新宮市議会 2024-02-27
02月27日-01号
令和 6年 3月 定例会 令和6年3月
新宮市議会定例会会議録 第1日(令和6年2月27日)
---------------------------------------議員定数15名、現在員15名、出席議員15名、氏名は次のとおり。 1番 大西 強君 2番 大坂一彦君 3番 湊川大介君 4番 大石元則君 5番 月輪匡克君 6番 福田 讓君 7番 濱田雅美君 8番 東原伸也君 9番 百村匡洋君 10番 吉良康利君 11番 竹内弥生君 12番 中山忠吏君 13番 榎本友子君 14番 榎本鉄也君 15番 三栗章史君
---------------------------------------欠席議員 なし。
---------------------------------------議事日程 令和6年2月27日 午前10時開会 議長報告(文書報告) 1
自衛隊和歌山地方協力本部に対する要望 2
部落解放同盟和歌山県連合会2024年荊冠旗びらき 3 姉妹都市表敬訪問 4 近畿市議会議長会第3回理事会 5
全国高速自動車道市議会協議会第2回理事会及び第50回定期総会 6 第43回
北方領土返還要求和歌山県民大会 7 令和5年度和歌山県市議会議長会第2回総会 8 全国市議会議長会第234回理事会・第116回評議員会合同会議 9 令和6年
新宮周辺広域市町村圏事務組合議会第1回定例会 10 令和6年東牟婁郡町村新宮市
老人福祉施設事務組合議会第1回定例会 11 議員派遣の件 日程1
議会運営委員会委員長報告 日程2 会期決定について 日程3 会議録署名議員の指名 日程4 諸報告(文書報告) 1 例月出納検査の結果について 報告2件(地方自治法第235条の2第3項) 2 定期監査の結果について(地方自治法第199条第9項) 日程5 市報告(文書報告) 1 公設市場経過報告 2 新宮港経過報告 日程6 委員会視察報告 (教育民生委員会) 日程7 議案第13号 専決処分につき承認を求める件 令和5年度新宮市
一般会計補正予算(第8号) 日程8 議案第14号 新宮市旧
チャップマン邸条例の一部を改正する条例 日程9 議案第15号 新宮市職員定数条例の一部を改正する条例 日程10 議案第16号 新宮市手数料条例の一部を改正する条例 日程11 議案第17号 新宮市
こども家庭センター条例 日程12 議案第18号 新宮市子ども医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例 日程13 議案第19号 新宮市
ひとり親家庭医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例 日程14 議案第20号 新宮市介護保険条例の一部を改正する条例 日程15 議案第21号
新宮市立養護老人ホーム寿楽荘条例を廃止する条例 日程16 議案第22号 新宮市漁港管理条例の一部を改正する条例 日程17 議案第23号 新宮市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例 日程18 議案第24号 新宮市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 日程19 議案第25号 新宮市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例 日程20 議案第26号 新宮市
水道事業等給水条例の一部を改正する条例 日程21 議案第27号 新宮市消防手数料条例の一部を改正する条例 日程22 議案第28号 新宮市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例 日程23 議案第29号 令和5年度新宮市
一般会計補正予算(第9号) 日程24 議案第30号 令和5年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 日程25 議案第31号 令和5年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第3号) 日程26 議案第32号 令和5年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第2号) 日程27 議案第33号 権利の放棄について 日程28 議案第34号 監査委員の選任について 日程29 議案第1号 令和6年度新宮市一般会計予算 日程30 議案第2号 令和6年度新宮市
国民健康保険特別会計予算 日程31 議案第3号 令和6年度新宮市
後期高齢者医療特別会計予算 日程32 議案第4号 令和6年度新宮市
介護保険特別会計予算 日程33 議案第5号 令和6年度新宮市
と畜場特別会計予算 日程34 議案第6号 令和6年度新宮市
駐車場事業特別会計予算 日程35 議案第7号 令和6年度新宮市
住宅資金貸付事業特別会計予算 日程36 議案第8号 令和6年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算 日程37 議案第9号 令和6年度新宮市
土地取得特別会計予算 日程38 議案第10号 令和6年度新宮市
水道事業会計予算 日程39 議案第11号 令和6年度新宮市
簡易水道事業会計予算 日程40 議案第12号 令和6年度
新宮市立医療センター病院事業会計予算 日程41 請願第3号 高森地区への道路新設を求める
請願書---------------------------------------会議に付した事件 日程1
議会運営委員会委員長報告から 日程29 議案第1号 令和6年度新宮市一般会計予算まで
---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者 市長職務代理者副市長 向井雅男君 企画政策部 部長 福本良英君 参事(港湾担当) 小渕 学君 企画調整課長 勢古口千賀子君 商工観光課長 津越紀宏君 総務部 部長 南 守君 次長兼財政課長 小林広樹君 参事(防災及び危機管理担当)兼防災対策課長 竹田和之君 秘書課長 竹田和博君 総務課長 赤木博伯君 人権政策課長 下 基君 市民生活部 部長 西山和視君 市民窓口課長 栗林圭一君 生活環境課長 廣井和樹君 高田支所長 平見仁郎君 健康福祉部 部長兼福祉事務所長 中上清之君 次長兼地域保健課長 辻本美恵君 参事(地域医療・
新型コロナワクチン担当) 小内洋二君 健康長寿課長 西 洋一君 健康長寿課主幹 萩原桂二君 福祉課長 前地秀高君 子育て推進課長 梶田卓哉君 建設農林部 部長 木村雅洋君 都市建設課長 工藤英二君 管理課長 岩上賢志君 農林水産課長兼
農業委員会事務局長 生駒貴男君 熊野川行政局 局長兼住民生活課長 下路 拓君 医療センター 事務長 福嶋律文君 庶務課長 岡本真治君 水道事業所 所長 望月敬之君 業務課長 佐藤尚久君 工務課長 城 弘樹君 消防本部 消防長 垣内一男君 庶務課長 中家茂樹君 予防課長 古根川喜一君 教育委員会 教育長 速水盛康君 教育部 部長 尾崎正幸君 次長兼教育政策課長 馬込克彦君
---------------------------------------本会議の事務局職員 局長 岸谷輝実 次長 岡崎友哉 庶務係長 中尾 愛 議事調査係長 大居佑介 第1日(令和6年2月27日)
---------------------------------------
△開会 午前10時00分
△開会及び開議の宣告
○議長(三栗章史君) おはようございます。 ただいまの出席議員は15名であります。 定足数に達しておりますので、ただいまより令和6年3月
新宮市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は別紙にて配付いたしたとおりであります。御了承願います。 日程に入ります前に御報告いたします。 お手元に配付のとおり、当局より議案の一部訂正届が提出され、議長においてこれを許可いたしましたので、御了承願います。
---------------------------------------
△
市長職務代理者挨拶
○議長(三栗章史君) 今期定例会招集に当たり、市長職務代理者から挨拶の申出がありますので、これを許可いたします。 向井副市長。
◎市長職務代理者副市長(向井雅男君) (登壇) 皆さん、おはようございます。副市長の向井でございます。 議員各位には、定例会に御出席賜りましたこと、誠にありがとうございます。 3月定例会の開会に当たりまして、本来であれば田岡市長から御挨拶を申し上げるところでございますが、あいにく療養中でございますので、代わりに私から一言御挨拶を申し上げます。 まず、田岡市長の入院期間延長に伴い、職務代理期間を当分の間延長させていただきますこと、誠に御迷惑をおかけしますが、御理解のほどよろしくお願いを申し上げます。 さて、令和6年元旦に発生しました能登半島地震により、たくさんの方々がお亡くなりになられました。御冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、被災された多くの皆様にお見舞いを申し上げたいと思います。そして、被災地域の一日も早い復興をお祈り申し上げております。 発災直後からのテレビ報道などによる映像は、私も同様でございますが、多くの市民の皆様も南海トラフ大地震とオーバーラップさせたのではないかと思っております。新宮市も緊急消防援助隊、医療センターからのDMATの派遣、応急給水活動や避難所運営などに職員の派遣を行っておりますが、職員からの報告を受け、特に住宅耐震診断の大切さ、避難所運営の在り方、水道管老朽管の布設替え、災害ごみなどへの対応につきましてはさらに検証する必要性を強く感じており、引き続き防災対策に努めてまいります。 さて、この3月定例会では、条例15件、予算17件、その他2件の計34件の議案を提出させていただいております。特に、新年度予算を御審議いただく大変重要な議会であると思ってございます。後ほど私のほうから田岡市長の所信表明、施策の大綱について御説明をさせていただきますが、令和6年度は世界遺産登録20周年や熊野川河口大橋の開通も予定されており、今回の新年度予算におきましても、新宮市の総合計画に掲げる施策を推進していくとともに、田岡市長が目指しております市民生活に密着した施策、特に子育て環境の充実や高齢者などの移動支援など、有利な財源の確保に努めながら将来にわたって安定した財政運営ができるよう予算編成に取り組んだところでございます。皆様にはどうか慎重審議の上、全ての議案を可決いただきますようお願い申し上げまして、開会の御挨拶とさせていただきます。引き続き、議員各位の御指導、御協力を賜りますようどうぞよろしくお願い申し上げます。ありがとうございます。
○議長(三栗章史君) 市長職務代理者の挨拶を終わります。
---------------------------------------
△議長報告
○議長(三栗章史君) 次に、議長報告をいたします。 別紙にて配付いたしたとおり、文書報告として11件の概要報告であります。御了承願います。
---------------------------------------
△日程1
議会運営委員会委員長報告
○議長(三栗章史君) 日程に入ります。 日程1、
議会運営委員会委員長報告を行います。 2番、大坂議員。
◆2番(大坂一彦君) (登壇) 令和6年3月定例会に先立ちまして、去る2月21日に議会運営委員会を開会いたしましたので、その結果について御報告いたします。 会期につきましては、本日より3月21日までの24日間とすることに決定いたしました。 日程といたしましては、お手元に配付しておりますように、まず本日は、会期決定、会議録署名議員の指名、諸報告、市報告、委員会視察報告の後、当局議案を一括上程し、令和6年度予算大綱の説明を受けます。大綱説明後、条例、補正予算及び令和6年度予算等の当局議案34件を順次議題とし、提案説明、質疑、委員会付託等を行い、最後に請願書1件を議題とし、委員会付託を行います。 なお、議案の取扱いにつきましては、お手元に配付のとおりであります。 明日2月28日と29日は、引き続き議案審議のため本会議を予定しております。3月1日から4日までは、補正予算の委員会審査及び議案調査のため休会の予定です。5日に再開し、7日まで3日間の予定で一般質問を行い、終了後、補正予算の委員長報告、質疑、討論、採決を行います。8日から20日までは、条例及び令和6年度予算等の委員会審査のため休会の予定です。21日に再開し、委員長報告、質疑、討論、採決を行い、本定例会を終了いたしたいと思います。皆様方の御協力をお願いいたします。 以上で
議会運営委員会委員長報告を終わります。
○議長(三栗章史君) 以上で報告を終わります。
---------------------------------------
△日程2 会期決定について
○議長(三栗章史君) 日程2、会期決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、
議会運営委員会委員長の報告のとおり、本日から3月21日までの24日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、今期定例会の会期は、本日から3月21日までの24日間と決定いたしました。 なお、この際御報告いたします。今期定例会の一般質問は、3月5日からと予定しておりますので、一般質問の通告期日を明日2月28日午後3時までと定めます。 通告書につきましては、質問の要旨を御記入の上、文書で御通告願います。
---------------------------------------
△日程3 会議録署名議員の指名
○議長(三栗章史君) 日程3、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は議長において、6番、福田議員及び9番、百村議員を指名いたします。
---------------------------------------
△日程4 諸報告
○議長(三栗章史君) 日程4、諸報告を議題といたします。 番号1は、文書報告として、例月出納検査の結果について報告2件であります。 番号2は、定期監査の結果についてであります。御了承願います。
---------------------------------------
△日程5 市報告
○議長(三栗章史君) 日程5、市報告を議題といたします。 市報告は文書報告として、公設市場経過報告及び新宮港経過報告の2件であります。御了承願います。
---------------------------------------
△日程6 委員会視察報告
○議長(三栗章史君) 日程6、委員会視察報告を行います。 教育民生委員会の報告を求めます。 14番、榎本鉄也議員。
◆14番(榎本鉄也君) (登壇)
教育民生委員会視察報告を行います。 本委員会は、2月8日から9日にかけて、三重県津市及び亀山市において子育て支援事業について視察研修してまいりましたので、その概要について報告いたします。 まず、津市についてですが、ファミリー・サポート・センター事業、
子育て支援ショートステイ事業、病児・病後児保育事業について、その事業内容と運営状況の説明を受けました。 ファミサポ事業においては、本市は直営であるのに対し、津市は特定非営利活動法人への委託となっており、また津市での活動件数は約3,000件で、本市の活動件数約400件を大幅に上回るなど、運営方法や活動実績は異なっていますが、抱える課題については類似点が多いと感じました。 本事業は、もともとサービス提供会員とサービス依頼会員が相互の信頼と共助認識により子育てを地域で支え合う仕組みで、仕事と育児が両立できる環境や地域の中で子育てを支援できる体制の整備を図ることを目的としているものですが、昨今、急な支援依頼や変更などが多く、過剰な要求が頻発している現状がうかがえました。 また、
子育て支援ショートステイ事業においては、直近3年間の利用実績は右肩上がりで、令和4年度は64件、延べ日数は274日とのことでした。本事業は、育児疲れや育児不安など、子育てをしたくてもできないということが大前提ですが、子育てをしたくないなどの相談も多く、児童相談所との連携が必須になっていると危惧されていました。さらに、短時間の受入れとなると、ファミサポ事業との関係性もあり、事業ごとの利用者の偏りが見受けられるため、事業間でどのようにすみ分けを行って展開していくかが検討課題であるとのことでした。 病児・病後児保育に関しましては、仕事等の都合により家庭での保育が困難な方のために、看護師や保育士などが専用施設で一時的に預かる事業で、小児科医が意欲的かつ積極的に施設側と連携し充実した事業展開を行うことができており、令和4年度の利用実績は717人とのことでした。しかしながら近年、看護師や保育士不足が全国的な懸案事項であることから、人材確保に向けた継続的な調査の必要性を感じました。 次に、亀山市についてですが、令和4年度から子供・子育てに関わる二つの中核部署の連携の強化を図り、子ども未来課に母子保健グループ・
子ども支援グループを設置し、
総合保健福祉センター「あいあい」を拠点とした子ども・子育ての切れ目ない支援体制「TEAM SUKU-SUKU」を構築し、顔の見える関係づくりを大切にした医療・保健・福祉・教育のネットワークにより、対象者との信頼関係を築いています。保健師や助産師がしっかりと相談や聞き取りを行い、顔の見える支援者としてきめ細やかな対話を心がけているとのことで、専門職の関わりの重要性を再認識することができました。 さらに、令和6年度からは、亀山市
こども家庭センターを設置し、地域資源を有機的につなぐソーシャルワーカー的な機能を持たせ、子育て支援をより充実させていく予定とのことでした。 また、一人一人の子供の特性や発達段階に合わせた支援については、CLM(チェック・リスト・イン三重)という
アセスメントツールによる研修を推進し、保育士や教職員の支援のスキル向上を図るとともに、CLM方式によるペアレント・トレーニングも行うなど先進的な支援展開が行われており、CLMは岐阜県や長野県、山梨県でも利活用されているとのことでした。 本市の子育て支援事業のさらなる充実を図るため、両市の施策は大いに参考となる有意義なものであり、本委員会は、両市の取組を参考に今後も調査研究を進めてまいりたいと思います。 以上で報告を終わります。
○議長(三栗章史君) 以上で委員会視察報告を終わります。
---------------------------------------
△日程7 議案第13号 専決処分につき承認を求める件令和5年度新宮市
一般会計補正予算(第8号)
△日程8 議案第14号 新宮市旧
チャップマン邸条例の一部を改正する条例
△日程9 議案第15号 新宮市職員定数条例の一部を改正する条例
△日程10 議案第16号 新宮市手数料条例の一部を改正する条例
△日程11 議案第17号 新宮市
こども家庭センター条例
△日程12 議案第18号 新宮市子ども医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例
△日程13 議案第19号 新宮市
ひとり親家庭医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例
△日程14 議案第20号 新宮市介護保険条例の一部を改正する条例
△日程15 議案第21号
新宮市立養護老人ホーム寿楽荘条例を廃止する条例
△日程16 議案第22号 新宮市漁港管理条例の一部を改正する条例
△日程17 議案第23号 新宮市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例
△日程18 議案第24号 新宮市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
△日程19 議案第25号 新宮市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例
△日程20 議案第26号 新宮市
水道事業等給水条例の一部を改正する条例
△日程21 議案第27号 新宮市消防手数料条例の一部を改正する条例
△日程22 議案第28号 新宮市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例
△日程23 議案第29号 令和5年度新宮市
一般会計補正予算(第9号)
△日程24 議案第30号 令和5年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
△日程25 議案第31号 令和5年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第3号)
△日程26 議案第32号 令和5年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第2号)
△日程27 議案第33号 権利の放棄について
△日程28 議案第34号 監査委員の選任について
△日程29 議案第1号 令和6年度新宮市一般会計予算
△日程30 議案第2号 令和6年度新宮市
国民健康保険特別会計予算
△日程31 議案第3号 令和6年度新宮市
後期高齢者医療特別会計予算
△日程32 議案第4号 令和6年度新宮市
介護保険特別会計予算
△日程33 議案第5号 令和6年度新宮市
と畜場特別会計予算
△日程34 議案第6号 令和6年度新宮市
駐車場事業特別会計予算
△日程35 議案第7号 令和6年度新宮市
住宅資金貸付事業特別会計予算
△日程36 議案第8号 令和6年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計予算
△日程37 議案第9号 令和6年度新宮市
土地取得特別会計予算
△日程38 議案第10号 令和6年度新宮市
水道事業会計予算
△日程39 議案第11号 令和6年度新宮市
簡易水道事業会計予算
△日程40 議案第12号 令和6年度
新宮市立医療センター病院事業会計予算
○議長(三栗章史君) 日程7、議案第13号から日程40、議案第12号までの34件を一括上程いたします。 ただいまから、慣例によりまして、市長職務代理者に予算大綱について説明を求めます。 向井副市長。
◎市長職務代理者副市長(向井雅男君) (登壇) それでは、田岡市長の代わりに令和6年度予算大綱を読ませていただきます。 1、所信。 本3月定例会で、令和6年度予算案及び諸議案の御審議をお願いするに当たり、今後の市政に臨む私の所信の一端と施策の大綱を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様の御理解、御協力を賜りたいと存じます。 初めに、私たち行政の仕事は、市民を幸せにすること、市民を笑顔にすることであります。私は市長に就任以来、一貫して「市政は市民のためにあり」を基本理念とし、全力で職員とともに、よりよいまちづくりに努めてまいりました。今後もさらに、市民の誰もが元気で心豊かに暮らせるまちが展開できるよう一生懸命各事業に取り組んでまいる所存であります。 それでは、令和6年度当初予算に係る骨子となる主な項目を、第2次新宮市総合計画を基に説明いたします。 初めに「災害に強いまちづくり」についてですが、本年1月1日に発生しました能登半島地震を受け、新宮市住宅耐震改修事業及び事業に係る住宅耐震診断を拡大し、適切に自助の事前対策を進め、今後の発生が予想される南海トラフ大地震から市民の大切な生命や財産を守ることを最優先に行い、一人の犠牲者も出さない防災対策に努めてまいります。 また、市田川水系内水排水ポンプなどのインフラ整備を継続的に実施し、さらなる地域防災力の向上を図ってまいります。 次に、「安全で快適な生活環境の確保」について、市民の皆様から御好評をいただいております常設エコ広場ですが、本年3月より三輪崎支所において2か所目を開設し、さらなる利便性向上を図ってまいります。 次に、「人権尊重社会の実現について」ですが、あらゆる差別のない人権尊重のまちの実現を目指し、令和6年度は、人権問題に関する市民アンケートを基に、新宮市人権教育・啓発推進計画の見直しを行ってまいります。 次に、「教育の充実」についてですが、令和9年度の開校を予定しております緑丘中学校・城南中学校の統合について、令和6年度は、現在の緑丘中学校の校舎等の大規模改修に係る設計を実施してまいります。また、社会体育施設などを利用している小中学生で構成されるスポーツ団体の各施設利用料を無償化し、保護者等の負担軽減とスポーツ振興を図ってまいります。 次に、「市民文化の振興」について、文化複合施設丹鶴ホールでは、各種イベントが開催され、好評の声をいただいているところですが、令和6年度は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」が登録20周年となります。これを機に多くの人が集まる熊野文化の拠点施設となるよう、文化交流やにぎわい創出に全力で取り組むとともに、熊野新宮の魅力を発信する事業や著名アーティスト等による公演、ファミリー向けの公演等多彩なイベントを展開してまいります。 次に、「子育て環境の充実」について、人口減少が続く中、「子育てするなら新宮市」をスローガンに少子化対策を強化しているところですが、令和6年度の新たな取組として、家事育児等に不安を抱える子育て世帯への訪問支援事業、小児インフルエンザワクチン接種費用の助成、子ども医療費無償化制度を高校卒業まで拡充するなど、若い世代が子育ての将来展望を描けるよう取り組んでまいります。 また、令和6年度より、新宮市内に住所のある方が婚姻する際に、新宮市からのお祝いとしてお食事券を交付する新宮市ずっとふたりでお食事券交付事業を始めるなど、婚姻から子育てに係る切れ目のない伴走型支援の充実を図り、若い世代の幸せを支えてまいります。 次に、「高齢者福祉の推進」についてですが、令和6年度より、移動にお困りの高齢者の移動支援、免許返納促進による交通安全対策を図るため、自家用車などを利用できない75歳以上の高齢者や運転免許を返納された方を対象に、タクシー利用助成券を配付し、安心安全で暮らしやすいまちづくりを進めてまいります。 次に、「観光交流の推進」についてですが、我々の地域が世界遺産登録20周年を迎えることを契機に、積極的な観光PR活動や特色ある地域イベント、クルーズ客船の誘致に取り組み、国内外からの誘客や交流人口の増加に取り組んでまいります。 次に、「基幹道路・公共交通網の充実」についてですが、いよいよ本年秋に熊野川河口大橋を含む新宮紀宝道路が完成します。市民の皆様と開通を祝うとともに、紀伊半島一周高速道路の一日も早い全線完成に向け、官民連携による様々な記念事業を行ってまいります。 最後に、「健全な行財政運営」についてですが、新宮市行財政改革プログラムを指針として、さらなる歳入確保や歳出抑制に取り組んでまいります。また、国・県の補助制度や起債など、有利な財源を獲得することはもとより、ふるさと納税などの収入拡大に向けた取組についても積極的に行ってまいります。 2、施策の大綱と市政の方向。 続いて、施策の大綱と市政の方向について御説明いたします。 令和6年度予算案の概要につきましては、一般会計、特別会計、企業会計の予算総額は366億3,814万3,000円で、前年度と比較して1.0%の増であります。 会計別では、一般会計が178億1,174万7,000円で、前年度と比較して4.3%の増であります。特別会計につきましては85億5,833万8,000円で、前年度と比較して1.7%の減であります。企業会計につきましては、病院事業会計が87億1,461万4,000円で、前年度と比較して0.8%の減となっております。また、水道事業会計につきましては13億2,804万1,000円で、前年度と比較して13.2%の減、簡易水道事業会計は2億2,540万3,000円で、前年度と比較して24.4%の増となっております。 以下、令和6年度予算案の主な事業と取組について申し上げます。 まず、商工業の振興につきましては、店舗や商店街、雇用を支援する取組を継続して実施してまいります。 観光振興につきましては、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」登録20周年を迎え、市内にある世界遺産にスポットを当て、プロジェクションマッピングを用いたイベントや、山・川・海の熊野参詣道をシリーズ化してウオーキングイベントを行う等、国内並びにインバウンドの誘客の促進に取り組んでまいります。また、2025年の大阪・関西万博、2028年の熊野速玉大社創建1900年に向けての誘客促進にも取り組んでまいります。 消費生活関連につきましては、年々多様化する消費者トラブルの現状や高齢化社会を踏まえ、警察機関や関係機関との連携を強化するとともに、相談体制も維持してまいります。 新宮港湾関係につきましては、港湾内企業の雇用維持、産業発展などの取組を続けるとともに、安心安全で親しみのある新宮港を目指し、適切な施設の維持管理などに取り組んでまいります。 クルーズ振興では、今後ますます本格化する国際クルーズをはじめ、新造船の導入が予定されている国内の船会社へも積極的な誘致活動を展開してまいります。 人権政策事業につきましては、「人権尊重のまち新宮市」の実現に向け、新宮市人権教育・啓発推進計画の見直しを行い、人権教育・啓発に関する施策を推進してまいります。また、人権講演会を行うとともに、啓発パンフレットの発行などを通し、様々な人権課題の解決を目指した活動を推進してまいります。 防災対策事業では、防災行政無線戸別受信機の無償貸与を引き続き行うとともに、住宅耐震改修及び住宅耐震診断、ブロック塀撤去改修の補助を行います。その中でも、住宅耐震診断については100件から150件に大幅に拡大し、耐震対策を進めてまいります。また、速やかな避難行動の一助につながるよう旅館等宿泊避難支援事業の助成金を引き続き交付してまいります。 消防関係事業につきましては、一般火災に即応できる消防ポンプ自動車を更新整備するほか、地震等大規模災害時において緊急消防援助隊をはじめとする他機関との通信手段に有効となる消防救急デジタル無線の更新整備を行い、消防通信のさらなる強化、充実に取り組んでまいります。また、引き続き、高齢者の世帯を対象とした住宅用火災警報器の設置補助を行い、住宅防火対策を図ってまいります。 生活
