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  1. 生駒市議会 2024-03-22
    令和6年厚生文教委員会 本文 開催日:2024年03月22日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-07
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前11時15分 開会 ◯伊木まり子委員長 ただ今から厚生文教委員会を開催いたします。  なお、市民、報道の傍聴を許可いたしておりますので、ご了承願います。  本日の会議につきましては、次第に基づき調査を行います。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前11時15分 開議 2 ◯伊木まり子委員長 調査事項1、令和6年度生駒市立病院事業計画書について。  本件は、理事者からの申入れに基づき報告を受けるものです。  なお、本件については、報告の後、委員からの質疑を受け、委員による質疑終結後、委員外議員から質疑を受けることでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 3 ◯伊木まり子委員長 本件について、部長から報告を受けます。吉村福祉健康部長、着座でお願いいたします。 4 ◯吉村智恵福祉健康部長 本日は厚生文教委員会の開催、ありがとうございます。それでは、着座にて失礼いたします。  調査項目につきましては、令和6年度生駒市立病院事業計画生駒市立病院経営強化プラン生駒市立病院の管理運営に関する今後の取組についての3項目となっており、項目ごとに資料1、資料2、資料3といたしております。  それでは、項目1といたしまして、令和6年度生駒市立病院事業計画書につきましてご報告申し上げます。  生駒市立病院におきましては、今年6月で開院から10年目を迎えます。これまで地域住民の皆さんの安心と安全を守り、愛され、信頼される病院づくりを目指し、各種の取組を進めてまいりました。とりわけ、二次救急医療に加え、新型コロナウイルス感染症への積極的な取組につきましては、これまでの実績からも公立病院としての役割をしっかり果たしてくれております。また、新型コロナウイルス感染症対策につきましては、国、県の動向や感染状況などを踏まえ、引き続き体制整備に努めております。生駒市立病院では、常勤医師の確保や地域の医療機関との連携、救急患者の確実な受入れ等により患者数の増加を目指すこととしており、令和6年度の1日平均患者数につきましては、入院141.4人、外来294.5人との目標を設定しております。また、小児科の救急医療や入院医療の体制を充実させ、引き続き奈良県北和小児科2次輪番体制に参加いたします。分娩件数につきましても250件としており、引き続き市立病院で出産を希望されるニーズに対応してまいります。  なお、令和6年度生駒市立病院事業計画書につきましては、令和4年度の事業報告及び令和5年度上半期の中間報告に対し、生駒市立病院管理運営協議会からのご意見等も踏まえまして、指定管理者から市に提出され承認したもので、3月16日の土曜日に市立病院管理運営協議会において報告申し上げたものでございます。  二つ目としまして、生駒市立病院経営強化プランにつきまして、去る2月10日に開催しました第30回生駒市立病院事業推進委員会において答申いただきましたので、ご報告申し上げるものです。  三つ目としまして、生駒市立病院の管理運営に関する今後の取組についてご報告いたします。いずれの項目につきましても、詳細は地域医療課長の水澤からご説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 5 ◯伊木まり子委員長 水澤地域医療課課長、着座でどうぞ。お願いします。 6 ◯水澤宏之地域医療課長 それでは、一つ目の項目、令和6年度生駒市立病院事業計画書についてご報告いたします。資料は1と1-2の二つございますが、本日は資料1-2の方を使ってご説明いたします。
     まず、目次をご覧ください。上の四つが基本項目である診療科目、病床数、人員体制、患者数です。9ページ以降は病院事業計画コンセプトごとに区分して記載しております。  では、1、2ページをお願いいたします。  まず、表の見方ですが、表の一番左端が病院事業計画の欄、右に向かって順に、令和4年度事業報告、令和5年度中間報告、両報告で出ました課題等を表記しており、右端が令和6年度事業計画となっております。令和6年度事業計画欄において、課題に対して計画に反映している部分を、下線を表記しています。本日はこの欄を中心にご説明いたします。  まずは診療科目になります。診療科目は、令和5年度に引き続き17診療科でございます。  続きまして、3、4ページをお願いします。  ここは病床数です。救急患者の積極的な受入れを始め、病床利用率の向上に向け、入院医療に対応できる常勤医師の確保、地域医療機関との連携強化による紹介患者の受入れに取り組みます。また、新興感染症の感染拡大となった際には、国や県の要請に基づきゾーニングを行うとともに、より多くの検査を行える検査体制整備や、病床の確保を目指していきます。  続きまして、5、6ページの人員体制でございます。  一番右の表ですが、令和7年3月末における常勤医師は27名、そして看護師は159名を計画しております。医師の確保につきましては、常勤医師が不足している整形外科等での確保を含め増員を図り、入院医療を充実させます。また、協力型臨床研修病院の指定を受けましたので、奈良県総合医療センターの協力施設として、研修プログラムへの参加を予定しています。そして、医師事務作業補助者を増員し、医師の業務負担の軽減を図るなど、医師の働き方改革の取組として引き続き勤務環境の改善を行ってまいります。  続きまして、7、8ページの患者数でございます。  こちら、右の表の一番下の欄ですが、1日当たりの平均患者数は、入院141.4人、外来294.5人を予定をしております。外来患者数は、今回からはコロナワクチン接種が他のワクチンと同じ体制となることから、ワクチン接種者数も含む人数で表記しております。  続いて、9、10ページをお願いいたします。  ここからは、市立病院のコンセプトの質の高い医療の提供でございます。令和5年度において病院機能評価を取得しましたので、更なる質の高い医療提供体制を目指していきます。また、本年度の手術件数は全体で1,300件を予定しており、分娩件数については、前年に引き続き250件としています。産婦人科や小児科が連携することで、新生児、乳幼児に係る母子医療体制を整備、充実してまいります。  続きまして、11、12ページをお願いいたします。  こちらは主要4疾病に係る医療体制を掲載しており、がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病について、提供できる医療機能や役割を明記しております。また、中段辺りになりますが、患者満足度の向上につきましては、入院患者・外来患者アンケート調査の実施や、ご意見箱の内容への対応、院内スタッフ対象の接遇研修の実施などを記載しております。  続きまして、13、14ページをご覧ください。  こちらは、医療安全管理体制や医療事故への対応につきましては、病院機能評価においても重視されている評価項目となりますので、市民、患者に信頼される安全で安心できる病院を目指して、記載のとおりしっかり取り組んでまいります。  続きまして、15、16ページをお願いいたします。  地域完結型の医療体制構築への寄与としまして、地域の医療機関との病診・病病連携を積極的に推進し、介護・福祉施設との密接な連携を図ってまいります。中段辺りの在宅支援機能の充実として、増加する在宅患者やそのかかりつけ医をサポートする後方支援病院としての役割を果たすため、医療連携登録医協力医療機関、連携施設等との連携を強化し、在宅患者の増悪時の積極的な受入れを行ってまいります。  続きまして、17、18ページをお願いいたします。  周辺の他の医療機関との連携になりますが、医師会と地域医療の課題を共有し、顔の見える関係を構築することで、スムーズな地域医療連携を推進してまいります。そして、中段の下辺りになりますが、地域の医療機関との病病・病診連携及び協力体制を重視して、紹介率40%、逆紹介率25%を目指してまいります。  続きまして、19、20ページをお願いいたします。  こちらは救急医療の充実になります。救急患者を断らないという姿勢のもと、24時間365日受入れ体制を整え、地域住民が安心できる救急医療体制の充実を目指して、救急受入れ件数は3,000件、救急応需率は95%を目指してまいります。また、市内内科系2次、外科系1次・2次輪番病院や休日・夜間応急診療所のバックアップの機能の役割を果たしてまいります。  続きまして、21、22ページをお願いいたします。  救急受入れ体制として、医師・看護師など、患者数に応じて必要な人員体制を引き続き整備してまいります。特に整形外科等の常勤医師の確保に努め、当直、オンコール体制の更なる充実を目指していきます。  続きまして、23、24ページをお願いいたします。  こちらは上段、中段、下段と分かれていますが、まず、上段の小児医療の充実については、小児救急対応、入院患者の受入れ体制の充実を図り、引き続き奈良県と情報交換しながら、北和小児科2次輪番体制に寄与してまいります。  続いて、中段のところ、これは災害時医療の確保でございます。大規模災害時において、傷病者の受入れや医療救護に対応可能な体制を引き続き整備し、災害対応マニュアルに沿って、現場スタッフや地域住民が参加する実地訓練を行ってまいります。  下段ですが、こちらは予防医療の啓発でございます。更なる市民の疾病予防と疾病の早期発見、早期治療、重症化の防止を目的として、医療に関する基礎知識や最新の情報を、医療講演会を通してしっかり提供してまいります。  続きまして、25、26ページをお願いします。  市民参加による運営でございます。