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02月28日-02号

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  1. 新宮市議会 2024-02-28
    02月28日-02号


    取得元: 新宮市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-15
    令和 6年  3月 定例会          令和6年3月新宮市議会定例会会議録             第2日(令和6年2月28日)---------------------------------------議員定数15名、現在員15名、出席議員15名、氏名は次のとおり。                             1番  大西 強君                             2番  大坂一彦君                             3番  湊川大介君                             4番  大石元則君                             5番  月輪匡克君                             6番  福田 讓君                             7番  濱田雅美君                             8番  東原伸也君                             9番  百村匡洋君                            10番  吉良康利君                            11番  竹内弥生君                            12番  中山忠吏君                            13番  榎本友子君                            14番  榎本鉄也君                            15番  三栗章史君---------------------------------------欠席議員 なし。---------------------------------------議事日程  令和6年2月28日 午前10時開議 日程1 議案第1号 令和6年度新宮市一般会計予算 日程2 議案第2号 令和6年度新宮市国民健康保険特別会計予算 日程3 議案第3号 令和6年度新宮市後期高齢者医療特別会計予算 日程4 議案第4号 令和6年度新宮市介護保険特別会計予算 日程5 議案第5号 令和6年度新宮市と畜場特別会計予算 日程6 議案第6号 令和6年度新宮市駐車場事業特別会計予算 日程7 議案第7号 令和6年度新宮市住宅資金貸付事業特別会計予算 日程8 議案第8号 令和6年度新宮市蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算 日程9 議案第9号 令和6年度新宮市土地取得特別会計予算 日程10 議案第10号 令和6年度新宮市水道事業会計予算 日程11 議案第11号 令和6年度新宮市簡易水道事業会計予算 日程12 議案第12号 令和6年度新宮市立医療センター病院事業会計予算 日程13 請願第3号 高森地区への道路新設を求める請願書---------------------------------------会議に付した事件 日程1 議案第1号 令和6年度新宮市一般会計予算---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者               市長職務代理者副市長       向井雅男君               企画政策部               部長               福本良英君               参事(港湾担当)         小渕 学君               企画調整課長           勢古口千賀子君               商工観光課長           津越紀宏君               総務部               部長               南  守君               次長兼財政課長          小林広樹君               参事(防災及び危機管理担当)兼防災対策課長                                竹田和之君               税務課長             安井正典君               市民生活部               部長               西山和視君               生活環境課長           廣井和樹君               クリーンセンター長        平見良太君               健康福祉部               部長兼福祉事務所長        中上清之君               次長兼地域保健課長        辻本美恵君               参事(地域医療・新型コロナワクチン担当)                                小内洋二君               健康長寿課長           西 洋一君               福祉課長             前地秀高君               子育て推進課長          梶田卓哉君               建設農林部               部長               木村雅洋君               都市建設課長           工藤英二君               農林水産課長兼農業委員会事務局長 生駒貴男君               熊野川行政局               局長兼住民生活課長        下路 拓君               医療センター               事務長              福嶋律文君               水道事業所               所長               望月敬之君               消防本部               消防長              垣内一男君               庶務課長             中家茂樹君               予防課長             古根川喜一君               教育委員会               教育長              速水盛康君               教育部               部長               尾崎正幸君               次長兼教育政策課長        馬込克彦君               教育政策課企画員         富田英之君               生涯学習課長           野本 渉君               文化振興課長           峪中直樹君---------------------------------------本会議の事務局職員               局長               岸谷輝実               次長               岡崎友哉               次長補佐             杉岡 睦               庶務係長             中尾 愛             第2日(令和6年2月28日)--------------------------------------- △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(三栗章史君)  おはようございます。 ただいまの出席議員は15名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、別紙にて配付いたしたとおりであります。御了承願います。--------------------------------------- △日程1 議案第1号 令和6年度新宮市一般会計予算 ○議長(三栗章史君)  日程に入ります。 日程1、議案第1号、令和6年度新宮市一般会計予算を議題といたします。 昨日の質疑に対して当局より答弁の申出がありますので、これを許可いたします。 廣井生活環境課長。 ◎生活環境課長(廣井和樹君)  生活環境課、廣井より答弁させていただきます。 まず、貴重なお時間をいただきましてありがとうございます。 昨日、榎本友子議員より御質疑いただきました件につきまして答弁させていただきます。 生ごみ処理容器購入費補助金につきまして、補助申請し、購入を数年後にもう一度申請することは可能かとの御質疑でしたが、確認させていただきましたところ、要綱において1世帯当たり2個までと定めていますので、可能でございます。 また、もう一点、訂正事項がございます。 榎本友子議員の御質疑にお答えさせていただいた件で、ごみ収集容器等整備事業の1,600万円の内訳ですが、全てごみ袋とお答えしたのですが、こちらのごみ袋の分が1,268万円ということで、そのほかの金額についてはエコ広場で使う物品になります。そちらを訂正しておわびさせていただきます。ありがとうございます。 ○議長(三栗章史君)  続いて、梶田子育て推進課長。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  昨日、東原議員から、医療的ケア児総合支援事業の支援機関で、最寄りはどこになるかという質疑についてお答えをさせていただきます。 医療的ケア児の支援機関につきましては、個別に相談に応じる中で出される様々なニーズに対応できるそれぞれの機関となります。想定される連携先といたしましては、医療機関のほか相談支援事業所や訪問看護事業所、障害児通所支援事業所、保育園、幼稚園、学校などがございます。いずれも市内または近隣に所在している機関となります。近隣で対応が難しいケースにつきましては、必要に応じ遠方の機関とも連携し、支援に努めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(三栗章史君)  よろしいでしょうか。 それでは、昨日に引き続き、3款民生費88ページから4款衛生費143ページまで質疑を行います。 6番、福田議員。 ◆6番(福田讓君)  まず、89ページなんですが、社会福祉協議会補助金4,700万円について、まず御答弁願います。 ◎福祉課長(前地秀高君)  福祉課、前地より答弁させていただきます。 こちらは社会福祉協議会の本部及び地域福祉部の運営費の補助とさせていただいております。 ◆6番(福田讓君)  と申しますのは、これは、社会福祉協議会の皆さんは一生懸命頑張っていただいて、介護保険事業という自らも行っている事業がございまして、その一般全てにおいて職員の給料、また事業によってそれをこの補助金として出されているんですね。 ◎福祉課長(前地秀高君)  こちらは本部、法人と地域福祉部のほとんどが主に人件費と事務費になります。介護保険分に関しての補助は含まれておりません。 ◆6番(福田讓君)  そうしますと、一応介護保険は自立でやっているということと思うんですが、地域福祉、これは一応よく頑張っていただいておりますので。 今ね、1件お聞きしたいんですが、夜間の、あれはあれか。ごめんなさい。これじゃないね。介護保険やさか。介護保険のことは自分でやっておりますから。給料ほか全ての地域福祉、いろんな新宮市が本来しなければならない事業でも、委託してやっている事業に対しての地域福祉に対する補助金ということでよろしいんですね。 ◎福祉課長(前地秀高君)  はい、そのとおりでございます。 ◆6番(福田讓君)  ありがとうございます。 福祉の中で障害者の関係で、私もあまり勉強していないんで間違った質疑しちゃったら誠に恐縮に思うんですが、福祉事業の委託先と介護に関する委託先と。なぜかといったら、障害をお持ちの方の支援の委託と、今、障害者の方に対する委託事業の中で、新宮市で施設ですか。その免許を持っている方のお名前、ちょっとその施設の名前を言ってくれませんか。 私の質疑がちょっと分かりにくかったら申し訳ないんですが、老人福祉とかは介護保険ですね。でも福祉の中で障害者の予算が相当出ているんですよ。本当にありがたいことです。新宮は本当に障害者に対する手厚い、この予算見ていて本当に分かります。その中で障害者をお持ちの方のお手伝いですか、要はケアプランとか。それは介護施設じゃなしに、そういった施設の方のケアプランによって障害福祉をお持ちの方に対する厚いケアをやっているんでしょう。そういうところは幾つあるんですか、今。 ◎福祉課長(前地秀高君)  様々なサービスがございまして、通常の居宅介護の場合ですと、ほかの介護保険の介護事業者に担っていただいております。また、障害者のB型作業所であったり、ひきこもりの支援センターであったり、様々な種類でありますので、数を、今すぐちょっと出ないんで、ちょっと勘定させていただきたいと思いますが、その他サービスの内容については相談事業所が担っていただいております。 ◆6番(福田讓君)  そうしますと、私の知っている知見では、介護保険と障害者の方に対するマネジメントをするのは、私は別々だとは思っていたんですが、介護施設でもそういう免許をお持ちの方、障害者に対する手厚いケアプランをつくったり、今そういうケアプランをつくったりマネジメントできるところは新宮に幾つあるんですか。それだけで結構です。 ◎福祉課長(前地秀高君)  相談支援事業としまして、新宮市では、「ゆず」と「とも」、こちら美熊野福祉会がゆずで、和歌山県福祉事業団として、ともという事業所がございます。
    ◆6番(福田讓君)  そうしますと、新宮市ではその二つだけなんですね。私、聞いたのでもう一つ別のがあるんですけれどね、橋本に。ドレッシーとか何とか聞いたんですけどね、その方の施設はどういう方なんですか。 ◎福祉課長(前地秀高君)  申し訳ございません。失念しておりました。ドレッセさんも相談支援をしていただいております。申し訳ございません。 ◆6番(福田讓君)  そうしますと、その3か所の施設の方に、新宮市がケアプランとかマネジメントを全部そこの方でやっていただいているということで理解してもよろしいんですね。 ◎福祉課長(前地秀高君)  議員おっしゃるとおりでございます。 ◆6番(福田讓君)  97ページなんですが、今回、新しく、市長が昨年からも申しておりました、これからはハードの事業が大体完了すると。これからは市民生活に関わる行政に力を入れていくということで、以前からもいろんな議員からも質疑と質問もあったと思うんですが、今回、高齢者タクシー交付金事業をやっていただくことになるということで、本当にありがたいことでございます。 おかげさまで熊野川町は2年前からデマンドタクシーで、熊野川町域40平方キロメートルですか、その辺り全部を網羅していただいて、100円タクシーということで町内を、本当にありがたいことでございます。職員の皆さん、よく頑張っていただいてね、地域交通の補助金を頂いて。新宮市はちょっと違って、人口も多いし高齢者も大変多いです。熊野川町では約530人しか70歳以上の人がございませんが、新宮でしたら恐らく1万人ぐらいあると思います。 今回、そのために市長もよく吟味されまして、やはり高齢者福祉のために、免許証をお持ちでいない方や免許証を返していく、御家族の方に言われて、やはり交通安全だから、お父さん、お母さん、なるべく事故心配ですから免許証を返納してくれませんかとよくお声がかかっております。今回1,400万円という金額を出させていただいておりますが、これをもう一度、どういった方に対してどのように配布されるか、お聞きいたしたいと思います。 ◎健康長寿課長(西洋一君)  健康長寿課、西より答弁させていただきます。 対象者につきましては、新宮市に住基登録があり市内に在住している方、申請日時点で介護保険施設に入所していない方、75歳以上の方は、運転免許証を持っていない、または返納したことを市に申告された方、75歳未満の方につきましては、運転免許証を返納したことを証する書類を有している方を対象とさせていただきたいと思います。 また、申請方法なんですけれども、75歳以上の方につきましては、うちの健康長寿課より申請書を送付させていただきまして、返信されたことをうちで調査いたしまして、調査の上、この方が対象になるとなった場合はタクシー券と共に送付させていただきます。また、75歳以下の方の返納したことを証する書類を提出していただかなければなりませんので、こういう方については、恐れ入りますが健康長寿課に来ていただいて申請書を書いていただくという形を考えております。 ◆6番(福田讓君)  ありがとうございます。ただいまの御説明、承知いたしました。 あと、他町村では100円のチケットでちぎってそれを渡していますけれども、新宮市はどのような形式で、昨日、同僚議員もお聞きしたと思うんですが、年間1万2,000円ということで、今、タクシーの初乗りは幾らか御存じだと思うんですが、1.2キロ640円ですか。それは余談のことか分かりませんが、1万2,000円ということは、幾らの利用補助券の単価を決めてやっているんでしょうか。 ◎健康長寿課長(西洋一君)  現在、考えておりますのは、500円のチケットを1万2,000円分、24枚分お渡ししようと考えております。 ◆6番(福田讓君)  分かりました。そうしますと、それを使い切ってしまったら、あとはないということでよろしいんですね。 ◎健康長寿課長(西洋一君)  年間1人1万2,000円でということを考えております。 ◆6番(福田讓君)  再度お聞きします。今、新宮市でも福祉タクシー券というのがありますね。これは障害者とかそういった方にも配付されているんですか。 ◎福祉課長(前地秀高君)  福祉課、前地よりお答えさせていただきます。 障害者の重度の方に対し、お一人30枚をお渡ししております。 ◆6番(福田讓君)  そうしますと、障害者の方は、それをまた別に頂けるということで、これができたからということじゃなしに、それも併用して活用できることでよろしいでしょうか。 ◎健康長寿課長(西洋一君)  併用して使えるように今考えております。 ◆6番(福田讓君)  明確なる御答弁ありがとうございます。 続きまして、高齢者補聴器購入補助金です。最近、特に私たちも議員として知人とか高齢者の方とよく話するんですけれどね、耳が遠くなれば必ずやっぱり認知症が早くなると私は感じるんですよ。医者じゃありませんけれどね。だから、私なんかもやっぱり自前で、自前というよりも会話できない人もおります。もうほとんど耳が遠くて。ボードを持って話すときもあるんですけれどね。 今回こうやって補聴器の補助をしていただくことは、耳の不自由な方にとっては本当にありがたいことだと思います。これもやっぱり田岡市長の市民生活に密着した予算だと思うんですけれどね、耳の場合は人によって全部違うんですよ。だから、これ、一応あれですか、こうしてせっかくしていただけることはありがたいし、やっぱり病院の先生の診断書ですか、それを頂いて、どういうタイプの方がこれをできるのか。全員ができるわけですか。それとも、どういった方で、どういう障害をお持ちの方に対して補聴器を援助するための補助を出すと、そこを教えていただきたいんです。 ◎健康長寿課長(西洋一君)  この対象者につきましては、新宮市に住基登録のある方の65歳以上の方、両耳の聴力レベルが40デシベル以上70デシベル未満、または片方の耳の聴力レベルが40デシベル以上かつ他耳の聴力レベルが80デシベル以上で、聴覚障害の身体障害者手帳の交付を受けていない方、また耳鼻咽喉科医から補聴器の使用の必要性を認められた方、住民税非課税世帯の方となっております。 ◆6番(福田讓君)  そうしますと、市のほうでそういった耳の御不自由な方のことは大体承知されているんですか。それとも、今からそういった方に対して、耳の御不自由な方に対して、新宮市が新しく令和6年度からこういう事業をしますと、恐らく広報にも発表すると思いますが、そのあたりはどのようにしてこれを進めていかれるんですか。 ◎健康長寿課長(西洋一君)  先ほど言いました、40デシベルとか70デシベルとか言わせていただいたんですけれども、これ以上状態の悪い方につきましては身体障害者手帳の対象となってきます。だから、これを申請していただいて、病院に行っていただいてこれを測っていただいたことによって、これが今度の補聴器補助に対応される方なのか、それとも身体障害者手帳に対応される方なのかがはっきりしていただけると思います。 ◆6番(福田讓君)  そうしますと、今回初めての新しい予算ですので、やっぱりそのあたりはきちっと担当課のほうで御周知していただいて、分かりやすくね。幾ら30デシベルと言われても、これは先生が決めることなんで、そのあたりは病院のほうへ行かれて、今度新しく新宮市からこういう補助が出るんだということで本当にうれしいことですから、あとは先生にお願いしてその証明をしていただいて、身体障害者手帳も取得されて、そういった方に対して補助をするということでよろしいんですね。 ◎健康長寿課長(西洋一君)  今、議員さんおっしゃっていただいたとおりであります。 ◆6番(福田讓君)  分かりました。 続いて、99ページなんですが、シルバー人材センター運営費補助金というのが1,200万円出されております。これについてお聞きします。 ◎健康長寿課長(西洋一君)  この1,200万円の内容でしょうか。 ◆6番(福田讓君)  シルバー人材センターへ、ただ補助金をぽんと上げるわけじゃないんでしょう。そのあたりどういう形で補助を出しているのかがお聞きしたいんです。 ◎健康長寿課長(西洋一君)  シルバー人材センターに補助を出させていただいておりますけれども、事業内容は安全・適正就労の講習会や、機材の点検・修正、注意文書の配布なり、就業開拓活動、リーフレットの新聞折り込みとか普及啓発の活動、一般労働者の派遣事業、講習会の開催などに使っていただくようにお願いしております。 ◆6番(福田讓君)  では、再度質疑しますが、これ補助金はうちで議決するんですよね。後のシルバー人材センターの、これ、私、分かりませんから質疑しているんですけれども。シルバー人材センターだって決算があって、監査委員があって、全部するでしょう。その結果は我々議会に上げておかなくてもよろしいんですね。 社会福祉協議会の補助金だったら、うちに市議会議員がおるでしょう、協議会の評議員。だからその人らやったら聞いたら分かるけれども。シルバー人材センターで私が分かっているのは、草刈りとかいろんなお手伝いして、そこで登録していただいている方がそこで収入を得ていると。それで結構なんですが、その決算報告とかそんなの全て。社会福祉協議会やったら、うちの何人おるんかな、社会福祉協議会評議員て。議員2人ぐらいおるでしょう。その人に聞いたらすぐ分かるんやけれども。今まで社会福祉協議会の方らも、議会に対して決算報告を出してくれやったんですけど、最近は出てないんかな。だから、シルバー人材センターの中の補助金を出している。観光協会だってそうでしょう。1,400万円出していますね。 中身はどういうところに使っているかということが我々議会は分からないから課長にお聞きしている。私があそこへ行って聞くわけにいかないでしょう。金を出すのは我々議会の議決ですから。だから、そういったときはどのようにして、議会の議員に対しても決算報告ぐらいは出してくるのは当然ではないかと私は考えているから質疑しているんです。 ◎健康長寿課長(西洋一君)  すみません、シルバー人材センターの決算につきましては、当課、健康長寿課のほうには頂いております。また、今まで議会のほうにそういう報告はないと思います。 ◆6番(福田讓君)  それでいいんですかということを聞いているんですよ。法的になくなったらしなくてもいいんだったら、それでいいですよ。ただ、以前は社会福祉協議会の決算も、私たちにも手元に来ましたよ。だから質疑はここしかできないからね。あそこへ行って、私が入っていって、あそこのセンター長に対して、補助金を出しているだけですから。中身はどんなん使っているかと知るのは、議員としての当然のことじゃないかと私は思っています。だから、そのあたりどうされるんでしょうかという質疑なんです。 ◎健康長寿課長(西洋一君)  すみません。今のところ、ちょっと今確認したところ、報告はなくてもいいのではないかと聞いております。もし細かいことをあれでしたら、うちのほうから議員さんのほうに御説明はさせていただきます。 ◆6番(福田讓君)  そういうことを聞いているんじゃないんですわ。出すんだったらみんな議会に出してくるのは当たり前じゃないですかと質疑しているんですよ。ただ、執行者は知っていても、予算議決するのは議会でしょう。