環境事業につきましては、常設エコ広場を三輪崎支所においても開設し、さらなる利便性向上を図るとともに、自治会の負担軽減を図るため、新宮市防犯灯設置事業補助金における電気料金補助金の補助率を引き上げてまいります。 福祉関連事業につきましては、障害のある方が地域で安心して暮らせるよう、生活や就労に対する支援の充実に努め、障害者総合支援法に基づく事業を実施してまいります。また、生活困窮等の各種相談に関しましても、相談者に寄り添い、誰もが健康で文化的な生活を送れるよう生活保護法に基づく事業を実施してまいります。 高齢者施策につきましては、高齢者一人一人が健康寿命の延伸を目指し、介護予防に対する意識を高めるために、介護予防活動を推進してまいります。また、認知症になっても希望を持った日常生活が過ごせるよう、共生と予防を取組の柱とし、事業を展開してまいります。そして、令和6年度より新たに、日常生活において聴力機能にお困りの高齢者の方に安心して暮らしていただくために、補聴器の購入費用を補助してまいります。さらに、高齢者の移動支援及び交通安全対策を図るため、自家用車などを利用できない75歳以上の高齢者や運転免許を返納された方を対象にタクシー利用助成券を配布してまいります。 子育て支援につきましては、令和6年度より既存の保健センターを
こども家庭センターに改め、妊産婦や子育て世帯への相談支援体制をさらに充実させるとともに、令和6年度より、多くの新しい施策を展開します。 まず、妊産婦に対しましては、1か月健診費用の助成及び遠方の分娩施設で出産する必要がある家庭の経済的負担軽減のための交通費等の助成制度を開始してまいります。 次に、子ども医療費無償化制度を高校卒業まで拡充します。 次に、小児インフルエンザワクチン予防接種費用の助成を行います。 次に、小学1年生になる児童に対しましては、熊野材で製作した木製品をプレゼントすることで、子供たちが木に親しみ、興味を持てるよう木育を進めてまいります。 次に、医療的ケアを要する児童やその家族が地域で安心して生活できるよう、医療的ケア児コーディネーターを配置し相談援助を行います。あわせて、医療的ケア児在宅レスパイト事業を創設し、医療的ケア児を育てる家族の負担軽減を図ってまいります。 そして、新宮市内に住所のある方が婚姻する際に、新宮市からのお祝いとして、新宮市うまいもんマップに掲載されている飲食店にて利用できるお食事券を交付する新宮市ずっとふたりでお食事券交付事業を開始し、若い世代の幸せを支えてまいりますとともに、市内飲食店の活性化を目指してまいります。 保健事業につきましては、今後も新型コロナウイルス感染症をはじめとしてその他の感染症対策に適宜取り組むほか、例年実施しているがん検診、特定健診につきましても引き続き受診率の向上に努め、市民の健康づくりを推進してまいります。また、がん患者支援として、ウィッグなどの補整具の購入費用の一部を助成するアピアランスケア支援事業を令和6年度より新たに開始してまいります。 都市計画事業につきましては、新宮紀宝道路の令和6年秋の開通に向け千穂王子ヶ浜線の整備を進め、交流人口の拡大を図り、にぎわいの創出へとつなげてまいります。 浸水対策につきましては、市田川内水排水ポンプ整備の本工事を継続的に進めるほか、旭町下水路改修事業など、大雨時の浸水被害の軽減対策に取り組んでまいります。 道路事業につきましては、県道池田港線拡幅の県事業に併せ、初之地町堀地町線交差点改良工事の整備を進めてまいります。また、路面損傷が目立つ市道蓬莱王子ヶ浜線などの路線に重点的な予算配分を行い、舗装工事を実施してまいります。その他、橋梁の耐震化及び長寿命化を図るため、兵連橋の補強補修工事を実施してまいります。 地籍調査事業につきましては、土地境界を明確にし、土地利用の促進を図るため、阿須賀一丁目、二丁目、清水元一丁目の一筆地調査を実施してまいります。 空き家等対策事業につきましては、不良空き家の除却を進めていくため、不良空家除却補助金を促進し、併せて除却後最長5年間の固定資産税減免措置を引き続き行ってまいります。 農業の振興につきましては、本年も農道の改良や農業用施設の維持修繕などを行い、農産物の生産性向上を図ってまいります。また、鳥獣害対策につきましても、電気柵など設置の助成や捕獲駆除事業を行い、農業被害の軽減に努めてまいります。 林業の振興につきましては、林道上地平瀬線開設工事を進め、その他林道の維持管理に努めるほか、森林環境譲与税を活用し、森林の多面的機能が十分に発揮できるよう間伐等森林の整備を進めてまいります。また、熊野材の需要拡大を図り、地域経済の活性化に資するよう、熊野材で家を新築、増改築する方への補助制度を継続してまいります。 水産業の振興につきましては、磯焼けの進行により衰退した藻場再生に向けた取組を継続し、イセエビ、アワビ、アユなどの放流による資源管理型漁業を今後も支援してまいります。 学校教育の取組につきましては、引き続き、小・中学校に学校支援職員を配置することで、きめ細やかな指導による児童生徒の学力向上に努めてまいります。また、GIGAスクール構想にて導入した1人1台端末を有効活用することにより、学習活動の一層の充実を図ってまいります。 学校施設の管理につきましては、児童生徒が安全に学校生活を過ごせるよう、長寿命化計画を基に高田小中学校校舎の外壁塗装や光洋中学校屋内運動場の外壁防水工事及び照明のLED化等の工事を行ってまいります。 生涯学習事業につきましては、くろしおスタジアム、やたがらすサッカー場、高田テニス場など、既存の施設を活用した大会や合宿の招致に努めてまいります。また、佐野体育館の改修工事を行い、市民が安心・安全に利用できる環境整備を進めてまいります。また、子供のスポーツ機会の創出や子育て世代の負担軽減を図るため、社会体育施設等を利用している小中学生で構成されるスポーツ団体の各施設利用料を無償化してまいります。 公民館事業につきましては、市民一人一人の学習要求に応えるべく、子供から高齢者まであらゆる機会を捉えて幅広い学習の提供に努めてまいります。 人権教育につきましては、同和問題や性の多様性など差別のない明るい社会の実現を目指し、広く人々の人権問題に対する理解と認識を深め、差別意識の解消を図ってまいります。 市民文化の振興につきましては、新宮市展、市民音楽祭、伝統芸能大会、熊野芸術文化セミナーなどの開催を通じ、文化芸術に親しむ意識の高揚を図ってまいります。また、佐藤春夫記念館の伊佐田地区への移転工事を進めてまいります。 丹鶴ホールにつきましては、熊野文化の活動拠点となるよう、世界遺産登録20周年記念事業も含め、年間を通して多彩な自主事業イベントを開催してまいります。また、貸館事業につきましては、適宜運用面の改善を行いながら、使用者満足度の向上を図ってまいります。 公債費につきましては、財政健全化の観点から、将来負担の軽減を目的として繰上償還を実施し、支払い利子の圧縮等を図ってまいります。 国民健康保険事業特別会計につきましては、県及び県内各市町村との連携を図り、適正な国保事業の実施と健全な運営に努めてまいります。 介護保険事業特別会計につきまして、令和6年度からは新宮市高齢者福祉計画・第9期介護保険事業計画が始まります。引き続き着実に介護保険事業を運営してまいります。 医療センターにつきましては、整形外科領域における人工関節手術の支援システムを新たに導入するなど、地域の中核病院としてさらに密度の濃い医療の提供に努めるとともに、医師や看護師などの医療スタッフの確保により、安定した病院運営が図れるよう取り組んでまいります。 水道事業につきましては、人口減少に伴う使用水量の減少が今後も予想されますが、計画的で適正な施設整備を推進しながら、より一層の経営効率化を図ってまいります。 なお、上水道事業につきましては、三輪崎配水池更新工事の最終年度として場内整備工事を行うほか、配水管の布設替工事などを実施し、本年も災害に強い施設づくりを進めてまいります。 また、簡易水道事業につきましては、三津ノ簡易水道の配水管の移設工事を実施するなど、引き続き、施設の適正な維持管理に努めてまいります。 以上のとおり、今後の市政に臨む私の所信の一端と施策の大綱を御説明申し上げました。 令和6年度におきましても、皆様の声を広く聞きながら、「市民の誰もが元気で心豊かに暮らせるまちづくり」に渾身の力を込め、市民の誰もが夢と希望を持ち、このまちに住んでよかった、住み続けたいと思っていただける魅力あるまちづくりを展開してまいる所存であります。 議員各位をはじめ、市民の皆様の特段の御理解と御協力を賜り、提出議案に御賛同いただきますようお願い申し上げ、予算大綱の説明とさせていただきます。 令和6年2月27日、新宮市長、田岡実千年。代読でございます。
○議長(三栗章史君) 以上をもって予算大綱の説明を終わります。
---------------------------------------
△日程7 議案第13号 専決処分につき承認を求める件
△令和5年度新宮市
一般会計補正予算(第8号)
○議長(三栗章史君) ただいまから、先ほど一括上程いたしました日程7、議案第13号から日程40、議案第12号について、順次議題といたします。 日程7、議案第13号、専決処分につき承認を求める件、令和5年度新宮市
一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 小林総務部次長兼財政課長。
◎総務部次長兼財政課長(小林広樹君) (登壇) ただいま議題となりました議案第13号、令和5年度新宮市
一般会計補正予算(第8号)の専決処分につき承認を求める件について御説明申し上げます。 本議案は、国の物価高騰対策に伴い緊急に予算措置を行う必要が生じたため、地方自治法第179条第1項の規定により1月26日に専決処分させていただいたものであります。 それでは、3ページをお願いします。 第1条では、予算の総額に1億3,981万5,000円を追加し、補正後の予算額を198億8,773万2,000円にするというものであります。 それでは、歳出からの説明でありますが、本補正予算において職員に係る給与費を計上しておりますので、最初に給与費明細書にて御説明申し上げます。 恐れ入りますが、最後の14ページをお願いします。 1の一般職、(1)総括について、比較欄に記載のとおり、会計年度任用職員の報酬が112万円、共済費が13万3,000円の増、職員手当については、時間外勤務手当の計上により114万3,000円の増となり、合計239万6,000円の増額であります。また、職員手当の内訳はその下の表に、会計年度任用職員以外の職員と会計年度任用職員それぞれの内訳につきましてはア及びイに、それぞれ記載のとおりであります。 次の(2)給料及び職員手当の増減額の明細につきましては、表に記載のとおりであります。 それでは、事項別明細書の歳出から説明申し上げます。 恐れ入ります、12ページをお願いします。 3歳出、3款民生費1項1目社会福祉総務費の新宮市低所得世帯等支援給付金給付事業は、長期化する物価高騰への対策として、令和5年度住民税所得割が課税されていない世帯を対象に1世帯当たり10万円及び低所得世帯等に属する子供1人当たり5万円の給付金を支給するものであります。 以上が歳出であります。 次に、歳入でありますが、10ページをお願いします。 2歳入、14款国庫支出金につきましては、さきの給付事業に対する財源として同額の交付金を計上するものであります。 以上、簡単ではありますが、説明とさせていただきます。御承認賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(三栗章史君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 議案第13号は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。 本案について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第13号はこれを承認することに決定いたしました。
---------------------------------------
△日程8 議案第14号 新宮市旧
チャップマン邸条例の一部を改正する条例
○議長(三栗章史君) 日程8、議案第14号、新宮市旧
チャップマン邸条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 津越商工観光課長。
◎商工観光課長(津越紀宏君) (登壇) ただいま議題となりました議案第14号、新宮市旧
チャップマン邸条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、本施設の使用について利用者から柔軟な施設利用の対応を求められており、交流人口の増加促進もこれまで以上に推進する必要があることから、設置目的に反しない範囲において、入場料を徴収する催事等の施設使用に関し、使用料の改定を行うものでございます。 議案書2ページをお願いいたします。 改正の内容でございますが、別表(第8条、第15条関係)について、備考として「入場料その他これに類するものを徴収し、又は営利を目的として施設を使用するときの使用料は、使用料に10割を加算した額とする。」ということを加えるものでございます。 なお、附則といたしまして、この条例は令和6年4月1日から施行するというものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(三栗章史君) 本案について質疑に入ります。 2番、大坂議員。
◆2番(大坂一彦君) 一つだけ聞かせてください。年間でいいですけれども、入場料を徴収している方というか、あと営利を目的として施設を使用しておられる方、どのぐらいの数あるんでしょうか。
◎商工観光課長(津越紀宏君) 商工観光課、津越より御説明させていただきます。 現在は、入場料を徴収する利用者とか営利を目的とする方はお断りをしている状況であります。
◆2番(大坂一彦君) では、逆に今後は入場料を取る方、営利を目的とされる方、10割を負担すれば逆に言うと使用できるようになるというふうな理解でいいですね。
◎商工観光課長(津越紀宏君) そのとおりでございます。
◆2番(大坂一彦君) 分かりました。ありがとうございます。 以上です。
○議長(三栗章史君) 11番、竹内議員。
◆11番(竹内弥生君) 10割の負担はどういう形で決められたんですか、10割という使用料に対する。どういったことを参考にして。
◎商工観光課長(津越紀宏君) 10割というのは、市内の会館とか隣接しております同じような文化的な施設、それを参考にさせていただいております。
◆11番(竹内弥生君) 先ほど大坂議員も申していましたが、結局、利害が発生する、営利が発生するものに関して貸してあげようということになったんですね。
◎商工観光課長(津越紀宏君) そうですね。今回の施設利用を柔軟にすることによって、さらなる利用促進を図りたいと考えており、今回の改定とさせていただいております。
◆11番(竹内弥生君) 分かりました。ありがとう。
○議長(三栗章史君) ほか、ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△日程9 議案第15号 新宮市職員定数条例の一部を改正する条例
○議長(三栗章史君) 日程9、議案第15号、新宮市職員定数条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 赤木総務課長。
◎総務課長(赤木博伯君) (登壇) ただいま議題となりました議案第15号、新宮市職員定数条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 今回の一部改正は、第2条第7号に規定する消防職員の定数についての改正を行うものであります。 議案書の2ページをお願いいたします。 改正の内容でありますが、消防職員の定数につきまして、職員の段階的な定年年齢の引上げが行われる中、定年退職者がいない年も含めた消防職員の年齢構成の平準化に向けた計画的な採用、また増加する高齢期職員の活躍推進と適正配置などに取り組み、将来にわたって消防力を安定的かつ継続的に確保するとともに、さらなる組織力の向上を図るため、今後10年先を見据え、定数を58人から63人に改正を行いたいというものでございます。 附則といたしまして、この条例は令和6年4月1日から施行するというものであります。 以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(三栗章史君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△日程10 議案第16号 新宮市手数料条例の一部を改正する条例
○議長(三栗章史君) 日程10、議案第16号、新宮市手数料条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 赤木総務課長。
◎総務課長(赤木博伯君) (登壇) ただいま議題となりました議案第16号、新宮市手数料条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 今回の一部改正は、総括的に定めている手数料のうち、二つの手数料について所要の改正を行うものであります。 議案書の2ページをお願いいたします。 別表第1の20の項、狂犬病予防法によるもののうち、1、犬の登録手数料につきましては、動物の愛護及び管理に関する法律の改正に伴い、狂犬病予防法に基づく犬の登録手続に関して特例制度が設けられ、本市においても令和6年4月1日から同制度を実施予定でありまして、この特例制度を利用して登録がなされた場合、市への手続が不要となりますので、手数料を徴収しないこととするよう所要の改正を行うものであります。 続きまして、30の項の2、開発行為の変更許可申請の審査手数料につきましては、土地の開発許可を取得後、面積が0.3ヘクタール未満の新たな土地の開発区域への編入に係る変更許可申請があった場合、現行の規定では手数料の徴収ができないことから、議案書3ページに記載の区分に応じた手数料を新たに設定するものであります。 なお、附則といたしまして、この条例は令和6年4月1日から施行するというものであります。 以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(三栗章史君) 本案について質疑に入ります。 11番、竹内議員。
◆11番(竹内弥生君) 狂犬病のところなんですけれども、特例制度が国からなされる。市で手続を行わなくてもいい。特例制度というのは自動的に申請されるという形なんですか。
◎生活環境課長(廣井和樹君) 生活環境課、廣井より答弁させていただきます。 この特例制度というのは、令和4年6月1日から犬のほうにマイクロチップを内蔵させて登録するもので、飼い主がマイクロチップの中にパソコン等を使って登録するものでございます。
◆11番(竹内弥生君) もう一回。マイクロチップをどうするって。
◎生活環境課長(廣井和樹君) マイクロチップを犬の首の後ろに内蔵させて、そのマイクロチップの中に犬の情報を登録するというものです。
◆11番(竹内弥生君) 分かりました。
○議長(三栗章史君) ほか、ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 以上で質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。 会議中ですが、10分程度休憩いたします。
△休憩 午前10時58分
---------------------------------------
△再開 午前11時08分
○議長(三栗章史君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
---------------------------------------
△日程11 議案第17号 新宮市
こども家庭センター条例
○議長(三栗章史君) 日程11、議案第17号、新宮市
こども家庭センター条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 梶田子育て推進課長。
◎子育て推進課長(梶田卓哉君) (登壇) ただいま議題となりました議案第17号、新宮市
こども家庭センター条例について御説明申し上げます。 本議案は、児童福祉法等の一部を改正する法律により、全ての妊産婦、子育て世帯、子供の包括的な相談支援等を行う
こども家庭センターの設置が市町村の努力義務とされたことに伴い、同法の施行日である令和6年4月1日に合わせ、現在の「新宮市保健センター」の施設名称を「新宮市
こども家庭センター」に改め、妊産婦や乳幼児の保護者からの相談を受ける母子保健機能と虐待や貧困など支援が必要な家庭に対応する児童福祉機能が連携し、より一体的な相談支援を行う
こども家庭センターを開設するに当たり、必要な事項を定めるものであります。 改正内容でございますが、2ページをお願いいたします。 第1条では、
こども家庭センター設置の趣旨を、第2条では、
こども家庭センターの名称及び位置を定めております。 第3条では、
こども家庭センターで行う事業を定めております。 第4条では、開館時間と休館日を定めております。 第5条から3ページの第10条までは、施設の貸館に関する規定であります。 附則といたしまして、第1項において、この条例の施行期日を令和6年4月1日と定めております。 第2項において、「新宮市保健センター」を「新宮市
こども家庭センター」に名称を変更することに伴い、新宮市立保健センター条例の一部改正を行います。 4ページをお願いいたします。 改正の内容といたしましては、条例の題名を「新宮市立保健センター条例」から「新宮市立熊野川町保健センター条例」に改め、名称と位置を定める第2条の規定から新宮市保健センターの項を削るほか、第3条では、事業名の変更、新宮市保健センターのみで実施していた事業の削除等、所要の改正を行うものでございます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(三栗章史君) 本案について質疑に入ります。 6番、福田議員。
◆6番(福田讓君) ただいま御説明いただきまして質疑をさせていただくんですが、今までが保健センターということになっておりまして、今回
こども家庭センターという名称に変わるという、これはどういうメリットの関係でまずこういう名前に変えられたか。ほいで今回、熊野川町にしか保健センターはなくなるということでしょ。そのメリットをちょっとお聞かせ願いたいと思います。
◎子育て推進課長(梶田卓哉君) 新宮市におきましては、令和5年度に機構改革が行われまして、旧保健センターの母子保健係が子育て推進課に編入された形となってございます。結果的に現在の保健センターにおきましては児童福祉と母子保健機能が集約された施設となっておりまして、既に業務を行っているところでございますが、
こども家庭センター設置が努力義務とされたタイミングをもちまして改めて条例を改正することで、
こども家庭センターということで、より一層連携した事業を推進していくということを考えて、今回の条例制定に至ったというところでございます。
◆6番(福田讓君) 大体分かりました。今まで親しんできた保健センターというのは子供たちから高齢者の方のいろんな健康診断とかということになっておりますので、今回は看板も全部
こども家庭センターになるわけですね。そのあたりはやはり周知を徹底していただきたいと思います。
こども家庭センターに今度、法令によって変わったということで、保健センターと言われたらもう熊野川町の日足にある保健センターしかなくなるということですから、そのあたりをしっかりと広報していただきたいと思います。
○議長(三栗章史君) ほか、ございませんか。
◆6番(福田讓君) 答弁してください。
◎子育て推進課長(梶田卓哉君) 条例が制定となりましたら、
こども家庭センターの周知とともに熊野川町保健センターに関しましても周知に努めてまいりたいと考えております。
◆6番(福田讓君) はい、了解。
○議長(三栗章史君) 9番、百村議員。
◆9番(百村匡洋君) 名称変更に当たっても周知の御予定はありますか、市民への周知、どのようにされるか。
◎子育て推進課長(梶田卓哉君) 現時点ではまだ条例が通っていないという状況でありまして、今後ということになりますが、広報でありますとかホームページにて周知をさせていただきたいと考えております。
◆9番(百村匡洋君) 分かりました。 では、周知方法はある程度決まってはいるが、確定していないという認識ですね。結構です。
○議長(三栗章史君) ほか、ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△日程12 議案第18号 新宮市子ども医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例
○議長(三栗章史君) 日程12、議案第18号、新宮市子ども医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 梶田子育て推進課長。
