海南市議会 > 2020-11-26 >
11月26日-01号

  • "橋爪美惠子"(1/5)
ツイート シェア
  1. 海南市議会 2020-11-26
    11月26日-01号


    取得元: 海南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-22
    令和 2年 11月 定例会               令和2年           海南市議会11月定例会会議録                第1号            令和2年11月26日(木曜日)-----------------------------------議事日程第1号令和2年11月26日(木)午前9時30分開会日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期決定の件日程第3 諸般の報告日程第4 仮議長の選任を議長に委任する件日程第5 (仮称)中央防災公園整備基本計画の変更に関する件日程第6 議案第77号 海南市議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例について日程第7 議案第78号 市長、副市長及び教育長の給料その他の給与条例の一部を改正する条例について日程第8 議案第79号 海南市職員給与条例の一部を改正する条例について日程第9 議案第80号 海南市会計年度任用職員の任用、勤務条件等に関する条例の一部を改正する条例について日程第10 議案第81号 令和2年度海南市一般会計補正予算(第9号)日程第11 議案第82号 令和2年度海南市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)日程第12 議案第83号 令和2年度海南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)日程第13 議案第84号 令和2年度海南市介護保険特別会計補正予算(第1号)日程第14 議案第85号 海南市促進区域における固定資産税特別措置に関する条例の一部を改正する条例について日程第15 議案第86号 海南市水道事業給水条例の一部を改正する条例について日程第16 議案第87号 令和2年度海南市一般会計補正予算(第10号)日程第17 議案第88号 令和2年度海南市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)日程第18 議案第89号 令和2年度海南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)日程第19 議案第90号 令和2年度海南市介護保険特別会計補正予算(第2号)日程第20 議案第91号 令和2年度海南市水道事業会計補正予算(第2号)日程第21 議案第92号 令和2年度海南市病院事業会計補正予算(第1号)日程第22 議案第93号 新市まちづくり計画の変更について日程第23 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について日程第24 諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦について-----------------------------------本日の会議に付した事件議事日程に同じ-----------------------------------出席議員(18名)      1番  橋爪美惠子君      2番  瀬藤幸生君      3番  森下貴史君      4番  中家悦生君      5番  和歌真喜子君      6番  岡 義明君      8番  上村五美君      9番  黒原章至君     10番  川口政夫君     11番  東方貴子君     13番  宮本憲治君     14番  磯崎誠治君     15番  栗本量生君     16番  川端 進君     17番  川崎一樹君     18番  米原耕司君     19番  榊原徳昭君     20番  宮本勝利君-----------------------------------説明のため出席した者   市長            神出政巳君   副市長           伊藤明雄君   教育長           西原孝幸君   病院事業管理者       鈴木孝志君   総務部長          岡島正幸君   くらし部長         瀬野耕平君   まちづくり部長       川村英生君   会計管理者兼出納室長    森下順司君   教育次長          橋本伸木君   消防長           杖村 昇君   水道部長          塩崎貞男君   総務課長          久保田雅俊君   企画財政課長        中納亮介君-----------------------------------事務局職員出席者   事務局長          小柳卓也君   次長            阿戸将之君   専門員           樫尾和孝君   主査            大野晃希君-----------------------------------                           午前9時30分開会 ○議長(川崎一樹君) おはようございます。 