってやろうというふうな考えはどうでしょうか。
○議長(深田富造君) 近藤市長。
◎市長(近藤宏樹君) 今はちょっとそういう考え、補正までということはまだ考えておりません。
○議長(深田富造君) 田中議員。
◆4番(田中武夫君) 今はですね。それじゃあ将来今後また考えていただけますね。それじゃあ、非常に期待をしてこれから我々も取り組んでまいりますので、特に太陽光発電とか火災報知機の補助がたくさん補正で組まれたわけでございますけども、火災報知機はもちろん人命に関することでございますので、大切と思っております。太陽光発電も大切ではありましょうが、だけれどもそれよりも、それにも増してこの安来市の農業基盤を小さいことを整備する事業であります。これは御案内のとおり今年度限りでございますので、ぜひともこれを農家、農村に対して市長の前向きの考え方を表明していただきますと非常にまた市長の評判がよくなるというふうに思いますが、どうでしょうか、もう一言。
○議長(深田富造君) 近藤市長。
◎市長(近藤宏樹君) 先ほど言いましたように、先ほどの最初の示しました数字を超える可能性もありますということで御勘弁いただきたい。
○議長(深田富造君) 田中議員。
◆4番(田中武夫君) ありがとうございました。市長の農業に対する支援、また中山間地域地に対する考え方、そして国土保全という考え方は非常によくわかってきました。ありがとうございます。それでは、非常に期待をしてこれからこの事業については見守っていきたいというふうに思っております。 つけ加えますけれども、今度政権がかわりますでしょうが、民主党さんは
ヨーロッパ並みの最低賃金で国際競争力をつけると言っております。それは
ヨーロッパ並みの最低賃金というのは1,000円だそうです。時給1,000円、1,000円以上の最低賃金を設定して国際競争力をつけるということはちょっと考えれば、なかなか今の状況では難しいわけでありますが、これを今農業でやろうとするならば、今
ファーム宇賀荘がやっております時給1,000円という体制でやっておりますが、ということはきちんとした農場、ほ場を整備して、省力化と大型化によって非常に効率的な農業をやっていかなければ、それはできません。こういうことを考えてみますと、先ほどの
農地有効利用の支援事業もぜひともやっていただきたいというふうに思いますので、つけ加えてひとつよろしくお願いいたします。 次の質問でございます。
バイオマスタウン構想についてでございますが、これにつきましては私4年前に議場に送っていただいたときからいろいろ関心がございまして、そして17年だったと思いますけれども、委員会視察に行きました。そのときに初めて廃油から
バイオディーゼル燃料をつくる、そういう装置を見たわけでございます。そのときから同時に
バイオマスタウン構想というものに関心がありましたので、たまたま中四国農政局の担当の方と面識がありましたのでそのときに中四国農政局まで安来市の優秀な職員さんと一緒に講習に行ったことを覚えております。そしてその後、安来市が鋭意取り組んでいただきまして
バイオマスタウン構想に公表されたわけでございます。そのときには、全国500というふうに限定をしておりましたが合併に伴って300ということで、島根県ではいち早く公表にしていただきました。というふうに喜んでおりましたけれども、現在
バイオマスタウン構想のいろんな構想が出てきておるかというと、なかなか目に見えておりません。せっかく県で初めて公表されたわけですが、今現在の進捗状況を伺ってみたいと思います。
○議長(深田富造君)
石丸産業振興部次長。
◎
産業振興部次長(石丸秀一君) 進捗状況ということでございますので、説明をさせていただきたいと思います。 現在の竹資源の利活用といたしまして2つの事業の取り組みを進めているところでございます。 1つ目は、整理伐作業工程別時間調査事業でございます。林野庁の事業により竹資源を低コストで安定供給するための
竹林管理体系策定が進められてるところでございます。その
竹林管理体系を策定するに当たり、竹林において
調査実証事業を実施する必要があり、全国の
バイオマスタウン構想の中から竹資源の利活用を提案している安来市が選ばれ、整理伐作業工程別時間調査事業に現在取り組んでおります。 それから2つ目は、森林組合と建設業者との共同による竹林整備の検討でございます。放置竹林が増加することにより人工林や田畑への侵食や景観の破壊など多くの問題が生じてきております。この問題を解決するためには伐採を行い、竹林の拡大を抑制したり、枯れた竹を取り除くなどの竹林整備が必要となってきております。今後、建設産業並びに森林組合と連携して建設産業が有する人材、技術、資材を活用し、路網整備などの竹林整備に取り組み、竹林整備で生じる竹チップを利活用し、新たな建設資材の開発を推し進めてまいりたいと考えております。
○議長(深田富造君) 田中議員。
◆4番(田中武夫君) 取り組みが徐々に進んでおるような印象を多少受けましたけれども、これは当然のことながら2004年の京都議定書の地球温暖化に対する排出ガスの問題から巻き起こった事業でございます。つまり、温暖化対策をするには循環型社会をつくることが大切ということで始まったわけでございます。でありますので、特に竹を提案しましたのは安来市にまた竹林が非常に多うございます。そして、竹は一番人間の組織に近いということで一番腐敗をしやすい、ですから
イコール堆肥化をしやすい、こういうことが言われております。堆肥化といいますか、これをもってさまざまな事業に使う、こういうことから竹を選ばれたというふうに認識をしておったわけでございますが、なかなかそれが進まないようでございますので、今ちょうど、前は
堆肥センター、今はこのタウン構想に公表されてからバイオマスリサイクルセンターと名前が変わったわけでございますけれども、この堆肥化の促進にも有効であると思いますし、堆肥化だけではなくて
バイオマス発電とかさまざまな利用方法があるわけです。そして、この経済不況下の中で今なかなか新しい産業が生まれないわけです。この国の補助率の高いこういうタウン構想に乗って一つでも新しい産業を興す、これもタウン構想の目的でございますので、これからもひとつ鋭意取り組んでいただきますようにお願いをしたいと思います。何かこれからの意気込みがございましたらよろしくお願いします。
○議長(深田富造君)
石丸産業振興部次長。
◎
産業振興部次長(石丸秀一君)
バイオマスタウン構想の実現に向けましてはスピードアップを図って今後努めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(深田富造君) 田中議員。
◆4番(田中武夫君) よろしくお願いします。 それでは、もう一つの環境問題を含めました食農教育についてお尋ねをしたいと思います。 私、何度もこういう食農教育とかのことを質問するわけでございますけれども、今まさに身近でこういうことが行われている小学校がございまして、そのことは過去に何度も一般質問の場で申し上げておりますが、今度また新しい教育長も選任されましたので、きょうはお見えですので、またおさらいの意味で一つお話をするわけですけれども、実は各家庭から生ごみを持ち寄りまして、そしてそれをまず土と一緒にまぜまして、そこに安来市が推奨しております有用微生物をまぜまして、攪拌をしましてビニールで一応覆っておきます。1カ月ほどほっておきますと胞子が生えてきますので菌糸が生えまして、それが完全に腐敗をしますと発酵をしまして、そして上質な肥料となります。 これを小学校の子供たちにめいめい今やっておる学校がございます。もちろん先生が中心で、そして地域の人が協力をしております。ここまでだと単なる生ごみの処理ですけれども、これを使いまして、そして地元の農政会議が地元で農地を借りまして、そこを提供しまして、学校の生徒がそこでさまざまな野菜をつくっております。大体夏野菜を中心でございますので、トマト、キュウリ、そしてナス、ピーマン、こういうものをつくっております。そして、これはつくってまず食べることも教育になりますが、これを収穫をして新しくできました安来駅舎の前で販売もしております。そして、販売をして、今度はもうちょっとしますとサツマイモができます。サツマイモは一時期に一遍にできますので、なかなか売れません。どうしたかといいますと、地元の人の考え方がありまして、安来市内の2つの製菓業者さんにお願いをしましてお菓子をつくっていただいております。このお菓子を今、各店で販売をしてもらっています。そして、つくった生徒もその様子を見学に行ったり、自分で食べたりします。つまり、まず家庭から排出します生ごみから始めまして、最後は生育過程を自分で体験をしたり、そして収穫をして販売をして、ほしてそれが単なる野菜が今度お菓子という加工品に変わるまでを自分たちで体験をする、こういうことをしております。 これによっていろいろな体験をする上で環境問題にも関心が出てまいりました。といいますのは、この有用微生物を加えまして泥と一緒にだんごをつくります。この泥だんごをつくりまして、近くの河川にどんどん流します。そうしますと非常に河川がきれいになります。こういった事業をやっておりますが、こういうことも含めまして安来市の食農教育といいますか、こういった今やっておられる現状につきましてありましたら、伺ってみたいと思います。
○議長(深田富造君) 伊達山教育長。
◎教育長(伊達山興嗣君) おはようございます。 今、御質問がありました環境問題を含めた食農教育の現状についてという御質問、
田中武夫議員の御質問にお答えをしたいと思います。 先ほど田中議員からお話しされました内容等については私自身も現にやっておりますし、そして安来駅で販売されておるなどなど承知しておるところでございます。 初めに、食農教育とはという部分を少し確認しておきたいと思いますが、食は我々が生きるために最も大切なものである、それを支える農業をあわせてそういう体験的な学習をすることを一般的に食農教育といいます。余り聞きなれない言葉でありますが、では先ほど御質問にありましたことでありますけども、食農教育は今安来でも取り組んでおりますふるさと教育にも、田中議員がおっしゃいますように環境教育にも通ずるものがございます。また、地域とともに子供の教育を進めることのできる大変重要な教育の一つであると認識しております。 現在、この食農教育を積極的に取り組んでおる学校がございます。それは今御質問ありました田中議員が直接御指導ということもありますが、宇賀荘小学校でございます。ここでは県の事業のわがまち発信プロジェクト事業も生かしながら地域の皆さんの御支援で、今お話しに固定名詞は出ませんでしたけどEM菌を使って生ごみから良質な堆肥を使って野菜づくりや、さらには今お話がありました環境教育、そして金銭教育にも広げた取り組みを進め、大変大きな成果を上げておると私は承知しております。 実は、ここにすばらしい冊子をつくってくれておりますが、市の小学校長会が子供たちの教育を、いわゆる環境教育実践事例集でまとめて大変私感心しております。これは宇賀荘小学校だけでありません。その他の小学校も積極的に環境教育に取り組んでおるという証でございます。御承知願いたいと思います。 このように大きな成果を上げておりますので、今後ふるさと教育や環境教育は教育委員会でも大変力を入れていきたいと考えております。しかし、それぞれの小学校には特色もありますので、そこらのことも勘案しながら積極的に取り組むように教育委員会では今後とも指導していきたいと、このように思っております。 以上でございます。
○議長(深田富造君) 田中議員。
◆4番(田中武夫君) 1つ訂正をしておきますけど、私が指導をしているわけではございませんで、私の近くの周りの方々が協力しとられますので、ひとつよろしくお願いします。 (教育長伊達山興嗣君「わかりました」と呼ぶ) そういたしますと、今御紹介いただきましたように、私も申し上げましたように、こういった教育の大切さをどうも新しい教育長も特に取り組んでいこうという姿勢が鮮明にあらわれておったというふうに理解をするところでございます。ありがとうございます。 そこで、もう一つ踏み込んでいきますと、踏み込んでといいますか、最近島根県の一番西の高津川、ここが何か水質がナンバーワンだったものが何番でしたか、大分ランクが落ちたというふうな報道がありましたが、ここへ山陰中央新報の8月18日に出ておりましたが、高津川水質浄化作戦と銘を打ちまして、吉賀町の町長さんとそれから婦人会長さん、また柿木村の前産業課長さんですか、益田市長さん、津和野町長さん、高津川の漁協の組合長さん、こういった方が、先ほどちょっと触れましたけどEMだんご3,000個をつくりまして高津川に放流した、こういう記事が出ております。ここでこれ全部読むわけではありませんけれども、今安来市も取り組んでおります先ほど教育長が言っていただきましたEMというものを、こういうものを使って子供たちにも環境の大切さ、そして環境をきれいにするだけではなくて、こういった取り組みが農業に生かせるということを経験させております。 そして、御存じだと思いますけれども、宇賀荘地区では大きなほ場をつくっていただいて6月にもお礼を言いましたが、国、県、そして安来市の皆さん方の協力を得て完成をしましたが、そこでは無農薬で、そしてぼかしと言いますけれどもEMを使った肥料なり、そしてそれを使った除草なりをしておりまして全く新しい米をつくっておりますが、こういう取り組みの中をこれをみんなで体験をしたり、見たりをさせております。こういうことが特に関心を深めることにもなるというふうに思っております。この間のいつでしたか、全国学力テストですか、これの発表があったときに秋田県が総合ナンバーワンというふうに報道されました。そのときに地域の人にインタビューをしておりましたが、なぜ秋田県だかというふうに質問をしたところ、特に多かったのが自然がきれいとか、やっぱり環境がいいとか、こういうことを上げておられました。もちろん子供や家庭の努力とか、そういうことも大切だと思いますが、やはりこの自然環境といいますか、子供が生育するこの環境がいいこともやはり大切ではないかというふうに感じて見ておりました。 さて、教育長に伺いますが、今後未来を担う、こういった子供たちに何を食べさせるのか、こういうことから考えていきますと、これから安来市としてどういうふうにこの教育長言いました食農教育を進めていかれる考えでしょうか。伺ってみたいと思います。
○議長(深田富造君) 伊達山教育長。
◎教育長(伊達山興嗣君) 大変難しい御質問でございます。私、簡単にまとめてお答えできかねる部分もありますけれども、私の思いを話してみたいと思います。 最初に、EM菌をつくった堆肥のことでございますが、私の近所に有機物の堆肥を使ってつくっていらっしゃる方があります。そこの作物は他の化学肥料をやったものとはるかに成長がよく、できばえもいいのに私も日々驚いているところであります。 さて、そのような状況を子供たちが見て、やはり理解してくれ、なぜだろうかというようなことに気がつかなければならないのだと私は思います。ただEM菌の有機肥料をやったら大きくなった、よくできた、それで終わりというような教育がなされてはならないと思うんです。ですから、小学校の段階ではそのような驚きとかいろんな体験をしてみて、ああそうかというふうにわかってくれたらいいんですが、さらに中学校へ行けば、なぜだろうか、考えてみよう、実験をしてみよう、観察をしてみよう、そういう子供になり、さらに高等学校に行きましたら農業の後継者となるような専門学校に行ってやろうとか、私はそういう一つの流れ、小・中・高あるいは大学とか専門学校とか、流れの中で学び合っていただきたい。そして、願わくば安来市に定住し、さらに農業の後継者となるような子供たちが今後どんどん出てもらいたいと、このように思っております。要は机上の学問から体験的なものを通して学び、そして成長することが望ましいと私は一般的に考えております。 以上でございます。
○議長(深田富造君) 田中議員。
◆4番(田中武夫君) ありがとうございます。今までですと石川教育長といろいろと踏み込まない楽しい話をして終わっとったわけですが、きょうはいろいろと前向きの答えをいただき、ありがとうございました。いや、決して前の教育長がどうで、楽しく答弁をいただいたという意味でございますのでお間違えのないように。いい前向きの意見をいただきましてありがとうございます。 そうしますと、ここでこの件は大体終わったと思っておりましたけれども、今教育長さんが自分の身近な話をしていただきましたので、実はきょう、本当私きのう一般質問というふうに思っておりましたので、こういった関係の方に御案内を申し上げておりましたところ、本日になりましたので、本日は9時から11時までEM泥だんごつくりということがございまして約30人余り集まっておられますが、ちょうど教育長の近所の方が中心でございまして、それで約4,000個から5,000個ぐらいを今つくっておるはずです。11時ぐらいまでかかるので来れないというメールが来ましたので、来ておられんと思います。ですけれども、きょうの教育長の話をきちんと伝えますので、それを励みにして、また頑張っていただけると思っております。ありがとうございます。 あと、市長に1つ伺いたいと思いますが、今同じような意味ですけれども、教育長に教育のことを伺いました。市長におかれましては今後この未来を背負う子供たちがどういうふうにこの環境で育ってほしいかということを、もし本当にどんな食べ物を食べて大きくなってほしいか、やはりこの安来市として国がどう変わろうと県の方針がどうなろうと、安来市として子供たちをどういうふうにこの教育をしてほしいか、育ててほしいかお考えをありましたらもうちょっと時間がございますので、よろしくお願いします。
