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令和 4年総務建設常任委員会( 3月 8日)

  • "◯都市政策課主幹"(1/1)
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  1. 猪名川町議会 2022-03-08
    令和 4年総務建設常任委員会( 3月 8日)


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    令和 4年総務建設常任委員会( 3月 8日)                  総務建設常任委員会                             令和4年3月8日午前10時00分                                  本庁舎3階委員会室 〇会議に付した事件 1 付託議案審査  議案第 4号 令和4年度猪名川町一般会計予算中           第1条(歳入歳出予算)のうち歳入関係部分 歳出関係部分           第2条(債務負担行為)           第3条(地方債)           第4条(一時借入金)           第5条(歳出予算の流用)  議案第 9号 令和4年度猪名川町水道事業会計予算  議案第10号 令和4年度猪名川町下水道事業会計予算  議案第17号 猪名川町公害防止条例の制定について  議案第19号 職員の育児休業等に関する条例の一部改正について  議案第22号 町道路線の変更について
    2 請願審査  道の駅事業計画に関する検証委員会結果報告会の形式について(請願) 3 陳情・要望等について  母(毛嘉萍)が中国で不法に逮捕されている件に関する要望 〇出席委員  委 員 長   福 井 澄 榮  副委員長    山 田 京 子  委    員  井 戸 真 樹      委    員  加 藤 郁 子  委    員  下 坊 辰 雄      委    員  中 島 孝 雄  委    員  山 下   修 〇欠席委員  委    員  南   初 男 〇説明のため委員会に出席した者  町長      岡 本 信 司      副町長        奥 田   貢  企画総務部長  森   昌 弘      総務課長       小 山 泰 司  総務課副主幹  建 部 雄 三      総務課副主幹     肥 爪   淳  地域振興部長  中 元   進      農業環境課長     大 嶋   武  農業環境課主幹兼クリーンセンター所長   農業環境課副主幹兼クリーンセンター副主幹          橋 本   健                 乾   和 範  まちづくり部長 真 田 保 典      建設課長       堂 本   朗  建設課参事   石 戸 利 明      建設課主幹      宮 田   勝  建設課主幹   土 谷   茂      建設課主幹      中 垣 博 之  都市政策課長  前 田   悟      都市政策課主幹    塚 原 高 史  上下水道課長  倉   成 功      上下水道課主幹    河 井 宏 明 〇職務のため委員会に出席した事務局職員  事務局長    岩 谷 智賀子      主査         池 田 知 史  主査      中津留   宏                 午前10時00分 開議 ○福井澄榮委員長  それでは、おはようございます。  昨日に続きまして、総務建設常任委員会を開会します。  会議に入るに先立ちまして、ご報告いたします。  南委員より、所用のため、本日は欠席の通告がありましたので、ご報告します。  本日の議事日程は、お手元に配付している日程表のとおりであります。  審査に入るに先立ち、お願い申し上げます。昨日の委員会でもご協力をお願いしましたが、新型コロナウイルス感染症の感染予防と拡大防止のため、発言は簡潔、明瞭、的確に行い、時間短縮に取り組み、また、進行状況を考慮しながら、1時間に1回程度の換気を行いたいと考えておりますので、ご理解とご協力をお願いします。  また、マスク着用により、発言者が発言しにくい、発言内容が聞き取りにくいことなどから、発言者については、着座でお願いしたいと思います。  それでは、まちづくり部所管部分のうち、歳入についての説明を求めます。 ○真田まちづくり部長  おはようございます。よろしくお願いします。  それでは、まちづくり部に係る歳入につきまして、主なものについてご説明をさせていただきます。  事項別明細書の14、15ページをお開き願います。一番上の段でございますが、12款1項1目交通安全対策特別交付金、本年度予算額410万円でございます。交通反則金を原資に交通安全施設整備の経費に充てる財源として交付されるものでございます。  16、17ページをお開き願います。14款1項5目土木使用料、予算額8,975万2,000円、1節住宅使用料から4節駐車場使用料までは町営住宅32戸の家賃収入や道路、公園緑地での関電柱、NTT柱等の占用料でございます。  18、19ページをお開き願います。2項4目土木手数料、予算額37万2,000円、説明欄の屋外広告物申請手数料や道路証明手数料の見込額を計上しております。  22、23ページをお開き願います。15款2項4目土木費国庫補助金、予算額1億1,109万6,000円、1節道路橋梁費補助金1億807万5,000円は、道路局所管補助金として、橋梁長寿命化修繕計画に基づく橋梁補修設計及び工事分でございます。2節の都市計画費補助金302万1,000円につきましては、社会資本整備総合交付金として、簡易耐震診断、耐震改修工事分でございます。  次に、26、27ページをお願いいたします。16款2項4目農林水産業費県補助金、1節の農業費補助金の説明欄の最下段、地籍調査事業費補助金2,209万9,000円につきましては、原、猪渕地内を予定地といたします地籍調査事業に対する国費2分の1、県費4分の1の合計額でございます。  2段下の6目土木費県補助金、1節都市計画費補助金58万3,000円のうち、簡易耐震診断推進事業補助金9万9,000円は、耐震診断12件分、次の耐震化推進事業補助金47万5,000円は、計画策定2件、改修工事等3件分の県補助金でございます。  次に、28、29ページをお願いいたします。16款3項1目総務費委託金、4節の統計調査費委託金51万5,000円のうち、都市政策課分として、住宅・土地統計調査委託金19万6,000円は、住宅や土地の保有状況等の実態を把握するため、5年に一度行われる統計調査に係る事務で、本調査前の令和4年度は、調査区単位の設定事務となります。  次に、42、43ページをお願いいたします。22款1項4目土木債、予算額9,960万円、1節の土木総務債説明欄緊急自然災害防止対策事業債40万円は、兵庫県が実施しております伏見台地内の急傾斜地崩壊対策事業の負担金財源として、また緊急浚渫推進事業債は1,100万円、笹尾地区の平井川の浚渫に係る財源としてそれぞれ起債をするものでございます。2節の道路橋梁債、説明欄の公共事業等債7,950万円は、国庫補助対象事業の橋梁補修設計、工事の財源として起債をするものでございます。次の公共施設等適正管理推進事業債870万円は、舗装修繕工事の財源としてそれぞれ起債をするものでございます。  以上、まちづくり部に係ります歳入の説明でございます。ご審議を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○福井澄榮委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福井澄榮委員長  それでは、まちづくり部所管部分のうち、歳入についての質疑は終結します。  担当職員の入替えをお願いいたします。  次に、まちづくり部上下水道課の関係部分についての説明を求めます。 ○倉上下水道課長  それでは、令和4年度一般会計のうち、上下水道課に係る部分について説明させていただきます。  猪名川町予算説明書146、147ページをお開きください。中ほどから下の4款1項7目上水道費でございます。予算額48万円、18節負担金、補助及び交付金で水道事業会計への補助でございます。これは、繰り出し基準に基づき、児童手当分を一般会計から水道事業会計へ繰り出すものでございます。  続きまして、少し飛びますが、188、189ページをお願いします。中ほどから下でございます。7款4項3目下水道費でございます。本年度予算額2億8,572万9,000円、18節負担金、補助及び交付金でございます。これは、雨水対策費、また高度処理に係る経費、企業債の元利金に対する費用や産業拠点地区企業誘致支援の補填金などとして一般会計から繰入れ基準に基づき、下水道事業会計へ繰り出すものでございます。  以上、説明とさせていただきます。 ○福井澄榮委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福井澄榮委員長  それでは、まちづくり部上下水道課の関係部分についての質疑は終結します。  担当職員の入替えをお願いいたします。  次に、まちづくり部建設課の関係部分についての説明を求めます。 ○堂本建設課長  それでは、建設課所管分につきまして、事項別明細書により説明させていただきます。  歳入歳出事項別明細書の164ページ、165ページをお開きください。5款1項4目農地費でございます。本年度予算額1億1,118万1,000円で、そのうち、説明欄、地籍調査事業費3,296万1,000円が建設課所管分でございます。地籍調査事業につきましては、国土調査法に基づきまして、平成12年度より調査を始め、町内の調査を実施しているものでございます。令和4年度につきましては、猪渕、原地区の現地調査を予定しておるものでございます。2地区合計しまして43ヘクタールの分でございます。  それでは、主なものを説明させていただきます。7節報償費42万円につきましては、現地調査の際に、地権者に加えまして、地元の方を地籍調査推進員として立会いをお願いしているものでございます。その報償費として計上しておるものでございます。10節需用費169万9,000円は、消耗品でございます。現地調査の際に境界に設置するプラスチックのくいとかのものでございます。12節委託料2,972万8,000円につきましては、説明では2行目の測量設計委託料2,931万円で、先ほど申しました猪渕、原地区の現地調査や測量に係る地籍調査業務を委託する費用でございます。  ページ166、167ページをご覧ください。使用料及び賃借料につきましては、1行目、事務機借上料の55万8,000円で、地籍調査に係るシステムや端末機のリース料でございます。地籍調査につきましては、令和3年度現在、自治会単位で41地区を実施いたしまして、95.3%ぐらいの進捗となっております。令和4年度は、先ほど申しましたように猪渕、原地区を実施するということでございます。  それでは、少し飛びまして、176ページ、177ページをご覧ください。7款1項1目土木総務費でございます。本年度予算額1億3,593万5,000円で、説明欄、土木総務事務費は926万7,000円でございます。主なものとしましては、13節使用料及び賃借料206万8,000円は、本町が使用しております土木積算システム、兵庫県積算共同システムに係る費用でございます。事務機借上料110万7,000円につきましては、積算に使用しております端末機のリース料でございます。17節備品購入費6万2,000円につきましては、町の直営班が使用しております機材で、チェーンソーの購入を行うものでございます。18節負担金、補助及び交付金26万6,000円は、職員研修の負担金の6万9,000円につきましては、公益財団法人まちづくり技術センターが実施しております研修や講習会等の費用でございます。工事監督の積算とかの部分とか、品質管理、そういう研修に参加するものでございます。また、建設課所管の業務に係る部分で、作業班が実施するような作業で、高所作業車の研修であったり、玉掛けであったりとか、そういうところにつきましても職員のスキルアップのために研修の費用を計上しておるものでございます。  178、179ページをお願いいたします。中段、急傾斜地崩壊防止対策事業費40万円につきましては、18節負担金、補助及び交付金としまして、県が実施していただいております急傾斜地崩壊防止工事負担金でございます。本町におきましては、令和2年度より伏見台3丁目で県単独事業として急傾斜地崩落対策事業を実施してもらっておるものでございます。令和4年度分につきましては、確定測量や近接する家屋の事後家屋調査を実施するものでございます。町負担分につきましては10分の1となっております。  それでは、2項1目道路維持費、本年度予算額1億9,759万1,000円でございます。主なものにつきましては、説明欄、道路維持補修費1億9,759万1,000円でございます。7節報償費120万円につきましては、毎年、自治会で活動していただいております河川、道路愛護に係る報償金でございます。令和3年度につきましては、34の自治会で延べ1,728人の参加をいただいたものでございます。これは、コロナの関係で少し減っておるような状況でございますが、多いときはもう少し、令和元年度等は2,790人とか、そういう人数でありましたけれども、少し減っておるような状況でございます。  10節需用費1,182万7,000円で、主なものにつきましては、2行目、光熱水費500万円で、町内の道路照明灯の代金でございます。これにつきましては、平成30年度から計画的にLED灯に切替えをいたしましたので、減を見込んでいるものでございます。1つ飛びまして、修繕料600万円につきましては、道路施設に係る修繕費でございます。照明灯の修繕、防護柵、側溝等の緊急修繕に係る費用でございます。12節委託料1億3,201万4,000円につきましては、2行目、道路植栽維持管理計画策定業務委託料の700万円であります。