• "教育課題等"(/)
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  1. 生駒市議会 2020-03-13
    令和2年第2回定例会 市民文教委員会 本文 開催日:2020年03月13日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-07
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前10時0分 開会 ◯塩見牧子委員長 ただ今から市民文教委員会を開催いたします。  なお、市民、報道の傍聴を許可しておりますので、ご了承願います。  本日の会議につきましては、次第に基づき審査及び調査を行いますが、過日の議会運営委員会で決定され、全員協議会で周知されました常任委員会運営フローに基づき運営いたしますので、ご承知おき願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時0分 開議 2 ◯塩見牧子委員長 1、審査事項、議案第20号、生駒市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  なお、議案の内容については、過日の議案説明会における所管部長からの説明及び議案説明書の配布並びに本会議において市長から説明を受けたとおりでありますので、直ちに質疑に入ります。  本案について、委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。惠比須委員。 3 ◯惠比須幹夫委員 国の方の基準省令が変わって、新たに市町村で実状を踏まえて経過措置等も設定していくということで今回出てきたものだと思うんですが。このみなし支援員についてちょっと確認なんですが、今、現状対象となる方というのは何名おられるんでしょうか。 4 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 5 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 現在、生駒市の学童保育運営協議会の正規指導員の方では、この令和2年度、みなし支援員が5名となる予定でございます。 6 ◯塩見牧子委員長 惠比須委員。 7 ◯惠比須幹夫委員 その5名の方については、2年間の実務経験、そして県の講習を終えるということが、今回延長した期間に全て終了するということでよろしいんでしょうか。 8 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 9 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 みなし支援員の方は、この3月31日で実務年数2年が過ぎまして、この秋から冬に予定しています県の資格研修を受けるまでの間がみなし支援員ということになります。 10 ◯塩見牧子委員長 惠比須委員。 11 ◯惠比須幹夫委員 この経過措置というのは、更に一定の期間から延長されるという可能性もあるんですか、需要があれば。 12 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。
    13 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 今回、民間の学童保育の参入を考えましたときに、年度当初に、例えば保育園でございましたら、保育士の資格をお持ちであれば、その時点でみなし支援員になることができます。資格を何も有しておられない方ですと、2年間の実務経験、そして研修を受けてということで、人材育成までに最短でも3年かかります。5年、今回延長させていただきまして、5年後にまだまだ学童保育のニーズが必要な状況でありましたら、改めて延長ということを検討したいと思っております。 14 ◯塩見牧子委員長 惠比須委員。 15 ◯惠比須幹夫委員 民間からの参入という部分で、現段階でも結構見えている部分というのはありますでしょうか、需要として。 16 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 17 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 現在、市内は六つの民間の学童保育を運営いただいております。ますます今後もニーズがあるかと思いますので、その点、市としても周知を図って、民間参入に努めたいと思っております。 18 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。白本委員。 19 ◯白本和久委員 学童保育の指導員の平均在職年数って何年ですか。 20 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 21 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 すいません、今ちょっと手元に資料がございません。調べて、後ほど答弁させていただきます。 22 ◯塩見牧子委員長 白本委員。 23 ◯白本和久委員 在職年数の年数があるとことないとこは、ちょっと極端と言うか、差があいているというように話をちょっと一部で聞いたことがあるんですけどね。この5年という話のとこに、早々と辞める方もおられたりして、そういうことで、実際問題こういうことが学童保育の指導員さんでずっとやってもらえるのかなという、今までの実績から見たら不安と言うか、そういうのはどう考えておられるんでしょうか。 24 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 25 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 運営協議会の指導員につきましては、昨年4月以降も年度途中の離職をされる方がいらっしゃいます。定年退職者以外に、平成31年度では6名の方が年度途中にお辞めになられるということがありました。新採で入っていただいても、1年間を待たずという方もいらっしゃいますので、そういう方々が働きやすい組織の強化ということも今までもご意見を頂いて、議会の方からもご意見を頂いているところですので、来年度につきましては、地区代表主任ということで、現場には入らずに、その現場の指導員たちの日々の悩みでありますとか人材育成に関わる人員を配置して、より働き続けていただきやすい環境づくりに努めていきたいと考えております。 26 ◯塩見牧子委員長 白本委員。 27 ◯白本和久委員 今そのように次長が言われましたけども、現場から上へ引き揚げることで、現場にその補充はできているんですか。 28 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 29 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 正規指導員ということでは、昨年12月に採用試験を行いましたけれども、なかなか募集人員に対して応募人員が少ないという現状もございました。また、採用が決まった後に正規職員の方が退職されるという事案も発生をしておりまして、各学童保育所2人の正規指導員ということを配置計画しておりますが、三つの学童保育所で正規指導員が1名という事態がございますが、そこには準正規指導員ということで人員を確保し、配置を行う予定です。 30 ◯塩見牧子委員長 白本委員。 31 ◯白本和久委員 今そのようにあれですけど、ちなみに、うちの地元であります真弓では、80名の子どもを2人の指導員さんでやってもうてるというように聞いたんですけどね。もう80人を2人で見るとなったら、よっぽどしっかりと言うか、していかないと、指導員さん、そんなん、しんどうて辞めていくわというのは言われてもしゃあないのと違うかなと思うんですよ。それがためにその指導員さんの方から現場にもっと人を欲しいのに引き揚げてもろて、それで回っていくのかなというのが一番の不安やという指導員さんもいはるわけです、現実問題。どう考えておられますか。 32 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 33 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 実際には人数を超えるところには、人数加配の加配の指導員でありましたり、正規指導員以外に各学童保育所には1名の常勤指導員ということで、2名だけで対応しているという学童はなく、必ず複数名、更に3名を基準に配置をしています。確かに準正規の指導員が入っていただいてというところが、真弓学童も含めて3カ所ございますが、そこにつきましては、先ほど説明をさせていただきました地区代表主任が重点的に巡回を行うことで、サポートを行いたいと考えています。 34 ◯塩見牧子委員長 白本委員。 35 ◯白本和久委員 現場からその地区指導員に引き揚げられたら、現場はおらなくなるわけですよね、当然そこの場所は。あなた、巡回、巡回と言わはるけども、それでその現場に引き揚げられた箇所とかいうところの学童保育所は、そんなん足りないで補充がきくのやったらええけど、補充がきかないというふうに言われていますと言わはるのや。ほんで、その不安を何とかしてもらわないと、せっかくええ制度であっても、現場の方はもう回らへんという考えで頭が巡っていたら、なかなか、もう辞めるしかないと、こう思うわけですわ、指導員さんがね。何ぼええ制度をつくっても、辞められたら何の意味もないのと違うか。どうですか。 36 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 37 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 地区代表主任につきましては、昨年の秋から運営協議会の方でも議論をさせていただきました。先ほどの真弓学童保育所の方からも要望が届く中で、3月2日の運営協議会の中で議論もさせていただきましたところ、保護者会からも、また、指導員会の代表で出ていらっしゃる方の方からも、地区代表主任制度については導入するということでご意見を頂いて、運営協議会としては地区代表主任制度を配属するという決定に至っております。  あと、申し訳ございません。先ほど答弁させていただきました指導員の平均勤続年数ですけれども、ちょっと非常に複雑になっておりまして、ちょっと計算が難しいということで、後日また説明をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 38 ◯塩見牧子委員長 白本委員。 39 ◯白本和久委員 そしたら、その話の引き続きですけども、この地区指導員というのは誰が提案されたんですか。 40 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 41 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 従前から一般質問などでも、また、附帯意見ということで議会の方からも学童保育の組織体制の強化ということでご意見を頂いておりますので、どうすればこの組織体制が強化できるかということを検討いたしまして、事務局から運営協議会の方に提案をさせていただきました。 42 ◯塩見牧子委員長 白本委員。 43 ◯白本和久委員 要は市から提案したということでしょう、今の話はね。現場の人たちがこれこれしてほしいと言わはるのやったら、まだ僕は理解できると思いますねん。そやけど、市が提案して、現場も分からんものが提案されてというようになっていたら、やっぱり現場と市との間に温度差があるから、不安になると思うんですよ。 44 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 45 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 昨年、年度途中でお辞めになられる指導員の方との面談も複数名、私もさせていただきました。なぜ辞める結論に至られたのか、そういうことも私も直接お話を聞いております。その中で、やはり日々の悩み事でありますとか、指導員としての人材育成ということが必要だと感じましたので、今回、事務局から運営協議会の方に提案をさせていただいて、運営協議会で決定をいたしました。 46 ◯塩見牧子委員長 白本委員。 47 ◯白本和久委員 私が言っているのは、要は、こども課と、それから現場の指導員の間では温度差があって、なかなか理解してもうてないと、現場の指導員の方からしたらね。ところが、こども課の方は、ちゃんと理解できていますがなというのやったらええけど、双方に温度差があったら、なかなかこれ、うまくいかへんと思うんですよ。 48 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 49 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 そういう現場とこども課の温度差を埋めるためにも地区代表主任が必要だと考えています。 50 ◯塩見牧子委員長 白本委員。 51 ◯白本和久委員 もうそんな話をしても言ったことになるから。 52 ◯中谷尚敬議長 それはもう水かけ論になってまうわ。 53 ◯白本和久委員 なってまうから、もうこれで終わりますけどね。もう少しちょっと現場の話を聞いてあげないと、何ぼええ話であっても、それは市が言うてはるねんなとしか思われないんですよ。分かりますか。 54 ◯中谷尚敬議長 それは自分の意見として言うときいな、それは。平行線やから、それは一言でそんなん言われへんやん。こっちはこっちで頑張っとるのやからやな。それを埋めていってもうたらええのやということやろ。 55 ◯白本和久委員 そう。それでよろしゅう頼みますわ。 56 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。  この際、委員長の私からも発言したいので、副委員長に委員長を代わります。 57 ◯中尾節子副委員長 それでは、私が委員長の職務を行います。塩見委員。 58 ◯塩見牧子委員長 今の地区巡回の指導員さんなんですけれども、その方は、一つの学童に拠点を持った上で、必要があればいろんなところに行かれるのか、それとも、絶えずこちらのこども課なりに何か待機しておられるのか、どういった形態で動かれるのかお教えください。 59 ◯中尾節子副委員長 坂谷次長。 60 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 実際には初めての制度でございますので、お二人の地区代表主任の方と十分に議論しながら進めていきたいと思っています。現段階の想定といたしましては、まず、こども課の方にお越しいただいて情報共有をして、そこから巡回先を回っていただくと。大体一月の中で巡回先を決めてと考えておりますが、先ほどご説明したように、準正規が入っておられる学童保育が3カ所どうしても発生してしまいますので、年度当初はそこを重点的に巡回する予定になっています。 61 ◯中尾節子副委員長 塩見委員。 62 ◯塩見牧子委員長 それでちょっと1点安心はしているんですけれども。この地区巡回の指導員さんにつきましては、もう私が運営協議会にいたときから、実は12年ぐらい前からこの案は出ていたんですけれども、当時はちょっと指導委員会の方から、そういうちょっと同じ指導員仲間の中でリーダー格の人が出るのは嫌だという、指導委員会の方からちょっとはねられた経緯もあったんですけれども。今回そういうちょっと弾力的な運用で不足の分を補っていけるということも含めて、また、指導員さんの方の悩み事だとか、そういったケアもできるということで、そこは期待しております。  一つ確認したいんですけれども、今、運営協議会の方で新たに指導員さんを毎年採用されているんですけれども、今の採用は、この保育士さんだとか社会福祉士さん、教諭の免許を持っていて、更にその研修を受けて支援員になれるということなんですけれども、あらかじめその資格を持っておられる方を募集しておられるのか、そうじゃなくて、みなしにはなるだろうけれども、そういう資格は特に求めずに実務経験2年でも構わないということで応募されているのか、どちらでしょうか。 63 ◯中尾節子副委員長 坂谷次長。 64 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 運営協議会の指導員の募集は、高校卒業以上の資格ということで募集をさせていただいています。 65 ◯中尾節子副委員長 塩見委員。 66 ◯塩見牧子委員長 ということは、これからもその方は実務経験2年を積んで、更に研修を受けて、初めて支援員さんになれるということなので、一定はまた育成までに年数はかかるかと思うんですけれども、これ、更に延長があって、その期限が切れるということも今後出てくるのかなと思うんですけれども、そういったときに備えて、やはり各学童に1人はその支援員さんを入れなきゃいけないという、あとは補助員でも構わないという仕組みなので、補助員としてお入りいただいている方も順次そうやって支援員になっていけるような仕組みをしっかりと道筋つけて、研修制度を整えていただければと思います。以上です。 67 ◯中尾節子副委員長 塩見委員の発言は終わりました。委員長である塩見委員と交代します。 68 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 69 ◯塩見牧子委員長 ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。中浦議員。 70 ◯中浦新悟議員 ちょっと確認させてほしいのが、委員会の中でも地区代表委員さんの話が出ていたのでちょっと確認したいんですけど、全体の指導員さんの総数としては増えるんですよね、当然これによって。地区代表主任さんも含めて、学童全体の指導員数というんですかね。数は増えるというふうに、いいですよね。 71 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 72 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 正規指導員の数が、27カ所の学童掛ける2プラス地区代表主任の数ということになります。 73 ◯塩見牧子委員長 中浦議員。 74 ◯中浦新悟議員 先ほど来出ているとおり、指導員さん、何らかの都合で途中で辞められるというパターンがあって、その際に即座に補充できたらいいんですけども、そういった対応もできてないのかなという実状が、ここ数年、ひょっとしたらもっと前から見受けられていたわけなんですけど。そういったフォローアップのために現場に入るというそういった柔軟な動きというのはできるんですか。その穴埋めのところですね。今ちょっと指導員さんが抜けたから、地区代表主任さんがちょっとそこのフォローアップに入るとか、そういった弾力的な運用というのはできるルールで考えていらっしゃるんですか。 75 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 76 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 あくまでも地区代表主任として分担されている地域全体を見ていただくことになりますので、その中で必要があれば、そこのサポートに入るということは想定しています。 77 ◯塩見牧子委員長 中浦議員。 78 ◯中浦新悟議員 そういったフォローアップができたり、運用として、組織として柔軟な体制でしっかりと対応していただけたら、少しずつでもやっぱり指導員さんの待遇も職場環境も変わっていくのかなと思いますので、その辺、期待していますので、よろしくお願いします。 79 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。神山議員。 80 ◯神山聡議員 資格の件でちょっと確認だけで。ちょっと知識不足で申し訳ないんですけど、この放課後児童支援員の資格の取得で学童保育指導員になるという理解でいいんですよね。 81 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 82 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 運営協議会の指導員は、高校卒業であれば採用して、その時点から指導員として働いていただきます。ただ、国が指定する放課後支援員というのは、都道府県の研修を受けてもらって、必ず各学童にお一人、県の研修を受けた人が必要という形になっております。 83 ◯塩見牧子委員長 神山議員。 84 ◯神山聡議員 分かりました。ありがとうございます。  今現状、54人中で43人が資格取得者で、みなし支援5人と。残り6人が補助員みたいな扱いになると思うんですけど、これが今後2年実務経験を積んで研修を受けていくという予定だと思うんですけど、これはもうその6人がこれから2年間の経験が必要なのか、来年、数名受けて、再来年また数名受けるという流れになるんでしょうか。 85 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 86 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 まだ入っていただいて1年目の方もいらっしゃれば、2年目の方もいらっしゃいまして、実務経験が済んだ時点で、順次、県の研修を受けていただくようお願いをしています。 87 ◯塩見牧子委員長 神山議員。 88 ◯神山聡議員 分かりました。  あと、この延長期間5年としているのが、今後学童保育の需要を見込んでということなんですけど、5年後、学童保育支援員人数というのは何名ぐらい見込んでのこの5年の延長なんでしょうか。 89 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 90 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 運営協議会の指導員といたしましては、この5年間で今のメンバーであれば全員とっていただくことができるんですけれども、やはり今現状、年度途中でお辞めになられる方がいらっしゃったり、日々新しい方が入っていらっしゃいますので、全員が5年後にということは今ちょっと見えない状況ではあります。 91 ◯塩見牧子委員長 神山議員。 92 ◯神山聡議員 分かりました。  ちょっとこれ、補足なんですけど、市のホームページの方で学童保育の施設のところに、小学校の敷地内にある専用の建物を利用しているところ17カ所という記載なんですけど、これって18カ所ではないんですか。17カ所で合っていますか。 93 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 94 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 各小学校の中に複数の学童保育が存在しておりまして、合計27カ所でございます。確認をして修正させていただきます。申し訳ございません。 95 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 96 ◯塩見牧子委員長 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第20号は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 97 ◯塩見牧子委員長 ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第20号は原案のとおり可決することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~
    98 ◯塩見牧子委員長 2、調査事項、(1)生駒市学校教育のあり方検討委員会からの答申について。  本件は、理事者からの申入れに基づき、報告を受けるものです。  本答申は、3件の諮問事項について行われたものであることから、調査の方法につきましては、まず、答申の概要について部長から報告を受け、その後、各諮問事項ごとに所管課からの答申内容の説明と質疑を行うことといたします。  なお、質疑については、委員による質疑終結後、委員外議員からも質疑を受けることでよろしいですか。              (「はい」との声あり) 99 ◯塩見牧子委員長 それでは、部長から報告を受けます。真銅教育振興部長。 100 ◯真銅宏教育振興部長 それでは、調査事項1、生駒市学校教育のあり方検討委員会からの答申についてにつきまして、ご説明申し上げます。  平成30年6月25日付けで、生駒市学校教育のあり方検討委員会へ諮問をいたしました市の今後の学校教育のあり方につきまして、既に中間答申をいただきました働き方改革に関します諮問事項を除きまして、三つの諮問事項について今回答申をいただきました。  今後の生駒市立幼稚園のあり方について及び今後の生駒市立小・中学校のあり方についてにつきましては、昨年12月の市議会定例会市民文教委員会におきまして、パブリックコメント前の案をご報告させていただき、その後、12月20日から1月19日の間でパブリックコメントを実施し、パブリックコメントでのご意見等を踏まえまして、また、新学習指導要領を踏まえた教育環境の充実に向けた取組についてにつきましては、部会での審議を踏まえて、生駒市学校教育のあり方検討委員会で取りまとめていただき、2月26日に答申をいただいたものでございます。  それぞれの詳細につきましては、順次、担当の次長及び課長の方からご説明を申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。 101 ◯塩見牧子委員長 それでは、まず、今後の生駒市立幼稚園のあり方について説明を受けます。坂谷教育振興部次長。 102 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 それでは、今後の生駒市立幼稚園のあり方につきまして説明をいたします。  パブリックコメントの結果を受けまして、このあり方検討部会につきまして2回開催をし、審議を行っていまいりました。パブリックコメントにより頂いたご意見につきましては、ご意見の提出方法と件数が、インターネットによるものが15件、ご持参によるものが3件、ファクスによるものが7件、合計25件でございました。  25件それぞれに複数の内容に関するご意見が含まれておりました。それらを分類いたしますと51項目となり、本編の項目ごとに整理し、それぞれに検討委員会の考えが示されたものを別冊参考資料として併せて提出をされました。  なお、パブリックコメントで頂きましたご意見の主なものは、なばた幼稚園、俵口幼稚園の廃園を反対する旨のご意見でございました。  続きまして、パブリックコメントで頂きましたご意見を基に変更した内容につきまして説明をいたします。  3ページをお願いいたします。  3ページ下段、4、公立幼稚園の課題におきまして、ご意見ございましたのが、「集団活動から顕在化しつつある」との記載が、どう具体的に顕在していくのか全く不明であるとのご意見を頂きましたことから、「公立幼稚園の園児数の減少に伴い、少人数の園では、集団の中で多様な考え方にふれ、試行錯誤する機会が少なくなりやすく、人間関係においても固定化しやすくなる傾向にある」と具体的内容を記載いたしました。  次に、6ページ下段、第4章、今後の公立幼稚園の施設規模適正化の方向性、2、幼稚園の統合におきまして、園児減少の状況や望ましいと考える姿について、より詳しく記載をいたしました。  今回頂きましたご意見の中で、統合やこども園化を反対する理由に、今まで公立幼稚園が取り組んできた事業や担ってきた役割が途切れてしまう、地域との連携・協働が途切れてしまうとのご意見、ご心配のお気持ちがたくさん寄せられました。その点を踏まえまして、6ページ、第4章、今後の公立幼稚園の施設規模適正化の方向性、2、幼稚園の統合の3段落目、場所は7ページの9行目におきまして、統合に当たっての配慮事項、続く3、幼稚園のこども園化の4段落目におきまして、こども園化を進めるに際しての配慮事項を追記し、9ページ、第5章、その他の方策・方向性、3、今後の公立幼稚園の施設規模適正化の検討に当たっての進め方に3)を追記いたしました。  以上が、今後の生駒市立幼稚園のあり方について、パブリックコメント案からの変更箇所でございます。よろしくお願いいたします。 103 ◯塩見牧子委員長 本件について、委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。白本委員。 104 ◯白本和久委員 幼稚園ですね。私立と、それから公立と定員数が違うんですけども、私立の方はほとんど変わらず、充足率ですけども、市の方、公立の方はだんだん減っていっているという状況の中で、私立と市とですね。私立との違いというのはどのように考えておられるんでしょうか。 105 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 106 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 私立の幼稚園さんにおかれましては、生駒市内には4園ございます。もちろんいろいろな施策の中ではお互い協力し合ってやっておりますけれども、やはり建学の精神ということで、私学の幼稚園さんはそれぞれ園を作るに当たられた独自性を持って運営しておられることと思います。公立幼稚園につきましては、公の園ということで、一律的な幼児教育の提供を行っている、また、地域との連携、小学校との接続事業というところに力を入れているというふうに理解しています。 107 ◯塩見牧子委員長 白本委員。 108 ◯白本和久委員 もう少し具体的に違いというのを教えていただけますでしょうか。 109 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 110 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 それぞれプログラム的には、私立の幼稚園さんというのは独自に運営されますので、例えば私立幼稚園さんでしたら、民間の事業者さんが放課後と言いますか、園の教育時間が終わった後に何か有償でもプログラムを提供されるということも実施しておられますし、公立の幼稚園であれば、先ほどもお話ししたような地域の方、自治会を中心とした方と、それぞれの事業ごとに園にお越しいただいて、地域に開かれた園であるということがあると思います。 111 ◯塩見牧子委員長 白本委員。 112 ◯白本和久委員 分かりにくいと言うか、それはしゃあないわと思いますねんけどね。しゃあないというのは、余り現場を理解しておられんと思うんですけども。  例えばスクールバスと言うか、幼稚園のバスなんですけど、僕は幼稚園のとき初めて町で始めたんですよね。あの頃、そんな町でスクールバスみたいなのはなかって、生駒なんかすごいなという話になっていました。ところが、今現在は、私の方も全部も当然のことながらバスで送迎をしているんですけども、私の方はもうドアツードアでまで家まで行くと。公立の方は家じゃなくて駅やと、ステーションだというので違いがあるんです。どちらを選ぶかというたら、それはもうドアツードアを選びまっせ、今日日の時代。  だから、例えばですよ、そういうようなところが、ちょっとした努力のところでやはり違いが出てきているのと違うかなと思うんです。同じようなサービスやったらまだ分からんでもないけど、片っ方の方はドアツードアをやって、片っ方の方は相変わらず30年前と一緒で、ステーションで待っててくださいやと親御さんに言うてるわけですわ。それでも、いや、これうちはこれでやっていって、それでメリットがあるんやと。思わはるのやったら、それはそれでええことやと思うんですけども。僕の知っている幼稚園の園児を持っている親からしたら、それやったら、そんなんもうドアツードアの方ですわと言うて、今、私学に行ってはりますけどね。そういうのをあれば、違いが明確に分かるのがあれば、またこっちも自信を持って言えるのであれば、僕もそやったらもう公立の方がいいやと、こう言いたいんやけど、どうも分からないから、今の状態やったら言えないような答弁やったと思います。 113 ◯塩見牧子委員長 要は、すいません。役割の違いというよりもサービスの違いをお聞きになっていたということですか。白本委員。 114 ◯白本和久委員 例えばサービスの違いと言うかね。そういえばそうやけども、この充足率というところで見たら、基本的に言えば、そういう努力をどこでしているのかなと、下がっていっていることに対して。 115 ◯塩見牧子委員長 つまり、充足率が公立園については低いということのその原因をどういうふうに分析していますかという趣旨の質問ですね。いかがでしょうか。新土こども課指導主事。 116 ◯新土和美こども課指導主事 通園バスについてのことでございますが、それぞれ住宅も開発されてきておりますので、バス停というのは随分年度によって毎年見直しをかけております。あすか野幼稚園においても、随分その地域によってまた増えたりというようなことで、サービスに努めているところです。また、市内の方では、やはり保育時間に差が生じてはならないということで、バスに乗っている時間は15分程度という形でバス停を設定しておりますので、保育時間よりバス停から園まで長過ぎてということのないようにというようなことも配慮をしております。 117 ◯塩見牧子委員長 中田教育長。 118 ◯中田好昭教育長 ちょっと補足させていただきます。私園については、近隣の町の方から、特にそういう家の前までバスが来るというのは聞いています。というのは、そうすることによって子どもが乗っている時間、滞留時間が長くなって、本来保育すべき時間が短くなっている弊害があります。そういうことは、先ほど今言いましたように、私とこは保育時間の確保をメーンにしていますので、個々家の前までバスが迎えに行くというサービスはしていません。それと、基本的に少子化で、保育の方の全体、子どもたちが流れの中で幼稚園の取り合いになっているんですね。だから、私についてはそういうサービス、あるいはもう一つサービスとしては、公ではできない、塾から人を派遣していろんな英語とか特化した教育と言うかな、取り組んでおられる、それを売りにされているということで、取り合いの状況の中でこういう形の状況が現れているということでお願いしたい。 119 ◯塩見牧子委員長 白本委員。 120 ◯白本和久委員 そしたら、取り合いの状況の中で、そしたら公立幼稚園のメリットと言うか、それはどのように教育長は考えておられるんですか。 121 ◯塩見牧子委員長 中田教育長。 122 ◯中田好昭教育長 そういう中で、要するに一定の教育の時間を確保する中で、子どもたちにどうサービスを提供していくかということで、先ほど申しましたように、今年度、去年の4月からですかね、全市的に保幼小接続事業ということで、小1問題、要するにギャップがあるんですが、スムーズに移行できるようなということで、県下初の取組ということで、幼稚園から小学校1年に移行がすぐにできるような取組を一つの強みとして今進めています。こういうことを公立でできる範囲で今いろいろやっておりますし、これについても今後啓発したいと思っています。 123 ◯塩見牧子委員長 白本委員。 124 ◯白本和久委員 要は競争ですわな。その中で市内の私の幼稚園も、市外からも何園か来ておられるし、その中で公立がどういうようにしてその立ち位置を持つかというのが一番の問題やと思うんです。だから、合併もありきかもしれませんけれども、もうちょっと今の時代に合うたと言うか、とれるものはやっぱり民間でやっていていいものはとっていかないと、やっぱり園児の親としては理解しにくいとこもあるのと違うかなと思うので、できるだけそういう時代の流れと、それから競争のとこでどうするかというのは積極的に考えていただきたいなと思います。これは要望です。 125 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。加藤委員。 126 ◯加藤裕美委員 こちらは公立幼稚園の方がやっぱり幼保無償化で、私立に比べるとかなりサービスが違いが出てしまったかなと思っていまして、今までは公立幼稚園がやはり値段的にも大分、私立は2万円ぐらいするのが8,000円とか6,000円とかで行けたのが、それがもうメリットがちょっと薄くなってしまって私立に流れているということもあると思うんですが。やはり幼稚園のママさんたちが合併するのかなという心配がございまして、これほどやはりサービス、これから考えていかないと、ますます私立に流れていくかなと思っていまして。こちらはずばり廃園を考えておられるのか、もしかしたらこども園化を考えられているとか、そういったのはどちらの方向を考えておられるのかなということを聞きたいんですが。 127 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 128 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 今回はあくまでもあり方検討委員会さんとしていまとめてくださった答申ではございますが、あり方検討委員会の部会としていまとめられたものは、7ページのところに第4章の今後の公立幼稚園の施設規模適正化の方向性3の幼稚園のこども園化ということが、今回検討委員会さんの方で出された内容となっております。 129 ◯塩見牧子委員長 加藤委員。 130 ◯加藤裕美委員 では、統合した上で、多様化する保護者ニーズに応えることができるこども園化を望ましいと考えられているということでよろしかったでしょうか。 131 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 132 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 検討委員会としては、この内容でまとめられて答申を出してくださいました。 133 ◯塩見牧子委員長 加藤委員。 134 ◯加藤裕美委員 じゃ、その統合というのは、この園のうちまずどちらとか、そういった第一順位とかあるんでしょうか。 135 ◯塩見牧子委員長 書いています。 136 ◯加藤裕美委員 書いていますか。ごめんなさい。どこに。 137 ◯塩見牧子委員長 同じ7ページの上から7行目ですね。なばた幼稚園は壱分幼稚園と、俵口幼稚園は生駒台幼稚園と統合というふうに書いていますので。加藤委員。 138 ◯加藤裕美委員 では、なばた幼稚園は壱分幼稚園と、俵口幼稚園は生駒台と統合することが望ましい。どちらの方が先とかお考えなんでしょうか。いつ頃とか。 139 ◯塩見牧子委員長 真銅宏教育振興部長。 140 ◯真銅宏教育振興部長 これ、諮問機関であるあり方検討委員会のご議論の上で答申をいただいたものですので、この答申を受けて、これから様々な形で、地元の皆さんのご意見も当然聞くことになるでしょうし、今後、この答申を踏まえて検討していくと。ですから、これからいろんな形で検討させていただくということでございます。これはあくまでも答申ということでございます。 141 ◯塩見牧子委員長 加藤委員。 