○議長(深田富造君) 近藤市長。
◎市長(近藤宏樹君) お答えいたします。 食農教育のみならずやはり我々が今実際にこの産業革命以降地球を破壊してきて、自然を破壊してきた。これを本当に人間の500万年の歴史から見れば、ほんのここの50年ほどで汚してしまった、破壊してしまったということで、こういうものを後世には絶対残せない、さらにこれをよくしていかなきゃいかんというのは我々の義務であります。ですから、我々も今議員、EMとかあるいは竹資源あるいは無農薬等で取り組んでおられることはよく私は存じております。それで我々中海に流入する負荷を抑えるための飯梨川、伯太川の環境、これNPO等々も連携しておりますし、またその資源の水資源のきれいな水資源を確保するということで、東出雲町等の下流域の方々と去年もことしももうそろそろですか、広葉樹の植樹をするとか、いろいろなそういうことを具体的に努めているところでございます。議員がおっしゃいますように本当にこれからは世界じゅうが今環境環境になっております。安来市としましてもその辺のところを十分に前向きに考えていかなければならない、こういうふうに思っているところでございます。
○議長(深田富造君) 田中議員。
◆4番(田中武夫君) ありがとうございます。ちょうどやめようと思ってましたけど、中海圏域の話が出ましたので、環境ということにつきまして1つ私の考えもございますので、実は中海圏域の話、条例の話でしたか、ありましたですが、その中で水質保全ということがありましてそのときにちょっと意見を言いましたけど、水質は浄化しないと今のままで保ってもらってもどうもなりませんので、そのためにさまざまな今田んぼからもやはりこういうものを使って浄化しようとすることを取り組みをしております。これはやっぱり教育にもつながっております。そしてまた、今学校のプールがあるところではみんなこういったものを突っ込んでやっております。こういう事業についても御理解をいただきまして、中海水質浄化ということについても教育の一環としてこういった確かに今現に汚れているごみを拾うことも大切ですが、水質浄化はごみ拾いだけではきれいになりませんので、そういったことについても子供たちにまた機会がありましたら教えておいていただきたいというふうに思います。 そしてまた、きょうは特に
農地有効利用の事業につきまして前向きの答弁をいただきましたので、安心をして本日の私の一般質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(深田富造君) 以上で4番
田中武夫議員の質問を終わります。 18番河津清議員、質問席へ移動願います。 〔18番 河津 清君 質問席〕
○議長(深田富造君) 河津議員。
◆18番(河津清君) 日本共産党の河津清でございます。早速質問に入らせていただきます。 最初に、国保一部負担金の減免制度の積極的活用についてということでお聞きしたいと思います。要するに医療費の一部負担ということでお尋ねしたいと思います。 私にこういう相談がありました。盆前にぜんそくで医者にかかったんだけれども、医者からは入院しなさいと言われたと。ところが、医療費が払えないという思いで入院はできないと言ったら、医者からはあなた死ぬぞと、こういうふうに言われたそうです。その方は仕方なしにそれならそれでも仕方がありませんと、今の私の家の状況ではと、こういうふうにおっしゃいました。幸いにもその通院でよくはなられたんですけれども、これからの生活をどうしたらいいかと、こういう相談だったんです。 御主人は大工さんで、大工さんの仕事が減ってしまって、昨年は建設会社にお勤めになって、その建設会社の仕事が頓原のダムの仕事、志津見ダムの仕事だったんですね。毎日通いの仕事ですから朝6時に家を出て家に帰るのが10時、11時ということで、主人が本当にきつい思いをしながらしてるのをわかりながら働かせたという、本人も非常にそういう面ではつらく思っていらっしゃいました。今は松江のほうの原発の仕事に変わったんだけども、収入が減ってしまったというような話、本人は1日2時間か3時間のパートの仕事というようなことで、本当に主人の収入で子供さん4人と、それから奥さんと実質養う6人の国保世帯なんです。 よく聞いてみますと、やはり収入の割には資産割の保険税と均等割、これが本当に莫大なものになってきて、私すぐに市の税務課のほうの徴収係のほうに行きまして一緒に相談しましたら、とにかく昨年の税金の申告をもう一度見てみましょうと。精査すれば農業所得等を考えれば修正の余地があるんではないかというようなアドバイスをいただいたり、それから当面どうするかということでは分納ということで支払いを1回の支払い額を半分にしていただいて、支払いを延ばしてもらったというようななんですが、こういう事例なんですけれども、2008年1年間に国保加入世帯の中でこういう経済的理由によって受診、医者にかかることのおくれから死亡に至った例というのが民主医療機関連合会の調査で31人あるという、こういう報告があってます。その中で、短期保険証の発行されている人が13人あったというような報告です。やはり保険料が払えないから結局は短期保険証にならざるを得ないと。そういう人にとっては、今医療費を病院の窓口で3割を払うというのは非常に重いことになってきているということで、やはり私は本当に全国的にこのことで受診を妨げているというふうに思っているところです。 それで、昨年6月3日付の新聞で、病院未収金平均4,580万円と、生活困窮で支払い能力なしも一因という、こういう記事がありました。病院にとって病院の未収金も本当に大きな問題になってきているというふうに思います。医療機関の未収金問題に関する検討会報告書というのが厚労省がまとめておりますけれども、4病院団体協議会というのがあります。この加入、全国で3,270病院の未収金というのが1年間で219億円というふうにまとめられております。その最大の理由が医療費を支払うだけの資力がないほど生活が困窮しているというコメントが載っています。医師会の調査でも1診療所当たりの未収金額が15万円から16万円というふうに報道されておりますし、未払い患者1人当たりの未払い金額が5,000円から6,000円と、こういう状況になってきております。 こうした中で、ことしの7月1日、厚労省から通知が出されてますね。生活に困窮する国民健康保険の被保険者に対する対応についてと、こういう文書です。こういう通知です。これは一部負担金減免制度の積極的活用を訴えたものだと、こういうふうに理解しておりますし、この通知の中身は2つあると思ってます。医療機関で未収金を防止するということが1つと、もう一つは窓口負担が心配で医療機関にかかれない人を救済すると、こういう意味合いが持たれているというふうに思っています。安来市における未収金の状況なんですが、どういう状況にあるか、お聞きしたいと思います。
○議長(深田富造君) 仁田市民生活部部長。
◎市民生活部長(仁田隆敏君) ただいまの質問でございますけども、市のほうでは未収金幾らなのかということは把握をいたしておりません。 以上でございます。
○議長(深田富造君) 河津議員。
◆18番(河津清君) きょう市立病院の井上部長がいらっしゃってますが、市立病院ではいかがですか。
○議長(深田富造君) 井上病院事務部長。
◎市立病院事務部長(井上幸治君) お答えします。 市立病院の状況は、決算末5月末で950万円ほどございます。
○議長(深田富造君) 河津議員。
◆18番(河津清君) 厚労省の通知が一部負担金減免制度の積極的活用ということになっているんですが、全国でこの一部負担金の減免制度というのを自治体で設けているところというのは全国的にあるいは県内でどういうふうに把握していらっしゃいますか。
○議長(深田富造君) 仁田市民生活部長。
◎市民生活部長(仁田隆敏君) 全国の状況でございますけども、全国で1,818自治体ございます。そのうち、この減免制度を設けている自治体が1,008自治体ございます。このうち条例で制定しているところが84自治体でございます。県内の状況でございますけれども、21自治体ございます。そのうち減免制度を設けている自治体が15でございます。このうち2つの自治体が条例で制定しているということでございます。
○議長(深田富造君) 河津議員。
◆18番(河津清君) 安来市はどうですか。
○議長(深田富造君) 仁田市民生活部長。
◎市民生活部長(仁田隆敏君) 安来市は保険条例の中、その施行規則のほうで制定をいたしております。
○議長(深田富造君) 河津議員。
◆18番(河津清君) 安来市での実績をお聞きしたいです、こういう減免した例があるかどうか。
○議長(深田富造君) 仁田市民生活部長。
◎市民生活部長(仁田隆敏君) この施行規則によって減免したという例は私が調べている範囲ではございません。
○議長(深田富造君) 河津議員。
◆18番(河津清君) 全国の状況は大阪府が随分と多くて、減免した例としては6,322件、それから広島県が2,002件あってます。問題はその減免した例がないというところなんですけれども、全国でいいますと23の県が減免実績ゼロという数字がありますけれども、市長に伺いたいと思うんですが、市長本当市民感覚で述べてほしいと思うんですが、こういう制度があるということを大体どれぐらい市民が知っているかどうかっていうのを市長どういうふうにお思いですかね。
○議長(深田富造君) 近藤市長。
◎市長(近藤宏樹君) 市民の皆さんがどれぐらい知っておられるかということですが、私も統計をとったことはありませんが、実感として余り知られていないんじゃないかというふうに思っております。知っておられる方もあると思いますけれども、必ずしも周知徹底してはないかと思っております。私の個人的な感想でございます。
○議長(深田富造君) 河津議員。
◆18番(河津清君) 率直に言って市長の思いっていうのが大体市民の感覚だろうと本当に思います。こういう病院にかかって病院の窓口で医療費を減免する制度があるということを本当市民の皆さん知らないと思いますし、またそういう制度を安来市が持ってるということも病院の事務の職員すら知らないというのが私は現状だというふうに思っています。ここんところが私は本当に今問題だというふうに思うんですが、市の取り組みとして周知のあり方っていうのを本当考えていかなければならないというふうに思いますが、この点はいかがですか。
○議長(深田富造君) 仁田市民生活部長。
◎市民生活部長(仁田隆敏君) 議員御指摘のとおり実際に積極的に広報してきたか、周知してきたかと言われますと反省すべき点がございますので、今後はきちんと対応してまいりたいと思います。
○議長(深田富造君) 河津議員。
◆18番(河津清君) 積極的な答弁いただいたというふうに思ってます。広島市の例を申しますと、広島市内の病院がこの制度を知らないのは行政の責任だと、こういうふうにやっぱり認識してる。そこから、保険医療機関へのお願いというのを自治体が文章をつくって市内の病院に配布してます。その中にはその一部負担金の減免制度というのが広島市で持ってますよというこういう内容と、それから手続はこういうふうにしたらいいですよという内容の文章なんですよ。やっぱりこういうふうな扱いをぜひやっていただきたいというふうに思いますが、もし仮に今市に申請があった場合には市としてはどういうふうな手続をとろうとなさってるか、その点をお聞きしたいと思います。
○議長(深田富造君) 仁田市民生活部長。
◎市民生活部長(仁田隆敏君) 要綱にはきちんと申請の手続等も示してございます。それから、基準でございますけども、現在は国の例を参考にしまして一応内規というものをつくっておりますので、それに従ってきちんと対応したいと思っております。
○議長(深田富造君) 河津議員。
◆18番(河津清君) 適用基準についても触れていただきました。国の例をということなんですが、今やはり全国で取り組まれているこの実績がある県の中身といいますと、大体沖縄県の豊見城市あるいは愛知県の蒲郡市、これが私が調べた限り、いろんなところで見た資料の中では一番親切に書いてあるのかなというふうに思ったんですが、やはり基準が国の示した例というのは生活保護基準ですよね。そう思いますけれども、生活保護基準ですとほとんどの人が救われないという例があって、生活保護基準の110%以下であればやはり免除をしていく、それから120%以下であれば8割の減免をする、それから130%以下で5割減免をしていくというようなこれが今進んでいる部分の主流になってきてるんじゃないかと思ってますが、ぜひ安来市でもこの基準をはっきりと示していただかないと、結局周知の徹底をする際にも結局のところは詳細は市に来てくださいということになってわかりにくいものになるんじゃないかというふうに思ってますが、この点松江市では規則か要綱の中に基準を明確に持ってますが、このきちっとした数字的な基準を設ける考えがないのかどうか、この点聞きたいと思います。
○議長(深田富造君) 仁田市民生活部長。
◎市民生活部長(仁田隆敏君) その点につきましては内部でも検討しておりますが、先ほど申しました国の基準、現在はこれによって対応しようということにしておりますので、もし外に例えば医療機関等に知らせる場合には、現在のところはこの国の基準でお知らせしたいというふうに思っております。
○議長(深田富造君) 河津議員。
◆18番(河津清君) 全国の例等を見ていただいて、国の基準では実際にはなかなか救えてないという部分もありますので、検討してみていただきたいというふうに思います。 先ほど冒頭に申しました私がある方の例を申しましたけれども、こうした相談を受けた場合にこの厚労省の通知では関係部署の連携を密にして、本当に親切に対応するようにという中身も含まってます。それが国保係であり、税務の関係の収納係であり、それから生保関係の福祉係であり、それから医療機関でありということになるわけですが、ここら辺の関係部署の連携、どういうふうに体制を整えていらっしゃるのかあるいは体制を整えようとなさっているのか、この辺をお聞きしたいと思ってます。
○議長(深田富造君) 仁田市民生活部長。
◎市民生活部長(仁田隆敏君) 連携につきましてはこの一部負担金の減免にかかわらず納税課、それから今生活保護の話も出ましたけども、担当課とは連携をとっておりますので、その中できちんと対応してまいりたいと思っております。
○議長(深田富造君) 河津議員。
◆18番(河津清君) 最後に、この問題では市長にコメントを求めたいと思ってますが、この制度をやはり積極的に活用していただいて安来市民がお金がなくて医者にかかれなくて死に至ったなどということがないように万全な施策と、それから体制を整えていただくよう改めて求めておきますが、市長いかがですか。
○議長(深田富造君) 近藤市長。
◎市長(近藤宏樹君) お答えいたします。 先ほどの病院の未収金、これ中にはネグレクト、怠けもあると思いますけど、大方の方がこれなかなか支払い不能という生活の困窮が原因であると思っております。我々もこの今負担金の減免ということを規則で定めておりますけども、これが今議員御指摘のように国に準ずるものでちょっとなかなか適用になる対象者が少ないということですので、もっときめ細かな先ほど言われましたようなことに向かって検討してみたいと思っております。 以上でございます。
○議長(深田富造君) 河津議員。
◆18番(河津清君) よろしくお願いしたいと思います。 次に、鉛水道管についてお聞きをしたいというふうに思います。 私、この問題では2005年の3月議会で質問をいたしました。このときに鉛管は加工修繕が容易なことから明治時代から本当に最近まで使われてきた経緯があります。その一方で、鉛が体内に蓄積されますと、胎児だとか乳幼児が知的障害を引き起こすというふうな慢性毒性というのが問題になり、使用の実態について過去2回、給水人口5万人以上の水道事業体を対象に調査がなされたというふうな私も質問をしたところです。 それで、1回目の調査が平成3年だったんですが、全国で1,222万世帯で1世帯当たり3.4メートル鉛管が使われてると、それから2回目の調査が平成11年で、このときには852万世帯に少なくなって1世帯当たり2.7メートルという鉛管が使われていると。安来市の状況はどうかというふうに質問をさせていただいた。その際の答弁が旧広瀬町、伯太町については使われていないと。しかし、旧安来市では昭和50年代の中ごろまで止水栓、それから量水器の前後に使用されていて家庭内の配管もあると、残存状況は把握していないと、把握に努めると、こういう答弁でありました。今回残存状況について伺いたいというふうに思います。
○議長(深田富造君) 岩見上下水道部長。
◎上下水道部長(岩見良君) 河津議員の御質問にお答えします。 その後、こちらのほうで調査をいたしまして、現在把握している件数ですが、安来地区のみでございますが3,900件余りというふうに把握しております。
○議長(深田富造君) 河津議員。
◆18番(河津清君) 3,900戸というと大体安来市全体の戸数が9,000戸ぐらいありますかね。かなりの数で現在も残っているというふうに考えます。そのときに一辺倒な啓発では誤解を招くことがあるので、ある程度把握した上でお宅はこう鉛管が使われていますよと、その上で対策を考えていくという答弁だったんですが、この3,900戸について取りかえ事業について今後の計画どういうふうになってるかお聞きしたいと思います。
○議長(深田富造君) 岩見上下水道部長。
