生駒市議会 > 2022-09-22 >
令和4年第5回定例会 決算審査特別委員会(市民文教分科会) 本文 開催日:2022年09月22日
令和4年第5回定例会 決算審査特別委員会(市民文教分科会) 名簿 開催日:2022年09月22日

  • "大気水質"(/)
ツイート シェア
  1. 生駒市議会 2022-09-22
    令和4年第5回定例会 決算審査特別委員会(市民文教分科会) 本文 開催日:2022年09月22日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-07
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前10時0分 再開 ◯片山誠也委員長 ただ今から決算審査特別委員会を再開いたします。  昨日に引き続き審査いたします。本分科会は、市民文教委員会の所管に係る各議案について、決算審査特別委員会運営フローに基づき審査いたします。  まず、市民部の所管について審査いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時0分 開議 2 ◯片山誠也委員長 それでは、議案第62号、令和3年度生駒市一般会計決算の認定についての市民部所管分を議題といたします。  決算書に基づき、部長から費目順に説明を受けます。小林市民部長、着座でどうぞ。 3 ◯小林弘幸市民部長 おはようございます。本日のご審査、よろしくお願いいたします。  それでは、議案第62号、令和3年度生駒市一般会計決算の認定についてのうち、市民部が所管いたします費目につきましてご説明申し上げます。  初めに、歳入でございます。決算書17ページから18ページをお願いいたします。  このうち、17ページの款1、市税の項1、市民税の、目1、個人、目2、法人、項2、固定資産税、18ページ中段の項6、都市計画税につきましては、当初新型コロナウイルス感染症の影響等により、全国的に大幅な減収が見込まれたことを踏まえ、本市におきましても大幅な減収予算を計上いたしましたが、幸いにも収入額において大きな影響はなかったことから、款1、市税全体で、対予算現額で10億2,400万円余りの増収となりました。  次に、歳出でございます。53ページから54ページをお願いいたします。  款2、総務費、項1、総務管理費、目9、人権施策費でございます。この費目は、あらゆる人権問題の解決に向けた各種行事及び啓発等に要した経費でございます。令和3年度におきましては、LGBTQ等の性的マイノリティへの理解を深めるための啓発リーフレットの配布や、出前授業、講演会などを開催いたしました。また、令和3年4月1日にはパートナーシップ宣誓制度を施行いたしました。  次に、少し飛びまして58ページをお願いいたします。  目13、男女共同参画費でございます。この費目は男女共同参画の推進に向け、各種講座やセミナーの開催を始め、女性相談や法律相談に要した経費でございます。令和3年度におきましては、新型コロナウイルス感染症がまん延する中でも、オンラインでの開催などを工夫し、各種講座の開催に努めました。  続きまして、58ページから60ページの中段、項2、徴税費でございます。この費目は税務部門の事務に要した経費でございまして、まず58ページから59ページ、目1、税務総務費は職員の人件費が主なものでございます。  次に、59ページから60ページ上段の目2、賦課徴収費につきましては、市の財源の中枢をなす市税の適正公平な賦課及び徴収に要した経費で、令和4年度の固定資産税の評価に向けた調査並びに更なる徴収率の向上などに努めました。その結果、収納率は現年課税分99.60%、滞納繰越し分29.11%、合計で96.98%で、新型コロナウイルス感染症がまん延している中でも令和2年度決算と比較して0.81ポイント上昇いたしました。  続きまして、60ページから61ページをお願いいたします。  項3、戸籍住民基本台帳費の目1、戸籍住民基本台帳費でございます。この費目は、職員の人件費、市民課窓口の委託、マイナンバーカードの交付及びコンビニ交付に要した経費で、休日窓口を実施し、マイナンバーカード作成を促進するとともに、コンビニ交付事業の推進により、市民の利便性の向上を図りました。なお、マイナンバーカードにつきましては、令和3年度末の交付率が54.4%となり、13.5ポイントの上昇となりました。
     次に、61ページ下段から62ページの目2、住居表示整備費でございます。この費目は、住居表示に係る事務経費で、九つの地区の老朽化した街区表示盤の取替えを実施いたしました。  続きまして、少し飛びまして、72ページをお願いいたします。  款3、民生費、項1、社会福祉費、目7、人権文化センター運営費でございます。この費目は、人権文化センターの運営と管理に要した経費でございまして、パソコン講座や生け花教室を始め、各種講座を開催し、地域交流に努めましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、講座について予定していた回数を実施できず、たわわ食堂については開催できませんでした。  続きまして、少し飛びまして、79ページ上段をお願いいたします。  項2、児童福祉費、目5、児童館運営費でございます。この費目は、小平尾南児童館の運営と管理に要した経費でございまして、新型コロナウイルス感染対策を万全に行った上で、0歳から2歳児とその保護者を対象とした、おでかけみっきなどを実施いたしました。  続きまして、少し飛びまして86ページ中段から87ページをお願いいたします。  款4、衛生費、項1、保健衛生費、目4、環境衛生費でございます。この費目は、市内環境整備の推進や火葬場の管理、街路灯、防犯灯の維持管理などに要した経費でございまして、歩きたばこ及び路上喫煙防止に関する条例の啓発、スズメバチ駆除費の補助、地域猫活動の啓発、所有者不明猫適正管理事業などを実施いたしました。なお、環境衛生費において、流用により102万円の増額を行っておりますが、これは燃料費単価の高騰により、火葬場の燃料費に不足が生じたことによるものでございます。  次に、87ページから89ページにかけましての目5、環境保全対策費でございます。この費目のうち市民部が所管しておりますのは、施策の成果等欄にございます、環境対策経費と水環境推進事業費でございます。環境対策経費は大気水質などの環境測定調査に要する経費であり、水環境推進事業費は河川クリーンキャンペーンなどに要した経費でございます。なお、環境対策経費におきまして1,298万8,000円の不用額が生じておりますが、これは大気質測定調査、水質測定調査等の業務において入札を執行した結果、執行残が生じたことによるものでございます。  次に、89ページ下段をお願いいたします。  項2、清掃費、目1、清掃総務費でございます。この費目は、職員の人件費や大阪湾埋立て処分場建設事業、大阪湾フェニックス計画への応分の負担を行った経費などでございます。  次に、90ページから91ページ中段にかけましての目2、ごみ処理費は、ごみの収集運搬や処理、減量化、再資源化等の事業に要した経費で、集団資源回収実施団体への補助、もったいない食器市の実施、生ごみ自家処理容器の購入補助やごみ集積場設置整備補助などを行いました。  次に、91ページから92ページにかけましての、目3、ごみ処理施設費でございます。この費目は、清掃リレーセンター及び清掃センターの管理、定期点検や維持補修を実施した経費でございます。令和3年度におきましては、これに加え、生駒市清掃センターの施設老朽化に対して、令和4年度から令和6年度に実施する、生駒市清掃センター、基幹的設備改良工事の事業者の選定及び契約を行いました。なお、ごみ処理施設費において、流用により1,219万2,000円の増額を行っておりますが、これは落雷により、清掃センターの設備が損傷し、この修繕対応のために費用に不足が生じたことによるものでございます。  次に、92ページの目4、し尿処理費につきましては、し尿の収集運搬に要した経費が主なものでございます。  次に、同ページ下段から93ページにかけましての目5、し尿処理施設費につきましては、エコパーク21の運転管理等に要した経費が主なものでございます。  最後に、大きく飛びまして129ページをお願いいたします。  款8、教育費、項5、社会教育費、目4、人権教育推進費でございます。この費目では人権教育講座やまびこを始め、地区別懇談会、日本語教室等の人権教育の推進に関する経費でございますが、啓発活動は実施したものの、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、講座等はやむなく一部開催となりました。  以上が、市民部の所管に係るものでございます。ご審査賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 4 ◯片山誠也委員長 これより、分科会委員による質疑に入ります。  まず、歳入について、質疑等ございませんか。神山委員。 5 ◯神山聡委員 25ページで款14の使用料及び手数料、項1、手数料、目3、衛生手数料の区分2、清掃手数料35万6,720円の収入未済額についてなんですけども、これが何の手数料で何名ほどが未納になったのか、状況を教えていただけますでしょうか。 6 ◯片山誠也委員長 黒松環境保全課長。 7 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 今おっしゃる35万6,720円の分でございます。これについては、くみ取り手数料の未済の分でございます。件数にしまして28年度から計上させていただいておりまして、28年度は2名、29年度も2名、30年度4名、令和元年度で3名、令和2年度で5名でございます。令和3年度におきましては54名でございますけれども、これについては出納閉鎖後の納入ということもございまして、今回この金額としては大きく上がっておりますが、これはまた減っていくというような形で計上させていただいてる分でございます。 8 ◯片山誠也委員長 神山委員。 9 ◯神山聡委員 分かりました。その古い方と言うのか、一番古い未納の人というのは今分納で払っていただいているような状況なんですかね。 10 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 11 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 申し訳ございません。平成25年から27年度についても、1名ずつございます。これについては分納にしておりますので、その分を追加しての73名が今も未納という状況でございます。 12 ◯片山誠也委員長 神山委員。 13 ◯神山聡委員 分納で払っていただいているということは、5年の時効を迎えることがなく、不納欠損にはならないということだと思うんですけど、それでも不納欠損になる方もいるのかなと思うんですけど、そういった例はあるんですかね。 14 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 15 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 不納欠損と言うか、破産されたり、そういう状況もございますので、今現状はなんぼかあるということです。 16 ◯片山誠也委員長 神山委員。 17 ◯神山聡委員 分かりました。例年どおりでいくと、3年の54名が大体二、三名ぐらいまで減ってくるから、それも分納で徴収していくということになるという理解でいいんですかね。 18 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 19 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 その分も含めて分納もございますし、全納される方もおられますので、若干今54名と上がっておりますけども、大体3名から5名ぐらいになる、これも予測ですけども、なるだろうと思っております。 20 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 21 ◯片山誠也委員長 では、他で質疑等ございますか。塩見委員。 22 ◯塩見牧子委員 市税のところ、17ページで、令和3年度は法人市民税の調定費も回復したようなんですけれども、もう具体的にそのコロナの影響というのはほぼほぼなかったというふうに見ておいででしょうか。徴収猶予の相談件数と、あと許可の件数をお教えいただければと思うんですが。 23 ◯片山誠也委員長 山口収税課長。 24 ◯山口力収税課長 まずコロナ禍の影響はなかったかということなんですけれども、徴収率にも見られますように、国の方が思っているほど経済の冷え込みもなく、国税においても所得税などがやっぱり上昇して収入されているという状況にありますので、当然市税においてもその影響は、結果としては少なかったのかなと感じております。それから、徴収猶予の特例の分なんですけれども、令和2年度から令和3年度に繰り越した金額が1億900万円でございます。許可件数というのは158件ございまして、そのうちの144件は令和3年度に収納いたしました。残る14件なんですけれども、1件が破産されまして、数千円なんですけれども、その分はもう取れませんが、残り13件につきましては分割で継続して納付していただいている状況でございます。 25 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 26 ◯塩見牧子委員 税としては、1億900万円がまだ残っているということですね。繰越し。 27 ◯片山誠也委員長 山口課長。 28 ◯山口力収税課長 調定ベースで1億900万円、令和3年度に繰り越しておりまして、これが滞納繰越し分の調定額の中にその徴収猶予の特例分というのが1億900万円、調定額で入っております。そのうち収入できましたのが1億800万円でございまして、徴収率で申し上げますと、徴収猶予の特例分については98.91%を収入しておりまして、従来からの滞納繰越し分については14.97%の徴収率となってございます。 29 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 30 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございますか。塩見委員。 31 ◯塩見牧子委員 あと、これは主には多分明日の議論になるかと思うんですけれども、ふるさと納税のうち、市民税の控除額、要は流出額、それが幾らになっているのか、教えていただけますか。 32 ◯片山誠也委員長 南口課税課長。 33 ◯南口嘉子課税課長 令和4年度のふるさと納税の控除額でございますが、5億2,585万5,000円ということになっております。 34 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 35 ◯塩見牧子委員 5億、すいません。 36 ◯片山誠也委員長 南口課長。 37 ◯南口嘉子課税課長 5億2,585万5,000円でございます。 38 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 39 ◯塩見牧子委員 かなり流出してしまっているんだなと。それはまた企画の方で。 40 ◯片山誠也委員長 じゃ、関連した質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 41 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。塩見委員。 42 ◯塩見牧子委員 すいません、細かいところで申し訳ないです。23ページですね、衛生使用料の目的外使用、違う、どこに入るのかちょっと分からないんですけれども、エコパーク21の市民エネルギー生駒さんにお貸ししている屋根の、あれ、目的外使用になるかと思うんですけれども、そこから本来徴収すべき金額というのは出ておりますでしょうか。 43 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 44 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 この使用料については、以前からもこういうご質問、今までの委員会もございましたように、市民エネルギーと生駒市との協定に基づきまして、使用料を徴収しない旨を規定しているという前提で使用料を頂いておりませんので、その分の使用料としての根拠も今持っておりません。 45 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 46 ◯塩見牧子委員 もうこれについては昨日の分科会の中で証明するものがあったり、なかったりとか、減免申請があったり、なかったりとかまちまちなので、またその辺は統一していただけるというようなご回答いただいたので、それについてはもう触れないんですけれども。だから、結局幾らぐらいするものなのかも分からない。出していないし、分からないということなんでしょうか。計算しようがないんですかね。 47 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 48 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 屋根の部分ということもございまして、占用料の基準というものがないということもございます。それによって、平米単価についても、平米は分かっておるんですけども、その単価というのは出てないということで出してないということでございます。 49 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 50 ◯塩見牧子委員 その辺りも含めて、屋根をお幾らでというようなところというのはまた別にそういう基準もないということなので、その基準をつくる必要があるのかどうかも含めてご検討いただければと思います。以上です。 51 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 52 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。南口課長。 53 ◯南口嘉子課税課長 すいません、先ほどの塩見議員のご質問に対しまして、ちょっと説明が足らなかったと思いますので、もう一度お答えさせていただければと思います。ふるさと納税の控除額なんですけれども、先ほど私が申し上げたのは、令和4年現在値になりまして、令和3年度中のふるさと納税の控除額といいますと、4億4,014万6,000円となってございます。失礼いたしました。 54 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 55 ◯塩見牧子委員 でも、それは、だからそのふるさと納税の流出額、令和3年度におけるその流出額としては4億4,000万の方ということですね。結構です。 56 ◯片山誠也委員長 改めて関連した質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 57 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 58 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて歳入における分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、配布しております一般会計決算所管別一覧表、市民部所管分の順に従い、歳出についての質疑に移ります。  まず、決算書53ページから54ページ、款2、総務費、項1、総務管理費、目9、人権施策費について質疑等ございませんか。梶井委員。 59 ◯梶井憲子委員 令和3年度、4月からパートナーシップ宣誓制度というのが始まりまして、この年、LGBTQ等への取組というのを頑張ってされていたなという印象なんですけども、この施策についてちょっと一つずつ聞いていきたいんですが、啓発のリーフレット、すごくいいものを作られたということで、予算のときかな、何かのときもちょっと発言させていただいたんですが、これ、結局どういったところに配布をされたんでしょうか。 60 ◯片山誠也委員長 向田人権施策課長。 61 ◯向田真理子人権施策課長 このリーフレットの大きな目的が、中学校、高校生時代で自覚し始めて、悩みが深まる子どもたちが多いということをお聞きしていましたので、こういう世代にも読みやすくということ、併せて幅広い年代の方の啓発には向けたんですけれども、このリーフレットはこのため市内全ての中学校、高校で生徒に配布いただきました。併せて出前授業や小学校も含めた教職員研修も開催いただきまして、そこでもご活用いただきました。このリーフレットは小学校の教職員研修や高校とかでも活用いただきましたので、学校関係で6,600部、その他公共施設、講演会のとき、あるいは企業等でも配布いただき、作成いたしました8,000部全てを配布いたしました。このため2,000部を追加作成し、引き続き活用いただきます。 62 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 63 ◯梶井憲子委員 もしかしてどこかに残っていたらもったいないなと思ったんですけど、足りないぐらいで増刷されているということなので、本当によくできたリーフレットだったなと思いますので、引き続き活用していただけたらと思います。この取組、あと先ほども出前授業でもお配りしたとおっしゃっていたんですが、これ3回行って、1,023名参加ということなんですけども、この出前授業というのはどこで開催されたんでしょうか。どこへ行かれたんでしょう。 64 ◯片山誠也委員長 向田課長。 65 ◯向田真理子人権施策課長 リーフレット配布時に併せて出前授業行きますよということもご案内差し上げました。このため中学校では上中学校で1年から3年全て、生駒中学校で2年生、生駒南中学校でも1年生から3年生と保護者対象で参りましたの3回となります。 66 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 67 ◯梶井憲子委員 はい、全て中学校ということなんですけども、このLGBTQの取組というのは、小学校とか幼稚園とかでも啓発していくべきかなと思うんですけども、そこら辺への出前授業というのはなかったんでしょうか。 68 ◯片山誠也委員長 向田課長。 69 ◯向田真理子人権施策課長 小学校でも、まずは教職員研修ということで、小学校4校に教職員研修を令和3年度では行いました。これを踏まえて、まず先生方がご自分で理解し、子どもたちに伝えるという心の準備をした上で令和4年度に小学校の方で3学年の出前授業のご希望につながっております。 70 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 71 ◯梶井憲子委員 まずは本当に教職員の先生方がこのLGBTQについて理解を深めていただくというのは大切だと思いますので、できるだけたくさんの、できたらもう幼稚園の先生から学んでいっていただきたいなと思っております。あと、交流会とかも行ったということなんですけども、交流会の参加者というのはLGBTQの当事者さんが集まられたということなんでしょうか。 72 ◯片山誠也委員長 向田課長。 73 ◯向田真理子人権施策課長 具体的な特性というものについては、自主的にトークされましたので、どこまでということは確認しておりませんが、交流会、Rainbow 奈良 Cafe in生駒というタイトルで募集しましたときには、そういったLGBTQなど様々なセクシャルマイノリティーの方が気軽に集まって日頃の悩みや思っていること、情報交換などができる場ですと。これに加えまして、ご家族やアライ、これは理解者、支援者という意味なんですけれども、の方や勉強したい方、関心のある方も全て歓迎ですということで周知いたしましたので、そういった方々も集まってくださいました。 74 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 75 ◯梶井憲子委員 この交流会、1回行われたんですけども、その後、この方たちの交流というのは継続して続いているんでしょうか。 76 ◯片山誠也委員長 向田課長。 77 ◯向田真理子人権施策課長 課としては、そうなればいいなとは考えておりますけれども、今までのところ具体化しておりませんが、また令和4年度につきましても、交流会、開催して、なるべくつなげていけたらなと考えております。
    78 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 79 ◯梶井憲子委員 様々な取組で生駒市内でも、LGBTQの方々も楽に生きられるまちにということで頑張ってほしいなと思うんですけど、4月からパートナーシップの宣誓制度が始まりましたけども、これの実績というのはどのようになってるでしょうか。 80 ◯片山誠也委員長 向田課長。 81 ◯向田真理子人権施策課長 令和3年度では一組の宣誓をいただきました。この方々につきましては、ご本人様方のご了解を得まして、広報やホームページ等でご紹介いたしました。なお、令和4年度につきましても、今、1件、宣誓のお申込みを受けております。 82 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 83 ◯梶井憲子委員 ありがとうございます。本当に今まで社会的に認められなかった方々がそうやって公に認めていただけて住みやすくなるというのは本当にいいことだと思うので、今後もよろしくお願いします。 84 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 85 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございますか。吉波委員。 86 ◯吉波伸治委員 施策の成果等の人権擁護経費のところで、人権相談、12回行われたということですけども、何件の相談があったんでしょうか。 87 ◯片山誠也委員長 向田課長。 88 ◯向田真理子人権施策課長 相談件数につきましては、令和3年度と令和2年度は0件です。令和元年度で2件、平成30年度で3件というような件数となっております。 89 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 90 ◯吉波伸治委員 12回も行われたのに結局相談がなかったということですか。 91 ◯片山誠也委員長 向田課長。 92 ◯向田真理子人権施策課長 広報やツイッター等でも周知しておりますが、件数としてはそうなっております。ただ、庁内の方でも、例えば子どもであったり、女性であったり、障がいであったり、様々な分野の相談を行っておりますので、そちらの方に行かれている方もいらっしゃるのではないかと考えております。 93 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 94 ◯吉波伸治委員 相談がないということは、問題があまりないということにも、そういうふうに解釈もできるかもしれませんけどね、引き続き人権問題の解決に努めていっていただきたいと思います。 95 ◯片山誠也委員長 ただ今の人権相談に関して質疑等ございますか。梶井委員。 96 ◯梶井憲子委員 人権相談、あんまり数がないということなんですけども、少数の相談の内容というのはどういった内容を取り扱っているんでしょうか。 97 ◯片山誠也委員長 向田課長。 98 ◯向田真理子人権施策課長 主に隣人であったり、職場での人間関係、あるいは個人情報に関することでした。 99 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 100 ◯梶井憲子委員 それの相談を受ける方というのは、相談員と言うか、誰が相談員、どういった方が相談員になっておられますか。 101 ◯片山誠也委員長 向田課長。 102 ◯向田真理子人権施策課長 人権擁護委員の方々にお願いしております。人権擁護委員の方々は法務大臣から委嘱された民間のボランティアの方々です。法務局と連携して地域の皆さんから人権相談を受けたり、人権啓発活動などを行っていらっしゃいます。 103 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 104 ◯梶井憲子委員 この相談の利用方法なんですけども、電話相談なのか、対面しての相談なのか、どういうスタイルで、オンラインとかいろいろあると思うんですけど、どういった形で受けられてますでしょうか。 105 ◯片山誠也委員長 向田課長。 106 ◯向田真理子人権施策課長 コロナ前につきましては対面で受けていたんですけれども、令和2年度からは、これは法務局の方のご指導に従いまして電話相談ということで行っております。 107 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 108 ◯梶井憲子委員 経費が58万3,000円かかっているということなんですが、12回開催しても二、三件の相談しか受けられていない状況で58万3,000円かかっています。これ、主に何の費用なんでしょうか。 109 ◯片山誠也委員長 向田課長。 110 ◯向田真理子人権施策課長 実はこれは人権相談の費用ではなくて、人権擁護関係の全ての費用となります。主には法務局への負担金が47万3,000円となっております。報償費として10万円となりますが、これは委員の方々にお一人年間1万円で11人の方にお渡ししております。 111 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 112 ◯梶井憲子委員 分かりました。あと数の少ない相談ということなので、事前の予約制とか、そういった形でちょっと回数の開催、減らすとか、そういった工夫はできないんでしょうか。 113 ◯片山誠也委員長 向田課長。 114 ◯向田真理子人権施策課長 もちろん事前の予約も承っておりますけれども、当日に直接という方が多くございます。毎月1回、原則第3火曜に行っておりますので、やはりその1カ月間のスパンの間で早く相談受けたいという方には奈良地方法務局が毎日行っておりますので、そちらの方をご案内しております。 115 ◯片山誠也委員長 関連した質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 116 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 117 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。説明書ページ、58ページの目13、男女共同参画費、質疑等ございますか。吉波委員。 118 ◯吉波伸治委員 58ページの施策の成果等の4番、一般総合相談というのがありますね。これはさっきと比べてえらい多いんですよね、1,002件ということでね。これはどんな相談が多いんでしょうか。 119 ◯片山誠也委員長 後藤男女共同参画プラザ所長。 120 ◯後藤裕子人権施策課課長補佐兼男女共同参画プラザ所長 こちらにつきましては、女性が抱える悩み全般ということで、家族であったり夫婦関係であったり、そういった人間関係、DVも含めて全般的に女性の相談を女性相談員が聞かせていただくというものになります。 121 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 122 ◯吉波伸治委員 数が物すごい多いんですけども、これ、全て解決したと言うか、何とか相談された方が納得できるような形になっているんでしょうか。 123 ◯片山誠也委員長 後藤所長。 124 ◯後藤裕子人権施策課課長補佐兼男女共同参画プラザ所長 なかなかこちらの相談で解決というのができるもの、できないもの、というよりは、女性自身がお悩みを電話なり、来所なりでしていただいて、自分の悩みを相談員に話すことで、それでちょっと整理していっていただく、そういったことの支援であるとか、必要な関係機関につながせていただく、そういったことで解決につなげていくということになります。 125 ◯吉波伸治委員 続いて、法律相談もいいですか。 126 ◯片山誠也委員長 ちょっと待ってください。一般総合相談のとこで、関連した質疑ございますか。神山委員。 127 ◯神山聡委員 その報酬の方なんですけど、元年までは439万ほどだったんですけど、2年で466万になって、3年で523万と増額をしているんですね。この一般総合相談件数は2年より3年の方がちょっと減ってきているという状況で、でも報酬が増えているという、この部分の説明をお願いできますでしょうか。 128 ◯片山誠也委員長 後藤所長。 129 ◯後藤裕子人権施策課課長補佐兼男女共同参画プラザ所長 令和元年度から2年度につきましては、なるべく比較的相談が多い平日を2人体制にするために、月当たりの勤務日数を増やさせていただいている、それで実際にコロナになりまして、昨年度、令和元年度が850件だったんですが、相談件数が年間で、2年度は1,067件とコロナの関係もありまして一気に増えました。3年度についても、やはりまだコロナが落ち着かない中、相談員の日数を減らすということは考えていなくて、年々相談が受けられる充実した体制をということで、更に3年度も月当たりの勤務日数を増やさせていただいたというところです。 130 ◯片山誠也委員長 神山委員。 131 ◯神山聡委員 分かりました。その相談員の人数というのは3人で、これは変わってないということですかね。 132 ◯片山誠也委員長 後藤所長。 133 ◯後藤裕子人権施策課課長補佐兼男女共同参画プラザ所長 女性3名です。変わっておりません。 134 ◯片山誠也委員長 神山委員。 135 ◯神山聡委員 一般総合相談の中でDVについての相談件数というのがどれぐらいあったのか、この数年の推移を教えてもらえたら有り難いんですけど。 136 ◯片山誠也委員長 後藤所長。 137 ◯後藤裕子人権施策課課長補佐兼男女共同参画プラザ所長 令和元年度が850件中137件、令和2年度は1,067件中273件、3年度は1,002件中218件となっております。 138 ◯片山誠也委員長 神山委員。 139 ◯神山聡委員 元年度から見ると、そのDVの相談件数が結構増えている状況なんですけれども、その増加傾向に関して、相談員からどういう報告があるのか、その報告を踏まえて、担当課としてどういった理由から増えていると分析なんかしてるんでしょうか。 140 ◯片山誠也委員長 後藤所長。 141 ◯後藤裕子人権施策課課長補佐兼男女共同参画プラザ所長 相談員の方からは、やはりテレビや新聞などでもコロナの間にDVが増えているというようなニュースを見聞きされた方が、自分もDVに遭っているのではないかということで相談されていることが多いと、そういうふうには聞いております。課としても、全国的にコロナになりましてDVの件数というのが増えております。そういったことから、新型コロナウイルス感染拡大に伴って、在宅時間の増加であるとか、社会的ストレス、そういったことが要因になってDV被害が顕在化してきているのではないかと考えております。 142 ◯片山誠也委員長 神山委員。 143 ◯神山聡委員 分かりました。そのDVの相談を時間も増やしていただいて、相談員の方、長時間、この相談を受けていくということは、その相談員さん3人の精神面の負担も大きいのかなと、ストレスも大分抱えるのかなと思うんですけど、そういう相談員さんのメンタルヘルスケアみたいなことは何らかされているんですかね。 144 ◯片山誠也委員長 後藤所長。 145 ◯後藤裕子人権施策課課長補佐兼男女共同参画プラザ所長 やっぱりストレスは大きいというふうに相談員からも聞いておりますが、相談員も1名が対応はするんですが、対応後には対応内容について3名で共有するようにしまして、1人で抱えることのないようにしている。それとともに私たち事務職の方も、相談対応が終わられた後には声かけをするとか、違う話に切り替えて、どうしても電話相談なんかでしたら個室で対応しているので、その相談室から出てきたときにちょっと切り替えるような声かけをさせていただいたり、あとはその方がやっぱり何回も何回も連絡と言うか、相談はしてこられたりするので、そういった相談対応について今後どういうふうにしていくかというのを一緒に考えさせていただいたりということもしております。 146 ◯片山誠也委員長 神山委員。 147 ◯神山聡委員 人に話せるようなことではなくて抱え込んでしまって、ストレスを1人で持ってしまうということがないような体制はしていただいているということで安心しました。DV被害を受けたことのある家庭の3割ぐらいは子どもへの被害もあるという調査結果もあるんですけども、DVから子どもへの被害、虐待へ発展しているケースが多く存在していると考えると、なるべく早い段階での相談が望ましいと。内閣府の調査では、被害を受けた女性の4割はどこにも相談していないということなんですね。本市でその被害者がDVを受けていると自覚を持ってもらうこと、相談に来てもらうための広報とか周知というのはどういうふうに今やってるんですかね。 148 ◯片山誠也委員長 後藤所長。 149 ◯後藤裕子人権施策課課長補佐兼男女共同参画プラザ所長 まず、子どもへのというお話があったんですが、夫婦間でDVというのは起こっていますが、その家庭にお子さんがいるとか、お子さんの目の前でそういったことが起こっているってなりますと、面前DVというふうになりまして、これも虐待になりますので、そういったことがあれば、子どもサポートセンターの方にもご本人の同意も得ながらなんですが、情報を共有させていただいて、子どもさんへの虐待を取り除くというようなことも併せてさせていただいています。広報ということなんですが、毎年11月12日から25日の期間は女性への暴力をなくす運動でパープルリボンキャンペーンというのをやっております、全国的にも。そういったときには広報誌であるとか、パネル展示、あと市内の図書館や図書室で特集コーナーを設置していただいたり、セイセイビルのライトアップ、パープル、紫色にライトアップをさせていただいたりといった、そういった活動と言うか事業も併せてさせていただいたり、昨年度でしたらDVについての講座を一緒にさせていただいたりということを行っております。そういった時期的なものもありますけど、プラザの方で主催しています講座では、必ず男女共同参画プラザってこういうセンターですというご案内をするんですが、その際に女性の悩み、あらゆる相談に乗っています、女性相談員が聞かせていただいてますので、是非ご活用くださいといった、そういったこともPRさせていただいて、なるべくお悩みを持っていらっしゃる方につながるようにということをさせていただいています。 150 ◯片山誠也委員長 神山委員。 151 ◯神山聡委員 結構広く周知もしっかりしていただいているということですね。DV被害を受けている方、これで繰り返し受けている方というのは10人に1人ぐらいいるということなんですけど、先ほども言ったように、相談をしない人が4割ほどいて、実態としてはもうちょっと多くいるんじゃないかということを考えると、そのアンケート調査というようなものが必要かなと思うんですけど、市の方ではそういうこともやってるんですかね。 152 ◯片山誠也委員長 後藤所長。 153 ◯後藤裕子人権施策課課長補佐兼男女共同参画プラザ所長 DVに関してのみというのではないんですが、男女共同参画行動計画策定の際には、市民意識調査であるとか、それが25年に調査させていただいて、それ以外にも人権についての調査というのも行っておりまして、それが平成30年度にさせていただいております。 154 ◯片山誠也委員長 神山委員。 155 ◯神山聡委員 分かりました。その5年後ぐらいでまたやっていただいている、じゃあ、また次、5年たったときにまた実態も知る必要があるのかなというようなことも思います。被害に遭う方、男性の場合、約5人に1人も配偶者からのDVを受けているということもあって、男性も6割ほどはどこにも相談しないというような調査結果もあるんですね。そういう実態に合ったような取組ということも、女性の相談以外、男性の相談も受けられるようなこともちょっと考えていってほしいなと思います。以上です。 156 ◯片山誠也委員長 一般総合相談に関して、質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 157 ◯片山誠也委員長 では、法律相談で、吉波委員、どうぞ。 158 ◯吉波伸治委員 法律相談についてもさっきと同じで、どんな内容が多いのか、そして解決できたのかという、その辺りお願いします。 159 ◯片山誠也委員長 後藤所長。 160 ◯後藤裕子人権施策課課長補佐兼男女共同参画プラザ所長 法律相談に関しましては、やはり夫婦関係ですとか、離婚の話合いの情報が知りたいですとか、家族とのちょっとトラブルといったことが多いと聞いております。 161 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 162 ◯吉波伸治委員 特に解決しなければいけない、あるいは解決できたというそういう事案は別にないということですか。 163 ◯片山誠也委員長 後藤所長。 164 ◯後藤裕子人権施策課課長補佐兼男女共同参画プラザ所長 解決に至ったかどうかまではちょっと最終的には聞いてないんですが、一般総合相談からつながせていただくというケースもあって、何度か無料相談ですので、月1回やっておりますので、1回で終わらずに何度か受けていらっしゃるというのは聞いたことがあります。 165 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 166 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございますか。梶井委員。 167 ◯梶井憲子委員 先ほどから、DVの防止について、DVについての話もあるんですが、男女共同参画プラザを拠点にした各種講座等の開催ということで数々開催しておられるんですけども、これの回数書いてるんですけども、参加者数とか分かれば、それぞれ教えていただけますでしょうか。 168 ◯片山誠也委員長 後藤所長。 169 ◯後藤裕子人権施策課課長補佐兼男女共同参画プラザ所長 58ページ、施策の成果の男女共同参画施策推進事業費の1番のところで順番にお伝えしていきます。  まず、一つ目、いこまYou&Iフェスタにつきましては、差別をなくす市民集会との合同開催ということで、こちらの方は123名が参加されました。  続きまして、DVの基礎知識講座なんですが、こちらは先ほどのパープルリボンキャンペーン中に実施しました、「デートDVって何?」って、そういう題で開催したものでこちらが15名、次に、怒りのコントロール講座につきましては、こちらは17名、次に、スタイリング・ウィークなんですが、こちらが2種類開催しておりまして、オンラインでの親子クッキング、こちらの方が8家族、もう一つが、おもしろい3人、揃いましたというオンライン講座なんですが、こちらの方が、オンラインですので、最大同時接続数になりますが、こちらが26人、女性のキャリア形成セミナーにつきましては15人、最後に教職員研修、こちらの方が27人の参加となっております。 170 ◯片山誠也委員長 梶井委員。
