令和 2年第100回定例会 令和2年第100回議会(定例会)会議録 本会議第4日 令和2年9月28日(月曜日) 午前9時30分 開 会〇 会議に出席した議員────────14名 1番 藤 本 一 昭
│ 8番 加 門 寛 治 2番 廣 畑 幸 子
│ 9番 清 水 俊 博 3番 大 山 由
郎 │ 10番 橋 尾 哲 夫 4番 市 位 裕
文 │ 11番 門 脇 保 文 5番 門 脇 敎
蔵 │ 12番 日 原 茂 樹 6番 山 口 邦
政 │ 13番 笹 倉 政 芳 7番 酒 井 洋 子
│ 14番 吉 田 政 義〇 会議に出席しなかった議員───── なし〇 欠 員 ──────────── なし〇 議事に関係した
議会事務局職員 議会事務局長 │ 石 井 美 子
議会事務局局長補佐 │ 山 本 茂 弘
議会事務局主査 │ 太 田 理映子〇 説明のため出席した者の職氏名 町長
│ 吉 田 一 四 副町長
│ 笹 倉 康 司 技監
│ 竹 本 修
行財政改革担当理事兼総務課長
│ 今 中 孝 介
少子化対策担当理事兼
定住推進課長 │ 小 西 小由美
防災環境担当理事兼
生活安全課長 │ 藤 本 巧
地域共生担当理事兼ふくし
相談支援課長 │ 藤 原 正 和
企画秘書課長 │ 谷 尾 諭 財政課長
│ 土 田 五 郎 生涯学習課長
│ 檜 本 一 郎 税務課長
│ 杉 原 正 住民課長
│ 藤 原 徹 健康課長
│ 勝 岡 由 美 福祉課長
│ 藤 本 圭 介
産業振興課長 │ 吉 井 三 博
商工観光課長 │ 金 高 竜 幸 建設課長
│ 藤 原 照 明
上下水道課長 │ 松 田 敏 会計課長
│ 多 方 初 教育長
│ 岸 原 章
教育担当理事兼
教育総務課長 │ 宮 原 文 隆
学校教育課長 │ 藤 本 志 織
こども未来課長 │ 足 立 貴美代〇 会議事件
別紙議事日程並びに議案書の通り ※本日の会議に付した事件日程第1 認定第1号 令和元年度兵庫県多可郡多可町各
会計歳入歳出決算認定について日程第2 議案第72号 多可町長等の
損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について日程第3 議案第73号 多可町印鑑条例の一部を改正する条例の制定について 議案第74号 多可町
手数料条例の一部を改正する条例の制定について日程第4 議案第75号 多可町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について日程第5 議案第76号 多可町税条例の一部を改正する条例の制定について日程第6 議案第77号
北播磨清掃事務組合規約の変更について 議案第78号
北播磨清掃事務組合の解散について 議案第79号
北播磨清掃事務組合の解散に伴う財産処分について 議案第80号
西脇多可行政事務組合規約の変更について日程第7 議案第81号 中三原辺地に係る
公共的施設の
総合整備計画の変更について日程第8 議案第82号 令和2年度兵庫県多可郡多可町
一般会計補正予算(第5号) 議案第83号 令和2年度兵庫県多可郡多可町
国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 議案第84号 令和2年度兵庫県多可郡多可町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 議案第85号 令和2年度兵庫県多可郡多可町
介護保険特別会計補正予算(第2号) 議案第86号 令和2年度兵庫県多可郡多可町
診療所事業特別会計補正予算(第3号)日程第9 諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦について日程第10 諮問第2号
人権擁護委員候補者の推薦について日程第11 発議第6号
多可町議会会議規則の一部を改正する規則の制定について日程第12
議会運営委員会及び
常任委員会の閉会中の所管事務調査申出について追加日程第1 議案第87号 令和2年度兵庫県多可郡多可町
一般会計補正予算(第6号)
△
議長開会挨拶
○議長(
吉田政義君) 皆さんおはようございます。
△開議
○議長(
吉田政義君) ただいまの出席議員数は、14人です。 定足数に達しておりますので、第100回
多可町議会定例会を再開いたします。 本日の議事日程は、お手元に印刷配付のとおりです。 ──────────── 議 案 上 程 ────────────
△日程第1 認定第1号 令和元年度兵庫県多可郡多可町各
会計歳入歳出決算認定について
○議長(
吉田政義君) 日程第1、認定第1号「令和元年度兵庫県多可郡多可町各
会計歳入歳出決算認定について」を議題といたします。本案につきましては、
予算決算特別委員会に付託し慎重に審議をいただきました。その結果がお手元に配付のとおり委員長から報告されております。これから事務局に報告書を朗読させます。
◎
議会事務局長(石井美子)
( -報告書の朗読をなす- )
○議長(
吉田政義君) お諮りします。本件に対する質疑は、
予算決算特別委員会において十分審査されておりますので、この際、委員長に対する質疑は省略することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 まず、原案に反対者の討論を許可いたします。
◆11番(門脇保文君) 議長。
○議長(
吉田政義君) 11番、門脇保文君。
◆11番(門脇保文君) 反対の討論をさせていただきます。平成元年度決算におきまして1億4000万円の黒字となりました。
空き家対策、定住対策、
滞納者減少は非常に評価に値します。また、一部評価内容の掲載されました健康課におきましては、課長をはじめ職員の献身的に、前向きに事業を取り組んでおられることも評価します。一方、まだ不用額が昨年度より増えております。昨年の決算認定のときにも意見を述べさせていただきましたが、事業評価の提出がないため、予算執行に当たり予算を使い切るとの観点からの執行ではなく、
住民サービス交付目的に適合しているか十分精査し、不要なものへの支出や事業の計画性が甘いために不用額が出ているのではないか、このような評価を議会にも提出することにより予算執行の内容がより深く理解できます。また、
事業一つ一つに職員が真剣に取り組んでいただけることにより不用額が減ると考えます。各種団体の構成する組織や人数が大きく変化、減少しているものが見受けられます。それらの変化に応じ所要の見直しを行い、整理、廃止を含めた見直しが必要であり、また各集落に対する補助金についても、人口減により一律、公平性に基づいて補助すべきでありますし、河川の水質検査におきましても、ゴルフ場の下流地域においても、同じ水質検査を行うべきであります。昨年度より
貸借対照表資料提出を求めておりましたが、提出されませんでした。民間におきましては決算認定には必要不可欠な書類です。昨年度決算認定におきまして、4000万円の余剰金が発生しております。ところが、
貸借対照表では負債及び
純資産合計が8億3000万円の減額になっております。
