平成23年 9月第7回定例会 (第 3日 9月16日)
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第7回 北 栄 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第5日)
平成23年9月16日(金曜日)
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議事日程
平成23年9月16日 午前9時開議
日程第1 一般質問
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本日の会議に付した事件
日程第1 一般質問
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出席議員(15名)
1番 奥 田 伸 行 君 2番 飯 田 正 征 君 3番 前 田 栄 治 君
4番 井 上 信一郎 君 5番 青 亀 恵 一 君 6番 清 水 進 一 君
7番 山 下 昭 夫 君 8番 津 川 俊 仁 君 9番 浜 本 武 代 君
10番 長谷川 昭 二 君 11番 前 田 正 雄 君 12番 宮 本 幸 美 君
13番 石 丸 美 嗣 君 14番 阪 本 和 俊 君 15番 池 田 捷 昭 君
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欠席議員(なし)
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欠 員(なし)
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事務局出席職員職氏名
事務局長 ─────── 坂 田 優君 主 任 ─────── 清 水 直 樹君
主 事 ─────── 浜 本 早 苗君
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説明のため出席した者の職氏名
町長 ───────── 松 本 昭 夫君 副町長 ──────── 岡 﨑 功君
教育委員長 ────── 吉 田 助三郎君 教育長 ──────── 岩 垣 博 士君
会計管理者(兼)出納室長
──── 大 庭 由美子君 総務課長 ─────── 別 本 勝 美君
総務課参事 ────── 日 置 昭 彦君
企画振興課長 ───── 渡 邉 比呂志君
税務課長 ─────── 杉 川 弘 行君 町民課長 ─────── 鎌 田 栄 子君
福祉課長 ─────── 手 嶋 俊 樹君 健康推進課長 ───── 磯 江 昭 徳君
生活環境課長 ───── 飯 田 光 男君 産業振興課長 ───── 野 村 良 太君
生涯学習課長(兼)中央公民館長
教育総務課長 ───── 田 中 英 伸君 ──── 西 村 文 伸君
農業委員会長 ───── 近 藤 貞 裕君
(併)
農業委員会事務局長 ────────────────────── 野 村 良 太君
(併)
選挙管理委員会事務局長 ──────────────────── 別 本 勝 美君
代表監査委員 ───── 前 田 茂 樹君
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午前9時07分開議
○議長(池田 捷昭君) 皆さん、おはようございます。大変お待たせいたしました。
傍聴の方に一言御礼申し上げます。大変お忙しい中、議会の傍聴にお越しいただきまして、ありがとうございます。傍聴していただきまして、御意見等賜ればというふうに思います。
ただいまの出席議員は15名でございます。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付したとおりでございます。
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◎日程第1 一般質問
○議長(池田 捷昭君) 日程第1、一般質問を行います。
届け出により、順次質問を許します。
13番、石丸美嗣君。
○議員(13番 石丸 美嗣君) おはようございます。私は、身近な2項目を町長並びに教育委員長にお尋ねするものであります。
まず最初の項目といたしまして、体育施設の保守管理は現状で十分かということについて質問をしてまいります。
北栄町
大栄テニスコートは、現在4面設置されております。使用する部活の生徒や一般町民の愛好者などの減少で荒れ放題になっている。部活では、指導する先生や顧問等の人材不足が原因であると思われます。指導者のいない
スポーツ人口は必然的に減少していきます。一般の愛好者が減少していくことは、町全体のスポーツに対する行政の認識不足が大きな原因だと考えております。なお、当然のことながら利用者がいなければ、その施設は荒廃の一途をたどってまいるのが当然でございます。現在指摘しております4面の
テニスコートにつきましては、小・中学校の児童が登下校時には必ず目にする場所であります。現状の状態がよい環境とは言いがたいものと私は思っておるところでございます。使用者、また、愛好者が少ないからといって、このような体育施設の中に除草剤を散布する管理体制が本当にいいのでしょうか。また、本来ならば、練習のときのネットなどは利用する者がネットを張り、またブラシをかける、そういうような行為をして当然だと思っておりますけれども、現在の
テニスコート、4面とも
四六時中ネットが張りっ放しでございます。
また、備品倉庫は荒れ放題、周辺の側溝等につきましては、ちょうど
テニスコートの上には桜の樹木が多くありますから、その枯れ葉等ですべての側溝が埋まった状態、当然水はけは悪くなります。
テニスコートの使用はどんどん少なくなって、現在では一般の方の使用はほとんどないのが現状ではないかと思っております。側溝の土砂は落ち葉だけではございません。人為的な行為によって、学校の通学路の上の付近から真砂土がコートに向けて流したような状態でのり面を埋めております。使用する生徒は、
テニスコートの入り口を使用せずに、その土砂の埋められたところからどうも滑っておりるような感じで、その場所が出入り口に変わってしまっているというような状態でございます。備品倉庫の周辺には、まるで
スクラップ置き場のごとくいろいろなものが散乱し、さびて朽ちた状態で放置されております。このような状態を本当に指定管理者はもとより、指定管理に出す前に教育委員会としてそのような施設の管理、維持、このことをしっかりするのが当たり前ではないかというふうに私は思っております。今後の対策を町長並びに教育委員長に伺うものであります。
これに関連いたしまして、もう1点、北栄町大誠体育館の屋根のさびについてお伺いいたします。
福祉センターの
グラウンド北側から体育館の上を見ますと、ある一部分だけが茶色くさびていて、まだまだ大丈夫かというような現状でございますけれども、一たんこれを南側の遠くからその施設を眺めますと、屋根ほとんど茶色くなっております。北側は風雨にさらされ比較的塩気が飛ばされますが、南側は反対にそれが残るというような現状だというふうに思いますが、屋根全体が傷んでしまう、そうなったときには非常に屋根がえの工事費も多大なものになるだろうと想定いたします。そうなりますと、いい口実かもしれませんが、以前にも
大誠町民体育館は物置にかえたいというような行政からの発案もありました。荒廃してしまって多額の費用がかかるから、今度はもう廃止したいというような提案をされるやもしれません。その前に、指定管理者もそれなりの注意義務、また管理責任もあると思いますが、もとの出す行政側、また教育委員会、そういうところのチェックを必ず定期的にやるべきだと思っております。教育委員会とされましては体育施設の状況を本当に把握されてるのか、伺うものであります。これも町長並びに教育委員長に伺います。
2番目に、現在2つの自治会に設置されております生活相談員の設置義務と現状はということでお尋ねいたします。
北栄町生活相談員の設置義務と現状での必要性並びに現在設置されている生活相談員の活動状況を伺うものであります。また、答弁をいただく前に、相談員の活動状況は口頭で何件、何件と報告されても、なかなか私の方もチェックしがたいものでありますから、一覧表等の内容を報告される状態があるならば、事前にそのものを配付をいただきたいとお願いをいたしまして、この場での質問を終わります。
