生駒市議会 2020-12-10
令和2年第10回定例会 厚生消防委員会 本文 開催日:2020年12月10日
▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午後4時0分 開会
◯山田耕三委員長 ただ今から、厚生消防委員会を開催いたします。
本日の会議につきましては、次第に基づき審査及び調査を行いますが、過日の議会運営委員会で決定され、全員協議会で周知されました運営方法を踏まえ、各議員のレターケースに配布されました
常任委員会運営フローに基づき運営いたしますので、ご承知おき願います。
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午後4時0分 開議
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◯山田耕三委員長 1、審査事項、(1)議案第95号、生駒市
老人デイサービスセンターの指定管理者の指定についてを議題といたします。
なお、議案の内容については、過日の議案説明会における所管部長からの説明及び議案説明書の配布並びに本会議において市長からも説明を受けたとおりでありますので、直ちに質疑に入ります。
本案について、委員よる質疑に入ります。
質疑等ございませんか。竹内委員。
3 ◯竹内ひろみ委員 95号についてですね。
4
◯山田耕三委員長 はい、95号です。
5 ◯竹内ひろみ委員 この説明書の評価項目と言うか、評価が出ているんですけれども、この中で点数をずっと見てみますと、比較的高い点数がついているのが、これまでの事業実績についてというところなんですが、特徴的な事業実績というのは何か紹介していただけますでしょうか。
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◯山田耕三委員長 武元高齢施策課長。
7 ◯武元一真高齢施策課長 この施設は
デイサービスセンターでございますので、市中にあります一般の
デイサービスセンターと機能としては変わりません。ただ、なかなか手がかかると言うたら失礼なんですけれども、そういった重い方と言いますか、そういった方を丁寧に見ていくようにということを心がけて社会福祉協議会、やっておられますので、その点は評価、非常にさせていただけると考えております。
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◯山田耕三委員長 竹内委員。
9 ◯竹内ひろみ委員 重い方の世話を十分されているということで大変ご苦労様だと思います。人員の不足というのが全体的に言われておりますけれども、そういった点はどんな状況でしょうか。
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◯山田耕三委員長 武元課長。
11 ◯武元一真高齢施策課長 ご指摘のとおりでございまして、決して人員が潤沢で十分いるというようなことではございませんが、何とかそういった中でもやりくりをしてやっておられるということでございます。今のところ、利用者が多過ぎて追いつかないというところまではひっ迫しているという状況ではないとは聞いております。
12
◯山田耕三委員長 竹内委員。
13 ◯竹内ひろみ委員 これ、施設全般的に言えることだと思うんですが、今のコロナの状況の中で何か影響とかは出ておりますでしょうか。
14
◯山田耕三委員長 武元課長。
15 ◯武元一真高齢施策課長 やはりお話をお伺いしておりますと、コロナが今はちょっと多い状態です。多い状態になってきましたら、少しデイ、控えられる方が出てこられて、ホームヘルパーの方に移行されたりだとかいった方向にはあるということは聞いております。
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◯山田耕三委員長 竹内委員。
17 ◯竹内ひろみ委員 本当に大変だと思いますけれども、しっかりと維持していっていただけたらと思います。以上です。
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◯山田耕三委員長 他に質疑等ございませんか。伊木委員。
19 ◯伊木まり子委員 ちょっと確認ですけど、この幸楽さんは
パワーアップPLUS教室をされているということで、市のリハビリと言うか、運動機能の低下されているような方を支えるような事業をされている。他では
パワーアップPLUS等はなかったでしたかしら。他の事業所ではないということでよかったですか。
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◯山田耕三委員長 後藤地域包括ケア推進課長。
21
◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 今市内で1カ所やっていただいているのは幸楽で、社会福祉協議会がやっているとこだけになります。
22
◯山田耕三委員長 伊木委員。
23 ◯伊木まり子委員 非常に生駒市の取組として、これは全国的にも評価されていますけども、利用の人数とかは最近減っているとか、増えているとか、事業評価のとこら辺に関わる事項ですけども、その辺はどのような状況でしょうか。
24
◯山田耕三委員長 後藤課長。
25
◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 この
パワーアップPLUSに通われる方というのは
地域包括支援センターが、その対象になる方をピックアップしてきて地域ケア会議にかけるという形なんですけど、直接コロナやからとか、最近の人数が減っているとかというような影響というのはほぼございません。
26
◯山田耕三委員長 伊木委員。
27 ◯伊木まり子委員 あと、この
プロポーザル審査委員会の審査委員さんですけども、学識とか何か専門的な方、市職員とか以外の方で入っておられるんですか。
28
◯山田耕三委員長 武元課長。
29 ◯武元一真高齢施策課長 入っておられます。
30
◯山田耕三委員長 伊木委員。
31 ◯伊木まり子委員 この審査会、何人で構成されていますか。
32
◯山田耕三委員長 武元課長。
33 ◯武元一真高齢施策課長 5名でございます。
34
◯山田耕三委員長 伊木委員。
35 ◯伊木まり子委員 5名の方のうち、お一人がご専門、学識の方というふうに理解してよろしいんですか。
36
◯山田耕三委員長 武元課長。
37 ◯武元一真高齢施策課長 大学の教授の方が1名です。その他は中小企業診断士の方でありますとか、あと医師会の方からも出てきていただいております。その他、民生・児童委員連合会の方からも出てきていただいております。後1名が職員でございます。
38
◯山田耕三委員長 他に質疑等ございませんか。神山委員。
39 ◯神山聡委員 評価の方で、4の指定管理料、10点中2点という、その2点という点数は、どういう評価基準で2点という点数になるんですか。
40
◯山田耕三委員長 後藤課長。
41
◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 指定管理料につきましても、プロポーザルのときに点数表ございまして、予定価格の98%以上ということで、一番低い価格、92%未満というのが10点で、そこから2%ごと点数を設けまして、実際、2点ということは98%以上の価格を提示されたということでございます。
42
◯山田耕三委員長 神山委員。
43 ◯神山聡委員 もう少し安ければいいということやと思うんですけど、現指定管理者であって、また1社で応募というところで、何らか改善をお願いできなかったのかなと思うんですけど、そういったことはやっぱりできないものなんですかね。
44
◯山田耕三委員長 後藤課長。
45
◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 当然プロポーザルにつきましても、落とさはった後に値引きと言うか、交渉というのは当然あるわけなんですけども、見積りも当然出してもうてるんですけど、人件費がほとんどその大部分を占めているということで、この価格になってしまっているというのが現状やと認識しております。
46
◯山田耕三委員長 神山委員。
47 ◯神山聡委員 そうだとしたら、市の方の評価としての基準がちょっと厳しいのかなというふうにも思えるので、2点というその低い数字になっているのがベストなのか、すごい高いことなのか、その辺がちょっとよく分からないんですけどね。
48
◯山田耕三委員長 近藤福祉健康部長。
49
◯近藤桂子福祉健康部長 当然今の現状、結果的に現在の指定管理者が次も続けてということではございますけども、指定制で応募したわけではなく、複数、手を挙げていただける事業者さんということも想定した上での基準値でございましたので、今回、低い点数ではありますけども、それ以外、ここの社会福祉協議会さんの方で評価できるところは評価して、こちらの方で選定をさせていただいたということになっておりますので、ご理解いただきますようにお願いいたします。
50
◯山田耕三委員長 よろしいですか。他に質疑等ございませんか。伊木委員。
51 ◯伊木まり子委員 先ほど申しました
パワーアップPLUS教室というようなところ、他の事業所さんで受けていただけるようなところというのは、生駒市内にないんですか。ずっとこちらの幸楽さんが熱心にやられているのは分かっているんですけれども、市内の状況としてどうかというのを教えてください。
52
◯山田耕三委員長 後藤課長。
53
◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 これ、かなり以前から
パワーアップPLUS教室、本市の目玉事業としてやっているわけなんですけど、当初から社会福祉協議会がずっとやっておられて、その当時、リハビリを機械を入れてやる事業所というのがなかなかなかった。今回改めてプロポーザルにさせていただいたというのは、そういう事業所がやっぱり市内でもポツポツ出てきているということで、あえてプロポーザルの方でさせていただいたという経緯がございます。実際には、市内でデイも含めて老健施設でもこういう機械を入れてやってはるとこがございますので。
54
◯山田耕三委員長 よろしいですか。他に質疑等ございませんか。
(「なし」との声あり)
55
◯山田耕三委員長 ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。
次に、委員外議員による質疑に入ります。
質疑等ございませんか。
(「なし」との声あり)
56
◯山田耕三委員長 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結し、本案を採決いたします。
お諮りいたします。
議案第95号は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
57
◯山田耕三委員長 ご異議なしと認めます。
よって、委員会といたしましては、議案第95号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
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58
◯山田耕三委員長 (2)議案第96号、生駒市
老人デイサービスセンターの指定管理者の指定についてを議題といたします。
なお、本案についても先ほどと同様に、直ちに質疑に入ります。
本案について、委員よる質疑に入ります。
質疑等ございませんか。竹内委員。
59 ◯竹内ひろみ委員 先ほどと同じような質問なんですが、この寿楽の評価を見ますと、先ほどの幸楽さんと比べて非常に点数が高いんですね。88点、100点満天の88点とか、特にサービス、業務水準の向上についてとか、サービス提供に当たっての基本的な考え方といったようなところが高く、組織人員体制についてというとこら辺も高いんですね。ここは宝山寺さん、民間なんですが、先ほどの社会福祉協議会と比べるとこのようにいい評価が出ているということを、どのように市としては見ておられますか。
60
◯山田耕三委員長 武元課長。
61 ◯武元一真高齢施策課長 私、ちょっと専門ではないんですけれども、介護事業のことにつきまして、非常に先進的な取組をされている部分というプレゼンがたくさんございました。それと、人員に関しましてなんですけれども、やはり他の法人さんもお持ちということで、そういった人の融通と申しますか、人振りと言いますか、そういった面で有利にしていただいておると。たくさんの利用者を常に抱えておられると、そういったところが評価されたのではないかなと思っております。
62
◯山田耕三委員長 よろしいですか。他に質疑等ございませんか。
(「なし」との声あり)
63
◯山田耕三委員長 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。
次に、委員外議員よる質疑に入ります。
質疑等ございませんか。他に質疑ありませんね。
(「なし」との声あり)
64
◯山田耕三委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結し、本案を採決いたします。
お諮りいたします。
議案第96号は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
65
◯山田耕三委員長 ご異議なしと認めます。
よって、委員会といたしましては、議案第96号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
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66
◯山田耕三委員長 (3)議案第97号、
RAKU-RAKUはうすの指定管理者の指定についてを議題といたします。
なお、本案についても先ほど同様に直ちに質疑に入ります。
本案について、委員による質疑に入ります。
質疑等ございませんか。竹内委員。
67 ◯竹内ひろみ委員
RAKU-RAKUはうすなんですけれども、最初の項目で役割や特性等に合致した基本方針とか、市民の平等な利用の確保といったところが10点満点ついているんですけれども、これはどういった評価になるんでしょうか。
68
◯山田耕三委員長 武元課長。
69 ◯武元一真高齢施策課長 正にこのとおりかなと思うんですが、新しい事業者さんにはなっておるものの、実態が近鉄グループ内での再編に伴います事業者様ということでして、今現在運営されているような内容をそのまま運営できるというようなことが評価されております。それと、こういった特性等も十分にやはり理解をされておりましたので、そういった点が評価されたものと思っております。
70
◯山田耕三委員長 竹内委員。
71 ◯竹内ひろみ委員
RAKU-RAKUはうす、有料になってからちょっと利用者が減ったというような状況もあったと思うんですけれども、今こういった利用の促進、利用者サービスの向上という点では、これも77点で割と高い点なんですけど、どういった工夫をされて、現状は利用状況はどんなふうでしょうか。
72
◯山田耕三委員長 武元課長。
73 ◯武元一真高齢施策課長 現状、今年度につきましては、少しやはりコロナの影響がございますので、大変厳しいものがあります。ただ、令和元年度におきましては、エクササイズ系、体操系の講座、たくさんやっておられまして、一定減少傾向に歯止めがかかったような状態でございますので、このままこういった事業を続けていっていただきたいというふうに期待をしております。
74
◯山田耕三委員長 よろしいですか。他に質疑等ございませんか。
(「なし」との声あり)
75
◯山田耕三委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。
次に、委員外議員による質疑に入ります。
質疑等ございませんか。塩見議員。
76 ◯塩見牧子議員 今、近鉄ビルサービス、これが今度、子会社化してミディになったということなんですけれども、このミディになったのはいつなんですか。
77
◯山田耕三委員長 武元課長。
78 ◯武元一真高齢施策課長 ミディという会社自体はずっと存在しておる会社でございまして、主に近鉄百貨店の中の運営をされているというふうに聞いております。
79
◯山田耕三委員長 塩見議員。
80 ◯塩見牧子議員 ずっとあって、今の指定管理期間中に、それは近鉄ビルサービスのままで、今度これが可決したら、次からはミディがなるということで、今はまだビルサービスはビルサービスとして機能しているわけですね。
81
◯山田耕三委員長 武元課長。
82 ◯武元一真高齢施策課長 そのとおりでございます。プレスリリースでも発表されておるんですが、令和3年1月1日に近鉄ビルサービスを親会社としてミディ総合管理を統合予定ということでございます。
83
◯山田耕三委員長 よろしいですか。他に質疑等ございませんか。中浦議員。
84 ◯中浦新悟議員
RAKU-RAKUはうす、聞きたいんですけども、ファシリティの方針と今回の指定管理の契約、何か考慮して進められたということがありますか。
85
◯山田耕三委員長 武元課長。
86 ◯武元一真高齢施策課長 考慮して進めております。ファシリティの結果によって5年となっておりますが、途中で契約が終了する可能性があるという条件を付してプロポーザル、やっております。
87
◯山田耕三委員長 中浦議員。
88 ◯中浦新悟議員 だったらいいんですけどね、令和3年度廃止予定ですよね。それをするかしないか、これからなのか、今検討中なのか分かんないですけども。一応令和3年度から契約5年間始まって、一応ファシリティの方針の中では令和3年度に終わると。用途変更という部分、書き方もしてますけどね。契約がどうなのか。じゃあ、5年契約ってどうなのという気もしたんですけどね。例えば、次の金鵄の杜なんかは期間、短いですよね。そんなこともあって話、進めてたのに何でなのかなという疑問と、今後の用途変更、そのファシリティの部分、どういうふうに今話は進んでますか。
89
◯山田耕三委員長 武元課長。
90 ◯武元一真高齢施策課長 まず、5年のお話でございますが、今のところ、この施設につきまして、どんな状況の用途に変更するか、まだ白紙の状態でございます。もしかしたら、あくまでも計画でございますし、用途によってはそのまま継続して運営していただけるかもしれません。ということも勘案しまして、5年ということでさせていただいております。それと、先ほどと重なるんですけれども、今後の用途につきましては、ちょっとまだ今のところ白紙の状況でございまして、生駒市公共施設マネジメント推進会議の中で検討を行っていくということでございます。
91
◯山田耕三委員長 中浦議員。
92 ◯中浦新悟議員 廃止とうたったのが3カ月ほど前で、一応ファシリティって、これ、いつやったっけ、9月。何月やったかな、ファシリティやりましたよね。つい9月か6月やったような気がするんですけど、今12月で大きく進んでないというのは理解はするものの、でも3年度の話で、いや、やめるかもしれません、どうのこうのって何かすごいふわふわしたと言うか、曖昧なことでファシリティ、これ、進められとったんだなと思うと大変不安にも思うんですけども、そんな状態でやるかもしれんから5年契約しておきましょう。ひょっとしたらやめるかもしれんから途中解約もあり得るよみたいなこと書いときゃいいやろうみたいな、何か市としてすごく方針、何にも詰まってないんじゃないですか。この指定管理期間が切れるいうのはもう分かっていたんですよね。ちょうどこの期こそが検討しとかないといけない、答え出しとかないといけない年やったと思いますよ。3年度以降、例えば1年残しましょうか、2年残してどうしましょうか。すごく段取り悪いですよね。そんなことって分かっていたことなんだから、もっと早くやっとかないと。何か今の僕、今、質問せえへんかったら、今までこれからも何も変わりませんねんって、さも同じような運用していきますねん、業者は変わりましたけどねって、それだけの話にしかなってなかったんですよね。もっとこれ詰めとかなあかんと思いませんか。どう思いますか。
93
◯山田耕三委員長 近藤部長。
94
◯近藤桂子福祉健康部長 先ほど金鵄の杜のお話も出ましたが、
RAKU-RAKUはうすと大きな違いにつきましては、
RAKU-RAKUはうすは建物自体がもう使用ができないというものではなく、建物をどのように運営していくかというような観点がございましたので、今現在、利用の状況についても、率も上げる、利用していただける方も増やしていくというような中で、来年1年間、もう廃止が決まっているから、もうやめます、縮小傾向でいきますという方針も考えられないこともないかと思いましたが、今、市の方針としては、今現在の
RAKU-RAKUはうすの運営ということを前向きに考えているところでございましたので、その用途変更につきましても、どのようになっていくのか、曖昧といえば曖昧かもしれませんが、今の現状を検討した結果として、やはり高齢者の集う場所としてあそこの場所が適任だということになれば、引き続き今の機能を継続する可能性もゼロではないということもありましたので、5年間、しかもそういうような条件でも飲んで受けていただける方、一緒に用途に関しても検討していただけるところという形で、今回そういうお声と言いますか、ご意見いただきましたので、安心してこちらの方にお願いすることに決めさせていただきました。
95
◯山田耕三委員長 中浦議員。
96 ◯中浦新悟議員 廃止しろ言うてるわけではなくて、廃止の方針でもっと詰めた内容を持ってこないといけないんじゃないのかなという話です。この9月から12月の3カ月間でものを決めているのと違いますよね。もっと長い期間があって、ファシリティももっと長い期間をかけて検討していて、指定管理がいつ切れるのかなんてことも何年も前から分かっていて、今、次の契約に当たって次の5年間、次の10年間か分からないですけども、どうしていきましょうかという話で、ものは持ってこないといけないと思いますよ。急にファシリティやり出したん違いますよね、こんなのも。全部分かっていた話じゃないですか。何かこれ方針出して、僕らの手元に来て決定したのは9月ですよ。でも、市内部の中ではもっと前から廃止の方針というのか、3年度には廃止の方針というのは当然打ち出されているだろうし、だからもっと早め早めに手打っていかないといけないんじゃないですかという話です。今回たまたまそういった業者だったからよかったねと言うて、話、持ってきてはりますけども、いや、僕からしてみたらすごい段取り悪い話をしてはんなとしか思えないので、今後別にこれだけじゃないんですけどね、いろんな行革、ファシリティ、いろんなことを進めようとしている中で、何か一つ一つ全て段取り遅いように見えるのでよろしくお願いしますね。以上です。
97
◯山田耕三委員長 他に質疑等ございませんか。
(「なし」との声あり)
98
◯山田耕三委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結し、本案を採決いたします。
お諮りいたします。
議案第97号は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
99
◯山田耕三委員長 ご異議なしと認めます。
