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令和3年第4回定例会 決算審査特別委員会(経済建設分科会) 本文 開催日:2021年09月21日
令和3年第4回定例会 決算審査特別委員会(経済建設分科会) 名簿 開催日:2021年09月21日

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  1. 生駒市議会 2021-09-21
    令和3年第4回定例会 決算審査特別委員会(経済建設分科会) 本文 開催日:2021年09月21日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-07
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前10時0分 開会 ◯福中眞美委員長 おはようございます。ただ今から決算審査特別委員会を開催いたします。  本会議から審査の付託を受けました令和2年度の各会計決算認定議案等10件について、決算審査特別委員会運営フローに基づき審査いたします。  本委員会では、議員定数等に関する特別委員会からの申入れを踏まえ、議会運営委員会で決定した経済建設分科会、厚生文教分科会、総務市民分科会の3分科会での審査を実施いたします。また、各部単位で審査するとともに説明員の入替えを行いますので、ご承知おき願います。  なお、議案に対する質疑等については、簡潔に行うとともに、事業の内容など基本的な事項は各分科会委員が事前に調べ、質疑等を準備して審査に臨まれていることから、事業内容を確認するだけの質問や、他の分科会委員と重複する質疑等は行わないように願います。分科会外委員は、分科会委員による質疑等の終結後、質疑等のため発言することができますが、分科会委員が会派におられる場合は会派内で意見を交換し、分科会外委員の質疑等は分科会委員に意見集約するように努めるとともに、無会派の分科会外委員は質疑等が分科会委員又は他の分科会外委員と重複しないよう再度お願いいたします。また、理事者側の答弁につきましても、簡潔かつ明快にされますようお願いいたします。なお、決算議案等の審査の方法は(1)から(10)までの決算議案等を一括議題とし、分科会ごとに所管に係る議案の説明を受け、質疑等を行い、24日の総務市民分科会終了後に議案ごとに採決することになりますので、ご承知おき願います。また、分科会の審査の進め方につきましては各部単位で進めてまいりますが、各分科会での一般会計決算議案の審査では、分科会委員による質疑において目ごとの質疑を行った後、当該部の所管に係る各決算関係書類を含めた総括的な質疑を行いますので、ご了承願います。なお、分科会委員、分科会外委員ともに同一の箇所に関連する質疑については、他の箇所の質疑に移る前に行いますので、ご了承願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時3分 開議 2 ◯福中眞美委員長 それでは、ただ今から審査いたします。  審査事項(1)報告第11号、令和2年度決算に基づく生駒市健全化判断比率の報告についてから、(10)議案第66号、令和2年度生駒市病院事業会計決算の認定についてまでの以上10件を一括議題といたします。  本日は、経済建設分科会の所管に係る各議案等について、決算審査特別委員会運営フローに基づき、順次審査いたします。  まず、上下水道部の所管について審査いたします。  議案第59号、令和2年度生駒市一般会計決算の認定についての上下水道部所管分のうち、水道事業分を議題といたします。  決算書に基づき、部長から説明を受けます。岸田上下水道部長。 3 ◯岸田靖司上下水道部長 改めまして、おはようございます。本日の決算審査特別委員会、どうぞよろしくお願いいたします。 4 ◯福中眞美委員長 長ければ着座にて。 5 ◯岸田靖司上下水道部長 いえ、すぐ、これはすぐです。  それでは、議案第59号、令和2年度生駒市一般会計決算の認定について、水道事業所管分につきまして、ご説明申し上げます。  決算書の90ページ下段をお願いいたします。  款4、衛生費、項3、上水道費、目1、上水道費でございます。節18、負担金補助及び交付金で国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の交付対象事業といたしまして、生活支援の一環として水道事業で実施いたしました水道料金の基本料金減免額の一部及び事務経費に対しまして8,257万3,708円を一般会計から水道事業会計へ補助を行ったものでございます。  一般会計決算のうち、水道事業の所管に係るものは以上でございます。
    6 ◯福中眞美委員長 これより、分科会委員による質疑に入ります。  まず、歳入について質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 7 ◯福中眞美委員長 歳入における分科会委員による質疑等はないようでございますので、これにて歳入における分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、配布しております、一般会計決算所管別一覧表、上下水道部所管分の順に従い、歳出について質疑に移ります。  決算書90ページ、款4、衛生費、項3、上水道費、目1、上水道費について質疑等ございませんか。塩見委員。 8 ◯塩見牧子委員 1点だけなんですけれども、292円の不用額が生じております。これ、一般会計から水道事業会計に補助をするに当たって、全額補助にしなかったのはなぜなんでしょうか。 9 ◯福中眞美委員長 岸田上下水道部長。 10 ◯岸田靖司上下水道部長 90ページの予算現額の欄を見ていただきますと、8,257万4,000円、4,000円単位になっております。予算はご承知のとおり、1,000円単位で計上させていただいておりますので、292円の端数が出たという形になっております。 11 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 12 ◯塩見牧子委員 これ、全額入れたら駄目なんですか。 13 ◯福中眞美委員長 岸田部長。 14 ◯岸田靖司上下水道部長 全額入れると、いわゆる事業費、コロナの減免額及び事務経費につきましては、去年の補正予算の際にもご説明させていただきましたが、減免額の一部につきましては、小水力発電の収益費をまず充てて、その足らず分をいわゆる国の交付金を充てさせていただくという形をとっておりますので、ぴったしちょうどの金額を事務経費と、全体の事業費とすることで、結果として端数が生じたということでございます。 15 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 16 ◯塩見牧子委員 ただ、小水力って向こう十何年間分かの利益を当て込んでということだったと思うんですけど、違いましたか。 17 ◯福中眞美委員長 岸田部長。 18 ◯岸田靖司上下水道部長 今回のコロナによる減免に使用しましたのは、平成25年から令和元年までの小水力発電による既に収益しております額を充当しております。 19 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における分科会委員による質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 20 ◯福中眞美委員長 それでは、上下水道部所管分のうち、水道事業分に係る各決算関係書類を含めた総括的な質疑を行います。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 21 ◯福中眞美委員長 質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、一括して分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 22 ◯福中眞美委員長 質疑等ないようでございますので、以上で議案第59号の上下水道部所管分のうち、水道事業分に係る質疑を終結いたします。  次に、水道事業会計に係る報告第12号、令和2年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告について及び議案第64号、令和2年度生駒市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてを一括して審査いたします。  岸田上下水道部長から説明を受けます。岸田上下水道部長。 23 ◯岸田靖司上下水道部長 それでは、報告第12号、令和2年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告について、議案第64号、令和2年度生駒市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてを併せてご報告、ご説明申し上げます。  まず、議案第64号、令和2年度生駒市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてご説明申し上げます。 24 ◯福中眞美委員長 長いようでしたら、着座にて。 25 ◯岸田靖司上下水道部長 すいません、ありがとうございます。  別冊となっております、生駒市水道事業会計決算書の1ページをお願いいたします。令和2年度生駒市水道事業報告書でございます。  初めに、1、概況(1)総括事項といたしまして、令和2年度は水道施設の整備のため、中央監視制御設備更新工事に着手するとともに、鹿ノ台配水場の電気設備等改良工事を行うための実施設計を行いました。また、災害に強い水道施設を確立するため、真弓浄水池耐震補強実施設計に着手するとともに、継続して老朽水道管の更新を進める一方、漏水調査による漏水の早期発見、早期修繕を行っています。さらに、平成22年に策定した生駒市水道ビジョンを改定し、令和3年度から10年間に水道事業が取り組むべき具体的な施策や財政収支計画などを示した生駒市水道事業ビジョンを策定いたしました。なお、令和2年度は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う生活支援の一環といたしまして、5月、6月の2カ月について、市内の水道使用全契約者を対象に基本料金の減免を行いました。  続きまして、ア、業務概要でございます。令和2年度末給水人口は11万8,621人で、年間総配水量は前年度に比べ20万9,893立方メートル増加し、1,228万541立方メートルとなりました。また、年間有収水量は1,200万5,043立方メートルで、有収率は97.8%となりました。  次に、イ、建設改良工事につきましては、総括事項でもご説明いたしましたとおり、真弓浄水池耐震補強実施設計中央監視制御設備更新工事に着手するとともに、鹿ノ台配水場電気設備等改良工事に係る実施設計を行いました。また、老朽水道管の布設替えなど、水道施設の改良に取り組みました。  なお、建設改良工事の概要につきましては、3ページから5ページに記載しておりますので、ご清覧おき願います。  続きまして、ウ、経営状況でございます。営業収益が約22億1,374万円に対しまして、営業費用は約25億5,381万円となり、長期前受金戻入等の営業外収益約4億9,275万円を加え、小水力発電費等の営業外費用約1,353万円を差し引いた経常利益は約1億3,915万円となりました。この経常利益に特別利益と特別損失を合わせた当年度純利益は約1億3,953万円となりました。  次に、2ページをお願いいたします。  (2)議会議決等事項につきましては、令和2年度に議会への報告や議決いただきました事項について記載しております。  (3)行政官庁届出事項及び(5)料金その他供給条件の設定、変更に関する事項につきまして、該当事項はございませんでした。  続きまして、6ページをお願いいたします。3、業務でございます。  (1)業務量に関する事項の主なものといたしまして、表2行目、年度末給水人口は11万8,621人で、前年度と比較して660人減少しております。  次に、5行目、年度末給水戸数につきましては5万874戸で、前年度と比較して336戸増加しています。  次に、一つ下の6行目、年間総配水量につきましては1,228万541立方メートルで、前年度と比べ20万9,893立方メートルの増加となっています。  次に、8行目です。年間総配水量に対してどれだけ販売したかを示す年間有収水量は1,200万5,043立方メートルで、前年度と比べ32万5,172立方メートル増加しています。また、次の行、有収率につきましては97.8%で、前年度と比べ1.0ポイント上昇しております。そして、一番下になります、1人1日平均配水量は284リットルとなっております。  次に、表の下の段をお願いいたします。供給単価及び給水原価でございます。それぞれ1立方メートル当たり182円26銭と180円28銭で、販売差益は1円98銭となっております。  なお、令和2年度の供給単価につきましては、新型コロナウイルス感染拡大に伴う市民、事業者の皆様への経済的支援の一環として実施した、基本料金の減免に係る金額を給水収益から差し引いて算出しております。また、減免前の給水収益で算出した供給単価を参考値として、米印に記載しておりますのでよろしくお願いいたします。  続きまして、決算書類についてご説明いたします。  12ページから13ページをお願いいたします。令和2年度生駒市水道事業決算報告書でございます。  まず、(1)収益的収入及び支出の収入についてでございます。第1款の事業収益につきましては、当初予算額に補正予算額を合わせた予算額合計28億3,815万2,000円に対し、決算額は29億3,046万7,915円で、予算額合計に比べ9,231万5,915円上回っております。  次に、支出でございます。第1款の事業費用につきましては、当初予算額にこちらも補正予算額を合わせ、予算額合計28億4,811万4,000円に対しまして、決算額は27億4,522万260円、不用額は1億289万3,740円となっております。この不用額の主なものにつきましては、第1項の営業費用で、委託料について請負差額が生じたこと、第4項の予備費で充当がなかったことなどによるものでございます。  次に、14ページから15ページをお願いいたします。  (2)資本的収入及び支出の収入についてでございます。第1款、資本的収入につきましては、当初予算額に繰越しに係る財源充当額を加えた予算額合計2億8,817万9,000円に対して、決算額は1億5,226万1,350円となり、予算額合計に比べ1億3,591万7,650円の減となっております。この減につきましては、主に第2項の納付金で下水道工事に伴う水道管の移設工事を翌年度に繰り越したこと、第5項の補助金で継続事業としております中央監視制御設備更新工事に関しまして、令和2年度支出予定額を逓次繰越しいたしましたことから、令和2年度の補助金の受入れがなかったことなどによるものでございます。  次に、支出でございます。第1款、資本的支出につきましては、当初予算額に繰越額を加えた予算額合計11億9,915万2,000円に対し、決算額は7億4,779万8,809円となり、翌年度への繰越額を差し引いた不用額は5,354万7,191円となっております。この不用額の主なものは、第1項の建設改良費において工事請負費や委託料で請負差額が生じたこと、第3項の予備費で充当がなかったことなどによるものでございます。  続きまして、16ページをお願いいたします。  令和2年度生駒市水道事業損益計算書でございます。  1の営業収益につきましては22億1,373万8,476円に対し、2の営業費用は25億5,380万9,041円となり、差引き3億4,007万565円の営業損失となっております。この営業損失の主な原因につきましては、先にご説明させていただいております新型コロナウイルス感染拡大に伴う水道料金の基本料金減免に伴い、給水収益が減少したことなどによるものでございます。また、3の営業外収益につきましては4億9,274万9,445円に対し、4の営業外費用は1,353万1,610円となり、営業損失と合わせた経常利益は1億3,914万7,270円となっております。この経常利益に5の特別利益と6の特別損失を合わせた当年度純利益は1億3,953万201円となり、さらにその額に前年度繰越利益剰余金を加えた当年度未処分利益剰余金は6億8,700万3,690円となりました。  次に、17ページの令和2年度生駒市水道事業剰余金処分計算書(案)についてでございます。剰余金の処分につきましては、議会の議決を賜り、行うものでございます。令和2年度未処分利益剰余金は6億8,700万3,690円で、そのうち1億3,953万201円を資本金へ組み入れるものでございます。なお、資本金への組入れにつきましては、長期的な施設の安定に資するために行うものでございますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。  次に、18ページから19ページの令和2年度生駒市水道事業剰余金計算書でございます。この剰余金計算書につきましては、貸借対照表に記載しております資本金及び剰余金が令和2年度にどのように増減したかを表しているものでございます。  続きまして、20ページから21ページの令和2年度生駒市水道事業貸借対照表でございます。初めに、資産の部でございます。  1の固定資産につきましては、(1)有形固定資産、(2)無形固定資産を合わせまして、固定資産合計171億5,227万2,380円でございます。2の流動資産につきましては、(1)現金預金、(2)未収金、(3)貯蔵品を合わせまして、流動資産合計52億4,303万3,039円で、資産の合計額は223億9,530万5,419円でございます。  次に、負債の部でございます。負債の合計額といたしましては、3の流動負債と4の繰延収益を合わせまして72億8,193万9,768円でございます。  次に、資本の部でございます。5の資本金と6の剰余金を合わせた資本合計は151億1,336万5,651円となり、負債と資本の合計額は資産の合計額と同額の223億9,530万5,419円でございます。  次に、25ページをお願いいたします。決算附属書類のキャッシュフロー計算書でございます。このキャッシュフロー計算書は、事業年度における資金の流れを表示したもので、1、業務活動によるキャッシュフローは5億4,166万8,762円の増加となり、2の投資活動によるキャッシュフローは5億5,075万7,572円の減少となりました。3の財務活動によるキャッシュフローにつきましては、企業債等の借入れがございませんので、0となります。令和2年度における資金の増減額は908万8,810円の減少となりました。また、資金期首残高にこの金額を加えた資金期末残高は49億3,688万9,264円となっております。  次に、26ページから29ページは収益費用の明細書でございます。30ページから31ページは固定資産の増減を表した固定資産明細書となっております。  説明は以上でございます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 26 ◯福中眞美委員長 それでは、これより分科会委員による質疑に入ります。 27 ◯岸田靖司上下水道部長 報告の方、続きが、ごめんなさい、併せてさせていただきます。 28 ◯福中眞美委員長 岸田部長。 29 ◯岸田靖司上下水道部長 最後に、報告第12号、令和2年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告についてでございます。  議案書の方の6ページをお願いいたします。  資金不足比率につきましては、事業の規模に対する資金の不足率の比率でございまして、政令で定める公営企業の経営健全化基準は20%となっておりますが、水道事業会計でも資金の不足は生じておりませんので、比率は横棒で記載しております。  報告は以上でございます。 30 ◯福中眞美委員長 これより、分科会委員による質疑に入ります。  まず、報告第12号について、質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 31 ◯福中眞美委員長 質疑等ないようでございますので、これにて報告第12号における分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、議案第64号の収入、支出について一括して質疑等を行います。  質疑等ございませんか。塩見委員。 32 ◯塩見牧子委員 新型コロナウイルスの影響についてなんですけれども、先ほどの一般会計の方でも報告ありましたけれども、コロナ感染症の対応として水道料金の基本料金2カ月分を減免していただいたと。生駒市の場合は割合早い時期にこういう措置をとられて、市民の方の負担もこれによって軽減されたということを、いろんなところで結構有り難いですというお声もお聞きしております。その一方、これを行ったことによって、一般会計からの補助があったとはいうものの、一定やはり財政的な負担と言うか、影響が出ているかと思うんですけれども、経営に与えた影響をどのように捉えておいででしょうか。監査委員さんからの意見書の方にも、62ページに経営分析表の中でかなりこの数値が悪くなったものが挙げられているとは思うんですけれども、この数値の変化はいずれもこのコロナの影響というふうに捉えておいででしょうか。 33 ◯福中眞美委員長 池田上下水道部総務課長。 34 ◯池田尚謙上下水道部総務課長 ただ今、委員さんがおっしゃいましたように、効果、これ、全ての水道の使用の契約者を対象にスピード感を持って対処できたものでありまして、これが広く浅く全体に行われた生活支援だと思っております。なかなか目に見えた効果というところが捉えにくいんですけども、これは市民の生活を考えていち早く行ったというところが効果的であったと思っています。経理的な、経営的な観点からですけども、これは確かに単年度で見れば、影響はあるのかな、影響はあるものと考えております。ただ、このコロナの感染拡大、一種の災害のような緊急事態という認識で我々は考えております。でして、これは県内でも12市のうち10市、実施されておりまして、これは各団体、団体が政策的に決定したものでありますので、確かに単年度で見れば、影響あるものとは考えておりますけども、将来的に、将来県域水道一体化というところもございます。そういうものに関しましては影響ないものと考えています。 35 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 36 ◯塩見牧子委員 次年度以降はこの数値もまた改善していくということだと思いますが、今お答えいただいたように、12市中10市が同じような減免措置をとられたと。2カ月から多いところでは5カ月とか、町で言うと6カ月ぐらい基本料金、減免しているところもありますけれども、他のところも一般会計から国の方の交付金、コロナ対応の交付金を使ってこちらの会計に入れておられるかどうか分からないんですけれども、その広域化の協議を進めるに当たっての影響というのはあまり出てこないというふうにお考えでしょうか。 37 ◯福中眞美委員長 池田総務課長。 38 ◯池田尚謙上下水道部総務課長 先ほどもお話しさせていただきましたように、確かに単年度の収支で見れば影響はあるものと考えられますけども、県域水道一体化、将来、これから先考えていかないといけない事項ではありますけども、将来的なことを考えれば、それは影響ないものと考えております。先ほどもお話しさせてもらいましたように、あくまでこれは政策的に実施させていただいたものでございますので、影響はないものということでよろしくお願いします。 39 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 40 ◯塩見牧子委員 多分影響ゼロではないんですけれども、長い目で見れば、そんなに影響はないということだと思います。こういう予期せぬ支出と言うか、予期はしたんですけれども、それはあったものの、逆にこのコロナの影響で在宅時間が増えて、給水人口は減っているにもかかわらず有収水量は上がったという、それによって収益も上がっていったということもあるとは思うんですけれども、この傾向というのは令和2年度中ずっと続いていた感じですかね。 41 ◯福中眞美委員長 池田総務課長。 42 ◯池田尚謙上下水道部総務課長 そうですね、令和2年度中は正しくコロナの影響で、先ほど委員がおっしゃいましたように、人口は減っていますけども収益というのは上がっています。 43 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 44 ◯塩見牧子委員 手洗いだとか、掃除だとか何かいろんなところで水を使ってくださったと。これまでは節水化の家電だとか、そういうのに押されてなかなか使っていただく水の量が増えなかったというところもあるんですけれども、そういった一面もコロナの特徴だと思うんですけれども、あと影響として、水道事業の事務にコロナの感染症が影響したということはなかったでしょうか。 45 ◯福中眞美委員長 池田総務課長。 46 ◯池田尚謙上下水道部総務課長 事務的なところで申し上げますと、実際、昨年度ですか、コロナの影響でコロナの方をやはり最優先ということで、課員みんなで取り組んできましたので、実際には、例えば7月に決算審査がございますけども、そちらの方にちょっと手がかけられない、そういうことで確かにチェック体制が漏れて、昨年度は少し決算審査の中でおいてミスというところがあったりもしましたので、そういうところになるかなと思います。 47 ◯福中眞美委員長 古川水道事業管理者。 48 ◯古川文男水道事業管理者 補足でございますけども、コロナの減免はざっと1億3,000万ほどですね。在宅時間が増えたということで、大体3,000万強ぐらい。差引き大体5,000万というような、ごめん、一般会計から8,000万いただいて、うまいこと一般会計と、市長の配慮も多々ございまして、一般会計の方から繰り入れるよということで、8,000万強を頂きましたので、丼勘定でございますけれども、ほぼニアな収支とんとん言うたら、言い方おかしいですけれども、二、三千万ぐらいなマイナスで済んだというようなことで、コロナの減免に対しては、さほど水道事業としては影響がないというようなことはちょっとこう整理させもらったのが1点です。事務等もこれはもう役所を挙げて、総出で頑張っている中で、それは当然の行為としてさせていただいたというような分で、水道事業についてはさほどそこの事務に対しては負担が生じなかったというような状況でございますので、併せてよろしくお願いしたいなと思います。 49 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 50 ◯塩見牧子委員 あと、水道料金の滞納とか分納、あるいは延納の手続きをとられた方というのはどれぐらいありましたでしょうか。
    51 ◯福中眞美委員長 塩見委員、今、違う質問ですよね。コロナの関係ですかね。 52 ◯塩見牧子委員 コロナ関連で。 53 ◯福中眞美委員長 分かりました。池田課長。 54 ◯池田尚謙上下水道部総務課長 コロナの関係による料金の納付について、猶予と滞納にはなるんですけども、この9月現在ですけども、家事用で31件、家事用以外で5件の36件が相談というところでございます。実際の相談自体は、この基本料金の減免を昨年からやり出してから500件近くあるんですけども、その中で支払いの猶予という関係につきましては、今申し上げました36件になります。 55 ◯福中眞美委員長 それでは、ただ今の塩見委員の質問、コロナに関連して質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 56 ◯福中眞美委員長 他に収入、支出における分科会委員による質疑等はございませんか。惠比須委員。 57 ◯惠比須幹夫委員 決算書の19ページで、剰余金について資本に入れられるということで、これは将来の管更新等に備えてというご説明だったかと思うんですが、これ今積み上がっている額が151億1,336万5,651円ですね。これについては、県水に移管するとなると、これは丸ごとそっちへお渡しするということになるんでしょうか。 58 ◯福中眞美委員長 岸田部長。 59 ◯岸田靖司上下水道部長 貸借対照表で言いますと、資産の引継ぎというのは全額持っていくという形で覚書等にも書いておりますので、資産。貸借対照表というのは資産と、右側の負債、資本というのがバランスしておりますので、資産を全て引き継ぐという考えを持っておりますので、そういうふうにご理解いただければと思います。 60 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 61 ◯惠比須幹夫委員 それで将来的にその管更新等に必要な額、費用というのは何年で見るかにもよるかと思うんですが、現段階、この決算に当たりましては、大体幾らぐらい見ておられるんでしょうか。 62 ◯福中眞美委員長 岸田部長。 63 ◯岸田靖司上下水道部長 ちょっと委員のご質問の内容がちょっと分かりかねるので、もう一度お願いできますでしょうか。 64 ◯福中眞美委員長 惠比須委員、お願いします。 65 ◯惠比須幹夫委員 何年たったら何年経年劣化がして、何ぼ最低限必要な管更新をしていくということになるかと思うんですが、見えている範囲で、どこまでどう捉えておられるのかということですね。 66 ◯福中眞美委員長 古川事業管理者。 67 ◯古川文男水道事業管理者 まず、この剰余金というこの151億円の分は、これはキャッシュじゃないんです。だから、この151億円持っていくという考え方じゃないんですね。だから、これはあくまでも剰余金というような形で、やっぱりそこには台帳を整理やっていった分のお金の積み上がりやということでよろしくお願いしたいなということと、それと更新費用というのは、この剰余金じゃなくして、キャッシュです。現金預金。キャッシュの方は、ざっと40億強あるんですけども、毎年これをずっと出していきますので、資金残高で物を見て、そこは判断をやっていくんです。今の状態のままで行けば、令和8年で一応この資金残高という、つまりキャッシュが大体10億切るんです。この10億を切ったときに大体黄色の信号がともるというような形になってございます。だから、令和8年を一つのボーダーラインとして事業運営は、今は考えているというような状況でございます。 68 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 69 ◯惠比須幹夫委員 それでは、将来的にもその管更新が年々必要になってくる分、県に引き継がれても、持ち出しはないということでよろしいでしょうか。 70 ◯福中眞美委員長 古川管理者。 71 ◯古川文男水道事業管理者 こちらの方の今の事業運営については、令和8年までは今の現行の水道料金でいけるという形で試算、やってございます。 72 ◯福中眞美委員長 ただ今の質問に関連した質問ございますか。              (「なし」との声あり) 73 ◯福中眞美委員長 他に質問等ございますか。塩見委員。 74 ◯塩見牧子委員 1点、県営水道の水量割合が年々上がっているんですけれども、その理由をお教えいただけますか。 75 ◯福中眞美委員長 岡村工務課長。 76 ◯岡村祥宏工務課長 2年度におきましては、全体の配水量が増えましたので、自己水というのはある程度一定で、その残りを県水ということになりますので、2年度については全体の配水量が増えたために、県水がかなり増えたということになっております。 77 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 78 ◯塩見牧子委員 2年度に限らず、ずっと上がっていってるんですけれども、平成28年度で60%ぐらいだったのが、今66.2%、令和元年度も64.8%ぐらいあったので、何か意図的に増やしていっているのかなと思ったんですけど、違うんですか。 79 ◯福中眞美委員長 岡村課長。 80 ◯岡村祥宏工務課長 谷田浄水場の方を廃止いたしましたので、その分でかなり上がっております。 81 ◯福中眞美委員長 古川管理者。 82 ◯古川文男水道事業管理者 自己水をくみ上げる井戸が、23井で運用をやっていたんですけども、やはりよくくみ上がる井戸と、あんまりもう芳しくないような井戸と、やっぱり井戸というのはそういうような形でやっぱり経年とともに変化をやっていくんですね。やっぱり費用対効果を見るんですね。だから、23本の井戸がやっぱり今効率的に稼働してるのが、今18井の井戸になっているんですね。つまり、井戸を23から18に下げながら、3年に1回、あるいは2年に1回、やっぱりしゅんせつ工事もやっていかなあかん、メンテもかけていかなあかん、検査もやっていかなあかん、そういったトータルのコストと県水を買った場合のコストのその分を対比させていただいて、そしてより効率的に事業運営をやっているというような結果で、ちょっとずつ県水が増えてくるというような今状態になってございます。 83 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 84 ◯塩見牧子委員 県水の方が高いというイメージがあったんですけれども、そうでもない。 85 ◯福中眞美委員長 古川管理者。 86 ◯古川文男水道事業管理者 今、自己水の製造単価が、たしか70円切っているんです、65円ぐらいと思うんですけども。県水の購入金額というのが、今90円のラインで計算やったならば、差ですね、大体25円から30円と。1トン当たり30円の中の勝負です。そこと井戸のランニングコスト、1トン当たり、井戸、何ぼお金かかるかという分との相殺でやってしまうんですね。そういったことで、計算の結果、今18というような形になっているということです。 87 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 88 ◯塩見牧子委員 分かりました。単価は県水の方が高いけれども、結局井戸に係るランニングコストを考えて、そこで相殺したらこういう割合になったということですね、分かりました。ありがとうございます。 89 ◯福中眞美委員長 他に関連して今の質問にありますか。ないですか。              (「なし」との声あり) 90 ◯福中眞美委員長 他に質問等ございませんか。梶井副委員長。 91 ◯梶井憲子副委員長 私も1点だけ、管路の更新のことをお尋ねしたいんですけども、事務事業評価シートの24ページのところなんですが、管路の更新事業、令和2年度の市内の水道管のうち7.1キロ更新されたということなんですが、どんな管路を更新したのか、ちょっと詳しく教えていただいていいですか。 92 ◯福中眞美委員長 岡村課長。 93 ◯岡村祥宏工務課長 内訳なんですけども、水道管を用途や重要度を考慮して四つに区分しております。まずは基幹管路、基幹管路というのは、導水管、送水管、配水本管、導水管というのは水源から浄水場までの管です。送水管というのは、浄水場や配水池から配水池、配水場から各配水池、配水場へ送っている管、各家庭に配っている管じゃなくて、配水池へ送っている管が送水管と言います。残り配水本管、これについては配水管の中で給水をとっていないような本管、これについては基幹管路といたしまして、この基幹管路を令和2年度については0.57キロ、そして次に、重要管路といいまして、管径が150ミリ以上で人口密度の高い地域であったり、あと避難所や病院等重要な施設に送っている管を重要管路と呼んでおりまして、これについては0.34キロ、残りの配水支管なんですけども、配水支管の中で特に耐震性の低い管、これについては5.67キロ、それ以外の管について0.52キロ、合わせて7.1キロの更新を行いました。 94 ◯福中眞美委員長 梶井副委員長。 95 ◯梶井憲子副委員長 管路なんですけど、いろいろ管もあると思うんですけども、生駒市、どういうところに、今おっしゃられた、どういうところに力を入れて更新を進めておられるんでしょうか。 96 ◯福中眞美委員長 岡村課長。 97 ◯岡村祥宏工務課長 先ほど申しました、基幹管路、重要管路、耐震性の低い管路、その他の管路の順で優先順位を決めております。それに劣化度、漏水の件数や濁水の発生件数、それと経年度、埋設からの年数ですよね、それと管種、あと耐震性、管径など、総合的に判断して順位を決めております。以上です。 98 ◯福中眞美委員長 梶井副委員長。 99 ◯梶井憲子副委員長 この各年度の概要のところを見ると、予算現額、令和2年度の予算のところでの予定管路更新の目標が6.1キロのところを実際7.1キロ更新されているんですね。この距離とかも当初の計画と決算のところ、結果としてかなり違っているようなんですけど、この要因というのは何なんでしょうか。 100 ◯福中眞美委員長 岡村課長。 101 ◯岡村祥宏工務課長 まず、6.1キロが7.1キロになっているのは、令和元年度から令和2年度の繰越しを含みまして7.1キロとなっております。あと、この当初の予定と決算時と違いますのは、去年の新規主要時点では事業費と距離のところだけ決まっておりまして、実際にどこをやるかというのは予算作成時に決めておりまして、結果こうなったということです。 102 ◯福中眞美委員長 梶井副委員長。 103 ◯梶井憲子副委員長 予算を決めるときには、この距離だけが決まっていて、その詳細と言うか、どこを重点的にやろうみたいな計画は、令和2年度についてはまだ出されていなかったということでしょうか。 104 ◯福中眞美委員長 岡村課長。 105 ◯岡村祥宏工務課長 今まで、水道管の更新なんですけども、他工事の関連、移設工事であるとか、道路の改良工事に伴いまして行います水道管の更新がほとんどでして、例えば29年度でしたらもうほとんど90%近くが他工事関連、30年度、31年度につきましても、ほとんどが7割です。30年度、31年度についても7割ぐらいは、他工事関連で工事を行っておりました。こういう点もありまして、なかなか他工事に影響されますので、距離と事業費を決めて予算時に優先順を決めて作成しているという形になっておりましたが、一応、今年度に管路の更新計画の作成をしておりまして、今後は計画どおり、ここら辺をどれぐらいやるというのは事前に決めて計画的にやっていきたいと思っております。 106 ◯福中眞美委員長 古川管理者。 107 ◯古川文男水道事業管理者 6.1、7.1というのは、例えば、普通の管やったならば、費用も大体メーター10万円ぐらいでいけるんです。だけども、やっぱり配水本管やとか、導水管とかうんぬん、太くなれば、当然お金が上がるんですね。メーター当たり倍ぐらいの金額になってくるんですね。予算の定め方という分については、基本的にはお金、金額でベースを踏んでたわけですね。だから、距離というのは、その他の管路ばっかしぎょうさんやっていけば距離は増えていくんですね。重要管路がぐっと増してくれば、距離が減っていくんですね。そういった形のものが出てきたということで、この元年と、すいません、この決算式、このシートの見方というのはそういうふうな形で見ていただいたらよく分かると思うんですね。簡単に言えば、今まではその他の管路の方が非常に多かったというような見方ができるということですね。それと、これが2年からぐっと、どういうような形でやってきたかとなれば、当然新水道事業ビジョンが2年作成させていただいて、そのビジョンに基づいて、やはり優先順位をしっかりと決めていこうということで、重要管路、あるいは基幹管路、そういった形のものもしっかりと見ていきながら、そして事業執行をやっていくというような形でビジョンにきちっと合わせたというような結果になっているんです。  それともう一つ、今後の見方はどないやっていくのかという話になってきます。やはり、お金というのは非常に大事なものです。だから、費用というような形のものを第一義に据え付けまして、それに合うような形で組んでいきたいと。だから、目標というのはあくまでも、今7.1、7キロというような形で持っているんですけども、7キロというような形のものを保障するお金というのが、今度お金がそこにあんまりたくさん行けば、先ほどの話じゃないですけども、やっぱり今、令和8年まで、今の料金のままでどうにかやっていきたいわけですね。だから、7.1にがんと力を入れて、監視もパチッとやっていけば、もっと早く、やっぱり自己資金が足らなくなってくるんですね。だから、やっぱりそのお金と事業のいかにしてうまく組み合わしながら、令和7年、あるいは令和8年まで今の体制でどうにかもちたいというのが一番大きな考え方です。 108 ◯福中眞美委員長 梶井副委員長。 109 ◯梶井憲子副委員長 計画的に効率よく進めるのがなかなか難しいということだったんですが、令和2年、水道ビジョンできましたし、この表を見ると、現年度の分もまだちょっと計画的でない感じのざっくりとした予算になっているんですね。令和4年度からきちんと計画を立てて、もう少し詳しく計画的に進められるということでしょうか。 110 ◯福中眞美委員長 岡村課長。 111 ◯岡村祥宏工務課長 今年度に更新計画、策定いたしますので、予算時にはちょっとぎりぎり、難しいところもありますけども、4年度から計画的に更新していきたいと考えております。 112 ◯福中眞美委員長 梶井副委員長。 113 ◯梶井憲子副委員長 令和4年度の予算、どんな管をするのかというのまでちょっと示していただけたらすごく分かりやすいし、有り難いと思います。これ、もちろん将来的に一体化の事業につなげていくということで進めていただくんですけど、やっぱり災害に強いこの水道管路網というのを目指していると書かれているんですけども、さっき古川管理者、おっしゃられたように、距離だけじゃなくてやっぱり特に基幹管路とか重要管路、その辺りの耐震化というのもしっかりと整えておいてほしいです。あと、やっぱり水というのは最も重要なライフラインになりますので、計画的に今後も進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。以上です。 114 ◯福中眞美委員長 ただ今の管路の更新事業に関連して質問ございますか。              (「なし」との声あり) 115 ◯福中眞美委員長 他に質問等ございますでしょうか。              (「なし」との声あり) 116 ◯福中眞美委員長 他に質問等ないようでございますので、これにて収入、支出における科会委員による質疑を終結いたします。  分科会委員による質疑が終わりましたので、次に、2件について一括して分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。浜田委員。 117 ◯浜田佳資委員 幾つか確認がありますが、事業評価シートの24、先ほど梶井副委員長が質問されたところなんですけど、その他の管路のその他というのは、何があってこのその他があるのか、ちょっと説明してもらえますか。 118 ◯福中眞美委員長 岡村課長。 119 ◯岡村祥宏工務課長 基幹管路、重要管路以外の管になります。その中で、耐震性があるのとないのと分けていることになります。 120 ◯福中眞美委員長 浜田委員。 121 ◯浜田佳資委員 この表で見ると、基幹管路、重要管路、耐震性の低い管があって、それ以外はその他の管路のように読めるんですが、それでいいんですか、ではないと。 122 ◯福中眞美委員長 岡村課長。 123 ◯岡村祥宏工務課長 そのとおりでございます。 124 ◯福中眞美委員長 浜田委員。 125 ◯浜田佳資委員 そうなりますと、令和2年度は基幹管路、重要管路に関して何も記載がなくて、その後決めてやったという、これを決めるときはそんなのが決まってなかったと。そういうところが、そういう計画的じゃないのはちょっとまずいなということで言いながら、令和3年度まだ決まってなかったと。令和4年度からそこら辺は決めるということなんですか。 126 ◯福中眞美委員長 岡村課長。 127 ◯岡村祥宏工務課長 管路の更新計画につきましては、今年度作成しておりまして、予算時には決まってはおるんですが、この資料作成と、当初には決まってなかったというとこです。 128 ◯福中眞美委員長 浜田委員。 129 ◯浜田佳資委員 それじゃ、その他の管路、令和2年度が当初は3.1キロが、実際やったら0.52キロというこの落差はどこから来ているんでしょうか。 130 ◯福中眞美委員長 岡村課長。 131 ◯岡村祥宏工務課長 実際この3.1を決めたときにつきましては、場所はまだ決まってないときに3.1としておりますので、これ実際、その他の管路につきましては、ほとんどこれ移設工事でして、もちろんその他管路というのは一番優先度が低い管路ですので、他工事関連が多いと、これが増えてくるという形になっていまして、この当時はちょっとまだ距離が決まってなかったということです。 132 ◯福中眞美委員長 浜田委員。 133 ◯浜田佳資委員 ということは、当初見込みよりも他工事と関連するところがその他の管路では結局少なくなってしまったので、結果的にこうなったと、そうなっても重要度が低いからあまり影響はないよと、こういう理解でよろしいですか。 134 ◯福中眞美委員長 岡村課長。 135 ◯岡村祥宏工務課長 結果的にこうなったということです。 136 ◯福中眞美委員長 岸田部長。 137 ◯岸田靖司上下水道部長 すいません、浜田議員の方からお尋ねのことなんですけども、この事務事業評価シートの基となっておりますのが、ご承知かと思いますが、新規主要事業のシート、ここの予算、決算年度の左側に書いております部分というのが、いわゆる予算値を記入しております。ここの部分につきましては、3月段階でお知らせした内容をそのまま記載しております。いわゆる3月、4月ぐらいになると当然その令和2年度にやる細目と言うか、どこをやる、どの部分を何キロ工事やるというのは実際上あるんですけども、これをつくりました去年の秋口の段階では、総額の予算とおおむねの距離数をもって新規事業ヒアリングに臨んでおったということでございます。関連してお答えさせていただきますと、先ほど梶井副委員長の方からもお話がありましたように、今年度、管路更新計画というものを定めると、中身は何やと言うと、これもいわゆる各管種管路の重要性、老朽度とか、いわゆる総合的な評価をもって、どこから進めていくのが一番いいんだというのを順位づけ、優先度づけしていこうというふうに今考えておりまして、その計画を策定しております。令和4年度からはその優先度に基づいて予算化をしていきたいと。ただ、いわゆるお金、財源が無尽蔵にあるわけではございませんので、各年度にいわゆるアセットマネジメントを組んで平準化した中で管路の更新をやっていきたいと。それを令和4年度予算からは、いわゆるどういう管路を何キロぐらいやっていくというのをできるだけ詳しくお知らせできるようにしたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 138 ◯福中眞美委員長 浜田委員。 139 ◯浜田佳資委員 それは分かりました。それでこの管路更新に関しましては、以前から古川事業管理者が、管路の寿命が55年スパンで考えているということで、ただ、それでいきますと、毎年1.8%になると、実際はその半分ぐらいだと。ただ、その他管路で重要性が低いということを除けて考えたら何とかなるんじゃないかということで考えているという、そういう理解でよろしいですか。 140 ◯福中眞美委員長 古川管理者。 141 ◯古川文男水道事業管理者 一応管路については、法定耐用年数は40年。従来、車と一緒で車は6年、だけども実際は10年以上は使えるんですね。だから、評価耐用年数という考え方を採用させていただいていると。評価耐用年数の考え方については、公共補償の減耗、つまり公共工事でやったときに何年ぐらいの管やったら保証しますよというようなものです。それでは55年ということです。平成30年にそこをまた見直しされまして、今80年という形になっているんですね。だから、80年でいけば、1割る80、1.25かな。だから760キロ、そこにその数字を掛けるんですね。掛けたならば、一応目標の距離が出るんですね。そういった中で、今夢みたいな話ですけども、80年から100年もちますという管が、GX管で、それは販売じゃないですけど、これは数年前からそれをやっていただいているんですね。だから、今、うちの方の工事はものすごくもつ管、つまり100年もつというようなことですけれども、その管をベースに、今、事業を進めていると。だから670キロですので、100年間ですので、1ですね。だから、1年間6.7キロを更新かけていけば、100年で全部入れ換わるというように計算上はなってくるんですね。だけども、変な言い方かも分かりませんけども、先ほどの話に戻りますけれども、全体の話はそうやった形でなるんですけども、やっぱりそのお金、お金がざっと8億4,000万円で見ているんです。8億4,000万円というのは何を見ているのかといけば、令和7年、8年という、先ほどお答えしましたけども、一体化は令和6年からです。うまいこといけばですね。令和7年、8年というのは、もし仮に一体化の方が有利になれば、そちらに乗り換えることによって、やっぱり市民の負担がそこで抑えていけるというように考えているんです。だから、もし仮にそこの話がうまくいかなかったならば、資金というのが8億4,000万円、管路の更新等でずっと使っていけば、それが10億切ってしまうと、これはキャッシュですけど。だから、そこをめどにいかにして事業執行をやっていくかとなれば、お金が先にベースになるんですね。だから、更新は7キロほどやりたいよ。だけども、お金の方が8億4,000万円の縛り、そこでかけざるを得ないと。今度は逆に考えたら、8億4,000万円でどんな管を何キロ工事ができるんですかと、こう戻ってくるんです。それが今しっかりと計画を立てて事業運営やっていこうやないかというように、今なっていますのでね、だから先ほどの答弁、あるいは説明の分というのは、そういった大がかりなくくりの中でご理解願えれば幸いかなと思います。 142 ◯福中眞美委員長 ただ今の管路の更新事業に関連しての質疑等はございませんか。