まして補助金ですよ。この間の監査のあれ見たら、いろんなことを書いていますよ、結果報告。だからそれを聞いているんですわ。今まで頂いたんです、議員の皆さんに。社会福祉協議会の決算もくれました。社会福祉協議会の協議の理事長は誰であり、参事は誰々で、皆、私たちに見せていただいたけど、そういうことは法的にしなくてもいいんですか。そのあたり聞いているんですわ。 ◎健康長寿課長(西洋一君)  すみません、ちょっとお時間いただいて調べさせていただきます。 ◆6番(福田讓君)  議長、休憩お願いします。 ○議長(三栗章史君)  暫時休憩いたします。 △休憩 午前10時26分--------------------------------------- △再開 午前10時38分 ○議長(三栗章史君)  会議を再開いたします。 6番、福田議員。 ◆6番(福田讓君)  再度質疑しますが、質疑でしていました継続ですので、シルバー人材センターに対する補助金の件です。だから再度、課長にお聞きしたいんですが、シルバー人材センターに年間1,200万円補助を出していると。お仕事はどのお仕事がされているかというのは分かります。しかし、先ほども申し上げましたが、予算は議会で議決する。あとは我々議員がシルバー人材センターへ足を運んでそういうことはできません。補助金だけですから。 しかし、その補助金の使い方によって、我々も、よく頑張っているねと、シルバー人材センターはということで、決算報告とかね、年に1回です。どういうことでこういう事業でやっているかということが我々も知っていなかったら、やぶから棒に議会へ1,200万円上がってきて、それを審議する中でしっかりと審議していなかったら、市民に聞かれたときに答弁を私はできないと思います。だから、私が疑義を持っているということで質疑しているんです。 だから、当局がそれはできないんだったらできないと言っていただいたら結構なんですが、法律によって。しかし、できるんだったら、市議会議員の皆さんにも社会福祉協議会の決算報告とか別に見せて恥ずかしいことじゃないと思います。そのあたりいかがでしょうかという質疑なんです。 ◎健康長寿課長(西洋一君)  大変申し訳ありません。 補助金の趣旨につきましては、高齢者の生きがいの充実及び社会的活動の参加の促進を図り、もって高齢者の就業の機会の確保及び能力の活用に資するために補助を行っております。また、センターからは、先ほども言わせていただきましたように、新宮市のほうにその書類を添えて、うちの所管課で精査して、その補助金がちゃんと使われているか精査させていただいております。 今後、すみません、すぐはあれですけれども、シルバー人材センターと協議させていただいて、議会のほうに提出できるものがあれば提出させていただきたいと思います。 ◆6番(福田讓君)  シルバー人材センターと相談して、出せるものは出せると。だから、法律で出せないんやったらそれでいいんですよ、何も。あなたとこがしっかり監督しているんだから、担当課が。できませんと言ったらそれでいいんですよ。私、何も言いません。質疑できませんけれども。そうでしょう。だから相談するというよりも、できるかできんか。 うちが補助金を出させていただいて、高齢者の方の就労の場をつくっていただくということは市民にとっていいことなんですが、その決算をなぜ私たち市議会議員の一人一人に対して、シルバー人材センターはこういうことを頑張っていますということで報告してくれたって何もおかしいことないじゃないか。しかし、法律でしなくてもいいというんやったらそれでいいです。それだけの話です。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(中上清之君)  健康福祉部、中上から回答させていただきます。 議員おっしゃるように、法的に出せないというものはないというふうに思っていますので、そこらあたり求められれば提出のほうをしていきたいと、このように考えております。 ◆6番(福田讓君)  今、部長おっしゃったとおり、我々は法律で動いているんですから。だから、駄目だったら駄目なことを議員が横車を押すわけじゃございませんので、中上部長のおっしゃったことで一応私も了解いたします。ありがとうございます。 それから、今度、107ページなんですが、放課後児童健全育成事業ということで4,946万2,000円の件についてお聞きいたします。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  子育て推進課、梶田より答弁させていただきます。 放課後児童健全育成事業、いわゆる学童保育でございまして、今現在、市内3か所に設置してございまして、その委託料でございます。 ◆6番(福田讓君)  仲之町にも学童保育があったんですか。仲之町へ入っていくところ。あれはこれと別なんですか。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  民間の施設となってございまして、市の施設ではございません。 ◆6番(福田讓君)  それは民間のことですね。これはあくまでも市が運営するそこのところへ、放課後のことに対しての委託料を出しているということですね。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  公設民営といいまして、施設の設置に関しましては市のほうで行っておりますが、運営は民間にお願いしていまして、その運営の委託料となってございます。 ◆6番(福田讓君)  そうしますと、これは学校ですか。小学校とかそういうところの中に、こういう放課後、子供たちの安全と放課後の養育ということでやっているんですか。どことどこにあるんですか。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  3か所ございまして、一つは、井の沢放課後児童クラブでございます。こちらは旧水道事業所の建物を利用してございます。もう一つは、パンダハウスといいまして、旧三輪崎幼稚園の園舎を活用させていただいて、そこで運営してございます。3か所目は、王子放課後児童クラブでございまして、こちらも旧王子幼稚園の園舎を活用して運営をしてございます。 ◆6番(福田讓君)  そうしますと、学校の校舎の中にある施設であったり、他の施設をお借りして、うちが委託料を支払っていただいて、放課後の子供たちの安全と学童保育に取り組んでいらっしゃるということでよろしいですね。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  そのとおりでございます。 ◆6番(福田讓君)  127ページをお願いいたします。 一昨年ですか、17番の項で産婦人科のお医者さんが急に退職されるということで大変な問題となりまして、市長はじめ市議会の皆さん、議長はじめ皆さん一緒になって、近隣町村の御協力を得て、今、慈恵医大からと、世耕先生のおかげで近大からも産婦人科の先生が来ていただいています。地域の負担金ということで、産婦人科医師のこういった先生に来ていただいたことは本当にありがたいことですし、これも今後とも婦人科の、どこの県でも大変、婦人科になるという医師を目指す人が少なくなっている状況なんですが、現在、こうして医療センターにも3名来ていただいていることは本当にありがたいことでございます。 今後とも市当局、また近隣町村と共に力を合わせてやっていただきたいと思いますが、この負担金は、その先生に対する負担金でよろしいんですか。 ◎健康福祉部参事[地域医療・新型コロナワクチン担当](小内洋二君)  健康福祉部、小内より答弁させていただきます。 こちらの負担金につきましては、派遣元の大学病院、県を通じて大学病院のほうに支払われるものと、医療センターの医師の手当の分の負担金になります。 ◆6番(福田讓君)  分かりました。特別に来ていただいていますからね。これがずっと行ければいいんですが、やっぱり大学病院との兼ね合いもありますので御苦労していただいていると思います。 それから、今度、135ページなんですが、合併処理浄化槽設置整備事業補助金というのがあるんですが、これは新しく浄化槽を造る、また新しい水洗のトイレを造る方しかこれはできないことでしょうか。というのは、浄化槽も古くなってきたら修理等も要ると思うんですが、そういったところにはこういう補助はないんでしょうか。 ◎生活環境課長(廣井和樹君)  生活環境課、廣井より答弁させていただきます。 合併浄化槽の補助金につきましては、新規のもの、ほかに単独浄化槽が埋まっていて、それを撤去する費用等も対象にしています。あと、転換で新しく合併浄化槽にする場合も対象としてございます。 ◆6番(福田讓君)  そうしますと、普通の、以前の水洗じゃないところから水洗にする場合の補助はある。しかし逆に、逆というんじゃないんですが、修理とかそういうときはもうないということで了解してもよろしいですか。 ◎生活環境課長(廣井和樹君)  新規の場合ということで限定されてございます。 ◆6番(福田讓君)  分かりました。 137ページをお願いします。と畜場に繰出金として1,687万6,000円が計上されておりますが、以前から同僚議員もおっしゃっていましたが、と場、食肉施設の環境改善のための。なかなか国の補助はくれないから県の補助を頂いて食肉処理場の設備を更改すると。今、どの辺まで進んでいるんですか。これはそのための繰出金だと思うんですが。 ◎生活環境課長(廣井和樹君)  生活環境課、廣井より答弁させていただきます。 食肉処理場、と場につきましては、環境改善に県のほうから補助金を頂きながら、令和4年度より対応しているところでございます。それで、今年度につきましては、本館の屋根部分の改修工事を行っているところで、来年度以降、耐震診断、あと設計と、今後も工事等を進めて改善に努めてまいります。 ◆6番(福田讓君)  続きまして、139ページ等にありますクリーンセンターのことなんですが、クリーンセンターができて、今、何年目ですか。 ◎クリーンセンター長(平見良太君)  クリーンセンター、平見より御答弁させていただきます。 昨年12月で20年を迎えているところで、本年に入りまして21年目でございます。 ◆6番(福田讓君)  これから、今、1基だと思うんですが、ごみの処理も長期化のために予算を計上していただいておりますが、大体、市としては、広域的にごみ処理場も、那智勝浦町等も、紀宝町も含めてどのように今のところやっていくつもりでしょうか。 ◎クリーンセンター長(平見良太君)  クリーンセンターにつきましては、20年経過した中で15年の延長をされるということで現在運営しているわけですが、現在、15年の間の中で新たにどのようなクリーンセンターをしていくのかということで、広域的な視野に立ったことで、各近隣の市町と勉強会をしましょうということで、現在、立ち上げながら進めているところでございます。 ◆6番(福田讓君)  明確な御答弁ありがとうございます。やっぱり新宮市だけじゃなしに広域でやっていく。以前も那智勝浦町の処理場のことも新宮市がお助けしたり、今、処理能力のほう1基しかございませんので、携わってくれている職員の皆さんも大変だと思いますが、これからもそういう広域的なことも考えていらっしゃるということで、私も一応了解させていただきます。 それから、もう一点お聞きしたいんですが、大体、ペットボトルとまたアルミ缶がクリーンセンターでお世話になって、それを処理されていると。今現在、ここの予算の中でどこに計上されているかは、ちょっと私、分かりませんが、アルミ缶、特にお金になる、販売する、それで大体年間幾らぐらいの売上げとなっておりましょうか。     (「歳入」と呼ぶ者あり) ◆6番(福田讓君)  歳入になるんか。そうか、ごめんなさい。失礼しました。了解。失礼しました。それはもうそれでいいです。結構です。 最後に、今回、143ページのエコ広場ですか、市長の肝煎りでやっていただけるんですが、時間帯等、常設するということは、ふだん行けない人。大体、エコ広場というのは、そこへ持っていって、そこでエコ広場の運営員の皆さんにお手伝いをしていただいてきちっとやっていますが、今、新宮市の市役所の下にありますエコ広場も評判がいいということをお聞きしております。時間帯においても、これはどこの業者、今度、市の職員じゃなしに業者に委託してやっていくと思うんですが、そのあたりいかがでしょうか。 ◎生活環境課長(廣井和樹君)  常設エコ広場につきましては、組合さんのほうに依頼して、そこの業者のほうに委託しているところでございます。 ◆6番(福田讓君)  今、エコ広場で御協力いただいている業者の方がいらっしゃいますんで、これ時間的に新宮市と同じような、新宮の市内で行っている常設エコ広場と時間帯、お休みとか、そういったところは同じでやっていくんですね。 ◎生活環境課長(廣井和樹君)  三輪崎の新しいエコ広場のことだと思うんですけれども、そのことでよろしいですかね。こちらの本庁にあるエコ広場と同様に、時間帯も全く同じで運用していく予定でございます。 ◆6番(福田讓君)  ちょっと余談なことなんですが、もし仮に新宮市内の方でも、どうしても急ぐ、エコ広場へ持っていかなければならない方は、新宮の方でも三輪崎へも行けるんですか、それとも三輪崎は三輪崎の方だけなんでしょうか、その点をお聞きします。 ◎生活環境課長(廣井和樹君)  どなたでも、どの地域でもですね、どの常設エコでも利用できるようになってございます。 ◆6番(福田讓君)  分かりました。ありがとうございました。 ○議長(三栗章史君)  会議中ですが、10分程度休憩いたします。 △休憩 午前10時56分--------------------------------------- △再開 午前11時08分 ○議長(三栗章史君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 3款民生費、4款衛生費について、ほか御質疑ある方はおられませんか。 13番、榎本友子議員。 ◆13番(榎本友子君)  105ページの結婚新生活支援事業について、もう一度ちょっと教えていただいてよろしいですか。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  子育て推進課、梶田より答弁させていただきます。 こちらの事業につきましては、これから夫婦として新生活をスタートさせようとする世帯を対象に、結婚に伴う新生活のスタートアップに係る費用、家賃でありますとか、住宅取得費用、引っ越し費用等の支援を行うというものでございます。 ◆13番(榎本友子君)  昨日の説明でも、夫婦ともに39歳以下の方でかつ世帯所得が500万円未満の方に60万円頂けるということで、間違いないですか。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  定額というわけではございません。上限を60万円として、実際にかかった費用を補助するというものでございます。 ◆13番(榎本友子君)  国の施策の中の結婚新生活支援事業のことだと思うんですけれども、その中では年齢的に29歳以下の方は60万円だけれども、30代の方は30万円というふうに聞いているんですけれども、新宮市としては、残りの30代に30万円というのは、財源は新宮市の財源なんでしょうか。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  今、議員さんおっしゃっていただいたとおり、29歳以下の方については60万円、それ以上の方につきましては30万円ということで、国の制度と同様の制度となってございます。 ◆13番(榎本友子君)  令和6年度予算の概要のところの35ページの説明の中では、夫婦の婚姻時点の年齢等に応じ、1世帯当たり60万円(夫婦ともに29歳以下の場合60万円)を上限として助成するとしてあったので、30代の方も60万円頂けるのかなという認識をしてしまったんですけれども、これは間違いでしょうか。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  全ての家庭が60万円ではなくて、29歳以下の場合が上限60万円になるということでございます。 ◆13番(榎本友子君)  分かりました。じゃ、国の施策と同じということでよろしいんですね。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  そのとおりでございます。 ◆13番(榎本友子君)  ありがとうございました。 ○議長(三栗章史君)  4番、大石議員。 ◆4番(大石元則君)  2点ほどお聞きいたします。 昨日も同僚議員から質疑があったんですけれども、105ページの木育っこ事業なんですけども、プレゼントされると。普通、新入生にプレゼントするとしたら、民間から交通安全のためのあれとかいうことなんですけれども、もう3月に入るんで、実際、具体的にもうプレゼントされるものは決まっているのか。 それとあと、今回、新入生は何人おるんか、その辺のところをちょっとお伺いしたいなと思っていますが、いかがでしょうか。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  木製品といたしまして4種類を予定してございまして、一つは身長計、一つは木製ブロックの200ピース、ランドセルラック、フォトフレームを予定してございます。 人数に関しましては、約170人程度と考えてございます。 ◆4番(大石元則君)  財源については、森林環境譲与税が充当されると思うんですけれども、この財源については、頼りになる財源の中で今回そういうふうに考えられているんですけれども、今後、学習に寄与されるような木育っこ事業を今回やるに当たって、そういうことも考慮された上での話だったんでしょうか。いかがでしょうか。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  今回の予算につきましては、新1年生への木製品のプレゼントということでございますが、今後この事業を発展させていきたいとは考えてございます。その際、現時点で考えられることといたしましては、既に保育所などでは実施しておりますが、出張の木工教室であるとかワークショップ、そのようなことを考えてございます。 ◆4番(大石元則君)  この事業は継続されると考えてよろしいんでしょうか。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  継続していきたいと考えております。 ◆4番(大石元則君)  2点目なんですけれども、111ページの私立認定こども園運営費なんですけども、前年度と比べて1,548万8,000円増額になっているんですけれども、この増額について説明を求めます。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  こちらにつきましては、公定価格の改定などもございまして、主には人件費の増と考えてございます。 ◆4番(大石元則君)  ということは、職員さんの増員という考えでよろしいんでしょうか。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  人数の増といいますか、給与水準、所得向上の取組ということで、賃金を向上させるということで改定がされたという認識でございます。 ◆4番(大石元則君)  ということは、ベースアップということでよろしいんでしょうか。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  そのとおりでございます。 ○議長(三栗章史君)  3番、湊川議員。 ◆3番(湊川大介君)  3番、湊川です。 129ページの衛生費の中の予防費で、個別予防接種事業というところの中に、真ん中ぐらいに水痘予防接種委託料290万円余りありますけれども、これはいわゆる水ぼうそうのワクチンであり、帯状疱疹のワクチンとは別物なんでしょうか、お願いします。 ◎健康福祉部参事[地域医療・新型コロナワクチン担当](小内洋二君)  健康福祉部、小内より答弁させていただきます。 議員おっしゃります水痘予防接種委託料につきましては、水ぼうそうの予防接種で、帯状疱疹の予防接種ではございません。
    ◆3番(湊川大介君)  どちらも私の理解では同じ菌というふうに理解をしておりましたので、もしかしたらお手当てしていただいたのかなというふうに思ってしまいました。答弁していただきましてありがとうございました。 以上です。 ○議長(三栗章史君)  よろしいでしょうか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  以上で3款から4款までの質疑を終わります。 次いで、歳出、5款労働費から7款商工費までの説明を求めます。 小林総務部次長兼財政課長。 ◎総務部次長兼財政課長(小林広樹君) (登壇) それでは続きまして、5款労働費から7款商工費について御説明申し上げます。 144ページをお願いします。 5款労働費1項1目労働諸費の説明欄2地元就職促進事業負担金は、本地域の少子高齢化や労働人口の減少からの脱却を図るため、都市圏から熊野地方への移住・定住希望者に向けた就労促進を目的とし、熊野地方の企業への就職希望者らを対象とした合同企業説明会の開催などに対する負担金で、3の新宮市生涯現役促進地域連携事業につきましては、高年齢者が能力や経験を生かし、年齢に関わりなく働き続けることができる生涯現役社会の実現に向け、相談窓口を設置し、きめ細やかな相談業務を行うものであります。 146ページをお願いします。 6款農林水産業費1項1目農業委員会費は、農用地の確保や有効利用を図るための農業委員会活動に要する経常的な経費であります。 2目農業総務費は、各種団体等の負担金や事務費等経常的な経費であります。 149ページをお願いします。 3目農業振興費の説明欄4野生鳥獣被害防止事業は、野生鳥獣の捕獲手数料として、猿100頭、イノシシ100頭、鹿200頭分などの見込み計上のほか、農地被害防御用の器具購入に対する助成等で、説明欄9の新規就農者育成総合対策事業補助金については、次世代を担う農業者を志向する者を対象に、就農直後の経営確立や就農後の経営発展のために必要な機械、施設の導入等の支援を目的として、市が窓口となり国、県の補助金を交付するもので、本年度は経営開始資金2件分の計上であります。 4目農地費の説明欄3三津ノ保全区農地等維持運営補助金は、国県補助を活用し、熊野川町日足地区の耕作者で組織する三津ノ保全会に対して、地域の健全な農地維持経営を目的として補助金を交付するものであります。 説明欄4の農道根地原佐野川線改良事業については、車両交通量の増に伴い、農道沿い用水路の側壁が傾き倒壊するおそれがあるため、本年度は延長34メートルにわたり改修し、水路断面を拡大することにより浸水の軽減も図ることとしております。 また、説明欄5の農道橋等維持管理事業につきましては、国道と交差する農道橋等について、国より5年に一度の点検と耐震補強の実施指導があることから、本年度に2橋の点検を行うものであります。 5目地籍調査費の説明欄3地籍調査事業費では、新たに阿須賀一丁目、二丁目地区と、清水元一丁目地区の一筆地調査及び測量業務に着手するとともに、王子二丁目地区の作図及び地籍測定業務を実施するものであります。 150ページをお願いします。 6目中山間地域施設費は、高田グリーンランド関連施設のほか、小水力発電所及び飲料水供給施設11施設の維持管理に要する経費であります。 152ページをお願いします。 2項1目林業総務費は、各種団体の負担金や事務費等経常的な経費であります。 2目林業振興費の説明欄4熊野材の家づくり支援事業補助金は、熊野材の需要拡大を図るため、森林環境譲与税を活用し住宅等を新築、増改築する者に対して1立方メートル当たり2万5,000円以内、1棟当たり50万円を限度として補助するものであります。 また、説明欄7新宮市森林環境基盤整備事業では、災害に強い森づくりを目指し、森林の多面的機能を発揮させるため、間伐の実施やそれに係る作業道等の復旧を実施する団体に対して補助金の交付を行い、9の森林資源循環促進事業補助金については、林業・木材産業等の施業で発生した皆伐跡地において、植栽による森林資源の循環利用促進及び広葉樹転換による森林の公益的機能の維持を目的に再造林を支援するもので、いずれも森林環境譲与税の活用事業であります。 3目天台烏薬推進事業費は、市の特産品の一つである天台烏薬の育成管理を行い、天台烏薬葉を利用したお茶等の一連商品に関する販売促進に対応するための生産加工を行うもので、4目林道管理費は、林道施設の定期点検と林道の維持修繕に係る経費であります。 154ページをお願いします。 5目林道新設改良費の説明欄1林道ホイホイ坂線舗装事業では、豊富な森林資源を持続的に管理するため、作業効率の向上を図る観点から、走行に支障を来す未舗装区間の舗装工事を実施し、2の林道上地平瀬線開設事業につきましては、熊野川町能城山本から赤木をつなぐ林道の開設事業で、本年度は延長120メートル区間の実施を予定しております。 