開発団地などの道路植栽、道路帯に植えられております植樹が経年経過いたしまして、巨木化しておるような状況でございます。現状では部分的に高木の剪定等を行っておりますが、根上がりで歩道の凹凸であったり、視距の不良であったり、照明を遮断するようなこと、また防犯カメラの映す範囲の支障になるようなことが起きております。通行の安全・安心の形態になるような道路植樹の管理計画を策定したいというふうに考えておるものでございます。  180ページ、181ページをご覧ください。道路等管理委託料1億2,445万6,000円でございます。街路樹の植栽管理、路肩等の除草作業、落葉などの清掃作業や駅前周辺の定期清掃、側溝清掃、また、冬季においては安全看板の設置や凍結防止剤の配布等に係る冬季管理などの費用でございます。14節工事請負費4,790万円につきましては、1行目の交通安全施設整備工事費410万円でございます。これは、各自治会やPTAなどの要望を精査いたしまして、車止めやガードパイプ、カーブミラー、区画線などの交通安全施設の整備を行うものでございます。令和3年度につきましては、車止め4か所、カーブミラー5基、ポストコーン21基、区画線850メーターという形で設置を行ったものでございます。2行目、維持修繕工事費4,380万円につきましては、修繕工事の費用でございます。予定工事箇所としましては、上野地内、上野6号線舗装修繕工事、つつじが丘地内、肝川1号線舗装修繕工事、若葉地内、若葉3号線舗装修繕工事、北野地内、紫合北田原線排水修繕工事、猪渕地内、猪渕5号線道路排水修繕工事などを実施するものでございます。15節原材料費413万円につきましては、直営班が修繕作業に使用する生コンやレミファルトなど、道路補修資材や冬季に散布します凍結防止剤の費用でございます。  続きまして、2目橋りょう維持費、本年度予算額1億9,687万1,000円でございます。主なものは、12節委託料950万円は、実施設計委託料でございます。委託設計橋梁は、日生ニュータウン内にあります日生中央駅前連絡橋、伏見台11号線となっておりますが、の実施設計を委託する費用です。これは、日生駅前の電車を降りたところを渡っておるところから伏見台のほうに上がるところの県道の上の橋でございます。これは、定期的な点検、令和2年度に橋梁の点検の2巡目を実施いたしまして、その中で判定としましては、補修をする必要があるというふうなことがあります。その中で、あの橋梁につきましては、大きな橋梁、57メーターとある橋梁でございまして、単年度ではなかなか実施できないというところもありまして、委託設計を実施しつつ、その結果を基に次年度以降、複数年で修繕を考えておるものでございます。14節工事請負費は、維持修繕工事費1億8,700万円でございます。橋梁長寿命化修繕計画に基づき実施するもので、鎌倉地内の出口橋、林田地内の観音橋、鎌倉地内の高橋、仁頂寺地内の出合橋、杉生地内の栖ノ子橋、島地内の前田橋を修繕を行うものでございます。  続きまして下段、3項1目河川維持費、本年度の予算額1,150万円につきましては、説明欄、河川維持管理費で10節需用費の修繕料30万円につきましては、護岸等の修繕の費用を計上しておるものでございます。12節委託料、河川等管理委託料20万円は、倒木等の処理の費用を計上しておるものでございます。下段14節工事請負費1,100万円につきましては、平井川の河川浚渫を行う予定のものでございます。  186、187ページをご覧ください。4項1目都市計画総務費のうち、説明欄、建築営繕費226万9,000円が所管分でございます。建築営繕費につきましては、町内の施設管理から建築物の修繕工事等を受託し、設計や工事管理を行っておるものでございます。主なものは、建築積算に係る事務経費となっております。13節使用料及び賃借料127万6,000円で、事務機借上料43万8,000円につきましては、建築積算に係るパソコンのリース料でございます。また、83万8,000円につきましては、ソフトウエア使用料となっておるものでございます。  188、189ページをご覧ください。2目公園費、本年度予算額1億6,242万5,000円は、説明欄、公園緑地管理費でございます。主なものといたしましては、10節需用費1,191万9,000円で、2行目、光熱水費800万円は町内の公園緑地の電気、水道料金でございます。修繕料300万円につきましては、公園緑地修繕料で、公園遊具等、遊具やトイレなどの修繕の費用でございます。12節委託料1億3,926万1,000円につきましては、施設点検等委託料の180万円につきましては、令和元年度より実施が必須となりました公園遊具の点検の委託料となっております。2行目、公園管理委託料1億3,746万1,000円につきましては、町内の公園の植栽管理、除草並びに町内の緑地の除草、維持管理に係る業務委託料でございます。14節工事請負費は940万円でございます。維持修繕工事費としまして、白金地内の川の道のパーゴラの撤去、若葉8号緑地ののり枠修繕工事に係る費用でございます。  254ページ、255ページの災害復旧につきましては、科目設置をしておるものでございます。  以上で建設課所管分の説明とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○福井澄榮委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○山下委員  177ページの土木総務事務費の中で、備品購入、チェーンソー購入というふうにおっしゃったんですけども、これは金額低いので1台なのかなと思うんですが、チェーンソーだけを買われるのか、防護服等はどうされるのか、いわゆる防護ウエアですね、それから、そういった機器類は、これは建設課だけが使われるのか、ほかの部課にも関係あるというか、利用できるようなものであれば、猪名川町内での備品等、道具類等の管理はどういうふうになっているのか、ちょっとその辺りお聞きしたいんですけども。 ○堂本建設課長  まず、チェーンソーにつきましては、直営班が4名で作業しておるようなところがございます。その中で今保有しとるのが4台で、1台故障しとるから1台を補充しますと、この今回買うものにつきましては、いろんな長さであったりとか、使う用途を違うものが必要と考えております。さお幅が長いのと短いのと、今回買うのは短いので、軽量なものと、少し高いところを作業するのに使いやすいものを買うものでございます。  誰が使うかというところでございますが、草刈り機等につきましては、申請がありましたら、貸出しもしとるところではありますけども、ちょっとチェーンソーについては危険な部分がありますので、現状では貸出し等はあまり行ってないところがあります。これはちょっと足を切るとか、結構事故が多いというところで、そういう依頼も特にないので、あまり貸し出してない状況でございます。  以上でよろしいでしょうか。(「防護ウエアは」と呼ぶ者あり)  防具、すみません、着る防具の関係ですけれども、ちょっとその辺はまた今後、通常の作業のときにヘルメットであったりとか、手袋であったりとかいう部分はあるんですけれども、その辺のどのような防具がええかいう、ちょっとそこまでちょっと調べてませんので、必要な部分がありましたら、今後ちょっとそろえていって、作業員のほう、事故がないような形で取り計らいたいと思っております。  以上でございます。 ○山下委員  危険な道具ということで指定をされている道具ですので、もし万が一事故があった場合、防具をしっかりつけていれば、労働災害等の認定が受けられるわけですけども、その準備がなければ、けがされた方にそういった補填がないとか、責任問題も発生する場合がありますので、早急にその辺りを準備していただくほうがいいのかなというふうに思います。これは要望ですので、よろしくお願いします。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。 ○井戸委員  188、189ページの公園緑地管理費の中の公園管理についてですが、今年、これ、いつぐらいに、また何回除草や植栽管理を予定されてますでしょうか。 ○堂本建設課長  公園の管理、道路の管理と植栽の管理につきましては、9本の設計書をつくりまして、4月頭から発注しておるような状況でございます。発注して、業者決定は入札等で実施いたしますので、少し時間をいただく形になりますが、今年、目標としましては、5月の連休が終わった段階で業者決定をさせていただいて、6月ぐらいから除草等が必要になってくるので、それに対応できるような形で進めていきたいと考えております。回数ですが、例年どおりの2回の予算を計上しておるものでございます。  それで、公園で、緑地である公園の樹木であったり、街路樹であったりはちょっと経年経過する中で巨木化しとるような部分もありますんで、できるだけ必要な部分は伐採をする。もしくは視距を改良するとか、選定もちょっと強めにするとかいう形で対応させていただけると考えております。  以上でございます。 ○井戸委員  例年2回ほど、公園のほうの除草等をして、管理をしていただいてるんですけれども、去年とかやったら、ちょうどクリーンアップ作戦とかの前後ぐらいになるのかなとは思うんですけども、ちょうどその頃に除草のほうをしていただくと、夏になると、もう草が大変なことになってしまって、ちょうど子どもたちが夏休みに入る頃、公園で遊ぼうかなっていう頃になると、ちょっともう草がぼうぼう過ぎて入れないとかっていうのをよく見かけますし、そういう声も聞きます。これは要望なんですけども、また委託される際に、子どもたちがちょうど遊ぶ時期に快適に遊べるような時期を策定していただけたらなと思います。
     以上です。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。 ○山田副委員長  失礼します。179ページの道路維持補修費なんですけれども、そこの中の委託料の道路植栽維持管理計画策定業務委託料なんですが、以前にも、この道路の植栽については質問させていただいておりまして、県にはもともとこういった計画があって、県は、何ていうんですかね、結構切っていってるパターンが多いと思うんです。猪名川町も、この計画を策定するのはいいんですけれども、最終的にどんなイメージを持って、最終形ですよね、がどんなイメージを持ってつくられるのかっていうことと、以前にも申し上げたんですけれども、やっぱり地域の風景が好きで、家を買ったという方も中にはおられたりするので、地域の声を十分反映させる形で計画を策定していただきたいわけなんですが、これ、委託っていうことで、地域の声なんかは、どのタイミングでそこに入っていくのかなっていうのをお伺いさせてください。 ○堂本建設課長  今回、ちょっと委託料で700万円という形で計上させていただくものでございますが、先ほども言っておりましたように、開発団地につきましては経年経過する中で、樹木等が大きくなっております。白金地内とか若葉地内、昨年度も40本ぐらいのケヤキを切ったりとかしております。その中で、地元と調整をする中で切らせたような状況でございます。  この計画におきまして、今、低木であったり、中木であったり、高木であったりと、そのような部分が今、まちの中でどのような形になっとるかということ、もしくは、それに加えまして、安全の形もあります。今、山田議員おっしゃっとったように景観的な話もありますので、その分をどのような形で切っていくのか、安全対策をしていくのかというところを踏まえた計画を策定したいと考えております。時期的なものにつきましては、この計画の案がありましたら、地元と協議をさせていただく、自治会のほうと声をかけさせていただきながら進めていくものと考えておりますが、まだ発注はしておりませんので、その時期の決定はしておらない状況ではございます。  以上でございます。 ○山田副委員長  確かに高木が大きくなり過ぎて、根上がりで、そういった声も住民の方から聞きますので、一定の伐採も必要な木もあろうかと思ったりするんですけれども、今後、この計画を策定して、計画どおりに進んだ後、やっぱり植物っていうのはどんどん大きくなっていくので、定期的な、されてると思うんですけれども、何ていうんですかね、管理が行き届いていないと、やっぱりどうしても根がぼこって出てきたりするというふうに聞いておりますので、そういったことも踏まえながら、より費用をあまりかけずにうまいこといくような、なかなか難しいと思うんですけれども、そういった計画と維持管理に努めていただきたいなということが1つと。  町道の日生の駅前のロータリーをご利用されてる方で、タクシーですとか、介護タクシーをお使いになられてる方が、やっぱりどうしても段差が、結構、大きい段差があるので、タクシー乗り場のバスとかタクシーが入っていくロータリーって、スロープになってるのがタクシー乗り場しかないんです。なので、タクシーから降りたときに、何ていうんですか、車椅子、車椅子の方がなかなか上がるのにご苦労されたりとかっていうことをお聞きしますので、もしタイミングが、何かのタイミングがあれば、降り場を設けていただけたらなっていうことを思っておるんですが、やっぱりユニバーサル社会ですとか、そういった取り組みの1つとして、町としてはできる限りフラットにしていくっていう考えはあるのかどうかっていうことをお伺いします。 ○堂本建設課長  先ほどの植栽の計画につきましては、兵庫県が今実施しております県道川西篠山線の川西地内に、清和台から少し南とかね、あの真ん中の植栽帯は全部切ったりとか、そのような全てを切るようなことは一切考えておりません。あそこはもう通過する道路だけのもので、猪名川町の道路につきましてはちょっと住区も兼ねておりますので、その辺の配慮もして進めていきたいと考えております。  それと、日生駅前のタクシー降り場のところのちょっと段差とか、そういう改良の件ですけども、ちょっと凸凹につきましては、昨年度も少し直しておったり、排水、水がたまるようなところもちょっと部分的には直したりはしておるところなんですけれども、個別ちょっとタクシーの降り場のところにつきましては、ちょっと現地確認させていただく中で、何かいいことが、改良ができるんであれば、検討はさせていただきます。