                 (「なし」との声あり) 143 ◯福中眞美委員長 他に分科会外委員による質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 144 ◯福中眞美委員長 他に質疑等ないようでございますので、以上で水道事業会計に係る報告第12号と議案第64号に係る質疑を終結いたします。  それでは、ただ今から説明員の入替えを行いますので、委員におかれましてはそのまま待機願います。  議案第59号、令和2年度生駒市一般会計決算の認定についての上下水道部所管分のうち、下水道事業分を議題といたします。  決算書に基づき、部長から費目順に説明を受けます。岸田上下水道部長。 145 ◯岸田靖司上下水道部長 それでは、議案第59号、令和2年度生駒市一般会計決算の認定について、下水道事業所管分につきまして、ご説明を申し上げます。  決算書の84ページから86ページをお願いいたします。  款4、衛生費、項1、保健衛生費、目5、環境保全対策費でございます。85ページから86ページにかけましての、節18の負担金補助及び交付金における浄化槽設置整備補助金でございます。本事業は、生活排水による河川の水質汚濁を防止し、生活環境の保全を図るため、合併処理浄化槽の設置者に対し56基の設置補助を行ったものでございます。  次に、少し飛びまして、108ページの下段をお願いいたします。  款6、土木費、項5、下水道費、目1、下水道費でございます。本費目につきましては、下水道事業の執行に伴い、特定財源の不足する額、9億588万924円を一般会計から下水道事業会計へ補助を行ったものでございます。なお、不用額につきましては下水道使用料が当初見込みより増収となったことなどにより、不用額が生じたものでございます。  一般会計決算のうち、下水道事業所管に係るものは以上でございます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 146 ◯福中眞美委員長 これより、分科会委員による質疑に入ります。  まず、歳入について質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 147 ◯福中眞美委員長 質疑等ないようでございますので、これにて歳入における分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、配布しております一般会計決算所管別一覧表、上下水道部、下水道事業分所管分の順に従い、歳出について質疑に移ります。  まず、決算書84ページから86ページ、款4、衛生費、項1、保健衛生費、目5、環境保全対策費の中の浄化槽設置補助事業費について質疑等ございませんか。惠比須委員。 148 ◯惠比須幹夫委員 これは合併処理浄化槽に対する補助ということで、2年度56基ということなんですが、これは新築、若しくはそれ以外の増改築とか、単独での浄化槽での入替えとかという仕分けをすると、どういう割合になっているんでしょうか。 149 ◯福中眞美委員長 河島下水道課長。 150 ◯河島嘉明下水道課長 56基の内訳でございますけれども、くみ取りからの転換が6基、それと単独処理浄化槽から合併、入れ換えられた方が10基、あとは新築、増築ということで、40基入れております。以上でございます。 151 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 152 ◯惠比須幹夫委員 いつも申し上げることでもあるんですが、当然新築となりますと、もう法律で決まっている話ですので、当然入れると。それに対して汚水処理を進めると言うか、河川の浄化に資するという部分で古いものを入れ換えていかれるとか、若しくは増改築に合わせて入れられるとかという部分との差と言いますか、例えば汚水処理を更に汚水処理率を進めていくという観点からすると、新築以外の部分にもうちょっと積み増しをするとかということが望ましいのではないかな。それによって汚水処理率を拡大していくと思うんですが、その点についてはどのようにお考えでしょうか。 153 ◯福中眞美委員長 河島課長。 154 ◯河島嘉明下水道課長 おっしゃっておられるように、やはり新築と単独処理浄化槽をなくして、汚水処理率を上げるというような、どちらかというと、そちらの方に軸足を置いた補助金ということをしていきたいとは思っております。今現在、生駒市でやっておりますのが、設置補助という形で今申し上げた分と、あと単独処理浄化槽を、転換を促進するためのインセンティブとして配管補助、これ、単独槽を合併に変えるときのみなんですけれども、これで30万円の最大補助をしていると。それと既設の単独処理浄化槽を撤去される場合については、合わせて9万円ということで、設置補助プラス、今言わせていただいた分、これは全て国庫補助と、あと県の補助がございます。この辺を用いて、新築は新築で汚水処理の普及ということで下水道がまだ当分の間、来られない方には出しながら、そういった転換についても力を入れているというところでございますので、よろしくお願いいたします。 155 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 156 ◯惠比須幹夫委員 分かりました。そうしますと、単独等からの転換という部分では、その浄化槽そのものプラス配管の補助、宅内配管の補助とか、撤去費用の補助というのが上に乗ってくるということですね。分かりました。その辺、しっかりとちょっとアピールをしていただいて、更に汚水処理率を上乗せしていけるように周知していっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 157 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における分科会委員による質疑等はございませんか。神山委員。 158 ◯神山聡委員 これ、元年度、30年度69基から大幅に減少してて、実績と照らして予算の方を上げていると思うんですけども、見込みより大幅に減少したその原因はどういう理由からだと分析しているんでしょうか。 159 ◯福中眞美委員長 河島課長。 160 ◯河島嘉明下水道課長 今おっしゃっていただいたように、30年度、元年度と69基ということで、ちょうどその予算がかつかつと言いますか、結果的には皆さん、もらっていただいたんですけれども、ちょっと危ないなというところまで行っておりました。実績も踏まえつつ、あと開発地という、浄化槽での開発地というのはまだたくさん残っておりましたので、74基ということで計画はしていたわけなんですけれども、結果として56基と。分析ということでございますけれども、ちょうどこの補助申請を出される前に、その土地が、下水が来るのか、それとも浄化槽の補助が出るのかというような照会がございます。その中で、実際には浄化槽をつけようと思われた方が補助申請が出てきて56基と。この照会の件数は、30年度、元年度ともに大体150件ぐらいあって、2年度は200件弱ぐらいあって、すごく出てくる、いつもの年よりも更に出てくるというイメージがあったんですけれども、結果として56基ということで。やはり、これ4割補助という形で先ほど国費、利用していると言いましたけれども、4割相当分を補助ということで、6割については個人負担だということになっております。特に、2年度はこれに出てこなかったことの分析というのはなかなか難しいんですけれども、一つの要因としては、コロナ禍ということで社会経済情勢が変化したと。そんな中で、問合せはあったものの、実際に浄化槽、また家の改築等に踏み切るだけの各ご家庭のそういった余裕と言うか、判断が2年度については少し少なかったのかなというようなところも一つあるのではないかと考えております。以上でございます。 161 ◯福中眞美委員長 神山委員。 162 ◯神山聡委員 たしか2年前にこの実績値、上昇しているというところで、私の方からも予算をちょっと上げた方がいいんじゃないかというようなお話もさせていただいてたんですけど、今回予算を増額していくのと併せて、設置件数も増やそうというところで、新たにその周知とか啓発って一緒に行っていたようなことはなかったんでしょうか。 163 ◯福中眞美委員長 河島下水道課長。 164 ◯河島嘉明下水道課長 7基ほど増やさせていただいたということで、特にそこだけの周知というのは、実績、それから開発の動向も踏まえて増やしておりましたので、特にあれなんですけれども、ちょうど元年から先ほどご説明させていただいた配管補助等を新たにしたということで、2年度も引き続き広報とかホームページとか、あと個別に自治会への回覧等もさせていただいて周知の方は図っていたということでございます。 165 ◯福中眞美委員長 神山委員。 166 ◯神山聡委員 総合計画第5次の方だと、これの合併処理浄化槽設置補助基数の目標値というのが示されていて、分かりやすかったんですけど、第6次の方ではこれがなくなってたのでちょっと聞いておきたいんですけど、令和5年までの総数として合併処理浄化槽設置補助基数、これを何基と目標を持っていて、今途中段階、令和2年度目標基数、これを何基とされて、その目標値に対してどこまで達成ができている状態なんでしょうか。 167 ◯福中眞美委員長 河島下水道課長。 168 ◯河島嘉明下水道課長 その総合計画では100基ほど、これ、累計補助基数という考え方ですので、生駒市の補助は平成3年からずっと補助させていただいたと。5次総計では、100基ほど下回っていたというようなことでございます。目標数値としては、30年から令和4年ぐらいまでについては67基と、あとは一律ではなくて、開発の動向等も見ながら、実績も見ながら、当然一般会計の補助金という、すいません、補助金というような位置付けもございますので、その辺の予算も勘案しながら、67基をベースにしていきたいというふうに考えております。 169 ◯福中眞美委員長 神山委員。 170 ◯神山聡委員 下水道の普及率として、合併処理浄化槽の普及率、両方足して汚水処理人口普及率というのがあるわけですけど、汚水処理の基本計画の方では令和12年まで全体の汚水処理の目標値というのがあるんですね。たしか以前お話しされてたのは、下水道普及率は目標達成、あまりできていないと。ただ、合併処理浄化槽の普及率が高くて、全体の汚水処理普及率の底上げができているというようなお話もされてたんですね。この辺りの動きというのはあまり変わってないんでしょうか。 171 ◯福中眞美委員長 河島下水道課長。 172 ◯河島嘉明下水道課長 下水道の方は、国の補助金というのが大幅にカットをされた時期が結構長いこと続いておりまして、その分、ちょっと普及率については遅れていたというようなところでございます。その分を、合併処理浄化槽の普及を併せながら、両方で汚水処理率を達成していきたいというような考え方は今も変わっていないというところでございますので、よろしくお願いします。 173 ◯福中眞美委員長 神山委員。 174 ◯神山聡委員 2年度から企業会計、導入されて、資産状況とか明確になってきて、その分負債も明確になったりして、計画の中で下水処理、普及率上げていくというところに、どれだけお金を割けていくのかというとこがまた新たな課題としてあると思うので、全体の計画区域外の合併浄化槽の普及率、上げていくというのは非常に全体の普及率を上げる中で重要だと思うんです。その辺、考えて、新たにどういう取組、啓発等、何かしていくというようなことは考えてないんでしょうか。 175 ◯福中眞美委員長 河島下水道課長。 176 ◯河島嘉明下水道課長 やはり、この合併処理浄化槽は、一つには課題という意味では、費用負担が個人さんにも出てくると。何度も申し上げていますように、おおむね4割は補助があるんですけれども、6割は個人負担が出てくると、こういう費用負担の面が一つ。それとやはり目的という意味で言えば、それによって生活環境が改善されて、河川、公共用水域がきれいになっていくといった環境面というのがある事業ということでございます。今まで、どちらかというと、その金額面のPRばっかりをしてきたわけなんですけれども、やはり今後の啓発については、ちょっとそういう環境面とか、そういうのも踏まえながら、ちょっと啓発の仕方というのを変えた中で、また更なるこの設置補助の底上げみたいなのに取り組んでいきたいなと考えておりますので、よろしくお願いします。 177 ◯福中眞美委員長 神山委員。 178 ◯神山聡委員 分かりました。全体の普及率を上げるというところで、合併処理浄化槽はやはり進めていくべきところで、それに対して新たな取組を考えていただいているということなので、引き続きよろしくお願いいたします。 179 ◯福中眞美委員長 他に分科会委員による質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 180 ◯福中眞美委員長 次に、決算書108ページ、款6、土木費、項5、下水道費、目1、下水道費について質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 181 ◯福中眞美委員長 分科会委員による質疑等ないようでございます。  それでは、上下水道部所管分のうち、下水道事業分に係る各決算関係書類を含めた総括的な質疑を行います。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 182 ◯福中眞美委員長 他に分科会委員による各決算関係書類を含めた総括的な質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、一括して分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。竹内委員。 183 ◯竹内ひろみ委員 先ほども審議ありました、86ページの浄化槽設置に関連しての質問なんですけれども、既に設置されている浄化槽について、やはりちゃんとした水を排水するという、環境悪化を防ぐということでは、その後の管理とかが非常に大事になってくると思うんです。そういう浄化槽の保守、点検、あと検査、そういうところはどのように進めておられるのか、ちょっと説明、お願いします。 184 ◯福中眞美委員長 河島下水道課長。 185 ◯河島嘉明下水道課長 今おっしゃっていただいたように、適正に浄化槽を設置されても、以後の維持管理が行われていなければ、やはりきちっとした処理ができないと。特ににおいの問題等で、中にはご近所のトラブルというようなことになってくるということで、浄化槽を管理しておられる方に、先ほどおっしゃっていただいたように清掃と保守点検等を義務づけていると。そしてもう一つその清掃保守点検が適正に行われているかどうかというのを、法定検査という形で、それも受けなさいよというような形で義務づけられていると。生駒市はちょうど平成24年から、元々そういった啓発関係のことを県がやっとったわけなんですけれども、権限移譲を受けまして、生駒市内の分は生駒市が啓発するというような形で、現在そういったことに取り組んでいるというようなところでございます。 186 ◯福中眞美委員長 竹内委員。 187 ◯竹内ひろみ委員 ありがとうございます。保守点検、あとくみ取りとかはされております。それで、これは市民の方が全部費用を負担されておりますね。それと先ほど言われた法定検査なんですけれども、これ年1回義務づけられているということなんですが、ちょっと市民の方から、これ全然受けてない人が多いと。そのまま過ぎてそのまま何も責められてないと言うか、非常に不公平を感じるというふうな訴えがありまして、そういうことについてはどのように把握されておりますか。 188 ◯福中眞美委員長 河島課長。 189 ◯河島嘉明下水道課長 法定検査なんですけれども、確かに受けておられない方と受けておられる方というのがございます。ちょうど、先ほどの話の続きじゃないですけれども、合併処理浄化槽のそういった検査、法定検査は権限移譲を受ける前が32.1%だったんですけれども、令和2年度で49%ということでかなりアップはしているんですけれども、それでも半分程度の方が受けられてないというような現状がございます。それについての啓発というようなことでございますけれども、元々その検査を実施しますのは奈良県が指定する指定検査機関で、奈良県環境保全協会と、これ、県内で1社しかできません。ここが、やはり受検の案内をすると、これがまず一つ目になってきます。例えば、受けられない、それでも受けられない方については、先ほどの権限移譲を受けたということで、市からも併せていろんな形で通知等をしていると。あとは一般的な広報ということになってしまいますけれども、広報とかホームページ、それからこちらの方も自治会向けに回覧をさせてもらったりしていると。それと、ちょうど補助金の話、先ほどさせてもらいましたけれども、補助を出させていただく場合については、その検査を3年間前納という形で、事前に頂いて受検率の向上ということを図っていくというようなところでございます。そんな取組もしながら、結構32から49に上がってきたんですけれども、やはり今おっしゃっておられるように、まだ半分の方が受けられないというようなことで、今後も取組については続けていきたいというふうに考えております。 190 ◯福中眞美委員長 竹内委員。 191 ◯竹内ひろみ委員 半分の方が受けずにそのまま放置されていると言うか、やはりこれ非常に問題じゃないかなと思いますので、その検査への申込みというのは、この検査機関に対して別にするわけですか、市民の方が。 192 ◯福中眞美委員長 河島下水道課長。 193 ◯河島嘉明下水道課長 そうでございます。 194 ◯福中眞美委員長 竹内委員。 195 ◯竹内ひろみ委員 そうするとやはり非常に意識の高い方、自発的にしないことにはなかなか増えないんじゃないかなということを感じます。浄化槽の適正な維持管理をというこの回覧されているリーフレットにちょっと書いてあることで、この申込みについては保守点検とか清掃、くみ取り、それの契約を結ぶときに、その検査の手続きも併せて行うようにすれば便利ですよと書いてあるんですが、そういった呼びかけというのは、市の方ではされていませんか。 196 ◯福中眞美委員長 河島下水道課長。 197 ◯河島嘉明下水道課長 一緒にと言いますのは、保守点検と一緒にということですか。清掃につきましては、生駒市内では清掃社という1社しかできないということで、あと保守点検につきましては、奈良県への登録制度というのをとって、生駒市でそういった業ができるのは100社以上あったと思います。100社ほど。保守点検は県内業者ということで120社ほどございます。その二つが適正に行われてたかどうかということを、第三者機関である検査機関が検査して判定するというのが法定検査と呼ばれているものでございまして、保守点検と一緒に、清掃と一緒にセットでできる業務というような形ではございませんので、また別途、先ほど言いましたように、奈良県内では、県が指定しているのは環境保全協会という1社になっておりますので、そことは一緒にはできないというようなことになっておりますので、よろしくお願いします。 198 ◯福中眞美委員長 竹内委員。 199 ◯竹内ひろみ委員 この市民の方にお聞きしましたら、その保守点検というのは年に3回やっておられて、毎回2,200円かかるそうです。くみ取りについては年1回でいいということで、清掃ですね。それは自治会の方で割引するというような制度もあって、1万2,100円。そして法定検査は年1回、4,500円なんですけど、その前の方の二つは皆ちゃんとやっておられる。保守点検というのはどんなことするんですかね。 200 ◯福中眞美委員長 河島下水道課長。 201 ◯河島嘉明下水道課長 先ほど来申し上げていますように、清掃と保守点検がきっちり行われているかということと、それを確認するためにやはり水質検査、これが幾つかあるんですけれども、大きなところで言いますと、水質検査というようなところが主な内容になってくるというようなところでございます。 202 ◯福中眞美委員長 竹内委員。 203 ◯竹内ひろみ委員 先ほどちょっとお聞きしたのは、保守点検というのはどんな点検なんですか。 204 ◯福中眞美委員長 河島課長。 205 ◯河島嘉明下水道課長 保守点検に関しては、先ほど年3回以上というのは合併処理浄化槽でしたら、近年のものでしたら年3回と、清掃につきましては年に1回ということですけれども、これは浄化槽のタイプによってちょっと変わってくるということで、全てではないというようなことでございます。それと保守点検につきましては、機械の調整とか、スカム、汚泥の状況を確認して、あと消毒剤の充填を行うというようなことで、定期的に行うことによって通常の運転ができるように点検されるというのが保守点検というようなことになってございます。 206 ◯福中眞美委員長 竹内委員。 207 ◯竹内ひろみ委員 今お聞きしまして、やはり市民の方からしますと、それぞれ業者さんがばらばらで、それぞれに申込みしてやっていかないといけないと。そういうことで非常にやりにくい制度だなと思います。なので、やはり今後この環境保全のためには、もっと浄化槽を設置されたところも、きちっと保守点検し、検査も受けて、きちっとした排水ができているか、確認していくことは非常に重要なことだと思いますので、もう市民の方への啓発はもっと努めていただくとともに、やはりそういった制度のちょっと市民の方から見てやりにくいところ、そういうところをもう少し改善していただくように、是非検討いただきたいと思います。これは要望しておきます。 208 ◯福中眞美委員長 他に分科会外委員による質疑ございませんか。              (「なし」との声あり) 209 ◯福中眞美委員長 他に質疑等ないようでございますので、以上で議案第59号の上下水道部所管分のうち、下水道事業分に係る質疑を終結いたします。  最後に、下水道事業会計に係る報告第12号、令和2年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告について及び議案第65号、令和2年度生駒市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてを一括して審査いたします。  岸田上下水道部長から説明を受けます。岸田上下水道部長。 210 ◯岸田靖司上下水道部長 それでは、報告第12号、令和2年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告について、議案第65号、令和2年度生駒市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてを併せてご報告、ご説明申し上げます。 211 ◯福中眞美委員長 長いようでしたら、着座にてどうぞ。 212 ◯岸田靖司上下水道部長 座らせていただきます。  それでは、最初に議案第65号、令和2年度生駒市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてをご説明申し上げます。別冊となっております下水道事業会計決算書をお願いいたします。  なお、下水道事業は令和2年度から地方公営企業法の財務規定等を適用いたしましたことに伴いまして、初めての企業会計決算となりますことから、決算書中、令和元年度及び増減率の数値に関しまして、バー表示といたしました箇所がございますことをあらかじめお断り申し上げます。  それでは、下水道事業会計決算書の1ページをお願いいたします。令和2年度生駒市下水道事業報告書でございます。  1、概況、(1)総括事項といたしまして、令和2年度は流域関連公共下水道竜田川処理区において管渠整備工事を実施しました。また、老朽化した管渠等の維持管理を行い、施設の安全性を図るとともに、山田川浄化センター、竜田川浄化センターや各中継ポンプ場において各施設の設備機器の点検及び修繕を実施し、適正な汚水処理を行いました。さらに、今後の人口減少や節水型機器の普及により、下水道使用料の増収が見込めない中で、将来にわたって持続可能な下水道サービスを安定的に提供していくため、経営の基本方針となる経営戦略として、財政収支見込みを作成いたしました。  次に、ア、業務概要でございます。令和2年度末の供用開始区域内人口は8万5,147人で、下水道普及率は前年度に比べ0.4ポイントアップの71.8%となりました。  次に、イ、建設改良工事につきましては、総括事項でもご説明いたしましたとおり、流域関連公共下水道竜田川処理区において管渠整備工事を行い、管渠で延長1,863メートルの施工をいたしました。なお、建設改良工事の概要につきましては、3ページから4ページに記載しておりますので、ご清覧おき願います。
     続きまして、ウ、経営状況でございます。営業収益約9億326万円に対しまして、営業費用は約20億5,309万円となり、一般会計補助金、長期前受金戻入などの営業外収益約16億3,486万円を加え、支払い利息等の営業外費用約1億3,546万円を差し引いた経常利益は約3億4,957万円となりました。この経常利益に特別利益と特別損失を合わせた当年度純利益は約3億8,907万円となりました。  次に、2ページをお願いいたします。  (2)議会議決等事項につきましては、令和2年度に議会への報告や議決いただきました事項について記載しております。  (3)行政官庁届出事項につきましては、総務大臣に対して地方公営企業法適用状況異動報告書を届出いたしました。  続きまして、5ページをお願いいたします。  3、業務でございます。(1)業務量に関する事項の主なものといたしまして、表の2行目の年度末供用開始区域面積は1,235.18ヘクタールで、前年度と比較して8.45ヘクタール増加しております。  次に、3行目の供用開始区域内人口は8万5,147人と、前年度と比較して32人増加しています。  次に、4行目の水洗化済み人口は7万7,240人と、前年度と比較して231人増加しています。  続きまして、決算書類についてご説明いたします。10ページから11ページをお願いいたします。令和2年度生駒市下水道事業決算報告書でございます。  まず、(1)収益的収入及び支出の収入についてでございます。第1款の事業収益につきましては、予算額28億2,749万7,000円に対し、決算額は27億5,878万6,236円で、予算額に比べ6,871万764円下回っております。この減少につきましては、主に第2項の営業外収益で一般会計補助金が減少したことによるものでございます。  次に、支出でございます。第1款の事業費用につきましては、予算額24億366万5,000円に対し決算額は23億5,729万7,569円で、不用額は4,636万7,431円となっております。この不用額の主なものにつきましては、第1項の営業費用で入札執行による差額のほか、動力費や人件費の減少、第3項の特別損失で消費税申告額の計算方法の見直しにより、納付額が減少したことによるものなどでございます。  次に、12ページから13ページをお願いいたします。  (2)資本的収入及び支出の収入についてでございます。第1款、資本的収入につきましては、当初予算額に補正予算額と建設改良繰越し工事の財源充当額を合計いたしました予算額合計6億9,704万6,500円に対しまして、決算額は4億9,987万4,134円となり、予算額合計に比べ1億9,717万2,366円の減少となっております。この減少につきましては、主に事業が翌年度に繰越しになったことにより、第1項の企業債及び第2項の補助金が減少になったことによるものです。  次に、支出でございます。  第1款、資本的支出につきまして、予算額15億6,763万8,000円に対し、決算額は13億4,285万9,076円となり、翌年度への繰越額を差し引いて、不用額は6,527万8,924円となっております。この不用額の主なものは、前年からの繰越し工事等の不用額、人件費、流域下水道建設負担金の減少等によるものでございます。  続きまして、14ページをお願いいたします。  令和2年度生駒市下水道事業損益計算書でございます。1の営業収益につきましては、9億325万5,269円に対し、2の営業費用は20億5,309万2,563円となり、差引き11億4,983万7,294円の営業損失となっております。また、3の営業外収益につきましては16億3,486万1,282円に対し、4の営業外費用は1億3,545万7,709円となりました。営業損失と営業外収益と営業外費用を合わせた経常利益は3億4,956万6,279円となっております。さらに、この経常利益に5の特別利益と6の特別損失を合わせた当年度純利益は3億8,907万718円となっております。  次に、15ページの令和2年度生駒市下水道事業剰余金処分計算書(案)についてでございます。剰余金の処分につきましては、議会の議決を賜り行うものでございます。令和2年度未処分利益剰余金は3億8,907万718円で、そのうち資本的収支における不足額を補填するため、予算に定めた予定処分額と同額の3億4,933万5,000円を本処分計算書(案)のとおり処分するものでございます。  次に、16ページから17ページの令和2年度生駒市下水道事業剰余金計算書でございます。この剰余金計算書につきましては、貸借対照表に記載しております資本金及び剰余金が令和2年度にどのように増減したかを表しているものでございます。  続きまして、18ページから19ページの令和2年度生駒市下水道事業貸借対照表でございます。初めに、資産の部でございます。  1の固定資産につきましては、(1)有形固定資産、(2)無形固定資産を合わせまして、固定資産合計は331億883万2,990円でございます。2の流動資産につきましては、(1)現金預金、(2)未収金を合わせまして3億6,042万6,354円で、資産の合計額は334億6,925万9,344円でございます。  次に、負債の部でございます。  負債の合計額といたしましては、3の固定負債、4の流動負債、5の繰延収益を合わせまして281億7,862万466円でございます。  次に、資本の部でございます。  6の資本金と7の剰余金を合わせた資本の合計は52億9,063万8,878円となり、負債と資本の合計額は資産の合計額と同額の334億6,925万9,344円でございます。  次に、23ページをお願いいたします。決算附属書類のキャッシュフロー計算書でございます。このキャッシュフロー計算書は、事業年度における資金の流れを表示したもので、1の業務活動によるキャッシュフローは8億7,784万3,170円の増加となりました。2の投資活動によるキャッシュフローは2億6,763万3,475円の減少となりました。3の財務活動によるキャッシュフローは5億7,087万5,597円の減少となりました。令和2年度における資金の増減額は3,933万4,098円の増加となりました。また、資金期首残高にこの金額を加えた資金期末残高は1億3,168万1,871円となっております。  次に、24ページから27ページは収益費用明細書でございます。28ページから29ページは固定資産の増減を表した固定資産明細書となっております。30ページから33ページは企業債明細書となっております。  説明は以上でございます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。  最後に、報告第12号、令和2年度決算に基づく生駒市資金不足比率の報告についてでございます。資金不足比率につきましては、事業の規模に対する資金の不足額の比率でございまして、政令で定める公営企業の経営健全化基準は20%となっておりますが、下水道事業会計では資金の不足は生じておりませんので、比率は横棒で記載しております。  報告は以上でございます。 213 ◯福中眞美委員長 これより、分科会委員による質疑に入ります。  まず、報告第12号について質疑等ございませんか。惠比須委員。 214 ◯惠比須幹夫委員 1ページに概況等示されているんですけども、その中で一つ確認なんですが、下水道普及率は71.8%。 215 ◯福中眞美委員長 それ、すいません、議案第65号の方じゃないですか。こっちの報告第12号は議案の方、こちらの方。 216 ◯惠比須幹夫委員 取り下げます。 217 ◯福中眞美委員長 他に、分科会委員による質疑等ございませんか、報告第12号について。              (「なし」との声あり) 218 ◯福中眞美委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて報告第12号における分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、議案第65号の収入、支出について一括して質疑等を行います。  質疑等ございませんか。惠比須委員。 219 ◯惠比須幹夫委員 失礼しました。決算書の先ほど申し上げました1ページのところなんですが、下水道普及率、0.4ポイントアップで71.8ということなんですが、これでさらにこの汚水普及率ということになりますと、現状では上乗せすると幾らになっているんでしょうか。 220 ◯福中眞美委員長 河島課長。 221 ◯河島嘉明下水道課長 合併処理浄化槽を含めました。汚水処理人口普及率につきましては、84.4%ということでございます。 222 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 223 ◯惠比須幹夫委員 と言いますと、昨年からすると0.2ポイント増ということでよろしいですね。それはもう確認だけで。 224 ◯福中眞美委員長 関連して、今のにございませんか。惠比須委員。 225 ◯惠比須幹夫委員 関連してと言うか、それ以外で。経営状況についても記されているんですが、営業収益が9億326万円に対して営業費用20億5,309万円、それ以外の営業外収益で大半をカバーしていっているという状況なんですが、これについても将来見据えて、何かこの改善をどうしていくのかということはどのようにお考えなのか。 226 ◯福中眞美委員長 河島課長。 227 ◯河島嘉明下水道課長 営業収益ということで、これは主に下水道使用料というところでございます。営業外費用は、通常の維持管理ということになってきますけれども、下水道使用料だけでは足りてないと。それを営業外収益という形で、主にここについては一般会計からの補助金を入れていただいているというようなところでございます。その補助金部分につきましては、昨年度、3月議会でご報告もさせていただいた、経営戦略と、長期的な財政収支見込みということを立てて、それで今後、事業運営をしていってるんですけれども、下水道使用料については、その中では現行の下水道使用料で計算させてもらっていると。建設改良事業を抑えながら、この一般会計の補助金というのはほとんど借金、企業債の償還費ですので、これをまず削減していきたいというふうに考えております。公債費につきましては、すいません、起債の残高、この企業債の残高については、10年後には半分ぐらいにしていきたいというふうに考えております。それに伴って、公債費については23%減と。公債費が減りますと、一般会計補助金も当然繰入れも減ってまいりますので、これにつきましても、おおむね20%ぐらい一般会計補助金も減らしていきたいと、これが10年後の姿というような形で、今後これを一つの指標として下水道事業については運営していきたいというふうに考えています。 228 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 229 ◯惠比須幹夫委員 10年にわたっては、処理料金には手をつけないという考えでよろしいですか。 230 ◯福中眞美委員長 河島課長。 231 ◯河島嘉明下水道課長 下水道使用料につきましては、何度かあえてこういった場で申し上げていますように、県下では低い方です。今は下から3番目です。そして、当然この8億5,000万の一般会計補助金がなかったら、これは赤字になっていくということで、決して満足できる水準に達しているとは考えてはおりません。ただ、今やはり大きな流れとして、広域化とか、共同化というような計画が今後策定されてくる中で、今、適正料金については、現時点では算定というのがなかなか難しいということで、現行単価が満足しているという認識はございませんけれども、そういったことが整った上で、再度また下水道使用料については、検証、検討していきたいと考えておりますので、それまでの間、現行単価でというように考えているというところでございます。 232 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 233 ◯惠比須幹夫委員 もし将来的にしていかれる必要性が出てくるという可能性が大だと思うんですが、その場合は激変緩和も含めてしっかりと計画的にそれを打ち出していけるようにお願いをしておきます。以上です。 234 ◯福中眞美委員長 関連して質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 235 ◯福中眞美委員長 暫時休憩いたします。              午前11時59分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後1時0分 再開 236 ◯福中眞美委員長 それでは、休憩を解いて委員会を再開いたします。  他に、議案第65号の収入、支出における分科会委員による質疑等はございませんでしょうか。塩見委員。 237 ◯塩見牧子委員 令和2年度から公営企業会計に移行したんですけれども、その結果、これまで施策の成果の欄に掲げていただいていた数字でちょっと見えなくなってしまった分があるので、そこをちょっと教えていただきたいんですけれども。各浄化センターと奈良県の流域下水道の使用料、この三つ、浄化センターは山田川と竜田川ですね、それぞれお教えいただけますか。 238 ◯福中眞美委員長 河島下水道課長。 239 ◯河島嘉明下水道課長 流域下水道センターの使用料ということで、まずお答えさせていただきます。決算額で3億1,643万9,793円ということが令和2年度の決算というようなところでございます。それと、あと竜田川浄化センター、山田川浄化センターということですか。 240 ◯福中眞美委員長 花井課長。 241 ◯花井伸好下水道課課長兼竜田川浄化センター所長 竜田川浄化センターの処理水量が215万2,304立米でございます。それと山田川浄化センターに関しては、67万5,542立米でございます。 242 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 243 ◯塩見牧子委員 すいません、水洗化率なんですけれども、下水道の普及率はもうもちろん年々ちょっとずつ上がってはいるんですけれども、この水洗化率の方がずっとこの90%ちょっとぐらいのところをずっと推移していると思うんです。接続していただかないことには使用料の収入も入ってこないので、その水洗化を高めるための取組ということが何らしかされていますか。 244 ◯福中眞美委員長 河島課長。 245 ◯河島嘉明下水道課長 令和2年度の水洗化率が90.7%ということでございます。年々、ちょっとずつは上がってはいるんですけれども、例えば平成29年でしたら90.1%ということでございます。やはりここを上げていくことによって収入が増えていくということで、従来から、整備して、すぐにつないでいただく方もいるんですけれども、やはり一定家の改築等も含めて期間を置いてされる方が多いというようなことでして、こちらとしても3年たってまだ下水につないでおられない方については、戸別にご訪問させていただいて、その辺のメリットも含めて説明させていただくというような戸別訪問という形をとってございます。ただ、令和2年度に関してはちょっとなかなか対面でというのがはばかられる時期ということで、例年よりはかなり減っているというようなところでございます。 246 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 247 ◯塩見牧子委員 恐らくなかなか整備していただけない理由の筆頭というのはやっぱり費用がかかるというところにあると思うんですけれども、午前中に竹内委員の方からの浄化槽の方の維持管理費のこと、ちょっとありましたけれども、竹内委員がおっしゃった維持管理費、結構安いなと思ってお聞きしてたんですけれども、他の自治体とか環境省の例示だと、一般家庭で1年間に6万から7万5,000円かかるとか、他の自治体のを見てても5万円台とか4万円後半とか、それぐらいかかるというふうな例示もあるんですね。一方、一般的な下水道の使用料と言うたら、月にして3,000円ぐらいだと思うんですけれども、それと比較して、もちろん最初の初期投資コストはかかるけれども、維持管理コストはお得ですよというような広報とか、あるいは先ほど啓発事業に関しては、市の方に権限移譲があったということなんですけれども、法定点検をしていなければ、これ、改善命令等、本当は知事がその権限あるんですよね。 248 ◯福中眞美委員長 河島課長。 249 ◯河島嘉明下水道課長 法定というのは、浄化槽のですか。法定点検も含めて清掃とか、そういった維持管理をされてない場合については、知事と言うか、生駒市がそれに対しての助言、指導というような形で、具体的には受けていただくというようなことを指導させていただくというようなことでございます。 250 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 251 ◯塩見牧子委員 権限を移譲されているのは、啓発だけですか、助言、指導まで。 252 ◯福中眞美委員長 河島課長。 253 ◯河島嘉明下水道課長 権限移譲を受けてございますのは、浄化槽関係の各種届出の受理でありますとか、あと法定検査、保守点検、清掃に対する今言いました助言、指導、ここからやっぱり一つ進んで、例えば助言、指導をしてても、周辺環境に著しく影響が出るような未処理の場合とか、そういった排水を出しておられる場合については、勧告とか、勧告に対する措置命令とか、そういった権限も与えられているというようなところでございます。 254 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 255 ◯塩見牧子委員 ということは、最悪、怠ったら罰金までできるように、とるようになっているかと思うんですけれども、それも市の権限ですか。 256 ◯福中眞美委員長 河島課長。 257 ◯河島嘉明下水道課長 各家庭に著しく周辺環境という認定がなかなか難しいんですけれども、やはり例えば工場とか事業所とかいろんなケースも考えられてくるというところでございます。やはり、生駒市の場合、先ほど来の話ではないですけれども、浄化槽に対する設置補助とか、いろんな転換の補助とか、近くまで下水が来ている場合については、やはりそこを直していただくよりもつないでいただくというような、そういったお願いも含めて、そこまでに至らない間に解決できるようにというような努力をしているところでございます。 258 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 259 ◯塩見牧子委員 もちろん接続していただくように、市の方でも自発的な動きに期待しておられるということではあると思うんですけれども、ですから、やっぱり先ほど申し上げたようなコストの比較でありますとか、実は浄化槽の設置者にはこれだけの義務が本当はあるんですよということだとか、そういったこともきっちりとお示ししていくということが設置者に対して接続の方に移行していただくという一つの契機になるのかなと思います。  あと、接続時の融資のあっせんなんていうことをしておられる自治体も幾つか見受けられるんですけれども、利子だけ市が補給してというような形で。そういったことはお考えになったことはないですか。 260 ◯福中眞美委員長 河島課長。 261 ◯河島嘉明下水道課長 融資あっせんという形プラス、それに対して最近、利息も安いですけれども、そういった利子補給というふうな補助金も生駒市で実際に実施しているというところでございます。 262 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 263 ◯塩見牧子委員 それももう実は案内されているんですか、利子補給。 264 ◯福中眞美委員長 河島課長。 265 ◯河島嘉明下水道課長 いろんな形と言うか、案内はさせていただいていると。下水をつなぐ工事をする際には、いろんな、例えば受益者負担金がかかりますとか、浄化槽が要らない代わりには下水道使用料がかかってきますとか、そんな中で個別にこういった利子補給の制度がありますというような分について、ちょっと資料もおつけして周知はさせていただいているというところでございます。 266 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 267 ◯塩見牧子委員 なんだけど、利用されていないということですか、その制度を。 268 ◯福中眞美委員長 河島課長。 269 ◯河島嘉明下水道課長 本当に1件、2件と、年度で追えば、そういった利用しかないというところでございます。 270 ◯福中眞美委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 271 ◯福中眞美委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて収入、支出における分科会委員による質疑を終結いたします。
     分科会委員の質疑が終わりましたので、次に、2件について一括して、分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 272 ◯福中眞美委員長 質疑等ないようでございますので、以上で下水道事業会計に係る報告第12号と議案第65号に係る質疑を終結いたします。  それでは、ただ今から説明員の入替えを行いますので、委員におかれましては、そのまま待機願います。  次に、建設部の所管について審査いたします。議案第59号、令和2年度生駒市一般会計決算の認定についての建設部所管分を議題といたします。  決算書に基づき、部長から費目順に説明を受けます。米田建設部長。 273 ◯米田尚起建設部長 それでは、建設部の所管に係るものについてご説明いたします。 274 ◯福中眞美委員長 部長、長いようでしたら着座にて。 275 ◯米田尚起建設部長 着座にて失礼します。  それでは、決算書の52ページ下段から54ページ中段をお願いいたします。  款2、総務費、項1、総務管理費、目10、交通対策費のうち、コミュニティバス運行事業及び地域公共交通活性化事業では、光陽台線ほか4路線のコミュニティバスを運行するとともに、地域公共交通のマスタープランとなる生駒市地域公共交通計画を策定しました。  次に、大きく飛びまして、98ページをお願いします。  98ページ上段から99ページ上段にかけての款6、土木費、項1、土木管理費、目1、土木総務費でございます。本費目は職員の人件費、事務的経費並びに建築管理事務費として市が管理する建築物について建築基準法の規定に基づく定期点検業務の実施に要した費用や、市内の急傾斜における県施工の工事に伴う地質調査等に対する負担金でございます。また、バリアフリー整備事業では、誰もが安心して暮らせるバリアフリーのまちづくりを推進するため、生駒市バリアフリー基本構想を策定しました。また、鉄道事業者が行った近鉄一分駅及び南生駒駅の誘導警告ブロックの新設工事に要した費用に対して一部補助を行ったものでございます。節12、委託料で1,500万円余りの不用額が生じておりますのは、公共施設の定期点検委託の入札執行による不用額が生じたことなどが主な理由でございます。  次に、100ページ下段から101ページ中段にかけての項2、道路橋梁及び河川費、目1、道路橋梁総務費でございます。本費目は、職員の人件費及び道路の管理、地籍調査等に要した費用でございます。事業につきましては、道路台帳の整備を行うとともに地籍調査事業としまして、中菜畑2丁目、西菜畑町、各一部地区の0.13キロ平方メートルにおいて、現地立会い及び一筆地測量等を行うとともに、令和元年度に実施しました西菜畑町の一部地区の0.16キロ平方メートルにおいて、調査成果の閲覧を実施しております。  次に、101ページ中段から102ページ下段にかけての目2、道路橋梁維持費でございます。本費目は、市道における安全、円滑な通行を確保するため、交通安全施設の設置及び点検、老朽化した道路の維持補修、橋梁の予防保全や耐震化、生活道路等の安全対策に要した費用でございます。事業としましては、区画線の維持補修やカーブミラーの点検整備、その他交通安全施設の整備のほか、市内道路の主な維持補修工事として、有里大門線支線2号ほか5件の舗装工事、舗装単価契約による86カ所の緊急を要する舗装補修、87件の道路維持補修工事を実施いたしました。  続きまして、橋梁定期点検としまして、市が管理する道路橋76橋について、道路法に基づく点検業務を実施いたしました。  続きまして、橋梁予防保全事業につきましては、橋梁長寿命化計画に基づき、年次計画による第二阪奈1号橋、2号橋の跨線部における設計業務と宮方橋の補修工事を実施いたしました。  続きまして、橋梁耐震化事業につきましては、井手山2号橋の耐震補強事業において、令和元年度施行の跨線部に引き続き工事を行い、一般部においても完了いたしました。また、生活道路安全対策事業につきましては、通学路の安全対策として、東旭ヶ丘線支線14号通学路安全対策工事ほか4件の工事と、交差点の安全対策として、菜畑壱分線ほか交差点安全対策工事ほか1件の工事を実施いたしました。節14、工事請負費で3,600万円余りの不用額が生じておりますのは、交付金の内示率が減少したことにより、設計内容を見直したため事業費が減少したことが主な理由でございます。  次に、103ページ上段から103ページ下段にかけての目3、道路橋梁新設改良費でございます。本費目は、職員の人件費及び企業誘致関連道路整備事業や、その他道路の新設改良事業に要した費用でございます。  まず、企業誘致関連道路整備事業につきましては、北田原中学校線道路整備工事を実施いたしました。  次に、道路新設改良事業につきましては、谷田小明線道路改良事業における境界確定等業務を完了させるとともに、地元からの道路拡幅、道路整備等の要望に基づき、主な工事といたしまして、弘前線支線3号道路排水整備工事のほか、3路線の道路改良工事と般若の滝線道路法面維持保全工事を実施いたしました。また、仲之町地内道路排水施設整備に伴う施設管理用地を取得しました。節14で、工事請負費で900万円余りの不用額が生じておりますのは交付金の内示率が減少したことにより、設計内容を見直したため、事業費が減少したことが主な理由でございます。  次に、103ページ下段から104ページ上段にかけての目4、河川費でございます。  本費目につきましては、市の管理する河川や水路や道路排水施設等の維持管理や整備に要した費用でございます。事業としましては、河川、水路や調整池等の清掃、しゅんせつ及び排水ポンプの保守点検を実施するとともに、改修事業では、市内の水路や側溝改修に要した費用として、高山町傍示地内水路整備工事や庄田高船線道路側溝整備工事及び河川水路清掃業務委託を実施いたしました。節14、工事請負費で900万円余りの不用額が生じておりますのは、事業期間の見直しによる不執行が主な理由でございます。  少し飛びまして、107ページ下段から108ページ下段にかけての項4、住宅費、目1、住宅事業費でございます。  本費目は、市内4カ所の市営住宅及び再開発住宅の維持管理等に要した費用でございます。事業としましては、元町住宅D棟の外壁屋根改修工事などの工事を実施いたしました。  最後に、大きく飛びまして、132ページ下段から133ページ上段にかけての款9、災害復旧費、項1、土木災害復旧費、目1、道路河川等災害復旧費でございます。  本費目は豪雨や台風等の影響により、道路等で発生した災害現場の復旧に要した費用でございます。  以上が建設部の所管に係ります決算の説明でございます。よろしくご審査賜りますようお願いいたします。 276 ◯福中眞美委員長 それでは、これより分科会委員による質疑に入ります。  まず、歳入について質疑等ございませんか。神山委員。 277 ◯神山聡委員 23ページの方で、右の一番上にあるんですけども、道路占用料4,200万ほど書かれていて、29年度辺りから元年度まで3,700万ぐらいでずっと推移していたのが、今回500万ほど増えているんですけども、これの理由を教えていただけますでしょうか。 278 ◯福中眞美委員長 西岳管理課長。 279 ◯西岳由浩管理課長 道路占用の料金なんですけども、令和2年4月1日に料金改定をしたための減でございます。 280 ◯福中眞美委員長 神山委員。 281 ◯神山聡委員 では、新たに占用物が増えたということはないという理解でいいですか。 282 ◯福中眞美委員長 西岳課長。 283 ◯西岳由浩管理課長 新たに占用物というのは増えた要因はございません。主なものといたしまして、大阪ガス、関電、NTT、ケイ・オプというのが主な占用の物件でございます。 284 ◯福中眞美委員長 他にございませんか。              (「なし」との声あり) 285 ◯福中眞美委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて歳入における分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、配布しております一般会計決算所管別一覧表、建設部所管分の順に従い、歳出について質疑に移ります。  まず、決算書52ページから54ページ、款2、総務費、項1、総務管理費、目10、交通対策費の中で、コミュニティバス運行事業費、地域公共交通活性化事業費について質疑等ございませんか。塩見委員。 286 ◯塩見牧子委員 コミュニティバス運行委託料についてですけれども、前年度の77.7%の乗車率にとどまったと。前年度につきましても、3月の分はもう緊急事態宣言も出てコロナの影響を受けていたと思うので、前年度の77%と言いつつ、実はもう少し低い乗車率だったのかなというふうに想定できるんですけれども、資料請求いたしました、コロナの感染症対応事業の1枚目の7番のとこ、市民サービスを低下させることなく維持するため必要な支援を実施したとあるんですけれども、事業実績と成果のところを読んでいますと、安心して利用できるよう抗菌コート等の防止対策を実施しとあるんですけど、これ抗菌コートだけで553万かかっているわけじゃないですよね。じゃなくて、運行委託料の追補ということで間違いないですか。 287 ◯福中眞美委員長 清水事業計画課課長補佐。 288 ◯清水亨事業計画課課長補佐 抗菌コート、あとビニールシートを設置させていただきました。その二つを合わせまして25万4,556円となります。その他につきましては、運行委託料となります。以上です。 289 ◯福中眞美委員長 関連してございませんか。塩見委員。 290 ◯塩見牧子委員 結局、令和2年度において運行経費と運賃収入、それぞれの決算額は幾らになりましたか。 291 ◯福中眞美委員長 清水課長補佐。 292 ◯清水亨事業計画課課長補佐 令和2年度の運行経費につきましては、4,088万9,477円です。運賃収入につきましては1,242万4,726円、その他国費148万8,000円となります。以上です。 293 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 294 ◯塩見牧子委員 これ、例年に比べて収支、どれぐらい変わってきていますか。 295 ◯福中眞美委員長 清水課長補佐。 296 ◯清水亨事業計画課課長補佐 委託料でよろしいですかね。令和元年度の委託料としましては、2,364万5,398円、平成30年度でいきますと2,447万6,934円、平成29年度が2,391万8,686円となっております。以上です。 297 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 298 ◯塩見牧子委員 運行経費と運賃収入との差について、例年と比べてどれぐらい変わりましたか。令和元年度と比べるだけでも結構です。 299 ◯福中眞美委員長 清水課長補佐。 300 ◯清水亨事業計画課課長補佐 令和元年度経費につきましては4,207万2,174円です。令和元年度の収入が1,695万9,776円、その他146万7,000円が国庫補助金となっております。差引き、委託料としましては2,364万5,398円となっております。 301 ◯福中眞美委員長 他に、当該費目における分科会委員による質疑等はございませんか。神山委員。 302 ◯神山聡委員 同じコミュニティバスなんですけど、元年の7月に経路、中村屋東生駒方面、移設して、その後、見直しをまた考えているというお話があったんですけど、経路の見直しについては行ったんでしょうか。 303 ◯福中眞美委員長 清水課長補佐。 304 ◯清水亨事業計画課課長補佐 生駒市の地域公共交通活性化協議会でも審議いただきまして、萩の台線の利用促進ということで、令和2年12月に利便性の向上策としまして、萩の台住宅地の自由乗降方式ということを採用させていただいております。併せて夕方1便を増やさせていただきました。  続きまして、令和3年5月中旬にマックスバリュ生駒南店跡に新しいスーパーが入るということで、地元の自治会さんからもご要望いただきまして、もとのバス停の方に戻していただきたいというようなお話がございました。市としましても、収支の改善が見込めるということで、令和3年5月20日から、業務スーパー南生駒店ルートへ変更をしております。併せて、曜日ごとのルート設定をさせていただきまして、萩の台、萩の台住宅地とあるんですけれども、萩の台については、火曜日、金曜日に運行するというような変更をさせていただいております。以上です。 305 ◯福中眞美委員長 神山委員。 306 ◯神山聡委員 分かりました。あと、2年度の地域公共交通網形成計画、策定されていて、そのときに市民や事業者など多方面でのアンケート調査をしていると、それを分析して課題等を見つけていくということがお話しされてたんですけど、このコミバス事業の課題は何かそこで見つかったんでしょうか。 307 ◯福中眞美委員長 清水課長補佐。 308 ◯清水亨事業計画課課長補佐 公共交通計画をつくる上でアンケートさせていただきまして、関連する質問としましては三つございまして、新たな公共交通サービスの必要性はどうですかということで、早急に必要であるは8%、今は必要ではないが将来的には必要と思う方が約4割おられました。もう一つの質問が、公共交通サービスに対する行政支援としては、現在コミュニティバス運行に約2,800万円、1人当たり250円、年間の費用をかけている予算の使い方について回答を求めました。現状のままでよいと回答された方が約5割、より多く振り向けてもよいと回答された方が約2割、合わせて7割の方が現状以上のサービスを望んでいることが分かりました。三つ目の質問ですけれども、活動機会の保障の新たな視点としてはどうですかと。今現在、買物や通院、活動機会を保障するという考え方があるんですけれども、大半の方がそれでいいと、新たな視点は必要ないということでございました。公共交通計画にも記載をさせていただいておりますけれども、高齢者等の外出機会の保障や様々な場所で活動できる環境整備の実現に向けて検討していくとさせていただいております。具体的には、買物、通院、趣味、サークル活動等の活動時間に合わせた公共交通サービス、例えば既存公共交通サービスの見直しであるとか、デマンド型乗合タクシー、近隣の助け合い輸送などの提供を検討させていただきます。公共交通サービスの整備優先順位の高い地区においても、地域特性に応じた提供方法の検討を行っていきたいと考えております。以上です。 309 ◯福中眞美委員長 神山委員。 310 ◯神山聡委員 ありがとうございます。コロナ禍で利用者数を伸ばすというのも、なかなか外出自粛している中で難しいことだと思うんですけども、総合計画の方ではやっぱり令和5年度に年間11万人を目標にしているという数値があって、2年度は3万8,000人ぐらい少なかったと。一方、その視点を変えると、2年度でも7万人の方が利用されて、実際7万人の方が助かったという事業でもあると言えるんですね。継続を何とかしていかないといけないと考えたときに、事業者による支援策とか、新たな手法なんかは何か検討されたんでしょうか。 311 ◯福中眞美委員長 清水課長補佐。 312 ◯清水亨事業計画課課長補佐 その点につきましても、公共交通活性化協議会、公共交通計画等で記載をさせていただいておりますけれども、自家用車の普及とか人口減少、高齢化の増加によりまして、元々苦しかった中に新型コロナの影響で生活習慣の変化が定着していく可能性がございます。公共交通計画に記載しているとおり、公共交通サービスを持続的に維持するためには、行政や公共交通事業者だけでなく、市民、地元企業が一丸となって取り組むことが必要となってきております。具体的に申しますと、市民に公共交通を利用することのメリット等を発信、例えば広報紙、ホームページ、SNS等で市内の公共交通サービスを自分たちで支える、守る、利用する意識を醸成し、需要を喚起するための施策検討を図ります。公共交通はあって当たり前というような存在でございますけれども、なくなったら生活に大きな影響が及ぶことが市民一人一人に意識してもらいたいなど発信していきたいと考えております。以上でございます。 313 ◯福中眞美委員長 神山委員。 314 ◯神山聡委員 分かりました。今、コロナによって利用者数が減っているというところなんですけど、このコロナが収束した後というのもライフスタイル、大分変わってしまって、なかなか仕事で出ないという人も増えてきている。買物も宅配業者の増加によって減っていくようなことを考えると、その先の利用者がなかなか戻ってこないのかなということも考えるんですけど、今の市の負担割合の評価でそのまんま継続できるのかというようなことは何か協議なんかされたんでしょうか。 315 ◯福中眞美委員長 清水課長補佐。 316 ◯清水亨事業計画課課長補佐 地域公共交通活性化協議会の中での議論でございますけれども、今の行政負担割合以外の指標について検討を開始していただいております。どういう視点かと言いますと、公共交通サービスを生駒市が提供することの趣旨に合致しているかを追加的に評価してはどうかとの議論を開始させていただいております。例えば、マイカーを保有していない方の活動機会の保障に貢献しているのか。また、利用者ニーズがあるのか、また買物や通院の活動機会の保障に貢献しているのかなどの指標を今現在検討中でございます。以上です。 317 ◯福中眞美委員長 神山委員。 318 ◯神山聡委員 いろいろご検討もしていただいていると思うんですけど、やっぱり収束とともに利用者が戻るというのが一番望ましいことなんですけど、今までと違う発想、またイベント等もいろいろされていくと思うので、コミバスを利用したイベント等、いろんな発想の転換で考えていただきたいと思います。以上です。 319 ◯福中眞美委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 320 ◯福中眞美委員長 次に、98から99ページ、款6、土木費、項1、土木管理費、目1、土木総務費について質疑等ございませんか。神山委員。 321 ◯神山聡委員 施策の成果の建築管理事務費のところで、公共施設の安全確保のための定期点検についてお聞きします。建物は年1回、建設設備が毎年点検を実施していたと思うんですけど、今回定期点検で不具合とか修繕が必要な場所というのは見つかったんでしょうか。 322 ◯福中眞美委員長 田中営繕課長。 323 ◯田中洋営繕課長 指摘のあった不具合の点ですけども、非常用照明の不具合、排煙設備の不具合、あと防火設備の不具合などが上がっております。 324 ◯福中眞美委員長 神山委員。 325 ◯神山聡委員 その修繕が必要な箇所については、既に予算化していただいているという理解でよろしいでしょうか。 326 ◯福中眞美委員長 田中営繕課長。 327 ◯田中洋営繕課長 予算化をして、もう修繕にかかっているところもあります。 328 ◯福中眞美委員長 神山委員。 329 ◯神山聡委員 定期点検、以前確認したときに38施設が委託、定期点検を行って、6施設が営繕課の職員の方がされていて、26施設は指定管理者が点検を行っているということを聞いているんですけど、これ、点検施設数の変化は今のところないんでしょうか。 330 ◯福中眞美委員長 田中営繕課長。 331 ◯田中洋営繕課長 営繕課で発注している委託分なんですけども、以前38だったんですけども、36になっております。これは南こども園ができたことと、北の小中一貫校ができたことで2施設が減っております。 332 ◯福中眞美委員長 神山委員。 333 ◯神山聡委員 分かりました。あと、今定期点検されるのに指定管理者とか営繕課の職員が点検するときなんですけど、その点検の仕方、ノウハウとかというのは講習を受けてされているということでしょうか。 334 ◯福中眞美委員長 田中課長。 335 ◯田中洋営繕課長 指定管理の方の施設につきましては、建築士事務所の方に委託をしていると聞いておりますので、ノウハウは十分持っていると思います。それと、市で点検しています6施設ですけども、法令等に点検の仕方が書いていることがございますので、基本はそれに沿って点検をしております。それと営繕課の方にも、職員で建築士、数名おりますので、その知識で点検をしております。 336 ◯福中眞美委員長 神山委員。 337 ◯神山聡委員 分かりました。近年降雨が増えて長雨等も続いている中で、先般も雨漏りがあちこちであったということがあったんですけど、そういう気象の変化に対して点検箇所、点検方法とか、見直し等は必要ないんでしょうか。 338 ◯福中眞美委員長 田中営繕課長。 339 ◯田中洋営繕課長 特に点検の仕方を変えているというところはないんですけども、基本屋根の目視の検査とかをしていまして、ランクづけをしておるんですね、その応急度につきまして。それでA、B、C、Dでランクづけしているんですけども、修繕の予算化しているのは基本的には緊急を要するものとか、非常に水が漏っているとかというところを指摘しておりまして、予算化しております。ただ、軽微な水漏れと言いますか、そういうところについても、点検の中では指摘は挙げていますので、施設管理をしている方には届いていると思います。 340 ◯福中眞美委員長 神山委員。