よって、委員会といたしましては、議案第97号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~
100
◯山田耕三委員長 (4)議案第98号、金鵄の杜倭苑の指定管理者の指定についてを議題といたします。
なお、本案についても先ほどと同様に直ちに質疑に入ります。
本案について、委員による質疑に入ります。
質疑等ございませんか。神山委員。
101 ◯神山聡委員 今、お話あったように、この金鵄の杜についても、マネジメント計画で、3年度最終にして4年度に廃止という計画になっているんですけども、今回、指定管理者になろうとされるところはその辺はご理解していただいて手を挙げていただいたということでしょうか。
102
◯山田耕三委員長 武元課長。
103 ◯武元一真高齢施策課長 はい、理解していただいております。
104 ◯神山聡委員 そこでこの配点とかで、最終年度になるかもしれないというところで、自主事業とか管理運営というのは、廃止に関わることで何らかやることが出てくるんですか。
105
◯山田耕三委員長 武元課長。
106 ◯武元一真高齢施策課長 運営に関しましては、自主事業等に関しましては、影響はないと思いますが、廃止、もし仮に廃止の直前になってまいりましたら、やはり事業等も前倒しでやっていただくなり、そういったことが出てくるかと思いますので、十分に協議しながらやってまいりたいと思います。
107
◯山田耕三委員長 神山委員。
108 ◯神山聡委員 その施設、公共施設の廃止というと、やっぱり近隣住民とか利用者の方々の混乱と言うか、戸惑いということが、早め早めにお知らせしていかないと起こってくると思うんですね。それってやっぱりその指定管理者の方でその施設の中でお知らせしていくことも出てくると思うんですけれども、そういったことも担っていただくことになるんでしょうか。
109
◯山田耕三委員長 武元課長。
110 ◯武元一真高齢施策課長 そういったことは十分に周知は図っていっていただく予定をしております。
111
◯山田耕三委員長 神山委員。
112 ◯神山聡委員 それに関して、廃止の計画を持っているという前提で、そのスケジュールというところは立てておかないといけないことになるんですけど、そういったスケジュールはどこが立てることになるんですか。
113
◯山田耕三委員長 武元課長。
114 ◯武元一真高齢施策課長 私ども高齢施策課の方でやはり周知期間等、あと条例の関係もございますので、立てることになると思います。
115
◯山田耕三委員長 神山委員。
116 ◯神山聡委員 分かりました。混乱があるということがある程度想定もされるところで、市の方でフォローに入らないといけないというようなことも考えておいていただきたいと。必ずではないですけど、計画としていこうと上げているというところで、なるべく早めにご理解いただけるようにはしないといけないし、理解が得られなければ、それはまた考え直さないといけないということもあり得るので、その辺早く動いてもらえるようにお願いしておきます。
117
◯山田耕三委員長 他に質疑等ございませんか。
(「なし」との声あり)
118
◯山田耕三委員長 ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。
次に、委員外議員による質疑に入ります。
質疑等はございませんか。改正議員。
119 ◯改正大祐議員 今の神山委員の質問にちょっとかぶる部分もあるんですが、ファシリティで、令和3年度に奈良県との協議というところがありますけども、1回で決まるわけじゃないと思うんですが、今まで協議内容というのはどのようになっているんでしょうか。
120
◯山田耕三委員長 武元課長。
121 ◯武元一真高齢施策課長 ファシリティマネジメントの計画が策定されるというようなことで、私の方から担当課の方に協議を入れております。担当レベルでのお話とはなるんですけれども、奈良県さんの方でも、そういうことでありましたら、県の中のファシリティ部門とも協議をさせてもらうというようなことで、そこまで話は進んでおります。
122
◯山田耕三委員長 改正議員。
123 ◯改正大祐議員 では、先ほどの
RAKU-RAKUはうすと違って、これは1年間の指定管理期間ということで身動きが取りやすいのかなというところは分かるので、先ほど神山委員もありましたけども、事前の周知なりというのを徹底していただけるようお願いいたします。以上です。
124
◯山田耕三委員長 他に質疑等ございませんか。
(「なし」との声あり)
125
◯山田耕三委員長 ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結し、本案を採決いたします。
お諮りいたします。
議案第98号は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
126
◯山田耕三委員長 ご異議なしと認めます。
よって、委員会といたしましては、議案第98号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~
127
◯山田耕三委員長 (5)議案第99号、生駒市介護老人保健施設の指定管理者の指定についてを議題といたします。
なお、本件についても先ほどと同様に直ちに質疑に入ります。
本案について、委員による質疑に入ります。
質疑等はございませんか。伊木委員。
128 ◯伊木まり子委員 この評価項目のところなんですけども、安全管理及び危機管理というとこら辺で今回の新型コロナウイルスの感染症というようなとこら辺も、何かその評価基準に入れておられますでしょうか。
129
◯山田耕三委員長 西田健康課長。
130 ◯西田幸彦健康課長 直接的にコロナの状況というのは、この評価項目の中には含まれてはおりません。
131
◯山田耕三委員長 伊木委員。
132 ◯伊木まり子委員 10年間、長い話ですけども、コロナの感染というのはもうこういう介護施設関係、それから医療施設関係を運営するに当たってはもう基本的な感染予防対策ができているかどうかというとこなので、是非そういう視点でも審査をしていただきたかったな、先ほど審査委員のことを別ので聞きましたけど、こちらにも学識経験者2名というようなことで書いてあるので、ここの項目には入らなかったのかもしれませんけど、何かこの審議会の終わってからの話合いの中でとかそういう話は出てこなかったんですか。
133
◯山田耕三委員長 近藤部長。
134
◯近藤桂子福祉健康部長 先ほど課長の方からは、そういう項目についてはということでございますが、それはあくまでもコロナに特化したものではなくて、やはりこういう施設でございますので、感染症対策、あと福祉避難所にも該当しておりますので、そういった意味で自然災害、そういった辺りについての危機管理ということについてきちんと質問もさせていただきまして、不足する分については改善していただくように、そういったことの意見も出させていただいているような状況でございます。
135
◯山田耕三委員長 よろしいですか。他に質疑等ございませんか。
(「なし」との声あり)
136
◯山田耕三委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。
次に、委員外議員による質疑に入ります。
質疑等ございませんか。中浦議員。
137 ◯中浦新悟議員 この優楽の10年前、指定管理、前の契約のときの、これまでの10年間とこれからの10年間、指定管理料、指定管理者負担金やね、どれくらいの差が出ていますか。これまでこれだけもらいました、これからはこれだけになりました、又は同じですとかあると思うんですけど。
138
◯山田耕三委員長 西田課長。
139 ◯西田幸彦健康課長 現指定管理者が10年目になるんですけど、毎年5,000万円の指定管理者負担金を納入いただいていまして、今回募集に当たりまして、最低の負担金としまして3,387万6,000円ということで提示をしたんですけど、今回応募者の方から、毎年5,000万円、今と同額納入していただくような形で進んでまいりたいと思っております。
140
◯山田耕三委員長 中浦議員。
141 ◯中浦新悟議員 また、そういう大きなことを言っていただいているんですね。いや実はこれ10年前もね、この優楽の指定管理契約に当たって、僕の記憶、正しければなんですけど、結構やっぱり大きなウエートを占めたお金やったと思います。他も手を挙げてきたけども、他より1,000万円以上大幅に納めますという話があって、しかもその金額でたしかこの優楽の減価償却費と言うんですか、たしかあの当時どれだけ起債があったのか忘れたんですけども、この10年間の中できれい、多分、今、市、すっきりさっぱりなったん違いましたかね、優楽の減価償却と言いますか。これからの10年間でまだもう一回、じゃあ5,000万円の負担金払ってくれるという先方の考え方が逆に僕、不安に思うんですけども。いや、おいしい話なんですけども、どこにそういう魅力を感じてやっていただいているのか、逆に僕らも聞きたいんですけども、その辺りちょっとお答えできますか。
142
◯山田耕三委員長 西田課長。
143 ◯西田幸彦健康課長 私どももその点が一番気がかりでございまして、実際指定管理者の方ともちょっと話しする機会がありまして、なかなか今人件費が高騰していて、その辺がなかなか厳しい部分がありますというお声を聞いてたんですけど、実際稼働率と言うんですか、入所率もかなり上がっておりますし、今回たまたま1社、1法人だけだったんですけど、そういった実際の動きと言うんですかね、現地見学会の方にも別の法人さんが見学されたりというようなこともあったので、競争性も働いた結果、現状と同じような金額を納入していただけることになったのかなというふうに考えております。
144
◯山田耕三委員長 中浦議員。
145 ◯中浦新悟議員 結局他の1社、他の法人さんは手を挙げてこなかったから、1法人だけだったんですよね、結果は。いろいろと見えないプレッシャーが出たのかなぐらいの思いはあるんですけど、ただ、結果としていっぱいお金もらっているからという言い方もストレートですけども、いっぱいお金もらっているから物を言えませんよなんていう立場にはなってほしくないなと思うんですよ。市の抱える施設でやっぱり労務環境であったりとか、安全、そして市の求める機能というのがどうしてもあると思うんですよね。そういったところに対して、やっぱり市としても強気で物を言えるような関係だけはつくっておいていただかないと、そこが不安で、10年間もあるのでね。10年間、だって1億円以上多くもらえるわけですから、その辺りのでも金で負けておったらあかんよということだけは言っておかんとなと思って、今、この質問でお願いしておきますので、ちょっと強気でお願いします。
146
◯山田耕三委員長 他に質疑等ございませんか。
(「なし」との声あり)
147
◯山田耕三委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結し、本案を採決いたします。
お諮りいたします。
議案第99号は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
148
◯山田耕三委員長 ご異議なしと認めます。
よって、委員会といたしましては、議案第99号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
それでは、ただいまから説明員の入替えを行いますので、委員におかれましてはそのまま待機願います。
~~~~~~~~~~~~~~~
149
◯山田耕三委員長 2、調査事項、(1)生駒市高齢者保健福祉計画・第8期介護保険事業計画(案)に係るパブリックコメントの実施について。
本件は生駒市の市行政に関わる重要な計画の議決等に関する条例第4条第1項の規定に基づき、報告を受けるものです。
なお、本件について、報告の後、委員からの質疑を受け、委員による質疑終結後、委員外議員から質疑を受けることでよろしいでしょうか。
(「はい」との声あり)
150
◯山田耕三委員長 本件について、部長から報告を受けます。近藤福祉健康部長。長くなるようでしたら着座で。
151
◯近藤桂子福祉健康部長 短くで大丈夫です。ありがとうございます。
それでは、貴重なお時間いただきました。ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
それでは、生駒市高齢者保健福祉計画・第8期介護保険事業計画(案)についてご説明申し上げます。本計画につきましては、3年を1期とし、対象期間は令和3年度から令和5年度でございます。第8期の計画は、地域包括ケアシステムの更なる推進を目指し、本市の高齢者を取り巻く状況の変化を踏まえながら、医療、介護、介護予防、生活支援、住まい等の施策を団塊の世代が75歳以上となる2025年及び介護ニーズが高い85歳以上高齢者が急速に増加することが見込まれる2040年に向けて更に熟度を高めていく計画となっております。
策定に当たりまして、高齢者を対象とした生活支援サービスのニーズ調査や介護予防日常生活圏域市民意識調査、介護サービス事業者及び介護サービス従事者に対するアンケート調査等を実施いたしました。これらの結果、地域ケア会議の実績等を勘案し、高齢者の現状の把握と分析を行い、学識経験者、保健、医療、福祉関係者、第1号被保険者、市民などで構成する介護保険運営協議会において審議いただき、計画(案)を取りまとめたものでございます。今後、本計画(案)を12月16日から来年1月15日までの間、生駒市パブリックコメント手続条例に基づき、市民等の意見を聴取を行う予定となっております。本計画の概要につきましては、この後、担当課長の方から説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。
152
◯山田耕三委員長 武元高齢施策課長。長くなるようでしたら、着座にて行ってください。
153 ◯武元一真高齢施策課長 失礼します。それでは、高齢者保健福祉計画・第8期介護保険事業計画(素案)についてご説明させていただきます。
この計画は、高齢者保健福祉計画と介護保険事業計画を一体的にまとめた計画でございます。計画の期間は令和3年度から令和5年度の3年間でございます。現在の計画と次期計画の取組内容といたしましては、現在の計画については、高齢者を支える地域の体制づくりや総合事業及び介護給付等対象サービスの充実を図るとともに、在宅医療・介護の連携の推進、認知症施策や生活支援サービスの充実など、地域包括ケアシステムの構築に向けて取り組んでいるところでございます。
令和3年度からの次期計画につきましては、地域包括ケアシステムの更なる推進に向けて、健康づくりから介護予防までの一体的な取組の推進や
地域包括支援センターの機能強化、重度化防止に向けた取組、認知症施策の推進及び持続可能な介護保険制度の推進などについて、現計画を評価した上で現状分析やアンケート調査から課題を抽出し、課題解決に向けて取り組み、地域包括ケアシステムを更に推進していくことで増加する高齢者に対応する計画としております。計画の構成につきましては、第1部の総論と第2部の各論とに分けております。
それでは、総論から概要についてご説明をいたします。
総論では、第1章から第5章までで、高齢者を取り巻く現状の分析、2025年及び2040年の社会像、第7期計画の取組み状況の評価、計画の理念等を記載しております。
それでは、初めに3ページをお願いいたします。
まず、第2章、高齢者を取り巻く現状につきましては3ページから32ページまでにおきまして、ニーズを計画に反映するための基礎資料として、高齢者や介護保険サービスの利用者、介護サービス事業者及び従事者に対するアンケート結果を記載しております。
続きまして、33ページをお願いします。
第3章、2025年及び2040年の社会像でございます。団塊の世代が70歳を迎え、高齢化率が年々上昇していく中、高齢者人口、ひとり暮らし高齢者数、認定者数、認知症高齢者数の推計を記載しております。
次に、40ページをお願いいたします。
第4章、第7期計画の取組み状況の評価につきましては、第7期計画の五つの基本方針ごとに取組み状況の評価を行っております。
次に、46ページをお願いいたします。
第5章、計画の理念、基本方針につきましては、現計画の基本理念を引継ぎながら住み慣れた地域で支え合いながら、自分らしく安心して暮らせるまちいこまとしておりまして、地域包括ケアシステムの推進、介護保険制度の持続可能性の確保に向け取り組んでまいりたいと考えております。計画の基本方針といたしましては、49ページに施策の体系をまとめております。詳細につきましては、後ほど各論でご説明をさせていただきます。
次に、各論でございます。各論は1章から7章まででございます。51ページをお願いいたします。
各論では総論の基本的方針に基づき各章を構成しておりまして、第1章から第5章まででは現状と課題を分析し、今後の事業推進の考え方をそれぞれ記載しております。
最初に、第1章では地域包括ケアシステムの推進として、現計画での取組に加えまして高齢者を支える地域の体制づくりなど、地域包括ケアシステムの実現を目指した取組を51ページから57ページまでにかけて記載しております。
次に、58ページをお願いいたします。
第2章では、健康づくりから介護予防と生活支援の推進として、高齢者の健康寿命を延ばすための施策等について各課の健康づくりの取組や介護予防、重度化防止に向けた取組を58ページから62ページまでにかけて記載しております。
次に、63ページをお願いします。
第3章では生きがいづくりや社会参加の促進としてこれらの目標を達成するため、生きがいづくり活動の推進、社会参加の促進という二つの施策について、各課の取組状況を65ページまでにかけて記載しております。
次に、66ページをお願いいたします。
第4章では、認知症施策の推進として、高齢化の進展とともに後期高齢者が増加することが予想されており、これに伴い、認知症高齢者の増加も避けて通れない状況であることから、認知症の正しい理解の促進、認知症予防の推進など五つの施策につきまして69ページまでにかけて記載をしております。
次に、70ページをお願いいたします。
第5章では、持続可能な介護保険制度の推進として、多様化、複雑化する高齢者の課題を解決できるよう、
地域包括支援センターの機能強化や地域支援事業の充実、重度化防止に向けた取組の推進、介護人材の確保など六つの施策について、70ページから76ページまでにかけて記載をしております。
次に、77ページをお願いいたします。
第6章では、介護保険事業費の推計及び保険料の設定について84ページまでにかけて記載いたします。
次に、85ページをお願いします。
第7章では、計画を円滑に実施するためにとして、計画を推進するための体制整備を始めとする推進基盤の充実、また市及び市民、地域等の役割を記載しております。
最後に、87ページから資料といたしまして、高齢者保健福祉計画、介護保険サービス、地域支援事業の実施状況及び見込み量、第8期計画における入所施設、地域密着型サービスの整備について記載をしております。
以上、簡単ではございますが、高齢者保健福祉計画及び第8期介護保険事業計画の概要でございます。よろしくお願いいたします。
154
◯山田耕三委員長 本件について、委員による質疑に入ります。
質疑等はございませんか。神山委員。
155 ◯神山聡委員 40ページの方なんですけれども、ここで第7期計画の取組み状況の評価というのがあるんですが、第7期の計画からPDCAサイクルを取り入れていると思うんですけれども、そのPDCAによって得られた効果とか評価について具体的に分かるようなことがあれば教えてもらいたいんですけれど。
156
◯山田耕三委員長 吉村介護保険課長。
157 ◯吉村智恵介護保険課長 PDCAの方法なんですけれども、7期にかかわらず従来から実際の給付費でありましたり実績につきましては、計画値に比べてどのぐらい伸びがあったかというところを年度ごとに確認いたしまして、計画よりも異常な状態で伸びが見られるものにつきましては、サービス提供事業者に確認を行って、実際の状況を確認して、本来のサービスの在り方について事業者に指導を行ったり、また計画策定のときには見えてこなかった課題がそういうもので分かってきますので、次期の計画のときに、見込み量に反映するということを行ってまいりました。7期からにつきましては、厚労省の方で見える化システムというようなシステムをつくってくれまして、それによって他市との比較というのが非常にやりやすくなってまいりました。生駒市のサービス利用の状況が他市と比べて近しいような類案と比べてどうなのかというようなことを、奈良県下においてどうなのかというようなことを比べていきますと、生駒市では非常に訪問サービスを使われる方が多いというような結果が出てまいりまして、これに伴って、じゃあ、ケアプランはどうなっているのかなということで、ケアマネさん、訪問サービス使われているケースにつきまして、ケアマネさんからケアプランを提出してもらいまして、市の職員の方で確認し、必要なケアプランにつきましては、医師であったり、理学療法士であったり、介護職員であったりが構成する地域ケア会議を去年度から立ち上げて、実際専門家からアドバイスをいただいてケアマネさんにフィードバックをするというような新たな事業発展にもつながりました。以上です。
158
◯山田耕三委員長 神山委員。
159 ◯神山聡委員 ありがとうございます。そのPDCAサイクルを上手に使うというのは、今回の計画でまたつなげていっているというところで、今お話にあった見える化システムというのは、第8期の計画で、これは保険者機能強化推進交付金等に係る評価等を活用していくというところと関わってくるのかなと思うんですけども、その強化によって疾病予防とか介護予防とか健康寿命を伸ばしていくというような重要な施策になってくるんですけれども、それを評価するのに六つの評価指数があるというところで、評価を上げていくには85ページにある(3)の庁内関係部署の連携が不可欠になってくるのかなというふうに思っていたんですが、この庁内関係部署の連携というところは担当課だけではなかなか、各分野の施策を横断的に連携させていくというのは難しいとは思うんですね。その点でどこがそれを統括していって、連携強化させていくことになるのか。そのPDCAサイクルの分析評価についても、各課の動きがあると思うんですけども、その辺の評価については、どこがどのタイミングで行っていくのかというところが明確でないと、これ、なかなか実現が難しいのかなと思うんですが、その辺りはどういうふうに考えているんですかね。
160
◯山田耕三委員長 後藤課長。
161
◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 今、お話ありましたPDCAサイクル、担当部署の話なんですけど、地域包括ケアシステムの構築の方向性につきましては、副市長を会長とする地域包括ケア推進会議というのを平成26年から設置して、その会議と介護保険運営協議会、この計画を策定していただいた会議体ですけども、連動させまして、本計画に反映させるものというふうな位置付けになっています。また、平成29年度には、生駒らしい協働の地域包括ケアシステム構築に向けたロードマップというのを地域包括ケア推進会議で策定しております。その進捗につきましては、その会議で行っておりまして、うちの地域包括ケア推進課が一応事務局という形になっています。高齢者の問題って、本定例会でも計画とかいろいろ出ていますけれども、バリアフリーの計画であるとか、公共交通の計画も出ておりましたけども、その多くに福祉担当部署、高齢施策課、地域包括ケア推進課、介護保険課等々出席させてもうて、計画の中に参画しているという状況で、そちらにつきましては進行管理、進捗状況等は担当課でやっているというような状況でございます。