ちょっと現地、もう少し、また今度、教えていただく中で考えていきたいと思っております。  以上でございます。 ○福井澄榮委員長  いいですか。  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福井澄榮委員長  それでは、まちづくり部建設課の関係部分についての質疑は終結します。  担当職員の入替えをお願いいたします。  次に、まちづくり部都市政策課の関係部分についての説明を求めます。 ○前田都市政策課長  失礼します。それでは、都市政策課に係ります歳出予算につきまして、事項別明細書に基づき、主なものについてご説明のほう申し上げていきます。  歳出予算事項別明細書90、91ページをお開きください。2款総務費5項5目住宅・土地統計調査費、予算額19万7,000円でございます。住宅・土地統計調査は、住宅や土地の保有状況及び世帯の居住状況などの実態を把握する調査となり、昭和23年以来、5年ごとに実施しております。調査は、10月1日を基準日とし、次回は令和5年度となっておりますが、令和4年度に指定調査区62地区の事前準備を行うための調査員報酬、説明会等の旅費等を計上しているものでございます。  180、181ページをお開きください。180、181ページでございます。7款土木費、4項1目都市計画総務費、予算額1億2,010万2,000円でございます。都市政策課に係るものとしましては、説明欄、都市計画総務費182万7,000円でございます。都市政策課が所管する経常事務経費などを計上しております。  主なものといたしまして、182、183ページをお願いします。12節委託料、電算保守委託料22万円は、都市計画支援システムの保守料となります。13節使用料及び賃借料17万9,000円のうち、事務機借上料14万6,000円は、都市計画図の印刷用プリンターのリース料となります。なお、現在使用しておりますプリンターですが、機械の製造終了後、相当年数が経過していることから保守ができなくなっております。そのため、今回リース料で計上しているものでございます。令和4年6月から新たな機械をリースする予定でございます。  次に、都市計画審議会費38万8,000円でございます。都市計画審議会を年間で3回予定してございます。主な経費は、委員16名のうち、報酬対象者13名に支払います1節報酬31万2,000円となります。  184、185ページをお開きください。都市景観対策費4万6,000円は、県屋外広告物条例に基づく屋外広告物の審査等事務経費でございます。  次に、その下にあります開発指導費3万6,000円と、次の建築指導費4万9,000円は、それぞれの事務経費でございます。  次に、建築審議会費2万5,000円でございます。地区計画区域内における建築物の制限に関する条例に基づき設置される建築審議会の事務経費となり、審議案件があれば開催することとなりますが、報酬対象となる委員3名に支払う報酬などの事務経費を計上してるものでございます。  次に、耐震化推進事業費709万7,000円でございます。12節委託料、簡易耐震診断推進事業委託料44万2,000円は、簡易耐震診断に伴う兵庫県住宅建築総合センターへの委託料で、木造10件と非木造2件分を計上してございます。18節負担金、補助及び交付金、耐震改修促進事業補助金630万円は、耐震診断結果に基づき実施される耐震改修工事などへの補助金として、住宅耐震改修工事1件、住宅建て替え3件など、これまでの実績を踏まえて計上してございます。  次に、危険空家等対策費15万1,000円でございます。主なものにつきましては、186、187ページをお願いいたします。1節報酬、危険空家等対策協議会委員報酬4万円は、委員8名のうち、報酬対象者5名分を計上してございます。12節委託料、電算保守委託料8万8,000円は、都市政策課で管理しております空き家管理システムの保守委託料でございます。令和4年度からは、今回改定しました空家等対策計画に基づきまして、空き家の発生抑止、流通活用、適正管理を柱に積極的に空き家の利活用が進むよう取り組んでまいります。  次に、公共交通対策費5,539万1,000円でございます。主なものとなりますが、7節報酬費28万8,000円は、地域公共交通会議委員に対する報償金で、委員15名のうち、対象者9名分を計上してございます。12節委託料、循環バス運行委託料2,661万5,000円は、ふれあいバス2台の運行委託料でございます。18節負担金、補助及び交付金2,800万円のうち、1行目にありますデマンド交通運行負担金2,400万円は、チョイソコいながわの運行に係る負担金となります。令和2年5月より実証実験を行ってまいりましたが、新年度からは、ネッツトヨタ神戸が運行主体となり、道路運送法4条による本格運行に移行することとなります。運行に要する必要な経費として町が負担するものですが、ネッツトヨタ神戸のほうではスポンサー獲得など、運行経費における町負担の軽減に努力をいただいております。また、令和3年7月から運賃を頂き、運行しておりましたが、新年度からは、通年を通しまして運賃を頂くことから、令和3年度と比較して、町が負担する経費は211万1,000円減額を見込んでおります。2行目の地域公共交通会議負担金400万円は、令和3年度に策定する公共交通のマスタープランとなる地域公共交通計画に基づきまして、路線バスやふれあいバスの路線の在り方や運行ダイヤ料金体系、乗り継ぎなどのネットワークの構築を目指し、路線バス事業者や鉄道事業者、タクシーなどの事業者調整により計画策定を行うものでございます。  188ページ、189ページをお願いします。7款土木費5項1目住宅管理費、予算額257万円でございます。若葉地内にあります町営住宅2棟32戸分に係ります維持管理費となります。主なものとしまして、10節の需用費のうち、2行目、修繕料140万円は、ガス機器や水回りなど、貸主が負担するものがあり、臨時的に発生する修繕等に対処するための経費を予算化しているものでございます。  12節委託料のうち、2行目になります、ページが190、191ページとなります。12節の委託料のうち、2行目、電算保守委託料39万9,000円は、令和3年度に導入しております住宅使用料管理システムに係る保守委託料で、当該システムの導入によりまして、家賃のコンビニ収納及びスマートフォン決済が可能となり、入居者の利便性向上につながっているものでございます。  以上、都市政策課所管の予算説明とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○福井澄榮委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○山下委員  185ページの耐震化推進事業についてなんですけども、今現在、町内での耐震化がどの程度進んでいるのかという点、この点につきまして、防災の専門家から、来る大災害が発生した後、それを復興していくためにかかるコストと耐震化を事前に進めておいて、その復興を大きく節約する効果のお話を聞いてるんですが、2兆円ほど投資すれば、97兆円の効果があるというふうなことを聞いております。非常に重要なことなんですが、あまりその災害が発生する前にお金をかけようという気もなかなか上がりにくいいう課題を聞いております。この点について、南海トラフ地震等叫ばれている中で、町として、その啓発活動も含めて、どういうふうに捉えられているのかも含めて、質問したいと思います。 ○前田都市政策課長  失礼します。この本事業によります耐震改修ですけども、対象となる物件は、昭和56年5月以前に着工された住宅、いわゆる旧耐震の住宅が対象となってございます。現在のところですけども、数字的なものは公表されてございませんけども、おおむね90%強、対象物件の90%強が改修が進んでいるというように情報としてはつかんでございます。目標としましては、令和7年度に向けまして、今のところ、97%を目標設定して、兵庫県と共に取り組んでいるものでございます。  啓発等々でございますけども、町広報誌等を通じまして啓発には努めているものでございます。また9月におきましては、強化月間と打ちまして、より集中的にご案内のほうは差し上げるところでございますけども、なかなか思うように進まないというのが現状でございます。  以上でございます。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。 ○中島委員  ちょっと聞きたいんですけどね、187ページの公共交通対策費が出てますけど、今、説明聞くと、9名分の報酬が出て、これは多分、猪名川町地域公共交通会議に、それでの分、報償とか出てるんやろうけど、この会議ちゅうのは、それぞれのいわゆるバス、タクシーは公共交通を担ってるところが出てきて、行政からも出て、その在り方とか、そういうことをやってるんと違うんかなと思うんですけども、ここでは、特にその年に何回ぐらいそういうことがあって、具体的にこういうふうに対策をしていこうとかいうことが行われてるのか、そのそれぞれの団体が、団体というか業者、交通を担う者が意見を言うて、それを集約して、その改善なりしてるのか、ちょっとここの会議体のことを教えてもらえますか。それと、何かここからパンフレットを出すとしたら、それはどういうお金で、ここでそれぞれが出す、それとも、行政だけが出してるのかいうことも含めて。 ○前田都市政策課長  失礼します。地域公共交通会議でございますけども、猪名川町の場合におきましては、法定協議会として、法律に基づく協議会でございます。  それと、参画しているメンバーというか、ですけども、基本的には町内の交通を担う事業者、路線バス事業者、鉄道事業者、タクシー事業者、今回ちょっと説明しませんでしたけれども、報酬対象が1名増やしてございます。1名増えたというのが、チョイソコいながわの運行主体となるネッツトヨタ神戸のほうにも交通事業者の一員として参画のほういただくということで、今回1名増で要求させていただいてございます。  回数につきましては、その年、その年に多少のばらつきはございます。2回程度で終わるときもあれば、今年度、来年度につきましては4回程度を予定させていただいてございます。それに関しましては、年間で予定する案件によるところが大きいものでございます。  地域公共交通会議の中で、それぞれの交通事業者の立場から町の公共交通をどのように持続していくか、検討していくものではございますけども、一昨年に関しましては、主にふれあいバスのネットワークの見直しについて協議してまいりました。本年度につきましては、交通基本計画となるマスタープランの内容について協議してございます。来年度につきましては、そのマスタープランに基づきまして、ふれあいバスに限らず、路線バス、鉄道事業、タクシー、チョイソコ、全ての公共交通のネットワークの在り方につきまして、交通事業者のご意見も賜りながら、実施計画的に整理していきたいと思ってございます。  あとが(「経費の負担」と呼ぶ者あり)経費の負担に関しましては、地域公共交通会議の設置が、猪名川町が設置してる事業体でございますので、基本的な経費は町が負担してございます。本年度、啓発冊子、2回ほど、地域公共交通会議のほうで発行いただきます。これに関しましては、国庫補助等申請しながら、そういった補助金も活用して会のほうは運営しているものでございます。  以上でございます。 ○中島委員  この間、先日ですか、公共交通について、説明をちょっと委員会のほうで受けたことがあったと思うんですけれども、そのときそうは思わなかったんだけど、まさかなくなるなんてというようなタイトルで、非常にネガティブな、僕はそのときそうは思わなかったんだけど、最近、介護施設のほうへこれがあって、ふっと見たときに、まさかなくなるなんてって、非常に暗い、はっとされるような、非常に引きつける文章としてはええねんやろうけども、これちょっと間違ったメッセージを送るん違うかなと。片や、行政は今、活性化しよう思うて、いろんなことをコマーシャルしたり、今年の予算にも、町長、施政方針でも言われたばっかりで、こんなことして猪名川町知ってもらおうとか言うてるときに、これ、どうなんやろうなということと。  そこにちょっと、これやね、これ阪急バスのコマーシャルやなと思うたんですよ。交通、これが、なくなるからというメッセージじゃなしに、だから阪急バス使うてくれというメッセージでしかないなと思うんですよ。それでまた、書いてあることも、これ間違うとるな思うのは、これらの公共交通は、自家用車を利用する人が多くなり、利用者が激減してるからです。違うですやん、高齢化で運転できなくなって、いわゆる足がないと困るという、このいわゆる営利を目的とするその業者さんから言うたら、だから乗ってくださいよという、これはもうコマーシャルであってね、その交通会議で、行政側から阪急バスには補助も出しながら、路線確保するとかいうための会議じゃないのかなと思うのね。何か、何回あるのか知らんけども、その報償まで出して、ちょっと審議する、そこでやっている内容が、これ、こんなん出して、何にどうつなげたいんか、目的がよう分からんような気がしたんですよ、どない思いはります。これ、町長に聞いたほうがええんかもしれんね。このいわゆる活性化するための1つの施策として、施政方針にもうたわれて、しているのに、何かこう、ここで、こっち側ではネガティブっぽいことをして、いや、むしろ、これは維持するためにどうするのか、もっと困った、今おる住民のために公共交通をもっと充実させて、どう便利やな、よかったなと思っていただくかいうことが大事なことであると思うねんけども、そのために、大きく言うたら、道の駅とか、そんなんも投資なんですよね。活性化さすための道具やと、1つはね。方法として投資していく、活性化させていく、もったいない、もったいないということじゃなしに、はっきり言うて、もう将来、今の小学生を見たら、ちょっと枠広がってごめんなさいね、子どもはいなくなりますよ、だんだんね、少なくなりますよ、いなくなるというより、ほとんどいなくなる中、もう目に見えて、でも、何とか維持するために努力してると、町も努力し、我々も何かこう活性化できることないか、つまり、今の住民のためにもっと投資とか、そういう活性化を考えていかないかんのん違うかなと、大きく言うたら、そういうふうに考えるんですね。