    341 ◯神山聡委員 分かりました。今までにないような気象が変わってきているような状態なので、必要であればその見直しをしていただきたいと思います。以上です。 342 ◯福中眞美委員長 ただ今の質問に関連した質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 343 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における質疑等はございませんか。神山委員。 344 ◯神山聡委員 急傾斜地のことでお聞きします。谷田町の急傾斜地工事負担金、これは県が施行される事業費の10%の負担だということで聞いているんですけども、元年度の負担金が148万ほどあって、今回52万5,000円という負担金ということは、県の工事費としては500万ほどということになるんですけど、総事業費2億5,000万ぐらいあるということを聞いている中で、今回500万ほどって小さいと思うんですけど、どういう工事をされたんでしょうか。 345 ◯福中眞美委員長 中谷事業計画課長。 346 ◯中谷正之事業計画課長 谷田町の急傾斜地崩壊対策事業につきましては、令和2年度の実際の工事と言いますか、作業内容につきましては、設計に伴いますボーリング調査のみを行っていただいていまして、その費用が500万余りということで、本市の負担が52万5,000円だったということになっております。 347 ◯福中眞美委員長 神山委員。 348 ◯神山聡委員 工事ではなくボーリング調査だけということで、工事期間として、令和5年ぐらいまでというお話もあったんですけども、この辺はあまり変わってない状況でしょうか。 349 ◯福中眞美委員長 中谷事業計画課長。 350 ◯中谷正之事業計画課長 県の方から今状況を聞いている内容につきましても、当初でしたら、令和5年度の完成を目指して事業を行うというような計画でございましたが、実際の現場の設計、調査に入った段階で、かなり現場の施工方法、仮設と言いますか、工事の機械が入っていけるような進入路とかそういうものがないということで、かなりの検討を要するということで、実際の土地の所有者の方ですとか、近隣の方々の同意を取り付けなければならないということで、かなり遅れてきているということで、今の予定で行きますとやっぱりかなり遅れてくるということで、今年がいわゆる急傾斜地の崩壊事業に関する危険区域、これを指定するという地元合意を取り付けるということの計画になっておりまして、それからの事業実施ということになりますと、実際は令和7年度ぐらいまではかかってしまうのではないかなという見込みと聞いております。 351 ◯福中眞美委員長 神山委員。 352 ◯神山聡委員 工事期間が延びるということで、あとその設計でいろいろ検討し直さないといけないというお話があったんですけど、総事業費2億5,000万ってこの辺も影響してくるんですか。 353 ◯福中眞美委員長 中谷事業計画課長。 354 ◯中谷正之事業計画課長 具体的な総事業費としましては、委員がおっしゃっていた、大体総事業費で2億5,000万程度ではないかというふうにはお聞きしているんですけれども、先ほどお話ししましたような、いわゆる工事の施工方法に大きく影響するような仮設工事とか、補償と言いますか、何かを除去したりとかということも考えますと、やはり増額というのは避けられないのではないかなというふうには考えております。 355 ◯福中眞美委員長 神山委員。 356 ◯神山聡委員 分かりました。以前に傾斜地、この急傾斜地の話ししているときに、県が急傾斜地で工事を行う場所、鹿畑町で豪雨によって急傾斜地域が災害に見舞われて、そこを県が急傾斜地に指定して事業化しますというようなお話があったんですけど、これは工事の方はどうなっているんでしょうか。 357 ◯福中眞美委員長 中谷事業計画課長。 358 ◯中谷正之事業計画課長 鹿畑町の崩落と言いますか、現場の件なんですけれども、これも本来でしたら同じくこの急傾斜地の崩壊対策事業ということで、今年度実施される予定にはなっておったんですけれども、鹿畑町自体のその現場の区域が地滑り区域に該当しているということで、事業内容につきまして、この急傾斜地崩壊対策事業から地滑り対策事業というふうに事業内容を変更するということでご連絡がございまして、実際のこういった負担金についても、地元の負担金はこの場合は発生しないということで、いわゆる国、県の補助金でできるということで、今事業の方を着手と言いますか、地元の方との合意形成もちょっとまた要りますので、その辺の話を進めていただいて事業をしていただいているような状況です。 359 ◯福中眞美委員長 神山委員。 360 ◯神山聡委員 分かりました。先ほども言いましたけど、豪雨と長雨によってあちこち災害も増えてくることも想定できますので、引き続き速やかに進めていただけるようにお願いいたします。以上です。 361 ◯福中眞美委員長 ただ今の質問に関連した質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 362 ◯福中眞美委員長 他に、当該費目における質疑等はございませんか。梶井副委員長。 363 ◯梶井憲子副委員長 バリアフリーの整備事業についてお尋ねしたいと思います。  まず、この決算なんですけど、968万9,000円、これの内訳、まず教えていただいていいですか。 364 ◯福中眞美委員長 中谷課長。 365 ◯中谷正之事業計画課長 バリアフリー整備事業の内訳なんですけども、この968万9,000円のうち、バリアフリーの基本構想の策定に関する委託料が591万8,000円、これと協議会の開催に関します報償費等が31万2,000円、それから鉄道駅のバリアフリー整備にかかります補助金、これが345万9,000円の合計968万9,000円となっております。 366 ◯福中眞美委員長 梶井副委員長。 367 ◯梶井憲子副委員長 バリアフリーの基本構想を令和2年、策定されたんですけども、そちらの進捗状況というのは今どのようになっておりますでしょうか。 368 ◯福中眞美委員長 中谷課長。 369 ◯中谷正之事業計画課長 昨年度策定させていただいた基本構想に基づきまして、その基本構想の中で定めました、実施すべき事業として特定事業という名前をつけさせていただいているんですけども、この特定事業の策定を今年度させていただく予定になっておりまして、その業務に今着手しているということで、今後、今各関係事業者様や庁内各課交えまして、その特定事業の中の内容、いわゆる細かい実際やるべき時期ですとか内容、これを市民の皆様にお示しするための計画となりますので、この辺りを今鋭意進めております。 370 ◯福中眞美委員長 梶井副委員長。 371 ◯梶井憲子副委員長 これ、バリアフリーの基本構想の中身とかぶっているかもしれないんですけど、2の一分駅と南生駒駅の誘導・警告ブロック、内方線を含む新設工事というのもあるんですけど、これは一分駅も南生駒駅も両方とも、この内方線のついた警告ブロックを新設されたということでしょうか。 372 ◯福中眞美委員長 中谷課長。 373 ◯中谷正之事業計画課長 今、委員おっしゃったように、この2駅につきましてはこの警告・誘導ブロック、内方線を含むということで、元々既存の点字ブロックというのが設置されてはおったんですけども、より安全性の高いこういった内方線を分かるようなこのブロックに両駅とも改修されております。 374 ◯福中眞美委員長 梶井副委員長。 375 ◯梶井憲子副委員長 障がいをお持ちの方に、やっぱり内方線が、どっち側がホーム側か、どっち側が線路側かというのを分かるように、これは本当にいいと思いますので、他の駅でも随時進めていっていただきたいと思います。この鉄道施設バリアフリー施設整備事業費補助金の345万9,000円なんですけど、これは近鉄さんに補助金を支払う分のお金でしょうか。 376 ◯福中眞美委員長 中谷課長。 377 ◯中谷正之事業計画課長 近鉄様の鉄道事業者として、補助している金額となっております。 378 ◯福中眞美委員長 梶井副委員長。 379 ◯梶井憲子副委員長 これはどういう割合で近鉄さんにどれだけ補助を出してはるんでしょうか。 380 ◯福中眞美委員長 中谷課長。 381 ◯中谷正之事業計画課長 補助金の割合につきましては、生駒市の方では総事業費、鉄道事業者様がされるバリアフリー事業の6分の1を負担しております。 382 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 383 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における分科会委員による質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 384 ◯福中眞美委員長 それでは、説明書100から101ページ、項2、道路橋梁及び河川費、目1、道路橋梁総務費について質疑等ございませんか。片山委員。 385 ◯片山誠也委員 節13の道路等管理システム使用料のところで、これはFix My Streetのことだと思うんですけども、導入していただいて以来、年々情報件数が減っているというような現状を決算のときには毎回確認されているんですけども、そうした中で年度末の3月に広報いこまちの方で取り上げていただいたんですけども、そこから通報件数は増えたりとか、その辺の変化はあったんでしょうか。 386 ◯福中眞美委員長 西岳管理課長。 387 ◯西岳由浩管理課長 令和3年3月に広報で特集号を組んでいただきまして、4月から8月の集計なんですけども、今まで平成30年、令和元年、70件前後という話をさせていただいてたんですけども、令和2年は121件と増え、令和3年の4月から8月末現在、159件の投稿をいただいております。 388 ◯福中眞美委員長 片山委員。 389 ◯片山誠也委員 となると、4月から8月159件ということは、5カ月で159件なので、1カ月30件、40件だと思うんですけども、年間でですから、前まで70件だったのが、年間2カ月ぐらいで前年度ぐらいの分が来ているということだと思うんですけど、その辺、担当課として、何か増えたから変化と言うか、どうなんですかね、有意義に活用できているのか、それともいろいろ通報が来て、ちょっとみたいなところもあるのか、その辺どうなんですか。 390 ◯福中眞美委員長 西岳管理課長。 391 ◯西岳由浩管理課長 通報が増えてうれしいんですが、なかなか限られた人員でというのがあって最終の結果も公表するということで、以前の議会でも言わさせていただいておるんですけど、なかなか結果の方を載せるというのに時間がかかっているのが実状でございます。 392 ◯福中眞美委員長 片山委員。 393 ◯片山誠也委員 私もちょっと投稿を見てますと、かなり細かいところで通報されているのとかもあって、でもそういうの逐一対応する必要も別にないと思うんですけども、ただやっぱり一方でかなり大きい欠陥とか、通報があって有意義な通報もあるなというようなとこで見ているので、私は基本的にはいいことかなというふうに思っているんですけどね。そうした中で、LINEに通報システムを実装しているような自治体なんかもあって、本市でも今、試験的と言うか、今コロナ限定でLINEを使っていますけども、このLINEにこの通報システムを載っけるということについて担当課として何か検討されたことってあるんですか。 394 ◯福中眞美委員長 谷課長補佐。 395 ◯谷英也管理課課長補佐 以前に一般質問の方でもご質問いただいたんですけれども、LINEにつきましては、現在のところ単方向、通報のみで運用されているところがほとんどでありまして、今現在、うちのFix My Streetでしたら、双方向、いただいた投稿内容に対してうちがやったことというのをお返しできるというそのメリットがあるので、現時点ではちょっとLINEというのは難しいかなというふうにこちらでは認識しております。 396 ◯福中眞美委員長 片山委員。 397 ◯片山誠也委員 双方向というところで、それも分かるんですけど、ただどうも通報すること自体においてはちょっと通報しにくいなと、Fix My Street、思ったりするんですけども、その辺はありますので、分かりました。もう結構です。また、ちょっと検討していただければなというふうなとこで、意見だけしておきます。 398 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等はございませんか。神山委員。 399 ◯神山聡委員 2年度のその投稿の中で、今道路防犯灯、街路灯、カーブミラー、ガードレール、ナラ枯れというカテゴリーがあるんですけど、それ以外のカテゴリーで投稿というのはあったのかどうか。あったとしたら、どこの課が所管する、どんな投稿があったのか教えてもらえますか。 400 ◯福中眞美委員長 谷課長補佐。 401 ◯谷英也管理課課長補佐 基本Fix My Streetというのはうちが設定しているカテゴリー以外には投稿できないんですけれども、例えばうちの道路の内容に対して全く違う分野の投稿が実際あったというような実例としては、令和2年度で9件、令和3年度で、現在8月末までで4件ございまして、主な内容といたしましては、地元の自治会の掲示板が破損しているよとか、公共施設の駐車場、具体的に言いますと、図書会館の照明柱が壊れているよとか、公園内の樹木であったり、園内灯に問題がありますよとか、そういった内容の投稿をいただいたり、あと広く言えば道路なんですけれども、信号の向きが全然違う、見にくいよとか、そういった内容の投稿もいただいておりまして、それぞれ担当する部署に連絡させていただいて対応していただいている状況です。 402 ◯福中眞美委員長 神山委員。 403 ◯神山聡委員 違う投稿もあって、それを違う担当課に、今は管理課から違う課に連絡して、結果はまた管理課がそこへ載せるということになっているんですか。 404 ◯福中眞美委員長 谷課長補佐。 405 ◯谷英也管理課課長補佐 基本、現在のシステムではそれぞれの担当課、道路でしたら管理課ですし、カーブミラー、ガードレールでしたら、うちの土木課、防犯灯でしたら、環境保全課というようなところにメールで連絡行くようになっていまして、それぞれの部署で回答をつくるんですけれども、基本的にはそういう他部署に係る部分というのは、関係部署に連絡させていただきましたという回答だけで終わらせていただいております。あとはその担当部署がどこそこになりますというのも書かせていただいていますので、ここから先のお問合せについては、その部署にお問合せくださいという形で投稿しております。 406 ◯福中眞美委員長 神山委員。 407 ◯神山聡委員 以前にも話があったんですけど、これ、今のカテゴリーの枠の中でされている所管の課だけで動き切れないぐらい投稿がちょっとあったりして、その負担が今担当している課に全部行ってるような感じだと思うんですね。投稿されてきているカテゴリーに関しては増やしてもいいのかなというふうに思うんですけど、この辺、課で答えられることじゃないので、理事者、その辺はどういうふうに考えているんですか。 408 ◯福中眞美委員長 山本副市長。 409 ◯山本昇副市長 ただ今の件ですけども、Fix My Streetの運用に関しては、非常にたくさんの投稿もいただいておりまして、市の職員だけではなかなか回り切れないような、そういうような箇所の投稿等もいただいて、結果としては、管理課を中心として、きちっとその対応が早かったというようなコメント等も多くいただいておるというようなことでございまして、非常に有効なものだと考えております。今、防犯灯とかも含めまして、いろいろやっているんですけども、あと公園については、今現在公園の遊具に関しては非常にこのFix My Streetを使った場合の効果が大きい。なかなか公園の遊具点検というのも、本当は担当課がしなければいけないんですけども、なかなか使っている人でないと分からないようなこともございます。だから、その辺りは、やはりFix My Streetを検討していくということで、担当課の公園の課の方で、もう間もなく実施に向けて動く手はずというようなところまで今検討、行ってるということでございます。それから、あとカテゴリーを増やすという点においては、先ほどもありました公共施設等の話もあろうかと思います。公共施設につきましては、なかなかまだ進んでおらないんですけども、一応検討は進めていっていただいて、公共施設の中での危ない箇所等についても対処できるような形で、増やせるものであれば増やしたいなというふうに思っております。そういう形で、もうあまりその担当課を凝縮するのではなしに、たくさんの課で対応できるような対応を図っていきたいということでございます。 410 ◯福中眞美委員長 神山委員。 411 ◯神山聡委員 ありがとうございます。検討も既にしていただいているということで安心しました。どこまで広げるのかというのはすごく難しいと思うんですけど、市民が参加して見守りをする、点検ができるというようなシステムの中で、防犯力とか犯罪の抑止力にもなり得るのかなと、いろんな方面で期待できますので、引き続きよろしくお願いします。 412 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 413 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における分科会委員による質疑等はございませんか。塩見委員。 414 ◯塩見牧子委員 101ページ、地籍調査ですけれども、恒例なので聞いておきます。令和2年度末の進捗率、お願いいたします。 415 ◯福中眞美委員長 駒井土木課長。 416 ◯駒井利人土木課長 令和2年度におきまして、進捗なんですけども、現在のところ10.73%になっております。 417 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 418 ◯塩見牧子委員 令和元年度末で10.4%というふうにお答えいただいていたので、さらに0.3%ほど伸びたということですが、令和2年度、対象となる土地の所有者も多かったにもかかわらず立会いの実績が100%だと。調査対象全ての確認をとられたということなので、本当にパーフェクトだと思います。が、これは前年度と比べて体制を強化したとかそういうことなく、この結果に至ったんでしょうか。 419 ◯福中眞美委員長 駒井土木課長。 420 ◯駒井利人土木課長 体制は同じなんですけども、地元の方のご協力がかなり強く協力していただいたということが100%になった原因と考えております。 421 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 422 ◯塩見牧子委員 この地籍調査、地元の方のご協力が欠かせないということなんですけれども、これからまだずっと引き続き実施されていくものですが、地元のご協力を得るため、ここがたまたま協力的だったというだけで、他の地域回ったら全然そんなことないというようなことも今後起こり得てくるとは思うんですけれども、協力体制、地元の方の協力をいかに仰げるかというところが進めていく秘訣ということですので、引き続き頑張ってくださいとしか言いようがありませんけれども、よろしくお願いいたします。 423 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 424 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における質疑等ございませんか。塩見委員。 425 ◯塩見牧子委員 ちょっと次の目とも関わってくるところなんですけれども、職員さんの給料とか報酬とかの部分、これ、前年度と比べて職員の数が13人から12人になっているんですけれども、昨年度の決算審査の質問ででも、職員減っているのはどういうことだと。先ほどもFix My Streetで非常に件数が増えて、職員対応が追いつかないというようなこともおっしゃっていたんですけれども、これは別に職員が減っていても、技術系の職員が問題なのであって、全体の職員数は特に問題ないというようなのが去年の審査でのご回答だったと思うんです。じゃあ、技術職の方は何人から何人になったんでしょうか。 426 ◯福中眞美委員長 西岳管理課長。 427 ◯西岳由浩管理課長 元年の決算でなかなか人数が少ないということで答弁させていただきまして、今年の4月なんですけども、管理課といたしまして土木技術職の1名増というのをいただきました。 428 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 429 ◯塩見牧子委員 ということは、全体に人数は減っているけれども、技術職は増えたということで、これ、要はいろんな市民の方から、いろんな道路や橋梁に関するご要望をたくさん寄せられると思うんですけれども、それにこの1人増えたことによって、対応が、でも、さっきFix My Streetなんか、対応が追いつかないということもあったんですけれども。強化というふうに考えていいのか、あるいは全体で職員もまたちょっと全体には減ってしまっているけれども、技術職は増えたけれども、こっちが別の処理が追いつかないとか、その辺、どういうふうに評価しておられるんでしょうか。 430 ◯福中眞美委員長 米田建設部長。 431 ◯米田尚起建設部長 建設部では、今管理課が言ったとおりにプラス1名、増加になっております。これで十分かといえば、十分ではないとしか言いようがないんですが、1名増えただけでも有り難いということで、これからも職員については当然要望させていただいて、そのときそのときに見合った仕事というのをやっていきたいなと考えております。 432 ◯福中眞美委員長 山本副市長。 433 ◯山本昇副市長 技術職の採用、土木の採用の話なんですけども、実は昨年は土木の採用がなかったということで、今年度、来年春採用ということで土木職を募集いたしております。ということです。だから、去年は建築職の採用をいたしました。だから、今年度土木職ということで、来年の4月には増員はできるだろうということでございます。
    434 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 435 ◯塩見牧子委員 職員の強化の方、よろしくお願いいたします。 436 ◯福中眞美委員長 ただ今の質問に関連した質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 437 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における分科会委員による質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 438 ◯福中眞美委員長 次に、説明書101ページから102ページ、目2、道路橋梁維持費について、質疑等ございませんか。惠比須委員。 439 ◯惠比須幹夫委員 事務事業評価シートの21ページにあります、幹線道路交差点歩行者安全対策向上事業なんですが、これについては書かれてますように、令和元年、大津市で発生しました、園児、多く死傷したそういう事故を受けて着手されたということだと思うんですが、当初、その洗い出しをして、何カ所をまず抽出して調査をされたんでしょうか。 440 ◯福中眞美委員長 駒井土木課長。 441 ◯駒井利人土木課長 元年度の大津市の事件を受けまして、幹線道路と言われるところの交差点を点検したんですけども、約53カ所ほど点検には行かせてもらっています。 442 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 443 ◯惠比須幹夫委員 そのうち、特に対策が急であると、優先度の高いのが12カ所であったという理解でよろしいですか。 444 ◯福中眞美委員長 駒井課長。 445 ◯駒井利人土木課長 そのうちの優先順位の高いものが12カ所ということで抽出させていただいております。 446 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 447 ◯惠比須幹夫委員 これについて、現年度までかけて、令和2年度から着手されて進められているところなんですが、この性格からすると、交通上の安全確保という部分では当然環境の変化も生じてきますし、継続的に取り組むのが必要な対策の一つでもないかなとは考えるんですが、この一区切りが終わった後は、どこかの事業に合わせ込むとか、溶け込むとかして継続していくとかということになるんでしょうか。 448 ◯福中眞美委員長 駒井課長。 449 ◯駒井利人土木課長 事業の方なんですけども、幹線道路の交差点の安全対策工事ということで、これからも継続して続けていく予定をしているんですけども、取りあえず12カ所を消化した後の、今年で消化できると思うんですけども、それ以降、令和4年度以降に関しても毎年5カ所程度を目標に消化していきたいなとは考えております。 450 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 451 ◯惠比須幹夫委員 都市環境の変化もありますので、その辺を踏まえて継続的に取り組んでいただければと思いますので、よろしくお願いしておきます。 452 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等はございませんか。神山委員。 453 ◯神山聡委員 今の事業評価シートのところで、年度の概要のところに、決算の方で6カ所という記載があるんですけど、これ当初は5カ所の予定で工事を進めてたと思うんですけど、1カ所増やしたのは、予算的に余裕があったからなのか、その優先度が高い場所が見つかったからなのか、そこはなぜ6カ所に増えたんでしょうか。 454 ◯福中眞美委員長 駒井課長。 455 ◯駒井利人土木課長 両方ありまして、予算的には令和元年度から2年度への、ここにも表記しているんですけども、繰越金を活用させていただきました。これは当然国の交付金を活用した事業でありまして、それの交付金の有効活用ということで予算を消化させていただいたのと、また12カ所のうちの1カ所ではなく、令和2年度におきまして、通学路の安全点検におきまして対策箇所として上がってきたところなので、それを優先順位が高いという判断をさせていただきまして、5カ所のところを1カ所追加して6カ所とさせていただきました。 456 ◯福中眞美委員長 神山委員。 457 ◯神山聡委員 緊急性が高いところを優先してやっていただいているということで、非常に有り難いことなんですけど、今、本市工事していただいている箇所、元々街路樹とか寄せ植えがあって、すごく見にくい場所が工事で見やすくなって、車からも、歩いている人が車を見るのも非常に見やすくなっているという声も聞いていますので、非常に評価の高い事業していただいていると思います。引き続きよろしくお願いします。 458 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 459 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における質疑等はございませんか。神山委員。 460 ◯神山聡委員 生活道路安全対策事業費の方で、2年度に対応した箇所というのは元年度の点検箇所ということだと思うんですけど、全体のその箇所数の中で市が対応した箇所、県の対応箇所、警察の対応箇所、それぞれ何件あったんでしょうか。 461 ◯福中眞美委員長 駒井課長。 462 ◯駒井利人土木課長 令和元年度の点検におきまして、全体で49カ所ございました。その内訳なんですけども、市が30カ所、県の対応箇所が13カ所、警察さんが6カ所で合計49となっております。 463 ◯福中眞美委員長 神山委員。 464 ◯神山聡委員 分かりました。生駒市が対応している箇所30カ所のうち、積み残ししているような箇所はあるんでしょうか。 465 ◯福中眞美委員長 駒井土木課長。 466 ◯駒井利人土木課長 生駒市が対応させていただいている30カ所のうち建設部で対応させていただいている分が30カ所のうち24カ所ございます。そのうち、24カ所のうち、積み残しは今のところございません。 467 ◯福中眞美委員長 神山委員。 468 ◯神山聡委員 分かりました。じゃあ、2年度の合同点検で見つかった箇所数、市が対応する箇所は何件ありましたか。 469 ◯福中眞美委員長 駒井土木課長。 470 ◯駒井利人土木課長 2年度におきましては、対応箇所が46カ所になっておりまして、市が25、奈良県が5カ所、警察が16カ所で合計46カ所になっております。 471 ◯福中眞美委員長 神山委員。 472 ◯神山聡委員 分かりました。これ、安全点検での対応って非常にスピード感を持ってやっていただいているので、その辺、保護者から感謝の声も聞いています。ただ、各学校に安全点検のその箇所を調べるアンケート調査をしているんですけど、これが非常に遅いという声があって、それは学校から保護者の代表にアンケートを実施していく。それを聞くのが結構時間的に猶予がないというとこで、教育部署との連携の部分でこのスピードを早めるようなことは何らかできないんですかね。 473 ◯福中眞美委員長 駒井課長。 474 ◯駒井利人土木課長 連携の方なんですけども、毎年なんですけども、6月末ぐらいに教育の方から建設部におきますと、奈良県、警察との日程調整の方を依頼、来るんですけども、それを受けて、大体7月の中旬から8月末にかけて現地の方、合同点検の方をさせていただいているんですけども、そういう意見があるということを共有しまして、教育の方とも連携をより一層深めて、これから迅速に対応したいと考えております。よろしくお願いしたいと思います。 475 ◯福中眞美委員長 神山委員。 476 ◯神山聡委員 ありがとうございます。本当に短い期間だと1週間ぐらいでアンケートを出さないといけないんですけど、保護者の人はそこで十分な聞き取り、下見というのやれない状態なので、全体にもう少し安全点検が必要な箇所があるかもしれませんので、その辺よろしくお願いいたします。以上です。 477 ◯福中眞美委員長 では、ただ今の質疑に関連した質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 478 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における分科会委員による質疑等ございませんか。塩見委員。 479 ◯塩見牧子委員 少額の工事ということで、道路橋梁維持管理費になると思うんですけども、ここに関してはそれぞれの自治会さんの方からご要望いただいて対応されることが多いかと思うんですけれども、これ、昨年度の決算委員会でもちょっとご指摘申し上げたんですが、自治会から要望したことが、補修箇所とかが、その後どういうふうに対応されているのか、今検討されている最中なのかとか、その進捗状況が、その対応の結果がなかなか見えないということをよくお聞きするんです。例えば、先ほどのFix My Streetなら、結果のところまでちゃんと見たら返ってくるんですよね。なんですけれども、先ほどちょっと結果を出すのに時間かかっているというようなこともありましたけれども、それが逆に自治会さんの要望だったら、それが今どういうふうになっているのか、検討されたのか、されてないのかとか、その過程が見えないので、それで結構やきもきされてどうなったんだろうというようなことをお問合せいただくこともあります。これも、今ここの箇所について補修の要望を受けました、今庁内で検討しています、検討してこういう結果になりましたというような過程をホームページとかで見ることができるようにできないものでしょうか。頭、抱え込んでいますけど。 480 ◯福中眞美委員長 谷課長補佐。 481 ◯谷英也管理課課長補佐 今、ご指摘の内容についてなんですけども、基本的に自治会さんからご要望いただいた際に、すぐ対応できるもの、職員で対応できるものについては、当然即対応させていただいていますし、業者発注が必要ですけれども、年度内に対応できるものについては、業者、段取りつき次第させていただきますというのは、要望主である自治会長さんにお答えさせていただいております。今やきもきされるとおっしゃるのは、おおむね次年度にそれなりにまとまった金額の予算を計上させていただいて工事を実施していかないといけないような内容になると思うんですけれども、そのような案件につきましては、当然のことながら、次年度予算化していかないと工事できませんという旨は当然その時点で会長さんにはお伝えさせていただいています。ただ、予算を計上するということですので、まず予算時期に担当課から計上させていただくんですけれども、最終3月の議会審議を経ていただきまして、可決いただいて初めて予算化されるものですので、その時点で予算化、一応されましたので、今年度、新年度においてこういう、これぐらいの時期でさせていただけたらというのは、年度替わり後に会長さんとまたご相談という話になってくると思うんです。その間というのがどうしても間延びしてしまうということだと思うのですが、そこを逐一ホームページでどのようにというのはちょっとなかなか難しいのかなと思うんです。ただ、そのすぐできるものというのは、それこそすぐ対応させていただいていますし、雨が多い時期に道路工事はなかなか難しいんですけども、雨がやんだらやりますというような回答はさせていただいていますので、それぐらいちょっとホームページというのは、今の時点ではすぐに対応というのは難しいかなと考えております。 482 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 483 ◯塩見牧子委員 でも、いただいた要望は一覧にして既にまとめておられるんですよね。そしたら要は何を心配されているかと言うと、もう何か忘れ去られているんじゃないかというそういうご懸念をお持ちなんですね。なので、ちゃんと忘れているわけじゃないですよということを、本当にその一覧表を既に持っておられるものなので、ご要望を受けた一覧表、載っけるだけでも、忘れ去られていないということの安心感につながると思うんですけれども、どうでしょうか。 484 ◯福中眞美委員長 西岳課長。 485 ◯西岳由浩管理課長 ご要望いただいた件につきまして、建設部といたしまして、2カ月に一度なんですけども、要望の見直しと言いますか、進捗状況の報告というのを部内共有でさせていただいているので、それで対応させていただいているというのが実状です。 486 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 487 ◯塩見牧子委員 共有されている、どこで共有されているんですか。 488 ◯福中眞美委員長 中谷課長。 489 ◯中谷正之事業計画課長 今、西岳課長が答えさせていただいた内容なんですけど、一応部の方に各課に上げられてきた要望というのを全て取りまとめていまして、例えば管理課の分、これは土木課の分、例えばこれは事業計画課だと、営繕課の分もあるよとかいうことで、全てデータ化してと言いますか、して進捗を管理しているということで当課の方で取りまとめはさせていただいております。 490 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 491 ◯塩見牧子委員 だから、課の中で取りまとめて持っておられるというのは分かっているんです。私、去年、開示請求しなかったら出てこなかったのでね、なので、その開示請求しなくても、それをそのままぽんとホームページにアップしていただいたら、それだけでいいと思うんですけれども、どうでしょうか。 492 ◯福中眞美委員長 米田建設部長。 493 ◯米田尚起建設部長 ご質問の意図はよく分かっているつもりなんですけども、なかなか今、補佐であり、課長なりが言ってくれたように、タイムラグの時間が結構あって、職員もどの時期に判断したらいいかというのがやっぱり予算が通る最終の時期まで判断ができないということもありまして、なかなか今までは開示できないような状態となっております。また、それで今、委員おっしゃっているような内容につきましては、地元の皆様が不安になられる時間帯がある、時期があるということで、できるだけコミュニケーションをまめにとるようにするか、委員おっしゃっているようなホームページで公開するであるとか、その辺のことはちょっと今後の対応の検討という形で考えさせてもらうようにします。以上です。 494 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した内容で質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 495 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における質疑等はございませんでしょうか。              (「なし」との声あり) 496 ◯福中眞美委員長 それでは、次に説明書103ページ、目3、道路橋梁新設改良費について質疑等ございませんか。梶井副委員長。 497 ◯梶井憲子副委員長 道路新設改良事業費の谷田小明線道路改良事業についてお尋ねしたいんですけども、今これ、境界確定業務とか、物件移転等の補償調査業務、やってもらっているんですけど、この進捗状況というのはどんな感じでしょうか。 498 ◯福中眞美委員長 駒井課長。 499 ◯駒井利人土木課長 谷田小明線の進捗状況の方なんですけども、令和2年度にさせてもらいました、この境界確定や物件移転調査の結果を基に今年度、地権者さんと交渉をさせていただきまして、1件なんですけども、用地買収の契約をいただいておるところでございまして、引き続き、今年も補償算定等行いまして、現在も複数の地権者さんとは交渉には入っているんですけども、来年度に向けて加速化を考えておりまして、どうぞよろしくお願いします。 500 ◯福中眞美委員長 梶井副委員長。 501 ◯梶井憲子副委員長 1件買収ができたということで、複数件交渉されているということなんですけど、これ何件、買収が必要なんでしょうか。 502 ◯福中眞美委員長 駒井土木課長。 503 ◯駒井利人土木課長 全体の契約としましては、全部で7契約を完了すると、用地買収が完了するということになっております。以上です。 504 ◯福中眞美委員長 梶井副委員長。 505 ◯梶井憲子副委員長 相手さんのいることなので、なかなか予定どおりにとはいかないかもなんですけども、これ、予定どおりなんでしょうか、予定より遅れそうな感じですか、スケジュールは。 506 ◯福中眞美委員長 駒井土木課長。 507 ◯駒井利人土木課長 今のところ、当初は令和3年度、4年度におきまして、用地買収を全て完了予定しておりましたが、なかなか今の交渉に当たっている中でやっぱり個人さんとの合意形成はなかなか至らないところがありまして、若干の遅れは出ております。ぶっちゃけ、問題、1年ぐらい延びるかもしれないんですけども、スピード感を持って取り組みたいと思います。 508 ◯福中眞美委員長 梶井副委員長。 509 ◯梶井憲子副委員長 この谷田小明線、桜ヶ丘小学校の通学路にもなっていまして、児童の安全とかに関わる大切な工事ですので、なるべく速やかに進めていただきますようにお願いします。 510 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した内容で質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 511 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における質疑等ございませんか。梶井副委員長。 512 ◯梶井憲子副委員長 その同じところになるのかな、すいません、その谷田小明線の下ですね、すいません。仲之町の地内道路排水設備に伴う整備工事なんですけど、これ、土地を買収されたとのことなんですが、1,710万のどういう目的でこれを購入されたんでしょうか。 513 ◯福中眞美委員長 駒井課長。 514 ◯駒井利人土木課長 場所は仲之町地内なんですけども、既存の配水管、直径80センチぐらいの大きな管が入っているんですけども、その配水管の管路の用地及びそれの維持管理に伴いまして、当然進入路、管理用の通路としまして必要であるということで、用地買収をさせていただきました。 515 ◯福中眞美委員長 梶井副委員長。 516 ◯梶井憲子副委員長 その管路が埋まっているとのことなんですが、なぜ今の時期にこれを買うことになったんですか。 517 ◯福中眞美委員長 駒井課長。 518 ◯駒井利人土木課長 管路敷なんですけども、現在ではないですけども、元々個人さんの用地にうちの管理する排水管を無償で土地を借りて流してもいいよということで、個人さんのご厚意をもって今まで流させてもらってきたんですけども、個人さんが近年になって土地利用、土地を活用したい、宅地等の造成もしたいということで、管を移設するか、土地のほぼ真ん中辺りに大きい管が入っているんですけども、それを土地利用のために土地の端っこに撤去して新しく管を入れてくれるか、残りの南側にあるんですけども、管路を含めた土地を用地買収してくれないかということで、結果として用地買収の方をさせていただきました。 519 ◯福中眞美委員長 梶井副委員長。 520 ◯梶井憲子副委員長 土地の持ち主さんは移設か、その管を取るか、若しくは買収してほしいというご要望があって、なければ宅地で使いたいというご要望だったんですよね。これは移設するのか、市がこの土地をごっそり買い取るのというのは、価格比較するとどれくらいの差があったんでしょうか。 521 ◯福中眞美委員長 駒井課長。 522 ◯駒井利人土木課長 土木課の方でも検討したんですけども、今ある管を撤去して新しく管を入れる工事が3,000万から4,000万ぐらい必要という、概算でありますけれども、答えが出ておりまして、今金額も出ておりますけれども、用地買収費が1,710万ということで、費用対効果もあって用地買収をさせてもらったんですけども、元々うちが管理する、生駒市が管理する管路敷でもありますので、底地の権原をとって適正に管理して円滑にこれからも管理できるようにということで用地買収に至った経緯があります。 523 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等はございませんでしょうか。              (「なし」との声あり) 524 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における分科会委員による質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり)