ただいまから令和2年11月26日招集の令和2年海南市議会11月定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。 議員各位並びに当局の皆様には御出席いただき、誠に御苦労さまでございます。 さて、新型コロナウイルス感染症は、第3波を迎えたとされ、第2波のピークを超える厳しい状況となりました。インフルエンザが流行する季節にもなりますので、議員の皆様、市長をはじめ執行部の皆様におかれましては、健康管理に十分御留意いただきますようお願い申し上げますとともに、今定例会におきましても議会運営委員会の決定に基づき、感染対策を施しながら運営いたしますので、御協力をお願いいたします。----------------------------------- △市長挨拶 ○議長(川崎一樹君) 次に、日程に入るに先立ち、市長から本定例会招集の挨拶の申出を受けておりますので、これを許可いたします。 市長 神出政巳君  〔市長 神出政巳君登壇〕 ◎市長(神出政巳君) 皆様、おはようございます。 本日ここに令和2年海南市議会11月定例会を招集いたしましたところ、議員各位には公私ともに御多用の中、御参集いただき、厚く御礼を申し上げます。 冒頭、11月8日、皇居宮殿において秋篠宮文仁親王殿下の立皇嗣の礼が挙行されましたことに対し、市民を代表し、心からお祝いを申し上げ皇室の弥栄を祈念申し上げます。 さて、全国的に新型コロナウイルス感染症の感染が拡大しており、さらにこれから本格的な冬の到来を迎え、季節性インフルエンザとの同時流行が懸念されます。議員の皆様方をはじめ、市民の皆様の御理解と医療関係者のこれまでの多大な御尽力に心より感謝を申し上げる次第でありますが、今こそ、一人一人が感染予防を徹底し、医療現場を守るとともに、感染拡大防止のための行動が求められるときであります。 市民の皆様には、今年度、ほとんどの医療機関で無料となるインフルエンザ予防接種も御利用いただき、引き続き、マスクや手洗い、換気、3密回避など、基本的な感染予防等に御留意いただきたく存じます。 このような中、去る11月15日、国や県との共催により南海トラフ巨大地震の発生を想定した地震・津波防災訓練を実施いたしました。訓練では、新型コロナウイルス感染症対策を踏まえ、避難所運営訓練等を行い、コロナ禍における避難所については、広いスペースの必要性や避難者の手による整備について、改めて検討すべきと認識を深めたところであります。 こうした備えを進める一方で、令和2年7月豪雨により甚大な被害を受けた九州の被災自治体では、復興に向け人的支援を必要としており、本市では11月1日から来春3月末までの長期間でありますが、土木技術職員を熊本県八代市建設政策課へ派遣し、被災地での土砂、流木の撤去等、復興業務を支援しているところであります。 次に、地域経済の支援策として、10月から販売を開始した海南市プレミアム付商品券については、11月24日時点で4万2,380人、85.17%の販売率となっており、好評であります。 耐久財の消費改善など、個人消費が持ち直しているとされるものの、依然として景気の先行きは不透明であり、これから年末に向け地元の消費拡大のため、多くの皆様に商品券を御利用いただき、頑張っておられる市内事業者の皆様を応援していただきたく存じます。 最後に、本定例会で御審議をお願いします案件は、条例議案6件、一般会計補正予算をはじめとした補正予算議案10件のほか、新市まちづくり計画の変更についてなどの議案3件、合わせて19件であります。議案内容については、後ほど御説明させていただくこととし、招集の御挨拶といたします。 ○議長(川崎一樹君) 挨拶が終わりました。----------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(川崎一樹君) これより日程に入ります。 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において指名いたします。 会議録署名議員に   10番   川口政夫君   15番   栗本量生君   16番   川端 進君 以上3人の方を指名いたします。 よろしくお願いいたします。----------------------------------- △日程第2 会期決定の件 ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第2 会期決定の件を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から12月17日までの22日間といたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって今期定例会の会期は本日から12月17日までの22日間とすることに決しました。