◎子育て推進課長(梶田卓哉君) (登壇) ただいま議題となりました議案第18号、新宮市子ども医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、中学校卒業までを対象としております現行の子ども医療費助成制度につきまして、年齢を高校生世代までに拡充するため所要の改正を行うというものでございます。 改正内容でございますが、2ページをお願いいたします。 第2条第1項第1号の子供の定義につきまして、「満15歳」を「満18歳」に改めるというものでございます。 第3条第1項の改正につきましては、本制度の助成対象者は対象となる子供の保護者でありますが、保護者の養育を受けていない18歳までの子供についても助成対象者とするため、文言の追加を行うものでございます。 附則といたしまして、第1項で、この条例は令和6年4月1日から施行し、第2項で、経過措置として施行日以前に受けました医療費の助成については従前の例によるというものでございます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(三栗章史君) 本案について質疑に入ります。 6番、福田議員。
◆6番(福田讓君) 今回の条例改正ということで、市民の方から、また議員の中からもいろんな質問にもお答えいただいて、やっと新宮市も、人口2万7,000人のまちも15歳から18歳に上がったということで、お尋ねしたいんですが、今、串本町から熊野市まで、これで一応18歳まで医療費無料になっていないところはまだございますか。
◎子育て推進課長(梶田卓哉君) 全ての市町村を把握しているわけではございませんが、お隣の那智勝浦町さんも今回、4月から改正するというふうに聞いてございます。
○議長(三栗章史君) 13番、榎本友子議員。
◆13番(榎本友子君) 15歳から18歳に上げていただくことはとてもうれしいことですが、財源に関してはどのようにお考えなんでしょうか。
◎子育て推進課長(梶田卓哉君) こちらにつきましては、県を通じて国にも要望しているところでございますが、今のところは市単独の予算ということになってございます。
◆13番(榎本友子君) 過疎債とかを使う予定なんでしょうか、そうなったときは。
◎総務部次長兼財政課長(小林広樹君) 財政課、小林が答弁いたします。 過疎のソフトの充当も考えられるところですけれども、過疎のソフトにつきましてはもう枠が決まっておりまして、もしその枠に収まらない場合は地方交付税であったり税であったり、そういう自前の財源ということになるかなと思います。
◆13番(榎本友子君) それだったらどのぐらいの予算を考えておられるんでしょうか。
◎子育て推進課長(梶田卓哉君) 今回の改正によりまして、増額の予算は1,200万円から1,300万円程度でございます。
◆13番(榎本友子君) 実際にやってみないと分からないと思うんですけれども、高校生まで無料になるということはとてもうれしいことなので、財源を確保してぜひお願いいたしたいと思います。
○議長(三栗章史君) ほか、ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△日程13 議案第19号 新宮市
ひとり親家庭医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例
○議長(三栗章史君) 日程13、議案第19号、新宮市
ひとり親家庭医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 梶田子育て推進課長。
◎子育て推進課長(梶田卓哉君) (登壇) ただいま議題となりました議案第19号、新宮市
ひとり親家庭医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律、いわゆるDV防止法の一部を改正する法律が令和6年4月1日に施行され、保護命令制度の対象拡大等による改正及び条文追加が行われることに伴い、本条例の引用規定に所要の改正を行うものでございます。 改正内容でございますが、2ページをお願いいたします。 第2条第2項第9号中、保護命令として接近禁止命令と退去命令を規定する改正前のDV防止法第10条第1項が改正後の同法では第10条第1項と第10条の2に分けて規定されることとなるため、引用条文の追加を行うほか、表現の見直しを行うものでございます。 附則といたしまして、この条例は令和6年4月1日から施行するというものでございます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(三栗章史君) 本案について質疑に入ります。 質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△日程14 議案第20号 新宮市介護保険条例の一部を改正する条例
○議長(三栗章史君) 日程14、議案第20号、新宮市介護保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 西健康長寿課長。
◎健康長寿課長(西洋一君) (登壇) ただいま議題となりました議案第20号、新宮市介護保険条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、介護保険制度が3年間を単位とした財政運営を行うことから、令和5年度末で第8期事業計画年度が満了することに伴い、新たに令和6年度から令和8年度までの3年間の第9期事業計画年度の保険料率の額を定めるものであります。 主な改正内容は、国の制度改正に基づき保険料の段階を9段階から13段階とし、低所得者の方の料率を引き下げ、高所得者の方の料率の引上げを行います。 第9期の保険料率の基準額は、介護報酬改定を含む介護サービスの見込額、地域支援事業費の見込額及び23%の第1号被保険者負担割合等を考慮し、第8期の年額7万9,200円と同額とするものであります。月額にいたしまして6,600円となります。 2ページをお願いいたします。 第4条第1項中、改正前の「令和3年度から令和5年度まで」を改正後の「令和6年度から令和8年度まで」に改め、第1号から第3号の下線が引かれた保険料率の額について、それぞれ対応する字句を改めます。 また、第9号の所得要件を第9号から第13号までに細分化するため、第10号から第13号までを追加するものであります。 第2項から第4項につきましては、低所得者の保険料軽減による減額賦課について、第9期の保険料率の基準額の改正に伴い、下線が引かれた保険料率の額について、それぞれ対応する字句に改めるものであります。 3ページをお願いいたします。 附則といたしまして、施行期日について、この条例は令和6年4月1日から施行するものとし、経過措置として、改正後の新宮市介護保険条例第4条の規定は令和6年度分の保険料から適用し、令和5年度以前の年度分の保険料については、なお従前の例によるというものでございます。 以上、簡単ではありますが、御説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(三栗章史君) 本案について質疑に入ります。 6番、福田議員。
◆6番(福田讓君) 質疑させていただきますが、課長の発言では簡単と言うけれども、先ほどの件で、今回は高くなる人もあれば低くなる人もあるということやね、所得によって。その割合はどんなんですか。新宮市の介護保険の加入されている方に対する割合ってどんなになるんですか。
◎健康長寿課主幹(萩原桂二君) 健康長寿課、萩原から答弁いたします。 割合というものは所得段階別の人数とかいうようなことでしょうか。
◆6番(福田讓君) 簡単な質疑じゃないんやけれども、今回の改正によってどれだけの層が安くなってどれだけの方が高くなる、それは所得によって変わるんでしょう。それによって、そこをちゃんと説明してほしいんですよ、どれだけの人数があるんか。介護保険に加入されている方のパーセンテージを聞いているんです。この条例ですから、これ教育民生委員会でちゃんと練ってくれるんやけれども、そのあたりを聞いておきたいんですわ。
◎健康長寿課主幹(萩原桂二君) 今度の改正で保険料が下がる方というのは1段階から3段階までの方、1段階の方は、料率としては基準額掛ける0.3であったのが、4月1日以降は基準額掛ける0.285になります。2段階の方は、基準額掛ける0.50であったのが基準額掛ける0.485になります。3段階の方は、基準額掛ける0.70であったのが基準額掛ける0.685になります。人数といたしまして、1段階の方が約2,500人程度、2段階の方が1,500人程度、3段階の方が1,000人程度となります。 そして、保険料が上がる方なんですが、10段階から13段階、新たにできた段階の方がその対象になられる方になりますが、今まで9段階であった方のうち所得が高い方、今までの9段階というのが、前年の合計所得、市民税が課税で前年の合計所得金額が320万円以上の方というくくりが、その所得が細分化されております。10段階の方が合計所得金額が420万円以上520万円未満の方、11段階が520万円以上620万円未満の方、12段階が620万円以上720万円未満の方、そして13段階が720万円以上の方ということになっております。 対象者の人数としましては、10段階の方が60人程度、11段階の方が40人程度、12段階の方が30人程度、13段階の方が120人程度となっております。
◆6番(福田讓君) 詳細に御説明いただいてありがとうございます。 私、そこまで質疑ではなかったんですけれども、結局、1段階から3段階の方が2,500人で2段階が1,500人と。ほいで、今回上がる人は1,200人ぐらいあるということやね。そういうことでよろしいですね、この改正によって。だから、安くなる人もおられれば高くなる人もあるということで、所得に。そういうことですね。
◎健康長寿課主幹(萩原桂二君) 1段階から3段階までの方が5,000人程度ということです。そのほかはそのとおりで間違いないです。
◆6番(福田讓君) 了解。
○議長(三栗章史君) ほか、ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△日程15 議案第21号
新宮市立養護老人ホーム寿楽荘条例を廃止する条例
○議長(三栗章史君) 日程15、議案第21号、
新宮市立養護老人ホーム寿楽荘条例を廃止する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 西健康長寿課長。
◎健康長寿課長(西洋一君) (登壇) ただいま議題となりました議案第21号、
新宮市立養護老人ホーム寿楽荘条例を廃止する条例について御説明申し上げます。 本議案は、新宮市立養護老人ホーム寿楽荘が、昭和54年3月に建設され今年で45年が経過し、施設及び設備の老朽化や長期入所に伴う入所者の高齢化、要介護化の傾向にあります。また、入所者の減少等の理由により施設を安全に運営することが困難となり、昨年末をもって入所者の南紀園への移行が完了したため、令和6年3月31日をもって新宮市立養護老人ホーム寿楽荘を閉荘するに当たり、
新宮市立養護老人ホーム寿楽荘条例を廃止するものでございます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(三栗章史君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△日程16 議案第22号 新宮市漁港管理条例の一部を改正する条例
○議長(三栗章史君) 日程16、議案第22号、新宮市漁港管理条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 生駒農林水産課長。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(生駒貴男君) (登壇) ただいま議題となりました議案第22号、新宮市漁港管理条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、漁港漁場整備法の一部を改正する法律により、漁港漁場整備法の題名を改正し漁港及び漁場の整備等に関する法律とし、また漁港施設等の有効活用を図る事業として漁港施設等活用事業を創設する改正が行われることに伴い、所要の改正を行うものでございます。 それでは、議案書2ページをお願いいたします。 第1条は、法律名の変更に伴う名称の変更でございます。 第14条は、漁港区域内の水域及び公共空地における土砂採取料または占用料の納付者に、漁港施設等活用事業の認定を受けた者を新たに追加するものでございます。 なお、附則といたしまして、この条例は令和6年4月1日から施行するというものでございます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(三栗章史君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△日程17 議案第23号 新宮市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例
○議長(三栗章史君) 日程17、議案第23号、新宮市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 岡本医療センター庶務課長。
◎医療センター庶務課長(岡本真治君) (登壇) ただいま議題となりました議案第23号、新宮市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、令和6年4月からの消化器内科の新設に伴い、診療科目が変更になるため所要の改正を行うというもの、また地方自治法の改正に伴い、参照条文について所要の改正を行うものでございます。 議案書2ページをお願いいたします。 第2条第3項の改正は、診療科目に消化器内科を追加するものであります。 また、第4条の改正は、地方自治法の改正に伴う条ずれに対応するため、改正するものであります。 なお、附則といたしまして、この条例は令和6年4月1日から施行するというものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(三栗章史君) 本案について質疑に入ります。 6番、福田議員。
◆6番(福田讓君) これ読ませていただきまして、今まで内科ということで、和歌山県立医大でしたら第1、第2、第3といって消化器内科があるんですが、今回、消化器内科ということでありがたいですし、ただ消化器専門の先生も今度、和医大等から、大学病院からも来ていただける予定はあるんですか。
◎医療センター庶務課長(岡本真治君) 消化器内科の専門の先生につきましては令和5年4月1日から赴任されておりまして、現在は内科の中に消化器内科担当という形で肩書はついております。それが来年度からは消化器内科部長として来られるということになります。
◆6番(福田讓君) そうしますと、診療科目が一つ増える形になるんですね。よろしいんですか。
◎医療センター庶務課長(岡本真治君) そのとおりでございます。
◆6番(福田讓君) 了解。
○議長(三栗章史君) ほか、ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△日程18 議案第24号 新宮市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
○議長(三栗章史君) 日程18、議案第24号、新宮市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 岡本医療センター庶務課長。
◎医療センター庶務課長(岡本真治君) (登壇) ただいま議題となりました議案第24号、新宮市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案につきましては、医療センター医療業務課栄養係を診療部門の栄養部として新設させることに伴い、医療職給料表の設定が必要となるため所要の改正を行うもので、令和6年4月1日から施行するというものでございます。 議案書2ページをお願いいたします。 条例中、第3条関係の別表第4のウ、医療職給料表(二)等級別基準職務表のうち、所定の項目に栄養部を追加するものでございます。 なお、附則といたしまして、この条例は令和6年4月1日から施行するというものでございます。 以上、簡単ではございますが、御説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(三栗章史君) 本案について質疑に入ります。 6番、福田議員。
◆6番(福田讓君) 今回の改正なんですが、今まで薬剤部があって今度栄養部というんですか、ということは栄養部って今までどこにあったんですか。
◎医療センター庶務課長(岡本真治君) 事務局、医療業務課に栄養係としてありました。
◆6番(福田讓君) そうしますと、今回それを格上げするということですね、栄養部ということは。その中身をちょっと聞きたいんですよ。薬剤師はお薬のところでしょう。ほいで栄養部はどういう関係の栄養部となるんですか。栄養士というのがあるでしょう。それじゃないんでしょう。何か別に栄養部というのは、その中身を教えていただきたいんです。
◎医療センター庶務課長(岡本真治君) これまでも医療業務課の栄養係に管理栄養士が在籍しておりまして、その管理栄養士がもともと医療技術職でありますので、医療技術部門の下に所属が移るイメージとなっております。
◆6番(福田讓君) そしたら、給与体制も変わってくるんですか。だからこれ給与に関することやね。ランクは上がるんですか、下がるんですか。
◎医療センター庶務課長(岡本真治君) もともと医療技術部門でありますので、今回、医療技術の給料表の中に栄養部というものを明記する必要がございましたので、今回改正するものであります。
◆6番(福田讓君) そしたら、栄養部と上がっても結局給与対応は同じやいうことやね。そういうことでよろしいんですか。
◎医療センター庶務課長(岡本真治君) 特に変更はございません。
◆6番(福田讓君) 了解。
○議長(三栗章史君) ほか、ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△日程19 議案第25号 新宮市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例
○議長(三栗章史君) 日程19、議案第25号、新宮市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 佐藤水道事業所業務課長。
◎水道事業所業務課長(佐藤尚久君) (登壇) ただいま議題となりました議案第25号、新宮市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、地方自治法の一部改正が令和6年4月1日に施行されることに伴い、改正後の法律と条例の整合性を図るため、所要の改正を行うものでございます。 議案書の2ページをお願いいたします。 表中、第5条の改正は、地方自治法の改正に伴う条ずれに対応するため改正するものでございます。 なお、附則といたしまして、この条例は令和6年4月1日から施行するというものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(三栗章史君) 本案について質疑に入ります。 11番、竹内議員。
◆11番(竹内弥生君) 水道事業等の業務に従事する職員の賠償責任というのはどういったケースであるんですか、教えてください。
◎水道事業所業務課長(佐藤尚久君) 第5条の規定でございますが、地方公営企業法において準用することになります地方自治法の規定でございますが、やむを得ない事情により損害が発生したというふうなことが認められるようなときに、議会の同意を得て損害賠償責任の一部または全部を免除することができるというふうな規定でございまして、職員が故意のようなことでやった行為で水道事業に損害を与えた場合を除いては、損害を賠償することが必要ないというふうな規定になっております。
◆11番(竹内弥生君) やむを得ない事情があったとき、この賠償のほうは分かるんですけれども、そのケースを教えていただきたいと思いまして、やむを得ない事情で、故意にしたということはわざとやったということになりますけども。
◎水道事業所業務課長(佐藤尚久君) ですから、通常は故意にやるということはございませんけれども、普通に業務をしている中で、例えば水道管を誤って破損させてしまったとかいうふうなときに、当然それを修理するために費用が発生するわけですけれども、そういうことについては職員に賠償を求めないというふうな規定になります。
◆11番(竹内弥生君) 分かりました。ありがとうございます。
○議長(三栗章史君) ほか、ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△日程20 議案第26号 新宮市
水道事業等給水条例の一部を改正する条例
○議長(三栗章史君) 日程20、議案第26号、新宮市
水道事業等給水条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 城水道事業所工務課長。
◎水道事業所工務課長(城弘樹君) (登壇) ただいま議題となりました議案第26号、新宮市
水道事業等給水条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本議案は、水道法の一部改正が令和6年4月1日に施行され、水道整備等に関する権限が厚生労働大臣から国土交通大臣及び環境大臣に移管されることに伴い、所要の改正を行うものでございます。 議案書の2ページをお願いいたします。 表中、第5条及び第32条の改正は、いずれも厚生労働省令を国土交通省令に改正するものでございます。 附則といたしまして、この条例は令和6年4月1日から施行するというものであります。 以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(三栗章史君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△日程21 議案第27号 新宮市消防手数料条例の一部を改正する条例
○議長(三栗章史君) 日程21、議案第27号、新宮市消防手数料条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 古根川消防本部予防課長。
◎消防本部予防課長(古根川喜一君) (登壇) ただいま議題となりました議案第27号、新宮市消防手数料条例の一部を改正する条例につきまして御説明申し上げます。 本条例の基準政令であります地方公共団体の手数料の標準に関する政令に定められる手数料の標準額については、地方分権推進計画に基づき定期的な見直しが行われているところですが、今般、手数料の標準額について見直しが行われたため、新宮市消防手数料条例につきましても一部を改正し、所要の整備を行うものでございます。 恐れ入りますが、議案書2ページから3ページを御覧願います。 改正の内容でございますが、別表第1の消防法関係では、浮き屋根式特定屋外タンク貯蔵所及び浮き蓋付特定屋外タンク貯蔵所の設置の許可の申請に係る事務において、表中の1項から8項までの貯蔵容量に応じて定めている審査手数料をそれぞれ増額するものでございます。 続きまして、3ページから4ページにかけてお願いいたします。 別表第3の高圧ガス保安法関係では、液化石油ガス法で許可を受けている充填設備を高圧ガス保安法により規制を受ける移動式製造設備として使用する場合の許可の申請に対する審査手数料を新たに設けるものでございます。 続きまして、4ページから5ページをお願いします。 別表第4の液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律関係では、高圧ガス保安法の改正により、認定高度保安実施者制度が創設されたことから、液化石油ガスの貯蔵施設等の設置の許可に係る完成検査に関する手数料について、減額の対象となる要件に認定高度保安実施者が行う完成検査を新たに加えるというものであります。 附則といたしまして、この条例は令和6年4月1日から施行するというものであります。 以上、誠に簡単でございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(三栗章史君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△日程22 議案第28号 新宮市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例
○議長(三栗章史君) 日程22、議案第28号、新宮市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 中家消防本部庶務課長。
◎消防本部庶務課長(中家茂樹君) (登壇) ただいま議題となりました議案第28号、新宮市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例につきまして御説明申し上げます。 本件につきましては、令和5年11月に一般職の職員の給与に関する法律が改正されたことに伴い、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部が令和6年2月に改正され、関係条例であります新宮市
消防団員等公務災害補償条例につきましても所要の改正を行うものでございます。 恐れ入ります。2ページを御覧ください。 改正内容につきましては、非常勤消防団員または消防作業従事者等への損害補償の算定に係る補償基礎額が改正されたものでございます。 まず、非常勤消防団員につきましては、階級及び勤続年数によりそれぞれ新旧対照表、別表補償基礎額表のとおり増額改正を行っております。 また、消防作業従事者等につきましては、補償基礎額の最低額を8,900円から9,100円に増額改正を行っております。 附則としまして、本改正条例は令和6年4月1日から施行すること、また経過措置として、改正後の規定は、施行日以後に支給すべき事由の生じた損害補償並びに同日前に支給すべき事由の生じた同日以後の期間に係る傷病補償年金、障害補償年金及び遺族補償年金について適用し、同日前に支給すべき事由の生じた損害補償及び同日前に支給すべき事由の生じた同日前の期間に係る傷病補償年金、障害補償年金及び遺族補償年金については、なお従前の例によるものでございます。 以上、簡単でございますが、説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(三栗章史君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。 会議中ですが、午後1時まで休憩いたします。
△休憩 午前11時56分
---------------------------------------
△再開 午後1時00分
○議長(三栗章史君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
---------------------------------------
△日程23 議案第29号 令和5年度新宮市
一般会計補正予算(第9号)
○議長(三栗章史君) 日程23、議案第29号、令和5年度新宮市
一般会計補正予算(第9号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 小林総務部次長兼財政課長。
◎総務部次長兼財政課長(小林広樹君) (登壇) ただいま議題となりました議案第29号、令和5年度新宮市
