令和 6年 6月 定例会(第359回)令和6年6月 第359回
定例奈良県議会会議録 第5号 令和6年7月3日(水曜日)午後1時
開議 -------------------------------- 出席議員(42名) 1番 永田 恒 2番 川口 信 3番 芦高清友 4番 金山成樹 5番 星川大地 6番 松木秀一郎 7番 山田洋平 8番 清田典章 9番 関本真樹 10番 疋田進一 11番 若林かずみ 12番 斎藤有紀 13番 伊藤將也 14番 藤田幸代 15番 欠員 16番 福西広理 17番 工藤将之 18番 中川 崇 19番 原山大亮 20番 小村尚己 21番 浦西敦史 22番 川口延良 23番 池田慎久 24番 西川 均 25番 乾 浩之 26番 亀甲義明 27番 大国正博 28番 小林 誠 29番 佐藤光紀 30番 清水 勉 31番 松尾勇臣 32番 米田忠則 33番 粒谷友示 34番 田中惟允 35番 荻田義雄 36番 岩田国夫 37番 中野雅史 38番 山本進章 39番 井岡正徳 40番 阪口 保 41番 藤野良次 42番 森山賀文 43番 山村幸穂
-------------------------------- 議事日程 一、諸報告 一、
常任委員長報告 一、令和6年度議案、議第65号から議第74号、諮第1号及び報第1号から報第21号並びに令和5年度議案、報第37号の採決 一、令和6年度議案、議第76号の採決 一、収用委員会の委員の任命同意 一、
特別委員長報告 一、意見書決議 一、議長の辞職及び同選挙 一、副議長の辞職及び同選挙 一、常任委員会、
議会運営委員会の委員長、副委員長及び委員の辞職及び同選任並びに特別委員会の委員長、副委員長の辞職及び同選任 一、特別委員会の委員の辞職及び同選任 一、追加議案の上程と同採決 一、議員派遣の件 一、常任委員会の閉会中審査事件の上程と同採決 一、
議会運営委員会の閉会中審査事件の上程と同採決 一、議席の
変更 --------------------------------
○議長(岩田国夫) これより本日の会議を開きます。 会議時間を午後12時まで延長します。
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○議長(岩田国夫) この際、お諮りします。 議員提出議案の採決、収用委員会の委員の任命同意、意見書決議、議長の辞職及び同選挙、副議長の辞職及び同選挙、常任委員会、
議会運営委員会の委員長、副委員長及び委員の辞職及び同選任並びに特別委員会の委員長、副委員長の辞職及び同選任、知事提案の追加議案の上程及び同採決、議員派遣の件、常任委員会の閉会中審査事件並びに
議会運営委員会の閉会中審査事件を本日の日程に追加することに、ご異議ございませんか。 (「異議なし」の声起こる)
○議長(岩田国夫) ご異議がないものと認め、さように決します。
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○議長(岩田国夫) 次に、監査委員から現金出納検査結果の報告があり、その写しをお手元に配付しておりますので、ご了承願います。
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○議長(岩田国夫) 次に、令和6年度議案、議第65号から議第74号、諮第1号及び報第1号から報第21号並びに令和5年度議案、報第37号を一括議題とします。 まず、所管の委員会に付託しました各議案の審査の経過と結果について、各常任委員長の報告を求めます。 初めに、
総務警察委員長の報告を求めます。--27番
大国正博議員。
◆27番(大国正博) (登壇)
総務警察委員会のご報告を申し上げます。 去る6月26日の本会議におきまして、
総務警察委員会に付託を受けました議案の調査並びに審査の経過と結果につきまして、ご報告を申し上げます。 当委員会は、6月28日に開催し、付託されました議案8件につきまして、理事者の出席を求め、慎重に調査並びに審査を行いました。 その結果、令和6年度議案、議第66号、議第72号及び報第20号中・当
委員会所管分並びに令和5年度議案、報第37号につきましては、全会一致をもちまして、いずれも
原案どおり可決または承認することに決しました。 次に、令和6年度議案、諮第1号につきましては、全会一致をもちまして、本件審査請求については、これを棄却すべきであるとすることに決しました。 なお、令和6年度議案、報第1号中・当
委員会所管分、報第16号及び報第21号中・当
委員会所管分につきましては、いずれも理事者から詳細な報告を受けたところであります。 以上、
総務警察委員会の委員長報告といたします。 何とぞ、議員各位のご賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(岩田国夫) 次に、厚生委員長の報告を求めます。--22番川口延良議員。
◆22番(川口延良) (登壇)厚生委員会のご報告を申し上げます。 去る6月26日の本会議におきまして、厚生委員会に付託を受けました議案の調査並びに審査の経過と結果につきまして、ご報告を申し上げます。 当委員会は、7月1日に開催し、付託されました議案8件につきまして、理事者の出席を求め、慎重に調査並びに審査を行いました。 その結果、令和6年度議案、議第65号及び議第74号につきましては、全会一致をもちまして、いずれも
原案どおり可決することに決しました。 また、令和6年度議案、報第1号中・当
委員会所管分、報第6号、報第7号、報第8号、報第17号及び報第18号につきましては、いずれも理事者から詳細な報告を受けたところであります。 以上、厚生委員会の委員長報告といたします。 何とぞ、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(岩田国夫) 次に、
経済労働委員長の報告を求めます。--20番
小村尚己議員。
◆20番(小村尚己) (登壇)
経済労働委員会のご報告を申し上げます。 去る6月26日の本会議におきまして、
経済労働委員会に付託を受けました議案の調査並びに審査の経過と結果につきまして、ご報告を申し上げます。 当委員会は、7月1日に開催し、付託されました議案11件につきまして、理事者の出席を求め、慎重に調査並びに審査を行いました。 その結果、令和6年度議案、議第67号、議第68号中・当
委員会所管分及び報第20号中・当
委員会所管分につきましては、全会一致をもちまして、いずれも
原案どおり可決または承認することに決しました。 また、令和6年度議案、報第1号中・当
委員会所管分、報第2号、報第9号から報第13号及び報第21号中・当
委員会所管分につきましては、いずれも理事者から詳細な報告を受けたところであります。 以上、
経済労働委員会の委員長報告といたします。 何とぞ、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(岩田国夫) 次に、建設委員長の報告を求めます。--25番乾浩之議員。
◆25番(乾浩之) (登壇)建設委員会のご報告を申し上げます。 去る6月26日の本会議におきまして、建設委員会に付託を受けました議案の調査並びに審査の経過と結果につきまして、ご報告申し上げます。 当委員会は、6月28日に開催し、付託されました議案11件につきまして、理事者の出席を求め、慎重に調査並びに審査を行いました。 その結果、令和6年度議案、議第68号中・当
委員会所管分、議第70号、議第71号及び報第20号中・当
委員会所管分につきましては、全会一致をもちまして、いずれも
原案どおり可決または承認することに決しました。 また、報第1号中・当
委員会所管分、報第3号、報第4号、報第14号、報第15号、報第19号及び報第21号中・当
委員会所管分につきましては、理事者から詳細な報告を受けたところであります。 以上、建設委員会の委員長報告といたします。 何とぞ、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(岩田国夫) 次に、
文教くらし委員長の報告を求めます。--40番阪口保議員。
◆40番(阪口保) (登壇)
文教くらし委員会のご報告を申し上げます。 去る6月26日の本会議におきまして、
文教くらし委員会に付託を受けました議案の調査並びに審査の経過と結果につきまして、ご報告を申し上げます。 当委員会は、7月1日に開催し、付託されました議案5件につきまして、理事者の出席を求め、慎重に調査並びに審査を行いました。 その結果、令和6年度議案、議第69号、議第73号につきましては、全会一致をもちまして、いずれも