----------------------------------- △日程第3 諸般の報告 ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第3 諸般の報告を行います。 まず、私から報告いたします。 9月定例会以降、本定例会までの間に全国市議会議長会第221回理事会及び第109回評議員会合同会議に出席いたしました。 また、全国自治体病院経営都市議会協議会正副会長・監事・相談役会議及び全国広域連携市議会協議会第73回理事会については、書面会議によって行われました。 なお、会議の詳細及び関係機関へ提出されました要望書につきましては、事務局で御覧いただきたいと思います。 次に、事務局長から報告させます。 小柳事務局長事務局長(小柳卓也君) 報告いたします。 令和2年11月19日付海総総第398号をもって、市長から議長宛てに議案第77号 海南市議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例について外18件の議案等の提出がありました。提出された議案は、既にお手元に配付されているとおりでございます。 次に、監査委員から議長宛てに、令和2年10月5日付海監第73号、同じく11月5日付海監第84号、同じく11月25日付海監第87号をもって、現金出納検査の結果報告がありました。また、令和2年11月17日付海監第85号をもって財務監査等の結果報告がありました。各報告書につきましては、その写しを本日議席に配付いたしてございます。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 報告が終わりました。 以上で諸般の報告を終わります。----------------------------------- △日程第4 仮議長の選任を議長に委任する件 ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第4 仮議長の選任を議長に委任する件を議題といたします。 お諮りいたします。 地方自治法第106条第3項の規定により、今期定例会における仮議長の選任を議長に委任願いたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって今期定例会における仮議長の選任を議長に委任することに決しました。 今期定例会における仮議長に4番 中家悦生君を指名いたします。よろしくお願いいたします。----------------------------------- △日程第5 (仮称)中央防災公園整備基本計画の変更に関する件 ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第5 (仮称)中央防災公園整備基本計画の変更に関する件を議題といたします。 委員長から閉会中の特別委員会の活動状況について報告を願うことにいたします。 (仮称)中央防災公園整備基本計画の変更に関する特別委員会委員長 榊原徳昭君  〔(仮称)中央防災公園整備基本計画の変更に関する特別委員会委員長榊原徳昭君登壇〕 ◆[仮称]中央防災公園整備基本計画の変更に関する特別委員会委員長榊原徳昭君) おはようございます。 (仮称)中央防災公園整備基本計画の変更に関する特別委員会の閉会中における活動状況について報告いたします。 委員会は、去る11月9日に開催し、当局から(仮称)体験学習施設整備基本計画(素案)について説明を受け、質疑応答を行いました。その主な内容は次のとおりです。 まず、委員から、体験学習施設の建設工事に伴い、防災公園の休園ということはあるのかとの質疑があり、当局から、防災公園の利用者の動線と体験学習施設工事車両等の動線は分けることができると思われるので、防災公園の休園ということは考えていないとの答弁がありました。 続いて、委員から、防災公園内に自家発電設備はあるのかとの質疑があり、当局から、内池を埋め立てる辺りは、ヘリコプターの離着陸や仮設住宅の建設を想定しており、構造物の建設は避けたいと考えているため、自家発電設備の設置は考えていないとの答弁がありました。 次に、委員から、わんぱく公園にソーラーシステムを完備していると思うが、これを増設し、新しい施設に電力を供給するという考えはないのかとの質疑があり、当局から、ソーラーシステムの増設については、増設費用、発電効率、蓄電バッテリーの費用、災害時に必要な電力量等、不明な点があるので、現時点では検討の段階に至っていないとの答弁がありました。 次に、委員から、日方幼稚園などに分散して置いている収蔵物は、体験学習施設に全て収蔵できるのかとの質疑があり、当局から、体験学習施設に収蔵物が全て入らなかった場合は、温湿度管理が必要なもの及び頻繁に展示するものを最優先して、収蔵することになる。