市民の意見の反映の仕組みとしまして、入院・外来患者アンケート調査の結果、ご意見箱の意見及び対応につきまして、ホームページや院内での掲示による公表、管理運営協議会への報告など、広く市民に周知していきます。また、市民交流事業としまして、例年行っています健康フェスティバル院内コンサート、そして、令和6年度は開院から10年目となりますので、10周年の記念イベントなどの開催も予定しています。  下段の環境に配慮した運営は、ご覧のとおりでございます。  そして、最後になりますが、27ページをお願いします。  こちらは令和6年度の収支計画を表記しております。表のちょうど真ん中に当たりますが、医業収入から医業費用を差し引いた令和6年度の医業利益は2億7,000万円、そして、この医業利益から医業外利益、医業外費用を差引きした経常利益は3億400万1,000円を計上しており、前年度から2億5,375万円の増加となります。  報告は以上となります。よろしくお願いいたします。 7 ◯伊木まり子委員長 ただ今から本件について質疑を行いますが、報告内容が多岐にわたることから、調査を円滑に行うために、質疑の度に関連した質疑が他にないかを確認を行いますので、関連する質疑がある場合、先の質疑の終了後、引き続いて質疑してくださいますよう協力をお願いいたします。  それでは、本件について、委員による質疑に入ります。質疑等ございませんか。中尾委員。 8 ◯中尾節子委員 4ページのところの、この説明資料ですね。病床数のところなんですけれども、病床平均利用率、参考値で、1日平均、令和5年4月から令和6年1月までは66.8%と、これ、昨年の同じ時期では56.7%で、10%多くなっているんですね。この病床利用率って、7、8ページの患者数とも関連すると思う、入院のこれとも関連していると思うんですけれども、これ、入院のこの事業計画で、年間平均141.4人となっているんですね。これは昨年度の計画144.6人より少なくなっているんです。前回、私、中間報告のときに、どのぐらいなんですかって、平均、県内で平均はどのぐらいというのと、あと、目標はどのぐらいですかというのをお聞きしたときに、目標70%ぐらいとおっしゃっていたんです。なのに、今回も事業計画でちょっと控え目の141.4人っていうと、67%ぐらいだと思うんですけれども、それはどうしてでしょう。入院患者、去年と比べたら増えているのに、事業計画の数が少ないと言うか、あまり増やしてないというのは。 9 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 10 ◯水澤宏之地域医療課長 病床利用率、確かにご指摘のとおり、令和4年度で56.9%で、今年度の直近の1月までを追った数字は66.8%としております。一般的な公立病院が求める数値としては70.0%以上というところはあります。この入院患者をしっかり確保して対応していくとなりますと、それなりの医師、看護師のスタッフの増員というのも併せて進めていくということが必要なことから、一気に70であったり75という目標を立てることは難しく、段階的な措置としてこのような計画を立てています。  また、この病床利用率につきましては、次の項目2でご説明させていただきます経営強化プランにおいても、令和9年度までを、計画示さなければいけないとなっておりますので、併せてそこでもご説明させていただきたいと思っております。 11 ◯伊木まり子委員長 よろしいですか。  他に質疑等、この病床利用率に関係して質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 12 ◯伊木まり子委員長 ないようでしたら、この4ページにおいて、質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 13 ◯伊木まり子委員長 それでは、他の項目で質疑等ございませんか。神山委員。 14 ◯神山さとし委員 資料1の。 15 ◯伊木まり子委員長 資料1と言いますと、事業計画書の方ですね。 16 ◯神山さとし委員 はい。資料1の2ページの人員体制なんですけど、小児科の常勤医師を増やす、2人増やすという計画で、中間のとき3名だったと思うんですけど、現状は何名になっているんでしょうか。 17 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 18 ◯水澤宏之地域医療課長 小児科の医師ということ、常勤医師ということで、現在は3名になります。 19 ◯伊木まり子委員長 神山委員。 20 ◯神山さとし委員 2名の増員というのは、輪番の回数も増やしていきたいというような思いからかなと思っていたんですけど、あと、助産師の増員とか産婦人科の手術件数も増やしていきたいみたいな話もあって、分娩件数の推移が何らか関係して、この辺の人数を考えているのかなと思ったんですけど、その辺の関係性というのもあるんでしょうか。 21 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 22 ◯水澤宏之地域医療課長 この計画上、小児科3名から5名に2名増加という形に数字上はなっております。細かな内訳と言いますと、1名、今の3人のうちの1人が出産されるので、ちょっとお休みいただくことの追加というところと、あとは、北和輪番の方を大体月1回から2回、お一人の小児科医に担当していただいているんですが、なかなかお一人の負担にかかっているので、そこの負担を軽減するために、もう1人小児科医を追加するというところが、まず1点ございます。  もう一つは、分娩件数のところで言いますと、令和3年度ぐらいまでは大体150ぐらいまでの数字だったんですが、令和4年度以降、250を超える数字になっておりまして、なかなかそこで、今ちょうどぎりぎりの体制で頑張っていただいているところがあって、助産師の増加というのも併せてしているところです。 23 ◯伊木まり子委員長 神山委員。 24 ◯神山さとし委員 分かりました。この人員体制に係るとこなんで、そのまま行っていいんですかね。 25 ◯伊木まり子委員長 ちょっとすいません、神山委員に申し上げたいんですけど、この資料1は資料2の中に含まれていまして、1-2に。それで、これまでからこの資料を、説明資料のページごとにやってまいりましたので、この説明資料の方のページで進めさせていただきます。説明資料の方に事業計画、これ含まれています。含まれていないのは14ページですかね。収支計画が含まれてない(発言する者あり)そうですね。これにしかないところもありますけども、資料1-2に含まれている部分につきましては、資料1-2を使ってさせていただきたいと思います。ですから、今、神山委員がおっしゃっているのは説明資料の6ページの事業計画のところですね。6ページの小児科のところで質問いただいたので、まず、今のは。 26 ◯神山さとし委員 今の人員体制に関して、まだ続きが。 27 ◯伊木まり子委員長 じゃあちょっと小児科のところで。 28 ◯神山さとし委員 は、終わりです。 29 ◯伊木まり子委員長 聞いていただく。他の人からないか聞きたいと思います。  じゃあ、小児科の方の人員について、質疑等ございませんか。高杉委員。 30 ◯高杉千代子委員 小児科の北和輪番制に関してなんですけども、生駒市立病院は呼吸器系の機械を使った医療は入院させられないというお話を伺ったことがあるんですけど、そういう面で、例えば風邪引きました、で、来ました。何もなければいいんですけど、これが呼吸器をつけなければいけない治療になったときは搬送となると思うんですけど、そういった面でも2次輪番制の役割というのを果たすことができるんでしょうか。 31 ◯伊木まり子委員長 高杉委員。  お答えいただきましょうか、今、人員のところでやっていますのでね。 32 ◯高杉千代子委員 すいません。 33 ◯伊木まり子委員長 今、医療の内容ですね。お答えいただけるのであれば。水澤課長。 34 ◯水澤宏之地域医療課長 北和小児輪番は通常医療をされてない時間帯において、小児科の対応を輪番で担当しているということになりますので、まず、第一次的には市立病院で受け入れまして、その対応をできる限りした上で、できなければ三次救急等に回していくような対応になると思います。 35 ◯高杉千代子委員 ありがとうございます。 36 ◯伊木まり子委員長 ここではと言いますか、ちょっと細かい内容で、赤ちゃんのことになると産婦人科も関わっているので少し、ちょっとここで取り上げるのは難しいかなと思いますので、今のこの人員体制ですね、5ページ、6ページのところの範囲内で質問していただけたらと思います。  小児科の人員に関連して、他にはございませんか。              (「なし」との声あり) 37 ◯伊木まり子委員長 それでは、この5ページ、6ページの人員体制のところで質疑等ございませんか。神山委員。 38 ◯神山さとし委員 看護師の人数についてなんですけど、5年度の計画では外来部門が47名にされてて、これを60人増やすと。入院部門が109人にしていたのが、99人に減らすという、この外来と入院の増減は、どういった理由でされているんですか。 39 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 40 ◯水澤宏之地域医療課長 実際、今回この計画上、外来と入院での増減というのはあるんですけども、看護師の中でのジョブローテーションというのがあるので、実際の運用としてはもうかなり可変的に動いているところがあります。ですので、この数字だけをもって入院をなぜ減らしたのかというような答えは、ちょっと持ち合わせていませんが、中でのジョブローテーションで回しているというご理解をいただければと思います。総数としては、体制を強化するために増加させているというところをご理解いただければと。 41 ◯伊木まり子委員長 神山委員。 42 ◯神山さとし委員 減っている方は、実績を見てということですね。 43 ◯伊木まり子委員長 ジョブローテーションというのが。 44 ◯神山さとし委員 分からない。 45 ◯伊木まり子委員長 天野課長補佐。 