○議長(池田 捷昭君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 石丸議員の御質問にお答えいたします。
初めに、
大栄テニス場が荒れているという御指摘でございます。通常、
社会体育施設の維持管理は
北栄スポーツクラブに管理委託をしているところでございます。管理方法は、職員あるいはクラブ員による協力を得て行っておりますが、草刈り等は
シルバー人材センターに、体育館のワックス等、専門的なものにつきましては専門業者へ発注し、管理しているところでございます。
大栄テニス場におきましては、
北栄ソフトテニス部の皆さんが
スポーツクラブからの除草剤支給により通常の管理を行っておられましたが、高齢化等による会員の減少等により、それができなくなってきたということでございます。現状は中学生の
ソフトテニス部が毎日の部活で使用しており、日常の管理がなされているようでございます。しかし、施設の維持管理は
北栄スポーツクラブに委託しておりますので、本件につきましては、
北栄スポーツクラブに今後の管理方法、
中学校管理等を検討していただくようお願いをしているところでございます。
次に、部活の部員減少、
スポーツ愛好者の減少は町全体のスポーツに対する行政の認識不足が原因と考えるとの御意見でございますが、中学校の部活部員の減少は、本町に限らず部員数が減少し、団体戦に出られないとか、あるいはやむなく廃部されるとか、全国的な傾向であり、少子化に伴う絶対数の減少が影響しているものと考えております。また、
スポーツ愛好者の減少ということにつきましては、全体的には
北栄スポーツクラブ加盟クラブ員は増加していると聞いておりますが、部よっては増減の差もあろうかと思います。町といたしましては、平成21年度より
北栄スポーツクラブを立ち上げ、
スポーツクラブのもと会員の自主的、主体的で積極的な
スポーツ活動の取り組みが促進され、
スポーツクラブはもとより、
体育指導委員を初め多くの関係者の連携により、町民の体力づくり、健康づくり、
スポーツ振興を図っております。生涯スポーツのスタートであります少年期からの取り組みは、
ジュニアスポーツ少年団育成活動を促進することにより少年期からスポーツに親しむ習慣づけができるものと考えております。そして成人の
スポーツ促進につきましては、既加盟団体の育成、
各種スポーツ大会、町民運動会、
体育指導委員による
訪問型スポーツ体験事業等により、
スポーツ人口のすそ野を広げる活動を行っております。町民が生涯を通じて運動、スポーツに親しみ、豊かで活力ある生活を営んでいけるよう、町と
スポーツクラブと
体育指導委員と協働した
体育スポーツ振興を推進してまいる所存でございます。
2点目の大誠体育館の管理についてでございますが、現在、利用者からの体育館使用に当たってのふぐあいは聞いておりませんが、経年劣化による屋根等の腐食は進んでいるようでございます。大誠体育館は昭和39年に建設され、昭和60年、国体のときに一部改修が行われております。現段階では雨漏りは発生しておりません。現在、町内には、北条地区に2カ所、大栄地区に4カ所の体育館があり、各所で活発にスポーツ等に使用されておりますが、今後、
行財政改革プランの検討事項にもございますように、類似施設の整理が必要かと考えておりますので、今後、大誠体育館の維持管理につきましても、その検討の中で整理してみたいと考えております。
次に、生活相談員の設置義務と現状での必要性ということでございますが、同和対策に係る特別措置法は昭和44年の
同和対策特別措置法、昭和57年の
地域改善対策特別措置法、昭和62年から
地域改善対策特定事業に係る国の財政上の特別措置法に関する法律、そして平成14年度でこの地対財特法が終了し、30数年間続いてきた特別措置法が終了したところでございます。本町におきましても、
生活環境整備を初め諸施策を積極的に推進し、同和地区の環境整備は進み、一定の成果を見ているところでございます。しかし、平成20年度に町民を対象に実施いたしました人権・同和問題における意識調査では、約65%の人が差別意識は解消されていないと回答され、依然差別事象も発生し続けており、本町においても平成20年に
窓口問い合わせ事象も発生しております。環境整備は進んでも、地区や、そこに暮らす方に対する差別意識は残っているわけで、そんな中でいろいろな問題、悩み、相談事が出ています。同和地区に暮らす方であるからこその悩み、相談事は、地区の事情に精通し、人格、識見ともに高く、信望の厚い生活相談員が必要ということで、本町においても生活相談員の設置要綱により設置しているところでございます。平成14年で国の特別措置法は失効いたしましたが、法がなくなっても部落差別がなくなっているわけではありません。本町では、分権の時代にふさわしい地域の実情と課題に対応した形で諸施策の見直しを進めつつ、現在も生活相談員を設置しているところでございます。さらに県におきましては、人権尊重の社会づくりの推進事業で
生活相談員設置についても
市町村交付金措置が図られており、県としても必要との認識で措置がなされているものと考えております。現在の生活相談員の設置状況は、大栄地区に1名、北条地区は現在適任者の推薦を待っている状態であり、その間、北条文化会館の相談業務の一環として館長が対応している状況でございます。一刻も早く専任の生活相談員さんの推薦を望むところでございます。
続いて、現在設置の生活相談員の活動状況でございますが、平成22年度実績として申しますと、大栄地区においては活動件数381件、北条地区におきましては295件で、内容は、生計費、就労、健康、家族問題など、多様でございます。また、
住宅新築資金返済や
福祉資金貸し付けなども生活相談員さんとの連携が事務処理に不可欠であるところでございます。人権の世紀と言われる21世紀、人権尊重の社会づくりは本町においては重要な課題の一つであり、本町におきましても部落差別をはじあらゆる差別をなくするための条例を制定、この条例に基づき総合計画を策定し、諸事業を推進しているところでございます。以上により、現段階において同和地区における生活相談員の設置が必要と考えているところでございます。また、北栄町部落差別をはじめあらゆる差別をなくする総合計画の見直しを来年度計画しておりますので、見直しに当たり、本件も含め審議会で十分に協議、検討していただきたいと考えております。
○議長(池田 捷昭君)
吉田教育委員長。
○教育委員長(吉田助三郎君) 石丸委員の御質問にお答えします。
まず、
大栄テニスコートの使用状況でございますが、
北栄スポーツクラブ加盟の
北栄ソフトテニス部と
大栄中学校ソフトテニス部が日々の練習に使用しているところでございます。しかし、現状といたしまして、
スポーツクラブの
ソフトテニス部の会員数の減少、高齢化等により定期的な練習はなされておらず、郡民体育大会前の練習が主になっております。また、
中学校ソフトテニス部につきましても、1年生が7名、3年生は4名いましたが、現在は引退ということで、実質1年生だけの7名の部員となっております。
大栄テニス場の管理については、
北栄ソフトテニス部がコートを使用する条件として除草等の管理を行うこととなっておりますが、先般の事情で行き届いていないのが現状でございます。大栄地区の
テニスコートは、お
台場公園テニス場と
大栄テニスコートのみであり、中学生の日々の部活の練習場としてはお
台場公園テニス場は交通便等で適さず、今後も
大栄テニス場を適正に管理していきたいと考えます。現在管理をお願いしている
北栄ソフトテニス部と協議し、定期的な管理をお願いし、
中学校テニス部においても、部活の一環として
コート整備管理をお願いしたいと考えます。
次に、部員、
スポーツ愛好者の減少につきましては、中学校の
ソフトテニス部の指導は、現在顧問の先生がおられ、月曜日から金曜日と土曜日の午前中練習をしております。部員の減少は、少子化あるいは特定の部に集中してしまうとか、さまざまな要因があろうかと思います。また、
スポーツクラブの愛好者の増減につきましては、各部で部員数のばらつきはありますが、
北栄スポーツクラブ、
