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令和3年第130回定例会(第2日目) 本文 開催日:2021年12月14日
令和3年第130回定例会(第2日目) 名簿 開催日:2021年12月14日

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  1. 香美町議会 2021-12-14
    令和3年第130回定例会(第2日目) 本文 開催日:2021年12月14日


    取得元: 香美町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    2021年12月14日:令和3年第130回定例会(第2日目) 本文 最初のヒットへ(全 0 ヒット)                               午前9時30分 開議 ◎議長(西谷 尚) おはようございます。  ただいまの出席議員は15人であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。      ──────────────────────────────  日程第1 会議録署名議員の指名 ◎議長(西谷 尚) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、香美町議会会議規則第125条の規定により、議長において、松岡大悟君、西谷高弘君を指名します。      ──────────────────────────────  日程第2 諸般の報告 ◎議長(西谷 尚) 日程第2 諸般の報告を行います。  本日の議事日程はあらかじめ議場配付しておりますので、ご確認ください。  次に、徳田喜代子君より入院治療のため欠席する旨、届出がありましたので、許可いたしております。      ──────────────────────────────  日程第3 一般質問 ◎議長(西谷 尚) 日程第3 一般質問を行います。  お諮りいたします。  一般質問の方法は一問一答方式で、質問時間は答弁を除き1人30分以内といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  それでは、そのように執り行います。
     順次、議長において指名し、発言を許可いたします。  議長よりお願いしておきます。一般質問は大所高所からの政策を建設的立場で議論するべきものです。単に事務的な見解をただすにすぎないようなものとか、制度の内容説明やお願いや要望するようなものではなく、簡明にして、しかも内容ある次元の高い質問を展開していただきたいと思います。なお、当局におきましても、的確、明快な答弁をお願いしておきます。  それでは初めに、東垣典雄君の一般質問を行います。  東垣典雄君。 ◎東垣典雄(6番) おはようございます。議長の許可を得まして、令和3年第130回12月定例会一般質問をさせていただきます。議席番号6番、東垣典雄でございます。よろしくお願いいたします。  それでは、今回の一般質問、3項目を質問させていただきます。まず第1項目といたしまして、農業の担い手育成を問うものでございます。香美町の稲作農家は高齢化と後継者不足という問題に直面しています。農業に就業している人口の減少は農地の耕作放棄地の増加を招き、集落の景観保持とコミュニティーの維持ができなくなります。  (1)農業の担い手育成の取組は進んでいるかを問うものです。1)香美町の現状と課題を伺います。2)新規就農・経営継承総合支援事業の取組を伺います。  (2)集落営農組織の法人化を問うものです。1)集落営農組織の法人化への取組を伺います。2)農業近代化施設整備事業の成果と課題を伺います。3)担い手だけでは地域は守れない。兼業農家のグループ営農への組織化はどうかを伺います。4)スマート農業、主にラジコン草刈り機への取組はどうかを伺います。  町長の所見をお伺いいたします。 ◎議長(西谷 尚) 質問は終わりました。町長の答弁を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) それでは、東垣議員のご質問にお答えをいたします。  議員のご指摘のとおり、農業者の高齢化や後継者不足により地域農業の衰退、農村景観保全と農村集落の活動に対する影響が懸念されます。若者の人口流出、営農離れなど農業者の減少と遊休農地の増加傾向にあり、今後の地域農業の継続を行う上で、担い手を中心に地域が一体となり地域の現状と課題を共有し、地域の将来計画を話し合うことが一番重要だと考えております。  香美町の現状と課題につきましては、担い手となる認定農業者のうち半数は60歳以上であり、さらなる担い手不足が進むと考えられることから、定年帰農や定年を数年で迎える兼業農家など次世代の担い手確保、育成を図ることが重要であると考えております。新たな担い手確保、育成のための支援であります新規就農・経営継承総合支援事業農業次世代人材投資事業補助金で3例、畜産農家が2例、耕種農家1例の交付を行っております。米価の下落と設備投資に多額の費用が必要であることから、稲作と高収益作物、農産物加工などを行うなどの経営の複合化を進めることも必要であり、県普及センターなど関係機関と共同し研究、指導に取り組んでまいります。  集落営農組織の法人化への取組につきましては、多様な担い手確保対策としての事業でこれまでは集落営農の組織化に重点を置いてまいりましたが、いずれの集落も高齢化が進み、集落内の農家だけでの営農継続、農地保全が困難な状態となっているほか、近年では、集落を超えた出作、入作も増えております。このような状況から、小学校区など集落を越えた広域的なエリアでの営農活動も視野に入れ、地域の農地保全に意識を持った法人格を有する組織化を支援することで、将来に向けて持続的、安定的に営農継続できるよう、今年度より制度を創設し取り組んでおります。7月に講師を招き、法人化セミナーを開催し、認定農業者、組織の代表など25名の参加を頂いております。また、11月には県主催の法人化相談会があり、法人化セミナーに参加されていた1名の方が出席をされ、法人化に向けて現在検討を進めておられます。県と連携し、法人化の設立に向け支援してまいりたいと考えております。  農業近代化施設整備事業の成果と課題につきましては、今年度、多くの申請を頂き、支援を行ったところでございます。申請をされなかった他の農業者からも支援に対する要望をお聞きしており、当事業について一定の評価を頂いており、作業の効率化、規模拡大につながるものと考えております。認定農業者、法人格を有する集落営農組織等への支援にめどが立ちましたら、次は規模拡大を考える次代の担い手である若手農家等への支援についても考えるところであります。  担い手だけでは地域は守れない、兼業農家のグループ営農への組織化はどうかにつきましては、前述のとおり、地域に住む方々で農村、農地をどのように守っていただくかが一番重要と考えます。その話合いの中で、次代の担い手となる兼業農家の組織づくりや、今後も安定的に営農が継続できる法人化組織の設立にも検討を頂けたらと考えております。その組織設立や機械等の整備に対しては支援をしてまいりたいと考えております。  次に、スマート農業ラジコン草刈り機への取組でございます。町が行っている農業近代化施設整備事業を活用いただき、今年度の申請があった中にもトラクター用草刈り機インプルメントの導入も行っております。各メーカーにより研究開発が進められておりますが、ラジコン草刈り機等スマート農業機械の導入には多額の費用がかかるため、個人での導入は負担が大きくなることからも共同経営運営組織の設立の検討を行っていただきたいと考えております。町といたしましても、要望があればこれまでと同様に出向き、農地中間管理事業と利用権設定の2つの方法等による農地の集積、集約に向け集落と一緒に検討してまいりたいと考えております。また、新たな課題等については、兵庫県や兵庫県農業会議など関係機関と連携し対処してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 町長の答弁は終わりました。質問はありませんか。  東垣典雄君。 ◎東垣典雄(6番) 農業の担い手の関係ですけれども、まず米の値段ですけれども、コロナ禍の中で下がってきております。2020年度産の生産費が新聞に発表されていました。毎年、生産費を調査しておるんですけれども、2020年度ですから令和2年度産の米ですけれども60キロ当たりが全国平均で1万5,046円というふうに発表されていました。前年度より109円下げられておるようです。それで、令和2年度の米の値段を調べてみましたら、村岡のほうで「つちかおり」というふうなことでコープこうべと契約をしておる米があるんですけれども、30キロ8,200円、60キロで1万6,400円ということですので、生産費は「つちかおり」を作れば生産費部分は出るというふうに思うんですが、みかた棚田米といって普通に作っておる米でしたら60キロが1万4,000円の値段でした。ですから、生産費も出ないというふうな状況になっております。それで、政府がというか国が求めておるのは担い手とするのは、認定農業者がいる15ヘクタール以上の形態を目標にしておるようです。そうすると、生産費をどれぐらいに抑えれるかというと、目標は9,600円と出しています。だから、米の値段が下がっても60キロ当たり9,600円の目標をしとると。ですが、今ではまだ1万895円の生産費というふうになっております。これを見ますと、認定農業者がいる15ヘクタール以上の経営体、香美町で果たしてそれが目標として該当というか、取り組めるかどうかといったらなかなか難しい面があるというふうに思います。  この生産費、こういうふうに出ておるんですけれども、食管法の頃はこの生産費を基に米価闘争をした経過があります。今は食糧法でございますので自由に米が売れるわけですので、こういうふうな生産費になっております。ですから、なかなか担い手をつくっていくということが難しい時代にはなっておると思います。それと、米の消費も先日のお米の食味のコンテストのときにも言っておられましたが、1人当たり1年間に50キロぐらいが消費量というふうなことで、だんだん消費量も落ちてきておるというふうなことで、なかなか稲作農家で経営をしていこうと思ったら大変な時代になっているというふうに思うわけです。それで、今、認定農業者の平均年齢も60歳を超えているという、平均年齢といいますか、60歳を超えた認定農業者の方がもう60歳を超えていると。その次、次代の稲作農家の担い手をどうするかということは一番の課題であろうというふうに思います。  それで、中山間地のところで本当にいろいろと取組がされておりまして、幸い多面的機能の発揮とか中山間地直接支払制度というふうなもので取組を、私のほうでは中山間がほとんどですので取組をさせていただいております。それで、これも情報ですけれども、中山間地の直接支払制度の中で、中山間地の取組をしている市町村にアンケートを取ったようです。そしたら、小規模、集落協定の数が十以上あって、かつ取組面積が5ヘクタール未満の協定が3割を超える市町を対象に148市町村を対象に集落協定の継続にどう取り組んでいるかといいますか、どう思われるかということを聞いたようです。  現在は、昨年度から2020年度から第5期に入っております。2025年度から次期対策に移るんですけども、そのアンケートを見ますと、やっぱり継続は困難な協定があると答えた市町村が48%ある。それと、取組面積の減少が見込まれる協定があると答えた市町村が36%、合わせて84%が2025年度に新たに中山間地域直接支払制度の継続に不安を持っているという市町村があるというふうに出ております。  この辺の状況を踏まえて、果たして担い手をどういうふうに育てていくか、それから、担い手育成をしていくかというふうなことは大変難しい事態になっているというふうに思います。来年度から農水省のほうでも新たな政策が出ると思うんですけれども、今現在、こういう状況の中で、担い手の育成というふうなことで取組をせざるを得んというところがあると思うんですけれども、今、答弁を頂きましたように、これといってなかなか対策、それから、すぐにということにはならないでしょうけれども、法人化をする研修会、それから、相談会に来られて1名の方が法人化に向けてというふうなことを取組をされているということを聞きました。  今後、どういうふうな方向でされるかを再度、町長にお尋ねをいたしたいと思います。担い手育成をどういうふうな方向で。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 議員から、ご質問の中でおっしゃいますように、大変難しいことでございます。中山間地地域が大部分の本町にあっても、例えば佐津谷の大きな区画整理のできた地域の水田でさえ担い手がないような部分もできてまいりました。これは、先ほどの議員からのご指摘のとおり、生産にかかる経費というものは、やはり中山間地域、棚田だとか狭い小さな田んぼが集積があるような場所はもっと生産費は高くなると思います。香美町の中でも最も優良な地域となるような佐津谷の水田地域も担い手に困るような時代になってまいりました。ただ、それに呼応して、香美町としても大型機械の導入だとか、農業生産法人だとか集落営農に対します支援の策は少しずつ拡充してまいりましたものが、農業者の皆さんにも理解を頂いて喜んでいただいたりしておりますし、水路の改修についても、時限的ではありますが今後の生産者に負担がかからないような取組も少しずつではありますが、まだ農業者の皆さんが満足していただけるだけのものはできておりませんが、方向としては農林課を中心にいかに集落営農組織あるいは認定農業者の皆さん、あるいは今後、やりがいを持って農業を続けていただけるような体制に持っていくか、少しずつ進めてまいりたいというふうに思いますが、一気にこれを全部解決するような担い手の育成というのはなかなか難しいと思いますが、ただ、公務員やサラリーマンをなさっておられた方が定年を待たずに退職をして新たに農業に向かっていかれるという方々もちらほら見えてまいりましたので、そういう方々を、今後、町としてどういうふうに支援をして、その地域の中核的な担い手として育成をするのかということが課題であろうかと思います。議員が持っておられるようなご懸念や心配も我々も持っておりますけれども、皆さんのご意見を受けて、できるだけ農業者に喜んでいただけるような政策を今後も進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を頂きますようお願いいたします。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 東垣典雄君。 ◎東垣典雄(6番) この間の町政懇談会の中でも小規模農家への補助というふうなことで質問が出ておりました。認定農業者や営農組織の大型機械購入に対する補助制度があるようですが、今後はそのような縛りをなくして小規模で農業を続けているような人の機械購入に対しての補助の考えはないかというふうなことで、新しくつくった農業機械の購入に対する支援策というふうなことで町長が答弁をされております。認定農業者や法人化した組織などに対し、今までより補助率を上げ、耕作放棄地をできるだけ発生しないように取り組んでいただく事業です。個人が購入する機械を対象とするとなると、他産業職業で頑張っておられる人との整合性が取れませんので、そうした支援策は町では考えておりませんというふうな答弁をされております。  この方も、旧村岡町では大型の農業をされておりますし、旧村岡町ではあの辺はいい田んぼの一つでございました。こういうふうに、まだ、個人でも農業を続けていきたいという意欲がある方がおられるということは大変ありがたく思っております。先日、香美町のお米の食味コンテスト、122点の出品があったというふうなことでございます。やはりおいしい米を作りたい、それから、農業を真剣に考えておられる方がたくさんまだおられるということに大変ありがたいなというふうなことは思っております。  それで、今の認定農業者の関係でございますが、どうしても認定農業者になる経営的な数値からいくと、畜産農家は認定農業者になりやすいんです。耕種農家というのはどうしても認定農業者になりにくいと。認定していただくのが大変だと。面積的にも相当面積を持たなければ、経営的な認めてもらうところまでいかないというふうなところがあります。その辺も感じながら担い手をどういうふうにするかというふうなことでございます。  あと、一緒になっちゃうんですけれども、これまでは、集落営農組織ということで、担い手というふうなことをされてきたと思うんですけれども、この集落営農組織も高齢化してきておりまして、その中でも、やはりこうして熱心な農業の人をどういうふうに育てていくか、それからグループ化をしていくかということがこれからの農業の中心に考えなければいけないかなというふうに私は思うわけです。  それで、今、農業近代化施設整備事業補助金認定農業者の方がこれまでいろいろ感じておられました認定農業者になっても、そういうふうな何かメリットといいますか、認定農業者になったということを感じることがないというふうなことがありましたので、こういうふうな新規の事業もされたというふうに思います。この事業については、相当の成果があったというふうなことで評価はさせていただきたいと思います。  それで、今、農業に熱心に取り組んでおられる方で集落営農組織、この法人化をしていくというふうなこともあるんです。その中で、農業近代化設備事業の補助金の関係ですけれども、採択基準が認定農業者、左に準じる法人格を持った集落営農組織、それから農業法人になっております。現行といいますか、これまでは5戸以上の共同施行者、それから認定農業者になっておりました。この法人格を持ったというふうな一つの認定基準をつくった意図といいますか、目指すものはどういうことだったのでしょうか。町長にお尋ねをいたします。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 先ほど再質問の冒頭でも東垣議員からもご指摘がありました。例えば認定農業者にならず、認定されてなくてもたくさんの農地を耕作されている方もありますし、生産の規模ということではありません。意欲的に農業に取り組む、自らの立場を認定農業者とすることでさらに意欲を持っていただく。ただ、そういうことには関係なく、たくさん農地を耕作なさっている方にも、できれば町としては一定の基準を設けて支援策をつくっておるわけでございますから認定農業者になっていただきたい。あるいは、集落営農の組織の中核のメンバーとして参加をしていただきたい。そういう方々には、やはりこれからの持続可能な農業についての中核的なキーパーソンとして頑張っていただくという意味でそういうふうな基準をつくっておるわけでございます。  先ほど議員からも、耕種農家はなかなか認定農業者にはなりにくいということでございますが、ただ、畜産にいたしましても果樹園芸にいたしましてもこれは規模だけということではありません。意欲を持ってその地域の中核的な担い手として、認定農業者になりたい方は基準は面積だけではないというふうに考えておりますから、様々な形で新たな農業に取り組むことが評価されて認定農業者として認定されるという場面もございますので、そういう方向で考えていただければというふうに考えております。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 町長の答弁は終わりました。質問はありませんか。  東垣典雄君。 ◎東垣典雄(6番) 本当に面積をたくさん作っておられても認定農業者になっておられないという方もあると思います。その中で、集落営農組織がなかなか法人化できないというのは、集落営農組織も高齢化してきておると思うんです。それで、ここに農業法人等組織化支援事業補助金法人経営単位というのがあるんですけれども、今、たくさん面積を作っておられる方、それから、認定農業者になってないけども作っておられる方でも、法人にしようと思ったら、経営単位を「小学校区等、又は旧町を越える広域的エリアを原則」というふうにされとるわけです。ちょっとハードルが高いように私は思います。もっと法人化を進めていくのであれば、この単位をもう少し考えて、ここに書いてありますように、私が書いておりますように、担い手だけではなかなか地域の農地を守っていくことができなくなってくる。ですから、兼業農家の方でも法人化して農業近代化施設整備事業の補助金が受けられる。そういうふうな法人化を進めるということがこれから必要ではないかなと私は思うわけです。担い手だけ、言い換えれば、担い手に農地が集約すればするほど環境的に、水路もそうですけれども、水路を守るのも人数が少なくなるわけです。これまで10人で水路を管理しておったのが、担い手1人になれば、これは1人になってくるわけです。今、これで3年目になるんですけど、水路の改善に75%の補助を出すということで、確かに本当に水路の改修について評価ができるというふうに思います。水路を管理していかなければ本当に農地を守ることができませんし、そういうふうな形を取るべきだというふうに思います。その中で、集落の中でも、今現在少ない農地を田んぼを作っておる人でもグループ化をして法人化して、その法人化の中で農業近代化設備整備事業補助金が受けられるような形を取るべきだというふうに私は思うわけです。  特に、集約すればするほど、今現在見ておりますのに、たくさん作っとる人は、佐津のほうはいいんですけども、条件のいい水田だったら大体水張面積の5%ぐらいが畦畔らしいです。条件が悪いところは30%ぐらいがあぜなんです。畦畔なんです。その畦畔がなかなか管理ができないわけです、集約すればするほど。そういうふうな状況になってきておるというのが現状ではないかなというふうに思います。  それで、認定農業者にもなかなかなりにくい。それから、兼業農家でそこまでのことはできないというふうな兼業農家の方もグループ化して法人化していく方向を求めたいと思いますが、町長、どう思われますか。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 小規模農家のグループ化、議員のおっしゃることも分かりますけども、これは役場がどうこうしろというものではありません。地域の中で、今後のその地域、自分たちの地域の農業をどう守っていくか、主体的に地域の皆さんが、兼業農家ばかりの集落でも集落営農組織は設立可能でございますし法人化も可能でございますから、そういう中にあって、我々の地域は農地を守るためにこれからどうしていこうという自発的な取組が主体でございますから、役場がここはこうしていただきたい、ここはこうしていただきたいというものではありませんから、様々な側面的支援をするのが行政の役目でございます。地域の皆さんでその地域の農業を守っていくのはどういう形が最もふさわしいのかは、その地域の皆さんに考えていただくべきことというふうに思っておりますので、そういう対応をして、できるだけ支援体制も整えて兼業農家の集まりの小規模農家の集まりでも、集落営農組織だとか法人化に移行していただけるような取組を支援するような考え方を持って今後も取り組んでまいります。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 東垣典雄君。 ◎東垣典雄(6番) ここに書いてありますように、グループ営農から法人化へということで、実は農業法人もあるんですが、本年10月1日から施行されます労働者協同組合法というのがあります。労働者協同組合をつくっていただく。法人です。この組合は準則主義というふうなことで、法人をつくる場合は行政庁の認可が必要でしたが、労働者協同組合は法人設立の要件が整っていれば届出だけでいいというふうになっております。ですから、法人格を取得できる準則主義、組合員は最少3人から設立できるというふうになっておるようです。この辺の法人化をすることを勧めて、ここにある小学校区等、又は旧町を越えるというふうな法人の経営単位を少し下げていただいて法人化を勧めるということをして、次のスマート農業、畦畔の管理なんかを組合をつくって管理をしていくということを求めたいと思いますが、町長、どう思われますか。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 先ほど申しましたとおり、今、議員からご指摘のあった、今年の10月からそういうものもできるようになる。どの手法をもって取り組むかはそれこそその方々の選択の中にございますので、あなた方はこの10月から施行された法律にのっとった組織でしていただきたいとか、そういうことを役場が言うわけでありませんから、その小グループなり個々の農家の集まりの中で、自分たちの集落営農でいくのか、自分が集約した農地を認定農業者として担っていくのかというものは農業者自体の選択でございますから、今、議員からご指摘のあった今年の10月からの体制を選ばれる方はその方向になさったらいいですし、我々としては、そのことでもって新たな農業法人ができたり新たな取組をなさるグループができたりすることは歓迎すべきことでございますから、これは農業者の皆さんの選択によるというふうに思っております。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 東垣典雄君。 ◎東垣典雄(6番) その中で、経営単位というのを少し見直していただければというふうに思いますので、そういう法人化しやすい経営単位に見直していただくことを求めてこの1問目は終わります。  次の有害鳥獣対策を問うということで、県のまとめでは、野生鳥獣による農林業被害額は2年連続で減少しているとのこと。柵やわなの設置を進め、鹿の捕獲頭数は増加している。しかし、生息頭数の減少にはなっていない。引き続きの対策の強化が求められている。  1)といたしまして、但馬地域の5市町が今年3月に鳥獣被害対策協議会を設立されているが、その成果と課題を伺う。  2)狩猟期間中も香美町では有害捕獲として対応、その成果を伺います。  3)鹿、イノシシと車との衝突事故が増加している。社会インフラとして道路への侵入防止対策が必要ではないかを尋ねるものです。 ◎議長(西谷 尚) 質問は終わりました。町長の答弁を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) それでは、東垣議員の次のご質問でございます。  