一般会計補正予算(第9号)について御説明申し上げます。 まず、1ページの第1条では、歳入歳出予算の総額に7億1,853万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を206億626万5,000円にするというものであります。 第2条では、地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費は第2表繰越明許費によるというものであります。 第3条では、地方債の変更は、第3表地方債補正によるというものであります。 それでは、歳出からの説明でありますが、本補正予算においてその他の特別職及び一般職の給与費を計上しておりますので、最初に給与費明細書にて御説明申し上げます。 恐れ入りますが、50ページをお願いします。 給与費明細書1の特別職について、比較の欄でありますが、その他の特別職の報酬を1万8,000円減額補正するもので、和歌山県議会議員選挙に係る投票管理者等の報酬の減であります。 次に、2の一般職につきましては、会計年度任用職員に係る報酬81万7,000円の減額及び共済費が3,000円の増額、正職員については、時間外勤務手当179万1,000円の減額及び退職手当320万円の増額で、合計では比較の欄のとおり59万5,000円の増であります。 また、職員手当の内訳についてはその下の表に、会計年度任用職員以外の職員と会計年度任用職員それぞれの内訳につきましては、ア及び51ページのイに記載のとおりであります。 次の(2)給料及び職員手当の増減額の明細につきましては、表に記載のとおりであります。 それでは、事項別明細書の歳出から御説明申し上げます。 前に戻っていただきまして、18ページをお願いします。 3歳出、2款総務費1項1目一般管理費の説明欄1新型コロナウイルス感染症対策基金積立金は、新型コロナウイルス感染症関連施策等への備えとして、感染症対策を利用使途に受け入れたふるさと納税寄附金を合わせて基金に積み立てるもので、当該基金の年度末残高は1億1,032万5,000円であります。 説明欄2職員人件費は、普通退職に係る退職手当の補正であります。 5目財産管理費は、説明欄記載の五つの基金への積立てを行うもので、各基金の年度末残高は、減債基金が34億5,000万円、財政調整基金が30億円、丹鶴城址整備基金が2億4,587万5,000円、退職手当基金が11億円、熊野川関連施設整備基金が2億6,052万4,000円であります。 6目企画費の説明欄1から4につきましても、四つの基金に寄附金及び預金利子等を積み立てるもので、各基金の年度末残高は、熊野川町区域まちおこし基金が1億5,152万4,000円、地域振興基金が6,562万8,000円、合併市町村振興基金が9億2,182万9,000円、新宮市まち・ひと・しごと創生寄附活用事業(企業版ふるさと納税)基金が101万円であります。 11目電子計算費の社会保障・税番号制度運用事業は、システム改修の仕様変更に伴う増額補正で、17目諸費については、令和4年度に収入された国庫補助金の精算返還金であります。 20ページをお願いします。 3項1目戸籍住民基本台帳費の戸籍・住民基本台帳・在留関連事務等については、システム改修の仕様変更に伴う増額補正及び国庫補助金の追加による財源振替であります。 22ページをお願いします。 4項2目和歌山県議会議員一般選挙費、3目市議会議員一般選挙費につきましては、いずれも選挙執行経費の確定等に伴う減額補正であります。 24ページをお願いします。 5項1目防災費の防災費一般経費は、ハザードマップ改訂業務委託料について、最新の浸水想定の反映が必要となったため本予算を減額し、令和6年度予算に再度計上するものであります。 26ページをお願いします。 3款民生費1項2目障害者福祉費の説明欄1介護給付事業、2訓練等給付事業及び3障害児通所支援事業は、いずれも利用実績の増等による補正であります。 7目国民健康保険事業費は、国民健康保険税の産前産後減免制度施行に伴い、一般会計からの繰出金を増額するものであります。 28ページをお願いします。 2項1目児童福祉総務費の説明欄1子ども医療費助成事業は、医療機関への受診件数の増加に伴う補正で、2の放課後児童健全育成事業については、職員配置に係る加算等により増額するものであります。 2目児童措置費の私立認定こども園運営費は、公定価格の改定による増額補正であります。 3目母子福祉費の
ひとり親家庭医療費については、医療機関への受診件数の増加に伴う補正であります。 30ページをお願いします。 4款衛生費1項2目予防費の説明欄1新型コロナウイルスワクチン接種推進事業は、実績見込みによりワクチン接種委託料等の経費を減額するもので、2の個別予防接種事業につきましては、子宮頸がんワクチン等の各予防接種委託料について、実績見込みにより不用見込額を減額するものであります。 10目医療センター費については、医療センター事業会計の運営経費に対し3億円の補助を行うものであります。 32ページをお願いします。 6款農林水産業費1項6目中山間地域施設費は、中山間ふるさと・水と土保全基金の充当事業の変更に伴う財源振替であります。 34ページをお願いします。 2項2目林業振興費の森林環境譲与税基金積立金は、預金利子を基金に積み立てるもので、年度末残高は5,965万7,000円であります。 36ページをお願いします。 7款商工費1項1目商工総務費の説明欄1新宮市プレミアム付商品券発行事業については、実績見込みにより不用見込額を減額するもので、2の路線バス運行維持費補助金については、市内循環バスなど7路線のバス運行維持に対する補助であります。 3目観光費につきましては、サイクルツーリズム推進事業に対する新宮市まち・ひと・しごと創生寄附活用事業基金繰入金の充当額変更による財源振替であります。 38ページをお願いします。 8款土木費2項3目道路新設改良費、説明欄1から3の県営事業地元負担金について、急傾斜地崩壊対策が日足など3か所、小規模土砂災害対策は南檜杖など5か所、災害緊急がけ崩れ対策につきましては木ノ川における県営事業の地元負担金であります。 4目橋りょう維持費の敷屋大橋補修工事は、入札差額等による減額補正であります。 40ページをお願いします。 4項1目港湾管理費、説明欄1の新宮港保安対策事業負担金は、船舶の入港状況を踏まえ、延べ警備時間が当初見込みより増加することによる増額補正、2の港湾施設基金積立金については、預金利子を基金へ積み立てるもので、年度末残高は6,078万円であります。 42ページをお願いします。 5項3目都市下水路費の市田川水系内水排水ポンプ整備事業は、入札差額等による減額補正であります。 44ページをお願いします。 10款教育費1項3目育英奨学事業費は、育英奨学基金への積立金で、積立後の年度末残高は9,020万円であります。 46ページをお願いします。 2項3目学校給食費については、学校給食費一般経費に新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当したことによる財源振替であります。 48ページをお願いします。 5項7目文化複合施設費の文化複合施設整備基金積立金は、預金利子を基金に積み立てるもので、積立後の年度末残高は7,200万6,000円であります。 以上が歳出であります。 次に、歳入でありますが、前に戻っていただきまして12ページをお願いします。 2歳入、10款地方交付税は、国の補正予算に伴う地方負担額を措置するため、再算定項目として創設された臨時経済対策費による増額分を補正するものであります。 14款国庫支出金及び15款県支出金について、補助金等の名称、補助率等その内訳につきましては、いずれも説明欄記載のとおりであります。 14ページをお願いします。 16款財産収入1項2目利子及び配当金については、説明欄1の財政調整基金預金利子から14まち・ひと・しごと創生寄附活用基金預金利子まで、各種基金に係る預金の利子収入であります。 17款寄附金の1目一般寄附金、企業版ふるさと納税寄附金については、1件の寄附金を補正計上するものであります。 また、3目商工費寄附金及び4目教育費寄附金については、公益財団法人軽井沢美術文化学院様からの寄附金の計上で、商工費分は旧チャップマン邸、教育費分は旧西村家住宅の保存活用等に対するものであります。 18款繰入金2項1目基金繰入金は、退職手当基金繰入金が退職手当の財源として繰り入れるもので、まち・ひと・しごと創生寄附活用基金繰入金については、サイクルツーリズム推進事業に対する繰入額の減額であります。 19款繰越金については、本補正予算に必要な一般財源として、令和4年度からの繰越金の一部を充当するものであります。 20款諸収入4項4目雑入のプレミアム付商品券売上収入は、プレミアム付商品券発行事業の減に伴う減額補正であります。 16ページをお願いします。 21款市債については、事業の名称、充当率等、いずれも説明欄記載のとおりであります。 以上が歳入であります。 すみません、4ページをお願いします。 第2表繰越明許費でありますが、記載のとおり14件の事業について、年度内での完了が難しく、事業の繰越しを行うものであります。 2款1項総務管理費の社会保障・税番号制度運用事業は、マイナンバーカードへの氏名ローマ字表記等に係るシステム改修の仕様変更、また3項戸籍住民基本台帳費の戸籍・住民基本台帳・在留関連事務等については、戸籍謄本等への振り仮名記載に係る戸籍情報システム等の仕様変更により、いずれも年度内の改修完了が見込めないことから、事業費を次年度に繰り越すものであります。 3款1項社会福祉費の新宮市低所得世帯等支援給付金給付事業は、申請期限が令和6年度中となり、また2項児童福祉費の子ども・子育て支援事業計画策定事業については、令和5年4月に施行されたこども基本法に基づくこども計画との一体的な策定の検討に時間を要したことから、ニーズ調査の年度内完了が難しく、繰り越すものであります。 4款1項保健衛生費の新型コロナウイルスワクチン接種推進事業は、特例接種が本年度で終了となるものの、接種費用の支出等残務対応が必要となるため、繰り越すものであります。 2項清掃費の産業廃棄物処理場維持管理費については、土地の境界確認に係る相続人調査等に時間を要していることから、次年度に繰り越すものであります。 6款1項農業費の小水力発電所モノレール改修事業は、架設ルートの選定等詳細設計に時間を要し、また2項林業費の林道上地平瀬線開設事業については、令和5年6月の梅雨前線豪雨による災害復旧事業との現場調整等に時間を要したことから、年度内完成が困難となり繰り越すものであります。 8款2項道路橋りょう費の橋りょう・トンネル等定期点検業務については、他の工事による交通規制等により地元住民との調整に時間を要したこと、また初之地町堀地町線交差点改良工事は、地権者との交渉、調整等に時間を要したことにより、年度内での完了が難しく繰り越すものであります。 5項都市計画費の千穂王子ヶ浜線整備事業は物件移転補償等の交渉に時間を要し、また市田川水系内水排水ポンプ整備事業については、排水ポンプや受変電設備の設計、製造に時間を要することから繰り越すものであります。 9款1項消防費の指揮車更新整備は、全国的に受注が増えたことによりシャシーの供給が大幅に遅れ、年度内完了が困難となり、また耐震性貯水槽設置については受注生産となる耐震性貯水槽の確保に時間を要し、年度内完了が不確定であるため繰り越すものであります。 次に、6ページをお願いします。 第3表地方債補正でありますが、2件の変更で、起債の目的、限度額、借入れや償還の方法については、いずれも記載のとおりであります。 以上、簡単ではありますが、説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(三栗章史君) 本案について質疑に入ります。 2番、大坂議員。
◆2番(大坂一彦君) 二つほどお聞かせください。 総務費、防災費の25ページ、防災費一般経費、ハザードマップの業務委託料を減額補正と。これ令和6年度に再度というふうな御説明やったと思うんですが、このハザードマップの改訂版を令和6年度に新しくされるという認識でよろしいでしょうか。
◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君) 防災対策課、竹田より答弁させていただきます。 この3月末に佐野川、荒木川、木ノ川の浸水想定区域が和歌山県から発表されますので、それを待ってからの増刷となります。
◆2番(大坂一彦君) いわゆる改訂して増刷するという判断でよろしいですか。より分かりやすくなるというか、そこの今教えてもらった地点においては詳しくやってくださるということで、現況よりも。
◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君) 今まで、令和2年に複合版のハザードマップを作成したんですけれども、そのハザードマップには三佐木地区の佐野川、荒木川、木ノ川の浸水想定は入っておりませんでした。今回初めて和歌山県のほうが発表するということで、それを待っての増刷となります。
◆2番(大坂一彦君) ありがとうございます。よろしくお願いします。 もう一点教えてください。 商工費、新宮市プレミアム付商品券発行事業の減額でありますけれども、担当課はこの結論、結果として令和5年度ですか、どのようにお考えでしょう。
◎商工観光課長(津越紀宏君) 商工観光課、津越より回答させていただきます。 今年度、令和5年度のプレミアム付商品券ですけれども、購入率としては67.1%で発行金額としては2億4,800万円ほどございましたので、ある一定の市内での経済効果はあったかと考えております。
◆2番(大坂一彦君) ごめんなさい、手元にないかも分かりません。前年度、前の年と比べて、額はあれですけれども67.1%と聞きました、2億4,800万円。前年度との比較としてはどうでしょう。
◎商工観光課長(津越紀宏君) 昨年度は67.8%でございましたので、昨年度に比べて0.7%減りました。
◆2番(大坂一彦君) あくまでもですけれども、令和6年度はどのようにお考えですか。
◎商工観光課長(津越紀宏君) プレミアム付商品券はコロナの交付金を活用しておりましたので、現在のところ、プレミアム付商品券は当初予算にも計上しておりません。
◆2番(大坂一彦君) 分かりました。 コロナ云々は落ち着いてきた、コロナへの助成というのも難しくなってきたというのは分かります。ただ、市民生活においては大変厳しい状況が続いているので、その刹那刹那での御対応をお考えいただいたらありがたいと思います。 以上です。
○議長(三栗章史君) 7番、濱田議員。
◆7番(濱田雅美君) 19ページの新型コロナウイルスの基金積立金なんですけれども、先ほどの御説明の中に繰越明許費のほうでもコロナワクチン接種推進事業のほうで財務処理で繰り越すという御説明はいただいたんですけれども、この基金の積立てのほうは、これはどのようなものなんでしょうか。
◎総務課長(赤木博伯君) 総務課の赤木よりお答えさせていただきます。 こちらの基金につきましては令和2年5月に創設したものでございまして、毎年度直接寄附であったり、またふるさと納税、あるいは一般財源などの積立てにより積立てを行っているところでありまして、令和5年度末の見込みとしましては1億1,032万5,000円となっております。
◆7番(濱田雅美君) これ、4月からはコロナのほうも自己負担というふうに改正されますが、このままコロナ感染対策基金として基金のほうは今後も置いておくというか、対応されるんですか。
◎総務課長(赤木博伯君) こちらの基金の使い道につきましては、国のコロナに関する交付金と同様の考え方になろうかと思います。その時々の経済状況であったり社会状況、そういったものをもろもろ勘案しながら、時期を含めて全庁的な検討の下、用途や時期、そういったものの事業の検討に入っていくことになろうかと思います。
◆7番(濱田雅美君) 了解しました。ありがとうございます。
○議長(三栗章史君) 14番、榎本鉄也議員。
◆14番(榎本鉄也君) 19ページの同じく積立金のところなんですけれども、減債基金積立て1億4,000万円、財政調整基金が1億円というのは分かるんですけれども、その下の5番目の熊野川関連施設整備基金積立金に財政調整基金よりも多い1億3,000万円積み立てるんですけれども、そもそも熊野川関連施設整備基金ってどんな基金でしたか。それで1億3,000万円、財政調整基金よりも積み立てる根拠というか理由というか、教えてもらえますか。
◎総務部次長兼財政課長(小林広樹君) 財政課、小林より答弁いたします。 熊野川関連施設整備基金ですけれども、これにつきましてはJ-POWERさんからの協力金とかそういうものを積み立ててきているものでございます。ですので、文化であったりスポーツ関連施設の整備に資するということで積み立てているものでございまして、今回1億3,000万円ということですけれども、減債基金、財政調整基金を積み立てる中で今後この基金への積立てを行いまして、またいろんなそういう施設整備とかそういうものに使えるということで、今回補正予算を考える中でこの金額に確定させていただいたものでございます。
◆14番(榎本鉄也君) じゃ、J-POWERの関連ですね。ということですね。
◎総務部次長兼財政課長(小林広樹君) 今回というんではないんですが、これまでの基金の経過としてそういうものを積み立ててきたという意味でございます。
◆14番(榎本鉄也君) 何でこんな質問をしたかというと、不要な基金積立てというのは僕はあまり賛成じゃないので、不要なと言うのはおかしいですけれども、塩漬けになってそのまま残っているというの、前回も言いましたけれども今90億円ぐらい基金があるんで、やっぱり繰上償還とかいろんなところにすぐに使えるような形で基金というのは運用していったほうがいいんではないかなというふうに思ったんで、そんな中で熊野川関連施設整備基金というところに1億3,000万円どんと入っているんで、だからそこで塩漬けにしてしまったら何もならないんじゃないかなと思ったもので質疑をさせていただきましたが、J-POWER関連のそういう形でしかるべき財源として利用できるんであれば、それでいいんではないかなと思います。 以上です。
○議長(三栗章史君) 11番、竹内議員。
◆11番(竹内弥生君) 関連しまして、J-POWERの協力金って1億3,000万円基金に回すと、今ちょっとした用途を教えていただきましたけれども、これはどれぐらいの割合でどんなふうに入ってくるんですか。
◎企画調整課長(勢古口千賀子君) 企画調整課、勢古口より答弁させていただきます。 J-POWERの協力金は、J-POWERさんの水利権の更新のときにJ-POWERさんと市との協議によって協力金を頂いているというものでございます。
◆11番(竹内弥生君) 塩漬けにならないように基金にしておいて、用途が決まったら使っていくということですよね。それはもう多種にわたって使っていけるものなんですか。
◎企画調整課長(勢古口千賀子君) このような熊野川関連施設整備基金、こちらに積立てしまして、熊野川関連の事業などに使っていくというものでございます。
◆11番(竹内弥生君) 熊野川関連というふうに決まっているわけですね。
◎企画調整課長(勢古口千賀子君) そのとおりでございます。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。 それと、この水利権のって何年に1回頂けるんですか。
◎企画調整課長(勢古口千賀子君) 水利権の更新は30年ごとということになっております。
◆11番(竹内弥生君) 今はどれぐらいの期間なんですか。
◎企画調整課長(勢古口千賀子君) 水利権はそれぞれのダムによって違ってくるんですけれども、今回また30年たったら、そのまた次の更新までは30年ということになっていますので、それぞれによってちょっと差異はございます。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。
○議長(三栗章史君) 6番、福田議員。
◆6番(福田讓君) 31ページにございますが、新型コロナウイルスワクチンの接種で4,800万円、これは、そのうち2,600万円は別の子供たちのワクチン等ですけれども、大分余ってきたということでよろしいんですか。この余った金は返さな駄目なんですか。それとも置いておくのですか。在庫しておくんですか。
◎健康福祉部参事[地域医療・
新型コロナワクチン担当](小内洋二君) 健康福祉部、小内より答弁させていただきます。 この4,800万円の減額といいますのは令和5年度の予算上の減額でありまして、この予算に対しまして国の交付金、補助金があるんですが、それは実績に応じまして交付申請して精算する形になりますので、余った分を残しておくということはできないことになっております。
◆6番(福田讓君) そうしますと、ここに減額されたということは、3月の議会でもう要らないことで、返還じゃなしに使った分しか請求していないと。だから使わなかったということですね。実際お金は来ていたんですか。
◎健康福祉部参事[地域医療・
新型コロナワクチン担当](小内洋二君) これまでも補助金、交付金は、全額ではありませんが入っています。ただ、こちらの減額分について、この分についてはまた精算しまして、残らない形にはなろうかと思います。若干、令和4年度でも補助金のほうでは返還金は生じておりますが、ほぼきっちり精算する形になろうかと思います。
◆6番(福田讓君) 大体、今回の専決でやったように一般財源から出してしたりしていますね。それと同じように、コロナワクチンも今度は5類になったでしょう。だからその点で、これ今回ここに上がっている予算というのは4,800万円を減額したということなんで、実際、金は返したんですか。それとももうもともと来なかった金額。
◎健康福祉部参事[地域医療・
新型コロナワクチン担当](小内洋二君) これはあくまでも市の予算です。これまで当初予算で計上していた金額、これが決算の見込みがつきましたので、市の予算として4,800万円を減額するということでございまして、国の交付金、補助金を減額するという意味ではございません。
◆6番(福田讓君) そうしますと、歳入でこれを御覧ください。 15ページで、前年度繰越金ということで7億円ぐらい返って、前年度繰越金でしょう。これだけのお金が繰り越したということは、不要になった金があるということでしょう。だから、コロナの場合でもどういうシステムでこのお金を、今まではいろんなことがあったはずです。プレミアム券に使える支援金とかね。 だから、今回のコロナワクチンがここで減額になったということは、当初予算に1億円要るとしておいて自前の財源でやっておいて、要らなくなったから減額したと、そういう形でいいんですか。
◎健康福祉部参事[地域医療・
新型コロナワクチン担当](小内洋二君) コロナワクチンに関しましては、国の交付金と補助金がございます。これにつきましては、コロナワクチン接種に付随するものだけに使われるものでございますので、また交付金とは別に考えていただきたいと思います。
◆6番(福田讓君) だから、金が先に入ってくるんか、後で立て替えていくんかということをお聞きしたいんです。だから、これ見やったって減額したということでしょう。当初予算に上げておいた1億円があって、5,200万円は使ったけれども要らなかった4,800万円は減額したということは、一般財源から減額したということでしょう。そうじゃないですか。そこらあたりをお聞きしたいんですよ。
◎健康福祉部参事[地域医療・
新型コロナワクチン担当](小内洋二君) 議員おっしゃるとおり、一般財源から4,800万円というのを減額してございます。 ただ、これまで国に交付申請していました補助金と負担金というのは、使った分丸々今の時点では申請しているわけじゃなくて、幾つかの段階で少しずつ申請をしておりますので、この分を返すというわけではございません。
◆6番(福田讓君) だから、15ページに前年度繰越金7億2,000万円あります。これ、こういうことで、どこでどういう節制をされたのかちょっとお聞きしたいんですよ。予算って大体180億円でしょう、年間予算。だから、これだけの繰越金を持ってきて、相殺をして今回こうなっているんでしょう。繰越金のこれ、どこの財源が一応使わなくてもよかったのか、これ歳入ですから歳入で聞いているんですよ。 (「歳入は総務建設」と呼ぶ者あり)
◆6番(福田讓君) ああそうか。分かりました。すみません。失礼。訂正します。 そして、29ページなんですが、今これ予算で認定こども園の運営費というの、本当にありがたいですね、これも。放課後とかいろんな。認定こども園というのは市立と私立があるんでしょう。全部私立なんですか。
◎子育て推進課長(梶田卓哉君) 子育て推進課、梶田より答弁させていただきます。 こちらの私立認定こども園運営費につきましては、全て私立の認定こども園に関する運営費でございます。
◆6番(福田讓君) そうしますと、市立では幼稚園とか保育園ありますね。だから、市立の認定園というのは市が経営しているところはあるんですか。
◎子育て推進課長(梶田卓哉君) 今現在はございません。
◆6番(福田讓君) そうしますと以前は、私が子供のときは、もう古い話なんですけれども、私立と市立と町立という保育園とかあって、今は公立に入れなくても私立に入っても、予算の関係でうちが支援金をしているんでしょう、交付金等事業でね。だから、私立の子供たちのところと公立でも親が分担するのは、所得によって違いますけれども、同じレベルで、私立であっても公立であっても親が払うのは、所得によって違うけれども、公平なんですね。
◎子育て推進課長(梶田卓哉君) 保育料に関しましては公立、私立、同じ基準となっております。
◆6番(福田讓君) だから、同じということは、以前は民間のところもあるでしょう。何回も言うようですけれども、親が分担するのは、所得によって違うけれども、公平に市立であろうと私立であろうとこども園とか保育園、幼稚園とかは同じ金額で教育をしていただけているということですね。それでよろしいんですね。
◎子育て推進課長(梶田卓哉君) そのとおりでございます。
○議長(三栗章史君) 4番、大石議員。
◆4番(大石元則君) 31ページなんですけれども、聞き漏らしたかも分からないんで、医療センター費の中で3億円が補正上がっているんですけれども、医療センター事業会計補助金について教えてください。
○議長(三栗章史君) 大石議員、今のは委員会のほうで聞いていただけますか。
◆4番(大石元則君) そうですか。失礼しました。 以上です。
○議長(三栗章史君) よろしいでしょうか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 質疑を終わります。 本案は、お手元に配付しております分割付託表のとおり、各常任委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△日程24 議案第30号 令和5年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
○議長(三栗章史君) 日程24、議案第30号、令和5年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 栗林市民窓口課長。
