新宮市議会 > 2023-06-13 >
06月13日-01号

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  1. 新宮市議会 2023-06-13
    06月13日-01号


    取得元: 新宮市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-15
    令和 5年  6月 定例会          令和5年6月新宮市議会定例会会議録             第1日(令和5年6月13日)---------------------------------------議員定数15名、現在員15名、出席議員15名、氏名は次のとおり。                             1番  大西 強君                             2番  大坂一彦君                             3番  湊川大介君                             4番  大石元則君                             5番  月輪匡克君                             6番  福田 讓君                             7番  濱田雅美君                             8番  東原伸也君                             9番  百村匡洋君                            10番  吉良康利君                            11番  竹内弥生君                            12番  中山忠吏君                            13番  榎本友子君                            14番  榎本鉄也君                            15番  三栗章史君---------------------------------------欠席議員 なし。---------------------------------------議事日程 令和5年6月13日 午前10時開会     議長報告(文書報告)      1 全国自治体病院経営都市議会協議会第51回定期総会      2 部落解放同盟和歌山県連合会第68回定期大会      3 令和5年度近畿自動車道紀勢線(熊野市~新宮市間)建設促進期成同盟会        通常総会      4 令和5年度新宮市人権尊重委員会定期総会 日程1 議会運営委員会委員長報告 日程2 会期決定について 日程3 会議録署名議員の指名 日程4 諸報告(文書報告)      1 例月出納検査の結果について 報告2件(地方自治法第235条の2第3項)     諸報告      2 予算の繰越しについて         令和4年度新宮市一般会計予算繰越明許費繰越計算書      3 予算の繰越しについて         令和4年度新宮市水道事業会計予算繰越計算書      4 一般財団法人新宮徐福協会の業務報告について      5 新宮港埠頭株式会社の業務報告について      6 一般財団法人新熊野体験研修協会の業務報告について      7 一般財団法人熊野川町ふれあい公社の業務報告について      8 公益財団法人佐藤春夫記念会の業務報告について 日程5 市報告      1 公設市場経過報告      2 新宮港経過報告 日程6 議案第30号 専決処分につき承認を求める件            新宮市企業誘致等促進条例の一部を改正する条例 日程7 議案第31号 専決処分につき承認を求める件            新宮市税条例の一部を改正する条例 日程8 議案第32号 専決処分につき承認を求める件            新宮市半島振興対策実施地域における固定資産税の特別措置に関する条例の一部を改正する条例 日程9 議案第33号 専決処分につき承認を求める件            新宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 日程10 議案第34号 専決処分につき承認を求める件             新宮市介護保険条例の一部を改正する条例 日程11 議案第35号 専決処分につき承認を求める件             令和5年度新宮市一般会計補正予算(第1号) 日程12 議案第36号 新宮市印鑑条例の一部を改正する条例 日程13 議案第37号 新宮市会館条例の一部を改正する条例 日程14 議案第38号 新宮市火災予防条例の一部を改正する条例 日程15 議案第39号 令和5年度新宮市一般会計補正予算(第2号) 日程16 議案第40号 令和5年度新宮市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 日程17 議案第41号 辺地総合整備計画の変更について 日程18 議案第42号 教育委員会委員の任命について 日程19 請願第1号 中央通りから緑ヶ丘1丁目の道路の早期整備について---------------------------------------会議に付した事件 日程1 議会運営委員会委員長報告から 日程19 請願第1号 中央通りから緑ヶ丘1丁目の道路の早期整備についてまで---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者               市長               田岡実千年君               副市長              向井雅男君               企画政策部               部長               福本良英君               参事(港湾担当)         小渕 学君               企画調整課長           勢古口千賀子君               商工観光課長           津越紀宏君               総務部               部長               南  守君               次長兼財政課長          小林広樹君               参事(防災及び危機管理担当)兼               防災対策課長           竹田和之君               総務課長             赤木博伯君               税務課長             安井正典君               選挙管理委員会事務局長兼               監査事務局長           木田和彦君               市民生活部               部長               西山和視君               市民窓口課長           栗林圭一君               国民健康保険直営熊野川診療所事務長                                渡爪 薫君               生活環境課長           廣井和樹君               健康福祉部               部長兼福祉事務所長        中上清之君               次長兼地域保健課長        辻本美恵君               参事(地域医療・新型コロナワクチン担当)                                小内洋二君               健康長寿課長           西 洋一君               福祉課長             前地秀高君               子育て推進課長          梶田卓哉君               建設農林部               部長               木村雅洋君               都市建設課長           工藤英二君               農林水産課長兼農業委員会事務局長 生駒貴男君               熊野川行政局               局長兼住民生活課長        下路 拓君               医療センター               事務長              福嶋律文君               水道事業所               所長               望月敬之君               工務課長             城 弘樹君               消防本部               消防長              垣内一男君               予防課長             古根川喜一君               教育委員会               教育長              速水盛康君               教育部               部長               尾崎正幸君               次長兼教育政策課長        馬込克彦君               文化振興課長           峪中直樹君---------------------------------------本会議の事務局職員               局長               岸谷輝実               次長               岡崎友哉               次長補佐             杉岡 睦               庶務係長             中尾 愛               議事調査係長           大居佑介             第1日(令和5年6月13日)--------------------------------------- △開会 午前10時00分 △開会及び開議の宣告 ○議長(三栗章史君)  おはようございます。 ただいまの出席議員は15名であります。 定足数に達しておりますので、ただいまより令和5年6月新宮市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、別紙にて配付いたしたとおりであります。御了承願います。--------------------------------------- △市長挨拶 ○議長(三栗章史君)  今期定例会招集に当たり、田岡市長から挨拶の申出がありますので、これを許可いたします。 田岡市長。 ◎市長(田岡実千年君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 定例会開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 まずもって、6月定例会、全議員の御出席を賜りましたこと、大変ありがとうございます。また、この定例会でありますが、新宮市議会議員改選後の初めての定例会ということであります。改めて、どうかよろしくお願いを申し上げます。 まず、6月2日から3日にかけて近畿地方に接近した台風2号での市の対応を少し報告させていただきます。 6月2日の10時に災害対策本部を設置いたしまして、13時にレベル3の高齢者等避難を発令させていただきました。ピーク時で16世帯、19人が避難所に避難を行いました。その避難の中で、実は高齢者がホテルへ避難している途中に、風にあおられて足の骨を折る大けがをされた方が1名おられました。ほか被害としては、林道等で小規模な土砂崩れや倒木等がございましたが、大きな浸水等もなく台風が過ぎ去っていったという状況でありました。 しかしながら、この和歌山の今回紀北で線状降水帯が発生して、海南市では災害救助法が適用されるという大変大きな被害があり、6月6日から新宮市の職員、1班4名体制で、1トンのトラック2台を使って災害ごみの運搬を支援させていただいておりまして、今週の土曜日17日まで活動をさせていただくこととなっております。 以上、台風に関する報告でございます。 さて、新型コロナウイルス感染症の位置づけが5月8日から5類感染症に変更されました。これまで3年余りにわたって、前例のない行動制限等の様々な対策を、市民の皆様、事業者の皆様にお願いしてまいりました。この間、感染防止対策に御協力いただきました全ての皆様に、心より感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。 5類感染症引下げに伴い、飲食、観光業界を中心に、経済活性化が期待される新たな日常がスタートいたしました。新宮市においても、約4年ぶりに多くのクルーズ船が寄港していただくことになっておりまして、今年度4月から10月の約半年間で13隻のクルーズ船の入港が予定されております。新宮花火大会も、この8月13日に4年ぶりに開催することを決定したところでございます。 今後も決して気を緩めることなく、対策を徹底、継続しながら地域経済活性化の両立に努めてまいりたいと思ってございます。 なお、昨年同様、今回もプレミアム率40%のプレミアム付商品券を発行して、市民生活の支援と地域経済活性化を図るための予算を今議会に提案させていただいておりますので、どうかよろしくお願いを申し上げます。 本日、提出させていただいております議案でありますが、条例8件、予算3件、その他2件でございます。どうか慎重審査の上、全ての議案に了解をいただけますことを心からお願い申し上げまして、開会の御挨拶とさせていただきます。どうかよろしくお願い申し上げます。 ○議長(三栗章史君)  市長の挨拶を終わります。--------------------------------------- △議長報告 ○議長(三栗章史君)  次に、議長報告をいたします。 別紙にて配付いたしたとおり、文書報告として4件の概要報告であります。御了承願います。--------------------------------------- △日程1 議会運営委員会委員長報告 ○議長(三栗章史君)  日程に入ります。 日程1、議会運営委員会委員長報告を行います。 2番、大坂議員。 ◆2番(大坂一彦君) (登壇) 議会運営委員会委員長報告を行います。 令和5年6月定例会に先立ちまして、去る6月7日に議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果について御報告いたします。 会期につきましては、本日より6月29日までの17日間とすることに決定いたしました。 日程といたしまして、お手元に配付しておりますように、まず本日は、会期決定、会議録署名議員の指名、諸報告、市報告の後、当局提出の議案13件及び請願1件を順次議題とし、提案説明、質疑、委員会付託等を行います。 なお、議案の取扱いにつきましては、お手元に配付のとおりであります。 明日14日から19日までは議案調査等のため休会を予定しています。20日に再開し、22日まで3日間の予定で一般質問を行います。一般質問終了後、28日までは常任委員会審査等のため休会の予定です。29日に再開し、常任委員会の委員長報告、質疑、討論、採決を行い、本定例会を終了いたしたいと思います。皆様方の御協力をお願いいたします。 以上で議会運営委員会委員長報告を終わります。 ○議長(三栗章史君)  以上で報告を終わります。--------------------------------------- △日程2 会期決定について ○議長(三栗章史君)  日程2、会期決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、議会運営委員会委員長の報告のとおり、本日から6月29日までの17日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  御異議なしと認めます。 よって、今期定例会の会期は、本日から6月29日までの17日間と決定いたしました。 なお、この際御報告いたします。今期定例会の一般質問は、6月20日からと予定しておりますので、通告期日を明日6月14日午後3時までと定めます。 通告書につきましては、その質問の要旨を御記入の上、文書で御通告願います。     (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  1番、大西議員、議事進行。 ◆1番(大西強君)  今、議長から一般質問の通告期日の説明があったんですが、議長、かねてからいろいろ問題あった私のセクハラ事件の裁判について、先日、当局からこの賠償金の支払いをこの6月9日、今月の9日までに振り込めと、払わん場合は法的処置を取るという通知があったんです。この通知、催告の理由、実に私、大西を侮辱しとる、愚弄しとる記載があるわけや。 そこで、この件については、前期、今年の3月議会でこれを大西に求償するということは、田岡市長が大西に対する悪質な嫌がらせ、弾圧行為やと法的根拠を示して反対してるわけや。これを求償してくるんやったら徹底的に闘うと、会議における言論表現の自由の弾圧行為やと。この自賠責、国家賠償法は、議員の議会における言論の自由を保障しているんであって、それに対して求償してくるということは言論の弾圧行為やと、法的根拠を示しているわけや。 それで、今度、新しい議会や、これ。前の議会やで、それで選挙があったんやその後。選挙があって新しい議会になったんや。そしたら、議長、大西は監査委員に選任されたんや。監査委員に、この議会で。監査委員の選任は法律やで、地方自治法。いいですか。地方自治法第196条、監査委員は、市長が議会の同意を得て、人格が高潔で、新宮市の財務管理、事業の経営管理その他行政運営に関し優れた識見を有する者及び議員から選任すると、これ法律や。のう、議長。 女性議員にセクハラしてや、ほいで裁判に負けて39万円の賠償命令を受けてや、そしてその賠償金を払わんようなろくでもない議員を監査委員に選任してええんか。人格が高潔か。慣例としてや、これは議長、慣例として議長が市長に議会選出の監査委員を推薦する、その推薦を受けて、法的根拠はないんやで、ないんやけれども、それで議長の推薦を受けて市長が指名するんや。全会一致で承認されたんやで。いいですか。そしたら、議長、あんたは、こういうセクハラして、裁判に負けて賠償金の請求を払わんようなこのげすな議員をあんたが推薦したことになるんや。 それで、3月議会で市長は大西に、この求償をすると言うたんやで。それに対して、私は反対討論で、これを求償するということは市長の執行権の乱用やと言うてるんや。それでして議会が替わって、新しい議会になって選ばれたんで、それで大西は、市長も分かってくれたんかなと。そのセクハラがなかったことを議会で説明した。それは、和解条項に違反する。しかし、違反するとは思えんと、みんなに一般質問でも説明して、何も違反していないやないかということを皆、説明した。だから、大西が故意にや、大西がセクハラが認められていないのに認められたとうそを言うたということと違うんやということを一般質問で何度も説明したんや。それで分かってくれたんかな思って、議長。議長が推薦してくれたんやろう。それを市長が指名したんやから、それで私は市長も分かってくれたんやなと、それで監査委員を受諾したんや。分かりますか。 そしたら、この問題で5年やっとるんや。新聞でどんどんたたかれとるんや。いつまでセクハラ問題やっているんなと。本来すべき住民のための議論の時間が潰されていると。それで、ずっとこの議員同士の争いでもめてる原因は大西なんで、それやったら最後に監査委員に専念して、そして自分の意見を引っ込めて、ほいで議員みんなの議会の融和を図って、ほいで議会と当局と車の両輪や、一致協力して市政運営に当たる体制をつくろうと思って、同僚会の会長も自ら引き受けたんや。 ところが、これ請求が来たら。議長、あんたが推薦してくれたから、これ請求されたら、この賠償金を大西が払うということになると、これを認めると、今まだ屋敷元議員とまだ裁判で争いやんやで。大西がセクハラしたこと、議会でうそをついたことを認めるということじゃないですか。認めたら監査委員どころやないやろう。議員も辞めんならん。大阪維新の会の議員のセクハラで議員辞職せいというてもめとるやろう。女の議員の尻触ったというてやられとるんやで、辞めんならんやんか。だから、払えんやろう。払うということを認めたら、セクハラしたのも認めるし、議会でそのうそ言うたことも認めんならんやんか。こっちは、これ今度だけと違うじゃないですか。何回もこの問題をもう終息させようとずっと努力しているんや。 そこで、今回新しい議会になって、三栗議長が大西を田岡市長に、議会選出の監査委員で大西を推薦してくれたということで、全てわだかまりが。だから、議会選出の監査委員は議長の推薦がなけなあかんでとつくった慣例も大西がつくったんや。議会の公平性、行政の公平性を確保するために、大西が提唱してつくったんや。それが二十数年ずっと続いている。だから、市長派の議員に議長も握られる、監査委員も握られたら、どうして当局を監視できるんな。それで、議長の推薦から市長が指名するという慣例をつくったのは、行政の公平性を確保するためにつくったんや。そやから、議長が大西を推薦したということは、物すごい公平やなと。市長に刃向かいやるんやから。せやから分かってくれたなと、それで大西は納得して、それで監査委員を引き受けたんや。 そこで、議長、今度この件で、私は監査委員やけれども、一般質問するんや。今、一般質問の話やで、一般質問するね。そしたら、我々、議会で議員で、議長、監査委員は一般質問を原則として行わないという申合せがある。いいですか。これも大西がつくったんや。二十数年前に、議会選出の監査委員を、私が、大西がクラブへ飲みに行ったら、市役所の幹部連中が、議会選出の監査委員を接待しとるんや。ほいで、おまえら何しよんなと言うたら、今日は監査あったんやと。それを見て、これはあかんと。だから、監査委員を議長が指名していたら、監査委員にしてもうた議員は、議長をどうして、市長をどうして監査できるんや。公平性があかんから、二十数年前に大西が議長のときに、これからは監査委員は議会の推薦がなかったら指名できんでと。できんでじゃない、法的根拠もない、それは市長は自由ですよ、誰を指名しようと。そのとき、議長の推薦がなかったら、したら議会は否決するでと。そういう法的根拠はないんやから、それをやったのは行政の公平性を確保するために大西がつくったんや。いいですか。 そこで、この間の臨時会で議長選挙があったんや。そのときや、これ新人6人、半数ぐらい来とるんや、これ新しい議員。その前からおる議員が、議長、副議長が一般質問したらあかんらいうて、おかしいん違うかと言うとるんや。なあ、議長。既存の議員が、この議長、副議長、監査委員が一般質問をしたらあかんというコンセプトが分かっていない。まして6人の新人議員は分かるはずないやないか。大西がつくった慣例や、これ。何でかいうて、議長、監査委員は、当局に対して物すごい権限を持つんやから、そやさかい、そうやって当局の幹部が監査委員を接待するんや。分かるか。 だから、議長、監査委員が一般質問をする、要するに自分の個人的な意見を言うと、当局は、議長、監査委員の意見を優遇するんや。そしたら、ほかの議員の意見がないがしろにされるやろう。だから、議長、監査委員は、原則としてやで、原則として一般質問は行わないとつくったわけや。そういうことやで。 行政の公平性を常に大西は確保するために、権力者を抑えるために、それはもう会議規則でも条例でもないんや。申合せなんやで。そこで、その原則が分かっていない。     (「申合せ守れ」と呼ぶ者あり) ◆1番(大西強君)  いいですか。ああいう意見が出るやろう。だから、議長、大西が監査委員で一般質問したら、必ず議事進行かかるんや。 いいですか。そしたら、これ書かれとるんや。議員同士の争いによる議事進行が相次ぎ、住民本位の議論がなされてないとたたかれるんや。それで、今、議事進行かけとるんや。いいですか。 この原則というのは、原則行わない、原則は、極力、できる限り、よほどのことでない限りは遠慮するという原則や。いいですか。 だから、今回私がやるのは、この原則を適用するのは2回目。その1回目は、まだ福田議員は来てないんや。平成16年の12月議会や。いいですか。私は議長やったんや。平成16年の12月議会は、合併特例期間のぎりぎりや。そこで合併を決めなんだら合併できんのや。その12月議会で、上野市長が合併せん、調印に応じないと言ったんや。それで、私は議長だけれども一般質問したんや。いいですか。原則やから。一般質問して、そのときも発言時間は90分や。そやけど1日やったんや。朝から夕方まで、一人で。それで、一般質問で、上野市長に、分かりました、調印に応じますと合併させたんやで、一般質問で。いいですか。 この原則というのは、議長であろうが監査委員であろうが、政治生命に関わるようなこと、あるいは、その一般質問を行わないと議員本来の使命が果たせないようなときはできるということで、大西は原則というてつけとるんや。 そこで、ああいう意見が出るから、そしたらまた一般質問で議事進行の応酬になると、またたたかれるやろ。だから、議長、今、一般質問で議長に要望するのは、今度の一般質問までに議員総会を開いて、新人が半数近くもあるんやから、申合せのコンセプト、法的根拠がないって、申合せは全会一致やなけなあかんのや。だから、私は90分に反対やけれども、大西一人なんで、反対しているのは、大西一人や。容認しているのは、この申合せから脱会していないのは、したこともあるんやで、脱会していないのは、それは議員の言論の自由を封圧することじゃなくて、この4日間の会期日程、4日間の中で15人が万遍に、公平に発言できる時間割を90分と決めたあるんで、議員の発言を制限するようなことを大西が許すはずないやないですか。ここへ意見を言いに来とるんや。何時間も一般質問することは、それだけ仕事熱心やということや。それを我がらで90分、誰が得するかって、市長や。 だから、この求償について、田岡市長がこういう無謀なことをするんやでということを知らせるのに1時間30分らでできん。1日かかる。 今までの議会やったら、当局も部長ら大分辞めていったけれども、課長から、課長のときはあっちから聞きよるから、大西の意見は大分聞いとる。そやけど6人の新人は何も聞いていない。そうでしょう。セクハラ裁判して、裁判に負けて賠償金を払わん。その大西に対して39万円払え言うて、市長が言うたら市長はヒーローやで。市長がヒーローや、正義やろう。誰も市民が100人おったら、田岡は正しい、大西は悪いと。我がの責任で裁判に負けたんやから、我がと払わんかいというのは当たり前なんや。だけど、認めるということは、セクハラしたということ認めることやろう。ここで大西がうそ言うたということやろう。新聞に載ったある。だから、認められんやないか。そやから、田岡がおかしいんやということを市民に知らせるのに一般質問せなんだらどうすんな。