ところが、これちょっと、こじつけてるのかもしれんけど、これはちょっと、まさかなくなるなんていうパンフを、会議で、だからバスの乗り方やら、パス、ICカードのタッチの仕方やら、バスを降りる前にはこうせえ、ああせえとか、何かhanicaですか、hanicaのカードをどうせいとか、丸々これ、こんなんに公費かけてやるような話かなと、じゃあ、丸々公費でやるようなことかなというような気もするんですけども、どうでしょう、その実態というのは、そういうふうになって、公共交通、皆さん寄って、そのまちの交通体系をよくしていこうというふうになってないんじゃないかなと思うんだけど、どうですか。 ○前田都市政策課長  まず、冒頭に、そのパンフレットを発行した、こちらの思いといいますか、狙いをご説明のほうもさしあげます。  ご意見のとおり、まさにネガティブな印象を与えたのは事実だと思ってございます。発行の際には、我々、公共交通会議の中でも議論を経て、果たしてここまでネガティブ的な表紙、あるいはフレーズを引用して考えるほうがいいのか、非常に悩んだところはございました。ただ、交通事業者等とも話をする中で、本当に交通事業者が抱えてる今の現状というのは楽観視できない。当然阪急バスさんは、今回、包括してやってございますけども、それにつきましては、平成29年にあった阪急バスのほうから、町内の路線について、基本的には、ほぼほぼ全ての路線に対して減便を目的とした輸送量調整に入るという正式な協議をいただいてございますので、現状は、町の様々な施策、政策で利用者増、あるいは人口の維持に努めるというところで、阪急バスさんと協議を重ね、何とか路線の維持に努めていただいておりますけども、法改正以降、路線バスの撤退につきましては、何らかの手続さえ踏めば、地域の同意なく、路線の休止、あるいは廃線が可能となってございますので、この辺り、我々としましては、いかに阪急バスを維持しようとすると、実際にはもうご利用いただくしか維持する方法はないのかなと考えてございます。  その上で、今回、ネガティブな言葉も引用しながら、一度公共交通というものを考えていただく1つのきっかけにしていただきたい。もちろんこのネガティブなことだけで公共交通が回復するとは考えてございません。今後、前向きな施政の中で、様々な公的支援も含めまして、公共交通の利用促進には努めなきゃいけないと考えてございます。  それにあたりましては、また具体的な予算は来年度、今現在、計上してございませんけども、実施計画を定めていく中で、阪急バスに限らず、鉄道も実際、利用者が減ってございます。タクシー業界も利用者が減ってございますので、この辺り、全ての交通事業者が一体となって、利用者の、V字回復はちょっと難しいですけども、現状を維持できるように検討していきたいという思いで、この冊子、策定してございます。 ○岡本町長  大きな方向性というか、そういう意味でのご答弁をさせていただきます。  もともと私自身、議員時代から、いわゆるこういう公共交通機関というのを社会資本というような考え方をしております。アンケート調査でも、こういうふうなものに町のお金を使っていくということに対しては、多くの方が賛意を示していただいております。  ところが一方では、そうしたら、いわゆる阪急バスとか、あるいは公共交通機関、乗られているかといったら、なかなかそういうふうな状況にはなっていないのも現状です。阪急バスの社長さんともお話をさせていただく機会がありまして、情報交換をさせていただきましたですけども、やっぱり一番大きなのは、少子高齢化に伴いまして、通勤、あるいは通学の需要が減っているというのが一番大きな部分でございまして、特に、このコロナ禍の中で、自宅でお仕事をする方も増えておりまして、そういう面では、そこの部分が大きな部分でございます。  一方では、高齢化に伴いまして、免許を返上される方、それから子どもたちですね、あるいは障がい者、そういうふうに自分で車を運転できない、あるいはそういう助けを得ることができない方というのは、これは大きな問題となっているということは認識しております。  そういった中で、ちょっとこれ、広告代理店的なところの提案にあったらしいんですけども、ちょっとセンセーショナルな、まさかなくなるなんてというような言葉の、インパクトの強さ、そういう意味では、そういう広報としては、ある意味ネガティブな部分かも分かりませんけれども、1つの方法としては成功しているんではないかなと、広報の手法としてね。ただ、そういうネガティブに考えているのではなくて、どうしたら公共交通機関を維持していくか、継続できるかというのが、これ、本町にとっては大きな課題ということで十分認識しておりますので、その辺りのところも含めまして、やっぱり関心を住民の方にお持ちいただくということが、まず次の部分かと思います。  確かに乗り方とかいろんなこと書かれて、ちょっと子どもチックやなという部分もあるのかも分かりませんけれども、例えば、公衆電話の使い方、今の小学生、なかなか分かってない部分もあります。あるいはバスにもあまり乗ることがないのでというようなこともございますので、そういった部分でのご理解というようなことでいただけたらありがたいなと、そんなように思ってます。ちょっと方向性だけのご答弁になりましたですけども、よろしくお願いいたします。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。 ○下坊委員  1つは、この中で、185ページにありますけども、開発指導とか建築指導とか、こういったような項目があるわけですけども、これは、基本的に、猪名川町のまちづくりにとってはどうしても必要なものであろうという認識は十分しておりますが、ただ、こういう指導をしておりますという段階の中で、そうしたら、なぜ、1つの例を取れば、残土の問題にしても、全然指導が行き切れてない。銀山の奥でも、もう放置したままになっとんじゃないかなと。残土入れたら入れっ放し、清水の残土も入れっ放し、仁頂寺の産業廃棄物、あれ、そういった残土もほったらかし。これで猪名川町のまちづくりを指導してますよということになるんですかね。  私は、こういった部分っていうのは、住民から、ああ、こんな入れてはりまっせ、こんなしてはりまっせいう声が上がっとると思うんです。そういうときに、すぐ手を打ってるかいうたら、打ってないんですよ、はっきり言って。それで山積みになってから、ああ、これは間に合わん、これは何とかせないかんいうて、それは後の結末じゃありませんか。だから、こういうような指導要綱、そして、指導要綱に基づいて、いろんな形に出していったら、まあ、きめ細かく指導されたらね、もうこんな厳しいのかなわんなという人も中にはあります。そうじゃないでしょう。猪名川町のまちづくりに向けての、本当に発展していくための申請なら、もっと親身になって、町民が、若い人がやるんであれば、もっと親身になってやればいいでしょう。もう申請出したら、物すごいきつい、だから、もう申請出すのかなわんわというような声も聞くときもあります。  そうかいったら、そしたらもう、言うて悪いけど、もうそんなもん、許可も出さんと、やり得でやったら勝ちやないかというように、今までの猪名川町の残土の在り方というのは、全てそうだったと思います。揚津小学校の校区の前、木津東山の残土の問題、川辺カントリーの残土の問題、いろんなとこ、全てそうでしょう。みんな後追いでやっとるんですよ。これをいつ目を覚ましてくれて指導していくのか。やりかけたときに、すぐ手を打つことがやっぱり大事ではないかなと。だから、いまだに仁頂寺の残土も放置したまま、警察も入り、県も入り、町も入り、そうして撤去してくれるんかいうたら、いやいや、あんまりきつい指導すると業者が逃げてしもうたらどないもなりまへんねん、そんな弱腰でやっとったら、町民の人、どないなりまんねんな。これ、仁頂寺の問題でもそうです。危ないからいうて、歩道にカラーコーンを置いて、ここから入ったらいけませんでいうて、歩道はみんな人が歩くとこちゃいまんのかいな。  そういったような、こういう指導を基にして、やっぱり転ばぬ先のつえ、僕はよう言う言葉ですけども、そういう通告があれば対応してるのはやる。だから、県の関係もあります、町の関係もいろいろあると思いますけど、身近にまちづくりするのは町やと思います。そういう情報を聞いて、その情報に基づいて、すぐ手を打って、県とパイプをしっかりつなぎながら、速やかに止めていくということも大事ではないかなと、このように思うんですけども、そういったような、今までの過去の経過、ずっと言った中で、本当に今まで入れた残土、これからどうされるんか、その辺について、県とのパイプ、県との調整とか、そういったところについてはどのようにされているのかいうのを1つお尋ねしておきたいと思います。  それと、今、チョイソコの問題で言われましたけども、このチョイソコでも、今町長言わはったように、乗らない、みんな車社会ですよ、今、現実、ほとんど議員さんでも、車社会でしょう。ここまで来られる方で、バス乗って来られる方、また、歩いて来られる方っていうのはおらない。町長は別ですけども。やはり皆さん言うたって、みんな車社会です。せやけども、我々もいつかは車の免許も返さなきゃならない、そのことを思ったら、北部の人たちはだんだんだんだん人が少ななってくる、若い人は出てしまう。そして、ある程度の年でいっても、病気になれば施設に入ってしまう。だんだんだんだん人が少なくなる。そこへ、人が乗れへんさかいいうて、ほんなら阪急バスも切ってしまう、ふれあいバスも入れんようになってしまう。あんたは乗りたかったらな、電話して、チョイソコに乗ったらよろしいがな。ただ、ほんまにそれではまちづくりの根幹をできるんでしょうかね。  本当に、今町長も答弁されましたから、いうわけじゃないけども、一人一人のこと、乗らないからじゃなしに、乗りたい人もおるけども、乗られない。本当に旭ヶ丘の人たちとも、行くたんびに私は怒られます。下坊さん、何でこんなことしたんやいうて。私は行くときでも、年いって、下り坂、どんだけしんどい、降りるの気いつけなあかんのや。そして、今度、買物して帰ってきたら、荷物持って帰らないかん。ちょっと電話するのを忘れたら、もうチョイソコに乗られへん。ふうふういうて、あの坂を何回も休憩しながら、休憩しながら、私帰らないかんねん。これが猪名川町のまちやさかい、私かてもっとあったら、もう猪名川町、出ていきたいわと。こういうまちづくりは本当のまちづくりなんですか。お年寄りであろうと、誰であろうと、やはりそういった部分に日を当ててやることは大事じゃないかなと、前から私、さんざん言うてますけども。ケース・バイ・ケースで物見たら、それはいいですけど、そうはならん部分が、これは業者に求めたって、業者は営利目的ですよ、こんなもんは。その営利目的の部分をカバーして、サービス部分を誰がするかいうたら、これは町、公共事業がせないかんの。そのことをもっと真剣に考える必要性があるんちゃうかなと。  だから、僕らでも、たまにおられたら、乗せてあげたりとか、荷物持って、ほんなら送ってあげたりとか、タイミングが合うたら、そんなにしてあげますよ。そのときでも苦情は言わはります。最後はおおきにやいうて言わはるけどね。さんざん苦情言うて、おおきに、助かりましたいうて言わはるけども、そのおおきにが、どんだけわしらにしたら、ああ、かわいそうに、こういうことが毎日、日課に起きとるなと思ったら、やはり何とかしなきゃいかんいうのは、これが議員の仕事じゃないかなと僕は思ってますけども、その点について、2点についてお伺いします。 ○前田都市政策課長  1点目の開発指導等を含めまして、残土問題のお話をいただきました。  ちょっと論点ずれてたら申し訳ないんですけども、開発あるいはこういった相談業務、このコロナ禍において、猪名川町も増えてございます。市場のほうからも、こういった郊外の住宅地というのが改めて認識されてるのは実感してるところでございます。  その上で、当然1点目の残土問題含めて、町のまちづくりにおいてやっぱり問題視しなきゃいけない課題があるのは事実でございます。これに関しましては、関係課、兵庫県も含めてでございますけども、連携して、現在指導に当たってるところでございます。なかなかちょっと思うようにいかない部分もございますけども、例えば事例挙げていただきました仁頂寺なんかにつきましては、例えば残土の視点もあれば、今現在、産廃という視点で指導のほう入ってるものでございます。様々な関係法、関係課が絡む問題でございますので、この辺りは町も一丸となって、適切に指導してまいりたいと考えてございます。  また一方で、様々な、冒頭言いました市場の中で猪名川町が見直されてきて、若い人含めて、移住者含めて、町の中で維持をしたい、お店を開きたい、そういったときに、ちょっといろんな法律のハードルがあって、思うようにいかないっていうお声も聞いているというご意見もございました。この辺りにつきましては、我々も市街化調整区域、いわゆる都市計画の中で、窓口含めて様々なご意見聞きます。今年度も商工会のほうと連携しながら、セミナーのほうにも我々出向いていって、市街化調整区域の中で、どういった手続を踏めばそういったことが実現可能なのか、市街化調整区域だから、様々なことが規制されていますけども、決してできない問題ではなくって、いろんな意味で、我々のほうと一緒になって、それを実現していく方法を考えていこうと、今現在取り組んでいるところでございます。  それと、2点目で、交通の、特にチョイソコも含めまして、ご意見のほういただいたところでございます。  交通に関しましては、おっしゃるように、例えばチョイソコを導入した結果として、ふれあいバス、路線バスというものに戻してほしいんだと、お声、我々窓口でも聞いてございます。当然、多様な選択肢があるのが一番いいとは思うんですけども、一方で、今回、こうした交通体系を引いてる前提には、路線バス、ふれあいバス、今回導入しました、こういったオンデマンドの交通というものが、どうしても重複していく区間に関しましては、ある意味お客様の取り合いといういいますか、になってございます。