ジュニアクラブ加入団体会員数は平成21年度が894人、平成22年度が917人で、多少ではありますが、増加傾向にあります。部員減少のクラブにおいては、会員の年齢構成的な要因もあろうかと思います。体育・スポーツの振興につきましては、現在、ジュニア層については
ジュニアスポーツクラブの育成あるいは授業外のスポーツを体験する
ジュニアスポーツ教室、成年層については
スポーツクラブ育成、各種大会の開催、高齢者層については
シニアスポーツ教室などを展開し、一方、
町体育指導委員においては
訪問型ニュースポーツ体験事業などで
スポーツ人口のすそ野を広げております。また、それら事業を広報等で周知啓発するなど、連携して
スポーツ振興を図っているところでございます。
競技スポーツから軽スポーツ、
ニュースポーツと幅広い年齢層で取り組めるメニューを提供し、すそ野を広げて健康で明るい町づくりを図ってまいりたいと考えております。
2点目の大誠体育館の屋根の状態についてでございますが、確かにさびが浮き、老朽化は否めません。本施設を現在使用している団体は、大栄小
ドッジボール育成会、
スポーツ少年団バドミントン育成会、
社会福祉協議会の機能訓練等が主に使用されているようでございますが、使用に当たっての雨漏りなどによる支障の声は聞いておりません。先般の台風12号の翌日確認しましたが、雨漏りは確認できませんでした。現在、年間277回の利活用があるため現施設は可能な限り活用してまいりたいと考えますが、
行財政改革プランで検討事項にもなっておりますように、体育施設全体の類似施設の整理の検討の中で大誠体育館の検討も必要かと考えます。
続きまして、生活相談員の設置義務並びに現状における必要性ということでございますが、国の
同和対策特別措置法が平成14年に失効し、法令上の根拠がなくなることにより一般地区と同様に所要の一般対策で対応する方針となっておりますが、行政の同和問題解決に取り組む姿勢は、従来にも増して
基本的人権尊重という目標をしっかりと見据えながら、地域の状況や事業の必要性の的確な把握に努め、真摯に施策を実施していくことが大切と考えております。現在、道路整備、住環境等のインフラ整備は一定の成果を見ておりますが、依然存在している差別意識、差別事象があるということは、特別措置法が失効し、法がなくなっても部落差別はなくなっていないということにほかなりません。地域には、生活を営む上で数々の困難に直面している人が多く、独力で解決することができない場合も多く、その支援策として相談役が必要とされてきました。北栄町部落差別をはじめあらゆる差別をなくする総合計画にも、相談業務の充実ということで生活相談員を中心に相談事業の充実に努める旨明記しております。生活相談員の設置につきましては、法的な義務はありませんが、先ほど申しましたように、特別措置法という法を根拠とした同和行政から、地域の実情と課題に応じた部落差別の実態を根拠とする対応ということで
生活相談員設置要綱を定め、実施しているところでございます。
次に、生活相談員の活動状況でございますが、平成22年度実績では、大栄地区が381件、北条地区が295件で、そのうち
相談指導件数は月平均にしますと大栄地区は17件、北条地区は9.3件で、相談内容は、大栄地区は、生計費、教育、健康、就労といった相談が主となり、北条地区においては、援護資金、健康、その他相談が主となっております。生活相談員は、このような同和地区におけるさまざまな相談、地区に暮らす方であるからこその悩みに対応するための地域の実情に精通し、社会的信望の厚い方に生活相談員にお願いしているものでございます。以上、終わります。
○議長(池田 捷昭君) 13番、石丸美嗣君。
○議員(13番 石丸 美嗣君) 13番。ただいま
テニスコート、大誠体育館並びに生活相談員の御回答については、るる申し上げられた内容、聞いている範囲ではすばらしい管理体制であったというふうに考えます。
大栄テニスコート、大栄地区の現状、何らかの変化があるかなと思ってけさも見てまいりましたが、1点の変化もございません。ただ、コート上にあります草がぼうぼうとしておりましたのが、除草剤かけて枯れているというだけでございます。
現在、
テニスコートは4面ございます。道路に近い方の東西に使っておりますコートが1面、これが常時使われてるという感じでやられておりますが、天気のいい日はいいんですね、まあまあ使えるかと思います。雨降りは
テニスコートのラインの中だけ水がたまります。日々の管理をどうされてるかという疑問も出てきますね。なぜコート内だけに水がたまるのか。これは当然のことながら、使った生徒、また一般の方でも最後に仕上げるときにコート内にブラシを引っ張られるだろうと思います。みんな外に外に引っ張って出ますから、コート内だけがほかの周辺よりは低くなるんですね。そのため水がたまる。水がたまって、次に使うときにも水はけが悪いから当然使用しがたくなるでしょう。当然、中でその程度の管理ですから、周辺は、先ほども言いましたように側溝が全く用をなしていない。それと通学路の桜並木の間から真砂土が4トン車で1台ぐらいでしょうか、コートに向かって流し込んであります。そこだけがきれいに、日々使ってるなと思われるようにきれいに跡が残っております。本来の出入り口でないところが真砂土で埋まってしまってるから、そこを通ってるだけで、あと50メーター移動すれば正規な入り口ですけれども、そこは全く利用されてないというような状況。やっぱりそれは管理する指定管理者が注意するような内容ではなくて、教育委員会が指導すべきだと思います。以前からいろいろな問題点を出されておりますけれども、教育長、現場を見てこられましたか、その点を。
○議長(池田 捷昭君)
吉田教育委員長。
○教育委員長(吉田助三郎君) 教育長に答えさせます。
○議長(池田 捷昭君) 岩垣教育長。
○教育長(岩垣 博士君) 委員長にかわりまして石丸議員の御質問にお答えいたします。
大栄テニスコートにつきましては、従来から気になっておった場所でございまして、今、議員がおっしゃるようにコートに水たまりができるといったようなことを気にしておりました。根本的には多分暗渠等が十分でなかったということもあろうかと思いますが、日々使っておる生徒たちも練習の後にはしっかり整備はしておるというふうに考えておるところでございます。
○議長(池田 捷昭君) 13番、石丸美嗣君。
○議員(13番 石丸 美嗣君) 気になっていたと言いながら何らその変化がないということについては、指定管理者にお願いしてあれを片づけてくれと言われるのか、相当な重量のあるようなスクラップ的なものが倉庫の周辺にあります。赤さびてしまって全く原形をとどめんような状態で放置されたものが数多くあるわけです。それと側溝は何が原因でそのようになったか。落ち葉だけの問題ではないと思いますね。まず本当に水はけができなくなったのは、現在ある土砂が大きな要因でもあるというふうに思います。
本来、一般の家庭でも言えることなんですが、玄関、目に見えるところ、毎日使うふろ場、炊事場、そういうところは比較的目につきますから、片づけようか、整理しようか、掃除しようか、いろいろな問題が出てきますが、自分の目線から離れた場所は往々にして言われるまで大体やらない、気がつかない。その点、町長はどうですか、そういう施設、教育委員会に先立って一度でも自分でもそういうところを見たことがございますか。体育施設、
スポーツクラブに任せたから
スポーツクラブが何でもやるだろうと思ったら大間違いですね。以前から私は
スポーツクラブに投げ出してしまったと言いますけれども、投げ出した状態で受けた方は真剣には動きませんよ。もう少し町行政も真剣に取り組んでいただきたいと思いますけれども、町長はどう考えられますか。
○議長(池田 捷昭君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 体育施設でございますが、今、
スポーツクラブに委託ということで管理をしていただいておるところであります。たくさんあるわけでございますが、私もみんな見ております。大栄中学校におきましては、先ほど議員御指摘のように真ん中辺に水がたまって、なかなか使用できにくいような状況であるということも見ておるところであります。
スポーツクラブですが、
