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  1. 大和郡山市議会 2013-07-10
    07月10日-04号


    取得元: 大和郡山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-07
    平成25年  6月 定例会(第2回)       ◯平成25年第2回大和郡山市議会定例会会議録(第4号)    ───────────────────────────────────           平成25年7月10日 (水曜日) 午前10時 開議    ───────────────────────────────────議 事 日 程 日程第1  議案第31号から議案第38号までの8議案に対する各委員長報告について       (質疑討論、表決) 日程第2  常任委員会の閉会中における継続調査について 日程第3  意見書案第5号 保険薬局への無料低額診療事業に関する意見書(案)について 日程第4  意見書案第6号 「慰安婦」問題を早期に解決することを求める意見書(案)につい               て       (日程第3 意見書案第5号及び日程第4 意見書案第6号については即決)    ───────────────────────────────────本日の会議に付した事件 議事日程に同じ    ───────────────────────────────────                   出 席 議 員(24名)                          1番  東 川 勇 夫 君                          2番  西 川 健 次 君                          3番  林   浩 史 君                          4番  松 田 みつる 君                          5番  上 田 健 二 君                          6番  福 田 浩 実 君                          7番  村 田 俊太郎 君                          8番  田 房 豊 彦 君                          9番  吉 川 幸 喜 君                          10番  金 銅 成 悟 君                          11番  堀 川  力  君                          12番  尾 口 五 三 君                          13番  高 橋 朋 美 君                          14番  出 口 真 一 君                          15番  田 村  俊  君                          16番  池 田 篤 美 君                          17番  北 門 勇 気 君                          18番  西 川 貴 雄 君                          19番  仲   元 男 君                          20番  乾   充 徳 君                          21番  遊 田 直 秋 君                          22番  辻 本 八 郎 君                          23番  大 垣 良 夫 君                          24番  田 村 雅 勇 君    ───────────────────────────────────                   欠 席 議 員(なし)    ───────────────────────────────────               説明のため出席した者                       市   長  上 田  清  君                       副 市 長  吉 村 安 伸 君                       教 育 長  赤 井 繁 夫 君                        総務部長  森   康 好 君                      市民生活部長  猪 岡 寛 行 君                   福祉健康づくり部長  山 田 弥壽次 君                      産業振興部長  水 本 裕 丈 君                      都市建設部長  吉 田 昌 義 君                      上下水道部長  角 田 克 之 君                       消 防 長  上 田  亮  君                        教育部長  西 尾 卓 哉 君                        財政課長  八 木 謙 治 君    ───────────────────────────────────                事務局職員出席者                        事務局長  北 森 正 一                       事務局次長  熊 木 俊 行                   議事係長調査係長  森   佳 輝    ───────────────────────────────────               午前10時 開議 ○議長東川勇夫君) これより本日の会議を開きます。    ─────────────────────────────────── ○議長東川勇夫君) ただいまの出席議員数は24名であります。    ─────────────────────────────────── ○議長東川勇夫君) 議会運営委員会の結果を委員長より報告願います。 10番 金銅議会運営委員会委員長。         (金銅成悟君登壇) ◆議会運営委員会委員長金銅成悟君) 皆さん、おはようございます。ただいまから議会運営委員会の結果について御報告申し上げます。 本日は、日程第1で議案第31号から議案第38号までの8議案に対する各委員長報告について、質疑討論、表決を行います。次に、日程第2で常任委員会の閉会中における継続調査についてを諮ります。続いて、日程第3及び日程第4の意見書案2件については即決でお願いします。 以上が本日の日程でございます。議員各位の御協力をお願いしまして、報告を終わります。    ─────────────────────────────────── ○議長東川勇夫君) これより日程に入ります。    ─────────────────────────────────── ○議長東川勇夫君) 日程第1 議案第31号から議案第38号までの8議案一括議題といたします。 本件に関し、各委員長報告を求めます。 3番 林総務常任委員長。         (林 浩史君登壇) ◆総務常任委員長林浩史君) 皆さん、おはようございます。 ただいまから総務常任委員会審査の経過と結果について御報告を申し上げます。 委員会は、去る7月5日午前10時から開会し、本委員会に付託されました3議案について審査をいたしました。結果につきましては、お手元の報告書のとおり、いずれも原案承認と決しました。 まず、議案第33号 財産の処分について、理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、今回の売却に至った経緯と計画の概要はに対し、近隣住民からの住環境を守り、住宅地を形成してほしいとの要望に応えるため、2段階での一般競争入札を実施し、第1段階の企画書提案審査を2者が通過したものの、第2段階の価格競争入札に2者とも応札せず、入札価格を2割下げて再度募集し、第1段階で提案のあった2者のうち、株式会社マルヤマが通過をし、入札の結果、落札したものです。また、戸数36戸、平均 40.79坪以上の区画面積計画概要となっておりますとの答弁がありました。 次に、当該用地調整区域であることによる支障はないのか、また、下水道整備は市が行うのかに対し、当該用地は旧住造法による完了地でありますので、調整区域であっても住宅の建設は可能と考えております。また下水道整備については、開発業者が行い、付近まで整備されている下水道へ接続するものと考えておりますとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 次に、議案第37号 平成25年度大和郡山一般会計補正予算(第3号)についての関係部分について理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、J-ALERT機能拡張の内容と試験送信を行う場合の対応はに対し、全国瞬時警報システムによって受け取る弾道ミサイル等による攻撃情報緊急地震速報、大津波情報といった緊急情報を住民まで瞬時に伝達することを目的に、携帯電話会社緊急速報メールを利用し、緊急情報を国から受信した場合に自動的に送信する機能を追加するもので、今年度中には実施したいと考えております。また、試験送信の際には、事前に送信内容広報紙に掲載するなど、周知に万全を期したいと考えておりますとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 最後に、議案第38号 奈良県広域消防組合の設立について、理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、広域消防スケールメリットは、また、対象人口と面積、消防職員数はに対し、広域化によるスケールメリットとして、災害時における初動体制の強化、管轄区域の見直し、事務部門要員効率化による現場要員の増員、財政規模拡大による高度な消防施設の整備、消防緊急デジタル無線化による経費削減が挙げられます。また、11消防本部37市町村全体で平成24年度現在、対象人数は92万 5,821人、面積は 3,360平方キロメートル、消防職員数は 1,289名となっておりますとの答弁がありました。 次に、現在保有する救急車両消防車両が減らされるおそれはないのか、また市の財政負担の見通しはに対し、将来的な台数については協議会で結論は出ておりませんが、当面、各消防本部消防力、つまり救急車消防車、人員などは最低限現状維持を確保するとしており、今後の段階的な統合において、さまざまな課題について、37市町村で協議しながら解決を図ってまいります。また、財政規模拡大による消防救急デジタル無線に係る経費削減が図れるほか、各消防本部単位の現行の経費を上回らないよう事務を進めておりますとの答弁がありました。 