    525 ◯福中眞美委員長 それでは、次に議案書103ページから104ページ、目4、河川費について、質疑等ございませんか。惠比須委員。 526 ◯惠比須幹夫委員 その中で施策の成果等でございます、河川水路改修事業費なんですが、これ、整備要望を受けてということなんですが、これは何件ぐらい整備要望がございましたでしょうか。 527 ◯福中眞美委員長 駒井課長。 528 ◯駒井利人土木課長 主な工事としまして、高山町傍示地内水路整備工事及び、下の庄田高船線道路側溝整備工事第3工区、この2件に関しましては前年度から、令和2年ぐらいから整備要望がありまして、それを受けての整備工事ということで、庄田高船線に関しましては第3工区ということで、令和元年ぐらいから1、2、3の順番に今工事しているところでございまして、ちょっとごめんなさい。令和2年度に3工区を完了しております。水路の整備要望というのは、予算をとってこのように大きな工事になるところもありますし、ちょっと側溝を補修程度で直してほしいという要望もありますので、年間、土木課では少なく、ちょっとぐらいの数字なんですけども、年間2件か3年程度の水路補修の要望はあります。 529 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 530 ◯惠比須幹夫委員 それでは、当該年度に出た要望については全て対応できたという理解でよろしいですか。 531 ◯福中眞美委員長 駒井土木課長。 532 ◯駒井利人土木課長 当該年度の要望におきましては、積み残しは今のところございません。 533 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 534 ◯惠比須幹夫委員 着手された工事、完了された工事で具体的にはどういう対応の工事だったんでしょうか。 535 ◯福中眞美委員長 駒井土木課長。 536 ◯駒井利人土木課長 高山町の傍示地内におきましては、現況が未改修の水路に生活排水等が流れるところがありまして、それを既製品のU字溝と言うんですけども、既製品の側溝を並べて、整備工事を行いました。下の庄田高船線の道路側溝整備工事なんですけども、これはここも路肩に未改修の素掘りの側溝が流れておりまして、ここは路肩の崩壊とともに水路を整備してほしいという要望で側溝を敷設させていただきまして、整備しました。 537 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 538 ◯惠比須幹夫委員 非常にこういう気候変動が激しい時期でも、年々その辺も激しい、度を増してきていますので、その辺はちょっと要望を受けて、これからもしっかりと迅速に対応していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 539 ◯福中眞美委員長 それでは、ただ今の質疑に関連した質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 540 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における質疑等はございませんか。神山委員。 541 ◯神山聡委員 河川水路維持費の方なんですけど、その河川の中に自生している雑草とか樹木なんかが見受けられるんですけども、今、市が管理している河川でこういった雑草、樹木の伐採、撤去というのは、この河川水路維持で全て行っているような状況なんでしょうか。 542 ◯福中眞美委員長 西岳課長。 543 ◯西岳由浩管理課長 市で管理させていただいている水路、河川全てと言うたらなかなか難しいんですけども、市内で溢水とか、草で繁茂による通水機能障害というあるところをピックアップさせていただきまして、市内78カ所ぐらいあるんですけども、年間を通じて定期清掃という形で計上させて対応させていただいております。 544 ◯福中眞美委員長 神山委員。 545 ◯神山聡委員 今、長雨とかで川の水が氾濫するようなことがあって、土砂がたまったり、草が生えたり、木が生えているというところで水害のことを気にするんですけど、そういった心配は今の管理の状況で大丈夫だという理解でいいですか。 546 ◯福中眞美委員長 西岳課長。 547 ◯西岳由浩管理課長 先ほど述べさせていただきました定期清掃というのをさせていただいておりますので、要注意箇所と言いますか、危ないなというとこは雨降る前とか点検はさせていただいているので大丈夫と考えております。 548 ◯福中眞美委員長 神山委員。 549 ◯神山聡委員 北田原工業団地に穴虫川というのがあって、そこがたまに道路の方に水が氾濫していることがあるんですけど、これ、市が管理している部分で堆積している土砂とかがあったのかどうか、あったとしたらもう撤去していただいているのか、その辺はいかがですか。 550 ◯福中眞美委員長 西岳課長。 551 ◯西岳由浩管理課長 穴虫川の話が出たんですけども、ひかりが丘の住宅の調整池がございます。そこのちょうど西側までが県の管理の一級河川となっております。そこから、北と言いますか、高山の方へ抜けていく道路がついているんですけども、そこに水路ついとるんですけども、その部分が市の方で管理させていただいとるんですけども、市の管理させていただいている水路に土砂等の堆積というのはなかったという状況でございます。 552 ◯福中眞美委員長 神山委員。 553 ◯神山聡委員 ちょうど今おっしゃっている辺りが、多分水路と川のこの幅が狭い位置ぐらいになっていて、雨が多いと結構その辺からあふれているのかなというふうに思うんですけど、その周辺、管理されている、借りている事業者なんかが多いと思うんですけど、そういったところには土砂が流れ出すような土地は今のところはないんですかね。 554 ◯福中眞美委員長 西岳課長。 555 ◯西岳由浩管理課長 今回、神山議員も遭遇していただいたと思うんですけども、この前の大雨のときに上流と言いますか、ひかりが丘のちょうど北西側になるんですが、開発行為というのが今されて、調整池を先に造らなくてはならないんですけども、その調整池を造っている最中のゲリラ豪雨が来たのであのような状態になったと推察します。 556 ◯福中眞美委員長 神山委員。 557 ◯神山聡委員 今言ってもらった、ちょうど僕が通ったときに道路に水が流れてて、僕の車って小型じゃないんですけど、それでもちょっとタイヤが流されそうになったぐらい水があふれてたんですね。その辺、その周辺の状況にもよると思うんですけど、川の管理の方がしっかりしていただけてるのであれば、引き続きよろしくお願いいたします。 558 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した内容で質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 559 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における分科会委員による質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 560 ◯福中眞美委員長 では、次に決算書107から108、目1、住宅事業費について質疑等ございませんか。片山委員。 561 ◯片山誠也委員 市営住宅についてお聞きいたします。改修工事をされたと思うんですけども、これは何をされたんでしょうか。 562 ◯福中眞美委員長 田中営繕課長。 563 ◯田中洋営繕課長 市営住宅の元町住宅のD棟の外壁等への改修工事、その他桜ヶ丘住宅の給湯器の取替え工事、あと緑ヶ丘住宅の2号、3号、4号の空き家改装と、桜ヶ丘住宅の6号の空き家改装工事、その他、桜ヶ丘住宅の屋上へのタラップ改修だとか、あと倉庫の建具等の改修工事を行いました。 564 ◯福中眞美委員長 片山委員。 565 ◯片山誠也委員 昨年度の個別施設計画、策定されたものになりますと、元町のC棟とD棟は土砂災害特別警戒区域に位置することから、今後の方針について検討を行うとあるんですが、これはどういう検討、廃止もあるということなんですか、これは。 566 ◯福中眞美委員長 田中営繕課長。 567 ◯田中洋営繕課長 まだ今のところ検討しているところなんですけども、今、国の方から、そういう土砂災害警戒区域とかに入っている公営住宅の扱いを調査しているところがございまして、それに合わせて今後の方針を決めたいと思っています。 568 ◯福中眞美委員長 片山委員。 569 ◯片山誠也委員 今後の方針としては、選択肢としてはどういう点、パターンとしてあるんですか。 570 ◯福中眞美委員長 田中営繕課長。 571 ◯田中洋営繕課長 国交省の文書を見ていますと、当然廃止するところもあるかと思うんですけども、中国地方の方の広島の方とかは結構廃止されているところがあるんですけども、ソフト面、例えば避難場所を改めて入居者の方にお知らせするだとか、避難訓練をして安全に逃げるようにしていただくとか、そういうソフト面での方策も考えられています。 572 ◯福中眞美委員長 片山委員。 573 ◯片山誠也委員 廃止するかもしれない中で、ちょっと今回、D棟の外壁を改修されたというのはどうなのかなと思いますけども、ただこれはたしか予算で決まっていた方が個別施設計画より先、出てた話だと思うのでしゃあないかなと思うんですけども、いずれにせよ、こうしたことがありますので、早く方向性というのは決めていただきたいなというふうに思います。  それから、第2元町と緑ヶ丘は、これは個別施設計画によれば令和9年で廃止となったわけなんですけども、これは今入居されている方にその辺りの周知なりというのはされたんでしょうか。 574 ◯福中眞美委員長 田中課長。 575 ◯田中洋営繕課長 個別施設計画では、廃止にはなっているところではございますけども、これからまた改修をして、これから引き続き使うことも可能でございますので、緑ヶ丘住宅についてはですね。ただ、第2元町住宅については、ここも土砂災害警戒区域に入っていますので、こちらはちょっとその安全性の問題は懸念していますので、こちらも検討はさせていただきます。 576 ◯福中眞美委員長 片山委員。 577 ◯片山誠也委員 ちょっと決まったものやと私、勘違いしていたんですけども、決まり次第、では周知されるということでよろしいんですか。 578 ◯福中眞美委員長 田中課長。 579 ◯田中洋営繕課長 決まれば、周知はさせていただきますけども、そこの周知の仕方なども検討させていただきます。 580 ◯福中眞美委員長 片山委員。 581 ◯片山誠也委員 今その住んでいる方に関しての保障と言うか、それは他の、例えば廃止になったときに他の市営住宅に行ってもらうのか、それとも民間の賃貸のところに補助を出していって、差額と言うか、それを補助で出していってもらうのか、その辺りの考え方としてはどういうことになるんですか。 582 ◯福中眞美委員長 田中営繕課長。 583 ◯田中洋営繕課長 市営住宅の方は今も埋まっている状態ですので、そのときに空き家がたくさんあれば、それを活用することも考えられるんですけども、もしかしたら民間の住宅を活用する方がいい策かなというふうには、今の段階ではちょっと考えております。 584 ◯福中眞美委員長 片山委員。 585 ◯片山誠也委員 いずれにしましても、個別施設計画にも書いていますけども、入居者の意見、状況というのを十分に配慮していただいて、民間で、空き家で補助を出してというのも、今の時代そぐうものかなと思いますので、いろいろとしっかりと検討していただきたいということで、これについては言っておきます。 586 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等はございませんでしょうか。              (「なし」との声あり) 587 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 588 ◯福中眞美委員長 それでは、最後に決算書132ページから133ページ、款9、災害復旧費、項1、土木災害復旧費、目1、道路河川等災害復旧費について質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 589 ◯福中眞美委員長 それでは、建設部の所管に係る各決算関係書類を含めた総括的な質疑を行います。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 590 ◯福中眞美委員長 他に分科会委員による各決算関係書類を含めた総括的な質疑等はないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、一括して分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。竹内委員。 591 ◯竹内ひろみ委員 54ページですけれども、地域公共交通活性化事業という中で、これ、近鉄線のことも含まれているんでしょうか。よろしいですか。バリアフリーのところで聞いた方がよろしいですかね。 592 ◯福中眞美委員長 清水課長補佐。 593 ◯清水亨事業計画課課長補佐 近鉄については、含まれておりません。 594 ◯福中眞美委員長 竹内委員。 595 ◯竹内ひろみ委員 それでは、98ページのバリアフリーのことで、関連して聞きます。  まず、このバリアフリー事業の進捗状況、教えていただきたいんですけれど。 596 ◯福中眞美委員長 中谷課長。 597 ◯中谷正之事業計画課長 バリアフリーの進捗状況と言うか、それは南生駒駅に断定と言うか、固定してですか。今の状況なんですけれども、一応バリアフリーの基本構想に定めました鉄道施設、これのバリアフリー事業をどういうふうに進めるかということで、今年度一応先ほどお話ししたような特定事業計画を作成するということで、近鉄様の方にも特定事業としてなすべき項目というのは、構想の方で明示されておりますので、その細かい内容について、今、調整をさせていただいているということで、今年度中にある一定の、例えば駅のバリアフリー化をどうするかとか、いわゆるおトイレはどうするかとか、いつやるんだとか、ちょっと細かい事業の内容を今年度詰めて計画書の方に移していくということで、今現在はまだ協議中という形で、まだ完成には至っていないということです。 598 ◯福中眞美委員長 竹内委員。 599 ◯竹内ひろみ委員 従来から推進協議会でずっと協議してきてたわけですけれど、そこでこの特定事業についても協議していくということですか。 600 ◯福中眞美委員長 中谷課長。 601 ◯中谷正之事業計画課長 委員おっしゃったように、実際のどのような時期にどのような内容を実施していくかというようなことにつきましては、その推進協議会の方で最終的にご報告させていただいて内容を確定するという形、運びになります。 602 ◯福中眞美委員長 竹内委員。 603 ◯竹内ひろみ委員 このところの協議会というのがなかなか開かれない状況になっているように思われるんですが、これからの計画はどうなっているんでしょうか。 604 ◯福中眞美委員長 中谷課長。 605 ◯中谷正之事業計画課長 今年度の推進協議会のスケジュールなんですけども、一応分科会というのをこの11月中に開催する予定になっておりまして、実際のその分科会を経た後、推進協議会の方は来年の2月に開催をさせていただくというような運びになっております。 606 ◯福中眞美委員長 竹内委員。 607 ◯竹内ひろみ委員 これまでいろんなバリアフリーの計画案のようなものも若干出てきていたように思いますが、ちょっと心配しておりますのは近鉄さんの経営状況と言うか、やっぱり非常にお金の問題が大きいと思いますので、その辺りでちょっと進んでないのかなという心配もしているんですけれども。これまでもちょっと大変だった中にコロナの影響でやっぱり電車、見てても空っぽで走っているというような状況がありまして、経営状態が非常に悪いんじゃないかなと心配しているんですけれど、その辺りの見通しと言うか、今の状況、どのように見ておられますか。 608 ◯福中眞美委員長 米田部長。 609 ◯米田尚起建設部長 コロナの影響は多少あるとは思うんですけども、その辺りはうちのバリアフリー事業とはちょっと切り離して、バリアフリーはバリアフリーで着実に進めていきたいと思っておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 610 ◯福中眞美委員長 竹内委員。 611 ◯竹内ひろみ委員 それを聞いてちょっと安心しました。それとちょっと関連するかと思うんですけど、最近近鉄生駒線、私たちが乗っている線ですけど、全駅無人化というのがもう決まったようなんですね。各駅に掲示がされていまして、10月1日から巡回係員で全て対応しますと。だから常駐の駅員はおりませんということで、あとはインターホンの対応とか、何か必要なときは事前に電話をしていただいたら参りますみたいな、そういう掲示がしてあるんですけど、それは市の方にも当然通知が来ているかと思うんですけれど、どのように考え、どのように対応されるんでしょうか。(発言する者あり) 612 ◯福中眞美委員長 中谷課長。
    613 ◯中谷正之事業計画課長 今、委員おっしゃった、近鉄線の生駒線の今までの駅の配置が変わるというような形で近鉄様の方から説明はございました。8月の末日やったと記憶しております。今までの、例えば南生駒に特化しますと、ある一定の時間帯は必ずその駅員の方がいらっしゃったという状態から、例えば生駒線でしたら、2名程度で各駅を巡回しながらお客様の対応に当たっていくというような形での方向に近鉄としてもかじを取るというようなことでご連絡がありまして、そういうお話をお聞きしました。市としては、そしたら何ができるのかということよりも、まず心配をしていたのが、例えば利用者の方が何かあったときにどういった対応がとれるのかというところが、私どもとして一番心配しているところでしたので、口頭ではございましたけども、そういったときに緊急の連絡方法とか、本当にどれぐらいで来れるんだとか、あと委員も十分ご存じだと思うんですけど、南生駒自体が浸水想定区域ということで、気象警報とか、そういった場合にすぐに本当に対応できるのかというようなことを、懸念材料については、うちから心配している内容と言いますか、懸念材料については申し上げて、それをどうやって対応していくかというのは十分検討していただいた上で実施していただきたいというようなことは申し上げました。そのような内容を踏まえまして、奈良県下の近鉄が営業区域として走っている沿線の各自治体の方からも、こういった内容の通知が来てて連絡を受けているということで、私どもも心配しているような内容を各市町村がやっぱり考えておられますので、であれば、これは一つの自治体側の要望という形で、近鉄の本社の方にそういった対応をしっかりしてほしいということで、要望書という形にはなりましたけれども、本社の方に上げようということで、香芝市さんの方がちょっと頭になっていただいたんですけれども、15市町ですか、9月9日付けで一応連名という形で要望書を上げさせていただいたと。安全運行に期するということを第一に経営を行っていただきたいというようなことで、どれだけ対応していただけるかはまだ分かりませんけれども、今できる内容としてこういうような動きをさせていただいています。 614 ◯福中眞美委員長 竹内委員。 615 ◯竹内ひろみ委員 いろいろ早速動いていただいているということで本当にうれしく思いました。一鉄道事業者の問題、内部の問題ではありますけれども、地元のやっぱり住民に本当に大きな影響を与えるものですので、もうこれからも是非自治体、一緒になってもっと頑張っていただきたいと思います。ありがとうございます。 616 ◯福中眞美委員長 ただ今の質問に関連した質疑はございますか。              (「なし」との声あり) 617 ◯福中眞美委員長 他に分科会外委員による質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 618 ◯福中眞美委員長 他に質疑等ないようでございますので、以上で議案第59号の建設部所管分に係る質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。              午後2時54分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後3時10分 再開 619 ◯福中眞美委員長 それでは、休憩を解いて委員会を再開いたします。  次に、都市整備部の所管について審査いたします。  議案第59号、令和2年度生駒市一般会計決算の認定についての都市整備部所管分を議題といたします。  決算書に基づき、部長から費目順に説明を受けます。北田都市整備部長。 620 ◯北田守一都市整備部長 それでは、都市整備部の所管に係る費目について説明します。 621 ◯福中眞美委員長 着座にてどうぞ。 622 ◯北田守一都市整備部長 失礼いたします。  99ページ中ほどから100ページをお願いいたします。  款6、土木費、項1、土木管理費、目2、建築指導費は関係職員の人件費や特定行政庁としての建築確認事務を始め、耐震改修、既存住宅解体工事、住宅省エネルギー改修等の補助や、耐震改修促進計画の策定に係る委託料、中古住宅や空き家の流通促進としての既存住宅流通等促進奨励金交付、生駒空き家流通促進プラットホームの運営支援に要した経費が主なものです。  なお、100ページ中段、節18、負担金補助及び交付金の1,095万9,000円の不用額は、耐震改修関連の補助申請件数が例年より少なく、これはコロナ感染症の影響で、工事等で家に入ってほしくないなどの理由によるものと思われます。また、いこま空き家流通促進プラットホームの取組では、プラットホームの持続性や自立性の向上を図り、情報提供物件が22件、売買などによる成立が9件となりました。  次に、101ページ中ほどからの項2、道路橋梁及び河川費、目2、道路橋梁維持費について、102ページの節18、負担金補助及び交付金において、再開発関連道路維持管理費として、グリーンヒルいこま及びアントレいこま1の市民が利用する通路等の維持管理費に対する負担金を支出しています。  次に、少し飛びまして、104ページから105ページ上段の項3、都市計画費、目1、都市計画総務費は、関係職員の人件費、都市計画審議会の運営経費を始め、都市計画法などに基づく各種届出等の審査事務に要した経費、都市計画マスタープラン策定検討や学研北生駒駅中心地区まちづくりの推進に要した経費が主なものです。また、特定生産緑地の指定は令和元年9月に申出受付を開始し、昨年度は都市計画審議会での意見聴取を行い、対象生産緑地約33ヘクタールのうち48件、約4.2ヘクタールを指定いたしました。最終的に、令和4年末までに残りの対象生産緑地について、地権者の意向確認を経て指定等の手続きを行う予定です。  なお、都市計画マスタープラン策定検討については、令和2年度に策定検討部会を6回開催し、パブリックコメント案を策定しました。その後、本年5月に都市計画審議会の答申を経て、6月にマスタープランを策定しました。また、学研北生駒駅の中心地区まちづくりについては、令和2年7月にまちづくり協議会を設立するとともに基本計画を策定するため、関係者との協議や現況測量を実施し、現在準備組合設立に向け、関係者と協議、調整を進めているところです。  次に、105ページ中ほどから106ページ上段の目2、公園整備費は関係職員の人件費、公園街路樹の維持管理経費を始め、生駒山麓公園及びふれあいセンターの管理費、改修工事費、公園施設長寿命化事業、公園等整備に要した経費が主なものです。  なお、生駒山麓公園につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、休館や施設の利用制限、各種イベントの中止、さらに外出控えなどにより、年間利用者数は令和元年度と比べて約10万人減少し、16万5,330人となりました。また、同公園の活性化に向け、花壇等の花の彩り事業の充実を図り、令和3年3月末の障がい者の就労等は87名となっております。  次に、106ページ中段から107ページ上段の目3、緑化推進費につきましては、花壇の整備などの活動支援に係る経費、市民懇話会の運営経費、花のまちづくりセンターの管理運営経費、花や緑に関する各種教室の開催や、市民の緑化意識を高めるコンテストなどの経費が主なものです。  なお、花のまちづくりセンターでは、コロナ感染症対策を講じ、運営しましたが、臨時休館、カフェふろーらむの休業、大イベントの中止などにより、来園者数は約2割程度減少し、1万2,433人となりました。  次に、107ページの目4、北部地域整備促進事業費は学研高山地区第2工区におけるまちづくり計画検討、市有地の草刈りなどの維持管理に要した経費が主なものです。令和2年度は、まちづくり検討会、地権者の会、役員会を各4回開催し、民間事業者ヒアリング、将来交通量推計なども行い、地権者の合意形成も図りつつ、事業実現性を視野にマスタープランの検討を進めました。なお、マスタープラン素案については先の都市建設委員会で説明しましたとおりです。  以上です。ご審査賜りますようお願いします。 623 ◯福中眞美委員長 これより、分科会委員による質疑に入ります。  まず、歳入について質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 624 ◯福中眞美委員長 歳入における分科会委員による質疑等がないようでございますので、これにて歳入における分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、配布しております一般会計決算所管別一覧表、都市整備部所管分の順に従い、歳出について質疑に移ります。  まず、決算書99ページから100ページ、款6、土木費、項1、土木管理費、目2、建築指導費について質疑等ございませんか。惠比須委員。 625 ◯惠比須幹夫委員 施策の成果等でここであります、建築審査経費の中で、2番と3番、建築物の耐震啓発を努めるとともにということで、耐震診断の補助金を19件交付されたと。その下で建築物の安全性の向上を図るため、既存住宅の耐震改修工事に対して補助金交付2件ということなんですが、この成果についてはどのように評価されているんでしょうか。 626 ◯福中眞美委員長 清水建築課長。 627 ◯清水一彦建築課長 まず、耐震診断の19件でございますが、19件のうち1件のみ耐震性がございました。あと、残りの18件が耐震性がなく、耐震補強が必要であったという結果が出ております。その次に、改修工事ですが、当初13件を見込んでおりましたが、先ほど部長からもありましたように、コロナ禍の影響を受けまして2件となってございます。以上でございます。 628 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 629 ◯惠比須幹夫委員 その診断の方の補助金の19件は、そんなに影響はなかったということですか、コロナ等の。 630 ◯福中眞美委員長 清水課長。 631 ◯清水一彦建築課長 診断については、令和元年度についても37件ございましたので、コロナ禍の影響も受けております。 632 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 633 ◯惠比須幹夫委員 いずれもコロナ禍の影響でかなり減少しているということなんですが、特に工事のところ、どういう、コロナということがその減少につながる具体的な要因というのは。 634 ◯福中眞美委員長 清水課長。 635 ◯清水一彦建築課長 コロナ禍の影響ですが、毎年耐震に関する市民フォーラムというのを開催しているんですね。それがちょっとコロナの関係で市民の方に来ていただくことができなかったということと、あとは診断又は改修につきましても、人との接触が、例えば改修工事でしたら、いろんな職種の方が来られますので、それを申請者の方が避けられたんじゃないかなと、このように考えております。 636 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 637 ◯惠比須幹夫委員 それで今年度、耐震化の計画もこの下にあるように出されているんですけども、今年度と言うか、令和2年度ですね。それによりますと、7年度までの5年間に95%の耐震化を完了すると、それを目標としていくということで、具体的な戸数としては、令和2年度、4,338戸、耐震性のない住宅があると。それに対して、最終的な目標としては3,503にしていくということなんですが、これ、今年度もコロナ、当然ながら3年度もありますし、来年度も見通しがつかないという状況の中で、これが2年度につくられた計画どおりに行くのはちょっとかなり困難な状況が既に出てきているのかなとは思うんですが、その辺はいかがでしょうか。 638 ◯福中眞美委員長 清水課長。 639 ◯清水一彦建築課長 確かにそういったイレギュラーなことが起きましたら、診断又は改修が伸び悩む点もございます。令和7年の耐震の目標なんですが、令和7年の目標については、国が示した計算式というのがありまして、それを住宅土地統計調査をベースに建築確認の新築件数、リサイクルによる解体件数のトレンドから、自然に建てられる分、滅失する分を想定して、7年度の目標にしています。ですので、途中で国のその計算式、こういうコロナ禍もあって、算定式を変えてくるということもございますので、その辺りはまた検討したいと考えております。 640 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 641 ◯惠比須幹夫委員 その辺、コロナ禍も踏まえた取組をしっかり状況を見極めながら進めていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 642 ◯福中眞美委員長 ただ今の質問に関連した質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 643 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における分科会委員による質疑等ございませんか。神山委員。 644 ◯神山聡委員 これは補助金のところで、省エネルギー改修工事750万についてお聞きします。2年度は予算額ぴったりの、100ページの補助金のところ、省エネルギー改修工事、これ予算額750万だったのが、今回750万満額使われているんですけど、予算の都合上で申請をお断りしているような事例はありましたでしょうか。 645 ◯福中眞美委員長 清水課長。 646 ◯清水一彦建築課長 令和2年度は省エネの要望があった方全てに補助金を出すことができております。 647 ◯福中眞美委員長 神山委員。 648 ◯神山聡委員 750万、満額使われているということなんですけど、3年度は650万に減額しているんですね。以前、前年度の実績をベースに予算を考えていくようなお話もされてたんですけど、この実績から今はどのような見解をお持ちでしょうか。 649 ◯福中眞美委員長 清水課長。 650 ◯清水一彦建築課長 令和3年度の予算の件のご質問だと思いますが、令和2年度の1件当たりの補助金というのが平均26万円でございましたので、令和3年度は25件で26万円ということで、650万円ということで下げております。実績に合わせてございます。 651 ◯福中眞美委員長 神山委員。 652 ◯神山聡委員 今その750万の予算で750万、満額使っているという実績から、減額しているのは大丈夫なのかという質問なんですけど、実績値から考えていかないんですかという話なんです。 653 ◯福中眞美委員長 清水課長。 654 ◯清水一彦建築課長 それは、令和2年度は750万で、令和3年度が650万に減額しているのはなぜかという質問だと思うんですが、それは私が説明したとおり、前年度実績に合わせて件数は変えずに、令和2年度の実績をもって令和3年度の予算取りをしたということでございます。 655 ◯福中眞美委員長 北田部長。 656 ◯北田守一都市整備部長 ちょっと補足させていただきますと、令和2年度、750万ですけども、元々は30万で20件ということで750万、要求しておりました。実際が。(「計算、合わない」との声あり)ごめんなさい、30万で25件で予算計上しておりました。実績としましては、25件でなく28件、実績としてありました。令和3年度の予算につきましては、1件当たり26万円で25件ということで、25件の件数自体、元々の予算件数自体は変わっておりませんので、それで650万という形にしております。 657 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 658 ◯福中眞美委員長 他に、当該費目における分科会委員による質疑等はございませんか。神山委員。 659 ◯神山聡委員 空き家プラットホームについてなんですが、100ページの方で、2年度売買又は賃貸借契約成立件数9件ということで、これは民間で流通しにくいものを扱っていることを踏まえて、この9件の成立についてどのように評価されているんでしょうか。 660 ◯福中眞美委員長 内蔵住宅政策室長。 661 ◯内蔵敏文都市計画課課長補佐兼住宅政策室長 令和2年度の件数で見ますと、プラットホームへの情報提供が22件で、成約が9件でございまして、約4割の成約率でございます。令和2年度までの累計で見ましても、81件中30件、約4割の成約となっておりまして、比較的高い成約率であると評価しております。 662 ◯福中眞美委員長 神山委員。 663 ◯神山聡委員 その9件の内訳、売買、賃貸それぞれ何件ずつあったんでしょうか。 664 ◯福中眞美委員長 内蔵室長。 665 ◯内蔵敏文都市計画課課長補佐兼住宅政策室長 9件の内訳でございますけども、売買が8件、賃貸が1件でございます。 666 ◯福中眞美委員長 神山委員。 667 ◯神山聡委員 30年5月に設立して、売買又は賃貸借契約成立件数、2年度9件なんですが、これ、総数で何件になっていますかね。情報提供物件の総数も教えてほしいんですけど。 668 ◯福中眞美委員長 内蔵室長。 669 ◯内蔵敏文都市計画課課長補佐兼住宅政策室長 令和3年8月末現在の数字でございますが、成約が37件、情報提供が93件でございます。 670 ◯福中眞美委員長 神山委員。 671 ◯神山聡委員 分かりました。当初、目標で情報提供物件、年30件、一月平均2.5件という目標を掲げていたと思うんですけど、これが、所有者さんの同意が難しくなっているようなお話を聞いているんですけど、その提供物件について現在、その所有者さんとの同意というのはどのような進め方になっていますかね。 672 ◯福中眞美委員長 内蔵室長。 673 ◯内蔵敏文都市計画課課長補佐兼住宅政策室長 同意が難しくなってきているというのはもう元年度ぐらいから件数としては表れておったわけでございますけれども、令和2年度の件数の落ち込みにつきましては、新型コロナウイルスの感染拡大によりまして、空き家セミナーとか、空き家相談会への参加者が減少したということによりまして、プラットホームの制度を利用する方が減少したというふうに考えております。 674 ◯福中眞美委員長 神山委員。 675 ◯神山聡委員 同意についてはやっぱり要因であるということだと思います。あと登録業者数なんですけど、以前43事業者から51事業者に増えていましたけれども、登録事業者数はどういうふうに変わりましたでしょうか。 676 ◯福中眞美委員長 内蔵室長。 677 ◯内蔵敏文都市計画課課長補佐兼住宅政策室長 現在の登録者数は45事業者でございます。 678 ◯福中眞美委員長 神山委員。 679 ◯神山聡委員 45事業者、以前51あったというような話、聞いたんですけど、そこから減っているということですか。 680 ◯福中眞美委員長 内蔵室長。 681 ◯内蔵敏文都市計画課課長補佐兼住宅政策室長 事業者数の減少についてですが、登録団体のうち建築施工の団体があるんですけども、そこに登録している事業者が、これまでは水道工事の専門とか、限られた工事のみの業者も登録をしてたんですけども、現在は総合的な工事請負ができる業者に登録していただきまして、専門の業者につきましては総合的な業者から専門業者に発注すると、そういうような形にしたことによりまして、事業者数は45に減っておるというところでございます。 682 ◯福中眞美委員長 神山委員。 683 ◯神山聡委員 分かりました。その登録事業者についての課題を前、おっしゃっていたんですけど、個別にノウハウを持っているんですけれども、他の同業者と効果的、効率的に所有者の意向に応えていけるかという点でコンサルティング力のアップが課題であるというようなことを以前おっしゃっていたんですけど、この辺りは何らか対策を行いましたでしょうか。 684 ◯福中眞美委員長 内蔵室長。 685 ◯内蔵敏文都市計画課課長補佐兼住宅政策室長 プラットホームでは現在取扱い物件の情報や、対応状況を共有するため、グループウエアを使用しております。成約物件のプロセスを共有することによって、ノウハウの蓄積を図っているところでございます。
    686 ◯福中眞美委員長 神山委員。 687 ◯神山聡委員 分かりました。課題の解決をしていただいているというところで引き続きよろしくお願いいたします。 688 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等はございませんか。片山委員。 689 ◯片山誠也委員 令和2年9月から郵便局の窓口で利用申込みを始められたと思うんですけども、利用申込みの郵便局での件数というのは何件ほどやったんでしょうか。 690 ◯福中眞美委員長 内蔵室長。 691 ◯内蔵敏文都市計画課課長補佐兼住宅政策室長 令和2年9月に開始しまして、これまで利用は1件でございます。 692 ◯福中眞美委員長 片山委員。 693 ◯片山誠也委員 郵便局の姿勢というのは、単に利用申込書を来たものを受ける、待ちだけというような感じなんでしょうかね。 694 ◯福中眞美委員長 内蔵室長。 695 ◯内蔵敏文都市計画課課長補佐兼住宅政策室長 郵便局の利用者は必ずしもその空き家所有者ではございませんので、郵便局の職員からなかなか積極的に声をかけるというのは難しいところがございます。このプラットホームの取次ぎにつきましては、郵便局の特に目立つところにチラシを配布、掲示していただいて、その辺は周知していただいているところでございます。 696 ◯福中眞美委員長 片山委員。 697 ◯片山誠也委員 それは積極的に全員に言うものではないというのは理解するんですけど、ただその局内で、例えば流通しにくいような空き家が持っているという情報をキャッチしたときは、その人には案内をするというそういうことはイメージでいいんでしょうかね。 698 ◯福中眞美委員長 内蔵室長。 699 ◯内蔵敏文都市計画課課長補佐兼住宅政策室長 本制度について、問合せがあれば、その郵便局の職員が制度についても説明していただけるということでございます。 700 ◯福中眞美委員長 片山委員。 701 ◯片山誠也委員 問合せがあれば案内するのは当然なんですけども、ですから空き家でどうしようかな、流通しそうじゃないな、不動産屋にもちょっとさじ投げられるようなものがあるなという人を認識したときに案内をするのかということを聞いてるんですけども、それは厳しい話なんですか。 702 ◯福中眞美委員長 内蔵室長。 703 ◯内蔵敏文都市計画課課長補佐兼住宅政策室長 そういう話があったときには案内していただくようにしております。 704 ◯福中眞美委員長 片山委員。 705 ◯片山誠也委員 それは是非案内をしていただきたいなと思うんですけど、ただそういう話って多分相続とか絡みが多いと思うんです。親が住んでたけど、相続して、流通しないので、相続でのそういう話になっていくと、ゆうちょ銀行の方が多いと思うんですけども、例えば、ゆうちょ銀行でそういう話が出たというのを、郵便局側に流してもらうとかその辺はどういう感じになっているんですかね。難しい話なんですか、それは。 706 ◯福中眞美委員長 内蔵室長。 707 ◯内蔵敏文都市計画課課長補佐兼住宅政策室長 郵便局の支店内であればそういう情報の共有はされていると思いますので、取次ぎ等はしていただいていると思います。 708 ◯福中眞美委員長 片山委員。 709 ◯片山誠也委員 よろしくお願いします。 710 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 711 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における質疑等はございませんか。神山委員。 712 ◯神山聡委員 100ページの補助金のところ、節18でブロック塀等除却工事補助についてお聞きします。23万2,000円の補助ということですけれども、これ箇所数は何カ所になっているんでしょうか。 713 ◯福中眞美委員長 清水課長。 714 ◯清水一彦建築課長 5カ所でございます。 715 ◯福中眞美委員長 神山委員。 716 ◯神山聡委員 内容としては、通学路に面しているようなブロック塀の撤去というようなことでしょうか。 717 ◯福中眞美委員長 清水課長。 718 ◯清水一彦建築課長 5件のうち通学路に指定されているものは3件でありました。残り2件についても、学生が通るような道路であることを確認してございます。 719 ◯福中眞美委員長 神山委員。 720 ◯神山聡委員 分かりました。以前にこういう通学路のブロック塀の安全を確認するということで、合同点検の方に参加していきたいようなお話をされてたんですけども、その後、合同点検には参加されているんでしょうか。 721 ◯福中眞美委員長 清水課長。 722 ◯清水一彦建築課長 今年の夏にブロック塀のありそうなルートである場合、合同点検に参加させていただきました。1件、見た目はしっかりしたブロック塀だったんですが、若干基準に適合しない部分がございましたので、所有者宅に訪問して改善に向けて検討していただいております。以上です。 723 ◯福中眞美委員長 神山委員。 724 ◯神山聡委員 ありがとうございます。その合同点検の中で、ピンポイントでブロック塀というのがたくさん出てくるわけではないと思うんですね。通学路の中でそういった危険なブロック塀を発見していこうと考えたときに、保護者とか自治会への呼びかけというのを行っていく必要があるんじゃないかと思うんですけど、その点はいかがでしょうか。 725 ◯福中眞美委員長 清水課長。 726 ◯清水一彦建築課長 確かに、委員おっしゃるように、ブロック塀はいろいろなところに存在しておりますので、自治会等への呼びかけは非常に有効だと我々も考えております。最近でも通行をしている方や自治会の防災担当の方々などから、年数回、そういう情報提供もちょうだいしておりまして、ブロック塀にひび割れが入っているとか、ぐらつきがあるんじゃないかなという、そういう対象のブロック塀については、その都度個別に対応させていただいている状況でございます。また、ブロック塀の周知方法として、空き家の所有者にも伝えないといけませんので、4月の納税通知の際に、危険なブロックはありませんかという啓発と補助金を併せて周知の方をやっております。以上です。 727 ◯福中眞美委員長 神山委員。 728 ◯神山聡委員 ありがとうございます。いろんな周知に取り組んでいただいているということなんですが、高槻市のブロック塀の倒壊からもう3年も過ぎて、その辺が色あせずに今も取組をしっかりやってくれているということで安心しました。引き続きよろしくお願いします。以上です。 729 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 730 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における分科会委員による質疑等はございませんか。片山委員。 731 ◯片山誠也委員 100ページの空き家の下の2番の中古住宅の流通促進奨励金についてなんですけども、7件補助されたうち、7件の所有者が市外から来てくれたというのは何件あったんでしょうか。 732 ◯福中眞美委員長 内蔵室長。 733 ◯内蔵敏文都市計画課課長補佐兼住宅政策室長 市内、市外の内訳でございますけれども、おおむね半数が市外でございます。 734 ◯福中眞美委員長 片山委員。 735 ◯片山誠也委員 何月にこの7枠の定数に達したんでしょうか、昨年度は。 736 ◯福中眞美委員長 片山委員。 737 ◯片山誠也委員 もう分からなければ結構ですけど、進めますけど、仮にその当該年度に定数に達して申し込めなかった分は翌年度に応募することというのはできるんですか。 738 ◯福中眞美委員長 内蔵室長。 739 ◯内蔵敏文都市計画課課長補佐兼住宅政策室長 奨励金に関しましては、次の年度であっても、工事が終わってからの申請までの期間というのがありますけれども、年度をまたいで申請するという場合もございます。 740 ◯福中眞美委員長 片山委員。 741 ◯片山誠也委員 だから、これは3カ月以内であれば、翌年度にも応募できるということなんですかね。 742 ◯福中眞美委員長 内蔵室長。 743 ◯内蔵敏文都市計画課課長補佐兼住宅政策室長 そういうことでございます。 744 ◯福中眞美委員長 片山委員。 745 ◯片山誠也委員 今年に関しては、これはもう9月に締切りがされていますので、例えば今年の2月とか3月に工事したものであれば翌年度申請できると思うんですけど、3カ月以内でね。ただ、この10月とか11月とかに工事したものは申請でけへんということやと思うんですね。工事完了後の申請という形で、この奨励金をとろうと思って工事したけど、工事が終わったら締め切っていたみたいなことが起こり得る話だと思うんですよ。補助金の類いってこういうことよくあると思うんですけど、これに関しては額が大きいのと、しかもこれに関してはわざわざこの奨励金を見て市外から越してきてくれて、工事したけど、いつの間にか終わっちゃっていましたよということが起こり得る話だと思うので、何か事前申請の形をとるとか、その辺ちょっと検討されたいかなと思うんですけども、いかがでしょうか。 746 ◯福中眞美委員長 内蔵室長。 747 ◯内蔵敏文都市計画課課長補佐兼住宅政策室長 申請件数が10件を見てたところ、10件に近くなってきた場合には、問合せとかがあった場合には、今、何件ぐらい来ていますので、急いでくださいとか、そういう対応はさせていただいているところでございます。 748 ◯福中眞美委員長 片山委員。 749 ◯片山誠也委員 あと、もうさっき言ったように、3カ月以内の期間についての見直しというのはどうですか。 750 ◯福中眞美委員長 内蔵室長。 751 ◯内蔵敏文都市計画課課長補佐兼住宅政策室長 その辺につきましては、もう少し柔軟に活用できるようには検討したいと思います。 752 ◯福中眞美委員長 片山委員。 753 ◯片山誠也委員 結構です。よろしくお願いします。 754 ◯福中眞美委員長 では、ただ今の質疑に関連した質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 755 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 756 ◯福中眞美委員長 それでは、次に決算書101から102、項2、道路橋梁及び河川費、目2、道路橋梁維持費について質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 757 ◯福中眞美委員長 それでは、次に、104ページから105ページ、項3、都市計画費、目1、都市計画総務費について質疑等ございませんか。神山委員。 758 ◯神山聡委員 学研北生駒駅中心地区まちづくりについてお聞きします。104ページの方ですね。元年度3月に学研北生駒駅中心地区まちづくり基本構想図の報告を受けていまして、その後2年度から基本計画、準備組合設立、都市計画変更手続き、組合設立認可を進めながら地権者の合意形成や事業採算性の検討という進め方をするという説明を受けましたが、その進捗状況について教えていただけますでしょうか。 759 ◯福中眞美委員長 有山都市計画課長。 760 ◯有山将人都市計画課長 昨年3月に構想図につきまして報告をさせていただきました。その後、まちづくり協議会の設立に向けて、一度関係者の方と協議をさせていただいて、7月7日にまちづくり協議会を設立させていただきました。その後、準備組合の設立に向けて、現況測量であったり、あと北地区と言いますか、中心地区、今回の構想図を説明させていただいた周辺地域、既存の商業施設ございますけれども、そちらの方々にもこの構想図を周知させていただきました。それ以降、まちづくり協議会の役員の方を中心に検討を進めて、アンケート調査なり、そういったことを実施してまいったということでございます。 761 ◯福中眞美委員長 神山委員。 762 ◯神山聡委員 分かりました。その手続きで区画整理事業として、組合の設立認可に3年ぐらいかかるというような話もあったんですけど、コロナ禍によってその辺りは進み方に変化はありましたでしょうか。 763 ◯福中眞美委員長 有山課長。 764 ◯有山将人都市計画課長 昨年度、基本計画の作成の方で進めさせていただいておりましたけれども、地権者とのヒアリング、個別のヒアリングがなかなかコロナ禍によってできなかった、そういったことによりまして、今年度に事業費繰越しさせていただいておりました。そういったこともありまして、少なからずその影響はあるものとは考えておりますけれども、早期事業化に向けて進めていきたいというふうに考えてございます。 765 ◯福中眞美委員長 神山委員。 766 ◯神山聡委員 あと、協議会を開催していただいているということで、5回開催してくれているんですけど、その協議会の参加の人数、それからその構成メンバーというのはどういうふうになっているんでしょうか。 767 ◯福中眞美委員長 有山課長。 768 ◯有山将人都市計画課長 現在協議会への参加人数につきましては、設立当初は22名でした。あと、そのメンバーでございますけれども、役員として7名その中で選出していただいております。主に、この協議会につきましては、その役員の方との協議を令和2年度は行ってきたということでございます。役員7名ということで、委員の構成としましては、委員長が1名、それから副委員長を3名、各それ以外の委員、委員調整員と合わせて3名ということで、7名で運営をしていただいております。 769 ◯福中眞美委員長 神山委員。 770 ◯神山聡委員 以前聞いた話では、その地権者が31名いらっしゃるという中で、今23人が加入していただいているということなんですけど、引き続き、他の方にも参加を呼びかけていただいているという状況でしょうか。 771 ◯福中眞美委員長 有山課長。 772 ◯有山将人都市計画課長 先ほどアンケート実施をさせていただいたということもお話しさせていただきましたけれども、そんな中でアンケートに回答されてない方もいらっしゃいました。そういった中で、市の職員、それからコンサルタントが相手方と個別にヒアリングをさせていただいている状況でございます。この中で協議会に加入されてない方については、加入を促進するような内容をご説明させていただいているということでございます。 773 ◯福中眞美委員長 神山委員。 774 ◯神山聡委員 分かりました。地権者31名のうち、法人が3社あって、市外の方12名いるということもお聞きしていたので、全員参加というのはなかなか難しいのかもしれませんけど、情報はしっかり共有していただいているということで安心しました。引き続き、よろしくお願いします。 775 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 776 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 777 ◯福中眞美委員長 次に、105ページから106ページ、目2、公園整備費について質疑等ございませんか。松本委員。 778 ◯松本守夫委員 公園施設長寿命化整備事業についてお伺いいたします。公園整備事業費については7,788万ほどあるんですけれども、このうち21公園、53基、令和2年度でされたわけですが、幾らぐらいかけられたんでしょうか。
