新宮市議会 2024-06-18
06月18日-02号
令和 6年 6月 定例会 令和6年6月
新宮市議会定例会会議録 第2日(令和6年6月18日)
---------------------------------------議員定数15名、現在員15名、出席議員14名、氏名は次のとおり。 1番 大西 強君 2番 大坂一彦君 3番 湊川大介君 4番 大石元則君 5番 月輪匡克君 6番 福田 讓君 7番 濱田雅美君 8番 東原伸也君 9番 百村匡洋君 10番 吉良康利君 11番 竹内弥生君 12番 中山忠吏君 13番 榎本友子君 15番 三栗章史君
---------------------------------------欠席議員1名、氏名は次のとおり。 14番 榎本鉄也君
---------------------------------------議事日程 令和6年6月18日 午前10時開議 日程1 一般質問 別冊
一般質問通告表 番号(1)から
---------------------------------------会議に付した事件 日程1 一般質問 別冊
一般質問通告表 番号(1)から番号(4)まで
---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者 市長 田岡実千年君 副市長 向井雅男君 企画政策部 部長 勢古口千賀子君 次長兼
企画調整課長 小林広樹君 商工観光課長 津越紀宏君 総務部 部長 南 守君 秘書課長 竹田和博君 総務課長 赤木博伯君 財政課長 得能一弥君 税務課長 安井正典君 防災対策課長 栗林圭一君 市民生活部 部長 小渕 学君
市民窓口課長兼
国保直営熊野川診療所事務長 野本 渉君
生活環境課長 廣井和樹君 健康福祉部 部長兼福祉事務所長 中上清之君
子育て推進課長 梶田卓哉君 健康長寿課長 西 洋一君 建設農林部 部長 木村雅洋君 都市建設課長 工藤英二君 管理課長 岩上賢志君
農林水産課長兼
農業委員会事務局長 生駒貴男君 熊野川行政局 局長 下路 拓君
住民生活課長 杉岡 睦君 医療センター 事務長 福嶋律文君 庶務課長 岡本真治君 水道事業所 所長兼業務課長 佐藤尚久君 工務課長 城 弘樹君 工務課主幹兼施設係長 西那隆史君 消防本部 消防長 竹田和之君 次長兼消防署長 中家茂樹君 教育委員会 教育長 速水盛康君 教育部 部長 尾崎正幸君 次長兼
教育政策課長 馬込克彦君
教育政策課企画員 富田英之君 生涯学習課長 宮上圭巨君 文化振興課長 峪中直樹君
---------------------------------------本会議の事務局職員 局長 西山和視 次長 岡崎友哉 庶務係長 大石 梓 議事調査係長 大居佑介
議事調査係主事 西川 諒 第2日(令和6年6月18日)
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△開議 午前10時00分
△開議の宣告
○議長(三栗章史君) おはようございます。 ただいまの出席議員は14名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、別紙にて配付いたしたとおりであります。御了承願います。
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△日程1 一般質問
○議長(三栗章史君) 日程に入ります。 日程1、一般質問を行います。 別冊、
一般質問通告表により、その番号順に従い順次発言を許可いたします。 当局の答弁は、備付けのマイクを通して明快に答弁願います。 なお、今期定例会の一般質問は、議会運営の都合上、会議規則第54条の2の規定に基づき、あらかじめ発言時間の制限を答弁を含め1人90分といたします。 それでは、一般質問を行います。
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△大西強君
○議長(三栗章史君) 1番、大西議員。
◆1番(大西強君) (質問席) 市長、私が、大西が、議長、監査委員は原則として一般質問は行わないということを提唱して議会で申合せしていたんです。これは撤廃したんですけれども、監査委員の私がまた一般質問するんでね。なぜか。これ、市長がおらんときやけれども、この間、市長が病気で入院しているときに、広域の議会と、交流会に議長が自分の気に入った議員だけ集めて参加した。それで、
人権擁護委員の大石元則が、高田の指定管理の選定委員会の決定を不公平やと反対討論したんですね。大西がなぜ、議長、監査委員が一般質問を自粛するべきやと提唱したその理解ができていないんや。それで、一般質問せざるを得んようになったわけやね。 通告しとるように、市長及び教育長の行政理念を聞くんや。その求めるところは、1項目に上げとるように、行政の公平性の確保について、50年やっているわけ、大西は。いいですか。そこで、3月議会で議長に、特定の議員だけ声をかけて交流会へ行ったと、それを議長を追及したわけやね。批判したら、議長は私の個人的な政治活動でやったんやと答弁した。そうなんやろ。いいですか。 だけど、市議会の8人も交流会へ出席しているんや、議長、副議長も。そしたら、市民は議会活動やと思うでしょうと言うんやで。いいですか。監査委員がここで今からあんたに意見するんや。監査委員というのは、当局に勧告できる権限があるんやで。その場合は、
代表監査委員と協議の上でやる。その監査委員の大西が、今ここであんたたちを追及し始めたら、監査委員のポリシーだと思われるでしょうと言やんやで。分かりますか。代表者というのは、それを考えなあかんでと言うとる。だから、大石元則議員は議員や。我々議員は、他の議員の
監視監督権ら市民から負託されていない。我々議員は、当局を監視、監督する権限を付与されとるんや。分かるでしょう。だから、大石元則議員を今から責めるんと違うんや。あんたの任命責任を追及するんや。
人権擁護委員は、
人権擁護委員協議会の一員や。その
人権擁護委員が当局の決定に対してこれ不公平やと。不公平ということは差別ということや。公平性の確保いうて、公平性がないということは差別でしょうと言うんやで。そしたら、議員個人の意見やと。通らんでしょうと。
人権擁護委員のポリシーやと市民は思うじゃないですか。そうでしょう。それ権威やと言うんや。だから、代表で行っている者は、極力自分の意見を差し控える。倫理を言うたんや、50年間。倫理を言うてきて、だから30年前から、もういよいよ議員は公平やないんですよ。議員に公平さを求めるのは無理。倫理上は公平にやらなあかんて言うているけれども、なかなか議員というのは政治家やから、政治家というのはね、市長、あんたも政治家や、思想家でもある。だから、政治家に公平性を求めたって無理やから。 しかし、我々新宮市議会、新宮市、自治体は民主主義の最前線なんですよ、市長。だから、私は50年間、市長、行政の公平さを行政へ求めているんや。分かるでしょう。国は、国会議員から内閣総理大臣を選ぶんや。政党政治やから、議院内閣制やからね。我々地方議会は、民主主義の最前線、市民が主権者、市民があんたを選ぶんやけれども、あんたは執行権者や、殿様やから。だから、主権者である市民は、我々議員を代表に行政を監督せえて言うんで、国とは違うんや。分かりますね。 だから、私は行政に公平さを求めているんでね。何でかいうたら、議員に任せたら利益の取り合いです。それで、議員を行政へ行かすな。ずっと僕は排除してきたんや。あんたが来る前から、議員が農業委員会の会長に行った。それからずっとそれに賛成したグループがいまだに大西に反対しとるんや。 私は、執行機関へ議員を行かせたら、例えば農業委員会の会長に行くんや、その後へ親しいところへ、選挙があるやろ、もう一遍立つさか頼むぞと言いに行ったら、その人は行政書士や。農地転用の仕事をしとるわ。この間、農地転用で誰々議員の農業委員会の会長の世話になったんやと、そっちを応援せんならんと言う。分かりますか。それがある。 行政のほうへ行かせたら、そこでやめろと言うた。全部引揚げさせたのに、1人だけ行っとる。そしたら、犬猿の仲やと言うんや。私は、議員を言うたんちゃうで。監督するほうが監督されるほうと権限を持ったら慣れ合い、あるいは行政の公平さが損なわれるでしょうと。そうでしょう。 それで、あんたが来てからや。議員が三輪崎の区長になったら、新宮市と三輪崎区と建物を建てたらあかんて契約になっとるのに、区長自ら建てとるやないか。何で指導できんのな。議員やからや。当局が指導できへん、遠慮して。だから、ゆがめられるだろうと、そこで争いになったんや。大西が何が悪いんですか。当然のこと言うただけや。これを言うているから、議員を行政のほうに行かせたらあかん。三輪崎区は行政やないやないか。違うんやて。三輪崎区、自治会は新宮市の
公共的事業団体でしょう。違いますか。三輪崎区へ区民会館の経営管理をば移管しとるじゃないですか。当然、我々議員はそれを監督する責任があるんやからね。だから、議員を自治会の会長にしたら、行政がゆがめられるからて。それは、倫理上、政治倫理で私は質問していたんや。指名するなと。 そしたら争いや。ほたら新聞で個人的な争いでいうて。個人的な争いらする気ら全然ないで。分かるでしょう。その争いが激化してきたんや。そしたら、
榎本鉄也議員が倫理と言うているともめてばっかりやと。それやったら法律でちゃんと決めようということになって、前期、政治倫理条例ができたんや。できたでしょう。これで基準ができたんや。議員がどこからどこまで行政に関われるかと基準ができたんや。分かるよね。 ですから、それが自分が提唱したポリシー、要するに、議長、監査委員というのは、ほかは今度政治倫理条例できたからもう行けんようになったんやけれどもね。そやけれども、この監査委員というのは、地方自治法で議会から1人選出せんならんやろ。嫌や言うてもせんならんから、今、大西が行っとる。それで監査委員を引き受けた。 けれども、私の個々の意見が、大西個人の意見を言うんやけれども、それは監査委員のポリシーやろうと。監査委員があるんやから、代表監査もおるんやから、大西が勝手なことを言うてもろたら困るということになるから、自粛したったんや。だけど、大西の提唱している意味が全然理解されていない。それで、することにした。 そこで、今、国のほうも
パーティー券の裏金でもめてますわね。うちの選挙区でも、世耕も二階も問題になっとる。野党は不公平やって。行政権を握っとるやないか、自民党は。そしたら業者が献金するんや。
パーティー券をようけ買うんや。金が集まる。その金をまくんや。だから、自民党は議席をようけ獲得できるんや。そうでしょう。野党は不公平や言うて。それを言うてるんやで、市長。 だから、公平性の確保とはどういうことかを分かりやすく説明せんならんのや、これつらいけれども、市長。行政の確保というたら、市長は権力者でしょう。市長が自分の気に入った議員に優遇する。自分をば支持する気に入った業者を優遇する。自分の気に入った職員にええ評価をする。これを不公平やと。ですから、人事評価は不公平でしょうと。人事評価はね、明確な基準がなかったら、みんな、人を評価するときに、好き嫌い、利害、そういう恣意が介入してくるでしょうと。だから、行政の公平性の確保の一つの人事評価を、1つの例題に挙げてずっとやってるんや。 そしたら、大西は人事評価のことばっかりやっとると。我がのセクハラのことばっかりやっとると。新聞でずっとこれ、たたかれとるんや。人の評価や、新聞社も市民や、これ。それも、新聞社というのは、大勢の市民を代表して論評していく機関やね。大西の発言やで。賠償金を支払った市から原因者である大西に求償請求された経緯について、大西は持論を展開した。一部で不適切と思われる発言もあった。ここや。「お手本であるべき公人の発言とは信じ難く、またこれを問題視することなかった議長も資質が問われるのではないか」、論評しとるんや、市長。この記者、差別しとるんや、これ。「お手本であるべき公人の発言とは信じ難く」やで。言論表現の自由は、公人であろうが私人だろうが全て平等やで。社会的な身分で差別されんと憲法にも書いとるんや。違いますか。言論表現の自由を命にしているマスコミの論評か。信じられん。いいですか。大西のどの発言が公人とは信じられない発言ですか、教育長。 私はここで発言するときに、自分の発言は、公人としては不適切であるというのは分かっていてやっているんです。なぜか。真実を伝えとる。私がここで言うてんのは本当のことですよというのを証明するために、ぎりぎりのところを言うんや。多分、これは、私の後援会は、
大西強後援会と言わんのや。大西組やと言うとるんやと言うたことやと思うんですよ。この前も言ったやろ。私の子分はと言うたんや。問題になったんや。私は知っていて言うとるんや。私の子分が心臓で倒れた。開業医の紹介状がなかったら診られんと言うから、開業医にかかって死にかけた。命は助かったけれども、手後れで重症で、そやからかれこれ20年余り寝たきりや。そのときに子分と言うたんや。不適切というのは分かったあるんや、やくざじゃないんやから。これ批判を受けた。 だから、私がなぜ子分と言ったか。自分の子供やないけれども、自分の子供以上に大事な者おるんや、それをどう伝えるか。大事な人やで。子分しかないんや。分かるの。私の後援会は大西組やと言うたんや。皆々やないで。昔、瀬古潔市長と市長選挙で争ったんや。負けた。ほいだら、うちのメンバーがね、子分がよ、火炎瓶を放り込んだってくるって。市長宅へやで。あほなことしたらあかんぞと言うて、選挙は、選挙で負けたら選挙で争ったらええんで、そんな暴力はあかんと言って必死で止めたんや。それで、家内を市長選挙に立てたんや。8,500票ぐらい取ったんや。分かりますか。 そやから、このことで大西を痴漢やとか、ロシアのプーチンやとか、そんなことを言われて黙ってられん後援者がおるんや。後援者と違うんや。私には2人子供がおるけれども、2人とも公務員やで。選挙運動らできんやろ。頼りになるどころやないで。私から言うたら足手まといや。出身母体は警察や。選挙運動らしてくれへん。そやけれども、50年間ずっと支えてくれた後援者、子分がおるわけや。子供より大事や。この間の選挙もそうやで、市長。去年も選挙やったやん。ほんだら子分の同級生が立ってきたんや。後ろにおる。つらいで。三輪崎や。俺がもう一遍立つぞと、頼むぞと言うたら、いや、もう強兄ちゃん、元気なんやさか、元気なうちやってよと言うて、強兄ちゃん元気でやってくれやんの、私ら楽しみやから立ってよと言うて、じゃ、立つさか頼むぞいうて。実の娘やないで。親より僕のほうが大事なんや。そやろ。嫁さんとは血はつながっていない。血縁ばかりが子供と違うで。そうしたら、その後立ってきたんや、同級生が。仲のええ同級生が立ってきたんや。強兄ちゃん、同級生立ってきたんや。弱った、俺、立つんやなかったと今でも思っとるんや。そうでしょう。そのかわいい子が、大西がおるばっかりに同級生を応援に行けんので不義理しとるんや、同級生に。つらいで。それを言えと。だから、公人としては不適切なことも言いやる。わざと言うているんや。 ほいでね、市長、だから大石元則のこと、1時間半しかないさかね、これ。いいですか、市長。大石元則がこう言うたんやで。あんたが任命したんやだ。あんたの任命責任を言うとるんやで。「また、この際に申し上げておきますと、
人権擁護委員は、同僚議員の人権を守るためだけにあるのではありません」と。どういうことや。議員にも人権があるやろ。違うんか。「どれだけ
人権擁護委員の働きが大切であるか、皆さんに少しでも理解していただきたいと常々思っております」。市長、この間やで、差別のない新宮市、
人権尊重委員会が総会。挨拶しとるやんか。
人権擁護委員の日、街頭啓発と
特設人権相談所、あそこ、あんたこれでも挨拶しとるんや。ずっとやっとる、これ。
新宮人権擁護委員協議会総会、挨拶しとる。
女性人権推進協議会総会、あんた、全部挨拶しとるんや。あんたが推薦した
人権擁護委員やで、これ。 高田の指定管理、あんたが
人権擁護委員に推薦したんや。その
人権擁護委員が選定委員会の決定、不公平や言うて反対討論したんやで。この選定委員会というのは、副市長、あんたがチーフやろ。チーフやろ。市長が選任した、市長が推挙した
人権擁護委員が、あんたがチーフした選定委員会の選定が不公平やと反対したんやで。あんた1人で判定したんと違うやろ。そのメンバーを言うてください。何人やなくて、メンバー。1人で選定したんですか。
◎総務課長(赤木博伯君) 総務課の赤木よりお答えさせていただきます。 審査会の委員については、6名で構成されておりまして……
◆1番(大西強君) 言うてくれよ。
◎総務課長(赤木博伯君) はい。 内部委員は4名でございます。副市長、教育長、
企画政策部長、総務部長。そして、外部委員は2名で、企業経営等に精通する方の団体から2名を委員として任命しております。
◆1番(大西強君) 課長、その中に行政以外の一般の人も2人、入っとるんと違うか。そやろ。教育長も入っとるんや。それを不公平やと、反対やと。大石元則がやで、これ。「私は議会の一員であります。公平性を重んじたいと考えております」。当たり前やないかい。
人権擁護委員が公正やなかったらどうするんな。不公平ということは差別ということや。「公平性を重んじたいと考えております。議案第96号において賛成いたしかねます」。不公平と書いたある。「審査項目の12番目において考慮すべき点があったにもかかわらず、なされていないと考えます。私は、議案第96号において賛成いたしかねます。よって、反対いたします」。公平性を重んじて
人権擁護委員が、副市長、あんたの選定委員会が不公平やと。まだ、あんたら市長の子分やさか構んわよ。この外部から2名入ったある一般の審査委員に失礼と違うか。 私がここで屋敷議員から、痴漢や、ロシアのプーチンや、何で辞めんのなという発言は、倫理と違う。地方自治法第132条で侮辱発言や。ほたら第133条で、侮辱された議員は
懲罰特別委員会に訴えることができると書いとるんや。だから、
懲罰特別委員会へ願うたんや。
懲罰特別委員会は、侮辱発言やと、屋敷議員に議長から注意せえと。多分、侮辱発言になるから今後気をつけてくださいと注意するんやろうな。それをや、この大石元則は侮辱発言に当たらんいうて大西の訴えを却下したんやで。公平性を重んじて。公平か。 それで、市長、同僚議員が、3月、あんたおらんときや。そして、あんたがしているのは、
人権擁護委員に推薦するのを反対したさか、報復と違うかと言うたんや。それやったら、あんた、イチゴ農園を、
イチゴ狩り無料で子供らに提供しとる、選挙違反と違うかと言って指摘したんや。そしたらの、市長。私はそんな意図、選挙やね。選挙の意図ら、何にも意図していませんと。この子供たちの幸せな顔を見たかったからやっているだけですというて発言したんや。それは言うんや。 大西は、女性議員にセクハラしていない。議会事務局で視察日程の説明を受けに近寄ったときに接触したんやろうねと。セクハラの意図ら全然ありませんと。触ったことも分からんのやと。そうでしょう。だから、接触した相手の女性議員は、大西の手が尻に当たったんでセクハラされたと勘違いしたんでしょうねと。相手の女性議員のこと、何も言いない。大西はしていない。そんな意図やないと、触ったことも分からんのやから、それ説明してやで、5年も。大西はそんな意図はありません。それは理解せんのや。我がのことは、選挙ら意図していません。子供たちの幸せな顔を見たかっただけですと。そこの
人権擁護委員がや。尻、触った、痴漢やロシアのプーチンや言うた、構わんと。自分のことは認めてほしい、人のことはどうでもええ。こんな
人権擁護委員らあるか。 これ、見てみなさいよ、市長。地方トップ、ハラスメント辞職、愛知県東郷町長、パワハラ、セクハラ。岐阜県池田町長、町長室でセクハラ。みんな辞めとるやないか。静岡県の知事や。ここでやで、市長。採用された新入職員を激励するのにや、酪農をやっている、牛の餌をやっとる人らと違ってあんたらは優秀なんやと言ったったんや。大石議員は酪農や、牛飼いやるんや。牛に餌やりやる人らと違うてあんたたちは優秀なんやと言ったって、職業差別やいうて知事を辞めとるんや。誰々が言うたんと違うで。言い過ぎたったんやね。新人の採用した職員を激励するのに、意識を言うたんや、励ますのに。それを酪農家と漁業者と比較したったんやね。それで知事辞めんなんのや。 痴漢やロシアのプーチンや言うて、何で議員辞めんのやって言われて、そんなの侮辱発言にならん言うんやで。人の人権らどうでもええんやない、これ、元則はよ。元則言やんのは、大石と大西とが間違えるさかい、元則言やるんや。これで見てみい。調査委員会を設けられたんや、職員からの苦情あって。池田町が、これ99件出てきたんや。大西は50年やりやるんや、ここで。在籍だけでも40年近いんや。あれ騒ぎになったけれども、議会にも、あんたとこにも、私も大西に痴漢されたんや、セクハラされたんやと、投書1件でもあったか。大概、大西の悪口書きやるインターネットの書き込みでも、セクハラされたら1件もないで。大西の孫が隠し子やらて書きまくりやるやつでも。言いやるやろ。こんな痴漢やセクハラというのは性癖やから、1件だけということないんや。言わん人もいっぱいあるんや。1件もないやないか、大西は。それを裁判で証明してや、なかったというのにや、判決が下りとるやないか。痴漢したというて判決下りとるやないか、何で議員を辞めんのな、ロシアのプーチンやと言うて。ここでやで。こっちは必死になって違うんやと、彼女は勘違いしたんやと言うたて。 市長、疑わしきは罰せずという言葉、知ったあるか。それは知ったあるわの、疑わしきは罰せず。大西は元捜査官や、刑事や。いいですか。疑わしきは罰せずというこのことわざ、法律上のことわざや。悪法もまた法なりとか、そういう真理をことわざにしたある。だから、疑わしきは罰せずというのは、市民の人権を守るための言葉なんや、権力から。そやんで、10人の犯罪者を逃がすよりも、1人の罪なき人を罰するほうが悪い。人権なんや、疑わしきは罰せずいうて。 大西は一生懸命になって、私はセクハラしていませんと言い続ける。だから、セクハラしたということは罪でしょう。大西は議員辞めんならん。町長ら、皆、辞めやる。そうでしょう。明確な証拠もなしに人を罪に陥れるということは、今言うたように、少なくとも
人権擁護委員は、それぐらいの理解できなんだらどうすんな。そんなもんをあんた、指名しとるんや。 だから、15人ある中でやで、わざわざ議員を行かすなと。行政のほうへ議員を行かすなと言うとるのに、15人の中から抜てきしたわけやろう、市長。あんたの人事評価の能力はどうなと聞きやるんや。だから、やめよと言うとるんや。あんたは大石元則の業績と能力をば評価して
人権擁護委員に推挙したんや。大西は反対したんや。そんな人物やのを見抜いとるからや。あんたはわざわざ政治倫理条例がある中でやで、1人だけ我がと一緒に選挙を戦うた大石をば優遇して
人権擁護委員に推薦したんや。それを見せやる。 そしたら、市長、新聞で大西は自分のことばかり、人事評価のことばかり、セクハラのことばかりや、もっと市民の生活に影響のある大事なことを議論できんのかいうてたたかれとるんや。教育長、この間も言うたやろう。何で大西は自分のことばかり言やるか。自分のことやさか。だから、大西強という議員をモルモットにしているんやと。それで、人事評価、この不公平、この弊害をロジックを実験しやるやろ。だから、大西強という議員を三人称で聞いてくれと言うんや。大西強という議員は、ここでしゃべっている本人やから真実を知ったある。大西しか知らんでしょう。僕は教育長のことは何も知らんで。みんなここにおる人ら大西のこと何も知らんのに。そやろ。僕も知らん。市長は近所やさか名前も知ったあるし。毎日、市長が何を考えやるんか、どこで御飯食べやるんか、どこで飲みやるんかも知らん。この間、一緒になったから一緒に飲んだけれども、知らんがな。そうでしょう。だから、私は私のこと、大西強という議員をよう知っとるんや。分かるの。だから、一番知ったある大西強という議員をモルモットにしてしゃべる。ほかの議員のことら言えん。 例えば、セクハラがあったというて、セクハラ議員やロシアのプーチンや言われるわね。大西は、俺はセクハラしていないと言う。セクハラしたかどうかは大西しか知らんわけでしょう。裁判所の裁判官は知ったあるんですか。あんたも知らんやん。後ろの議員ら、誰も知らん。大西しか知らんでしょう。だから、大西は本当にセクハラするつもり、いたずらするつもりで冷やかすつもりで尻を触ったんか、本当に知らんのか。知ったあるのは大西しかないやないか。違うか。そうでしょう。大西は、自分はしてないんや、真実を知ったあるわけや。知っててみんなを言えるわよ。 ほいだら、大西に悪い感情を持っている議員は、セクハラや、セクハラや、ロシアのプーチンやと言うわけやね。言った本人と会派を組んだあるのは、皆、注意せんでもええて。そやろ。それをあんたらに見せやる。公平ですか、人が人をするとき、
人権擁護委員ですら。だから、大西をば嫌いな議員が半分以上あるから否決されるんや。そうでしょう。議員ら公平やないもん。 そやから、それで裁判所へ訴えたやろ。裁判所は利害関係ないもん。だから、裁判所は、名誉毀損や侮辱発言や、本人に、大西に罰金を払えいうて命令したわだ。分かる。そしたら、教育長、その言うた本人は大西に弁償したんや。そやけど、屋敷に同調した議員は何もおとがめはないやろ。いいですか、教育長。だから、ここを中学校のホームルームやと思ったらええんと違うか。いじめっ子グループが、大西強君に痴漢や、ロシアのプーチンやといじめたんやろ。 この間も、いじめられた20年前に死んだ子、大きいに放送されとったな。いじめられてよ。親も出てきて泣きやった。市長、教育長、だからいじめというのは、集団のいじめ、一人で力の強い子がいじめる場合もあるけれども、ああいうふうに悪いことを言われたりするのは、大体いじめっ子グループやね。いじめられる子は、そのグループ全員に嫌がられることしたとかないと思うんやで。そのグループの中の誰かが気に入らなんで、それでやるやろ。特にリーダーに嫌われると、ついてきやる子らはいじめたら悪いと思いやっても、一緒になっていじめなんだら自分がいじめられるというおそれがあるからついていくねん。分かるの。そうでしょう。大西の強君は、いじめられてつらいわけやろう。一緒やもん。何も悪いことをしていないのに、嫌いやさかい、いじめられたんや、この間ね。大変な問題やろう。 それで、見せやる。人が人を評価するときね。そこで、教育長、大西はいじめられて不登校になって、自殺未遂して岩崎病院に入院させられて、入院させられたおかげでよかったけれどもね、岩崎病院、死んでくまで大事にしてくれるさか。そこで、大西は鍛えたんや。いじめも二つある。そういう子、悪口言われてつらいのと、僕らのときはほとんど暴力やった。悪口言われるぐらい平気やけれども、我慢したらええけれども、暴力はね、痛いし、つらいわけや。口の中が切れるから御飯食べれんのやだ。みそ汁を飲んだらしみるし、暴力のほうが怖かったんや。いじめでも、我々の時代はね。だから、両方を鍛えたんや。僕の場合、周りにちょっと助けてくれる人がおって、運よく、それで、口でも負けん、暴力でも負けん。鍛えたんや。 だから、この間のいじめも5年間やられたけれども、耐えた。のう市長、耐えたやろ、抵抗力あったさかや。なかったらどうするんですか。大西をいじめたこのグループやで。 休憩までに終わるからね、切るから。 のう市長、大西はそういうことで鍛えたから抵抗力があるわだ。抵抗力があるから5年間耐えてみそぎを果たしたでしょう。抵抗力がなかったらどうするんですか。泣き寝入りでしょう。その侮辱に耐えんならん。泣き寝入りや。もう嫌、もうこんな議員をしてこんなに心に傷つくんやったら辞めたいというて辞めんならん。抵抗しようと思っても抵抗力がないんやもん。どうするかいうたら、弁護士を雇って、要するに助っ人を頼んでやるわけでしょう。どれぐらい費用がかかるか。そうでしょう。大西は抵抗力を身につけたから一人でやれるけれども。違いますか。 だから、その自覚があるんかやで、あんたも含めて。この後ろで痴漢やプーチンや言うても構わんて、このいじめっ子グループがよ、強君の。自分らが何をしたかて、大石元則や、
