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平成25年第 5回定例会(第1日目 6月 6日)

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  1. 八頭町議会 2013-06-06
    平成25年第 5回定例会(第1日目 6月 6日)


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    平成25年第 5回定例会(第1日目 6月 6日)      平成25年第5回八頭町議会定例会 会議録 (第1号)   招集年月日  平成25年6月6日 招集の場所  八頭町議会議場 開   会  平成25年6月6日 午前9時30分宣告        (第1日) 応招議員    1番 山本 弘敏   2番 小林 久幸   3番 坂根 實豊    4番 下田 敏夫   5番 岡嶋 正広   6番 川西 末男    7番 西尾 節子   8番 小倉 一博   9番 栄田 秀之   10番 川西  聡  11番 桑村 和夫  12番 尾島  勲   13番 橋信一郎  14番 河村 久雄  15番 池本  強   16番 谷本 正敏 不応招議員    な  し 出席議員  応招議員に同じ 欠席議員  不応招議員に同じ
    地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  町  長   井山愛治  副 町 長   吉田英人  教 育 長   藪田邦彦  総務課長   野崎正実  船岡支所長住民課長         山根祐一  八東支所長住民課長         保木本妻枝 税務課長    岩見一郎  企画課長   川西美恵子 福祉環境課長  前田康博  保健課長    橋本 隆  産業観光課長 矢部雅彦  建設課長    西尾哲夫  上下水道課長  森脇孝和  地籍調査課長 平木章治  会計管理者   土橋芳子  人権推進課長 細田初博  教育委員会事務局次長         田村政司  農業委員会事務局長         小林俊一  男女共同参画センター所長         林 仁美  福祉事務所長 田中裕之 本会議に職務のため出席した者の職氏名   議会事務局長 山本政明   主任 寺坂武文 町長提出議案の題目   人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて   八頭町税条例の一部改正について   八頭町職員の給与の特例に関する条例の制定について   八頭町福祉施設設置条例の制定について   八頭町改善センター等設置条例の一部改正について   八頭町立学校設置条例の一部改正について   平成25年度八頭町一般会計補正予算(第2号)   平成25年度八頭町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)   平成25年度八頭町簡易水道特別会計補正予算(第1号)   平成25年度八頭町住宅資金特別会計補正予算(第1号)   平成25年度八頭町公共下水道特別会計補正予算(第1号)   平成25年度八頭町農業集落排水特別会計補正予算(第1号)   平成25年度八頭町介護保険特別会計補正予算(第2号) 議事日程   別紙のとおり 会議録署名議員    8番 小倉一博議員   9番 栄田秀之議員              議 事 日 程 (第 1 号)               平成25年6月6日(木)午前9時30分開議 日程 第 1 会議録署名議員の指名  〃 第 2 会期の決定  〃 第 3 諸般の報告  〃 第 4 町長あいさつ  〃 第 5 報告第  1号 八頭町土地開発公社経営状況について  〃 第 6 報告第  2号 財団法人八頭農業公社経営状況について  〃 第 7 報告第  3号 八東地域振興株式会社経営状況について  〃 第 8 報告第  4号 平成24年度八頭町継続費繰越計算書について  〃 第 9 報告第  5号 平成24年度八頭町繰越明許費繰越計算書について  〃 第10 議案第 67号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて  〃 第11 議案第 68号 八頭町税条例の一部改正について  〃 第12 議案第 69号 八頭町職員の給与の特例に関する条例の制定について  〃 第13 議案第 70号 八頭町福祉施設設置条例の制定について  〃 第14 議案第 71号 八頭町改善センター等設置条例の一部改正について  〃 第15 議案第 72号 八頭町立学校設置条例の一部改正について  〃 第16 