◎市民窓口課長(栗林圭一君) (登壇) ただいま議題となりました議案第30号、令和5年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきまして御説明申し上げます。 国保1ページをお願いします。 第1条において、決算見込みに伴い、事業勘定の予算の歳入内訳の増減を行うものでございます。 なお、歳入合計額及び歳出に増減はございません。 それでは、事項別明細書により、事業勘定の歳入内訳を御説明いたします。 国保6ページをお願いします。 1款国民健康保険税1項1目一般被保険者国民健康保険税は、医療給付費分現年課税分を決算見込みにより1,671万6,000円減額するものです。 5款繰入金1項1目一般会計繰入金は、一般会計繰入金(産前産後保険料分)を本年1月から施行された産前産後期間の保険料免除制度の財源として2万7,000円増額するものです。 6款繰越金1項1目繰越金は、前年度繰越金を3,458万5,000円増額するものです。 7款諸収入3項1目雑入は1,789万6,000円の減額で、その内訳は、療養給付費等精算金を決算見込みにより789万6,000円減額するものと、その他雑入を収入見込みがないため1,000万円減額するものです。 以上、簡単でございますが、令和5年度新宮市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(三栗章史君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△日程25 議案第31号 令和5年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第3号)
○議長(三栗章史君) 日程25、議案第31号、令和5年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 廣井生活環境課長。
◎生活環境課長(廣井和樹君) (登壇) ただいま議題となりました議案第31号、令和5年度新宮市
蜂伏団地共同汚水処理施設事業特別会計補正予算(第3号)につきまして御説明申し上げます。 蜂伏1ページをお願いいたします。 第1条第1項では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ250万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4,125万1,000円とするもので、第2項では、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるというものでございます。 第2条では、第2表繰越明許費に記載の事業について、年度内での完了が難しく、翌年度へ繰越しを行うものであります。 それでは、事項別明細書により歳出から御説明申し上げます。 蜂伏12ページをお願いいたします。 1款1項1目施設管理費は250万円の増額でございます。これにつきましては、受変電設備取替工事に当たり、老朽化した非常用発電機の点検委託料及び点検結果により代替機リース料等が発生する可能性があることから、その費用の増額分250万円を基金繰入金で補うため補正するというものでございます。 続きまして、歳入について御説明申し上げます。 蜂伏10ページをお願いします。 4款1項1目の蜂伏団地共同汚水処理施設基金繰入金ですが、歳出1款1項1目で増額した非常用発電機の点検委託料及び点検結果により、代替機リース料等の増額分250万円を増額するものでございます。 なお、蜂伏7ページに歳入歳出補正予算事項別明細書を付しておりますので、御参照ください。 続きまして、蜂伏4ページをお願いいたします。 第2表繰越明許費でありますが、受変電設備取替工事において、工事に必要な高圧ケーブルが大阪万博の影響から全国的に品薄となっており、入荷の見込みが立っておらず、年度内での執行ができない可能性があるため翌年度へ繰り越すもので、それに付随する工事管理委託業務も繰り越すものでございます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(三栗章史君) 本案について質疑に入ります。 4番、大石議員。
◆4番(大石元則君) 蜂伏12ページの説明で、250万円の補正でもって4,119万9,000円で非常用発電機を整備されると理解しましたが、この設備は今回の手当てでもってどれほど今後発電機そのものが活用されていくんでしょうか、その点についてお尋ねいたします。
◎生活環境課長(廣井和樹君) 生活環境課、廣井より答弁させていただきます。 今回の修理によってどれぐらい延びるかというのは、年数で言うと電気系統であれば使い方によっては10年、20年もつということでございますが、蜂伏汚水処理施設につきましては、これからも施設維持をずっとしていきたいと考えておりますので、適宜点検等を行って長期に維持していきたいと思っております。
◆4番(大石元則君) 今の説明で理解できるんですけれども、最初に聞くべきだったのかも分かりませんけれども、この設備は現況はどうなっているんでしょうか。今、非常時には使える状態にはあるんでしょうか。
◎生活環境課長(廣井和樹君) 非常時に使えるということはふだんの点検から確認しておるんですが、今回、受変電設備の入替えによって機能を一旦停止するということに長期間耐えられるかというのをちょっとはかって、それのバックアップが必要かどうかというのを見るための補正でもございます。
○議長(三栗章史君) ほか、ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△日程26 議案第32号 令和5年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第2号)
○議長(三栗章史君) 日程26、議案第32号、令和5年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 岡本医療センター庶務課長。
◎医療センター庶務課長(岡本真治君) (登壇) ただいま議題となりました議案第32号、令和5年度
新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 今回の補正は、収益では、主に患者数の減少に伴う入院及び外来収益の減少のほか、一般会計負担金や県補助金受入れに伴う増額のため、また費用では、退職給付引当金の繰入れに伴う給与費の増額や患者数の減少に伴う材料費の減額のため、補正を行うものです。 それでは、病院1ページをお願いいたします。 第1条は、総則規定でございます。 次の第2条は、当初予算第2条に定めております業務の予定量を補正するものであります。 まず、(2)の延べ患者数では、入院を従前の7万5,030人から補正後は6万900人に、また外来を従前の12万2,500人から補正後は11万8,500人にするというものであります。 次に、(3)の1日平均患者数では、補正後の患者数について入院を166人に、外来を488人にするというものであります。 次の第3条は、収益的収入及び支出の予定額を補正するものであります。 まず、収入の第1款第1項医業収益を2億8,162万2,000円減額して58億4,856万8,000円に、第2項医業外収益を7億3,039万8,000円増額して11億4,086万4,000円にし、第1款病院事業収益の補正後の予定額を70億7,559万1,000円にするというものであります。 また、支出の第1款第1項医業費用を1億1,635万3,000円増額して73億9,643万8,000円にし、第1款病院事業費用の補正後の予定額を74億7,776万7,000円にするというものであります。 次の第4条は、当初予算第9条に定めております議会の議決を経なければ流用することのできない経費のうち、給与費34億7,063万7,000円を36億2,661万6,000円に改めるというものであります。 また、次の第5条は、当初予算第10条に定めておりますたな棚卸資産の購入限度額16億9,516万9,000円を16億5,158万1,000円に改めるというものであります。 それでは、内容につきまして、実施計画明細書により御説明申し上げます。 恐れ入りますが、病院8ページ、9ページをお願いいたします。 収益的収入及び支出のうち、まず収入の第1款病院事業収益を4億4,877万6,000円増額して、補正後の予定額を70億7,559万1,000円にするというものであります。 内訳といたしまして、1項の医業収益では、1目の入院収益を患者数の減少等によりまして、1億4,355万6,000円減額し、2目の外来収益を同じく患者数の減少等によりまして、1億3,806万6,000円減額するというものであります。 次の2項医業外収益では、2目の他会計負担金を一般会計負担金の受入れで3億円増額し、5目県補助金を新型コロナウイルス感染症対策関連補助金の受入れで4億3,039万8,000円増額するというものであります。 次に、支出では第1款病院事業費用を1億1,635万3,000円増額して、補正後の予定額を74億7,776万7,000円にするというものであります。 内訳としまして、1項1目の給与費は、5節の退職給付費を退職者への退職手当の支給等により不足する退職給付引当金の繰入れのため、1億5,597万9,000円増額するものであります。 また、2目の材料費は、1節の薬品費を患者数の減少に伴い3,962万6,000円減額するものであります。 なお、2ページから7ページに実施計画、予定キャッシュ・フロー計算書、給与費明細書、予定貸借対照表を記載しておりますので、御参照いただきますようお願い申し上げます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(三栗章史君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 質疑を終わります。 本案は、教育民生委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△日程27 議案第33号 権利の放棄について
○議長(三栗章史君) 日程27、議案第33号、権利の放棄についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 岩上管理課長。
◎管理課長(岩上賢志君) (登壇) ただいま議題となりました議案第33号、権利の放棄について御説明申し上げます。 本議案は、住宅使用料の権利を放棄いたしたく、地方自治法第96条第1項第10号の規定により議会の議決を求めるものでございます。 放棄する権利の内容につきましては住宅使用料に係る債権、放棄する債権の件数及び額につきましては2件、478万8,800円でございます。 相手方は、債務者Aほか1名でございます。 放棄理由でございますが、当該債権について、債権者が死亡し、全ての法定相続人が家庭裁判所に相続放棄の申立てを行い受理されたことにより、相続人が不存在となり、徴収が困難であると判断されるためです。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議のほど賜りますようお願い申し上げます。
○議長(三栗章史君) 本案について質疑に入ります。質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 質疑を終わります。 本案は、総務建設委員会に付託いたします。
---------------------------------------
△日程28 議案第34号 監査委員の選任について
○議長(三栗章史君) 日程28、議案第34号、監査委員の選任についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 赤木総務課長。
◎総務課長(赤木博伯君) (登壇) ただいま議題となりました議案第34号、監査委員の選任について御説明申し上げます。 本議案は、地方自治法第196条第1項の規定により御就任いただいております2名の監査委員のうち、本年3月31日に任期満了をもって退任される高橋亨氏の後任として奥村勝弘氏を新たに選任いたしたく、議会の御同意を賜りたいというものであります。 なお、任期は4年でございます。 また、奥村氏の略歴につきましては、別記参考をもちまして説明に代えさせていただきます。 以上、簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。よろしく御同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(三栗章史君) 本案について質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 議案第34号は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第34号は委員会付託を省略することに決定いたしました。 本案について討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第34号はこれを同意することに決定いたしました。 会議中ですが、10分程度休憩いたします。
△休憩 午後2時00分
---------------------------------------
△再開 午後2時14分
○副議長(大石元則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
---------------------------------------
△日程29 議案第1号 令和6年度新宮市一般会計予算
○副議長(大石元則君) 日程29、議案第1号、令和6年度新宮市一般会計予算を議題といたします。 なお、当局の説明については、これをおおむね各常任委員会への付託区分ごとに分割して行い、その都度質疑を行います。 議員各位におかれましては、お手元に配付の議案分割付託表中、所属委員会以外の項目のみ質疑願います。 それでは、まず第1条歳入歳出予算中の給与費明細書並びに歳出1款議会費から2款総務費までの説明を求めます。 小林総務部次長兼財政課長。
◎総務部次長兼財政課長(小林広樹君) (登壇) ただいま議題となりました議案第1号、令和6年度新宮市一般会計予算について御説明申し上げます。 それでは、予算書の1ページをお願いします。 令和6年度の新宮市一般会計予算は、第1条で歳入歳出予算の総額を178億1,174万7,000円に定めるものであります。 予算の総額は、令和5年度の当初予算と比較して7億4,079万9,000円の増、率にして4.3%の増であります。 それでは、まず初めに全款に係る給与費について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、252ページをお願いします。 給与費明細書のうち、1の特別職について、本年度の欄でありますが、長等3人の給料、手当及び共済費を含めて合計で3,975万1,000円であります。 議員については15名で、その報酬、期末手当及び共済費を合わせて合計で9,832万9,000円であります。 その他の特別職については、統計調査員や消防団員等714名分の報酬で4,239万9,000円であります。 次に、2の一般職でありますが、(1)の総括で、職員数は308名であります。なお、括弧書きは短時間勤務の職員数で、会計年度任用職員及び再任用短時間勤務職員合わせて292名の予定となっております。 報酬、給料、職員手当の給与費と共済費を合わせて総額31億4,868万7,000円で、人事院勧告に基づく給料表の改定や会計年度任用職員の勤勉手当支給開始などにより、前年度より3億4,241万5,000円の増であります。 なお、職員手当の内訳は下の表に、会計年度任用職員以外の職員と会計年度任用職員それぞれの内訳につきましては、下段のア及び253ページのイに記載のとおりであります。 また、(2)に給料及び職員手当の増減額の明細、(3)に給料及び職員手当の状況について記載しておりますので、御参照願います。 以上が給与費の内訳であります。 続きまして、事項別明細書の歳出について、給与費関係を除き、説明欄記載の主な事業について御説明申し上げます。 恐れ入りますが、前に戻っていただきまして、42ページをお願いします。 3歳出、1款議会費は、議員報酬並びに常任委員会、特別委員会等の活動費と事務的な経費であります。 次に、44ページをお願いします。 2款総務費1項1目一般管理費は、主に庁舎管理経費や公用車の更新、職員研修経費などの経常的な経費で、49ページをお願いします。 49ページの説明欄23旧高田支所解体事業につきましては、築100年以上が経過している当該建物の解体工事を行うものであります。 それでは、48ページをお願いします。 2目文書広報費の説明欄1広報新宮発行等広報活動費は、広報新宮の発行やホームページなどの運用に係る経費で、各種の媒体を通じて市政に関する情報発信やPR活動を行うものであります。 50ページをお願いします。 3目財政管理費は、統一基準公会計制度に沿った財務諸表の作成や、予算編成等の事務に係る経常的経費であります。 4目会計管理費は、財務会計システムのリース料及び保守管理経費が主なものでありますが、説明欄2会計管理一般経費につきましては、本年10月より公金業務に係る手数料が有料化されるため、増額となっております。 5目財産管理費は、普通財産の管理経費のほか、市所有建物に係る保険料等が主なものであります。 52ページをお願いします。 6目企画費は、市の施策の企画や調整、広域行政などに係る経常的な経費が主なもので、説明欄3の新宮紀宝道路開通記念イベント実行委員会負担金は、本年秋の新宮紀宝道路の開通に合わせて様々なイベントや記念行事などを実施する官民連携による実行委員会に対する負担金であります。 また、説明欄7ふるさと納税推進事業は、ふるさと納税制度により、寄附者へのお礼や市のPRのため、寄附者に対し返礼品として地元特産品等を贈呈するもので、令和3年10月から中間事業者への業務委託により返礼品及びポータルサイトの追加、返礼品提供事業者とのさらなる連携を行い、寄附者の利便性の向上及び市の魅力発信、寄附額の増加にもつながっております。本年度におきましても、さらなる歳入確保に向け、ポータルサイトでの広告掲載などPR強化に取り組むこととしております。 54ページをお願いします。 7目自治振興費は、町内会の防犯灯設置・電気料金補助金など自治会への助成、市の会館の維持管理費等に係る経常的な経費で、説明欄2の防犯灯関連事業については、地域の防犯上の必要性から、各町内会に対して防犯灯の設置費用と電気料金を補助するとともに、市で設置したバックアップ機能付避難誘導灯を兼ねた防犯灯について、器具や蓄電池等の修繕を行うものであります。 56ページをお願いします。 8目緑化推進事業費は、団体負担金や庁舎周りのプランター整備等、緑豊かなまちづくりを推進するための経費であります。 9目交通安全対策費は、交通指導員の活動経費や市民団体などの交通安全活動の支援に要する経常的な経費であります。 10目住居表示費は、住居表示に関する事務的な経費であります。 11目電子計算費は、住民基本台帳や税務業務など基幹的な住民情報を扱う行政システム運用のための経常的な経費で、59ページをお願いします。 59ページの説明欄4社会保障・税番号制度運用事業については、地方公共団体情報システム機構に対して、国、県、市町村等と情報連携する中間サーバー・プラットフォームの運用及び保守経費を交付するものであります。 12目情報推進費は、国並びに各地方公共団体とのネットワークシステムの運用経費やケーブルテレビの行政情報チャンネル使用料、情報セキュリティーに要する経費等が主なものであります。 13目行政局費は、主には熊野川行政局、開発センター、定住促進住宅、さつき公園等の維持管理に係る経常的な経費で、61ページをお願いします。 61ページの説明欄5熊野川町公共交通運行事業は、熊野川町デマンドタクシーと熊野御坊南海バスの路線バス小口線の運行について委託するものであります。 また、説明欄8の地域おこし協力隊事業については、国の地域おこし協力隊制度を活用して隊員2名を受け入れ、川舟船頭の技術継承に関連する活動や、熊野川町の観光・移住交流推進全般に資する多角的な情報発信活動等への従事を通して、隊員の定住や地域への活動の定着を図り、地域の未来を見据えた持続可能な活性化サイクルの形成を目指すものであります。 62ページをお願いします。 14目支所費の説明欄2高田村つくり推進事業は、国の地域おこし協力隊・集落支援員制度を活用し、区の再生と地域の活性化を目指すもので、本年度は協力隊1名、集落支援員14名体制により、活動の充実を図る予定であります。 64ページをお願いします。 15目公平委員会費は、各種団体への負担金と、委員3名に対する報酬等経常的な経費であります。 16目人権啓発費は、人権啓発推進事業として、教育及び啓発に係る研修会や講演会の開催、啓発冊子作成等に係る経費で、67ページをお願いします。 67ページの説明欄7人権教育・啓発推進計画策定事業については、第2次計画策定後5年を迎えるに当たり、人権に関する社会状況の変化や令和4年度実施の市民アンケート結果などに対応するため、計画の見直しを行うものであります。 66ページをお願いします。 17目諸費は、説明欄記載の経常的な経費であります。 68ページをお願いします。 18目定額減税調整給付金費の定額減税調整給付金給付事業は、物価高の緩和施策として実施される納税者及び配偶者を含めた扶養家族1人につき令和6年分所得税3万円、令和6年度分個人住民税1万円の定額減税に関し、減税し切れないと見込まれる所得水準の方を対象に調整給付金を支給するものであります。 70ページをお願いします。 2項1目税務総務費は、各種団体等負担金や税務業務に係る職員の人件費など、経常的な経費であります。 2目賦課徴収費は、市税の課税及び徴収に係る経費であります。 それでは、74ページをお願いします。 3項1目戸籍住民基本台帳費は、主には戸籍法の一部改正に伴う戸籍システム改修委託料や個人番号カードに係る事務費等で、説明欄1の新宮市ずっとふたりでお食事券交付事業は、婚姻届提出時においてお祝いとして2万2,000円分のお食事券を交付し、市内飲食店にて飲食を楽しんでいただくとともに、参加飲食店の新規顧客の獲得につなげるというものであります。 また、説明欄5の住民票・各種証明書等コンビニ交付事業につきましては、全国のコンビニエンスストア等のキオスク端末により個人番号カードを利用し、住民票及び印鑑登録証明書の交付を可能とするものであります。 78ページをお願いします。 4項1目選挙管理委員会費は、委員4名の報酬や委員会事務費など、経常的な経費であります。 80ページをお願いします。 5項1目防災費の説明欄3防災行政無線システム改修事業は、防災行政無線の機能強化として、戸別受信機の追加配備やテレビ和歌山との連携による警戒情報支援機能の追加などを行うものであります。 説明欄8の住宅耐震診断事業については、住宅の耐震性向上を目的として国・県補助を活用し住宅の耐震診断を行うもので、令和6年1月1日に発生した能登半島地震により、耐震事業への関心が高まっていることから、前年比50件増で予算計上しております。 また、説明欄10の住宅耐震改修事業補助金につきましては、地震発生時の住宅の倒壊等による被害を防止するため、住宅耐震改修工事等を実施する者に対し補助金を交付するもので、申請状況などを踏まえ、前年比10件増の60件分を確保しております。 83ページをお願いします。 説明欄14の災害時生活用水井戸整備事業は、災害時の断水に備え中核避難所に順次手押しポンプ式の井戸を整備するもので、本年度につきましては佐野会館敷地内への整備を予定しております。 84ページをお願いします。 6項1目統計調査総務費は、統計事業実施に係る経常的な事務費であります。 2目基幹統計調査費は、説明欄記載の六つの統計調査に係る経費で、そのうち説明欄3の全国家計構造調査については、家計の収支及び貯蓄や負債、住宅などの家計資産を総合的に調査し、消費、所得、資産に係る水準や構造、分布などを明らかにすることを目的として、5年に1度実施するものであります。 86ページをお願いします。 7項1目監査委員費は、委員2名の報酬や事務費など、経常的な経費であります。 以上、第1条歳入歳出予算中の給与費明細書並びに歳出1款議会費から2款総務費までの説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。
○副議長(大石元則君) ただいまの給与費明細書252ページから255ページ並びに1款議会費42ページから2款総務費87ページまで質疑を行います。 6番、福田議員。
◆6番(福田讓君) これ支所費らうち総務建設は聞けるんやったか、教えて。これ見ても分からんのよ、これ。
○副議長(大石元則君) これは教育民生委員会の所管ですので、この本会議で聞けます。教育民生委員会の所管です。
◆6番(福田讓君) 議長、これ見てもなかなか、失礼やさか、分からんとこあるんで、だから議事進行で聞いたわけでございます。あなた一番よく知ってるからよろしくお願いします。 というのは、総務費の中やさか、そこで混ざっているんですわ。難しい、新宮市議会は。そこをよろしく御配慮お願いします。 87ページまでですね。
○副議長(大石元則君) はい。
◆6番(福田讓君) 間違っていたら言うてくださいよ。 高田の支所の件で、今協力隊が来ているでしょう。それでお聞きしたいのは、高田の支所のことを聞いて私どもびっくりしたんやけれども、すばらしいことをやっていってくれていますね、高田支所の協力隊の方なんか。地元の方を病院に連れていってくれたり。こういったことも本当にありがたいことで、私も感心しました。高田の方はすごくこれ、ありがたがっていると思うんですよね。協力隊の方もそういって地元の方の活性化のために来ていることもあって、なおかつ地元の方とコミュニケーションを取りながら、病院とかバスの公営交通のところまでも、高齢者がたくさんいらっしゃる高田のところ、すごいですね。私、それを聞いてびっくりして、そのあたりちょっと御説明してほしいんですよ。
◎高田支所長(平見仁郎君) 高田支所の平見より答弁させていただきます。 今、議員おっしゃったように、この制度を活用した地域おこし協力隊、また集落支援員制度によりまして、うちのほうも令和4年度の10月から公共交通の再編の中で区民の皆さんを送迎するという事業が始まってございます。それによって集落支援員の活用により送迎する方、また地域おこし協力隊の人により、区域内はもちろん市内への送迎というんですね。あと通院や買物、そういうことも始まって、実際に活動していただいてございます。
◆6番(福田讓君) 続いて、それに対して質疑させていただきたいんですけれども、今2名なんですね。今回まだ増える予定はあるんですか。
◎高田支所長(平見仁郎君) 地域おこし協力隊員の年数なんですけれども、一応おおむね1年から3年ということで、3年がマックスでございます。当初来た1名については今年度で一応終了しますので、令和6年度については1名体制の協力隊ということで、令和6年度も地域おこし協力隊をまた募集をかけていこうかということで、今進めてございます。
◆6番(福田讓君) 地域おこし協力隊委託料、そして集落支援員委託料と、こういう二つに分かれているんですけれども、結局、協力隊の人もそれは同じように協力しながらやっていただいている。中身は違ってもお互いが協力しながら、高田の住民の方、特に高齢者が多いですからね。その方に対してきめ細かなやはり行政のサービス、そういうことでよろしいんですか。
◎高田支所長(平見仁郎君) 地域おこし協力隊と集落支援員が協力しながら、同じような形で事業を行ってございます。
◆6番(福田讓君) 取りあえずそれで。あとはまた。どうぞ。
○副議長(大石元則君) 2番、大坂議員。
◆2番(大坂一彦君) 順にお尋ねします。もし間違いがあったらまた御指摘ください。お願いいたします。 まず、55ページ、総務費、総務管理費の行政局費、今触れていただきました地域おこし協力隊、これは熊野川町のことやと思いますけれども、先ほどの御説明で2名、船頭の教育というふうな御説明があったと思うんですけれども、少し詳しくお答えいただければありがたいと思いますが。