142 ◯加藤裕美委員 その答申に当たって、説明会とか話し合いとかは今されているんでしょうか。保護者さんからご意見を聞く場は与えられているんでしょうか。 143 ◯塩見牧子委員長 真銅部長。 144 ◯真銅宏教育振興部長 あり方検討委員会の中に学識の方も入っていただいているんですが、公募の委員の方、あるいは地元の保護者、また学校の代表の方等、入っていただいておりますので、そういった中でご議論いただいて、この答申をいただいたということでございます。 145 ◯塩見牧子委員長 加藤委員。 146 ◯加藤裕美委員 とても心配しているのが、専門家の方とか現場に行かれてない方の話が結構今の生駒市の小学校・幼稚園全部の流れになりまして、やっぱりトップの方の意見ばかりがすごい先行してしまって、やはり値上げとかも。やっぱりもうちょっと市民の方に寄った話合いを深くしていかないと、すごく今、幼稚園も小学校もいろんな運動が起きかけていまして、やっぱり本当にそういったところはしっかりと市民の方から、今通われている方からまずお話を聞いていかないと、やっぱり私もいろんな声を聞いていまして、どうなるんだろうとおっしゃられていて、すごい心配で、下の子を入れるか迷っているとかいうことも聞きまして、そういった流れも伝えていって、先生の現場の声も聞いていかないといけないんじゃないかなとすごく日々思っていまして。  やっぱり新しいこともすごく今挑戦されていて、すごくそこに力を入れているのは分かるんですけども、やっぱり現場の幼稚園の先生もすごく心配されていまして、小学校の先生も心配されていて、保護者さんもすごく心配されています。やっぱりそういったすごい先端のこと、市長さんは取り入れるのにすごい力を入れているのは分かるんですけど、もうちょっと現場の意見と保護者さんの意見もしっかりと聞いてほしいなということを要望しておきます。 147 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。惠比須委員。 148 ◯惠比須幹夫委員 これから答申を受けて検討されるということを前提に、ちょっとお聞きしたいと思うんですが。俵口幼稚園が生駒台と統合という答申の中での方向性なんですけども、これ、以前もちょっとお聞きしたんですけれども、この後の答申とも関わってくるのでどうかとは思うんですが、俵口の子どもたちが全て生駒台に行く。その後なんですけどね。やっぱり俵口も非常に広い地域で、北と南も違いますし、山間部と平地の居住地ということもありますし。そういうことを考えると、次に隣接校の選択で相当数の子どもたちが生駒台を選ぶという可能性が大きいと思うんですね。そうなった場合に、今度、小学校の存立が今後どうなっていくかということも関わってくるのかなという思いがしているんですが。そうなっていくと、今度は次に、また中学校は生駒中学校に行って、こうぐるっと回るような状況が出てくるのではないかなと思うんですが。その辺のところの、ちょっと小学校が関わるのであれですけども、その辺の想定というのは何らかこの俵口幼稚園を統合していくという部分の中で想定はされてなかったんでしょうか。 149 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 150 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 この検討部会の中では、その隣接校のという議論はございませんでした。ただ、前段おっしゃられました園区と言いますか、今、幼稚園は園区という考え方はないんですけれども、対象が広がるということについては、園バスを走らせるなど、保護者の方々、またお子さんの負担を減らすようにということも、この部会の中でご議論をいただいております。 151 ◯塩見牧子委員長 惠比須委員。 152 ◯惠比須幹夫委員 今申し上げましたように、幼稚園統合して、その後どうなるかというシミュレーションもしっかりしていただいて検討、それに対して、仮に小学校が先細っていくと、もう広大な俵口町に幼稚園も小学校もなくなるという状況も想定できると思うんですね。その辺もちょっとシミュレーションをしっかりしていただきながら今後検討していただければと思いますので、これは要望とさせていただきます。 153 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。中尾副委員長。 154 ◯中尾節子副委員長 先ほど加藤委員も言っていたんですけれども、これ、7ページのところに、地域とか保護者とかというのが十分協議することが重要であるというふうに検討委員会でもおっしゃっていて、私も何回か実際に傍聴させていただいて、やっぱり十分協議、地域の声を聞くことが大事だというふうに専門家の委員の方皆さんおっしゃっていたので、それは私も聞いているんです。ただ、ずっとこうやって一生懸命何回も委員会を開かれて検討されてきたことに対して、実際にいつまで、いつぐらいの時期、いつまでに、何年後ぐらいまでにこの最終の結論を出すかというところは、市としてはどうお考えなのかお聞きしたいです。 155 ◯塩見牧子委員長 中田教育長。 156 ◯中田好昭教育長 後の小学校の部分も関連してくると思うんですね、この適正規模の件については。今後のスケジュール感の話と思うんです。多分不安を持っておられるのは工程表が示されなかったということですね、今回の答申では。というのは、やはり今までなかった状況、今後の想定をした上での話で、コミュニティがある以上、その辺、結論的にちょっと出せなかったと私は推察しています。  いずれにしても、その辺については、スケジュール感、工程については、やはり今後、教育委員会、これ、答申を受けましてどう進めていくかということをまず整理しないとやぶ蛇に地元に入るわけにいけませんし、どこからまず着手するかということもございます、優先的に。一度に全部いただいた内容についてさばき切れない。今の私どもの組織ではしんどいので、順次どういう優先順位でどういう形で進めていくかいうことについては、ここにおられる設置者の市長も含めまして協議していき、その中で一定の進め方は出てくると思っておりますので、よろしくお願いします。期間は、言明、ちょっとできないです。 157 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。  この際、委員長の私からも質疑を行いたいので、委員長を副委員長と交代いたします。 158 ◯中尾節子副委員長 それでは、私が委員長の職務を行います。塩見委員。 159 ◯塩見牧子委員長 今の副委員長の質疑とも絡んでくるんですけれども、今回のこの答申案にはスケジュール感がないということなんですけれども、これ、後の方の小中学校の方にももちろん関わってくるんですけれども、今、公共施設の個別計画、策定が来年度末にまで迫っているという状況の中で、一定、市として何らかのその答えを早急に出していかなきゃいけないという、その兼ね合いもあると思うので、そのスケジュール感との整合性をとりながら、いついつまでにここまで方針を示していかなければいけないというのは一定出てくるんじゃないかと思うんですけれども、その計画を勘案した上でのスケジュールというのはどのようにお考えでしょうか。 160 ◯中尾節子副委員長 中田教育長。 161 ◯中田好昭教育長 確かに今の段階で空論の話をしても申し訳ないんですが、おっしゃるようにファシリティマネジメントの進行状況もございます。やはり一連の、要するに何らかのやっぱり関連性があるんですよね、学校に限らず。そういうことで、その辺の動向も見極めていかないといけませんと思っています。ただ、こちらについて、こちらと言うたら失礼やけど、教育委員会が所管している施設については、先ほど来言っていますように、やっぱり地域コミュニティと一つの地域の方のやっぱり丁寧な説明を通じた意向で、あと、意向踏まえた課題も出てくる中で、どこまでどういう形で出せるか。最低限は工程的なものは出さないといけないかなと思いますが、内容についてはその後どう具体的にどの時点でどういう形で進めていくかというのは、またいろいろな切り口が出てくると思うんですね。ただ、工程的な部分はある程度市のファシリと合わせていく必要があると思っていますが、内容的に内容の熟度と言うたら悪いですが、内容の差は出てくると思うんですね。その辺、ちょっと私の今の感覚で申し訳ないんですが、そういう方向では進めていくべきかなとは考えています。 162 ◯中尾節子副委員長 塩見委員。 163 ◯塩見牧子委員長 どう理解していいのかちょっと、今のご答弁でちょっと悩ましいんですけれども。 164 ◯中田好昭教育長 ちょっと整理しましょうか。先ほどもちょっとあれしていたんですが、工程的なものは出さないといけないと思います。ただ、その工程の中で出てくる意見について、個々いろんなケースが、切り口があると思うんですね、学校でしたら跡地をどうするの。あと、一貫教育、私とこ、進めようと思っていますが、他の対象以外のとこをどう進めるのか、これ、いろんな枝葉が出てくる中で、ピンポイントを絞りもってそれをやっていくのか、広くまた広げていくかによって工程作業が他の学校の部分も出てくるので、その一つの校区のさっきの最優先されるとこをターゲットに工程を示していくのか、全体を示していくかいうことで、今後、進める上で、優先順位も含めまして進める上で、工程差は、工程と言うか、スケジュール感は各校区によって変わってくるでしょうしという意味で、全体の市のファシリの全体のスケジュールとは若干違う部分はあるかなという思いです。 165 ◯中尾節子副委員長 塩見委員。 166 ◯塩見牧子委員長 ファシリの個別計画についても、別にそこに書き込んだからといって、もうすぐにでも廃止だとか統合だとか、そんな話にはならないので、そこはいついつまでにという長いスパンの中で工程は示されていくものだと思います。こちらについても、一定そこは市として合わせていかなければいけないんじゃないかなということは思っています。  パブコメも全部読ませていただきましたけれども、やはり私自身がちょっと感じたのは、今その保幼小の連携をしっかりとやっていますと、だから大丈夫ですというふうな、そういうふうな答えが多かったのかなと思うんですけれども、実はその保幼小の連携ということが、余り市民の皆さんには具体的にどういうことをしているのかというのが見えないで、やはりその不安があると思うんですね。今、実際にどのようなことを行っておられるのか、そして、さらに、その統合というような話が出てきた場合には、それがどういうふうに展開されていくのかというところですね。まず、先に今どういう形で行われているかというところをお聞かせいただけますでしょうか。 167 ◯中尾節子副委員長 新土こども課指導主事。 168 ◯新土和美こども課指導主事 保幼小の連携につきましては、本年度から全市的に取り組んでおります。今回3回開催いたしまして、市としての保幼小接続プログラムというのを基に、幼稚園から小学校へ行くのにどのような形で送り出していくのか、もう一度プログラムを見直そう、また、小学校は受入れに際しての最初の一、二カ月、どのように過ごすことで子どもたちが無理なく小学校生活になじんでいけるのかということを中心に研修を進めていまいりました。全市的な取組ですので、私立の保育園さん、こども園も含めて、今年度は初年度の取組として、今後また続けていく。初めて保育園さんが小学校から声をかけて幼稚園と共にこういう会議に参加できたと、まずその段階からという始まりの1年でございました。これを、この取組についての結果というのが出ておりますので、各園でホームページ等に上げていただいたり、保護者への説明というのは公立園ではして、周知していただくように努めていくという現状でございます。 169 ◯中尾節子副委員長 塩見委員。 170 ◯塩見牧子委員長 その具体的な取組が見えていくことによって、今度は、例えば、なばた幼稚園と壱分幼稚園、それが統合された後に、でも、なばた幼稚園の校区だったら東小学校ですよね。壱分だったら壱分小学校ですよね。その異なる校区の二つの幼稚園が統合した後にそれぞれがちゃんと連携できるのかというようなところの不安もやっぱりあると思うんですね。だから、そういうところの不安を払拭できるように、しっかりとそこの具体的な取組の状況というのは市民の皆さんに周知していかなければいけないと思うんですが、いかがでしょうか。 171 ◯中尾節子副委員長 坂谷次長。 172 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 今年度から保育園もこの保幼小接続に入っていただいています。保育園が抱えていることが、正に複数の小学校区から集まってきていただいているということがあります。保育園が複数の小学校とどう連携していくかということを今年度は1年間模索して、モデルの形をつくり上げていくことができましたので、それを参考にして、統合した後も保幼小接続を進めていきたいと考えています。 173 ◯中尾節子副委員長 塩見委員。 174 ◯塩見牧子委員長 今でこそ本当に保育園に通われているお子さんは多くなったので、保育園から小学校に上がったときのそういう不安感、子どもの不安感ですね、というのも、同じ境遇にある友達がいっぱいいるので、そこは余りギャップを感じなくなっているのかなというところはあるんですけれども。私が子育てしていたような頃は、やはり同じ学校に上がってくるのは保育園の子がクラスに1人しかいないとか2人いてとか、学年に2人とか3人とか、そんなレベルだったので、やっぱり小学校に上がるときにすごくこう不安を抱えながら落ち着かず過ごしていたというところはあるんですけれども。そういった取組が一定進んでいるというところと、保育園とかそういうところもみんなの人数が増えてきたというところで、子どもの不安感というのは、そこは一定抑えられているのかなという気はいたします。
     あと、加藤委員の方も述べておられたんですけれども、今回この答申が出ました。今後、その答申を受けて、これから教育委員会としてどういうふうにしていくのかということが試されているわけなんですけれども。その際に、今はパブコメをとっただけですよね。もちろん公募市民さんもこの委員会の中には入っておられましたけれども、それはあくまで本当に限定的な方のご意見でしかすぎないので、やはり地元の方、保護者の方、幼稚園などでお子さんの声はどう把握するかというところはちょっと難しいところですけれども、そういった方の声をやっぱり丁寧に拾っていく必要はあると思うんですけれども、いつまでにそういった声を、現場を抱えておられる方々ですね、に声を拾っていくのかというような今のところのスケジュールというのはありますでしょうか。 175 ◯中尾節子副委員長 中田教育長。 176 ◯中田好昭教育長 今のところですが、先ほど申しましたように、まだ教育委員会に報告をしてないんですね。今後その進め方について、今おっしゃった部分について協議、それも速やかにしたいと思います。ただ、1年先とかそんな極端なことを思っていませんので、出た以上、やはり皆不安を持っておられる状況で、早く払拭しなくてはいけないと、これは、僕、第一義的に思っています。そういう意味でスピード感を持ってやりたいと。  ただ、いかんせん、これ、余談ですが、今こういう情勢の中で、限られた人員の中でやっておりますので、意識は持っていますが、最優先的には取り組んでいきたいと思っています。 177 ◯中尾節子副委員長 塩見委員。 178 ◯塩見牧子委員長 声を聞く場を設けるというところについては、そこはお約束いただけるということでしょうか。 179 ◯中尾節子副委員長 中田教育長。 180 ◯中田好昭教育長 当然丁寧に、以前から言っていますように丁寧にさせていただきたいと思います。 181 ◯中尾節子副委員長 塩見委員の発言は終わりました。委員長である塩見委員と交代します。 182 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 183 ◯塩見牧子委員長 ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。中浦議員。 184 ◯中浦新悟議員 1点、スケジュールの話が出たので、そこから。すいません、ちょっと僕、理解し切れなかったところがあるので確認になっちゃうんですけど。ファシリティマネジメントを今進めている中で、先般、ちょっと3月に提出予定だったけども遅れますというご報告を市から議会の方にいただきました。それによると、6月以降、6月、9月ぐらいにファシリティの個別計画も含めて報告されるのかなというふうに認識しているんですけども。それには、例えば幼稚園のそれぞれの施設のどの程度までのことが載せられるんですか。極論、だから具体的な方針、例えば今の現状やったら、なばた幼稚園はなくすという大方針。手法、時期とか置いといて、大方針がもう示されるんですか。その工程を合わせると言っていらっしゃるんですか。どこまでなのかちょっとよく分からないので教えていただけませんか。 185 ◯塩見牧子委員長 中田教育長。 186 ◯中田好昭教育長 先ほども言っていますように、私がマネジメントできたらいいんですが、相手あることなので、市のファシリティの状況も、先ほど言いましたけども、当然関連付けた動きをしないといけないし、それに向けてやらないといけないと思っています。だから、言葉はまだ出ませんが、一般的には基本方針的なものを案という形で出さないといけないかなと思っています。市の方も合わせてそういう方向でなるかな、そのレベルなので、それを今後調整していきたいと。ただ、先ほど言いましたように、それを待たずにもうすぐ、先ほど言っていますように着手できる部分については、やはり意見を聞くのはそんな時間をかけても別にあれなので、市のファシリの方の状況もありますが、まず私とこが担うべきその今の求められている地域の方々の関係者の意見を聞いていくというのが、まずそこから始めたいと。おっしゃる部分は分かるんですが、きっちりがちんとなるというのはなかなか、相手あることですが、目標は合わせていきたいとは思っています。 187 ◯塩見牧子委員長 中浦議員。 188 ◯中浦新悟議員 ファシリティマネジメントもこのあり方検討委員会も、何年前だろう、大分前から進められていることなので、今、結論が見えてきたところでちょっとしんどいですと言われているのが、どんな段取りでどんなスケジュール感で逆に検討を進めてきたのだという疑問を持ってしまうんですけどね。今、委員さんがすごい大事なことばかりおっしゃっていたと思います。どれだけしっかり声を聞くのか。正直、大方針を出される前に、時間をかけてでも僕は本当に地域の声、利用者の声、意見聴取していただきたいなというふうに思いますので、そこはもう委員さんと一緒です。お願いします。  ちょっと別で、これ、前も言ったことなんですけど、こども園化するに当たって、これ、22ページから33ページまで評価シート、その21ページからになると思いますけどね。すいません。僕、近所に生駒台幼稚園があるものですからあえて確認したいんですけど。駐車場の話は前聞きました。今回ちょっと、前文の7ページのところに、近隣には車両通行規制がありという分もちょっと増えていたりするのかなと思うんですけど。実際、生駒台幼稚園の周辺、生駒台小学校の周辺ですね。何時までやったかな。通学時間、8時半ぐらいまでですかね。車両進入禁止ですよね。通行禁止じゃなくて、進入できないんですよ、そこに住居している方以外ね。それは課題としては1行書いてあるんですけど、何かこの評価の中に踏まえられてないというのがすごい気になるんですね。だって、駐車場の整備できるか、厨房整備できるか、保育ニーズできるかどうなのかだけが指標として挙がっているんですけど、その地域環境、交通環境、安全環境というのが一切入ってないこの指標が一方的に走っていくのが怖いなと思うんですけど、その辺りは市はどう見解をお持ちですか。 189 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 190 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 今回ここに挙がっております生駒台幼稚園も壱分幼稚園も、同じように登校時間帯については進入禁止時間帯がございます。その点は部会の中では出ました。情報としては出ましたけれども、それについて深く議論できる例えば地域の方がいらっしゃるという部会構成でもございませんので、この指標の中には含めることはできませんでしたけれども、しかし、それも含めて地域の方と十分に協議するようにということで、部会では意見としてまとめてあります。 191 ◯塩見牧子委員長 中浦議員。 192 ◯中浦新悟議員 これはあくまで答申なのでね。これを受けてこれから市が検討していく中で、これだけじゃやっぱり指標は足らないのかなと思いますので、しっかりとそこを踏まえて、まずは大方針までに答えを出していただきたいというふうに思います。お願いします。 193 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。浜田議員。 194 ◯浜田佳資議員 何点かお聞きしますが、まず、先ほども中浦議員の方から質問が出ましたけど、ファシリティマネジメントの関係で、どうしても財政部局で考えるとお金の問題でという話が前面に出てくるのはやむを得ない話なんです。ただ、教育委員会がそれで流されていいのかというのが一番根本的な話だと思うんですよね。その点は教育長はどのようにお考えでしょうか。 195 ◯塩見牧子委員長 中田教育長。 196 ◯中田好昭教育長 今回の答申いただいている中で、さばきと言うか、前提は財政的なものは触れてないと思うんです。これ、必ず、これは市教委として私が前提条件でお願いした部分です。というのは、それに縛られると教育の論議が成り立たないということで、そこをちょっと今回の答申は理解いただきたいと思います。以上です。 197 ◯塩見牧子委員長 浜田議員。 198 ◯浜田佳資議員 そうは言いましても、資料の22ページ以降のところで将来的な財政負担というのがありまして、これは結構統廃合の判断に影響しているように読めるんですが、その点はいかがですか。 199 ◯塩見牧子委員長 中田教育長。 200 ◯中田好昭教育長 将来的に一般論で触れていると思うんです。具体的に算出をするとか、具体的な数字じゃないと思うんです。ただ、留意点としては、そういうことも押さえないといけませんよということで踏み込んでいるということでございます。 201 ◯塩見牧子委員長 浜田議員。 202 ◯浜田佳資議員 ただ、将来的な財政負担に関しては数字も出ていますのでね。そこら辺は、教育委員会として、それよりも大事なのは子どもの教育なんだというこの視点に立って、しっかりとファシリティマネジメントを財政部の方に押されてしまうんじゃなくて、ちゃんと教育部局として言うべきことは言うんだということが必要だと思います。これは意見として言わせていただいておきまして。  この出てきたものの10ページ、最後のとこなんですけどね。「あらゆる可能性を視野に入れた検討が必要と考える」と。このあらゆる可能性というのはどういったのが入っているんでしょうか。 203 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 204 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 今回パブコメをいただきました中に、福祉施設との複合施設も検討が必要ではないかというご意見がございましたので、それを受けて、あらゆる可能性ということに記載をいたしました。 205 ◯塩見牧子委員長 浜田議員。 206 ◯浜田佳資議員 それらのパブコメの中では、例えばなばた幼稚園だけじゃないんですが、こども園化。具体的に名前を書いているので言えば、なばた幼稚園のこども園化はできないかということもパブコメで挙がっているんですけど、そういったことも一応あらゆる可能性の中に入っているという理解でよろしいでしょうか。 207 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 208 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 まずは、公立幼稚園の方向性、幼稚園のこども園化ということでは、7ページのところで具体的に書かせていただいております。この第5章のその他の方策・方向性という中でのあらゆる可能性ということですので、根幹のところ以外のところの可能性という意味合いでここは表記をしております。 209 ◯塩見牧子委員長 浜田議員。 210 ◯浜田佳資議員 ということは、7ページに書いてあるこども園化については、統廃合した後の壱分幼稚園と生駒台幼稚園についてしか考えない。だから、あらゆる可能性のあらゆるというのは、そういった限定したあらゆるだと、そういう理解でよろしいですか。 211 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 212 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 限定したあらゆるというのは非常にちょっとお答えしづらいんですけれども、第5章のその他の方策・方向性というところで部会の中で出ておりましたのは、パブリックコメントでそういう福祉施設との複合化もあるのではないかというご意見に対して、部会としてはそういう視点ではパブコメをいただくまではそ上には上がっておりませんでしたので、部会として気付かなかった点も今後出てくるかもしれないというニュアンスを含めてあらゆるということでご議論をいただきました。 213 ◯塩見牧子委員長 浜田議員。 214 ◯浜田佳資議員 ということになりますと、あらゆると言いながら、事実上統廃合ありきという理解になりますが、そういうことなんですか。 215 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 216 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 今回のこの公立幼稚園のあり方というのは、今までの幼稚園の就学前教育・保育の基本方針でありますとか、そういう今までの議論を踏まえて、より具体的に方向性を示す段階になったという検討を進めておりますので、ですから、公立幼稚園のこども園化ということを具体的に示したのがこの答申になっています。それが目的でございましたので、その点は具体的に答申をいただいていると、諮問事項に沿って答申をいただいているということです。 217 ◯塩見牧子委員長 浜田議員。 218 ◯浜田佳資議員 7ページの3のこども園化の前に、6ページからの2の統合というのがあるんですよね。これを前提にしか考えないということですかという質問なんです。 219 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 220 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 その前からの第2章、そして第3章を踏まえた上で、統廃合という第4章に向けての内容になっております。前段の議論をした上で、やはり統合が必要ではないかということが7ページの上段の方に記載をしております。 221 ◯塩見牧子委員長 浜田議員。 222 ◯浜田佳資議員 ということになりますと、7ページの3の上に書いてある2の最後のところに関して、「保護者、地域及び幼稚園と十分協議することが重要である」と書いておりますが、これはあくまでも統廃合を前提にした協議ということでなるんですか。そういうふうに教育委員会なりこども課として考えている。教育委員会でまだそこまで考えていないと思うんですけど、それを前提に議論を進めるということなんでしょうか。それとも、しっかりと協議した結果、いろんな可能性はあるよということなんですか。どちらなんでしょう。 223 ◯塩見牧子委員長 中田教育長。 224 ◯中田好昭教育長 ここの先ほど来一番怖いのは、これがありきという捉え方されるのが一番困るんですが、これは意見でして。地域を把握しているのは、私ら行政が一番各園の園長を通じて地域の状況も分かりますので、今回のこの答申を踏まえて、当然尊重しなくてはいけませんので、これを踏まえて、今おっしゃっていただいた部分について検証していきたいと。それで、その中で地域の方々の意見も当然伺いながらということですので、今後の進め方はそうなるということで、これありきではないと、それだけちょっとご理解いただきたい。 225 ◯塩見牧子委員長 浜田議員。 226 ◯浜田佳資議員 統廃合ありきでないと、それで議論するということでしたので、確認できましたので結構です。 227 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。中浦議員。 228 ◯中浦新悟議員 すいません、ちょっと確認しそびれたことが。これもそうです。この後のこともですけど、これから検討していく。教育委員会でも検討するんでしょうけど、具体的に教育委員会だけで検討する、決定していくわけではないですよね。これ、行政としてやっぱりこれを進めていかないといけないから、当然市長の判断も絶対確認していかないといけないんですけど、どういう会議体で進めていく、どこの会議体のときに意見を聴取していく、そういったことを確認したいんです。 229 ◯塩見牧子委員長 中田教育長。 230 ◯中田好昭教育長 進め方に入ってくると思うんですが、今すぐに答えられないですが、一般的な話では、これ、教育委員会がまず答申を受けて進め方を協議する中で、先ほど言いましたように、設置者の市長がおられます。そういうこと、当然予算措置も伴う部分でございますので、総合教育会議という正にこれが議題に値する重要案件という認識をしております。そこをまず開催願って、そこで新たな地元に入るに当たってどういう形での体制で市が説明責任を果たせる体制が市教委だけでいけるのか、いろんな分野に関わるのかも含めまして、あるいは、このあり方検討委員会につきましても、条例上任期は切ってないんですね。だから、そういう関わった方の知見も伺うこともあるかも分かりません。これは私の今の想定ですが、やっぱりこの出していただいた背景があるはずなので、その辺の意見も求めていくとか、その求める場をどういう形でつくるかいうのは、今後考えていきたいと思っています。 231 ◯塩見牧子委員長 中浦議員。 232 ◯中浦新悟議員 分かりました。  まずは教育委員会に報告をして見解を伺って、それで、総合教育会議、どれくらいまでに開催しようというふうに考えておられますか。 233 ◯塩見牧子委員長 中田教育長。 234 ◯中田好昭教育長 これも全然市長と詰めていませんので、今、私、即答できないんですが。今、3月、これ、議会にご案内して、この3月の、細かい話では直近では3月の教育定例会に報告させていただきます。それ以後となりますので、4月以降としか言えません。4月は、私と市教委は多忙を極めています。その辺で、ここの体制、先ほども言いましたが、情報収集と整理をするのにやはり力が大分かかりますし、極力、さっきも言いましたように、早急に総合教育会議を開催するよう努めたいと思います。 235 ◯塩見牧子委員長 中浦議員。 236 ◯中浦新悟議員 これが最後です。その総合教育会議を経て、市のファシリティマネジメントに何らか反映されていく、または、ファシリティマネジメントだけ先に報告を受けて、その後、総合教育会議が開かれる。その前後だけ、手続きじゃないですけども、その辺りはどういうふうに認識しといたらいいですかね。 237 ◯塩見牧子委員長 小紫市長。 238 ◯小紫雅史市長 ファシリティマネジメントの話なので、ちょっと委員会が違いますので、私からまとめてお答えしますと、そこは本当にどっちが先かって話はあります。さっきから教育長が既に申し上げていますように、総務省の一定の期限なんかもありますので、どこかでファシリティマネジメントの一つの取りまとめというものをしっかりと出していかなきゃいけないというのは、それはあります。  ただ、先ほども質問ありましたけれども、逆にこの教育の部分が、やはりファシリティマネジメントの中でも非常に生駒市の場合も、他の自治体も多分そうですけど大きい割合を占めるので、まだまだこの学校のあり方検討会みたいな形でしっかりそっちで詰めていただいているという、そういう立て付けを生駒市はしています。なので、どこかで統合していかなきゃいけないというのは、それはご指摘のとおりです。それが今回一応6月の議会でのファシリティマネジメントの一つの案をお示しするような方向で今考えておりますけれども、その時点までに、例えばどのぐらいかっちり統合できたものが出せるのかとか、それがまたどのぐらいの中身突っ込んだものが出来るのかというのは、それは正に先ほど教育長が申し上げたように、総合教育会議も私もなるべく早目にしたいなと思っていますけれども、このコロナウイルスの話とか、新学期になっていろんな先生も替わる中で、教育委員会にはなるべく早目に設定してくださいということはお願いしていますけど、具体的な日程はまだ決まっていません。  ただ、先ほどもありましたように、やはりこの報告書がこれは市の見解ともちろん違うというのはまず認識していただきたいんですけど、ただ、非常にち密に議論していただいていますし、しっかり議論していただいて、これは重くは受け止めています。ただ、これが出てしまっている以上、じゃ、どうなるのというあの雰囲気、やっぱりその市内いろんなとこにありますので、いたずらに総合教育会議を先にして、いたずらに地域に入る期間を遅くとるということは、それは我々としても考えておりませんので、なるべく速やかに、それはゴールデンウィークの前後なんかどうなのかとか、その辺りの細かい日程は申し上げられませんけれども、今ご指摘ありましたファシリティマネジメントのまとめの話と併せて速やかに、一つ節目は、6月の議会前後までどういうふうな形で動けるかということを一つのまず第1ステップとして速やかに考えていきたいと思います。 239 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。神山議員。 240 ◯神山聡議員 一つだけちょっと聞きたいんですけど。これまでこども園化ということも行ってきていて、その経緯の中でいろんな課題、問題ということがあったと思うんですよ。その中には保護者、地域の方からいろんな問題の話もあって、結構長い間その問題はなかなか解決しなかったというようなことも見てきました。そこで、市が今現在把握しているその経緯の中で解決していくべき問題、課題というのはどういうことを考えていらっしゃいますか。 241 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 242 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 あり方検討委員会の昨年の第1回目のときに、みなみこども園、それから、認定こども園生駒幼稚園の成り立ちまでの経緯の報告、そのときの保護者の方々の反応、出た課題、どう検証していったかという報告をそれぞれ受けました。性急に事を進めるのではなくて、きちんと保護者の方への説明が必要ということと、あと、特に私自身が印象的だったのは、みなみこども園が出来たときに、幼稚園のお子さんと保育園のお子さんとお帰りの時間が違うと。そのことについて大変保護者の方も不安に思われ、また、先生方もそれをどう乗り越えようかと検討したけれども、実績として3年たってみると、子どもたちの中で子どもたち同士の力が芽生えてきて、お互いに違いを尊重すると言うか、きちんとそこは理解をして、子どもたちがお互いの状況を理解して運営に至っていると、大変落ち着いてきたという報告が現場からありましたので、そういう子どもたちを一定配慮しながら、また、子どもたちの力も信じながら運営していくということが必要なんだなということで報告をいただいております。 243 ◯塩見牧子委員長 神山議員。 244 ◯神山聡議員 この話を出していくタイミングって難しいと思うんです。いつ聞いても突然のような気がするんですね。地域の方なんか特に、急に決まった決定事項を知らされたと、何の相談もなかったと受け取る方もすごいたくさんいたということもあったと思うんです。ですので、先ほどからの話ですけど、意見を聞くという場所をどれだけ設けられるかというのは、同じような過ちを起こさない、経験からそれを生かして進めるということになるので、もし進めるということになった場合は、その意見を聞く場所というのをまず最初に設定していかないと、それが実現していかなきゃいけないことかどうかも判断できないので、その辺を考えて進めていただきたいと思います。以上です。 245 ◯塩見牧子委員長 小紫市長。 246 ◯小紫雅史市長 こういうふうな大きな話のときに、市が突然決めたとか勝手に決めたとかというようなお話、よく言われるんですけれども、今回決してそうではないと思います。ただ、確かに非常に大きな話なので、あと、これが専門家の方を中心にやられたそのあり方検討会みたいな報告であるのか、これって市の決定なのというところが確かにちょっと見えにくいところがあって、これが市の決定なんじゃないかというふうに思われてしまった方なんかが、これはえらいことやということで、少なからず市内に動揺があったということは、それはよく理解していますが。  こういうことの議論する物の進め方として、今回、先ほども浜田議員からもありましたけれども、財政部局の議論と、また、学校で別の枠組みでこういうふうに議論していただいたことだとか、これは丁寧にやっていると私は思うんです。と思うし、まず、その有識者の方と、市民の方に地域に入って意見をもらうのは、これは当然だと私思っていますし、私はそういうことを頑張ってやってきた市長だというところが一応自負なので、これからも、当然教育委員会もそうですし、必要があれば私も地域に入って、意見を聞かずにこんな重要なことを決めるというのは、これは絶対しません。ただ、あり方検討会というところで一定のデータに基づいて、その議論するときも何かの一つの議論の出発のやっぱり土台というのが当然要りますので、そういう議論というのをこれでしっかりとやっていただいたことというのはとても意味があると思います。  なので、それをもって、なるべく、先ほども言っているように速やかに教育委員会、そして総合教育会議、そして中でもちろん議論したファシリティマネジメント部局と相談した上で、速やかに地域に入ってこの話をしていく。今回お配りしているこれは当然ありきではないし、100%このまましますということでもちろん、土台ですけど、そういう前提のものではないということも含めて今ご説明しているので、突然こんなのを出してとかいうことは、全くそれは当たらないと思います。それだけはまずご理解をいただいた上で、これからちゃんと地域に入るよということであれば、それは当然のことだと思っていますので、そういうふうなプロセスでやっているということはご理解をいただきたいと思います。 247 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 248 ◯塩見牧子委員長 ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結いたします。  次に、新学習指導要領を踏まえた教育環境の充実に向けた取組について説明を受けます。城野教育指導課長。長くなるようでしたら着座にてお願いいたします。 249 ◯城野聖一教育指導課長 続きまして、諮問事項の三つ目、新学習指導要領を踏まえた教育環境の充実に向けた取組について、いただいた答申につきましてご説明させていただきます。  すいません、その説明をさせていただきます前に、漢字表記にちょっと誤りがありましたので、修正いただきますようお願いいたします。9ページですけれども。9ページの中段より少し下のところに、プログラミング志向というのがございます。そちらの方の漢字の方が「志向」になっているかと思いますが、志向は、これ、「思考」の方ですので、すいません。そちらと併せまして、一番下に米印の16がございますが、そちらの方も同じ表記になっておりますので、修正いただきますよう、よろしくお願いいたします。  それでは説明の方をさせていただきます。  目次の方をご覧ください。  第1章、課題と取り組み内容にありますように、今回、「社会に開かれた教育課程」の実現、子どもたちへの「生きる力」の育成、主体的・対話的で深い学びの実現という三つの観点から答申の方をいただいております。それぞれの項目ごとに課題を挙げていただき、それに対する手だてと具体的な取組を述べる形で構成されております。  それでは、1ページをご覧ください。  新学習指導要領では「よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創る」という目標を学校と社会が共有し、連携・協働しながら、新しい時代に求められる資質・能力を子どもたちに育む「社会に開かれた教育課程の実現」を目指しているとあり、ここでは、「地域とともにある学校づくり」の推進、関係機関や関係団体等の連携、地域学校協働活動の周知と実践、学校評価の充実といった課題に対しまして、まず、コミュニティ・スクールの導入を挙げ、学校における学校運営協議会の全小中学校への設置、各学校区における地域学校協働本部の設置、学校運営協議会と地域学校協働活動の一体的な取組の実施についての具体的な取組を示しています。  そして、2)としまして、学校施設の開放を挙げています。  ここでは、学校図書館を核とした地域コミュニティ活動の開催といった地域・家庭・学校が一体となった取組の実施や、放課後子ども教室や子ども食堂といった学校教育への社会教育の参画を具体的な取組として挙げられています。  続いて、3ページの方をご覧ください。  子どもたちへの「生きる力」の育成、とりわけ、変化を前向きに受け止め、社会や人生をより豊かにしていくためにはどうすべきかを自らが主体的に考え出すことができる力を児童・生徒が身につけるためには、まず、教育内容の充実としまして、新学習指導要領の全面実施を踏まえ、授業時数の確保、小学校高学年における週時数の増加、小学校5、6年生における英語の教科化、児童の授業時間数の軽減といった課題に対し、夏期休業の短縮を実施し、方策という形、それから具体的な取組を挙げていただいております。  次に、部活動については、「生駒市立学校に係る部活動法の方針」に則った部活動の運営、部活動支援員の配置の拡充、社会教育への移行も含めた部活動のあり方という課題に対しまして、部活動方針に則った運営や、それから、地域人材の登録システムの導入などという形で具体的な取組の答申をいただいております。