議案第 73号 平成25年度八頭町一般会計補正予算(第2号)  〃 第17 議案第 74号 平成25年度八頭町国民健康保険特別会計補正予算(第                1号)  〃 第18 議案第 75号 平成25年度八頭町簡易水道特別会計補正予算(第1号                )  〃 第19 議案第 76号 平成25年度八頭町住宅資金特別会計補正予算(第1号                )  〃 第20 議案第 77号 平成25年度八頭町公共下水道特別会計補正予算(第1                号)  〃 第21 議案第 78号 平成25年度八頭町農業集落排水特別会計補正予算(第                1号)  〃 第22 議案第 79号 平成25年度八頭町介護保険特別会計補正予算(第2号                ) 議事の経過 ◎開会宣告                    (午前9時30分) ○議 長(岡嶋正広君) 皆様、おはようございます。  ただいまの出席議員は16名で、定足数に達しております。  よって、平成25年第5回八頭町議会定例会は成立いたしましたので、開会いたします。  ただいまから本日の会議を開きます。 ◎議事日程の報告 ○議 長(岡嶋正広君) 本定例会議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 ◎会議録署名議員の指名 ○議 長(岡嶋正広君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  本定例会会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により   8番 小倉一博議員   9番 栄田秀之議員を指名いたします。 ◎会期の決定 ○議 長(岡嶋正広君) 日程第2 会期の決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。  本定例会の会期は、本日から平成25年6月21日までの16日間といたしたいと思います。
     これに御異議ございませんか。             (異議なし) ○議 長(岡嶋正広君) 御異議なしと認めます。  よって、会期は本日から平成25年6月21日までの16日間とすることに決定いたしました。 ◎諸般の報告 ○議 長(岡嶋正広君) 日程第3 諸般の報告を行います。  事務局長をしていたさせます。  事務局長。 ○事務局長山本政明君) 御報告いたします。  初めに、請願・陳情等につきましては、本日までに受理いたしましたものはお手元に配付の文書表のとおりでありまして、会議規則第92条の規定により、平成25年陳情第7号、第10号、第11号を総務教育常任委員会へ、平成25年陳情第8号、第9号を産業福祉常任委員会へそれぞれ付託されました。  次に、3月定例会以降の主な事項につきましては、お手元に配付のとおりであります。  なお、監査報告につきましては、報告書の写しの配付をもって報告にかえさせていただきます。  以上でございます。 ○議 長(岡嶋正広君) 以上で諸般の報告を終わります。 ◎町長あいさつ ○議 長(岡嶋正広君) 日程第4、ここで町長からあいさつがあります。  町長、井山愛治君。 ○町 長(井山愛治君) 皆さん、おはようございます。  6月に入り、木々の緑も鮮やかな季節となりました。田植えの終わった水田には、みずみずしい早苗が揺れ、豊かな自然の中に溶け込む美しい風景に心が潤うように感じられるきょうこのごろであります。日本の原風景であり、今後も大事にしたいものであります。  ことしは、例年より早い梅雨入りではございましたが、現在も少雨であり、夏場の水不足が大変心配されるところではあります。  平成25年第5回八頭町議会定例会を招集させていただきました。議員各位におかれましては、御審議賜りますことに対しまして、厚く御礼を申し上げます。  先般、5月26日、県と国土緑化推進機構主催事業ではございましたが、南部町のとっとり花回廊を主会場に開催されました、第64回全国植樹祭に多くの議員各位に御参加をいただきました。ありがとうございました。  総勢、約7,000人が参加した式典は、多くの恵みをもたらす森林の役割を改めて認識し、かけがえのない自然を守るために私たちが何をすべきかを考えるよい機会になったと思っております。  森林と自然といいますと、町内の事業では6月2日に日本300名山の一つであります扇ノ山の山開きが行われました。観光協会主催で第6回目ということでもありましたが、町内の皆様方はもとより、県外からも御参加をいただき、約60名の登山愛好家に絶好の登山日和の中で、心地よい汗とともに、扇ノ山の初夏の新緑と壮大なパノラマを満喫いただきました。  