    ○議長(三栗章史君)  大西議員。 ◆1番(大西強君)  ちょっと待って、もう一言。 そうじゃないんだよ。田岡市長だけと違うんやよ。田岡市長がそんな法律に詳しいわけやないんや。議長、これ顧問弁護士がついたあるんや。この求償が来たのも、私は新宮市から依頼されて、この問題を見て私が受任しましたと。私がやるという、市長が任命したんや、これ。そしたら、この求償を市長が主導してやっているんか、この顧問弁護士が主導しているんか、分からんやろう、質問せなんだら。そうでしょう。顧問弁護士が、市長、これ無理ですよと、法的にと言うたのを、いや、やってくれといって田岡が言うたんか。顧問弁護士がやれというて言うたんか、分からんやろう、聞かなんだら。 それで、議長、議事進行を取っているのは、これでするから、一般質問するから。大西の、まだくじ引いていないさかい、順番は分からん。大西の一般質問のときに、この弁護士を答弁者に呼ぶように、議長から申し入れてほしい。 それと、今言ったように、この質問を始めてからまた議事進行でもめるのはあれやから、議員総会を開いて、この申合せを確認してほしい。それを心配したんで、僕はその準備の議員総会でそれ言いかけたんやけれども、こんなところで言うことかとかぐたぐた言うから、ちゃんと説明できていないから、この6人の新人議員は何にも知らんねん。 これが予算に上がってくるんですよ。それで、前期で済ましたあたら、もういいじゃないですか、前期で。ところが、これを求償することによって、この訴訟費用の予算がここへ上がってくる。この議会へ上がってくるんやで。上がってくるのに、半数近い新人議員がおるんや。この新人議員がこの予算を認めるか認めんか、何も知らんのに採決に加われるか。そうでしょう。だから前期で終わったあるのに、こっちへ持ち越すんやろう、これ今期へ。ほいで持ち越して、この訴訟費用ここへかかるんや。市長が大西をいじめるのにしてきたことに、それは今年、新人議員はいっこも知らんわ。当たり前やというて、女のお尻触って悪いことして賠償金を払えいうて、大西が払うたらいいんやというて、皆思うよ。 だから、大西はセクハラしていないし、ここの議会でうそを言うたわけでもないということを説明せなんだらよ。だから言うに、この新聞が、いつまでもセクハラのことをやっとる、5年やっとるんや、セクハラだけで。だから、しているやろう、そやけど違うやろうと。これ維新のハラスメント調査、維新の議員がセクハラしたというて辞めよというて、本人は辞めんやだ。みんな辞めよ言いやる。会長も辞めよと言いやるけれども、本人は辞めんげ。会派から、党から離脱するいうて、そうでしょう。ほいたら、こんな大きいに書かれてや、大西は辞めんのか、冗談やないで。 それで、二つ、議員総会を開催して、そしてこの申合せ事項というのをみんなで合意しようと。コンセプトが分かっていない。それで、それと今言ったように、議長には、当局に対して、それは法律問題やから、この弁護士が市役所の顧問弁護士でええんか、これ、こんな疎いのがよ。だから、それを追及せんならんので、どうせ市長にしても、私、法律のこと分かりませんと言われたら、もう終わりやで。だから、市長がこの件について事務を委嘱したあるんやから、市長の職務代行者や。それを大西の答弁者に呼んでくれなんだら、それを申入れといてください。 ○議長(三栗章史君)  分かりました。 ただいまの議事進行に対して、監査委員ではあるけれども一般質問をしたいという申入れ、慣例ではあまりないんですけれども、過去に何度か事例があったと聞いております。いろいろな今、大西議員からの事情を考慮いたしまして、今回に限り許可したいと思います。 それと、当局へ弁護士の説明員としての出席は、私のほうから当局のほうへ伝えさせてもらいます。申入れいたします。 それと、議員総会ですけれども、ちょっと日程のほうがうまいこといくか分からんので、ちょっと考えさせていただいてもよろしいでしょうか。 そういうことで、私のお返事とさせていただきます。よろしいでしょうか。     (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  6番、福田議員、議事進行。 ◆6番(福田讓君)  議長、先ほど同僚議員がおっしゃったように、監査委員を選ぶというのをきちっと、新しい議員も来られたあるから、それを市当局から説明していただきたいし、監査委員、教育委員が皆、提案権、提出権は市長ですよ。そうでしょう。そこをはっきりちょっと答えてください。議長から答弁するように、まず1点、お願いします。 ○議長(三栗章史君)  それでは、当局のほう。     (「きちっと答えてよ」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  それでは、暫時休憩いたします。 △休憩 午前10時41分--------------------------------------- △再開 午前10時51分 ○議長(三栗章史君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほどの福田議員の議事進行に対して、答弁のほう、当局お願いいたします。 ◎選挙管理委員会事務局長兼監査事務局長(木田和彦君)  監査事務局、木田より答弁させていただきます。 先ほどの大西議員の説明ともちょっと重複するんですが、地方自治法第196条で監査委員の選任についての規定がございます。監査委員は、市長が議会の同意を得て、人格が高潔で、普通地方公共団体の財務管理、事業の経営管理その他行政運営に関し優れた見識を有する者及び議員のうちから、これを選任するという規定がございます。 ○議長(三栗章史君)  6番、福田議員。 ◆6番(福田讓君)  提案するのは、執行者でしょう。そこに、同意を得てというところがあるんやだね、聞きたかったのは。これは議長に対して議事進行やから、議長が答えてくれてもいいし、あなたが答えても、議長の采配によってやっていいけれども、そうでしょう。それは間違いないですね。そうやったらいいんです。 だから、提案権は市長になるんやだね。だから、議会で私は、以前にある議員の監査委員のことで反対しましたよ。議長の同意を、議会の同意というのをもう一回そこを教えてほしいんで、議会の同意やろう。そこの同意というのは、どういうことですか、じゃ。 議会の同意ということは、議長に対してこれやらせてほしいと言うんか。提案権は市長やろう。その同意という意味が、私もちょっと考えにくいところあるんやけれども。普通は、教育委員、教育長を任命するとき、教育委員の今回もあるでしょう。全部、執行者から任命してくるんや。そこで、議会で賛否を取って、否決になろうが賛成多数決で通るか、それは分かりません。そういうことやね。 その同意という言葉を、市長は議会の同意を得てとなっていますわ。ほいだら、議会で同意を得るということは、議決をいただくということやね、やっぱり。そういう解釈でいいんかな。 ◎選挙管理委員会事務局長兼監査事務局長(木田和彦君)  議会の同意を得てとございまして、議案として提出して承認いただいたらということとなります。 ◆6番(福田讓君)  議会の同意を得てから、市長がですか。市長がこの人がええと言うたら出してきたらええんじゃないんですかと、私は疑問があったんや。その議会の同意で、そしたら、議長がそれを皆さん、ほかの議員にもどのように伝えて同意得るんですか。 だから、私は前回、ある議員の、私にも相談なかったから反対討論したんですよ。そこのあたりきっちりしていかなあかん。だから、お聞かせ願いたいと言っているんです。 ◎総務課長(赤木博伯君)  総務課の赤木よりお答えさせていただきます。 まず、市長が議案として提案させていただきまして、そして今回でいいましたら5月の臨時会でございますが、そこで議案として同意をお願いしたいという議案を出させていただいて、そこで可決いただいて同意をいただいたものとしまして、その後、市長が任命をさせていただくというふうな流れでございます。 ◆6番(福田讓君)  普通の教育委員、教育長、副市長の任命は、市長から議案が出てくるわね。それを議会が否決しようが可決しようが、これは議会の多数決ですから。今回の監査委員は、今あなたがおっしゃったように、まず議会の同意を得てから提出する。そこらあたりきちっとしておいてほしいんですわ。 ◎総務課長(赤木博伯君)  提案の前に同意をいただくのではなくて、まず提案させていただきまして、そこで同意をいただきましたら任命させていただくということでございますので。 ◆6番(福田讓君)  ということは可決になったということやろう。 ◎総務課長(赤木博伯君)  はい、5月の臨時会で可決いただきました。 ◆6番(福田讓君)  可決でしょ。同意じゃないよね。--------------------------------------- △日程3 会議録署名議員の指名 ○議長(三栗章史君)  それでは、日程3、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は議長において、2番、大坂議員及び13番、榎本友子議員を指名いたします。--------------------------------------- △日程4 諸報告 ○議長(三栗章史君)  日程4、諸報告を議題といたします。 番号1は、文書報告として、例月出納検査の結果について報告2件であります。御了承願います。 次に、番号2、予算の繰越しについて。 令和4年度新宮市一般会計予算繰越明許費繰越計算書について、当局の説明を求めます。 小林総務部次長兼財政課長。 ◎総務部次長兼財政課長(小林広樹君) (登壇) ただいま議題となりました令和4年度新宮市一般会計予算の繰越しについて御説明申し上げます。 令和4年度事業のうち繰越しとなりましたのは16件の事業で、繰越事業費の総額は6億3,712万4,875円であります。 2款1項総務管理費の住居表示整備事業は、推進委員会において、住居表示整備実施区域の範囲等の意見調整に時間を要し、年度内の完了が見込めないことから繰り越したもので、5年度中の完了を予定しております。 3款2項児童福祉費の送迎用バス安全装置設置補助金は、年度内での安全装置の確保が未確定であったため全額を繰り越しましたが、4年度中に1件の設置が完了し、残りの4件につきましては5年度中での実施を予定しております。 4款1項保健衛生費の新型コロナウイルスワクチン接種推進事業は、次年度もワクチン接種が見込まれるため繰り越したもので、令和5年度接種については既に開始されております。 また、2項清掃費のクリーンセンター維持管理費につきましては、土地購入等に係る地権者との交渉に時間を要したため繰り越したものであります。 6款2項林業費の林道上地平瀬線開設事業は、山林所有者との協議や工法の検討等に時間を要し繰り越したもので、6月末の完了予定であります。 8款2項道路橋りょう費の6浦地学校線道路改良工事及び7の初之地町堀地町線交差点改良工事については、ともに地権者との交渉、調整等に時間を要し繰り越したもので、それぞれ8月と9月の完了を予定しております。8の比奈久保線交差点改良工事は、工事実施前に埋蔵文化財の発掘調査が必要となり、また9の御幸町全竜寺線側溝改良工事については、現場付近において下水路の緊急工事が生じたため繰り越したもので、ともに年度内での完了予定であります。また、10の敷屋大橋補修工事につきましては、工法の検討に時間を要したため繰り越したもので、年度内での完了を予定しております。 4項港湾費の港湾施設管理業務は、新宮港荷捌き地飛散防止ネット設置工事について、工法の検討に時間を要し繰り越したもので、6月中に完了予定であります。 5項都市計画費の12千穂王子ヶ浜線整備事業は、物件移転補償等に時間を要し、また13の市田川水系内水排水ポンプ整備事業については、工事用用地の借り上げに関する協議等に時間を要したため繰り越したもので、それぞれ1月と10月の完了を予定しております。 9款1項消防費の三輪崎庁舎防災拠点機能強化事業は、事業執行に係る敷地の境界確定作業に時間を要したため繰り越したもので、年度内での完了を予定しております。 10款5項社会教育費の佐藤春夫記念館移転事業につきましては、法人名義の土地取得手続等に時間を要することから繰り越したものであります。 13款1項公共土木施設災害復旧費の西敷屋小津荷線(篠尾川橋)橋りょう災害復旧事業は、事業の実施期間が短く、年度内での事業完了が見込めないことから繰り越したもので、令和5年度中の完了を予定しております。 なお、繰越事業に係る財源内訳につきましては、記載のとおりであります。 以上、簡単ではありますが、繰越明許費繰越計算書の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(三栗章史君)  ただいまの説明に対し質問を行います。 14番、榎本議員。 ◆14番(榎本鉄也君)  1点だけ質問したいんですけれども、15番の佐藤春夫記念館移転事業なんですけれども、これ全額を繰り越すんですよね。その理由が法人名義、ちょっとその辺がよく分からないんで、ちょっと詳しくというか、分かりやすく説明してもらえませんかね。 全額ということになると、ちょっと予算、会計年度の独立の原則からいくと、前年で全額、前年予算立てといて全額を繰り越すということはあんまりよろしくないんではないかなと思いますんで、その辺のさっきのこの繰越しの理由について、もうちょっと分かりやすく教えていただけませんか。 ◎文化振興課長(峪中直樹君)  文化振興課、峪中より答弁をさせていただきます。 こちらの事業につきましては、昨年度9月の補正予算でお認めをいただいているものでございますが、土地の売買に当たりまして、近隣の境界確定に少し時間を要したことと、相手方さんとの契約、この補正予算のほとんどが土地の値段になるわけですけれども、そちらのほうはまだ契約が令和4年度で完了しなかったということで、令和5年度に繰越しをさせていただいたというものでございます。 ◆14番(榎本鉄也君)  土地の境界というか、そういうことのいわゆる契約の遅延というか、そういうことですか。 実際、だけど予算立てる場合は、そういうことが全て完了してちゃんと確認してからじゃないと予算は立てられないんじゃないんですか。そこら辺はどうなんですか。 ◎文化振興課長(峪中直樹君)  境界の確定につきましては、少し土地を購入させていただくところの境界を確定させる相手方が多かったというふうに伺っております。そちらの交渉に少し時間を、これにつきましては、両者の立会いですとかも要りますので、少しそこで時間を要したというところもございます。 ◆14番(榎本鉄也君)  そういうものをきっちり確定してからでないと予算というのは立てるべきではないのではないかと僕は思って質問をさせていただいているんですが、さっきも言うたように、いわゆる予算を立てる場合も、結局、会計年度の独立の原則というのもあるんだし、単年度主義という大前提があるんだから、そういうものが確定しないうちに先に予算を。これ、議会も議決しているんであれなんですけれども、そういうのは会計処理上いいんですか。いいんですかという質問はおかしいか。 ◎教育部長(尾崎正幸君)  すみません、教育部長、尾崎から答弁させていただきます。 当然、予算立てするときには、土地購入費ということで面積をもって積算するわけでございます。それは図面上の面積をもって一応積算はしてございます。その図面上の面積、境界が確かにこれでいいのかどうかということで、近接所有者の皆様に境界の確定ということで立会いを含めて確定させたということで、先ほど申しましたように、近接所有者の方が非常に多くて、遠方におられる方もおりましたので、ここに少し時間を要したということで御理解いただければと思います。 ◆14番(榎本鉄也君)  いや、ちょっとそういうことを懸念したのは、佐藤春夫記念館の建設の議論の中で、いろんな反対意見とかも出て少しもめたところがありましたので、やっぱり決まった以上は順調にちゃんと執行していただきたいなと思いましたんで、ちょっと言わせていただきました。 以上です。 ○議長(三栗章史君)  11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君)  衛生費の3番、新型コロナウイルスワクチン接種推進事業、この繰越しなんですけれども、これコロナの交付金で国から全額行えるやつですよね。このコロナのワクチンというのは、いつまで皆さん、お金を出さずに受けられるか、ちょっとお聞きしたいです。 ◎健康福祉部参事[地域医療・新型コロナワクチン担当](小内洋二君)  健康福祉部、小内より御答弁させていただきます。 ただいま厚生労働省から示されておりますワクチン接種の無料接種なんですけれども、今年度、令和5年度、つまり来年3月末まで無料で受けられることとなっております。 ◆11番(竹内弥生君)  ということは、この予算で来年3月分までの予算ということですか。 ◎健康福祉部参事[地域医療・新型コロナワクチン担当](小内洋二君)  いえ、この繰越予算につきましては、4月から6月までの3か月分で、この後、補正予算のほうでも計上させていただくわけなんですけれども、そちらで7月以降、来年3月までの補正予算を計上させていただく予定です。 ◆11番(竹内弥生君)  分かりました。じゃ、来年3月まで無料接種ができるということですね。ありがとうございます。 ○議長(三栗章史君)  ほかにございますか。 4番、大石議員。 ◆4番(大石元則君)  8の比奈久保線交差点改良工事ですけれども、これは改良工事のために予算立てした金額だったと思うんですけれども、その点、まずお聞きします。 ◎都市建設課長(工藤英二君)  都市建設課、工藤から答弁させていただきます。 比奈久保線のこの事業の予算は、当初、工事費として計上させていただきました。その後、和歌山県の教育委員会との協議の中で、文化財の発掘調査が必要であるということを示されましたので、この予算を発掘調査のほうに使わせていただき、その後また新たに来年度、工事の予算を計上させていただきたいと考えております。 ◆4番(大石元則君)  今の説明で分かったんですけれども、あえてこの質問をさせていただきましたのは、この現場はかなり交通量がますます増えてきております。そこで、その遺跡の関係の話なんですけれども、いつからかかる予定なんでしょうか。 ◎都市建設課長(工藤英二君)  スケジュールについて説明させていただきますと、道路設計や発掘調査に伴う土木関連設計は、もう完了しております。 現地での発掘調査については8月から12月で行って、その発掘調査で得た資料等の整理業務を来年の1月から3月で行っていきたいというふうに考えております。 ◆4番(大石元則君)  これはお願いなんですけれども、計画どおり進むことを期待しております。と申しますのは、本当にいつ事故が起こっても、まして遺跡の調査が入ると、交通量はそのままの状態でされると思いますので、くれぐれも進捗状況、遅れることのないようにとお願いしておきたいと思います。いかがでしょうか。 ◎都市建設課長(工藤英二君)  工程管理についてはしっかりと行いまして、来年度工事を予定しておりますが、今年度に工事の準備もしっかりと行って、来年度、早期に発注を行って、早期完成を目指していきたいと考えております。 ○議長(三栗章史君)  6番、福田議員。 ◆6番(福田讓君)  佐藤春夫記念館の繰越しの事業なんですが、これはあれですか、教育長、今年度、今まだ工事はかかっていないんですね。私もあそこをいつも通っているんですけれども、前の有萬の所から入ってくるんでしょう、ずっと中を向いてね。あれは、その入り口というのはやはり今の新しい交差ができる丹鶴城からのずっと道がありますね、天理教へ行くところの、あれから右折して右へ入るという形なんですね。 ◎教育長(速水盛康君)  これから設計の段階に入りますけれども、一応、今、議員おっしゃっていただいた計画をしているところでございます。 ◆6番(福田讓君)  あと、下に旧チャップマン邸がありますね。そして、そのまた上に西村記念館と、本当に私もいつも申し上げています。この三つのゾーン、明治・大正ゾーンとして、これから文化・芸術のまちとして新宮市が外に打って出ると、お客様にこちらへ来ていただく、新宮の文化・芸術を学んでいただくということで、早急にやっていただきたい。これは以前から言っております。 これは質問なんで、そうしますと旧チャップマン邸のところの下に、旧チャップマン邸のところに駐車場がございますね。だから旧チャップマン邸、西村記念館へお越しくださったお客様が、佐藤春夫記念館へ上がっていくという、その動の関係も考えられていますか、階段のそういうことを考えられているんでしょうか。 ◎教育長(速水盛康君)  旧チャップマン邸と佐藤春夫記念館がうまく出入りができるような形で、今後、これからの設計ではございますけれども、そういった利便性を図っていきたいと考えてございます。 ◆6番(福田讓君)  そうしますと大体の、繰越しなんですが、工事にかかって完成までどれだけの日数がかかる予定ですか。これ繰越しですから、今の大体の概要で結構です。 ◎教育部長(尾崎正幸君)  今、教育長がお答えさせていただきましたように、今年度、繰り越した用地取得を早々に済ませまして、設計を行います。設計ができた段階で、来年度予算には工事の予算を計上させていただく予定になっておりまして、工事が完了するのは令和7年度中ということで、令和8年度のオープンを現在は予定しております。 ○議長(三栗章史君)  11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君)  もう一点、住居表示整備事業、ほとんど変わらない繰越額なんですけれども、これどういったふうに進んでいらっしゃるか、少し御説明をお願いしたいと思います。どこの地区を言っているのか、市民の皆さん分からないと思いますのでお願いします。 ◎生活環境課長(廣井和樹君)  生活環境課の廣井から答えさせていただきます。 当該事業は、場所としましては鴻田地区になりまして、主に3町内会を中心に今進めているところです。事業につきましては、令和3年度から令和4年度の2か年事業で行う予定でしたが、令和3年度は、基礎調査であったり、地元との話合い等を進めてきたんですけれども、令和4年度に実際実施するに当たりまして、地区の意見をいろいろ聞いていくうちに、いろんな様々な御意見をいただく中で、その当該地域に新しく入るか入らないかというような意見が地元のほうから出ましたので、そこらあたりの意見調整に時間を要したということとなっております。 ◆11番(竹内弥生君)  じゃ、鴻田地区で意見等々で時間を要したということで繰越しして、それはもう進んでいって令和5年度にそこが住居表示きちっと変わっていくという認識でよろしいですか。 ◎生活環境課長(廣井和樹君)  そのとおりです。今年度、住民説明会等を行い令和5年度中に完了させたいということを思っております。 ◆11番(竹内弥生君)  じゃ、これはどんどんと申しますか、ずっと移っていくわけですね、新宮市の住居表示にかけて、今年のだけではなく新宮市新宮のところをいろんな住民さんの意見を聞きまして、また事業費をつけて進んでいく可能性のほうが高いということですか。 ◎生活環境課長(廣井和樹君)  この当該地域が終われば、次の予定というのはすぐにはないんですが、地元住民の要望等に合わせて進めていきたいと考えております。 ○議長(三栗章史君)  以上で質問を終わります。 次に、番号3、予算の繰越しについて、令和4年度新宮市水道事業会計予算繰越計算書について、当局の説明を求めます。 城水道事業所工務課長。 ◎水道事業所工務課長(城弘樹君) (登壇) ただいま議題となりました令和4年度新宮市水道事業会計予算の繰越しについて御説明申し上げます。 令和4年度事業のうち繰越しとなりましたのは、1款1項建設改良費のうち県道千穂王子ヶ浜線拡幅事業に伴う配水管布設替設計業務で、繰越事業費は385万円であります。 本事業は、和歌山県発注の県道千穂王子ヶ浜線電線共同溝設計業務の完成図面を用いて配水管布設替の設計業務を行うものでありましたが、関係機関との協議に時間を要したことから、これに伴い本業務の履行期間を延長したため繰り越したものであります。 なお、本事業は今月20日に完了する予定でございます。 以上、誠に簡単ではございますが、地方公営企業法第26条第3項の規定による議会への報告とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(三栗章史君)  ただいまの説明に対して、質問を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  以上で質問を終わります。 次に、番号4、一般財団法人新宮徐福協会の業務報告について、当局の説明を求めます。 津越商工観光課長。 ◎商工観光課長(津越紀宏君) (登壇) ただいま議題となりました新商観第47号、一般財団法人新宮徐福協会の業務報告について御説明申し上げます。 決算報告書の1ページをお願いいたします。 まず、令和4年度の事業報告でございますが、徐福公園来園者数は1万9,541人、前年より3,149人の増加となりました。 主な事業につきましては、記載のとおりとなっております。 続きまして、令和4年度決算について御説明いたします。 2ページをお願いいたします。 初めに、貸借対照表でございます。資産の部では、流動資産と固定資産を合わせまして資産合計1,179万9,087円でございます。負債の部では、流動負債45万8,106円、正味財産の部では、一般正味財産合計1,134万981円となり、負債及び正味財産合計が1,179万9,087円でございます。 3ページをお願いいたします。 正味財産増減計算書でございます。一般正味財産増減の部、経常増減の部の経常収益は1,104万9,963円、経常費用の事業費は1,287万9,947円でございます。 4ページをお願いいたします。 経常費用の管理費は146万8,061円となり、経常費用合計は1,434万8,008円でございます。