人権擁護委員がや、何をしたかの自覚もない。 だから、人事評価らやめよと言うんや。人が人を評価するときに、数で、権力でね。たまたま大西はこれに耐えられたから、大西はグループないんや、1人や。グループを組んだ者がみんなで恥をかかす。そういうことなんやで、自分らがやったこと。まだほかの議員は議員やから、大石元則のことを言うのは、これ、
人権擁護委員やもん。行政でしょう。あんたが指名したんやろう。人事評価をやっているのは、あんたがやっとるんや。教育長がやっとるんや。だから、基準もなくて、まだええ評価を受ける人はええけれども、悪い評価を受ける者は悲惨やろうと言っとるんや。 職員の中にも抵抗力がある職員もおる。そやけど、物すごいそれがストレスで、悔しい思いをしている職員もおるわけやろ。優秀な、僕も法学部やったけれども、先生になるつもりで大学に行ったから教職課程を専攻したんや。優秀な生徒を育てようと思って行ったん違うで。落ちこぼれた、家庭環境が悪くてぐれた子、いじめられて不登校になっている子、そういう弱い生徒を助けるために先生を志した。分かりますか。だから、50年前に市議会議員になる。私は行政の公平性を求める。そのために市議会議員になった。人事評価、12年やっとるんや。 そういうことで休憩してくれるか。
○議長(三栗章史君) 一般質問中ですが、10分程度休憩いたします。
△休憩 午前11時03分
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△再開 午前11時18分
○議長(三栗章史君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 1番、大西議員。
◆1番(大西強君) (質問席) 教育長、ちょっと厳しいにね、通告にも人事評価は諸悪の根源やと書いとるでしょう。それは教育上の問題もあるで。下へ論語を書いとるから、一説抜いたあるだけやけれども。この人事評価が諸悪の根源というのは、要するに、スキルを重視していると、倫理感が失われるという。大事な倫理感を教育せなんだら、世の中乱れる。それを言うてるんや、いろいろ。 今、問題になっている自民党の裏金問題、ニュースキャスターがインタビューした、裏金をもろた議員にどうしてノルマ以上に集めるんだと。いいですか。そしたら、その議員は、ノルマ以上に
パーティー券を売って収入を得たら大物議員やと評価されると。分かりますか。ようけ政治資金を集めてくるのが大物議員と評価されるんや。されるんや。それをば配下の議員に配るんや。ほたら大臣候補になるんや。大臣になったら行政に行けるから、業者がどんどん献金してくるんや。自分の政治権力が保持される。分かりますか。 トヨタ自動車、あの大企業のトヨタ自動車も不正をやった。何でや。能力、業績を評価するからや。だから、業績を上げるために検査をごまかす。不正でしょう。見てみなさい、これ。 柿沢いう議員が、東京の区長選挙でお金をまいとる。ほいで捕まっとろう。広島県でも夫婦で国会議員しやる。夫のほうは、東大出の法務大臣やで。それが自民党からようけお金をもろて、それをまいとるんや。それで捕まったんや。2人とも失脚や。東大出やさか頭ええんやろう。頭ええんかいなと思うわな。そんなことしたら、捕まって失脚するのぐらい分からんのかいと思うで。 だから、民信なくんば立たずと論語の一説を書いとるやろう。だから、信義を守る。それを教育せなんだら、能力や業績で職員を指導していたら、上司にごまをするやつばかり出てくるんや。いいですか。だから、人事評価のこと言やんやで、市長。人事評価するなと言いないんや。人事評価は基準、きっちりした誰でも納得できる基準があってするんやったら、これコンペやから構んのですよ。しかし、その基準もなしにやると、果たして真実を基に評価できるのかと、あんたらに言いやるんや。 私は、市議会議員に最初立候補するときに、何で私は行政の公平性を50年間求めているかというたら、私が出るとき、今と一緒、今よりひどかったんや、自民党の金権政治が。そのときは社会党もあった時代です。そこで、自民党の若手議員が、今の河野太郎大臣のお父さんやね、洋平さんら新進気鋭の若手の自民党の議員が、自民党を脱党して金権政治批判して新自由クラブをつくったんや。そやで。それで、私は政治家になったら、行政の公平性、金権政治排除、それは誰にも負けんで来たから、一貫してやっとる。 そこで、人事評価に移るけれども、あんたたちは人事評価をやっているけれども、人事評価、今言うたように、真実を基にやれるのか。悪いことをしやっても表に出てこなんだら分からんやろ。大西みたいに、セクハラしていないのにセクハラされたと表へ出てきたら、選挙の票が500票も減るんや。大石元則議員がこの前選挙に落ちたとき、2票差やで。
人権擁護委員が、自分が選挙に立って落選したの2票差。500票や、セクハラしたと言われて。何をしたか分かっていない。怒るのは無理ないやろ。私は乱暴や言われるけれども、正直な気持ちを表しやる。いいですか。表へ出てくるかどうかなんや。 大谷翔平という大リーグの選手がおるわな。この選手の通訳、称賛されたあたんやで、中学校の教科書へも載ったあた。この有能な選手が活躍できるのは下で支えている人がおる。市長、あんたが市長で立派な業績を残す、市長は脚光を浴びるけれども、それは周りについている頑張っている人、これを評価されていたでしょう。称賛されていたんや。ところが、大谷のお金を盗んでばくちを打ちやったんや。それが表へ出てきたでしょう。だけど、称賛しているときももう既にやりやったんやで。違いますか。だから、表に出てくるか出てこんかやろ。 大西がセクハラしていないのにセクハラしたと言われたから、市民はセクハラしたんやろうと思う。公平に評価できるんかと言うんやで。大西は50年やりやるんや。いいですか、50年。この50年間、自分の選挙だけでも14回やっとるんや。市長選挙も県議会委員も衆議院も参議院も、50年間全部関わっとるんや。新宮市の政治の裏表全部知っとる。分かるの、市長。あんたとも一緒にやったんや。あんたを市長にするのに大西がどう動いたか、あんた、知らんのや。選挙の裏表ら知り切っとるんや。だから、今、裏金問題でもめとるけれども、何で裏金つくらんならん。選挙は金で左右されるんや。いいですか。 前に、衆議院の選挙や。強君ちょっと来てくれと、親しい人が、社長が来てくれというから事務所へ行ったんや。「どうしたんな、社長」と言ったら、「俺ね、今度、衆議院の新宮の責任者になったんや」。新宮の後援会長やね。「おまえの力を借りたいんや、応援してくれんか」と、帯封のついた100万円札を2束、200万円やな、ぽんと前に置いて。ぞっとするで。元警察官やで。その200万円を持って警察へ走ったら、もうその代議士は失脚や。そのときは連座制ができたあたから。その前、二階さんところが捕まったときは、連座制がなかったんや。だから、秘書だけ刑務所へ行ったんや。その後や。3人おったんやで。2人に減るんや。2人が1人に減るんや。必死なんや、上がらなあかんから。だから、その人は大西と親しいんや。俺が頼んだら、大西はこっちへ応援してくれるやろと思って呼んでいるやろ。ほいたら、大西は不正が嫌いや。そのお金を持って何で警察へ突き出さんのな。できますか。そのお金を持って俺が警察へ行って、その候補を失脚させたら、その人に一生恨まれる。恨まれるわな。できるわけないやないか。幾らきれいごと言いやると言ったって、こっちはびっくりして、「社長、そんなことしてもらわんでも応援するよ」と言うて逃げてきたんや。応援しませんと言えんよ。「社長、そんな気を遣うてもらわんでもええで、応援するさかよ」と逃げてきたんや。ほいだら、よそで捕まってその代議士は失脚や。新宮で捕まらんでよかった。新宮で捕まっとったら、大西がチンコロしたというて恨まれるやろう。よそで捕まったんやて。表に出てきていないんや。全て選挙の裏表も知り尽くしたあるよ。 あんたの選挙や。七、八年前、あんたと戦うたわな。その前、あんたを応援したんや。そやろ。そのとき、あんたに大西は何を言うた。「みっちゃん、銭使うたらあかんぞ」と言うたんやで。「金を使わなんだら市長になれん者は初めからならんでもええんや。金を使うて市長になるから、市長になったら悪いことをするんや」と言うたんやで。そやろ。あんたを応援するさか、金を出せと言うたか。違うか。そしたら、その4年の間に人事評価をやるというて、やめてくれ言うてもやめんのや。人事評価は市長の専権やから、やめんから、結局、俺は自分が出たって、もしかしたら当選するかも分からん。当選するとは思っていないけれども、選挙運動らせえへんのやから。万が一上がったらやめさせられるから立ったんや。そやろ、市長。 だから、あんたを、市長に立ったときに応援したのは大西だけやろ。今の議長も応援したけれども、そのときは議員やったか、議員やなかったか知らんけれども。あんたの選挙事務所へ行ったんや。選挙事務所を借りてしてるのに、県議会議長が立候補してきたんや。あんたがうちへ来て、強兄やん、下川さん立ってきたさか、うちの後援会、皆、退散していったんや。5人しか残らんのやと。5人のうち3人辞めよ言やる。やれ言うのは2人だけや。立ったら応援するけれどもよ、やめといたほうがええと言うのが3人おるんや。やめようかいのと来たんやで。やめるなと言うた。自分でやりかけて途中でやめたら、一生あかんたれと言われるぞいうて。経験やないか、若いんやからやれと言うて。なら、強兄やん、応援してくれるんかと言うから、応援するよと言うて、俺は裏切ったりせえへん。ほいだら、相手は大物議員とか坊主にしたの13人や。坊主組言われたんや。違うか、あんたを応援したのは大西1人や。 そして、あんた推して4年間の間に人事評価をやめてくれんから、責任取って市長へ立候補したんや。あんたとやることになったんや。ええか。そしたら、議会らで大西をば応援する議員ら1人もおらん。ほいだら、1人だけおったんや、応援してくれるのが。ほいで、後援会のパンフレットあるやろ。あれ、後援会入会の署名欄あるわな。それを持ってきてくれたんや。大西さん、これ取ってきたで。ああ、おおきによと。そしたら、60人ぐらい書いたあるんや。おおきによと。後ろの議員やで、ところで、熊野川の町長選挙でも2,000万円かかるんやで、ここは新宮市の市長選挙やで。軍資金もないのに、選挙をやって勝てるはずないのに、勝つ気がないんやったら応援できんでて。あんた、金あるんやさか、金出してくれと来たんや。ほいだら、おまえ、何言いやるんなて。俺は、田岡に銭を使わなんだら市長選挙へ出やんでもええんやと、市長にならんでもええんやぞと、銭を使わなんだら市長になれんなら初めからなるなと言うとるのに、我がの選挙で金をまきやったらどうすんないうて。俺が捕まったら誰が責任取るんなと言うたんや。ほいだら、あんたがまいたら捕まるけれども、僕が後援会、名前言いないで、懇意な人やで、言ってまいてもらうよって。ほいだら、大西は怒るわだ、烈火のごとく。おまえ、新宮市をばよくするために俺に市長に立ってくれと言うたん違うんかい。俺の金目当てかいうて、出ていけ、二度と俺のところの敷居またぐなと放り出したんや。ほいであんたのところへ行ったんや。 その後、すぐやで。もともとその議員を応援しやった女の人らがうちへ来たんや。歯がいよ、どしたんな言うたら、その議員があんたの事務所開きで来やるお客さんに頭を下げやったんや、歯がい、歯がい。あんたのところへ行ったんやで。大西が金を出したったら、大西を応援してくれたんや。出さなんださか、あんたのところへ行ったんや。あんたが出したと言いないで。当てつけで行ったんやろうけれども、金を出さなんだから、いまだに大西を妨害してくるんや。そやろ。表へ出てないのに。この間の選挙で大西よりようけ票を取ったんや、その議員が。初めて負けたんや。何でや。市民は知らんからやろう。その議員がそういう議員やというのを知らん。違うか。表へ出てくるかどうかやろ、人が人を評価するのに。分かるか。みんな、それを聞いてくれやなあかん、50年間、真っすぐ不正もせんと。大変な勇気が要るんや、のう市長。それが、もう引退するという直後に痴漢やプーチンやと言われて。 それで、この大石が、市長、こう言うているんや。ちょっとだけ言うわ、人事評価のことやから。市長、あんたに大西が議員を行政に行かすなと言いながら、自分は行政のほうへ行って監査委員しているんや。断るべきや。そうやけれども、違うでしょうと。もともと議会は当局の事務執行を監督する立場やから、法律で議会から1人出せということや。出せと決まっているから、誰かが行かんならん。誰かが行くんやったら、大西が一番適任や。そうやろ、市長。大西はもともと刑事や。経理上の不正、詐欺、業務上横領、不正を点検するのが本職や。そやけど、経営管理は素人やろう。そやんで、大西は経営管理を勉強せんならんと思って、専門学校の通信教育で教育を受けて、自分の得手の悪いのを勉強しとるんや。能力は劣るけれども、少なくとも監査委員の仕事がどんなに大事かということを分かっとる。だから、指名されたんで誰かが行かんならん、それやったら俺が行くと言っとるんや。 それで、私が行ったときは、既に監査委員がおったんや、代表監査が。その人がこの3月、だから1年前やろ、僕が監査に行ったのは。この3月に、大西さん、今度、監査委員辞めさせてもらうんやと言うさか、いや、僕が来て1年やさか、
代表監査委員の助けがなかったらできんから、もう一期やってよと言うたんや。ほいだら、「大西さん」言うて、大西さんにちょっとおわびせんならんのやと。どうしたんなと。あんた、どいらい評判悪いし、実はあんたのこと信用してなかったんやと言うて、えらい失礼しましたと言うんや。 それが、市長、初めてと違う。大西と、誰も知らんやろう。それで新しい事務局長が来て、一緒に仕事するんやね、それまで知らんのや。必ず、大西さんのイメージ、僕、間違うとったって。それが20年前。平成15年に監査したんや。そのときも今度の引退した監査委員の先輩やね、20年前やから。その人が代表監査やって、同じことを言う。いいですか。平成15年やで。ほいで、入って監査委員になったんやけれども、平成16年6月に、1年後や、俺、議長になったんや。議長になったら辞めんなんやろう、監査委員を。ほいで辞めるということになったら、その代表監査が同じこと、全く。「大西さん」言うて、すみませんでした。失礼しましたと言うて。どうしたんですかと。いや、あんた、評判悪いし信用してなかったんや。1年一緒に仕事をしてもらってよう分かりましたと。それからずっと今でも応援してくれやるんやで。応援してくれらいうて頼んだことないで。どういうことや。みんな、大西を知らんのやもん。そうでしょう。知らんから評判が悪いんや。 ほいで、この間、セクハラで去年もめているときに、大西組と言うたら悪いわの、大西ファミリー、僕はあんなスマホら持ってないから、どうせ俺のことをろくなことインターネットで書きないんやろうね、見てくれよと言ったら、見やる。大西はまだ市議会議員しやるんか、はよ辞めさせ、化石やでとか書いてある。もう悪口いっぱい書いたあるわ、ええか。 よう読んでみなあれよ、市長。大西がまだ市議会議員しやるか知らんのやで。そやろ。読んだら分かる。大西がまだしやったんかということ、大西がまだ市議会議員しやるか知らん者が悪口を書くんや。あらゆる差別のこと言いやるんやだ。人の評価や。だから、その人は大西に悪いことをされたわけでも何でもない。人のうわさとか、そんなイメージをしとるわけやね。そしたら、市長、ずっと書いたあたんや、悪口ばかり。最後に一言、大西議員は新宮市議会の良識ですというてね、マークしてよ、感嘆符。「大西議員は新宮市議会の良識です!」と。それでぴたっと止まったんや。これがうれしいんや。悪口を言われるのは知り切ったある。評判も悪いの知ったあるけどね。その人らを裏切れんねん、大西は。 それで、
人権擁護委員のことも言いたかったんやけれども、もうちょっと5分ぐらい待ってくれるか。大石の名前を出して言いやるから、その理由を言わな。 その新聞がよ、市長、あんたに反対しやるけれども、市民は、大西は人事評価のことばかりやりやるいうて。どうでもええやないかと批判しやるやろ。これね、市長、今年の2月27日の新聞やで。朝日新聞や。どうでもええことか。大阪府、大阪市人評価見直しというて紙面半分使うたあるんや。どうでもええことか。どうでもええことやのに、大新聞が大阪府と大阪市が人事評価をば見直すというて、そんなんや。そやろ。 12年前て書いたある。12年前に導入した市と大阪府の人事評価制度が今春までに見直される。大問題や。違うか。12年やりやるんや、大西は。大阪と新宮市は違う。大阪は卒業式に国歌斉唱せんと立たん市民もおるし、労働組合が推薦した候補者を仕事をさぼって応援しやるとか、それで橋下知事が怒って、公立学校の先生も公務員やと、規律は守れということで人事評価を導入したんや。新宮市は違うやろて。みんな、顔が見えるんや。やめよ言うやつが12年やりやるんや。まだ今からやりやるんや。 それで、市長、誤解を招いたら悪いんで、大石議員が言うたことで、大石議員は、あんたがおらんときやで、私は公平性を重んじるんやと、一般質問で。ほいで、今言ったように、何でそんな、人をよ、ここで痴漢やプーチンやと言ったら侮辱発言、誰でも分かったあることを、何で
人権擁護委員が構んと言うて擁護するんなと言うたら、ほいだら、大西議員は誤解していると思いますと。私は、犬猿の仲であった屋敷と大西議員が議会で毎回同じことをやっているから、あえて反対討論したんやと言うたんやよ。この間やで、あんたおらんときに。今、大西をモルモットにしたんや。大西は、市民にも議員にも市役所の職員らにも何も悪いことしたことないのに、何で評判悪いんなて。いいですか。これから、大石元則と犬猿の仲やのに。違うか。屋敷と犬猿の仲とはどういうこと言やんないうて。何か個人のけんかみたいに。 いいですか。だから、50年前に三輪崎の港に県議会議長が息子を支店長にして港湾荷役の利権を取りにきたんや。それを追い出すのに、瀬古市長が、強君、県議会へ行って港を守ってくれと言うから、県議会へ立つと言うて立って選挙になったんや。そしたら、その市長が、ベテランの、大西を応援してくれやった議員が来て、強君、瀬古はおまえが選挙になったら下ろされると、そやさか我がらから立てよいうて別の市議会議員を立ててきたんや。何やいうて、市長のところへ行って、誰が下ろすんないうて、下りへんでいうて。あんたも行け言うたんやから、港のことやから、俺の地盤でやったんやからしゃあないと、三輪崎へ来んといてくれと。三輪崎に来るどころやない。出入り業者の事務所にその候補者の議員を連れて行って、市役所の職員にパンフレットをまかしてやで、選挙をやってきたんや。ほだら、その議員は当選したわよ。 これで大西は怒るわな、裏切られたから。それで嫁さんを立てたんや。そのときや、屋敷は後援会の幹事長やったんや、
大西強後援会の。そして、嫁さんを立てると言うたんで、三輪崎から屋敷らはじめ乗り込んできて、やめよと。強兄やんいうて、俺ら飯を食えんようになったらどないするんなと、あんたを応援してきて勝手なことするなと。絶対立てたらあかんでと言うて。そやけど、立てると言うたんや。ほんだら応援できんでって、大西の後援会は分裂や。そのときに大西についてきた者と屋敷以下、反抗して市長のほうや相手側へついたんと分かれたんや、三輪崎は。大西に責任あるか。悪いことしてないんやだ、選挙やのに。それで、屋敷ら反対するのに立て切ったから、屋敷らは大西の後援会から出ていった。 そしたら、次の衆議院選挙で東力という人が出てきたんや。これ、俺より2級先輩や。この人の兄さんは光洋中学校の先生やった。だから、大西も物すごい世話になっとるんや、兄さんに。そやから、三輪崎の大西の世代はほとんど東力やったんやだ。そやから、彼らはその議員がおったやろ。大西は二階やろ。真っ向からけんかやもん。個人的なけんからしてない。選挙やのに。 そう出てきてて、今度はあんたと大西の選挙になったら、大西嫌いやから、彼らはその前、元の県議会議長についたあたのがあんたについたんや。大西を潰すためにあんたについたんや。ほいで、大西が立ったやろ。敵やもん、ずっと来とるから、そやけど、犬猿の仲やけれども、政治やもん、分かってくれる。大西が何も市民に悪いことしたわけやない。犬猿の仲やら言わんといてくれよ。屋敷は戌年で俺は申年やさか、あれは犬で俺が猿か知らんけれども、この
人権擁護委員が何も知らんと、そんな犬猿の仲らと言うたら軽いやろ、市長。来た人らよ、屋敷と俺は犬猿の仲やさか、大西は痴漢やプーチンや言うても仕方あるかいうて、そんなことあるか。 市長、だから、あんたに言うんや。人事評価をやりやるけれども、そういうふうに大西を悪い悪い評価をしやる。しやるけれども、大西は何も悪いことしていないのに。だから、政治は汚いさか嫌なんやよ。けれども、大事やろ。やりがいがあるんやだ。やってきてもう引退するというときにそんなことを言われたら、そやからみんなに理解してほしいさか、言いやるんや。 やっぱり民主主義はとにかく人の意見を尊重せなあかんわ。それがベースで多数決なんやだ。多数決で勝ったら何でも正義やと思ったら大間違いや。それをみんなに理解してほしいんや。それと、行政の公平性、守ってほしいんや。見てよ、毎日やぞ、不祥事よ。毎日や、政治家も企業家も。この間、弁護士が捕まったあたわ、名義貸しで。どうして自分たちの社会的な使命を理解せんのかな。だから、そんな業績やとか曖昧な基準で、業績やとか能力、今の詐欺してる連中、頭ええんやろ。能力あるんやから、ええほうに使えと言うんや。みんな、その技術を悪いほうへ使って毎日事件が起こりやるやろ。 そやから、人事評価ら基準がなかったら公平にできんのやから、見直してくれませんかと頼みやるんや。 おおきに。
○議長(三栗章史君) 一般質問中ですが、午後1時まで休憩いたします。
△休憩 午後零時00分
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△再開 午後1時00分
○議長(三栗章史君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。
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△竹内弥生君
○議長(三栗章史君) 11番、竹内議員。
◆11番(竹内弥生君) (質問席) それでは、11番、議長の許可をいただきましたので一般質問をさせていただきます。 今の、市長、社会情勢、ひどいですね。午前中も大西議員からもございましたが、政治と金の問題、人口減少、少子高齢化、この弊害がもう物すごく起こっていまして、戦後一番、我々政治家として頑張らなければいけないというときだと思います。物価高であり、燃油高であり、出生率は低く、本当にこれから一つ一つの課題を解決していかなければならないと思います。社会保険料は上がり医療費も上がって、年金も下がる。どこがどういうふうになっているか分からないような状況です。私たち議員、そして当局の皆さんは、私たちが市民の皆様のすくい上げてきたお声をしっかり勉強していただいて、協議していただいて、実行できるものは実行していく、スピード感を持ってやっていくことが、今の世界情勢に必要なことだと私は考えます。 この復興特別税に関しまして終了しましたが、今度は森林譲与税の中から森林環境税、全国民から1,000円徴収して、その使い道も人口割とかいうふうなことになっていましたけれども、じゃ、今話題の東京都、1,200万人、1,300万人でしたかと我が新宮市の2万6,000人と比べられて、その1,000円しっかり全国民から徴収されているのにもかかわらず、人口の多い都市にばっかり交付税として入ってしまう。福祉や教育に関しまして、なかなか政府からの財源が届かない中、補助金が届かない中、我々地方自治体は、懸命に策を練って財源を熟慮して使いながらやっていかなければならない。この森林環境税におきましては、人口割ではなく、違う形にするということが協議されているそうなんですが、私たちの知らない間に細かく税金が上がっているんです。そして物価も高いし、燃油高も上がっている。人口が減っているので人手不足である、事業者も困っている、高齢化で店舗が閉まってきている、様々な弊害が起こっています。 私は、新宮市民の皆様のお声をしっかり酌み上げて、そして行政に反映して実行させていきたい。皆様に実行していただきたいと思います。これからもこの社会情勢が混沌とする中、議員としての職務を懸命に果たしてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 それでは、項目1、タクシーチケット配布状況について質問いたします。 これは、公共交通において、人口が高齢化してきた。免許を事故を起こすから返上しなさいと。いろんな弊害が起こってきて、足が痛いのでバス停まで行けない、医療センターに行きたいけれども年金暮らしでタクシーは高い、そういった様々な声が起こる中、政府は、やれやれやっと地方の苦しい公共交通の何かを改善しなければならないということを打ち出してきまして、いろんなことをしなさい、協議会を立ち上げたりということを行っている中であります。 先日も新聞で読みましたが、有識者と共に本市が協議会のいろいろな協議をしていたのを新聞で読みました。 当選させていただいて、この地域交通におきましては、デマンドタクシーやミニバス、そしてバンなどで移動して細い路地にも入っていって、買物や医療センターに行けない高齢の方、または身体の不自由な方等々をお乗せしてお運びするといった案も出しましたけれども、だんだん私も議員になりまして積み重ねているうちに、そういった財源で、新宮市という中核都市の中では実行に移す財源がない、まだ整っていないということで、今協議されている市長をはじめ皆さんが、この公共交通について御苦労なされていると私は認識しております。 その中で、この公共交通の仕組みがしっかり構築されて、皆さんの足となるように、皆さんを運べるようになるまで、私はこれは約4年半、市長の実行の下、タクシーチケット事業というのを今年4月1日から事業が創設され、タクシーチケット券が配付されている。これは大変高齢者の方、皆さん喜んでおります。このお金は全部、新宮市のお金です。我がまちのお金から担当課が御尽力し、皆さんで協議していただいて、市長が決断の下、実行する運びとなりました。 お尋ねします。今年度はこのように予算化されました。大変喜ばれておりますが、次年度は予算化のほうはいかがでしょうか。
◎健康長寿課長(西洋一君) 健康長寿課、西より答弁させていただきます。 今年度から始めたタクシー事業ですが、市民の方から、議員さんおっしゃっていただけるように好評を得ております。今後、皆さんの意見を聞きながら、また予算のかかるものでもありますので、庁内で協議して進めていきたいと思っております。
◆11番(竹内弥生君) 課長、ありがとう。来年もしてくれなあきませんよ。 今年1年の協議を重ねているという答弁しかできないのは重々承知していますけれども、これは公共交通がしっかりと市民の皆様をお運びできるまでの間にタクシーチケット事業を行っていくということは、市民の皆様にとって安心・安全なまちづくりを提唱される市長にとっても、来年度も次年度も公共交通がしっかりと構築されるために続けていかなければならないと思いますけれども、部長、いかがですか。