原案どおり可決することに決しました。 また、令和6年度議案、報第1号中・当
委員会所管分、報第5号及び報第21号中・当
委員会所管分につきましては、いずれも理事者から詳細な報告を受けたところであります。 以上、
文教くらし委員会の委員長報告といたします。 何とぞ、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(岩田国夫) 次に、委員長報告に対する質疑、討論を省略し、これより採決に入ります。 お諮りします。 令和6年度議案、議第65号から議第74号、諮第1号及び報第1号から報第21号並びに令和5年度議案、報第37号については、各
常任委員長報告どおりに、それぞれ決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声起こる)
○議長(岩田国夫) ご異議がないものと認めます。 よって、それぞれ各
常任委員長報告どおり決しました。
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○議長(岩田国夫) 次に、令和6年度議案、議第76号を議題とします。 お諮りします。 本案については、質疑及び委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。 (「異議なし」の声起こる)
○議長(岩田国夫) ご異議がないものと認めます。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、19番原山大亮議員に発言を許します。--19番原山大亮議員。
◆19番(原山大亮) (登壇)日本維新の会、原山大亮でございます。 議第76号、
奈良県議会議員の議員報酬額、費用弁償額及び期末手当の額並びにその支給条例の一部を改正する条例に賛成の立場で討論をいたします。 本議案は、我々県議会議員の月額報酬を2割削減するものです。議員提案で本議案を昨年同様に提出いたしましたが、なぜか今回も議案の委員会付託がなされませんでした。一方で、2月定例会において議員提案された太陽光発電に関する規制条例の改正案は委員会付託され、
経済労働委員会で活発な議論があり、その議決は知事の再議により否決となったことは皆様方の記憶に新しいと思います。なぜこの議員報酬の削減案の場合だけ委員会付託がなされないのでしょうか。よほど自分たちがこのご時世に高い報酬をもらい続けていることに後ろめたい気持ちがあるのかと思います。 山下知事は公約どおり、4年間の退職金3,550万円をゼロ、月額報酬も1割削減。我々、
会派日本維新の会は、1人毎月10万4,000円を報酬から身を切る改革として積み立て、6月現在で1,715万2,000円を能登半島地震で被災された石川県に寄附をする予定でございます。この寄附には、県内の日本維新の会所属の市町村議員の積立ても合算し、その総額は2,000万円となります。本来なら、自身の選挙区である奈良県、または市町村にお返しするのが本意ですが、公職選挙法上の規定により、他府県への寄附という選択をしております。 燃料費の高騰や物価高、さらに政府・自民党による政治資金問題が世間を騒がせている中、議員の報酬削減については議論の場すら与えない議会運営に落胆と憤りを禁じ得ません。県民が幾ら苦しくても、政治家が政治資金で不正を行っても、自分たちは報酬を満額もらい続けるんだと、公の場でしっかりと主張されればよいのではないでしょうか。 我々、
会派日本維新の会は、この議案が採択されるまで、自主的な報酬削減、つまり身を切る改革を続けます。すなわち、可決されるまでこの議案を提出し続けたいと思っております。県民の皆様におかれましては、しっかりとこの姿を、この現状を目に焼き付けていただきたいと思います。政治家のあるべき姿、奈良県議会の役割を再認識していただき、本議案が
奈良県議会改革の契機となりますことを願って賛成討論といたします。 議員各位のご賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(岩田国夫) これをもって討論を終結します。 これより採決に入ります。 令和6年度議案、議第76号について、起立により採決します。 令和6年度議案、議第76号について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(岩田国夫) 賛成の議員は、しばらくの間ご起立願います。 ご着席願います。 起立少数であります。 よって、本案は否決されました。
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○議長(岩田国夫) 次に、令和6年度議案、議第77号を議題とします。 本案については、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ありませんか。 (「異議なし」の声起こる)
○議長(岩田国夫) ご異議がないものと認めます。 令和6年度議案、議第77号「収用委員会の委員の任命について」お諮りします。 本案については、原案に同意することに決して、ご異議ございませんか。 (「異議なし」の声起こる)
○議長(岩田国夫) ご異議がないものと認め、本案は、これに同意することに決しました。
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○議長(岩田国夫) 次に、特別委員会における調査並びに審査の経過について、各特別委員長の中間報告を求めます。 初めに、
観光振興対策・
地域公共交通対策等特別委員長の報告を求めます。--24番西川均議員。
◆24番(西川均) (登壇)
観光振興対策・
地域公共交通対策等特別委員会における、これまでの調査並びに審査の経過についてご報告を申し上げます。 委員会設置以来、観光力の向上及び
地域公共交通対策等に関することについて、県内の実情を含め、各般にわたり調査並びに審査を行ってまいりました。 まず、初度委員会においては、令和5年度主要施策の概要について詳細な説明を受けるとともに、道の駅「クロスウェイなかまち」の観光機能や
天平たなばた祭りについての質疑が行われ、道の駅「クロスウェイなかまち」については、南和地域のPRや芝生エリアにおけるソフト事業への取組も検討されたいとの要望がありました。 次に、県内調査として、コロナ禍で人気となった
グランピング施設において、宿泊客誘客の取組について、また、過疎地域において、交通手段を確保するため、住民が主体となって運行する
コミュニティバスについて調査を行ったところであります。 次に、9月定例会においては、奈良県
外国人観光客交流館や奈良まほろば館、朱雀門ひろばといった観光施設の活用や道の駅における観光戦略などについて質疑が行われました。また、観光施設において民間活力の導入について検討されたい、道の駅については、観光の目的地として、点ではなく連携の取れた面としての展開を検討されたいなどの要望がありました。 次に、12月定例会においては、鹿苑の特別柵における鹿の管理や
奈良公園バスターミナル周辺の交通対策、若年層や海外に向けた観光PR、公共交通維持に向けた市町村への支援などについて質疑がありました。また、Vチューバーを活用し、若年層の観光需要や県内消費の喚起につながる施策を検討されたい、持続可能な地域を守っていくため、路線バスの維持について市町村と共に県としても主体的・能動的に取り組まれたいとの要望がありました。 次に、2月定例会においては、イベント廃止についての考え方や大和西大寺駅・平城宮跡周辺の渋滞踏切対策、特定道路上の踏切道等の整備状況などについて質疑がありました。また、ドローンの飛行に係る申請・届出方法を整理されたい、冬期の誘客イベントを廃止することから、効果的な政策を検討されたいなどの要望がありました。 以上のような経緯を踏まえ、以下、4点について、さらに要望するものであります。一 観光PRとして、SNSや動画、観光アプリなどを活用することで、海外や国内の若年層などへのPRを強化し、新たな観光需要の掘り起こしにも注力されたいこと。一 県内の道の駅においては、単なる休憩施設でなく、市町村等と連携し、地域の観光拠点として支援されたいこと。一 高齢化・過疎化が進む中、