財政調整基金から2億8600万円、減債基金から9900万円の減額になっており、かみ
福祉センター譲渡、また
減額試算等による5億2800万円の減額になっております。このように、
貸借対照表は決算認定には必要として欠かせないものであり、今回の
貸借対照表の負債及び
純資産合計がどうか分からない中で判断することは差し控えたいということで、反対の討論とさせていただきます。以上です。
○議長(
吉田政義君) 次に、原案に賛成者の討論を許可いたします。12番、日原君。
◆12番(日原茂樹君) それでは、「令和元年度多可町
一般会計歳入歳出決算の認定について」、賛成の立場から討論をいたします。多可町
南北消防出張所の完成で3区とも24時間体制での
消防救急活動が4月から始まり、住民の安全・安心を守る体制が強化できています。また、同じく4月から
官民連携推進の下、キッズランドかみ、やちよが公私連携により民営化され、この1年間順調に運営され、経費面では4300万円の経費削減となっています。子育てふれあいセンターを旧中町幼稚園に移転され、
子育て世代包括支援センター、アスパルきっずと連携し、子供の健診から
子育て相談、子育て中の親子の交流事業などが総合的に行えるようになったことは、核家族化の社会的変化により子育ての環境が大きく変わり、若いお母さんの子育ての不安に大きな力となっていて、
子育て環境の充実を図る中では大変評価できるものです。また、あったか家族多
世代住宅助成や
中古住宅購入助成では、若者の町内への定住や町外からの移住につながっています。
地域共生社会の実現に向けて
地域包括ケアを推進され、健康長寿のまちづくりなど人口減少、超
高齢化社会に向けた取組が進んだと受け止めます。財政面では、町税は20億8533万円と前年度より3471万円増え、徴収率も前年の96.85%から97.08%と0.23%アップし、7年連続で前年度を上回っております。財政指標においては、
実質公債費率は前年度より1.7ポイント改善して15.5%、将来負担比率も12.5ポイント改善して30.5%となっています。
経常収支比率は前年度91.3%より0.1ポイント悪化して91.4%となってはいますが、全てにおいては改善できているのではないでしょうか。ただ、多可町はまだ厳しい財政状況の中にあると言わざるを得ません。今後も
長期財政計画を毎年見直し、行政のスリム化、町政経営の効率化を高め、さらなる
行財政改革に取り組む必要があります。新
ごみ処理施設建設の大規模事業や新庁舎建設による合併特例債の元金償還が令和5年度から始まり、今後さらに厳しい財政運営が続くと予想されます。
地方交付税の減額や公共施設の老朽化による経費の増大、少子・高齢化による
社会保障費の増大、コロナ禍による様々な経費増大など
行政コストはますます増えていきます。厳しい財政状況にあっても多可町の未来への展望を開くための事業には積極的に投資を行い、進み続けられる多可町、住んでよかったと言われる多可町となるよう最大限の努力をお願いし、令和元
年度一般会計決算認定に賛成いたします。議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(
吉田政義君) ほかに討論はございませんか。 ないようですから、これで討論を終わります。 これから認定第1号を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は認定とするものです。本案は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。 (
賛成者起立) 起立多数です。 したがって、認定第1号は、委員長の報告のとおり認定することに決定しました。
△日程第2 議案第72号 多可町長等の
損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について
○議長(
吉田政義君) 日程第2、議案第72号「多可町長等の
損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について」を議題といたします。本案につきましては、所管の
常任委員長からお手元に配付のとおり
審査報告書が提出されております。
総務文教常任委員長から審査の説明をお願いいたします。
◆11番(廣畑幸子君) 議長。
○議長(
吉田政義君) 廣畑さん。
◆11番(廣畑幸子君) それでは、ただいま議題に上がっております議案第72号「多可町長等の
損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について」の審査報告をいたします。この条例は、
地方自治法の改正により、住民の訴訟提起で違法な
財務会計行為の是正や抑制を図ることができる一方、判決で首長や職員等が多額の賠償責任を負うことになった場合、善意でかつ重大な過失がないときに
限り地方公共団体に対する
損害賠償責任額を限定し、それ以上の額を免責する旨を定めることができるようになったことを踏まえ、条例を制定しようとするものです。議員からの、町長等が損害賠償の原因となる職務を行ったと判断された場合に、善意でかつ重大な過失がないときに限りは誰が判断するのですかとの問いに、裁判所が判断することになりますとの答弁がございました。審査結果は、全員賛成で原案可決すべきものです。以上、報告といたします。
○議長(
吉田政義君) これから
常任委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑はございませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第72号を採決します。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (
賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第72号は、
委員長報告のとおり可決されました。
△日程第3 議案第73号 多可町印鑑条例の一部を改正する条例の制定について 議案第74号 多可町
手数料条例の一部を改正する条例の制定について
○議長(
吉田政義君) 日程第3、議案第73号「多可町印鑑条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第74号「多可町
手数料条例の一部を改正する条例の制定について」の2案件を一括議題といたします。本案につきましては、所管の
常任委員長からお手元に配付のとおり
審査報告書が提出されております。
生活環境常任委員長から審査の説明をお願いいたします。
◆10番(橋尾哲夫君) 議長。
○議長(
吉田政義君) 橋尾君。
◆10番(橋尾哲夫君) では、議案第73号「多可町印鑑条例の一部を改正する条例の制定について」、議案の概要、多可町印鑑条例の一部改正は、
個人番号カードを利用して町長が指定した専用の
証明書発行端末機や
コンビニ等に設置してある多
機能端末機に暗証番号を入力することにより、