162
◯山田耕三委員長 さっきの質問の中でPDCAサイクルの評価はどこ、するんでしょうかね。それをお答え、まだされてなかったと思うんですけど。後藤課長。
163
◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 その評価につきましては、地域包括ケア推進課が中心となって高齢者に関するものというたら、かなり広い分野ですけど、ここにおる3課中心で、福祉健康部を中心としてやっていくものかなというふうには考えております。
164
◯山田耕三委員長 神山委員。
165 ◯神山聡委員 統括と言うか、副市長が全体を見渡してそれぞれの課をつなげていってくれるというようなところで連携が取れていくのかなと思います。はい、ありがとうございます。
166
◯山田耕三委員長 他に質疑等ございませんか。伊木委員。
167 ◯伊木まり子委員 今のPDCAサイクルというのとちょっと関連があるんですけども、この44ページに第7期計画の取組み状況というところをまとめておられます。それで、一番下のところに、またとなっているんですけど、介護給付適正化事業のうち、主要5事業を行い、介護給付の適正化に努め、利用者に対する適切な介護サービスの確保に努めましたと書いてあるんですけど、この5事業が何で、5事業をどのように評価されて、そのPDCA、次の計画につなげられたのか、その辺を教えてください。
168
◯山田耕三委員長 吉村課長。
169 ◯吉村智恵介護保険課長 まず、適正化の5事業なんですけれども、これにつきましては要介護認定の適正化というのと、あとはケアプランの点検、三つ目が住宅改修等の点検、4番目が縦覧点検、医療情報との突合、5番目が介護給付費通知という5事業を取り組んでおります。先ほども申しましたように、PDCAサイクルをどのようにつなげていったかと申しますと、ケアプラン点検につきましては、実際に立てられたプランが適正であるかどうかというところを市の職員の方で確認をして、それを専門家の方にアドバイスをもらってフィードバックしていくというような形の回し方をしております。
また、介護認定の適正化につきましても、介護認定の審査会で8合議体あるんですけれども、合議体ごとにやっぱり軽度化、重度化の判定が出るんですけれども、それにばらつきが出ないように、そういったモニタリングをして、合同審査会で委員にフィードバックをしていくというような取組をしております。
また、住宅改修等につきましては、必ず事前申請をしていただいて、本人さんの自立支援、重度化防止に向けた内容の改修になっているかどうかというのを点検しておりますので、どういったところが実際ちょっとミスが出やすいのかとか、重度化防止につながりにくい内容になっているのかというところを職員の方が理解しておりますので、事業者さんやケアマネさんの方にそういったフィードバックを行う、そういった形のものをしております。あと、縦覧点検につきましては実際の成果もかなり出ておりまして、これは国保連合会の方で過去のレセプトをチェックして、間違いのあった請求等についての指摘をして返金をしてもらうというものなんですけれども、平成30年度でしたら、事業所の方から330万の返還をしていただきましたり、31年度につきましては270万の返還につながったというような実績が上がっております。
170
◯山田耕三委員長 伊木委員。
171 ◯伊木まり子委員 これ、何年に厚生労働省が示したのかもしれませんけども、ちょっとこの主要5事業だということで厚労省の方にも書いていますので、こういう計画のところには厚生労働省が示すこれらの事業についてどのような取組をして、その評価をして、それで次の計画につなげたというのをきちんと示すべきではないかと思うんですけど、確かに生駒市がやっているそのケアプラン点検というのは、先ほど答弁されていました訪問サービスが多いという実状からケアプランをチェックしようという市の取組につながってもいますけど、何かもっと大きなところの取組について、今期はこうだったから次というような何かそういう記載がないのがちょっと計画としていかがなものかなと思ったような次第です。また、今からというのもあれですけども、ちょっとこれは指摘をしておきたいと思います。
172
◯山田耕三委員長 近藤部長。
173
◯近藤桂子福祉健康部長 主要5事業につきましては、前期の計画の中でも主要5事業としてどういった内容なのかということも記載させていただいておりますし、本計画におきましても、75ページのところにそれぞれの五つの事業について書かせていただいています。内容につきましては、こちらの方で示させていただけているものかというふうに認識しておりましたので、ご理解いただきたいと思います。
174
◯山田耕三委員長 伊木委員。
175 ◯伊木まり子委員 内容については、確かにこの44ページに主要5事業が何かということは書いてないですけど、読んでいくと、確かにそういうことだというのは分かったんですけども、この計画全体を見てアンケートをしたり、それからヒアリングですか、いろいろされた調査結果がどんなふうに第8期の計画に生かされているのかというのが、私、ちょっとずっと見させてもらって、よく読み取れないんです。例えばちょっと質問させてもらいますけど、13ページの図表の26、転倒に対する不安、とても不安であるというのはこれ7%、このアンケートの対象は介護サービスを受けてない方ですよね。そういう方のうち7%、それでこの3,000人にアンケートを送られてというところから逆算していくと、生駒市内には全域で1,545人、1,500人ぐらいなのかなと思って見させていただいたんですけども、これが訪問リハビリとか、介護予防通所リハビリとか通所型サービス、
パワーアップPLUSか何かそういうのでこの人たちを何とかしようというふうに計画を立てられるんだろうかなとも思うんですけど、この図表で示されてるものとその第8期の計画、どういうふうに施策とつながっていくのか、見込量にどう反映しているのか、何かちょっと分かりづらいんですけど、その辺、説明いただけますか。
176
◯山田耕三委員長 吉村課長。
177 ◯吉村智恵介護保険課長 アンケート等から導き出されました現状と課題につきましては、第2章の各論のそれぞれの章の頭のところに現状と課題というところで整理をいたしまして、そこからそれに向けて方向性、どういう方向でいくかということで反映をいたしているところです。ただ、アンケートから出てきた結果で全ての課題が実際のところに全部取り組めているかというと、そうでもない部分も出てきているかと思うんですけれども、それにつきましては今後も課題として考えていきたいとは思っております。
178
◯山田耕三委員長 伊木委員。
179 ◯伊木まり子委員 数字が示されてないんですよね。言葉で書いてあることは分かるんですけども、どう見込み量に反映しているのか、ちょっとリハビリのことは分からないですけど、その14ページ、もうちょっと質問させてもらっていいですか。14ページの図表の27から30、図表の30を見まして、困ったときに相談できる人や窓口はあるか、そのような人はいないという人が3%なんですね。これを生駒市全体でやったらどれぐらいなんだろうって大まかに見たら665人で、次の近所との付き合いしてない、全くしていないという人も2.1%で465人になって、その次の29で、大変暮らしが苦しい、2.9%の人、829人、単純に乗じていったらそうなったんですけど、幸福度、次の31表なんか、幸福度0点、とても不幸という人が0.3%、85人、それ、ダブっている人もいるでしょうけども、このような介護認定されていない人の支援ですよね。ここでせっかく人数を出してて、その人数がどんなふうに見込み量につながっていくのか、施策につながっているのかというところがすごく見えにくいなと思うんですけど。
180
◯山田耕三委員長 近藤部長。
181
◯近藤桂子福祉健康部長 数字を、アンケート、数字一つ一つに対してその施策の見込み量ということ、確かに反映できないものもあるかと思います。先ほどおっしゃられました13ページの転倒に対する不安、これに関しましても、割合からいきますと、第7期で取りましたアンケートからすると、一般全体的な方に対してのとても不安が8.3から今回7.0、前回がやや不安が33.7から、やや不安が31.2、このように減っているということは、やはり前期の段階でこの転倒に関する取組ということが重要だということで介護予防事業、フレイル対策、こういったものに取り組んできた結果として、ややこういう減少してきたというような形で評価させていただいております。なので、一つ一つの数について何人ぐらい見込みがあるから、この事業費、事業をどれぐらい見込むとかではなくて、今の現状について全体的な、個別、相対的と言うんですか、そういう意味で今まで取組について効果があったというような形での読み取りをさせていただいたというのが今回の計画でございます。
182
◯山田耕三委員長 伊木委員。
183 ◯伊木まり子委員 いろんな方にきちんとサービス、いろんな方がつながっていたらいいのになと思って、ちょっとその辺が分かりづらかったということを指摘させていただくにとどめておきます。
184
◯山田耕三委員長 他に質疑等ございませんか。白本副委員長。
185 ◯白本和久副委員長 46ページの2、計画の基本的方針という一番最後の丸印のところなんですよね。これ、近年の台風や豪雨災害の発生頻度があがってきている状況や、新型コロナウイルス感染拡大の中で災害や感染症を含めた緊急時の対応に備えられるような支援体制の構築を促進しますと書いてるんですけども、午前中もこのコロナウイルス対策の話をしとったんですけども、こんなん、一過性の台風、過ぎたら終わるやんけというような話でないことだと思うんですよね。それでもろにこの第8期の期間中なんか、もうコロナ、絶対に対応していかなあかんと思うんですよ。これについて今分かっている範囲内でどのように、この対応への影響というのは考えておられますか。
186
◯山田耕三委員長 吉村課長。
187 ◯吉村智恵介護保険課長 8期の中でどのようにこのコロナとか災害の対応を位置付けているかということでよろしいでしょうか。
188
◯山田耕三委員長 もう一度、じゃあ、白本副委員長。
189 ◯白本和久副委員長 コロナだけやねん。
190
◯山田耕三委員長 コロナのみということですか。
191 ◯白本和久副委員長 災害みたいなん、1日か2日で終わってまうから、終わってへん。1年近うかかっておるのに、もう。
192
◯山田耕三委員長 吉村課長。
193 ◯吉村智恵介護保険課長 災害時も含めてという書き方でしているんですけれども、75ページの方に、災害時等の支援体制の構築ということで、災害や感染症などの発生により、介護事業所が一時的に機能できなくなった際に、関係機関等で相互に支援が行えるような体制の構築を、今つくりつつあるというところで、同じ職、サービス提供職同士のネットワークというのをつくりませんかということで、各事業所にお声がけをさせていただいているようなところです。
194
◯山田耕三委員長 白本副委員長。
195 ◯白本和久副委員長 毎日テレビでコロナに弱いのは高齢者、高齢者ばっかり毎日繰り返し、繰り返し言われているわけやね。その市民の不安をどないして軽減させてあげるかというのは、この第8期に、今すぐここへ書けというんじゃないけども、入れていってあげないと、市民に対して不安材料、これは災害じゃない、災害って本当にこの、みんな僕らも初めての体験やけども、このコロナにどう対応して、高齢者の方にしていくかということは、例えばね、認知症なんかも、これ起こりやすくなるわけでしょ、外出しないんだから、今は、みんな。外出せえへんかったら、認知症、増えるわけ。増えたら、これは認知症に対応する介護施設の方も多くなっていくわけや。今日、こんなん言うてるけども、すぐとかそんなんじゃないけども、できるだけこういうコロナに対する影響度を諮ってもろうて、令和3年度から間に合わなくても、3年度中にこのコロナ対応の基本方針というのを、これ、1章でもええから、つくってやらなあかんの違うかなと僕は思うんですよね。
196
◯山田耕三委員長 近藤部長。
197
◯近藤桂子福祉健康部長 すいません、今ご心配されていることにつきましては、先だっての一般質問で加藤議員の方から、このコロナ禍における高齢者福祉の対応をどうするのかというようなとこら辺で答えさせていただいているのが現状でございます。先ほど吉村課長の方からも答弁させていただきましたように、今現在、クラスターとかが発生した場合の、それに関して施設の対応にはなりますけども、クラスター発生した場合の、その応援態勢をしていくというようなことを、新たにネットワークをつくっていきましょうという働きかけを市の方で応援させていただいている段階でございます。今回この8期の方で載せているというのは、従来から各施設において取り組んでいることを全国的にこれはこの計画の中に明記することで、各事業者さんの方でも意識的にこれを取り組むんだというようなことをはっきりさせる、計画中だけでなく、書くことによって行政側からも、各施設、事業者さんに対してのアプローチがしやすくなる、こういった観点で今回出されているものでございますので、ここに書いている、書いていないにかかわらず、引き続き、市といたしましても、各事業所、高齢者に関する取組、フレイルも含めて、認知症のことも含めて、可能性がある課題について対応できるようにということで指導なり助言なりしていきたいなというふうに考えておりますので、ご理解いただきますようにお願いいたします。
198
◯山田耕三委員長 白本副委員長。
199 ◯白本和久副委員長 生駒市の場合は大阪に通勤と言うか、多くてね、地政学上と言うかね、その影響を受けやすい。受けやすいということは、高齢者もそれが結局は不安になっているというのが現状だと思うんですよ。ですので、できるだけ、今と言うか、この3年間、令和3年から3年間できるだけまた対応できるような、そしてその目に見える形で、文書なり、何か広報なりでしていただきたいと思います。これは要望です。以上です。
200
◯山田耕三委員長 他に質疑等ございませんか。加藤委員。
201 ◯加藤裕美委員 介護予防で生駒も先進地で事例も国のホームページに出ていまして、更なる介護予防に取り組んでもらえたらと思っているんですけど、こちらボランティアを有償ボランティアやボランティア活動へのポイント付与を検討していきますって、63ページあるんですけども、こうなると有償ボランティアにしますと、ボランティアではなくなってしまって、シルバー人材との違いが必要になるのかなとは思うんですが、その点などはどのようにお考えでしょうか。
202
◯山田耕三委員長 後藤課長。
203
◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 有償であってもボランティアはボランティアであるんですけども、有償、無償の考え方って、高齢部門だけで考えるものではないと思います。子どもに関する関係でボランティアされて、高齢者だけ有償にするということが本当にいいのかどうかということもあるので、先ほどお答えしました、地域包括ケア推進会議というとこ、前回もそのボランティア制度について庁内でいろいろ意見聞かせていただいたという経緯もございます。そういう場を活用しながら、ちょっと検討は進めていきたいなというふうに思っています。
204
◯山田耕三委員長 加藤委員。
205 ◯加藤裕美委員 このポイント制というのがすごい若い人も、今までやってなかった方も、ボランティアに参加してもらえるんじゃないかなと思うきっかけになってもらえるかなと思っているんですけども。もし、やりがいとして参加される方が、何か意味が違ってきたりもするので、もしされるとしても、まずはテストとかでまたお願いしたいなと思っておりまして、またよろしくお願いします。いきなり、賛否あると思うんですけど、すごくこのポイント付与というのはちょっといろんな人が参加になってくるかと思うので、ちょっと検討を私もちょっとこれ、いいなとは思うんですけど、ちょっといろんな方のご意見もいただいてからにしてもらえたらなと思っています。すいません、要望で、以上で終わります。
206
◯山田耕三委員長 他に質疑等ございませんか。伊木委員。
207 ◯伊木まり子委員 27ページの図表の59を見まして、事業を行う上での課題、職員の採用が難しいというのが事業所の半分以上でそういうふうに回答されていると。それでこの第8期計画は2040年を見据えてということで、本当に人材が物すごく足りなくなるだろうということが非常に危惧されると思うんですけども。ここでこういうふうにされて、なぜそういう回答をされたのかという理由については聞かれているんですか。
208
◯山田耕三委員長 吉村課長。
209 ◯吉村智恵介護保険課長 これの回答に伴う直接の理由ということではないんですけれども、実際、自由記載の部分のご意見をちょっと拾ってみますと、なかなか若い人が雇えないというようなことを書いておられる方、あとは、どうしても人員不足によって過労になってきているとか、シフトがうまく回っていないとか、そういったご意見は書いていただいております。
210
◯山田耕三委員長 伊木委員。
211 ◯伊木まり子委員 ちょっと24ページに戻りまして、図表の55を見ましたら、生駒市で働き続けるために求めること最大三つというとこら辺、これも居宅じゃなくて事業所さん、サービスを提供される事業所さんの方ですけども、人材確保のための施策の推進ということで、7割がそういうふうに答えてられます。複数回答ですけども、これについて、何かこんなことを第8期やっていきましょうという施策が具体的にどこに記載されているのかな、ちょっと私はよう見つけんかったんですけども、説明いただけますか。
212
◯山田耕三委員長 吉村課長。
213 ◯吉村智恵介護保険課長 人材の不足については、もう全国的な問題でありますし、生駒市につきましてもやっぱり新しい方を入れにくいというのは非常に課題だと捉えておりますので、具体的な取組といたしましては74ページ、章といたしましては、第5章の持続可能な介護保険制度の推進というところで人材確保の課題があるということと、方向性で若い世代への働きかけを行いますというような方向性を書いているんですけれども、具体的な取組といたしましては、74ページの方に記載をさせていただいておりまして、若年層や子育てが一段落した年齢層でありましたり、元気な高齢者に介護の仕事についての情報発信をするとともに、介護未経験者が介護の仕事に入りやすくなるための入門的研修、これは今、都道府県でしかしていないところなんですけれども、これにつきまして市町村での実施を予定しております。この研修では特に資格の取得はできないんですけれども、介護事業所での間接的な業務に携わることができ、その後、生活援助、従事者研修であったり、介護職員初任者研修、訪問介護ができるようになる資格なんですけども、こういったものを取るときに一部研修が免除されるというような研修をやっていきたいなというふうに予定をしております。また、あとは教育部門と協力いたしまして、小学校から大学生に向けての、それぞれの年代に応じた働きかけをしていきたいなということをこちらの方にしていく予定ですということで記載をさせていただいております。
214
◯山田耕三委員長 伊木委員。
215 ◯伊木まり子委員 そういうのをやろうというのは分かるんですけども、2040年見据えたものすごい人材不足で本当にどうなるんだろうという、ものすごい危機感は私もこのデータ見てて思いましたし、この間の運営協議会の中でも、会員さんからも発言があって、ここには書けないのかもしれませんけども、何だかこの計画からはあんまりその切羽詰まった感じが会員さんからも受け取れないというような意味合いもあって発言されてたのかなと、そのとき聞かせていただいて、その後、これを読ませていただいて、確かにこうです、こうですとは書いてあるけれども、今までやってきたことでこれで本当に人材が確保できたか、やってこられたのはよく分かっているんですけども、なかなか確保できなかったのが現状だと思うので、是非、力を入れてもうちょっと具体的な何か書くなりして取り組んでいただきたいと、これは申し上げておきます。
216
◯山田耕三委員長 他に質疑等ございませんか。神山委員。
217 ◯神山聡委員 さっきコロナのお話がありましたけど、その一般質問の中の現状の対応と言うか、対策ということをいろいろお答えいただいていて、8月の補正予算でも施設にコロナ感染防止の予算を取って設備の整備をされているというところは分かるんですけども、この計画を実行していくということになってくると、やっぱりそこで計画を実行しながらも、感染リスクをしょってやっていかないといけないという状況があると思うんですが、その中で、コロナに対して今後対応を取らなきゃいけないというときに、その話をする場所、運営協議会等でまた協議を行っていくようなことになるのか、どこでその判断をしながら、今後対応をまた進めていくことになるんですか。
218
◯山田耕三委員長 近藤部長。
219
◯近藤桂子福祉健康部長 これに関しましては、行政だけが一方的に形をつくるものではなくて、現場の声を聞いた上で、どこが課題で、どのような具体的な策が取れるのかというようなことを検討する場というのが重要かなと思っております。今現在進めているところは、医療・介護の連携のネットワークの在宅部会というものがございまして、そちらで今年度につきましてはコロナ対策ということについて、テーマとして各事業所さんから来られている方々のご意見、生の声を聞かせていただいて、そこで横のつながりが必要だねというところで、今現在、地域医療課の方が窓口となって、各事業者さんごとで話合いの場が持てるように進めているところでございます。ちょっと今、コロナの他の対策のところとか、現場の方がなかなかコロナ対策で集まる機会がなくて、一気には進んではおりませんが、少しずつ会議の場、機会というものを設けて今後も進めていきたいなというふうには思っております。
220
◯山田耕三委員長 神山委員。
221 ◯神山聡委員 分かりました。今後どうして動いていくかというところはちょっと分かったんですけれども、今度その事業所さんが、計画があってそれを実施していってもらう過程の中で、感染のリスクを背負いながらやっていくというところで、本当にその判断ってすごい難しいと思うんですね。感染が今みたいに広がっている中でもやらなきゃいけないのか、もう中止にすべきなのかという判断というところで、何らかコロナに対して判断するようなマニュアルが一定あって、判断できるのか。それは事業所ごとの考えの中でやってもらうということになるのか、その辺りどうなっているんですか。
222
◯山田耕三委員長 近藤部長。
223
◯近藤桂子福祉健康部長 マニュアルでどこをやめるとかということが言えたらいいんですけども、やっぱりこの事業の性格上、利用される方の生活、命というものがかかっておりますので、安易にこういうような状況になったら、この事業所、閉める、そういうような形のものを示しにくいなとは思っております。そうなってきますと、市町村レベルではなくて、県、少なくとも県、若しくは国レベルで方針を出していただく。そうなった場合でも、必ずしも代替案というものを出さないことには、やはり市民の命を守っていけないかなというふうに考えておりますので、そういった辺りは国の動きなんかを見ていきたいなというふうに思っております。