6目市有林管理費の説明欄2市有林再造林モデル事業は、森林環境譲与税を活用し、市有林の皆伐跡地において新宮市森林整備計画に即した施業により、皆伐後の植栽モデルとして再造林を実施するものであります。 156ページをお願いします。 3項1目水産業総務費は、職員人件費と経常的な事務費の計上であります。 2目水産業振興費の説明欄1浅海増殖事業補助金は、三輪崎漁業協同組合が実施するイセエビ、アワビ等の放流事業に対する補助で、3の磯根漁場再生事業については、近年の海水温上昇や食害による磯焼けが進行し、磯根漁場を取り巻く環境悪化が急速に進行していることから、高水温適性海藻の使用など磯根漁場再生への取組を進めるものであります。 3目漁港管理費の説明欄5三輪崎海岸施設改修事業は、長寿命化計画による調査の結果、補修が必要と判定された防波堤の箇所について必要な補修工事を行うものであります。 160ページをお願いします。 7款商工費1項1目商工総務費は、中小企業者の負担軽減のための利子補給制度や商店街の活性化、にぎわいの創出等を目的とするもので、説明欄2の新宮市新規開業資金利子補給補助金では、新規開業者が融資を受けた際の利息の一部を助成し、説明欄6の新宮市商店街空店舗対策補助金については、家賃や改装費に対する補助であります。 説明欄7の新宮市ビジネスチャンス支援事業は、市内中小企業者等の販路拡大及び需要開拓を促進しビジネスチャンスの創出を図るため、展示会や商談会等への出展に係る対象経費の2分の1以内、20万円を上限として補助するものであります。 また、説明欄15JR新宮駅公衆トイレ整備事業では、平成28年3月にJRより無償譲渡を受けた新宮駅の柵外トイレを浄化槽の老朽化に伴い廃止するとともに、新たに公衆トイレを設置するための設計を実施し、16の移住支援事業補助金(地方創生)につきましては、和歌山県と連携し、一定条件を満たす本市への移住者を対象として補助金を交付するもので、本年度より県補助制度の変更に伴い、世帯に属する18歳未満1名当たり100万円が加算されることとなっております。 162ページをお願いします。 2目企業誘致対策費は、旅費など誘致企業に対するフォローアップ等に必要な費用や関係団体への負担金であります。 3目観光費は、主には観光関連施設の維持管理経費のほか、地域の魅力発信など観光客の誘致促進を図るもので、説明欄1の日米草の根交流サミット地域分科会事業は、本年7月に和歌山県で開催される当該サミットの本市での地域分科会において、アメリカ人参加者がホームステイを行いながら地域の特徴ある文化や風土への理解を深め、地域の人々との交流を行うものであります。 説明欄5のサイクルツーリズム推進事業は、信金中央金庫様からの企業版ふるさと納税寄附金を財源として、自転車観光の推進を図るため、本年度の世界遺産登録20周年に合わせて、市内の世界遺産を巡るサイクルルートのPR等を行うこととしております。 165ページをお願いします。 説明欄12小口自然の家トイレ整備事業は、小口自然の家敷地内のトイレが老朽化して使用に支障を来しており、また世界遺産登録20周年を迎え、さらなる需要が見込まれることから、現施設撤去後、新たにトイレを整備するものであります。 167ページをお願いします。 説明欄17の地域活性化起業人活用事業は、国の地域活性化起業人制度を活用し、3大都市圏所在企業の社員を一定期間受け入れ、ノウハウや知見を生かし、地域独自の魅力や価値の向上、地域経済の活性化に取り組むもので、18の観光振興・誘客促進事業(地方創生)につきましては、本年度に世界遺産登録20周年を迎え、2025年には大阪・関西万博も開催されることから、国内外の観光客の誘客を図るため、観光プロモーションや情報発信、新たな観光コンテンツの開発、モニターツアーなどの取組を行うものであります。 また、説明欄21世界遺産登録20周年記念新宮花火大会補助金は、本年度の世界遺産登録20周年に合わせた記念花火大会の開催に対する補助で、22の世界遺産登録20周年記念事業につきましては、市内の世界遺産スポットを舞台としたプロジェクションマッピング等による光の演出事業や、熊野古道ウォークのシリーズ化による現代版熊野詣の実施、都市圏でのシンポジウムの開催など、世界遺産のまち新宮の魅力向上と誘客促進を図るものであります。 4目公設地方卸売市場費は、新宮広域圏公設地方卸売市場事業特別会計の運営費などに対する繰出金であります。 以上、5款労働費から7款商工費までの説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(三栗章史君)  ただいまの5款労働費144ページから7款商工費167ページまで質疑を行います。 10番、吉良議員。 ◆10番(吉良康利君)  165ページの小口自然の家トイレ整備事業に対してですけれども、これが整備事業で4,189万9,000円と、この間上がってきていた設計代を含めて大体4,400万円ぐらいかかっているんですけれども、これはやっぱり資材の高騰とか最近の物価高騰によって、これぐらいの値段がかかるということでよろしいですか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(下路拓君)  熊野川行政局、下路よりお答えさせていただきます。 議員おっしゃるとおり、資材高騰と人件費の高騰、そのようなことで費用がかさんでいる。また、福祉のまちづくり条例というのがありまして、障害者等の方、皆さんが利用しやすいトイレの設置ということで費用がかさんでいるというところでございます。 ◆10番(吉良康利君)  この4,100万円は、大体、新宮市の税金がほとんど投与されるということでよろしいでしょうか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(下路拓君)  県の補助金も若干入ってくる予定となっております。 ◆10番(吉良康利君)  若干ということで、新宮市でこれで大体何%ぐらい出す計算になりますか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(下路拓君)  およそトイレの部分で200万円程度の補助金が県から頂けると想定しております。 ◆10番(吉良康利君)  では、大体4,200万円ぐらいがこれに、資金に投入されるという考えでよろしいでしょうか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(下路拓君)  そのほかに看板等の設置もこの中に含まれておりますので、トイレと看板ということでその金額になります。 ◆10番(吉良康利君)  ありがとうございます。 ○議長(三栗章史君)  11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君)  145ページをお願いします。 地元就職促進事業負担金(地方創生)、151万円。この促進事業は、毎回、地味なものから、四、五年前からいろいろ御意見を総務建設委員会のほうで言わせていただいて、今、集客はどのようになっていますか、就職の。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  商工観光課、津越より答弁させていただきます。 まず、この事業で行っております高校生向けの地元企業知っとこガイダンス、これ2月15日に開催したところでありますけれども、三重県の木本高校から新宮高校、新翔高校、串本古座高校、合わせまして135人の生徒が参加されました。 あともう一つ、熊野地方就職フェア、今回はバーチャル空間での就職フェアということで実施しまして、これは参加者が11名というふうなちょっと少ない数でございましたけれども、結構、就職フェア、県下を見てもなかなか集まってくる方が少ないという状況にありますので、ちょっとこういった状況となっています。 ◆11番(竹内弥生君)  知っとこガイダンスのほうは、高校に声をかけるからたくさん、135人も来てくれると。就職フェアのほうは、バーチャルも入れたにもかかわらず、新しい取組ですよね、バーチャル空間で、それでも11名。これは費用が足りないのか、予算が足りないのか、それともアイデアをもう少し出さないといけないのか、営業活動として地元企業さんを回らなければならないのかとか。この人数に対して、和歌山でも低いと、今、課長はおっしゃいましたが、これを上げていくためにどうしたらいいと、この予算内で。この予算で上げるために。また通常で上げたと思うんですよ。どうしたらこの就職フェアのほう、人が増えると思いますか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  ここ数年間、時期も変えたりいろいろ試行錯誤しておるんですけれども、なかなか人が集まりづらいという点がありまして、あと広報的にも、新卒、新宮高校なり地元高校出身の大学も訪問しまして、いろんな営業活動というか、こういうフェアをやっていますよという営業活動もしている中で、例えばウェブとかSNSでの配信とかもしつつ行っておるんですけれども、なかなか集まりづらいという状況にありまして、今後も時期とかも検討しながら、またあらゆる手段で広報もしていきたいと考えています。 ◆11番(竹内弥生君)  企業のほうはどうですか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  企業は、今回、知っとこガイダンスにしても25企業来ていまして、逆に応募を超えた状況がありますので、企業も積極的には出展していただいている状況です。 ◆11番(竹内弥生君)  ベンチャーたちのお声を聞く機会が結構、1か月に1回ございます。30人ぐらい集まってお話しするんですけれども、物すごい人手不足で、高校とつないでもらって就職してもらいたいというお声がたくさんあるんですよ。ここをちょっとお声がけするように。この予算内でいけるのか。営業といいますか外回りを、企業さんのほうをちょっと増やしていただけるようにお願いしたいです。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  議員さんおっしゃるとおり、また今後も進めていきたいと考えています。 ◆11番(竹内弥生君)  議長11番、まだ続きますんで、よろしいですか。 153ページです。 先ほど、ちょっと説明聞き逃して、熊野材の家づくり支援事業補助金、これもう一回説明、簡単にしてください。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(生駒貴男君)  農林水産課、生駒より回答させていただきます。 熊野材の家づくり支援事業補助金ですが、熊野材の需要拡大を図るため、森林環境譲与税のほうを活用しまして、市内で製材された熊野材で住宅等を新築、増改築する者に対し、1棟当たり上限50万円を補助するものでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  森林環境譲与税を使ってして、これ結構知られてきていますよね、割と。大工さんとかその辺の方が施主に伝えたりとかいう形で活用されるようになってきていると思うんですけども、上限は何件ですか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(生駒貴男君)  40件です。 ◆11番(竹内弥生君)  これ、全部譲与税のほうから来るんですか、予算は。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(生駒貴男君)  財源は全て譲与税のほうです。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。 157ページをお願いします。 イセエビ、アワビ、この辺あたりが本当に地球温暖化による地質、水質の温暖化といいましょうか、様々な社会現象で少なくなっていっているので、毎年これ予算のほうに入れてくれていると思うんですけれども、これで需要と供給といいますか、イセエビ、アワビのほうは少なくなっているのが現実ですが、この予算で放魚していけるといろいろ漁業組合の方とお話しされていますか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(生駒貴男君)  農林水産課、生駒より回答させていただきます。 漁業組合のほうとは定期的に協議とかも行っていまして、放流量であったり、そういうのは常に協議しております。 また、磯根漁場再生事業のほうで、磯焼けが進行して既存の藻場というのが消滅している状況なんですけれども、その辺も高水温の適性海藻というのを使用し、磯根漁場の再生の取組のほうを組合のほうとも常に協議しながら進めているところでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。これ本当に大切なことなんで、このまま継続予算をつけていただきたいと思います。よろしくお願いします。 159ページに入ります。 海水浴場管理費なんですが、この海水浴場に、三重県とか結構、那智勝浦町から来られた若い御夫婦の方、浅瀬で入りやすいという評判なんですよ。これは結構、人の入りというか、コロナだったので、昨年ですね、本格的にもう一回やり出したのは。ここの海水浴場は、新宮市のメインとしてもっていくような場所になり得ると思うんですけれども、課長、この予算内で大丈夫ですか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(生駒貴男君)  農林水産課、生駒より回答させていただきます。 令和2年、3年はコロナで開設を中止していたんですけれども、令和4年、令和5年と開設させていただいて、地元の方を中心にたくさんの方が来てくださってますんで、引き続きこの予算の中で、安全で安心な海水浴場の開設に努めていきたいというふうに思います。 ◆11番(竹内弥生君)  課長おっしゃるとおりだと思います。それと、来年度といいますか、今年度の予算はこれでしっかり安心・安全な海水浴場づくりと。評判がいいのでもう少し広告して、新宮市は三輪崎海岸ありというようなところまでもっていけると思うので、また広告料、周知してもらう予算をつけてほしいなと思いますけれども。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(生駒貴男君)  ありがとうございます。周知のほうもまた考えていきたいと思いますし、令和6年度は開設期間も1週間か10日ほどちょっと延ばしていきたいというふうに考えております。 ◆11番(竹内弥生君)  よろしくお願いいたします。 161ページにいきます。 先ほど御説明いただきました商店街、この商工業活性化資金利子補給補助金というのは、ずっとやっていますけれども、利子だけを補助してくれるというやつですよね、お金を借りたときに。それはお金を借りられない人には役に立ってないということになるんですけれども、費用対効果としたら、これは割と利用されていますか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  これは市内の商工業の経営安定のためにやっておるものでございまして、昨年度で101件の御利用がございました。 ◆11番(竹内弥生君)  商工会議所のほうで周知してもらうような形になっているんですか、銀行さんと。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  この事業は、商工会議所を経由してこちらに申請を受けております。広報についても商工会議所から広報しています。 ◆11番(竹内弥生君)  なので、結構多い利用金額ですね。ありがとうございます。 新規開業にぎわい支援事業補助金(地方創生)なんですが、こちら中身はどんなんですか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  こちらは新たに商店をする場合、広告活動とか広報、あと看板とかを設置するものの補助でございます。 ◆11番(竹内弥生君)  広告と看板、もう一つ踏み込んでいくというわけにはいかないんですかね、これは地方創生なので。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  現在のところ、広告掲載、ホームページ開設等ですけれども、これ以外に、あと商店街の空き店舗でもし開設する場合に、別の空き店舗の開設事業というのがございまして、それは家賃とか改修とかを行う補助もあります。このにぎわい支援事業の補助金についても、今後また中身の精査もしていきたいと考えております。 ◆11番(竹内弥生君)  今、課長、私が聞きたかったことを教えていただいたので、繁盛店づくりに関しましてはどういったようなことを考えていますか。簡単で結構です。1点、2点でも、今後考えていきたいというのは。今やっているのはどんなことですか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  今は広告掲載とかホームページの広報活動が中心ですけれども、ちょっとほかの事業との精査もございますけれども、簡単な改修とか、そういったこともできないかなということは今後検討していきたいと思います。 ◆11番(竹内弥生君)  分かりました。ここら辺もしっかり考えていってほしいと思います。円安に入っていますので、もう円が安いからインバウンドとか今から増えてくると思うんですよ。ちょっとの間でしょうけれども。私たち住民にとったら、給料は変わらず、そんなに何かがよくなったという感触はないんですけれども、よそから来る方、特に海外の方は、円安なので安いということで買物をたくさんしていただくので、ここの事業はしっかり推奨していっていただきたいと思います。 続きまして、この頑張る商業者団体等活動支援補助金というのは、具体的にはどういうことですか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  こちらは意欲的な商業者の団体が連携して取り組む活動を支援する事業で、市内の商業の活性化を図るために、例えば今年度ですと、丹鶴商店街のイベントに助成したりとか、仲之町でのハロウィンのイベントとか、そういった助成を行う補助金でございます。 ◆11番(竹内弥生君)  これは商店街とかではなく、ある程度一定の頑張っている任意団体をつくったところにも補助金が出るということの理解でよろしいですか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  対象事業者としましては、商店街とか、商店街振興組合の加盟する商店会とか、あと市内の商業者、3者以上で組織している団体が対象となっています。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがたい予算というか、補助金だと思います。ありがとうございます。 続きまして、163ページ、観光看板等整備事業なんですけれども、これは市内に結構、看板が薄くなっているよとかいろいろ御指摘あって、国交省とか様々入り交じっていると思うんですけれども、新宮市が直接行う看板についていると、大体、全体的に見渡して、しっかり見えているなと、看板ができているなと思っていますか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  市内にも幾つかいろんな看板がございますけれども、令和2年から統一した看板で、まずまちなかの看板が、まちなかというか、看板を設置した周辺の看板、プラス、例えば矢印で熊野速玉大社までは何キロとか、高野坂までは何キロとか、そういった統一した看板を整備しておりますので、順次整備していますので整いつつあるかなとは考えています。 ◆11番(竹内弥生君)  ならしていただいたところは、まだ少し抜けたところがたくさんありましたけれども、順次整備して結構きれいになってきたというところですね。あと、国交省の範囲とか県の範囲のところは、また担当課のほうから、市民からの要望等ございましたら、しっかりお伝えしてくれるようにお願いしておきます。 続きまして、165ページの川原家横丁の管理費でございます。これは念願なんですけれども、先ほどの小口自然の家でも、トイレって物すごいお金がかかるのは本当に承知しているんです。でも、この川原家横丁の方が、トイレはない。速玉さんのところをお借りして。でも結構お客さんとしては、速玉さんのトイレへ行ったら、川原家横丁まで足を運ぶというのが少し薄いのかなと。ここが川原家横丁さんとしたらずっと悲願なんですけれども、少し簡単な簡易トイレでも造っていただけないかなという。それは割と何年もかかって聞いてきたと思うんですけれども、担当課のほうも。やっぱりトイレを造るって、私も分かっているんです、道の駅の中のトイレを造るだけでも物すごいお金がかかるというのを。川原家横丁については、トイレというのはやっぱり将来的にも造ることは難しいですか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  限られたスペースでございますので、あそこにトイレを設置しますと、店舗を撤去しないといけないというような状況がありますので、現状では速玉大社のトイレをお借りするという状況でございます。 ◆11番(竹内弥生君)  じゃ、速玉大社にきちっとお願いをしているんですね。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  お願いはしております。 ◆11番(竹内弥生君)  この後、川原家横丁みたいなお土産物が、少しずつ空き家が出て広がっていくという形が観光についての発展につながると思いますので、また、そういう予算、補助金等々が国から出てきましたら、一つ潰してでもトイレにつなげる。空間を少なくしてでも繁盛店ができますので。一つでも、東京では物すごい売上げを上げる店舗を造ります。また、いろいろお考えください。 167ページへいきます。 観光カレンダーの製作事業なんですが、これは写真を撮る方とかの楽しみになって、非常に高度のいい写真がカレンダーになっていると認識しておりますが、どういったふうに販売されていますか。毎年の伸びだとか教えてください。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  現在、販売している箇所としては、市役所商工観光課、観光協会、あと熊野川温泉さつき、旧チャップマン邸にて販売をしております。 ◆11番(竹内弥生君)  これは、製作事業、委託料とかで、費用対効果としたら販売するほうが多くなっていますか。収益を上げなくてもきっちり製作費が出ていたら、増やしていってまだもっと増やすということも考えられると思うんですけれども、そのバランスはどうですか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  まず、新宮市カレンダーを作りまして、新宮市の魅力を外に発信したいというのが一つの目的でございますので、旅行会社なりメディア等にも配布しておる状況で、配布状況としては、配布で約1,000部、販売で500部でございます。 ◆11番(竹内弥生君)  ということは、無料配布が1,000部で、500部が販売に至ると。その販売によって大体委託料とか事業料が出てくるという感じですか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  なかなか、製作事業費に見合う、500部の販売だけでおりますと製作でペイをできるというわけではございません。PRするということが目的の一つとなっていますので。 ◆11番(竹内弥生君)  PRの効果はひしひしと感じますか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  そうですね、配布された方からお礼のメールなり電話をいただきますけれども、例えば新宮出身の方がそれを見て懐かしんだり、かなり高評価を得ています。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。このふるさと納税におまけとしてつけるとかいうことはできないんですか。この魅力たっぷりのカレンダーを。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  それは、ふるさと納税担当課と、また協議していきたいと思います。 ◆11番(竹内弥生君)  続きます。17番の地域活性化起業人活用事業、先ほど御説明いただきましたけれども、社員を受け入れるということはどういう形で行われているんですか。どんなところから社員を受け入れるというのを教えてください。