今後も貴重な地域の資源を生かしたイベントにつきましては、地域に愛され、地域に根差したイベントになるよう支援をしてまいりたいと考えているところであります。  さて、平成25年度も2カ月余りが経過し、3月定例会の当初予算は骨格予算ではございましたが、当初予算、繰越事業の執行につきまして、現在、職員と一体となって、ソフト事業を初め、ハード事業早期発注各種施策の推進に努めているところでございます。  なお、新規事業につきましては、今定例会補正予算で対応させていただくように計画をいたしております。後ほど説明をいたします。  さて、私は、このたび町長の立候補に当たり、「生きがいをもち、心をいやすまちづくり」をスローガンに上げ、八頭町政の六つのまちづくり公約を掲げました。  簡単に概略を申し上げさせていただきたいと思いますが、1点目は、「笑いがあって楽しいまちづくり」であります。笑顔は、健康のバロメーターです。町民皆様方の日々の生活の基本であります健康づくりを積極的に推進するとともに、人権諸問題の早期差別解消に努めてまいります。  また、同じ八頭町内でともに楽しく生活できるよう、障がいのある皆様方の理解と支援を行うとともに、男女共同参画センターを拠点として、男女共同参画社会の実現に努める所存であります。  2点目は、「豊かな心を育てるまちづくり」であります。  八頭町の文化・芸能・音楽の振興はもとより、八頭町の大きな財産であります先人から受け継いだ地域の誇りと伝統を守り、郷土の歴史の再発見に努めてまいります。  また、すばらしい自然は、八頭町の貴重な財産であります。環境保全を引き続き行うとともに、再生資源を活用した循環型社会の構築に努めたいと考えております。  3点目は、「強い生活基盤まちづくり」であります。  八頭町の生活基礎産業であります農業では、営農法人の組織率の向上、林業では、作業道の整備を促進するとともに、活力のあるまちづくりに向け、6次産業化の支援など、商工業、観光業の振興に努めてまいります。  また、町民の皆様方日常生活を行う上で重要であります、狭隘な生活道等改良整備も進めます。郡家地域内に新たな墓苑造成の整備にも着手いたしたいと考えているところであります。  4点目は、「未来へつながるまちづくり」であります。  子供たちは、かけがえのない八頭町の宝物であります。子育て支援センターを初めとするさまざまな子育て環境を充実し、郡家駅の周辺整備に着手するとともに、地域や村おこしの支援を行い、活気とにぎわいのあるまちづくりに努めてまいります。  また、懸案課題であります保育所、小・中学校の再編成を実施し、施設を含めた跡地利用等を検討してまいります。  5点目は、「安心に暮らせるまちづくり」であります。  町民の皆様方の安心・安全のまちづくりのため、防災体制の強化を図り、公共施設、本庁舎等の耐震化を実施いたします。  また、地域福祉計画を推進し、高齢者や障がいのある方などが安心して利用できる小地域での地域福祉拠点整備に努めてまいります。  最後になりますが、6点目は、「まちづくりの基本的な姿勢」であります。  まず、これまでにも増して、町民各位の御理解を得るべく、積極的に情報公開を行い、徹底した行政改革に努めるとともに、施設運営等に民間の力をいただきたいと思っております。  また、新たに設けます給付条例等は、事業終了年度をあらかじめ設定する、いわゆるサンセット方式を実施してまいります。  以上、私が行おうとする政策の概略を申し上げました。  具体的な施策の推進につきましては、今後、総合計画との整合性を図りながら、できることから取り組みを行い、町民福祉の向上に努めたいと考えているところであります。  次に、若桜鉄道についてでございますが、平成21年度から上下分離方式に移行しておりますが、平成24年度の決算状況を今月末に開催されます取締役会で報告を受けることとなっております。現段階の見込みで内容を申し上げますと、輸送人員につきましては、39万人余で対前年度94.5%、旅客収入は、5,800万円余で対前年度比92.3%となっております。  少子化の影響による遠距離の通学定期利用者の減少が減収の主因になっています。  今後も若桜鉄道利用促進に向けまして、強力な乗車運動を展開し、支援していく必要があると考えております。  最後に、決算見込みの報告をいたします。  5月31日をもちまして、平成24年度の会計を閉じました。決算状況でございますが、一般会計におきましては、歳入、107億7,000万円余、歳出、102億8,100万円余になる見込みであります。繰り越しに伴います財源、9,400万円余を差し引きました繰越金は、3億9,000万円余となる見込みでありますが、25年度当初予算におきまして、5,000万円既に予算化させていただいておるところであります。  