◎熊野川行政局長兼住民生活課長(下路拓君) 熊野川行政局、下路よりお答えさせていただきます。 今年度2名の募集をかけました。ただ、来ていただいた方1名、面談という形でリモート面談を行ったんですけれども、いい方だったんですけれども、実際にこちらへ来て現場を見てもらおうというところで相手の方が辞退されたということで、今年度の採用はちょっと難しいということで、今回、また次年度の予算ということで上げさせていただいております。 それで、継続して募集をかけていたんですけれども、今現在2名の方が応募していただいている状況で、今選考中というところでございます。
◆2番(大坂一彦君) 一般質問でも、熊野川の川舟下りについてぜひぜひ頑張っていただきたい旨申しております。ただ、舟ももちろん、船頭さんの育成というのがこれなかなか、はい、じゃよろしくというわけにはいかんと思いますので、どうぞ長い御検討をいただきまして、結びつけていただけたらと思います。よろしくお願いします。 続けます。 先ほどの福田議員に若干関連してになりますけれども、63ページの高田村の推進事業ですけれども、昨年の地域おこし協力隊活動委託料というのが昨年でいう……
○副議長(大石元則君) 2番、大坂議員、委員会でお願いします。
◆2番(大坂一彦君) これも教育民生委員会か。ごめんなさい。すみません。申し訳ない。じゃ委員会でやります。 続けます。 それでは、防災費、81ページであります。 先ほどの御説明で大分というか少し理解したつもりなんですけれども、昨年、防災行政無線システム改修事業1,092万円余りやったと思うんですけれども、今年4,500万円、追加配備という御説明があったと思うんですけれども、少し詳しく御説明いただいたらありがたいと思うんですが。
◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君) 防災対策課、竹田より答弁させていただきます。 この中に戸別受信機100台分も入っております。それと防災行政無線システム、これも設置しまして8年ほどたちます。それによって、操作卓の画面もPCであるとか、書類もPCであるとか、コンピューターですね、これの交換時期になってきております。その交換がちょっと多額となっております。 以上です。
◆2番(大坂一彦君) いずれにしても、分かりやすい状況でないと困ると思いますので、そのあたりの御配備、引き続き続けていただきたいと思います。 それと、今日の予算大綱の中にもありましたけれども、住宅耐震診断事業、昨年が488万円で住宅耐震改修事業補助金、昨年が7,310万円余りだったところが、先ほどお答えいただいた軒数にして50軒増ですか、耐震診断事業ですね。改修事業補助金、前年比10軒増と、いわゆる能登地方の地震を踏まえてしっかり防災していきたいんやということでの増額という、もう純粋にそういうことでよろしいんですよね。
◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君) 住宅耐震診断につきましては、今年度100軒の予算を用意しておりましたけれども、12月末時点で80軒弱の利用でした。それが1月1日の能登地方の地震によって1月中に耐震診断を希望する方がすごく来まして、すぐに100軒に達しましたので、その後も耐震診断をしたいという人が後を絶たなかったので、今回その地震も踏まえて50軒増とさせていただきました。
◆2番(大坂一彦君) 本当にあの状況を見て、今でも大変やと思います。それに不安を覚えておられる方、本当に多数おられます。全部が全部というのは無理やと思いますけれども、どうぞ柔軟な対応をいただいて、柔軟というか、締め切ったら締め切ったでしようがないと思いますけれども、市民の不安を少しでも解消いただければありがたいと思います。よろしくお願いします。 84ページの基幹統計調査費の85ページ、全国家計構造調査と今先ほど少し財政課長から出たんですけれども、これについて少し教えていただければ。
◎総務課長(赤木博伯君) 総務課の赤木よりお答えさせていただきます。 こちらは全国的に実施するものでございまして、家計における消費、所得、また資産及び負債、そういった実態を総合的に把握して、世帯の所得分布及び消費の水準であったり、また構造などを全国的及び地域別に明らかにすることを目的とした基幹統計調査でございます。
◆2番(大坂一彦君) ということは、各戸に何らかのアンケートというか、調査票みたいなのが送られるんですか。
◎総務課長(赤木博伯君) また時期が来ましたら調査員が訪問させていただいて個別に回収したり、またインターネットなどの回答などにより調査票を集めることとなります。
◆2番(大坂一彦君) その内容を全部分かっているわけではないですけれども、それあまり言いたくないねみたいなプライバシーに関わるようなところというのは、まあ国でやるんやさか大丈夫やろうけれども。
◎総務課長(赤木博伯君) この統計に限らず、統計調査につきましては個人的な情報をお伺いすることになるんですけれども、国とか地域が政策を検討するに当たって貴重な情報となりますので、個人情報の取扱いにはもう十分に注意しながら御協力をお願いしているところでございます。
◆2番(大坂一彦君) もうそのあたり間違いないと思うんですけれども、やっぱりいろんな方がおられます。しっかりした統計を取るにはしっかりした数字を把握したいのは分かるんですけれども、行き過ぎたというか、そのあたりの御配慮をぜひいただいてお進めいただきたいと思います。 取りあえず以上です。
○副議長(大石元則君) 9番、百村議員。
◆9番(百村匡洋君) 75ページなんですけれども、新宮市ずっとふたりでお食事券交付事業、すばらしいネーミングだと思うんですけれども、まず今年4月1日以降に婚姻届を出された方が対象となりますでしょうか。
◎市民窓口課長(栗林圭一君) 市民窓口課、栗林から答弁させていただきます。 まだ予算のほう御承認いただいておりませんので、現時点で予算をもし承認されましたら、4月1日から、結婚された、婚姻された方に対して交付したいと考えております。 ただ、こちらは商品券を使うに当たって現在商工観光課で発行しているうまいもんマップの掲載店が対象ということになりますので、そちらに掲載される方の募集が5月にありまして、7月ぐらいにうまいもんマップが作成されて、その掲載されてからになりますので、8月ぐらいを今スタートとしています。ただ、4月からもう結婚された方も対象となるような形で考えてございます。
◆9番(百村匡洋君) ありがとうございます。 では、通ってから、仮定のお話になるんですけれども、利用できる飲食店であったり協力店舗というのはおおよそ決まっているというか、想定されていらっしゃるでしょうか。
◎市民窓口課長(栗林圭一君) 現在のうまいもんマップに掲載されているのが81店舗となっておりますので、その前後かなと考えております。
◆9番(百村匡洋君) 81ですね。分かりました。 同じ内容なんですけれども、飲食店事業者さんが食事券を使って利用いただいた場合、事業者さん側がその券を換金する場合はどちらで換金されていらっしゃるのか、それは随時換金という形なのか、教えていただけますか。
◎市民窓口課長(栗林圭一君) 使用された後に市民窓口課のほうに使用されたお食事券のほうを提出していただいて、その後、速やかに市民窓口課のほうからお支払いするという形を考えてございます。
◆9番(百村匡洋君) 今の想定で結構なんですけれども、それは、例えば1回ごとに市民窓口課で換金できるのか、月末でもうまとめて行って換金するのかというのは、決まっていたり案内する御予定ってございますか。
◎市民窓口課長(栗林圭一君) 現時点で考えておりますのは、都度都度お持ちいただいてその都度お支払いするという形で考えてございます。
◆9番(百村匡洋君) 分かりました。 これからだと思うんですけれども、結構市民窓口課というと対応するウエートが大きいような気がするので、月末にされたほうがいいんではないかなと、業務量的にも。あとはお金を扱うので、その分ミスが少なくなるのではないかなとちょっと今感じたので、もし今後、事業を運営する上でできるようであれば御検討ください。 以上です。
○副議長(大石元則君) 10番、吉良議員。
◆10番(吉良康利君) 61ページのデマンドタクシー運行業務委託のことなのですけれども、令和5年のデマンドタクシーの利用者数とか利用状況はどうでしょうか。
◎熊野川行政局長兼住民生活課長(下路拓君) 行政局、下路からお答えさせていただきます。 デマンドタクシーなんですけれども、令和5年度、現時点で1月末でありますけれども3,091名の利用となっております。
◆10番(吉良康利君) 利用した方の評判とか使いやすさとか、そういうのは上がってきていますか。
◎熊野川行政局長兼住民生活課長(下路拓君) ワンコインでのタクシーで旧熊野川町内を移動できるということで、通学とかに使われている方も多いので、評判はいいと思っています。
◆10番(吉良康利君) 分かりました。ありがとうございます。 ただ、予約をしなきゃいけないということで、帰りも予約を先に取っておかないといけないわけじゃないですか、デマンドタクシー。その帰りの予約がちょっと取りにくいというか、時間が読めないときになかなか最初から帰りの予約は取りにくいという評判も聞いたので、そこもちょっと改善が必要かなと思うんですけれども、やっぱり熊野川町はこのデマンドタクシーがかなり利用されているみたいなので、今後ともこれは続けていってほしい業務だと思います。よろしくお願いします。
○副議長(大石元則君) 5番、月輪議員。
◆5番(月輪匡克君) 83ページ、13番、災害時生活用水協力井戸登録業務なんですけれども、4万5,000円になっています、予算が。年間何件ぐらいの問合せというか、登録がありますか。
◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君) 防災対策課、竹田より答弁します。 これは、自宅に井戸を持っている方が公に皆さん使ってくださいというようなことで登録しております。今年度は、毎年数件、1件か2件程度でございます。
◆5番(月輪匡克君) 今まで登録されている方は何件ぐらいになりますか。おおよそでいいんで。
◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君) 今ちょっとはっきりした数字が手元にないんですけれども、大体20件程度だと思っております。
◆5番(月輪匡克君) これは何年前ぐらいからしているんですか。大体でいいんで。
◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君) 何年前からというのは、ちょっと今手元にないので、また後ほどお答えしたいと思います。
◆5番(月輪匡克君) 協力井戸ですけれども、これは生活用水だけ。飲み水にもなる水質もありますか。それとももう……。
◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君) そのために水質検査をしております。これはもう生活用水となっております。
◆5番(月輪匡克君) もう一点、すみません。 14番の災害時生活用水井戸整備事業というのがありますよね。今年は佐野会館に造るということなんですけれども、予算が383万5,000円、結構高いものやなと思ったんですけれども、それぐらいの妥当でしょうか、値段は。
◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君) これ、毎年1件、中核避難所に生活井戸を掘っておりますので、大体金額については毎年この程度の金額でやっております。
◆5番(月輪匡克君) 今まででは幾つぐらい堀りましたか。
◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君) 今年度が王子ヶ浜小学校の体育館の横、その前、令和4年度が三輪崎小学校の体育館、その前はちょっと飛びまして、コロナの状況もありましたので、この井戸を掘る業者が大阪にありますので、令和2年度だと思うんですけれども神倉小学校に最初の井戸を掘っております。
◆5番(月輪匡克君) これで、じゃ佐野会館を入れて4か所ということですね、計。 それで、井戸を掘っていただいてから、水質的にはやっぱり飲める状態ですか。それともやっぱりトイレとかに使う生活用水という感じですか。
◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君) これは全て生活用水でございます。
◆5番(月輪匡克君) 飲み水は入ってませんね。分かりました。 それで、周りの建物が建つことによって井戸が枯れるということがあると聞いたことがあるんですよ。今まで掘った中では、枯れるとか水源が減っている、水源というか水の湧出量が減っているということはありませんか。
◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君) 防災のほうでは年に数回テストというか、水が出るか見ているんですけれども、学校のほうにも常時使っていいということを申していますので、今のところ水が減ったとかそういう問題はありません。
◆5番(月輪匡克君) ありがとうございます。 能登半島の大地震でもやっぱり水が一番大切やったみたいなんで、今でも水というあれがありますので、やっぱりこれからも井戸の業務はよろしくお願いします。ありがとうございます。
○副議長(大石元則君) 7番、濱田議員。
◆7番(濱田雅美君) 今のちょっと月輪議員と重複するんですけれども、83ページの井戸の関係で、現在20件程度の井戸登録があるということなんですけれども、それは市内全体で20件ということで。この20件は全て、今後井戸にしていくという計画でいらっしゃるんでしょうかということと。
◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君) すみません、20件程度というのもちょっとうろ覚えな数字なので、後でまたはっきりした数字は答弁させていただきますけれども、これも市民の方が保有している井戸でありますので、それを協力してくれるように、こちらはそれを増やしていくというような感じで業務を進めております。
◆7番(濱田雅美君) あと、今、中核避難所で造っていただいているということなんですけれども、それはもう月輪議員が聞いていただいたんで結構です。すみません。 あと、81ページの自主防災活動支援事業補助金についてなんですけれども、これ、自主防災、市内に何組いらっしゃるか分かりますか。あと今回、防災士の受講料とかもありますけれども、これまでも恐らく自主防災組織のほうから申請して、自主防災組織のほうで備品とか購入してもらうときの補助金というのを御尽力いただいていたと思うんですけれども、それの予算というのは前年度幾らぐらいだったかというのを教えていただけますか。
◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君) 自主防災活動支援事業につきましては、毎年300万円の金額を出しておりますけれども、これは、自主防災組織が初めて使うときには8割補助します。それ以降、2回目以降に対しましては半分をこちらが補助するんですけれども、昨年新しく自主防災組織を設置したところがございまして、そこにいろいろ倉庫であるとかたくさん使いましたので、それを補正したという経過もあります。大体300万円で毎年補助金は足りているような状態で、今現在、市内では108組織が一応登録はしております。
◆7番(濱田雅美君) 108のうち、実働しているとかというのは大体どれぐらいになりますか。
◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君) これもいろいろ問題とされているところなんですけれども、この補助金を活用しているというのは、大体この何年間では30組織から40組織が活用しております。 活動実態のない自主防災組織につきましても、今現在、生活環境課の町内会の担当と相談しまして、いろいろ自主防災活動のしおりであるとかを作っていますので、それを配付して説明に回っていきたいと思っております。
◆7番(濱田雅美君) それでは、前年度は新規に立ち上がったところがあったので少し補正があったけれども、大体例年300万円の予算で収まっているような形で来ているということで理解してよろしいですか。はい、ありがとうございます。 あと、7番の宮井戸津波避難場所の草刈り業務なんですけれども、これはどちらのほうに委託していただいているんでしょうか。
◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君) そのたびに入札しまして、どこがというところはちょっとございません。
◆7番(濱田雅美君) 入札でということですね。 この草刈りは年に何回行われていますか。
◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君) 王子製紙記念公園の剪定作業もありますので、それは年に2回ほどやっています。 宮井戸周辺の草刈りというのは、実際僕らが何回かやる程度で、今は周りの部分に防草シートを毎年しております。
◆7番(濱田雅美君) じゃ、宮井戸のほうは職員さんのほうが御尽力いただいているということで。
◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君) はい。市民の方々から草が生えているよと言われれば、何回か草刈りには行っております。
◆7番(濱田雅美君) じゃ、この予算というのはどういうときに使われる予算として計上されて。
◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君) これは、周りの防草シート、毎年南側だったりとか、今年度は西側の面を防草シートをしましたので、その手数料となっております。
◆7番(濱田雅美君) 分かりました。じゃ年に何回とかではなくて、様子を見て行っていただいているような現状ということで。
◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君) そのとおりでございますけれども、大体、春先と12月頃に一応実施してもらっているところでございます。
◆7番(濱田雅美君) ありがとうございます。 以上です。
○副議長(大石元則君) 13番、榎本議員。
◆13番(榎本友子君) 先ほど百村議員も聞かれたんですけれども、75ページの新宮市ずっとふたりでお食事券交付事業なんですけれども、市長の大綱の中では婚姻から子育てに係る切れ目のない伴走型支援の充実を図ってこういうのをしていると載っていますけれども、先ほどの当局の説明では飲食業への対応の施策なのかなと思ったりして、何かコンセプトはどっちを目的にしているのかなと思ったんですけども。
◎市民窓口課長(栗林圭一君) 市民窓口課、栗林から答弁させていただきます。 基本的には、市内に住所がある方が婚姻された場合にお食事券1組につき2万2,000円分を交付させていただいて、市内の飲食店でお食事で仲を深めていただくといいますか、将来について語り合っていただくというのがコンセプトになってございます。 その中で、経費削減という部分もありますが、現在あるうまいもんマップ、こちらのほうを利用して市内飲食店で御利用いただいて、それが地域の活性化につながっていけばという形で考えてございます。
◆13番(榎本友子君) それもよく分かるんですけれども、人口の減っている新宮市に人口を増やしたいという目的であれば、もう少し予算を持って、新宮市ではこういうお祝いしていますよとか、何か飲食店をもうけさせるためというか、そういう感じの取組のような気がして、何か2万2,000円ということは100組程度かなと。でも実際は新宮市でもなかなか結婚されない方も多いし、もう少し内容というか、どうなのかなと思ったんですけれども。
◎市民窓口課長(栗林圭一君) 予算上、2万2,000円掛ける100組というところで想定しております。これ、平成25年から令和4年度の10年間で大体年間平均400組の方が婚姻されておりまして、そのうち新宮市内在住の方、この方が22、3%というところで、100件程度で想定してはおります。 すみません。もう一つ何でしたか。
◆13番(榎本友子君) 分かりました。 そしたら、両方の方がお二人とも新宮市でなくてもいいのか、片方どちらかお一人でも大丈夫ということなんですか。
◎市民窓口課長(栗林圭一君) 一方または両方という形で、いずれかの方が市内在住であれば交付するというものでございます。
◆13番(榎本友子君) 新宮市の人口が増えるような、何か目玉じゃないけれども、そういう取組になったらもっといいのかなと思いました。 以上です。
○副議長(大石元則君) 11番、竹内議員。
◆11番(竹内弥生君) 13ページになりますけれども、市税なんですが、これ前年度に比べて本年度市民税……
○副議長(大石元則君) 竹内議員、まだそこまでは。
◆11番(竹内弥生君) まだいってないね。市税はまだなんやね。 では、29ページへ行きます。 住宅耐震化促進事業費補助金というところなんですが、これ県から、ここも。
○副議長(大石元則君) 竹内議員、歳入に当たるんで、まだ歳入は入っていません。
◆11番(竹内弥生君) そうか。まだ歳出やな。
○副議長(大石元則君) 42ページからになります。
◆11番(竹内弥生君) ごめん。 では、45ページへいきます。 姉妹都市友好事業182万円、予算。これはこれで収まっているんですか。おもてなしをしたり友好事業をするのに関しまして、姉妹都市たくさんございますでしょう。中身はどういうふうなおもてなしをしているのか教えてください。
◎秘書課長(竹田和博君) 秘書課、竹田より答弁をさせていただきます。 今回、姉妹都市友好事業182万1,000円上げさせていただいております。これに関しましては、姉妹都市50周年のサンタクルーズ市を訪問し友好親善を推進するということで、前回、直近では40周年ということで平成26年に実施している事業でありまして、今回予算を上げさせていただいているのは、市長、また親善協会の会長、その人たちの旅費という形で計上させていただいております。
◆11番(竹内弥生君) これは、なかなか今後いろんな交際が増えていって市の発展につながると思うので、予算を上げていってほしいなと思います。 47ページにいきます。 市交際費なんですけれども、これってこれだけで市の交際費って賄えるんですか。
◎秘書課長(竹田和博君) 交際費に関しましては、平成21年度に160万円という形で計上させていただいて、実績に基づきながらちょっと減額をさせていただいている状況であります。コロナの影響もありますけれども、大体80万円から90万円の間で推移しているところでございます。
◆11番(竹内弥生君) 何で減額したんですか。
◎秘書課長(竹田和博君) 実績に基づいて減額させていただいているところでございます。
◆11番(竹内弥生君) 交際というのは広げていくということが大事だと思うんですけれども、ここは行財政改革で削減していくところではないと思うので、交際費というのは結構必要な経費だと思うので、減額はあまりないようにしたほうがいいとは思うんですけれども、どうですか。
◎秘書課長(竹田和博君) 交際費につきましては明確な基準に基づいて支出させていただいておりますので、議員おっしゃっていただいているように、今後コロナも明けますので、予算の範囲内で、また足りなくなれば補正させていただくというような形で交遊を深めていきたいというふうに思っております。
◆11番(竹内弥生君) 明確な基準というのをちょっと教えてくれますか。
◎秘書課長(竹田和博君) すみません、もう一度お願いします。
◆11番(竹内弥生君) 明確な基準というのはどういう。
◎秘書課長(竹田和博君) 新宮市交際費の情報の公表に関する要領というものをつくっておりますし、また内規で、さらに基準を明確にするための市長交際費の支出基準というのを設けて支出させていただいております。
◆11番(竹内弥生君) 市長は人脈が広く、もうどんどん交際していただいて、いろんな交付金、補助金につながってくることになると思うんですよ。だから、かつかつでいくと、市長というのは皆さん激務で、給料は安く拘束日数は長く、また年々首長さんというのは、我々議員の拘束のないのとまた違って、交際費に係ってくる自費で賄う部分も多いと思うんです。だから、ここのところは減額ということはないように、しっかりと交際費をして人脈を広げていくように、その他で交流を広げていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 49ページにいきます。 広報新宮発行等広報活動費、広報は市民の皆さん、必ず読まれるんですよね。もう物すごいこれは大事なものであって、全世帯に届くので、これを見られている。もう少し予算をつけて工夫を凝らしてもいいんではないかなと思うんですよ。もう少し周知による広報活動を行ってはどうですかという質問が各議員から出ると思うんですけれども、毎月1回出す広報に関しましては、予算を上乗せしてでも周知を徹底するような形、これが一番市民の目に留まると思うんですね。だから、予算のほうを増やしても私はいいんじゃないかと思うんですけれども、見解どうですか。
◎秘書課長(竹田和博君) ありがとうございます、御意見。 確かに予算も必要ですし、またマンパワーもちょっと必要になってきますので、その辺も含めてしっかり今後取り組んでいきたいというふうに思います。
◆11番(竹内弥生君) マンパワーが要るということと費用もかかる。中身の色を変える、それぞれデザインを変えるとか、そういったことに手を加えていって、より一層周知が分かるようにするということは予算が増えないとできないということなので、またよろしくお願いします。 53ページにいきます。 この地域協力活動支援事業、広告料、地域協力活動支援事業って具体的に何ですか。
◎企画調整課長(勢古口千賀子君) 企画調整課、勢古口より答弁いたします。 地域協力活動支援事業費につきましては、地域おこし協力隊の募集に対する経費でございます。1団体につき300万円となっておりまして、全額特別交付税の財政措置となっております。
◆11番(竹内弥生君) 全額地方交付税でこれ名目として来るんやね、300万円。で、その募集要領で。で、この地域おこし協力隊って給料安くないですか。普通の若者がなかなか移住してくる支援に関すると、割と給与が低いんではないかなと思いましたけれども、課長どう思いますか。
◎企画調整課長(勢古口千賀子君) 地域おこし協力隊、現在、日本全国で募集が行われているところであります。その中で給料を幾ら上げるかとか、その内容ですね。それもいろんな取組、地域独自の取組ということをPRして、できたら地域おこし協力隊として新宮市に来ていただいて、新宮市の地域活性化の一翼を担っていただきたいとは思っております。
◆11番(竹内弥生君) ということは、地域おこし協力隊に来てくれる、移住してくれるということになるように、まあまあ……。 国が地方のことを分かっていないですもんね。これだけお金あげたらそこに移住してくれる、居住してくれるわなんて、ちょっと都会の人から考えたら考えられないぐらい、なかなか居住してくれないですよね。でも300万円はつくんですね、これ100%で。ありがとうございます。 55ページへいきます。 防犯灯の関連事業なんですが……
○副議長(大石元則君) これも。
◆11番(竹内弥生君) ああ、そうや。終わりや。 何ページ目までやったか。もう終わりか。防犯灯は。 (「委員会で」と呼ぶ者あり)
◆11番(竹内弥生君) ああ、委員会やね。
○副議長(大石元則君) 教育民生委員会の範疇でございます。
