印南町議会 > 2022-10-01 >
03月22日-05号

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  1. 印南町議会 2022-10-01
    03月22日-05号


    取得元: 印南町議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和 4年  3月 定例会(会議の経過) △開議 9時00分 ○議長 皆さん、おはようございます。ただいまの出席議員は12名であります。定足数に達しています。 これより令和4年第1回印南町議会定例会第5日目の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 ただいまより議事日程に従いまして、議事を進めてまいります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第126条の規定により、本日の会議録署名議員は、          7番 古川 眞君          8番 杉谷考祥君を指名いたします。 日程第2、議案第15号 令和4年度印南町一般会計予算についてを議題といたします。 本案について質疑を行います。質疑は、お手元に配付しました一般会計予算書の質疑を関わる区分の順に行います。 まず、1ページ、一般会計予算書の最初から25ページ、歳入、14款.使用料及び手数料までの質疑を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 4点あります。まず、最初からということで、一般会計予算全体についての姿についてちょっと質問をしたいと思うんです。 予算全体に関わっては、財政の弾力性を確保することが非常に大事だというふうに言われています。その指標として経常収支比率というのがございまして、一般に言われている基準としては75%以下が弾力性がいい状態だというふうに言われているんですけれども、令和4年度の予算では、そこの状況についてはどうなっているのかということと、昨年と比べていかがでしょうか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 経常収支比率ということであります。 毎年決算月において、皆さんにご披露させていただいているところであります。令和3年度はまだこれからでありますけれども、今上がっている段階で言いますと、令和2年度12月に決算がございましたけれども、その経常収支比率につきましては印南町は73.6%でございます。 県下の中ではどういう位置かと申し上げますと、県下の中で今のところ一番低いというような数字でございます。これは3年平均ということでございますから3年平均いきますと、若干76.2%とかいうふうな形でございます。こういうことでご理解いただきたい。 以上であります。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 2つ目です。 私は、先日、一般質問で気候変動の質問を取り上げたわけなんですけれども、令和4年度ももうすぐ新年度が始まるわけです。それで、今予算が提案されているわけなんですけれども、予想もしなかった出来事が年度途中に起こる場合もあると思うんです。自然災害とかいろんなことがあると思うんですけれども、そういうような非常事態が起こって財源の確保がとなったときに財源の確保というのは印南町ではそこら辺はどのように考えておられるでしょうか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 今、急にということで災害時とか云々かんぬんという話でございますけれども、町においては、いわゆる議員もご存じのように財政調整基金というのがございます。今現在は令和2年度末現在で24億2,000万円ということを調整基金として積み立ててございます。これによって何かのときにはということで対応していきたい。 以上であります。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 了解しました。 3つ目です。 ちょっと具体的に入っていきたいと思います。1款の町税に関連してですけれども、町税というのは印南町の一般会計の中の一番根幹をなす収入だというふうに思うんです。それで1項.1目の個人町民税、前年に比べて増額計上となっています。 特に所得割で1,000万円近く増えていますけれども、これは単純に考えたら所得の額が増えたんかというふうになるんですけれども、そこの要素と、それから、2項の1目の普通固定資産税、償却資産が2億5,000万円ということで、前年度より2,000万円増えているんですかね、そのぐらい。ここのところは資産種別とか業種別とかというところに何か変化があったのかということでちょっとそこの要因もご答弁いただきたいと思います。それだけです。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 まず、個人の町民税のところなんですけれども、平成30年度から令和元年度、2年度とずっと右肩上がりでずっと決算の数字のほうが伸びてきております。その決算というか実績に基づいて予算を立てておりますので、それからいくと増額の予算を組むのが自然じゃないかということで、今回増額の予算ということで計上しております。 2点目ですけれども、償却資産のほうで増えておるというのは、風力のほうの3年間ちょっと特例措置が効いておったんですけれども、今年4年目でその特例が解除されますんでそれによる増額というふうに思っています。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 最後です。 一般会計の中で、地方交付税の役割というのは非常に大きいと思うんです。一般会計予算の全体の中で大体4割ぐらいをこの地方交付税が占めると思います。 それで、今年の交付税の計上は前年に比べて2億4,000万円の大きな増額になっているわけです。地方財政計画を見ましても、地方財政計画の全体で言うても地方交付税の額が6,000万円以上の増額になるということが言われていますけれども、地方交付税は、主に言うたら国税が中心になるわけですけれども、ここのところは国税が伸びているということに、もうストレートに関連しているのかということなんですけれども、どうでしょうか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 地方交付税の質問であります。 令和4年地財計画においては、前年比3.5%というようなことでございます。その中で、今回につきましては昨年度より2億円余り多い2.4億円ということであります。これにおいては、臨時財政対策債、去年と比べますと約1億5,000万円今回は減ってございます。これについては、平たく言いますと現金で来るということであります。その辺の上げ下げがございます。そういうことでご理解いただきたいと思います。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) そうですね。臨時財政対策債、これも借金の一種ですけれども、今年度で言ったら大きく減額になっています。この仕組みというのは普通交付税を配分するときには、国と地方で折半をしておったのと違うかなというふうに思うんですけれども、今年の場合は、折半をする理由がないということで、臨時財政対策債がこんだけの減収になったというふうに認識をしといたらよろしいんでしょうか。
    議長 -総務課長- ◎総務課長 臨財債45ページのほうなんでちょっと過ぎていますけれども、臨財債につきましては、もともと、その臨財債は借りた分が全て交付税で面倒見てくれるというようなことです。例えばこれを一気にもらうか、あるいは10年かけて交付税の中で、例えば1億円だったら1,000万円ずつもらえるかというようなことで、いずれにしましても、全て交付税で面倒を見てくれると、いわゆるうちの持ち出しはないというようなことであります。 以上でございます。 ○議長 よろしいか。 質疑を終わります。 次に、25ページ、歳入、15款.国庫支出金から45ページ、22款.町債までの質疑を行います。 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 37ページの18の1の1の2節のふるさと応援寄附金1億円の件なんですけれども、先日の地方紙に令和4年度の予算は積極的予算であると報道されていたわけなんですけれども、予算総額では過去2番目であるとのことですが、歳入予算、ふるさと応援寄附金1億円の計上についてお聞きいたします。 ふるさと応援寄附金については、昨年の12月議会また今議会において、予算審議や一般質問で詳細についてお聞きいたしました。企画産業課長は10億円の寄附金が収入された場合の取扱いを例に取って説明もされていましたが、当初予算においては1億円の計上です。これ極めて消極的であると思います。収入拡大に向け、プロジェクトチームによる取組もされるとお聞きしました。その効果等を見込んだ予算にこれなっていないと思います。令和4年度も令和3年度並みの予算計上になっています。これ整合性が取れていません。予算計上に至る根拠についてご説明いただけますか。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 さきの一般質問等々でもお答えをさせていただきましたけれども、昨年の当初予算は3,000万円でございました。そして12月議会で7,000万円の歳入予算を組み、令和3年度につきましては1億円の予算を組んだということでございます。 当然ながら、積極的な取組強化、庁内プロジェクトも含め外部人材も含め、積極的に取り組んでいく所存でございますけれども、当初予算につきましては、昨年の3,000万円から1億円の規模ということでご提案をさせていただいてございます。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 再質問、岡本です。 課長、今のご答弁ではなかなか説明責任を果たしていないかなと思います。再度、途中補正組んだことは関係なしに令和3年度では1億円だと。目標を挙げて全く一緒ではこの間の決意表明的な議論は何だったのかなと思いますので再度明快なご答弁いただきたいのと、印南町ではやはりこれ1億円程度の収入がこれ妥当であるという認識でよろしいということなんですね。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 明快な答弁ということでございますので、先ほどの答弁と変えさせていただきますけれども、妥当性というのは何を根拠にお示しをさせていただいたらよろしいかということでございます。 周辺市町、たくさん寄附金をお集めになる自治体もございますので、我々もそこに追いつくあるいは追い越す、そういう努力を惜しまない、そういう取組を強化していく、少しでもふるさと応援寄附金が増える努力を惜しまないということでありまして、決意表明というふうなワードも出ているわけなんですけれども、行政が取組を進めると一言に尽きるというふうに考えます。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 何をということないんですけれども、一般質問では10億円の例を挙げられたりですかね。それと、当初でも前年度は1億円だということの中で、あれだけのこと言われていたのに、前年と同じという数字が出ているわけなんですが、それをもって私は、いやいややっぱりPTとか立ち上げてやるけれども、こうやよという数字が物語っているんで、それが表れだということなんですけれども、そういう認識で受け止めていいということなのかということをお尋ねしたんです。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 10億円の例を挙げたのは、10億円を集めるというふうに説明したのではなくて、10億円が集まった場合、議員がご指摘されているいわゆる応援寄附金を担保とした経常的な経費に充当する。これについて、議員はご指摘をされた。その一例を取って、10億円がもし仮に集まれば、その経費、それは一般財源から支出することになるのではないかというふうな質問でありましたので、それはいかにも一般会計の財政圧迫につながりますよと。そういう答弁をさせていただいたわけでございます。 それと、妥当性の話ですけれども、今現在8,300万円のご寄附を頂いているわけなんですけれども、じゃ昨年は幾らだったのか、3,100万円、その前は1,400万円、その前はということであります。いわゆる倍々的に寄附を集めてきている。その中で、妥当性はと問われましても、我々は取組強化を進めていくんだという、取組を実際行うんだということしかお答えできないということでございます。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 何度もすみません。 いやいや、課長そうではなくて、倍々っていくんだったら1億6,000万円上げたらよかったんじゃないんですか。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 ですから、昨年度の当初予算は3,000万円を計上させていただいているわけなんです。今年度の当初予算は1億円。当然この1億円クリアするために取組を行っている。これは谷議員の質問でも再々答弁させていただいたわけでございますので、ご理解を願いたいと思います。 以上です。 ○議長 ほかに。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 2つです。 27ページの15款の2項.1目.1節に税番号制度システム整備ということで、新年度は大きく1,500万円の計上がされているわけです。これはどういうことを進める予算なのかということと、同じ節でデジタル基盤改革支援補助金ということで748万円の計上がされています。これもちょっと同様に、どのような内容なのかということで、私も議案審議の中で大分執行部の方と議論をしましたんで、ちょっとそこんとこを確認をしておきたいというふうに思うんです。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 それでは、ご質問の15款.2項.1目.税番号制度システム整備費国庫補助金についてでございますけれども、これにつきましては、戸籍事務へのマイナンバー制度導入に伴うシステム改修費に対する補助金でございまして、歳出、2款.3項.1目の戸籍システム改修委託料1,622万7,000円に対する補助金となってございます。 マイナンバー関連システム整備の補助金につきましては、基本的には10分の10の補助となりますけれども、生体認証装置、スキャナー、サーバー、ハードディスクの増設等が必要となってございまして、これらに要する費用は補助対象外となるため若干の一般財源での対応となってございます。 以上でございます。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) そしたら、今それぞれ印南の住民の方々はマイナンバーカードを持っている方と待たれていない方それぞれあると思うんですけれども、戸籍の関係をマイナンバーカードに登録をしていく作業が始まっていくというふうに認識をさせてもらったらよろしいんでしょうか。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 マイナンバーカードに戸籍の情報を登録するということではございませんで、今回の戸籍のシステム改修委託料につきましては、戸籍事務へのマイナンバー制度導入ということでございまして、どういうことが行われるかと言いますと、第一に各種の社会保障手続マイナンバー制度を利用して戸籍謄抄本の提出を省略することができるようになります。 第二に婚姻届や養子縁組届など様々な戸籍の届出の際に、戸籍の謄抄本の提出が不要となるということで、本籍地が遠方にある方でもお住まいの市町村や勤務先など、本籍地以外の市町村で戸籍謄抄本を取得できるようになります。これらの改正による新たな制度の運用は令和5年度からの開始を予定してございます。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 今の課長のご答弁で言えば、社会保障制度の手続や婚姻届、答弁を聞かせていただいて利便性が増していくというのが一つの特徴なのかなというふうに思ったんです。 それで最後なんですけれども、現在、印南町ではこのマイナンバーカードを作成している率というのはどれほどになっていますか、もう最後です。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 申し訳ございません。ちょっと今手元に資料がございませんけれども、今現在印南町は30%程度だったと記憶してございます。すみません。 ○議長 よろしいか。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) デジタル基盤の改革の補助金の分についてもちょっとご答弁いただけますか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 それでは、私のほうからデジタル基盤改革支援補助金ということで、これにつきましては、歳出の2款.1項.7目の基幹系システムの関係で、標準化対応という委託料で10分の10の補助でございます。 これで何を目指していくかというところでありますけれども、これから4年間をかけて、いわゆる全国統一のいわゆる吐き出し様式を統一化しようということにこれからはなっていくということであります。そのための補助金ということであります。これになってきますと、住民の皆さんにそんなに目に見えてということじゃないんですけれども、例えば、いろんなシステムの会社がございます。そういう会社において、その中で標準化対応していくということになれば、その中に競争が入ると、競争原理が働くと。そんな中でいきますと、システムの外注費、あるいはシステムの設置費だったりというところには含めて、それは若干利が各市町には入るんじゃないかというふうには考えてございますし、そのいわゆる様式はどういうところかといいますと、住民記録の宛名、あるいは個人住民税法人住民税あるいは固定資産税、税金関係であったり収納関係であったり、介護保険だったり障害福祉、または学齢簿管理だったりというようなことで、年々、だんだんにしてこの様式が標準化されていくというようなことであります。 以上であります。 ○議長 よろしいか。 質疑を終わります。 次に、46ページの歳出、1款.議会費から87ページ、歳出、2款.2項.総務費までの質疑を行います。 -2番、木村栄一君- ◆2番(木村) 2番、木村です。 細かいことで申し訳ございません。 53ページの17節.備品購入費の件です。 アルコール検知器ということで32万5,000円計上されています。これは役場でどのような場合に使用するかということだけお聞きしたいと思います。お願いします。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 アルコール検知器の件であります。 これにつきましては、道路交通法の改正がございまして、その中でこの22年の4月からいわゆるアルコール検知ということで、より安全に乗っていただく、あるいはそれに努めていただくということの中で各事業所においてはするように義務化されます。 それは、例えば5台以上会社の車を持っているとか、11人以上の車を1台以上持っているとか、そういう事業者については必ず設置してそういう記録を保存していくという義務が課されます。その中においては、このアルコール検知器につきましては、実際はその記録を取って検知していくという業務については、この10月1日からそういうことが実際に施行されます。それによって、私たち印南町役場においてもそういうことを実施していく義務があります。 その4月1日からにおきましては、アルコール検知器以前に目視でまず確認をして、臭いとか顔色とかそういうところを目視で確認をしながら、まず、公用車に乗っていただくというようなことから始め、公用車に乗る前、または乗った後ということについて目視で確認する。そして10月1日から検知器で確認をするというようなことで保存年限については1年間必ずその記録を保存するというようなシステムであります。 以上であります。 ○議長 -2番、木村栄一君- ◆2番(木村) 最初に、すみません。3点質問あるんで申し訳ございません。 今の話で義務化ということであるんですが、10月まで目視ということなんです。これは当然、その担当の課長が目視するということでの判断でよろしいでしょうか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 必ずその事業所においては、安全運転管理者というのが指定されてございます。まず総務課では私であります。これは職員全体と、教育委員会では教育課長ということであります。それを置いてございます。その中においては、その補助者ということもございます。平たい言えば各課長で必ず朝確認していただくというふうなことになろうかというふうには考えてございます。 以上です。 ○議長 -2番、木村栄一君- ◆2番(木村) 2点目です。 引き続いて63ページです。 6目の企画費、12節の委託料です。新規事業調査委託料300万円ということになっております。この新規事業調査というのはどのような内容のことでしょうか、お教えお願いします。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 新規事業調査委託料毎年300万円の計上をさせていただいてございまして、幾分か過去になりますけれども、宅地造成の関係の調査であったりとか、あるいは、今は公共事業の高台等々の計画、長期総合計画に基づく重点課題等について、必要なケースを判断しながら調査を行うという内容でございます。 以上です。 ○議長 -2番、木村栄一君- ◆2番(木村) そしたら、最後の3点目です。 75ページ、同じく12節の委託料の中で、QRコードシステム対応委託料ということで309万9,000円ということが計上されています。これどのような場合、役場で今後使用するのかお聞きしたいと思います。お願いします。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 どのような場合に使用するのかということでございますけれども、すぐさまそれが使用ということではなくて、国のデジタル化、デジタルトランスフォーメーションの一環といいますか、そういった中で地方税共同機構という団体があるんですけれども、そこが中心となって全国の自治体に統一してこういった企画をやりまして、金融機関が今窓口で納付書を持ってきた場合に読み取りのところにQRコードを使うとか、今金融機関からうちが収納をする場合に済通を紙でもらっているんですけれども、そういったものを将来的に光のデータ化するというか、そういった方向に今後進めていくということの中で、QRコードを今回つけていくというような説明を地方税共同機構のほうから聞いております。 以上です。 ○議長 -2番、木村栄一君- ◆2番(木村) そうすると、この予算ですけれども、国の補助金等が充てられているということでよろしいでしょうか。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 普通地方交付税措置というふうに聞いています。 以上です。 ○議長 -2番、木村栄一君- ◆2番(木村) そしたら、今後ということなんで、今すぐということではなしに先システムをもう導入しておくと。今後、利用者等については、先ほど言ったように紙をQRとかそういう税の徴収とか、そういう場合にこれを利用していくということでよろしいのでしょうか。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 そうですね、それとちょっと先ほど申し上げるのを忘れたんですけれども、今、共通納税システムというのも既にやっておるんですけれども、その税目をまた増やしていくとかそういった全般的といいますか、全般的なデジタル化を進めていく中でQRコードをまず導入すると、そういうような流れでございます。 以上です。 ○議長 -9番、玉置克彦君- ◆9番(玉置) 9番、玉置です。 5点ほどお聞きします。 65ページです。18節の負担金補助及び交付金の中の印南町未来投資事業負担金の1,750万円、これについては特別会計に載っている水道事業会計に載っているんですけれども、多分上野山へ水道管を入れると思うんですけれども、100mmが470mで75mmが90mと合計で560mということなんですけれども、距離的にかなり長いんで、面積的にこれからやっぱりここへ家が建てられるという視野を入れてされると思うんですけれども、そういうような、やっぱり、この資料にも載っていますけれども、宅地化を見据え、また子どもたちの未来に向けて投資を行いますと書かれていますけれども、そのような構想を持って水道管を入れていくのか、その点をちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 内容的にはもう議員ご指摘のとおりでございまして、いわゆる構想的な行政の考え方につきましては、やはり津波被害を受けない高台での宅地整備というのは課題でございます。 未来投資事業につきましては、これまでもインフラ整備を整えると民間の中で宅地化が進んでいくということが実証をされてございますので、そういう意図を持って先行投資、未来投資を行いたいというふうに考えています。 以上です。 ○議長 -9番、玉置克彦君- ◆9番(玉置) 9番、玉置です。 その下の特定空家除却事業費補助金です。1,125万円、これは去年度も12月の補正で出されてきて、去年度は何件あったのか、その点をちょっと。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 令和3年度の実績につきましては、17件を実績として実施をしてございます。今回の補助金につきましては15件を想定してございまして、それで1,125万円、これは1件75万円の補助金でございますので、そういう計上をさせていただいています。 以上です。 ○議長 -9番、玉置克彦君- ◆9番(玉置) 9番、玉置です。 これについてはまた後にあるんですけれども、ブロック塀の件あるんですけれども、上限は75万円ということなんですけれども、この拡充については考えていないのか、その点だけ。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 今のところ75万円を補助金の上限として取り組んでまいりたいと。ほかの市町と比較しましても非常に多く補助を交付できる、そういう環境づくりに努めていきたいと思いますので、今のところ75万円を上限というふうに考えてございます。 以上です。 ○議長 -9番、玉置克彦君- ◆9番(玉置) 9番、玉置です。 69ページです。10節の需用費の非常用備蓄食糧の件で324万円です。