新宮市議会 2023-03-07
03月07日-03号
令和 5年 3月 定例会 令和5年3月
新宮市議会定例会会議録 第3日(令和5年3月7日)
---------------------------------------議員定数15名、現在員13名、出席議員12名、氏名は次のとおり。 1番 大西 強君 2番 大坂一彦君 3番 大石元則君 5番 岡崎俊樹君 6番 三栗章史君 7番 濱田雅美君 8番 東原伸也君 9番 久保智敬君 10番 榎本鉄也君 11番 竹内弥生君 13番 松本光生君 15番 福田 讓君
---------------------------------------欠席議員1名、氏名は次のとおり。 14番 屋敷満雄君
---------------------------------------議事日程 令和5年3月7日 午前10時開議 日程1 一般質問 別冊
一般質問通告表 番号(1)から
---------------------------------------会議に付した事件 日程1 一般質問 別冊
一般質問通告表 番号(1)から(4)まで
---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者 市長 田岡実千年君 副市長 向井雅男君 企画政策部
企画調整課長 峪中直樹君 商工観光課長 津越紀宏君
企業立地推進課長 小渕 学君 総務部 部長 稗田 明君 参事兼防災対策課長 竹田和之君 総務課長 赤木博伯君
選挙管理委員会 事務局長 木田和彦君 市民生活部 部長 西山和視君
生活環境課長 竹田和博君 健康福祉部 部長兼福祉事務所長 福本良英君 次長兼健康長寿課長 中上清之君
子育て推進課長 梶田卓哉君
保健センター長 西 洋一君 建設農林部 部長 木村雅洋君 農林水産課長兼
農業委員会事務局長 生駒貴男君 熊野川行政局 局長 下路 拓君 医療センター 事務長 奥 靖君 水道事業所 所長 望月敬之君 消防本部 消防長 垣内一男君 教育委員会 教育長 速水盛康君 教育部 部長 尾崎正幸君 次長兼
教育政策課長 馬込克彦君
教育政策課企画員 富田英之君 生涯学習課長 野本 渉君
---------------------------------------本会議の事務局職員 局長 岸谷輝実 次長兼庶務係長 辻坂有美
庶務係主任 中尾 愛 次長補佐兼議事調査係長 岡崎友哉
議事調査係主任 大居佑介 第3日(令和5年3月7日)
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△開議 午前10時00分
△開議の宣告
○議長(榎本鉄也君) おはようございます。 ただいまの出席議員は12名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、別紙にて配付いたしたとおりであります。御了承願います。 なお、本日、屋敷議員より疾病のため欠席の届出がありましたので、報告いたします。 また、当局より
新谷企画政策部長、疾病のため欠席の届出がありましたので、報告いたします。
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△日程1 一般質問
○議長(榎本鉄也君) それでは、日程に入ります。 日程1、一般質問を行います。 別冊、
一般質問通告表により、その番号順に従い、順次発言を許可いたします。 当局の答弁は、備付けのマイクを通して明快に答弁願います。 この際、お諮りいたします。 今期定例会の一般質問は議会運営の都合上、会議規則第54条の2の規定に基づき、あらかじめ発言時間の制限を、答弁を含め1人90分にいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(榎本鉄也君) 御異議なしと認めます。 よって、今期定例会の一般質問の発言時間の制限を1人90分とすることに決定いたしました。 それでは、一般質問を行います。
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△大西強君
○議長(榎本鉄也君) 1番、大西議員。
◆1番(大西強君) (質問席) 市長及び教育長の政治姿勢、行政理念について質問を行います。 通告に書いている「巧言令色鮮し仁」、これは、口ではうまいこときれいなことを言うが、誠実が伴わないという意味であります。私は、市長の政治姿勢は巧言令色鮮し仁、口先ばっかりやと市長を批判しているわけです。それが市長の口先だけばっかりだと、内実が伴わないと批判を証明できなければ、単なる市長に対する侮辱発言になるわけです。その典型として、市長は今回の予算大綱でも、あらゆる差別のない豊かなまちづくりをしたいと口では言っていますよね。口先で言いながら、市役所の職員に明確な査定基準もない中で、市役所の職員の能力、業績をランクづけする。こういう差別的制度を実施していることが、あらゆる差別をなくする、市民一人一人の個性を重んじる、尊重し合う心豊かなまちづくりをするんだと大きく報道されているじゃないですか。市民は、田岡市長の政治理念はそういうことなんだと信頼するでしょう。果たしてそうですか。 ですから、この前も岸田総理大臣は田岡市長と同じこと言うているんです。あらゆる差別をなくそうと。包括的な包摂的な社会の実現に向かって政策を進めると理念を言ってくる。言いながらや、首相の首席補佐官が、同性婚の問題でああいう差別発言しているじゃないですか。だから、理念を伴わない。そういうふうな個々の個性を重んじる。全ての国民の公平性を確保するんだと理念は言う。理念がしっかりしといたら、ああいう差別発言が出るわけないじゃないですか。口先だけばっかりやってそういうことなんやよ。それを挙げている。だから、これから田岡市長が、田岡市長を侮辱しとるんとちゃうんや。証明できなんだら侮辱やないか。そうでしょう。 そこで、ここの後ろにおる議員の中にも、マスコミ、新聞も、いつまでたっても大西はセクハラのことばかり言うとる。もっと市民生活に対する建設的な議論をせいと。いいですか。マスコミって、新聞社というのは市民でしょう。大西の評価者です。我々議員の評価者は市民です。特に、個々の市民はそんなに熱心に各議員の活動を監視していませんよ。そうでしょう。しかし、市民の中でも、特にこういう新聞社、マスコミは、やはり市長、あるいは我々議員の活動を綿密に観察しているでしょう。だから、こういう新聞社の評価、批判は市民の声じゃないですか。議員同士の争いで議事が混乱していると、批判があるやないか、大西に対する批判が、どうですか。 これ、出しなにこの新聞見たんやけれども、紀北町
排水機場整備事業、当初より3億円増、総額13億円の工事費、膨らんだんや。それに対してこの町が紛糾したんや。そして、この東議員が、当局に資料提出せえと言うたら、当局が資料ないと言うたんや。それに対して、この東議員が怒ったんや。こう書いてある。町長派の議員と反対派の議員、反対派とは書いていないけれども、町長を擁護する議員とけんかになったんや。紛糾したんで、ここの議長がその批判している東議員の胸ぐらをつかんだ、要するに暴行、胸ぐらをつかんだんや。それでけんかになったんや。そしたら、この議長が議長室へその東議員を呼びつけて、東議員に議長室で暴行を加えて、東議員がけがしたんや。議員同士の争いや。市民のためじゃないですか。 そこで、できる限りこの
セクハラ事件の取上げを抑えて、別の件を質問しようと思とったんや。そしたら、この報道が出て、いいですか、新宮市へ賠償命令確定。この争われていた元女性議員と大西が争ったやつが最高裁で大西の上告が棄却されて、損害賠償が確定したんや。この裁判は確定した。確定した報道が、こないだよ。2月の十何日のやつやで。これ報道されとるんや、大きく。分かりますか。 そしたら、この
セクハラ事件を、私は裁判のこと言うてないでしょう、教育長。
人事評価制度の弊害。この
人事評価制度は、人権教育、あらゆる差別の撤廃、啓蒙啓発に逆行する制度だと。それは私の理念、ロジックでしょう。そのロジックを証明するために実験すると言うとるんや。このセクハラ問題を実験材料に使って教材や言うてるでしょう。裁判の話なんかしとらんやん。人が人を評価するときに、明確な基準、あるいは明確な証拠もなしに人を批判したら、そのときに、その批判する評価者、権力者の評価が本当に正しいのかといって言うてるんやで。 だから、新聞は大西の評価者でしょう。我々議員の評価者でしょう。市民でしょう。その新聞の評価は正しいんか。あるいは、裁判の評価者は裁判官なんです。裁判官の評価は正しいのか。だけど、市民というのは、まさか裁判官が間違うた判断すると思えないんです。そうでしょう。違いますか。裁判官は相撲で言うたら行司じゃないですか。相撲したときに行司は、明確な勝負決まったら、土俵の中央で上手投げで投げ飛ばしたら勝ち負けはっきりしますよ。はっきりした証拠があるから。ところが、土俵際でうっちゃりするわ、微妙なとき分からんでしょう。ほったら行司はどっちに上げるんや。今はビデオあるで。今はビデオあるからビデオ検証して、行司差し違えと、昔はビデオなかったんや。そうでしょう。微妙なときに、明確な証拠がないときにどちらに判定するか。それはその裁判官の心証。いいですか。 今回の裁判、最初の裁判は、新宮の裁判は男性裁判官やったんや。私が訴えたときは。男性裁判官と私と和解協議をして、そのときに、私は和解を拒否したんだが、その裁判官の誠意を、50年間、私はずっと新宮の裁判所と関わり持っとる。議員、その間に裁判官2年ごとに替わるから、大体十数人、裁判官と抱えている。今も現在2件裁判やってるんや。その裁判官、替わってくる裁判官で、大西は、
新宮市議会議員でしょう。もうこの裁判官ずっとおってほしいと思う裁判官や。権威主義でもう早よ替わってくれんかなと思う裁判官。大西は新宮市民として立派な裁判官におってほしいじゃないですか。だから、この裁判官ずっとおってくれんかなと思う裁判官の1人やったんや。3人も4人もおらんで、と普通は考える。だけど、3人、4人は、もうこの裁判官、早よ替わってくれいうのある。両方ある。こっちが評価するから。そのときに、私はこの新宮の裁判官が、大西先生のその寛大な心で和解してやってくれませんかと。和解して仲直りや。力を合わせて新宮市のために頑張ってくれませんかと言われるその調停態度が物すごい誠意があるんや。嫌や言いやったけれども、最終的に分かりましたと。和解しますと言うて、裁判官と合意した後、現実の話、その裁判官に、僕がこらえたっても、こっちは200万円、ここでセクハラしたと言われたから、名誉毀損されたから200万円払えと大西が訴えたんやで。 そこで、裁判官や、私がこらえたっても、うちの後援会、相当怒っとるんで、僕がこらえたっても後援会何するか分からんから、その和解に応じられませんと言うたから、言うとるから、それで裁判官もそう言わんと、大西先生のその寛大な心でこらえたってくれ言うから、ほいで和解が、協議が成立したんや。 それで、決まったときに、裁判官が、判事さんや、僕は弱い者いじめ嫌いなんでね、こういう裁判、
セクシュアルな裁判は女性が有利なんです。有利なの当たり前や。
セクシュアルな犯罪というのは人目のつかんところで起こるのが多いんやだ。今度の場合、助かったのは議会事務局やったんやで。人のおるところやから身の潔白が証明されたけれども、密室やったら、ほとんど密室でしょう。ところが、こういう
セクシュアルな事件起こったら、元刑事や。大体やで、8割、9割までは女性は被害者。分かるやろう、素人でもそれぐらいのことは。しかし、1割ぐらいは思い違いやったり、美人局やったり、そういうのあるじゃないですか、実際。 だから、圧倒的に女性が被害の場合が多いので、そういう明確な証拠がないときには女性が有利なんです。だから、僕は怒ったけれども、裁判では。怒ったけれども、判事さん、僕は弱い者いじめ嫌いなんで、もう合意した以上、仲直りした以上、僕はもう彼女は一市民やから、私は女性やからいじめたりしませんよと。後援会にも、仲直りしたから、彼女のことはもう誰も悪う言わんといてくれよというふうに後援会にも言いますから、言うたんや。ほいたら、大西と裁判官と事務官やで、3人しかおらんのやで、これ。和解したのは。ここの新宮市の弁護士も相手側の弁護士も裁判官もおらんのやで。大西と裁判官と事務官や。3人やで。誰もおらん。あんたらそこ見てないわだ。そこで、それを言うたら、この裁判官と事務官は、ぱっと立ち上がってありがとうございますと。どうして裁判官が大西に頭下げんなんな。ちゃうか。それが事実や。その前提は、セクハラなかったことをはっきり認めるいうことやったんやだ。認められとるやないか。質問にならん。分かってくれなあかんで。 そしたら、相手側は認めたつもりないと。認めたつもりはないで。セクハラ認めたことを人に言うたらあかんと言うたのに、大西が議会でセクハラ認められた。身の潔白が証明された言うたと。私は認めたつもりがないと訴えてきたんやだ。違いますか。みんなに見せたやろう。認めとるやないか。それを言うてるんやで、教育長。 だのに、こういう報道をされる。来月選挙やで。この時期にこの報道はフェイクや言うてない。せやけど、こういう書き方したら、大西はセクハラあったんやと、屋敷議員と裁判しやるんやで、今。屋敷議員は、セクハラあったいうて判決下りとるやないか言ったんやで。痴漢やプーチンや言うたんや。で、訴えたある。 この報道、誰が読んでも大西がセクハラあったということが裁判所で認定されたあたと。誰が読んでもそうじゃないですか。5年争った裁判、そこで何回も判決あるやん。その判決文の中から一行だけ取り出したある。これがどういう意見。だから、人が人を評価するときに、これを読んだ。この新聞を読んだ市民は、誰でも大西はやっぱりセクハラあったんや。屋敷が言うたことは本当やったんやと。違いますか。大西が屋敷に侮辱されたいうて懲罰特別委員会かけたら、それが否決されたと。否決した議員は正しかったいうことにならへんか。それ言うとるんや。事実でないことで評価される人間は悲惨でしょうと。 だから、セクハラのこともうやめよう思っても、やめれん。ここから始まるんやで、この新聞は、裁判にかかったあるんやから、裁判終結まで待ったらええんやげ。何を言うとるんや、誰がそんな、ここは裁判所と違うと言うとるやろう。人事評価のこと言いやるんやで。 これ、和歌山の裁判官は大西に非があると。大西が議会で発言したのは和解条件に違反すると。だから、33万円払えと言うた。悪法もまた法なりや。裁判処分が決定したら、それに従うのは法治国家や。だから、33万円、支払い命令が確定したんやから、新宮市は支払い、法律にのっとって33万円払うたらええんや。そうでしょう。大西が、屋敷の発言は地方自治法第132条違反やと。大西を侮辱しとると、処分してくれいうて言うたやろ。これ自主権いうんや。除名処分までは裁判所は介入しない。除名処分、要するに議員の身分を剥奪する処分の決定については裁判所は介入しますよと。それ以外の処分は、自治権、議会は議会、新宮市は新宮市で解決しなさい。裁判は介入しないというのが法律や。判例や。分かるね。だから、第132条違反やから申し立てた。そしたら、これをこの議会は却下した。侮辱発言に当たらない。そうでしょう。だから、決定したから、多分榎本議長は、大西が出した処分要求議案、屋敷議員の発言は侮辱発言やと、多分、議長は心証を持っていると思いますよ。だけど、この議会が処分に当たらないと議決した以上、議長は注意できていない。できないでしょう。法治国家や。 それと、この処分議案を否決したのが正しいいうことは別。違いますか。だから、裁判所は、大西の発言は和解条項に違反したあると。33万円払えて決定したら、法律にのっとって国家賠償法で新宮市は33万円払ったらええことや。それと、この判決が正しいかどうかは別やで。そうやろう。この報道が正しいかどうかは。それを言いやるんやで。人事評価の制度の弊害の大西の理論を実証するために、これを実験結果としてしやると。だからこれから始まる。この裁判が正しいんか、この報道が正しいのか、これから始まるんやで。これで終わりとちゃうで。法律は法律にのっとってやったらいいんや。 だから、この裁判が、いや、大西に過失ないと、そういう契約上、大西がセクハラしていないことは認められとるんやから、それを大西が議会で言うても構わんと書いとる。だから、大西は和解条項に従って意見を言うただけで、大西は何も、相手侮辱していますか。相手も何も侮辱していない。こうして示談ができたから、和解ができたんで、相手側はセクハラなかったこと認めたので和解したと言うただけやで。 だから、その女性議員のこの裁判の請求、330万円。名誉毀損したさか払えと言うたこの申立てを却下したったら、これ終わりなんや。これで終わるんやだ。ところが、裁判所は相手の言い分認めたんや。いいですか。そしたら、大西はこれから裁判所の判断は間違うていると。これから市民に訴えるんや、冤罪やと。そうでしょう。 これでこの裁判の判決は間違った判決やと思う、この新聞読んだらそうでしょう、ほとんどの市民はそう思うんやね。多分この判決が間違たあると、大阪高裁のこの判決は間違いやと思たある市民は、3万市民の中で誰がおるんですか。100%この判決は不当判決やと思うのは大西1人でしょう。何でか言うたら、真実を知っているのは大西だけや。80%ぐらいこの判決はおかしいと、不当判決やと思たあるんは、榎本議長と総務部長と総務課長と、ここの弁護士、市役所の。良心に照らしてやで。ここの市役所の弁護士は、何の利害も関係なく、弁護士の良心としてこの判決が正しいか、この裁判が正しいか、知っている人は4人だけやろう、可能性のあるのは。何で議長がそう思うか、議長は裁判所行って視察してきたある。局長も行ったあるわ。この裁判がどんなにいいかげんなものか、いいかげんな裁判やったか。議長、視察したあるから。誰も行ってない。裁判ら行われてないんやで。 だから、裁判がどんなずさんなものかということを視察してくれいうて、聞いて、ほいたら議長がついて行ったんや。これから裁判始まるんか思ったら終わったんや。そうやろう。高裁から呼出しかかって、高裁行ったんや。大西は高裁に対して何を言うとるんなと、新宮の裁判官呼んでくれと。ちゃうか。子供でも分かるやろう。大西と裁判官と協議したんや。新宮の裁判官が、大西さん、向こうがセクハラなかったこと認めましたから書き直しますねと言うたんやろ。大西は、その認めたことを市民にも議会にも報告するで。口外条項から外しといてよいうて言うたんやろ。ほたら、新宮の裁判官ははいと言うたから、高裁へ和歌山の裁判所は間違うとると。新宮の裁判官を証人に呼んでくれいうて出したやろ。高裁に呼んで、電話1本でええんとちゃうんか。裁判所やのに。高裁の裁判官が新宮の裁判官に、大西はこう言うているけれども、あんたそんなこと言うたんかと聞いたらええことやげ、ちゃう。何で聞かなんだんな、聞いたら和歌山の裁判所は誤審したということになるやん、ちゃうか。だから、裁判所が恥かきたないから、大西の承認申請は却下したやろ。ちゃうか。あんたらに良心があったら分かるやん。相手も皆おったんとちゃうんやでと。大西と新宮の裁判官、裁判官と相手が電話や、知らんがな、こっちは。外に出ていったあんのやから。分かるね。 それで一審判決が大西に責任ある、33万円払え言うたんで、控訴して、大阪高裁へ何を言うとるんなと。相手がセクハラ、性的な意図を持って触ったとかどうとかと文章には書いとるけれども、大西と新宮の裁判官、セクハラの話ばっかりや。セクハラしていないことはっきり認めんのやったら和解せんと言うやろ。ほいたら、裁判官、外へ出ていって向こうと話して戻ってきて、向こうはセクハラなかったことを認めましたと。だから書き直しますねていうて、理解を示すということを書き直したのみんなに見せとるやないか。わかるのう。 そやんで、大阪高裁へ和歌山の判決は間違うとるから、新宮の裁判官に聞いてくれと。確認してくれいうて。この間も、10月ぐらいに資料を出したやろ。これをね、大阪高裁は却下した。裁判らいっこもしてくれんのや。大阪までわざわざ議長にも行ってもうてや。させいうて、裁判始まってんで。初めてやで、何か月もたってから、裁判始まって、ただいま開廷します。大西さんから出てきたある新宮裁判官の調査嘱託表、採用するかどうか検討します。休会いうて、外へ出ていったんや、裁判官が。帰ってきて、いや、もうこれは受理しません。今まで出てきたある証拠で判定しますいうて。次、何月何日に判決下ろしますいうて。裁判ら何にもしてくれん。それを見てきたあるから。簡単でしょう。 和解協議は大西と新宮の裁判官とやったんや。だから新宮の裁判官は、相手がはっきりセクハラなかったことを認めたと。