以上で、平成25年6月定例会に当たりましてのあいさつとさせていただきますが、本定例会に上程いたします議案は、報告5件、人事案件1件、条例制定2件、条例の改正3件、補正予算7件の計18件でございます。  十分なる御審議をいただきまして、御可決賜りますようお願い申し上げまして、あいさつといたします。  ありがとうございました。 ○議 長(岡嶋正広君) 以上で、町長のあいさつを終わります。 ◎一括議題の宣告 ○議 長(岡嶋正広君) 日程第5 報告第1号から日程第9 報告第5号までの5議案を一括して議題といたします。  町長から報告内容の説明を求めます。  町長。 ○町 長(井山愛治君) それでは、ただいま一括議題となりました報告第1号から報告第5号の5件につきまして、経営状況等を報告させていただきます。  報告第1号 八頭町土地開発公社経営状況について報告いたします。  平成24年度は、公社運営のための通常業務と公有地の拡大の推進に関する法律に基づく土地の先行取得に係る業務を行いました。  次に、決算の概要について御報告いたします。  収益的収入及び支出でありますが、事業外収益として、受取利息の2万6,004円です。支出につきましては、一般管理費として16万7,575円を支出いたしております。これは、主に町県民税7万円余りと事務管理費です。  次に、資本的収入及び支出でありますが、資本的収入はありません。支出についてですが、土地の先行取得に要する測量業務に68万3,340円を支出しております。資産につきましては、現金及び預金1,938万5,229円、基本財産定期預金500万円となっております。  また、負債・資本につきましては、資本金500万円、前期繰越準備金1,952万6,800円、当期損失として、14万1,571円となっており、資産並びに負債及び資本、それぞれの合計額は、2,438万5,229円となっています。  以上で、平成24年度八頭町土地開発公社経営状況の報告を終わります。  報告第2号 財団法人八頭農業公社経営状況について。  八頭町農業公社は、平成7年に設立いたしておりますが、平成24年度の収支決算では、25万2,355円の損失金を計上することとなりました。業務費等の削減にも努めてまいりましたが、農作業受託面積の減少に伴いまして、手数料収入が減額となったことが主因であります。  前年度からの前期繰越欠損金は828万3,054円で、当期剰余金がマイナス25万2,355円となりましたので、合わせまして次年度繰越欠損金は、853万5,409円となります。  次に、平成24年度の事業内容を見ますと、継続的事業としまして、利用権設定面積は193.8ヘクタールで、8.5ヘクタールの増、農作業の受託面積では69.8ヘクタールで、7.8ヘクタールの減となりました。  公社の経営方針としまして、今後も引き続き受託面積の拡大を図るとともに、事務費の縮減、経営の改善に努めてまいりたいと考えております。  今後とも、御指導・御支援を賜りますようお願い申し上げまして、平成24年度の財団法人八頭農業公社経営状況の報告といたします。  報告第3号 八東地域振興株式会社経営状況について。  平成24年度の事業概要を申し上げますと、前年度に引き続き、フルーツ総合センター受託管理業務及び道の駅はっとうの管理業務、また、フルーツ総合センターでの各種農産物や加工品、菓子等の販売に加え、フルーツ観光園の企画・運営を行い、道の駅利用者へのサービスの向上と販売事業の推進を図ってまいりました。  販売面では、主力産品であります梨・柿などの果樹が豊作となりましたものの、シーズンを通して安値が続いたことから、収益にも大きく影響を受けているところです。  また、近年、常態化しつつある国道29号の交通量減少景気低迷により、事業環境は年々厳しさを増し、店舗への来客数は、前年対比94.7%と依然として減少が続いております。  このような状況のもと、地元を中心としたお客様へのサービス向上を図るため、7月1日から「かえるカード」の取り扱いを開始するとともに、各種イベントの開催や若桜鉄道での車内販売を行ったほか、宣伝、広報活動なども実施し、集客数の増加にも努めてきたところです。  フルーツ観光園は、前年に続きパート職員1名を雇用し、園内整備を行うとともに、栽培管理の徹底によるリンゴの品質向上売り上げ増加に努力をしております。  店舗及び観光園の売り上げにつきましては、前年比95.7%の5,834万円余となりましたものの、総収益は6,168万円余でありました。無駄な経費の徹底見直しを行い、効率的な事業運営に努力してまいりましたが、平成24年度につきましては、16万3,591円の損失金を計上することとなりました。