224
◯山田耕三委員長 神山委員。
225 ◯神山聡委員 すごい難しいことですよね。サービスと言うか、支援をとめてしまうことがまた命の危険がある。それをまた来てもらうことにも命の危険があるという判断は、すごい難しい中だと思うんですけども、その辺はやっぱり連絡を先ほどおっしゃっていた横のつながりというところで、今まで以上に連絡を取っていかないといけないのかなというふうに思いますので、対応については柔軟性持ってしていただきたいと思います。以上です。
226
◯山田耕三委員長 他に質疑等ございませんか。伊木委員。
227 ◯伊木まり子委員 ちょっと細かいことですけど、せっかくの計画ですので、表記について、ちょっと二、三、質問します。
5ページのところなんですけども、高齢者のいる世帯の状況という図表の5なんですけど、これ、平成27年までしかないんですね。その下のひとり暮らしの高齢者数も平成27年までしかなくて、ずっと読んでたら、前の方に令和2年、それから後ろの方は、平成30年とかあるので、ここだけが27年、これ、国勢調査を用いたと下に書いているからそうだろうとは思ったんですけど、午前中の都市建設委員会の方の計画なんかには、たしかあれはバリアフリーの方、基本構想、午前中と言うか先の委員会で。それはひとり暮らしの高齢者の推移とかが平成30年まで示されていますので、こっちもそこら辺ぐらいまでは提示していただく方が現状を知るという意味で、読んでいると、何でここだけ27年だろうとかいうふうな違和感がありましたので、これはお願いしたいと思います。
228
◯山田耕三委員長 よろしいですか。伊木委員、どうぞ。
答弁できますか。武元課長。
229 ◯武元一真高齢施策課長 今おっしゃった5ページなんですけれども、5ページ、27年度まで、これ国勢調査で全国と奈良県ということですので、データがございませんので、27年度までとしておりますが、その横の6ページにひとり暮らし、詳細の、生駒市においては最新の分、ここに入れておりますので、これでご確認いただけるかなと思います。
230
◯山田耕三委員長 伊木委員。
231 ◯伊木まり子委員 全体的にどうなっているのかと見るときに、やっぱりこの5ページの方にあった方が分かりやすいなと思うんですけど、国勢調査以外にも出てくるのではないのかなと思うんですけど、もし出るようだったらご検討を、とにかくどういう状況になっていくのかが見て分かりやすいような計画に、表にしていただきたいなというのを意見として言わせていただきます。
232
◯山田耕三委員長 続いて、伊木委員。
233 ◯伊木まり子委員 その隣のページの基本チェックリストのことを書いてある。
234
◯山田耕三委員長 隣のページ、何ページですか。
235 ◯伊木まり子委員 6ページですね。基本チェックリストというのの対象が何歳からかというのも、一般の方も見られると思うので、こういうのは記載すべきではないかと思います。
236
◯山田耕三委員長 後藤課長、答弁されますか。後藤課長。
237
◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 基本的には75歳以上の方というのはあるんですけど、ちょっと表記が分かりにくかったようなので、そこは追記させてもらいます。
238
◯山田耕三委員長 伊木委員。
239 ◯伊木まり子委員 あと54ページのところで、終末期という表現があるんですけど、上から3行目の終末期を迎えられるよう、今は人生の最終段階というような表現に変わってきているんじゃないのかなと思いまして、この辺の使い方はこれでいいのかどうか、ちょっとどうかなと思いながら読ませていただきましたけど、あえて終末期という言葉入れられた何か理由があるんだったら教えてください。
240
◯山田耕三委員長 石田福祉健康部次長。
241 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 この終末期の表現について特に理由はございませんので、またちょっとACPの関係もございますので、また精査をさせていただきます。
242
◯山田耕三委員長 他に質疑等ございませんか。
(「なし」との声あり)
243
◯山田耕三委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。
次に、委員外議員による質疑に入ります。
質疑等はございませんか。沢田議員。
244 ◯沢田かおる議員 38ページの図表の76、要支援・要介護度別認定者数の将来推計についてお聞きいたします。
2020年度認定者の数が4,728人、そして要支援が合計で1,006人、そして要介護の方が3,722人となっています。その中身なんですけれども、介護認定者のうちで介護サービスを受けた人、そして受けてない人についてお聞きしたいのですが、介護認定者の中でサービスを受けてない人というのはどのぐらい、何%ぐらいいらっしゃいますか。
245
◯山田耕三委員長 吉村課長。
246 ◯吉村智恵介護保険課長 今現在、介護認定を持っておられるにもかかわらず、最近1年間ほど介護サービスを全く利用しておられない方というのは大体2割ぐらいかなと、つかんでおります。
247
◯山田耕三委員長 沢田議員。
248 ◯沢田かおる議員 その理由なんですけれども、例えば入院などで医療を受けていた方、そしてまた利用したいサービスがない、又は利用方法が分からないという方がいらっしゃると思うんですけれども、そういったデータはあるんでしょうか。
249
◯山田耕三委員長 吉村課長。
250 ◯吉村智恵介護保険課長 在宅で暮らしておられる要介護認定を持っておられる方がサービスを使われない理由というのは、こちらの調査結果の方にも載せているんですけれども、21ページ、ご本人にサービス利用の希望がない、現状ではサービスを利用するほどの状態ではないというのが多くを占めておられるかなというふうに理解をしております。
251
◯山田耕三委員長 沢田議員。
252 ◯沢田かおる議員 そうしましたら、介護サービスを受けていらっしゃる方が8割いらっしゃるんですけれども、その8割を支える介護サービスを行う人材、これはどのぐらい、何人いらっしゃいますか。
253
◯山田耕三委員長 吉村課長。
254 ◯吉村智恵介護保険課長 実際のところ、ちょっと人の動きはかなりあるかと思いますが、WAM NETという介護情報のサイトはあるんですけれども、そこに事業所さんがそれぞれ自分のところの従業員数というのを登録されています。ただ、どこまで更新していただいているかというのはちょっと不明なところもあるんですけれども、それによりますと、生駒市内の事業所さんではたしか2,100人ほどいらっしゃったと理解しております。
255
◯山田耕三委員長 沢田議員。
256 ◯沢田かおる議員 この表を見てたら、認定者数が2020年度は4,728人、そして2025年度は5,749人、2040年度は7,659人、そしてまたそれに伴って介護サービス人材というのも本当に必要になってくると思われます。これ、ちょっとネットで検索した分なんですけれども、第7期介護保険事業計画に基づく介護人材の必要数の都道府県別の数字なんですけれども、ちょっと古いのは古いんですが、2016年度の介護職員数、奈良県です、2万2,245人、そして2020年度の見込みが2万6,483人、そして2025年度、平成30年度見込みなんですが、3万1,073人となっているんですけれども、市の方はこういった見込みの数字というのは持っていらっしゃるんでしょうか。
257
◯山田耕三委員長 吉村課長。
258 ◯吉村智恵介護保険課長 私どもも奈良県全体としての数字というのは持っているんですけども、これ、市町村ごとに不足数というのはちょっと推測が行われていませんので、具体的に何人不足になるかというデータとしては、今持ってはおりません。
259
◯山田耕三委員長 沢田議員。
260 ◯沢田かおる議員 そうしましたら、次の質問にちょっと移らせてもらいます。
ページの方なんですけれども、86ページ、計画達成のための役割分担のところに、一つ目に市の役割、介護保険制度を始め、高齢者の保健福祉事業が市民にとって有効に機能するよう運営していきますとあります。そして3番目の事業所の役割、ちょっと飛びますね、第三者評価制度などを活用し、各事業所がサービスの状況を客観的に把握し、広く利用者等に対して公表していくことが求められていますとあるんですけれども、この第三者評価制度なんですけれども、市が活用していくというお考えはないですか。
261
◯山田耕三委員長 吉村課長。
262 ◯吉村智恵介護保険課長 今のところは参考までに見させていただいているという状況で、実際のところ第三者評価で問題があった事業所さんにつきましては、当然関わっていく必要があるかと、生駒市が指定権者になっている事業につきましては、指導していく必要があるかと思うんですけれども、参考にさせていただくという形です。
263
◯山田耕三委員長 沢田議員。
264 ◯沢田かおる議員 これで最後になるんですけれども、105ページとか104ページもそうなんですが、第7期の利用実績を基礎として、高齢者人口の増加等必要な要素を総合的に勘案し、各年度におけるサービスの種類ごとに見込量を設定しますとあるんですけれども、ここの数字ってそしたら具体いつ頃に入るんでしょうか。
265
◯山田耕三委員長 吉村課長。
266 ◯吉村智恵介護保険課長 今年度につきましては、やっぱりコロナウイルス感染症の影響もありまして、例年とは違う利用料、給付の動きを見せております。本当にびっくりするぐらい給付が減っている月もありますし、既に7月では前年度の最高値を超えるような月もあったりと、非常に不確定の動きをしておりますので、まだ正直確定できておりません。後2回、今度1月、2月に最終的に2年度分の実績をまとめて、次の3年間の見込量を出していくということになりますので、最終的に固まるのは2月頃になるかと思います。
267
◯山田耕三委員長 よろしいですか。他に質疑等ございませんか。浜田議員。
268 ◯浜田佳資議員 1点だけ、11ページ以降ニーズに関するアンケート調査の概要があるんですけど、13、図表の26にしても、28にしても、その次のページにしても、非常に大ざっぱと言いますか、といいますのも、性別、年齢、ひとり暮らしかどうか、これらはもうものすごく変わると思うんですよね。だから、それがどこの例えば年代で急に上がるとかいうような傾向もあると思うんです。全国的には高齢の男性がひとり暮らししていると、セルフネグレクトになりやすいとかいうのもあって、そこら辺、じゃあ、特に焦点を絞って対策を打つとかいうのは出てくると思うんですけど、そういった分析とかは実際はされているんでしょうか。
269
◯山田耕三委員長 後藤課長。
270
◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 今回の調査におきましては、国から基本的な調査事項については国から示されています。それを市独自でクロス集計とかすればできるのかと思うんですけど、現時点ではしておりません。
271
◯山田耕三委員長 浜田議員。
272 ◯浜田佳資議員 する予定はありますか。
273
◯山田耕三委員長 後藤課長。
274
◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 はい、しますとはちょっと言いにくいんですけど、ちょっと検討したいと思います。
275
◯山田耕三委員長 他に質疑等ございませんか。成田議員。
276 ◯成田智樹議員 ちょっと二つほどお聞かせいただきたいんですけど、一つが、43ページ、下の方に第7期計画の取組状況の1、認知症施策の推進というところで、二つ目ですけども、市民のほか市職員や小中学校においても、養成講座って、これは認知症サポーター養成講座だと思いますけども、を実施し、今後は30代から40代の人たちにも受講してもらえるように事業を検討していく必要がありますと書いていますけども、これ、この30代、40代が受講してないという裏づけは、その前の方にどこかに出ているんでしょうか。
277
◯山田耕三委員長 後藤課長。
278
◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 データ的に30代、40代が受講してないというデータを持ってないんですけど、うち、認知症サポーター養成講座を自治会とか学校に対して実施しているんですけど、やっぱり、30代、40代の方が実際少ない。今年度もコロナでなかったら、学校関係者、PTA関係者について実施する予定やったんですけど、それができてない状況で、今までやっている中では、その年代というのは少ないというのは実感していることで書かせていただきました。
279
◯山田耕三委員長 成田議員。
280 ◯成田智樹議員 計画ですから、唐突に出てくるんやったら、ちょっと何かデータで示していただければ分かりやすいのかなと思いますけれども、その上で、その30代、40代の方が受講してもらえるように事業を検討していくという話の中身は、次の66ページからの認知症施策の推進の中に具体に書いてないように見えるんですけども、どないしはるんですか。
281
◯山田耕三委員長 後藤課長。
282
◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 主な事業、66ページの認知症サポーター及び認知症キャラバンメイトの養成とその活用ということで実施するということで、30代、40代をターゲットにということは具体的には書いておりませんので、今のご意見いただいて、若干付け加えたいなと思います。
283
◯山田耕三委員長 成田議員。
284 ◯成田智樹議員 先ほどから出ています前期の取組、ちょっとコロナで大変なところやと思いまして、すいませんけども、その前期の内容と今期の内容のつながりがちょっと分かるように、せっかくですから、計画ですから、書かれたらいいんじゃないかと思います。
もう1点、すいません、概要版の方の1枚、紙を頂いていまして、裏面に施策の体系図という形で、右の方に今期計画で強化する取組という形で、ざっと書いておられるので、これが生駒市としての取組だということなのかと思うんですけども、ずっと生駒市の高齢化率は全国で指折りの形で急速に高齢化率が高まるという話をずっと私たち、聞いておりまして、それについての記述がどこにあるのかなと思って読んでいるんですけど、ちょっと分からないんですが、それは事実として今もそういう、そのとおりで間違いないんですよね。
285
◯山田耕三委員長 すぐ答えられませんか。成田議員。
286 ◯成田智樹議員 ずっとその話を聞いて、耳にたこができるぐらい聞いてた話がすぽっと抜け落ちているので、これは間違ってないやろうなという話と、それと、高齢化率が急速に高まるとか、先ほど伊木委員の方から、2040年見据えたという話が様々出ておって、これ、3年間の計画ということで、3年間の計画の中でこの前一般質問させていただいた重層的支援体制の整備についても入ってくるんだろうなと思っているんですけども、少し書かれているようですけども、この1枚のぺら、頂いている中で、この今期計画で強化する取組の中で、生駒市ならではの急速に高齢化率が高まるという生駒市ならではの取組というのはどれになるんでしょうか。何点か教えていただけないでしょうか。
287
◯山田耕三委員長 答えられませんか。後藤課長。
288
◯後藤治彦地域包括ケア推進課長 それぞれでいる担当課が違うんですけど、地域包括としては、当然今までの介護予防事業、実績を残している事業の更なる推進と、特に力を入れたいと思っているのは、認知症施策の推進でありまして、今回この計画でも、権利擁護と認知症施策の推進というのを全計画では二本立てで一つの項目としていたんですけど、認知症だけ特化させていただきました。昨今、行方不明の高齢者も当然多くなりますし、後期高齢になると認知症の有病率というのはかなり高くなるということで、警察とも今ちょっといろいろ連携させていただいて検討しているとこなんですけども、具体的にこの施策を推進しますということをちょっとまだ言いづらい段階なんですけども、ここに力を入れていけたらなというふうには思っております。
289
◯山田耕三委員長 成田議員。
290 ◯成田智樹議員 計画立てるに当たっては、やはり生駒市独自の当然計画として、何がアピールポイント、PRポイントなんだということをちょっときちんと教えていただければ、私たちも仕事がしやすいかなと思っておりますし、これはこの紙を見ていますと、5番の持続可能な介護保険制度の推進の一番上に、基幹型
地域包括支援センターの設置と言って、前に前任の次長も一生懸命取り組んでおられたことについて書かれておられて、これについても、内容、若干書いていますけど、そういったところも含めて重要なことをこれからしていくんだということだと思います。コロナ禍において大変な状況だということは十分にお察しいたしますけれども、是非重要なことをされておりますので、しっかりとこの計画、様々たくさんありますけれども、何が肝なのかということをしっかりと踏まえた上で今後取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
291
◯山田耕三委員長 他に質疑等ございませんか。
(「なし」との声あり)
292
◯山田耕三委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結いたします。
本件は、常任委員会における所管事務調査に基づく政策提案に関する指針第5条に基づき、本日の調査結果を委員会としてどのように取り扱うか協議願うのですが、生駒市の市行政に係る重要な計画の議決等に関する条例第4条第2項の規定に基づき、今後策定後に報告を受けることから、その際に改めて調査することでよろしいでしょうか。
(「はい」との声あり)
293
◯山田耕三委員長 それでは、策定後に調査することといたします。
暫時休憩いたします。
午後5時49分 休憩
~~~~~~~~~~~~~~~
午後6時0分 再開
294
◯山田耕三委員長 それでは、休憩を解いて委員会を再開いたします。
(2)第6期生駒市障がい者福祉計画(案)に係るパブリックコメントの実施について。
本件は生駒市の市行政に関わる重要な計画の議決等に関する条例第4条第1項の規定に基づき、報告を受けるものです。
なお、本件について、報告の後、委員からの質疑を受け、委員による質疑終結後、委員外議員から質疑を受けることでよろしいでしょうか。
(「はい」との声あり)
295
◯山田耕三委員長 本件について、部長から報告を受けます。近藤福祉健康部長。長くなるようでしたら着座してください。
296
◯近藤桂子福祉健康部長 大丈夫です、ありがとうございます。
それでは、第6期生駒市障がい者福祉計画について、ご説明申し上げます。この計画につきましても、先ほどの生駒市高齢者保健福祉計画、第8期生駒市介護保険事業計画と同様、3年を1期とする計画で、対象期間は令和3年度から令和5年度となっております。第6期の計画は平成28年度に施行された障害者差別解消法や、平成30年度の障害者総合支援法及び児童福祉法の一部改正、令和2年度に施行しました生駒市手話言語の普及並びに障がいの特性に応じた多様なコミュニケーション手段の理解及び利用の促進に関する条例、国の基本指針などを踏まえ、障がい者が住み慣れた地域で安心して生活ができるよう、保健、医療、福祉、教育、就労等のサービスの提供体制の充実や、地域で生活していくための支援体制の充実などを目指した計画となっております。本計画は、障害者手帳をお持ちの方を対象とした市民アンケート調査や発達に不安なお子さんへのアンケート調査、事業者や障がい関係団体へのヒアリング調査などを通じて、現状把握を行い、学識経験者、障がい関係団体の代表者、障害福祉サービス事業者の代表者等で構成されます生駒市障がい者地域医療支援協議会に意見をいただき、作成したものでございます。
今後、本計画素案につきましても、12月16日から来年1月15日までの間、生駒市パブリックコメント手続条例に基づき、市民等の意見の聴取を行う予定となっております。
本計画の概要につきましては、この後、担当課長の方から説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
297
◯山田耕三委員長 金子障がい福祉課長。長くなるようでしたら、着座で。
298 ◯金子雅文障がい福祉課長 ありがとうございます。着座にて説明させていただきます。失礼いたします。
それでは、第6期生駒市障がい者福祉計画(案)についてご説明させていただきます。現在の第5期の計画策定から3年が経過いたしましたが、年々障がい者の数が増加傾向にあり、障がいのある人の高齢化や障がいの重度化が進んできております。また、家族や地域社会の在り方が変わり、市民の価値観やライフスタイルが多様化する中、誰もが地域で自立した生活を送れるよう支援することがこれまで以上に重要となってきています。このことから、保健・医療・福祉サービスの提供体制の整備を図り、増加、多様化するニーズに見合うサービスの提供を行うとともに、障がいの有無に関わらず、お互いに人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向け、障がい者やその家族などのご意見を踏まえて、本市における障がい者施策の基本的な方向性と主な取組や、障害福祉サービスの必要な見込み量などを定めた計画(案)となっております。
本計画は、障害者基本法に基づく障害者計画、障害者総合支援法に基づく障害福祉計画及び児童福祉法に規定する障害児福祉計画の三つの計画を一体的に策定しており、計画期間は令和3年度から令和5年度の3年間でございます。
計画(案)の第1章から第4章までが障がい者計画、第5章が障害福祉計画、第6章が障害児福祉計画、第7章がこれらの計画の推進についての記載となっております。
それでは、本計画(案)の中心になる部分につきまして説明させていただきます。本計画(案)の14ページ、計画の理念をお願いいたします。
第6期障がい者福祉計画の基本理念といたしまして、一つ目として、人格と個性を尊重し合いながら共生する社会を築く、二つ目として健康で生きがいのある暮らしを実践する、三つ目として地域において支え合う社会を築くといった理念を掲げております。これらの理念の実現に向け、15ページから16ページに四つの基本目標を定めております。
18ページをお願いいたします。
一つ目の基本目標、生涯を通じた保健・医療サービスと療育・保育・教育の充実では、母子の健康の保持増進や医療サービスを受け、安心して生活できるよう、保健・医療サービス等の充実や、23ページでは発達に遅れのある子どもの可能性を広げるため、早期療育・保育・教育の充実に関する取組などについて記載をさせていただいております。
続きまして、27ページをお願いいたします。