印鑑登録証明書の申請をして交付を受けることができるよう改正するものです。主な質問、意見と答弁。問い、この
マイナンバーカードで代理人、親がコンビニで印鑑証明を取る場合はできますか。答え、代理人はコンビニでこの印鑑証明は取れません。パスワードは個人情報ですので親にも知らせないことです。従来
どおり委任状を添えて役場の窓口で交付申請してください。問い、
マイナンバーカードの普及目標は。答え、現在申請者は18.6%で交付済みは15.3%です。年内に20%を目標に普及活動をします。審査結果、委員会は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。報告します。 議案第74号「多可町
手数料条例の一部を改正する条例の制定について」、議案の概要、多可町
手数料条例の一部改正は、
コンビニ等に設置してある多
機能端末機において住民票や戸籍を発行する際の手数料を追加するものです。主な質問、意見と答弁。特に質問等はありませんでした。審査結果、委員会は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。報告します。
○議長(
吉田政義君) これから
常任委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑はありませんか。 質疑なしと認めます。 これから各議案個別に討論と採決を行います。採決については、起立によって行います。 まず、議案第73号「多可町印鑑条例の一部を改正する条例の制定について」の討論はございませんか。 まず、原案に反対者の討論を許可いたします。7番、酒井さん。
◆7番(酒井洋子君) 議案第73号「多可町印鑑条例の一部を改正する条例の制定について」反対の立場から発言いたします。これは住民票や印鑑証明、戸籍関係の書類をコンビニの
コピー端末で発行するために必要な改正と認識しております。コンビニなどでそれらの証明書を交付する一番の目的は
新型コロナ感染症拡大防止とされていて、庁舎や地域局の窓口に出向くことなく交付を受けられるようにするということです。これによって住民も対応する職員も感染のリスクを減らせる、また減らさねばならないというものです。また、これは説明ではお聞きはしておりませんが、窓口対応が必要なくなれば将来的には職員数が減らせるでしょうし、結果人件費の削減にもつながるのではと考えられます。取り組むからにはそこを目指すべきだと思います。さて、ここで必要になってくるのは
デジタル化です。技術革新とも言える
デジタル化、住民の暮らしに役立つものはどんどんやるべきだと思います。それに異議を唱えるつもりはありません。ただ、
コンビニ交付などの
デジタル化で問題になるのは、
マイナンバーカードの普及です。政府も
マイナンバーカードの普及を一気呵成に進めると言っていますが、5000ポイントのインセンティブをつけてもなお普及が進んでいないのが現状です。その理由が2つあると思います。ご存じのように、まず
健康保険証、運転免許証など様々なものをひもづけしていく計画があり、そこにあらゆる個人情報が全部圧縮されて詰め込まれるということになります。個人情報の侵害という問題が出てくるのではとの心配があるのではないでしょうか。もう一つ、日本は
デジタル化が遅れているようですが、2020年版総務省の
情報通信白書ではサービスアプリ、つまりマイナポータルの利用に当たって個人情報を提供することについて、とても不安、やや不安を合わせると8割にも上ります。クレジットカードを作るときを考えれば分かるのですが、VISAやJCBなどカードを管理運営する会社に信頼を寄せているからこそ契約できます。
マイナンバーカードは政府が管理運営をやります。これまでの情報の改ざん、隠蔽、虚偽答弁などで政府への信頼が薄いことが不安の原因なのではないでしょうか。また、定額給付金の申請時に
マイナンバーカードでの手続の不具合、不満やお問合せ、私に直接された方も数人ありました。そのような声が町民の皆さんに漏れ聞こえていることも考えられます。
マイナンバーカードは、現在全国平均で20%の普及率だとお聞きしています。そして、多可町ではそれよりも低い16%ということですが、2万人の住民の仮に20%の4000人の皆さんが年に何回住民票や印鑑証明が必要なのでしょうか。皆さん全員が
コンビニ交付を利用するとも限りません。
新型コロナ感染症防止として、今のままではあまりにも効果が少ないのと
ランニングコスト、
今期定例会の説明では500万円と説明なさいましたが、8月3日の臨時議会では600万円強と言われました。その費用は、利用が多かろうが少なかろうが今後ずっとかかってくるものと思われます。この点は臨時議会でも発言しました。さて、時代はまさに
デジタル化です。小・中学校でも全ての児童・生徒に
タブレット端末が配付され、学習の方法だけでなく学校の在り方も変わってくるかもしれません。役場の在り方も、地方自治の在り方も、コロナ前とは変わってくるのではないでしょうか。その流れの
デジタル化であり、
コンビニ交付であることは簡単に想像できますし、承知しております。それを政府からの予算が使えるのでこれ幸いと事業だけに取りかかる安易さが今回大いに気になりました。この事業の目的はあくまでも
感染症拡大防止、であればなるべく多くの人に利用してもらってこそ効果があるのではないでしょうか。お聞きしたところ、政府が
マイナンバーカード普及率100%取得を目指しているときに、多可町では30%が目標とお聞きしました。その目標値が高いかどうかは置いておくとして、先ほど申し上げた不安を取り去る策や住民にとっての利用価値をしっかり打ち出すでもなく、ただ30%の目標を掲げ、いつとは期限も切らず、
年間利用枚数5000枚を目指すとはどんな目標の立て方ですか。多可町で利用できるお店が仮に10店舗として、1
店舗当たり年間500枚です。これが現実的な目標数値でしょうか。住民や職員を感染症のリスクから本当に守りたいのであれば、そのためにこの事業が本当にやりたいのであれば、もっと調査し、きちんと計画を立てるべきです。ほかがやっているから多可町もやらなきゃっていうことなんかないんです。多可町らしいやり方を多可町らしいペースで考えることだってできるはずです。何よりもこの事業によって多可町の皆さんがどのくらい益を受けるのか、またせっかくの事業です、なるべく多くの利益を受けていただくためにどのような策があるのかという視点での検討がなされているとは思えません。議論も検討も不十分なこの議案第73号「多可町印鑑条例の一部を改正する条例の制定について」は賛成できないことを表明いたします。議員の皆さんのご賛同を心からお願いし、発言とさせていただきます。ありがとうございます。
○議長(
吉田政義君) 次に、原案に賛成者の討論を許可いたします。
◆12番(日原茂樹君) 議長。
○議長(
吉田政義君) 12番、日原君。
◆12番(日原茂樹君) 議案第73号「多可町印鑑条例の一部を改正する条例の制定について」賛成の立場で討論いたします。この条例改正は、8月3日の第99回