続いて、消防団との関係はどうなるのかに対し、奈良県広域消防組合の設立によって消防団事務水利施設関連事務は市長部局に移行しますが、消防団は火災の警戒や鎮圧、災害の軽減など消防機関の一つであるという観点から、今後も消防署と市部局とが連携しながら、支障のないよう消防団とかかわってまいりますとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、討論に入り、一委員より反対討論があり、採決に入り、賛成多数で原案承認と決しました。 以上が審査の概要であります。議員各位の御賛同をお願いいたしまして、報告を終わります。 ○議長東川勇夫君) 16番 池田産業厚生常任委員長。         (池田篤美君登壇) ◆産業厚生常任委員長池田篤美君) おはようございます。 ただいまから産業厚生常任委員会審査の経過と結果について御報告申し上げます。 委員会は、去る7月2日午前10時から開会いたしまして、本委員会に付託されました1議案について審査をいたしました。結果につきましては、お手元の報告書のとおり原案承認と決しました。 まず、議案第37号 平成25年度大和郡山一般会計補正予算(第3号)についての関係部分について、理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑につきましては、アピタ大和郡山店出店予定元気城下町ぷらっとの店舗面積はに対しまして、当初、イオンモール大和郡山店にある元気城下町プラザと同面積の 44.96平米、13.6坪で考えておりましたが、約1.45倍の 65.39平方メートル、19.7坪の面積を提供したいと株式会社ユニーから申し出がありましたので、追加面積分建設費用として補正予算に計上いたしておりますとの答弁がございました。 今回の出店による目的や狙いはに対しまして、元気城下町プラザ同様、住民票発行や納税などの業務による市民サービス向上のほか、市内商店街の魅力ある商品や昭和工業団地内で製造される商品の紹介による地域の魅力発信が挙げられ、双方の機能の充実を目指して運営してまいりたいと考えておりますとの答弁がございました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 以上が審査の概要であります。議員各位の御賛同をお願いいたしまして、報告を終わります。 ○議長東川勇夫君) 11番 堀川教育福祉常任委員長。         (堀川 力君登壇) ◆教育福祉常任委員長堀川力君) ただいまから教育福祉常任委員会審査の経過と結果について御報告申し上げます。 委員会は、去る7月3日午前10時から開会し、本委員会に付託されました3議案について審査をいたしました。結果につきましては、お手元の報告書のとおり、いずれも原案承認と決しました。 議案第31号 大和郡山子ども子育て会議条例の制定について、理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、子ども子育て会議での計画策定に当たり、将来的な総合こども園への移行も考えているのかに対し、現状では考えておりませんが、子ども子育て支援計画を策定する前段階としてアンケート調査を実施し、保育や教育への市民の需要を把握した上で施設などの整備計画は検討していくものであり、総合こども園も選択肢の一つであると考えておりますとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、挙手採決の結果、賛成多数により原案承認と決しました。 次に、議案第36号 新学校給食センター厨房機器等購入契約について、理事者より説明を受け、審査に入りましたが、何ら質疑なく採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 続いて、議案第37号 平成25年度大和郡山一般会計補正予算(第3号)についての関係部分について、理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、保育士処遇改善策としての国の補正予算に盛り込まれ、今年度4月から月額にすると平均 8,000円から1万円の給与等の改善がなされると聞いておるが、本市での対象の保育園と対象の人数はに対し、市内のふたば保育園、はぐみ保育園やまと保育園いずみ保育園、あすなら保育園郡山西保育園郡山東保育園の私立7保育園保育士 157名の処遇改善に要する経費を補助するものであるとの答弁がございました。 以上で質疑を終了し、討論に入り、1委員より反対討論があり、挙手採決の結果、賛成多数により原案承認と決しました。 以上が審査の概要でございます。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたしまして、報告を終わります。 ○議長東川勇夫君) 17番 北門建設水道常任委員長。         (北門勇気君登壇) ◆建設水道常任委員長北門勇気君) おはようございます。 ただいまから建設水道常任委員会審査の経過と結果について御報告を申し上げます。 委員会は、去る7月4日午前10時から開会し、本委員会に付託されました3議案について審査をいたしました。結果につきましては、お手元の報告書のとおり、いずれも原案承認と決しました。 