◆11番(竹内弥生君) オーケー。もうこれややこしいね、先輩。全部聞けるようにしたらええのに。 すみません、独り言でした。 これ何十年やっても皆さん間違いますもんね、先輩方も。新人は分かりにくいわ。 59ページ、まだ大丈夫やね。大丈夫やね、議長、59ページ。大丈夫やね。
○副議長(大石元則君) いってください。
◆11番(竹内弥生君) はい。 OA機器借上料とかネットワークシステム運用事業のことなんですけれども、これというのは何年間に1回システムを借入れする、OA機器に関しまして賃貸料とかは競争入札で入るんですか。何年に1回とか決まっているのか、それとも同じ業者でずっと継続してやっているんですか。
◎総務課長(赤木博伯君) 総務課の赤木よりお答えさせていただきます。 システムによって5年で更新するもの、また5年がたっても継続して使えるものは使っていくと、そういった運用方針でございます。 業者につきましては、同じ業者でないと業務上不都合があるとか、そういった事情がありましたら引き続きの業者となることとなりますし、それがなければ改めて入札を行ってシステム業者を決めると、そういったことで運用しております。
◆11番(竹内弥生君) なかなかこの機器になったら難しい、そういう事業をしている地元業者も少ないと思うんですけれども、なるべくなら地元の業者を使うという形になっていますか。
◎総務課長(赤木博伯君) システム関係につきましては、やはり大規模なものとなりますので、なかなか市内業者さんが参入している例はないんですけれども、小さな機器とかパーツとかそういったものでございましたら地元の業者さんでも対応できますので、そういった部分については地元の業者さんに見積り依頼とかかけているところでございます。
◆11番(竹内弥生君) 何か大きければ信用ができる、システムの内容によって作成している会社とかソフトとかシステム会社に委託していて、なかなか代わりになるようなできない信用度であり、その中のシステムの内容とかで、そこはもう今、課長のおっしゃっていること、よく分かりますけれども、今、日本が出遅れているということはスタートアップ事業、例えば博報堂が大きいから信用があるからそこに委託をしようと。大きなお金を使うんではなく、3人ぐらい、1人か2人でもやっているようなOA機器を扱っている、ITにちょっと詳しいというか、ここから伸ばしていこうというようなミニ団体、ミニ事業者も結構増えているんですね。そういうところからもまず窓口を開いてあげて閉ざさないように、そこから宝の宝庫が生まれるというようなことがアメリカとかで起きていますよね、現に。日本ではないんですけれども、大体大きなところに、大きな企業に信用があるということですけれども、そういう細かい個人事業で小さい会社を起こしたIT、この業界に詳しいシステム、ソフトを研究している若者たちもいっぱいございますので、また窓口のほうを広げてやってほしいと思います。 67ページへいきます。 支え合いのふるさとづくり事業委託料って何ですか。
◎人権政策課長(下基君) 人権政策課、下から答弁させていただきます。 この事業につきましては、人権課題に起因した地域が抱える生活、就労等の福祉課題、またその人権課題を解消するため新宮市地域福祉計画に示されております地域住民がみんなで支え合い、助け合う共助の仕組みを身近な地域でつくっていくことを目指し、身近な場所での情報提供、相談体制及び人権尊重、権利擁護体制の充実を図り、それぞれのニーズに合った福祉相談、就労相談及び支援活動を行うものでございます。
◆11番(竹内弥生君) 分かりました。教えてくれてありがとう。 80ページいきます。 防災行政、住宅耐震診断事業と家具転倒防止、これはずっとやっていますよね。住宅耐震改修事業補助金、これって県が物すごい力を入れて、国の能登半島におきまして、県からの補助金もたくさん来ているやつですよね。なので50件とか10件とか増やしていったんでしょうか、担当課。
◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君) 住宅耐震診断につきましては、国が半分、あと4分の1ずつで県と市が出しており、それで市民の方には無償でやってもらっている事業でございます。 それと住宅耐震改修、これは最大146万6,000円の補助金がつくんですけれども、これは国が50万円、県が33万3,000円、市が33万3,000円に30万円を上乗せしまして63万3,000円ですか、合わせて改修の場合は146万6,000円、上限で補助が出ます。現地……
◆11番(竹内弥生君) ちょっと待って。一遍に言うても分からんわ。146万6,000円やね、上限が。その改修。これって能登半島地震が起きてから物すごい推奨されていますよね、改修、耐震をちゃんとしなさいよという。 で、今言うたのは国から50万円で県から33万円近く。市は63万円出す。多いですね、市が出すの。すみません、続けてください。
◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君) 耐震改修につきましては、市独自で30万円の上乗せをしているのは県下でも新宮市だけです。 先ほど言われた耐震改修146万6,000円ですけれども、これは改修に係る分で、あと現地建て替え分については30万円の上乗せはありません。116万6,000円が上限となっております。
◆11番(竹内弥生君) 新宮市だけで思い切りましたね。動機は。
◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君) 当初30万円の上乗せをした経緯につきましては、今、僕はちょっと分からないんですけれども、当初よりしていたと思いますが、その理由についてはちょっと分かりません。
◆11番(竹内弥生君) ありがたいことですね。これによって人命が守られていく一歩になるということですね。 新聞で読みましたけれども、耐震診断というのと耐震を改修していきましょうよというのは、和歌山市では80%ぐらいの世帯が行っているというのをちょっと読んだんですけれども、和歌山市ですね、でかい都市ですけれども。そこは職員さんたちが、していないところを手作業といいますか、一世帯一世帯戸別訪問して80%に押し上げていったというのを……。 それで、どこの大学の教授やったか、すごい和歌山県はパーセンテージが高いと。地方なのに優秀である。地方というのは高齢者が多いのでなかなか、もうええよと、自分のお金を少しでも出すんやったら改修はしない、しなくてもいいのよというのが多いので、なかなか地方のほうはこの率が伸びてこないというのを教授の新聞か何かで読んだんですけれども、これは、市内におきましてもある程度若い年代の方がこういうことを申し込んでくるのか、やっぱり高齢者になると少なくなってくるのかというのは課長、前年度はいかがでしたか。
◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君) 今年度も高齢者の方もやっぱり建物が古い方がよく申し込んでくださりますので、若い人というよりも高齢者の方のほうが多いです。また、若い方に関しましては建て替えとかそういう財力がありますので、そういう高齢者の方が多いような感じはします。
◆11番(竹内弥生君) 上限いっぱいになってくるというのは、やっぱり年度内いっぱいかかりますか。
◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君) 改修事業ですか。改修事業は今年度50軒を一応予定していたんですけれども、これはもう大体10月頃にいっぱいになりました。 一応申請時期が1月の末、もっと先か、改修は。その後は別になかったんですけれども、やっぱり能登の地震がありまして、1月中に診断のほうが、もう改修事業のほうについては締め切っていましたので、診断のほうがたくさんの市民の方が来られて、今年度は受けられないという方もたくさんいましたので、診断のほうは来年度増額、拡充しております。
◆11番(竹内弥生君) 何件増やしたんやっけ。
◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君) 耐震診断につきましては、今年度も100件、来年度は150件となっております。
◆11番(竹内弥生君) ざっくりですけれども、ざっくりではないですね、当局の皆さんに関しましては、数字をきっちり出さないと駄目なので。耐震は、新宮市では何%ぐらいできているという、分かるところで結構です。
◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君) これは平成30年の住宅・土地統計調査に基づくもので、平成30年度の耐震化率は、新宮市は72.33%です。和歌山県は平成30年で76.96%、全国では87.25%で、平成30年以降、新宮市も今年も改修が50件ありましたし、昨年度も41件ありましたので、140件ほど増えていますので、この耐震化率も上がっていると思われます。
◆11番(竹内弥生君) かなり細かくなっているかな。まあざっくりですけれども、当てずっぽう金額みたいな感じですが。
◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君) ちょっとざっくりとした数字はちょっと分からんのですけれども、増えていることは増えていると思います。空き家等の関係もありますので、そこら辺がちょっと統計の結果を見てからでないと、令和6年度には新しい耐震化率というのは出てくると思います。
◆11番(竹内弥生君) 増えれば増えるほど市民の命が守られる可能性が高くなるということですよね。ありがとうございます。 83ページへいきます。 旅館等宿泊避難支援事業、これは決めるときにさんざん提言して、ずっと予算をつけてもらっているんですけれども、これの利用率は。毎年継続されるということについて、利用率がやっぱり高いということでしょうか。
◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君) 宿泊避難支援事業ですね。これにつきましては、今年度は6月2日の台風2号で1名の方が1泊利用されております。それと、8月14日、お盆に来た台風7号で69名の方が利用されて82泊、2泊した方もおられますので、利用されております。昨年度、その前は避難情報を出す災害がありませんでしたので、利用はありませんでした。
◆11番(竹内弥生君) 継続していただいてありがとうございます。 それと、担当課長、予算の中には入っていないと思うんですけれども、大型避難訓練とか、能登半島地震をもう元旦に目の当たりにして、久しぶりに皆さん、恐ろしいという思いが市民に沸き上がっている。避難タワーを造れとかいろんな要望がございますけれども、そういうすぐできないことはできませんけれども、大型避難訓練というのは地域別にできると思うんですけれども、その予算とかはまだこの中には入っていませんね、今年度は。
◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君) 新宮市の総合防災訓練に関しましては5年に1度の開催となっております。前回は令和3年度に、コロナ禍もあったのですけれども、関係機関のみで佐野のところでやらせていただきました。 次回は令和8年度が新宮市の総合防災訓練の開催年になりますので、それまでは市が主催する防災訓練というのは計画しておりません。各地区で行われる防災訓練に関しましては、防災対策課としまして協力はさせていただきます。
◆11番(竹内弥生君) 予算はつけていないけれども、予算というか、そこの様々な地区の予算でやっていくということですよね。仮に今年度ではなくても、そういう大型の避難訓練をしてほしいというたくさんの声が上がってきたら、ちょっと国庫支出金とかから引っ張ってくるということは、補正とかでできる可能性とかはないんですか。
◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君) やっぱり能登の地震以降、市民の方も関心が高いと思いますので、そういう声を市民からたくさんいただいたときは、また防災対策課としましても協議いたしまして、補正予算なり組んでそのときはしたいと思っております。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。
○副議長(大石元則君) 会議中でございますが、10分程度休憩いたします。
△休憩 午後3時34分
---------------------------------------
△再開 午後3時45分
○議長(三栗章史君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 竹田防災対策課長より答弁がございます。
◎総務部参事[防災及び危機管理担当]兼防災対策課長(竹田和之君) 貴重な時間をいただいてすみません。 先ほどの月輪議員の質疑にありました災害時生活用水協力井戸登録業務につきましては、この事業に関しましては平成27年から実施しております。現在登録している方が11件で、今年度は2件ございました。 それと、先ほどの濱田議員の質疑で自主防災組織の数なんですけれども、これ、ちょっと訂正をお願いします。現在109組織になっております。 以上です。ありがとうございます。
○議長(三栗章史君) 5番、月輪議員。
◆5番(月輪匡克君) 59ページなんですけれども、電子計算事務一般経費、基幹系ネットワークシステム運用事業、そして情報系ネットワークシステム運用事業等ありますけれども、予算的には結構ついていると思うんです。5,000万円であったり300万円であったりと思うんですけれども、それで、うわさというか聞いた話によると、東日本大震災以降、まちが消えてしまって業務ができなかったということがあったので、バックアップを取るために違うところに置いていると聞いたんですよ。サーバーを置いて、それでバックアップ取っていると聞くんで、それは本当でしょうか、どうでしょうか。ちょっとお聞きしたいんですけれども、お願いします。
◎総務課長(赤木博伯君) 総務課の赤木からお答えさせていただきます。 サーバーにつきましてはそのように管理しております。
◆5番(月輪匡克君) 新宮ならどこへバックアップを置いてあるんですか。
◎総務課長(赤木博伯君) すみません、私のほうでどこか所在地までは把握しておりませんけれども、別であって、何かあっても対応できるように保存はしております。
◆5番(月輪匡克君) やはり大規模な全国でやっているネットワークみたいな感じですか、それは。
◎総務課長(赤木博伯君) システムによって変わります。国が運用しているシステムでございましたら大規模なことでございますし、業者ごとに運営しているものでしたら業者ごとの管理となっております。
◆5番(月輪匡克君) 新宮市はどっちですか。両方とも。
◎総務課長(赤木博伯君) 新宮市の中でも、国と共通して使うシステムとか、あとは新宮市独自で使うシステムとかありますので、様々でございます。
◆5番(月輪匡克君) 災害時には、もし市庁舎が壊れるとか何かあった場合、システムが落ちたときにはすぐ対応できる状態ですよね。
◎総務課長(赤木博伯君) そのときの被災状況にもよりますので、すぐにというのはあれなんですけれども、基となるデータにつきましては何かあってもきちんと保存できるようにしております。
◆5番(月輪匡克君) 違う場所にね、クラウドで。分かりました。ありがとうございます。
○議長(三栗章史君) 6番、福田議員。
◆6番(福田讓君) 75ページなんですけれども、個人番号カード交付事業ということで1,500万円計上されているんですよ。これは、昨年の1月、2月で、2月28日で個人番号に内閣もそれを推奨して、そしてプレミアムをつけて2万円ですか、1万5,000円の商品券ですか、現金と同じなんですけれども、大手とかそこのカードで換金したということで、それ以後、2月28日でもう終わってしまったんですよね。そしてなおかつ、これパートタイム等がいるんで個人番号カードのまた予算を上げてきたあるんですよ。実際、昨年2月28日以降は何名の方が来ていますか。
◎市民窓口課長(栗林圭一君) 市民窓口課、栗林から答弁させていただきます。 2月28日のときには1万7,206人の登録でございました。現在2万535人ということになっておりますので、大体3,300人程度となります。
◆6番(福田讓君) 実は国から、これ、うちの私どもの新宮市の市税の一般財源じゃないんでしょう、今でも。そこらあたりを聞きたいんですよ。
◎市民窓口課長(栗林圭一君) こちらに個人番号カードの交付事業として掲載している部分につきましては、100%国のほうから補助が出ております。
◆6番(福田讓君) そこなんですわ。だから、ここで働いていただける方、これ2名か1名なんですか。専属におるの。
◎市民窓口課長(栗林圭一君) 今、こちらの予算では3名になってございます。
◆6番(福田讓君) 3名の方を採用していただいているということはありがたいんですよ。私、何もこれに対して異議を申している……、質疑しているんですよ。 以前は、これをやはり新宮市は一番頑張って、紀南でナンバーワンじゃなかったんですか、個人カードの申込者。どうですか。たしか私の確認では一番多かったんじゃないかと思うんですよ。
◎市民窓口課長(栗林圭一君) すみません。ちょっと県内他市町村の数字を今は持ち合わせていないんですけれども、東牟婁ではそれほど……。真ん中か下ぐらいでございます。
◆6番(福田讓君) だから、これからはマイナンバーカードも国も推奨したいということで、それで100%の支援金というんですか、補助金をくれているんですね。そしたら、以前では職員を採用するときでもその支援金で窓口で採用していただいて、その方はそればかりしているわけじゃないと思うんですよね。だから、市にとっては雇用の関係もあるし、私はいいと思っているんですけどね。 ただ、これをやっぱり増やしておこうと思ったら、今、当局はどのような考えを持って、その支援金の中でプレミアムとか商品券でも作ってくれた人に対して2,000円でも1,000円でもという、新宮市の商品券をそういうプレミアムとしてということは考えていないんですか。これは質疑ですから、どうなんですかということなんです。
◎市民窓口課長(栗林圭一君) 現時点では、予算上、プレミアム付商品券のようなもの、プレミアムのようなものをつけるというところは考えてございません。
◆6番(福田讓君) そうしますと、この中に報償金というのがあるんですよ。これは何に使うんですか。
◎市民窓口課長(栗林圭一君) こちらは、新たに国のほうから補助金制度というようなものができまして、福祉の施設、今マイナンバーカードが作りにくい方、認知の入られている方とか障害のある方とか、そういった方も作りやすいようにということで、施設の職員がサポートしていただいた場合に1件につき2,000円補助が出るというものでございます。
◆6番(福田讓君) 実は、一昨年からずっと窓口を見ていて、そこの担当してる方、たくさんいらっしゃいましたね。やっぱり一定していないところがあるんですよ。だから、今あなたがおっしゃったように、高齢者の方とかいろんな身体に御不自由な方を親切に窓口の方が案内して、ボタンを押しなさい、暗証番号は口で言えても手が悪いとか、それは今までしてくれたと私は思っています。 だからこれ、せっかくこの予算をくれるんだったら、そのあたりきっちりと、私はこれ質疑ですから、たくさん作ってもらいたいという形でこれ国へ申請しているんでしょう、国からもお金をくれるからね。だから、どういう方法を考えるんですかと言うんです。 だから、プレミアムとか、たとえ1,000円でもそういう新宮市の商品券でも、そういうことをされたらいかがですかという、せっかく報償金となってあったからそれをするんかと思うとったんよ。どうしたら増えるんですかということを聞きたいんです。 そして、高齢者の方や身体障害者、御不自由な方に対して新宮市の職員が丁寧にすると。今、課長がお答えしていただいたのは老人ホームとかそこの人の方でしょう。それはありがたいことですよ。それも一応報償金と、現金でやるんですか。それともどないして、その施設の方に対して個人じゃなしに、施設に対してそれを報償金として与えているんですか。
◎市民窓口課長(栗林圭一君) まだ実際にその実績はないんですが、施設のほうにお支払いするということで考えてございます。
◆6番(福田讓君) 現金ですか。
◎市民窓口課長(栗林圭一君) 現金でお振り込みさせていただくような。
◆6番(福田讓君) それしか考えていないんですね。今私が質疑したというのは、そういった方に対して、来てくれた人に対しては報償金、いわゆるプレミアムはないということですね。今後もそういうことを考えているんでしょうか。
◎市民窓口課長(栗林圭一君) 来られた方、新たに申請された方に対しましては、現時点ではまだちょっと案のようなものがないんですが、今後協議もしていきたいと思います。
◆6番(福田讓君) と申しますのは、国からの補助金を全部使うために、それには全ての事務的経費、通信費、報償金、全部入るんでしょう。市の一般財源からは出ていないんですね、これは。
◎市民窓口課長(栗林圭一君) 今回計上させていただいた件につきましては、国からの補助がベースとなってございます。
◆6番(福田讓君) そしたら、今3人の方がこれについて従事されているんですか。今先ほど課長がお答えいただきましたように、3名の方、窓口の方がね。その方は専属にここで置いているんですか。
◎市民窓口課長(栗林圭一君) 基本的にはマイナンバーカードの事務を主にやっていただいておりますが、市民窓口課は様々なお客様が見えますので、基本的な戸籍の事務とか住基の事務とかそういったことも、基本的なことは一通りできるような形で行っておりますが、基本的にはマイナンバーカードに従事していただくという形で行っております。
◆6番(福田讓君) そしたら、三輪崎支所と熊野川行政局もあるでしょう。ここの職員の皆さんもこれ、できますね。それだけの能力を持っていますわ、三輪崎支所の方も。その辺りのいわゆる会計年度の方の給料も入っているんですか、これは。
◎市民窓口課長(栗林圭一君) ここに計上させていただいている3名の方は本庁市民窓口課のほうの分となってございます。
◆6番(福田讓君) そしたら、三輪崎も結構ありました。熊野川町は少ないんですけれども、人口からいったらね。その辺りはどうしてするんですか、お聞きしたいんですけど。国からの補助金が請求されるんですか。それとも普通の一般事務で取り扱うんですか。
◎市民窓口課長(栗林圭一君) 現時点では、三輪崎支所、行政局は一般の事務の方が従事されているような形です。
◆6番(福田讓君) そうしますと、新宮はやはり市内は有権者で約1万8,000人ぐらいありますから、その方に対応するために、特別に国からも補助を頂いてこの事業をやるということですね。それだけ最後にお聞きします。
◎市民窓口課長(栗林圭一君) 今現時点では本庁のみということで、国からの補助を頂いて行うというところでございます。
◆6番(福田讓君) 最後にもう一回聞きますけれども、三輪崎でも受付できるんですね。同じようにできるんですね。よろしいですね、それで。そういう理解でよろしいですか。
◎市民窓口課長(栗林圭一君) 三輪崎支所、あと熊野川行政局のほうで受付は可能です。
◆6番(福田讓君) 以上で終わります。
○議長(三栗章史君) 13番、榎本友子議員。
◆13番(榎本友子君) ちょっと教えてほしいんですけれども、55ページの防犯灯関連事業の中の防犯灯電気料補助金と防犯灯設置補助金の率を教えていただけないでしょうか。
◎生活環境課長(廣井和樹君) 生活環境課、廣井より答弁させていただきます。 防犯灯の設置費用の補助につきましては、設置費用の50%の補助をしており、上限額は1灯当たり10万円となります。それと電気代のほうは、今まで50%を上限としていたんですけれども、今回のこの予算の中では80%に引き上げております。
○議長(三栗章史君) 4番、大石議員。
◆4番(大石元則君) 75ページの先ほど福田議員が質疑された個人番号カード交付事業、マイナンバーカード事業だと思うんですけれども、これ、国からの事業でもって下りてきた事業なんですけれども、これの目的について、いま一度利掛けを含めてお知らせください。どういうことに利用されるものなんでしょうか、改めてお聞きいたします。
◎市民窓口課長(栗林圭一君) 市民窓口課、栗林から答弁させていただきます。 マイナンバーカード事業につきましては国の施策ということになってございます。実際に業務等を行うのは、国の指示が出てから市町村が実務的なことをするという形になっております。ですので、その分、そちらのマイナンバーの交付事務に係る事業費につきましては国からの原則100%補助ということになってございます。 今回の予算の中でほとんどの部分、大部分を占めるのが会計年度任用職員の人件費ということになってございます。
◆4番(大石元則君) 詳しいことは一般質問でやりたいと思いますが、そのマイナンバーカードの事業の中で交付金がありますよね、還付金なり。そういったことに利用される目的でマイナンバーカード、今後健康保険証の代わりになるというのも聞いておりますが、公金とのひもづけはされているんでしょうか。 マイナンバーカードを申請するときに公金の口座番号を一緒に申請するようなこともあったと思うんですけれども、その点はいかがですか。
◎市民窓口課長(栗林圭一君) 昨年2月に終了しましたマイナポイントの第2弾のほうにおきまして、マイナンバーカードを作られた方で健康保険証としての利用申込みをされた方につきましては7,500円分のポイントがついたということになっております。ですので、例えば2万円ポイントを頂いた方につきましては、健康保険証としての利用申込みはされているということになってございます。
◆4番(大石元則君) お聞きしたいのは口座開設についての話なんですけれども、還付金なり税金なりが市民の方、マイナンバーカード持っていたら、その口座へ振り込むような話にはなっていないんでしょうか。
◎市民窓口課長(栗林圭一君) 各交付金のようなものにつきましては、そこの所管がどのように考えるかということになろうかと思います。 今回、福祉課のほうで支援金のようなものが給付があったと思うんですが、こちらは新宮市のほうでも口座のほう、臨時給付金等で情報等、過去の分を持っておりまして、マイナンバーカードの利用口座と併せて使うと余計混乱するということで、福祉課のほうはもともとあった口座のほうを利用するという選択をしたというふうに聞いてございます。 ですので、利用登録のほうは、ひもづけのほうはマイナンバーカードのほうでできるんですが、その後どう活用するかは各所管の考えによろうかと思います。
◆4番(大石元則君) 最後に、1点だけ確認させていただきます。 今のお答えの中で、国の事業としてマイナンバーカード申請とともに公金口座の設定がなされるというふうに私は理解しているんですけれども、その点については間違いございませんか。
◎市民窓口課長(栗林圭一君) 今後、そういったことのために使用されるという理解をしてございます。
◆4番(大石元則君) ここから先は一般質問でやりたいと思います。 以上です。
○議長(三栗章史君) 以上で、給与費明細書並びに歳出、1款から2款までの質疑を終わります。 続いて、歳出、3款民生費から4款衛生費までの説明を求めます。 小林総務部次長兼財政課長。