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  この事業は、3大都市圏の企業から、ある一定期間、社員がこちらに来てもらって、そのノウハウを生かして、今後の地域振興とかそういったことに寄与してもらうということで、現在、私どもが想定しておりますのが、旅行会社を中心に現在考えております。 ◆11番(竹内弥生君)  一般の社員の方に来てもらうということですよね。その候補はまだ選んでない。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  今、総務省のホームページに掲載しておるのと、個別に旅行会社を訪問しまして、人材がいないかということで営業活動をしているところであります。 ◆11番(竹内弥生君)  九州の福岡市やったかな、すごい市長がやり手で、あのひろゆきを連れてきて民間人として採用して、いろんなアイデアとかもらって観光振興を進めているという、まちおこしというか、がございましたので、新宮市も、じゃ、これ一歩踏み入れて、社員、企業の新しいアイデアとかをもっていけることができますよね。それは課長から見て、今からでしょうけれども、どれぐらいで決めていくんですか、社員の受入れ先を。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  期間というのは、募集をかけてからということですか。 これ、今年度も予算を計上しておりまして、旅行会社のほうが、なかなか今、コロナが明けてかなり人材が足りないという状況がある中で、ちょっと今苦慮している面もあるんですけれども、今回9か月ほどの予算を想定しておりますので、できる限り早い段階で決めていきたいと考えています。 ◆11番(竹内弥生君)  ここはちょっと大事で、総務省のホームページなんてPDFのてんこ盛りで、どこをどう入ったらいいか分からん。よっぽどの通の人じゃないと、こういうことをしたいなと思っている、地方創生に関わりたいなという人らが見に行けないところにあると思うんですよ。なので、旅行会社と我がまちの担当課がPRしていく、人材を集めていくという方法になると思うんですね。なので、ユーチューバーとかそういったところが割とやりたい方がいると思うので、そこら辺も当たってくれるように研究してほしいんですけれども、どうですか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  旅行会社以外にもちょっと視野を広めて、現在のところもそういった企業からオファーがあることはあるんですけれども、ちょっと中身がうちがやりたい内容と違う点もありますので、またちょっと中身を精査しながら考えていきたいです。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。 以上です。 ○議長(三栗章史君)  当局より答弁がございますので、当局どうぞ。 ◎総務部次長兼財政課長(小林広樹君)  先ほど吉良議員さんのほうから御質疑いただきました小口自然の家のトイレ整備事業の財源について、財政課から少し説明させていただきます。 先ほど局長からも答弁ありましたように、県費が260万円入っておりまして、そのほかに合併特例債が3,730万円入ってございます。合併特例債につきましては、今年度に70%交付税の算入がございますので、市の負担が30%となります。それを計算しますと、今回の予算でいえば、市の負担は約1,300万円程度になるということになります。補足ですけれども、よろしくお願いします。 ○議長(三栗章史君)  よろしいですか。 ◆10番(吉良康利君)  分かりました。ありがとうございます。 ○議長(三栗章史君)  会議中ですが、午後1時まで休憩いたします。 △休憩 午後零時00分--------------------------------------- △再開 午後1時00分 ○副議長(大石元則君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 午前中に引き続き、5款労働費から7款商工費まで質疑を行います。 5番、月輪議員。 ◆5番(月輪匡克君)  5番、月輪です。 149ページ、野生鳥獣被害防止事業とありますよね。頭数ってありましたよね。猿が100頭でしたか。お聞きします。お願いします。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(生駒貴男君)  農林水産課、生駒より回答させていただきます。 野生鳥獣の捕獲手数料のほうなんですけれども、猿で100頭、イノシシで100頭、鹿で200頭を予定してございます。 ◆5番(月輪匡克君)  それで、去年より19万円ほど安くなっていますよね。それは、安くなっているのは野生鳥獣が減っているということではないと思うんですけれども、持ってこられる方が少ないということですか。お願いします。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(生駒貴男君)  捕獲手数料のほうは特に予算のほうを削っているわけじゃないんですけれども、ほかのところでちょっと減額しております。 ◆5番(月輪匡克君)  分かりました。手数料みたいなのがちょっと変わっているというか、手数料じゃない、何て言うんかな。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(生駒貴男君)  そのとおりです。 ◆5番(月輪匡克君)  それで、次が153ページ、天台烏薬育成事業なんですけれども、去年と変わらずに99万9,000円ということなんですけれども、ずっと継続的に何も変わってないという感じなんですか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(生駒貴男君)  農林水産課では、天台烏薬畑のほうを維持管理していまして、特に予算的には変わりはございません。 ◆5番(月輪匡克君)  天台烏薬は市だけですか、販売しているのは。それとも一般事業者が販売して販売促進を増加しているような状況ですか。それとも全く変わってないという感じですか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  商工観光課、津越より答弁させていただきます。 商工観光課では、所管しております新宮徐福協会を通じまして一般の方に、例えばお菓子とかに加工するための生葉の販売とか、あと徐福協会が加工、販売しております徐福茶とか、石けんとか、そういった商品の展開で天台烏薬の利用を図っているところでございます。 ◆5番(月輪匡克君)  じゃ、事業的にはもうずっと同じ感じ。世界遺産20周年になるから飛躍的に伸ばす方法とか、そういうのは考えていないという感じですか、天台烏薬的には。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  世界遺産20周年ということで誘客を促進したいんですけれども、天台烏薬の商品展開としては継続して、特に20周年だから何か特別なことをするということは今のところ考えておりません。 ◆5番(月輪匡克君)  分かりました。ありがとうございました。 161ページ、新宮市ビジネスチャンス支援事業とありますよね。ビジネスチャンス、コロナも終わりましてインバウンドの需要も増えて、ますます旅行客も増えるかと思うんですけれども、昨年に比べて20万円ほど安くなっているんです。その安くなっている理由はどういう理由でしょうか。お願いします。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  商工観光課、津越より回答させていただきます。 昨年度は2件の実績がございまして、特に今年度、実績がないという状況がございますので、30万円ほど下げた状態となっています。 ◆5番(月輪匡克君)  ということは、昨年で余ったということですか、2件しかなかったということは。90万円が余ってしまったんで今回70万円にしたということですか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  昨年度は90万円の予算で、2件で補助額としては31万円ほど補助しましたので、去年の実績を基に今年度は1件分下げた、で計上させていただいております。 ◆5番(月輪匡克君)  ビジネスチャンスのこれは、告知というか、広告みたいなのを打っていますか。キャンペーンみたいなの。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  広報活動ですか。
    ◆5番(月輪匡克君)  広報活動。外を向いてというか、広報新宮だけじゃなくて。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  商工会議所の会報とか新宮市のホームページ、広報新宮、あとこれを利用される方というのは結構銀行の融資とか受けておりますので、各銀行にも広報していただくようにはしております。 ◆5番(月輪匡克君)  ありがとうございます。 163ページ、サイクルツーリズム推進事業とありますよね。昨年400万円あったのが、今年は100万円になっていると。それで、世界遺産20周年を迎えることからと書いてあるんですけれども、ちっちゃくなっているような感じがするんですよ。300万円減っているんで、それはどうしてなのかなと思って。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  この事業に関しましては、信用金庫、中央信金から1,000万円のふるさと納税を頂いたものを財源としておりまして、一昨年、昨年と600万円、400万円と支出した中で、あと残額は100万円ということで、その分を計上しております。 なお、それ以外のPR活動としては、別の予算を使いましてPRをしたいと考えています。 ◆5番(月輪匡克君)  特に減っているわけではないということですか、じゃ。数字的には100万円となっているけれども、ほかのことでと今言われたんで、特に減ってはないんですか。20周年迎えるに当たって。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  20周年に関しましては別の予算で計上しております。この先ほど言ったサイクルツーリズム推進事業に関しましては、財源としては1,000万円のもともとの財源がありますので、それを3か年で継続しておるうちの残額分を今回計上した形となっています。 ◆5番(月輪匡克君)  ありがとうございます。 167ページなんですけれども、地域活性化起業人活用事業とありますけれども、これも140万円減っているんですよ、昨年より。それはどうなのかなと。3大都市から受け入れて、それでノウハウの勉強とかするのに、これからもやっぱり広げていく必要性ってあると思うんですけども、なぜか140万円減っているということはどういうことなんでしょうか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  地域活性化起業人活用事業ですが、今年度、令和6年度予算計上していまして、予算が通りましてから旅行会社等を幅広く募っていくわけですけれども、4月早々からなかなか募集をかけて来るものではないので、4月、5月、6月の3か月分は一応いろんな協議期間ということで、今回は9か月分を計上しております。その分が下がっている分となっています。 ◆5番(月輪匡克君)  9か月分ということで、あとの残りの3か月というのは補正予算か何か出してくる、足らなんだら、ということですか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  今想定しておりますのが、4月から6月の間はいろんな調整期間で、7月から3月までの9か月分を計上しております。 なお、この事業は最短が6か月から3年というくくりがありますので、さらに来ていただくと、また令和7年度予算、令和8年度予算と、また計上は考えたいと思っています。 ◆5番(月輪匡克君)  分かりました。 167ページ、世界遺産登録20周年記念新宮花火大会補助金なんですけれども、昨年が20万円で今年が30万円になっているんです。10万円だけ増えたということなんですが、花火大会で10万円増えたということで大分変わるのか、それとも20周年やからという形で御祝儀みたいな感じですか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  20万円と30万円ではなくて、200万円と300万円、100万円今回増額させていただいて計上しております。 ◆5番(月輪匡克君)  100万円でどれぐらい変わりますか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  ちょっとそこが煙火業者とまた協議は必要ですけれども、さらに色彩がよいとか、例えば文字で「20周年」という文字花火をするとか、そこは内容についてはまた検討していきたいと思います。 ◆5番(月輪匡克君)  ありがとうございます。 165ページの各種団体等負担金、いろんな活動がありますけれども、全ての活動内容というのを把握されているのかなと思って、それをちょっとお聞きしたいんですけれども。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  全て把握しています。 ◆5番(月輪匡克君)  その中で、熊野しんぐうフィルムコミッション負担金とありますけれども、これはどういうふうな活動なんでしょうか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  これは新宮市と新宮市観光協会、商工会議所で組織した団体でございまして、映画とかテレビ番組を誘致することによって新宮熊野地方のPRになりますし、さらにロケが来ますと宿泊とか飲食が伴いますので、経済効果がかなり高いという事業でございます。 ◆5番(月輪匡克君)  昨年ならどういう働きがありましたか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  活動としては、日本にJFCという日本ジャパンフィルムコミッションという組織がございまして、そこの研修会へ参加したりとか、実際、映画関係のお問合せとかございますので、ロケハンということでロケの下見とかを行ったりとかしています。 ◆5番(月輪匡克君)  ありがとうございます。 以上です。ありがとうございました。 ○副議長(大石元則君)  7番、濱田議員。 ◆7番(濱田雅美君)  161ページの新宮市商店街空店舗対策補助金なんですけれども、これはいつから始まって、何件あって、今、何件の方がそのまま継続していただいているか、お分かりですか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  商工観光課、津越より答弁させていただきます。 平成12年からやっております。現在のところ、今まで総数としては120件ございます。その中で現在営業中のお店は35件ございます。 ◆7番(濱田雅美君)  実際、この補助金を使っていただいて開業していただいて、120件が、今残っているのが35件ということなんですけれども、短期間でやっぱり閉めてしまわれる方が多いんでしょうか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  現在4割ぐらいの方が営業していまして、さらにこの商店街で営業して、成功して別の場所でさらに規模を大きくして営業されている方もいますというふうに確認しています。 ◆7番(濱田雅美君)  4割と聞こえたら多いのか少ないのかということなんですけれども、なぜかというと、この補助金を使っていただいて店舗を開業していただいて、やはり継続していただくというのが一番大切になってくると思うんです。ですので、そこら辺のアフターフォローもまたできる限り行っていただけたらありがたいと思いますし、やはり若い方の可能性を開いて、またそれがまちの活性化につながる補助金の使い方をしていただきたいと思いますので、お願いしておきます。 あと、このビジネスチャンス、先ほど質疑の中で、本年度1件分の予算ということで予算計上していただいているようなんですけれども、これ本年度1件以上、もし超えて申請があった場合は補正とかをお考えですか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  今年度ですか。今年度は3件の予算で、来年度は2件分の予算を計上しております。もしそれを超えた場合は、補正するかどうかはまた検討はします。 ◆7番(濱田雅美君)  分かりました。すみません、勘違いしていました。1件分というふうに。1件減らしたということですね。 それとあと、川舟のことが出てくるたびにお伺いして大変申し訳ないんですけれども、やはりこの事業を継続していただくのには語り部さんと船頭さんが必要不可欠でありまして、前年度ですか、船頭さんが1人増えたんでしたか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(下路拓君)  前年度1名増えて、全体で5名体制で、今、はい。 ◆7番(濱田雅美君)  今、5名ですね。ただ、年齢層はやはりちょっと高く。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(下路拓君)  議員おっしゃるとおり高齢の方が多いということです。 ◆7番(濱田雅美君)  語り部さんは何名いらっしゃるんでしょうか、今。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(下路拓君)  語り部さんの組織というのがありまして、8名登録していただいているんですけれども、実際にしていただいている方というのは、その中で5名程度の方が。 ◆7番(濱田雅美君)  恐らく語り部さんのほうがちょっとまだお若い方が多いのかと把握しているんですけれども、どちらにしてもこの両名、すぐに育成のできる事業じゃないので、継続してまた育成のほうに努めていただきたいと思います。 あと、舟の老朽化であったりとか、エンジンの交換とか、そういった燃料も高騰していますし、予算的に今年度この予算で賄っていけるお考えでここに計上はしていただいているとは思うんですけれども、それとは別にまた、世界遺産登録20周年ということで、いろんなイベントを今、当局のほうも考えていただいていますけれども、世界遺産の川としてやっぱり登録していただいている熊野川で、何か取組というか、お考えいただいているんでしょうか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(下路拓君)  熊野川が世界遺産で、川の参道となっておりますので、この予算が確定いたしましたら、新宮市内にお住みの方を対象にして、本宮大社までバスで移動していただき、参拝していただき、それで日足のところから速玉へ下っていただく。平安衣装等を着てですね、していただけないかというふうなことを、いろいろ今、協議中でございます。 ◆7番(濱田雅美君)  ありがとうございます。ぜひ、そういうことも一過性に限らず、継続していけるような取組をお願いしておきます。 あと、167ページの21、22の世界遺産登録20周年記念事業なんですけれども、ここにやはり本年度予算がちょっと多くつけられているんですけれども、これを聞くとちょっと一般質問のようになってしまうのであれなんですけれども、この予算を取っていただいて、ぜひ一過性にならずに、今後の観光につなげていただけるという取組をお願いしたいと思います。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  来年度は世界遺産20周年ですけれども、さらに翌年、2025年には大阪・関西万博、さらに令和10年には熊野速玉大社創建1900年祭、1900年という記念すべき行事が立て続けにございますので、継続して観光誘客には努めてまいりたいと考えています。 ◆7番(濱田雅美君)  よろしくお願いします。 以上です。 ○副議長(大石元則君)  2番、大坂議員。 ◆2番(大坂一彦君)  失礼いたします。若干かぶるところもあるんで恐縮なんですけれども、まずは149ページ、農業振興費、野生鳥獣被害防止事業。今、月輪議員もお尋ねになられました。猿100頭、イノシシ100頭、鹿200頭に対する措置というふうにお伺いしました。今年度の実績は分かりますでしょうか。お手元にありますか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(生駒貴男君)  農林水産課、生駒より回答させていただきます。 令和5年度のほうはまだちょっと集計のほうできてないんですけれども、ちなみに令和4年度なんですけれども、令和4年度のほうは猿が59頭、イノシシが29頭、鹿が287頭になっています。 ◆2番(大坂一彦君)  山間部をお邪魔したときに、よくよく聞く話、困っておられる話を聞かせてもらいます。ぜひお使いいただきたいと思います。お願いします。 それと、これも重なります。申し訳ない。161ページ、新宮市ビジネスチャンス支援事業。先ほども重なってお尋ねだったですけれども、この内容をいま一度お願いします。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  商工観光課、津越より答弁させていただきます。 まず、この事業は、県外における販路拡大を図るため、展示会とか商談会、見本市とかへの出展の費用で、例えば出展料とか、交通費、宿泊代、また出展に係る諸経費、装飾代、あとPRするパンフレット、ポスターの製作費用とか、その分のうちのかかった経費の2分の1以内を補助するという制度です。 ◆2番(大坂一彦君)  小林次長からもそのようなお話聞かせていただいて、先ほどもありました。これ、若干広報が足りないのではないかというふうに思っておったんですけれども、先ほど課長お答えありましたね、銀行にも言うとるしと。もっと知ってもらう。全て。毎回毎回こんなようなことばっかり言って申し訳ないんやけれども、新宮は商売人さんの多いまちでありますので、より御理解いただけるような、知っていただけるようなすべを御検討いただいて、多くの方に知っていただきたいと思います。あえてもう一度聞いたのはそういうところであります。御答弁結構ですのでお願いします。 続けます。これも重なります。申し訳ない。163ページ、熊野川川舟運航事業補助金であります。世界遺産登録20周年、皆さんおっしゃっておられます。よくよく分かります。昨年が718万円の予算措置に対して今年度318万円。これはいかがな状況でしょうか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(下路拓君)  前年度は川舟を新造するとかそういう予算がありまして、今回はもうその予算がないので減額ということで。 ◆2番(大坂一彦君)  そういうことですね。新しくされないにしても手を加えていかなきゃならないと思います。皆さんおっしゃる20周年に対して、私は大変な観光資源やと思ってますんで、ぜひの御継続をしっかりお願いしたいと思います。 以上にします。ありがとうございます。 ○副議長(大石元則君)  14番、榎本議員。 ◆14番(榎本鉄也君)  153ページの林業振興費のことでちょっとだけ聞きたいんですけれども、バイオマス発電のエフオンさんを誘致して、それの一つのポテンシャルというか、林業振興に間伐材を利用するという形で、かなり林業振興には大きく寄与するんじゃないかというような話があったんですけれども、現在どんな状況で進んでいるのか。 また、森林経営管理間伐業務という2,000万円程度の予算が出ているんですけれども、そこのところのその業務との関連といいますか、そこらちょっと教えてもらえませんか。今の現状、バイオマス発電が、新宮市、林業の間伐材を利用してというところで林業振興にどの程度寄与しているのか、またまだされてないのかというところなんですけれども、ちょっと教えていただきたいなと思います。その苦笑いは何なんでしょうか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(生駒貴男君)  農林水産課、生駒より回答させていただきます。 バイオマス発電所のほうなんですけれども、市内の山林で切り出した木材のほうを持っていっているんですけれども、結構人手が足らないということで、なかなか切り出しとかするのがちょっと進んでないというふうには聞いています。 あと、農林水産課のほうの予算で間伐事業というのがあるんですけれども、この間伐事業というのは基本的に切捨て間伐になりますので、バイオマス発電所のほうには持っていってないというところです。 ◆14番(榎本鉄也君)  ということはもう、ほとんどバイオマス発電が新宮市の林業振興に対しての影響が今のところないと。