議案第32号 大和郡山額田部運動公園施設条例の一部改正について、理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、指定管理者の了解は得ているのかに対し、自治会から出された要望書の内容について、指定管理者と協議して時間延長を行うものですとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 次に、議案第34号 市道路線の認定及び廃止について、理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、市道の一部で隅切りができなかった理由はに対し、既存の建築物等があってゼブラゾーンという形にしていただき、隅切りをとっておりますとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 続いて、議案第35号 新学校給食センター建設工事請負契約について、理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、今回の建設工事の中には太陽光発電システム工事費は含まれているのか、また、発電した電気は何に充当する予定かに対し、発電容量 21.56キロワットのシステムを設置する直接工事費約 900万円も含まれており、発電した電気は1、2階の共用部分事務室の照明に充てることを想定しておりますとの答弁がありました。 次に、設計と建設工事業者選定方法はに対し、まず、設計については設計金額が 2,000万円未満で、対象となるBランク業者が市内にありませんので、県内に本店、営業所がある業者を選定し、指名競争入札を行うという形をとりました。また、建設工事については、市内業者で施工できるものは市内業者で施工していただくということが基本であり、本市だけでなく他市町村も同様でありますが、その中で、市内に本店を置くAランクの業者を代表者とし、構成員Aランク業者またはBランクの業者とする共同企業体に発注したものでありますとの答弁がございました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 以上が審査の概要であります。議員各位の御賛同をお願いいたしまして、報告を終わります。 ○議長東川勇夫君) ただいまの各委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑ありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長東川勇夫君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、通告者の発言を許します。 5番 上田健二君。         (上田健二君登壇) ◆5番(上田健二君) 議案第31号 大和郡山子ども子育て会議条例の制定について、議案第37号 平成25年度大和郡山一般会計補正予算(第3号)について、議案第38号 奈良県広域消防組合の設立について、以上3議案に対して反対討論をさせていただきます。 議案第31号の子ども子育て会議条例については、国の子ども子育て支援法に基づいて設置されるというものです。この子ども子育て支援法は、昨年、消費税増税社会保障一体改革に関連した関連三法の一つです。この新システム関連三法の関係整備法案に含まれる児童福祉法の改定では、保育に欠ける児童に対して保護者から申し込みがあったときは、それらの児童を保育所において保育しなければならないという重要な部分が削除されております。この規定は、市町村公立保育所の整備や私立認可保育所に委託するなどにより、国と自治体保育の実施とその水準の確保と費用に責任を持つ根拠となる公的保育制度のかなめとなるものでした。そして、子ども子育て支援法では、市町村保育実施義務をなくし保護者事業者との直接契約にすることや、施設に対する補助金をなくし保育必要性の認定に基づく保護者への個人給付にすることなど、保育所と幼稚園を一体化した認定こども園の新設、認可外施設株式会社、NPOなど多様な事業者の参入などの、基準も形態もさまざまで多様な施設サービスを行えるようにする指定制の導入などが盛り込まれております。 この新システムは、本来、国が責任を持って認可保育所をつくって保育の水準を守るべきところを、保育社会保障予算の抑制を目的として国と自治体の責任を後退させるというものではないかと思われるため、この議案に対して反対いたします。 続いて、議案第37号についても、民間保育士処遇改善のための補助金ということは理解できますが、議案第31号同様に子ども子育て支援法によるものであるため、反対いたします。 続いて、議案第38号 奈良県広域消防組合設立については、県が消防広域化により消防力の向上を挙げていますが、平成33年の現場部門を統合するときに消防職員を現行より63名も削減されます。救急車消防ポンプ車の台数は今後どうなるかということも不明確なままで、検討課題であるということでした。奈良県南部地域も含めた常備消防体制の整備という趣旨は理解できますが、今回の広域化は、国の方針である人口30万人単位での広域化とも異なり、県下90万人で1消防組合では地元との関連が希薄になるのではないかと危惧いたします。 消防広域化については、議論がまだまだ尽くされておりません。未成熟であり、この内容では市民への説明責任が果たせません。以上のことから、本案に対しても反対といたします。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長東川勇夫君) 以上で、通告による討論を終わります。 ほかに討論ありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長東川勇夫君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 議事の都合により、議案第31号、議案第37号及び議案第38号については、後ほど取り扱いいたします。 