たつの市議会 2020-10-08
令和 2年第5回たつの市議会定例会(第4日10月 8日)
高年福祉課長 久保田 英 喜
地域包括支援課長 貞 清 孝 之
農林水産課長 藪 元 崇 亘
農地整備課長 井 口 秀 稔
観光振興課長 横 田 政 人
用地課長 西 田 伸一郎
まちづくり推進課長 大 野 泰 弘
建築課長 岸 本 省 己
上水道課長 坪 内 利 博
下水道課長 小 林 雄 二
前
処理場対策課長 小 谷 英 樹
会計課長 吉 田 政 弘
教育長 横 山 一 郎
教育管理部長 冨 井 俊 則
教育事業部長 山 根 洋 二
教育管理部参事兼学校教育課長 山 田 晴 人
教育事業部参事兼
人権教育推進課長 圓 田 元 彦
教育管理部教育総務課長 三 木 康 弘
教育管理部教育環境整備課長 正 田 晴 彦
教育管理部幼児教育課長 田 中 彰 人
教育事業部社会教育課長 神 尾 俊 輝
教育事業部歴史文化財課長 義 則 敏 彦
教育事業部体育振興課長 倉 元 竜 也
教育事業部社会教育課主幹 喜多村 玲
教育管理部すこやか給食課主幹 瀬 良 達 也
選挙管理委員会委員長 南 木 健一郎
選挙管理委員会事務局長 中 矢 建 章
代表監査委員 岸 田 信 行
監査事務局長 中 矢 建 章
揖龍公平
委員会委員長 山 口 昇
揖龍公平委員会書記長 中 矢 建 章
開 議 宣 告
○議長(
松下信一郎議員)
ただいまより本日の会議を開きます。
初めに、本日の出席議員数及び地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者の職・氏名につきまして、事務局長から報告いたします。
○議会事務局長(西田豊和君)
ご報告申し上げます。
まず、本日の出席議員数についてでありますが、本日ただいまの出席議員数は22名全員であります。
次に、地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者の職・氏名についてでありますが、お手元に配付いたしております名簿のとおりでありますので、ご清覧願います。
以上でございます。
○議長(
松下信一郎議員)
以上で報告を終わります。
次に、今期定例会の
会議録署名議員については、9月7日の定例会第1日に、8番野本利明議員、9番松本良三議員を指名いたしておりますので、両議員、よろしくお願いいたします。
〜日程第1 委員会提出第4号〜
○議長(
松下信一郎議員)
次は、日程第1、委員会提出第4号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出についてを議題といたします。
本件については、あらかじめご協議願ったことでもありますので、提案説明、質疑の議事を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松下信一郎議員)
ご異議なしと認めます。
よって、本件は、提案説明、質疑の議事を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
ご発言ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松下信一郎議員)
ご発言がないので、討論を終結して、直ちに表決に入ります。
お諮りいたします。
委員会提出第4号は、原案のとおり可決することに決してご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松下信一郎議員)
ご異議なしと認めます。
よって、委員会提出第4号は、原案のとおり可決されました。
この際、お諮りいたします。
ただいま可決されました委員会提出第4号の取扱い並びに字句等の整理につきましては、会議規則第41条の規定により、議長に一任願いたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松下信一郎議員)
ご異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
〜日程第2 議案第60号から議案第68号〜
○議長(
松下信一郎議員)
次は、日程第2、議案第60号 たつの
市御津総合支所等複合施設条例制定についてから議案第68号 令和2年度たつの
市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)までの9件を一括議題といたします。
これより各常任委員会及び
予算決算特別委員会の審査の経過並びに結果等について、各常任委員長及び
予算決算特別委員長の報告を求めます。
初めに、
総務生活常任委員長の報告を求めます。
畑山剛一総務生活常任委員長。
○
総務生活常任委員長(畑山剛一議員)(登壇)
失礼いたします。ただいま議題となっております9件のうち、
総務生活常任委員会に付託になりました議案第60号及び議案第61号の2件につきまして、
総務生活常任委員会を代表して、付託経過並びに審査の経過及び結果等をご報告申し上げます。
まず、付託経過については、去る9月7日の今期定例会第1日の本会議において、当委員会に付託されたものであります。
次に、審査の経過でありますが、当委員会は、これらの付託議案審査のため、去る9月9日午前10時から議会第1委員会室におきまして委員会を開催し、副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。
次に、審査の結果でありますが、当委員会に付託されました議案2件については、全員異議なく「原案のとおり可決すべきもの」と決した次第であります。
次に、審査中に委員から出されました質疑、意見等のうち、主なものについて要約してご報告申し上げます。
議案第60号 たつの
市御津総合支所等複合施設条例制定についてでありますが、委員から、御津総合支所を文化センター、
保健センター等を含めた複合施設とすることのメリット、デメリットはどうか。また、複合施設の所管課はどこになるのか。新条例に変わることについて、市民に対する説明はあるのかとの質疑があり、当局からは、老朽化した総合支所、公民館、保健センターを集約することによる施設の
維持管理経費等の縮減が大きなメリットである。デメリットとしては、例えば文化センターが公民館となることで、営利を目的とした事業ができなくなるなど、一部の利用が制限されることである。所管課としては、総合支所部分は
御津総合支所地域振興課、公民館部分は社会教育課となる。また、市民には広報等でお知らせすることとし、説明会等は予定していないとの答弁でありました。
また、委員から、
高齢者創作館条例、