    171 ◯梶井憲子委員 この中でオンラインでされたのはスタイリング・ウィークだけでしょうか。 172 ◯片山誠也委員長 後藤所長。 173 ◯後藤裕子人権施策課課長補佐兼男女共同参画プラザ所長 スタイリング・ウィークの2講座と女性のキャリア形成セミナーの方もオミクロンが流行ってきたときでオンラインに切り替えさせていただいたんですが、そちらの方はオンラインがなかなか駄目というような方には会場での参加もしていただけるようにしております。 174 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 175 ◯梶井憲子委員 せっかく開催しても、やっぱりコロナの影響があって、リアルで参加するのはちょっと控えようとかということもあるかと思うので、そのキャリア形成セミナーのように、リアルでもやるし、オンラインでも同時開催ということは、他の講座についても難しいんでしょうか。 176 ◯片山誠也委員長 後藤所長。 177 ◯後藤裕子人権施策課課長補佐兼男女共同参画プラザ所長 やはり会場に参加していただいて、参加者同士がちょっと距離は空けるにしても、交流しながらとか、意見交換しながらといった、そういったことで得られる効果というのもあったり、つながっていただくという必要性もあったり、あとやっぱり講師の方で、リアル開催にしたいとおっしゃるような講師の方もおられるので、全部が全部オンラインというのができないようなそんな状況にはなっております。 178 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 179 ◯梶井憲子委員 できるだけたくさんの方に参加していただいて、こういったDVの問題、一緒に考えたり、女性問題について取り組んでいただきたいなと思うので、参加された方の声というのは何かありますでしょうか。 180 ◯片山誠也委員長 後藤所長。 181 ◯後藤裕子人権施策課課長補佐兼男女共同参画プラザ所長 今、DVとおっしゃっていただいたので、例えば、その「デートDVって何?」というふうに、DVの基礎知識講座に参加された方のご意見なんですが、アンケートでは、SNSなどの現状を知れてよかったとか、娘にも伝えていきたいと、あとはDVについて深く学べたであるとか、身近な人の相談を受けようと思ったといった、そういった声をいただいております。 182 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 183 ◯梶井憲子委員 せっかくいい声、聞けてると思いますので、是非継続的にどんどん多くの方に参加していただけるように続けていってほしいと思います。以上です。 184 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 185 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございますか。塩見委員。 186 ◯塩見牧子委員 この男女共同参画という大きなちょっとくくりなんですけれども、この部の主要施策の中に、令和3年度の市民部の施策の中に附属機関等の女性委員の割合というのが入っているんですね、37%が目標であったと。取組状況として33.6%にとどまったということが書いてあるんですけど、これってこの部が取り組むものなんですか。それぞれ審議会はいろんな部、それぞれの部や課で主催しておられるので、それに対して何かその市民部が、いやもっと女性比率を増やしてくださいと言って、何か口を出していけるような権限が市民部にまずあるんですか。 187 ◯片山誠也委員長 小林市民部長。 188 ◯小林弘幸市民部長 実際その委嘱、どの方に委嘱するかというのは、それぞれの所管が担当しておるんですけれども、その中で全体的な、市としてやっぱり女性の方にもそういう割合は入っていただけるような周知はしておるんです。ですので、それぞれの所属においてそれを意識しながらはやっていただいているんですけども、やっぱり多くが団体推薦の方が多いので、そういうところにつきましては、やっぱり団体さんの都合であったり、そういうところが関わってきている中で配慮、団体さんにもそういうのを求めて、出してくださいというところもあるようには聞いておりますので、そういうような状況になっております。 189 ◯片山誠也委員長 山本副市長。 190 ◯山本昇副市長 今のご質問ですけども、基本的にここの部署での一応数値目標としては書いてますけども、全市的な取組の中で対応はいたしておりますので、女性の比率というのは増やしたいというのは市としての総体的な考えでございます。 191 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 192 ◯塩見牧子委員 ここは一応その周知をする課、部という、どのように具体的に周知をされるんでしょうか。 193 ◯片山誠也委員長 小林部長。 194 ◯小林弘幸市民部長 ちょっと手元に今、資料はないんですけれども。 195 ◯片山誠也委員長 後藤所長。 196 ◯後藤裕子人権施策課課長補佐兼男女共同参画プラザ所長 市としての男女共同参画行動計画の目標値にも、審議会等における女性委員の割合というのは目標値も定めております。それが令和6年度で40%という目標値は掲げておりまして、男女共同参画プラザも毎年、各所管課に庁内の情報発信するツールを使いまして、各審議会や委員会、懇親会にしましても、そういった目標値に向けて取り組んでいただきたいということは毎年周知させていただいております。 197 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 198 ◯塩見牧子委員 審議会については分かりました。あと、女性の管理職の女性比率の割合というのは同じように令和6年度を最終目標として数値、定められているかと思うんですけれども、それについては現状何パーセントですか。 199 ◯片山誠也委員長 後藤所長。 200 ◯後藤裕子人権施策課課長補佐兼男女共同参画プラザ所長 まず、市職員の管理職における女性の登用割合なんですが、令和6年度の目標値は33%になっておりまして、現状値の方が令和4年4月1日現在なんですが27.3%になっております。27.3%なんですが、4年3月末で退職された、女性管理職の退職者数が例年よりもちょっと多かったので少し減っているというところもあります。 201 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 202 ◯塩見牧子委員 男女共同参画ということなので、女性の管理職の比率が上がることも期待しているところなんですけれども、今ここに座っておられる方でいらっしゃると、4人おられるので、33%は超えているのかなと思って見てたんですけれど。そちらに関しても、男女共同参画という点では、もちろんここが束ねておられるのか、束ねていると言うか、その目標値を持っておられるのかもしれないですけれども、それがいろんな場面で全庁的に意識されるように取り組んでいただければと思います。よろしくお願いいたします。 203 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 204 ◯片山誠也委員長 では、他で質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 205 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。58から59ページ、項2、徴税費、目1、税務総務費の固定資産評価審査委員会運営費以外のところで質疑等ございますか。塩見委員。 206 ◯塩見牧子委員 この31名のうち税務に関わっておられる職員さんの人数というのは何名なんでしょうか。令和2年度では34人が31人になっているんですけれども。 207 ◯片山誠也委員長 小林部長。 208 ◯小林弘幸市民部長 この31名全てが税務に関わってる分になります。 209 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 210 ◯塩見牧子委員 じゃあ、減った分というのは、会計年度任用職員さんで補充されているという、そういう感じですか。 211 ◯片山誠也委員長 小林部長。 212 ◯小林弘幸市民部長 こちらの数字につきまして、例えばこの数字でしたら、令和4年1月1日の数字と聞いております。ですので、年度当初には配属されとったものが、途中で退職したりとか、あと休んでこの給料を払っていないとか、そういう状況になった分については減っていっているような感じにはなっているとは聞いております。ですので、それを会計年度職員で補ったりもしておりますし、補えてない部分もあったりします。 213 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 214 ◯塩見牧子委員 なぜこの職員さんの人数のことをちょっと気にしているかと言いますと、例えばその収税の方だったら国税の方から、それこそプロの方が来てくださって、これも毎年決算のときに上がっていることなんですけれども、本当に徴収、収税の方の業務に携わってくださっている。本当にその効果もあってか、非常に収納率もこのコロナ禍にあっても高かったし、今年はまた更に上がっております。それがやっぱり業務の継続性というところがすごく気になっているんです。その方、今はいらしてくださっているので、こういった状況が続いているかもしれませんけれども、そのノウハウを、それがきちんと市の職員さんに、それがちゃんと受け継がれていくのかというところですね。去年のご答弁をお聞きしてても、非常に高度な、それこそ滞納されている方、お一人お一人によって背景も違うし、そういうところの背景も全部加味しながら整理していかれているというようなこともお聞きしておりましたし、そういったことって、実際に紙ベースでマニュアルをつくって、こういうふうにするんですよと言っても多分身につかないことだと思うんですね。だから、その辺の継続性、ノウハウの伝授、これをこの状況がずっと維持できるように、どういうふうに考えておられますか、業務の引継ぎというところを。どなたでもいいんですけれど。 215 ◯片山誠也委員長 山口課長。 216 ◯山口力収税課長 毎回うちの滞納整理班のことを議題になるんですけれども、今現在も一応滞納整理班という位置付けでありますものの、当然それは現年度の税金も含めて、滞納繰越しにしてる金額も含めて両方でどうやってお支払いしていただくかということが命題になっておりまして、国税のOBの方も、前回も申し上げましたけれども、一定年齢のこともございますし、令和3年度まで再任用職員さん2名をそこに組んで3名で、それだけじゃないんですけれども、その3名を中心に滞納繰越し分については当たっていただいてたと。今後、今のところ、交渉も続けながら、継続して来年度もお越しいただけるかどうかとか、再任用職員さんも一定年齢が来ると、次に任用しようと思っても、会計年度の職員さんとなってしまいます。そういったところで、体調のこともありますので、何歳ぐらいまで来ていただけるかどうか、それもありますし、来ていただくだけではなくて、やはり徴収係の正規職員の方に窓口の相談業務であったりとか、そういったところで注意をしていただいたりとか、徴収テクニックと言うか、やっぱり交渉のテクニックはもうOJTしかないので、いつまでというのは今ここで明言はできませんけれども、来年、再来年ぐらいまでは何とか取りあえずはなるのかなと。また、国税のOBの方に関しましては、県税や奈良県の税務課通じてまた紹介していただく手法であるとか、国税の方の人事課の方に直接交渉しに行くとか、そういった手法もあるんですけれども、それはもうこの数年のうちに一定の方向性を決めて、また人材育成も含めてできるだけ現状維持と言うか、徴収率の向上には努めたいと考えております。 217 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 218 ◯塩見牧子委員 その国税の方と、それと再任用の職員さんにかなり頼っているような状況で、それでいいのかというところ、疑問が一定あります。やっぱり正規の職員さんにそれが引き継がれていかなければならないと思いますし、今回こうやって審査していますけれども、あらゆるその事業の税って、ベース、もとになるものですよね。だから、ここが本当に頑張ってくださっているおかげで、いろいろな事業ができているわけなので、本当にここのところをやっぱりちょっと大事にしていただければなと思います。以上でございます。 219 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 220 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 221 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。59から60ページ、目2、賦課徴収費、質疑等ございますか。神山委員。 222 ◯神山聡委員 今も収納率のお話があったんですけど、96.98%で驚異的に上げていっていただいて、それが継続されて上がっていっているということで非常に評価も高いかなと思います。2年の徴収猶予の特例措置というのは、この収納率にも何らか影響をしているんですかね。 223 ◯片山誠也委員長 山口課長。 224 ◯山口力収税課長 先ほどの答弁でも申し上げましたが、全体の徴収率、当然上がっているんですけれども、滞納繰越し分が、例年14%から15%辺りで推移しているものが、徴収猶予の特例の分を滞納繰越しの方の調定に乗っかっている分、それが98%収納できていますので、当然それは全体の徴収率の向上にもつながっているということでございます。 225 ◯片山誠也委員長 神山委員。 226 ◯神山聡委員 分かりました。あと、今の滞納の話で、市では滞納繰越額が高額になっても、不納欠損処理はしていかない、何とか徴収を進めていくというような話が以前もあったんですけども、その3年度の不納欠損額が6.4%の増加ということなんですけど、これは何らか整理を進めたということなのか、これにも先ほどの徴収猶予の特例措置というのが影響してきてるんですかね。 227 ◯片山誠也委員長 山口課長。 228 ◯山口力収税課長 不納欠損に関しましては、徴収猶予の特例とは全く関係ございません。不納欠損、2,500万円ぐらいだったと思うんですけれども、あくまでも地方税法の15条の7の規定に基づいて滞納者に関しまして財産調査等を行って、無財産であるとか、生活困窮であるとか、そういった場合には滞納処分の執行停止をしていいですよという規定がございます。それが3年間継続すれば不納欠損として計上していいですよと、これが地方税法の中のルールになってございます。ですので、2,500万円のうちほとんどがその3年経過による不納欠損額を計上しているわけですけれども、その判断をしたのは3年前にいったん判断していると。3年後、不納欠損する際にももう一度その方への調査をかけて、その状況に変わりないということであれば、欠損しているということですので、これはもう年度、年度、金額が上下します。徴収率に関係なく、滞納者の一件一件を毎年見直しをかけますので、その結果が2,500万円だったということでございます。 229 ◯片山誠也委員長 神山委員。 230 ◯神山聡委員 分かりました。不納欠損の処理をしていく過程の中で、その始まりの段階があってそのぎりぎりまでそれが分納でもしていただけるかというところまでちゃんと調べた上で不能処理を、欠損処理をしていってるということですよね。その滞納している家庭の方は家族に不幸があるとか、病気とかけがとか、いろんな原因もあると思うので、それを徴収しに行くというのは非常に大変な業務を担っていただいていると思います。その上で収納率が高いという状況は本当に高く評価していますので、今後ともよろしくお願いします。 231 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 232 ◯片山誠也委員長 では、他で質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 233 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。60から61ページ、項3、戸籍住民基本台帳費、目1、戸籍住民基本台帳費、質疑等ございますか。梶井委員。 234 ◯梶井憲子委員 61ページの下の方、社会保障・税番号制度導入事業費、マイナンバーのことでお聞きしたいんですけども、個人番号カード、マイナンバーの交付率なんですが、この資料と言うか、ここには54.4%、現在ということで、前年度40.9%だったのがかなり上がっております。この増えた理由というのは、国の施策でポイント付与とかいろいろあるかと思うんですけど、市独自の何か取組みたいなものがあったんでしょうか。増えた理由というのは何でしょう。 235 ◯片山誠也委員長 竹本市民課長。 236 ◯竹本マサ子市民課長 マイナンバーカードの交付につきましては、平成30年度からなんですけれども、定期的に市内の生涯学習施設、北コミとか南コミで臨時の出張窓口というのをやっていまして、そのときかなりたくさんの方が来られてというのをやっていたんですけれども、令和元年度も同様に行ったんですが、令和2年度から新型コロナウイルスのために大規模な出張申請というのができなくなってしまいまして、その代わりに自治会等へ出張申請というのを開始しました。今までの分なんですけれども、令和2年度は鹿ノ台の自治会から、向こうの方から出張申請をお願いしますということで3日間、計156名という方が来られまして、あと令和3年度はちょっとかなりまたコロナの方で、もう今回は予約制ということで、当日来られる方、おれば、全然来てくださいということなんですが、全部で9回行いまして、計88名の方、利用していただいているんです。あと、うちの方の周知としましては、転入された方には必ず窓口でマイナンバーカードを作られませんかということで声をかけるというのとかを行っていまして、一応コンビニ交付でも、手数料安くしていますので、マイナンバーカードを使っていただければということで周知には使っております。国の方でもマイナポイント、令和2年9月1日にスタートしたんですけれども、第1弾が令和3年4月末まで、第2弾は令和4年1月1日にスタートしておりますので、その分でまたカードの交付が増えてはきています。以上です。 237 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 238 ◯梶井憲子委員 先日ちょっとニュースで見たんですけど、今、ポイント付与の第2弾やっているところだと思うんですが、12月末まで延長されるということが発表されていまして、そのときには8月末現在で国の実績として47.2%というのを書かれてたんですね。目標数値としては、ほぼ全国民というようなニュースが出てたんですけども、国はほぼ全国民と言っているんですが、生駒市での目標数値、何年度までにとかいうのはあるんでしょうか。 239 ◯片山誠也委員長 竹本課長。 240 ◯竹本マサ子市民課長 一応マイナンバーカード自体が国の施策で、国が一応今年度末でほぼ全ての住民がカードを所持するという目標を掲げていますので、うちの方も一応そちらに準じてはやっていきたいと思っています。 241 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 242 ◯梶井憲子委員 ほぼ全市民を目指して頑張ってはいただきたいんですけど、今後もまた令和2年度なんか、南北のコミセンで窓口開設されたとか、いろんな取組やってはるんやなということをちょっと今知ったんですけど、また今後も引き続き、市役所だけじゃなくていろんなところで、この受付業務をやっていただけたらと思いますので、よろしくお願いします。 243 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。神山委員。 244 ◯神山聡委員 3年度が1万5,159枚ということなんですけど、目標としては何枚を目標にしてたんですかね。 245 ◯片山誠也委員長 竹本課長。 246 ◯竹本マサ子市民課長 令和3年度目標値としては1万5,000枚、目標にしておりました。 247 ◯片山誠也委員長 神山委員。 248 ◯神山聡委員 では、その目標は達成できているということですが、その目標数値自体はどういうふうに出しているんですか。 249 ◯片山誠也委員長 竹本課長。 250 ◯竹本マサ子市民課長 数値の出し方としましては、前年度実績と、一応今後の国の動き、そういうポイントあるとか、そういうのを見て、以前は5,000枚とかだったんですけれども、今はちょっと徐々に増やして1万5,000枚目標ということでやっていました。 251 ◯片山誠也委員長 神山委員。 252 ◯神山聡委員 そのマイナンバーカードを持っていただく、たくさん持っていただくことで、コンビニの方の利用率、コンビニ交付の利用率も上げていくということが関連してあるんですけど、この利用率って今どれぐらいになっているんですか、3年度、どうなっているんですかね。 253 ◯片山誠也委員長 竹本課長。 254 ◯竹本マサ子市民課長 令和3年度末で39.7%です、交付率が。 255 ◯片山誠也委員長 神山委員。 256 ◯神山聡委員 これはコンビニのみの交付利用率ということでいいんですかね。 257 ◯片山誠也委員長 竹本課長。 258 ◯竹本マサ子市民課長 コンビニと庁舎の1階に置いてありますマルチコピー、そちらの利用も含んでおります。 259 ◯片山誠也委員長 神山委員。 260 ◯神山聡委員 そのコンビニのみの交付利用率というのはどうなっていますか。 261 ◯片山誠也委員長 竹本課長。 262 ◯竹本マサ子市民課長 これが一応全体からの割合なんですけれども、26.4%、税の証明書の中の件数だけですけれども、コンビニ交付の方の、マルチコピー、抜いた分でいいですか。 263 ◯片山誠也委員長 神山委員。
    264 ◯神山聡委員 ありがとうございます。総合計画の方でですけど、コンビニ交付利用率目標数値って28%というのを上げてたので、もう少し足りないなというところが一つあるんですけど、それでも交付率って結構上がっているなというところは、評価はしてます。ただ、やっぱり全国の平均、これを超えてたとしても、高いとこやと宮崎県の都城市が83.9%をこの8月に達成してて、生駒市の友好都市、上北山村が67.2%というような高い交付率になってるんですね。こういう交付率の高い市町村の普及の取組方法とかというのは、何らか調査、研究なんかしてるんですかね。 265 ◯片山誠也委員長 竹本課長。 266 ◯竹本マサ子市民課長 国の方からも一応こういう取組やっていますというのが定期的に来るんですけれども、今上がってきている市町村が、マイナンバーカードに商品券とかをプラスでポイントでつけるということをやっているのが、今はもう上位の市がほとんどなんです。ただ、生駒市は今それをやっていないんですけれども、橿原も1位なんですけれども、商品券、昨年つけられたので、交付率上がったんですけれども、生駒市は今のところなしでやっているんですけれども、橿原と、それでも同じような、そのときに増えた分は今5,000枚ほど差がついてるんですけれども、同じようなペースでは上がっていっているので、住民の方、意識が高いというのもあるんだとは思います。 267 ◯片山誠也委員長 神山委員。 268 ◯神山聡委員 お金を使って増やしていくのがいいのか悪いのかそこはちょっと分からないんですけど、市でマイナンバーカードを持った方というのが、この市の中でどういう利便性があるかというようなところで、本市独自のそういった利便性が高くなるような取組というのは今あるんですかね。 269 ◯片山誠也委員長 竹本課長。 270 ◯竹本マサ子市民課長 今のところ利便性につながるのはコンビニ交付を手数料安くしていますので、利便性と言えばそれぐらいなんですけれども、ただ令和5年2月、今年度2月からは国の施策なんですけれども、マイナンバーカードを利用して引っ越しワンストップサービスというのが始まりますので、マイナンバーカードをお持ちの方であれば、カードを利用してオンラインで、転出届と転入予約というのをして、窓口でスムーズに手続きができるようにするという、ただちょっと国からこれはまだ細かいものまでは出ていないんですけれども、ただそれに伴って窓口の受付のフローが必然的に変わってきますので、そのとき、転入届や転居届に伴う関係課の手続きについて、これからできる限り書かない窓口、毎回申請の度に住所、名前、該当者というのを書くんですけれども、それを署名だけで、今押印なくなったので、その分、署名だけで実現できないかということで、今関係各課と窓口で調整を始めたところです。 271 ◯片山誠也委員長 神山委員。 272 ◯神山聡委員 その引っ越しワンストップって、多分全国的にやっていくことだと思うんですね。市民に利便性がある取組ということで、少子化対策、子育て支援と連携して活用していくというようなことをやっているような自治体もあったり、高齢者の健康管理、交通支援とか、あと図書館利用管理とか、市職員の出退勤管理とか、選挙の入退室、避難所の入退所とかいろんなことで利便性を上げていくというような取組をやっている自治体があるんですね。そういった利便性がこういうものがあるよということをお伝えすることも交付率を上げていく方法かなと思うんですけど、そういった新たな取組というのは何らか今のとこは考えてないですかね。 273 ◯片山誠也委員長 竹本課長。 274 ◯竹本マサ子市民課長 ちょっとそちらの新たな取組とか、マイナンバーの制度を利用してとか、カードを利用してとなると、所管がデジタル推進課になるんですけれども、一応今デジタル推進課とお話している限りでは、今すぐにちょっと転出、転入のワンストップの調整などがあるので、今すぐには考えてはいないということでした。 275 ◯片山誠也委員長 神山委員。 276 ◯神山聡委員 今コロナウイルスで市民の生活形態が大きく変わっていく中で、市民サービスの形も変化していく必要があって、そこにマイナンバーカードって利用価値が高くなってくる部分もあるのかなと思うんですね。そういうことを考えると、動機づけにつながるような取組も併せてしていただきたいなと思います。以上です。 277 ◯片山誠也委員長 マイナンバーカードで他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 278 ◯片山誠也委員長 では、その他で質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 279 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。61から62ページ、目2、住居表示整備費、質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 280 ◯片山誠也委員長 では、少し飛びまして、72ページ、款3、民生費、項1、社会福祉費、目7、人権文化センター運営費、質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 281 ◯片山誠也委員長 では、次に、また少し飛びまして79ページ、項2、児童福祉費、目5、児童館運営費、質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 282 ◯片山誠也委員長 では、更に少し飛びまして86から87ページ、款4、衛生費、項1、保健衛生費、目4、環境衛生費、質疑等ございますか。梶井委員。 283 ◯梶井憲子委員 環境衛生費、環境整備経費の中の5番、飼い主のいない猫の避妊・去勢手術の実施などというところでお聞きしたいんですけども、避妊・去勢手術の実施された数が146匹ということなんですが、前年度を見てみますと184匹ありまして、割と数が減ってるんですけども、対応した猫の数が減ったのは、その対象猫が少なくなったのか、それともコロナの影響とかで活動ができなかったのかとかそこら辺りの理由というのは何かありますでしょうか。 284 ◯片山誠也委員長 木戸環境保全課課長補佐。 285 ◯木戸勇環境保全課課長補佐 地域猫活動については、その地域、地域で同じような形で変わらずやっていただいている状況ですので、そういったボランティアの方たちとかの活動によって減少に転じているのではと思っています。 286 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 287 ◯梶井憲子委員 そしたらもう対象の猫が少なくなったというふうな理解でよろしいんでしょうか。 288 ◯片山誠也委員長 木戸補佐。 289 ◯木戸勇環境保全課課長補佐 そのとおりです。 290 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 291 ◯梶井憲子委員 この猫の去勢・避妊の事業なんですけど、これの予算、取ったときには何匹の想定でされたんでしょうか。 292 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 293 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 すいません、ちょっと資料が今手持ちにございませんので、後で報告させてもらいます。 294 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 295 ◯梶井憲子委員 始められたのが令和2年から始められたのかなと記憶してるんですけども、これってやっぱり実績少なくなっているというのはいいことなのかなと思います。このときに予算取られたときに、令和3年度予算の中にワクチンの接種というのがあったんですけども、これの利用状況というのは、実績はあるんでしょうか。 296 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 297 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 予算ですけども、30万円予算を取らせていただいております。150頭という予算でいただいてたわけでございますけども、令和3年度におきましては0件でございます。すいません、先ほどの予算の話でございます。今言わせていただいてよろしいでしょうか。 298 ◯片山誠也委員長 どうぞ。 299 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 避妊については190頭で313万5,000円、去勢につきましては85.5頭で9万4,500円と、あと検査につきましては323頭の129万2,000円、ノミ駆除につきましては370頭の55万5,750円の予算を計上させていただいておりました。以上です。 300 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 301 ◯梶井憲子委員 そのワクチンの接種、今利用がなかったとおっしゃったんでしょうか。すいません、もう一回お願いします。 302 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 303 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 申し訳ございません。先ほどのワクチンの利用件数については0件でございます。 304 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 305 ◯梶井憲子委員 たしかこのワクチンの目的というのが、猫を譲渡するのにかかるワクチンを接種してから譲渡するというのが目的やったと思うんですけど、これ、何でなかったんでしょうか。譲渡する猫がいなかったとかということでしょうか。 306 ◯片山誠也委員長 木戸補佐。 307 ◯木戸勇環境保全課課長補佐 譲渡についてはなされてたというふうには聞いております。ただ、結果的にちょっとこの補助の申請がなかったという状況にあります。今回のこのワクチンについても、ボランティアの方が実際にワクチンを打ってから、ボランティアの方の負担で譲渡されてたという話がありまして、その分の補助として令和3年度からこの形にさせてもらったという経緯があるんですけど、ちょっと申請手続き、いろいろやはり確認等々ありますので、ちょっとそういった点踏まえて申請手続きもご紹介させていただいてたんですけど、そういった説明の上でもちょっと実際に利用がなかったと、そういう状況でございます。 308 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 309 ◯梶井憲子委員 ボランティアの方が自腹でそういうことをされて、せっかく市で予算取って、こういう制度、事業をされているのに、利用されなかったというのは、やっぱり周知方法に何らかの問題があったのか、今おっしゃったように、手続き上の何か問題があったのかなと思うんですけども、そこら辺ちょっときちんと分析して改善していただくということは考えられるんでしょうか。 310 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 311 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 0件ということで利用がなかったということでございます。環境保全課としましても、一応ホームページ等サポーターの方への周知というのはさせていただいてたんですけれども、手続き上の問題という話になりますと、やはりその辺はなかったということであれば、その辺が懸念されるのではないかなというふうに思っているとこです。その辺についても、うちとしても検討の課題にしていきたいなと思っています。 312 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 313 ◯梶井憲子委員 手続きがややこしかったり難しかったりで、せっかくある制度が使えないというのはやっぱり問題かなと思いますので、是非ちょっと改善を試みていただきたいなと思います。ふるさと納税なんかでも、猫の寄附があったりとかで、やっぱり皆さんの期待というのはあると思いますので、そのご期待に応えられるように取組の方をお願いします。 314 ◯片山誠也委員長 関連した質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 315 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございますか。梶井委員。 316 ◯梶井憲子委員 続いて、6番、下、スズメバチの駆除の補助金の交付の件なんですけども、令和3年度防護服の貸出しの件数というのは何件ぐらいあったんでしょうか。 317 ◯片山誠也委員長 木戸補佐。 318 ◯木戸勇環境保全課課長補佐 令和3年度の防護服の貸出しが51件ありました。 319 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 320 ◯梶井憲子委員 この貸し出したのはスズメバチの対応だけなんでしょうか。その辺り、分かりますか。 321 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 322 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 貸出しが51件ということで、やはり借りる方もスズメバチか蜜蜂かという判断がつかない方もおられましたので、これについては51件ということで、分かりません。 323 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 324 ◯梶井憲子委員 貸出しもそうなんですけど、その担当課へのスズメバチ以外の蜂の駆除の相談とかいうのはあるんでしょうか。 325 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 326 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 実際電話でスズメバチ以外の蜂の駆除についてのご相談は係員が電話対応しておるんですけども、なんぼかあるというのは聞いております。 327 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 328 ◯梶井憲子委員 担当課の方というのはやっぱり蜂についてよく研究されていて知識もおありかと思うんですけども、やっぱり市民というのは素人の方が多くて、蜂の巣がスズメバチなのかどうなのか見分けがつかないとか、いろいろ危険なこともあるかと思うんです。今補助金を出す施策、これ、かなり年間138件の交付があるということで多いかなと思っているんですけど、2分の1しか補助が出なくて、残りは自己負担になる。上限が1万円でしたっけ、なので自分の負担大きいので自分で頑張ってやろうと考える人も多いと思うんです。その防護服を貸出しするときというのは、その駆除に当たっての注意点というのは市民の方にお伝えしてるんでしょうか。 329 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 330 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 もちろん駆除に対しての、防護服を借りる方に対しても、防護服の中に説明書を全部在中させております。この中の説明書を読んでお使いくださいということは、職員の方が順次説明しております。 331 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 332 ◯梶井憲子委員 防護服の中に入っているのは防護服の説明であって、具体的な蜂の駆除の注意点とかも、書いてるんだろうとは思うんですが、主にその防護服の使い方であると思うんですけど、その辺りはどうなんでしょう。 333 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 334 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 主にスズメバチの種類関係、いろいろあるんですけども、そのスズメバチの種類、それの特性等も一応明記はしているんですけども、なかなかそこまで読みにいくか、読みにいかないかはちょっと定かじゃないんですけども、それはちゃんと明記した説明書になっていると思います。 335 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 336 ◯梶井憲子委員 書かれているのかもしれないですけれども、どうせなら分かりやすいものをちょっと市でちゃんと整えていただいて、やっぱり窓口に相談あったとき、口頭で伝えるというのもあるかと、必要かと思いますけど、それよりもやっぱり防護服を借りにきた人が説明を聞いて、その方が実際蜂の巣を駆除するとは限らないので、もしかしたら、ご家族の方が借りに来て、実際行うのは違う人の可能性もあったりするので、その辺り、ペーパーできちんとお伝えできるように、注意点等、そういったものを用意していただけたらと思います。あと、生駒市の所有の土地とか公共施設にできたスズメバチの市の巣の駆除というのは今どのようにされているんでしょうか。 337 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 338 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 駆除につきましては、各所属の方にお任せしている状態でございます。ただ、駆除、スズメバチについては、一般的には市民からの問合せと同じように、駆除の紹介業者を紹介させていただいて、そちらの方で対応していっていただいているというふうに思います。 339 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 340 ◯梶井憲子委員 そしたら、各担当課で、自分たちで獲る、防護服を来て獲るか、業者に頼むかを判断するということなんですね。これまでに、スズメバチの駆除に当たって、職員の方が刺されたりとか、何か事故があったとか、そういった事例というのは今までなかったんでしょうか。 341 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 342 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 私の記憶の中では何件かあるというふうには聞いております。 343 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 344 ◯梶井憲子委員 やっぱりスズメバチに市の職員さんですら刺される事故があったりするような、この危ないところに、危険なところにやっぱりその防護服、市民の皆さんに貸し出すこと自体がどうなのかなと思うんですね。やっぱり巣の大きさにかかわらず、スズメバチの対応というのは本来、業者に依頼するようにするべきだと思うんです。いろいろちょっと今回私、その防護服の貸出しについて、他市の事例とかちょっといろいろ調べてみたんですけど、他市ではスズメバチ以外の駆除には防護服を貸し出しますとしてるところもあるんです。スズメバチに対しては、そういう業者さんを紹介するような、その連絡先をホームページに載せてたり、あと巣の形とか、蜂の種類なんかの写真をきちんとホームページに載せて、そこに注意書き、自分で蜂の巣を駆除するときの、スズメバチ以外ですね、の駆除のリスクとか、危険であるということをしっかりとここのホームページに書かれているところとかもあるので、ちょっとこの辺を防護服の貸出しについては、他市の運用方法なんかもちょっと研究しながら今後考えていただきたいなと思うんですけども、いかがでしょうか。 345 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 346 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 貴重なご意見ありがとうございます。今、さっきも僕も言いましたように、何件か職員も刺されているということもございます。やはり専門の、市民の方も一応防護服を借りにこられたときは、スズメバチというので分かっている状況であれば、業者の方をやっぱり推薦して、優先して紹介している方向で今、職員は動いておるんですけども、やはりその辺に関しても、環境保全課としても、ちょっと検討していきたいなというふうに思います。 347 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 348 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございますか。神山委員。 349 ◯神山聡委員 施策の成果の1、空き地の適正管理指導というのがあるんですけど、勧告23件、令和2年が44件の勧告をしてて、この23件というのはその前年度の44件で、対応しなかった件数も含まれているのか、それとも新たに3年度に23件を勧告したということなんでしょうか。 350 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 351 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 この23件は新たに23件、令和3年度に新たに23件ということです。 352 ◯片山誠也委員長 神山委員。 353 ◯神山聡委員 その適正管理ができていない空き地というのはどういう基準で判断をしているんですかね。 354 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 355 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 問合せがあった状態で現場に職員が向かいまして、基準としては宅地の面積の2分の1以上、かつ1メーター以上の雑草が生えている状態というのを目安にしております。 356 ◯片山誠也委員長 神山委員。