だから、大西は、認めたことを市民にも議会にも報告せなんだら、恥ずかしくてまち歩けんから、外してくださいと。外してくれないかん。外したら元のままになったあたんや、言うてもええことを。理解を示したいうことになっとったんや。せやから、今度の大阪高裁の判決も、セクハラあったかなかったことは書いてない。大西の言い分は分かったと。しかし、口外条項第3項には違反する。口外条項、口外してもええのは理解を示したということは言うてもええけれども、認めたいうことは許されていない。大西が和解条項を逸脱したあると書いたあるだけやで。逸脱したあるわよ。和解条項は認めるやなくて理解を示すいうて書いたあるで、書いたあるやろ。書き直すと言うといて、それを書き直してなかったの裁判所の責任やないか。そうやろう。1項も理解を示すと書いたあたんやで。これ裁判官、これなんですかと判事さん。上から目線で何言やるんないうて。理解を示す、こんな言い方やで。理解らして要らん。はっきりセクハラなかったいうて認めんのやったら和解せん。 そしたら出ていってや、ちょっと待ってくださいと、俺が怒るから。外へ行って、相手側と電話で話したんや。ここで話したんやったら分かるんや。部屋から出ていって向こうと話したんや。戻ってきて、裁判官は、向こうが認めましたからと言うさか、大西は、セクハラなかったこと認めてくれた、書き直した。それは原稿やから、正本のときはちゃんと書き直してくれるや思たあたら、口外禁止のとこはそのままになったあたんや。 だから、相手が認める認めん言いないんや。裁判所で大西がセクハラあったということ認定されたら大西は辞めると。法治国家やから。セクハラしてないと言うとるやろ、ここで言うたんやで。セクハラしていないけれども、裁判所がセクハラあったと認定されたら、法治国家やから、俺は即座に議員を辞職する。だから裁判さしてくれ。裁判費用要るけれども、これは裁判を受ける権利は市民の基本的人権やから、国家賠償法やから、市民の税金使うで。使うけれども、それは基本的人権の実行なんやから、それでもすまんねと、裁判にかけさせてくれと。こんな濡れ衣着せられて。そやから、税金要るけれども、せやけど、ここで、そやからセクハラあったという判決が下りたら議員辞めます言うたんや。ほったら、なかったことを認められたんやろ。認められたんや。だから、これ説明したやろ、この間も。資料を渡して説明したやろ。和解条項に記載したことは、民事訴訟法で確定判決と同等の効力や。認めると書いとるやないか。ほいたら、セクハラいうて書いてない。いや今度のやで。屋敷を弁護するのにや。これから屋敷との裁判やで。これはよかったんや。今度のやつは。この女の子を助けたったらええと言うとるやないか、ここで。温情判決やと。じゃ、こんな分かり切ったのに、この女性のほうの味方したあるのは、この間説明したように、この紛争を解決するための弱者救済の原則や。法の正義を発動したんだと俺は解釈しとるんや。だから、これによって彼女は救われたわな。ええやないか。 これ読むで、この新聞。一審和歌山地裁の判決は、和解の際にセクハラがなかったことと女性が認めた事実はなくと書いてある。大西の発言は女性の名誉を傷つけたと指摘、大西が定例会であえてこの件に言及する必要性も認められず、違法な発言だとした。二審大阪高裁もこれを支持したと書いたある。判決文の一行だけ。男性の発言は、和解の際にセクハラがなかったと女性が認めた事実はない。事実ないんか。みんなにこの間皆見せたやろ。和解調書見せたやろ。性的な意図を持って触ったをばいうこと認めるいうて認めてないやないか。 ちょっと今からその屋敷のことや。今から港の貸与契約、建物を建てたらあかんらいうて書いていないいうて。建物を建てたらあかんいうて書いていない。書いてないわよ。現状を変更してはいけないと書いたあるんや。現状変更していないから、建物建ててもあかんし、そこを掘ってもあかんのや。プール造ってもあかんのや。そのときや、議会で大西は、三輪崎区が倉庫を建てさせてくれって言うたやろ。あかん言うたんや。倉庫と工場とどう違うんなと言うたら、工場は電気引いたり水道引いたりしたら工場や。荷物置くだけやったら倉庫や。あかん、建物建てさせたら永久貸与になる。分かるか。何のために建物建てるんな言ったら、いや、祭りのときの道具、獅子舞とか、そういうものを収納するのに、三輪崎区は倉庫建てさしてほしい言いやる。それでもあかんのやで。分かるか。だから、現状変更したらあかんけれども、ここで話するのは、建物建てたらあかんいう話や。だから大西は、あそこへ建物を建てたらあかん。そこへ三輪崎区長が建てとるやないか言うたんや。そうやろう。そしたら懲罰特別委員会にかけられたんや。 ほいだら、屋敷は、建物を建てたらあからいう契約ないのに、侮辱したいうて懲罰特別委員会にかけてきたんや。ほいだら懲罰特別委員会で契約書出てきたやろ。ほいたら新聞は、大西は証拠もなしに、大きによ、同僚議員を批判するも証拠なしとか。証拠出てきたやないか。建物を建てたらあかんというて書いていない。子供みたいなこと言うな。現状変更したらあかんということは、つぼ掘ってもあかんし、プール造ってもあかんし、建物はあかんわよ。だけど、建物建てたらあかんということは、ここで言うたんや。 そやから、この判決も、最初の新宮の裁判所の和解条項は、文書では性的な意図を持って触ったわけではないことを認めるんや。性的な意図を持って触ったんやなかったら構んのや俺は、それは認められたら。理解されてもかまんのや。彼女の尻を触った覚えはないけれども、状況として、のぞき見にいくいうて接触したんやで、この手が彼女の尻に当たるのは、物理的にはあるから、本人が触った言うたら触ったんやろうねということや。俺は性的な意図を持ってない。性的な意図を持って触らなんだら痴漢とちゃうやろ。痴漢と違うことを認められたらそれでええんや、大西は。初めから言うてんのやで。彼女の名誉を守る。損はしたくない。彼女、何も阻害してないやろう。勘違いしたんやろうと。俺のことだけ言うとるわけや。それが裁判で認められたんやだ。偶然やったんやないうこと。 そやけど裁判で、ここでセクハラやセクハラやいうて攻撃してきたやろ。そやから示談したって言ったら何で示談したか分からんげ。そうやろ。大西はやっぱりセクハラしたってまずいさか、何か示談金でも払うて取り下げてもろたんかと思われたら悪いからね、悪いからここで報告したんや。いや、セクハラあったいうて認定されたら議員辞めるいうて、せやから、税金かかるけれども、これは基本的人権やから税金使わせてくれと。それで身の潔白を証明したいから言うたやろう。ほいたら裁判結果をここで報告するの当たり前や。そしたら、裁判所は、相手の女性議員は大西にかけたある処分要求は何も言わんと、和解したから取り下げます言うただけやのに、大西はあえて身の潔白が証明されたいうて言う必要なかった言うんやで。裁判所やで、裁判所はそう書いとる。言う必要あったんとちゃうか。大西としたら、相手そんなことを約束していない、議会へ。大西は税金使うけれども、判決で大西にセクハラあったことが認められたら議員辞めるいうて言うんや。そやから裁判させてくださいって。頭下げんでもいいけれども、頭下げさしてもろたんや。ほったら認められたんやろう。認められたら、それをここに来て報告せなんだらどうするんな。ところが、この裁判所は認めてない。言うんやっても、相手はセクハラがなかったことを認めたつもりないんで、だから和解上、口外は理解を示すとわざわざ書いとるんや。だから、言うんやったら理解を示すと言うたらええのに、大西は身の潔白が証明された。セクハラなかったことは認められた。身の潔白が証明されたいうて断言しとると。だから、相手が許したのは、理解を示したいうことだけやから言い過ぎたいうことやで。それだけの裁判や。 そやけど、教育長、人事評価のこと言いやるんや。こんな報道されたら、誰が見たってや、和解の際にセクハラがなかったと女性が認めた事実はなくと書いたある。男性の発言は女性の名誉を傷つけた。だからセクハラがあったいうて判決が下りとると書いてないで。書いてないけれども、屋敷の発言と、大西が侮辱発言やいうて懲罰特別委員会へ訴えた、それを却下した議会とコラボしたら、セクハラあったの認めた事実はないということはあったんやなと全部思いやるんやで、市民が。その情報によって、もうあと1か月したら選挙や。これ読んだら、誰が見たって大西は裁判に負けたと。相手は認めた事実はない。大西はやっぱりセクハラしたあたんやになるげ。ほいだら、屋敷の発言は正しい。議会の懲罰特別委員会の決定をひっくり返した議会も正しいということになるやないか。そう評価するでしょって言やるんやで、市民は。 だから、事実でないことで、認めた事実ない。この相手は、何回も言う。大西と裁判官の協議の中へおらんのやから。大西は相手が電話やで。裁判官と外で話しとったんやろ。相手が認めたか認めていないか俺知るわけないやないか。だから、相手がセクハラなかったことを認めたと言ったの、裁判官が俺に言うたから。俺は信じるやん。だから、相手もうそ言うてないか分からんで。裁判官とどんな話したか知らんのやもん。言うたやろう。だから、大西はセクハラしていない。相手はされた。どっちかがうそ言いやる。違うやろうと。相手はセクハラされたと思うたんや。俺はしていないんや。違うか。 だから、この裁判も、大西と裁判官との話やから、議会で認められたことを俺が言うてもええと言うから発表したんやろう。ほいだら、この相手の女性もそこにおったんやないから、私は認めていませんよと。どっちがうそ言いやるん違う、相手も認めていなかったんや。それで、両方いたときに、その違いや。ほいたら、裁判官はどうしようかねと考える。裁判官も現場におったわけやないから、この和歌山のやで。どうしたときに、この和解条項第3項の文言が性的な意図を持って触ったわけじゃないいうことで理解を示したと書いとるんやから、大西は完全に身の潔白が証明されたといって言い過ぎた。だから、彼女は、セクハラなかったのにセクハラされたとうそ言うて訴えた人物やといって社会の評価が落ちた。名誉を落としたから33万円払えいう判決を下したんやないか。だから、ここにあるように、相手が認めた事実はないらいうて、そんなこと書いとる。記述あるやないか。大西からしたら、和解事項に書いたある。皆に見せたやん。そうやろう。 だから、こういうことで、今度選挙や、ここで市民がこういうものを読んだりして、市長の発言、大西はやっぱりセクハラしたあたんやと事実でないことで俺評価されるんや。落選したらどうすんな。それを言うとるんやぞ。曖昧な確実な証拠もなしに人を批判すると、悪い評価を受けた人は悲惨やろう。それを5年前からずっと言いやる。
○議長(榎本鉄也君) 会議中ですが、10分間程度休憩いたします。
△休憩 午前11時04分
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△再開 午前11時17分
○議長(榎本鉄也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続行いたします。 1番、大西議員。
◆1番(大西強君) (質問席) 教育長、人事評価の弊害について、実験を言やる。人が人を評価する。評価者は常に公平公正な評価ができるのか。基準がなければ、好き嫌い、偏見が入らないかと。これ明確な証拠もなしに、裁判官といえども、このセクハラは市民生活に何にも影響ない。そんなことより建設的な議論せえ言うとる。何を言うとるんな。これ新聞やで。教育長、あんたとこに、この間、城南中学校で体罰の問題、事件なかったですか。なかったか。
◎教育長(速水盛康君) 体罰事象というのが昨年1件ございました。
◆1番(大西強君) いや、もう時間ないんや。あったやろう。その父兄らがこの体罰事件を議会で明らかにしてくれと投書受けたんや。いっぱい来るんや投書、教育長。どこからどこまでセクハラなんや。どこからどこまで愛のむちか体罰か。あんたら幹部も、部下を指導するのに熱心な指導なのか、パワハラなのか、どう判定するんな。重大な問題言うとるんや。それをセクハラのこと例に挙げて言うてるんやで。それやったら、城南中学校の体罰事件を例に挙げようか。教育長に悪いさか、教育問題やから、そんな、大西は頼んでも城南中学校の体罰事件、追及してくれなんだと思われるけれども、やっぱり教育の問題やし、子供の問題あるから大西はやらんのや。みんな分かるんちゃうか。 職員がずさんな計画書上げてきて、それは二度と起こさんように、もっと真剣に仕事せえと熱心に指導したのか。取るほうは、パワハラや思たらパワハラや。大西はセクハラしたつもりないけれども、されたほうがセクハラや言うたらセクハラや。どいらい難しいやろう。大変な問題を質問しとるんや。いつまでたってもセクハラのことばっかり言うてて。セクハラを我がが今体験しているんやから。自分が体験したことは一番確実やろう。だから、一番確実なセクハラ、この事件、このセクハラ問題で相手はどうか、市長はどうか、市長の弁護士はどうか、議会はどうか。それでええんやと言いやる。 それでね、ちょっともう説明したいんやけれども、その新聞というのは、さっき言ったように市民の意見や、それも重大な意見や。こう書かれとるんや。ええか。 さらに、元市議は、この女性議員や。現在一般市民である。大西からは規則で規定されている表現の自由という主張が強調されていたが、それ以前に、議員の役割として市民の利益になる生産的な話合いが行われるべきではないか。「新宮市議会では長年にわたり、議員同士の個人的な争いにより、本来すべき住民のための議論の時間が潰されているのが実情で、これを異常な議会と称されても反論はできないだろう」。大西やで、この異常な議会を。これそうやろ。これ続けてやで、こう書いてある。県の選挙管理委員長の言葉。「責任ある1票を踏まえれば、異常な議会を生んでしまった責任の一端は有権者にもあると考えるべき。来る選挙では、今度の選挙や。来る選挙では、これまで当たり前だった地縁・血縁から、人柄や政策で選ぶことに変化するという意識を持ってもらいたい」。 この異常な議会を生み出した大西は、地縁・血縁で選ばれたからろくでもない議員やいうことや。有権者がその人に投票する動機、自由とちゃうか。選挙管理委員長が何言うとるんな、これ。地縁・血縁で投票する人は悪いことやいうて。そういう議会を生み出さんようにするためには、そういうのを排して、政策や人柄で選ぶと書いたある。人柄はどないして評価するんな。県の選挙管理委員長がそんなこと言うたんか。選管、答弁せえ。
◎
選挙管理委員会事務局長(木田和彦君)
選挙管理委員会、木田より答弁させていただきます。 11月10日に公表されました告示日に当たっての県
選挙管理委員会委員長談話を確認しましたが、責任ある1票や各候補者の政見、政策等を十分見極められた上でといった表現はございましたが、地縁や血縁、人柄といった言葉はございませんでした。
◆1番(大西強君) ございませんでしたって、新聞に書いとるんやぞ、これ。大西のこのセクハラ問題をごたごた言うとると。議員同士の争いで議会が紛糾しとると。こんな議員を生み出したのは地縁・血縁からで選ぶからやと。人柄や政策で選ばなあかんいうて。政策はちょっと分かる。政策らも分からんやろうけれども。一般の、新聞社は知らんで、一般の市民が各議員の政策や議員活動、監視しやるか。自分らが監視できんから選挙で選んでやってくれ言いやるやろう。15人いなけりゃあかんのや。15人は多過ぎる。13人にせえいうて減らしていくんやろう。だから、選挙で、選挙民がどういう動機でその人に投票するかどうかは自由やろう。選挙管理委員長がこういうコメント出してどうするんないうて。せやから、人柄。分からんか。地縁・血縁のない候補者、その人柄をどないして評価するんな。 この間、今選挙や。選挙準備しやるんや。大西が初めて市議会議員に出るときに、おい、俺も警察辞めて市会に立つんや。ええかいね。一番先に相談したその人物に。地縁や。その人物に頼むぞと言うた。また立つわいうて。そうか。おまえ大丈夫か。また立つんか、大丈夫か。そいつは絵描きや。ほいたら、来年からもう絵描くの辞めるんかといったら、俺は死ぬまで描くぞ。そんなこといちいち聞くないうて。ちゃうか。年齢のこと言うとるんやろう、多分。年齢言うたんかどうか知らんで。ほいだら、分かった。おまえなけら新宮市あかん、立て言うて。ほたら、俺、友達に、その友達、俺知らんのやで。友達に、大西頼む。頼んできたさか、おまえ挨拶に行ってこい言うさか、それでそこへ。その人は俺知らんで、直接。お願いしますと。友達が頼んでくれたあるんで、挨拶に来ました。お願いしますと言ったら、うん、よう聞いたある。大西さんは子供のときから正義感が物すごい強い言うていました。ちゃうか。その人は俺知らんげ。ほな、地縁・血縁のあるこの人がこの人に、子供のときから付き合いある。俺の人柄一番知っとるわけや。正義感強いいうて薦めてくれてるんや。どういうことな。地縁・血縁のない人がどうして見ず知らずの候補者の人柄が分かるんな。それを言うとるんや、人事評価を言うとるんや。みんな分からなあかん。 この新聞はほら、こんな論評するんや。とにかく大西の言うことすることは気に入らんのや。何を言うとるか。まあ、言いたいこといっぱいあるけれども、もう時間ない。 屋敷議員は、最後に一般質問取って港のことを質問するが、間違うたこと言ったら承知せんで。本当に。 市長、あんたは市役所の新入りの職員に、人の悪口言うたらあかん、自分に返ってくるでと訓示したやろう。したんや。我がは人前ではそんなきれいごと言うんや。ええか。そうして、屋敷議員が大西にセクハラやの痴漢やの、ロシアのプーチンやと悪口言うてやで、大西を侮辱したの擁護するんやぞ。それを、この屋敷のあんたところが言うた、そのときや、市長、あんたに人の悪口言うたら何であかんのなと聞いた。質問やで、ここで。人の悪口言うたら、言われたほうは心に傷がつく。そうやろう。まだ言うてる。だから、いじめも体力の、フィジカルのやつが1人で弱い者いじめするんもあるんや。せやけど、グループで、1人は弱いけれども、数で、集団でいじめるのもある。あるやろ。いじめられるほう、同じいじめなんだけれども、それを乗り切れる子供もおるんや、周りがよくて。だから、心に傷つくというのは、いじめるほうも大していじめたあると思っていないけれども、いじめられるほうも、これぐらいやったら平気やというのもあるし、死ぬほどつらいのもある。ちゃうか。大西が後輩に痴漢やのロシアのプーチンやの言われて、この心の傷つき方は尋常やないんやでと言うとるんや。同じことを言うても、その人のプライド、理念の持ち方で、これは耐えられんのや。時間ないんで。 ちょっと、これ配らしてくれるか。僕の後援会のパンフレット。教育長と市長だけ。もう総務部長ええか。ああ、あったらええわ、副市長に渡してくれ。 いいですか。この大西の後援会のパンフレット、今言うやつやで。人が人に悪口を言うときに、言われたほうの平気な人もおるし、同じこと言われても。それがもう人生を失うほど悔しい。今言うたどこぞの議長や、どついたったんやろう。そうやろう。主張して、海面へ放り込んだろうか思たあるんやで、いや、そんなおまえ、暴力許されるか。言論しかないんや。何を言うとるんな、この新聞よ。言論表現の自由って、新聞社と俺ら議員の言論の自由が規制されたら命取りやろ。それをこの新聞がこんなこと書くんや。 だから、どういうふうに傷つくか。何で大西が怒っているか分かってもらわなあかんやろ。これから市長厳しくするんや。もうこの女の子はうまいこといったんや。ちょっと花持たしたって勝たしたんや。弱い者いじめ嫌や、言うとるやろう、負けたときのがええんや。弱い者いじめようせんから。これからは屋敷と市長や。何で大西がそこまで許せんかいうことを今から説明する。 市長、これは50年前に作ったんや。そのまんま。ほいだら三輪崎の僕の支持者、支持者いうか若い者が、もう強兄いやんのパンフレット、ずっと一緒や。ほいたら、あんたら、今日は岡崎のも来たあたわ。もういいかげんにしなあれいうて、ちょっと変えなあれよいうて言うんや。ええか。俺は変えられんのや。この前言うたように、高校退学させられて高校出れん。復学させてくれ言うても校長、関や。関校長はあかん言うて、それを世耕、近大の総長に頼んだら、世耕先生が俺連れて、校長に、この子反省したあるんやから卒業させたってくれと。卒業させたってくれたら近大で面倒見る。それで高校を卒業したんや。それで、近大入れてくれ言うて入れてもうたんや、総長に。近大の総長が1人の生徒の面倒見えるか、見れへんから、太田出身の寺地学生局長に大西を預けた。そして、寺地局長に預けられて、1年終わって2年目や。来い言うから行ってよ、怒りとばされた。大西、総長の顔に泥塗るんか。この成績は何や。辞めろ。