令和3年度は310万円ということなんですけれども、これは東日本の震災、11年前から備蓄食糧は大事やでということで25年度から購入はされておりますけれども、いっときは9,000人の3日分ということで、今回、今現在賞味期限が切れていく中で、やっぱり、いっときは9,000人だったんですけれども、今は何千人に対して食糧を備蓄されているのか、その点。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 今般の備蓄食糧でありますけれども先生ご指摘のとおりであります。 来年3月に一定、ロングキープブレッドのパンが期限切れとなるということの中で、今度はパンになるか、あるいはということでありますけれども、いろんなものに買い換えていくというようなことであります。 現在につきましては、現在保有する備蓄食糧ということであります。これにつきましては、それぞれに食はあるんですけれどもパンが1万食であったりとか、あるいはゼリーが1万2,000食であったりとか、あるいは水が8,300ほどであったりとかということで、基本的には5,000人の3日分4万5,000食、これを備蓄食糧としてその物資を保管しているところであります。こういうことで賞味期限をいわゆる買換えということの中で、今後の対応ということであります。 以上でございます。 ○議長 -9番、玉置克彦君- ◆9番(玉置) 9番、玉置です。 今回、5,000人の3食3日分4万5,000食、そういう備蓄をしているということなんですけれども、私も質問もさせていただいたことあるんですけれども、27品目のアレルギー対応の備蓄食糧については、以前よりやっぱり量的には多く備蓄されているのかその点だけお聞きします。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 アレルギー対応の分でありますけれども、例えば、昨年でしたか購入いたしました約300万円でしたが、ゼリー関係でもありますけれども、これにつきましてもアレルギー対応ということであります。いわゆるゼリーでございますから、小さなお子さん、あるいは流動食が必要な方々、これについての対応をしていくということであります。こういうことで、その27品目のアレルギー対応物資についても気にかけながら今後も購入していきたい。 以上でございます。 ○議長 -9番、玉置克彦君- ◆9番(玉置) 9番、玉置です。 71ページです。18節の負担金補助及び交付金で、先ほども言いかけたんですけれども、ブロック塀等耐震対策事業補助金600万円ですけれども、3年度より300万円アップということなんですけれども、今、28年度から実施されていると思うんですが、最初は上限が20万円のやつを40万円に、今回これ補助率が変わるのか、変わるさかいに300万円、まあ言うたらアップされているのか、その点ちょっとお聞きしたと思います。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 ブロック塀の補助であります。補助率でありますけれども、今般は国・県の補助が得られるということから、10分の9の補助の割合に変更していきたいというふうに考えてございます。その10分の9につきましては、例えば、改善している分については上限が40万円ということでございますから、その40万円のいわゆる10分の9ということでございますから、例えば事業費が44万でしたら40万円の上限が最大でくれると、だから44万円以上になりますとこれまでと変わらないというようなことになりますけれども、44万円までの方でありましたら、10分の9という補助の中でかなり補助率の高い分野で直せるかなというふうに考えてございます。ただ、この分につきましては、3年限りというようなことで期限がございますので、その部分においてはぜひ今般のこの時期に活用していただいて、安全・安心ということの中で取り組めたらなというふうには考えてございます。 以上です。 ○議長 -9番、玉置克彦君- ◆9番(玉置) 最後です。 12節の委託料、この件について質問するつもりはないんですけれども、普通ここへ防犯カメラ設置委託料というのを載せていただいているのかなと思って、僕、期待して見たんですけれども、今回、3年度も載っていなくて、今回も載っていないということなんですけれども、先般から中島先生、そして前田副議長様から質問もあったように、やっぱり見守りカメラというのは大変重要視されるから、やっぱりその点、令和2年度に意見書として、皆さんもご存じのように、防犯カメラは町民の安全を守り犯罪を防止するために非常に重要である。その設置に当たっては今後有利な財源を確保し、積極的に推進されたいと意見書を出させていただいておるんですけれども、その点、今回、令和4年度については、補正か何かで出していただけるんか、財源的にやっぱり大変過疎債等、いろいろ何か考えてできないのか、その点ちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 かねがね議員、またほかの議員の方からも見守りカメラの話は承っておりますし、よく理解をしています。その中で、都度都度有利な財源確保しながら、あるいは補助金等、あるいは補助裏というようなことで目をつけているわけなんですけれども、なかなか表の補助金がというところで、今行き詰まっている段階ではあります。ただ、その中においても、それに代わる補助金はないんかとか、あるいはいろんな工事とセットでやったら安くならないんかとか、取り組めないかとかというような話も研究しながら考えてございます。 今般、別の項目でありますけれども、印南浜西のここの部分で設計が上がってございますけれども、これも観光の関係で、その補助が取れればというようなことも一回考えたいなというふうには考えています。 以上です。 ○議長 -9番、玉置克彦君- ◆9番(玉置) 玉置です。 浜の公衆トイレも予算出ていますけれども、そういうのに付け加えて、今、かえるの港ということで、結構にぎわっているような気がするんで、これについてもやっぱり人出も多くなってきたし、やっぱり大事かな。 それで、先ほども言わせていただいた、前田副議長様の真妻線、やっぱりこれも考えていただきたい。その点、ご理解をしていただきたいと思います。 以上です。 ○議長 ほかに。 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 6点ございます。 まず、1点目です。53ページの2の1の1の17節の備品購入費ということの中で、アルコール検知器、先ほど同僚議員の質問もございましたが、別の観点から、これ32万5,000円を計上されているわけなんですけれども、1台お幾らで何台購入されるのかということと、非常勤職員の消防団については、今は目視でいくと、4月からいくということなんですけれども、10月からは法令義務化ということなんですけれども、消防団にもこのことは適用されるのか、そのことと併せてご説明いただけますか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 アルコール検知器のことであります。これについては、予定ではありますけれども、今現在は、据置きが1台とハンディー的なもので6台ということを予定しております。いろいろ様々なものございますので、あれですけれども、今現在は据置きとハンディーなのを6台ということで予定しております。 また、消防団につきましても、今後、そういうより安全・安心ということの中でいけば、そういうことも検討の一つだというふうには考えております。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 次、2点目です。 59ページの2の1の4の10節の需用費ということなんですけれども、修繕費なんですけれども、昨年は714万4,000円ということだったわけなんで、その前の令和2年度については420万円ということなんですけれども、これ、ここのところ倍増しているわけなんですけれども、この倍増理由についてご答弁いただけますか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 財産管理の修繕ということであります。この中においては、庁舎のみならず、財産として管理している、例えば、印南・切目テレビ中継局であったりとか、あるいは防災センター、かまどベンチであったりとか、そういうところはいろいろございますけれども、近年においては、特に今年でありますけれども、庁舎の関係で、例えば空調のエアコンが修繕が突然止まった、あるいは、突然の対応が必要やとか、そういうのがちょっとちょこちょこ出てきてございます。そういう意味においては、この分につきましても、不足の対応分、それも約200万円でありますけれども、それも含めて、今回の計上ということでご理解いただいたらと思います。 以上であります。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 再質問なんですけれども、200万円、庁舎のエアコンが止まったということ、また、庁舎できて3年かそれくらいかと思うんですけれども、ちょっとあれじゃないんかなと思うんですけれども、今後、これだけじゃなしに、ほかにもこんなことが出てくるんか。それは分からん。予測も立てれんねんけれども、ちょっとこの新庁舎において、そういうことがあるというのは、いかがなもんかなと思うんで、そこだけお答えください。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 庁舎の関係でありますけれども、ここは29年に建ってということの中で、今回丸5年になりますけれども、この中においては、いわゆる稼働時間であったりとか、そういう部分もかなり影響してくると。例えば24時間ずっと360日つけとかなあかん。例えばサーバー室であったりとか、そういうことの管理も必要になってくるというようなことであります。 そういう意味においては、一定、設置した業者さんにつきましても、その分の保険の中で対応していただいた部分もございますし、いわゆるその使った中での維持費ということの中でいきますと、やはり一定役場負担ということも発生してございます。そんな中での対応ということでご理解賜りたいと思います。 以上であります。
    ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 3点目です。 63ページの2の1の6の11節.役務費です。ふるさと応援寄附金決済手数料5,170万円というのがあるわけなんですけれども、ふるさと応援金1億円に対し、ふるさと応援寄附金決済手数料5,170万円を計上されているわけなんですけれども、総務省が定めた基準では、返礼品を含めた募集費用の総額は寄附金の5割以内となっています。印南町は総務省が定めた基準を超えた予算を計上されています。そもそも予算については、法令等の基準、ルールに基づいたものであると思いますが、どのような根拠に基づいて計上されたのかお聞きします。誤った予算計上であるならば、訂正する必要があると思いますが、議案に瑕疵がないのかお聞きします。いかがでしょうか。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 ふるさと応援寄附金の決済手数料ということでございます。この決済手数料の中には、返礼品30%、それとシステム利用料、決済手数料ということで、今ご指摘の総務省ルールにカウントされない手数料もここに含めてございますので、その総務省ルールを守りつつ、必要な予算を計上しているということでございます。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 再質問なんですけれども、この予算書では、返礼品等に関係しない分も含んでいるということなんですけれども、ここには、ただし書の説明欄にふるさと応援寄附金決済手数料と、詳しく等々が書かれていなくて、詳しく決済手数料であると明記されております。それと、総務省の平成31年4月1日付のその当時の総務大臣、石田真敏さんから出されたふるさと応援寄附金のことでは、寄附金の募集に要した費用の額の合計額が、第1号寄附金の額の合計額の100分の50に相当する金額以下であるということが通知されているわけなんですけれども、再度、お尋ねしますが、問題なく瑕疵がないということでよろしいのか、明快なご説明をいただけますか。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 このいわゆる総務大臣の発言もそうですし、通達の中も含めて、他市町との連携も含めて、この点、決済手数料の5,170万円、具体的に言うと170万円はファウルじゃないかというご指摘でございますけれども、総務省ルールの枠内での処理をさせていただいていますので、妥当な計上だと認識をしてございます。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 そしたら、課長、この5,170万円の見積り、内訳を事細かに5,175万円に、この分、この分、この分で合計が5,170万円になるよというご説明を、3回目、最後なんで、漏れなくご答弁いただけますか。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 まず返礼品でございます。返礼品は寄附額の3割ということで、1億円の3割で3,000万円。それと返礼品の送料、これにつきましては1,150円の1万件で1,150万円。それと業務委託料、システム利用料、決済手数料等を含めて、最終の合計金額ということでございます。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 今の件については、課長が間違いないということなのですから、次へ進んでまいります。 4点目です。 65ページの2の1の6の負担金補助及び交付金、一般コミュニティ助成事業負担金250万円というのがございますが、この詳細内容についてご説明いただけますか。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 今年度につきましては、古井地区の祭礼備品ということで計上させていただいています。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 次、5点目です。 同じく65ページの2の1の6の18節.負担金補助及び交付金で、南紀エリアスポーツ合宿誘致推進協議会負担金28万円というのがあるわけなんですけれども、これ去年までなかったんで、新規のようなんですけれども、この事業内容についてご説明をいただけますか。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 ご質問の南紀エリアスポーツ合宿誘致推進協議会、この推進協議会というのは、西牟婁郡地区を中心に設立されている協議会でございます。西牟婁との連携の中で当町にもお声をかけていただきまして、より合宿を推進する、より当町の宿泊施設、あるいは公共施設を利用していただくということで、加入負担金としての28万円の予算計上でございます。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 次、6点目、最後です。 67ページの2の1の8の11節.役務費です。35万7,000円、広報、送料の詳細説明についてお答えいただけますか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 郵送料ということであります。郵送料につきましては、広報誌を印南町出身の方であったりとか、そういう方、あるいは印南町を知っていただく企業さんだったりとか、そういうところに送る郵送料として今回は計上をしてございます。その中においては、印南町に来ていただく、あるいは印南町を知っていただく、あるいはふるさとということの中でつながっていけばなというふうな思いの中でこの計上であります。 以上であります。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 再質問です。 印南町出身者の方とか、企業にということなんですけれども、もともとの送り先のデータというのは、どのようにして収集されているのかということと、過去にもこういうことはお聞きしていた、議会の中でのお話、ふるさと納税等のお話の中では、そういうこともちらほら耳にしていたんですけれども、予算化されていなかったということなのか。それは、ふるさと納税の関係の諸費用の中で行われていたという認識でいいのかということと、併せてご答弁いただけますか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 郵送料でありますけれども、これまでは一般管理ということの中で対応できていたと。今回からにつきましては、新たにこの広報公聴ということの中で、新たにそれを明確にし、ここに計上したわけであります。 その送り先等々につきましてはどうかといいますと、例えば、職員が自分の知っている方、あるいは、いろんな仕事で関わった方、あるいは、ご寄附をされた方等々、いろいろなことがございますけれども、その方々といろいろつながりを持ってということであります。 以上であります。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 1点だけです。 71ページの18節のブロック塀の耐震事業の補助金、先ほど玉置議員からも質問がございました。3年に限って非常に税率のよい制度に変更したんだというご答弁だったんですけれども、印南町全体でこのブロック塀の危険な箇所について、改善をしなければならない場所に対して、全体でどこまで対応されてできているのかということと、あと、新年度のこの600万円の補助金で、令和4年度はどこまでブロック塀の耐震の改修を進める計画になっているのかということなんで、それだけです。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 以前、ブロック塀の耐震ということの中で、大阪の北部地震のあったときに、皆さんに自主防とかと一緒に回っていただいた中です。その中で、その件数でありますけれども、そのときには606件が基準不適合ということでありました。その中で、改善が61件、去年の3年12月末現在においては545件が、現在もまだ残っているというような状況であります。 今回の予算計上にいたしましては、改善も含めましてですけれども、全体で20件を予定しております。こういう意味においては、いかに皆さんに使いやすいようにということの中で、予算額も倍増ということにさせていただいておりますので、皆さんにぜひ使っていただきたくまた広報等よろしくお願いしたいと思います。 以上であります。 ○議長 -5番、中島洋君- ◆5番(中島) 1点だけお願いします。 69ページの需用費の海抜表示板108万5,000円ですけれども、僕ちょっと勉強不足で悪いんですけれども、うちのところの前にも電柱に貼っているんですけれども、こういう海抜の基準というんか、満潮のときなんか、干潮のときなんか、その間取ったときなんか、時間によっても、うちところの辺りやったら何mも違うんですよ、潮の満ち引きが。それの基準というのを一つ教えていただけますか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 海抜表示板の関係でありますけれども、この表示板につきましては、全体で404か所ございます。404か所、現在設置してございます。交換済みのやつにつきましては、平成31年に200か所、交換をしてございます。今般は、あとの残りの204か所ということで予算計上をしてございます。 また、つけ方については、それぞれ自主防の方々と協力いただきながらというふうには考えてございますし、海抜表示板、ここは何mと確認をしながらというふうには考えてございます。 ただ、この何mというのは、津波がそこに襲ったときの津波高というふうには認識してございますけれども、6mだったり、6.5mだったりということでございます。特に、満潮時、干潮時ということもございますけれども、津波が来たときにはという、その部分でいきますと、そのメーターは必ず来るぞということでございますので、そういうことで対応いただきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -6番、片山智文君- ◆6番(片山) 6番、片山です。 5点ほど、お願いします。 59ページの印南・切目テレビ中継局保守点検料198万円とありますが、これは一本なのか、月何回やられておるのか、ただ点検だけなのかというのをちょっと教えていただければと思います。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 印南・切目中継局の保守点検料198万7,000円ということであります。これにつきましては、一定、この専属の業者ということがございます。その中で、年間に、いわゆる機器の更新だったり、あるいは機器の不具合だったり、あるいは日常の保守点検ということで、年間にたしか4回だったというふうには考えてございますけれども、あるいは、その中で一定の修繕が必要、あるいは小修繕が必要だということになれば、この範疇の中で、この保守範囲の中で対応していただいているというようなことであります。 以上であります。 ○議長 -6番、片山智文君- ◆6番(片山) 6番です。 次、いかせていただきます。 61ページの役務費、カーブミラー設置作業費、ページまたぎまして、63ページの原材料費、カーブミラー等購入費で質問させていただきたいと思います。 令和3年度では、25万円ついていまして、今回、20万円。それは、61ページのことなんですけれども、余ってあるから、つけるところがないから下がっているのか、これは予算なんですけれども、大体何枚去年はつけていただいて、今回何枚つける予定なのか。63ページのことですけれども、令和3年度は40万円で、今回35万円、これ減額になっておるんですけれども、どういった感じなのかちょっと教えていただけたらなと思います。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 カーブミラーの関係であります。 まず、役務費の20万円ということなんですけれども、ここにつきましては、購入の予定はシングル、1枚物が7つ、それから2枚重ねてというのがダブル、2基分ということで予定をしてございます。 そして、次のページの原材料費ということで、ここにつきましては、同じように、40万円から35万円にと低くなっているということでありますけれども、そこには、特に原材料についてはミラーだけとか、あるいは支柱が要るとかということの中で、かなり値段も違ってきますし、また注意板、あるいは、その取付け金具が変えんとあかんとかいう細かなところまで金額が違ってきます。そういう意味においては、それを換算したときには、若干のこういう差異が出てくるというようなことであります。 以上であります。 ○議長 -6番、片山智文君- ◆6番(片山) 6番、片山です。 再質問なんですけれども、カーブミラーをつけて、今回その通学路でもちょっとお願いした部分がありまして、却下された部分もあるんですけれども、それは規定というのがきちんと明確にあるのでしょうか。その中でのちょっと質問を教えていただきたいと思います。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 カーブミラーにつきましては、いわゆる現場を必ず見ながらということで、現場を必ず踏んで、その中で、どこがどうなということを検証しながらということでやってございます。これもそうであります。その部分においては、実際には、ここは必要やということになれば、そういう支柱も含めて、あるいは建つところも含めて、そういう交渉もさせていただくと。そこについては、例えば地域に交通安全の分会とか、そういう方々もございますので、そこでの意見を聞きながらということもあります。そういうことで、地域と相談をしながら設置をしているというようなことであります。 以上であります。 ○議長 -6番、片山智文君- ◆6番(片山) もう今ので結構です。 次、いかせていただきます。 69ページの職員参集システム利用料42万6,000円のございますが、これはどういったシステム利用料なのかというのを教えていただきたいと思います。電話やLINEであれば多分要らないんかなと思うんですけれども、その辺よろしくお願いします。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 参集システムということであります。これについては、例えば警報が出たということになれば、そのときにもう一斉に皆さんの手元の携帯、スマホに参集メールが届くと、もう一斉同時であります。その中で、この部分においては基本料、年間に月々3万3,000円、それからいろいろな通信料は26円といろいろあるんですけれども、そういったことの中で、警報が出た次第に自動的に入るというようなシステムであります。 以上であります。 ○議長 -6番、片山智文君- ◆6番(片山) 今ので結構です。 次、いかせてもらいます。 75ページの土地鑑定委託料、これは令和3年度で20万9,000円から316万8,000円になっておられるんですけれども、このところというのはどの部分で何件分ぐらいなるんでしょうか。295万9,000円の差額が出ておるんで、ちょっと教えていただきたいです。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 固定資産税には、基準年度というのと普通の据置年度というのがあるんですけれども、去年までは据置年度でございまして、通常の据置年度は18か所です。令和4年度に関しましては、その据置箇所の18か所に加えて、3年に1回、基準年度に向けての本鑑定といいますか、そういうのを3年に1回やってございます。それが69か所ありますので、今年は316万8,000円の計上になっていると、そういうことです。 ○議長 -6番、片山智文君- ◆6番(片山) 最後の質問をさせていただきます。 81ページの2の4の7の謝礼というところがあるんですけれども、これは、83ページのポスター掲示板設置場所謝礼というのと多分同じだと思うんですけれども、この14万円というのは何か所分になるんでしょうか、教えていただきたいです。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 選挙の関係の掲示板ということであります。これにつきましては28か所を予定してございます。 以上です。 ○議長 -6番、片山智文君- ◆6番(片山) ありがとうございます。 以上で質問を終わらせていただきます。 ○議長 ほかに。 -7番、古川眞君- ◆7番(古川) 71ページ、10目.10節.需用費の防犯灯新設の項なんですけれども、これ何件予定されていますか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 10節の防犯灯の新設の関係であります。