議案第32号から議案第36号までの5議案について、一括採決いたします。 ただいまの各委員長報告は、いずれも原案を可とするものであります。 議案第32号 大和郡山額田部運動公園施設条例の一部改正について、議案第33号 財産の処分について、議案第34号 市道路線の認定及び廃止について、議案第35号 新学校給食センター建設工事請負契約について、議案第36号 新学校給食センター厨房機器等購入契約について、以上5議案委員長報告どおり決するに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長東川勇夫君) 御異議なしと認めます。 よって議案第32号から議案第36号までの5議案原案どおり可決されました。 次に、議案第31号 大和郡山子ども子育て会議条例の制定についてを挙手により採決いたします。 委員長報告原案を可とするものであります。 委員長報告どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。         (賛成者 挙手
    議長東川勇夫君) 挙手多数であります。 よって議案第31号は原案どおり可決されました。 次に、議案第37号 平成25年度大和郡山一般会計補正予算(第3号)についてを挙手により採決いたします。 委員長報告原案を可とするものであります。 委員長報告どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。         (賛成者 挙手) ○議長東川勇夫君) 挙手多数であります。 よって議案第37号は原案どおり可決されました。 次に、議案第38号 奈良県広域消防組合の設立についてを挙手により採決いたします。 委員長報告原案を可とするものであります。 委員長報告どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。         (賛成者 挙手) ○議長東川勇夫君) 挙手多数であります。 よって議案第38号は原案どおり可決されました。    ─────────────────────────────────── ○議長東川勇夫君) 日程第2 常任委員会の閉会中における継続審査についてを議題といたします。 お諮りいたします。 常任委員会の閉会中における継続審査については、お手元に配付いたしております一覧表のとおりとすることに御異議ございませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長東川勇夫君) 御異議なしと認めます。 よって常任委員会の閉会中における継続審査については、お手元に配付いたしております一覧表のとおりとすることに決しました。    ─────────────────────────────────── ○議長東川勇夫君) 日程第3 意見書案第5号 保険薬局への無料低額診療事業に関する意見書(案)を議題といたします。 朗読を省略し、提案者の説明を求めます。 12番 尾口五三君。         (尾口五三君登壇) ◆12番(尾口五三君) お疲れさまです。早速お取り上げいただきましてありがとうございます。 それでは、提案理由を説明させていただきます。           保険薬局への無料低額診療事業に関する意見書(案) わが国は国民皆保険制度にもかかわらず、経済的な理由で十分に医療にかかれない方も少なくありません。そのような方に対しては社会福祉法第2条第3項第9号の「生計困難者のために無料又は低額な料金で診療を行う事業」(いわゆる無料低額診療事業)を実施している医療機関において診療を受けることができます。 しかし、医薬分業が進展する昨今においても保険薬局無料低額診療事業の対象事業所になれないことから、院外処方箋を発行する無料低額診療事業の医療機関を受診された患者の薬の自己負担は、その対象となっていません。 高知市ではこの状況にたいして、市の独自事業として無料低額診療事業を受けた患者の保険薬局での薬代の助成を平成23年4月から実施をしています。 ついては、院外処方箋をもらわれた患者においても安心して無料低額診療事業が受けられるよう、国に対し下記の事項を求めます。                 記 1 保険薬局無料低額診療事業の対象とすること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣であります。 議員各位の賛同をお願いいたしまして、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長東川勇夫君) ただいま説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 御質疑ありませんか。 14番 出口真一君。         (出口真一君登壇) ◆14番(出口真一君) すみません、ちょっと一つだけ提案者に御質問をしたいと思います。 低所得者の方の医療というのは非常に大事であるというふうに私たちも思っているわけですけれども、無料低額診療事業というのは、これ、いつできたものかというのをちょっとお聞きしたいと思います。これに答えていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長東川勇夫君) 12番 尾口五三君。         (尾口五三君登壇) ◆12番(尾口五三君) 14番出口議員の質問にお答えさせていただきます。 