体験学習施設に入り切らないものは、日方幼稚園や他の施設を活用しながら、収蔵していくという形になるとの答弁がありました。 続いて、委員から、「子どもたちの心のケア」との記載があるが、具体的にどのようなケアを行うのかとの質疑があり、当局から、防災公園内の仮設住宅の子供や災害から避難してきた子供を対象に遊びの要素を取り入れた展示等を行うことを想定しているとの答弁がありました。 さらに、委員から、体験学習施設は、過去の災害の写真、パネル等も展示すると思われるので、災害を思い出してしまい、心のケアにはふさわしくないと思うがどうかとの質疑があり、当局から、体験学習施設単体で子供たちの心のケアを考えておらず、災害時には、防災公園内の遊具を中心とするとともに、体験学習施設にも遊びの要素の部分もあるので、その部分をクローズアップして、公園全体の一要素として活用していきたいとの答弁がありました。 次に、委員から、今回、新たに施設を造るに当たっては、倉庫が隣接した状態で、必要に応じて収蔵物を出し入れしたりして、収蔵物を保管しておくべきだと思うが、そうしたスペースの確保については、考えられないのかとの質疑があり、当局から、収蔵物が全て入り切らないという結論に至ったわけではないが、収蔵物の整理をする中で、年代等が不明なものが非常に多く、また、年1回の展示など、展示の頻度が非常に少ないものもある。このような年代等が不明なものや展示の頻度が非常に少ないものについては、公共施設の有効利用ということが言われる中、ほかの施設を活用することを考えている。また、なるべく収蔵できるように努力しているところであり、例えば、重要度が低い文書類であれば、電子データ化するなどしている。今後、年代等が不明なものや展示の頻度が非常に少ないものの取扱いについて検討していきたいとの答弁がありました。 次に、委員から、広川町の稲むらの火の館や県の施設の南紀熊野ジオパークセンターは、津波に対しての展示に力を入れている。海南市も津波に対しての展示が必要かと思うが、何らかの企画を考えているのかとの質疑があり、当局から、雲仙普賢岳記念館のようにジオラマの模型の上に立体的な映像を投影して、津波がどこまで来るかというシミュレーションの展示などができると思う。また、稲むらの火の館や南紀熊野ジオパークセンターには、実際に行って見てきているので、これらの良い点を参考にして、防災には力を入れてやっていきたいとの答弁がありました。 質疑応答の主な内容は以上です。 なお、次回以降の委員会は、歴史民俗資料館、旧加茂第二小学校及び旧日方幼稚園に分散して保管している収蔵物の状況について、現地調査するとともに、(仮称)体験学習施設整備検討懇話会の議事録を当局から提出していただき、調査研究を行う予定です。 以上、委員会の調査の概要を申し上げ、閉会中の活動状況の報告といたします。 以上です。 ○議長(川崎一樹君) 報告が終わりました。 これより委員長報告に対する質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 これをもって(仮称)中央防災公園整備基本計画の変更に関する件を終わります。-----------------------------------
    △日程第6 議案第77号 海南市議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例についてから日程第24 諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦についてまで ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第6 議案第77号 海南市議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例についてから日程第24 諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦についてまでの19件を一括して議題といたします。 市長に提案理由の説明を求めます。  市長 神出政巳君  〔市長 神出政巳君登壇〕 ◎市長(神出政巳君) それでは改めまして今回提出させていただいております諸案件について御説明申し上げます。 まず、議案第77号から議案第84号までの議案8件については、先議をお願いいたします人事院勧告関連の議案であり、議案第77号から議案第80号については、本年の人事院勧告及び国家公務員給与に関する法律が改正される見通しであることから、議員など及び市長等、そして職員の期末手当の改定を行うため条例の改正をお願いするものであります。 また、議案第81号から議案第84号については、給与改定に伴い各会計の人件費予算減額補正をお願いするものであります。 