新設の関係につきましては、まずは、既設の関係でありますと20か所、ポールがあるというような前提でありますけれども、それを20か所。またポールともということで、新たにポールを建ててつけていくと、これを5か所予定しています。 以上です。 ○議長 -7番、古川眞君- ◆7番(古川) この防犯灯なんですけれども、この防犯灯というのは、通学路のLED、それも含まれていますか。一応通学路となると要求するところが教育委員会になるんかなと思うんですけれども、その辺ちょっとお願いいたします。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 こちらのほうで、その防犯灯、特に、例えば人が通る、あるいは、この辺は暗くて危ないし、人が危険やないかというところでありますから、もちろん通学路も含まれていますし、そういったところに、こちらのほうで設置しているということであります。 以上であります。 ○議長 質疑を終わります。 次に、87ページから107ページ、歳出3款.民生費について質疑を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 2つあります。 ○議長 はい、どうぞ。 ◆10番(榎本) 93ページの12節の委託料に、ひきこもりサポートセンター委託料ということで102万4,000円が計上されています。これは、私自身も大変認識不足で恥ずかしい質問するんですけれども、ひきこもりの関係の問題は広域と言ったらいいんですか、印南町独自でやるんではなくて、委託をされてということで、この予算が計上されているというふうに思うんですけれども、この102万4,000円の委託料の根拠と、それと、印南町からは何人の方が通っておられるのかと、実情、分かればご答弁いただきたいと思うんです。 ○議長 -住民福祉課副課長- ◎住民福祉課副課長 今の榎本議員のひきこもりサポートセンターの支出額の根拠及び利用者についてということでお答えさせていただきます。 ひきこもりサポートセンターは、美浜町にありますNPO法人ヴィダ・リブレのほうで委託しておりまして、これは御坊市はじめ、この管内一市五町で共同で委託しております。全体予算の中で、その各市町の人口割と、その均等割部分が20%、あと人口案分をいたしまして、印南町はこの額でということでなっております。 現在ですけれども、利用者といたしましては、12月現在で実人員としましては6名の方、利用していらっしゃいます。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) おうちに引き籠もっている方々の実情を把握するというのは大変プライバシーの問題もあると思うんで、困難な政治課題だというふうに思うんですけれども、今利用者の方が6名ということで、周りを見れば、もっともっとひきこもりになっている状態の方もおられると思うんですけれども、そこのところの実情把握というのはなかなか難しいという状況なんか。いやいや、通っているのは6人やけれども、実際、印南町内には、このぐらいの規模のひきこもりの方々がおられるよということで把握しているのかどうか、そこら辺はどうでしょうか。 ○議長 -住民福祉課副課長- ◎住民福祉課副課長 今の榎本議員のことにお答えさせていただきます。 特段その実態調査を行っているわけではございません。ただし、毎年、民生委員協議会と連携いたしまして、そういう情報があれば、こちらのほうにご相談いただくということで関わるというところがあります。それとまた、今申しましたヴィダ・リブレであったりとか、そういう関係機関の情報を、またそういう方がいらっしゃったら、また民生委員さんのほうからご紹介いただいて、ということで実際利用されている方もいらっしゃるというような、そのような現状です。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 2点目です。 95ページの12節の委託料に、認知症に関係する委託料が計上されています。この認知症という問題も大変、全国的にも、県下的にも、印南町でも、規模がだんだん増えてきているということで、社会的に深刻な問題になってきていると思うんですけれども、印南町のこの認知症にかかっている方の実態とか、そういうのは、行政のほうでは把握はできているでしょうか。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 榎本議員ご質問の認知症の皆さんの実態把握ということで、3款.1項.3目.認知症高齢者等安否確認事業を委託してございます。 認知症高齢者に対する日常生活の把握、徘回予防のための見守り、声かけを行っているものでございまして、令和3年度よりは、認知症でない高齢者や高齢者世帯におきましても、見守り、声かけを行いまして、精神的な安定、安心感を得られるよう支援してございます。 以上でございます。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 委託料として131万8,000円が計上されているわけなんですけれども、この安否確認の取組というのは、大体、全体で何人の方々が関わられて、この事業については進められているんでしょうか。もうそれだけです。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 この事業、社会福祉協議会に委託してございまして、社会福祉協議会のヘルパーさんが安否確認に行っていただいておるということでございます。 ○議長 よろしいか。 ほかに。 -11番、前田憲男君- ◆11番(前田) 11番、前田です。 1点だけです。 3款.1項.9目です。17節の防災福祉センター備品購入費、新しく建設される福祉センターの備品だと思うんですけれども、どのようなものを購入されるんでしょうか。ページは、104、105です。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 防災福祉センター備品購入費につきましては、新しく建設する防災福祉センターの机や椅子、その他の備品となってございます。 以上です。 ○議長 ほかに。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 ここで暫時休憩いたします。 ただいま10時19分です。30分まで休憩いたします。 △休憩 10時19分 △再開 10時30分 ○議長 ただいま10時30分です。 休憩前に引き続き議案審議を続けます。 次に、107ページから121ページ、歳出、4款.衛生費について質疑を行います。 -11番、前田憲男君- ◆11番(前田) 11番、前田です。 118、119ページです。4款.1項.7目.12節の新型コロナウイルス接種委託料です。これは今後接種される子どもたちの病院への委託料と考えてよろしいんでしょうか。 ○議長 -住民福祉課長-
    住民福祉課長 今回計上しております新型コロナウイルスワクチン接種委託料につきましては、今現在の新型コロナウイルスワクチン接種の臨時予防接種期間が令和4年の9月末までとなってございます。3月20日からひだか病院、3月26日から町内小溝クリニックでも小児のワクチン接種が始まりますが、これらも含めての接種委託料の計上となってございます。 以上です。 ○議長 -2番、木村栄一君- ◆2番(木村) 1点だけです。 115ページの5目.12節.委託料の中で骨粗鬆症検診委託料ということで、今回新たに28万5,000円が計上されています。これは大変私はすばらしいことだと思っております。 今回、これは何名対象ででしょうか。それだけお聞きしたいと思います。お願いします。 ○議長 -住民福祉課副課長- ◎住民福祉課副課長 それでは、今いただきました木村議員に対しての骨粗鬆症検診の対象人数ということですけれども、現在のところ、県の補助金に従いまして、40歳から70歳までの5歳刻みの女性ということを対象にしておりますが、一応今回は35名ということで予定しております。 以上です。 ○議長 -2番、木村栄一君- ◆2番(木村) 今回35名ということで、今後のことですが、今年の様子を見て、これがもしクリアできればまた来年度拡充とか、そのようなことをお願いして質問を終わります。 以上です。 ○議長 -9番、玉置克彦君- ◆9番(玉置) 9番、玉置です。 1点だけお願いします。 111ページの10節の需用費の新型コロナウイルス感染症抗原検査キット購入費の250万円です。前にも学校のほうへ配備といいますか、置いていると思うんですけれども、今回どのような格好で置かれるのか。ほいで250万円ということは何セット購入されるのか、その点お聞きします。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 抗原検査キットにつきましては、令和3年度で唾液式1,000回分、鼻腔式を2,500回分購入いたしまして、小・中学校、こども園、学童クラブへ配備し、教職員には定期的な検査を実施していただいておりまして、子どもの集団生活の場において新型コロナウイルス感染症の早期発見による感染拡大防止、クラスター防止に活用してございます。 令和4年度も引き続き検査キットによる感染防止を徹底いたしまして子どもや保護者の安全安心につなげたいと、このように考えてございます。 以上です。 ○議長 -9番、玉置克彦君- ◆9番(玉置) 9番、玉置です。 再質問です。今、課長のお話のように1,500回分ということなんですが、前に購入されたの。これについて何回分というか、利用されているんか、その点。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 キットにつきましては、教育委員会を通じまして、こども園、小・中学校、学童クラブへ配備してございます。 今現在、何回使っているかは、ちょっとこちらでは把握してはございませんけれども、定期的な検査をしていただいて、在庫がなくなってきたらまた補充するというやり方をしてございます。 以上です。 ◆9番(玉置) 結構です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 2点ございます。 いずれも119ページです。19節の扶助費のところで、PCR検査の助成事業です。新年度の予算では11万円ということで計上されております。令和3年度が220万円の計上でしたから、大きく減額措置ということになりますけれども、行政の予算でこのPCR検査を行っているのは、多分御坊日高管内で言うたら日高町と印南町だけではないんかなというふうに思うんです。 それで、これは単純に実績がないためにこんだけの減額になったのかどうか。それとも、町民の皆さんにやっぱり周知されていないという原因、要素もあったのかということで、そこら辺の状況というのはどうなんでしょうか。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 子育て応援PCR検査助成事業につきましては、子育て世代やそれを支援する方に対する全額自己負担となるPCR検査の費用及び検査キットを含む抗原検査費用を助成することによりまして安心して子育てができる環境を確保することを目的としまして、1人につき2万2,000円を上限として支給しているものでございますが、県事業でございます無料PCR検査事業が始まったこともございまして、令和3年度の利用申請は低調でございます。このため、大幅に見込みを減少しまして、5人分の利用を見込んでの予算計上となってございます。 以上でございます。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 同じく12節の委託料のワクチン接種のことなんですけれども、先ほど前田議員からも質問があったんですけれども、先日私も3回目の接種を受けたんですけれども、町全体としてワクチン接種の事業については、全体についてどこまでの到達に来ているとか、そういうところの現状について分かったら報告いただきたいんですけれども。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 それでは、ワクチン接種の実績ということでご報告させていただきます。 3月6日時点の実績となりますが、印南町民の2回目を接種完了した方への3回目接種につきましては73.7%となってございます。先週末3月19日、20日にも集団接種を行ってございまして、この数を加味した数は約80%となってございます。 3月6日、和歌山県全体では3回目接種率38.7%、印南町を除く日高管内の御坊保健所管内の接種率が33.4%となってございますので、県下もとより全国トップクラスの接種率となってございます。 以上です。 ○議長 質疑を終わります。 次に、122ページ、歳出、5款.農林水産業費から135ページ、6款.商工費までの質疑を行います。 ○議長 -5番、中島洋君- ◆5番(中島) 5番、中島です。 1点だけお願いします。 135ページの12の委託料です。先ほどもちょっと課長の答弁のところに入っていたんですけれども、昨年私、6月に防犯カメラと印南浜西の公衆トイレの改修を質問させていただきました。その浜西の公衆トイレを改修していただけるということで、本当にありがたいです。今回改修していただけるのに、どういうイメージになるのか、分かる範囲でいいんですけれども、どのように改修していただけるのか、分かったらお知らせください。すみません。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 それでは、お答えいたします。 12節の印南浜西公衆トイレ改修工事の設計委託料230万円ということでございます。議員からのこれまでの議会での質問にもお答えはさせていただいたわけですけれども、今現在整備されている浜公園の公衆トイレ、これは男女の区別がなくて、公園利用者や印南漁民三人衆の顕彰碑、あるいは先ほどもございましたけれども、かえるの港、こういったスポットが今、観光客に注目をされつつあるという状況でございます。こういう中での課題のある浜公園のトイレ、これを新たに改修、新設を実施するというための予算計上でございます。 今のところ、男子につきましては小便2と大便1、女子については2、多目的のトイレを1つということを考えてございます。併せて、防犯カメラも含めた一体的な整備をこの中で取り組んでいきたいというふうに考えてございますし、設計ができた段階で工事費等、補正計上という予定を考えているところでございます。 以上です。 ○議長 -5番、中島洋君- ◆5番(中島) 要望に沿った改修をしていただけるということで本当に喜んでいます。やっぱり印南町は真妻に行ってもトイレいいです。 私選挙、去年させていただいたときに、ウグイス嬢さんが女性の方です。やっぱり印南はええわ、どこへ行っても5分あったらトイレ行けるって。それもきれいなトイレへ行けるという、本当によそから来た人が言うていました。ほいで今回、また浜のトイレも公衆トイレもしていただけるということで、ほんまに外から来る人、印南の玄関口ですね。ありがたいです。 さっき総務課長も言うてくれましたけれども、有利な財源があれば防犯カメラもぜひお願いしたいと思います。 結構です。 ○議長 -9番、玉置克彦君- ◆9番(玉置) 9番、玉置です。 今の中島議員とも重複する点もありますけれども、2点ほどお願いします。 125ページです。今回新規ということで、12節の委託料の印南町農業振興地域整備計画、人・農地プラン作成委託料839万8,000円です。多分、言うたら農地申請して除外をするのにできないところを見直すという格好でされると思うんだけれども、そのちょっと説明をお願いしたいと思います。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 それでは、12節.委託料の839万8,000円ということで、印南町農業振興地域整備計画、それと人・農地プランの策定委託料として、本年につきましては839万8,000円を計上させていただいています。 この印南町農業振興地域の整備計画といいますのは、もう既に20年以上経過して更新をされていなかったということでございます。 まず、計画の主である内容としましては、農業の発展を図ることが必要と認められる地域について、農業の健全な発展を図ることを目的に定められた計画であるということでございます。農地等の面積や農業就業人口、計画の達成状況など見直しに必要な項目の現況及び将来の見通しについて、今回、社会情勢の変化等に適切に対応するため、計画を見直すという内容でございます。 それと併せまして人・農地プラン、これは来年度から法定化される内容でございますが、JA紀州さんが組合員さんの使ういろいろな施設改善について国庫補助申請を行うと。国庫補助申請を行う場合の条件としてこの人・農地プランの策定が義務づけられている、そういう状況でございますので、例えばアンケートであったりとか、あるいは地域での話合い、こういったことについても、人・農地プランと併せながら整備計画を立てていくという事業でございますけれども、そういう内容で進めてまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -9番、玉置克彦君- ◆9番(玉置) 9番、玉置です。 再質問です。このことについて、2か年になるともう196ページにも載っています債務負担行為ということで、令和5年度で228万円計上されていますけれども、ほいたら合計で1,067万8,000円ということなんですけれども、2か年かけて作成をした中で進めていくという理解でよろしいんですか。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 この全面見直しと人・農地プランの作成、これにつきましては2年をもって行い、議員ご指摘のとおり、トータルで1,067万7,000円という内容でございます。 以上です。 ○議長 -9番、玉置克彦君- ◆9番(玉置) 9番、玉置です。 次いきます。先ほど中島議員からもご質問があった件なんですけれども、トイレの改修ということで。ボリューム的に工事費というのは金額的に設計をせなんだら分からないと思うんですけれども、どのぐらいかかる計画があるのか。 ほいで今回、設計委託料ということなんですけれども、監理についてはまた補正か何かで出していただけるというんか、なるんですか。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 全体的な総事業費、これについては、これまで幾つか公衆用トイレを建設してございますので、それをベースに考えていきたいというふうに考えてございます。 それプラス、先ほどお答えいたしました防犯カメラ、こういったものがプラスされますし、大体3,600万円から800万円ぐらいの事業費になろうかというふうに考えてございます。 以上です。 ◆9番(玉置) 管理費について。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 管理費というのは後々の管理ですか、工事に対する監理ですか。 ○議長 -9番、玉置克彦君- ◆9番(玉置) 工事じゃなくても監理せなんだら、言うたら地の利も分からんというのか、工事も進めなあかん。悪質なことをせんようにということで。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 すみません。お答えいたします。 工事についての監理費も約85万円程度事業費の中へ想定してございますし、例えば詳細でいいますと水道の加入分担金であったりとか、あるいは手数料であったりとか、こういった諸々も含めて3,700、800万円ぐらいの事業費になろうかというふうに考えてございます。 以上です。 ◆9番(玉置) 結構です。 ○議長 ほかに。 -11番、前田憲男君- ◆11番(前田) 11番、前田です。 2点あります。 129ページの12節.森林病害虫等防除伐倒駆除委託料。これはカシノナガキクイムシの駆除であると思うんですけれども、もう10年余りこういうふうに計上されていると思います。紀南のほうからもう紀北に移って、この辺りはピークを過ぎていると言われていますが、効果のほうはどうでしょうか。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 12節.委託料の森林病害虫等防除伐倒駆除ということ、130万円の内容ということでございます。 私も本課へ着任して丸2年を経過するわけなんですけれども、やはり毎年同じ程度の対象木が発生しているという状況でありまして、一度現地も赴きましたけれども、全く腐っているといいますか、そういった内容のものから、いずれそういう状況になるんかなというふうなことも含めて、効果というのは平行線かなというのが実際実感でございます。 以上でございます。 ○議長 -11番、前田憲男君- ◆11番(前田) ただいまの質問ですけれども、この補助を受けるのは森林組合ばかりでなくて、森林ボランティアでもいいというふうになっていますけれども、そういう方が昨年補助申請したことはあるんでしょうか。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 これにつきましては、あくまでも委託料でございますので、そういう作業委託をさせていただいて対象木を除去していくという内容でございますので、その点ちょっとご理解を願いたいと思います。 以上です。 ○議長 -11番、前田憲男君- ◆11番(前田) 11番、前田です。 次の質問いきます。135ページの18節、上から2つ目の印南町観光協会補助金、昨年の10倍近くになっていると思うんですけれども、今年は特別な何か計画があるんでしょうか。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 これは、観光協会でもいろいろ役員等ヒアリングの中で、非常に新型コロナウイルス感染症の拡大によって、観光事業と言われる内容のものについて何か新しい取組を実施していきたいというような議論をさせていただいた次第でございます。 特に昨年、一昨年も含めて、印南町には4つの熊野王子がございます。4王子カードであったりとか、あるいは周遊のグーグルマップでもそういう事業を、まちづくり基金を利用した民間団体が進めてはいただいているわけでございますが、その4王子の周遊謎解きツアーというような事業内容を一度観光協会で主体的に取り組むという内容のものでございます。 我々といたしましては、2025年、これは大阪・関西博覧会、年間数千万人の外国人観光客がお見えになるというような予測もございますので、和歌山県につきましても有名なクレジットカード会社との連携、提携とかを進めてございますので、ぜひこういった機会を利用して印南町の観光ツアーの新たなメニューづくりを行いたいという内容の補助金でございます。 以上でございます。 ◆11番(前田) 結構です。 ○議長 -2番、木村栄一君- ◆2番(木村) 2番、木村です。 3点ございます。 まず、1点目ですが、129ページの2項.林業費、1目.林業振興費の12節.委託料です。一番下の森林経営管理意向調査委託料48万4,000円が計上されております。この意向調査はたしか平成20年から始まったものと思うんですが、20年、21年、今年22年です。それで、昨年より大分意向調査、金額も減っているんですが、今年はどこの地域、どのぐらいの広さを対象として行うのでしょうか。まず1点お願いします。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 今年度も引き続いて古井地区を中心に、羽六周辺も含めて意向調査をする計画でございます。 以上です。 ○議長 -2番、木村栄一君- ◆2番(木村) 今年も古井、羽六地区ということで今ご答弁いただきましたが、これは、そうしたら課長、来年度とか、大分今後も終了するまで相当な期間というのはかかるのでしょうか。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 大体1つのエリアを調査するのに3年程度のスパンで行っているというのが紀中森林組合さんと調整している内容でございます。 とにかく今、スマート林業といわれる新たな技術革新が出てございますので、そういったものについても活用しながら、作業内容についてもできるだけ合理的に進めていけたらなというのが今の考えでございます。 以上です。 ○議長 -2番、木村栄一君- ◆2番(木村) より積極的に進めていただければと思います。お願いしときます。 それでは、2点目です。 131ページの上の2項.林業費のところです。18節の負担金補助及び交付金のところで、間伐推進強化対策事業補助金というのがございます。今年40万円計上されています。これ、昨年は160万円計上されています。この減少した理由をお聞かせいただければ。お願いします。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 これ、昨年当初の予算、それと今の実績、かなり業務量も含めて減っている実績でございましたので、令和4年度当初予算についてはその分も減額した予算ということで予定をしてございます。 以上でございます。 ○議長 -2番、木村栄一君- ◆2番(木村) 第1次産業ということで、林業も非常に後継者不足とかいろいろあるのも分かりますし、林業に携わる人も、労働者ですね、そういう方も非常に減少しているという中でなかなか厳しいのかなとは推察できるんですが、やはり国土保全とかいろんな災害防止とか一般質問でもさせていただきましたが、いろんな機能を兼ね備えていますんで、そういう中ではこういう間伐というのも非常に大事な作業の一つではないかなと思うんですが、その点、今後やはり強化していくということも必要かと思いますが、その点、強化という点でどのようにお考えでしょうか。ご答弁お願いできたらと思います。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 我々印南町として林業をどう捉えていくのかというご指摘かと思いますけれども、林業経営体というのは印南町にはございません。いわゆる土地を所有されております土地所有者の方々、こういった方々が適正な年齢を、例えば30年たちましたとか50年たちましたとか、今、一番木材を利用する、需要に応えるといった中で伐採等推進をしてございますけれども、そういう土地所有者の利益につながる林業推進というような考えの一つと、やはり防災も含めた、自然環境も含めたこういった林業振興、これは非常に大事だなというふうに考えてございますし、先ほどの意向調査の現地に入っていただく紀中森林組合さん等々の職員の方々にも、例えば地割れはないのかとか、あるいはこれは少し土砂災害の危険性をはらんでいるんだとか、そういった視点を持っていわゆる意向調査も現地に入っていただきたいというふうにお話をさせていただいてございますので、そういう防災上の考えも含めまして林業の振興というふうに捉えさせていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長 -2番、木村栄一君- ◆2番(木村) そしたら3点目です。 また今とちょっと関わってきますが、同じところの下の印南町木材需要促進対策事業ということで45万円。これも昨年はたしか150万円だったと思うんです。これも先ほどのことと関連するかとは思うんですが、この減少、少なくなった理由をお願いいたします。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 減額計上ということにつきましては、令和3年度の実績ベースを含めて本年の予算計上をしておるという内容でございます。 以上でございます。 ◆2番(木村) 結構です。 ○議長 ほかに。 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 5点ございます。 まず1点目は、125ページの5の1の3の12節の委託料の839万8,000円です。農業振興地域整備計画の件なんですけれども、先ほど同僚議員からもございまして、今後2年間でということなんですけれども、そもそもこれはこの令和3年度と令和2年度にということだったわけなんですけれども、コロナ禍の中で延びてきているものかと思いますので、できるだけ早い成果を見せていただきたいんですけれども、その辺についてご答弁いただきたいと思います。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 予定している2か年で実施をしてまいりたいと思います。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 再質問なんですけれども、課長、予定どおりということなんですけれども、2年では必ず終わるという認識でいいわけ。まあ言うたらスタートから始まって4年経過ということになるんですけれども、そこは再度お答えいただけますか。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 4年というスパンの理解は、私はよく分かりません。令和4年度と令和5年度でこの計画を進めていくということでの予算計上でございます。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 次、2点目です。127ページの5の1の4の12節の委託料、防災重点ため池劣化調査委託料として930万円が計上されています。この詳細、内容についてご説明いただけますか。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 防災重点ため池劣化調査委託料の詳細についてでございます。 昨年度、令和3年度において、調査が55池済んでおります。今年度、令和4年度におきましては、さきの補正で繰越明許費の1,450万円とこの当初930万円、合わせたお金で残りの49池の調査を行うというところです。調査対象104池がこれで完了するというところでございます。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 次いきます。3点目です。131ページの5の2の1の12節の委託料としまして、支障木等除去委託料として250万円が計上されていますが、前年度より50万円減額されているわけなんですけれども、その減額理由とどこを伐採されるのか、その辺についてご説明いただけますか。 ○議長 -企画産業課長-