二つ目の基本目標、地域生活のための総合的な支援体制の充実では、本年4月に生駒市手話言語の普及並びに障がいの特性に応じた多様なコミュニケーション手段の理解及び利用の促進に関する条例を施行しましたことから、障がい者のニーズに応じた情報保障及び意思疎通支援の充実、30ページでは個々の障がい者のニーズや実態に応じて適切なサービスが利用できるよう、生活支援にかかるサービスの充実、38ページでは障がい者の数の増加や複雑多様化する相談内容への対応を行うため、相談支援の充実、40ページでは障がい者に配慮したまちづくりや、緊急時などにおいても、安心、安全が確保できるよう、生活環境の充実に関する取組などについて記載をさせていただいております。
続きまして、43ページをお願いいたします。
三つ目の基本目標、障がい者理解の促進と権利擁護の推進では、共生社会の実現に向け、障がい者理解や交流の促進を行う啓発、交流による障がい者理解、47ページでは、障がい者本人の意思決定を尊重した支援などを行う権利擁護に対する支援に関する取組などについて記載をさせていただいております。
続きまして、49ページをお願いいたします。
四つ目の基本目標、障がい者の社会参加と就労支援の推進では、障がい者の社会活動やスポーツ、文化活動の推進を行う社会参加への支援、52ページでは障がい者の多様な働き方の支援や就労の場の確保などを行う就労支援の充実に関する取組などについて記載をさせていただいております。
続きまして、55ページ、第5章、第6期障害福祉計画と、66ページの第6章、第2期障害児福祉計画をお願いいたします。
ここにつきましては、国の基本指針に基づきまして、令和5年度までの市の目標値を定め、その実現に向けた取組や、今後3年間の障害福祉サービス等の見込み量を定めており、障害福祉サービス等の数値につきましては、実績、対象となる障がい者の伸びやニーズ等から推測した参考的な見込み量となっております。
最後に、69ページ、第7章、計画の推進でございます。
本計画の推進に当たっては、当事者団体や関係機関などとの連携や、奈良県他自治体とも協力しながら進めていきたいと考えております。また、毎年度事務局で進行管理を行い、評価について生駒市障がい者地域自立支援協議会にてご意見をいただき、その内容を市民に公表していく予定をしております。
以上、簡単ではございますが、第6期生駒市障がい者福祉計画(案)についての説明を終わらせていただきます。
299
◯山田耕三委員長 本件について委員による質疑に入ります。
質疑等はございませんか。ないですか。神山委員。
300 ◯神山聡委員 7ページの方の計画の策定体制で、協議会の開催でちょっとそこで聞きたいんですけど、先般請願が可決されたことで、市の方では自立支援協議会の委員を当事者3名増員されているので、今回新たなメンバーを含めて、この第6期生駒市障がい者福祉計画を協議会で協議していただいたと理解をしているんですが、そこで聞いておきたいんですけれども、請願により増えた新たな3名の当事者委員からどのようなご意見をいただいたか、教えていただけますでしょうか。
301
◯山田耕三委員長 金子障がい福祉課長。
302 ◯金子雅文障がい福祉課長 今回新たにご参加いただいた3名の代表の方は、初めての参加だったんですが、積極的にいろいろご発言はいただいておりまして、協議会の活性化という意味では効果があったとは考えております。ただ、初めてだったということもありまして、計画の全体的な内容とか、あと障がい福祉全般に関わる大局的な話というのはなかなか難しかったかなと思っておりますけれども、こちらの計画(案)に記載させていただいております取組の概要とか、あと制度の質問とか、あと各団体が抱えておられるその課題とか要望とかは意見としていただいておりました。また、この4月から先ほど申し上げた条例の方が施行となっておりますので、なぜ手話言語が必要かということを一緒に議論を深めていったらなという意見とかもいただいておりましたので、現状のニーズとか、課題の把握という意味では一定参考になったとは考えております。
303
◯山田耕三委員長 神山委員。
304 ◯神山聡委員 分かりました。計画全体のことになると、なかなか読み込んで理解して、それを発言していただく、初めてということで難しいとは思うんですけれども、個人や団体の要望、意見というところだけに終始するのではなくて、障がい者福祉全般に対しての研さんを深めていただいて、地域の課題の情報もやはり持っていただいた上で委員として、また今後に期待していきたいと思います。
要望に関しては、市の方で様々手法を用いて多くの当事者意見を集めていただいていると思うんですけれども、これまでも5,500名の手帳をお持ちの方から無作為抽出で1,500人に対してアンケートを行ってきたと。今回もその1,500人にアンケート調査を行っていただいていると思うんですけれども、その回答数と回収率というのを教えていただけますでしょうか。
305
◯山田耕三委員長 金子課長。
306 ◯金子雅文障がい福祉課長 回答は852名の方からいただきましたので、回収率は56.8%となっております。
307
◯山田耕三委員長 神山委員。
308 ◯神山聡委員 分かりました。後もう一つアンケート調査として、9月の委員会のときに発達に不安のあるお子さんの保護者からもアンケート調査を行うということをおっしゃっていたんですけども、これは対象人数がどれぐらいあって、回答数と回収率はどれぐらいだったでしょうか。
309
◯山田耕三委員長 金子課長。
310 ◯金子雅文障がい福祉課長 今回この発達に不安のあるアンケートの対象とさせていただきましたのは、まず通級指導教室に通われている方、約165名です。あと児童発達支援センター等に通われている160名の方、合計325名の方を対象としてアンケートを実施の方、させていただきました。その中から185名の方から回答をいただきまして、回収率は56.9%となっております。
311
◯山田耕三委員長 神山委員。
312 ◯神山聡委員 それから、後もう一つ、意見を聞く取組としてヒアリングの話もされてたと思うんですけども、これはあゆみに載っている10団体のうち重複をしている団体もあるので、それを除いて、今回は協議会のメンバーじゃない他の団体全てにヒアリングをかけていただいているという理解でよろしいんでしょうか。
313
◯山田耕三委員長 金子課長。
314 ◯金子雅文障がい福祉課長 重複している団体を除きまして、9団体にまずヒアリングの調査票をご送付させていただきました。そのうち全団体からご回答をいただいております。そのうち今回コロナの関係もございましたので、対面でのヒアリングを希望される団体にちょっと意見、どうしますかということをお伺いしましたところ、3団体の方から対面でヒアリングしたいというご意見がありまして、ただ1団体が都合がつかず、最終的には2団体の方とヒアリングをさせていただきました。
あとこの期間とは別にあゆみに載っている団体さんなんですけども、1団体別で、意見を聞いてほしいという機会がありましたので、そこでもご意見とかご要望というのはお聞きはさせていただきました。合計して3団体になるかと思います。
315
◯山田耕三委員長 神山委員。
316 ◯神山聡委員 はい、分かりました。今回の計画に関しては今まで以上により多くの当事者の意見を集めていただいて、その要望も含めて計画(案)を作成していただいたということで理解しました。ありがとうございます。
317
◯山田耕三委員長 他に質疑等ございませんか。伊木委員。
318 ◯伊木まり子委員 今の関連なんですけどね、この7ページのところにアンケート調査等の実施というふうに書いて、今、神山委員の質問に対してはお答えになりましたけども、そのアンケートの調査結果であるとかは、ここにはついてないんですけれども、やはり添付していただいて是非見させていただきたいと私は思っているんですけど。ちょっと実際私は数日前に、先ほどおっしゃった9月の追加アンケートの未定稿ですというのはいただいてきたので、ちょっとそれに絡めては質問させていただこうと思っているんですけども、そもそもこの計画でそういうアンケート結果とかはどうされるおつもりかというのをお聞かせください。
319
◯山田耕三委員長 金子課長。
320 ◯金子雅文障がい福祉課長 今回実はそこがちょっと悩んだところでございまして、今お示しさせていただいております計画(案)の現状、第2章ですか、そちらの方にもちょっと入れようかということで考えておったんですけども、かなりちょっとボリュームも大きくなりますので、まずはその第4章以降のところに現状と課題とか、あと主立ったやつは、こちらアンケートとかヒアリング結果を掲載させていただいております。ただ、アンケートにつきましては、今回発達に不安のある方とかも新たにちょっと追加したアンケートもございますので、ちょっとそこら辺を資料編として別途作る形では考えていきたいとは思っております。
321
◯山田耕三委員長 伊木委員。
322 ◯伊木まり子委員 神山委員の方からはかなり評価をされたというご意見だったと思います。私、ちょっとこれを見させていただいて、対象が発達に不安のある子どもや保護者とここに書いていて、どういうところに送られましたかということで、通級教室でしたか、言葉の教室ですね、それと児童発達支援の事業所さんというふうにおっしゃられていましたが、このアンケートを見て、放課後等デイサービスについて質問があるんですね。そこを見たら、回答者数が114で、満足であると、まあまあ満足は2.7%となっていますとまとめてはるんです。無回答が97.4%、一体これは何だろうと私なりに考えたんですね。この回答者数、まあまあ満足というのは3人なんですよ。97.4%、だから111人の人は無回答、結局利用はされてない、放課後等デイサービスというのは、小学校に入ってから利用されますね。だから、先ほどの神山委員の質問で理解ができたんです。多くが言葉の教室で幼稚園のときから、生駒小学校の言葉の教室で指導を受けていらっしゃる方と、それから発達支援の事業所でサービスを受けてられる、これはほとんどが未就学児に対するアンケートじゃないかと。だから、放課後等デイサービスのところがたった3人だけで、あとは無回答なんだろうと私は思ったんですけど、そこでちょっとお尋ねしたいんですけども、放課後等デイサービスを利用している小学生、中学生というのは一体何人いらっしゃるんですか。
323
◯山田耕三委員長 数字、すぐ出ませんか。金子課長。
324 ◯金子雅文障がい福祉課長 ちょっとお答えにはならないかもしれませんけども、本計画(案)の67ページをご覧いただけたらと思うんですけれども、表の中の真ん中辺りになりますけれども、ここに放課後等デイサービスの数字とか記載させていただいております。これはあくまで各年度3月現在の数字になるんですけども、30年度であれば230名の方が使われたということになります。
325
◯山田耕三委員長 伊木委員。
326 ◯伊木まり子委員 もし、この人たちに送っていたら、ここで満足だ、何だという回答が得られているはずですよね。ですから、私が先ほど申しましたこれは未就学児がほとんど、言葉の教室は小学生とか中学生も行っていらっしゃるから、少数含まれていますけど、どうもこれを見させてもらうと、手帳を持っていらっしゃる方の数もちょうど出てきていまして、ですから何を言いたいかといいますと、ほとんどの就学している小中学校の手帳を持っていない、発達に不安を感じる方とか、発達障がい児のデータは取れてないんじゃないかと私は思います。それは多分、異論ないだろうとは思うんですけども、何かあったらお聞かせください。
327
◯山田耕三委員長 金子課長。
328 ◯金子雅文障がい福祉課長 今回その発達に不安のある、手帳をお持ちやない方のアンケートを初めて実施させていただきましたので、なかなかちょっとこちらもどこまでかというのが見込みがあれだったんですけども、ただニーズの把握につきましては、例えば今、自立支援協議会の中で子ども支援部会というのがあります。そこでも学校の先生とかもお入りいただいておりますので、そこで例えばそのテーマとかによりますけれども、ニーズの把握というのはできるかなとは考えております。
329
◯山田耕三委員長 伊木委員。
330 ◯伊木まり子委員 今からお願いするのもどうかと思いますけども、小中学生でこの放課後等デイサービス使われている今だったら、さっき教えてくださった数字で言うたら200人以上いらっしゃいますよね。そこら辺の声がこの計画には反映されていないんじゃないか。もちろん実績、今までの実績は書いてあって、そこからどういうふうに声を拾ってないのに見込み量につなげていかれたのか、ちょっとその辺、非常に疑問を持っていますということはお伝えをしておきたいと思います。
331
◯山田耕三委員長 伊木委員。
332 ◯伊木まり子委員 それで、この本編の23ページのところですね。早期療育・保育・教育の充実というところなんですけども、下の囲いにアンケートおよびヒアリングからというところを読ませていただいて、その二つ目のポツのところに、今後、特に必要な支援サービスについては、障がい別で見ると、知的・こども、放課後等デイサービス、児童発達支援などの療育支援が59.6%、身体・こどもで41.5%となっている市民アンケート、ここの知的・こどもとか、身体・こどもというのは何なんですか。
333
◯山田耕三委員長 金子課長。
334 ◯金子雅文障がい福祉課長 市民アンケートの方で放課後等デイサービスだけではなくて、いろんなサービスの利用状況というのをお伺いはしておりまして、これはクロス集計した結果なんですけれども、その今後必要なサービスについてはという質問に対しまして、放課後等デイサービス、児童発達支援などの療育の支援が59.6%。これ、知的、療育手帳をお持ちの方で子どもの方がこういった59.6%のこういった療育支援が必要ですということの内容となっております。
335
◯山田耕三委員長 伊木委員。
336 ◯伊木まり子委員 分かりました。私、最初にされたアンケートも、未定稿というのをいただいて、その1ページ目に身体・こども、知的・こども、ここには確かに書いていました。だからやっぱりこういうのをきちんと、この計画の裏に資料として、知的・こどもと書いているのがどういう意味なのか、ここには療育手帳をお持ちの18歳以下の人、身体・こどもは身体障害者手帳をお持ちの18歳以下の人ってちゃんと書いているんですね。だから、そういうことがちゃんと分かるという意味からも、こういうアンケートの対象であったり、どういうふうにされたのか、どういうふうに集計されたのか、どういう結果があるのか、きちんとつけていただきたいというのは申しておきます。
337
◯山田耕三委員長 伊木委員。
338 ◯伊木まり子委員 それと関連して、今の放課後等デイサービス、児童発達支援などの療育支援が幾ら幾らとなっているとここに枠囲いで、アンケートとかヒアリングの結果を載せてはるけども、結局、発達障がい児やとか、発達の遅れが気になるお子さんで、就学児、小学生以上のデータは取っておられないんですから、だからここには本来もっとそこにそういう人たち、知的・こども、身体・こども以外の人のご意見が書かれていて当然だと思いますので、やっぱりここら辺は非常に不足しているということは指摘をしておきたいと思います。
339
◯山田耕三委員長 続いて、伊木委員。
340 ◯伊木まり子委員 それから、同じとこなんですけども、四つ目、保護者が子どもの気になるところに最初に気づいたときの年齢については、6歳未満の割合が8割以上(発達に不安のある子どものアンケート)、これから拾われたのかと思いますけども、このアンケートをされて、6歳未満のお子さんを持っていらっしゃる保護者の方の日々の苦悩やとか、保護者の苦悩、ニーズというのが、これから自由筆記なんかもあれば、拾えていると思うんですけども、何か声は、ここに載せるような声はなかったんですか。
341
◯山田耕三委員長 金子課長。
342 ◯金子雅文障がい福祉課長 実は自由筆記の方に参考になるご意見というのはあるかと思っておりまして、今、個人でちょっとまとめた分でしかないんですけども、例えば今、今後の支援の在り方というところのご意見であれば、今のままで十分であるとか、やっぱりでも学校の先生の障がいへの理解とか知識習得とかも必要ですねとか、あと、相談の場所の情報提供が欲しいとかってそういった声というのは、自由意見の中では書かれておりました。
343
◯山田耕三委員長 伊木委員。
344 ◯伊木まり子委員 私、この早期療育・保育・教育の充実というところは、保護者支援というところがきっと声が多いだろうし、そういうことをここで現状とか課題として拾ってきはって、次の計画につなげはるのかなと思って見ていたんですけども、書かれていないということは、まだ今、ちょっと金子課長が持っていらっしゃる資料の中では出てきたけどもということだったんですけど、ちょっと1点、是非お願いしておきたいと思うんですけども、近藤部長が6月議会で私が一般質問した際に、保護者が子どもの発達の遅れやとか障害を受け入れられないので療育につながらないと、デリケートな問題やというようなことで、健康課にもおられて非常にご苦労されてきて、そういうことでよくお分かりで、そういうふうにおっしゃっていたと思います。その後、富山県で発達障害支援ハンドブック「ひとりじゃないよ」というハンドブック、幼児用と学齢期用が作られていて、目次の前に、初めに子育てを頑張っているあなたへとメッセージが付記されているんですね。6月議会のときに非常にサービスを使う手順が分かりにくいというふうなことをお話ししたら、さっそくもうこうやって新しいのを作っていただいて、対応いただいた、よかったなとは思っているんですけども。私、ここで保護者支援が大事やなと思うので、そういうハンドブックみたいなものを作っていくとか、市が作らなくても、奈良県の方に、あるのかどうかも知らないですけど、要請していくというような何かそのようなことを是非やっていただきたいなと思うんですけど、何か現在お考えが、ここには書いてないです、どんなことをするかということは、保護者支援、何かありましたら教えてください。
345
◯山田耕三委員長 近藤部長。
346
◯近藤桂子福祉健康部長 具体的にどういうことがということは今はっきりとはお答えはできないところではございます。先ほどご紹介いただきましたそこの取り組みされたものも参考にしながら、その対象となる、どの時期に、どの年齢の保護者の方にどういう内容で提示するのがいいのかというようなことも、やはり時期と言うのか、タイミングというのが大事かなと思っていますので、どの年代の子どもさんお持ちの保護者の方に、どういう内容でとか、そういった辺りはしっかりと見た上で判断させていただいて、今回の計画につきましては、これまで教育のところの視点がなく、欠けていたというご指摘もございましたので、ご本人に対する教育の観点での支援ということにちょっとどうしてもシフトしてしまって保護者の方というとこら辺は、確かにそこまで踏み込めてなかったのかなと思っておりますので、今、自由記載も含めまして具体的な施策と言いますか、市の対策として対応できるところは計画になくても対応はしていきたいなというふうには思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。
347
◯山田耕三委員長 伊木委員。
348 ◯伊木まり子委員 ちょっと申し遅れましたけど、今の富山県のハンドブックは厚生労働省の方のホームページで紹介されてたので、私、気がついて、これはいいなと、これだったら受け入れやすいんじゃないのかと思いましたので、ご検討よろしくお願いいたします。
349
◯山田耕三委員長 他に質疑等ございませんか。竹内委員。
350 ◯竹内ひろみ委員 38ページ、他のところにも書いていますが、相談支援の充実ということで、やはり相談窓口が欲しいという要求が、先ほどのアンケートなどでも最も高くなっているということで、次のページに相談窓口の充実ということが掲げてあります。相談支援事業、最初のところですが、相談窓口、障がい福祉課の窓口に精神保健福祉士等の設置を検討しますといったような具体的な施策まで書いてあるんですけれども、現在の状況というのはどんなふうになっているんでしょうか。いつも障がい福祉課の窓口に大勢の方が相談に来られているのを見るんですが、どういった相談になっているんでしょうか。
351
◯山田耕三委員長 金子課長。
352 ◯金子雅文障がい福祉課長 まず、これ、記載させていただきましたのは、今回初めて記載させていただいたんですけれども、これも団体ヒアリングの中でかなり強いご意見があったので一応計画の方に反映させていただいたものとなっておりまして、実際、当課の窓口におきましては、かなりいろんな三つの障がいの方がいろいろ手続きとか相談とか来られている状況となっております。精神の障がいの方の特徴かと思いますけれども、やっぱりそのやり取り、かなり僕も具体的にどんなやり取りしているかまでは確認はしてないんですけれども、やっぱりなかなか、例えば手帳の申請とか医療の更新の手続きした際には、やっぱりいろんな話しされているような感じで、その係員がかなり長時間にわたって対応しているケースがあります。やっぱりその手続き以外の話になることが多い状況かと思いますので、そういったものの問合せに対して専門的に答えられるような者があればいいかなということで、こういった形で、精神保健福祉士等のちょっと検討したいなというところでございます。
353
◯山田耕三委員長 竹内委員。
354 ◯竹内ひろみ委員 それとの関連で57ページの方に相談支援体制の充実・強化等というところで、専門職員の設置、検討するというふうになっているんですけれど、これは市の職員という意味なんでしょうか。
355
◯山田耕三委員長 金子課長。
356 ◯金子雅文障がい福祉課長 先ほどの精神保健福祉士の関連もそうですし、あと相談支援、四つの生活支援センターに委託をしております。障がいの種類に応じまして。そこの専門職員、当然たくさんいらっしゃいますので、そこの分の設置の増員とかというのをまたこちらからお願いする形にはなろうかとは考えております。
357
◯山田耕三委員長 竹内委員。
358 ◯竹内ひろみ委員 こういった要求というのは非常に増えてきていると聞いております。是非この体制、充実していただきたいんですけれども、相談窓口のあの混雑ぶりというのは、ちょっとリラックスして相談できる雰囲気じゃないなと思いまして、生活支援課の方でしたら、別に別室が何室かありますよね。ああいうような形でやはりじっくりとお話し聞けるような場というのが必要じゃないかなと思うんですけど、あそこのスペースから見て、何かすごくしんどそうやなと思うんですけれど、全体、全庁舎の状況とかいろいろ考えて、ちょっと改良できないのかなと思っているんですけど、どうでしょうか。
359
◯山田耕三委員長 金子課長。
360 ◯金子雅文障がい福祉課長 相談内容に応じまして、当課の窓口だけではなくて、部でそういう相談室も2部屋ございますので、内容に応じてはそちらの方で相談とかも対応はさせていただいております。
361
◯山田耕三委員長 よろしいですか。他に質疑等ございませんか。神山委員。
362 ◯神山聡委員 この計画を実施していく中で、また当事者のご意見、ご要望というのは今後またお聞きしながら進めていくということになると思うんですけども、その計画の改善等ということになってくると、これ、69ページの方に毎年度、進捗状況については点検評価を行って協議会で検討を行っていくというようなことも書かれているんですけれども、この協議会で行っていく検討というのは、年に何回ぐらい行うのか、スケジュールなんか立てているんですか。
363
◯山田耕三委員長 金子課長。