結果、前期繰越利益剰余金79万4,693円から当期損失金16万3,591円を差し引きまして、次年度繰越利益金を63万1,102円とするものでございます。  何とか赤字体質からの脱却を目指しておりましたが、損失金を出す結果となり、その内容から、根本的な改善策が必要と考えております。  今後、経営をどう立て直していくのか、課題解決に向けて、真剣かつ早急な対応が求められており、関係団体との連携を密にするなど、今まで以上に地元とタイアップしたイベント開催等、多様な販売戦略とダイレクトメールやチラシなどを活用したリピーターの確保に努めたいと思っております。  また、近隣地域の個人の方やグループを中心とした新たな会員の確保を行い、より一層地域に密着し、地域から愛される活動の展開をしなければならないと考えております。  事情御賢察の上、御理解賜りますとともに、御指導・御支援を賜りますようお願い申し上げまして、平成24年度の八東地域振興株式会社経営状況の報告といたします。  報告第4号 平成24年度八頭町継続費繰越計算書について。  情報通信基盤整備事業につきまして、平成24年度、25年度の2カ年にわたりまして、継続費の設定を行っております。  事業内容といたしましては、ケーブルテレビ区域外放送受信点の整備で、下野地内に受信施設を整備し、朝日放送系列瀬戸内海テレビ放送の電波を受信して、ケーブルテレビ網を通じ、八頭町内に再送信しようとするものであります。  工事は、昨年11月に発注し、ことし7月末の完成見込みで、工事完成後はケーブルテレビ加入促進につながるものと考えているところです。  事業費の年割合は、平成24年度が約6割、25年度が約4割で、財源は、合併特例債であります。  平成24年度分の事業費を4,100万円余りと見込んでおりましたが、受信施設設置場所の整地、冬場の伝送路の掘り方などに時間を要し、年度内に4割部分の完成が不可能となりましたので、1,620万円余りを平成25年度へ繰り越ししたものです。  5月31日に繰越計算書を調整しましたので、地方自治法施行令第145条第1項の規定により、本議会に報告するものです。  報告第5号 平成24年度八頭町繰越明許費繰越計算書について。  主なものを申し上げます。一般会計では、総務費で本庁舎の耐震補強計画事業企画費は、郡家駅コミュニティ施設整備基本計画設計事業コミュニティチャンネル高画質化事業の2事業です。
     民生費では、福祉施設管理費で、上私都福祉施設と旧済美児童館の改修、保育所施設整備事業は、郡家保育所国中保育所それぞれの屋根改修を行うものです。  農林水産業費は6事業でありますが、過疎集落等自立再生緊急対策事業地域おこし協力隊活動拠点施設整備事業農業農村整備事業は、山田地区ため池総合整備事業です。  緑の産業再生プロジェクト事業は、昨年、制度変更のありました間伐・境界明確化事業などです。  次に、土木費の関係でありますが、道路橋梁維持費は、郡家保育所線道路改良が主なものです。  ほかには、昨年の国の1次補正に伴います急傾斜地崩壊対策負担金事業万代寺橋改良事業トンネル等の点検を行う道路ストック点検事業、また、町道出合線改良事業は、橋梁の上部工工事で、土木費では6事業であります。  消防費は、国中活性化施設拠点避難施設整備事業です。  教育費では、先般発注しました、船岡トレーニングセンター耐震事業のほかに、統合中学校駐車場整備事業県道大坪隼停車場線埋蔵文化財調査費、現中央公民館の非常用発電機の設置など5事業です。  一般会計は、23事業、5億6,832万円余を繰り越しいたしました。  次に、特別会計です。  簡易水道特別会計では、下門尾地内の門尾橋かけかえによる県の補償工事と、野町地区の農業集落排水事業に伴います水道管移転事業、649万円余であります。  農業集落排水特別会計では、簡易水道特別会計と同様の内容で、県の補償工事分と野町地区の農業集落排水施設を私都第二処理区に接続する統合事業、3,321万円余を繰り越しいたしました。  5月31日に繰越計算書を調整しましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、本議会に報告するものであります。 ○議 長(岡嶋正広君) 以上で報告内容の説明を終わります。  ただいまの報告第1号から第5号に対しての質疑は、審議の都合により6月7日の会議において行います。 ◎一括議題の宣告 ○議 長(岡嶋正広君) この際、日程第10 議案第67号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてから、日程第22 議案第79号 平成25年度八頭町介護保険特別会計補正予算(第2号)まで13議案について、一括議題といたします。  