次に、議案第85号については、地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律の改正に伴い、固定資産税特別措置を規定する本市条例について所要の整備を行うため、議案第86号は、現在、毎月行っている水道料金の徴収を2か月ごとの徴収に変更するため、それぞれ条例の改正をお願いするものであります。 次に、議案第87号の令和2年度一般会計補正予算(第10号)は、歳出の主なものといたしましては、ふるさと海南応援寄附金が想定以上に増えており、返礼品等に係る経費が不足するため、ふるさと海南応援寄附金事業に9,000余万円、駅東土地区画整理事業に関し、来年度に予定していた建物調査を前倒しするなど、一層の事業推進を図るため、海南駅東土地区画整理事業に5,800余万円、戸籍法等の改正に伴うシステム改修費用として1,200余万円、海南保健福祉センターボイラー等の更新整備のため、海南保健福祉センター整備事業に700余万円、市内路線バスの運行を維持するための補助制度として路線バス運行支援事業に500余万円、方地区の急傾斜地の崩壊に対応するため、災害関連緊急急傾斜地崩壊対策事業に500余万円、そのほか人事異動等に伴う予算の組替えと人件費の減額等により、総額1億2,980万1,000円の増額補正をお願いするものであり、これらに要する財源は、国庫支出金、市債等を充当しております。また、2件の繰越明許費及び4件の債務負担行為の追加を併せてお願いするものであります。 次に、議案第88号及び議案第89号は、人事異動等に伴う予算の組替えと人件費の減額による補正予算であり、議案第88号の令和2年度国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は、総額450万6,000円の減額補正を、議案第89号の令和2年度後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、総額231万2,000円の減額補正をお願いするものであります。 次に、議案第90号の令和2年度介護保険特別会計補正予算(第2号)は、制度改正に伴うシステム修正や、介護サービス給付費に係る予算の組替えのほか、人事異動等に伴う予算の組替えと人件費の減額により、総額60万8,000円の減額補正をお願いするものであります。 次に、議案第91号の令和2年度水道事業会計補正予算(第2号)は、1件の債務負担行為の追加をお願いするものであります。 次に、議案第92号の令和2年度病院事業会計補正予算(第1号)は、新型コロナウイルス感染防止対策季節性インフルエンザの同時流行に備え、国や県の支援による医療体制の整備等に伴う補正であり、収益的収入として補助金1,446万円を増額するとともに、資本的収支は、収入として補助金7,934万8,000円を、支出として器械備品購入費8,128万6,000円を増額補正しようとするものであります。 次に、議案第93号は、新市まちづくり計画の計画期間を延長するとともに、所要の整備を行うため変更をお願いするものであります。 次に、諮問第2号及び諮問第3号については、人権擁護委員の候補者として推薦いたしたく、お願いをするものであります。 以上が提出議案の概要であります。何とぞ御審議の上、御可決、御同意を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(川崎一樹君) 提案理由の説明が終わりました。 この際、当局入替えのため、暫時休憩いたします。                           午前9時54分休憩-----------------------------------                           午前9時58分開議 ○議長(川崎一樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより市長から先議いただきたい旨の申出があった議案第77号 海南市議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例についてから議案第84号 令和2年度海南市介護保険特別会計補正予算(第1号)までの審議に入ります。 初めに、各議案について内容説明を求めるわけですが、議案第81号 令和2年度海南市一般会計補正予算(第9号)から議案第84号 令和2年度海南市介護保険特別会計補正予算(第1号)までの議案4件については、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 議案第77号 海南市議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例についてから議案第80号 海南市会計年度任用職員の任用、勤務条件等に関する条例の一部を改正する条例についてまでの議案4件について、当局の説明を求めます。 