◎上下水道部長(岩見良君) 実を言いますと、鉛管対策事業につきましては更新事業になるわけですけど、今年度より開始をさせていただいたところでございます。議員おっしゃいますとおり、一度にということにはなかなかならない、また実際に当初の新築時代から、また改築されたというようなことがありますと変わっている場合もございます。実際にそのものを確認をしてということになりますので、方法としてはメーター器がありますが、メーターについては計量法の関係で満期がございます。交換しないといけない時期が来ますので、その取りかえにあわせて今年度から鉛管給水管については取りかえ工事をしているところでございます。よって、今後解消の目的を平成27年度末というふうに考えて計画を立てておるところでございます。
○議長(深田富造君) 河津議員。
◆18番(河津清君) 既に取りかえが始まっているというふうにこの間もお聞きして、非常にありがたい話だと、2005年の答弁からすれば非常に積極的に取り組んでいただく姿勢になってるというふうには私感じておりますので、この点はありがたいというふうには思ってます。給水管取りかえ工事、他県の例を見ますと、個人負担も伴っている部分もあるように伺っておりますが、安来市の場合はこの点はいかがですか。
○議長(深田富造君) 岩見上下水道部長。
◎
上下水道部長(岩見良君) この鉛管の特質からいきまして、使用箇所がメーター付近になりますので、費用負担については水道会計のほうで見させていただいております。
○議長(深田富造君) 河津議員。
◆18番(河津清君) 非常にありがたい話だというふうに承りました。完了が平成27年ぐらいと、実際に7年ぐらいかかるというふうに伺ったところですが、この取りかえまでの間、鉛管毎日使っている分についてはそう問題はないというふうには伺っておりますが、旅行か何かで二、三日家をあけるとか、1週間家をあけるとか、こういった場合に最初に出てくる水というのはやはり問題があるというふうにも聞いておりますが、ここら辺での指導といいますか、この点はどういうふうになさってるのか、この点も聞きしたいと思います。
○議長(深田富造君) 岩見
上下水道部長。
◎
上下水道部長(岩見良君) まず、交換についての広報なんですけど、現在メーターを交換する家庭につきましてははがきでお知らせをしておりまして、それとあわせて鉛管の場合には交換をいたしますということと、若干の注意書き等を書かせていただいております。これを例えば市報等で一気に広報をするということはちょっと不安感をあおるような形になるものでございますから、対象の方についてはそのようなお伝えをしております。また、自分のところはその可能性があるなとお思いのところは、また御一報をいただければ御相談をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(深田富造君) 河津議員。
◆18番(河津清君) 基準値の値が0.005から0.001に変更になったときに文書が出されたりいろいろした中で、私も飲ませてもらったらそういったところは朝一番の水はバケツ1杯ぐらいは飲み水に使用しないようにという、こういうのが載ってたんですが、バケツ1杯の水というと家庭にとっては大変な水なんですが、親切にぜひ指導をしていただきたいというふうに思いますし、それから今27年度の完了の予定ということをお聞きしたところですが、できるだけ早く完了するように努力をしていただきたいということを要望しておきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 次に、3番目に検討を約束された事業についてということで載せております。これは近藤市長が就任されて12月議会、それから3月議会で私が質問したことについて市長のほうから検討をするという答弁をいただいたものについて若干お伺いしたいというふうに思っているところです。住宅建設リフォーム助成制度についてお聞きしたいと思います。 ことしの3月議会で雇用経済対策の観点から取り上げました際に、市長のほうからは国内産、それから市内産の木材を使った住宅は左官さん、大工さんの需要がふえるので、そういう方向でぜひ考えてみたいと、こう答弁があったところです。今議会で配付された資料の中で、安来商工会議所あるいは安来市商工会の連名による住宅建築リフォーム助成金交付制度の創設をという要望書もあっておりました。検討の状況をお伺いしたいと思います。
○議長(深田富造君) 近藤市長。
◎市長(近藤宏樹君) 一言担当部から答える前に、これは私もかねてより産業振興という立場から地元材、特に安来産材を使って、そして在来工法で、そして地元に建てられるというところの方々にぜひとも何らかの行政の支援をしようということで、今担当部署にきちんとプランを大体3つぐらいに分けて立てさせてる。担当部局から具体的には答えさせますので、よろしくお願いします。
○議長(深田富造君) 井上基盤整備部部長。
◎
基盤整備部長(井上博君) 河津議員の住宅建設リフォーム助成制度についての御質問でございますが、他市でいろいろな支援制度を設けておられますけれども、行われておりますような簡易な支援制度ではなくて、建築基準法等に定めます耐震基準に整合した支援制度の構築を考えているところでございます。その支援制度の考え方でございますけども、安来市では平成18年度から平成20年度まで3カ年の限定ではございますが、木造住宅の耐震診断を行っていただきますと、その派遣事業に進めてまいりました。市民の方には自治会単位で講習会を開催するなど、あらゆる手段を使いながら、制度の広報と周知を図ってまいったところでございますが、年々申請件数が減少いたしまして、これは住宅の耐震安全性に向けた取り組みの意識が低下をしているという状況でございます。支援制度の考え方としましては、市民の方の生命、財産、住宅に対します安全・安心を確保すると観点から、住宅の耐震性を向上させる施策が必要不可欠ではないかと考えているところでございます。したがいまして、昭和56年5月以前に建築されました住宅で、構造安全指針が低い住宅については耐震補強にかかります費用の一部を助成をしていくとともに、あわせて住宅のリフォームを行う場合に支援措置ができる制度の創設を検討しているところでございます。
○議長(深田富造君) 河津議員。
◆18番(河津清君) 今の答弁ですと昭和56年5月31日以前ということに、その住宅についてのみということですか。それ以後のものについては耐震診断は必要ないわけですから、建築基準法で。その点ではいかがですか。
○議長(深田富造君) 井上
基盤整備部長。
◎
基盤整備部長(井上博君) 耐震に対します考え方としては、先ほど述べたとおりでございますが、56年以降の住宅に対するリフォーム、これに対する考え方としましては、先ほど冒頭に市長が申し述べたことに関連するわけでございますが、市内の山林から切り出されました木材を使用し、在来の軸組み構法、または伝統的な工法で施工された住宅を新築、改築、増築される場合に工事費に対します助成を考えておるところでございます。この木材の使用ということになりますと、市内の工務店の方の施工あるいはそれにかかわられます左官さんでございますとか、いろいろな方々のかかわりがまいってこようかと思いますけども、このかかわられる度合い等によってもやはり助成の考え方を整理をさせていただければと考えておるところでございます。
○議長(深田富造君) 河津議員。
◆18番(河津清君) ぜひいい方向での答弁いただいたと思ってますので、うまく進むようによろしくお願いしたいというふうに思います。 それから、乳幼児医療、それから福祉医療に対する市の独自助成、この点については私12月議会で質問して、市長の答弁をいただいているところです。乳幼児医療については県内では県の助成制度以外に独自で上乗せ事業をしているところが半数以上あると認識していると、他の自治体等の状況を見ながら検討をすると、こういうふうにおっしゃいました。この乳幼児医療、市長は3年生まで広げたとおっしゃいますけども、これは限度額が広がっただけで、今助成の主流というのは何歳までは個人負担なしで見ますよという、これが主流です。吉賀町では中学校卒業まで医療費はかからないという、こういう状況ですから、この点でのお話しした上で市長からは他の自治体の状況を見ながら検討するとおっしゃったわけですから、この点での検討状況をお聞きしたいと思いますし、それから福祉医療についても県の動向を注視しながら検討するということでありましたので、この点でもお聞きしたいというふうに思います。
○議長(深田富造君) 仁田市民生活部長。
◎市民生活部長(仁田隆敏君) まず、乳幼児医療の制度でございますけども、この助成制度は議員御承知のとおり、県の制度、これに準拠して実施しておるところでございます。これを拡充して助成するということはすべて市の財源の持ち出しということになりますので、現在の状況を考えますと大変厳しいものがございますが、今年度から独自の助成を先ほど言っていただきましたけども、3年生までを対象とした入院費用の一部負担金の助成、これを始めたところでございます。現在、この拡充も視野に入れまして、内部では協議、検討しているところでございますので、御理解をいただきたいと思います。 それと、福祉医療の助成制度ですけども、これも県の助成制度に準拠して実施しております。この助成制度のほうですけども、県のほうから来年度の助成制度、この改正も含めて市町村と協議したいという連絡が入っておりますので、現在のところ県の動向を注視しているところでございます。 以上でございます。
○議長(深田富造君) 河津議員。
◆18番(河津清君) 答弁の中身を見ますと、前進したというふうにはなかなか認識ができないわけです。乳幼児医療では3市9町が現在もう既に独自の財源で頑張っていると、それから福祉医療でも5市3町が独自の財源で頑張っていると、県の施策では自分のところの住民を守れないと、そういう認識があるからこういう政策をやってるわけですから、ぜひ22年度事業に向けて実現ができるように、さらなる検討をしていただきたいというふうに思います。 だんだん時間がなくなってまいりましたけれども、介護保険サービスの限度額超すものに対する市の独自助成の制度についてということで、これは3月議会で私質問したところ、市長からはいろいろな自治体が独自の支援をしていると、これも検討するということでありました。要するに、介護サービスの制度の中では適用にならないと。しかしながら、自立した生活のためには、この人には電動ベッドが必要だと、こういうふうに判断した場合に自治体独自で個人負担分を支援するというものなんですが、出雲市とか雲南市は自己負担部分の9割を独自に支援しております。検討するということでありましたので、この点での検討の状況をお願いしたいというふうに思います。
○議長(深田富造君) 原田
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(原田理文君) 私のほうからは、介護保険サービスのいわゆる他市の向けての独自サービスの検討状況ということでございます。 議員おっしゃいましたように、介護保険におきます介護サービスは介護度によって利用限度額等が設定されておるわけでございます。そういう中で、現実に利用限度額を超えて居宅サービスを受けながら日常生活を在宅で継続されているケースもあるわけでございます。そういう観点から在宅生活の安定と継続を支援していくために、他保険者の取り組みを参考にひとつ今検討中でございます。確かにおっしゃいましたように、この県内を見ましても13保険者中5保険者のほうで実施されておりまして、取り組み、いわゆる事業対象でありますとか、事業内容についてもそれぞれの独自の考え方でやっておられる部分がありますので、全体の介護保険会計の中で、もう少しそういうところを参考にしながら安来市の実態に合った制度構築について研究中でございます。
○議長(深田富造君) 河津議員。
◆18番(河津清君) もう少し具体的な話が聞けるというふうに期待はしておりましたけれども、ぜひ22年度事業に向けてこういうことをやりたいということでの検討をよろしくお願いしたいと思います。 なかうみ農村公園の今後についてということで伺いたいと思います。 これも前回取り上げた問題です。このなかうみ農村公園については、当初の目的からすれば新たな風力発電はやらないと、こういうふうに前回答弁がありました。そうすれば、データを取得するという風力発電も意味をなさないものにもなっておりますし、見るも無残な果樹観察園と体験農場だというふうにもお話をしたところなんですが、この点での今後の使い道といいますか、市長が総合的に判断するというふうにはおっしゃいましたけども、この検討の状況というのはどうですかね、お聞きしたいと思います。
○議長(深田富造君)
石丸産業振興部次長。
◎
産業振興部次長(石丸秀一君) なかうみ農村公園の今後ということでございますけども、おっしゃるとおり果樹観察園の樹木につきましては塩害と潮風によって育たない状況でありますので、樹木を整理し、学習農園を含めまして何がふさわしいか、また実現可能なものは何か検討してまいりたいと思います。今後まだなかうみ農村公園の維持管理には努めていきたいと考えております。
○議長(深田富造君) 河津議員。
◆18番(河津清君) 私1つ本当にわからないといいますのは、ヤコブスエネルギー社とは20年の契約ということにはなってるんですが、いつだったかの議会のときに当時西尾副市長が安来に吹く風は物にならないというふうに議会でおっしゃったんですね。ヤコブス社にとってここで風力発電事業やるメリットというのは何なんだろうかというふうに私思うんですが、あれはヤコブス社のものだから安来市は一切その
事業そのものについては関知する必要がないと言えばそれまでかもしれませんが、ヤコブス社にとっての意義というのはどういうふうに考えたらいいですかね。だれか教えていただければと思います。
○議長(深田富造君)
石丸産業振興部次長。
◎
産業振興部次長(石丸秀一君) 風力発電としてのPR、イメージを本市のほうでしたいということでここへ建てられたものだと私も聞いております。今おっしゃられたように、それが用をなしてないとおっしゃいますけれど、まだ実際に現在5万キロワット程度の発電はやっておるというふうに聞いておりますので、この風力発電自体はあってもいいものだと私は思います。
○議長(深田富造君) 河津議員。
◆18番(河津清君) 物にならないというのは結局電気をつくる風力発電の施設が逆に電気を使って回してるから消費してるということで、赤字でやってるということになれば本当に何のメリットがあるのかというふうに私は思ってしまうわけですが、確かに建設当時はヤコブス社がデモンストレーション用として日本進出を図りたいためにつくりたいというふうなことからの報告を受けたわけですが、これから事業をやろうとする自治体とか企業は確かに建設当時は視察があったかもしれませんけれども、今はもうそういう状況ではないということもはっきりしておりますので、何か私はあれが安来市のシンボルだということであるならそれでそうかもしれませんけれども、ちょっとわからないと、ここに物にならない風で動かしている施設があるというのがわからないという思いをしております。 次に行きたいと思います。3人乗り自転車、電動自転車に係る支援についてということで項目を設けております。 3人乗り自転車については、ことしの7月から法律ができて子供を乗せて走るように法律の上でもなったわけですけれども、この子育て支援にこの3人乗り自転車の購入費補助とかレンタルとか、こういうことを安来市で考えられないか。全国を見ますと、東京の三鷹市がレンタル事業をやると、それから群馬県の前橋市が購入費の補助を行う、それから愛知県の豊田市ほか複数の自治体が補助を検討中ということで認識しておりますけども、安来市ではいかがでしょうか。
○議長(深田富造君) 太田
健康福祉部次長。
◎
健康福祉部次長(太田善明君) 子育て支援で3人乗り自転車のレンタル支援または購入費補助の考えはないかというお尋ねでございます。 おっしゃいますように7月1日から16歳以上の方が運転されて6歳未満の幼児2人を乗せて運転をする3人乗りの自転車が全国で解禁となっております。大体今調べてみましたら、この対応の自転車はおおむね4万円以上で、これが電動自転車というふうになりますと11万円から13万円ぐらいが主流だというふうに認識しております。 先ほどおっしゃいますように、一部の市等ではそういった補助を打っている自治体もございますが、安来市におきましては現時点自転車のレンタル支援または購入費の補助をする考えは持っておりません。
○議長(深田富造君) 河津議員。
◆18番(河津清君) あと2分程度ということだそうですけれども、電動自転車の購入費補助について伺いたいと思います。私にこういう相談といいますか、話がありました。安来市が電動自転車購入に補助するという話を聞いたもんだけれども、どう手続をしたらいいのかという相談だったんです。それは松江市のことだと言いましたら、随分その方は落胆をされたんです。松江市の交付要綱を見ますと、交通弱者の円滑な移動を支援するというのがあります。それから、マイカー利用者に交通手段の転換を促すということで購入費の2分の1、上限を3万円として支援をしています。私の母も随分腰が曲がって弱ってたんですけれども、本当に電動自転車を手に入れてから随分と行動半径が広がりまして、畑へ行くにも田んぼに行くにも私のうちの坂を上るにも上がるにも自転車ですいすいと上がってくる。非常に楽な自転車だということで非常に高齢者の行動範囲を広げていくためには非常にいいものだというふうには感じておりますが、松江市のような支援を考えられないかどうか、御答弁をいただきたいと思います。