     また、生徒指導・人権教育において、児童生徒への理解、男女共生教育の推進といった課題に対して、教育相談体制の充実、教職員の研修の充実、いじめを許さない学校体制の強化、家庭と学校が連携した子育ての実施といった内容について具体的な取組をいただいております。  2番目に、授業内容の充実につきまして、外国語教育、ICT教育、プログラミング教育、言語能力、理数教育、道徳教育、体験活動といった内容でそれぞれ課題を示し、それに対する方策としまして、外国語教育では、英語教育推進委員会の開催、小学校高学年における教科担任制の導入、生駒市英語教育カリキュラムの実施の徹底、ネイティブな英語に触れる機会の提供、次に、ICT活用教育では、ICT機器の具体的な活用方法を学ぶ場の提供、デジタル教材等の情報共有、児童生徒1人に1台タブレットPCを配置、続くプログラミング教育では、学校におけるプログラミング教育推進計画の策定、プログラミング教育の活用の充実、(4)の、言語能力では、言語活動の充実、次の理数教育では、算数・数学や理科の学習の質の向上、児童生徒の興味・関心の高揚、また、道徳教育では、多様な指導方法による「考え、議論する道徳」の推進、そして、体験活動では、自尊感情の醸成といった方策につきまして、それぞれ具体的な取組を挙げていただいております。  続いて、12ページでは、子どもの学びに関する教職員への支援としまして、それぞれの項目を起こし、課題を示し、それぞれの方策と具体的な取組を挙げております。  そして、大きな三つ目の項目、13ページになりますが、主体的・対話的で深い学びの実現につきましては、生駒市中学校教科等研究会、生駒市教育振興会といった先生方の研究会への支援体制、新学習指導要領の全面実施に対応する研修会の実施、UDフォントの使用等、合理的配慮を施した事業の実施といった課題に対し、教職員の交流・情報交換などの方策を示し、それぞれに具体的な取組を挙げていただいております。  そして、まとめの中では、中学校の部活動の在り方について、社会教育への移行も視野に入れながら今後検討していく必要があるということを挙げていただいております。  諮問事項3、新学習指導要領を踏まえた学習環境の充実に向けた取組について、いただいた答申についての説明は以上でございます。 250 ◯塩見牧子委員長 本件について、委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。松本委員。 251 ◯松本守夫委員 この学校教育の在り方というのは非常にヘビーと言いますか、重たい、根幹に関わるような問題だと思うんですけども、これは答申やということであれなんですが、いわゆる、2月に起こりましたあの事件、事故、あれについては述べられてないと。今後、この問題をまとめるときにどうやるかと言うか、これはあれされると思いますけども、それに触れられるのか触れないのか、ちょっとそれだけお聞かせください。 252 ◯塩見牧子委員長 城野教育指導課長。 253 ◯城野聖一教育指導課長 今ご質問いただいた内容については、非常にちょっとデリケートな部分もあるかとは思うんですけれども、ただ、今回の答申いただいております内容の中身の5ページのところに生徒指導・人権教育という項目がございます。その中の三つ目に、いじめを許さない学校体制の強化というところが挙げられております。その中で、やっぱり様々な人権教育のテーマに即した授業の実施でありますとか、道徳教育の充実という内容の答申をいただいております。その内容につきましては、今回起こりました事案について、やっぱりこれに関連する内容も含まれているかと思いますので、その辺りのところをやっぱりそこへ反映していく、そういうような取組の方に教育委員会としては考えていけるのではないかなというふうに考えております。以上でございます。 254 ◯塩見牧子委員長 松本委員。 255 ◯松本守夫委員 是非とも取り入れて、まとめていただきたいと思います。もちろんこの道徳教育もいろいろ書かれていますけども、このいじめの問題、それに関連するということなので、まとめ、よろしくお願いいたします。そういうものを隠ぺいせずにやっぱり発信すると、こうするんやと、生駒市は、ということをやらんと、また起こるやろうし、この50年間の歴史、これから行きますけども、続きますけれども、やっぱりきちっとやっとかないかんなと、こう思いますので、よろしくお願いします。 256 ◯塩見牧子委員長 他にございませんか。白本委員。 257 ◯白本和久委員 今、松本委員の関連なんですけどね。今、課長言わはったように、生徒指導・人権教育、5ページのとこに書いておりますけどもね。やはりこれはSNSの危険性ということで別個に、これ、入れてやらないと、保護者の方も、本人さん、生徒も、それから先生も、立場立場のことでやっぱり理解できるようにしてあげないと、これだけではちょっと分からないと思うんです。是非ともこの機会にSNSの危険性については、前々から言っておりますけれども、していただきたいなと思います。 258 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 259 ◯城野聖一教育指導課長 今おっしゃっていただいた内容のSNSの教育というところでは、一般質問の方でも出ておりましたが、また今後、市全体として、保護者に対しても、それから児童・生徒に対しましても取組の方を進めていきたいと考えます。以上でございます。 260 ◯塩見牧子委員長 白本委員。 261 ◯白本和久委員 この答申はいつに出ているんですか。この日付。すいませんが。 262 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 263 ◯城野聖一教育指導課長 こちらの方は、2月26日の方にあり方検討委員会の全体会がありましたので、その折に全て答申いただいております。 264 ◯塩見牧子委員長 白本委員。 265 ◯白本和久委員 それでしたら、この中に、1人1台児童・生徒にタブレットPCを配置ということが入っておりますけどね。これについて、入るという前提で十二分にその協議はされたんでしょうか。 266 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 267 ◯城野聖一教育指導課長 こちらの方、2年間のあり方検討委員会でしたので、まず、我々の部会の方では、最初、先生方の働き方の改革の方をさせていただいて、後の1年、この教育内容についてさせていただきました。その中で、現在の、今ご質問いただいた端末PC子どもたちへの1人1台配置というのは後半になって出てきていますので、前段、こちらの検討委員会の中で話をしていた中で内容では出ておりませんでしたので、検討委員会独自で検討いただいて出てきたという内容でございます。以上です。 268 ◯塩見牧子委員長 白本委員。 269 ◯白本和久委員 突然と言うか、政府の方も突然出しておりますので、おのずからなかなかこれについていくのは大変だと思うんですけども、生駒市として特色のあるICT教育を要望して、終わります。 270 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。加藤委員。 271 ◯加藤裕美委員 6ページのスクールアドバイザーズについてお伺いしたいんですが、こちらはいつからとか、何名とか、どういった方でしょうか。 272 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 273 ◯城野聖一教育指導課長 スクールアドバイザーズにつきましては、弁護士、それから元警察官、そういった方々に、学校の方で起こりましたトラブルとか問題等につきましてご助言等をいただいております。これにつきましては現在も行っておりますが、更にそうしたところの取組の充実というところですので、現在もそういった方々が学校のアドバイザーとして活動いただいているというのが現状です。 274 ◯塩見牧子委員長 加藤委員。 275 ◯加藤裕美委員 そのアドバイザーさんにはどれぐらいの頻度でアドバイスいただいているんでしょうか。例えばこの1カ月とか。 276 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 277 ◯城野聖一教育指導課長 すいません。これは昨年度、平成30年度になりますけれども、平成30年度で弁護士さんの方は7件、相談等をさせていただいております。その他、警察のOBの方については、随時学校の方を訪れていただいて、適宜ご指導等もいただいているという状況でございます。以上です。 278 ◯塩見牧子委員長 加藤委員。 279 ◯加藤裕美委員 それは、弁護士さんというのは、そういった警察官にしても、その事件の件でご相談でよかったでしょうか。ごめんなさい。事件とは限らず、全般的にお話をお伺いでよかったでしょうか。 280 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 281 ◯城野聖一教育指導課長 こちらの件については、警察官の方については、随時学校の方を訪問いただいて、その状況等について、今の子どもたちの状況等の情報も交換いただいていますので、こちらの方は随時来ていただいています。それから、先ほど申しました弁護士7件につきましては、それぞれ学校の方で起こったトラブルの相談とか、そういうときに相談させていただいているのが現状です。 282 ◯塩見牧子委員長 ということは、どちらも随時ということですか。 283 ◯城野聖一教育指導課長 そうです。 284 ◯塩見牧子委員長 加藤委員。 285 ◯加藤裕美委員 分かりました。ありがとうございます。 286 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。  この際、委員長の私からも質疑等を行いたいので、委員長を副委員長と交代いたします。 287 ◯中尾節子副委員長 それでは、私が委員長の職務を行います。塩見委員。 288 ◯塩見牧子委員長 まず、少し細かいことなんですけれども、6ページの米印の8ですね。キャリア・パスポートについての語注があるんですけれども、この語注の中で、ポートフォリオという言葉が出てくるんですけれども、この語注の中にまた語注が必要なような言葉が出てくるのはちょっといかがなものかと思いますので、その辺、分かりやすい日本語の方で表記していただければと思います。もうこれは指摘にとどめておきますけれども。  次に、11ページから12ページにかけまして、体験活動の課題に対する方策として、1)自尊感情の醸成というところがございます。11ページの一番下の生命の有限性や自然の大切さというところ、これは自尊感情の醸成に当たるにふさわしい記述かと思うんですけれども、その隣の12ページの「ICTを活用し、児童生徒一人一人が課題を見いだし、それを解決するための調査活動に取り組む学習環境の整備を各学校で進めていただきたい」、これ、自尊感情とどう関係してくるんですか。 289 ◯中尾節子副委員長 城野課長。 290 ◯城野聖一教育指導課長 こちらの方につきましては、今後、学習のスタイル等も多様化してまいります。そういう中で、子どもたちがやっぱりできた、分かったとかいうように、あとは、自分がもう少しこういうことを、こういう大人になりたいとか、そういう希望等も持ってきたときに、こうしたICTを使って、自分が今後進めていきたい人生スタイルと言うんですか、そういうことなんかを探るときにもこういうICTも使えますので、そういう内容でこちらの方に表記いただいております。 291 ◯中尾節子副委員長 塩見委員。 292 ◯塩見牧子委員長 ICTは手段ですよね。なので、例えばそれを、ここで具体的な取組として幾つか挙げていただいておりまして、例えば、あこがれいこまびと事業、これはいろんな財界の方に講演をいただくというような事業かと思うんですけれども。これとか、キャリア教育の充実とか、それとICTとの関係ってどうなんでしょうか。 293 ◯中尾節子副委員長 城野課長。 294 ◯城野聖一教育指導課長 今ご指摘いただいている内容ですけれども、実際子どもたちが一人一人、先ほども言いましたけれども、いろんなやっぱりこれからの将来というのは多様化してくると思うんです。そしたら、そういう多様化してくる将来の生活、ライフスタイルに対して、やっぱりこういう情報を得ていくということも実際必要になっていまいります。そうしたときに、やっぱりICTはあくまでPC、ツールだと思いますけれども、そういうツールを生かして、今後、自分が夢見る将来にこんなことができるよ、ああいう活動をしていけるといいなというようなことを抱いていける、そういうことが必要だということをこちらの方ではいただいていますので、そのための調査活動というのは、その手段として確かにツールとしてのパソコンはありますけれども、そのツールを使いながら自分の将来の夢を広げていける、そういう活動をしていくということでいただいていると思います。 295 ◯中尾節子副委員長 塩見委員。 296 ◯塩見牧子委員長 ICTはあくまで手段であると。恐らくこれ、ここに書いていただいているように、児童の一人一人の課題解決手段なんだと思うんですね。であれば、例えば2)として課題解決能力の育成というような、何かそういう項目を立てていただいた方が、そのICTはそれを醸成するための手段ですというような書きぶりにしていただいた方が分かりやすいのではないかと、これは意見にとどめておきます。  続きまして、14ページ、3)の合理的配慮を施した授業の実施というところなんですけれども、ここ、UDフォントの効果的な活用といった合理的配慮を施した授業と。効果的でないUDフォントって何かあるんですか。 297 ◯中尾節子副委員長 城野課長。 298 ◯城野聖一教育指導課長 すいません。UDフォントの効果的というのは、UDフォントなんですけれども、このUDフォント自身がいろんな太さ自身も変わっております。ですので、選ぶときにいろんな太さのUDフォントが出てくると思うんですが、一般的にパソコンとかを使っておりますと、細字を太字にしたりとか、スイッチでBか何かのやつでやりますよね。そういう方法を採りますと、UDフォントの場合、その自体が潰れてしまうということもございます。ですので、こうした「効果的な」というところで言葉を入れさせていただいているというふうに聞いております。以上でございます。 299 ◯中尾節子副委員長 塩見委員。 300 ◯塩見牧子委員長 私自身もUDフォント、非常に見やすいフォントだなと思ってよく使っているんですけれども。もちろんそのUDフォントというのは、そういう学習支援と言うか、例えば学習障がいの方とか、特に効果的なツールであるというふうに思うんですけれども。そこも、これはツールであって、それは何のためにこのフォントを生駒市として導入しているのかというと、やはりその下の個に応じた学習支援というところだと思うんですね。なので、あくまでそれは一例であって、やはりその個に応じた学習支援の方をできれば前面に押し出していただければなと思います。以上です。 301 ◯中尾節子副委員長 塩見委員の発言は終わりました。委員長である塩見委員と交代します。 302 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。惠比須委員。 303 ◯惠比須幹夫委員 ちょっと1点だけ。教育の現場全体に関わることでもあるかと思うんですが、12ページの教職員支援とありますが、これ、後の予算でもスクールサポートのこととかはお聞きしたいとは思っているんですが。この中で時間創造プログラムというのは、これはどういった内容なものなんでしょうか。 304 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 305 ◯城野聖一教育指導課長 こちらの方は、先ほどこの検討委員会の部会で前段のところで働き方ということを申しましたが、そちらの働き方というところで、教職員が子どもたちといきいきと過ごせる時間創造プログラムということでいったんこうまとめていただいております。そのプログラムの内容としましては、先生方が時間を意識した働き方を変えていきますでありますとか、学校に、具体的に言いますと、例えば留守番電話を設置していくとか、そういう内容の方を入れていただいているプログラムで、一応ホームページの方にもちょっと上げております。以上でございます。 306 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 307 ◯塩見牧子委員長 ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。浜田議員。 308 ◯浜田佳資議員 塩見委員長の方からも言われましたけど、11ページのとこなんですけど、自尊感情の醸成の上に課題に対する方策となっていると、体験活動が目的で、自尊感情の醸成が手段というふうに読めるんですが。しかし、子どもたちの教育にとっては自尊感情の醸成というのは非常に大きい、どっちかと言うと、根本的な、根幹的な柱になるようなものじゃないかと思うんですよね。だから、これが幾つかの課題の中の一つの手段みたいな、位置付けが非常に小さい位置付けになっていて、果たしてそれでいいのかというのが一番疑問なので、その点、いかがでしょう。 309 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 310 ◯城野聖一教育指導課長 おっしゃるとおりかと思いますが、こちらの方については、この体験学習という内容を進めていく中で、特に自尊感情を高めていくことによって、やっぱりこの体験学習の方が充実していくというところですので、その点で今おっしゃっていただいたご指摘の方は、次に取り組んでいく方針を固めていく中では、また生かしていきたいなというふうには考えます。 311 ◯塩見牧子委員長 浜田議員。 312 ◯浜田佳資議員 今の答弁だと、何が目的で何が手段かよく分からない。ごっちゃになっているような気がするんですけど。また、根幹的な位置付けという認識は、自尊感情の醸成に関してそういった認識はあんまりないということなんでしょうか。 313 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 314 ◯城野聖一教育指導課長 そういうわけではありませんので、実際の子どもたちに自己有用感でありますとか自己肯定感でありますとか、そういうところというのはやっぱりつけていきたいというところは考えておりますので、そうした中で、今回、体験活動というところが出てきた内容の中では、こうした自尊感情の醸成というところが、努めると、いろいろの具体的なことをやっていく、自尊感情の醸成のための具体的ないろんな取組をしていくことで、その体験活動の方が充実するというふうに考えてこの内容になっているのかと思いますので。以上です。 315 ◯塩見牧子委員長 浜田議員。 316 ◯浜田佳資議員 これは3ページのIIの子どもたちへの「生きる力」の育成の大きい枠の中にあると思うんですが。これ、どっちかと言うと、ここの一番最初のとこにどんと示してというのがいいんじゃないかと、必要な内容ではないかと思うんですが、これはこれ以上同じだと思って、意見にとどめておきます。 317 ◯塩見牧子委員長 他に質疑ございませんか。竹内議員。 318 ◯竹内ひろみ議員 3ページの新学習指導要領の全面実施というところで、課題の中に授業時間数の確保とか小学校高学年における週時数の増加など、全面実施のためには非常に授業数も増え、大変な状況になるのではないかと。それで、そのために夏期休業期間も短縮したりするというような方策も示されておりますが、こういった中で、教職員の負担増ということがかねてから言われておりますけれども、それと逆の方向に行くのではないかと、負担増が生じるのではないかということを心配しております。  先ほども言われた中に、時間創造プログラムというのも提唱されておりまして、私も1回一般質問で聞いたことがあるんですけれど、そういった中で教職員のゆとりを創造するということも言われているんですけどね。これが果たして両立するのかなという心配をしておりますが、その辺はどのように考えておられますか。 319 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 320 ◯城野聖一教育指導課長 こちらの方ですけれども、授業時間数は当然年間、新しい学習指導要領になったら増えていまいります。ただ、夏休みを短縮するということで1週間当たりの授業時間数が現行どおりやれていけますので、そうすることによって、もし新しい学習指導要領の時間数に合わせますと、例えば小学校の4年生以上でしたら、週当たり1時間増えて毎日6時間授業というような形の時間割を組まなければいけないというような状況になりますと、やっぱりふだんの平素の授業の中で先生方はやっぱり疲弊されるという状況が生まれていまいりますので、夏休みが短縮されることによって、少しやっぱり先生方の研修時間等が短くなることはありますけれども、ただ、ふだんの毎日の学習の中で先生方がやっぱり疲れられるよりも、ふだんの授業時数が、1週間の授業時数が1時間少なくなることで、少し先生方が休めていただくということができますので、それを踏まえて今回こういう形で答申の方に反映させていただいたというふうには考えております。 321 ◯塩見牧子委員長 竹内議員。 322 ◯竹内ひろみ議員 それで、週当たりの授業時間数はほぼ変わらないということなんですが、ただ、それが今現状、非常に教師の方の負担が重たいということが現実問題になっているわけですね。それを改善する、改善してゆとりを確保していくということで、対策の中に一番に教師の意識改革というのが非常に重視されているんです。それはやはり非常に先生にとっては、そんなこと言ったって、することがいっぱいあるのに早く帰れないというような声をよく聞くんです。なので、そういったところにどういうふうに取り組んでいかれるのかなと思うんですけど。 323 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 324 ◯城野聖一教育指導課長 そちらの方につきましては、12ページの方にあります教職員支援の中で、時間創造プログラムの実践によるゆとりの確保という形で答申の方でもいただいておりますので、今、竹内議員おっしゃるように、少しやっぱり授業が増えていたりという中で不安等はございますが、このプログラムを実践することによって先生方の方にゆとりが生まれたらということでも答申いただいておりますので、その旨やっぱり踏まえながら、取組の方、今後進めていきたいというふうには考えております。以上です。 325 ◯塩見牧子委員長 竹内議員。 326 ◯竹内ひろみ議員 是非これ、実現可能なものにしてほしいんです。特に意識の改革というとこら辺は非常に無理があると思います。なので、このプログラムの主たる対策が意識改革というようなことになっていますのでね、そうではなく、例えば研修も本当に必要なものに絞って最小限にするとか、そういう形の具体的な軽減策を是非とも考えていただきたいと思います。これを要望しておきます。 327 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 328 ◯塩見牧子委員長 暫時休憩いたします。              午前11時59分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後1時0分 再開 329 ◯塩見牧子委員長 休憩を解いて再開いたします。  質疑等ございませんか。中嶋議員。 330 ◯中嶋宏明議員 1ページのところで、コミュニティ・スクールの導入というふうなところの部分でちょっと聞かせていただきたいと思います。
     このコミュニティ・スクールは、地方教育行政の組織及び運営に関する法律というふうな形の部分でこのコミュニティ・スクールというのを導入していっていただけるような部分になってくると思います。それによって、その地域とかそういったようなところも協力というふうな形をとっていってというような部分があって、そして、この2番目の学校施設の開放というふうなところにつながっていくというふうな部分で認識はしてはいるんですけども。実際のところ、やはりこの学校の開放、コミュニティ・スクールに伴ってのこの学校の開放というふうな部分に併せて、やはりその学校の安全面とか、そういったような部分というのが非常に懸念されるかなとも思います。これは学校の施設の中身の施錠とか、そういったような部分も併せて、位置関係と言いますか、動線と言いますか、入ってきていただけるような部分の経路等ですね。そういったようなところも非常に密接に関係してくるかなと思ったりもします。そういったようなところの配慮というふうな部分も併せてやっていかないとあかんかなと思ってはおるんですけども、その点についてちょっと教えていただければと思います。 331 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 332 ◯城野聖一教育指導課長 今ご質問いただきましたように、やっぱり学校の中の安全性ということは、言っていただいていますようにしっかりとやっぱり担保していかんなんというふうには考えております。ただ、そうした中で、あとは、これから地域の方にもやっぱり学校の中に入ってきていただきながら、そこはいろんな入っていただき方の創意工夫等もあるとは思うんですけれども、その点については、創意工夫の部分というのはまた検討等も必要かとは思いますが、ただ、やっぱり学校ができること、それから、学校だけではできないことというところも、これから子どもたちの身にいろいろ力をつけていく上で大事になってくるかと思いますので、今言っていただきました安全性ということを確保しながら今後進めていけたらと思います。以上でございます。 333 ◯塩見牧子委員長 中嶋議員。 334 ◯中嶋宏明議員 その地域等は、やはり普通にご年配の高齢の方、あと、自治会の方というのだけではなく、企業と言いますか、地域の中にいてられる商業施設の方等も入ってきていただけるかなと思ったりもしますので、そこら辺のところも、やはりせっかくのコミュニティ・スクールというふうな形の部分になっておりますのでね。非常に大きい視野と言いますか、視点を持っていただきながら導入というふうな部分はしていっていただけたらいいかなと、それがやっていっていただきたいなというふうなところがあります。  もう1点いいですか。 335 ◯塩見牧子委員長 どうぞ。 336 ◯中嶋宏明議員 あともう一つ、この新学習指導要領を踏まえた教育環境の充実に向けた取組というふうな部分と、あともう一つ、後で恐らく議論はされていくと思いますけど、この第2次生駒市教育大綱というふうな部分の中身で、位置付けと言いますか、この部分の位置付け、どのような形の部分で考えておられるかなというのは。 337 ◯塩見牧子委員長 中田教育長。 338 ◯中田好昭教育長 ご質問いただいたのは有り難いんですが、この部分については、教育大綱はご案内のとおり教育の基本的な柱の一つです。その下に、今アクションプランという形で、具体的な取組ということでPDCAサイクルで検証していますが、今回こういう形で答申いただいた部分については、そのアクションプランと大綱の間に位置するかなと。基本方針的な方向で整理していきたいなと思っております。 339 ◯塩見牧子委員長 中嶋議員。 340 ◯中嶋宏明議員 どうしてもこの大綱というふうな部分のことから見ましたら、たくさんの事柄というのを書いていけるようなものではなく、分かりやすくと言いますか、大題目的な部分というのを示していっていただくというのがやっぱり一番大切だと思いますし、あと、また、それを踏まえた上での部分としてのこの要領の部分をまたしっかりと詰めていただくことによって分かりやすくなるかなと思いましたので、その点だけ申し上げます。以上です。 341 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。中浦議員。 342 ◯中浦新悟議員 1点だけ。2、3ページにある言葉の中で、「家庭(PTA)」という表記です。PTAって家庭、保護者の集合体ではあろうかとは思うんですけども、ここにPTAという団体だけ明記してあるというのもどうかなというのも思うんですけど、その辺り、どういうふうに見解を持ちますか。 343 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 344 ◯城野聖一教育指導課長 こちらの方、特にコミュニティ・スクールとか学校運営協議会というような形のところの部分で表記いただいているんですけれども、どうしても学校運営協議会等と学校が進めていく上では、PTAの代表の方、やっぱり参画いただいて、ともに進んでいくと。その中で当然家庭というところが関わってはきていただくんですけれども、その点でこうした構成員としてやっていただく方というのはどうしてもPTAになってしまいますので、こちらの方では括弧書きでPTAという書き方をしておりますが、全体としましては当然家庭全体ということになりますので、その点はご理解いただけたらと思います。以上でございます。 345 ◯塩見牧子委員長 中浦議員。 346 ◯中浦新悟議員 「家庭」でいいのと違うかなというふうに思います、表記するのであればね。以上です。 347 ◯塩見牧子委員長 他に質疑ございませんか。神山議員。 348 ◯神山聡議員 5ページの方なんですけども、いじめを許さない学校体制の強化、6ページの方に具体的な取組が書いてあって、いじめアンケート結果を活用した取組の実施というふうにあるんですけども、今現在の本市のいじめアンケート実施内容とか時期とか回数などあったら教えてほしいんですけど。 349 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 350 ◯城野聖一教育指導課長 現在、いじめアンケート調査というものにつきましては、県の方で作られたものを市の方でも活用させていただいております。それにつきましては、全ての小中学校で6月に実施しております。それとあと、必要に応じて、学校では11月若しくは12月にもう一度実施をして、丁寧に子どもたちの状況等を調査いただいているという学校の方もございます。以上でございます。 351 ◯塩見牧子委員長 神山議員。 352 ◯神山聡議員 今の必要があった場合というのはどういう場合なんですか。 353 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 354 ◯城野聖一教育指導課長 6月に調査して、その後、学校の方で把握したやっぱり件数が多かったり、それからあと、見守りがどうしても必要だというようなケースもあると思いますので、そうしたときにもう一度、11月若しくは12月ぐらいに実施して、その間の経緯とか子どもたちの状況の変化とか、そういうふうなのをやっぱり学校としては確認したいところもございますのでそうした場合には実施しておりますし、併せて、先ほど必要と言いましたけども、学校ではもう既に2回やろうと取組を決めてやられているところもありますので。以上でございます。 355 ◯塩見牧子委員長 神山議員。 356 ◯神山聡議員 では、6月に実施されたアンケート結果から、本市の今の実態、状況というのをお答えできたら教えてほしいんですけども。 357 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 358 ◯城野聖一教育指導課長 こちらの方は、今年発表させていただきました平成30年度の問題行動調査のところで出ております数字ですが、いじめに関しましては、認知件数の方が、平成30年度、小学校で429件、中学校で66件、合計495件でございます。以上です。 359 ◯塩見牧子委員長 神山議員。 360 ◯神山聡議員 今の495件に対しては、いじめ防止基本方針に沿って既にもう対処は終わっているということでいいんでしょうか。 361 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 362 ◯城野聖一教育指導課長 こちらの方は、各学校で取組の方は進めていただいております。ですから、そういうところも踏まえてのこの答申だというふうには考えております。 363 ◯塩見牧子委員長 神山議員。 364 ◯神山聡議員 分かりました。あと、いじめが発覚した後なんですけど、そのいじめの事実確認をきめ細かく行っていくということが方針の方に書いてあって、これはその発覚後も事実確認のアンケートなどを行っているということなんでしょうか。 365 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 366 ◯城野聖一教育指導課長 アンケートもそうですが、当然該当をする児童・生徒に対して学校の方は聞き取り等もしながら事実確認等もして、対応の方は進めていただいていると思います。 367 ◯塩見牧子委員長 神山議員。 368 ◯神山聡議員 分かりました。  先日ニュースであったんですけど、大阪で小学校5年生の子どもがいじめを苦にして自殺するという悲惨なそういうニュースがあって、学校の方で事実確認をアンケートでされていたんですね。結果としては、学校はいじめがあったという事実は確認されなかったと。ただ、お金のやり取りがあったというようなことは、そこでアンケートの結果として言っていたんです。  実態を把握していこうと思ったときに、そのアンケートの内容ってすごい重要やと思うんですね。今、県のものを参考されているということをおっしゃいましたけれども、いじめを受ける側にしたら、行為のいじめもあれば、言葉もあれば、態度のいじめとか、いろんな形でいじめを受けるわけですね。そういうとこまで受けた方がいじめと感じているものが調査のそのアンケートの中で今把握できるようなアンケートになっているんでしょうか。 369 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 370 ◯城野聖一教育指導課長 今ご質問の件ですけれども、実際いじめアンケートの中では、もうささいなことから、からかいでありますとか、ちょっとした悪口とか、そういう内容を相手が不快に感じたり、もう嫌やと思った時点からやっぱりいじめですので、その点は学校は丁寧に対応しております。 371 ◯塩見牧子委員長 神山議員。 372 ◯神山聡議員 分かりました。  あと、同じ取組の中で、人権教育や道徳教育というのが挙がっているんですけども、いじめに関しては、もうちょっと具体的な教育が入ってきてもいいのかなと思うんですけど。今、身の回りで多くのいじめが起こっている、全国的にもいろんなニュースが取り上げられていることは、子どもも実感して分かっていることで、自分たちは他人事じゃないというところで、自分たちがいじめをなくしていこうという行動につながるような教育というのをしてほしいと思うんですけど、その辺は何か考えていらっしゃいますか。 373 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 374 ◯城野聖一教育指導課長 そうした内容につきましては、やっぱり相手の立場に立って考えれる、特にこの中でも道徳教育という部分もありますけれども、その中でやっぱり相手の立場に立ったり、それから、子ども同士がやっぱり互いに意見を闘わせながら実際どういう行動とるのが正しいのかと、そういう中では議論を踏まえた道徳の授業とありますので、そうしたところで自分の心を省みて、人の意見も聞きながら、どういうふうにやっぱり人に接したり人を思いやったりということが大事なのかということは子どもたちにはまた考えていただくように、この答申を踏まえて各学校には取り組んでいただこうというふうには考えております。 375 ◯塩見牧子委員長 神山議員。 376 ◯神山聡議員 分かりました。  これも前ニュースでちょっと見たんですけど、小学校の中でいじめをなくそうということで、子どもたちが自分たちでそういうポスターを作って、それを持って廊下を歩いていじめをなくしていこうというようなことも、また活動としてですかね、小学生が自らやっていたということもあったので、そういう事例もちょっと見ていただいて、今後また取組を進めていただきたいと思います。以上です。 