但馬地域鳥獣被害対策協議会は、但馬地域における鳥獣被害防止対策を市町が連携、広域で実施することにより鳥獣被害の軽減を図ることを目的として設置をされました。協議会では、現在北但を中心に生息頭数が増加をしておりますニホンジカを対象に捕獲を実施する鹿部会、各市町の河川における内水面漁業被害をもたらしているカワウを対象に捕獲を実施するカワウ部会の2つの部会が活動をしております。鹿部会では、10月9日に香住区御崎地内の山中において町内外の狩猟者25名で銃猟、巻狩り猟を行い、ニホンジカ14頭を捕獲いたしました。カワウ部会では、矢田川におけるエアライフルを使用した効果的な捕獲方法を確立するため、調査及び捕獲活動を実施いたしました。捕獲なしという結果に終わりましたが、大乗寺橋付近のカワウを狙撃する地点の選定が完了し、令和4年度以降の活動に向け、調査を行っております。  令和3年度より、狩猟期においてもニホンジカに限り有害捕獲員に有害鳥獣捕獲許可を出しております。町内での鹿生息頭数の増加を鑑み、捕獲頭数のさらなる増加を目的としたものでございます。  有害捕獲期間の延長により捕獲頭数の増加を見込んではおりますが、狩猟期が始まったばかりであり、現時点での成果は不明でございます。高速道路など通行車両の速度域が比較的高く、通常人などが立ち入る場所でない道路については人や動物による道路への立入り防止を目的として柵を設置している場合がございます。一方、町道など一般的に車両や人が往来する道路については、動物侵入防止柵の効果的な設置箇所やその範囲の選定等が非常に困難であると考えております。以上のことから、町道のような自動車や人が混在する道路に動物侵入防止柵を設置していくことは難しいと捉えております。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 町長の答弁は終わりました。質問はありませんか。  東垣典雄君。 ◎東垣典雄(6番) 但馬の5市町で協議会をつくっていただけたということは大変評価をさせていただいて、以前にも協議会を設立したらというふうな質問も申し上げました。本当にたくさんの頭数を捕獲しておるんですけども、なかなか生息数が減ってこないというのが現状だろうというふうに思います。報告の中でも、本当にたくさん2,000頭から鹿も捕っていただいておりますし、これで大変成果は上がっておるというふうに感じておりますけれども、交通事故の関係をちょっと調査をしてみたんですけれども、交通事故の調査で、実は10月で、美方警察に聞きましたら全物損事故が79件、届けがある事故です。全物損事故79件、鹿との衝突が24件で32.9%の事故率で、本当に大変交通事故が発生しておるというふうに聞いております。  それで、私が求めたいのは、これまでは農地にワイヤーメッシュ等の補助はあるんですけれども、交通事故を防止しようと思いましたら柵をするのが一番ですけれども、なかなか集落としても対応ができないというふうなことで、この補助制度の中の町道等の修繕に係る原材料支給の中にこのワイヤーメッシュの設置費用、原材料ですので、そういうふうなものも入れることができるように求めたいというふうに思います。原材料支給、町道の地元の人で設置をすると。これまでは農地には設置をしておりますけれども、農地に絡めて、町道がほとんど農地ですのであるんですけれども、原材料支給に該当するように求めたいと思いますが、町長、どう思われます。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 基本、町道の管理者は香美町でございますので、柵を設置しようとする方は管理者ではありませんから、ご自分の農地を守るための柵とは全然意味の違うことでございますし、何千キロ延長がある町道を柵で囲うということは物理的にも無理でございますから、そのことについては対応はしかねます。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 東垣典雄君。 ◎東垣典雄(6番) 集落で取り組む町道等の修繕に関わる原材料支給、今も町道、各集落で修繕するのに原材料上限10万円で出していただいておる。その中の材料に該当するように考えていただくことを求めたいと思いますが。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 集落にその対応をお願いするというわけにもまいりませんし、先ほど申しましたように、町道の延長、ところどころだけ柵をしても、今、議員がおっしゃいます鳥獣外の侵入防止の役には立たないというふうに思いますので、なかなか難しいことだと思います。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 東垣典雄君。 ◎東垣典雄(6番) 原材料の支給の中に入れていただくように求めて、次の質問に入ります。  蘇武トンネル線の実証運行について問うということで、住民の要望が強かった蘇武トンネル線の実証運行が12月6日から24日までの平日に運行されております。実証運行から本格運行への取組を伺うものです。  1)として、高齢化社会の進行の中、移動手段の確保や観光客が利用しやすい公共交通として期待が大きい実証運行の状況を伺う。  2)として実証運行から本格運行への取組を伺うものです。 ◎議長(西谷 尚) 質問は終わりました。町長の答弁を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) それでは、東垣議員の次のご質問でございます。  実証運行の状況でございます。今月6日から24日までの平日15日間で実施をされます蘇武トンネル線の実証運行は、兵庫県と但馬3市2町等で構成する但馬地域公共交通活性化協議会が実施をするものでございます。11月9日に開催をされました令和3年度第1回、但馬地域公共交通活性化協議会で素案が示されました但馬地域公共交通計画における地域住民の暮らしを支える移動手段を確保するための施策の一つとして、地域住民の通学や通院、買物などの利便性向上や観光客の移動手段の確保を検討することとしていることから、市町域を越えたバスの運行を検討するために実施されるものでございます。  12月6日から10日までの5日間の利用状況につきましては、6日が12人、7日が10人、8日が9人、9日が18人、10日が15人、合計で64人、1日当たりの平均利用者数は12.8人でした。本格運行に向けた取組につきましては、12月1日に行われた兵庫県知事定例記者会見で知事から発表がありましたが、今回の実証運行の利用状況や利用者からの意見等を踏まえ、令和4年度以降に検討を進めることとなっております。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 町長の答弁は終わりました。質問はありませんか。  東垣典雄君。 ◎東垣典雄(6番) 私も先週5日間、昨日も乗りました。村岡高校の生徒の募集の関係でも、やっぱり豊岡方面から通学が可能というふうな一つの村岡高校の生徒数の確保というふうな面も大分あるというふうに、この間、村岡高校と村岡区の区長協議会と話の中でそういうふうなことを感じております。ひとつ本格運行にご尽力いただけますように求めて質問を終わります。 ◎議長(西谷 尚) 以上で東垣典雄君の一般質問を終わります。  次に、見塚修君の一般質問を行います。  見塚修君。 ◎見塚 修(11番) おはようございます。見塚修でございます。師走に入り、早中旬、その中旬の季節となりました。師走は先生も走るという大変忙しい時期、今頃であろうと思います。行政においては、次年度の予算編成のための大変忙しい時期、この頃だと思っております。山側ではスキーシーズン、海側ではカニスキシーズンと町は活気づく季節でもあります。コロナ禍を吹っ飛ばし、町の経済がよみがえることを期待するものです。  それでは、第130回香美町議会12月定例会の一般質問をいたします。コロナ禍を克服し活力あるまちづくりを求めて、今回でパート3でございます。  1つ目、安心・安全・活力編でございます。道路整備について伺います。本町にとって安心・安全に通行できる道路は最も重要なインフラの一つであると考えます。次の3点は合併前からの懸案事項でその道路整備が進んでいないと考えております。今後、町民の安心・安全と本町の活力づくりの基盤である道路の整備をいつ、どう進めようと考えているのか伺います。  1つ、主要地方道香住村岡線大乗寺バイパスの2期工事について伺います。これは、9月議会でもお尋ねしましたので、その後の進展状況等も含めてお願いしたいと思います。
     2つ目、町道小原1号線の拡幅改良について。  3つ目、町道和佐父線と主要地方道香住村岡線との交差点改良について。また、本年9月議会で一般質問いたしました通学路の安全性確保に向けての進捗状況について伺います。  以上、伺います。 ◎議長(西谷 尚) 質問は終わりました。町長、教育長の答弁を求めます。  初めに、町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) それでは、見塚議員のご質問にお答えをいたします。  1点目の道路整備についてのご質問にお答えをいたします。主要地方道香住村岡線につきましては、平成26年9月に境バイパス1期を、平成27年11月に大乗寺バイパス1期がそれぞれ供用開始された後、現在、境バイパス2期が本年度の供用開始に向け鋭意工事が進められております。  ご質問いただきました大乗寺バイパス2期につきましては、兵庫県の社会基盤整備プログラムによりますと、現時点では、社会経済情勢の動向を見極め事業化を検討する箇所とされております。そのため、本年も8月23日に長井地区区長会により新温泉土木事務所へ要望会が行われ、その中で、地域の熱い思いを聞く場を設けてほしいとの要望を受け、先月12日に新温泉土木事務所と地元代表者等による意見交換会が開催され、出席者からは地元目線での現状を訴えるとともに、事業に対する熱意や必要性等を直接県に伝えるよい機会であったとの声を伺っております。また、今後、社会基盤整備プログラムの改定時に合わせ、後期計画に位置づけていただくため、地域の一体感、醸成感を強くアピールすることが重要であり、そのためには、大乗寺バイパス2期早期実現決起大会の開催が不可欠であると確認され、3月の開催に向け、第1回目の実行委員会が今月20日に開催されるように聞いております。  次に、小原1号線の拡幅改良についてでございます。3町合併後、2か所の部分拡幅を行うとともに、本年度は、主要地方道香住村岡線との交差部について香住側から町道へ進入が容易になるよう隅切り部の床板を広げる工事を行う予定にしております。全線拡幅の要望も地元から頂いておりますが、現時点では、事業化については待避所の設置等も含め今後の課題として考えたいと考えております。  次に、和佐父線についてでございます。合併前から合併後にかけまして、香住村岡線から集落に至る間の才ノ谷橋付近の改良工事を行うとともに、ご質問とは少し外れますが、本年度についても路肩の修繕や舗装修繕等適宜対応しているところでございます。  香住村岡線との交差部分についてでございますが、鋭角に交差していること、また、建物があることなどから見通しが悪い場所であることは十分認識しておりますが、現時点で具体的には計画をしておりませんが、関係区と協議を行っていきたいと考えております。道路管理者としましては、まずは交通の安全確保が最優先との考えから老朽化対策、災害防除等の事業を最優先としつつ、今後、同様の道路改良に関する要望に対し、優先度を考慮しながら引き続き検討してまいりたいと考えております。  次に、中野地内の歩道の整備でございます。現在の兵庫県の社会基盤整備プログラムでは、令和元年から5年の前期着手、令和6年から10年の工期完了となっております。引き続き、町としても県へ要望を行っていきたいと考えております。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 次に、通学路の安全確保について、教育長、前田毅君。 ◎教育長(前田 毅) 見塚議員の質問にお答えをします。  9月の議会でご質問いただきました長井小学校付近の歩道整備につきましては、香美町通学路安全推進会議で、道路管理者である新温泉土木事務所から歩道整備には優先順位があることや、現場は住宅移転や浅井谷橋拡幅が必要で早期対応は困難と言われております。対応は進んでおりません。  見塚議員からご提案のありました迂回路の整備についてですが、現地を確認しましたところ、住宅の裏の一部に落石防護柵がありますので、ルート的にはその防護柵の山側を通るか、住宅側を通るかの2通りが考えられると思います。山側を通る場合は、落石防護柵が設置してあるような場所ですので、安全面に関しては少し問題があると思われますし、住宅側を通る場合には畑や住宅の敷地などを通る必要性があり、また、落石防止柵が住宅に非常に近いところにあります。歩道の確保が難しいと思われる箇所もあるため、現在、土地の所有者の確認までは行いましたが、具体的な検討は進んでいない状況ですので、これまでから行っている登校時の見守り隊、下校時の教職員による引率を引き続きお願いし、児童の安全確保を図るようにしているところです。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 町長、教育長の答弁は終わりました。質問はありませんか。  見塚修君。 ◎見塚 修(11番) ご答弁ありがとうございました。  まず、1の大乗寺バイパス2期の関係ですが、9月議会で質問をさせていただきましたときにも、町長は、住民の気運を盛り上げていただくということで、建設課と一緒になって行動したいということで、そのことについて建設課長から説明があったわけですが、そのようなことで、住民の気運ということを町長、おっしゃいましたので、私は、9月議会後、長井地区区長会長などと会いまして、ぜひともその機運を盛り上げてほしいというお願いに行きました。そういう結果だろうというふうに思っているんですが、地元の行動といいますか、住民向けのお知らせ等にも11月12日に土木と建設課と長井区長会、そのほか4名、トータルで15、6人になりますか、意見交換会を11月12日にしたんだということで、そのときに決起大会は3月頃を予定しているんだというようなことがその区の住民には区長さんからビラで知らされておるということを聞いております。そういうことで、地元の機運もそういうことで高まっていますので、町長、今答弁がありましたように、ぜひとも3月、決起大会を開催して、あるいはこのことを県も一緒になって進めてほしいというふうに思っています。先ほど町長の答弁の中にもありましたように、県道事業、国道も含めてですが、新温泉土木事務所管内の道路整備というのは高規格道路を除いて着々と進んできておりました。事業そのものがなくなっていく可能性というのも十分ありますので、そうなると土木事務所の存在自体も危うくなってくる。そうすれば、もしなくなれば、この地域の道路事情もだんだんと悪化してくるんだろうというふうなことも考えられますので、ぜひとも事業の確保ということも含めて取り組んでいただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。そうした中で、社会基盤整備プログラム、社基プロの中の欄外に書いてあるわけですが、ぜひとも次の見直しが近くあるわけですが、それに入れてもらうことと同時に、それまでから調査設計等々も含めて早急に取り組んでいただきたいというふうに思っています。よろしくお願いしたいと思います。  それから、次に、2番目の小原の関係ですが、町長、ご存知ですか。この主要地方道と小原1号線との交差点でかつて町のマイクロバスが事故を起こした。もちろん人は乗っています。たまたま軽症で済んだわけですが。というような非常に見通しの悪い交差点でございます。地元は従来から拡幅を望んできたわけですが、平成合併後間もない頃、国のほうから自由に使っていい公金をやるよというようなことでこの道路の拡幅も考えたことがあったわけですが、入り口の用地買収が思うように進まなかったということで、途中に路肩をかさ上げするだけの待避所をつくったというような経緯がある。しかし、その後、地元は区民を挙げてあの道路を改良しないといけんと。全線改良でなかっても、特に入り口の改良はせなあかんというようなことで、用地の話も進めておられます。用地の話もオーケーだという話も聞いておりますので、ぜひともその入り口の改良を。それから、途中の部分も、全面改良まではいかなくても大型車両と普通車両が交差できるような待避所的なものの用地の話もされています。そのようなことも含めて、ぜひとも取り組んでいただきたい。今後の課題と考えているとおっしゃいますけど、コロナ禍で観光客そのものが減ってきている中で、この小原地区には遍照寺という花で有名なお寺で、たくさんの観光客も見えとる場所でございまして、バスでの来町をされる方もたくさんおられるというようなことも聞いていますので、そのようなことも含めてもう少し早急に取り組む必要があるんじゃないかというふうに思うんですが、再度、お考えをお願いします。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 今議員からご質問のありました小原の道路の関係でございます。大分前でございますけども、区長さんをはじめ区の役員さん方が町長室にお越しになって要望を伺いました。私どもは建設課長を含め、副課長と担当者と私とで内容は聞かせていただきました。議員がおっしゃいますように、遍照寺への参拝客もたくさんおられますこと、以前に事故があったこと、部分的に以前町が路肩を待避所として、普通車程度の待避所でございますが、できておりますことも含めて熱心に要望を頂きました。建設課長とまずはできることからということで、香住側の路肩の隅切りを今設計をしておるところでございますが、今、議員がおっしゃいますような大型車両、普通車が交差できるような待避所の設置というところにまで今踏み込んでおりませんが、今後、また地元の区長さんをはじめ役員さん方とも協議の上、例えば待避所の大型車両が退避できるような場所の土地の提供だとか全体の事業費、今では水路の蓋部分の強度も足らないということでございますから、概算の試算で道路拡幅には用地を考えずに、工事費だけでも4、5千万の費用がかかるというふうな試算を建設課からも頂いておりますから、現状の報告を区長さん方には申し上げておりますが、今後、土地提供も含めてどのような地元の支援が受けられるのか、あるいは町の財政状況がそれに応じて一気にそういうものの設置に対応できるのかも含めて再度検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◎議長(西谷 尚) 見塚修君。 ◎見塚 修(11番) 町長、先ほど言いましたように、一刻も早い対応をしていただきたいというふうに述べているんですが、町長を含めて副町長も建設課長も近々に地元に出向いて現場等々で地元関係者と協議されるというようなご予定はありませんか。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 要望には役場に来られましたが、私、直接現場を確認しておりませんので、年内に現場を確認して区長さん方と改めて要望の中身についてご説明いただいて検討させていただきます。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 見塚修君。 ◎見塚 修(11番) ぜひともよろしくお願いします。  それから、3つ目の主要地方道と町道和佐父線との交差点の関係ですが、町長おっしゃいましたように非常に鋭角で、なおかつ和佐父側から下りてきますと、香住側には建物があって見通しが非常に悪いというような場所であります。かつて合併前は、その鋭角を解消するのが非常に困難だということで、香住側からの進入路の計画もあったということも聞いておりますので、それには大きな橋もかけないといけませんから非常に大きな金がかかると思いますけど、何とか交通安全を考えれば命にも関わることでもありますので、何とかいい考えができるのかできないのか。逆の言い方をすれば、主要地方道を駐在所があったりするんですが、もう少し川側に振るとか何とかすれば鋭角を解消する方法というのも逆に出てくるのかなというふうなこともあったりしますが、町道だけで考えないで主要地方道も含めた考え方の中でそのような対策が取れるのか取れないのか、ぜひとも検討していただきたいと思うんですが、再度、ご答弁お願いします。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 和佐父線の関係につきましても、いろいろと従前から地元の要望、合併前からの青写真、構想も含めてあったようには聞いております。その後の経緯については、副町長も詳しく存じ上げておりますので、分かるところまでご説明を申し上げます。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 副町長、今井雄治君。 ◎副町長(今井雄治) それでは、町長の補足説明をさせていただきたいと思います。平成17年に合併したときに各3町の中でも継続してきた事業の中に、1つは、香住村岡線から和佐父線へつなぐ道路の拡幅ということで、大変香住村岡線から和佐父に向かう道路自体が鋭角以上になっている部分の解消の図面も計画もお聞きしているところでありますが、町長が先ほど答弁したとおり、香住側から和佐父線、今の橋梁のとこら辺に接続するという案でありました。相当壮大な費用と計画がかかる中で、その当時検討した部分でありますけれども、非常に多額の費用等がありまして、その当時、地区にもご説明する中で、現道の管理、安全対策を進めながら大きな事業についてはなかなか取り組めないというお答えもその当時させていただいた経過がございます。ただ、現在、先ほど町長の答弁の中にもありましたが、現道の、今年度は舗装であったり側溝の修繕等々も計画しとる部分でありますし、見通しの特に悪いのは、和佐父から出てきますと、香住から上がってくる車が非常に見通しが悪いというのが一番大きく左右されるという部分であります。ただし、見塚議員のほうからご質問ありました香住村岡線の道路管理者、県との道路の線形というのは非常にまた大きな壮大な要望になろうかと思いますが、それも含めてでございますけれども、今現道で可能な部分の安全対策を地区と協議しながら進めていきたいということでございますので、壮大な計画についてはその当時にご容赦いただいたという経過もありますので、補足説明とさせていただきたいと思います。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 見塚修君。 ◎見塚 修(11番) ぜひとも早い対応といいますか、もしできるなら早い対応をお願いしたいと思います。  それから次に、中野のことをおっしゃいました。工期には完了するんだということなので、ぜひとも早い着手、早い完了を求めるものであります。  次に、教育長から答弁のありました長井小学校線の関係ですが、迂回路、教育長は落石防止柵と言われたんですけど、柵は落石を止めるものそのものでございますけど、多分コンクリート擁壁があってその上に柵があるものだと思いますが、あれは治山事業でやった事業だろうというふうに思っています。住宅側が無理なら山側というのは、法面を整備すれば、治山事業というのは上に落石がある云々という考え方ではありませんので、その辺も含めて具体的検討をお願いできたらなというふうに思います。  9月議会では、町長答弁の中で、長井小学校の件については早急に教育長とも相談しながら検討していくということですので、具体的検討も含めてぜひともお願いといいますか、検討していただけたらというふうに思います。  私は、9月議会で一般的な通学路のことについても質問をしたんですが、千葉県であった結果でね。そうした中で、そのときにも質問にもさせていただいているんですが、通学路対策、国は10月をめどに作成をするんだという新聞報道等もあって、このことも含めて質問させていただいたんですが、国は通学路の安全確保と飲酒運転根絶に向けた取組が柱だと。10月末をめどに通学路の安全対策案を作成し、歩道の拡充やガードレールの整備などを進めるんだというふうに国は述べているんですが、その後、最近の情報ですと、この結果からして全国に1万か所の要整備箇所があったという報道がありました。そのうち早急な整備箇所は4,000弱の箇所があるんだということでの報道がありましたけども、本町ではどのようなところでどういう整備を検討しないとあかんのかというようなことがまとまっているはずなんですけども、そのことについてもお伺いしたいというふうに思います。 ◎議長(西谷 尚) 教育長、前田毅君。 ◎教育長(前田 毅) 見塚議員のご質問にお答えをします。  ご存知のとおりに6月28日に千葉県の八街で大きな事故がありました。それを受けて9月でもお話しいたしましたように、文部科学省、それから国土交通省、警察庁が例年行っている点検事業よりもさらに拡大して3点、見通しのいい道路で、それから幹線道路の抜け道になって速度が上がるというところ、それから、過去に事故に至らなくてもヒヤリハットのあったこと、これが2つ目だったと思います。それから、保護者見守り活動者、それから、地域住民からの改善要請と、この3点を例年の点検に加えて再点検してくれということで、先ほど見塚議員が言われたように、全国では1万件近くそれが出てきたというお話だったと思います。香美町におきましては、例年の点検も含めて35か所出てきております。これは、保育園や幼稚園や小学校、中学校からの点検箇所です。その中で、先ほど言いました再点検の場所です。要するにスピードが上がるとか見通しが悪いヒヤリハットという部分に関しては8か所、香美町において危険箇所ということで点検が行われております。特に見通しのよい道路、それから幹線道路の抜け道になっている道路、車の速度が上がりやすい、これが8か所出てきております。そのうちの1か所は重複するわけですけども、2番目の過去にヒヤリハットがあったというのが重複されています。小学校区の言い方をしますと、佐津小校区で1つ、それから、香住小校区で3つ、それから、射添小校区で4つと合計8か所ありました。そのうち、佐津の箇所に関して無南垣訓谷線のところなんですけども、そこは要するに対策実施担当としては安全教育、要するに学校、地域で今の安全対策を進めてほしいと。