46 ◯天野卓地域医療課課長補佐 補足なんですが、今、ちょっと外来の方が増えてきておりますので、限られた人員をどこに配置するか、限られた医療資源という形になりますので、そちらになりますと今、外来の方がかなり増えてきていますので、そちらにやむなく回しているというふうな現状でございます。 47 ◯神山さとし委員 分かりました。 48 ◯伊木まり子委員長 よろしいですか。  他に、看護師の人員等ありませんか。高杉委員。 49 ◯高杉千代子委員 助産師のところが19名から23名に増えているんですけど、多分、分娩が多くなってきたというのも一つあると思うんですけど、その中において、保険点数化される部分の、例えば母乳ケアとかだったら、アドバンスだったら保険点数化されると思うんですけど、そのうちの助産師の、この23名のうちのアドバンス助産師の数って分かりますか。 50 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 51 ◯水澤宏之地域医療課長 その対象となる看護師はいらっしゃいません。いらっしゃらないです。 52 ◯伊木まり子委員長 いらっしゃらない。よろしいですか。  助産師と言うか、看護師に関してございませんか。              (「なし」との声あり) 53 ◯伊木まり子委員長 それでは、この5ページ、6ページ、人員体制のところで質疑等ございませんか。中尾委員。 54 ◯中尾節子委員 6ページの医療従事者の確保についてのところで、「協力型臨床研修病院の指定を受け」って書いてあるんですけれども、これはどういうことなのかちょっと教えていただけますか。 55 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 56 ◯水澤宏之地域医療課長 これは、実は結構念願の、やっと指定されたという思いがあります。臨床研修病院というのは、単純に言いますと、医師免許を取得された医師は、少なくとも2年間初期臨床研修というのを受けないといけないんですが、その臨床研修を受ける病院は、県が指定する病院で受けないといけないんですね。その県が指定する病院に、この度令和5年度において生駒市立病院が指定されたという流れに、まずなります。 57 ◯伊木まり子委員長 中尾委員。 58 ◯中尾節子委員 それは、市立病院が手を挙げて指定してほしいって言うのか、それとも、県の方から指定されるのか。 59 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。
    60 ◯水澤宏之地域医療課長 市立病院の方から手を挙げて申請して、県の会議において審査されて指定されるというような流れになります。 61 ◯伊木まり子委員長 中尾委員。 62 ◯中尾節子委員 分かりました。今、念願のっておっしゃってたのは、それはなぜなんでしょう。そんな、何か指定されるのを求めていらっしゃったというのは、ちょっと教えてください。 63 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 64 ◯水澤宏之地域医療課長 初期臨床研修の研修を受け入れるということは、県にまず認められないといけないという前提がある中で、臨床研修病院となったときの分かりやすいメリットと言いますと、やっぱり若手医師を受け入れるということです。これを受け入れるということは、やっぱり教えながらやるので、今までの業務に負荷がかかってはくるんですけども、その受け入れるために、いわゆる指導医という方々は、今まで以上に意識高く持ちながら業務に当たることになりますし、そもそも若い医師が病院の中に来ていただけるならば、それはそれで単純に活性化につながるということで、病院経営の中では重視している事項だと思います。 65 ◯伊木まり子委員長 中尾委員。 66 ◯中尾節子委員 受入れは、体制は整うと。だけど、若手の医師が行きたい、だから、いろいろ指定病院って多分あると思うんですけれども、市立病院に行きたいというふうに言ってもらわないと、無理から派遣されるとかじゃないですよね。 67 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 68 ◯水澤宏之地域医療課長 おっしゃるとおりです。医師に選んでもらうと、一覧には載ります。その中で、各病院が集まったPRする場とかもありますので、そこでどれだけ魅力的なプログラムを提供できるかとか、こういう設備であったり環境が整っているかというところをしっかりアピールして、医師に選んでいただく。それが、令和6年度においては募集期間で、エントリーがあったら、実際受入れは7年度から開始という形になってきます。 69 ◯伊木まり子委員長 中尾委員。 70 ◯中尾節子委員 診療科目なんですけれども、どの診療科目も受入れ体制と言うか、整っているんですかね。 71 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 72 ◯水澤宏之地域医療課長 今回、令和5年度に申請しましたのは、外科において申請して通ったという形になります。 73 ◯中尾節子委員 分かりました。いいです。 74 ◯伊木まり子委員長 よろしいですか。  じゃあこの協力型臨床研修病院の指定というところに関連して、質疑ありませんか。              (「なし」との声あり) 75 ◯伊木まり子委員長 それでは、5ページ、6ページに関連して、他のところで何か質疑等ございませんか。神山委員。 76 ◯神山さとし委員 6ページの課題のところの一番上に、入院医療を充実させるため、引き続き不足する内科・整形外科の常勤医師を確保する必要があるというところなんですけど、この不足する内科というのがどれか教えてもらえますか。 77 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 78 ◯水澤宏之地域医療課長 通常、今、現時点では内科3人いらっしゃいますが、そのうちのお一人は検診関係を担当する医師になりますので、実質内科を担当していただいているのは今、2名になります。そういう意味において、もう1名以上の追加、増員があればという意味合いになります。 79 ◯伊木まり子委員長 神山委員。 80 ◯神山さとし委員 分かりました。計画の下の方を見ると、ここ、「整形外科の常勤医師の確保・増員を図り」という、下線がついてあって、下線は計画に反映したというような話がさっきあったんですけど、上の表の方では、その人数のところには反映と言うか、増やす予定にはなってないんですけど、これは反映という、人数増やすという計画にしなくていいんですかね、ここは。 81 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 82 ◯水澤宏之地域医療課長 ご指摘のとおり、整形外科を確保が必要と言っているにもかかわらず、引き続き1人になる、要するに2人になってないというところなんですけれども、本来ここに、ご指摘のとおり計画上、上げるべきなんですが、今現時点においては、ちょっと常勤医師の確保の見込みといいますか、そこら辺の状況が確認取れない中で、ちょっと数値を具体的に入れることが難しいという判断のもと、入れられてない状態になります。 83 ◯伊木まり子委員長 神山委員。 84 ◯神山さとし委員 それは、小児科はもう確実に入るという話に聞こえてしまうんですけど、そういうことなんですか。 85 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 86 ◯水澤宏之地域医療課長 小児科医は令和6年度中において、どこかのタイミングで入れる見込みがあるというような判断になります。 87 ◯伊木まり子委員長 神山委員。 88 ◯神山さとし委員 じゃあ、この計画は、もう完全に入るよという見込みがある人数を示していく表になるということ。 89 ◯伊木まり子委員長 天野課長補佐。 90 ◯天野卓地域医療課課長補佐 すいません、ちょっと説明不足で申し訳ございません。ここに載せさせていただいてる医師数というのは、その後の収支計画の方に影響が出てくるものでございますので、一定確実に、4月1日以降勤務いただける先生がおられる場合は、そこの収支予測できますので、そういう方を優先的に書かせていただいているということで、整形外科の獲得を諦めたというわけではないということで、ご認識いただければと思います。 91 ◯神山さとし委員 分かりました。 92 ◯伊木まり子委員長 よろしいですか。  5ページ、6ページで他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 93 ◯伊木まり子委員長 ないようでございますので、他の項目について、他のページで何か質疑等ございませんか。中尾委員。 94 ◯中尾節子委員 10ページなんですけれども、事業計画のところの上の方に、「病院機能評価の取得を機に更なる質の高い医療提供体制を目指します」って書いてあるんですけれども、これはちょっと後のあれにも、強化プランのところにも書いてあったんですけれども、これ、評価を受けたというのは何、食べ物屋さんで言ったらミシュランを取ったとかみたいな、ちょっとお墨つきをもらったみたいな、私はイメージなんですけれども、これは、県内の公立病院とかではどこが取っているんでしょうか。 95 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 96 ◯水澤宏之地域医療課長 県内では既に14病院取っているのですが、主立ったところで言いますと、例えば県立医科大学附属病院であるとか、市立奈良病院、奈良医療センター、あとは西奈良中央病院など、合計で14カ所で、生駒市立病院が15カ所目になります。 97 ◯伊木まり子委員長 中尾委員。 98 ◯中尾節子委員 これ、審査を受ける、評価というのは受けると思うんですけど、これ、落ちることっていうのはあるんですかね。 99 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 100 ◯水澤宏之地域医療課長 病院機能評価が全部で88項目あるんですね。大きく4領域で88項目。