影響がないというよりも、まだまだバイオマス発電のために間伐材が使われるという形のシステム的なものというのかな、それがうまく起動していないというのかな、そういうような状況なんですかね。そういうことを、林業振興に関して、行政としてはある程度把握はしないんですか。 ◎市長職務代理者副市長(向井雅男君)  どちらかといえば、需要と供給のバランスが合ってないというか、バイオマス発電所のほうが材を集める積極的な姿勢を取っておりまして、自らバイオマス発電と材の関係をコントロールしようという形に地域の林業のほうが追いついてないというか、材がそれだけ賄えてないという状況であります。その中で、市のほうでそういった事業を間伐に向けて、そして民間事業者さんがいろんな山を回すために、今回も予算を補助金を充てて山を回していきたいという、そういった状況です。榎本議員がおっしゃっているような、今、理想として回っているというところまでは、まだ追いついていないという状況なのかなというふうに判断しています。 ◆14番(榎本鉄也君)  これから、今はバイオマス発電というのは、要するによそからチップ状態か何かで来ているんですかね、具体的に言うと。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  港湾担当、小渕のほうからお答えさせていただきます。 当初、材の供給先というのは、もちろん地元のほうでまずは調達すると。それと足りない分につきましては、国内材ですけれども、四国、九州、そういったとこから船便で調達するというようなことで聞いてございます。 ◆14番(榎本鉄也君)  どっちにしても企業誘致をするという一つの目的というか、それはやっぱりバイオマス発電だったら地元の林業振興に大きく寄与するという一つの目的もあっただろうと思いますし、やっぱりそちらの方向に早く進んでいくようにしていただきたいなというふうな思いなんですけれどもね。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  林業振興の話はちょっと置いておかせていただいて、当初、企業誘致のときに御説明申し上げました雇用、この点につきましては40名以上の雇用というようなこともそのときに説明もさせていただきましたけれども、今のこの発電所の中でそれを超える就業者数も確認できてございますので、詳しい数量は民間企業さんのことですのでお答えはしませんけれども、それを超えるような従業員数も確認できておりますし、また先ほど申し上げました船便の件でも、200という意味ではかなりの効果が上がっているというようなところは確認できております。 ◆14番(榎本鉄也君)  分かりました。これ以上はもうあれなんで結構です。 もう一点だけ、165ページの旧チャップマン邸の件なんですけれども、当初、登録有形文化財指定を目指すという方向性もあったと思うんですけれども、今回、旧チャップマン邸の外部の貸出しの条例改正が載っていましたけれども、この登録有形文化財指定という方向性というのはもう断念したわけですか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  商工観光課、津越より答弁させていただきます。 国の登録有形文化財には、令和2年8月17日に登録されております。 ◆14番(榎本鉄也君)  登録された。登録有形文化財に登録されていても、そこで何か営利目的のことをやってもそれは大丈夫なんですね。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  付加価値ですね、文化財の施設で例えばワーケーションをしたりとか、ミニコンサートとか、それは問題はないと考えております。 ◆14番(榎本鉄也君)  分かりました。了解です。 ○副議長(大石元則君)  ほかにありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(大石元則君)  以上で5款から7款までの質疑を終わります。 次いで、歳出、8款土木費から9款消防費までの説明を求めます。 小林総務部次長兼財政課長。 ◎総務部次長兼財政課長(小林広樹君) (登壇) それでは、続きまして、8款土木費から9款消防費について御説明申し上げます。 それでは、168ページをお願いします。 8款土木費1項1目土木総務費の説明欄3高田地区法定外水路整備事業は、越水防止のため護岸のかさ上げを行い、水路を含めた隣接地の保護を図るもので、説明欄4の空家等対策事業につきましては、平成27年5月に空家等対策の推進に関する特別措置法が施行されたことを受けて策定された新宮市空家等対策計画に基づき、空き家の適正管理を促し増加を抑制するもので、令和4年度より不良空き家の除却費用に対して一部補助を行っております。 170ページをお願いします。 2目用地費の説明欄2一般国道42号線新宮道路関連業務は、国の委託を受けて新宮紀宝道路と那智勝浦新宮道路に接続する自動車専用道路のあけぼのから三輪崎に至る4.8キロメートルの用地取得を行うための事務的経費であります。 172ページをお願いします。 2項1目道路橋りょう総務費は、道路の整備促進に要する経常経費と道路法に基づく道路台帳の整備等を行うもので、説明欄3の私道工事補助金は4件の見込み計上であります。 2目道路維持費は、市道全体の維持補修費の計上であります。 174ページをお願いします。 3目道路新設改良費は、市道の改良工事や舗装工事を予定するもので、新規事業7件、継続事業7件について実施予定であります。 新規事業として、説明欄1上相筋上本町線3号支線舗装工事、2の原添石ノ前線舗装工事及び3王子町1号線舗装工事では、舗装板の老朽化によるクラックや沈下が発生し、車両等の通行に支障を来しているため舗装整備を行い、説明欄13の松山2号線舗装工事については、舗装整備に併せて歩道改良についても実施予定であります。 説明欄4谷王子町下田町線歩道設置工事については、歩道の途切れ箇所を解消し、歩道の安全性と連続性を確保するもので、説明欄5の中地佐野神社前線側溝改良工事につきましては、交通量の増加が予想されることから局部改良等による道路拡幅を行い、道路交通の円滑化を図るものであります。 継続事業としまして、説明欄6蓬莱王子ヶ浜線舗装工事は、令和5年度に続き延長300メートルの舗装整備を行うもので、9の初之地町堀地町線交差点改良工事については、県道池田港線拡幅事業に伴い変形交差点が生じることから交差点改良を行うもので、本年度につきましても、令和5年度と同様、用地、建物補償に係る経費の計上であります。 また、説明欄10比奈久保線交差点改良工事につきましては、那智勝浦新宮道路インターチェンジから国道42号や大型商業施設までを結ぶアクセス道路であることから、交差点改良による交通の円滑化を図るもので、本年度は出土した遺物の整理を行うとともに、建設工事についても進める予定としております。 4目橋りょう維持費の説明欄1橋りょう・トンネル等定期点検業務は、法令による5年に一度の点検により健全性を把握し、インフラの年次的な整備計画につなげるもので、説明欄2の橋りょう・トンネル長寿命化修繕計画策定業務については、5年に一度の点検に伴い個別施設ごとの長寿命化計画を策定するものであります。 また、説明欄3の兵連橋補強補修工事につきましては、令和元年度の橋梁点検結果に基づき、損傷部位の補修を行うとともに耐震化を図るものであります。 176ページをお願いします。 5目交通安全対策事業費は、交通安全施設の維持管理や道路区画線の設置などに要する経費で、6目駐輪場管理費については、新宮駅東駐輪場及び西駐輪場の維持管理に関する経費であります。 178ページをお願いします。 3項1目河川総務費は、主に市田川排水機場操作業務等の管理経費で、2目河川維持費の説明欄2緊急浚渫推進事業については、財政的に有利な緊急浚渫推進事業債を活用し、豪雨などによる河川の氾濫等を未然に防止することを目的として、緊急的に準用河川のしゅんせつ等を実施するものであります。 180ページをお願いします。 4項1目港湾管理費の説明欄1港湾施設等管理業務は、指定管理制度により港湾施設の管理を行うとともに、和歌山県から事務移譲された岸壁使用など、管理業務の事務委託、工業用地の維持管理や荷さばき地、黒潮公園内施設などの修繕等を実施するもので、説明欄2の新宮港緑地維持管理費については、和歌山県が整備した新宮港緑地の維持管理に必要な経費であります。 また、説明欄6の新宮港客船誘致事業については、本格化する国際クルーズをはじめ新造船の導入を予定している国内の船会社についても積極的な誘致活動を展開し、新宮港へのさらなる客船数確保に努めるとともに、まちなかへの誘客を図るため新宮港と新宮駅間のシャトルバスを運行することにより、地元への経済効果創出に向けて取り組むものであります。 184ページをお願いします。 5項1目都市計画総務費は、都市計画図の印刷及び都市計画審議会に要する経費等、経常的な事務経費であります。 2目街路事業費の説明欄1県営事業地元負担金(千穂王子ヶ浜線)は、和歌山県が実施する都市計画道路千穂王子ヶ浜線の整備に係る地元負担金で、本年度は用地、建物補償及び整備工事が対象となり、2の千穂王子ヶ浜線整備事業につきましては、新宮駅前交差点から蓬莱三丁目までの市道約500メートル区間について、幅員14メートルに道路の拡幅工事を行うもので、本年度は用地、建物補償費及び整備工事費の計上であります。 3目都市下水路費は、主に都市下水路改修と維持修繕並びに13か所の水中ポンプの運転に要する経費等でありますが、すみません、187ページをお願いします。187ページの説明欄4旭町下水路改修事業については、雨水公共下水道として市街地の雨水を河川まで排水し、浸水被害の防止を図るため、延長470メートルにわたる改修工事を行うもので、本年度は用地補償及び工損調査に係る経費の計上であります。 また、6の市田川水系内水排水ポンプ整備事業につきましては、市田川沿い低地への浸水被害を軽減するため、下田地区にポンプ施設の整備を行うもので、本年度が最終年度となり、引き続き建設工事を進める予定としております。 186ページをお願いします。 4目公園費は、都市公園の清掃や維持修繕費が主な経費でありますが、説明欄3の都市公園木製品整備事業は、森林環境譲与税を活用し、劣化した木製の公園施設の更新に合わせて熊野材を使用した木材製品を整備するものであります。 188ページをお願いします。 6項1目住宅管理費は、市営住宅の維持修繕と管理経費が主なもので、説明欄2の市営住宅維持修繕管理費では、令和5年度に続きシロアリ被害への対応を実施し、5の市営住宅改修事業につきましては、市営住宅の長寿命化を図るため、国の交付金を活用し計画的に修繕を行うもので、本年度は春日団地の屋上ベランダ防水改修工事及び松山団地の防水外壁塗装改修工事の実施を予定しております。 また、7の市営住宅用途廃止事業につきましては、市営住宅を適正に管理するため、用途廃止した住宅の解体等を行うもので、本年度は大浜団地、鴻田団地、砂羅団地において実施を予定しております。 190ページをお願いします。 9款消防費1項1目常備消防費の説明欄1住宅用火災警報器購入設置補助金は、住宅用火災警報器の購入、設置に対する補助を行うもので、設置率向上による住宅防火対策の強化を図るため、補助要件について、令和5年度の65歳以上の高齢者のみの世帯から、65歳以上の高齢者のいる世帯に緩和する予定としております。 また、3の消防職員教育事業については、救急救命士に関する教育や消防大学校、県の消防学校での専科教育等の受講に要する経費で、その他の事業につきましては、救急活動や県防災ヘリコプターの運航に係る負担金など常備消防に関する経常的な経費であります。 192ページをお願いします。 2目非常備消防費は、消防団員報酬と火災出動の際の出動報酬、消防団の運営や訓練等に係る経費でありますが、すみません、195ページをお願いします。195ページの説明欄11消防操法大会関連経費については、消防団員の士気の高揚などを目的に2年に一度開催され、消防団からの選抜選手による放水操作時間や基本動作の正確性などを競う大会への参加に関する経費であります。 また、説明欄12の消防団安全対策事業につきましては、配備後10年以上が経過して劣化が進む防火衣について、5か年計画によりセパレート型に更新整備するもので、2年目となる本年度は17着の購入を予定しております。 197ページをお願いします。 3目消防施設費の説明欄9消防ポンプ自動車更新では、整備から18年が経過する熊野川出張所配備の消防ポンプ自動車について更新整備し、説明欄10の防火水槽簡易耐震化補強事業については、地震などの大規模災害時における消防水利確保のため既存の防火水槽を年次的に補強するもので、本年度は3基の実施を予定しております。 また、説明欄11三輪崎消防吏員派出所解体事業は、三輪崎消防派出所が三輪崎庁舎に併設されたことから旧施設を解体するもので、12の和歌山県消防救急デジタル無線(共通波)設備再整備負担金につきましては、和歌山県と県下市町村で共同整備し、平成28年度から運用開始している当該設備について、令和8年度からの再整備運用開始に向け、再整備に係る負担金を計上するものであります。 4目水防費は、消防団の水防活動に要する経常経費と市田川等の各樋門の操作経費であります。 以上、8款土木費から9款消防費までの説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ○副議長(大石元則君)  ただいま説明がありましたが、会議中ですが、10分程度休憩いたします。 △休憩 午後1時47分--------------------------------------- △再開 午後2時00分 ○議長(三栗章史君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほどの8款土木費168ページから9款消防費197ページまで質疑を行います。 2番、大坂議員。 ◆2番(大坂一彦君)  お尋ねいたします。 175ページ、道路新設改良費の中の12番、東神倉町西道町線側溝改良工事、これ、今施されております国道より手前の西道の道のことですよね。ということですね。これは、もう令和6年度で完成予定ですか。 ◎都市建設課長(工藤英二君)  都市建設課、工藤より答弁させていただきます。 令和6年度につきましては、最終年度ということで、舗装工事をして完成という予定になっております。 ◆2番(大坂一彦君)  関連して15番なんですけれども、西神倉町西道町線、同じ形です。これは、もう一つ山側の西道の工事が令和6年度から始まるという認識でよろしいですか。 ◎都市建設課長(工藤英二君)  この事業につきましては、令和5年度に測量設計を完了して、令和6年度から数年かけて側溝工事と舗装工事を行っていきたいと考えております。 ◆2番(大坂一彦君)  ありがとうございます。 続けます。土木費、185ページです。街路事業費の千穂王子ヶ浜線整備事業についてお尋ねします。建物調査業務委託料、昨年が363万円余りの計上で、今年が975万円。これはどのような調査でしょうか。 ◎都市建設課長(工藤英二君)  2点ございまして、1点目は、補償交渉の時点で適用される補償単価の入替えを行う費用でございます。 もう一点につきましては、補償対象になっている、これJRの所有の建物になりますが、事業に必要な用地範囲で建物を切り取るに当たって、切り取った後の残った建物が耐震性を有するかどうかの調査になります。 ◆2番(大坂一彦君)  申し訳ない。今、書き留めもできませんので、この3月議会の間に教えてもらいに行きますので、お願いします。 それと、その下にあります物件移転補償金、昨年がこれ2億6,150万円余りの計上で、今年が1億6,000万円。これって移転をお願いするための補償金っていうことでよろしいですか。 ◎都市建設課長(工藤英二君)  令和6年度に予定しておりますのは、建物が6件、借家人1人で、工作物3件ということで予定しております。ただ、この辺につきましては、権利者様の御意向を十分にお聞きした上で進めていきたいと考えております。 ◆2番(大坂一彦君)  先ほどのと併せて、いま一度お尋ねに参りますので、改めてまた書き留めさせてください。 以上です。 ○議長(三栗章史君)  11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君)  179ページをお願いします。 河川維持修繕事業につきまして、よく草がたくさん生えているとか、様々な要望を市民の方から頂くんですが、この市の河川というのはどれぐらい全部でありますか。国交省とか県とかばらばらなので、建設の方によく親切にしていただいて、国交省のほう、県のほうにお話を言ってもらって草刈り等々してもらっているんですけれども、市の川というのは、ちょっとすみません、どれぐらいあるんですか。新宮市の。 どれぐらいというても、いっぱい細かいのがありますもんね。数字は結構です。細かい小さい川もあると思うので。この市の維持修繕事業というのは、主にどういったことをするのか教えてください。 ◎都市建設課長(工藤英二君)  河川の種類なんですが、1級河川、2級河川、準用河川、普通河川ということで、新宮市で管理しているのは準用河川、普通河川になります。準用河川につきましては全部で9河川で、普通河川につきましては157河川ございます。その準用河川と普通河川の河川の掘削であったり、あと草刈り等の費用になります。 ◆11番(竹内弥生君)  課長、これは順番にやっているという形なんですか。その現場を見て行っているという形ですか。 ◎都市建設課長(工藤英二君)  現場の状況を確認した上で、必要な箇所をしゅんせつなり草刈りなりを行っております。 ◆11番(竹内弥生君)  刈っても刈ってもすぐ生えてくるというか、そういう追いかけっこみたいなのはどんな形で、今後それに準じて、温暖化に関して草が伸び放題になっていて、刈ってもまたすぐ生えてくるという状況で。でも、住民の方に、あれを刈ったってほしいんやよと頼まれるんですけれども、いや、何月何日に刈っていますよと。何月に刈っていますので。年に大体何回ぐらい刈るという形になりますか。豪雨の前とかですか。 ◎都市建設課長(工藤英二君)  なかなかこれだけの河川がありますんで、予算的にはなかなか難しいところあります。基本的には、お盆前までに年1回、しゅんせつなり草刈りを行っております。 ◆11番(竹内弥生君)  年1回ね、分かりました。ありがとうございます。 181ページにいきます。 新宮港客船誘致事業なんですが、これは物すごい大事な事業で、外貨を稼ぐというか、今後も外国船とかのクルーズを誘致していくと、円安ですので、市内で少しでもお金を使ってくれるというような経済の活性化につながると思うんです。コロナだったので、ちょっとクルーズ船を止めて、去年あたりからまたしっかりクルーズ船の誘致動き出したと思うんですけれども、今行っている事業に関しましては、入・出のときに太鼓をたたいたりとか、その後、それはもう観光船のツアーの中であって、市内で飲食をするとかそういった形の観光ルートについては、これはもうお任せという感じなんでしょうか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  商工観光課、津越より答弁させていただきます。 コロナ禍においては、当地、新宮のまちなかとかの飲食に関してはちょっと制限はされておりましたけれども、コロナ禍を過ぎまして、今、船会社とかポートセールスに向けて、市内のこういったお店がありますよとかそういった営業活動はしておるところでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  もう少し踏み込んで、今、飲食業でランチをしていらっしゃる新宮市内って結構少ないんですよ。お弁当売っているところも少なくなってきていますし、高齢化によって閉じられて。なので、そこをある程度一定のクルーズ船が入ってくるときに、お弁当というか、昼食をされるという方に、ここまでのこの店である程度の予約をしますよというとこまで踏み込んで飲食店さんのほうに先に話をしておくと準備もできますし、ばらばらで行くと、なかなかランチをしている店舗さんは少ないんです。そこまで踏み込むというようなことはできますか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  特に船旅をする方は結構プレミアムな、お金をお持ちの方が多いので、結構、高級料亭とか、まちなかツアーとかでこういったお店に行くことも可能ですというか、こういった料理が出せますよという提案は、常々、旅行会社さんにはしておるところです。 ◆11番(竹内弥生君)  そうすると、旅行会社さんのほうに結構な委託料というか、少し誘致してくれる手数料を払っているわけでしょう。それは払っていない。この予算の中に入っている。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  特に旅行会社には、そういうお金は出しておりません。 ◆11番(竹内弥生君)  じゃ、お願いする形で、ある程度の人数分とかというのを、500人入ってきたら300人が3,000円のを食べるとなかなかの外貨を稼ぐことになって、飲食店さんもお昼、クルーズ船が入ってくるために開けようとかというふうになると思うんですよ。その辺もしっかりと最後まで面倒を見ていただけるようにしてほしいという飲食店さんのお声があったんですけれども、どうですかね。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  そうですね、今のお答え、おっしゃっていただいたことも、また次の旅行会社営業の際には御提案させていただきます。 ◆11番(竹内弥生君)  まずもって、まだまだクルーズ船の誘致をしっかりやる。これ、市長は全国の会長をやっていますよね、クルーズ船の。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  港湾担当の小渕のほうから回答させていただきます。 今、新宮市長のほうは、特定地域振興重要港湾活性化協議会というのを全国の16の自治体で活性化の協議会を組んでおりますけれども、そこの今、会長職を務められております。 ◆11番(竹内弥生君)  ということは、市長はセールスマンになって、このクルーズをたくさん誘致できるということにつながると思うんです。 この予算なんですけれども、これで全てのことが賄っているという形で出しているんですか。広告とか旅行会社とか、いろんな手数料なしでも。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  今、挙げさせてもらっている費用というのは、受入れに関する費用でございまして、営業等に関しては旅費のみで計上していまして、特に旅行会社に委託して誘致しているとか、そういったことはこの予算の中ではございません。 ◆11番(竹内弥生君)  客船受入歓迎業務委託料というのがございますでしょう。ここが大体、受入れ体制を整えてくれるということですか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  これ、客船受入歓迎業務委託料というのは、平安衣装でおもてなししたりとか、新宮の記念品をお渡ししたりとか、そういった費用でございます。 ◆11番(竹内弥生君)  それでは、個別な業者さんに平安衣装を貸してもらったりとか、お土産分であったりとかというのを、委託を別々にしているということですね。どこか一括で委託をして、この入り出の歓迎の事業に関しまして、全てのイベントお任せして委託しているわけではないんですか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  全てを委託しているわけじゃなくて、平安衣装は平安衣装、お土産物はお土産物と別々です。