町長から提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町 長(井山愛治君) それでは、ただいま一括議題となりました議案第67号から議案第79号までの13議案について、提案理由を申し上げます。  議案第67号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて。  人権擁護委員は、法務大臣が委嘱され、任期は3年間となっております。現在、本町では10名の人権擁護委員の皆様に御活躍をいただいておりますが、平成25年9月30日で現委員の淀瀬秀子さんの任期が満了となりますので、このたび淀瀬さんを改めて人権擁護委員として推薦しようとするものであります。  淀瀬さんは、平成22年3月、鳥取大学を退職され、同年10月から人権擁護委員に委嘱をされております。平成19年からは、船岡地域配食サービスのボランティア活動、また、本年度は船岡地域の婦人会長さんとしても御活躍中であります。  日ごろから福祉関係にも携わられ、人望も厚く、人権意識も高い方ですので、最適任者と考えております。  なお、任期は、平成25年10月1日から平成28年9月30日までとなっております。  人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。よろしく御審議をお願いいたします。  議案第68号 八頭町税条例の一部改正について。  現在、町民税の税額控除対象寄附金としましては、地方公共団体に対する寄附金、共同募金会、日本赤十字社及び認定NPO法人に対する寄附金が対象となっております。  県民税におきましても、同様の控除対象寄附金となっておりましたが、このたび鳥取県税条例の改正によりまして、4月1日から県内に事務所や事業所を有する法人と団体への寄附金が、控除対象寄附金に追加されました。  この改正にあわせまして、町民税におきましても同様の対象寄附金となるよう、八頭町税条例の所要の改正を行うものであります。  議案第69号 八頭町職員の給与の特例に関する条例の制定についてでございます。  現在、国家公務員におきましては、国の厳しい財政状況、また、東日本大震災の財源確保の必要性から、国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律を、平成24年4月から平成26年3月までの2年間施行し、給与の減額が行われているところであります。  平成24年4月1日を基準としまして、国家公務員の減額後の給与と対比するラスパイレス指数が、八頭町職員の給与では103.1となっていることから、このたび八頭町職員の給与を一律3%の減額をしようとするものであります。  この減額によります影響額は、給与で2,100万円程度、期末・勤勉手当では、500万円程度を見込んでおります。  なお、実施期間は、平成25年7月1日から平成26年3月31日までとしております。  議案第70号 八頭町福祉施設設置条例の制定について。  八頭町では、みんなで支え合い安心して暮らせる福祉のまちづくりを進めるための基本方針を示した、八頭町地域福祉計画を平成23年度に策定いたしております。  昨年から、各地域ごとにモデル地区3地区を設定し、まちづくり委員会などで地域に合った福祉活動プランの策定に取り組んでいただきました。福祉計画の中にも明記してございますが、今後、地域でそれぞれの事業を展開していただくためには、活動拠点の確保が必要となります。  昨年から改修を行っておりました、旧の上私都保育所と旧の済美児童館の工事が完了しましたので、このたび、地域福祉活動の拠点となる福祉施設として設置しようとするものです。  なお、安部地区の拠点施設につきましては、地区公民館内に設置を行います。なお、施設利用の内容等、細部にわたりましては、規則に委任することといたしております。  議案第71号 八頭町改善センター等設置条例の一部改正について。  国中活性化施設につきましては、国中地区の拠点避難施設整備事業として、緊急防災・減災事業債を財源に事業を実施しているものです。  昨年12月から着手し、繰越事業で本年8月末に完成する運びとなりましたので、このたび八頭町改善センター等設置条例に加えようとするものです。  国中活性化施設の設置位置は、八頭町万代寺94番地1であります。施設は、鉄骨づくり、瓦ぶきの平家建て、建築面積は207.7平方メートルです。  使用料金につきましては、既に設置してあります上私都活性化施設と同様に、多目的ホール昼間、1,050円、夜間、2,100円にしております。  今後、国中地区の活性化の拠点施設として、また、有事の際には、拠点避難施設として活用していただけると思っております。  議案第72号 八頭町立学校設置条例の一部改正について。  