地域公共交通の維持は持続可能な地域を守っていくことにつながるため、市町村と連携し、県も主体的・能動的に方策を検討されたいこと。一 一昨年の大和郡山市内で生じた踏切道内の事故を受け、
踏切道内誘導表示の標準的な整備内容が示されたことを踏まえ、特定道路以外の踏切道についても、鉄道事業者や関係団体とも連携し、積極的に安全対策に取り組まれたいこと。 なお、今後も、当委員会においては、所管事項に関することについて、引き続き慎重に審議を行ってまいりたいと考えております。 以上、中間報告とさせていただきます。
○議長(岩田国夫) 次に、少子化対策・女性の活躍促進・
スポーツ振興対策特別委員長の報告を求めます。--26番
亀甲義明議員。
◆26番(亀甲義明) (登壇)少子化対策・女性の活躍促進・
スポーツ振興対策特別委員会における、これまでの調査並びに審査の経過についてご報告申し上げます。 委員会設置以来、少子化対策、女性の活躍促進、
スポーツ振興に関することについて、県内の実情を含め、各般にわたり調査並びに審査を行ってまいりました。 まず、初度委員会においては、令和5年度主要施策の概要について詳細な説明を受けるとともに、県内の
スポーツ環境向上のため、陸上競技場の整備についての質疑が行われ、施設の老朽化が進む女性センターについて、多くの方にご利用いただけるよう、新たな施設の整備も含め、機能改善を検討されたいとの要望がありました。 次に、県内調査として、
国民スポーツ大会・
全国障害者スポーツ大会の奈良県開催に向けた
スポーツ拠点の整備について調査を行ったところであります。 次に、9月定例会においては、なら
健康長寿基本計画(第2期)の策定などについて報告を受けるとともに、子育て支援、不妊症・不育症患者への支援などの質疑が行われ、
国民スポーツ大会・
全国障害者スポーツ大会について、県が主となって市町村と競技団体をまとめ、早期に競技会場地を選定されたい、大会開催を契機に施設整備を行われたいとの要望がありました。 次に、12月定例会においては、(仮称)奈良県困難な問題を抱える女性への支援のための基本計画(案)の概要などについて報告を受けるとともに、保育人材の確保や、女性支援の
相談窓口体制などの質疑が行われ、こども・若者の意見表明の機会について、今後もより一層機会を確保し、多様な社会活動への参画が進むよう、県が率先して取り組まれたいとの要望がありました。 次に、2月定例会においては、(仮称)奈良県
こどもまんなか未来戦略の骨子案などについて報告を受けるとともに、
県立橿原公苑リニューアル整備や保育料の無償化についての質疑が行われ、市町村における
部活動指導員配置への支援として、子どもたちによい指導を受けさせてあげるためにも、国の補助限度額に加えて、県独自に予算を確保し、部活動指導員1人当たりの報酬を上げる検討をされたいとの要望がありました。 以上のような経緯を踏まえ、以下、4点について、さらなる要望するものであります。一
国民スポーツ大会・
全国障害者スポーツ大会の開催については、できる限り県内での競技開催比率を高めた開催をしていく必要があることから、競技会場地の選定に当たっては、県が主となって市町村と競技団体をまとめ、検討を進められたいこと。また、老朽化している施設が多いことから、大会開催を契機に会場地市町村の施設整備が促進されるよう支援策を検討されたいこと。一 県立橿原公苑の
リニューアル整備に当たっては、施設の老朽化、駐車場の不足、バリアフリーへの対応が不十分であることを踏まえ、利便性がよく活用しやすい、快適に観戦できるような環境づくりに努めるとともに、
国民スポーツ大会・
全国障害者スポーツ大会及び大会後の県の
スポーツ拠点として活用していく上で、アリーナの規模等、県としてどのような整備が必要か十分に検討されたいこと。一 女性支援の
相談窓口体制においては、地域間格差の解消を進めるとともに、相談支援を充実されたいこと。また、必要な予算を確保し、相談員の処遇改善を行われたいこと。一 保育人材の確保については、保育需要の拡大や保育の質向上のため、保育士確保がこれまで以上に重要になることから、市町村や国の動向も踏まえ、検討を進められたいこと。 なお、今後も、当委員会においては、所管事項に関することについて、引き続き慎重に審議を行ってまいりたいと考えております。 以上、中間報告といたします。
○議長(岩田国夫) 次に、南部・
東部地域振興対策特別委員長の報告を求めます。--34番田中惟允議員。
◆34番(田中惟允) (登壇)南部・
東部地域振興対策特別委員会における、これまでの調査並びに審査の経過についてご報告申し上げます。 委員会設置以来、南部・
東部振興基本計画に関することについて、県内の実情を含め、各般にわたり調査並びに審査を行ってまいりました。 まず、初度委員会においては、令和5年度主要施策の概要について詳細な説明を受けるとともに、奥大和というブランディングの名称について、分かりやすく、奈良県の南部・東部地域をイメージしていただけるよう、検証・検討されたいとの意見がありました。 次に、9月定例会においては、県外からの交通アクセスが容易な東部地域の広域周遊観光を進める
ゲートウェイ拠点の在り方や、保護者が安心して子どもを送り出せる総合寄宿舎の整備、
南和広域医療企業団の運営等についての質疑が行われました。 また、過疎化が進む南部・東部地域においては、路線バスの維持や市町村運営の
コミュニティバスや
デマンドタクシーの運行が厳しい状況にあるため、公共交通の維持・確保について検討されたいとの意見がありました。 次に、県内調査として令和3年4月に開校した奈良県フォレスターアカデミーと、令和5年5月に開庁された明日香村役場の新庁舎において調査を行いました。また、
南部振興議員連盟との共催で、「
奈良県議会南部振興議員連盟及び南部・
東部地域振興対策特別委員会と奈良県知事、並びに
南部東部地域関係市町村長との懇談会」を開催し、各地域の課題を市町村長等から直接お聞きしました。 次に、12月定例議会においては、南部・東部地域の中学校の部活動の地域移行や、河川の
堆積土砂対策等について質疑が行われました。また、南部地域への
アクセスルートの整備について、過疎化が進む中、地域の観光資源を生かし、県内外からの交流人口を増やすためにも、タイミングを逸することのないよう取り組まれたいとの意見がありました。 また、委員間討議では、南部・東部地域と同じ課題を抱える市町村の一部地域との連携の在り方について意見が交わされました。 次に、2月定例会においては、令和6年度の新規事業を中心に質疑がありました。また、国道169号下北山村上池原地内の崩土による通行規制が長期間となる見込みであることから、沿線地域の経済的な影響に対する支援を検討されたいとの意見がありました。 以上のような経緯を踏まえ、以下、5点について、さらに要望するものであります。一 脱炭素社会の構築のためには、森林の保全と森林資源の循環利用が重要であるため、林業就業者の確保・育成や、未利用間伐材の効率的・効果的な搬出支援等に取り組まれたいこと。一 南部・東部地域にある高等学校は地理的な条件から生徒確保が厳しい状況にあるため、各校の魅力や特色がより多くの中学生に伝わるよう対策を講じられたいこと。一 来年に迫った大阪・関西万博は、国内外からの来場者に奈良県の南部・東部地域を訪れてもらう、またとない機会であるため、万博の来場者をこの地域へ効果的に誘客する取組を進め、南部・東部地域の振興につなげられたいこと。一 市街化調整区域は、農地や森林を守る等の役割も果たしている一方で、有効活用できる土地が規制の対象となり、過疎地域において振興の妨げとなっている場合があるため、地域の実情に即した規制の在り方等を検討されたいこと。一 南部・東部地域において深刻な鹿による獣害を減らすため、捕獲数を増やす新たな対策を検討されたいこと。また、全国的に熊の出没が相次いでおり、県内でも多数目撃されていることから、人的被害が出ないよう、しっかりと対応されたいこと。 なお、今後も、当委員会においては、所管事項に関することについて、引き続き慎重に審議を行ってまいりたいと考えております。 以上、中間報告といたします。
○議長(岩田国夫) 次に、総合防災対策特別委員長の報告を求めます。--41番藤野良次議員。