◎健康福祉部長兼福祉事務所長(中上清之君) ありがとうございます。先ほど課長からも答弁ありましたように、今年度から始めました。始まったばっかりですが、様々なところでまた意見を聞きながら、今後どうしていこうかというふうに考えていきたいというふうに思っていますし、昨今、確かに高齢者を取り巻く事情というのは、物価高騰をはじめ、大変厳しい部分はあるというふうに感じております。そういった観点からも、今後引き続き協議してまいりたいというふうに思います。 以上です。
◆11番(竹内弥生君) どうぞよろしくお願いいたします。 項目2、新宮紀宝道路熊野川河口大橋開通に伴う交通安全対策に移らせていただきます。 これは、今年秋から冬にかけて開通を目指しています新宮紀宝道路。インターチェンジの名称もあけぼの側が新宮北、紀宝町鵜殿側が紀宝鵜殿、紀宝町神内の国道42号接続側が紀宝に決定いたしました。開通イベントも自衛隊のステージ、または木材による記録挑戦、ギネス挑戦かな。それとちょうちん行列、ウオーキング、2県をまたぐ綱引き大会などが企画されています。本市におきましては、これ歴史に残る命の道の開通でございます。誕生でございます。 これは市民の方のお話なんですが、20年以上前に元市議会議員であった山崎さんが熊野地地区の皆さんと運動を立ち上げ、引き継いで今ここに東原議員が運動を続け、長い年月をかけてずっと引き継いで運動を続けてこられたとお聞きしました。もちろん現職である大西先輩、辞められた先輩方の尽力、そして新宮市長、紀宝町長並びに関係者の皆様の御尽力の賜物であると私は認識しております。そして、二階先生の大きな力添えがあったことで、この道、道路も開通したものと思います。この場を借りて感謝申し上げます。 そして、もう一つ、今も雨の中、土日もなく現場で働く、開通を目指して働く皆さん、心からお礼を申し上げます。様々な方向からこの大きなプロジェクトが発生することとなりました。私はただ、今の現職議員として、この長い年月をかけて活動を続けてこられた東原議員を先頭に、市長はじめ関係者の皆様に心から感謝を申し上げます。開通イベントは大いに盛り上げていただき、私も市民の皆様と一緒に参加して喜びたいと存じます。 ここからは、河口大橋の開通が、現状の自動車交通の変化により起こり得るかもしれない事故を想定して、市民の方からお話を聞いていますので、質問させていただきます。 まず、三重県側から新宮市へは、この蜂伏の医療センターとか大型スーパー、量販店のほうに向かう買物客、そして新宮市からは新宮港からチップを乗せて運んでいくチップ輸送、これは新宮市の地区の市街地を通りません。経由しなくてもよいようになります。現在、新宮地区の42号は、熊野大橋の交差点も橋本の交差点も慢性に渋滞をしておりますけれども、この熊野川河口大橋が開通に伴い、自動車交通は分散されることだと思います。それに伴い新たな事故が発生するのではないかと危惧されていましたので、質問させていただきます。 お尋ねします。あけぼのの新宮北インターチェンジの出入口三差路の交差点と大浜総合体育館前の県道あけぼの広角線との三差路交差点、これらの二つの交差点に信号機の設置はされますか。
◎都市建設課長(工藤英二君) 都市建設課、工藤から答弁させていただきます。 信号機につきましては、新宮北インターチェンジ出入口と大浜体育館の交差点にそれぞれ設置予定と聞いております。
◆11番(竹内弥生君) 設置されるんですね、課長。
◎都市建設課長(工藤英二君) 2か所設置されると聞いております。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。 交通量が増加すると考える大浜総合体育館に交差点まで数珠つなぎにならないかと心配しておられました。新宮北インターチェンジの出入口、三差路交差点に大浜体育館側から新宮駅方面の車線に河口大橋の右折レーンの設置の検討はしているでしょうか。
◎都市建設課長(工藤英二君) 新宮北インターチェンジの出入口に接続する市道には右折帯を設置いたします。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。これで安心すると思います。 続きまして、国道42号、広角南、警察署の前です。三輪崎から県道あけぼの広角線を通り、河口大橋へと向かう交通量が増加することが予想されます。この広角南交差点におきましては、今でも朝夕、新宮地区へ流入する自動車が右折レーンで止まってしまって、橋本行きの2車線側まで右折車が並んでしまうこともしばしば見受けられます。 この国道42号の広角区間は片側2車線の道路ですが、通常片側2車線の道路は、左側が走行車線で、右車線側がそのまま新熊野大橋方面への直進車線であるため、多くの自動車は広角区間から右側の追越し車線を走行車線のように走行している変則区間であります。この広角南交差点の右折レーンからはみ出して追越し車線部分で右折待ちをすると、追突事故の可能性が高まると懸念されていました。この広角南交差点に、あけぼの広角線へ向かう右折レーンを旧焼却場まで延長して右折だまりを増設して、交通安全対策を図ることができないでしょうかということをお聞きしていますけれども、いかがですか。
◎都市建設課長(工藤英二君) 議員おっしゃるとおり、新宮紀宝道路が開通すれば、国道42号から県道あけぼの広角線へ右折する車両が増加すると考えられます。 議員御提案の右折レーンの改良等による交通安全対策については、国道42号を管理する国土交通省にお伝えさせていただきます。
◆11番(竹内弥生君) どうぞよろしくお願いいたします。これは国とかの要望となりますので、都市建設課、どうぞ間を取ってよろしくお願いいたします。 市長も、もう全国でも名を知れた全国市長会で、セールスマンというか、新宮市のどうぞ陳情のほうをよろしくお願いいたします。 それでは、項目3、能登半島地震の教訓を生かしてに移らせていただきます。 今日は雨が朝からたくさん降り、弥生さん見に行きたかったけれども、車よう運転せんよというお声も朝LINE等々でいただきました。本当だったら、この時期に関しまして豪雨、風水害とかのお話を質問させていただくところですが、この能登半島地震のように、今いつ起こるか分からない南海トラフ巨大地震のために想定をして、6月議会は、この地震に対しての質問をさせていただきます。 2024年、今年の元旦に能登半島で地震が起きました。4月29日、月末時点では死者は245人、全壊家屋は8,528。これ4月の末時点のお話ですけれども、断層の上下運動、上下方向の動きによって陸側がせり上がって、輪島市の沿岸では最大4メートルも隆起したということです。隆起ということは、地面が海面より4メートルも上がったということなんです。なので、道路や水道管などのインフラは甚大な被害を受けて、その道路やインフラの被害が大きいゆえ、消火活動も遅れて火災も拡大した。そして、その被害が甚大であることに加えて、山間地を結ぶ道路も各地で遮断された。インフラや断水等、住居の再建には時間を要する。震災前の生活に戻ることはまだまだ難しい。この新聞からの報道の記事でございます。 被害をいかに万全に押さえるか。これは、私はどう考えても被害を、この地震におきまして、予告をされていない地震におきましては、万全に期することはできないと考えております。困難だと思っています。それだからこそ、このような地震にいつまでも関心を持って、ふだんから何ができるか、何を行政にしてもらうかということを考えていかなければならないと私自身考えております。 阪神・淡路大震災や東日本大震災と、また違った能登半島地震の特徴がありました。専門家の間では、この能登半島地震というのは、半島で起きたので、我々も紀伊半島、我々も半島です。同じような地形でございます。なので、専門家では地域特有の景色が見られたということを分析しています。この課題を深く考察して対策を構築していくことは、これから起こり得るかもしれない尋常ではない南海トラフ巨大地震におきまして大切なことであると考えます。能登半島地震は対岸の火事ではないということをしっかり胸に刻んでおくべきだと思います。 そして、この能登半島地震は、この居住地は、全国でも有数の高齢都市。地形は、特色を持つ半島であって、また高齢者がたくさんいる。この能登半島のパーセンテージでいきますと、人口の48%が65歳以上の高齢者である。そして、古い木造住宅、経年劣化したインフラなどなど、全てのことが東日本大震災、そしてまた、もう一つ前の阪神・淡路大震災とはまた違った形で特徴が出たと分析されていました。 65歳以上の人口が49%に上っているという、半分が65歳になるわけです。本市におきましても65歳以上の高齢者は40%を超えました。1万人を超えています。2万6,000人超の人口の中、2万6,500人かその辺だったと思いますけれども、1万人を超えて1万1,000人ぐらい弱になってきています。ということは、40%を超えてきています。もうじき半分になるという形です。同じような形態でございます。全国でも、こういった形態が3分の1、全国の3分の1がこの65歳の高齢者が占めるということを言われております。この高齢者が占めるということは、イコール逃げ遅れたり様々な問題が、10年前、20年前の地震より課題が多くなってきたということだと思います。 阪神・淡路大震災でも孤立集落がたくさんできたとお聞きしていますが、南海トラフ巨大地震におきましても、新宮市はどれぐらいの集落が孤立するのか。 この能登半島地震というものは、地形が紀伊半島と似ていて、高齢人口も増えている。日本の課題を二つ盛り込んだような大きな地震であったと思います。なので、東日本大震災とかとはまた別の課題を含ませて、私たちの災害大国日本におきましては、その課題を突きつけられた。じゃ、どうした万全な防災をしていくか。私たち個人個人はどんな考えで地震のことを考えていくか。改めて深く突きつけられたと思います。 能登半島地震を、もう6月です。だんだん報道も少なくなってきている。国会の放送におきましても、れいわの山本代表は行っていますと、大石あきこ議員がよく言っていますけれども、現場に行っている国会議員ももう少なくなってきていますし、報道のほうもそればっかり流していると視聴率が上がらないので、なかなか能登半島地震のことはもう今では語られていません。多分、地元の人はまだまだ御苦労なされていることと思います。私たちも、我々も、我がことのように、ああいう地震が起きたときはどうしたらいいかということを考えていかなければならないと私は強く思います。 お尋ねします。孤立する新宮市の集落予想は、本市ではどの辺になりますか。
◎防災対策課長(栗林圭一君) 防災対策課、栗林から答弁させていただきます。 新宮市による孤立集落につきましては、地震動で崖崩れが発生することにより道路が寸断された場合に、熊野川地区や高田地区など、市内の山間部の集落において孤立することが予想されます。 孤立集落への対策といたしまして、行政局及び各支所への衛星携帯電話を設置するとともに、熊野川地区では、各集会所に可搬型の無線機を設置し、熊野川行政局との通信を確保しております。 なお、これらの通信機器を使用いたしまして、毎年、和歌山県と合同で孤立集落通信訓練を実施して、災害時における孤立集落からの情報収集に努めております。
◆11番(竹内弥生君) 万全を期していますね。紀伊半島大水害のことがありましたので、教訓にして、よろしくお願いいたします。 続きまして、避難所はどうあるべきやと。ざっくりですけれども、お答えください。避難所とはどういうふうにあるべきだと。2次避難ではないです。直轄のときです。
◎防災対策課長(栗林圭一君) 避難所運営につきましては、今回の能登半島地震を受けまして、これまでのとにかく命を守るための避難場所という考え方から、避難所環境の向上にも目を向けられ始めていると感じています。避難所運営につきまして、時間の段階ごとに分けて考える必要があると考えております。 まずは、発災当初は、生活する上で最低限必要な食事、排せつ、睡眠のための必要物品、要配慮者のための物品、その他、感染対策等、急場をしのぐための必要物品、備蓄の確保が重要と考えております。 次に、長期化する場合は、災害関連死や感染を防ぐための避難所生活の環境確保が求められます。現在、国は能登半島地震による教訓を受けて、今後の課題について整理し、指針やガイドラインに反映させていくと発表されています。また、県では、国の検証状況や派遣職員の知見を踏まえ、避難所運営についての重点的な検証を行うとの連絡が入っております。 本市においても、能登町へ避難所運営で3名派遣いたしました。実際に生で体験した派遣職員の意見を積極的に取り入れながら、また今後、県との連携をより一層強化しながら、よりよい運営方法を考えていきたいと考えております。
◆11番(竹内弥生君) 生の声を反映する。そうですね。どうぞよろしくお願いいたします。 様々なことを防災対策課としても、消防本部としても対策をしているとお聞きしました。より一層、研究を重ねていただきたいと思います。 ちょっと抜粋しますので、時間もあまりございませんので、さっくり御説明させていただきます。 能登半島地震の復興は、まだまだ元の生活に戻ることは困難だが、過去の大震災を教訓にして、日常生活を起点とする多くの対策に顕著な進化と普及がかいま見られた。災害関連死を防ぐための2次避難は、日々介護に関わっている人に対し待望の対策であったし、ここはまた2次避難のときにお聞きします。9月に。 津波警報は、特に高齢者にはなじみ深いテレビによって確実に伝承された。私は、1期目のときに防災ラジオ、防災ラジオと大きな声で言って、市長決裁の下、防災ラジオも配付されるようになりました。ここではテレビによって伝承されています。 避難情報の収集には多くの人が日常に利用するSuica、これアプリでございます。新宮市はないですけれども、個々の状況をきめ細かく把握するための、うちはLINEですね。LINEで情報収集しています。きめ細かく把握するための環境整備が進んでいる。社会実装は難しいと言われる防災対策や介護でも、介護や情報通信機器など、個人の日常生活の接点とうまく組み合わせることによって短期間での普及が可能であることを示していた。 一方で、地震後における2次避難先の確保は十分であったと。旅館等々、避難所を新設したりして、2次避難先の住居または場所、確保していたにも関わらず、実質利用率は2割だったと。 このデータを見ると、この研究所は、住み慣れた地域を残し、家を出ていきたくない。またはペットと離れることができない。そういう様々な地域の事情を住民の方が抱えていらして、実質、引っ越していかれたのは2割だったと。これは、これから我々は、大規模災害があった後、2次避難するときに、その集落では暮らせない、丸ごと引っ越してもらおうというところでも、やはりその住民の皆様のニーズ、ウェルビーイング、自分にとっての幸せというものを考えながら防災対策を考えていくということが、これからの課題となってくると思います。 今回は、先ほども申し上げましたけれども、冒頭で、風水害、この2次避難について質問しませんでしたけれども、9月に2次避難について詳しくさせていただきたいと思います。 続きまして、水道のほうに入ります。断水対策でございます。 断水は、地震などが原因の場合は、地中に埋められている水道管が破損して水を供給できなくなります。津波が発生したときは、住宅と水道管の接続部分が壊れて断水します。水道管は電気の力で各家庭に送っているので、停電になると水が使えないため、トイレも使えない、生活の調理もできない、平時の生活ができなくなります。 能登半島地震では、輪島市、珠洲市をはじめ、能登半島の上下水道の断水が長期化しました。まだ、しているところもあると聞いております。 これも新聞から抜粋したものですけれども、主要浄水場が多数破壊して、配水池、配水管も相当のダメージを受けた。復旧作業は道路網の寸断、インフラの寸断です。これにより金沢市などで作業員が宿泊するところから、その周辺各所の宿泊場所から奥能登に通うためにも往復に長時間を要したので、あれぐらい復興が遅れた。水を運びに行けなかった。そういったことが要因だったそうです。 輪島市の場合は、水道網は浄水場から高い場所に上げる配水池にポンプで上げて、高低差で市街地に流すイメージだそうで、一本道に水道の管路が伸びていて、1か所が破損すると下流は全て断水してしまうとお聞きしています。 新宮市は、13年前の紀伊半島大水害で断水しましたが、このときは南檜杖の取水口が熊野川の増水により破損したことが要因だったと聞いております。新宮市の上下水道の防災対策をお聞きいたします。水道断水対策で、給水場の設置はどう確保していますか。お答えお願いいたします。
◎水道事業所工務課長(城弘樹君) 水道事業所では、市内の小学校などを給水所として想定しておりますが、これまで発災時には、医療センターなど医療機関への給水の優先度やマンパワーなど様々な要素を考慮し、災害対策本部の指示を仰ぎながら応急給水活動を行うことにより、給水所につきましては、開設が可能なところから防災行政無線や広報車などにより周知を行うことになっております。 しかしながら、今回、新宮市も能登半島地震の応急給水支援に参加し、水の大切さを改めて痛感したところであり、また議員の貴重な御意見を参考にこれから頑張っていきたいと、取り組んでいきたいと思います。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。取り組んでいただきたい。強く思いますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、磐盾の浄水場の耐震化の状況はどうなっていますか。
◎水道事業所工務課主幹兼施設係長(西那隆史君) 水道事業所工務課、西那から答弁させていただきます。 浄水場につきましては、現在、管理棟と浄水池は平成18年度に整備を行い、耐震性に問題はありません。 沈殿池とろ過池は、耐震診断の結果、一部補強が必要な箇所もございますが、現在、中継ポンプ場の受変電設備更新工事など、緊急性の高い施設から整備を進めているところでございます。 浄水場につきましても、昭和7年の完成後、昭和19年の東南海地震と昭和21年の南海地震を乗り越えておりますが、耐震化の進め方について、専門家にも相談しながら研究を進めていきたいと思います。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。安心しました。これを私に再度お聞きした住民の方も安心していると思います。 西那主幹、デビューですね。すばらしい。どうぞよろしくお願いいたします、今後とも。 続きまして、五新、新宮城址の配水池の耐震化はどうなっていますか。
◎水道事業所工務課長(城弘樹君) 議員がおっしゃりました配水池につきましては、石ヶ坪配水池の件だと思いますけれども、平成17年度に配水池の耐震補強工事を完了しております。また、一応、石ヶ坪のほうは耐震補強工事のほうは完了しております。
◆11番(竹内弥生君) 新宮城址のほうは。国指定の文化財となっているところ、そちらのほうもお願いしたいと思います。
◎水道事業所工務課長(城弘樹君) 丹鶴配水池につきましては、新宮城址が国の指定文化財の史跡となっているといった状況に鑑み、耐震化を図るのではなく、現在は廃止の方向で検討を行っているところでございます。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。納得のいく御返答ありがとうございました。 続きまして、高森の送水タンクや三輪崎の配水池の整備状況もお聞きしたいと思います。
◎水道事業所工務課長(城弘樹君) 高森配水池につきましては、平成26年度に耐震補強工事を完了しております。 また、三輪崎配水池につきましては、令和元年度から耐震化を兼ねた更新工事を実施しております。一連の工事は今年度中に完了する予定で、完了後は配水池容量が以前の700立米から2,000立米となり、約3倍の水量が確保されることで三輪崎、佐野、蜂伏、木ノ川地区の水需要への備えが大きく進展するものと考えております。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。聞いた。よかったね、増えるで。 続きまして、南檜杖の取水口から浄水場、浄水場から各配水池までの基幹の送水管の二重系統化やバイパスルートの送水管は整備されていますか。
◎水道事業所工務課長(城弘樹君) 取水口から浄水場の導水管につきましては、現在も創設当時に建設されました水路隧道を主に利用しております。しかし、この隧道は水作りの生命線であり、平成29年度にバックアップとして旧越路トンネルにも導水管を新設し、複線化を完了しております。 また、浄水場から各配水池への送水管につきましては、最重要な基幹管路と捉え耐震化を進めており、今後、高森配水池から三輪崎配水池への複線化についても計画しているところでございます。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。 続きまして、熊野川の取水口の耐震化はどうなっていますか。
◎水道事業所工務課主幹兼施設係長(西那隆史君) 取水口につきましては、昭和52年度に築造された鉄筋コンクリートの円筒型の構造物で、熊野川の河川の中に造られております。平成29年度にコンサルに調査を依頼し、耐震性が高いとの結果が出ていますので、現在のところ耐震化を施す予定はございません。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。答弁を聞いて、私に疑問を投げかけていた住民の方もしっかりと認識したと思います。ありがとうございます。 水道事業所は土日もなく、夜も遅く、私がたまに夜、買物とか行ったりすると、何だかごそごそ真っ黒な格好をして作業している。結構な御尽力をいただいて、この都市建設課もなんですけれども、現場に出ていらっしゃる。これは私も本当に感謝しております。議員として頭が下がる思いでございます。 現状で経年劣化している水道管におきましても、600メートルずつ保全していくと、総務建設委員会のときにお聞きしましたが、私は、100年かかって私なんてこの世におらへんでという話をしましたけれども、それでもどこかの水道管が破裂して、そこを直しに行く、急なことです。そして、そのままずっと直していく形を続けて、そういう御苦労されながら新宮市民のために、市長の考えの下、水道代も上げずに頑張っていらっしゃる。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。 断水が起きますと、皆さん、市民、我々でも様々な対策をしておかなければならないと思います。これは個々の準備でございますが、たくさん用意していても逃げられないと思うかもしれませんけれども、断水のときなので、家の隅っこのほうであるとか、そういうところに用意しておくものが必要だと思います。これは、お風呂にためているお湯を置いていく。新宮市、先ほど質問したとおりの給水場を調べておく、飲料水もペットボトルとかで買っておく、食料、非常用トイレ、給水タンク、給水場まで行って運ぶの重いので、キャリーもあると便利だと思います。そして、水を使わない生理用品、衛生用品等々。そして、汚れた水が逆流する場合があるので、トイレなどで水を流さない。水道の元栓を閉める。自分でできることはしておくことが必要だと思います。 ここでは、この地震、災害、様々なことによる公助、共助、市長がよくおっしゃる公助、共助、自助、ここがどこからどこまでであるかということをある程度一定の線を引いて考えておくことも、これからの防災にとって我々は必要なことだと思います。日本国というところに居住する私たちの課題です、これは。いつまでたっても解けない課題だと思います。 ただ、10年前と違い、取り巻く環境は大きく変化しています。人口の高齢化、経年劣化のインフラ、住宅、そういったことで、地震が起こっても、昔の地震のような被害よりもっともっと被害が甚大となってくる。そこで重要となるのは、自分たち一人一人の、先ほども申し上げましたとおり、個人の準備。 そして、避難所へ行ってください、そこでもう住めませんので2次避難へ行ってくださいよと言われても、自分のウェルビーイング、自分の幸せ、また家族の幸せ、そういったものを深く考えて地域に住みたいと思う人がなかなか移動しにくい。でも、これは、県・国、実際は首長、田岡市長の下、いろいろ考えて考察してもらうと思いますけれども、国や県が、これから先はきっと災害リスクを減らすため、人口減少による交付税も少なくなっていく。そういう形を鑑みると、一定の安定した場所に皆さん移動してくださいよという施策が出てくると私は考えます。そうでないと、そのままそこにいると災害リスクになるので、個人個人、一人一人のことは助けられませんよ、それも至極もっともなことだと思います。 ですから、我々は、自分は今後どうしていたいか。この居住地にいて、もう津波が来るリスクのある真ん前に住んでいて、ここはどうしても動きたくないんやと。でも、行政のほうから、そこは危ないから少し逃げてくださいと言われても相入れない。そういう自分の気持ちをしっかり把握していくことも、これからの災害、防災のことで必要になってくると思います。私もそうなんですが、犬を置いて逃げるんやったら一緒に終わるわというような考え方の方もいらっしゃいます。 でも、これは青年たちはそう思いません。子育てをしている真っただ中の青年たち。国や自治体、我々の自治体が徹底的に防災の管理をする。そして、住民が平時のとき、こういうような、今日、雨もやんできたと思いますけれども、平時のときに、自分の幸せ度、ウェルビーイングをしっかり考えるということが二つ必要だと思っています。この二つの共存によって、防災、何とか災害大国日本の中に住んでいくこと、居住していくことの希望が見えてくるのではないかと思います。なので、行政は、我々は自分たちがこうしなければならない。だけど、これは行政にしてもらいたいということも、あらかじめ私たち住民は考えておかねばならない。それをお伝えするのが、私たち議員の役目だと思っています。 防災行政無線聞こえにくいよ、ラジオつけてほしいわという声を質問をして、配付となった。様々な議員各位、市民の皆様の声をすくい上げて行政に反映いたしてまいる。そのことが我々政治家、地方議員の役割だと思います。そして、実際は生活者に寄り添いながら様々な防災活動を行う。住民の自主性も考慮しながら、伴走者として二つを照らし合わせながら防災を考えていく必要があるのではないでしょうか。 でも一方で、独り暮らしの高齢者、障害をお持ちの方、要介護者の方、この方々におかれましては、全面的に行政がリードして防災活動することは必須だと考えております。すなわち、これからの防災活動におきましては、公助、共助、自助、または自助、共助、公助、この三つのバランスの形成が求められると思います。 そして、そこで今でも連携をしている企業さん、災害が起こったときは食料が足りないからここのストアの方と連携をしたり、いろんな会社と連携をしたりしていると思いますけれども、またより一層広げていただいて、津波が来ました。避難場所まで逃げてくださいと言うても逃げられない場合がたくさんあるので、2階建て、3階建てを持っている会社の企業さんとかにお声をかけておいて、津波が来たときは屋上に上げてくださいねとかいう連携。そして、新しい任意団体、様々なところで立ち上がっています。そういったところの自主防災における連携とかも進めていっていただきたいと思います。このことも9月議会で形成を質問したいと思います。 防災とは命を守る。市民の命を守る。安全・安心な対策を取る。生きていて死ぬまでの時間、安心・安全でいっときも安心・安全な状態がずっと続くことはないと思います。なので、私が今申し上げましたように自助、自分たちは準備をして、いざそうなったときどうするかということをしっかり考えておく。そして、行政は、私たちが届ける声をしっかり協議して、または行政自体の優秀な皆様の知能でたくさんの知恵を出し合いながら、防災に対して取り組んでいく必要があると考えます。これからもどうぞよろしくお願いします。 消防署はおなじみなので、防災とあるけれども、全くイレギュラーやけれども、防災、どっちも行かれて、現場にも来られていましたよね。今、担当課をずっとやられて、私の防災行政無線はどうなったあるんやという話を4年間もずっと聞いて、しっかり形にしてくださった。これは市長の決断があったからなんですけれども。 今、消防長となられて、やっぱり命を助ける部署の長となられていかがですか。いかがですかと言われても、いきなり聞かれて困るかも分からんけれども。