教育委員会では、これまで近年の少子化に鑑み、将来の八頭町の中学生にとって、今後の中学校はどうあるべきか検討を行ってまいりましたが、昨年6月、八頭町議会の学校・保育所統廃合等調査特別委員会の中間報告を受け、6月25日開催の町教育委員会の臨時委員会において、町内1校という中学校の統合方針を決定したところであります。  その後、中学校統合準備委員会を設置し、各専門の検討部会を随時開催してまいりましたが、先般、校名・校歌等検討部会におきまして校名が選定され、準備委員会で承認されました。  このたび、5月28日の町定例教育委員会で新中学校の名称を、八頭町立八頭中学校とすることを議決しましたので、第2条の別表を改めるものであります。  議案第73号 平成25年度八頭町一般会計補正予算(第2号)。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億3,593万3,000円を追加しようとするものであります。  平成25年度当初予算につきましては、骨格予算でございましたので、補正額が多くなっております。  歳入の主なものを御説明いたします。  国庫支出金では、土木費国庫補助金で社会資本整備総合交付金、1,885万円を追加しました。この社会資本整備総合交付金は、このたび新たに町道新道線の測量設計を予定したことによるものです。  県支出金は、農林水産業費県補助金で郡家東地域の保育所建設に伴います緑の産業再生プロジェクト事業県補助金、1,450万円、郡家駅コミュニティ施設整備関連の財源であります林業・木材産業構造改革事業県補助金、1,050万円を計上しております。  土木費では、都市計画図作成業務補助金、360万円余です。財産収入では、有価証券売り払い収入として、鳥取林業サービス出資金返納金、690万円、繰入金として、財政調整基金から9,000万円の繰り入れを予定しました。  諸収入では、緑の産業再生プロジェクト補助金返納金、620万円余、鳥取市からの可燃ごみ焼却事務委託費の返納金、1,420万円余の計上です。  町債は、勘右衛門土手公園の整備に伴う過疎地域公園整備事業債、1,370万円で、ほかは主に合併特例債であります。  本庁舎耐震補強事業債、1,330万円、町道新道線改良事業債、960万円、保育所整備事業債では、仮称、郡家東保育所施設整備事業、病児保育施設整備事業を合わせまして、9,630万円、中学校整備事業債、2,120万円などを追加しました。  次に、歳出であります。  今回、職員人件費につきましては、今定例会に提案しております八頭町職員の給与の特例に関する条例によるもの、また、4月及び5月の人事異動等に伴います職員人件費の補正をいたしました。  一般会計全体では、給料2,400万円、職員手当200万円余りの減で、共済費は36万円余の追加であります。  職員人件費の補正を除きました歳出の主なものを申し上げます。  総務費では、6月に本庁舎の耐震補強計画の審査が予定されておりますが、今後の対応として、本庁舎の耐震補強工事の実施設計等の費用、1,440万円を計上しました。  企画費では、旧の兵庫県長田区の二葉小学校との学童疎開相互訪問交流事業に79万円、単独事業ではございますが、新たに1件当たりの上限補助を20万円としました魅力ある地域づくり推進事業補助金、100万円を追加しました。  また、福地地内のメガソーラー設置推進補助金に500万円、勘右衛門土手公園整備事業では、駐車場のアスファルト舗装、あずまやの設置など、1,370万円余、本年度10年間のパソコンのウインドウズXPのサポートが終了しますので、パソコン購入費用など2,200万円余の計上であります。  郡家駅コミュニティ施設整備事業では、駅舎等の実施設計委託料、2,110万円余、鉄道施設部分の負担金、940万円余を追加しております。  民生費では、社会福祉協議会が窓口となります高齢者支援の新規事業、わが町支え愛活動支援事業補助金に50万円を追加しております。  保育所施設整備事業として、1億1,550万円余の計上であります。主なものは、仮称、郡家東保育所敷地の造成に伴います実施設計委託料600万円、施設建設の実施設計監理委託料2,900万円、造成工事費3,200万円、公有財産購入費4,100万円余、また、病児保育施設の造成工事費用700万円です。  次に、農林水産業費です。  林業費では、鳥取林業サービス解散に伴いまして、耐用年数の残っております高性能林業機械の補助金返還金、620万円余、八頭中央森林組合への出資金、690万円余の追加であります。  また、イノシシ防護柵等整備補助金、680万円余、林道嶽山線の土砂・落石等撤去などの林業維持管理事業費用に310万円余、平成24年度と25年度の2年間実施されております里地里山再生事業の補助金、60万円を計上しました。  