例えば、患者中心の医療の推進であるとか、良質な医療の実践がされているかなど、本当に細かくあります。その4領域88項目について、S、A、B、Cという4段階の評価がされます。全ての項目においてB以上を取らないと取得できないので、それを取る、B以上を獲得できるまでは取得できないという状況になります。 101 ◯伊木まり子委員長 中尾委員。 102 ◯中尾節子委員 じゃあちなみに、市立病院はどうだったんですかね。SからCまである評価のうち。 103 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 104 ◯水澤宏之地域医療課長 ちょっと数はすいません、正確な数は忘れてしまったんですけど、ほとんどの項目がAで、一部B、救急の部分においてだけSが取れました。 105 ◯伊木まり子委員長 中尾委員。 106 ◯中尾節子委員 これ、評価を取得したということで、市立病院は安心してと言うか、それなりに第三者から評価を受けてというので、外に対しても言えると思うんですけれども、これ、今後も受けていくというふうに書いてあるんですけど、これ、有効期限と言うか、取得の認定期間というのはあるんですかね。毎年とか。 107 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 108 ◯水澤宏之地域医療課長 更新制になりますので、5年間、5年後には再度評価を受けるか受けないかという判断が必要になります。 109 ◯伊木まり子委員長 中尾委員。 110 ◯中尾節子委員 5年間は、評価を受けましたというのはできると。これ、審査受けるにはお金、いろんな団体から認定の調査とかが入って、お金かかると思うんですけど、幾らぐらいか聞いてもいいですか。 111 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 112 ◯水澤宏之地域医療課長 院長に聞いたお話では、300万ぐらいかかるということです。 113 ◯伊木まり子委員長 中尾委員。 114 ◯中尾節子委員 300万審査にかかると。それ、更新の申請するにも、やっぱりまた300万、もうちょっと安くなったりするんですか。 115 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 116 ◯水澤宏之地域医療課長 ちょっと更新費用については確認しておりませんので、分かりません。申し訳ないです。 117 ◯中尾節子委員 分かりました。 118 ◯伊木まり子委員長 他に、病院機能評価に関連してございませんか。              (「なし」との声あり) 119 ◯伊木まり子委員長 ないようでございますので、この9ページ、10ページに関連して、9ページ、10ページの項目で質疑等ございませんか。神山委員。 120 ◯神山さとし委員 計画の手術件数なんですけど、これって増やしていきたいという計画で見たらいいんですかね。増やしていこうとするという計画を立てているって見たらいいんですかね。 121 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 122 ◯水澤宏之地域医療課長 基本的にはそのとおりになります。 123 ◯伊木まり子委員長 神山委員。 124 ◯神山さとし委員 形成外科と腎臓泌尿器科の計画は、5年度に比べると減らしているんですけど、それはどういった理由で減らしているんですか。 125 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 126 ◯水澤宏之地域医療課長 全体的に増やしていきたいという思いはありますが、やはり直近の、今回で言いますと令和5年度の実績をある程度踏まえた上の上昇というような範囲になりますので、それが影響しているかと思います。 127 ◯伊木まり子委員長 手術件数に関連して、質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 128 ◯伊木まり子委員長 それでは、他に9ページ、10ページの項目でございませんか。              (「なし」との声あり) 129 ◯伊木まり子委員長 それでは、別のページで質疑等ございませんか。神山委員。 130 ◯神山さとし委員 8ページの1日平均患者数なんですけど、これは人員体制の計画を、人員をそろえたらこういう人数になるよということなのか、現状の人数でこういう人数にしていきますよという、何か、どちらなんですかね。 131 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 132 ◯水澤宏之地域医療課長 今の両方を踏まえた形にはなっています。ただ、例えば4月から3月にかけて、細かく数字が、例えば4月の入院でしたら135で、後ろの方では140を超えるような数字になっていると思うんですけども、これは、看護師とか助産師とか、そこら辺のスタッフがある程度そろっていくだろうということを見込んで増やしていくようなイメージになります。 133 ◯神山さとし委員 結構です。 134 ◯伊木まり子委員長 よろしいですか。  平均患者数のところではありませんか。              (「なし」との声あり) 135 ◯伊木まり子委員長 では、7ページ、8ページの他の項目で質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 136 ◯伊木まり子委員長 それでは、他のページで質疑等ございませんか。高杉委員。 137 ◯高杉千代子委員 先ほどの医療安全と関連してくるんですけども。 138 ◯伊木まり子委員長 何ページでしょう。 139 ◯高杉千代子委員 10ページです。病院機能評価と関連してくるんですけど、その評価機構の場合は、安全性がすごく重要視されると思うんですね。でも、その中において、この医療機器の整備のところで搬送用保育器が、今から買うとか、何かインファントウォーマーとか書いてるんですけど、まず、それがなければお産と言うか、そういったところのベビーの搬送に関しては、全く機能が果たせなくなっていると思うんですけど、まず、私たち助産院でも、搬送を工面してこなければ依頼は取らないというふうになっているぐらいなので、そこら辺の安全性ということはどういうふうになっているんですかね。 140 ◯伊木まり子委員長 天野課長補佐。 141 ◯天野卓地域医療課課長補佐 恐らくこの医療機器整備を見ていただいてご質問いただいているかと思うんですけども、インファントウォーマー、ないわけではなくて、新たに追加という形とお考えいただければと思います。当然、そういった安全性も加味した上で、年間今250件分娩とっておりますので、そこはご安心いただければいいかなと思います。 142 ◯高杉千代子委員 ありがとうございます。 143 ◯伊木まり子委員長 医療機器等の整備に関連して、他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 144 ◯伊木まり子委員長 それでは、もう9ページ、10ページはなかったら終わりたいんですけど、高杉委員、ちょっと戻られたので、どうかと思いました。  ございませんね。              (「なし」との声あり) 145 ◯伊木まり子委員長 それでは、暫時休憩いたします。              午前11時57分 休憩
                 ~~~~~~~~~~~~~~~              午後1時0分 再開 146 ◯伊木まり子委員長 それでは、休憩を解いて委員会を再開いたします。  質疑等ございませんか。山下委員。 147 ◯山下一哉委員 先ほども委員長がおっしゃっておられたんですけど。 148 ◯伊木まり子委員長 何ページとかありますか。 149 ◯山下一哉委員 ちょっと確認なんですけど、資料1の事業計画書と、事業計画書の説明資料1-2というのは、先ほど委員長おっしゃっておられたとおり、計画書の内容がこの1-2の中に含んでいるんで、こっちで質疑をしていくということですけど。 150 ◯伊木まり子委員長 はい。 151 ◯山下一哉委員 ということは、この事業計画書とこの説明書の書いてある内容はイコールということで、ちょっと確認したいんですけど、いいですか。 152 ◯伊木まり子委員長 いえ、書いてないところもあります。説明資料に含まれてないところもありますね。 153 ◯山下一哉委員 分かりました。 154 ◯伊木まり子委員長 それで、私の方の答弁でいいんですか。 155 ◯山下一哉委員 先ほど、こっちの説明書の中で質疑を進めていくということだったので。 156 ◯伊木まり子委員長 こちらに書いている部分については、説明資料の方でお願いをします。 157 ◯山下一哉委員 分かりました。 158 ◯伊木まり子委員長 それで、事業計画書の方にしか書いてない内容については、説明資料の方が終わってからにさせていただこうかなと思っていますが、よろしいでしょうか。 159 ◯山下一哉委員 分かりました。その上でちょっと、どうしても確認しておきたいことがありまして、説明資料の方の6ページの、人員体制の6ページの日付のところなんですけれども、事業計画書の2ページでいくと、令和6年4月1日と記載があって、こっちの説明書の6ページですと令和7年3月31日なので、要は7年度の末にはこの数字にしますというふうに、説明資料では書いてあるんですけれども、こっちの計画書の方では令和6年4月1日となっておりますので、これはちょっと。 160 ◯伊木まり子委員長 そうですね。 161 ◯山下一哉委員 どうしてこうなっているのか。 162 ◯伊木まり子委員長 じゃあ、ちょっと説明をお願いいたします。水澤課長。 163 ◯水澤宏之地域医療課長 申し訳ございません。今ご指摘ありました件ですが、正しいのが、説明資料の方に記載のあります令和7年3月31日の方が正しく、要するに令和6年度中にこの体制をとられるというような形になりますので、資料1の方が間違いになります。申し訳ございません。 164 ◯伊木まり子委員長 山下委員。 