当期経常増減額はマイナスの329万8,045円となり、一般正味財産期首残高1,463万9,026円から当期一般正味財産増減額マイナス329万8,045円を差し引きました1,134万981円が正味財産期末残高となります。指定正味財産増減の部はございませんので、正味財産期末残高は一般正味財産期末残高と同額の1,134万981円でございます。 5ページをお願いいたします。 財産目録でございますが、貸借対照表で説明いたしましたとおり、資産の部、流動資産と固定資産を合わせた資産合計は1,179万9,087円でございます。負債合計45万8,106円を資産合計1,179万9,087円より差し引いた正味財産は1,134万981円となります。 続きまして、令和5年度の予算書について御説明申し上げます。 予算書の1ページをお願いいたします。 まず、事業計画についてでございますが、1の徐福に関する顕彰事業といたしまして、徐福供養式典の開催や徐福に関するPR事業の推進などを挙げております。 続きまして、2の徐福に関する研究・交流事業といたしましては、徐福関係資料の収集、日本徐福協会をはじめとした国内外の徐福研究会や関連都市との交流、徐福に関する情報提供、天台烏薬関連商品の販路拡大に関する事業などを挙げております。 3のその他といたしましては、文化・観光イベントや物産展への協力などを予定しております。 続きまして、2ページをお願いいたします。 収支予算書でございますが、主なものを説明させていただきます。 一般正味財産増減の部、経常増減の部、経常収益では、新宮市からの指定管理料630万円、売店事業の売上げ349万9,000円などとなっており、経常収益合計は1,208万円でございます。 次に、経常費用でございますが、事業費といたしまして1,244万5,814円となっております。主なものといたしましては、給与手当284万4,900円、支払寄附金120万円、委託料393万1,100円などでございます。 3ページをお願いいたします。 管理費といたしまして162万9,500円となっておりまして、主なものといたしましては、給与手当101万6,100円、福利厚生費19万1,000円などでございます。 以上、経常費用の合計は1,407万5,314円でございます。 経常収益計から経常費用計を差し引きました当期の経常増減額はマイナスの199万5,314円でございます。経常外増減の部は、経常外収益及び費用ともございませんので、当期の一般正味財産増減額はマイナス199万5,314円でございます。 一般正味財産期首残高1,134万981円に当期の一般正味財産増減額を加えまして、一般正味財産期末残高は934万5,667円、正味財産期末残高も934万5,667円でございます。 4ページには、評議員・役員名簿を添付してございます。なお、代表理事は山口泰郎でございます。 以上、簡単ではございますが、一般財団法人新宮徐福協会の業務報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(三栗章史君)  ただいまの説明に対し質問を行います。 11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君)  1ページ目の徐福茶をPR、産品商談会で徐福茶をPR、物産キャンペーンで徐福茶等を販売、徐福茶のPRが三つ並んでおりますけれども、これは徐福茶をPRするに至りまして、庁内で会議であったり、そういうことに使うということは一回していましたよね。途中でやめられたとお聞きしておりますけれども、でもここでまたPRをして、この徐福茶を販売したいというほうに変わったのかが1点。 それと、一般財団法人新宮徐福協会事業計画書のほうでございますが、1ページの天台烏薬関連商品の販路拡大のところでございます。どういった販路拡大をしているのか教えてください。2点ですね。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  まず、1点目の天台烏薬のお茶でございますが、昨年も答弁させていただきましたとおり、ペットボトルのお茶は、今現在、製造はしておりません。 なお、徐福茶というのはティーバッグのお茶でございまして、これが3種類ございます。それをわかやま産品商談会であったりとか、よってってとかに営業をかけまして販路の拡大を図っているところでございます。 2点目も同じくですけれども、販路拡大ということで、今年度もわかやま産品商談会に出展しまして、取り扱っていただく業者さんと商談をしたいと考えておりますし、引き続き、また長距離電車銀河も来ますので、とかあとクルーズ船のときに物産販売等、あとまた各種都市圏での物産販売で徐福茶の販売をしたいと考えております。 ◆11番(竹内弥生君)  ティーバッグということは、船でいらした方にお土産用になりますよね。そのペットボトルにするということは環境問題等々いろんなことを鑑みてティーバッグに変えたんですよね。ティーバッグのほうが天台烏薬としての重みがある、それで販売につながると思ってこちらのほうに切り替えたんでしたか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  ティーバッグに関しましては、お土産ということで開発しております。それはペットボトルを作る以前から、ペットボトルとティーバッグを並行して商品は作っておりました。 あとペットボトルに関しましては、6年ぐらい前まではあったんですけれども、作れば作るほど赤字ということで、もう作らないということで決定しておりますので、ということです。 ◆11番(竹内弥生君)  ペットボトルのほうが簡単ですぐ飲めるという形で、私たちが会議をしたときでも飲めるんだけれども、それは全くの赤字だったので作らないと、あとはティーバッグのほうにしたということですね。 それで販路拡大ができると思いますか。今おっしゃったところのイベント、キャンペーン等々でどれぐらいの利幅といいますか、黒字は出さなくて結構です。かかった人件費、天台烏薬を製造するに値する人件費等々、それが出たらよろしいんですよね。天台烏薬を日本全国的に広げようということではないんですよね。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  ティーバッグ以外にも、石けんであったりとか入浴剤であったりとか、天台烏薬を使った商品というのは幾つかございまして、それが全国的にティーバッグで天台烏薬がヒットするかというと、そこまではちょっと疑問な点もございますけれども、引き続き販路拡大に向けて努めていきたいと考えております。 ◆11番(竹内弥生君)  化粧品等の販路拡大も計画していると総務建設委員会でお聞きしましたけれども、その後どうなりましたか。石けんが一番よく売れていると、あの当時お聞きしたと思うんですけれども、ナリス化粧品との契約をして、それで販売に至るという、ある程度の一定の経過しか聞いていませんけれども、今どういったふうな状況ですか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  ナリス化粧品の商品に関しては、天台烏薬の樹葉をこちらから購入していただいて取扱いをしておりまして、こちらからお金を払って別にその商品開発をしているわけではございません。 まず、ナリス化粧品の商品は、今年の2月から販売を開始しておりまして、ちょっと具体的な数字は聞いておりませんけれども、今後、ふるさと納税の商品であったりとか、さらなるPRをナリス化粧品と共にやっていきたいと考えております。 ◆11番(竹内弥生君)  ナリス化粧品の広報みたいですね。樹葉を買っていただく。それは、たくさん買っていただくような需要はちゃんとあるんですか。化粧品にして、ナリス化粧品の中に天台烏薬という、もしかしたら長生きできるかも分からないというような意味合いの、それか一定の肌に効果があるということを押していく。天台烏薬ということは、そこの表示にはないんですね、ナリス化粧品の中には。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  ナリス化粧品のホームページなりには、原材料ということで天台烏薬という表現はしております。 ◆11番(竹内弥生君)  アンチエイジングといった形で売り出していくという形ですね。この樹葉のほうは、ナリス化粧品のほうに生産が間に合っていくんですか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  過去の例からいきますとそんなに大量に入れるわけじゃなくて、最初に出したものをパウダー化しまして取扱いをするということで、今後、その商品がまたヒットすれば受注があるかと考えております。 ◆11番(竹内弥生君)  その樹葉を販売するだけで、こちらから広報するわけではなく、買っていただく、あちらさんへ売っていただくということですから、いいことですよね。分かりました。ありがとうございます。 ○議長(三栗章史君)  2番、大坂議員。 ◆2番(大坂一彦君)  1点だけお聞きします。 経過報告といいますか、事業報告で3,149人の方が増えたというふうにお聞きしました。ありがたいことやと思っております。 1点だけ、今年の10月に第2回の和歌山県人会の世界大会がある旨を少しお聞きしてきました。そのコース等にいわゆる、まだ時期前なのでちゃんと決まっていないかも分からんですけれども、県人会世界大会、新宮においでの方々を徐福公園のほうへというふうなお考えはありますでしょうか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  この10月に、和歌山県人会の世界大会があるということは存じております。その中で、新宮市のほうにも30人弱の方が来ていただくということで聞いておりますけれども、今後どこを回るかということで、徐福公園ということも選択肢の一つとして考えていければと考えております。 ◆2番(大坂一彦君)  まだ決まっていないですね。せっかくすばらしい施設でもありますので、ましてや世界各国の方が見えるということであれば、ぜひルートに入れていただけたらと思います。取りあえず1点だけ。 以上です。ありがとうございます。 ○議長(三栗章史君)  5番、月輪議員。 ◆5番(月輪匡克君)  事業計画の中で2番の9番なんですけれども、徐福公園売店の販売強化とあるんですけれども、具体的にどのような商品を増やしていく予定ですか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  事業計画の2番の9番でしょうか。 売店の販売強化ということで、先ほどから御説明させてもらっています天台烏薬関連の商品と、結構、台湾の方が多い観光スポットでございますので、そういった方にも買っていただけるような商品も強化していきたいと考えております。 ◆5番(月輪匡克君)  あと商品を出す予定とかないですか。全く今まで関係なかったものとか。インバウンドで外国の方がたくさん来られているんで、飲茶とか生ビールを販売するとか、そういうことは今のところ計画にないですか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  ちょっと生ビールとか、その販売は考えておりませんけれども、インバウンドに受けるような商品、現在でも漢字を書いたTシャツとか、熊野古道グッズとか、そういった商品も置いておりますので、今後また研究しながら考えていきたいと考えております。 ◆5番(月輪匡克君)  1番の2番、PR事業の推進なんですけれども、どのようなPRを計画していますか。 そして2番の4番、それも同じようなことなんですけれども、どのようなPR計画を今後考えておりますか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  徐福に関するPRということで、まず市民、この地域住民向けには徐福講演会の開催を考えております。また、あと日本徐福協会とか、国内外の徐福関連の団体等にもPRを含めて活動していきたいと考えております。 ◆5番(月輪匡克君)  分かりました。ありがとうございます。 ○議長(三栗章史君)  9番、百村議員。 ◆9番(百村匡洋君)  御報告ありがとうございます。 1点伺いたいんですけれども、来園者数、前年比で御報告をいただいておりますが、2018年度もしくは2019年度比、コロナが入る前の比率を教えていただけますか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  コロナ前は、平成30年で2万4,000人でございます。平成31年で2万3,000人となっております。 ◆9番(百村匡洋君)  ありがとうございます。 令和4年度の来園者数の国内外観光客の内訳も教えていただけますか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  令和4年度の外国人の観光客数は385名でございます。そのうち台湾が290名、香港が74名、欧米が21名となっております。 ◆9番(百村匡洋君)  ありがとうございます。 今後もインバウンド、増える見込みであるかと思うんですけれども、今、徐福公園の売店の決済方法、現金のみでしょうか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  キャッシュレスということでPayPayが利用できます。 ◆9番(百村匡洋君)  以上です。ありがとうございました。
    ○議長(三栗章史君)  ほかございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  以上で質問を終わります。 次に、番号5、新宮港埠頭株式会社の業務報告について、当局の説明を求めます。 小渕企画政策部参事。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君) (登壇) ただいま議題となりました新宮港埠頭株式会社の業務報告について御説明を申し上げます。 恐れ入りますが、お手元の資料、令和4年度新宮港埠頭株式会社決算報告書の1ページをお願いいたします。 令和4年度の事業報告でございますが、報告書の右側括弧内の数字につきましては、令和3年度の実績でございます。令和4年度1年間に新宮港を利用した船数は、外貨荷役の計が23船、内貨荷役の計が492船、客船7船、その他18船で、合計540船となってございます。 貨物の取扱いの主なものといたしまして、外貨荷役のチップ揚荷が33万1,861ボーンドライトン、その他、木材、パルプ、プラントの揚荷となってございます。 次に、内貨荷役の主なものにつきましては、燃料チップの揚荷が102船で6万8,061トン、チップの積荷が284船で、21万2,267ボーンドライトン。また、船舶利用ではございませんけれども、チップのトラックへの積荷が12万3,980ボーンドライトン、その他、セメント揚荷、砂、砂利の積荷などとなってございます。 以上、事業報告書の説明でございます。 次に、2ページをお願いいたします。 令和4年度決算における損益計算書について御説明を申し上げます。 売上高は9億2,459万2,264円で、内訳といたしましては、港湾運送事業営業収益が9億1,374万5,931円で、主な内容につきましては、荷役料収益が5億699万9,686円、積込料1億1,248万9,792円、貨物保管料1億835万8,255円、そのほか代理店収益、貨物運送料、曳船料、その他収益となってございます。 次に、養殖水産加工事業収益につきましては1,084万6,333円であり、令和3年度との比較で326万1,139円の増となってございます。 売上原価につきましては5億3,619万2,670円で、うち港湾運送事業費用の5億270万9,918円の主な内容は、外注費が3億6,199万581円、施設使用料が3,703万8,680円、人件費8,097万1,558円などとなってございます。 次に、養殖水産加工事業費用につきましては3,348万2,752円でございます。令和3年度との比較で612万1,478円の減となってございます。 これら収益、費用により令和4年度の売上総利益は3億8,839万9,594円となり、一般管理費、減価償却費を加えた営業利益は1億9,957万6,973円となります。さらに営業外収益、営業外費用を加えた経常利益につきましては2億5,183万5,846円であり、これに固定資産売却益、役員退職金を加え、税処理を行った後の令和4年度の純利益は9,425万1,168円であり、令和3年度と比べると2,813万3,430円の減であります。 次に、3ページをお願いいたします。 養殖水産加工に係る原価の報告書であります。 材料費中、期首材料棚卸高は9万9,304円、材料費が368万7,893円、内訳につきましては、ナマズ以外の材料、ブリ、マダイなどであり、これらは原材料を仕入れ、加工販売を行うものでございます。次に、ナマズ養殖に係る原価が1,600万2,631円であります。期末の材料棚卸高は5万4,729円であり、これにより材料費は1,973万5,099円であります。 次に、労務費でございますが、この項目は加工場2名分の費用となってございまして、給料手当、賞与ほかで、労務費計は551万340円でございます。 次に、加工場経費であります。 保険料、水道光熱費ほかで354万6,115円でございます。 材料費、労務費、経費を合わせた総製造費用は2,879万1,554円で、これに期首・期末在庫振替処理後の3,316万5,805円が令和4年度の養殖水産加工品原価でございます。 次に、4ページ、貸借対照表をお願いいたします。 表の左側、資産部における固定資産中、科目の一番下の行でございますが、土地前払金5億2,976万8,508円につきましては、新宮市との貸付特約付土地売買契約に係る土地売買代金の内金、契約保証金などの売買代金充当額及び20年分割払いにおける第6回目までの元金支払額の合計でございます。 以上、誠に簡単ですが、貸借対照表の説明でございます。 次ページ以降、5ページには固定資産他明細書、6ページには剰余金処分計算書、7ページに監査報告書を付してございますので、お目通しのほどよろしくお願いいたします。 次に、令和5年度の事業計画書及び収支計画書について御説明を申し上げます。 事業計画書の1ページをお願いいたします。 まず、1の外国貨物の取扱いについてでございます。 (1)北米材については微減、(2)輸入チップについては令和3年度と同様の取扱い、(3)輸入パルプにつきましては若干の増を見込んでございます。 2の国内貨物の取扱いについては、バイオマス燃料に関する荷役取扱いを11万トンと見込み、セメント・骨材については前年と同様の予測でございます。 4のナマズ養殖・水産加工品の販売につきましては、販売方針の見直しによって、売上高は増加傾向にあるとのことですが、現状は大きな収益には結びつけることが難しい状況です。令和5年度では、収支改善の方策として、新しい養殖魚種の取扱いについて進めたいとしてございます。 続いて、2ページをお願いいたします。 令和5年度の収支計画書であります。 経常収支全体で9億1,301万円を見込み、主な内容は、港湾運送収益の計が9億500万円、養殖水産加工収益700万円などとなっています。 次に、費用につきましては、経常費用全体で7億3,400万円を見込み、主な内容は、港湾運送費の計が4億9,300万円、養殖水産加工事業経費が2,000万円、一般管理費が1億3,600万円、その他減価償却費、金融費用となっています。 収益と費用の差引きにより、令和5年度の経常収支は1億7,901万円を計画するものでございます。 以上、令和5年度の事業計画、収支計画の説明でございます。 次ページには、新宮港埠頭株式会社の役員名簿を添付してございます。 以上をもちまして、新宮港埠頭株式会社の業務報告についての御説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(三栗章史君)  会議中ですが、午後1時まで休憩いたします。 △休憩 午前11時51分--------------------------------------- △再開 午後1時00分 ○議長(三栗章史君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 新宮港埠頭株式会社の業務報告について質問を行います。 2番、大坂議員。 ◆2番(大坂一彦君)  1点だけお聞かせください。 養殖水産加工原価報告書の中の給料手当というところを見せていただいて、昨年加工場は4名で889万2,000云々何がし。それが今回2名というふうになっておりますけれども、これは、単純に4名から2名に減ったということでよろしいでしょうか。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  港湾担当小渕のほうからお答えさせていただきます。 これにつきましては、おっしゃるとおり4名が2名になったということなんですけれども、一応、養殖水産の業務の見直しも含めて、人数をちょっと減らせていただいているということでございます。 ◆2番(大坂一彦君)  見せていただいて、その数字でですが、2ページの中で養殖水産加工事業収益というのが昨年よりも先ほどの御報告で326万円余り増えたということであります。さらに、事業計画の中の4番に新魚種の追加養殖というふうに書いておられるんですが、その状況でも増やしたりということはお考えではないんでしょうか。新魚種を増やすということは大変になるんじゃないかと容易に思われるんですけれども、現行2名のままされる予定ですか。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  新魚種をやっていく上で、事業が軌道に乗ってくれば、当然、人間は増やしていくということにはなろうかとは思います。 ◆2番(大坂一彦君)  ごめんなさい、聞いていいかどうかですけれども、新魚種とは何か、予定、聞いてもええもんであれば。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  今のところ、ニジマスの養殖を行いたいということでございます。 ◆2番(大坂一彦君)  分かりました。お願いします。 ○議長(三栗章史君)  続いて、9番、百村議員。 ◆9番(百村匡洋君)  御報告ありがとうございます。 質問なんですが、前年度までの高級路線から一般大衆路線とありますけれども、単価は1匹当たり、もしくは単価当たりの高級路線の場合と大衆向け、どう変わったか御説明願います。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  当然、大衆路線ということで売っていくわけですけれども、そのあたりも含めて、またこの報告では高級路線から大衆路線ということでありましたけれども、完全に手応えがあるというところまではいっていなくて、これからそういうサンプル品とかも出していった中で、今後、業者、仕入れ先、納品先と相談をしながら決めていくというようなところはございます。 ◆9番(百村匡洋君)  ありがとうございます。 今後、価格を決められるということなんですけれども、当然、毎月何匹売れば黒字化になるという試算ができると思うんですけれども、それに対して前年度の報告では、養殖の担当の方は2名となっていたんですけれども、販路拡大に向けて営業の専任の係の方というのはいらっしゃるんでしょうか。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  先ほど大坂議員のほうにもお答えをさせていただきました。今回、前年度、令和4年度の事業報告、この諸報告の中で、水産加工について検証を行うということで御報告を申し上げたわけでございます。そのような中で、検証を行った中で、一つ加工生産に係る、特に加工の部分に係る費用が原価を押し上げているというようなところがあって、そこを減らせていただいたというようなところでございます。 今、議員から御質問があった営業の人間の人件費ということですけれども、これにつきましては、一般管理費の中で計上させていただいているということでございます。 ◆9番(百村匡洋君)  ありがとうございます。 では、専任で営業担当の方はいらっしゃるという認識で。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  今のところ2名在籍しております。 ◆9番(百村匡洋君)  ありがとうございます。 かなりの販売個数になってくると思いますので、専任の営業担当の方がいない状況ですと黒字化は難しいと思いますので、確認させていただきました。 また、現在、令和5年度の収支計画では1,300万円のマイナスになっているかと思うんですけれども、新宮の新しい名産としても、ぜひ今後、販路拡大していただきたいと思いますので、何か御協力できることがあれば、お声かけください。ありがとうございます。 ○議長(三栗章史君)  12番、中山議員。 ◆12番(中山忠吏君)  先ほど大坂議員が質問した新魚種、それも私も聞きたかった課題でございます。ニジマスということで、こうなった場合、現時点の水槽を活用するのか、もしくは新たに増設を行うのかというところを教えてください。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  この新魚種を、今日こうやって新魚種に取り組みたいという形で御報告申し上げるに当たって、当然、これまでに新魚種をするための取組を進めておるところでございます。基本的には、新たに水の確保というところが一つ課題になってきているのかなというふうには思ってございます。 これから販売に向けて、この事業の実施に向けてそういったところが必要になってくるので、今のところ、今ある水槽を活用してということですけれども、当然、事業をする中でそういった水の確保のための設備投資というのは今後考えていかなければならないことかなというふうに思っております。 ◆12番(中山忠吏君)  水の確保、いろいろとニジマス的にはきれいな水がないと駄目というのも結構ありますので、そうなった場合、もし水槽を増設した場合、今の敷地範囲の中で十分やっていけるんでしょうか。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  基本的には、今ある池の中でやらせていただきたいという形でおります。当然、ナマズもやめるわけではございませんので、ナマズもしながら、そういった新魚種の養殖にも取りかかっていきたいということでございます。 ◆12番(中山忠吏君)  ありがとうございます。 ○議長(三栗章史君)  11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君)  新宮港埠頭株式会社は、新宮の財産であると思います。すばらしい利益を出して、港湾、外国客船も来て、市長の長い市長生活の中で社長にもなられて、本当に新宮市の発展、または財政のために寄与しているものと思います。 でも、この養殖のほうですよね。ナマズのほう高価なものであるという価値を持って売る、または安い値段で売る、いろんな方法で試してきた何年間、毎年赤字ですよね。 ニジマスのほうを先ほどお聞きしましたけれども、少し種類として取り入れていく。加工場のほうは、すばらしい加工場をしっかり使っていかなければならないと思うんです。そして、新しいニジマス等々を入れるんでしたら、また雇用の面でも増やしていく、しっかり雇用していくということを考えられます。 ただ、そのニジマスによりまして、今、中山議員からも質問ありましたけれども、いろんな形で新しい経費が発生してくる。なぜニジマスにするのか。そこをナマズと併用しながらニジマスを増やしていって、この赤字を補填していくということですか。 もう一点、ナマズによる赤字というのは、これも毎年言われていることですよね。それを何とか黒字にまでいかなくても、この新宮港埠頭という会社の利益がすばらしいですので、とんとん、または少し赤字程度に持っていくということを御尽力なされてきたことは私も承知しておりますけれども、そろそろナマズだけではどうにもならない赤字が続いていくということを認識してニジマスのほうも増やしていくということですね。それに関しましてどういった経路で増やしていくのか、売上げ的には。また、ナマズはどれぐらい残していくのか、教えてください。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  今回、新魚種の取扱いに当たって、先ほどもちょっと触れさせていただきましたけれども、昨年度から市長が社長になって新しい体制の下に社内の議論を重ねてきたところでございます。 ナマズ養殖に関しては、製造コストが販売単価に跳ね返っているような現状もありまして、また、ナマズに対する食品の認知度の課題というようなことで、かなりセールスで困難さがございました。ただ、一定の需要もございますんで、ナマズ事業の改善にも継続して取り組みながら、それ以外の売上げが見込める加工販売についても注力をしていきたいというところです。そのような中で、ナマズだけじゃなしに新魚種にも取り組んで、養殖加工品全体として改善を図っていきたいというところが、この新魚種の取組の考え方の一つとなってございます。 そのような中で、新魚種については、今申し上げましたとおり、養殖水産加工を改善するための取組の一つというふうに考えてございます。その中で、今の養殖設備を活用できるという条件を第一に、あと追加設備の必要性とか、あと生産販売の確立とか、ほかの関係者の意見も踏まえる中で、全国的な需要があってかつ売上げを見込める選択肢としてニジマスに至ったというようなことでございます。 ただ、議員おっしゃるとおり、これからいろんな販売、どれだけの大きさで売れるのかというのもまだ分かっていないわけでございまして、これからそういったところ、先ほどの水の確保も含めて、調整、詰めていかなければならないというふうに考えてございます。 ◆11番(竹内弥生君)  分かりますよ、課長の言っていること。ナマズは一定の需要があるというのはどういったところに売れているのか、教えてください。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  これまでも、給食であったり、先ほど大衆路線という話はありましたけれども、ホテルであったり、飲食業であったりというようなところで売れているわけでございます。 今回、検証も行う中で、新たにサンプル品とかも送らせていただきました。その中で、まだ確定はしていないですけれども、新たに買っていただけるというようなところも、関東のナマズを食べる文化があるところでは買っていただけるようなところが手応えを感じているというようなところで、一定の需要はあります。ただ、それは、売上げの予算にもまだ届いていないところですので、非常に苦しい状態には変わりないんですけれども、今後、引き続きいろんな改善とともに、そういった売上げにも取り組んでいきたいというふうに思っております。 ◆11番(竹内弥生君)  結局、市長が社長に代わられて、急ピッチで改革、いろいろ熟慮して考えているようなところで交渉して、ナマズを少しでも需要のあるところに残す、あるいは増やしていく方法、そして新魚種を入れて赤字が出ないようにしていくことを、今一生懸命考えているというところでございますね。 ニジマスが第一候補に上がっているんですよね。私なんて、本当にこれはもう代替案ほどにはなりませんけれども、近畿大学と連携なされているじゃないですか、新宮市はいろんな面で。近畿大学のほうからお知恵をお借りしたりいろいろ連携をして、養殖水産業におきましては。キャビアとかだったらふるさと納税で買ってもらえる、養殖物のキャビアになりますけれども。そういういろんな視野を広げて、ニジマスならニジマスだけではなく、工場内でできるようなキャパで、赤字補填といいますか。ナマズはどうしても今までの需要があるのを残していきたいと。関東地方ではまだまだナマズを食べる文化があるということを、今、課長おっしゃいましたよね。だから、ナマズは全面的にやめないけれども、赤字補填していくために新しい魚類を販売していくということですね。 去年ですもんね、社長になったのは、市長が。今、皆さん、一生懸命取り組んでなされると思いますので、私の今ちらっと申し上げました養殖物のキャビアとか、ふるさと納税で、キャビアは高いですので、高級素材のほうで取り入れていただきたいなと思います。ありがとうございます。 ○議長(三栗章史君)  竹内議員、すみません。今の発言の中で不適切なお言葉があったんですけれども、これは養殖物とかそういうようなあれに変えてください。 ◆11番(竹内弥生君)  すみませんでした。不適切な言葉でございますので、取り消させていただきます。 ○議長(三栗章史君)  6番、福田議員。 ◆6番(福田讓君)  以前の社長、小池さんですか、水先案内もされて、民間企業から来られた方でいろんなところへ事業を展開するということなんです。 今、テレビでよく陸上で海の魚を飼うの多いでしょう。フグがあるでしょう。フグといったら高級魚というんですか、そのあたり難しいと思うけれども、今、竹内議員がおっしゃったように、近大というすばらしい世耕先生のところの力を借りて、ナマズだって生臭くないように餌で工夫されて、いっとき物すごい人気あって需要もあったんですが、コロナ禍が始まって。最終的に小池社長もお亡くなりになって、今、うちの田岡市長が就任されていますが。 今、竹内議員がおっしゃったように、キャビアというのは最高な、これは近大が高田でやっていますね。そのあたり私ら素人なんですよ。テレビでやっていて、陸上で生けすを造って、うちとも同じだと思うんですが、陸上で海の魚を飼うという、そういう発想転換というのは新宮港埠頭ではあまり。私はフグというのは大好きです。高いですしね。そのノウハウがどれだけの力を持てるかということはやっぱり難しいと思うんですけれども、そのあたりどのように考えられていますか。 ◎市長(田岡実千年君)  貴重な意見ありがとうございます。先ほど竹内議員からも、サメの養殖でキャビアという知恵もいただきました。 今回、この水産加工業、前社長の小池さんが、地元の雇用の創出や新宮市の特産品をつくることを目指して設立した新しい事業でありまして、何とかこれを軌道に乗せたいというふうに思っておりますが、この部門に関して5年以上赤字が続いている中で、何とか黒字化に持っていくという中で、この1年間いろいろ議論を重ねてきました。 その中で専門家のいろんな意見を聞く中で、やはりこのニジマス、サーモンの需要が全国的に非常に高いこと、そして地下水さえ確保できれば、今の既存の養殖池で飼育できるということもありまして、新魚種としてニジマスをやっていこうということを決めたところであります。 ただ、水の確保がまだ確実ではありませんので、今後、水の確保が確実になれば、この新魚種に挑戦したいというふうに思っているところでございます。 ◆6番(福田讓君)  今、市長がおっしゃったように、私も知らなかったんです。サーモンというたらサケでしょう。サケでも生で食べるようなサケと、火を通さなきゃならんですね。北欧とかああいうところは生で食べられるという形なんですが、確かに高いです。今、若い人は特にサーモンのおすしが好きですね。私はあまり生でよう食べないんですけれども、子供のときは貧乏だったんですよ。だから、サケというたら辛いもんと思っていたんです、子供の頃は。今はすごいですからね、サーモンというのは。それも一緒に、市長、そういう生のおすしとか、そういうニジマスというのは生でもいけるんですか。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  私のほうも一度、ニジマスのサンプル品を頂いて食したことありましたけれども、おいしく頂きました。 ◆6番(福田讓君)  以上です。 ○議長(三栗章史君)  1番、大西議員。 ◆1番(大西強君)  最初、投資をするとき、施設を造るときに、ナマズ養殖の。このとき借入金はなかったのか。全部会社のお金で造ったのか。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  はい、借入れはございます。 ◆1番(大西強君)  どれぐらい、大体でええ。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  銀行、それと、あと日本政策金融公庫であったと思います。 ◆1番(大西強君)  それで、この前この件で誰かが質問したときに、赤字やね、コロナのこともあって売行きが計画どおりにいかないんだという答弁やったわけや。コロナにかつけたんや。初めからあかんと言うとるのに。今度は赤字が増えてきたらコロナにかつけるんや。そしたら、これ、株式会社、コロナやったら、今の借入金があると思うんやけれども、利息は幾らなんか、何%な。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  この養殖場の分での借入れについては0.08から0.45の間です。 ◆1番(大西強君)  利息0.何ぼか。そんなに安いんか。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  会社からそのように報告を受けております。 ◆1番(大西強君)  一般、ここの借金は2%か3%と違うんか。何でその資金の借入金の利息、そんなに安いんな。 ◎市長(田岡実千年君)  新宮港埠頭本体のほうで非常に毎年経常利益がしっかり出て、累積の繰越金も17億円以上あるという非常に優良な会社でございまして、そういう中で非常に借入れの場合も銀行も配慮いただいているということでございます。 ◆1番(大西強君)  市役所の借金は2%、3%ぐらいか。ここの市役所はそんなに信用ないんか。その埠頭株式会社の借金は実績があって0.08%。それで、この新宮市の市役所の借金は3%になるんや。 ◎総務部次長兼財政課長(小林広樹君)  以下、小林から答弁いたします。 一般会計につきましても、ずっと低金利の状態でしたので、それほど変わらない金利だったかと思います。 ◆1番(大西強君)  今、何%ぐらいな。 ◎総務部次長兼財政課長(小林広樹君)  今、少し上がってきておりますが、それは1%とかそういう高い金利ではございません。 ◆1番(大西強君)  1%か。 ◎総務部次長兼財政課長(小林広樹君)  0.何%かそういう…… ◆1番(大西強君)  0.何%。 ◎総務部次長兼財政課長(小林広樹君)  はい。 ◆1番(大西強君)  そしたら、公設市場の借金1億円保証したあるのは、あれは何%な。いっこも払っていないぞ。 ◎市長(田岡実千年君)  約10年前に借り入れております企業、組合が債務保証している件だと思うんですが、2%でございます。 ◆1番(大西強君)  新宮水産が借りたある利息、今利息払いやる、10年間で元金償還するやつもまだいっこも払うてない。これはおかしいぞと、一般株式会社の保証人に行政がなってもええんかと、そのとき多分3%ぐらいやったんや。今聞いたら、ナマズの養殖場の施設の借入金、0.0何%。何で聞いたかいうたら、コロナで売上げが落ちたんで、それで事業の継続化資金、無利子の借入れなんだんかと聞こうと思うたんや。0.0何%やったら、それ聞かんでもええわな。 それでもう一つ、あの施設、災害のときの保険入ったあるんか。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  そこは把握してございません。 ◆1番(大西強君)  入っていないやろ。昔、私の叔父があの近所に住んだあたんや、木ノ川の。洪水で全部、家流されたんや。異常気象や。どんな災害が起こるか。この前、十何年前に起こったときは、木ノ川抜けなんだんや。そうやけれども、こっち抜けたやろう、荒木川の上に。そのときも、荒木川の上も、この間みたいに流されたで。この前の台風のときは木ノ川に抜けなんだ。上のほう、大石議員ところのほうはやられたけれども、あの下流のほうが流されるということはなかった。けれども、いつ流されるか分からんねん。 企業としてやっていくんやったら、それで流されたら、これ全部市が持たんならんのや。企業やったら、災害が起こったときに保険で、そういう保険料も企業の経営に全部入れなんだら、そんな災害が起こったときは全部市役所が尻拭いてくれるんやと。これは差別発言か。あまり品のええ言葉やないけれども、尻拭いしてくれるんかということになるやろう。 そういう企業経営にもうちょっと、それでもうかっているんや、損しているんやというそういう一般企業は、そういうことも全部含めて経費として計上して赤字か黒字かにするんや。そやから、殿様商売みたいにこんな収益が見込まれんものをするなというてしとるのに、ええことばかり言うて、それで赤字は知らん顔しとるんや。 それを聞こうと思ったんで、そういうふうにやっぱり企業なんやから、株式会社と言うたやないか。そやから、そういうふうに災害が起こって飛ばされたとき、そういうときも市民の税金をようけ入れるんじゃなしに、できる限り準備することも考えてやってくれなあかんで。それを言うとくわ。 ○議長(三栗章史君)  8番、東原議員。 ◆8番(東原伸也君)  それでは、質問いたします。 本業の荷役のほうなんですけれども、微減、一応推定で事業計画を立てていますけれども、これは辛く見てという見方でいいかな。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  今回、この御報告するに当たりまして、大きな取引先のところに聞き取りもさせていただきました。今のところは非常に順調な状態で、今年、令和5年度は推移するであろうというようなことで答えをいただいてはございます。 今年度、この報告にもあったとおり、木質バイオマスも始まりましたので、さらに今のうちは、荷役の事業については順調に推移していくのではないかというふうには考えてございます。 ◆8番(東原伸也君)  それだったらいいんですけれども、北越さんとか、バイオマスのほうと十分に話を積み重ねていかなあかんと思いますんで、よろしくお願いします。 それと、北越さんところの人事が多分、いつも7月ぐらいやったような気がするんですけれども、昔、工場長やったんやけれども、今、部長付になっていますね。これは何か理由はあるんですか。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  特に理由は聞いてはございません。僕が担当させてもらってから、事務部長やったのかも分からんですけれども、今は部長さんが担当されております。 ◆8番(東原伸也君)  はい、いいです。 ○議長(三栗章史君)  5番、月輪議員。 ◆5番(月輪匡克君)  養殖水産加工原価報告書と3ページにあるんですけれども、その見方がちょっと分からないんですけれども、教えてください。 そして、もう一点、ナマズの加工販売なんですけれども、外食ではナマズを食べたことあるんですけれども、市内で個人的に買える店はあるんでしょうか。その点、教えてください。お願いします。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  原価報告書の見方ですね。これにつきましては、ナマズの製造するに当たってのどれだけ原価がかかっているかということを表している報告書でございます。 まず、材料費ですけれども、ナマズというか養殖水産にどれだけ原価がかかっているかということです。材料費につきましては、水産加工品を売る分につきましては、ナマズ以外の魚を仕入れて加工するための材料費、それと養殖原価というのは、ナマズの原価であります。これにつきましては、自社で卵を採卵してございまして、ふ化もさせて養育しているということですので、ほかから買うというわけではございません。これにつきましては、養殖を養育するに当たっての餌代であるとか、それに係った人件費を原価として計上しているということでございます。 二つ目の固まりの労務費でございますけれども、これにつきましては、加工場に係る人がございます。その人に対する労務費、人件費でございます。最終的に、この経費につきましては、養殖水産加工に係る養殖の全ての経費という形になってございます。 ◆5番(月輪匡克君)  線を引いている部分があるじゃないですか、値段のほうに。その線を引いているところと線を引いていないところがあるんですけれども、それはどういう意味があるんでしょうか。養殖原価に関して1,600万円と1,900万円とあるじゃないですか。左側は線を引いているけれども、右側には線を引いていないですけれども、その見方がちょっと分からないんです。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  基本的には、すみません、ここはちょっと確認できていないんで申し訳ないですけれども、決算書として原価のところに線を引くというルールづくりがあるのかも分からんですけれども、すみません、そこはちょっと確認はできてございません。 ◆5番(月輪匡克君)  じゃ、もう一点、先ほどのナマズの販売なんですけれども、市内で個人的に買えるお店はあるんでしょうか。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  そこも課題の一つになってございまして、今は置いていただいているかどうか分からないですけれども、市内のスーパーでも取り扱っていただけるように令和4年度は取組をしております。今日の段階でスーパーへ置いているかどうかというのはちょっと確認できないですけれども。あと、その取組の一つとして、新宮市のふるさと納税のメニューに上げたりとか、そういった取組をさせていただいているというところでございます。 また、市内の飲食店、喫茶店さんとかでも、ナマズを取り扱っていただいたり、料理店のほうで一部取り扱っていただいているところもございますけれども、取扱いをやめられたところもありますので、すみません、今の段階でどこどこということはちょっと申し上げられません。 ◆5番(月輪匡克君)  市民の皆さんで、まだ食べたことない、自分自身も、一、二回しか食べたことないので、それも外食なんですけれども、できたら、土用の丑の日はウナギのかば焼きからナマズのかば焼きに変わるような運動をしていただいて、市民の皆さんにまず食していただいて再認識してもらったら、ナマズの養殖で伸びるんじゃないかと考えております。どうぞよろしくお願いします。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  御提案ありがとうございます。 コロナ禍に入る前までは、そもそもナマズが売出しにかかったときに、ウナギが非常に手に入りにくいような状況があったということで、ウナギの代用品というところがひとつ先行した部分がございます。それがよかったのかどうかという問題はあるんですけれども、そのときに、埠頭株式会社の前で、市民の皆さん、地元の皆さん向けに店頭販売とかも行った経過がございます。ただ、コロナ禍に入ってそういった取組も今できてございませんので、またそういった点、御提案いただいたことも会社のほうには伝えたいなというふうに思います。 ◆5番(月輪匡克君)  ありがとうございます。 ○議長(三栗章史君)  14番、榎本議員。 ◆14番(榎本鉄也君)  一つだけ確認させてください。 ずっとこのナマズの事業のことで様々質問があったんですけれども、いつも決算書を見て、この事業を5年間見ているんですけれども、事業の赤字とかという段階ではなくて、これ事業になっていないですよね。だって、収益の3倍、原価にかかっているんですよね。1,000万円収益するのに3,300万円もかかっているわけでしょう。事業の赤字という段階ではなくて、この事業を根本的にこれは見直すというか、事業を中止するという選択肢も考えざるを得ないんじゃないかなというぐらいの数字なんじゃないかなと思うんです。 社長が代わられて、市長に代われましたので、僕はその中でこの事業の中止という選択肢も考えていらっしゃるのかなというふうに思ったんですけれども、いろんな質問の答弁を聞かせていただいたら、ニジマスでしたか、サケに代えてまた何とかこの事業を盛り上げようという方向でいくということですが、僕はそれで突っ込んだら余計また、だって赤字を黒字に転換するなんて話じゃないんですよ、これ、この数字。だから、それでいくというんだったら、社長の、そして埠頭の全体の意思でそういうふうにいくんだったら、それはそれで尊重しなきゃいけないんでしょうけれども、いきなり中止というか、ソフトランディングはしなきゃいけないんだろうと思うけれども、中止という選択肢は全くなかったわけですか。市長で。 ◎市長(田岡実千年君)  御質問ありがとうございます。 議員おっしゃるとおり、この水産加工事業からの撤退といいますか、中止も視野に入れて考えております。 ◆14番(榎本鉄也君)  ということは、先ほどのニジマスの水の手当てがうまくいかなかったらというような、そういうようなことが起こったら、まず中止という方向で進めていくという選択肢もあるということですね。 ◎市長(田岡実千年君)  最大の理由は水の確保というところでございます。総合的に考えて、この新魚種、できましたら、水の確保ができて挑戦したいなという気持ちはあるんですが、そのあたり、今後、地下水の状況、またナマズの全体の水産加工事業を考えて、場合によったら中止・撤退という選択もしなければならないかも分からないというふうに考えております。 ◆14番(榎本鉄也君)  了解しました。 ○議長(三栗章史君)  4番、大石議員。 ◆4番(大石元則君)  昨年度もお聞きしたように思うんですけれども、1年間かけて改善策、いろいろと検討された中でのニジマスじゃなかったかなと思います。できることなら、水の確保が順調にいってくれたらチャレンジできるのかなと。 そういった中で、これは蛇足になるかも分かりませんけれども、高田の近大さんは、キャビアだけじゃなくて、多分、ニジマスのほうも積極的に取り組まれた中で、イクラの生産も順調にちらっと聞いたことがあるんで、できればちょっと参考にしていただければと思います。 あと、1点だけ教えてください。令和4年度の財務諸表の中の損益計算書、2ページなんですけれども、下のほうに役員退職金1億3,613万8,000円、これで間違いないんでしょうか。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  そのとおりでございます。 ◆4番(大石元則君)  この退職金について、特に多いように思えたんですけれども、内容について知り得る範囲でいいので、説明いただければと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  議員おっしゃるとおり、令和4年度において役員退職金を計上してございます。この支給の算定につきましては、会社のほうで規定されてございます役員退職慰労金支給規程に基づき算出をされているものでございます。一般的に言われる功績倍率方式というものを採用した会社規程によってされてございます。 金額のことをおっしゃっているのかなと思うんですけれども、非常に長い期間、役員を務めていただいていたということがありますので、そういった金額になってございます。 ◆4番(大石元則君)  ちなみに、何名分なんですか。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  令和4年度で退職慰労金が支給対象となった役員については、1名でございます。 ◆4番(大石元則君)  以上です。 ○議長(三栗章史君)  11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君)  今の市長の決意を聞いて、何だかとてもうれしくなりました。 これまで続いてきた赤字の、榎本議員がおっしゃったように、民間企業では撤退するという選択のほうに傾いていると思います。私もそこまで聞くことができなかったんですけれども、いろんな選択肢の中にしっかり考えてあるということを初めてお聞きしましたので、とてもうれしく思います。選択肢、今から水の確保ができなかったら、ニジマス、サーモン、そこも取り入れていく、ナマズもやりながらそこを挽回していけた、それがいかなかったら、それでまた莫大な費用がかかって赤字がもっと上乗せしてくるということになると撤退も考える。 そして、もう一点、市長に提案ですけれども、せっかく近畿大学のほうに連携して、全借り上げということで、加工場におきますと全てを撤退して壊してしまうということはまたなかなか経費がかかると存じます。なので、近畿大学のほうで全てを借り上げしていただいてということも一手だと思いますけれども、いかがですか。 ◎市長(田岡実千年君)  立派な養殖池を建設しておりますので、仮に撤退となっても、今、議員おっしゃっていただいたように、どこかに売却するとか、借りていただくとか、考えなければならないというふうに思います。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。