久保田総務課長  〔総務課長 久保田雅俊君登壇〕 ◎総務課長久保田雅俊君) 議案第77号 海南市議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例につきましては、令和2年の人事院勧告を踏まえ、国家公務員の一般職の職員の給与に関する法律が改正される見通しであり、これに準じ、本市職員の期末勤勉手当の支給割合についても引下げ改定することから、条例の改正をお願いするものであります。 改正の内容でありますが、改正条例第1条は、本年度の期末手当の支給割合を100分の5引き下げるため、議長、副議長及び議員に支給する期末手当について規定している第6条第2項の支給割合を「100分の225」から「100分の220」に引き下げる改正であります。 次に、改正条例第2条は、来年度の期末手当の支給割合を年間を通じて100分の5引き下げるため、6月と12月の期末手当の支給割合をそれぞれ「100分の222.5」に改めるものであります。なお、附則についてでありますが、改正条例第1条の規定は令和2年12月1日から、改正条例第2条の規定は令和3年4月1日から施行しようとするものであります。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 続きまして、議案第78号 市長、副市長及び教育長の給料その他の給与条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例につきましては、令和2年の人事院勧告を踏まえ、国家公務員の一般職の職員の給与に関する法律が改正される見通しであり、これに準じ、本市職員の期末勤勉手当の支給割合についても引下げ改定することから、条例の改正をお願いするものであります。 改正の内容でありますが、改正条例第1条は、本年度の期末手当の支給割合を100分の5引き下げるため、市長、副市長及び教育長の期末手当について規定している第3条第2項の支給割合を「100分の225」から「100分の220」に引き下げる改正であります。 次に、改正条例第2条は、来年度の期末手当の支給割合を年間を通じて100分の5引き下げるため、6月と12月の期末手当の支給割合をそれぞれ「100分の222.5」に改めるものであります。なお、附則についてでありますが、改正条例第1条の規定は令和2年12月1日から、改正条例第2条の規定は令和3年4月1日から施行しようとするものであります。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 続きまして、議案第79号 海南市職員給与条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。 本条例につきましては、令和2年の人事院勧告において国家公務員期末勤勉手当の支給月数を0.05月分引き下げる勧告があったことを受け、国家公務員の一般職の職員の給与に関する法律が改正される見通しでありますので、これに準じ、本市職員の期末勤勉手当の支給割合についても、同様に引下げ改定を実施しようとするものであります。 改正の内容でありますが、改正条例第1条は、本年度の期末手当の支給割合を100分の5引き下げるため、給与条例第25条に規定している期末手当の支給割合を「100分の130」から「100分の125」に引き下げる改正であります。 次に、改正条例第2条は、来年度の期末手当の支給割合を年間を通じて100分の5引き下げるため、給与条例第25条に規定している期末手当の支給割合を6月と12月それぞれ「100分の127.5」に改めるものであります。 なお、附則についてでありますが、改正条例第1条の規定は令和2年12月1日から、改正条例第2条の規定は令和3年4月1日から施行しようとするものであります。 次に、議案第80号 海南市会計年度任用職員の任用、勤務条件等に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例につきましては、令和2年の人事院勧告において国家公務員期末勤勉手当の支給月数を0.05月分引き下げる勧告があったことを受け、国家公務員の一般職の職員の給与に関する法律が改正される見通しでありますので、これに準じ、本市会計年度任用職員期末手当の支給割合についても改定を実施しようとするものであります。 改正の内容でありますが、会計年度任用職員の任用、勤務条件等に関する条例第17条第2項に規定する期末手当の支給割合を年間を通じて100分の5引き下げるため、6月と12月それぞれ「100分の130」から「100分の127.5」に改めるものであります。 なお、附則についてでありますが、本条例の規定は令和3年4月1日から施行しようとするものであり、職員とは異なり、本年12月の期末手当については引下げ改定を実施しないものであります。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(川崎一樹君) 説明が終わりました。 これより議案第77号から議案第84号までの議案8件について、一括して御質疑いただきますが、質疑の通告がありますので、まず初めに通告による質疑を許可いたします。 