私の記憶が定かでありませんので、ここで不確かな年を申し述べることは控えたいと思います。 以上です。 ○議長東川勇夫君) 14番 出口真一君。         (出口真一君登壇) ◆14番(出口真一君) 今、提案者のほうから答えをいただけなかったんですが、私が調べたところによりますと、これは昭和26年にできた制度でございまして、社会保険、国民健康保険が充実される前の制度というふうなところをちょっと私は勉強させていただいたんです。ただ、やっぱり今の健康保険事業というのもまだまだ大変な事業でございまして、何とか社会保障をこれからも充実していかないかんという意味から、いろいろな低所得者の方への対応というのは大事だと思います。 ところが、今回の意見書では低額無料診療というのを拡充しようという話でありますけれども、これ以外にも生活保護とか医療扶助とかいろいろ制度が今ありまして、それを駆使して低額の方、低所得者の方の医療を確保しようという動きがあるわけでございまして、社会保障を今後もやっぱり拡充していかないかんということで消費税も上げるわけでございまして、その辺からいくと、ちょっと低額無料だけを充実させるというのはやっぱり不公平ではないかなというふうに思います。 また、これ手を挙げている事業者が非常に少ないと。なぜ少ないのか私たちもよくわからないわけですけれども、その事業者のところへ出向かないといけないというような話も出てきます。無料で診療してくれるけれども交通費払ってそこまで行かないかんというような制度にもなっているわけで、この辺にも多少矛盾があるので、この意見書については、その辺ちょっと提案者の御答弁をお願いしたいなと、お願いします。 ○議長東川勇夫君) 12番 尾口五三君。         (尾口五三君登壇) ◆12番(尾口五三君) 14番の議員さんに御答弁させていただきます。 無料低額診療というのが行われている病院も奈良県でも数多くふえてきました。しかし、当時は医薬分業ということになってなくて、お医者さんで薬をもらえたという事情があるために無料低額でも実施ができたと。しかし昨今、医薬分業の状況になってきましたので、改めて薬の部門で低額をしたらどうかというのが提案の趣旨でありますので、御理解のほどよろしくお願いします。 ○議長東川勇夫君) ほかに御質疑ございませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長東川勇夫君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論ありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長東川勇夫君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 意見書案第5号 保険薬局への無料低額診療事業に関する意見書(案)を原案どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。         (賛成者 挙手) ○議長東川勇夫君) 挙手少数であります。 よって意見書案第5号は否決されました。    ─────────────────────────────────── ○議長東川勇夫君) 日程第4 意見書案第6号 「慰安婦」問題を早期に解決することを求める意見書(案)を議題といたします。 朗読を省略し、提案者の説明を求めます。 4番 松田みつる君。         (松田みつる君登壇) ◆4番(松田みつる君) 「慰安婦」問題を早期に解決することを求める意見書(案)の提案理由を説明させていただきます。 橋下徹大阪市長は5月13日、旧日本軍「慰安婦」問題について「当時、慰安婦制度が必要だったのは誰だってわかる」などと「慰安婦制度」を正当化する発言を行いました。橋下市長の発言は、日本の起こした戦争への歴史認識を欠き、女性の人権を踏みにじるものです。 さらに外国特派員協会での橋下市長の会見は、米軍と米国国民には謝罪しながらも、元「慰安婦」や日本国民に対する発言の撤回や謝罪は一切なく、開き直りと言い訳に終始するものであり、海外のメディアからも「国際的には誰も納得しない。政治家として失格」(ドイツ紙)と厳しい批判が出されています。 すでに「慰安婦問題」は1993年に政府の公式見解(「河野談話」)でその責任を認めていたにもかかわらず、橋下氏は安倍晋三首相ら日本の侵略戦争を肯定する「靖国派」とともに、「慰安婦問題」について「強制連行はなかった」などと、問題をわい小化する発言を重ねてきました。こうしたことに対し、韓国や中国だけでなくアメリカやEUなどの政府や議会、マスコミからも抗議の声が上げられているうえに、先日6月2日には、国連の潘基文事務総長が橋下氏の公表した「私の認識と見解」を読んだ上で「橋下氏の発言や釈明については、国際社会、特に戦争で被害を被った国々が彼の見解に納得しない」と厳しく批判するという国際的にも重大な問題となっています。 よって、政府におかれては、問題解決に向け、はっきりとした態度を示し、国際的信頼の回復に努めるよう求めます。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣。 以上、議員各位の御賛同をお願いいたします。 ○議長東川勇夫君) ただいま説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 御質疑ありませんか。 24番 田村雅勇君。         (田村雅勇君登壇) ◆24番(田村雅勇君) この問題については、問題が惹起すると当然解決すべきものだと、恐らく国民の誰しもがそう思います。