◆41番(藤野良次) (登壇)総合防災対策特別委員会における、これまでの調査並びに審査の経過についてご報告申し上げます。 委員会設置以来、防災力向上及び県土の強靱化に関することについて、県内の実情を含め、各般にわたり調査並びに審査を行ってまいりました。 まず、初度委員会においては、大規模広域防災拠点の整備に係る予算執行停止を受け、防災拠点の規模、滑走路の必要性等について検証していくべきとの意見がありました。 次に、9月1日には県内調査として、五條市の県有地について、また、田原本町社会福祉協議会駐車場ほか雨水貯留施設において、奈良県平成緊急内水対策事業の概要について調査を行ったところであります。 次に、9月定例会においては、平成緊急内水対策事業を早急に完了するよう、水害対策に積極的に取り組むことについて、また、災害時における被害状況の把握や、復旧・復興への迅速な対応のため、引き続き市町村との連携を図ることについて要望がありました。さらに、本県に必要な広域防災拠点の内容・適正な規模について議論を深めていく必要があるとの意見がありました。 これを受け、11月2日には県内調査として、県の広域防災拠点である、宇陀市総合体育館・下北山スポーツ公園・吉野川浄化センターにおいて、各施設の防災拠点としての機能について説明を受け、本県の防災力の現状と課題について調査を行ったところであります。 次に、12月定例会においては、災害対応に当たる職員の食料等を確保すべきとの意見や、大規模広域防災拠点整備事業については、緊急防災・減災事業債を活用した事業であることを十分認識し、真剣に検討してもらいたいとの要望がありました。 次に、12月18日には県内調査として、大規模広域防災拠点整備事業に係る取得用地である五條市の県有地において、予定されていた事業概要の説明を受け、土地の規模や現況について調査を行ったところであります。 次に、2月9日には、知事が新たな中核的広域防災拠点等について発表したことを受け、臨時委員会を開催し、防災力の強化について議論が交わされました。県立橿原公苑の中核的広域防災拠点としての活用や、五條市の県有地の防災機能についての意見がありました。また、知事には、地権者や周辺住民に対し、誠実に説明するよう要望がありました。 次に、2月13日には、防災力強化の取組は喫緊の課題であることから、知事に対し、広域防災拠点に関する提言を行い、地元地権者等への丁寧な説明と、議会と議論を深めることを求めました。 次に、2月定例会においては、能登半島地震を踏まえ、五條市の防災拠点の在り方について再度議論すべきとの意見や、県の防災力を高めるため、民間と連携するなど、災害対応訓練のさらなる充実を図るべきとの意見がありました。 以上のような経緯を踏まえ、以下、4点について、さらに要望するものであります。一 大規模災害時に、物資や人員の支援を受け入れる施設の適切な設置場所や規模、必要な機能等について、県全体の在り方を深く検討されたいこと。一 五條市の県有地の活用方針の決定に当たっては、その検討状況について、地元へも丁寧に説明されたいこと。一 健常者や障害者に関係なく、県民の生命・財産を守るため、市町村の個別避難計画策定や、女性や子ども目線での円滑な避難所運営等について、市町村に積極的に支援されたいこと。一 県内市町村と情報共有し、県民が安全な生活を送れるよう、引き続き水害対策に積極的に取り組まれたいこと。 なお、今後も、当委員会においては、所管事項に関することについて、引き続き慎重に審議を行ってまいりたいと考えております。 以上、中間報告といたします。
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○議長(岩田国夫) 次に、2番川口信議員より、意見書第4号、防災・減災、国土強靭化対策の継続と拡充を求める意見書決議方の動議が提出されましたので、川口信議員に趣旨弁明を求めます。--2番川口信議員。
◆2番(川口信) (登壇)意見書第4号、防災・減災、国土強靭化対策の継続と拡充を求める意見書(案)につきましては、意見書案文の朗読をもって提案にかえさせていただきます。 意見書第4号 防災・減災、国土強靭化対策の継続と拡充を求める意見書(案) 元日に発生した令和6年能登半島地震は、最大震度7を観測し各地に甚大な被害をもたらした。 この地震により尊い人命と多くの家屋が失われたが、救援救助における初動において、道路が寸断されたことにより、半島地域という地理的な事情もあり、迅速な復旧作業や支援物資の輸送が必要であるにもかかわらず、長期間にわたり被災者が孤立し不自由な生活を余儀なくされた。 近い将来、高い確率で南海トラフ地震が発生すると予測されている中、奈良県においても他人事ではなく、南海トラフ地震など大規模自然災害が発生すれば、能登地方と同様に県南部地域等では土砂の崩落等による道路をはじめとするライフラインの寸断によって救援救助活動が長期化することが心配されている。加えて、本県平野部には奈良盆地東縁断層帯等が存在し、大地震発生に伴う被害も心配されている。 また、令和5年12月に吉野郡下北山村の国道169号において、2名が死傷する斜面崩壊が発生し長期にわたって通行止めとなる等、南部・東部地域を中心に、依然として災害に脆弱な道路が多数存在し、頻繁に通行規制を実施せざるを得ない状況にある。 現在、令和7年度までを実施期間とする防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策により、災害リスクや地域の状況等に応じてハード対策とソフト対策の両面から着実に実施してきたところであるが、本県においては、対策が必要とされる箇所は今なお多数存在するため、引き続き継続的に防災・減災、国土強靭化対策を効果的かつ集中的に取り組んでいかなければならない。 加えて、地方においては、地域住民の安全・安心を確保し国土強靭化対策を担う建設業等の体制整備も必要不可欠である。 よって、国におかれては、次の事項において措置されるよう強く要望する。一 防災・減災、国土強靭化5か年加速化対策期間が終わった後も、昨今の甚大な被害をもたらす地震や豪雨災害等の状況を踏まえ、継続的かつ集中的に防災・減災、国土強靭化の取組を進めるため、必要な事業規模を十分確保した国土強靭化実施中期計画を令和6年内の早期に策定すること。二 道路、電気、通信、上下水道等のライフラインの寸断等能登半島地震による甚大な被害に鑑み、国土強靭化実施中期計画の策定に当たっては、国土強靭化の対象事業を拡大するとともに、さらなる耐震化の推進や災害時における代替路線の整備を計画的かつ加速して行うこと。また、資材価格の高騰及び賃金水準の上昇も踏まえ、5か年加速化対策を上回る予算の確保等、対策の抜本的強化を図ること。なお、その配分に当たっては、社会資本整備の遅れが見られる地域に十分配慮すること。三 令和6年度末に期限を迎える緊急浚渫推進事業債、令和7年度末に期限を迎える緊急防災・減災事業債、緊急自然災害防止対策事業債については、延長するとともに、地方の実情に沿った、より活用しやすい地方債制度にする等、地方財政措置を拡充すること。四 建設業における労働環境の改善を進め、人材の確保及び育成並びに次世代への技術力の継承に向けた環境整備に積極的に取り組むこと。五 社会資本の適切な整備及び管理に加え、激甚化・頻発化する大規模自然災害に即応するため、国の地方整備局を含め、現場に必要な人員の確保並びに体制の維持及び充実を図ること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和6年7月3日 奈良県議会 何とぞ、議員各位のご賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(岩田国夫) 27番
大国正博議員。
◆27番(大国正博) ただいま川口信議員から提案されました意見書(案)に賛成いたします。
○議長(岩田国夫) 42番森山賀文議員。
◆42番(森山賀文) ただいま川口信議員から提案されました意見書(案)に賛成します。
○議長(岩田国夫) ただいまの動議は、成規の賛成があって成立しました。 よって、直ちに議題とします。 お諮りします。 意見書第4号については、2番川口信議員の動議のとおり決することに、ご異議ございませんか。 (「異議なし」の声起こる)
○議長(岩田国夫) ご異議がないものと認め、さように決します。
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○議長(岩田国夫) 次に、3番芦高清友議員より、意見書第5号、刑事再審制度の改正を求める意見書決議方の動議が提出されましたので、芦高清友議員に趣旨弁明を求めます。--3番芦高清友議員。