    779 ◯福中眞美委員長 知浦みどり公園課長。 780 ◯知浦太一みどり公園課長 6,500万円ほどです。 781 ◯福中眞美委員長 松本委員。 782 ◯松本守夫委員 6,500万ですね。この21公園のうち、我がまちの北大和が整備していただいたわけですけども、非常に老人会で話題に上がっておりまして、特に座って手を上に上げて胸を張るこの機械、緑色のあれが一番人気ですね。そんなことで皆さん楽しみになって、いろいろ運動してくれているようですが、百歳人生と言われますけど、やっぱり元気に年をとるということが非常にいいことと思います。これをどんどん広めていただきたいと私は思います。それにはやっぱりこの刹那的に今年は何個、来年何個やなしに、マスタープランと言うか、全体プランをやっぱり立てられて、そのうちの中で今年はここが、来年はこうというふうにしていただきたい。それは、マスタープランは持っておられますか。 783 ◯福中眞美委員長 知浦課長。 784 ◯知浦太一みどり公園課長 公園施設長寿命化計画というのを立てまして、年次的に撤去、更新などをしております。 785 ◯福中眞美委員長 松本委員。 786 ◯松本守夫委員 是非目的を持って長期的に展開していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。 787 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等ございませんか。加藤委員。 788 ◯加藤裕美委員 遊具の撤去に関してちょっとお伺いさせていただきたいんですけども、遊具撤去の記載ということで、撤退と更新の推移というのをちょっとお伺いしてもよろしいでしょうか。 789 ◯福中眞美委員長 知浦課長。 790 ◯知浦太一みどり公園課長 撤去ですよね。撤退じゃなくて。撤去と更新の推移と申しますと、2年度につきましては、ここに書かせていただいているように21公園53施設の撤去、更新を行いました。 791 ◯福中眞美委員長 加藤委員。 792 ◯加藤裕美委員 ありがとうございます。推移ということで近年の推移を教えていただいてよろしいでしょうか。 793 ◯福中眞美委員長 知浦課長。 794 ◯知浦太一みどり公園課長 この事業につきましては、6年度から撤去、更新を行いましたので、今のところ21公園53施設。今年度は順次していきますけども、6公園11施設の予定をしております。2年度です。ごめんなさい。もう一度。 795 ◯福中眞美委員長 知浦課長。 796 ◯知浦太一みどり公園課長 2年度はここに書かせていただいているとおりでございます。3年度は6公園11施設の予定をしております。 797 ◯福中眞美委員長 加藤委員。 798 ◯加藤裕美委員 その場合、撤去で更新されている件数もあると思うんですけど、撤去だけというのはあるんでしょうか。 799 ◯福中眞美委員長 知浦課長。 800 ◯知浦太一みどり公園課長 この事業におきまして、今のところ撤去だけというのはないですが、D判定とかC判定の部分につきまして、地元の自治会とかと協議を行いまして、撤去だけで済むものかどうか、遊具の必要性につきましても話合いながら進めておるところでございます。 801 ◯福中眞美委員長 加藤委員。 802 ◯加藤裕美委員 昨年度12月にたしか1件撤去はされてなかったでしょうか。昨年12月にちょっと一つの公園で安全基準が満たされず、撤去されたということを耳にしたんですけども、この件は撤去には至らないでよかったですか。 803 ◯福中眞美委員長 知浦課長。 804 ◯知浦太一みどり公園課長 おっしゃっているのは、光陽台中央公園の砂場の中にあった子どもの遊具と言うか、ままごとをするような遊具だったと思います。これにつきましては、長寿命化計画とはちょっと別で、本来ここの場所、砂場の中に別の遊具があること自体が安全基準上、よくないということで、以前から撤去の方向で考えておりました。去年につきまして、自治会と話合いを重ねまして、撤去するという結果になったものでございます。 805 ◯福中眞美委員長 加藤委員。 806 ◯加藤裕美委員 安全性が問題ということで撤去はあれなんですけども、ただちょっと自治会さんに周知の前に何かテープとかで張るとか、住民さんがちょっと知らずにもう撤去になったということもありまして、今後テープとか張るなり、周知をしてもらえたらなとは思っているんですけども。 807 ◯福中眞美委員長 知浦課長。 808 ◯知浦太一みどり公園課長 光陽台中央公園の事例につきましては、部品が一部外れたりしていて危なかったので、テープなどで一時期巻いて使えないようにはさせていただいていました。また、今後そういう安全性が保たれてないものにつきましては、テープなどを巻いて周知して撤去、若しくは更新という形をとっていきたいと思っております。 809 ◯福中眞美委員長 加藤委員。 810 ◯加藤裕美委員 公園課さんにはすごいきめ細かにいろいろ現場にも足向けていただいて、チェックもすごくしていただいているんですけども、やはり住民さんにもうちょっと周知してもらって、使っている方も、これがなくなるということを分かるように周知していかないといけないかなと思っていまして、今後ともすいません、よろしくお願いします。以上です。 811 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等ございませんか。惠比須委員。 812 ◯惠比須幹夫委員 ちょっと確認なんですが、2年度に対応されたのが21公園、53基とあるんですが、それについては長寿命化計画の調査でD判定と出たものについて、21とあるんですが、これはそのD判定、出たものに対して、2年度対応されたという考え方でよろしいでしょうか。 813 ◯福中眞美委員長 知浦課長。 814 ◯知浦太一みどり公園課長 おっしゃるとおりで、D判定ついたもの18基を撤去、更新済みでございます。ちなみに今年度残り3基を撤去、更新する予定しております。 815 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 816 ◯惠比須幹夫委員 その53基の内訳、どういうものに対応されたのかということを。 817 ◯福中眞美委員長 知浦課長。 818 ◯知浦太一みどり公園課長 53基のうち遊具が12基、施設が41基でございます。施設が非常に多いんですけども、主に照明灯です。以上です。 819 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 820 ◯惠比須幹夫委員 それで、3年度に3,500万円ほど繰り越されているんですけども、それは何についての繰越しだったんでしょうか。 821 ◯福中眞美委員長 知浦課長。 822 ◯知浦太一みどり公園課長 これにつきましては、3年の3月定例会でも議案としてお願いした分でございます。本来、3年度、今年度予算取りする予定だったのが、国の緊急対策事業ということで補助金をつけることができましたので、それを活用しまして、4公園、7施設の施設や遊具を撤去、更新する予定しております。以上です。 823 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 824 ◯惠比須幹夫委員 それと調査でC判定になった部分、これが472あるわけなんですが、これについては、今後の精査、対応というのはどういう状況になっているんでしょうか。 825 ◯福中眞美委員長 知浦課長。 826 ◯知浦太一みどり公園課長 C判定につきましては、C判定も内部で現地調査や日常点検の中で、特にすぐ換えた方がいいだろうというようなやつをピックアップやりまして、それも順次換えていってるところでございます。 827 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 828 ◯惠比須幹夫委員 もうそれについては、この10年間で押しなべて調査して対応していくと、それが現実可能であるという見通しはついているということでよろしいでしょうか。 829 ◯福中眞美委員長 知浦課長。 830 ◯知浦太一みどり公園課長 遊具については、毎年、健全度調査というのをします。ですので、そこでまたC判定の悪い判定であったりとか、D判定が出た場合、新たに計画に盛り込んで順次、撤去、更新の方を検討していくという形になるかと思います。 831 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等ございませんか。塩見委員。 832 ◯塩見牧子委員 この令和2年度の補修工事の結果、公園長寿命化計画で示されたAからDまでのランク、計画策定当初の数字からどのように変わったか。Dについては、先ほど施設数で21が3になったと思うんですけれども、残りAやBはいらってないと思いますけれども、Cは幾つになりましたか。 833 ◯福中眞美委員長 知浦課長。 834 ◯知浦太一みどり公園課長 おっしゃるように、健全度調査、遊具についてはAやBは調査してなかったか、整備はしてないです。新たにD判定というのも出ました。6基について遊具、D判定出まして、5基の方は老朽化で補修をして何とか今は安全に使用できる状態にしております。1基につきまして、滑り台なんですけども、これはちょっと老朽化が進んでいることと、新安全基準を満たしていないということで、地元と今協議中でございまして、撤去で終わる予定をしております。 835 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 836 ◯塩見牧子委員 すいません、ちょっと撤去はあれなんですけれど、補修工事をしたら、例えばDで補修工事をしたら、それがAに移るということはないんですか。すいません。公園施設全体、すいません、遊具、一般施設、それぞれ令和2年度が終わった時点でAからDまでそれぞれ幾つになっていますか。 837 ◯福中眞美委員長 知浦課長。 838 ◯知浦太一みどり公園課長 すいません、ちょっと答弁が不十分でした。2年度の遊具の健全度調査の結果なんですけれども、Cが82基、Dが6基ということで、あと、すいません、他の遊具も一応やっていまして、Aが2基、Bが512基ということになっております。先ほど言ったように、Dのやつを補修した場合、AやBになるのかと言うたら、そこまではいかないと思います。ただ、しばらくの間は安全に使える状態にはしておりますので、また今年度も健全度調査、3年度も健全度調査しますので、そこで判定の方をしていきたいと考えております。 839 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 840 ◯塩見牧子委員 ですから、この長寿命化計画ができたときのこの結果で動かしていくわけじゃなくて、そこからさらに毎年の入れ替わりがあって、それを基に対象を決めて修繕をかけていくということですね。 841 ◯福中眞美委員長 知浦課長。 842 ◯知浦太一みどり公園課長 そのとおりでございます。 843 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 844 ◯塩見牧子委員 結構です。 845 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等ございませんか。神山委員。 846 ◯神山聡委員 公園長寿命化計画のその計画を今ホームページの方で、本編の方、見れないんですね。市のホームページ、市の計画というページがあるんですけど、そこへこれを掲載しておくべきだと思うんですけど、その辺りは考えていないんでしょうか。 847 ◯福中眞美委員長 知浦課長。 848 ◯知浦太一みどり公園課長 今のご質問は、長寿命化計画の本編の計画がホームページに載っていないということだと思います。本編につきましては、かなり複雑で、調査の結果などがこと細かく詳細が記載されているものです。概要版ということで今ホームページに公開しているのは、市民の方にも分かりやすく説明できたものだと思っております。ちなみに、他の市でもこういう長寿命化計画をつくっておるんですが、同じく概要版で公開しているところがほとんどでございますので、それと足並みをそろえているというふうに考えていただけたらと思います。 849 ◯福中眞美委員長 神山委員。 850 ◯神山聡委員 じゃあ、その本編の方は今後載せる予定はなくて概要版だけでいくという考えということですね。 851 ◯福中眞美委員長 知浦課長。 852 ◯知浦太一みどり公園課長 そのとおりです。 853 ◯福中眞美委員長 神山委員。 854 ◯神山聡委員 あと、ホームページの中で、西松ヶ丘児童公園と東新町児童公園で公園長寿命化計画に基づいて古くなった遊具の入替えを予定しているとあって、その中でみんなの公園ワークショップin西松ヶ丘児童公園&東新町児童公園という書き方があるんですね。このみんなの公園ワークショップ事業については、地域の利用頻度の低い公園について、活用の仕方、公園の在り方を話し合っていこうということだったと思うんですけども、公園長寿命化計画の遊具の選定とこれは同時に行っていこうというふうに考えているんでしょうか。 855 ◯福中眞美委員長 知浦課長。 856 ◯知浦太一みどり公園課長 みんなの公園ワークショップにつきましては、事業としては位置付けておりますけども、あくまでワークショップ自体は手段と考えております。この長寿命化計画に基づく遊具を設置していく場合、その遊具を愛着を持って地域の方に使っていただきたいという願いから、アンケート調査であったりとかワークショップを進めております。その手段としてこのワークショップというのを使っていくということで考えておりますので、今後も遊具、地域の方も使われる頻度の高い遊具につきましては、こういった形でワークショップであったり、アンケートという手段を使って皆さんのご意見を吸い上げていきたいと考えております。 857 ◯福中眞美委員長 神山委員。 858 ◯神山聡委員 そこの地域の声を聞くという方法では有効であると思うんですけど、ややこしいところがA、B、Cの判定基準の中で優先順位を持って進めていこうというのが長寿命化計画にあって、みんなの公園ワークショップは応募形式でもできるようになっていると思うんですね。その応募形式の中で、この遊具の更新というのは順番がそこで入れ替わってしまわないのかと、優先順位が高い方が後になってしまわないのかというところを危惧したんですけど、その点はいかがでしょうか。 859 ◯福中眞美委員長 知浦課長。 860 ◯知浦太一みどり公園課長 今、委員さんおっしゃっているのは、遊具の更新の時期と地域の方のニーズの時期と食い違うのではないかということだと思います。このみんなの公園ワークショップにつきましては、応募形式でももちろんやっていますが、特に地域の方がこの公園を使ってどのようなことがしたいか、公園の利活用の方法を考えていただくというのがメインになっております。今回、俵口児童公園でワークショップをしたのは長寿命化計画で複合遊具を撤去、更新するタイミングでもありましたので、こちらの方から呼びかけをしまして、自治会であったり、公園利用者に集まっていただいてワークショップをしたという実績でございます。 861 ◯福中眞美委員長 神山委員。 862 ◯神山聡委員 ということは、みんなの公園ワークショップの応募の中で遊具の更新をしていきたいというような話があったとしても、それはその長寿命化計画に基づいて何年後ですよという説明をしていくということでしょうか。 863 ◯福中眞美委員長 知浦課長。 864 ◯知浦太一みどり公園課長 おっしゃるとおりでございます。 865 ◯福中眞美委員長 神山委員。 866 ◯神山聡委員 結構です。 867 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等ございませんか。塩見委員。 868 ◯塩見牧子委員 すいません、先ほど神山委員から、本編の方は載せないのかというところがあったんですけれども、概要版の方もこの健全度調査結果の概要、これずっとこの計画策定当初の分が載っているだけで、その推移が分からないので、このまま載ってて、今どうなっているのかというところが非常に気になるかと思いますので、どれだけが対象になって、更新をかけてこうなりましたというその推移をホームページに掲載していただければと思うんですけれども、いかがでしょうか。 869 ◯福中眞美委員長 知浦課長。 870 ◯知浦太一みどり公園課長 そういうことも考えていきたいと思います。 871 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 872 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における質疑等はございませんか。片山委員。 873 ◯片山誠也委員 先ほども少しお話、出ていましたけども、みんなの公園ワークショップについてお聞きをいたします。ちょっとコロナ禍で動きづらいところもあったかもしれませんけども、昨年度の動きとしては、どうしたものがあったんでしょうか。 874 ◯福中眞美委員長 知浦課長。 875 ◯知浦太一みどり公園課長 みんなの公園ワークショップにつきましては、先ほども少し言いましたように、俵口児童公園の遊具の撤去、更新などを始め、ワークショップや自治会とのお話、また提案者と話合いを進めながらイベントや事業を実施してまいりました。結果としましては、6公園におきましていろいろな方策をしていっています。一部紹介させてもらいますと、光陽台中央公園につきましては、以前から花壇の整備をずっと17年間していただいているんですけども、花壇自体が老朽化しておりますので、それを地元の方と一緒に直していくというようなこと。また、大瀬ふれあい公園につきましては、駐車場を使ってランバイクのイベントを開催しております。喜里が丘第1緑地やひかりが丘第2児童公園につきましては、地元の野菜を売る軽トラ市などのイベントを実施されております。また、辻町の第4公園につきましても、複合型コミュニティの事業の一部として、話合いやワークショップに参加させていただいております。以上でございます。 876 ◯福中眞美委員長 片山委員。 877 ◯片山誠也委員 6公園ということで大変活発に行われていることでよいことだなというふうに思います。これ、以前お話あったのが、キーパーソンにこちらからアプローチをかけていってと、応募を促していくということだったと思うんですけども、こちらからアプローチをかけているもの以外で、予期せぬところからぽんと提案してきてくれたものがあったということがあったんでしょうか。
    878 ◯福中眞美委員長 知浦課長。 879 ◯知浦太一みどり公園課長 ありました。ひかりが丘の公園であったりとか、あとは複合型コミュニティの事業とも一緒にやっていくということで、当初あまり予定してなかったんですけども、市民活動推進課とも話合いを進めながら一緒にやっていこうということでやらせていただいています。 880 ◯福中眞美委員長 片山委員。 881 ◯片山誠也委員 これ、アイデアとその実行に携わる方、団体の募集をされていますけども、この個人がアイデアだけ気軽に持ち寄るということでもいいんですかね、これは。 882 ◯福中眞美委員長 知浦課長。 883 ◯知浦太一みどり公園課長 そうです、そのとおりです。 884 ◯福中眞美委員長 片山委員。 885 ◯片山誠也委員 ホームページ拝見しますと、どうもアイデアと団体をセットで提案しないといけないのかなというふうに勘違いしてしまう表現なので、その辺り少しちょっと見直してもらいたいというのと、あと応募用紙を担当課まで持っていかないといけないわけですよね。なかなかやっぱり市民の方が応募用紙にしっかり書いて担当課に市役所へ持っていくって、実はハードル高い話なので、その辺もちょっとメールでなり、もう少し、すごくいい制度だと思うので、気軽に提案を出してもらえるような形を検討してもらいたいと思うんですけども、どうですか。 886 ◯福中眞美委員長 知浦課長。 887 ◯知浦太一みどり公園課長 その点につきましてですけども、当初申込みフォームというので募集もしていたんですが、やはり顔の見えない状態で意見を交わすというのが非常にこの事業を回しにくいということが分かりまして、実際やはり私たち担当者と、また自治会とかと話合いを進めたいので、アイデアを提案される方はちょっと足しげく通っていただくということになろうかと思います。 888 ◯福中眞美委員長 それでは、ただ今の質疑に関連した質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 889 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における質疑等はございませんか。塩見委員。 890 ◯塩見牧子委員 生駒山麓公園のコロナの影響をちょっと確認させていただきます。16万5,330人の利用ということなんですけれども、これ10万人減少したと先ほど北田部長の方から説明がございましたが、この16万5,330人というのはどうやってカウントしているんですか。 891 ◯福中眞美委員長 知浦課長。 892 ◯知浦太一みどり公園課長 この16万人のカウントの仕方ですけれども、山麓公園の有料施設の利用者を延べ数で足し算したものでございます。主に、ふれあいセンターの研修室であったりとか、浴場、多目的広場、テニスコート、そのほか自主事業でされている野外活動センターやフィールドアスレチック、レストランの利用者も含まれております。 893 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 894 ◯塩見牧子委員 多目的広場って有料ですか。 895 ◯福中眞美委員長 知浦課長。 896 ◯知浦太一みどり公園課長 円形の多目的広場ですけれども、予約を入れて使う場合は有料となります。 897 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 898 ◯塩見牧子委員 予約を入れた場合の人数ですね。ですから、延べ人数ということでお一人の方が、三つ、四つ、施設を利用された場合はそれの4分の1、3分の1ということになっていくということなんですけれども。とは言え、その10万人の減少というのはかなり大きな下がり幅だと思うんですけれども、イベントの中止、特にSUN FESTAなんかは1日でかなりの集客があるイベントだと思うんですけれども、それによって1万人減少したんですかね。それ込みで10万人ということなんですけれども、あと、それに対してどれぐらいの回復になっているかどうか分からないんですけれども、とまりいこまの中で山麓公園の中のキャンプ場の部分、ロッジ等、それが対象になっていたかと思うんですけれども、それの利用人数、利用数は分かりますか。 899 ◯福中眞美委員長 知浦課長。 900 ◯知浦太一みどり公園課長 昨年度、2年度のとまりいこまの利用実績ですけども、484泊ということで聞いております。 901 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 902 ◯塩見牧子委員 484泊で人数は分からないですか。 903 ◯福中眞美委員長 知浦課長。 904 ◯知浦太一みどり公園課長 人数まではこちらで把握しておりません。 905 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 906 ◯塩見牧子委員 1人でキャンプに来られることはあまりないと思いますので、それ掛ける、そうですね、5倍ぐらいは回復できたというふうに把握しておきます。結構です。 907 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 908 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 909 ◯福中眞美委員長 決算書の106ページから107ページ、目3、緑化推進費について質疑等ございませんか。片山委員。 910 ◯片山誠也委員 ちょっと行革で上がっていたので、保護樹林についてお聞きいたしますけど、これ、節の18のところだと思うんですけども、上がってないので、これは2年度は申請がなかったんですかね。 911 ◯福中眞美委員長 巽課長補佐。 912 ◯巽眞一みどり公園課課長補佐 保護樹林、保護樹木の補助金の申請は、2年度はございませんでした。 913 ◯福中眞美委員長 片山委員。 914 ◯片山誠也委員 これ、ちょっとあんまり私も詳しく知らないんですけど、これはふだん管理、所有されている方が大きな伐採とかするときに申請しはるみたいな感じなんですか、これは。 915 ◯福中眞美委員長 巽課長補佐。 916 ◯巽眞一みどり公園課課長補佐 これは保護樹林と保護樹木がございまして、樹林に関しては少し間伐をしたり、樹木に関してはやっぱり道路際というものが結構多いですので、そういう道路際に影響のないようなせん定とかというふうに何年かに一遍されているというふうに聞いております。 917 ◯福中眞美委員長 片山委員。 918 ◯片山誠也委員 これ、保護樹林を所有している方で、この補助金を申請しはる人と、これまでに全く申請しない人というのもいはるんですかね、これは。 919 ◯福中眞美委員長 巽課長補佐。 920 ◯巽眞一みどり公園課課長補佐 全く、せん定をされているかはちょっと分かりませんけれども、申請はされてない方もいらっしゃいます。 921 ◯福中眞美委員長 片山委員。 922 ◯片山誠也委員 自分で、自腹で申請せずにやってくれてはる人もいるのかなと思うんですけども、やっぱり保護樹林の一番その危機というのは、持ち主の方が亡くなったりとか、あるいはお引っ越しされたときが保護樹林の危機だと思うので、毎年度、額は少ないですけども、だらだらとお金出していくよりも、また別の形でのその保護樹林の守り方というのを考えていただきたいなというようなとこで、これは意見だけしておきます。 923 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 924 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における分科会委員による質疑等ございませんか。塩見委員。 925 ◯塩見牧子委員 花のまちづくりセンターの管理費の中のカフェふろーらむについてなんですが、このカフェの運営経費、どこに何が含まれていますか。 926 ◯福中眞美委員長 松本センター所長。 927 ◯松本芳樹花のまちづくりセンター所長 カフェの運営経費でございますが、カフェにつきましては、消耗品、報償費、主にそれでございます。よろしいでしょうか。 928 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 929 ◯塩見牧子委員 消耗品と報償費ということなんですけれども、消耗品というのは何に当たりますか。そして幾らですか。 930 ◯福中眞美委員長 松本所長。 931 ◯松本芳樹花のまちづくりセンター所長 消耗品は主に材料費でございます。コーヒーであったり、ジュースであったりというところで、金額決算額につきましては39万4,944円となっております。報償費につきましては、主にカフェ自体がボランティアさん、カフェボランティアさんで運営していただいておりますので、謝礼として、26万3,500円を決算額としております。 932 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 933 ◯塩見牧子委員 光熱水費、カフェだけにかかる光熱水費というのは分からないですか。 934 ◯福中眞美委員長 松本所長。 935 ◯松本芳樹花のまちづくりセンター所長 申し訳ございません。分かりません。 936 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 937 ◯塩見牧子委員 あと、ボランティアさんを含めて運営スタッフの方、検便をしなきゃいけないって運営方針にあるんですけれども、その費用はどこに入っていますか。 938 ◯福中眞美委員長 松本所長。 939 ◯松本芳樹花のまちづくりセンター所長 検便なんですけども、現状、2年度についてはいたしておりません。 940 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 941 ◯塩見牧子委員 してない。2年度は開設しなかったんですか。 942 ◯福中眞美委員長 松本所長。 943 ◯松本芳樹花のまちづくりセンター所長 営業しております。 944 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 945 ◯塩見牧子委員 営業しているなら、必要だと思うんですけれども、していないんですか。 946 ◯福中眞美委員長 松本所長。 947 ◯松本芳樹花のまちづくりセンター所長 2年度については、しておりませんでした。 948 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 949 ◯塩見牧子委員 それはちょっと食品衛生法上、問題じゃないかと思うんですけれども、保健所の方からは何の指導もないんですか。 950 ◯福中眞美委員長 松本所長。 951 ◯松本芳樹花のまちづくりセンター所長 義務としては、喫茶ということなので義務としてはないんですが、しなければいけないというふうには思っておりますが、2年度はやっておりません。 952 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 953 ◯塩見牧子委員 食品衛生法上、喫茶は義務ではないけれども、自主的にこれまでされてきた。けれども、令和2年度においてはしていないということでしょうか。 954 ◯福中眞美委員長 松本所長。 955 ◯松本芳樹花のまちづくりセンター所長 そのとおりでございます。 956 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 957 ◯塩見牧子委員 ということで、66万円ぐらい多分運営経費、プラス光熱水費がかかっていると思うんですけれども、これに対して、まずここのカフェふろーらむ、令和2年度中は何日稼働していましたか。 958 ◯福中眞美委員長 松本所長。 959 ◯松本芳樹花のまちづくりセンター所長 2年度は258日でございます。 960 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 961 ◯塩見牧子委員 それに対して利用人数は何人ぐらいでしょうか。 962 ◯福中眞美委員長 松本所長。 963 ◯松本芳樹花のまちづくりセンター所長 約2,500人でございます。 964 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 965 ◯塩見牧子委員 258日稼働して2,500人ご利用があったということは、大体1日平均9人から10人ぐらいというところだと思うんですけれども、ボランティアさんは1日500円、1回500円ということだと思うんですけれども、ということは、先ほど26万3,500円とおっしゃったので、年間527人分ということですね。527人分で258日稼働しているから大体1日2人ぐらい来られているということだと思うんですけれども、これ、採算がとれているんですかね。ここで上がった収益というのは、以前ちょっとお聞きして、39ページの一番下の事務取扱手数料の中で受けているというふうに教えていただいたことがあるんですけれども、このうちの幾ら売上げがあるんでしょうか。 966 ◯福中眞美委員長 松本所長。 967 ◯松本芳樹花のまちづくりセンター所長 令和2年度に関しましては76万9,680円でございます。 968 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 969 ◯塩見牧子委員 76万ですか。 970 ◯福中眞美委員長 松本所長。 971 ◯松本芳樹花のまちづくりセンター所長 76万9,680円でございます。 972 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 973 ◯塩見牧子委員 ということは、これの結果10万円ぐらい手元に残っているんですかね。
    974 ◯福中眞美委員長 松本所長。 975 ◯松本芳樹花のまちづくりセンター所長 ふろーらむの運営経費としまして、ボランティアさんの保険料とかも約4万1,000円払っております。収支の計算なんですけども、約7万円のプラスということになっております。 976 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 977 ◯塩見牧子委員 あそこはかなり安いコーヒー代等で来てくださっている方のふろーらむで活動いただいている、違う。利用目的は何なんですかね。花作りをしてみようかというきっかけづくり、コミュニケーションの場、花好き、自然好き、市民交流サロンの拠点施設ということなんですけれども、これで一応採算がとれている、ちょっと光熱水費、分からないですけれども、採算がとれているということなので、これはこれでこのまま赤字の出ないように、このまま維持していただければと思います。 978 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 979 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における分科会委員による質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 980 ◯福中眞美委員長 それでは、最後に決算書107ページ、目4、北部地域整備促進事業費について質疑等ございませんか。神山委員。 981 ◯神山聡委員 地権者の会の加入状況についてなんですけれども、設立当初519人の加入者、母数が前回の決算のときは1,076名で加入者が710名まで増加したと。加入率は66%になったというところまで聞いたんですけども、その後の加入状況と母数の変化があれば教えていただけますでしょうか。 982 ◯福中眞美委員長 秦学研推進室長。 983 ◯秦克行学研推進室長 母数が若干変化ありまして、現在の最新の数字なんですけれども、全体1,075名に対して、加入者は横ばいで710名です。加入率は約66%となっております。 984 ◯福中眞美委員長 神山委員。 985 ◯神山聡委員 加入の促進のはがきを全地権者に対して、地権者の会だよりと一緒に郵送していただいているというところなんですけど、それでも加入者が増えていないという状況ですね。この加入者に対して、加入だけではなくて意見を上げていただかないといけないと思うんですけども、仕事の都合上、総会には参加できないという方がほとんどだと思うんですけど、そういった方の意見の収集の仕方というのはどのように行っているんでしょうか。 986 ◯福中眞美委員長 秦室長。 987 ◯秦克行学研推進室長 地権者の会の総会なんですけれども、これは毎年1回を開催しています。今年度、書面開催になっているんですけれども、書面による決議書というのを会員の方からご返送いただくと。その書面決議書に意見記入欄というのを設けておりまして、そこに意見がある方については、ご記入いただくような形にしております。 988 ◯福中眞美委員長 神山委員。 989 ◯神山聡委員 書面決議書を送っていただいているということなんですが、その加入されてない方に関しては、これは送られてないということでしょうか。 990 ◯福中眞美委員長 秦室長。 991 ◯秦克行学研推進室長 これはあくまでも地権者の会の会員に対して送付しておるものですので、加入されてない方については送付しておりません。 992 ◯福中眞美委員長 神山委員。 993 ◯神山聡委員 その加入されない方がそこに住んでいるとか、高齢者とか、何らかの理由もあって加入しない方もいると思うんですけど、そういった方の意見も聞いておくべきだとは思うんですが、その辺は何か意見を聞く方法はあるんでしょうか。 994 ◯福中眞美委員長 秦室長。 995 ◯秦克行学研推進室長 これは以前にも全地権者を対象としたアンケートというのも行っております。今後も当然必要に応じて、それは行っていくつもりです。あと、現在検討会の動きとか、そういったものはホームページで常時情報を公開しておりますので、意見については適宜いただけるものというふうに考えております。 996 ◯福中眞美委員長 神山委員。 997 ◯神山聡委員 分かりました。あと、このマスタープラン策定時に係る事業費について、奈良県とまちづくり包括協定等締結による県費補助を見込んでいたと思うんですけど、これの費用の一部負担というのは今どうなっていますでしょうか。 998 ◯福中眞美委員長 秦室長。 999 ◯秦克行学研推進室長 現在包括協定の締結までに至っておらず、県補助はついておりません。 1000 ◯福中眞美委員長 北田部長。 1001 ◯北田守一都市整備部長 ちょっと補足させていただきます。マスタープラン策定時に事業費ってあるんですけども、別段そのときに事業費は算定しておりません。県のお金が幾ら入るかとか、お金がかかる経費というのは、策定時には算定しておりません。ただ、県から県と協議しながらそういうことがあればいいなという考えはございます。 1002 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1003 ◯神山聡委員 そのまちづくり検討組織の中で検討していって、その後、県と市の方針が合致すれば、連携協定を巻けて、補助金が頂けるというような話があったと思うんですけど、その辺は今後そういう動きがあるということでしょうか。 1004 ◯福中眞美委員長 北田部長。 1005 ◯北田守一都市整備部長 今後そのように考えております。 1006 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1007 ◯神山聡委員 結構です。 1008 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1009 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1010 ◯福中眞美委員長 それでは、都市整備部の所管に係る各決算関係書類を含めた総括的な質疑を行います。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1011 ◯福中眞美委員長 それでは、分科会委員による各決算関係書類を含めた総括的な質疑等がないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、一括して分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1012 ◯福中眞美委員長 質疑等ないようでございますので、以上で議案第59号の都市整備部所管分に係る質疑を終結いたします。  次に、議案第60号、令和2年度生駒市公共施設整備基金特別会計決算の認定について、北田都市整備部長から説明を受けます。北田都市整備部長。 1013 ◯北田守一都市整備部長 それでは、議案第60号、令和2年度生駒市公共施設整備基金特別会計決算の認定について説明いたします。  137ページをお願いいたします。  この特別会計は、開発行為等について指導要綱に基づき、事業者からの協力金及びその運用益を公共施設整備基金に積み立てるものです。  まず、137ページの歳入についてですが、款1、財産収入は基金の運用利子を39万6,817円、款2、寄附金は公共施設整備寄附金を42万円、歳入総額は81万6,817円となっています。  次の138ページをお願いします。先ほどの歳入総額81万6,817円を公共施設整備基金に積み立てたものです。  以上です。ご審査賜りますようお願いいたします。 1014 ◯福中眞美委員長 これより分科会委員による質疑に入ります。  まず、歳入について質疑はございませんでしょうか。              (「なし」との声あり) 1015 ◯福中眞美委員長 歳入における分科会委員による質疑等がございませんので、これにて歳入における分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、歳出について質疑に移ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1016 ◯福中眞美委員長 質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、一括して分科会外委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1017 ◯福中眞美委員長 質疑等ないようでございますので、以上で議案第60号に係る質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。              午後4時36分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後4時50分 再開 1018 ◯福中眞美委員長 それでは、休憩を解いて委員会を再開いたします。  最後に、地域活力創生部の所管について審査いたします。  議案第59号、令和2年度生駒市一般会計決算の認定についての地域活力創生部所管分を議題といたします。  決算書に基づき、部長から費目順に説明を受けます。領家地域活力創生部長。 1019 ◯領家誠地域活力創生部長 皆様、お疲れさまです。本日最後の分になりますが、よろしくお願いいたします。 1020 ◯福中眞美委員長 着座にてどうぞ。 1021 ◯領家誠地域活力創生部長 ありがとうございます。それでは、地域活力創生部が所管しております決算内容につきまして、ご説明を申し上げます。  まず、決算書43ページ上段から45ページにかけて、款2、総務費、項1、総務管理費、目1、一般管理費で、地域活力創生部の所管としましては、43ページの情報管理費の中で基幹システムを含む各種情報システムや情報ネットワークの運用管理に向け、パソコンやサーバー、ネットワーク機器等の更新など、安全で安定したIT環境の整備運用に要した経費、また業務効率の向上や、柔軟な働き方の実現に向け、AI─OCRの導入、テレワーク環境の整備、ウェブ会議環境の充実、グループウエア更新等に要した経費でございます。なお、情報管理費全体での1,883万円余りの不用額につきましては、テレワークシステムの構築が国の自治体テレワーク推進実証実験に採択されたことにより、委託料の一部が不要となったこと及び入札残によるものが主な原因でございます。  次に、45ページ中段からの市制50周年記念事業費の中で、今後の本市を支える新たな人材の発掘とまちづくりへの参画を促すことを目的とした市民活動創発ワークショップ、いこまのミライを回す会議の開催に要した経費でございます。  次に、47ページ中段から48ページ上段までの目4、広報広聴費で、地域活力創生部の所管としましては47ページのシティプロモーション事業費の中でオープンデータポータルサイトの保守、運営、オープンデータの周知促進のための市民イベントの開催、データの利活用や公民連携促進に向けた職員向け研修に要した経費でございます。  続きまして、50ページ、上段から51ページをお願いいたします。  目8、市民活動費でございます。この費目は、参画と協働によるまちづくりを推進するとともに、自治会などの地域活動の振興を図るための経費でございます。主なものとしましては、自治振興施策として、自治会活動に対する補助を始め、活動拠点である集会所の改修などに対する補助を行いました。また、市民公益活動支援事業として、市民活動団体の活動支援、啓発を行うため、各種講座や協働事業、ららまつりをオンラインで開催いたしました。このほか、マイサポいこま、生駒市民が選択する市民活動団体支援制度の運用を行い、市民活動団体の財政的支援の拡充を図るとともに、市民活動の促進に努めました。なお、恒例のいこまどんどこまつり、どんどこまつり生駒駅前会場は、令和2年度は中止となりましたが、次年度の開催に向けて、どんどこまつり実行委員会と会議等を行いました。  次に、市民参画協働推進事業としまして、市民自治協議会2団体と協議会の設立を目指して活動している1団体、合わせて3団体に対し補助を行うとともに、市民自治協議会に対して活動の充実を図るワークショップを、協議会設立を目指す2団体に対して協議会設立に向け座談会等を開催いたしました。また、新規事業として、身近な拠点において多様なサービスと人的交流を創出する複合型コミュニティづくりに取り組む6自治会の新たな事業に対して補助するほか、まち活サミット2020と題し、同事業に興味を持つ4自治会に対して、事業計画策定ワークショップ等を開催し、次年度に向けての新たな事業の検討を行いました。  次に、地域活動再開支援事業として、新型コロナウイルス感染拡大予防策のため、自治会に対して安全安心に活動していただけるようにマスクや消毒液等を購入し、配布するほか、市民活動再開支援事業として、市民活動推進センターららぽーとの利用者が安心して利用できるように空気清浄機等の購入やオンライン会議による市民活動支援を図るため、パソコン等の購入をするなど、センターの環境整備を図りました。なお、負担金補助及び交付金で774万円余りの不用額が出ているのは、コミュニティ助成事業、これは一般財団法人自治総合センターの助成金なんですが、1カ所で不採択となったこと等で220万円、その他、コロナ禍で中止となった自治会長研修会への補助金不執行150万円等が主な理由でございます。  次に、大きく飛びまして、84ページをお願いします。  84ページ中段から86ページにかけての款4、衛生費、項1、保健衛生費、目5、環境保全対策費でございます。この費目のうち地域活力創生部の所管としましては、省エネルギー、創エネルギーの取組推進、環境基本計画、環境モデル都市アクションプラン及びSDGs未来都市計画の推進、電気自動車普及促進などの事業でございます。  まず、84ページ中段の電気自動車等管理事業費で急速充電器の保守委託料や電気代などの経費、次に85ページ中段からの環境基本計画推進事業費において、環境啓発事業などに要した経費、自然エネルギー等の取組の推進として、住宅用や事業所用の太陽光発電、住宅用の燃料電池システム、蓄電池V2Hや、共同住宅用の共用部照明のLED化等、各種システムの設置補助金の交付、86ページ中段からの環境モデル都市推進事業費で、環境モデル都市アクションプラン及びSDGs未来都市計画の進捗管理やSDGs未来都市の取組に関する情報発信、イベント等の普及啓発事業に要した経費でございます。  次に、少し飛びまして92ページをお願いします。  同ページ中段から93ページ中段にかけての款5、産業経済費、項1、農業費、目3、農業振興費でございます。この費目につきましては、農業の振興のため、青空市場の開催や農業祭のほか、新規就農者の育成支援、市民農園の管理運営、遊休農地活用事業、有害鳥獣の被害防止対策などに要した経費でございます。  次に、93ページ中段の目4、森林対策事業費でございます。  この費目につきましては、森林保全の一環として、ナラ枯れ防除及び森林環境譲与税を活用した森林の現況調査などに要した経費でございます。  次に、94ページ上段からの目5、農地費でございます。  この費目につきましては、防災重点ため池を選定するための特定農業用ため池指定検討業務委託料及び農業用ため池4カ所についてのハザードマップの作成のほか、ため池、農業用道路、水路等の農業基盤の整備に対しての助成等や豪雨災害に対しての復旧補助金の交付に要した経費などでございます。  続きまして、94ページ下段から96ページ上段にかけての、項2、商工費、目2、商工振興費でございます。  この費目につきましては、市内中小企業者の支援や商工業の活性化などを図るための経費でございますが、令和2年度においては国の交付金や県補助金を活用し、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた事業者支援として、市内タクシー事業者向けに飛沫防止シートの設置等に要した費用への補助金交付、職住近接を進めるためにサテライトオフィスを整備した事業者への補助金交付、金融機関や政府系金融機関等に融資を申し込んだ事業者や国、県の補助金を活用してコロナ対策の事業を実施した事業者に対する支援金給付、新型コロナ対策の相談を専門家が対応する事業継続サポートデスクの設置、さきめしいこまのアプリを使って先払いチケットにプレミアムを上乗せするキャンペーンの実施などを行いました。これらの事業に加えて、中小企業融資制度に基づく事業者への助成や商工会議所への助成を行いました。  なお、節18、負担金補助及び交付金において8,914万円余りの不用額が生じておりますが、中小企業融資の融資額が当初より少なかったこと、企業立地促進補助金の対象となる企業の創業が一部遅れたこと、新型コロナウイルス感染症対策の支援金の申請事業者が当初見込みを下回ったことなどによるものでございます。  次に、96ページ上段から97ページ上段にかけての目3、観光費でございます。  この費目は、観光客の周遊滞在促進や観光施設の維持管理、観光協会への補助、先を見据えた外国人観光客の受入れ環境整備に要した経費などでございますが、それに加えて新型コロナウイルス感染症の影響を強く受けた宿泊施設や観光施設等の観光関連事業者への消費喚起事業を実施しました。  次に、97ページ中段の目4、高山竹林園費でございます。
     この費目は、高山竹林園の維持管理及び地場産業の振興を図るための経費で、指定管理料及び施設内で使用する備品の購入に要した経費でございます。  最後に、大きく飛びまして133ページ上段をお願いいたします。  款9、災害復旧費、項2、農林業施設災害復旧費、目1、耕地災害復旧費でございます。この費目につきましては、令和2年度におきまして、幸いにして国庫補助事業の対象となる大規模な災害の発生がなかったことによりまして、支出はございませんでした。  以上が地域活力創生部の所管に係るものでございます。よろしくご審査賜りますようお願いいたします。 1022 ◯福中眞美委員長 それでは、これより分科会委員による質疑に入ります。  まず、歳入について質疑等ございませんか。塩見委員。 1023 ◯塩見牧子委員 33ページの款17、財産収入、節で言うと、土地建物貸付収入ですけれども、市有土地及び物件賃貸料、これで2,635万2,066円と、このうち株式会社akippaにお貸ししている商工観光課が所管する市有土地の賃借料は幾らですか。 1024 ◯福中眞美委員長 奥田商工観光課長。 1025 ◯奥田茂商工観光課長 33万6,000円でございます。 1026 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1027 ◯塩見牧子委員 先の一般質問のとおり、生駒市は平成30年11月9日に、このakippaと当該土地、市役所前駐車場の土地、そこを賃借契約を締結していますけれども、締結しているのは市長とakippaの代表取締役の金谷元気氏ということで間違いないですか。 1028 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1029 ◯奥田茂商工観光課長 そのとおりでございます。 1030 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1031 ◯塩見牧子委員 この平成30年当初は周辺の駐車場の相場掛ける当該土地7台分の区画がとれるということで7台分の価格設定をして、その後は稼働率で価格設定しているということも間違いないですか。 1032 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1033 ◯奥田茂商工観光課長 1回目につきましては、まだ7台埋まる可能性が低いということがございましたので、5台分で1台当たり7,000円の5台分で契約しております。 1034 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1035 ◯塩見牧子委員 最初は5台分で7,000円の相場で、その後は稼働率ですね。地方自治法の237条、これ財産の管理及び処分に関する規定なんですけれども、この第1項、この法律において財産とは公有財産、物品及び債権並びに基金を言うと、続いてその第2項の方に、第238条の4、第1項の規定の適用がある場合を除き、これは行政財産の方のことなので、それを除き、普通地方公共団体の財産は条例又は議会の議決による場合でなければ、これを更新し、出資の目的とし、若しくは支払い手段として使用し、又は適正な対価なくしてこれを譲渡し、若しくは貸し付けてはならないとあります。市役所前駐車場は、これはまず財産に当たりますね。どうですか。 1036 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1037 ◯奥田茂商工観光課長 そのとおりでございます。 1038 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1039 ◯塩見牧子委員 当該土地は、普通財産ですね。 1040 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1041 ◯奥田茂商工観光課長 そのとおりでございます。 1042 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1043 ◯塩見牧子委員 この地方自治法の逐条解説に、普通地方公共団体の財産を適正な対価なく譲渡し、又は貸し付けることも原則として禁止される。これは、財産を無償又は特に低廉な価格で譲渡し、又は貸し付けるときは財政の運営上多大の損失を被りかねないのみならず、特定の者の利益のために運営がゆがめられることともなり、ひいては住民の負担を増嵩させ、また地方自治を阻害する結果となるおそれがあるためであると。ちょっと飛ばしまして、適正な価格とは、通常は当該財産が有する市場価格、時価を言うとあります。この条文、また、その逐条解説に照らし合わせて、稼働率でお貸しすることは適切だとお考えですか。 1044 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1045 ◯奥田茂商工観光課長 考えております。 1046 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1047 ◯塩見牧子委員 同じように、市役所の駐車場を、こちらは使用許可を出して使用させております。こちらに関しては、路線価格、そこから使用料を割り出していました。なぜこちらは路線価格、時価で割り出さないんですか。 1048 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1049 ◯奥田茂商工観光課長 当時、駐車場としての利用ですので、やはり近隣の価格を参考にするべきやというのを判断させてもらったところです。適正な価格というのは、そのニーズで結局そのakippaシステムが、ニーズが上がってくれば駐車場代金も上がってきますので、それによってまた駐車料金にも反映されますので、それによって適正な価格になるというふうに判断いたしました。 1050 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1051 ◯塩見牧子委員 土地を貸し出すときに、駐車場として貸し出すか、何を目的に貸し出すかというのはまた別なんですよ。とにかくあそこの時価、適正な価格、そこをちゃんとまず計算しなきゃいけないんじゃないですか。別に駐車場としてお貸しするとかそういうことは関係なしに、あそこの土地の適正な価格ということをまず把握しなければいけないのではないですか。 1052 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1053 ◯奥田茂商工観光課長 当時の考え方で申し訳ないんですけども、当時はそういう判断をさせていただいたところでございます。 1054 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1055 ◯塩見牧子委員 当時はあれやとしたら、じゃあ、今はどうなんですか。稼働率でやっていますけれども。 1056 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1057 ◯奥田茂商工観光課長 当時、本来でしたら、akippaさんのシステムは、止めた分の成果報酬の形になっておりまして、当時そういう契約を検討したんですけども、前例がないことで、いろいろそのときに検討いたしまして、そういう契約はなじまないであろうと行政にはということで使用貸借にさせてもらったんですけれども、今現在精査いたしますと、やはり成果方式にした方が賃貸料が上がってくるというのは分かっておりますので、そこを今ちょっと検討しているところでございます。 1058 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1059 ◯塩見牧子委員 成果報酬というのは、akippaの駐車場の運営システムがそうだからということですか。 1060 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1061 ◯奥田茂商工観光課長 シェアリング・エコノミーでそういうふうなシステムになっておりまして、シェアリング・エコノミーのシステムを活用して有効的な利用をしたいと考えておりますので、そのシステムにならった方が効率的な運用ができると考えております。 1062 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1063 ◯塩見牧子委員 akippaのシステムがそうだからというのは、これは理由にならないと思うんですよ。それはあちらさんの理論です。言い分です。市は、市役所は市役所でちゃんと法令に基づいて土地の価格を算出して適正な価格でお貸ししなければいけないんじゃないですか。 1064 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1065 ◯奥田茂商工観光課長 先日の一般質問でご意見も踏まえまして、今適正な価格について改めて検討しておるところでございます。 1066 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1067 ◯塩見牧子委員 ということは、今まで適正な価格じゃない、なかったということはお認めになるんですね。 1068 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1069 ◯奥田茂商工観光課長 それも踏まえて今検討しているところでございます。 1070 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1071 ◯塩見牧子委員 これね、検討しているとおっしゃるんですけれども、こんなのは貸し付ける前に検討しなきゃいけないことだと思うんです。生駒市の財産の交換、譲与、無償貸付け等に関する条例第4条、普通財産の無償貸付け又は減額貸付けに関する規定です。普通財産は次の各号の1に該当するときは、これを無償又は時価よりも低い価額で貸し付けることができると。抜け道あるんですよ。安くて貸し付けることができる。読みますね。第1号、他の地方公共団体、その他公共団体又は公共的団体において公用若しくは公共用又は公益事業の用に供するとき、これ、今回の場合に当てはまりますか。 1072 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1073 ◯奥田茂商工観光課長 当てはまらないと思います。 1074 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1075 ◯塩見牧子委員 そうですね。私企業ですからね、相手はね。第2号、地震、火災、水害等の災害により普通財産の貸付けを受けた者が当該財産を使用の目的に供しがたいと認めるとき、これには当てはまりますか。 1076 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1077 ◯奥田茂商工観光課長 当てはまらないと思います。 1078 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1079 ◯塩見牧子委員 条例上もどちらにも該当しないと、つまり減額して貸し付けてはいけない財産なんです、これ。でも、議会の議決を経ていれば、適正な対価でなくても貸付けできるとあります。この件、私、平成30年のこの時点、在籍しておりませんので分からないですけれども、議決は経ましたか。 1080 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1081 ◯奥田茂商工観光課長 経ておりません。 1082 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1083 ◯塩見牧子委員 議案書、私も遡らせてその周辺の議案書を見てみましたけれども、そういった形跡はありませんでした。