    357 ◯神山聡委員 宅地の2分の1以上で1メーター以上の雑草ということは、例えば樹木が伸び放題であったりとか、倉庫が壊れている、倒れているみたいな、そういうのは適正管理ができていない対象ということにはならないということですかね。 358 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 359 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 あくまで雑草ということでございます。 360 ◯片山誠也委員長 神山委員。 361 ◯神山聡委員 この適正管理ができてない空き地というのは、市民からの通報によって発見するということになるんですか。 362 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 363 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 主に市民からの問合せで、隣の家とか、近所がというような問合せで職員が向かっております。 364 ◯片山誠也委員長 神山委員。 365 ◯神山聡委員 普通やと自分の隣、近隣で荒れている空き地があると、直接言うこともあるし、自治会を通して言っていただくというような形をとったりするのかなって想像するんですけど、その市の通報の前にはそういうことをしていただいてて、改善がないから市の方に通報があるということなんですかね。 366 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 367 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 いろいろと自治会事情というのもございまして、隣近所で仲よくされているとか、空き地の持ち主が分かっておられるとかという家に関しては、多分そういう件数で問合せはあまりないと思います。ただ、いろんな意味で横とつながりがない状態のご家庭とかいうのが、そういう問合せで今うちの方にある状況でございます。ただ、自治会通して、その持ち主の方は誰か知り合い、おられませんかとかというのも、まずはそこからご案内していただいて、そこでも分からない場合ということで、うちの方も動ける状態になるということです。 368 ◯片山誠也委員長 神山委員。 369 ◯神山聡委員 その方たち、市の方で所有者に対して勧告を行うという、それまでのアプローチとして適正管理を促すということがまずあると思うんですけど、その勧告まで持ち主に対しどういうやり取りをして勧告になる、その間はどういうプロセスがあるんですかね。 370 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 371 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 ちょっと初めからご説明させていただいてよろしいでしょうか。まず、先ほどからの質問で問合せがありますと、うちの基準に合ってない状態であるということで現場の方に職員が見に行きますと、その時点で持ち主が隣近所で分からないということであれば、うちの謄本で調べた、法務局で謄本調べて、そこの持ち主の方へ一応お願い文書として一応送らせていただくという状況です。その後、ある程度、おおむね30日ぐらいの期間をとらせていただいて、また再度現場を確認に職員が行くと。それで改善されてなければ、勧告を送るというような状態でステップを踏んでいくという状況でございます。それ以後についても、弁明の機会を設けて、あとは最終的な命令、告示というような段階まで一応ステップを踏んでいく状況でございます。 372 ◯片山誠也委員長 神山委員。 373 ◯神山聡委員 時間をかけてしっかりと向こうに促ししていただいて、なかなか対応していただけないというケースもあるのかなと思うんですけど、最終的に対応がないという状態になったら、一番最後ってどういう状況になってますか。 374 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 375 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 先ほども言いました、最後は氏名の公表、告示というとこまでしか今のうちの条例上、動けないというのがございまして、その後についてはなかなか難しいかなというふうに思っております。 376 ◯片山誠也委員長 神山委員。 377 ◯神山聡委員 所有者が結局自分の意思でやっていただけないということであれば、解決に至らないというケースもあるのかなと思うんですけど、その辺、できる限りはやっていただいていると思います。通報していただいた方に対しては、その辺、丁寧に説明もしていただけたらと思います。以上です。 378 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。塩見委員。 379 ◯塩見牧子委員 去年、私ではないんですけれども、そこに居住されていて、空き地や空き家ではないけれども、そこの区画が例えばごみ屋敷になっていたりとか、枝葉が伸びて通行人の邪魔になったりとかいう、そういったことが一般質問なされていて、それに対して今のところそれに対応できるような条例がうちにはないということで、その後、この件に関して何がしかその検討されたのか、お答えいただけますでしょうか。 380 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 381 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 昨年度、中浦議員から一般質問いただきまして、当時の部長が前向きにという話でしておったのは私も記憶にございます。ただ、今の状況でごみ屋敷条例というのは、やっぱりなかなか他の市町村等も含めて、案件をいろいろと見させていただいているんですけども、ただうちだけでの対応はなかなか難しいであろうと、やはり福祉的な対応も含めて、いろんな検討も必要ではないかなという段階で今止まっている状況でございます。 382 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 383 ◯塩見牧子委員 止まっているということなんですけれども、その福祉的なところとの連携も含めて、どういうふうに対応していかなければいけないというふうにお感じになっておられますか。 384 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 385 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 うちサイドでのごみの処理については、環境保全課で何なりの対応が今後できるであろうというふうに思うんですけども、やはりそれまでの過程でこうなった状況というのが、その辺が環境保全課としてどう対応できるかというのも含めて、福祉部門との協議が必要であるというふうに思っておると。 386 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 387 ◯塩見牧子委員 おっしゃるように、ここだけで対応することが多分難しい。どちらかと言うと、福祉的な課題を抱えておられるようなケースの方が多いであろうということなので、やはりここはちょっとしっかりと横連携で、どこかでちゃんと検討していただく、保全課だけじゃなくて検討していただく場を、市長か副市長、つくっていただけないでしょうか。 388 ◯片山誠也委員長 小紫市長。 389 ◯小紫雅史市長 一般質問のときも、私、比較的前向きな答弁をした記憶があります。純粋な空き家と違って、正に福祉的な対応も必要ということで一時的にはきれいになっても、結局その人がまた捨て始めるということで切りがないということで、両面要るよねということで、そこはただこういうごみ屋敷的なものが、市内でもいろいろお声を聞くことも増えておりますので、そこは私、副市長、しっかりと横連携もとりながら、別に担当課同士がやってくれてもいいんですけども、我々もきちんと、ちょっとそこはつなぎながら、前向きに、条例という、一足飛びにかどうか分かりませんけれども、関係課集めてしっかりとその辺りの対応は進めていきたいと思います。 390 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。神山委員。 391 ◯神山聡委員 すいません、聞き忘れました。23件の勧告というのは、それは勧告出した後の状況というのは改善されたんですかね。 392 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 393 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 すいません、ちょっとお待ちください。先ほどの分の23件、勧告なんですけども、弁明の機会を与えて、それが15件ございます。23件から15件に減っています。それから、命令に当たっては4件に減っています。その後告示に至ったのが2件ということです。 394 ◯片山誠也委員長 関連した質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 395 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 396 ◯片山誠也委員長 では、次に、説明書ページ、87から89ページ、目5、環境保全対策費のうち、環境対策経費と水環境推進事業費に対して質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 397 ◯片山誠也委員長 では、暫時休憩いたします。              午前11時55分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後1時0分 再開 398 ◯片山誠也委員長 休憩を解いて委員会を再開いたします。  それでは、環境保全対策費のとこで、吉波委員、どうぞ。 399 ◯吉波伸治委員 環境測定調査、何カ所かされていますけども、このうちで基準値を超えたところは何カ所ぐらいあるんでしょうか。 400 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 401 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 令和3年度におきましては、基準値を超えた数値はございません。 402 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 403 ◯吉波伸治委員 なかったということは、それだけ環境対策ができているということでいいんでしょうか。 404 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 405 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 そういうふうに理解してもらっていいと思います。 406 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 407 ◯吉波伸治委員 私が自治会長やったときに、騒音かな、幾つか超えてたんですよね。それがもう解決されているということで、よかったと思います。それで、その下の苦情処理件数も何件か書いてますけども、これ関連ですから、どんな苦情があって、結局苦情処理ちゃんとできたんでしょうか。ありますね、この下。公害苦情処理件数。 408 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 409 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 公害苦情につきましては、令和3年度におきまして、大気については5件、水質については2件、騒音については2件、悪臭で2件でございます。大気につきましては、ほとんどが野焼きの対応についての苦情でございます。水質については、水路に油が流れたとかという苦情でございます。騒音については、建設作業中の騒音についてとかという内容でございます。あとは悪臭についても、これも野焼き関係でにおいがするというような内容でございます。 410 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 411 ◯吉波伸治委員 ほとんど一時的なものだから、簡単に言えば処理できたということでいいんですね。その後、尾を引いているやつは別にないですか。 412 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 413 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 対応は取りあえずその都度やらせていただきまして、その原因になっている箇所、原因者についても一応指導は行いまして、一応対応は終わっているということです。 414 ◯片山誠也委員長 関連した質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 415 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 416 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。89ページ、項2、清掃費、目1、清掃総務費、質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 417 ◯片山誠也委員長 では、次に、90から91ページ、目2、ごみ処理費、質疑等ございませんか。吉波委員。 418 ◯吉波伸治委員 施策の成果のところを見ますと、年間ごみ排出量が昨年より若干増えとるんですよね。人口はたしか生駒は減ってると思うんですよね。人口が減りながら、ごみの排出量が、若干であるけども、増えているということについてどのように評価している言うか、考えてはりますか。 419 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 420 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 その若干というのも大きな要因として思われるのは、今特にコロナ問題、家庭でおられる時間が多くなったということでごみの量が増えているというふうに思っております。 421 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 422 ◯吉波伸治委員 そのように原因と言うか、要因がはっきりしてますので、分かりました。その下にいろいろ対策もとっておられますので、引き続き対策を、ごみ減量化のための対策ね、よろしくお願いします。 423 ◯片山誠也委員長 関連した質疑ございますか。塩見委員。 424 ◯塩見牧子委員 コロナの影響で家の滞在時間が長くなったということだったんですけれども、令和元年度と令和2年度を比較すると、令和2年度はいったん減ってるんですよね。令和3年度でまた上がっていると。ちょっと私もだから最初コロナの影響なんかはどうなのかなと思ってお聞きしようかなと思ってたんですけれども、一概にコロナの影響だけと言い切れないような上下があるので、そこはどう分析しておられるのかなと思いました。すいません。 425 ◯片山誠也委員長 木戸補佐。 426 ◯木戸勇環境保全課課長補佐 そうしましたら、令和元年度のところからちょっと数字紹介させてもらいます。まず、先ほどは全体の量を紹介させてもらってたんですけど、家庭系と事業系、ちょっと分けて紹介させてもらいます。家庭系の方の令和元年度のごみの量が1万9,400トン、2年度が1万9,832トン、令和3年度が1万9,421トンということで、元年から2年ちょっと上がりまして、3年度に向けては少し下がったという傾向にあります。事業系につきましては、令和元年度が8,845トン、令和2年度が8,102トン、令和3年度が8,696トンということになります。元年度から2年度、いったん下がって、3年度が少し戻したという形です。ということで、これはもうコロナの影響で、家庭系の方はまずいったん家庭にいられる時間が増えたということで、特に2年度増えているような傾向、3年度については、だんだん外に向けての活動が復活してきて、やはり外に向けてのごみは増えたのかなという傾向、事業系は逆に2年度にやはり事業の制限、大分ありましたので、事業系のごみがそれに伴って減ったのが、3年度がだんだん復活してきて戻ってきたのかなという傾向にあるかなと分析しております。 427 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 428 ◯塩見牧子委員 ありがとうございます。その一方でリサイクルの方は結構進んでいるというふうにもお見受けしましたので、引き続きごみの減量及びリサイクルにお努めいただきますようお願いいたします。 429 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 430 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。梶井委員。 431 ◯梶井憲子委員 施策の成果等の4番なんですけど、清掃リレーセンターで不用品の、これ、入札形式でやってはったと思うんですけど、そのリユース市を開催されているということなんですけど、これの実績と言いますか、取り扱いされたその件数とか売上げというのはどのような感じでしょうか。 432 ◯片山誠也委員長 西清掃リレーセンター所長。 433 ◯西秀明清掃リレーセンター所長 令和3年度につきましては、4回開催させていただきまして、それで119点出品いたしまして、73品売れております。それで金額としては6万7,347円で、重さにしては463キロのリサイクルを図ったということです。 434 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 435 ◯梶井憲子委員 リサイクル、本当にまだ使えるけど、自分には必要ないものということで、こうやって回していくのすごくいいことだと思います。この間、ホームページの方でちょっと見させていただいたところ、前回の22点出てたのが全部買手がついてたというのを見て、きちんと皆さん、出品される方もいるし、買われる方もいるということで、よかったなと思っています。この他にも無料で譲りますとか、譲ってくださいというコーナーがあったかと思うんですけども、ここはどんなふうに動いてますか。 436 ◯片山誠也委員長 木戸補佐。 437 ◯木戸勇環境保全課課長補佐 令和3年度の活用状況ですが、まず譲りますということをご希望の方でご利用の方が2件、そのうち1件が成立したという状況です。譲ってくださいというご希望で申し込まれた方はいなかった、0だったということです。 438 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 439 ◯梶井憲子委員 やっぱりこれ、譲りますとか、譲ってくださいのコーナーも、いろいろ品数があって初めて何があるかなって、どんなのあるかなというのを市民の方も興味を持ってのぞきに行かれると思うんですけど、そもそも出品と言うか、譲る方も少ないし、希望者も少ないというままやったら、多分今後このままであまり意味のない取組になってしまうのかなと思いますので、どうせやるんだったらもう少し何か工夫された方がいいのではないかなと思っています。この間私、一般質問で制服の話なんかもさせてもらったんですけど、やっぱり制服のリユースなんかもちょっと視野に入れながら、このコーナーももう少し充実させていただけたらと思いますので、お願いします。 440 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 441 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 442 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。91から92ページの目3、ごみ処理施設費、質疑等ございますか。              (「なし」との声あり)
    443 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。92ページ、目4、し尿処理費、質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 444 ◯片山誠也委員長 では、次に、92から93、目5、し尿処理施設費、質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 445 ◯片山誠也委員長 では、大きく飛びまして最後、129ページ、款8、教育費、項5、社会教育費、目4、人権教育推進費、質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 446 ◯片山誠也委員長 では、ないようですので、目ごとの質疑を終結しまして、市民部の所管に係る各決算関係書類を含めた総括的な質疑を行います。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 447 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、一括して分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。沢田委員。 448 ◯沢田かおる委員 決算書の86ページ、款4、衛生費、項1、保健衛生費、目4、環境衛生費、施策の成果等の5番目、飼い主のいない猫の避妊・去勢手術の実施などの所有者不明猫適正管理推進事業、こちらについてお伺いいたします。こちらなんですけれども、ここを読ませていただきましたら、飼い主のいない猫の避妊・去勢手術の実施などの所有者不明猫適正管理推進事業を行うとともに、地域猫活動の啓発を実施し、地域の良好な生活環境保全を努めた。避妊・去勢手術実施の匹数が146匹、そしてまたこちら施策の成果を説明する書類8ページ、こちらのところには、所有者不明猫適正管理事業費295万3,000円と書かれております。こちらの方なんですけれども、先ほど梶井議員の方が予算の方、聞かれてたと思うんですけれども、実際146匹の方の避妊が何匹、去勢が何匹、ワクチンは30万の予算で0というのは聞きました。こちらの内訳を教えていただけますか。 449 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 450 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 すいません、ちょっと今、資料を探してるところで、もう一回質問お願いできますか。 451 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 452 ◯沢田かおる委員 もう一回質問、言いますね。施策の成果を説明する書類の8ページのところに、所有者不明猫適正管理事業、こちら295万3,000円と書かれています。その内訳を教えてください。さらに詳細なんですけれども、これ、毎回聞いていますが、避妊が何匹、去勢が何匹というのを教えてください。ちなみに、今、待っている間に申し上げますと、元年の方だけ言いますよ。令和元年度は18の地域で雄47匹、雌34匹の計81匹、令和2年度は32の地域で雄76匹、雌108匹の計184匹の避妊・去勢手術をしましたとホームページに書かれているんですね。では、令和3年度を教えてください。 453 ◯片山誠也委員長 木戸補佐。 454 ◯木戸勇環境保全課課長補佐 今の避妊・去勢の数、令和元年度紹介いただいた、それに対して、令和3年度の数ですが、26の地域で避妊が74匹、去勢が72匹、検査145匹となっております。ワクチンが0でした。 455 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 456 ◯沢田かおる委員 その中に消耗品費は入ってないですか。 457 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 458 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 すいません、ちょっと今、もうちょっと探しているところで、もうちょっとお待ちください。 459 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 460 ◯沢田かおる委員 そうしましたら、また後で教えてくださいね。そして、こちらの文書のところに、地域猫活動の啓発を実施と書いてるんですけれども、どのような啓発をされたのでしょうか。 461 ◯片山誠也委員長 木戸補佐。 462 ◯木戸勇環境保全課課長補佐 啓発については、ホームページ、また広報紙によって啓発を行っております。 463 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 464 ◯沢田かおる委員 地域猫サポーターの講習会は行われましたか。 465 ◯片山誠也委員長 木戸補佐。 466 ◯木戸勇環境保全課課長補佐 昨年度は1回実施しております。 467 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 468 ◯沢田かおる委員 それでは、地域猫サポーターの交流会や地域猫活動をされている方との意見交換というのはされたんでしょうか。 469 ◯片山誠也委員長 木戸補佐。 470 ◯木戸勇環境保全課課長補佐 令和3年度におきまして、サポーターの交流会は9月28日に実施しております。また、地域猫サポーターの養成講座につきましては、3月17日に実施しておりまして16名参加いただいています。 471 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 472 ◯沢田かおる委員 すいません、意見交換会はされましたか。 473 ◯片山誠也委員長 木戸補佐。 474 ◯木戸勇環境保全課課長補佐 サポーターの交流会、9月28日に実施した中で意見交流会はさせていただいております。 475 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 476 ◯沢田かおる委員 その意見交流会の中でどのようなご意見、あったんでしょう。 477 ◯片山誠也委員長 木戸補佐。 478 ◯木戸勇環境保全課課長補佐 このときの交流会なんですけど、全体の内容としましては、まず地域猫の制度の説明をさせてもらいまして、特に令和3年についてはワクチンが新たに追加になったという辺りもありましたので、そちらの説明をさせてもらいました。その後、今、サポーターの皆様、個々にどうしても動いていると、なかなかしんどいという状況もありましたので、北、中、南、3地域にグループ分けさせてもらいまして、その中で協力し合って、活動に当たってもらうということを目指して、中で意見の交換をしていただきながら体制をつくっていただくということをやっていただいております。 479 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 480 ◯沢田かおる委員 この所有者不明猫適正管理推進事業、こちらの令和3年度の成果をどのように市は捉えていらっしゃいますか。 481 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 482 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 すいません、ちょっと今の質問の間で申し訳ございません。先ほどの質問の内容でお答えさせていただいてよろしいでしょうか、委員長。 483 ◯片山誠也委員長 どうぞ。 484 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 すいません、先ほどの290万の内訳でございます。避妊については74件の1万6,500円でございます。1件当たりですね。去勢で72件の1万1,000円です。検査で145匹の4,000円、ノミの駆除で1,500円、すいません、ノミの駆除なしで、ワクチンで0件という予算で、295万になっております。 485 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 486 ◯沢田かおる委員 消耗品費はなかったという形でよろしいですね。消耗品費。以前はペットシーツに幾ら幾らとかあったんですけれども、ないというのでよろしいでしょうか。 487 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 488 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 先ほどおっしゃいましたペットシーツとかの消耗品はございません。ただ、猫活動用のサポーターの腕章については20枚の1万6,060円という形で決算になっています。 489 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 490 ◯沢田かおる委員 先ほどワクチンの申請が0だったとお聞きしました。その理由というのはご存じないという理解でよろしいでしょうか。 491 ◯片山誠也委員長 木戸補佐。 492 ◯木戸勇環境保全課課長補佐 サポーターの活動をされている方からちょっとご意見ちょうだいしてるんですが、やはりちょっと書類の手続き関係、特に譲渡する猫を対象とさせてもらうために、譲渡を証明した形のものを求めさせてもらっております。ちょっとその証明を出すのが困難と言うか、そういう形の意見をちょうだいしている状況です。 493 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 494 ◯沢田かおる委員 正にそのとおりなんですね。ワクチンの申請数が少ないというところなんですけれども、子猫を譲渡するためにワクチンを接種するのにもかかわらず、ワクチンの接種のためには、もう譲渡誓約書のコピーが必要やったり、里親さんの住所、氏名、連絡先が必要で、非常に利用がしにくいというふうに聞いております。そして、金額の方も2分の1ですよね。2,000円という形で、実際に使うワクチンの半額、非常に使いにくいというご意見を聞いてるんですけれども、検査と同じような扱いにしていただくことはできないんでしょうか。ただし、検査が受けられる時期とワクチンが受けられる時期というのは確かにずれはあるんですね。でも、検査と同じ扱いにして、もっと使いやすいように、せっかく30万の予算をとっているのに、今現在使えないんですね。使えるようにしていただくことはできないでしょうか。 495 ◯片山誠也委員長 木戸補佐。 496 ◯木戸勇環境保全課課長補佐 このワクチン、やはり最終的にはその地域猫、新たな飼い主さんに飼っていただくというところが最終着地点かなと思っておりますので、やはり補助する以上はそこがなされたかどうかの確認が必要と考えている次第です。 497 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 498 ◯沢田かおる委員 それと補助金のそもそもの申請なんですけれども、指定病院、指定動物病院での野良猫の避妊・去勢手術費を全額支援しますとあるんですけれども、生駒市民がグループではなくて、個人では申請できないんですか。 499 ◯片山誠也委員長 木戸補佐。 500 ◯木戸勇環境保全課課長補佐 申請いただいた方で、避妊・去勢をした後、その地域でその猫の面倒を見てもらうということになります。そうしますと、やはりその1人という方が面倒を見られたときには、その人にもしものことがあった場合、その猫だけ取り残されてしまうという可能性がありますので、この点については複数で当たっていただいて、その子猫が確実にその生涯を全うしていただく環境を見守っていただく、そういう体制を考えて複数とさせてもらっております。 501 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 502 ◯沢田かおる委員 この今の制度なんですけれども、サポーターさんは1時間でしたかね、講習会を受けたら、サポーターさんはお一人で申請ができると聞いております。そしてそれ以外の方はもうグループ、それがご夫婦でもいい、ご近所でもいいという形でグループでの申請しかできないというのが、これが避妊・去勢手術、検査、ワクチンの接種の申請は地域猫サポーターさん、あるいは2名以上のグループ申請であるというふうに聞いてるんですけれども、実は他の東大阪市さんの事例を調べさせていただきました。まず、補助金の受けるところに生駒市さんのところで見つけるのは非常に大変です。東大阪市さん、まず検索のサイトに、猫って入れるだけで、もうだあっと新しい飼い主を探している猫たち、2番目に、猫の不妊手術の助成というのがすぐ出てきます。そして、こちらの方なんですけれども、生駒市さんは本当に全額補助してくれてはるので非常に有り難い、すごいいい制度で殺処分ゼロを目指してくださっているという目標も掲げていただいております。ただ、東大阪市さんの方は非常にまず申請がしやすいんですね。申請条件のところで、東大阪市内に在住又は在勤している方、若しくは東大阪市内の自治会となっております。そしてこの所有者のいない猫の不妊手術の助成について、飼い猫は対象外ですってきちんと書いてくださっているんですね。まず、このページがないんですよ。それについては、どのようにお考えでしょうか。 503 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 504 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 東大阪市さんがそれなりに野良猫、こういう助成をされているということで、うちも制度としてはやらせていただいてまだ3年目、4年目かなということでございます。徐々にその制度も、野良猫と言うか、不明猫が徐々に減ってきているという経緯で成果も出てきています。ただ、東大阪市さんと比べてどうかと言われると、いい手法をされているのであれば参考にしていきたいなと思うとこです。 505 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 506 ◯沢田かおる委員 是非とも参考にしていただきたいんです。そして、先ほど黒松課長おっしゃってくださったのか、木戸補佐だったか分からないですけれども、猫が避妊・去勢する頭数が減ってきているというのは、所有者不明猫が減ってきているという成果、それ聞いて非常にうれしいなと思ってたんですけれども、ちょっと現場の意見は違うんですね。この秋になったら、また子猫たちは生まれます。また増えるんですね。ですので、これ本当に長い長いスパンでいかないといけない事業であります。そして、まず啓発というふうに言ってるんですけれども、啓発の前に先ほどの不妊手術助成金の交付ご利用の手引きというのが、すぐ東大阪市さんは出てくるんです。生駒市さんの場合は、環境保全課にまずお問合せくださいしかないですよ。ですので、まず条件すら分からない、たどり着けない。市民さんの方から聞くのは、市民が申請する手順が分からず、また1週間も先に申請しなければならない現状が周知されてませんという声、聞いております。まずは、この制度があるんだから、使いやすいように、ご利用の手引き、こういったものを作られるお考えはないんでしょうか。 507 ◯片山誠也委員長 木戸補佐。 508 ◯木戸勇環境保全課課長補佐 先ほど課長も話したとおり、一定ちょっと参考にさせてもらうところはあるかなというふうには考えるんですけど、今現状としてこの手続きを踏んでいただくに当たっては、やはり地域の事情とか、その状況、こちらとしてしっかり把握した上でご案内させてもらう必要性があるかなと思いますので、基本的には窓口で会話でもって状況とかを確認させてもらった上で事業を進めていくというイメージでいるところでもあります。確かに書類の手続き上はちょっと簡単に進むのかもしれないんですけど、やはり状況が分からないまますっすっと進むのもちょっと危ういかなというふうにも考えておりますので、そういったこちらのちょっと事情等もご理解いただきながら、今後改善には努めてまいりたいと思います。 509 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 510 ◯沢田かおる委員 まず、その窓口にたどり着けるところまで、先、行ってほしいんですよ。まず、せっかく制度があるにもかかわらず、使い方も分からない、自分が申請できるのかも分からないというところで、本当にもうこの手引とか作っていらっしゃるこのリーフレット、飼い主のいない猫問題どうすればいいのというのは非常に分かりやすくなっているんです。こういったものを作っていただきたいなと是非思っております。また、東大阪市さんのように手続きの簡素化や、こういった広報、そしてホームページがすぐ目的のところに、助成はどうしたらいいのというのが分かるようなふうにしていただきたいなと要望しておきます。  そして、令和2年度の殺処分ゼロを目指す猫等愛護コース、動物愛護(環境保全)、寄附額は1,539万円でした。避妊・去勢手術や検査、ウイルス検査で大体、これはボランティアさんから聞いたんですけれども、最低400万の予算は必要です。そして、広報とかにその予算の中に使われていないという形で、また手引きや印刷代やら、不幸な猫を減らすための必要な費用なんですけれども、地域猫活動をされる皆様の意見を聞いて、ふるさと納税で応援してくださる皆様の気持ちに沿った使い道をお願いしたいと思います。  そして前、広報紙の方に奈良市さんが特集されてました。2022年、私、猫の年と読んでるんですけれども、にゃおにゃんにゃんですね。ですので、特集していただくこともできるかと思います。そしてまたご意見出てたんですけれども、広報誌に挟み込んでいただく、1枚啓発の分を挟んでいただくこともできると思います。予算と言うか、ふるさと納税、たくさん集まってますよね。それなのに使われていないという現状が、使われていないんじゃなくて、使えないという現状が私はすごく悲しいです。 511 ◯片山誠也委員長 ちょっと質疑してもらえますか。 512 ◯沢田かおる委員 あとは多頭飼育崩壊とかもございますけれども、あとお一人暮らしの方、亡くなることも考慮してとおっしゃられたんですけども、どのような施策をお考えですか。残された猫ですね。 513 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 514 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 今の質問、すごく難しくて、なかなか回答に及ばないとこで申し訳ございません。 515 ◯片山誠也委員長 ちょっと決算から離れつつもあるので。沢田委員。 516 ◯沢田かおる委員 最後、まとめで。先ほども課長おっしゃられてたじゃないですか、福祉と連携してやっていくという形になると思うんですけれども、本当にふるさと納税の予算たくさんありますので、決算でこれだけしか使われていないと言うか、使えないという状況を変えていただきたいと思います。以上です。 517 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 518 ◯片山誠也委員長 では、その他で質疑等ございませんか。惠比須委員。 519 ◯惠比須幹夫委員 ページ数で言いますと、86ページの施策の成果等の一番下のところ、火葬場の管理費に関連してなんですが、昨年6月に新しい整備計画を出されて、それから地域との話もされてきたと思うんですが、現状の状況について教えてもらえますか。 520 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 521 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 惠比須議員、今おっしゃるように、去年6月にこの議会で火葬場の運営についてご説明させていただいた後、昨年3月の決算の中のとき、中浦議員から状況説明と、6月議会でも塩見議員の方から、状況ということでご質問ございました。その後、そのときもお話しさせていただいたんですけども、この8月末に地元へ伺わせていただきました。そのときの内容と、6月に塩見議員さんとの回答について大きくはあまり変化はない状態です。ただ、地元との話を今回自治会長のご配慮でうちらの方も行かせていただきました。ということで、あんまりこれといった進捗というのは、今のところは見えてない状態でございます。 522 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 523 ◯惠比須幹夫委員 お話の中で、昨年つくられた計画は全面的に生かすのは難しいという状況なんでしょうか。 524 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 525 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 令和3年、4年と、予算上では2,200万の調査設計業務という予算をいただいております。ただ、この令和4年度、今もう9月終わりという状況で調査もできていない状況ということでございます。というのも、やはり地元の反対を押し切ってまで、そこまでする状況ではないというふうに今判断しているところでございます。地元とは親密に話ししながら、ご理解をいただけるようにはなんぼかは動いておる状況でございますので、その辺はご理解いただければと思います。 526 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 527 ◯惠比須幹夫委員 確認ですが、もう計画どおりには、現状のお話合いの中ではなかなか難しいということでしょうか。 528 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 529 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 今の状況では、令和4年度の予算を執行するのは不可能ではないかなというふうに思っています。 530 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 531 ◯惠比須幹夫委員 と言いますか、計画の中身なんですけども。計画と言うか、その整備の中身ですね。 532 ◯片山誠也委員長 山本副市長。