○議長(深田富造君) 原田
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(原田理文君) この電動自転車の購入につきましては、確かにおっしゃいますように高齢者の方の外出を支援し、生活の範囲の拡大にはつながっていくと認識しておりますけれども、導入につきましては緊急性の面からも現在のところでは考えておりません。
○議長(深田富造君) 河津議員。
◆18番(河津清君) ありがとうございました。終わります。
○議長(深田富造君) 以上で18番河津清議員の質問を終わります。 この際、しばらく休憩いたします。 再開は午後1時30分といたします。 午前11時41分 休憩 午後1時30分 再開
○議長(深田富造君) 再開いたします。 休憩前に引き続き一般質問を行います。 6番岩田拓郎議員、質問席へ移動願います。 〔6番 岩田拓郎君 質問席〕
○議長(深田富造君) 岩田議員。
◆6番(岩田拓郎君) 6番岩田拓郎であります。通告しておりました一般質問を行います。 今議会は4年間の私たちの議員活動の締めくくりという位置づけでございますけれども、私も7番目の質問でございまして、既にこれまで行われた議員さん方の一般質問でかなり特に1番、2番の部分につきましては重複している部分がありますけれども、やはりこの部分はそれだけ重要な部分だなというふうに認識しているところでございます。重ねての部分もあろうかと思いますけれども、よろしくお願いしたいと思います。 去る8月30日、第45回衆議院選挙が行われました。結果は民主党が308議席を獲得して圧勝、社民党、国民新党との連立に向けた協議がなされているようでございます。新聞報道によりますと、民主党は3日、政権発足後の2009年度予算執行について補正予算の一般会計総額13兆9,256億円のうち、未執行分の予算の執行を原則として全面停止する方針を固めたとされています。民主党のマニフェストには、子ども手当や最低保障年金、農家への戸別所得補償制度などが示されております。必要となる16兆8,000億円の財源は無駄の排除や埋蔵金活用だとされています。せっかく安来市でも21年度予算や経済危機対策補正予算により低迷する地元経済に踏ん張ってもらうために、今まで必要ではあるが限られた予算の中で日の目をみなかった事業に着手しようとしていたやさきであります。現在計画しているどの事業が見直しになるのか、大きな戸惑いと不安は増すばかりでございます。世界的経済危機の中にあって借入金や政府短期証券を含む日本全体の債務残高は1,085兆円とも言われています。そうした中にあって、長期的な基調にあっては財政規律重視の政策も予想されるところであります。 市長は昨年御就任以来1年になろうとしています。昨年の12月の一般質問でもこうした財政再建健全化とかあるいは行財政改革について伺ったところでありますけれども、この1年の間にその環境は劇的に変化しております。まず、質問に先立ちましてここの財政健全化と行財政改革について、市長のそこら辺の就任時と現在の考え方に違いがありますでしょうか。そこら辺がありましたらお伺いしたいというふうに思います。
○議長(深田富造君) 近藤市長。
◎市長(近藤宏樹君) 就任時と今考えが変わってるかということでございますが、全く一緒でございまして、私はちょうど就任したときももう経済が悪化しておりまして、基本的には全く変わりはありません。ぜひともこの財政的な国内もですが、地方自治にとって大変な時期ですが、それが全然好転もしておりませんので、基本的には変わっておりません。
○議長(深田富造君) 岩田議員。
◆6番(岩田拓郎君) ありがとうございました。やはり財政健全化をうたって出られた市長さんでございますので、やっぱりその方向は余り変わらないということで御答弁いただきましたが、一方で非常に補正予算、
緊急経済対策とか、そういった状況の中では大変な先ほど言いました1,085兆円もの借金の中で、あるいはあっても経済優先ということでいろんな補正が組まれたということで、本当は逆行する部分もあるし、安来市もそれに乗っかってやらざるを得ない、地元の経済対策ということで、そういったことが後年度大きく影響してくるという部分が出てくる段階があるというふうに思っておりますので、そこら辺の兼ね合いもきちっとつけて、大筋では健全化ということで向かっていただきたいなというふうに思っております。 そこで、こうした非常に転換の局面の新政権に対して島根や鳥取県知事は早速想定される影響の分析や予算編成への対応を指示されたと聞きました。特に昨日の新聞ですか、鳥取県では新政権の方針を踏まえて暫定税率の廃止や補正予算の執行停止による影響額は516億円にも上ると、一般会計の14%だというふうに試算されておりました。そういったこれは仮定の話でして、そういった影響が出ることもあるかもしれないという話だと思いますけれども、そういった地方に負担やしわ寄せが来ないような取り組みを強く国に働きかけていただきたいなというふうに思っておりますが、ここでこうした状況があるわけですけれども、この衆議院選挙の結果が安来市の行政にどのような影響を及ぼすことになるのか、あるいは今後の予算編成に対応する取り組みはどういうふうに考えておられるかについて伺いたいと思います。
○議長(深田富造君)
真野総務部長。
◎総務部長(真野善久君) まず、議員おっしゃいますように衆議院の結果による地方財政に対します影響というのは現段階ではっきりしたことが言えないというのが現状でございます。ただ、今議員もおっしゃいましたように、未執行の部分の事業がすべて凍結ということになりますと、具体的に申し上げれば9月補正で県の基金を活用した事業、林業でありますとか母子支援、それから最も大きい公共投資臨時交付金というもの、これが恐らく執行できなくなるのではないか、当面その辺のところの動向が一番私どもとしては注視していきたいというふうに考えております。 それから2点目、おっしゃいますように今後の予算の編成でございますが、先ほど市長が申し上げました、それから中・長期財政見通しでも説明いたしましたように基本的に私どもが目指します住民福祉の向上と新政権も同じ目的で行政執行するわけでございますので、極力その辺のところの状況をにらみ合わせて余り変更がないように何とか努力工夫を重ねていきたいというふうに考えております。
○議長(深田富造君) 岩田議員。
◆6番(岩田拓郎君) 林業の関係とか公共投資の臨時交付金の部分でかかわりが出てくるんじゃないかという懸念があるということなようでございますが、もうちょっと具体的に数字にすれば、あるいは事業にすればどういったことかということがわかればお願いしたいと思います。
○議長(深田富造君)
真野総務部長。
◎総務部長(真野善久君) 個別のところのまだ計算をする段階になっておりませんが、一番の大きいものは公共投資臨時交付金裏打ちとなってますが、内々示を受けた以外の部分いわゆる40億円のうちの10億円の内々示を受けておりますが、残りの大きい部分の二十数億円の部分について、これが全く予定が立たないという形になります。 それからもう一点、一番懸念しておりますのが、道路特定財源の関係で道路特定財源すべて廃止になるということになりますと、地方公共団体に向けてありますのが、そのうちの0.9兆円、9,000億円が財源として配分されるわけですけど、この部分が全くなくなるということになれば安来市でも約2億円相当のものの財源が失われるということがございますので、先ほど申し上げましたように今は仮の仮の試算しかできないものでございますので、具体的な計算しておりませんので、この程度で御了承願いたいと思います。
○議長(深田富造君) 岩田議員。
◆6番(岩田拓郎君) ありがとうございました。先ほど言いましたように鳥取県知事はそういった視点で懸念があるものを洗い出して積算されてそういったことを強く地方にしわ寄せが来ないようにということで要請していくということでございます。安来市にあっても特に後段質問しますけども、ブロードバンドの部分でそういったあとの内々示の部分以外の部分で残った部分に対する90%のそういった交付金ということもありますので、そういった部分が不透明になっているという状況の中では
事業そのものがどうなるかということもはらんでいるということでございまして、あわせて特にこの前も一般質問でお願いしましたけれども、中山間地の過疎債を初め、さまざまな我々の地域では必要な財政措置がなされております。過疎債は時限立法であります。こういったものがどうなっていくかということを我々の本当に行政に対し直結する問題ですので、そういった部分を他市町村あるいは県と協調されて強く要望していただきたいということで、これは要望でございますので、よろしくお願いしておきたいと思います。 続きまして、中・長期財政計画についてでございますが、一昨日、昨日の議員懇談会で説明いただいたところでございますが、非常に繰上償還とか標準財政規模が拡大した、増加したということで健全化指数は好転しているという説明を受けたわけですが、一方ではこういった経済の悪化に伴いまして非常に大きな税収が下がってきている、そういった状況が見通されるということでございます。そういった中で、社会保障関係費は3%ぐらい増加していくというような見通しもあって、非常に財政状況の指数はよくなるけれども、なかなかそこの財源がないという状況でございまして、実際本当に義務的経費はふえていくけれども、やりたい事業がやれないような状況になってくるというふうな気がしてならないわけですけれども、そういった視点でこの健全化指数の現状と見通し、あるいは一番合併以来そういった建設計画の中に盛り込まれたさまざまな重要施策がありますけれども、そういったものが果たしてすべてのものがやっていけるのか、あるいはどういったふうな視点で見直しをかけるのかという、そういった部分について伺ってみたいというふうに思います。
○議長(深田富造君)
真野総務部長。
◎総務部長(真野善久君) 議員おっしゃいますように中・長期の財政見通し、説明させていただきました。昨日の田淵議員の御質問に対してもお答えしたように、まず一番10年スパンで考えていかなきゃならないのは交付税の10億円程度の減になった時点、10年先にソフトランディングできる財政構造にまず変えていかなきゃならない、これが中・長期の一番大きい見通しでございます。 具体的に、まず昨日、一昨日御説明した見通しにつきましては、あくまでもことし、本年8月の諸財政制度に基づくものというお断りをしておりますが、その中でいきますと積極的な繰上償還をやった結果、実質公債費比率でございますが、平成22年度の決算では16%台まで落ちていくんではないかという、それ以後も18%未満で推移するというふうな試算結果が出ておりますので、逆に言えば19%を切りますと今の市債の発行そのものにつきましては協議団体、要は一つ有利な格好にはいくんですが、議員おっしゃいますように真水の部分がどれだけ残るかなという、こういう懸念も片や残るところでございます。 事業のほうでございますが、基本的には合併時に建設計画に盛り込んだ事業を有利な特例債が使える範囲内でいかにやっていくかというところのまず年度設計と、さらには今議会ずっと説明させていただいておりますように、ブロードバンドインフラ整備という大きな事業、これを盛り込んで10年スパンでどのようになるか、こういうようなところで具体的な事業の入れかえはしておりませんので、あくまでも建設計画、それからそのときそのときに必要となった重要課題に対して対処していくという、こういう基本的な考え方で今計画を進めているところでございます。
○議長(深田富造君) 岩田議員。
◆6番(岩田拓郎君) 建設計画はそのままという状況でございましたけれども、若干庁舎建設等はこの間の説明では額も違ってきておりますし、やはり26年の特例債に間に合わせるという部分で期間も前後して工夫されているというふうな状況があろうかと思いますが、今までに計画されていたものの中ですべてなのか、若干そういった部分で変更があるのか、そういったところがありましたら再度聞いてみたいというふうに思います。
○議長(深田富造君)
真野総務部長。
◎総務部長(真野善久君) ハード事業で盛り込んだものは基本的にやっていくという考え方でございますが、具体的には指定管理制度が中途入ってきたり何やかんやいろんな諸制度ございますので、そちらのほうに振り分けるというふうなやり方、手法を変えたものは若干あろうかと思いますけど、ハード事業については基本的には従来のものをそのまま進めていくという原則的な考えとしております。
○議長(深田富造君) 岩田議員。
◆6番(岩田拓郎君) 先ほど来出ておりますブロードバンド、ケーブルテレビというのが突然降ってわいてきたという状況で、私は大きくそこら辺が変わってきてるんじゃないかな、苦労があるんじゃないかなと思いますけれども、視点を変えますと42億円になんなんとする非常に大きなものですけれども、この議会の中では当然以前から要望して本当に市民に必要な事業だという認識はあったわけですけれども、なかなかそれができ得ない、それは理由は財政的にそういった有利な補助金がないという状況の中で安来市の財政ではとてもそこまでできないということでしたが、今回そういった財政的なものが可能だということで向かうという方向を市長さんは出されたわけですが、一方で市民はまだまだそこまでの理解が行きているか、説明がしてあるかという部分は突然のことでしたので、まだまだそこら辺の市民に対する説明というのはされていないのが現状ですし、やはり非常に不透明になってきたということで説明しようにもなかなか難しいという部分もあろうかと思いますけども、やはりこれだけの庁舎に匹敵する、あるいは現行では上回るほどのこういった事業でございますので、できるだけ並行してそういった市民に対する説明責任も果たしていただきたいと思いますが、市長さんお考えがあればお願いします。
○議長(深田富造君) 近藤市長。
◎市長(近藤宏樹君) 議員おっしゃるとおり急にこれがこういう大ざっぱに言って、8割、9割国が出してやるから整備しろという、こういう好条件でございますので、山陰地方では益田市と安来市がこれが整備してないというようなところ、未整備地区でございまして、ぜひともこの機会を活用しなければ市民の皆さん、安来市にとってもまたとないチャンスであると思いますので、これを行っていかなければならない。庁舎建設もやはり今合併特例債というのが大ざっぱに言って3分の2が国が出してやるということですので、このチャンスをとらえてぜひともそれを整備していきたい、こういうふうに思っております。 先ほど言われましたように急でございましたけれども、急だったからといってすすっと進めていいわけではありません。今やっと少しずつ議会の皆さん方にもやっと大体の大枠の42億円とか、そういうものがあらかた説明ができたばかりでございまして、我々も県や国との調整とかどれぐらいしてもらえるかというなかなかつかみにくいものもありまして、やっとこの間議会の皆さんに提示できたと、ですから今後市民の皆さん方にぜひともこの辺をお知らせしたいですが、しかし政権がかわりまして、これも実際できるかどうか今後微妙なところなんですね。まだできるかできないかという問題を市民の皆さんに四十数億円のをバンということもありますので、その辺のところをちょっと考えて周知したいと思っております。よろしくお願いします。
○議長(深田富造君) 岩田議員。
◆6番(岩田拓郎君) ありがとうございます。これもいろんな手法を使って可能だというふうに私は思っております。特に最近ではマスコミの皆さん方もこういった政権の変わり目の事業はどういったことになっていくかという部分は非常に関心の深いところですし、市民の方もそういったことだということで、やはり今度また県を通じて国に向けて手を挙げていかれるという段階で、きちっとそういった不安の要素、不確定の要素もあるけども、非常に重要な施策で手を挙げているという部分をマスコミ等を通じれば絶大なこういった波及効果というか、そういった知らしめる効果が出てきますので、そういったこともあわせて検討していただきたいというふうに思います。今までにも各議員が言われてきた内容でしたので、ここら辺で今2つの問題については置きたいというふうに思っております。ありがとうございました。 次に、3つ目に掲げております消防水利の整備についてということでお願いしたいというふうに思います。 実は最近広瀬の山奥の集落で火災が発生しました。民家1軒が全焼したわけでございます。関係の皆さん方にはいち早く駆けつけていただきまして、消火活動に御尽力いただきましてこの場をかりて御礼申し上げたいと思います。 しかし、山奥にあるこの地区には、水道も整備されておりませんし、消火栓は当然ありません。谷底に流れる水量はわずかで、防火水槽やため池もなく、最初発見時には別棟の長屋が燃えていたようですが、大勢皆さん地元も含めて駆けつけていただきましたけれども水がないということでみんながなすすべもなくただ見守るしかないという状況の中で、間にあった土蔵を越えて母屋のほうにも引火してしまったと、よもやということでその家族の人も初盆で親戚の人も随分多くおられましたけども、そっちのほうにばっかり気が行って母屋のほうからも仏さんも何も出せなかったというふうな本当に悲惨な状況で、痛ましい状況でした。当然その地域の人々も改めてそういった消防水利のないことに気づいてといいますか、やっぱりそういった状況のところで非常にショックを受けられたという状況がありました。 そこに限らず、こうした山間地域では消防難地域が多くあり、河川が道路より随分下の谷底を流れていて消防自動車の給管が届かない地域や可搬式ポンプでも水利近くまで搬入が困難な状況にあるところは多くあります。そうした地域の方々は特に火災予防には細心の注意を払っております。何百年というふうに営々としてその地域に住んでおられますから、当然のこととして仏さんに上げる線香の火にも気をつけながら火災予防といいますか、起こさないように、起きたら大変だという思いでおられますけれども、火事というのは一たんどういった状況で起こるかわからない、雷でも起こります。そういったことで万一火災があった場合のことを想像すると、この地域の方はとても不安でいたたまれない思いをしているというふうにおっしゃっております。 そういった状況で防火水槽などの設備が望まれていますが、水道の普及状況も関連します。99%以上普及したというふうに言われておりますけれども、1%は未整備のところは特にそういった山奥の谷合いのところに点在しているわけでして、1基500万円もするという水槽は財政上毎年多く設置することは困難な状況にあると思われるのであります。早急に実態を調査され、整備計画を立て、未設置地域、不備地域の解消を実現していただきたいと望むものであります。あわせて、地域の実態に合わせた対策、特に初期消火対応として簡便なタンクあるいは素掘りの池の設置、防火用水防の設置等必要ではないかと思うものであります。また、全額補助の事業も当然ですが、可及的措置として地域の中でそうしたため池とか、そういったものを準備するといった場合に、速やかに実効が上がるようにそういった補助制度等も計画できないのかどうなのか、そういったことについて今回の質問でございますが、まず初めに消防水利計画策定の進捗状況はどのようになっていますか。お聞かせ願いたいと思います。