    企画産業課長 減額理由につきましては、前年度実績ベースで本年は支障木等除去委託料を250万円の計上ということでございます。 具体的にどの地区が幾らぐらいで実施をするということではないんですけれども、幾つかご相談を受けていますので、予算の範囲内で執行していきたいと考えてございます。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 再質問なんですけれども、課長、50万円減額された理由は実績によるということによりますと、要望がなかったという認識として捉えたらいいんでしょうか。だったら今年もこの250万円ということになっていますけれども、要望があればまた来年度についてとか補正とかでは対応されるという認識でよろしいですか。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 支障木の撤去につきましては、いわゆる町有地から派生しているものが限定となってございますので、そういったところで本年度につきましては前年度ベースを実績ベースとして予算計上していると。ただ、幾つかご相談を受けてございますので、予算計上はこの内容でありますし、例えば非常に自然災害等の発生によって支障木が危険な状況にあるといったことにつきましても、適用範囲を含めて予算対応していきたいと思ってございます。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 次4点目、まいります。 131ページの5の2の1の18節.負担金補助及び交付金です。紀中地域林業躍進プロジェクト推進協議会負担金として99万1,000円が計上されていますが、今年度これは新規の事業かなと思うんですけれども、どのような事業内容なのか詳細にご説明をいただけますか。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 この紀中地域林業躍進プロジェクト推進協議会、これにつきましては、これまでもご答弁があったかと思いますけれども、印南町、日高川町を含めた協議会でございまして、さきの一般質問でもお答えさせてもらいましたけれども、非常にスマート林業の技術を令和3年、令和2年、令和元年、この3年間国費100%の事業を展開してきてございます。 令和4年度につきましては、そういったシステム等々に係る運営費、これについての各市町の負担金ということで99万1,000円の計上でございます。もちろんではございますけれども、森林環境譲与税の充当財源でございます。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 最後5点目です。 135ページの6の1の2の11節の役務費の広告料100万円というのがございますけれども、この詳細についてご説明をいただけますか。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 この広告料の100万円につきましては、印南町のPRをしていく、観光振興していく、こういった内容での広告を考えてございまして、そのための予算計上でございます。 以上でございます。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 再質問ですけれども、印南町をPRするということなんですけれども、100万円でどのようなことをされるのか、詳細について分かりやすくご説明いただけますか。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 例えば写真を撮る、きれいな写真を撮る、あるいは産品、あるいは加工品も含めて、そういった流れの中でより専門性の高い、きれいな、行ってみたい、食べてみたい、そういった内容のものでのバージョンアップを考えているところでございます。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 再々質問で最後だと思うんですけれども、きれいな写真を撮ってそれはどうなん、ホームページ上なんですか、それともカタログ的な、パンフレット的なものを作られるイメージなのか。もうその辺だけで結構なんですけれども、もっと詳細についてお願いします。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 ホームページも含めた中で、パンフレットも含めた中での広告料ということで取り組んでまいりたいと考えてございます。 以上です。 ◆3番(岡本) 結構です。 ○議長 ほかに。 質疑を終わります。 次に、136ページ、歳出、7款.土木費から151ページ、8款.消防費までの質疑を行います。 ○議長 -11番、前田憲男君- ◆11番(前田) 11番、前田です。 139ページです。18節の町道草刈・美化活動支援事業補助金250万円です。私の地域は町道が結構長く、満額以上の距離があって、昨年、区長さんいわく、例年10万円だったけれども5,000円まけてくれと、控えてくれと言われたんやと。実際昨年は申請が多かったんかと思います。今年も同額であるんですけれども、賄えていくんでしょうか。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 草刈り補助事業でございます。 議員のおっしゃるとおり、昨年、令和3年度の実績で35地区ございました。令和2年度は33地区、2地区が増えてございます。 これの申請のやり方についてでございますが、以前は草刈りをする前に申請を受け付けて交付をしていくというふうな、早い順といいますか、そういう申請の仕方でありました。昨年度、令和2年度から受付期間をまず設けて、5月中に草刈りを予定する地区の申請を全て受け付けて、その中で予算の範囲において割り振りをさせていただくと、そういうふうな申請の受付の方法に変更してございます。その中で35地区というところで、一律5,000円を減額させていただいたというふうな状況でございます。 以上です。 ○議長 ほかに。 -9番、玉置克彦君- ◆9番(玉置) 9番、玉置です。 1点だけ、141ページの14節の工事請負費で、町道上野山線工事請負費の金額的に3億100万円です。このことについて、金額的に多いんですけれども、3年度は全体で補償費から土地購入からで4,150万円計上されていましたけれども、今回、道の拡幅等いろいろあると思うんですけれども、大体何mの距離をされるのか。ほいで幅員といいますか、どのぐらい取られるのか、その点。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 町道上野山線の工事請負費の詳細といったところでございます。 全体延長が1.1km整備を予定しておりまして、今年度は長の報告にもあったように、スピードアップを図るという点から約500mを現道4mの幅員から7mにプラス2m程度の歩道の設置、これを予定しております。 以上です。 ○議長 -9番、玉置克彦君- ◆9番(玉置) 9番、玉置です。 3年度は用地購入と、ほいで補償費の計上をされていましたけれども、今回はそういうことはないのか。これはあくまでも道の拡幅というんか、道を造るための工事だけで。その点だけ。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 3年度の補正にて、補償費及び用地購入費が前倒しで財源が確保されたというところで補正させていただいていますので、その点についてはその予算で対応していくというところでございます。 以上です。 ○議長 -2番、木村栄一君- ◆2番(木村) 2番、木村です。 1点のみです。 ページ数、143ページ、7款.4項.1目の砂防費の18節.負担金補助及び交付金です。この急傾斜地崩壊対策事業負担金ということなんですが、これは県の事業という認識でよろしいかと思うんですが、この105万円というのは、ちょっと認識、私あれなんで、個人の負担金というような押さえでまずよろしいのでしょうか。その辺だけまずお教えください。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 急傾斜地崩壊対策事業の負担金でございますが、議員のおっしゃるとおり、個人の負担金でございます。事業費に対して10%、これを個人で負担して県に納めるものでございます。 以上です。 ○議長 -2番、木村栄一君- ◆2番(木村) そしたら、今年行われるその場所ですがどこで行うか、その点お教えください。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 令和4年度においては4地区予定してございます。明神川、また南谷、古井、樮川の4地区、合計の金額が1,050万円を予定してございます。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 2つです。 139ページの2目の14節で切目橋の架替工事の費用が計上されています。課長、全くこんな分野疎いんで間違うたら指摘してください。 前に補正で、島田側の橋脚を造るための工事ということで、工事契約が議会で承認されまして、そしたら普通、橋を架けるとなったら、今度は元村のほうの橋を架けて、それで上の車道やら歩道やらというのを造るんが、橋の架け替えの工事の順番だというふうに思うんですけれども、令和4年で計上されている工事費用の3億円というのは、これはどんな工事の内容なんでしょうか。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 切目橋架替工事の令和4年度の内容でございますが、さきの工事請負契約で島田側の橋脚の基礎部分、くい打ちの工事を今現在、発注してございます。令和4年度においてはその橋脚の上部プラス、島田側の橋台部分の設置をこの3億円で行っていきたいと、令和5年度において元村側にもう一本橋脚及び橋台工事を設置していくと、そういうふうな流れになってございます。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 今の課長のご答弁よう分かりました。 それで、21節に補償費で100万円が計上されています。これは工事の関係で、例えばどこかの小屋を移動せなあかんとかということで、その補償費やと思うんですけれども、これは具体的にどういう内容でしょうか。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 21節の切目橋架替の補償費100万円でございます。 先ほど言いました令和5年度の元村側の橋台、橋脚を設置するために、元村側の県道からまた進入路というのをつけていく必要がございます。それにかかる関電柱が2本ございまして、それをもう令和4年度のうちに移設していただくと、その費用になってございます。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 145ページの5項の2目.12節と14節に既設住宅の解体撤去工事ということで980万円のお金が計上されています。ここのところは上道区の住宅のことだと思うんですけれども、大体第10期ということになりますと、住宅の建て替えの事業というのはもうこれが最終版になるということで、壊してそれで新しいまた住宅を建てるということで、最終計画ということで認識させてもうたらよろしいんでしょうか。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 住宅の解体撤去というところで、まず建築については平成25年から令和元年にかけて50戸建築を行っております。 今回は、元の住宅、改良住宅84戸全部であるんですけれども、それの解体を現在行っておりまして、令和4年度におきましては4戸の解体を見込んでございます。 残りですけれども、令和4年度実施しまして残り4戸となってございますんで、令和4年度においても解体撤去を行っていくとそういう計画でございます。 以上です。 ○議長 ほかに。 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 2点だけございます。 139ページの7の2の2の中の21節.補償、補填及び賠償金の中で、150万円の中で今、同僚議員から切目橋の100万円については説明がありましたけれども、物件補償費の50万円についての説明をいただけますか。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 21節の物件補償費の内容でございますが、これについては、例年同額の計上をさせていただいております。町道の町単独工事において、物件補償が出てきた場合に対応する予算となってございます。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 次、2点目です。 141ページの7の2の3の16節.公有財産購入で清水アガノ線の350万円と、関連しますので、21節の補償、補填及び賠償金の350万円、この2つ併せてご説明いただけますか。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 町道清水アガノ線の用地購入費の内訳でございます。畑を5筆、面積にしますと1,010㎡の購入を予定してございます。 続いて、補償費でございますが、主には立ち木でございます。梅の木が15本、関電柱3本、あと揚水ポンプが1基ございます。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 その立ち木の梅とかには、やっぱり何年生とかによってランクがあるのか、今回のやつについてはどういうものなのか。そのランクがあるのであったら、何年生で幾ら、何年生で幾らというようなご説明いただければと。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 梅の木については、年数によって値段が変わってきます。今回の梅の木については1本10万円程度の補償を見込んでおります。 以上です。 ○議長 何年生とか、その基準はあるのかということで。 -建設課長- ◎建設課長 年数については、これからちょっと調査をかけて聞き取りをしていくというふうに考えております。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 確認だけするんですけれども、算定するときに、これからということなんで、それはそれで結構なんですけれども、幼木とか成木とか老木とかによって、その年数によってランクというんか、あれはあるのかということなんです。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 年数によって単価というのは当然変わってきますんで、その聞き取りをした上で補償をしていきたいと考えております。 ○議長 -6番、片山智文君- ◆6番(片山) 6番、片山です。 1点だけ質問させてください。 139ページの16節の公有財産購入費、用地購入費で50万円と計上されていますが、50万円の土地であればちょっと小さいと思うんですけれども、場所はどこなのか教えていただければ。すみません。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 50万円の用地購入費でございますが、これも例年同額で予算計上させていただいております。町単独工事によって、用地購入が必要である場合に使用する予算となってございます。 以上です。 ○議長 質疑を終わります。 次に、151ページから191ページ、歳出、9款.教育費について質疑を行います。 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 4点ございます。 1点目ですけれども、171ページの9の3の5の12節の委託料として1億6,200万円、統合中学校建設予定地測量調査設計業務委託料、建物等調査業務委託料ということなんですけれども、これからということなんですけれども、造成とか建設等の費用は大体幾らぐらいを想定しているのかということなんです。詳細は無理だと思うんですけれども概算についてご説明いただけますか。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 まず、この統合中学校建設予定地測量調査設計業務委託1億4,400万円、この中で、概要をお話ししますと、造成の基本設計、これは整地設計、防災設計、道路設計、排水設計等でございます。 この開発に係る開発の許認可の申請ということで、これは県知事の認可を受けて実施できる内容でございますので、開発の許可申請、林地開発の許可申請等々の法定事務を進めていき、詳細の造成の実施設計を行うということでございまして、造成の総事業費ということでありますけれども、概算的にということでありますが、なかなかまだ見えてこない。この議場でお話をするというような段階ではないんかなというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 再質問なんですけれども、これ12月にその調査費というのが900万円も上がっていたというし、ある程度、今まだ言える段階ではないよということなんですけれども、おおよそ大体これぐらいは要るんだろうという概算の、いやいや、どれだけ要るか分からんよということではないと思うんで、おおよそのあれはあるんだろうなということで、そこをお答えいただいて。 お尋ねしたのは、造成するための費用にどれくらいと、ほんで、校舎は建つためにとかグラウンドとか、学校関係のその建設、グラウンドを含めたそういうものについて、これくらいやよというようなものをお示しできるものはないのかということなんですけれども、再度お答えいただけますか。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 土地造成の担当課長ということであります。 なかなか概算でというお話でありますけれども、まだ用地等々の交渉を進めていっているわけではございません。あくまでもその工事用の調査に承諾をいただいて、12月の補正計上の中で事務を進めてきているところでございますので、何億円とか、あるいは何十億円やとかいうような金額を今、申し上げる段階ではございません。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 再質問の最後なんですけれども、いつになったらある程度のお示しはできるのか。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 そうですね、先ほど申し上げましたこの測量調査の設計の業務、この中で、申し上げました開発の許認可というのを和歌山県からいただく。この許認可の申請書類の中に、道路の詳細設計であったりとか、あるいは整地の詳細設計であったりとか、あるいは排水等々の詳細設計ができますので、この業務が終了する、一応申請をするのは12月ぐらいまでかかるかなというような想定をしてございますけれども、そういった時期にお話、答弁をさせていただきたいなというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 2点目です。 177ページの9の4の2の13節.使用料及び賃借料の中で、消臭機器リース料47万7,000円というのが計上されていまして、これ私、以前にもお聞きしたことはあるんですけれども、教育課長からは必要なものだということなんです。ここ2年、もう今度で3年目にコロナ禍の中も入っていくわけなんですけれども、そこら換気とか言われている中で、果たしてこのままでいいのかということなんですけれども、そこだけお答えいただけますか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 消臭機器リース料という中で、47万7,000円のことの詳細ということですけれども、これについては前からも岡本議員からも質問があって、見直しできないかということで、過去2回見直してございます。それで最低限の必要であるリース料を今回計上しております。 消臭機器については、もうご存じのとおり、各便所、小便器等についております。そしてまたシートクリーナー、洋式便所、女性用のシートクリーナーと男性用の洋式でもシートクリーナーということで、液体を噴射できるもの、そして、エアサニータイダーといいまして、1か所ついてございます。これで、最低限の必要があろうかというところで、町民の方もかなり利用されます。その人らに快適な環境を提供したいということで、公共施設、暗いイメージがあったらいけないということもありますんで、この最低限の費用を計上してございます。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 次、3点目です。 183ページの9の5の3の10節.需用費ということの中で、修繕費が300万円ございます。これ昨年が950万円だったわけなんですけれども、それは、昨年はブロアーの全面やり替えだと説明があったわけなんです。過去このことについてはいろいろと議論をしてきているわけなんですけれども、以前からはまだまだ使える施設だというご答弁もあったかというわけなんです。毎年毎年、割と費用がかかってくるわけなんですけれども、今後、必要な修繕費というのは何か見込まれているのかということです。取りあえず、そこだけ先お答えいただけますか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 体育施設費の修繕費300万円でよろしいですか。 これ先ほどプールという関係もあったんですけれども、今回修繕させてもらうのが古井運動場の夜間照明の改修、そして若もの広場の浄化槽のブロアーと、また町民プールの雨漏りの修繕でございます。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 次、4点目です。 187ページの9の6の1の12節.委託料としまして、広域保育園園児委託料として2,084万6,000円ということなんですけれども、昨年は953万7,000円ということであったわけなんです。今年度からこれ倍増以上しているわけなんですけれども、この要因について詳細、ご説明をいただきたいと思います。 ○議長 -教育課長-