結果としては、路線バスも利用者が減る、ふれあいバスも利用者が減るという状況になります。ですので、やっぱりその地域に合った需要があまり多くない地域には、その需要に応じた小さな乗り物といいますか、で送迎していく。ただ、小さい乗り物ですから、小回りが利きますので、なるべく自宅近くまでお送りするような交通がいいのではないか。一方で、幹線道路を含めまして、多くの方がご利用になるところに関しましては、そういった小さな交通ではカバーし切れませんので、やはりコミュニティバスであったり、路線バスといった比較的大きな交通でカバーしていく。それらを乗り継ぎ拠点含めまして、ネットワークをきっちり構築することで、利用勝手を高めていくような、そういった交通を目指したいと思ってございます。  それと、チョイソコの中で様々なご意見いただいてはございますけども、当然過渡期といいますか、これまで定時定路線でご利用になってた方が、ご自身であらかじめ予約しなきゃいけないということで、ちょっと使うときに使いづらさはあろうかと思います。これに関しましては、我々も丁寧に対応していきたいと思ってございます。ただ、当然過渡期の中ではございますので、できましたら、電話一本入れていただいて、予約のほうに切り替えていただきたいと思います。  今回、本格運行に移行するにあたっては、1時間前まで電話予約が可能となりますので、例えば、一番いいのは、行くとき、帰るときを予約しちゃうのが一番いいとは思いますけれども、ちょっと予約忘れちゃったということであれば、例えばお買物が終わって、路線バスに乗るタイミングで電話いただければ行けると思います。当然携帯電話ない方もおられますので、必ずしも皆さんが即座に電話できる環境にないのは重々承知してございますけども、これに関しましては、また様々な角度から対策も講じなきゃいけないと思いますけど、現時点では、まず第一義をもって、今ある路線バス、あるいは公共交通を守るためには、使い勝手ももちろんそうなんですけど、利用者を減らさない、維持していく対策をもう第一優先としまして、こういった路線を引いてございますので、ご理解のほうをいただきたいと思います。  以上でございます。 ○下坊委員  以前からいろいろと指摘もして、いろんな意見も聞いてますから、そんな大きく代わり映えがないとは思っておりますけれども、やっぱり猪名川町のまちづくりの根幹をなすとこは、おたくの窓口なんですね。職員の方も一生懸命やっておられるのは私もよう分かります。ただ、やり得は絶対許さないでという姿勢で臨んでいただかないと、1つ、いろんなとこを見てみますと、そこへ残土を持っていく、捨てることによって、その業者さんは営利で金もうけされるわけですよ。だあっと100台なり200台入れたとしても、その金は全部自分のもうけになるんですよ。申請は要らない、何も要らない、無許可でいいっていったら、だあやってやね、それで、金もうけしといて、入れるだけ入れといて、はい、さよならって逃げとるわけでしょう。ほんだら、あと誰が始末するんですか。そこなんですよ。だから、入れかけたときに、ぱあんと止めてしまわないと、入り口を止めないと絶対無理だと、僕はいっつも思います。そういって、本当に残土だけならいいです。その中にやっぱり産業廃棄物も入れたり、何入れたり分からんねん。現場確認もできない、こういうような状態がやっぱりあるからこそ、仁頂寺でも見たらもう産業廃棄物はたくさん入っておったということでしょう。  だから、それは、僕ら自身もそういうことについては、割といろいろと知ってますけれども、やり方、方法論いうのはよく分かります。それはもうやる人はそんなんですよ。だから、それに太刀打ちしよう思うんであれば、やはりきちんとした対応をしていかないと、住民から言われて、そうでっか、そうでっかいうとって、ああ、そうでっか、そうでっかいうて、日にちがたてば山になってしまったというような経過になるわけですから、そういった声を聞いた途端に、どうなのか、どうやるかいうことはやっぱり窓口が指導を徹底して、あかなんだら警察も入れて対応して、止めていくということをしないと、許可は取ってきちんとやるというのは大事なことだと思う、僕はね。だから、そのことができひんのやったら、やはり無法にやるんだったら捕まえないかんだろうと思います。そのことによって、地域の住民に大変迷惑がかかってるわけでしょう。そういうようなまちづくりをやっぱり早いこと手を打たないと、もうこれ何年こういうことを僕は言うとるかいうのに、はっきり言うて悪いですけど、そういった部分については、やっぱりやり得は絶対認めないんだと、とことんやるんだという姿勢を、やっぱり今後きちっと見せていただきたいなと思います。  それで、申請を出してこられた方には、やはりそれなりの、真面目に申請出してやろうとしてる、その気持ちをしっかりとり酌んで、それの手だてはちゃんと行政指導してあげて、しやすいようにしてやるのを、これも1つの手だと僕は思います。そういう点をきちんと手分けしてやっていただきたいなと、こう思うんですけれども、その点について、1つお伺いしときます。  それで、今のチョイソコですけれども、ちょっと私、さっきこれ聞くの忘れたんで、チョイソコは日曜日はお休みになるんですかね。だから、そうすると、やっぱり不便性が出る、路線バス、ふれあいバス、これ休みませんね。日曜日も走ってますな、今までの。(「ふれあいバスは日曜日」と呼ぶ者あり)日曜日休んでんのか。だから、阪急バスにしたら、特にもうきちんと走ってるけども。ほんで、ただ僕は思うのは、ふれあいバスは、公共施設回りをいまだに続けてるわけでしょう。何であれを改善しないんですかいうことは、大分言うとるわけでしょう。誰も乗らないところ、皆入っていっとるわけでしょう。たまに1人か2人、今の論法でいえば、1人、2人乗っとんのやったらもう切ったらええやないか、こうなりませんかと言うとるんです。  せやけども、そういった部分でやっぱり行かんなんとこは、ゆうあいセンター、行かないかんとこもあるし、保健センター行かないかんときもあるでしょう。そういうときはそれで、乗った人が、そこちょい行ってなとか言うたら、そこにおるさかい、迎えに来てほしいなとか、そういう形も取り入れながらしていけへんから、肝腎なところはほったらかしといて、そういうところは全部回っとるわけですやん。だから、そういったことも以前から僕は言うてるように、一回、公共施設回りやめて、ほんまに手の届くようなふれあいバスになりませんかいうのを言うてきたつもりでおります。しかし、全然そういうのを改善されておりません。そのままの状態。だから、その部分を、今言うとるように、柏原のように、そういうとこを回すことによって、大野山への足の便ができるんじゃないかと、こういうことを言うとるわけですけども。  それで、もう阪急バスは、完全に今のところは運休だけれども、これが正式になれば、もう廃業という形、廃止という形になるんか、その辺。ふれあいバスは、いずれにしてもまだいろんな形で起こすことは可能だなとは思いますけど、阪急バスはそうはならんと思います。その辺についてお尋ねしておきます。 ○前田都市政策課長  残土問題含めまして、適正に行政指導をしていかなきゃいけないというご質問でございます。これにつきまして、例えば残土につきましては、平成29年に町条例のほうを制定しまして、それ以降につきましては、条例に基づく指導のほうを徹底してるところでございます。  当然、何ですかね、一定量が積まれてしまった後では、直ちの撤去も非常に難しい現状になってしまいます。ですので、そうなる以前に適切に指導し、対応することが非常に重要だと感じています。これにつきましては、当然日々のパトロールの中で、我々のほうから積極的に指導に入る事例もございますし、また、関係各課からの連絡、あるいはそれは町民の通報かもしれませんけども、そういった情報に基づきまして、速やかに初動として対応していきたいと考えてすることで、対応が可能ではないかと、そのように考えでございます。  過去にちょっと違法、不法的に積まれてる残土につきましては、先ほどと同様で申し訳ございませんけども、関係法の中で適切に対応、指導していきたいと考えてございます。  それとまた、様々な相談業務が起こった際でございますけども、それに関しましては、適切に対応し、町の中で、そういった申請が来た際には、認知できるような対応を今現在も努めてるところでございます。  あと、交通のほうで、ふれあいバスで公共施設のほうを回ることによって、ちょっと利用が少ない区間も生まれてるというご意見でございます。運行当初、平成12年は、公共施設循環バスという冠を掲げて、どこの地域に住んでても、どこの公共施設も使えるようなことを目的に走らせてございましたけども、現在は、若干、そこは緩和してございまして、なるべく利用者が望むところに行けるようにと考えてございます。一例を挙げますと、イオン猪名川の中に停留所を設けるなど、商業施設の中にも入っていこうとしてございます。  ただ一方で、やっぱりどうしても役場機能であったり、図書館であったり、一定の公共施設については、どの路線についても入っていけるような、そういう路線を組んでございます。これに関しまして、猪名川町内での交通空白地をつくらないという考え方の下に立ってございますので、町内におきましては、どこの地域に住んでおられても、何かは公共交通があると、当然それは便数の多い少ない、使いやすい使いにくい、それはありますけども、公共交通空白地をつくらないというところから、ちょっと一定ご利用が非常に少ない地域に関しましても乗り入れをしているところでございます。  ふれあいバスに関しましては、1日のご利用が1.0を下回るような停留所につきましては、基本的には見直すという計画をしてございますので、これについてはまだ定期的に見直しをしていきますけども、いずれにしましても交通空白地をつくらないという原則がございますので、この辺りはちょっとバランスが必要かなと考えてございます。  あと、柏原のほうで、今阪急バス、ふれあいバス運休させていただいてございます。ふれあいバスに関しましては、町が運営するコミュニティバスでございますので、町の考えに基づきまして、ふれあいバスのほうが需要が高いということでは、そういった路線の再開も可能だと考えてございます。ただ、阪急バスに関しましては、今現在運休ではございますけども、現実の問題としまして、じゃあそれが例えばもう再開に戻るかといえば、今の現状でいくと、可能性は極めて低いというふうに認識してございます。それは、先ほどちょっと平成29年って申し上げましたけど、平成31年の誤りでしたけども、阪急バスのほうから、正式な協議申出を受けているのと、既に今年に入りましても、何度か阪急バスさんのほうからは、杉生線に限らず、町内の路線の見直しというものは、やはり打診を受けてございますので、その中で、今休止している路線を、例えばチョイソコいながわをやめて、路線に戻せるかといったら、戻せないというのが現状かと、そのように認識してございます。  以上です。 ○下坊委員  阪急バスにしたら、今のところ運休いうのは、柏原にしてもそうですし、杉生新田にしてもそうですし、阿古谷地域にしてもそうですね、全部運休という形で、廃止にはまだなってませんね。ということは、やはり阪急バスも営利が目的ですから、杉生から見とっても、本当に大きいバスで、空気を運んで走っとんのかなというようなイメージを受けるわけですね。子どもさんがようけおるときやったら、通学的なものでは、子どもさんが雨が降ったり何やしたときには、たくさんやっぱり乗っとるなというのがあります。そのへんに戻るのは大変難しいとは思いますよ。  それで、今杉生まで上がってるのかて、ほんまに言うたら、阪急バスそのものももう切りたいなと、赤字路線で切りたいないうのはよう聞いてます。だから、その辺については、私もよう理解はしてるんですけれども、しかし、そういう公共機関を切ってしまうと、やはりその地域のまちは死んでしまう可能性があります。人が住まなくなってしまうと。そこへ、今度学校は閉校になってくる。だんだんだんだん子どもがおらん、人がおらん、そういうような状態になってくるのは確かですね。だから、公共施設、そういった公共機関のバスというのは大事だないうことはあります。  そのために、ほんなら補助を出すのがいいのか、いや、それは別の問題だろうとは思いますけれども、いずれにしても、これから先、北部の人たちが、やはり北部の人であろうが、猪名川町の地域の中で高齢化が進む中において、免許証を返していく中において、やはりお出かけを支援していくという、そういう形の中で、そしたら、福祉タクシーとかいろんな方法はないのか、もっと議論するべき問題、たくさんあると思います。ただ、チョイソコが今の形の中で、本当に身近な足となるというような方向で、いろんな形でされていこうとするのは分かりますし、もっと乗りやすくしていくためにはどうしたらいいのか、こういうのは、これから至難の業だと思います。  ただ、そこも営利が目的なのかいうところをはっきりしとかないかん。本当に困ってる人のためにチョイソコを動かすのか、チョイソコをやることによって、その会社がもうかるのかいうとこは、きちんとわきまえていただきたいなと思うんですけども、いかがでしょうか。 ○前田都市政策課長  チョイソコいながわにつきましては、当然ですけど、公共交通である以上、運賃は頂きます。ただ、営利追求していくのかと言われれば、決してそうではございません。ですので、町も一定の、いわゆる赤字補填的な負担金ですけども、運行に関しては公費を入れていくものでございます。  今回の交通計画にもうたいましたけども、公共交通を社会的なインフラというふうに本町考えてございます。ですので、当然インフラを維持するためには、一定の公金の投下は必要だと考えてございますので、この辺りにつきましては、必ず利益追求ではなく、真に町民の移動手段としてご利用いただける公共交通としてのチョイソコの位置づけというものはしていきたいと考えてございます。  以上です。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福井澄榮委員長  それでは、まちづくり部都市政策課の関係部分についての質疑は終結します。  以上で、議案第4号のうち本委員会に付託されました部分の質疑は終結します。