364 ◯金子雅文障がい福祉課長 今年度につきましては、計画の策定年度ということもありましたので、回数は4回、若しくは5回を想定しておりました。それ以外の年度につきましては、基本年1回の開催とさせていただいております。今後、来年度も基本は1回かとは思っていますけれども、ただ委員の方も増員になりましたので、緊急にその意見を聞くべき案件とか、例えばその委員の皆様からご意見とかご提案とかありましたら、その内容に応じましてまた開催の検討というのはあるかとは思っております。あとその計画を推進していくに当たって、いろんな部会、今三つあるんですけども、その部会も随時、2カ月に1回ぐらいは各部会、テーマに応じまして開催しておりますので、それらと併せましてまたこちらの計画の推進の方は図っていきたいと考えております。
365
◯山田耕三委員長 神山委員。
366 ◯神山聡委員 分かりました。計画を策定して、初年度というところで、先ほど伊木委員からもありましたけれども、そのアンケートをまた別で資料として作っていくというようなことがあるのであれば、この初年度に関しては、その協議会についても複数回行って、計画と資料の方、作成の方を行っていただいて進めていただけるということがいいのかなと思うんですけど、その辺りはどうでしょうか。
367
◯山田耕三委員長 金子課長。
368 ◯金子雅文障がい福祉課長 実際今回アンケートにつきましては、まだちょっと最終的には仕上がってないんです。かなりクロス集計とかいろんな分析、今後の施策の展開に役立てるようにかなりクロス集計とか多めに取っておりますので、そういった情報とか、全体会にはあれかもしれませんけれども、部会とかに必要に応じて提供しながらそういう施策の展開というのを図っていきたいなとは思っております。
369
◯山田耕三委員長 神山委員。
370 ◯神山聡委員 分かりました。中を見ていると、市民アンケートとか団体ヒアリング、事業所ヒアリング等というところでいろんな要望、意見が書かれてあって、それに対しての課題があって、どういう支援がありますというご紹介もいただいているので、そのアンケート等をお答えいただいた方たちについては、すごい分かりやすくて、喜びの声があるんだろうと僕は思って見てたので、こういった声をなるべく掲載していただくということも大事だと思いますので、よろしくお願いいたします。
371
◯山田耕三委員長 他に質疑等ございませんか。伊木委員。
372 ◯伊木まり子委員 計画書の61ページですけども、こちらの方にセルフプランということが、表現が出てきています。その点なんですけど、6月議会の当委員会で加藤委員が質問された折には、セルフプランは進めていないと受け取られるような答弁だったんですけども、ここにセルフプランというのを盛り込まれた理由と言うか、ちょっとあのときああやったのになと思ったんですけども、その辺、教えていただけますか。
373
◯山田耕三委員長 金子課長。
374 ◯金子雅文障がい福祉課長 6月議会、若しくは9月議会でもこの件についてお話はなってたんですけれども、9月のときに、今の制度上では認められている制度なので、何かあれば障がい福祉課の方にご相談いただいて対応しますということでご答弁はさせていただいておりますので、基本的には制度上可能なものでありますので、こちらに掲載したものとなっております。
375
◯山田耕三委員長 伊木委員。
376 ◯伊木まり子委員 先ほど早速対応していただいたこの利用までの流れのところを見ていると、真ん中辺に、サービス等利用計画(児童支援)(案)の作成依頼の下に、申請者自身による作成も可能です。詳しくは障がい福祉課までお問合せくださいと書いてある、この申請者自身による作成、これがセルフプランのことですか、ここがそうですか。
377
◯山田耕三委員長 金子課長。
378 ◯金子雅文障がい福祉課長 そのとおりでございます。
379
◯山田耕三委員長 伊木委員。
380 ◯伊木まり子委員 私や加藤委員さんなんかは、あのときにセルフプランのことをお尋ねしたので分かっていますけども、それと、これ何か窓口に置いて皆さんにお渡ししているという申請者自身による作成のところがつながらないと思うんですね。どちらが正式な名前なのか、これも本当に3年間の市の大きな計画ですので、この辺の表現、セルフプランという言葉が一般的なのか、しかしここで初めて今さっきおっしゃったように、制度上使えることだからここに入れましたではちょっと分かりづらいと思うので、その辺の注釈を下に入れるとか、何かその辺のお考え、どちらが正しい、何が正式な名称でというのが1点と、ここにそのことについてもきちんと注釈つけて説明、書いていただきたいなと思いますけど、その辺について。
381
◯山田耕三委員長 近藤部長。
382
◯近藤桂子福祉健康部長 セルフプランという表現につきましては、国の通知等で使われていました表現でございます。なので、私たちとしてはセルフプランというものがどういうものかということはある程度認識はしていますけれども、一般的にそのセルフプランというものが反対に分かりにくいかなということで、ご自身で立てられるというような、具体的な行動についての表記でさせていただきました。もしそれで計画上でセルフプランと、それがまた二重になっている、いろんな表現があってばらばらで分かりにくいということであればまたそこら辺の表現は工夫をさせていただきたいと思っております。
383
◯山田耕三委員長 伊木委員。
384 ◯伊木まり子委員 今、国で認められている制度だから書き込みましたというようなことだったと思ったんですけど、何か簡単にそのセルフプランを市に提出する際の手順について、時間もあれですので、簡単にだけ教えていただけたらと思うんですけれども。
385
◯山田耕三委員長 金子課長。
386 ◯金子雅文障がい福祉課長 基本的には今お持ちのフロー図、こちらのとおりになってくるかと思いますけれども、ただそのサービス等利用計画(案)という、これに準じたものが必要となってまいりますので、これ、かなり記入いただくのには、当事者の方にどんな課題があるかとか、いろいろ現状とか書いていただく欄もありますし、今後どういう目指す方向、この子の目指す方向はどんなものかというそういう将来像も多分書くような様式にはなっているかと思いますので、かなり書いていただくのは非常に欄も多いですし、難しいかなと思う部分はあるんですけども、そういったところにつきましては、生活支援センターの方でフォローとかはさせていただきたいとは思っておりますので、ただ流れ的にはこのとおりではございます。
387
◯山田耕三委員長 伊木委員。
388 ◯伊木まり子委員 ご自身で、自分で誰かに相談して書いて提出するというのも、可能なのは可能なんですか。
389
◯山田耕三委員長 金子課長。
390 ◯金子雅文障がい福祉課長 国の通知、9月のときにもお話、あったかと思うんですけど、やっぱりその計画がその本人のためになっているかというのを中立的に、客観的に判断する必要があります。それが国の原則にもうたわれていることですので、ご自身でもその可能は可能なんですけど、そこの分をどう担保するかというのが見極めるのがなかなか難しい部分があると思いますので、生活支援センターの方でのご相談を受けていただくことをお勧めと言うか、しております。
391
◯山田耕三委員長 伊木委員。
392 ◯伊木まり子委員 この件についてはこれぐらいでまた別途詳しく教えていただきます。ありがとうございます。
393
◯山田耕三委員長 他に質疑等ございませんか。
(「なし」との声あり)
394
◯山田耕三委員長 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。
次に、委員外議員による質疑に入ります。
質疑等はございませんか。山下議員。
395 ◯山下一哉議員 18ページの第4章、施策の展開の1の(1)の現状・課題の上から3行目なんですけども、乳幼児期における健康診査等についてということで、過去私も一般質問等させていただいてたんですけども、この疾病とか障がい等、早期発見につながるということで、未受診者の把握に努めとありますけども、今現在この乳幼児健診、3カ月健診から始まって、3歳6カ月の健診まで合計5回、委託も含めて、されていると思うんですけども、受診、未受診の管理というのはどのようにされているんでしょうか。
396
◯山田耕三委員長 近藤部長。
397
◯近藤桂子福祉健康部長 今回の計画の担当課ではありません、健康課の方になりますけれども、受診した方につきましては受診結果の方が委託しています医師会を通じて返却と言うか、返ってきますので、そのデータを健康管理システムがございますので、そちらの方に入力をしていって、対象期間中に受けていらっしゃらない方を抽出して、その方々に対して地区の担当保健師がまずはアポを取って、現認が第一となっておりますので、可能な限り現認という方法でフォローと言うか、確認はさせていただいております。
398
◯山田耕三委員長 山下議員。
399 ◯山下一哉議員 じゃあ、未受診の未受診者については、全てこの健診において、どの健診が抜けているとかということに関しては全て掌握できているということですか。
400
◯山田耕三委員長 近藤部長。
401
◯近藤桂子福祉健康部長 全てと言いますか、転入されている方につきましても、基本的には転入時に聞き取りはさせていただいていますので、大体は把握できているかなというふうに思っております。
402
◯山田耕三委員長 山下議員。
403 ◯山下一哉議員 その未受診の子どもさんに対して、どういう理由で未受診になっているのかという理由は掌握されているものですか。
404
◯山田耕三委員長 近藤部長。
405
◯近藤桂子福祉健康部長 すいません、そこまでちょっと具体的な数字は出ておりませんが、年齢によって医療機関で継続的に指定医療機関以外で診ていただいている方もおられれば、もう3歳半であれば、なかなかもう保育園、幼稚園で診てもらっているからいいと思っていましたというような方もいまだにいらっしゃるというふうには聞いております。
406
◯山田耕三委員長 山下議員。
407 ◯山下一哉議員 というのも、なぜこんなことをぐいぐい聞くかというと、昨日付けの公明新聞に関連する記事が載っていたんです。ある自治体なんですけども、この乳幼児健診の未受診を掌握できている健診と掌握できてない健診と、要は未受診の子どもさんのリスト化ができていなかったと。そのせいかも分からないんですけども、子どもが両親のネグレクトに遭って、衰弱した状態で発見されたというような事案があるんです。しっかりとどうしてその未受診になっているのかという理由の掌握をしっかりしていただきたいということと、やっぱり乳幼児健診というのはあくまでも受診率は100%やと思っています。いろんな事情あるんでしょうけど、受けていただいて当然やというふうに思っていますので、是非未受診の子どもさんを明確に、各健診において未受診の子どもさんを明確にしていただきたいということと、しっかりその未受診の子どもさんに関して、受けていただけるまで是非後追いしていただきたいなというふうに思っていますが、いかがでしょうか。
408
◯山田耕三委員長 すいません、今の質問とこの障がい者福祉計画、どのような関連になるんでしょうか。山下議員。
409 ◯山下一哉議員 すいません、この第4章のこの文言と19ページの妊婦乳幼児健康診査というところで、障がいをいち早く発見するという意味合いで関連して聞かせていただいております。
410
◯山田耕三委員長 近藤部長。
411
◯近藤桂子福祉健康部長 そのようにデータでも管理をしておりますし、連続して未受診の方については、一応児童虐待、ネグレクトというようなことも視野に入れて必ず現認をさせていただきますし、それでもなおかつ拒まれる方につきましては、子どもサポートセンターゆうの方と連携させていただいております。やはり、一つの理由として、子どもさんの扱い、なかなか難しくて、それをひもといていくと、子どもさんの発達が実は不安だったというような方も過去にはいらっしゃいましたので、そういった視点も含めて、これからもしっかりと丁寧に対応させていただきたいと思っております。
412
◯山田耕三委員長 山下議員。
413 ◯山下一哉議員 過去にも聞かせていただきましたけど、このコロナ禍の中で健診を見合わせるというようなケースもあるということですけども、ここにもありますとおり、早期発見、早期療育につながるということと、先ほど部長おっしゃっていただいた児童虐待の防止にもつながってくる大切な健診でありますので、是非、時期をずらさずに予防接種ですとか健診を受けていただきたいと市のホームページにも載せていただいていますので、積極的な受診勧奨を是非お願いしたいと思います。以上です。
414
◯山田耕三委員長 他に質疑等ございませんか。上村議員。
415 ◯上村京子議員 54ページ、お願いいたします。54ページの2)に障がい者働く応援プログラムいこまのところに、障がい者の就労機会の創出を図りますと書いてあります。その中の主な取組として、3点書いてあります。職場体験受入れの推進、授産品販路拡大への支援、障がい者就労支援施設等からの物品や役務の優先的調達の推進というふうに書いてあるんですが、これに向けて、この間の11月の毎日新聞に障害者自立支援ということで、優先調達ということで県の方のデータが出てたんです。優先調達とは、障がい者の経済的自立のために就労施設などの仕事を確保し、その経営基盤を強化することが必要だとして、2013年に障害者優先調達推進法が施行されました。今から7年前ですね。国や地方自治体は障がい者の就労施設などから率先して物品などを調達するよう努めるというふうにされていますが、法律では、地方自治体などは毎年度、障がい者就労施設からの物品などの調達方法を作成して、実績を公表するように求めていました。それが、この間の11月の県の発表で、優先調達で大和高田市が最多、3年連続で2,000万近く、1,983万円を業務委託しているんですね。生駒市の方を見ましたら、325万円と6分の1ぐらいで少ないんですね。地方自治体、市にもよって、面積や人口も違いますが、あまりにも少ないんじゃないかなと、私、ちょっと思うんですね。やはり経済的自立を図るというのは、業務を委託したり、そしてそれが障がい者の就労の賃金になっているわけですが、このことに関して、生駒市なんかはどういうふうに考えていらっしゃるか、教えていただきたいんですよね。令和5年度が目標年度としてなっていますので、もう2年度が終わりますから、3年、4年、5年目はもう目標年度ですから、後2年ぐらいしかないので、是非このことをちょっとお聞かせいただきたいんですが。
416
◯山田耕三委員長 金子課長。
417 ◯金子雅文障がい福祉課長 まず、大和高田市、多分二千何百万だったかと思うんですけども、ちょっと私も新聞は見ておったんですけども、多分そこに書かれてた内容につきましては市の、施設名を忘れたんですが、割かし大きめの施設の清掃とか請け負っているということがその金額が大きくなっている原因かなとは思っております。生駒市の方も毎年こういった方針でやりますよということを公表しておりまして、実績の方も公表はしております。今、上村議員がおっしゃった300万強なんですけども、一応令和元年度は200万という数値を目標にしておりましたので、その目標は上回った形とはなっております。ただ、多分12市の金額とか出てたと思うんです。生駒、多分、真ん中ぐらいかちょっと下だったかなと思うんですけども、そこら辺、他市さんがどんな形でやっているかというのをちょっとまた調べたいなとは思っております。
418
◯山田耕三委員長 上村議員。
419 ◯上村京子議員 障がい者が、先ほどの障がい児者もどんどん増えておりますし、障がい持っても、働ける方と働けない方がいますけど、5,571名の方がいらっしゃって、障がい児の方が増えている傾向にありますので、これは何とか考えていただきたいと思っております。よろしくお願いします。
420
◯山田耕三委員長 他に質疑等ございませんか。成田議員。
421 ◯成田智樹議員 すいません、2点、一つは意見。38ページから39ページに相談支援の充実ということで先ほども質疑ございましたけども、これ、意見と言うか、相談窓口や相談センターは設置だと思うんですけどね、相談員は配置じゃないかなと。人は配置するもので、設置するものではないかと思いますので、生駒市の名誉のために申し上げておきます。
それと、先ほどちょっと上村議員の話とも若干関係ありますけども、52ページ、53ページ辺りの就労支援の充実ということで、前にも私、一般質問をさせていただいたわけですけども、これは生駒市の障がい者採用については、ここに書き込むべきことではないんですかね。
422
◯山田耕三委員長 金子課長。
423 ◯金子雅文障がい福祉課長 採用イコール雇用になってくるかと思うんですけども、あくまでこちらの計画、この就労の部分につきましては就労支援ということを重きに置いて書いておりますので、ちょっと雇用の部分はちょっとまた別の分野になってくるかなと思っておりまして、その分については、ちょっと記載の方はしておりません。
424
◯山田耕三委員長 成田議員。
425 ◯成田智樹議員 生駒市として共生社会を目指すということであれば、また一般質問でもさせていただきましたけども、市としての障がい者採用枠ってありますよね、法的な。それはクリアされているということで前もお聞きしましたけども、それについても書き込むべきじゃないかなと。また、指定管理者の障がい者採用、障がい者雇用の実状についても、指定管理の、今日、幾つかありましたけども、それについてもその一つの要件に加えるべきじゃないかなというところは思いますので、また是非ちょっと午前中のバリアフリーでも話ししましたけども、生駒市としてどういう考え方をしているのかということをしっかりと市民に計画の中でアピールするべきことじゃないかなと、バリアフリーのことも言いましたけどね。ちゃんとやるということ、意気込みを示してよという話をしましたので、是非今回の計画には盛り込めないのかもしれませんけども、その辺の視点も是非よろしくお願いいたします。以上です。
426
◯山田耕三委員長 他に質疑等ございませんか。
(「なし」との声あり)
427
◯山田耕三委員長 ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結いたします。
本件は常任委員会における所管事務調査に基づく政策提案に関する指針第5条に基づき、本日の調査結果を委員会としてどのように取り扱うか協議願うのですが、生駒市の市行政に係る重要な計画の議決等に関する条例第4条第2項の規定に基づき、今後策定後に報告を受けることから、その際に改めて調査することでよろしいでしょうか。
(「はい」との声あり)
428
◯山田耕三委員長 それでは、策定後に調査することといたします。
それでは、ただいまから説明員の入替えを行いますので、委員におかれましてはそのまま待機願います。
~~~~~~~~~~~~~~~
429
◯山田耕三委員長 (3)令和2年度生駒市立病院中間報告について。
本件は、理事者から申出に基づき、報告を受けるものです。
なお、本件について報告の後、委員からの質疑を受け、委員による質疑終結後、委員外議員から質疑を受けることでよろしいでしょうか。
(「はい」との声あり)
430
◯山田耕三委員長 それでは、本件について部長から報告を受けます。近藤福祉健康部長。長くなるようでしたら着座してください。
431
◯近藤桂子福祉健康部長 それでは、令和2年度生駒市立病院中間報告書についてご説明申し上げます。
生駒市立病院につきましては、開院から5年半が経過し、年々患者数も増えつつありましたが、今年度は新型コロナウイルス感染症等の影響もあり、計画及び前年同期に比べ患者数が少なくなりました。しかし、令和2年7月以降、外来患者数については増加傾向にあり、引き続き医師等の人員体制の整備等の課題も踏まえ、病院事業計画の実現に向けて着実な進捗を図り、健全経営を推進する必要があると考えております。中間報告書につきましては、令和2年度上半期分について病院事業計画に設定された目標に対する取組の評価、課題を明確にし、PDCAサイクルにより、令和3年度事業計画に反映していくものです。
なお、令和2年度生駒市立病院中間報告書は、去る12月2日開催の
生駒市立病院管理運営協議会において市民等からご意見をいただき、確定したものでございます。
それでは、令和2年度生駒市立病院中間報告書について福祉健康部次長からご説明いたしますのでよろしくお願いいたします。
432 ◯山田耕三委員長 石田福祉健康部次長。長くなるようでしたら、着座で行ってください。
433 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 すいません、そしたらちょっと座らせていただいてご説明させていただきます。失礼いたします。
それでは、令和2年度生駒市立病院中間報告書についてご説明を申し上げます。
なお、今回の報告から様式を改めさせていただきまして、A3版からA4版へと変更させていただいております。表紙をめくっていただきまして、目次がございます。更に1枚めくっていただきまして、1ページ、2ページをお願いいたします。
表の横軸でございますが、一番左端が病院事業計画の欄、右に向かって順に年度事業計画中間報告、そして2ページ、左側が中間報告の補足説明、右端が取組の評価・課題の欄となってございます。
次に、表の縦軸でございますが、1ページから8ページが診療科目、病床数等の基本項目、そして9ページ以降が病院事業計画のコンセプトごとに区分して記載をしております。
それでは1ページ、2ページをお願いいたします。
診療科目でございます。計画どおり、診療科目につきましては16診療科でございます。また、中間報告欄の下でございますが、既存の診療科につきましては、小児科、内科、消化器内科、形成外科について常勤医師の確保を図りました。課題といたしましては、今後も地域の医療ニーズや患者動向を注視しながら、常勤医師の確保や更なる病病連携の推進など、質の高い医療の提供を目指すとともに、引き続きより広く専門外来の設置を目指していく必要があるとしております。
次に、3ページ、4ページをお願いいたします。
病床数でございます。4ページの補足説明欄にありますように、1日平均病床利用率は令和2年4月から9月につきましては48%、そして下に行きまして1日最大稼働病床数は141床で、病床利用率では67.1%となってございます。課題といたしまして、病床利用率の落ち込みの主な原因は新型コロナウイルス感染症の影響のほか、整形外科常勤医師の不在によるものであることから、不足する診療科の常勤医師の確保に引き続き努める必要がある。また、小児科常勤医師を2名に増員できたことから、北和小児科二次輪番体制への参加を始め、休日夜間応急診療所の小児二次救急医療体制のバックアップ機能を更に充実する必要があるとしております。
5ページ、6ページをお願いいたします。
人員体制でございます。中間報告欄の医師のところでございます。9月末現在の常勤医師は24名となっております。下の医師の確保についてでございますが、常勤医師に関しましてはグループ内転勤により、内科1名、医局人事により、形成外科1名、勤務希望者の募集等により、消化器内科1名、小児科1名及び形成外科2名が入職いたしました。また、看護師につきましては、今日のところ131名で、その他といたしまして、薬剤師や理学療法士等を合わせて111名、合計で271名となってございます。課題といたしまして、救急医療、入院医療を充実させるため、引き続き不足する脳神経外科及び整形外科の常勤医師を確保する必要があるとしております。