スポーツクラブ員の自主的な運営ということも一つの大きな柱でございまして、それぞれの部員が使ったところは管理する、そして清掃もしていくということを基本的なものに置いておるわけであります。ただ、そういう大きな修理なり、あるいは修繕等はもちろん行政あるいは
スポーツクラブとあわせてやらなければいけないところがあるわけでございますが、基本的には、管理につきましてはそれぞれの部員に行っていただくと。自分たちが使ったところは自分たちできれいにするんだと、自分たちで管理をしていくんだという意識が生まれ、物を大切にする、あるいは地域を愛するということにつながろうと、こう思っておりますので、そういう形でしていただいております。
大栄テニスコートにつきましては、ソフトテニスの部員も減ってきて、なかなか管理ができていないというようなことでございます。中学生は依然として使っているということでございますので、なかなか
スポーツクラブも一々目が届かないということもありますので、ふだん使っている中学校管理ということも考えて今後検討してまいりたいなと、こう思っております。また、その中におきましては、やはり先ほど教育長が言いましたように、暗渠が十分でないんではないかなと、こう思っておりますので、そういうところも整備するということも検討しながら考えてまいりたいと、こう思ってます。
○議長(池田 捷昭君) 13番、石丸美嗣君。
○議員(13番 石丸 美嗣君) ただいま町長は、施設は見て回ってるということで、大変結構でございます。教育委員会としては、
スポーツクラブに任せたままで、その後、自分の方から指導ということがなされてないように感じております。中学校の前の
テニスコートについては確かに部員だけで維持、一般のソフトテニス愛好者がほとんど活動してないという状況の中で管理がだんだん難しくなってくるということだろうと思います。以前には部員さんがちゃんと真砂土を選別してコート場にまき、ローラーをかけということをやっておりました。現在ではそういうことをすることも一切ないような状況でございました。真砂土の選別機もいいのがちゃんと倉庫の中にはございます。スコップも5丁、6丁とちゃんと準備されております。ローラーはさびて使われた形跡は全くありませんが、現状で中学生にそれをやれと言っても難しいだろうと思います、中学生ですから。これは
スポーツクラブの管理体制下にあるわけですから、どうやってそれをやっていくかという必要性もあると思います。
それと、4面ある中で現状は1面ないし一番西側のコート、西側といいましょうか、一番外れのコートが多少使われておるということは、4面のうちの2面は使われるけども、残りの2面は全く使用されない状態ということが言えるんじゃないかなと。そのような内容の中でネットを常時張っておかなきゃいかんのかという問題。いざネットを1つ買うだけでも相当の費用がかかるだろうと思います。あるからそのままで放置の状態。ネットはナイロン製で昔と違って長もちするかもしれませんけれども、使われている、引っ張っているワイヤーについてはやっぱり鉄です。ステンレスでさびない、そういうものが使われているとは思えませんので、いずれさびてだめになる、そうなると、使用不能になってしまう。それならば、今からでも撤去しておいて、本当に使う生徒、ネットを自分らで張ってもいいんじゃないですか、ネットぐらいはと思います。僕らが大昔、自分らが校庭でポールを立て、放課後になりますと、同し場所でやってましたから当然自分らでネット張らなきゃいかんというようなことをずっとやってきた。準備、整備、整とんというようなことは、これからスポーツをやる子どもにとっては当然必要であると思います。そういうマナーから礼節、すべてそういうもの、自分の使ったものは自分で片づける、自分でその場所を整備する、そういうしつけが必要じゃないかなというふうに私は思っております。こういう現状があるということで、町長の方からもしっかりと教育委員会にも御注文をおつけいただきたいというふうに思っております。
続いて、生活相談員の件で……。
○議長(池田 捷昭君) ちょっと待ってください。
暫時休憩といたします。(午前9時48分休憩)
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○議長(池田 捷昭君) 休憩前に引き続き再開いたします。(午前9時49分再開)
13番、石丸美嗣君。
○議員(13番 石丸 美嗣君) 先ほどスポーツ関係で大誠体育館の件について言い忘れておりますので、再度そちらに返りたいと思います。
大誠体育館につきましては、今後どのようにされますか。まず、それを教育委員長にお尋ねいたします。
○議長(池田 捷昭君)
吉田教育委員長。
○教育委員長(吉田助三郎君) 先ほど答弁させていただきましたように、かなりの利活用があるために大誠体育館はしばらくこのまま続けていきたい、そう思っております。御指摘の屋根のさび等につきましては、早急に修繕させていただこうと、こういうように考えております。
○議長(池田 捷昭君) 13番、石丸美嗣君。
○議員(13番 石丸 美嗣君) 教育委員長から、台風の後も雨漏りがないから安心だったということで、そのままで放置されるのかなと思いましたけれども、ただいまの回答で修繕に向けての取り組みをなされるということですから、まず一安心だというふうに思っております。事前に対策をとる方が経費は安くつくということがすべてだというふうに思っておりますから、早いうちの検討、点検をお願いしたいというふうに思います。
続いて、ただいま配付されました生活相談員についてお伺いいたしますが、大栄地区においては従来どおり生活相談員は設置されておりますけれども、北条地区は現在欠員の状態でございます。それを文化会館の館長が代行しているということでございますけれども、報告によるこれだけの業務内容を生活相談員が本当にこのままやりますと、多忙で多忙でとても大変な状態だなというふうに感じます。文化センターの、北条は文化会館ですか、この館長さんが兼務しているということですけれども、兼務してできる内容なのか、そうであるならば、十分それでこなせるということで、設置されてない、また推薦される適当な人がいないということですけれども、今後はどのように進めていかれますか、このまま兼務の状態を続けるのか、早急にまた生活相談員を地区から推薦をしていただき、本当に設置されるのか。財政面から考えますと、兼務していただいて、1人分活動費がなくなる方がぐっと安いんですよね。一月16万7,000円の生活相談員が1名なくなれば、財政面には非常に貢献してくれます。現状ではどのようにされる目的があるんでしょうか、教育委員長、お願いします。
○議長(池田 捷昭君)
吉田教育委員長。
○教育委員長(吉田助三郎君) 北条地区の生活相談員は、今、先ほど御指摘にありましたように欠員でございまして館長が兼任しておりますが、やむを得ぬ措置でございまして、現在は推薦を待っておるという状況でございます。1回推薦が上がってきましたが、その推薦が適任者でないということで否決されたという事実もありますので、慎重に今、推薦を待っておるところでございます。できるだけ早く決定したいと、こういうぐあいに思っておるところでございます。
○議長(池田 捷昭君) 13番、石丸美嗣君。(「推薦はされてない」と呼ぶ者あり)
吉田教育委員長。
○教育委員長(吉田助三郎君) 答弁、ちょっと間違いました。今推薦を1回されたと言いましたが、推薦はまだされてないということでございますので、訂正いたします。
○議長(池田 捷昭君) 13番、石丸美嗣君。
○議員(13番 石丸 美嗣君) 北条地区の生活相談員は現在空席のまま、欠員のままということですが、それを補てんするために当然教育委員会としては、どなたか推薦をされるような人を出していただきたいという要望をされたことは間違いないだろうと思いますが、まずこの経緯を聞いてみますと、北条地区ではそれが欠員になった後で部落放送をされまして、生活相談員の立候補者を募られたわけですね。そしたら3名立候補者があったということでございます。現場に行ってみてないから聞き伝えでございますけど、3名の立候補者があった。3名のうち町に出すのは1名ですから、当然3名のうちの1名を推薦しなきゃいかんということですが、その推薦される、あるいろいろな団体のトップの方だと思いますが、3人を1人に絞ることはようしないということだったようでございます。そのために、今あったように推薦をされてないと。立候補者は3名ありましたけれども、その結論を出さないまま現在に来てるわけです。立候補者の中に適任者がいなかったかどうかということは、推薦されたけれども、適任者でなかったというようなことで、現実には3人とも推薦されていない町にとってみたら任命権者として推薦されたものを町長がそれを任命するというところですから、推薦されてからが仕事なんですね。