11番 東方貴子君 ◆11番(東方貴子君) 議案第80号 海南市会計年度任用職員の任用、勤務条件等に関する条例の一部を改正する条例についてお尋ねいたします。 立場が曖昧であり、給与面等でも正規職員と大きく差があった一般職非常勤職員がこの会計年度任用職員という名称に変わり、待遇も少し改善されたわけですけれども、なぜ国家公務員の給与等を考える人事院勧告会計年度任用職員の処遇にまで効力を及ぼすのかお尋ねします。 まずは、会計年度任用職員の位置づけはどうなっていますか。 ○議長(川崎一樹君) 答弁願います。 久保田総務課長総務課長久保田雅俊君) 会計年度任用職員の位置づけについてでありますが、法的には地方公務員法第22条の2を根拠に一会計年度を超えない範囲内で置く非常勤の職員であります。 ○議長(川崎一樹君) 11番 東方貴子君 ◆11番(東方貴子君) 地方公務員法第22条の2の規定に基づき任用される非常勤の職員にも人事院勧告は及ぶのか、県下他市の状況はどうなっていますか、お尋ねいたします。 ○議長(川崎一樹君) 久保田総務課長総務課長久保田雅俊君) まず、会計年度任用職員の給与に係る人事院勧告の取扱いについては、国の説明では、各団体の事情に配慮しながら常勤の職員に準じて改正するのが基本とされていることから、基本的には人事院勧告の対象とするのが適切だと考えております。ただし、今回の各自治体の人事院勧告への対応については、それぞれの制度移行の状況によりまして様々であります。 県下他市の人事院勧告への対応状況については、本市と同様に、現状2.6月の期末手当の支給月数を翌年度の令和3年4月から年間で0.05月分引き下げようとするのは、橋本市と田辺市であります。それと、今年度から対応するとしているのは、紀の川市、和歌山市でありまして、紀の川市は本年12月支給分から0.05月分引下げ、和歌山市は本年12月支給分から0.025月分引下げ予定とのことであります。 なお、今回は改定をしないとするのは、有田市、御坊市、新宮市、岩出市でありますが、これは段階的な制度移行の途中にあり、正規職員の期末手当の支給月数2.6月よりも現状少ないという状況にあるためと聞き及んでおります。 ○議長(川崎一樹君) 11番 東方貴子君 ◆11番(東方貴子君) ありがとうございます。本市は2.6か月と、もともと頑張っていただいていたことを知りました。 会計年度任用職員は一般職員のように待遇や給与等について主張できる場--労働組合等ですね--がないので、契約のときしか言えることはありません。今回は、期末手当の減給は避けられましたが、契約時には人事院勧告等により次年度の契約が変更される可能性があるということを示すべきだと思います。 また、今回も議案が通った場合は、一日も早く周知するべきだと思いますけれども、お考えをお尋ねいたします。 ○議長(川崎一樹君) 久保田総務課長総務課長久保田雅俊君) まず、任用時の説明についてでありますが、現状では、個々年度当初にお渡しする勤務条件通知書というものがあるんですけれども、それについて翌年度の任用条件が人事院勧告により変更となる可能性があるという旨のことを示しておりませんので、新年度からは明記するよう改めさせていただきます。 次に、本改正の周知についてであります。 本条例を御可決いただきましたら、できる限り速やかに、12月中を考えておるんですけれども、書面により各会計年度任用職員に通知したいと考えております。 ○議長(川崎一樹君) 以上で通告による質疑を終了いたします。 次に、本案について、御質疑のある方、ございませんか。 1番 橋爪美惠子君 ◆1番(橋爪美惠子君) 職員の期末手当の改定ということでお尋ねしたいと思います。 このCOVID-19--新型コロナウイルスという状況の下で、職員さんにとっても大変厳しい働き方が強いられてきているかと思います。公務員の働きというのが大変大切になっている、そういうときにねぎらうべきときではないかと思うんです。そのときに、期末手当を下げてくるということに関して、どうお考えかお聞きしたいと思います。 また、経済の活性化ということです。職員さんの期末手当を下げるということは、それなりに海南市の経済にとっても波及効果があるかと思います。 プレミアム付商品券では5億円の予算で、今、大変好評で8割以上の方が購入されているということを先ほど市長からも述べられましたが、職員の期末手当の改定、およそ1,000万円ですけれども、このプレミアム付商品券で5億円出しているんですけれども、1,000万円を少なくしてしまう。何か経済的活性化ということでは矛盾しているように思いますが、どうお考えかお聞きしたいと思います。 ○議長(川崎一樹君) 久保田総務課長総務課長久保田雅俊君) まず、1点目のこのコロナ禍の中でねぎらうべきこの時期に下げるのかということであります。 これについては、状況で言うたらそういった面もあろうかと思いますけれども、我々地方公務員の給与の水準というのは、人事院勧告というものをよりどころにするというのが最も大事な点であろうかと考えております。 