○議長(深田富造君) 三徳消防長。
◎消防長(三徳伸吉君) 岩田議員の御質問にお答えをしますが、先般の8月14日、ちょうど盆でございましたが、この火災の通報が入ったのがちょうど私が月の輪の花火の安全点検が終わってそれで帰ってきて、たしか4時7分だと思っております。そのときに通報が入ったのは作業場から出火ということ、それと場所を聞きました。私も以前から道路パトロールとか、それから除雪等々で現場をよく知っておりましたので、消防の職員も知っておりますが、一番は水利がちょっと不安だということと、それともう一つ通信、なかなか携帯がつながらないという状況の中で、そういう一報が入りました。すぐ消防隊は出て消火に当たったわけですが、先ほど言われたように全焼ということになりました。 そのときに私のところで出たのは消防本部は車を11台、本署と広瀬分署から出しましたし、署員も本署と広瀬分署で延べ40人出しました。消防団は広瀬方面隊からの全分団と車両が13台、団員は延べ128名ほど出ております。先ほど言われたように水利がない状況の中で、下のほうから何百メートルも放水延長をしながら消火をしたという報告を受けております。そういう点で、先ほど御質問があった消防水利の計画策定の進捗状況、これは以前岩田議員が御質問いただいておりますが、それにかかわる御質問だと思っておりますので、その状況を御報告、御回答いたしたいと思います。 平成18年度から平成22年度までの安来市消防水利5カ年計画を策定をいたしておりまして、それに基づいて消火栓、防火水槽の整備を進めてまいっております。今年度は消火栓7基、防火水槽1基、これは西比田でございますが整備することといたしております。なかなか進捗状況が芳しくない状況の中で我々としてはしっかりと整備を進めていくということでございます。 以上です。
○議長(深田富造君) 岩田議員。
◆6番(岩田拓郎君) ありがとうございました。そういったことで、消火栓なり防火水槽なり逐次計画を定めて進めていただいている状況ですが、なかなか全体水利難地区の状況からすると私の実感では行き届かない面があるんじゃないかと思いますが、そこで消防水利がない地区の把握と対策について伺ってみたいというふうに思います。
○議長(深田富造君) 三徳消防長。
◎消防長(三徳伸吉君) 消防水利がない地区の把握と対策ということでございますが、今現在の状況を把握しておりますのは、継続的な調査をいたしておりますが、現在水利難地区、安来地区に24カ所、広瀬地区に65カ所、伯太地区に35カ所あるというふうに思っておりまして、近年ではこれらの地区には各署から必要に応じて同時に出動し、要するに水難地区であればなるべく一気に多くの隊を派遣をして消火に当たるということに、早期に消火活動を行える体制で対応しておるということでございますし、水利難地区の定義づけとしては有効な消防水利から相当な距離のある場所、上り勾配がある場所等、消防ポンプの中継が必要になる箇所を水利難地区というふうに定めております。 以上です。
○議長(深田富造君) 岩田議員。
◆6番(岩田拓郎君) こういった合併以来、特にそれまでも広域消防ということでやっていただいておりましたけれども、それぞれの地域を越えて今伺いますと各署から状況によって一斉に出動すると。先ほどありましたように非常に1キロ以上も中継でやらないと水がないという状況のところでは、そういった機材をいち早く現場へ到達して、人員も到達して中継によってそういった消火をするという体制がいかに早くとれるかというのも重要なポイントだというふうに思っておりますので、そういった意味ではそういうふうにやられているというふうな認識ですが、先ほどありました安来地区でも24カ所の水利難地区がある、あるいは広瀬では65カ所もある、伯太地区では35カ所もあるというふうな状況がまだあるということでして、これは例えば水道が普及すれば解消するという部分も若干あるかもしれませんけども、現況を見てなかなか集落が一軒家のような状況でなかなか負担もあるという中では難しい部分が多いというふうに認識しておりますが、そういった不利な条件をいかに埋めるかということでは、先ほどありました防火水槽等の整備計画を私はちょっと聞いてみたいと思いますけども、そういった比田でそういった防火水槽、この前も7件ぐらいですか、町家の中で住宅が集合している、密集している中での火災で、もうそういった類焼してしまったという状況があってのこういった整備だというふうに思いますけれども、こういったいわゆる今までのそういった40トンぐらいの規模の防火水槽の設置の計画ですけども、それをどういった基準をもって順番として配備されているかとか、あるいはそういった先ほど冒頭の部分で言いましたさまざまな簡易な方法でのそういった普及を早めるというか、整備を早める意味でそういった対応が考えられないかという部分についてちょっと伺ってみたいというふうに思います。
○議長(深田富造君) 三徳消防長。
◎消防長(三徳伸吉君) 非常に回答に苦慮することでございますが、基本的には防火水槽があればすべて火災消火にということではないというふうに思っておりますし、防火、消火についてはいろいろな手だてがあるというふうに思っておりますので、先ほどの御質問は今までに引き続いて23年度以降もでありますけど、先ほど言われた水利難地区等の解消のために引き続いて計画を定めて積極的に整備を進めるということにいたしたいというふうに思っております。 以上です。
○議長(深田富造君) 岩田議員。
◆6番(岩田拓郎君) 23年度以降も積極的にそういった水利難地区の解消に向けて、あるいはその対策に向けて積極的にやりたいという御回答をいただきましたので、くれぐれもよろしくお願いしておきたいというふうに思います。 あわせて、簡易なタンクや消防用水門やあるいはそういったため池を整備したり、話はちょっと視点を変えますと回してどじょう振興ということで転作田にそういった池をつくって補助金を出して振興をされておる。そういったいろんな視点からすると、もしも可能であればそういった転作田等、あるいは荒れている水田等あれば、そこを補助金を出してため池ができれば一挙両得だというようなことも考えたりしておりますが、これはなかなかその地域、高齢化の中でそういったことがなるかという部分はありますけれども、やはり消防だけでなく総合的に市のそういったいろんな施策を通じて可能な限りこういった手だてをお願いしたいというふうに思うところでございますが、その点で何かありましたらよろしくお願いします。
○議長(深田富造君) 三徳消防長。
◎消防長(三徳伸吉君) 手だてといいますと、例えば簡易なタンクとか初期消火用の消火用のタンクであります。それとか水利等、水門等を使って水をためるとかといういろんな手だてはあるとはいうふうに思っておりますが、それらもすべていろいろな課題等がございます。なかなかそれらを活用することは非常に難しいというような状況も実はあります。基本的にいろんなことがございますが、初期消火という観点からは今現在一番有効であるのは消火器等を使用して対応していただくのが今の段階では一番最善ではないかなというふうに思っております。これらを普及啓発の推進を進めたり、また自治会単位での自主防災等、やっぱり中山間地も含めてやっぱり自主防災というのを地域でここを取り組んでいただいたその中で、こういうふうな防火対策をやっていきたいというふうに思っておりますので、今後も積極的に住民の皆さんの意識を高めてまいりたい、協力をいただきたいというふうに思っております。 以上です。
○議長(深田富造君) 岩田議員。
◆6番(岩田拓郎君) 今回の質問に先立ちまして、いろいろ調査もしたり、伺ったりする中で、なかなか決め手という部分は非常に難しいなという思いが募ったところでございます。こうした夏の時期ですと非常にまだまだいいですけれども、冬場になるとそれこそ1メートルもある積雪のところ、歩いてしか行けないところの消火はどうするかとか、いろんな課題が中山間地というよりも山間地域にはあるわけでして、そういった部分がどういったふうに少しでも手だてができるかということは総合的な部分でやはり何かしら手だてができればそこに住む人が本当にありがたいし、またそこでまだまだ頑張ってみようという思いがするというふうに思っております。先ほどありました消火器の件とか、特に自治防災組織は今安来では本当にやっておられるところは宇波、それからもう一カ所やられようとしているというふうに思っておりますけども、やはりこれを住民の自主性にだけゆだねないで、市が積極的にそういった部分もそういった協力して一緒になってやっていこうという意識を芽生えるようにやっていただきたいなというふうに思っております。よろしくお願いしたいと思います。特にありました23年度以降の水利難地区の解消のための計画について積極的に進めていただきたいと、進めるという回答をいただきましたので、よろしくお願いしたいと思います。 続きまして、ブロードバンド、携帯電話不感地帯の解消について伺います。 今や私たちの生活にはなくてはならない存在となったICT情報通信技術は超高速大容量の回線網の構築が喫緊の課題となっております。市民レベルの利活用や企業や学校、自治体での利活用などにおいてさまざまな分野や地域で整備促進、ブロードバンド・ゼロ地域解消が待たれているところでございます。また、定住自立圏構想の中にあって、中心市の松江圏域や米子圏域にはケーブルテレビ網が構築されておりますが、安来市は未整備で、その整備促進が待たれているところでございます。先ほどの説明にもありました安来も手を挙げてこれから向かおうというところですが、さらに携帯電話の不感地帯もいまだに相当あるというふうな認識がありますが、そこで伺いますが、こうしたブロードバンド、携帯電話不感地帯についての現状はどうなっているかということを改めてお伺いしてみたいというふうに思います。
○議長(深田富造君) 児玉総務部次長。
◎総務部次長(児玉好之君) 私のほうからは、ブロードバンドについての現状認識ということでお答えをさせていただきます。 山間部を中心としました条件不利地域におきましては、採算性や技術的な問題から民間事業者による情報インフラの整備が進んでない状況であります。安来市内ですけれども、地域的にほとんどがブロードバンドサービスの未提供地域であります。また、山間部のほとんどの地域におきましては、テレビの難視聴地域となっており、この解消及び地上デジタルテレビへの対応も迫られている状況で、情報通信格差の解消が課題となっていると認識しております。
○議長(深田富造君)
真野総務部長。
◎総務部長(真野善久君) 私のほうからは、携帯電話の不感地帯についての御回答をさせていただきたいと思います。 まず、現状認識でございますが、既に6月議会でも御回答してますように本年国の補助事業を使って今整備を進めております。幹線道路沿いの地域につきましては携帯電話3社ございますが、いずれも入らないという、こういう地域はほぼなくなるんではないかという認識をしているところでございます。
○議長(深田富造君) 岩田議員。
◆6番(岩田拓郎君) ブロードバンドとかテレビの難視聴についての認識については非常にまだ課題が大きいと、ブロードバンドについては未提供の地域がほとんどだという状況の認識だということで、今回のそういった申請に至っているということで理解できますが、後段の携帯電話の不感地域の解消の部分で去年、ことしと積極的にそういった辺地債も使ったりしながら鉄塔も建てられるという状況で、かなりの部分が特に伯太町の部分でも奥地のほうで解消されていくという状況だというふうに認識しておりますが、一方でまだまだ20戸、30戸というような単位の集落ででも、確かに道路では電波、通信はできるけども家の中へ入ると全く使い物にならない、3社ともというふうなところも現実にあるわけでして、そこら辺の先ほどの回答と実際の住民の使い物になるかならないかという部分は、エリアでいえばおおむねここはいいけどもここの辺は陰でだめだという部分は相当あるわけでして、認識がもうちょっと違うなということで、こういったまだまだそういった意味では家の中でもきちっとつながる状況というのが必要なわけでして、そこら辺で実際に携帯電話が使えない状況ということについて独自に調査が行われているのかどうなのかという部分について再度伺ってみたいというふうに思います。
○議長(深田富造君)
真野総務部長。
◎総務部長(真野善久君) 独自調査の関係でございますが、具体的には携帯事業者のほうからの情報、それから地元から出されます要望でありますとか陳情など、そういう意見をお聞きした上で担当者が現地に行って不感地帯の把握には努める努力をしてるところでございます。
○議長(深田富造君) 岩田議員。
◆6番(岩田拓郎君) それと要望があったりすれば状況調査で実際に行って、そういったところを確認しているという状況だというふうに思いますけれども、いずれにしてもそういった調査ではやはりここは不感地帯だなというふうに思われるところが把握しておられると思いますけども、そういったことで具体的な数値でこれぐらいのところがまだ不感地帯だというものがありましたらお知らせ願いたいというふうに思います。
○議長(深田富造君)
真野総務部長。
◎総務部長(真野善久君) エリアごとに一応図面等とも作成しております。今議員おっしゃいますように今不感地帯で実際的にはどの業者も入らない部分が小規模の谷合いの集落という格好で中山間地を中心に20集落、大体1集落が5戸ないし最大でも20戸ぐらい、世帯数にして200世帯の住民の皆さんのところに今入らない状況があるということは認識しております。
○議長(深田富造君) 岩田議員。
◆6番(岩田拓郎君) 時間が非常になくなりまして計算を間違えておりましたが、ただいま発表いただいた数値は市民の実感とは非常にほど遠い部分だなというふうに思っております。陳情しなければ調査しないという部分ではそうかもしれません、陳情が上がっている部分で調査したという部分、しかし実際にはもっともっと多い部分での不感地帯があるというふうに思っておりますので、そこのところは今後また議論を深めさせていただきたいというふうに思います。 ちょっとはしょりまして、続いて最後に予定をしておりました市立病院スタッフ不足について伺いたいと思います。 少子・高齢化、人口減少が進む中で診療報酬のマイナス改定や医療従事者の確保対策と医療を取り巻く環境はますます厳しくなっています。医師や看護師などスタッフ不足が深刻と言われていますが、現状についてどのように分析されているか伺いたいと思います。
○議長(深田富造君) 井上病院事務部長。
◎市立病院事務部長(井上幸治君) 医療スタッフの不足について現状分析ということでございますが、まず医師につきましては一般的には国立大学の法人化に伴う派遣医師の引き揚げ、2つ目には新規診療研修の義務化により医局からの派遣医師が減少したということを言われておりまして、当院につきましても昨年度から16名の医師体制で行っているところではございます。とりわけ看護師の不足が厳しいわけでございまして、分析としては離職率がそんなに低くないという状況でありますし、特別な事情があるとは分析しておりません。現実には大きく新しい病院に集中しているという実態も認識しているところでございます。
○議長(深田富造君) 岩田議員。
◆6番(岩田拓郎君) かかる状況の中で、医師の招聘は難しい状況だし、看護師さんの確保といいますか、そういったのも非常に難しいという状況で、ただそういった離職率はそう他と比べて多くないけどもそうだということですが、そこら辺もう少し詳しく伺いたいと思いますが、その離職率と、それから看護師さんの体系について伺わせてください。
○議長(深田富造君) 井上病院事務部長。