    533 ◯山本昇副市長 この火葬場の問題というのは非常に市としても大きな問題でもございますし、当初きっかけに関しては、やはり今の現状の煙突からの煙に対して、もう今の場所でもいいから改修してほしいというような、そういう声が自治連合会等の会議の中で毎年出ておりまして、そんな中で、じゃあ改修をしようかというような話も出てきたわけでございまして。今平群の火葬場も使わせてもらったりとか、四條畷の広域の火葬場も使ったりしながら、今の火葬場と併用しながらいろいろやってるんですけども、やはり現状の今の火葬場を改修するのはコスト的にも一番生駒市としては効率的だというようなこともあって、まずその煙の出ないように、そういう対処の改修工事をしようということで、今後については、将来的には場所、どこでどうするかというのは、これはちょっと次の問題なんですけど、当面の話としては、今のところで改修したいというのが今の現在の市の方向でございます。これは何も変わっておりません。ただ、やはり地元に協議に入った段階で、地元からやはり、ちょっとやっぱりそれはきちっと、できることならばやっぱり今の場所以外のところでやってほしいという要望が非常に今強い要望として出てきたりもしておりますので、その辺のところをきっちりと協議を進めていって、その上でご理解を得て着工したいということでございますので、計画的には今、若干現在遅れてますけれども、市としては現状の方向で改修をしたいということで変わっておりませんので、よろしくお願いしたいと思います。 534 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 535 ◯惠比須幹夫委員 いつまでにというのは相手次第ということで、かといっても、5年も6年も話合い続けるというわけにもいかないと思いますので、現状での建て替えと言うか、整備、再整備ということ以外にも選択肢持たれて、区切りも一定の区切りを持たれた上で進めていっていただきたいと思いますので、これは要望としておきます。 536 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 537 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。惠比須委員。 538 ◯惠比須幹夫委員 90ページですね、その中で施策の成果等の一番下、ガラス製品と陶磁器リユース、リサイクルというのがありますけども、回収量に対して、3万1,437キロに対して、リユースは1万582キロ、そしてリサイクルが大半行っててということで2万855キロということなんですが、このリサイクルの中身というのはどういう具合になっているんでしょうか。今、陶磁器と、それとガラスですね。 539 ◯片山誠也委員長 木戸補佐。 540 ◯木戸勇環境保全課課長補佐 陶磁器とガラスの割合という意味ですか。 541 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 542 ◯惠比須幹夫委員 陶磁器とガラス、それぞれどのような再生利用がされているのかということです。 543 ◯片山誠也委員長 木戸補佐。 544 ◯木戸勇環境保全課課長補佐 陶磁器については、もう業者に委託しまして、粉砕してまた陶磁器の材料として再生していくということにしております。ガラスについても、同じく粉砕して、また再利用という形、それぞれちょっと別々の業者で処理してもらっております。 545 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 546 ◯惠比須幹夫委員 ちょっと陶磁器のことはよく存じてなかったんですが、ガラスについては、たしか再生発泡骨材ですかね、発泡して軽量骨材にされているということだったと思うんですが、それは今も変わってないですか。 547 ◯片山誠也委員長 木戸補佐。 548 ◯木戸勇環境保全課課長補佐 すいません、ちょっと確認しますので、お時間ください。 549 ◯片山誠也委員長 惠比須委員。 550 ◯惠比須幹夫委員 分からないということですか。たしか以前は軽量の発泡骨材、建設資材にリサイクルされてたと思いますので、その辺、できれば、グリーン調達ということで、これ、土木関係になるので、話、連携になるとは思うんですけども、再び生駒でも使えるというようなことも望ましいのかなと思いますので、それは意見として提案しておきます。 551 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 552 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございますか。浜田委員。 553 ◯浜田佳資委員 同じく90ページのごみ処理経費なんですが、ごみの推移に関しましては、コロナの影響は事業系と家庭系で逆の形になって、結局トータルしたら大体同じぐらいだということは市のごみ排出量、令和3年度のこれを見ても分かるんですけど、ただこの数字と先ほど答弁であった数字が若干違うような気がするんですが、令和3年度だけでも、家庭系と事業系、もう一度言ってもらえますか。 554 ◯片山誠也委員長 小林市民部長。 555 ◯小林弘幸市民部長 家庭系の可燃ごみということでよろしいですか。令和3年度は1万9,421になっております。 556 ◯片山誠也委員長 事業系は。 557 ◯小林弘幸市民部長 事業系は可燃ごみが8,696です。 558 ◯片山誠也委員長 浜田委員。 559 ◯浜田佳資委員 いや、これ、以前の非常にこういった家庭系ごみの排出の詳しいのと違って、よく言えばシンプル、悪く言えば大ざっぱ過ぎる。だから、ごみ排出量と、その中の家庭系ごみ排出量、つまり燃えるごみだけじゃなくて、家庭系のごみ全体と事業系ごみ全体と、この2行しかないんですよね、内訳は。多分コロナの影響であるのは燃えるごみもありますけど、それだけじゃなくて、他のここにある数字、項目全部上がったり下がったり、山型になったり谷型になったりしているやつがあるんですけど、そこら辺で全体を考える場合、この数字でいったら事業系が谷型で、家庭系が山型で、家庭系が大体3、事業系が1、そういった割合になっているので、その辺との大きさがたまたまうまい具合に合計したら大体同じになるというようなことだと思うんです。コロナの影響で、総トータルとして見るならば、こちらの燃えるごみだけじゃなくて、全体のごみの量を見るのがまず必要で、さらに個々具体的に見るのであるならば、ここに書いてある可燃性ごみ、不燃性ごみ、粗大ごみ、有害ごみ、資源ごみうんぬんと、それぞれに分けてさらに見ていくということがあるんですが、そこら辺でちょっと、若干ずれがあったかなと思うんですが、それは結局トータル、元々の数字は同じだと思うんです。ただ、この中で言いますと、粗大ごみ、だから要するに、令和2年度は置いといて、これはコロナの影響があるので置いといて、令和元年度と令和3年度を比べると、それでどうなってるのかを見るのがコロナの影響をできるだけ排除した形になるのでいいのじゃないかなということだと思うんですよね。それでいきますと、粗大ごみが11.3%、元年と比べて令和3年が増えていると。これは割と突出している増え方なんですよね。じゃ、これの分析をどうしていって、どういうふうな対応を考えているんでしょうか。 560 ◯片山誠也委員長 木戸補佐。 561 ◯木戸勇環境保全課課長補佐 すいません。今の大型ごみの量についてどうしていくのかという質問でよろしいですか。 562 ◯片山誠也委員長 浜田委員。 563 ◯浜田佳資委員 まずはそういうことで。 564 ◯片山誠也委員長 木戸補佐。 565 ◯木戸勇環境保全課課長補佐 この大型ごみについては、もうコロナの影響あって、片づけが進んで、やはり大分出された量が積み上がっていってるというふうには思っておるところです。ただ、これについては、処理としては、受皿としての処理能力については問題ございませんので、もうこれは受けていくということではあるんですけど、あと一方で、やはり中にはリユースできるものもあるのかなというようなことも、やはり捉えているところでございます。そこをいかに今後、啓発や施策の中でやっていけるかというところでございます。以上です。 566 ◯片山誠也委員長 浜田委員。 567 ◯浜田佳資委員 この粗大ごみ、大型ごみに関しましては、令和元年から2年度にかけては92トン増えて、そして令和2年度から3年にかけては27トン減っている。だから、コロナの影響で2年度、かなり増えているというのは分かる。令和3年度の27トン減っているというのはまだコロナの影響が若干あって、減り方が少ないと。ただ、もしそうだとするならば、今年度は結構減っているというような状況はあるんでしょうか。 568 ◯片山誠也委員長 木戸補佐。 569 ◯木戸勇環境保全課課長補佐 今年度となりますと、ちょっと予測できません。 570 ◯片山誠也委員長 浜田委員。 571 ◯浜田佳資委員 今9月22日なので、8月ぐらいまでは生データはあると思うんですよね。そこで大体どんな分析がどうなっているか、動向が分析できるんじゃないかと思うんですが、それはいかがでしょう。 572 ◯片山誠也委員長 小林部長。 573 ◯小林弘幸市民部長 私の手元には令和4年7月の粗大ごみの数字がありまして、そちらの方は190トンになっています。 574 ◯片山誠也委員長 浜田委員。 575 ◯浜田佳資委員 例年の同月と比べると、どういう状況になっているかとか、そこら辺は、分析はされてはないでしょうか。 576 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 577 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 すいません、まだ分析は行っておりません。 578 ◯片山誠也委員長 浜田委員。 579 ◯浜田佳資委員 そういったことと関連するんですけどね、昔はこうやって月が変わる度に、これ、4月から6月なんですけど、1カ月単位で更新されてたんですよね。早いときは、前の月が終わって2週間ぐらいで出たのが、だんだん1カ月後、1カ月半後になって、とうとう年度が終わって半年ぐらいたってからやっとまとめて出るというような状況になってるんです。果たしてこれでいいのかなというのは、これは指摘だけにしておきます。といいますのも、このごみを減らすというので一番難しいのは市民の意識、その前に市民の関心がなくなってくると、ごみを減らすと言っても、何のことかになってしまうんですよね。だから、市民の皆さんの意識をしっかりと持っていただくようにするためには、生駒市が積極的にそんなデータとか情報を発信しないと難しいので、そこら辺をしっかり考えていってほしいと思います。粗大ごみにつきましては、先ほど梶井委員の方からありましたが、結局リユース市場とか、譲ります、譲ってくださいコーナーだと思うんですが、認知度が非常に低いと。私も以前、譲りますコーナーを見たら、1件しかなかったので、2件に増えたから倍化したのかなという、そんなレベルなんですよね。認知度をどう高めていくのか、ここが鍵だと思うんですが、それに関して何かこれから考えることはあるんでしょうか。 580 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 581 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 いろいろとご指摘ありがとうございます。今の件につきましても、今後、今ちょうど業者の選定を行っているという状況でございます。その中でいろいろと提案も出てきている中でそれを加味しながら対応を考えていきたいと思っています。 582 ◯片山誠也委員長 浜田委員。 583 ◯浜田佳資委員 市でもできることと言ったら、自治会の回覧に回していただく。とりわけこれから、生前整理も含めて、片づけするとなると、ホームページとかよく見るという世代よりも、ペーパーで回ってくる、ご近所の人に言われたら、ああそうだなというふうに動く、そういった層が多いと思いますので、そこら辺の層によく絞った効果的な方法で自治会の回覧も含めて考えてください。これについてはこのぐらいで。 584 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 585 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。浜田委員。 586 ◯浜田佳資委員 このごみ処理費の件で、いつも年間ごみ排出量のこの表なんですけど、資源ごみの位置付けをどうするかというのが問題だと思うんです。資源ごみに来たものが、その後で出てくる焼却場で燃やすかとか、その処理するか、対象になるかというと、ならないはずなんですよね。だから、本来で言うたら、ごみとして考えるんやったら資源ごみを除いた部分で推移がどうなっているのかと、総数が、それを見るのが大事じゃないかと思うんです。その点はいかがでしょうか。 587 ◯片山誠也委員長 小林部長。 588 ◯小林弘幸市民部長 おっしゃるとおり、どれだけ処分されて、どれだけ再利用、リユースされていくかという、その辺りを考えると、分けて考えていくのも今後一つの見方として取り入れていきたいとは思います。 589 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 590 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございますか。浜田委員。 591 ◯浜田佳資委員 結局もっと大きいごみの減量という点で言いますと、今年の3月、令和3年度の最後になりますが、生駒市ごみ組成調査報告書というのが出されました。これで見ますと、使える、要するに新聞紙とか再生利用の雑紙、それからプラスチック製容器包装、これ三つ合わすと大体2割近く占めると。ちなみにこれに書いてるの見ますと、平成27年度、令和元年度で、令和3年度、ほぼ同じような状況なんですよね。ですから、ごみの減量を図るとなると、ここをどうするかというのが鍵になるというふうに思うんですが、それでいきますと、決算の関係でいきますと、ごみ減量化対策事業費の2のところの市民のリサイクルうんぬんとありますね。資源を回収する団体に補助金を交付していると。ここに予算をどういうふうにしていくのか、どういうふうに働きかけていくのかということがリンクしてくるのではないかと。だから、結局回収量も令和元年からいったら、3,277トンかから2,801トン、そして2,647トンと減っているという状況なので、予算的にも来年度ここら辺にひとつ力を入れるということ。この課だけじゃなくて、多分地域コミュニティ推進課とかあの辺りとも関連してやっていかないとなかなか進まないかなと思うんですが、そこら辺はどのように考えていますでしょうか。 592 ◯片山誠也委員長 木戸補佐。 593 ◯木戸勇環境保全課課長補佐 一つ話に出ました集団資源回収、こちらにつきましては一般廃棄物処理基本計画の中でも、よりそこの部分の使いやすさというところで見直しを図っていくというふうな形で表させてもらっておりますので、こういったところをちょっと検討はしていきたいと考えております。また、あと地域コミュニティの関係、こちらについてもちょっと連携を図りながら啓発というのを進められたらと思います。 594 ◯片山誠也委員長 関連した質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 595 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。浜田委員。 596 ◯浜田佳資委員 この生駒市ごみ組成調査報告書なんですが、非常に大きな問題が一つありまして、まず20ページに、図4、有料化前後のごみ組成の変化により有料化導入によるごみの減量効果というグラフがあるんですよね。下に書いています。図4に示したように、有料化導入直後は家庭ごみの減量効果に有料化を大きく影響したと書いているんですが、平成26年度調査になっています。なぜ平成26年度が基準年なんですか。 597 ◯片山誠也委員長 木戸補佐。 598 ◯木戸勇環境保全課課長補佐 この組成調査を始めたのが平成26年というところでありまして、そこの有料化の導入前の年の状況、そして表示させてもらっている状況です。 599 ◯片山誠也委員長 浜田委員。 600 ◯浜田佳資委員 組成調査は、25年以前は、25年も含めて一切やっていなかったんですか。 601 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 602 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 すいません、今資料ございませんので確認させてもらいます。 603 ◯片山誠也委員長 浜田委員。 604 ◯浜田佳資委員 それで一番大きな問題は、その図の下に書いている有料化による効果をどう見るかという点なんですが、この基準年度に関しましては、前の山下市長のときから、有料化された後に何回も指摘をし、何回も答弁いただいているんです。平成25年度が基準年度だということ。なぜかと言うと、有料化する前年度は当然駆け込みでごみをたくさん出すということになるから当たり前なんです。だから、前年度と比較したら、がくっと減る、次の年度はね。当たり前の話なんです。ところがこの書き方だと、わざとそうやって有料化による効果が大きく見えるかのように書いているように読めるんですよね。そこら辺はちゃんと基準年度は25年度と分かってますか。 605 ◯片山誠也委員長 木戸補佐。 606 ◯木戸勇環境保全課課長補佐 あくまでちょっと量的なことになりますと、やはりおっしゃるとおり、26年度というのは駆け込みがあったりしますので、その部分の山になるというふうには理解しております。ただ、今回この組成調査につきましては、家庭ごみの組成ということで、有料化前の状況というのは、その量に限らず中身というのは変わらないという考えのもとで、そこは26年のを使わせてもらっている状況です。 607 ◯片山誠也委員長 浜田委員。 608 ◯浜田佳資委員 じゃ、その下の図4に示したように書いてある2行はどういったことになるんですか。これはどう見ても有料化によって大きく減りましたよというふうに、勝ち誇って言ってるような感じに読めるんですけど、これ、おかしいですよね。 609 ◯片山誠也委員長 木戸補佐。 610 ◯木戸勇環境保全課課長補佐 ちょっと表現については、ちょっとあるかもしれません。ただ、あくまでこの中では組成の様子というのをちょっと追っていくというところでございますので、有料化によってやはり資源ごみになる部分がそれだけシフトしていってるという状況というのを確認しているというふうにご理解ください。 611 ◯片山誠也委員長 浜田委員。 612 ◯浜田佳資委員 もしそういう理屈で言うのであれば、これで26年度と27年度で大きく異なっているのは、ペーパー類、古紙類ですよね。だから、古紙類、他の点に関してはパーセンテージはあんまり変わってないんですよね。新聞紙等々古紙類、雑紙合わせた古紙類が大きく減っていると。これだけ書けばいいだけの話なんです。それは果たして有料化によるなのか、どうなのかというのはまた別の問題があると思うので、だから非常に分析が雑で、自分の都合のいいように事象に読み込んでいると。それじゃ正確な分析はできないし、正確な分析ができなければ正確な対策もできない。じゃあ、効果は上がらない、ちゃんと予定どおりのね。それで果たして、令和12年度のこの目標がそういった発想でできるかと言うと、それはできないでしょう。そこら辺の発想自身をもう一回しっかりと見詰め直して市民の皆さんに正確に示し、協力を求めるということを軸に置いてしっかりとやっていってほしいと思います。以上です。 613 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 614 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。浜田委員。 615 ◯浜田佳資委員 1点ありまして、89ページなんですけど、大阪湾フェニックス計画に関するやつですね。この建設事業負担金が、令和元年が560万円、令和2年度が426万円、そして3年度が148万7,000円というふうに下がっている要因はどういうことでしょうか。 616 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 617 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 ご指摘のとおり、令和3年度148万7,000円ということでございます。令和2年度から大きく下がっているこの要因としましては、令和2年度の分については近畿地方の近くと言うか、フェニックス、大阪埋立地にあるんですけども、台風に伴って災害ごみがいっぱい出たということで、それが搬入されたことによって各協会に負担している、参加してる分の請求がここに来ているということでございます。 618 ◯片山誠也委員長 浜田委員。 619 ◯浜田佳資委員 令和2年度の話ですよね。令和元年度はその令和2年度よりか134万円多いんですけど、もっと大きな台風、来てましたか。 620 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 621 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 台風が来たかどうかというのはちょっと私ども、把握はしてない状態で、この金額の根拠というのはこうであるというふうにフェニックスの方から聞いた分でございます。 622 ◯片山誠也委員長 浜田委員。 623 ◯浜田佳資委員 となると、そういった特殊事情がない限り、令和3年度のような金額で大体推移するというふうに理解してよろしいでしょうか。 624 ◯片山誠也委員長 黒松課長。 625 ◯黒松裕喜伸環境保全課長 今後、埋立ての今実施されている状況ではございます。それと、第3期の設計についても、この148万7,000円に含まれておる状況で、今後フェニックスの方がどれだけ広げていくか、工事費をどれだけ増加するかという観点からいくと、今後その辺についての状況で変わってくると思われます。 626 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。
                 (「なし」との声あり) 627 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 628 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ないようでございますので、以上で議案第62号の市民部所管分に係る質疑を終結いたします。  それでは、ただ今から説明員の入替えを行いますので、委員におかれましてはそのまま待機願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 629 ◯片山誠也委員長 次に、教育こども部の所管について審査いたします。議案第62号、令和3年度生駒市一般会計決算の認定についての教育こども部所管分を議題といたします。  決算書に基づき、部長から費目順に説明を受けます。奥田教育こども部長、着座でどうぞ。 630 ◯奥田吉伸教育こども部長 教育こども部の審査、どうぞよろしくお願いいたします。着座にてご説明させていただきます。  それでは、教育こども部につきまして、ご説明を申し上げます。  まず、決算書の73ページ上段から75ページをお願いいたします。  初めに、款3、民生費、項2、児童福祉費、目1、児童福祉総務費でございます。こちらは児童手当等の支給、子育て世帯への特別給付金のほか、私立保育所及び小規模保育所等に対する施設整備助成並びに子育て支援センターを始め、みっきランドやはばたきみっき、子どもサポートセンター事業運営経費、また私立保育所等の健全な運営を図るとともに子育て支援の実施に要した経費でございます。  なお、節18、負担金補助及び交付金で2億4,889万円余りの不用額が生じておりますのは、子育て世帯への特別給付金において当初見込みより対象者数が少なかったことや、私立保育所が実施する長時間保育事業、心身障がい児保育事業、病児保育事業などで当初見込みより対象者数が少なかったこと、また新型コロナウイルス感染症対策のための衛生用品や備品を購入するために交付いたしました、私立保育所運営費補助金において、小規模園を中心に助成金額が減少したことによるものでございます。また、節19、扶助費で7,122万円余りの不用額が生じておりますのは、児童手当が主なもので、当初見込みよりも受給対象者が少なかったことによるものでございます。  続きまして、75ページ、下段から76ページをお願いいたします。  目2、児童保育費でございます。こちらは私立保育所23園で1,957人及び生駒市外へ委託しております保育所等23園で29人、合計1,986人の入所児童に対する施設型給付費、また市内保育所等での使用済み紙おむつの回収に要した経費でございます。なお、節18、負担金補助及び交付金で1億4,044万円余りの不用額が生じておりますのは、私立保育所へ支弁する施設型給付費において、園児数が当初見込みより少なかったことなどによるものでございます。  続きまして、77ページ、上段から78ページをお願いいたします。  目3、保育所費でございます。こちらは、公立保育所4園、651人の入所児童の運営及び維持管理に要した経費でございます。  続きまして、78ページ中段をお願いいたします。  目4、母子父子福祉費でございます。こちらは、ひとり親家庭の自立と生活の安定を図るため、児童扶養手当を513世帯に、また新型コロナウイルス感染症の影響を受けやすいひとり親世帯、576世帯に対しまして生活支援特別給付金の支給に要した経費等でございます。なお、節18、負担金補助及び交付金で3,140万円の不用額が生じておりますのは、生活支援特別給付費の事業費が当初見込みより少なかったことによるものでございます。  続きまして、79ページ中段をお願いいたします。  目6、学童保育費でございます。こちらは留守家庭児童の放課後における健全育成を図るため、児童育成クラブ27クラブや、民間学童保育所6クラブに対する運営費補助及び低所得の学童保育保護者に対する保育料助成並びに新たに民間学童保育所を開設する1事業者への補助に要した経費でございます。なお、節18、負担金補助及び交付金で1,460万円余りの不用額が生じておりますのは、新型ウイルス感染症拡大時期にかけて、家庭保育の協力依頼を行ったことにより、当初児童数が減ったため、民間学童保育所への助成などが減少したことによるものでございます。  少し飛びまして、114ページ中段から116ページをお願いいたします。  款8、教育費、項1、教育総務費、目1、教育委員会費でございます。こちらは教育委員や事務局職員、学校司書、外国語活動を支援する地域人材や外国語指導助手、スクールボランティア等の配置に必要な人件費を始め、教師の負担軽減を図るため、スクールサポートスタッフの配置や、児童・生徒のメンタルケア事業といたしまして、SOS出し方研修の実施、また令和の日本型教育モデル事業の実施、そしてICT支援員の配置に要した経費でございます。なお、節1、報酬で1,187万円余りの不用額が生じておりますのは、スクールサポートスタッフを全校に配置できなかったことや、教育委員会の開催回数を精査したところ、また教育委員が出席予定でございました研修等がコロナ禍で中止となったことなどによるものでございます。  続きまして、116ページ下段から117ページをお願いいたします。  目2、心の教育活動事業費でございます。こちらはいじめや不登校等の諸問題に対応するためのスクールカウンセラーなどの配置、教育支援施設の管理運営等に要した経費及び放課後子ども教室推進事業に係る経費で、市内小学校5校におきまして本事業を開催した団体に講師謝礼を支出した経費でございます。  次に、117ページ下段から118ページをお願いいたします。  項2、小学校費、目1、学校管理費でございます。こちらは小学校12校の管理運営に要した経費で、主なものといたしましては小学校1年生を対象とした市独自の少人数学級編制や、地域社会との連携を図り、開かれた学校づくりを進める学校創造推進事業の実施、また令和2年度に引き続き、GIGAスクール構想による教育用パソコン購入に要した経費でございます。  続きまして、118ページ下段から119ページをお願いいたします。  目2、教育振興費でございます。こちらは小学校で使用する教材や備品の購入及び経済的理由により就学が困難な児童の保護者に対しまして、新入学学用品費、給食費、医療費等の就学援助に要した経費でございます。  続きまして、119ページ中段をお願いいたします。  目3、小学校施設整備費でございます。こちらは小学校の整備といたしまして、俵口小学校及び壱分小学校南館の屋上防水改修工事や、旧生駒北小学校周辺の水路整備工事、また旧生駒北小学校体育館際のフェンス設置工事に要した経費並びに俵口小学校法面の災害復旧工事に係る前払い金に要した経費でございます。  次に、119ページ下段から120ページをお願いいたします。  項3、中学校費、目1、学校管理費でございます。こちらは中学校8校の管理運営に要した経費で、主なものといたしましては小学校と同様に地域社会との連携を図り開かれた学校づくりを進める学校創造推進事業の実施及び令和2年度に引き続きGIGAスクール構想による教育用パソコン購入に要した経費でございます。  続きまして、120ページ下段から121ページをお願いいたします。  目2、教育振興費でございます。こちらは高等学校等進学奨励金などの交付及び経済的理由により就学が困難な生徒の保護者に対し就学援助を行ったもの、並びに部活動の地域移行に向けた取組と教職員の負担軽減を図るため、中学校3校に地域部活動指導員の配置に要した経費でございます。  続きまして、121ページ下段をお願いいたします。  目3、中学校施設整備費でございます。こちらは中学校の整備として、生駒中学校屋内運動場のアスベスト調査、大瀬中学校及び緑ヶ丘中学校トイレ改修工事に要した経費でございます。なお、節14、工事請負費において2,034万円余りの不用額が生じておりますのは、大瀬中学校及び緑ヶ丘中学校トイレ改修工事において、事業の見直しを行ったことによるものでございます。  次に、122ページから123ページをお願いいたします。  項4、幼稚園費、目1、幼稚園費でございます。こちらは幼稚園の適正な運営と幼児教育の充実を図るため、市立幼稚園8園の管理運営費や私立幼稚園の保育料負担金に係る経費、また市立幼稚園の在り方検討事業や、市立幼稚園の夏休み預かり保育の実施に要した経費でございます。なお、節18、負担金補助及び交付金で2,541万円余りの不用額が生じておりますのは、私立幼稚園保育料に係る負担金の給付について、利用人数が当初見込みより少なかったことによるものでございます。  次に、少し飛びまして129ページ上段をお願いいたします。  項5、社会教育費、目4、人権教育推進費でございます。この費目のうち、教育こども部所管につきましては、教職員の人権教育に係る経費で、事務用の消耗品費及び冊子の印刷製本費、研究大会等への参加の費用でございます。  次に、132ページ中段から133ページをお願いいたします。  項6、保健体育費、目1、保健体育総務費でございます。この費目のうち教育子ども部所管分は、学校保健経費で児童・生徒、幼稚園児並びに教職員の健康診断などに要した経費でございます。  続きまして、134ページ上段から135ページをお願いいたします。  目3、学校給食センター運営費でございます。こちらは学校給食センターの運営及び施設整備の維持管理を始め、生駒市立学校給食センターの改修整備工事や厨房設備の購入、同センター調理場ほか空調設備設置工事並びにPFI事業による生駒北学校給食センターの整備運営に要した経費でございます。なお、施設14の工事請負費で1億1,404万円余りの不用額が生じておりますのは、生駒市立学校給食センター改修整備工事で新型コロナウイルス感染症やウクライナ侵攻の影響によりまして、改修に必要な工事材料の調達が遅れたことによるものでございます。  最後に、135ページ中段をお願いいたします。  目4、学校給食材料費でございます。こちらは給食の材料に係る経費で、食材の安全性に配慮し、新鮮でかつ栄養豊富な材料を選定し、安心安全でおいしい学校給食の実施に努めたものでございます。なお、節10、需用費で5,800万円余りの不用額が生じておりますのは、新型コロナウイルス感染症による短縮授業や学級閉鎖に伴う給食の中止により、喫食回数が減少したことによるものでございます。  以上でございます。よろしくご審査賜りますようお願いいたします。 631 ◯片山誠也委員長 これより分科会委員による質疑に入ります。  まず、歳入について質疑等ございませんか。神山委員。 632 ◯神山聡委員 21ページなんですけど、右の一番下の方に児童福祉費負担金の収入未済額121万円と、23ページの右一番上の方で児童福祉使用料の収入未済額115万ほどが上がっているんですけど、この収入未済になっている理由、いろいろあると思うんですけど、主なもの、金額の大きいケースについてご説明いただけますでしょうか。 633 ◯片山誠也委員長 坂谷教育こども部次長。 634 ◯坂谷操教育こども部次長 私立保育園、こども園の保育料及び公立保育園の保育料の未納額となっております。なお、令和3年度末時点で滞納されておられる方は16名おられました。うち主なものといたしましては、ご家庭の事情によりまして、過去36カ月にわたって約90万円納付されていないケースがございました。この分につきましては、保護者の方と分割計画を立てて、現在毎月分割で納付をいただいております。なお、先ほどの16人のうち、令和4年度に入りまして完済若しくは来月をもって完済予定の方、合計10名おられます。以上です。 635 ◯片山誠也委員長 神山委員。 636 ◯神山聡委員 ありがとうございます。今児童手当との相殺ができると思うので、多くは児童手当の相殺ができる前の案件になるのかなと思うんですけど、分納で払っていただいているケースとは別で今現在、園を利用しながら滞納されているというケースもあるんでしょうか。 637 ◯片山誠也委員長 坂谷次長。 638 ◯坂谷操教育こども部次長 はい、おられます。 639 ◯片山誠也委員長 神山委員。 640 ◯神山聡委員 3歳児以上については無償になるので、小さいお子さんのいる家庭ということだと思うんですけど、滞納しながら園に通いつつ、児童手当の相殺ができないというのは、相手がそれを拒否しているのかなという想像するんですけど、その辺の状況、どういった対応をされているのか教えてもらえますか。 641 ◯片山誠也委員長 坂谷次長。 642 ◯坂谷操教育こども部次長 児童手当から徴収できるのは生駒市から児童手当を給付している世帯になりますので、例えば、世帯の収入、所得が限度額を超えておられるところは児童手当を給付、受給されておられません。また、所属長が、給付義務がある公務員の方なども生駒市からは給付をしておりませんので、児童手当からの徴収ができないという状況になります。それらの方には督促、それから催告を行って、また同時に直接電話などでも連絡をさせていただいて、払う意思の確認というのをさせていただいております。 643 ◯片山誠也委員長 神山委員。 644 ◯神山聡委員 分かりました。聞いているのは、監査委員から決算審査意見書の方で税外収入について、金額は低いが収入未済がある、収入未済額を縮減するようにという指摘があったんですね。滞納されている方にも様々事情があると思いますし、分納もしていただいている状況であるというのは理解するんですけど、その上で監査委員の意見を踏まえて未済額の縮減というのは可能なものなのか、可能であれば、どういう方法があるのかについて教えてもらえますか。 645 ◯片山誠也委員長 奥田部長。 646 ◯奥田吉伸教育こども部長 未収金ということで、今回、保育料ということでございます。保育料につきましては、地方税法に基づく滞納整理という形になっております。やはり滞納になりますと、早期対応、早期の着手、こういったものが必然的に出てまいります。いろんな事情、家庭の事情によりまして、この滞納になるというケースが、まれにということではございません。やはり昨年度のコロナの状況によって、昨年度の収入はあったが、今年にはなかったということで児童手当の支給がある方、ない方ということもあります。ですので、まず何をしていかないといけないかというと、その早期着手ということでご連絡をとらせていただいて、収入状況を確認させていただく。そして、分割が可能な状況であれば、分割の金額の設定ということでこれを協議していくということです。これについては、毎月毎月やはり保育料の設定がございます。税の場合でしたら、年に、例えば市民税であれば4回ということになってまいります。毎月毎月の状況を、やはりその滞納されている方との相談をしながら、いわゆる未収金の縮減に努めていくというところが大事だと思っております。 647 ◯片山誠也委員長 神山委員。 648 ◯神山聡委員 やっぱりご事情がある中で、一気に返してもらうと言うか、払ってもらうってなかなか難しいと思います。そのことを聞くと、その未済額の縮減というところはなかなかやっぱり難しいのかなということも分かりますので、ただ分納してもらって不納欠損処理にはならない形ではしていただいているので、我々もそれは長い目で見守っていかないといけないなということが分かりました。あと、こういう方の助けになるような補助とか、取組などあったら、積極的にご紹介していただきたいと思います。以上です。 649 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 650 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 651 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて歳入における分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、配布しております一般会計決算所管別一覧表、教育こども部所管分の順に従い、歳出についての質疑に移ります。  まず、決算書73ページから75ページ、款3、民生費、項2、児童福祉費、目1、児童福祉総務費のうち、子ども医療費助成事業費及び未熟児養育医療事業費以外のところで質疑等ございませんか。吉波委員。 652 ◯吉波伸治委員 74ページのこどもサポートセンターのところの3番ですけども、必要であると判断した家庭を訪問して支援を行うという。これね、必要である家庭というのはどうやって知るんでしょうか。 653 ◯片山誠也委員長 若狭こどもサポートセンター所長。 654 ◯若狭美登里こどもサポートセンター所長 一つは健康課の方で赤ちゃん訪問というのをやっているんですけれども、その訪問の中で心配なご家庭というのをキャッチしまして、そこで養育支援の方に上げていただくような形、それから家庭児童相談の方でのケースの分と、大体それぐらいになると思います。ですので、健康課の小さいお子さんのケースが多くなっています。 655 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 656 ◯吉波伸治委員 23家庭と書いてますが、それ今言われたようなやり方だったら、ほぼ見逃すことなく把握できるように思うんですけど、そうじゃないですか。 657 ◯片山誠也委員長 若狭所長。 658 ◯若狭美登里こどもサポートセンター所長 そのように考えております。 659 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 660 ◯吉波伸治委員 それでちょっと安心しました。もっと多いのかなと思いましたけども。そしたら、次、どんな状況が多いんでしょうか。 661 ◯片山誠也委員長 若狭所長。 662 ◯若狭美登里こどもサポートセンター所長 様々なケースがあるんですけれども、子どもさんの世話、手技と言うんですか、お子さんの沐浴をしたりという、そういうところからまずできないお母さんとかがいらっしゃって、そこの指導をしてほしいとか、子どもさんの世話をするために忙しくて外に出ることができない、そういうふうなお母さんもいらっしゃいますし、小さいお子さんがいて、また赤ちゃんが生まれたご家庭で、上のお子さんを見ることができない状態で、そこに支援を入れてほしいとか、いろいろなケースがございます。 663 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 664 ◯吉波伸治委員 その支援はどうですか、成果は上がってますか。 665 ◯片山誠也委員長 若狭所長。 666 ◯若狭美登里こどもサポートセンター所長 この養育支援訪問事業といいますのは、まず保護者の方と目標というのを決めます。で、ワンクール10回というふうにまずは決めさせていただいているんですけれども、そこで支援をしていく中でその目標に向かって、お母さんも頑張るし、一定支援の方も話をしながらやっていくという形で、10回に近づいてくるに従ってどういうふうな形かというのを話合いながらやっていくというふうに、それで進めて、目標達成ということであれば、終了というふうな形でさせていただいております。 667 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 668 ◯吉波伸治委員 きちっとやっていただいてるということは分かりましたので、引き続きよろしくお願いします。 669 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 670 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。梶井委員。 671 ◯梶井憲子委員 75ページの児童手当支給経費の2番、低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金なんですけども、事務事業所評価シートの48ページにもあるんですが、ここでお聞きします。この事務事業評価シートを見ますと、給付見込みの人数と給付の実績の人数というのがかなりかい離があると言うか、大きな差があると思うんですけども、この原因というのは何か要因はあるんでしょうか。 672 ◯片山誠也委員長 武元こども総務課長。 673 ◯武元一真こども総務課長 この給付金でございますが、低所得の子育て世帯に対するものということで、コロナウイルスの感染症の影響を踏まえた給付措置でございましたので、スピードを要求された事業でございました。ですので、最初の見込みの計算式でありますとか、そういったものは全て国から提供されたものでございまして、自動的にもう計算されると言いますか、そういったものがこちらに来るような手続きでございましたので、実際の数字とは大分かい離が生じるということでございます。 674 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 675 ◯梶井憲子委員 分かりました。これって申請手続きとかしていただくのに周知の方法と言うか、周知はどのようにされてたんでしょうか。 676 ◯片山誠也委員長 武元課長。
    677 ◯武元一真こども総務課長 こちらはもちろんホームページ等はさせていただいておりますし、広報でも周知はさせていただいております。以上です。 678 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 679 ◯梶井憲子委員 この給付を受ける権利がある人にしっかりと行き届いたかどうかというところがちょっと気になったのでお尋ねしました。じゃ、きちんと届いているのであれば結構かと思います。 680 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 681 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。山田委員。 682 ◯山田耕三委員 児童虐待についてなんですけども、令和3年度の児童虐待の疑いのある通報件数は何件あったでしょうか。 683 ◯片山誠也委員長 若狭所長。 684 ◯若狭美登里こどもサポートセンター所長 令和3年度は303件になります。 685 ◯片山誠也委員長 山田委員。 686 ◯山田耕三委員 では、その303件について、どのような対応されたんでしょうか。 687 ◯片山誠也委員長 若狭所長。 688 ◯若狭美登里こどもサポートセンター所長 いろいろあるんですけれども、まずはお子さんの安全を確認するということをさせていただいて、そのお子さんに関係する機関に連絡をしまして、そこでどのような支援がそのお子さんにできるかということを話し合って、これについてはそのご家族というのはご存じない場合もあるんですけれども、そういう中で学校であったり、保育園であったりというところで見守りをしていくという形で、なるべくその虐待がひどくならないように解決していくようにという形で支援させていただいております。 689 ◯片山誠也委員長 山田委員。 690 ◯山田耕三委員 この303件のうち、ほとんどが通報の中で疑いがあるということなので、疑い程度で本当はなかったというような事例とかもあるんでしょうか。 691 ◯片山誠也委員長 若狭所長。 692 ◯若狭美登里こどもサポートセンター所長 今お伝えしました303件といいますのは、虐待ということで進行管理をするというふうに決定した件数でして、通報という形でいただいたのはもっと多くなっております。そこで調べた結果、大丈夫ということで進行管理をしないというふうにしたケースもございます。 693 ◯片山誠也委員長 山田委員。 694 ◯山田耕三委員 この303件以外に実際の通報件数はもっとあるということなんですけど、それは把握されていますか。電話なり、何なりいう形やと思うんですけど、ほとんどが電話でしょうかね。もし数字、今把握されているようでしたらお願いします。 695 ◯片山誠也委員長 若狭所長。 696 ◯若狭美登里こどもサポートセンター所長 これについては、もう虐待ですというふうな形で、かもしれないということでいただいた件数については330件です。 697 ◯片山誠也委員長 山田委員。 698 ◯山田耕三委員 疑いがあるという形で来たのが330件で、そのうち虐待があろうであろうと、慎重に対応をしなければいけないだろうという件数が303件で間違いないでしょうか。 699 ◯片山誠也委員長 若狭所長。 700 ◯若狭美登里こどもサポートセンター所長 間違いございません。 701 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。神山委員。 702 ◯神山聡委員 今の303件というのは、もう新規と継続というのがあるのかなと思うんですけど、それは教えてもらえますか。 703 ◯片山誠也委員長 若狭所長。 704 ◯若狭美登里こどもサポートセンター所長 今お伝えしましたのは、令和3年度に新規で受け付けさせていただいた件数が303件です。前年度からの継続ケースというのもございまして、それは374件、去年度で対応しましたのは677件になります。 705 ◯片山誠也委員長 神山委員。 706 ◯神山聡委員 相当な数の相談があるんですよね。相談件数の1,952件の中で303件が決定された分だということなんですかね。 707 ◯片山誠也委員長 若狭所長。 708 ◯若狭美登里こどもサポートセンター所長 こちらに表示させていただいております1,952件といいますのは、子育て相談も含んだものとなっております。ですので、虐待だけではございません。 709 ◯片山誠也委員長 神山委員。 710 ◯神山聡委員 あと、みっきランドとかはばたきみっきでも相談を受けていると思うんですけど、そこでもそういう相談があったのか、それはここへ含まれてくるんですかね。 711 ◯片山誠也委員長 角井子育て支援総合センター所長。 712 ◯角井智穂子育て支援総合センター所長 みっきランドとか、はばたきみっきで受けてます相談というのは、どちらかと言いますと、離乳食のことであったりとか、お子さんの発達、病気に関する相談が多くて、それらの利用者の不安に対しましてみっきの職員が対応しておりまして、昨年度につきましては、虐待としての相談はなかったということになります。ですので、状況によりましては、個別に個室で相談したいというケースがありますので、家庭相談員の方につないだということで家庭児童相談に含まれているケースはあるかと思います。以上です。 713 ◯片山誠也委員長 神山委員。 714 ◯神山聡委員 分かりました。市の方でいろんな取組をしていただいてて、育児に関しても、虐待防止に関しても、いろんなことやってもらってるとこなんですけど、厚生労働省の調査の方で、多胎児家庭が単胎児家庭に比べて虐待の発生頻度は2.5から4倍ほど高いということがあるんですけど、市の方では多胎児家庭に対する虐待防止の取組というのも行っているんですかね。 715 ◯片山誠也委員長 若狭所長。 716 ◯若狭美登里こどもサポートセンター所長 先ほどもお答えさせていただいていたと思うんですけれども、養育支援訪問事業ということで、多胎児のところについても保健師の方から支援をということでいただいておりまして、そちらの方で対応しております。 717 ◯片山誠也委員長 神山委員。 718 ◯神山聡委員 分かりました。育児、児童虐待防止に関する事業と取組というところが結構多いなというふうに思いながら決算書を見てるんですけど、その効果というものに対して検証というのはできるものなのか、やっているのかについて教えてもらえますか。 719 ◯片山誠也委員長 角井所長。 720 ◯角井智穂子育て支援総合センター所長 児童虐待対応とか家庭児童相談というのは本当にマンパワーが必要でございまして、本市におきましても、まずはその体制の強化ということに取り組んできております。令和2年3月に子ども家庭総合支援拠点ということで機能設置を行いまして、人員につきましても、昨年度の決算のときにもご指摘ありましたように、家庭児童相談、不用額結構出てまして、家庭相談員の配置がなかなか難しかったんですけれども、令和3年につきましては、予算で要求させていただいた7名を配置することができるようになりました。また、その家庭相談員の職種につきましても、社会福祉士であったり、臨床心理士、それから保健師、看護師と幅広く専門知識を持った相談員を配置することができましたので、支援センター内の業務を行う上でも本当に幅広い視点を持って対応が行えるようになったかなと思っております。先ほどの相談件数の中で面談の件数が増えているということは、相談員を多く配置できたということはそういった面談の機会を多く持つことができたということで、こちらとしてはちょっと評価しているとこがあります。