ところが、部落放送で立候補者を募ったら3人立候補が出てきて、その検討を推薦される団体の長3人がだれもようしない。そりゃ自分の意にかなわない人が立候補をされたかもしらんけれども、本当に適任者がいなかったか。私は、やる気があって立候補されたと思うんですよ。任期は1年ですから、いろいろとやってみる、推薦する前から人間形成を見るわけにいかないと思うんです。面接しながらでも、あなたはどういう意図で生活相談員をやられますかとか、この意図がわかっての立候補なのか、いろいろと問いただすとこもあっただろうと思います。今後について、公募されて3人も立候補者があっても全く適任者がいないと言われるような内容では、縁故関係でだれかを推薦するしかなくなっちゃうんですね。昔はそうだったかもしれません。おい、おまえちょっと相談員に出てやったらどうかというような話があったかもしれませんけれども、立候補までされて出てきた人が推薦に値しないということで、その方は留保され、町にも提出されないというような現状は私はおかしいと思います。教育委員長、どうですか。3人も立候補されましたが、個々に会われてそういう方の本当にやろうとする意思を聞かれましたか、お伺いします。
○議長(池田 捷昭君)
吉田教育委員長。
○教育委員長(吉田助三郎君) 詳しい事情をよく知っておる教育長に答えさせます。
○議長(池田 捷昭君) 岩垣教育長。
○教育長(岩垣 博士君) 委員長にかわりまして石丸議員の御質問にお答えいたします。
北条地区の生活相談員の推薦につきましては、大野自治会長さん、山西の自治会長さん、そして部落解放同盟北条支部の支部長さん、このお三方に推薦人になっていただいて推薦をしていただき、その方をもって生活相談員にということで進めてまいりました。3人の候補者の方があった中で、その3名の推薦人の方が御相談の上、推薦をされなかったということでございまして、また、この推薦人であります3名の方とも協議しながら、早い時期に生活相談員が設置できるようにしてまいりたいなというふうに考えております。
○議員(15番 池田 捷昭君) 先ほどの町長の答弁は、3月議会の青亀議員の答弁と全くイコールです。それで私が町長にちょっと、あららと思った問題が、9月6日の全協でこの話を最初にされた、町長もこの場におられた中で総務課長が説明された、ああ、これは町長は本気でないなと、私はそうとらえました。町長は行政マンかと、全くこんなふうに理解しておりました。そのとおりですか。
○副議長(山下 昭夫君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 説明したのが総務課長だから行政マンとか、そういうことではないだろうと、こう思っております。やはりそういう方針の中で説明は総務課長がしたということでございまして、そういうことではないと、こう考えております。
○副議長(山下 昭夫君) 15番、池田捷昭君。
○議員(15番 池田 捷昭君) やはり重大な案件とするならば、町長が真っ先に皮を切らないけん、これが首長の役割でしょ。説明は総務課長でいいですよ。まずこの辺が私は町長の姿勢が間違っとる、こんなふうに思いますよ。重要の案件だったら町長が率先して言うべきですよ。しかもあなたは旧町の町長で、協定を結んだ一方の者ですよ。ひきょうじゃないか、私はそんなふうに思う。
それと一方、町長がこの案件で説明を省かれて、3月議会で青亀議員の質問に対して初めて全体の物事を語られた。これはだめですよ、町長、あなたが主体性を持って初めから説明せにゃいけん。これはみんな職員が見とりますがな、我々議会と同時に。これはだめですよ、首長として。
それから、合併協定書を覆して庁舎統合を実行されるということは、私は並々ならぬ決意と受けとめました、3月の青亀議員の質問で。町民への説明を積極的に始めて理解を賜るよう取り組むとおっしゃった。これは政治的決断ですね。
○副議長(山下 昭夫君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) ひきょうだというような話がございましたが、ちゃんと全協の前には話をさせていただいて、その後、説明したことだと、こう思っております。
また、合併協定を覆してということでありますが、合併協定の中では、そういうことで北条庁舎、大栄庁舎という分庁方式を採用するということでございますが、やはり合併してみて、本当にここは必要だな、あるいはここは必要なかったなということもあるわけであります。そういうことの中で、やはり庁舎統合が必要であるということで判断をさせていただいたところであります。
○副議長(山下 昭夫君) 15番、池田捷昭君。
○議員(15番 池田 捷昭君) いや、政治的な決断ですねと、そのことをはっきり言ってください。
○副議長(山下 昭夫君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) そういう考えでおります。ただ、そういう合併協定書が変わるということでございますので、住民の皆さんにも、また議会の皆さんにも十分御議論いただきたいなと、こう思っております。議会の方も、1年前にお願いをして特別委員会を立ち上げていただいたところでございます。議会の方も十分議論をしていただければと、こう思っておりますが、1年たって、なかなか議論も進んでおられないような状況を伺っております。住民の方にも議会の皆さんの思いをいただきながらというような気持ちでおりましたが、5月の地域座談会におきまして、こういう考え方を持っておるというようなことを町民の方にもお話をさせていただいたところであります。
○副議長(山下 昭夫君) 15番、池田捷昭君。
○議員(15番 池田 捷昭君) 政治的な決断と今言われました。町長は27年までに、町民の方が庁舎統合は必要ないということであれば、そのまま行かざるを得ないと。これは政治家が言うことじゃないですよ。町長、一国のあるじ、政治家だったら何が一番大事か。あなたも衆議院議員の相沢先生についておられた。やっぱり政治の一番根幹は何ですか。信と義ですよ。その上に立って、いかなる検討をしながら、どのように熟慮した上で決断するか、決断したら信念を持って自分の胆力で遂行するのが首長じゃないですか。これは次の成長戦略にも一応みんな関連しとりますよ。やっぱりその辺は明確に自分の意思を出していかれないけん。政治家だったらこんなこと言わんはずですよ。あなたも政治家だったら民意というもののアンテナを張っておれるでしょ。私も、聞けば聞くほど、もう100%の人がみんなそんなことはさせんと、こう言っとりますよ。あなたも政治家だったら、仮に内部のあり方検討会で検討しても、おれは政治家としてそいつはさせんと、あるいはするなら最後まで信念持ってやる、これが政治家じゃないですか。この決断、実行力というものがこれからの北栄町に一番重要だととらえますが、いかがでしょう。
○副議長(山下 昭夫君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 答弁でも申し上げましたが、庁舎統合をやっていくという中で、また住民の皆さん方の意見を聞きたいなということでございまして、説明もその中であわせてしていくということでございます。ただ、統合した場合にどういう問題が起こるかということもまたあろうかと思いますので、そういうものも対処しながらやっていくということであります。考え方としては、統合をやっていきたいという気持ちには変わりはございません。
○副議長(山下 昭夫君) 15番、池田捷昭君。
○議員(15番 池田 捷昭君) やっぱりやられるんだったら信念持ってやりこなすと、政治家なら政治家なように一たん自分が決断したら少々の反対があろうともやり遂げる。これが、この姿勢が今一番大事じゃないですか、この変革の時期には、庁舎の問題に限らず。アドバルーンを上げて、民意がそうだったらそういうふうにします、今のこのテンポの速い時代に、これは右肩上がりの時代だったら構わしませんよ。即決即断を求められる、そして実行力が求められる中で一番大きい重要な問題だと私はとらえますが、再度。