◎総務部次長兼財政課長(小林広樹君) (登壇) それでは、続きまして3款民生費から4款衛生費について御説明申し上げます。 それでは、88ページをお願いします。 3款民生費1項1目社会福祉総務費は、主には民生委員・児童委員の活動費や各種団体等への負担金、社会福祉協議会への補助金などであります。 90ページをお願いします。 2目障害者福祉費は、主には重度心身障害児者医療費の給付と、障害者の自立支援を目的とした自立支援給付や地域生活支援事業などの支援を行うものであります。 自立支援給付の事業としましては、91ページの説明欄9補装具費支給事業、そして93ページのほうではホームヘルプサービスの支援等を行う22の介護給付事業及びグループホームや就労移行支援などを行う23の訓練等給付事業で、95ページでは医療費の扶助を行う34の自立支援医療であります。 次に、地域生活支援としましては、93ページでは手話通訳者等の派遣を行う説明欄15の意思疎通支援事業や、相談などの支援を行う24の相談支援事業、そして外出のための支援を行う25の移動支援事業、そして95ページでは、創作的活動や作業訓練等を行う26の地域活動支援センター事業などであります。 それでは、94ページをお願いします。 3目老人福祉費は、高齢者の生きがいや生活の支援等を行うもので、97ページをお願いします。 97ページの説明欄8災害時避難行動要支援者避難支援事業は、地域防災計画に規定された自力での避難行動が困難な避難行動要支援者の方について、名簿及び個別避難計画を作成するもので、本年度はシステムの更新費用についても計上しております。 また、説明欄12の緊急通報システム事業については24時間体制の緊急通報装置の設置に係る経費で、説明欄15の事業では寝具類等の乾燥消毒サービスの提供を行い、21の事業につきましては、要介護3以上の方または障害者の方で疾病等により外出が困難な方を対象として、訪問理髪サービスを実施するものであります。 説明欄23高齢者等タクシー券交付事業は、高齢者等の移動支援と免許返納促進を目的として、75歳以上で運転免許証を所持していない方または75歳未満で運転免許証を返納したことを証する書類を有している方を対象に年間1万2,000円分のタクシー券を交付するもので、24の高齢者補聴器購入助成事業については、一定の要件を満たす方を対象として、上限2万円の補聴器購入に対する助成を行うものであります。 それでは、99ページをお願いします。 説明欄26福祉センター(指定避難所)改修事業は、当該施設の長寿命化と施設利用者の安全性確保のため照明のLED化及び玄関ホールの内側壁面の改修を行うもので、説明欄28老人措置費等につきましては施設の入所措置費に係る経費であります。 4目老人医療費は、県費2分の1の補助事業として67歳から69歳までの低所得者に対する医療費の助成を行うもので、5目国民年金事務費は、国民年金に関する事務事業の推進に係る経費であります。 6目隣保館費は、主には七つの隣保館の各種教室の開催と施設運営に係る経常的な経費であります。 100ページをお願いします。 7目国民健康保険事業費は、保険基盤の安定や職員給与費等に対する特別会計への繰出金で、8目後期高齢者医療費については、保険基盤安定制度及び療養給付費に対する一般会計負担分の特別会計への繰出金と後期高齢者医療広域連合への事務費負担金であります。 102ページをお願いします。 9目介護保険事業費につきましては、特別会計の標準給付費見込額の12.5%に加え、地域支援事業分や職員給与費、事務経費分について繰り出すものであります。 104ページをお願いします。 2項1目児童福祉総務費の説明欄1子ども医療費助成事業は、児童の通院及び入院に係る医療費保険適用分の自己負担分を助成するもので、本年度より対象者について、これまでの中学校卒業までから高校生世代まで拡充することとしております。 説明欄4の児童手当は、児童の健やかな成長に資することを目的として、中学校修了までの児童を対象に手当を支給するものでありますが、本年10月分より、所得制限を撤廃するとともに対象年齢を高校生年代まで拡充し、加えて第3子以降児童について金額を3万円に増額する制度変更を実施することとしております。 説明欄6の子ども・子育て支援事業計画策定事業は、子ども・子育て支援法第61条に基づき、令和5年度から2か年をかけて第3期子ども・子育て支援事業計画を策定するもので、令和5年度のニーズ調査を基に計画策定を行うものであります。 説明欄8結婚新生活支援事業については、夫婦ともに婚姻時39歳以下で世帯所得500万円未満の新規婚姻世帯に対し、新居の家賃や引っ越し費用などを上限額30万円で助成するもので、夫婦ともに婚姻時29歳以下の場合は上限額60万円となります。なお、本年度より、新たにパートナーシップ・ファミリーシップの宣誓を行った方も助成の対象に追加いたします。 また、説明欄10の木育っこ事業につきましては、森林環境譲与税を活用し、小学1年生になる児童を対象として、熊野材で製作した木製品をプレゼントすることにより、子供たちが木に親しみ興味を持てるよう木育を進めるものであります。 107ページをお願いします。 説明欄18子ども食堂推進事業補助金は、子供の居場所づくり、また家庭の生活状況を把握し必要な支援につなげる取組を推進するため、子ども食堂や子供の家庭に対する食事等の配布を実施する団体等に対し、経費の一部を補助するものであります。 109ページをお願いします。 説明欄26子育て世帯訪問支援事業は、国・県補助を活用し、家事、育児などに対して不安や負担を抱える子育て家庭や妊産婦、多胎児、ヤングケアラー等がいる家庭を訪問し家事・育児を支援するもので、28の
こども家庭センター(指定避難所)改修事業につきましては、避難所としての機能を確保するため、照明器具のLED化をはじめ、高圧設備や空調設備、非常用発電装置の更新を実施するものであります。 説明欄29の医療的ケア児等総合支援事業は、医療的ケアを要する児童やその家族が地域で安心して生活できるよう、医療的ケア児に関する相談援助や家族の負担軽減のための施策の展開、支援機関相互の連携の促進を図るものであります。 111ページをお願いします。 説明欄30障害児通所支援事業は、日常生活の基本的動作の指導、独立自活生活に必要な知識技能の付与や集団生活への適応訓練を提供する児童発達支援、就学障害児を対象に、授業終了後や休業日に生活能力の向上に必要な訓練や社会との交流促進等を行う放課後等デイサービスなどを行うものであります。 2目児童措置費は、主には私立保育園と認定こども園8園の運営に対する委託費及び給付費と、勤務地や里帰り出産等の事情により他市町村に入所を委託する広域入所委託経費等であります。 3目母子福祉費は、主には母子及び父子家庭の児童への養育扶助や独り親家庭に対する医療扶助、また独り親家庭の母親または父親に対し就業支援として高等職業訓練促進費等を支給するもので、113ページをお願いします。 113ページの説明欄6養育費確保支援事業につきましては、離婚前後の親に対し、養育費確保のための支援として、公正証書作成費用及び養育費保証契約締結に必要な費用等に対して補助を行うものであります。 112ページをお願いします。 4目保育所費は、市立保育所3園の運営経費で、職員人件費や会計年度任用職員の保育士に対する報酬、賄材料費等が主な経費であります。 114ページをお願いします。 5目児童館費は、中央児童館を含む5館の運営経費で、料理教室等各種教室の開催及びハイキングやクリスマス会など四季の行事の開催を予定するものであります。 118ページをお願いします。 3項1目生活保護総務費は、適正な保護を実施するための療養状況や扶養義務の調査等、現状把握に要する経常的な事務費、また就労支援の環境整備等に係る経費でありますが、説明欄6の生活困窮者自立支援事業は、生活保護に至る前段階の自立支援強化を図るため、生活困窮者に対し自立相談支援事業の実施及び住居確保給付金を支給するものであります。 また、説明欄7の被保護者健康管理支援事業は、被保護者のレセプトデータから医療、健康等の情報を調査・分析し、生活習慣病に関する保健指導、生活支援及び頻回受診指導等を実施するものであります。 120ページをお願いします。 2目扶助費は、生活扶助や医療扶助など、生活保護に関する扶助費の見込額の計上であります。 122ページをお願いします。 4項1目災害救助費は、災害発生時の見舞金等の見込み計上であります。 124ページをお願いします。 4款衛生費1項1目保健衛生総務費は、主には母子保健、妊婦、乳幼児等の保健相談、乳幼児健康診査事業等、母子の保健事業の推進であります。 説明欄1の乳幼児健康診査事業は、母子保健法に基づき、節目の月年齢に応じた乳幼児健診を実施するもので、本年度より1か月健診に対する助成を開始することとしております。 説明欄9の出産・子育て応援交付金事業については、国・県補助を活用し、妊娠期から出産、子育てまでの相談に応じ、様々なニーズに即した必要な支援につなぐ伴走型の相談支援を充実し、経済的支援を一体的に実施することにより、事業の実効性を高めることを目的としており、経済的支援として妊娠届出時に5万円、出生届出後に5万円の出産・子育て応援交付金を支給するものであります。 127ページをお願いします。 説明欄10妊産婦交通費等支援補助金は、遠方での健康診査や出産が必要となる妊産婦に対し、国・県補助金を活用して交通費等の一部助成を行うことにより、地域において安心して妊娠、出産できる体制を整備するものであります。 また、説明欄21妊産婦等包括支援事業は、妊産婦等の支援に必要な実情を把握し、妊娠、出産、育児に関する相談に応じて必要な情報提供、助言、保健指導を行うもので、出産後間もない母親や乳児に対して心身のケアや育児のサポートを行う産後ケア事業については、令和2年度からデイサービス型、令和3年度からは宿泊型及びアウトリーチ型を実施しております。 129ページをお願いします。 2目予防費の説明欄1個別予防接種事業については、予防接種法に基づく定期予防接種及び任意予防接種に対する助成等を行うもので、定期予防接種のうち子宮頸がんワクチンにつきましては、令和4年度より積極的勧奨を再開しております。 131ページをお願いします。 説明欄3小児インフルエンザワクチン予防接種事業は、接種費用の一部を助成し、保護者の経済的負担を軽減することにより、感染、発症、重症化の予防や流行の抑制を図るものであります。 130ページをお願いします。 3目健康増進費は、健康増進法に基づく健康教育や健康相談、健康診査による生活習慣病の予防と改善を行うものであります。 説明欄3健康診査事業は、各種がん検診や肝炎ウイルス検査、歯周疾患検診を実施するもので、本年度より県補助金を利用しアピアランスケア支援事業を開始することとしており、説明欄6の保健事業・介護予防一体的実施事業については、高齢者の医療の確保に関する法律の改正により国から示された、主に後期高齢者に対する継続的な保健事業と介護予防を実施するため、個別及び集団への勧奨や支援を行うものであります。 133ページをお願いします。 説明欄7特定健診等事業につきましては、高齢者の医療の確保に関する法律に基づき、特定健診及び特定保健指導を行うものであります。 132ページをお願いします。 4目環境衛生費は、畜犬登録・狂犬病予防注射事務と環境保全対策などに要する経費で、説明欄5の海岸漂着物地域対策推進事業は、孔島・鈴島海岸において大量のごみ等が漂着した際に、県の補助金を活用して回収処理を行うものであります。 134ページをお願いします。 5目公害対策費の説明欄2合併処理浄化槽設置整備事業補助金は、従来の専用住宅または店舗兼住宅の合併処理浄化槽設置及び単独浄化槽、くみ取り便槽撤去、転換時の配管に対する補助に加えて、令和5年度より単独浄化槽撤去補助の増額と単独浄化槽の雨水貯留槽等への再利用に対する補助も実施しております。 6目火葬場費は、紀南環境衛生施設事務組合清浄苑の運営費負担金であります。 7目墓地管理費は、南谷墓地ほか市営墓地の維持管理に係る経費であります。 136ページをお願いします。 8目と畜場費は、特別会計の運営に係る収支不足見込額を繰出金として計上するもので、9目簡易水道費は、簡易水道事業に係る運営費及び起債の元利償還金等に対して補助するものであります。 10目医療センター費については、病院建設事業に係る起債の元利償還金等に対し、その一定割合を補助するものであります。 138ページをお願いします。 2項1目清掃総務費、説明欄2の新宮市美化里親制度実施事業は、公共施設の美化里親制度で、提供する道具、花苗等の購入やボランティア保険への加入などに要する経費であります。 2目塵芥処理費の説明欄1ごみ収集経費は、家庭ごみの戸別収集と不法投棄ごみの撤収に要する経費で、2のクリーンセンター維持管理費については、クリーンセンター操業に伴う運転管理及び維持管理等に要する経費であります。 141ページをお願いします。 説明欄3クリーンセンター長寿命化事業は、長寿命化総合計画に伴う各機器の更新整備を実施するもので、説明欄4の資源物等処理経費については、資源物等の処理経費や粗大ごみの運搬処分経費が主なものであります。 3目し尿処理費は、紀南環境衛生施設事務組合南清園に対する維持運営費等の負担金で、4目産業廃棄物処理事業費は、水質検査等維持管理と緑地整備に伴う設計などに要する経費であります。 142ページをお願いします。 5目ごみ減量推進費の説明欄1資源物収集業務は、市内のエコ広場において分別された資源物の収集運搬等に要する経費で、2のふれ愛収集業務については、資源物の分別や排出ができない世帯を対象として、家庭からクリーンセンターへの収集運搬業務を委託するものであります。 また、説明欄6の常設エコ広場運営事業につきましては、各地域のエコ広場やクリーンセンターへの持込みが難しい方等に対して、資源ごみの排出機会を増やすことを目的として常設エコ広場の運営を行うもので、本年度から2か所の運営費を計上しております。 以上、3款民生費から4款衛生費までの説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(三栗章史君) ただいまの3款民生費88ページから4款衛生費143ページまで質疑を行います。 8番、東原議員。
◆8番(東原伸也君) 90ページ、障害者福祉費の中に以前は訪問入浴サービスがあったんですけれども、これがなくなった理由を教えてください。
◎福祉課長(前地秀高君) 福祉課、前地より答弁させていただきます。 過去、制度としては設けておりましたが、実績がないという制度が続いておりましたので、現在は予算計上はその分はしておりません。
◆8番(東原伸也君) 科目というか、置いておかなくても大丈夫なのかというちょっと心配があるんですけれども、その辺どうですか。
◎福祉課長(前地秀高君) ほかのサービスもあるんですけれども、できるだけ柔軟に対応できるようには考えておりまして、要望があったり必要が判明すれば予算計上はしていきたいと考えております。
◆8番(東原伸也君) 了解しました。 続きまして、97ページの高齢者等タクシー券なんですけれども、75歳以上と運転免許証を返納した方、運転免許証を返納した方は何歳からということですか。
◎健康長寿課長(西洋一君) 健康長寿課、西より答弁させていただきます。 75歳未満の方で返納された方の年齢制限は、一応設けておりません。
◆8番(東原伸也君) それから、医療的ケア児の項目なんですけれども、新規に予算計上いただいてほんまにありがたいと思います。 この中で相談業務を行う方というのは、専門性のある方なんでしょうか。
◎子育て推進課長(梶田卓哉君) 子育て推進課、梶田より答弁させていただきます。 相談業務を行う職員といたしまして、医療的コーディネーターという職を配置する予定にしてございます。こちらについては、資格要件はございませんが、県が実施する医療的ケア児等コーディネーター養成研修というものを受講していただき、その方が業務を担っていくということになります。
◆8番(東原伸也君) そうしますと、その方はもう新宮にいらっしゃって、契約できるような状態になっているのかどうか、その辺いかがですか。
◎子育て推進課長(梶田卓哉君) 会計年度任用職員として募集をかけさせていただいておるところですが、職員におきましてもこの研修を受講いたしまして、対応は可能となってございます。
◆8番(東原伸也君) それと、もう一点だけ、今の件なんですけれども、関連機関というのは、連携すると書いていますけれども、一番近いところでどこになるんですか。
◎子育て推進課長(梶田卓哉君) すみません、また調べさせていただきまして後ほど回答させていただきます。
○議長(三栗章史君) 9番、百村議員。
◆9番(百村匡洋君) 同じく109ページ、医療的ケア児ですね。 説明資料のほうにもコーディネーターと書いてあったんですけれども、実際、採用が決まればどちらに常駐されている予定でしょうか。
◎子育て推進課長(梶田卓哉君) 子育て推進課に配置する予定としております。
◆9番(百村匡洋君) 分かりました。 今回、医療的ケア児ということなんですけれども、医療的ケア者についてはいかがですか。もう医療的ケア児限定になるんですか。
◎福祉課長(前地秀高君) 福祉課、前地より答弁させていただきます。 医療的ケア児については医療機関等とも情報を共有しておるんですが、大人の方については、通常の障害のサービスを利用しておりますので、特別把握はできておりません。
◆9番(百村匡洋君) 今、実際、新宮にいらっしゃらないということですか、把握されていないということは。
◎福祉課長(前地秀高君) 医療的ケアが必要な方といいますのは、糖尿病の管理ですとか御自分でできる方、大人の方はほとんどもうその方なんですけれども、昨今の医療の進歩によって、小児については呼吸器で機器が必要な方で生活もできるとなっておりますので、特に医療的ケア児というふうに把握して行っております。
◆9番(百村匡洋君) 医療的ケア児というのは医療的ケアが必要な児童だと思うんですけれども、19歳以上になると医療的ケア者になると思うんですけれども、そういった方でも自立されて御自身で生活ができない方ですとか、いまだ保護者の方がついていらっしゃるケースもあるかと思うんですけれども、今現状、あるかないかお聞きできたら。
◎福祉課長(前地秀高君) 今こちらで把握しているのは、19歳ですか、お一人いらっしゃいます。そのほかは幼少期の方ばかりでございまして、こちらも、何年前かちょっと今出てこないですが、もともとは県が行っておりましたものを市でサービス提供なり支援を行うようになっております。 大人の方でも、先ほど申しましたように糖尿の管理とかも自分で注射だけすればいいというのも医療的ケアには入りますので、特にここでこちらが支援を要するのは、重度の医療的ケアの児童というふうになっております。
◆9番(百村匡洋君) 分かりました。 一旦、予算計上されていらっしゃるのは医療的ケア児というところで理解します。 引き続いて、131ページの子供のインフルエンザワクチンの一部負担なんですけれども、この一部というのは幾らを助成されるんでしょうか。
◎子育て推進課長(梶田卓哉君) 子育て推進課、梶田より答弁させていただきます。 こちらにつきましては、基本的に自己負担1,000円で打っていただけるよう考えてございます。ただし、補助の上限額を3,000円とさせていただきますので、医療機関によっては1,000円プラスアルファということになるケースも出てこようかと思います。
◆9番(百村匡洋君) 分かりました。 これって病院の指定ってあるんですか。小児科であれば。
◎子育て推進課長(梶田卓哉君) 現在のところ、市内の医療機関ということで考えてございます。
◆9番(百村匡洋君) この予算というのは、対象の子供全てが受けられる予算という人数把握でしょうか。
◎子育て推進課長(梶田卓哉君) 全員というところではございません。接種率で50%程度ということで予算計上をさせていただいておるところです。
◆9番(百村匡洋君) 分かりました。 この対象って何歳までなんですか。
◎子育て推進課長(梶田卓哉君) 中学生までを対象とすることで考えてございます。
◆9番(百村匡洋君) 分かりました。ありがとうございます。 引き続きなんですけれども、すみません、ちょっとページを忘れたんで事業名称だけお伝えすると、木育っこ事業、新たに300万円ですか、予算されているんですけれども、これは小学校1年生のみですか。
◎子育て推進課長(梶田卓哉君) 子育て推進課、梶田より答弁させていただきます。 新たに小学1年生になる児童ということで対象を考えてございます。
◆9番(百村匡洋君) 実際、先ほども小林課長から説明があったんですけれども、改めて、何が目的か、実際どういった事業をされるのか、具体的にお聞かせいただけると。
◎子育て推進課長(梶田卓哉君) 熊野材で製作した木製品をプレゼントいたしまして、子供たちが木に親しみ、興味を持てるよう木育を進めるというものでございます。木製品に触れる機会を提供し、親子で木に親しみ、木に興味を持つ人を増やし、関心の芽を育てたいという思いから、当課といたしましては今後も本事業を幅広く発展させていきたいと考えておりまして、それにつきましては今後展開していきたいと考えております。
◆9番(百村匡洋君) 分かりました。 1年生対象ということなんですけれども、1回プレゼントして終わりなんですか。それとも、月に1回とか週に1回ペースでこういった事業があって、熊野材等を使った科目が増えるということでしょうか。
◎子育て推進課長(梶田卓哉君) 入学時に1回プレゼントをさせていただくということで考えてございます。
◆9番(百村匡洋君) 分かりました。ありがとうございます。 この件は以上で、もう一つだけ、143ページのエコ広場なんですけれども、常設ではなく、自治会のエコ広場なんですけれども、前回も自治会連合会の懇談会があったときに、利用者数が減っている自治会のエコ広場もあったり、実際、運営委員として立つ方の高齢化、できる方が減ってきているというところなんですけれども、恐らく自治会のエコ広場って、されてから約20年ほど経過しますかね。今後どういうふうに考えていらっしゃるのか、お聞かせいただければと思いますが。
◎生活環境課長(廣井和樹君) 生活環境課、廣井より答弁させていただきます。 エコ広場につきましては、今、議員がおっしゃられたように、これ平成18年度から実施している事業なんですけれども、高齢化等もあってなかなかエコの支援員等も成り手がないとは言われているんですが、今年度、自治会連合会のほうで実態を調べるということでアンケートを取ったところ、今のところは割とうまくいけていて、今後やはり高齢化によってその辺の手だてができなくなるというような不安があるというのが判明しまして、その中で市としては、もちろんエコ広場の要員も確保しなくてはいけないんですけれども、これ、実施から数十年たった今、在り方を十分検討しないといけないということで、近くで実施しているエコ広場であれば、統合であるとかそういった方法を今模索しているところでございます。
◆9番(百村匡洋君) 分かりました。おっしゃられるとおりだと思うんですけれども、ただ近くにエコ広場がなくなると困るという方もいらっしゃると思うんですけれども、そういった場合、ふれ愛収集でカバーできるんではないかなとちょっと感じる部分ではあったんですけれども、そこはいかがでしょうか。
◎生活環境課長(廣井和樹君) おっしゃられるとおりなんですが、ふれ愛収集でもカバーしていきたいんですが、エコ広場ができた当時の理由としましては、ごみの資源物の回収以外に地域のコミュニティーの育成というのもありましたので、そちらのほうもしっかり踏まえまして考えていきたいというふうに考えています。
◆9番(百村匡洋君) ありがとうございます。 おっしゃるとおり、交流の場でもあるかと思いますので、いろんな角度から御検討を、今後、方向性を決めていただければと思います。 以上です。
○議長(三栗章史君) 13番、榎本友子議員。
◆13番(榎本友子君) 131ページの小児インフルエンザワクチン予防接種事業で、これは個人負担はあるんでしょうか。
◎子育て推進課長(梶田卓哉君) 子育て推進課、梶田より答弁させていただきます。 基本的に自己負担1,000円を頂くということで考えてございます。
◆13番(榎本友子君) そしたら、受診したときに一旦全額払うのか、もうその1,000円負担分だけでよろしいんでしょうか。
◎子育て推進課長(梶田卓哉君) 自己負担の1,000円のみを医療機関に支払っていただくということで考えてございます。
◆13番(榎本友子君) ありがとうございます。 もう一つ、97ページで高齢者等タクシー券交付事業なんですけれども、先ほどお聞きしましたら1人1万2,000円のタクシー券を1年間に頂けるということですけれども、その金額はどんな根拠で決めていただいているんでしょうか。
◎健康長寿課長(西洋一君) 健康長寿課、西より答弁させていただきます。 1万2,000円の根拠なんですけれども、和歌山県下とか全国でやられているタクシー事業を参考にさせていただきまして庁内で検討した結果、1万2,000円という形でさせていただいております。
◆13番(榎本友子君) そしたら、よく聞くのが、返納した方が医療センターに行こうと思えば、新宮からだったらもう1,000円では行けない、1万2,000円でも何回分かしかないかと思うんですけれども、これを続けて増やしていくというような予定はあるんでしょうか。
◎健康長寿課長(西洋一君) 今おっしゃっていただきましたように、初めて始める事業でありますので、年間どれぐらいのお金が必要な方がいらっしゃるのかとか皆さんの意見を聞きながら、今後進めていきたいと思っております。
◆13番(榎本友子君) ありがとうございます。 143ページのごみのことで、ごみ収集容器等整備事業の中で、今現在ごみ袋を無料配布されていると思うんですけれども、大体この中での各家庭へのごみ袋配布量の予算とかは幾らぐらいを検討されているんでしょうか。また、印刷料とかどのぐらいかかっているのか分からないでしょうか。
◎生活環境課長(廣井和樹君) 生活環境課、廣井より答弁させていただきます。 金額につきましてはちょっと一概に、大きさもありますので、家庭用のごみ袋ですと、大であれば10枚入り600円であるとか、そういったちょっと細かい設定がございます。ですので、全てお答えするのはまた別のときにでもさせていただきたいと思います。
◆13番(榎本友子君) そしたら、市内の皆さんにごみ袋を配布している予算というか、全体的には幾らぐらい。家庭によって配布の枚数も違うし、赤ちゃんがいてる、高齢者のおむつの方もおられるとかあると思うんですけれども、どのぐらいの予算なんでしょうか。
◎生活環境課長(廣井和樹君) 約1,600万円になります。
◆13番(榎本友子君) そしたら、ごみ収集容器等整備事業1,600万円、これほとんどごみ袋代ということなんでしょうか。
◎生活環境課長(廣井和樹君) そのとおりです。
◆13番(榎本友子君) もう一つ、生ごみ処理容器購入費の補助で、金額は少ないんですけれども、なかなかこれ使い勝手が悪いように思うんですけれども、令和5年度でも申請はあったんでしょうか。
◎生活環境課長(廣井和樹君) 申請等は何件か、ここ何年かでございます。ただ、使い方につきましては、最近のものは使い勝手がよいというようなことも聞いております。
◆13番(榎本友子君) それは、耐用年数じゃないけれども、ずっとは使えないと思うんですけれども、1人1家庭では1回のみなんでしょうかね。結構使っている方は、何年かに1回やっぱり買い換えないと、臭いだったりいろいろ音だったり、よくなくなるんだとちょっと聞いたので、すみません。
◎生活環境課長(廣井和樹君) すみません。今ちょっと資料を持ち合わせてなくて、複数回申請できるかというところまでちょっとあれなんで、また確認させていただきたいと思います。
---------------------------------------
△延会の宣告
○議長(三栗章史君) お諮りいたします。 本日はこの程度をもって延会いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(三栗章史君) 御異議なしと認めます。 よって、本日はこれをもって延会とすることに決定いたしました。 本日はこれにて延会いたします。
△延会 午後4時51分...