商工費では、新規の単独事業としまして、町内のアンテナショップ出店空き店舗運営事業費補助金、30万円を予定しました。  土木費では、道路新設改良費で町道新道線の測量設計委託料、2,900万円、都市計画総務費八頭町内の航空測量図化作成費、4,640万円を追加しました。  教育費では、統合中学校の駐車場整備事業の工事費、2,500万円、文化財保護の関係で木製工芸品等の収納棚ケース購入費用、300万円を計上しております。  議案第74号 平成25年度八頭町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)であります。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ213万円を減額しようとするものです。  歳入では、一般会計からの繰入金、213万円を減額いたしました。  歳出では、人事異動等に伴います職員人件費、213万円を減額しております。  議案第75号 平成25年度八頭町簡易水道特別会計補正予算(第1号)。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ444万8,000円を追加しようとするものです。  歳入では、一般会計からの繰入金444万円余を追加しました。  歳出では、事業費で八東簡易水道丹比系新水源調査費、281万円余、人事異動等に伴います職員人件費、163万円余を計上しております。  議案第76号 平成25年度八頭町住宅資金特別会計補正予算(第1号)。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ55万6,000円を追加しようとするものです。  歳入では、住宅資金健全化基金からの繰入金、55万円余を追加しております。  歳出では、住宅資金貸付金の訴訟費用関係で報償費、11万円余、弁護士委託料、42万円などを計上いたしました。  議案第77号 平成25年度八頭町公共下水道特別会計補正予算(第1号)。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,558万3,000円を追加しようとするものです。  歳入では、施設の長寿命化計画策定に伴います国庫補助金、1,100万円、一般会計からの繰入金、1,458万円余を追加しております。  歳出では、総務費で町内の公共下水道2施設の長寿命化計画策定業務費、2,200万円、不明水調査費用、60万円余、人事異動等に伴います職員人件費、297万円余を計上しました。  議案第78号 平成25年度八頭町農業集落排水特別会計補正予算(第1号)であります。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,813万9,000円を追加しようとするものです。  歳入では、施設統合に伴います国庫補助金、885万円、一般会計からの繰入金など、1,928万円余を追加しております。  歳出では、集落排水事業で破岩処理施設統合事業など、2,820万円余を追加し、人事異動等に伴います職員人件費、36万円余を減額しております。  議案第79号 平成25年度八頭町介護保険特別会計補正予算(第2号)であります。  既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ489万円を減額しようとするものです。  歳入では、繰入金489万円を減額しております。
     歳出では、人事異動に伴います職員人件費、489万円を減額しております。  以上、議案第72号から議案第79号までの7議案につきまして、地方自治法第96条第1項第2号の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。  事情、御賢察いただきまして、御可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議 長(岡嶋正広君) 以上で提案理由の説明を終わります。 ◎散  会 ○議 長(岡嶋正広君) お諮りいたします。  本日の会議はこの程度にとどめ、散会いたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。             (異議なし) ○議 長(岡嶋正広君) 異議なしと認めます。  よって、本日は、これにて散会することに決定いたしました。  本日は、これにて散会いたします。  なお、次の本会議は、6月7日、午前9時30分から再開いたします。    (平成25年6月6日 午前10時18分散会)   会議の経過を記載して、その相違がないことを証するためここに署名する。  議  長  署名議員  署名議員...