○副議長(山下 昭夫君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) そういう考え方で今後やっていきたいと思います。
○副議長(山下 昭夫君) 15番、池田捷昭君。
○議員(15番 池田 捷昭君) 今、松本町長がおっしゃったこと、だから青亀議員が3月議会で指摘しとりました。庁舎統合は重大な事業で、検討を始める前に議会と情報共有が当たり前と。気配り、気遣いが全くないと指摘しとりました。私も全くそのとおりだと思います。私も12月議会で以前の5期、7期の町長と今の町長の比較論を出しました。以前の町長は物すごく気配り、気遣いがあった。だから長期につながったということもあったでしょう。当然右肩上がりの時代です。今は本当に財政が下がる傾向にある、それから住民の価値観というものが非常に多様化してきてる。これを引っ張っていかないけんですよ、トップはこれが一番重要なことじゃないですか。だからもうちょっと町長は気配り、気遣いが足らんというのが議会の大方の意見じゃないかな。もうちょっとこの辺は上手にしてほしい、このことを申し上げます。
それから、3月議会でもありましたが、琴浦町の分庁方式、湯梨浜町の統合庁舎。私も後期高齢者医療広域連合の方で統合庁舎にちょこちょこ行きます。今の北条庁舎の2階、3階、ふるさと広域連合がおるのと窓口業務ですね、統合庁舎の現状と統合地区内の活気をどう町長はとらえられますか。
○副議長(山下 昭夫君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 先ほど議会に気配りが足らないというようなお話が、まず初めにありましたが、そういう重大な案件でありますので、9月6日に皆さん方にお話をさせていただいたということであります。これが議会へ話さずに最初に住民の方にお話しするということになれば、それはやはり議会に配慮が足らなかったということになろうかと思いますが、そうならないように、まず議会の皆さんにお話をさせていただいて、それからいろいろ御意見をいただきたいということで提案をさせていただいたところであります。
しかし、そういうことも11月に1回開かれたということでありまして、なかったというようなことを伺って大変残念に思っておるところでありますが、統合庁舎の現状と活気ということでございます。確かに庁舎の機能が少なくなれば庁舎に来られる方も少なくなる可能性もあるわけでありますが、北栄町は今、北条庁舎は窓口と、それから産業振興課、農業委員会もあります、それから生活環境課ということで2課を置いておるところであります。大部分来られるのは、窓口においでになる方が大部分だと。あとは農業関係の方がそれぞれ来られる、また水道関係、あるいは下水道関係については業者の方がおいでいただくというようなことになっておるだろうと、こう思っております。若干出入りが減ってくるんだろうと、こう思っておりますが、支所機能の方も充実してサービスの低下にならないように配慮してまいりたいなと、こういう気持ちの中でおるわけでありまして、活気がないというようなことにつきましては、公民館等もまだありますし、そういうものを活用しながらその地域の活力がなくならないように考えてまいるというところでございます。
○副議長(山下 昭夫君) 15番、池田捷昭君。
○議員(15番 池田 捷昭君) もうちょっといずれにしても、もっとはっきり明確に、明快に答弁されるがいいですよ、どっちでもとれるようなことでなしに。全く北条地区は活気がありませんよ。そうすると、ただ窓口だけというんでは、その周辺も寂れていきますよ。そういうことも計算済みですね。集中すれば、そこの周辺はますます活気が出る、これは当たり前のことです。そういうことも考慮されて、何にも考慮された上で町長はそういう姿勢ですね、そのことをちょっと再度。
○副議長(山下 昭夫君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 北条庁舎ですが、今以上に活気がなくなるんではないかなと、こういうことだろうと思いますが、あそこには広域連合もありますし、また学校等もあるわけであります。そして中央公民館もまだありますし、そういう意味ではそんなに活気がなくなることはないだろうと、こう思っておるところであります。今まで以上にそういう支所機能を充実しながらやってまいりたい、そういう考え方の中でおるわけであります。
○副議長(山下 昭夫君) 15番、池田捷昭君。
○議員(15番 池田 捷昭君) 活気はなくなりますよ、これはわかり切っておること。町長は住民、反対する者のまとめということですね、逆に、人の意向で判断する。それはそれでいいかもしらんけど、こういう姿勢は、さっきも言いますように全体に影響するですよ、トップリーダーとして。その辺はやっぱりもっと明確にされにゃいけん。住民の意向を見て、住民がやめると言ったらやめますなんて、提案する者があんなことは言われん。さっきも言いますように一国一城のあるじですよ、一たん決断した以上はやり遂げると、これが首長ですよ。
それから、8月20日に米子市で開催された「3・11を経て、地方をどうしていくか」全国政策研究会で合併特例債の所管大臣であります片山総務大臣、あの方の合併特例債についての発言を町長はどういうふうにとらえられましたか。
○副議長(山下 昭夫君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 私も行っておりましたが、そこの部分については十分聞いていなかったところでございます。
○副議長(山下 昭夫君) 15番、池田捷昭君。
○議員(15番 池田 捷昭君) 片山総務大臣のことをいえば、あれは知事の時代からああいう人だったけえなという人もおります。国の言うことを忠実に守って借金したのが夕張市ですね。片山大臣もおっしゃっとった。合併した市町村が合併特例債を全国で使ったらどのような金額になりますか。まず、交付税の対象になっとりますとはいっても、どれだけ入っとるかわからんような、そういうものでないかと私は理解しました。町長は、これはどういうふうに理解しとられますか、今の国の借金あるいは東日本の災害、そういうことも踏まえてどういう認識ですか。
○副議長(山下 昭夫君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 国の方も大変な借金があるわけでありまして、その中で合併特例債、国が見るというようなことになっております。なかなか財政が厳しい中で、国の方といたしましてもなかなか難しいんではないかなと、こう思っておりまして、どうも特例債の期限を延ばすんではないのかというようなお話もあるようでございます。本町といたしましては、必要な事業にはやはり使っていきたいなと、こう思いますが、そういうこと以外には極力使わないように今もしておるところであります。
○副議長(山下 昭夫君) 15番、池田捷昭君。
○議員(15番 池田 捷昭君) 町長も先回の答弁の中で、合併後10年が過ぎると交付税の減額、運営も難しいと、こういうふうに答弁しておられます。私もそう思います。合併特例債ありきでやられるでしょ。せんだっての答弁、ずっと答弁の思想、流れは合併特例債があるから、それにひっつけた理屈、理論構成がしてあるように私は見受けた。議事録はそういうふうになっております。そういう中でも、合併特例債を使って、あるいは合併特例債がなくてもやられるんですか。財調でやられますか。
○副議長(山下 昭夫君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 先ほど申し上げましたように、特例債、大変有利な起債でございますので、必要なものはやはりそれでやっていく。ただ、むやみやたらにやるんではなくて、本当に必要なもののみやっていくという考え方の中でやっていきたいと、こう思ってます。その中の必要な事業の一つだと、この考え方でおります。
○副議長(山下 昭夫君) 15番、池田捷昭君。