    ◎教育課長 この委託料でありますけれども、広域保育園ということで、広域入所の保育園児の委託料であります。これが前年は5名であったんですけれども、今年12名を予定しており7名増加しております。そのため大幅な増となってございます。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) この5名から12名になったということなんですけれども、委託先というのはどこか説明できるものはございますか。全部同じところへ行かれているのか、いろいろあっちこっちとその行き先によって委託料が違うとか、そういうものがあるのか、その詳細お答えいただけますか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 委託先なんですけれども、日高管内も当然ございますけれども、今年、令和3年の実績で言いますと奈良県内であります。今後4年度の見込みでありますけれども、大阪市内が増えてございます。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 議長、誠に申し訳ございません。冒頭、4点と申し上げたんですけれども、同じくという項があったんです。1個ちょっと申し訳ないです。 同じくその187ページの9の6の1の中で、こども園処遇改善臨時特例補助金というのが339万1,000円というのが今年度新規ですが、臨時ということのわけなんです。これは臨時ということなんで今回だけかということなんですけれども詳細、ご説明いただきたいのと、これ何名に何時間ぐらいのことになるのか、よろしくお願いします。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 この臨時特例交付金については、前回の補正予算の中でも説明してございますけれども、10分の10国から補助がございます。 今回、ここに計上しているのが4月から9月分ということでの処遇改善です。これをこども園なりの補助金として3%の上昇を見込んでおりますんで、1人当たり9,000円前後ですかね、それを見込んでございます。 それから10月以降については、公定価格といいまして国の保育料給付費の中に入ってございます。それで今後も続くということであります。 以上です。 ○議長 -3番、岡本庄三君- ◆3番(岡本) 3番、岡本です。 再質問なんですけれども、これ臨時ということなんですけれども10月以降についても国の給付金で賄われるということなんです。これ昨年も少しお聞きしたんですけれども、昨年から一気に一般財源での職員の待遇が増加しているわけなんです。今年度のだけ見ると、昨年、おととしのと比較すると分かるんですけれども、その辺について待遇がかなりよくなっているということなんです。一般財源が主なものかなと思うんですけれどもその辺についての見解、今後についてもいかがなものかと思うんで、ご答弁いただけますか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 処遇改善を前年からも引き続いて行っておるわけなんですけれども、この処遇改善に係る費用については、国並びに県の交付金、補助金なりで賄っており、町の負担が4分の1ということであります。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 4点あります。 155ページの3目の17節です。備品購入費として、GIGAスクール事業の予算で130万円、これは端末購入費ということになっています。 課長、私も学校現場については全く詳細の内容というのはちょっとようつかんでないんですけれども、印南町ではGIGAスクール事業として、今の4小4中の学校に、全ての児童・生徒が活用できるような環境づくりを進めていると、まず、そういうふうに認識させてもらったらよろしいんでしょうか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 この端末事業ということで、GIGAスクール事業ということで、今議員おっしゃられたように、全ての児童・生徒についてタブレット端末が配付してございます。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 今課長から、全ての児童・生徒の皆さんに端末が配置されているということです。 そしたら、この130万円のお金というのは、端末購入費ということになっていますけれども、これは例えばネット環境を整えるとか、そういうためのお金なんでしょうか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 これICT教育用端末購入費ということで、タブレットの購入費であります。 今回、国のほうで学校のICTを活用した授業環境高度化推進事業の補助金がございまして、指導者用の端末として全ての職員に今タブレットは渡ってございません。クラス単位でということで渡っていますんで、その残りの部分を環境整備しようということでの事業であります。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 職員の方々に対する端末を配備するための予算なんだということです。 そしたら、最後ですけれども、GIGAスクール事業を推進して、小学校・中学校で今、活用の状況というのはどのようにされているのかどうかということで、実際に全ての子どもさんが端末を持っているということなんですけれども、これはそういう規模で活用をしているという状況にはまだなっていないということでしょうか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 すみません。今の質問、もう一度ちょっとよろしいですか。 ◆10番(榎本) 課長のほうから、子どもさんに全部端末が今、印南町で配られているということになりました。それを皆さん、今子どもさんらは、端末を持ったままになっているのか。それとも、それを活用してきちんと授業をされていて、その端末を教育のために利用しておられるのかどうか、そこのことなんです。 ○議長 -教育長- ◎教育長 今、GIGAスクールという形の中で、1人1台子どもたちへ行き渡っているわけですけれども、それをどのように活用しているのかというようなご質問だったと思っております。 そのような中でありますが、私どもも何度も学校訪問をしたりとか、様々な研修機会を利用したりしながら活用しているところでございます。いろんな形で子どもたちはもう本当に、中学生であれば机の上に端末を置いて自分で調べたり、あるいは自分の考えを書いて、そして電子黒板へ送信すると。ですので、今までであれば30人1時間で当たるかといえばなかなか当たらない。でもそういう形の中で、30人の考えが電子黒板へぽんと飛んでいくと、だからお互いの考えが共有されると、そういった授業も行っておりますし、児童用のデジタル教科書、そういったことも今、入ってきておりまして、いろんな形で試行もしているところでございます。 いろんなところで家へ持ち帰ったりもしておりますし、今回コロナ禍の中で、誰一人取り残されないと、そういった形の中でキーワードにもなっておるところでありまして、様々なところで、そういった形で自宅待機になっている子どもたちも学びを保障するということで、その授業の様子を視聴し学びを保障するという機会にも使わせてもらっております。 以上でございます。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 2点目です。 課長、これも私、全くごめんなさい、学校現場のことあんまり知識ございませんので、163ページの2項に小学校費で、18節の給食の燃料費が計上されています。ほいで中学校は169ページに、同じ給食燃料費ということで計上されていますけれども今、給食の調理をされるときには燃料というのは何を使われているんですか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 プロパンガスであります。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) そしたら、今の燃料高騰という例えば灯油であるとか、重油であるとか、そういうところにはこの給食の燃料というのは、直接は波及しないというふうに教育委員会では考えてられるんですか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 いえ、同じプロパンガスなんで高騰していると認識してございます。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) そしたら、そういう高騰して日頃の給食を作るための燃料が、金額はさらに上がってくるということになったら、そういう場合は、対応はどうされるんでしょうか。いやもう、教育委員会としてはあくまでもここまでなんだということで対応するのかどうか。また新たに予算をつけるとか、現場から声がありましたら、そこら辺の対応はどうされるんでしょうか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 今現在、この補助をしている部分についても一部でございます。基本的には、学校の特別会計で給食というのをやっていただいて、1人当たり幾らということでそれぞれの学校で対応してございます。その中の保護者負担なりの軽減ということで現在行っているものでありますので、今のところこの金額でということであります。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 次です。 171ページの5目の12節の委託料で1億6,200万円の計上がされています。これは、先ほど課長のほうから造成の基本設計とか、県への林地開発の申請だとかということでの予算が中心なんだということなんですけれども、このお金の中には土の中の状態を調べるための予算というのも含まれているのかどうかということを聞きたいんです。 土の中というのは目から見えんのですけれども、例えば軟弱な土地やとか、そういうことになってきたらまた対応も考えなあかんということになってくると思うんです。いやいや、岩盤なんで強い土地なんだとか、そこの土の中のことを調べる予算というのもこの中に入っていますか。 ○議長 -企画産業課長-企画産業課長 最も重要な調査であります。いわゆる地質調査については、この設計費の中に含めての計上ということでございます。 以上です。 ○議長 よろしいか。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 183ページの2目の18節です。これたしか予算説明の中に、新しい取組やということを聞いたんですけれども、負担金補助ということで、陸上教室の開催補助金として30万円ということでお金が計上されているんですけれども、これは新しい事業ということなんで、内容についてちょっとご答弁いただきたいと思うんです。それだけです。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 陸上教室開催補助金30万円という中身でありますけれども、これ負担金補助の中、体育協会への補助金であります。来年、4年度は町制の65周年の年でもございます。この記念すべき年に、オリンピックメダリストを招いて、未来を開く子どもたちに夢の陸上教室を開催したいということの中での予算計上でございます。今後コロナ禍とかで、今現在の予定であります。 以上です。 ○議長 ほかに。 -6番、片山智文君- ◆6番(片山) 6番、片山です。 4点ほど質問させてください。 まず1点目、165ページの9款.3の上の段、部活動指導員報酬32万円と計上されていますが、どこの中学校で、年間払ってもらうと思うんですけれども、僕の認識では中学校の先生が部活を教えるんじゃないかなと思うんですけれども、その辺ちょっと教えていただけたらと思います。よろしくお願いします。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 部活動指導員報酬32万円であります。これは、切目中学校の柔道部を対象としてございます。 以上です。 ○議長 -6番、片山智文君- ◆6番(片山) 今ので結構でございます。 次いかせてもらいます。 171ページの9の4の7の報償費の中で活動謝金というのが2つありまして、どちらでもいいんですけれども、数字の低いブックスタートで44万円と計上されていますが、謝金とは、僕の認識では、雇用関係がなく依頼しその成果に対して支払うものであり、大体5万円未満と思うんですけれども、こういう金額に膨れてくると何人がそこに携わっておられるのか、ちょっとお聞かせください。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 ブックスタート活動費44万円謝金ということで、1回それぞれ2,500円とか2,000円のものでございます。この中で、ブックスタートと読み聞かせ、こども園にも読み聞かせ行っていただいておりますし、各学校へも読み聞かせいただいている、そういう費用でありますんで、割合延べ人数ということでありますんで、この金額になります。 以上です。 ◆6番(片山) ありがとうございます。 次、3点目いかせてもらいます。 ○議長 片山議員、挙手ちゃんとしてから。 -6番、片山智文君- ◆6番(片山) 6番、片山です。 次いかせていただきます。 177ページの上からの17節.備品購入費で、図書購入費で150万円とありますが、これは163ページにも74万円とあるんですけれども、これはまた別の意味やと思うんですけれども、毎年150万円をされているのか、それはどういった図書なのかというのを教えていただけたらと思います。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 公民館図書の備品購入でございます。毎年平均単価で掛けているんですけれども900冊ぐらい新しい本を買う予算としてございます。また、DVD等の多少20枚程度の費用も入ってございます。 以上です。 ○議長 -6番、片山智文君- ◆6番(片山) 今のは結構でございます。 次の質問にいかせてもらいます。 185ページの9の5の12の若もの広場等整備業務委託料22万2,000円とありますが、これは若もの広場を整備していただくのか、それとも、砂を置いてもらうのかというところを聞きたいんですけれども、教えてください。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 この金額については、若もの広場を整備ということで、草刈りであったりということであります。 以上です。 ○議長 -6番、片山智文君- ◆6番(片山) 僕、住民の方にちょっとお聞きしたことで、グラウンドをならすトンボもあまりないと聞いてあるんですけれども、そういった購入費にはここは含まれないという認識でよろしいんでしょうか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 ここの金額については含んでございません。また別の社会体育施設費の中で、そういう需用費の中で見込んでおります。 以上です。 ○議長 -6番、片山智文君- ◆6番(片山) どうもありがとうございました。分かりましたんで、どうも。 ほいで、先ほどはどうも失礼しました、議長。 以上です。 ○議長 ここで暫時休憩いたします。 ただいま11時55分です。1時まで休憩いたします。 △休憩 11時55分 △再開 13時00分 ○議長 ただいま1時零分です。 休憩前に引き続き議案審議を続けます。 -7番、古川眞君- ◆7番(古川) 1件だけお願いいたします。 179ページ、4目.10節の中の文化財維持修繕費の件なんですけれども、印南町というのは文化財がたくさんあると思いますけれども、この15万円というのは非常に少ないなと思うんですが、この15万円の維持修繕費とは、どういうものを想定されていますか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 文化財維持修繕費、15万円でございます。 これについては、町内に県指定文化財9件、町指定文化財19件等ございます。これらの維持修繕費用ということで、当初予算に15万円計上してございます。 以上です。 ○議長 -7番、古川眞君- ◆7番(古川) 過去の例から言いまして、主に、どのような修繕がありますか。お願いします。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 今言ったとおり、県指定の文化財、町指定の文化財19件、その維持管理費用でございます。この文化財の中には、指定木とか木等もございます。その木によって周辺の建物等傷む場合は、その枝の伐採とか、それと、建物であれば、その維持修繕の一部費用の負担とかということでございます。 以上です。 ○議長 ほかに。 -9番、玉置克彦君- ◆9番(玉置) 玉置です。 1点だけお願いします。 176ページから177ページです。特殊建築物等定期調査業務委託料の10万8,000円です。 これは、特殊建築物等と書かれていますけれども、どのような検査をされるのか、場所はどこなのか。そして、去年の予算書には載っていないんですけれども、多分何年間に1回、3年間に1回かなと思うんですけれども、そういうこと、どのようなことをされるんですか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 これについては、2年に1回の検査を実施することになっております。建築士による調査でございます。公民館でございます。 以上です。 ○議長 質疑を終わります。 次に、191ページ、歳出、10款.災害復旧費から212ページ、一般会計予算書の最後までの質疑を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 1つだけです。203ページですけれども、地方債の見込みの一覧表がつけられています。 それで、新年度は13億9,900万円のお金を借りる見込みだということです。それで、一方で、令和4年度は約6億7,600万円の借金を返す見込みだということです。それで、結局、令和4年度末の印南町の地方債は約81億5,700万円ということで示されているわけです。印南町の人口を8,000人として、町民の皆さん大体1人当たり100万円の負担を負っていると。これは、あくまでも見込みですから、そういう見込みの一覧表があります。 それで、令和4年度の地方債は13億9,900万円ということで、かなり高額なお金も借りるわけなんですけれども、先日も課長のほうから交付税措置の対応もあるんだということも説明もありましたけれども、ここの返済計画というのは、大まかにどんなふうにしていくんかというのは、計画というのはあるんでしょうか。それだけです。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 起債の関係ということで、本年度においては約14億円という起債の予定であります。 これにおいては、特に、防災福祉センター、これが約8億円ということが大きなものでございます。その中においては、緊急防災・減災事業債、福祉センターにおいては、これを活用してということを予定しております。この返済につきましては、今現在考えていますのは、5年据置きの25年返還という緊防債でありますけれども、そういうふうなことで考えてございます。 また、過疎債においては、3年の12年でしたか、こういう限定はあるんですけれども、そういう形の中で返済をしていきたいというふうに考えてございます。 その中におきましては、例えば、緊急防災は交付税措置が70%、過疎債においても70%ということの中でいきますと、先ほど、単純には1人当たり100万円ということでございますけれども、その分の交付税措置ということも引いていただけれたというふうに考えますけれども、いずれにしましても、起債でございますから、その辺も含めてしっかりと注視しながらということも考えてございます。 以上であります。 ○議長 ほかにありませんか。 -6番、片山智文君- ◆6番(片山) 6番、片山です。 最後の質問をさせていただきたいんですけれども、ずっと、ページにわたり、AEDの使用料というのが、ページ71、この質問は、全部のページにわたっているんで最後にさせてもらったんですが、よろしいでしょうか。 ○議長 いや、今回まだページ。最後に、また、それはこちらから言うんで。 ◆6番(片山) 分かりました。 ○議長 質疑を終わります。 最後に、歳入歳出全般にわたり質疑を行います。 -6番、片山智文君- ◆6番(片山) 6番、片山です。 すみません、先ほどは失礼しました。勇み足でした。 最後の質問をさせていただきたいと思います。 多数ページにわたり、AEDの使用料というのがございまして、ページ71であったり、103ページ、135ページ、161ページ、163ページ、177、191、185とあるんですけれども、全部で16台ございます。そして、リース料が5万7,000円と書いてあるんですけれども、16台で1年間で91万2,000円と。これは、僕、電気のことをちょっとしているんであれなんですけれども、プラスマイナスだけなんで、パソコンでリースというのは、ランニングコスト的には絶対ええと思うんですけれども、このAEDに関してはどうなんでしょうかという話なんですけれども、1年間で、大体91万円出ていくわけで、僕の調べでは、セコムで借りると月6,600円で、はるかに印南町でやっているほうが安いんですけれども、1台購入当たり25万円から30万円ぐらいで1台買えるので、そういったところで、もちろん、ええと思って町のほうでやっておられると思うんですけれども、そういった見解をちょっと聞かせていただけたらなと思います。すみません。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 AEDのリースということの中であります。 議員ご指摘のように、1台買いますと25万円から30万円ということは把握してございますし、その中では、買取りになりますと、言えば、管理あるいは維持ということについては、もちろん買主が注意して、それを随時替えていくということも考えられます。 その中で、リースという形を取りますと、これは、例えば、5年リースだったりということになりますと、その中でやりくりをしながらリース料の中で維持管理もして、さらに、それが悪くなると、その中で新たなものに替えていただけるというような形を取りたいなというふうな考えで、今現在やってございます。 以上であります。 ○議長 -6番、片山智文君- ◆6番(片山) 素人考えで、ちょっと変な質問をさせていただいたんですけれども、なかなか僕は壊れるものじゃないんじゃないかなという中での質問でした。 それと、多分ほんまに使う回数がごくないというか、一回もないんじゃないかなという中での質問だったんです。どうもありがとうございました。分かりました。すみません。
    ○議長 以上で、令和4年度印南町一般会計予算についての質疑を終わります。 討論を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 第15号の議案には同意できないという立場で討論を行います。 観点を申し上げます。 先日の課長から、新年度の予算の説明の中で、令和4年度の重点施策も何点か強調されておりました。その部分は行政が予算を組み、進めていかなければならないことは重々承知をしておりまして、反対をするものではありません。私は、この3月議会の議案審議では、人勧による職員の皆さんの手当の減額や国民健康保険税の条例改正について、執行部の皆さんと討論を行いました。この私の姿勢に立って考えてみたいと思います。 令和4年度の一般会計予算の総額は約65億214万8,000円です。令和3年度の当初予算では約57億4,500万円なので、一回り大きな規模の予算となっています。 議会で可決され、新年度の予算が正式に決定をされたら、この予算を日々の中で対応するのは、誰でもなく職員の皆さんのお一人お一人の力ではないでしょうか。マンパワーが予算を動かします。 今回の人勧で、一般職だけでも期末手当が400万円以上も職員の皆さんの手当から離れて届かないわけです。会計年度任用職員の皆さんをはじめ、全体ではもっと多額の手当が職員の皆さんの手元に届かないということがあります。また、印南町には、人事評価制度があり、職員の勤務を評価する制度ですけれども、この制度も相まって、職員の皆さんの労働の士気に関わるのではないか、そういう問題意識を持っています。 今日も、ここの議会で、それぞれの各議員が各方面から執行部の皆さんに質問をしています。それに対して執行部の方々はきちんと答弁をされている。これもマンパワーの力ではないかと私は思います。マンパワーが予算の内容を実行する、動かす、そこに、そのことと人勧との関係で言うたら、労働の士気に関わる問題であると私は思います。 2つ目は、デジタル関連法が成立し、その内容がどんどんと各自治体に、今、下りてきています。先ほどの質問でも、課長から全国統一のところに情報が集まる。そのための手当のことも聞きました。最終、デジタル関連法に基づいて進めば、住民の皆さんの個人情報が漏えいする危険があることに危惧を感じています。 最後に、職員の方は、一生懸命日頃の業務に関わりながら、対応しながら、長期間のワクチン接種業務従事に関わっています。先ほど、住民課長からも、80%の接種率だということも述べられておりました。コロナは、さらに長引くかも分かりません。また、4回、5回とワクチンを接種しなければならない可能性もあります。 今、冒頭に申しましたように、積極的な行政への課題の取組は認めます。もちろん反対するものではありません。私は、この3月議会までも、どうしても納得いかない理不尽な内容が入っている、そのことを申し上げたいと思います。そして、大変失礼ですけれども、今回私は、町長の政治姿勢も本当にこれでいいのか。このことを申し上げまして、討論といたします。 以上です。 ○議長 討論を終わります。 これより議案第15号 令和4年度印南町一般会計予算についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。       賛成10、反対1(10番) 起立10名であります。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第3、議案第16号 令和4年度印南町国民健康保険事業特別会計予算についてを議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 それでは、特別会計予算書、1ページでございます。 議案第16号 令和4年度印南町国民健康保険事業特別会計予算。 令和4年度印南町国民健康保険事業特別会計予算は、次に定めるところによる。 第1条(歳入歳出予算)、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ13億4,112万5,000円と定める。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は「第1表 歳入歳出予算」による。 第2条(一時借入金)、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、1億4,000万円と定める。 第3条(歳出予算の流用)、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。 第1号、各項に計上した経費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用。 令和4年度の予算概要についてご説明申し上げます。 令和4年1月12日に県から示された令和4年度の国民健康保険事業費納付金総額は4億2,868万6,877円で、令和3年度と比べ1,352万1,000円の増額でございます。このため、納付金増額や基金の枯渇、また、見込まれる令和3年度決算赤字への対応といたしまして、町長の所信表明にもございましたように、税率見直しにより収支の適正化を図るものでございますが、その一方で、子育て世帯の負担軽減のため、町独自の子育て支援策といたしまして、国の制度改正による未就学児に対する均等割の2分の1軽減措置につきましては、18歳以下にまで拡充することを盛り込んだ予算編成でございます。 その他の歳入につきましては、一般会計繰入金で、新たに保健事業費分として400万円を計上。また、国の制度対象となる未就学児均等割保険料繰入金等によりまして、一般会計繰入金は641万1,000円の増額見込み。なお、基金残高ゼロ円となることにより、基金繰入金は1,000万円の減額となります。 歳出につきましては、1款.