地方自治法のこの逐条解説にはこうもあります。本条第2項に違反して行われた財産の管理及び処分は、当該地方公共団体と相手方との関係においては無効と解せざるを得ないとあります。akippaとの契約は無効ではないですか。 1084 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1085 ◯奥田茂商工観光課長 最初に戻りますけど、適正な価格というところに私どもはまだ疑念を持っておりませんので、そこをまず精査いたしてからになると思います。 1086 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1087 ◯塩見牧子委員 さっき適正な価格になるように見直すっておっしゃったじゃないですか。つまり、適正じゃないと思っていらっしゃるということですよね。しかも、こちらの市役所の駐車場と違って、路線価から割り出しているわけでもない。akippaの駐車場運営のシステムに基づいて、こちらは条例、法律、そういったものに縛られて事務を執行しなきゃいけないはずなんです。でも、それをすっ飛ばしてしまって、向こうの仕組みがそうだからこっちも乗る。これね、あのときは関西初とか言っていましたかね。なんですけれども、初になるには初なりの理由があるんですよ。怖くて、みんなこんなの手が出せないんです。他の事例、例えば、大津市とか南あわじ市もakippaさんと契約しておられます。でも、両市はどういう仕組みでやっていらっしゃるかと言うと、市の観光地の地元の事業者に登録を促すだけなんです。akippaさんと契約しませんかと、登録していただけませんかって、これだけなんですよ。市が直接こんな危ない橋、渡らない。こんなことに手を染めないんですよ。もう一度お聞きします。これ、無効じゃないですか。 1088 ◯福中眞美委員長 小紫市長。 1089 ◯小紫雅史市長 今いろんなご指摘いただきました。無効ではないと思っています。元々、今やっているのが何か不適切かということまでは、そう考えておりません。ただ、塩見委員おっしゃるように、これをakippaという仕組み自体をとか、何かこれが危ういとか、危ないとか、危険だということではなくて、akippaというシェアリング・エコノミーの手法を活用する余地というのはまちづくりとかの中で十分あるし、有効だと思っています。ただ、今貸してる場所が市役所前の向かい側のところと、年末とかの市の駐車場、こっち側、その両方あったり。元々はおっしゃるように、商業施設だとか、いわゆる市民の方が駐車場2台持っていたけど、子どもがどこか行って1台空いてるからそれを貸そうかとか、そういうふうな方がおられたら、こういうakippaという仕組みもあるよというようなことで普及啓発してるとか、そんなことを想定しています。なので、当初は向かいのところも一定その周辺の市場価格等も確認しながら設定をしていたと思いますけれども、それが実際の稼働割合であったりとか、そんなところで運用が今ご指摘のように、当初と比べても少し問題が出てきているんじゃないかということでご指摘もいただいていますので、先ほど課長が申し上げたように、例えば向かいのところを貸すというようなことをこれからもするのかとか、例えば年末年始に帰省の方なんかとか、宝山寺、行く方とかが駐車場がなかなかなかったりとかいうことで、そういう場所が要るということであれば、例えばこっちの市役所の駐車場の方だけ貸すようなことを継続して、もう少し先ほどの大津とか南あわじであったように、商業施設とか、市民の方とか、そういう民間の方とか、市民の方がこのakippaという仕組みを使ってうまく活用していくようなやり方だとか、その活用の仕方というのは、当初のとき想定したものと少しずつ変えていく、改善していく余地はあるんじゃないかというふうには思っていますけれども。当初はもちろんですけれども、今何か著しく不適切なことがあって、契約を無効にしなきゃいけないほどのことではないと思っていますが、課題はご指摘もいただいてますので、それは改善をしていくというそういう趣旨でございます。 1090 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1091 ◯塩見牧子委員 これを適正と言える首長にちょっと驚いてしまったんですけれども、さっきから申し上げているように、これ、そもそも駐車場貸しという前提で土地をお貸しすること自体がおかしいんですよ。土地を、お貸ししてもいいんですよ、お貸ししてもいいんですけれども、貸す限りにおいてはちゃんと路線価に基づいた、路線価格に基づいた適正な価格でお貸ししないと、これは市民の財産を損なうことになります。お分かりですか。 1092 ◯福中眞美委員長 小紫市長。 1093 ◯小紫雅史市長 当然分かっています。なので、当然、先ほど申し上げたように、当初のときは周辺の駐車場の料金とか、路線価なんかを見ながら設定しているはずです。ただ、おっしゃったように、akippaというところと連携をしてやっていく中でその稼働率とかそういう概念が出てきて、それが先ほどるる述べられたようないろんな法令に基づいて、何か問題があるんじゃないかというようなことがあるのであれば、そこは改善をしていくと。そもそもそういう向かい側の市の土地みたいなのを駐車場として貸すというようなやり方じゃなくて、基本的に民間企業の方が何か非常に混雑するようなときに、akippaの駐車場を貸すようなやり方だとか、市民の方がさっき言ったように、2台あるうちの駐車場1台空いているから、akippaという仕組みを使って、車を乗っている人の利便性を上げて、おうちで駐車場を持っている方の収益を上げるというような、そういうふうなもう少し民間の方、市民の方に使ってもらえるようなakippaの活用の方にシフトしていくことが必要だと思っていますけれども、何かこれが直ちにおかしいとかいうようなことには、そういう立場には立っておりませんし、ただあまり公的な施設を貸すと、今、塩見委員おっしゃったようなそういうご意見も出てくると思いますので、もう少し民間ベースのakippaとの連携というものを考えていきたいというふうに思います。 1094 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1095 ◯塩見牧子委員 先ほど来、市長おっしゃっているのは、これはakippaのシェアリング・エコノミー、すばらしいよねということをおっしゃっているんですよ。なんだけれども、向こうは向こうで、それはいろんな土地を活用して、そこ駐車場を運営したいですよ。でも、こちらはそういう民間の手法だとか、理屈に乗って契約を締結したら駄目でしょということを今申し上げているんです。地方自治法だとか、先ほどの条例ですよね、生駒市の条例、これにのっとって、それが適正な価格より安くで貸したいというのであれば、ちゃんと議決を経なければいけなかったんじゃないかということを申し上げています。何でこれ議決に付さなかったんですか。 1096 ◯福中眞美委員長 小紫市長。 1097 ◯小紫雅史市長 議決に付すほどの理由がないというふうに判断したから議決に回してないんですが、ただ、だから当初のときに、あそこを一定定額で貸していたようなものが、その後、実際の稼働率とかそういうものを加味して金額が変わってきたようなそういう変化した部分というのが、今、委員ご指摘のところに照らして問題が出てきているということであれば、そこの部分を改善して、議決を経ないでも、我々が貸せるような適正な形で、価格だけじゃなくて形でやっていくか、そもそもあまり公的な資産をお貸しするというよりは、もう少し商業施設とか市民のお持ちの駐車場というものにシフトしていくような形でakippaのよさを生かしていくという方に、そこは見直しも含めて考えていくというのは先ほどから申し上げているとおりでございます。 1098 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1099 ◯塩見牧子委員 百歩譲って、最初の価格が周辺の駐車場の価格から適正だとおっしゃるのであれば、稼働率、これで1万5,000円まで下げましたよね。これは明らかに周辺の駐車場から見ても安い価格です。そしたら、少なくともこの時点で議決に付して契約すべきだったと思いますが、いかがでしょうか。 1100 ◯福中眞美委員長 小紫市長。 1101 ◯小紫雅史市長 そういうご意見もあるということは重く受け止めたいと思いますし、実際にその定額から稼働率も加味した形でやっていくというようなことになったというところで、その時点でもう少ししっかりと検討しなきゃいけなかったということは委員のご指摘もあるかなというふうに思っております。いずれにせよ、そもそもそういう稼働率とか加味すると、周辺の駐車場よりも非常に安い額になったりするとかということであると、あまりその連携がうまくいってないということでもあるんでしょうから、そこについては見直しもやっていかなきゃいけないと思いますし、ただ何か例えば向かいの駐車場じゃなくて、市役所の駐車場というのは結局ふだん何も年末というのは車が止まることもなく、利用されてないそういう場所であるわけです。だからと言って不当に安い値段で貸したらいいということではないのはよく理解してますけれども、実際、そういうふうな年末年始は使われてないこういう公的な資産があれば、市民の利便性のために、一定シェアリング・エコノミーという形を生かして活用していくというやり方は有効だし、考えていかなきゃいけないというふうに思っています。ただ、その場合も、ご指摘のとおり、不当に安い価格で貸すというようなことではもちろんないということだとは思いますけども、一定市民の利用者の利益というようなところなんかをどのように考えていくのか、これ、結局akippaと提携しなければ、全然、例えば年末年始ここの駐車場を貸すというようなこと自体もできてないわけですから、そこをそういう効果があることも勘案して、どのように適正な価格でお貸しして、適正な価格で車を止める方にご利用いただいて、結果的に皆さん、よかったねというふうな形が構築できるのかというのは、ご指摘を踏まえて考えていきたいというふうに思います。 1102 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1103 ◯塩見牧子委員 市長、話をそらさないでください。年末年始の話は市役所の駐車場です。今ここで問題にしているのは、市役所前駐車場、普通財産の方です。こちらについては、私、何も言っていませんからね。これ、もう恐らくここでこれ以上やり取りしていても、多分終わらないと言うか、埋まらない、溝は埋まらないと思いますので、市民か誰かが住民監査請求でもしてくださるのではないかなと期待していますけれども、これも地方自治法だとか市の条例に違反する事務が行われていたということで、私、この1件だけをもっても、決算不認定の理由として十分あると思います。以上です。 1104 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に対して関連した質疑等はございますか。              (「なし」との声あり) 1105 ◯福中眞美委員長 他に歳入における分科会委員による質疑等はございませんでしょうか。              (「なし」との声あり) 1106 ◯福中眞美委員長 質疑等ないようでございますので、これにて歳入における分科会委員による質疑を終結いたしました。  次に、配布しております一般会計決算所管別一覧表、地域活力創生部所管分の順に従い、歳出について質疑に移ります。  まず、決算書43ページから45ページ、款2、総務費、項1、総務管理費、目1、一般管理費について質疑等ございませんか。惠比須委員。 1107 ◯惠比須幹夫委員 これについては、事務事業評価シートの方にも説明がありまして、この中でのAI-OCR導入に関してですが、これについてシートの方の4ページで説明がなされていますが、従来のOCR、手書きの読み取りに対して、人工知能を組合せてさらにロボティックプロセスオートメーションと連携させることによって大量の仕事をこなしていけるようになるということだと思うんですが、今年度2部門で先行導入、行われたということなんですが、これはどの部門で先行導入されたんでしょうか。 1108 ◯福中眞美委員長 森ICTイノベーション推進課長。 1109 ◯森康通ICTイノベーション推進課長 AI-OCRとRPAの件ですが、先行導入として行われたところが、一つが国保医療課さんになります。もう一つが、課税課さんになります。以上です。 1110 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 1111 ◯惠比須幹夫委員 これはもう作業の内容としてはOCRに関連する作業、今回については限定されるということですね。 1112 ◯福中眞美委員長 森課長。
    1113 ◯森康通ICTイノベーション推進課長 ごめんなさい、今ちょっとAI-OCRとRPA、ごちゃごちゃに申し上げましたので、ちょっと再度、失礼しました、整理してお答えいたします。国保医療課さんにつきましては、AI-OCRとRPAを組合せた取組というのを先行して実施をさせていただきました。それから、ごめんなさい、課税課さんの方、訂正させてください。こちらRPAを使ってというものを進めていましたので、ちょっといったん取り下げさせて、訂正させていただきまして、高齢施策課さんの方でRPAと、AI-OCRを組合せたような取組を進めておりました。失礼いたしました。 1114 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 1115 ◯惠比須幹夫委員 今回の具体的な成果と言いますか、どの程度作業効率が上がったのか、作業のこなす量が上がったのかということですが。 1116 ◯福中眞美委員長 森課長。 1117 ◯森康通ICTイノベーション推進課長 具体的な成果でありますが、国保医療課さんで取り組んでいただいているものが比較的件数が多くて、恐らく分かりやすいと思いますので、そちらで代表してお答えをさせていただこうかと存じます。国保医療課さんの方では、例えばですけども、子ども医療費受給資格証の交付更新の申請などにつきまして、合計で令和2年度1,000件ほど実施をしている次第です。これはずっと今年度もちょっと途中なんですが、取り組んでいるところでもありますけれども、この1,000件のうち、大体手作業に一、二分はかかるということなので、令和2年度だけの実績で申しますと、大体1,000分から2,000分以内ぐらいの手作業が自動化されたという形になります。 1118 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 1119 ◯惠比須幹夫委員 大幅な時間短縮がなされたと、成果としてあったということですね。この辺のちょっと私もよく考えが及ばないところもあるんですけども、その情報のチェックとかというのはどういうふうになされるんでしょうか。 1120 ◯福中眞美委員長 森課長。 1121 ◯森康通ICTイノベーション推進課長 恐らくOCRというのが、いわゆる手書き文字の自動読み取りでございますので、幾らAI技術が進んでいるとは言え、100%きれいに認識と言いますけども、正しいものが出てくるんじゃないだろうというご指摘かと存じます。実際、そのとおりでございまして、圧倒的に手で書いたものを読み取って打ち込むよりは、当然圧倒的に早いんですが、最終的に人間の目によるチェックというのは欠かせないもので、その工程はパスできるわけではございません。 1122 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 1123 ◯惠比須幹夫委員 それを前提としても、相当時間的には圧縮されていくということでよろしいですか。 1124 ◯福中眞美委員長 森課長。 1125 ◯森康通ICTイノベーション推進課長 時間的に圧縮されるところはもちろんなんですが、担当の方が、例えば1,000枚、お一人で担当するわけじゃないとは存じますが、繰り返し繰り返し同じような業務をされるというのは非常に心的ストレスもかかるところで、途中で少し集中力が落ちてしまってミスをするということも、確認だけということなら大分プレッシャーも防げるということで、単に時間的なというところもございますけども、少し仕事の質を変えられるというところもこれは数字になかなか出にくいところではございますが、効果はあるものと考えてございます。 1126 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 1127 ◯惠比須幹夫委員 2年度の成果を踏まえて、今後水平展開していくという意味で、まだまだその住民系情報システムについては活用していける余地があると考えてよろしいですか。 1128 ◯福中眞美委員長 森課長。 1129 ◯森康通ICTイノベーション推進課長 活用していく余地はあると考えてございます。ただし、どのような手書きの申請書においても、もう自動でさっとデータにできるわけでは、例えばなくて、これは一例でございますけども、お名前を記入いただく欄、姓と名をくっつけてたものをあえて離したりとか、この三つのうちどれを選びますかというのを、例えば現状、縦にチェックが入るような形にしたら手書きの状況によってびゃっとされる方は両方認識されてしまうので、それあえて横にすることによって、このかぶりがないようにするとか、幾つかノウハウがたまってきたとこもございます。残念ながら、コロナ禍によって担当課も業務逼迫して、その辺りを改善したり、我々がコンサルティングをしていくというのが昨年度から今年度にかけて十分にできていなかったというところは反省でございますので、その辺り踏まえまして、ノウハウの水平展開しながら、業務の効率化、是非図ってまいりたいと存じます。 1130 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 1131 ◯惠比須幹夫委員 このRPAについては、OCR以外にも何か活用できる余地というのはあるんでしょうか。 1132 ◯福中眞美委員長 森課長。 1133 ◯森康通ICTイノベーション推進課長 ありがとうございます。RPAとAI-OCR、少しだけ簡単に説明させていただきますと、AI-OCRというのは手書きで書かれたものを認識して何らかのデータに、イメージとしてはエクセルのデータにするようなイメージで考えてください。RPAというのはパソコンの中で動く自動ロボットみたいなものなので、そのデータを一件一件システムに入力していくみたいなところに活用されるものでございます。合わせると手書きの帳票をシステムに入力というところには使えるんですけども、今、委員ご指摘のように、RPAのみでデータは何かあるんだが、これをがさっとシステムに入れたりとか、システムAの情報をシステムBに、ちょっとこれはなかなか具体的な例は申し上げられませんが、移すような場合、パソコンでの繰り返し作業をRPAにさせるというところは可能ですので、おっしゃっていただいたように、いろんな応用例が考えられると存じます。 1134 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 1135 ◯惠比須幹夫委員 理解できましたので、さらにこれ展開されることを期待しております。以上です。 1136 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 1137 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における分科会委員による質疑等はございませんか。塩見委員。 1138 ◯塩見牧子委員 IT環境の整備の今度はテレワーク環境の整備についてですけれども、本市において最初のテレワークの環境というのは、プロ人材で副業可能な方等をテレワークを可能にするためにそこから始まった、そこにたまたまそのコロナがやってきたということなんですけれども。最初は、恐らく端末をおうちに持って帰って仕事をするというその辺りから始まったかと思うんですけれども、これ、ちょっと国の方のあれも採択されてちょっと遅れてしまったというところはあるんですけれども、その後、端末の単なる持ち帰りから、その後どういう過程を経て、今どこまでのテレワークが可能になっているのか、お教えいただけますか。 1139 ◯福中眞美委員長 森課長。 1140 ◯森康通ICTイノベーション推進課長 ちょっと抽象的な表現も幾つか含まれると思いますが、できる限りご説明申し上げます。予算策定の当初でございますけども、我々の方で専用端末、持ち帰り用とおっしゃっていただいた端末をご用意しまして、例えば、今ドコモさん、auさん、ソフトバンクさんのようなキャリアと契約をいたしまして、その回線は市の中のネットワークのみ、インターネットに出ずにつながるというような閉域網というような契約をいたしまして、その持って帰っていただいた端末で市役所にいるのと同じような仕事ができるというふうな仕組みを構築しようと。それに基づきまして、例えば生体認証というようなセキュリティの高い仕組みであるとか、先ほど申し上げた閉域網というものを役所のシステムとつなげるようなことを想定してございました。ただ、これは総務省のテレワークに関する規約に基づいて、そういうやり方をしなさいと。例えば、奈良県さんなどで整備されているものもそういうものを想定してございました。コロナ禍になりまして、予算を頂いた後に総務省の方から少しルールが緩められるというのはあれですけども、そういうふうにしますと、あまりにも構築にお金がかかり過ぎてて、テレワーク推進と言われている全国自治体、予算的にも厳しい、技術的にも厳しいものになりましたので、現状どういうものかと説明いたしますと、まず端末を持って帰っていただくのはそのとおりでございます。それから、今まで登場していなかった自席の端末にソフトを一つ入れさせていただきます。そうすることによって、持ち帰り端末と自席のパソコンが見かけ上つながる形で遠隔操作ができるようなものになります。しかも、閉域網というキャリアさんと特別に契約しなくてもそういうのをインターネットを経由して国の仕組みでやっていいという形になりましたので、最終的には持ち帰り端末でパソコンを開いて当然セキュリティのチェックとか全てしましたら、画面上には自席の端末の画面がイメージとして出てくる。そこで自席の端末を遠隔操作することでテレワークができるというような仕組みを、国の実証実験と称して構築をさせていただきました。長くなりました。以上です。 1141 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1142 ◯塩見牧子委員 今、実証実験を経て、もう実際に今ご説明いただいたような遠隔操作が可能になって、皆さん、それでいつでもご自宅で仕事ができる状態になっているということでよろしいですか。 1143 ◯福中眞美委員長 森課長。 1144 ◯森康通ICTイノベーション推進課長 この実証実験、今年度いっぱいという形で国の外郭団体でありますJ-LISというところがしているものに入っているんですけども、ご指摘のように、現在30セットほど、30台、持ち帰り端末と、先ほど申し上げたような遠隔操作の仕組みを入れまして、誰でもできるとすぐ言いたいところですが、先ほど申し上げたように、それぞれの自席の端末にソフトウエアの仕掛けを入れるであるとか、持ち帰り端末にはご本人の了解のもと、今度は指紋認証という形でセキュリティを高めるような仕組みを入れるとか、事前の準備は必要ですけども、準備さえいただければ、そういうふうなことができる環境を整えてございます。 1145 ◯福中眞美委員長 それでは、ただ今の質疑に関連して質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1146 ◯福中眞美委員長 他に当該項目における分科会委員による質疑等ございませんか。塩見委員。 1147 ◯塩見牧子委員 次はウェブ会議環境の充実化ということなんですけれども、大型ディスプレーを購入するというのがたしか令和2年度の当初予算に上がっていたんですけれども、結局令和2年度中にディスプレーというのは、会議室以外にどこに何台購入して置いてあるんでしょうか。 1148 ◯福中眞美委員長 森課長。 1149 ◯森康通ICTイノベーション推進課長 大型ディスプレーというのが2種類ございまして、主に大きな会議室、401、402、403、404、特別会議室、大会議室等々比較的人数が入るところには、50インチのディスプレーを7台設置させていただきました。これとは別に、28インチと言いますから、手でやっては申し訳ないですけど、この程度のディスプレーを10台ほど小さな会議室、それから居室内に打合せコーナーみたいな面談をするようなコーナーを持っているところもございますので、その辺りを中心に、10台、合わせて17台配置をさせていただいております。以上です。 1150 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1151 ◯塩見牧子委員 どのぐらい活用されてますでしょうか。 1152 ◯福中眞美委員長 森課長。 1153 ◯森康通ICTイノベーション推進課長 なかなか定量的な評価は難しいところではありますが、例えばウェブ会議をする際に、こちら側が1人ならばいいんですけども、こちら側が複数の場合、そのディスプレーを使って代表画面、プレゼン資料なり、セミナーの画面を見るなりということで活用されている事例でありますとか、それから今年度、まだいろいろと整備をしているところではございますが、役所の中の自席PCがつながっているネットワークをWi-Fiにするという取組もしていますので、それが全て終わりましたら、会議室にパソコンだけ持ち込んで、このような紙の資料を持つのではなくて、いわゆるペーパーレス的な会議ができるようになるとか、そういう形を想定してやっているんですが、なかなか仕組みだけ整えても、文化の方が育たないといけないというのはご指摘のとおりです。今、コロナ禍でもありますので、できるだけ紙を使わずにさっと打合せができるような文化というのはこれからどんどん発信をして整えていきたいと考えてございます。 1154 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1155 ◯塩見牧子委員 物だけあって活用されないと意味がないので、できるだけそういったものを、日常の業務って今までどおりのことをしていたら絶対使わないままだと思うんですけれども、そこにあえて使おうというような意思が働くような仕組みをつくっていただければと思います。 1156 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連して質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 1157 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における分科会委員による質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 1158 ◯福中眞美委員長 それでは、次に、決算書47ページから48ページ、目4、広報広聴費について質疑等ございませんか。神山委員。 1159 ◯神山聡委員 施策の成果のところでオープンデータの推進についてお聞きします。新たなオープンデータ33件の登録していただいて現在350件のデータセットが上げられていると思うんですけど、これ、本市のまち・ひと・しごと創生総合戦略で目指している目標値も既に上回って、年間目標も登録は倍以上で進んでいるということで高く評価もできるんですが、この機械判読に適したデータ形式で2次利用が可能な利用ルールで公開されたデータ、これ、いろんなアプリも今作っていただいてて、いこま保育園マップとか、税金はどこへ行ったみたいな面白いアプリがあるんですが、こういったアプリというのは全て民間とか団体が作られているのか、市の方で作っている、開発しているようなものも一緒に開発ということになるのか、そういうものもあるんでしょうか。 1160 ◯福中眞美委員長 森課長。 1161 ◯森康通ICTイノベーション推進課長 開発主体は市ではなく、民間の個人の方がほとんどでございますけども、民間の方にお願いをしている形になってございます。市の方で主体的に開発しているというものはございません。 1162 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1163 ◯神山聡委員 分かりました。以前、アプリ開発に興味がある、取組にはハードルが高いと感じている市民のために、オープンデータを活用したアプリ開発講座というのを開催していたんですね。市民向けのオープンデータ周知促進イベントというのをされてるんですが、これは今言ったような開発講座というのを開いているということなんでしょうか。 1164 ◯福中眞美委員長 森課長。 1165 ◯森康通ICTイノベーション推進課長 令和2年度の市民向けのオープンデータ周知促進イベントにつきましては、集まって講座をするというのがやはりなかなか厳しいような状況もございました。それから、市制の50周年の記念事業というところもありましたので、少し毛色が違うものをやりました。具体的には、市民の方々にオープンデータを作っていただいて、それを50年後に残していこうという目的のもとで、イメージとしましては市民の方々にそれぞれウェブアプリと申しますけども、あるアドレスに行きますとそのアプリが立ち上がるようなものをこちらでご用意させていただきまして、そこに25個ほどお題が出てまいりまして、お題に合った現在の生駒の写真を撮っていただいて投稿いただいて、50年後に残すというような事業をさせていただきました。これだけではなかなかオープンデータの周知というのは進まないことも想定されていましたので、そのイベントが終わりましてから、ユーチューブの配信を使ったオンラインでのオープンデータの説明、それからそのイベントの振り返りの事業をしましたりとか、それからオープンデータが理解できるコミックのコンテンツ、お一人お一人、講座的に説明するのは厳しいので、さっとお読みいただいて、どういう意義のものなのかが、まずはさっと分かるようなものを作ったりということをさせていただきました。  なお、今年度令和3年度につきましては、もう少し簡単にデータを使ったアプリとまで言えるかどうかあれですけども、そういうふうな取組ができるようなことを市民の方々に体験いただくような講座を現在企画しておりまして、恐らく来年に入ってからになるとは思いますけれども、実施させていただく予定でございます。 1166 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1167 ◯神山聡委員 今、この周知促進イベントというのは直接お会いすることはなくて、参加数とかいうのはその辺は把握できないということなんでしょうか。 1168 ◯福中眞美委員長 森課長。 1169 ◯森康通ICTイノベーション推進課長 今ご説明申し上げました写真をテーマに沿って撮っていただいて投稿するというイベントは、11月3日から12月6日という期間を約1カ月ほど設けましてさせていただきました。こちらの方、市民以外の方が参加されている可能性もあるので、そこまで個人情報をとっているわけではないので、何とも申し上げられないんですが、合計277名の方がユーザーの登録をいただきまして、25個のお題に従いまして、約1,280枚ほど市内の写真をご投稿いただきました。その後、これはさすがにちょっとオープンデータとしては公開しにくい、例えば家庭内のものを撮っていたりとか、お店の宣伝に当たるようなものを撮っていたりとかいうのを省きまして、合計912枚ほどの写真をテーマごとに圧縮してオープンデータとして公開させていただいている次第です。 1170 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1171 ◯神山聡委員 分かりました。今、そのオープンデータの使い方と言うか、それを知っていく機会というのを多くつくっていくというのが行政の透明性とか、信頼性の向上につながっていくというふうに思うんですけども、それによって市民とか団体、企業が市の情報を共有して、地域課題の解決とかをしているような例もあるんですけれども、生駒市の場合はそういう例はありますでしょうか。 1172 ◯福中眞美委員長 森課長。 1173 ◯森康通ICTイノベーション推進課長 なかなか直接的にこれと申し上げるのは難しいところではございますが、恐らく委員もご認識のとおり、オープンデータと申しますと、市が持っているもの、それから国が持っているもの、各省庁、持っているもの、場合によっては民間企業が持っているものなどを組合せた形で課題認識とか課題解決につながるという姿が描かれるものだと存じます。一例ではございますが、とある自治連合会の方の活動で、例えば国が持っている将来人口推計、人口動態などのデータ、それから我々の方で出しています、現在の地域別の人口などを見まして、将来うちの地区ってこれぐらい人口が減るんだよねというのを皆さんで確認し合った後で、そこで課題設定がなされたわけですが、じゃあ、もしかして地域で子育て世帯を呼ぶような、市が呼び込むというのもありだと思うんですけども、何々地区で子育て世帯を来ていただくにはどういう取組がいいかというのを考えて、恐らく自治連合会だと思うんですが、ホームページに子育てを、うちの地域はこういうのが自慢なので子育て世帯、来てくださいというようなものをなされたりとか、それから地域の不動産屋さんに、うちの地域、こうだから、是非子育て世帯の方、来てくださいというチラシを作られたりとかいうふうな団体さんがあるというふうに伺ってございます。恐らくこれが一つモデルケースになるというふうに考えていますので、我々の方としてもアプリの作り方もいいとは思うんですけども、データの見方、読み方、感じ方みたいなところとか、それからその地域の方のご要望をいただいて、こういうデータをもうちょっと出せないかというようなものとか、その辺りすごく参考になるようなことがたくさんございますので、他の地域の事業も参考にさせていただきながら少し研究してまいりたいと考えてございます。 1174 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1175 ◯神山聡委員 そこは是非進めていっていただきたいと思います。コロナ禍の中でなかなか集まることができないというところも理解するんですけど、以前は市の職員の方がシビックパワーバトルとかで賞をとったり、先ほど言いましたそのアプリ開発の講座を開くというようなことも今まで積極的にやられてて、実際登録もすごいスピードで進んでいるというふうに思いますので、今後、コロナの後になるんでしょうけども、こういった体験型と言うか、実践型のものを進めていただきたいと思います。以上です。 1176 ◯福中眞美委員長 それでは、ただ今の質疑に関連した質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 1177 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における分科会委員による質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 1178 ◯福中眞美委員長 それでは、決算書50ページから51ページ、目8、市民活動費について質疑等ございませんか。塩見委員。 1179 ◯塩見牧子委員 地域コミュニティ活動推進補助金について、6自治会に対して補助金が令和2年度は支払われたということなんですけれども、6自治会、それぞれどのような事業をして、何を対象に補助金を出したのか、お教えください。 1180 ◯福中眞美委員長 梅谷市民活動推進課長。 1181 ◯梅谷信行市民活動推進課長兼市民活動推進センター所長 今、塩見委員さんのご質問なんですけれども、まず6自治会のそれぞれの内容です。萩の台住宅地自治会の事業なんですけど、これこみすて、従来元年に環境モデル事業として行ったものを少し規模は縮小されて、そういった環境を切り口としたところを起点にコミュニティをつくっていくということで行っておられるところです。それ以外にも公園を活用したいこーえんといった事業もやられて、そこでうまく人の流れをつくっているというところでございます。  次に、さつき台南自治会なんですけれども、こちらは2丁目図書館カフェということで、今既存で百歳体操とか野菜の移動販売とかをやられているんですけれども、そこに集会所に新たに図書館、図書室を設置されまして、そこでカフェを併設して機能されて、そこで新たにいろいろな人が、今までにない層がそういったところで人の流れができ、コミュニティができるというところでございます。基本的にちょっと高齢化のところもあるんですけれども、これからはちょっと子どももうまいこと巻き込んでやっていきたいなということを考えておられるというところでございます。  続きまして、ローレルコート萩の台自治会なんですけども、こちらは拠点にまずテニスコート、マンションのこの一角にテニスコートがございまして、そこを有効利用して、そこを拠点にいろいろなマルシェやもったいない陶器市、バーベキューとかそういったことでいろいろな人の交流をつくっていくと。ここは元々やはりマンション自体の加入率が非常に低いというところで、なかなか人とのつながりというものがあんまりちょっと形骸化されているというところもありますので、できたらそういった事業をもって人の交流ができ、自治会の加入につなげていきたいと考えておられるというところです。  続きまして、西菜畑自治会なんですけども、こちらは元々自然が豊かということで自然の里山自治会ということで自然を生かした事業を展開し、それで人の流れ、人とのつながりをつくっていきたいということで、今ちょっとやっぱりコロナの中でなかなか食というものは無理なんですけれども、ここは当初考えておられたのは堆肥づくりとか、大豆等を自分らで栽培してそういったものを使って、食を通じた定期的な食の交流というものをして、食があれば、お年寄りはもちろん来るんですけれども、やはり食べ物というのは結構大きなツールと言うか、子どももやっぱり食いついてくるという部分もございますし、そういったものも、すいません、ちょっと言い方が悪かったです。寄ってくるという。すいません。そういった形でできるだけ世代間交流というものをメインにいろいろやっていきたいなということで考えておられるというところでございます。  次に、ひかりが丘自治会ですけれども、ここはこみすてということで、元々こちらの方も課題としては、高齢化や若い世代との融合ということを地域の課題に持っておられましたので、その取組として公園を活用した資源ごみの回収とか、もったいない陶器市、この夏場、今年の夏場なんかはプールを、ちょっとしたプールを併設されまして、水遊びをしたりとか、百歳体操、野菜の移動販売はもちろんこれはやっておられました。サロンもコロナで止まっておりましたけども、再開されたと。新たに公民館の上に、自治会館の上に図書館を併設されたということで、多様な世代がその集会所、公園を挟んでいろいろ事業を打っていくというところの世代間交流という人の融合ということで取り組んでおられます。  最後に、鹿ノ台北1丁目の自治会なんですけども、ここ北サロンという名前がついてあるんですけれども、ここも非常に高齢化率が非常に高いというところで、やはり自治会が主体プラス老人会も一緒になってこういった課題を解決していこうということで、いろいろ仕掛けてはおられます。ここも、やはりコロナでずっと集会所を閉めて止まっていたというところもありましたので、事業自体はなかなか動いてはないんですけども、ただ一応、高齢者と子どもや子育て世代の親ということで、そういった形で交流の場をつくっていく、機会を与えていきたいという思いを持って、今現在取り組んでおられるというところでございます。一応それぞれ12月からスタートさせていただいたんですけれども、短い期間、コロナ禍という中で自治会活動、一時中止とか、集会所閉鎖といった地域もございましたけれども、一応6自治会が共にそういったコミュニティ、人の流れをつくるという仕掛けをそれぞれ自分らの思いを持ってつくっておられるというところで、今回補助金の方を採択させていただいたというところでございます。 1182 ◯福中眞美委員長 補助金、何に使ったかまで質問されてましたけど。梅谷課長。 1183 ◯梅谷信行市民活動推進課長兼市民活動推進センター所長 補助金なんですけれども、主に人件費的な、例えば報償費、例えば集会所を開けるとなりますと、そういうのもやっぱり要りますし、もちろん事業を進める中では消耗品費も要ります。それ以外にもやっぱりちょっと最初のスタートアップでは、備品というものも必要になってくるというところで、備品も購入されています。また、一部工事費というのにも充てられているという分もございます。 1184 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1185 ◯塩見牧子委員 令和2年度、コロナの影響もあって、なかなか人も集まりにくい状況にあるときも、何回か波が来てあったわけなんですけれども、その中でも世代間の交流を図っておられると。実際、進めておられる方、当初はそのやっぱりご高齢の方が中心になってやっておられると思うんですけれども、実際、やってみたところ、若い世代との交流というのは十分図られているような状況でしょうか。 1186 ◯福中眞美委員長 梅谷課長。 1187 ◯梅谷信行市民活動推進課長兼市民活動推進センター所長 先ほども言いましたように、一応私も全部回らせてはいただいております。ただ、やはりコロナで止まっておったという時期もございます。ただ、中にはちゃんと若い世代も巻き込んでやられているところもございましたので、まだこれ始めたばっかりですので、今後はそういったところももう少し長い目で見ていただきまして、育てていきたいなと、支援していきたいなと思っているところでございます。 1188 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1189 ◯塩見牧子委員 まだ1年目ということで、2年目、3年目かけてどういうふうになっていくのかということは、これから見守っていきたいと思いますけれども。先ほどちょっと補助金のことをお答えいただいたんですけれども、これ、補助金の交付要綱では自主的に取り組む市民活動団体というのが対象になっているんですけれども、でも当面は自治会というふうに規定されているんですが、これ自治会にしたのはなぜなんですか。 1190 ◯福中眞美委員長 梅谷課長。 1191 ◯梅谷信行市民活動推進課長兼市民活動推進センター所長 やはり元々地縁組織、地域コミュニティの核となるところはやっぱり地域であり、自治会であるかなと思っております。ただ、なかなかやはりこういった取組に積極的に手を挙げていただけるところも今後、どれだけ出てくるのかなという部分もございますので、そういったところで少し幅を持たせていただいて、市民活動団体ということで当面の間は自治会ということでさせていただいているところでございます。 1192 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1193 ◯塩見牧子委員 自治会は地縁組織だし、コミュニティの核になるところだから、自治会ということだったんですけれども、この補助金、初年度は100%の補助で、先ほどお答えいただいたように備品とか、それに伴う工事費なんかにも使えるということだったんですけれども、生駒市の補助金等交付規則には、補助金の目的に反して使用してはならないと、もちろんそう書いてあるんです。これ、地域コミュニティをするための補助金ですよね。でも、主体は自治会ですよね。自治会は自治会で、これまで実施されていた自治会の活動というのがあるわけなんです。同一団体がその自治会活動とこの補助金が使える対象事業を両方されるわけなんですけれども、例えば、ちょっとプロジェクターとかICレコーダーを購入されていたような自治会もあるのでね、机だとか椅子、そういったところもありました。これ、従来からの自治会の会議に使ったらどうなるんですか。 1194 ◯福中眞美委員長 梅谷課長。 1195 ◯梅谷信行市民活動推進課長兼市民活動推進センター所長 そういったことも考えられるかなとは思うんですけど、ただやはりその事業をする中で必要だということで各自治会さんが挙げてきておられるものでございますので、そこはやはり我々もそういったものに使っていただきたいと、ちゃんとしていただきたいということで出させていただいているというところでございます。 1196 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1197 ◯塩見牧子委員 これ、多分自治会を対象にしたからこういうことが起こると思うんですよ。同じ団体が従来の活動と今回の補助金の対象になる二つの事業をして、いやいや、補助金、交付規則だったら目的に反して使っちゃいけませんよと書いてあるんですよ。そしたら、これICレコーダー、役員会の会議録とるのにICレコーダー使います。これ、どうなるのかということになっちゃうんですよね。多分使われますよ、普通に便利だから。そういうことはちょっと想定できなかったのかなと思うんです。だから100%補助というのはどうなのかなと思うのはそこなんです。50%にしておいたら、まだ残りのところは自分のところでというふうなことも、まだあれなんですけれども。なので、やっぱりそこのところ、非常に線引きが難しいから、だからそういうことも想定して要綱をきちんと定めなければいけないと思いますが、いかがでしょうか。 1198 ◯福中眞美委員長 梅谷課長。 1199 ◯梅谷信行市民活動推進課長兼市民活動推進センター所長 前回の予算委員会のときでも中浦議員の方からご指摘はいただいているところでございますけれども、何分この事業というのはまだ始まったばっかりで、元々この10分の10にしたのもやはり新たに自治会さんがもうやっぱり新しいことに取り組んでいこうという意欲の表れの中で、そのスタートアップとしてさせてもらったという計画がございますので、ただこれから進めていく中で、どういった形になるか分からないですけれども、まだ始まったばっかりですので、これから先ちょっと検討していきたいなとは思いますけれども。 1200 ◯福中眞美委員長 塩見委員。
    1201 ◯塩見牧子委員 あと、備品、購入された備品の耐用年数は定められていますか。 1202 ◯福中眞美委員長 梅谷課長。 1203 ◯梅谷信行市民活動推進課長兼市民活動推進センター所長 元々備品の耐用年数というのが、たしかその規定が何かあったと思うんですけれども、今すいませんちょっと手持ちにはないんですけれども、そういったところは、一応耐用年数は考えてこれぐらいのものはこれぐらいの耐用年数でというのを書いてあるものがあったと思うんですけども、それは確実に我々の方も見た中での補助金の執行となっております。 1204 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1205 ◯塩見牧子委員 この耐用年数がまだあるのに勝手に処分しちゃいけないですよ、当然ね。だから、耐用年数過ぎたら、そしたら市長が定める期間を経過したらこの限りではないということなので、それはいいんですけれども、その耐用年数以内なら、やっぱりそこは処分しちゃいけない、あくまでこれは市に返還されなきゃいけないものになると思うんです。ちょっと縁起の悪いことを言って申し訳ないんですけれども、仮にこのコミュニティが、今のこのコミュニティがなくなってしまったら、そしたらこういう備品はどうなるんですか。 1206 ◯福中眞美委員長 梅谷課長。 1207 ◯梅谷信行市民活動推進課長兼市民活動推進センター所長 一応備品を購入する際には、当初から一応こういった備品を購入しますということで我々の方にも届けはいただいているところでございます。まず、すいません、まだ始めたばっかりでコミュニティがつくった中でなくなるということは想定しないといけないかも分からないですけど、今現在はやっぱり想定するよりも、なくなるということよりもやはりしっかりと育てていく、伴走していくというところに力を入れていきたいと思っておりますので、今現在はそういうなくなるということの想定というものはしておりません。万が一なくなるということがあるようでしたら、その備品の行方というものはしっかりと追わないといけないかなというふうに思います。 1208 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1209 ◯塩見牧子委員 育てていきたいという強い思いはもちろんよく分かるんです。分かるんですけれども、でもやっぱりそういったこともあり得るわけなんです。だから、そういったことも考えてそうなったときの備品の扱いとか、補助金を受けての購入された備品なので、やっぱりその辺どうするのかということはきちんと定めておいていただきたいと思います。以上です。 1210 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等はございますでしょうか。              (「なし」との声あり) 1211 ◯福中眞美委員長 では、当該費目における分科会委員による質疑等はございませんか。神山委員。 1212 ◯神山聡委員 マイサポいこまについてお聞きします。30年度は申請団体数30団体あって、元年度15団体で、2年度9団体ということでどんどん減少しているんですけれども、これは職員が担当制で伴走型の支援を行ってきた結果でもあるのかなと思いますし、あとPRというのがコロナ禍でできないのかなというところも考えたんですけれども、他にも大きな要因はあったんでしょうか。 1213 ◯福中眞美委員長 梅谷課長。 1214 ◯梅谷信行市民活動推進課長兼市民活動推進センター所長 令和2年度なんですけども、問合せ自体は12団体ほどありましたけれども、やはりコロナ禍での事業を行っていくという点で、やっぱり各団体さんの方が自粛されたというところ、検討されたという点がやはり大きな要因ではないかなとは思っております。 1215 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1216 ◯神山聡委員 分かりました。これ、制度としては登録する団体が支援対象事業を行って補助金を交付するという制度なんですけども、コロナ禍の中でその支援対象事業を実施できなかったということも考えられるんですけれど、これ、9団体のうちに何団体がしっかりした対象事業を行って補助金を受けられたのか、教えていただけますか。 1217 ◯福中眞美委員長 梅谷課長。 1218 ◯梅谷信行市民活動推進課長兼市民活動推進センター所長 9団体のうち8団体が事業を実施されました。その8団体で決算書のとおり、94万9,885円の補助金を支出しているということでございます。 1219 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1220 ◯神山聡委員 思ったより、団体が活動をしていただいてたんだなと思います。あと、新規の登録団体数としては、この9団体のうち何団体あったんでしょうか。 1221 ◯福中眞美委員長 梅谷課長。 1222 ◯梅谷信行市民活動推進課長兼市民活動推進センター所長 令和2年度なんですけども、新規団体の方はございませんでした。 1223 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1224 ◯神山聡委員 新規がなくて、今登録、継続されている団体が減っているというようなところを見ると、それぞれの事業収入とか受益者負担などを実施して自立していってくれているのかなというふうにも思います。新規がないというところで一定需要がなくなってきているのかなというところを見ると、以前に現状の制度を見直して新しい制度を考えていくというようなお話もあったんですけども、その辺は何らか検討はされたんでしょうか。 1225 ◯福中眞美委員長 梅谷課長。 1226 ◯梅谷信行市民活動推進課長兼市民活動推進センター所長 ちょっと予算時にもお話をさせていただいたと思うんですけども、一応マイサポが立ち上げて10年ということで条例の方は廃止させていただいたということで、今の社会情勢とか地域の課題や市民のニーズも多様化していくという中で、今現状、社会状況に即した活動事業ということをベースに、よりまちをサポートする広域的な活動事業を着目して、そういったところに助成する支援制度ということで、生駒市地域社会活動創出支援事業と、愛称ですが、まちサポということをこの7月からスタートさせていただいているというところでございます。 1227 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1228 ◯神山聡委員 ありがとうございます。そこでマイサポのときは、結構周知とかでいろんな経費がかかっていたと思うんですね。だから、今回そういった経費がかからない形で新しい事業を進めていただいているという理解でよろしいでしょうか。 1229 ◯福中眞美委員長 梅谷課長。 1230 ◯梅谷信行市民活動推進課長兼市民活動推進センター所長 これまで、ららぽーとの方でもいろんな媒体を使って、ツイッター、ホームページを使って広く事業の方、周知はさせていただいているところでございます。それ以外にも市民団体に対しても、いろいろな助成金の相談とか様々な講座も支援して、しっかりとやらせていただいているところなんですけども、こういった制度も変わるというこのきっしょのときに、これよりももっと強化、周知をしっかりと強化していきたいと思っておりますし、令和3年度からマイサポに代わるまちサポもしっかりと周知して、より多くの団体さんに活用していただけるようにやっていきたいなと思っております。 1231 ◯神山聡委員 結構です。 1232 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連して質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1233 ◯福中眞美委員長 それでは、他に当該費目における分科会委員による質疑等ございませんか。片山委員。 1234 ◯片山誠也委員 51ページの中ほどの集会所新築と助成費で、節で言うと18の集会所整備補助金892万円ほどについてですけども、令和2年度は改修のみで大体900万円ほどで、令和元年度は新築1件があって2,300万円ほどなので、助成するものによって差はあるんでしょうけども、大体新築を助成するとなると、1件1,000万円以上ぐらいかかってくるというようなことでいいんですかね。 