多可町議会臨時会で成立した
一般会計補正予算の
マイナンバーカードによる印鑑証明や住民票、戸籍謄本などを全国のコンビニで証明、交付できるようになった予算措置の条例面での整備です。
コンビニ交付は、
マイナンバーカードを利用して多可町が発行する証明書、住民票の写し、
印鑑登録証明書等が全国の
コンビニエンスストア等の
キオスク端末から取得できるサービスです。
マイナンバーカードを活用した
コンビニ交付サービスを導入することにより、住んでいる地域や勤務先など近くのコンビニで証明書が取得できるため、通勤途中や昼休み、休日など役場の開庁時間に関係なく自分の都合に合わせて証明書を取得することができ、申請書を記入する必要もなく、さらには窓口まで来なくて済むので交通費やガソリン代の節約にもなります。
コンビニ交付によるメリットは、仕事が忙しくて役場の窓口に休日、開庁時以外に行けない人や急に証明書が必要になったときでも、
コンビニ交付サービスで住民は役場窓口に行かなくても全国5万店以上のコンビニで毎日朝6時半から夜11時まで住民票の写しなどの証明書を受けれるようになります。これが住民にとって一番のメリットであり、大きな
住民サービスです。また、コロナ禍ではクラスターを発生させないためにも、役場窓口への来庁者を減らすことが重要視されています。
コンビニ交付サービスを利用することで、
証明書交付の目的のみで来庁する住民の数を減らすことができます。財政状況が厳しさを増す中、いかに
コスト削減と
住民サービス向上の両立を実現していくかという中で、証明書
コンビニ交付サービスが順調に伸びれば役場窓口への来庁者も減り、これにより人件費、運用費など窓口交付業務へのコストを削減することができ、多可町役場の働き方改革へもつながっていくものと思われます。反対される議員に申し上げておきますが、今回の条例改正は8月3日の
一般会計補正予算の証明書
コンビニ交付サービスの予算可決を受けての条例改正です。我々議員は、予算、議案に反対であっても成立したものについては推進していくのが議員としての責務であります。今回の条例改正は、予算成立を受けての条例整備であることは忘れないでいただきたいです。従来の窓口交付と比べ、
コンビニ交付は民間のインフラを利用するため人件費、設備費等が抑制され、低コストで住民の利便性を高めるサービスが実現できます。また、それ以上に期待できる効果を職員が窓口で住民に対面してサービスする時間や内容を充実させることができ、働き方改革にもつながると考えます。議員皆様方のご理解とご賛同をお願いして、私の賛成討論といたします。
○議長(
吉田政義君) ほかに討論はございませんか。 ないようですから、これで討論を終わります。 これから議案第73号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (
賛成者起立) 起立多数です。 したがって、議案第73号は、
委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第74号「多可町
手数料条例の一部を改正する条例の制定について」の討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第74号を採決します。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (
賛成者起立) 起立多数です。 したがって、議案第74号は、
委員長報告のとおり可決されました。
△日程第4 議案第75号 多可町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について
○議長(
吉田政義君) 日程第4、議案第75号「多可町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。本案につきましては、所管の
常任委員長からお手元に配付のとおり
審査報告書が提出されております。
生活環境常任委員長から審査の説明をお願いいたします。
◆10番(橋尾哲夫君) 議長。
○議長(
吉田政義君) 橋尾君。
◆10番(橋尾哲夫君) 議案第75号「多可町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について」、議案の概要、多可町
国民健康保険税条例の一部改正は、低未利用土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得の特別控除が創設されたことにより、国民健康保険税の算定も当該特別控除後の金額によって行うよう改正するものです。主な質問、意見と答弁。特に質問等はございませんでした。審査結果、委員会は全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定しました。報告いたします。
○議長(
吉田政義君) これから委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑はございませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第75号を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (
賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第75号は、
委員長報告のとおり可決されました。
△日程第5 議案第76号 多可町税条例の一部を改正する条例の制定について
○議長(
吉田政義君) 日程第5、議案第76号「多可町税条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。本案につきましては、所管の
常任委員長からお手元に配付のとおり
審査報告書が提出されております。
総務文教常任委員長から審査の説明をお願いいたします。
◆11番(廣畑幸子君) 議長。
○議長(
吉田政義君) 廣畑さん。
◆11番(廣畑幸子君) それでは、議案第76号「多可町税条例の一部を改正する条例の制定について」の審査報告をいたします。このたびの改正は、地方税法等の一部を改正する法律並びに租税特別措置法の規定に基づき多可町税条例の一部を改正するものです。個人町民税では未婚の独り親に対する税制上の措置及び寡婦(寡夫)控除の見直しを、また低未利用土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得に係る課税の特例の創設をします。たばこ税では、軽量な葉巻たばこと紙巻きたばことの間に税率の格差が生じているので、軽量な葉巻たばこの課税に係る紙巻きたばこの本数への換算方法を見直すこととし、激変緩和のために段階的に格差を解消します。また、延滞金等の特例規定の改正に伴い規定の整備を行います。議員からの、軽量な葉巻たばことは具体的にどの銘柄ですかとの問いに、JTのわかば、エコー等ですとの答弁がございました。審査結果は全員賛成で原案可決すべきものです。以上、報告とさせていただきます。