同じところが射添小学校の長瀬のところ。これも教育委員会、学校、地域で今までどおりの安全対策を行ってくださいと。残りの6か所に関しましては、新たに対策、実施担当のほうで横断歩道をつけますよとか側溝に蓋をかけますよとか何らかの対策が既に行われている、もしくはこれから行うという予定であるということで、8か所のうち6か所は既に実施済み、それから、2か所に関しては今の行っている安全対策を継続してくださいということで点検作業は本年度に関しては終了しております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 見塚修君。 ◎見塚 修(11番) 箇所数等々を教えていただきありがとうございます。全部で8か所のうち2か所は教育指導といいますか、含めた中で対応、6か所が要対応箇所。そうした中で、横断歩道を含めて6か所実施済みというのは、言ってみたら教育的な部分以外は全部済んだという考え方でいいのかどうか。それについて再度お願いします。 ◎議長(西谷 尚) 教育長、前田毅君。 ◎教育長(前田 毅) 今回残った6件に関しまして、実際に実施済みは1件です。5件に関しましてはこれから計画をするということで、先ほど言いましたように、それぞれの設置案というということで進んでおります。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 見塚修君。 ◎見塚 修(11番) 要整備箇所が5か所残っているんだというふうに理解できたんですが、子どもたちの命の問題でもあろうかというふうに思いますので早急に整備をしていただきたいというふうに思うんですが、町道ばっかりじゃなしに香住小と射添小といえば、もしかしたら国県道の部分もあるのかもわかりませんが、早急に整備をする必要があろうと思いますので早急な対応を、これは道路管理者も含めて対応を求めるものであります。 ◎議長(西谷 尚) ここで暫時休憩いたします。再開は11時5分といたします。                              午前10時56分 休憩                              午前11時05分 再開 ◎議長(西谷 尚) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  見塚修君。 ◎見塚 修(11番) 2問目に入ります。2問目は安心・安全・防災・国土強靱化編でございます。雪害に対して伺うものであります。  昨年の12月の降雪は、町民生活が数日間麻痺した異常事態でありました。今年の冬は大雪の予想もされております。これから本格的な冬を迎えようとしている今、昨年の悲劇を繰り返さないためにどう対応しようとしているのか伺います。  1つ目、道路等の除雪体制は万全か。  2つ目、停電・断水対応は。昨年の教訓からの解決策を伺うものであります。  以上であります。 ◎議長(西谷 尚) 質問は終わりました。町長の答弁を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) それでは、見塚議員の次のご質問でございます。  1点目の、道路等の除雪体制は万全かとのお尋ねでございます。本年度の除雪体制につきましては、除雪業者を昨年度より1社増やした33社とするとともに、昨年度の実績を基に各社の受け持ち路線について部分的に入替えを行うなど、より効率化が図られるよう検討し、除雪計画を策定しております。また、11月10日には、除雪を委託する業者に参集いただき除雪会議を開催し、除雪基準の考え方の再確認と降雪時の交通の安全確保をお願いするとともに、現在は委託契約も終え、除雪体制を整えたところでございます。この冬の天気予報によりますと、当初はラニーニャ現象の影響により厳冬傾向との予測も出ておりましたが、最新の予測によりますと高温傾向に転ずるとの見解も出ており、予測に大きな幅がある状況となっております。  一方、年が明けますと一般の方々への新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種も始まってまいります。そのため、ワクチン接種が安定的、計画的に円滑に進むよう担当課間で十分に調整を図りながら、可能な限りワクチン会場周辺の除雪にも努めたいと考えております。また、冬季の交通の安全・安心の確保を図るため、委託業者を含め天気予報には十分注視し、気を緩めることなく除雪に取り組んでまいりたいと思います。  2点目の停電・断水対応はとのお尋ねでございます。まず停電の関係ですが、昨年12月15日からの降雪により兵庫県北部において長時間にわたる大規模な停電が発生をいたしました。香美町においても広範囲で停電が発生したため、12月16日から香美町雪害警戒本部を立ち上げ、24日までの9日間、計7回会議を開催し対応したところでございます。その際の停電情報につきましては、関西電力送配電株式会社のホームページしかなく、その内容は12月16日から21日までの間、契約件数ベースで最大77集落、5,420件が停電したとのことでございました。ただ、復旧見込みにつきましては未確定なものばかりであり、広く町民への周知もできなかったことから、町としては電力と通信の確保とともに正確な情報提供が課題であると考えております。  それらの教訓を踏まえ、令和3年1月28日に副町長と防災安全課長が関西電力送配電株式会社豊岡配電営業所を訪問し当時の対応について説明を受けたほか、3月26日には、同じく関西電力送配電株式会社豊岡配電営業所の担当者が来庁され、災害発生時の停電復旧について建設課と防災安全課に説明を頂きました。以降、6月25日には町と関西電力送配電株式会社との間で非常災害に備えた基本事項の確認を行い、7月、9月、11月の各1回と、今月は7日と9日の2回、担当者に来庁いただき、改善策や新たな取組などの説明を頂きました。町としては、ハード面として本年10月に竣工した小代地域局に非常用発電設備を整備し、本庁、村岡地域局、小代地域局の3庁舎で発電設備の整備が完了いたしました。一方、ソフト面では、停電時に活用できる資機材の備蓄を推進するため、令和3年度より新たに見直しを行った自主防災組織活動費補助金を活用していただき、未整備の自主防災組織等につきましては整備していただくよう周知を図ってまいります。同時に、引き続き関西電力送配電株式会社との情報共有に努め、正確な情報提供を実施するため、関西電力送配電株式会社に対し、停電発生時における正確でタイムリーな情報発信や問合せ対応の強化に努め、電気を安全かつ安定的に供給し、社会の暮らしを支えるという大切な使命を果たしていただけるよう協力してまいります。  そのほか関西電力送配電株式会社より報告のあった具体的な対策については、9月9日に停電情報アプリの更新を行い、情報配信時間の短縮などより正確な情報発信に努めていただいております。11月30日には兵庫県との間で障害物除去に関する覚書の締結をされ、12月9日に担当者が来庁し、内容の説明を頂きました。また、降雪落下リングやヒーティングコイルなど寒冷地仕様の設備の整備をはじめ社内連携の強化のため、受付、現場、事務などそれぞれの担当とのやり取りの際に、通常時しか使えなかったシステムを災害時にも使用できるようにされたとのことでございます。さらに、法律の範囲内での保安伐採の関係でございます。今年1月から11月末時点での伐採実績につきましては、既に前年比約1.3倍の対応を実施していただいているとの報告を頂いております。  次に、断水です。令和3年3月議会でも答弁させていただきましたが、昨年の大規模停電による断水の原因としましては、第1に長時間にわたる停電であり、第2には非常用発電設備の未整備と考えております。これまで非常時の対応策につきましては、通常使用時における1日配水量以上の容量を配水池で確保するか、もしくは非常用発電設備の設置を検討してきたところでございます。昨年の経験を踏まえた対応策は次のとおり考えております。  1点目は、配水池容量の増強でございます。昨年の断水で最初に断水が発生した給水区域は畑水系で、既設の配水池の容量が19立方メートルしかなく、通常配水量からすると0.5日分しか保有していない状況でございました。従前から配水池容量の増強を検討してきたところでございますが、令和3年度に配水池容量を40立方メートルに増強する更新事業に着手をいたしました。更新後の配水池容量であれば、通常使用時における1日配水量は確保できることとなります。  2点目は、非常用発電設備の自動運転の設定の見直しでございます。昨年の断水で非常用発電機の運用により浄水機能を維持できた浄水場がありましたが、一方で、発電機が機能しなかった浄水場もありました。機能しなかった要因は、停電と同時に発電機が自動運転する設定となっていたことから、配水池の水位が低下して施設の稼働が必要なときには燃料が不足する状態になってしまったことによるものでございます。対応策としては、停電時に自動運転で稼働する設定をやめて手動で稼働させる方式に変更をいたしました。  3点目は、非常用発電設備の整備の検討でございます。現在、浄水場やポンプ場に10台の非常用発電設備を設置しております。非常用発電設備の整備には多額の費用が必要になることから全施設に整備することは困難であると考えております。対応策としては、停電時においても稼働が必要となる施設に対して非常用の受電設備を整備し、可搬型発電機を配備することで効果的に発電機能を運用する方式の検討を進めることとしております。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 町長の答弁は終わりました。質問はありませんか。  見塚修君。 ◎見塚 修(11番) 昨年の悲惨な経験を教訓にいろいろな対応をされているんだということに感謝を申し上げたいというふうに思っているんですが、特に、私は昨年の3月議会で質問をさせていただきましたことで、電力と通信の関係の業者と正確な情報共有が必要だということで、その辺の組織的な協力体制といいますか、それを求めたんですが、関西電力送配電設備の会社とは十分何回も協議されているので、それなりのことが生かされてくるんだろうというふうに思っていますので非常にいいことだなということを思うんですが、私は地域の区長もしとるんですが、最近、自主防災組織に対して防災グッズ等を含めて整備を促すような書類を頂きました。それを受けて私も整備をさせていただくことにして整備したんですが、この時期になってそういう連絡があったわけですが、ということは、逆な見方をすると、自主防災組織がいろいろな取組がなされてないのかなという気がするんですが、その辺について当局の考え方を含めてPRの仕方も含めて、あるいは金額の多い少ないも含めて何か地元が対応できてない理由があるのか、その辺が把握できているのかお尋ねを1点はしてみたいというふうに思います。  それから、今の町長答弁でありました可搬型の発電機の整備をまだできてないような答弁をされたんですが、ぜひともこれは早急に、通行不能のこともありますので1台設置したからそれでいいというものではありませんので、本町を含めて地域局に1台ずつ要るのか要らないのか、それを運搬する車両が必要なのかどうかも含めてどういう考えなのかお尋ねをしてみたいというふうに思います。  とりあえずそこまで。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 自主防災会に対します対応につきましては、防災安全課長から説明をさせていただきます。  それから、可搬式の発電機ほかのことにつきましては、水道も含めてでございますけども、上下水道課長で分かっている範囲で説明を申し上げます。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 防災安全課長、小椋勇二君。 ◎防災安全課長(小椋勇二) それでは、見塚議員のご質問にお答えさせていただきたいと思います。  自主防災費の活動補助金につきましては、平成30年度から制度化しまして令和2年度までの制度でございましたが、今年度からさらに3年ということで、対象につきましても一般的な防災資機材だけではなくコロナ感染にも対応できるというようなことで、条件を少し広げさせていただいておりますし、単価につきましても上げさせていただいております。  この制度につきましては、今年の3月にまず一度全区長さんに案内をさせていただいております。ただ、監査の方からも指摘を受けるんですが、なかなか使用していただける団体が少ないということもありまして、このたび再度ご利用していただいてない区長さんに改めて利用について周知をさせていただいたところでございます。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 次に、上下水道課長、亀村孝君。 ◎上下水道課長(亀村 孝) 見塚議員の質問にお答えさせていただきます。  今、町長、答弁されたとおりで、発電機の設置が済んでない施設につきましては、できれば備付けの発電機が望ましいとは思いますけれども、非常にたくさんの施設があり、多額の費用が発生するということで、どの方式がいいかなと内部での検討をさせていただいた結果、可搬式を数台持つことで、いつ、どこで発生するか分からない停電に対してはそちらのほうが有効ではないかというふうな結論を出したところではあるんですけども、実際に発電機を整備しようと思いますと幾らの容量が必要になるかという調査をまず今年度させていただいたところです。必要容量に応じた発電機を整備するということで、次に、何台必要、持つことが望ましいのかということと、あと、今、料金改定も提案をさせていただいているんですけども、発電機を整備する財源についても当然考える必要がございます。水道事業において発電機を整備するに当たっては補助事業等の対応にはなりません。ということで、何か有効な財源がないかなというようなことも併せて検討は進めているんですけども、なかなか有効な財源措置がないということもありまして、今のところ、まだ発電機については準備ができてないというような状況にございます。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 見塚修君。 ◎見塚 修(11番) 早急に財源もいろいろなことを含めて対応ができる方法もあろうかと思いますので、直接的なことがなかってもほかの考え方もあろうかというふうなことも思いますので、ぜひとも町を挙げて、上下水道課だけでなしに町を挙げたいろいろな考え方の中で対応を考えたほうがいいのかなというようなことも思ったりもしますので、ぜひともその辺についてお願いしたいと思います。
     それと、昨年の3月で1つご提案を申し上げた中で、このような災害を含めて土木あるいは水道技術者の採用について相互の協力関係も含めて対応することが必要だろうということも申し上げてきたんですが、そろそろ来年度初めの職員採用も決まった時期かなというふうなことも思うわけですが、その辺の採用状況、あるいは、技術者の相互協力関係の体制等々についてどのような状況かお尋ねしてみたいと思います。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) たびたび技術吏員の確保については議員からもご指摘を頂いておるところでございます。役場では、技術吏員の確保に向けて、採用の年齢幅を引き上げたりというような対応はしておりますが、思うように応募者がないのが現状でございます。今後は業者との委託体制も視野に入れながら、例えば一般の採用枠で入った職員でも技術系に興味があったり、そういう技能に意欲があるような職員を技術吏員として異動させるというような手法も講じながら、議員がいつもご指摘を頂きます自前での技術吏員の確保に努めるとともに、業者対応で対応していただくために技術に詳しい業者の方々に協力を仰ぐという両方の体制を取ってもしものときの吏員の確保には努めてまいりたいと思います。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 見塚修君。 ◎見塚 修(11番) 最後に1つ、提案的なものですが、これがいいのか悪いのかは分かりませんが、昨年の雪害で、例えば私の集落、僅か4世帯、11人の世帯なんですが、昼前といいますか、昼頃から雪が降り始めまして、1人は社協の介護サービスのほうからサービスに行けないから帰ってあげてくれというようなことで、1人は仕事を早期に切り上げて午後帰って、無事帰ったという言い方はおかしいんですが、お母さんの介護をしとったというようなこともあったんですが、現実に11人のうち、その帰られた1人を除いて7人は帰れなかったわけです。倒木で、除雪はしなくても通れるぐらいの雪の量でしたけども、そのようなことが私の集落でありました。私の集落より西側に山田があるわけですが、そこの集落も同じく倒木で電線も絡んで同じように通れなかったということですが、その方たちは、倒木箇所からおうちまでの距離がそんなに、それでも1キロぐらいはありましょうか、歩いて帰れる距離だったから帰られたんだろうというふうに思いますが、当時、議員もおりましたので帰ったということを聞いておりますが、そのようなことがあって、私が本当にこのようなことが、あるいは幹線道路で起きたときに、都会のほうでよく言われる帰宅困難者が出たときにどう対応ができるのかなと非常に心配をしております。たくさんの人がそのような状況になったときには、宿泊場所等々の確保も非常に難しくなってくるんだろうというふうに思うわけですが、また、逆な言い方をすれば、町が避難所を開設してもコロナ禍の中でどう対応ができるのか。非常に難しい対応が迫られるのかなというふうに思っているんですが、その辺について町はどのようなお考えがあるのかお尋ねをしてみたいというふうに思っております。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 昨年の積雪のときも、議員の皆様からもたくさんのご意見を頂戴いたしました。今、議員からご指摘のありました山田地域でのそのときの対応については、引退なさいました西坂議員が議場で山田での対応が非常に日常の地域コミュニティーの中での対応策を訓練していたおかげで対応がうまくできた事例をこの議場で発表していただいたこともよく覚えております。私どもとしては、非常時でございますから建設課、福祉課、健康課、全課が横の連携を持って地域の皆さんが、帰宅困難も含めて速やかに日常を取り戻すための早期の解決策を警戒本部あるいは対策本部の中でしっかりと住民の皆さんに寄り添った対応を心がけていく。そういう場面に持っていくにはどうしたらよいか。大きな災害の後には対策本部会議を何度も開催して、このたびの事例についての反省や対応策がどのようにできたのかについては総括をしておりますので、そういう日常のもしもの場合についての役場の組織的な体系をどう持っていくかについては、今後も様々な形の災害や降雪、台風、いろいろな場面が想定されますので、今後もしっかりと庁舎内部での横の連携を持った対応策を事前からシミュレーションして対応が求められると思いますので、今後もそういう方向で頑張ってまいりたいと思っております。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 以上で見塚修君の一般質問を終わります。  次に、南垣誠君の一般質問を行います。  南垣誠君。 ◎南垣 誠(9番) 議席番号9番、南垣誠です。限られた時間の中で今回もたくさん質問をしたいと考えておりますが、まず初めに、先日の新聞報道にもありました職員が逮捕された事件を受け、一言苦言を申し上げます。本町において、非常に短い期間で薬物、横領、住居侵入、無車検と立て続けに不祥事が起きていることは異常な事態であり、早急にこのような事件が起きる背景の究明に当たる必要があります。コンプライアンス推進室の設置も、現状を見る限り機能しているとは言えません。形だけにならないようしっかり機能する管理、監督部門の整備、自己申告に頼るのでなく第三者による評価、カウンセリングなどの導入を考え、考え得るあらゆる仕組みを検討し導入することで再発防止の徹底を図っていただきたい。今後、例えば入札、見積り合わせを行った際、総合的判断、過去の実績といった曖昧が基準ではなく、しっかりとした採点基準に基づき、結果の情報開示を行うといった基本的なことの実施、つい見逃されがちなマナー、指定場所でない箇所での喫煙、吸い殻をグレーチングの網目から投げ入れるといったささいな意識改革が必要かと思います。決して今のお話、たばこが駄目とか本町であったというわけではありませんが、ワクチンの迅速な接種やマイナンバーカードの早期普及などせっかくのよい取組が、今後悪いニュースで台なしにならないようあえてお願いをしたいと思います。  それでは、通告に従いまして、まちの将来像「子どもたちに夢と未来をつなぐまち」についてお伺いします。子どもたちや父兄の皆様が香美町民でよかったと思うまちづくりを行うため、1)コロナウイルスの影響でお祭りやイベントが中止となり、家族で出かける機会や楽しみが減っている昨今ですが、ウイズコロナ、アフターコロナに向けてスポーツ大会や音楽イベントなど企画されてくることでしょう。そうした中、開催告知の手助けや感染対策はこれでいいのか、警備体制は十分かといった相談、運営費の補助を適切に管理し、ボランティアスタッフとしても動ける人員を配置した新しい部署の新設と予算を確保すべきと考えますが、そのようなお考えはございませんか。  2つ目、町営住宅についてですが、香美町内には民間が経営するマンション、アパートが少なく、特に村岡、小代区内では選択肢がほとんどない中、町営住宅は新婚、子育て世代にとってなくてはならない数少ない物件であります。しかし、なかなか希望する住宅に空室がなかったり子育てに適さない部分があったりするようです。子育てに際して防音、子ども部屋の確保、今では車2台保有が当たり前となっています。新しいマンション型の住宅を好む若い世帯もあるでしょう。そして、家賃について、最初は割安に感じていた家賃も、子どもができ、頑張って稼ぎを増やし2人目の子どもができた。奥様がパートに出て家計を支え3人目ができた。必死に収入を増やすと家賃が9万円に高くなったと聞きました。本気で子育て世帯を応援する気があるならこのようなことにはならないと思うのですが、いかがでしょうか。  3つ目、皆さん、トイレは洋式派ですか、和式派ですか。間もなく本格的な冬になりますが、トイレに入った際、便座が冷たいと座るのにちょっと勇気が要りませんか。ペーパーを間に挟んだり、私は手を挟んで座ってから少しずつ手をずらして抜いたこともあります。ささいなことかもしれませんが、学校のトイレがもしそのような状況だったら嫌な気持ちになりませんか。温かなトイレ環境の整備をするべきです。  また、部活動に必要な用具についてですが、ここのところ町内の中学生たちの活躍は目をみはるものがあります。少人数で掛け持ちであったり、通学の関係で練習時間の確保が難しかったりする中、すばらしい頑張りです。それを応援する保護者や指導を頂いている先生方にも感謝の気持ちでいっぱいです。そのような中で、使用している用具に目を向けると大切に丁寧にしっかりと手入れをされていることに気づきます。ボールなど比較的サイクルの短いものもあれば、楽器のように高額なこともあり長く大切に使われているものも見受けられます。しかし、経年のダメージは如実に現れており、気持ちよく練習に励むことができるよう新しい用具に更新する費用をしっかり確保すべきだと思います。  以上についてお伺いしたいと思います。 ◎議長(西谷 尚) 質問は終わりました。町長、教育長の答弁を求めます。  初めに、町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) まず、南垣議員からせんだっての事件につきまして、大変なご注意を受けました。改めて綱紀粛正に努めたいというふうに考えております。  それでは、質問に入ります。議員からは、祭り、スポーツイベントなどを積極的に応援する部署の新設を予算確保というご質問でございます。町内ではコロナ禍にあって少なくなったとはいえ、毎週のように数多くのお祭りやイベントが行われております。そのお祭りやイベントの規模や対象、目的なども多種多様なものとなっております。現在、町としましては、多くの行事やイベントに対しまして、行政施策、教育施策の推進、地域活性化などの観点から、主催、共催、後援などいろいろな形で積極的に関与をしております。議員ご質問のお祭りやスポーツイベント開催への積極的応援についてですが、行政施策、教育施策の推進、地域活性化などの観点で応援が必要なものにつきましては予算を含め、対応していきたいと考えているところでございます。しかし、一部、営利を目的とするもの、政治的、宗教的意図を持つもの、公序良俗に反するものなどについては応援できないものもございます。今後につきましても、その内容に応じ一定の判断基準のもと応援の必要性を判断してまいりたいと思っております。なお、現在のところ、既存の所管課で十分な対応が行われていることから部署の新設は考えておりません。また、これまでと同様、必要な予算は確保してまいりたいと考えているところでございます。  次に、町営住宅の更新、再整備についてのご質問ですが、第129回9月議会で西谷高弘議員より、公営住宅等施設計画についての問いに対してお答えをさせていただいたとおり、本計画に基づき、用途廃止、更新を行っております。町営住宅の整備の基本的な考え方は、公営住宅法第1条に、住宅に困窮する低額所得者に対して低廉な家賃で賃貸し、または転貸することにより、国民生活の安定と社会福祉の増進に寄与すると目的が明記をされております。この趣旨にのっとり、住宅を整備し、低所得者に対して住宅を供給しています。  子どもと過ごしやすい間取り、設備の住宅等の質問でございます。先ほど申し上げたとおり、福祉的な観点から公営住宅を整備するものであり、民間のアパート以上の設備を整えた過度な整備を行うことは考えておりません。現在の町営住宅については、ほとんどが3LDK、3DKとなっており、家族で生活できる間取りとなっており、子育て世代にも一定の配慮を行った住宅を整備しているものと考えております。今後、高齢者の増加も予想される中、家賃の抑制は不可欠であり、用途に合わせた住宅の整備が必要と考えております。  次に、子どもが増えると家賃が上がるかとの問いでございます。家賃算定に当たり、同居親族が増えることとなり、1人当たり38万円の控除により基本的には家賃は下がります。