    ○議長(三栗章史君)  9番、百村議員。 ◆9番(百村匡洋君)  度々恐れ入ります。 先ほどのナマズ事業のところで撤退を視野に入れていらっしゃるという発言を伺ったんですけれども、令和5年度で1,000万円以上のマイナスが出ているのを拝見しまして、撤退を視野にされているんであれば、現事業を縮小する、もしくは早めの決断が必要ではないかなと思っておりますが、その点についていかがでしょうか。 ◎市長(田岡実千年君)  先ほどから申し上げておりますように、この水産加工事業、継続、また黒字化に持っていくためには、今回の新魚種のニジマスの成功が鍵だというふうに思っております。そういう中で、豊富な地下水が必要ということでありまして、今、その地下水がどれぐらい出るかということを調査中でございます。もし、豊富に地下水が出るということになれば挑戦したいと思いますし、なかなか地下水が厳しければ撤退も視野に入れて考えなければならないということでありまして、おっしゃるように、早めの決断が必要かなというふうにも思っております。 ◆9番(百村匡洋君)  ありがとうございます。 決して消極的な営業ではなく、地下水、自然の資源、もしくはニジマスの状況次第で継続、もしくは判断されるという認識でよろしいでしょうか。ありがとうございます。 ○議長(三栗章史君)  12番、中山議員。 ◆12番(中山忠吏君)  先ほどから地下水の話、結構言われておりますが、地下水を使用するに当たって、ボーリング等いろいろなことをしなければならないと思うんですが、費用的にはどれぐらい見込まれているんでしょうか。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  今回、新しい魚種ということで御報告するに当たっては、約250万円程度の費用は必要になってございます。事業の推移でさらに投資が必要になってくるかどうかというのは、今後分かってくることかなというふうには思っております。 ◆12番(中山忠吏君)  それは、調査自体ですか。ボーリング、穴を掘ることも含めてではないですよね。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  令和4年度で試掘の調査というのも行ってございます。さらに、予定として地下水の試掘調査というのも、この令和5年度では予定してございますので、さらに調査は必要になってくるんだろうというふうに思っております。 ◆12番(中山忠吏君)  調査は分かりますけれども、そういった地下水をくみ上げ、またそういうことを使うに当たって、どれぐらいの予算、全体的な予算像は分かりますか。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君)  今のところは、状況によってになってきていますので、試掘調査にはそれなりの金額はかかってくるとは認識はしておりますけれども、その後、水が出たとき、出なかったときというのに分かれてくると思いますので、そのあたり今幾らという形で申し上げる段階にないのかなというふうには思っております。 ◆12番(中山忠吏君)  なかなか莫大な、結構お金がかかると思うんです。そういった中で、赤字続きの上にそれが乗ってくると。それをしたところで本当に採算が取れるのかと、そういったところをもっと突き詰めて議論して、これから続けるのか、潔くもうぴたっとやめるのか、そういうことを明確に協議していっていただきたいと思います。 ○議長(三栗章史君)  以上で質問を終わります。 会議中ですが、10分程度休憩いたします。 △休憩 午後1時51分--------------------------------------- △再開 午後2時03分 ○議長(三栗章史君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、番号6、一般財団法人新熊野体験研修協会の業務報告について、当局の説明を求めます。 生駒農林水産課長。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(生駒貴男君) (登壇) ただいま議題となりました一般財団法人新熊野体験研修協会の業務報告について御説明申し上げます。 それでは、1ページをお開きください。 まず、事業報告ですが、入浴・宿泊を含めた施設の利用状況につきましては、昨年度に引き続き新型コロナウイルス感染症による影響のため厳しい状況が続いていましたが、年明け以降は、全国旅行支援やスポーツ合宿等の再開、またインバウンドの増加により宿泊客が増え、3年ぶりの黒字となりました。その反面、重油や電気代の値上げなど物価高騰も重なったことで、必要経費も大幅に増加し、結果、当期純利益については119万1,848円の計上となりました。 収益事業につきましては、宿泊関係で前年度より2,313人増え1万786人で、売上げについても912万8,600円増加し3,919万1,300円となっております。入浴関係では、利用者数は前年度より3,087人多い2万7,948人で、売上げについても126万5,600円増加し1,164万3,225円となっております。売店関係の売上げにつきましては、宿泊客の増加に伴い、前年度に比べ130万6,570円増加し545万9,380円となっております。 次に、貸借対照表について御説明いたします。 3ページをお開きください。 まず、資産の部ですが、流動資産、固定資産、合わせました資産合計が3,639万7,499円でございます。 次に、負債の部ですが、流動負債、固定負債、合わせまして1,134万6,484円でございます。 資産から負債を差し引いた2,505万1,015円が正味財産となり、当年度の当期純利益は、先ほど事業報告でも報告させていただいた119万1,848円でございます。 貸借対照表記載に係る詳細は、4ページから5ページにかけての正味財産増減計算書と6ページから7ページにかけての財産目録に記載のとおりでございます。 なお、令和4年度の公益目的財産、収支差額は74万5,265円で、公益目的財産残額は629万6,614円となります。これにつきましては、協会のほうで評議員会を開催し、県に報告する運びとなっております。 次に、令和5年度事業計画について御説明申し上げます。 予算書の1ページ及び2ページを御覧ください。 令和4年度同様、二つの公益事業と宿泊事業などの収益事業から成る事業で当協会を運営していくことになります。 損益計算ベースでの収益については、3ページに記載のとおり、経常収益の総額は8,039万7,000円を見込んでいます。昨年度と比較して977万6,000円の増額となっております。理由といたしましては、新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行により、インバウンドをはじめ集客の回復が見込まれることから、増額計上としております。 一方、経常費用の総額も同様で、内訳は4ページから5ページに記載のとおりです。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(三栗章史君)  ただいまの説明に対し質問を行います。 9番、百村議員。 ◆9番(百村匡洋君)  御報告ありがとうございます。 高田グリーンランドの築年数を教えていただけますか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(生駒貴男君)  高田グリーンランドの施設なんですけれども、3施設ございまして、新熊野体験研修センターが昭和58年、農林漁業体験実習館が昭和59年、高田健康保養館が平成6年の建設でございます。 ◆9番(百村匡洋君)  ありがとうございます。 温泉施設、外観しか存じ上げないんですけれども、老朽化が進んでいるかと思いますが、建て直しの計画ですとか、そういった案はございますでしょうか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(生駒貴男君)  一番古い施設で昭和58年で40年ほど経過していると思いますので、老朽化については進んでおります。令和3年度には、研修センターや健康保養館の高圧受電設備2基の改修工事などを実施いたしました。あとは修繕しながら長寿命化に取り組んでいるところですが、進んでいるところでございますので、今年度で大規模改修のほうも少し検討していこうかなというふうに担当課では考えております。 ◆9番(百村匡洋君)  ありがとうございます。 ぜひ、新宮市には温泉旅館が高田グリーンランドの温泉施設しかなく、可能であれば建て直しをしていただいて、新宮市高田グリーンランドをフックに観光産業を盛り上げていただければと思いますので、ぜひ御検討いただければと思います。ありがとうございました。 ○議長(三栗章史君)  11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君)  高田グリーンランドの建て直しを考えておりますと先ほど聞きましたけれども、なかなかテニスコートでも結構な予算を使ってやりましたね。高田グリーンランドがこのままの数字で、コロナ禍でかなりの赤字を出し、今から少し改善の見込みがあるといったところで、きちっとしたシミュレーションを行って、40年もたって老朽化しているから、最終的には建て直しというような言葉に変えたほうがいいんじゃないですか。 建て直しというのはなかなかお金もかかりますし、まずこの稼働率を上げて、コロナが来たからといって全体的に赤字の落ち込みというような経営ではなく、しっかりとした経営の余白、のり代をつけながらやってから建て直し、40年で耐震があり、修繕をするのもこれは結構経費がかかっている、修繕費がかかっていると思うんです。だから、全て建て直しをするという形に、今の御回答だと建て直しをしてくれるんじゃないかなと思われると思うんですけれども、いかがですか。 ◎建設農林部長(木村雅洋君)  担当が今申し上げましたのは、大規模改修というお話を申し上げました。といいますのは、今年度、森林環境譲与税において、どういった改修ができるかというのを担当のほうで検討したいと考えてございます。そういった御説明でございます。 ◆11番(竹内弥生君)  それは、じゃ国から下りてくる。 ◎建設農林部長(木村雅洋君)  譲与税でございます。 ◆11番(竹内弥生君)  それを充てていって大規模改修。 ◎建設農林部長(木村雅洋君)  大規模になるか、建て直しではなく改修ということでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  リフォーム。 ◎建設農林部長(木村雅洋君)  はい、そう考えていただければ。 ◆11番(竹内弥生君)  耐震は大丈夫なんですか。 ◎建設農林部長(木村雅洋君)  昭和56年以降の建物につきましては耐震はございますので、この建物については大丈夫でございます。 ◆11番(竹内弥生君)  分かりました。 それと、この船頭確保のための広報等の実施とございますが、船頭を確保するのに後継者、今、なかなか社会……違う、ここは。 ○議長(三栗章史君)  それは、ふれあい公社になっております。 ◆11番(竹内弥生君)  そうか、ふれあいか。 このインバウンドによってコロナ前に建て直すと見込んでいますか。 ◎農林水産課長兼農業委員会事務局長(生駒貴男君)  インバウンドなんですけれども、令和2年、3年というのは全くありませんでした。令和4年度なんですけれども、12月まではほとんど利用はなかったんですけれども、年が明けてからは100人ほど利用のほうがありました。それと今現在なんですけれども、今現在の令和5年度のインバウンドの予約状況なんですけれども、307組で延べ人数900人近い方の御予約をいただいていますので、令和2年、3年に比べれば大分伸びてくるのかなというふうに予測はしています。 ◆11番(竹内弥生君)  まちでは結構、外国人の方、にぎわってくるようになってきましたんで、広報のほうよろしくお願いします。 ○議長(三栗章史君)  ほか、ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  以上で質問を終わります。 次に、番号7、一般財団法人熊野川町ふれあい公社の業務報告について、当局の説明を求めます。 下路熊野川行政局長。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(下路拓君) (登壇) ただいま議題となりました一般財団法人熊野川町ふれあい公社の業務報告につきまして御説明申し上げます。 決算報告書1ページの事業報告書をお願いいたします。 まず、1の事業運営状況ですが、記載のとおり、令和4年度は依然として新型コロナウイルス感染症流行の影響下にあり、年度後半には徐々に改善の兆しが見えたものの、世界的な物価高騰もあり、非常に厳しい状況でありました。 しかし、営業努力や新規事業の立ち上げによって、法人全体の事業収益は前年度比で約4,100万円増加しております。この収益増は、本年度から本格的に瀞峡めぐり事業とふれあい商店事業を始動したことが主要因でありますが、既存事業である川舟運航事業、自然の家事業、さつき事業においても全般的に利用者が増えており、それぞれ増収となっています。 最終的に、物価高騰等による費用の増加を受け止めるまでには至らず赤字となった部門もありましたが、法人全体では黒字転換を果たすことができました。 令和5年度は、本格的なインバウンドの復活や新型コロナウイルス感染症の5類移行による需要回復も見込まれるため、新規事業を着実に軌道に乗せ、既存事業のさらなる発展を図っていきたいと考えております。 2の主な事業につきましては、記載のとおりとなっております。 続きまして、令和4年度の決算について御説明申し上げます。 2ページをお願いいたします。 初めに、貸借対照表でございます。 資産の部では、流動資産と固定資産を合わせまして、資産合計3,506万2,940円、負債の部では、流動債と固定負債を合わせまして、負債合計1,460万190円、正味財産の部では、正味財産合計2,046万2,750円で、負債及び正味財産合計が3,506万2,940円でございます。 3ページをお願いいたします。 正味財産増減計算書でございます。 一般正味財産増減の部、経常増減の部では、経常収益は1億645万2,056円、経常費用での事業費計が1億549万4,605円でございます。管理費計は87万4,804円、経常費用計は1億636万9,409円となります。よって、当期経常増減額は8万2,647円でございます。 経常外増減の部は、経常外収益、経常外費用ともにございませんので、当期一般正味財産増減額は8万2,647円となり、一般正味財産期首残高2,038万103円に当期一般正味財産増減額を加えまして、一般正味財産期末残高は2,046万2,750円でございます。指定正味財産増減の部はございませんので、正味財産期末残高は、一般正味財産期末残高と同額の2,046万2,750円でございます。 4ページをお願いいたします。 次に、財産目録でございますが、貸借対照表で御説明しましたとおり、流動資産と固定資産を合わせ、資産合計が3,506万2,940円でございます。 5ページの負債合計は1,460万190円となり、資産合計から負債合計を差し引いた正味財産は、2,046万2,750円でございます。 続きまして、令和5年度の予算について御説明させていただきます。 予算書の1ページをお願いいたします。 事業計画書でございますが、事業内容としまして記載のとおりでございます。川舟運航事業のほか、引き続き小口自然の家・キャンプ場及び交流促進施設さつきの指定管理と瀞峡めぐり事業、ふれあい商店事業などを行ってまいります。 2ページをお願いいたします。 次に、収支予算書でございますが、主なものを述べさせていただきます。 一般正味財産増減の部、経常増減の部、経常収益では、事業収益、川舟下り・瀞峡乗船料、小口自然の家宿泊料、さつき入浴料収入で5,625万1,000円、川舟売店、小口・さつき食堂、ふれあい商店売上2,572万8,000円、小口自然の家・キャンプ場、さつきの指定管理料と道の駅の地域振興等施設管理委託料1,690万5,000円、受取補助金1,323万円等で、経常収益計は1億1,351万3,000円でございます。 次に、経常費用でございますが、主なものを述べさせていただきます。 事業費は、賃金3,057万9,000円、光熱水料費829万1,000円、燃料費738万5,000円、委託費1,946万6,000円、当期仕入2,330万1,000円等で事業費計は1億932万9,000円でございます。 次に、管理費でございますが、主なものとしては、租税公課64万6,000円、委託費22万円等で管理費計は87万5,000円でございます。よって、事業費、管理費を合わせた経常費用計は1億1,020万4,000円で、経常収益計から経常費用計を差し引いた当期経常増減額は330万9,000円でございます。 経常外増減の部は、経常外収益、経常外費用ともございませんので、当期一般正味財産増減額は330万9,000円でございます。一般正味財産期首残高2,046万2,750円にこれを加えまして、一般正味財産期末残高は2,377万1,750円でございます。指定正味財産増減の部はございませんので、正味財産期末残高は、一般正味財産期末残高と同額の2,377万1,750円でございます。 3ページには評議員と役員名簿を添付しております。 以上、誠に簡単ではございますが、一般財団法人熊野川町ふれあい公社の業務報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(三栗章史君)  ただいまの説明に対して質問を行います。 12番、中山議員。 ◆12番(中山忠吏君)  令和5年度の事業計画書の中で、船頭確保のための広告等の実施とあります。こういった中で、川舟下りはいつ頃から始まりましたか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(下路拓君)  川舟下りが始まった年ですか。ちょっと調べさせていただきます。 ◆12番(中山忠吏君)  私も始まった当時、船頭として講習を受けて実際に3回ほどお客様を乗せて運航したことがあります。そういった中で今現在、船頭をされている方、非常にお年を取っているということなんです。今から若い船頭をつくっていくんであれば、ある程度の給料を出さないとなかなか成り手がないと思います。また、私が経験した中で、熊野川の船の運転というのはなかなか難しい、危険性がある、それはすごく感じられました。講習に至ってもしっかり講習して、若い人にしっかりと覚えてもらう。 そういった中で、仕事が休みのとき、運休しているときは、市として、市の仕事を何か手伝っていただいて年間仕事ができるような形に取っていかないと、なかなか成り手がないと思うんですが、その点どうですか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(下路拓君)  議員おっしゃるとおり、川舟下りは熟練された方でないと、運航は危険だと認識しております。 また、今年度、地域おこし協力隊という格好で船頭を育成できないかということで募集をかけて行おうと考えているところでございます。その中で、地域おこし協力隊の3年間という時期があるんですけれども、地域に根づいていただいて、川舟センターで働いていただけるような環境づくりができたら一番いいことじゃないかと考えております。 それと、先ほど川舟の運航が、平成17年から川舟運航をしております。 ◆12番(中山忠吏君)  今の話の中で、地域おこし協力隊の方が来ていただくというていは、運航の期間中だけ雇うということですか。運航している期間だけですか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(下路拓君)  川舟の運航をしていないときは、PRとかそういういろいろなことをしていただけるような、若い方が来ていただければ、ネット環境とかもたけているんじゃないかなということで、アピールしていただくようなこともしていただいたり、またふれあい公社自体の事務とかそういうところも手伝っていただこうと考えております。 ◆12番(中山忠吏君)  ということは、年間を通して雇っていただけると思ってよろしいですか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(下路拓君)  そのとおりでございます。 ◆12番(中山忠吏君)  ありがとうございます。 ○議長(三栗章史君)  11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君)  経験に勝るものはなし。今の中山議員の発言しましたことと、私もほぼ同じ内容です。 ただ、今、御答弁いただきました地域おこし協力隊の年間の補助金、給料、給与ですか、それを充てて川舟の船頭さんに継承していくという形になるんですか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(下路拓君)  地域おこし協力隊、募集していただけるかというのはまだ定かじゃないんですけれども、船頭を主な仕事として若い方が移住をしていただいて、この熊野の自然を愛していただき、定住していただけるようなことになれば、一番うれしいかなと考えております。 ◆11番(竹内弥生君)  おっしゃるとおりだと思いますけれども、船頭さんの高齢になっている危惧を中山議員は発言しているわけですよね。それに伴い、それに続く後継者ができる条件とすると、給与を上げることが重要だと。働けない期間があるので、それを全部地域おこし協力隊にしてもらえるように準備が進んでいると認識してよろしいですか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(下路拓君)  6月の末ぐらいには募集したい、募集要項をつくってしたいなと考えているんですが、幾分それが1か月延びるか、慌ててやっているところでございます。 やはり、地域おこし協力隊ということで補助対象事業となりますので、有利な補助事業を使って、船頭さんの若い方を育成して、根づいていただくというのを目標にしております。 ◆11番(竹内弥生君)  局長の言うことも認識いたします。 中山議員のおっしゃっていることは、私もそばで聞いて思うんですけれども、地域おこし協力隊が、もしそれに準ずることをしてくれなかったときに、後継者、川舟の船頭さんを探していかなければならないという現実があると思います。 それに対しまして、今のまま経験なされたので、経験したときに物すごい結構ハードな仕事であると、年間を通じて給料がもらえないというような点が多数ある。それを改善して、川舟事業をこれからも継続していくということをもう少し考えてしっかりやってほしいなということだと思うんですけれども、いかがですか。 ◎熊野川行政局長兼住民生活課長(下路拓君)  また、理事会等で議員おっしゃられた意見を反映させて、きちっと話をした上で進めていきたいと考えております。 ◆11番(竹内弥生君)  よろしくお願いします。 ○議長(三栗章史君)  ほか、ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  以上で質問を終わります。 次に、番号8、公益財団法人佐藤春夫記念会の業務報告について、当局の説明を求めます。 峪中文化振興課長。 ◎文化振興課長(峪中直樹君) (登壇) ただいま議題となりました新教文第48号、公益財団法人佐藤春夫記念会の業務報告について御説明申し上げます。 佐藤春夫記念会、決算報告書の1ページをお願いいたします。 令和4年度事業報告でございますが、記載のとおり、①から⑧までの事業を行ってございます。 令和4年度は、佐藤春雄生誕130年の節目に当たる年でございましたので、10月25日から2月12日までの間、記念館におきまして企画展を開催するとともに、11月2日、春夫の子孫の方をお招きし、丹鶴ホールにおいて講演や談話等の記念事業を開催してございます。 また、春夫の調査・研究におきまして、かねてより交流のありました実践女子大学と包括連携協定を締結し、今後も協力して調査・研究や学術情報の交換などを進めていくこととしております。 なお、下段に掲載のとおり、記念館への年間入館者数は2,497名でございました。 続きまして、令和4年度決算について御説明申し上げます。 2ページをお願いいたします。 初めに、貸借対照表でございます。 資産の部では、流動資産と固定資産と合わせまして、資産合計6,295万5,673円となってございます。 負債の部では、流動負債が37万9,913円でございます。 正味財産の部では、一般正味財産合計が6,257万5,760円となっており、負債及び正味財産合計は6,295万5,673円でございます。 3ページをお願いいたします。 正味財産増減計算書でございます。 一般正味財産増減の部の経常増減の部につきまして、経常収益の計は994万3,028円でございます。 次に、経常費用でございますが、事業費は945万6,410円でございます。 4ページをお願いいたします。 管理費は49万8,746円となっており、経常費用計は995万5,156円でございます。当期経常増減額は1万2,128円の減でございます。 経常外収益、費用はともにございませんので、一般正味財産期末残高は6,257万5,760円でございます。指定正味財産はございませんので、正味財産期末残高は6,257万5,760円でございます。 なお、5ページに財産目録、6ページに監査報告書を添付してございますので、御参照くださいますようお願いいたします。 続きまして、令和5年度予算書について御説明申し上げます。 佐藤春夫記念会予算書の1ページをお願いいたします。 令和5年度の事業計画でございますが、1、顕彰事業、2、収集・研究・活用、3、交流・普及、4、管理運営・受託事業を行うものでございます。 2ページをお願いいたします。 正味財産増減予算書でございますが、主なものを説明させていただきます。 一般正味財産増減の部の経常増減の部につきまして、経常収益は912万9,250円でございます。その主なものは、事業収益の905万5,000円でございます。 次に、経常費用でございますが、事業費は875万224円でございます。その主なものは、給料手当の260万4,000円、臨時雇賃金の294万円でございます。 3ページをお願いいたします。 管理費は46万1,440円で、主なものは給料手当の19万6,000円でございます。 事業費と管理費とを合わせた経常費用の計は921万1,664円でございます。