それから、あともう一つセンターの方では、孤立しない子育て支援を行うために、平成31年度から、妊娠期からの母子保健担当課との講座を子育て支援総合センターで行うことによりまして、出産後に、みっきランドなんですけれども、交流できる場があったり、相談できる場があるということを知っていただくという取組をやっております。その結果といたしまして、みっきランド、はばたきみっきでの乳児、0歳児の利用というのが増えておりまして、数字、具体的に言いましたら、乳児の利用率、みっきランドであれば、平成31年度は利用者に対して33.9%の0歳児利用だったのが、令和3年は38.8%、それからはばたきみっきにつきましては28.2%が41.8%ということで、一応利用者数とその年齢構成ということで数字をもって検証しているという状況でございます。 721 ◯片山誠也委員長 神山委員。 722 ◯神山聡委員 その効果の高い取組というのもしっかりあるということも分かってますし、育児にしても、虐待防止策にしても一定の効果があるということは、それはもうやっていただいて悪い事業ではないと思うんですけど、その数を見てて、どこかで整理もしていくのかなというのがちょっと気になったので聞いたんですけど、これ効果高いから、このまま行くのやということであればいいんですけどね、例えば目的は同じやけど、対象が違うねんというようなものがあれば、それは統合して整理かけていくとか、そういうことをやっていったら今後も社会の中で生活スタイルが今変わってきているとこで、新しい取組もまた始めなあかんということも出てくるかもしれませんし、補助金が出るから、国から出るからというようなことで取り組みたい事業が出てくるというようなことも、先のことを考えたら、整理もある程度していった方がいいのかなということもちょっと思いましたので、意見としてお伝えしておきます。 723 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 724 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。塩見委員。 725 ◯塩見牧子委員 75ページの子育て特別給付金支給経費なんですけれども、これ予算、補正予算のときに所得制限を設けるか設けないかというところで眠れないぐらい悩んだんですけれど、結果的に事務事業評価シートに挙げていただいているように、この国の施策分としては1万6,916人で、市独自分というのが所得制限を撤廃した後の残りの部分ということかと思いますけれども。それで言うと、所得制限、超えてた方が結構多かったんだなということが分かります。このときに、基準日、給付金の給付日の基準日以降に離婚された世帯についても、支給の対象とすると。それは二重払いになってしまっても、それぞれ国の施策、市の施策なので、それは問題ないという、そういう当時のご回答だったかと思うんですけれども、実際にそういう対象の方、どのくらいおられたんでしょうか。 726 ◯片山誠也委員長 武元課長。 727 ◯武元一真こども総務課長 対象の方ですが、市独自の分ではございませんで、国の支給分の方で発生をしております。令和3年11月から12月にかけて補正いたしました国の事業の子育て世帯への臨時特別給付金において9件、12名のお子様がこれに該当いたしました。 728 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 729 ◯塩見牧子委員 9件、12名、すいません、何か記憶と違っていて、2回、私どもそれぞれ別の施策だから問題ないんだというご説明だったかと思うんですけれども、どちらも、だから最初の国の子育て世帯の臨時特別給付金、これで実施しているということですかね。それとも、その新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した分なのか、どちらの分。 730 ◯片山誠也委員長 武元課長。 731 ◯武元一真こども総務課長 分かりやすく申しますと、市の分が新型コロナウイルスの創生交付金、これを使っております。 732 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 733 ◯塩見牧子委員 こちらは、その元々の所得制限もあった分の国の方の対象に元々含まれていたということですかね。 734 ◯片山誠也委員長 武元課長。 735 ◯武元一真こども総務課長 二重の分は国の方で発生しておるということでございます。 736 ◯片山誠也委員長 坂谷次長。 737 ◯坂谷操教育こども部次長 すいません、少し補足させていただきます。補正予算を組ませていただいた時点では、市の独自ということだったんですが、その後国の方が全国的にこの交付金を使って、DVで、ただ単に離婚ではなくて、DVを理由に離婚されたちょうどそのはざまの人に対しては給付していいというふうにメニューが増えましたので、国の分を充てさせていただいております。 738 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 739 ◯塩見牧子委員 それでようやくすっきりいたしました。ありがとうございます。 740 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 741 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。吉波委員。 742 ◯吉波伸治委員 先ほど扶助費で不用額出たのは、児童手当の見込みが低かったということですけども、これはやはり少子化の影響でこういうふうになったんでしょうか。 743 ◯片山誠也委員長 武元課長。 744 ◯武元一真こども総務課長 やはり児童手当支給対象なんですけれども、こちらに8,472世帯と書いてございますが、世帯数で前年度は8,671世帯でございましたので、199世帯減っております。支給対象児童がこちら決算書では1万4,340人と書いておりますが、前年度は1万5,961人でございますので、こちらも1,621人減っております。 745 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 746 ◯吉波伸治委員 どちらも見込額が何で見込み違いだったんですか、そしたら。なぜ、見込み違いが起こったのかがよく分からない。 747 ◯片山誠也委員長 武元課長。 748 ◯武元一真こども総務課長 あくまで見込みでございますので、やはり転出であったりですとか、生まれられた方とか、そういう方もございますので。 749 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 750 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 751 ◯片山誠也委員長 では、次に75から77ページ、目2、児童保育費、質疑等ございますか。梶井委員。 752 ◯梶井憲子委員 保育園のことでお尋ねします。待機児童のことをお聞きしたいんですけども、昨年の決算のときは令和3年9月時点で11名の待機児童がいるというふうに答弁があったんですけども、現状というのは待機児童、どういう状況でしょうか。 753 ◯片山誠也委員長 坂谷次長。 754 ◯坂谷操教育こども部次長 令和4年4月時点で実質待機が10名、直近の数、9月時点で8名の実質待機となっております。 755 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 756 ◯梶井憲子委員 保育所に入られた人数が前年度と比較して20名ほど減っているというデータになっているんですけども、これをもってしても、まだ8名は入所できない理由というのは何かあるんでしょうか。 757 ◯片山誠也委員長 坂谷次長。 758 ◯坂谷操教育こども部次長 やはり保育士不足が一番大きな課題でございます。キャパシティー、定員はあるんですけれども、そこに保育士を充てられないので定員に沿った園児を受け入れることができないという状況が発生しています。 759 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 760 ◯梶井憲子委員 事情は分かりました。あと、産休とか育休からの保育園をいったん抜けられた方が、復帰が難しいというふうに、保育園に再び預けることが難しいというような声をちょっとお聞きしたんですけど、実際のところ、どうなんでしょうか。そういうことってあるんですか。 761 ◯片山誠也委員長 坂谷次長。 762 ◯坂谷操教育こども部次長 例えば、兄弟関係で下のお子さんがお生まれになるときの育休という時点では退園ということではなくてそのまま入っていただいているんですけれども、例えば第一子さんを出産されて復職をされるときなんですが、4月1日時点で保育園の立地条件によって、希望する園とそうではない園、すごく隔たりが生じておりまして、定員に至っていない園も複数あります。また、大変入園希望の多い園につきましては、先ほどのような状況の方におかれましても、待機児童となっている状況が発生しております。 763 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 764 ◯梶井憲子委員 状況は分かりました。あともう一息なので保育士さんの確保、どうにかしていただいて、待機児童ゼロを目指していただきたいと思います。お願いします。 765 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。塩見委員。 766 ◯塩見牧子委員 同じところなんですけれども、76ページの負担金補助金及び交付金、不用額がかなり出ているんですけれども、その原因はどのようなものなんでしょうか。 767 ◯片山誠也委員長 松田幼保こども園課長。 768 ◯松田悟幼保こども園課長 やはりこちらの方、定員で予算の方を見ておりまして、定員を受け入れられると仮定した状態で予算を計上させていただいています。これは趣旨が義務費というような位置付けになりますので、その分が当初見込み児童数が2,041名、実績数、令和4年3月現在になりますけども、1,986人であったという形になります。 769 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 770 ◯塩見牧子委員 定員で予算を組んだということなんですけれども、実際には先ほどお答えいただいたような保育士不足なんかもあり、受け入れ切れていないところもある中で定員に満たなかったので不用額が生じていると。これはもうだから義務費なので定員で組まなければいけないというようなものなんですかね。 771 ◯片山誠也委員長 松田課長。
    772 ◯松田悟幼保こども園課長 そうですね、今委員おっしゃられたとおりでございますので、この令和4年度の予算につきましては、やはり4月当初から定員で埋まっていくような傾向ではございませんので、10月頃の平均値をとらせていただいて計上させていただいております。 773 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 774 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。梶井委員。 775 ◯梶井憲子委員 途中でやられたのかな、その下です、おむつの回収についてなんですけども、こちらも事務事業評価シートの46ページにご報告いただいてるんですが、これも予算現額と決算額、かなり大きな違いがあって、決算額少ないんですけど、これはどういった理由でしょうか。 776 ◯片山誠也委員長 坂谷次長。 777 ◯坂谷操教育こども部次長 おむつを回収するごみ袋の使用料が想定に対して大幅に少なくなりまして、予算額と決算額に差が生じております。理由といたしましては、初めての事業で、各私立園、公立園もどのようにしておむつを集めて回収ボックスまで入れていくかということをシミュレーションしながらのスタートとなりました。ですので、予算計上時には最も必要となるであろう方法を想定して枚数を算出いたしましたので、差が生じております。 778 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 779 ◯梶井憲子委員 そうしたら、この差というのがもう主にごみ袋代のみということなんですね。それでこの事業を始められて、保護者の方からのお声というのは何かあるんでしょうか。 780 ◯片山誠也委員長 坂谷次長。 781 ◯坂谷操教育こども部次長 大変好評いただいておりまして、荷物が軽くなったし、その後もそのまま買物にも行けるというふうな声をいただいております。 782 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 783 ◯梶井憲子委員 全国的にもこの取組、どんどん広まっていって、生駒市も早々に進めていただいて本当によかったと思います。ありがとうございます。 784 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 785 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 786 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。77から78ページ、目3、保育所費、質疑等ございますか。塩見委員。 787 ◯塩見牧子委員 ここ、児童福祉総務費とか児童保育費から、あっちこっちから流用でかき集めてきてもらっているんですけれども、どこが足りなくなったんですか。 788 ◯片山誠也委員長 福山幼保こども園課課長補佐。 789 ◯福山清美幼保こども園課課長補佐 不足いたしましたのは、保育所費の部分で公立保育園の光熱水費に流用させていただきました。それが300万6,000円でございます。それから、もう1件につきましては二費目に流用となっております。一つ目は、公立保育園の園舎等の修繕料が不足したためで、もう一つにつきましては給食とかの賄い材料費が不足いたしました。それぞれ修繕料については185万8,000円、それから賄い材料費につきましては116万円不足しておりました。 790 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 791 ◯塩見牧子委員 光熱水費、令和3年度の後半の方からちょっとずつ上がってきてたのでそうなのかなと。あと、園舎の修繕というのはどこの園の修繕になるんでしょうか。 792 ◯片山誠也委員長 福山補佐。 793 ◯福山清美幼保こども園課課長補佐 ひがし保育園の雨漏りによる修繕料が発生したのと、小平尾保育園についても、雨漏りをして、サッシ周りが漏れてきたというところ。それから、これも同じくひがし保育園なんですけれども、天井扇が経年劣化しまして、コロナの関係で換気をするために空気を循環させておりましたので、その劣化による修繕をさせていただきました。 794 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 795 ◯塩見牧子委員 雨漏りって結構かなり深刻な状況だと思うんですけれども、こういうのって4月、当初予算を組む時点で修繕の必要は感じておられなかった、もう突然年度途中で雨漏りが分かったというような状況だったんでしょうか。 796 ◯片山誠也委員長 奥田部長。 797 ◯奥田吉伸教育こども部長 必要なところは補正予算を組ましていただいたというところもございます。やはり、今の集中豪雨で非常に短時間の間に多くの雨が降ってまいりました。予測不能な状況で、当然ながら清掃等も、例えば樋の清掃等もしておりますけれども、一時の非常に大きな雨ということがこの原因であったということでございます。これが当初予算に載せていけるということであれば、徐々に漏れていたというようなところであれば、次年度予算でということもございますけれども、やはり緊急対応していかないと保育に支障が出てしまうということもございます。ですので、流用させていただきながらこういった工事を進めたというところでございます。 798 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 799 ◯塩見牧子委員 その原因は屋根、樋にあった、どっち、どこにあったんでしょうか。 800 ◯片山誠也委員長 松田課長。 801 ◯松田悟幼保こども園課長 ひがし保育園の陸屋根部分でございまして、防水シートのつなぎ目、ここが破れてきたということになります。昨年度補正予算を上げさせていただきましたが、それまでの過程で何度か漏れておりましたので、修繕的に継ぎはぎ、継ぎはぎという形でつながせていただいたということになります。 802 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 803 ◯塩見牧子委員 今回の9月補正でもいろいろたけまるホールの高架水槽とかいろいろなところの修繕費が上がってきていましたけれども、こんなの多分遠慮せずに本当当初予算に計上していっていただきたいなと思います。結果的には、かなりの剰余金も出たので、必要なものであれば、早いうちに予算を組んでいただきたいと思います。あと、もう一つ賄い材料費116万の不足に充てたということだったんですけれども、この材料費というのはどういった原因によるものなんでしょうか。 804 ◯片山誠也委員長 松田課長。 805 ◯松田悟幼保こども園課長 まず1点は材料費の値上がりというのはあるんですけども、喫食数の増加というのがあります。令和2年度が8,483食、令和3年度が8,725、242食、増えております。喫食数の増加も一つの原因です。 806 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 807 ◯塩見牧子委員 この喫食数の増加というのは、園児の数が増えたということによるものでしょうか。 808 ◯片山誠也委員長 松田課長。 809 ◯松田悟幼保こども園課長 単純に公立の保育園ですので、園児数が増えたというところと、コロナの影響で、その差で令和2年度が減っていた分が令和3年度、増えたという、休園とかそこの部分がなくなった分という形です。 810 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 811 ◯塩見牧子委員 ということは、園児さんの数で予算を組んでたんじゃなくて、前年度の実績ベースで組まれていたということですかね。 812 ◯片山誠也委員長 松田課長。 813 ◯松田悟幼保こども園課長 そうですね、基本的には3歳未満児の食材と3歳以上児の食材、そこの違いもあるんですけども、基本的には実績で見させていただいております。 814 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 815 ◯塩見牧子委員 これも園児さんの数で予算を組んでおくべきじゃないかなと思うんですけれども、どうでしょうか。 816 ◯片山誠也委員長 松田課長。 817 ◯松田悟幼保こども園課長 そうですね、なかなか園児数で組むというのが、キャベツ一つにしても、1玉というような分でなってきますので、なかなかこれを何人分という、3歳未満児だと、0歳児とかだと流動食になったり、キャベツ一つ1玉でも使い方がいろいろ違いますので、実際園児数、食数で組むというのは非常に難しくて、その材料の今までの消化した実績というところにどうしてもなってしまいます。 818 ◯片山誠也委員長 奥田部長。 819 ◯奥田吉伸教育こども部長 すいません、ちょっと補足させてください。委員さんがおっしゃっていただいているのは、やはり定員の数で全ての事業についての予算を組んだらどうかというようなことをいただいているかと私、理解しております。ただ、このやはり実績ベースを予算のときに出てまいります。ここ数年、予算のシーリングもございました。努力できるところは努力していかないといけないということで、これがもしそのまま定員数に予算を組んでおれば、もっと不用額というものが出てきたということでございます。この費目の中で賄えるものがあったということ、また賄えない分については、他の費目から流用させていただきながら進めたということでございます。今後の予算の組み方ということも、先ほども課長も申しておりましたけれども、この定員で組んでいくのかということになりますと、やはり保育士不足が今回はありまして、入園数が少なかったということでございます。こういったものを考えながら、令和4年度につきましては、平均的な数値ということで予算を組ませていただいております。こういった賄い材料費につきましても、やはり物価の高騰によりまして非常に変動もしてくると、これが人数分であったらいけてたのかというと、いけないかもしれません。この10月以降、値上がりが非常にあるということを伺っております。実際のところの材料を買っているということではございませんが、今後の動向によりましては、補正予算も組ませていただきながらこの食材費の充填をしていかなければならないというふうに考えておりますので、予算については適正な形で実績ベースをもって進めていきたいというふうに考えておりますので、どうぞご理解をお願いいたします。 820 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 821 ◯塩見牧子委員 もちろんシーリングもある中で、実績ベースで結構かつかつのところで組んでいってくださっていると、その努力は分かっているつもりなんですけれども。ただ、今回はそうやって材料費の高騰だとか、そういった予測できないような事情もあったということで理解はいたしますけれども、でもちょっと修繕の方はもう少し考えてください。以上です。 822 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 823 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 824 ◯片山誠也委員長 では、保育所費の質疑を終結しまして、暫時休憩いたします。              午後3時8分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後3時25分 再開 825 ◯片山誠也委員長 休憩を解いて委員会を再開いたします。  それでは、78から79ページ、目4、母子父子福祉費のうち、ひとり親家庭等医療費助成事業費以外で、質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 826 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。79ページ、目6、学童保育費、質疑等ございますか。吉波委員。 827 ◯吉波伸治委員 新たに民間学童を1カ所開所するということですけども、これ既に開所されたんですか。 828 ◯片山誠也委員長 武元課長。 829 ◯武元一真こども総務課長 今年の4月1日から開所いたしております。 830 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 831 ◯吉波伸治委員 順調に運営は進んでいますか。 832 ◯片山誠也委員長 武元課長。 833 ◯武元一真こども総務課長 順調に運営、進んでおると聞いております。 834 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 835 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 836 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。大きく飛びまして114から116ページ、款8、教育費、項1、教育総務費、目1、教育委員会費、質疑等ございますか。山田委員。 837 ◯山田耕三委員 115ページの方の施策の成果等の5番目、市職員による出前授業の実施についてお聞きしたいんですけども、どのような内容が多かったのか、大まかな分だけで結構なので教えていただくことできますか。 838 ◯片山誠也委員長 山本教育総務課長。 839 ◯山本英樹教育総務課長 出前授業としていろいろなメニューがございますが、令和3年度で一番多かったのは、交通安全教室等でございます。次に、本に親しむ、学ぶということで、お話し会などという形で実施されておりました。 840 ◯片山誠也委員長 山田委員。 841 ◯山田耕三委員 中学校ではどのような出前授業を行われていましたでしょうか。 842 ◯片山誠也委員長 山本課長。 843 ◯山本英樹教育総務課長 中学校の方も本に関係する出前講座というのが一番多かったです。 844 ◯片山誠也委員長 山田委員。 845 ◯山田耕三委員 平成30年度の厚生消防委員会の方で、テーマ別調査でがん予防、出前授業を行うように中学校でのがん教育の方を提案されておったと思うんですけども、これは令和3年までに行われた実績はありますでしょうか。 846 ◯片山誠也委員長 山本課長。 847 ◯山本英樹教育総務課長 手元に令和2年と3年の資料しか持ち合わせてないんですが、がん関係の授業というのは、メニューにはあるんですが、利用された実績はございません。 848 ◯片山誠也委員長 山田委員。 849 ◯山田耕三委員 メニューにはあるけども、学校側が選択されるということでなかったということでよろしいですね。 850 ◯片山誠也委員長 山本課長。 851 ◯山本英樹教育総務課長 そのとおりでございます。 852 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。吉波委員。 853 ◯吉波伸治委員 今は4番の出前授業、5番も出前授業、あるけど。 854 ◯片山誠也委員長 5番。吉波委員。 855 ◯吉波伸治委員 市の職員による出前授業というので、どんなことされるのか思ったら、交通安全とかいうことですけども、がんについての授業は結局なかったということなんですけども、このがんについても、要求があればやられたということですか。 856 ◯片山誠也委員長 山本課長。 857 ◯山本英樹教育総務課長 そのとおりでございます。 858 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 859 ◯吉波伸治委員 授業と言うから、先生がやるものやと思うてましたけど、市の職員の方もきちっとやっておられるということですね。分かりました。
    860 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 861 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。山田委員。 862 ◯山田耕三委員 6番目にあります就学前教育相談の実施というふうに書いてあるんですけども、過去5年ほどを振り返ってみましても、70件台で増えてはいないんですね。これはどのような形で行われているのか、まず、教えていただけますか。 863 ◯片山誠也委員長 前田教育指導課長。 864 ◯前田伸行教育指導課長 就学前教育相談の実施につきましては、夏季休業中に5日間実施されております。朝から、約9時から3時半ぐらいをめどに行われております。対象は市在住の就学児、幼児又は4歳児と保護者及びその関係者となっています。相談員は就学指導委員、公立の幼保副園長、主幹、各学校、小中学校より1名、教育委員会事務局、あと教育相談室指導員、ことばの教室指導員等が相談に当たっております。障がいに関することや、就学までの教育、家庭教育などに関することについて相談を受けております。 865 ◯片山誠也委員長 山田委員。 866 ◯山田耕三委員 ほぼ言っていただいたと思うんですけどね、これなぜ私、相談件数の方が聞きたかったかと申しますとね、6月の一般質問で伊木議員の方で、支援が必要なお子さんが5年前に比較すると相当数増えてたというふうに部長の方が答弁されたと思うんですよね。ということは、過去5年を振り返ってみましても、この5日間で、朝からやったとしたかて1日当たり何人ってもう絶対人数増えることがないのでね、これ、なぜ5日間というふうに限定、いまだにされてるんでしょうか。 867 ◯片山誠也委員長 前田課長。 868 ◯前田伸行教育指導課長 日程の調整というところでも、各委員の方々に集まっていただくということも考えても、5日間で交代しながら委員さんも各相談日に当たっていただいておりますので、これ以上日程を増やすというところが、学識者の先生や、また医療関係の先生方にも来ていただいておりますので、ちょっと日程調整がここ既に調整しておりますけども、5日間というところでもかなり厳しいというふうに聞いておりますので、5日間ぐらいをめどにさせていただいております。 869 ◯片山誠也委員長 山田委員。 870 ◯山田耕三委員 市民の要望からしたら、5日間のうちに入れなかったとする保護者の方もいらっしゃって、諦めるしかないなという形になると思うんですよね。先ほど申しましたように、この5年間で支援が必要なお子さんが就学するとしたならば、5年前よりも確実に2倍近くは増えているということで、相談件数も増えて僕、当然やと思うんですよ。次の7番もそうですけどね、なぜ市側の日程調整なり、学識経験者か何か、今おっしゃいましたけど、その方々の日程調整が中心になるんですか。これは保護者なり、市民が中心になるべきじゃないんですか。ちょっとお答えいただけますか。 871 ◯片山誠也委員長 前田課長。 872 ◯前田伸行教育指導課長 特に相談を受けている中で、この相談日の中で相談を受けてもらえなかったというようなお話はちょっと今のとこ聞いておりません。また、就学前相談はここの5日間では行っていますけれども、各学校、また各幼稚園、保育園の方で相談があれば、特別支援教育相談員の方が訪問相談を行ったり、特別支援の教育相談の方も実施しておりますので、そちらの方で受けていただいたり、又はスクールカウンセラーであったりというところから始まる場合も、発達相談以外の相談から始まるというケースもございますので、特にこの夏季休業中のことに関しては日数を増やしてほしいという声はちょっと今のところ聞いておりませんので、これで対応させていただいております。 873 ◯片山誠也委員長 山田委員。 874 ◯山田耕三委員 ちょっと次の7番もというふうに先ほど申しましたけどね、この7番の特別支援教育相談の実施に関しましても、過去3年の数字からしたら、ほぼ増えてないわけですよ。令和元年が94で、その次に88、令和3年度は87件ということであるならば、この6番も7番も両方ともが本当に保護者のニーズに合うてるのかどうか。相談なりそういう数がこれ以上なかったというふうにおっしゃいますけど、僕、潜在的な相談されたいという方、いらっしゃると思うんですよね。その点どうお考えですか。 875 ◯片山誠也委員長 奥田部長。 876 ◯奥田吉伸教育こども部長 ご意見ありがとうございます。やはりこういう相談業務というのは、一時にするということではなくして、必要なときに必要な場所でということは考えております。たまたま今回実績というものを見ていただいた中では、減っているや、過去よりも増えている部分あるのかもしれません。実績といたしましても、2年前であれば94件ということが、この5日間の中で賄えたということでございます。確かに、この前の一般質問の中でも、発達に関する相談なりそういった児童・生徒の数が増えてきているということは事実でございます。こういった対応をやはりとっていくということであれば、この日数を増やしていったりとかいうことも考えていきますし、していかなければならないという義務もあると思っております。ただ、平時の相談のやはり充実ということで、いろんな相談を受けさせていただいております。そういった中で、まずは教員なり、ことばの教室内でというところでお声がけをいただいて、相談につなげていきたいと思っておりますので、ご理解いただきますようにお願いいたします。 877 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 878 ◯片山誠也委員長 では、他で質疑等ございますか。梶井委員。 879 ◯梶井憲子委員 11番のSOSの出し方教育研修というところでお聞きしたいんですけど、これは市内の全小中学校の全教員を対象にということなんですけど、この研修の目的と言うか、その内容をちょっと教えていただいていいですか。 880 ◯片山誠也委員長 前田指導課長。 881 ◯前田伸行教育指導課長 SOSの出し方教育の研修に関しましては、各学校に講師先生に訪問していただいて、各学校の職員研修の中で行っていただいていますので、職員、一応全教職員が受講していただいております。内容は子どもたちのSOSを見つけるための早期発見、これから子どもたちにはSOSを出していくという研修を今年は行っておりますが、その前にまず教師が、子どもたちがふだん出しているSOSに早く気づき、早く対応していく、そして見つけたときにどのような、担任でとどめるのではなく、学校全体として体制として対応していくための体制づくり等について、子どもたちの気づきのポイントであったりとか、今の子どもたちの心の健康の状態に対する今の状況、データ的な情報であったりとかというものを紹介していただきながら、学校の体制づくりについての指導、助言をしていただきました。 882 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 883 ◯梶井憲子委員 子どもたちがどのようにSOSを出すかということをまず先生が習うと言うか、学ぶということですね。先生もSOSの受け方も学ぶという内容ですね。先生のSOSの出し方もあるのかなとか思ったので、すいません。これの講師なんですけども、どなたが講師、どういった方が講師をされるんでしょうか。 884 ◯片山誠也委員長 前田課長。 885 ◯前田伸行教育指導課長 令和3年度は、元帝塚山大学の教授の神澤先生に講師に来ていただいてお願いしました。 886 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 887 ◯梶井憲子委員 その先生はどういった先生なんでしょうか。どういった専門の先生なんでしょうか。 888 ◯片山誠也委員長 前田課長。 889 ◯前田伸行教育指導課長 臨床心理学を専門にしている先生です。 890 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 891 ◯梶井憲子委員 これは全20回実施されているんですけど、4月から10月にかけてということですが、この期間限定というのは何か理由があったんでしょうか。 892 ◯片山誠也委員長 前田課長。 893 ◯前田伸行教育指導課長 できれば4月当初に全校行っていただきたかったんですが、職員研修、神澤先生が全て回っていただくということでしたので、各学校のふだん行っている職員会議の日程と先生の日程を合わせ、行いました。また、養護教諭に関しては、できるだけ早くということだったので、一番最初に4月下旬、第1回に養護教諭は集まって、こちらで研修を行っております。 894 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 895 ◯梶井憲子委員 分かりました。先生はお一人で、小学校の12校と中学校8校を20回行って研修をされたという内容ですね。これは毎年新しい先生、来られると思うんですけど、毎年続けてされる予定でしょうか。 896 ◯片山誠也委員長 前田課長。 897 ◯前田伸行教育指導課長 令和4年度につきましては、市主催の初任者研修のときにおいて神澤先生に来ていただいて初任の先生に行っていただいています。今後も初任の先生対象には行っていただきたいと考えております。 898 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。神山委員。 899 ◯神山聡委員 今のSOS研修を受けた教師の方が、子どもたちに対してSOSの出し方みたいなことを教えるということもあるんですか。 900 ◯片山誠也委員長 前田課長。 901 ◯前田伸行教育指導課長 研修を受けていただいた後は学年集会等を開いていただいたりしながら、子どもたちにSOSを、先生方はこういう体制をしているので、困ったことがあったら相談するんだよということを言っていただいていることと、あと相談施設がこういうところにありますということの紹介も学校の方からしていただいて、出す環境を紹介するというところを令和3年度は行っております。 902 ◯片山誠也委員長 神山委員。 903 ◯神山聡委員 そのSOS研修受けた教師の人が、学校の生徒にそれを教えるときですけど、手順とかマニュアルとかがあって、全校同じような形で周知したり、その指導をしていっているようなことなんですかね。 904 ◯片山誠也委員長 前田課長。 905 ◯前田伸行教育指導課長 このSOSの出し方教育に関しましては、県の方でもマニュアルを作成しているということで、神澤先生はそちらの方にも携わっておられるということでしたので、いち早く情報をいただいて、神澤先生に頂いたパワーポイントの資料を基に各学校、取り組んでいただいて、今はおります。また、県の方からもマニュアルが出るというふうには聞いております。 906 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 907 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。梶井委員。 908 ◯梶井憲子委員 すいません、また12番、その下なんですけど、令和の日本型教育モデル事業というのもちょっと内容を教えていただきたいんですけど、AIによる個別の習熟度診断のアプリケーションの試験的導入というのと、あとは三つの小学校でSDGsをテーマとした探究学習でデジタル図鑑を作成したということなんですけども、ちょっとすいません、これもちょっと、もう少し中身を詳しく教えていただいていいですか。 909 ◯片山誠也委員長 前田課長。 910 ◯前田伸行教育指導課長 まず、アプリケーションにつきましては、QubenaというAI学習ドリルを使って、市内の小学校1校、中学校1校で試験的導入を行っております。また、オンラインによる教育支援施設のほっとルームに代わると言いますか、こちらに来るのではなく、オンライン上の教室の中に登校するという形になるoViceというソフトアプリケーションも今導入して使っているところです。あと、SDGsにつきましては、学習図鑑を作ったり、あとまたゲストティーチャーを呼んでSDGsに関する学習を学校の方で出前授業をしていただいて取り組んでいるところです。 911 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 912 ◯梶井憲子委員 ちょっとどういった中身か想像がつきにくいんですけど、すいません。 913 ◯片山誠也委員長 日高教育政策室長。 914 ◯日高興人教育政策室長 私の方からは、SDGsを柱にした探究学習についてもう少し細かくお伝えできればと思います。生駒南第二小学校の方で報道発表もいたしましたが、地域のデジタル図鑑を作ろうという取組を行っております。アプリ開発に当たりまして、大学、そして地域、また地域団体、そして学校、市の教育委員会など多様な主体が関わった取組となっております。その中で、やはり開かれた学校というのが今言われている中で優良事例になるのかなというところで思っておるところです。また、生駒小学校につきましては、6年生でSDGsを柱とした共同学習ということで、こちらも報道資料を出させていただいておりますが、隣のクラスのアフリカ組プロジェクトということで、エチオピアの子どもたちと関われるように取組を進めておったんですが、エチオピアの内戦があったところから、最終的にはかなわなかったという取組をしております。また、5年生では防災を柱とした取組をしております。地域の方と一緒にマップを作ろうということで動いておったところです。そしてまた俵口小学校でも、「好き!からはじめるSDGs」ということで、自分の好きなことで地球のためになるということをお伝えしたような取組もしております。  SDGsについては、以上です。 915 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 916 ◯梶井憲子委員 SDGsの方は大体分かりました。これは評価についてはどうなんでしょう、今後また生駒市内の各小学校の方で広めていきたいなというようなことなんでしょうか。 917 ◯片山誠也委員長 日高室長。 918 ◯日高興人教育政策室長 SDGsを柱にした取組というものは、教育委員会内部でも各学校に進めていきましょうということでお伝えをしているところです。4年度につきましても、俵口小学校の方で、南二小でやりました地域のデジタル図鑑に代わるものができないかということで、今協議を進めているといったところでございます。各学校におきましても、SDGsを念頭に置きながら取組を進めていただいているというところです。 919 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 920 ◯梶井憲子委員 モデル的にやってみて、いい取組だなと思うことはどんどん市内で広めていっていただけたらと思います。あと、もうひとつAIの方は分からなかったんですけど、これについての成果とか評価というのはされているんでしょうか。 921 ◯片山誠也委員長 花山教育指導課課長補佐。 922 ◯花山浩一教育指導課課長補佐 令和3年度は年度途中からの導入でしたので、まずは使い方、先生も子どもたちも含めて、どんなふうに使っていくのかということを説明させていただきました。そのような研修を行いました。令和4年度、今年度はそのAIドリルを使ってどのようなことを授業の中で、また家庭学習の中で活用できるのかという研修を2回行っています。研修途中でありますので、また今年度1年、検証をした後、その成果をちょっと見たいなと考えています。 923 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 924 ◯梶井憲子委員 分かりました。楽しみにしております。よろしくお願いします。 925 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。塩見委員。 926 ◯塩見牧子委員 このモデル事業なんですけれども、国のコロナ関連の交付金を使ったものですかね。 927 ◯片山誠也委員長 山本課長。 928 ◯山本英樹教育総務課長 使わせていただきました。 929 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 930 ◯塩見牧子委員 国に提出している市の計画を一覧でまとめたのをプリントアウトしてきたんですけれど、これによると、事業の概要が新型コロナウイルス感染症による臨時休校不登校対応等も含めGIGAスクール構想を始めとした令和の日本型教育のモデルの実証実験を実施するってなってたんですけれど、何か大きく変わったんですかね、方針が。 931 ◯片山誠也委員長 山本課長。 932 ◯山本英樹教育総務課長 コロナ対策として、その中で学習の遅れ等とかもございました。その中で1校、モデルとしてAIドリルというのを導入して、それがどういうふうに効果を上げるかという実証実験として上げていますので、大きく外れているとは、こちらは考えておりません。 933 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 934 ◯塩見牧子委員 何か経済対策との関係というところで、学校の臨時休業等を円滑に進めるための環境整備ってあったので、休校になったときに、そのGIGAスクール端末をどうやって活用していくのかという、そういう事業なのかなと思ってたんですけれど、ちょっと様相が違うので、すいません、ご説明をお願いしいます。 935 ◯片山誠也委員長 奥田部長。 936 ◯奥田吉伸教育こども部長 確かにコロナの補助金を使わせていただきながら、この令和の日本型教育というものを出させていただいております。これに関しましては、令和2年度当初ですけれども、コロナが発生いたしまして学校が休業になりました。そのときにeライブラリという学習ソフト、全校に入れさせていただいたという経緯がございます。これにつきましては、GIGAスクール構想の中で、そのソフトが入っているということで新たに購入はいたしておりません。しかしながら、このQubenaに関しましては、いわゆるAIの学習診断をしていって、分からないところまで戻ってくれるというような形で、やはり大きな都市、いわゆる奈良市さん、それから堺市さん、東大阪市さん、これ全校生徒にこのGIGAスクール構想のいわゆる端末の中で見られるようにされているということでございます。これは一例のご紹介にはなるんですけども、そういった中でこの令和の日本型教育のモデル事業として、やはり生駒市としましてはこの不登校の対応についても活用していく。今後のやはり学校休業になった場合の状況に陥った場合、どういった学習の保障ができるかというところも、この事業で考えていきたいということで、今回の事業の内容になっているというところでございます。 937 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 938 ◯塩見牧子委員 だから、AIの習熟度うんぬんというのは分かるんですけど、だからSDGSというのはまた何かそこから更に発展的に何か別途出てきた内容、事業と言うか、同じモデル事業の中でも、不登校とか家庭学習とはちょっと違うものですよね。 939 ◯片山誠也委員長 奥田部長。 940 ◯奥田吉伸教育こども部長 不登校といわゆる家庭内授業の、いわゆるそういったものとは違ってまいります。しかしながら、大きな観点で今後、学校教育の中で何が必要であるかというところにつきましては、このSDGsのテーマというのが非常に大きな問題だというふうに思っております。この令和の日本型教育のモデル事業、これの本当に生駒モデルという形で進めていけることが、全学校が取り組んでいけるような内容であろうというふうに考えまして、このモデル事業の中に入れていたと。これが進展をしていきますと、全校での取組ができるようであれば、このモデル事業が実証になっていくというふうにも考えております。そういった中では、一歩踏み込んだ形でこの事業の内容を入っていったというふうにお考えいただいて結構かと思います。 941 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。神山委員。 942 ◯神山聡委員 このQubenaというアプリは、今3年度は教科としては何に対して行っているんですかね。 943 ◯片山誠也委員長 花山補佐。 944 ◯花山浩一教育指導課課長補佐 小中ともに5教科、国語、算数、理科、社会、英語になっております。 945 ◯片山誠也委員長 神山委員。 946 ◯神山聡委員 その5教科にのみ対応しているアプリということになるんですか。 947 ◯片山誠也委員長 花山補佐。 948 ◯花山浩一教育指導課課長補佐 このアプリ自体がもう5教科対応版といったものになりますので、5教科のみになります。 949 ◯片山誠也委員長 神山委員。 950 ◯神山聡委員 指導する教師にも、何らか研修に行って、その研修を終えた教師が今指導に当たっているような感じなんですか。 951 ◯片山誠也委員長 花山補佐。 952 ◯花山浩一教育指導課課長補佐 業者にも学校の方に研修に入っていただいて、それで使い方とかも説明していただいた上で授業で使ってもらっています。 953 ◯片山誠也委員長 神山委員。 954 ◯神山聡委員 あと、Qubenaの事業費というのは幾らかかっているんですか。 955 ◯片山誠也委員長 花山補佐。