ただ、収入に対して算出している家賃区分、収入分位の範囲内であれば、結果的に変わらない場合もございます。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 次に、学校を快適に過ごす場所にするためについて、教育長、前田毅君。 ◎教育長(前田 毅) 南垣議員の質問にお答えします。  学校のトイレにつきましては、以前から洋式化に積極的に取り組んできており、昨年度で、屋外トイレも含めて全てのトイレに洋式便器の設置を完了したところです。なお、暖房便座につきましては、現在、香住第一中学校で大規模改修を行った際、設置しております。来年度、大規模改修を行う小代中学校にも設置する予定にしております。その他の学校園につきましても順次設置していく予定にしていますが、町内の学校園には、児童・生徒用だけでも約300の洋式便座がありますし、暖房機能のみの便座はそれほど高価なものではありませんが、電源工事が必要となりますので一度に全てを設置するのは難しいため、段階的に設置していくことを考えています。  部活動用品の更新費用についてですが、毎年、各学校から次年度の購入希望の予算要望を提出させています。町全体として潤沢な財源があるわけではありませんので、限られた予算の中でほぼ毎年、要望どおりの予算をつけさせていただいております。なお、不足する場合は、一般備品や消耗品の予算を充てて購入するようにしており、現在のところ、教育委員会への学校から増額を求める声は聞いておりませんので、これまでどおりの予算配分で対応していきたいと考えております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 町長、教育長の答弁は終わりました。質問はありませんか。  南垣誠君。 ◎南垣 誠(9番) では、順番に再質問をさせていただきたいと思います。まずは、イベント担当課設置につきましてですけれども、実際にイベントを開催しようとしている団体がどこに問い合わせたらいいのか、何かそういうお手伝いを頂けないのかという窓口を明確にしていただきたいということがございました。観光商工課にお伺いさせていただければいいのかなとは大体お答えするんですけれども、これから、特にこの香美町なんですけれども、マラソン大会、非常に有名でいろいろなところからランナーの方が集まって来ていただけるような大きなイベント。しかし、1つ、大きなマラソン大会が何かごちゃごちゃのうちになくなってしまった経緯がございます。そういったようなイベントをこれから開催しよう、また、大きな大会をつくっていこう、自転車のサイクリストなんかも結構集まってきています。そういったような今後新たな大きな大会を目指していくときに、民間の団体と一緒になってやっていける窓口となる部署があれば相談に行きやすいんじゃないのかな、いろいろな相談もしやすいのではないのかなという考えでした。  今、ちょっと自転車の話もさせてもらいましたけれども、ロードレース用の自転車にはスタンドというのがついていなくて、サイクルスタンドというものがないと自転車が止められない。こういったものの整備も町としてこれからしていっていただいて、そういうスポーツイベント等の誘致などにも積極的に関わっていただけたらなと思いますけれども、いかがでしょうか。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) まず、担当の専門的な部署の設置については、先ほど答弁で申し上げたとおりでございます。現行ではイベント事に際して、それを主催する皆さんが役場のどこの窓口に訪ねていったらいいのか、あるいは相談をかけたらいいのか、おおむね先ほど議員からもありましたように、観光商工課とか企画課、場合によってはスポーツ関連ですと教育委員会になるかもわかりません。しかし、イベント事専門の課ということは、現行の今の体制で十分賄えておるのかなというふうな思いがあります。担当の部署についても、総務課に尋ねていただければ何かで対応させていただくというぐらいのことは十分ご説明ができる体制になろうかと思います。  まず、イベントに際しての支援の考え方であります。香美町の町政運営あるいは住民に向けて対応が必要になるようなイベントでありましたら、これは今まで同様に補助も含めて対応はさせていただきたいと思います。ただ、先ほども申しましたように、一部個人の趣味の範囲だとか、町民に広くよいほうの影響が加わらないような特殊な趣味の分野でのイベント事、そういうことについて町の組織として関与したり補助金を出したりというのはどうなのかなという問題がございますから、一つ一つの案件について、これは共催でいくのか主催でいくのか、あるいは後援でいくのかというようなことも考えながら、対象の人員についても役場の職員が実行委員会なりに参加をして、個人的に協力をしていくのか、町が私の指示の下、職員の業務として職員が関わっていくのかというのは、これは一つ一つの事案について大きく分かれるところでございます。今のロードサイクルのスタンドの設置とかも、本来ですと主催をされるその団体が例えば参加をされる選手の皆さんとか参加者に負担を求めて出場料だとか、あるいは参加費だとか、そういうものを賄って全部の経費を想定する中で用意、準備をしていただくものが第一義でございまして、そういう大会ができたから、そこにかかる道具や必要な部品を役場が関わって最初から提供するということでなしに、これは町が主催、あるいは共催、後援をすることにふさわしい大会だと判断があった場合に、実行委員会が用立てたり参加者に参加料負担を求めてもここの部分が欠落をしているので、この部分に対して支援をしてほしいというようなことであれば対応は可能だと思いますが、何から何までスタッフも人員も資機材も全部町が背負うことは到底できないことでございますから、場面場面によって事案ごとに検討はさせていただきます。ただ、町民の福利厚生、あるいは町の発展に寄与するような大会であれば、当然のことながら、町も側面から支援する必要はございますので、部分部分について検討はさせていただきます。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 南垣誠君。 ◎南垣 誠(9番) ありがとうございます。様々な形で香美町にいろいろな趣味を持っておられる方が集まってきていただける。これが観光振興につながり、そして、香美町の魅力発見につながる。そして、その方々が香美町のよさを広報していただく。そういうような好循環をつくるためにも、まずは来ていただける環境整備をしていただけないかという問いだったのですけれども、大会ありきのような回答でしたけれども、そうではなくて、普段、平素から、そういう環境がある、そういうところに人が来ていただける。そして、さっき言ったようなサイクルにつながっていくというようなことが私の求めておることでありまして、ぜひともそちらのほうは考えてみていただきたい。そして、それらのイベントを開催したときに、非常に盛大に安全な大会ができるように後援をしていただきたい。また、そういう対応をしていただける部署があればという思いでの質問でした。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 今、議員がご指摘されたことについては私も同じ思いを持っております。ただ、部分的な分野で、大会運営のことにつきましては、先ほどの答弁のとおりでございますから、大きな目的は議員が今ご指摘いただいたとおりで、その部分については同じように共鳴をいたすところでございます。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 南垣誠君。 ◎南垣 誠(9番) 思いは同じというふうなお話を頂きましたので、ぜひ観光振興に向けていろいろな取組をお願いしたいと思います。  2つ目、町営住宅についてなんですけれども、先ほども言いましたように、町内には民間アパートが非常に少ない。特に村岡区、小代区ではもう選択肢がなくてどうしても町営住宅頼りにならざるを得ない。やはり新婚の家庭で、私は実家に入りましたけれども、やはりしばらくの間ぐらいはというような思いを持たれる家庭もあると思います。そうした中で選択肢が町営住宅ということになってくるわけで、位置づけとしては、福祉、低所得者向けということなんですけれども、実際には子育て、新婚生活を始めるために選ばなければいけないというのが実態かと思うんです。そういった中で、今の時点で1点、確認したいんですけれども、資料要求しました香美町町営住宅一覧はいつ時点の資料なんでしょうか。お願いします。 ◎議長(西谷 尚) 建設課長、吉田英貴君。 ◎建設課長(吉田英貴) それでは、南垣議員のご質問にお答えします。  提出しております町営住宅一覧表の資料の期日ということですけども、資料要求いただきましたのが11月でございましたので、10月末の資料だというふうに思っております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 南垣誠君。 ◎南垣 誠(9番) では、最新の資料ということで、この内容を基にちょっと質問したいと思うんですけれども、まず、香住小学校校区、森の住宅、七日市になってくる、若松、香住、ほとんどなんですけれども、空き戸数が1しかない。要は、今端々の小学校、各学校、生徒数が減ってきておりまして、大きい学校にどうしても行かせてあげたいと思ったときに、香住小学校区にある空部屋が今の時点で1しかないんです。そして、村岡地区の住宅につきましては築30年を超える、また、それに近い昭和47年、昭和55年、昭和60年昭和61年、昭和62年、福岡住宅で昭和51年と非常に古い住宅が続いている。小代地区は比較的新しいんですけれども、水間第1、第2については平成3年、平成4年、それから大谷第1は昭和55年と築30年近い住宅が続いておるわけなんですけれども、こういった状況の中で、民間のアパートがない。町営住宅が低所得者向けの福祉の意味合いが強いというのであれば、民間のアパートを建てていただけるような援助、補助。例えば、空室補填です。どうしても民間のアパート経営をする上で部屋が埋まらなくて家賃収入が得られない。こういったことの補填を考えることによって民間の事業者がアパート建設に前向きになっていただける。そういったような施策が考えられないか、また、考えたことがないかということをお伺いしてもよろしいですか。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 民間のアパートやマンションの数が少ないから、民間の空室補填なり建設を促すような支援というのは町でするべきことではないというふうに思います。空室補填というのは、主に不動産屋が建築時に施工者といいますか、オーナーに向けて示すやり方だというふうに思っておりますから、ここのことに町が踏み込むのはどうなのかな。一方で、町が運営する町営住宅を需要に応じて建設をしてきた今までの経緯がございますから、町の住宅が少ないから民間の物件に対する空き家の補填だとかそういうことで民間の建設の需要を促すというようなことは考えておりません。それでしたら町営住宅の新設なり、ただ、議員からのご指摘で様々ございましたけども、所得が伸びたら家賃が上がる。これは町営住宅というものは先ほどの福祉の観点から低所得者が、あるいは福祉的観点から高齢者にできるだけ利用していただきたいというものでございますから、先ほど議員がおっしゃいましたように、子どもたちのために頑張って働いて、所得が伸びたら家賃が増えるという考え方については、そこの時点で町営住宅から卒業していただいて自立して自分の持家持っていただくための準備期間で町営住宅を利用していただくという概念を私は持っておりますから、何ら今の家賃が状況によっては上がっていくというのは、所得が上がるということでございますから、できるだけ町営住宅から自前の住宅を持っていただきたいという方針に沿えば、僕はこれはおかしいことではないというふうに思います。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 南垣誠君。 ◎南垣 誠(9番) 町営住宅から卒業してというお考えではありますけれども、昨今のコロナの影響で生活の安定が見通せない中、数千万円の借金をして、そして、この香美町に家を建てて住み続けていただく考えを持っていただけるかというところです。すごい正直に言えば、香美町から出て家を建てられた方というのは聞いております。やはり学校の関連等もありまして、どうしても生徒が少ない。これから寂れていくといいますか、人口が減少していく、高齢化のこの地域に家を建てるよりも、それであれば、少し出たところの、また仕事場の近いところの分譲地に家を建てるといったようなことに今のお話ですとつながっていきかねない。なぜなら、先ほど申したように民間のアパート、もしくはそういったものが少ないと。なので、受皿になる流出を防ぐためにもそういうアパートなりが必要なのではないかなというふうに思っておるんですけれども、今の考えに対してはどのようにお思いでしょう。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 学校の校区も含めて他市町に動かれる方については、今、決して香美町内も従前香住の地価が極端に豊岡市以上に高かった時代と違って、町営住宅の家賃が場合によってはもう10万円近くにもなるような所得の方々は、本来その住宅に住み続けていただくより、新たな持家を持っていただいたりというふうに促すための準備期間のための町営住宅というふうに思っておりますから、そこをついの住みかというような考えはございません。今の民間のアパートやマンションの数が少ないからどうこうということでなしに、この町に住んで所得が上がって子どもさんたちと一緒になって自分の持家を持っていただくというほうが私は理想的であろうというふうに思っております。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 南垣誠君。 ◎南垣 誠(9番) 答弁いただきましたことも分からなくはないです。確かにいつまでも町営住宅というよりも、そこを準備期間にして自分の家をというのはどなたも思われることだとは思うんですけれども、なかなか所得が上がっていかない、また、先行きが見えない中で多額のローンを組むことについて不安がある。もちろんたくさんもうけて、家賃が9万円になるからといって家を建てるお金が現金でぽんと払えるわけではありませんので、そういった中で、確かに準備期間ではあると考えても、中には一戸建てを好まずにマンションを求める方というのも一定数おられます。もう一つ聞いたことがある話は、養父市にはマンションタイプの市営住宅がありますけれども、そちらを好んで入られたというようなお話も聞いております。香美町でも子育てをしながら生活をしやすい、その準備期間を快適に過ごせる町営住宅の建設というのを考えてみていただきたいと思います。 ◎議長(西谷 尚) ここで暫時休憩をいたします。再開は1時5分といたします。                              午後12時02分 休憩                              午後 1時02分 再開 ◎議長(西谷 尚) 休憩を閉じ、会議を再開します。  引き続き南垣誠君の一般質問を行います。  南垣誠君。 ◎南垣 誠(9番) では、町営住宅が終わったところでございます。住宅の整備は早期に頂けるということと、教育長にお伺いしたトイレの話、ことらのほうも進めていただける用意があるということで、できるだけ早期に次の冬が来るまでに終わるとうれしいなというところです。それから、部活動の用具につきましても、結構現場のほうで遠慮して、特に、やっぱり球技のボールが早く傷むもので、どうしてもそちらのほうを何とか何とかということで、例えば吹奏楽の大きな楽器、どうしても1個が高額なのでなかなか声を上げにくいというようなところもあるようです。学校のほうでちょっと気を遣って球技のボールに回して先にというようなことも、予算が限られておるというのも承知しておってあるようですので、必要があって声が上がったときにはぜひ、大きな金額になろうと思いますけれども何とか更新をしていただけるよう、また、そういう声も上げやすい環境にしていただけるようにということをお伝えしておきます。  次の質問です。授業料以外の私費とされる部分についてお伺いします。ここのところではありますが、燃料費の高騰、さらに食料品など様々なものの値上げ、国保料も上がりました。公共料金についても値上げの波が来ています。給与所得がなかなか増えない中、特に子育て世帯の家計は苦しくなっていくばかりです。そこで、1)小学校、中学校への新入学時には様々な費用負担があり、家計への負担は相当なものであります。政府も新入学時の費用が多くかかっていることは認めており、現在進められております18歳以下への給付金を早い段階に現金で5万円、クーポンを含めた何らかの方法で5万円の支出を、やはり支出の多い卒業、入学シーズンに間に合うようにと言っておられました。  昨日の時点では、現金で10万円の給付も可能というようなニュースも出ておりまして、山口県下関市の市長は子どもを育てるのにどれだけお金が要るのかというのを政治家が分からないのはナンセンスとまでおっしゃっております。そこで、本町ではその支出が多いタイミングで制服、体操服のクーポンの発行をし、町内業者での購入促進といった経済対策をしてはどうか。  2)毎度でございますが、給食費について改めて減額のお考えはございませんか。他の自治体で無償化したところや今回の新温泉町長選で再選された西村町長も半額助成するお考えでした。それだけ子育て中の家庭から求められていることであり、公平に児童・生徒がいる家庭の負担を減らすことができると考えますが、いかがでしょうか。町長にお伺いします。 ◎議長(西谷 尚) 質問は終わりました。町長の答弁を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) それでは、南垣議員の次のご質問にお答えをいたします。  新入学時の制服、体操服に対する助成金についてでございますが、6月議会の一般質問でもお答えしたとおり、現状では児童・生徒が個人で使用するものについては家庭での負担をお願いしております。また、制服や体操服の購入に当たっては、必ずしも新しいものでなくてもよいとしておりますし、学校によっては幼稚園と小学校の制服が同じであり、購入しなくてもよいという学校もございます。また、経済的理由により負担が大きいと認められる児童・生徒の保護者に対しては就学援助制度を設けており、新入学児童・生徒用品費として小学校5万1,060円、中学校6万円を助成しておりますので、制服、体操服などの購入費についてはこれまで同様に家庭での負担をお願いしたいと考えております。  給食費の負担軽減につきましても、これまでの一般質問で答弁してきましたとおり、学校給食に係る令和3年度予算2億5,941万8,000円のうち3割弱7,027万9,000円の賄い材料費相当額を給食費として保護者に負担していただいており、その他の人件費、施設の維持費、光熱水費などの経費、車両費は全て町が負担し、学校給食を提供するために必要な費用の多くを町が負担しております。また、地元産食材使用に伴う費用補填や町内産但馬牛肉消費事業、魚食普及事業などで550万円分の賄い材料費を町が上乗せすることにより、以前から支援策を行ってきており、昨年度の決算額で見ますと、第3子以降への半額補助に相当する金額を町が支援しておりますし、経済的理由により負担が大きい方については就学援助制度により給食費は実質無料となっております。給食は、その利益が直接的に児童・生徒に還元されるものであり、受益者である保護者が負担すべき費用であると考えておりますので、現在のところ、全ての児童・生徒を対象としたような給食費の減免は考えておりませんが、国の子育て支援策の一環として負担軽減が図られるような動きがあれば必要な対応を取ってまいります。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 町長の答弁は終わりました。質問はありませんか。  南垣誠君。 ◎南垣 誠(9番) いつもどおりの答弁を頂きましたけれども、制服、体操服の補助につきましてですけれども、賛否両論あったようですけれども、埼玉県秩父市がランドセルを現物配布するというニュースが出ておりました。ランドセルを現物で配布することがどうこうというよりも、秩父市の北堀市長の思いで家庭の事情でランドセルの値段に差が出る。同じものを使うことで小学校生活の格差をなくしたい。私も同じように思っておりまして、一番最初、6月のときにもお伺いしましたけれども、やはりある子は新品の制服に身を包んで、ある子はお古の制服に身を包んで、お古が悪いとは思いません。いいことだと思います。でも、最初、みんなそろって新品の制服で学校に行きたい、そういう思いは間違いなくあると思います。そういうところを酌んでいただいて少しでも家計の負担を削除する。一律に補助するということで不公平感もなく気持ちのよい制服で登校してもらえたらいいのではないか。また、それを町内の事業者で購入していただく。そうすると、お古を使っておったので買わなくてもいいという家庭でも買っていただくことになる。少しでも町内事業者の服が売れるということになれば、これは、また大きな経済対策になるのではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 先ほども答弁の中で申しましたように、例えば就学援助、準要保護・要保護世帯、生活保護世帯、そういう方々の対応については就学援助費という措置を講じております。本当に生活が苦しい、子育ての対応が難しいというご家庭はそういう措置もできております。例えば、中学生のうちの9.何%、約1割の方、町内の小学生を持たれる世帯のうちの約5.8%、そういう方々は本当に困っておられる。子育てに苦慮されているようなご世帯には既に従前からそういう措置がございます。大きく所得があって、例えば1,000万円も1,500万円も所得があるような世帯の子どもたちに対する就学時の制服だとか体操服だとかそういうものまで一律に町が給付するのがいいことなのかどうなのかも含めて、それぞれの自治体で日本中に1,721ある自治体の中で何か所かそういうことをされておる町はその町なりの判断があることだというふうに考えておりますから、私どもも、香美町としても医療費の18歳までの無料化も含めて様々な形で他市町が行っていない施策を展開しておるつもりでございますから、1つの部分だけを取り上げて、ここがこうだからとかいう例も、確かに議員もお調べになってそういう町はそういう町の考え方がございますので、私どもとしては、今でも児童・生徒の就学児の支援策については、本当にお困りの方への対策はできているというふうに思います。ただ、給食費の減免も含めて、国の方向で少子化支援あるいは子育て世代に対する支援ということで、大きく日本の政府がかじを切った場合には、それなりに他市町に劣らないような対応を国の動向を見据えて町としても当然していかなければならないという概念を持ってございますから、そのような対応を今後も図ってまいりたいというふうに思います。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 南垣誠君。 ◎南垣 誠(9番) おっしゃるとおりの部分もあるかと思うんですけれども、本当に困窮している世帯が本当に把握ができているのかというところ。確かに小学校で5.8%、中学校で約1割程度の困窮世帯の把握はされとると思うんですけれども、今、これだけ物価が上がって、さらに、今日本はインフレ傾向にあります。これからどんどん物価が上がっていく。そんな中で家庭の所得が上がってこないとなってきた中で僅かに漏れている、前回もお伺いしましたけれども、その保護を受けられる少し上の世帯、ここが今非常に苦しい思いをしています。思うように給料が上がっていかない中で、物価、特に昨今ではもう燃料費が著しい高騰をしており、通学の支援を行っている家庭なんかは物すごい燃料費の高騰に悩んでいます。後でバス、公共交通の関連でも話をするんですけれども、やはり小代区辺りから八鹿の高校まで送っておられる家庭なんかもあるんですけど、相当燃料費が高くなっているということで気にされておりました。これは、また後ほどお伺いしようと思いますけれども、そういったような状況の中で、少しでも家庭の負担を減らして子育てに邁進していただけるような環境づくりというのを町としては推進していくべきではないかと思っております。  給食費に関しましてですけれども、そのような状況を受けてでしょうか、令和3年11月ですので先月から令和4年3月まで小学校給食の無償化を決められた自治体もあります。また、直近で2021年12月8日付、多子世帯の子育てに対する経済的負担の軽減を図るため第3子以降の義務教育期間における学校給食費を無償化しますといったようなニュースも出ております。それぞれの各自治体の判断でこういったような施策もされておるわけなんですけれども、香美町としても何らかの対策をして名目だけの子どもたちに夢と未来をつなぐまちということではなく、しっかりとした応援できる体制、子どもが伸び伸びと過ごして生活できる体制、家庭の収入、お金、預金に余裕があればそれだけ余裕のある生活ができると思っております。少しでもそういう余裕が生まれるように政策をしていくべきではないかと考えておりますが、いかがでしょうか。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 議員が議会のたびに少子化支援だとか少子化対策、子育て支援についてのご意見を言っていただいていることには本当に敬意を表します。ただ、分かっていただきたいのは、そういう国の基準以外の町が独自で対応していく事業というのは、これは町費、真水をつぎ込まなければなりません。例えば起債事業、過疎債を活用したり合併特例債を活用したりする事業は町の捻出する費用は3割だとか1割であったりとか、そういうことで町の財源を少しでも充てずに交付税の対応が後年度に頂けたりする事業をもってさせていただくわけでございます。ただ、一般的に国が自治体に任せて独自政策として展開する事業については起債の対応もできませんし補助金もありません。