総長の顔に泥塗るんか。総長はおまえを信頼して入れたんや、学校へ。この成績なんな。怒られたんや。こっちは目覚めるわ。それから、トップで出たらなならんと勉強するんや。ちゃうか。 それで、学校出てきて、何か変わったときは、先生になった。辞め、警察行く。何事あっても寺地先生に電話するんや。ここで先生、もう辞めるから言うたら、そうか、ほんなんやったら大学院戻ってこいと、寺地先生が大学院に戻ってこい言うんや。いや、僕は子供のときから剣道しやったんで、警察行こう思うんやと。それええことやと、それで警察行ったんや。ほいで6年間したら警察辞めて、市議会議員へ立候補するんや。ちゃうか。それでまた寺地先生へ電話や。したんや。そうかって言って、こうこうで僕はもう政治のほうへ変わりたい。世耕総長の手伝いもしたいんで、市議会議員立候補するんですと言ったら、そうか、写真を送ってこい言うたから、写真送ったんや、ほいだら、寺地先生が、その時分、こんなパンフレットで出しやる市議会議員1人もおらん。出しやってもゲラ刷りのあれ、後援会名簿の名前書いてもらうやつ出しやるぐらいで、こんなパンフレット作るのは国会議員しかなかった。50年前やで。そしたら、選挙が近づいてきたら、このパンフレットが届いたんや。分かる。 教育長、その右側へ印刷したある3番目、この後援会のパンフレットを作ってくれて、寺地先生が推薦弁、大西強後援会の勧め、推薦の弁を書いてくれたんや。大西の公約ちゃうんやこれ。分かるの。後援会のパンフレットやもん、後援会に入会してくれと。そのときに、大西はこういう人物やからいうて推薦の弁書いてくれたあるんや。その3番目、凄切に生きる男です。大西強は凄切に生きる男です。大西強君は社会的な公正さを求める人物です。政治を志す者は孤高の志でなければなりません。職権を利用して私欲にきゅうきゅうたることは断じて許されないことです。いつも正しい行動のできる人、出たい人より出したい人を選びたいのが私たちの念願です。寺地先生が大西に期待したんや。大西は社会的な公正を求める男やと。いつも正しい行動のできる人物であるいうて、推薦してくれた。これを裏切ることできんのや。できんから、これを50年間使うてきて、いつも肌身離さず持っとるんや。自分のすることが、この寺地先生恩人や。この恩人の期待を裏切らないか。その大西が若い女性議員にセクハラした。正しい行動か。それをセクハラしたと判決下りとるやないか。何で辞めんのな。我がの政治生命守りたいだけやないか。ロシアのプーチンと一緒やと言われてみろ。分かるか。 本当は、俺の人生を失うことや。それをやね、擁護していくんやで。もう時間ないから、この屋敷と裁判の、市長の、市長いうて、顧問弁護士やけれども、市長が雇ってきたんやろ。この裁判の担当は総務部長やないか。そうやろう。だけど、市長は責任者やけれども、市長は裁判能力ないから総務部長にやらすんや。総務部長も裁判能力ないから、法律の専門家を臨時で雇ってきて総務部長につけたあるんや。だから、顧問弁護士が言やるということは、田岡が言やることと一緒や。屋敷を弁護しまくってや、俺のことぼろくそや。だから、どういうことを言いやるか。説明する時間ないんやよ。頑張ってもう一回当選してきて、6月からやれるようにせなんだら、こんなセクハラの濡れ衣着せられてこのまま引き下がれるか。 投書の件やけれども、もう、しゃあない。とにかく俺とこへ来るんや、何でも投書は。それは何でかって、期待してくれたあるんや、大西は。不正のことやったら追及してくれるいうて期待してくるんやろう。 これは市役所の職員からの投書や。時間ない。教育長、さっき言ったように、城南中のことらも、もう問題あるとみんな大西に投書来るんや。だけど、大西は、これは言うと判断しながら、これは市長のことやから質問する。 本来は、名前と所属部署を記してお願いすることですが、お願いの内容が次のようなことなのでお許しください。市の職員や、これ。 今回お願いすることは、市長は3期と市長在任期間が長く、その行動、職員に対する振る舞いについて、今日多くの職員が疑問と不信感が出てきております。その一例として、昨年新宮市は、市の発展を期すため、東京大学と協定を結び、東大より1人の女性が現在新宮市に駐在し、取組を進めているようですが、市長が、コロナ感染で職員等に多人数での飲食会の自粛をするよう指示している中、昨年、東大関係者の来新時、教育委員会がコロナ感染を恐れ、懇親会の中止を市長に進言したにもかかわらず、市長は強引に懇親会を開けと指示をして、懇親会が、市長以下20人前後参加、開催されたと聞いております。 市長はお酒が好きだとも聞いており、このようなことが度々あるようで、市長の放漫な強引な指示に対し、職員間で市長の不信が鬱積している中、今回、市長の飲食で、女性職員の中で以下の事象が発生したとのことで、これは何とか正さなければならないと思い、お願いするものです。 事象発生内容。1月19日木曜日の夕方に、秘書課長より総務課ほか何人かの女性職員に対し、今夜、市長が東大と記者、新聞記者のことですよね、女性記者と3人で市長が私的な飲食をすることになっていたが、急に記者が出席できなくなり、代わりに参加してほしいと突然電話があり、唐突のことで参加をお願いされた女性職員全員が、私が何でと参加を断り、やむなく秘書課長が参加したと聞いております。 なぜお願いしたかの理由は、日頃職員に、コロナ感染を考えて多人数の飲食自粛指示をしている市最高責任者である市長が自ら飲食していいのか。また、市長たるもの、下記のようなことがあっていいのか。 今回の一番の問題は、市長が公務でもなく、市長が自ら私的に呼んだ東大との飲食に、職務に関係のない女性職員に対し欠席した女性記者の代わりの参加を秘書課長が電話したといって、市長たる責任がないと。今回までの歴代市長がこのような私的なお酒の場に市女性職員を呼んだということを聞いたことがない。多分、秘書課長は市長の指示を受けて電話したのだと思う。 参加を断った女性職員の中には、後に夫にも、何で私に参加と相談し、飲食は私的で、市長は東大と2人きりの飲食はまずいので、誰でも女性であればよかったのか、軽く扱われたと大変ショックを受けているとも聞いております。 1月19日の飲食は、市長は日頃より東大を気に入り、女性記者にも呼びかけて3人での飲食であったようですが、急に女性記者が参加できなくなり、市長は東大との2人だけの飲食はまずいと困り、急遽市の女性職員に女性記者の代わりの誰かの参加を秘書課長がお願いの連絡をしたようです。お願いした女性職員全員に断られ、結局、秘書課長が2人のお酒の場に出たようです。 上記のことが事実であり、市長が東大と飲みたいために女性職員に参加を秘書課長に指示をしたのであれば、市長の行いは公私混同も甚だしく、市女性職員を参加させること自体大変な問題であり、市長権限を利用してきた許されない行為であると思います。特に、秘書課長から、市長と飲食への同席出席をお願いされた女性職員の中には、なぜ私に参加電話が。参加を断ったことで大変悩んでいる職員もおると聞きます。ここやで。 職員は、市長の使用人でもない。市長が人事等いろいろな権限があり、職員は市長の指示には逆らえないことも事実です。今回、市長が自己満足を満たしたいため女性職員を利用したとするのであれば言語道断で、市職員としての市長の行いは絶対許せないと思います。 教育長、市長は人事等いろんな権限がある。
人事評価制度のトップや。この職員は断ったらまずい。全員断ったからええんや。全員断ったからいいけれども、参加したったら、市長は参加してくれた職員を優遇するやろうな。これ全員に断られたんや。いいですか。
○議長(榎本鉄也君) 大西議員、もう90分既に超過しております。手短にお願いします。
◆1番(大西強君) もうあと1分、もうちょっとなんで。 東大等が来るたびに多人数で飲食を市長の指示により開催しなければならないのか。2月にも東大の先生が何人か来新予定に、教育委員会は、コロナ感染状況により教育委員会関係イベント開催を中止している中、また市長より懇親会の開催指示があったと聞いております。 今回のお願いは、私たち職員も直接市長に組合等を通じ申し出てきますが、公人としての市長の行い、行動に対し、市民から負託された代表であり、議会等を通じ、法的に質問権がある議員に今回の市長の特定女性との飲食に市女性職員に対する事実確認や、コロナ感染状況の中で職員への指示と自分自身に伴う勝手な振る舞いを正していただきたくお願いするものであります。 部長、これに対する論評したかったんですが、質問時間が来たので、頑張ってもう一回出てきて、6月からまた質問できるように頑張ります。終わります。
○議長(榎本鉄也君) 会議中ですが、午後1時まで休憩いたします。
△休憩 午前11時55分
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△再開 午後1時00分
○議長(榎本鉄也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。
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△竹内弥生君
○議長(榎本鉄也君) 11番、竹内議員。
◆11番(竹内弥生君) (質問席) マスクを外させていただきます。 議長のお許しをいただきましたので、11番、元気よく一般質問をさせていただきます。 質問に入る前に、私の4年間を振り返りまして、無我夢中の一言でございました。少し、一般的なものは勉強していたかもしれません。しかし、この場に立ってから、本当に様々なことを後ろから後ろから勉強し、必死にやってきた思いでございます。4年間の中では、懲罰特別委員会の委員もやらせていただき、また政治倫理条例の特別委員会の、途中からではございますが委員長もやらせていただき、議会活動におきましては様々な経験をしてきたと思っております。それが私の血となり肉となり、この4年間、激動の中過ごしてきたと思っております。 まず、女性が政治の世界に入るのは大変でございます。やはり昔からの文化というものがございますし、大きな声でこのように物を言ったり、いろんなことに反対意見を言ったりするということが、一定の男性の方から不快な思いをされたとか、いろいろなことがございました。しかし、前を向いて必死に走り込む、それが私の理念でございましたので、それを貫いてまいりました。そして、そんな前を向き突っ走っている私に向かいまして、担当課の職員の皆様方は最初の頃強い口調でこれはできないのか、あれはできないのかとお尋ねをし、そして皆さん本当に一生懸命対応してくださり、市長以下、職員の皆様、私の提言を実現いたしていただきました。感謝申し上げます。 今回の一般質問は、来月に控える選挙に向かっての後援会活動に追われ、原稿を本当だったら1週間前に作り出します。まず買物に行き、冷凍食品を作り、様々なメンテナンスをしながら原稿を1項目、多くて2項目ずつ作って、最終、読み上げをして寝るようにします。それが、昨日の昼から初めて自分の出した題を見るという。だから担当課の皆様そして部長、市長、全く原稿のすり合わせもなく、今回は丸裸で皆さんとお話をしていかさせていただきたいと思っております。これ、夕べ、夜中にさらさらっと質問事項と、ちょっとつくったものなので原稿ではございません。 令和5年の2月1日の新宮市の人口は、世帯数が1万4,444世帯、2月1日でございます、今年の、2万6,841人となっております。1990年には3万8,140人、2020年では2万7,171人となっています。30年前と比べると恐ろしく人口が減っている、そしてここ近年、その人口減少のスピードが悪化しているというか増えているんです。物すごい勢いで人口減少が始まっています。この4年の間でも9,033人、私がここに登壇させていただく、1回目当選してから4年の間に1万人近くの人口が減っております。この人口減少、少子高齢化におきましては、一般質問でも度々危機感を訴えさせていただいております。人口減少、少子高齢化、地球温暖化による自然災害への懸念、ロシアによるウクライナへの侵攻、それによる燃油高、物価高騰、そして何よりも私たちが初めて遭遇したコロナ禍というこの3年間、事業所の方々は本当に苦しい思いをしてこの3年間乗り越えてこられた。まだまだ人手は少ないと聞いております。まだまだ事業者の方々にとりましてコロナ禍との戦いは続き、そして人口減少に伴う人手不足という大きな問題は、今からお商売をしていくに当たり、大きな課題であると思っております。一般市民の方でも、こういう四方八方からの様々な出来事、困難な出来事が起こり、給料も減り、年金の収入減、医療介護の増加、そして最近ではもう極めて深刻な物価高騰、電気代も高い、暮らしを苦しめております。 もう随分、3か月ぐらい前になりますけれども、そういう市民のアンケートの声というのをあちこちからググってと申しますか声を聞いたりすくい上げたり、いろんなところから調査してみたりしてみました。新宮市では、市政に望む声として、子育て・教育、若者雇用におきましては、若者雇用、給付型奨学金、肩代わり奨学金制度、安全な遊び場・公園、学校教材無償、通学路の整備、医療費18歳まで無料。福祉では、安く入れる介護施設増設、障害者支援、介護家族公的支援、高齢者の集う場、補聴器助成。防災・暮らしでは、空き家対策、地場産業の推進、コミュニティバスの運行、働く場所の確保、中小企業事業者支援、生活困窮者支援、鳥獣害対策、道路の整備、防災・地震・津波対策。地域医療体制では、緊急医療対策の充実、医師不足の解消、感染症対策と、私のほうでは少し項目を挙げて調べさせていただきました。 今回、予算に当たりまして第2次新宮市総合計画後期計画案につきまして、この冊子を頂いております。この中でもございました、この中では年齢別に書いておりました。40歳から69歳以下の年代では、地域医療の割合が最も高い。40歳未満は、子育て支援、70歳以上は、防災・減災対策、30から39歳は学校教育や交通安全対策、40から49歳は雇用・就業の促進、50から59歳は都市下水路。この年代別についた市民の市政に望むアンケートでございます。 我々市議会議員は、こういった皆様の市民の声をすくい上げて、行政の皆様にお届けをする、提案をする、または提言をする。勉強してもらい、研究してもらい、協議をしていただき決定していただくという過程のパイプ役となります。この皆様の前でお話しできる一般質問は年に4回、3か月で1回、1年で4回、4年で16回しか一般質問できません。これが、公の場で行政の当局の皆様に一般質問、提言、提案できる機会なのでございます。 今日は4年間の総締めとして集中させて質問をさせていただきます。 それでは、前置きが長くなりましたが一般質問に入らせていただきます。 項目1、旧市内、三佐木地区蜂伏地区において公共交通機関の編成計画を聞く。 買物や医療機関に行くために交通手段が困難な65歳以上の市民の方にタクシーチケット補助事業をしていただきたいと提言いたします。 先ほど申し上げましたように、高齢化が進みまして、そして高齢者事故多発により免許返納ということが国からもいろいろ推進されております。 しかし、地方に住む者は免許がなかったらもうどこにも行けないです。どうしても免許返納した、または独り暮らしになった、誰も乗せていってくれる人がいないという方々は、バスに乗って買物とかお医者さんに行くしかないんです。そのバスの本数が少ない。そして、支援までいかなくても、介護までいかなくても、足が悪くてバス停まで歩けない市民の方も大勢いらっしゃいます。今までの過去、人口が3万8,000人もあった30年前のにぎわいと比べ、今は約2万6,000人です。その人口減少の中、私たちのもう一つ上の団塊世代が高齢者に入ってきております。だから急激に進んでいるんです、人数が多いから。その時代に貢献してきた高齢の方の皆様が買物も行けない、タクシーに乗って医療センターまで行くと5,000円もかかるんだよ、医療センター行ったら、また初めて受診したら7,700円、医療センター利用したらかかる。年金で、6万円近くで暮らしている人にとりまして、月1回の買物、月1回のお医者さんしか行けない。これに関しまして、私は非常にたくさんの市民の皆様のお声を聞いております。 担当課長、これは庁内におきましても市長も力を入れ、熊野川町、高田と進み、旧市内、三佐木地区まで、今から計画を立てて進んでいるところだと認識をしておりますが、今の状況をお聞かせください。
◎
企画調整課長(峪中直樹君) 企画調整課、峪中より答弁をさせていただきます。 三佐木蜂伏地域そして新宮地域の再編を行っていくには、バスやタクシーなどの公共交通だけでなく、福祉施策、高齢者施策など総合的な交通対策を組み合わせて再編を行っていく必要がございます。 現在、庁内におきまして、関係各課による検討部会を設置しておりまして、各施策の洗い出しですとか課題の洗い出しを行っておりますので、今後、よりよい交通体系となるように議論していきたいというふうに考えております。
◆11番(竹内弥生君) 協議されているのはよく、今承知いたしました。 課長、それ、どれぐらいたったら、ある程度、一定の、皆様が医療機関に行く、買物に行くことを難なくこなせるような、一定のはっきりとした明確な答弁はできないと思います、もちろん。一定のどれぐらいの期間を必要だと、庁内では協議しておられますか。
◎
企画調整課長(峪中直樹君) これまでも、議会でも、あくまでも目標ではありますけれども、令和6年度、7年度には始められるように、とにかくスピード感を持ってやっていきたいというふうに考えております。
◆11番(竹内弥生君) これは、なかなかスピード感があると思います。ありがとうございます。どうぞ本当にスピード感を持って進めていっていただきたいと思います。 と、その期間です。困った方がたくさんいる。もちろん、人間は、人生は自助、共助、公助、自分でやる、地域とともに助けていただく、そして最後行政に助けてもらうというこの言葉は当然のことなんですけれども、2、3年かかる間に、少しでもタクシーチケット100円でもいいんです、割引をしていただいて、お金のない年金暮らし、お金のないと言ったら語弊になりますね。お医者さんに行くのも買物に行くのも我慢している、家で引き籠っている高齢者の方たちを助けるために、一歩でも前に進んでいってほしいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 項目2、高齢者事故防止支援策。 これも何回も何回も一般質問で提言させていただきました。今朝もこの議会の準備をしているときにつけっ放しにしていると、高齢者事故はアクセルとブレーキの踏み間違いが原因だと。無免許だったのに少し動かすために運転をして事故をしたというのがテレビで流れておりました。 ドライブレコーダー購入時の補助金と、ペダル踏み間違いによる急発進抑制装置への補助事業を提言いたします。 これ、3月3日のひな祭りだったと思うんですけれども、新聞で、やっぱり統計を取ると75歳以上の死亡事故が増加していると。もちろんそうですよね、高齢化が進んでいるんですから、比率にしても多くなってくる、当然。先ほど申し上げましたように、団塊世代が75歳に届き始めて、届いていくということは、もう人数が、人口の割合が多いので高齢者の事故が多くなってくる。この中の要因が、ブレーキとアクセルの踏み間違いが多い。もう何回も申し上げますけれども、地方で暮らすということは大変なんです。岸田総理も国会も国も、都会的な中小企業を、大企業相手の増税は結構ですけれども、中小企業または地方、私たちの個人事業、そして暮らしている農業や漁業、一般的に暮らしている市民の皆様にとりまして、地方で暮らすことはこんなに大変なんだよと。免許返納しても、熊野川町の方とかバスがございますよ、ちょっと山へ行くのにバスに乗れないじゃないですか。買物に行くのにも乗れない。そういうような交通の問題が根底からあるのにもかかわらず、大きく大きく交付金を出して自治体や、市長はもう太っ腹です、高齢者の皆さんの苦しむ姿を見たくない、新宮市は福祉のまちだというような感じで交付金が国からばんと入ってきたら、これも先先進んでいくと思うんですけれども。何とかしてでも行財政改革をやりくりして、この補助事業、少しでも前に取り組んでいただけるよう協議していただきたいと思いますけれども、担当課長、いかがでしょうか。
◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(中上清之君) 健康長寿課、中上より答弁いたします。 以前より、議員から大分県日田市の補助金事例や、また高齢者によります事故についての現状をいただいております。 現在でも、全国的に高齢者による事故が起こっており、令和3年度の県下の事故件数も586件と前年度より減少しておりますが、引き続き高齢者の事故防止と市民の安全を守るため、今後も研究を進めていきたいと、このように思います。