165 ◯山下一哉委員 この事業計画書が、要は外に出るということなのであれば、これは、この日付についてはどうされるんですか。 166 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 167 ◯水澤宏之地域医療課長 今回の指摘をもちまして修正させていただきます。ありがとうございます。 168 ◯山下一哉委員 分かりました。 169 ◯伊木まり子委員長 私も気が付いていませんでした。ありがとうございます。  他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 170 ◯伊木まり子委員長 ここのページ、どの項目でもいいですから。終わったページは、質疑はもう終了ということで。(「他のページ」との声あり)他のページで。高杉委員。 171 ◯高杉千代子委員 14ページをお願いいたします。 172 ◯伊木まり子委員長 14ですね。マイクをもうちょっと近づけてください。 173 ◯高杉千代子委員 すいません。これ、14ページなんですけども、ここの医療安全管理体制についての欄です。医療事故を防ごうと思ったら、インシデント・アクシデントのレポートが提出が多ければ多いほど、事故は防げると言われているんですけど、大体どれぐらい出されているかというのはご存じないですよね、現場じゃないので。 174 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 175 ◯水澤宏之地域医療課長 把握しておりません。 176 ◯高杉千代子委員 ありがとうございます。 177 ◯伊木まり子委員長 高杉委員。 178 ◯高杉千代子委員 その中において、医療安全勉強会、年2回と書いているんですけども、これ、全職員対象なんですかね。 179 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 180 ◯水澤宏之地域医療課長 全職員対象としております。 181 ◯伊木まり子委員長 高杉委員。 182 ◯高杉千代子委員 その次の欄の、医療事故に対する対応についてのところですけども、「重大な医療事故の場合は保健所等関係機関へ速やかに報告」って書いているんですけど、多分保健所ということ、これはコロナとか感染症を考えて、その一番最初の保健所というのを持ってきているんでしょうか。重大な医療事故となったら、その感染症のうんぬんの前に、命に関わることだと思うんですけど。 183 ◯伊木まり子委員長 天野課長補佐。 184 ◯天野卓地域医療課課長補佐 あくまでも医療管理上、管内の保健所、当然県も含みますけれども、その報告という形で例示させていただいています。当然、市の方にも情報共有するような形の仕組みにはなってございます。 185 ◯伊木まり子委員長 高杉議員。 186 ◯高杉千代子委員 保健所に提出するというのは、県とかでもいいんですけども、重大な医療事故となった場合は、多分、以前市民病院さんにお聞きしたときに、日本医療安全機構に入られていますかと言ったら、入られているとおっしゃっていたので、そこが一番に上がってくると思うんですね、速やかな報告となれば。だけど、そこがなぜ保健所になっているのかなというのが、ちょっと私の方で疑問だったので。 187 ◯伊木まり子委員長 天野課長補佐。 188 ◯天野卓地域医療課課長補佐 あくまでもこれは市の公立の病院という形ですので、これを上級官庁であります奈良県含めて、まず第一義的に報告という意味で、例示として挙げておりますので、当然順序といいますか、時間差、当然一番に、例えば市にいただいて、市の次、県という形になるかもしれませんけども、それが何日もずれるということは想定しておりませんので、そういう意味で、あくまでも例示というふうな形で捉えていただければと思います。 189 ◯伊木まり子委員長 高杉委員。 190 ◯高杉千代子委員 こだわるようですけど、それはもちろん市から県にとなるんですけど、まず真っ先にこれ、医療事故だったらば、重大な医療事故だったら医療事故調査委員会に報告になると思うんですけど。 191 ◯伊木まり子委員長 天野課長補佐。 192 ◯天野卓地域医療課課長補佐 当然、手続き的にはそうなりますが、まずは院内、発生しましたらその責任者、病棟責任者で、院長報告あって、その上で市の方及び県の保健所という形の流れになってきます。おっしゃっているような医療安全管理評価という形の外部委員会に関しましては、当然、適宜報告の方はさせていただいて、ご指示仰ぐというような形になっていこうかなと思います。 193 ◯伊木まり子委員長 高杉委員。 194 ◯高杉千代子委員 ということは、この医療事故というのは、院内における感染症ということを対象にしているということですか。 195 ◯伊木まり子委員長 高杉委員、ちょっとここ全体で捉えていただいて。 196 ◯高杉千代子委員 一番大事なことなんですけど、ここは。例えば、医療事故の場合は保健所にまず通報するというよりも、警察とか、何と言うのかな、日本医療事故調査委員会の方の報告になってくると思うんですよ。 197 ◯伊木まり子委員長 天野課長補佐。 198 ◯天野卓地域医療課課長補佐 今、我々市立病院、受けていただいている指定管理者、ご存じのとおり全国75病院あるグループでございます。先般報道でもありましたように、これまでも、75も病院されていますので、いろんな経験されています。その中で、こういった事故等に関しましても適宜法人として対応されていると我々は認識しておりますので、市立病院だけが変わった対応ということはないかなと思います。 199 ◯高杉千代子委員 ありがとうございます。以上です。 200 ◯伊木まり子委員長 他に、ここの医療安全管理体制とか医療事故に関連して、質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 201 ◯伊木まり子委員長 それでは、この13、14ページで、他の項目でございませんか。              (「なし」との声あり) 202 ◯伊木まり子委員長 ないようでございますので、他のページで質疑等ございませんか。山下委員。 203 ◯山下一哉委員 収支、最後のところです。この説明資料で言うところの令和6年度事業計画と、これ、横に並べていただくと分かりやすいと思うんですけど、事業計画書の令和7年3月末のところが合致していないといけないとは思うので、その上で見ていくんですけど、医業収入ですとか医業外収益、医業外費用、経常利益については、説明資料と計画書で合致するんですけども、この説明資料で言うところの医業費用が47億3,000万、医業利益が2億7,000万に、説明資料ではなっているんですが、こっちの計画書の方でいくと、医業費用合計のところが45億3,000万、医業利益が4億7,000万ということで、2億円の差が生じているんですけれども、これは計画書、説明書、どちらの数字が正しいんでしょうか。 204 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 205 ◯水澤宏之地域医療課長 資料1の14ページの方を、まずご覧いただきまして、この47億3,000万の内訳がここに書いておるんですが、下から12行目ぐらい辺りの医業費用合計としての額が45億3,000万で、その五つほど下、その他費用計が2億円で、この二つを合わせて丸めますと、こちらの47億3,000万という形になります。 206 ◯伊木まり子委員長 天野課長補佐。 207 ◯天野卓地域医療課課長補佐 補足なんですけども、病院の方の最終的な決算するとき、これ、すいません。あくまでも収支計画上はその他費用と医業費用と分けておるんですけれども、最終的には、決算のときは丸めた形、合算した形で計上するという形になっておりますので、便宜上、すいません。こちらの説明資料の方は合算させていただいているような形で、今回表記させていただいております。 208 ◯伊木まり子委員長 山下委員。 209 ◯山下一哉委員 数字の差異については理解できたんですけど、ちょっとその表現方法だけ、うまく読み取れなかったので、すいません。以上です。 210 ◯伊木まり子委員長 他にこの収支のところ、資料1の方の14ページも含めてで、質疑等ございませんか。神山委員。 211 ◯神山さとし委員 医業外収益と医業外費用、5年度は0円で、何があるかちょっと分からないというところで、0円という数字にしていたと思うんですけど、それが3,500万1,000円と100万円というのは、何かその算出できる根拠というのが、何か見つかって、こういう数字が出てきているということなんですか。 212 ◯伊木まり子委員長 天野課長補佐。 213 ◯天野卓地域医療課課長補佐 今回つくらせていただいている中では、この次の審議内容になるんですけど、経営強化プランの策定に当たっても同じような収支計画をちょっとつくらなあかんということで、つくらさせていただいております。そちらの方の収支につきましては、今年度の実績ベース、一定1月まで来ておりましたので、そこから数値出しておりました。そちらのプランの方には一定こういう数字出ておりましたので、今回お諮りする分に関しましては明記させていただくという形で、事業計画の方に載せさせていただいているような経緯でございます。 214 ◯伊木まり子委員長 よろしいですか。神山委員。 215 ◯神山さとし委員 それは分かりました。あと、6年度の計画の方が、100万以下が切捨てみたいな感じになっていて、それまでは1,000円単位で細かい数字も出してくれてたんですけど、この切捨てになった理由というのはどういうことなんですかね。 216 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 217 ◯水澤宏之地域医療課長 少し説明が細かくなってしまうのですが、毎年はこの3月、病院事業計画だけをこちらにご報告させていただいていました。今回、それに合わせて次の項目2であります経営強化プランもご報告することになっています。その経営強化プランの中で、令和6年度から令和9年度の収支見込みみたいな形で示すようなことになっております。