◆3番(芦高清友) (登壇)意見書第5号、刑事再審制度の改正を求める意見書(案)につきましては、意見書案文の朗読をもって提案にかえさせていただきます。 意見書第5号 刑事再審制度の改正を求める意見書(案) 2023年(令和5年)3月13日、袴田ひで子氏請求による袴田巖氏についての再審請求事件(袴田事件)において、東京高等裁判所は、再審開始を認める決定を行い、この決定は確定した。 本事件は、2014年(平成26年)に静岡地方裁判所で再審開始決定がなされた後も、上級審の判断が二転三転し、9年経過してようやく再審が開始されることとなった。現在、静岡地方裁判所において再審公判が進行中である。 この間、袴田事件を含む多くの再審請求事件の審理を通じて、現行の再審請求制度には、次のような重大な欠陥があることが明らかになった。 第1に、再審請求の事実調べが裁判所の職権に委ねられていて、係属した裁判所において審理の運営がまちまちになっていることである。デュープロセスを重視して当事者主義的な運用を行う裁判体がある一方で、弁護人に十分な手続関与の機会を認めないまま棄却決定をする裁判体もあり、このような意味での再審格差が問題となっている。かかる再審格差が生じる原因は、再審請求における事実調べについては、職権主義による規定が僅かに1か条あるだけで、全てが裁判所の裁量に委ねられているところにある。したがって、再審請求の審理、とりわけ事実調べについてデュープロセスの理念による手続規定を整備することは重要な課題である。 第2に、再審請求に関して、検察の手持ち証拠の証拠開示制度がないことである。検察が開示した証拠が有力な新証拠となって再審開始につながった事件は多い。最近の事件だけでも、袴田事件のほか、布川事件、日野町事件、松橋事件などが存在する。確定判決の誤りを正し、冤罪を救済するためには、検察の証拠開示が必要不可欠であるところ、現行法には規定がなく、再審請求後の裁判所の裁量による検察に対する勧告により開示がなされるにとどまっている。また、再審請求の前段階では、検察が任意に応じない限り開示はなされない。これでは、冤罪の救済という再審制度の目的が達成できない。 第3に、再審開始決定に対する検察官の不服申立てを認めているために、再審請求審が長期化することである。現行の再審制度が専ら冤罪の救済のために存在していることは、憲法上の要請に基づくものであるから、速やかな冤罪被害者の救済を図るべきである。他方、再審請求審は、再審を開始する事由があるかどうかを審理する手続であり、有罪か無罪かを審理する手続ではない。そうであるならば、再審開始決定に対する検察官の不服申立てを認めなくとも、開始された再審そのものの手続内において、検察官が有罪を維持するために必要と考える主張・立証を行えば足りるものであると言える。前述袴田事件でも、検察官の抗告により、再審開始決定からその確定までだけでも9年を経過していることからも分かるとおり、検察官の不服申立てにより再審請求審が長期化することは多く、とりわけ袴田事件について言えば、既に高齢になっている袴田氏の状況を考えると、かかる審理の長期化は、深刻な人権侵害と言うべきである。 よって、国におかれては、次の事項について、刑事再審制度の改正を強く要望する。一 再審請求審の事実調べについて、デュープロセスに基づく当事者主義を基調とした手続規定を創設すること。二 再審請求の前後を問わず、検察の手持ち証拠の開示制度を創設すること。三 再審開始決定に対する検察官の不服申立て制度を廃止すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和6年7月3日 奈良県議会 何とぞ、議員各位のご賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(岩田国夫) 26番
亀甲義明議員。
◆26番(亀甲義明) ただいま芦高清友議員から提案されました意見書(案)に賛成をいたします。
○議長(岩田国夫) 43番山村幸穂議員。
◆43番(山村幸穂) ただいま芦高清友議員から提案されました意見書(案)に賛成します。
○議長(岩田国夫) ただいまの動議は、成規の賛成があって成立しました。 よって、直ちに議題とします。 お諮りします。 意見書第5号については、3番芦高清友議員の動議のとおり決することに、ご異議ございませんか。 (「異議なし」の声起こる)
○議長(岩田国夫) ご異議がないものと認め、さように決します。
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○議長(岩田国夫) 次に、14番藤田幸代議員より、意見書第6号、地域におけるこども誰でも通園制度の制度拡充等を求める意見書決議方の動議が提出されましたので、藤田幸代議員に趣旨弁明を求めます。--14番藤田幸代議員。
◆14番(藤田幸代) (登壇)意見書第6号、地域におけるこども誰でも通園制度の制度拡充等を求める意見書(案)につきましては、意見書案文の朗読をもって提案にかえさせていただきます。 意見書第6号 地域におけるこども誰でも通園制度の制度拡充等を求める意見書(案) こども誰でも通園制度は、子育て家庭の多くが孤立した育児の中で不安や悩みを抱えており、支援の強化を求める意見がある中、全ての子どもの育ちを応援し、子どもの良質な育成環境を整備するとともに、全ての子育て家庭に向けて、多様な働き方やライフスタイルに関わらない形での支援を強化するため、月一定時間までの利用可能枠の中で、就労要件を問わず時間単位等で柔軟に利用できる新たな通園給付制度である。 具体的な制度設計に当たっては、基盤整備を進めつつ、地域における提供体制の状況も見極めながら、令和7年度には法制度化し、令和8年度には法律に基づく新たな給付制度として全自治体で実施すべく、令和5年度から各地で試行的な事業が行われている。 地域の実情に合わせた速やかな制度の導入に加え、育児と多様な働き方やライフスタイルの両立の推進のために、政府に対して、次の事項についての特段の取組を求める。一、実施事業所が不足する地域では、十分な受入先を確保するための施策を講じること。 試行的事業の職員配置や設備基準は、認可保育所並みの水準となっているが、認可保育所等の実施事業所が不足している地域においては、制度の導入推進を図るためにも職員の配置や設備基準を満たすための財政的措置を含む支援策を講じること。一、自治体によって1人当たりの利用時間の上限を増やせるようにすること。 試行的事業では、補助基準上の1人当たり利用時間の上限は10時間としているが、それぞれの自治体における乳幼児数や地理的特性によって、利用時間のニーズにばらつきが生じることが想定される。こうした中、全国の市町村で実施する給付制度とすることを前提としながら、自治体によって地域差が生じることについてどのように考えるのかといった論点も含め、利用時間の在り方について検討すること。一、障害児や医療的ケア児を受け入れられるようにすること。 障害児や医療的ケア児とその家族を支援する観点や保護者の事情により通園ができない乳幼児についても家庭とは異なる経験や家族以外と関わる機会を創出する観点から、こども誰でも通園制度においても障害児や医療的ケア児の受入れを認めること。一、重層的な見守り機能が発揮されるような制度設計とすること。 こども誰でも通園制度を地域資源の1つとして整備し、こども誰でも通園制度と合わせて、地域に多様な子育て支援サービスを整え、潜在的待機児童の解消も視野に入れた重層的な見守り機能が発揮されるような制度設計とすること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和6年7月3日 奈良県議会 何とぞ、議員各位のご賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(岩田国夫) 12番斎藤有紀議員。
◆12番(斎藤有紀) ただいま藤田幸代議員から提案されました意見書(案)に賛成します。
○議長(岩田国夫) 18番中川崇議員。
◆18番(中川崇) ただいま藤田幸代議員から提案されました意見書(案)に賛成いたします。
○議長(岩田国夫) ただいまの動議は、成規の賛成があって成立しました。 よって、直ちに議題とします。 お諮りします。 意見書第6号については、14番藤田幸代議員の動議のとおり決することに、ご異議ございませんか。 (「異議なし」の声起こる)
○議長(岩田国夫) ご異議がないものと認め、さように決します。
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○議長(岩田国夫) 次に、26番亀甲義明議員より、意見書第7号、聴覚補助機器等の積極的な活用への支援を求める意見書決議方の動議が提出されましたので、亀甲義明議員に趣旨弁明を求めます。--26番亀甲義明議員。