そういう中で、香美町が税収も含めて交付税措置を頂く2百5、60億円の費用でもって町民の皆さんに施策を打っていただくお金も全部町民の皆さんの財産、これを私どもは職員とともにどのように振り分けるかを考えておるわけでございますから、必要で町の独自財源を注入する事業ばっかり増えますと、本来行うべき町民のための施策展開に充てられる費用をそちらに回すということでございますから、町全体の財政、町民のための施策に使うお金は全て町民の皆さんのお金でございますから、そういうことを基本的に考えますと、真水ばかりをつぎ込む事業に町独自の政策でお金を使っておって、本来、この町を運営するための独自財源が目減りするということになると、子ども世帯だとか老人世帯だとかと別にして、通常行う町の社会インフラの整備だとか学校の整備だとか、そういうことに充てる一般財源が減ってくるという全体的な予算枠を考えますと、町の単費で行わなければならないことにどんどんお金をつぎ込むということは一般の町民全体の生活にも影響が出るというふうな基本的な考え方を持っております。南垣議員がおっしゃいますことも大変いいことでございますが、町民共有の財産をどこにどう振り分けるか、このことを我々は任せられておりますけれども、これは全部町民の皆さんの財産ですから、そういうことを考えますと有利な財源の運用ということを考えますと、真水ばかりをつぎ込まなければできない事業にどんどんお金をつぎ込むということは、ほかの部分が縮まってくるというふうな考え方もございます。おっしゃる意味はよく分かりますし、私とて3人の子どもを持つ親でございますから、厳しい時は厳しいなりにそれをこなすから、いつも申し上げておりますように親が親たるゆえん、苦しくても頑張る、こういう気概を町民の皆さんにも持っていただきたいというふうに思います。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 南垣誠君。 ◎南垣 誠(9番) 子どもも町民でありますし、子育てしている父兄、また、おじいちゃん、おばあちゃんも町民でございます。子どものために真水を注入していただくということも考えていただければとは思うんですけれども、それでは、国のほうからの措置とかがあるお話で、今、子育て世帯に10万円一括給付、クーポン5万円とか右往左往しましたけれども、今朝、見てきたニュースでは、総理としては10万円を一括給付したい。また、それに追随して一括で10万円給付を決めた自治体もありますけれども、香美町としてはどのようなお考えでしょうか。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 香美町では福祉課を中心に、5万円の先行給付については既に保護者の皆さんにご案内を出しております。24日に給付の運びでございますが、10万円、後のクーポンかどうかと言われておった5万円についても内容が決まったのが昨日でございますから、既に私どもは先行給付の5万円分については発送を済ませておりますから、10万円の運用につきましては、また改めてということになろうかと思いますが、今後、関係幹部とともに後々の5万円給付についてどうするのか、そのことは今検討している最中でございます。まだ昨日決まったばかりでございますので、今後、もう既に5万円の先行給付はお手元に届いておると思いますから、これは他市町より早くできとると思います。残りの部分については現金給付でいいのか、あるいは事務量はどうか、福祉課も事務事業が重なって大変職員にも負担がかかっておりますけども、町民の皆さんに喜ばれるように一日も早く形を決めて町民の皆さんにお示しをしたいと思っております。先ほどもこの午後の開会前に、できれば24日の部分についてあとの5万円も財源を振り替えて一気に給付できることはできないのかということも申しましたけども、福祉課長は、5万円の先行給付がもう既に保護者にも届いておりますので、改めて文書の再発送、そういうことになるまでにもう24日が来ますのでちょっと無理かなというふうに考えておりますが、後々の5万円についてもどのような給付の仕方をするか早急に決めたいと思います。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 南垣誠君。 ◎南垣 誠(9番) 給付の件、確かに日にちが迫った中、右往左往する中、いろいろ議論されて大変かと思いますけれども、年末、クリスマスを控えて子どもたちがおる家庭、何かと出費が多い時期でございます。スムーズに支給していただけるようにしていただきたいと思います。  では最後、3つ目の質問に入ります。
     公共交通について伺います。現在町民バスとして方々に運行を行っていただいております。しかし、過去の一般質問でもたびたび取り上げられていますように、使い勝手の悪い部分、さらなる改善の余地のある路線もあります。職員が事業者の方と苦心して路線改変、ダイヤ改正をされたことでしょうが、さらなる利便の向上を目指して再構築のお考えはありませんか。  1)観光客やJR乗り継ぎのために利用される方にとって使い勝手のよい路線バス、高齢者を中心とした生活のための乗り合いタクシー、そして、通学のための路線は全く別の性格のものであり、それぞれ切り離して考えるべきではないか。  2)せっかく毎日走る路線バスです。近隣市町を見てもフルラッピングのバスで目を引いています。日本中に目を向けると、様々な車両が目を引く看板でPRを行っています。同じ走るなら目を引く走る広告塔としての活用をしてはどうか。  この2点についてお伺いします。 ◎議長(西谷 尚) 質問は終わりました。町長の答弁を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) それでは、南垣議員の町民バスの運行についてのご質問にお答えをいたします。1つ目の質問についてでございます。町民バスは道幅が狭く交通事業者による路線バスが運行されていない村岡区や小代区内などの交通空白地帯の解消のため、また、全但バスが路線を休止した香住区内の高齢者や障害者、学生や児童など交通弱者の交通手段が失われないよう運行しているもので、令和2年度の実績で約2万4,000人の方に利用を頂いております。議員ご指摘のとおり観光客の輸送、乗り合いタクシー、スクールバスは別のものとして考えることが理想ではありますが、本町の町民バスは高齢者や障害者をはじめとした交通弱者の交通手段を確保することを主たる目的として運行していることから、観光客の方に利用していただいている実績はあるものの、観光客が利用しやすい路線を新たに整備することは難しいと考えております。  乗り合いタクシーの整備については、決算特別委員会での谷口議員の総括質疑の際にもご説明させていただきましたとおり、本町を営業エリアとしているタクシー事業者が4条乗合の許可を受けておらず、今後も4条乗合の許可を受ける意向はないとのことですので、乗り合いタクシーの導入は難しいと認識をしております。  しかしながら、令和元年6月21日に閣議決定された成長戦略実行計画の中で、タクシーの相乗りについて、利用客にとっては低廉な料金で利用可能であり、同時にタクシー事業者にとっては生産性向上につながる。限られた交通機関で可能な限り多くの人が低廉に移動できることを可能とするため地域や要件の限定はかけずに一般的に導入を行うとされたことを受け、本年11月1日に相乗り旅客運送の運用が開始されたことから、町内を営業エリアとしているタクシー事業者に今後も町内で運行していただくことが前提となりますが、今後のタクシー事業者の動向を注視したいと考えております。  次に、スクールバスの運行でございます。遠距離通学が必要となる幼稚園児、小学校児童、中学校生徒の通学に関しては、JRや路線バスなどの公共交通機関を利用することを基本的な考えとしておりますが、通学の時間と路線バスや町民バスの運行時間が合わない地区については、香美町スクールバスの運行に関する規則により幼稚園、小・中学校別にスクールバスを運行する地区について定めております。本年度は、香住区内で三川、大梶、畑、相谷、浜安木、丹生地、隼人、上岡、下岡、御崎、村岡区内では高坂、和池、大野、八井谷、和佐父、丸味、用野の各地区在住の園児、児童・生徒を対象に運行しており、その機能は十分に果たせていると考えております。  最後に、町民バス車両へのラッピングを施し、町のPRをしてはとのご提案についてでございますが、現在、町民バスの愛称である「のんなるカー」のロゴデザインの作成を進めており、町民バスの車体へはこのロゴデザインと愛称をラッピングする予定としておりますので、ご理解を頂きますようお願いをいたします。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 町長の答弁は終わりました。質問はありませんか。  南垣誠君。 ◎南垣 誠(9番) 路線バスについてですけれども、まず1つ、今後、75歳以上、来年の5月13日から始まるようですけれども、一定の違反歴があれば免許更新する際に技能試験を受けなければならない。どの程度の難易度試験になるのかというのを確認できてないんですけれども、75歳以上のうちの対象が約7%程度、このうちの半数程度、免許の再取得ができないとなってくるような、また、高齢者が今後免許の更新ができないような時代が来るかもしれません。そのときに慌てて整備するのでは遅いと考えております。早いうちに乗り合いタクシーの整備等を行って来るべき時代に備えられるよう、また、京丹後市ではウイルアライアンスが、定額乗り放題のタクシーを京丹後市で実施しております。非常に狭い範囲ではありますけれども5,000円の定額で乗り放題、近距離輸送のための呼べばすぐ来るタクシーということで既に事業が開始されております。このようなものを既存の事業者と共同でアイデアを出し合って実施するのでもよろしいし、もしも既存事業者で対応ができないようであれば、町営のタクシーなり新規の事業者の誘致なりも考えて一刻も早い端々からの交通手段の確保を喫緊に行うべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 公共交通の関係につきましては、南垣議員のご自分がなさっておられる事業にも相通ずるわけでございまして議員も大変お詳しいというふうに思っておりますので、今後、今の公共交通の課題についても直接私なりにでも考え方をお示しいただいたり、我々が知らないような分野についてご教授をいただければありがたいなと思っております。ただ、今までも様々な形で町民バスの運営についても議会でもご質問やご質疑も頂きましたけども、なかなか思うようにならない、利用が増えない。タクシーについても、今、議員からは他市町での事例についても紹介を頂きましたけども、現実に申しますと、現行香住の区内を走っていただいております運行事業者についても、今は、議員の皆さんも既にご承知のように、もう既に交付金を活用して300万円を2回町から出させていただいて、夜にも配車を行っていただいているような現実がございます。町が様々な支援をなさずにもいろいろな形でタクシー事業者がこのまま残っていただけるのか。あるいは議員がおっしゃいますように、撤退する事業者には対応せずに新しい事業者を誘引していくような形は議員ご指摘のとおりでございますから、今後のタクシー事業者への支援のことについても検討すべき時期に来ておると思いますし、新たな事業者が町の負担なしに今の香住区に導入していただけるかというと、それも難しい面がございますので、結果的に町負担が増えるような形で新しい事業者が来ても、それだったら今の事業者の支援を続けるのと同じことでございます。どういう形が本当にいいのか、利用頻度を上げるのはどうなのか、町民バスの運営についてこれから免許返納者や高齢者が増えてきて、公共交通の必要になる方が増えてくるという認識はございまして、以前から免許返納者に対しますタクシー助成だとかいろいろな形での支援はしておりますし、そのことが町民にも流布されることによって相当数の利用があったとも報告がございます。ですから、そういうことを全体的に含めて公共交通の在り方についてはこれが1つの答えということはございませんので、試行錯誤しながら、ただ、せっかく構築できたものを具合が悪いからすぐ変えるというようなことでは、また町民の皆さんにも定着することが難しいと思いますので、ある程度の期日、現行示した改変のルート、あるいは運用の在り方を当面の間続けてどこに課題があるのか抽出をして、少しでも善処できるような体制には企画課長を通じて指示は出してございますので、今後、推移を見守りながら、今、町が対応すべきことはどうなのか、このことも協議してまいりたいと思います。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 南垣誠君。 ◎南垣 誠(9番) 公共交通の再編なんですけれども、確かに職員の方がいろいろ考えていただいたものを今すぐにやっぱり駄目だったから変えるとおっしゃりにくいのは分かりますけれども、駄目だと思っている部分があるものをいつまでも使っていくというようなことは、逆にあってはならないと。駄目だとおっしゃられる、町民からも言われる部分があるのであれば、そこは早急に改善をして仕組みをすぐにつくり直すというぐらいの意気込みで向かっていただきたいという思いでございます。  時間もあれですので、最後のラッピングのバスの件でございますけれども、京阪神で香美町のカニと牛が書いた全但さんの高速路線バスを見ると、すごい、あ、何か来たと目を引きます。他市町のやっぷーのバスでも、朝来市のバスでもやっぱりフルラッピングしたバスは目を引いて、また、その車を見て楽しい思いになります。そういった車が町内であふれるということを今度、のんなるカーのラッピングも施されるということですけれども、非常にデザインに期待をして見てまいりたいと思っております。  1点、抜かしてしまったやつがありまして、町民バスの関係なんですけれども、これは中学生の子どもから意見を頂きました。村岡中学校から下向き、境向きに走るバスなんですけれども、新しく導入していただいた日野のポンチョ、小型の水色のバスなんですけれども、このバスは座席が少ないんです。立ち席を多く取っているので定員はあるんですけれども、中学生と小学生が同時に乗るとほとんど座れない立ち席の生徒が非常に多いと。都市部であれば比較的平たんな地形なので立ち席は問題ないかなという判断もできるんですけれども、香美町は非常に山あり、カーブの多い道を走ってまいります。中学生の子どもたちは率先して小学生の低学年の子に席を譲ってくれているようです。村岡から乗ってきても射添小学校で乗るときには小さい子どもに席を譲ってくれる非常に優しい子どもたちがいっぱいなんですけれども、席数がそもそも足りていない。なぜ、あの小型車にしてしまったんだろうという思いがございますが、この辺り、ダイヤ改正等で改善するお考えはございませんでしょうか。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) まだあの種のバスは1台、町で購入したばかりでございまして、当初は、香住区内を運営する町民バス利用ということで設定して購入したものでございます。町内の道路事情のことがございまして、道路の改良だったか、そういうことで香住区での運用が当初からできなかったという事情がございますので、今後、今のご意見を受けて、その地域に指定したバスを購入することになるのか、あるいは全但バスを活用したりすることができるのかも含めて、今は特殊な事情があって今の路線を走らせとるように当初から聞いておりますので、これはあの路線のために購入したバスではありません。今の現況で不具合が生じておるということでございますので、他のバスとの入替えとかそういうことができるかどうかも担当の者には伝えておきますので、また、議員にもお答えはさせていただきたいと思います。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 企画課長、川戸英明君。 ◎企画課長(川戸英明) 今のポンチョの件ですけども、9月からですけども、学校の校長先生からの連絡があって、密になるということで9月から朝の通学実施自体と帰りの帰宅の時間については、大型バスを今走らせていますので多分座れるというふうに思っております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 南垣誠君。 ◎南垣 誠(9番) いや、どうも3時頃に下校が重なる、何かイレギュラーなときにはそういうことがあったということで聞いております。あらかじめ分かっているのでしたら、バスの入替えというような対応をお願いしたいと思います。  最後になりました。泉佐野市、他市町のことばかりですけども、ワタリガニの普及の促進に関する条例というものがあります。市民、事業者及び市は写真を撮影する際にワタリガニを表す姿勢をとることを求めると条例で定められております。このような真面目に遊び心のあるニュースで香美町が楽しく誇らしいニュースで紙面がにぎわうことを願いつつ質問を終わらせていただきます。 ◎議長(西谷 尚) 以上で南垣誠君の一般質問を終わります。  次に、吉川康治君の一般質問を行います。  吉川康治君。 ◎吉川康治(5番) 5番、吉川康治です。議長の許可を得ましたので、一般質問をさせていただきます。本日、通告は教育長に1問2項目、町長に1問でございます。  さて、香美町もウインターシーズンに入りにぎわっております。今日の天気はまさに冬じゃないような天気でございますが、この時期になりますと、冬休みも近くなって私もうきうきして冬休みを待っていたんですけども、そういうときは事故が起こりやすいので注意は必要なんですけども、どんなに寒くても雪が降れば子どもらは元気に外で遊びますし、そういった過酷な環境の中でも楽しむという目的に全体力を使えるのが子どもです。そういったポジティブな気持ちは大人になってもやっぱり見習わないとあかんなと今でも思うわけであります。そして、この子どものポジティブな能力の前になかなか不満ですとかニーズなんかは、当然学校に対するものですけども出てこないです。学校で楽しむことが目的で子どもたちは学校に行っていると思いますので、困難であります。このことからもやっぱり大人たちが目を配るということです。総合計画後期基本計画の1文にもございますが、行政や学校、家庭、地域が連携を深め、人を思いやる心、生きる力というもの、この2つの理念を共有することが重要であると私も共感しております。その理念の下に、真に子どもたちのためとはどのようなことであるかというのを真剣に考えて、あまたある答え、これは1つじゃありません。それぞれ子どもたちに対する思いがあってその答えがありますので、あまたある答えを実現していくことが私は重要ではないかというふうに考えております。  本日は後期計画の中に、記載事項を中心にお伺いをしたいと思っているんですけども、まず1つ目、家庭との連携というのを具体的にどのようなことを実施されているか、そういったことをお伺いいたします。  2つ目、地域との連携、具体的にどのようなことなのかお伺いをいたします。  3つ目、町全体で子どもたちを育てるということ、具体的にどのようなことを実施していく予定であるのか、また、どのようなことを計画しているのか、もう実施したのか。こういったことがあればお伺いをいたします。 ◎議長(西谷 尚) 質問は終わりました。教育長の答弁を求めます。  教育長、前田毅君。 ◎教育長(前田 毅) 吉川議員の質問にお答えをします。  まず最初に、家庭との連携についてということで具体的にということですが、まずは、教育の原点はやはり家庭にあるというふうに思っております。本町におきましては、まずは基本的生活習慣と、それから基礎学力の定着を家庭と連携して行っております。また、3つの町民運動の一つである読書活動に関しましては、多くの小学校では音読を宿題として家庭で聞いてもらうなどの取組を行っています。さらに、親子読書週間を設けて親子で本を読む機会をつくり、本町の児童全員が本を好きになる取組というのを推進しております。そのほかにもゲームや、それからSNSに関する家庭でのルール徹底などにつきましても、家庭の協力を得ながら取り組んできております。  具体的な連携方法なんですが、まずは、学校がそれぞれ目指す教育、これについての家庭への連絡というか周知に関しましては、啓発、説明についてもなんですが、学期の前、春にはPTA総会であるとか、それから学校長もしくは学級担任からのそれぞれの学校だよりや学級通信、それからホームページに載せる。それから、さっき言いました学校だよりや学級通信あたりを使いながら学校の目指す教育というのを周知しているというのがスタート段階で多くあります。その後、先ほどから連携という言葉が出てきていますが、連携の基本というのはキャッチボールだと思っておりますので、当然投げかけたことに対して答えというか、課題も含めて聞いていくと。そういう機会に関しましては、1つは地区別懇談会であるとか、これは地区も含めてになりますが、地区別懇談会であるとか学校版教育環境会議であるとか、それからオープンスクールであるとか、それから学級担任と保護者等の保護者懇談会、これは学期に1回あるわけですけれども、あたりを使いながら保護者からの意見を聞くという機会が中心になると思っております。さらに、急を要するような場合がやはり学校の中にはあります。その場合に関しましては、その都度、電話訪問であったり家庭訪問などを行って、子どもの様子などについての情報共有、キャッチボールを行っております。  次に、地域との連携に関しましては、学校園では、地域との連携で一番の特色はふるさと。ふるさとの人、物、事から学ぶふるさと教育を重点的に行っているということになります。また、山の神、それから三番叟、キツネ狩りなどの地域の伝統行事につきましても、地域の子どもたちが参加することによって地域や住民との関わりを深め、伝統文化の継承に促していると意識しております。また、子どもたちの安全を守るために地域と連携をしながら地域の方の協力を得ながら見守り隊活動を行っているのも1つです。  具体的な連携方法ですが、学校版教育環境会議や学校評議員制度、学校保健委員会などの開催をして意見交換をしたりアンケートを実施するなどして建設的な意見を伺い、学校が抱える課題の解決や学校運営の改善を図っております。  3つ目に、町全体として子どもたちを育てることを目的として、放課後公民館を活用して集団遊びや体験活動など、子どもたちが地域住民と交流する放課後子ども教室、ふるさとに学ぶ学習や川遊びなどの自然体験を行うふるさとおもしろ塾を実施しております。また、香住区、村岡区の中央公民館で県立高校や団体の協力を得て子どもたちにとって豊かで有意義な土曜日を実現するための土曜チャレンジ学習、サタチャレも実施しております。さらに、各地域におけるふるさと教育や青少年育成活動の実践発表として香美町ふるさと教育交流会を開催し、取組の成果を共有するとともに地域全体で子どもを育てる環境づくりの一層の推進を図っています。その他、香美町青少年問題協議会では、毎年度、子どもたちを育成するための具体的な実践項目を定めた香美町青少年育成対策指針を決定し、これを各青少年育成団体や学校等に周知することによって、それぞれの団体や地域で青少年育成のための取組をしていただいています。  このように、学校と地域はそれぞれが持つ役割を十分に機能させることができ、相乗効果を発揮し、地域の教育力の向上や地域と共にある学校づくりが一層進むことをさらに期待しております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 教育長の答弁は終わりました。質問はありませんか。  吉川康治君。 ◎吉川康治(5番) 今、たくさんのことをされているということで答弁を頂きました。大分網羅をされているんですが、でも、今お伝えいただいたのは全て手法で手段であります。大本のところを私はちょっと伺いたいんですけど、行政、学校、家庭、地域で目的は共有できていると思われていますか。共有できていますか。関わる方に尋ねても、今やられている教育が何の目的に対してやっているとちゃんと答えられる状況になっていますでしょうか。そもそも教育委員会の目的です。これらをやられている目的は何なのかお伺いをいたします。 ◎議長(西谷 尚) 教育長、前田毅君。 ◎教育長(前田 毅) 今言われた学校と家庭と地域、要するにこのトライアングルの連携については、ずっと幾久しく日本国では言われてきている話で、香美町も紛れもなくこの3つの連携というのが子育ての中心に据えて進んできていることは間違いないと思います。ですので、その都度、それぞれの連携のときに目的に関してはそれぞれのお話をさせていただいているとは思いますが、ひょっとしたら啓発が十分じゃない部分も多々あるのかなと思って話を聞かせていただきました。ですので、お答えとしては不十分かもしれませんが、目的に関してはその都度確認を取って進んできたつもりでおります。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 吉川康治君。 ◎吉川康治(5番) 何でこんなことを聞くかといいますと、やっぱり一つの目的に対して連携していくというのが私は大前提にあると思っていまして、それぞれが思う目的が違えば当然相互理解なんかは生まれないわけです。今、教育長に伺ったんですけど、多分ここに書いてあるんですよ、後期基本計画に。でも、今、教育長の言葉から出てこなかったのですごい不安を覚えたんです。私はこれを読んでいて、教育の目的は、先ほどもふるさと教育が出ましたけども、ふるさとの将来を担う人材の育成。これが多分てっぺんにあると思っているんです。でも、今、教育長、目的は何かと伺ったんですけどこれが出なかったんですよね。なので、多分共有なんかできてないと思うんですよ。共有が目的になったら困るんですけど、しかしながら、やはりちゃんとここの将来を担う人材育成をやっているんですよというのはしっかり伝えていかなければなりませんし、ここがあって初めて教育現場と、子どもさんが生活されるご家庭と、地域もそういう人材を育てるんだという目的意識の中で一緒に活動していくのが私は連携だと考えます。ちょっと嫌な言い方をしてしまうんですけども、そういうことです。当然、これは町長も私は理解していると思って今お話をしているんですけども、全て家庭がありまして、子どもあっての人材育成ですので、今、伝えた目的で間違いないのかどうか確認をさせてください。 ◎議長(西谷 尚) 教育長、前田毅君。 ◎教育長(前田 毅) ふるさと教育のところでお話をしたように、ふるさと教育の一番の中心は何かというと人材育成だというふうに捉えておりますので、言葉が足らなかったかもしれませんが、その意識は十分持っておるつもりでおります。