しかし、これまでこの問題は日本と韓国の間で既に解決済みの問題だと、いわゆる戦後補償のところで日本と韓国で合意に達しておると。じゃなぜ問題が起こるんだろうと、そのなぜ問題が起こるのかということについて提案者はどのようにお考えになっているか、そこを聞いておきたいなと、このように思います。 ○議長東川勇夫君) 4番 松田みつる君。         (松田みつる君登壇) ◆4番(松田みつる君) 24番田村雅勇議員の質問にお答えいたします。 この問題は既に解決済みであるのになぜ問題が起きるのかという御質問でございました。 そもそも橋下氏の暴言は、公職に資する人としては全く軽率な発言であり、謝罪と撤回を求めるものであります。しかしながら、この発言のもととなったのは、そもそも2007年に安倍総理が閣議決定した河野談話を継承していると強調する傍ら、強制性については、政府が発見した資料の中には軍や憲法による強制連行を直接示すような記述も見当たらなかったと断じたことによるものです。この2007年の安倍内閣の閣議決定に対し、アメリカだけでなく世界各国からの非難が相次いでいます。もともとは、一度閣議決定された答弁書を覆すような内容が問題の根本であると考えております。 先日、旧日本軍による慰安婦の強制連行を示す証拠が政府の発見した資料の中にありました。軍が、勾留中のオランダ人女性を強制連行した事件の記録です。安倍内閣は、この事実を認める答弁書を閣議決定いたしました。2007年の第1次安倍内閣時の答弁書で強制連行の資料なしとしたのをみずから否定した形であります。しかしながら、相変わらず謝罪や撤回がないため、日本共産党の赤嶺議員が、この態度に対し直ちに謝罪と撤回を求めるよう国会でも発言しております。 元従軍慰安婦は、ほとんどが80歳を超えて、訃報も頻繁に伝えられるようになってきました。国際的な注目が集まる中、日本政府の明確な謝罪と補償が急がれるためでございます。御理解よろしくお願いいたします。 ○議長東川勇夫君) 24番 田村雅勇君。         (田村雅勇君登壇) ◆24番(田村雅勇君) 私の質問に対する答えにきちっとフィットをしているようにとても思えないんですけれども、ただ、これまでどういう事情かはよくわかりません。恐らく巷間というかマスコミ等で報じられた話では、相手方の国の事情でこの問題が惹起してくると、いわゆる韓国の国の事情でこの問題が惹起してくるというふうに伝えられてきました。それでその時々に、先ほど私が質問で言いましたように、既に日韓の間では政府間同士でこの問題は解決済みの問題であると、もっと事細かに言いますと、こういう問題は韓国政府が対処すべき問題になっておると、そういうふうな見解でありました。 ところが、今回の一連の問題がありまして、そういう政府というか政府高官というか、どういうところかよくわかりませんが、今回、解決済みだというふうな話が余り出てきません。出てこなかったように思います。妙やなと思うんですけどね。結局、そしたら解決済みでなかったんかと、こういうぐあいに思ったりするんですけれども、しかし、事を振り返ってみて、これは人道の問題だというふうになってくると、政府間同士で話が決着してしまうものではないと、人道の問題として解決しない限り、いついかなるどういう時代であってもこの問題は惹起してくるんではないかと。 先ほど、申立者があると、その申立者が80歳を超えているということであります。戦後70年、既にたとうとしております。当然、該当者もみんな高齢になってきます。先ほどは原発被害で手帳の交付が裁判所で認められました。これもやっぱり戦後70年たってやっとこさ今ごろかという認識もあります。そういう認識に立ってみたら、福島の原発の問題、さまざまないろんな解決せなならん問題がある。70年たつのかと、70年要るんかというふうなことにもなってきます。やっぱりそういう問題は起こしてはならんのだろうなとは思うんですけれども、しかし今、あなたがおっしゃっていることが私の質問に対して十分答えになっていなかったのに仮にしても、もしこれをこのまま意見書がオーケーだというふうになるにしても、それじゃ本文の下から3行目に書かれておる具体的に何をどうすれば解決に向かうのかということをお尋ねしておきたいなと、このように思います。 ○議長東川勇夫君) 4番 松田みつる君。         (松田みつる君登壇) ◆4番(松田みつる君) 24番田村雅勇議員の御質問にお答えいたします。 私は、あくまでもこの問題に関しては解決済みではないと考えております。国連の拷問禁止委員会は先月31日、橋下氏らの発言を念頭に、慰安婦問題について政府当局や公的な人物による事実の否定に反論をと日本政府に勧告しました。しかし安倍内閣は、18日に閣議決定した答弁書で、勧告に従うことを義務づけているものではないと突っぱねました。問題の根本は、安倍首相らが事実の否定をしているものと考えます。 有識者からも、国連などから慰安所で女性の自由を奪い性行為を強要したことが性奴隷だと非難されている。現行の形にだけこだわる安倍首相らの議論は国際的に全く通用しないと警鐘を鳴らされています。問題の解決方法としましては、日本政府の明確な謝罪と補償が急がれると考えております。 以上です。 ○議長東川勇夫君) ほかに御質疑ありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長東川勇夫君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論ありませんか。 