7ページ、8ページをお願いいたします。
患者数でございます。中間報告欄の1日平均患者数は、入院患者は1日平均100.1人、外来患者数は1日平均183.9人となってございます。補足説明欄、真ん中の参考のところの達成率でございますが、年度計画と比較いたしますと、入院患者数は76.0%、外来患者数は86.2%の達成率となってございます。また、入院・外来の各表の増減欄のところでございますが、入院患者数の増減につきましては、合計で前年度と比べて、入院で1日平均26.7人の減、外来で1日平均25.2人の減となってございます。また、市民への周知の取組のところでございますが、ツイッターの運用に加えて令和2年5月からLINE公式アカウントを開始いたしました。現在登録者数は344人で、内容的にはコロナ感染対策、検診、人間ドック、医療講演会のお知らせ、そして面会制限、お見舞いメール、インフルエンザの予防接種の案内など、リアルタイムで情報をお届けしております。課題といたしまして、入院患者数、外来患者数ともに計画を下回っているが、新型コロナウイルス感染症の対応を強化するために、不足する常勤医師の確保に努めるとともに、地域の医療機関との病病連携及び病診連携をより一層進める必要があるとしております。
9ページから12ページの質の高い医療の提供でございます。
9ページに記載しておりますとおり、手術件数は全科目の合計で645件となり、補足説明欄の表でございますが、前年度と比べて11件の減となっております。また、分娩件数につきましては82件となっております。
なお、今年度から市の産後ケア事業へ参加をいたしました。課題といたしまして、整形外科において手術対応が可能な常勤医師を確保する必要がある。また、新型コロナウイルス感染症の流行が続く中、徹底した感染管理に努めながら、質の高い医療提供体制を継続して整備する必要があるとしております。
引き続き、11ページ、12ページをお願いいたします。
いわゆる主要4疾病、がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病につきまして、記載のとおり、他病院との適切な連携体制を取っている状況でございます。
13ページ、14ページをお願いいたします。
医療安全管理委員会を月1回、医療安全カンファレンスを毎週1回、計画どおり開催するなど、インシデント・アクシデントに関する事例の分析などを行い、医療事故の防止と医療安全対策の強化に努めました。また、中間報告欄の真ん中でございますが、院内感染対策といたしまして、院内感染対策委員会を毎月1回開催するとともに、ICT合同カンファレンスをグループ病院と合同で偶数月に行い、ICTラウンドを毎週1回、感染勉強会を7月に開催し、院内感染防止活動に取り組みました。さらに、院内感染対策に係る地域医療連携といたしまして、合同カンファレンスに参加いたしました。
なお、新型コロナウイルス感染症対策につきましては、4月14日以降、5階東病棟において重症患者を受け入れ、PCR検査、抗原検査も実施をしております。また、補足説明欄下にありますとおり、面会制限を実施した上で、お見舞いメールの運用等を実施しております。課題といたしまして、今後の新型コロナウイルス感染症の感染拡大に備えて、院内における感染管理をより一層徹底するとともに、引き続き奈良県を始めとする関係機関と情報交換しながら、新型コロナウイルス感染症に臨機応変に対応する必要があるとしております。
15ページ、16ページをお願いいたします。
地域完結型の医療体制構築への寄与についてでございます。在宅支援機能の充実といたしまして、医療連携登録医は9月末時点で66施設81名となってございます。補足説明欄上のところに記載のとおり、そのうち市内クリニックが29施設35名で、これは市内クリニックの32.6%となっております。また、協力医療機関連携施設は9月末時点で61施設となっております。また、生駒市医療介護連携ネットワーク協議会、在宅医療介護推進部会に地域医療連携室の職員が会員として参加をしております。課題といたしまして、在宅支援機能を更に充実させるために、市内の医療連携登録医を増やすことにより、地域の医療機関との連携強化をより一層図る必要があるとしております。
17ページ、18ページをお願いいたします。
医療機器の共同利用として、周辺の医療機関に市立病院のMRIやCTなどを利用していただいております。利用件数につきましてはMRIが82件、CTが34件、内視鏡が1件、エコーが10件の実績となってございます。
次に、紹介、逆紹介についてでございますが、紹介率は34.8%、逆紹介率は15.2%、また補足説明欄にありますとおり、市立病院が市内医療機関から紹介を受けた割合、すなわち、市内医療機関の市立病院利用率は78.7%となってございます。課題といたしまして、医師会との連携は不可欠であり、引き続き入会審査に対応する必要があるため、地域医療機関との病病・病診連携の推進を図る必要があるとしております。
19ページ、20ページをお願いいたします。
救急医療の充実でございます。補足説明欄にありますとおり、救急要請件数が946件、救急受入れ件数が890件であり、救急応需率は94.1%となってございます。課題といたしましては、市内内科系二次、外科系一次、二次輪番体制のバックアップに努めており、引き続き関係機関へ協議を進めることで輪番体制への参加を実現していく必要がある。小児科常勤医師を増員したことから、北和小児科二次輪番体制への参加に向けて医療体制を整備する必要があるとしております。
21ページ、22ページをお願いいたします。
救急に対する人員体制につきましては、夜間救急受入れ体制として1名の時間外担当医と1名の常勤当直医の2名、外来看護師2名、放射線技師、検査技師、薬剤師、事務職員、それぞれ1名ずつの当直体制を取りました。また、休日夜間の診療対応レベルは、CTやMRI、エックス線、血液検査全て対応可能となってございます。加えて、心臓カテーテル検査及び治療、内視鏡検査及び手術にも対応可能な体制を整えてございます。課題といたしまして、当直オンコール体制に参加できる脳神経外科及び整形外科の常勤医師の確保に努める必要があるとしております。
23ページ、24ページをお願いいたします。
上段の小児医療の充実でございます。中間報告欄上の小児医療体制についてのところでございます。令和2年7月に1名確保いたしまして、常勤医師2名体制になりました。課題といたしまして、小児救急の実施に向けて、引き続き更なる常勤医師の確保に努める必要があるとしております。
次に、中段の災害時医療の確保でございます。8月19日に、消防訓練を実施し、また4月28日と5月27日には、市が開催した新型コロナウイルス感染症に関する今後の対応等の意見交換会に参加いたしました。
続きまして、下段の予防医療の啓発でございます。疾病予防機能の強化といたしまして、医療講演会を22講座開催し、243名の参加があり、そのうちオンラインでの開催を13講座、実施をしております。また、市民健診につきましては、補足説明欄に記載しておりますように3,313件となっており、前年同期と比較して178件増加をしております。課題といたしまして、市民の健康づくりや疾病予防を促進するためにコロナ禍がおさまった折には院内講演の充実に加え、自治会や学校、企業、各種団体、グループ等の対象を広げて出張講座を実施し、より一層広域的に市民に啓発する必要があるとしております。
25ページ、26ページをお願いいたします。
上段の市民参加による運営につきましては、例年開催をしておりました健康フェスティバルにつきましては、今年度は6月21日開催を予定して準備をしておりましたけれども、コロナの影響がありまして中止とさせていただいております。中段及び下段の環境に配慮した運営及び院内保育所につきましては、ご覧のとおりでございます。
最後に、27ページをご覧いただきますようお願いいたします。
収支についてでございます。医業収入から医業費用を差し引いた医業利益は、計画のマイナス3,064万6,000円に対して、マイナス1億5,598万3,000円であり、計画に対してマイナス1億2,533万7,000円になってございます。経常利益につきましては、計画のマイナス1億4,908万円に対して、マイナス2億7,173万4,000円であり、計画に対してマイナス1億2,265万4,000円となってございます。
説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
434 ◯山田耕三委員長 ただ今から本件について質疑を行いますが、報告内容が多岐にわたることから、調査を円滑に行うため、質疑の度に関連した質疑が他にないか確認を行いますので、関連する質疑がある場合、先の質疑の終了後、引き続いて質疑してくださいますよう、ご協力をお願いいたします。
本件について、委員による質疑に入ります。
質疑等はございませんか。加藤委員。
435 ◯加藤裕美委員 25ページの入院外来患者アンケート調査について、ちょっとお伺いさせていただきたいんですが、こちらバスに関しての何かご意見とかございますでしょうか。バスの経路。
436 ◯山田耕三委員長 石田次長。
437 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 すいません、ちょっと聞き取りにくかって、もう一度お願いします。
438 ◯山田耕三委員長 もう一度、加藤委員。
439 ◯加藤裕美委員 バスの経路についてちょっとお伺いしたいんです。バスについてご意見とか、アンケートはございましたでしょうか。
440 ◯山田耕三委員長 加藤委員、すいません、路線バスなのか、それともコミバスのか、それ以外のバスなのか。
441 ◯加藤裕美委員 病院に行く足のことについてなんですけども、ないですか。
442 ◯山田耕三委員長 路線バスとコミュニティバスと両方ともあると思うので、それについて答えてください。石田次長。
443 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 患者様のアンケートにつきましては、そういった要望とか質問等、バスに関して輸送手段に関しての質問等、ご意見等はございませんでした。
444 ◯山田耕三委員長 加藤委員。
445 ◯加藤裕美委員 バス、たけまる号が駅まで走られてるのかと思うんですけども、ちょっと具体名挙げていいのかちょっと分からない、他の大きな病院とかが病院専用のバスがサ高住とか、軽費老人ホーム有料老人ホームから出ていまして、やはり病院に来られる方というのが足腰悪かったり、ご高齢の方が多いので、皆さん、病院に行くための手段が大きいのかなと思っていまして、そういった週に1回でも、有料老人ホームから病院に出るようなバスを出せば広告にもなりますし、皆さん、ご家族の方に送迎、病院まで、サ高住の方とか、結構病院に送ってもらっている、わざわざ休んでもらって送ってもらう手間がないので、専用のあそこの病院に行くバスに、ちょうど火曜日朝に来るからそれに乗って、あそこの病院行きますという方が老人ホームとかすごく多いので、この病院は駅の近くで大きいきれいな病院で、いろんなラインとかもすごく工夫とかされていて、いろんな看護師さんも増やされたりとか努力されているんですけれども、やはり患者さんが増えてない原因というのが、足腰の悪いご高齢者の足の手段がちょっとなくて、タクシーか電車かバスかという、なかなかハードルが高いのかなと考えるんですけど、そういった点とか、施設からのバスを入れるとかそういうのはご考慮されたりとかはないんでしょうか。
446 ◯山田耕三委員長 石田次長。
447 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 今、病院側との協議の中では、そういう話は今はちょっと出てきてないんですけれども、当時、開院したときには、バスを、生駒は北と南、長いですから、そういった意味で北と南とか、こういったところに行かれへんかということで、徳洲会のグループ病院なんかはそういうバスをばんばん出していますので、そういった形の協議とか、病院側での話とかそういったことがあったんですけども、またそういったご意見につきましては、病院側の方に伝えさせていただいて、また検討と言うか、していただくような形にさせていただきたいというふうに思います。
448 ◯山田耕三委員長 古川水道事業管理者。
449 ◯古川文男水道事業管理者 生駒市立病院は駅の近くにあるという、足を考えまして、やっぱり近くにあるという一つの利点がございます。そしてまた、そのフォローするためには、たけまるバスでフォローもやってございます。行政側といたしましては、その二つの利便性について、他の病院以上にそこは配慮できているというような形で考えてございます。それをベースでお願いできたらなと思います。
450 ◯山田耕三委員長 加藤委員。
451 ◯加藤裕美委員 もちろんそれはあるんですけど、駅前なんですけど、他の病院も駅前にあるところもバス、出されたりとかしまして、ご高齢の方って、駅に行くのがすごくハードルが高かったりとか、たけまる号まで乗るのが大変だったりするので、やはりこういった高齢化で20%のご高齢者の方がおられて認定者数4,500人ということで、要支援、要支援2、要介護度1の方はやはりたけまる号がある駅前まで行くのがすごくハードルが高かったりしますので、やはりサ高住とかに専属にちょっとついて、そこからちょうど病院に送るバスとかつくって、出してもらえると大分患者数とかが変わってくるかなと思っていまして、ちょっと駅前なんですけど、やはり電車とたけまる号というのが、1人専属サポートの方が大概病院バスってついているんですけど、そういうのがないので、やはり家族に送ってもらって市立病院というとなかなか若い方しか市立病院、ちょっとなかなか、ご高齢の方も行かれますけども、ちょっとハードルが。(「質問か」との声あり)提案です。また、すごくいい病院なので、場所というのがすごく段差もあるので、やはり階段も大変なので、ちょっと専属バスとか透析のバスとかやはり、出せば、患者数も変わってくるのかなと思っていまして、また前向きにご検討お願いいたします。
452 ◯山田耕三委員長 提案ですね。交通手段について、関連した質問ございますか。
(「なし」との声あり)
453 ◯山田耕三委員長 その他、質問ございますか。神山委員。
454 ◯神山聡委員 3ページの方で、中間報告で新型コロナウイルス感染症疑い患者の入院受入れ病棟として5階東病棟を一部専用病棟化しましたとあるんですけど、7月、臨時会補正予算で6室の陰圧化整備工事というのをやっていると思うんですけども、これについて記載がないのはその工事が終わってないという状況なんでしょうか。
455 ◯山田耕三委員長 石田次長。
456 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 この中間報告につきましては、4月1日から9月30日までの上半期でございます。当然、工事は9月30日、まだ終わっていませんので、この記載がないということと、それとあと工事に関しては、主体は市が改修工事をするということで、市立病院自身の運営とか事業という形ではないということで、工事をしていたとしても、ここにはそういった意味では載ってくるものではないのかなというふうに認識をしております。
457 ◯山田耕三委員長 神山委員。
458 ◯神山聡委員 すいません、じゃあ、その工事自体、今現在終わっていますか。
459 ◯山田耕三委員長 石田次長。
460 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 工事につきましては、まだ終わっておりません。
461 ◯山田耕三委員長 神山委員。
462 ◯神山聡委員 たしか11月にはその工事が終わって、受入れできるようにしていくというようなお話があったと思うんですけども、それができてないということは、今現在コロナの確定患者の受入れは行っていない、実績としてない状況という理解でいいですか。
463 ◯山田耕三委員長 石田次長。
464 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 その7月に、工期11月から使えるようにということで答弁させていただきましたけども、これにつきまして、その当時できるだけ早く、11月頃にはインフルの流行期が来るだろうというふうなこともあって、それには間に合わせればということで陰圧室を稼働したいということから、工期の方を想定しておったんですけれども、その後、業者と具体的な工期とか、工事内容を検討する中で工期が想定よりも長くなるという結果となっておりました。それとあとコロナに関しての確定患者でございますけれども、市立病院は現在、コロナの疑似症患者、確定患者は受け入れておりませんので、入院患者はございません。
465 ◯山田耕三委員長 神山委員。
466 ◯神山聡委員 この収支の方にも関わると思うんですけど、疑い患者の受入れしかできないという状況だと、空床補償のところで特別室1室があって、それが4室4床で、17床に対しての空床補償、1室1日5万2,000円というのがあったと思うんですよ。この陰圧化整備工事が終わっていない状況ということは、東病棟52室に対しては、空床補償は今発生してないということなんでしょうか。
467 ◯山田耕三委員長 石田次長。
468 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 疑似症患者として5床入れて、休止病床入れて17床、これについては、空床補償は発生をしております。考え方と言うかあれなんですけれども、一応陰圧工事というのは、個室の陰圧化というのはあくまでも感染の管理を強化するというふうなことでございますけれども、それと確定患者を入れるというふうなことはちょっと別問題ということで考えていただいたらいいかなというふうに思っております。
469 ◯山田耕三委員長 神山委員。
470 ◯神山聡委員 分かりました。この9月時点では17床に対しての空床補償ということだと思うんですけど、工事の方はなるべく急いでもらえるようにお願いします。
471 ◯山田耕三委員長 ただ今の件に関連した質問、病床数に関してありますか。伊木委員。
472 ◯伊木まり子委員 空床補償ということで、13ページのところに上半期疑似症患者受入れ人数が157人となっていますね。だから、これに対して空床補償が入れば、最後のこの収支のところが、ここには入ってないけども、かなり改善するんじゃないのかななんて思って見させていただいたんですけども、それについては、上半期に本当は入ってもらったらここが少し変わってきているんだろうなと思うんですけど、もし、お聞かせいただけるのであればお願いしたいです。
473 ◯山田耕三委員長 石田次長。
474 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 4月から9月の空床補償に関しましても、実績で県の方に提出をしまして、11月に決定を受けまして、今月にその実績分、約2億円はもう入っております。
475 ◯山田耕三委員長 よろしいですか。ただいまの件に関連した質問ございますか。
(「なし」との声あり)
476 ◯山田耕三委員長 では、それ以外の項目について質問ございましたら、挙手願います。神山委員。
477 ◯神山聡委員 5ページの医師の確保の方ですけども、9月の実施状況調査のときで20名であったところが、今回24名常勤医師が確保できて、小児科についても2名確保と、看護師不足が叫ばれる中で12名増えているという状況で頑張っていただいているなという印象も持っています。あと定着率を上げるという方法として医師事務作業補助者も確保するというようなことも行っていただいているのかなと思うんですけれども、肝心な整形外科と脳神経外科の先生については、まだ見つかっていないという報告なんですけど、その辺りは何らかめどはつきそうなんですかね。
478 ◯山田耕三委員長 桐坂地域医療課課長補佐。
479 ◯桐坂昇司地域医療課課長補佐 常勤医師の募集につきましては、大学の医局の訪問、また紹介業者への働きかけ等は常々行っていただいておりまして、またグループ内においても、理事長、副理事長同席の関西地区の医師対策会議、こちらの方においても出席の方をしていただいておりまして、特に脳神経外科、整形外科の常勤医師の確保を強く要請していただいたとお聞きしているんですけれども、いまだその採用のめどには立っておりません。
480 ◯山田耕三委員長 神山委員。
481 ◯神山聡委員 たしか9月に議長の方から指摘があったんですけど、非常勤医師だけでも入院の対応ができるように工夫して、入院の受入れ、増やしていくことができないのかというような話があったと思うんですが、その辺は病院の方にはご提案いただいたんですかね。
482 ◯山田耕三委員長 桐坂課長補佐。
483 ◯桐坂昇司地域医療課課長補佐 市立病院の方には非常勤医師で何とか入院対応の方をしていただけないかということでお伝えの方はさせていただいたんですけれども、やはりその非常勤医師では責任ある対応がちょっとできかねるということで、入院患者は診ることはできないというふうに回答の方はいただいております。
484 ◯山田耕三委員長 石田次長。
485 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 先日の管理運営協議会でも、市民委員さんの方からそういう提案があったんですけれども、例えば整形外科が今いないということで、非常勤の名物先生を連れてきて、手術でもしてもらったらどうかというふうな質問あったんですけども、病院側の方では、やっぱり手術をするということは術後管理というのが非常に大変なとこがあって、ここに常勤医師がいないと、その辺の管理がおろそかになってしまうということで、そういったところではちょっとなかなか、常勤医師がいて、非常勤がいるという場合でしたらいいですけど、非常勤だけというのはなかなか入院患者を受け入れるというのは難しいということをおっしゃっておられました。
486 ◯山田耕三委員長 よろしいですか。ただ今の質問に関連した質問ありましたら、挙手願います。伊木委員。
487 ◯伊木まり子委員 この5、6ページに関連ということでよろしいですか。
488 ◯山田耕三委員長 結構です。
489 ◯伊木まり子委員 補足説明のとこで、その下の専門的な知識と技術を持った看護師とか、専門的な知識と技術を持った薬剤師というようなところに、以前に比べて皮膚・排泄ケア認定看護師さんとか、それから透析技術認定士、それからフットケア指導士、腎臓病療養指導士、それから薬剤師さんの方でしたら、NST専門療養士というのが増えていて、皆さん、研修に行って熱心にやってられるのかな、それとも新しくそういうふうな専門的な資格を持った人が就職したのか、何かちょっと病院の感じがどういう状況なのか分かるので、その辺、教えていただけますか。
490 ◯山田耕三委員長 桐坂課長補佐。
491 ◯桐坂昇司地域医療課課長補佐 新しく資格を持った人を採用したというのはお聞きしてないんですけれども、その上のところにもちょっと書いていますとおり、研修参加費用等補助等、積極的にしていただいているということで、今おられる方が複数の資格取るように支援の方をしていただいているというのはお聞きしております。
492 ◯山田耕三委員長 それでは、人員体制に関連する質問、他ございませんか。
(「なし」との声あり)