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 吉川康治君。 ◎吉川康治(5番) 人を思いやる心、生きる力、ふるさと育成、教育、人材育成、こういったところを今整理できていますか。私、今の答弁もちょっとおかしいと思うんですけど、人材を育成するためのふるさと教育、当然そうなんですけど、先ほど、様々な活動、キャッチボールですとか、こういったものも人材をつくるために全てやられていることだと私は理解したんですけども、違うんですか。 ◎議長(西谷 尚) 教育長、前田毅君。 ◎教育長(前田 毅) 全ての中心にあるという言い方をしましたので、一つ一つそれを目指してしているということに関しては間違いないというふうに思っております。 ◎議長(西谷 尚) 吉川康治君。 ◎吉川康治(5番) 分かりました。私の質問も悪いですけど、私に伝わらないということは伝わらない人が多分まだ1人、2人、おると思います。連携ってすごい簡単な言葉なんですけど、これをやるに当たっては、先ほどから申し上げていますが、やはり相互理解というか理解し合うことが大切であります。理解するといっても、全く同じ家庭があまたあるわけではなくて、いろいろな地域でいろいろなご家庭がある。当然地域差というのもありますので全部で連携するというのはかなり困難かなというふうに思います。目的の共有というのが理解のベースにあると思って私はこの質問をさせてもらっているんですけども、理解ってとある国語辞典を調べましたら、人の気持ちや立場が分かることと書いてあるんです。それを分かった上で共有を図っていくというのが大事かなということで、せっかく私もふるさと教育はすごいいいことだと思います。地域を思う気持ちを育てる教育というのは、生まれ育った場所ですのでこれはずっと続けていってほしいなと思うんですが、だからこそ、やっぱりその目的をちゃんと伝えて町全体でやっていってほしいと思うわけで、今回のこの質問はさせていただいております。  最後、1個確認したいんですけども、さらなる連携を進めるための信頼関係の構築というのが必要不可欠で、先ほどもキャッチボールをしている、コミュニケーションを取って信頼関係を深めるということでご答弁があったんですけども、教育長の今後の信頼関係をさらに構築していくプラン、私、今、いろいろ申し上げた中にあったかと思うんですが、今の話を踏まえて整理していただいた上で今後のプランをもう一度お伺いするのと、あと、ふるさと教育に対する意気込みをもう一度お伺いしたいと思います。 ◎議長(西谷 尚) 教育長、前田毅君。 ◎教育長(前田 毅) 意気込みというか、それに関しては中心に据えて後期計画、それから来年度からの計画に盛り込んでおりますので、それを着実に1つずつしていくというのが中心になるだろうというふうに思っております。来年以降に関しては、それが中心で教育委員会は教育をそれぞれの学校にやり取りをしていきますので、同じせりふですけども、それを中心に進めていきたいというふうに思っております。 ◎議長(西谷 尚) 吉川康治君。 ◎吉川康治(5番) 互いに信頼関係を持って人材育成に対して連携できる環境をぜひ整えていただきまして、明るい子どもたちの環境を整備していただきたいなと。  2問目に入るんですけども、先ほど理解をしていくといった中で、この辺もちょっと関わってきますが、まずは最初の答弁を求めたいと思います。学校の在り方についてお伺いをいたします。現在、子育て世代、実際に私らの年代はどんどん減っている。人口構造を見たらすり鉢型になっているんですが、絶対数が減ってきているといった中で、これは保護者の現状把握は私はかえってしやすい、昔に比べたらしやすい状況にはなってきているんじゃないかというふうに考えております。そのような点からも、保護者の望む教育環境により近いものを提供できるように、私は教育委員会として従来よりも柔軟に対応していかなければならないんじゃないかというふうに考えておりますが、その辺り、どのように考えておられるのかお伺いをいたします。  1つ、町教育委員会が指定する学校への登校を、要は校区じゃないところを希望される場合、そこに登校させたくないとおっしゃられる場合、どういう方針に基づいてどのように対応されているのか。配慮ですとか保護者に対する説明等を踏まえてお伺いをいたします。  2つ目、学校選択制の、これは文科省の言葉を借りてここに書いているんですけども、導入について現在の検討状況をお伺いしたいと思います。 ◎議長(西谷 尚) 質問は終わりました。教育長の答弁を求めます。  教育長、前田毅君。 ◎教育長(前田 毅) 次の質問に対してお答えをします。学校の在り方、先ほどありましたように、柔軟かつ適切に関しては私もそう思っておりますし、ここで所信を6月にお話ししたときも、一つ一つ、要するに時代の流れをしっかり見極めながら進めていきたいという話もしたので、全くの同感で進んでいるというふうに自分では思っております。  質問に対して、1番目の指定する学校という部分に関しましては、学校教育法の施行令によって学齢児童、生徒は所定の手続を経て、市、町の教育委員会の指定した学校以外の学校へ就学することができることとなっていると。これが基本にあります。本町におきましては、新町発足以来、香美町指定学校の変更及び区域外就学許可基準を学校教育委員会の内規として定め運用しております。具体的には、地理的な理由である、それから家庭に関わる理由など区分を幾つか設けております。保護者から申出があった場合につきましては、その理由について丁寧に聞き取りをし、基準に合致している場合は所定の手続を経て区域外就学を許可しているところです。  学校選択制につきましては、学校教育法施行規則により、あらかじめ保護者の意見を聴取してから、それぞれの学校の指定を行う取組として実施されております。形態としましては、当該市町村内の全ての学校のうち、希望する学校に就学を認める自由選択制や従来の通学区域は残したまま、特定の学校について通学区域に関係なく当該市町村内のどこからでも就学を認める特認校制など主に5つのタイプに便宜的に分類されています。実施状況についての国の調査によりますと、平成18年と平成24年の比較になるんですが、小学校、中学校ともいずれも15%前後にとどまっております。増加はしておりません。また、都道府県別の実施状況については、人口の集中している東京都や先導的に導入を試みた広島県などが高くなっていますが、その他の府県に関しましては、先ほど言いました低い実施率になっております。  学校選択制を導入しない理由に関しましては、学校と地域との連携が希薄になるおそれがあるということ、通学距離が基本的には長くなっていて安全の確保が難しくなるというなどが挙げられています。学校園や地域社会が一体となり、ふるさとのよさや地域の価値を体験的に理解させ、地域に対する愛着を育てるふるさと教育を積極的に推進する香美町におきましては相入れないところが少しあります。学校選択制の導入については現在のところは考えておりません。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 吉川康治君。 ◎吉川康治(5番) 丁寧に答弁いただきました。学校選択制、私も検討はしてないんだろうなと思いつつ書かせていただきました。これは目的は1つです。保護者の方、校区は法律で定められておると思っとるんですけど、これは違うというのをここで言いたいなと思っております。その前に、今、教育長から答弁があったので恐らく組織的なものではないなと思っているんですが、先日、とある方から、窓口に学校を違うところに行かせたいという相談があった場合、住所を変更しないと駄目ですと担当者に言われたとあったんですけど、これは、教育委員会としての方針ではないですよね。確認です。 ◎議長(西谷 尚) 教育長、前田毅君。 ◎教育長(前田 毅) 今、よく確認ができておりませんので、後ほど、また確認して答えさせていただこうと思います。 ◎議長(西谷 尚) 吉川康治君。 ◎吉川康治(5番) いや、答弁は結構です。ただ、確認ができてないということは多分上がってきてないんだと思うんです。そこで窓口だけでお話が終わっておると。つまり、今、教育長は柔軟に対応できるように、ちゃんと条例の中にも記載がありますし、そういったもので対応していくというふうに答弁もございましたので、恐らくむげに扱ってはないとは思うんですが、一方で、窓口でそのような対応をされているというのがありますので、これは絶対ないようにしてください。行政の信用を失います。ですので、住所を変えいとか、これは憲法でどこに住むとか認められておるものですから、そのことを窓口で言わんようにだけお願いしたいなと思います。  もう一つ、確認なんですけど、これは伝えたいところでもあるんですが、学校教育施行令、昭和28年の第340条、先ほどご説明されたと思うんですけど、5条が根拠として香美町立学校及び幼稚園の入学、入園区域規則を設け、それに基づき学校を教育委員会が指定していると私は理解しているんですけども、多分先ほどそのような答弁があったので間違いないのだなということでお伺いするんですが、ここで学校の指定の根拠になる校区です。ここは、後で動画を見られる人も見てほしいところになるので私はここは言っておきたいんですけど、校区が決まったのは昭和30年代、今の校区になったのは昭和30年代だというふうに伺っております。ですので、今70歳ぐらいの方が小学校ぐらいの時分だと思うんですけど、最高法規から確認します。今、言いましたが、憲法22条では、公共の福祉に反しない限り居住、移転及び職業の選択の自由を有する。憲法23条は、学問の自由はこれを保障する。これはどこに住んでいても教育を受けれますよということだと思います。ただ、やはり保障されていますので、ここに基づいて学校教育基本法が私は制定されていると。学校教育法が定められているというふうに理解をしておりまして、学校教育法には校区を定める記載は一切ありません。これを学校教育法の施行令というものがありますが、これにも同様に校区を定める記載はありません。どこで初めて校区が出てくるかというと、先ほど申し上げた条例であります。つまり、校区は法律で定めなさいよとも書いてないもので、旧自治体が便宜的に指定するために枠組みをつくったものにすぎません。つまり、時代背景を考えると、私のときで小学生が大体800人ぐらいでした。香住小学校で。恐らく昭和30年となると1,000人とかを超えておったような時代だと思うんです。そういう背景をもとにした校区の条例って私はちょっとおかしいなと思っているんですけども、その辺の時代背景等を含めた校区の在り方、教育長はどのように思っておられますか。 ◎議長(西谷 尚) 教育長、前田毅君。 ◎教育長(前田 毅) お答えします。残念なことに、校区について私も生まれてから一度も不思議に思ったことなく生活してきておりますので、校区について何か特別に思ったことはないんですけども、必要があるべきであるならば、今後、香美町の範囲内で校区については検討していかなきゃいけないのかなとは思いますが、今のところずっと通常というか、今まで流れてきたもので意識して進めてきたのは事実です。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 吉川康治君。 ◎吉川康治(5番) 校区が問題なのではなく、時代背景に合ってない条例が残っていることが問題です。やっぱり人が多いと整理しないといけません。どこに行ってくれという交通整理です。ですので、こういうことで効率的なことを図っていたのは間違いないでしょうし、私も今日のこの日まで国で定められとるものだと思っていましたので何の疑問も持たずに来ました。何でこんなことを言うかというと、先ほどにも相談者があったんですけど、住所が変わらないと教育を受けれんと言われとるわけなんですよ。教育長は把握されてなかったので、これは教育長にぶつけても何もならないんですけども、そこの課題をちゃんとくみ上げて、子どもたちに多様性を求めるのであれば保護者の多様性を認めて、校区の外、これはちゃんと書いてあるんですけども、入学入園規則の3条2項に、児童等の保護者から特別な事情がある申出があり、教育委員会が認める場合、これは校区をまたぐって町内ですけど、また自治体が変わると少し違うルールが定められていますが、町内であれば、一応この規則3条2項に基づいて判断ができる。先ほど答弁、おっしゃられたものだと思うんですけど、ここの運用がきちっとなされてないんじゃないかなと。要は伝わってないがゆえに窓口で憤慨をされて住所を変えないとあかんと言われて怒って帰られる。こういうことが起きておると。ですので、これは別に校区を外さんでもいいです。この運用をしっかりと家庭に合わせて運用できる、要は柔軟性。私が1問目に確認した柔軟性はそういうことにも当てはまっていまして、ご家庭の事情で香住区と村岡区の間に住まわれている方もおられます。当然、生活基盤によっては村岡区内に出られるより香住区内に出てこられることが多い方もおられます。そういった、要は1個人みたいなものですけど、これは実は個人ではなくそこに住まわれている地域の方の課題でもあるんです。だから、そういったところをしっかりと拾えるような運用体制。ですので、これは2月までに指定しなさいと法律ではなっていますが、2月までに一度、家庭の事情を把握して便宜を図るじゃないですけど、ルールに基づいて校区と違う学校を指定してあげられるような仕組みを私はつくっていただくのがまず合併の話以前にする話かなと思って、今、今日ここに持ってきております。その点についてのお考えをお伺いいたします。 ◎議長(西谷 尚) 教育長、前田毅君。 ◎教育長(前田 毅) 今の質問にお答えします。  早急にそこの部分は確認を取っていきたいと思います。現に校区外で申請を出して通っている児童・生徒もおりますので、窓口で100%住所を変えないとと一律に言ったかどうかに関しての含めて確認を早急に取っていきたいというふうに思っております。 ◎議長(西谷 尚) 吉川康治君。 ◎吉川康治(5番) この相談をされている方は町の産業を担っている方もおられますので、しっかりと地に足をつけて一次産業を頑張っておられる方もおられます。保護者の多様性も認められるような仕組みづくりをしっかりと構築していただきたいと思います。  これは最後、余談になるんですけども、こういった質問をさせていただいた意図はもう一つありまして、これは質問ではないんです。実際に、先日、学校教育環境会議のときに香住区内だけしか合併の話が出てないというお話があったというふうに伺っているんですけども、実際に相談された方は村岡区ですし、実際、村岡区でも合併を望む方はおられますので、そこら辺も併せてお伝えをしておきたいと思います。  先ほども申し上げましたけども、このような課題で悩まされる母体、そもそも人数が少ないエリアなんですよ。人数が少ない。ですので、声が大きく出にくい場所でありますので、これは個人的な問題として捉えられるのはすごい悔しいとおっしゃっていました。そういうことではなくて、その方が言うということは、必ず周りにも何人かおられるという前提で一度調査等もしてもらいまして、私としては、子どもたちに寄り添う、子どもたちの家族にも寄り添えるような、町の産業の一翼を支えるような教育行政というのを心から求めたいと思いますけども、教育長の答弁を求めます。
    ◎議長(西谷 尚) 教育長、前田毅君。 ◎教育長(前田 毅) 先ほどもお伺いしましたように、きちっと確認を取って柔軟に対応する本来の意味をもう一度きちっと確認を取っていきたいというふうに思っております。 ◎議長(西谷 尚) 吉川康治君。 ◎吉川康治(5番) ぜひ、それを求めたいと思います。 ◎議長(西谷 尚) ここで暫時休憩いたします。再開は14時25分といたします。                               午後2時11分 休憩                               午後2時23分 再開 ◎議長(西谷 尚) 休憩を閉じ、会議を再開します。  先ほどの答弁の補足がありますので、発言の許可をいたしました。  教育総務課長、清水幸信君。 ◎教育総務課長(清水幸信) 先ほどの教育長の答弁の補足をさせていただきます。  現在、学校区の区域につきましては、香美町立学校及び幼稚園の入学入園区域規則によって定められているわけなんですけれども、これは教育委員会側が一方的にこの地区はこの校区というふうに指定したという歴史ではなくて、過去の町村合併であるとか学校統合においてその地域や保護者の方の意見を聞いてきた上で今の校区というのが区域がありまして、それをこの規則の上で一応文書化しているということになります。具体的に言いますと、例えば香住小学校に通っています守柄、加鹿野地区、これはもともと長井村です。昭和30年の合併前は長井に通っていました。ですけども、その後、合併統合で守柄、加鹿野地区は香住小学校へということを選択されて今こういう区域になっているということで、過去からというか、教育委員会が一方的に区域を指定しているものではないということを補足させていただきたいと思います。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 吉川康治君。 ◎吉川康治(5番) それでは、次の町長に対する質問に入りたいと思います。今日のポイントを先に申し上げますと、持続可能な地域づくりというところでお話を伺っていきたいと思っております。では、質問に入ります。  ICT導入による6次産業化やスマート農業などICTの利活用を進めていくという強い現れが私は後期基本計画に出ていると感じておる次第でございますが、その利活用を含めて、現状どのように考えておられるのか。また、地域の課題において、山積しておりますが、官民学との連携についてどのように考えられているか、4つの点からお伺いをいたします。  1つ、スマート農業の研究状況。これは後期基本計画にも書いてありますが、研究をしていくと。研究状況及び推進のそもそもの目的をお伺いいたします。  2つ目、移住定住対策と産業振興推進とのリンクについて考え方と取組状況についてお伺いをいたします。  そして3つ目、山積する地域課題に対応するために民間の取組に対する支援状況ですとか、今後、支援政策が何かあればお伺いをいたします。  そして4つ目、芸術文化観光専門職大学などができておりますが、本町には香住高校ですとか村岡高校がございます。県立学校との連携についてどのように行っていくのかお伺いをいたします。 ◎議長(西谷 尚) 質問は終わりました。町長の答弁を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) それでは、吉川議員の次のご質問にお答えをいたします。  現行の総合計画後期基本計画におきまして、ドローンと先進技術を生かしたスマート農業について研究を進めますと記載してございます。スマート農業推進目的につきましては、1つには、農作業の省力化、労力軽減でございます。農家の高齢化による深刻な労働力不足を自動で作業可能な農業機械やロボットを導入することにより、省力化を図り生産性の向上を目指すものでございます。  2つには、農業技術の継承でございます。家族で営まれてきた農業技術が後継者不足により、継承が困難になる状況が見られる中、農業のノウハウや技術をデータ化することにより、経験によるノウハウが不要となり、初心者でも従事可能となる上、さらに品質の向上や収益性の向上を目指しております。これら取組の結果といたしまして、生産性の向上が見込まれるほか、少ない人員で高付加価値、農産物生産が見込まれ、持続可能で魅力的な農業に生まれ変わるとともに日本の食料自給率向上も図られるとされておるところでございます。  町として、スマート農業の研究につきましては、現在、美方郡農業改良普及事業推進協議会が主体となり、農業者とともにリモコンの草刈り、ドローンによる防除などの実演、研究を行っているところでございます。また、町内の一部の認定農業者におきまして、ドローン、トラクター用草刈り機インプルメントなどを導入し、省力化を図っているところでございます。また、各農機メーカーにおきましても、農業現場の省力化、作業の効率化や農産物の安定的な高品質栽培技術等について研究開発が行われているところでございます。しかし、本町は中山間地域の条件不利地域であり、多額の費用もかかるスマート農業がどこまで普及できるかという大きな課題も残されていると感じております。  次に、移住定住と産業振興のリンクでございますが、人口減少が急速に進む本町におきまして、まず考えますのが人口減少率をいかに食い止めるかが課題であろうかと考えております。そのためには、地域の担い手である若者の定着が必要であり、雇用の場の創出が必要不可欠だと考えているところでございます。豊岡に新設されました芸術文化専門職大学との連携事業として、起業・創業の創出など雇用の場づくりを行うこととしております。また、地域の伝統産業、基幹産業である漁業従事者や、但馬牛飼育を志す新規就農者の募集、さらには高齢Uターン、Iターンを推進し、UIターン者の経験や技術を産業振興にも生かせるような取組についても検討したいと考えております。以前、他の議員の皆さんから質問を頂きましたが、地域の仕事を組み合わせて年間の仕事を創出し、移住定住者を含め、地域の担い手づくり確保を目指す特定地域づくり事業の推進につきましても本格的に取り組んでいきたいと考えているところでございます。  地域課題についての質問でございますが、人口減少、高齢化により買い物困難者、公共交通サービスの低下、ガソリンスタンドの減少など様々な地域課題が発生しております。これら問題解決のため、民間での移動販売、自家用有償旅客運送、地域住民組織でのガソリンスタンド経営などの取組も他の地域で行われております。現在、町内には、これら地域課題に対応する民間事業者の目立った活動は多くありませんが、今後、その必要性も高まることが想像されることから、過疎地域における課題について現状を把握するとともに民間への支援を含めた対応の検討を行っていきたいと考えております。  また、山積する地域課題の中で、民間あるいは地域ビジネスに結びつけられるような取組につきましても検討してみたいと考えております。  最後に、県立学校との連携でございます。文部科学省におきまして、高校生が地域資源を知り、見直し、活用してまちづくりやビジネスを提案し、その取組を地域で応援し、支えていくSBPを推進されております。本町では、村岡高校におきまして地域創造系を設置するなど、地域を愛し、地域課題の解決に寄与する人づくり、地域づくり、学校づくりを進めているところでございます。また、香住高校におきましても、地域の課題、魚を材料としたオリジナル缶詰を開発し販売するなど、それぞれ地域課題の解決に向けた取組が進められております。  なお、この学習を進めるための鳥取大学をはじめ県立大学、芸術文化専門職大学、地域の講師にご指導を頂くとともに、町としましても地域おこし協力隊を配置し、地域や大学との連絡調整などの支援を行っているところでございます。今後も必要に応じ、側面的に支援していきたいと考えております。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 町長の答弁は終わりました。質問はありませんか。  吉川康治君。 ◎吉川康治(5番) 大分ポイントを得ていたので短くなるかなと思います。  スマート農業について、言葉には出てこなかったんですけど、最終的にはDX農業の推進というところで、生産性の向上ですとか収益性の向上、ここをちゃんと目的にされとるということで安心をしましたが、1つ、ちょっと不安になったのがスマート農業の普及という言葉、DX農業を実現していくためのスマート農業ですので、無理にスマート農業を取り入れてもらうとかではなく、効率性とか収益性が上がると見込まれるような事業者にぜひ手を挙げてもらって、例えば施設園芸ですと、ハウス内の二酸化炭素濃度ですとかああいうのも温度設定ですとかiPadで家で管理できるようになりますので、そういったものを取り入れた上で産業を盛り上げていけるようなところを的確に支援していただけるような道筋をぜひつくっていただきたいなと、私は、これはエールとして町長に送りたいと思います。その辺りの考え方、1つ、答弁をお願いします。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 農業従事者が減っていく中で効率的に生産性を高めるためのスマート農業でございます。ただ、私どもの課題は、やはりそういうような日進月歩で進んでいく農業のスマート化に我々の地域の中山間地というものがなかなか適用しにくいという側面がございます。特に、午前中の質問の中であったように、町内でも優良な地域の水稲の栽培の中心地であります佐津谷のほ場でさえなかなか担い手が見つからないというようなことも現状ではある中で、日進月歩で進んでいくスマート農業を基軸に今後、あそこの場で農業をやってみたいというような若者なり、あるいは定年退職者であり、まだ働ける年代の方々がそのものを基軸にして、あるいはこの頃のスマート農業が声高に言われるようになった中で、これを活用して自分が取り組んでみたいというような意欲的な方々にたくさん出ていただいて、なかなかスマート農業に対応しにくい中山間地域の中でも取組方によっては我々のような地域でもこのことが実現できるような対応を行政として側面支援することが必要なのではなかろうかなというふうに思います。  ただ、一方で、私どもも経験したことでございますが、今のICTを活用したスマート農業とは意味が違いますが、農作業の省力化だとか効率性、あるいは農地の保全のために今までも、香美町、特に我々が営んでおった梨栽培なんかでも、昭和50年代の初頭に矢田川以西無人防除組合というような壮大な計画で何億との投資をした無人防除施設がありました。今のICTを活用したようなものではありませんが、目的とする省力化だとか生産性の向上だとか、労力の軽減には十分役に立った施設です。総事業費が十何億だかかかるようなものを国からの補助金と農協からの支援、その当時、56ヘクタールの梨栽培の従事者が加入しておった団体も、経年とともに生産農家が減ってきたことで運営につまずいて、最終的には何億もかけた施設を全部廃棄といいますか、使えないようにしてしまったというような苦い経験もあります。