一般管理費、賦課徴収費では、人件費の減額が主なものでございます。 2款.保険給付費では、給付実績による推計により、一般療養給付費で2,000万円の増等により2款計2,577万7,000円の増額でございます。 3款.国民健康保険事業費納付金につきましては、先ほどの説明のとおり1,352万1,000円の増額でございます。 5款.保健事業費につきましては、税率改正の状況下におきましても、保険者の健康増進に向け、つれもてドック、特定保健指導などの保健事業を引き続き積極的に実施するものでございます。 以上、歳入歳出合計13億4,112万5,000円、前年度比3,492万8,000円の増額でございます。 1枚おめくりいただきまして、2ページでございます。 「第1表 歳入歳出予算」、歳入でございます。 1款.1項.国民健康保険税3億1,750万3,000円。 2款.1項.手数料7万円。 3款.県支出金、1項.県補助金8億9,656万7,000円、2項.財政安定化基金交付金1,000円。 4款.1項.財産運用収入1,000円。 5款.1項.一般会計繰入金1億2,694万2,000円。 6款.1項1,000円。 7款.1項.延滞金及び過料3万1,000円、2項.預金利子1,000円、3項.雑入8,000円。 以上、歳入当初予算額を13億4,112万5,000円とするものでございます。 続きまして、右のページ、歳出でございます。 1款.総務費、1項.総務管理費1,161万円、2項.徴税費641万3,000円、3項.運営協議会費15万1,000円。 2款.保険給付費、1項.療養諸費7億5,694万4,000円、2項.高額療養費1億1,230万2,000円、3項.出産育児諸費630万円、4項.葬祭諸費60万円。 3款.国民健康保険事業費納付金、1項.医療給付費分3億423万6,000円、2項.後期高齢者支援金等分8,796万円、3項.介護納付金分3,649万2,000円。 4款.1項.共同事業拠出金1,000円。 5款.1項.保健事業費1,008万7,000円、2項.特定健康診査等事業費659万5,000円。 6款.1項.公債費10万円。 7款.1項.償還金及び還付加算金100万2,000円。 8款.1項.基金積立金1,000円。 9款.1項.予備費33万1,000円。 1枚おめくりいただきまして、以上、歳出当初予算額を13億4,112万5,000円とするものでございます。 5ページからの歳入歳出予算事項別明細書の1総括につきましては、説明を省略させていただきます。 8ページまでおめくりください。 歳入の詳細でございます。 1款.1項.1目.一般被保険者国民健康保険税につきましては3億1,750万円の計上でございます。保険税率改定により、1節.医療給付費分現年課税分は3,760万円増の2億1,150万円を計上。3節.介護納付金分現年課税分、5節.後期高齢者支援分現年課税分につきましては、税率の変更はございませんが、所得の増加見込みにより介護納付金分30万円の増、後期高齢者支援金分230万円の増を見込み、保険税は前年度比4,020万円の増額計上でございます。次の2目.退職被保険者等国民健康保険税は、退職者医療制度につきましては、平成26年度末をもって廃止されており、過年度新規分対応のための科目留保でございます。 1枚おめくりいただきまして、2款.1項.1目.督促手数料につきましては7万円の計上でございます。 次に、3款.1項.1目.保険給付費等交付金につきましては8億9,496万7,000円の計上でございます。1節.普通交付金につきましては、出産育児一時金及び葬祭費以外の保険給付費全額が県より交付されるものでございます。また、2節.特別交付金につきましては、保険者努力支援、都道府県繰入金、特定健康診査等、都道府県から地域の実情に応じ、市町村に交付されるものでございます。交付見込みにより、1目計156万3,000円の減額計上でございます。次の2目.財政対策補助金につきましては、交付見込みにより10万円減の160万円を計上。 2項.1目.財政安定化基金交付金につきましては1,000円。 4款.1項.1目.財産運用収入につきましても1,000円の科目留保でございます。 おめくりいただきまして、5款.1項.1目.一般会計繰入金につきましては1億2,694万2,000円の計上でございます。税率改定に伴い、保険基盤安定繰入金(保険税軽減分)は600万円増の4,260万円を計上、(保険者支援分)は前年度同額の2,220万円を計上、その他人件費や事務費等に要する費用を一般会計から繰り入れるものでございます。 なお、令和4年度より新たに保健事業費分として400万円の繰入れを計上してございます。先日の税率改正についての国保運営協議会の答申にも意見として付されておりますが、保険税率改定の状況下におきましても、被保険者の健康増進に向け、つれもてドック、特定保健指導などの保健事業を引き続き積極的に実施するため、今まで国保会計で負担していました保健事業費の半額に相当する金額を繰り入れるものでございます。 また、未就学児均等割保険料繰入金135万9,000円につきましては、国の制度改正の対象となる未就学児の均等割軽減による減収分を国2分の1、県4分の1、町4分の1の負担割合で補填するものでございます。 次の基金繰入金につきましては、廃目でございます。 6款.1項.1目.繰越金の1,000円の計上につきましては、科目留保でございます。 7款.1項.1目.一般被保険者延滞金は3万円を計上。2目.過料1,000円。 おめくりいただきまして、2項.1目.預金利子1,000円の計上でございます。 3項.1目.滞納処分費1,000円、2目.違約金及び延納利息1,000円、3目.一般被保険者第三者納付金1,000円、4目.退職被保険者等第三者納付金1,000円、5目.一般被保険者返納金1,000円、6目.退職被保険者等返納金1,000円、7目.雑入2,000円、いずれにつきましても、科目留保による計上でございます。 続きまして、16ページ。 歳出の詳細でございます。 1款.1項.1目.一般管理費につきましては1,039万3,000円を計上。職員人件費で70万6,000円の減額。12節.委託料で、手数料単価改定に伴う連合会委託業務は20万9,000円の増額等によりまして、1目は前年度比46万3,000円の減額でございます。次の2目.連合会負担金につきましては、前年度と同額の121万7,000円を計上。 おめくりいただきまして、2項.1目.賦課徴収費につきましては641万3,000円の計上でございます。課税徴収業務に係る予算でございますが、人件費及び電算委託料の減額が主なものでございます。 3項.1目.運営協議会費につきましては15万1,000円の計上。運営協議会の委員報酬でございます。昨年度と同額の計上でございます。 おめくりいただきまして、2款.1項.1目.一般被保険者療養給付費につきましては7億4,000万円の計上でございます。過去3年間の給付実績及び直近の給付状況を基に、前年度比2,000万円の増額見込みとなるものでございます。2目.退職被保険者等療養給付費につきましては1,000円の計上。3目.一般被保険者療養費は、前年と同額の1,400万円の計上。4目.退職被保険者等療養費につきましては1,000円、5目.審査支払手数料につきましては294万2,000円で、27万7,000円の増額計上でございます。こちらにつきましても、国保連合会の手数料単価改定に伴い増額となるものでございます。 次の2項.1目.一般被保険者高額療養費につきましては1億1,200万円でございます。こちらも過去の給付実績、直近の給付状況を基に、前年度比550万円の増額見込みでございます。2目.退職被保険者等高額療養費は1,000円の計上。3目.一般被保険者高額介護合算療養費につきましては、昨年度と同額の30万円を計上。おめくりいただきまして、4目.退職被保険者等高額介護合算療養費は1,000円。 3項.1目.出産育児一時金につきましては630万円の計上でございます。昨年度と同じく15人分の対象を見込んでございます。 次の4項.1目.葬祭費につきましては、昨年度と同じく60万円の計上でございます。 次に、3款.国民健康保険事業費納付金、1項.1目.一般被保険者医療給付費分につきましては3億423万6,000円の計上でございます。前年度比1,434万7,000円の増額でございます。 おめくりいただきまして、24ページ、2項.1目.一般被保険者後期高齢者支援金等分につきましては8,796万円の計上。前年度比99万9,000円の増額でございます。 3項.1目.介護納付金分につきましては3,649万2,000円の計上。前年度比182万5,000円の減額でございます。 なお、3款.国民健康保険事業費納付金合計4億2,868万8,000円で、前年度比1,352万1,000円の増額となってございます。 次の4款.1項.1目.その他共同事業拠出金につきましては1,000円の科目留保でございます。 続きまして、5款.1項.1目.保健衛生普及費につきましては1,008万7,000円の計上でございます。7節.報償費で、和歌山県糖尿病性腎症重症化予防プログラムにのっとり保健指導を行うため、保健師等報償費36万円の計上。1枚おめくりいただきまして、12節.つれもてドック委託料は、昨年度と同様にキタデコース定員220名、日高心血管コース定員30名、日高脳ドックコース定員30名、計280名でございます。つれもてドック委託料は、一般会計健康増進事業費負担分の単価変更によりまして、ドック委託料は、前年度比4万8,000円増の869万円を計上してございます。 次の2項.1目.特定健康診査等事業費につきましては659万5,000円の計上でございます。健診委託料464万4,000円を計上。また、前年度に計上した特定検診システム改修委託料が減額となるため、前年度比92万5,000円の減額でございます。 次の6款.1項.1目利子につきましては1,000円の計上。一時借入金利子の科目留保でございます。 おめくりいただきまして、7款.1項.1目.一般被保険者保険税還付金につきましては、前年と同額の100万円を計上。2目.退職被保険者等保険税還付金、3目.償還金につきましてはそれぞれ1,000円の計上でございます。 8款.1項.1目.国民健康保険事業基金積立金につきましては1,000円の科目留保でございます。 9款.1項.1目.予備費は33万1,000円の計上。 次の30ページから33ページまでの給与費明細書につきましては、説明を省略させていただきます。後ほどご高覧いただきますようお願いします。 以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 4点ございます。 8ページの1項の保険税に関連してですけれども、当初予算には、今、課長からもご報告があったように、先日可決された税率改正の内容が反映されています。 それで、令和4年度の被保険者数は、全体でどのようになりますか。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 約ですけれども、3,000人程度と考えています。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 3,000人ぐらいの被保険者がいてるということです。 それで、その中で、7割、5割、2割の法定減免を受ける方というのは、大体その3,000人の方の多分半分以上あると思うんですけれども、そこら辺は正確に、割合といえば、どれほどになりますか。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 約五十四、五%ぐらいと考えています。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 20ページから22ページの保険給付費に関連して質問いたします。 20ページの1目の療養給付費です。令和4年度は7億4,000万円の計上ということで、前年に比べて2,000万円の多くの予算が計上されていますけれども、これについての要因について、ご答弁いただきたいと思います。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 一般被保険者療養給付費の増額分につきましては、さきの令和3年度補正予算でもご説明いたしましたが、コロナによる受診控えがあったものと想定しておりまして、3年度は療養給付費増額となってございます。また、引き続き4年度もその状況が続くものと見込みましての予算計上でございます。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 22ページから24ページにかけて示されている納付金についてです。 納付金は3つに分かれています。その合計額が、先ほど課長からの報告があったとおりです。医療給付費の分と後期高齢者の支援分、そして、介護納付金とで示されて、令和4年度の合計が4億2,868万8,000円と。これは、印南町が県に対して納めなければいけない金額というふうに思います。 この納付金というのは、簡単に申しますと、保険給付費から交付金とか公費、そんなのを控除して基礎額を計算して、所得や医療費などを勘案して、各自治体の金額を決定するというふうに思うんですけれども、令和4年度では、特に、この医療給付分が前年に比べて1,400万円以上の増額となっていますけれども、この原因は何でしょうか。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 国民健康保険事業費納付金の算定方法について、ご説明申し上げます。 特に、医療給付費分につきましてですけれども、これにつきましては、当該年度、今回で言いますと、令和4年度において和歌山県下で見込まれる保険給付費、医療費の総額を県が推計いたしまして、その金額から国から頂ける交付金、公費を差し引きましたその金額を、和歌山県の全員の県民の所得を案分した所得シェア分で、被保険者数に応じた応益シェア分に案分いたしまして、それぞれ市町村に示される金額となります。 この納付金を納めることで、当該年度、令和4年度の保険給付費につきましては、全額が県から普通交付金として支給されると、こういうシステムになってございます。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 課長、先日も、この国保税の税率改正に当たって説明も受けたんですけれども、平成30年から見ますと、印南町が県に納める納付金というのは、年々アップしてきているというのが、一覧表にも資料として頂いたんですけれども、納付金が、だんだん毎年額が大きくなってきています。 それで、例えば、県下の自治体が納付金を納金すると。ちょっとそこの辺の僕も事情が分からんのですけれども、これだけ各それぞれの自治体が、こんな大きな金額を県に一斉に納めるわけですから、余剰金などというのは発生していないのか。そこの辺は、県から印南町に対しては、例えば、この年はこれだけ県下で集まって、こういう状況になっていると。そのような納付金の状況については、逐一印南町には県からは報告はされないのかということなんです。 余剰金があれば、たくさん発生すれば、その分、印南町への納付金というのも抑えられるということにもなってくると思うんですけれども、そこら辺の情報というのは入ってこないんでしょうか、いっこも。どうでしょうか。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 情報は逐一入ってはきてございます。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) そしたら、お金が余っている状況だというような状態ではないんですか。ちょっと分からんのですけれども。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 その剰余金も、結局、先ほどの国庫の公費といいますか、そちらの入のほうに含んだ上で、それを引いた分をまた納めると、そういうことになっています。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 最後です。 28ページの8款の1項.1目.基金積立金ということで、印南町の国保事業の特会にはもう基金はありません。1,000円しかないです。それで、納付金がどんどんと増額をしていくばかりで、令和4年度分は、令和2年度分に続く大きな額になっています。今回の条例改正が行われましたけれども、納付金額がやっぱりアップしていく傾向というのは、これからも変わらんというふうに私は思っているんです。 それで、被保険者に対して、やはり負担を回避するために、それで、また、先日も言いましたけれども、令和9年度から和歌山県の統一した保険税に移行していくということもあります、ここのところは、印南町の保険料がどうなるかということは、まだ分からんのですけれども、そういうことのために、私は、印南町の保険税が大分アップするのではないかというふうに予想をしています。それで、そういうこともありますし、被保険者の人の負担をやっぱり回避するということで、基金の積立てというのを計画的に行ってはどうかという今日は提案なんです。 それで、先日も議案審議の中で、法定外繰入れも、今、大変難しくなってきていますので、そういう特会は特会で、できる方法をちょっと知恵を絞って考えるしかないん違うかなと。根本的な解決は、こないだ僕言いましたように、やっぱり国の責任ですね。でも、なかなかそれがうまいこといかんということになれば、基金も一遍になかなか財政的なことなので、基本的に計画的な積立てというのも行って、いざというときに控えておくというようなことはもうできないのでしょうか、今後。それだけです。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 ご質問、前段の納付金の年々アップされている状況というところを、ちょっと説明させていただきますけれども、これにつきましては、やはり、和歌山県下で医療費総額が年々増加しておるという状況でございまして、これを県下の市町村が、所得シェア、応益シェアで案分した金額を納付金として納めてございます。 印南町につきましては、印南町の所得額というのが、ほかの市町村に比べまして高い状況で、県下全域におきましては、被保険者数が減少しておるにもかかわらず、印南町は、ほぼ横ばいの状況であるため、応益シェアのほうにつきましても高い状況となってございまして、印南町では、残念ながら納付金のほうが年々増額されておりますが、一方で、納付金が減額されている市町村もございます。そういう状況でございます。 後半の基金の定期的な計画的な積立てというところでございますけれども、今回の税率改定によりまして剰余金が発生した場合は、計画的に積み立てていきたい。このように考えております。 以上です。 ○議長 よろしいか。 質疑を終わります。 討論を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 第16号議案に対して同意できない立場で討論を行います。 先日の条例改正にも意見を述べましたので、簡潔に行います。 同意できない一番の理由は、やはりコロナ禍の中で、また長引く中で、どうしてこの税負担を増やすのか、どうも私は納得できません。 先日の討論でも披露させてもらったんですけれども、去年の町議選挙に私たちはアンケートを取りまして、国保の負担が重いという意見が上位に来ておりました。このような状況で私は、町民の皆さんの負担が増える、そのことが当初予算に盛り込まれている、そのことに関連して私は、令和4年度の特別会計予算には同意することができません。 以上です。 ○議長 討論を終わります。 これより議案第16号 令和4年度印南町国民健康保険事業特別会計予算についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。       賛成10、反対1(10番) ○議長 起立10名であります。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第4、議案第17号 令和4年度印南町後期高齢者医療特別会計予算についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 それでは、35ページでございます。 議案第17号 令和4年度印南町後期高齢者医療特別会計予算。 令和4年度印南町後期高齢者医療特別会計予算は、次に定めるところによる。 第1条(歳入歳出予算)、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2億4,672万9,000円と定める。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は「第1表 歳入歳出予算」による。 第2条(一時借入金)、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、4,000万円と定める。 第3条(歳出予算の流用)、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。 第1号、各項に計上した経費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用でございます。 令和4年度の予算概要についてご説明申し上げます。 令和4年度は保険料改定の年となります。2月15日に広域連合議会で保険料改定案が可決されまして、令和4、5年度の保険料は均等割額5万317円、所得割率9.33%と決定されました。令和2、3年度は均等割額5万304円、所得割率9.51%でしたので、均等割額は13円の引上げでございますが、所得割率は0.18%の引下げとなってございます。被保険者数の増加1人当たりの医療費が伸びる中、保険料率の上昇を抑制し保険料負担を軽減するため、令和3年度末において見込まれる広域連合の剰余金の全額約30億7,000万円が投入されてございます。 一定以上所得者の窓口負担割合を2割とする見直しにつきましては、令和4年10月1日から施行することとされました。令和2年分の所得で試算しますと、和歌山県下で15.5%の被保険者が対象となる見込みとなります。 保険料は賦課総額1億2,723万円、被保険者数1602人、低所得者均等割軽減及び被扶養者軽減分を控除した調定見込額を基に9,126万9,000円、前年度比1,232万9,000円の増となる計上をしてございます。また、療養給付費の12分の1を一般会計で負担する療養給付費繰入金は1億1,289万5,000円で552万6,000円の増額、職員給与費繰入金541万8,000円の皆減等が歳入の主なものでございます。 歳出につきましては、一般管理費で、職員人件費の皆減、また広域連合納付金では、保険料増加分の保険料等負担金の増及び療養給付費負担金の増により、広域連合納付金2億4,427万円、前年度比1,789万4,000円の増額が主なものでございます。 以上、歳入歳出計2億4,672万9,000円、前年度比1,321万6,000円の増となってございます。 1枚おめくりいただきまして36ページでございます。 「第1表 歳入歳出予算」、歳入でございます。 1款.1項.後期高齢者医療保険料9,126万9,000円。 2款.1項.手数料1,000円。 3款.1項.繰入金1億5,536万円。 4款.1項.繰越金1,000円。 8款.1項.雑入9万8,000円。 以上、歳入当初予算額を2億4,672万9,000円とするものでございます。 続きまして、歳出でございます。 1款.1項.総務管理費163万3,000円、2項.徴収費21万6,000円。 2款.1項.後期高齢者医療広域連合納付金2億4,427万円。 3款.1項.公債費10万円。 4款.1項.償還金及び還付加算金51万円。 以上、歳出当初予算額を2億4,672万9,000円とするものでございます。 38ページからの歳入歳出予算事項別明細書の1総括につきましては、説明を省略させていただきます。 42ページでございます。 歳入の詳細でございます。 1款.1項.1目.後期高齢者医療保険料につきましては9,126万9,000円の計上でございます。先ほどの説明のとおり保険料率は引下げとなってございますが、被保険者数の増加や前年度当初予算比較では所得額の増加によりまして、広域連合試算値におきまして前年度比1,232万9,000円の増額計上となるものでございます。 なお、令和3年度予算補正後の比較では約680万円の増額でございます。 続きまして、2款.1項.1目.手数料につきましては1,000円の計上でございます。 3款.1項.1目.一般会計繰入金につきましては1億5,536万円の計上でございます。療養給付費繰入金1億1,289万5,000円で552万6,000円の増額、事務費繰入金が235万9,000円で72万9,000円の増額、職員給与費繰入金は541万8,000円の皆減でございまして前年度比87万6,000円の増額でございます。 次に、4款.1項.1目.繰越金の1,000円の計上につきましては、科目留保でございます。 1枚おめくりいただきまして、5款.1項.1目.雑入につきましては9万8,000円で前年度比1万1,000円の増額計上でございます。重複頻回受診者に対する訪問指導業務の委託料、つれもて健診に対する補助金でございます。 おめくりいただきまして、46ページ、歳出の詳細でございます。 1款.1項.1目.一般管理費につきましては163万3,000円の計上、前年度比464万5,000円の減額でございますが、職員人件費の皆減、また令和4年10月からの窓口負担割合の見直しに伴い、年度更新時と負担割合見直し時に、全被保険者に対し被保険者証を2回交付する可能性があることから、郵送料50万8,000円の増額、電算委託料22万8,000円の増を見込みましての増額計上でございます。 次の2項.1目.賦課徴収費につきましては21万6,000円の計上でございます。 2款.1項.1目.後期高齢者医療広域連合納付金につきましては2億4,427万円の計上でございます。保険料等負担金は保険料増加分1,232万9,000円増額の9,126万9,000円の計上、療養給付費負担金552万6,000円増の1億1,289万5,000円の計上により、前年度比1,789万4,000円の増額計上でございます。 1枚おめくりいただきまして、3款.1項.1目.公債費につきましては一時借入金の利子で10万円を計上。 4款.1項.1目.保険料還付金50万円、2目.還付加算金1万円、これらは前年度と同額計上でございます。 以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 この後期高齢者医療制度というのは、75歳以上の人ばかりを集めて対象とする医療制度なんです。ですから、高齢者の方々は、こんなこと言うたら失礼なんですけれども、病気になったり体調の機能低下など病気にかかる人が多い。そういう人たちの医療制度だということで、それに伴って医療費もかさんでくるというのがこの制度の大きな特徴なんです。 