◎消防長(竹田和之君) 4月に消防長を拝命しまして2か月ちょっとたっているんですけれども、久しぶりに消防組織に帰ってきましたので、今ちょっと人命というか、我々は人命救助最優先で活動しますので、今まで防災の面のこともいろいろお世話になりましたけれども、今後は、市民にこれまで以上に頼りにされる消防組織をつくっていきたいと思いますので、またよろしくお願いします。
◆11番(竹内弥生君) ごめんね、消防長、急に当てて。部長も飛んでいくかも分からんから、よろしくお願いします。 では、項目4の空き家対策に入らせていただきます。 空き家対策も何回も質問させていただきました。1期目のときに4年かけて、空き家はどうなっているんだ、このままだと新宮市は空き家だらけになっていくだろうということを言いました。 現状は類のないスピードで空き家は増えております。蓄積されたごみのせいで害虫が発生している。または建物が老朽化して倒壊しそうだ。庭の草木が成長して道路や民家にはみ出してきている。管理不全な空き家は、防災、防犯、そして景観、多くの住民に迷惑をかけています。現に、市民の多くの方からも何年も何回も一般質問させていただいておりますが、相談を受けています。これは管理課大変やと思いますよ、相談窓口になっている。もう草が生えてきたらどうするんやとか、あそこの空き家はどうなっているんやとか、いろんなことの苦情を聞いているのが、今、管理課と思いますので、御苦労なされていると思います。 ちょっと今日は細かく入っていきたいと思います。 これは、本市は、国や県の対策、補助金等と照らし合わせ、空家等対策特別措置法と照らし合わせながらいろんな施策をつくっていっている。うちの今の新宮市の目玉は、不良空家除却事業、上限50万円。これはもう新宮市の目玉となっております。でも、さらにより一層、これだけ空き家が増えてきて情勢が変わってきた中、国も推奨しています。国のほうは法律で縛ってくるので、補助金をどんと自治体のほうに出してくるわけではないので、なかなかこれは担当課の皆さん、御苦労なされると思いますけれども、新しい取組を構築していただきたいと思いますので、質問させていただきます。 この不良空き家につきましては、不良空き家とか空き家対策につきまして、私もいろいろ考えてみました。現在空き家になっているところは、ほったらかしになっている状態は、官民で考える。対策を立てる。そして、家を建てるとき、新しい方が家を建てるとき、または今居住している私たち、それは将来空き家になったらどうするかということを考えるということも、これもまた自助の考えで必要だと思うんです。この2点だと思います。今空き家になっているところを官民の財政がどうしていくか。そして、今住んでいるところが、子や孫に継承させないならばどうしていくかということを、平時のときにしっかり、私たちが健在のときに考えておく。この方法で、ますます増える空き家を何とかして食い止めていかなければならないと考えております。 対策方法としては、空き家バンクを利用する。この空き家バンクは、売買・賃貸におけます行政の役割、あっせんの窓口です。リバースモーゲージを活用する。 このリバースモーゲージを調べてみますと、建物と土地を担保にして金融機関に資金を借りる。その債務者が亡くなったときに返済を一括して返すので、ふだんは金利だけでいいという。その建物・土地を担保にした金融商品で資金を借りると、その資金は老後の生活の足しにしてもいいし、リフォーム資金になるという金融商品がありました。でも、これは金利しか払わなくてもいいんですけれども、最後に自分が亡くなったら、子や孫にその資産を受け継ぐことができません。銀行に一括返済という形の金融商品がございました。 誰も子供は全く見にけえへんし、もう本当に愛想もくそもないし、子供にもう財産なんて置いてやらなくてもいいわと思っている方もいらっしゃいますかもしれませんし、また独り暮らしの方、その後どうするかということを考えるために、この金融商品も一種だと思います。 それと、賃貸と併用の住宅にリフォームする。今住んでいる自宅を、2階部分を賃貸にして、自分の部屋は下にするということで、老朽化が進まないうちに自分が住んでいるうちにリフォーム化して、2階とか、また横を貸すというリフォームをしていく。賃貸併用住宅を造る。そうすると、自分が亡くなっても、その自分のスペースをまた賃貸にして、次世代に有効な財産として継承することができる。これが三つ目です。 四つ目は、空き家で賃貸経営を行う。自分が持っている空き家におきまして、老朽化が物すごくひどくない場合、あまり老朽化がひどいと財産価値がなくなりますので、もう売るより金額、売るというかもうただ同然で引き渡さなければならないと思いますけれども、それまでずっと支払っていた固定資産とか建物、近所から草や木を刈ってほしいという苦情、そういったものからは逃れられるが4番目。 5番目は、空き家を建物ごと売却する。これこそ売買取引上無価値。解体費用も中に入りますので無価値で売ることになると思いますけれども、相続のことを考えると選択肢だと思います。 空き家を解体して、六つ目、更地を売却する。空き家の老朽化が進んでしまっている以上、解体しなければならない。そうならないと売れない。更地にするまでのお金はかかりますが、これが先ほどから私が目玉と申し上げましたとおり、県から市から出ている除却、空き家除却、不良がつきますけれども、除却の中の処分費に充てることができる。 この六つの対策を自分なりに調べて考えましたところ、軸に考えますと、行政ができる対策がはっきり見えてきます。整理しますと、空き家対策につきましては、空き家の除却と利活用の二つになると思います。除却と利活用、これしかない。 新宮市の空き家計画を見ますと、管理課が空き家の相談窓口と不良空き家の除却を担当し、今度は企画調整課が空き家の利活用を担当し、そして熊野川行政局が空き家バンクの担当をしている。そして、空き家の除却については、管理課と税務課が連携して除却後の固定資産税の減免とかを実施している。担当がこう分かれているわけです。なので、今回も質問するときはいろんなところから答弁が入ってきて、私もプリントアウトするのにちょっと苦労しましたけれども。 それはさておいて、お尋ねします。空き家バンクに登録申請をして、市内全域で移住サポートと補助金制度を実現できますか。これは、空き家バンクの登録は、今のところ熊野川町と高田地区において認定を受けていますが、増え続ける空き家対策として旧市内と三佐木蜂伏地区におきましても、市内全域でこの登録、空き家利活用ができるように空き家バンクを申請して登録していただきたいと思います。これは何回も提言していますけれども、進捗状況をお聞かせください。
◎企画政策部次長兼
企画調整課長(小林広樹君) 企画調整課、小林より答弁いたします。 空き家を県外からの移住に当たって改修する場合、県のわかやま住まいポータルサイトというのがございまして、それに登録されまして、所定の空き家状況調査を行うことで県の改修補助を受けることができます。 その前提としまして、物件の所在地域が移住推進地域の認定を受ける必要がございますけれども、それには地域住民等で構成されます受入協議会を設置しまして、県に申請する流れとなります。 現在、先ほど議員さんからもありましたように、熊野川町と高田地域は既に認定済みですので、新宮、三佐木蜂伏地域の認定が受けられるように、現在取組を進めているところでございます。 また、その補助金の内容でございますけれども、補助率は2分の1、そして上限は100万円となってございます。
◆11番(竹内弥生君) できますね、課長。準備が整ってきていると考えてよろしいですか。
◎企画政策部次長兼
企画調整課長(小林広樹君) 受入協議会につきましては、どうしても住民さんの協力も必要ですので、そちらの方とまた調整を進めていきたいと考えております。
◆11番(竹内弥生君) よろしくお願いいたします。 でも、県の補助率が2分の1だとすると、残りの2分の1を自己負担で、上限が100万円なので、200万円だと100万円が出て100万円が自己負担。県の補助が100万円になります。100万円上限なので、200万円のリフォームをすると100万円を自己負担しなければならなくて、100万円のリフォームだと50万円が自己負担になる。 私、これ思うんですよ。難しいかもしれないですけれども、考えていただきたい。この県の補助は県の補助として2分の1頂いて、今度は市が単独事業を起こして、10万円からでもいいんです。2分の1の自己負担の中の10万円だけでも補助します。空き家の利活用について補助事業をするということを市独自単体で創設いただきたいと、今回は提案いたしたいと思います。 当局、どう思いますか。県は2分の1しか出ない。そこだけで終わっておかないで、10万円でも50件、500万円要りますけれども、何とか財源の確保をして前に進めていくことを今回は提案したいと思います。提案なので、よろしくお願いします。どうぞ。
◎企画政策部次長兼
企画調整課長(小林広樹君) 今、議員から提案がありました件については、県の補助金の残りについて、市の単独で上乗せということだと思います。その件につきましては、現在提案いただきました。それで、財政面でありますとか、またその他施策の状況などもございますので、今後、調査研究をさせていただきたいと思います。
◆11番(竹内弥生君) お願いいたします。口火開きましたので、これから何回もお聞きしたいと思います。 もう一点、事業者についても、新たな店舗を出すときに、駅前商店街、仲之町商店街はにぎわい事業、国から施策してきた空き店舗、シャッター街のにぎわいを取り戻すために家賃補助、修繕補助とか出ていますよね、空き家店舗につきまして。それでも、例えば丹鶴町や仲之町、駅前でなかったら、どこかに店舗がある、例えば三佐木蜂伏地区であるとか、広角であるとか、そういうところの店舗が空き家になった。そこを店舗にして事業をしたいという青年たちがいる。そのとき何の補助も下りないでしょう。これの仕組みもちょっと構築していただきたいんです。 だから、もう一つ事業を立ち上げていただきたい。そんなに100件も200件も年間出てきません。事業をしようという人が少ない。それと、高齢化で店舗がどんどん閉まっていっているんです。ちょっと元気な高齢者が進めてお話をしようという店舗さんがどんどん閉まっていって、元気な、私のような63歳、この年代、78歳になっても元気な方が行くところがない。店舗がなくなってきているんです。そういうことに鑑みますと、空き家をわざわざリフォームして事業を起こそうという青年たち、または定年退職した人たちのために、この空き家、利活用するために仲之町商店街に関して補助を受けているような仕組みづくり創設していただきたい。 これ2点目になりますね、財源のかかること。今日は口火を切らせていただきますけれども、担当課長、どう思いますか。
◎商工観光課長(津越紀宏君) 商工観光課、津越より答弁させていただきます。 現在、空き店舗対策として商店街振興組合などが空き店舗を誘致して、テナントに対して空店舗対策事業補助金というのを交付しているところでございます。現在、商店街のにぎわいを創出するために、より使ってもらいやすいような制度になるよう、現在補助金の精査を行っているところでございます。
◆11番(竹内弥生君) 商店街の空き店舗を、家賃半分補助出して、そして修繕費を補助して、それ国から100%来ていたんでしたっけ、財源として。
◎商工観光課長(津越紀宏君) 財源は、現在、市の単費で行っております。
◆11番(竹内弥生君) でしょう。じゃ、その効果は見てみましたか。効果とは費用対効果です。 例えば、3年間家賃が半分、2年間家賃が半分であると、そこの店舗さんは、まだ5年も6年も続けていらっしゃるのか。その補助が下りているときだけ事業やってらっしゃるのか。そういういろんな費用対効果というのを見ていますか。
◎商工観光課長(津越紀宏君) まず、初年度が半額の家賃補助、2年目が4分の1の補助という制度でやっていまして、長くお店をやられている店舗さんもおられますけれども、まず商店街でチャレンジショップ的な感じでやられて、それからもうちょっと大きく拡大して別の地域で店舗をされているというふうなことも聞いておりますので、効果はあったと考えています。
◆11番(竹内弥生君) そしたら、課長、抜け道じゃないですか。そこで家賃補助の間試してみて、次のところ行ってやる。資金をためてからでしょう。ほかの地区で全く補助が受けられない。 この間もありました。三重県から三佐木蜂伏地区にちょっと事業移してきまして、新しい店舗を建ててするんです。全くの補助が下りない、新宮に来ても。そういうまれなケースしかないと思うんです、新しい店舗、空き家を使うとか。空き家を使って店舗、事業をしてくれるわけです。または変わってきたりする。そういうことで人口が増えて、そこに固定資産税も増えるということなんです。最初出したお金との費用対効果も合わせますと、それ、市の単独の財源でやっているわけなんでしょう。今の言っていたこと。ということは、違う土地でも一定の保証がついて、周りの保証がついたときに新しい事業としてリフォームの補助金を出す制度創設のほうも勉強して協議していただきたいと思いますけれども、いかがですか。
◎商工観光課長(津越紀宏君) この空店舗対策事業と、もう一つ、にぎわい、新規開業の補助金もございまして、現在も課内でそれを総合して、より使ってもらえやすいような制度になるように今精査しているところであります。
◆11番(竹内弥生君) ということは、勉強していくということ、課長。
◎商工観光課長(津越紀宏君) 勉強というか、今のにぎわいのほうは広告とかそういったことしか使えないですけれども、簡単なリフォームであったりとか、そういったことも使えるようにちょっと制度を緩和していこうかなということは今検討しているところであります。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。うれしいです。よろしくお願いいたします。 青年たちが新たな事業を起こすときに、少しでもいいんです、リフォームのお金がついていたりすると、そこは本当に選択肢になってくるんです。今の若者たち、しっかりしていますので。よろしくお願いいたします。 これは空き家認定で、続けます。更地にすると、いつまで固定資産の免除できますか。不良空き家認定で更地にすると、どれぐらい免除つきますか、固定資産税。
◎税務課長(安井正典君) 税務課、安井がお答えします。 不良空き家除去後、不良空き家の敷地に係る固定資産税について、5年間住宅用地特例相当分を減免いたします。
◆11番(竹内弥生君) ほかに減免はなかったですか。これだけやったっけ、固定資産税の減免は。
◎税務課長(安井正典君) 空き家に関しては、以上です。
◆11番(竹内弥生君) ほかに何かの減免というのは、特別いろんなことですね。分かりました。 固定資産税は、もうこの新宮市、我が市におきましても大切な財源でございます。ありがとうございます、課長。 30分ですね、残り。議長、休憩。
○議長(三栗章史君) 一般質問中ですが、10分程度休憩いたします。
△休憩 午後2時01分
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△再開 午後2時13分
○副議長(大石元則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 11番、竹内議員。
◆11番(竹内弥生君) (質問席) 続きまして、不良空家除却補助金事業の継続と増額要望を行います。 この令和元年度から空き家問題に関する、これも何回も一般質問取り上げさせていただきまして、これ平見部長が定年になるときに、最後どんと不良空家除却事業を推進して創設していってくれました。このときは本当に市民の皆様にすごく喜ばれたことを思い出します。 この空き家に対して除却事業補助金出したってという話を何回も一般質問で取り上げさせてもらったところ、今の目玉となっております。これ、もちろん次年度も3年目となっていますが、継続してもらえますね。
◎管理課長(岩上賢志君) 管理課、岩上より答弁させていただきます。 補助金事業につきましては、今後も予算要求を進めていきたいと考えてございます。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。よろしくお願いいたします。 続きまして、令和6年4月1日、今年の4月1日から相続登記の申請が義務化されました。相続登記がされていないため、登記簿を見ても所有者が分からないという所有者不明土地が全国で増加し、社会問題となっている。周辺の環境悪化、公共工事の境等々、これが問題となっているので、この解決のために令和3年度に法律が改正されて、これまで任意だった相続登記が義務となりました。義務化されたのです。 相続人は、不動産を相続で取得したことを知った日から3年以内に相続登記をすることが法律上の義務となり、法務局に申請する必要があります。正当な理由がないのに相続登記をしていない場合、10万円以下の過料が科せられる可能性もございます。遺産分割の話合いで不動産を取得した場合も別途遺産分割から3年以内に登記をする必要があります。 これらのことを、市としてはいろいろ聞かれると思うんですけれども、取組としてどうなされていますか。
◎税務課長(安井正典君) 税務課、安井がお答えします。 相続登記については法務局の管轄になっておりますので、市の取組としては制度周知が主なものになります。死亡の手続時には、必ずチラシの配付等によりお知らせを行い、またホームページ、広報にも記事を掲載しております。 今後の取組としては、固定資産税の納税義務者への周知を目的として、令和7年度の納税通知書にチラシを同封し、送付することを検討しております。 相続登記の手続の方法等、相続対応については専門的な知識が必要となるため、問合せ等があった場合には、法務局または司法書士等へ相談していただくよう御案内しています。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。きちっと御案内したってください。これ結構難しいので、知らない方もいらっしゃいますので、よろしくお願いいたします。 空き家を利活用として賃貸や売却手続の行政の関わり方はという題目でございますが、これは空き家バンクも承知しております。そこから一歩踏み込みまして、宅建業界組合とか不動産業者、そして税理士さん、司法書士さんと連携を組んで、空き家の活用を潤滑に進めていくという相談窓口をつくっていただきたいと思います。 まず、空き家バンクの登録、申請してからになりますけれども、ここも一歩踏み込んで施策を行っていただきたいと考えますけれども、いかがですか。
◎
企画政策部長(勢古口千賀子君) 企画政策部、勢古口より答弁させていただきます。 市民が空き家の利活用を希望される場合、現在では、市民、市とわかやま移住定住支援センター、そして宅建事業者の協力員により、わかやま空き家バンクへの登録サポートを行っております。今後、関係機関との新たな連携しました体制構築につきましては研究してまいりたいと考えております。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。 県にばっかり任せていてもなかなか進まないし、市民が周知しないので、市のほうもしっかりこのことをちょっと勉強していって、構築していただきたいと思います。 国や空家等対策特別措置法とは年々複雑化しているように市民の方は思っているんですけれども、ここ、教えてください。変化していますか。空家等対策特別措置法に関しまして、このところの法改正はございましたか。
◎管理課長(岩上賢志君) 管理課、岩上より答弁させていただきます。 空家等対策の推進に関する特別措置法は、平成27年5月に施行されまして、令和5年12月に改定されました。その中で、改定内容につきましては、特定空家等に対する措置の充実、特定空家になる前の段階から対策を充実するために活用の拡大、管理の確保、特定空家等の除却等の対策強化によるものでございます。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。 そしたら、草木とか生い茂ってきているのをそこの所有者に申し立てたら、草や木を取ってもらえるということを、これ、法律でそうなったと聞いたんやけどどうしたらいいという、市民の方から問いがございましたので、どういうことですか。教えてください。
◎
生活環境課長(廣井和樹君) 生活環境課、廣井より答弁させていただきます。 令和5年4月の施行の民法改正により、越境された土地の所有者は、木の所有者に枝を切り取らせる必要があるとの原則を維持しつつ、一定の場合には枝を自ら切り取ることができるようになっております。現在の相談があった場合には、当制度をその相談のあった方に説明を行っているところであります。
◆11番(竹内弥生君) 民法なんですね。相談を受けてお答えするんですね。ありがとうございます。 空き家の世帯数、全国の世帯数は、5年に1回の土地統計調査におきまして、令和5年度の住宅の空き家は900万棟を超えたと。過去最大であると。和歌山県は、空き家、全国の中でも一番だと。和歌山県の空き家が占める割合は21.2%となっている。最も高くなっているそうです。これをしっかり対処していかないとならないと思うんです。 なぜかというと、これは私たちの世代で何とか少し一歩を踏み出した施策をして少しでも食い止めていかないと、次世代に全てを渡してしまうことになってしまうんです。これは、子育てをして、人口減少の中、様々なことをくぐり抜けていく次世代の青年たち、父兄の方々にとって、市民の方にとりましては、空き家がどんどん増えていくことを私たちの年代で、今の行政の力で一定の道をつくっていくことが大変重要だと私は考えますので、どうぞ空き家対策よろしくお願いいたします。 これは、私が今日申し上げました提案、提言につきましては提案です。財政、お金が要ってくるものなので、そう簡単には構築されないとは思いますけれども、徐々に少しずつ、そして相手はいませんけれども、スピード感を持って私の提案を協議していただきたいと思います。 国は勝手ですよね。法を縛り、民法で隣の人の草木生えたといったら、民法で言うたから言うてもええよ、申し立てたら刈ってもらえるよとか、法律で縛ってきますけれども、地方自治体に、これは市民の皆様に分かっていただきたいんですが、交付金として特別なお金は来ません。だから、地方自治体は本当に一生懸命苦労してお金を毎年予算を組んで、新しい施策をつくっていかなければならないということでございますので。でも、行政の方々は知識もあり、もう本当に皆さんの知恵を分け合って新しい施策をつくり上げていっていただきたいと思います。市民のために。 建設農林部長、いくよ、いきなり。 これ、空き家対策、管理課長とか、窓口でいろんな空き家のことは大変になっていると思うんです。でも、いろんな担当課に交じりまして、一番の窓口になっていると今現在思うんですけれども、私が申し上げました不良空家除却補助金の継続化、そして一歩踏み込んだら企画調整課になりますけれども、建設農林部長といたしましては、この空き家問題に対してやっぱり解決していかないとならないと思っていますか、ちょっとお考えをお聞かせください。
◎建設農林部長(木村雅洋君) 建設農林部、木村がお答えします。 平成28年と令和3年に空き家対策計画を策定しています。その中で、実際、市内の空き家の状況について調査しておりますが、空き家自体は増えているんですけれども、特定空家候補となるような状態の悪い空き家というのは減っています。令和4年から不良空き家の除去も進めていますので、状態の悪い空き家はまだ減っていると思います。 言い換えますと、議員、先ほどおっしゃっていたとおり、利活用できる空き家、市場に出せるような、賃貸であったり売買に出せるような空き家が、修繕は必要ですが、増えてきていると思いますので、その辺につきましては、庁内各課協力しながら空き家対策に努めてまいりたいと、そういうふうに考えます。
◆11番(竹内弥生君) 貴重な答弁ありがとうございました。よろしくお願いいたします。 では、時間もございませんので、項目5、子育て支援策に入りたいと思います。 この習い事、塾代というのは、大阪で吉村知事が、あそこはお金がたくさんある。大阪府や東京都やなんていうのは物すごい財政が豊かなので、子ども・子育て支援をたくさん打ち出していますけれども、この一つ、どうしてもやってほしいなと思うことを提案いたします。 習い事の塾、今、教師不足であったり、働き方改革であったり、成り手が少ないとか、学校の授業では足りないと。足りないことはないんですが、それ以上のことを親御さんたちは塾で習い事をさせたい。これはもう昔からずっと続いていることでございます。それに関しまして、社会情勢はといいますと、物価は上がり、様々な給料は上がらない。事業者も苦しいから給料を上げられないというようなマイナスの点の中で子育てをしている。一人っ子のときは塾代をどんどんかけられる。3人目になっているとなかなか動かせないわという方がたくさんいらっしゃいます。 これ、大阪市は月に1万円塾代を、習い事、スポーツに関しましては、ダンスや体操、水泳。文化・教育に関しましては、英会話、パソコン、塾、進学のための総合塾。こういったものに対しましてクーポン、大阪市はカードにしましたけれども、新宮市では、プレミアム付商品券のような形で、実際に塾とか体育・スポーツ関係の団体が運営しているところにしっかりとクーポンの申請をしてもらって、組み立てて、大阪市は月1万円でしたか、お1人。新宮市で1人1万円出すとなると、多分、小学校5年生から中学校3年生までが最後の教育の詰めるところであると思いますので、年代を小学校5年から中学3年生までにすると、月に1人1万円も出すと、多分1,000人ぐらいいたと思うんです。さすがに所得制限はつけて、1,000人ぐらいから600人ぐらいになります。私の推定なんですけれども。月1万円つけたら年間6,000万円にもなってきて、そんなこと絶対新宮市から出せませんので、1,000円でもいいので、1人1か月1,000円、年間にすると600万円。このクーポン券、この事業をぜひぜひ私、今回提案させていただきたいと思います。 親御さんの事情もありますけれども、1,000円つくということは、たかが1,000円、されど1,000円なんです。1,000円ついてきたので、塾の3,000円のところを習わせようかというような、家計的な少しの足しになるんです。これは結構多くの父兄の方からこういったお声をいただいて、今回提案させていただいております。担当課、どう思いますか、私の提案について。いきなりの提案ですけれども。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) 子育て推進課、梶田より答弁させていただきます。 ただいま御提案をいただきました事業につきましては、大阪市で実施しているということでございます。大阪市の事例を参考にさせていただきながら、今後、調査研究させていただきたいと思います。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。 だって、子育て支援策というのは、これからの未来を担う、国も力を入れている。国は今、混沌としていますので、政治が。国自体が混沌としていますので、こども家庭庁をつくる。まだその予算も地方自治体に配分されていない。様々なことに地方自治体にとっては国がしている施策が、補助金が下りてこないというようなことも私もちゃんと認識しておりますので。しかし、子育て支援のために、この塾・習い事代クーポン券の事業につきましては、今、課長が答弁していただいたように、勉強して検討していっていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 私が何年も、4年ぐらいかかってグラウンドと学校施設の無償化について、これもスポーツ少年団の方とか大変喜んでいらっしゃいます。父兄の方です。無償化になった分を子供のスポーツの環境のためにお金を取り入れることができるとおっしゃっていました。1人1,000円、月1,000円ですけれども、この施策をぜひ検討していただきたい。新宮市の子供支援として創設していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 もう一つ、お尋ねしたいことがあります。 学校教育以外の放課後クラブや、通告表では隣保館となっていますが、児童館の間違いなので、訂正させていただきます。 放課後クラブや児童館におきまして、パソコンとICTの教育というか、そういうものを助けてくれるところがあるんだと。そういうところは私のところにはないのかというお母さん方の声をいただきましたので、そういうパソコンをちょっと教えてくれる児童館、または放課後クラブは今どんな感じですか。教えてください。