その後にも、それの少し小さいような省力化のための農業施設を地域ごとに取り組んで今も続いている施設もありますが、スマート農業とは違っても、目的とするようなその当時でいう近代的な施設もなかなかうまくいかなかった経験を今後のスマート農業の活用に生かすというような、町も農業団体も、それぞれ農家個々の皆さんも今までの無駄になった経験を糧にしてスマート農業がうまくいくような運用の仕方というのは、別の部分で検討しなければなかなか今後もうまくいくことが難しいという思いがございます。そういうことについても、町としては側面的に支援をしてまいりたいというふうに思っております。  特に条件不利地が多いと言いながらも、新たに農業に携わっていただける人、あるいは現在好調な畜産業においてもスマート農業に生かしていけるような今後の運用の仕方がそれぞれの農業の中の業種にどういうところがあるのか、今、例を出していただいたことも含めてより1人の耕作をする面積あるいは飼養頭数を増やしていって、人口が減少していく中でも現行の農業規模を維持するためにスマート農業なりICTを活用した農業政策が今後どのような展開になるか。あるいは町がどういうふうに農家の皆さんを誘引していくか課題であろうと思いますけれども、真剣に取り組んでまいりたいと思っております。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 吉川康治君。 ◎吉川康治(5番) 逆にちょっと不安を覚える答弁だったのが、そもそもスマート農業を用いて何かをするとかではなくて、町長、最後にちょっとおっしゃられたんですけど、現在の規模をまず省力化、効率化をして、恐らく東垣議員のところで草刈りなんかもあると思うんですけど、あれを機械に任すことで生産者の時間が増える。この減った分を休憩に充てれば時給も上がるという意味にもなりますし、そこの減った時間で営業活動に出れば、それはそれで販路構築ということで収益性が上がるという、そういったものを効率化していくものがスマート農業利活用したDX、デジタルトランスフォーメーション農業と言われるもので、これは、先ほども答弁がありましたけども、農水省も推進しているというところです。ですので、担い手、どっちかというと、先週の10日から募集がかかっている地域づくり事業の協同組合がどっちかというたら担い手は含まれてきますので、マルチで何かスマート農業をやるとかではなくて、しっかりとまずは農業を今されている方の収益をどのように上げるか、効率をどのように上げるか。そしたら、少しでも世話できる土地が増えたら、それはそれで町にもメリットがありますし、できたらそういった観点からまずは、別に大きくどんとやるという必要はないと思うので、町が一番課題にコミットできる分野からでもいいので利活用は進めていったほうがいいのかなというのが私の意見でございます。町長答弁、お願いします。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 議員おっしゃるとおりでございます。私、前から言っておりますけども、人口減少は避けられない。ただ、抑制には努めなければいけない。目標とするのは農業であれ漁業であれ、従事者が減っても現行の産業規模を守っていけば1人当たりの当たりは大きい。こういう考えを私が持つことによってその方向で農業政策も漁業政策もやっていけばいい。そういうことに一番合致するのが今のスマート農業であろうかと思いますから、今、まさに議員がおっしゃったように、省力化ができることによって、農業者自体はじりじりと減っていっても、現行の耕作地を維持することによって1人当たりの当たりは大きい。目指すところはそこでございます。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 吉川康治君。 ◎吉川康治(5番) ぜひ実現に向けて、やっぱり負担になりますので、マルチで何かというよりはしっかりと1つにコミットしてもらってまずは取っかかりをつくっていただきたいなと思います。  次に、移住定住のところで聞くんですけども、香住梨、来年から入ってきて耕作されて、とある地区に住まわれて通うという形になるというふうに伺っております。これは、別に香住梨に限らず但馬ピーマンでもいいですし稲作でもそうですけども、先ほど少しお話に出ました新規就農者、地域おこし協力隊なんかも、私が考えていることではあるんですけど、今ある何かちょっとやってもらいたいとかではなくて、こういった地域産業に特化してやってもらいたい。今年、人員がマックスで来たわけではないので、どちらかといったら、町はこれをやってほしいんだというのを全面的に出して、何かふわっとしたような状況じゃなくてそういった産業に特化した人を1人でもつくっていくことで、例えばそこに刺さる人、魅力を感じる人というのは多分一生懸命やってくれますし、そういった募集のかけ方。ですので、移住定住にもなりますし、今、言った地域産業、これは漁業でもいいと思います。村岡で地域おこし協力隊として来られた方が今船に乗っておられたりします。ですので、そういったところをしっかり明確にした上で募集をかけたほうがもう少し人材が来るんじゃないかというふうに思うんですけども、その点どのようにお考えでしょうか。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) おっしゃるとおりでございます。町としてもそういう思いで地域おこし協力隊は募集に努めているところでございます。ただ、いろいろと任用中の間に家庭の状況が変わったりとかということで、本来の目的である地域おこし協力隊、あるいは県版の地域おこし協力隊で香美町に着任を頂いて、町の目指す特定の分野の事業に参画をしていただいた方が卒業しても、その3年間の経験を持ってその地域に根差して、できれば住んでいただいてこちらで生計を行っていただくというのが大きな目的でございますので、私どもとしても、課題を抽出しながらどのようにそれに合うような人材を選定していくのか。ただ、今まで地域おこし協力隊の制度ができましてから大分たちました。なかなか今度は応募の数も全国的に減っているような状況でございます。誰でもいいから来てほしいということになりますと本末転倒の話になりますので、そこら辺で、今、企画課も苦慮しておるところでございます。先ほどありましたように、違う分野で地域おこし協力隊で頑張っておられた方が町内の基幹産業に従事されるというよい例もできましたので、そういう方向を目指して人物の選定にも努めて、今後、香美町に居住していただけるような意欲のある方に様々な衰退する産業を引っ張っていただくような取組ができればと思って今一生懸命になっておるところでございます。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 吉川康治君。 ◎吉川康治(5番) せっかくですので、残られた方のお話を伺ったりしてそういうのを外に出していく。何で残ったかですとか魅力ですとか、やっぱり住んでいたら当たり前になるんですけど、やっぱり外から来て生活を持たれるって相当覚悟が要りますし、やっぱり好きになってもらって住まわれていると思いますので、そういったところも上手にタッグを組んで、地域おこし協力隊から香美町に根づいた人とタッグを組んで、ぜひここら辺は進めていただきたいなと思います。  メインで話したかったのは、実は3番、4番なんです。先ほどSBP、ソーシャルビジネスプロジェクトとありましたが、実は、昨日このソーシャルビジネスプロジェクトで内閣府から地域活性化伝道師で皇學館大学の教授岸川政之先生、今日、日本海新聞で見られた方がおられるかと思うんですけども、来られて講演をして、私も聞いてきたんですけども、これは岸川先生のSBPは造語です。このSBPは文科省で高校の教育に入ってくるということで、恐らく町としても関わる機会がこれからどんどん増えてくるんじゃないかということで議論が進んできております。この発想ですけど、SBP、岸川先生は高校生で地域課題を解決するというのが考えなんですけども、やはりその根元にあるのがボランティアとかではなくてちゃんと収益を求められるような課題解決方法、これはやっぱり持続可能というところに全部かかってまいりますので、この考え方は民間であっても必要な部分ですし、地域にコミットしていくという、地域に残る企業としてはやっていかなければならない部分でもあるのかなというふうに考えております。  ビジネスにコミットしていただけるというか支援策をしていただけるということでありましたので、一気に4番目のほうに行きたいんですけども、実は3番、4番は関連事項で、芸術文化観光専門職大学で副学長とお話しする機会がありました。大学としての課題は、地域とどのようにその地域課題を解決していくかというのが今大学として持っている課題だということでお話をされておりました。ここに、勤められている講師の先生、地域課題を専門とするような方も当然おられますし、この春からまた40人ほど1年生が入ってきて2年生、上がりますので先生は増えるということでお話もされておりました。そういったことからも産官学民の連携で、要は町で全てをやっていこうと思いますと、経費も人もかかってまいります。ですので、民間の発想に全力で支援していくというのが一番早く、特に産官学民、せっかく大学も来ましたし香住高校も授業で入る予定になりますし、昨日もせっかく講演をしていますので、そういった連携で地域課題を解決してビジネスとして取り組むことで今までなかった雇用体系、見る人によっては地域課題にコミットしてやっていっている姿が魅力的にも映るでしょうし、専門職大学、ほとんどが県外の方だということですので、そういった方がそういった地域課題に対して一緒に取り組むことで魅力と感じて本町を含めて但馬に残ってくれるチャンスでもあります。こういった仕組みづくりにぜひこれから力を注いでいただきたいと思っているんですけども、町長の答弁をお願いします。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 専門職大学の設置の中でも当時申し上げました。私どもが、香美町として但馬地域にできた専門職大学を支援する考え方の中には、但馬全体の中での香美町の位置づけの中で、直接学校の生徒さんにもフィールドワークで参加していただきたい。その学生の皆さんを起点に芸術の分野でも、私どもの町の施設を活用して演劇などのことについても地域住民を巻き込んでほしいという思いで私どもからも大学の職員に職員を派遣しておるところでございますから、今議員がおっしゃいましたように、それぞれ産官学民連携の中で、せっかくできた専門職大学、あるいは地域に根差す2つの高校、そういうものを絡めて今後の地域課題、香美町が持つ地域課題についても若い世代の人の考え方や学校の取組の中のことで町なりが少しでも変わって人口減少の抑制に少しでも役立つような取組には町も積極的に関与していきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◎議長(西谷 尚) 吉川康治君。 ◎吉川康治(5番) こういった取組は本当に民間のほうが迅速であります。町も何かを構築してやろうと思ったら議会を通してとなりますので、やっぱりこれは持ちつ持たれつだと思います。地域課題も年々増えていっているでしょうし、そこは頭が痛いところだなと私も思っております。任せるべきは任せて、円滑的かつ効率的に課題解決できる、もしくは研究、こういったことに参画することでノウハウもたまります。ですので、そこを介在させて何か取り組める、企業もそうですが、団体ですとかそういったところに後々でもいいのでしっかりと一緒になってつくり上げていく体制づくり、仕組みづくりを心から求めたいというふうに思います。  先ほど心強い答弁を頂きましたのでこれはここまでにして、最後になるんですけども、挑戦なくして成長はないということで、常に何か私もやっていきたいと思っているんですけども、挑戦していれば必ずノウハウはたまります。何もしなかったらたまりません。結局、未来のためになるように、今回、攻めた予算案が年明けに上がってくることを私は期待をしたいと思います。そして、当局の皆様におかれましては、ぜひ明るく楽しい年末年始をお過ごしいただけるように、肉体的にもですけども精神的にもご自愛いただきまして、これで私の一般質問を終わります。 ◎議長(西谷 尚) 以上で吉川康治君の一般質問を終わります。  次に、藤井昌彦君の一般質問を行います。  藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(4番) 4番、藤井昌彦です。議長の承認を得ましたので、通告のとおり12月定例会一般質問をさせていただきます。  今回、1問だけ用意しております。よろしくお願いします。小代区の真ん中を走る国道482号なんですけども、令和元年に鳥取若狭町まで供用開始、開通しました。今ではバイク、夏場、車の数も鳥取ナンバーの車も結構増えてきています。また、今年の2月には国道482号大谷バイパス第1期工事が開通し、住民の皆さんも具合がよくなったと言って喜んでいるような声も聞きます。ただ、小代物産館のところに国道482号早期整備という看板があるんですけども、ある住民の方から鳥取までついたんだからあれは要らんのと違うかというふうなことを言われました。いや違うんですと、国道482号は鳥取までもそうなんですけど、小代の真ん中、背骨、ここが大事なんですよと。また、長板の某建材会社があるカーブのところ、あそこへ某商店の長板の橋のところも国道482号です。また、今、第1期工事で終わったスキー場までの通じるところから南に小・中学校に行って、野間谷の取り合い、そして、実山、また忠宮のほうというか、本土のほうにまた橋をかけて戻るというふうな工事もまだ残っております。ですから、あそこの看板はまだ生きているんだというふうに私はそういう思いで、今日、一般質問をさせていただいております。  今度の第2期工事は一番難所なのはやっぱり野間谷のところかなというふうに思ったりします。それで、質問に入らせていただきます。  国道482号大谷バイパス2期工事促進について、1)国道482号は香美町と鳥取若桜町をつなぐ道路で、秋岡から鳥取若桜は冬季を除いて通過し、大谷バイパス1期工事も完成した。いよいよ第2期工事、野間谷、実山方面への早期完成を求められる。その整備推進状況はということ。2)番として、県への要望は、今後の展開はということです。お願いします。 ◎議長(西谷 尚) 質問は終わりました。町長の答弁を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) それでは、藤井議員のご質問にお答えをいたします。  国道482号大谷バイパスについては、本年3月20日に城山から野間谷までの1期が供用となり、狭小な現道がバイパス化されたことから円滑な交通が確保されるとともに、現道の通過交通がバイパスに転換され歩行者の安全性が向上したものと考えております。ご質問を頂きました2期につきましては、現時点の兵庫県の社会基盤整備プログラムによりますと、計画の前期となります令和元年から令和5年までに着手をするものと記載されており、現在は新規事業化に向けた準備を進めていただいております。県への要望につきましては、毎年、兵庫県国道482号整備促進期成同盟会を通じ、新温泉土木事務所への要望を行っております。併せて、小代区自治会より本年も8月23日に大谷バイパス2期の早期着手について要望がされております。今後につきましては、新規事業化の動きを注視しつつ地域との連携の強化を図り、早期事業化に向けて引き続き県へ強く要望してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 町長の答弁は終わりました。質問はありませんか。  藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(4番) 今、説明がありましたとおり、本当にこの国道482号というのは小代の背骨のど真ん中を通る道でございます。今、ちょうどここから先、第2期工事は小代小・中学校の児童、それと、認定こども園、ここの取り合いもあります。野間谷地区との取り合いもありまして、朝、夕は、結構通勤の車とか通学の歩行者、それと、認定こども園に保護者さんが送り迎えされているような車もあって大変混雑しておりますし、非常時の避難道路としても有効な道でございます。  その中で、細かいことをちょっとお聞きしたいんですけども、これは県に要望していることなので事業体が新温泉土木ですか。なかなか詳しいことというのは分からないと思うんですけども、先ほど言いました野間谷集落への取り合いです。あそこがすごく急峻で勾配がきつくて、あそこを直角に取り合いすると、多分冬にスリップ事故を起こすんじゃないかなというふうに思っております。また、小代小・中学校に行くまでのところが、町営住宅があってあそこの道がちょっと幅員が狭いんです。その辺はどういうふうな形で県のほうには要望されて、そこまでしているかどうか分からないんですけども、もししていたらお願いしたいと思います。 ◎議長(西谷 尚) 副町長、今井雄治君。 ◎副町長(今井雄治) それでは、藤井議員の質問にお答えしたいと思います。  まだ大きな計画自体が全て公表できているものではございませんが、この事業に関して建設課長共々新温泉土木事務所と協議する中では、先ほど藤井議員のほうから質問がありましたとおり、大きな課題が、町道の野間谷線が交差点上でつながります。今の道路自体もかなり急峻な道路でありますのでそれの取付け部分と、それから、旧の越冬住宅でありました部分の住宅地がまだ残っております。この物件移転、それから、小・中学校、認定こども園、さらには旧現道に取り付くということで大きな橋が橋梁はかかるということで、主要構造物等々等と主要物件のものにつきましては、建設課長を含めながら安全対策についてということでお願いをしてきているところでございますので、十分な配慮を行いながら、道路交通の線形についても配慮いただけるものだと思います。現在のところ我々の町にまだそのものが示されておりませんので、どういう形になるかということはまだお示しすることができませんが、着工自体が社会基盤プログラム事業の前期の部分には着手する、令和4年、5年という予定ではきておりますけれども、県の来年度以降の予定につきましては、これから県が発表するということになりますので、まだそのものについても正確なものが出てきておりません。今のところは、まず概略が出てくると思いますので、そのものがお示しできるようになればお示ししながら、当該の地区にも説明の機会が当然必要となりますので、その機会を持って説明をさせていただきたいというふうに思います。意向につきましては、藤井議員の質問にあった部分については十二分な意向をお伝えしておりますので、回答が出次第、またお伝えしたいと思います。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(4番) 計画がまだはっきりとということなんですけども、このバイパス道路というのは結構旧美方町時代から懸案でございまして、今度、元の大谷商店街のほうの道、あっちに実山のところから忠宮に多分矢田川を通ると思うんですけども、その辺のルートと、あと貫田の取り合いです。ここも結構急峻になっております。あと、茅野の橋までとちのき村に行く道ですので、その辺のところ。  もう1個、前段でちょっと話をさせていただきました国道482号は長板のあそこの建材会社さんのカーブです。あそこも入っていますし、その下の橋の商店の前も整備が求められていると思っていると思うんですけども、それをもう一度、再度、詳しく分かりましたらお願いします。 ◎議長(西谷 尚) 副町長、今井雄治君。 ◎副町長(今井雄治) それでは、藤井議員の再質問にお答えしたいと思います。  この大きな道路改良につきましては、私も含めて、当然町長も全体計画の中では県に出向いたときには要望としているところでありますけれど、既にご存知だと思いますけれども、まず、国道482号線の改良工事につきましては、国道9号線から今、小代口からの信号のところから入りまして既に完了しております長板バイパス、途中の現道の482号線の途中途中の線形の悪いところの改良、拡幅の事業を含めて村岡区内を通過しながら小代地区に入りまして、今の大谷バイパスの1期をひっくるめてご質問があります2期の継続事業。それから、現道に戻ってきまして、大きな集約施設であります、今、営業は止まっておりますけれども、1つのスキー場、それから、とちのき村、年間5万人の集客施設、ここへ通ずる道路としてもう一つ大きな目的は、大谷地内の大型車両の回避ということでバイパス事業が進めてきているところでございます。  長板の今のご質問のありました部分につきましては、まだ、どういうふうな計画だということは土木事務所からも連絡は来ておりませんが、冬季間のこと、それから線形の悪い部分については承知を頂いて、町長も含めて現地立会いはした経過がございますので、承知はしていただいとるというふうに思います。  さらに、現道が2期の工事が完了した後の藤井議員の質問は、貫田、茅野地区までの現道のことだと思います。合併した当時、町営の残土処分地が現地にもありますけど、この辺の道路線形が悪い部分だと思いますけれども、やはりその部分につきましては、今の現道の482号線の第2期の大谷バイパス2期終了後というふうになるというふうにはお聞きしておりますが、逐次道路の修繕、安全対策については土木事務所のほうで対応はしてきていただいているということになります。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(4番) 先ほどから話がありますように、本当に国道482号というのは小代区民にとって背骨というか本当にど真ん中の道でございます。通学、通勤、そして物流、交流、経済、緊急全ての重要要素が詰まった道路でございます。町を挙げて迅速に強く県へ要望することを求めまして、私の一般質問を終わります。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 以上で藤井昌彦君の一般質問を終わります。  次に、小谷康仁君の一般質問を行います。  小谷康仁君。 ◎小谷康仁(8番) 議席番号8番、小谷康仁です。議長の許可を得ましたので、令和3年第130回香美町議会12月定例会の一般質問をいたします。大変眠たいんですけども、もうしばらくですので頑張っていただきたいと思います。  まずは、むらおか振興公社の在り方について町長に問います。平成6年に香美町村岡区で「第45回全国植樹祭」が開催されたことを契機に但馬高原植物園周辺が整備されました。その後、株式会社むらおか振興公社として村岡ファームガーデンとともに運営され、本町が筆頭株主として営業されています。精肉店の従業員が売上げを横領した事件は記憶に新しい不祥事です。新社長となり、業務の改善をどのようにされたのか、公社の在り方に問題がないのかを行政の立場としての考えを問います。 ◎議長(西谷 尚) 質問は終わりました。町長の答弁を求めます。