それであと、42ページの1款.1項.1目のところでちょっと質問をしますけれども、先ほど課長の報告によりますと、令和4年度は被保険者の増加があるということでご報告もありましたけれども、令和4年度の被保険者の方は何人ですか、具体的に。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 令和4年度被保険者数の見込みでございますけれども、1,602人でございます。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) この後期高齢者医療制度が導入されるときに大変批判があったんです、これ。それで国は何をしたかというと、特例軽減というのを設けました。これはこの制度に対する批判をかわすための対応をしたことなんです。それで、以前は9割軽減とか8.5割軽減とかって言ってあったんですけれども、それも年々縮小をされてきているというふうに私は思うんですけれども、そこの特例軽減の現状について、分かればちょっとご答弁いただきたいんです。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 特例軽減でございますけれども、これにつきましては、平成30年度に均等割額8.5割軽減になっておった方につきましては、徐々に軽減が本則軽減に引き戻しがされてございまして、令和元年度に適用されていた8.5割軽減が令和2年度には7.75割軽減、令和3年度には本則どおりの7割軽減となってございます。 そのほか、平成30年度において9割軽減の対象であった方、こちらの方につきましても、令和2年度においては7.75割軽減、令和3年度で本則どおりの7割軽減、このように見直しがされてございます。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 今、特例軽減の推移が課長のご答弁でよく分かりました。だんだん割合が減ってくるということは、その分被保険者の方の負担が増えるということになってくると思います。 それで、何て言うんですか、先ほども課長から、この10月から被保険者の方の保険料が倍増するというご報告もありました。私は今の政治というのは、本当に冷たい政治だなというふうに思います。それで、この10月からの保険料の2倍増というのは、これは全ての方ではないと思います。一定の年収がある方というふうに思うんですけれども、そこは具体的に、年収幾らの方が保険料が倍増になって、印南町で言えば何人の方が対象になりますか。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 榎本議員、保険料倍増とおっしゃってましたけれども、正確に10月1日から窓口負担割合が2割になるということでございます。 令和4年10月1日から、後期高齢者医療における窓口負担割合が見直しが行われまして、一定以上の所得のある方につきましては、医療費の窓口負担割合が2割となります。 広域連合が令和2年分の所得で試算しましたところ、和歌山県下でこの対象になる方は、15.5%の方が対象となる見込みであるとのことでございますので、これを当てはめますと、印南町では約250名の方が対象となる見込みとなってございます。対象となるのは、課税所得が28万円以上かつ年収200万円以上、複数世帯の場合は、後期高齢者の年収の合計が320万円以上の方がこの対象となってございます。 窓口負担が2割となるこれらの方に対しましては、見直し後から3年間、1か月の負担増を3,000円までに抑える配慮措置が取られます。配慮措置の適用で1か月の負担増が3,000円を超える方には、超えた額が高額療養費として後日払戻しがされることになります。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 状況よく分かりました。 それで、46ページの一番下に、広域連合への納付金の予算が計上されています。これは大変前年度に比べて、1,789万円と1,000万単位の大変多額の納付金となっておりますけれども、この要因は何でしょうか。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 予算説明でもさせていただきましたが、再度ご説明申し上げます。 保険料等負担金につきましては、保険料増加分の1,232万9,000円増額の9,126万9,000円の計上でございます。療養給付費の負担金は552万6,000円増額の1億1,289万5,000円、これらによりまして、前年度比1,789万4,000円の増額となってございます。 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 今、提案されている議案に対しては、同意できないという立場で討論を行います。 そもそもこの医療制度というのは、病気を発症しやすい高齢者の75歳以上の人たちの医療制度ですが、病気にかかる人が多いことは医療費がどんどんかさむことを意味します。そうしますと、被保険者の保険料は現状維持で済むはずはありません。このような仕組みになっている制度そのものにも私は矛盾を感じております。 また、今年の10月から窓口負担が倍になる。こうなりますとどのような状況が起きるでしょうか。私は、それは受診控えが始まるのではないか。重篤な病気や手後れになるケースが発生する、そういうことが多く発生するのではないかということで心配をしています。本来ならば75歳以上の人は、今まで大変長い間ご苦労さまでしたと医療費は無料にします、これが本来の私は政治の姿だというふうに思います。 以上の観点から、第17号議案には同意できません。 以上です。 ○議長 討論を終わります。 これより、議案第17号 令和4年度印南町後期高齢者医療特別会計予算についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。       賛成10、反対1(10番) 起立10名であります。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第5、議案第18号 令和4年度印南町介護保険事業特別会計予算についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 それでは、51ページでございます。 議案第18号 令和4年度印南町介護保険事業特別会計予算。 令和4年度印南町介護保険事業特別会計予算は、次に定めるところによる。 第1条(歳入歳出予算)、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ10億4,103万2,000円と定める。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は「第1表 歳入歳出予算」による。 第2条(債務負担行為)、地方自治法第214条の規定により債務を負担することができる事項、期間及び限度額は、「第2表 債務負担行為」による。 第3条(一時借入金)、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、9,000万円と定める。 第4条(歳出予算の流用)、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。 第1号、各項に計上した経費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用でございます。 令和4年度の予算概要についてご説明申し上げます。 令和4年度の介護保険事業特別会計につきましては、第8期事業計画期間の2年目の予算となります。 予算の概要でございますが、保険料につきましては、被保険者数の減少等によりまして、令和3年度現年分当初1億8,840万7,000円に対しまして、1億8,757万2,000円と83万5,000円の減額となります。 また、施設介護サービス給付費の15%分、居宅介護サービス給付費20%分財源の国庫負担金、27%分支払い基金交付金、17.5%県支出金につきましては、保険給付費の減額により、小計前年度比712万4,000円の減額、調整交付金は191万6,000円の減額となっています。 また、保険給付費の減額による一般会計繰入金の介護給付費繰入金の減及び第9期の介護保険事業計画策定委託業務に係る事務費繰入金の増額等によりまして、一般会計繰入金は12万9,000円の減額となっています。 歳出につきましては、1款.総務費、一般管理費で令和6から8年度の第9期介護保険事業計画策定委託料137万円を計上しております。計画策定における事務量を勘案し、令和4年度でアンケート調査集計を、令和5年度でサービス見込み量の分析、事業計画策定と、令和5年度債務負担行為を260万円設定し、2か年での業務としたいと考えています。 1款.総務費は前年度比167万5,000円の増額。 2款.保険給付費で前年度比1,196万円の減額。 3款.地域支援事業費で156万1,000円の増額となっております。 以上、歳入歳出合計10億4,103万2,000円、対前年度比898万4,000円の減額となります。 それでは、1枚おめくりいただきまして、52ページでございます。 「第1表 歳入歳出予算」、歳入でございます。 1款.1項.介護保険料1億8,767万2,000円。 2款.1項.手数料1,000円。 3款.1項.国庫負担金1億7,032万6,000円。2項.国庫補助金8,955万2,000円。 4款.1項.支払い基金交付金2億7,330万4,000円。 5款.1項.県負担金1億4,825万3,000円。2項.県補助金434万8,000円、3項.財政安定化基金支出金1,000円。 6款.1項.財産運用収入1,000円。 7款.1項.一般会計繰入金1億6,756万5,000円。2項.基金繰入金1,000円。 8款.1項.繰越金1,000円。 9款.1項.延滞金、加算金及び過料2,000円。2項.預金利子1,000円。3項.雑入4,000円。 以上、歳入当初予算額を10億4,133万2,000円とするものでございます。 続きまして、右のページ、歳出でございます。 1款.総務費、1項.総務管理費1,247万6,000円。2項.徴税費80万3,000円。3項.介護認定審査会費1,305万9,000円。 2款.保険給付費、1項.介護サービス等諸費9億2,010万円。2項.介護予防サービス等諸費2,633万円。3項.その他諸費74万2,000円。4項.高額介護サービス費2,915万円。5項.高額医療合算介護サービス費405万円。 3款.地域支援事業費、1項.介護予防・生活支援サービス事業費3,130万円。2項.一般介護予防事業費58万4,000円。3項.包括的支援事業・任意事業費187万5,000円。4項.その他諸費12万円。 4款.1項.財政安定化基金拠出金1,000円。 5款.1項.基金積立金1,000円。 6款.1項.公債費1,000円。 7款.1項.償還金及び還付加算金15万1,000円。2項.延滞金1,000円。 8款.1項.予備費28万8,000円。 おめくりいただきまして、以上、歳出当初予算を10億4,103万2,000円とするものでございます。 55ページからの歳入歳出予算事項別明細書1の総括につきましては、説明を省略させていただきます。 58ページまでおめくりください。 歳入の詳細でございます。 1款.1項.1目.第1号被保険者保険料につきましては1億8,767万2,000円の計上でございます。第1号被保険者は3,010人で、昨年度当初予算比較50名の減少によりまして、前年度比83万5,000円の減額となるものでございます。 2款.1項.1目.督促手数料につきましては1,000円の計上でございます。 3款.1項.1目.介護給付費負担金につきましては1億7,032万6,000円の計上でございます。施設分介護サービス給付見込額5億1,450万1,000円の15%分、その他分給付見込額4億6,575万5,000円の20%分で、給付費の減額見込みによりまして前年度比189万1,000円の減額でございます。2項.1目.調整交付金につきましては、こちらも給付費減額見込みによりまして前年度比191万6,000円の減額計上でございます。2目.地域支援事業交付金につきましては711万円の計上、1枚おめくりいただきまして、3目.地域支援事業総合事業交付金につきましては886万1,000円の計上、地域支援事業のうち、介護予防日常生活支援総合事業に要する経費に対する交付金でございます。前年度比40万2,000円の増額計上でございます。4目.保険者機能強化推進交付金につきましては230万1,000円の計上、市町村による高齢者の自立支援重度化防止の取組に対して交付されるものでございます。5目.介護保険保険者努力支援交付金につきましては220万9,000円の計上、高齢者の自立支援重度化防止の取組のうち、予防健康づくりに関する取組に重点化して評価されまして、評価点数に応じて交付されるものでございます。4目.5目.いずれも前年度と同額の交付を見込んでございます。 次に、4款.1項.1目.介護給付費交付金につきましては2億6,466万6,000円の計上でございます。給付見込額の支払い基金分27%で、前年度比323万4,000円の減額計上でございます。2目.地域支援事業支援交付金につきましては863万8,000円の計上、総合事業に対する支払い基金分27%で、前年度比42万1,000円の増額計上でございます。 次に、5款.1項.1目.介護給付費負担金につきましては1億4,825万3,000円の計上でございます。給付見込額の県負担金施設分17.5%、その他分12.5%でございます。2項.1目.地域支援事業交付金は35万円の計上、おめくりいただきまして、2目.地域支援事業総合事業交付金は399万8,000円の計上、次の3項.1目.交付金1,000円、6款.1項.1目.財産運用収入1,000円、いずれも科目留保でございます。 7款.1項.1目.一般会計繰入金につきましては1億6,756万5,000円の計上、保険給付費の減額による介護給付費繰入金149万6,000円の減及び第9期の介護保険事業計画策定業務委託料に係る事務費繰入金の増額等によりまして、一般会計繰入金は12万9,000円の減額でございます。 1枚おめくりいただきまして、2項.1目.介護給付費準備基金繰入金につきましては1,000円の科目留保。 8款.1項.1目.繰越金1,000円、9款.1項.1目.第1号被保険者延滞金1,000円、2目.過料1,000円、2項.1目.預金利子1,000円、3項.1目.第三者納付金1,000円、おめくりいただきまして、2目.返納金1,000円、3目.雑入2,000円、いずれも科目留保による計上でございます。 おめくりいただきまして、68ページでございます。 歳出の詳細でございます。 1款.1項.1目.一般管理費につきましては1,238万2,000円の計上。12節.委託料で令和6から8年度の第9期介護保険事業計画等策定委託料137万円を計上してございます。先ほどの説明のとおり、令和4年度でアンケート調査集計、令和5年度でサービス見込み量の分析、事業計画の策定と2か年での業務とするものでございます。続きまして、2目.連合会負担金につきましては9万4,000円の計上。 2項.1目.賦課徴収費につきましては80万3,000円の計上でございます。 おめくりいただきまして、3項.1目.介護認定審査会費は914万6,000円の計上。介護認定審査会運営費に係る分担金でございます。2目.認定調査等費につきましては391万3,000円の計上でございます。 次に、2款.1項.1目.介護サービス等諸費につきましては9億2,010万円の計上でございます。給付実績を基に推計し、居宅介護サービス給付費が1,370万円減の3億3,750万円、施設介護サービス給付費が220万円減の4億4,940万円、1枚おめくりいただきまして、特定入所者介護サービス費が1,100万円減の3,900万円、地域密着型サービス費が800万円増の5,100万円などによりまして、前年度比1,850万円の減額でございます。 次に、2項.1目.介護予防サービス等諸費につきましては2,633万円の計上でございます。介護予防サービス給付費が120万円減の1,950万円、高額介護サービス費が620万円増の2,910万円等となってございます。 次に、3項.1目.審査支払手数料は62万6,000円の計上。2目.電算処理システム料は11万6,000円の計上でございます。 おめくりいただきまして、4項.1目.高額介護サービス費は2,910万円の計上。給付実績により推計いたしまして、前年度比620万円の増額計上でございます。2目.高額介護予防サービス費は5万円の計上。 次の5項.1目.高額医療合算介護サービス費につきましては前年と同額の400万円。2目.高額医療合算介護予防サービス費につきましても前年同額の5万円でございます。 次に、3款.1項.1目.介護予防・生活支援サービス事業費(第1号事業)につきましては2,770万円で前年度比64万5,000円の増額計上でございます。要支援者及び基本チェックリストに該当した対象者に対する訪問型サービス、通所型サービスに対する給付でございます。給付実績を基に推計した予算計上でございます。1枚おめくりいただきまして、2目.介護予防ケアマネジメント事業費につきましては360万円の計上。 2項.1目.一般介護予防事業費につきましては58万4,000円の計上。12節の地域介護予防活動支援事業委託料で、社会福祉協議会に委託しシニア学園の運営を行ってございます。 3項.1目.包括的・継続的マネジメント事業費につきましては前年と同額の10万3,000円を計上。2目.任意需用費につきましても前年同額14万4,000円の計上。3目.在宅医療・介護連携推進事業費、同額の134万3,000円の計上。1枚おめくりいただきまして、78ページでございます、4目.生活支援体制整備事業費につきましても前年同額の2万1,000円の計上。5目.認知症総合支援事業費26万4,000円の計上でございます。 次の4項.1目.審査支払手数料は12万円の計上。 おめくりいただきまして、4款.1項.1目.財政安定化基金拠出金1,000円。 5款.1項.1目.介護給付費準備基金積立金1,000円。 6款.1項.1目.利子1,000円。 7款.1項.1目.第1号被保険者保険料還付金は15万円の計上。2目.第1号被保険者還付加算金は1,000円。 おめくりいただきまして、2項.1目.延滞金1,000円。 8款.1項.1目.予備費は28万8,000円の計上でございます。 おめくりいたきまして、84ページでございます。 「第2表 債務負担行為」でございます。 事項、介護保険事業計画等策定業務。期間、令和5年度。金額につきましては260万円でございます。令和6年度から令和8年度の第9期介護保険事業計画の策定業務について、計画策定に係る事務量を勘案し、令和4年度においてアンケート調査集計を実施し、令和5年度でサービス見込み量の分析、事業計画の策定と2か年で業務するものでございます。 85ページから88ページまでの給与費明細書につきましては、説明を省略させていただきます。後ほどご高覧いただきますようお願いします。 以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 課長、介護保険事業のことでちょっと質問するんですけれども、この議会でも処遇改善の対応が、こども園の先生とか学童保育の方とかということで、3%、月9,000円レベルの賃上げということで、予算にも計上されておりましたけれども、ケア労働という面でいえば、この介護事業にも関わる人もこのケア労働の対象になると思うんですけれども、そこら辺はその分野の方々の賃上げというのはどのような状況になっているんでしょうか。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 コロナ克服、新時代開拓のための経済対策、これに基づく3%程度、月額9,000円の処遇改善につきましては、介護職員におきましても、国から介護職員処遇改善支援補助金によりまして措置がされます。令和4年2月から9月の賃金引上げ分が対象でございまして、補助金の申請交付は町を介することなく、介護事業所と都道府県の間で行われます。介護事業所が都道府県に直接申請、都道府県から事業所へ交付決定、補助金の交付となります。 また、令和4年10月以降につきましては、現在国のほうで介護報酬改定による処遇改善、これが検討されておるところでございます。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 課長、60ページの4款.1目.1項のところに、介護給付費の交付金ということで約2億6,400万円のお金が計上されています。ちょっと300万円程度の減額になっているわけなんですけれども、介護保険の財源というのは、国庫補助やら市町村の分やら、それであと被保険者の方々が支払う保険料などで大体賄っているというふうに思います。その一つとして、市町村が介護保険事業運営を安定させるために、国から市町村に対して介護負担金を給付費として交付する仕組みだというふうに思うんですけれども、ですから、この介護給付費交付金というのは、介護保険事業を安定して進めるためには大変大事な予算になると思うんです。 それで、ここのところ金額的には大きくないんですけれども、この減額分というのは、どこかの負担が県、市町村とか、そこの負担が減ったことの要因なのかということなんですけれども、そこのところちょっとご答弁いただきたいんですけれど。それだけです。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 ご質問、4款.1項.1目.の介護給付費交付金ということでございますけれども、これは支払い基金から交付される施設分が、サービスに対する27%が支払い基金から交付されるものでございます。 前のページ、3款.1項.1目.こちらは国庫負担金として国費が下りるものと、60ページ、5款.1項.1目.県の負担金、こちらも併せてのサービス見込み量に対する国・県支払い基金からの交付金となってございます。 ○議長 よろしいか。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 課長、最後です。 70ページの2款.1項.1目の介護サービス諸費の欄があると思います。前年度より大きく1,850万円の減額計上となっておりますけれども、これはどういう理由でこんなに減額になっているんでしょうか。 ○議長 -住民福祉課長-住民福祉課長 こちらにつきましては、直近の給付実績を見込みましての令和4年度は減額計上となってございます。 以上です。 ○議長 よろしいですか。 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第18号 令和4年度印南町介護保険事業特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 ここで暫時休憩いたします。 ただいま14時36分です。50分まで休憩いたします。 △休憩 14時36分 △再開 14時50分 ○議長 ただいま14時50分です。休憩前に引き続き議案審査を続けます。 日程第6、議案第19号 令和4年度印南町滝ノ岡専用水道事業特別会計予算についてを議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。 -生活環境課長- ◎生活環境課長 それでは、89ページでございます。 議案第19号 令和4年度印南町滝ノ岡専用水道事業特別会計予算。 令和4年度印南町滝ノ岡専用水道事業特別会計予算は、次に定めるところによる。 第1条(歳入歳出予算)、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,121万7,000円と定める。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は「第1表 歳入歳出予算」による。 第2条(一時借入金)、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、300万円と定める。 提案理由について申し上げます。 本年度の予算の内容でございますが、紀ノ郷別荘地及び滝ノ岡地区への水道水を供給するもので、昨年度と同様の通常経費の予算計上でございます。 1枚おめくりいただきまして、「第1表 歳入歳出予算」の歳入でございます。 1款.使用料及び手数料、1項.使用料は81万2,000円。 2款.財産収入、1項.財産運用収入は1,000円。 3款.繰越金、1項.繰越金は250万円。 4款.諸収入、1項.預金利子は1,000円、2項.雑入は790万3,000円の計上でございます。 以上、歳入合計1,121万7,000円とするものであります。 次のページでございます。歳出でございます。 1款.総務費、1項.総務管理費は1,052万8,000円。 2款.公債費、1項.公債費は5万円。 3款.予備費、1項.予備費は63万9,000円の計上でございます。 以上、歳出合計1,121万7,000円とするものであります。 1枚おめくりいただきまして、歳入歳出予算事項別明細書の総括につきましては、説明を省略させていただきます。 96ページをお開きください。歳入の詳細でございます。 1款.1項.1目の上水道使用料は81万2,000円。使用実績に応じて、前年度より2万8,000円減額してございます。 2款.1項.1目の財産運用収入は1,000円の科目留保でございます。 3款.1項.1目の繰越金は250万円で、前年度と同額でございます。 4款.1項.1目の預金利子は1,000円の科目留保でございます。 2項.1目の雑入は790万3,000円で、前年度より1万円の増額でございます。切目川河川整備計画の改修工事に伴う機能回復補償費の若干の増額によるものでございます。 2枚おめくりいただきまして、歳出の詳細でございます。 1款.1項.1目の一般管理費は1,052万8,000円で、前年度より2万2,000円の減額でございます。 2款.1項.1目の利子は5万円で、昨年度と同額でございます。 1枚おめくりいただきまして、3款.1項.1目の予備費は63万9,000円で、予算調整によるものでございます。 以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 課長、もう一つだけです。 滝ノ岡の専用水道は、令和4年で、本格的に稼働して、歳月でいえばどれぐらいの年月が経つのかということと、それから、101ページの10節の需用費に、修繕料が450万円計上されております。これはこの令和4年度の分でいうたら、どういう内容でこの450万円が使われる予定となっているのかということで、それだけです。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 ただいまの質問でございます。 滝ノ岡専用水道につきましては、竣工年月日が昭和48年4月1日というふうになっております。でございますので、今から49年ほど前になるものと考えております。 あと、修繕費のほうでございます。こちらのほうにつきましては、滝ノ岡専用水道内の配水管、給水管等の漏水工事等による修繕費用によるものを予定しております。 