○議長(
吉田政義君) これから
常任委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑はございませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第76号を採決します。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (
賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第76号は、
委員長報告のとおり可決されました。
△日程第6 議案第77号
北播磨清掃事務組合規約の変更について 議案第80号
西脇多可行政事務組合規約の変更について
○議長(
吉田政義君) 日程第6、議案第77号「
北播磨清掃事務組合規約の変更について」から議案第80号「
西脇多可行政事務組合規約の変更について」までの4案件を一括議題といたします。本案につきましては、所管の
常任委員長からお手元に配付のとおり
審査報告書が提出されております。
生活環境常任委員長から審査の説明をお願いいたします。
◆10番(橋尾哲夫君) 議長。
○議長(
吉田政義君) 橋尾君。
◆10番(橋尾哲夫君) では、議案第77号「
北播磨清掃事務組合規約の変更について」、議案の概要、
北播磨清掃事務組合規約の変更は、西脇市及び多可町で構成する
北播磨清掃事務組合と西脇多可行政事務組合の両組合を統合し、共通する事務の効率化、新ごみ処理施設整備に係る事業推進体制の強化を図るとともに、新ごみ処理施設完成後の事業継続を円滑に執り行うため、同組合規約に解散した場合の事務の承継及び決算審査を追加する規約の改正です。なお、この規約は兵庫県知事の許可があった日から施行となります。主な質問、意見と答弁。特に質問等はございませんでした。審査結果、委員会は全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定しました。報告します。 議案第78号「
北播磨清掃事務組合の解散について」、議案の概要、西脇多可行政事務組合で新ごみ処理施設が整備され、ごみ処理事業においても完成後に新施設に移行することから、令和3年3月31日をもって
北播磨清掃事務組合を解散するものです。主な質問、意見と答弁。特に質問等はありませんでした。審査結果、委員会は全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定しました。報告します。 議案第79号「
北播磨清掃事務組合の解散に伴う財産処分について」、議案の概要、
北播磨清掃事務組合の解散に伴う財産処分は、西脇多可行政事務組合と構成市町が同一であるため、
北播磨清掃事務組合の解散に係る財産の清算は行わず、全ての財産を西脇多可行政事務組合に引き継ぐものです。 主な質問、意見と答弁。土地はどうなりますか。答え、土地も含め全ての財産は西脇多可行政事務組合に引き継ぎます。審査結果、委員会は全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定しました。報告します。 議案第80号「
西脇多可行政事務組合規約の変更について」、議案の概要、
西脇多可行政事務組合規約の変更は、
北播磨清掃事務組合を解散し、西脇多可行政事務組合へ事業を承継することにより、西脇多可行政事務組合に
北播磨清掃事務組合の事務を追加するものです。この規約は令和3年4月1日から施行となります。主な質問、意見と答弁。問い、統合することで職員数はどうなりますか。答え、現在のところ職員数はどうなるかまでは分かりません。問い、組合議会の議員構成はどうなりますか。答え、現在は西脇市5人、多可町3人です。このまま運営されるということです。審査結果、委員会は全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定しました。以上、報告します。
○議長(
吉田政義君) これから
常任委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑はありませんか。 質疑なしと認めます。 これから各議案個別に討論と採決を行います。採決については、起立によって行います。 まず、議案第77号「
北播磨清掃事務組合規約の変更について」の討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第77号を採決します。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (
賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第77号は、
委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第78号「
北播磨清掃事務組合の解散について」の討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第78号を採決します。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (
賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第78号は、
委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第79号「
北播磨清掃事務組合の解散に伴う財産処分について」の討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第79号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (
賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第79号は、
委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第80号「
西脇多可行政事務組合規約の変更について」の討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第80号を採決します。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (
賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第80号は、
委員長報告のとおり可決されました。
△日程第7 議案第81号 中三原辺地に係る
公共的施設の
総合整備計画の変更について
○議長(
吉田政義君) 日程第7、議案第81号「中三原辺地に係る
公共的施設の
総合整備計画の変更について」を議題といたします。本案につきましては、所管の
常任委員長からお手元に配付のとおり
審査報告書が提出されております。
生活環境常任委員長から審査の説明をお願いいたします。