377 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。上村議員。 378 ◯上村京子議員 12ページの3番、教職員支援というところなんですが、平成31年2月に策定されました教職員がいきいきと子どもたちと向き合うこの創造プログラムに沿って、この課題が3点出ているんですけど、この3点の中の3番目ですね。「スクール・サポート・スタッフ等のサポート体制の充実」と書いてあるんですが、これは去年の2月から行われているんでしょうか。現在はどうでしょうか。 379 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 380 ◯城野聖一教育指導課長 こちらのスクール・サポート・スタッフについては、今年度から壱分小学校の方に配置しております。また。ここで「等」と書いておりますので。それ以外にも学校には、特別支援教育の支援員でありますとか、それから部活動指導員でありますとか、そういう方々の方を配置して、学校の支援体制の方は行っております。以上でございます。 381 ◯塩見牧子委員長 上村議員、挙手にてお願いいたします。座って挙手してください。 382 ◯上村京子議員 私が住んでいるあすか野では、このスクール・サポート・スタッフと違うかもしれないんですが、老人会の人たちが子どもたちに昔遊びを伝えたり昔の道具を見せたりして子どもたちとお話しする機会があるんですが、今のところではこのサポート体制はまだ今できてないという、今からということですよね。 383 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 384 ◯城野聖一教育指導課長 すいません、今お尋ねの件なんですけれども、今の件につきましては、どちらかと言いますと、1ページ、2ページにございますコミュニティ・スクールを導入して地域との連携というところで、地域人材の方に来ていただいて学校が活動を進めているというところですので、今のスクール・サポート・スタッフ等については、これ、有償の方になりますので、ちょっと別ということになります。以上でございます。 385 ◯塩見牧子委員長 上村議員。 386 ◯上村京子議員 分かりました。  それでは、今からその人たちを人選されるということですよね。選ばれる。ボランティアなんでしょうか。 387 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 388 ◯城野聖一教育指導課長 スクール・サポート・スタッフについては、こちらの方、有償で来ていただいている方ですので、予算の方を伴います。それで、今年度からスクール・サポート・スタッフを壱分小学校の方に配置しているというのが現状です。 389 ◯塩見牧子委員長 上村議員。 390 ◯上村京子議員 それでは、今年度から壱分小学校に採用されるということですね、全地域ではないですね。生駒市内の全地域ではないということですね。 391 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 392 ◯城野聖一教育指導課長 今ありましたように、今後、こちらの方にも充実とありますように、できるだけ拡大しながら各学校区の方に広めていけたらというふうには考えております。以上です。 393 ◯塩見牧子委員長 上村議員。 394 ◯上村京子議員 私が気になったのは、学校に通っている子どももそうですけど、先生の方もゆとりがなくて、先ほど神山議員が言われましたように、ゆとりがなくて、いろんないじめ問題とか出ていますので、やっぱり子どももそうですけど、教職員の方もすごくゆとりがない時代になってきているなというふうに思うんですよ。やはりこういう施策というのはものすごく大事なことなので、皆さん方の専門家だけではなく、保護者の方、それから、保護者の代表だけでなく、また、ボランティアでその意見を聞かれる機会という方たちを構成されて運営されたらいいんじゃないかなと思うんです。やっぱり子どももそうですし、大人も、学校の先生も。 395 ◯塩見牧子委員長 上村議員、すいません。この取組に沿ってご質問いただければと思います。今の部分は保護者も入ってきていただいてということなので、先ほど課長が答弁されたように、その点については、一番のコミュニティ・スクールというような社会に開かれたという、そこのところに入ってくるかと思いますので、少しちょっと整理をしていただいた上で、どの部分でどういうことを質問するのかというところをちょっとご整理いただいた上で質問していただければと思います。よろしいですか。 396 ◯上村京子議員 はい。 397 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 398 ◯塩見牧子委員長 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結いたします。  最後に、今後の生駒市立小・中学校のあり方について説明を受けます。辻中教育総務課長。 399 ◯辻中伸弘教育総務課長 それでは、お手元の資料、今後の生駒市立小・中学校のあり方について、パブリックコメントの結果と、パブリックコメントの意見を受けて検討委員会で審議いただき変更となった内容についてご説明をさせていただきます。  まず最初に、パブリックコメントの実施により提出されました意見について、意見の提出件数と提出者数を報告させていただきます。  インターネットによるものが209件、175人、郵送によるものが3件、3人、持参によるものが56件、54人、ファクスによるものが33件、34人、合計で301件、226人の皆様からご意見を頂きました。また、この他に、萩の台自治会から246筆、萩の台住宅地自治会から898筆、ローレルコート萩の台自治会から86筆、東山町有志の方から26筆、合わせまして1,256筆の署名を添えて意見が提出されております。  なお、意見のほとんどは、生駒南小学校と生駒南第二小学校の統合に反対する旨の意見でございました。  続きまして、パブリックコメント案から変更となった内容についてご説明をさせていただきます。  資料の4ページをお願いします。  (1)についていただいた意見は、別冊参考資料1ページのナンバー1に意見の内容として記載しておりますが、4ページ中ほど、小中一貫教育の意義として、パブリックコメント案では7)まででございましたが、8)を追加してはどうかとの意見を頂いたことから、「9年間の小中一貫教育により、子どもたちの多様性、発達段階に応じた地域等との協働活動が期待できる」という文言を追加いたしました。  続きまして、8ページをお願いします。  8ページの中ほどのア、保幼小接続事業の実施の項目で2行目、変更前は、「保育園、幼稚園、こども園を加えた10年間の一貫した教育を行うことを視野に」となっていたものを、幼稚園とこども園を入れ換えるとともに、10年間という文言を削除し、「保育園、こども園及び幼稚園を加えた一貫した教育を行うことを視野に」に変更をしております。  続きまして9ページの(3)をお願いします。  9ページの(3)グローバル時代に対応する英語教育の推進の最後の段落で、「なお、幼児教育においても外国語指導助手を活用した英語活動を実施し」の後に、パブリックコメント案では「幼稚園から中学校までの12年間を通した」となっておりましたが、保育園、こども園という文言を追加し、「保育園、こども園及び幼稚園から中学校までの12年間を通した」に変更をいたしました。  続きまして、31ページをお願いします。  二つ目のポツ、3行目から4行目の「地域コミュニティの核となっていることが多く」の後に、「今回の答申の策定に当たり実施したパブリックコメントにおいても、多数の意見が提出されたことから、本検討委員会としても非常に重く受け止めているところである(別冊『参考資料』参照)。したがって、学校の統合を伴う学校規模適正化を実施する際においては、パブリックコメントでの主な意見でもあった下記の点にも特に留意した上で、今後十分な時間をかけて丁寧に協議しつつ、進められることを要望する」という文言を追加いたしました。  続きまして、その下の1)の2行目から3行目、「思い等を十分に聴き取る」の後に、「統合に向けた具体的なロードマップを示すなどの不安の解消に努めること」、追加いたしました。  続きまして、3)の1行目から2行目にかけての「学校は災害時の避難場所となっており」の部分で、案では災害時の記載がございませんでしたので文言を追加いたしました。その続きにつきましても、「日常的にも地域の拠点となる施設である。実際に生駒南第二小学校においては、地域が非常に積極的に学校運営に関わっている状況も鑑み」という内容を追加いたしました。  以上がパブリックコメント案からの変更部分でございます。よろしくお願いいたします。 400 ◯塩見牧子委員長 本件について、委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。加藤委員。 401 ◯加藤裕美委員 こちらは、また竹内議員と質問がかぶるかもしれないんですけども、P23の質問もよろしかったでしょうか。1学級当たりの児童生徒数なんですけども、現在、小学校。ここは範囲違いますか。 402 ◯塩見牧子委員長 23ページですね。はい。 403 ◯加藤裕美委員 今、本年度が小学校1学年の担当人数を30人程度に変えられて、前までは30人までだったんですけども、今30人程度に変えられて、この生駒市内の小学校で一番多いクラスの1学年の人数は何人でしょうか。生駒市内の小学校で1年生で一番多いクラスの人数、30人程度なので、35人とかもありますか。38人かもしれないし。 404 ◯塩見牧子委員長 山本教育総務課課長補佐。 405 ◯山本英樹教育総務課課長補佐 1学級当たり30人程度学級、32人で今現在見ております。
    406 ◯塩見牧子委員長 加藤委員。 407 ◯加藤裕美委員 じゃ、最高で32人でよかったですか。(発言する者多し) 408 ◯塩見牧子委員長 加藤委員、もう一度質問をお願いいたします。 409 ◯加藤裕美委員 生駒市内で小学校1年生で一番多いクラスの人数、例えばどこどこの小学校が39人とかあれば39人と、一番多いクラスの人数、多い人数のクラスと言うか。だから、もしかしたら39人かもしれないし、35人かもしれないし、32人かもしれない。 410 ◯塩見牧子委員長 辻中課長。 411 ◯辻中伸弘教育総務課長 30人程度学級ということですので、最大でも32人なんです。ちょっと今、生駒市内で今現在どのクラスが一番多いかは、計算、割り込まないと出てこないんですが、最大で32人ということになります。 412 ◯塩見牧子委員長 加藤委員。 413 ◯加藤裕美委員 であれば、32人ということで。では、去年の2月までは何人が最高やったんでしょうか。その30人程度から30人までに変えてどれぐらい変わったのかなと思って。 414 ◯塩見牧子委員長 つまり、前は30人というふうに規定されていたのが30人程度になったことによって、前はきっちり30人以下に抑えられていたのが、変わったことによって何人になったのかということですね。 415 ◯加藤裕美委員 そうなんです。ごめんなさい。 416 ◯塩見牧子委員長 辻中課長。 417 ◯辻中伸弘教育総務課長 去年の2月ということでしたら、市の方では30人学級ということで運用しておりますので、最大で30人になります。30人程度学級にしたのが平成31年の4月からでございますので、31年4月からは最大で32人という形で今運用しております。 418 ◯塩見牧子委員長 加藤委員。 419 ◯加藤裕美委員 それで、それは全国的には高い数字ですか。最高32人に変えますね。全国平均で見ますと、結構平均が26人とか1学年の一クラスが20人台だったりしまして、32人であれば結構多い方になるかと思うんですが。全国平均とかはご存じでしょうか。1学年のクラス。 420 ◯塩見牧子委員長 辻中課長。 421 ◯辻中伸弘教育総務課長 全国平均のその学級数というのは出てございませんので、生駒市がどうかというのは分からないんですけども、この30人程度学級というのは市独自の施策ですので、全国的には一般的には35人、国の基準となれば35人でみんな運用されております。生駒市みたいに教育に手厚くということであれば、例えば30人学級だとか30人程度学級ということで、市独自で施策を展開されている市は幾つかあると考えます。 422 ◯塩見牧子委員長 加藤委員、質問の趣旨を明らかにした上でご質問いただければと思います。加藤委員。 423 ◯加藤裕美委員 では、この30人までというのから30人程度に変わって、手厚さがなくなったということでよろしかったでしょうか。手厚さ、教育の手厚さがなくなったということでよろしかったですか。 424 ◯塩見牧子委員長 真銅部長。 425 ◯真銅宏教育振興部長 元々国の基準は35人学級なんですね、市独自に30人若しくは30人程度学級というのは、国の基準よりも少ない人数で取り組んでおります。これは国よりも手厚い内容になっています。  それともう一つ、平均という話になりますと、30人程度学級は32人のクラスばかりではなくて、33人の人数になればそれを二クラスに分けますので、16人と17人の学級編制になるんです。ですから、実際は、平均をとれば生駒ももっと低い人数になるんです。そういうことでご理解いただきたいと思います。 426 ◯塩見牧子委員長 加藤委員。 427 ◯加藤裕美委員 ありがとうございます。平成30年度の2月の生駒市のホームページが、やはり手厚い30人まで学級であったので、小1が30人学級、30人まで学級ですごく手厚くて、やっぱりすごく先生の目が行き届いて、いじめも、やはりそういうのも発見しやすいですとすごくPRされていましたので、それを30人程度に変えられたということで、やっぱり県から出される先生以外の今まで市が補助していた先生分の削減がされたということで、やはりそれは他の県に比べれば標準とかという話もあるんですけど、今まで手厚かったのをなくしたので、学校の先生がやっぱり目が行き届かなくなったというお声も聞いていまして。(発言する者あり)違う。人数が多くて負担が多いという声も聞きますが、その点はお声とかありますでしょうか。 428 ◯塩見牧子委員長 負担が大きいという現場からの声を聞いていますかという質問ですか。 429 ◯加藤裕美委員 声を聞いていますかという質問です。 430 ◯塩見牧子委員長 いかがでしょう。真銅部長。 431 ◯真銅宏教育振興部長 そのような声は聞いておりません。それから、30人学級、30人程度学級、いずれにしましても非常に少人数学級編制で組んでおります。これは1年生に入った時の、やっぱり子どもたちというのは小学校へ入ったばかりですので、そういう意味で国の基準よりも手厚い体制でしておりますし、また、それ以外に生駒市の方は、先ほど城野課長もありましたように、特別支援教育の支援員ですとかサポートする体制もとっておりますので、そういう意味で丁寧な対応をさせていただいているというふうに考えております。 432 ◯塩見牧子委員長 加藤委員。 433 ◯加藤裕美委員 事務のサポートさんも入れられて、そういったサポートもされているのは分かるんですけども、今までの部分をやはり削減されることは負担にもなると思うんです。やっぱりそういった学校の先生の削減をしながら、学校運営協議会という地域の人とか呼んで会議を、すごく会議を充実していると。やはり会議を充実させることは大事なんですけど、会議をまた新しくつくるということは、そこだけ予算がまた必要になるかと思うんです。そうなると、会議を増やして増やして、それで専門の方とおっしゃられて、地域の方、PTAの方、NPO団体の方、教育に関してお話を聞くんですけども、やっぱり職場の先生の現状をもうちょっとくみ取ってもらいたいなと思っています。  やっぱり生駒市、すごい子育てしやすいと私もすごく思っていまして、そこで学校の先生もすごく行き届いてはいるんです。ただ、これだけ教育の現場から学校の先生を減らして、市の事務員さんも減らせば、現場から削減するんじゃなくて現場を充実しないと、やっぱりいじめも見過ごしてしまうことになりますしね。いろんな問題がここから起こってくると思うんです。やっぱり会議もすごい大事なんですけど、新しく会議を増やすお金があるんだったら、学校の先生を。 434 ◯塩見牧子委員長 すいません。この答申に沿ってご質問いただけますか。この答申のどの部分が問題なのかということを明らかにした上で、今の質問してください。 435 ◯加藤裕美委員 そうですね。ごめんなさい。ちょっと。(「あなた1人でやっている議会と違うねんから」との声あり)申し訳ないです。 436 ◯塩見牧子委員長 別に質問を遮っているわけじゃないんですけれども、この答申に沿って、この答申のどの部分が問題であるからこういうふうにすべきじゃないかとか、そういうご意見を言ってください。 437 ◯加藤裕美委員 分かりました。  こちら、市財政に対する負担から実現。(「何ページですか」との声あり)24ページの、教育的視点から見れば、市財政に対する負担から、実現は困難であると言わざるを得ず、児童・生徒数に大きな問題点は見受けられないため、現在の基準が妥当と判断したとあるんですが、やはりそのお考えは変更はなくてよかったですか。現在の児童・生徒数に大きな問題は見受けられず現在の基準が妥当という考えは問題ないでしょうか。今、児童・生徒数に問題点を見受けられないでよかったでしょうか。 438 ◯塩見牧子委員長 つまり、加藤委員は24ページの1学級当たりの児童・生徒数に大きな問題点があるというふうにお考えなんですね、この表記、大きな問題点は見受けられないと書いているから、加藤委員の認識と相違があるということですね。でも、これは、相違は多分行政の方はないということで、この答申はそういうないという認識で書かれているので。加藤委員。 439 ◯加藤裕美委員 ちょっといろんな最近問題点が結構見受けられるかなとは思っていまして、それでもこの問題、この児童・生徒数に対して、1学級児童・生徒数に問題点はないのでしょうか。(発言する者多し) 440 ◯塩見牧子委員長 中田教育長。 441 ◯中田好昭教育長 ここの、あくまでも先ほど来言っていますように、これについては検討委員会での意見ということですので、私とこは少人数学級編制については答申と同様、特にそういうことは認めてないということと、併せて、学校現場の負担、大分ご心配いただいているようですが、先ほど来、子どもたちと向かい合う時間の創造プログラムとか、いろんな形で教育委員会として支援、予算的支援、人的支援をしております。  それと、ちょっと先ほど触れられたコミュニティ・スクールの件と思うんですが、業務が増えるということですが、これ、あくまでも業務というよりも、地域の方が学校と共に子どもたちの学力と言うか、地域力で子どもたちを育むという視点で集まる会議なんですね。仕事が増えるというよりも、一緒に考えて、子どもたちに何ができるか、自分らができることは何かということで、地域の方が先生方の一つのお助けしてくれる部分もあるんです。そういう形で負担の軽減にも入る一つの取組なんですね。全てがそのコミュニティ・スクールが先生方に負担になるとはならない。あくまでも子どもたちのために活動願うコミュニティ・スクールです。それに対して、教職員に力も貸していただける地域の方も参画いただくということなので、ちょっと認識が違うかなということで、この際お話しさせていただきます。 442 ◯塩見牧子委員長 加藤委員。 443 ◯加藤裕美委員 分かりました。  いろんな考えがあって、いろんなすごい皆さんしっかり考えられた結果だとは思うんですけども、やはり教育的視点から見て、市財政に対する負担からという理由でやっぱりこういった学校の先生の削減とかは語らない。そういった理由は、ちょっと他にもいっぱい財政で使える予算があるんじゃないのかなというのがありますので、やっぱり教育にもしっかりと財政に対する負担で削減というようなことが今後はなるべく減らしてもらえたらなと思っております。以上です。 444 ◯塩見牧子委員長 意見ですね。  他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 445 ◯塩見牧子委員長 それでは、委員長の私からも質疑をしたいので、副委員長と交代いたします。 446 ◯中尾節子副委員長 それでは、私が委員長の職務を行います。塩見委員。 447 ◯塩見牧子委員長 これにつきましても、先ほどの幼稚園、保育園の話と同じになってくるかと思うんですけれども、しっかりとこれから教育委員会の方で、保護者の皆さんの意見、特に南二小、南小学校の区域ですね。そこはしっかりと意見を聞いていただきたいと思うんですけれども。  答申の中でも31ページに、先ほどはちょっと具体的なロードマップみたいなことは考えていないんだということでしたけれども、こちらにつきましては、1)のとこですね。そこに「統合に向けた具体的なロードマップを示すなどの不安の解消に努めること」というような答申もいただいておりますので、やはりその早い時点でロードマップをお示しいただきたいと思うんですけれども、その辺、いかがでしょうか。 448 ◯中尾節子副委員長 辻中課長。 449 ◯辻中伸弘教育総務課長 今おっしゃっていただきました幼稚園と同じなんですけども、これにつきましても、今後、教育委員会あるいは総合教育会議で審議、協議をしていただきながら、早い段階で今後の方針等を決めていくという流れになると思います。 450 ◯中尾節子副委員長 塩見委員。 451 ◯塩見牧子委員長 それと、30ページの下の方なんですけれども、通学区域の見直しの検討うんぬんというところがございます。この一番下のポツのところですけれども、「前提条件として、通学区域の変更に関する検討を行わないという前提条件下では、生駒南中学校の学校規模適正化を達成することができない結果となった」とあります。ここのその南の方の通学区域について、このあり方検討会の中では、その通学区域の変更ということを踏まえての検討はなされなかったということでしょうか。 452 ◯中尾節子副委員長 辻中課長。 453 ◯辻中伸弘教育総務課長 この南二小と南小学校を統合するに当たりまして、59ページになります。既に通学区域が一部いびつに。すいません、50ページでございます。いびつになっているところもございます。現実としてあることから、この検討するに当たっては、一応参考という形で、通学区域の変更についても50ページの方で検討を加えておりますので、これも踏まえて今後検討していただくという形になると思います。 454 ◯中尾節子副委員長 塩見委員。 455 ◯塩見牧子委員長 じゃ、具体的には、これから通学区域の変更も視野に入れていくという理解で間違いないんですね。 456 ◯中尾節子副委員長 辻中課長。 457 ◯辻中伸弘教育総務課長 あくまでもここの地域に限って統合を検討するに当たっての通学区域ということで、全体の通学区域の変更は行いませんが、この地域に限ってはこういう意見を頂いておりますので、それも踏まえての検討になると思います。 458 ◯中尾節子副委員長 塩見委員の発言は終わりました。委員長である塩見委員と交代します。 459 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 460 ◯塩見牧子委員長 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。中浦議員。 461 ◯中浦新悟議員 さっきも少し似通って幼稚園のところでもちょっと聞いたんですけど、改めて。検討していく、どこでどういう団体と言うか、どういう方々が検討していくんですか。市、教育委員会、総合教育会議などなど、ちょっとその辺りを教えてください。 462 ◯塩見牧子委員長 辻中課長。 463 ◯辻中伸弘教育総務課長 先ほども申しましたが、まずは、教育委員会の方に答申の報告をした後、教育委員会でももちろん検討を加える形になると思いますが、検討に当たっては、総合教育会議も、あるいはその中で地域の意見等も聞くことになると思います。 464 ◯塩見牧子委員長 中浦議員。 465 ◯中浦新悟議員 教育委員会と総合教育会議の中で地域の意見も聞きながら、校区編成も踏まえて検討していくということですか。 466 ◯塩見牧子委員長 中田教育長。 467 ◯中田好昭教育長 一番課題になるのは、やっぱり通学区域と私は思っていまして、特に南地区については歴史的にもいろいろありまして、今現在、開発地も旧村と新しいとこということと、地形的にも谷筋と山手という、いろいろふくそうしている歴史的なとこも地域がございます。だから、こういうコミュニティの中で今回見送っていた答申は、多分恐らくその辺の調整は地域に入らないとできないということで今回見送られていると思うんです。はっきり言って、教育委員会にげたを預けはったという部分はあると思うんです。結論を出せないと思うんです、確かにここでは、検討委員会では。ということを受けまして、今後、地域と言うか、関係者に入るときについては、当然この話は避けて通れないと思っております。  ただ、結論的には、ヒアリング等を通じて、やはりお互いの思いと実際現実的に今後の将来の地域まちづくりも含めて、子どもたちにとってと、その辺も含めた議論に入ってくるのかなと。ただ、そういう視点ですので、どういう形の組織が、組織的にはどうなるのか分かりませんが、場づくりを私とこはしていって、その後を踏まえた形でどういう単位で話合いしていくかとか、それについては、そういう場を通じてこちらから状況を見て提案していくことになるのかなと。その辺がちょっとまだ見えないんですね、入ってみないと。ただ、通学区域については大きな課題やということは認識しています。 468 ◯塩見牧子委員長 中浦議員。 469 ◯中浦新悟議員 そうなんです。通学区域を決めるのに教育委員会とか総合教育会議って、何か地域が抜けているんですよね。地域の問題ですし、どの場でというのは気になったんですね。それで、もう一回あり方に戻すんです。また変な話だなという気もするので。地域もどう踏まえて、その会議体じゃないですけども、この校区というのを考えていくのか、この学校の在り方を考えていくのかというのが必要なのかなと思うので、ちょっとそこはちゃんと視野に入っていると思うんですけどもね。その考え方を踏まえて、ちょっと今後の進め方を進めていってください。 470 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。竹内議員。 471 ◯竹内ひろみ議員 まず最初に、このパブコメの募集に対して、先ほど発表があったようにたくさんの方からパブコメが寄せられました。301件、266人。そして、署名も1,256筆という形で反対の意見がたくさん寄せられたんです。このようなことは、生駒の市政の上でも余りないことなんですよね。こういった意見の重みと言うか、それを市の教育委員会としてはどのように受け止めておられるんでしょうか。 472 ◯塩見牧子委員長 中田教育長。 473 ◯中田好昭教育長 今回のお手元に配布させていただいています2月26日付けのあり方委員会からの答申の文面のとおり、私たちについては、これについても市の学校教育の転換点となるという言葉を使っておられるように、私どももそういう認識をしていまして、重大な事案と。過去にない大きな課題を今から挑戦すると言うか、入らせていただくことになるという決意でございまして、基本的には、以前から申していましたように、あくまでも保護者、住民の意見等、要するに丁寧に進めたいと、これに尽きるかなと思っております。以上です。 474 ◯塩見牧子委員長 竹内議員。 475 ◯竹内ひろみ議員 是非そのような丁寧にということをお忘れにならないようにお願いしたいと思います。  そして、基本的なところに行きますと、基本方針の中で、まず、適正規模ということが打ち出されております。この点について、南第二小は少人数だから、もう統廃合の対象に真っ先になっているという状況なんですね。このことについてパブコメの中でも様々な意見が出ておりまして、また、検討委員会の委員の方からも、少人数だからといって決して悪いことばかりではないというような意見もかなり出ておりました。なので、ただ適正規模というばかりにですね。いろんな形の学校もあり得るという辺がちょっと抜けているのではないかなと思います。こういう適正規模にすべきという方針を打ち出されたのはどういった考えからでしょうか。 476 ◯塩見牧子委員長 辻中課長。 477 ◯辻中伸弘教育総務課長 この学校規模につきましては、国が基準を示しているということもありまして、それに生駒市の地域性も加えて検討をしていただきましたので、基準としては、原則、国の基準、それに生駒の実状を加えての検討をしていただいたということでございます。 478 ◯塩見牧子委員長 竹内議員。 479 ◯竹内ひろみ議員 それでしたら、やはり国の基準は基準として、やはりその地域地域で持っている学校の様々な特徴というのがあると思うんですね。南第二小で特に保護者の方とか地域の自治会の方がおっしゃっているのは、その地区との連携、つながりというのが非常に強いところであると。なので、これは是非なくしてほしくないというようなことも強く言われておりました。  この答申の中にでも、先ほどの中にもありましたけど、コミュニティ・スクールというようなことで、地域のつながりというのはすごく強調されております。そういう面で、小規模であってもその地域に本当に拠点となる学校という位置付けをされていると思いますのでね。そこは是非重要な点として考えていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 480 ◯塩見牧子委員長 中田教育長。 481 ◯中田好昭教育長 そのとおりでございます。 482 ◯塩見牧子委員長 竹内議員。 483 ◯竹内ひろみ議員 本当にこの問題、私の地元なんですけれども、萩の台地区、大変な騒ぎになっておりまして、本当に住民の方のいろんな思いをしっかりと受け止めていただきたいと思います。これは要望しておきます。 484 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。改正議員。 485 ◯改正大祐議員 ちょっと確認させていただきたいんですが。通学距離についてなんですが、小学校4キロ以内、中学校で6キロ以内ということで、これというのは直線距離ですか。それとも道の距離なのか、教えていただけますか。 486 ◯塩見牧子委員長 辻中課長。 487 ◯辻中伸弘教育総務課長 ここの検討の中では、直線距離ということで検討しております。 488 ◯塩見牧子委員長 改正議員。 489 ◯改正大祐議員 私、ちょっと走っているので、距離的には大体分かるんですけども。実際4キロでなかなかなので、直線距離となるとかなりの差があるんですね、これ。 490 ◯塩見牧子委員長 中田教育長。 491 ◯中田好昭教育長 一般的に距離を示すときには円を描くんですね。だから、地形もあるし、それは一概に言えないので、直線というのはちょっとあれなんですが、要は円でおおむねということなので、ご理解いただきたいと思います。
    492 ◯塩見牧子委員長 改正議員。 493 ◯改正大祐議員 そういうことも踏まえて、4キロもなかなかの距離ですので、そこの辺も加味して検討していただきたいと思います。以上です。 494 ◯塩見牧子委員長 他に質疑はございませんか。中嶋議員。 495 ◯中嶋宏明議員 これ、今、第二小、南小、南中学校というような話の部分である部分が出ておりますけども、どうしてもその近隣のところの中学校、小学校、そこのところ以外のところも、やはりこの区域等、考えていった場合は全体的にかかっていく部分もありますので、実際のところ、ここだけのその地域というわけではなく、ちょっと範囲も広げた部分でまた考えていっていただきたいなというふうな部分の要望というのがまず一つです。  それとあと、もう一つ、実際にこれだけパブコメ、あとは、反対の部分の署名というふうな部分も頂いて、これだけ関心を頂いているところだとも思います。どうしても不安なのは、この状況がやはり皆さん分かられないというふうな部分があると思います。議員だけではなく、全体の市民の方というのが分からない状況、不安な状況というふうな部分がこういう反対だと。だから、賛成だ、反対だというふうな部分の中でもおっしゃっていただけるような部分もあると思いますので、何回もおっしゃっておられますけども、そのスケジュール感ではないですけども、ここは今どういうふうな状況なんだとか、そういったような部分もちょっとお示しいただけるような方法があればしていただいた方が、次に何か事をしていっていただくに対しても、またやりやすくと言いますか、話の仕方も持って行きやすくなるんじゃないかなとちょっと思っているところも非常にありますので、全体的に考えていかないと駄目な話だとも思いますので、そこら辺は逆に協力しながら話をまずしていく方向に持っていっていただければなと思いますので。すいません、その点だけ。 496 ◯塩見牧子委員長 意見ですか。 497 ◯中嶋宏明議員 意見ですけど、答えていただけますか。 498 ◯塩見牧子委員長 中田教育長。 499 ◯中田好昭教育長 今回の答申にも出ていますように、やっぱりロードマップが要ると私も思っています。だから、先ほど当初言いましたように、早急にロードマップを示せるようにしたいと思っていますので、よろしくお願いします。 500 ◯塩見牧子委員長 小紫市長。 501 ◯小紫雅史市長 今、中嶋議員おっしゃったこと、大切なことなんですけれども、正にここにいていただける議員の皆様にこれこそお願いなんですけど、正にこういう形でご報告もさせていただいていますし、パブコメの結果なんかも、あと、それを受けてどういうふうに直したかとか説明させていただいています。  いつもこういうときに申し上げるんですけれども、やっぱりさっきも言ったように、これが専門家会議のやつであって、市の最終決定ではないんですというような話がまだ十分浸透し切れてないところもあります。当然今日答弁したように、市としては教育委員会、総合教育会議した上で、速やかに地域に入ってご意見を聞いた上で決めますと。地域のご意見を聞かんとこんな方針を決めることは絶対あり得ませんということを市も言っていますとか、そういうことをきちんとお伝えいただくのも是非議員の皆様にお願いをしたいと思っていまして、こちらがやることはやりますけれども、正にご質問いただいたのであれば、是非そういうふうなことで、中嶋議員他、皆様、何とぞお力頂きまして、ちゃんと市が来るからと。そこでもちろんいろんな意見はあると思いますよ。賛成も反対も、いろんなご意見あると思いますが、その事実関係だけはきちんとしていただきたいと思います。  先ほどもちょっとありましたけど、何か市が勝手に決めて突然出して、何か市民軽視やとか、そんなことは全く今回のプロセスはありませんので、それにつきましては、きちんとそういうことでお伝えいただければと思います。ロードマップ的なものは早目にお伝えはさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 502 ◯塩見牧子委員長 中嶋議員。 503 ◯中嶋宏明議員 私もお答えと言いますか、いろいろお話は聞かせていただいた上で、状況というのは今の現状というのでやっぱりお話はさせてはもらっています。ですけども、私も全員にやっぱり言えるというような状況でもないですので、何とか理解と言いますか、状況というのはやっぱり分かっていっていただきたいなというふうな部分は非常に思ってはおりますので、私はまた更に申し上げていきたいなとも思いますし、またこうやって議論をした上で、議員各位もまたやっていっていただけるんじゃないかなと思いますので、協力してどうぞよろしくお願いいたします。 504 ◯塩見牧子委員長 他に質疑ございませんか。浜田議員。 505 ◯浜田佳資議員 ロードマップはどういったものを想定されているんでしょうか。 506 ◯塩見牧子委員長 中田教育長。 507 ◯中田好昭教育長 そもそも今からなんですけども、一般的には総合教育会議で話、案を出すと思うんですが、要は、地域にどういう形でどの時期に入って、その意見を踏まえて方針策定に向けて作業をこの期間にすると、議会とか関係者に。そういう細かい話ですが、ストーリー的に各団体どう調整していって、最終公にするタイミング、時期ですね。案を出すまでのを年次的に、年次と言うか、スケジュール感を出していくというイメージですね。 508 ◯塩見牧子委員長 浜田議員。 509 ◯浜田佳資議員 そこで難しいのは、例えば先ほど幼稚園にしてもこれにしてもそうなんですけど、専門家を入れた会議で2年間大分議論しているということなんですが、市民から見たらそれは全然見えないので、だから、突然来たというふうに受け止められているわけなんですよ、なかなかね。という今までの市のやり方なり打ち出し方とか説明の仕方とか提示の仕方ですと、そういうふうに受け止められるんだよというのを踏まえた上で、きちっと理解してほしい場合はちゃんとしたうまい提示の仕方というのでやっていってほしいなというふうに思います。  あと、ロードマップを示すときは、どうしても市民の皆さんの感覚でいくと、ロードマップ、じゃ、ゴールはある、じゃ、ゴールありきかというふうにするという話になりがちですので、そこら辺もよく考えて、丁寧にしてほしいということです。 510 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 511 ◯塩見牧子委員長 ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結いたします。  常任委員会における所管事務調査に基づく政策提案に関する指針第5条に基づき、本日の調査結果を委員会としてどのように取り扱うか協議願うのですが、今回報告を受けた答申の内容を踏まえ、市において検討が行われるということですので、今後の状況を見て、必要に応じて調査することでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 512 ◯塩見牧子委員長 それでは、今回の報告で調査はこれまでとし、今後の状況を見て、必要に応じて調査することとします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 513 ◯塩見牧子委員長 (2)「第2期生駒市子ども・子育て支援事業計画」の策定について。  本件は、生駒市の市行政に係る重要な計画の議決等に関する条例第4条第2項の規定に基づき、報告を受けるものです。  なお、本件について、報告の後、委員から質疑を受け、委員による質疑終結後、委員外議員から質疑を受けることでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 514 ◯塩見牧子委員長 それでは、本件について部長から報告を受けます。真銅教育振興部長。 515 ◯真銅宏教育振興部長 それでは、第2期子ども・子育て支援事業計画の策定につきましてご報告申し上げます。  本計画につきましては、昨年12月の市議会定例会市民文教委員会におきましてパブリックコメント前の案をご報告させていただき、その後、12月20日から1月19日の間でパブリックコメントを実施いたしました。その結果、4名の方から延べ6件のご意見を頂きました。  お手元にお配りしております資料1の計画は、12月の本委員会やパブリックコメントでのご意見等を踏まえまして、子ども・子育て会議が取りまとめた案を基に策定したものでございます。  