    ◆11番(竹内弥生君)  委託をしっかりして、この誘致の歓迎の事業に関しましては、割と青年たち、若者たちがしっかりイベントをやるというか、お客様がたくさん来てくれるようなにぎわいをつくるという動きが活発になっています、新宮市の青年たち。なので、今回はこの予算でばらばらで市当局は考えてお願いするという長年の形をつくっていると思うんですけれども、次は委託をして、しっかりこの事業をやってもらってということも考えていくべきではないかなと思うんですけども。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  客船の受入れに関しては、今年、久々にというか、コロナが明けて客船のほうがしっかりと入っていただきました。それに伴って、以前コロナ前にやっておりました地元の高校生とか、あと中学生とか、学生さんにも協力いただきながら今年はやれております。どんどん岸壁のイベント等も活性化させて、岸壁のほうへ皆さんが遊びに来てくれるような環境を整えて、それが結果として客船の乗船客の皆さんに印象に残るような形を、イベントを盛り上げていきたいというふうに考えております。 ◆11番(竹内弥生君)  もう課長におかれましては、ここをしっかり出店におきましても管理してあげて、いろんな工夫をしているのは私も承知しております。なので、今年はこの予算で同じような形で、今おっしゃっていることを実現に渡そうとすると新たなアイデアが要ってくるわけで、それで委託料がまた発生してくるということになりますが、その委託料が発生したところで、100万円増やしたところで、若者のアイデア、マッピングをしたり、市内の重要観光名所をその場で確認していただいたりとか、違う民間のアイデアが入ってくると思うので、またこれ予算を増やしてほしいなと思います。 187ページです。 先ほど説明いただきました都市公園木製品整備事業で、これは、森林環境譲与税から入ってくるので、100%入ってくるやつですよね。この都市公園につきましては、古いものから整備していくと先ほど聞いたんですけれども、古くなったところから新しいのを、古くなったところから順番に製品を入れていくということですね。 ◎都市建設課長(工藤英二君)  都市建設課、工藤より答弁させていただきます。 都市公園木製品整備事業につきましては、熊野材を活用して、老朽化した公園のベンチであったり、あと公園の銘板、案内版等々を整備していく事業でございます。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。 遊具のほうは木製品で作ったりできないんですかね。 ◎都市建設課長(工藤英二君)  今、木製品で何か子供が遊べる遊具を作れないかということで、職員の中でいろいろ考えているところでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  それはありがたいことです。公園って本当に子供たちが遊ぶ、または高齢者の方たちが行って運動するとか、必ず要る場所だと思うので、よろしくお願いいたします。 では、191ページにいきます。 消防の住宅用火災警報器購入設置補助金なんでございますが、これ、たまたまちょっとセミナーを受けさせていただきまして、防火クラブの方たちと一緒に、業者からのいかに火災報知器、警報器がすばらしいものかというのを、丹鶴ホールでしっかり聞かせていただきました。あれのことですよね、地震体験車が外にあって。宝くじ号やったかな。 あのときに、皆さんは物すごいセールスマンだったので、民間の。なかなかこの火災警報器に関しましては興味をお持ちだったんですけれども、やっぱり値段が高かったんですよね。取り入れたいと、子供を持つ御家庭の若いセミナーを受けた方たちも、欲しいけれども、ちょっと高いのでというお話を耳にしました。ここで見ると50万円しかついていないので、補助ですよね。これは上限幾らで、何人までとか、すみませんけれども教えてください。 ◎消防本部庶務課長(中家茂樹君)  消防本部庶務課、中家から回答させていただきます。 この制度は、購入額の半額、ただし上限5,000円としていますので、100世帯を対象とした事業となります。 ◆11番(竹内弥生君)  これは、もう何年も続けてやっている予算ですよね。 ◎消防本部庶務課長(中家茂樹君)  消防本部のほうで、今年度から来年度にかけて、取りあえず2か年で計画しております。 ◆11番(竹内弥生君)  ここは年齢とかそういったものは、もう全く上限なしですか。誰でもオーケーという形。 ◎消防本部庶務課長(中家茂樹君)  来年度につきましては、65歳以上の方と一緒に暮らしている世帯、今年度は65歳以上の世帯に限っていたんですけれども、少し緩和したいと考えております。 ◆11番(竹内弥生君)  分かりました。なかなかよかったので。よかったけど、高かったんですよね。 幼少年婦人防火クラブ補助金なんですけれども、物すごい金額が、割と低いと言ったらおかしいですけれども、予算に。これは一体どのように使われているとか承知していらっしゃいますか、庶務課。 ◎消防本部予防課長(古根川喜一君)  消防本部予防課、古根川よりお答えさせていただきます。 幼少年婦人防火委員会というのは、白梅幼年消防クラブ、そして王子ヶ浜少年消防クラブ、そして新宮市の婦人防火クラブの三つのクラブで組織されておりまして、この団体が1年を通して火災予防の活動を行っているわけでございますけれども、ポスターの作成であったり、会議費であったり、施設の借り上げ料、そういったところの活動費として使われているものでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  ここは別に、そういう何かいろんな稟議書等々、決算書類など出していなくても使えるお金なんですね。消防の庶務課が全部管理するわけではないでしょう、一個一個について。例えば、5人集まって5本お茶を買ったときのお金は個別に出しているケースが多いんですよ。だから、ここは雑費としてつけてほしいなという声も上がっています。団のほうも同じですよね。団長が、または副団長が、そして年配の方が、私たちにも買うてあげようという形になると自分で出していくというのがあるんですけれども、ここを少し考えて、雑費といいますか、経費といいますか、交際費といいますか、その辺を少しつけてあげるとありがたいなと思うんですけれども、どう思いますか。 ◎消防本部庶務課長(中家茂樹君)  御提言ありがとうございます。この交付金で、婦人防火クラブであったり、少年消防クラブであったり、そういった今おっしゃった飲料水とかそういったものも購入もしていると思いますので、また今後も考えていきたいと思います。 ◆11番(竹内弥生君)  先ほどもちょっと何かつらつらと続けてしまいましたが、191ページの消防団、消防本部交際費。これも何するんですか、3万5,000円で。ちょろちょろっとついているみたいな。 ◎消防本部庶務課長(中家茂樹君)  これは、消防団の慶弔費が主な支出となっております。 ◆11番(竹内弥生君)  消防団のほうの、例えばお茶であったり、ちょっと小腹がすいたなとコンビニで何か買ったりとかというのは自費で出している。先ほどと同じなんですけれども、これは雑費につくところはどこに入るんですか。 ◎消防本部庶務課長(中家茂樹君)  災害活動等につきましては、一般経費であるとか、訓練の活動経費とか、そういったところで食糧費ということで支出させていただいております。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。団員さんのほうも高齢化が始まってきていると、深刻な高齢化になってくる。若者たちにも入ってもらいたいというのが団員の先輩方の皆様の心がすごくあると思うんですけれども、やっぱり少しここにコミュニティーを、春に集まったりとか、納涼会をしたりとか、そういった形の一定のコミュニケーションを取る経費があっても、これから若者たちとコミュニケーションを取って入っていただくことにつながっていくのではないかなと思いますので、また予算計上のほう、そういったこともちょっと考えて、来年はまたよろしくお願いいたします。 続きまして、同じことになりますけれども、195ページの消防団の交際費というところと、先ほどのところ全部関連してくるので、その交際費、コミュニケーションを取るような飲食の場をつくったり、ちょっとお茶を出したりという、ちょっと集まったときにミニ集会をするときとかの細かい経費をもう少し上げてやっていただけませんかという要望なんで、よろしくお願いします。 以上です。 ○議長(三栗章史君)  5番、月輪議員。 ◆5番(月輪匡克君)  お願いします。181ページの2番です。それと6番と同じなんですけれども、この2番の新宮港緑地維持管理費及び6番の新宮港客船誘致事業なんですけれども、2番に関しては前年よりも268万円安くなっていますよね、予算の計上が。そして、6番に関しては548万円少なくなっているんですけども、どちらもこれからコロナも明けまして、ますます誘致なり、それなりにいろんなことがあると思うんです。なぜこれは安くなっているんでしょうか。よろしくお願いします。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  港湾担当、小渕のほうからお答えさせていただきます。 まず、緑地の維持管理費につきましては、前年度は建設工事費が計上されておりましたので、緑地の上にちょっと広場があるんですけれども、そこに舞台を設置して、そこに電源を引っ張るというような工事もさせていただいてございました。それにつきましては、今年度、地元の佐野区の地元行事であったり、あと地元の踊りの団体のイベントをやっていただいたというようなところでございます。その分が少なくなったというようなことでございます。 あと、6番の新宮港客船誘致事業でございますけれども、減った理由が二つございまして、一つは、今年度、令和5年度につきましては、誘致に関する広域の市町村の情報が詰まったパンフレットを300万円ほど組ませていただいてございまして、その分が令和6年度に反映されておりませんのでその分が少なくなったということと、それと令和5年度は、この客船誘致の予算の基礎となる、何船ぐらい客船が入ってくるかなというようなことの基に予算を一旦は立てさせていただくんですけれども、それが昨年は11船の計算でおりました。今年は、令和6年度については、今の予約状況等を踏まえながら7船の算定でさせていただいておりますので、その分が減っているというような形になってございます。 ◆5番(月輪匡克君)  ありがとうございます。 今年は7船ということで減っているんですね、どちらかというと。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  今の段階で、昨年はコロナ明けということで、ちょっとある意味特別な年であったかなとは思いますけれども、まだ下期の邦船の状況とかも分からない状況ですけれども、昨年と比べれば、予約の段階では、大口のところが一つ、今回はアジア、外国客船ですけれども、大口の昨年6船ぐらい入っていただいたところが、アジア配船がなくなったということで、その分も関係しているのかなと思いますけれども、今の段階の予約状況を見ながら予算を立てさせていただいたということでございます。 ◆5番(月輪匡克君)  ありがとうございます。 予算ではないんですけれども、ちょっとお聞きしたいのが、新宮港に着船が1そう着いたときにお幾ら停泊料を頂いているのか、ちょっとお聞きしたいんです。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  数字というか、客船が入ったときには、県の港湾施設でございますので、それに準じた客船岸壁使用料、それと船舶、給水とかも利用していただいていることもありますので、そのお金、にっぽん丸という邦船がございますけれども、そのクラスが入ってくれば、これはコロナ前の算定ですけれども、1船当たり経済効果として500万円ぐらいあるのではないかというふうに考えてございます。 ◆5番(月輪匡克君)  ありがとうございます。 以上です。 ○議長(三栗章史君)  10番、吉良議員。 ◆10番(吉良康利君)  187ページの都市公園等維持管理経費の中で、公園の多分トイレの掃除のお金も入っていると思うんですけども、これ、公園のトイレは週に何回ぐらい掃除しているんですか。 ◎都市建設課長(工藤英二君)  公園のトイレの清掃につきましては、週2回行っております。 ◆10番(吉良康利君)  これ、公園の清掃業務委託料は702万円ということで、多分それも入っていますよね。トイレ掃除も入っていて、これから観光客も増えるし、多分、公園でトイレを使う方が結構増えるんでね、トイレだけはちょっときれいにしておいてもらいたいので、もう少し。なので、それをちょっと聞きたかったんですけど、週に2回がトイレ掃除ということでよろしいですか。 ◎都市建設課長(工藤英二君)  そのとおりでございます。 ◆10番(吉良康利君)  分かりました。ありがとうございます。 ○議長(三栗章史君)  3番、湊川議員。 ◆3番(湊川大介君)  175ページの説明欄の10番、比奈久保線交差点改良工事につきましてお伺いします。この改良工事は……     (「総務」と呼ぶ者あり) ◆3番(湊川大介君)  そうか。すみません、取り下げます。 ○議長(三栗章史君)  ほか、ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  以上で8款から9款までの質疑を終わります。 次いで、歳出、10款教育費の説明を求めます。 小林総務部次長兼財政課長。 ◎総務部次長兼財政課長(小林広樹君) (登壇) それでは続きまして、10款教育費について御説明申し上げます。 198ページをお願いします。 10款教育費1項1目教育委員会費は、教育委員4名の報酬と経常的な経費であります。 2目事務局費の説明欄1、姉妹都市児童・生徒交流事業は、姉妹都市であるサンタクルーズ市より中高生が来新し、日本文化体験や生活体験などの学習や、姉妹都市の人的交流を通じて市内小中学校等の児童生徒との触れ合いや絆を深める機会をつくるものであります。 また、説明欄3の教育研究事業については、市内の小・中・幼稚園の教職員から成る教育研究会により、教育諸問題や専門的分野に関する研究等を行うもので、各専門部会の研修や講演会、各学校の教育目的遂行の取組を支援することにより、学校教育活動の充実と児童生徒の教育向上を図るものであります。 201ページをお願いします。 説明欄7の教育活動支援プログラム事業は、チーム・ティーチングのほか、発達障害児童生徒へのサポート体制や中学校における不登校、いじめの未然防止、生徒指導等の充実を図るもので、8の外国語教育推進事業については、外国青年を招致し、小中学校の英語授業の指導助手及び小学校における外国語学習を通じての国際理解に関する学習指導を行うとともに、幼稚園においては、教材等の工夫により、早期から国際感覚を身につけながら外国語・外国文化に親しむ活動の充実を図るものであります。 203ページをお願いします。 説明欄13学校統合検討委員会運営費は、緑丘中学校と城南中学校の学校統合を議論するための会議の運営に係る経費で、17の小中学校ICT環境整備事業については、GIGAスクール整備事業完了後の端末及び校内ネットワーク環境の保守費用や、無線LAN環境が整っていない家庭でも使用可能とするためのモバイルルーター通信費等の計上に加え、教員が成績処理等を行うための校務支援システムの継続活用により校務効率化を図るものであります。 205ページをお願いします。 3目育英奨学事業費の説明欄1育英奨学補助金は、経済的理由により高校や大学等への進学が困難な子供に対し奨学金を支給するもので、支給対象者は79名の予定であります。 209ページをお願いします。 2項1目学校管理費の説明欄7小学校紀の国緑育推進事業は、小学校6年生を対象として木工教室を実施し、本市の豊かな森林や林業、環境問題への関心を高めることにより森林を守り育てる意識を育むもので、8の王子ヶ浜小学校屋内運動場改修工事については、LED照明への取替えや経年劣化した床面の研磨、ラインの復旧、塗装を実施するための設計を行うものであります。また、説明欄9高田小中学校改修工事につきましては、学校施設等長寿命化計画に基づき、経年劣化した校舎外壁の塗装を実施するものであります。 2目教育振興費は、理科教材や図書、その他教育教材の購入、学用品等の就学援助費で、3目学校給食費は、小学校5校の給食に係る栄養士、調理員等の報酬や賄材料費のほか、給食に係る経常的経費が中心であります。 210ページをお願いします。 3項1目学校管理費の主なものは、中学校5校の維持運営に係る経費で、すみません、213ページをお願いします。 213ページの説明欄9中学校紀の国緑育推進事業は、熊野川中学校において森林体験学習を実施し、森林の役割や木材利用の大切さについて理解を深めることで、環境問題やSDGsへの関心を高めるものであります。 説明欄12光洋中学校屋内運動場(指定避難所)改修工事は、学校施設等長寿命化計画に基づき、経年劣化した屋内運動場の屋根・外壁の塗装や防水工事を実施するもので、13の光洋中学校屋内運動場改修工事(LED化)については、屋内運動場の照明設備をLED照明に取り替えるものであります。 2目教育振興費は、理科教材や図書その他教育教材の購入及び学用品等の就学援助費の計上で、3目学校給食費については、賄材料費のほか、給食に係る経常的経費であります。 4目学校整備費の統合中学校整備事業は、令和9年4月に予定されている緑丘中学校、城南中学校の統合に向けて、緑丘中学校校舎等の大規模改修に係る設計を実施するものであります。 214ページをお願いします。 4項1目幼稚園費は、主に人件費や園舎の維持管理費、事務費などの経常的経費であります。 216ページをお願いします。 2目幼稚園給食費は、賄材料費のほか、給食に係る経常的な経費であります。 218ページをお願いします。 5項1目社会教育総務費の説明欄1土と水と緑の学校開催は、新宮及び京阪神、名取市の子供たち約60人が市内高田地区を中心に集団生活を行い、自然の大切さを学ぶ体験学習を実施するものであります。 説明欄3から5及び7の事業については、各種生涯学習講座の開催でありますが、5の新宮市民大学開催については、明治大学と連携し公開講座を開催するものであります。また、説明欄8の共育コミュニティ推進事業は、地域共育コーディネーターと学校支援ボランティアなどの協力により、学校区のクリーン作戦など、各学校が必要とする取組を支援するもので、11の新宮市少年少女発明クラブ補助金は、子供に科学的な興味、関心について追求する場を提供し、自由な環境の中で創造的な活動を実施する事業に対して助成を行うものであります。 221ページをお願いします。 2目文化振興費の説明欄6、熊野芸術文化セミナー開催は、軽井沢ルヴァン美術館と連携し、西村伊作の生き方を探求したセミナーと絵画作品展を開催するものであります。 222ページをお願いします。 3目文化財保護費は、文化財の保存・管理や熊野学関連事業などを行うもので、すみません、223ページの説明欄6東京大学連携事業は、連携協定に基づき、大学生、留学生等の体験研修受入れやフォーラム等開催のほか、市内中学生の東京大学研修などを実施するもので、ふるさと納税の寄附目的と連動し、寄附額の一部から東京大学文学部地域連携支援基金への積立てを目的とした寄附を行うことにより連携事業の推進につなげる取組も行っております。 225ページをお願いします。 説明欄11、重要文化財阿須賀神社境内出土品修理事業では、令和元年度に国指定となった出土品について、劣化や損傷が著しく将来への継承が危惧されることから、保存処理や修理を行い、12の新宮下本町遺跡保存活用事業については、令和4年度に国史跡に指定された新宮下本町遺跡の今後の保存と活用の方針を定めるため、令和5年度から2か年をかけて保存活用計画を策定するものであります。 4目佐藤春夫記念館費の説明欄2、佐藤春夫記念館移転事業は、佐藤春夫記念館を熊野速玉大社境内から旧チャップマン邸隣接地の伊佐田町一丁目に移転するもので、本年度より2か年での工事を予定しております。 226ページをお願いします。 5目歴史民俗資料館費は、資料館の管理運営費のほか、資料館での企画展の開催等に要する経費で、6目公民館費は、公民館の本館事業で、音楽教室などの公民館講座の開催や親善スポーツ大会を実施し、公民分館事業では、7分館の自主的な事業を支援するものであります。 7目文化複合施設費は、説明欄1の施設管理経費のほか、229ページをお願いします。 229ページの説明欄2、世界遺産登録20周年記念文化複合施設自主事業については、丹鶴ホールの自主事業として、著名アーティスト等による講演やファミリー向けの講演、熊野・新宮の魅力を発信する事業など、文化ホールを中心とした多彩なイベントを開催するもので、本年度は、世界遺産登録20周年及び文化協会設立50周年を迎えることから、事業規模を拡大して展開するものであります。 8目図書館費は、主に図書の購入や資料整備など、一般的な図書館の管理運営経費の計上でありますが、すみません、231ページをお願いします。 231ページの説明欄5、読書活動推進事業は、おはなし会、春秋の読書週間行事、ブックスタートなどを中心に市民に読書を親しんでもらうための啓発活動等を行うもので、本年度は、世界遺産登録20周年を記念し、本市出身の漫画家による原画展や世界遺産に関するDVDの上映会などの開催を予定しております。 232ページをお願いします。 9目人権教育推進費は、子ども会活動を支援し、人権意識の高揚や自発的な学習の支援などを行うもので、233ページの説明欄5人権教育総合推進事業及び6の地域青少年自主学習活動支援事業は、地域内における児童生徒の学力向上と支援体制を構築することにより地域の教育力向上を図るものであります。 10目教育集会所費は、春日及び松山教育集会所の管理運営に係る経費であります。 234ページをお願いします。 11目少年相談センター費は、補導協力員の方々の協力を得て運営する相談事業等に係る経常的な経費が中心であります。 12目勤労青少年ホーム費は、施設の維持管理に要する経費で、13目青少年健全育成費については、スポーツ大会開催への助成や指導者の育成事業を実施するものであります。 238ページをお願いします。 6項1目保健体育総務費は、各種スポーツ団体への補助金、負担金及び事務的な経費であります。 2目体育施設費は、主には経常的な各体育施設などの維持管理並びに運営に係る経費でありますが、すみません、243ページをお願いします。 243ページの説明欄10高田テニス場入口橋改修事業は、老朽化による腐食部分について改修工事を実施するもので、11の佐野体育館改修事業については、設置後43年が経過して老朽化が進んでいることから、天井材撤去や床塗装など内装部分の改修に加え、外壁等防水塗装工事、照明のLED化についても行う予定としております。 また、説明欄12蓬莱グラウンド防球ネット改修事業につきましては、安全確保の観点から、既存のネットよりもかさ上げした防球ネットを設置するものであります。 244ページをお願いします。 3目スポーツ振興事業費の説明欄1ラジオ体操普及事業は、市内各所においてNHKのラジオ体操に合わせた朝のラジオ体操を継続的に実施するための経費で、6の市町村対抗ジュニア駅伝競走大会派遣事業については、スポーツ振興と青少年の健全育成を図ることを目的として、小学校4年生から中学校3年生までのチーム編成で開催される和歌山県市町村対抗ジュニア駅伝競走大会に参加するための経費であります。 246ページをお願いします。 11款災害復旧費1項1目道路橋りょう災害復旧費の四滝九重線災害復旧事業は、昨年8月の台風7号豪雨により被災した兼用護岸について、債務負担行為の設定により2か年にわたる復旧工事を行うものであります。 ○議長(三栗章史君)  行き過ぎたある。教育だけやね。 ◎総務部次長兼財政課長(小林広樹君)  すみません、申し訳ないです。 以上、10款教育費の説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(三栗章史君)  暫時休憩いたします。 休憩中、午後3時より議員控室において一般質問の順番を決める抽せんを行いますので、御参集をお願いします。 なお、本会議の再開は3時15分の予定です。御了承願います。 △休憩 午後2時48分--------------------------------------- △再開 午後3時14分 ○議長(三栗章史君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほどの10款教育費、198ページから245ページまで質疑を行います。 6番、福田議員。 ◆6番(福田讓君)  201ページをお開きください。 外国語の教育に大変市長も力入れておりまして、これについて、この方を呼ぶんですね。それで、この方はいわゆるALTというんですか、あれでよろしいんですか。それとも別個に呼ぶんですか。ALTというのもちょっと御説明してください。 ◎教育政策課企画員(富田英之君)  教育政策課、富田より答弁させていただきます。 今、議員おっしゃられますとおり、ALTの雇用の費用ということになっています。ただいま新宮市内では4名のALTがおりまして、外国語活動であったりとか外国語の授業の際に、担任の教諭と一緒に外国語の学習をすると。そのお手伝いをするというような形の教員でございます。 ◆6番(福田讓君)  この予算は、教育費の中で、小学校とか決まっていないんですよね。だから、この4名の方はもちろん外国の方だと思います。だから、この方、ALTは、小中学校へ行かれるんですか。それとも幼稚園でも、市長が紀南で一番早く、幼稚園から外国語を話すようにという市長の思いで、ずっとこの紀南で一番早かったんです。そこらあたりちょっと教えていただきたい。 ◎教育政策課企画員(富田英之君)  ALTにつきましては、小学校、中学校はもちろんのこと、幼稚園のほうにも定期的に訪問いたしまして、子供たちと外国語活動を楽しんでいるというところになっております。 ◆6番(福田讓君)  ありがとうございます。 そうしますと、ALTの4名の外国の方の日程調整というのは、教育委員会でやられておるんですか。 ◎教育政策課企画員(富田英之君)  そのとおりでございます。 ◆6番(福田讓君)  ありがとうございます。一応、それは分かりました。 そして、203ページをお願いいたします。 先ほど財政課長から御説明いただきましたんですが、17番ですか、GIGAスクール関連保守業務委託料となっている。そこに地域おこし協力隊委託料と、これちょっと御説明をお願いしたいんです。 ◎教育政策課企画員(富田英之君)  こちらのほうにつきましては、数年前から各校といいますか、全国的に小中学校でGIGAスクール構想というのが始まってまいりまして、それぞれ子供たちに端末が配付されて、そちらを授業のほうで活用しているところでございます。その授業であったりとか、あと主に授業の内容等のあたりで、指導している教諭を助けるICTの支援員、こちらのほうを雇用したいということで計上させていただいた予算でございます。 ◆6番(福田讓君)  そうしますと、この方もGIGA専門で、やはりコンピューターの関係に詳しい方であって、これは業者の方ですか、それとも新宮市内の在住の方なんでしょうか。 ◎教育政策課企画員(富田英之君)  こちらは、地域おこし協力隊への委託ということで広く全国に呼びかけまして、こちらの要望、先ほど議員がおっしゃられたように、コンピューターに詳しい方、ICTにたけている方という方になると思いますが、そのあたりを呼びかけて、また手を挙げていただいた際に委託させていただくというような形を考えております。 ◆6番(福田讓君)  ありがとうございます。高田にも熊野川町にも地域おこしって来たあるから、これと重複するのかと思って、そこらあたりをお聞きしたかった。 今回、今、企画員が御答弁いただきましたように、あくまでもGIGAに関する、名前は地域おこし協力隊と書いてあるけれども、簡単に言うたらGIGAの専門の方が来てくれるということですね。 ◎教育政策課企画員(富田英之君)  そのとおりでございます。 ◆6番(福田讓君)  ちょっと私、これ、地域おこし協力隊委託料やさか、高田に来ている立派な方、2名ですか、新宮の方も来ていただいていますから、この方が来るのかと思ってちょっと勘違いしましたので、失礼いたしました。 さらに、205ページなんですが、育英奨学補助金ということで、大学、高校の方に、これは先ほどの財政課長からの御説明では所得に応じて、そういう形でお聞きして私はそう取っているんですが、そのとおりでよろしいんですか。 ◎教育部次長兼教育政策課長(馬込克彦君)  教育政策課、馬込から御答弁させていただきます。 所得に応じてという格好になってございます。 ◆6番(福田讓君)  そうしますとあれですか、大学で今79名ということで、財政課長から御説明ありましたけれども、高校生で何名、大学で何名、ほいで高校生でお幾らか支援してくれるのは。ほいで、大学でどれだけあるかと。これのためには、やっぱり学校の推薦とかなかったら、誰でもこの協力金ですか、補助金を頂きたいと言っても駄目なんですね。そのあたり御説明をお願いします。 ◎教育部次長兼教育政策課長(馬込克彦君)  まず、人数ですが、高校生で令和5年度ですが53名、大学生で26名となっております。 あと、金額ですが、奨学金が、高等学校で月額1万3,000円、大学等で月額2万3,000円となっております。 あと、その応募につきましては、学校長の推薦等をいただきまして、そちらをまたこちらのほうでまた審査するわけなんですけれども、審査の上、奨学生として採用ということでしております。 ◆6番(福田讓君)  そうしますと、これはあくまでも育英奨学補助金ということでお聞きしたいんですけど、卒業されてこれを返すんですね。それはなくても、これは頂けるんですか。お金のいわゆる補助金ですね。それちょっとお聞きしたいんですよ。 ◎教育部次長兼教育政策課長(馬込克彦君)  議員おっしゃられるように、給付型の奨学金となりますので、返還の必要はございません。 ◆6番(福田讓君)  これは、そしたら毎年約1,600万円以上の一般財源から出していただいているということでよろしいんですね。 ◎教育部次長兼教育政策課長(馬込克彦君)  大体1,600万円程度となってございます。こちらの基金に積み立てておりまして、そちらを取り崩して充てておりまして、取り崩した分につきましては毎年またそちらへ積み立てるという格好を取っていただいております。 ◆6番(福田讓君)  そうしますと、積立金にも限りがあるし、しかしうちも繰越金とか、そういう形で財政にゆとりがあれば積立てにしてやっていただけるということで、これ、1回したらずっとやっぱり子供さんたちのために頑張っていただけるから、一般財源のほうをしっかりと固めてやっていただきたいと思いますので、今のところ大体このような推移で、金額的にこれからも一応進めていくわけですね。 ◎教育部次長兼教育政策課長(馬込克彦君)  今のところこのような年間1,600万円程度の支出をもって運営しておるところでございます。 ◆6番(福田讓君)  213ページをお願いいたします。 今、統合中学校の整備事業ということで、新聞でも拝見させていただいていますし、私は、教育民生委員会の委員じゃありませんので詳しいことは分かりかねますので、ここの少し質疑をさせていただきます。 今のこの整備事業で、新聞紙上では、緑丘中学校を改築してされるということなんですね。そして、この統合事業によって、令和9年を目指しているということをお聞きしております。現在、今の進捗というのは、これ、御家族の方とか、やはりお子様をお持ちの方とか、いろんな役の方とともに協議されていますが、順調に今進んでるんですか。 ◎教育部次長兼教育政策課長(馬込克彦君)  こちら、学校統合につきましては、令和5年4月に令和9年4月の統合に向けたスケジュールを作成いたしまして、それに基づいて現在進めておりまして、今現在は新しい中学校の学校名の公募を11月に行って、そちらのまた絞り込み作業等を行っておりまして、順調に進んでおると考えております。 ◆6番(福田讓君)  さらにですね、扶助費のところで、中学校の関係扶助費というので843万6,000円、これについてちょっと御説明をお願いします。 ◎教育部次長兼教育政策課長(馬込克彦君)  扶助費につきましては、収入の少ない御家庭のお子さんに対する学習に必要な費用について補助しているものでございます。 ◆6番(福田讓君)  それから、続けます。223ページをお開きください。 6の東京大学連携事業ということで、新聞でも大変話題となっておりまして、日本の最高学府である東京大学から教授の方ですか、丹鶴ホールのほうで常駐されて、子供たち、中学生ですか、昨今も過日も東京大学のキャンパスへ行って向こうと交流されたということも新聞に載っておりました。 これについて、本当にやっぱり何だかんだといったって東京大学というのは一番難しい、京大と。そういうところからこうやって来ていただくいうことは、近隣の町村からいうたら物すごい羨望のまなざしなんですよ。やっぱり新宮はさすが、東大とのつながりというのはこうして。教育長、そのあたり御苦労されていますが、そのあたりのこれからの東大との事業の進捗というのはいかがでしょうか。 ◎教育長(速水盛康君)  東京大学文学部との連携協定に基づきまして、学生が熊野で体験をするという熊野体験プログラムを実施してございます。それと、もう一方では、東京大学人文熊野フォーラムと、あるいは東京でのフォーラムということ。もう一点は、留学生を対象にいたしましたこちらでの体験プログラムと、留学生の国際フォーラムということの大きな3本立てと、そして今御指摘いただきました中学生の交流ということで、今後も進めていく予定となってございます。 ◆6番(福田讓君)  本当にありがたいです。やっぱり子供たちにも最高学府である、これは私がそう思っているだけで、別にほかの大学はもっとクラスが上と思うので、私は、自分では東京大学はこの国で一番難しい大学だなと、入るのにね、そう思っているだけです。でも、考え方は皆違いますから、私はそう言って今話をしているだけなんですが、私から言うとったら東大というのは憧れるんですよね。そこの大学との連携は、これは本当に教育長、熱心にやっていただいて、新宮の子供たちにとっても本当にありがたいことです。やっぱり東大を目指したいという方もいらっしゃいますし、これからの励みになると思います。これからもきっちりとこの連携が途絶えないように頑張っていただきたいと思います。 それから、くろしおスタジアムについて。241ページなんですが、くろしおスタジアムの管理費ということで、これからまた春にかけて、いろんなここでスポーツの祭典があると思います。実際、くろしおスタジアムで今管理をしていただいている方もいらっしゃると思うんですが、今、何名おられるんですか。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  今、くろしおスタジアムには4名の方が管理人として常駐しております。 ◆6番(福田讓君)  その方はもちろん会計年度だと思いますね。よろしいですか。いいですね。 だから、せっかく立派な、紀南にはないようなあそこの練習場もすばらしいですから。ただ、どっちかといえば球場がちょっと、熊野市の大きなところと違ってちょっと狭いぐらいなんですが、毎年毎年来ていただいておりますので、この方が4名が常駐されて、いろんな球場の整備、屋内整備をやっていただいているんですね。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  生涯学習課、野本からお答えさせていただきます。 この4名につきましては、常時と申しましたが4人で交代で、大体2名程度、1日おっていただいて、スタジアムの整備であるとか、利用の際の管理であるとかを行っていただいております。 ◆6番(福田讓君)  今後ともこのくろしおスタジアム、スポーツの祭典の場として、大学とか、以前は白鴎大学等来ていただいて高田へも宿泊されて、くろしおスタジアムで一生懸命やっていただいておりますので、継続してくろしおスタジアムの管理をきっちりしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 そして、243ページなんですが、B&Gの委託管理費ということなんですが、今現在、何名の方がいらっしゃいますか。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  今現在は5名の方になります。 ◆6番(福田讓君)  そうしますと、その5名の方も入れ替わりという形なんですか。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  ローテーションを月初めに組みまして運営しております。 ◆6番(福田讓君)  なぜかと申しますと、報酬関係で800万円とは大きな金額ですから、何名おられるかと。2、3名はおるんかなと思ったんですが、5名おるんですね、今。分かりました。 一応ここへ、プールのこと、いろんなこと、清掃の事業とか全てやっていただいていると思うんですが、やっぱり一応、子供さんの事故もありますし、高齢者の方の事故もあるんですが、やっぱり一応水泳に、泳ぐことに対してのそういう採用の場合はどのようにされていますか。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  採用時、例えば、新たに雇用する場合におきましては、水泳ができるかどうかというのは必須として質問をさせていただいております。 ◆6番(福田讓君)  今、御答弁いただいたように、やっぱり監視もしていただく。子供たちとか高齢者の方、新宮からも行っていただいていますから、やっぱり一応水泳にも慣れた方というんじゃないんですが、できる方を採用していただいていることでよろしいんですね。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  そのとおりでございます。 ◆6番(福田讓君)  一応、今のところ以上です。 ○議長(三栗章史君)  8番、東原議員。 ◆8番(東原伸也君)  小中学校のLED化なんですけども、これは一貫して全ての小中学校のLED化、これはしていくということでよろしいんですよね。 ◎教育部次長兼教育政策課長(馬込克彦君)  そのとおりでございます。 ◆8番(東原伸也君)  統合中学校の整備事業があるんですけども、これも大幅になっていますけれども、これもLED化という解釈でよろしいんでしょうか。 ◎教育部次長兼教育政策課長(馬込克彦君)  当然LED化を考えてございます。 ◆8番(東原伸也君)  それと次は、土と水と緑の学校のことなんですけども、この中の説明欄を見ますと、三原市が入っていないんですけども、お声がけはされるんですか。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  生涯学習課、野本より答弁させてもらいます。 これからしていきます。 ◆8番(東原伸也君)  そうすると、まだ回答はいただいていないというか、今回初めてですので、これからだという認識でよろしいですか。これから声がけするということでよろしいですか。 ◎教育部長(尾崎正幸君)  東原議員も御存じのように、コロナ禍の中で、姉妹都市の連携協定を結んでからなかなか交流が進まなかったという事情がございました。そういう中で、何らか進めていかないといけないというのは我々も思っております。姉妹都市の関係、秘書課を中心にいろいろな関係課で行っておりますので、そういう中で少し考えていきたいと思っています。 三原市については、まだ具体的にどういう連携をするかというところまで煮詰まっていませんので、今後の話かなと思っております。 ◆8番(東原伸也君)  先日、ちょっと御訪問させていただくと、なかなか市長さんも若くなって、連携はこれからというような感じでしたので、よろしくお願いします。 それから、佐野の体育館なんですけども、説明をしていただくと、外装、内装、床、天井というたらほとんど全部なんですよね。7,000万円という額を超えてくるというと、これは長寿命化の一環でやるんですか。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  生涯学習課、野本より答弁させていただきます。 この佐野体育館につきましては、昭和53年4月1日に落成しまして、かなりの期間がたっております。利用者の方の安心・安全確保で老朽化した部分を修繕していくという形で、長寿命化の意味を込めまして対応していくという形になっております。 ◆8番(東原伸也君)  分かりました。 以上です。
    ◎教育部次長兼教育政策課長(馬込克彦君)  今、LED化の御質疑いただいたんですけども、小中学校、幼稚園につきましては、既にリース方式によりLED化、体育館は除きますが、LED化してございます。 ◆8番(東原伸也君)  そうすると、このLED化は、今おっしゃった体育館とかほかのところも全て、今から進めていくと。学校施設以外でも。 ◎教育部次長兼教育政策課長(馬込克彦君)  既にもう神倉小学校であったりはしているところもあるんですけれども、順次LED化していきます。 ○議長(三栗章史君)  9番、百村議員。 ◆9番(百村匡洋君)  199ページの姉妹都市児童・生徒交流事業なんですけれども、説明資料のほうにはサンタクルーズ市との交流が書いてあったんですけれども、今年度、名取市との交流もあったと思うんです。これはまた別計上になるんでしょうか。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  生涯学習課、野本より答弁させていただきます。 昨年末、名取市へ参加させていただいたのは、名取市からの招待事業という形になりますので、経費のほうにつきましては、名取市さんのほうで計上していただいているものであります。 ◆9番(百村匡洋君)  じゃ、特に当局の職員の方も随行というか、行かれたと思うんですけれども、それはまた。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  随行する職員に係る経費につきましては、市のほうで予算化していくという形になっておって、計上はしております。 ◆9番(百村匡洋君)  分かりました。 来年度もお声がかかる予定はあったりしますか。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  担当者レベルにおきましては、来年度も実施していくという方向で進めております。 また、時期、内容につきましては、予算がお認めになられましたら、また進めて協議して対応してまいりたいと、このように考えております。 ◆9番(百村匡洋君)  分かりました。 続いて、203ページの先ほど同僚議員から質疑ございました地域おこし協力隊の入っているということで、今、高田に常駐されている地域おこし協力隊、今募集かけている熊野川町の地域おこし協力隊とはまた別物ということで説明あったんですけれども、新宮市立の全ての小学校、中学校を対象に所管、管轄されるというか。 ◎教育政策課企画員(富田英之君)  新宮市立の小中学校全てをお願いしたいなというふうには考えておるところです。 ◆9番(百村匡洋君)  分かりました。 そういった事業があるときに派遣されるというものなのか、現状の高田と同じように定住されるようなものなのか、そういったのは決まっていらっしゃるんですか。 ◎教育政策課企画員(富田英之君)  今後その対象になられる、手を挙げていただいた方と話を詰めながらというところになるかなと思いますけれども、できましたら、地域おこしですので、こちらに定住される方がいいなというふうには当局としては思っているところです。 ◆9番(百村匡洋君)  実際、地域おこし協力隊の定義として、那智勝浦町ですとか紀宝町、近隣市町村に住みながら、住所を置きながら、新宮市の地域おこし協力隊として来ていただくということも可能なんですか。 ◎教育政策課企画員(富田英之君)  申し訳ございません。そのあたりについては、ただいま研究中でございます。 ◆9番(百村匡洋君)  分かりました。思いとしては、できれば新宮市定住が望ましいと思うので、ぜひそのようにいただければと思います。 あと、227ページ、高田会館の解体工事なんですけれども、これはいつぐらい解体工事着工を予定されていますか。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  生涯学習課、野本よりお答えさせていただきます。 この高田会館の解体につきましては、地元の方とのお話もございますので、今後、詰めながら時期を決めてまいりたいと、このように考えております。 ◆9番(百村匡洋君)  では、一旦来年度中にという理解でよろしいですか。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  そのとおりでございます。 ◆9番(百村匡洋君)  ちなみに、旧高田支所は市所有ではなかったと思うんですけれども、土地が。この高田会館に関しては、市が所有する土地になるんですか。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  そのとおりでございます。 ◆9番(百村匡洋君)  何か解体後の利用、活用というのは考えていらっしゃいますか。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  まだ解体工事に取りかかるという段階でございますので、その後につきましては、まだ決まっておりません。 ◆9番(百村匡洋君)  分かりました。 続いて、229ページの世界遺産登録20周年記念文化複合施設自主事業内の、ちょっと額面は少ないんですけれども、気になったので。チケット販売業務委託料なんですけれども、チケット販売委託料が入っているということは、もう何かイベントを実施されて、そのチケットを販売をするという御予定なんでしょうか。 ◎文化振興課長(峪中直樹君)  文化振興課、峪中より答弁をさせていただきます。 この販売手数料は、自主事業を行う際にウェブでの販売も行っております。それに関する委託料と、あと市内の複数の箇所でチケットの販売を行っていただいておりますので、その際の委託料ということになります。 ◆9番(百村匡洋君)  もう20周年に向けて、そういうチケットを購入していただくような事業というのは、もうある程度お決めになっているんですか。 ◎文化振興課長(峪中直樹君)  事業につきましては、子供から年配の方まで楽しめるような事業を幾つか今検討しておりますけども、今、具体的な事業については、もう少し後というか、先にお答えをさせていただければというふうに考えております。 ◆9番(百村匡洋君)  分かりました。ありがとうございます。 231ページなんですけれども、図書購入費1,000万円ほどあるんですけれども、こちらは、恐らく新しい図書館の本など購入される費用かと思うんですけれども、買う何か基準だとかというのが全国で決まっていたりするんですか。 ◎文化振興課長(峪中直樹君)  購入につきましては、図書館で司書の職員が複数名おりますので、そちらで毎月発売される本なんかのパンフレットが来ますので、その中から選択することと、あとは利用者の方からリクエストをいただいておりますので、全て受け付けられるものではないですけれども、リクエストいただいた中から購入をさせていただいているという状況でございます。 ◆9番(百村匡洋君)  分かりました。 じゃ、一定数は市民からのニーズであったり意見というのを聞いた上で、司書の方と相談しながら購入されているということですね。分かりました。 続いて、239ページ。 総合体育館管理費なんですけれども、これは大浜の総合体育館だと思うんですけれども、もう改修工事は終わったんですか。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  生涯学習課、野本より答弁させていただきます。 改修工事につきましては、今現在、最終段階のところに入っております。予定では3月の中旬には工事が終わり、それ以降再開するという予定で進めております。また、それに伴いまして、利用者の方々への周知作業の準備にも入っているところでございます。 ◆9番(百村匡洋君)  分かりました。 今回ちょっと天井が落ちてきてということと、あとは体育館の老朽化が進んでいると思うんですけれども、総合体育館として、今後どういった方向性でいくのか、もしよろしければお聞かせいただきたいんですが。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  総合体育館につきましては、やはり老朽化というのは少しずつ進んでおります。安心・安全のために今回も工事を行いながら、幅広く市民の方をはじめ、スポーツを愛する方々に利用していただきたいとは考えておりますが、このような状態がずっと続くという状況にもならないのかなと、担当課として考えております。今後の方向性を全庁的に協議しながら考えてまいりたいと、こういう考えでおります。 ◆9番(百村匡洋君)  答弁ありがとうございます。 以上です。 ◎教育政策課企画員(富田英之君)  すみません、教育政策課、富田でございます。 先ほど百村議員から御質疑いただいた件で1点訂正させていただきたいと思います。 ICT支援員、地域おこし協力隊を活用するということで、地域おこし協力隊の方の居住地でございますが、先ほど、今後研究していくという答弁をさせていただいたんですが、担当課に確認しましたところ、新宮市に在住する必要があるということでございますので、訂正させていただきます。申し訳ございません。 ◆9番(百村匡洋君)  ありがとうございます。すみません、それでちょっとごめんなさい。質疑というよりもなんですけれども、基本給料となると、その方1名280万円ということなんですかね。 ◎教育政策課企画員(富田英之君)  報償費がその金額でございまして、最大で333万円までということになっておりますので、それに合わせての計上でございます。 ◆9番(百村匡洋君)  分かりました。 何か、いわゆる年収になってくるかなと思うんですけれども、県外・市外から新宮市に移住・定住してとなると若干ハードルが高いというか、手元に残るのが少ないのかなというので。実際募集をされていて、そういったICT関連ができる方、ちょっと技術者に当たるかはあれなんですけれども、見合った報酬なのかなというところに少し疑問があったので、答弁は求めないんですけれども。