493 ◯山田耕三委員長 ないようでしたら、次の項目で質疑ありましたら、挙手願います。神山委員。
494 ◯神山聡委員 8ページの方なんですけども、補足説明で延べ人数、入院の延べ人数と外来の延べ人数があるんですけども、コロナの疑い患者というのは、どこの科で数えることになるんですか。
495 ◯山田耕三委員長 桐坂課長補佐。
496 ◯桐坂昇司地域医療課課長補佐 コロナ疑い患者につきましては、外来、入院ともに内科で数えているというふうにお聞きしております。
497 ◯山田耕三委員長 神山委員。
498 ◯神山聡委員 以前お聞きしたときに、1日当たりの受入れ人数、実績として4月が0.9人、5月が0.7人、6月が0.3人で7月が1.1人というのがあったと思うんですけども、それ以降の実績というのは分かりますでしょうか。
499 ◯山田耕三委員長 桐坂課長補佐。
500 ◯桐坂昇司地域医療課課長補佐 8月以降の実績でございますが、8月が1日平均0.5人、9月が2.1人、10月が0.6人、11月が0.6人、11月末現在で以上のような状況でございます。
501 ◯山田耕三委員長 よろしいですか。ただ今の質問に関連した質問ございますか。
(「なし」との声あり)
502 ◯山田耕三委員長 ないようでしたら、他の項目で質問がありましたら、挙手願います。伊木委員。
503 ◯伊木まり子委員 次の10ページのところなんですけども、手術件数とか見させていただいて、コロナのこういう感染症の拡大のときは病院の通常の業務が割と停滞して、病院の中での活気とかもなくなっているようによく聞くんですけども、この手術件数を見させていただくと、腎臓泌尿器科も形成外科も産婦人科も、令和元年の中間よりも増えていて、それでその下の手術についても、新しい手術も増えてたり、それからダ・ヴィンチも増えてたり、腹腔鏡も増えてたりとかなりコロナ禍であっても通常の医療を熱心にやっていらっしゃるような印象をこの補足説明のところから受けたんですけども、一番心配していたのが病院全体がコロナ患者のことでもうぐたぐたで、コロナの検査なり何なりで沈滞してたらなと思ったんですけど、この上半期の状況というのは、私が言ったように、割と熱心にやってられたと言うか、精力的だったのか、その辺のところ、雰囲気とかご存じだったら教えてください。
504 ◯山田耕三委員長 桐坂課長補佐。
505 ◯桐坂昇司地域医療課課長補佐 特に手術件数につきましては、腎臓泌尿器科、産婦人科におきましては、やはり前年同期と比較いたしまして、医師が変わられて非常に熱心にされているというのでお伺いしております。また、外科等も件数の方は減っているんですけれども、実際に院長先生始め、皆様方積極的に手術の方はしていただいているというのはお伺いしております。
506 ◯山田耕三委員長 伊木委員。
507 ◯伊木まり子委員 外科とかは手術自粛というようなことを、どこの学会かはちょっと知りませんけども、そういう報道もあったかなと思うんですけど、熱心にされてたということですね。
508 ◯山田耕三委員長 古川管理者。
509 ◯古川文男水道事業管理者 中間の実績で疑い患者が157だったと思うんですけど、それだけの患者さんを受けながら、やっぱり市立、特に市民に直接影響を与えるようなものについては、本当にチーム一丸となって頑張っていただいています。また、看護師さんも本当に、全体的に患者さんは少ないわけですけども、特に秋に向けて、8月、9月に向けて、みんな寄って頑張っていただいているというのが、こちらの方もひしひし感じられるような状態というのが、本当にチームというのはすごいなということを、私は職員として受けさせていただいているというような状況でございます。
510 ◯山田耕三委員長 ただ今の質問に関連した質問ございませんか。
(「なし」との声あり)
511 ◯山田耕三委員長 ないようでしたら、他の項目について質問ございませんか。神山委員。
512 ◯神山聡委員 20ページの方で課題のところにある、北和小児二次輪番体制への参加に向けて医療体制を整備する必要があるというところで、その整備というのが何なのか教えていただけますでしょうか。
513 ◯山田耕三委員長 石田次長。
514 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 今現在は小児輪番に入ってございませんが、これ二次の小児救急ですので、入院患者を受け入れるということですけど、入院患者は今現在は少ないので、そういった意味で、この輪番に入ることによって、小児の入院患者が増えてきますので、そういった意味で入院の看護体制、こちらの方を充実していくというふうなことで体制整備が必要になってくるということは病院から聞いております。
515 ◯山田耕三委員長 神山委員。
516 ◯神山聡委員 分かりました。その看護体制の整備というのがどれぐらいかかるのか分からないんですけど、他に課題がなければ、整備ができれば、この受入れ、輪番に参加できると、大体いつぐらいに入れるとか、何らかめどはあるんですか。
517 ◯山田耕三委員長 石田次長。
518 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 7月に小児科医がお一人来まして2名ということで、これ奈良県さんもご存じありまして、実は先日も奈良県さんの方から、小児輪番に関しましてどういう状況ですかというふうなことでありまして、病院さんと近々奈良県の小児輪番の幹事の病院の小児科部長と協議をする中で、来年度の参加について、具体的な協議、これに入っていくようなことは病院の方から聞いております。
519 ◯山田耕三委員長 よろしいですか。ただ今の質問に関連した質問ございませんか。伊木委員。
520 ◯伊木まり子委員 この20ページの救急のとこですけども、コロナの疑いの方で救急搬送されたとかいう方もあるんでしょうか。
521 ◯山田耕三委員長 石田次長。
522 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 そういう方も受け入れております。聞いております。
523 ◯山田耕三委員長 伊木委員。
524 ◯伊木まり子委員 何人ぐらいいらっしゃったんでしょうか。
525 ◯山田耕三委員長 石田次長。
526 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 すいません、人数に関してはちょっと聞いておりません。
527 ◯山田耕三委員長 よろしいですか。ただ今の質問に関連した質問ございますか。
(「なし」との声あり)
528 ◯山田耕三委員長 ないようでしたら、他の項目について質問ございましたら、挙手願います。伊木委員。
529 ◯伊木まり子委員 13、14ページですけども、感染対策、院内感染対策のとこら辺なんですけども、これ、感染勉強会というのを7月の末に3日間にわたってされたというふうに書いていますね。それで、人数を見させていただいたら247名参加。「見直そう! スタンダードプリコーション」って、もう本当に感染予防の基本的な基本の勉強会なんですけど、これに参加された職種と言うのか、どのような職種の方が参加されたんでしょうか。
530 ◯山田耕三委員長 桐坂課長補佐。
531 ◯桐坂昇司地域医療課課長補佐 常勤職員さんにつきましては、可能な限り事務も含めて全職員、参加の方はしていただいているとお伺いしております。また、看護師長の方が講師を務めておりましたので、看護師につきましては、非常勤職員も一部含まれているというふうにお伺いしております。
532 ◯山田耕三委員長 伊木委員。
533 ◯伊木まり子委員 医師も参加されたんですか。
534 ◯山田耕三委員長 桐坂課長補佐。
535 ◯桐坂昇司地域医療課課長補佐 ちょっとドクターが参加したかどうか詳細まではお伺いしておりません。
536 ◯山田耕三委員長 よろしいですか。伊木委員。
537 ◯伊木まり子委員 このページなんですけども、ここのところ、ちょっと上のところに、インシデント(ヒヤリ・ハット)というところが書いてありますけども、この新型コロナの関係で、何かこうヒヤリ・ハットのような事例とかというようなことは、ちょっとこれは聞かない方がいいのかもしれない。すいません、ちょっと訂正をして、ヒヤリ・ハットの事例というのはできるだけたくさん出てくる方が風通しがよくて働きやすい病院というような認識で見ているところもあるんですけども、何か市に上半期で報告されたような内容とかで特にないですか。市の方でこうだったなとか、何か市の方で把握されているような特別なことはないですか。
538
◯山田耕三委員長 古川管理者。
539 ◯古川文男水道事業管理者 ヒヤリ・ハットの中で特に重要、ことが大きいものについては、生駒市の方に報告は必ず来ます。それが、今のところという分については、そこまでの報告はございません。ただ、一応表にオープンにやっていくということで、総数についてこういうような形のもので、特にそういうような事例があったという形、これの出し方について非常に難しくて、多かったら、いやいや危ないのちゃうかという見方と、多かったら、いやいや、風通しがいいからここまで気つけているんだという、その出し方についてはいろいろ気を遣いながら、今のところは、まずは総数から表に出していって、先ほども言いましたように、やはりかなり重要なもの、あるいは重大な影響を与えるものについては、生駒市と、それとやっぱり関係機関というような形で、そこはきちっと連携を取りもってこの問題については対応しているというような状況でございます。
540
◯山田耕三委員長 よろしいですか。今の件に関連した質問ございませんか。
(「なし」との声あり)
541
◯山田耕三委員長 ないようでしたら、他の項目で質問ございましたら。どうぞ、伊木委員。
542 ◯伊木まり子委員 下の方にこのPCRの検査の件数とか書いていますけども、生駒市立病院では自費検査とか、そんな希望者への実施とか、そういうのはあったんですか。
543
◯山田耕三委員長 石田次長。
544 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 市立病院はそういうことはしておりません。
545
◯山田耕三委員長 今のPCR検査に関連した質問ございませんか。
(「なし」との声あり)
546
◯山田耕三委員長 ないようでしたら、他の質問、お願いいたします。伊木委員。
547 ◯伊木まり子委員 コロナ禍での感染予防の関係で職員の方、宿泊施設を提供して、ご自宅に帰らずに宿泊施設から病院の方に勤務されるような方も、他の病院とかいろいろ報告されていますけど、生駒市立病院については、そのような職員の方もいらしたんでしょうか。
548
◯山田耕三委員長 桐坂課長補佐。
549 ◯桐坂昇司地域医療課課長補佐 9月に疑似症患者等多少増えた時期がございまして、そのときに看護師の方が宿泊施設の方を利用されて、約1週間利用されたという実績がございました。
550
◯山田耕三委員長 伊木委員。
551 ◯伊木まり子委員 そういうのが今増えているということはないんですか、特に。そういうのが増えている状況とかということになれば、看護師さんが非常に苦しい中でお仕事されているんじゃないかなと思うんですけども、その9月だけで、その後は特にそういう利用はないということでしょうか。
552
◯山田耕三委員長 桐坂課長補佐。
553 ◯桐坂昇司地域医療課課長補佐 それ以後はお聞きしておりません。
554
◯山田耕三委員長 ただ今の件に関連した質問ございましたら、挙手願います。
(「なし」との声あり)
555
◯山田耕三委員長 ないようでしたら、新たな項目でありましたら挙手願います。神山委員。
556 ◯神山聡委員 先ほど、疑い患者の受入れもされているというところと、この中間報告書全体、これをもって次年度計画というのはまた立てていくということになると思うんですけども、以前お聞きしたときに、計画を立てる中でコロナがある社会の中で、それを加味して事業計画を立てていくのかという質問をさせてもらうと、それは考えずに、あくまで病院事業計画に沿っていきたいというお話を古川管理者がされてたと思うんですけど、今の状況、これまでの受入れという現実と空床補償も受けているというようなところを見ると、やはり現実的に見て、次年度の計画というのは、コロナ、ウィズコロナという社会の中での計画になっていくんじゃないかと思うんですけれども、その辺の考えをお聞かせ願えますか。
557
◯山田耕三委員長 古川管理者。
558 ◯古川文男水道事業管理者 おっしゃっていることは非常によく理解するんですけども、やはりコロナ禍における医療提供体制という分については、あくまでも社会全体の医療提供体制が刻々と変わっているんですね。増えたり減ったり、あるいは角度が違うとか、そんな形でですね。この医療提供体制については、やっぱり奈良県さんが中心となって、奈良県さんの調整のもとに、県内やったならば、県内の各関係医療機関が全て集まりながら、そして連携を組んで医療体制、治療体制を全部考えていくと、これは構築やっていくというような状況になってございます。こういった状況の中で、大層な言い方しますけども、一地方公共団体が、コロナの将来予測をしながら、そのイメージを医療提供体制としてその病院事業計画の中に放り込んでいくというのは非常に難しいわけです。やはり、こちらの方である程度のハンドルがあるようなものでしたならば、ある程度調整がいけるんですけれども、世界、国、この奈良県、そういうようなものが全部集まっていろいろ体制組んでいくようなものの分も、それをうちの単独の計画に放り込むというのはなかなか難しいというのは、前回答弁させていただいたものです。今回もそれには変わりはございません。
ただ、次期の病院事業計画、つまり令和3年の病院事業計画については、当然前年度の事業報告、あるいは中間報告、そういった中でここにも書いてございますように、課題とか評価を反映やっていく中で、特に今回はその課題の中には、やっぱりコロナは、今度は病院の中でいかにして安全対策をやっていくかとか、あるいはその周辺にやっぱり迷惑をかけないとかというようなソフト的な意見というのもかなり入ってございます。そして、またハード的に次の補正予算にも関係があると思うんですけども、やっぱりある程度の分はそろえていきたいということと、それともう一つ陰圧の部屋の話はありましたけども、これは元々その東病棟に6室、陰圧室をそこに設置をやっていきたいというようなことから、もし仮にパンデミックとか起こってくれば、やはり公の病院です。奈良県さんには前向きに検討をやっていきたいという気持ちはございます。そのときにやっぱり一番最大のマックスをどういうふうな形で考えていけばいいのかというような中で、東から西病棟に場所を変えまして、その場所を変えたというのは、そこには防火扉が西にはある。その防火扉を閉めて完璧にすることによって、ゾーニングでかちっと遮断ができる。そういった場所を変更やったり、そういったこともいろいろ病院は病院の中で知恵を出しながら、いかにしてそのマックスを受けていくかというようなところまで考えていただいた中で、工期がちょっと今ずれているというのも大きな理由になってございます。総じて言えば、やはり基本的には一般の患者さんもまだまだおられますので、そこを病院事業計画できちっとそこをキープやっておいて、そしてある程度幅を持たせる中でコロナの視点というのもその中に入れていくという令和3年度の事業計画が策定されるという形でこちらの方も期待をしているという状況でございます。
559
◯山田耕三委員長 神山委員。
560 ◯神山聡委員 考え方としては分かりました。この実績として、収支の部分で空床補償があったり入院もされてるというようなところは、次年度にはそこは反映をしていかないというようなことになるのか、ある一定の反映もあるのか、その辺はどうですか。
561
◯山田耕三委員長 ちょっと今中間報告から離れていっていると思うんですけども。
562 ◯神山聡委員 中間報告の実績を見て言っていることです。
563
◯山田耕三委員長 来年度の報告について何ら考えがあるかという質問ですよね。方針ですよね。それは中間報告とはちょっと離れていくんじゃないかなと思うんですけども。(発言する者あり)
じゃあ、新たな質問ございましたら、挙手願います。
(「なし」との声あり)
564
◯山田耕三委員長 他、ございませんか。
(「なし」との声あり)
565
◯山田耕三委員長 他にないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。
次に、委員外議員による質疑に入ります。
質疑等はございませんか。成田議員。
566 ◯成田智樹議員 すいません、2点、お聞きします。
まず、2ページなんですけれども、取組の評価・課題のゴシックの文字で、最後の行、引き続きより広く専門外来の設置を目指していく必要があると書かれていまして、これは元年の実施状況調査報告書では、専門外来の充実を検討する必要があると書いてたところが、半年で若干踏み込んだ表現となっておるんですけども、具体的に何かその専門外来の設置を考えているということなんでしょうか。
567
◯山田耕三委員長 桐坂課長補佐。
568 ◯桐坂昇司地域医療課課長補佐 令和2年7月に小児科の常勤医師、新しく入っていただきまして、その消化器の専門の方とお伺いしておりますので、その小児の消化器系の専門外来の設置を検討していきたいというふうにはお伺いしております。
569
◯山田耕三委員長 成田議員。
570 ◯成田智樹議員 分かりました。
571
◯山田耕三委員長 関連する質問、聞きますので、しばらくお待ちください。
ただ今の成田議員の質問に関連した質問ございましたら、改正議員。
572 ◯改正大祐議員 専門外来ということで今回はコロナで帰国者接触者外来、発熱外来というのはありますけども、これはまた違う意味なんですか。また、ここに入る専門外来というところの意味とは違うものになるんでしょうか。
573
◯山田耕三委員長 石田次長。
574 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 このコロナの帰国者接触者外来とここで言う専門外来とは区別した形で、病院側とも協議しながらここに入れないということで、入れておりません。
575
◯山田耕三委員長 改正議員。
576 ◯改正大祐議員 発熱外来もということでしょうか。
577
◯山田耕三委員長 石田次長。
578 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 発熱外来も同様でございます。
579
◯山田耕三委員長 よろしいですか。今の改正議員の質問に関連質問ございましたら。
(「なし」との声あり)
580
◯山田耕三委員長 ないようでしたら、次の質問に移ります。
質問ございましたら挙手願います。成田議員。
581 ◯成田智樹議員 コロナの影響で相当影響出ているような出てないような報告でございますけれども、これも令和2年度の計画によると、令和3年3月末、年度末には医業利益で659万の黒字になるということで計画としてスタートされていて、その中でこんなコロナという形で状況が随分と変わっていると思うんですけれども、これは先ほどコロナの空床補償等があるというようなことで、この年度の話だと思うんですが、年度末の見込みとしては、今現状立てられている状態なのか、12月になっておりますけども、どんな状況か、お聞かせいただければお願いできますでしょうか。
582
◯山田耕三委員長 石田次長。
583 ◯石田浩福祉健康部次長兼地域医療課長 これも先日の管理運営協議会のときに指定管理者の方からの発言なんですけれども、4月から7月に関しましては、入院患者が大幅にコロナの影響もあって、一部整形外科のこともありますけども、その平均が入院患者で100名を切っている状況で計画から大きくかい離はしてございましたけども、そのときにはなかなか先が見えないということでございましたけれども、8月ぐらいから100名を入院患者で超えてきたという現状もありまして、先ほど伊木委員さんの方からもありましたけども、手術件数につきましても、前年同期比を上回るぐらいの件数で増えて緊急手術、こういったものも増えてきておるということで、下半期につきましては外来の方は既にほぼほぼ計画で日当円と患者数なんかも近くなってきておるんですけど、入院についてはまだもう一つということで、この辺を計画の135に何とか近づけていきたいというふうなことで、病院側としては計画に極力近づけるという形で目指しておるということは聞いております。
584
◯山田耕三委員長 古川管理者。
585 ◯古川文男水道事業管理者 入院135でとんとんです。一応この病院の考え方いうのは、やっぱり1日の入院患者数140、それと外来300、これは基本的な数字。その中で135でとんとん。そういった一つのバロメーターいうのは持ってございます。やはりコロナの関係で、空床というのは逆に言うていったならば、その分、ベッド、とまっていますので、今たまたま補償はありますけども、補償というのは、これはまた話は別の問題です。だから、全体を見ていく中で、仮に補償という特別なことがなければ、これはもうこのままでいけば、当然今11月の、あるいは12月のこれはもうステップ2やと思います。コロナの関係で物を見たときに。当然のことながら、やっぱりどっともっと下がってくると思います。これが拡大すればするほど、補償を度外視さえすれば、使えるベッドの数が減っていきますので、入院の数が減ってくると。つまり、物すごいマイナスが生じる恐れがあるということです。たまたま令和2年におきましては、空床補償、これは予算でマックスでございますけども、6億4,888万円やったかな、その分がマックスとして予定はやっています。ある程度やっぱり精算はされるというものの、もらってとんとんぐらい、こういうのは失礼な言い方かも分かりませんけども、だから本業で物を見ようと思ったならば、これやっぱりコロナが一定落ち着いて初めてあそこの内容が分かるというような状況だと思います。
586
◯山田耕三委員長 よろしいですか。ただ今の質問に関連した質問ございましたら、挙手願います。
(「なし」との声あり)
587
◯山田耕三委員長 ないようでしたら、他に質問ございませんか。
(「なし」との声あり)
588
◯山田耕三委員長 ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結いたします。
本件は常任委員会における所管事務調査に基づく政策提案に関する指針第5条に基づき、本日の調査結果を委員会としてどのように取り扱うかをご協議願うのですが、今後、これまでの事業実績など調査状況を踏まえ、来年度の事業計画を作成されますので、来年度の事業計画が策定された際に報告を受けることでよろしいでしょうか。
(「はい」との声あり)
589
◯山田耕三委員長 それでは、次回の調査では来年度の事業計画の報告を受けますので、理事者側におかれましては、同計画が策定された場合は速やかに報告をお願いいたします。
その他の項目につきましては、発言の通告はございませんでしたので、これにて厚生消防委員会を終わります。
午後8時8分 閉会
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生駒市議会委員会条例第29条の規定によりここに署名する。
厚生消防委員会委員長 山 田 耕 三
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