この収支見込み、例えば資料で言いますと、資料2-2の19ページを、もしよければご覧いただければ。資料2-2の19ページです。(「細かい」との声あり)とても字が細かくてすみません。  この18ページ、19ページの左側が病院事業会計で、右側19ページは、いわゆる指定管理者、市立病院分の収支計画になっています。元々この経営強化プランにおいて、生駒市立病院は毎年度、1年度ごとにしっかり予算を立てて報告をしているので、ちょっと9年度までの収支はということで、奈良県からもご了承いただいてたんですが、年明け頃に、やはりちょっと収支、一定生駒市のやり方は分かるけども、入れてほしいということで、急きょ入れている形になります。この入れるに当たりまして、表の見方ですが、令和5年度、ちょうど真ん中ら辺あたり、令和5年度の決算見込額で、令和4年度以前は、いわゆる決算額になっています。令和6年から令和9年の右側のところは、この決算ベースに対して、ここら辺の収支になるだろうということで予測を立てております。ここの令和6年度の列に示しました金額、これが丸まった数字になるんですが、これが今回のこちらの病院事業計画の方の予算へ落とし込まれているような流れになりますので、今までとちょっと細かく、ここへ表記する流れが大きく変わってしまったというところで、分かりづらくて申し訳ございませんでした。 218 ◯伊木まり子委員長 神山委員。 219 ◯神山さとし委員 これは、じゃあ今年度の計画に限って、こういう数字の出し方ということで、次年度以降は細かく1,000円単位までの計画で出てくるということなんですか。 220 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 221 ◯水澤宏之地域医療課長 そのように考えております。 222 ◯神山さとし委員 結構です。 223 ◯伊木まり子委員長 他に収支計画、収支のところで、質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 224 ◯伊木まり子委員長 ないようでございますので、他のページで質疑等ございませんか。中尾委員。 225 ◯中尾節子委員 説明資料の26ページ、事業計画のところで、市民交流事業について、主な市民交流事業として開院10周年イベント、記念イベントってあるんですけれども、これ、いつ、具体的にどんなことをするのかというのはもう決まっているんでしょうか。 226 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 227 ◯水澤宏之地域医療課長 今年の6月に10年目、10年目を迎え、来年の6月で丸10年、いわゆる10周年というふうに考えております。来年の10周年に向けまして、6年度の中で定期的なイベントといいますか、生駒市立病院を知ってもらって、意見をもらえるような場、ワークショップであったり、そういう意見交換会という場をつくっていきたいと考えています。 228 ◯伊木まり子委員長 中尾委員。 229 ◯中尾節子委員 それは6年度中、7年の6月までにそうやってワークショップとか、いろいろちょっとずつやるというので、じゃあ1日でその10周年記念イベント、1日で何かやるというのではないんですね。 230 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 231 ◯水澤宏之地域医療課長 大きな形でやりますのは、フォーラムのような形で、例えば令和6年度の早い段階でいったんして、来年の6月のときに、いわゆる10周年のときにもフォーラムみたいなことを考えております。ただ、この1年間の中で、今まで生駒市立病院がしっかり取り組んできた内容、まだまだ知られてないところもありますし、市立病院が強化している内容であるとかをしっかり市民の方に伝えて、ご理解いただいた上でたくさん意見をもらえる場を定期的に、2カ月に1回であるとか3カ月に1回とかいう形で、しっかり設定していきたいなというようなイメージです。 232 ◯伊木まり子委員長 中尾委員。 233 ◯中尾節子委員 分かりました。これ、健康フェスティバルは例年どおり11月に、今までどおりの感じで開催されるんですか。それともやっぱりちょっと10周年だから、何かちょっとプラスアルファでとかっていうのは。 234 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 235 ◯水澤宏之地域医療課長 11月開催予定ですので、まだ具体的な内容まではつくり込んではいないのですが、例年どおりプラス、やっぱり10周年にちなんだ形で、ちょっと色をつけた形で開催したいと考えています。 236 ◯伊木まり子委員長 中尾委員。
    237 ◯中尾節子委員 健康フェスティバルは本当に私、毎年行かせていただいて、いつもちょっとずつ、また新しいことを企画されてとかっていう、すごくやっぱりいい企画だと思いますし、本当に市民の方々が、たくさんの市民の方に来ていただいて、身近に感じていただけるというのをすごいいいチャンスだと思いますので、健康フェスティバルもそうですし、その10周年イベント、この1年間の間にいろいろフォーラムとかワークショップとかされるということで、やっぱり更に地域の方に、地域の地域医療を支える第2、何だっけ。すいません。第2期じゃなくて。 238 ◯伊木まり子委員長 ステージ。 239 ◯中尾節子委員 市立病院の役割、段階がありますよね。初期。(「急性期」との声あり)急性期。やっぱり、ごめんなさい、言葉出ない。分かっていらっしゃらない方とかが、市民の中にやっぱり、市立病院の役割というのが分かっていらっしゃらない方々もたくさんまだまだいらっしゃるので、そういうことを分かっていただけるような機会になると思いますので、よろしくお願いします。 240 ◯伊木まり子委員長 じゃあこの開院10周年記念イベントに関連して、何か質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 241 ◯伊木まり子委員長 それでは、この25、26ページの項目で、質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 242 ◯伊木まり子委員長 では、その他のページでございませんか。              (「なし」との声あり) 243 ◯伊木まり子委員長 ないようでございますので、先ほど一番最初に資料1、事業計画書も質問の対象にされましたので、計画書の方とかも、内容も含めて、質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 244 ◯伊木まり子委員長 ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 245 ◯伊木まり子委員長 ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結いたします。  本日の調査結果を委員会としてどのように取り扱うかをご協議願うのですが、今後、令和5年度実績に対する実施状況調査が行われますので、調査報告が取りまとめられた際に報告を受けることで。(発言する者あり)まだです。この今の1の方のことだけ。際に報告を受けることでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 246 ◯伊木まり子委員長 それでは、次回の調査では令和5年度実績に対する実施状況調査の報告を受けますので、理事者側におかれましては、調査報告が取りまとめられた際は速やかに報告をお願いいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 247 ◯伊木まり子委員長 続きまして、2、生駒市立病院経営強化プランについて。  本件も、理事者からの申入れに基づき報告を受けるものです。  なお、本件については、報告の後、委員からの質疑を受け、委員による質疑終結後、委員外議員から質疑を受けることでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 248 ◯伊木まり子委員長 それでは、本件について報告を受けます。水澤地域医療課長、お願いします。 249 ◯水澤宏之地域医療課長 それでは、続きまして二つ目の項目、生駒市立病院強化プランについてご報告いたします。 250 ◯伊木まり子委員長 着座でお願いいたします。 251 ◯水澤宏之地域医療課長 ありがとうございます。  まず、お手元の資料2、プランの概要をご覧ください。  まず、順番にご説明差し上げます。1番、プランの策定の経緯でございます。令和4年3月29日付けの総務省自治局長通知に基づきまして、持続可能な地域医療提供体制を確保するための公立病院経営強化ガイドラインが示されました。本通知におきまして、病院事業を設置する地方公共団体は持続可能な地域医療提供体制を確保するため、医療資源を効率的に活用して新興感染症の感染拡大時の対応など、経営を強化していく公立病院経営強化プランを策定することとされたため、本市において策定するものです。  2番、プラン策定の主体は、病院事業を実施する地方公共団体、生駒市となります。  3番、経営強化プランの対象期間ですが、策定年度、今年度から令和9年度までとされています。  4番、プランに掲載すべき内容としましては、ガイドラインにおいて6項目を示されております。一つ目が、役割・機能の最適化と連携の強化、二つ目は、医師・看護師等の確保と働き方改革、三つ目が経営形態の見直し、四つ目が新興感染症の感染拡大時等に備えた平時からの取組、五つ目が施設・設備の最適化、そして六つ目、最後が経営の効率化などです。  裏面、2枚目に行きまして、5番、策定の流れになります。プラン案を市及び奈良県の方で作成しまして、プラン案について、生駒市病院事業推進委員会での2回の議論及び奈良県からの助言により策定しております。本日の議会への報告を経まして、最終的に今月中に総務省へ提出する予定になります。策定のスケジュールはご覧のとおりです。  