◆11番(竹内弥生君) 課長、本当に協議してくれていると、前回も今回もおっしゃってくれております。 市民の皆様のその苦しい声や地方で暮らす交通につきまして、事故におきまして、私は先ほど大きな声で申し上げましたが、行政の中にもこういう担当課が全て集まって、お金が、一定のお金、そこから振り分けをして皆様の提言、子育てや教育・福祉、また防災に振り分けしていくんです。だから、これが今一番多いよ、これが時代に沿っているよというような提言を、提案を取り入れていっていただきたい。交通高齢者事故は悲惨です。亡くなられた方も、また事故を起こした方も、もう家族で、親戚一同苦しみになりますので、少しでも防御するためにスピードを持って協議していただきたいと思いますが、課長いかがですか。
◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(中上清之君) 今議員、いろいろ御意見いただきました。確かに、全国的にもまだまだ交通事故が起こっているのが現状であります。また、貴い命が奪われていくというこういう現状も十分分かっております。そんな観点からも、先ほど答弁しましたように市民の安全・安心を守るために、今後も引き続きしっかり検討していきたいと、このように思います。
◆11番(竹内弥生君) どうぞよろしくお願いいたします。 項目3、スポーツ施設使用料やグラウンド使用料の無償化を提言。 これも何回も何回も訴え続けてきたんですよ。ラジオやごみ袋や黒潮公園のあずまやと同じような形になりますけれども、それを訴えというのは私が1人で、独断で意見を出しているわけでもなく、いろんな皆様の市民の方の声を受けて訴えているわけでございます。 でも、様々な事由があり、今回、市長は市長になられてからもう12年、13年ですか。ハード事業が総合計画案に含まれて、ハード事業をほとんどきちっとこなし、ソフト事業のほうに入ってきてくれていると感じております。 このスポーツ施設の使用料、老朽化した体育館に、何で市内の、市民の子供たちや市民の方がいちいちお金を出して入ってスポーツをしなければならないのか。和歌山県ではうちだけです。使用料を出しているの。人がたくさんいて子供たちもたくさんいて、電気もたくさん使う、そういう時代と違うんです。スポーツ少年団におきましても、少子化において子供たちが少なくなり、団費を集めても到底1年の運営費にはつながらない。ということは、そこにいらっしゃる監督やコーチや父兄の方が皆様の足りない分を出す、ボールであったり、夏は熱中症にならないように水を買ったりと、様々にお金を入れてくれている。それなのに、行政は使用料を条例でくくっているからといって、これは条例です、いつまでも取るのはいかがなものかなと私は思います。 グラウンド使用料におきましても、夜間です、明かりもつけて、芝も張り、整理整頓されるようなすばらしいグラウンドではない。こつこつこつこつと今まで使ってきた歴史のあるグラウンドでございます。その使用料を取る。条例で定められておりますので、簡単ではないとは思いますけれども、使用料を無償にしていただきたい。これは各団体からもお声をたくさんいただいております。担当課長、何回もすみませんね。いかがですか。
◎生涯学習課長(野本渉君) 生涯学習課、野本よりお答えさせていただきます。 議員からは、何度も御提言いただいておるところでございます。 私どももそれにつきまして、現在、無償化を対象とする利用団体の範囲や基準及び対象施設の範囲について協議を進めております。 市としてのスポーツ振興の中での子供のスポーツ振興、そして青少年の健全育成の観点などから、市内の子供たちや指導されている皆さんが安心して長く取組が継続できるよう、そして利用者の方に納得していただけるものにしていくため、スピード感を上げながら、しっかりと進めていきたいと思っております。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。 子育て支援にもなりますし、運動するとかいうことは健康長寿にもなります。健康長寿のためにもなりますので、今後スピード感を持って進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ところで、部長、すみません。この年間のグラウンド使用料とか体育館使用料というのは、何ぼか分かっていますか、どれぐらいかかっているか、歳入になります。
◎教育部長(尾崎正幸君) 教育部、尾崎から御答弁させていただきます。 令和3年度の歳入決算でいきますと、体育施設、いわゆる体育館とかグラウンド、それとあと学校開放施設と2種類あるんですけれども、合計いたしますと1,360万円ほど歳入させていただいてございます。
◆11番(竹内弥生君) 部長、もう一つ突っ込んで、10年前と変わらずですか。一回無償化があって有料化になってという、いろんなプロセスがあったと思うんですよね、この条例に関しましては。10年前とは変わらない金額ですか、大体歳入的には。
◎教育部長(尾崎正幸君) コロナ禍で使用制限もございましたので、単純には比較はできませんけれども、やはり10年前と比較しましたら減少しております。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。 1,360万円。これ、各担当課の皆さん、市長、みんなで行財政改革をして少しずつ削減をして1,360万円をほかの課で歳入として絞り出していただき、子育て支援、長寿化支援のためにこの条例の無償化のほうに向かって進めていっていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。部長どうですか。
◎教育部長(尾崎正幸君) 先ほど、担当課長からも答弁させていただきましたけれども、議員から御提言をいただきまして調査検討を進めているところでございますが、時間を要している結果となってございます。 検討を進めていく中で幾つか課題もございまして、今、現行、減免制度を行っていますけれども、その枠組みをしっかり押さえて、公平性と納得性を担保したいという思いがまず一点ございます。また、あと何より先ほど申しました青少年の健全育成やスポーツ振興、こういう観点から、どう展開していくのかということ、教育委員会内の大きな柱ともいうべき課題がございます。これらをしっかり押さえて、無償化についても考えていかないといけないと思ってございます。 そういう中で時間を要しているところでありますけれども、利用者の皆様とか関係者の皆様に納得、御理解いただけるようにしっかりと、スピードアップをしながらもしっかりと取り組んでいきたいと考えております。
◆11番(竹内弥生君) 協議している。いろんな平等性とかということに対して統合が取れるように協議をしている。しかし、これは前を向いて進んでいると認識してよろしいですか。
◎教育部長(尾崎正幸君) 昨年9月、12月の折にも一般質問をいただきまして、担当課長からも御報告させていただいたところですけれども、これについては前向きに検討させていただくということで教育委員会内で進めてございます。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。前向きに検討していただくとのことで、よろしくお願い申し上げます。 次に移ります。 項目4、ここからは、前回、ちょっと体調が悪くて、ある程度一般質問が30分ぐらいで済んでしまいそうなので、残りの時間を右側の部長にお尋ねをした。左側の部長、最後は市長締めですけれども、にお尋ねをしていなかったので、この皆様の税金は皆様の生活へというタイトルからは、この左側の部長、そして防災のほうは担当課長に答弁していただきたいと思います。 これは、担当課長すみません、防災行政無線のことでございます。 これはもう当選させていただきましてから毎回毎回聞こえない聞こえない、聞こえづらい、人の命を守る情報はどうするんだということを声を大にして強く強く何回も何回も訴えてきて、そして市長も市長選で公約に入りました。市長もその思いがあったんだと思います。今回、2月から取付け作業に入る、実行に移されたわけでございます。 昨年12月に1,000人ぐらいの応募といおうか御案内をして、そこから168、169名の応募があり、申請の条件を満たす者で抽せんをして、100件、2月から取付け作業が始まる。これは本当うれしいことです。その69人もこないだ総務建設委員会でお聞きしましたけれども、市長いわく、市長からの思いもあると思いますけれども、抽せんに漏れた方からしっかりと補助していくということをお聞きしております。 先日、テレビのスペシャルで、南海トラフ地震のスペシャルドラマがちらっとあったので見ました。恐ろしい、恐ろしい、これは東日本大震災のときにテレビで映像で見て、こんなことが人生において起きるんだろうかというようなことが、もし南海トラフにおいてこの地域に起きるならば、防災はここまでしていたんだよと。ここまでしている新宮市はということに、防災強化について前に進めていただきたい。ということは、情報が大事です。スマートフォンですね。皆さんお持ちのスマートフォンは、大きな災害によると電波が途切れてしまう。人がたくさんいるところに行っても電波が通じない。いろんなWi-Fi環境がおかしくなって届かなくなります。だからスマートフォンをお持ちの方は、情報が届きますよということは一切通じないような大災害が起きたときに、命の防災行政無線です。 今、立憲民主党の小西議員が捏造や捏造やなんやいう、高市早苗元総務大臣、高市早苗が総務大臣のときに、安倍総理のときですよね、防災行政無線が命綱だと。あの方が大臣だったときに、防災行政無線を日本中で一括して買って安くして届けるんだということの発言があったのを、私今でもしっかり覚えているんですよ。でも、政府というのは時の運で、いろいろ人事が変わっていきます。今、また立憲民主党の小西議員が高市早苗に捏造文書だと、NHKのどうのこうのという、最近見かけまして、また高市早苗元総務大臣のことを思い出したんですが、新宮市は、もともとの機械が高いため、どうしても安い機械、ラジオにすることはできない。その大本をもう一回やり直してまでする予算は到底、残念だけれどもない。なので、少し高いけれども市民の命を守るため情報元として、防災行政無線戸別受信機を配付することになっております。 今でも要件がいろいろございます。その要件以外の、その下の聞こえない方の世帯、情報が命だと思うんです。震度4が来ました。あっという間に震度6が来た。もうそのときには電源も何も入らない、スマートフォンも聞こえない、もうぐらぐら揺れている、どうしたらいいか分からない、家族はどこに行ったんだろう、というようなことになると防災行政無線が物すごく役に立つと思うんです。 コロナのときも、市長が防災行政無線で3密回避をお願いしますといったお言葉の声かけはとても好評でした。 ただ、聞こえていないところが多い。そこの穴埋めをしていく、段階別で結構なんです。段階別に、戸別受信機を配付していただけるように、前に進めていただきたいと思いますけれども、課長、いかがでしょうか。
◎総務部参事兼防災対策課長(竹田和之君) 防災対策課、竹田から答弁させてもらいます。 今年度は、予定の100台を超える申請がありましたので、抽せんをさせていただきました。抽せんに当選された方々については、現在、順次取付けを開始しております。また、残念ながら抽せんに漏れた方については、来年度の当初予算に100台予算計上をしておりますので、本議会で承認していただければ、来年度早々に対応したいと思っております。 そのあとは、携帯電話などを持っておらず、どうしても情報が取れない方々を中心に、戸別受信機の無償貸与を進めていきたいと思っております。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。着実に前に進んでいることですね。ありがとうございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 それで、課長、避難マップ、ハザードマップのほうも、市民の皆さん周知しているようになっているでしょうか、今のところ。ハザードマップ大事です。
◎総務部参事兼防災対策課長(竹田和之君) ハザードマップにつきましては、令和2年12月の作成後の令和3年1月に広報に折り込み、全戸配布を行っております。以来、出前講座や家具転倒防止器具取付けで訪問させていただいた際に、使い方などの説明を行い、周知を行っているところです。 また、今年度9月に開催しました市役所1階ギャラリー及び三輪崎支所での防災展示の際にも、来場者へのマップの説明を行っております。 今後も、あらゆる機会を捉えて啓発を進め、市民の方への理解を促していきたいと考えております。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。 1月に広報に載せたんですね。その前はなかったんですか。1月、広報に載ったら。
◎総務部参事兼防災対策課長(竹田和之君) これ、令和2年12月に作成しまして、その翌月の令和3年1月に広報に折り込んで全戸配布しております。 現在の複合版のハザードマップとなっておりますので、その前は津波のハザードマップというのも別個、災害ごとにありました。それを一括した複合マップにしたやつを令和3年1月に全戸配布しております。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。複合版なんですね。 これでも、全戸配布が一番よく見てらっしゃる、市民の方にお会いすると全戸配布の広報はすごく、結構目を通してらっしゃいます。さすがに全戸配布でありますので、定期的に入れていっていただきたい、経費はかかると思いますけれども、よろしくお願いいたします。 ここでも、地震、津波、災害におきましては、市長がよくおっしゃっている自助、共助、公助、自分で準備しないとどうにもならないので、地域の皆さんとも、今の時代難しいかもしれませんけれども、一定の災害についての話合いもして、最後は行政が用意しているしっかりとした避難計画、またはその現地においての行政の対応、医療体制、そういったものをしっかり担当課、当局は用意をして、防災に関します強化していく所存だということを私は認識しております。なので、やっぱり最初に自分が準備をして、家族とどこかで待ち合わせをしてということをあらかじめ、家の中で、家族で、または独り暮らしであったら電話でも子供たちに、また近所の方たちと相談していくことが重要かなと思います。広報のほうには、全戸配付なので定期的にお知らせしてあげてください。よろしくお願いいたします。 では、左側の消防長いきます。 消防本部は、コロナの3年間におきましても大変な御苦労だったと思うんです。防護服を着て、デルタ株のときの恐ろしいうわさや、もう本当に悪のような、デルタ株になった人を責めたり、防護服を着て、消防職員さんがそれでも他の地域でなったときには、もうみんなで袋だたきのようにたたく。この、日本人か世界の外国人は知りませんけれども、外国人は、袋だたきにするようなひどいデルタ株のときの状況のときも、消防本部はもうこつこつと、防護服を着て、しっかりその現場の中に入り込んでいったわけなんです。あのときの消防長も大変御苦労なされたと思います。 この消防本部というのは、市民の命を守るという直接な指揮官でございます。市長は会長というか、市長が一番上にあり、そこから全指令が下りますけれども、即席的な指揮官は消防長であると私は認識しております。 そして、この間3年ぶり、出初め式が行われ、やっと消防団の皆様も一生懸命訓練をしたり、災害が起きて警報が出たときには夜も寝ずに番をしてくれたりと、消防団員の皆様も本当に懸命に活動してくれていると私は認識しております。それが3年ぶりに、出初め式ができたこと、できる運びとなったことを心からうれしく思っております。 多分、消防署の職員の皆さんは、このコロナの時代、デルタ株のときからひどい時代は、もうプライベートのプもなかったと思うんです。もうどっこも行けない。もちろんそうですけれども、市民の皆さんもそうでした。引き籠りもしましたし事業者は苦しみましたし、いろんなことがございました。その直接的なコロナだけではなく、火事であったり様々な事故、そういったことから命を守るために活動する。消防長は、命を守ることの理念とかというのはどんなふうにお持ちかお聞かせいただきたい。
◎消防長(垣内一男君) 消防本部、垣内からお答えさせていただきます。 議員おっしゃられるように、コロナが始まって、初めの頃は得体の知れないこのウイルスがどのように作用していくのか、そして私たち消防にとっては、市民の皆様の安心と安全を守るという任務が本当にしっかりと継続できていけるのかというところに非常に注意をして、取組を進めたという、今振り返るとそういう思いがあります。 消防が、やはり機能が停止してしまうということは、これはあってはならないことだということがありますので、やはり業務をいかに継続できるかというところに焦点を置いて取り組んできたということで、職員にもかなり、救急の現場に行ったりするときには注意をするように、そして感染対策を十分にして感染しないようにというようなことも保健所等とも連携をしながら取り組んできたという思いがあります。 今ようやく、コロナが得体も分かってきて、どういった対処の方法がいいのかというところもある程度見えてきました。そういった経験の中で、今はコロナ対応をやっているというところであります。 それから、私の理念を少しお話しさせていただきますと、やはり私は、先ほど長期総合計画のお話ありましたが、安心・安全に暮らせるまち、これをつくっていくというのが新宮市のまちづくりの重要な政策目標の一つであります。私たち消防は、現場での最前線で、最前線の任務をお預かりしているというふうに思っております。 今後も、市民の皆様に安心と安全を感じていただけますように、職員が一丸となって、そして消防団員の皆さんともしっかりと連携していろんな取組を進めていきたい、こういう思いで毎日業務を進めているところであります。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。 今回は右の部長たちは、いきなり右行きましたけれども、左の部長たちにも何かを質問するとかということで申し上げてございませんし、さらっと質問事項を言っているだけなので、不公平ではない、平等性があります。私のむちゃ振りでございますけれども、聞きたい、市長率いる、一番のこの行政をつかさどるトップの方たちのお話を聞きたいと思う一存で今聞かせていただいております。 企画政策部長にお尋ねしたかったんですけれども、疾病でお休みなされたと。これ企画政策部の課長は企業立地推進課、商工観光課、企画調整課と3人でしたね。お聞きします。部長の代わりに。いけますね。これは質問事項を言うています。そこまで私は意地くそ悪ないです。第2次新宮市総合計画の後期基本計画を策定中だとお聞きしています。ざっくりで結構ですよ、課長。本市はどのような方向性を向いているのかお聞かせください。これ新谷部長に聞くつもりだったんです。課長。長いのはあかんで、課長、さっくりと。
◎
企画調整課長(峪中直樹君) 企画調整課、峪中より答弁をさせていただきます。 現在の総合計画につきましては、平成30年度に策定された第2次新宮市総合基本計画となります。基本計画は、令和9年までの10年間となりますが、基本計画につきましては5年で見直すこととなっており、令和4年度までが前期期間、そして令和5年度からが後期期間となり、現在、後期基本計画を策定しているところでございます。 後期計画におきましては、前期計画の振り返り、また市民の皆さんからいただいたアンケートの回答を踏まえる中、住み続けたいまち、活気あるまち、持続可能なまちの3点を重点戦略としまして、これらを達成するため全所管が連携し、具体的な施策を今後展開していきたいというふうに考えております。
◆11番(竹内弥生君) ざっくり言え言われてもね、課長、大きないろんなことがあるのに、それをまとめてそれをそうやって言ってくれるのはありがたいです。 何回も言いますけれども、新谷部長、長く勤められて定年されるので、ソフトな答弁をもう一度聞きたかった。課長は今からなので、今は具体的に言うな、短くせえとかいろんなこと言われていますけれども、また今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。 アフターコロナに向けての今後の観光はどんなふうにしていくというのをざっくりとお聞かせください。