◆10番(橋尾哲夫君) 議長。
○議長(
吉田政義君) 橋尾君。
◆10番(橋尾哲夫君) 議案第81号「中三原辺地に係る
公共的施設の
総合整備計画の変更について」、議案の概要、平成29年度から令和2年度の4年間計画で行っている鳥獣害防止柵の設置事業について、残り延長の最終現地踏査をした結果、事業延長及び全体事業費に変更が生じたことにより整備計画の変更をするものです。主な質問、意見と答弁。問い、変更しなければならなかった理由は何ですか。答え、地盤の状況によってルートを変更しなければならなかったことが主な要因です。審査結果、委員会は全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定しました。報告します。
○議長(
吉田政義君) これから
常任委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑はございませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第81号を採決します。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (
賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第81号は、
委員長報告のとおり可決されました。
△日程第8 議案第82号 令和2年度兵庫県多可郡多可町
一般会計補正予算(第5号) 議案第86号 令和2年度兵庫県多可郡多可町
診療所事業特別会計補正予算(第3号)
○議長(
吉田政義君) 日程第8、議案第82号「令和2年度兵庫県多可郡多可町
一般会計補正予算(第5号)」から議案第86号「令和2年度兵庫県多可郡多可町
診療所事業特別会計補正予算(第3号)」までの5案件を一括議題といたします。本案につきましては、
予算決算特別委員会に付託し、慎重に審議をいただきました。その結果がお手元に配付のとおり委員長から報告されております。これから事務局に報告書を朗読させます。
◎
議会事務局長(石井美子)
( -報告書の朗読をなす- )
○議長(
吉田政義君) お諮りいたします。本案に対する質疑は、
予算決算特別委員会において十分審議されておりますので、この際、委員長に対する質疑は省略することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、委員長に対する質疑は省略することに決定しました。 これから各議案個別に討論と採決を行います。採決については、起立によって行います。 まず、議案第82号「令和2年度兵庫県多可郡多可町
一般会計補正予算(第5号)」の討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第82号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (
賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第82号は、
委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第83号「令和2年度兵庫県多可郡多可町
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」の討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第83号を採決します。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (
賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第83号は、
委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第84号「令和2年度兵庫県多可郡多可町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」の討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第84号を採決します。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (
賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第84号は、
委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第85号「令和2年度兵庫県多可郡多可町
介護保険特別会計補正予算(第2号)」の討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第85号を採決します。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (
賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第85号は、
委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第86号「令和2年度兵庫県多可郡多可町
診療所事業特別会計補正予算(第3号)」の討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第86号を採決します。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 (
賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第86号は、
委員長報告のとおり可決されました。
△日程第9 諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦について
○議長(
吉田政義君) 日程第9、諮問第1号「
人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。町長、吉田君。
◎町長(吉田一四君) 諮問第1号で人権擁護委員の推薦についてお願いをいたしております。人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものでございます。候補者は、中区の安平富彦様、再任でございます。候補者であります安平様につきましては、長年にわたり小・中学校の教諭として勤務され、児童・生徒の人権教育にも積極的に取り組んでこられました。現在、2期6年目の任期中で、常に前向きな姿勢で人権啓発活動に取り組んでいただいており、地域住民からの信頼も大変厚い方でございます。令和3年3月31日をもって任期満了を迎えられますが、引き続き委員として安平様に3期目をお願いしたところご快諾をいただいており、そのお人柄とこれまでのご功績から、地域に根差した人権擁護活動をしていただけると確信をいたしております。任期は令和3年4月1日から令和6年3月31日までの3か年となります。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(