また、経常外収益、費用ともにございませんので、一般正味財産期末残高は6,262万7,107円でございます。指定正味財産もございませんので、正味財産期末残高は6,262万7,107円となってございます。 なお、4ページには役員名簿を添付してございます。 以上、誠に簡単でございますが、公益財団法人佐藤春夫記念会の業務報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(三栗章史君)  ただいまの説明に対し質問を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  以上で質問を終わります。--------------------------------------- △日程5 市報告 ○議長(三栗章史君)  日程5、市報告を議題といたします。 番号1、公設市場経過報告について、当局の説明を求めます。 津越商工観光課長。 ◎商工観光課長(津越紀宏君) (登壇) ただいま議題となりました令和4年度新宮広域圏公設地方卸売市場の経過、青果・水産物の取扱状況について御報告いたします。 お手元に配付させていただいております資料を御覧くださいますようお願いいたします。 まず、上の段、新宮中央青果株式会社の青果物でございますが、取扱量につきましては1,747トン、取扱額は6億9,790万円となっております。対前年度比でございますが、数量におきましては、2.7%の減の49トンの減です。金額におきましては、0.5%増の378万6,000円の増となっております。 取扱状況についてでございますが、気候による育成や入荷状況により相場が変動しており、春先は相場が高く、逆に、年明けからは安価で推移しているということで、取扱高が増減しております。特に、1月以降、取扱構成比の高いタマネギやジャガイモが大幅な単価高と取引減少で取引高が減少したと伺っております。 次に、下の段、新宮水産株式会社の水産物でございますが、水産業につきましては168トン、取扱額は3億8,308万6,000円でございます。対前年度比でございますが、数量におきましては6.7%、12トンの減。金額におきましては2.7%の1,023万1,000円の増となっております。 取扱状況についてでございますが、前年度と比較しますと、取扱量は若干の減少、取扱額は増加となっております。昨年夏のコロナウイルス感染拡大による飲食店との取引減少したことにより、取扱高が減少傾向でありますが、量販店やスーパーなどへの営業による取引を拡大して売上げが増加していると伺っております。 水産会社におきましては、取扱高を増やす対策として、量販店への取引拡大、ネット販売など新規の商品の販路拡大に取り組んでいると伺っております。 以上、誠に簡単ではございますが、公設地方卸売市場青果・水産物の取扱状況の報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(三栗章史君)  ただいまの説明に対し質問を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  以上で質問を終わります。 引き続き、番号2、新宮港経過報告について、当局の説明を求めます。 小渕企画政策部参事。 ◎企画政策部参事[港湾担当](小渕学君) (登壇) ただいま議題となりました令和4年度の新宮港利用状況について御説明を申し上げます。 お手元の資料1ページをお願いいたします。 まず、外航船の状況でございますが、入港船舶数は19船で、令和3年度と比べ1船の減となっており、取扱いの貨物量は37万6,312トンであり、昨年からは微減でございます。 次に、2ページをお願いいたします。 内航船の状況ですが、船舶数は木材、チップ、その他を合わせまして521船と、前年度と比べ55船の増、取扱貨物の量は47万1,952トンと、前年と比べ2万451トンの増でございます。 3ページには、外航船、内航船の入港船舶数及び取扱貨物量の合計を記載しておりますので、御参照をお願いいたします。 以上、誠に簡単ではございますが、新宮港利用状況の報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(三栗章史君)  ただいまの説明に対し質問を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  以上で質問を終わります。--------------------------------------- △日程6 議案第30号 専決処分につき承認を求める件新宮市企業誘致等促進条例の一部を改正する条例 ○議長(三栗章史君)  日程6、議案第30号、専決処分につき承認を求める件、新宮市企業誘致等促進条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 津越商工観光課長。 ◎商工観光課長(津越紀宏君) (登壇) ただいま議題となりました議案第30号、専決処分につき承認を求める件について御説明申し上げます。 本議案は、地方税法の一部を改正する法律が令和5年3月31日に公布され、原則として4月1日に施行されたことに伴い、新宮市税条例の改正に合わせ、企業誘致等促進条例の一部に所要の改正を行うものでございます。地方自治法第179条第1項の規定により、本年3月31日に専決処分を行いましたので、これを報告し、承認を求めるものでございます。 主な改正点は、地方税法附則第64条の廃止に伴い、本条例に所要の改正を行うものでございます。 議案書の2ページをお願いいたします。 新宮市企業誘致等促進条例の一部を改正する条例というもので、内容につきましては、改正後、改正前による新旧対照表の記載のとおりでございます。 それでは、新旧対照表により説明いたします。 3ページ、中段をお願いいたします。 第8条ですが、地方税法の改正に伴い、附則第64条が廃止されたことによる新宮市税条例の改正に合わせ、新宮市企業誘致等促進条例で引用する新宮市税条例の該当条文を削除するものでございます。 3ページ、下段をお願いいたします。 以下、附則といたしまして、第1条で施行期日、第2条では経過措置について定めております。 以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。御承認のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(三栗章史君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  質疑を終わります。 お諮りいたします。 議案第30号は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  御異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。 本案について討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  御異議なしと認めます。 よって、議案第30号はこれを承認することに決定いたしました。--------------------------------------- △日程7 議案第31号 専決処分につき承認を求める件 △新宮市税条例の一部を改正する条例 ○議長(三栗章史君)  日程7、議案第31号、専決処分につき承認を求める件、新宮市税条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 安井税務課長。 ◎税務課長(安井正典君) (登壇) ただいま議題となりました議案第31号、専決処分につき承認を求める件について御説明申し上げます。 本議案は、地方税法の一部を改正する法律が令和5年3月31日に公布され、原則として4月1日に施行されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。地方自治法第179条第1項の規定により、本年3月31日に専決処分を行いましたので、これを報告し、承認を求めるものでございます。 主な改正点は、森林環境税の導入に伴う法整備、軽自動車税の環境性能割の税率区分の見直し等でございます。 それでは、議案書3ページ、新旧対照表により説明いたします。 3ページから10ページまでは、森林環境税の導入に伴う文言の追加、修正、項ずれ及び過誤納金等について法整備を行うものです。 10ページをお願いいたします。 10ページ、下段、第48条の改正は、法人市民税において地方税務手続のデジタル化に伴い、新たに第22号の4の2の様式を追加するものでございます。また、12ページ、第98条のたばこ税も同様の改正でございます。 12ページをお願いいたします。 第82条、種別割の税率についてですが、ミニカー区分から三輪の特定小型原付を除外する改正でございます。 13ページ、下段をお願いいたします。 附則第8条第1項ですが、肉用牛の売却による市民税課税の特例の適用期限を3年間延長するものでございます。 14ページをお願いします。 附則第10条及び第10条の2ですが、地方税法の改正による条ずれ、項ずれに対応するため改正するものでございます。 また、16ページ、第27項でございますが、大規模修繕等が行われたマンションに対する税額の減額措置を新設するものでございます。 16ページから19ページにかけてですが、前条の新設の特例措置や過去の大災害における特例措置について、期間の延長及び申告等について定めるものです。 20ページをお願いします。 附則第15条の2ですが、地方税法附則第29条の8の2の臨時的軽減措置に係る規定を削除したことに伴い、本条例においても削除するとともに、新たに燃費基準の不正を行った自動車メーカーに対応するため、加算金の割合を増額するものでございます。 20ページ、下段をお願いします。 附則第16条第1項から23ページ中段の第8項ですが、環境性能に優れた電気自動車等を取得した場合、軽自動車税の種別割を軽減する制度を3年間、期間延長するものでございます。 25ページをお願いします。 附則といたしまして、第1条で施行期日を、第2条で市民税に関する経過措置を、第3条で固定資産税に関する経過措置を、第4条で軽自動車税に関する経過措置をそれぞれ定めております。 以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。御承認のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(三栗章史君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  質疑を終わります。 お諮りいたします。 議案第31号は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  御異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。 本案について討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  御異議なしと認めます。 よって、議案第31号はこれを承認することに決定いたしました。--------------------------------------- △日程8 議案第32号 専決処分につき承認を求める件 △新宮市半島振興対策実施地域における固定資産税の特別措置に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(三栗章史君)  日程8、議案第32号、専決処分につき承認を求める件、新宮市半島振興対策実施地域における固定資産税の特別措置に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 安井税務課長。 ◎税務課長(安井正典君) (登壇) ただいま議題となりました議案第32号、専決処分につき承認を求める件について御説明申し上げます。 本議案は、半島振興法第17条の地方税の不均一課税に伴う措置が適用される場合等を定める省令が令和5年3月31日に改正され、原則として4月1日に施行されたことに伴い、所要の改正を行うものです。地方自治法第179条第1項の規定により、本年3月31日に専決処分を行いましたので、これを報告し、承認を求めるものでございます。 それでは、新旧対照表により説明いたします。 第1条でございますが、5行目の設備の後に文言を追加する改正でございます。 この改正は、半島振興法と新過疎法の適用が重複する場合、新過疎法を適用し、本条例は適用除外とするものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。御承認のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(三栗章史君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  質疑を終わります。 お諮りいたします。 議案第32号は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  御異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。 本案について討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  御異議なしと認めます。 よって、議案第32号はこれを承認することに決定いたしました。--------------------------------------- △日程9 議案第33号 専決処分につき承認を求める件
    △新宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 ○議長(三栗章史君)  日程9、議案第33号、専決処分につき承認を求める件、新宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 栗林市民窓口課長。 ◎市民窓口課長(栗林圭一君) (登壇) ただいま議題となりました議案第33号、専決処分につき承認を求める件について御説明申し上げます。 本議案は、地方税法施行令の一部を改正する政令が令和5年3月31日に公布され、同年4月1日から施行されたことに伴い、新宮市国民健康保険税条例の一部に所要の改正を行うというもので、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分を行いましたので、これを報告し、承認を求めるものでございます。 恐れ入ります、議案書の3ページをお願いいたします。 新宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の表中、第2条第3項で、後期高齢者支援金等課税額が22万円を超える場合には22万円とするというもので、これまでの20万円から課税限度額を引き上げるというものでございます。 4ページをお願いいたします。 次の第26条第1項は、後期高齢者支援金等課税額を減額しても、22万円を超える場合には22万円とするというものでございます。 また、同項第2号において、5割軽減の判定所得の控除額を28万5,000円から29万円に、第3号において、2割軽減の判定所得の控除額を52万円から53万5,000円に見直すことにより、低所得者世帯の減額対象の範囲を拡大しようというものでございます。 その他、第18条第9項、第28条の2第2項、附則第8項から第10項、第12項から第15項、第18項及び第19項においては、対応する法令等に合わせて所要の整備を行ったものでございます。 最後に、附則といたしまして、この条例は令和5年4月1日から施行し、本条例の改正後の規定は令和5年度以降の国民健康保険税に適用し、令和4年度までの国民健康保険税については従前の例によるというものでございます。 以上、誠に簡単ですが、説明といたします。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(三栗章史君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  質疑を終わります。 お諮りいたします。 議案第33号は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  御異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。 本案について討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  御異議なしと認めます。 よって、議案第33号はこれを承認することに決定いたしました。--------------------------------------- △日程10 議案第34号 専決処分につき承認を求める件 △新宮市介護保険条例の一部を改正する条例 ○議長(三栗章史君)  日程10、議案第34号、専決処分につき承認を求める件、新宮市介護保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 西健康長寿課長。 ◎健康長寿課長(西洋一君) (登壇) ただいま議題となりました議案第34号、専決処分につき承認を求める件について御説明申し上げます。 本議案は、新型コロナウイルス感染症の影響により一定程度収入が下がった方々等に対して介護保険料の免除等を行ってまいりましたが、令和5年3月31日までに納期限が設定されている保険料を対象に減免を実施しています国からの財政支援が令和4年度までで終了となりますが、令和5年4月以降に納期限が設定されるものや、既に徴収した保険料であってやむを得ない理由により減免の申請ができなかったと認められる場合についても財政支援の対象とする予定であることが示されたため、これに対応すべく、新宮市介護保険条例の一部に所要の改正を行うものであり、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分を行いましたので、これを報告し、承認を求めるものでございます。 それでは、新旧対照表により御説明いたします。 議案書の3ページをお願いいたします。 附則第12項において、令和元年度分から令和4年度分の保険料、令和2年2月1日から令和5年3月31日までの間に普通徴収の納期限が設定されている保険料及び令和元年度分から令和4年度分の保険料であって令和5年4月1日以降に納期限が定められている保険料を減免することができるものとするものであります。 附則といたしまして、この条例は令和5年4月1日から施行するというものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御承認のほどお願い申し上げます。 ○議長(三栗章史君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  質疑を終わります。 お諮りいたします。 議案第34号は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  御異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。 本案について討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  御異議なしと認めます。 よって、議案第34号はこれを承認することに決定いたしました。--------------------------------------- △日程11 議案第35号 専決処分につき承認を求める件 △令和5年度新宮市一般会計補正予算(第1号) ○議長(三栗章史君)  日程11、議案第35号、専決処分につき承認を求める件、令和5年度新宮市一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 小林総務部次長兼財政課長。 ◎総務部次長兼財政課長(小林広樹君) (登壇) ただいま議題となりました議案第35号、令和5年度新宮市一般会計補正予算(第1号)の専決処分につき承認を求める件について御説明申し上げます。 本議案は、食費等の物価高騰に関する子育て世帯支援施策について、緊急に予算措置を行う必要が生じたため、地方自治法第179条第1項の規定により、4月20日に専決処分させていただいたものであります。 それでは、3ページをお願いします。 第1条では、予算の総額に4,480万円を追加し、補正後の予算額を171億1,574万8,000円にするというものであります。 それでは、歳出からの説明でありますが、本補正予算において、職員に係る給与費を計上しておりますので、最初に給与費明細書にて御説明申し上げます。 恐れ入りますが、最後の14ページをお願いします。 1の一般職、(1)総括について、比較欄に記載のとおり、会計年度任用職員報酬及び職員手当が、いずれも時間外勤務手当の計上により増となり、合計70万円の増額であります。また、職員手当の内訳はその下の表に、会計年度任用職員以外の職員と会計年度任用職員、それぞれの内訳につきましてはア及びイにそれぞれ記載のとおりであります。 次の(2)給料及び職員手当の増減額の明細につきましては、表に記載のとおりであります。 それでは、事項別明細書の歳出から御説明申し上げます。 恐れ入ります、12ページをお願いします。 3歳出、3款民生費、2項3目母子福祉費の子育て世帯生活支援特別給付金給付事業は、食費等の物価高騰等に直面する低所得の独り親世帯及びその他の低所得の子育て世帯を支援する観点から、児童1人当たり5万円の給付金を支給するものであります。 以上が歳出であります。 次に、歳入でありますが、10ページをお願いします。 2歳入、14款国庫支出金につきましては、さきの給付事業に対する財源として同額の補助金を計上するものであります。 以上、簡単ではありますが、説明とさせていただきます。御承認賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(三栗章史君)  本案について質疑に入ります。 6番、福田議員。 ◆6番(福田讓君)  質疑いたします。 これ、岸田内閣が発表された2月やったかな、あのときの児童手当5万円支給ということでよろしいんですね。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  子育て推進課梶田より答弁させていただきます。 現在、国で議論されております子育て世帯への支援ということでございますが、それはまだ実施となってはございません。来年度以降のものとお聞きしております。 今回の給付金につきましては、それ以前に国から示されたものでございまして、低所得の子育て世帯に1人当たり5万円の給付を行うというものでございます。 ◆6番(福田讓君)  今回、いろんなコロナ対策の支援金ということでしていただけるんやけれども、これは児童という形で、何歳までですか。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  18歳、高校を卒業するまでの児童でございます。 ◆6番(福田讓君)  そしたら、私が今申し上げたとおり、18歳までの方でしょう、児童と言っているけれども。これは1人当たり、あなたの説明では5万円ということで、3人おれば15万円と。非課税の世帯の方ですね。もちろん収入によって違うということですね。だから、住民税非課税の方に3人おられれば15万円と、そういうことで理解してよろしいんですか。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  この給付金でございますが、独り親とそれ以外の世帯というふうに分かれておりまして、まず、独り親のほうでございますが、所得といたしましては児童扶養手当を受給される、これにも所得制限がございます。また、独り親以外の世帯に対しましては、住民税が非課税の世帯が対象となってございます。 ◆6番(福田讓君)  そうしますと一応、子育て推進課のほうでは支給していただける方の家庭のことは、もちろん把握されて、本人から請求がなくても、市のほうからコロナ対策支援金として、していただけるんですね。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  主な支給対象の方へは、こちらで把握してございまして、既に支給が済んでございます。 ◆6番(福田讓君)  ということは、これ専決でしょう。だから、もう既に市が5月中にしていただいていることやね。そういうことでよろしいんですね。 ◎子育て推進課長(梶田卓哉君)  国からは5月末までに支給するようにと示されておりまして、振込につきましては5月25日に行ったところでございます。 ◆6番(福田讓君)  了解しました。 ○議長(三栗章史君)  ほか、ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  質疑を終わります。 お諮りいたします。 議案第35号は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  御異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。 本案について討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  御異議なしと認めます。 よって、議案第35号はこれを承認することに決定いたしました。 会議中ですが、10分程度休憩いたします。 △休憩 午後3時13分--------------------------------------- △再開 午後3時25分 ○議長(三栗章史君)  休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △日程12 議案第36号 新宮市印鑑条例の一部を改正する条例 ○議長(三栗章史君)  日程12、議案第36号、新宮市印鑑条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 栗林市民窓口課長。 ◎市民窓口課長(栗林圭一君) (登壇) ただいま議題となりました議案第36号、新宮市印鑑条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 今回の一部改正は、住民サービス向上のため、本年10月から住民票及び印鑑登録証明書のコンビニ交付を開始することに伴い、個人番号カード、いわゆるマイナンバーカードを使用することにより、本庁舎や支所等の窓口及びコンビニエンスストア等に設置されております多機能端末機において印鑑登録証明書の交付を受けることができるようにするため、所要の整備を図るものでございます。 恐れ入りますが、2ページをお願いします。 第13条第2項から第4項の改正につきましては、本庁舎や支所等の窓口で印鑑登録証明書の交付を受ける際やコンビニエンスストア等に設置されている多機能端末機において印鑑登録証明書の交付を受ける際に、マイナンバーカードを使って利用者証明用電子証明書の暗証番号を入力することで印鑑登録証明書の申請及び交付を受けられるように改正するものでございます。 3ページをお願いいたします。 第16条第1号から第3号の改正につきましては、印鑑登録証明書を交付することができない場合を定めるもので、マイナンバーカードを提示しない場合や利用者証明用電子証明書の暗証番号が正しく入力されない場合、また利用者証明用電子証明書の効力が失われていた場合を追加規定するものです。 最後に、附則といたしまして、この条例は令和5年10月2日から施行するというものでございます。 以上、誠に簡単でございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(三栗章史君)  本案について質疑に入ります。 4番、大石議員。 ◆4番(大石元則君)  今の説明の中で暗証番号が出てきましたが、市民の中には暗証番号を忘れてしまったという場合が出てくると思うんですけれども、その場合においてはどうなりますか。 ◎市民窓口課長(栗林圭一君)  市役所、市民窓口課や支所、行政局等に来ていただければ再設定ができます。 ◆4番(大石元則君)  ありがとうございます。 ○議長(三栗章史君)  ほかございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程13 議案第37号 新宮市会館条例の一部を改正する条例 ○議長(三栗章史君)  日程13、議案第37号、新宮市会館条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 廣井生活環境課長。 ◎生活環境課長(廣井和樹君) (登壇) ただいま議題となりました議案第37号、新宮市会館条例の一部を改正する条例につきまして御説明申し上げます。 今回の条例改正は、会館の解体に伴い、条例を改正するものでございます。 2ページをお願いします。 改正の内容でございますが、第2条の表から「新宮市和田向集会所」を削除するものでございます。 熊野川町地域にある新宮市和田向集会所が国道168号道路改良工事により解体されたことに伴い、第2条の表から、名称と位置を削除するものでございます。 なお、附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するというものでございます。 以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(三栗章史君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程14 議案第38号 新宮市火災予防条例の一部を改正する条例 ○議長(三栗章史君)  日程14、議案第38号、新宮市火災予防条例の一部を改正する条例を議題といたします。 当局の説明を求めます。 古根川消防本部予防課長。 ◎消防本部予防課長(古根川喜一君) (登壇) ただいま議題となりました議案第38号、新宮市火災予防条例の一部を改正する条例につきまして御説明申し上げます。 本議案は、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。 恐れ入りますが、議案書3ページ、4ページをお願いします。 改正の内容でございますが、電気自動車等を充電するための急速充電設備の全出力の上限が、これまで200キロワットでありましたが、今回、電動バスや電動トラックなどの普及拡大に向けて出力の上限が撤廃されたことに伴い、急速充電設備の定義に係る規定の整備を行うほか、充電ポスト及び緊急停止装置等の取扱いに関する規定についても所要の整備を行うものでございます。 続きまして、議案書5ページをお願いします。 第23条は、健康増進法に基づく標識を設置した場合には、本条例に規定する「喫煙所」と表示した標識を設置しなくてもよいこととするほか、標識と併せて設ける図記号にあっては、国際標準化機構が定める規格に適合するものとしなければならないことを規定するものでございます。 続きまして、議案書6ページをお願いします。 第29条は、火災に関する警報の発令中における火の使用の制限について、喫煙の制限に関する要件を加えるものであります。 続きまして、議案書8ページをお願いします。 第36条の2は、劇場等の客席における基準について、建物の大規模化、高層化、複雑多様化に伴い、様々な形態の劇場等の建築が見込まれることから、基準の特例を設けるものでございます。 また、このほか各条文の文言の整理を行うものでございます。 附則といたしまして、この条例は公布の日から施行すること。ただし、急速充電設備の改正規定については、令和5年10月1日から施行するというものでございます。 以上、誠に簡単でございますが、説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(三栗章史君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程15 議案第39号 令和5年度新宮市一般会計補正予算(第2号) ○議長(三栗章史君)  日程15、議案第39号、令和5年度新宮市一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 小林総務部次長兼財政課長。 ◎総務部次長兼財政課長(小林広樹君) (登壇) ただいま議題となりました議案第39号、令和5年度新宮市一般会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 まず、1ページの第1条では、予算の総額に5億6,284万円を追加し、補正後の予算額を176億7,858万8,000円にするというものであります。 それでは、歳出からの説明でありますが、本補正予算において職員に係る給与費を計上しておりますので、最初に給与費明細書にて御説明申し上げます。 恐れ入りますが、最後の26ページをお願いします。 給与費明細書1の一般職、(1)総括について、比較欄に記載のとおり、職員数は新型コロナウイルスワクチン接種に係る会計年度任用職員2名の計上であります。報酬につきましては、会計年度任用職員報酬が689万3,000円の増、職員手当は、時間外手当847万1,000円と会計年度任用職員の期末手当24万5,000円の計上により871万6,000円の増、共済費については、会計年度任用職員分91万7,000円の増で、合計1,652万6,000円の増額であります。 また、職員手当の内訳はその下の表に、会計年度任用職員以外の職員と会計年度任用職員それぞれの内訳につきましては、ア及びイにそれぞれ記載のとおりであります。 次の(2)給料及び職員手当の増減額の明細につきましては、表に記載のとおりであります。 それでは、事項別明細書の歳出から御説明申し上げます。 恐れ入りますが、10ページをお願いします。 3歳出、2款総務費1項11目電子計算費の説明欄1マイナポイント利用環境整備事業は、マイナポイント事業が本年9月末まで延長となったことに伴い、職員による設定支援や市民への広報に係る経費を増額補正するもので、2の基幹系ネットワークシステム運用事業については、住基ネットシステムと戸籍システムの連携構築に係る経費であります。 12ページをお願いします。 3款民生費1項1目社会福祉総務費の新宮市住民税非課税世帯等支援給付金給付事業は、物価高騰対策として、家計への負担が大きい住民税非課税世帯等に対し給付金を支給するものであります。 14ページをお願いします。 3項1目生活保護総務費のその他生活保護関連事業は、本年10月の基準改定等に伴うシステム改修経費について補正計上するものであります。 16ページをお願いします。 4款衛生費1項2目予防費の新型コロナウイルスワクチン接種推進事業は、本年7月以降のワクチン接種に係る費用の計上であります。 18ページをお願いします。 7款商工費1項1目商工総務費の新宮市プレミアム付商品券発行事業については、全国的なエネルギー・食料品価格等の物価高騰の影響を受けた市民の生活を支援するとともに、市内事業者における消費喚起を促し、地域経済の活性化を図るため、40%のプレミアムを付加する新宮市独自の商品券を発行するものであります。 3目観光費の新宮市観光協会補助金は、平戸金属工業様からの企業版ふるさと納税寄附金を活用し、観光地域づくりの推進や地域活性化を図るため、新宮市観光協会に対し、まちなか周遊観光など自転車を活用したサイクルツーリズムに寄与するEバイク運搬車両の購入費用として補助金を交付するものであります。 20ページをお願いします。 10款教育費1項2目事務局費のスクールバス等運行事業は、車両による送迎時の安全対策を図るため、熊野川地区のスクールバス2台と園児、児童、生徒の送迎用バス1台に置き去り防止装置を設置するものであります。 22ページをお願いします。 2項3目及び24ページの3項3目学校給食費につきましては、給食費の賄い材料費に新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当することに伴う財源振替であります。 以上が歳出であります。 次に、歳入でありますが、8ページをお願いします。 2歳入、10款地方交付税は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の充当に伴う一般財源の減額調整であります。 14款国庫支出金及び15款県支出金について、補助金の名称、補助率等その内訳につきましては、いずれも説明欄記載のとおりであります。 17款寄附金1項1目一般寄附金の企業版ふるさと納税寄附金については、平戸金属工業様からの寄附金を計上するものであります。 20款諸収入4項4目雑入のプレミアム付商品券売上収入は、新宮市プレミアム付商品券発行事業に伴う売上金の見込み計上であります。 以上、簡単ではありますが、説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(三栗章史君)  本案について質疑に入ります。 7番、濱田議員。 ◆7番(濱田雅美君)  19ページのプレミアム付商品券について、今後の予定というか進め方、進行の詳細を御説明いただけますか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  商工観光課、津越より答弁させていただきます。 先ほども説明があったとおり、地域経済の活性化のために、今回、プレミアム付商品券の発行を行います。 まず、今議会で予算を認めていただきますと、8月中旬以降から販売をいたしたいと考えております。 購入方法といたしましては、昨年、一昨年と同様、全世帯に購入引換はがきを8月上旬頃に各家庭に郵送させていただきます。購入いただく場合、市内の簡易郵便局を除いた13郵便局にて引換はがきにて購入いただけます。商品券は1セット5,000円で、7,000円分の商品券を市民お1人2セット購入いただくことができます。 なお、昨年、一昨年同様、3,500円が全店舗で御利用できまして、残り3,500円は市内の店舗ということとなります。 なお、販売期限、使用期限といたしましては、令和6年1月31日までと考えております。 ◆7番(濱田雅美君)  これ、プレミアム付商品券、前回の率というか、分かりますか。 ◎商工観光課長(津越紀宏君)  前回令和4年度の実績でございますが、販売率は67.9%でございます。 ◆7番(濱田雅美君)  ありがとうございます。 40%の上乗せをしてもらって新宮市独自のプレミアム付商品券の取組、すごくいいことだと思うんですけれども、本当に毎回申し上げているんですけれども、これを購入されない方というか、できない方の恩恵というのが、どんどんこのプレミアム付商品券の回数が増えるごとに恩恵を受けられない方との差というのがすごく出ていると思うんですよね。 ですので、この40%を少しでも下げて、前回のように全世帯に向けて商品券の発行であったりとかという、市民全員というか全世帯に平等にということはお考えにはならなかったのかなと思うんですけれども。 ◎市長(田岡実千年君)  ありがとうございます。以前から濱田議員にはそういった御指摘をいただいているところであります。もっと販売じゃなくて配れないかということ。 そういう中で今回、同じタイミング、8月の発売直前ぐらいまでに、今回、13ページにあります新宮市住民税非課税世帯等支援給付金の給付事業を行う予定にしておりまして、こういった給付金でこのプレミアム付商品券を買っていただけないかなと、そういうことを考えているところでございます。 ◆7番(濱田雅美君)  細かく繊細に考えていただいた対策ということでありがたく思うんですけれども、やっぱり抜け落ちるというか、すくい上げられない世帯は、若者の中、若い子育て世帯の中にもいらっしゃるんですよね。この非課税世帯には対象にはならないけれども、やっぱり子育てをしていて大変であったりとかというそういう世帯もたくさんいらっしゃって、前回のプレミアム付商品券におきましても、その若い世帯の方がやっぱり購入していないという声を結構お聞きしたんですね。なぜかというと、やはり商品券なので、半分は量販店で使えるけれども、その半分を使えないというか使う機会が少ないので、だったらもう買わないでおこうというふうに考えましたという声が結構あって。その方々であったりとか、今、市長が言われた今度の非課税世帯を対象とする給付事業、物すごくいいことだと思うんですけれども、やはり抜け落ちる方、すくい上げられない方というのも結構世帯数を考えると多いと思うので、やはりそこら辺も考えていただいて。 プレミアム付商品券を購入できる方というのは本当に恩恵が大変大きくて、この取組もありがたいと思いますし、今言っていただいた給付事業のほうもすごくそれを考えての市長の取組であって、すごく精細に考えていただいてありがたいとは思うんですけれども、やはり高齢の方であったりとか子育て世帯の若い世代、そこら辺ですくい上げられない方もまだまだ数多くあるということを、今後ちょっとそこら辺の検討をいただいてまた取り組んでいただきたいと思いますので、お願いします。 以上です。 ○議長(三栗章史君)  11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君)  マイナポイント利用環境整備事業につきましてですけれども、これは総務建設委員会ですか。オーケーやろ、私、教育民生委員会なんで。総務建設委員会やもんね。 マイナポイント利用環境整備事業プログラム、これはマイナンバーカードが全国民に普及するようにマイナポイントをつけるための環境整備事業ということでしょう。新宮市では、このマイナポイントを申請してマイナンバーカードを作るといった人数とか分かりますか。今、現にマイナンバーカードを作っていらっしゃる人数と、マイナポイントをつけてからの人数は分けていらっしゃることはしていないか、難しいかな。 ◎総務課長(赤木博伯君)  総務課の赤木よりお答えさせていただきます。 令和5年5月31日現在でございますけれども、交付枚数は1万9,617枚となっております。 申し訳ございません。このうちマイナポイントをどれだけ付与したかというのは、すみません、把握できておりません。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。これ、2万7,000なかったですね、人口2万六千百何十何人でしたっけ。その中の1万9,617枚。なかなかすごい。これは何か職員さんがきっちりつきっきりになって、マイナポイントが作れるよう、使えるようにということを推奨した結果ですよね。割と難しがってやりたがらない人が多かったんですけれども。 これでまた、課長、ますますまだ9月末までマイナポイントがつくじゃないですか、延びたので。まだまだ増えそうな勢いですか。 ◎総務課長(赤木博伯君)  ポイントが付与される条件として、マイナンバーカードの発行の期限自体はもう過ぎましたので、なかなかここからマイナンバーカードの発行自体が増えるということは少し考えづらいわけなんですけれども、ポイントの付与自体については9月末まで期限がありますので、もしポイントの付与がまだという方につきましては、窓口へ来ていただければ職員のほうがお手伝いさせていただいております。 ◆11番(竹内弥生君)  様々な厄介なことがあると、窓口へ行ったらしっかり教えていただけるということでよろしいですね。 2万人ですもんね、ほとんど。すごいマイナンバーカードを作っている新宮市、これ、良い成績ではないかなと思います。 ただ、今、ちまたに言われていますマイナ保険証につきましては、7,000人とか8,000人とか誤認証があったという。AIに基づいているプログラム等々、システムに自治体の事務系が追いついていない。それはあると思うんですよ。だから、マイナ保険証についてはどういった感じになっていますか。 ◎総務課長(赤木博伯君)  マイナンバーカードに関するトラブルにつきましては、様々な報道がなされているとおりでございます。国の発表によります、あくまで現時点でございますが、マイナンバーカードが別人に保険証がひもづけされていたというふうな件数は7,300件ほど全国であった状況でございます。このうち新宮市が何件かというふうなことは、国からも発表はございません。 ◆11番(竹内弥生君)  でも、自治体としたら、一生懸命このシステムと誘致と申請が合致していない。急ピッチでマイナンバーカードを取得してくださいということだけれども、一生懸命やっていますよね、懸命に。それはありがたいことやと思います。 もう一件、19ページになりますけれども、この物価高騰対策で、また新宮市はプレミアム付商品券を出すということを決定したわけですよね。決定というか案でございますが、承認する形になると思いますけれども、この物価高騰対策で国から新宮市に対してどれぐらいの予算、地方交付税、臨時交付税が入ってきているのか、教えていただきたいです。 ◎総務部次長兼財政課長(小林広樹君)  財政課、小林がお答えいたします。 新型コロナの交付金なんですけれども、今回、新宮市に配分の限度額ですけれども、約2億6,000万円の配分がございました。 ただ、先ほどの低所得者に対する3万円の給付金の部分が今後、各団体によって制度が少し異なることもあると思うんですけれども、その辺が少し追加になるという予測もございます。ですので、予算的には今3億1,000万円ほどの交付金を計上させていただいております。 ◆11番(竹内弥生君)  そしたら、バランス的にこの金額ですと、プレミアム付商品券においてたくさんの市民の方に使っていただいて、経済を回すということにかじを切ったわけですよね。 それで、この物価高騰対策の国からのお金というのは、まだコロナ以上に来ていないですね。これ以外は。 ◎総務部次長兼財政課長(小林広樹君)  そうですね。一応現在のところは交付金のみということになります。 ◆11番(竹内弥生君)  それはまたコロナ対策臨時交付金という名目なんですね、今、新宮市に国から来ている臨時交付税は。 ◎総務部次長兼財政課長(小林広樹君)  はい。元の名前はその名前となっております。いろいろな物価高騰とか、そういう名前もつきながら、実はもともとのコロナ交付金と考えていただいて結構かと思います。 ◆11番(竹内弥生君)  そしたら今後、今報道されているような、また新しい物価高騰対策、例えばガスの料金が上がっている、企業、事業に関しましても様々な光熱費、燃料等が上がっていることに対しまして、また臨時交付金は来ると思いますか。 ◎総務部次長兼財政課長(小林広樹君)  すみません。いろんな報道がありますけれども、現在のところ、そのような情報は得てございません。 ◆11番(竹内弥生君)  分かりました。じゃ、これ、先ほど濱田議員も言っていたように、商品券を買わない方もいらっしゃるということは、広報が重要になってくると思うんです。広報によって、若い方は買わないし、量販店しか行かない、スーパーしか行かないという方もいますけれども、全ての平等性を考えると、このプレミアム付商品券というのが一番妥当になってくるんではないかと。 あとはお配りするしかないですよね、全世帯の市民の方に。全世帯の市民の方にお配りするほどの予算は、まだこれだけやったらないですよね。なので、弱者というか非課税、低所得者とこのプレミアム付商品券というふうにかじを取って、当局側は決定して出してきたという認識でよろしいですか。 ◎市長(田岡実千年君)  おっしゃるように、幾つか案を出していただきました、各部署から。今言っていますように、販売ではなくて、全市民に現金か商品券をお配りするという案もあったんですが、非常にそれになると多額の予算が必要になるわけでありまして、今回、国から来ている臨時交付金の額を考えると、やはり今回、このプレミアム付商品券の販売ということに決定させていただいたところでございます。 ◆11番(竹内弥生君)  ありがとうございます。まちの飲食店、様々な事業者にとりましてコロナで打撃を受け、今やっと回復しつつあると言ってもまだまだでございます。なので、このプレミアム付商品券はとても喜んでいらっしゃいます。これで経済が循環して、当局の出してくる案が、この金額に合っているのでこういう形になったのかなと思います。ありがとうございます。 ○議長(三栗章史君)  13番、榎本議員。 ◆13番(榎本友子君)  22ページの教育費の学校給食費の件なんですけれども、新宮市は給食費が無料になっております。 でも、ここで財源が国庫補助金で2,600万円出ていますけれども、これは国の補助の臨時特別交付金を今回充ててくださっていると思うんですけれども、これは継続してこの交付金を使っていただけるのか。そうでなければ、今回だけなのかを少しお聞きしたいと思います。 ◎企画調整課長(勢古口千賀子君)  企画調整課、勢古口より答弁させていただきます。 こちらの給食費に関しましては、今ありましたコロナ交付金、電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金、こちらを利用させていただきました。この交付金につきましては、今後、今、財政課長からも話がありましたように、このような交付金がまた次あるかどうかというところは今のところは分かっておりませんので、申し訳ございません。 ◆13番(榎本友子君)  じゃ、今後、給食費を無料にするに当たっては財源としてはどのようにお考えか。このまま続けていただきたいと思っておりますので、財源はどのようにお考えかなと思いましてお聞きしました。 ◎市長(田岡実千年君)  給食費の無料化については、ずっと継続したいというふうに思っております。今回と昨年はこの国のコロナに対する臨時交付金を一部使わせていただいたわけでありますが、基本的には市の一般財源になります。この無料化によって保護者から集まっていた6,000万円余りがずっと継続して必要になってくるわけでありますので、行政改革をしっかりして、歳入の確保、歳出の抑制ということを常にやりながら、ここはしっかりと確保していきたいというふうに考えてございます。 ◆13番(榎本友子君)  ありがとうございます。ぜひ続けていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(三栗章史君)  ほかございませんか。 6番、福田議員。 ◆6番(福田讓君)  13ページですけれども、今回御説明いただきました非課税世帯に対する給付金事業ということで1億6,800万円ですね。これは大体世帯数にして、これ、世帯でしたら何世帯になりますか。 ◎福祉課長(前地秀高君)  福祉課、前地より答弁させていただきます。 この事業費1億6,800万円でございますが、見込みといたしまして、非課税世帯分に5,500世帯、家計急変世帯に100世帯と見込んでおります。 ◆6番(福田讓君)  もう一つお聞きしたいんですが、その件に関して、家計が急変するということは、毎月働いている方が何かあって退職されたとか、そうなったらこの給付金を頂けるということですか。 以前にはあったんですよ。去年は9月にこの最終が、支払いの期限が9月にありまして、一般で働いている方がコロナによって退職されたとか、どうしても辞めなければならないという方に対して、これも家計急変によって10万円でしたか。あれとまた別なのか、今、課長がおっしゃったこととは。家計急変という意味を教えていただきたいです。 ◎福祉課長(前地秀高君)  過去の10万円、5万円と同様に、今回は、時期としましては令和5年1月から10月までの1か月の収入が住民税非課税相当となった世帯を対象としております。