人事院勧告に準拠するということは、国家公務員の給与に準拠した改正を行うということになるんですけれども、これは様々な法的な制度であったりとか、そういった面から適正な改正であり、必要なことであろうかと考えております。 そういったことから、組合とも十分協議し、十分納得していただいた上で、今回、改正案を上程させていただいたわけでありますので、その点については必要なことであるというふうに考えております。 次に、経済の活性化との関係で矛盾しているのではないかという点であります。 確かに、今回の条例改正によりまして減額幅というのは、先ほど御指摘ありましたような額について減額補正がかかるものでありますけれども、そういった面で言いますと、少なからず影響というのは出ようかと思いますけれども、それ以上にやはり人事院勧告の取扱いというものは大事なものであると考えておりますので、その点については、どちらを取るかということになってくるんですけれども、給与の水準を見直すという点で言いますと、人事院勧告に準拠した改正というものを基本にしたいというふうに考えております。 ○議長(川崎一樹君) 1番 橋爪美惠子君 ◆1番(橋爪美惠子君) お答えいただきました。 人事院勧告をよりどころとして改正していくということが必要なことであるということだと思うんですけれども、ただ、必ずしも人事院勧告に従うということがなくてもいい場合もあるかと思うんです。この大変なときだからこそ、期末手当を下げるというのは、やっぱり大きいと思うんです。士気にも関わるように思うんですけれども、その点について再度お聞きしたいと思います。 ○議長(川崎一樹君) 答弁願います。 久保田総務課長総務課長久保田雅俊君) 人事院勧告に準拠するということの意義ということになろうかと思います。 人事院勧告に従うということは、つまりは民間準拠ということにもつながるわけであります。人事院勧告自体は国家公務員に対して出されるものですけれども、国家公務員については、これも同じ勤労者であります。勤務の対価として適正給与を確保するということが必要になるんですけれども、公務員給与というのは民間企業とは異なって、市場原理による決定が困難であります。こうしたことに対して、民間給与というのはきちっと労使交渉等によってその時々の経済であったり、雇用情勢等反映して決定されることとなっておりまして、こうして決められた民間の給与に準拠して公務員給与を定めるということが、最も合理的で広く市民、国民の皆さんの御理解を得られる方法とされております。 なので、必ずしも人事院勧告にという点については、いろいろ御意見があろうかと思いますけれども、やはりいろんな法的な根拠であるとか、そういったものをきちっと合理的に説明しようと思いますと、こういった民間準拠、人事院勧告に準拠するという考え方を踏襲するのが必要であるというふうに考えております。 ○議長(川崎一樹君) 他に御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎一樹君) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 ただいま審議しております議案8件のうち、議案第77号から議案第80号までの議案4件につきましては、総務委員会に付託し、議案第81号から議案第84号までの議案4件につきましては、予算決算委員会に付託いたします。 この際、委員会開催日程調整のため、暫時休憩いたします。                           午前10時18分休憩-----------------------------------                           午前10時19分開議 ○議長(川崎一樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- △諸般の報告 ○議長(川崎一樹君) この際、各常任委員会委員長招集の委員会開催日程を事務局長から報告させます。 小柳事務局長事務局長(小柳卓也君) 報告いたします。 総務委員会、本日午前10時30分から第3委員会室。 予算決算委員会、総務委員会終了後、第1委員会室。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 報告が終わりました。 お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ延会し、明日11月27日から11月29日までの3日間は休会し、11月30日午後1時から会議を開きたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 本日はこれをもって延会いたします。                           午前10時20分延会----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。  議長   川崎一樹  議員   川口政夫  議員   栗本量生  議員   川端 進...