◎生涯学習課長(宮上圭巨君) 生涯学習課、宮上よりお答えさせていただきます。 お調べしましたところ、放課後クラブでは行ってございませんで、一部の児童館におきまして、子供たちが自主的に調べ物をしたり音楽を流したりする際に、パソコンを貸し出しているということがございます。 ちなみに、パソコンを使った学習というのは行ってございません。
◆11番(竹内弥生君) そういうお声が、どんどん話が話になっていくということですね。でも、パソコンをちょっと使ったことをやっているという、そこの児童館のそういう人員がこれから増えるというのは難しいですけれどもありましたら、放課後クラブ、難しいかな、人手不足なので。児童館等でパソコンを使う、ちょっとそういう活動も広げていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 最後の項です。項目6、市長の政治姿勢を問う。 大層なお題でございますが、今年、市長は胃がんの手術をなされた。私も同様、10年前に同じような症状で胃を取りました。それで、自宅療養もほとんどせずに、その強靱なメンタルというか体力で、自宅療養せずに復帰されました。日々の政治活動に精進していらっしゃいます。私、これ尊敬します。胃を取るってなかなか大変なんです、後が。ほかのがんと違いまして、胃がなくなるということは御飯が食べられないので、なかなか体力を使うものですが、そのバランスを取りながら、しっかりと市長は仕事していらっしゃる。尊敬の念に値して、ますます私は、今までの市長のネームバリューを生かして全国市長会、様々なところで陳情活動等、外交においてもしっかり地方の困っている事情とかを届けていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 市長、やっぱり市民の暮らしは大変なんです。もう物価も本当高い。スーパーへ行っても何でも高いですし、給料を上げろと言われても、事業者のほうにしましては、売上げが上がらないのに給料だけ上がる。そして、また給料1万円や2万円上げてもらっても、社会保険料が高いので、社会保険料を引かれると大した給料の賃上げになっていない。そういう悪循環を何がどう勘違いするのか、ここでやいやい言うても仕方ないですけれども、国は全くおかしいようなことしています。冒頭にも申し上げましたように、医療保険の値上がりで子育て支援につけたり、国土強靱化のような、インフラ整備のような国債を刷らずに国民からしっかり税金を取って、それをためたお金を地方自治体に分配するような方式を取って、なかなか回ってこない。言うばっかりで、でも、ますます地方は困っていっているのに、教育に関しましても、福祉に関しましても、国が補助金をしっかりくれないというか、渡してくれない。そこの役割分担をしてくれていないので、なかなか事業進んでいかない。 その間に地方は、出生率。去年うちは130人じゃなかったのかな。那智勝浦町は28人とか29人、それぐらいだったと思うんですけれども、出生率も下がっていますし、移住・定住をするというても隣町との取り合いになりますし、ましてや新宮市は地域の中核都市でありますから、隣町のような紀宝町や那智勝浦町の小さな町と同じようにいきません。広くて、人口がやっぱり一応新宮市でありますので、なかなか財源によってどうでもこうでも市民の個々の幸せを全て万遍にできるような施策はなかなか財源が伴わないということが現実でございます。 そして、今回は、少しでございますけれども、少しの財源を何とか行政改革の中、補助金等を取り入れて、私は事業、財政のかかる提案を三つほどさせていただきました。市長におかれましても、今日、私が提案いたしましたことを研究して、いろいろ考えて、そして国や県との外交力を生かして補助金等を取っていただきたい。あのときの田岡政権のおかげで、反対・賛成等々はございましたけれども、丹鶴ホールが出来上がり、国からの補助金をたくさん頂いて丹鶴ホールが出来上がりまして、今、多くの方が喜んで使用しています。そういう田岡政権におきまして、これからも陳情活動のほうを密に起こしていただきたいと私は思います。 市長がよくおっしゃってらっしゃる、私も同様なんですけれども、自助、共助、公助、また反対からいくと、公助、共助、自助、この思いをしっかり連携しながら、地方自治体として、その長として、市民の暮らしを守るために今までのようなこつこつと施策を練り上げ、少しずつ皆さんの安全な暮らし、または健全な暮らしができるような施策を取り上げていっていただきたいと思います。 私の提言も5年間の間でたくさん市長が実行していただきましたことに感謝も申し上げますし、今後とも、この市民の安心・安全のために、市長、最後の決断をいろいろ行っていただきたいと思いますので、御見解をお聞かせください。
◎市長(田岡実千年君) ありがたいお言葉ありがとうございます。 おかげさまで、3月4日に退院できて、少し遅れたんですが、退院後、体調もよくて、おかげでしっかり仕事もできております。頑張ります。 本日も竹内議員から大変貴重な提言、御指導をいただきました。特に新しい御提言で、若者が事業したいときにしっかりと創業支援ということも提案いただきました。また、実現できるように頑張りたいと思います。また御指導よろしくお願いいたします。 また、長年のいろんな御提言の中で、本日御質問いただきました高齢者へのタクシーチケット配付については、交通手段のない方から、現在まで2,100人余りの方から申込みいただきまして、5月28日に第1回目発送して、約2週間で1,900人の方に1万2,000円分のチケットをお届けできている状況でありまして、このチケットを利用して買物とか医療機関へ通うとか、有効に使っていただきたい。そういった意味で、高齢者支援という意味で非常にいい施策になったなというふうに思っておりますし、また空き家も、今日、結構時間使って改めての意見頂きましたが、おかげさまでこれも徐々に空き家対策は進んでおりますので、これからもまたいろいろ御指導いただきながら、改めてしっかりした対策をしていきたいというふうに思っております。 議員おっしゃるように、行政の仕事、政治の仕事は、市民の皆さんを心豊かにしていくというのが仕事だというふうに思っておりますので、今後も特に困っている方、立場の弱い方をしっかりと行政として見ていく、助けていく、そういったところをしっかりと頑張りたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 以上です。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。 強者を弱者にしても、弱者は強者にならないということわざがございました。確かに、強者は強者のまま結構人生過ぎていくんです。でも、弱者はなかなか強者にはい上がってこれない。その弱者を一番念頭に置いて、弱者と申し上げますか、その困っている方、どんなにあがいても自力ではどうにもならない方を根っこのほうに助けながら、今、市長の答弁を聞いて、私もそう思いました。 そして、私たち議員は選挙において戦いますので、誰がこう言うたとか、好き嫌いたくさんございます。中で好きや嫌いやという争いもございますし、そんなことはございません。よく聞くんです。竹内議員はどの人たちと仲いいんですかと。いやいや、皆さんと仲いいですよと。そういう私たち議員は、自分の支援してくれた方だけのことを考えるだけではなく、包括的にまちのことを考えて、議員同士の、今日の大西先輩のことは、私は大西先輩5年間、セクハラ疑惑、よう頑張ってきたと思います。していないのにしたしたと言われるんですもの。これは50年も政治やってきた人間としたら、それはここで弁明しないと、自分の政治生命はもう。私でもやると思います。していないことをしたと言われたまんま、これというのはおかしい。だから、朝の午前中の一般質問は、私は納得して聞かせていただきました。セクハラしていないんですから。 それと先輩、これは壇上で言うのもおかしいですけれども、インターネット見やんでいいです。私もあれ見ないです。悪口さんざん書かれていますので。悪口を言う人間はいます。10人いれば半分、向こうの5人ぐらいが嫌い。それも全く本人と会っていません。話もしていない。そういうような社会情勢です。また、インターネットの発達により、スティーブ・ジョブズがあんなものをつくり上げて、今はもう誹謗中傷がネットにどんどん書いていかれる。今話題の東京都知事選も、普通だったら小池さんの圧勝で、蓮舫さん。この2人が上がってくるラインなのに、どこでしたっけ、安芸高田市の石丸前市長、あの若い子らがネットで出てきて、また大物の選挙の神様みたいなのが選挙対策本部長について、東京都で街頭演説を始めて、ボランティア2,000人も集めて行動を起こして、3番手に上がってきているのかなというのがネットで拡散されています。 そういう、本当だったら東京都は1,300万人ぐらいいます。1,300万人というたら、もう一国の主ですよね。その特に安芸高田市、うちと同じぐらいです、2万6,000、7,000人だったと思います。その議会改革において市長がどんどん、居眠りしているじゃないか、あんたの言うことおかしいだろうと、二元代表制とはどうやというのをインターネットに流して、もう日本中で有名になって、インターネット、ユーチューブの再生回数100万超えをしたと。そこからどんどん有名になって都知事選に行っている。そういうことが可能になっている世の中なんです。 だから、個人個人の悪口はもうほっとかないとしようがないです。妬みとか。女へんに石と書きます、妬みって。人間って妬み、それが一番あるんです。人のことを言う。人の悪口を言うても何の得にもなりません。私は60歳も過ぎましたし、人の悪口は言わないようにします。意見は言いますけれども。 今日の大西先輩のセクハラはしていませんということをしっかり私も、本人がそう言っています。裁判でもそのようにされていますので、先輩も5年間言われてきたので、もうそろそろいいですよ、していないから。誹謗中傷を気にしない。自分の市民の皆様からいただいた意見等をしっかり酌み上げ、私の役割の最終章の仕事として、当局にお伝えしていきたいと思います。 今日は来てくれた皆さん、雨の中ありがとうございました。今後とも竹内は、市民の皆様のために一つの、一人の議員としてしっかり行政にお声を届けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
○副議長(大石元則君) 準備のため、いましばらくお待ちください。 一般質問を続けます。
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△中山忠吏君
○副議長(大石元則君) 12番、中山議員。
◆12番(中山忠吏君) (質問席) 質問の許可をいただきましたので、通告に従いまして質問させていただきます。 去年の6月議会で初めて一般質問をさせていただきました。ちょうど1年前になります。今回の質問は、そのとき質問させていただいた経過と要望を主にさせていただきたいと思います。 初めに、子育て・病児保育についてお聞きします。 令和5年4月から新宮市独自の子育て支援として、1歳までのおむつ、お尻拭きの支給を行って1年が過ぎました。子育てしている世帯の方からどのような評判をお聞きになっていますか。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) 子育て推進課、梶田より答弁させていただきます。 訪問した御家庭からは、直接届けてもらえてうれしい、おむつやごみ袋をもらえて助かりますといった喜びの声を頂いております。
◆12番(中山忠吏君) それはいいことですよね。去年の6月議会の一般質問でも言いましたが、1年たってみてどうでしょう、2歳までの支援というのはやはり難しいですか。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) この事業、令和5年度から開始した事業でございます。昨年度1年間実施してまいりまして、1か月当たりの訪問件数につきましては、平均して41件、一番多い月で63件ございました。子育て広場の保育士を中心に、ほかの事業の日程と調整を行いながら、月に4日程度訪問日を設定いたしまして、1日当たり5件から12件ほど訪問をしております。 また、在庫の保管場所に限りがございますため、発注と業者搬入のタイミングによりましては、在庫ぎりぎりで行っているというのが現状でございます。対象年齢を2歳までに引き上げますと、単純に対象者が倍となりますので、現在の体制では困難であると考えます。
◆12番(中山忠吏君) では、人員を増やしたり体制を変えれば、行える可能性とかも出てくるんですか。なかなかそういうのは難しいですか。難しい。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) この事業なんですけれども、出産から1歳までという親御さんにとりまして不安定な時期に訪問をさせていただくというところに主眼を置いておりまして、そこでつながって支援が必要な御家庭には支援をしていくというところに重きを置いておりますので、現在の事業内容で進めたいと考えております。
◆12番(中山忠吏君) なかなかまあ難しい課題だと思います。いろいろ模索をしながら、少しでもできる方向で考えていっていただけたらと思います。 おむつの話に戻るんですが、私の知っている子育て世帯の方々もとても喜んでいるんですが、おむつの支給枚数が少ないと、よく聞きます。ゼロ歳から1歳までのおむつ使用の全国平均を調べてみると、ゼロ歳から3か月で月360枚、3か月から6か月で月300枚、6か月から1歳で月240枚となっております。おむつの支給サイズはいろいろだと思いますが、月何枚ほど支給されておりますか。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) おむつのサイズ、メーカーによっても枚数が異なってまいりますが、おおむね40から70枚ほどとなっております。
◆12番(中山忠吏君) おむつの値段にすると、どれぐらいの金額になりますか。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) こちらもサイズやメーカーによりますが、大体、おむつのみで言いますと1,600円から1,800円程度になります。
◆12番(中山忠吏君) このお尻拭きはそのままで、おむつの枚数だけを増やすということはできませんか。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) 紙おむつに関しましては、1か月当たりにつき1袋という単位で支給をさせていただいております。衛生用品でございますので、開封してバラでお渡しするようなことは考えておりません。
◆12番(中山忠吏君) 衛生的なものですよね。破って増やすというのが難しいということやね、そしたら。 おむつとお尻拭きを支給されていますが、合わせると一月の金額は幾らぐらいになりますか。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) 合わせますと、大体2,000円から2,300円程度になります。
◆12番(中山忠吏君) 支援している市町村で様々なんですが、大体、私、計算いろいろ調べてみると、平均3,000円ぐらいになるかなと思います。子育てしている世帯の方から、おむつ、お尻拭き以外のものも支給していただけないかと、よく耳にします。 いろいろ調べてみると、関西圏では明石市では、おむつ、お尻拭きに限定せず、36種類、おむつのサイズも含めてなんですが、その中の用品の中から2品選んでいただくシステムになっているそうです。その中には、当初、去年の6月にも私言ったんですが、ベビーフード、ベビーソープ、ミルクなども入っており、とても助かっていると評判がいいそうです。おむつ、お尻拭きに限らず、3,000円内で赤ちゃん用品を支給するというのはどうでしょう。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) 1年間この事業を実施する中で、紙おむつを使わないという御家庭はございませんでした。中には、日中は布おむつを使用し、紙おむつは使わないんですが、夜間や外出時のためにもらっておきたいという御家庭もございました。紙おむつは、乳児を養育しているどの御家庭にとっても必要なものであると考えております。 カタログから好きなものを選び、業者が届けるという事業を行っている自治体もございますが、本事業におきましては、先ほど申しましたとおり、孤立しがちな乳児期の御家庭を保育士が直接訪問いたしまして、支援が必要な御家庭の早期発見につなげることを目的としていることから、どの御家庭にも必要な紙おむつ、お尻拭きを訪問してお届けするという現在のスタイルで事業を続けていきたいと考えております。
◆12番(中山忠吏君) 実際、訪問して早期発見につながるようなことはありましたか。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) 実際に支援につながった例はこれまでございませんが、支援が必要な御家庭がなかったという意味では、よかったと捉えております。
◆12番(中山忠吏君) それはいいことですね。 先ほどの答弁の中で、業者が届けると言っていましたが、これ職員が届けたらどうですか。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) 新宮市につきましては、保育士である職員が直接お届けするということで行っております。
◆12番(中山忠吏君) じゃなしに、例えばさっき言った36品目から選んでもらうという中の答弁の中で、ほかの自治体さんは業者を使っているという返答ありましたけれども、新宮市は、これを36品目の中から2品選んでもらってでも、職員がそれを配達して、実際に家庭に持っていって顔を見るというふうに持っていけませんか。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) 品数を増やすということになりますと、それだけ在庫を抱えるということにもなります。その辺は研究させていただきたいと思います。
◆12番(中山忠吏君) 人が要るのは十分分かりますし、そういった中でもやっぱり子育てしている世代の負担を少しでも和らげていっていくようにいろいろ考えていって、負担を和らげてあげてほしいと思っております。よろしくお願いします。 ファミリー・サポート・センターについてですが、利用会員の登録人数、サポート会員の登録人数、両方会員の登録人数を教えてもらってよろしいですか。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) 令和6年6月現在でございますが、利用会員が223人、サポート会員が44人、両方会員が3人となっております。
◆12番(中山忠吏君) 利用状況はどのようになっていますか。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) 昨年度、令和5年度の年間の活動件数は225件ございました。
◆12番(中山忠吏君) 利用会員が226名に対してサポート会員が47名、サポート会員に負担がかかっているように見えますが、どうですか、その点。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) 利用会員登録者のうち、実際に御利用いただいているのは約1割程度となっております。過度にサポート会員の負担がかかるような状況ではないと考えております。
◆12番(中山忠吏君) 1割ほどしか利用されていないということなんですね。なんか少ないような気がしますね。 サポート会員の方は、何名ぐらいの方が実際活動していますか。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) サポート会員47人のうち実働いただいているのは、令和5年度で14人いらっしゃいました。
◆12番(中山忠吏君) 3分の1に満たないぐらいの方が活動していると。残りの33名ほどが活動していないか、スリープ会員になっていっている状況ですよね。なかなか難しいと思うんですが、活動していない会員の方に御協力のお声がけとかはされていますか。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) サポート会員の皆様へは、年度当初にアンケートを実施いたしまして、活動が可能かどうかを確認させていただいております。また、講演会でありますとか、養成講座などの開催予定があれば、その都度、随時御案内をさせていただいているところでございます。
◆12番(中山忠吏君) このサポート会員の協力があってこそ成り立っていくということもあるので、続けてサポート会員の方にはお声がけをしっかりしていただきたいと思います。よろしくお願いします。 続きまして、病児保育ですが、和歌山県内の9市で、行っている市は幾つありますか。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) 9市のうち、新宮市以外の8市で実施されております。
◆12番(中山忠吏君) というと、新宮市だけ、まだちょっと行われていないという状況なんですね。 うちも2歳の子供がいます。急な発熱を起こすとかがあり、保育園で37.5度を超えると、お迎えに来てくださいと連絡が来ます。特に共働きの家庭や独り親家庭では、子供が急な病気になったときに誰かに頼ることができず、頭を悩ましている家庭が多いと思います。 先日、自治会連合会から要望書も出ています。今議会で病児保育に関する請願書を竹内議員と私で提出させていただきました。 市長、子育てするなら新宮市、働く保護者と子供たちの負担軽減のために、どうにか早期実現していただけないでしょうか。
◎市長(田岡実千年君) 今、議員紹介いただきましたように、先日、自治会連合会からも強い要望をいただきました。このことについては、令和7年度中の事業開始、来年度中の事業開始を目指してスピード感を持って進めてまいりたいと思います。
◆12番(中山忠吏君) ありがとうございます。 本当に子供を育てている方、今の言葉を聞いて安心していただけたと思います。ありがとうございます。 続きまして、世界遺産熊野川、川舟下りについて質問させていただきます。 川舟下りはいつから運航されていますか。
◎熊野川行政局住民生活課長(杉岡睦君) 熊野川行政局住民生活課、杉岡よりお答えさせていただきます。 平成17年9月からです。 以上です。
◆12番(中山忠吏君) 私も平成17年9月の運航当初から、実際にお客様も乗せて船頭として携わりました。今は船頭をしていませんが、その当時は、船頭の登録が22名ほどおり、川舟は多いときで12そう運航していたときがあります。現在運航している川舟は何そうございますか。
◎熊野川行政局住民生活課長(杉岡睦君) 現在運航している川舟は3隻です。
◆12番(中山忠吏君) 現在の船頭の登録人数、何名になっていますか。
◎熊野川行政局住民生活課長(杉岡睦君) 現在、川舟下りで運航している船頭は3名となっております。
◆12番(中山忠吏君) 川舟運航が始まって19年になりますが、その当時から船頭をされていた方々が高齢になってしまい、また後継者不足が船頭不足の原因だと思います。船頭不足に対して何か対策を立てておられますか。
◎熊野川行政局住民生活課長(杉岡睦君) 船頭の後継者不足の解消を目指し、一般財団法人熊野川町ふれあい公社や川舟センターとも何度か協議を重ね、地域おこし協力隊を募集する形となり、現在、既に1名着任いただいております。
◆12番(中山忠吏君) その1名というのは、地域おこし協力隊の方ですよね。
◎熊野川行政局住民生活課長(杉岡睦君) はい、そのとおりです。
◆12番(中山忠吏君) 地域おこし協力隊の方というのは、3年契約でよろしいんですか。
◎熊野川行政局住民生活課長(杉岡睦君) 期間につきましては、最長3年となっており、単年度契約で行うという形になっております。
◆12番(中山忠吏君) 最長3年ということで、その3年間の間にお客を乗せて運航していけると思いますか。
◎熊野川行政局住民生活課長(杉岡睦君) 地域おこし協力隊の方につきましては、既に船舶免許を取得しているところでございます。お客様を乗せて運航するには、それなりの時間がかかると思います。
◆12番(中山忠吏君) 私も、二十歳ぐらいのときからもう30年ぐらい川舟で漁をしています。熊野川は、流れが緩やかなところはそうでもないのですが、流れが急な場所はとても危険で、高度な技術が必要になってまいります。大雨など降ると水量が増え、川の中の地形が変わり、浅瀬、岩などがあるという判断が必要とされています。このことを踏まえて3年、何年練習するのか知りませんけれども、運転は大丈夫であろうということでよろしいですか。
◎熊野川行政局住民生活課長(杉岡睦君) 経験豊富な船頭による指導で、船頭としての知識や技術全般を習得していただいておりますので、十分いけるのではないかと考えております。
◆12番(中山忠吏君) お客様を乗せて運航するので安全を十分確保しながら、運航を目指して頑張っていっていただきたいと思います。 では、運航時期は何月から何月になりますか。