続きまして、資料2-2をご覧ください。ここからはプラン自体のご説明をしたいと思います。  まず、1ページをご覧ください。1ページの1、(1)公立病院を取り巻く状況をお願いします。公立病院は、地域における基幹的な公的医療機関として、地域医療の確保のため重要な役割を求められています。しかしながら、医師・看護師等の不足や人口減少、少子高齢化の急速な進展に伴う医療需要の変化、医療の高度化といった経営環境の急激な変化等を背景とする厳しい経営環境が続いています。このような状況下において、持続可能な地域医療提供体制を確保するためには、限られた医師・看護師の医療資源を地域全体で最大限効率的に活用していくといった視点を持って、公立病院の経営を強化していくことが必要ですとあります。総務省としては、この状況を踏まえて、この度全国の公立病院に対して公立病院経営強化プランを策定することとされました。  1枚少し戻っていただきまして、目次をご覧ください。 252 ◯伊木まり子委員長 目次、ないです。 253 ◯水澤宏之地域医療課長 目次が。 254 ◯伊木まり子委員長 ありませんが。 255 ◯水澤宏之地域医療課長 目次、ないんか。すいません、ここは大丈夫です。目次なんです。(発言する者あり) 256 ◯伊木まり子委員長 目次はついてませんね。 257 ◯水澤宏之地域医療課長 大変失礼いたしました。大丈夫です。先ほどガイドライン上で示されています六つの機能というのを抱えていますというご説明をしたかっただけです。大変失礼いたしました。  それでは、すいません、再度1ページをご覧ください。  この1番につきましては、今ご説明しました(1)の取り巻く状況であるとか、市立病院のこれまでの過去の取組、2ページ目の経営強化プランの策定の趣旨、そして、4番、計画期間を定めています。  3ページ、こちらからが求められている六つの機能についての評価になります。  その一つ目が、2番、役割・機能の最適化と連携の強化についてになります。(1)奈良県地域医療構想を踏まえた生駒市立病院の果たすべき役割・機能について記載をしております。表は奈良県地域医療構想の全体的な整理ですが、その表の下の2段落目をご覧ください。生駒市立病院は西和医療圏における二次救急医療を担う救急告示病院として、生駒市病院事業計画のコンセプトに基づき、4疾病3事業について対応しています。その内容をここに記載しております。  少し飛びますが、6ページの方をご覧ください。  6ページの左上には、災害時医療に対する取組を記載しています。こちらは必須項目ではないのですが、市立病院の大きな特徴である災害時医療に対する取組ということで記載しています。また、同じく6ページの(2)には在宅医療ニーズの増加を見据えた急性期病院としての体制を記載しております。  続いて、8ページをお願いいたします。  (3)機能分化・連携強化です。この項目では、生駒市立病院が西和医療圏における二次救急医療を担う救急告示病院としての役割であることを改めて明記させていただいています。  続いて、9ページの(5)一般会計の負担の考え方です。生駒市立病院は利用料金制による指定管理者制度を採用しているため、病院事業会計におきましては、入院及び外来患者への医療サービスを提供して得られる収益というのはありませんので、病院建設に係る企業債償還金や病院用地の借上げ料等の経費は、一般会計から繰出金によって賄っていますということを整理させていただいています。  続きまして、10ページをお願いいたします。  ここは3番、医師・看護師等の確保と働き方改革になります。今回のプランの重要事項である一つになります。令和6年4月、もう来月から医師の時間外労働の上限規制が適用される、いわゆる医師の働き方改革に適切に対応していくことが必要とされており、役割・機能に対応した人員配置となるよう、医師・看護師の医療従事者を確保するということが求められています。(1)の医師・看護師等の確保についてですが、市立病院は指定管理者制度を採用していることから、医師の確保については、関連する大学の医局人事、指定管理者グループ内の関連病院からの異動、応援、そして勤務希望者の募集、人材派遣会社の活用により採用を行っているということを明記しています。  そして(2)医師の働き方改革への対応としましては、医師の労働時間の短縮を進める取組としまして、タスクシフト、タスクシェアを進めるために、院内研修による管理職を始めとした医療従事者全体の意識改革・啓発に取り組むことや、院内連絡用スマートフォンの導入などを進めていることを明記させていただいております。  続きまして、11ページ上段の方、お願いします。これは医師の労働時間の状況を明記するものになりますが、宿直・日直勤務に係る申請を行い、令和5年10月に受理されました。このことにより、これまで時間外として全てカウントされていた準夜勤や夜勤の時間が含まれないことになりますので、自病院における時間外・休日労働時間が年960時間を超えることはないという見込みで進んでおります。  続いて、12ページをお願いいたします。ここも、今回の公立病院経営強化プランにおいては重要なところになります。4、経営形態の見直しについてです。ただ、生駒市立病院は27年6月開院当初から、今回のガイドラインにおける経営形態の見直しに係る形態として示されています指定管理者制度を既に導入済みであることから、一番末尾に書かせていただいています、経営形態の見直しは行いませんと明記させていただいています。  続いて、13ページをお願いします。こちらは新興感染症の感染拡大時に備えた平時からの取組を明記しています。今回のプランの中の大切なもう一つがこちらになります。生駒市立病院では新型コロナウイルス感染症対策におきまして、当初から受入れ病床を確保し、入院患者の受入れ、そして発熱者に対する検査を実施するなど、生駒市のみならず、奈良県におけるコロナ対策に寄与してきました。組織的な対応としましては、院内感染対策委員会を設置して、院内感染勉強会を開催するなど、平時から継続的に院内感染防止活動に努めています。また、施設整備の点におきましては、院内の感染管理体制を万全なものとするため、個室病床12床の陰圧化対応工事を施行しました。これにより、必要に応じた柔軟な病床運用が可能となっております。  続きまして、15ページをお願いいたします。こちらは施設・設備の最適化の項目になります。(1)施設・設備の適正管理と整備費の抑制ですが、27年4月に竣工しまして、当面建て替えということが予定されていないことから、修繕等の対応により施設及び設備の適正管理を進めてまいります。また、長期間にわたる修繕計画をしっかり策定することで、今後課題となる施設の長寿命化に対して効果的な対応を把握して、収支を悪化させないような財政負担の平準化に努めるということを明記しております。  続いて、(2)のデジタル化の対応につきましては、指定管理者の関連病院では早くからデジタル技術を医療分野に取り込んできた実績があります。これらの実績を踏まえまして、今後ますます発展するデジタル化にも柔軟かつ迅速に対応していきたいと考えております。デジタル機器の導入、運用、維持管理、危機管理においては、指定管理者の関連会社である情報システム会社が一貫して行っていますので、病院の実状に応じた適切なデジタル機器の導入を進めてまいります。また、指定管理者グループのスケールメリットを生かしました導入費用や運用経費の縮減にも努めてまいります。  ページをめくっていただきまして、16から21ページになります。こちらは経営の効率化になります。生駒市立病院は、生駒市が病院建物を整備し、運営を医療法人が担う利用料金制による指定管理者制度を採用しています。経営の効率化を推し進めるための取組としての指定管理者制度の導入であることから、経営手法に係る数値目標については、生駒市病院事業会計及び指定管理者を個別に示すこととしています。このページで言いますと、左側が病院事業会計、そして、右側が指定管理者分で、続いて18、19ページでも、先ほどのご説明と重複しますが、左側が病院事業会計分、そして、右側が市立病院分というような見方になります。  最後に、22ページをご覧ください。経営強化プランの点検・評価・公表についての項目です。生駒市立病院年度計画及び生駒市立病院実施状況調査等により、生駒市立病院運営管理協議会で意見を現在伺っております。また、各報告書を市ホームページで公表しており、同じタイミングで、こちらも年に最低1回は報告をしていきたいと思っております。  報告は以上となります。どうぞよろしくお願いいたします。 258 ◯伊木まり子委員長 それでは、本件について委員による質疑に入ります。質疑等ございませんか。神山委員。 259 ◯神山さとし委員 資料の2の方で、経営強化プランの対象期間がここに、3ですね。3のところに書いてあるんですけど、これ、策定年度あるいはその次年度というのが、令和4年度が策定年度で、その次年度が令和5年度というふうに読んだらいいんですか、これ。 260 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 261 ◯水澤宏之地域医療課長 この経営強化プランは、働き方改革が始まります令和6年度までに策定するということになるので、この意味としては、令和4年度又は遅くても令和5年度中には策定して、期間としては9年度までというような意味合いになります。 262 ◯伊木まり子委員長 神山委員。 263 ◯神山さとし委員 ここの「その次年度」というのは、令和6年度ということで理解したらいいんですね。 264 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 265 ◯水澤宏之地域医療課長 そのとおりです。 266 ◯伊木まり子委員長 他に質疑等ございませんか。神山委員。 267 ◯神山さとし委員 資料2-2の2ページで、ごめん、間違った。4ページです。4ページに、糖尿病に対する取組で、「かかりつけ医との連携のもと」ということがあるんですけど、これというのは、今課題としてあるのか、現在は体制としてできていることなのか、この辺ちょっと教えてもらえますか。 