内容につきましては、坂谷次長からご説明申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。 516 ◯塩見牧子委員長 坂谷教育振興部次長。 517 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 それでは、12月の本委員会でご説明いたしました案からの主な変更点につきまして、説明をさせていただきます。  今回、資料を二つ事前に配布させていただいております。資料1が計画策定いたしましたものでございます。資料2の方がパブリックコメント実施時からの変更箇所を赤字で記しております。こちらの資料2を使ってご説明をさせていただきます。  まず、18ページをご覧ください。  18ページから30ページまで、国が定めております13の事業について掲載をしているページでございます。第1期のこれらの取組をした結果、何がどうなったのか、分析をした結果や評価について触れておく必要があるのではないかとのご意見を頂きましたことから、それぞれの事業の実績欄に分析いたしました結果や評価について追記をいたしました。  また、それぞれの事業について、何をするのかが分かりにくいため、具体的事例を挙げてほしいとのご意見を頂きましたので、事業の目的の欄に内容を追記し、具体的な事業名について記載をいたしました。  25ページをご覧ください。  実績の欄におきまして、第1期の計画策定時の計画値、平成31年度、約7万人から、今回新たに算出した令和2年度の見込み量の数値に大きなかい離がある点について理解が難しいため、この表の中で分かりやすくするようにとのご意見を頂きましたことから、実績の欄におきまして、計画値と実績値が大きくかい離した要因と思われる点について、さらに、見込み量と確保量の欄において、見込み量の算出方法につきましての説明文を追記いたしました。  また、同じく25ページの一時預かり事業の幼稚園における一時預かりが、令和2年度から令和6年度の間に確保量を約2,000人増やす見込みであることについて、確保量を増やすのであれば人員の確保も必要となり、預かり保育に力を入れていくという方針なのであれば、その理由を明記してほしいとのご意見につきまして、年間約2,000人の増加は、延べ利用人数、つまり利用回数のことであり、各園1日につき1人から2人の増加となることから、既存の体制で対応ができること、また、増加の要因が預かり保育が無償となる認定を受ける方が増えることによるものと考えることから、確保策への新たな追記は行わないことといたしました。  27ページをご覧ください。  各保育園に常勤専任看護師の配置を義務付けるというパブリックコメントでのご意見がございました。保育所の職員配置につきましては、児童福祉施設の設備及び運営に関する基準に基づくこととなることから、この計画の中におきましては、病児保育事業、特に体調不良型病児保育事業を推進することで私立保育園の体制が整うものと捉え、体調不良型病児保育事業内容につきまして記載を行いました。  32ページをご覧ください。  産後ケアの充実を希望するとのパブリックコメントでのご意見がありましたことから、中段、母子保健の推進についての2段目、「安心して妊娠・出産」から始まる文章に続き、現在の取組について追記を行いました。  また、パブリックコメントにおきまして、不妊治療への支援を求めるご意見もありましたが、この項目の記載、子どもを安心して産み育てることのできる環境の内容に含まれるものと考えます。  また、パブリックコメントで頂きましたご意見といたしまして、夫婦で参加できる土曜日開催のペアレントトレーニングの開催回数の増加、定期接種以外の予防接種の公費助成の提案がございましたが、当計画の記載事項には含まれないため計画への反映はできておりませんが、頂きましたご意見を担当課へ伝え、今後、子ども・子育て会議の議論の際には参考とさせていただくこととなりました。  最後に、33ページをご覧ください。  子ども・子育て会議での議論から、計画の推進における3、地域の人材との連携については、より丁寧に記載することとし、計画の基本理念を合い言葉として計画を推進することとまとめました。  ただ今申し上げました変更箇所以外で文字や表現の修正などを行った箇所がございますが、内容の変更に係るものではございません。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 518 ◯塩見牧子委員長 説明は終わりましたので、ただ今から委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 519 ◯塩見牧子委員長 ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。浜田議員。 520 ◯浜田佳資議員 2点、簡単に確認させていただきます。  17ページなんですが、まず、3号認定の1、2歳の待機児童が令和6年には解消されるという数字だと思いますが、これは地域型保育事業を令和5年まで増やしているという側面と見込み量が減ってきている、つまり、少子化が一定進むことによって待機児童がゼロが達成されるという側面があるという認識でよろしいでしょうか。 521 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 522 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 この一番下の欄のところ、2)-1)の欄が、いわゆるマイナスで表記されているところが、見込み量に対して量を確保できていない、つまり待機児童の数となります。ご指摘のとおり、待機児童につきましては、令和6年度、解消する見込みとなっておりますが、その間、地域型保育事業の定数を増やし、特に待機児童が多いと見込まれます1、2歳に対しての取組を進めることによって、待機児童解消に向けて取り組みたいと考えております。 523 ◯塩見牧子委員長 浜田議員。 524 ◯浜田佳資議員 それはこの表からも分かりますので、取り組んでいってほしいと思いますが、一番上の数字からいくと、子ども・子育て支援事業という点から見ると、やや残念な少子化という前提条件があるということは数字上出ていると思いますので、それはしっかりこれからいろいろ検討して取り組まれていると思いますので、それはしっかり取り組んでほしいと言います。これは意見です。  もう1点、これも簡単な話なんですが、令和5年と令和6年度のところで、1号認定の3歳から5歳、ここのところで、前年度、つまり令和5年度は令和4年度と比べて200人、令和6年度は令和5年度と比べて200人、定員、定数が減っていますが、これは先ほどのなばた幼稚園、俵口幼稚園の統廃合とリンクしているんでしょうか。 525 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 526 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 こちらの計画におきましては、いわゆるその待機児童の解消に向けて、今年度は施設の変更を行わず定数の増という取組も行っていまいりました。同じく1号の認定児におきましても大変供給過多の状況が続いていることから、何かしら対応が必要であろうということで、5年、6年度につきましては対応を講じるという計画になっておりますが、その内容についてはまだ何も決まっておりません。 527 ◯塩見牧子委員長 浜田議員。 528 ◯浜田佳資議員 リンクしているかしてないかも決まっていない。リンクしている可能性もあるということなんでしょうか。 529 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 530 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 あり方検討委員会と子ども・子育て会議というのは別の附属機関になりますので、そこの議論はリンクはしてはおりません。 531 ◯塩見牧子委員長 浜田議員。 532 ◯浜田佳資議員 議論はそうだと思います。しかし、こども課は一つですので、両方とも見据えて考えていると思います。こども課としてはどういうふうにそれは考えておられるんでしょうか。 533 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 534 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 在り方の方につきましても、今後という話も出てきておりますし、子ども・子育て支援事業計画につきましては、今後、この13の事業につきましての検証を毎年行っていくことになりますので、この16、17ページの点におきましても、その検証の中で検討していくこととなります。 535 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 536 ◯塩見牧子委員長 ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結いたします。  本件は、常任委員会における所管事務調査に基づく政策提案に関する指針第5条に基づき、本日の調査結果を委員会としてどのように取り扱うかをご協議願うのですが、計画が策定されたところですので、今後の取組状況を見て、必要に応じて調査していくことでよろしいでしょうか。              (「なし」との声あり) 537 ◯塩見牧子委員長 それでは、今回の報告で調査はこれまでとし、今後の取組状況を見て、必要に応じて調査することといたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 538 ◯塩見牧子委員長 (3)生駒市立幼稚園の預かり保育利用料金の変更について。  本件は、生駒市立幼稚園の預かり保育利用料金の変更について調査するものです。  調査に当たっては、事前に提出されております資料に基づき質疑を行います。また、本件に対する質疑は、調査を進めるに当たっての事実を確認するものであることをご留意願います。  まず、資料をご確認いただきたいんですけれども、委員会として本件調査をするに当たりまして、市の方から資料を提出いただいております。資料請求いたしましたが、まず一つ目に、幼稚園預かり保育利用料金設定の根拠、2、幼稚園預かり保育利用者数の見込み、3、幼稚園預かり保育に係る経費と内訳、4、各幼稚園及びこども園における平成30年10月1日から平成31年2月28日までの預かり保育利用人数と令和元年10月1日から令和2年2月29日までの預かり保育の月別利用人数、5、他市状況、この5点を資料1としてお出しいただいております。すいません、他市状況は資料2です。そして、資料3として市立幼稚園預かり保育利用実態調査、資料4として、こども園の預かり保育利用実態調査、以上、資料4点ご提出いただいております。  ただ今から、この資料について質疑を行います。どの資料についてなのかを明確に示していただいた上で質疑願えればと思います。松本委員。 539 ◯松本守夫委員 5番の他市状況の資料であります。これ、奈良市からずっと13まで、富田林市まであるんですけども、例えば奈良市の300円というのは1回300円ですか、それとも1時間300円ですか。この単位が明確にされてないんですが、ちょっとその辺。 540 ◯塩見牧子委員長 新土こども課指導主事。 541 ◯新土和美こども課指導主事 1回300円でございます。 542 ◯塩見牧子委員長 松本委員。 543 ◯松本守夫委員 そうしますと、奈良市では、14時から17時、午後2時から5時まで、この3時間で300円と。もしフルに預ければと、こういうことですが。そういうことですね。 544 ◯塩見牧子委員長 新土指導主事。 545 ◯新土和美こども課指導主事 そのとおりでございます。 546 ◯塩見牧子委員長 松本委員。
    547 ◯松本守夫委員 他で、今、大体その1番も2番も全部そうですか。1回ということですか。それとも、どこかに1時間というのが入っていませんやろうか。ないですか。全部1回。 548 ◯塩見牧子委員長 全て1回当たりこの料金ということでしょうか。 549 ◯松本守夫委員 例えば8番の橿原市は200円となっていますが、これ1時間200円みたいな、おやつもついてですね、というような感じがするんですが、それも1回ですか。 550 ◯塩見牧子委員長 新土指導主事。 551 ◯新土和美こども課指導主事 橿原市についても1回200円ございます。吉野町、池田市、富田林市については、その時間設定された金額になってございます。 552 ◯塩見牧子委員長 松本委員。 553 ◯松本守夫委員 ということは、総じて大阪、池田と富田林しかないですが、割と高いと。他はものすごく安いと、奈良県はと、こういうことですね。 554 ◯塩見牧子委員長 新土指導主事。 555 ◯新土和美こども課指導主事 そのようになります。 556 ◯塩見牧子委員長 資料2につきまして、他の委員から質疑はございませんか。惠比須委員。 557 ◯惠比須幹夫委員 各自治体で料金設定されているわけですけども、条例で設定されている、例えば県内で、という自治体については確認されていますでしょうか。 558 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 559 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 昨年、この生駒市要綱で定めておりましたものを規則にするときに調査を行いまして、県内12市のうち8自治体が条例を設置して、料金については規則に委任しているものもございますけれども、8自治体条例があるというふうに確認しております。 560 ◯塩見牧子委員長 惠比須委員。 561 ◯惠比須幹夫委員 具体的には8自治体というのは。 562 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 563 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 奈良市、大和郡山市、天理市、橿原市、桜井市、香芝市、葛城市、宇陀市、以上でございます。 564 ◯塩見牧子委員長 すいません、今の条例というのは、預かり保育については条例だけれども、料金についての部分も条例で定めているというところは把握はしていないでしょうか。坂谷次長。 565 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 すいません、今、資料としてはちょっと一まとめにしておりませんが、少しお時間いただければ確認することはできます。 566 ◯塩見牧子委員長 じゃ、また後ほどお願いいたします。  他にございませんか。白本委員。資料2に関してですね。 567 ◯白本和久委員 確認やねんけど、これ、5番の大和郡山市、これ、いつから16時30分までなんですか。この5番の大和郡山市の時間。14時からと違うんですか。 568 ◯塩見牧子委員長 新土指導主事。 569 ◯新土和美こども課指導主事 申し訳ございません。14時からでございます。 570 ◯塩見牧子委員長 14時からですか。16時からですか。 571 ◯新土和美こども課指導主事 14時から16時30分まででございます。 572 ◯塩見牧子委員長 他に資料2については質疑等ございませんか。中尾副委員長。 573 ◯中尾節子副委員長 1番の奈良市なんですけど、備考のとこに「実施しない園あり」というのは何園中何園になるんですか。 574 ◯塩見牧子委員長 新土指導主事。 575 ◯新土和美こども課指導主事 約16園中9園が実施できないというふうに聞き取らせていただいております。 576 ◯塩見牧子委員長 できない理由等は聞いておりますでしょうか。 577 ◯新土和美こども課指導主事 奈良市の方は、預かり保育担当講師というのを入れられているんですけれども、それが配置できないという理由というふうに伺っております。 578 ◯塩見牧子委員長 他に資料2について質疑はございますか。惠比須委員。 579 ◯惠比須幹夫委員 ちょっと認識不足であれば恐縮なんですが。これ、ずっと各市を見ていますと、おやつ代、おやつなしとかいうのが結構出てくるんですが、本市ではどういう具合になっているんでしょうか。 580 ◯塩見牧子委員長 新土指導主事。 581 ◯新土和美こども課指導主事 生駒市においては、幼稚園6園の方は各自でご持参いただいております。 582 ◯塩見牧子委員長 他に資料2についての質疑はないでしょうか。              (「なし」との声あり) 583 ◯塩見牧子委員長 では、資料2以外の資料につきまして質疑がございましたら。加藤委員。 584 ◯加藤裕美委員 資料4なんですけども。資料4の延べ利用人数ということなんですが、あすか野幼稚園を例えば見させてもらいますと、平成31年2月で266人と。 585 ◯塩見牧子委員長 すいません、資料4ですか。この円グラフ。 586 ◯加藤裕美委員 ごめんなさい、資料1の4。ごめんなさい。申し訳ございません。  資料1の4の各幼稚園・こども園における利用人数なんですが、延べ利用人数で、例えばあすかの幼稚園、去年の2月266名利用と。あすか野幼稚園、今年123名利用と。ということは、かなり去年に比べれば、同じ月でいいますと減ったということでよろしかったでしょうか。 587 ◯塩見牧子委員長 この表のとおり、266から123と減っていますね。 588 ◯加藤裕美委員 こちら、減りまして。では、資料1の3の計算であれば、1カ月当たり収入は1,036万なんですが、これは全園の収入でよかったでしょうか。ごめんなさい、ややこしくて。資料1の3の幼稚園預かり保育に係る経費と内訳になるんですけども、こちらは収入が一番下の段、@450掛ける12回の12カ月分掛ける160人は1,036万というのはいつの分でよろしかったでしょうか。 589 ◯塩見牧子委員長 すいません。多分一番下のこの寄託金ですね。その説明をしていただけますでしょうか。坂谷次長。 590 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 恐れ入ります。資料1、1枚めくっていただきまして裏側に、2、令和2年度幼稚園預かり保育利用者見込み数というのを書かせていただいております。ここで、新2号認定児利用日数160人という数字を上げさせていただいております。この新2号認定児とは、幼稚園に通園しておられるお子さんの中で、保育の必要性があり、預かり保育料が無償となるお子さんのことです。予算上は、この無償になる人数を160人と見込んでおります。  ちなみに、その実績数をその下に米印2で記しております。予算を立てました時点では、この新2号認定児さんは131人でしたが、令和2年2月には預かり保育料をお使いになられても無償になる方が162人ということにいらっしゃいます。  ご質問に戻りまして、資料1の4ページの下、寄託金の欄でございますけれども、無償になる1日の上限金額が450円です。450円で、無償となる条件が、週3日の保護者の方の就労となっておりますので、この無償になるお子さんが預かり保育をお使いになられるのは、保護者の方が就労しておられる週3日の月12回であると想定をいたしまして、それの1カ月分の人数分で約1,036万8,000円分を無償の対象になる方が預かり保育を使われて、それをそのまままた償還払い、いったんお支払いいただいたものを保護者の方にお返しするという金額をここに書かせていただいております。 591 ◯塩見牧子委員長 加藤委員。 592 ◯加藤裕美委員 分かりました。  こちらでは令和2年度の1カ月分の経費を計算されたということでよろしかったですか。 593 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 594 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 年間の経費が、この4ページの上から全てが預かり保育の1年間の経費となっております。 595 ◯塩見牧子委員長 加藤委員。 596 ◯加藤裕美委員 分かりました。  では、去年度の経費はお幾らでしたでしょうか。それを聞いたら駄目なんですか。(「この資料だけを聞いているので」との声あり)資料だけを聞くと。 597 ◯塩見牧子委員長 また後で追加で。 598 ◯加藤裕美委員 分かりました。  じゃ、もう了解です。資料の見方は分かりました。 599 ◯塩見牧子委員長 取りあえず、まず資料に基づいて質疑を願います。 600 ◯加藤裕美委員 了解です。では、以上で。ありがとうございます。 601 ◯塩見牧子委員長 同じ資料1に関して質疑ございますか。白本委員。 602 ◯白本和久委員 ちょっと算数と言うか、教えてほしいのやけど。この1,638万5,000円というのは、どれとどれとどれを足したらこれになるんですか。 603 ◯塩見牧子委員長 何ページですか。 604 ◯白本和久委員 4ページ。 605 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 606 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 その下に書いております450円掛ける12回掛ける12カ月。(「一番上」との声あり)大変失礼いたしました。1,636万5,000円の内訳は。(「38万や」との声あり)38万5,000円の内訳は、歳出内訳の。(発言する者あり)いけますね。預かり保育の担当講師の報酬、そして、その下、預かり保育の担当講師の手当、地域サポーターの謝礼、預かり保育用の消耗費、この四つを。(「額だけを言うてください」との声あり) 607 ◯塩見牧子委員長 ちょっと待ってください。(発言する者多し)最後まで聞いてください、答弁を。 608 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 失礼いたしました。預かり保育担当講師の報酬が1,294万3,000円、預かり保育担当講師手当が302万6,000円、地域サポーター謝礼が9万6,000円、預かり保育用消耗品が32万円、これらを足しまして1,638万5,000円でございます。 609 ◯塩見牧子委員長 他に質疑はございませんか。白本委員、もう一度質問ですか。 610 ◯白本和久委員 歳入も同じように言うてください。 611 ◯塩見牧子委員長 歳入についてはいかがですか。坂谷次長。 612 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 歳入につきましては、ここで大きく二つあります。  一つは、先ほど無償化になった方の新2号さんが1日上限額が450円までが無償になりますが、それ以上お使いになられた場合は、歳入として市の入に入ってまいります。それが水曜日をお使いになられた場合、1,050円。そこから上限額450円を引いて600円掛ける4回掛ける12カ月掛ける55人、これは実績から見込み数を出しております。これで158万4,000円。また、夏休みなど長期休業期間中、1日1,500円をお使いなられて上限額450円を引きました1,050円掛ける3日掛ける10週掛ける55人お使いになられたといたしまして173万2,500円。  そして、1号認定児さん、こちらが今回無償化の対象外となっておられる方ですが、その方々が夏休みなど長期休業をお使いになられた場合、午前をお使いになられた方が単価1,050円の30人、見込み数ですが30人で3万1,500円、午前のみをお使いになられた方が単価1,500円掛ける20人、そして、3万円。1日お使いになられたとして3,000円掛ける8人、2万4,000円。そして、夏休みなどの長期休業以外をお使いになられる方、1時間使われた方が単価300円の150人使われる見込みで1年分で54万円、2時間600円の方が50人使われたといたしまして1年12カ月の36万円、2時間30分単価750円を50人の方が使われたと見込みまして12カ月で4万5,000円、以上を足しまして、(「45万」との声あり)475万2,000円と見込んでおります。  そして、最後に、寄託金が先ほどご説明申し上げました無償化の対象になる方がお使いになられた場合は、いったん市としてお預かりをして、そして、その後、償還払いをするということで、ここで見込んでおりますのが、単価450円で12回お使いになられて12カ月分の160人で1,036万8,000円。  以上でございます。 613 ◯塩見牧子委員長 今のご答弁の中で、1号認定児の長期休業、午前のところですね。3万1,500円とおっしゃったかと思うんですけど、これも31万5,000円の間違いでよろしいですね。(発言する者多し)31.5千円という。これは3万1,500円ですね。失礼いたしました。3万1,500円です。すいません。申し訳ございませんでした。  では、引き続き質疑いかがですか。大丈夫ですか。  他にこの資料1で。加藤委員。 614 ◯加藤裕美委員 長期休業が入っておりまして、じゃ、長期休業、たしか幼稚園、見てもらえなかったかなとは思うんですが。じゃ、この表は、主にいこまこども園、南こども園を主に考えたということでよろしかったですか。 615 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 616 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 そのとおりでございます。 617 ◯塩見牧子委員長 加藤委員。 618 ◯加藤裕美委員 では、また他の幼稚園の方は、また少し違う計算になっていくが、このような、大体割合的にはこの感じとはまた違いますね。分かりました。了解です。 619 ◯塩見牧子委員長 他に資料1で。惠比須委員。 620 ◯惠比須幹夫委員 この4の一覧表で利用数の推移、合計を出してもらっているんですが、10月から一定人数は減っていっている状況ではあると思うんですが、これ、把握されている範囲で結構なんですが、どの層が減っているかって、これ、ちょっと他の資料とも関連はしてくるんですが、リフレッシュで利用されていた方が減っているのか、仕事で利用されている方が減っているのか、また、その他、行事、個人的な用務等で利用された方が減っているのか、その辺はどの程度把握されていますでしょうか。 621 ◯塩見牧子委員長 新土指導主事。 622 ◯新土和美こども課指導主事 確かな数字ではございませんが、今のところ、やはり仕事という形でご利用されている方は、やはり仕事の時間入れておられますので、この方については減ってはいないということで、リフレッシュ等で利用される方が数として減っていると見込んでおります。 623 ◯塩見牧子委員長 他に。白本委員。 624 ◯白本和久委員 1の3の、4ページなんですけども、この寄託金、一番下の方から3行目、後ろから3行目なんですけども、「寄託金のため予算書には記載されていません」。1,036万8,000円ですか。これはどこに、それやったらこのお金はあるんですか。 625 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 626 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 いったん保護者の方からお支払になられたものは寄託金としてお預かりをすることになります。後ほど償還払いの請求があって、お支払をして精算して、もしそこに残があった場合には雑入として処理をして、それがその歳入のところには最終的には入ってくるということになります。 627 ◯塩見牧子委員長 白本委員。 628 ◯白本和久委員 そしたら、このお金はどこへ入るんですか。 629 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 630 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 いったん市の方には入ります。 631 ◯塩見牧子委員長 白本委員。 632 ◯白本和久委員 予算書になかったら市にどうして入るんですか。
    633 ◯塩見牧子委員長 松田こども課課長補佐。 634 ◯松田悟こども課課長補佐 寄託金会計の方に入る形になります。 635 ◯塩見牧子委員長 白本委員。 636 ◯白本和久委員 そしたら、その寄託金会計にいったん入って、そこからまた予算へ行くわけですか。今の話やったら。 637 ◯塩見牧子委員長 松田課長補佐。 638 ◯松田悟こども課課長補佐 無償化の対象になられる方には償還払いをさせていただきますので、市の収入には入らずに、その無償化の対象の保護者の方にお返しするという形になります。 639 ◯塩見牧子委員長 他に質疑はございませんか。              (「なし」との声あり) 640 ◯塩見牧子委員長 では、資料1についての質疑は他にないということでございますので、その他の資料について質疑はございますか。坂谷次長。 641 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 先ほど惠比須委員の方からお問い合わせいただきました条例で料金を設定している自治体ですけれども、8自治体中6自治体が条例で料金を設定しておられます。 642 ◯塩見牧子委員長 惠比須委員。 643 ◯惠比須幹夫委員 どこになりますか。 644 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 645 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 天理市、香芝市、大和郡山市、桜井市、橿原市、葛城市、宇陀市の6自治体でございます。 646 ◯中谷尚敬議長 これが何やって。 647 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 648 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 条例で料金を制定しているところでございます。 649 ◯中谷尚敬議長 俺の持っている資料と全然違うぞ、12市の中の。 650 ◯塩見牧子委員長 小紫市長。 651 ◯小紫雅史市長 すいません。ちょっと私の方で、ごめんなさい、整理させて。私も細かいこと分からないんですが、お答えしなきゃいけないことというのが。ちょっと聞いててね。整理してください。  お答えしなきゃいけないことは、まず、奈良県12市中で。聞いてね。奈良県の12市の中で、そもそも預かり保育をきちんとやっているところが何市あるかというとこがまずあります。その中で、今、惠比須委員からご指摘がありましたように、それらの市のうち何市が条例をつくって料金まで条例で規定をしているかという市をまず答えなければいけません。条例はつくっているけれども、料金は何にするかというのは規則で委任しているところもあります。なので、その市がそのうち幾つかというのを答えなきゃいけません。なので、それ以外はちょっと要綱か規則か分かりませんが、その全てをきちんと整理してお答えしなきゃいけないというふうに認識していますので、今答えられるんだったら答えていただきたいですし、すいません、僕ちょっと細かいことは分からないので、それでお答えください。もし今すぐ出てこないのであれば、改めて整理します。 652 ◯塩見牧子委員長 改めて料金を条例で制定している市は、今お答えいただいたうちのどこにありますでしょうか。答えられますか。坂谷次長。 653 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 11月の時点で確認をしております限りは、先ほど答弁させていただいた自治体は条例で料金は設定しております。 654 ◯中谷尚敬議長 奈良市みたいなのは規則と違うのか。 655 ◯塩見牧子委員長 奈良市は言ってないです、さっきから。坂谷次長。 656 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 奈良市と大和高田市が規則委任をしております。 657 ◯塩見牧子委員長 ちょっと休憩を取りましょうか。(「取った方がいいです」との声あり)  暫時休憩いたします。              午後2時40分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後3時5分 再開 658 ◯塩見牧子委員長 休憩を解いて委員会を再開いたします。真銅教育振興部長。 659 ◯真銅宏教育振興部長 すいません、時間をとりまして申し訳ございません。整理して確認をさせていただきました。  まず、県内12市のうち、幼稚園の預かり保育を実施している市が9市でございます。その9市のうち、預かり保育を条例で規定している市が7市、7です。そのうち奈良市は、預かり保育の保育料、金額につきましては規則に委任をしておりまして、規則で金額を規定しております。それ以外の6市は、条例本体の中で預かり保育料の金額も規定をしているということでございます。以上でございます。 660 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか、資料に関して。惠比須委員。 661 ◯惠比須幹夫委員 この資料2の中で、奈良県外とか一部県内の町とかあるんですが、これ、どういう基準でこれを掲載されるに至ったんでしょうか。 662 ◯塩見牧子委員長 新土指導主事。 663 ◯新土和美こども課指導主事 生駒市と同規模の市を選んで掲載させていただきました。 664 ◯塩見牧子委員長 惠比須委員。 665 ◯惠比須幹夫委員 これ、町が吉野町だけ入っているんですけども、それ以外は実施されてないということなんでしょうか。すいません、県内で町として吉野町だけ入っているんですけども。 666 ◯中谷尚敬議長 他の町もあるかと言うてるねん。そういうことや。 667 ◯塩見牧子委員長 新土指導主事。 668 ◯新土和美こども課指導主事 申し訳ございません。吉野町を調べさせていただいて、他は調べておりません。 669 ◯塩見牧子委員長 あとは、池田市、富田林市については類似団体ということですね。池田市、類似団体ですか。違いますね。(「規模は一緒やで」との声あり)規模は同じですかね。多いような気がしますけどね。  他に質疑ございませんか。中尾副委員長。 670 ◯中尾節子副委員長 葛城市が条例があるのに預かり保育は実施してない。葛城市は入っている。条例。入っています。(「実施なし」との声あり) 671 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 672 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 申し訳ございません。先ほど11月の時点で調べさせていただいた中には、葛城市一時預かり事業利用料という記載がありますけれども、今回資料作成するに当たって葛城市の方に確認したところ、実施をしていないということで、資料2を作成させていただくこととなっております。 673 ◯塩見牧子委員長 中尾副委員長。 674 ◯中尾節子副委員長 条例だけ。 675 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 676 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 条例はあります。 677 ◯塩見牧子委員長 中尾副委員長。 678 ◯中尾節子副委員長 元々条例があって、その後1回も預かり保育を実施したことがないんですか、それとも、最初は預かり保育はあったのに、奈良市の、その9園ぐらいで、実際経営が難しくてやめたのか、どちらでしょう。条例だけつくって全然やってないのか。 679 ◯塩見牧子委員長 真銅部長。 680 ◯真銅宏教育振興部長 葛城市は条例の規定が特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の保育料等に関する条例、いわゆる保育所もこども園も幼稚園も全部1本の中の条例、その中の規定に、保育料、生駒でいう保育所の延長保育、幼稚園の預かり保育といったものを規定も全部入っていると。その中で保育所は恐らく延長保育をやっていると思うんですが、幼稚園についてはされてないと、そういうことでございます。 681 ◯塩見牧子委員長 他に。白本委員。 682 ◯白本和久委員 これ、五條市、抜けているのと違うのか。11市、11市で何ぼ計算してもあらへんのや。 683 ◯塩見牧子委員長 真銅部長。 684 ◯真銅宏教育振興部長 申し訳ございません、抜けております。 685 ◯塩見牧子委員長 他にございますか。質疑ございませんか。              (「なし」との声あり) 686 ◯塩見牧子委員長 それでは、資料についての質疑はこれまでといたしまして、続いて、資料以外についてこの際質疑ございましたら、今の機会にお願いいたします。松本委員。 687 ◯松本守夫委員 ちょっと確認と言いますか、お願いしたいんですけども。いわゆる早朝預かり、これが1時間でしたね。その1時間で幾らでしたか。これも300円ですか、当然。 688 ◯塩見牧子委員長 新土指導主事。 689 ◯新土和美こども課指導主事 300円でございます。 690 ◯塩見牧子委員長 松本委員。 691 ◯松本守夫委員 そうすると、1時間300円、早朝の場合ね。1回300円と、どっちとも言えるわけですね。意味分かりますか。1回300円、1時間300円、どっちでも言えるわけやね。 692 ◯塩見牧子委員長 新土指導主事。 693 ◯新土和美こども課指導主事 7時半から8時半までご利用いただいた1回も含めて300円となります。 694 ◯塩見牧子委員長 松本委員。 695 ◯松本守夫委員 分かりました。  それから、延長保育ですけども、延長保育の場合は何時間ですか。何か昔、1時間というふうに聞いたんですが、この間、1時間半ぐらいかかっているように言われてたのと違うかな。 696 ◯塩見牧子委員長 それは保育園の延長保育ということですか。 697 ◯松本守夫委員 保育園ですね。延長保育は保育園。 698 ◯塩見牧子委員長 川田指導主事。 699 ◯川田奈津子こども課指導主事 保育園の延長保育は、午後6時30分から午後7時30分までの1時間で300円となっております。 700 ◯塩見牧子委員長 松本委員。 701 ◯松本守夫委員 1時間300円。1時間しかやらないと、こういうことですね。 702 ◯塩見牧子委員長 川田指導主事。 703 ◯川田奈津子こども課指導主事 そのとおりでございます。 704 ◯塩見牧子委員長 松本委員。 705 ◯松本守夫委員 そうすると、1回300円とも言えるわけですね。1回300円で。分かりました。ありがとうございました。 706 ◯塩見牧子委員長 新土指導主事。 707 ◯新土和美こども課指導主事 先ほどの答弁でございますが、新2号認定児、保育の必要性のあるお子さんについては、早朝の1時間は150円となります。 708 ◯塩見牧子委員長 加藤委員。 709 ◯加藤裕美委員 こちらは、先日、新聞にもご掲載されていたんですけど、話違いますかね。署名簿が提出されたんですけども、市長もご承知のことかと思いますが、この件に関してはどのようにお考えでしょうか。 710 ◯塩見牧子委員長 新聞についての評価ということですか。 711 ◯加藤裕美委員 お預かりの値上げ撤回の活動がご掲載されたんですが、どのようにお考えでしょうか。 712 ◯塩見牧子委員長 つまり、その署名が提出されたことについてのお考えということですか。新聞を読んでの感想とかじゃないですね。  いかがでしょうか。中田教育長。 713 ◯中田好昭教育長 署名いただいた分、私、受けさせていただきましたので、私の方からお答えさせていただきたいと思うんですが。  お手元の資料に、ちょっと今回資料3、参照いただきたいんですが、預かり保育の無償化の対象となる要件として、保育の必要性を認定する基準ってございます。これについては、お手元の資料の、前後申し訳ないが、1枚目の冒頭に示させていただいている。2ページですね。2ページが、これが基準になります。これが保育の認定する基準になりますが、その内容を見ていただきましたら有り難いんですが、今申しました資料3と比べていただきたいんですが。  その中で内容なんですが、これ、仕事という部分のダイダイ色の部分があると思うんですが、1の午後2時から3時の利用と午後2時から4時、3番として午後2時から午後4時半までの利用ということで、これ、昨年の10月から先月、2月までの利用実態調査をさせていただきました。実態、どういう形で利用されているかということと、今申しましたように、保育基準に基づく基準より下回った利用、この調べた方については今回の無償化の対象となっていない方々なんですが、要は今回要望されている方々の利用実態なんですが、これを見ると、ほとんど就労部分とリフレッシュ部分と、時間帯によって二極化しているのが分かりました。  そういうことも含めまして、今回、要望あるいは議会の方に出ています陳情と、あるいは園の園評価というのがあるんですが、そこでの保護者からの意見等いろいろ頂く中で、私、事務局で考えた結果、この方々、リフレッシュ以外の仕事の方々のその就労のために、今回無償化にも対象にならず、かつ、今回の300円と負担が大きいとおっしゃっている方々については一定配慮が要るのかなということで、今回この就労部分について、保育の必要性がなく預かり保育が保育料が無償とならない方々については、保育の必要性のある場合に準じるという形で今回の基準より準じた形で認めていきたいということで、従前に戻した形で1時間150円という形で制度設計の修正を今後考えていきたいと思っております。  そういうことで、今回の要望等を踏まえまして、一つの試案でございますが、今後の教育委員会、今月末に予定していますが、その場に審議、提案していきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 714 ◯塩見牧子委員長 加藤委員。 715 ◯加藤裕美委員 ということは、ごめんなさい、確認なんですけども、就労要件を満たさない方も150円に戻してもらえるということで。 716 ◯塩見牧子委員長 真銅部長。 717 ◯真銅宏教育振興部長 今、教育長が申し上げましたのは、いわゆる保育の必要性がなく預かり保育料が無償とならないケースの中の方でも、一定就労が理由の方がいらっしゃると。そういう方は、無償となる基準までの例えば労働時間等が達しないけれども、理由としてはそういう就労の要件になっていると。こういった方について、やはり一定配慮が必要ではないかということで、その部分の方についてちょっとそういう修正の方向で教育委員会の方にも議論をさせていただきたいと、そういうことでございます。