◎熊野川行政局住民生活課長(杉岡睦君) 運航時期は3月から11月までとなっております。
◆12番(中山忠吏君) 船頭の募集というか、地域おこし協力隊だけではなく、地元の方にも船頭としての魅力を出していかなければ、なかなか船頭で働いてみたいと思う人はいないと思います。12月から2月の間は仕事がなく、船頭だけで生活していける状態にはないと思いますね。先を見て船頭を育成していくのであれば、12月から2月までの3か月間を市で雇用することができれば、1年中安心して働けるし、職業として成り立っていくと思いますが、どうでしょう。
◎熊野川行政局
住民生活課長(杉岡睦君) 課題を踏まえまして、今後、一般財団法人熊野川町ふれあい公社と協議してまいりたいと思っております。
◆12番(中山忠吏君) 船頭を増やしていくには、やっぱり安心して働ける環境、そういうのがなければなかなか増やせないと思いますので、そういったところもよろしくお願いします。 先日、新聞で川の濁りのことが記事になっていましたが、濁ったときに川舟下りに乗船したお客様からの反応とかお聞きになっていますか。
◎熊野川行政局
住民生活課長(杉岡睦君) 濁りに対しましては、観光客からの意見はなかったと聞いておりますが、川が澄んで、川底で魚が泳いでいる姿などが見えたときには大変喜んでいらっしゃったので、川舟センターとしては、濁水対策に向けて声を上げていきたいと聞いています。
◆12番(中山忠吏君) 新聞の記事にもちょっと載っていたんですが、お客さんにふだんはきれいなんですかと質問されましたとかも書いておりました。私、商工会議所の青年部の会長をさせていただいたとき、熊野川に清流を取り戻すということをキャッチフレーズにして、濁りを軽減できないかといろいろ模索をしながら、東京都のJ-POWER本社にも要望にも行ったときもあります。やはりせっかく熊野川の川舟下りに乗船されてくれるお客様なので、きれいな川を下っていただきたいんです。 局長、毎日、熊野川町のほうへ通われていますが、濁ったとき結構多いと思うんですよね。見ていてどう思いますか。
◎熊野川行政局長(下路拓君) 行政局、下路よりお答えさせていただきます。 通勤で毎朝、熊野川を眺めています。やはり濁っている水よりコバルトブルーの熊野川が望ましいと考えております。また、自然の豊かな熊野川としては、澄んだ水を目指していきたいと考えております。
◆12番(中山忠吏君) ありがとうございます。 私も、熊野川対策特別委員会に所属しているので、川舟センターとともに電源開発に声を上げて、少しでも濁りを減らしていけるよう頑張っていきたいと思います。 現在、3そうの舟が運航していますが、この先、船頭が増えていけば、舟も増やしていくという計画とか考えておりますか。
◎熊野川行政局
住民生活課長(杉岡睦君) コロナ禍からの回復による好転した実績を着実に維持するのが今の目標であると、一般財団法人熊野川町ふれあい公社の理事からも聞いております。今後の課題については、一般財団法人熊野川町ふれあい公社と共に協議して考えてまいりたいと思っております。
◆12番(中山忠吏君) この先、船頭さんが増えるようなことになってくると、舟を増やすということは、舟を造らなければならない。結構、舟を造るのは期間かかるので、いろいろ先に先読みで動いて、計画を立てていってもらえればなと思います。 それでは、川舟下りに対して最後の質問です。 この地域は強く雨が降ることが多く、台風もよく来ます。そのため、よく川が増水します。川舟は檜杖の舟置場に停留していますが、増水のときのたび、舟の上げ下ろしがとても困難です。船頭も高齢になってきているので負担もかかり、事故につながるおそれがあると思います。どうにかして舟の上げ下ろしのスロープを整備して、舟の上げ下ろしスムーズにできるようにしていただけないでしょうか。
◎熊野川行政局
住民生活課長(杉岡睦君) 以前、船頭との協議の中で舟着場整備の要望があり、河川管理者に確認したところ、河道掘削事業により河床が下がっているため、様子を見させてほしいとの返答でした。この件につきましては、再度、河川管理者に確認したいと考えております。
◆12番(中山忠吏君) このスロープの事案、10年前ぐらいから結構要望というか、県にも多分行って言っていると思うんです。県の方も現場を見に来ていただいたことがあると。檜杖に住んでいるもともと船頭さんの方にもちょっとお聞きしました。僕も最近、舟の停留所をちょっと見させていただいたんですが、スロープの改善自体は見受けられなかったので、ぜひとも一旦はちょっと現場を見に行って、いろいろ検討していただければありがたいと思います。よろしくお願いします。 続きまして、プライスカットの跡地について。 7月になると世界遺産20周年に入ってきます。観光客の増加、観光バスの増加が予想されます。現時点でも初野地郵便局の前や、反対側のファミリーマート前に観光バスの停車が見られます。国道に観光バスを止めると非常に交通の妨げとなり、危険な状態となっております。プライスカット跡地を観光バスの駐車場にと以前から申しておりますが、土地の所有者との話合いはできているのでしょうか。
◎商工観光課長(津越紀宏君) 商工観光課、津越より答弁させていただきます。 土地所有者を訪問いたしまして話し、状況の確認は行っております。お話ししてから多少時間はたっておりますが、現在のところ状況の変化があるかもしれないですけれども、伺った際には、近々での具体的な計画はありませんが、投資してせっかく購入した土地でありますので、何らかの利活用の構想はあるような思いということは、こちらのほうとしては受け止めております。
◆12番(中山忠吏君) 私も、所有者の方と6月の初めぐらいですか、お話しさせていただきました。なぜ観光バスの駐車場として利用したいのかということをちょっと説明させていただきました。 プライスカット跡地の場所ですと、神倉商店街を通って神倉神社に参拝する動線ができます。人が歩くことによって商店街にも活気が出ます。そうなれば商店街会長も各店舗に声をかけ、食べ歩きできるような商品を考えていきたいと思っているというようなことを所有者の方にお話しさせていただきました。その話をしたところ、所有者の方は、そういうことなら協力させていただきたいという返事も頂いております。何年も借りるとかではなく、試験的に半年ぐらいの期間を決めて観光バスの駐車場としてお借りしてはどうですか。
◎商工観光課長(津越紀宏君) お借りする費用面とか、バスの出入り等、検討する課題もございますが、神倉商店街とか神倉神社に隣接するようなところでバスが一時的に駐車できるような場所等、今後研究していきたいと考えています。
◆12番(中山忠吏君) 1年前も研究と言ったんですけれども、研究研究ばっかりいいんです、実際。もう1年たっとるんですわ、話も。もう来月に入ったら世界遺産も20周年。そのために1年前にこの話をさせていただいた。もっとスピードを持って進めていって、やっぱり20周年になる前にはある程度の結果というか、答えというか、きっちり返していただきたかったです。 でも、今からでもまだ遅くないので、先方さんと話していただいて、いろいろ考えていってくれたらありがたいと思います。よろしくお願いします。
○副議長(大石元則君) 中山議員、休憩取るんだったら申し述べていただいたら。
◆12番(中山忠吏君) 分かりました。
○副議長(大石元則君) 一般質問中ですが、10分程度休憩いたします。
△休憩 午後3時12分
---------------------------------------
△再開 午後3時22分
○議長(三栗章史君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 12番、中山議員。
◆12番(中山忠吏君) (質問席) 引き続き一般質問を続けます。 緑ヶ丘1丁目道路の経過について。 進捗状況はどのようになっておりますか。
◎都市建設課長(工藤英二君) 都市建設課、工藤から答弁させていただきます。 緑ヶ丘会館から新宮信用金庫緑ヶ丘支店までの都市計画道路下本町下田線未整備区間の道路事業の進捗につきましては、道路線形の見直しに着手しており、現在は道路線形案の検討、和歌山県との協議を進めております。他事業等の進捗を図りながら、早期に道路線形の見直し、事業化に努めてまいります。
◆12番(中山忠吏君) 着工までの歩行者、自転車の安全策として、カラー舗装を早急に行ってくれていました。ありがとうございます。カラー舗装、いつ行ってくれましたか。
◎都市建設課長(工藤英二君) カラー舗装につきましては、新宮警察にも相談して、昨年の11月に施工いたしました。これで歩行者が通行する路側帯が明確になったと考えております。引き続き、警察や関係者と相談しながら、交通安全対策に努めてまいります。
◆12番(中山忠吏君) 道路を通っていても、すごくグリーンが目立っているので、歩行者、自転車の安全が大分確保されたかなと思います。 去年の6月から今年5月末までの事故状況を新宮署に尋ねました。5件の物損事故があったそうで、車同士の事故ですね。やはり道幅が狭い分、事故が多く起こったのかなと思います。 では、消防署での事故による救急搬送はございましたか。
◎消防本部次長兼消防署長(中家茂樹君) 消防本部、中家から回答させていただきます。 昨年6月から昨日までの間、1年間ですけれども、御質問のエリアにおいて交通事故に伴う救急出動、これはございませんでした。
◆12番(中山忠吏君) 人身事故はなかったんですね。よかったです。 この緑ヶ丘一丁目の道路、いつ通っても交通量が多いので、少しでも早く着工できるように頑張っていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 続いて、小、中学校の空調設備について。 先週も暑かったです。今年の夏も気温が上がると予想されています。年々暑さが増してくると思いますが、去年の3月末に各小中学校に4台ずつ導入した大型気化式冷風機の評判はいかがでしょうか。
◎教育部次長兼
教育政策課長(馬込克彦君) 教育政策課、馬込から御答弁させていただきます。 導入いたしました大型気化式冷風機につきましては、音が大きいとか、授業の内容によっては風の影響を受けるなどのデメリットはありますが、エアコンには及びませんが、使用することにより気温を下げる効果、また直接風に当たることにより体温を下げることもでき、熱中症予防の効果はあると学校から聞いております。
◆12番(中山忠吏君) 先週なんですが、各小中学校を回らせていただきました。実際使っている現場の先生方のお話は聞きたいなということで回ってきました。先ほどおっしゃっていたように、やっぱり音がすごくうるさいと。授業のときはマイクを使ってしている。また、気化式冷風機なので、タンクに水をためるので、使うたびに衛生上、水の入替えをやっていると。これもまた結構な手間になっているというような報告も受けております。体育館の四つ角に設置しているので、中心部にはほとんど風が来ないなど、いろんな問題点も見つかっております。 去年の9月議会で質問したとき、エアコンのように体育館全体を冷やすということはできないが、熱中症対策には効果があると言っておりました。去年、体育館で熱中症にかかった生徒はおられましたか。
◎教育部次長兼
教育政策課長(馬込克彦君) 昨年は、体育館の授業などで熱中症にかかったとの報告は受けておりません。
◆12番(中山忠吏君) なかったんですね。よかったです。大型冷風機のおかげでしょうか。 小中学校の空調設備で、国からの補助金の内容等は変わっていないですか。
◎教育部次長兼
教育政策課長(馬込克彦君) この件につきましては、昨年9月にも議員から御質問いただきましたが、文部科学省の補助の状況については変わっておらず、補助率は3分の1、また補助を受けるには、施設の断熱工事が必須となっております。補助活用は可能とは思っておりますが、今後の大きな課題であると認識しておるところでございます。
◆12番(中山忠吏君) 温暖化で気温も年々上がってきていますし、国が率先して補助をしてくれればありがたいんですが、なかなかそういう補助金もないですしね。現場の先生方も子供たちのためにぜひとも空調設備をしてほしいということは言っていたんですが、やはりその先生方も、予算の問題がありますと、やっぱりそこはやっぱりおっしゃっていました。どうにかして、子供たちが安心・安全に授業ができるように、これからもいろいろ考えていっていただきたいと思います。 各小中学校、教室には空調設備がついているが、全ての小中学校の体育館には空調はついていないですよね。
◎教育部次長兼
教育政策課長(馬込克彦君) 体育館の空調設備はついておりません。体育館への空調設備の必要性については、十分認識してございます。昨年の夏から、授業などの際の、今もお話ししましたが、大型気化式冷風機を導入いたしましたが、年々暑さも増しておりまして、根本的な暑さ対策としましては、やはり空調設備の設置については、今後の大きな課題であるというふうに認識してございます。
◆12番(中山忠吏君) 本当に体育館、課題は多いですね。 各体育館は広域大災害のときの避難所となっております。教室、体育館で空調設備のあるかないかで混乱が予想されるのですが、対処の仕方、考えておられますか。
◎防災対策課長(栗林圭一君) 防災対策課、栗林から答弁させていただきます。 大規模災害時により、自宅での生活が困難な市民が多数いる場合は、体育館を中心とする10か所の中核避難所を開設いたします。その場合の暑さ対策としまして、国からのプッシュ型支援や民間企業との協定によりスポットクーラーが供給されますので、現在の大型気化式冷風機に追加する形で対応したいと考えております。 しかし、スポットクーラーを使用しても暑い場合や、国などからスポットクーラーが調達できなかった場合は、教育委員会に相談し、エアコンのある教室などを開放し、対応していきたいと考えております。
◆12番(中山忠吏君) これが巨大地震だと、教室の電力も使えなくなることもあります。そのときも仮設的な空調とか何か対処を考えていますか。
◎防災対策課長(栗林圭一君) 国からのプッシュ型支援や民間企業との協定には、発電機や照明機器の供給も含まれておりますので、それで対応していきたいと考えております。また、平成31年に和歌山県と関西電力で停電の早期復旧に向けた協定も締結しております。
◆12番(中山忠吏君) いろいろ考えてくれているんですね。少し安心しました。ありがとうございます。 最後になります。 城南中学校跡地の活用について。 緑丘中学校と城南中学校の統合はいつ行われますか。
◎教育部次長兼
教育政策課長(馬込克彦君) 統合につきましては、令和9年4月を予定してございます。
◆12番(中山忠吏君) 統合したとき、緑丘の校舎を使っていくんですよね、これ。城南中学校跡地の活用については、何か協議しておられますか。
◎企画政策部次長兼
企画調整課長(小林広樹君) 企画調整課、小林より答弁いたします。 現在、関係課で構成されます城南中学校跡地利用活用に係る庁内検討会議という組織を設置してございまして、そこで跡地の利活用について協議を進めているところでございます。
◆12番(中山忠吏君) やはり中学校校舎となると、すごく建物自体が大きいんですが、校舎の解体とかも視野に入れておられますか。
◎企画政策部次長兼
企画調整課長(小林広樹君) 現在、いろいろ協議させていただいていますが、その利活用の方法によりましては、建物の解体も含めて今後も協議していくことになると思います。
◆12番(中山忠吏君) 大浜の総合体育館建設から43年以上経過し、老朽化が進んでいます。このまま維持管理を続けていけば老朽化がさらに進み、修繕費も高額となっていくことが予想されます。 そこで、これを機に総合体育館を移転整備してはどうでしょうか。現在の場所から城南中学校跡地はそう遠くない上、災害どきの避難場所としても適切と考えられます。跡地の活用を検討中なのであれば、ぜひとも検討の一つに入れていただきたいのですが、いかがでしょう。
◎生涯学習課長(宮上圭巨君) 生涯学習課、宮上よりお答えさせていただきます。 跡地の活用につきましては、御提案も参考とさせていただきながら、様々な可能性につきまして多角的に検討されていくものと考えてございます。
◆12番(中山忠吏君) もし、総合体育館を整備することになったとして、現在の財政状況では難しいものがあると思います。例えば県立体育館として、整備について県に要望していくような考え等はございませんか。
◎市長(田岡実千年君) 県立体育館、何でも県立になると基本的に和歌山県全体の県民が使う施設というのが基本になるというふうに思っておりまして、この県の一番端の新宮市に県立体育館、県が県立として体育館を建設するというのは非常に難しい状況だというふうに思っておりまして、ちょっとこの要望というのは難しいかなというふうに。
◆12番(中山忠吏君) ハードルが高過ぎる。
◎市長(田岡実千年君) はい、思っておりますが、ただ議員おっしゃるように、老朽化もしておりますし、津波の浸水域でもありますので、早い時期に新しい総合体育館の建設は必要だというふうに思っております。市独自での建設になると思いますが、市立体育館としての建設になると思いますが、様々な有利な補助金や交付金等、また有利な起債をしっかりと活用して、なるべくこの一般財源が軽くなるようなことを考えながら早めに計画したいなというふうに今思っているところであります。
◆12番(中山忠吏君) ありがとうございます。 本当に莫大な費用がかかることは十分に分かっております。しかし、43年以上経過した体育館で、市民の安心・安全、これは守れるのかなというのがすごく疑問になっております。中学校統合まで3年を切りました。協議を重ねながら、スピードを持っていろいろな方向から進めていっていただきたいと思います。 以上で、一般質問を終わらせていただきたいと思います。
○議長(三栗章史君) 一般質問を続けます。
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△月輪匡克君
○議長(三栗章史君) 5番、月輪議員。
◆5番(月輪匡克君) (質問席) 5番、月輪です。議長のお許しが出ましたので、ただいまから一般質問をさせていただきます。 昨年から1年目になって6月から初めての一般質問をさせていただき、やっと2年目を迎えました。今、2年目なんであれなんですけれども、まだ原稿を読ませて質問させていただきます。 1番、全国各地で整備されつつある超高齢者社会を支えるための「終活サポート事業」を新宮市も始め、誰もが安心した余命生活を送ることができるまちづくりをなんですが、先日のことなんですが、「月輪議員ですよね、いきなりですみません」とある市民の方からお電話を頂きまして、独り暮らしの方がお亡くなりになって、その友人という方からのお電話でした。今、火葬が終わって、お骨になって、アパートに帰っていって待っていたんだけれども、友人として故人へのお経をいただきたいとのお願いでした。もう火葬を済ませているので、急遽、お通夜とお葬式を兼ねた法要を故人様のアパートに行かせていただき、法要させていただきました。法要の後のお話で、なぜ火葬前に御連絡できなかったことだとか、遺留品整理、アパートのことだとか、独り暮らしの方の死後のことを知って茫然としました。僧侶だけでは知り得なかった、市議会議員にならせていただいたことで知り得た現実でした。 福祉とは、生きている者だけに与えられている権利であると知り、それはとてもびっくりしました。ふだん法要の後で、法話で亡くなられた方と生きている方と分け隔てなく思いやりの気持ちで接してください、それが供養というものなんです。どんな立派な青年であれ、今さっき生まれたばかりの赤ちゃんであれ、いずれ必ず迎える世界です。こうしてあげたい、こうされたいという思い、気持ちで接してあげることが最高の供養であり、思いやれる気持ちとその行い、弔っていけるという行為は、動物にはできない、人だけができることで、故人様の今日まで生きてきたあかしとか尊厳を思いやる最高の行為なんですと。そう言っていた立場からすると、この状況をどうにかしなくてはいけないんではないかと思い、今日、一般質問の1番目の項目とさせていただきました。 全ての独居老人、そして全ての独り暮らしの方々が、人として生まれ落ち、最後の最後まで人間らしく安心して亡くなっていけるルールづくりが行政の仕事ではないかと。そう思って調べてみると、身寄りがなく、亡くなった方などの葬祭費を行政が負担するケースが増えていっています。 少し数字が古くなりますが、厚生労働省によると、2021年度、全国で4万8,622件と過去最多となり、この10年で約1万件が増加しております。地域や血縁が薄れる中、高齢化で年間140万人の方がお亡くなりになる多死社会が到来しております。引取り手のない無縁遺骨が増えている状況です。2022年度上半期も前年度を上回るペースで増加している、このような状況から判断して、今現在もそのような推移をたどってますます増加していると思われます。 では、当局に質問です。 現在、新宮市の高齢者及び独居老人の人数を教えてください。よろしくお願いします。
◎
市民窓口課長兼
国保直営熊野川診療所事務長(野本渉君) 市民窓口課、野本より答弁させていただきます。 まず、65歳以上の高齢者の方の人数は、この令和5年度の末の数字で1万189人、独居老人の人数につきましては、住民票上で、1人世帯の方の中で65歳以上の方の数字としては4,076人となっております。
◆5番(月輪匡克君) 実際の人数では多少変わるかもしれませんが、高齢者の方々の約4割が独居老人ということですね。 では、また、当局に質問です。 新宮市の高齢者死亡者の推移及び独居老人の死亡者の推移を教えてください。
◎
市民窓口課長兼
国保直営熊野川診療所事務長(野本渉君) 高齢者の死亡者数の推移につきましては、ここ3年ですと、令和3年度が443人、令和4年度が457人、令和5年度は435人となっております。 また、独居老人につきましては、申し訳ございませんが、議員御指摘の内容の統計については本課では取っておりません。
◆5番(月輪匡克君) 分かりました。新宮市では、高齢者の死亡者数、3年間はほぼ変わってないということですね。今後のこともありますので、独居老人に対しての死亡者数の推移も、できたら今後取っていただくようにお願いしたいです。お願いします。 また、当局に質問したいんですけれども、高齢者に限らず、全ての身寄りのない方、お亡くなりになられたときの新宮市のそれぞれの対応を教えていただけますか。
◎健康長寿課長(西洋一君) 健康長寿課、西より答弁させていただきます。 健康長寿課では、独居高齢者が亡くなられた場合、相続人の有無を確認いたします。相続人不在時等の場合は、葬儀社にて火葬まで行っていただいております。相続人不在時等により火葬手続が行えない場合、墓地埋葬法第9条の規定に基づきまして、埋火葬許可申請書の手続を行っております。また、埋葬については、お骨を南谷墓地の無縁仏として安置しております。
◆5番(月輪匡克君) 了解しました。 御遺体の安置スペースや腐敗の見地から、あくまでも火葬だけと判断していいですよね。葬儀や遺品整理を行政に期待することは法律的に限界であると判断してよろしいですね。 そんな折、神戸市が新たなサービスを今年の6月6日、先々週から始めたことをネットニュースと毎日放送の夕方のニュースから知りました。その名はエンディングプラン・サポート事業、要するに終活サポート事業です。おおむね65歳以上の身寄りのない市民が葬祭事業者と契約する場合に、行政の担当者がその契約に立ち会ってくれます。そして、亡くなった場合には、市の事業者に連絡して、葬儀、納骨を行われるように行政が確認してくれるというものです。費用は本人が負担しますという内容です。そして、その解説によると、これまで身寄りがなく独り暮らしをしている人が亡くなった場合、火葬や納骨、葬儀を行ってくれる人がいませんでした。葬祭事業者と生前契約を結んでいれば行うことができますが、様々な不安を感じ、一歩踏み出せない人も多くいると言います。 不安な点1、この契約を金額を含めて妥当なのか、相談する相手もいない。不安その2、自分が死んだ後にちゃんと履行されているかどうか確認することができない。もしかしたら、悪徳業者がいるかもしれないと思うと不安になってしまう。不安な点その3、亡くなったことを業者に知らせるすべもなく、病院で亡くなった場合も家で亡くなった場合も、病院関係者も警察も、どこの葬儀業者とどんな契約をしているか分からない。こうした市民の不安をどうにかできないかということで神戸市が始めたようです。 この記事を見て、以前、墨田区役所で空き家対策のレクチャーを受けた際の担当者の言葉を思い出しました。私たち役所のメリットは、まず住民への信頼と信用があるということです。何も知らない人がいきなり不動産会社を訪れるにはかなりの勇気が要りますが、区役所が窓口になって、必要な条件で必要な案件を見分けて住民とその協会の橋渡しになったら、驚くほどスムーズに事が運ぶんです、コンサルティング的な役割を役所が担うんですから。実は役所に入って、こんなにクリエーティブな仕事ができるとは思いませんでしたよと語り、その担当官が楽しそうに高笑いしていました。この言葉を聞いたとき、目からうろこでしたね。これからの役所の可能性を感じ、感動しまくったことを今も思い出します。 神戸市の終活サポートも、同じような思いの中で生まれ出た住民サービスだと感じました。例えば、延命治療をしてほしいかどうかなども事前に神戸市に伝えておけば、何かあった際には、市が病院に伝えるというようなサポートも行います。また、年に1回程度の安否確認も行うということです。 実際に、このような支援の動きは全国の各自治体で広がりを見せていて、関西では、兵庫県高砂市や京都市などでも始まっています。関東では、横須賀市が全国に先立ち2015年から始まり、このような終活サポートで既に80件ほど葬儀を済ませていると言います。その横須賀市の安否確認と本人の希望を聞くために、3か月ごとに見回りを実施して、担当の方が言うには、契約を結んだことで、お亡くなりになるまでずっと続くサービスなので、行政としても安心できると。先週の6月10日、NHKの「クローズアップ現代」、「知らない間に火葬された“あふれる遺体”相次ぐトラブルの実態」という番組で語られていました。 先ほどお話ししたように、現在、身寄りのない人が亡くなると、実態は火葬、無縁にするということになっていて、最低限の仕方になるので、自分の希望どおりにはなりません。自分の希望どおりにしたいという場合には、今現在では、司法書士、弁護士、民間事業者などの後見人制度を利用する方法しかありません。ただ、どちらにせよ、葬儀代とは別に費用がかかるため、金銭的な余裕がない場合は、利用は難しい状況でした。しかし、新たな自治体のサービスでは、そうした本人の希望が実現しやすくなります。 また、2040年には全国の全世帯、全世帯ですよ。その全世帯を占める独り暮らしの割合が4割に達すると予想されています。そうなったとき、新宮市における全市民の独居老人が占めるパーセンテージはどんなことになるんでしょうか。御遺体を火葬できるまで置いておく安置場の手配、火葬だけを行うだけの行為だけでも、行政へ費用負担と人員配置は新宮市への大きな負担としてのしかかってくるのではないでしょうか。そうなってからでは遅過ぎます。そうならないためにも、全国各地で整備しつつある超高齢化社会を支えるための終活サポート事業を新宮市もはじめ、誰もが安心した余命生活を送ることができるまちづくりを目指してみてはいかがでしょうか。 さて、田岡市長がつくり上げた今の新宮市、地域に先駆け、2年前から学校給食費無償化、それに伴い、昨年からの私立中学校までをサポートするランチへの金銭的援助、新生児への数々のサポート、市長が先月の新聞紙上での記事でゴーサインを出した病児保育等、どれを取って見ても先進地域の試みです。市民の人生の始まりを鉄壁なサポートで挑もうとする市長の働きには敬服いたします。 なぜ、そのようなまで市長をたたえるかと言うと、先ほど竹内議員も話題にしていたあの饒舌な安芸高田市の前市長。あんだけすごいすごいと全国からもてはやされた石丸市長。「月輪君、安芸高田市の前市長はすごいから、ユーチューブで勉強しなあれよ」なんて、市民の会話でも出ている人でした。都知事選に出馬するために退任して、できることは全てやり切った。その内容は、小中学校の給食費無償化などと語っていたので、何じゃ、それはですよね。二元代表制をかき混ぜるだけかき混ぜて、それで話題づくりだけの終わり方ですよ。新宮市なんかとっくの昔に学校給食費無償化しているというのに。まあ、話はそれてしまいましたが。 さて、田岡市長にお聞きします。 先ほど少し触れましたが、病児保育の件ですが、先月、5月の新聞紙上の記事で前向きな回答をされていてとてもうれしかったんですが、先ほどの中山議員のお聞きしていたその病児保育、令和7年度中に始められるんですよね。間違いございませんか。よろしくお願いします。