◎市立病院事務部長(井上幸治君) 離職率でございますが、全国平均は11.6、県の平均が7.3、当院は6.5というふうになっております。それから、状況でございますが、特に危惧しておりますのは夜勤の勤務時間数が月72時間を超えると、こういう状況を死守するということで現在のところ夜勤をやっていただく看護師が61名、これがこの近いところで産休とか育休、それから退職等で54名ぐらいになろうということで7名ぐらいの不足が予定しておりまして、かなり厳しい状況になるというふうに分析しております。
○議長(深田富造君) 岩田議員。
◆6番(岩田拓郎君) ありがとうございました。時間がないようでございますので、やはりそういった状況で非常に今後病院経営そのものにもかかわってくる深刻なこのスタッフというのは問題だというふうに思います。そういった中で、非常にスタッフ確保に向けた対策というのがやっぱりそういった市民を挙げてやっていかなければいけないと思いますので、そこら辺のそういった影響と対策についてかいつまんで御答弁願えればというふうに思います。
○議長(深田富造君) 井上病院事務部長。
◎市立病院事務部長(井上幸治君) 決して手をこまねいているわけではございませんで、新聞、それからチラシ、ホームページ、それから職員みずからにネットワークを使いながら募集をしております。特にこのところは募集強化月間というふうなことで特に力を入れさせていただいております。それから、准看護師や、それから家庭からの復帰の看護師さんについても不安を解消するために、そういった復帰の研修等も行いながら受け入れ態勢も考えて進めているところでございます。 以上です。
○議長(深田富造君) 岩田議員。
◆6番(岩田拓郎君) ありがとうございました。非常にそういった日本のどこの病院でも同じような状況だと言いながら、やはりこの市立病院はその中でもきちっとした信頼されている病院にならなければいけないという状況だというふうに思っておりますので、さらなる御努力をお願いしまして私の一般質問とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(深田富造君) 以上で6番岩田拓郎議員の質問を終わります。 2番嘉本祐一議員、質問席へ移動願います。 〔2番 嘉本祐一君 質問席〕
○議長(深田富造君) 嘉本議員。
◆2番(嘉本祐一君) 議席番号2番嘉本祐一でございます。 与えられた4年間の任期の中で最後の一般質問でございます。議長のお許しを得ましたので、一般質問の通告に沿いまして質問させていただきます。 まず1番目は、行政評価でございます。 前回6月の定例会で行政評価に対する一般質問をさせていただきました。事務方のお考えは聞いておりましたが、公約に将来的には外部監査も視野に入れ行政評価を積極的に導入しますと書かれた市長の意気込みを聞かせていただきたいと思っております。行政評価の重要性につきましてはるる述べさせてもらいました。非常に大切なことだと思っておりますので、ぜひ前向きな御回答をいただきたいと思っております。
○議長(深田富造君) 近藤市長。
◎市長(近藤宏樹君) 嘉本議員の質問にお答えいたします。 行政評価、御存じのように民間では当然競争原理が働いております。そして、時間短縮とかあるいは時間の効率的な利用とかあるいは品質、すべてのことに他社との比較とかですね、それでやはり競争で企業そのものの存立にかかわってくる、そして自分の生活自体にもかかってくるということで、大変そういう民間というのは毎日事業の大小にかかわらず大きな会社からあるいは小さな商売にまでみんなそういう気持ちでライバルと戦っているわけなんですね。そして、その中で自分の存在というものを生かしているわけです。ところが、やはり行政というのはそういう隣に同じような役所があって、二、三軒周りにあって、そこと存立をかけたということがありません。どうしてもそこに行政評価というものを入れていかなければいけない。特にこれからは少子・高齢化になって行政の効率化とかスリム化というのが言われている、こういうときこそ行政評価というのを導入していかなければならない、これは大体行政を研究している人はほとんどここの壁にぶち当たると思いますね。 ただし、実際これをやる、内部評価、外部評価ありますけども、私もあっちこっち内部評価とか外部評価、外部評価は岩手の盛岡のほうへ個人的にちょっと視察へ行ったりしておりますけど、なかなか外部評価というのは嘉本議員さんも専門でよく知っておられると思いますが、大都市なんかは弁護士さんを雇ったり、大学教授を雇ったり、そういうことできちんとした体制を、特に横浜とかなんかやっておりますけども、なかなか大変難しいです。嘉本議員さんなんかはちょっとコンサルとか、そういうことでやればいいという手法もあるということを聞いておりますけども、それとまた内部評価はやはり今度は逆に内部の仕事量がふえてくるとか、そういう難点もございまして、私も今どういう手法でできるか、でもぜひともこれは日本の行政の進むべき方向ですので、すぐに道を見出したい、こういうふうに今の現時点で思っておりまして、なかなか具体的にじゃあいつからどうやってどういう手法でやるということは今まだ本当に勉強中でございます。
○議長(深田富造君) 嘉本議員。
◆2番(嘉本祐一君) 姿勢としては非常に前向きに取り組みたいということだったと思います。方法論はいろいろあろうかと思います。先ほど外部評価、内部評価ということもございました。外注をするにしても、例えば1,000万円とか2,000万円とかというオーダーなのか、いろんなやり方によって変わってくると思います。それで、ただ例えば200億円だったら200億円の予算の中と比べた場合、あるいは経費削減の効果から見た場合、やはりその効果があるというのがやはり恐らくこの事業性評価の意義だと思っております。今後、執行部の皆さんには鋭意御検討いただければなと思っております。行政評価はみずからつける通信簿みたいなところがございまして、やはりそのみそは情報公開だと思っております。職員の皆さんの机の中にあるいろんな自分なりの仕事のやり方とか、そういったものを市民の皆さんに御批判を覚悟の上で開示していくということが私は基本であろうかと思っておるところでございます。この行政評価、基本は事後評価ではございますが、これは事前評価にも使えるというふうに私考えております。今、財政が大変で優先順位をつけていかなきゃならないという中で、じゃあどうやってその優先順位をつけていくのかという実務的には私は役に立つものだというふうに考えておりますので、鋭意御検討をいただきたいというふうに考えております。 2番目に、続きまして発達障害者支援についてお聞きしたいというふうに考えております。 これは非常に専門的な分野でございます。私も勉強不足でこの辺のところうまく聞けるかどうかということになりますと非常に不安なところもありますが、とはいえ安来市民の生活にかかわることでございますので、あえて聞かせていただきたいというふうに思っております。この発達障害者支援という、この中にございます発達障害というものがどういうものなのかという定義自身も非常に難しゅうございます。そして、専門家でないと判断ができないというところもございますし、またこの発達障害の障害、害というふうなこの言葉を使っていいのだろうかというような議論もあるぐらい、この問題につきましては非常に不透明な部分もございます。したがいまして、私が今回ここで質問させていただきますのは、平成17年4月1日に施行されました発達障害者支援法、これにある定義、すなわち自閉症、アスペルガー症候群、その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害、その他これに類する脳機能の障害であって、症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるものということにさせていただきたいというふうに考えております。 じゃあ、具体的にこの先ほど申しました代表的な自閉症とか学習障害、注意欠陥多動性障害についてこれはどんなもんなのかということをある程度共通認識の上に立った上で質問したいと思いますので、ちょっとお時間とりますが御辛抱いただいて聞いていただきたいと思います。 例えば、自閉症につきましては、文部科学省の定義によりますと3歳までにあらわれ、1、他人との社会的関係の形成の困難さ、2、言葉の発達のおくれ、3、興味や関心が狭く特定のものにこだわることを主な特徴とすると、このうち知的発達のおくれを伴わないものを高機能自閉症といい、知的発達のおくれを伴わずかつ自閉症の特徴のうち言葉の発達のおくれを伴わないものをアスペルガー症候群ということでございます。原因としまして中枢神経に何らかの要因による機能不全があると推定されているということでございます。 具体的な例を言いますと、例えば国立特別支援教育総合研究所の発達障害教育情報センターというところがございますが、ある子供さんの例でございます。急に予定が変わったり、初めての場所に行くと不安になり、動けなくなることがよくある。そんなとき周りの人が促すと余計に不安が高くなって突然大声を出してしまうことがあると。周りの人にはどうしてそんなに不安になるのかわからないので、何をしてあげたらよいのかわからないと言われてしまうと。しかし、よくなれた場所ではだれよりも一生懸命活動に取り組むことができるというような例がございます。 学習障害につきましては、基本的な全般的な知的発達におくれはないものの、聞く、話す、読む、書く、計算するまたは推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示すさまざまな状態を示すと。その原因として中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されている。しかし、視覚障害、聴覚障害、知的障害、情緒障害などの障害や環境的な要因が直接の原因となるものではないと。 具体的な例といたしましては、これはちょっと大人の例でございますが、会議で大事なことを忘れてしまい、メモを一生懸命とるんだけれども、本当は書くことが苦手なので書くことに集中しようと気をとられてかえって会議の内容がわからなくなることがあると。後で会議の内容を周りの人に聞くので頑張っているのに周りの人にはもっと要領よくメモをとれればいいのにと言われてしまうと。しかしながら、苦手なことを少しでも楽にできるようにボイスレコーダーを使いこなしたり、他の方法を取り入れることによって工夫をすることができると、こういう例。 最後の注意欠陥多動性障害、ADHDと言われているそうでございますが、これは年齢あるいは発達に不つり合いな注意力及び、または衝動性、多動性を特徴とする行動の障害で、社会的な活動や学業の機能に支障を来すものであります。また、7歳以前にあらわれ、その状態が継続するもので、中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定されていると、具体的な例としては大人の例でいいますと、大切な仕事の予定をよく忘れたり、大切な書類を置き忘れたりすると。周りの人にはあきれられ、何回言っても忘れてしまう人と言われる。しかしながら、一方で非常に気配り名人で、困っている人がいればだれよりも早く気づいて手助けをすることができると。 代表的な3つの例を申し述べましたけれども、それぞれの発達障害の特性、さまざまなタイプがあるそうでして、ただこの先ほど申し述べました点を妥協をもってこの方がそれぞれの発達障害名に該当するんだと断定されるものではないということでございます。今申し上げた以外のタイプの発達障害も含めて実際には障害の種類を明確に分けて診断することは大変難しいとされていると。障害ごとの特徴がそれぞれ少しずつ重なり合っている場合も多いということでございます。年齢や環境により目立つ症状が違ってくるので、診断された時期によって診断名が異なる場合もあるということで、非常に不透明な要素のあるものでございます。大事なことはこの発達障害が先天的なハンディキャップなのでずっと発達しないということではなくて、発達の仕方に生まれつき凹凸がある障害だと、人間はいろいろな文化、生まれた土地、いろんな環境によって左右されながら発達していくものでございますが、この発達障害を抱えられたお子さんも発達されていくと。普通の方と全く同じように発達していくものだという考えに基づくということが基本的なことではないかなということでございます。成長とともに改善されていく課題もありまして、必ずしも普遍的なハンディキャップとは言い切れないということ、個人差はありますが障害だから治らないという先入観は成長の可能性を狭めてしまうので、周囲が彼らの凹凸のある発達の仕方を理解し、サポートすることによってハンディキャップになるのを防ぐ可能性があるという視点、これを持つことが大変重要だということでございます。 こういった意味で、発達障害があったとしても、2次的な不適応の予防を防ぐことも非常に大切だということでございます。失敗経験によって自尊感情というんでしょうか、それの低下による不適応、否定的な評価の積み重ねによる受け身、無気力、投げやりな傾向、そういったものになっていく、あるいは自発性の低下、ゆがんだ自己像、自立心の乏しさ、情緒不安定、そしてそれが高じて反抗挑戦性障害、こういう障害につながるというふうなこと、こういったものを早い段階で発見して支援することにより予防していくことが大きな課題でもあるということでございます。 世間を見渡しますと、私もこの発達障害支援につきまして勉強を始めて、各界、スポーツ選手あるいは文化的な仕事をされておられる方でこの発達障害と診断された方で非常に功績を残しておられる方もたくさんおられるということを学びました。こういった各界で活躍されている例はたくさんありますし、障害のある人も含めて、さまざまな境遇の人がその違いを認め合いながら生活していく、共生の考え方がこれからも求められていくのではないかというふうに、この発達障害支援については言われておりますし、私もそう思います。 さて、この先ほど長々と申し述べましたが、以上のことを念頭に置いた上で、安来市においてどのように発達障害を抱える子供さんを発見し、支援しているかということについて就業前と就業後、そして就業後については主に義務教育期間を中心にお尋ねしたいと思っております。 まず第1に、全国でございますが、就業前の発達障害の支援をしなければならない、あるいは少なくとも支援が必要と思われる人の割合というものがどれぐらいあるのかお尋ねいたします。
○議長(深田富造君) 太田
健康福祉部次長。
◎
健康福祉部次長(太田善明君) まず、お尋ねの全国の就学前の発達障害の支援が必要と思われる人の割合についてということでございますが、これについて調べてみましたが、全国的な就学前児童の発達障害の割合は明らかなデータがございません。
○議長(深田富造君) 嘉本議員。
◆2番(嘉本祐一君) 就学後についてはいかがでしょうか。
○議長(深田富造君) 伊達山教育長。
◎教育長(伊達山興嗣君) 発達障害者支援について嘉本議員の質問にお答えしたいと思います。 お答えする前に今嘉本議員様がいろいろお話をされましたことは、私が承知しておる私の知識とほぼ同様の内容であろうと、このように思っております。 初めに、この話をこの回答をする前にいろいろ誤解が起きることも間々ありがちでありますので、慎重に回答しなければならないと思います。 まず、発達障害という言葉が今何であったかということを嘉本議員さんがおっしゃいましたが、これは従来より障害には5つの障害がございました。これは教育の分野であります。視覚障害、聴覚障害、知的障害、身体障害──肢体不自由といいます──、それから病弱、これが主たる障害を言っておりました。先ほど嘉本議員様がおっしゃいましたように、現在社会の中でそのような5つの障害のある方々はどちらかというと医療とか福祉の世界で非常に手厚く対応しておったと思いますが、近年先ほどのお話の中にあったように社会のいろいろ実業界あるいは社会の中で非常に活躍していらっしゃる方々の中に先ほどのお話のような人たちが見受けられるようになりました。この方々の障害をまとめて発達障害と申しております。 しかし、従来は先ほど障害という言葉がどうかとおっしゃいましたけれども、確かに気になる言葉です。しかし、障害のある方々を昔はまとめて発達障害と言っておりました。それは大脳から来る問題だろうと思われますから、徐々に回復し、成長すればだんだん解消していくんだという考え方が非常に強くあったものでございます。 では、発達障害者の割合がどうか、今就学後の数でありますが、これは一概にこの人が発達障害の方だということはなかなか難しいことでありますが、文部科学省が2003年に調査したデータが唯一ございます。それは特別支援教育のあり方に関する調査研究協力者会議が答申し、今後の特別支援教育のあり方について最終報告の参考資料についておりますデータをお話ししたいと思います。これによりますと、先ほど嘉本議員様がいろいろおっしゃったいろいろ種類の方々のデータは実に6.3%というハイレベルの割合を示しております。ちなみに現在義務教育小・中学校に全国に在籍している子供が約1,080万人おります。そのうち何と68万人と言われております。それが6.3%です。実に高い数字をあらわしておるのに驚くこととなります。ちなみに、では先ほど5つの障害、あるいは情緒障害その他いろいろありますけども、大体全国で2.1%ぐらいです。先ほど私が最初に言いました従来の障害のある方々の数が2.13%ぐらいと言われていますのに比べて6.3%は大変高い数字であると御承知くださいませ。
○議長(深田富造君) 嘉本議員。