◆26番(亀甲義明) (登壇)意見書第7号、聴覚補助機器等の積極的な活用への支援を求める意見書(案)につきましては、意見書案文の朗読をもって提案にかえさせていただきます。 意見書第7号 聴覚補助機器等の積極的な活用への支援を求める意見書(案) 今日、社会の高齢化に比例して、難聴の方も年々増加している。難聴は認知症の危険因子の1つと言われており、また難聴になると、人や社会とのコミュニケーションを避けがちになり、その後社会的に孤立する可能性も懸念される。 この難聴対策として補聴器が知られているが、一般的に補聴器と呼ばれているものは、収集した音を増幅して外耳道に送る気導補聴器であり、一方で様々な原因で外耳道が閉鎖している方には、骨導聴力を活用する骨導補聴器が用いられてきた。 近年、これら2種類の補聴器に加えて、耳の軟骨を振動させて音を伝える軟骨伝導等の新しい技術を用いたイヤホンが開発された。この聴覚補助機器は、従来の気導・骨導補聴器では十分な補聴効果が得られない方や、装用そのものが難しい方に対しての新たな選択肢となった。 このように、様々な難聴者に適用できる聴覚補助機器等の選択肢が整った今、政府に対して、我が国のさらなる高齢化の進展を踏まえて、認知症の予防とともに、高齢者の積極的な社会参画を実現するために、次のとおり聴覚補助機器等の積極的な活用を促進する取組を強く求める。一、難聴に悩む高齢者が、医師や専門家の助言の下で、自分に合った補聴器を積極的に活用する環境を整えること。一、耳が聞こえにくい高齢者や難聴者と円滑にコミュニケーションを取れる社会の構築を目指し、行政等の公的窓口などに、合理的配慮の一環として聴覚補助機器等の配備を推進すること。一、地域の社会福祉協議会や福祉施設との連携のもと、聴覚補助機器等を必要とする人々への情報提供の機会や場の創設等、補聴器を普及させる社会環境を整えること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和6年7月3日 奈良県議会 何とぞ、議員各位のご賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(岩田国夫) 11番若林かずみ議員。
◆11番(若林かずみ) ただいま
亀甲義明議員から提案されました意見書(案)に賛成いたします。
○議長(岩田国夫) 7番山田洋平議員。
◆7番(山田洋平) ただいま
亀甲義明議員から提案されました意見書(案)に賛成いたします。
○議長(岩田国夫) ただいまの動議は、成規の賛成があって成立しました。 よって、直ちに議題とします。 お諮りします。 意見書第7号については、26番
亀甲義明議員の動議のとおり決することに、ご異議ございませんか。 (「異議なし」の声起こる)
○議長(岩田国夫) ご異議がないものと認め、さように決します。
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○議長(岩田国夫) 次に、43番山村幸穂議員より、意見書第8号、加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的補助制度の創設を求める意見書決議方の動議が提出されましたので、山村幸穂議員に趣旨弁明を求めます。--43番山村幸穂議員。
◆43番(山村幸穂) (登壇)意見書第8号、加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的補助制度の創設を求める意見書(案)につきましては、意見書案文の朗読をもって提案にかえさせていただきます。 意見書第8号 加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的補助制度の創設を求める意見書(案) 加齢性難聴は、人とのコミュニケーションが取りづらく、家庭でも社会でも孤立しやすくなり、人との会話や人と会う機会が減ってしまう。これは生活の質を落とす大きな原因になり、また、認知症のリスクを高める要因の1つと言われている。 加齢性難聴は誰にでも起こる可能性があり、高齢社会において対応が求められるが、根本的な治療法はなく、補聴器相談医の指導の下に適切な補聴器を選ぶことが大切とされている。 しかし、補聴器の使用率は、価格の点もあり低い数値にとどまっている。 今、高齢者の社会参加の促進が言われているが、聞こえにくいということは大きな障害となり、対応が求められる。 加齢性難聴者に対する補聴器購入の推進を図ることで、生活の質を落とさず心身とも健やかに過ごすことができ、社会参加への意欲が高まることや認知症の予防を含め、健康寿命の延伸、医療費の抑制にもつながることが期待される。 よって、国においては、加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的補助制度を創設するよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和6年7月3日 奈良県議会 何とぞ、議員各位のご賛同を賜りますようによろしくお願いいたします。
○議長(岩田国夫) 1番永田恒議員。
◆1番(永田恒) ただいま山村幸穂議員から提案をされました意見書(案)に賛成いたします。
○議長(岩田国夫) 41番藤野良次議員。
◆41番(藤野良次) ただいま山村幸穂議員から提案されました意見書(案)に賛成します。
○議長(岩田国夫) ただいまの動議は、成規の賛成があって成立しました。 よって、直ちに議題とします。 お諮りします。 意見書第8号については、43番山村幸穂議員の動議のとおり決することに、ご異議ございませんか。 (「異議なし」の声起こる)
○議長(岩田国夫) ご異議がないものと認め、さように決します。
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○議長(岩田国夫) 次に、43番山村幸穂議員より、意見書第9号、女性差別撤廃条約選択議定書の速やかな批准を求める意見書決議方の動議が提出されましたので、山村幸穂議員に趣旨弁明を求めます。--43番山村幸穂議員。
◆43番(山村幸穂) (登壇)意見書第9号、女性差別撤廃条約選択議定書の速やかな批准を求める意見書(案)につきましては、意見書案文の朗読をもって提案にかえさせていただきます。 意見書第9号 女性差別撤廃条約選択議定書の速やかな批准を求める意見書(案) 国連で1979年に採択された女性差別撤廃条約は、ジェンダー平等を実現するための最も重要な国際基準であり、日本は1985年に批准している。その後、女性差別撤廃条約の実効性を担保するために、付属の条約として1999年に国連で採択されたのが「選択議定書」である。選択議定書を批准すれば、条約上の権利を侵害され、性差別を受けたにもかかわらず国内で救済されなかった人が、国連の女性差別撤廃委員会に「個人通報」することが可能になる。通報を受けた委員会は、それが条約上の違反に当たると認定すれば当事国に対して見解を出し、勧告することができる。このことは、法改正や司法の判断への影響を通じて、女性差別撤廃条約の内容が確実に、私たちの暮らしに届く契機になる。 しかし、現在、女性差別撤廃条約の締約国189か国中115か国が選択議定書を批准している中で、日本はまだ批准していない。 国は、第5次男女共同参画基本法において「女子差別撤廃条約の選択議定書については、諸課題の整理を含め、早期締結について真剣な検討を進める」としているが、既に20年余り「検討」以上の進展がなく、このままでは日本のジェンダー不平等は改善されない。 こうした中、各国の男女間格差を示すジェンダー・ギャップ指数について、初めて公表された2006年以来、日本は0.65前後で推移しており、完全な平等を示す1.0に向かう傾向が全く見られない。当時80位だった世界ランクは下がり続け、2023年には146か国中125位で過去最低となった。このことは、この20年近く、男女の格差をなくすための有効な策が講じられなかったことを示している。 女性差別撤廃条約選択議定書の批准は、この現状を変え、女性の権利を国際基準にする重要な第一歩である。女性差別撤廃委員会は、これまで日本政府に対して選択議定書の批准を繰り返し求めてきた。 女性差別撤廃条約の締約国は、自国の条約実施状況を報告する義務があるが、今年10月には、日本政府の報告に対して8年ぶりに女性差別撤廃委員会の審議が行われる。日本が「ジェンダー平等後進国」である現状に鑑み、これを契機として、この審議までに選択議定書の批准を実現すべきである。 よって、国会及び政府においては、女性差別撤廃条約選択議定書を速やかに批准するよう強く求める。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和6年7月3日 奈良県議会 何とぞ、議員各位のご賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(岩田国夫) 14番藤田幸代議員。