○議員(15番 池田 捷昭君) そうすると、あくまでも合併特例債というものはいい制度だからやっていくということですね。片山総務大臣の意見とは異なると、そういう理解でよろしゅうございますな。
○副議長(山下 昭夫君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) ただ単に特例債をということでなくて、必要な事業であるので、それを使いたいと、こういうことであります。それ以外にはなるべく使わないように今までもしてきておりますし、今後もそういう考え方でおるところであります。
○副議長(山下 昭夫君) 15番、池田捷昭君。
○議員(15番 池田 捷昭君) じゃあ、この問題、最後にします。町長は、政治家として、あなたは行政マンでないですから、あなたを選任した町民は政治家として選任したわけです。さきも申し上げましたように、政治家たるものは決断した以上は政治生命かけてでもやると、この決意を聞いてこの問題の次に進みます、町長。
○副議長(山下 昭夫君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) いろんな事業がありますし、いろんなことをするわけでありますが、それは政治家としてやはり覚悟を持ってやっておるということでございます。この件につきましても政治家としてやっていくということでございます。
○副議長(山下 昭夫君) 15番、池田捷昭君。
○議員(15番 池田 捷昭君) 政治家として遂行すると政治的な発言を明確に打ち出されたと理解します。27年までにやると、そうすると、来年やられるもんだか、再来年、あるいは次の町長選に公約として出られるもんだか知りませんが、そういうふうに受けとめます。
次に、町の成長戦略、行革等に伺います。
先ほどまちづくりビジョン、住んでよかったとか抽象的なお話は聞きます。人口が毎年、毎年減ってきよる。やはり人口というものを維持あるいは伸ばす、このために取り組む事業が私は成長戦略でなかろうかと思います。あるいは幼保の問題でもそうですよ、他市町村よりも違ったことをしていかな北栄町伸びてきませんよ。町長の成長戦略というものを具体的に、ビジョンはいいですよ、ビジョンの中から北栄町の人口が減らんように、あるいはふやすようにするにはどうされるんですか、ちょっとお聞かせください。
○副議長(山下 昭夫君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) まちづくりビジョンの中にそういう考え方を出しとるわけであります。具体的には、その中からまたやっていくということになろうかと思います。一番早く人口増をしようとすれば、やはり子どもさんを産んでいただくということになろうかと思います。また、そういう子どもさんが育つ環境の整備というのも必要だと、こう思っております。今、婚活事業等で結婚を前提とした、そういう出会いの場というものをつくるようなことをしておるところでございますが、なかなか難しいところであります。また、幼保一元化施設を今つくろうとしているところでありますが、保育料あるいは幼児教育の内容等も今検討しておりまして、これらについても十分協議を重ねながら特色のある幼児教育をしていこうと、また、そういう保育料等も考えていこうとしておるところであります。
もう一つは、やはり雇用の問題だろうと、こう思っております。雇用がないと、なかなかそこに定着できないというようなこともあるところでございます。企業誘致等もなかなか進んでいないというのが実態でございますが、若干今お話等もあるところでございまして、今後そういうものに対処するためにプロジェクトチーム等をつくりながら、これに対応していくように考えております。また、農業の町でございますんで、農業後継者も、少しずつですが、育ってきております。若い方が農業をやりたいということで後を継いだり、あるいはまたIターン等で来ておられるとこでありますので、そういう支援をしながら人口増を図ってまいりたいと、こう考えておるところであります。なかなか難しい問題ではあります。全国的に人口減の中で、また、こういう経済情勢の中で企業がどんどん出てしまうと、あるいは円高の中でそういう状況がふえつつあるという中でなかなか難しい問題ではありますが、こういうことにつきましても今後取り組んでまいりたいと思います。また、今、町内にある企業につきましても、できるところは支援しながら雇用確保に向けて取り組んでいただけるように進めてまいるという考え方でおるところであります。
○副議長(山下 昭夫君) 15番、池田捷昭君。
○議員(15番 池田 捷昭君) 町長、総論はいいですよ。何をもって北栄町の成長戦略を立てるか。今いろんなことをおっしゃった。北栄町のいろいろまちづくりビジョンの中でどなたが企画されるんですか、あるいはプロジェクトを組まれるのですか。いかがですか、町長。
○副議長(山下 昭夫君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) それぞれ部署がございますので、それぞれの部署の中でやっていくものもありますし、また、大きな問題になりますと、やはりプロジェクトチームをつくりながらやっていくということになると、こう思っております。
○副議長(山下 昭夫君) 15番、池田捷昭君。
○議員(15番 池田 捷昭君) いや、今の答弁は以前からずっとそんな話を聞く。具体性がないですよ、具体性が。あなたは職員にどのように明確な指示をされとるんですか、この件について、お聞きします。
○副議長(山下 昭夫君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 人口増ですか、成長戦略でございますか、どちら……。なかなか成長戦略といいましても難しい面がございます。国自体が成長せん中で、じゃあ、どうやってしていくかということになると、大変難しい問題があるわけでありますが、北栄町の特性を生かしながらやっていかなければならないと、こう思っております。その一つが農業あるいは6次産業化だろうと、こう思っておりますので、そういうところに重点的に知恵を出してやっていくということをしておるところであります。
○副議長(山下 昭夫君) 15番、池田捷昭君。
○議員(15番 池田 捷昭君) 私、庁舎内、何となく通常業務を淡々とやっておられるように映るですよ。役場にぴりっと感じるものがない。町長はいろんなところに視察に行かれて、いろんな先進地の状況は見とられると思う。いいことはまねすべきですよ。どうですか、今、議会の方が有志で北栄町全町公園化の政策提言を今議会の最終日にしようとしております。せんだって8月30日に世羅町の協同組合夢高原市場の佐古理事長あるいは世羅町の産業観光課の和泉さん、来ていただきました。これは梨の花温泉郷のお金をいただいてこの行事をやりました。これあたりは本来行政がすべきですよ。この件について町長も副町長も公務だと言って留守でした。職員からどのように復命を受けてお聞きになりましたか、ちょっとお聞かせください。
○副議長(山下 昭夫君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) お二人の方がおいでになって、そういう講演をされたということでありますが、1名の方は役場の職員の方だということを伺っております。この方につきましては、私も先回世羅町に行ったときにお話を伺ったところであります。理事長につきましては、今回初めて来られて講演されたということでございますが、大変きりりとしておられて、リーダーシップをとられとるということを伺ったところであります。
○副議長(山下 昭夫君) 15番、池田捷昭君。
○議員(15番 池田 捷昭君) その世羅町の佐古理事長がおっしゃっておりました。北栄町っていいところですね、いろんな資源がそろってますねと。世羅町は非常に条件が悪かったと。その後でだけど、北栄町には危機感がないですねとおっしゃった。それが物語っとりゃせんかと思います。