     担当職員の入替えをお願いしますとともに、ちょっと早いですけど、午後1時まで休憩とさせていただきます。                 午前11時33分 休憩                 午後 1時00分 再開 ○福井澄榮委員長  それでは、休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  次に、議案第9号 令和4年度猪名川町水道事業会計予算を審査します。  説明を求めます。 ○倉上下水道課長  それでは、水道事業会計当初予算につきまして、主なものや新しいものにつきまして説明させていただきます。  猪名川町公営企業会計予算書、26ページ、27ページをお願いします。3条予算、収益的収入及び支出からでございます。  収入でございます。第1款水道事業収益、本年度予定額6億6,619万2,000円でございます。主な内訳でございますが、1項1目給水収益5億3,209万4,000円でございます。給水戸数1万2,272戸、年間予定配水量322万9,949立方メートルを見込んでおることでございます。人口は減少するものの、自宅滞在時間の増加に伴い、1人1日平均配水量が増加しており、給水収益の増加を見込んでおるところでございます。  次に、3目その他の営業収益2,471万円で、主なものは、節の分担金242万円を予定しております。住宅販売などで、新規の給水申込みの際に頂く口径別分担金で、10戸程度の新築があるものと見込んでおります。1つ飛ばしまして、節の手数料2,138万7,000円でございます。主なものは、2段目、下水道使用料徴収手数料で、下水道使用料は水道料金とともに料金を集めておりますので、その経費として、下水道事業会計から2,107万2,000円を徴収するものでございます。  次に、2項営業外収益1億938万4,000円でございます。主なものは、1目受取利息2,520万3,000円で、基金に対する受け取り利息でございます。  次に、3目長期前受金戻入7,992万9,000円は、過去にもらった補助金等で整備した施設の減価償却見合い分を収益化するものでございます。  次の3項特別利益は、科目設置でございます。  収入は以上でございます。  続きまして、30ページ、31ページをお願いします。収益的支出でございます。  第1款水道事業費用、本年度予定額は8億7,594万6,000円でございます。1項1目原水及び浄水費4億3,025万3,000円でございます。ここで職員1名分の人件費を計上しております。節の中ほどから下、委託料2,981万2,000円で、内容としましては、浄水場の運転管理及び電気計装設備の保守点検、高圧受電設備の保守点検などや水質検査委託料、また、清水東水源井の膜モジュールの取替えなどを含んだ委託料となっております。次に、節の3つ下、修繕費600万円は、浄水場に係ります突発事故などに対応する修繕費を予定しております。  続きまして、32ページ、33ページをお願いします。節の上から4行目、受水費3億7,308万5,000円でございます。これは県営水道の購入を295万1,000立米の申込みを予定しておるところでございます。  続きまして、2目配水及び給水費1億6,093万3,000円でございます。ここで職員2名分の人件費を計上しているものでございます。次の節の最下段、委託料9,638万7,000円でございますが、内容でございます。中央監理所他運転管理委託や水質監視業務や、また漏水調査等委託料などを予定しておりまして、34ページ、35ページお開きください。説明欄、検針業務委託料などは、経常的に実施している委託料でございますが、説明欄の上から5行目、水道ビジョン策定業務委託は、新たな項目でございまして、猪名川町水道事業マスタープランを更新、見直し、継承しながら、国の示す様式に沿って、水道ビジョンとして、2か年かけて策定するものでございます。  次に、節の賃借料671万円は、中央監理所と各施設を通信回線で結ぶテレメーターの占用料などが主なものでございます。次に、節の修繕費1,946万9,000円につきましては、給水・配水等の修繕でございまして、予定しているものは、量水器の修繕、突発的に発生する水道施設の修繕及び修繕に伴う掘削跡の舗装復旧などの費用を計上しているものでございます。  次に、4目総係費3,341万6,000円でございます。ここで職員2名分の人件費を計上しているところでございます。  36ページ、37ページをお開きください。節の中ほど、委託料でございます。702万3,000円で、内容ですが、電算システムの保守等委託料や会計料金システムに係る保守点検や滞納徴収業務委託料などを含んだ委託を計上しておるところでございます。その下、節の手数料548万5,000円ですが、料金の口座振替、クレジットカード、コンビニ収納などに伴う手数料でございます。  次に、5目減価償却費につきましては、2億4,235万4,000円を計上しております。  38ページ、39ページをお開きください。2項1目営業外費用の支払い利息としまして、353万1,000円を計上しております。企業債の未償還残高は約4億円に係ります利息でございます。  収益的支出につきましては以上でございます。  42ページ、43ページをお開きください。続きまして、4条予算、資本的収入及び支出でございます。  まずは収入でございます。第1款資本的収入、本年度予定額3億200万3,000円でございます。  2項国庫補助金3,200万円は、後ほど支出で説明します北部施設統廃合事業に伴う補助金相当額で、補助率3分の1でございます。  5項その他の資本的収入は、基金取崩し収入2億7,000万円でございまして、事業運営に伴う本年度基金の取崩しを予定しているものでございます。  資本的収入につきましては以上でございます。  44ページ、45ページをお願いします。資本的支出でございます。第1款資本的支出、本年度予定額3億300万4,000円でございます。  1項1目建設改良費の事務費4,018万円で、ここで職員1名分の人件費を予定しております。主なものですが、節の中ほど、委託料3,380万円は、主には北部統廃合計画に係ります旭ヶ丘高区配水池更新、詳細設計や杤原加圧ポンプ場更新、詳細設計などを行うもので、事業の概要ですが、多くの施設が昭和50年代に構築され、約40年を経過しております。このことから、電気機械設備の老朽化が進んでおり、大規模な更新を実施する時期となっております。今後の水運用としましては、新たに1か所の加圧施設の新設、2か所の既存施設の増強を行い、これに伴う送水管の整備、既設管の改良を行うことで、7施設の廃止、休止を行うものでございます。将来的には笹尾浄水場の浄水機能の廃止をも含めて実施するものでございます。  次に、2目工事費でございます。1億9,520万2,000円で、内訳でございますが、説明欄、新設送水管布設工事8,900万円は、北部施設統廃合事業に伴う杤原地区から旭ヶ丘地区までの送水管の布設を4か年で実施するもので、令和4年度は1年目、延長約750メーター予定しております。  次に、新設送水ポンプ場建設工事6,600万円は、令和4年度から2か年で実施を予定するもので、杤原加圧ポンプ場から旭ヶ丘高区配水池に配水するにあたり、中継ポンプ場を構築するものでございまして、令和の4年度は、土地の造成と土木構造物を実施する予定としております。  次に、老朽配水管入替工事2,860万円は、過去から漏水を多く発生しておる配水管を入れ替えるもので、柏原地区内で実施するものでございます。令和2年度から3か年の計画で、来年度が最終年度でございます。  次に、水管橋塗替工事810万円は、北田原地区で水管橋を支える橋脚などを腐食防止を行うために、塗装の塗り替えを予定しているものでございます。  次の配水池管理棟改修工事350万円は、白金低区配水池の屋根部分について、一部雨漏りが発生しているため、改修を行うものでございます。  次の3目固定資産購入費1,703万3,000円でございますが、46ページ、47ページをお開きください。節の器具備品費1,700万円は、料金システムやセキュリティシステムの周辺機器が購入後6年を迎えるため、機器の保守期限が過ぎることもあり、更新をするものでございます。  次に、節の企業債償還金4,558万7,000円で、企業債の元金を償還するものでございます。  説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○福井澄榮委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 ○山下委員  すみません、北部施設の統廃合のところなんですけども、現存の施設でなくなるところがどこで、どういった配水路になるのか。今、一庫ダムが渇水状態で、取水制限という話も出てますけども、笹尾浄水場で取水してる部分もあると思うんですが、そういったときには、よりリスクが増える可能性があるんではないかと思うんですけど、その辺についてはどのような予測を立てておられるのか、ちょっとその辺りご答弁いただけますでしょうか。 ○倉上下水道課長  説明の中で、施設の更新につきましてから説明させていただきます。  新たに設けますものは、先ほど言いましたように、杤原と旭ヶ丘の中間地点に設けます加圧ポンプ場でございます。それと、杤原の加圧ポンプ場と旭ヶ丘高区配水池につきましては増強するということになっております。  これによって、廃止する施設っていうのが7施設あるんでございますが、廃止する施設が、1点目、杉生配水池、それと杉生加圧ポンプ場、仁頂寺の受水池、それから、旭ヶ丘低区配水池の送水機能、それから、うぐいす台にあります加圧ポンプ場、それと笹尾の配水池、それと笹尾の浄水機能でございます。  それと、今の渇水の状況でというお話ですけれども、まず1点目、今現在進められてます県水の補強というところで、三田浄水場から西宮までの連絡管が補強されております。これによって、私ども聞いているのは、1日2万トンの補強が可能であるということも聞いてます。それと加えまして、昨今、人口減少にも伴うんですけれども、これまで医療に利用する水量いうのが減ってきておりますので、一庫ダムの渇水状況いうのは、前々からやはりあることは事実なんですけど、年々使用量が、猪名川町だけではなく、関係利用団体の中でも少なくなってきているいうのは事実なんで、その中で、貯水補強、また応援してもらえることも可能であろうというように考えております。  以上でございます。 ○山下委員  三田のほうからの給水は、一庫ダムとは違って、潤沢に水が向こうはあるのかというのが1点。  もう一つ、笹尾浄水場もなくなるということなんですけども、地元の農業用の水路を利用されてる点があったと思いますが、その辺のことに含んで、地元説明っていうのは実施されていないのか、その点についてお尋ねします。 ○倉上下水道課長  笹尾の始まりからいきますと、あそこにありました田んぼにも、もともと水利権があったということで、そこを買収をさせていただいて、浄水場を構築したということとなっております。  基本的にいいますか、笹尾浄水場は井戸でやっておりますので、水利権自身には本来関係ありません。猪名川町自身には、猪名川からの直接の水利権というのを持ち合わせておりませんので、その部分については関係ないと思います。ただ、地元へは、私言いましたように、浄水機能はなくすっていうことなんで、施設が今のところなくなるわけではございませんので、北部を補完する施設としても、今後利用しようと考えておりますので、その状況と事業の進み方を勘案しながら、地元のほうには説明に入りたいというように思っております。  すみません、三田からの送水については、これまでは、ほぼほぼ潤沢にあるような状況で、1日に2万トンの融通が可能であろうということで、兵庫県のほうで計画されたものなんで、それは大丈夫かというように考えております。  以上です。 ○山下委員  具体的に、地元に何か影響があるとしたら、何年後ぐらいに起こり得るのか、例えば施設の利用がほぼなくなってしまうとかですね、その辺りについて、もう少しお尋ねしたいんですが。  もう1点は、今、地球環境、いろいろ変動が起こっていますけども、雨が降る時期と降らない時期とがもっと明確に分かれてくると、やはり地下水酌み上げという施設があることによって担保される部分もあると思うんですけども、その辺りについては、どのように方針としてお持ちなのか、その2点、お聞きいたします。 ○倉上下水道課長  1点目につきましては、最終年度の今予定を令和8年度にしております。この3か年ぐらいで、ほぼ旭ヶ丘高区配水池のところへ送れるような状況をつくり出した後に、途上の配管というのも増強、もしくは入替えっていうのはしなければならない状況なので、その辺が令和7年ぐらいを予定してますので、その状況で対応したいと思ってます。  それと、地下水の関係でいきますと、私どもの浄水場として、清水東っていうのは残そうとしていますので、この辺の用水関係を整理しながら、何か渇水のときには役に立てるようにということで、今計画しているところでございます。  以上でございます。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福井澄榮委員長  それでは、議案第9号の質疑は終結します。  次に、議案第10号 令和4年度猪名川町下水道事業会計予算を審査します。  説明を求めます。 ○倉上下水道課長  それでは、下水道事業会計につきまして説明させていただきます。  引き続き公営企業の予算書、84ページ、85ページをお願いします。3条予算、収益的収入及び支出でございます。  収入からでございます。第1款下水道事業収益、本年度予定額11億3,010万7,000円でございます。主な内訳でございますが、1項1目下水道使用料3億6,717万3,000円でございます。水洗化人口2万8,727人、年間排水量307万5,738立方メートルを見込んでいるところでございます。  