    956 ◯花山浩一教育指導課課長補佐 令和3年度は試験的導入ということで、小中学校合わせて310人に対して48万1,800円になります。 957 ◯片山誠也委員長 神山委員。 958 ◯神山聡委員 今その試験的な導入ということなので、これを検証して、全校で導入も検討していくのかなと思うんですけど、その導入になる判断はどうやって決めることになるんですかね。 959 ◯片山誠也委員長 花山補佐。 960 ◯花山浩一教育指導課課長補佐 令和4年度の全国学力学習調査と、あと令和5年度の結果と比べる。それから、子どもたちにもAI学習ドリルを使用しての学習での意欲であるとか、理解度というところをどのように変わったかというのを、アンケートを行いたいと思っています。 961 ◯片山誠也委員長 神山委員。 962 ◯神山聡委員 分かりました。あと導入になるとなった場合、全学校で全学年が導入されて、費用というのは年間どれぐらいかかることになるんですか。 963 ◯片山誠也委員長 花山補佐。 964 ◯花山浩一教育指導課課長補佐 通常ですと、1人月600円の12カ月に消費税、それから、もし小学校1年生から中学校3年生まで全部の学年で導入するとしますと、約1万人ということなので、年間で言うと7,920万円ほどになりますが、スケールメリットというものもありますので、そこは月600円よりは大分下がると考えています。 965 ◯片山誠也委員長 神山委員。 966 ◯神山聡委員 学力を上げてもらうのに結構支出も要るのかなと思います。その成果に関しては、実証事業もやってはって、このQubenaを授業の中心にして先生が授業を行わなかった場合というのも書いてたんですよ。その結果、授業の時間数が半分で終わって、学力もある程度伸びたというような結果があったので、導入に関しては実証実験もあったというところでいいのかなとは思うんですけど、今の試験的な導入でいい結果が出ることを期待して見ていますので、お願いいたします。 967 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 968 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございますか。神山委員。 969 ◯神山聡委員 13のICT支援員の配置業務なんですけど、各学校にICT支援員の配置が始まって、情報モラル研修85回されているということなんですけど、これは誰に対して行った研修ということなんですかね。 970 ◯片山誠也委員長 前田課長。 971 ◯前田伸行教育指導課長 学校によって少し違いはありますが、教員、小学校低学年、中学年、高学年、そして中学生、それぞれに応じた教材を作っていただいておりますので、その教員向けの研修を行っていただいた方が教員に、低学年にしたいところは低学年ということで、学校と支援員の方で相談していただいて授業をそれぞれ行っていただきました。 972 ◯片山誠也委員長 神山委員。 973 ◯神山聡委員 分かりました。教育委員会の活動点検評価報告書の方で、20ページの評価、課題、今後の方針として、研修等による職員のICT活用能力育成を更に行っていく必要があるとあるんですけど、この職員の研修の部分で今の研修がそれに当たるというふうに考えていいんですかね。 974 ◯片山誠也委員長 前田課長。 975 ◯前田伸行教育指導課長 そのとおりです。 976 ◯片山誠也委員長 神山委員。 977 ◯神山聡委員 令和4年度も継続してこの支援員配置をしているということなんですけど、3年度、各校週1回の配置をした検証もして、それをどういうふうに反映されての配置になるんですか。 978 ◯片山誠也委員長 山本課長。 979 ◯山本英樹教育総務課長 3年度につきましては、10月に契約いたしまして、11月から実施したところでございます。まだ1年たってませんので、どれぐらいの効果が上がっているかというのを検証できておりませんので、今年度で検証させていただいて、今後の方針を決めさせていただきたいと考えております。 980 ◯片山誠也委員長 神山委員。 981 ◯神山聡委員 あと、教育大綱の方に年5回の育成研修で教員のICTスキルを上げていくということがあって、なかなかそれだけでは難しいのかなと思うところで、このICT支援員の方が連携して研修もしてくれると思うんですけど、授業の中でそのICT支援員の方が実際に授業の困った現場で指導していくというようなことが一番効果的かなと思うんですけども、そういうこともやっていただいているということなんですかね。 982 ◯片山誠也委員長 前田課長。 983 ◯前田伸行教育指導課長 いろんな状況に応じて対応していただいております。 984 ◯片山誠也委員長 神山委員。 985 ◯神山聡委員 やってもらっているということなんですけど、これ各校週1回の配置ということなんですね。1クラス何時間要るのかなというふうに考えると、そもそもの人数も配置も足りないのかなというふうには思うんです。その上で教員のスキルアップもしていかなあかんと。教育大綱の方に、アクションプランの方にICTに係る事業が幾つか挙げられているんですけど、このICT支援員というのはそのアクションプランの中のどの事業に関わっているのか、事業名で教えてもらえますでしょうか。 986 ◯片山誠也委員長 前田課長。 987 ◯前田伸行教育指導課長 具体的に、アクションプランの方の事業名で言いますと、GIGAスクール構想を始めとした令和の日本型教育の実証事業、ICTを活用した教育の推進、プログラミング教育の推進、ICT活用教育支援事業、ICT機器を安全に活用するための情報モラル教育の推進、社会に開かれた学校教育推進事業、教職員が生き生きと子どもと向き合う時間創造プログラムの推進、グローバル時代に対応した外国語教育の推進と幅広くICTに関するものについて関わっていただいております。 988 ◯片山誠也委員長 神山委員。 989 ◯神山聡委員 今聞いているだけでも、物すごい量の業務をこの支援員の方に担ってもらうことになると思うんですね。その上で、講師の研修もあって、日常の授業のサポート、あとは校内のICT機器に関してもある程度サポートもやっていく立場であると思うんですよ。そういった背景から見たら、今の週1回の配置というのはものすごく少ないと、効果の検証もなかなか難しいかなと思うんですけど、その辺はどのように考えておられるんですかね。 990 ◯片山誠也委員長 山本課長。 991 ◯山本英樹教育総務課長 今、事業、指導課長の方がお伝えさせていただいたんですが、先ほども説明したか分かりませんけど、各校の何が一番困っているかというところにICT支援員さんについてはついていただいております。確かに週1回では足らない部分もひょっとしたらあるかも分かりません。その辺につきましては、先ほども言いましたように、検証した上で回数等で、ひょっとしたら、もう教員の資質がある程度向上すれば必要がなくなる可能性も出てきて、もう必要がないという形の判断もしていくこともあるかと思いますが、それは検証をした上で今後考えていきたいと思っております。 992 ◯片山誠也委員長 神山委員。 993 ◯神山聡委員 このICT支援員さんというのは、委託で来られるんですけど、業務自体をある程度明確にしておいてあげないと、どこで何をしていいかというのは分からないと思うんですね。その辺はやっぱり現場の声、ちゃんとヒアリングして、何が足りないか、どこを進めたいとか、それはもう学校ごとに違うと思いますから、その辺はちゃんと学校と連携とって、その情報をもらった上で、委託するときに最少の経費で最大の効果が上がるという部分でどれだけの人が要るのかということを考えての委託をしていっていただきたいと思います。以上です。 994 ◯片山誠也委員長 関連で質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 995 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。神山委員。 996 ◯神山聡委員 ALTの配置、9番の方ですけど、英語指導の充実について、中学生の英検3級以上の英語力を有する中学生の割合というのは、3年度は何パーセントぐらいになっているんですかね。 997 ◯片山誠也委員長 前田課長。 998 ◯前田伸行教育指導課長 令和3年度は52.8%になっています。 999 ◯片山誠也委員長 神山委員。 1000 ◯神山聡委員 まち・ひと・しごとの方では62%を目指しますというようなことが書かれていたんですね。それはアウトカム指標としてあって、アウトプットの方にはALTの力だけじゃなくて、中学校の英語担当教師が英検準1級以上を取得している数値を66パー、3年度にしますという目標もあったんですけど、ここの数値はどうなっていますかね。 1001 ◯片山誠也委員長 前田課長。 1002 ◯前田伸行教育指導課長 令和3年度につきましては36%となっており、目標は達成できておりません。 1003 ◯片山誠也委員長 神山委員。 1004 ◯神山聡委員 その達成ができていないのはどういう原因があるというふうに分析はされているんですか。 1005 ◯片山誠也委員長 前田課長。 1006 ◯前田伸行教育指導課長 いろんな要因もあるのですが、一つはその先生方の入れ替わり、他郡市との入れ替わり等もあり、こちらで英語の研修、英語担当教諭を集めての研修等も行っているのですが、なかなか全体的に浸透していきにくいと言いますか、入れ替わりもいろいろありますので、その辺のところでなかなか情報伝達ができていないのかなと思っているところです。 1007 ◯片山誠也委員長 神山委員。 1008 ◯神山聡委員 あと同じように小学校の英語担当教師のこの目標数値もあるんですけど、これは5%と低いんですけど、この数値はどれぐらい上がっているんですかね。 1009 ◯片山誠也委員長 前田課長。 1010 ◯前田伸行教育指導課長 小学校につきましては1.5%と、更に低くなっております。 1011 ◯片山誠也委員長 神山委員。 1012 ◯神山聡委員 通常業務がありながら、その資格と言うか、英語力を上げていくってなかなか難しいとは思うんですけど、でもその英語担当の先生の英語力が中学校の生徒に英語力として反映されていくという、そういう目標を立てているわけなので、その辺をどういうバックアップができるのか、市の方で何らか時間がつくれるようなバックアップができるのであれば、そういうことも考えて、この数値を上げていくようにしていただきたいと思います。以上です。 1013 ◯片山誠也委員長 関連の質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 1014 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1015 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。116から117ページ、目2、心の教育活動事業費、質疑等ございますか。吉波委員。 1016 ◯吉波伸治委員 21日、水曜日の毎日新聞にショッキングな記事が出ました。スクールカウンセラー、職場にストレス9割という。これは東京都の公立学校の話ですけども、アンケートの結果、スクールカウンセラーの方々が職場にストレス9割という記事が出たんです。この記事を読まれましたでしょうか。 1017 ◯片山誠也委員長 前田課長。 1018 ◯前田伸行教育指導課長 見ております。 1019 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 1020 ◯吉波伸治委員 この記事を読まれて、どう思われましたか。 1021 ◯片山誠也委員長 前田課長。 1022 ◯前田伸行教育指導課長 私個人の見解にはなりますが、市の中で思い浮かべたときには、市のカウンセラーの先生方からストレスを感じてるようなお話は聞いていなかったことが一つ、あとスクールカウンセラーの先生方、もちろんアンガーマネジメントもよくご存じですので、対応できるのかなと思っているんですが、こちらでどのようにして、スクールカウンセラーの先生方のストレスチェックをどのようにしたらいいのかということを、ちょっとどうしたらいいかなというのは正直に考えさせられました。 1023 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 1024 ◯吉波伸治委員 私はこの記事を読んで非常にショックを受けて、悩みを抱えておられる方が悩みを抱えている児童・生徒の相談を受けるという、これ東京都の話ですけどね。まるでこれは喜劇だな、あるいは悲劇だなと思いました。生駒の場合は今そういう悩みを抱えておられる先生の話を聞いたことないと言われましたので、だから東京都の学校のスクールカウンセラーの先生がこんなのですから、生駒でも十分こういう実態があることは予想されるわけですね。だから、スクールカウンセラーの先生がどういう気持ちなのかという、そういうふうなことを調査していただけますか。 1025 ◯片山誠也委員長 前田課長。 1026 ◯前田伸行教育指導課長 ちょっとどのような形になるか分かりませんけれども、ちょっとまた、スクールカウンセラーの先生方とも、どのような形かでお話しさせていただきたいと思います。 1027 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 1028 ◯吉波伸治委員 実態を調査していただいてスクールカウンセラーの方が悩みを持っておられるのかどうか、どんな悩みを持っておられるのかどうか、十分調査していただきたいと思います。ここは質疑の場なので、あんまり話はできませんけども、このアンケートの中で、悩みの中で、教職員、管理職等の関係に悩んでいるというカウンセラーの先生が50%おられるわけですよ。だから、これを見ると、結局現場でカウンセラーの先生は歓迎されてない。教員や管理職、管理職はともかくとして、現場の教員からは歓迎されてないということなんですよね。現場の教員はいつでも悩みがあったら、私に相談してねと、先生は言い続けてるわけですよ。児童・生徒がね、相談しに行ったら、心の悩みはカウンセラーにしてくれって、そんなんを言われて生徒がどう思いますか。これ以上言いませんけど。 1029 ◯片山誠也委員長 質疑してください。 1030 ◯吉波伸治委員 結局カウンセラーは有効性がないどころか弊害があるということなので、十分実態を調査していただいて、それからもう一つ、スクールカウンセラーの有効性についても検証していただいてね、これはもう有効性がない、むしろ弊害があると思ったら、もうこのスクールカウンセラー制度は生駒市から廃止していただきたい、これはもう要望にしておきます。 1031 ◯片山誠也委員長 奥田部長。 1032 ◯奥田吉伸教育こども部長 スクールカウンセラーにつきましては、委員さんの思いもあるかとは思いますけれども、やはり学校に設置をしていかなければならないというふうに学校教育法の中で決められております。生徒だけの相談であるかということではなくて、親御さんの相談も入ってくる。また、教職員の相談、いわゆる相談の内容の精査についても一緒にしていただいているということでございます。当初は中学校から始まったということで、小学校にも配置がなされてきたというこういう経緯がございます。非常に相談件数も多く、小学校についてはお待ちをいただいている状況ということで、令和4年度につきましても予算の増強を図ったいうところでございます。スクールカウンセラー自身がそういった悩みを持っているということであれば、この臨床心理士同士の話ということで、横の連携をとっていただく。ただ、生駒市においては管理職と折り合いがつかないということは全くございません。一緒にやはり問題を解決していくというスタンスでおりますので、その辺はご理解いただきたいと思います。 1033 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 1034 ◯吉波伸治委員 スクールカウンセラーが決まっていることだから廃止できないいうのであれば、有効的に運営をしていただきたい。生徒のためにも、先生のためにもなるような運営、それはしていただくように要望します。 1035 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。神山委員。 1036 ◯神山聡委員 スクールカウンセラーの相談件数が2,323件ということで、非常に求められているんだろうなというのが数値からも分かるんですけど、2年度に比べても356件増加、元年度に比べても656件も増加しているという現実があって、この増加傾向についてはどういう分析をされているんですかね。 1037 ◯片山誠也委員長 前田課長。 1038 ◯前田伸行教育指導課長 この結果につきましては、令和3年度、スクールカウンセラーの配置日数を増加させていただいております。その理由としましては、やはりなかなか面談がとれない、何回か継続的にお話を聞いてほしいんだけれども、次の面談までの日数が3カ月後、4カ月後になるというような声もありましたので、回数を増やして対応させていただきました。その結果、もう学校に配置している日数分はほとんど予約が埋まっているというお話を聞いております。若干、令和3年度はコロナウイルスの関係で学校の方に訪問できない時期がありましたので、キャンセル等が出て、その後の調整がうまくいかずにちょっと日程が全部消化し切れなかったところもありますが、ほぼほぼ予約は増やした分、いっぱいになって相談に使わせていただいております。 1039 ◯片山誠也委員長 神山委員。 1040 ◯神山聡委員 相談ができる、児童・生徒、教員、保護者が対象になってくるんですけど、この数字、臨床心理的な部分の専門的な見識を必要とした相談が増えているんだというふうに理解してるんですけど、その専門的知識が必要となる相談内容というのはどういう相談が増えているかは分かりますでしょうか。 1041 ◯片山誠也委員長 前田課長。 1042 ◯前田伸行教育指導課長 相談内容の約3割程度は不登校に関する相談です。約3割、少し少なめですが、次に来るのが本人に関わる本人自身の問題に関する相談というものが二つです。それ以外につきましては、学校生活全般という相談になるんですが、主流はこの3割、3割ぐらいの6割になります。過去数年間見てましても、ここの数値に関しては、この二つについてはいつも高い数値になっております。 1043 ◯片山誠也委員長 神山委員。 1044 ◯神山聡委員 分かりました。その相談を受けて、継続して相談したい人もいると思うんですけど、解決に至ったという件数も数えているんですかね。 1045 ◯片山誠也委員長 前田課長。 1046 ◯前田伸行教育指導課長 解決に関する件数についての統計はとっておりません。 1047 ◯片山誠也委員長 神山委員。 1048 ◯神山聡委員 全体的に相談がしたい人に間に合ってないような状態であるのかなと思うんですけど、3年度は配置も増やしていただいているんですけどね、これ、中学校週1回の派遣で、小学校は月1.5回というこの数字はどういう理由でその数字になっているんですか。 1049 ◯片山誠也委員長 前田課長。 1050 ◯前田伸行教育指導課長 中学校に関しましては、市の方で月3.5回、小学校には1.5回という配置になっております。この理由といたしましては、スクールカウンセラーの配置を始めたときが各中学校区の中学校にスクールカウンセラーを配置し、各小学校に必要に応じて派遣するという形をとっておりましたので、その後、小学校での需要も高いということで、小学校の方の相談日数の方も小学校に配置し、増やすようにしている経緯がありますので、中学校の方をまず増やしながら、小学校の方も今のこの需要数に合わせながら今増加、又は様子を見ながらちょっと件数については考えているところです。 1051 ◯片山誠也委員長 神山委員。
    1052 ◯神山聡委員 分かりました。中学校は3.5回、大分増やしていただいたんですけど、小学校1.5回というのは、生徒数多いとこやったら千人いて、その保護者おったら、その倍おって、また教員もいるわけじゃないですか。ここに月に1.5回しか来てくれないというようなのが、圧倒的に足りないのかなというのはすごく思うところで、増やしていただいていることは分かるんですけど、現状の予約とか、待っていただいている方を見れば、どれぐらい増やさなあかんのかなという数字も見えてくると思うので、その辺、その予算が必要であれば、予算しっかりと求めていって、相談って、もうしただけで解消する人もおるので、なるべく相談に乗れる体制で学校の方の環境を整えてほしいと思います。以上です。 1053 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 1054 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。神山委員。 1055 ◯神山聡委員 今の相談の中でいじめに関してなんですけど、3年度のいじめ相談件数で、認定して対応した数というのを教えてもらえますか。 1056 ◯片山誠也委員長 前田課長。 1057 ◯前田伸行教育指導課長 いじめの認知件数に関しまして、昨年度は小学校でいじめ相談件数は1,359件、そのうちいじめとして認知して対応したものが588件、中学校では相談件数102件でいじめを認知し、対応したものが56件です。 1058 ◯片山誠也委員長 神山委員。 1059 ◯神山聡委員 解消率の方なんですけど、これは3カ月経過観察を行っての数値になってくると思うんですけど、例年80パー程度が、ここ数年60パー程度に下がっていたというふうなお答えが以前にあったと思うんですけど、今はそれはどれぐらいの数値になってますかね。 1060 ◯片山誠也委員長 前田課長。 1061 ◯前田伸行教育指導課長 3月末に行いました調査の結果からは、小学校では91%、中学校では95%解消しているということです。 1062 ◯片山誠也委員長 神山委員。 1063 ◯神山聡委員 ほとんどのケースに対して問題は改善、解消されているということでちょっと安心はしました。いじめに関しての重大な案件があった場合は、協議会以外に審議会を開くということになっていたと思うんですけど、その開催の報告がないというのは重大な案件がなかったという理解でいいんですかね。 1064 ◯片山誠也委員長 前田課長。 1065 ◯前田伸行教育指導課長 令和3年度につきましては、0件となっております。 1066 ◯片山誠也委員長 神山委員。 1067 ◯神山聡委員 重大であると、また重大でないという判断は誰がどこですることになるんですか。 1068 ◯片山誠也委員長 前田課長。 1069 ◯前田伸行教育指導課長 いじめに関する報告は市の市教委の方で受けております。その内容を見て精査し、重大であるかどうかを判断し、また基準としましては、生駒市いじめ防止基本方針にのっとって判断させていただき、また、さらに被害側の保護者との話合いの中で重大にするかどうかというのも慎重に話合いながら最終的に決定をしております。 1070 ◯片山誠也委員長 神山委員。 1071 ◯神山聡委員 分かりました。協議会の方が2回開催されてて、2回目の協議会が書面の開催をしたという報告があったんですけど、書面での協議会というのはどういう形式でされてるんですかね。 1072 ◯片山誠也委員長 前田課長。 1073 ◯前田伸行教育指導課長 2回目がコロナのため開催できませんでしたので、協議する内容を予定していたものにつきまして郵送させていただいて、ある一定期間を設けてその期間の間にちょっとご意見いただくようにさせていただきました。特に令和3年度は、いじめの基本方針を改定させていただきましたので、その素案を送りご意見をいただくという形をとらせていただきました。 1074 ◯片山誠也委員長 神山委員。 1075 ◯神山聡委員 分かりました。意見というところは分かるんですけど、基本方針改定をするに当たって、その意見から議論になっていくと思うんですけどね、その書面の中で議論ということもやっていたということですか。 1076 ◯片山誠也委員長 前田課長。 1077 ◯前田伸行教育指導課長 連絡協議会の方からはご意見をいただいた上で、教育委員会で協議することになっておりましたので、連絡協議会からの方は、ご意見があればいただきたいということで、新旧対照表を付け加えたものを送らせていただいてご意見を求めたところです。 1078 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 1079 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1080 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。117から118、項2、小学校費、目1、学校管理費、質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1081 ◯片山誠也委員長 では、次に118から119、目2、教育振興費、質疑等ございませんか。吉波委員。 1082 ◯吉波伸治委員 院内学級の件ですけども、ちょっと調べたら1カ月以上入院の児童で、9時から正午までやっているという、それぐらいしか分からなかったのでお聞きしたいんですけども、これは近大病院にたまたま1カ月以上入院しているお子さんがおられたら、院内学級を設置するのか、あるいは院内学級を受けたくて、入院1カ月以上かかるような児童さんは近大病院へ入院してくださいよと言って設置するのか、どういうやり方で設置されるんですか。 1083 ◯片山誠也委員長 山本課長。 1084 ◯山本英樹教育総務課長 この院内学級につきましては、近大病院さんの方に入院されている方の中で学習が必要なお子さん、今委員がおっしゃったように、1カ月以上入院される場合について開設しております。 1085 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 1086 ◯吉波伸治委員 近大院以外の病院に1カ月以上入院されるお子さんがいても、もうそれは受けられないということなんですね。その場合は近大へ入院し直すわけですか。 1087 ◯片山誠也委員長 山本課長。 1088 ◯山本英樹教育総務課長 生駒市では院内学級設置するのはもう近大病院しか今のところできませんので、近大病院でさせていただいております。委員おっしゃるように、もしどうしてもということであれば近大病院の方に行っていただかないと、院内学級は開設できないという形になっております。 1089 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 1090 ◯吉波伸治委員 今のようなこと含めて院内学級がありますよというのは知らない人も多いんじゃないかと思うんですけどね、これはちゃんと周知はしていただいていますか。 1091 ◯片山誠也委員長 山本課長。 1092 ◯山本英樹教育総務課長 特に周知は今のところはしておりません。 1093 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 1094 ◯吉波伸治委員 そしたら学校の先生が、うちの担任の児童が1カ月以上入院するとなれば、学校からその児童・生徒の親にこんなのがありますよというふうにお教えするんですかね。 1095 ◯片山誠也委員長 山本課長。 1096 ◯山本英樹教育総務課長 すいません、今、院内学級については、おっしゃっているように、学校の方もそこまで分かっているところがあるかどうか分かりません。実際に院内学級、生駒市でも他府県の病院に入院されてそこで院内学級に入られるというケースもありますし、どちらかと言えば、その病院に院内学級が設置されているという感じになっているので、その近くの学校で受け入れて、今でしたら、近大病院につきましては、小学校は南二小に在籍した形で近大病院の中にいて入院されているお子さんという形になりますので、周知というところがどこまで理解いただけているかというのは分かりかねます。 1097 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 1098 ◯吉波伸治委員 いや、こんな院内学級という制度があるんだったら、うちの子どもに受けさせたかったという、退院してから気がつくという、そういう知らなかったばかりに損をしたという、そういうことのないようにしていただきたいと思います。やっぱりこれは大事なこと、1カ月間も学びの場を失う子どもですからね、そういう子どもにもきちっとこの制度を受けさせて保障するというようにやっていただきたい思います。 1099 ◯片山誠也委員長 原井教育長。 1100 ◯原井葉子教育長 すいません。経験上と言いますか、制度的に大きな病院に1カ月以上入院される場合は、その病院からそういうお話を必ずしてくださいます。なので、生駒の子どもが橿原の県立医大に入院したときには、そこの近くの学校に転校する形で院内学級に入ってもらってということで、学力保障はまず学校と病院と保護者が相談して保障していきますので、大丈夫だと思います。 1101 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 1102 ◯吉波伸治委員 そしたら大丈夫と思っていいわけですね。分かりました。 1103 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 1104 ◯片山誠也委員長 では、他で質疑等ございますか。神山委員。 1105 ◯神山聡委員 委託料18万円が不用額で上がっているんですけど、これの理由を教えていただけますでしょうか。 1106 ◯片山誠也委員長 前田課長。 1107 ◯前田伸行教育指導課長 委託料につきましては、奈良高専との連携事業の予算となっておりましたが、令和3年度は奈良高専の方から、打合せも含めてちょっとコロナ対応をしているところで中止の申出がありましたので、中止となっております。 1108 ◯片山誠也委員長 神山委員。 1109 ◯神山聡委員 この出前授業ですよね、それの内容について教えてもらえますか。 1110 ◯片山誠也委員長 前田課長。 1111 ◯前田伸行教育指導課長 例年でしたら大体5年生ぐらいを対象にプログラミング教育に関する授業を行っていただいたことが中心となっています。また、他にも3年生対象に磁石の出前授業等も行っていただいておりました。 1112 ◯片山誠也委員長 神山委員。 1113 ◯神山聡委員 プログラミングってパソコンを使っての授業をしていってるのかなと思うんですけど、それはオンライン授業とかでは実施することができなかったということですか。 1114 ◯片山誠也委員長 前田課長。 1115 ◯前田伸行教育指導課長 それも含めた打合せからちょっともう時間がとれない、日程調整できないということをお伺いしておりましたので、オンラインに関する取組ということもちょっと打合せできてない状況でした。 1116 ◯片山誠也委員長 神山委員。 1117 ◯神山聡委員 これ、たしか2年度もコロナ禍で中止をされてたと思うんですよ。その出前授業を受けられなかった子どもに対して同じようなプログラミング授業、こういう体験を学ぶ機会が他にはあったんですかね。 1118 ◯片山誠也委員長 前田課長。 1119 ◯前田伸行教育指導課長 プログラミング学習につきましては、各学校、行っていただいていること、Scratchというソフトを使って多角形の算数の勉強を5年生で行うときに使ったり、あと6年生の充電電池の授業のところでプログラミングを使って車を動かす、信号機を動かす等の授業を、これはもう各学校で新学習指導要領に沿ってやっていただいていることですので、その辺のところの学習は行っております。 1120 ◯片山誠也委員長 神山委員。 1121 ◯神山聡委員 分かりました。この出前授業のそもそものところで、全ての生徒がこの出前授業を受けられることになっているんですかね、今の出前授業を来ていただいて、全生徒が卒業、6年生までにこの授業を受けられる、体験できるような形で今進んでいるんですかね。 1122 ◯片山誠也委員長 前田課長。 1123 ◯前田伸行教育指導課長 いえ、これは希望された学校に対して行うという形をとっておりますので、全員が体験できるというものではありません。 1124 ◯片山誠也委員長 神山委員。 1125 ◯神山聡委員 その希望されない学校というのは、どういう理由で希望されないんですか。 1126 ◯片山誠也委員長 前田課長。 1127 ◯前田伸行教育指導課長 ちょっとなかなかその日程の調整等が難しいというところがあるのかなと思います。あと、プログラミング教育はもう学校で行っていかなければいけないということになっていますので、自分たちでやるというところもあって、ちょっと日程調整の関係でだと思われます。 1128 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 1129 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございますか。梶井委員。 1130 ◯梶井憲子委員 119ページのところ、児童就学援助費でお聞きしたいんですけども、経済的な事情により、給食費、学用品費、医療費等の援助を行ったことと、新入学学用品費の入学前支給を行ったということなんですけども、これは中学校の方にも同じものが出てくるんですけど、いつ支給されるんでしょうか。 1131 ◯片山誠也委員長 山本課長。 1132 ◯山本英樹教育総務課長 新入学の支給につきましては、入学前の3月に支給させていただいております。 1133 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 1134 ◯梶井憲子委員 新入学の方が3月のいつぐらいに大体支給されるか分かりますか。 1135 ◯片山誠也委員長 山本課長。 1136 ◯山本英樹教育総務課長 その年度によって変わるかと思うんですが、中学生につきましては小学校の6年生対象になりますので、その年度に就学援助を受けておられるお子さんを対象に支給しますので、小学6年生が就学援助を受けておられる方が翌年の新入学児という形になりますので、小学校の6年生については手続き等全て対象者が分かっておりますので、3月の後半の方で支給しております。小学校につきましては、今現在幼稚園のお子さんですので、就学援助を受けられる対象の方が分かりませんので、申請が必要になります。申請が必要になりますので、2月に就学説明会がありますので、その2月の入学説明会のときに案内文書を配布させていただいております。その後、すぐに2月から受付を開始して、3月に支給するという形をとっております。 1137 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 1138 ◯梶井憲子委員 分かりました。そしたら、いずれにしても、もう3月にならないとこのお金というのは、入学準備のお金というのは支給されないということなんですけど、まだやっぱりランドセル買ったり、学校に必要な体操服とか、いろいろ購入費用にかかると思うんですけど、そういった備品購入とかの日に間に合うような日程で支給されてるんでしょうか。 1139 ◯片山誠也委員長 山本課長。 1140 ◯山本英樹教育総務課長 間に合うか間に合わないかといいますと、新入学の特に小学校の1年生のお子さんなんかでしたら、ランドセルの購入という、私も経験しましたけど、年末、早い方やったらもうお盆の辺りにおじいちゃん、おばあちゃんが購入してはったりすることもありますので、そのときには多分間に合わないと思います。ただ、その準備については、いったんは立替えていただく形にはなりますが、対象者には支給できるように、必ず支給できるように周知はさせていただいて行いたいと考えております。 1141 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 1142 ◯梶井憲子委員 これを3月よりも早くに支給していただくというのは、そういう手続きをちょっと早めたりとかということはできないんでしょうか。 1143 ◯片山誠也委員長 山本課長。 1144 ◯山本英樹教育総務課長 先ほど言いましたように、周知をする、確実に、特に小学校の新入1年生の方に周知をするのが一番、今入学説明会はほぼ皆来てくれはりますので、そのときにチラシという形で手渡しできるということを考えると、今の時期が一番確実にお知らせできるのかなと考えておりますが、今後、他市の状況も含めながら研究していって、その時期というのは考えていきたいと思います。 1145 ◯片山誠也委員長 梶井委員。