私は先々週、大山町の人事を見せてもらいました。役場の中で広い見識、知識としての情報を持ち、企画ができるのは、これは本人、目の前に置いて申し上げるのは悪いですが、産業振興課の野村課長をおいてほかにないと私は思っております。このことは一般質問でも私は12月、あるいはさきに奥田議員も申し上げました。先般の12号台風、あれの後始末あるいは年末年始の豪雪の対応、これらは地元の者の方がいいですよ。野村課長にはもっと今言いましたような組織としての知識、情報、こういうもんを活用すべきじゃないですか。彼に足跡を残させにゃいけん。それから、要は彼が帰ってから北栄町とどういう連係プレーをとるか、そんなことも考えていかなきゃならん。大山町に内閣府から交流人事で赤井氏が来ております。大山町長は明確に彼に指示を与えとる。企画情報課の参事で未来づくり戦略室室長、これからの大山町の絵を描きなさいということですよ。こういう形の使い方ですよ、町長。それで私は、大山町長の前歴を調べました。松本町長と変わりません。議会から出ておられます。
ですからあえて申し上げれば、野村課長はあと半年ですよ。私は、北栄町の町の骨格、これから成長すべき農業。今のうちの役場組織では、企画課というものはどっちかといったら商工関係、青山剛昌にかかりっ切りだ、課長は。農業には行けん、あるいは産業振興課はそっちの方には入れん。横断的にできてない。こんなことで、町長、もうちょっと地に足つきなはれって言いたい。出張も多い、あんたの日程見れば。そうすると、もうちょっと地につかないけん、町長も副町長も特別職ですよ。はっきりした明確な指示が本当に職員に出とるかと疑います。私は、残された野村課長の半年、今のまんまで終わらせたくない。もうありませんが、10月からでもそのような方策をとるべきでないかな。農業を中心にした町の骨格をつくらせりゃいいでないですか。だれでもできる仕事はさせんでいいですよ。町長、副町長にそれだけの危機感がないということじゃないですか、そのことについて答えてください。
○副議長(山下 昭夫君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 明確な指示を出しとるかというようなお話もありましたが、それぞれの年度当初、課の目標というのがありますので、これはこういうことですよというような中で、それぞれの課がその目標に向かってやっていくという指示を出しながら、そしてまた検証しながらやるというのは今やっております。
また、人事の件でございますが、野村課長には、もちろん農林水産省の職員でありますので、農業を中心としたものに期待をしておいでいただいたところであります。来た早々、そういうようないろんな豪雪とか、ああいうのがあったわけでありますが、的確にやっていただいております。また今後、10月、近いうちにそういうプロジェクトチームをつくって、これからの特に砂丘地農業等について検討するようなことも考えておりまして、その中でリーダー的な役割もしていただくと。もちろんその中には産業振興課だけでなくて、企画振興課等も入ってやっていくということを考えておるところであります。いずれにいたしましても、せっかくの逸材でございますので、十分にその力を発揮していただけるように、こちらの方もそういう体制をとってまいっておるところであります。
○副議長(山下 昭夫君) 15番、池田捷昭君。
○議員(15番 池田 捷昭君) 残された期間ないけど、本当に北栄町も、ああ、野村課長に来てもらってよかったなと、それから野村課長も充実感を持って帰ってもらわないけん。副町長も御存じのとおり、現職はみんな評価しよるでしょ。県から来られた渡邉課長は県が評価しますが、野村課長は向こうの出身庁がしますがな。その辺をやっぱりもうちょっと考えられないけませんがな、行政に精通しておられる副町長。ぜひとも悔いの残らんように、もう人事されりゃいいでないですか、チーフにして。決断も大事でないですか。そこまででこの問題を終わります。ぜひとも頑張っていただきたいと思います。
財政を考えたときに行革になるわけですが、やっぱり町役場というものの規模を私は小さくすべきだと思います。今々の行革と中期的な2段階に分ける必要があると思います。そうすると、やはり中期的な問題、今々の問題。今、総務課長の方からも資料いただきましたが、これはあえて4月1日の方がいいから言います、4月1日での職員数が176人、それからその当時の臨職が171人という数字をもらっておりました。全くてっぱります。そうすると、臨時職員というものの定義はいかがですか、町長。
○副議長(山下 昭夫君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 臨時職員につきましては、臨時的な職務に携わっとる職員ということを理解しております。
○副議長(山下 昭夫君) 15番、池田捷昭君。
○議員(15番 池田 捷昭君) いやいや、そんなことを聞いておりません。臨時職員の定義は何ですか。
○副議長(山下 昭夫君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 先ほど申したようなことと思いますが、今はそういう職務形態等もあります。そういう中で常態的に雇用しとるというようなことでございます。
○副議長(山下 昭夫君) 15番、池田捷昭君。
○議員(15番 池田 捷昭君) 答弁になっとりませんけど、臨時職員がおらなければ回らんでしょ、今、役場の職務が。手伝いじゃないわけですね。しかも何年も継続しとるわけですね、町長。
○副議長(山下 昭夫君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 何年にもなる方もありますが、その都度、採用試験等をしながら採用をしとるというような状況であります。
○副議長(山下 昭夫君) 15番、池田捷昭君。
○議員(15番 池田 捷昭君) 何年も継続、書類の上では切れとるでしょう、しかし、現実に雇用が継続しとる。退職金は計上しておられますか。
○副議長(山下 昭夫君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 退職金は計上しておりませんが、雇用保険で対応させていただいております。
○副議長(山下 昭夫君) 15番、池田捷昭君。
○議員(15番 池田 捷昭君) そりゃ違いますよ。雇用保険は当たり前、1年を超える者は見られにゃいけんでしょ。訴訟起こされたら負ける。それから同じ仕事しとるでしょ、例えば保育所の問題。だから議会の教育民生が高野口の保育園に行きました。あのときに甲南女子大学の教授が福祉法人の理事長をしておられました。ここにも講師で来られました。臨時職員はおりません、あそこは。公務員でないやり方での仕事、理事長の理念が一番下々の保育士さんまで行っとりました。しかるに我が町は幼保の一元施設をつくる方で、そういう検討は全くなされてない。本当で中期的には飯田課長のとこの上下水あたりも出すべきでしょう、幼保あたりの北条側は環境が整っとりますから、あれはそういうモデルもつくってもよかった。だからいろんな形態つくられていい。いろんな形をとりながら、本当で役場の職員が企画力と管理能力を持てばいいですよ。あとは民を、たずなを絞っとればいいじゃないですか。そうしなければ、特別会計で今度は値上がりする案件も出てくるでしょ。出す方の財布は1つですよ、町役場の人も、一般会計と特別会計は、いや、別個ですって言いますけど、同じ財布ですよ。やはり町民の幸せを願う、町長、そうおっしゃる。そうすると、いかに町民の負担を抑えるようにやっていくかということを現在、中期というとらえ方しなければならないと、こんなふうに思いますが、いかがでしょう。
○副議長(山下 昭夫君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) そういう考え方でやっていかなければならないと、こう思っております。民間でできるところは民間でしていただくということをやはり今後は考えていく必要があるだろうと、こう思っておるところであります。ただ、行政がやはりかかわらなければならないというとこもあるわけでありますので、そういうところを十分に調査しながら、民間に出すとこは民間にやっていただくという考え方でまいりたいと思っております。
これにて散会いたします。
なお、17日から19日までを休会とし、本会議は20日の午前9時から開きますので、御参集ください。
御苦労さんでございました。お疲れさんでございました。
午後5時43分散会
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