◎商工観光課長(津越紀宏君) 商工観光課、津越より御答弁させていただきます。 今後の観光の施策といたしましては、入国制限の緩和によるインバウンドの本格的な回復と、2025年の大阪・関西万博に焦点を当てて、インバウンド誘客に向けた事業を進めるとともに、来年2024年の世界遺産登録20周年を視野に入れて、観光誘客促進事業も観光協会、県とか、あと観光関係団体と連携を取りながら進めていきたいと考えております。
◆11番(竹内弥生君) 大阪・関西万博。アフターコロナで、インバウンドを見込んでいる。インバウンドが来ないとなかなか大変ですもんね。でも、ある意味でいうと、この3年間、いろんな案を担当課の中でもみ、考えたものがこれから外に出ていく形じゃないですか。やりがいがあるし、ましてや外貨を稼ぐために努力していく。今おっしゃったとおり、またもう少し広げながら、今後ともどうぞ頑張ってください。よろしくお願いいたします。 それともう一つ企業立地推進課、小渕課長、聞きたかった。これは、来年度の外国船の客船を入港予定とお聞きいたしました。もう、本当いいことだと思います。市長は港の全国の会長か何か、市長、会長をしていて、クルーズ船についてはいろんな意見を言えるといおうか、外貨を稼ぎ出すために外国船を入港していただくという、この予定とかは決まっていますか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 企業立地推進課、小渕から回答させていただきます。 クルーズ客船につきましては、一時期の状態からようやくと回復の兆しが見えてきてございます。次年度につきましては、今のところですけれども、外国客船のほうも多数入港していただける見込みでございます。そのほとんどが、外国客船につきましては新宮港初入港の船ばかりとなってございます。 私ども所管のほうでは、クルーズだけでなく今後の港湾のさらなる発展につきましては、地域の皆様方の御理解なしにはなし得ることができないというふうに感じてございます。クルーズ客船の寄港に合わせて歓送迎イベントも行う予定でございますので、ぜひ、こういった機会を通じまして港に遊びに来ていただきまして、多くの方に港湾を身近に感じていただきたいというふうに思ってございます。
◆11番(竹内弥生君) おっしゃるとおりですね。歓送迎イベントをして、外国からの船もたくさん受け入れて外貨を稼ぐ、交流をしていくということがこれからの時代、最も重要なことになってくる。港湾の整備、地元の皆様の協力を得ながらやっていくということは、おっしゃるとおりだと思いますので、私もそのように思います。今後ともよろしくお願いいたします。 黒潮公園なんですけれども、この間、宝くじのお金を充てて横町の公園に物すごい新しい公園の整備といおうか玩具というんですか入りまして、横町へ行こうというのがお母さん方の間で、小さい公園ですけれども、新しいおもちゃ、遊具を入れただけであんなに人が集まっていくんですよ。なので、黒潮公園は広いし、それこそ子育てのためでもあり、健康長寿のために使える場所だと私は思っています。だから、黒潮公園のほうも遊具を新しいのを入れ替えたりとか、お金のかかることではございますけれども、いろんな知恵を絞ってあそこに集客できるようにしていただきたいなと思いますけれども、いかがですか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 議員、御紹介いただきました、その黒潮公園ですけれども、その遊具につきましては、平成21年度に一度更新をしているというような状況でございます。 先ほど申し上げましたけれども、黒潮公園につきましてはみなとオアシスという施設に認定をいただいてございます。地域の皆さんに親しみを持ってもらうためにも、できることは一歩ずつかとは思いますけれども、引き続き、しっかりと取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。
◆11番(竹内弥生君) 課長、みなとオアシスに認定されているんだったら、余計にああいう広さがあるということはたくさんの人が遊べるんですよ。公園って結構探しているんです、みんな、お母さん方、お父さん方、おじいさん方、おばあさん方。それで、同じような遊具をつけるのではなく、もし予算がどこかで、国の予算、いろんな辺りのような予算がついたことが今後出てきましたら、横町のような新しい遊具、斬新な、ああいった遊具も取り入れていただきたい。そして、新宮市では黒潮公園というような、広い黒潮公園を有意義なものにしていただきたいと心から思っておりますので、どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。 次にいきます。 建設部長いきます。建設農林部長にお聞きします。 もうこの都市建設課は、もう本当に溝蓋、ミラーがいがんでいる、道路に穴が空いている、白線が薄くなっている、横断歩道が消えかけている、街灯も消えかけている、様々な要望が市民の方からいただきます。それを都市建設課にお伝えしますと、本当にスピード感を持って、もうしっかり、予算が要らないような手作業でするものはしっかり自ら行っていただいて、現場の作業員の皆さんのようにしっかり動いてらっしゃる。私は本当に日頃から感謝しております。 ただ、この新宮市におきまして、これは担当部長、市長とかそういう誰々の責任ではなく、戦後に、高度成長期のとき、そしてバブル、いろんな家が建ち、道路を造ってきた、その古い町並み全てが老朽化してきているんですよ。その老朽化しているところを誰か気づいた声の大きい市民の方の声はすくい上げてお伝えをして直すことができますけれども、黙ってしていらっしゃる方におきますと、道路が穴ぼこで自転車が転びそうであっても言えない。ただ、新宮市全体のこの大きさに、端から水道のように600メートルずつ工事をしていって、100年、130年ぐらいずっと仕事が続くというようなものになると、同様なことになると思いますので。 しかし、新宮市内のインフラ整備におきましては、どんなふうな計画を立てて進んでいっているのか、お聞かせいただきたい。
◎建設農林部長(木村雅洋君) 建設農林部、木村から答弁させていただきます。 舗装や側溝等の老朽化が進んでいるのは認識してございます。令和に入りましてからは、舗装の予算について増額をお願いし、改修に努めているところでございます。 そのほか、側溝などにつきましても、傷み具合や交通量、歩行者数などから優先順位をつけて計画的に改良や修繕を実施しているところでございます。 今後も、安心・安全に御利用いただけるように、計画的に進めてまいります。
◆11番(竹内弥生君) 部長、忙しいでしょう、これ、職員さん。じゃんじゃん電話かかってくる、入札や、それは皆さんどこの課でも忙しいのは当然承知しておりますけれども。それで、担当を決めて、現場にも行き、水道と同じように土曜日に行ったりとかして、してくれる職員さんも多いんですよね。それを率いる部長としては、これはもう、今おっしゃったようなことをしっかりこなして少しでもスピードアップをして、職員の負担といいますか、もうどんどん、どんどん、鶏が先か卵が先かのように仕事は増えると思いますけれども、優先順位をつけてやっていきたいというふうにお考えということでよろしいですか。ありがとうございます。 農業や漁業もこの担当課、この建設農林部長、農林部ということに含まれていますね。農業の担い手、漁業の担い手、林業の担い手、これは人口減少、少子高齢化の波に溺れていくところです。ここもです。全てそうなってくると思いますけれども、担い手不足であったり後継者が定まらない。外国ではあちらこちらで、つい近くで戦争が起きている。北朝鮮からいつミサイルが飛んでくるか分からないような社会主義の国に囲まれて、インフレーションが大きい、物価が高騰し、私たちは何だか知らぬ間に、穏やかだった私たちの暮らしが急激に苦しくなり始めている。 輸入、輸出に関しましてもどうなるか先行き分からない。私は、結構、日本は島国なので自給自足というのを頭に置くのが一番いいんじゃないかと自分では思っているんです。だから、農業とか漁業、林業はとっても大事なことであると。もう熊野の木で家を造る。農業もお肉も野菜も魚も自給自足で取る。輸入や輸出に頼らずに、独自で、日本人としてやっていくということが最終的に理想となってくるんではないかなと思うんですよ。だから、この少子高齢化で、どんなに子育て支援を出してお金を出します、子供増やしてください、幾らつけますよといったところで、こんなに、新宮市でさえ、1,000人が1年で減っているような人口減少の中、少子化がそのままどんと、人口が増えるわけではないと思うんです。個人的ですけれども。 しかし、農業とか林業とか漁業というのは、担い手、後継者というのは探していかなければならない必須なところだと思うんですよ。こういったところにつきまして、公の立場としてどういうふうに対処していくのか、部長、お聞かせください。
◎建設農林部長(木村雅洋君) 農林水産業の担い手が不足していることにつきましては、認識してございます。農業につきましては、新規就農者総合対策事業を活用し、本年度に2名の方が新規に就農し、来年度も1名の方が新たに就農予定となってございます。このように若い世代の就農がありますので、今後も国の補助金を活用するなど、担い手対策に取り組んでまいります。 また、水産業につきましては、新規担い手の確保、育成を支援する事業を活用し、過去に1名の方が三輪崎漁協に就業しておりますが、現在、主要漁業の一つであるアワビ、イセエビ等の漁獲量が減少していることから、漁協が研修生の受入れを当面の間見合わせることとなり、今後は稚貝や小エビの放流、磯根漁場の再生など、漁獲量の回復に取り組み、ある程度漁獲量が確保できるようになってから受入れを再開することとなってございます。 また、林業につきましては、新規就農者を対象に林業の就業に必要な研修事業を国が実施しております。また、市では緑の雇用担い手住宅を熊野川町内に2戸管理しており、林業就業者の住宅の確保を支援しておりますが、今後は、人材育成や担い手対策として森林環境税の活用などを研究していきたいと考えてございます。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。 その漁協、本当に何かもう気の毒なんです。捕れない。もうそれは、もう漁獲が一定の元に戻すまではしっかり支援していただきたいと思いますし、支援していただいていると思っております。 そして、その担い手不足に関しましては、まず幾ら行政とか国が予算を出してどこどこに来てくださいよと言っても、先ほど申し上げましたように、コロナのときのデルタ株のときにデルタにかかったら悪い人やというような袋だたきをする、ましてや都会から働きに来た若者たちをよそ者扱いをする。この日本の文化の村八分的な根性といいますか、そういうところを私たち大人はしっかり見直していく。若い人たちが気軽に入ってこれる新宮市となるようなまちづくりをしていくことも大事ではないかなと思っております。 市長、これどう思いますか。ごめんね、いきなり振って、市長、最後のトリなんやけれども。何かあったらすぐ袋だたきにする、新しい都会の人が入ってきてこのまちに住んで仕事をしてもらっても、よそ者扱いをいつまでもするような風習がまだ残っているんですよ。人の悪口蜜の味と申しますか、そういうことを私たち大人が、公の立場である人間たちがそこを自覚して、差別ではないですけれども、差別をなくす未来をつくっていくということに強く信念を持って進んでいきたいと思いますけれども、市長、いかがですか。ごめんなさい、急に振りまして。
◎市長(田岡実千年君) この3年あまり前から始まったこのコロナ禍では、いろんな意識が働いてしまって、そういうこともあったというふうに少し認識しておりますが、そもそも、けれども新宮市民は、よそからの方々を快く受け入れて、非常に親切にする、そういった土地柄だというふうに思っておりますので、そういったところも、ぜひ今後の観光にも生かしていきたい、そういうふうに思ってございます。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。そういった側面の御意見聞かせていただきまして、私も目が覚めました。そちらの側面もしっかりあるということでございます。 ただ、温かく迎え入れる、そして温かく見守るということは、50歳ぐらいでしょうか、過ぎた年代の大人たちが、これから心を一つにしていかなければならないことだと思います。 もう一個なんで、ちょっと部長待ってね。部長もう一個いきます。 学校統合とか市内の小学校の歩道、ここの整備をちゃんとしていただきたいけれども、計画についてどうなっていますか。整備していただきたい。
◎建設農林部長(木村雅洋君) 通学路の交通安全対策は大変重要な課題であり、先日も通学路合同安全点検を各学校関係者、警察、道路管理者などで行ったところでございます。通学児童生徒の安全を確保するため、現地の現状を踏まえ、交通安全対策に今後も努めてまいりたいと考えてございます。
◆11番(竹内弥生君) 学校統合ということになりましたら新しいキャンパスになる、私たちのときは、市長も私も62歳、7クラスぐらいありまして、物すごいにぎやかな年代のときでありましたね。今は本当に少なくなって、統合して、しっかり先生たちの教育を受けていく。これはもう教育長が本当に心から考えていることだと思います。時代によっていろんな形で教育が変わっていきますけれども、学校統合によって、その中身は教育長、教育委員会、皆様にお任せをし、そして父兄の方、市民の方に意見をお聞きしながら進んでいくと承知しております。このインフラにつきましては部長、新しい学校統合のところの歩道はどうかということを割と優先順位を前にして考えていただきたいと思うんですけれども、どうですか。
◎建設農林部長(木村雅洋君) 今も申し上げましたけれども、現地の状況を踏まえまして、安全対策に努めてまいりたいと考えてございます。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。 これは、部長がこう答えたいわけじゃない、したいけれどもできないことも言えないし、まだはっきりと予算がついて、前に出てくるものをやるとも言えないという、皆さんテレビでよく見る国会答弁、官僚の答弁、これ仕方ないです。部長の言うとおりなんです。決まってもないし、これ私の希望と皆さんの市民の声だということを提案、提言していきますので、今後とも部長、また協議のほうよろしくお願いいたします。 休憩お願いします。
○議長(榎本鉄也君) 会議中ですが、10分程度休憩いたします。
△休憩 午後2時02分
---------------------------------------
△再開 午後2時13分
○副議長(東原伸也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 11番、竹内議員。
◆11番(竹内弥生君) (質問席) マスクを外させていただきます。 引き続き一般質問をさせていただきます。 総務部長にお聞きする前に、ちょっと教育長、先ほどの学校統合の話なんですけれども、教育長としては学校統合についてどんな思いを抱かれているのか、お聞かせください。
◎教育長(速水盛康君) 学校統合につきまして、エールを送っていただきましてありがとうございます。 私たち、子供たちの未来を考えていくということも教育行政の一つとしては非常に大事であると思っております。子供の人口が非常に少なくなっていく、その中でできるだけ子供たちの教育環境を将来に向けて整備していくと。そのためには、今、学校統合を行うことで、適正化規模を実現して、そして今の神倉小学校や王子ヶ浜小学校がそうであったように、将来の子供たちに教育環境を整備していくと。そういうことが非常に大切であると考えております。できるだけ丁寧にこのことを進めていくように、今後とも努力をしていきたいと思っております。どうか御理解のほどよろしくお願いいたします。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。合意形成という言葉がございますが、一つの事案、一つの項目には賛成と反対が必ずあり、その反対の方にどうしても進んでいかなければならない、新宮市をよくするためであるということに関しまして反対の意見がある。それは何事においてもですが、そこに合意形成という言葉がありまして、納得をして、反対でも納得をしていただくということが、今の教育長のおっしゃった丁寧に進めていくという言葉、私は思います。どうぞよろしくお願いいたします。 続きまして、総務部長にお尋ねします。 長い間、今年定年を迎えられる、今日欠席された
新谷企画政策部長も同じでございますが、総務部長におかれましても、今年定年退職を迎えられる。 総務部長というものは、私の認識によりますと、お金を、財布を持った財政課というのを抱えた、そして所管課以外の担当課、大本に全てを抱えた、お金を持つということは、かの部長だったと思います。その重責を担ってこられ、定年退職なされますが、今後新宮市の、本市の未来についてどんなふうになっていってほしいかということを少しお聞かせください。
◎総務部長(稗田明君) 少子高齢化が進む中で人口減少が進み、将来どのようになるかというのは、非常にやっぱり厳しいものがあろうかと思っております。財政的にも厳しくなるのは言うまでもありません。 ただ、現在の財政調整基金をはじめ基金が順調に積み上げられてきておりますので、将来的な蓄えもできておるというふうに思っております。起債返還のめども立ってきております。そういう意味で、職員においても情熱のある、力のある職員ばかりでございますので、どんな苦難があっても乗り越えていけるだけの力はあるというふうに思っていますので、今後の新宮市についても明るい兆しはあるのではないかというふうに私は期待しております。
◆11番(竹内弥生君) 力強い言葉です。基金がある。新宮市の市民の皆さん、結構新宮市はお金がないのにこんなんでいいんやろうか、お金がないのに、新宮市はお金がないんやろ、これでええんやろかという言葉を聞きますけれども、基金は田岡市政になって着実に増えていっております。 今、総務部長がおっしゃって、お言葉いただきましたように、職員は力強く、これからの新宮市の未来の明るい兆しはあると思っているということは、今までの総務部長の在り方全てを表しているものだと思います。何だか言葉に感動しました。人生って滑稽なんですよ。何だか物すごい調子がいいときがある。ふと振り返ると嫌なことがある。そしてまた、深い悲しみにも襲われる。自分がどう防御しても苦難にさらされることもある。成功と申しましょうか、人から羨ましがられる立場になると、余計に苦労も襲ってくる。紙一重でございます。幸せと不幸の背中合わせと申しますか。人間一人一人の考え方、個人的な考え方でありますので、自分が今幸せであるか、不幸せであるかということは、私自身分かりませんけれども、先ほど総務部長がおっしゃったように、明るい兆しがあるということを胸に秘めて生きていくということはすばらしいことだと思います。部長、本当お疲れさまでした。まだまだ65歳まで働いてくださいね。 それでは、大トリです。市長に質問いたします。 市長、私も4年間ですね、大きな声で、もう担当課長にもうこれしてくれ、あれしてくれ、それしてくれと言って、市民の提案を立候補のときの公約と申しますか、こんなことしたいということを結構な数で皆様に実現させていただきました。 今、後援会活動ということをしながら、市民の皆様の声を聞いて、まちなかを歩いておりますが、まだまだ課題はいっぱいでございます。私は、でも一つずつ、この4年間のように前を向いて、皆様の声をすくいながら進んでいきたいと思います。 市長におかれましても、様々な私の提案を聞いていただき実現させていただきました。市長も激動の12年の中、ハードな事業からソフトな事業へ、そして今は少子高齢化、人口減少の波にさらされている新宮市、日本全体、いや世界全体にそぐうような子育て対策を打ち出しました。今日は市長の、竹内という1人の議員に対しての4年間の行動の感想と、市長の新宮市に対しての今後の思いをお聞かせください。