◆2番(嘉本祐一君) ありがとうございます。そうしますと、それは全国のあれですが、安来市においてどれぐらいの割合かということでございますが、まず就学前についてほぼこれぐらいと考えてよろしいのかどうかについてお伺いいたします。
○議長(深田富造君) 太田
健康福祉部次長。
◎
健康福祉部次長(太田善明君) 安来市の発達障害児の割合ということですが、あれはちょっと率については出すことが難しいんですけども、現時点で安来市が発達クリニックあるいは保育所とか幼稚園等で把握しております発達障害児は約20名でございます。
○議長(深田富造君) 嘉本議員。
◆2番(嘉本祐一君) 就学後についてはいかがでしょうか。
○議長(深田富造君) 伊達山教育長。
◎教育長(伊達山興嗣君) お答えいたします。 先ほどの文部科学省が調査したものにほぼ準じて島根県教育委員会が調査したものがあります。安来市の昨年10月のデータでは小・中学校合わせて5.6%となっております。 以上です。
○議長(深田富造君) 嘉本議員。
◆2番(嘉本祐一君) ありがとうございます。非常に高い数字だということで、私も驚いておるところでございます。これをどういうふうにとらえるかということにつきましては専門家の御判断もありますので控えさせていただきたいというふうに思っておりますけれども、非常に大きな課題であるということがわかったのではないかなと思っております。 続きまして、そういった子供さんの早期発見、この取り組みについて就学前はどのようにされているのかお伺いいたします。
○議長(深田富造君) 太田
健康福祉部次長。
◎
健康福祉部次長(太田善明君) 就学前の発達障害児の早期発見の取り組みについてですが、発達障害児の心理機能の適正な発達と円滑な社会生活の促進のために発達障害の症状の発見後できるだけ早く発達支援を行うことが重要でございます。 そのために就学前の発達障害児の早期発見といたしまして、母子保健事業で実施をしております乳幼児健診、それから3歳児健診等で児童の発達障害の早期発見に努めてまいっております。そして乳幼児健診や個別の相談、こういったものを経まして専門医師の診察が必要な場合には毎月実施しております発達クリニックを受診をしていただきまして、何らかの障害が疑われる児童を早期に把握いたしまして、相談しやすい場としてこの発達クリニックを活用していただいております。 以上です。
○議長(深田富造君) 嘉本議員。
◆2番(嘉本祐一君) そうしますと、健診と日々の観察を通しての相談ということだろうと思います。健診については以前にも先輩議員さんが健診の頻度をふやしたらどうかというような御質問もされております。その点はこちらに今回ちょっと置きまして、それを受けて発達クリニックの専門的な御判断を仰ぐということでございます。この健診措置で相談を通じてある程度のこのお子さんはということで支援をされるわけでございますけど、この支援につきまして流れを全体をわかりやすく説明していただいた上で御説明いただければと思います。 また、就学後の発達障害支援への連携をどのようにされているのか、あわせてお伺いいたします。
○議長(深田富造君) 太田
健康福祉部次長。
◎
健康福祉部次長(太田善明君) 支援の取り組み、どういうふうにしているかということでございますが、発達障害児の早期発見やあるいはまた保護者からの相談を受けまして、保育所の入所児でございますと特別な支援を必要とする、そういった児童に対しまして支援保育を行っております。通常の保育では集団でのかかわりに配慮が必要な児童に対しまして保育士を配置いたしまして、個々の児童の心理機能の適正な発達を支援するために医療機関等とも連携を図りながら実施しております。また、就学に向けましては円滑に学校のほうに移行ができますように教育委員会とも連携を図っております。 次に、在宅の児童でございますけども、これは基幹型子育て支援センター──これは今広瀬の保健センターの中にございます──の利用や切川保育所内に設けております地域の子育て支援センター、これ通称どじょっこというふうに呼んでおります。そういった場で保護者の支援として親のリフレッシュのための催しや保護者が安心して自由に語られるような保護者同士のサロンを実施をしております。また、就学前の発達障害児の心理機能の適正な発達を支援し、円滑な社会生活の促進を図る目的の発達支援ルームや障害があると診断されました就学前児童を対象にいたしまして一時預かり事業も保育所の中で、これ全部じゃございませんけども実施をしております。 以上です。
○議長(深田富造君) 嘉本議員。
◆2番(嘉本祐一君) 先ほどおっしゃられた支援の内容、そしてその前の早期発見、これについてはなかなか専門的な知見が必要ではないかというふうに拝察いたしますけれども、この点についてどのような対応をされておるのかということについてお伺いいたします。
○議長(深田富造君) 太田
健康福祉部次長。
◎
健康福祉部次長(太田善明君) 安来市が行っております発達クリニックには鳥取大学の附属病院より脳神経小児科の医師に来ていただいております。また、児童の心理面を専門的に診断していただくために東部発達障害者支援センター、これ出雲にございます、さざなみ学園そういったところからも協力を得て臨床心理士等来ていただいております。 また、そういった障害児童、障害児にかかわります保育士とかあるいは保健師等の職員は研修等自己研さんに努めましてコーディネート機能を高めるようにしているところでございます。
○議長(深田富造君) 嘉本議員。
◆2番(嘉本祐一君) そういった活発な研修活動というのが求められてる、特にこの分野は来るところだと思います。 続きまして、支援の中でいろいろな観察、健診等を経て発達クリニックからいろんな助言をいただいてこの子供さんは療育をしていくというような御判断の中で、療育事業というふうに言ってよろしゅうございますでしょうか、これを実施されている、これ私が聞いたところによりますと伯太の保健センターでやられているということでございますが、それでよろしいでしょうか。ここでされている内容についてお聞かせいただけたらと思います。
○議長(深田富造君) 太田
健康福祉部次長。
◎
健康福祉部次長(太田善明君) 療育事業につきましては伯太保健センター内でやっておりまして、どういうふうにやっているかということですが、対象児童5人を1グループといたしまして1グループ3カ月一応継続をしております。回数は3カ月で12回でございまして、1回の時間は2時間、スタッフは基本的には3人で対応しております。
○議長(深田富造君) 嘉本議員。
◆2番(嘉本祐一君) この施設は常設施設でございましょうか。ちょっとその辺を教えていただきたいと思います。
○議長(深田富造君) 太田
健康福祉部次長。
◎
健康福祉部次長(太田善明君) 伯太の保健センターにつきましてはいろんな保健活動、保健予防事業、健診とかそういったような事業にも使いますので、療育事業のための常設施設ということではございません。
○議長(深田富造君) 嘉本議員。
◆2番(嘉本祐一君) 先ほどもございましたように3カ月5人のグループ、よくわかります、少人数でいろいろな遊戯とか、そういったことも含めて社会性を身につけていただいたりとか、集団活動ということで御指導されていることだと思いますが、この3カ月に期間を区切られた理由というものを教えていただきたいと思います。
○議長(深田富造君) 太田
健康福祉部次長。
◎
健康福祉部次長(太田善明君) 一応その障害児を支援していく個別プログラムというのをつくっていくわけでございます。そのプログラムに沿ってその子がどういうふうによくなっていくのかというのを経過を追っていくわけでございますが、3カ月という期間が適正かどうかということはいろいろこれあろうかと思いますが、先ほど言いましたように鳥取大学から来ていただいております先生とか、専門的な御助言をいただきながら、とりあえず3カ月を一つのサイクルとしてやっておりまして、これでもう少しやっぱり継続して見ていかないといけない児童につきましてはまた継続ということも可能でございます。
○議長(深田富造君) 嘉本議員。
◆2番(嘉本祐一君) ちなみにこの療育事業、予算といいますか、どれぐらいの規模なのか、あるいは県とか国とかの補助があるのかどうか、ちょっと聞かせていただきたいと思います。
○議長(深田富造君) 太田
健康福祉部次長。
◎
健康福祉部次長(太田善明君) この療育事業でございますけども、実は昨年の10月から試行的にやりまして本格的に導入したのはことしの4月からでございました。予算のほうですけども県の県単の補助事業を入れまして県が2分の1、市が2分の1の半分の持ち出しということで、今年度の事業費につきましては65万7,000円を予算で見させていただいております。主な内容につきましては、先ほど来言いますように鳥取大学から来ていただきます医師、それから臨床心理士等の派遣していただく賃金ですとか、それからちょっと週1回のペースでやってますが、保育士を雇い上げますので、そういった賃金、こういったようなものが主なものでございます。
○議長(深田富造君) 嘉本議員。
◆2番(嘉本祐一君) これから制度をどんどん磨き上げていかれるということだと思います。これ以上例えば県とか国とか新たな制度なんていうものはあるんでしょうか。
○議長(深田富造君) 太田
健康福祉部次長。
◎
健康福祉部次長(太田善明君) 言いましたようにようやく安来市も地についたばかりでございまして、またこれを少し検証といいますか、評価しながらこれからにまた備えていきたいというふうに考えております。
○議長(深田富造君) 嘉本議員。
◆2番(嘉本祐一君) ありがとうございます。この療育事業につきましては課題のあるお子様の保護者の方からはやはり3カ月過ぎても見てもらいたいというような要望もあるそうでございます。先ほど太田次長さんがおっしゃられましたように3カ月だからといって切ってしまうとかというようなことがくれぐれもないようにお願いしたいというふうに考えております。 続きまして、先ほど就学前のお話をお聞きしましたが、就学後の発達障害の早期発見の取り組みについてお伺いいたします。
○議長(深田富造君) 伊達山教育長。
◎教育長(伊達山興嗣君) 就学後の取り組みについてお答えしたいと思います。 就学後において発達障害と思われるケースがありましたら、現在教育委員会に配置しております特別支援教育担当指導主事が直ちに訪問し、観察や聞き取りの結果、発達障害の疑いがあれば医療機関や専門機関につなげるなどして、できるだけ早期によりふさわしい教育が進められるように努力しておるところでございます。 続いて、保護者の相談などを受けてどのような支援をしておるかということについてお答えいたします。 市内のすべての幼稚園、学校には特別支援教育コーディネーターが指名され、特別支援教育校内委員会が組織されております。その委員会で協議し、個別支援計画等、支援の具体的なあり方を検討させております。それにあわせまして市内の医師や通級指導教室の担当の教員あるいは教育委員会の指導主事等で組織しております安来市相談支援チームをつくっておりますので、校内での指導のあり方や助言、学校と医療機関あるいは県の教育センター、県の発達障害者支援センター等の専門機関との連携を支援しておるところでございます。 それに、もう一つございますね。通級指導教室のパンフレットの配布やPTAの方々を全員を対象とした教職員研修等で特別支援教育とかかわる研修を取り入れたりして理解啓発も図っております。特に本人につきましては、自信や自己有用化、自分が働いてこんなに役に立っておるんだという、そういうような感覚を醸成することを大きな目標におきまして個別指導や集団の中での指導をうまく組み合わせて指導しているところでございます。 以上でございます。
○議長(深田富造君) 嘉本議員。
◆2番(嘉本祐一君) 御協力ありがとうございます。そうしますと、ケアをする側、市のいわゆる専門知識、研修、研さんという部分につきましては何か、先ほど就学前のあれ聞きましたけれどもございますでしょうか。
○議長(深田富造君) 伊達山教育長。
◎教育長(伊達山興嗣君) 就学後のですね。なかなか市独自で研修をすることは難しいこともありますので、主に専門的な研修となりますと、教育センター等へ出かけることによって同じ仕事をしている方々との話し合いの中で一層進めることが可能だと思っております。
○議長(深田富造君) 嘉本議員。
◆2番(嘉本祐一君) 島根県で提供されている研修でございますが、ここまで勉強すれば大丈夫だというような感触を持っていらっしゃいますでしょうか。
○議長(深田富造君) 伊達山教育長。
◎教育長(伊達山興嗣君) 私が思いますのは、なかなか机上でものを見たり書いたりあるいは聞いたりすることよりも、やはり初めからわからないなりにも担当し、体験し、身をもって学ぶことが一番の得策ではないかと思っております。
○議長(深田富造君) 嘉本議員。
◆2番(嘉本祐一君) 先ほども就学前のところで、常設施設が療育事業につきまして伯太の保健センターでやっておられます療育事業、これも中には就学後の方も同じ場所でケアされてるというような事例も聞いておるところでございますが、そういったことについては教育委員会さんとしては、もしそういった療育事業の受け皿がもしそろうとすれば、どういういろいろな学校で就学後でいろんな対応をされているとことも存じ上げておりますが、そういった療育事業の受け皿が就学前でそろったときに、就学後の子供さんについても受けができるというような体制がもしあったら、仮定ですけども、そのようなニーズというものはあるんでしょうか。
○議長(深田富造君) 伊達山教育長。
◎教育長(伊達山興嗣君) 就学前であろうが、後であろうが私はそのような受け皿があれば積極的に進めていかなきゃならないと思っております。
○議長(深田富造君) 嘉本議員。
◆2番(嘉本祐一君) ありがとうございます。そうしますと、就学前、就学後というふうに分けてお聞きいたしましたけども、この発達障害につきましては保護者の皆さんはもちろん地域の皆様の発達障害の理解が必要とも考えておると思います。どのような対策をとっておられるのか、それぞれお聞きしたいと思います。
○議長(深田富造君) 太田
健康福祉部次長。
◎
健康福祉部次長(太田善明君) どのような理解をとっているのかということでございますが、先ほど申し上げましたように切川保育所内に地域型子育て支援センターどじょっこでございますが、設けております。ここの中でサークルとかボランティアの育成の支援を行ってきております。 また、お母さん、母親の育児不安の解消でございますとか、障害を持っておられる親御さんの会の活動への支援、こういったようなものを行ってきております。
○議長(深田富造君) 伊達山教育長。
◎教育長(伊達山興嗣君) 私はこの部分が最も大事な領域でないかと思っております。実際に保護者につきましては日々の悩みや教育のあり方等についての個別相談を積極的に実施したり、親の会やイベント等への参加を呼びかけたりして極力孤立感をなくし、ポジティブな気持ちで子育てをしていただくように努めているところでございます。 しかし、非常に自分のお子様が障害を持っておるということの不安感からなかなか積極的に自分のほうから話し合いに出るということも難しいと伺っております。 しかし、早くみんなの、いわゆる社会の中でみんなで育てるんだという感覚を早く身につけていただくために積極的に教育委員会でも進めていき、そのようなお話の中に入っていただくように努力したいと考えております。
○議長(深田富造君) 嘉本議員。
◆2番(嘉本祐一君) ありがとうございます。 続きまして、周りの環境だけでなく、また御本人、そして保護者の積極的な社会的な参加、こういったものが促されれば、また非常によろしいかと思います。安来市でもさまざまなイベントもございますし、事業をやられております。どんどん参加していただきたいなと、いただけるように促進していくことが私は大事だと思いますが、その辺のところについてありましたらお願いいたしたいと思います。
○議長(深田富造君) 太田
健康福祉部次長。
◎
健康福祉部次長(太田善明君) 社会参加ということについてどのような対策を考えているかということでございます。 障害を持つ親の会がございますので、そこではレクリエーションとか遠足とかあるいは保護者を含めた学習会の機会、それから療育事業を通しまして社会参加を図っておりますが、障害を持つ方々への社会参加の機会としましては、芸術文化事業の実施でございますとか、あるいは高校卒業後の福祉サービスの一つといたしまして就労支援サービス、こういったようなものを提供をしております。
○議長(深田富造君) 嘉本議員。
◆2番(嘉本祐一君) その辺のもうちょっと詳しく芸術文化事業、就労支援の内容についてお聞かせ願えればと思いますが。
○議長(深田富造君) 太田
健康福祉部次長。
◎
健康福祉部次長(太田善明君) 今、考えておりますのは、12月3日から9日までが障害者週間として指定されておりまして、安来市でもこの障害者週間の中の12月5日と6日の2日間でございますけども、和鋼博物館の市民ギャラリーを利用いたしまして障害者の方の作品展示をやりたいということで今準備を進めております。 また、これをやるに当たりまして、安来一中のブラスバンド部とか、あるいは梨の木園のハンドベルとか一緒になってひとつ盛り上げていただくように、今要請をしているところでございます。
○議長(深田富造君) 嘉本議員。
◆2番(嘉本祐一君) 済いません。また時間を間違ってしまいました。 最後に、教育委員会さんから社会参加につきまして御説明いただければと思います。
○議長(深田富造君) 伊達山教育長。