    718 ◯塩見牧子委員長 加藤委員。 719 ◯加藤裕美委員 ということは、今、64時間を満たさない方の時間を下げるでよろしかったですか。時間を変更するということ。それは何時間でしょうか。 720 ◯塩見牧子委員長 真銅部長。 721 ◯真銅宏教育振興部長 ちょっと今、具体的に時間までというのはあれなんですけど、今、確かに国の基準で48時間から64時間、月ですけれども、月48時間から64時間の間で就労されている方について、市の基準で保育所の入所基準を定めるとなっております。生駒市は月64時間、これがいわゆる今回の保育の必要性があるないの基準になっておりますので、この基準を緩和する方向でちょっと今回検討させていただきたいということでございます。 722 ◯塩見牧子委員長 加藤委員。 723 ◯加藤裕美委員 それはご検討ありがとうございます。では、教育委員会の結果を待って、ちょっと決定していくということで、大体いつぐらいとか、そんなのは分かられますでしょうか。 724 ◯塩見牧子委員長 真銅部長。 725 ◯真銅宏教育振興部長 これ、教育委員会規則で定めておりますので、教育委員会の中で合議、要は協議をさせていただかないといけませんので、ちょっと具体的にいつということはないんですけれども、協議の場としては、直近のこの3月の教育委員会で上げさせていただくことができるかなというふうに考えております。 726 ◯塩見牧子委員長 加藤委員。 727 ◯加藤裕美委員 では、その時間を下げていただけるということで検討していただくということで、すごい有り難いです。では、値段は一緒、値段は、その方、当てはまる方も下がるということで、もし下がった時間に当てはまらない方は300円でよろしかったでしょうか。 728 ◯塩見牧子委員長 真銅部長。 729 ◯真銅宏教育振興部長 恐らくおっしゃっておられる意味は、緩和の時間の中に入らない方については料金は従前のままですかということだと思うんですが、そのとおりでございます。 730 ◯塩見牧子委員長 加藤委員。 731 ◯加藤裕美委員 ごめんなさい、ちょっと公立幼稚園がその時間を下げられて、働いている方の割合というのがやはりどれぐらいの割合なんでしょうか。下げた時間でクリアできそうな割合というのはどれぐらいなのかなと思ったんですが。 732 ◯塩見牧子委員長 中田教育長。 733 ◯中田好昭教育長 厳密な、これ、あくまでもデータを出していますのは申込みされたときの聞き取りで、これ、やっているんですね、ここに出しているその範囲で実際どれだけの時間働いているかとか、そこまでの情報がないんです。ただ、ほとんどパートタイマーが吸収されるのかなという認識と、あくまでこの仕事について、要するに今回保育という概念が今回の国の無償化の中で預かりも出てきて、保育料の無償化以前は、幼稚園に対しては保育という概念は教育ということで、一定のサービスという形で今まで来ていたのが、国のそういう無償化の中で預かりも無償化となってきた以上、保育という概念で保育基準というのが出てきたんですね。だから、その辺の就労という観点は押さえないといけないんですよね。その中で、今回更に緩和していくということは市独自の取組ということになるんです。国は64以上のとこがほとんどなので、生駒は独自に子育て支援という形で今回緩和していくと。それより下げるというのは、保育にという概念がなくて、単発的な利用的な時間かなと。普通、就労するのに、継続的に勤務するというのはあり得るか、ちょっとその辺も実態分かりませんけども、私はそこまで想定してないんですが。おっしゃる理屈は分かるんですが、緩和する最低行ったとしても48時間かな、以下というのがちょっとおっしゃる部分が見えないんですが。以上は感覚論で申し訳ないんですが、データがございませんので、よろしくお願いします。 734 ◯塩見牧子委員長 加藤委員。 735 ◯加藤裕美委員 では、元々ありました多子減免というのは考慮はされないでよかったですか。 736 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 737 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 今回この規則改正をするときの多子減免の考え方なんですけれども、保育園の延長保育については多子減免はあります。それは保育園でのまず保育の本体の時間がありまして、そこでお仕事で急きょ残業があったりとか、シフト勤務で時間が前後することによって延長保育を使われるという想定の料金設定ですので、そこは本体の保育料が多子減免があるという国の制度に準じて延長保育料も多子減免ということですが、幼稚園の預かり保育については、ご希望によってお使いになられるということで、きょうだいでのご利用というよりかは、各お一人お一人のご利用を想定しておりますことから、多子減免はなしということで運用させていただいております。 738 ◯塩見牧子委員長 加藤委員。 739 ◯加藤裕美委員 それは結構やはりこのお預かりに関してお声をいただいているのが、やはり2人きょうだい、3人きょうだい、4人きょうだいのおられる保護者の方も結構やはり負担がとても増えたとおっしゃられていまして。やっぱり国が無償化にされたのに逆行されているんじゃないかという声もありまして、やはり保育園の方と同じ基準の300円にして、働いている方が、保育園ママが決められると300円が。 740 ◯塩見牧子委員長 加藤委員、そのご意見の部分は後で討議出しますので、今は事実の確認にとどめていただければと思います。 741 ◯加藤裕美委員 分かりました。じゃ、以上で。 742 ◯塩見牧子委員長 松本委員。 743 ◯松本守夫委員 ちょっと先へ進んでいますので、元へちょっと戻させてください。さっきのいわゆる延長保育、これが1回300円であり、1時間300円であると、こういうことですよね。去年の11月18日にこの説明いただいたときに、その値上げの理由として、市立保育所の延長保育の利用料が1時間300円であることを踏まえてやったと。1時間ね。ところが、1回300円、何で取らないんですかね。1回300円やったら、ずっと従来どおりなんですけどね。意味分かりますか。分からないですか。  その理由として、部長、覚えてはるのと違うのか。自分で言うてはりましたからね。利用料が1時間300円であることを踏まえて1時間300円の延長保育料にしましたと言うてるわけですね。 744 ◯塩見牧子委員長 預かり保育料ですね。 745 ◯松本守夫委員 分かりますか。(「預かりも300円」との声あり)そう、預かりも。ところが、先ほど確認したら、1時間300円やけども、1回も300円と言うてるわけですわ。そしたら、1回300円でやれば従来どおりのことにならんかと、こういう話なんですよね。意味分かりましたか。 746 ◯塩見牧子委員長 分かります。分かりますけれど。川田指導主事。 747 ◯川田奈津子こども課指導主事 すいません、保育園の場合は早朝保育もありますが、7時から7時半までの30分利用されたら、別に150円をいただきます。その後、先ほど言わせていただきましたとおり、6時半から7時半までの利用があった場合は300円、両方使われた場合は、したがって450円を頂く形になります。 748 ◯塩見牧子委員長 松本委員。 749 ◯松本守夫委員 それは早朝の話ですね。半時間というのは。早朝と足したものと、こういうことですね。そういうことで1回は450円になるよと、こういうことですか。何で450円にしませんのや。(「朝は30分」との声あり)いや、30分であろうが、1回450円と言うてはるわけです。1回、だから、わざわざ足しているわけでしょう、朝のと夕方と。 750 ◯塩見牧子委員長 つまり、その1日だったら450円になるということですね。 751 ◯松本守夫委員 そういうことを言うてるんでしょう。 752 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 753 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 実際にお使いになられるのは、朝だけお使いになられる方、朝は通常保育で始まって、夕方だけお使いになられる方がいらっしゃいます。 754 ◯塩見牧子委員長 松本委員。 755 ◯松本守夫委員 私もそう思います。だから1回300円でしょと。朝やったら1回150円ですねと、こうなりますわな。違いますか。そしたら、一応そういう問題提起だけさせてもらいます。この内容、おかしい。真銅さん、黙ってはりますけど、あなたが言いはりましてんで。結構です。また検討してください。 756 ◯塩見牧子委員長 他に質疑ございませんか。惠比須委員。 757 ◯惠比須幹夫委員 今お仕事されていてこの預かりを利用されているケースで、先ほどちょっと質問にもありましたが、多子で利用されている割合というのはどの程度ございますのでしょうか。 758 ◯塩見牧子委員長 すいません、他市で。 759 ◯惠比須幹夫委員 多子と言うか、子どもさんが2人、3人おられるという。 760 ◯塩見牧子委員長 多子ね。そっちですね。すいません。お子さんの数が多いところでいったら利用はどんな状況ですか。新土指導主事。 761 ◯新土和美こども課指導主事 申し訳ございません、確かな数はないんですけれども、割合としてはそんな多くありません。すいません。 762 ◯塩見牧子委員長 惠比須委員。 763 ◯惠比須幹夫委員 そう多くないということであれば、その辺にも配慮いただいてもいいのかなと、これは意見として申し述べておきます。 764 ◯塩見牧子委員長 他に質疑ございませんか。資料も含めて、最後に質疑等がございましたら、この際しておいてください。加藤委員。 765 ◯加藤裕美委員 では、令和2年度の経費が1,638万を予算と見ますと、令和元年度は経費、お幾らでしょうか。 766 ◯塩見牧子委員長 すいません。令和元年度の経費というのは予算ベースでいいんですかね。 767 ◯加藤裕美委員 はい。まだ出てないですね。 768 ◯塩見牧子委員長 まだやっていません。年度が終わってないので。坂谷次長。 769 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 前回の11月18日のときに答弁させていただきました人件費として、約1,120万という数字を答弁させていただいております。 770 ◯塩見牧子委員長 加藤委員。 771 ◯加藤裕美委員 でも、この値上げ後の方が経費がかかったということでよろしかったでしょうか。 772 ◯塩見牧子委員長 かかったと言うか、予算上はということですね。坂谷次長。 773 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 令和2年度は、預かり保育担当講師が会計年度任用職員となりましたことから、この手当として302万6,000円が追加で生じております。また、会計年度任用職員は任用年度によって月額の給料が上がっておりますので、そこを算出しておりますので、昨年度よりも人件費は高くなっております。 774 ◯塩見牧子委員長 加藤委員。 775 ◯加藤裕美委員 それを考えたとしても、足しても、前年度の1,120万に300万足しても1,500万と。では、こちらは計算上は値上げ後の方が経費がかかるという見込みでよろしかったでしょうか。 776 ◯塩見牧子委員長 その地域サポーターの謝礼とか預かり保育用の消耗品は、令和元年度には計上されていなかったかどうかの確認でよろしいですか。 777 ◯加藤裕美委員 はい。 778 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 779 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 令和元年度も預かり保育用の消耗品というのは計上しております。実際に執行もしております。地域サポーターにつきましては、11月に答弁させていただいた、今後預かり保育も地域の方にご参加いただいて、より充実した内容にしていきたいということを申し上げましたことを受けて、今回予算計上させていただいて、地域の方に預かり保育のサポーターとして入っていただきたいというふうに計画をしております。 780 ◯塩見牧子委員長 加藤委員。 781 ◯加藤裕美委員 であれば、値上げ後がいろんな預かり保育の手当を入れたりとか、制度がちょっと変わったことを考えても、やはり経費が増えてしまったという現状なんですが。保育園ママと幼稚園ママが経済的なちょっとやっぱり観念の差とか、そういった点とか、ご検討はされたんでしょうか。質問がおかしいですよね。ごめんなさい。じゃ、経費が上がってしまって、利用者も減ってしまった現状に関してどのようにお考えでしょうか。(「質疑がちょっと抽象的なので」「分からんわ」との声あり)抽象的ですよね。ごめんなさい。 782 ◯中谷尚敬議長 頭でちょっと整理してから質問した方がええのと違うか。言うた意味が通じへんねん。 783 ◯加藤裕美委員 そうですよね。分かりました。じゃ、了解です。 784 ◯塩見牧子委員長 今は事実の確認にとどめてくださいということは先ほど申し上げているとおりです。 785 ◯加藤裕美委員 そうですね。じゃ、もういいです。ありがとうございます。 786 ◯塩見牧子委員長 他に質疑はございませんか。              (「なし」との声あり) 787 ◯塩見牧子委員長 ないようでございますので、これにて質疑を終結いたします。  次に、調査における論点を明確化し、調査を尽くすことを目的に、委員間の自由討議の実施を私から提案したいと思いますが、ご異議ございませんでしょうか。              (「異議なし」との声あり) 788 ◯塩見牧子委員長 それでは、ただ今から討議を始めますが、討議に当たりましては、議論の導入といたしまして、私の方から、これまでの調査及びこの時間を使っての質疑に基づきまして、その論点を幾つか提示させていただきたいと思いますが、よろしいですか。              (「はい」との声あり) 789 ◯塩見牧子委員長 まず、大きく三つ論点があろうかと思います。  まず一つは、値上げそのものの、今回の値上げそのものの是非について、もう一つは、値上げの金額の妥当性について、そして、三つ目に、その金額を条例で定めるかどうかというこの点について、まず論点を提示したいと思いますけれども、これ以外にこういう論点もあるのではないかというご意見がございましたら、挙手にてお願いいたします。ないですか。              (「はい」との声あり) 790 ◯塩見牧子委員長 では、まず、値上げの是非ですね。値上げの是非について、委員の皆さんから発言を求めます。松本委員。 791 ◯松本守夫委員 無償化の趣旨でありますけどね。趣旨としては、国の方からいわゆる幼児教育の負担軽減を図る少子化対策やと、そういうふうに言っているんですね。国というのはいわゆる内閣府、厚労省、それから文科省ですか、この三つの省庁が連名でこの趣旨を書いているわけですね。そうすると、その趣旨と相反するんですね、これは、やっぱり値上げというのは。だから、これはやっぱり成立しないのと違うかなというふうに私は思います。 792 ◯塩見牧子委員長 無償化の本来の趣旨は負担の軽減ということなので、今回の値上げについてはその趣旨と反するのではないかという松本委員のご意見ですけれども、これに対して、あるいはその他にご意見ございませんでしょうか。加藤委員。 793 ◯加藤裕美委員 松本委員と同じで、やはり国が無償化にしたのに逆行になりますし、やっぱり生駒市がせっかく子育てしやすいまちとおっしゃられているので、やっぱり値上げすることで子育てママの負担が、精神的な負担も増えたのかな。預けにくくなってしまって、ちょっとパートしたいというのもしづらくなってしまって、PTAも行きづらくなってしまって、やっぱりそういった時間も、自分の時間もなくなってしまうと、そういったものがやはり精神的な負担で虐待にもなりかねないと。そうなることもありますので、やっぱりお預かりに多少負荷を与えたり、ちょっと値上げというのは、ちょっと時代に逆行しているのかなと思っていまして。料金もちょっと見直してもらえたらと思っていますし、やっぱり3人、4人さんのママが450円が1,200円になってしまって、ちっちゃい赤ちゃんがいたら、働いてないお母さんがリフレッシュしづらくなってしまったので、とてもつらい現状が今、公立幼稚園のママにすごいかかっていまして。  やっぱり保育園のママは64時間就業要件を満たす方がとても多くて、お預かりも補助があると。公立幼稚園のママが結構やはり節約して頑張っているママが多いので、やっぱり保育園のママと同じ基準にするとやはり負担感がすごくありまして、節約して頑張っているお母さんとかもおられまして、そこにお金を値上げするというのが、やっぱり保育園のママと幼稚園のママの生活のバックボーンとかそういった何か背景とかをもうちょっと考慮しないと、いろんな観点から考慮しないと、やはり公立幼稚園のママは、やはり6,000円、8,000円の幼稚園代を払う、安いので行っているという方も中にはおられて、そういった方にやはり1回2人1,200円というのがすごく負担を感じておられる方がおられるのかなと思っていまして、やはり値上げは撤回は必要かなと思っております。 794 ◯塩見牧子委員長 加藤委員もこれは時代に逆行していると。経済的な負担だけじゃなく精神的な負担もあると。自分の時間がなくなることによって精神的な負担が生じている。特に多子世帯については厳しいものがある。月64時間以上勤務というような保育園の基準を、この幼稚園の預かり保育に当てはまることについて、生活上の背景ということをもう少し考慮してほしいと、そういうご意見だったかと思います。  他にございませんか。惠比須委員。 795 ◯惠比須幹夫委員 ちょっとひっくるめての話になりますけども、そもそも昨年の10月で、これ、幼保無償化に合わせてスタートされたということなんですが、合わせてという思いでスタートされたんだと思うんですけども、ただ、議会としては、もうスタートしてしまってから後のもの、どないも責任も持てない、手もつけられないという状況が今生じているということですので、やはり、まずは、先ほどちょっと調べていただきましたように、条例でしっかりと料金についても規定していただきたい。それをもって、中身について、これは高いのか安いのか、するべきなのかしないべきなのかというのを議会としてもしっかりと判断していけるような状況にいずれは持っていっていただきたいと思います。  その上で、ただ、今の段階、もう来月から新年度スタートしますし、先ほど教育長からも48時間という一つの腹案を出していただきましたので、それ、そのまま行くかどうか分かりませんけども、その腹案でもし行けるのであれば、まず一度は4月からそれでスタートしてみて、状況をしっかり見定めていくということでどうかなと私は思っております。ただ、その上でも、やはり先ほど申し述べましたように、多子、お子さんが複数おられる世帯については、利用される世帯についてはちょっと配慮していくべきではないかなという意見です。 796 ◯塩見牧子委員長 値上げそのものについてはどういうご意見でしょうか。 797 ◯惠比須幹夫委員 今のところは先ほどの案でまずはやってみてはどうかなと思います。利用者の実態も一定分かってきましたので、その中で一定基準を設けて利用していくと。 798 ◯塩見牧子委員長 今回の値上げについてはどうであったということなんでしょうか。10月からの値上げについては。 799 ◯惠比須幹夫委員 10月、責任を持って述べられないという状況ではありますけども、それがいきなりということについては反対だったと。 800 ◯塩見牧子委員長 分かりました。値上げそのものに反対なのか、議会として何もタッチできなかったというところが反対なのか。 801 ◯惠比須幹夫委員 そもそもはそこですね。 802 ◯塩見牧子委員長 議会として関与できなかったところが反対だと。 803 ◯惠比須幹夫委員 そもそもはそこですね。 804 ◯塩見牧子委員長 他にどうですか。白本委員。 805 ◯白本和久委員 値上げと言うか、その10月以降の幼保の無償化に、全部の無償化について、生駒市としても無償化やのに何で値上げに行っとるんやという話もありますけども、私は中学校まで、ゼロ歳から中学校まで生駒市は何ぼ金をその給食費を含めて平均的に要るんやと。他の市も比べた上で、例えばですよ、こんなん今はできへんけど、中学校まで生駒はこれだけのお金でやっているんやというのを示してもろて、こういう各種のお金を預かり保育も含めて検討するのも一つの手かなというふうに思います。今のやつについては、やはり市民の方は値上げというのはおかしいやないかということを思っている人が多いので、値上げについては反対でございます。 806 ◯塩見牧子委員長 副委員長、いかがですか。 807 ◯中尾節子副委員長 私も初め、確かに市側の説明で、受益者負担というのと元々大分頑張って無理してやっているとこというので、仕方ないかなという思いはあったんですけれども、確かにやっぱり教育に一番力を入れてほしいと思っていますし、やはり公の幼稚園のことですので、特に多子世帯とかというのはもちろん優遇してあげるべきですし、やはり値上げ、これだけのたくさんの声がありますし、値上げに対してはもう少し考えるべきだと思います。
     ただ、今回、先ほど教育長の話が出たように、考え、もうちょっと就労の人の緩和をするというのはおっしゃったので、それは、前、私、傍聴に行ったときもおっしゃっていたんです。委員の方の声があって、もうちょっとその就労64時間は厳しいのと違うか、もっと就労活動、ハローワークに行ったりしている人もいるし、ちょっとしか働いてない人というのはたくさんいるから、そういうのは考えた方がいいんじゃないかという教育長のお言葉もあったので、多分大分それは意識されていたとは思いますので、ちょっとでも前向きに考えていただけているのでいいかと思います。 808 ◯塩見牧子委員長 今、委員の皆様からご意見を頂きましたけれども、今回の値上げに関しては、皆さんこれは反対であるということで意見の一致を見たというふうに。それでよろしいですか。              (「はい」との声あり) 809 ◯塩見牧子委員長 惠比須委員。 810 ◯惠比須幹夫委員 ただ、料金の見直し、ただ単に個人都合と言うんですかね。個人の都合で利用される方はサービスになると思うんですけども、先ほど話あったように、新2号認定若しくはそれに準ずるという部分は差はつけていくべきであると思います。 811 ◯塩見牧子委員長 分かりました。ということで、今もう一つ惠比須委員の方から一つ論点が示されたと思うんですけれども、では、どこまでの方をその対象にしていくか、元どおりの金額の対象にしていくかというところが一つ示されたかと思います。先ほど教育長の方から一定の、まだこれは教育委員会にかけてみないと分からないということではありますけれども、一応その月64時間の基準を減らす。減らすって、48時間から64時間のどこになるか分かりませんけれども、そういう一案は出ていまいりましたけれども、どういう方でしたらこの元に戻す対象となり得るのかというところでのそれぞれの皆さんのご意見を頂ければと思います。  どなたからでもいかがでしょうか。惠比須委員。 812 ◯惠比須幹夫委員 それは先ほど申しましたように、先ほど48時間、これは決定ではありませんけどもという案を出していただいていましたので、新2号に準ずるという部分で、その区切りを一度設定してみて、それで運用してみてどうかということを判断していってはどうかと思います。 813 ◯塩見牧子委員長 一方、加藤委員の先ほどのご発言の中では、そのリフレッシュというところについても配慮というようなことをちょっと質疑しかけて止めたところがあるかとは思うんですけれども、加藤委員はいかがですか。 814 ◯加藤裕美委員 私自身、公立幼稚園はやっぱり夏休みも春休みも長くて見てもらえないとこ、こども園は見てもらえるんですけど、見てもらえないので、48時間も厳しいんじゃないかなと私は思っていまして。48時間に減らしてもらっても、やはりまだ利用者は減っているのかなと思っていまして、経費が上がってしまっているのであれば、収益も考えて受益者負担。とは言え、保育園の方はほとんど無償と。お預かりも補助がある方。保育園の方からして、公立幼稚園は150円で安いとか、何か公平性がないとか、受益者負担がないとか、あんまりそう思われないと思うんです。であれば、ちょっと48時間ですごく譲歩してもらって決まった考えを改めていただいて有り難いんですけども、やはり値段自体をちょっと見直してもらって、その方が経費が安くなるのであれば見直してもらいたいと思っています。 815 ◯塩見牧子委員長 つまり、その48時間に基準を下げたとしても、幼稚園によっては3期休業の預かり保育が利用できないところもある中で、月48時間でもその就労の時間を確保する、無償で確保するのは難しいということですね。どこかのサービスを使わなきゃいけないことになっているということでしょうか。 816 ◯加藤裕美委員 はい。 817 ◯塩見牧子委員長 その辺のちょっと利用状況というのは、3期休業がないところでの就労している方の利用状況というのは、今の当委員会に出していただいた資料の中ではちょっと分かり得ないですけれども、ご意見としてまず伺っておきたいと思います。  他にご意見ございませんか。松本委員。 818 ◯松本守夫委員 私は、こういう料金は、むしろただにしていく方がよかったのと違うかなと。もうゼロに。ちょっと極論すればね。という意見を持っています。生駒市、今、この予算の一般財源が、一般ですけれども418億ですか、今。今、市長、首を振ってはりますけどね。418億のいわゆる現額です。予算現額です。その中にはもちろん繰越しもありますけれどね。毎年そういうふうなことがある中で、これは何百万の世界ですわ。だから、そういうものをやっぱり考えてやるのは経営者やと私は思います。トップマネジメントやと思いますね。だから、そういうことも考えざるを得ないなというふうに思って。ただ、もちろんご提示いただいたので、わざわざご提示いただいたのでね。その案で一遍やってみるというのも一つですけども、ちょっと何か負担が増えているような気もせんでもない。ちょっと詳細なことは分かりませんけども。だけど、それもまたちょっと負担が増えるのであれば、これはやめた方がええかなというふうに、もうちょっと精査する必要があるのかなというふうに思います。 819 ◯塩見牧子委員長 今、松本委員がおっしゃったその負担というのは、どこの何の負担のことですか。 820 ◯松本守夫委員 時間的なね。 821 ◯塩見牧子委員長 それは預かり保育をこれまで利用してこられたけれども、今回の値上げによってそれが利用しづらくなった方の負担ということですか。 822 ◯松本守夫委員 そうそう。 823 ◯塩見牧子委員長 他に意見はございませんか。白本委員。 824 ◯白本和久委員 一遍と言うか、教育長の言うてる案も含めて、値上げは僕も反対ですけれども、含めて考えていったらええというように思うんですね。それで、やっぱり子どもを増やすと思ったら、子どもに対する投資と言うか、それが公的なところでどれだけ減らせるかというところは大事だと思いますけどね。それは明らかに分かりやすくしてあげないと、この金額も100円単位には大きな金額だと思いますけども、そこのところを行政の方でトータルから見た値下げ、値上げを考えてもらいたいなと思います。今のはもう教育長の言うた案で行きたいと思っています。 825 ◯塩見牧子委員長 では、その基準のところも取りあえず教育委員会の方に委ねたいということでしょうか。 826 ◯白本和久委員 はい。 827 ◯塩見牧子委員長 副委員長、いかがでしょうか。 828 ◯中尾節子副委員長 私も一緒です。 829 ◯塩見牧子委員長 一緒で。 830 ◯中尾節子副委員長 ただ、できれば、私としては、それは48時間じゃなくて、もう少し少ない就労、あとは、就職活動している人も入れてあげたいとは思っています。 831 ◯塩見牧子委員長 執行部からお出しいただきました資料の中には、仕事のほかにリフレッシュというようなところも含まれていたわけですけれども、このリフレッシュとして利用されていらっしゃる方についてのこの預かり保育料の負担ということについては、皆さんどのようにお考えでしょうか。リフレッシュだったら一定とってもいいのか。松本委員はもうとにかくもう限りなくゼロでいいというふうなご意見でしたけれども。加藤委員。 832 ◯加藤裕美委員 保育園は6時まで無償と。そこからの1時間と、2時までと水曜日が11時半に帰ってくると。子育てに対してやっぱりちょっと負担が、そこからお預かりが見てもらえないとなると、とても負担になると。やっぱり幼稚園のママもリフレッシュがすごく大事だと思いますし、子育てにそんなに行政が負担をかけるべきじゃないと思うんです。  子どもは宝ですし、本当に少子化で子ども一人一人がすごく大事で、本当にそういったところは無償にするべきではないのかなとは思う中、奈良県で一番結局お預かりが高額になってしまってというこの生駒市の現状にちょっとやっぱり疑問がありますので、やはりリフレッシュ自体、お母さんにどうぞしてくださいと言ってあげれるようなまちにならないといけないし、そういうことが続くと、奈良市に人口が流れていってしまうと思うんです。本当にそういう大事なところを削って考えた方が保育園を使った方ですもん。保育園ママと一緒でいいじゃない。300円、600円にしても、まあ、大丈夫と思いはったのか分からないですけど、公立幼稚園のママはやっぱり6,000円、8,000円。2万円よりも6,000円を選んでこられたところに、1回1,200円、2人預けて1,200円も使うとなるととても負担で、すごく不満を抱いてしまったので、やっぱりリフレッシュしてくださいというような状況をつくるべきだし、子育て支援していますと言っていろんな団体を支援しているにもかかわらず、こういった日常のことにお金を、負担をかけてしまうのは間違いで、やっぱりリフレッシュ、お母さんにしてもらえるように何かするべきじゃないかなと思っていまして。  私もちょっと子育て中なんですけども、やっぱり、今、私立で5時まで無料で見てもらって、全部無料と。お弁当も、週3日給食と。お弁当、2日作るだけでも、ごめんなさい、大変だなと思う中、公立幼稚園は毎日お弁当作られて、11時半で子どもが帰ってくると。その中でどうやってリフレッシュできるのかなと思うと、やっぱりそこにお金をかけるということ、働いてないお母さんが多いので、やっぱりパパからもらった給料の中でやりくりされているところで、倍にしたというのはすごく大きい負担じゃないかなと思うので、そういったこの公立幼稚園ママと保育園ママの違いをもうちょっと考えてあげて、リフレッシュ時間にお金を足すのはちょっと間違っているかなと思っています。 833 ◯塩見牧子委員長 他にご意見いかがですか。惠比須委員、よろしいですか。 834 ◯惠比須幹夫委員 これ、ちょっと中身を見てみないとよく分かりませんけども、当然リフレッシュということについても、メンタル面のケアとかという部分でも必要かとは思うんですけど、それは個々にはね。ただ、これ、ずっと毎日リフレッシュしてはるのか、その辺がちょっと。毎日リフレッシュで使ってはるのか。仕事の方は、おのずともう生活のため、子どものため、家計のために毎日働いてはるわけですよね。その辺との差は、やっぱりこちらのサービスとこちらの保育という部分では差はあってしかるべしかなと思います。 835 ◯塩見牧子委員長 実態についてはもうちょっと見てみないと、調査を要するということですね。白本委員、いかがですか。 836 ◯白本和久委員 僕も見てみやな分からんわ、これでは。 837 ◯塩見牧子委員長 副委員長も同じですか。 838 ◯中尾節子副委員長 はい。私も惠比須委員と同じ考えで、やっぱりリフレッシュはもちろん大事です。だけれども、これが毎日となると、育児、どうなのかなというふうにも思いますし。 839 ◯塩見牧子委員長 このことについては、この資料からだけではちょっと読み取れない部分ですので、いったんこれでこのことについては締めておきたいと思います。松本委員。 840 ◯松本守夫委員 先ほど惠比須委員からいわゆるその条例化、条例にしようという話、私もそれ、大賛成ですので。 841 ◯塩見牧子委員長 それは後で扱いますので。また次へ行きます。すいません。  では、二つ目に、金額の妥当性についてご議論いただきたいと思います。いかがでしょうか。惠比須委員。 842 ◯惠比須幹夫委員 これ、単純に高いか安いか、それは安い方がいい、誰しも思うと思うんですが、その妥当性ということになると、これ、まだちょっと、より多くの事例を調査もしてないですし、また、なぜそう設定されているのか。もし仮によそが一定うちより高い料金で設定しているとかいうのがあれば、なぜしているのかというところまでちょっと調査しないと分からない、判断できない部分ですね。 843 ◯塩見牧子委員長 松本委員。 844 ◯松本守夫委員 妥当性といえば、先ほどの他市の状況を見ても、明らかにこれは生駒市は高いですね。もちろん白本委員が言われたように、いろいろ全体にその子育てに費やす金額がどうなっとるねんということがありましょうけどね。やっぱり見た限り、よそと比べても1時間300円というのはどうしても高い。やはりこれは安くすべきやと、こういうふうに思います。 845 ◯塩見牧子委員長 他にございませんか。中尾副委員長。 846 ◯中尾節子副委員長 これ、1時間じゃなくて、私は1回でという設定の仕方がいいと思います。その金額、結局1回にすると安くなっちゃうんでしょうけれども、この区切りが20分前に、陳情書でしたっけ、あったみたいに、20分前にやっぱり時間にきっちり行かなきゃいけないとかというそういうストレスがかかりますし、その分の時間調整しなきゃいけないですし、実際に集める方もそっちの方が大変だと思うんですよ。なので、1時間より1回という考え方がいいと思います。 847 ◯塩見牧子委員長 他にございませんか。加藤委員。 848 ◯加藤裕美委員 私も同じで、やっぱり1回、前みたいに300円であれば他市と同じぐらいなんですけども、600円になるとやはり高いかなと思っていまして。民間の保育園とか比べられる市の意見もあったりとかするんですけども、やっぱり民間のところではなくて、これは公立幼稚園なので、やっぱり税金で賄っているので、やっぱりお母さんのしっかりと子育て支援するべきであり、勝ち負けの問題じゃないですけど、やっぱり奈良市よりも、奈良市と同じ、せめて同じ以下であるべきかなと思っています。 849 ◯塩見牧子委員長 白本委員、何かご意見ありますか。 850 ◯白本和久委員 うちの市民の大多数と言うか、もう7割近くは就業が大阪なんですよね。大阪やのに、東大阪とか近隣の生駒山系のところのとこ、一個も分からないので評価のしようがないというかね。いつも思うのやけども、何で僕は五條とかそんなのよりも東大阪市とか大阪市とか、やっぱり市民の方が生活と言うか、働いておられるとこの基準も一つ必要と違うかなと、で評価をしてもらいたいなと。思います。以上です。 851 ◯塩見牧子委員長 これについては、なお調査を要すると。周辺の自治体も含めて、また、この預かり保育だけじゃなくて、白本委員おっしゃったように、子育て、中学校までなのか高校までなのか分からないですけれども、子育て全体でのその費用というところで見るべきじゃないかというようなご意見もありましたので、子育てにかける費用というのがどれぐらいであるべきかというところは、もうしばらく時間を要することと思います。  それでは、最後に、条例化の是非について皆様のご意見を伺いたいと思います。いかがでしょうか。先ほど惠比須委員からは条例化にすべしというようなご意見を頂きましたが。松本委員。 852 ◯松本守夫委員 私もそう思いますが。いわゆる規則で今までやって、議会もなかなかぼんやりしていたんですかね。私だけか知りませんけどね。その辺がやっぱり条例化でもっと審査をして決めていったらどうかなというふうに思います。 853 ◯塩見牧子委員長 他にご意見ございませんか。白本委員。 854 ◯白本和久委員 やっぱり条例化する、規則からする。