◎市長(田岡実千年君) まずはこの4年間、大変厳しい提言も含めて、本当に毎回毎回、この一般質問で意見をいただいた竹内議員には大変印象深いものがございます。その中で本当に熱心に研究、勉強もして、この場で提言していただく中で、なるべくできることは実行させていただこうという思いで、様々な提言をいただく中でも、いろんなことを取り入れさせていただいたつもりでございます。本当にありがとうございました。 我々のこの仕事は、行政、議会がやはり市民を幸せにする、このことだというふうに思います。それを根本に、すばらしい提言をいただいたこと、本当に重ねて感謝いたしております。 最初、予算大綱のお話もありましたが、少し新年度、令和5年度のことをお話しさせていただきますと、一般会計で約170億円の予算を計上させていただいております。この歳入、入りのほうなんですが、市民の皆さんから頂いた税金、そして国から頂く地方交付税、そして先ほど体育施設の話がありましたが、市の施設のいろんな使用料での収入とか、あと銀行からの借入金で、この歳入の170億円という資金が令和5年度のスタートでございます。同じ額を歳出、使っていくわけでありますが、いろいろこの経常的な経費、そしてまたいろんな道路の舗装ですとか、施設の建設とかの投資的な経費、そして今やらなければならない、重点的に何をすべきかということに使う経費の主に三つで、その170億円を構成しているわけでありますが、その中で、この重点的に使う経費で、議員から提言いただいていることを行っていっているわけであります。 先ほど総務部長からもありましたが、今決して財政厳しい、ぼんぼんぜいたくはできませんが、安定した財政運営ができているというふうに思っておりますので、しっかりと市民生活に密着したことを一つ一つ確実に進めていって市民を幸せにしたい、そう思っております。 議員から特に子育て推進について、細かいことからいろんなことまで提言いただいて、乳幼児のところのゴミ袋を増やすとか、それも実行させていただきましたが、新年度は実はちょっとバージョンアップして、生後から12か月間はおしめとか子育て用品を無料で持っていこうと。職員さんが見守りも兼ねて、そういった紙おむつとかを持っていって、様子を見ながらお話もできたらなという取組を新しくやっていって、子育て支援の充実につなげていこうというふうなことも始めることにしております。 また、ぜひ今後も様々な市への提言をいただきながら、しっかりと共に新宮市のために頑張ってまいりたいと思っておりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。市長、子育て支援のおむつを持って、虐待がある、いろんな問題を抱えていないかという見回りも含めて、予算をつけて、そういう制度・事業をつくったということでございます。これはありがたい。 私もこの年になりまして、初めて孫というものを持ちまして、一切お守りはしていないんですけれども、見ても5分ぐらいで、忙しくて守りなどしたことがなく。うちの娘は、預けなければならない仕事をしているのでベビーシッターさんに預けて働いております。子育てをする、仕事をしていく女性というのは大変だなと陰ながら見ています。私はお守りをする時間がございませんので、ベビーシッター。おむつもお金がかかる。それを捨てるのにも、ごみ袋にもお金がかかるというところで、2歳児、乳幼児未満、今市長におっしゃっていただきました、
生活環境課長、御苦労をしていただき、2歳児未満のごみ袋10枚増となりました。 子育ては不毛でございますが、このように公の立場が一歩、政策・施策を通じて、いろんなこういった形で子供たちが大きくなる未来に力を添えていくということは、とても重要なことだと、私、思います。 市長にお聞きしたかったのが、このマイナンバーカードなんですけれども、これコンビニエンスストアの事業、コンビニエンスストアで住民票とか取れるようにするということは、割と自治体としては早かったんでは、早くの取組ではないかなと思うんですけれども、どうですか、全国の。
◎市長(田岡実千年君) いえ、どっちかと言ったらちょっと遅れているかも分かりませんが、頑張って早くしたいと思います。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございます。1億2,000万の人口の8,000万人ぐらいがマイナンバーカード、マイナポイントをつけたおかげで8,000万人ぐらいが登録したと。いまだに何とか風といいますか、ひもづけされたら何もかも知られるというようなことを言っている方もいらっしゃいますけれども、もともと住民票にも番号としてひもづけをして、確定申告などをしているので、マイナンバーカードを持ち、様々な災害なんかが起こったときに支援をいただくということが簡単にできる。今市長にお聞きしましたら、新宮市は遅かったんですね、このコンビニエンスストアでもできるということは。1階の窓口、忙しそうにしていますもんね。そういうサービスも簡単に自分でできるようになる、今の時代に沿っていく。カードを使って、お金を使うということが当たり前のように育ってきた世代が、そのサービスをもって役所に行かなくてもマイナンバーカードでできることができるというのは重要なことだと私は思います。 そして、コンビニなんかでしたくない人はきちっと窓口に行ったら、窓口は優しく対応してくれますので、市民の皆様、安心してマイナンバーカードを作り、市役所のほうの窓口にも足をお向けくださるようにお願いいたします。 丹鶴ホールです。いろいろあったと思うんですよ。けれども丹鶴ホールは本当に皆様が集い、いろんなショーを鑑賞でき、目で見て、耳で聞き、芸術を感じ、また発表を聞き、成長を見、全てのイベントに鑑み、役に立つと申しましょうか、丹鶴ホールは意義があるホールとなっていると思います。 ここの職員さんは忙しくて大変だとも思いますけれども、私は丹鶴ホールができてよかったなと、本当につくづく最近思います、いろんなイベントに参加して。すばらしくて、居心地がよくて、できれば市民の皆さんが使うところはもう少し割引とかあったらいいなと思いますけれども、何でもかんでもお金を出してくれというのは、財源が今、市長がおっしゃいましたように、財政、基金がぜいたくではないけれども、今は困っている状況ではないというところから、途端に困っていく状況になるので、これはいろんな事情を鑑みながら考えていってほしいことだと思います。 市長、医師不足ですね。これは産婦人科の医師が急に辞められて、お休みになった医療センターの産婦人科に通えなくなって、うちもそこの真っただ中にいましたので、田辺でお産をしましたけれども。それからは急ピッチで、医療センターの中に産婦人科医が赴任してこられ、今はしっかりとやってくれていると思います。産婦人科以外でも、産婦人科だけではなく、これは日本全体の部長級の医師不足ということを認識しております。 私たちの年代、40代、50代の腕が立ってきた、旬のいいお医者さんたちの人数が少ない、開業医になっていく、そしてまた医者の成り手も少ないという。これは新宮市としたら、ずっと先の未来のことではありますが、医者になる子を育てていくということも必要になるんではないかなと思います。今は絆創膏を貼るような形で、和医大、いろんな先生を回していただき、医療センターの医師不足を解消していくということに、もう必死に、懸命に行っていると私は認識しておりますけれども、未来に向かって、新宮市では子供のときから奨学金制度をつくり、医師コース、向こう10年間は新宮市に帰ってきてお医者さんをしてくれるというようなコースをつくっていくということも必要になってくるんではないかなと思いますけれどもいかがですか。
◎市長(田岡実千年君) まず、産婦人科医師不足問題で、約3か月休止状態になったときには、竹内議員におかれては、女性議員という立場で大変御尽力いただいて、短期間で再開できましたことを改めて感謝申し上げたいと思います。 今、産婦人科のほうは、3月1日にも1人、先生が兵庫県から来てくださって、今非常に安定した体制で診療を行っているところでありますが、御指摘のとおり、病院全体で、新宮市立医療センター、平成13年に総合病院として、もう都会に行かなくてもここでどんな病気でも完結できるというコンセプトの下、開院して、医師も約50名の大きな総合病院、この紀伊半島南の中核病院でございます。 今後、医療現場にも、働き方改革が来年度ぐらいから導入されるということで、ますます医師不足が深刻になってまいります。ただ、ここの中核病院として、この公立病院の安定した運営はどうしても継続していかなければなりませんので、今の和医大から多くの先生、派遣いただいておりますが、引き続き和医大に協力をいただくとともに、新宮市だけではなくてこの地域一体となって、この東牟婁郡も含めて、一緒になって継続を考えなければならない時期になってくるんじゃないかなと、そういうことも考えているところであります。 とにかくまた、みんなの知恵もいただきながら安定して、産婦人科が3か月休止になったときに改めて思ったのが、市民の安心の根本は医療かなということも非常に感じましたので、そこはしっかりと取り組んでまいりたいというふうに思っております。
◆11番(竹内弥生君) ありがとうございました。そのとおりだと思います。 そして、まちの診療所も高齢化が進んで、また少なくなってきているということもよくお聞きしますので、そちらも市長からまた医師会の先生方に御相談をして、いろんな形で、これからいなくなることがないような解決策を論じていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 奥医療センター事務長も定年でしたね。もう本当にコロナ禍の中で大変な医療センターの看護師さん、事務長はじめ皆さん、物すごい大変、今御苦労なされていると思うんです。もう今後ともどうか本当によろしくお願いします。ありがとうございます。 では最後に、一般質問の最後に、昨日の昼からこんなん作り出して、夜中に広げたので忘れました、すみません。最後に、これ一般質問ではございませんけれども、屋敷議員、松本議員、長い間、こんな厳しい選挙を戦って、勝ち抜いて、市民のために尽力なされていた、今期で引退されることを聞きました。本当に先輩、お疲れさまでした。久保議員もや、ごめんなさい。もう本当に、久保議員、屋敷議員、松本議員、私、ちょっと口がえらいものですから、反発もしながら、はっきり物を言ってきましたけれども、長い期間を、選挙という物すごい戦を勝ち抜いて、一定の市民の賛同を得て、皆様の暮らしのために尽くして、尽力なされてきたことに本当に感銘を受けます。 私はまだまだ頑張りたいと思いますので、先輩たち、またまちで見かけたら嫌やと思いますけれども、どうぞよろしくお願いいたします。 これにて、11番、竹内の一般質問を終わります。ありがとうございました。
○副議長(東原伸也君) 一般質問を続けます。
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△三栗章史君
○副議長(東原伸也君) 6番、三栗議員。
◆6番(三栗章史君) (質問席) マスクを外させていただきます。 それでは、ただいまより一般質問を始めたいと思います。 まず、今花粉症が大変はやっている中、皆さん花粉症の方は大変だと思いますけれども、集中していただいて、頑張っていただきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。 それでは通告表に従いまして、少子高齢化についてから始めてまいりたいと思います。 先般、市長のほうから読んでいただきました予算大綱において、子育て環境の充実、子育てするなら新宮市ということで、子育てにも重点を置いて、またこれはもう国を挙げて取り組んでいる大変重要な問題だと思っております。これについて少し質問させていただきます。 まず、現在、保健センターではどのような施策を行っているのか、教えてください。
◎
保健センター長(西洋一君) 保健センター、西より答弁させていただきます。 保健センターでは、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援を目指しまして、子育て推進課と共同で子育て世代包括支援センターを開設しております。 妊娠期から子育て期を通して、様々な情報提供や相談、保健指導等の事業を実施しております。また、12月議会で議決いただきました妊娠期から出産、子育てまでの相談に応じ、様々なニーズに即した支援につなぐ伴走型相談支援を充実させるための出産・子育て応援交付金を事業開始いたしました。 これまでも乳幼児の健康の保持及び増進を図ることを目的とした乳幼児健診や発達に心配がある児童と家族に対する臨床心理士や小児精神科医による発達相談、妊娠・出産における異常を来しやすい素因・誘因を早期発見するための妊婦健診の助成を行うとともに、出産後の母子に対して心身のケアや育児指導を行う産後ケア事業を実施しております。 また、産婦及び新生児訪問や健康相談、集団での活動や遊びを通して、児童の発達を促す親子教室、音楽療法、園訪問、転入された方の転入時訪問や市内中学校を対象としました思春期講座、新生児聴覚検査助成や産後の産婦健診の助成などを行っていきます。
◆6番(三栗章史君) いろいろと施策をこんなにたくさんやっているんだなと今改めて思いましたけれども、今教えていただいた中で、出産・子育て応援交付金と産後ケア事業について、もう少し詳しく説明いただけますでしょうか。
◎
保健センター長(西洋一君) 出産・子育て応援交付金につきましては、妊娠期から出産、子育てまでの相談に応じまして、様々な支援につなぐ伴走型相談支援の充実を図るとともに、経済的支援を一体的に実施することで事業の実効性を高めるものであります。 妊娠の届出時に5万円、出生届を提出し新生児訪問等での面談後に5万円の給付をいたします。対象者は、令和4年4月以降に出生された方を対象としております。 次に、産後ケア事業につきましては、出産後の母子に対して心身のケアや育児指導を行うことにより、安心して子育てできるよう助産師等による育児指導や母乳ケア等の支援を行っております。令和2年10月からはデイサービス型、令和3年度からは宿泊型及びアウトリーチ型、訪問型です、を開始しております。デイサービス、宿泊型は助産院及び医療センターへ、アウトリーチ型につきましては助産院に委託して事業を行っております。
◆6番(三栗章史君) ありがとうございます。すごく寄り添いながらというのと、いろんなケースに合わせての施策があるということで少し安心いたしました。 それでは次、子育て支援のほうでは何かございますでしょうか。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) 子育て推進課、梶田より答弁させていただきます。 少子化対策の一環といたしまして、結婚新生活支援事業を令和4年度から実施してございます。経済的な理由で結婚に踏み切れない世帯への支援として、新婚世帯に対し、結婚に伴う新生活のスタートアップに係るコストを助成するというものでございまして、住宅取得費用や賃貸費用、リフォーム費用、引っ越し費用などを対象経費といたしまして、1世帯当たり30万円を上限に支給するものでございます。 支給対象となるのは、夫婦ともに婚姻時点の年齢が39歳以下かつ世帯所得400万円未満の新規に婚姻した世帯でございますが、令和5年度からは世帯所得を500万円未満までに要件を緩和いたします。 また、年齢が夫婦ともに29歳以下の場合には、支給額の上限を60万円までに引き上げる予定としてございます。
◆6番(三栗章史君) ありがとうございます。そうですね、結婚して住む方もおらなんだら子供もなかなかできないということで、こういう方向からの支援ということですけれども、今、現金給付という形で出たんですけれども、ほかそういうような現金給付というんですか、令和5年度から行う新たな取組はあるんでしょうか。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) 現金給付といたしましては、生活の安定に寄与するものといたしまして、児童手当の給付を行っているほか、近年のコロナ禍におきましては、国が行う子育て世帯への各種給付金につきまして、いち早く御手元にお届けできるよう努めてまいりました。 現在は、新宮市独自施策といたしまして、高校3年生までの子供を養育する方へ、児童1人当たり2万円の給付を行う子育て世帯応援給付金を実施してございます。 また、令和5年度から行う新たな取組でございますが、先ほど市長からもございましたが、子育て用品支給事業をスタートいたします。生後から12か月までの子供がいる御家庭を子育て推進課職員が訪問いたしまして、紙おむつやお尻拭きなどの子育て用品をお渡しするというものでございまして、子育て世帯の経済的負担軽減を図るとともに、お届けの際には子育てに関する相談や悩みをお伺いいたしまして、子育て世帯を孤立させることなく見守りを行ってまいります。
◆6番(三栗章史君) ありがとうございます。たまたま私も前回の一般質問でこのおしめの給付というのを提言したら、ちょうど市長も考えられていたところだったみたいでいいタイミングで、今回またそういうふうに実施していただけると。そのときに配るだけじゃなしにちゃんと訪問して、いろんな悩みの相談であったりとか、そういうのもしていただけるということで、本当にいい内容の事業かなと。市長が言われるように、子供を産むなら新宮市で産みたいと、子育てしやすいまちって思ってもらえるような政策かなと思って大変うれしく思っております。 もう一個、先ほどの結婚新生活支援事業は、これ年間何組とかそういうのはあるんですか。もうあればあるだけ出してもらえるのか、予算があるから無理だとは思いますけれども、そこら辺はどうでしょう。
◎
子育て推進課長(梶田卓哉君) 特に何世帯までとか、上限を定めるものではございません。
◆6番(三栗章史君) 分かりました。これも本当にありがたいお話で、こういった今後、結婚して子供が生まれて育てていくという長い年月になってきますけれども、こういうふうにいろいろケアしていただけると、少しは違うのかなと。大変いいことだと思いますんで、これだけに満足せず、いろいろまだいいことがあったら、じゃんじゃんやっていただきたいと思いますんで、どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございます。 それで、その次の雇用問題なんですけれども、ちょっと少子化と関係ないような感じになるんですけれども、今も言いましたように、今おられる子供さんをケアするのも大変大切なことですけれども、やはりその親となられる方、若い年齢層の方がこの方らも安心して新宮市で生活できるということを確保するのも、これ大変な重要な問題だと思っております。 人口に関しては、人口減少に関しても関わってくるかと思います。そんな中でやはり、お父さん、お母さんが安心して働ける安定した企業に来ていただく、特に製造業的な企業が来ていただけたらなと思うんですけれども、企業誘致のことで今どのような企業誘致の取組を行っているのかお聞かせください。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 企業立地推進課、小渕から答弁させていただきます。 市の企業誘致の取組に関しましては、関係各所の御協力を得て、所管課でございます企業立地推進課のほか、庁内の幹部職員で組織いたします新宮市企業立地推進委員会が中心となりまして、市長、副市長にも御相談しつつ取り組んできてございます。 具体的には企業訪問と併せて誘致に関する優遇措置なども活用しながら、主に第二期工業用地のPRを行ってきたところでございます。 近年の取組は、第二期工業用地における残区画の状況なども踏まえて、既に立地をしていただいてございます企業様へのフォローアップの活動に重きを置いているという状況でございます。
◆6番(三栗章史君) 今、取組をお聞きしましたけれども、その取組の成果とかいうのはありましたでしょうか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 成果といいますと、この今の新宮港第二期工業用地の状況でございますけれども、現状これらの取組によって、6社に御利用をいただいている状況でございます。利用面積にいたしましては、13万511.7平米、利用進捗は約77%の状況でございます。利用形態につきましては、木材、チップ、砂、砂利などの置場や倉庫、運輸ターミナル、さらには水産加工、発電設備などとなってございます。