    1146 ◯梶井憲子委員 こういう制度がありますということ自体を、特にまだ入学されてない方なんか全く知らない方が多いかなと思いますので、こういう制度がありますということを早めに周知していただいて、そういう心積もりで動いていただいたら保護者の方も少しでも助かるかなと思いますので、お願いしておきます。 1147 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 1148 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。神山委員。 1149 ◯神山聡委員 負担金補助及び交付金のところに全国大会等出場補助金というのがあるんですけど、この中に生駒こどもチャレンジ補助事業というのが含まれるということでいいんですかね。 1150 ◯片山誠也委員長 山本課長。 1151 ◯山本英樹教育総務課長 そのとおりです。 1152 ◯片山誠也委員長 神山委員。 1153 ◯神山聡委員 教育委員会の報告書の方でロボットコンテストに1校が参加したという報告があって、アクションプランでは毎年2校やっていきますと、まち・ひと・しごとの方では3年度にチャレンジ補助事業5回やりますという目標があったんですね。この目標自体は、やっぱり達成できていないということでいいんですかね。 1154 ◯片山誠也委員長 前田課長。 1155 ◯前田伸行教育指導課長 チャレンジにつきましては2校ということで当初は考えておりましたが、何校か相談はあったのですが、結局大会の方がコロナで中止になったということで出場できなかったということで、結果1校だけの参加となっておりますので、達成したかどうかといいますと、一応事業としては計画を進めたということで考えさせていただきました。 1156 ◯片山誠也委員長 神山委員。 1157 ◯神山聡委員 5回の目標というのもあったんですね。その評価報告書の評価の方も達成できているA評価ということになっているんですけど、これってA評価でいいのかなというふうに思ってしまったんですけど、その辺はどのように考えているんですかね。 1158 ◯片山誠也委員長 前田課長。 1159 ◯前田伸行教育指導課長 Aにするかどうかというところも含めまして、ちょっといろいろ考えてたところではあったんですけれども、コロナがなければできたのではないかということで、Aとさせていただいたところです。 1160 ◯片山誠也委員長 神山委員。 1161 ◯神山聡委員 一応目標を達成して初めてA評価やと思うのでね、そこは達成できてないという事実はちゃんと認識しておいてもらいたいなと思います。このチャレンジ補助事業は自分の肯定感を高めるという目的を持ってやってるんですね。あとまち・ひと・しごとの方の達成すべき数値目標の中に、自分のいいところがあると思う児童・生徒の割合を増やすというこの目標も持っているんですね。多分そこにすごく寄与していくような事業なのかなというふうにも思えるんです。そう考えた場合に、甘い評価をしていいのかというところが気になったので、その辺は現実をちゃんと捉まえてしっかりと厳しい評価をして次の目標に向かって課題は何なのかというところを持って進めていっていただきたいというふうに思います。以上です。 1162 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 1163 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1164 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。119ページ、目3、小学校施設整備費、質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1165 ◯片山誠也委員長 では、次に119から120ページ、項3、中学校費、目1、学校管理費、質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1166 ◯片山誠也委員長 では、次に、120から121ページ、目2、教育振興費、質疑等ございませんか。吉波委員。 1167 ◯吉波伸治委員 施設の成果等の1番に、地域部活動指導員を三つの中学校で配置しましたというふうになっておりますが、これはどういう成果があった、効果があったということは検証されておられますか。 1168 ◯片山誠也委員長 前田課長。 1169 ◯前田伸行教育指導課長 地域部活動につきましては、これはスポーツ庁と文化庁の方からの事業の方をこちらの方でモデル事業として受けて行っております。成果の方は報告させていただいておりますが、昨年度の実績から言いますと、生徒の方からは、専門的な指導員に来ていただいて指導してもらえたことがすごいよかったという評価は受けております。先生方もそう思われているのですが、一方で働き方改革という面で見ますと、先生方は、結局ところは1回もお休みすることなく、全てその日は出勤されております。やはり子どもたちのことを自分たちが見てないところというのはすごく心配であるということで、いずれも出席されていたので、そこのところはやはり安心して休んでいただけるようにするにはどうしたらいいのかということは、これから我々も考えていかなければいけないと、課題として思っております。 1170 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 1171 ◯吉波伸治委員 そうですね、今言われたように、自分たちがいないところで子どもたちはどうしているかというのは、これが教師にとって一番心配なんですよ。教育というのは分業できないんですよ。教員同士は分業していいですよ。だけども、これは外部の人にやってもらう、これは教員でやるという、それはやってはいけないことなんです。自分の、教師のいないところで生徒がどういう考え方をしてるのか、どういう活動をしているのか、どういうことを悩みを持っているのかいう、それが教師にとって一番心配なんですよ。だから、この外部の部活動指導員、この制度は教育を破壊する制度だと思います。だから、その辺をこれから検証していただいて、これも決まったことですよね、文科省が言うてる。 1172 ◯片山誠也委員長 意見を言うのではなくて、質疑をしてください。 1173 ◯吉波伸治委員 分かりました。だからもう最後、検証していただいて、十分検証していただいて、効果的な運用をお願いします。 1174 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 1175 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。山田委員。 1176 ◯山田耕三委員 2番目にあります、前から行われています中学校の部活動の指導員の設置ということであるんですけども、8校の23名ということで、主にどのような部活動の先生方になっているんでしょうか。 1177 ◯片山誠也委員長 前田課長。 1178 ◯前田伸行教育指導課長 各学校、大体2部活動ずつぐらいの活動で指導員にお願いしているところですが、部活動の内容としましては、卓球部、ソフトテニス部、柔道部、野球部、吹奏楽部、バレー部、いろいろですね。全部を読み上げますと、バレー部、女子ソフトボール部、柔道部、あと茶道部、造形部、サッカー部、剣道部など、水泳部も入っています。そのようになっております。 1179 ◯片山誠也委員長 山田委員。 1180 ◯山田耕三委員 8校で多分部活動が23人の先生方、これは兼任されているということでよろしいんですかね。例えば、A校とB校、週2回ずつ行ってはるとか。 1181 ◯片山誠也委員長 前田課長。 1182 ◯前田伸行教育指導課長 いえ、もう全て、延べ人数ではなく23名の方がいらっしゃいます。それぞれがそれぞれの学校の部活を見ております。 1183 ◯片山誠也委員長 山田委員。 1184 ◯山田耕三委員 分かりました。ということは、その先生方は他の学校に教えたに行ったりとかはしないということで分かりました。でも、部活動自身が多分23以上あると思うんですけど、それ以外の先生方の配置とかは、市は考えられてはおられるんでしょうか。 1185 ◯片山誠也委員長 前田課長。 1186 ◯前田伸行教育指導課長 今のところはこの数ぐらいでいけると判断して、今この数で予算をとらせていただいております。 1187 ◯片山誠也委員長 山田委員。 1188 ◯山田耕三委員 将来的にスポーツ庁と文化庁が共同で地域の部活動の指導員を配置しなさいというので、将来的に本市だけじゃなくて、他の市町村もしないといけないと思うんですけども、そういった形に多分移行していかないといけないと思うんですよね。専門的な知識をお持ちの方に、やっぱり専門的な技術を子どもたちが習得していただけるというような状況に持っていかないといけないんですけども、そういった将来的な展望とか、お持ちでしょうか。 1189 ◯片山誠也委員長 前田課長。 1190 ◯前田伸行教育指導課長 昨年度はモデル授業も受けて、いろいろ考えさせていただいておりますが、やはり市内で今考えているのは、指導員に関しましては、やはり今の土日行っている部活動からいきますと、約200名の指導員が要ると考えております。ですので、地域の中から探すというよりもやはりもし運営していくのであれば、まずは学校の先生方に指導員になっていただいてという形をとらざるを得ないのかなというふうに考えております。 1191 ◯片山誠也委員長 山田委員。 1192 ◯山田耕三委員 本当に学校の先生に兼任させるしか方法がないというふうに、今お話でとれたんですけどね、これ私の個人的な意見なんですけども、やはりその部活動、例えばスポーツ一つとっても、専門的な技術をお持ちの方がやっぱり指導するのと、本当に担当になられた先生方が必死になって一から自分が技術を確認しながらやるのとでは、もう全く児童・生徒の部活動での技術的な部分というのは相当差が出てくると思うんですよね。民間のスポーツ、例えば武道であっても、毎日練習するいうことはないですよね、週に2日程度、週3日程度でも相当な効果が上がると、これはもう科学的に立証されていると思うんですよね。ということは、もう少しその先生の働き方改革からいったら、先生自身にこの部活動の指導員になっていかざるを得ないという考え方よりももう少しちょっと広く日数を減らすとかいう形も持っていきながらというのは、そういうのはできないんでしょうかね。 1193 ◯片山誠也委員長 奥田部長。 1194 ◯奥田吉伸教育こども部長 ありがとうございます。この問題、需要と供給の問題が非常に出てくるというところでございます。地域部活動の地域移行ということが令和7年、国が申しております、文科省、文化庁というところです。やはり担い手というところで、どんな団体があるかと言うと、今現在は文化部分については、リトルパインさん、それから運動部の方については、体育協会さんというところに委託をさせていただいております。専門的な、いわゆるプロという形の方が学生にすれば、指導者というふうになってくると思っております。そういった方々が、そういった団体がまた市内で多くあるかと言うと、今現在はそんなたくさんないと。国はそういった団体に委託をしていきなさいという指針を出しております。しかしながら、この団体の育成というものが、市としてどうやったらやっていけるかというものも側面的には出てきます。ですので、先ほど、前田課長の方から申し上げさせてもらいました、学校の先生方を活用しながらというのも一つの視野に入れながら、こういった事業を進めていかなければならないという考えに今立っております。当然ながら、担っていただける団体が多くあれば、それに越したことはございません。例えばクラブチーム、そういったところがいろんな学校に出向いていただくということの方法もあるかもしれません。こういった中でこのモデル事業を国から受けさせていただいておりますけれども、課題については報告をしております。非常に人数も多く要ると、また逆に負担もあるのではないかということも申し上げているところでございますので、この辺は国、県を通じて、国の方にも要望しながら、どういった形を進められるかというものをやはりつくり上げていかなければならないというふうに思っております。 1195 ◯片山誠也委員長 山田委員。 1196 ◯山田耕三委員 正に私、申し上げたかったのは、この1で推進事業という形で、やはりこちらの方からも検証した結果、先生方の数をそろえることはもう本当に不可能に近い。もうこの文化庁とスポーツ庁からのお話、これ相当、各市町村大変だと思うんですよね。ですので、しっかりと要望を上げながらやっていってもらいたいと思っております。以上です。 1197 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 1198 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1199 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。121ページ、目3、中学校施設整備費、質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 1200 ◯片山誠也委員長 では、次に121から123ページ、項4、幼稚園費、目1、幼稚園費、質疑等ございますか。梶井委員。 1201 ◯梶井憲子委員 施策の成果の4番の預かり保育についてお聞きします。預かり保育、いろいろありましたけど、始まりまして、保護者の方の声と言うか、利用者の声の反応というのは聞いておられますでしょうか。 1202 ◯片山誠也委員長 坂谷次長。 1203 ◯坂谷操教育こども部次長 令和3年度から1時間150円を基準とした現行の金額で始めさせていただいております。さらに夏休みにつきましては、全部の公立園で夏休み預かり保育も実施をさせていただきました。特に、令和3年の夏休みはコロナ禍での夏休みで旅行や帰省もできずに、また保護者の方のテレワークも定着をして、おうちの中でなかなか遊ぶことができないという状況で、大変たくさんの幼稚園児の方が預かり保育をご利用いただきました。保護者の方は就労しているのでとても助かっている。また、長い夏休み、より子育てがしやすくなった。水遊びなど大規模な遊びも幼稚園ですることができてとても楽しかったというふうな評価をいただいております。 1204 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 1205 ◯梶井憲子委員 内容は本当にいいと思うんですけど、その料金とか時間の形態と言いますか、そういったものについての要望とか、そういった声は特にないでしょうか。 1206 ◯片山誠也委員長 坂谷次長。 1207 ◯坂谷操教育こども部次長 特にございません。毎年度末に幼稚園は保護者の方に園評価のアンケートをいただいておりまして、その中で預かり保育の項目も設けさせていただいておりますけれども、大変好評の評価をいただいております。 1208 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 1209 ◯梶井憲子委員 本当にいろいろみんなで長い間、話をして、行政の方とも話しして、落ち着いたところで、皆さん喜んでいただけたのなら本当によかったと思います。 1210 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 1211 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1212 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。少し飛びます、129ページの項5、社会教育費、目4、人権教育推進費、質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 1213 ◯片山誠也委員長 では、次に132から133ページ、項6、保健体育費、目1、保健体育総務費、質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1214 ◯片山誠也委員長 では、134から135ページ、目3、学校給食センター運営費、質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1215 ◯片山誠也委員長 では、最後に、目4、学校給食材料費、質疑等ございませんか。塩見委員。 1216 ◯塩見牧子委員 先ほど保育園の方で、年度途中で燃料費の高騰等で食材費が足りなくなったというような話もあったんですけれども、学校給食に関しては、不用額もちょっとは出ているので、何とかいけたのかなとは思うんですけれども、やはり同じように、ガソリンの高騰で輸送コストも上がりというようなところで食材の仕入れに関しては何か影響があったのか、なかったのか、いかがでしょうか。 1217 ◯片山誠也委員長 古林給食センター所長。 1218 ◯古林像一学校給食センター所長 それは令和3年度のお話ですか。令和3年度につきましては、特にお声は聞いておりませんでした。以上です。 1219 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 1220 ◯塩見牧子委員 令和3年度においては、特に上がってはこなかったと。先般、あれは給食費の無償化というような話の流れの中で、どちらかと言うと、これから材料費が上がってきて、給食がちょっと貧相になっていくんじゃないかというような心配もあったんですけど、その後、いけそうですか。このまま年度末まで、給食費、値上げとか必要はないでしょうか。 1221 ◯片山誠也委員長 奥田部長。 1222 ◯奥田吉伸教育こども部長 今4年度のお話ということでお答えさせていただきたいと思います。3年度につきましては、喫食数、少なかったというところもございまして、まず発注の仕方としまして、年間の使用料というのを予測いたしております。ですので、例えばお肉、1年間に使う量ということで年間契約の方をまずさせていただいているので、安価で収まっているということです。それから、いわゆる年度途中にその値段が上がったとしても、当初の値段でいっていただいているということです。これは4年度についても同じような状況になっております。しかしながら、この10月以降にかなりの品目、値上げがあるということでございます。発注につきましては、1カ月、2カ月前から実施をしているわけでございまして、昨年も補償、補填させていただいた部分というのは既に発注をしているという部分がございましたので、業者さんに対して補償、補填という部分でその8割ということで、お話合いの中でお支払いをさせていただいたということでございます。今年度に関しまして、いろんな品目が値上がりをするということでございます。やはりこの今の状況の予算の中で質と量を確保するということは非常に難しいというふうに考えております。まだ発注、10月以降の発注というものは、明確に数字は出ておりませんが、この辺はこの前も成田議員さんのお話の中でお答えをさせていただいておりますけれども、まず予算に関しましては、転入があったということで、何名かの、いわゆる予備という形はありませんが、転入を見越した予算の組み方をいたしております。ですので、その残の予算については活用させていただきたいと思っております。なおかつ、それでも高騰によりまして、質と量が確保できないということであれば、補正予算ということも視野に入れながらということも前回も申し上げさせていただいたところです。これについては、どういった形で反映していくかということも見守りながら慎重に進めていきたいと思っております。必要であれば、必要なときにこの予算の要求もさせていただきながら、安全、安心でおいしい給食の提供、質と量の確保という部分を考えながら進めていきたいと考えております。 1223 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 1224 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1225 ◯片山誠也委員長 では、目ごとの質疑を終結しまして、教育こども部の所管に係る各決算関係書類を含めた総括的な質疑を行います。  質疑等ございませんか。神山委員。 1226 ◯神山聡委員 決算でちょっと確認しておきたいと思って、学校の門扉の取替えって補正予算で上がったんですけど、3年度はどこかの学校で門扉の交換というのをやったんですかね。 1227 ◯片山誠也委員長 山本課長。 1228 ◯山本英樹教育総務課長 真弓小学校と緑ヶ丘中学校、あと1校、桜ヶ丘小学校です。以上です。
    1229 ◯片山誠也委員長 神山委員。 1230 ◯神山聡委員 先ほど塩見委員から指摘があった、ひがし保育園の雨漏りについて、継ぎはぎで何度かやりながら工事を根本的には直さずにしているということを聞いてちょっと心配になったとこなんですけど、本来早く子どもたちの安全を確保するという意味合いで、工事って最優先で進めていくものだと僕は思うんですね。そういったことを考えたら、計画的に予算として当初で上げて、いつまでに終わるんだということを考えてやっていくものだと思うんですよ、この雨漏りにしたって、門扉のことにしてもね。そういう計画を持っては進めていないんですかね。 1231 ◯片山誠也委員長 山本課長。 1232 ◯山本英樹教育総務課長 もちろん、今後ファシリティマネジメントの関係にも出てくるんですけど、学校の長寿命化ということは考えていかないといけないと思っております。それとプラスアルファ、もちろん安全が一番大事だと私ども考えておりますので、先ほどお答えさせてもらった門扉についても、学校の実状に合わしながら安全を確保する工事というのは最優先に考えていかないといけないと考えております。雨漏りについても、分かっているところはできるだけ予算要求しながら、雨漏りにつきましては、今先ほど部長も答弁させていただいたように、最近の突然の豪雨で急に雨が漏ってきたとかということがありますので、そういうことも含めて、そういうイレギュラーなところについては早急に予算を確保しながらやっていきたいと考えております。 1233 ◯片山誠也委員長 神山委員。 1234 ◯神山聡委員 雨漏りは根本的に直さなあかんと、継ぎはぎでいいのかという話なんですよ。予算が余ったらやるとか、危なくなったからやるとか、そういう形で進めるものではないと思うんです。やっぱり最優先で進めていかなあかんと。安全な教育環境をつくっていくというのはものの大前提であって当たり前の話なのでね。そうは言っても、教育の中の枠の予算の中でいろいろやりくりしながら、長寿命化もやらはるやろうし、突発的な修繕もあるやろうというようなことも分かるから、増額の要求をするというようなちゅうちょもしてはるのかなというふうには思うんですよ。ただ、やっぱり子どもが危ないという状況が分かっているというところで、目の前にそういった危険がある状態で置いているということに対して、これ、市長に聞きたいんですけど、積極的に予算を要求していくということに関してはどのように思っていらっしゃるんですかね。 1235 ◯片山誠也委員長 小紫市長。 1236 ◯小紫雅史市長 ちょっとこれ総括かどうか私、よく分かってないんですけど、いずれにせよ、先ほどから答弁しておりますように、雨漏りとか、もう分かってたら、それは当初予算から組んでいくべき話だと思います。ただ、本当にすごい雨が降って、今まで大丈夫だったけど、えらい雨降ったら雨漏り分かりましたみたいなときは、それは当然当初予算と言うか、逆に速やかにやるということで、補正だったりとか、そういう対応にするというのもそれはもう答弁しているとおりです。なので、当然9月の段階で決算の剰余金が出たりとかいうのは毎年一定ありますので、それを使って公共施設等の修繕をしていくというようなことはこれからもありますので、この9月の補正でそういうものをやるというのは、これは当然やります。それを全部当初でやるということはしません。ただ、やっぱり本当に危ないと、これはもう当初予算の段階で何かちょっといろいろ問題があるのに、9月補正あるからちょっとそっちまで半年待ってくれよというようなことは、それはもちろん程度問題はあるんですけれども、緊急性が高いものは当初に入れると。比較的もうあと1年待つか2年待つかやけど、やっぱりその中であったら、優先順位が高いというようなものは、じゃあ、その9月補正で行こうかとか、そこは当然今までもそうしていますけれども、本当に問題があるというものは当初予算で対応していくと、これは当然のことだと思いますので、それはご理解ください。 1237 ◯片山誠也委員長 神山委員。 1238 ◯神山聡委員 前向きな回答をいただいていると思うんです。その門扉に関しては、裏門の状態が分からなかったとかというそういうことはやっぱり担当の方が反省せなあかんというところもあって、ある程度幾らかかるのかってしっかり試算した上で、これが危険だということに関しては積極的に、ちゅうちょする必要ないと思うんですよ。それはもう本当に予算、取りにいっていただきたいというふうに思います。以上です。 1239 ◯片山誠也委員長 山本課長。 1240 ◯山本英樹教育総務課長 すいません、先ほど校門のところで、あすか野小学校が抜けてましたので、あすか野小学校、もう1校ありましたので、すいません、追加でお願いします。 1241 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 1242 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、一括して分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。加藤委員。 1243 ◯片山誠也委員長 加藤委員。 1244 ◯加藤裕美委員 121ページの、ごめんなさい、くどくて。中学校設備事業費で、こちらトイレ改修などすごくどんどんきれいにしていただいて有り難いんですが、プールのシャワーの壁がちょっと規定外と聞いていまして、直さなかった理由とかありますでしょうか。3年度。 1245 ◯片山誠也委員長 どこの学校のプールですか。 1246 ◯加藤裕美委員 緑中のプールを規定外って、プールのシャワーが規定外と聞いていまして、何回かプールがされるか分からないかなと思うんですけど、その点はこの年にはまだどういった状況だったんでしょうか。 1247 ◯片山誠也委員長 山本課長。 1248 ◯山本英樹教育総務課長 令和3年度ではプールの授業をやっていませんでしたので、プールのところはちょっとうち、見てませんでした。 1249 ◯片山誠也委員長 加藤委員。 1250 ◯加藤裕美委員 ただ、それは分かったんですけども、令和3年度のうちに直しておいてもらったら、令和4年度のプールには、プールはするか分からなかったので。 1251 ◯片山誠也委員長 決算と絡めてもらえますか。これ、緑中、出てるけど、トイレなので。 1252 ◯加藤裕美委員 プールのトイレなんですよ。(発言する者あり)プールのシャワー。 1253 ◯片山誠也委員長 それは決算に絡んでないので。 1254 ◯加藤裕美委員 絡んでないんですけど、この規定内に入れてもらいたかったなということなんですけど。 1255 ◯片山誠也委員長 入れてもらいたかっても、それは言う場ではないので。 1256 ◯加藤裕美委員 もう全然いいんですけどね、今後、ちょっと要望もありますので、この3年度に入れるのは分からなかったかと思うんですけど、ちょっと。(発言する者あり)そうですね、担当課だけではちょっと予算がなかなか取りづらいかなと思いまして、ちょっと担当課さんにも何度かご連絡もさせてはもらったんですけども、ちょっとこの要望は結構聞いてまして、なかなかちょっと修理ができるか分からないというのも聞いていますので、ちょっと是非前向きに次、改修をお願いしたいなと思います。 1257 ◯片山誠也委員長 山本副市長。 1258 ◯山本昇副市長 先ほど来ちょっといろいろ施設の改修の話もいろいろ出てましてなんですけど、今のお話のような形の関係で、だからその決算委員会とか議会とか委員会の中で要望を、各それぞれの施設に対しての要望というのをされますと、やっぱり職員からしたら、その要望というのは議員さんからの要望ですから、聞かなあかんのかなと思ってしまうんですけども、やはりその全体的に見て、その施設の改修というのがまずやっぱり優先されるかどうかというようなこととかも判断しながら進めていくと思いますので、その聞かれた情報は情報として、担当課の方に速やかにお話しいただいたら結構かと思うんですけれども、だからその直すか、直さないかというのはそれはやはりその市側の執行側の方の判断でやっぱり公平な判断をしながら、先ほど来ちょっと話あったように、生徒たちの安全とか安心に関わるものなのかどうかという判断もしながら判断をしていきたいというふうに思っております。 1259 ◯片山誠也委員長 加藤委員。 1260 ◯加藤裕美委員 分かりました。個々にお願いして、適宜対応してもらうということも多々ありますので、ちょっとやはりお金もかかる問題なのかなと思いまして、ちょっとこの場を介して言わせていただきました。申し訳ございません。 1261 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1262 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ないようでございますので、以上で議案第62号の教育子ども部所管に係る質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。              午後5時13分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後5時30分 再開 1263 ◯片山誠也委員長 休憩を解いて委員会を再開いたします。  最後に、生涯学習部の所管について審査いたします。  議案第62号、令和3年度生駒市一般会計決算の認定についての生涯学習部所管分を議題といたします。  決算書に基づき、部長から費目順に説明を受けます。八重生涯学習部長、着座でどうぞ。 1264 ◯八重史子生涯学習部長 それでは、生涯学習部所管の分、どうぞよろしくお願い申し上げます。着座で説明させていただきます。  それでは、決算書の123ページをお願いいたします。  123ページ下段から124ページにかけましての款8、教育費、項5、社会教育費、目1、社会教育総務費でございます。この費目は、社会教育、生涯学習の推進等に要した経費でございます。主な事業といたしましては、社会教育委員会議の運営や、生涯学習推進体制を整備するための関係団体の支援、学びと交流の社会見学及びいこま寿大学等の事業を行いました。  次に、124ページ下段から125ページにかけましての、目2、生涯学習施設費でございます。この費目につきましては、生涯学習施設の整備や指定管理者による管理運営に要した経費でございます。主な施設の整備事業といたしまして、たけまるホール大ホールの屋上防水部分の改修工事を実施いたしました。また、新型コロナウイルス感染拡大を受け、感染防止対策用備品の購入やたけまるホールほか3施設の大ホールへのライブ配信用機器の設置、5施設の貸室内におけるWi-Fiの整備をしたほか、施設の利用自粛等により停滞した市民の文化芸術活動の再開を支援するため、引き続き市内団体の施設利用料金の2分の1減免を行いました。  なお、節12の委託料におきまして1,400万円余りの不用額が生じておりますが、南コミュニティセンターの防火シャッターの被害防止装置取付け業務に伴う入札執行残が約680万円、減免による追加委託料の不用額が約230万円、コミュニティセンター、文化ホール管理業務に係る不用額が375万円生じたことが主な理由でございます。  次に、決算書125ページ下段から129ページ上段にかけましての目3、図書館費でございます。この費目は、図書館5館の運営及び市史編さんに係る経費でございます。昨年度もコロナ禍のため、図書貸出しやイベントに影響がございましたが、インターネットを活用した功績が認められ、ビブリオバトルオブザイヤー2021の大賞を受賞することができました。また、知的障がい者のための読書支援ボランティア養成講座を開催し、新しいサービスにも取り組みました。  128ページ下段の市史編さん事業におきましては、編さん事業の初年度として編さん委員会を設置し、基本方針、事業計画を策定いたしました。五つの分科会では執筆に必要な調査、研究が始まりました。また、市民の皆さんとともに郷土史を学び、理解を深めていただく機会として、講演会を開催し、ニューズレターの発刊なども行いました。  次に、一つ飛びまして、129ページ中段から130ページにかけましての目5、青少年健全育成費でございます。この費目は、成人式の開催や青少年健全育成活動事業等に要した経費でございます。今年の成人式は、たけまるホール1会場で、午前、午後の二部制による分散開催とし968人の参加がございました。また、子ども・若者総合相談窓口、ユースネットいこまでは、年間961件、実人数では94人の方に相談支援を行いました。生駒サマーセミナーにつきましては、引き続きオンライン配信により、17講座を開催いたしました。  次に、130ページ下段から131ページにかけましての目6、文化振興費でございます。この費目では、市民文化祭を始め、市民の創作文化活動の発表に向けた事業の開催及び市内の文化芸術振興団体への支援を行いました。また、市制50周年記念事業として、市民みんなで創る音楽祭及び市民吹奏楽団による演奏会を開催し、コロナ禍にあって多くの市民の方に生の音楽に触れる機会を提供することができました。  続きまして、131ページ下段から132ページにかけましての目7、文化財保護費でございます。この費目は、生駒の歴史、文化の普及、文化財の調査、保護や、生駒ふるさとミュージアムの維持管理に係る経費でございます。これまでの調査の成果として、古文書調査報告書第5巻を発刊したほか、小学6年生の児童を対象に社会科副読本として、生駒歴史読本を配布いたしました。ふるさとミュージアムにおきましては、50年を振り返る写真展示を中心とした市制50周年記念展及び本堂が重要文化財に指定されている長福寺展を開催するほか、歴史講座や講演会、小学校への出前授業などを通して、本市の歴史文化の発信に取り組みました。  次に、132ページ中段から133ページにかけましての項6、保健体育費、目1、保健体育総務費でございます。この費目は、スポーツ推進審議会の運営や、スポーツ推進委員の活動及び市民を対象としたスポーツ振興に係る経費でございます。東京2020オリンピック・パラリンピックの開催を記念してオリンピックメダリスト、松田丈志氏による講演会の開催や聖火リレーを実施いたしました。また、コロナ禍において多くの事業が中止となりましたが、できる限りの感染防止対策を講じて、障がい者のスポーツ活動支援事業や生駒マラソンチャンピオンシップ、生駒スポーツの日などを開催いたしました。  最後に、133ページ中段から134ページにかけましての、目2、体育施設費でございます。この費目は体育施設の指定管理による管理運営及び施設の整備に係る経費でございます。主な整備事業といたしまして生駒山麓公園テニスコートの人工芝張り替え工事や、滝寺S.C.体育館のバスケットゴール、窓ガラス等の非構造部材改修工事を実施いたしました。なお、節12の委託料において、新型コロナウイルス感染拡大防止対策による夏季市民プールの中止等による指定管理料の減額により21,372,865円の不用額が、また節14の工事請負費においては、滝寺S.C.体育館改修工事等の入札執行残により1,955万3,834円の不用額となっております。  以上でございます。どうぞよろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 1265 ◯片山誠也委員長 これより分科会委員による質疑に入ります。  まず、歳入について質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1266 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、これにて歳入における分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、配布しております一般会計決算所管別一覧表、生涯学習部所管分の順に従い、歳出についての質疑に移ります。  まず、決算書123ページから124ページ、款8、教育費、項5、社会教育費、目1、社会教育総務費について質疑等ございませんか。梶井委員。 1267 ◯梶井憲子委員 124ページの施策の成果のところで、生涯学習振興事業費の4番、学びと交流の社会見学についてお聞きします。地域の魅力の再発見、新たな活動のきっかけづくりということで実施されているんですけども、このフィールドワーク3回というのはどこへ行かれたんでしょうか。 1268 ◯片山誠也委員長 清水生涯学習課長。 1269 ◯清水紀子生涯学習課長 学びと交流の社会見学の昨年度のフィールドワークの場所でございますが、まず1回目が高山地区を訪問いたしまして、高山こもれび市の活動の紹介をいただいたり、またガラス工房を見学したり、そして木工作家の方の手ほどきを受けて、実際にカッティングボードの作成などをいたしました。2回目につきましては、図書館本館の方に行きまして、司書の職員さんに案内をしてもらって、閉架書庫などふだん見られないバックヤードを見学いたしまして、そのほか図書館事業に関わっていただいている市民の方の団体の方の活動のご紹介などもいただきました。3回目は萩の台の方に伺いまして、旧乙田と言われる地区の方から歩きまして、昔の地図と今の地図を見比べながら、これは都市計画課の方の協力ももらってさせてもらいましたけれども、地名の由来でありますとか、住宅地の開発のときのエピソードでありますとか、そういったことも聞きながら見学をいたしまして、ちょうどこみすてなどもしておられましたので、そちらの地域の活動の紹介なども受けることができました。以上でございます。 1270 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 1271 ◯梶井憲子委員 これ、行かれたのは、たしかバスか何かで移動されたんでしょうか。 1272 ◯片山誠也委員長 清水課長。 1273 ◯清水紀子生涯学習課長 1回目の高山にお伺いしましたときはお車で行かれる方もありましたし、お車でない方は市役所の方からバスを出しましたので、そちらの方のご利用をいただきました。 1274 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 1275 ◯梶井憲子委員 これ、参加されて、目的が新たな、すいません、地域の魅力の再発見、そして新たな活動のきっかけづくりとされているんですけども、この参加された方がその後、何か活動のきっかけになって発展したとか、そういった成果というのはあったんでしょうか。 1276 ◯片山誠也委員長 清水課長。 1277 ◯清水紀子生涯学習課長 それぞれの地域ですとか、先ほど図書館ということを申し上げましたけれども、やはり活動いただいている団体の方からの直接ご紹介などいただいて、実際、例えば高山こもれび市の活動に参加したいということで、実際そういったふうに入られたということをお声聞いている方もいらっしゃいます。それ以外にもアンケートを見せていただいてますと、図書館のときもそうでしたけれども、やはりそういった活動に非常に関心を持ったということで、実際その方がそういった団体さんにアプローチされたかどうかまではちょっとすいません、確認できてないですけれども、非常に参加された方というのは、何かそういった潜在的に活動に対しての意欲と言いますか、そういったことをお持ちの方もかなりいらっしゃるという印象を持っております。 1278 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 1279 ◯梶井憲子委員 せっかくこういう目的持ってやった社会見学ですので、それで行って終わりにならないように今後の活動につながっていただきたいなと思うんですけど、この社会見学を令和3年度実施されて、市としては、評価はどうなんでしょうか。 1280 ◯片山誠也委員長 清水課長。 1281 ◯清水紀子生涯学習課長 今ちょっとすいません、図書館の館長の方から話、あったんですが、先ほど図書館の見学をさせてもらった後に3名の方が団体の方の活動につながれたということを今ちょっと補足させていただきます。そういったことですとか、あるいは、やはり生駒の魅力の再発見というようなことも目的に掲げておりましたので、やっぱりそれもアンケートの方を拝見しておりますと、意外と近くに住んでいても知らないことがやっぱりあるとか、最近引っ越してこられた方ですと、やっぱり生駒のことを知ることができたとか、そういったことで結構参加の動機も、生駒のことをもっと知りたいからということでの参加の方がとても割合が多かったです。そういったことも含めますと、一定目的には沿った事業ができたのかなとは思っております。それ以外にも参加者の方同士で新たな行き先を考えましょうという企画会議もさせてもらったんですが、そういったことも今年度の実際の事業にもつながったりという部分もございますので、そういった市民の方から新たに企画いただいた活動ということ、そういったことも含めますと、一定、成果もあったかなというふうには考えております。 1282 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 1283 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1284 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。124から125ページ、目2、生涯学習施設費、質疑等ございませんか。神山委員。 1285 ◯神山聡委員 125ページの施設の利用状況があるんですけど、3年度に減免を行っていると思うんですけれども、その減免によって利用状況の改善というのはできたんですかね。 1286 ◯片山誠也委員長 清水課長。 1287 ◯清水紀子生涯学習課長 利用料金の減免につきましては、令和2年9月から継続して、3年度も丸1年実施をさせていただきました。利用の状況につきましては、例えば利用件数や利用人数、利用料金といったそういった3項目から見ることができるんですけれども、いずれの項目も令和2年度と比べますと増加をしておりますので、一定利用の改善が進んでいるかなというふうには思っております。 1288 ◯片山誠也委員長 神山委員。 1289 ◯神山聡委員 利用回数の方はある程度増えるのかなと思うんですけど、人数的にはどうですかね、見込んでたぐらいは回復しているんですか。 1290 ◯片山誠也委員長 清水課長。 1291 ◯清水紀子生涯学習課長 減免の予算を積算させていただきますときには、コロナ前の令和元年度の利用料金から何%まで回復するかということで積算などをしておりました。それでいきますと、前半4月から9月が8割、10月から3月が9割といったようなことで積算をしておりまして、最終的には、これは利用料金ベースにはなりますけれども、87.4%、3年度でしておりますので、ほぼ見込みには近いことかなと思っております。後もう1点、人数のことなんですけれども、利用人数については、依然としてそこまでの回復には至っておりません。令和2年度が41.7%でして、3年度が60.1%ということですので、人数については恐らくやはりまだ感染不安でありますとか、また要自粛ということで例えば活動される方がまたちょっと完全には戻っていらっしゃらないとか、また大ホールの催事への入場者数も利用人数に入りますので、やはりイベントが少なかったり、また2分の1定員で行ったり、そういったことがやっぱりございますので、そういった点での利用人数の回復がちょっとまだ戻り切っていないということかなというふうに思っております。 1292 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 1293 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。梶井委員。 1294 ◯梶井憲子委員 生涯学習施設管理費の中の4番です。ライブ配信機器を設置したということなんですけども、たけまるホール、南北のコミュニティセンター、後もう一つ下の文化ホールにもつけられたということで、事務事業評価シートの52ページにもあるんですけど、ここからお聞きしたいと思います。この利用の実績と言うか、令和3年度のどんなふうに使われたかというのは、3番、一番下の事業の評価のところでおおむね書かれているんですけども、実際の実績と言うか、件数的にはどれくらい活用されたんでしょうか。 1295 ◯片山誠也委員長 井川生涯学習課課長補佐。 1296 ◯井川啓一郎生涯学習課課長補佐 昨年の令和3年11月までにこの整備を完了しておるんですけども、それ以降の現在までの利用件数でいきますと、全体で合わせて4件となっております。 1297 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 1298 ◯梶井憲子委員 この4件というのは市の事業なのか、民間の事業なのか、どうでしょう。