当然行政の方も何でこれを規則にしているかということが思っているやろうし、条例化したら、行政としてはメリット、デメリットをはっきり言うてもうて、それで判断するのは大事なことやと思います。お金に関することやから何でも条例化してということも、それは一理あると思いますけども、やっぱりスピード感の要るやつもあるので、そういう場合、行政の方で、こういうのはやっぱりこのまま、規則のまま置きたいとか、また、審議会をつくって事前にそういう話をしたいとか、いろんなやり方があると、今までもあったと思うんですけども、ちょっとこれは一概にそう何でも値上げするやつとかいう、それを条例化しやなあかんというのでは僕はないと思います。 855 ◯塩見牧子委員長 ケース・バイ・ケースということですか。スピード感を要するものは規則の方がいいだろうし、でも、金額に関するものであれば条例化で一定定めた方がいいだろうし、あるいはその審議会で定めていくというようなところもあるという、いろんなパターンがあるので一概には言えないということだと思いますが。白本委員ご自身は、この預かり保育料金ということについて言えばいかがでしょうか。どのパターンがいいか。 856 ◯白本和久委員 規則でええと思いますよ。 857 ◯塩見牧子委員長 というのは、何かこうスピード感を要するというご判断でしょうか。 858 ◯白本和久委員 元々は総合的に子どもに対する市としての金銭面におけるスタンスというのはまず分かることが大事やから。僕は思うのやけど、総合的にやるときが大事であって、そのときに条例か規則かはその次やと思うんですよね。言うてる意味、分からへんか。 859 ◯塩見牧子委員長 すいません、ごめんなさい。 860 ◯白本和久委員 例えば、僕はこういうのはどこでそのお金を歳入に入れて、歳出をどこで取るかということが一番あると思うんですよ。何でも行政の方もやっぱり上げてもらわないと、歳入の方がやっぱり欲しいという面があるやろうしね。そのときに、こっちは上げるけども下げるわというようなことをトータルとしてあると思うので、規則でええと思います。まだ。もうあかんな。規則でええと思う。それだけにしといて。 861 ◯塩見牧子委員長 どうなんでしょう。歳入歳出のそのバランスをとるということとしましょうか。 862 ◯白本和久委員 だから、そのことがまだ出てないから分からへん。 863 ◯中谷尚敬議長 規則でええと言うたらええのや、意見やねんから。 864 ◯塩見牧子委員長 他にいかがでしょうか。加藤委員。 865 ◯加藤裕美委員 私もやっぱり条例、天理、香芝、桜井、葛城もされていますし、やはりこういった額が急にちょっと上げられたり。やっぱり条例で審議される重要なことになりますので、重要なこと、規則でもすごいいろいろ職員さんがしっかり考えられたかと思うんですけど、やはりこういった市民運動が起こるようなことが、今後やっぱりこういったことがすぐにぱっと変えられてしまって、後から私たちも知ったということがやっぱり問題かなと思いますので、すごい行政さんもそうなると手間になってしまうかと思うんですけども、条例にしてもらえたら有り難いかなと思います。 866 ◯塩見牧子委員長 県内他市でも条例化しているところが一定あるというところで条例化ですね。  中尾副委員長、いかがですか。 867 ◯中尾節子副委員長 私も結論的には条例で定めた方がいいと思います。今回の件がありましたし。ただ、規則、この預かり保育というのは部活動と一緒でということは説明も聞いたんですけれども、やはり今回の件でと言ったらあれですけど、やはりちゃんと条例で、やっぱり一番市民のことに関わることですし、一番議員というのは市民の代表で出てきているわけですし、やっぱりそこはちゃんと議会を通していただきたいと思います。 868 ◯塩見牧子委員長 では、最初にお示しいたしました論点は、これにて皆様のご意見を一通り伺いましたが、他に論点、こういう論点があるんじゃないかということがありましたらこの際お願いします。(「もうええでしょう」との声あり)よろしいですか。  他にご意見等ございませんか。              (「なし」との声あり) 869 ◯塩見牧子委員長 ないようでございますので、これにて自由討議を終了したいと思います。  暫時休憩いたします。              午後4時10分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後4時35分 再開 870 ◯塩見牧子委員長 休憩を解いて、委員会を再開いたします。  先ほどの自由討議の成果の確認を行います。  論点といたしまして、一つ目に値上げの是非、二つ目に金額の妥当性、そして、3点目に条例化の是非について、皆様にご議論いただきました。  まず、一つ目の値上げの是非につきましては、委員の総意として反対ということで方向性が示されました。  二つ目の金額の妥当性につきましては、これにつきましては、立場によって様々なご意見がございました。極端な話、ゼロでもいいというご意見もあれば、今回教育長の方から一定方向性が示されたので、まずは、理事者の出方を見て、そして、それが実施された後、様子を見て更に考えればいいというご意見というふうに、これにつきましては方向性が割れておりました。  その無償化の対象ですけれども、リフレッシュと就労は区別するものの、でも、月に48時間以下の就労であっても実は就労でカバーし切れていない世帯があるのではないかというご意見ですね。そしてまた、多子世帯については一定の配慮を要するのではないかというようなご意見がありました。  教育委員会の方では、今回また3月に見直すということではありましたけれども、それとは関係なく、一定この委員会としては、他市の状況、特に隣接市の金額を更に調査する。そして、金額だけではなくて、その金額の設定の根拠、そういったところも引き続き調査を要するということでご意見はまとまったかと思います。  そして、3点目に、条例化につきましては、おおむね条例化には賛成であるというご意見でしたけれども、一方で、規則でいいというご意見もありましたので、これにつきましては委員会として一致は見ていないということで調査結果をまとめたいと思います。  それでは、ただ今、成果の確認を行いましたけれども、自由討議の成果を踏まえて、本件について発言等ございませんか。              (「なし」との声あり) 871 ◯塩見牧子委員長 発言等ないようでございますので、本件は常任委員会における所管事務調査に基づく政策提案に関する指針第5条に基づき、本日の調査結果を委員会としてどのように取り扱うかご協議願うのですか、今回の調査を踏まえ、委員会として調査結果をどのような形で取りまとめるのか再度検討を、先ほども言いましたように他市事例をもう少し調査する必要があるというようなご意見もありましたことから、継続して調査を行うことでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 872 ◯塩見牧子委員長 それでは、継続して調査することといたします。  それでは、ただ今から説明員の入替えを行いますので、委員及び委員外議員におかれましてはそのまま待機願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 873 ◯塩見牧子委員長 (4)第2次生駒市教育大綱(案)に係るパブリックコメントの実施について。  本件は、生駒市の市行政に係る重要な計画の議決等に関する条例第4条第1項の規定に基づき、報告を受けるものです。  なお、本件について、報告の後、委員からの質疑を受け、委員による質疑終結後、委員外議員から質疑を受けることでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 874 ◯塩見牧子委員長 それでは、本件について部長から報告を受けます。真銅教育振興部長。 875 ◯真銅宏教育振興部長 それでは、調査事項(4)第2次生駒市教育大綱(案)に係るパブリックコメントの実施についてにつきまして、ご説明させていただきます。  説明資料の資料1をお願いできますでしょうか。資料1の第2次生駒市教育大綱(案)の1ページをお願いいたします。  教育大綱は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第1条の3の規定に基づき、市長が策定するもので、本市の教育行政の根本方針となるものでございます。前回、第1次教育大綱を策定した平成28年6月から4年近くが経過し、推進期間が満了を迎えることから、社会情勢の変化、新たな教育課題等に対応していくため、総合教育会議での議論を経て、基本理念は維持しつつ、今回改訂を行うものでございます。
     なお、教育大綱は策定の日から4年間をもって改訂の区切りとしておりますが、随時見直しの機会を確保いたします。  それでは、第1次教育大綱から変更のあった箇所を中心にご説明させていただきます。  まず、1ページの大きな2番、生駒市教育大綱・4つの特色をお願いいたします。  (1)、(2)は前回どおりでございます。  この(3)ですが、前回の大綱で「ひとづくりはまちづくり」としていたところ、更なる地域力の活用が必要不可欠との視点から、「地域力を最大限生かした教育(ひとづくり)によるまちづくり」と改定しております。  さらに、(4)では、前回は「中長期的な視点を踏まえつつ」としていたところ、「第1次生駒市教育大綱を踏まえつつ」と、このように変更させていただいております。  次に、2ページをお願いいたします。  3、教育大綱と他の計画との関係では、4行目の「第5次生駒市総合計画後期基本計画」を時点修正しまして、「第6次生駒市総合計画第1期基本計画」に変更させていただいております。  次に、3ページの基本理念でございます。  「遊ぼう」「学ぼう」「生きよう」みんなでいこまを楽しもう、この基本理念は第1次大綱と同じで、変更はございません。  次に、4ページをお願いいたします。  教育大綱では、基本方針を子育て・就学前教育の分野、学校教育の分野、生涯学習の分野の三つに分けて定めております。この構成は第1次大綱と同じでございます。  まず、基本方針1、子育てを楽しめる地域づくりでは、その取組の方向性として2点、1、保護者支援の場・コミュニティづくり、2、「遊び」を「学び」につなぐ就学前教育の充実でございます。この二つは第1次大綱と同じでございます。  1の保護者支援の場・コミュニティづくりの中で、二つ目の丸、「虐待のリスクを見逃さず、子どもたちの安全・安心を最優先に、地域を始めとする関係機関が連携し、児童虐待の未然防止・早期発見に取り組みます」といたしまして、前回記載のなかった児童虐待への対応を追加しております。  次に、基本方針2ですが、第1次大綱では、「21世紀を生き抜く優しくたくましい人づくり」としていたところを「しなやかでたくましい人づくり」といたしております。その取組の方向性としては、前回は4点でございましたが、今回は5点掲げております。  まず、コミュニティ・スクール、地域との協創による学校運営が大切であることから、1で、「地域に開かれ、地域とともにある学校づくり」の推進といたしました。  2、ICT機器を活用した新たな学びの創出と時代に応じた環境整備では、新学習指導要領を踏まえ、ICT機器の整備による習熟度別学習など、時代の要請に応じた教育環境の整備・充実が大切になることから、新たに設定をいたしました。  また、命を大切にする優しい心を育み、人権教育を推進するため、3で多様性を認める柔軟性とやさしい心の育成といたしました。  次に、5ページの4、主体的に学び、挑戦を続けるたくましい心身の育成では、子ども一人一人の個に対応した学びの充実や、将来の自立を実感できるような実体験を増やすことで、チャレンジをし続ける、逆境に負けないたくましい心身の育成を図ります。  また、同じく5ページの5、「楽しい授業づくり」のための教職員の育成と環境整備では、子どもたちが授業が分かる、楽しいと感じることができるということを目的としまして、研修や働き方改革の推進による教育環境の整備を進めます。  次に、生涯学習の分野です。  基本方針3については変更はなく、すべてのライフステージで、楽しみながら学び、地域とつながる機会づくりとしております。その取組の方向性として4点、1、すべての人が楽しく、安心して成長し、活躍できる機会の創出、2、人と本、人と人をつなぎ、まちづくりの拠点となる可能性に満ちた図書館づくり、3、6ページでございます。歴史・伝統文化・芸術を通じた、より豊かなまちの実現、そして、4、「健康」「生きがい」「仲間」「まち」をつくるスポーツの発展といたしました。  戻っていただきまして、5ページの1、すべての人が楽しく、安心して成長し、活躍できる機会の創出につきましては、総合教育会議で議論の結果、この項目についてはあらゆる世代に関わる重要な項目であるため、前回の4番目から、1番目に変更をいたしました。また、文言についても、機会の「確保」から「創出」へと変更をいたしました。  また、6ページの3、歴史・伝統文化・芸術を通じた、より豊かなまちの実現につきましては、歴史をキーワードとなる事業を想定し、分野の分け方として、「伝統・文化・芸術」から「歴史・伝統文化・芸術」と変更をいたしました。  また、6ページのIII、教育大綱の進行管理につきましては、大綱に基づき毎年度策定するアクションプランについて、実行と改善を繰り返し、実効性を担保したシステムとするとしております。  次に、資料2と資料3につきましては、教育大綱のパブリックコメントについての資料でございます。  今後のスケジュールでございますが、本日の市民文教委員会での報告の後、3月19日から4月19日までの1カ月間、パブリックコメントを実施いたします。パブリックコメントでちょうだいした意見を踏まえ、総合教育会議の開催を予定しておりまして、そこで第2次の教育大綱を決定いたします。その後、議会にご報告させていただいた後、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定に基づき、公表をさせていただきます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 876 ◯塩見牧子委員長 本件について、委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。松本委員。 877 ◯松本守夫委員 一番最初にご説明ありましたこの基本理念は維持しつつ基本方針は改定すると。基本理念は何でそのままして基本方針だけ変えると。その理由をちょっと教えて。 878 ◯塩見牧子委員長 真銅部長。 879 ◯真銅宏教育振興部長 この教育大綱の改訂に当たりましては、ご説明させていただきましたように、総合教育会議の中で市長と教育委員会で議論させていただいて、今回の改訂に至っております。その中で、基本理念については、これは第1次のこの大綱、これがやはりそのままが望ましい、ふさわしいということで、この部分については前回のとおりで、引き続きこの理念を掲げると。その上で、基本方針などの部分について見直すところを見直していこうと、そういうふうな議論でございました。 880 ◯塩見牧子委員長 松本委員。 881 ◯松本守夫委員 皆さんが望ましいとおっしゃったわけですね。 882 ◯塩見牧子委員長 真銅部長。 883 ◯真銅宏教育振興部長 総合教育会議の議事録も出ております。そうでございます。 884 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。松本委員。 885 ◯松本守夫委員 4ページでありますけれども、児童虐待の未然防止を入れたと、こういうことですね。朝も話をしたんですけど、この間のいわゆる隠し撮りのこの事件は入れないんですか。何か問題点としては取り上げないんですが。何もそれをあったとかそんなんやなしに、そういうことを起こさないような教育をするんやというような方向性が出ないのかなと。その体制をどうするんやと、こういうことなんですけどね。 886 ◯塩見牧子委員長 中田教育長。 887 ◯中田好昭教育長 基本的に大綱は教育委員会の基本的な大きな柱になるもので、個々の事例については、先ほど申しましたようなアクションプランとか基本方針を策定する中での具体性が出てくるんですが、ここにおいてその事案についてうんぬんと明記するのはなじまないと思っておりますし、項目として入るとしたら、基本方針2の3、多様性を求める柔軟性とやさしい心の育成で、5ページの1行目ですね。「一人一人が命の大切さを学ぶ具体的な機会を確保するなどの人権教育を進めることにより、自他ともに大切にするやさしい心を育成します」と、この一つの流れの中で自己有用感とか性教育とか、前も申しましたが課題はたくさんございますが、そういう教育について、ここを柱に具体的な施策を今後つくっていくという、そういう意味での基本方針の柱になっていますので、具体的なことまでは言及はしておりません。 888 ◯塩見牧子委員長 松本委員。 889 ◯松本守夫委員 具体的なことは、今別にやらんでもええと思うんです。児童虐待防止とか出ましたわね。それと並立するような形で、ああいう事故が起こらんようにどうしたらいいんやと。規範意識を持つのか、あるいは、もっと個人の判断力を、子どもの判断力を育むような教育をするのかとか、そういう部分での攻め方をやらんといかんと思うんですね。これは私の意見ですけども。だから、そういうこの事件を取り上げろと言うのじゃない。事件を参考にして、今後起こらないような体制をつくらないかんと、そういう意見でありますので、よろしくお願いします。 890 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 891 ◯塩見牧子委員長 ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。中浦議員。 892 ◯中浦新悟議員 1点だけ。最後、6ページの進行管理のところなんですけど、「アクションプランについては、実行と改善を絶えず繰り返し、実効性を担保したシステムとします」。すごく聞こえもいいし、まあ、いいんですけど、実行する前にしっかりと検証して調査をしてというその心構え、入れませんかね。行き当たりばったりでやって改善してというふうにもとるわけではないんですけども、今回のさっきの値下げの話もありますけども、しっかりニーズ調査、需要の調査、他市の調査、様々調査をして実行して改善するを繰り返していただかないといけないんじゃないのかなというその節が幾つか見えるので、その辺りはしっかりと検証してほしいなと思いますけど、どうですか。 893 ◯塩見牧子委員長 小紫市長。 894 ◯小紫雅史市長 両方あって、アクションプランというのは、大綱は総合教育会議で私が座長でやっているんですけども、その実効性を逆に言えば、これでもちょっとかたい書き方かなと思っているぐらいのことです。実効性を担保しながらというふうなことはもちろん、実効性のないものとか、いろんなエビデンスに基づかないものとか、そういうのは駄目だとは思いますけれども、実効性だとかいろんな調査を完全にやったりとか、効果が完全に見えるようにというふうに、あんまり100%を目指し過ぎてしまうと、なかなか新しい挑戦というのができないということにもなります。これは総合計画とかも全部そうですね。  なので、ここの大綱では具体的な取組というところまでは細かく書き切りませんけれども、アクションプランというのは、これは基本的に予算と連動して毎年つくるものですので、そこには具体的な取組というのをしっかり書いていきたいというふうに思います。その中で、もちろんやみくもに新しい施策を打ち出すということは駄目だとは思いますけれども、きちんと調べた上で、生駒市は教育の取組は先進的にやっていますので、しっかりと、他の事例があるから横並びでやるとかいうことじゃなくて、我々先駆的にやっていきたいということも含めてしっかりやっていくということでございます。  そうやった上でなかなかうまくいかないと、効果がどうも小さいということであれば、それにつきましては改善、「実行と改善を」と書いていますけども、繰り返しながらやっていくということでございますので、何かきちんとしたものが100%固まらなければできないとかいうと、なかなかスピード感が出てこないというところでございます。中浦議員おっしゃったこととのバランスの話だとは思いますけれども、そこは両方の視点が教育だけでなくて、全ての施策で必要だというのが私の認識でございます。 895 ◯塩見牧子委員長 中浦議員。 896 ◯中浦新悟議員 そうですね。教育だけじゃないんですよ。市がやっている事業全てにおいて、考え方全てにおいてです、今回はこれ、教育大綱なのでね。ここにおける、ここに書いてある文言の中で、スピード感も大事だし新しい挑戦も必要なのかもしれないんですけども、立ち止まって見る。常に突っ走り続けて取り返しがきかない。無駄な出費になったな、失敗したな、そんなことができるだけないようにしないといけないというのも当たり前のことなんでね。そこで一つ実行と改善なり、絶えずこういうのは実行の前に一つ要るんじゃないのかなという見解のもとで言っています。正直そういったことにしっかりと注意してほしいという意見でもあるので、最近そういったところでちょっと目に余るものがあるかなというふうに思われますので、あえて言わせていただきます。よろしくお願いします。 897 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。吉村議員。 898 ◯吉村善明議員 5ページの生涯学習の部分なんですが、もうかなり前になるんですけど、20年か25年ぐらい前に自主学習グループ連絡会の会長をさせていただいていたときに、生涯学習指導者養成講座というのを受けさせていただきました。そのときに生涯学習という部分で学んだことの中に、キャッチフレーズ的なところで、いつでもどこでも誰でもがともに学び合えるというのが生涯学習の当時のキャッチフレーズでございました。  学校教育と生涯学習の大きな違いというのが、やはり学校教育でしたらやっぱり先生から一方通行の教育が主だと思うんですけど、生涯学習というのはやはり人と人がともに学び合えるというのが生涯学習のよさだというふうに学びました。この基本方針の中のとこを読ませていただきますと、ともにという部分がちょっと読み取りにくいなというふうに感じます。もしそういう部分が入れれるなら是非入れていただきたいなというふうなことでお願いをしたいと思うんですが、いかがでしょうか。 899 ◯塩見牧子委員長 小紫市長。 900 ◯小紫雅史市長 大変有り難いと言うか、おっしゃるとおりだと思います。ただ、今は学校教育においても、先生が一方的に教えるということというのはどうなのというふうなところが先進的な教育の都市ではそういうような議論にもなっていますし、文科省、経済産業省が示している方向性では、学校教育ですらもう双方向というものをもっと入れていかなきゃいけないんじゃないかということもございますので、それは学校教育を記した基本方針の2のところでも、正に地域の方から学ぶこともあるし、逆に子どもたちが地域の方に何か教えるということだってもちろんあるわけです。生駒市では、生涯学習の取組ですが、IKOMAサマーセミナーというのもやっていまして、これは子どもらが大人に教えるような講座もありますし、学校教育、生涯学習問わず、学び合い教え合ったりということは、それはおっしゃるとおりかというふうに思っております。  確かに文言的にそうはっきり書いているとこがどこかというと、なかなかちょっと難しいですけれども、地域とともにある学校づくりというとこだったり、そもそも基本理念のところで、「遊ぶ」「学ぶ」「生きる」というの、みんなでいこまを楽しむというのが、正に先ほどもご質問ありましたが基本理念としてありますので、そういうような要素は、今、吉村議員おっしゃった部分、とても大切だと思いますが、それはこの基本理念だとかそういうところにもきちんと位置付けているつもりでございますので、そういうご理解でいただいて結構ですし、そういう理解で我々もしっかりと具体的な政策をやっていくということはここでお約束したいと思います。 901 ◯塩見牧子委員長 他にございませんか。神山議員。 902 ◯神山聡議員 資料1ページの方ですけど、「ひとづくりはまちづくり」を、これ、「地域力を最大限生かした教育(ひとづくり)によるまちづくり」という特色を変えられたということなんですけども、少し進化したような感じなんですけど。これ、ちょっと特色のイメージとして分かりづらいんですけど。「地域力を最大限生かした教育によるまちづくり」という特色を実現するための現在やっている事業とか取組とかあれば、関連付けて説明していただきたいんですけど。 903 ◯塩見牧子委員長 小紫市長。 904 ◯小紫雅史市長 これも貴重なご指摘だと思います。これは前回と少し文言を変えていますけれども、基本的には前回と一緒です。具体的には、地域力を最大限生かした取組というのは、先ほどもずっと申し上げていますように、一つはコミュニティ・スクールみたいなこと。コミュニティ・スクールというのは、地域力、地域の方の力を頂きながら子どもたちの健やかな成長を育んでいこうと、応援していこうという側面と、逆に、その後、まちづくりという言葉も入っていますけども、私はもうそれだけだと一方的だと思っていまして、子どもたちのことに地域の方が関わっていただくことによって、例えば安全性を配慮しながら学校というある意味一番すばらしいコミュニティの場所を活用しながら、子どもたちにも汗をかいてもらったりしながらまちづくりを一緒にしていく何かいろんな取組をしていこうとか、そういうふうなことがあると思います。  具体的には地域の方、学校の先生だけじゃなくて地域の方が入ってきて、子どもたちのためにいろんな機会、場所をいただくような、野菜づくりとかそんなのもやっていただいていますし、地域の方がいろんなその人のお仕事に関するキャリア教育みたいなことをお話ししていただいたりだとか、そういうのはもちろんあると思いますし、逆に学校という場所をうまく生かしながら、地域の活性化というものをやっていくようなことも含めまして、この(3)番のところはそういう意味でやっております。ちょっとまだ抽象的ですか。取りあえずそんな感じです。 905 ◯塩見牧子委員長 神山議員。 906 ◯神山聡議員 これから考えていくような取組も含めてということで理解をさせていただくんですけど。  あと、4ページの方ですね、虐待リスクを見逃さずという内容が新たに追加されているんですけども、これは現在取組も行っていると思うんですけど、その中での課題等があってこういうことが出てきたのか、新たに早期発見のための取組をしていきますよというようなことなのか、これが追加されたような理由を教えていただけますか。 907 ◯塩見牧子委員長 中田教育長。 908 ◯中田好昭教育長 今回、当然のことながら皆さんご案内のとおり、虐待については、今日の新聞報道に載っていましたが、件数がすごく増えているという状況でございます。そういう中で、やはり教育としても、幼稚園から学校、義務教育を含めまして、日々の子どもたちに対してアンテナ高くして見守るという視点が必要だということで、あえて特化させて今回文面化させていただいています。以上です。 909 ◯塩見牧子委員長 神山議員。 910 ◯神山聡議員 分かりました。  あと、資料2の方で、意見募集するためにこれを配布されるということだと思うんですけど、その期間が3月の19から4月19で、各施設で配布していくと思うんですけど。今のコロナの状況を鑑みて、この間、北コミへ行ったとき、本当に来ている人ってすごい少なくてがらがらだったんですね。そんな中でこれを配布する場所が前回と同じぐらいのことやと、意見を集める数が減っていくだろうというところを考えるんですけども。その辺、何らか意見をたくさん集めるための方法というのは新たに考えておかなくてもいいんでしょうか。 911 ◯塩見牧子委員長 真銅部長。 912 ◯真銅宏教育振興部長 基本的には、パブリックコメント、他のものもそうなんですけども、やはり今、ネットを通じてというのが非常に多くなっております。ですので、一定そういう形で、もちろんホームページも出しますし、いろんな形で周知をさせていただきますので、そういう部分ではある程度出していただくというよりも、ネットの方でご意見を頂くというケースが今非常に多くなっておりますので、そういった部分でしっかりとご意見いただけるように、そういう部分でのまた周知はしっかりしていきたいと思います。 913 ◯塩見牧子委員長 神山議員。 914 ◯神山聡議員 分かりました。  メール配信等もあると思うので、早目に案内を出していただいて、より多くの意見を集めていただけるようにお願いいたします。 915 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。梶井議員。 916 ◯梶井憲子議員 大変細かいところで、文言のことで1点だけ。5ページの四角の囲みの4番の2個目の丸の部分です。「子どもたちの『得意なこと』や『好きなこと』を通じて、将来の『自立』を実感できることができる実体験を増やすことで」というこの部分なんですけども、この文言、おかしいのと違うかなというのを、確かに私、教育委員会の傍聴に行かせていただいたときに、委員さんからそういうご指摘あったように思うんですけども。この文章は、「将来の自立を実感することができる実体験を増やす」というような文言の方が正しいのではないかと思うんですけど、いかがでしょうか。 917 ◯塩見牧子委員長 小紫市長。 918 ◯小紫雅史市長 そのとおり直します。それで、総合教育会議で出てきたご意見は、ここは実感じゃなくて確信とか何かそんなご意見だったです。なので、それはもう実感のままにしましたが、ちょっとその辺の修正をするときに、ここ、誤植に近いものだと思いますので、「実感することのできる」というような形で修正いたします。申し訳ございません。 919 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。浜田議員。 920 ◯浜田佳資議員 一言だけ。簡単に、時間もないので意見だけ言わせていただきますが。4ページ目から5ページ目のところなんですが、基本方針の2なんですが、この21世紀を生き抜くしなやかでたくましい人づくりということを掲げているのであれば、じゃ、どういったことを人づくりなのかということで、3と4を挙げておいて、それから、それを行うための手段として1、2、5をやるという、こういった順番の方が流れ的にいいんじゃないかと思います。これは意見として言わせていただきます。以上です。 921 ◯塩見牧子委員長 他にございませんか。改正議員。 922 ◯改正大祐議員 ちょっと確認なんですが、2ページのフローチャートがあるんですが、この教育大綱、基本理念、基本方針、今回ちょっと変更と言うか、ちょっと変えられているんですけども。アクションプランは毎年度見直すということで、教育大綱の下に既存の各種計画というのがあるんですが、1年ごとに計画を変えている部分に対しては変えれると思うんですけども、計画期間5年とかある部分というのはどのように変更されるのか、ちょっとお聞きしたいんですが。毎年変える分は変えれると思うんですけども、計画期間が5年とか、そういうやっぱりタイムラグが生じると思うんですが、その辺の変更等はどういうふうに考えられているのか教えていただけますか。 923 ◯塩見牧子委員長 真銅部長。 924 ◯真銅宏教育振興部長 確かに基本的には毎年変える部分、例えば学校教育の目標とかでしたら、これは毎年教育大綱を反映した形で、ですから、今回見直しをすれば、次の学校教育の目標にはそれが反映されるということになります。ただ、おっしゃるように、例えば5年の計画期間とか、今回は子ども・子育て支援事業計画も見直しますが、これも5年になります。ですので、どうしてもその時点のずれは生じるんですけど、これは見直すに当たって、その際に基本的には見直すと言いますか、教育大綱を受けてまたしていくという形になるかと思います。ただ、実際にいろんな施策に取り組んでいく場合については、これはアクションプラン、これがやはりベースになりますので、このアクションプランにしっかりと反映をして実行していくというふうな形になるかと思います。 925 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 926 ◯塩見牧子委員長 ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結いたします。  本件は、常任委員会における所管事務調査に基づく政策提案に関する指針第5条に基づき、本日の調査結果を委員会としてどのように取り扱うかご協議願うのですが、生駒市の市行政に係る重要な計画の議決等に関する条例第4条第2項の規定に基づき、今後、策定後に報告を受けることから、その際に改めて調査することでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 927 ◯塩見牧子委員長 それでは、策定後に調査することといたします。  それでは、ただ今から、説明員の入替えを行いますので、委員及び委員外議員におかれましてはそのまま待機願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 928 ◯塩見牧子委員長 (5)「生駒市災害廃棄物処理計画」の策定について。  本件は、生駒市の市行政に係る重要な計画の議決等に関する条例第4条第2項の規定に基づき、報告を受けるものです。  なお、本件について、報告の後、委員から質疑を受け、委員による質疑終結後、委員外議員から質疑を受けることでよろしいでしょうか。