◆6番(三栗章史君) ありがとうございます。今、77%が利用されているということで、一時のことを思ったらかなり進んでよかったなと思っております。 今後、企業誘致はどのような方向を持って進めていくのか、その辺のほうは何か考えられているのはあるんですか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 議会の皆様の御尽力を賜りながら、新宮港第二期工業用地の利用は8割近くとなってございまして、あと少しというところまで来てございます。 また、既に立地いただいてございます企業様へのフォローアップの活動は、流出防止などの観点だけでありませんで、今後とも地元企業の一員として、より一層発展していただくためにも積極的に市長によって、会社の代表者と直接お会いする機会を設けさせていただくなど、今後も必要なものとして注力をしていきたいというふうに考えてございます。 また、南海トラフ大地震などの非常時に対応するための遊休地の確保という課題もございまして、工業用地につきましては、その有力な一つとして想定しておかなければなりません。そうした課題も含め、今後の企業誘致について少し総合的に判断をしていかなければならないというふうに考えてございます。
◆6番(三栗章史君) ということは、8割近く今埋まっていますけれども、これ10割にしてしまうと、ちょっと問題が出てくるということですね。災害に備えての遊休地も必要であるということになると、今後、企業誘致をしようとすると、もう新宮港の中ではない別の場所という形になってくるという理解でよろしいでしょうか。
◎市長(田岡実千年君) 今、課長から申し上げましたように、今土地においては77%がもう売却済みでありまして、あと具体的に言います2番、3番、4番、5番用地がまだ残っているという状況であります。昨年12月の総務建設委員会でも答弁させていただきましたが、大地震とか大災害の災害ごみ置場も市内で確保する必要がありまして、その一つの、その2番、3番、4番、5番のうちの幾つかが候補かなというふうに、実は現在、話をしておるところであります。 全て売れないということではないんですが、企業誘致においては、新宮港も含めてまた別の場所も頭に入れながら進めていきたい、そう思っております。
◆6番(三栗章史君) 確かに東日本大震災後、やっぱり遊休地の確保というのが、いろいろ話題というんか、問題になって、やっぱり確保しておく必要があるというのは言われていたんで、やはりそういう部分は残しながらということになると思うんですけれども、それだけにちょっとこれからどうなるのかなと思うんですけれども、こういった、例えば今現在ですと、SWS西日本のような製造業、雇用がたくさん生まれる業種にやはり企業進出していただいて、今後、河口大橋の完成とともに道路網も整備されてきますし、そういった部分でそういう誘致をしていただいて、若い方が地元で働けるような環境をつくることが、最も今大切な問題ではないかなと思いますので、その辺は場所等いろいろございますけれども、市長におきましては、この第二期工業用地をこんだけ埋めてトップセールスされた実績もございますので、その辺いろいろとまた御尽力をお願いしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 それでは、少子高齢化についての項はこれで終わらせていただきます。 続きまして、安心・安全のまちづくりについて。 まず、災害時避難行動要支援者避難支援事業についてお伺いいたします。 それでは、災害時避難行動要支援者避難支援事業について、平成29年度にシステムを導入し、平成30年より郵送により登録申請を対象者に送付し、登録を進めておられると理解しております。令和4年度より新たな取組の準備を行っているとのことですが、現在の進捗状況を教えてください。
◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(中上清之君) 健康長寿課、中上から答弁いたします。 令和5年度から登録申請書の調査業務をケアマネ事業所や相談支援事業所に委託できるよう、現在準備を進めているところであります。また、昨年、10月から11月にかけまして、避難行動要支援者を担当されているケアマネ事業所25事業所及び相談支援事業所6事業所の計31事業所を対象としました説明会を3回にわたり開催し、このうち受諾の申出をいただいた27事業所について、1月から3月にかけて各事業所を個別に訪問しまして、調査内容の説明と事業所からの質問対応を丁寧に行っているところであります。
◆6番(三栗章史君) 事業所への委託準備を進めているという御答弁をいただきましたけれども、事業所との契約締結はいつ頃を予定しておりますか。また、委託料について教えていただけますか。
◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(中上清之君) 委託契約につきましては、令和5年4月の契約締結を予定しております。また、委託料については、実施いただく業務内容ごとに単価設定を行っておりまして、登録申請書の聞き取り調査業務と個別支援計画の説明業務を一体的に委託する予定であります。1件当たりの調査業務に係る委託料単価は2,500円、説明業務についても同様に2,500円と設定しておりまして、いずれか片方のみの実施となれば2,500円、両方実施できれば5,000円を支払うものというふうになります。
◆6番(三栗章史君) ありがとうございます。この委託することによって、ふだん避難行動要支援者の方の状況を一番分かっている方が調査してするというのは、本当にされるほうも安心ですし、より深く、気づかないところも気づいてもらえるということでは、大変いいと思うんですけれども、それでは現在の事業実績はどれぐらい今できているんでしょうか。
◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(中上清之君) 令和5年1月末における事業実績としましては、避難行動要支援者数が4,320人、このうち登録申請書の返送があり登録済みの方が1,572人、この1,572人の内訳としましては、登録情報を平時から地域の方に情報提供することに同意いただいている方が1,134人、不同意が438人となっています。このうち個別支援計画策定済みの方は19件となっております。
◆6番(三栗章史君) 地域への情報提供に同意されない方がこの中で438人ですか、いらっしゃるということで、同意されない理由というのは何かあるんでしょうか。
◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(中上清之君) 地域に情報提供する内容には、住所や氏名などの基本情報のほか日常生活の状況や病名など大変デリケートな部分が含まれているため、地域の方に知られたくないなどの思いから同意されない方もおられます。 また、災害対策基本法において、情報提供においては同意の有無を確認することとなっておりまして、本市におきましても、御本人の意思を尊重しながら同意確認を行っているところであります。
◆6番(三栗章史君) 分かりました。これは本当にすごくデリケートな部分なんで、なかなかそう思われる方もおるのかなと思うんですけれども、なるべく同意確認については丁寧な対応をお願いしたいと思っております。 やはり1人で逃げられなくて、独り暮らしという大変重大な方もおられますし、そこら辺は物すごくこの調査するのは大切なことだと思います。その後、どういうふうに逃げられるのかというのを考えていくということになりますので、いろいろな施策、また市としても出さないといけないと思いますけれども、どうぞ迅速かつ丁寧にと、大変難しいお願いですけれども、していただきたいと思います。 最後に、令和5年度から新たな取組を始めるとのことですが、今後の予定はどういうふうになっておりますでしょうか。
◎健康福祉部次長兼健康長寿課長(中上清之君) 現在、事業所への個別訪問を行っておりまして、3月末までに全27事業所への説明を完了する予定であります。今後は郵送と委託の両輪で調査を行いながら、着実に個別支援計画の作成に努めてまいりたい、このように思います。
◆6番(三栗章史君) ありがとうございました。 それでは引き続き、次は避難困難地域の道路等の改善についてちょっとお聞きしたいと思います。 先ほども言いましたように、独りで暮らしていてなかなか自分では動けない、または周りの道が整備されていないので逃げにくいといった場所にお住まいの方もおられるようです。それについて、避難困難地域の道路等を改善するための補助金等の制限があるのでしょうか。制限があればその制度について説明お願いできますでしょうか。
◎総務部参事兼防災対策課長(竹田和之君) 防災対策課、竹田より答弁させていただきます。 個人に対しての補助は防災対策課にはございませんが、自主防災組織が行う避難路整備に対しての補助金制度はございます。制度についてですが、津波避難路の整備へは、補助金の限度額が146万円で、補助率については事業費の20万円までは10分の10、20万円を超える部分については10分の7となっております。 条件としまして、申請時に自主防災組織が避難路となる土地所有者の承諾を得ていただく必要があります。これまでの実績としましては、平成25年度に1件、補助金額は25万円がございます。
◆6番(三栗章史君) ここの1件というのは、何か極端に少ないなという思いがあるんですけれども、これやはりその自主防災組織に対してということになりますんで、当事者から自主防災組織へお願いするのがなかなか難しいのかなと思ったりもするんですよね。 町内会長さんとかで把握されている方もおられるでしょうけれども、なかなか町内会長さんっていうからって全部見て来てくださいというわけにもいきませんし、そういったときになかなか自主防災組織へお願いしに行くとか、こういうのがあるというのも知らない方もおられると思うんですよね。その辺行政が自主防災組織と情報等を連携していただいて、ここには避難困難者がおられるんやということで、ほんでちょっと直したってもろたら、避難しやすくなるんやよというようなお話を連携していていただいて、行政のほうからそういうところを探していく。あるいはもっとこれ利用者が多いと思うんですけれども、そうなっていくようにしていただきたいと思います。 やはりこれ結構大きな道じゃなしに、狭いところへ住んでいる方で独り暮らしとか、そういった方が多いと思いますんで、その辺をよく考えて、そういうところに限って私道であったりということで、特に使わなあかんなってくることが多いと思うんですよね。その辺を考えていただいて、今言ったようにちゃんと連携を取って、こちらからお伺いするような形でしていただけたらなと思います。 それともう一つ、これ三輪崎の市民の方にちょっとお伺いしたんですけれども、ブロック塀なんですけれども、大きな通りのブロック塀は今補助がついておりますけれども、割と三輪崎のほうは狭い道で、その狭い道でもブロック塀を造っていて、それが倒れた場合に、狭い道の上にブロックが倒れたら余計避難しにくいという、どうにかならんのやろかというお声を聞いております。それに対しても今度補助であり、何か考えていただきたいと思っておるんですけれども、市長、これどうでしょうか、今までにないことなんですけれども、結構新宮市内、そういうところあると思うんで、一度御検討願えないでしょうか。
◎市長(田岡実千年君) 貴重な意見ありがとうございます。検討させていただきます。
◆6番(三栗章史君) どうぞよろしくお願いします。本当に道を塞がれてしまうと、若い人でもなかなか避難しにくいと思いますんで、そこら辺ちょっと早急にまたしていただきたいと思います。ありがとうございます。 それでは続きまして、防犯カメラの設置についてを質問させていただきたいと思います。 近年、報道では広域強盗事件、宅配業者を装い住宅に押し入る等巧妙かつ悪質な手口による強盗事件が後を絶たず、高齢者宅を狙った特殊詐欺グループが強盗へと手口が凶悪化しております。また、市内においても、空き巣が発生するなど市民の皆様からも子供たちの登下校時の安全確保や危機管理体制は万全なのか、高齢者宅ではインターホンやドアチェーンがない、訪問者の確認ができなくて怖い、様々な不安の声を最近よく耳にいたします。 私どももお恥ずかしい話ですけれども、昨年やったかな、空き巣に入られまして、私の実家のほうなんですけれども、防犯カメラはあったんですけれども、設置している場所がちょうどうちが死角になっていまして、全く映っていなかったということで、かなり悔しい思いをしております。そういう部分もあって、特にこういうことに敏感にはなっておるんですけれども。 私は犯罪を未然に防ぐために欠かせない存在となるのが、この防犯カメラの設置と考えております。見える形で防犯カメラを設置することで、パトロールのような犯罪抑止効果が期待でき、設置するだけで犯罪を抑止する効果があると思います。 そこでお尋ねいたします。担当課は市内の防犯カメラ設置状況を把握しておられますでしょうか。
◎生活環境課長(竹田和博君) 生活環境課、竹田より答弁をさせていただきます。 防犯カメラは商業施設や駐車場、また各御家庭で設置されているもの、公共施設など様々ありまして、市内の設置状況の把握はできておりません。
◆6番(三栗章史君) その中で、市が把握している防犯カメラ設置施設は何施設ありますでしょうか。
◎生活環境課長(竹田和博君) 新宮市防犯カメラ設置要綱に基づきまして、市が設置管理しております防犯カメラの設置施設数は10施設ございます。
◆6番(三栗章史君) 10だけなんやな。国や県から防犯カメラ設置に対する補助制度はあるんでしょうか。
◎
生活環境課長(竹田和博君) 県の補助制度で、地域の防犯、また環境整備や子供の見守り活動への支援として、平成28年から創設され、30年までの3年間の期限できのくに防犯カメラ設置事業補助制度がありました。本市においてもこの補助金を活用して2施設ほど整備させていただいたところでございます。 現在、防犯カメラ設置に係る国・県の補助はございません。
◆6番(三栗章史君) 今後、安心・安全なまちづくりのため、防犯対策として担当課はどのようにお考えでしょうか。
◎
生活環境課長(竹田和博君) 防犯カメラは、映像をリアルタイムで撮影・記録できるため、防犯対策への活用、また犯罪抑止効果が期待される一方で、不特定多数の住民を撮影することになりますので、プライバシーを侵害するおそれがあり、慎重な運用が必要とされているところでございます。 市が設置管理している防犯カメラにつきましては、設置要綱に基づきまして、防犯カメラ管理責任者を設置しまして、情報漏えい、また個人画像の扱いについて適正に運用しております。 防犯対策としましては、当課が事務局をしております新宮警察署管下防犯協議会という団体がございます。そちらの啓発活動、また夜間における防犯の抑止対策としまして、防犯灯設置補助制度というのも実施してございます。安心・安全なまちづくりに積極的な活用をお願いしているところでございます。
◆6番(三栗章史君) 防犯カメラの設置については、記録画像や管理やプライバシーの問題もやはりそうなんでしょうね。そういう声もあると思います。慎重に対応しなければならないとはよく理解できましたけれども、様々な業務または状況に応じて、防犯対策を必要とする場所がやはりあると思います。 市内においても防犯対策が必要な場所をいま一度点検していただいて、必要と判断される場所については、積極的な設置の検討をお願いしていきたいと思いますけれども、市長どうでしょうか。
◎市長(田岡実千年君) いただいた提言、研究してまいりたいと思います。
◆6番(三栗章史君) どうぞよろしくお願いいたします。これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。
○副議長(東原伸也君) 質問中でありますが、10分間程度休憩いたします。
△休憩 午後3時14分
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△再開 午後3時29分
○副議長(東原伸也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△岡崎俊樹君
○副議長(東原伸也君) 一般質問を続けます。 5番、岡崎議員。
◆5番(岡崎俊樹君) (質問席) 通告に従いまして一般質問を始めさせていただきます。 まず、制服の価格についてお伺いいたします。 現在、新宮市内の中学校の制服は男女によって値段が違います。男女とあと学校によっても違います。新宮市で一番高い制服と一番安い制服の金額は幾らになっていますか。
◎教育部次長兼
教育政策課長(馬込克彦君) 教育政策課、馬込から御答弁させていただきます。 城南中学校のブレザーが3万8,000円程度、他校の学生服を指定店で購入すると、割引価格で2万9,000円程度となってございます。
◆5番(岡崎俊樹君) 今、答弁でありましたように、城南中学校では3万8,000円、ほかの中学校では2万9,000円と約9,000円の差があります。このほかにも制服以外のものがあるので、それ以外の差も各学校にあるとは思いますが、中学校は校区で分かれているため学校を選ぶことができません。 制服は、今答弁でいただきましたように高い金額となっており、入学時、それ以外のものも購入するので、入学する際には結構お金がかかってしまいます。 今、城南中学校が3万8,000円というように、ブレザーが高いということも理解はしています。しかし、新宮市に住んでいるのであれば、制服の値段が違うという点にも私は違和感があり、この新宮市、学校は違えどどこに住んでいても同じ金額に制服をできないかということを提案したいなと思っています。これは子育て政策になってくるとは思うんですが、最近市長が子育てするなら新宮市とよく言っています。男女、学校間で価格差があることは理解しておりますが、こういった制服を一律にするということについてはどうお考えでしょうか。
◎教育部次長兼
教育政策課長(馬込克彦君) 議員おっしゃられますように、学校によりブレザーであったり、学生服であったりと価格差があることは承知しております。また、学生服に限らず、入学の際には様々な費用が必要となり、入学時における保護者の経済的負担が大きいことは認識しているところで、現在、新宮市では、経済的理由によって就学困難と認められる小中学校の児童生徒の保護者に対して、学用品費などの就学援助を行っているところです。 この就学援助の対象となる保護者は、生活保護を受けられている方、またそれに準ずるものとして、市民税の非課税者や市民税、固定資産税、国民健康保険税の減免を受けた方、また児童扶養手当の支給を受けている方などです。 就学援助費の内容は、学用品費や修学旅行費、校外活動費等で、また小中学校の入学の際に要する学用品費として、小学校で5万4,000円程度、中学校で6万円程度を上限額として支給しているところです。 議員から御提言いただきました制服の値段を一律にということについては、趣旨は御理解いたしますが、まずは現在行っている就学困難と認められている児童生徒の保護者に対する補助をしっかり行っていきたいと考えているところですので御理解いただきたいと思います。
◆5番(岡崎俊樹君) 制服の一律についての趣旨は理解してくださっているということで、今、就学援助についての説明もしてくださったんですが、この就学援助と制服一律というものでは、意味がちょっと違うかなという点もあります。この制服一律というものが正しいかどうかというものも非常に私自身も悩むところですし、難しい点も理解しています。 むしろ私個人的には子育て支援という点では、もう新宮市に住めば新しい制服が支給されるというところまで望むというか、できれば、それこそ生活の環境関係なくみんなが入学時に新しい制服が着られるという点で、理想としてはいいのかなとは思うんですけれども、なかなかそこまで財政的にも厳しい面、あるのかなとも感じており、そこまで欲を言わないというか、あれなんですが、この制服、本当に学校を選べない状態で値段が違うという点は、何か非常に僕の中で違和感がある点ではあるので、こういった点も一度、またあまり考えたことなかったのではないかなと思いますので、一度検討していただきたいなと思いますのでよろしくお願いします。 また、この制服一律とは別の点にはなるんですが、使われなくなった学校の制服をリユース、再利用として無償で提供するという自治体であったり、そういったものが近年増えています。 京都府の宇治市や福岡県の古賀市では、中学生の制服や体操服などを無償で引取り、無償で提供する、制服のリユースを、こちらは自治体が行っています。このように、教育に係る費用を少しでも節約したい、生徒が物を大切にする心を育み、そんな思いから、お下がりの制服を譲り合う取組が現在行われております。家庭の経済的な負担軽減を図るほかに、資源を大切にする目的にもつながる制服や学用品のリユースの取組は、とても重要であるのではないかと私は考えます。 新宮市においても、制服や学用品のリユースを活用してみてはいいかなと思うんですが、まず、現状でそういった学校はあるのでしょうか。