◎市長(田岡実千年君) 中山議員の質問にもお答えいたしましたが、来年度中に実施できるように、今、準備を進めているところでございます。
◆5番(月輪匡克君) 市長、何度も同じようなことをお聞きしてすみません。 これで病児保育が加われば、市長の施策において、人生の始まりである子供たちへの鉄壁のサポートですよね。 その市長の全ての市民への施策をより完璧にするためにもう一つ、人生の締めくくりのための新しい施策、安心して残された寿命を謳歌することができる終活サポート事業を新宮市も始めてみませんか。お手本となるべき全国のいろんな地方自治体が事業化している数々の実績と実態を検証していけば、新宮市の風土や地域に寄り添えるような、よりすばらしいフレキシブルな終活サポート事業を実践できるはずです。どうか前向きに考え、多角的な方面からの検証と研究を重ねて、どうにかこの施策を実現に持っていってください。どうかよろしくお願いいたします。 提案とさせていただきますので、これで1番の質問を終わらせていただきます。全国各地で整備されつつある超高齢化社会を支えるための「終活サポート事業」を新宮市も始め、誰もが安心した余命生活を送ることができるまちづくりを終わらせていただきます。 2番に移らせていただきます。 2番、全国744の地方自治体が「消滅可能性都市」であるという「人口戦略会議」が提唱する2040年問題、その中に新宮市が該当するという問題。そして、その問題をいかに回避していけるのか、提案と考察と、その実現についてです。 懐かしい話なんですが、今から10年前、2014年、平成26年ですよね。5月に日本創成会議が発表した全国1,800の地方自治体のうち、約半数の896の市町村が消滅可能性都市に該当すると。そして、それに従い、寺社仏閣も40%消失するという関連したレポートを読んだことにより、僕は失望とともに、いつか市議会議員になろうと決意を心に決めたときでした。人に委ねてただじっと朽ち果てていくのを待つくらいなら、自分の手で七転八倒しながらでもどうか新宮というまちづくりをしていかなければと。だから、今の状況がとてもありがたいです。今、こうして一般質問できる立場でいられることが、当局と対峙して話できるということが、月輪という市議会議員を生み出すきっかけとなったその消滅可能性都市のレポートが10年ぶりに今年バージョンアップしました。 民間の有識者でつくる人口戦略会議、2024年4月に日本の地域別将来推計人口に基づき、人口から見た全国の地方自治体の持続可能性について分析したものです。896市町村の消滅可能性都市が、今回のレポートでは、全国1,729の自治体のうち744が対象となっており、以前の50%から40%程度に、全体の数としては依然壊滅的数字となっておりますが、縮小傾向に転じているのが救いだと言えます。 今回のレポートでは、和歌山県30ある市町村のうち、23の市と町が消滅可能性があると言われ、今回、有田川町、印南町、北山村が、3町村だけが消滅可能性自治体を脱却できています。悲しいかな、新宮市は依然消滅可能性都市からの脱却を図れていませんが、今回のレポートで驚くべき点は、東牟婁地域で唯一、北山村が消滅可能性都市からの脱却を実現しているという点です。 北山村は、日本でただ一つ、県内の他市町村と接していない飛び地の村です。東西20キロ、南北8キロの小さな村は、面積の97%が山林だと言います。人口は400人程度。有田川町、印南町は新宮市から遠過ぎるため、消滅可能性自治体を脱却できたか推測することもできませんが、御近所である北山村に起死回生の手だてが、そのアイデアを見つけることができるんではないでしょうか。 そもそも消滅可能性都市の定義とは何なんでしょうか。若年女性人口が2020年から2050年までの30年間で50%以上が減少する自治体を消滅可能性自治体と定義しました。二十歳から39歳の女性人口の若年女性人口が減少する限り出生数は低下することから、若年女性人口の将来動向を着目して分析したものです。 それでは、北山村では、若年女性人口を食い止め、その上に増える傾向が見られるために消滅可能性都市からの脱却を実現しているということですよね。ぐるっと市内を見回して目につくのは、やはり駅前本通りに新宮支店を構える株式会社じゃばらいず北山、100%村が出資した従業員数50名以上、売上げは8億円以上を誇る最優良企業が、やはりそれがキーワードなんでしょうか。 3月の一般質問で、北山村の方とお話ししたというくだりがあったんですが、そのお話にはまた続きがありまして、じゃばらいず北山の従業員数が50人あるんやけれども、50人の従業員の中で20人だけが北山村の人なんやよ、30人が新宮市さんなんやと、以前言われたんです。従業員の6割が新宮市民、とってもありがたいことですよね。 さて、こんな単純な話じゃないとは分かっているんですが、北山村を参考にして、仮に400人という住人の中の20人という従業員が若年女性人口の減少を食い止めることができる数字としたならば、その割合を2万6,000人の新宮市に置き換えるとしたら、北山村の60倍の従業員、1,300人の新宮市の市民にエントリーシートで募集をかけられるような仕事を提供できたなら、若年女性人口を食い止めることができ、消滅可能性都市からの脱却を実現していけるということです。 株式会社じゃばらいず北山の従業員数が50名ほど、売上げは8億円を20人の従業員として考え、単純計算ですが、20人の場合だったら3億2,000万円の売上げになります。そして仮に、先ほどはじき出した1,300人の従業員に置き換えると、208億円の売上げを誇らなければならないということになり、新宮市の年間の一般会計予算以上の売上げを上げなければいけないということです。とてもじゃないが現実的数字ではありません。 ちなみに、今年度の新宮市の一般会計予算が178億1,175万円、北山村の今年度の一般会計予算が17億4,129万6,000円です。26倍の人口差があるのですが、予算は10分の1と行政を運営して守っていくというのは、数の論理だけではないのだなとつくづく思いました。 では、二十歳から39歳の若年女性人口の流出を抑える手だてはないんでしょうか。これも前回、3月の一般質問で終わらせていただいたことですが、今、大学進学時に地元を離れた就活生の4割以上が地元に帰りたい。2025年卒の学生を対象にそういう結果が出ました。覚えていますか。そういうレポートを発行したことを覚えていらっしゃいますか。そうなんです。コロナ以降、地元志向の若者増加が顕著に現れているというニュース記事を最近よく見ることがあります。 では、なぜ、大学進学時に地元を離れた若者が帰ってこないのか。いや、帰ってこられないんです。理由は簡単です。自分が進んで学んでいった分野のスキルを実践に生かせる土壌がないからです。このことは新宮だけじゃなく、消滅可能性都市であると宣言された全国744の自治体全てに共通する点ではないかと考えています。 それでは、新宮市が若者たちが帰ってこられるようにする手だては何なんでしょうか。まずは若者たちへのレゾンデートルと承認欲求が、この問題を解く最大の鍵だと僕は考えています。若者が活躍できる場所、その個人の能力を認めてもらえる場所があれば、おのずと帰ってくるはずだと。 先日、新宮市のとある社長さんから言われたんですが、基盤である新宮の経済界を盛り上げる施策をお願いしたいと。これからの新宮、景気のためにもと。そして第一弾、僕がひらめいたのはセミナーという言葉でした。就活生のための就活セミナーは今までもあるんですが、そうじゃなくて、中高生を対象とした経営などのノウハウを学び、経営者と子供たちの世代を超えた活発な意見交換の場、サクセサープログラムとでも名づけましょうか。中学生の職場体験は今まででもやってきていますが、子供だという忖度なし、自分の跡取りでも育てるような、大人と子供と切磋琢磨するような会議の場所として。 これに似たことが、私立なんですが、もう既に市内の高校で行われています、ゼミという形で。地域ゼミ、水産ゼミ、医療ゼミがそれに当たるかと思います。その道のプロの方と何かを成し遂げたり、意見交換をするようなゼミだそうです。ちなみに、地域ゼミが今やっていることは、この秋の文化祭に向けて、地域企業とのコラボレーションで文化祭の会場で売るための商品開発らしいです。そんな活動によって、進路や地域復興への興味、地元愛を子供たちに持たせるのがこの教育の趣旨のようです。 聞いた話なんですが、とある高校生なんかは、地域復興と地元愛のせいか、この市議会のホームページに載っている定例会の一般質問の会議録を読破してくれていると聞いたことがあります。おかしなことを言っていたら、子供らに笑われてしまう時代なんですね。襟を正します。 さて、当局にお願いです。 消滅可能性都市脱却への可能性の種をまくかのようなセミナー、そんなサクセサープログラム、青田刈りのインターンシップ、学校という枠組みから飛び出して、新宮市全ての子供たちを教え育てていくという教育の根本的観点を押し広げる、それも一過性じゃない年単位の継続的な開催なんて、当局にお願いすることは可能なんでしょうか。よろしくお願いします。
◎企画政策部次長兼
企画調整課長(小林広樹君) 企画調整課、小林より答弁いたします。 今、議員からありました人口戦略会議が公表しました消滅可能性自治体につきましては、新聞報道などもありましたので、多くの方が目にされたと思います。その分析レポートを見てみますと、地域によって人口減少の状況が異なりまして、自然減と社会減に対する取り組むべき対策というのは異なると書いてございます。 議員からの御提案は、その社会減にアプローチするというもので、早い段階で生きていく上での実践的なノウハウを学ぶことにより、地元愛を醸成させる手段を身につけることで、最終的には地元に戻って地域を活性化する経営者となり、結果として、人口減少の抑制につながるとの御意見かと思います。 人口減少、少子化対策につきましては、すぐに効果が出るものではございませんが、各種施策の実施により減少抑制につなげていくため、御提案いただいた件につきましても、今後の参考とさせていただきたいと思います。
◆5番(月輪匡克君) 了解しました。 そうです。社会減に対するアプローチなんです。そのアプローチ、これから、今お話しさせていただきますが。 さて、この前、丹鶴ホールで行われた毎年恒例の東大フォーラム、東大人文・熊野フォーラムin新宮「聖地 その多様性(ダイバーシティー)と包摂性(インクルーシブ)」に行ってきたんですが、柄にもなく、アカデミックな一日でした。 仕事柄か興味深かったのは、青学の水野先生のキリスト図像の話でした。500年もの時間と民族性、地域性を超えて仏教との共通点があるんですよ、キリスト教は。ロンギヌスの槍で射ぬかれたキリストの脇の傷を女性器として捉え出産する様子は、仏教逸話で語られているお釈迦様のお母さん、摩耶夫人がお釈迦様を右の脇から出産したことと、キリスト像と図画が両性具有していくさまは、ジェンダーレスの観音菩薩信仰とかぶるんです。キリスト教と仏教があまりにも似通っているじゃないですか。こんな学ぶことを忘れたようなおじさんがめちゃくちゃ面白いということを、大人だけが独占しちゃもったいない。市内の小中学校、高校も、生徒みんな参加させてあげたいと思いました。 特にこの地域の大学がないから、大学の大教室の授業ってこんなんだよと見せてあげたい。内容は分からない、難しいとか言うんじゃなくて、子供に合わすことなく、大学のフォーラムのありのままを体験してもらうことに価値があると思うので、早速、フォーラムの2日後、月曜日、教育委員会に行って教育長に、来年から子供たちに校外学習みたいな形で参加してもらえませんかと話してきました。これも新宮市消滅可能性都市脱却への可能性の一つのピースとして僕は捉えています。 また、後からの質問の6、昨年6月から数々訴えていた一般質問の進捗状況等を教えていただきたいの項目で出てくる昨年6月の定例会での一般質問でお話しした、丹鶴ホールを利用して、新宮市出身の現役で御活躍中の文化人の方々をお招きしてのワークショップで、こんなことでも仕事になるんだという子供たちへの気づき、それに伴い、学校生活だけでは見いだせなかった個の可能性というとんがった才能、開花、育成のための新しい人材発掘なんかも、消滅可能性都市の脱却への可能性の一つだと考えています。 要は多様性をおざなりにしない。多種多様な人間力を尊重し、いついかなるときも、未来的希望論とそのビジョンを自治体が、首長が、議員が、職員が、考え、語り、発信し続けることが必要だと考えています。 消滅可能性都市にならないための数々の先ほどからお話ししていた施策、市民、特に18歳までの子供たちの啓発と参加を促していくことにより、僕が、私が、帰らなくちゃいけないんだ、この僕を、この私を必要としている、帰る場所があるから帰りたいという理由づけが必要なんです。そして、そのためには、帰ってこられるための受皿も必要です。それも行政の仕事であると考えています。 今年9月に完全撤退する堺市にあるシャープの液晶工場や、有田市にあるENEOSの和歌山製油所が2023年10月に閉鎖したことを例に取ってみても、このような
激動の社会情勢の中、何も大企業の大工場を誘致することが、今の時代100%正解ではないような気がします。 それじゃ、海と山に囲まれた紀伊半島、この新宮市はどうすればいいんでしょうか。それは、昨年から何度も訴えている、後からの質問6の昨年から数々訴えてきた一般質問の進捗状況等を教えていただきたいとの項目に出てくるカーボンニュートラルと次世代エネルギー水素事業、いち早いJ-クレジットの運用、港湾事業を柱に置いての事業拡大など、紀伊半島のリーダーたる先進性のある基盤整備こそがその答えであるような気がします。 新宮市が地域のナンバーワンであり、オンリーワンであると。そのことによってもたらされる恩恵は、リモートワークの推進、新しい経済への参入、食や観光、ソフト・ハードなどのスモールビジネスやスタートアップへの試み、エンターテインメントに昇華させた真の文化による産業構築など、未来を悲観する要素など何一つ新宮市にはないんです。そう思いませんか。大いなる試みが消滅可能性都市にならないための政策であるはずだと。 その昔、新宮市は、熊野川から大量の新宮の炭を江戸に運び込み、江戸のエネルギーの3分の1を担うほどになり、当時の新宮藩及び新宮には莫大な経済力があったそうです。そのことによって、幕末には向かい側の成川に水力発電所を造り、その電気を熊野川から丹鶴城に川を渡る電線で引き込み、新宮のまちは夜になると電気の明かりがともるという超モダンな城下町だったそうです。その先進的な気風が伝播したかのように、その後、数々の文化人、政治家、文化学院、近畿大学と、次々と全国的規模の人材や教育機関を生み出していったのではないでしょうか。 そんな私たち新宮人にはできます。先人たちの知恵や勇気を受け継いでいる新宮人なんですから。その上、熊野新宮が本来持つダイバーシティーとインクルージョンという柔軟性を武器することにより、間違った方向に行かなければ、必ずや新宮市は消滅可能性都市からの脱却を行っていけるはずだと僕は信じています。提案として捉えていただいたらよろしいんですが、もし質問などありましたら。 すみません。3番、これも提案の一つなんですけれども、3番、西暦2040年、皇紀2700年を迎えるにあたり神武天皇とのつながりで橿原神宮のある奈良県橿原市と新宮市との姉妹都市提携を結び、またひとつ、より豊かな歴史・文化・神話の自治体間ネットワーク実現へです。
○議長(三栗章史君) 月輪議員、これは新しい項目になるんでしょうか。
◆5番(月輪匡克君) 入っています。
○議長(三栗章史君) 入っていますか。新しい項目じゃないですね。今の項目なんですね。
◆5番(月輪匡克君) 3番です。3番へ行っています。
○議長(三栗章史君) 3番、別ですね。2番とは違うんですね。
◆5番(月輪匡克君) はい、あれで終わりました。
○議長(三栗章史君) すみません、ちょっと時間が来ていますので、一旦休憩させていただきます。
◆5番(月輪匡克君) はい、分かりました。
○議長(三栗章史君) 一般質問中ですが、10分程度休憩いたします。
△休憩 午後4時17分
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△再開 午後4時29分
○議長(三栗章史君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議事運営の都合により、あらかじめ本日の会議時間を延長いたします。 それでは、一般質問を続けます。 5番、月輪議員。
◆5番(月輪匡克君) (質問席) それでは、休憩前に引き続き一般質問させていただきます。 3番、皇紀2700年(西暦2040年)を迎えるにあたり神武天皇とのつながりで橿原神宮のある奈良県橿原市と新宮市との姉妹都市提携を結び、またひとつ、より豊かな歴史・文化・神話の自治体間ネットワーク実現へいかせていただきます。 新宮は数々の伝説と神話に彩られた場所です。そのいにしえの場所の中でも一番ロマンにあふれたお話、お燈まつりと建国記念の日の関係性をお話ししたいと思います。 建国記念の日は、神武天皇の即位日である紀元節が基になっています。明治維新直後の1873年、明治6年2月11日が紀元節と定められました。これは日本書紀に書かれていた神武天皇の橿原宮で即位した日である辛酉年春正月、庚辰朔を新暦に置き換えたものです。そして、新宮のお祭り、お燈まつりは、国指定無形民俗文化財に指定されている世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部である神倉神社で毎年2月6日に行われている勇壮な火祭りです。 さて、このお祭りなんですが、事務局、すみませんが、神武天皇御一代記御絵巻、神武東征の写真をお願いいたします。 この写真は橿原神宮に所蔵されているものですけれども、神武東征、何度かの戦で兄たちを失い、神武天皇失意の中、太陽の神のこの我々が太陽に向かっていって、この戦いにどうして勝とうものか。太陽を背にして、我々のこの戦いを援護してもらい、この国づくりの戦いを勝利に導こうではないかと思いの中、朝日が海から上る熊野の地、この新宮に降り立ち、天照大神から授かった霊剣布都御魂を神倉の下で暮らしていた豪族、高倉下が神武天皇にお届けし、その霊剣の力によって日いづる美しい浜辺の女王と名づけられた丹敷戸畔を打ち破り、神武天皇のちぎられた手と刀を大浜のとある海岸で洗い清めた。そのことで、手を洗った海岸と呼ばれる御手洗海岸と後にその場所が名づけられました。その戦いの勝利を神倉山で祝ったお祭りが新宮の誇る祭り、お燈まつりのいわれです。そうなんです。2月6日から2月11日、この日数で、高倉下と八咫烏の協力を基に、神武天皇が今の奈良県橿原市に上がって日本国をおつくりになられたということです。 そのお供の八咫烏は、カラスではなく、一説によると、墨衣をまとい片手にはつえを持ち、まるで真っ黒な3本足のカラスのような姿で熊野の山を知り尽くし、野山を飛ぶように駆け回っていた隠密集団だったと言われています。分かりやすく言うと、アニメのガッチャマンのような集団だったのでしょうか。そんな熊野の山々を知り尽くした集団が、僅かこの5、6日間で新宮から大和国橿原まで神武天皇をお連れしていったということです。すごい神話ですよね。 お燈まつりが時の朝廷がいる大和国橿原に神武天皇を送るための出陣式だったと考えたら、めちゃくちゃロマンのある話じゃないですか。新宮あっての今の日本がある。日本国は、この新宮がなければなかったんですよ。新宮の子供たちに教えてあげたいですよね。伝説として、神話として、日本のどこへ行っても誇れるお話ですよ。さっきした質問の消滅可能性都市からの脱却のヒントの一つにもなるぐらい大きな話題です。僕も大人になってから知りました。このことを知ってから、より一段と郷土愛、新宮が好きになりましたから。 さて、西暦2040年は日本国建国2700年、皇紀2700年に当たります。今日の僕の質問でずっと2040年のことばかり話題にしていますが、2040年は日本国にとって大きなターニングポイントなのかもしれませんね。こんなつながりのある奈良県橿原市と我がまち新宮市と姉妹都市提携を結んでみてはいかがでしょうか。姉妹都市になった暁には、新宮市の神倉山から奈良県橿原市の橿原神宮までの神武が通った道、八咫烏、鉄人レースなどもやってみることができますしね。そして、奈良県橿原市と姉妹都市になれば、友情と歴史のサンタクルーズ、歴史と文化の名取市と三原市、そして文化と神話の橿原市、これらの多種多様な姉妹都市の関係性によって、今まで以上により豊かな歴史・文化・神話の自治体間ネットワークをつくっていけるのではないでしょうか。 最後に、この提案に対して、当局もしくは市長から、御意見、御感想、またお知らせすることがありましたらよろしくお願いします。いかがでしょうか。
◎秘書課長(竹田和博君) 秘書課、竹田より答弁させていただきます。 現在、歴史的なつながりなどを基に、アメリカサンタクルーズ市、宮城県名取市、広島県三原市、この三つの自治体と議会の議決をいただきまして姉妹都市提携を結んでおり、親善を深めているところでございます。自治体間の交流実現には、お互い地域の実情ですとか、また特性も理解しなければなりません。相手がありますので、まずは信頼関係をつくり上げ、それを続けることが大切かと考えます。御提案は今後の参考とさせていただきたいと、このように思います。
◆5番(月輪匡克君) ありがとうございます。2040年まであと16年あるんで、それに間に合うように姉妹都市提携できればよろしいんじゃないかと思っています。 3番、皇紀2700年を迎えるにあたり神武天皇とのつながりで橿原神宮のある奈良県橿原市と新宮市の姉妹都市提携を結び、またひとつ、より豊かな歴史・文化・神話の自治体間ネットワーク実現へを終わらせていただきます。ありがとうございます。 4番、いかせていただきます。 4番、最近の医師不足は、医局に属さないフリーの医師が原因だと傾聴したが、そのフリーの特化した専門医を新宮市立医療センターに招き、月に一度か二度、出張オペ等の診療行為をしていただき、当地域のための医療サービスのよりよき向上を目指し、特色ある医療の提供で赤字体質脱却の足がかりを、を質問させていただきます。 そんな漫画のブラック・ジャックやドラマのドクターXのような医師がいるのかと思われるかと思いますが、今年3月、81歳で亡くなられた世界一の脳神経外科医、福島孝徳医師。全てを患者のために、そして手術一発全治を理念として掲げ、アメリカノースカロライナのオフィスから全世界を飛び回り、365日一日も休まずに全力を尽くし、今でも年間約600例のメジャー手術を行い、生涯手術総数3万例以上と、彼のまだ閉鎖されていないホームページに載っていました。 今から21年前、2003年5月に毎日放送で放送されていた「情熱大陸」脳外科医、福島孝徳の回で彼のことを知りました。2003年春、その福島が一時帰国した。日本にも福島を待つ患者を追い、番組では滞在中に日本の病院を回り、僅かな暇も惜しんで手術を行い続ける福島に密着、医療にかけるその情熱を追う。僕は今でもその番組のことを忘れずにいたのですが、この3月に福島先生が亡くなられたというニュースを知り、まだ現役で頑張っていたんだなということと亡くなられたことに大変驚きました。 さて、最近の医師不足は、医局に属さないフリーの医師が原因だと、先月、医療センターの事務方から聞いたのですが、ふと思い出したのは、その番組のナレーターが話していた、福島が海を渡ったのは12年前、論文を医師の評価基準とする日本の医学界に嫌気が差したのだというせりふです。 それでは、当局にお聞きします。 そんな福島先生のような優秀な方ばかりがフリーというわけではないと思うんですが、実際問題、フリーの医師に関しての情報など、分かる限りでよろしいので教えてください。また、当医療センターでフリー医師を活用することなど可能なのでしょうか。どうかお答えください。よろしくお願いします。
◎医療センター庶務課長(岡本真治君) 医療センター、岡本より答弁させていただきます。 医療センターでも多くの非常勤医師に来ていただいており、先月は61人の医師に来ていただきました。このうち医局に属さない、いわゆるフリーの医師の方は9名いらっしゃいます。非常勤医師は、大半が外来や週末の当直応援など、当院の常勤医師では賄えない部分を補充する形で来ていただいておりますが、中には内科領域におけるリウマチや呼吸器、また小児科領域における消化器、循環器、神経など、専門外来を行っていただいている医師の方もいらっしゃいます。
◆5番(月輪匡克君) 了解しました。フリーだからといって、ドラマみたいなスーパードクターではなくて、普通に来てもらっているお医者さんという理解でよろしいですか。ありがとうございます。 そして、質問なんですけれども、特色ある医療という質問もあるので、この間導入したロボティックアーム、全国でまだ78の病院でしか導入していないという記事を見つけたんですけれども、どうでしょうか。
◎医療センター庶務課長(岡本真治君) 当院で導入した人工関節手術用のロボティックアームは、現在、全国で約100台が導入されているようです。
◆5番(月輪匡克君) でも、まだ100台なんで、まだ最先端ですよね。ロボティックアームという最先端なんですね。そんなロボティックアーム導入後、活躍ぶり等があれば教えてください。 そして、これも記事に書いてあったんですが、ロボティックアームの術式は必要以上に患部を傷つけることがないので、入院期間の短縮であったり、リハビリの進み方がかなり早いことだと。そんな利点だらけのロボティックアーム、もっともっと当局が外部マスコミにPRしてください。それでは、当局、お答えください。よろしくお願いします。
◎医療センター庶務課長(岡本真治君) 議員御指摘のとおり、ロボティックアームを使用する手術は、患者さんの体には最小限の負担で済むようになっており、必要な部分のみを正確に治療するため、安全性や手術の精度は高いと言われております。なので、多少の個人差はあるかもしれませんが、リハビリへの移行も早いと思われます。 先日、第1回の症例が無事に終了し、問題なく終了しまして、現在、地元紙へのプレスリリース等の準備を行っているところです。