ほかの担当課等々と連携を取って、県外の方等であれば、移住・定住につながるような安い物件探しだとか、そういったのをうまく活用して進められたほうが、募集だけして集まらないというのもちょっともったいないなと思うので、ぜひぜひ御検討いただければと思います。答弁は結構です。 ○議長(三栗章史君)  4番、大石議員。 ◆4番(大石元則君)  3点ほど質疑させていただきます。 まず、229ページの世界遺産登録20周年記念文化複合施設自主事業、これは文化ホールを中心とした多彩なイベントを開催するとありますが、まず自主事業イベント開催ということについてどういったことを考えられておりますか。 また、自主事業イベント開催に当たって、運営費補助業務委託料というのが別途200万円ほどついていますが、その点についてもお聞かせください。 ◎文化振興課長(峪中直樹君)  文化振興課、峪中より答弁をさせていただきます。 この自主事業につきましては、世界遺産登録20周年を記念してということで、先ほども説明をさせていただきましたが、子供から御年配の方まで様々なジャンルで事業をしたい、4から5事業を実施したいというふうに考えてございます。 内容につきましては、現在、相手方と種々協議はしてますけれども、契約事項で、いつ発表するとかいう事項もございますので、今時点では、内容については少し発表を差し控えさせていただきたいと思います。 運営補助業務委託料につきましては、事業実施の際に、スタッフ、受付ですとか、窓口の案内スタッフで、裏方の出演者の方の対応などを含めた委託費というふうになってございます。 ◆4番(大石元則君)  なかなか丹鶴ホールは人気があって、土日は特に塞がっていると思うんですけれども、日程のほうはもう押さえられているのか、これからになるのか、その点についていかがでしょうか。 ◎文化振興課長(峪中直樹君)  自主事業につきましては、私どものほうで日程を押さえさせていただいております。 ◆4番(大石元則君)  どの時分に要は予定されているんでしょうか。来年度中。 ◎文化振興課長(峪中直樹君)  事業として動き出すのは、予算を認めていただいて、新年度ということになりますので、始まるのは夏前ぐらいから冬にかけて事業を実施したいというふうに考えております。 ◆4番(大石元則君)  夏前から冬にかけての土日を押さえられているという理解でよろしいんでしょうか。 ◎文化振興課長(峪中直樹君)  そのとおりでございます。 ◆4番(大石元則君)  あとお聞きしたいのは、市民参画イベント開催とありますが、どういったことになるんでしょうか。 ◎文化振興課長(峪中直樹君)  これにつきましては、丹鶴ホールができる際に市民の活動団体というもの、ICOLEというものがございます。その活動プロモーションチームICOLEが実施する事業に対しての補助金でございます。 ◆4番(大石元則君)  100万円予算計上されておりますが、件数的には、要は1日開催で使い切るような話なんですか。いかがですか。 ◎文化振興課長(峪中直樹君)  少し大きなイベントについては1件することになると思いますけれども、ふだん新宮市でやる自主事業に協力をして事業をしていただいたり、ホールの飾りつけ、ホワイエなんかでクリスマスの飾りつけなんかもしてございますが、そういう際にもICOLEの皆さんに御協力をいただいているところでございます。 ◆4番(大石元則君)  ということは、そういった方々が参画してイベントを組んでいただくという、開催していただけるという理解でよろしいですか。 ◎文化振興課長(峪中直樹君)  そのとおりでございます。 ◆4番(大石元則君)  次に、245ページの6番の市町村対抗ジュニア駅伝競走大会。来年度も開催されるので、新宮市も参加されるということで120万円の事業費上がっておりますが、選手たちは小学校4年生から中学校3年生まででよろしいでしょうか。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  生涯学習課、野本より答弁させていただきます。 そのとおりでございます。 ◆4番(大石元則君)  ということは、小学校4年から中学校3年まで毎年開催されるとしたら、チャンスはあるという理解でよろしいんでしょうか。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  そのように考えております。 ◆4番(大石元則君)  では、選手に選ばれて力をつけながらこの駅伝に参加されているという子供たちもいるんでしょうか。いかがでしょうか。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  この駅伝大会の参加につきましては、毎年秋に選手を公募させていただきます。そこで集まった方に対して新宮市チームとして活動を開始します。約3か月間、指導者個人の指導の下、2月中旬の大会に臨むという形を取っております。 ◆4番(大石元則君)  公募されたときに、これまでに参加して走られた子供たちが応募されてきているんでしょうか。いかがでしょうか。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  もちろん、前年度参加された子供たちも、その翌年参加していただいている方はおります。 ◆4番(大石元則君)  要は、積み重ねが大事なので、練習の成果が駅伝の結果に結びつくように思いますので、これはある意味、対抗駅伝大会かなと理解しておりますので、子供たちに頑張っていただいて切磋琢磨していただけるような方向で継続してやっていただくためにも、今回Aチーム、Bチーム、その2チームというのは、基本的にエントリーされるのは正式にはワンチームということなんでしょうけれども、実際、子供たちは2チーム組めるだけの人数を集められているんですけれども、その点はいかがなんでしょうか。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  今回の大会におきましては、選手構成、年齢構成が2チーム組める状態でございましたので、練習後、代表チーム1チームと、オープンチーム1チームの2チームを組んで参加させていただいたところでございます。 ◆4番(大石元則君)  来年度はどういうふうに考えておられますか。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  これにつきましては、まず先ほど申し上げましたとおり、秋に公募させていただきます。そのときの学年構成、人数構成によって柔軟に対応してまいりたいと、このように考えております。 ◆4番(大石元則君)  よろしくお願いしたいと思います。 3点目に、特に指定はないんですけれども、225ページ等において、かなり出土品の事業が、歴史文化の都市、新宮市であるだけに、かなりの事業が予算の上に上がっておるんですけれども、実際、こういった専門的な歴史文化に、特に遺跡関係になると学芸員の方、専門のその方は、新宮市の場合において足りているんでしょうか、現状では。いかがですか。 ◎文化振興課長(峪中直樹君)  文化振興課、峪中より答弁をさせていただきます。 現在、考古を発掘できる学芸員につきましては、文化振興課に2名おるところでございますが、今年度も佐野のほうで発掘をするに当たり、かなりの期間、現場に携わらないといけないということもありました。そのため、今年度職員採用において、考古専門の学芸員の募集を総務課でしていただいたところですけれども、申込みはなかったということですので、所管課としては、引き続き学芸員の採用ということについては意識をしていきたいというふうに考えております。 ◆4番(大石元則君)  今の答弁の中で、教育長のお考えを、今後の。お知らせください。 ◎教育長(速水盛康君)  今も答弁ありましたように、学芸員の数というのは、これだけの新宮市の歴史文化財を維持管理していく、あるいは活用していく上では、今のところは足りていない。そういったところで、今後も学芸員の増を考えながら、新宮市の歴史文化の保存活用に努めていきたいと、そのように考えてございます。 ○議長(三栗章史君)  ほか、ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  以上で、10款の質疑を終わります。 次いで、歳出、11款災害復旧費から13款予備費までの説明を求めます。 小林総務部次長兼財政課長。 ◎総務部次長兼財政課長(小林広樹君) (登壇) それでは続きまして、11款災害復旧費から13款予備費について御説明申し上げます。 246ページをお願いします。 11款災害復旧費1項1目道路橋りょう災害復旧費の四滝九重線災害復旧事業は、昨年8月の台風7号豪雨により被災した兼用護岸について、債務負担行為の設定により2か年にわたる復旧工事を行うものであります。 248ページをお願いします。 12款公債費1項1目の元金は、財政融資資金や市中銀行等より借入れた長期債215件分の償還元金で、本年度につきましても後年度の公債費負担軽減や支払い利子の削減を目的として、減債基金繰入金を財源に繰上償還元金2億3,520万円を計上しております。 2目利子につきましては、財政融資資金等から借り入れた長期債245件分の償還利子と一時借入金に係る支払い利子の見込み計上であります。 250ページをお願いします。 13款予備費は、前年度と同額の500万円であります。 以上、11款災害復旧費から13款予備費までの説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(三栗章史君)  ただいまの11款災害復旧費246ページから13款予備費251ページまで質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  以上をもって、歳出全款についての質疑を終わります。 次いで、歳入全款の説明を求めます。 小林総務部次長兼財政課長。 ◎総務部次長兼財政課長(小林広樹君) (登壇) それでは続きまして、歳入全款について御説明申し上げます。 すみません、前に戻っていただきまして、12ページをお願いします。 2歳入、1款市税は、総額29億3,163万7,000円で、前年度比2.9%の減であります。市民税で、定額減税による個人市民税の減少により9.3%、約1億2,000万円の減となったものの、固定資産税において償却資産が増となったことなどから、市税全体では約9,000万円の減であります。また、軽自動車税は、台数の増により3.7%の増であります。 14ページをお願いします。 市たばこ税は、実績等を勘案し1.3%の増。入湯税については、客数の状況により増見込みであります。 2款地方譲与税は、森林環境譲与税の増加により10.3%の増であります。 16ページをお願いします。 3款利子割交付金は、令和5年度の決算見込み等により前年度と同額を見込み、4款配当割交付金及び5款株式等譲渡所得割交付金につきましては、それぞれ地方財政計画や令和5年度決算見込み等を考慮して計上しております。 6款法人事業税交付金は、県より示された方法により試算し、前年度と同額と見込んでおります。 7款地方消費税交付金は、地方財政計画や令和5年度決算見込み等により5,000万円増を見込み、8款環境性能割交付金は、県からの試算等により70万円の微増としております。 9款地方特例交付金は、従来からの個人住民税における住宅借入金等特別税額控除の減収補填措置分が500万円増で、定額減税に伴う減収補填分1億500万円を新たに計上したため、1億1,000万円の大幅増となっております。 10款地方交付税は、19ページの説明欄となりますが、普通交付税については、地方財政計画における増加や前年度実績からの算定見込み等により5,000万円増の55億円とし、特別交付税は、実績等から前年度と同額の10億5,000万円を見込んでおります。 11款交通安全対策特別交付金は、実績等により前年度と同額を計上しております。 12款分担金及び負担金は、主に老人ホーム養護者等負担金及び保育所利用者負担金などでありますが、老人ホーム入所者の減などにより約360万円の減見込みであります。 13款使用料及び手数料は、使用料において養護老人ホーム寿楽荘の廃止や、社会体育施設等を利用している小中学校生で構成されるスポーツ団体の利用料無償化などにより約900万円の減となっております。 なお、内訳につきましては、1項1目総務使用料から、22ページの2項5目消防手数料まで、いずれも説明欄記載のとおりであります。 14款国庫支出金は、総額28億956万2,000円、1億8,356万5,000円の増で、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金や災害復旧費負担金の計上が主な要因であります。また、その内訳は、1項1目民生費国庫負担金から、すみません、26ページお願いします。26ページの3項3目土木費委託金まで、いずれも説明欄記載のとおりであります。 それでは、26ページお願いします。 15款県支出金は、総額11億3,611万9,000円、566万3,000円の増で、子どものための教育・保育給付費負担金の増などが主な要因であります。また、内訳については、1項1目民生費県負担金から、すみません、30ページをお願いします。30ページの3項1目総務費委託金まで、いずれも説明欄記載のとおりであります。 16款財産収入は、総額8,013万5,000円で、前年度比較で微減の見込みであります。 32ページをお願いします。 17款寄附金は、総額3億420万3,000円、5,000万円の増で、ふるさと納税寄附金の増加によるものであります。 18款繰入金は、総額で5億6,285万6,000円、1億4,340万1,000円の増で、退職手当の増に伴う退職手当基金繰入金の増加が主な要因であります。 2項1目基金繰入金の主な充当経費につきましては、1節減債基金繰入金が第三セクター等改革推進債ほか1件の繰上償還分、そして35ページをお願いします。 35ページの3節長寿社会福祉基金繰入金は、相談支援事業及び災害時避難行動要支援者避難支援事業への充当を予定しております。 また、7節森林環境譲与税基金繰入金は、熊野材の家づくり支援事業補助金、8節まち・ひと・しごと創生寄附活用基金繰入金につきましては、サイクルツーリズム推進事業に充当予定であります。 34ページをお願いします。 20款諸収入は、総額1億6,156万5,000円、1,205万1,000円の増で、保健事業・介護予防一体的実施委託料の計上が主な要因であります。 また、内訳につきましては、38ページをお願いします。 38ページの4項5目過年度収入まで、いずれも説明欄記載のとおりであります。 38ページをお願いします。 21款市債は、総額19億330万円、2億2,370万円の増で、各事業に充当した主な起債につきましては、道路整備など各事業に充当した過疎対策事業債のハード事業分が11億8,750万円、教育活動支援プログラム事業や子ども医療費などに活用したソフト分が1億9,620万円で、過疎対策事業債合計が13億8,370万円、小口自然の家トイレ整備事業や市営住宅用途廃止事業などに充当した合併特例債が1億7,960万円、指定避難所となるこども家庭センターや光洋中学校屋内運動場の改修などへの緊急防災・減災事業債が2億3,530万円であります。 以上、歳入全款の説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(三栗章史君)  会議中ですが、10分程度休憩いたします。 △休憩 午後4時11分--------------------------------------- △再開 午後4時21分 ○議長(三栗章史君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほどの歳入全款、12ページから41ページまで質疑を行います。 11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君)  軽自動車税なんですけども、人口が減って高齢者が増えているにもかかわらず、軽自動車税は増えているということは、どういうことで増えていると考えられていますか。 ◎税務課長(安井正典君)  税務課、安井が答弁します。 軽自動車税は、数年前に税率改正しまして、通常7,000円ぐらいだったのが1万2,000円ぐらいに上がっているために増えているということになります。 ◆11番(竹内弥生君)  それは全く分からなかった、ありがとうございます。 じゃ、もう数字的に上がっているということですね。別に人口推移は関係ないという形ですよね。こんなに上げてくるんやね、国は。7,000円からね、すごいですね、取り放題や。 ◎税務課長(安井正典君)  そのとおりでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  こんなもの、皆さんに言ってもしゃあないですけれども、本当税金ばっかりですよね。 たばこ税なんですけど、これはIQOSは市税に入らないんですね、コンビニで買う。 ◎税務課長(安井正典君)  IQOSも含まれております。 ◆11番(竹内弥生君)  コンビニで買うのも市税に含まれている。 ◎税務課長(安井正典君)  日本たばこ産業に入るお金については、全部市のほうに入ってくるようになっております。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。 これは、何か伝説のうわさで、IQOSは市税にならへんのとかという。では、入っているということですね。ありがとうございます。 ○議長(三栗章史君)  7番、濱田議員。 ◆7番(濱田雅美君)  先ほどの説明の中で、寿楽荘とスポーツ施設の無償化で、今までの入ってくる手数料のほうが減になるという説明があったんですけれども、寿楽荘とスポーツ施設の今までの手数料、これが入ってきていたときのそれぞれの金額を教えていただけますか。 ◎健康長寿課長(西洋一君)  健康長寿課、西から答弁させていただきます。 寿楽荘に昨年度25人分の措置費を頂いておりました。来年度につきましては、人数が19人分に減る予定となっております。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  生涯学習課、野本より答弁させていただきます。 スポーツ体育施設、学校開放施設の使用料につきましては、昨年度は、体育施設使用料で2,000万円少し、学校開放施設については1,600万円ちょっととなっておりますが、今回、体育施設、社会教育施設一部無償化という形になりますので、その分の減額と、あと佐野体育館の工事とか、先ほど説明させていただきましたが、工事等がございましてその分の期間、利用料が減収になるということで、それも含めて減収の措置をさせていただいております。 ◆7番(濱田雅美君)  そしたら、おおよそで結構なんですけれども、無償化にした場合の、無償化じゃなかったときの歳入はどれぐらいになるか分かりますか。 ◎生涯学習課長(野本渉君)  無償化に伴いまして、こちらはあくまでも試算ですが、今回の無償化に伴いまして、例年入ってきていた部分よりかは180万円ほど減収という形で計算して予算計上しております。 ◆7番(濱田雅美君)  ありがとうございました。 すみません、もう一度確認したいんですけど、寿楽荘の分は25人分が19名というのが、この19名は今、あちらの施設に移られた方の使用料がこちらに入ってくるということで理解してよろしいんですか。 ◎健康長寿課長(西洋一君)  すみません、南紀園が18人で、大日山荘というところに1人行っておりまして、全体で19人になるんです。その方たちの分が入ってくるということです。 ◆7番(濱田雅美君)  じゃ、南紀園の利用の収益もこちらのほうには入ってくるというんですね。もう1人、19名分をこちらに。 ◎健康長寿課長(西洋一君)  一度うちのほうに入りまして、また南紀園からの請求で南紀園のほうに支払いするということになっております。 ◆7番(濱田雅美君)  分かりました。ありがとうございます。
    ○議長(三栗章史君)  5番、月輪議員。 ◆5番(月輪匡克君)  33ページ、一般寄附金のところで、2番ふるさと納税寄附金が3億円になっているんですけども、去年、たしか2億円程度だったと思うんですけども、急に1億円増えているというのは何か根拠があるんでしょうか。よろしくお願いします。 ◎企画調整課長(勢古口千賀子君)  企画調整課、勢古口より答弁させていただきます。 ふるさと納税、令和6年1月末現在で約2億2,000万円ほどの寄附金を頂いています。それらのことを鑑みて3億円計上しましたが、今後ともふるさと納税、寄附していただける方、もちろん新宮市への寄附もあるんですけれども、返礼品によりまして、地域振興、また地域の経済活性化、そして地元事業者の産品を広くPRするというような側面もございますので、今後ともふるさと納税に取り組んでいきたいと考えております。 ◆5番(月輪匡克君)  ありがとうございます。 秋から変わりました、ふるさと納税の仕組みというか。それでもやっぱり増えていますか、それとも滞っていますか。 ◎企画調整課長(勢古口千賀子君)  10月の変更により、9月の駆け込みで結構9月は多かったんですけれども、その後、やっぱり10月から少し減少はしてございます。ただ、昨年よりかは増額してございます。 ◆5番(月輪匡克君)  右肩上がりに増えている感じがするんですけれども、その要因としてはどういうことが考えられますか。 ◎企画調整課長(勢古口千賀子君)  新宮市では、ふるさと納税のポータルサイトも活用しておりまして、今10件ほどございますがそちらと、それと効果的な広告を打ったこと、あと魅力的な返礼品ということで数も増やしてきておりますので、その辺がふるさと納税の増加につながっているのではないかと考えております。 ◆5番(月輪匡克君)  ありがとうございます。頑張ってください。 ○議長(三栗章史君)  ほか、ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  以上をもって、第1条歳入歳出予算についての質疑を終わります。 次いで、第2条債務負担行為から第5条歳出予算の流用までの説明を求めます。 小林総務部次長兼財政課長。 ◎総務部次長兼財政課長(小林広樹君) (登壇) それでは続きまして、第2条債務負担行為から第5条歳出予算の流用について御説明申し上げます。 すみません、前に戻っていただきまして、1ページをお願いします。 第2条は、債務を負担できる事項、期間及び限度額の定めは、第2表債務負担行為によるというものであります。 それでは、6ページをお願いします。 第2表債務負担行為でありますが、一つ目の和歌山県消防救急デジタル無線(共通波)設備再整備負担金は、県及び県下市町村で共同整備済みの当該設備について、令和6年度から2か年で更新整備を実施するため、令和7年度所要額を限度額として設定するものであります。 佐藤春夫記念館移転事業及び四滝九重線災害復旧工事につきましては、工事期間が令和7年度にわたるため、令和7年度所要額を限度額として設定するものであります。 すみません、1ページへお戻りください。 第3条は、起こすことができる地方債の内容は、第3表地方債によるというものであります。 すみません、7ページをお願いします。 第3表地方債でありますが、総務管理施設除却事業ほか30件で、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は記載のとおりであります。 なお、限度額の合計については19億330万円であります。 それでは、もう一度1ページへお戻りください。 第4条は、一時借入金の最高額を10億円と定めるものであります。 また、第5条では、歳出予算の各項の金額を流用できる場合は、給料、職員手当等及び共済費の人件費に係る予算額に過不足が生じた場合、同一款内での流用を定めるものであります。 以上、第2条債務負担行為から第5条歳出予算の流用までの説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(三栗章史君)  ただいまの第2条債務負担行為、6ページ、第3条地方債、7ページ、第4条一時借入金及び第5条歳出予算の流用、1ページについて質疑を行います。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  以上をもって、議案第1号の質疑を終わります。 本案は、御手元に配付しております分割付託表のとおり、各常任委員会に付託いたします。--------------------------------------- △延会の宣告 ○議長(三栗章史君)  お諮りいたします。 本日はこの程度をもって延会したいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  御異議なしと認めます。 よって、本日はこれをもって延会とすることに決定いたしました。 本日はこれにて延会いたします。 △延会 午後4時35分...