                 (「はい」との声あり) 929 ◯塩見牧子委員長 それでは、本件について、部長から報告を受けます。奥田市民部長。 930 ◯奥田吉伸市民部長 よろしくお願いいたします。  それでは、生駒市災害廃棄物処理計画の策定につきまして、ご報告を申し上げます。  本計画につきましては、生駒市に災害が発生した場合の廃棄物処理について、適正な処理と再生利用を確保するとともに、円滑かつ迅速に処理することを目的に策定いたしたもので、昨年12月13日の市民文教委員会において、パブリックコメント前の案をご報告させていただいたところでございます。その後、昨年12月20日から1月19日までの間でパブリックコメントを実施し、6件のご意見を頂きました。  お手元にお配りいたしております計画は、12月の市民文教委員会とパブリックコメントでのご意見を再度関係課などと調整を図り、修正をさせていただき、策定いたしたものでございます。  修正の内容につきましては、この後、奥田環境保全課長からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 931 ◯塩見牧子委員長 奥田環境保全課長。 932 ◯奥田和久環境保全課長 それでは、生駒市災害廃棄物処理計画の策定につきまして、説明資料に沿いましてご説明いたします。  初めに、1のパブリックコメントについてにつきまして、令和元年12月20日から令和2年1月19日まで実施いたしました結果、1人(1団体)から延べ6件の意見を頂きました。  次に、生駒市災害廃棄物処理計画の策定について、追加資料をお願いします。  パブリックコメント実施に伴う意見一覧として。(発言する者あり)A4版のものになりまして。そちらになります。すいません。(「6項目ございます」との声あり)一番後ろについている追加資料でございます。よろしいですか。すいません。  パブリックコメント実施に伴う意見一覧として、ナンバー1は、ボランティアとの連携について、次に、ナンバー2は、仮置場の設置優先度について、次に、ナンバー3は、仮置場の注釈について、次に、ナンバー4は、仮置場の面積の訂正についてご意見を頂いております。また、ナンバー5、6は原案のとおりといたしますので、1から4までの加筆・訂正の内容を後ほど2のパブリックコメント案以降の内容変更で詳しくご説明させていただきます。  次に、説明資料2、パブリックコメント案以降の変更内容につきまして、お配りしておりますA3横の説明資料1、生駒市災害廃棄物処理計画(案)委員会及びパブリックコメント修正箇所一覧表及び生駒市災害廃棄物処理計画(本編)をお願いいたします。  初めに、修正箇所一覧表ですが、左側が本委員会で頂いたご意見の内容、中央がパブリックコメントで頂いたご意見の内容、右側が最終の修正内容でございます。  まず、ナンバー1と生駒市災害廃棄物処理計画本編の4ページ、5ページ、6ページをお願いいたします。  本委員会で頂きましたご意見によりまして、4ページの生駒断層帯地震想定図を大きく表示いたしました。また、5ページ、6ページの河川氾濫想定図について、浸水想定図の色を変更し、見やすくさせていただきました。  次に、一覧表のナンバー2、本編の11ページをお願いいたします。  図2.2.1、災害時の組織体制につきまして、本業務の主体となる救護衛生部衛生班を中心に記載いたしました。  続きまして、ナンバー3、本編14ページをお願いいたします。  パブリックコメントで頂きましたご意見のボランティアとの連携につきまして、「(5)ボランティア。災害に伴い発生する片付けごみは、災害の規模が大きくなるほど人手不足が想定されることから、被災家屋における片付けや、住民用仮置場への搬入及び分別についてはボランティアに協力を要請する。そのため、災害ボランティアセンターを運営する生駒市社会福祉協議会とは、平時から災害廃棄物の分別・排出方法について情報共有を進め、協力体制の構築を図る。発災時には、決定した方針や住民に対する周知内容を共有し、災害ボランティアセンターを通じてボランティアへの周知協力を依頼する」を追記いたしました。  続きまして、ナンバー4、本編19ページをお願いいたします。  表3.1.1、生駒断層帯地震による被害想定結果、火災焼失の災害がれき発生量を、総務省統計局が実施した平成25年住宅土地統計調査における住家の構造割合、木造64%、非木造36%を採用したため、災害がれきの発生量を修正いたしました。  これに伴いまして、同ページ、表3.1.2、被害区分別の種類別割合と生駒断層帯地震による種類別の災害がれき発生量が82万7,300トンから82万3,600トンへと減少し、27ページの12行目、必要面積が25万2,000平方メートルから25万1,000平方メートルに減少いたしました。表3.1.10、生駒断層帯地震による仮置場面積及び表3.1.11、竜田川及び富雄川の氾濫による仮置場必要面積を修正しております。また、30ページ中央にあります(1)処分可能量の2行目、不燃物等の発生量も修正いたしました。  続きまして、ナンバー5、本編、少し戻っていただきまして25ページをお願いいたします。  委員会で頂きましたご意見によりまして、表3.1.8、仮置場候補(近隣公園)にグラウンドの有無を追加いたしました。  次に、ナンバー6、本編は25ページ、26ページをお願いいたします。  パブリックコメントで頂きました意見によりまして、仮置場候補地に設置優先度、1、高から4、低に区分いたしました。  次に、ナンバー7、8、本編26ページをお願いいたします。  パブリックコメントで頂きましたご意見によりまして、表3.1.9、仮置場候補地、一番下の段、生駒山上遊園地駐車場のグラウンド面積を2万1,297平方メートルから2万1,065平方メートルに変更し、枠外に、「生駒山上遊園地駐車場仮置場の開設期間は、仮置場開設日から8カ月以内とする」を追記いたしました。  次にナンバー9、本編28ページをお願いいたします。  委員会で頂きましたご意見によりまして、図3.1.5、レイアウトの例、中心部に積み降ろし場所、粗選別場を設けました。  次に、ナンバー10、本編32ページをお願いいたします。  委員会で頂きましたご意見によりまして、表3.1.17、有害廃棄物・適正処理困難物の取り扱いにアスベスト等についてを追記いたしました。  最後に、本編の修正に伴いまして概要版についても修正いたしております。また、本編2、資料1から11までの資料編を追加いたしました。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 933 ◯塩見牧子委員長 本件について、委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。惠比須委員。 934 ◯惠比須幹夫委員 この計画については、以前から早期策定、ずっと申し上げていまいりましたので、晴れて策定に至ったなという思いですが、何点かちょっと端的に確認をさせていただきます。  一つ全体的な話としては、これ、策定されて、これから訓練とかそういうものについては、どういう想定を考えておられるんでしょうか。 935 ◯塩見牧子委員長 奥田課長。 936 ◯奥田和久環境保全課長 まず、訓練につきましては、まず今考えておりますのは、初動から24時間以内、48時間以内を想定しまして、職員間での研修計画等を考えております。 937 ◯塩見牧子委員長 惠比須委員。 938 ◯惠比須幹夫委員 それは机上でという話ですか。 939 ◯塩見牧子委員長 奥田課長。 940 ◯奥田和久環境保全課長 机上でという形になります。将来的には、できることなら現場でというようなことも考えていきたいとは考えております。 941 ◯塩見牧子委員長 惠比須委員。 942 ◯惠比須幹夫委員 仮置場の設置とか、その辺も一定もし機会があれば訓練しといた方がいいのかなと思います。  続いていいですか。 943 ◯塩見牧子委員長 どうぞ。 944 ◯惠比須幹夫委員 続いて、8ページのところで、右上の方の事業所から排出される災害廃棄物という、その最初の事業活動に伴って発生する災害廃棄物というのは、これはどういうものを想定されてここに記述されているのでしょうか。 945 ◯塩見牧子委員長 奥田課長。 946 ◯奥田和久環境保全課長 まず、事業所から排出される災害ごみ、これにつきましては事業所ごみという扱いでさせていただきます。 947 ◯塩見牧子委員長 惠比須委員。 948 ◯惠比須幹夫委員 例えば事業所が倒壊して、家屋は倒壊家屋になりますし、その中から出てきたもう使えなくなった商品とか、そういったものの想定なんでしょうか。 949 ◯塩見牧子委員長 奥田課長。 950 ◯奥田和久環境保全課長 その辺も現場の確認させていただきまして、それがどれに当たるものかというのを判断しながら処理していきたいと考えております。 951 ◯塩見牧子委員長 惠比須委員。 952 ◯惠比須幹夫委員 それとあと、11ページに全体の体制があるんですが、救護衛生部が中心になってということなんですが、この救護衛生部がもう司令塔になってという考え方でよろしいんでしょうか。 953 ◯塩見牧子委員長 奥田課長。 954 ◯奥田和久環境保全課長 廃棄物の処理につきましては、そのとおりでございます。 955 ◯塩見牧子委員長 惠比須委員。 956 ◯惠比須幹夫委員 具体的には、部長等がトップになられて指揮を執っていかれるということでしょうか。 957 ◯塩見牧子委員長 奥田課長。 958 ◯奥田和久環境保全課長 部長は災害本部の方に参りますので、私になると考えております。 959 ◯塩見牧子委員長 惠比須委員。 960 ◯惠比須幹夫委員 課長がですね。 961 ◯塩見牧子委員長 奥田課長。 962 ◯奥田和久環境保全課長 課長がです。私じゃないです。 963 ◯塩見牧子委員長 惠比須委員。 964 ◯惠比須幹夫委員 それと、26ページの仮置場候補地なんですが、これ、以前も話が出ていたと思うんですが、山上遊園地が第一番、第1候補ということで、ただ、これ8カ月ということで、それともう一つ、途中の道路が被災するとか、ここが使えるかどうか分からないような状況になる可能性もあるかと思うんですが、そういった場合の順列としては、次には条件としてはどこが来るんでしょうか。 965 ◯塩見牧子委員長 奥田課長。 966 ◯奥田和久環境保全課長 26ページ、表3.1.9には、その優先順位というのを書かせていただきまして、まず、発生した直後は25ページの近隣公園、続きまして、次に26ページの左側にあります優先順位になります。その次に3という形になっていきます。 967 ◯塩見牧子委員長 惠比須委員。 968 ◯惠比須幹夫委員 たちまちその山上遊園地が使えない場合は、第2候補としてはどこになるんでしょうか。 969 ◯塩見牧子委員長 奥田課長。 970 ◯奥田和久環境保全課長 まず、優先順位、山上遊園地が、すいません、優先順位としましては4という形で、中間処理なり何なりという形の8カ月間という形になりますので、それまでにつきましては、山麓公園であるとか、HOSの北スポーツセンターであるとか、生駒の総合公園であるとかというものを考えておりまず。 971 ◯塩見牧子委員長 惠比須委員。 972 ◯惠比須幹夫委員 時系列で設置していかれるのは分かるんですけども、そういう一番最後の受けになる山上遊園地が駄目な場合ですね。 973 ◯塩見牧子委員長 奥田部長。 974 ◯奥田吉伸市民部長 最悪のパターンということでも想定は必要かと思っております。今現在、最終的にと言うか、市有地がどこであるかとか、それから、今、収集の運搬業者とプロポーザルをさせていただいたときに、そういった候補地もご紹介をいただけるということになっております。まずは市有地、そこから、民間でお借りできるような土地ということも想定しております。 975 ◯塩見牧子委員長 惠比須委員。 976 ◯惠比須幹夫委員 その辺はしっかり想定しておいていただければと思います。  28ページ、続いてですが、これ、仮置場のレイアウトをしていただいたんですが、これは近隣公園ということでよかったですか。確認ですが、このレイアウトは。 977 ◯塩見牧子委員長 奥田課長。 978 ◯奥田和久環境保全課長 近隣公園を含めまして、仮置場候補地全てには対応すると考えております。 979 ◯塩見牧子委員長 惠比須委員。 980 ◯惠比須幹夫委員 このレイアウトで、規模の大小で、基本的にはこのレイアウトでいくということですね。  あと、最後1点。 981 ◯塩見牧子委員長 どうぞ。 982 ◯惠比須幹夫委員 30ページですが、ここの(1)処分可能量の中で、処理ができない場合の広域処理又は民間廃棄物処理施設ということなんですが、広域処理は自治体とかも関連してくると思いますので、国なり近畿単位でとかいうことになると思うんですけども、この民間処理場、これ、仮置場の運営も含めて関わってくることだと思うんですが、この辺の民間の廃棄物処理施設のあらかじめの想定とか相手との話とかというのは何らかございますでしょうか、現段階で。 983 ◯塩見牧子委員長 奥田部長。 984 ◯奥田吉伸市民部長 まず、ここにはちょっと載せることができませんでしたけれども、民間の許可業者、市内の運搬の許可業者さんとまずは協定を結びたいと考えております。そこにプラス民間のごみ処理の業者さんと協定を結ばさせていただいて、処理についてを協議していきたいと考えております。 985 ◯塩見牧子委員長 惠比須委員。 986 ◯惠比須幹夫委員 市内の業者を通じてつながっている大型の中間処理施設とか最終処分場を持っている業者とあらかじめ話を今後詰めていくということですね。 987 ◯塩見牧子委員長 奥田部長。 988 ◯奥田吉伸市民部長 そのとおりでございまして、それは協定を基に進めていきたいと考えておりますので、早ければ4月にそういう協定を結んで、計画にはちょっと載せれませんでしたけれども、防災関係のそこの協定には載せていくということでございます。 989 ◯塩見牧子委員長 惠比須委員。 990 ◯惠比須幹夫委員 その辺の詰めもよろしくお願いします。以上です。 991 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。白本委員。
    992 ◯白本和久委員 ちょっと教えてほしいんやけども、11ページの衛生班って、これ、環境保全課、今、何人おるの。 993 ◯塩見牧子委員長 奥田課長。 994 ◯奥田和久環境保全課長 16名でございます。違います、ごめんなさい。リレーセンターもありますので、24名でございます。 995 ◯塩見牧子委員長 白本委員。 996 ◯白本和久委員 違うで。環境保全課や。保全課。 997 ◯塩見牧子委員長 奥田課長。 998 ◯奥田和久環境保全課長 環境保全課の中にリレーセンターも入っておりますので、24名でございます。 999 ◯塩見牧子委員長 白本委員。 1000 ◯白本和久委員 モデル都市推進課は。環境モデル都市推進課。これ、自分と同じ部やろ、これは。グループは。衛生班というグループは一緒やな。 1001 ◯塩見牧子委員長 奥田課長。 1002 ◯奥田和久環境保全課長 現在8人と記憶しております。 1003 ◯塩見牧子委員長 白本委員。 1004 ◯白本和久委員 これ、僕も仕事で神戸市へ震災が起こって1週間以内に行ったんやけども、人間が実際問題集まったのは、5時46分にあれ、地震が揺って、明くる日の昼にやっとこさ全員が集まったんです、職員が。職員の家族も亡くなっている人もいるし、市外やったら来れないとか、いろいろあって、全員来たのが明くる日の昼頃にやっとこさという話を言うてはって。これ、課長、24時間で集合と言うてるけども、実際問題はなかなかしんどいのと違うか。  それで、これ、実施計画と言うか、より具体的なのはこれからつくらはると思うんですけども、市外のこれ、今いはる保全課でも環境モデル都市推進課でも市外の人もいはると思うので、その辺も考えて実施計画をつくってもうたらええのかなというように要望をしときます。 1005 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。  この際、委員長の私からも質疑を行いたいので、副委員長に委員長を代わります。 1006 ◯中尾節子副委員長 それでは、私が委員長の職務を行います。塩見委員。 1007 ◯塩見牧子委員長 1点だけなんですけれども、14ページですね。前の委員会のときに、南海トラフ等の想定をして、もうちょっと広範囲の自治体と協定を結ぶ必要があるのではないかということで、恐らくこの全国青年市長会災害相互応援、参加48団体というのは、その意見を受けて設定していただいたとは思うんですけれども。  これ、48団体あるんですけれども、具体的にこれを実効性を持たせるためにはやはり協定を結んでいかないと、職員さんを2人ほど派遣するというレベルの話とは違うと思いますので具体的に協定を結ばなければいけないと思うんですけれども、既にこういう話が青年市長会の方にできているのか、あるいは、またこれから個別に一つ一つ協定を結んでいかなければいけないのか、その辺のスケジュールですね。どうなっておりますでしょうか。 1008 ◯中尾節子副委員長 奥田部長。 1009 ◯奥田吉伸市民部長 いろんなところと協定ということもございます。今の青年市長会というところでは全般的な協定を結ばれているということでございますので、今後につきましては、より有効な青年市長会の会員さんになられているところ、そういったところと幾つかやっぱり協定を結んでいかないといけないという認識はしております。ただ、それがどこになるかというのは、やはり距離、それから方位ですね。そういった問題もございますので、そういったところを早い段階で協定は考えていきたいと考えております。 1010 ◯中尾節子副委員長 塩見委員。 1011 ◯塩見牧子委員長 先方も青年で居続けるわけではないので、その辺、きっちりと個別にしっかりと結んでいっていただきたいと思います。以上です。 1012 ◯中尾節子副委員長 塩見委員の発言は終わりました。委員長である塩見委員と交代します。 1013 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1014 ◯塩見牧子委員長 ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。梶井議員。 1015 ◯梶井憲子議員 1点だけお尋ねします。この概要版というのがこの資料についてあるんですけども、この概要版の使い方というのはどのように想定されているんでしょうか。 1016 ◯塩見牧子委員長 奥田課長。 1017 ◯奥田和久環境保全課長 本編を含めまして、概要版もホームページに載せさせていただきます。そのときにぱっと見て分かるというような形のものとして概要版は使っていきたいなと思っております。 1018 ◯塩見牧子委員長 梶井議員。 1019 ◯梶井憲子議員 市民に向けてぱっと見て分かる概要版ということでよろしいですか。 1020 ◯塩見牧子委員長 奥田課長。 1021 ◯奥田和久環境保全課長 本編の内容を要約しておりますので、本編を読んでいただくよりは分かりよいとは思います。 1022 ◯塩見牧子委員長 梶井議員。 1023 ◯梶井憲子議員 本編を全て読むよりも、こちらの方がまとまっているということかと思うんですけども、内容とか文言が一般の市民が見るにはとても難しいんじゃないかなと思うんです、この概要版だけぺらっと出てきたら。もう少し分かりやすく、イラストとかも全くないですし、もう少し分かりやすいようにつくられた方がいいのではないかと思いましたので、ご意見いたします。  また、もしもこれの概要版、これのまとめたものというのでしたら、この内容は何ページに載っていますというようなことを入れられたらもう少し丁寧な説明になるかと思いますので、もう少し分かりやすく、市民の方にも分かりやすくお願いしたいと思います。以上です。 1024 ◯塩見牧子委員長 他に質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 1025 ◯塩見牧子委員長 ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結いたします。  本件は、常任委員会における所管事務調査に基づく政策提案に関する指針第5条に基づき、本日の調査結果を委員会としてどのように取り扱うかをご協議願うのですが、計画が策定されたところなので、今後の取組状況を見て、必要に応じて調査することでよろしいでしょうか。              (「はい」との声あり) 1026 ◯塩見牧子委員長 それでは、今回の報告で調査はこれまでとし、今後の取組状況を見て、必要に応じて調査することといたします。  それでは、ただ今から説明員の入替えを行いますので、委員及び委員外議員におかれましてはそのまま待機願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 1027 ◯塩見牧子委員長 3、その他。  本件は、所管事項について、委員の発言を受けます。  発言の通告がございますので、発言通告一覧表に基づき、順に発言を許可いたします。  まず、松本委員。 1028 ◯松本守夫委員 コロナウイルスの対策でありますけども、今、春休みということですが、テレビを見ていますと、来週ぐらいからまた学校へ通うというなところがあるんですね。佐賀県やったですかね、今日テレビでやっていました。そんなとこがあるので、この休みは今の状況でいつまで続くんやと、こういう質問です。 1029 ◯塩見牧子委員長 城野教育指導課長。 1030 ◯城野聖一教育指導課長 現在ですけれども、3月の24日までは臨時休業の方とさせていただいております。3月25日から4月5日までは春期休業日ということになりますので、実際それ以降のことにつきましては、今後の国の動向等を見極めながら判断していくということになるというふうには考えております。以上でございます。 1031 ◯塩見牧子委員長 松本委員。 1032 ◯松本守夫委員 そしたら、この休みの間の勉強のその部分、リカバーはいつどうやるんでしょうかね。勉強、習ってないですね、この間。それはどこかで穴埋めするというその期間とかあるんですかね。 1033 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 1034 ◯城野聖一教育指導課長 今おっしゃられましたその授業内容のやり残しということですよね。そのやり残しの内容につきましては、来年度補うというような方法もございますので、それはそれぞれの学校の方で、実際3月というところに差しかかっていましたので、進度とどれだけの内容が残っているか等もありますので、それぞれの学校で進めていただけることかと思っております。 1035 ◯塩見牧子委員長 松本委員。 1036 ◯松本守夫委員 あと一つなんです。質問は一つなんですけども。今、4月以降は動向を見ながらという、もちろん道具を見ながらなんですけどね。早い時期からもうこうするんやと、二つか三つか分かりませんけども、いろいろ計画を立てておかんとね。慌てるというふうなことがないようにしていただきたいなというふうにお願いします。以上です。 1037 ◯塩見牧子委員長 松本委員、教育上の問題点はそれでもうよろしいですか。分かりました。  では、次に、中尾副委員長。 1038 ◯中尾節子副委員長 一つ目、先ほど松本委員と一緒なんですけれども、新型コロナウイルス対策による学校休校の影響について質問させていただきます。  まず、学童保育の状況なんですけれども、先週の梶井議員の一般質問でもお答えはいただいたんですけど、またそれから1週間たっているので、今日までか昨日までかの状況を教えていただけますでしょうか。 1039 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 1040 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 3月3日から学童保育、午前保育も実施しておりまして、現在、27カ所、それぞれ学童保育の出席率というのは差はございますけれども、平均して50%前後、学童保育のお子さんたち、学童保育に出席しておられます。 1041 ◯塩見牧子委員長 中尾副委員長。 1042 ◯中尾節子副委員長 これ、先週も大体50%ぐらいというふうにお聞きしたんですけれども、先週からも余り変わらない状況ということでよろしいですか。 1043 ◯塩見牧子委員長 坂谷次長。 1044 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 そのとおりです。 1045 ◯塩見牧子委員長 中尾副委員長。 1046 ◯中尾節子副委員長 そうしましたら、もう1点は、学童保育以外で先生たちが見てくださるという預かり状況はいかがでしょうか。 1047 ◯塩見牧子委員長 城野指導課長。 1048 ◯城野聖一教育指導課長 現在、36件の受付をいただいております。そのうち、3月3日から昨日3月12日までの8日間に、全員36人、皆さん毎日来られているわけではありませんので、その8日間に延べ84名の児童を受け入れております。平均いたしますと10.5人となりますので、毎日大体10名前後の子どもさんが市内の各小学校の方に来ているという状況でございます。 1049 ◯塩見牧子委員長 中尾副委員長。 1050 ◯中尾節子副委員長 それは教師の方が各部屋で見てくださっているという認識でよろしいですか。 1051 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 1052 ◯城野聖一教育指導課長 各学校の方でそれぞれ配当等を決めながら、児童の方の対応に当たっております。 1053 ◯塩見牧子委員長 中尾副委員長。 1054 ◯中尾節子副委員長 もう2週間近くたつんですけれども、休校になってから。実際、保護者とか先生方とかからのお声というのは聞いていらっしゃると言うか、私、しょっぱな、3月の3日に実は学校にどんな状況かと聞いたら、3月2日、1日あっただけでもすごくよかったと、有り難かったという声をお聞きしたんです、学校の先生としては。ただ、その後の状況がどうなのかなというのをちょっとお聞きしたくて。先生方と保護者の方のお声ですね。 1055 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 1056 ◯城野聖一教育指導課長 それは、今のはその受入れどうのこうのでは関係なくて、今の休校に対する現状に対してどういう声を聞いているかということでしょうか。それとも、今の児童の受入れに対しての。 1057 ◯塩見牧子委員長 中尾副委員長。 1058 ◯中尾節子副委員長 受入れの。 1059 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 1060 ◯城野聖一教育指導課長 受入れに対してですけれども、やっぱり学校の方は、それぞれ先生方、来る児童に対してやっぱり大事にしてやりたいと。受け入れてどういうようなことができるか、やっぱり迷いながらもやっているというふうには聞いております。それから、保護者の方ですけど、やっぱり保護者の皆さんにとっては、どうしても子どもを1人にしなければいけない時間帯を学校の方で見てもらえるということで、本当に感謝いただいております。以上でございます。 1061 ◯塩見牧子委員長 中尾副委員長。 1062 ◯中尾節子副委員長 感謝されているということで、心配のお声とかというのはないですか。 1063 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 1064 ◯城野聖一教育指導課長 特に心配ということはないんですけれども、ただ、やっぱり3年生以下の児童の方を受け入れておりますので、やっぱり高学年の方を受け入れてほしいなというご要望もございますが、ただ、やっぱり3年生以下というところで受入れをさせていただいているというのが現状でございます。 1065 ◯塩見牧子委員長 中尾副委員長。 1066 ◯中尾節子副委員長 すいません、先ほど松本委員が聞かれた消化できなかった授業は来年度にというふうにお答えされたんですけど、卒業されてから、例えば6年生とか中3とか、そこら辺はどうお考えなんでしょうか。 1067 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 1068 ◯城野聖一教育指導課長 国の方からも、その点については指示が来ております。そういう中では、やっぱりその内容によってそれぞれ弾力的に取り組む、若しくは次の、小学校でしたら中学校、それから中学校でしたら高等学校になりますけれども、それぞれの学校の方にこういう状況ですということをやっぱり伝えて、弾力的に取り組むようにというような形で国からは通知が来ております。 1069 ◯塩見牧子委員長 中尾副委員長。 1070 ◯中尾節子副委員長 二つ目なんですけれども、市内中学生による盗み撮り事案について質問させていただきます。  1回目はすぐに保護者の説明会というのはされたんですけれども、2回目の説明会のご予定は決まっているでしょうか。 1071 ◯塩見牧子委員長 城野指導課長。 1072 ◯城野聖一教育指導課長 2回目の保護者会なんですけれども、2回目の保護者会は、今月3月の23日の方に予定されておりまして、学校の方は既に保護者の方にも周知しているということで聞いております。 1073 ◯塩見牧子委員長 中尾副委員長。
    1074 ◯中尾節子副委員長 ありがとうございます。  そうしましたら、この前いただいた報告書では、校内一斉点検をやっているというふうに書いてあったんですけれども、具体的に校内一斉点検というのはどのようなことでしょうか。 1075 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 1076 ◯城野聖一教育指導課長 事案発生後に、生徒の方、やっぱりトイレ等、いろいろちょっと不安等もございましたので、学校の方から今回の事案の後に保護者にも呼びかけまして、校内の一斉点検ということで、生徒も来ていいよということで、うちの指導主事も行かせていただいて、いろんな不審物等がないかというようなことを点検を行っております。こうした取組、今後も校内のこういう安全というところで、危険箇所等を教職員で分担して一斉に点検するという機会も今後できましたら持つというふうには聞いております。 1077 ◯塩見牧子委員長 中尾副委員長。 1078 ◯中尾節子副委員長 ということは、それぞれ学校によって基準と言うか、設けて点検をされているということで、生駒市教育委員会からこういう点検をしなさいというのでなくて、それぞれの学校独自でということでよろしいですか。 1079 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 1080 ◯城野聖一教育指導課長 学校でそれぞれやり方等は工夫いただきながら進めていただいております。 1081 ◯塩見牧子委員長 中尾副委員長。 1082 ◯中尾節子副委員長 最後に1点。今、コロナの影響、休校しているんですけれども、もちろんその当該校というのも学校休校、生徒は行ってないと思うんですけれども、これ、4月からはどのように対応と言うか、進めていかれるご予定ですか。 1083 ◯塩見牧子委員長 城野課長。 1084 ◯城野聖一教育指導課長 現在のこの学年の学級編制になっていくわけですけど、クラス数の方、1クラス増やしまして、1クラス増やすことによりまして1クラス当たりの生徒数の方、少なくなりますので、そういう中でやっぱり子どもたちが安心・安全で生活を送れるように、教師の目が届きやすくて、あと、生徒一人一人のやっぱり心、行動の変化、そういったことに少しでも気付きながら、今後安心して生活が送れることによってやっぱり再発防止にもつながって、子どもたちがよりいい学校生活を送れるように見守っていただくというような形を、クラス編成の中では1クラス増やしてそういう形を採らせていただこうと思っております。 1085 ◯塩見牧子委員長 この際、委員として発言したいので、暫時、中副委員長に委員長の職務を願います。 1086 ◯中尾節子副委員長 それでは、私が委員長の職務を行います。塩見委員。 1087 ◯塩見牧子委員長 同じように新型コロナウイルス感染症拡大防止のための臨時休校・休園等の対応についてお聞きします。3月3日から、学校・幼稚園が臨時休校・休園しているんですけれども、それに伴って、他の機関についてもちょっと影響が及んできておりますので、質問したいと思います。  まず、1点目に、2月28日の生駒市新型コロナウイルス感染症対策本部においてまとめられました新型コロナウイルスによる休校園等の対応についてに従いまして、学童保育の入所児童は、先ほども簡単にはお答えいただいたんですけれども、もうちょっと具体的にどのような1日を過ごしているのかお教えください。 1088 ◯中尾節子副委員長 坂谷次長。 1089 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 学童保育では、学童保育所内の濃厚接触による感染というのをまず予防するということを考えております。そこで、子どもたちが、8時開所で8時半から学童が開始になりますけれども、この時点から出席を確認し、出席確認は学童で行っておりますが、20人程度のグループに分かれまして学童保育所で、そこでお部屋が足りなければ学校のお部屋を使わせていただいて、20人程度で1日を過ごすことになっております。学校で使わせていただくお部屋は多目的室や特別教室など、都度、学校と調整をさせていただいてお部屋を使わせていただいております。また、グループに分かれることによって、指導員が不足している場合は、こちらも学校の先生方にご協力をいただきまして、学校の先生が学童の子どもたちを見てくださっています。  学童の1日といたしましては、お天気がよければ外遊びなどを中心にして過ごしておりますが、あとは、学校の中の図書室で本を借りてお部屋で読んだりとか、あと、お昼などはお弁当を持ってきておりますので、そちらでお弁当を食べたり、また、それぞれ学習の教材も持って宿題をしたりということもやっておりますので、それは学童によって午前中に時間を固めたり午後に寄ってということでは少し異なるんですけれども、学童で時間を決めて1日を過ごしております。  おおむね4時半までそのように過ごしまして、5時まで、5時で一斉の下校、その後は、ほとんど、どの学童保育所も既存の学童保育の施設の中で20人未満になる出席率となっておりますので、学童保育のお部屋で延長保育及び再延長保育ということで、長いお子さんでいらっしゃれば夜の7時半まで過ごしているという1日です。 1090 ◯中尾節子副委員長 塩見委員。 1091 ◯塩見牧子委員長 ということは、もう夕方降所時間になれば、20人ごとに分かれていた学校だとか学童保育だとか、20人ごとに分散していた子どもたちも一応皆さん学童保育の方に戻ってくるということで、日中はそれぞれその20人の枠で本を読んだりご飯を食べたりということで、そのグループはどういうグループでというのは学童の先生が編成されているんでしょうけれども、その枠の中で行動しているということで間違いないですね。  続いて、学童保育所には通常通所していない小学校3年生以下のお子さんは、保護者が医療等の新型コロナウイルス感染症予防対応に関する職種に従事していたり、あるいは、児童の保育ができない家庭、突発的な介護や育児、疾病、けが等の特別な事情によって児童の保育ができない家庭については、特別措置として小学校に限って学校での児童の受入れを行っていると思うんですけれども、こちらのお子さんに関してはどのような1日お過ごしでしょうか。 1092 ◯中尾節子副委員長 城野課長。 1093 ◯城野聖一教育指導課長 すいません。どこの部屋にいるかということですけれども、それは学校によって聞きますと様々ですので、教室で対応している学校もありますし、校長室やそれに隣接します会議室等で子どもさんの方に対応しているという学校の方があります。  そうした中で、子どもさんの方が1日どんなことをしているかといいますと、例えば自分が家から持ってきたドリルで学習をしたり、それから、先ほどの学童のお子さん同様、学校の図書室の方から借りて来た本を読んだり、あと、先生方と一緒に、例えば小学校でしたら図工の見本等ありますので、その余った見本を一緒につくって少し時間を過ごしたりというような形で、それぞれ学校の方も先生方の方、子どものその退屈な時間もうまく見ながら、子どもたちが1日過ごせるようには工夫して、子どもたちも夕方になればまた帰っていくというような状況でございます。 1094 ◯中尾節子副委員長 塩見委員。 1095 ◯塩見牧子委員長 先ほどの中尾副委員長のご質問の中で、大体1日10人前後ということをお答えいただいたんですけれども、その10人というのは生駒市全体で10人ということでしょうか。 1096 ◯中尾節子副委員長 城野課長。 1097 ◯城野聖一教育指導課長 市内全体で10人程度になります。 1098 ◯中尾節子副委員長 塩見委員。 1099 ◯塩見牧子委員長 ということは、一つの学校にしてみたら、ひょっとしたら1人だとか、そういうこともあるかと思うんですけれども、1人で教室におられるのか、学童保育の皆さんと一緒に過ごしておられるのか、どちらでしょう。 1100 ◯中尾節子副委員長 城野課長。 1101 ◯城野聖一教育指導課長 それぞれのご家庭の方にこちらから連絡を取りまして、学童の子どもさんと一緒に過ごしていいか、若しくは、やっぱり本来学童の子どもさんではありませんので、学童の子どもさんと一緒にちょっと過ごすのは困るという、それぞれご家庭の希望がありますので、その方を聞かせていただいて、1人の子どもさんの対応になりますが、学童の児童と一緒に過ごすか、若しくは、やっぱり家庭の方が、今回も特別に預かるということを言っておりますので、そういうふうにしてくれと言われたら、学校の方は1名で、先生の方もつきながら対応させていただいております。 1102 ◯中尾節子副委員長 塩見委員。 1103 ◯塩見牧子委員長 ちょっと考えたら、お子さんにしてみたら友達が一緒の方が何かいいのかなという気はするんですけれども、あるいは、ひょっとしたらふだん通っていない学童等なので、ちょっとそこにいきなり入るのは嫌だと思うのか、ちょっと分からないですけれども。でも、お聞きしたのが、何か本当に1人で部屋におられるということもお聞きして、それはご家庭の方が希望されたということであればそうなるんでしょうけれども。何か一緒にしてあげた方がいいのかなと普通に考えたらそう思うので、でも、ご家庭が希望ということなので、そこは仕方がないのかなと思っています。  続きまして、3点目に、学校での児童の受入れに関しまして、これはもう先ほど松本委員の質問の中にもありましたので、これは結構です。  一言だけ。3月25日の春期休業以降の対応ですね。今おっしゃったように、やはりできるだけ早く対応を採れるように、今のうちから準備をしていただければと思います。  そして、四つ目に、幼稚園の臨時休園で園児さんが1日それぞれの家庭に過ごすようになったものの、外出に制限があって、1号認定のお子さんなんか特に受入れの基準が当てはまらなくて、ご家庭に保護者の方とずっと過ごしていると。普通の春休みだとか夏休みでしたら、いろんなところにお出かけもできるんですけれども、いかんせん状況が状況なので、基本的には家でおとなしくしてなさいということになるかと思うので、やはりそこで子どもも含めて保護者のストレスということが心配になってくるんですけれども。さらに、虐待のリスクも高まるというようなことも専門のNPOの団体なんかも発信しているんですけれども、そういったところの対応ですね。これからひょっとしたらそういった事案も上がってくるかもしれないということで、どのような対応をお考えでしょうか。虐待リスクですね。 1104 ◯中尾節子副委員長 新土こども課指導主事。 1105 ◯新土和美こども課指導主事 幼稚園におきまして、要支援・要保護のお子さんについては、特に電話連絡をしております。そして、登園を促したり、保護者も来ていただいて、先日もお話を伺ったりというようなことを対応しております。その中で変化が感じられましたら、すぐにサポートセンターと連絡、連携して対応していくというように現在のところはしております。 1106 ◯中尾節子副委員長 塩見委員。 1107 ◯塩見牧子委員長 連絡を取っていただいて登園を逆に促してくださっているということで、また、サポートセンターにもつないでいただいているということなので、その辺は安心いたしました。ありがとうございます。  そして、最後に、3月6日に、これ、内閣府の方からかな。これは市です。ごめんなさい。3月の6日に保育園、こども園の2号認定児で、3月中に日曜日、祝日を除いて連続して10日以上の休みがあった場合は保育料の還付を行うというふうに発表いただいていたんですけれども、10日以上いうふうに設定した根拠は何なんでしょうか。 1108 ◯中尾節子副委員長 坂谷次長。 1109 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 保育料につきましては、生駒市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例施行規則第6条の中で、利用者負担額の還付というのを定めております。ここで利用者負担額を還付できる理由は、病気等により一月内に連続10日以上を欠席したこととするということがありますので、こちらに当てはめております。また、同じく給食につきましても、生駒市特定教育・保育施設における給食費徴収規則第4条の中で、満3歳以上保育認定子どもに係る給食費について、一月当たりの欠食日数が連続して10日以上となるときは還付するものとするということを定めておりますので、こちらに当てはめて対応しております。 1110 ◯中尾節子副委員長 塩見委員。 1111 ◯塩見牧子委員長 規則に基づくということなんですけれども、これはご病気等で連続して10日間ということが基準としてあるということなんですけれども。3月4日の事務連絡、内閣府と文科省と厚労省の3者連名ですけれども、その事務連絡において、この利用者の負担額について、「日割りの計算の対象となる場合は臨時休園等が5日を超えた場合となります」とあるんですね。今回はやっぱりこちら側からお願いして休んでいただいてご協力いただいているわけなので、子どもの病気等の事情とはやっぱりちょっと違うんじゃないかな。国から言われてなんですけれども、こちら側からお願いしているので、その国の示している基準のとおり5日というふうに設定することは考えられなかったんでしょうか。 1112 ◯中尾節子副委員長 坂谷次長。 1113 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 保育園というのは休園はしておりませんので、あくまでも開園をして、保育の必要な方については保育を提供しております。今回は保護者の方が自主的にお休みになられたりとか、また、こちらからご家庭での保育が可能な場合ということでの呼びかけはさせていただいていますけれども、あくまでも保育を希望される方には、開園をしておりますので、それには当てはめずに、こちらの方で対応しています。 1114 ◯中尾節子副委員長 塩見委員。 1115 ◯塩見牧子委員長 あくまでも市としては保育は提供しています、休んでいるのは保護者の方の判断による、協力によるものなので、10日ということですか。 1116 ◯中尾節子副委員長 坂谷次長。 1117 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 国の基準の休園というのが、正に幼稚園は休園になりますので、そちらは当てはまります。しかし、保育園については休園はしていないので、国のその内容には当てはまらないということです。 1118 ◯中尾節子副委員長 塩見委員。 1119 ◯塩見牧子委員長 基準に、「保育所等は開園しているが、感染、感染の疑い、濃厚接触により一部の子どもに対し、市区町村から登園回避の要請・同意を行った場合」。だから、これは実際に感染までしていないと5日の基準には入らないという判断ですか。 1120 ◯中尾節子副委員長 坂谷次長。 1121 ◯坂谷操教育振興部次長兼こども課長 すいません、県の方に確認いたしましたところ、例えば感染が確認されているご家族で濃厚接触の疑いがある、また、発症している職場に保護者の方がいらっしゃるという場合に、こちらから自宅での待機をお願いした場合には、それには当てはまります。 1122 ◯中尾節子副委員長 塩見委員の発言は終わりました。委員長である塩見委員と交代します。 1123 ◯塩見牧子委員長 これにて市民文教委員会を終わります。              午後6時8分 閉会              ~~~~~~~~~~~~~~~  生駒市議会委員会条例第29条の規定によりここに署名する。               市民文教委員会委員長   塩 見 牧 子               市民文教委員会副委員長  中 尾 節 子 ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. 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