吉田政義君) 提案理由の説明は終わりました。 ここでお諮りいたします。本件は人事案件ですので、質疑、討論を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、本件は質疑、討論を省略することに決定しました。 これから諮問第1号を採決いたします。この採決は、起立によって行います。諮問第1号は、適任であることを答申することに賛成の方は起立願います。 (
賛成者起立) 起立全員です。 したがって、諮問第1号は、適任であることを答申することに決定しました。
△日程第10 諮問第2号
人権擁護委員候補者の推薦について
○議長(
吉田政義君) 日程第10、諮問第2号「
人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。町長、吉田君。
◎町長(吉田一四君) 諮問第2号についても人権擁護委員の推薦についてのお願いです。人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。候補者は、加美区の森野学也様、再任でございます。候補者であります森野様につきましては、長年にわたり高等学校の教諭として勤務され、生徒の人権教育にも積極的に取り組んでこられました。現在、1期3年目の任期中で、常に前向きな姿勢で人権啓発活動に取り組んでいただいており、地域住民からの信頼も大変厚い方でございます。令和3年3月31日をもって任期満了を迎えられますが、引き続き委員として森野様に2期目をお願いしたところご快諾をいただいており、そのお人柄とこれまでのご功績から、地域に根差した人権擁護活動をしていただけると確信をいたしております。任期は令和3年4月1日から令和6年3月31日までの3年間となります。よろしく審議のほどお願いいたします。
○議長(
吉田政義君) 提案理由の説明は終わりました。 ここでお諮りいたします。本件は人事案件ですので、質疑、討論を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、本件は質疑、討論を省略することに決定しました。 これから諮問第2号を採決いたします。この採決は、起立によって行います。諮問第2号は、適任であることを答申することに賛成の方は起立願います。 (
賛成者起立) 起立全員です。 したがって、諮問第2号は、適任であることを答申することに決定しました。
△日程第11 発議第6号
多可町議会会議規則の一部を改正する規則の制定について
○議長(
吉田政義君) 日程第11、発議第6号「
多可町議会会議規則の一部を改正する規則の制定について」を議題といたします。提出者の説明を求めます。
◆12番(日原茂樹君) 議長。
○議長(
吉田政義君) 議会運営委員長、日原君。
◆12番(日原茂樹君) それでは、発議第6号「
多可町議会会議規則の一部を改正する規則について」説明いたします。かねてより、議会としてタブレットの導入を目指してまいってきましたが、このたびタブレット導入ということに決まりましたので、それに合わせて
多可町議会会議規則を変更するものです。第102条に次の一句を加えます。第2項として、議場に入るものは議長が指定した
タブレット端末のみ持ち込むことができる。2つ目としましては、第106条にその2を付け加え、何人も会議に使用する
タブレット端末を使用するに当たっては別に定めるタブレット使用基準を遵守しなければならない。この2点を追加するものです。議員皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(
吉田政義君) 以上で説明は終わりました。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから発議第6号を採決いたします。この採決は、起立によって行います。お諮りします。発議第6号は、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。 (
賛成者起立) 起立全員です。 したがって、発議第6号は、原案のとおり可決することに決定しました。 暫時休憩をいたします。 (午前10時29分) (午前10時30分)
○議長(
吉田政義君) 休憩を解き会議を再開いたします。 お諮りします。ただいま町長から議案第87号「令和2年度兵庫県多可郡多可町
一般会計補正予算(第6号)」が提出されました。 お諮りします。ただいま配付いたしました議案第87号を日程に追加したいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、議案第87号を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決定しました。
△追加日程第1 議案第87号 令和2年度兵庫県多可郡多可町
一般会計補正予算(第6号)
○議長(
吉田政義君) 追加日程第1、議案第87号「令和2年度兵庫県多可郡多可町
一般会計補正予算(第6号)」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。町長、吉田君。
◎町長(吉田一四君) それでは、「令和2年度兵庫県多可郡多可町
一般会計補正予算(第6号)」についてご説明を申し上げます。第6号第1表をご覧ください。第6号第1表において、一般会計は総額で600万円の増額で総額を145億7558万3000円といたしております。歳出について、ご説明を申し上げます。歳出、総務費でございます。総務費の6ページをご覧ください。6ページ、総務費、総務管理費、企画費は、
一般会計補正予算(第2号)で計上をいたしましたプレミアム商品券の運営委託料を増額いたしております。プレミアム商品券の発行上限を1万セットとして設定をしておりましたが、9月14日の応募期間を終え応募件数が大幅に超えておりましたことを受けまして、多くの住民の方にご活躍願いたく増額の補正をするものでございます。歳入についてでございます。歳入については5ページをご覧ください。
財政調整基金繰入金で収支の均衡を図っております。たくさんの方、ご応募いただきました。皆様方にこのプレミアム商品券を届けたいと思いますので、補正についてよろしくお願いいたします。
○議長(
吉田政義君) これから質疑を行います。質疑はございませんか。藤本君。
◆1番(藤本一昭君) プレミアム商品券の好評によりまして増額をされるということでございまして、それではどれぐらいセットを増額されて、いつ頃からその分を支給されるかお聞きしたいと思います。
○議長(
吉田政義君)
商工観光課長、金高君。
◎