1235 ◯福中眞美委員長 梅谷課長。 1236 ◯梅谷信行市民活動推進課長兼市民活動推進センター所長 大体それぐらいの費用はかかってくるかなとは思います。 1237 ◯福中眞美委員長 片山委員。 1238 ◯片山誠也委員 これはたしか10月くらいまでに自治会の方から申請して翌年度に予算化をするというものだと思うんですけども、予算枠というものはないんですか。これは申請来たものは全て助成していくというような形になるんですか。 1239 ◯福中眞美委員長 梅谷課長。 1240 ◯梅谷信行市民活動推進課長兼市民活動推進センター所長 一応やはり集会所でのことですので、やはり緊急性もいろいろございますし、ある程度一定の我々の方も単年度に新築が2件あるとなると、やはり財政を圧迫するようなことにもなりますので、そういったことは一定、予算枠というものは今ないんですけれども、その辺の交通整理というのは我々の方でさせていただいているというところでございます。 1241 ◯福中眞美委員長 片山委員。 1242 ◯片山誠也委員 交通整理やるというのは、翌年度にしてくださいみたいな形で分けるということですか、今年度にやってもらう分と翌年度。 1243 ◯福中眞美委員長 梅谷課長。 1244 ◯梅谷信行市民活動推進課長兼市民活動推進センター所長 やはり築年数とかその辺も見させていただいて、これは早くやった方がいいかというようなところとかは一度検討はさせていただいて、もう1年、回せないかという相談をさせていただくんですけども、やっぱりなかなか出してきはる自治会さんというのは難しいところもあるので、そこは臨機応変に対応して、とれるものなら予算をとってあげたいなということで上げさせていただいているというところでございます。 1245 ◯福中眞美委員長 片山委員。 1246 ◯片山誠也委員 これから自治会館、どんどん築年数古いとこ多いので、ますます新築で助成してほしいというとこ、増えてくると。そうした中で予算が膨らんでいくという中で行革からも意見が出されているところではあるんですけども、この点に行革からの意見については、どのような今の段階では認識、意見を持っていますか。 1247 ◯福中眞美委員長 梅谷課長。 1248 ◯梅谷信行市民活動推進課長兼市民活動推進センター所長 もちろん選択肢として行革の方からは、例えば学校とかの利用というのもいただいておりますし、ただ、今のところなかなか学校を集会所代わりに使うといったのも、今のところなかなか難しい、いろんな条件があって難しいかなと思います。また、我々もこれから集会所を使って、この100コミを進めていこうという中で、やはりそこの補助金を下げとか、そういったところの行革からご指摘いただいていますけれども、そういったところはやはりちょっと今のところは100コミを進めていく以上では、集会所というものはきちっとしていかないといけないところですし、これからのコミュニティの核となる拠点になりますので、やっぱりそういったところは行革の意見も一応酌んではおるんですけれども、選択肢として学校とかも使っていけるようにというものは少し考えていったらいいのかなというのは思っています。 1249 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連して質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1250 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1251 ◯福中眞美委員長 では、次に決算書84ページから86ページ、款4、衛生費、項1、保健衛生費、目5、環境保全対策費の中で環境対策経費、水環境推進事業費、浄化槽設置補助事業費以外で質問ございませんでしょうか。塩見委員。 1252 ◯塩見牧子委員 85ページの施策の成果の中の4番の自然エネルギー等の取組の中の燃料電池システムの設置補助、これは予算のときにもちょっと申し上げてたんですけれども、低周波音とかが今問題になっていると。結構208件と実績は多いんですけれども、ちょっとホームページ拝見しましたら、きちんと補助金の申請の手引きの中にもこの低周波など生活環境に配慮するようにと呼びかけてくださっておりまして、さらにガイドブックもホームページの方に掲載していただきましたので、ありがとうございました。あと、なお一層それを確実なものにするためにも申請に来られたときに、窓口でも口頭でご説明いただければと思います。以上です。 1253 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連して、質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1254 ◯福中眞美委員長 次に、当該費目における質疑等ございませんか。塩見委員。 1255 ◯塩見牧子委員 86ページの環境モデル都市推進事業費の中のSDGsカードゲームです。これ、10月3日にゲームを開催して48人の参加者があったということなんですけれども、市民の方、職員さん、それぞれ何人入っていたんでしょうか。 1256 ◯福中眞美委員長 川島地域活力創生部次長。 1257 ◯川島健司地域活力創生部次長兼SDGs推進課長 参加者48人なんですけども、100の複合型コミュニティの計画策定のワークショップのキックオフみたいなところでしたので、自治会の関係の方が14人いらっしゃって、その他は一般公募参加者の方で34人ということで48人でございます。もちろん、これとは別に職員も複数参加させていただいております。 1258 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1259 ◯塩見牧子委員 職員さんは48人の中に入ってないんですね。何人ぐらい参加されたんでしょうか。 1260 ◯福中眞美委員長 川島次長。 1261 ◯川島健司地域活力創生部次長兼SDGs推進課長 9人でございます。 1262 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1263 ◯塩見牧子委員 これね、予算のときに、ファシリテーターの養成講座の受講料として職員研修参加負担金ということで13万2,000円を、職員の中からファシリテーターをお一人養成するということで予算が上がっていたんですけれども、負担金の中にそれが見当たらないんですけれども、未執行だったということでしょうか。 1264 ◯福中眞美委員長 川島次長。 1265 ◯川島健司地域活力創生部次長兼SDGs推進課長 市の分のファシリテーターの養成講座は受講しておりません。今申し上げたとおり、まち活サミットのこのイベントの中で市職員、複数参加させていただいたというところなんですけども、まずこのカードゲームの運営の詳細とか、期待できる効果の把握みたいなところをちょっとさせていただこうというところで優先させていただいたというところなんですが、その後やっぱりコロナ禍でゲームの開催自体がなかなか難しいというところもありまして、一方でいこま市民パワーの方で、市民の中からその資格取得者が1名補助させていただいたんですけど、出てきていただいたので、今後はその方中心にちょっと動いていく手法で組立てていけたらなというふうに考えております。 1266 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1267 ◯塩見牧子委員 このSDGsのカードゲームというのは、そのファシリテーターの資格を持った方じゃないと主催できないということなんですけれども、このときは職員さんがまだ未執行で養成できなかったということは、ファシリテーターは、今おっしゃったその市民パワーで養成されたお一人なのか、それとも別の委託先があったのか、どちらでしょうか。 1268 ◯福中眞美委員長 川島次長。 1269 ◯川島健司地域活力創生部次長兼SDGs推進課長 このコンテンツを持っている、NPO法人のissue+designというところに委託をさせていただいて実施させていただきました。 1270 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1271 ◯塩見牧子委員 その予算の審査のときには、ゲームをやることによって、取りあえずそのSDGsって何ぞやということを市民に広めるということを目標に掲げておられたわけなんですけれども、でもそのゲームをやって、それを次、何に生かしていくのかという、そのときはちょっと明確なご答弁いただけてなかったんです。実際これを実施された結果、次、どういうステップを踏んでいこうとされているのかだけお答えください。 1272 ◯福中眞美委員長 川島次長。 1273 ◯川島健司地域活力創生部次長兼SDGs推進課長 私もこのとき参加させていただいているんですけども、地域でそのSDGsを進めていくときの重要な視点という一つに、やっぱり複数の目標を統合的に解決するという視点と、もう1個、課題解決とか価値創造するために異分野の主体の連携みたいなのをどうつくっていこうかというところの視点が大事なんだろうなと思っています。このゲームの特徴で、やっぱり1個の施策を実現したらこっちが沈むよねとか、その関連性が非常によく理解できるというのと、協力しないとこのプロジェクトって成り立たないよねという理解が進むというのがありますので、今後いろんなワークショップ、開かれると思いますけども、そのチーム自体のビルドアップに使っていくというのもありますし、その辺の関連性を理解するということで、SDGsの理解が非常に進むんじゃないかなというふうに思っております。 1274 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1275 ◯塩見牧子委員 例えば環境と経済といったら相反するもの、ちょっと前、生駒市も環境経済部とかいうのがありました。経済環境だったかな、ありましたけれども、そういった一見相反するようなものを両方追求していくためにどうしたらいいかというような、そういったことの理解を進めていくという、そういったことも考えることができるゲームというふうに私も理解はしているんですけれども。このゲームはこれからもいろんなところで展開していくということなんですか。それとも、もうこれ1回きりでもう次のステップに行くよということなんでしょうか。 1276 ◯福中眞美委員長 川島次長。 1277 ◯川島健司地域活力創生部次長兼SDGs推進課長 1回きりとは思ってないです。非常に有意義なゲームだと思いますので、どこかで資格取得者もいますので、積極的に使っていただけたらなと思います。 1278 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1279 ◯塩見牧子委員 48人、13万2,000円のファシリテートの、これは市民パワーが出してくれているからいいか。結構です。 1280 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連して質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 1281 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1282 ◯福中眞美委員長 それでは、次に91ページ、決算書91ページ、款5、産業経済費、項1、農業費、目1、農業委員会費について質疑等ございませんか。神山委員。 1283 ◯神山聡委員 施策の成果の農地利用最適化の推進についてお聞きします。これ、農業委員の方には本当にお世話になっていて、農地全筆確認していただいて、A判定、B判定と、荒廃農地とに分けて調査を行っていただいているんですけれども、2年度のこの調査結果を教えていただけますでしょうか。 1284 ◯福中眞美委員長 植島農林課長。 1285 ◯植島秀史農林課長兼農業委員会事務局長 令和2年度の生駒市内の農地面積ということですが、全体で623.3ヘクタール、遊休農地A判定が55.6ヘクタール、荒廃農地B判定が14.2ヘクタール、その他使われてない山林化の農地が148.9ヘクタールとなっております。 1286 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1287 ◯神山聡委員 山林化の農地、荒廃農地に関しては増加傾向にあるということですね。所有者さんに対して意向調査も実施していただいているんですけれども、この調査された人数と回収率はどうなっていますかね。 1288 ◯福中眞美委員長 植島農林課長。 1289 ◯植島秀史農林課長兼農業委員会事務局長 意向調査の回答状況ですが、対象者は118人、筆数にしまして212筆に送付しました。回答者は76人、134筆で回答率は64.4%となっております。 1290 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1291 ◯神山聡委員 これ、元年農業ビジョンの策定の際にアンケートを実施されているんですけれども、そこで遊休農地所有者は46%が現状維持、22%が売却、14%が貸したいというような意向を持っておられたんですけれども、こういった意向の変化は見られましたでしょうか。 1292 ◯福中眞美委員長 植島農林課長。 1293 ◯植島秀史農林課長兼農業委員会事務局長 農家アンケートにつきましては、毎年実施しているわけではございませんが、令和元年度に1地区、同様のアンケートを調査しておりまして、大体農地拡大規模で若手の担い手の方、農地拡大規模が6%、規模維持が60%、規模を縮小又はやめたいが33%で、おおむね同様の数字が出ております。
    1294 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1295 ◯神山聡委員 そのアンケートの中で遊休化していく理由として、高齢化の上、後継者がいないというのが一番多かったと思うんですが、農地については宅地、駐車場、太陽光パネル、農地以外に転用したいというご希望があって、こうした転用については今進んでいっているような状況なんでしょうか。 1296 ◯福中眞美委員長 植島農林課長。 1297 ◯植島秀史農林課長兼農業委員会事務局長 農業委員会の窓口での届出、農地法の4条と5条がそれに該当しますが、令和2年度では4条の申請で0.36ヘクタール、5条の申請で2.33ヘクタールで、合わせて2.69ヘクタール、年間で、事務上でそんだけ転用されたと見込まれます。 1298 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1299 ◯神山聡委員 分かりました。調査結果のみのところなので、ここはこれで結構です。 1300 ◯福中眞美委員長 では、ただ今の質疑に関連して質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 1301 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1302 ◯福中眞美委員長 では、次、決算書、91から92、目2、農業総務費について質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1303 ◯福中眞美委員長 次に、決算書92から93ページ、目3、農業振興費について質疑等ございませんか。惠比須委員。 1304 ◯惠比須幹夫委員 この中で同じく事務事業評価シートの5ページに掲載されています、地域が行う有害獣被害防止策の促進ということなんですが、今回、三つの地域で対策をされたということなんですけども、具体的にはどの辺の地域になるんでしょうか。 1305 ◯福中眞美委員長 植島農林課長。 1306 ◯植島秀史農林課長兼農業委員会事務局長 広域柵の設置ということで、芝と傍示と萩の台に、防除柵の材料支給を行っております。 1307 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 1308 ◯惠比須幹夫委員 その地域では、目的、意図のとこで出されています、防除柵、広域的な防除柵の設置もなんですが、それとともに周辺環境の整備、草刈り等ってあるんですが、それとあと緩衝帯農地の周辺の里山林の管理とか掲げてあるんですが、この中で今回は広域的防除柵設置だけだったということなので、それ以外にもされているんでしょうか。 1309 ◯福中眞美委員長 植島農林課長。 1310 ◯植島秀史農林課長兼農業委員会事務局長 毎年、各農家区にちょっと募集しておりまして、勉強会を開催しておりまして、令和2年度で鹿畑の集落で行っておりまして、イノシシの餌場にならないように野菜くずをほかさないでとか、いろいろその辺の勉強会を開いて啓発活動に努めております。 1311 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 1312 ◯惠比須幹夫委員 その三つの地域でちょっと重ねてお聞きいたしますけども、周辺環境の整備とか、農地周辺の里山林の管理に対する対策とかいうこともともになされたということでよろしいんでしょうか。 1313 ◯福中眞美委員長 植島農林課長。 1314 ◯植島秀史農林課長兼農業委員会事務局長 イノシシが山から田畑におりてくる間に茂みとかいうところがありまして、その辺の草刈りとか、見通しをよくするとイノシシが下りてこないという実例がありまして、各集落にそういうこともあるので、草刈り等、管理してくださいというのも、その辺を伝えているのと、あと市としても、今後バッファゾーンと言うんですけども、その辺の整備について検討をしているところでございます。 1315 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 1316 ◯惠比須幹夫委員 それで広域的な対策を実施されて、具体的な成果、例えば、以前に比べて被害が減ったとか、侵入してくる数が減ったとか、何らかその辺、捉えられている部分があったら教えてもらえますか。 1317 ◯福中眞美委員長 植島農林課長。 1318 ◯植島秀史農林課長兼農業委員会事務局長 ちょっと今数字すぐに出てこないんですけども、被害金額において、前年、令和元年度で200数十万あったのが、昨年度で169万円だったかなと思います。 1319 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 1320 ◯惠比須幹夫委員 数字で見る限りは一定の成果があったのではないかという、その地域でということでよろしいんですね。 1321 ◯福中眞美委員長 植島農林課長。 1322 ◯植島秀史農林課長兼農業委員会事務局長 いや、市内全体でございます。 1323 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 1324 ◯惠比須幹夫委員 その三つの地域での検証というのはなされてないんですか。 1325 ◯福中眞美委員長 植島農林課長。 1326 ◯植島秀史農林課長兼農業委員会事務局長 検証は特にしておりませんが、地元からイノシシ、来やんようになったので助かっているという声は聞いております。 1327 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 1328 ◯惠比須幹夫委員 その辺は対策を講じていく限りはちょっとしっかり検証もしていただいて、その効果を基にまたその他地域にも展開していくということをちょっと検討していただければと思いますので。それと、ちょっと関連してですが、この対策を講じることによって関連して市中侵入の防止とか、町中ですね、ということにもつながる可能性はあるんでしょうか。 1329 ◯福中眞美委員長 植島農林課長。 1330 ◯植島秀史農林課長兼農業委員会事務局長 そうでございます。 1331 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 1332 ◯惠比須幹夫委員 分かりました。 1333 ◯福中眞美委員長 では、ただ今の質疑に関連して、質疑等ございませんか。加藤委員。 1334 ◯加藤裕美委員 イノシシの檻の設置推移はどうなっていますでしょうか。 1335 ◯福中眞美委員長 植島課長。 1336 ◯植島秀史農林課長兼農業委員会事務局長 令和2年度で77基でございます。 1337 ◯福中眞美委員長 加藤委員。 1338 ◯加藤裕美委員 推移、教えてもらっていいですか。 1339 ◯福中眞美委員長 植島農林課長。 1340 ◯植島秀史農林課長兼農業委員会事務局長 遡っていきますと、令和2年度が先ほど申しました77基、令和元年度で70基、平成30年度で66基、平成29年で61基でございます。 1341 ◯福中眞美委員長 加藤委員。 1342 ◯加藤裕美委員 ありがとうございます。これ、檻も増えているということで捕獲数の推移はいかがでしょうか。 1343 ◯福中眞美委員長 植島農林課長。 1344 ◯植島秀史農林課長兼農業委員会事務局長 令和2年度で213頭、令和元年度で177頭、平成30年度で238頭、平成29年度で227頭となっております。 1345 ◯福中眞美委員長 加藤委員。 1346 ◯加藤裕美委員 こちら、上がったり下がったりという感じなんですけども、管理というのはどうなっていますか。 1347 ◯福中眞美委員長 植島課長。 1348 ◯植島秀史農林課長兼農業委員会事務局長 檻の管理ということでよろしいですか。基本的に猟友会が管理されている部分と、あと地元から設置要望があったところは、地元管理ということで地元に管理してもらって捕まったら、猟友会に仕留めてもらうという形をとっております。 1349 ◯福中眞美委員長 加藤委員。 1350 ◯加藤裕美委員 猟友会さんは現在何名おられますでしょうか。 1351 ◯福中眞美委員長 植島農林課長。 1352 ◯植島秀史農林課長兼農業委員会事務局長 ちょっと登録数、今持ってないんですけど、実質活動は9名ぐらいでされております。約9名でございます。 1353 ◯福中眞美委員長 加藤委員。 1354 ◯加藤裕美委員 猟友会さんは人数がちょっと心配ということもありまして、猟友会さんの人数が増える方法などは何か考えておられるんでしょうか。 1355 ◯福中眞美委員長 杉原農林課課長補佐。 1356 ◯杉原廣重農林課長補佐兼農業委員会事務局補佐 猟友会なんですけれども、奈良県猟友会生駒支部の人数なんですけれども、7名おられるということになっております。 1357 ◯福中眞美委員長 加藤委員。 1358 ◯加藤裕美委員 猟友会さんの管理が結構多いということなんですけども、猟友会さんが減っているんじゃないかと、減っている状況に対する対策って何かされていますでしょうか。 1359 ◯福中眞美委員長 植島農林課長。 1360 ◯植島秀史農林課長兼農業委員会事務局長 鉄砲の登録は最近ちょっと警察のあれが厳しくなっていて、取られる方が少ないので、一般の方の箱わなの免許を取られる方が多いので、それに対して補助金、出しておりまして、その農家の方も箱わなの免許を取られる方が増えております。 1361 ◯福中眞美委員長 加藤委員。 1362 ◯加藤裕美委員 分かりました。すごく自治会も高齢化してちょっと餌をやるのが大変とかいう声もありまして、猟友会さんがちょっと人数が増えてもらって、更なる対策の強化してもらえたらと思っています。以上です。 1363 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連して質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1364 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における質疑等ございませんか。神山委員。 1365 ◯神山聡委員 節18の地産地消推進事業補助金について聞きます。令和2年度、これ、どんな活動があって、どこに補助を出しているのか教えていただけますか。 1366 ◯福中眞美委員長 植島農林課長。 1367 ◯植島秀史農林課長兼農業委員会事務局長 地産地消推進補助金につきましては、生駒市の学校給食センターに出荷された農家に対する補助金でございまして、1キロ当たり150円に満たない部分の価格補填となっております。昨年度、令和2年度は9名の農家の方に交付しておりまして、タマネギが4,850キロ、ダイコン2,180キロ、サツマイモ85キロを対象に31万2,650円の支出をしております。 1368 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1369 ◯神山聡委員 その地産地消の取組、農家アンケートをとったときは、取組しないが72.6%で、非常に消極的だったと思うんですけども、その理由として、作付規模が小さく安定供給できない、手間がかかる割に期待どおり結果が得られないというようなアンケートがあったんですけど、こういったアンケート結果から出ている理由のその解決について何らかの取組というのは行っているんでしょうか。 1370 ◯福中眞美委員長 植島農林課長。 1371 ◯植島秀史農林課長兼農業委員会事務局長 先ほどの地産地消推進事業補助金等による学校給食の出荷の促進とか、それから農業者ら自らされておられます、北地区で言うと、きたやまとまごころ朝市とかが当たりますけども、その辺の開催の支援とか、その辺の誘導、それから生駒レストラン等によりまして、農家と消費者と事業者のつなぐ役目、それからふるさと納税、それから加工品の推進とかどうですかとか言うのと、あと残った少量の野菜はまとめて袋に入れて売るという方法もありますよということでご提案申し上げております。 1372 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1373 ◯神山聡委員 いろんな提案をしていただいているということですね。その地場野菜等について令和2年度目標値というのがあるんですけども、地元飲食店が使用する、また事業者が販売する件数、累計15件というのを目指しているんですが、この目標値は達成できているんでしょうか。 1374 ◯福中眞美委員長 植島農林課長。 1375 ◯植島秀史農林課長兼農業委員会事務局長 これ、総合計画の目標数値だと思うんですけども、目標15件に対して15件ちょうどで達成しております。 1376 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1377 ◯神山聡委員 結構です。 1378 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1379 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1380 ◯福中眞美委員長 次に、決算書93ページ、目4、森林対策事業費について質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1381 ◯福中眞美委員長 決算書、次94ページ、目5、農地費について質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1382 ◯福中眞美委員長 暫時休憩いたします。              午後6時42分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後6時55分 再開
    1383 ◯福中眞美委員長 それでは、休憩を解いて特別委員会を再開いたします。  次に、94ページ、項2、商工費、目1、商工総務費について質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1384 ◯福中眞美委員長 次に、決算書94ページから96ページ、目2、商工振興費について質疑等ございませんか。塩見委員。 1385 ◯塩見牧子委員 95ページのテレワーク・インキュベーション事業費のところですけれども、テレワーク、あそこのインキュベーションセンター、指定管理、最初受けていただいた当初は、結構赤字続きで大丈夫かなという感じだったんですけれども、令和2年度に関しては、コロナの影響で非常にテレワークの需要も高まったということで、利用者も増えたと思います。テレワークの方はそうなんですけれども、インキュベーション、起業につながった件数ですね。令和2年度はありましたでしょうか。 1386 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1387 ◯奥田茂商工観光課長 つながったとおっしゃいますと。 1388 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1389 ◯塩見牧子委員 要はあそこを利用して、あそこにアドバイスなり助言を受けたことによって、起業にこぎ着けた方というのは、令和2年度はありましたか。 1390 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1391 ◯奥田茂商工観光課長 インキュベーションとして、創業者の方が使っておられる人数は把握しているんですけども、あそこをきっかけに、新たに創業した数のデータは持ち合わせておりません。申し訳ございません。 1392 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1393 ◯塩見牧子委員 アウトプットとアウトカムの違いだと思うんですけれども、あそこを何人に利用したかなんて、なんて言うたらあれですけど、それは最終目標じゃなくて、結局あそこを利用することによって、生駒市であればなおいいんですけれども、開業して、市にとってみたら、それが今度収益として還元されるわけなので、やっぱりそこで起業していただきたいというのが目標だと思うんです。なので、それも含めて原課として把握しておかないと、やっぱりちょっとまずいんじゃないかと、これ毎年言っているんですけど、あそこ貸し館業じゃないよと、どうでしょうか。 1394 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1395 ◯奥田茂商工観光課長 コロナ禍の始まる前、平成30年度までは創業関係、セミナーもやっておりましたので、当然そういう方もいらっしゃったんですけども、コロナ始まってからは、もうテレワーク利用と、あとは従来からのインキュベーションで使われている方が使われているコワーキングですね、従来の方使っておられますけれども、その新規の方がおられないような状況にはなって、今おります。 1396 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1397 ◯塩見牧子委員 平成30年までは創業支援のセミナーをされていたって、今おっしゃいました。じゃあ、節12、委託料の創業支援委託料というのは、これはあちらの方で企画して、インキュベーションセンターの方で企画しておられるわけではなく、完全にこれ市の方の事業ですか。 1398 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1399 ◯奥田茂商工観光課長 これにつきましては、従前から市と商工会議所が連携してやっておりまして、市が会議所に委託している事業でございます。 1400 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1401 ◯塩見牧子委員 それはそれでされたんですよね。じゃあ、インキュベーションセンターの方は、本当にあそこを利用してくれるだけでいいんですか。あそこから何か起業家が生まれることを期待しているんじゃないですか。 1402 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1403 ◯奥田茂商工観光課長 平成30年までは、自事業でそういう創業につながるセミナーでありますとか、スタートアップのセミナーでありますとか、そういうことをやっておりますので、当然つながってはおったんですけども、令和2年以降、自事業の方も開催がしんどくなってきましたので、現在はそういうイベントはやっておらないので、数がつかめてない状況でございます。 1404 ◯福中眞美委員長 領家部長。 1405 ◯領家誠地域活力創生部長 おっしゃるとおりで、ちょっとこの間、利用状況、指定管理も終わる時期になっている、次期の指定管理も含めて、ちょっと内容をとらせていただいたんですが、結論的に言うと、やっぱりインキュベーション支援の機能が非常に弱いという状況にあります。入居者に対する支援も含めてです。今は実際のところ3階のオープンスペースを使われるテレワークの方がほとんどになってまして、利用者のアンケートも今年度に入ってちょっと取ってみたんですけど、例えば創業予定者の方ってあまりたくさんいらっしゃらなくて、会社員の方で本当に文字通りのテレワーク利用されている方が現状ほとんどということになっているので、次期の指定管理に向けては、少しこの、いわゆるテレワークではなくて、コワーキングですね、フリーランスとか起業を目指している方が交流する拠点となったりとか、あるいは創業支援の拠点とするというようなところをちょっとコンセプトに、今募集要項とか仕様の方をやっぱり詰めないといけないかなと思っています。ただし、言っても500万ぐらいの収入の中でのやりくりなので、すごくたくさん人が、マネージャーとかを手厚く置けるような状態でもないので、今の段階としては、創業支援については先ほど言いましたように、うちの会議所でやっているような市の事業もあるので、そういった事業を今のIKOMA-DOで、今ちょっとコロナなので、そんなに広いスペースでもないのでじゃんじゃん使えてないんですけど、そこで事業自身を開催したりとか、あるいは卒業生の交流の場とか、あと経営を学ぶサロンとかというのをなるだけあの場で実施することで、指定管理者と市の方の事業をそこでやるというようなところで、ちょっとレバレッジを効かせて、今まで弱かったそのインキュベーションとか創業支援とかコワーキングの方をちょっと強化したいなというふうに思っております。 1406 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1407 ◯塩見牧子委員 正にその指定管理期間終わるよねという話をしたかったので、そういうところを加味しながら、募集要項かな、作っていただけるかと思いますので、またよろしくお願いいたします。 1408 ◯福中眞美委員長 それでは、ただ今の質疑に関連した質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 1409 ◯福中眞美委員長 他に当該費目において質疑等ございませんか。惠比須委員。 1410 ◯惠比須幹夫委員 簡単な確認だけ。今の企業誘致施策事業費の中の4番目ですね、サテライトオフィス等の開設支援事業費、交付されたということで、これ2件ということですが、どんな業態の企業が来られたんでしょうか。 1411 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1412 ◯奥田茂商工観光課長 2社ございまして、1社につきましては、工作機械の製造販売の会社が1社入りまして、それの生駒営業所ですね。生駒オフィス。それからもう1社は不動産関係の会社になっております。 1413 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 1414 ◯惠比須幹夫委員 恐らく不動産関係の会社、私の自宅の近所に来てくれてはるんやと思うんですけども、これちょっと予算のチェックできてなかって申し訳ないんですけども、継続的に今後もコロナ禍では進めていかれるということでよろしかったですか。 1415 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1416 ◯奥田茂商工観光課長 昨年度は実施しました。今年度は、実施はしておりません。 1417 ◯福中眞美委員長 惠比須委員。 1418 ◯惠比須幹夫委員 もう終了したということでよろしかったでしょうか。 1419 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1420 ◯奥田茂商工観光課長 終了いたしました。 1421 ◯福中眞美委員長 領家部長。 1422 ◯領家誠地域活力創生部長 サテライトオフィス、予算がついたのが補正だったので、募集期間が短かったということがあるんですけども、ちょっと単年度で募集して交付をするというのが結構準備期間が難しかったかなという、ちょっと反省があります。というのは、やっぱり例えば、今回は半年もなかったんですけど、その間にこの補助金を見て、物件を決めて移転しようかというのは、恐らく期間的には難しいだろうなと。いずれも今回交付した団体は、元々移転される予定がおありで、趣旨にすごく合う取組を併せて展開しようということで応募してくれたということが実際なので、そういう意味でちょっとサテライトオフィスの需要ということに関しては、継続してやるほどの需要は今のところはないのかなというふうに思っています。それともう1個、大手企業さんとかにとっては、結局、通勤者が生駒に多いので、生駒にサテライトオフィスを出してくださいというようなことが一応売り文句になるんですけど、特に大阪なんですけど、在阪の企業は特に生駒市からだけ通っているわけじゃなくて、西宮からも通っていれば、豊中からも通っているという実態はありますので、そうなると、大きい企業ですと、生駒にだけ、何でサテライトオフィスをつくらなあかんねんというところはやっぱり乗り越えなきゃいけないハードルなんです。そういう意味で言うと、今回いずれも中小企業で、社員の中に生駒在住の方でいらっしゃったというようなことがあって、こういう中小であれば少しあるんですけども、そういう意味では、ちょっと大きな需要もなかなか見込みにくいということもあって、そういった事業の反省も踏まえて、いったん1年で終わらせているというのが状況でございます。 1423 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等はございませんか。塩見委員。 1424 ◯塩見牧子委員 今ご答弁で、元々ちょっと移転を考えておられたというようなことがあったんですけれども、サテライトなので、元々在阪の企業でこちらにサテライトオフィスを構えたということで、今その本社ごとと言うか、こっちに来られたというわけではないんですよね。 1425 ◯福中眞美委員長 領家地域活力創生部長。 1426 ◯領家誠地域活力創生部長 ブランチになります。 1427 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1428 ◯塩見牧子委員 これ、補助金なんですけれども、開設費が50万円で運営費が1カ月10万円の上限掛ける5カ月まで。だから、合わせて100万円までの補助ということなんですけれども、2社それぞれ、いつ開設されて、それぞれの開設費と運営費は幾らだったんでしょうか。 1429 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1430 ◯奥田茂商工観光課長 開設費がですね、補助費の内訳でよろしいですかね。開設費につきましては、1社目が50万円と、それから家賃が13万7,000円。もう1社につきましては、開設費が50万で、運営費が、家賃が25万円となっております。 1431 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1432 ◯塩見牧子委員 これ、5カ月の家賃ですよね。 1433 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1434 ◯奥田茂商工観光課長 5カ月です。 1435 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1436 ◯塩見牧子委員 これ、家賃ということなんですけど、どちらも賃貸の物件ということですね。 1437 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1438 ◯奥田茂商工観光課長 そうでございます。 1439 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1440 ◯塩見牧子委員 あと、1件は何か惠比須議員のご近所の人ということなんですけれども、もう1件、どの辺りに立地されたんでしょうかね。 1441 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1442 ◯奥田茂商工観光課長 東菜畑1丁目になります。 1443 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1444 ◯塩見牧子委員 当然、現在もそのままオフィスが活用されて、実際まだあって活用されているんですよね。 1445 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1446 ◯奥田茂商工観光課長 当然でございます。 1447 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1448 ◯塩見牧子委員 あと、補助金の交付要綱に生駒市での仕事や暮らしぶりをホームページやSNS等で定期的に情報発信するというのが補助対象の条件になっていたんですけれども、ちょっと何かそういう情報発信されていないかなと思って、私もちょっとホームページいろいろ探してみたんですけれども、見当たらなかったんですけど、原課の方では何か確認されていますか。 1449 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1450 ◯奥田茂商工観光課長 企業さんの方でやっていただいています。市の方でやっているわけじゃございませんので。企業さんの方でやっておられる内容につきましては、確認させていただいております。 1451 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1452 ◯塩見牧子委員 当然、企業さんの方でやっていただいているということなんですけど、市の方ではもちろんやってはいないんですけれども、これ、せっかく生駒の取組としてこういうことをされているので、コロナで大阪までわざわざ行かずとも、生駒市内でちゃんと働くことができるよという、そういうモデル的な要素もあると思うんですね。なのであれば、実際に生駒でこういうサテライトオフィスを活用してみて、こんなに働きやすいんですみたいな、そういった感想みたいなものがあれば、この市の方のホームページでも紹介していくということがあっていいんじゃないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。 1453 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1454 ◯奥田茂商工観光課長 直近の方は確認しておりませんので、また先方さんとお話し合いさせてもらって、是非そのような場と言うか、そういうふうなPRを一緒にやっていきたいと考えております。 1455 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1456 ◯塩見牧子委員 PRしても、もう次、補助金はないので、ちょっとPRは、実績としてはあっていいと思います。あと補助金で支払われた消費税の仕入れ税控除を受けたときというのは、控除額に含まれる補助金額を国に返還する必要というのがあると思うんですけれども、消費税とか地方消費税に係る仕入れ控除税額の報告書の提出みたいなのは求めているんですか、市としては。 1457 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1458 ◯奥田茂商工観光課長 確認しておりません。多分、出してもらってないと思います。 1459 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1460 ◯塩見牧子委員 国の補助は、補助額というのは、消費税は含まれるべきじゃないので、当然それ国の方に渡さなきゃいけない。 1461 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1462 ◯奥田茂商工観光課長 ただ、税抜きで補助を出しておりますので。 1463 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1464 ◯塩見牧子委員 元々税抜きで出しているということですね。分かりました。 1465 ◯福中眞美委員長 今の質疑に関連した質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1466 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における質疑等ございませんか。塩見委員。 1467 ◯塩見牧子委員 委託料のコロナ対策事業継続相談等業務委託料、968万円ですかね。これ、現在も続いていると思うんですけれども、中小企業診断士さんや社会保険労務士さんによる相談業務と、令和2年度に関して言えば6月から3月までの10カ月間だったと。当初IKOMA-DOで実施しますということで予算化されていたと思うんですけれども、市役所の2階のあそこの通路になったのはなぜなんですかね。 1468 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1469 ◯奥田茂商工観光課長 当初はIKOMA-DOを活用して誘客につながるというのと、IKOMA-DOの本来の趣旨として、創業支援とかをやっていくところなので使いたかったんですけども、コロナの影響であんまりあそこに人を誘導するのはどうかということで、こども課の前にいったん設置しましたら、結構、場所が分かりやすいということで好評でございましたので、そのまま使わせていただいております。 1470 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1471 ◯塩見牧子委員 商工観光課のところにも、窓口にも近いところなので、その方が便利かなとは思うんですけれども。実際に相談業務を受けられて、相談件数ですね、実績をお教えください。 1472 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1473 ◯奥田茂商工観光課長 664件でございます。 1474 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1475 ◯塩見牧子委員 10カ月で664件ということは、1カ月当たり六十五、六件ぐらいということなんですけれども、実際に相談を受けられた結果、その相談が役立ってこんなふうに事業が改善したよというような、そういうお声というのは、市の方には届いてないんでしょうか。 1476 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1477 ◯奥田茂商工観光課長 やはり国の持続化補助金というのが去年あった、今もありますけど、それの取り方でありますとか、持続化給付金の取り方でありますとか、そういうことがやっぱり国もオンラインでやっていますので、分かりにくいということで、サポートデスクでご相談された方が多くて、おかげさまで取れましたという声はたくさんいただいております。 1478 ◯福中眞美委員長 塩見委員。