以上でございます。 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第19号 令和4年度印南町滝ノ岡専用水道事業特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第7、議案第20号 令和4年度印南町農業集落排水事業特別会計予算についてを議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。 -生活環境課長- ◎生活環境課長 それでは、105ページ、議案第20号 令和4年度印南町農業集落排水事業特別会計予算。 令和4年度印南町農業集落排水事業特別会計予算は、次に定めるところによる。 第1条(歳入歳出予算)、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ8,683万円と定める。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は「第1表 歳入歳出予算」による。 第2条(地方債)、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第2表 地方債」による。 第3条(一時借入金)、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は、300万円と定める。 提案理由について申し上げます。 本年度の予算概要につきましては、令和6年度から公営企業会計に移行するための関連業務として例規整備業務委託料を計上。また、共栄地区の汚水処理施設が平成22年度に供用を開始し11年が経過することから、施設の機能低下度合いを把握し、最適整備構想を策定するための予算を計上してございます。また、各地区の施設整備の老朽化による修繕が増加していることから、修繕費を増額計上しております。 その他につきましては、通常経費の予算計上となってございます。 1枚おめくりいただきまして、「第1表 歳入歳出予算」の歳入でございます。 1款.分担金及び負担金、1項.負担金は1,000円。 2款.使用料及び手数料、1項.使用料は1,993万4,000円。 3款.国庫支出金、1項.国庫補助金は300万円。 4款.財産収入、1項.財産運用収入は16万円。 5款.繰入金、1項.繰入金は6,113万4,000円。 6款.繰越金、1項.繰越金は150万円。 7款.諸収入、1項.預金利子は1,000円。 8款.町債、1項.町債は110万円の計上でございます。 以上、歳入合計8,683万円でございます。 続きまして、歳出でございます。 1款.総務費、1項.総務管理費は3,774万9,000円。 2款.公債費、1項.公債費は4,823万4,000円。 3款.予備費、1項.予備費は84万7,000円。 以上、歳出合計8,683万円でございます。 1枚おめくりいただきまして、歳入歳出予算事項別明細書の総括につきましては、説明を省略させていただきます。 112ページをお開きください。歳入の詳細でございます。 1款.1項.1目の負担金は1,000円の科目留保でございます。 2款.1項.1目の下水道使用料は1,993万4,000円で、前年度比17万9,000円の減額。利用者人数の減少によるものでございます。 3款.1項.1目の農林水産費国庫補助金は300万円で、前年度比皆増でございます。共栄地区汚水処理施設の機能診断調査及び最適整備構想の補助金でございます。 4款.1項.1目の財産運用収入は16万円で、前年度比1万円の増額でございます。 5款.1項.1目の一般会計繰入金は4,813万4,000円で、前年度比31万7,000円の増額。起債償還分の繰入金でございます。 1枚おめくりいただきまして、5款.1項.2目の基金繰入金は1,300万円で、前年度比200万円の増額でございます。 6款.1項.1目の繰越金は150万円で、前年度と同額の計上でございます。 7款.1項.1目の預金利子は1,000円で、科目留保でございます。 8款.1項.1目の町債は110万円の計上でございます。法適化移行例規整備業務の財源でございます。 1枚おめくりいただきまして、歳出の詳細でございます。 1款.1項.1目の一般管理費は3,774万9,000円で、前年度比231万7,000円の増額でございます。主なものは、10節の光熱水費750万円、修繕費300万円、11節の汚泥貯留槽清掃費610万5,000円。また、公営企業会計への移行支援事業として、12節の法適化移行例規整備業務委託料110万円を計上しております。また、共栄地区汚水処理施設の機能診断調査及び最適整備構想業務委託料370万円を新たに計上してございます。 1枚おめくりいただきまして、2款.1項.1目の元金は4,142万8,000円で、前年度比48万4,000円の増額でございます。2目の利子は680万6,000円で、前年度比16万7,000円の減額でございます。 3款.1項.1目の予備費は84万7,000円で、予算調整によるものでございます。 1枚おめくりいただきまして、「第2表 地方債」でございます。 起債の目的、下水道事業債。限度額、110万円。起債の方法、証書借入。利率、年3.0%以内(ただし、利率見直し方式で借り入れる政府資金及び地方公共団体金融機構資金について、利率の見直しを行った後においては、当該見直し後の利率)。償還の方法、政府資金については、その融資条件により、銀行その他の場合にはその債権者と協定するものによる。ただし、町財政上の都合により据置期間及び償還期限を短縮し、又は繰上償還もしくは低利に借換えすることができる。 関連事業としまして、公営企業会計の移行支援事業としての例規整備業務でございます。 次の121ページには、起債に関する調書を添付してございますので、後ほどご高覧いただきますようお願い申し上げます。 以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 10番、榎本です。 先ほどの課長からの提案理由の中に、令和6年からこの農業集落の事業も公営企業に進んでいくというご報告があったんですけれども、水道事業のように3条予算、4条予算ということが中心になって、そういう会計になると思うんですけれども、今の特別会計と公営企業会計に移るということになったら、どういうような違いが出てくるのかと。公営企業になったら事業の会計のやりくりが楽になるとか、そういうことではないんかと思うんですけれども、ちょっとそこの違いについてご答弁いただきたいと思います。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 令和6年度からの公営企業会計への移行ということで、現状とどう変わってくるのかというところでございますが、公営企業会計の適用ということになりますと、経営状況の的確な把握ということで、それがかなり把握しやすくなるというような名目でそういうふうになるんですけれども、会計上としましては、今が官庁会計でやっているのが、公営企業会計の発生主義複式簿記の採用といったような形になりまして、先ほど議員がおっしゃられましたように、3条予算、4条予算という形で分けて経理するような形になってきます。 今年度、農業集落排水事業の会計ではどれぐらいの資産があるのかというのを調べておるところなんですけれども、大体17億6,000万円ぐらいの資産があるのではないかというような試算が出ておるんですが、その分の減価償却費というのが、また新たに計上されてくるということになります。ですので、概算でいいますと、大体年間4,000万円ぐらいの減価償却費が発生するのではないかということになってきます。利益でいいますとその分マイナスになってくるというような形になってきます。変わるところはそういったところになります。 以上です。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 課長、117ページの委託料のところに、機能診断調査及び最適整備構想委託料370万円ということでお金があるんですけれども、これは先ほど課長からの報告の中で、共栄地区の施設の関係のお金だということになると思うんですけれども、共栄地区の施設、11年たって大分期間が経っているんですけれども、どういうところにがたがくるというのか、老朽化が始まってくるということで機能が落ちてくるというか、そこのところどんなになっているんかというのを調査するためのこれはお金ですか。 ○議長 -生活環境課長- ◎生活環境課長 農業集落配水の機能強化事業の一環として、機能診断調査、最適整備構想の関係の質問だったと思います。 内容につきましては、共栄地区の処理施設、11年、もうすぐ12年目なんですけれども、機械の機能が低下してきているということで、あと膜処理もしておりますけれども、その膜も結構年月がたってくるとろ過しにくくなってくるというようなこともございます。なので、そういったポンプとか膜とか、あといろいろな機器についても、ちょっと一回点検をして、機能低下しているのであれば交換をしなくてはならないのではないかというような検討を行うという委託料となります。 以上です。 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第20号 令和4年度印南町農業集落排水事業特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
    ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第8、議案第21号 令和4年度印南町同和対策新築家屋貸付金特別会計予算についてを議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。 -総務課長- ◎総務課長 議案第21号 令和4年度印南町同和対策新築家屋貸付金特別会計予算。 令和4年度印南町同和対策新築家屋貸付金特別会計予算は、次に定めるところによる。 第1条(歳入歳出予算)、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ5万2,000円と定める。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は「第1表 歳入歳出予算」によるであります。 提案理由について申し上げます。 同和対策の新築家屋貸付金の特別会計につきましては、昭和47年より事業を開始しており、本年度、令和4年度でございますけれども、51年目を迎えることとなります。なお、この国・県への借入金の返済は令和3年度において全て終了したところでありますけれども、残っております個人償還分、これにつきましては、当分の間、この精算期間を設けまして、特別会計予算として取り扱うものであります。会計を運営するための諸経費の計上をさせていただいておりますので、よろしくお願い申し上げます。 では恐れ入りますが、3枚おめくりいただきまして、130ページでご説明をさせていただきたいと思います。 歳入詳細としまして、1款.1項.1目の貸付助成県補助金で1,000円の計上。 次に、2款.1項.1目.財産運用収入で1,000円の計上。 次に、3款.1項.1目で減債基金繰入金で1,000円の計上。 次に、4款.1項.1目.繰越金で4万8,000円の計上。 次に、5款.1項.1目.貸付金元利収入で、1節の過年度分貸付金元利収入で1,000円の計上。 おめくりいただきまして、預金利子また延滞金加算金、これにつきましては廃項であります。 次に、歳出であります。 1款.1項.1目の同和対策総務費では2万2,000円の計上。10節の消耗品、また11節の口座振替等の手数料等でございます。 次に、2款.1項.1目.予備費で3万円の計上であります。 次に、公債費につきましては、国・県への返済終了ということで廃目であります。 また、次のページの地方債に関する調書につきましては、説明を省略をさせていただきます。後ほどご高覧いただきますようよろしくお願い申し上げます。 以上、よろしくご審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 ○議長 -10番、榎本一平君- ◆10番(榎本) 印南町の新築家屋の貸付金の会計は、大変良好だというふうに聞いています。今、課長からの報告によれば、国・県へのお金は完了したと。あと個人から印南町に返してもらう分が残っているということだと思うんですけれども、これは金額的にはどれぐらいの規模のということだけです。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 以前にもお伝えさせていただいたところですけれども、現在は4人の、案件は6件であります。全てでいきますと約1,500万円ということであります。 以上であります。 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第21号 令和4年度印南町同和対策新築家屋貸付金特別会計予算についてを採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第9、議案第22号 令和4年度印南町水道事業会計予算についてを議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。 -生活環境課長- ◎生活環境課長 137ページ、議案第22号 令和4年度印南町水道事業会計予算でございます。 まず初めに、提案理由について申し上げます。 本年度の予算の概要でございますが、昨年度に引き続き、印南町未来投資事業による上野山地区への水道配水管の布設工事及び県営水利施設等保全高度化事業における川辺畑かんの取水揚水機場更新に伴う工事負担金の計上等が主なものでございます。 その他につきましては、通常経費の予算計上でございます。 それでは予算の説明に入らせていただきます。 第1条(総則)、令和4年度印南町水道事業会計の予算は、次に定めるところによる。 第2条(業務の予定量)、業務の予定量は、次のとおりとする。第1号、給水戸数3,890戸。第2号、年間総給水量99万9,370立方メートル。第3号、1日平均給水量2,738立方メートル。 第3条(収益的収入及び支出)、収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。 収入でございます。 1款.水道事業収益1億9,993万3,000円。1項.営業収益1億3,374万円。水道使用料金等でございます。2項.営業外収益6,435万1,000円。他会計補助金、加入負担金、長期前受金等でございます。3項.特別利益184万2,000円。令和3年度に長期前受金として収益化できなかったもの等でございます。 支出でございます。 2款.事業費2億1,549万8,000円。1項.営業費用1億9,409万1,000円。原水及び浄水、配水及び給水に要する経費、減価償却費、人件費などの総がかり費でございます。2項.営業外費用2,130万6,000円。企業債償還利子、消費税等でございます。3項.特別損失10万1,000円。過年度損益修正損等でございます。 第4条(資本的収入及び支出)、資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。(資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額4,343万2,000円は、過年度損益勘定留保資金4,343万2,000円で補てんするものとする。) 収入でございます。 3款.資本的収入9,241万1,000円。1項.固定資産売却代金1,000円の科目留保でございます。2項.他会計負担金1,750万円。一般会計からの事業負担金でございます。 1枚おめくりいただきまして、3項.企業債1,020万円。水道事業債の借入れでございます。4項.他会計補助金6,471万円。一般会計からの補助金で公債費の元金償還分でございます。 支出でございます。 4款.資本的支出1億3,584万3,000円。1項.建設改良費3,281万9,000円。未来投資事業による水道管の布設、水利施設等保全高度化事業負担金等でございます。2項.企業債償還金1億302万4,000円。起債償還の元金でございます。 第5条(企業債)、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、次のとおりと定める。起債の目的、水道事業債。限度額、1,020万円。起債の方法、証書借入。利率、年3.0%以内(ただし、利率見直し方式で借り入れる政府資金及び地方公共団体金融機構資金について、利率見直しを行った後においては、当該見直し後の利率)。償還の方法、政府資金については、その融資条件により、銀行その他の場合にはその債権者と協定するものによる。ただし、企業財政その他の都合により繰上償還又は低利に借換えすることができる。 第6条(一時借入金)、一時借入金の限度額は、1億円と定める。 第7条(予定支出の各項の経費の金額の流用)、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。第1号、営業費用と営業外費用との間。 第8条(議会の議決を経なければ流用することのできない経費)、次に掲げる経費については、その経費の金額を、それ以外の経費の金額に流用し、又はそれ以外の経費をその経費の金額に流用する場合は、議会の議決を経なければならない。第1号、職員給与費928万8,000円。 第9条(他会計からの補助金)、統合水道に係る統合前の簡易水道の建設改良のために発行された企業債の元利償還金に要する経費について一部を充当するため一般会計からこの会計へ補助を受ける額は、7,142万2,000円である。一般会計から繰り入れられる起債償還金の交付税措置分で基準内繰入金でございます。 第10条(たな卸資産購入限度額)、たな卸資産の購入限度額は、200万円と定める。水道量水器の購入費等でございます。 1枚おめくりいただきまして、140ページからは予算附属説明書でございます。 次のページの1、令和4年度印南町水道事業会計予算実施計画、収益的収入及び支出の収入でございます。 1款.1項.1目.給水収益、1億3,132万5,000円、水道使用料金でございます。2目.その他の営業収益241万5,000円、消火栓等の維持管理負担金でございます。 2項.1目.受取利息及び配当金8万円、預金利息でございます。3目.他会計補助金671万2,000円、一般会計から繰り入れる起債の利子償還に係る交付税措置分でございます。4目.加入負担金176万円、新規加入を20件と見込んでございます。6目.長期前受金戻入5,569万9,000円。8目.雑収益10万円、指定給水装置工事事業者の更新手数料で10件を予定してございます。 3項.2目.その他特別収益184万1,000円、償還金の据置期間分を収益化したものでございます。3目.過年度損益修正益1,000円の科目留保でございます。 1枚おめくりいただきまして、支出でございます。 2款.1項.1目.原水及び浄水費5,700万円、主に修繕費、受水費、光熱水費等でございます。2目.配水及び給水費1,893万5,000円、主に修繕費、光熱水費等でございます。4目.総係費2,496万4,000円、人件費や委託料が主なものでございます。5目.減価償却費9,319万1,000円、事業目的で取得した資産、水利権等でございます。6目.資産減耗費1,000円、たな卸資産減耗費の科目留保でございます。 2項.1目.支払利息及び企業債取扱諸費1,325万6,000円、企業債の利子償還金と一時借入金の利息でございます。2目.雑支出は5万円、現年の水道料金還付金でございます。3目.消費税及び地方消費税800万円。 3項.1目.固定資産売却損1,000円の科目留保でございます。6目.過年度損益修正損10万円、過年度の水道料金還付金でございます。 1枚おめくりいただきまして、資本的収入及び支出の収入でございます。 3款.1項.1目.固定資産売却代金1,000円の科目留保でございます。 2項.1目.他会計負担金1,750万円、印南町未来投資事業負担金でございます。 3項.1目.企業債1,020万円、水道事業債の借入れでございます。 4項.1目.他会計補助金6,471万円、一般会計から繰り入れる起債の元金償還に係る交付税措置分でございます。 続きまして、支出でございます。 4款.1項.1目.配水設備改良費2,771万9,000円。内訳としまして、工事請負費1,750万円、未来投資事業に係る上野山地区の配水管布設工事費でございます。負担金1,021万9,000円、水利施設等保全高度化事業負担金でございます。2目.資産購入費510万円。 2項.1目.企業債償還金1億302万4,000円、企業債の元金償還金でございます。 次のページでございます。145ページ。 2、令和4年度印南町水道事業予定キャッシュ・フロー計算書でございます。 1番の業務活動によるキャッシュ・フローの当年度純利益がマイナス2,103万6,090円となってございます。これは、3条予算の収益的収入及び支出を税抜きで収支したものでございます。ここから現金が動かない、すなわち、現金での支出を必要としない費用である減価償却費や長期前受金等を差し引くことで、現金のみの流れが把握することができます。このことにより、業務活動によるキャッシュ・フローにおいては2,146万6,881円のプラスとなってございます。 次に、2番の投資活動によるキャッシュ・フローは、4条予算の資本的収入及び支出におきまして、当年度の固定資産の取得に係る費用で、建設改良費のうち量水器を除いた分3,780万5,975円に対し、負担金による収入1,856万3,700円、起債償還分等の一般会計からの繰入金による収入8,037万2,400円をそれぞれ税抜きで差引きしますと、6,113万1,125円のプラスとなってございます。 3番の財務活動によるキャッシュ・フローでございますが、これにつきましては、今までの建設改良費に要した企業債の償還の支出が非常に大きく、9,282万3,567円のマイナスとなってございます。全体のキャッシュ・フローでは、資金残高が期末において1,022万5,561円のマイナスとなってございます。 1枚おめくりいただきまして、3、給与費明細書につきましては、説明を省略させていただきます。後ほどご高覧賜りますようお願い申し上げます。 1枚おめくりいただきまして、148ページでございます。 4、令和4年度印南町水道事業予定貸借対照表でございます。令和5年3月31日時点の分で資産、負債、資本の部に分けてございます。 貸借対照表とは、決算日時点など、ある一定時点での企業の財務状態を表すものです。損益計算書と並んで重要な財務諸表でございます。 149ページのほうの資本の部、7、剰余金で、当年度末、令和4年度末の剰余金合計がマイナス9,890万238円となってございます。公営企業会計が始まって平成29年度から令和4年度までの累積でございます。 1枚おめくりいただきまして、150ページ。 5、令和3年度印南町水道事業予定貸借対照表(前年度分)でございます。令和4年3月31日時点の分でございます。後ほどご高覧賜りますようお願い申し上げます。 1枚おめくりいただきまして、152ページでございます。 6、令和3年度印南町水道事業予定損益計算書(前年度分)でございます。令和3年4月1日から令和4年3月31日までの、令和3年度の実績見込み分でございます。 損益計算書とは、3条関係の収益的収入及び支出で、会計期間1年間の経営成績を表す計算書でございます。費用と収益を比べ、その差額を利益として表してございます。これにより、費用、収益、利益を把握することができ、会計期間における経営状況を知ることができます。後ほどご高覧賜りますようお願い申し上げます。 次のページ、7、工事請負費明細書でございます。 第1号、配水設備工事。1、印南地区配水管布設工事。位置は印南地区。工種は管路布設。延長は口径100mmが470m、口径75mmが90mで総延長560m。管種HPPE。工事費は1,750万円でございます。上野山地区の配水管布設工事でございます。 1枚おめくりいただきまして、注記につきましては説明を省略させていただきます。後ほどご高覧賜りますようお願い申し上げます。 以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより議案第22号 令和4年度印南町水道事業会計予算についてを採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 日程第10、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。 -副町長- ◎副町長 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について。 人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、法務大臣に対し、下記の者を人権擁護委員候補者に推薦したいので、議会の意見を求めるものであります。 住所は、印南町大字●●●●●●●●●●。氏名、杉村芳江。生年月日は●●●●●●●●●●であります。 杉村芳江氏は、昭和58年3月に和歌山大学教育学部を卒業後、同年4月から令和3年3月の定年退職まで小学校教諭、また中学校教諭として学校現場一筋に38年間奉職されており、人格高潔で見識も広く、適任でありますので人権擁護委員として推薦するものであります。 今回、杉村芳江氏は新任であり、前任者は印南の石橋理代氏で、任期満了に伴う退任であります。 なお、杉村芳江氏の任期につきましては、令和4年7月1日から向こう3年間であります。 以上、よろしくお願い申し上げます。 ○議長 本案について質疑を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 質疑を終わります。 討論を行います。 ◆議員 「なし。」 ○議長 討論を終わります。 これより諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり適任と決定されました。 ○議長 日程第11、閉会中の継続調査の申出についてを議題といたします。 各委員長から目下委員会において調査中の事件について、お手元に配付しました申出のとおり、会議規則第75条の規定により、閉会中の継続調査の申出があります。 お諮りします。各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。 ここでお諮りします。本定例会の会議に付された事件は全て終了しました。会議規則第7条の規定により本日で閉会したいと思います。これにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本定例会は、本日で閉会することに決定いたしました。 これで本日の会議を閉じます。 令和4年第1回印南町議会定例会を閉会いたします。 △閉会 15時36分地方自治法第123条第2項の規定により、下記に署名する。      令和  年  月  日        印南町議会議長        印南町議会議員        印南町議会議員...