8番 田房豊彦君。         (田房豊彦君登壇) ◆8番(田房豊彦君) この意見書に反対の立場で討論させていただきます。 橋下徹大阪市長の慰安婦問題に対する発言に対して国際的信頼の回復のために努めるように求めるのであれば私も大いに賛成したいところでありますが、ここの文章の中に橋下氏と安倍首相ら日本の侵略戦争を肯定する靖国派というような形で一緒にまぜてありますので、そのことに関しましては、これでは意見書として出すのは不適当と思いますので、反対いたします。 以上です。 ○議長東川勇夫君) ほかにありませんか。 21番 遊田直秋君。         (遊田直秋君登壇) ◆21番(遊田直秋君) 「慰安婦」問題を早期に解決することを求める意見書について、反対の立場で討論させていただきます。 先ほど来、討論もありましたし質疑もありました。これを聞いていても、合っているか間違っているかというよりも、この問題に対しては、いろいろ河野談話とか村山首相が当時何とか、連行されたとかされていないとかそういうことを言っていますけれども、これの中身を踏み込んで、このことが正しかったか間違うてあったかを幾ら日本の国で論議したところでナンセンスです。マイナスになるだけです。これ、土俵が違うところで立場が違うところで、例えばプロレスラーが土俵でレスリングをする、プロレスのリングで相撲取りがプロレスをすると、こういう違いならまだよろしいですけれども、この問題はアンタッチャブルなんですわ。触れてはならない。 例えば、北朝鮮の拉致、どうですか。日本の国内で私が誰かを拉致したら、必ず警察が捕まえて私を豚箱へ放り込みますよ。拉致というのは 100%わかっているんですよ。それでも世界の国が、北朝鮮を認めているがごとく一人も帰れということを言わんわけですよ。日米同盟をやっているアメリカでも言わんわけですよ。ということは、これはなかなかそういう各国の利害関係でこの慰安婦問題を例にとるわけですわ。新聞の論調では橋下大阪市長の言ってることは正しいと。正しいから言ってもいいというのは余りにも短絡過ぎますよ。 小学生に先生が正しいことを言えと、これは当然です。世界各国がこれぐらい難しい状況になっておるとき、ましてや非武装中立、日本は軍隊みたいなの持ちませんよと。戦後何年ですか、平和にきましたと、そんな金があんねやったら貧しい人に金をもっとやってくれと、こういう論調がこの厳しい世の中でまかり通っているわけです。だからこれは、玄関から中を見たらすぐに閉めて、さっと後ろを向いて帰るべき問題であります。 だから、これについて中身が正しい、間違うたとは言いません。こんなことがましてや10万都市以下のこの田舎の大和郡山市で意見書を求めるということ自身、私は間違っていることではないかなと思って、言わんとこうと思ったんですが、あえてこういう意味での反対討論をさせていただきますので、議員各位の御賛同をお願いいたしまして終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長東川勇夫君) ほかにありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長東川勇夫君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 意見書案第6号 「慰安婦」問題を早期に解決することを求める意見書(案)を原案どおりに決する賛成諸君の挙手を求めます。         (賛成者 挙手) ○議長東川勇夫君) 挙手少数であります。 よって意見書案第6号は否決されました。    ─────────────────────────────────── ○議長東川勇夫君) 以上で、今期定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。 議員各位には、連日慎重に御審議願い御苦労さまでございました。 これにて閉会いたしたいと存じます。 市長より閉会の挨拶がございます。 上田市長。         (上田 清君登壇) ◎市長(上田清君) 去る6月27日から本日までの14日間にわたりまして開会いたしました定例市議会は、本日をもちまして全ての日程が終了することになりました。この間、本会議並びに各委員会を通じて慎重な御審議をいただきましたことに対して深く感謝申し上げますとともに、提案申し上げました各議案等につきまして、それぞれ御議決を賜りましたことに厚く御礼を申し上げます。御審議いただいた内容に十分留意しながら、今後の市政運営に努めてまいります。 梅雨明け以降記録的な猛暑が続いておりますが、議員各位におかれましては、健康に御留意をいただくとともに今後ともより一層の市政発展に御尽力を賜りますようお願い申し上げまして、平成25年第2回大和郡山市議会定例会閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。 ○議長東川勇夫君) これをもって平成25年第2回大和郡山市議会定例会を閉会いたします。               午前10時54分 閉会地方自治法第 123条第2項及び会議規則第81条の規定により署名する。               大和郡山市議会                  議  長   東 川 勇 夫(印)                  副 議 長   乾   充 徳(印)                  署名議員   上 田 健 二(印)                  署名議員   堀 川   力(印)...