次に、2目他会計負担金3,035万5,000円は、雨水処理、不明水処理、または高度処理に要する費用を繰入れ基準に基づき、一般会計から繰り入れるものでございます。  次に、2項営業外収益7億3,178万7,000円のうち、2目他会計補助金3,062万6,000円で、繰入れ基準に基づき、企業債の利息に係る分を交付税算入されますので、これに係りますものを一般会計から繰り入れるものでございます。  86ページ、87ページをお開きください。3目長期前受金戻入7億39万2,000円でございます。過去にもらった補助金等で整備した施設の減価償却見合い分を収益化するものでございます。  次に、3項特別利益は、科目設置でございます。  収入については以上でございます。  続きまして、88、89ページをお開きください。収益的支出でございます。  第1款下水道事業費用、本年度予定額12億2,674万3,000円でございます。主なものとしまして、1項1目管渠費4,418万円でございます。ここで職員1名分の人件費を計上しております。節の中ほど、委託料2,605万円ですが、開水路や汚水管に係ります維持管理補修等の委託料でございまして、主には調整池の除草、清掃、下水道敷地の除草、剪定、清掃等を予定しているところでございます。  中ほどの不明水調査委託料1,200万円は、新規に計上しておりまして、令和3年度まで旭ヶ丘地区で管更正補修工事等を実施しておりましたが、完了に伴い、以前より不明水が多いと思われる猪名川台地区において、テレビカメラ調査を実施し、次年度以降の対策に向けて調査を行うものとしております。節の下ほど、修繕費1,109万円ですが、これは雨水管、汚水管等に係る修繕費でございまして、道路の修繕等に合わせて、マンホールを取り替えるものや、突発的に発生する汚水管の詰まりなどに対応するものでございます。  90ページ、91ページをお開きください。2目ポンプ場等費1,050万3,000円でございます。猪名川町では、39か所のマンホールポンプを設置しておりまして、その施設の電気代、通信費、保守点検に係る委託料、また、修繕費などを計上してるところでございます。  次に、6目流域下水道維持管理費1億5,802万7,000円でございます。これは、猪名川町が汚水処理や維持管理を依頼しております豊中市の原田終末処理場で必要とされる維持管理経費の本町の負担分でございます。  7目総係費3,925万5,000円でございます。ここで職員2名分の人件費を計上しております。  92ページ、93ページをお開きください。節の上から5段目、委託料2,145万3,000円でございます。主なものとしましては、下水道使用料徴収業務委託料でございまして、これは下水道事業から水道事業会計に対しましては、下水道使用料の徴収に係る経費を負担するものでございます。  次に、8目減価償却費につきましては、8億8,347万円を計上しております。  次に、2項1目支払い利息5,897万9,000円は、企業債の支払い利息を償還するものでございます。  94ページ、95ページをお開きください。3目消費税としまして2,600万円を計上しております。  3項の特別損失につきましては、40万2,000円を計上しております。  収益的支出につきましては以上でございます。  続きまして、98ページ、99ページをお願いします。資本的収入及び支出の収入でございます。  第1款資本的収入、本年度予定額、4億2,450万2,000円でございます。1項企業債4,920万円で、流域下水道整備に係る財源として予定しているものでございます。  2項基金繰入金1億5,000万円ですが、資金調達のため、基金から繰り入れるものでございます。  3項他会計負担金2億2,474万8,000円ですが、これは一般会計の繰入れのうち、資本に係る企業債の元金に相当する分でございます。また、産業拠点地区企業誘致支援補填負担金1,000万円もここに含んでおるものでございます。  資本的収入につきましては以上でございます。  100ページ、101ページをお願いします。資本的支出でございます。  第1款資本的支出、本年度予定額5億1,416万6,000円でございます。1項1目建設改良費の事務費1,469万5,000円でございます。ここで職員1名分の人件費を計上しております。節の中ほど、委託料545万6,000円は、上下水道台帳システムの排水設備台帳データを更新するものや、また、それに伴う汚水管管路のデータを更新するものでございます。  次に、2目工事費250万円は、新規に申請される取付け管工事に係るもので、5か所分を想定しております。  次に、3目流域下水道整備費5,308万1,000円でございます。これは流域下水道建設事業負担金で、原田処理場の施設整備等に係る工事負担金でございます。  2項企業債償還金4億4,188万8,000円は、これは企業債に対する本年度の元金償還額でございます。  以上、説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○福井澄榮委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 ○山下委員  89ページの不明水調査委託料1,200万ですかね、これはどういうことですかね、井戸水か何かということですか。 ○倉上下水道課長  これは、歴史を言いますと、昭和53年以前に、開発業者で入れられた汚水管でございまして、当時はコミュニティ・プラントといいまして、この地区内で処理されておりました。その後、流域下水道に参入したこととなっております。ここの中の管がコンクリート製の管であるとか、取付け管が陶管でできてるであるとかで、経年劣化もしているいうことで、周りから管の中に対して水が入ってるというところが見受けられるので、今回、調査をして、今後の対策を立てるものでございます。
     以上です。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福井澄榮委員長  それでは、議案第10号の質疑は終結します。  担当職員の入替えをお願いいたします。  次に、議案第17号 猪名川町公害防止条例の制定についてを審査します。  説明を求めます。 ○大嶋農業環境課長  失礼いたします。それでは、猪名川町公害防止条例の制定についてご説明申し上げます。  猪名川町公害防止条例は、町内の工場や事業所などに起因した公害の発生を未然に防止し、生活環境を保全するために、昭和48年に制定し、その運用により一定の成果を上げてまいりました。現在、本町の周辺では、交通環境、利便性が向上いたしましたが、その一方で、産業廃棄物処理施設等、様々な事業用地として土地活用を図りたいとの相談が増加傾向にございます。  これまで、工場等の事業活動に伴って発生する公害の防止を目的として本条例を運用してまいりましたが、今後は、より多様な事業活動が町内で行われることが想定され、それに伴う公害発生の対応、生活環境の保全及び事業者への指導権限の強化を目的として、条例を改正するものでございます。  なお、大部分を改正いたしますので、全部改正といたします。  議案上程にあたりまして、12月15日から1月14日まで、パブリックコメントを実施し、1人から5件の意見が寄せられましたが、結果、修正には至ってございません。  それでは、議案の説明をいたします。  1ページをご覧ください。主な改正点についてご説明申し上げます。  第1条として、目的を記載しておりますが、3行目に、「産業廃棄物処理施設又はこれに類するもの」を追加しております。産業廃棄物処理施設につきましては、現行の条例でも工場等の中に含んで条例の対象としておりましたが、より明確となるよう明記するものでございます。  第2条は、定義で、第3号で産業廃棄物処理施設等を定義づけており、産業廃棄物の積替え施設、中間処理施設、最終処分場を含む廃棄物処理法に基づく許可が必要でない規模の施設も対象とするものでございます。  第3条は、事業者の責務について規定してございます。  次の2ページをお願いいたします。第4条は、町及び町民の責務を規定しております。  第5条には、公害防止の調査研究、公害発生状況の監視体制の整備について、第6条は、苦情処理体制の整備といたしまして、苦情の適切な処理、事業者への助言について、それぞれ町長が行うものとし、新たに規定するものでございます。  7条につきましては、工場、産業廃棄物処理施設などを設置しようとするものに対して義務づける、施設設置届の内容を具体に規定しており、また、8条は変更届について規定しているものでございます。  3ページをお願いいたします。第10条は、公害防止協定について規定するもので、現行条例にも条文がございますが、第1項において、事業者に町長との協定締結を義務づけ、第2項において、対象施設の設置によって影響を受けるもの、具体には、地域住民、自治会や水利組合などと事業者の協定締結について、また、第3項には、その際に、町長が助言をすることができることを規定してございます。  第11条から13条までは、今回の条例改正の最も大きな改正でございます保証金について規定をしております。第11条、産業廃棄物処理施設等を設置しようとするものは、協定に基づき、事業の適正な履行を保証し、事業区域及びその周辺地域における人の健康及び生活環境を維持するとともに、賠償責任保険の対象とならない事故または災害等に対応すること等を保証するため、町長と協議して定めた金融機関に保証のための現金、これ保証金と呼びますけれども、を定期預金により預け入れなければならないとしてございます。第2項において、その額を規定しております。第1号は、産業廃棄物の最終処分場の場合で、埋め立てする産業廃棄物及び土砂等の計画総量1立方メートル当たり450円を乗じて得た額。第2号は、産業廃棄物の中間処理施設及びこれに類する施設並びに建設副産物リサイクル施設の場合で、処理、加工または製造等を行う産業廃棄物の一月当たりの最大処理量1立方メートル当たり1万円を乗じて得た額。第3号は、産業廃棄物積替保管施設またはこれに類する施設は、最大ストック量1立方メートル当たり3万円を乗じて得た額を規定しております。第3項では、当該事業者が保証金として預け入れた定期預金に対して、町を質権者とする質権設定契約の締結を義務づけております。  4ページをお願いいたします。第12条は、保証金の使途を規定しております。保証金を預け入れたものが、債務超過等の理由により事業を適正に履行できなくなった場合、事業区域またはその周辺地域における人の健康または生活環境上の安全が著しく脅かされている状態にあるにもかかわらずその対策を講じない場合または自然環境、人の健康もしくは生活環境の悪化が明らかであるにもかかわらずその対策を講じない場合に、町が行う当該事業区域及びその周辺地域における公害防止対策並びに防災対策、水路整備等に要する経費に充てるものとするほか、第2項におきまして、その他町長が必要と認めた場合に要する経費に充てるものとするとしてございます。  第13条は、質権設定解除についてで、町長は、事業者から事業の完了または廃止の届出があり、かつ当該施設から公害発生のおそれがないと認めたときは、第1条第3項に規定する質権設定契約を解除するものとすると規定しております。この保証金の規定を盛り込むことによりまして、施設設置後の事業の適正な履行と事故、災害時の周辺住民の健康、生活環境の維持などを保証するほか、産業廃棄物処理施設設置の抑制にもつながるものと考えております。  第14条は、承継について規定しており、施設を譲り受け、借り受けたもの、相続、合併があった場合について、地位を承継する旨、規定しております。  第15条は、人の健康、生活環境に影響を及ぼすおそれのある事故の際の報告義務について。  5ページをお願いいたします。第16条は、施設の構造やばい煙等の処理方法などの報告を求めること、また、町関係職員による立入検査や指導をすることができるよう規定するものでございます。  第17条は、措置命令で、第1項1号といたしまして、規制基準を超えたとき、2号として、公害防止規定を履行しないとき、第3号として、本条例に違反したとき、期限を定めて作業方法の改善や作業の一時停止を命じることができるとしてございます。  第18条では、第17条の措置命令を履行しない場合、氏名や住所、命令の内容を公表することを規定しております。第2項では、町長は、公表しようとするときは、あらかじめ通知し、弁明及び資料の提出の機会を与えるため、意見の聴取を行わなければならない旨、規定をしております。  第19条では、第17条で規定する措置命令に従わない場合、5万円以下の過料を科すこととしております。  第14条から第19条につきましても、今回の改正で新たに規定するもので、この指導権限の強化により、公害の防止、生活環境の維持に資するものでございます。  6ページをお願いいたします。附則の第1項、施行期日につきましては、通知期間を約6か月設け、令和4年10月1日からとしてございます。第2項といたしまして、現に産業廃棄物処理施設等を設置しているものについては、条例施行後、6か月を経過するまでの間に、施設設置の届出を義務づけ、第3項として、現に産業廃棄物処理施設等を設置しているものが、施設設置の届出をした場合、届出者は町長との間に速やかに第10条第1項に規定する公害防止協定を締結し、第11条第2項各号に規定する保証金を預け入れなければならない。ただし、既に町長と協定等を締結し、保証金の額を定めている場合は、協定等に基づく保証金の額をもって、第11条第2項に規定する保証金の預け入れをしたものとみなすとしておるところでございます。  説明は以上でございます。ご審議賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○福井澄榮委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 ○山下委員  確認したいんですが、本条例で対象となる事業に入るかどうかなんですけども、いわゆる農業における草刈り等で発生した野焼きですね、そういったものがこの条例の適用を受ける場合があるのかどうなのか、その点について、いかがでしょうか。 ○乾農業環境課副主幹兼クリーンセンター副主幹  今、ご質問のありました野焼きについては、本条例で対象とすることはございません。 ○福井澄榮委員長  いい、それでよろしいですか。  ほかにありませんか。 ○山田副委員長  失礼します。3ページの保証金のとこ、11条のところで規定されている、それぞれ450円、1万円、3万円というのがあるんですけれども、これの算出根拠をお伺いしたいのとっていいますのが、12条のところで、公害防止対策並びに防災対策、水路整備などに要する経費に充てられるということで、それが賄えるのかどうかということが知りたいのと、最後、19条のところで、5万円以下の過料を科するということで、こちらについても、その5万円の根拠というのがどこにあるのかというのをお尋ねします。 ○大嶋農業環境課長  失礼いたします。保証金の額の根拠についてということで、まず1点、ご質問をいただきました。  保証金の額につきましては、最終処分場については1立方メートル当たり450円としてございます。最終処分場については、一定量を平場に積んで、それが一部分が崩壊した場合、それを改めてその状態に戻すときの事業費を根拠として算定しておるものでございます。  第2号につきましては、中間処理施設であったり、建設リサイクルの施設、そちらが1立方メートル当たり1万円、次の積替え保管施設については1立方メートル当たり3万円としておりますけれども、これは、事業が頓挫を起こして、その廃棄物がそのままになってしまった場合、町が代執行を行う際に、それを別の施設に持ち込むときの単価を根拠として、この額としたところでございます。 ○乾農業環境課副主幹兼クリーンセンター副主幹  先ほどの質問で、過料5万円以下の根拠というところでご質問がございました。こちらについては、地方自治法第14条第3項の規定に基づくもので、普通地方公共団体が秩序罰として課することができる過料の額が5万円として定められておりますので、その額を採用しております。  以上です。 ○福井澄榮委員長  いいですか。  ほかにありませんか。 ○下坊委員  こういう条例をつくるということで、いろんな保証金とかいろいろのやるけど、これは、結局、もうこういうことをやんのやったら、もう勝手にやるわとなった場合、1つの例取ったら仁頂寺の問題がそうでしょう、産業廃棄物積み上げたままで、あれどないするんですか、罰金取るんですか、これ。今までやらんと放置したままで、これからこうやるんですか。その辺の考え方はどうでっか。 ○大嶋農業環境課長  仁頂寺につきましては、産業廃棄物、一時保管ということで、法の許可が必要ない施設となってございます。この条例で対象といたしますのは、業も含めまして、法に基づく許認可が必要な施設を対象にしてございます。  今ご質問いただきました仁頂寺につきましては、産業廃棄物の一時保管ということで、今の状態については好ましくないということは我々も理解しておりますし、県と共に、県の環境担当と共に、適性な処分を行うように指導しているところでございますし、今後も同様の対応をしてまいりたいと考えております。  以上です。 ○下坊委員  だから、結局こういう条例をつくっていうのは、1つは、言うたら、いま一つ申請が出とると思うんですよ、はっきり言うてね。その申請してる人に対しては、これ、まともに当たるわけでしょう、今度。どうか分かりませんけど。だから、こういうことまでやられるというのは、何を根拠にやられるか知りませんけども、業という1つの、今言われましたけど、業というのは、金もうけするわけです。ほんなら、仁頂寺は仮に置いとると言わはるけど、そうじゃないと僕は思ってます。あれは、業として金もろうて、あっこへ積んどるんです、はっきり言えば。業者がダンプを持ってきて、ぶっちゃけて、はい、お金頂戴いうてもろたら、これ業でしょう。しかしながら、自分んとこの産業をしながら、そこへ積んどく、仮置きする場合は、またそれは別な話です、いわゆるね。それを今度処理するために、きちんとやらないかんいうのは、この法律でやれるのはそのとおりだと思います。  しかし、業というのはどこもそうなんです。ダンプ屋さんがやったの、銀山の奥でも、今埋めたんでも、あんなんでも業ですやん、金もうけになる、1台何ぼでもうける。それを山積みして、ほったらかしよる。それで、今度、新たに近くの人が銀山で商売しようかと、今、申請出してやっとる。その申請が、ようやく実るんかな思ったら、またこんな条例で縛る。それが、妥当かどうか知りませんよ、こういうような条例がもっと早うにできても、猪名川町の場合は、今までからそんな問題たくさんあったわけですやんか、はっきり言って。せやけど、今までほったらかしとったんや、猪名川町も。ほんで、この産業廃棄物の取扱いについては、ほとんどいうほど県が主導権持っとる中において、猪名川町はなかなか口出せない。仮にいうたら、そこへ入ってったら、おまえ、何しに入ってきたんやと、おまえ、人の土地に勝手に入ってきたら、家宅侵入罪やないかいというて逆に脅されるわけですよ。担当のもんが行けば、関係のあるものは、県の職員が行ったら、ああ、なるほどというけども、町の職員が行ったら、おまえ、何しに来たんやと、おまえ、関係あらへんやんか、家宅侵入罪で訴えるぞというようなことにもなるわけでしょう。そういうこともあり得る、あるわけですよ、現実に。  ほんで、これから猪名川町もいろんな形の中で、残土、いろんなこれからやろかいう、いろんな声が先ほど来からちょこちょこ、ちょこちょこ出ておったんが、こういうので縛っていこういうのは、それはいいと思います。ただ、それを業者がきちんと守ってくれるのかどうか。条例をつくって、文字にしてしまうと、こんな条例つくられるのやったら、こんな縛られるんやったら、勝手に自分でやったほうが得やないかと。ほんで、やって逃げたら得やないかと、こうにはならないか、そういう取締りは誰がするんや、そこなんですよ、僕が言うてんのは。  条例つくることは立派です、それはええと思います、取り締まっていくことについては。しかし、こういう条例がつくられることによって、破ろうと、こんなもん、乗れるかいなと、ええ、勝手にやったほうがええわというて、仮り置きやって、はい、終わりました、ぱあん逃げてしもうたら、後、誰が処理するんですか、町がせないかん。そのためにこれつくったんでしょう、ひとつ言えばね。そういうことまで、どこまでが本当にこの条例をつくって、これから先、猪名川町のまちを縛っていけるのか、その本意は一度お聞きしてみたいと思いますけど。 ○大嶋農業環境課長  失礼いたします。今後でございますけれども、この条例でも、第5条で、監視体制ということで、新たに条文を規定してございます。我々が町内を監視をいたしまして、今おっしゃるような状況、法律に基づく許可を得ずに処分業の許可を得ずに、そのような行為をされている事業者を発見いたしましたら、指導する権限があるのは県でございますので、県と連携して対応してまいりたいと思います。そのためには、私どもの課だけではなくて、庁内全ての課において、その周りで、産業廃棄物を不適正に処理しておらないかどうかといったことも、現場に向かう中で確認をしていただくというようなことも協力を求めて、町を挙げて、今おっしゃるような産業廃棄物の不適正な処理であったり、行為については、監視をしてまいりたいと考えておるところでございます。  以上です。 ○下坊委員  というのは、もう猪名川町はね、どういうんだろう、昔からそういう残土で悩まされてきたまちなんですよ、はっきり言えば。今の道の駅、大分昔に返るが、今の道の駅でも相当の残土を積み上げとったんですよ、あそこ、はっきり言うて。それをいろんな形の中で処理をして、今の道の駅に変わってるわけですよ、はっきり言えばね。ほんなら、もういろんなとこで、そういう残土をやってきた。今言うてる清水のとこでもそうです。もともとは、言うて悪いけど、洗い砂をやりながら、いろんなことをやりながら、もう川は土は埋めてまうわ、池には泥はためるわ、それで防火用水にはもう泥がたまってしまう。こんな状態がずっとあるわけでしょう。そういう昔の経緯経過をずっとたどっていくと、いろんなとこにそういうような破局をしてきた。しかしながら、取り締まり方がなかった。くぎを刺しに、止めることができなかった。いろんなことある。そういう過去を振り返っていく中で、こういう条例をつくる。しかし、この条例に対しては、県条例のほうが上のほうになってくると思う。県が主導に、今言われたように、県が主導する。しかし、この条例をつくることによって、一歩、あなたたちが足を踏み出せることができるかどうか。それは県との調整の中で、こういう条例をつくり、猪名川町は猪名川町単独でもいいから、まずとにかく警告はできるようにする。その地域、その土地にも足も踏み込むことができる、取締りをしていく、こういうことなのかどうか、その辺についてお尋ねしておきます。 ○大嶋農業環境課長  あくまでも産業廃棄物につきましては、県が指導官庁でございますので、県が主導権を持って対応していくというところでございますけれども、県下くまなく、目が届かない部分もありますので、我々が町内については監視をし、好ましくない状況であれば、県に情報提供をし、県と共に対応してまいりたいと思ってます。  何度も言いますが、あくまでも指導官庁としては、兵庫県でございます。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福井澄榮委員長  それでは、議案第17号の質疑は終結します。  担当職員の入替えをお願いしまして、2時15分まで休憩します。                 午後 1時59分 休憩                 午後 2時12分 再開 ○福井澄榮委員長  少し早いですけど、皆さんおそろいですので、休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  次に、議案第19号 職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてを審査します。  説明を求めます。 ○小山総務課長  それでは、議案第19号 職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてご説明を申し上げます。  本改正につきましては、提案理由にありますとおり、国家公務員に適用されます妊娠・出産・育児等と仕事の両立支援の考え方の中で、令和4年4月から、非常勤職員の育児休業、介護休業等の取得要件の緩和がなされることになったこと、また、育児休業が取得しやすい勤務環境の整備を義務づけられたことから、本町におきましても、国に準じて同様の改正を行うものでございます。  それでは、改正内容につきまして、新旧対照表を基にご説明を申し上げます。  議案書3ページのほうをお願いいたします。第2条ですけれども、育児休業をすることができない職員を規定しておりますけれども、右側、現行条文の欄では、同条第3号、アの規定の中に、(ア)といたしまして、任命権者を同じくする職に引き続き在職した期間が1年以上である非常勤職員とありまして、具体的には会計年度任用職員が育児休業を取得する場合、現在は1年以上引き続き在籍していることが要件となってございます。この要件を撤廃し、会計年度任用職員におきましても、正規職員と同様、在職年数に関係なく育児休業が取得しやすくなるよう、要件の緩和をするのが第2条の改正の趣旨となってございます。  次に、4ページのほうをお願いいたします。ページ中段、第17条といたしまして、部分休業をすることができない職員の規定がございます。同条第1項第2号のアにおきまして、こちらにつきましても、現在は1年以上引き続いて在職していることが要件となってございますので、部分休業につきましても、会計年度任用職員の在職年数の要件を撤廃し、文言整理をするのが第17条の改正の趣旨となってございます。  次に、ページ下段から5ページのほうにかけましては、第21条を第23条に繰り下げ、新たに育児休業が取得しやすい勤務環境の整備に関する措置を講じることとして、条文を2条追加してございます。  まず、第21条ですけれども、妊娠または出産等についての申出があった場合における措置等といたしまして、第1項では、職員またはその配偶者が妊娠や出産等を申し出た場合は、育児休業の制度をお知らせして、育児休業取得の意向を確認するための面談等を講じることを義務づけております。また、第2項では、職員が育児休業を申し出たことを理由に、不利益な取扱いを受けないよう規定してございます。  次に、第22条では、勤務環境の整備に関する措置といたしまして、育児休業が取得しやすくなるよう任命権者に義務づけたもので、第1号では職員に対する育児休業の研修の実施、第2号では育児休業に関する相談体制の整備、第3号ではその他育児休業に係る勤務環境の整備に関する措置をそれぞれ規定したものでございます。  それでは、1ページのほうに戻っていただきまして、ページ最下段になります附則でございますけれども、施行日につきましては、国家公務員同様、令和4年4月1日から施行するものでございます。  以上、ご説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○福井澄榮委員長  説明は終わりました。  これよりに質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福井澄榮委員長  それでは、議案第19号の質疑は終結します。  お諮りします。本日の会議はこの程度にとどめたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福井澄榮委員長  異議なしと認めます。よって、本日はこれにて散会することに決しました。  次の委員会は、明日3月9日午前10時から再開いたします。本日はこれで散会いたします。お疲れさまでした。                 午後 2時17分 散会 本委員会会議録として署名する。                       令和4年3月8日                 猪名川町議会                  総務建設常任委員長  福 井 澄 榮...