◎
教育政策課企画員(富田英之君) 教育政策課、富田より答弁させていただきます。 現在、緑丘、城南、光洋の3中学校におきましては、卒業生に声をかけて制服を集めているということです。緑丘中学校と光洋中学校ではそれらをストックしておきまして、急な転校生への貸出しなど、必要に応じて使用しております。 また、城南中では、育友会の取組としまして、集まった制服を安く在校生であったり、入学生に販売しているということも聞いております。
◆5番(岡崎俊樹君) 各学校で様々な取組をしてくださっているということですが、先ほどの宇治市や古賀市のように、自治体が行うという事例もありますので、学校が行うほうがいいのか、自治体が行うほうがいいのか、私ははっきり答えることはできませんが、そのような活動を今後新宮市でもやってみてはいかがでしょうか。
◎
教育政策課企画員(富田英之君) 貧困対策でありましたり、物を大切にする気持ちの育成、またごみの減量など様々な側面で捉えることができる取組であるとは考えますが、制服の取扱い等につきましては、各学校の裁量でもございますので、今回御教授いただきました取組について、また各校のほうに周知していきたいと考えております。
◆5番(岡崎俊樹君) ありがとうございます。先ほど最初に私が質問した制服一律化と、制服のリユースというものに関してはちょっと別問題かなとは思いますが、様々なことを考えていけるかなとは思いますので、そういったものを考えて、今後も学校、生徒たち、そして保護者の皆様が学校生活において、金銭的であったり、そういったものを困らないような環境をつくっていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。 こちらの点について、市長、この制服の一律化というものは子育て支援かなと、私思いまして、ちょっと以前、教育長とも話したんですけれども、一概に何かお金を出すというのも難しいかなと思いますが、この点についてどうお考えですか。
◎市長(田岡実千年君) 行く中学校によって、制服が高いというのはやっぱり保護者にとってつらいかなと、おっしゃるとおり思いますので、ちょっと今どうするかという明確な答えできませんが、また教育委員会ともこの提言に対して話し合いたいと思います。ありがとうございます。
◆5番(岡崎俊樹君) これを今すぐどうこうという問題ではないですが、こういった差があるという現状を知っていただきたいなと思うのと、あと4、5年後ですか、中学校統合の話も今出ているとは思うんですが、最近ではユニクロで制服を作るという学校も出てきており、そちら結構安価で作れるということで、そういった取組もあるので、今後、学校統合を含めてされるときはそういったものも検討していただけると、保護者の負担も減ってきたりするのかなと思いますのでよろしくお願いいたします。 以上で制服についての質問を終わります。 次に、防災備蓄ゼリーについてお伺いいたします。 まず、現在、新宮市では災害時にはどのような食料を備蓄していますか。
◎総務部参事兼防災対策課長(竹田和之君) 防災対策課、竹田より答弁させていただきます。 食料の備蓄につきましては、水、アルファ米、ライスクッキーとなります。 アルファ米については、山菜おこわ、梅がゆなどがあります。
◆5番(岡崎俊樹君) こちら今、アルファ米、ライスクッキーという答弁いただきましたが、私が調べた中では、アルファ米は作るのに水が必要です。時間はお湯で15分、水で60分と時間もかかり、また水の分量も調整しないといけないので、ちょっと味にもばらつきやすいというデメリットというか、ものがあります。クッキーにおいては喉が渇く、そんなデメリットがあります。そこで今回、ゼリーの導入を提案したいと思います。 ゼリーは栄養価が高く、水がなくても食べやすく、子供や高齢者、アレルギーを持つ人、そんな人が安心して食べることができます。また食欲がない人も食べやすい、調理にも時間はかからず、サイズも小さいので保管にも便利です。 近年、ゼリーを導入する自治体が増えていると聞きますが、新宮市では備蓄ゼリーの導入についてはどうお考えでしょうか。
◎総務部参事兼防災対策課長(竹田和之君) 食料の備蓄につきましては、南海トラフ巨大地震時の被害想定を基に策定しました計画に沿って進めているところです。 最近では、災害を経験された先進地を訪問するなどして、災害時に適切に対応できるよう研究を進めております。食物アレルギーへの対応や、宗教上の配慮が可能な誰もが食べられることのできる商品を備蓄することへシフトさせているところでございます。 高齢化率の高い新宮市においては、より食べやすいものへの対応を模索している中で、議員御提案の備蓄ゼリーについては、数年前にサンプルを取り寄せ、試食するなどを行っており、ゼリーも含め研究を進めているところでございます。
◆5番(岡崎俊樹君) このゼリーなんですが、こういったもの、夏の災害と冬の災害とか、季節によって米がいいのか、逆に暑い時期だとゼリーのほうが食べやすいとか、季節によっても必要とされるものは違うと思いますし、この紀南地域、雨が非常に多い地域だと思いますので、ぜひ暑くても食べやすい、保管も便利なゼリーというものを前向きにちょっと検討してみても私はいいのかなと思いますので、そちらちょっとよろしくお願いいたします。 こういった今、備蓄品についてちょっとお伺いしたいんですが、市では食料や水、消耗品など備蓄しているとは思うんですが、その管理についてちょっとお伺いいたします。 賞味期限や使用期限、そういったものがついていますが、そういったものの管理はできているのでしょうか。また、その備蓄品の入替えをする際に期限の迫ったものの有効活用はできているのでしょうか。
◎総務部参事兼防災対策課長(竹田和之君) 備蓄品の管理台帳において、備蓄場所ごとの数量や賞味期限を把握し、期限前に入替えを行っております。入替えの際は防災対策課職員だけではなく、新規採用職員を中心に若手職員も参加し、備蓄場所や備蓄品目を広く職員で把握できるように努めております。 期限の迫ったものにつきましては、食料については出前講座時にサンプルとして試していただいているほか、各団体の訓練時やフードバンクへの提供、おむつなどについては介護関係施設等に提供することにより、できるだけ廃棄にならないように努めているところでございます。
◆5番(岡崎俊樹君) 管理台帳を作ってくださっているということで、市の職員、この4月もあると思うんですが、人事で入替えがあると思って、分からないということも私は心配しているんですが、そういったことのないように誰が防災対策課に来ても分かるように、しっかりまず管理体制していただきたいなと。やられているということですが、よりミスとか絶対ないようにしていただきたいなということと、今の期限が迫ったものについても有効活用はできているということなんですが、前回、生理用品であったり、そういったものを有効活用できないかという提案もさせていただきましたが、今答弁であったように、おむつなどもこういった災害時のものをするとあまりよくないのかなと。よくないのかいいのかちょっと何とも言えませんが、4月から始めるおむつの提供であったり、そういったものもうまく組み合せたりして、この防災の備蓄品というものは何かといろんなものとの、いろんな課というんですか、うまく使っていけば無駄なく備蓄もでき、有効活用もできるものになり得るのかなと思いますので、そういったものもしっかり考えながら今後もやっていただけますよう、よろしくお願いいたします。 以上で防災備蓄ゼリーについての項目を終わらせていただきます。 次に、森林環境譲与税の活用についてお伺いいたします。 森林環境譲与税は、森林の整備に関する施策と人材育成、担い手の確保、木材利用の推進や普及啓発など森林の整備の促進に関する施策に充てることができますが、この森林環境譲与税をなかなかうまく活用できていない、基金にしている自治体が多いと感じております。 新宮市も基金としてためていましたが、来年度、令和5年度は、熊野材の住宅支援に活用するということで、住宅が高くなっている今、非常にありがたい補助金だと思います。 この森林環境譲与税は、ほかの自治体では、子供の遊び場の木質化や公共施設の木質化、またあと木育のイベントなどに活用されています。 私が新宮市で何ができるかなと考えた際に、子育て広場のつぼみや児童館の一室を木質化にし、木のおもちゃで子供たちが遊べる、そんな施設をつくってみてもいいのかなとは思いました。また、今日、竹内議員の一般質問でも、公園なども子供たちが集まるという話がありましたが、本当は公園とかも木質化にすると非常にいいのかなと。木でできているので夏でも暑くない、冬でも冷たくないということで、そういったものもいいかなと思うんですが、公園だと結構劣化が激しいかなと思い、その辺が非常に難しいかなとは思うんですが、そういったことも考えられます。 この森林環境譲与税なんですが、これの財源というか、ちょっと分かりにくいからあれなんですが、令和6年度から再来年度というか、ほぼ来年からですね、森林環境税が導入され、1人1,000円、市民の皆様から徴収されることにもなります。ですので、より市民の方が活用できる、そんな場所でこの森林環境譲与税を活用していただけないかなと思います。 令和5年度の予算が出たばかりですが、今後、森林環境譲与税をどのように活用していく、そういったどのように取り組んでいくかなど、お考えありますでしょうか。
◎農林水産課長兼
農業委員会事務局長(生駒貴男君) 農林水産課、生駒より回答させていただきます。 まず初めに、森林の整備に関する施策としては、未整備森林の間伐について積極的に取り組むとともに、今後課題の一つになるであろう伐採跡地への再造林についても支援していきたいと考えています。 再造林支援事業については、新規事業として森林資源循環促進事業を開始しますが、これは林業事業体による伐採跡地への再造林に対し補助を行うものです。市内の多くの森林が伐採時期を迎えており、またバイオマス発電所が2か所建設されたこともあり、森林の伐採が今後増えることが予想されますので、その後の再造林を促し、森林の健全なサイクルの維持を目指します。 もう一方の森林の整備の促進に関する施策としては、熊野材の家づくり支援事業により、熊野材を使って、新築、増改築を行う方に対し補助することにより、木材利用の普及促進をより一層図りたいと考えています。 本事業については、これまでも実施してきましたが、限度額を50万円に増額し、熊野材を1立米以上使用するリフォームについても対象とすることといたします。森林環境譲与税について、より多くの市民の方々に理解していただくためには、今後、木育等新たな取組についても考えていかなければならないと感じています。 農林水産課としても現場で木を扱う方々の意見を聞きたいと思い、先日、木材関係者の方々と協議の場を設けていただいたところですが、そのような場でいろいろなアイデアをいただきながら、よりよい形で市民の方々に還元できるような取組を進めていければと思っています。
◆5番(岡崎俊樹君) 一番の目的というか、森林整備というものが非常に大事にはなってくるので、そちらはぜひ、もともとやっていただいていますが、そちらをメインにはやっていただきまして、それでも余る基金にしていた部分については、ぜひうまく活用していただきたいなと思います。 本日、竹内議員の一般質問でも、部長が林業の担い手不足にもこの環境税、使っていきたいなという答弁ありましたが、森林の担い手不足にも使われている自治体もありますし、いろいろ本当うまく活用できれば、すごいありがたい、こちら基金になっており、新宮市、非常に多くの森林環境譲与税を頂いていますので、うまく今後も活用していただきますよう、よろしくお願いいたします。 以上でこの項目については終わります。 次に、自治体DX推進のための外部人材の活用についてお伺いいたします。 私の過去の一般質問でも、市民の利便性向上、行政の効率化、費用削減などを図るために、オンライン申請であったり、ペーパーレス、RPAなど自治体のデジタル化を活用した取組を提案してきました。 しかし、私が提案していた4年前は、この新宮市の現状にとっては非常に難しいなと、言っているだけで終わってしまうなということを非常に感じてしまいまして、あまりこの分野について提案することはなかったんですが、2021年5月にはデジタル庁もでき、国や地方のIT化やDXを推進しています。 政府においては、デジタル社会の実現に向けた改革の基本方針が決定され、目指すべきデジタル社会のビジョンとして、デジタルの活用により一人一人のニーズに合ったサービスを選ぶことができ、多様な幸せが実現できる社会、誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化が示され、このビジョンの実現のためには住民に身近な行政を担う自治体、とりわけ市区町村の役割は極めて重要である、自治体においては、まずは自ら行政サービスにおいてデジタル技術やデータを活用して、住民の利便性を向上させる、デジタル技術やAI等の活用により、業務効率化を図り、人的支援を行政サービスのさらなる向上につなげていくことが求められると示されています。 私は、この自治体のDX化を新宮市が進めるのは非常に難しいと感じておりまして、そこで外部人材の活用をすべきではないかと、今回提案させていただきます。 政府では、地方創生を人材面から支援するため、市町村へのデジタル人材を派遣する地方創生人材支援制度があります。この制度、和歌山県では令和4年度、田辺市が利用しています。また、デジタル技術を活用して、地域課題の解決に取り組みたいと考えている地方公共団体や地域の企業、団体を対象にコンサルタントなどの専門家による伴走型支援を通じて、デジタル技術の導入、運用計画の策定を支援する地域デジタル基盤活用推進事業の募集も現在されております。こういった国の外部人材を活用して、新宮市も自治体DXを進めるべきと考えますが、いかがお考えでしょうか。
◎総務課長(赤木博伯君) 総務課、赤木より答弁させていただきます。 自治体DX、行政のデジタル化に向けて、今年度ですけれども高齢者のデジタルディバイド、いわゆる情報格差、それの是正に向けた高齢者向けのスマホ教室の開催や、また今月20日からは主にマイナンバーカードを利用した電子申請サービスを開始するとともに、業務の効率化に向けてはAI議事録の自動作成の試行、そういった取組を進めてきたところでございます。 令和5年度においても、証明書のコンビニ交付などの取組を進めていきますが、デジタル社会が急速に進展する中、市民の利便性の向上や行政の効率化に向けて、さらなる自治体DXの推進が必要であると、そのような認識でございます。 議員御指摘、御懸念のとおり、特に専門性の高い分野において、技術やマンパワーを内部で獲得することのハードルは高く、御提案いただきました制度などの外部人材支援制度、そういったものを活用することは有効な手法であると考えております。 今後の自治体DXの推進に向けて、新たな取組を検討するに当たっては、外部人材の活用も視野に入れつつ行い、また活用に当たっての前提条件ともなります、何をしてもらうのか、そういった目的や業務の整理、明確化と、また外部人材の方とともに取り組むための人員体制の確保など、そういった点も踏まえて対応していきたいと考えております。
◆5番(岡崎俊樹君) 新宮市としても、令和5年度にはコンビニ交付などやっていただけるということで、こちらせっかく行う事業ですので、コンビニでできるのに市民窓口課まで来ていただけると、何のためにこの制度、システムをつくったのかとなっていきますので、新宮市、こういったいい制度をつくってくれるまではできていても、使ってもらう、届ける、知っていただけるというところも、まだまだできていないというか、下手くそかなと思いますので、ぜひ市役所の混雑を避けるためにも、こういったいい制度ができたのであれば使ってもらえるように、また広報もしっかりお願いいたします。 先ほどの外部人材につきましても、こちらうまく本当活用していただいてやっていかなければ、新宮市としても成長はないかなと私は思いますし、この分野も私も言っているだけで、じゃあ何ができるか、どうしたらいいかということははっきり分かりませんので、ぜひこういった外部人材を活用して、新宮市の成長のためにもやっていただきたいなと思いますので、前向きに検討をよろしくお願いいたします。 以上で私の項目は終わりですが、最後に、私、この4年間、議員させていただきまして、非常にいい経験というか、ありがたい4年間になったと感じております。 私、4年前の今頃、ちょうど議員になろうかなと目指したんですが、その頃は全然政治にも興味がなく、そんな人間が議員をやらせていただいて、一般質問を含めて様々な提案をさせていただいたんですが、私が言っていることというのは大したことは言っていないというか、ほかの自治体の取組を新宮市に置き換えてやってみたらどうかということを主に提案させていただきました。 その提案を受け入れてというか、やっていただけたのは市役所の皆様です。つまり新宮市、僕の言った提案がよかったのか、悪かったのかは本当分かりませんけれども、いろいろやろうと思えば、僕はできる自治体なのかなと思っています。結構やっぱり自治体、後ろ向きかなというのが非常に感じて、私は思いまして、ただ本当やろうと思えば前向きにやっていけるかなという、僕が言うのもあれですけれども、市長も最初ふるさと納税なんかあんまりやる気、本当なかったかなと思ったんですけれども、今、2年ぐらいたったぐらいからすごくやる気というか、やらないといけないとおっしゃってくださったので、今年度は今1億9,000万円ほどと聞いていますが、僕がなった4年前、1,000万円ぐらいだったのが非常に大きくなり、その財源がまた新宮市にとっても大きな財源になってくるのかなと感じております。 ですので、何か、僕自体は言っていることというのは大したことを言っていないなと思いますし、僕の存在ってあまり必要ないかなと常に思っているんですが、これからも次、僕がいるか分かんないんであれなんですけれども、やれることに気づいて、どうやったらやれるかということを常に考えて、前向きに新宮市を豊かにしていただきたいなと思います。 本当に私にとってこの4年間、非常に皆様に感謝していますし、同僚議員にも感謝しています。投票してくださった市民の方にも感謝していますが、本当にいい4年間であったと思っております。 最後に、市長、今後も前向きに新宮市、よくしていただきたいなと思うんですが、何か一言、お願いします。
◎市長(田岡実千年君) 岡崎議員におかれては、本当に4年間、先ほど紹介いただいたふるさと納税への取組ももちろんですが、いろいろ提案いただいて、幾つか実行できましたことを本当にありがたく思っております。本当にすばらしい、ちょっとこっちが気づいていなかったところもしっかり他自治体の成功事例とか紹介いただいたことは本当にありがたかったなと感謝しております。 新宮市、やる気になれば必ずいい自治体になっていくと、おっしゃるとおり私もそう感じておりまして、職員の皆さんにも年末の市長講話ででも前例がないというのはもう受け付けないといいますか、前例がないからできないというのはやめようということを申し上げたんですが、積極的に物事を行っていって、仮に失敗しても、ナイスチャレンジというような精神で、議会共々一緒になってよりよい新宮市、つくっていきたいと思いますので今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
◆5番(岡崎俊樹君) ありがとうございます。そうやって前例がないからできないではなく、何でも挑戦してみようというか、できることからやってみようというような前向きな感じでやっていただきたいなと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。 以上で私の一般質問終わります。
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△延会の宣告
○副議長(東原伸也君) お諮りいたします。 本日はこの程度をもって延会いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(東原伸也君) 御異議なしと認めます。 よって、本日はこれをもって延会とすることに決定いたしました。 本日はこれにて延会いたします。
△延会 午後4時08分...