◎教育長(伊達山興嗣君) 就学後の社会参加といいましても、実際学校の教育の行事の中で、それぞれともに対応しておりますので、どちらかといいますと福祉分野のほうのイベント等に極力協力する形で児童・生徒を連れて行くなどなど考えております。
○議長(深田富造君) 嘉本議員。
◆2番(嘉本祐一君) 済いません。ありがとうございました。さまざまな部局からやっぱりお声がけいただくことによってこの社会参加が深まるのだと思っております。こういった発達障害を抱える本人と保護者へのきめ細かなケアに加えまして、地域全体で発達障害者へ理解を深めると。そして、本人と保護者の積極的な参加を進めることがともに支え合って共生していく社会づくりの礎をつくり、それが社会全体の安心感につながると考えております。市には積極的な対応をお願いしたいと思います。関係職員の皆さんにはなかなか目立つお仕事ではございませんけれども、御自分の仕事にこれまで以上に誇りを持っていただき、豊かで安全・安心なまちづくりに向けて精進していただきたいというお願いをいたしまして、この4年間最後の私の一般質問を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。
○議長(深田富造君) 以上で2番嘉本祐一議員の質問を終わります。 この際、しばらく休憩いたします。 再開は3時25分といたします。 午後3時12分 休憩 午後3時25分 再開
○議長(深田富造君) 再開いたします。 休憩前に引き続き一般質問を行います。 8番岡田麻里議員、質問席へ移動願います。 〔8番 岡田麻里君 質問席〕
○議長(深田富造君) 岡田議員。
◆8番(岡田麻里君) 公明党の岡田麻里でございます。 一般質問を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。 通告のほうに大枠環境問題ということで通告いたしておりますので、最初に一言お尋ねをしたいと思っております。 政権がかわりましたじゃなくてかわりますけれども、これによって経済対策など環境問題ということについてどのような影響が出ると予測されているのかということをお聞きいたします。
○議長(深田富造君)
真野総務部長。
◎総務部長(真野善久君) 経済情勢の中でも施策の中でも関連してお答えしてますように今の時点本音を申し上げれば全く先が見えないと。ただ、環境問題、21世紀は環境の世紀と言われてますので、その点には大きなぶれがないのではないかという期待感は持っているところでございます。
○議長(深田富造君) 岡田議員。
◆8番(岡田麻里君) わからないというのが本音のようですけれども、おおよそぶれはないであろうという予測を市としてはお立てになっているようですが、どちらにいたしましても今おっしゃったみたいに21世紀は環境の世紀といいますか、時代ということで環境問題、今もうこれは地球的な問題でありますので、ぜひとも国がどうであったとしても国への働きかけですとか、市は積極的に環境問題に取り組むという、こういう姿勢でお願いしたいと思っております。 そうしますと、学校のエコ化についてお尋ねをしたいと思います。 最初に、学校の芝生化についてお尋ねをいたします。数年前から国庫補助、これを活用いたしまして校庭の芝生化が進んでおります。校庭の芝生化は子供が思い切り体を動かすことができるなど安全対策になるとともに、子供たちのスポーツや外遊びの活発化が期待されております。また、芝生化され、校庭を地域に開放する、このことによって地域の住民がスポーツの交流やいろんなことで盛んになると思われます。また、校庭の芝生化は学校の緑化だけではなくて雨水を吸収し、土ぼこりを妨げる、こういう効果もあります。また、太陽熱を吸収し、ヒートアイランド現象を緩和するなど、環境保全の上からも大いに期待できると言われております。しかし、この芝生化に関しましては、特に維持管理の面から芝生化イコールコスト高、また管理が大変であるというような声もあるようでございます。東京とか大阪とか、そういったところも積極的に推進しておるようでありますけれども多額の予算を計上している、こういうことになっているようであります。 しかし、皆様最近よく御存じのようにテレビで紹介されました校庭や公園、また空き地などの芝生化を低コストで実現できる鳥取方式というものが紹介をされました。そして、それが広まりつつあるようでございます。苗代などが安くて特別な土壌の改良を必要としないため、低コストで芝生化を行うことができます。年間維持管理費は芝刈りと肥料をまくだけ、平米100円以内におさまると、こういうふうに言われております。 こういうふうに徐々に広まってきておりますけれども、そこでお伺いをしたいと思っております。最初に、安来市内におきましても芝生化されている学校が2校あるかと思っておりますけれども、その芝生化をされてからどのような反響といいますか、効果、また評価、状況、そういったものをどのように考えていらっしゃるか、お尋ねをいたします。
○議長(深田富造君) 伊達山教育長。
◎教育長(伊達山興嗣君) 学校のエコ化、校庭の芝生化について岡田議員の質問にお答えしたいと思います。 今、岡田議員がおっしゃったように、非常に校庭の芝生化は二酸化炭素を吸収したり、地表の表面温度を下げるなど地球温暖化防止に役立ち、非常に地球に優しい環境をつくり出すことができ、生きた教材として大きな効果があると考えております。 さて、どこの学校でどうしてるかという御質問でございますが、現在社日小学校と島田小学校、さらに
島田幼稚園でも芝生化を実施しました。現在、社日小学校は2年目を迎えておると思います。私も社日小学校区で体育祭をやるんですけども、非常に快適な走りができると、このように思います。しかし、先ほどお話がありましたように、鳥取県の改良した芝生は非常に費用がかからないなどなど非常に有効であるということがだんだん証明されてきて普及が進んでおると聞いております。特に社日小学校では、文部科学省の緑のグラウンド維持活用推進事業で島根県を通じて委託事業で取り組んでおり、非常に進んでおるところでございます。ただ、維持管理に大変な労力が要ると。費用は先ほどさほどではないと言いましたけども、お世話に大変であるということがありまして、しかし島田小学校では地域後援会等が中心になって自発的に校庭の芝生化を実施されて、その運営をしていらっしゃいます。そのためには地域のものとして子供の教育のためや地域のコミュニケーションの場ということにもなっておりますが、教育委員会といたしましては非常に感謝をしておるところでございます。 以上です。
○議長(深田富造君) 岡田議員。
◆8番(岡田麻里君) 専門家の御意見とか、それと今教育長がおっしゃいましたように非常に感謝をしつつ、芝生化については生きた教材ということでいいことであると、このような感じに受けとめておりますけれども、地域の皆様も要するに社日にしても島田のほうにしても、もうとても喜んで取り組んでいらっしゃいますか。
○議長(深田富造君) 伊達山教育長。
◎教育長(伊達山興嗣君) はい、社日小学校におきましては先ほど運動会の話もしましたが、非常にグラウンドゴルフをされたり、いろんな催し、先週の土曜日には社日祭りがありましたけども、非常に喜んで広々としたところで気持ちよく活動していらっしゃるように私は見受けております。 島田小学校と幼稚園は今これから成長する段階でありますから、来年以後期待しておるところでございます。
○議長(深田富造君) 岡田議員。
◆8番(岡田麻里君) そうしますと、おおむねすべての話を総合しますと、やっぱり学校の校庭の芝生化ということはいいことだというふうな感じを受けておりますが、それでよろしゅうございますね。
○議長(深田富造君) 伊達山教育長。
◎教育長(伊達山興嗣君) ええ、現在のところいいであろうと、このように思っております。
○議長(深田富造君) 岡田議員。
◆8番(岡田麻里君) はい、そうですね。現在のところいいと思われるということで、次に質問をさせていただきますけれども、そういう状況であるということで、市としては今後ほか、2校しかしていないわけですけれども、幼稚園のほうもあるということですが、合わせて3つということになるかと思いますが、芝生化についてはどういうふうに取り組まれるお考えなのかということをお尋ねをいたします。
○議長(深田富造君) 伊達山教育長。
◎教育長(伊達山興嗣君) この安来市の小・中学校、幼稚園すべての芝生化というようなことは全く考えておりません。それは各学校の特色もありますし、学校並びに地域の方々のお考え等も大事にしなければならないことでありますので、地域から発生すれば相談に乗るというぐらいしか今のところ考えておりません。
○議長(深田富造君) 岡田議員。
◆8番(岡田麻里君) 要するに地域の自主性に任せると、こういう姿勢ということですね。それはそれで大事なことかなというふうに思いますね。その中でやっぱり教育効果とか地域の住民の方々との交流とかいろんな面がありますから、それはそれでいいと私も思います。しかし、おおよそ現在のところ芝生化の是非論を述べれば是であろうということで、そうしますと市として何かもうちょっと積極的に取り組まれたらいかがかなというふうに思いまして、当然芝生化しますと大変なコストがかかります。普通の方式ですと恐らく広さにもよるでしょうけど何千万円とかかかるのかもしれませんし、そうしますと実際問題今の安来市のそれこそきのうの中期財政見通しにつきましても、いろんな問題が山積しておりますので、なかなか芝生化まではという、そういう状況ではあろうと思いますけれども、せめて今現在しているところは鳥取方式というのを採用しているということで、それが鳥取方式がいいのか、普通の芝を植える方式がいいのか、それはちょっと私にもどちらがいいということも何ともわからないですけれども、少なくとも今鳥取方式というのが一番取っつきやすくてコストがかからない。ただし、維持管理が大変であるという、そういうことですので、たまに肥料をやったり、あとはとにかく芝刈りだけがお仕事ということが鳥取方式のようですけれども、とにかくすごく伸びるのが早いというふうに聞いておりまして、何か市として維持管理、こういったことに対してサポートはできないのかなというふうなことを思いますけれども、それについてはどのようにお考えでしょうか。
○議長(深田富造君) 伊達山教育長。
◎教育長(伊達山興嗣君) 大変難しい御質問かと思いますが、地球温暖化防止には非常に芝生化はいいとは私も思います。そして、子供たちの運動するに当たっても非常にいいと思いますけども、従来のグラウンドも大変長所もあります。ですから、すべての学校が芝生化がいいとは私は思っておりません。今までの土の上ではだしで走ることも重要な私は作用であろうと思います。しかし、地域の協力がなければなかなかできないことと私もこのごろ思っております。つい最近島田小学校では地域の方々がお金を出し合って数十万円の芝刈り機を買っていただいたとも聞きます。このようなことはなかなか教育委員会ではできないことだとも思っております。
○議長(深田富造君) 岡田議員。
◆8番(岡田麻里君) 確かになかなか難しい問題である、すべて100%芝がいいとは言い切れないという御意見でございましたが、それはそうかもしれません。しかし、今後地球温暖化ですとか、そういったことを考えたときに維持管理していく上で、今は維持管理が何とかできているんだろうと思いますけれども、どんどんどんどん何年も何十年も何百年とは言いませんけども、どんどん進んで人が変わってきたときにはなかなか難しいものがあるのかなっていう、時代も変わりますし、そういうことを考えますと多少サポート体制があってもいいのかな、そうすると芝生化が進むんじゃないのかなっていう、そういう気持ちもしております。芝生化が絶対であるなんていうふうには別に思っておりませんけれども、ただ大変な効果は教育的な効果もあっておるようですし、またとっても余分な話かもしれませんけれども、安来ではないですけれども、知り合い、小学校の道を挟んだところに住んで長らく住んでると、長く住んでいないとわかんないんだけども何か電気製品が壊れるのが早いなと思って電気製品を分解をしていくと中から砂がいっぱい出てきたとか、そういうことをおっしゃる方もございまして、それはそのそこの気象状況とかそういったものによって違いますからそうだという意味ではありません。そんなことなどもあって芝生化というのはある程度やっぱし現段階では効果があるんだろうなっていうふうに、そうすれば土ぼこりも上がらないし、そういったこともあるんだろうなっていうふうに思っておりまして、そういった面でちょっと一考いただければなというふうに思います。 市の基本姿勢は各地域でする、市は許可をおろすだけという、こういうスタンスのようでございますけれども、それがいけないと言ってるのではありません。どれがいいかはそれは地域によって違いますので、それぞれかもしれませんけれども、ちょっと少し考えてみてもいいかなというふうに御提案を申し上げます。 そうしますと、次に、学校の太陽光発電の導入についてお尋ねをいたします。 一般家庭においては太陽光発電の補助ということで
緊急経済対策ですか、安来市も補助ということで決められましたけれども、学校における太陽光発電の導入っていうことでは低炭素社会の実現に向けて学校とか地域にわたる環境エネルギー教育に活用できる、またそのほかに再生可能エネルギーの積極的活用、CO2の削減効果、学校の電気代節約にも資するものがあるのではないかと思っておりまして、この学校の太陽光発電の導入については市はどのようにお考えでしょうか。
○議長(深田富造君) 伊達山教育長。
◎教育長(伊達山興嗣君) お答えいたします。 太陽光発電は非常に再生可能なエネルギーの一種でありますが、その特徴から温室効果ガス排出量の削減などのメリットは多々ございます。しかしながら、今お話し、御質問がありました各学校に太陽光発電の装置がどうかということに対しましては、そのパネルを屋上に設置しなければなりません。その防水等も含めた大規模な改修が必要であることは言うまでもございません。相当な費用がかかります。現状では非常に難しいとも考えております。しかし、今発売されて間もないころでもあります。将来はもっと軽量のものが出るとか、いろいろ状況の変化がありますとも思われますから、今後十分検討していかなければならない問題であろうと、このように思っております。
○議長(深田富造君) 岡田議員。
◆8番(岡田麻里君) わかりました。今後新築とか、それはどんどんつけていくっていうのは現在ある建物につけていくっていうのはなかなか難しいだろうというふうに思っております。ただ、新しい学校が建つとか、そういったときには太陽光発電のこのパネルを設置するというお考えはございますか。
○議長(深田富造君) 伊達山教育長。
◎教育長(伊達山興嗣君) 今新しい学校を建てる予定はございませんので、考えておりません。
○議長(深田富造君) 岡田議員。
◆8番(岡田麻里君) はい、わかりました。今建てる予定がないということでございますけれども、今建てる云々という意味ではなくて今後どのように考えるのかということをお尋ねしたわけですけれども、先ほど答弁ございましたように御一考いただきたいと思います。 最後に、その他学校施設におけるエコ、このお考えといいますか、エコ施策なさってるとか、こういうふうに今後取り組みたいということがございましたらお尋ねいたします。
○議長(深田富造君) 伊達山教育長。
◎教育長(伊達山興嗣君) お答えいたします。 その他ですが、いわゆる緑のカーテン、各御家庭でもしていらっしゃるし、職場でもやっております。現在伯太庁舎でも立派な緑のカーテンができてゴーヤがぶら下がっております。どうぞ差し上げますからおいでいただいたらと思います。このように緑のカーテンは非常に省エネ対策としましては大変重要なことで、各学校でも取り組んでおります。特に総合的学習や理科学習等にあわせてヘチマやひょうたんをつくっておる学校がたくさんございます。環境教育とあわせた教育的な効果を上げておりますので、教育委員会といたしましては積極的に取り組むように指導していこうと、このように思っております。
○議長(深田富造君) 岡田議員。
◆8番(岡田麻里君) 緑のカーテン、積極的に取り組んでいくっていう、今そういうことでございましたので、緑のカーテンぜひとも積極的に取り組んでいただければ効果があるかなと思います。ちょうどおとといの新聞にその緑のカーテンのことが出ておりまして、茨城県の結城市では昨年結城市の市役所本庁舎で実施したグリーンカーテンで7月から9月までの電気使用量が2.8%、冷房用の灯油使用量が7.8%削減という効果がありました。そこで今年度は公共施設へのグリーンのカーテン設置、また小学校や市民情報センターなど15施設にふやし、省エネに取り組んでいますという、ちょうどそういう新聞ございまして、大変に緑のカーテンが効果をなしているという、こういうよそのことですけれども出ておりますので、ぜひとも積極的に取り組んでみてはどうかなというふうに思いますので、ぜひともよろしくお願いをいたします。 以上で終わります。
○議長(深田富造君) 以上で8番岡田麻里議員の質問を終わります。 お諮りいたします。 本日の一般質問はこれにて終了したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(深田富造君) 御異議なしと認めます。よって、本日の日程は終了いたしました。 次回本会議は、9月7日月曜日午前10時に開議し、本日に引き続き一般質問を行います。 本日はこれにて散会いたします。 御苦労さまでした。 午後3時50分 散会...