    1299 ◯片山誠也委員長 井川補佐。 1300 ◯井川啓一郎生涯学習課課長補佐 市の事業が3件と、あと市民団体さんのご利用が1件となっております。 1301 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 1302 ◯梶井憲子委員 市民団体さんが利用する場合というのは、料金は発生するんでしょうか、有料ですか。 1303 ◯片山誠也委員長 井川補佐。 1304 ◯井川啓一郎生涯学習課課長補佐 市にしても、市民団体のご利用にしても、このライブ配信機器を使うための設備の利用料金というのは頂いてはおりませんが、これの操作を行うそのオペレーターさんの費用というのを別途ご負担いただいているということでございます。 1305 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 1306 ◯梶井憲子委員 機材はただで使えるけども、オペレーターを頼んだら料金が発生する。そしたらもし、それがオペレーションをする人がいたら無料で貸していただけるということですか。 1307 ◯片山誠也委員長 井川補佐。 1308 ◯井川啓一郎生涯学習課課長補佐 基本的にこのライブ配信機器なんですけども、カメラの遠隔操作とか、そういう設定とかが非常に操作が複雑でございますので、なかなかそういう経験のない方にさわっていただくのが非常に難しいものとなっております。イベントとかですと、やっぱりやり直しがきかないというものになりますので、やはりそういったところでプロの方に頼んでいただくというのが基本になろうかと思うんですけども、利用の形態によってどこまでの対応が必要かというところもあろうかと思うので、そこはまた施設と相談していただいて対応させていただこうというふうに思っております。 1309 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 1310 ◯梶井憲子委員 このカメラは、配信はもちろん目的でやられているんですけれども、録画のみの使用というのはできるんでしょうか。 1311 ◯片山誠也委員長 井川補佐。 1312 ◯井川啓一郎生涯学習課課長補佐 録画のみというのもできます。 1313 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 1314 ◯梶井憲子委員 せっかくコンサートやシンポジウムなんかも配信できるいうことで、いい設備、整ったなと思っていますので、どんどん活用していただくようにお願いします。 1315 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。神山委員。 1316 ◯神山聡委員 その専門の方を呼んだときの費用というのはお幾らぐらいかかるんですか。 1317 ◯片山誠也委員長 井川補佐。 1318 ◯井川啓一郎生涯学習課課長補佐 この費用として、人件費になるんですけども、イベント当日1日拘束で3万5,000円、事前に打合せ等々もさせていただくということになりますので、おおむねですけども、消費税別で5万円ほど必要になってきます。 1319 ◯片山誠也委員長 神山委員。 1320 ◯神山聡委員 音響の方も元々有料であったと思うんですけど、その音響の方は幾らかかっていましたかね。 1321 ◯片山誠也委員長 井川補佐。 1322 ◯井川啓一郎生涯学習課課長補佐 音響に関しては、音響もその舞台操作とか照明操作もそうなんですけども、利用料金内でそれぞれ1人ずつの規定での人員を配置して操作を行っております。その規定の中での演出ということでしたら、利用料金だけということになりますけども、もちろん演出の内容によって、規定より多くの人員を必要とする場合は施設の追加の人員を手配して、その必要な経費を、その追加人件費として標準で1人1回2万円と、これも税別になりますけども、ご負担いただいておりますけれども、主催者側で操作員を別途手配される場合というのも一定ございます。 1323 ◯片山誠也委員長 神山委員。 1324 ◯神山聡委員 大ホールの設備ということなので、利用される方もそれなりの規模でされるということだと思うので、必要経費として見られる範囲なのかなというふうには思います。これ、オンライン環境整備して、このウィズコロナの状況でもこのツールを使ってイベントの広がりとか、整備によって施設の魅力向上によって利用の拡大をつなげていくというようなこともおっしゃってたんですけど、その利用拡大のためにどういった周知とかをしていくんですかね。 1325 ◯片山誠也委員長 井川補佐。 1326 ◯井川啓一郎生涯学習課課長補佐 こういう設備でございますので、例えばWi-Fiみたいに個々人が貸し館利用の方が自由に使っていただけるものとは若干性質が違うのかなということもありましたり、こういう大きな催事を市民の辺りの方、されるというケースが、ちょっとある程度限られてくるかなということで、ホール使用の打合せの段階とかでご案内とかはするようにしてたんですけども、広く周知までというのはちょっとこれまではできてなかったというところもございます。ただ、より多く使っていただきたいという思いもございますので、ご指摘のとおり、今後、市とか施設のホームページの掲載とか、あとホールの貸し館予約を受ける際にこういった対応もできますよということを施設のスタッフからお知らせするという形も対応してまいりたいと考えております。 1327 ◯片山誠也委員長 関連の質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 1328 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1329 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。125から129ページ、目3、図書館費、質疑等ございますか。吉波委員。 1330 ◯吉波伸治委員 127ページの施策の成果等の電子図書館、もう8年ほど前に04年度で電子図書が始まって、それが08年度に終了しました。終了した理由というのが、コストがかかるということと、それからコンテンツが少ないという、それで廃止されたんですが、2年前の10月にこの電子図書館がまた再スタートしたというんですかね、電子図書館という形でスタートしたという。ということは、コスト高、あるいはコンテンツ不足、その二つがもう解消されたからこの電子図書館が2年前の10月にスタートしたということなんですか。 1331 ◯片山誠也委員長 西野図書館長。 1332 ◯西野貴子図書館長 以前やっておりました電子書籍につきましては、今やっておりますものと全く仕組みが異なるものでございまして、専用端末機、図書館の方で購入しまして、そちらの方にそのプロバイダーの方からデータを落とし込んで、その端末ごと貸し出すというようなものでして、その当時まだ電子書籍というものも市場的にも熟しておりませんでしたので、先行して頑張って取り入れたと思うんですけれども、やはりそういう社会的にもそこまではやらなかったということで、プロバイダーの方からのコンテンツの提供が終了したということで、そのサービスを中止せざるを得なかったということがございました。確かに費用の方もかかっていたと思うんですけれども、何よりの理由がもうできなくなってしまったということが理由でございます。今回開始させていただきましたのは、またそれからやっぱり時代が下りまして、電子書籍の市場がやはり活発になってきたということがあるのと同時に、図書館の電子書籍のサイトがきちんと立ち上がって運用し始められたということがございます。そしてまたコロナ禍の中で非来館型サービスということで、電子書籍というものをあちこちの図書館で入れ始めたということがございますので、生駒市の方でも取り入れたいということで始めさせていただきました。 1333 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 1334 ◯吉波伸治委員 この電子図書館を運営するコストはどれぐらいかかってますか。 1335 ◯片山誠也委員長 西野館長。 1336 ◯西野貴子図書館長 コストといいましては、電子書籍を買うお金はもちろんかかるわけですが、それをクラウド式でございますので、そちらの方を使用させていただくための月額5万円で、消費税込みで年間66万円となります。 1337 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 1338 ◯吉波伸治委員 そのコンテンツも購入しなければいけないんですね。それは幾らかかってますか。1コンテンツ幾らぐらいですか。 1339 ◯片山誠也委員長 西野館長。 1340 ◯西野貴子図書館長 様々な値段の設定がございまして、高いものから安いものまでございますので、これ1冊幾らというような買い方ではございません。ただ、昨年度の予算としましては、コンテンツ料としまして400万、予算化させていただいておりますので、大体買った書籍数で割りますと、大体3,800円ぐらいになりまして、比較的やはり普通の紙の本よりも高めになっております。そういった状況でございます。 1341 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 1342 ◯吉波伸治委員 普通の本よりもちょっと高めだけども、だけども費用対効果は十分あるということですか。 1343 ◯片山誠也委員長 西野館長。 1344 ◯西野貴子図書館長 電子書籍の特徴としまして、図書館に来なくていいということとか、返却の手間がないため、自動的に返却されますので、例えば督促の手間がないであったりとか、本が汚れたりしない、そういった利点がございます。またその他に音声が出たりとか、文字が拡大できるとか、そういった電子ならではの特性がございますので、そういったものを全てトータルで考えると、入れてよかったのではないかなというふうに思っております。 1345 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。神山委員。 1346 ◯神山聡委員 登録者数の1,219人というのは、これは累積なのか、3年度のみの登録なんですか、どっちでしょうか。 1347 ◯片山誠也委員長 西野館長。 1348 ◯西野貴子図書館長 累積という表現が合っているかどうか分からないんですが、令和4年度の3月31日の登録されておられる方の人数ということになります。 1349 ◯片山誠也委員長 4年度じゃなくて、4年です。 1350 ◯西野貴子図書館長 令和4年の3月31日です。ごめんなさい。 1351 ◯片山誠也委員長 神山委員。 1352 ◯神山聡委員 分かりました。これ、2年10月からスタートでしたよね。今の登録者数というのはどういう評価をされているんですかね。 1353 ◯片山誠也委員長 西野館長。 1354 ◯西野貴子図書館長 1,219人という数字が多いか少ないかということになるかと思うんですけれども、なかなかちょっと一概には評価しにくいかなと思いまして、他市町村と比べるというのも、比べる相手がまだそんなにいてないので、うちの生駒市の方がよい成績かどうかというのはちょっと分からないところはあるんですけれども、利用者さんの声からしますと、便利でよかったという声がございます。それから、最初の方、令和2年度、入れたときはやはり珍しいから皆さんいろいろ見ていただいたと思うんですけれども、昨年度に入りましてからはやはり伸び率が鈍化したと思います。人によってやはりいったん見て、やっぱり紙の本の方がいいわという形で、蔵書が65万冊ございますので、そちらの方に行かれた方も多いかと思います。ただ、個人の貸出しログインの傾向なんかを見てますと、やはりずっと一定数の方は電子書籍、ご利用、つながってるんだなという方は一定数いらっしゃいますので、やはり自分の生活のスタイルとかお好きなものを使っていただいているのではないかなというふうに思っております。 1355 ◯片山誠也委員長 神山委員。 1356 ◯神山聡委員 貸出し人数329人で、これは2年度の方だと467人あったのでそれにもちょっと届いてなかったのかなと思うんですけど、コロナ禍で増えるのかなという期待もしてたんですけど、今後貸出し人数を増やしていくのに対してのアプローチというのは何かお考えあるんですかね。 1357 ◯片山誠也委員長 西野館長。 1358 ◯西野貴子図書館長 決算書の方には書いていないんですけれども、電子書籍の仕組みの中で独自資料をアップロードすることができるというのがございます。ですので、生駒市の郷土資料の方を音訳ボランティアの方にお願いしまして、音訳しアップさせていただきました。そういったことで、多くの方がその独自資料に関しましては特にIDやパスワードが不要で、誰でも聞くことができますので、それをアップしたことによって、ここには書かれていないんですけれども、580回ほど視聴していただいているという実績がございます。また、年度末には生駒市図書館で作成しましたブックリストをアップロードさせていただきまして、こちらの方も好調に見ていただいていると思っております。また、こういった資料を電子の世界でアップすることによりまして他市町村の方にご紹介できるといううれしい特典もあったかなと思いまして、是非うちのサイトを見てくださいということで、図書館の活動なんかを紹介することもでき、よかったのではないかと思っています。こういった地道な図書館の努力がいろんな人の口コミでじわじわと電子書籍の使用につながっていくのではないかと考えております。またそれとは別に、若年層、若者の図書館、電子書籍の利用が少ないものですから、南分館にあります本活部、若者の本のコミュニティなんですけれども、そちらの方の皆さんに今年度は選書をしていただきまして、自分たちが選んだ本ということで、サイトの方にアップしていただくなど、ちょっと様々な工夫をして何とか電子書籍の方にも目を向けていただくように考えております。 1359 ◯片山誠也委員長 神山委員。 1360 ◯神山聡委員 今後のことをいろいろ考えていただいているというところで期待もしたいと思います。タイトル数もちょっと増えてきているので、私もこれを利用させてもらってるんですけど、1点思ったのが、自動で返却できるというところなので、そうなると返しに行かない、2週間みっちり勝手に返るまでほっとくという人も多いのかなと思ったんですね。そうなったら期間で購入するよりも、回数で購入できるタイトルの方がより得なのかなというようなこともちょっと思いましたので、その辺もちょっと検証して、貸出し人数を増やしていっていただきたいと思います。以上です。 1361 ◯片山誠也委員長 西野館長。 1362 ◯西野貴子図書館長 少し説明させていただきますと、電子書籍の方ですが、2年間か、若しくは貸出し回数が52回になったら切れるというそういうことになっておりますので、早く返してもらって回転数を高めるとお得なのではないかという、そういうことではないのです。それとは別に、早く返していただいたらその分、他の市民の方がよりアクセスできる権利が早くもらえるということがありますので、そういった意味でのいいことありますが、費用的に言うと、そういったことになります。2年間か52回かどちらかが先に来たらもう失効するという形になっております。それとは別に完全に買い切りというライセンスもございますので、よろしいでしょうか。 1363 ◯片山誠也委員長 神山委員。 1364 ◯神山聡委員 すいません、ちょっとだけ確認。2年間か52回か、同じタイトルはどっちかが来たら終わるということでいいですか。 1365 ◯片山誠也委員長 西野館長。 1366 ◯西野貴子図書館長 お見込みのとおりです。 1367 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 1368 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。吉波委員。 1369 ◯吉波伸治委員 市史編さん事業です。ちょっとホームページでこの編さん事業、調べてたら、この編さん委員会の委員ですね、これ、委員じゃないんですよね。編さん委員会の参加者になってるんです。なぜ、これ委員じゃなくて参加者なんですか。 1370 ◯片山誠也委員長 錦北分館長。 1371 ◯錦好見図書館課課長兼北分館長 市史編さん委員会は条例で設置しております委員会方式ではなく、懇話会という形式をとらせていただいておりますので、参加者にお集まりいただいてご意見をいただくというような会でございます。 1372 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 1373 ◯吉波伸治委員 この参加者は8人という固定メンバーですよね。 1374 ◯片山誠也委員長 錦北分館長。 1375 ◯錦好見図書館課課長兼北分館長 そのとおりでございます。 1376 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 1377 ◯吉波伸治委員 ちょっとその辺、違和感があったんだけど、懇話会ということですね。メンバーなんですけどね、3人が副市長と教育長と生涯学習部長ですね。あとの残りの5人が全部大学の先生、元大学の先生とか学者なんですよね。ちょっと私、この名簿を見て心配になりました。その心配というのは、学者の先生が頼りないとかそんなのと全然違いますよ。この編さんの基本方針が、質の高い学問レベルに耐え得る内容を保ちながら、広く市民に親しまれ、まちづくりや生涯学習、学校教育等でも活用される、読みやすい市史を編さんするとなっておるんですね。だから、質の高い学問レベル維持しながら、それでいて読みやすくて親しみやすいという、そういう内容のそういうものとして編さんしますよとなってるのに、5人の学者の先生、これ質の高い学者の先生ばっかりなんですよ。だから、そういう先生が編さんすると、質は高いかもしれんけども、読みにくくてもう面白くないという、そういう市史になってしまうんじゃないかという心配なんですが、その辺いかがですか。 1378 ◯片山誠也委員長 錦北分館長。 1379 ◯錦好見図書館課課長兼北分館長 基本方針につきましては、委員の皆様方からのご意見を集約させていただいておりまして、質の高いのは言うまでもないとは思うんですが、小学生、中学生などに親しみやすく分かりやすいような、大学で教べんをとられている先生方ですので、子どもたちと言いますか学生さんの理解度とかそういったものもやはりよく熟知されていることであろうと思いますので、今のところは特に不慮のことと言いますか、考慮せざるを得ないというようなことはないかというふうに考えております。 1380 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 1381 ◯吉波伸治委員 学者の先生は大学生とは親しまれておると思いますけど、小学生、中学生、高校生とあんまり話ししたことがないと思うんですよね。だから、やっぱりそういう小学生と中学生、高校生の心の分かるようなそういう方も入っていただきたいと思ったんです。今のままでは、今現在もう発行済みの5巻にわたる分厚い生駒市誌、ありますよね。あんな感じになってしまうかというのが心配なんですよ。僕もあれを、5冊の分厚いやつ、読みましたけどね、もう苦痛でした。生駒市議会の議員やからね、生駒の歴史ぐらい知っとかなあかんと思い、義務感で読んだんですよ。もう最後まで読み通すのはかなり苦労でした。あんなの、中学生、高校生読めないですよ。一般の人もよっぽど生駒の歴史に関心のある人しか読まないですわ。だから、今のままのメンバーで編さんされたら、今の生駒市誌みたいになってしまうんじゃないかというのが心配なんです。そこで思い出したのはこれなんですよね。ハンドブック、生駒の歴史や文化という、これ非常に読みやすくて面白いです。薄いです。これの編さんメンバーも8人なんです。この8人のメンバーのうち学者は4人なんですね。そのうち3人の方は今の編さん委員会の参加者にも参加しておられるんです。だから、このメンバーをそのまま今の編さん委員会のメンバーになぜしなかったのかということが疑問なんです。 1382 ◯片山誠也委員長 山本副市長。 1383 ◯山本昇副市長 今回の市史編さんの主な目的というのは、やはり今まで市制50周年を迎えて、やはり今現在ある生駒市誌というのは雑誌の誌なんですけど、やはり生駒市のきちっとした、その歴史を中心とした、もうきちっとしたそういう歴史書みたいなところを、きっちりと押さえたものを発刊したいというのが一番の大きな目的だと思っております。ですから、今回、古代から始まりまして近代のところまで、特に50年ぐらい前から今日までの分というのがほとんど記載もないということで、そういったものも一応含めようということで、我々、私とか教育長とかも入って、結構、だから歴史的なそういう専門家の方と我々も入ってそういう参加者のメンバーになってるんですけども、実際にはその中でたくさんの方が入られております。各それぞれのポジションの中でいろんな方、大学の先生、いろんな方に入っていただいて作っております。言いたいのは、そういったきちっとしたものを作った上で、今、委員さんおっしゃったみたいなようなものを会議の中でも出てるんですけども、分かりやすい、子どもたちにも分かりやすい生駒の歴史、自分たちにとって誇りに思えるような生駒市だと理解してもらえるようなものを、分かりやすいものも作ってもらおうというようなことで、一応議題の中に入れて、そういったこととか、あるいは場合によっては、勉強会と言うか、各それぞれの古代とか近世とかに生駒にあったことなんかの、せっかく作るんだから、先生方が講師になって、生駒市民に発表してもらうような場をつくるとか、そういったことを考えながら、分かりやすく市民に親しみやすい、そういった形で今回進めてまいりたいと思っていますので、その都度、その都度、発信はしていきたいと思いますので、どうぞご理解いただきたいと思います。 1384 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 1385 ◯吉波伸治委員 そしたら、生駒市史、これから作ろうとする生駒市史とは別に分かりやすいやつも別に作るということですか。 1386 ◯片山誠也委員長 山本副市長。 1387 ◯山本昇副市長 今現在のところ、それを作るというところまでは決まっておりませんが、そういったことも話の議題としては出ておりまして、私はできるだけそういったものも、小学校あるいは中学校の方々にも理解して、生駒市に住んで自分はこんなことがあったんやとか、こういったことが生駒のいい点やなというようなことが分かってもらえるような、生駒で継続して住みたいなと思ってもらえるようなそういうようなものも作りたいなというふうに思っております。 1388 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 1389 ◯吉波伸治委員 分かりやすくて面白いやつはもう既に2冊ありますよね。そのハンドブックと、それから小学6年生に配っている生駒歴史読本、この二つあればもう十分じゃないですか。別に作らなくても。 1390 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 1391 ◯吉波伸治委員 私が言いたいのは基本方針とは違うということです。基本方針、さっきも言いましたように、質の高い学問的なレベルの要素と同時に分かりやすい要素も含めた市史を作りますというふうに基本方針に入ってあるわけですね。その基本方針と、今山本副市長が言われたのとはちょっと違うと思います。それやったら、基本方針にはっきりとレベルの高い生駒市史を編さんしますというふうに基本方針に書いてあれば、僕も納得できたんですけど、そうじゃなくて質の高いやつと、面白いエンタテインメント性のあるやつと含めていくというふうに書いてあるからちょっとおかしいなということ。本当の基本方針はそしたら、質の高いレベル、学者が読んでも納得できるようなそういう市史を作るということでいいですか。それやったら僕も納得できる。 1392 ◯片山誠也委員長 錦北分館長。 1393 ◯錦好見図書館課課長兼北分館長 専門の先生方が生駒の地域の歴史資料をもう一度新たに分析し直して、そして国史、日本の国の歴史あるいは近畿の地方史などと関連させて、もう一度再構成をしようということで始まっておりますので、現在の市誌は地域の説明というものが主になっておりまして、ヒストリー、歴史については少し構成が必要ではないかと、再構成が必要ではないかという評価もいろいろなところから聞いておりますので、そういった国史や地方史と絡めて質の高いものを、そして市民に分かりやすいものを再構成したものでしていきたいなと、編さんをしていきたいなというふうに考えております。 1394 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 1395 ◯吉波伸治委員 分かりました。もうそれでやってください。
    1396 ◯片山誠也委員長 市史に関して他に質疑ございますか。塩見委員。 1397 ◯塩見牧子委員 私の理解では、本当にこの歴史の検証に耐え得る本当に質の高いものがまずベースとしてあって、そこからさらに小学生向けだとか中学生向けに、そこから抽出するような形で資料として提示できる、そういったイメージで私はいるんですけれども、そのとおりで間違いないでしょうか。 1398 ◯片山誠也委員長 錦北分館長。 1399 ◯錦好見図書館課課長兼北分館長 そのとおりでございます。 1400 ◯片山誠也委員長 関連した質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 1401 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。梶井委員。 1402 ◯梶井憲子委員 ちょっとページ戻りまして127ページの施策の成果の12番、真ん中辺りですが、ここは空気清浄機のほか、難聴者用の助聴器を設置したとあるんですけど、助聴器というのはどんなものなのでしょうか。 1403 ◯片山誠也委員長 西野館長。 1404 ◯西野貴子図書館長 カウンター等の接遇で使っているんですけれども、難聴者若しくは少し耳が遠い方のために買いました。携帯電話よりも少し小さいぐらいの大きさでして、お客様の方が耳に当てていただくような形になります。そうしますと、周りの音が聞きやすくなりますので、カウンターで大声を出して対応しなくてもよくなるというような利点がございますので、購入させていただきました。 1405 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 1406 ◯梶井憲子委員 利用者の声と言うか、高齢の方とかというのはそれが助聴器というものであるというのは、その辺の周知と言うか、それを見てすぐ分かるものなんでしょうか。案内はしてはるんですか。 1407 ◯片山誠也委員長 西野館長。 1408 ◯西野貴子図書館長 専用の置き台みたいのがございまして、そちらの方に助聴器ですというような、このように耳に当ててくださいという説明が書いてあります。また、カウンターでしゃべっているときに職員の方から、こちらの方ご使用くださいというようなことでご案内させていただいております。 1409 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 1410 ◯梶井憲子委員 実際の利用状況というのはどんな感じでしょうか。利用されてますか、皆さん。 1411 ◯片山誠也委員長 西野館長。 1412 ◯西野貴子図書館長 数に数えたことはないんですけれども、日常的なことですので、どうしても聞き取りにくい方にはお渡しして使っていただいております。そんなに頻繁に使うというようなことはございませんで、筆談になってしまうことも多いのですが、気に入って使っていただいてる方もいらっしゃると、そういった状況です。 1413 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 1414 ◯梶井憲子委員 もし、本当にいいものだったら、他の窓口でも使えたりするのかなと思うんですけど、ちなみにこの助聴器は1台をお幾らするんでしょうか。 1415 ◯片山誠也委員長 西野館長。 1416 ◯西野貴子図書館長 1台7,000円に税を込めて7,700円となっております。 1417 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 1418 ◯梶井憲子委員 思ったより安くてそんな便利なものがあるんだったらいいなと思ったんですが、これ、何台買われましたか。 1419 ◯片山誠也委員長 西野館長。 1420 ◯西野貴子図書館長 各館1台、市内に5館ございますので、5台買いました。 1421 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 1422 ◯梶井憲子委員 本当にいいものだったら、庁舎内でも利用できるかなと思ったり、紹介していただきたいなと思うんですけど、そのお勧め度と言うか、どんな感じでしょうか。 1423 ◯片山誠也委員長 西野館長。 1424 ◯西野貴子図書館長 やはり補聴器のようなイメージでおられますと、補聴器というのはこのような値段ではとてもございませんので、やっぱりあくまで補助的な機械というふうな認識で使っていただきたいと思っております。 1425 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 1426 ◯梶井憲子委員 お勧めされているのか、されてないのかちょっとよく分からないんですけど、これ、私、初めて聞いたものなので、本当にいいものだったら、この役所の庁舎内でも利用したらいいなと思いましたので、また本当によかったら紹介いただけてちょっと普及させていただいたらと思います。 1427 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 1428 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。梶井委員。 1429 ◯梶井憲子委員 さらにそのちょっと上なんですけども、新規事業で知的障がい者のための読書支援ボランティアの養成講座を5回されてるんですけども、この知的障がい者のための講座、読書、この講座というのは何を目的として、どんな内容でされているのでしょうか。 1430 ◯片山誠也委員長 西野館長。 1431 ◯西野貴子図書館長 今まで知的障がい者の方のための図書館利用というものがあまり進んでおらず、是非図書館の方でも利用していただきまして、誰もが利用しやすい図書館というものを目指して開校させていただきました。 1432 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 1433 ◯梶井憲子委員 誰もが利用しやすい、知的障がい者の方も利用しやすい図書館を目指して、読書支援ボランティアを養成するということですね。172人、参加、受講されたということで、すごいたくさんの人が受講されているなと思ったんですけども、この講座を受けられた方は今後どんなふうに活動していくと言うか、学んだものをどのように活用していかはるんでしょうか。 1434 ◯片山誠也委員長 西野館長。 1435 ◯西野貴子図書館長 172人といいますのは、申し訳ございません。5回参加されました方の延べ人数となっておりますので、応募されましたのは36人の市民の皆さんです。5回受講していただきまして、それ、3月、年度末にさせていただきました。で、6月にステップアップ講習や見学していただきました。実は図書館の方で昨年度の8月から月に1回の館内整理日、こちらの方は一般のお客さんが入れず、我々が中で作業しているんですけども、そのとき作業している状態でよければということで、知的障がい者の施設の方を大体30人ぐらいから40人の方、団体で来ていただいて、自由に本を閲覧できるというそういうサービスをしております。そちらの方で、職員が今大体1回につき2名ぐらい対応して絵本を読み聞かせたりだとか、館内の案内させていただいているんですけれども、ボランティアの養成させていただきましたので、このボランティアの方に一緒に入っていただいて、本を一緒に読んだりだとか、絵本を読み聞かせしていただいたりだとか、そういったサービスにしていただきたいと思っております。 1436 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 1437 ◯梶井憲子委員 分かりました。そうしたら、知的障がいの方が本を見るのを一対一で、例えば読書をするのをお手伝いするとか、読んであげるとかそんなイメージでよろしいでしょうか。 1438 ◯片山誠也委員長 西野館長。 1439 ◯西野貴子図書館長 そのとおりです。また、一対一のサービスのほか、1対多数での絵本の読み聞かせもしていただきます。 1440 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 1441 ◯梶井憲子委員 分かりました。また、せっかくこの講座も36名ものたくさんの方、受けられているので、今後に生かしていただけたらなと思います。 1442 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。塩見委員。 1443 ◯塩見牧子委員 今、館内整理日にご利用いただいているということだったんですが、もちろん読み聞かせだと声も出てくるので、他の来館者の方への配慮ということで、あえてその整理日のときに充てておられるんだとは思うんですけれども、ちょっと私、それでいいのかなと。このインクルーシブの考え方からいくと、そういった方も皆さんと同じ日に、同じ時間に利用できる、そこを目指していただけないかなと感じたんですけれども、いかがでしょう。本当に難しい問題があると思います。他の方のご理解を求めるというところも大事ですし、でもやっぱりその方向性、目指すところとして、やっぱり一緒に空間を共有できるような、そういう図書館であってほしいなと思いましたので、もし何かお考えがありましたらお願いいたします。 1444 ◯片山誠也委員長 西野館長。 1445 ◯西野貴子図書館長 委員のおっしゃるとおりでございます。いつでもどこでも誰もが利用できる図書館であるべきなのですが、今、知的障がい者の方と接して感じていることは、使ってはいけないと言うか、かなり遠慮されておられます。それですので、こうやってもう使ってもいい、自由ですよという空間を提供することが、非常に自由に本当に楽しんでやっていただける、来ていいんだという、そういう意識の改革をしているというのは、そういうふうな感じもしていますので、本当に小さなステップを刻んでいるとは思うんですけれども、おっしゃるような状況に近づけていきたいとは思っております。 1446 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 1447 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1448 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。129から130ページ、目5、青少年健全育成費、質疑等ございませんか。吉波委員。 1449 ◯吉波伸治委員 130ページの施策の成果等の4番、ユースネット生駒、これ市内小学校の全児童にはチラシ、中学校及び高校の全生徒にはカードを配ったと書いてます。これは学校に頼んで全校に配ってもらったんですか。 1450 ◯片山誠也委員長 井川補佐。 1451 ◯井川啓一郎生涯学習課課長補佐 生涯学習課の方から各学校の方に、もちろんクラスごとに分けて先生方、配っていただきやすいような形で配布をさせていただいております。 1452 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 1453 ◯吉波伸治委員 分かりました。ここの数字見てみると、相談件数が961件、相談人数が94人になっていますよね。ということは、1人10回ぐらい相談したということですか、これ。 1454 ◯片山誠也委員長 井川補佐。 1455 ◯井川啓一郎生涯学習課課長補佐 ご利用者さんによってそのペースというのは多少は当然ございますけれども、平均するとそれぐらいというところでございます。 1456 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 1457 ◯吉波伸治委員 非常にきめ細かく相談してはると思います。ということは、もうかなり成果が上がってるということでしょうか。 1458 ◯片山誠也委員長 井川補佐。 1459 ◯井川啓一郎生涯学習課課長補佐 何をもって成果というところは非常に難しいところであります。もちろん、相談いただいた当事者さんの中には就労につながったりでありますとか、学校にまた復学したりとか、また新たな道を見つけていくというような方もいらっしゃいます。日々変化というふうなところは相談員の方も感じているというふうには聞いておりますので、一定の成果が上がっておるかと考えております。 1460 ◯片山誠也委員長 吉波委員。 1461 ◯吉波伸治委員 引き続きよろしくお願いします。 1462 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 1463 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1464 ◯片山誠也委員長 では、次に参ります。130から131ページの目6、文化振興費、質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1465 ◯片山誠也委員長 では、次に、131から132ページ、目7、文化財保護費、質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1466 ◯片山誠也委員長 次に、132から133ページ、項6、保健体育費、目1、保健体育総務費、質疑等ございませんか。塩見委員。 1467 ◯塩見牧子委員 132ページの障がい者スポーツ活動支援事業なんですけれども、開放ということなんですけれども、場所を開放しただけで特に何かプログラムを実施されたということではないんでしょうか。 1468 ◯片山誠也委員長 西スポーツ振興課長。 1469 ◯西政仁スポーツ振興課長 まず、場所の開放と障がい者の方に楽しんでいただけるような障がい者専用の、例えばボールプールですとか、エアマットとかを置かせてもらいまして、その中で特にプール開放の場合は、指定管理者さんの方に簡単な水泳教室なども行っていただいております。 1470 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 1471 ◯塩見牧子委員 スポーツ推進計画、あそこに障がい者用スポーツ用品の設置ということで、令和元年の目標値として18種目とあるんですけれども、どれぐらいの種目ができるような用品を今そろえておられるか、分かりますか。 1472 ◯片山誠也委員長 西課長。 1473 ◯西政仁スポーツ振興課長 すいません、今正しくは数、ちょっと把握してませんけども、もう20種目ほどは充実させてもらっております。 1474 ◯片山誠也委員長 塩見委員。 1475 ◯塩見牧子委員 環境はしっかりと整えてくださっているということですので、あとアクションプランの方には障がい児用の運動プログラムモデルの実施ということで、年5回にはなっているんですけれども、そこはちょっといろいろコロナの関係もありましょうし、まだ具体的なそのプログラムというようなところにまでは至ってない感じですか。 1476 ◯片山誠也委員長 西課長。 1477 ◯西政仁スポーツ振興課長 プログラムの方は約2年前におおよそのものができまして、モデル事業ということで2年度、3年度がちょっとコロナで人を集めることができませんでして、何とか今年度、全部、思ってる回数はできないかも分からないんですけど、取りあえずモデルだけでも今年度は何とかやっていきたいということで講師の先生とか調整させていただいております。 1478 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 1479 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1480 ◯片山誠也委員長 では、最後に決算書133ページから134ページの目2、体育施設費について質疑等ございませんか。梶井委員。 1481 ◯梶井憲子委員 134ページのこの目の一番最後なんですけど、市民体育館のバスケットゴール等非構造部材の改修工事とあるんですけど、もう小中学校の体育館は終わったのかな、市民体育館等始まったんですけど、他の体育施設も順次やっていくと思うんですが、何年の計画で今はされているんでしょうか。 1482 ◯片山誠也委員長 西課長。 1483 ◯西政仁スポーツ振興課長 まず、おっしゃったように、3年度に市民体育館の方を改修いたしました。令和4年度に総合公園の体育館の方、改修予定をしております。その後なんですけど、令和8年度までに市内の全ての体育館と武道館の方の非構造部材の方の改修工事を考えております。 1484 ◯片山誠也委員長 梶井委員。 1485 ◯梶井憲子委員 この改修工事の目的というのは耐震を目的とされてたと思うんですけども、いつ地震が来るか分からない今不安な状態なので、順次改修していく、お金もかかるかと思うんですけど、できたら令和8年までかからないうちに早くにやっていただけたらなと思います。以上です。
    1486 ◯片山誠也委員長 関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 1487 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1488 ◯片山誠也委員長 では、目ごとの質疑を終結しまして、生涯学習部の所管に係る各決算関係書類を含めた総括的な質疑を行います。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1489 ◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、一括して、分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。改正委員。 1490 ◯改正大祐委員 もうちょっとだけお願いします。132ページの保健体育総務費です。オリパラあったのに、ちょっと質問なかったの寂しかったので質問させていただきますけども、講演会なり、聖火が来たと。本当に一過性のものではないと思うんですね。ちょっとかっこよく言えば、レガシーと言うか、遺産ですけども、その点というのはどのように考えておられるのか、ちょっとお聞かせ願えますか。 1491 ◯片山誠也委員長 西課長。 1492 ◯西政仁スポーツ振興課長 ありがとうございます。ご質問ありがとうございます。オリパラ期間中に本来でしたらコミュニティライブサイトという、みんなでわいわいとお食事とかしながら見ていただく企画をしておりました。その中でいろんなコミュニティも生まれたらと思っていたんですけども、コロナ禍もありまして、そちらの方は通達等もありましたので、中止をせざるを得なかったのが、まず1点、それからオリパラ終了後にパラリンピアンと歩く、聖火リレーコースを歩くというウォーキングイベントも予定しておったんですが、これもコロナ禍でちょっとパラリンピアンとの調整がつかずに、これも断念をした状態になっております。ただ、オリンピックの聖火が通ったというのは事実ではございますので、今後もそのようなイベントは考えていくのと、聖火リレーで使いました実際のトーチを生駒市の方で購入させていただきまして、イベント等で展示したり、手に持っていただいて写真撮影、また市役所の方にも、昨年度までですけども、皆さんご覧いただいたかと思うんですけど、スポーツ振興課の窓口の方に聖火リレーのトーチを展示させていただきまして、希望される方は写真撮影等をしていただきましたので、ちょっとまだレガシーと言うには寂しいかも分からないんですけど、聖火リレーのトーチを今後もいろんなイベントで、特に障がい者のイベント等ではすごく喜んでお持ちいただいていますので、今後も引き続き、ちょっと寂しいですけど、やっていきたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 1493 ◯片山誠也委員長 改正委員。 1494 ◯改正大祐委員 今、トーチはスポーツ振興課のカウンターにあるんですか、どこにあるんでしょうか。 1495 ◯片山誠也委員長 西課長。 1496 ◯西政仁スポーツ振興課長 今スポーツ振興課の課内の方にちょっとしまっておるような状態でございます。 1497 ◯片山誠也委員長 改正委員。 1498 ◯改正大祐委員 イベントがあれば使っていただいてもいいと思うんですけども、例えば1階のホールに置くなり、いろいろ活用方法あると思いますので、負の遺産にはならないようにだけお願いしたいと思います。 1499 ◯片山誠也委員長 山本副市長。 1500 ◯山本昇副市長 是非検討させていただきたいと思います。いやほんまに、原課に置いておくのはもったいないと思います。 1501 ◯片山誠也委員長 西課長。 1502 ◯西政仁スポーツ振興課長 展示の方も検討いたしますし、今後もイベントの中では当然レガシー、唯一のレガシーと言えることですので、しつこく使っていきたいなと思っております。 1503 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 1504 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございますか。改正委員。 1505 ◯改正大祐委員 最後です。133ページの体育施設費です。昨年、コロナ禍で利用状況がなかなか少なかったというところです。相撲も1人でされてたという方もいらっしゃいましたけども、それに比べると利用の人数が増えたということはうれしいことなんですけども。その中でプールなんですけども、令和3年度は、滝寺公園プールは開始されなかったという認識でよろしいですか。 1506 ◯片山誠也委員長 西課長。 1507 ◯西政仁スポーツ振興課長 令和3年度につきましては、滝寺公園プール並びにイモ山公園プール、2カ所の市民プールは閉鎖、中止しておりました。 1508 ◯片山誠也委員長 改正委員。 1509 ◯改正大祐委員 今年、令和4年度、私、家から近いので水着のまま滝寺の公園に行くぐらいなんですけども、オープンするのかなと思ったら開始をされなかったということなんですね。これ、滝寺公園プールって、ファシリティの対象にはなっているんですけども、一応スケジュールとしては、令和6年度に廃止ということになってるんですけども、今年開設されなかったということなので、その辺のところというのはどのようにお考えなのか、そういうちょっと見解をお聞かせ願いたいんですけども。 1510 ◯片山誠也委員長 西課長。 1511 ◯西政仁スポーツ振興課長 おっしゃったように、滝寺公園プールにつきましては個別施設計画の方で令和6年度の廃止予定施設となっております。なお、コロナ禍や改修費用等の問題がありまして、今年含めて3年間中止をしておりますので、そういった経緯も含めまして、今後は個別施設計画との整合性を図りながら統廃合につきまして具体的な検討や調整を進めていきたいと考えております。 1512 ◯片山誠也委員長 改正委員。 1513 ◯改正大祐委員 一応スケジュールが令和6年度なんですけども、本当に早く決まれば早く周知して、もう廃止という方向もあると思いますので、その辺はしっかり検討していただきたいと思います。以上です。 1514 ◯片山誠也委員長 関連の質疑ございますか。              (「なし」との声あり) 1515 ◯片山誠也委員長 では、他に質疑等ございませんか。沢田委員。 1516 ◯沢田かおる委員 決算書の126ページ、目3、図書館費のところでお聞きいたします。施策の成果等のところの4番目、事業参加者数のところのトライ!生駒子ども読書会議2回のところ、125人、恐らくこちらの方、備考欄のところの講師等謝礼52万7,000円のうちの一部だと思いますけれども、令和3年度のトライ!生駒子ども読書会議、どのようなことをされましたか。 1517 ◯片山誠也委員長 西野館長。 1518 ◯西野貴子図書館長 例年3回企画しております。昨年度に限りましては、3回目がコロナのために中止となりましたので、2回の会議をしております。参加者の方ですが、図書館職員のほか、学校から教職員の方、また図書館司書、それから市内のボランティアの皆様、行政職員、様々な父兄の方、そういった方に集まっていただきまして、子ども読書推進、特にテーマとしましては家読、ご家庭での読書を進めようということで、皆さんと情報共有しながら課題を解決していくというような活動を行っております。1回目の8月7日におきましては、ビブリオバトルの勉強をさせていただきました。2回目に関しましては、情報共有のワークショップのほか、キャリア教育というものも学ぶようなそういった機会にさせていただいております。 1519 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 1520 ◯沢田かおる委員 私も図書ボランティアの1人として参加させていただきまして、グループディスカッションのところでは、私のグループ、小学校の先生、中学校の先生、そして学校司書さん、いらっしゃいました。その中でなんですけれども、せっかくタブレット端末があるからということで、ここに図書館につながる扉を張ったらいいんじゃないかという話が出て、そちらの方、家読にトライのところなんですけれども、目標、図書館への、せっかくICTと図書館をつなぐというところで書かせていただきました。そしたら早速対応していただいて、タブレットのところにショートカットを貼っていただいたとお聞きしたんですけれども、それは小学校、中学校のタブレット、両方ですか。 1521 ◯片山誠也委員長 西野館長。 1522 ◯西野貴子図書館長 教育指導課の方で聞き及んでいることなんですが、全生徒さん、全児童さんのタブレットにショートカットが貼られたというふうなことを聞いております。 1523 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 1524 ◯沢田かおる委員 すいません、全児童さんということは、小学校だけですかね。 1525 ◯片山誠也委員長 西野館長。 1526 ◯西野貴子図書館長 全生徒、中学校の皆様も使っていただけるように、一緒にショートカットを貼っていただいております。 1527 ◯片山誠也委員長 沢田委員。 1528 ◯沢田かおる委員 こちら私、一般質問をさせていただいたんですけれども、これは本当に令和3年度の方のトライ読書会議の成果の一つだと思うんですよ。せっかくのショートカットを貼っていただいたので、読書会議を通じてでもまた、ここにショートカットがあって、図書館やホームページがつながっている、そしてまた先生方の方も、また周知の方、どうぞよろしくお願いいたします。以上です。 1529 ◯片山誠也委員長 関連の質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 1530 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1531 ◯片山誠也委員長 他に質疑等ないようでございますので、以上で議案第62号に係る生涯学習部所管分の質疑を終結いたします。  以上で市民文教分科会の所管に係る決算議案に対する質疑を終結いたします。  次の委員会は26日午前10時から再開いたします。本日はこれにて散会いたします。              午後6時45分 散会              ~~~~~~~~~~~~~~~ ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....