268 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 269 ◯水澤宏之地域医療課長 こちらは、この糖尿病のみならず、前の3ページから、がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿等に対する取組というのをここに示すことになっています。どのような医療機関と連携しているのかというような整理になりまして、糖尿病に関しては、基本的にはかかりつけ医でありますが、状況が増悪した場合等は、市立病院でしっかり体制をとっていますというような方針を書いております。 270 ◯伊木まり子委員長 神山委員。 271 ◯神山さとし委員 このかかりつけ医の連携が必要なというのは、糖尿病患者全員が対象になるのか、その進行具合によって対象が変わってくるのか。 272 ◯伊木まり子委員長 天野課長補佐。 273 ◯天野卓地域医療課課長補佐 糖尿病に関しましては、基本的に市内の診療所の先生方で、日常的な生活習慣を含めて治療の方をふだんしていただいております。そういった、例えば増悪時とか、やっぱり透析必要やから、ちょっと手術要るよとか、そういった場合は市立病院の方に来ていただいて、手術等をしていただいて、また市中の病院の方、かかりつけの方へ戻っていただく、そういった体制をとっていますということを明記させていただいているというような内容になってございます。 274 ◯神山さとし委員 結構です。 275 ◯伊木まり子委員長 よろしいですか。  他に質疑等ございませんか。神山委員。 276 ◯神山さとし委員 20ページで、(2)一番上ですね。これの最後の方に、5年度は経営黒字の達成は可能であるということが書いてあって、その下に近年の決算分析における収支を悪化させる要因が書いてあって、四つあるんですけど、この下の方、対応方針を読むと、大体これはその対応がもうできているような状態かなというふうに読めるんですけど、それはもう、この要因は解消されているというふうに理解してていいんですか。 277 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 278 ◯水澤宏之地域医療課長 こちらの1)から4)というのは、一般的にやはり、決算分析の結果、収支を悪化させる要因というのは大きくこの四つに整理されるというのが、まずあります。それぞれについて、生駒市立病院としてどのような状況か、どういう体制かということについて、この下の対応方針というのを書かせていただいています。結論から言いますと、1から4全て対応できているんですが、特に私たちが心配していました4)の受診控えのところ、これは他の病院さんとかともお話ししていますと、やっぱりコロナの3年間で、今まで来られていた患者さん、特に高齢者の方とかの受診控えが、引き続きコロナ明けた後も続いているというような状況が一般的にあります。ただ、たまたま市立病院におきましては令和5年度、外来患者数が結構多くあることと、この表のとおり、右側のグラフでもお分かりのとおり、今後、将来推計人口というのは大きく減っていくんですけども、高齢者人口というのは増えていくと言うか、割合も増えていくし、人口自体も増えていきますので、いわゆる受診控えによる影響も、現時点においては大丈夫なのかなというような整理をしています。 279 ◯伊木まり子委員長 神山委員。 280 ◯神山さとし委員 ということは、この収支を悪化させる要因が、これで解消されているとしたら、患者数の推移さえ今より減らなければ、今後収支としては安定していくという理解でいいんですかね。 281 ◯伊木まり子委員長 水澤課長。 282 ◯水澤宏之地域医療課長 そのとおりになります。 283 ◯神山さとし委員 結構です。 284 ◯伊木まり子委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 285 ◯伊木まり子委員長 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 286 ◯伊木まり子委員長 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結いたします。  本日の調査結果を委員会としてどのように取り扱うかをご協議願うのですが、生駒市立病院経営強化プランを策定され、経営強化に向けた取組を実施されることから、今後の取組状況を見て、必要に応じて調査することでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 287 ◯伊木まり子委員長 それでは、今回の報告で調査はこれまでとし、今後の取組状況を見て、必要に応じて調査することとします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 288 ◯伊木まり子委員長 続きまして、3、生駒市立病院の管理運営に関する今後の取組について。
     本件も、理事者からの申入れに基づき報告を受けるものです。  なお、本件については、報告の後、委員からの質疑を受け、委員による質疑終結後、委員外議員から質疑を受けることでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 289 ◯伊木まり子委員長 本件について、報告を受けます。水澤地域医療課長、着座でやってください。 290 ◯水澤宏之地域医療課長 それでは、三つ目の項目、生駒市立病院の管理運営に関する今後の取組についてをご報告いたします。  お手元の資料3をお願いいたします。こちらは、先日3月16日に開催しました生駒市立病院管理運営協議会で配布しました資料と同じものになります。  まずは、これまでの管理運営に関する取組の経緯をご説明いたします。  1番、経緯としまして、これまで生駒市立病院に市民の意見を反映させ、健全な管理運営及び市民参加の病院を実現することを目的として、生駒市立病院管理運営協議会においていろいろ議論いただいてきました。現在は、前年度の病院事業実施調査報告、そして中間報告、次年度の事業計画案と、この三つを一つのサイクルとして開催しています。  二つ目の課題ですが、現在担当課として感じていますことを三つに整理しています。  一つ目としては、先ほどの三つのうちの真ん中の中間報告ですが、こちらが11月末から12月頃になってしまい、下半期の運営に提案を反映する期間が短いため、効果が不十分になってしまうこと。  そして、課題の二つ目としまして、議論が数値の増減や専門的な内容に偏ってしまう傾向が強くなってしまうことから、本来の目的である病院の運営及び計画策定に市民の意見を盛り込みにくくなってきているということ。  そして、三つ目としまして、病院を利用している市民等の会員以外の意見も聞く場を積極的に設けるとともに、市民への更なる発信に取り組んでいくことも必要ではないかということです。  そして、3番ですが、開院以降9年間で、生駒市立病院を取り巻く状況に大きな変化があると考えております。  一つ目は、先ほどのご質問にもありましたとおり、患者数がかなり増加してきており、職員の定着もかなり進んできていることから、体制が整いつつあるとともに、病院経営も安定してきております。  そして、二つ目は、令和6年2月9日付けで病院機能評価を取得できました。このことで、安全、安心、信頼と納得の得られる医療サービスを提供すべく、日常的に努力している病院としまして、第三者機関、外部による評価を受けたこととなります。この評価は今後も引き続き受けていくこととしています。  最後に、結論になります。  一つ目としましては、管理運営協議会においても報告させていただきましたが、令和6年度以降、1回目に前年度の実施状況報告をして、2回目は次年度の事業計画案について意見を伺う会議としていき、つまり、中間報告ということをやめようかというふうな形にしております。これに伴いまして、議員の皆様へのご報告も同様のスケジュールとなりますので、9月議会においては前年度の報告を行う。そして、中間がなくなりまして、3月議会において次年度の計画案の報告を行うというような予定を考えております。  また、二つ目ですが、医療関係者、市民、市立病院及び市が集い意見交換を行うフォーラムが、先ほどご質問いただきましたようなものを年に1回、そして、市立病院に関する市民を中心としたワークショップを複数回開催したいと考えております。ここで、今までには得られなかったようなご意見とかもいただけるのではないかと考えておりまして、詳細につきましてはまだ検討中ではあるのですが、方向性が決まりました際には、議員の皆様にもご参加いただければなと思っております。  報告は以上となります。よろしくお願いします。 291 ◯伊木まり子委員長 それでは、本件について委員による質疑に入ります。質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 292 ◯伊木まり子委員長 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 293 ◯伊木まり子委員長 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結いたします。  本日の調査結果を委員会としてどのように取り扱うかをご協議願うのですが、生駒市立病院の管理運営に関する今後の取組の報告を受け、報告内容に沿った取組を実施されていくことから、本日の調査はこれまでとすることでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 294 ◯伊木まり子委員長 それでは、本日の調査はこれまでとすることといたします。  これにて厚生文教委員会を終わります。              午後1時48分 閉会              ~~~~~~~~~~~~~~~  生駒市議会委員会条例第29条の規定によりここに署名する。               厚生文教委員会委員長   伊 木 まり子 ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....