    ◆6番(福田讓君)  私のお聞きしたいのはそこなんですよ。だから、去年と同じように、そういう家計が急変されて若干違った人らにも頂けるということ。今までは普通に働いていたと、しかし今回いろんな事業のことでコロナによって退職せざるを得ない。また、一時的になったときは、この3万円は本人から請求がなかったらできないことになるんですね。 ◎福祉課長(前地秀高君)  こちらの要件としましては、コロナの影響ということではなくて、その他の事情でもお受けいたします。あくまでも家計が何らかの事情で減になった世帯と。それで、あくまでも令和5年度が課税の世帯で、令和5年1月以降10月までの間に収入が減った世帯に対して、同様に1世帯3万円を給付するものでございます。 ◆6番(福田讓君)  それでしたらありがたいと思います。私はこれ、今回は新宮市の税務課で調べていただいて非課税世帯に対してお配りしてくれると思っていたんですけれども、今、課長の御答弁では、やはり家計が急変したと。それはコロナやなかっても物価高とか、それによって家計が急変したある場合は、本人が前と同じように別館のところへ行って申請される。聞きに来ていただいて、そして、それで合致すれば申請できるということですね。 ◎福祉課長(前地秀高君)  すみません。先ほど説明が足りませんでした。 同様に、あくまでも申請をいただかないと、こちらでは情報についてはちょっとつかみかねますので、前回と同様に申請をいただくということになります。 ◆6番(福田讓君)  そのとおりですね。これは個人情報ですからね。一般の市民の方はそれは分かりませんし、ここに広報があるんですけれども。だから、うちの職員は一生懸命親切にやっていただいています。 那智勝浦町なんか、1月15日に給付金であっても切ってしまわるし、うちは3月30日までやっていただいたんですよ。というのは、自治体によって違うんですよね。だから、うちはきちっと3月のいっぱいまでやったんです。これは本当にありがたいことですよ。職員の皆さん、やはり市長はじめ、市のために給付しているお金を、那智勝浦町は1月15日で切られたんですよ。私の知人がおりますから。そういうところの自治体のことはあんまり言いませんけれども、うちはきちっとやっていただいているから。 今回、私、13ページのことでお聞きしたのは、私も一つ賢くなりましたわ。いや、課長の答弁をいただいて。あ、家計急変やったらいけるんやなと。私は今申し上げたように、税務課で調べて、住民の非課税の世帯の方は分かっているはずですから、それだけやろうと思っていたんです。ありがとうございます。 それから、コロナのことなんですけれども、前回は竹内議員もおっしゃってくれました、委員会で。現金支給をしていただきたいと市長にお願いしたら、市長はそれに応えて国のほうと交渉した。やはりプレミアムでなければ駄目だと、そう言われたんです。そういうこともあって、市長もよく頑張っていただいたんですが。 コロナのワクチン、最近どうですか。これは私、教育民生委員じゃないから聞けますね。コロナのワクチンのほうの接種の方が余ってきて、その金が大体2億円あったんでしょう、前回。それを私と竹内議員が総務建設委員会で市長にお尋ねしたら、それはいい考えだとそう言っていただいて、プレミアム付商品券じゃなしに、商品券を全世帯に配布していただいたんです。ところが、簡易書留でしょう。かなり要ったはずですわ、あれ。五、六百万円で利かなかったと思うんですよ。あれは普通の書留で送らなけりゃ駄目だということで、うちがしたときだから。そうですね。費用がかかったはずです。そうでしょう。 ◎総務課長(赤木博伯君)  総務課、赤木より答弁させていただきます。 商品券ということもございましたので、ゆうパックでお送りさせていただきました。 ◆6番(福田讓君)  せやから、コロナ、今回も今、集団接種のほうも5月28日で終わりました。あと、コロナ接種第6回のを打っていただく方は、もう個別の個人開業の先生のところへ行って打つ。私ももうできなかったから、今回6月にお願いしたいと思うんですけれども。今の接種状態でかなり打たない人も出てきているみたいで、そのあたりいかがでしょうか。今月、5月の状態で。目標にしている方に対しての接種率はどうですか。 ◎健康福祉部参事[地域医療・新型コロナワクチン担当](小内洋二君)  健康福祉部、小内より答弁させていただきます。 今回の接種、今やっている接種というのが令和5年春開始接種という分ですけれども、これが初回接種、1、2回接種を終えた方を対象にして、3回目以降6回目まで接種している方、さらに、今回の対象者といたしましては、65歳以上の高齢者とあとは医療従事者、そして基礎疾患を有する方となっております。 現在の接種状況なんですけれども、一番接種率が高い6回目を申し上げますと、6月6日時点で、65歳以上の高齢者の方で25.8%。これはまだ接種は続いていますので、今後もこの接種率は伸びるかと思うんですが、前年ほど接種率は高くはないかと今のところ考えております。 ◆6番(福田讓君)  分かりました。 そうしますと、今回も今、課長がおっしゃったように25%ですね。だから、今回のここに計上されている17ページのワクチンの接種事業はこの秋にもまたあるんですね、お聞きしますと。そのお金はまた今度、補正予算で入ってくるんですか。これ一発だけですか。 ◎健康福祉部参事[地域医療・新型コロナワクチン担当](小内洋二君)  今回の補正金額につきましては、9月から始まる令和5年秋開始接種、この分も含んでおります。今分かっていますのが、国は12月末までの接種を目標としておりますが、対象は今年度末の3月31日まで。この分の金額を今回の補正で計上させていただいているところです。 また今後、新たに国が令和5年の秋開始接種を除いた、ほかにまた新たな接種を始めることになりましたら、また別に補正予算を計上することになろうかと考えております。 ◆6番(福田讓君)  そうしますと、100人があって仮に25人しか打たなかったら、そのお金は余ってきますね。前回もそうです、お聞きしたんですが。それを一般の方に、プレミアムじゃなしに商品券でお配りしていただいたんですね。私はそう感じていますから、そのとおりだと思います。 だから、今回も打たない人が、別に打ちたくない人は、そんだけ国から自治体に対して支給されていると、その余ったお金をまた低所得者のために今回使えるということも考えられることですね。 ◎健康福祉部参事[地域医療・新型コロナワクチン担当](小内洋二君)  この新型コロナワクチン接種の不用額というのは、そういうプレミアム付商品券とかに使えるものではなくて、プレミアム付商品券の財源といたしましては国の交付金になりますので、全く別のことだということになります。 ◆6番(福田讓君)  余った、国から頂いた、ざっくばらんに先ほど財政課長がおっしゃったように3億2,000万円ほどくれると。それはあくまでも市役所に入って、それで余った金は返さなあかんのでしょう、普通は。しかし、余ったお金を、財源を市民の方に少しでも商品券として発送できるんです。そういう考えはお持ちですか。これは質疑ですから、また詳しいことは一般質問しますけれども、できる可能性はあるんでしょうか。 ◎健康福祉部参事[地域医療・新型コロナワクチン担当](小内洋二君)  新型コロナワクチンの国から入る補助金、負担金といいますのは、接種が確定して、その使った分だけが入ってきますので、コロナワクチンの接種で余った費用というのは、実際はないんです。予算上は計上していますけれども、実際国から入ってくるというのは、その実績に応じた金額が入ってきますので、プレミアム付商品券に使う財源というのは全く別物になります。 ◆6番(福田讓君)  プレミアムじゃないんですよ。 国は自治体に3億2,000万円のこれを使ってくださいって来るでしょう。来たときに打つ人が少なくなったら返さなあかんでしょう、普通。違いますか。だから、これは質疑ですから、質問じゃないです。だから、余った金はほかへ使えるんですかと聞いている。ただプレミアムという意味やないんですよ。 ◎健康福祉部参事[地域医療・新型コロナワクチン担当](小内洋二君)  説明不足でした。コロナワクチンで実施をした予算というのは、額が確定してから国から入ってきます。ですから、そこで余る予算というのは実際ありません。 ◆6番(福田讓君)  財政課で説明してください。これは質疑ですから。また詳しいことになったら一般質問するよ。 というのは、先ほど濱田議員がおっしゃったように、やっぱり低所得者の若い方らでも、お金を使ってまでできない方がいらっしゃるんですよ。だから、余った金を自治体で自由に使ってくださいというふうにできるんでしょうかということだけ、財政課長、お答えください。 ◎総務部次長兼財政課長(小林広樹君)  先ほど小内参事がお答えしましたように、先ほどの地方創生のコロナの交付金とワクチン接種に使える補助金というのはもう全く別物でございまして、そしてコロナの交付金につきましては、事業費のほうが多く市のほうで予算計上しておりますので、そちらが余るということは考えにくいと思いますし、ワクチンのほうも先ほど参事から申し上げましたように、実績に応じて国のほうに請求させていただきますので、その辺についても余りが出るということはないということでございます。 ◆6番(福田讓君)  そうしますと、私が質疑していることは、それは駄目だと。しかし、コロナで頂いた金はその自治体で自由に使えるということですね。そういうことで。 ◎総務部次長兼財政課長(小林広樹君)  コロナの交付金につきましては、市の自由度が高いですので、市のほうでいろんな施策を考えながら充当させていただけるということでございます。 ◆6番(福田讓君)  分かりました。 では、次に移ります。 21ページなんですが、先ほど御説明いただきましたスクールバス運行、これは熊野川町というところで聞きましたので、今まで、また熊野川町のスクールバスには、こういうかわいそうな子供たちが置き去りになって亡くなられたということで、それの安全装置という形で設置していただけるんですね。 だから、これはいつ、もう簡単に設置できるんですか。先ほどの答弁では、3台ということであっていましたけれども、熊野川町で3台あるんでしょう。 ◎教育部次長兼教育政策課長(馬込克彦君)  教育政策課、馬込からお答えさせていただきます。 今現在、熊野川町のスクールバスということで2台あります。もう一台につきましては、29人乗りのバスになります。そちらにつきましては、学校行事とかクラブ活動とかに使用しておるわけなんですけれども、今回同様に、児童生徒の安全を考えまして設置するというものでございます。 ◆6番(福田讓君)  これ、3台で46万7,000円ですね。そうしますと、別のことでちょっと質疑しますけれども、個人の私立の幼稚園とかそういうところはもう全部、大体この安全装置、置き去りにできないような装置がついているんですね、今現在。それは把握していますか。 ◎教育部次長兼教育政策課長(馬込克彦君)  私立の幼稚園はないんですけれども、認定こども園とかがあるんですが、そちらにつきまして、すみません、うちのほうではちょっと情報は把握してございません。 ◆6番(福田讓君)  そうしますと、市で運営しているそういったワゴン車とか子供たちや幼稚園の方に御利用していただけるバスに対しては、大体これからも、現在市にあります車で貸し出すというて、言葉はちょっと申し訳ないんですが、使っている場合でも、それは装置が完璧にできている車を貸し出すという形なんですね。これは質疑ですから、簡単に答えてもろたら結構です。 今回の予算は3台ということは、熊野川町のスクールバスはこれをしていただけるんでしょう。というのは、これはいつ設置できるんですか。 ◎教育部次長兼教育政策課長(馬込克彦君)  今回予算をお認めいただけましたら、早い段階で設置したいと考えてございます。 ◆6番(福田讓君)  分かりました。 そして、先ほど同僚の榎本議員もおっしゃったんですけれども、24ページ、4,700万円。今度、特定財源で国庫補助金が1,300万円、これが学校給食費に。これも国のあれですね。今回だけだということで榎本議員が質疑していただきましたけれども。 ◎企画調整課長(勢古口千賀子君)  先ほどもお話ししましたように、新型コロナウイルス感染症の地方創生臨時交付金、電力・ガスなどの価格高騰重点支援地方交付金になっていますが、この分を給食費の保護者負担分に、小学校と中学校を合わせまして3,902万5,000円、交付金を充てているというものでございます。 ◆6番(福田讓君)  というのは、これは今回の24ページの予算書でしたら中学校費になっています。小学校もこの金でいけるんですね。 小学校は2,600万円か。この一回限りやね、そしたら。今回で。先ほどの同僚議員から質疑させていただいたんですけれども、そういうことやね、ほんだら。 ◎企画調整課長(勢古口千賀子君)  今のところ、この交付金を受け取っておりまして、今後このようなものがあるかどうかはちょっと今のところ不明でございます。 ◆6番(福田讓君)  はい、分かりました。 以上です。 ○議長(三栗章史君)  ほかございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  本案について質疑を終わります。 本案はお手元に配付しております分割付託表のとおり、各常任委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程16 議案第40号 令和5年度新宮市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) ○議長(三栗章史君)  日程16、議案第40号、令和5年度新宮市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。 栗林市民窓口課長。 ◎市民窓口課長(栗林圭一君) (登壇) ただいま議題となりました議案第40号、令和5年度新宮市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明申し上げます。 国保1ページをお願いします。 第1条では、事業勘定の予算の総額に歳入歳出それぞれ603万5,000円を追加し、補正後の予算額を33億7,589万円、直営診療施設勘定の予算の総額に歳入歳出それぞれ953万5,000円を追加し、補正後の予算額を1億843万3,000円とするものでございます。 それでは、事項別明細書により事業勘定の歳出から御説明いたします。 国保10ページをお願いいたします。 8款諸支出金2項1目直営診療施設勘定繰出金603万5,000円の追加は、繰り出し先の直営診療施設勘定の増額補正に伴う増額でございます。 続きまして、歳入ですが、恐れ入ります、国保8ページにお戻りください。 5款繰入金2項1目基金繰入金603万5,000円の追加は、歳出予算増額分の財源とするため、基金繰入金を追加するものでございます。 続きまして、直営診療施設勘定の歳出、国保20ページをお願いします。 3歳出、1款総務費1項1目一般管理費953万5,000円の追加は、会計年度任用職員の退職に伴う外来業務の委託化に係る委託料603万5,000円の追加及び旧熊野川町内にある福祉施設の嘱託医受託に伴う医師の特殊勤務手当350万円の追加による増額でございます。 続きまして、歳入ですが、恐れ入ります、国保18ページにお戻りください。 2歳入、3款繰入金1項1目事業勘定繰入金603万5,000円の追加は、外来業務の委託化に伴う事業勘定繰入金の追加、5款諸収入1項1目雑入350万円の追加は、嘱託医受託に伴う福祉施設からの受託収入を雑入として追加するものでございます。 以上、簡単でございますが、国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(三栗章史君)  本案について質疑に入ります。 6番、福田議員。 ◆6番(福田讓君)  質疑を行います。ただいま課長から御説明いただきました件についてお尋ねいたします。 国保19ページ、熊野川診療所603万5,000円、そして配置医師支援手当350万円について御説明をお願いいたします。 そして同じく、これ、同じですね。国保21ページ、特殊勤務手当350万円、熊野川診療所管理経費、医療業務委託のところです。初めてなんで、こういうお金が入ってきたの。ちょっと御説明をお願いします。 ◎国民健康保険直営熊野川診療所事務長(渡爪薫君)  熊野川診療所、渡爪より答弁をさせていただきます。 これにつきましては、初めてでございます。といいますのは、熊野川町内にある福祉施設の現在の嘱託医が体調不良のために不在となっておりまして、これを熊野川診療所の医師が受託したというものでございます。こういうことは初めてでございまして、本来でしたら、医師会のほうより市内のクリニックの医師が嘱託医として受託をしていたものでございますが、今回受託する医師がいないということで熊野川診療所にお話があり、これを受託したものでございます。 ◆6番(福田讓君)  はい、分かりました。 そうしますと、今まで新宮市内の個人開業のドクターだと思うんですけれども、熊野川町の福祉施設ですか、そこの業務委託をされていた方が体調が不良となったということで、今回、国保直営の、新宮市が経営している熊野川診療所の先生に何とかしていただけないかと言ってきたんですね。 ◎国民健康保険直営熊野川診療所事務長(渡爪薫君)  はい、そうでございます。 ◆6番(福田讓君)  それはいい先生ですから、田島先生も。だから、受けていただくということは、やはり熊野川町でおられます熊野川町の老人施設の患者様にとってもありがたいことです。 それによって一般の熊野川診療所の中の診療に当たられる先生のお仕事が増えられるんか。それとも、先生もちゃんとお忙しい中でそれを受けていただくということはありがたいんですが、それでうまくやっていけるでしょうか。 ◎国民健康保険直営熊野川診療所事務長(渡爪薫君)  今現在、受診される患者さんに全然影響がないかといえば、それは決してゼロではありません。といいますのは、嘱託医として入所者の方の健康管理、また診察を定期的に行うことになりますので、その時間は診療所を空けなきゃならないということになります。 ですけれども、施設のほうも熊野川町、新宮市の市民でございまして、先生のほうも地域貢献の一環として、これは受託する者がいなければここが受けるのが当然であろうという先生のお考えから受託をさせていただいたもので、具体的には、定期的には月に2回ほど施設のほうに出向いて診察をすることになります。必要である方はそこでお薬の処方なんかもするんですけれども、うちの診療所は、午前中は通常の診察となっておりまして、出張診療所も2か所ございますから、午後の診療は出張診療所の診療に充てていたりですとか、それとか往診の時間に充てていたりとかするものですから、こちらの午後の時間の枠を使って施設のほうへ出向くように計画しております。 ◆6番(福田讓君)  御説明ありがとうございます。 そしたら、これのことは新宮市民であり、熊野川地域の方へはもう周知はされているんですか。 ◎国民健康保険直営熊野川診療所事務長(渡爪薫君)  こちらのほうの周知はしておりません。診療所の業務として受けておりまして、周知は患者さんのほうにとか町民のほうにはしておりません。 ◆6番(福田讓君)  私が心配しているのは、これは質疑ですから、だから熊野川診療所の先生の労働時間がまた別にかかると思います。お金は入ってきますけれども。これ、だから収入を上げているんでしょう。だから、それはありがたいんですけれども。やっぱり先生もそこへ行っておられるということで、私も初めて聞いたんよ。だから、何でこんなお金が入るんだなということなんで。やっぱり私はうちの先生、新宮市民ですけれども、熊野川町地区に特別に過疎地域の医療の関係で来ていただけている大切な先生ですから、やっぱりそのあたりも市民であり、熊野川町で住んでいる方にも、ああ、うちの先生はやっぱりここまでしていただいているぐらい知っていなかったら。私は当然だと思うんですけれども、いかがですか。 ◎国民健康保険直営熊野川診療所事務長(渡爪薫君)  そうですね。申し訳ありませんけれども……。 ◆6番(福田讓君)  私はそう思っただけで、あなた方がこうやったらいいというんですけれども。やっぱり先生がそこまでやっていただけるということは。 別に新宮市でも25か所の個人開業の先生がいらっしゃいますよ。歯医者さんで25人ですか。一般診療している個人開業の先生も29名あるから。うちの先生はいい先生ですから、本当に親切で優しいし、ありがたいんですけれども。またそこだけ心配するんで、それは診療所の運営として、今、渡爪事務長がそこにおられるんで、熊野川町の市民の皆さんと一緒に老人施設のことも見ていただくことは本当にありがたいです。だから、健康に気をつけていただいて守っていただければいいと思っていますんで。一応、今回こんな予算を初めて見たのでお聞きしました。 以上です。 ○議長(三栗章史君)  ほかございませんか。 8番、東原議員。 ◆8番(東原伸也君)  今のお話なんですけれども、これは今回特例ということで、今もなおまだお医者さんは探しやるということなんですか、その施設は。 ◎国民健康保険直営熊野川診療所事務長(渡爪薫君)  一旦受けさせていただいておりますので、今のところ施設のほうは、ほかの方を探すということはありません。 ただ、今までは市内の医師会のほうでお医者さんを探しておられたわけです。そのたびに苦労はしていたというふうにお聞きしているんですけれども、市内の医師会の方の中から探しておられたんですけれども、私どものほうも民業圧迫ということになってはいけないということで、医師会のほうへお聞きもしていただきました。そうすると医師会のほうは、今のところは熊野川町のほうまで行ける医師がいないということで了承いただいております。 ◆8番(東原伸也君)  そうすると、この業務自体が熊野川診療所の業務にもこれから追加されてくるということになるんですか。 ◎市長(田岡実千年君)  熊野川診療所に赴任いただいた先生には大変御苦労をかけるんですけれども、熊野川町の地域の医療の一環として、この施設の嘱託医をも担っていただきたいというふうに思っております。 ◆8番(東原伸也君)  市長の答弁でよく分かりますけれども、今の先生がどういう状態なのか、僕も分かりませんし、今後そういうことになればやっぱりそれなりの先生というか、そういう先生になってくるんかなと思いますんで、その辺、一応十分考えなあかんのじゃないかなとちょっと思います。 以上です。 ○議長(三栗章史君)  ほかございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  質疑を終わります。 本案は教育民生委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程17 議案第41号 辺地総合整備計画の変更について ○議長(三栗章史君)  日程17、議案第41号、辺地総合整備計画の変更についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 勢古口企画調整課長。 ◎企画調整課長(勢古口千賀子君) (登壇) ただいま議題となりました議案第41号、辺地総合整備計画の変更についてを御説明いたします。 本議案につきましては、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律に基づき、平成28年3月に定めた計画を変更するものでございます。 同法における辺地として、本市においては、熊野川町小口地区、三津ノ地区、敷屋地区、九重地区が辺地としての要件を満たしております。そのうち、次年度、小口地区において林道ホイホイ坂線舗装を行うに当たり、辺地債の充当を目的として事業の追加を行うものであります。 この辺地債でございますが、対象の8割が後年度の地方交付税で措置されるという財源的に大変有利な起債であり、計画への登載と国の同意により、この起債の充当が可能になるというものでございます。 以上、簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長(三栗章史君)  本案について質疑に入ります。よろしいですか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  質疑を終わります。 本案は総務建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △日程18 議案第42号 教育委員会委員の任命について ○議長(三栗章史君)  日程18、議案第42号、教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 赤木総務課長。 ◎総務課長(赤木博伯君) (登壇) ただいま議題となりました議案第42号、教育委員会委員の任命について御説明申し上げます。 本議案は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により御就任いただいております4名の委員のうち、湊川大介委員が本年3月3日をもって退任されたことから、新たに西恵里氏を任命いたしたく、議会の御同意を賜りたいというものでございます。 なお、任期につきましては、前任者の残任期間となりますので、令和6年12月22日までの約1年6か月間でございます。 また、西氏の略歴につきましては、別記参考をもちまして説明に代えさせていただきます。 以上、誠に簡単ではございますが、本議案の説明とさせていただきます。御同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(三栗章史君)  本案について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  質疑を終わります。 お諮りいたします。 議案第42号は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  御異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 本案について討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  討論を終わります。 お諮りいたします。 本案について御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  御異議なしと認めます。 よって、議案第42号はこれを同意することに決定いたしました。--------------------------------------- △日程19 請願第1号 中央通りから緑ヶ丘1丁目の道路の早期整備について ○議長(三栗章史君)  日程19、請願第1号、中央通りから緑ヶ丘1丁目の道路の早期整備についてを議題といたします。 請願第1号は、お手元に配付の請願文書表のとおり総務建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △休会について ○議長(三栗章史君)  以上で本日の議事日程は終了いたしました。 この際、お諮りいたします。 議会運営の都合により、明日6月14日から19日までの6日間、休会といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(三栗章史君)  御異議なしと認めます。 よって、明日6月14日から19日までの6日間、休会とすることに決定いたしました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(三栗章史君)  以上により、次回の本会議は6月20日午前10時から会議を開き、一般質問を行います。 本日は議事日程のとおりその議事を終了いたしましたので、これにて散会いたします。 △散会 午後4時40分...