    1479 ◯塩見牧子委員 使える補助金のメニューをご提示できたということですね。結構です。 1480 ◯福中眞美委員長 今の質疑に関連して質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 1481 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における質疑等ございませんか。神山委員。 1482 ◯神山聡委員 施策の成果の企業誘致事業で、これは誘致された企業の実績値が分からないので、この件数、新規増設も含めて教えていただけますか。 1483 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1484 ◯奥田茂商工観光課長 2年度に新たに決まった件数はないんですけれども、2年度に支払った件数につきましては6件となっております。 1485 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1486 ◯神山聡委員 企業誘致で新たなものがなくて、補助金を支払ったのが6件ということですか。 1487 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1488 ◯奥田茂商工観光課長 新たな案件と言いますか、企業誘致につきましては新たに照会等が来まして、どういうところでつくるとか、どういうふうな規模でつくるとかということを市の方に相談がございまして、やり取りして、やっと最後に決まってきたら認定ってあるんですけども、認定の件数はなかったということでございます。 1489 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1490 ◯神山聡委員 じゃあ、今言った補助のとこなんですけど、2年度、6件補助をされたということで、これ高山サイエンスとテクノエリア、それぞれ何件の補助をされてるんでしょうか。 1491 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1492 ◯奥田茂商工観光課長 それぞれ3件ずつとなっております。 1493 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1494 ◯神山聡委員 この補助金の備考のところで、創業支援補助金、どれに当たってくるのか教えてもらえますか。あと金額と。 1495 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1496 ◯奥田茂商工観光課長 令和2年度に交付しているものは、全て創業支援補助金となっております。これにつきましては、説明ですよね、創業支援。じゃないですか。 1497 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1498 ◯神山聡委員 備考の中のどれが、それに当てはまるのか教えてください。 1499 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1500 ◯奥田茂商工観光課長 この商工振興費の補助金の欄の下から3行目でございます、企業立地促進補助金3,107万7,000円でございます。 1501 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1502 ◯神山聡委員 補助金、毎年度五、六件の実績があると思うので、だからちょっとこの書き方、創業支援の補助金というので項目つくって書いてもらいたいなと思います。あと、創業支援という言葉自体はシステムとか機械動かすというような定義付けをしているんですね。そのシステムとか機械の機能をサポートすることを支援と定義付けているから、技術的な面をサポートする仕組みを創業支援という言葉やと思うんですけど、それに対する補助金というのがちょっとあまりぴんとこないので、この創業支援の説明をお願いできますか。 1503 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1504 ◯奥田茂商工観光課長 企業立地補助金には3種類がございまして、事業者設置補助金と、雇用促進補助金、創業支援補助金となっておりまして、事業者設置補助金につきましては最初の設置するときに設置の初期投資、要りますので、それの土地代以外のものに対する補助金でございます。雇用促進補助金につきましては、市内の方を雇用するときに出す補助金でございまして、創業支援補助金につきましては、開設後固定資産税がかかってまいります。土地であるのは違いますけれども、建物や償却資産につきましての固定資産税に対して補助するもので、この三つを一つの制度となっておりますので、ちょっと分けにくいとなっておりますのでご理解いただきたいと思います。 1505 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1506 ◯神山聡委員 今、6件に補助金出しているところで、その補助金がそれぞれ幾ら交付しているんですかね。 1507 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1508 ◯奥田茂商工観光課長 会社名は伏せますけれども、金額ですね。1社目が103万円、2社目が63万6,000円、3社目が157万4,000円、4社目が216万8,000円、5社目が695万9,000円、6社目が1,871万円。この内訳でございますが、1社目の103万円につきましては、創業支援補助金の3年目となっておりますので、額が下がってまいります。1年目は10分の9、2年目が3分の2、3年目が3分の1となって、正に低いとこです。同じく2社目の63万6,000円も3年目でございます。次に、157万4,000円は2年目ですので、3分の2補助となっております。それから、4社目の216万8,000円も2年目ですので3分の2補助、それから695万9,000円と1,871万円は1年目ですので10分の9となっております。 1509 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1510 ◯神山聡委員 分かりました。この補助金って、申請されている企業はどこでその存在を知ってくるんですかね。 1511 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1512 ◯奥田茂商工観光課長 通常やっぱり、企業さんに伝えるときには、まずどこの市町村でも、ほとんどの市町村でこういう同じ制度がございますので、生駒市はどれぐらい出してくれんねんという相談がございます。その中で、電話でやり取りしますし、あと奈良県の企業立地推進課という課がございまして、そちらが奈良県内の企業立地を担当しておりますので、そちらに相談があったときも、生駒市はこういうことがありますよと言ってもらいます。その後をつないでいただきますので、丁寧に補助内容を説明して、是非生駒に来てくださいというふうな営業をさせていただいております。 1513 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1514 ◯神山聡委員 向こう側が既に知っているようなお話なんですけど、その市の方でそれを周知する必要性はないんでしょうか。 1515 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1516 ◯奥田茂商工観光課長 市の方ではホームページでありますとか、窓口カウンターでパンフレットを置くとかということはさせていただいていますのと、ビジネスフェアがあるときに、市の担当が出向いて、展示会の方で生駒市の方で起業しませんかというふうな営業行為と言いますか、パンフレットを配って説明させてもらったりということはやっております。 1517 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1518 ◯神山聡委員 その市のホームページで、この創業支援補助金って検索しても出てこなかったんですね。どこに載っているんですか。 1519 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1520 ◯奥田茂商工観光課長 載っているんです。企業立地で調べていくのか、ちょっとキーワード、今分かってはないんですけども、ちゃんと出るように登録はもちろんしておりますので。 1521 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1522 ◯神山聡委員 検索窓で創業支援補助金って検索して出てこなかったので、これは出るようにしておいてほしいので、よろしくお願いします。以上です。 1523 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 1524 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における質疑等はございませんか。塩見委員。 1525 ◯塩見牧子委員 節12、委託料の飲食・物販店等再開支援事業委託料、さきめしいこまですね。プレミアム30%ということで、手数料も去年はサントリーさん持ちだったということで、更に物販まで拡大したということなので、かなり市民からの利用の需要、市民じゃなくても使えるのかな、でも利用の需要も高かったということなんですが、結局、何人の方がこのシステムを使われましたでしょうか。 1526 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1527 ◯奥田茂商工観光課長 人数は把握できておりません。 1528 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1529 ◯塩見牧子委員 アカウントの人数と、アカウント1人で幾つも持ったらそれは使えちゃうんですけれども、じゃあアカウントの数は。 1530 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1531 ◯奥田茂商工観光課長 把握しておりますのは件数、購入単位の件数は把握しておりますけれども、それ以外は現時点で把握しておりません。 1532 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1533 ◯塩見牧子委員 購入単位の件数というのは、例えば1,000円でも1件、1万円でも1件というカウントの仕方ですかね。 1534 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1535 ◯奥田茂商工観光課長 最高1万円まで買えますので、1万円でお店のところで買ったら1件ですよね。1,000円でお店の券を買うたら1件ですから、そのカウントですね。1万円以内のその総申込み件数です。 1536 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1537 ◯塩見牧子委員 それは、何件あるんですか。 1538 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1539 ◯奥田茂商工観光課長 3万7,710件でございます。 1540 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1541 ◯塩見牧子委員 別にね、市民のどれぐらいの割合の方が、全体でご利用いただけたのかちょっと分からないんですけれども、登録店舗がこの期間内に閉店してしまったことによって、期間内に購入したけれども、使えなくなってしまったケースというのはありましたでしょうか。 1542 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1543 ◯奥田茂商工観光課長 2件ございまして、1件は店主さんが亡くなられてというのが1件と、あともう1件はその店舗が、マンションができるということで、急遽閉店になったというのがございますけども、それにつきましては、費用の方は弁済しております。弁済というのは使ってもらうか、使ってもらえないかにつきましては、弁済の方、市じゃなくて事業者の方で返してもらうようにちょっとやっていただきました。 1544 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1545 ◯塩見牧子委員 何か泣き寝入りしておられたのかなと思ったんですけれども、そうじゃなくてちゃんと返済していただけたということで、よかったです。 1546 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1547 ◯奥田茂商工観光課長 本来はこれ駄目なんですけども、ちょっと特別にやっていただいたのであまりちょっと言いにくいんですけども。 1548 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1549 ◯塩見牧子委員 今ちょっと全世界に発信されているところなんですけれどね。市民の方にとっては弁済されたということでよかったかなとは思うんですけれども。あと、同じこのコロナフリーキャンペーンでもう一つ最初、当初4月ぐらいに始められた、感染対策をしているお店にシールをお渡ししますというのありましたよね。あれ結局、何件くらいがご利用になったんでしょうか。 1550 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1551 ◯奥田茂商工観光課長 50件弱です。 1552 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1553 ◯塩見牧子委員 市の方もあまりPRしないうちに終わったと言うか、何かさきめしの方にシフトしていったのかなという感じがあるんですけれども、実際そのシールの効果ってどんな感じだったか分かりますか。 1554 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1555 ◯奥田茂商工観光課長 やはり貼っていただいておりましたし、実はシールにつきましてはその後、食品衛生協会様にお願いいたしまして、食品衛生協会の会員さんに配っていただきまして、実際にはもう300店舗ぐらいには配布いただいております。 1556 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1557 ◯塩見牧子委員 別にコロナの感染対策が確認できなくても、配っていただいたということなんですかね。 1558 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1559 ◯奥田茂商工観光課長 自己申告でございますが、当然うそをつくとばれますので、皆さん守っていただいております。 1560 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1561 ◯塩見牧子委員 それは、ちゃんと2方向で換気してますシールとか、消毒液を置いていますシールとか、そんなんだったと思うんですけれども、確かにばれるっちゃばれるんでしょうけれど、いや、市が配る、かんでいる以上はもうちょっとしっかりとそこのところは対策がちゃんと講じられているということを確認した上でお配りいただきたかったなと思います。もうこれは結構です。 1562 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1563 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 1564 ◯福中眞美委員長 続いて、決算書の96ページから97ページ、目3、観光費について質疑等ございませんか。神山委員。 1565 ◯神山聡委員 施策の成果の観光施設管理費についてお聞きします。この管理費なんですけれども、備考欄でどこに幾ら使われているのか、ご説明いただけますか。 1566 ◯福中眞美委員長 古賀観光振興室長。 1567 ◯古賀敬弘観光振興室長 備考欄でご説明します。まず、節7、報償費の謝礼として3万円、節10、需用費の消耗品費として2万8,963円、同じく光熱水費として274万590円、修繕料として218万9,822円、節11、役務費の手数料として3万4,000円、節12、委託料の観光施設清掃等委託料として467万4,784円、節15、原材料費の補修用材料費として8万177円、節17、備品購入費の施設用備品として29万4,580円使用しております。 1568 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1569 ◯神山聡委員 ありがとうございます。その修繕料というのはどこの施設で、どんな修繕を行ったんでしょうか。 1570 ◯福中眞美委員長 古賀室長。 1571 ◯古賀敬弘観光振興室長 修繕費は、生駒駅南口の広場前便所ゆとりっとや、くろんど池、高山竹林園、あとハイキングコースの松尾山ハイキングコースで使われています。生駒駅南口広場前便所については、漏水箇所の調査や、その結果による床下の配管工事、くろんど池についてはトイレ2カ所の詰まりや漏水に関する排水修理工事、それから高圧洗浄等、それから冬季のトイレの配管の凍結対応で配管の取替え工事、高山竹林園については、竹林園の多目的広場の法面の修繕、松尾山ハイキングコースについては、ハイキングコースが少し崩落と言うか、傷んでいるところがございましたので、この改修工事に使っております。 1572 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1573 ◯神山聡委員 分かりました。今のハイキングコースというのは、この管理費で管理しているハイキングコースですけど、本市でどこがそれに当たるのか教えてもらえますか。 1574 ◯福中眞美委員長 古賀室長。
    1575 ◯古賀敬弘観光振興室長 ハイキングコースでございますけれども、金剛生駒紀泉国定公園内のハイキングコース、それから県立矢田自然公園のハイキングコース、それからくろんど池周辺のハイキングコース、こちらの方で使わせていただいております。 1576 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1577 ◯神山聡委員 2年度はそのハイキングコースで危険木の処理というのは実施しているんでしょうか。 1578 ◯福中眞美委員長 古賀室長。 1579 ◯古賀敬弘観光振興室長 地域の方と連携して、倒木の裁断であったり、道を塞いでいるようなものについては取り除く作業というのはやらせていただいております。 1580 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1581 ◯神山聡委員 本市で平成24年頃、ナラ枯れの被害が発生して、その後数年間被害が拡大していったんですね。ナラ枯れってすぐに倒れるわけじゃなくて、3年ぐらいで細い枝が落ちて、4年目以降から太い枝が落ちてきてその後倒れていくというような形なんですけど、今ハイキングコースについて、こういったナラ枯れの倒木、それから大きい枝が落ちてくるという時期に入ってきていると思うんです。そういったことを考えて市が管理するこのハイキングコースでは、倒木してくるナラ枯れに対して何らか対策をとっているんでしょうか。 1582 ◯福中眞美委員長 古賀室長。 1583 ◯古賀敬弘観光振興室長 これはナラ枯れに限らずでございますけれども、雨が強いときであったり、風が強いときであったら、こういう倒木とか大きな枝が落ちてくることというのがございます。その範囲の中で、地域の方と一緒に見回りさせていただいて必要なものは取り除く作業等をさせていただいているところでございます。 1584 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1585 ◯神山聡委員 ナラ枯れの補助金という制度もあるんですけども、今言ったように、大きい枝が落ちてくる、倒れるというのは本当に一瞬で起こるようなことで、それに対して調査というのをしておかないと、そのハイキングコース、歩かれる方が危険じゃないかというふうに思いますので、その辺改めて状況の調査というのを行っていただきたいんですけれども、いかがでしょうか。 1586 ◯福中眞美委員長 古賀室長。 1587 ◯古賀敬弘観光振興室長 これもナラ枯れに限らずなのかもしれませんけれども、確かにそういう状況があるというのは聞いてございます。なので、地域の事業者さんと言うか、地域のいろいろ有志でそういう活動をしていただいている、ボランティアでやっていただいている方々と連携しながら、そういうところを見て、ハイキングコースの通行に支障がないかどうかは確認させていただきたいと思っております。 1588 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1589 ◯神山聡委員 是非、お願いしたいと思います。ちょっと目視で倒れるかどうかというのは分かりにくい。中が本当にごそごそになっていても、しっかり立っているような木もあるので、その辺しっかり調査していただきたいと思います。以上です。 1590 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 1591 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における質疑等ございませんか。塩見委員。 1592 ◯塩見牧子委員 節18の負担金補助及び交付金、外国人観光客受入れ環境整備促進補助金は100万円ということなんですけれども、これ予算ついた途端にちょっとコロナで外国人観光客も激減してしまったんですけれども、アフターコロナに備えての整備ということだと思うんですが、具体的にどういった事業者に対してどういったものを対象に補助が出されているんでしょうか。 1593 ◯福中眞美委員長 古賀室長。 1594 ◯古賀敬弘観光振興室長 おっしゃるとおり、コロナ禍で外国人向けのってなかなか事業者の方々にとっても、そこを説明するのは難しい部分もあったんですけれども、実際この事業としては、補助金の交付対象者としては、いわゆる観光産業と言われているところの事業者様、例えば宿泊施設、旅行業者、飲食事業者、小売事業者、いわゆる物販とかお土産とかいうところですね。それから、タクシー・バス事業者、その他観光関連事業者として、文化施設であったり、寺社であったり、生活関連サービスであったり、娯楽サービスであったり、そういったところまで対象にして補助金の交付対象者としてございます。事業といたしましては、多言語化対応のマップの作成であったりだとか、パンフレットの作成、飲食店のメニューやステッカー等の作成、ホームページの多言語化、それから多言語対応のサイン、案内板、それから案内放送や表示の多言語化、無料Wi-Fiの設置、免税電子手続機器の設置、予約システムの構築やネット検索対応に関わる事業、多様な文化、食習慣への対応に係る事業、従業員への外国語対応強化研修、それからコロナウイルス感染症対策及びその周知に関わる事業等を補助金の対象事業として実施したところでございます。 1595 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1596 ◯塩見牧子委員 当初、旅館ぐらいに補助するイメージでいたんですけれども、かなり幅広な事業者に対して、幅広なメニューで補助が出るということなんですけれども、先ほどパンフレットとか、メニューとか、サインとかおっしゃっていましたけれども、当然これは外国語対応のサインということですよね。あと、これに関しても建物の従物だとか備品にも使えるんでしょうか。 1597 ◯福中眞美委員長 古賀室長。 1598 ◯古賀敬弘観光振興室長 建物と言うか、事例で言うと、例えば畳を外国人うけにするような琉球畳、ちょっと雰囲気が出るようなそういったものに替えたりであったりだとか、建具のところをやや例えば、ライトだけが洋式化になっていたものを和風のものに替えたりであったり、そういったものには使えるような形になっていますし、Wi-Fi自体も取付けという形で言えば、そこにくっつくものという形で言えるんじゃないかと思います。そういったものには使える形になってございます。 1599 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1600 ◯塩見牧子委員 普通の畳の張り替えは駄目なんですよね。 1601 ◯福中眞美委員長 古賀室長。 1602 ◯古賀敬弘観光振興室長 そうですね。あくまで機能強化、ただの古いものを古いから新しく替えるではなくて、古いものを変える場合でも、新しく機能強化した状態のものに替えていただくということを条件にしてございます。 1603 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1604 ◯塩見牧子委員 例えば、屏風を購入したというような、分かりますか、屏風。 1605 ◯福中眞美委員長 古賀室長。 1606 ◯古賀敬弘観光振興室長 そうですね。屏風と言うか、襖、屏風のようなものですね、そういうものを従前と替えてつけていただいたということは事例で一つございます。 1607 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1608 ◯塩見牧子委員 屏風なんでしょうか、襖なんでしょうか、障子なんでしょうか。 1609 ◯福中眞美委員長 古賀室長。 1610 ◯古賀敬弘観光振興室長 屏風ではなくて襖でございます。 1611 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1612 ◯塩見牧子委員 そういうものも、従来と同じような襖だったらアウトなんですよね。何か、ちょっと和風を強調するようなデザインのものだったらOKということに、先ほどのご説明だったらなるかと思うんですけれども。さっきの財産の処分等の補助金交付規則の、同じことなんですけれども、こちらに関しても、勝手に処分しちゃいけないものになるかと思うんですけれども、交付する際にはそういったところも事前にきちんとご説明されておりましたでしょうか。 1613 ◯福中眞美委員長 古賀室長。 1614 ◯古賀敬弘観光振興室長 補助金の中では、それぞれ申請された方とお話しする際にそういったお話はさせていただいております。 1615 ◯福中眞美委員長 塩見委員。 1616 ◯塩見牧子委員 今回もいろんな補助金交付の事業があるんですけれども、先ほどのサテライトなんかにはきちんとそういう財産の処分のこととかが規定されているんですけれども、こちらの交付要綱にはそういうところが文言として書かれていなかったりとか、ちょっと同じ補助金の交付要綱に関しても基準がばらばらというところがありますので、一度そういうところも見直していただければと思います。以上です。 1617 ◯福中眞美委員長 それでは、ただ今の質疑に関連した質疑等ございますか。片山委員。 1618 ◯片山誠也委員 これはキャッシュレス決済というのは、補助金対象ではなかったんですかね。 1619 ◯福中眞美委員長 古賀室長。 1620 ◯古賀敬弘観光振興室長 今回、事業として具体的に挙げているメニューのところには入ってございませんけれども、具体的に今回、受入れ環境の充実を図るための事業として認められるものということで挙げております。今言ったところのキャッシュレス決済というのはそれに資するものだというふうに考えておりますので、具体的には申請というのは上がってこなかったんですけれども、もし上がっていれば対象であったというふうには考えております。 1621 ◯福中眞美委員長 片山委員。 1622 ◯片山誠也委員 申請なかったということは、今回のこの10件に関しては既にキャッシュレス決済導入されているのか、それとも補助が出るとは言え2分の1なので、費用的なとこで引っかかりがあったのか、この辺は把握されていますか。 1623 ◯福中眞美委員長 古賀室長。 1624 ◯古賀敬弘観光振興室長 補助が出るとは言え、2分の1というところ、それから先ほどもちょっとお話ありましたけれども、外国人向けのそういったことを整備していくという中で、なかなかこのコロナ禍の中で前向き投資というところに慎重だったところもあるのかなというふうに分析してございます。 1625 ◯福中眞美委員長 片山委員。 1626 ◯片山誠也委員 Wi-Fiですとかメニューの多言語化も大事だと思うんですけども、かなりこのインバウンドというところではキャッシュレス決済やってないんやったら入らへんとかいう、そういう外国人の方もいますので、またちょっと意識をしていただきたいなというところがあります。それでこれは令和2年度から毎年度10件に補助を出していくという話やったと思いますけども、今年度はコロナのもあって補助が止まっているというとこですけども、コロナ次第というところもあると思いますけど、また令和4年度以降にこの補助金を使っての補助というのはされていくということなんでしょうか。 1627 ◯福中眞美委員長 古賀室長。 1628 ◯古賀敬弘観光振興室長 その辺は今後の外国人の受入れ状況、国の動向であったりだとか、他国の状況も見ながらということにはなってくるかと思うんですけれども、検討はしていきたいというふうに考えております。 1629 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 1630 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における分科会委員による質疑等ございませんか。梶井副委員長。 1631 ◯梶井憲子副委員長 観光振興事業費の中の市内周遊促進事業なんですけど、節12の委託料です。この中の外国人観光客周遊滞在促進業務委託料、これは令和2年度の1年間のみの事業ということだったんですけども、この取組を簡単に説明していただいていいですか。 1632 ◯福中眞美委員長 古賀室長。 1633 ◯古賀敬弘観光振興室長 こちらの事業につきましては、外国人向けの観光周遊滞在を生駒市でしてもらうためのプログラムであったり、それをプロモーションするためのツール等を作らせていただいたりとか、また、それを作ったものに対して旅行会社さんにそれを評価してもらって、改善点を見つけてさらにそれを磨き上げていくだとか、そういったことを実施した事業でございました。 1634 ◯福中眞美委員長 梶井副委員長。 1635 ◯梶井憲子副委員長 今、実際、コロナの中で、その観光プログラムをつくっていただいたんですけども、2年度にできたんですけども、結局、外国人の観光客など受け入れられない状況の中で、これはどないしていくんですか、今後。 1636 ◯福中眞美委員長 古賀室長。 1637 ◯古賀敬弘観光振興室長 まず、実際問題として、観光プログラムをつくるときに、本質的にここに来てもらえるような、お客さんを呼べるようなものをつくっていくというところは、日本人が対象であろうが、外国人が対象であろうが共通している部分はございます。実際に、外国人向けのそういったプログラムというのもつくったんですけれども、それを一部流用しまして、日本国内向けのプログラムというのもつくらせていただいてございますし、実際はそれらを活用して観光協会の方でインターネット予約サイト等で販売を開始したり、そのような取組も始めてございます。なので、これは状況を見ながらということでございますけれども、外国人に向けた取組というのは、国もまた取り下げているわけではありませんし、県も取り下げているわけでありません。この準備はしっかり、2025年、万博もあることですから、それに向けて準備しつつ国内向けの誘客というものを当面はやっていく形になろうかと思いますけれども、そのように対応していきたいと考えております。 1638 ◯福中眞美委員長 梶井副委員長。 1639 ◯梶井憲子副委員長 そしたら、取りあえず今は外国人向けのプログラムを組んだけれども、少し内容を変えてなのかな、そのままなのか、国内の観光客に向けて変更、変更するのかな、そのプログラムで事業を進めていくということで間違いないですか。合ってますか。 1640 ◯福中眞美委員長 古賀室長。 1641 ◯古賀敬弘観光振興室長 そのとおりでございます。 1642 ◯福中眞美委員長 梶井副委員長。 1643 ◯梶井憲子副委員長 今後もこの外国人向けにもできるし、国内でも使えるというこのプログラム、この事業、観光プログラム、今後もずっと続けていかれる予定でしょうか。 1644 ◯福中眞美委員長 古賀室長。 1645 ◯古賀敬弘観光振興室長 今後も続けていく予定でございます。なかなか地域にお金が落ちにくい仕組みになって、観光地ではないのでそういったところで、体験とかにも金額がついてなかったり、そういったものが多いと思っています。なので、そういうものをきちんと金額、お金として地域に落ちるような形にしてやっていきたいと考えていますので、今後も継続して事業としては実施していきたいというふうに考えております。 1646 ◯福中眞美委員長 梶井副委員長。 1647 ◯梶井憲子副委員長 この事業を始めるとき、これ計画したのは令和元年度に計画して、令和2年度の取組で観光プログラムをつくられたと思うんですけど、そのときはまだインバウンド、かなり多くて、大阪もすごくたくさんのインバウンドバブルな状態のときやったんですけども、今後のこの生駒市の観光施策としては、外国人の方に目を向けるのか、それとも国内旅行の方に、日本人の方に目を向けるのか、どういう方向で進もうとしておられるんでしょうか。 1648 ◯福中眞美委員長 古賀室長。 1649 ◯古賀敬弘観光振興室長 そもそものところの話になってくるんですけれども、外国人、日本人、どちらかと言う前に、そもそもそういうのをプログラムとして売り込むという体制自体がなかったような状況でございました。なので、それをきちんとつくらせていただいて、それぞれターゲットごとにそういうものをつくり上げていって、個人、団体旅行会社、それぞれございますけれども、それぞれのターゲットに向けてふさわしいセールス活動というのをやっていきたいというふうに考えております。 1650 ◯福中眞美委員長 領家部長。 1651 ◯領家誠地域活力創生部長 すいません。ちょっと補足させていただきますと、前提として生駒の場合、主だった観光地は皆さんご存じのとおり生駒山上遊園地だったり、宝山寺だったりってあるんですけど、それ以外で言うと、寺社仏閣だったり集客施設があるわけではないので、基本的には着地型観光と言われるようなプログラムをどんどん発掘していくしかないんですね。それを企画した当初は、外国人向けに着地型観光を発掘するということで企画したんですけども、ご存じのような状態になったので、日本人向けの着地型観光としても使えるようにして、ちょうど今、最近、ホームページで生駒市観光協会って売り出したんですけど、今言ったように、着時型観光の企画自身にしっかりとお値段を使って、お金を落としてもらう仕組みというものをつくって、また旅行商品として売り出すというところをやっていっているので、今後も基本的には、やることは着地型観光の発掘をどうしていくのかということなので、それは継続して続けていきたいというふうに思ってます。あとはその着地型観光が外国人に向けて通用するかどうか、あるいは対応できるかどうかというところですので、その辺りは今後インバウンドが見込まれる、万博が来るということになれば、今積み上げてきた着地型観光の商品の中で、これは外国人対応できるよねみたいなものを外国人に見せていくという形で売り出していくと、こういうことになるかと思います。 1652 ◯福中眞美委員長 梶井副委員長。 1653 ◯梶井憲子副委員長 アフターコロナも、早くコロナ明けていただきたいんですけど、国内の方も海外の方もバランスよく受入れできるような体制で観光施策、進めていってほしいと思います。お願いします。 1654 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1655 ◯福中眞美委員長 他に当該費目における質疑等ございませんか。梶井副委員長。 1656 ◯梶井憲子副委員長 すいません。後1点だけ教えてください。去年、昨年度の決算のときも言わせていただいたんですけど、県の観光施策のビジターズビューローの件で附帯意見をつけさせていただいた負担金のことなんですけど、節18の奈良県ビジターズビューロー、負担金ではなく、今年度は会費となって、53万円の負担金やったのが3万円になっています。その代わりに、知れば知るほど奈良はおもしろい実行委員会負担金とあるんですけど、これについて少し説明していただいていいですか。 1657 ◯福中眞美委員長 古賀室長。 1658 ◯古賀敬弘観光振興室長 ビジターズビューローでこれまでやっていたような業務のところを切り出して、地域内のより多くの事業者に関わってもらって一体感を持って取り組んでいくということで県の方から説明があり、この知れば知るほど奈良はおもしろい実行委員会という形の組織で活動をしていくというようなことの説明を受けてございます。実際にこれでやっている事業としては、昨年度、これまでビジターズビューローがやっていた業務を一部引き継ぎながら、地域の人材の育成に当たる事業であったり、そのようなことをやったところでございます。 1659 ◯福中眞美委員長 梶井副委員長。 1660 ◯梶井憲子副委員長 これまたビジターズビューローの負担金がなくなった後に、これ何やろうと思って私また検索かけたんですけど、知れば知るほど奈良はおもしろい実行委員会を検索すると、県のプロモーション課にはつながって、そこから先、詳細こちらを押すともうリンク切れになって何も出てこないんですね。何も出てこないので、これは何をしているのかすら分からなかった状態なんです。去年、お願いしたのは、やっぱり負担金というのは払っている限り払っておしまいじゃなくて、それがどのように使われたかという確認はしていただきたいということでお願いしていました。実際ですね、ビジターズビューローが県のこういう案内のパンフレットみたいな冊子を作られてたのに代わって、知れば知るほど奈良はおもしろいって、これも頂いたんですけど、これを見ますと、全部で35ページまである奈良県の紹介している冊子なんですけども、生駒の紹介が往馬大社、往馬大社が3センチ掛ける10センチぐらいの中に1カ所載っているのみで、あと何も載ってないんです。悲しいかな、県の各伝統行事、催事とかを網羅しているページが4ページにわたってあるんですけど、ここに生駒のことは何一つ載ってないんです。やっぱり、金額にしたら、市のお金にしたら、これくらいという感覚なのかもしれないんですけど、やっぱり市民からお預かりしている税金を少しでも使って作るものですから、きちんと県の方にもPRを進めてほしいと思います。そして負担金の使われ方というのはきちんと確認をお願いしたいと思います。以上です。 1661 ◯福中眞美委員長 ただ今の質疑に関連した質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1662 ◯福中眞美委員長 他に、当該費目における質疑等はございませんか。  では、次に決算書の97ページ、目4、高山竹林園費について質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1663 ◯福中眞美委員長 では、最後に決算書133ページ、款9、災害復旧費、項2、農林業施設災害復旧費、目1、耕地災害復旧費について質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1664 ◯福中眞美委員長 他に質疑等ないようでございます。  それでは、地域活力創生部の所管に係る各決算関係書類を含めた総括的な質疑を行います。  質疑等ございませんか。神山委員。 1665 ◯神山聡委員 令和2年度はこれまで経験したことのないウイルスとの戦いで大変だったと思います。その経験から得られたこととして、この令和2年度、特にコロナウイルスの感染拡大の影響で様々なイベントや取組を実施することができず、今年度もイベントや取組の中止が相次ぐ。ただ、その中で環境フェスティバルは開催してたりして、状況を見ながら実施できたこともあったと思います。本市の予算の執行が市民サービスに直結しているということを考えて、感染拡大の防止策は万全を期して行いながら、できる事業は進めていく必要があると思うんですね。令和2年度の経験から、コロナ禍でも工夫して実施できる事業、実施できるイベントなどというのは精査はしているんでしょうか。
    1666 ◯福中眞美委員長 領家部長。 1667 ◯領家誠地域活力創生部長 今、議員からご指摘ありましたように、特に令和2年度はまだちょっと感染対策、定まらないとこもありましたので、結構一律中止みたいなのが多かったんですけど、今年度に入って、2年度の経験とか感染対策の基準みたいなものがある程度見えてきたところもありましたので、現状としては、感染動向を見ながらですけども、その時点で求められる感染症対策について危機管理の担当とも相談しながら、実施の可否については判断をしているところです。大きな判断のメルクマールみたいなものを言いますと、基本的にはソーシャルディスタンスとか換気の実施とか、検温とか手指消毒とかの感染対策がまずできるという前提があって、特定のもので少人数のイベント、これは開催をしています。それから、大規模なもの、さっきの環境フェスティバルみたいなのもそうなんですが、講演会もそうですけど、飲食を主として、飲食がないと成立しないようなイベントでないという場合も実施をしています。それから、オンラインで開催ができるもの、これも代替手段として可能だということで、こういったものについてはできるだけ実施する方向で現在も運用してます。ただ、去年も今年もそうなんですけど、どんどこまつりだったりとか、SUN FESTAというのは、結構不特定多数の参加者が見込まれるということと、飲食がある程度これまで主体になっていたという部分があります。それから、あと入札をしたりとか、イベントの準備ですね、そういうようなものに結構日数がかかるので、かなり前乗りにやるかやらないか判断しないといけないという性格のイベントがありまして、これについては、やっぱり何カ月先もの感染動向がなかなか見えなくて、とりわけ今年も去年とよく似た状態なんですけど、4月、5月それから夏場で、4次、5次の感染拡大があったので、この状況下の中でちょっとこうしたような条件のイベントについてはちょっと難しいなということで引き続き延期をしているところです。ただ、先ほど言いましたような特定少数のイベントとか、大規模でも飲食を伴わないようにするとか、あるいはオンラインを併用するとか、こういうことで実施できるものも結構増えてきていると思いますので、そういった、なるだけ感染対策をやりながら工夫して、事業実施については可能性を追求してやっていきたいというふうに思っております。 1668 ◯福中眞美委員長 神山委員。 1669 ◯神山聡委員 全体の事業をみて、いろいろ精査も今進めていただいているということですね。デルタ株、現在、この先第6波という可能性もあると思うので、その行動を緩めていいのかというのは慎重にならざるを得ないんですけれども、その一方で国の行動制限の緩和というような動きもあるので、自治体としてそこに合わせた動きができるように、ワクチン接種が終わった人に向けて動きが何らかできるようにというのは考えていかないといけないと思いますので、その辺り感染拡大は、防止策は徹底した上で進めていただけるようにお願いします。 1670 ◯福中眞美委員長 他に総括的な質疑等はございませんか。              (「なし」との声あり) 1671 ◯福中眞美委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて分科会委員による質疑を終結いたします。  次に、一括して分科会外委員による質疑に入ります。質疑等ございませんか。中浦委員。 1672 ◯中浦新悟委員 1点だけ、ごめんなさい、ちょっと僕、あんまり理解してなかったので、akippaの話、教えてください。一般質問でもあって引き続いてのところなので、ちょっと金額的なところとか根拠のところとかが何かいま一つ分からないので、今現状、先ほど33万6,000円の収益があると。結局今どんな契約が結ばれているんですか。単価で言うと。 1673 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1674 ◯奥田茂商工観光課長 今現在は、4月1日から9月30日までの使用貸借契約で、月額2万8,000円の契約を現在は結んでおります。 1675 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 1676 ◯中浦新悟委員 聞き方が悪かったね。現状、令和2年度は、同じですか。 1677 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1678 ◯奥田茂商工観光課長 半年に1回の更新で、そのような感じで2万8,000円とか2万9,000円、半年単位で前回の稼働率を基に計算した数字で、6カ月単位で契約させていただいております。 1679 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 1680 ◯中浦新悟委員 令和2年度は、だから2万8,000円やねんね、33万6,000円を単純に2万8,000円でだったら今7台あるいうことですよね。よく分からないのは、これ30年から始まっているんですよね。30年、31年、元年、2年、この3カ年の収益の推移というのを教えてもらっていいですか。 1681 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1682 ◯奥田茂商工観光課長 生駒市の方は平成30年が15万1,380円、令和元年が28万3,000円、令和2年が33万6,000円となっております。 1683 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 1684 ◯中浦新悟委員 平成30年11月から始まって、そのときは単価7,000円で契約をしたと。何かそんな話、言うてませんでしたか。 1685 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1686 ◯奥田茂商工観光課長 平成30年11月9日から、3カ月間様子を見るために近隣の駐車場の価格を調べました、月ぎめ駐車場の。5,500円ぐらいから上は1万円まであったんですけども、平均すれば7,000円ということで、7,000円で7台分あるんですけれども、いきなり7台分というのは土日も挟みますので、満車は難しいであろうということで、5台の稼働を想定いたしまして、5台分の3万5,000円で契約を3カ月間いたしました。 1687 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 1688 ◯中浦新悟委員 取りあえず、じゃあ、金額の市の考えている根拠的なことは分かりました。じゃあ、その上で、当然これ起案とかそういったものは回っているんですよね。誰までの決裁になるんですか。 1689 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1690 ◯奥田茂商工観光課長 月ぎめ契約につきましては、課長決裁でございます。 1691 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 1692 ◯中浦新悟委員 月ぎめ契約だから課長決裁、どういうことか。ごめんなさい、この契約は月の契約だからということか。じゃあ、1年間通してakippaさんと契約しているんじゃないのか。 1693 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1694 ◯奥田茂商工観光課長 今言いました3カ月間の契約になりますので、3万5,000円掛ける3カ月の10万5,000円で取りあえず契約させていただいております。 1695 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 1696 ◯中浦新悟委員 これ、令和2年に至っても、3カ月ごとに決裁しているということか、課長が。 1697 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1698 ◯奥田茂商工観光課長 6カ月、額が前回の稼働率を参考にいたしておりますので、長期になってしまいますと、また例えばコロナの影響で今ちょっと下がってきてるんですけども、そういうようなことも反映する必要がありますので、6カ月にいったん見直すという形になっております。 1699 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 1700 ◯中浦新悟委員 半年に1回見直すのはいいねんけど、これは課長決裁でやっているということですね。そこでやっぱり確認したいのが、これが法的に合法なのか、違法的な状態になっているのかという確認なんだけど、別にその金額の単価が今適正かどうかなんて僕も分からないんです。確認したいのが、課長決裁なんだから、課長はこういう地方自治法、条例の存在は知っておられたんですよね。 1701 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1702 ◯奥田茂商工観光課長 当然知っておりまして、市でいろいろ検討いたしまして、当時もいろんな職員が相談をさせていただいた上でやっております。 1703 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 1704 ◯中浦新悟委員 誰に相談されたんですか。 1705 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1706 ◯奥田茂商工観光課長 そこはちょっとあんまり記憶に残ってないんですけども。 1707 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 1708 ◯中浦新悟委員 先ほど、例えば3カ月間試しにやってみましょう。7台分やったら多いから5台分で換算しましょうとか、結構流動的な金額の決め方で、何か明確な根拠があるとか、言うたら、大体一般的にやっぱり契約するといったら、今回入りの話でもあるけども、相見積であったりとか、様々市の随契、入札に係るルールがあって、それに伴ってやっぱ動いているものとは思うんですけども、今回、何か初めてということなのか、担保、根拠となるような、金額の担保、根拠となるようなものはないということですか。近隣が5,000円から1万円の間の7,000円とりました。何となく7台あるけど5台にしました。3カ月を基準にもの考えて、その後それを基準にやってみましたという、その担当課とakippaさんの考えだけで金額が決められていっているということなんですかね。その辺りがすごく曖昧で課長が最終決定権者なんだったら、課長がその法を知って、ルールを知った上で物事を最低基準はここにあるというのを導き出して進められたというわけではなく、ほんで誰かに相談した。弁護士というわけではないんですね。法制の者ということでもなく、例えば財政課長、部長、自分よりその数字に、法に明るい方に相談されたんですよね。 1709 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1710 ◯奥田茂商工観光課長 相談いたしまして、適正な価格というので、その判断はそれは是非分かれると思いますけれども、当時は適正な価格といたしまして、近隣の状況で判断したらいいと考えておりました。元々、月ぎめ駐車場にするためにあそこを使ったわけではなくて、実証実験といたしまして、シェアリング・エコノミーを本市に導入したらどういうような効果があるかというということを実証するためにやったものでございます。それで単純に相見積取って貸したらええやんという話ではないので、その辺はご理解いただきたいと思います。 1711 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 1712 ◯中浦新悟委員 別にどういう目的であったならばここの貸す土地の価格が適正なのか、適正じゃないのかというのは、目的が違えばいいのかどうなのかというのは別の話だと思うので、結局akippaさんと契約をするということ、そこで何らかの収益が上がるということ、だから当然市としては何らかの根拠、担保を持って、さっき言った地方自治法やったら地方自治法にそぐった金額を最低金額として貸しているんですよ、又はそれを下回る金額なんだったら別の根拠を持ってやっているんですよというのが、担当、最終決定権者であるのは今回、奥田課長なので、課長が理解して物事を進められていたという認識だったらいいんですけど、何かそこが先ほどすごく曖昧だったので、今も正直曖昧なんですけどね。誰に話を聞いたでも、相談したのでなく、だからちょっと今一つ分からないので、結局最終的には今月々4,000円で1台貸していてということなんですよね、単価としてね。違うんですか。 1713 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1714 ◯奥田茂商工観光課長 計算上はそういうことになりますね。 1715 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 1716 ◯中浦新悟委員 これからもその形態で貸し続けていくということなんですよね。 1717 ◯福中眞美委員長 領家地域活力創生部長。 1718 ◯領家誠地域活力創生部長 先ほど塩見委員とのやり取りも少しありましたけども、結論から言うと、ちょっとやっぱり市長も申していましたけども、ちょっと今回のこのakippaの契約の締結の方法について、少しやっぱり検証が要るのかなというふうには思います。当初の恐らく状況からしますと、奥田課長が単独で決めたということは多分なくて、市の普通財産を貸し付けるに当たって相手側の条件がこうだけども、どういう形で折り合いをつけるかということでいろんなところには聞いて回ったと思います。その前提なんですけど、恐らくこの土地はいわゆる未利用地の普通財産ということになるので、放置しておくと収益を生まない土地として当時は存在していたというふうに思うんですね。その中でこのakippaとの実証実験をやるということになって、幾らかでも遊休地に関して収益を上げることができるということで、言うと、普通財産の貸付けでいくと、この土地を駐車場としてakippaが運営するので貸してくださいということであれば、当然、入札をしたりとか、先ほど言ったような路線価から引き出すような普通財産のいわゆる一般貸付けのルールのもとにやるのは、これはもう絶対前提だというふうに思うんですけども、恐らくこの意思決定したときについては、このシェアリング・エコノミーを文字どおり実証するという意味でやったということと、その中で出来高払いという形、akippaが一般の人に貸しているルール、60%、40%でそれぞれ収益するというのが、ちょっと契約上、今までやったことのない契約なのでなじまないというようなことも、ないという中で、実質の収益還元による土地代を算定して、その価格で貸すと。なおかつ、これ、1カ月前に市側が通知すれば、いつでも解約できるような仕組みになっているんです。これはあくまで暫定利用なので、永久工作物を建てて駐車場として運営するというようなことも当然、元々想定してないような運営の仕方をしているので、そういう意味で言うと、必ずしも相手側の利益のために普通財産を貸しているというよりは、お互いに利益を折半するという意味で、遊休地の活用の一形態としてやったというふうに読めるんですけども、じゃあ、先ほどのやり取りの中であったように、自治法のどれで読むんだというような整理がなされているかどうかというのがちょっと私の手元の資料では全くありませんので、先ほどちょっと抗弁するには至らなかったんですけど、そういった種々事情も踏まえて、例えば自治法上、市長が公益性があるということに関して言うと、そのまま遊休地として放置しても、しばらく収益が見込めないという前提の中で、akippaに貸して幾らかでも現金化して収益をしたということを考えれば、市の財政に対する収益がもたらしたということは言えるわけです。ただ、そこに至るまでにそういう検討をされたかどうかというのはちょっと分からないので、すいません。その辺りは、私の方から今現時点で引き取って答弁させていただくとすれば、少しやっぱり改めて検証して、正しい契約形態の方向であったりとかに持っていくべきなのかなというふうには思っております。少なくとも、自治法に書いている貸付けの条件のどれかで読めない貸付けというのはおかしいというふうに思うので、これが適法だということであれば、どれかに該当しているということを整理させてもらって説明をさせていただくということになると思います。ただ、今ちょっとそこまでの資料も、材料も持ち合わせておりませんので、私の方からは検証させていただくということでご理解いただければというふうに思います。 1719 ◯福中眞美委員長 中浦委員。 1720 ◯中浦新悟委員 是非お願いします。正直、だから金額が正しいか、正しくないのか今この場でどうこう言えなくて、去年度ずっと言ってきたことだけども、契約における手続き論で、これもそうですよね。見えないんです。やっぱりひもといていって分かるようになってないといけないし、ほんで、今回これ市長も含めて、市として、様々政策的な思いがあって動かしている。でも、これ課長決裁ですという。じゃあ、何か課長のお気持ち一つとは言わないですけど、相談されたというけども、相談されたんやったら、された合議の判でもあるのか、ないのか、そういったことがきちっと分かるようになってないといけないのかなと思うので、今改めても確認させてもらっているし、今、部長が調査しますということですので調査をしていただきたいんです。正直、そこに僕も疑問が持つところなので、ちょっと改めて、記憶必死に思い出して、当時の流れ、明らかにしてくれたらなと思うんです。よろしくお願いします。以上です。 1721 ◯福中眞美委員長 今の質疑に関連した質疑等ございますか。              (「なし」との声あり) 1722 ◯福中眞美委員長 では、全体で質疑等はございますか。改正委員。 1723 ◯改正大祐委員 すいません、項の商工費に係ると思うんですけども、ちょっとSNSの発信についてなんですけども、たけまるのインスタグラム、あると思うんですが、令和2年度、何か動かした実績はありますでしょうか。 1724 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1725 ◯奥田茂商工観光課長 令和2年度はやっておりません。 1726 ◯福中眞美委員長 改正委員。 1727 ◯改正大祐委員 ちなみに、前回アップされたのって覚えておられますか。 1728 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1729 ◯奥田茂商工観光課長 ちょっと今記憶に残っておりません。 1730 ◯福中眞美委員長 改正委員。 1731 ◯改正大祐委員 2019年の1月なんですね。これを見て、令和2年度の予算で止まっているSNSほど恥ずかしいものはないというようなちょっと苦言を呈させていただいたんですけども、結局動いてないので、どうにかしないといけないと思っているんですが、動かせとも言いません。整理してほしいんですよね。それは是非お願いしたいんですけども、いかがでしょうか。 1732 ◯福中眞美委員長 奥田課長。 1733 ◯奥田茂商工観光課長 整理と言うか、今後また検討したいと思います。 1734 ◯福中眞美委員長 改正委員。 1735 ◯改正大祐委員 たけまるくんって、これ30周年のとき誕生したので、50年、50周年目の前に、何か寂しい感じもするんですけども、しっかりそこはやっていただきたいと思います。以上です。 1736 ◯福中眞美委員長 他に分科会外委員による質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1737 ◯福中眞美委員長 他に質疑等ないようでございますので、以上で議案第59号の地域活力創生部所管分に係る質疑を終結いたします。  以上で、経済建設分科会の所管に係る決算議案等に対する質疑を終結いたします。  次の委員会は明日22日午前10時から再開いたします。  本日はこれにて散会いたします。              午後8時21分 散会              ~~~~~~~~~~~~~~~ ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. 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