◆14番(藤田幸代) ただいま山村幸穂議員から提案されました意見書(案)に賛成いたします。
○議長(岩田国夫) 40番阪口保議員。
◆40番(阪口保) ただいま山村幸穂議員から提案されました意見書(案)に賛成します。
○議長(岩田国夫) ただいまの動議は、成規の賛成があって成立しました。 よって、直ちに議題とします。 お諮りします。 意見書第9号については、43番山村幸穂議員の動議のとおり決することに、ご異議ございませんか。 (「異議なし」の声起こる)
○議長(岩田国夫) ご異議がないものと認め、さように決します。 以上の意見書については、会議規則第41条の2の規定により措置することにします。 しばらく休憩します。
△午後2時14分休憩
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△午後2時52分再開
○議長(岩田国夫) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議事審議の都合により副議長と交代します。 (副議長池田慎久、議長岩田国夫に代わり議長席に着く)
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○副議長(池田慎久) 次に、36番岩田国夫議員から議長の辞職願が提出されましたので、この許可の件を議題といたします。 お諮りします。 36番岩田国夫議員の議長辞職を許可することに、ご異議ありませんか。 (「異議なし」の声起こる)
○副議長(池田慎久) ご異議がないものと認めます。 よって、36番岩田国夫議員の議長辞職は、許可することに決しました。 岩田国夫議員のご挨拶があります。
◆36番(岩田国夫) (登壇)議長を辞任するにあたりまして、一言ご挨拶申し上げます。 昨年5月臨時議会におきまして、多数の議員各位のご推挙により、議長の要職に就かせていただきました。この間、議員の皆様方をはじめ理事者の皆様方の温かいご支援、ご協力を賜り、無事その大任を果たすことができましたこと、厚く御礼申し上げます。 今後とも、奈良県の発展のため努力してまいりたいと存じますので、これまで同様ご指導、ご鞭撻をお願い申し上げ、簡単ではございますが、辞任のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○副議長(池田慎久) ただいまより議長選挙を行います。 なお、選挙の方法は、投票によることとします。 次に、会議規則第24条の規定により、議場の出入口を閉鎖します。 (議場閉鎖) なお、ただいまの出席議員数は42人であります。 次に、投票点検のため、 5番 星川大地議員 14番 藤田幸代議員 21番 浦西敦史議員 の3名を立会人に指名します。 被指名人に、ご異議はないものと認めます。 次に、投票用紙を配付します。 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。 また、被選挙人の氏名は、投票用紙の枠内に記載してください。 なお、同一の名字の議員については、フルネームで記載願います。 (投票用紙配付) 投票用紙の配付もれはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、投票箱を点検します。 (投票箱点検) 異常なしと認めます。 これより投票に移ります。 まず、立会人の方から、ご投票願います。 (立会人投票) 次に、1番永田恒議員から、順次ご投票願います。 (各議員投票) 投票もれはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) これをもって投票を終了します。 次に、投票を点検します。 立会人に点検をお願いします。 (投票点検) 投票人員42人、投票総数42票、符合しております。 開票します。 (開票) 開票の結果を報告します。 投票総数42票、有効投票41票、白票1票、無効投票0票です。 有効投票のうち 中野雅史議員 27票 松尾勇臣議員 13票 山村幸穂議員 1票 以上のとおりです。 この選挙の法定得票数は11票です。したがいまして、中野雅史議員が議長に当選されました。(拍手) これをもって、議長選挙を終了します。 議場の閉鎖を解きます。 (議場開鎖) 次に、ただいまご当選の中野雅史議員から就任のご挨拶があります。
◆37番(中野雅史) (登壇)議長就任に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げたいと思います。 このたび、多数の議員各位のご支持により、議長に選出いただき、誠に光栄に存じますとともに、職責の重大さに身の引き締まる思いでございます。 この上は、微力でございますが、奈良県の発展とそれに向けた円滑な議会運営のため、最善の努力をしてまいる所存でございます。議員の皆様並びに知事をはじめ理事者の皆様方には、何とぞ格別のご指導とご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げまして、就任のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
-------------------------------- (議長中野雅史、副議長池田慎久に代わり議長席に着く)
○議長(中野雅史) 次に、23番池田慎久議員から副議長の辞職願が提出されましたので、この許可の件を議題といたします。 お諮りします。 23番池田慎久議員の副議長辞職を許可することに、ご異議ありませんか。 (「異議なし」の声起こる)
○議長(中野雅史) ご異議がないものと認めます。 よって、23番池田慎久議員の副議長辞職は、許可することに決しました。 池田慎久議員のご挨拶があります。
◆23番(池田慎久) (登壇)副議長の辞任に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 昨年5月臨時議会におきまして、多数の議員の皆様のご推挙をいただき、副議長に選出をいただきました。以来今日まで、議員の皆様方の温かいご指導、ご鞭撻と、知事をはじめ関係各位のご協力をいただき、副議長の職責を果たすことができました。厚く御礼を申し上げます。 簡単ではございますが、辞任のご挨拶とさせていただきます。皆様、どうもありがとうございました。(拍手)
○議長(中野雅史) ただいまより副議長選挙を行います。 なお、選挙の方法は、投票によることとします。 次に、会議規則第24条の規定により、議場の出入口を閉鎖します。 (議場閉鎖) なお、ただいまの出席議員数は42人であります。 次に、投票点検のため、 5番 星川大地議員 14番 藤田幸代議員 21番 浦西敦史議員 の3人を立会人に指名します。 被指名人に、ご異議はないものと認めます。 次に、投票用紙を配付します。 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。 また、被選挙人の氏名は、投票用紙の枠内に記載してください。 なお、同一の名字の議員については、フルネームで記載願います。 (投票用紙配付) 投票用紙の配付もれはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 次に、投票箱を点検します。 (投票箱点検) 異常なしと認めます。 これより投票に移ります。 まず、立会人の方から、ご投票願います。 (立会人投票) 次に、1番永田恒議員から、順次ご投票願います。 (各議員投票) 投票もれはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) これをもって投票を終了します。 次に、投票を点検します。 立会人に点検を願います。 (投票点検) 投票人員42名、投票総数42票、符合しております。 開票します。 (開票) 開票の結果を報告します。 投票総数42票、有効投票41票、白票1票、無効投票0票です。 有効投票のうち 川口延良議員 27票 清水 勉議員 13票 山村幸穂議員 1票 以上のとおりです。 この選挙の法定得票数は11票です。したがって、川口延良議員が副議長に当選されました。(拍手) これをもって、副議長選挙を終了します。 議場の閉鎖を解きます。 (議場開鎖) 次に、ただいまご当選の川口延良議員から就任のご挨拶があります。