     町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) それでは、小谷議員のご質問にお答えをいたします。  株式会社むらおか振興公社は平成9年2月12日に設立し、香美町瀞川平ガーデンバレイ「但馬高原植物園-瀞川平-」及び香美町農産物展示直売施設村岡ファームガーデンを運営しております。まず、議員ご指摘の令和元年に発生した精肉横領事件につきましては、昨年12月1日付で検察から不起訴処分となったところですが、消費者からの信頼回復を図るため、公社から次のような改善策の方向を受けております。精肉の仕入れ時におけるチェック体制について、以前生肉担当の専任であったものを社長及び支配人等複数人で確認することに変更したこと、精肉の仕入れ後の管理については、仕入れた精肉の追跡を個体識別番号ごとに行うことに変更したこと。伝票管理について、連番記載による各種伝票管理とし、より明確な処理に変更したこと。  このように、公社としましては、今後同様の不祥事が再発しないよう新社長を中心に管理体制の強化を図っているところでございます。また、経営面からは、従前にも増し業務ミーティングを密にし、従業員の意見を積極的に経営戦略の企画に取り入れ、イメージアップ及び売上げ増につなげるほか、繁忙な時間帯に部署間で柔軟な応援体制を取るなど人件費削減にも努めていると聞き及んでおります。筆頭株主である町においては、毎月開催される取締役会に出席するだけでなく、業務及び各種イベントなどについての聞き取りや打合せを頻繁に行い、チェックを含めた情報共有を図り協力体制を強化しております。  次に、むらおか振興公社は、町が所管する高原植物園、食堂、レストラン、喫茶店及び売店等の経営管理受託事業、農産物、林産物、水産物、畜産物及び民芸品等の地域特産物の販売に関する事業を行い、地域の顔として地域を活性化させることを目的に設立した会社です。第三セクター計画当初は但馬高原植物園のみの運営について計画しておりましたが、その後、村岡ファームガーデンの運営について、受託先である農協の広域合併に伴い、運営委託を継続できない方向となりました。これに伴い振興公社の中で2つの施設を一体的に運営することにより地域をより活性化できるとの考えから、第三セクターの計画を変更した経過がございます。但馬高原植物園と村岡ファームガーデンを一体的に経営することにより異なる繁閑期を柔軟な人事体制を組むことによる人件費の削減、レストラン食材の一括仕入れによるコストの削減、2か所のレストランが食材を効率よく使用できることによる経費の削減などそれぞれの施設の特徴を合わせて活用することにより、公社にとって今まで以上によい効果が期待できると考えており、公社の在り方については問題ないと考えております。  現段階では、文化的要素の大きい植物園は町より財政支援を行っていますが、新社長の下で経営を立て直していただき、香美町の観光振興につなげていただきたいと考えております。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 町長の答弁は終わりました。質問はありませんか。  小谷康仁君。 ◎小谷康仁(8番) 新社長となり業務改善が図られて頑張っておられるとの答弁で、地元住民として大変よかったなというふうに思っております。しかし、まだ植物園のホームページの代表者名は変わっていませんので、隅々まで新社長名で統一していただきたいと思います。  それと、私の記憶違いかもしれませんけど、2019年に横領が発覚し警察の調査が入り、800万円以上の被害があったとの報告を受けて、今先ほどの町長の答弁にもございましたけれども、昨年12月に新たに50万円の横領があったとたしかここでお聞きしたんですけれども、その詳細がもし分かりましたら、教えていただけますでしょうか。もし間違っていましたら間違っていたと。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 精肉の横領の関係でございます。昨年7月末に追加で50万2,425円発覚された内容でございますが、公社では、養父市の飲食店より領収書等関係帳簿を確認し、横領額を確定して警察へ被害届を提出したようでございます。併せて知人や親戚へ送っていたものがあるのではないかと公社で確認し、裏づけがないため追及ができませんでしたが、警察へはそのことも伝えており、その後の捜査追及で知人や親戚4名、18回にわたり送った送り状を根拠に本人が新たに50万2,425円の横領を認め、7月末に返済をしたということでございます。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 小谷康仁君。 ◎小谷康仁(8番) 私も議員となりまして800万円以上の横領があったというのは、この議場で町長が警察に訴えるようにと指示を受けたということをお聞きしまして、大変びっくりした事件でございます。また、新たに52万円、発覚したということなんですけども、これは、最初の800万円とは違う別件の養父市の飲食店でございますか。それとも、また新たなものなのか、そこだけもう一つ確認をさせていただきます。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) これは、当該の者が自ら発送した分で、養父市の飲食店絡みではないというふうに思います。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 質問はありませんか。  小谷康仁君。 ◎小谷康仁(8番) ということは、新しい事件だったというふうに理解をします。先ほど町長の答弁がございましたとおり、むらおか振興公社は第三セクターから指定管理のほうに変わったと。これは小泉内閣の国の施策による意向だというふうに思うんですけども、先ほど町長が指定管理のこの2つの施設に関しては全く問題がないんだというふうに答弁をされましたけれども、冬には植物園は運営されていない。一部、最近は運営されるようになっているようですけれども、本当にこれは問題がないのか、もう一度お伺いをいたします。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 本来、植物園のほうが設立はあるときに、むらおか振興公社は植物園を主体にできた会社でございますので、これは全然問題ないというふうに思います。 ◎議長(西谷 尚) 小谷康仁君。 ◎小谷康仁(8番) むらおか振興公社は800株を有しておりまして、その50%以上を行政が所有をしております。本町で指定管理を受けている株式会社はほかにもあります。このようにたくさんの株を行政が有するような指定管理を受けている会社がほかにあれば教えていただけますでしょうか。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 過半数の株式を有しております第三セクターといいますか、指定管理施設は今の振興公社だけだと思います。 ◎議長(西谷 尚) 小谷康仁君。 ◎小谷康仁(8番) むらおか振興公社しかないというお答えでございました。むらおか振興公社の社長選出についてお伺いをいたします。定款の第25条、当会社に社長1名を、必要に応じて副社長、取締役及び常任取締役若干名を取締役会の決議により取締役の中から選任するとなっています。その取締役が、ちょっとこれは漏れがあるかもしれませんけれども、鉢伏開発、むらおか振興公社、全但バス、村岡観光協会、農協、村岡商工会、香美町となっており、ほぼ充て職の中で選任されるようになっています。前任者もそうでありましたけれども、今回も身近な方が選任されております。その方々が悪いというわけではありませんけれども、このような不祥事とかが起きたときに体質改善を図らなければならないときには、非常に問題のある極めて閉鎖的な選考方法だと私は考えます。これは、公社のほうの株式の定款でございますので、なかなか町長としては意見が言いにくいと思うんですけども、この点に関してどのようにお考えでしょうか。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) むらおか振興公社の資本形態は、やはり香美町と以前の村岡町に関わる団体が出資をされている会社でございますから、何ら資本構成に問題はないと思います。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 小谷康仁君。 ◎小谷康仁(8番) 選任方法に関しましては、株式会社でございますので、町長のおっしゃられるとおりだというふうに私も思っております。ただ、やはりもうちょっとオープンな選出方法を取っていかなければ、今後、選ぶときにはどのように考えていくのかということが問題になってくるのではないかなというふうに思ってはおります。よく議会で、むらおか振興公社はファームガーデンの利益を植物園が減らしてしまうと説明をされます。指定管理料として600万円を植物園に計上されました。さらに、指定管理施設である植物園に職員を派遣し、積極的に維持される姿勢を示されておられます。これはどういったお考えのもとなのか、お伺いをいたします。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 植物園とファームガーデンとで1つの会社を構成する。本来の植物園の在り方については、レストランを経営したり様々な前社長の取組によってグルメの方向にも走ったりはしておりますけれども、本来は、私どもが考えますのは収益施設というよりも村岡区の文化拠点であるというような思いの中で、今まではファームガーデンと植物園を運営する1つの会社の中でおおむね赤字で推移していた植物園をファームガーデンの黒字でカバーをしてきた。ただ、今は9号線の車の乗り入れも大分少なくなって経営基盤が弱体化しておる中で、本来の営業目的の収益施設でない、振興公社設立のもともとであった村岡が誇る文化拠点の維持のためには、これは商売上のどうこうというよりも、維持をするために施設の整備だとか、あるいは観光客、あるいは園の中を見ていただくお客様に対して失礼のないような整備には別途町が支援すべきという考えに基づき600万円の支援をさせていただいておる。新たに再任用職員もそういう業務に当たらせておるということで、これは、私は町としてあるべき姿だなというふうに思っておりますから、従前からすべきであったなというふうに思っております。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 小谷康仁君。 ◎小谷康仁(8番) 文化拠点の維持に力を入れていただくと、私も地元でございますので大変喜ばしく思っております。ただ、1つ引っかかるのが、指定管理のところに職員を派遣するというのは普通香美町としては存在する事例などでございましょうか。その点について教えていただけますでしょうか。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 園内整備に再任用職員を充てておりますから、指定管理施設あるいは従来の第三セクターの会社に職員を派遣するということは私は問題ないと思います。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 小谷康仁君。 ◎小谷康仁(8番) 問題がないのはよく分かりましたけど、事例があるかという点に対してはどうでしょう、町長。初めての事例であるのであれば初めてで、その答弁で結構でございますので。 ◎議長(西谷 尚) 暫時休憩いたします。                               午後3時20分 休憩                               午後3時32分 再開 ◎議長(西谷 尚) 休憩を閉じ、会議を再開します。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 先ほどの小谷議員のご質問でございます。  香住の観光公社、旧ファミリーインでございますが、西内副町長を社長として派遣した例がございます。それと、先ほど申しましたファームガーデンむらおか振興公社には取締役と監査役を職員を派遣しております。ほかの過去の例はございません。それから、先ほど申しました再任用職員の派遣でございますが、村岡地域局所属の再任用職員を町の施設である植物園の管理業務に充てておるということでございますから、会社に派遣しておるわけではありません。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 小谷康仁君。 ◎小谷康仁(8番) 大変よく分かりました。前例ではないということが確認できたのと、直接にむらおか振興公社には派遣をしていないということでよく理解はできました。しかし、外から見ますと同じように見えてしまいますので、やはりそこはもう少し改善の必要があるのではないかなと感じてしまいます。むらおか振興公社、中をよく知っておられる方はそのように捉えられるかもしれませんけども、一般の方々がそこは違うんだよというふうに感じられるかというのはやっぱり疑問があるところでございますので、もし整理して考えていただけるのでございましたら、令和4年度にはもう少し違った形で配属をしていただきたいなと思いますが、それはどうでしょうか。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 村岡地域局に所属をさせて植物園の管理に当たっております再任用職員は、村岡の振興公社植物園ができたときの担当の者でございますから、当時の思いも踏まえて施設の園の管理に当たっておるということでございますから、私どもとしては適任の者を充てておるということでございますし、第三者から変に見えるということも、そんなことは簡単に説明をすれば事情は見ていただけるというふうに思います。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 小谷康仁君。 ◎小谷康仁(8番) よく知っている方が管理されるというのがやっぱり一番いい形だと思います。じゃあ、なぜ今まで管理されてなかったのかなというふうに思ってしまうわけなんですけれども、そこを問うても仕方がないので、指定管理が入ったので指定管理料が上がったので会計年度任用職員を派遣したというふうに捉えてしまいますので、町長が言われたような思いというのはやはり伝わってこなかったものでしたので、ここで聞かせていただきました。  村岡ファームガーデンは本町でも大変力を入れている但馬牛を提供している大変重要な施設です。再三、ここでも経産牛を取り扱っていてどうなのかということも語らせていただきました。そのうち地域局長が調べていただいた中において、経産牛を7割も使用しているというふうなお答えを頂いたこともございます。今でも7割、経産牛を使っておられるのか、この点だけ町長、分かりましたら、地域局長でも結構です。 ◎議長(西谷 尚) 村岡地域局長、小西敏君。 ◎村岡地域局長(小西 敏) ただいまの質問にお答えします。割合について数字、正確なものを今ここで持っておりませんので、すぐ調べて報告します。 ◎議長(西谷 尚) 暫時休憩します。                               午後3時37分 休憩                               午後3時40分 再開 ◎議長(西谷 尚) 休憩を閉じ、会議を再開します。  村岡地域局長、小西敏君。 ◎村岡地域局長(小西 敏) ただいまの質問にお答えします。今現在では、レストランも含めて約8割ということで少し増えております。経産牛が増えております。 ◎議長(西谷 尚) 小谷康仁君。 ◎小谷康仁(8番) 再三、経産牛がおいしいのかおいしくないのかという議論を言わせていただいたこともございますが、牛を飼っている方に言わせますと、やっぱり経産牛はいまいちしわいというふうにおっしゃられております。プロが扱うのでありましたら、やはりそういうことを分かっておられるのでありましたら、経産牛を提供するというのはどうなのかなと思ってしまいます。それにも増して香美町の看板でもございます但馬牛でございますので、やはりきちっとした体制や費用対効果と申しますか、やはりクオリティーの高いものにはそれだけのお金を支払ってでも皆さん食べられますので、そこはきちっと、この前減ったのかなという答弁を頂けるかなと思ったんですけども、8割に増えたというのはどうなのかなと思ってしまうんですけれども、その点についてはどうなんでしょうか。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 議員、議会の場で私どもにいろいろご質問を頂きますが、むらおか振興公社という独立した会社でございますので、そこの提供する肉がどういう状況にあるのかどうかについては、そこの経営陣が経営と併せて検討すべき問題でございまして、私どもが、第三セクターであるがゆえに51%の株式を出資しとるからといって経営内容に口を出すというのはこれは越権行為でございますから、取締役を派遣し監査役も出して最高の意思決定機関は取締役会でございますから、会社の運営、食材の提供だとか仕入れのことには会社の中で決めていただく。その細かい事情については、私どもが経営内容も分からずにおいしいものを出して何ぼ高くても出せというようなことはいけませんから、やはりここ数十年やってきた中の経験値でもってどのような肉を仕入れるのかというのはやはり経営陣にお任せするべきだというふうに思いますので、ご理解を頂きたいと思います。 ◎議長(西谷 尚) 小谷康仁君。 ◎小谷康仁(8番) さくっと流すつもりだったんですけれども、町長の答弁はおかしいなと思っております。筆頭株主、当初から行政の立場でのお考えをお聞かせ願えますかということがまず前提にございます。それと、筆頭株主である以上はそこをきちっと管理するという責任もございます。ましてや、さっきも何度も申し上げますけども、香美町の顔としてその肉を提供するわけでございますので、それがおいしくないと言ったら、町長、おいしくない肉を町長は提供するのかと返ってくるわけでございますので、そこはきちっと管理をする、指摘をするのは当然のことではないでしょうか。そこを株式会社が経営するからそこは言えませんよと。でしたら、香美町という名前を使うということもおかしな話でございますし、香美町が但馬牛に対して力を入れるという話もおかしくなってきます。ましてやさっきの職員派遣の話ですけれども、ますますおかしな話になってきますので、やはりそこはきちっと口を出すことは出していただきたいというふうに考えます。行政のほうが指定管理料は払っておりますので、それに対して、その評価がどのようにするかということを言われるわけでございますので、やはりそれはきちっと襟を正していただきたいというふうに考えるわけでございます。その点について、町長いかがでしょうか。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 議員からご指摘がありますけど、第三セクター、指定管理施設であり町出資の経営に我々が、例えば町の職員が取締役と、監査役等を派遣している以上に経営の内部にまでどうこうというのは、これは私は逆にそれのほうがおかしいというふうに思います。民間会社でも株主の声はそれなりに反映はしなければなりませんけど、株主が直接の運営方針や経営内容に口を出してその方が責任を取れるかといいますと、私はそれはちょっと無理だなというふうに思います。町としては、経営の方針で経産牛を使っておることについて、まずいものを安く、まずいのかうまいのかといえば、我々も逆にそれは肥育牛から見れば少し落ちるけども、値段も手頃でそこそこの但馬牛の系統でございますから、最終的に提供するのは肥育牛よりは落ちるけれども、値段は手頃でお客様に理解していただけるような内容であれば、これは進んで提供すべきでありましょうし、肥育牛に比べてしわいから、それを出しとったら町の看板が汚れるというものでも私はないというふうに思います。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 小谷康仁君。 ◎小谷康仁(8番) なぜこういうことをといいますと、やはり値段に合った質の肉が出ていないということをお聞きしますので、このように話させていただきました。僕は、町長には大分期待していたんですけども、事件発覚において町長が指揮をとって警察に訴えると。だから、割とこういうところに力を注いでいただけるのかなと思って期待して、やはりおいしいものを出すべきだというふうに言っていただけるかなと思ったんですけども、ちょっと期待外れでございまして、そこは残念なところでございます。いずれにせよ、村岡ファームガーデンというのは2つの施設を運営しているわけでございまして、やはり業務内容もだんだん複雑化してきているのではないかなというふうに想像できます。そんな中で不祥事が起きているだとか、やはり植物園の管理を職員が行かなければできない状態になっているということでございますので、2つの施設を分けて独立した施設として運営するほうが私は望ましいというふうに考えるんですけども、町長はどのようにお考えでしょうか。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 恒常的な赤字の解消の見込みがない植物園については、先ほども申しましたように、町が施設管理のための園に直接再任用職員を置くことと様々な専門家に対する施設整備について600万円程度の予算をつけさせていただきました。これによってまだ赤字の解消にはこのコロナ禍でないかもわかりませんが、一定の手当てはしたつもりでございますので、会社の運営については、単体としても今の植物園のほうも、そんな大きな経営を揺るがすような赤字は出ないというふうに考えております。ただ、コロナ禍が収束してある程度お客様も戻って、ファームガーデンが以前の売上げぐらいに戻らないとそういう思いにはなりませんけども、方向としては別に会社を分ける必要はないというふうに思っております。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 小谷康仁君。 ◎小谷康仁(8番) 現時点においてはあまり大きな痛手もないということですので、町長の答弁のとおりだというふうに私も現在は考えておりますけども、今後はどのようになっているかということは注視していかなければならないというふうに思っております。  今後もむらおか振興公社には信頼回復になお一層の努力をしていただき、地域のために頑張っていただきたいと思います。また、大変ではありますが、筆頭株主である本町の行政の方々には二度と不祥事が起きないように注意していただくことを求め、次の質問に移ります。  次に、複式学級について教育長に伺います。年々出生数が減少し、児童・生徒の数も減っています。このことは本町に限ったことでなく地方が抱える大変大きな問題です。このままだと町内の多くの小学校で複式学級となってしまいます。本町では複式学級をどう捉え、対応していくのか、現在のお考えを伺います。 ◎議長(西谷 尚) 質問は終わりました。教育長の答弁を求めます。  教育長、前田毅君。 ◎教育長(前田 毅) 小谷議員の質問にお答えします。  複式学級を含め少人数による教育につきましては、児童の一人一人の特性に応じた教育活動がしやすく、個々の能力を伸ばしやすい教育環境において学力の定着と向上を図ることが期待されてきました。併せて日頃から児童一人一人の言葉に耳を傾け、その気持ちを敏感に感じ取りやすくなり、児童の持つ特性や考えを理解し、発達段階に応じて指導を通していじめや不登校、問題行動などの未然防止、早期発見や早期対応を図ることも期待されるなど、より手厚く柔軟な指導を行うことができるものと捉えてきています。  現時点では、これまで同様、先ほど申しましたような小規模のメリットを十分に発揮しながら指導面における諸課題について対応するため、横の連携を意識した学校間スーパー連携チャレンジプランなどを推進し、多様な考えに触れ、認め合い、協力し合い、切磋琢磨する機会の場を設け、多人数の学習集団や複数教員による複眼的な指導により、教育のさらなる質を高める対応をしていきたいと現段階では考えております。 ◎議長(西谷 尚) 教育長の答弁は終わりました。質問はありませんか。  小谷康仁君。 ◎小谷康仁(8番) 学級編制や1学級の児童・生徒についての基準は義務標準法第3条で学級編制の標準として定められています。小学校では2つの学年の子どもの数を合わせて国は16人、県は14人。中学校では2つの学年の子どもの数を合わせ国は8人、県は編制せずを基準と定めています。本町では県の基準に合わせています。学校編制の原則は、同学年の児童または生徒で編制する。例外として児童または生徒の数が著しく少ないか、その他特別の事情がある場合においては数学年の児童または生徒を1学級に編制することができるとされ、複式学級として編制しなければならないでなく、編制することができるという規定です。法律で示す児童・生徒数は、あくまで標準です。これを標準として各都道府県の教育委員会が学級編制の基準を定めます。鳥取県では、小学校1年は複式学級を設置しないと定めています。このように国が定めるのは標準であって、それを下回る数で都道府県が独自に基準を定めることができます。県が示すこのような考えを教育長はどのようにお考えでしょうか。 ◎議長(西谷 尚) 教育長、前田毅君。 ◎教育長(前田 毅) お答えします。今、小谷議員言われましたように、学級編制というのは国の公立義務教育諸学校の学校編制及び教職員定数の標準に関する法律をもとに、兵庫県教育委員会がその基準を定めております。複式学級においては、2つの学年において14人以下、これは先ほど言いましたように国は16人、途中出ました鳥取県は15人だったと思いますけども、複式学級になる基準となっております。ただし、小学校の1学年を含む場合は8人以下というふうになっていると。よって学級編制基準と教職員定数配当方針を定めるのは兵庫県教育委員会ですので、現時点では香美町本町が取り組めないという現状があります。しかしながら、それらの弾力化について、今後、県教委を通じて強く国に働きかけかけていかなきゃいけない時期に来ていると。もう少し言うと、視野に入れているというふうに今は考えております。 ◎議長(西谷 尚) 小谷康仁君。
    ◎小谷康仁(8番) 教育長の答弁もございましたように、やはり県の基準に沿っていくとなかなか本町では厳しい状態が見えてくるということが現実でございます。従来は県の定めた学級編制基準に市町村は従わなければなりませんでしたけれども、義務標準法が2011年4月22日に改正、施行され、第4条で、公立の義務教育諸学校の学級編制は、従来、都道府県の教育委員会が定めた基準に従って行うとされていましたが、都道府県教育委員会が定めた基準も標準とされ、公立小・中学校を設置する市町村の教育委員会がそれぞれの学校の児童・生徒の実態を考慮して行うよう改正されました。また、第5条で、学級編制についてはあらかじめ都道府県の教育委員会と協議し、その同意を得なければならないとされていましたけれども、改正後は、都道府県教育委員会への届出だけでよいとされました。教育委員会独自の判断で学級編制が可能となってきていますが、本町では、将来を見据えた県とは別の基準を検討するお考えがあるのかお伺いをいたします。 ◎議長(西谷 尚) 教育長、前田毅君。 ◎教育長(前田 毅) 今現在、考えていないのが事実なんですが、今、町としては、専科教員を利用して複式を解消して単一学級でしているという小学校が2つ、来年からそれにさらに2つ小学校が入って、4つがそういう動きをしております。ただ、全校が全て複式というふうになってきたときには十分それも視野に入れなきゃいけないなというふうに考えております。 ◎議長(西谷 尚) 小谷康仁君。 ◎小谷康仁(8番) 現行、教員の採用は県がされ、配属先を決められ自治体が受ける体制となっています。県の基準に沿った学級編制となっていますので、自治体の教育委員会が独自に学級編制を決めると自治体が単独で教員を採用しなければなりません。こうした考えも私は持つべきだと思いますけれども、教育長はこの点についてどうでしょうか。 ◎議長(西谷 尚) 教育長、前田毅君。 ◎教育長(前田 毅) そのとおりだと思っております。というのは、今、あえて事前にふれてはいないですけど、今後、5年後には30%児童は減少します。当然のごとく統廃合のことが問題になってくるだろうと。そのこともありますので、現状は今のシステムを利用しながら次の段階を考えていくべきかなというふうに思っております。 ◎議長(西谷 尚) 小谷康仁君。 ◎小谷康仁(8番) 教育長が前向きな姿勢でおられることは大変ありがたいなというふうに思っております。本町に限ったことでなく、地方では子どもの数が減り、様々な問題が起きています。兵庫県での交通手段は、瀬戸内海側では電車やバス網が発達していますが、日本海側ではバスが主流となっています。少子化となり、兵庫県が都市部を中心とした学級編制を示されるとは思いませんが、移動距離の長い地域では都市部の感覚とは違う問題が存在しますと私は考えます。子どもに投資しない自治体の未来はないと私は常々思っております。将来は本町独自で教員を採用する考えを持ちながらICTを活用した学校間連携を図り、香美町ならではの教育に当たっていただくことを求め、私の一般質問を終わります。 ◎議長(西谷 尚) 以上で小谷康仁君の一般質問を終わります。  お諮りいたします。  以上で本日の日程は全て終了しました。  本日はこれにて散会したいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  よって、本日はこれにて散会することに決定いたしました。  次の本会議は明日12月15日水曜日午前9時30分より再開いたします。  本日は大変ご苦労さまでした。                               午後3時57分 散会 Copyright (c) KAMI TOWN ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...