◆5番(月輪匡克君) 了解しました。 最近の医師不足に次いで、より高度な医療技術と手術を要求される現在、ロボティックアームのような手術支援システムの存在がますます必要とされると予想されますが、最近、保険適用範囲の拡大によりロボット支援手術件数が増加し、全国の地域市民病院への導入も聞こえてくるようになった大規模な手術支援ロボット、ダヴィンチやヒノトリ、ヒューゴなど、行く行くは何百キロ以上離れた場所から、ネットによる熟練専門医の遠隔操作により手術も可能になると報じられていることを、この質問を調べて知りました。こうなってくると、このタイトルのように、特化した専門医を新宮市立医療センターに招き、月に1度か2度、出張オペ等の診療行為をしていただかなくても、このような医療機器があれば、都市部の病院に行かなくても、地元のこの新宮市立医療センターでも同様の医療サービスを受けられるということですよね。 少し古い記事になりますが、事務局、すみませんが、写真をお願いいたします。 この写真なんですけれども、日本での遠隔操作の手術の具体例なんですけれども、2021年2月から3月に青森県で実施された、約150キロ離れている弘前大学医学部附属病院とむつ総合病院を高速通信回線でつなぎ、遠隔手術の実証実験が行われ、成功したと記事を見つけました。 もう一枚お願いします。 これですね。どこにいても大丈夫だと。だから、近畿圏内にいても北海道の方が手術が受けられると。それで、技術発展と社会的背景が遠隔手術を後押しして、社会実装に向けて各地で実証実験を予定していると。夢のようなお話なんですが、当院のロボティックアームのいち早い導入を見ても、意外と近い未来なのかもしれません。 さて、これらの手術支援ロボットが、遠隔操作による手術の社会実装が可能になったときに、新宮市立医療センターでも導入を考えますか。また、ダヴィンチって一番有名な機械らしいんですけれども、ダヴィンチの現在のフラッグシップモデルXi、ダヴィンチ14の販売価格は約3億円、購入後も維持費が年間約1,000万円から2,000万円かかるとの試算が発表されていますが、購入を考えたとき、このような予算を捻出することは、今の医療センターには可能なんでしょうか。どうかお答えください。
◎医療センター庶務課長(岡本真治君) 議員御指摘のとおり、医療機器は日進月歩の勢いで進化しておりますが、最新の機器は導入費用もかなり高額となっているほか、維持するための保守費用もかなり高額となっております。近年、医療センターにおいて委託費用が増加傾向にある一因は、こういった機器の保守費用を要しているからです。 議員の御質問にあった機器の導入費用が3億円で、維持費が年間2,000万円と仮定すると、計算上、医療センターでの毎年計上する費用は約8,000万円ほどになりますが、それを上回る収益を得るためにはかなり多くの患者数が必要となり、この医療圏の人口規模を考えると非常に厳しいものがあるのかなと思います。 ただ、将来的に医療ロボがもっと一般的になり、購入費や維持費が安価なものが出てくれば、治療の正確性や安全性の面からも有意義であると思いますが、医師、先生方の意向を確認しながら購入を検討する必要があると考えております。
◆5番(月輪匡克君) 了解しました。 大変高額な負担になってしまうんですね。今までに導入したこのような最新の医療機器の保守費用も大変なんでしょうね。また、新たな医療機器購入にしても、何社かある同じような機器を選ぶにしても、コストパフォーマンスだけで選ぶことができない。価格差があったとしても、医師の使い慣れた機器や業界のスタンダードマシンの導入を決定することによって、予定していた費用より膨れ上がってしまうこともあるかもしれませんが、命を守るということはプライスレスです。 僕の耳にも市民の皆様からの御批判、御判断、ありとあらゆることいろいろ聞こえてくる医療センターですが、新宮市及び近隣町村の命を守るための最前線、このまま近隣町村も含め、ますます人口減少が進む中、経営的視点から、民間なら医療規模縮小、それでも駄目ならば完全撤退という手段を取ることもできますが、まず経営よりも一番に住民の命を守ることが使命とする公立病院、こんな新宮市立医療センターは当地域にはなくてはならない存在です。新宮市が、この地域自治体が全て消滅しない限り、この新宮市立医療センターは公立の医療機関として、誰が何と言おうとも、今も今後も必要なんです。必要なはずです。 画像診断装置やロボティックアームのような最先端な医療支援システムを使いこなし、医療スタッフや事務局の人々の人の力と人の知恵と人の努力と団結、協力、信頼によって、どうかこの命のとりで、新宮市立医療センターを今後も守っていってください。今、ここにいらっしゃる新宮市立医療センター事務局の方々と田岡市長、どうかよろしくお願いします。 それでは、4番を終わらせていただきます。 5番、質問。この6月3日から6日、市道高田大野線で起きた大量のグレーチング盗難事件に際して、新宮市が所管する道や土地等の管理運営について質問させていただきたいと思います。 さて、昨今の円安による金属類の高騰のせいか、この2月に紀宝町の町議による町内資材置場でのグレーチング盗難事件や、今月市内の市道高田大野線で起きた大量グレーチング盗難事件など、同じような犯罪が立て続けに起こっておりますが、さて、当局に質問です。市道高田大野線で起きた大量グレーチング盗難事件、その後の動きなどありましたら教えてください。よろしくお願いします。
◎都市建設課長(工藤英二君) 都市建設課、工藤から答弁させていただきます。 市道高田大野線で発生した側溝蓋の盗難事件については、6月10日に被疑者が現行犯で逮捕されたと承知しております。
◆5番(月輪匡克君) 今回の高田の件は、市民の通報によって分かったということで、すぐさま警察も事件として捉えることができたので、事件解決も素早く解決したということですね。 では、また当局に質問です。 このような道や土地に関する事件、事故等のいろいろなトラブルが今後も起きると思いますが、新宮市として、新宮市が所管する道や土地等の管理運営について、分かりやすく、かつ簡単に詳しく教えていただきたいのですが、どうかよろしくお願いします。
◎都市建設課長(工藤英二君) 道路施設の盗難や損壊といった犯罪行為に対しては、事前に防ぐことは難しいと考えますが、事件が発生した場合は、今回と同様、早急に警察に被害届等を提出するなど、迅速な対応を行ってまいります。 また、道路管理につきましては、利用者からの通報や日常的な道路パトロール、不定期での現地調査等により、損傷箇所等の把握に努めております。 また、修繕においては、損傷状況を現地で確認し、優先順位をつけて修繕を行っており、修繕で対応できない箇所は、年次的な工事計画を立てて改良を行っております。
◆5番(月輪匡克君) 道のほうは分かりました。 それでは、土地のほうもお願いします。
◎財政課長(得能一弥君) 財政課、得能より答弁させていただきます。 普通財産の管理につきましては、隣接地に影響を与えないよう草刈り等を実施しております。また、一部の土地では貸付け等も行っております。
◆5番(月輪匡克君) ありがとうございます。 今回のような市道における事件、犯罪を未然に防ぐことは、市街ならまだしも、人里離れた山間ならば到底不可能です。しかし、新宮市が所管する土地等に関しては新宮市民全ての財産です。それゆえに、これからもますます有用活用していけるように、どうかよろしくお願い申し上げます。 以上で、5番のこの6月3日から6日、市道高田大野線で起きた大量グレーチング盗難事件に際して、新宮市が所管する道や土地等の管理運営についての質問を終わらせていただきます。 それでは、6番、いかせていきます。 ずっと昨年6月から今年の3月までなので数多くありますので、時間が来れば、次回、9月に質問させていただきますので、時間までよろしくお願いします。 それでは、6番、昨年から数々訴えてきた一般質問の進捗状況等を教えていただきたい。 まず、令和5年6月定例会においての一般質問、1番、いじめや体罰による不登校児問題について教育委員会にその対策を問うなんですが、教育委員会、よろしくお願いします。
◎
教育政策課企画員(富田英之君) 教育政策課、富田より答弁させていただきます。 当時もお話しさせていただきましたが、いじめ未然防止のための取組としましては、教育活動全体を通じまして、豊かな情操や道徳心を育成する取組を続けてきております。また、年数回の生活アンケートを行いまして、早期発見、早期対応に努めているところでございます。 次に、体罰防止につきましては、体罰は決して許されることではないということを前提としまして、会議や研修を通じて教職員に周知徹底するとともに、万が一起こってしまった場合におきましては、しっかりと誠意を持って対応するよう学校を指導しておるところでございます。 最後に、不登校児童生徒への対応といたしましては、市独自で設置しておる適応指導教室や学校支援職員、県配置の不登校支援員、訪問支援員、スクールカウンセラー等を活用いたしまして、多面的、多角的な視点で対象児童生徒に関わり、対応を続けております。 今後も学校が子供たちにとって安心して楽しく生活できる場となるよう、取組を続けてまいりたいと考えております。
◆5番(月輪匡克君) 了解しました。子供は、どこの地域でもそうです。これからの宝です。よりきめ細やかに配慮して、教育に向かっていってください。よろしく願います。 2番、丹鶴ホールを利用した当地出身の文化人をお招きしてのワークショップで、子供、若者たちの可能性という原石探しの人材発掘を提案。文化振興課にその後の状況をお聞きしたいんですが。
◎文化振興課長(峪中直樹君) 文化振興課、峪中より答弁をさせていただきます。 丹鶴ホールにおきましては、これまでも新宮市出身の方々とワークショップ、アウトリーチという形でも開催をしてきたところでございますし、今年度も幾つか開催すべく準備をしているところでございます。 議員から御提案いただいておりますネットワークづくりというところにはまだ至ってはおりませんが、今後も新宮市と御縁のある方々との信頼関係の構築に努めていきたいというふうに考えております。
◆5番(月輪匡克君) ありがとうございます。 人材バンクみたいな、文化人の人材バンクみたいなような感じでネットワークづくりを早急に進めてください。そして、そのことによって、子供たちへのワークショップをして、より豊かな人材育成というか郷土愛が生まれると思うんで、よろしくお願いします。 それでは、3番、観光客が神倉山に登るとき、荷物を預けるためのロッカー設置ができないのかの提案、その後を商工観光課にお聞きしたいんですけれども、よろしくお願いします。
◎商工観光課長(津越紀宏君) 商工観光課、津越より答弁させていただきます。 昨年6月議会、それで9月議会でも報告させていただきましたとおり、神倉神社麓で民泊をされている民間事業者が、セルフサービスの鍵つき荷物置場を設置しております。ただ、無人の運用でございますので、正確な数というのは、把握はなかなかできないという状況がございます。また、民間事業者にお伺いしたところ、ある程度利用はされているというふうには聞いております。また、新宮市観光協会のホームページでも、昨年10月から、神倉神社の下に無人の荷物置場があるということで、広報もしているところでございます。
◆5番(月輪匡克君) その場所に行くまでの道順の案内板とかありますか。ないんかな、その現場に。
◎商工観光課長(津越紀宏君) 案内板に関しても、その民間事業者につけていただくようにはしていますけれども、ただ今現在、ついておらないということで、それは早急につけるということでは聞いております。
◆5番(月輪匡克君) 神倉神社つながりなんですけれども、この間は、駐車場の反対側、神倉小学校の裏側、裏側から普通車でやってきておろおろしているから、ここは軽しか入れんでという話をさせてもらって、何か神倉神社の駐車場への行き方もちょっと理解していない方が多いのかなと思って。もしあれやったら、分かるようにもっと、ネットだけじゃなくて、現地で分かるような掲示板の仕方をしていただいたほうがいいのかなと。せっかく来ていただいたのに、車を傷つけたら、絶対来んとは思うんで、その人だったら。お願いします。どうでしょうか、大丈夫でしょうか。
◎商工観光課長(津越紀宏君) 裁判所前の交差点から神倉小学校方面に入ったところに、一応神倉神社って矢印の看板はあります。今後、また看板整備も進めているところで、より分かりやすいような看板もそこには設置しようとは今検討しています。
◆5番(月輪匡克君) よろしくお願いします。土地勘が分かる人やったら行けるけれども、分からなんだら、結構細いので、あのかいわいの道って。駐車場にたどり着くまで大変だと思います。よろしくお願いします。 それでは、5番にいきます。 新宮市ふるさと納税、年間約2億円の中で、中間事業者のじゃばらいず北山に約2,000万円の手数料を支払うのであれば、新宮市が取りかかるナマズ養殖事業、シングウポートフーズ、約2,000万円の赤字が出るナマズだけに特化するだけではなく、あらゆるものを扱える商社として事業を拡大し、自ら中間事業者としてシングウポートフーズを運用し、もうける自治体を目指せないかと提案なんですけれども、当局、よろしくお願います、その後の。
◎商工観光課長(津越紀宏君) 商工観光課、津越より答弁させていただきます。 先般、この6月議会初日でも報告させていただきましたとおり、新宮港埠頭株式会社の諸報告にもあったとおり、ナマズの養殖加工からサーモン養殖に事業転換を図ったところでありまして、まずはその事業に専念していきたいというふうに思っています。 今後も本来の事業である荷役事業と、食品事業に専念していくべきかと、現在のところは考えています。
◆5番(月輪匡克君) 売り込みというか、営業努力をして、サーモンになったらサーモン愛がすごく激しい人が売り込みに行くというか、営業努力で成功に導いてほしいなと。せっかくナマズからサーモンになったんやったら、今までの売り方ではなくて、民間的営業努力でお願いします。そして、それが軌道に乗ったら、また違う方向も出てくると思うので、いろんな。 そして、ふるさと納税ですけれども、今年は幾らぐらいを目標としておりますか。
◎企画政策部次長兼
企画調整課長(小林広樹君) 企画調整課、小林より答弁いたします。 現在のふるさと納税の状況でございますが、令和4年度は、少し2億円を切る金額でございました。今、令和5年度集計の状況でございますが、約2億3,000万円程度になろうかと思います。
◆5番(月輪匡克君) じゃ、去年はちょっと下がったということですか、例年よりも、予定額よりも。
◎企画政策部次長兼
企画調整課長(小林広樹君) 令和4年度につきましては大きく増額となりまして、約2億円を切るところまできました。そして、令和5年度につきましても順調に伸びて、初めて2億円を超える結果となります。
◆5番(月輪匡克君) じゃ、上がっているという状態ですね。
◎企画政策部次長兼
企画調整課長(小林広樹君) そうでございます。
◆5番(月輪匡克君) ありがとうございます。引き続き頑張ってください。 それでは、6番のドア・ツー・ドアの交通手段を求める高齢者に対するコロナワクチン接種時のような、使った人だけが市に請求が行く無駄のないタクシー券の導入を切望するという案なんですけれども、タクシーチケット制度が導入されましたので、ありがとうございますということです。 じゃ、7番、少子高齢化による増え続ける空き家問題のその対応について、その後の動き等があれば教えてください。特にないですか。一緒ですか、去年から。
◎
企画政策部長(勢古口千賀子君) 企画政策部、勢古口より答弁させていただきます。 先ほどの竹内議員の質問の中でも回答させていただきましたが、今、受入協議会は熊野川町、高田だけとなっておりますが、それを新宮全域に広げまして、空き家バンクの拡充を図っていきたいと考えております。また、いろんな、今、県のほうで空家等対策推進協議会もございますが、ほかの関係者との体制構築などにつきましては、今後、研究してまいりたいと考えております。
◆5番(月輪匡克君) あれから、だから地域が大きくなったということですね、どちらかというと。ありがとうございます。頑張ってください。 次が、市営墓地の空き情報と管理等の墓地諸問題について、生活環境課、お願いいたします。
◎
生活環境課長(廣井和樹君) 生活環境課、廣井より答弁させていただきます。 墓地の適正な管理につきましては、昨年度の実績としまして、南谷墓地、三輪崎墓地、南檜杖墓地等において、手すりの設置や階段の補修、石垣の復旧など、十数か所で整備を行っております。 引き続き、墓地の利用者の利便性の向上のために、こういうことを随時実施していきたいと思っております。
◆5番(月輪匡克君) 了解しました。皆様から、手すりがついたよという御意見もお聞きしますので、これからも実施してください。高齢者の方がよく行かれる場所なので、お墓って。少しでも転んだりしたら大変なので、これからも引き続きますますよろしくお願いします。 それでは次、令和5年9月の定例会においての3番であった観光案内の表示板が少な過ぎて、このすばらしい世界遺産を紹介し切れていない問題について、商工観光課、よろしくお願いします。
◎商工観光課長(津越紀宏君) 商工観光課、津越より答弁させていただきます。 昨年の9月議会でも答弁させていただきましたとおり、令和2年度からデザインを統一した多言語の観光案内板を、年次計画を立ててエリアごとに整備を行っておるところでございます。なお、昨年度、令和5年度に関しましては、三佐木地区を中心に7基設置しました。今年度は8基設置する予定となっております。
◆5番(月輪匡克君) 了解しました。今後も、とてもすばらしくていい場所なんで皆さんに分かりやすい、やっぱりよそから来て、都会から来て分からないということがたくさんあるみたいで、ますます、そしてインバウンドで海外の方が来られるんで多言語化で、もしあれやったら英語、中国語、韓国語あたりで案内していただいたら、より豊かな観光になるんじゃないかと思っております。 それで、4番、気象警報発令の可能性の考えられる台風時の学校の計画休校を望んでいるこの実現を教育委員会はどう受け止めているか。このときのお言葉で、教育長の「臨時休業の措置というのは基本的には学校長が行うものでありますから」とのお言葉をいただいたんですが、その後、変化などありましたでしょうか。
◎
教育政策課企画員(富田英之君) 教育政策課、富田より答弁させていただきます。 今、議員おっしゃられましたとおり、基本的に臨時休業というのは、学校長が行うものでありますが、市立小中学校各校では、対応がある程度そろいますよう申合せをしておるところでございます。ただ、今年度につきましては、昨年6月の大雨を受けまして、登校が困難と予測されるとき、地域によって気象の状況が異なる場合も考えられますので、その状況に応じまして、臨時休業であったり授業開始時間を遅らせる等の措置を学校ごとに対応できることということも新たに申し合わせました。今後も気象庁から提供される気象状況等を各学校と共有しながら対応してまいりたいと思っています。
◆5番(月輪匡克君) 了解しました。以前よりいい方向に向かっているみたいですね。今朝もそうでしたけれども、すごいことになっていて、警報が出てないということがありますので、引き続きよろしくお願いします。 9月の7番にさせてもらった常設エコ広場は非常に便利なので、市役所だけではなく各支所や行政局で行ってほしい。三輪崎支所で今年から運用が始まったので、どうもありがとうございますなんですけれども、熊野川行政局などでも、ほかの地域でも、もし住民さんの欲しいという言葉があったら考えてほしいんです。いかがでしょうか。
◎
生活環境課長(廣井和樹君) 生活環境課、廣井より答弁させていただきます。 そういった要望がございましたら、ほかのエコ広場との関係も含めて、財政的な面も総合的に考えていきたいと思います。
◆5番(月輪匡克君) よろしくお願いします。 8番、数年後に紀伊半島一周高速道路が開通するんですが、去年の6月、6年ぶりに経産省の水素基本戦略が改定され、15兆円という投資が行われる今こそ、紀伊半島にいまだかつてない水素ステーションを補助金等で新宮港に建設し、新宮市が紀伊半島で最初のカーボンニュートラルに向けた取組を企画調整課及び市長でお願いします、もし分かったら。水素ステーションを、以前、造ってくれんかという話をしたんですけれども。
◎市長(田岡実千年君) 検討しておりませんでした。すみません。
◆5番(月輪匡克君) これからも、今すぐではないので、今日話させてもらった消滅可能性都市とも重なってくると思うんで、基盤整備の一つだと思って前向きに御検討をお願いいたします。 新宮市歌ですけれども、触らないでくれということで。 令和5年12月の定例会においてなんですけれども、熊野川町の国道168号の2号トンネル、6月11日の紀南新聞でトンネルの工事打切りが県で発表されたということなんですけれども、現在、市のほうで分かっていること、確認できる状況等教えていただきたいんですけれども。
◎都市建設課長(工藤英二君) 都市建設課、工藤から答弁させていただきます。 和歌山県には今後の事業の見通し等については、確認は取れておりません。ただ、引き続き国道168号の道路事業について推進していただけるものと考えております。
◆5番(月輪匡克君) この打切りの報告も来ていないということですか、県からは。そう捉えてよろしいですか。
◎都市建設課長(工藤英二君) 繰り返しになりますが、和歌山県にはちょっと確認できていません。
◆5番(月輪匡克君) 分かりました。 これからも、新宮市のことであって、県の事情ですけれども、新宮市の中で行われていることなんで、例の物が出たので、より親密に教えていただけるように働きかけてください。よろしくお願いします。 次が、中上健次氏の今年が33回忌になるのかな。33回忌法要に合わせて中上健次文学賞はいかがですかということなんですけれども、文化振興課、その後、動きなどありましたら。
◎文化振興課長(峪中直樹君) 文化振興課、峪中より答弁をさせていただきます。 中上健次文学賞の創設は、中上健次文学の顕彰のみならず、新宮市における文学の振興や新宮市の歴史、魅力の再確認等、全国への魅力発信に寄与するということではございますが、創設に当たっては、コンセプトづくり、そして予算等クリアにすべき様々な課題がございますので、顕彰について様々な面から対応していきたいというふうには考えております。
◆5番(月輪匡克君) とても新宮にとって大事というか大切というか、進めていっていただけたらすごく有意義なことだと思います。文学界に通じても有益なことだと思いますので、ぜひますますというか、これからもやめることなく、実証なり研究なり続けてください。よろしくお願いします。 それでは、新宮市の山の緑をお金に換えよう、J-クレジットなんですけれども、その後どうなっているか、農林水産課、お願いします、答弁のほう。
◎
農林水産課長兼
農業委員会事務局長(生駒貴男君) 農林水産課、生駒より回答させていただきます。 J-クレジット制度とは、省エネ設備の導入や再生可能エネルギーの利用、適切な森林管理による二酸化炭素等の排出削減量や吸収量をクレジットとして国が認証する制度です。 現在、和歌山県が森林由来のJ-クレジット制度への登録に向け準備を進めているとお聞きしましたので、登録から発行までの流れや費用などについて聞き取りのほうを行いました。森林法に基づく森林経営計画との関連性やクレジット販売先の確保、費用などについてもう少し精査する必要がありますので、今後、クレジット登録から販売までの業務を請け負う事業者や、森林組合などに対し聞き取りを行うと同時に、県の動向に注視し、本市での活用が有効であるかどうか、引き続き調査研究を進めていきたいと考えております。
◆5番(月輪匡克君) 了解しました。 新宮市、以前に言いましたけれども、東京ドーム約435個分も市有林を持っているということなんで、有用活用していただくとすごく利益が出るといえばおかしいですけれども、有用活用していただくことによって基盤整備が進むかと思いますので、今後とも研究、検討等よろしくお願いします。 それでは、令和6年3月の一般質問で、丹鶴城の石垣を守るために桜を移築して、新宮紀宝道路の下にある王子製紙跡地に移植して、新宮市民の憩いの場所にしようという話なんですけれども、公園法によってちょっと難しい話だったので、後ほど聞いたんですけれども、桜の木を根っこを半分切っても大丈夫だということを聞いたんです。それで、下のほうでちょっとお伺いしたんやけど、遺跡なので文化振興課と相談しなければ根っこを切れんのやという話をしたんですけれども、その後どうなったか、ちょっと教えていただけますか。
◎文化振興課長(峪中直樹君) 文化振興課、峪中より答弁をさせていただきます。 桜の木を含めた樹木の根っこの除去につきましては、石垣の遺構に影響を及ぼすものにつきましては、文化庁との事前の協議も要ってまいりますので、すぐにとはいきませんけれども、公園管理をしております都市建設課と共に、公園に支障もある危ないような根については、少し切れるものは切るというふうに調整を進めておるところでございます。
◆5番(月輪匡克君) お願いします。石垣が崩れてからでは遅いんで、一番簡単な方法やでと。市営住宅のほうで、桜の木が下水の配管まで入っていったんやと。それで根を切ったことがあったんやと。その桜の木が枯れることもなく、そのままずっと桜の木が咲いているんで、それが一番いいんじゃないかということを聞いたのですが、業者の方から。今後もそういうふうな感じでお願いいたします。 それで、2番の新宮市立医療センターコンプライアンス問題なんですけれども、今も引き続き頑張っていただいているのか、ちょっとお聞きしたいんです。医療センター、お願いします。
◎医療センター事務長(福嶋律文君) 医療センター、福嶋より答弁させていただきます。 議員御指摘の後、院内のほうで周知させていただきました。引き続きコンプライアンス、特に医療安全のほうの部局もございますので、そちらのほうとも連携を図りながら、今後も運営に努めていきたいと、そのように思っています。
◆5番(月輪匡克君) よろしくお願いします。 次なんですけれども、小田和正が、北山村が母親の出身だったということで、その関係で新宮市に呼んでみたらどうなんかなというお話なんですけれども、文化振興課、どうなんでしょうか。
◎文化振興課長(峪中直樹君) 文化振興課、峪中より答弁をさせていただきます。 今年度、世界遺産20周年の年については、既に自主事業、年間スケジュール等決まっておりますので、今現在、小田さんとは直接コンタクトは取れておりませんけれども、新宮市出身、あるいは新宮にゆかりのある方に来ていただきたい。これまでもピアノの演奏していただいたりもしてございますので、ゆかりのある方を招聘するということについては、引き続き我々も意識してやっていきたいというふうに考えております。
◆5番(月輪匡克君) これからもお願いします。ありがとうございます。 月輪匡克の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
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△延会の宣告
○議長(三栗章史君) お諮りいたします。 本日はこの程度をもって延会いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、本日はこれをもって延会とすることに決定いたしました。 本日はこれにて延会いたします。
△延会 午後5時22分...