◆22番(川口延良) (登壇)副議長就任に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 ただいま、多数の議員の皆様のご支援によりまして、副議長に選出いただきましたこと、身に余る光栄であり、心より感謝を申し上げます。 この上は、微力ではございますが、議長を補佐し、奈良県の発展のため全力で任務に精進してまいる所存でございます。何とぞ、皆様の格別のご指導とご協力を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、就任のご挨拶とさせていただきます。(拍手)
○議長(中野雅史) しばらく休憩します。
△午後3時29分休憩
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△午後6時21分再開
○議長(中野雅史) 休憩前に引き続き会議を開きます。 この際、お諮りします。 特別委員会の委員の辞職及び同選任を本日の日程に追加することに、ご異議ありませんか。 (「異議なし」の声起こる)
○議長(中野雅史) ご異議がないものと認め、さように決します。 まず、常任委員会、議会運営員会の委員長、副委員長及び委員並びに特別委員会の委員長及び副委員長から、それぞれ辞職願が提出されておりますので、この許可の件を議題とします。 お諮りします。 各委員長、副委員長及び委員の辞職は、これを許可することに、ご異議ありませんか。 (「異議なし」の声起こる)
○議長(中野雅史) ご異議がないものと認め、さように決します。
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○議長(中野雅史) 次に、私、37番中野雅史が
観光振興対策・
地域公共交通対策等特別委員会委員の辞職願を提出しましたので、この許可の件を議題とします。 お諮りします。 私、37番中野雅史委員の辞職を許可することに、ご異議ございませんか。 (「異議なし」の声起こる)
○議長(中野雅史) ご異議がないものと認め、さように決します。
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○議長(中野雅史) 次に、常任委員会、
議会運営委員会の委員長、副委員長及び委員並びに特別委員会の委員長、副委員長及び委員の選任を議題とします。 お諮りします。 この選任については、議長からの指名推選の方法により、行いたいと思いますが、ご異議ありませんか。 (「異議なし」の声起こる)
○議長(中野雅史) ご異議がないものと認め、さように決します。 よって、常任委員会、
議会運営委員会の委員長、副委員長及び委員並びに特別委員会の委員長、副委員長及び委員は、お手元に配付の委員会名簿のとおり指名します。 被指名人に、ご異議ありませんか。 (「異議なし」の声起こる)
○議長(中野雅史) ご異議がないものと認めます。 よって、それぞれ指名のとおり選任されました。
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○議長(中野雅史) 次に、本日、知事から議案2件が提出されました。 議案送付文の写し並びに議案をお手元に配付しておりますので、ご了承願います。
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○議長(中野雅史) 次に、令和6年度議案、議第78号及び議第79号を一括議題とします。 議案については、知事の提案理由説明、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ありませんか。 (「異議なし」の声起こる)
○議長(中野雅史) ご異議がないものと認めます。 なお、採決については議案ごとに行います。 まず、令和6年度議案、議第78号、「副知事の選任について」お諮りします。 本案については、原案に同意することに決して、ご異議ありませんか。 (「異議なし」の声起こる)
○議長(中野雅史) ご異議がないものと認め、本案はこれに同意することに決しました。
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○議長(中野雅史) 次に、令和6年度議案、議第79号「監査委員の選任について」お諮りします。 本案については、原案に同意することに決して、ご異議ありませんか。 (「異議なし」の声起こる)
○議長(中野雅史) ご異議がないものと認め、本案はこれに同意することに決しました。 (被選任予定者着席)
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○議長(中野雅史) 次に、湯山壮一郎副知事のご挨拶があります。 自席からお願いいたします。
◎副知事(湯山壮一郎) ただいま、議長並びに議員の皆様方のご配慮によりまして、このようにご挨拶の機会をいただきまして大変恐縮に思っております。 総務部長、そして副知事として3年間大変温かく皆様にご指導いただきました。まずは、何よりもそのことについて心から御礼申し上げたいと思います。 このたび、国に戻りますけれども、引き続き職責を果たすべく、精いっぱい努めていく所存でございます。その際には、奈良で頂戴した貴重な経験と、それから皆様とのご縁を大切にしていきたいと、このように思っております。引き続きのご指導、ご鞭撻をいただければ幸いです。 また、先ほどご同意いただきました西村副知事、それから清水副知事に対しましても、私以上のご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。 最後になりましたけれども、議員の皆様方のご健康とますますのご活躍、それから、私が大好きなこの奈良県の発展を心より祈念申し上げまして、私の退任の挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。(拍手)
○議長(中野雅史) 次に、ただいま副知事の選任同意を与えました西村高則総務部長のご挨拶があります。 自席からお願いをいたします。
◎総務部長(西村高則) ただいま、選任の同意を賜りまして、誠にありがとうございます。 甚だ微力ではございますけれども、奈良県の発展のために全力を尽くしてまいりたいと、このように考えております。今後とも、より一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。どうもありがとうございました。(拍手)
○議長(中野雅史) 次に、同じく副知事の選任同意を与えました清水将之県土マネジメント部長のご挨拶があります。 自席からお願いをいたします。
◎県土マネジメント部長(清水将之) 選任のご同意を賜りまして、誠にありがとうございます。 もとより微力ではございますが、奈良県の発展のために誠心誠意努力してまいります。議員の皆様におかれましては、温かいご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。(拍手)
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○議長(中野雅史) 次に、「議員派遣の件」を議題とします。 お諮りします。 本件については、会議規則第95条の規定により、お手元に配付のとおり議員を派遣することに、ご異議ありませんか。 (「異議なし」の声起こる)
○議長(中野雅史) ご異議がないものと認め、さように決します。
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○議長(中野雅史) 次に、常任委員会の閉会中審査事件について、お諮りします。 奈良県議会委員会条例の所管事項のとおり常任委員会に閉会中の審査を付託することとし、その期間は次期定例会開会までとしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声起こる)