商工観光課長(金高竜幸君) 失礼いたします。まず、増額につきましては、予算ベースで言いますと2000セットという形で増額を計上しております。なお、商工会に委託しておる本事業でございますが、速報値で申し上げますと1517セットお申込みがあったということで伝えておきます。また、今回につきましては、予算をお認めいただいて皆さんに使っていただくという形で、予算決定後またご利用いただくように手続を進めるというところでございます。
○議長(
吉田政義君) ほかに質疑はございませんか。 ないようですので、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第87号を採決します。この採決は、起立によって行います。お諮りします。議案第87号は、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。 (
賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第87号は、原案のとおり可決することに決定しました。
△日程第12
議会運営委員会及び
常任委員会の閉会中の所管事務調査申出について
○議長(
吉田政義君) 日程第12、「
議会運営委員会及び
常任委員会の閉会中の所管事務調査申出について」を議題といたします。
議会運営委員会及び
常任委員会の閉会中の所管事務調査について、それぞれの委員長から会議規則第74条の規定により、お手元の一覧表のとおり閉会中の継続調査の申出があります。お諮りします。各委員長からの申出のとおり閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、各委員長からの申出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定しました。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 (午前10時35分)
△議長閉会挨拶 閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
今期定例会は令和元年度各会計歳入歳出決算の認定や条例案件等極めて重要な議案審議のため、議員各位には去る9月3日から本日までの26日間、長期間にわたり慎重に審議を賜り、いずれも適切妥当な結論をもって本定例会を終了する運びとなりました。改めて議員各位のご精励に対し、心より厚く御礼を申し上げます。さらに、
予算決算特別委員会では、笹倉委員長をはじめ各委員の精力的な審査に対しましても深く感謝申し上げる次第でございます。また、吉田町長をはじめ執行部の皆さんにおかれましても終始丁寧な対応をいただき感謝申し上げます。なお、審査過程での議員から出されました多くの意見、提案等につきましては、今後の町政運営におきまして十分にご配慮いただきますようにお願いを申し上げます。 さて、今年は全国的に記録的な暑さとなり厳しい残暑が続きましたが、本格的な秋の訪れを感じる季節となりました。しかし、今年はコロナ禍での秋となり、本来ですとこの時期は秋祭りなどの様々なイベントが催されるところでございますが、多くのイベントが中止となるようでございます。今年の夏、全国各地で第2波の発生が報告され、これから冬に向けどのような感染状況となるかは予断を許しません。引き続き警戒を強めておく必要があります。また、地域経済は引き続き厳しい状況にあります。一日も早く大きな打撃を受けている地域経済の回復を願うところであります。一方で、このたびの新型コロナウイルスの感染は、人口密集地における感染リスクの高さが浮き彫りになった形となり、地方移住への関心も高まり、新しいライフスタイルへの注目が高まっております。空き家の利活用や本町ならではの魅力の発信などを進めていただき、本町への移住・定住が促進されることに期待をいたしております。 いよいよ秋分を過ぎ、朝夕には肌寒さを感じる頃となりました。議員各位並びに執行部の皆さんには引き続き健康には十分ご留意いただき、ご健勝にて町政の発展に一層のご尽力を賜りますようお願い申し上げ、簡単ではございますが閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 次に、吉田町長からご挨拶がございます。町長、吉田君。
△町長閉会挨拶 それでは、9月議会、記念すべき第100回の議会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。9月議会におきまして、9月3日より本日まで長きにわたりまして町が提案しました、たくさんの議案をご審議賜りまして誠にありがとうございます。そして、全ての議案についてお認めいただいたことも深く感謝を申し上げます。特に決算認定におきましては、その委員会におきましてそれぞれの詳細な質問をしていただきまして、各我々担当課もしっかり説明する機会を与えていただいたと思います。このようなやり方をしていただいてたくさんのお時間をかけていただいたこと、心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。そして、数多くの議案についてもお認めいただいたこと、感謝を申し上げます。その中に補正予算も2回お認めいただいております。この補正予算についてですけども、大半はコロナの対策ということで、非常に大きな災害になっているコロナにつきまして、この補正予算をお認めいただいた後に、一刻も早く住民の皆さん方にその予算を届けたいというふうに思って行政を進めてまいりたいと思います。よろしくお願いいたしたいと思います。 議長からもご挨拶にありましたけど、秋が深まってまいりまして涼しくなってまいりました。山田錦の刈取りの本当のピークになってきておるところでございます。本年度は台風10号、11号が西にそれて、12号、13号が東にそれて、当地におきましては本当に大過なく稲刈りを迎えておるというところでございます。本当にいい季節、このまま刈取りを迎えられることを願うばかりでございますが、いかんせん来年につきましてはコロナによる影響、山田錦についても暗雲が垂れ込めておるような状況でございます。この山田錦に限らず、いろんな情報をいろんなことについて、来年度、いろんな不安がございます。一つ一つ不安を片づけながら行政を進めてまいりたいというふうに思っております。 皆様方におかれましても、これから寒くなってまいります。お体に十分ご自愛願いたいと思いますが、今年はコロナウイルスとインフルエンザ、両方の感染症が襲ってくるというようにも言われております。どうか十分ご自愛願いたいと思います。今後とも皆様方のご健康と議会業務へのご精励をご祈念申し上げまして、閉会のご挨拶に代えさせていただきます。9月議会、お世話になりました。ありがとうございました。
△閉会
○議長(
吉田政義君) 以上で本日の会議を終わり、第100回
多可町議会定例会を閉会いたします。ご苦労さまでございました。 (午前10時42分)
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 令和 年 月 日 多可町議会議長 吉 田 政 義 会議録署名議員 笹 倉 政 芳 会議録署名議員 藤 本 一 昭...