御津陶芸館条例を廃止し、複合施設条例に適用するとのことであるが、これらの施設にも冷暖房は完備されているのかとの質疑があり、当局からは、いずれも冷暖房を完備しており、よりよい環境となると考えるとの答弁でありました。
その他の議案につきましては、特に質疑等はありませんでした。
以上で、当委員会の審査経過及び主な質疑等を要約してご報告申し上げましたが、議員各位におかれましては、当委員会の審査結果にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、
総務生活常任委員長の報告を終わります。よろしくお願いします。
○議長(
松下信一郎議員)
総務生活常任委員長の報告は終わりました。
これより
総務生活常任委員長報告に対する質疑に入ります。
ご発言ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松下信一郎議員)
ご発言がありませんので、次に、
福祉文教常任委員長の報告を求めます。
木南裕樹福祉文教常任委員長。
○
福祉文教常任委員長(木南裕樹議員)(登壇)
ただいま議題となっております9件のうち、
福祉文教常任委員会に付託になりました議案第62号から議案第64号につきまして、
福祉文教常任委員会を代表して、付託経過並びに審査の経過及び結果等をご報告申し上げます。
まず、付託経過につきましては、先ほどの
総務生活常任委員長の報告と同様でありますので、省略させていただきます。
次に、審査の経過でありますが、当委員会は、これらの付託議案審査のため、去る9月10日午前10時から、議会第1委員会室におきまして委員会を開催し、教育長をはじめ関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。
次に、審査の結果でありますが、当委員会に付託されました議案3件については、「原案のとおり可決すべきもの」と決しました。
次に、審査中に委員から出されました質疑、意見等のうち、主なものについて、要約してご報告申し上げます。
初めに、議案第63号 たつの
市体育施設条例の一部を改正する条例制定についてでありますが、委員から、
各種スポーツ大会が実施できなくなったことが体育施設から除く理由の一つとしているが、
千鳥ヶ浜グラウンドなど、大会で使うことが多い施設で運動公園となっているものがある。運動公園の中で体育施設にしたほうがよいものがあるのではないかとの意見があり、当局からは、そのような施設については、もう一度確認していきたいとの答弁でありました。
次に、議案第64号 財産の取得についてでありますが、委員から、
指定管理委託料を支出していると思うが、それは活用しないのかとの質疑があり、当局からは、指定管理協定の中で100万円以上の備品購入及び修繕等に係る必要については市負担、100万円未満のものについては
指定管理者負担と規定しているため、このたびの取得については市が負担するとの答弁でありました。
その他の議案については、特に質疑等はありませんでした。
以上で、当委員会の審査経過及び主な質疑等を要約してご報告申し上げましたが、議員各位におかれましては、当委員会の審査結果にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、
福祉文教常任委員長の報告を終わります。
○議長(
松下信一郎議員)
福祉文教常任委員長の報告は終わりました。
これより
福祉文教常任委員長報告に対する質疑に入ります。
ご発言ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松下信一郎議員)
ご発言がありませんので、次に、
予算決算特別委員長の報告を求めます。
三木浩一予算決算特別委員長。
○
予算決算特別委員長(三木浩一議員)(登壇)
ただいま議題となっております9件のうち、
予算決算特別委員会に付託になりました議案第65号及び議案第68号までの4件につきまして、
予算決算特別委員会を代表して、付託経過並びに審査の経過及び結果等をご報告申し上げます。
まず、付託経過については、先ほどの
総務生活常任委員長の報告と同様でありますので、省略させていただきます。
次に、審査の経過でありますが、
委員会分科会を9月9日、10日、11日に、議会第1委員会室で開催し、委員会全体会を10月6日に議会本会議場で開催いたしました。
次に、審査の結果でありますが、表決の結果、当委員会に付託されました各
会計補正予算案4件について、「原案のとおり可決すべきもの」と決しました。
次に、審査中に委員から出されました質疑、意見等のうち、主なものについて、要約してご報告申し上げます。
初めに、議案第65号 令和2年度たつの
市一般会計補正予算(第5号)についてでありますが、総務課所管分について、委員から、
庁舎感染症拡大防止対策事業について、
新型コロナウイルス感染者発生後の消毒作業委託とのことであるが、庁舎だけでなく、例えば
ショッピングセンターに行っていた場合にはどのような対応になるのかとの質疑があり、当局からは、公共施設関係で発生した場合は、当該施設が消毒することになるが、
ショッピングセンター等民間施設で発生した場合には、保健所により、まず濃厚接触者があったかどうかを判定し、濃厚接触者があったと認定され、なおかつPCR検査で陽性だった場合には
ショッピングセンターが独自に消毒する。ただし、通過しただけでは保健所としては指導していないと聞いているとの答弁でありました。
次に、
危機管理課所管分について、委員から、
感染症予防消毒液支給事業について、各家庭に消毒液と携帯用容器を支給するとのことであるが、各家庭に支給するよりも、所得の少ない世帯に限定して支給し、余った経費を他の事業に回すことはできないのかとの質疑があり、当局からは、新たな生活スタイルの確立を目指しており、市民全員に配布することで感染予防の習慣化をPRしていくことを考えているとの答弁でありました。
また、委員から、
マイ避難カード作成支援事業は、出前講座において、逃げるタイミングや避難場所を市職員と一緒に考え、カードにしていくとのことだが、その前段として各自治会で避難訓練を行っておくことが大事だと思うがどうかとの質疑があり、当局からは、今年度はコロナの関係で各自治会における避難訓練は少ない状況であるが、
避難誘導訓練等と合わせて約50件の訓練を実施している。市では避難訓練に対して助成金を交付しており、さらに周知・PRをしていきたいとの答弁でありました。
次に、企画課所管分について、委員から、
ふるさと応援寄附金受入事業について、寄附金額をさらに増やすため、例えば皮革を使ったグローブやランドセル、バッグを返礼品とするなど地場産業を活用し、たつの市の魅力を引き出すような新たな取組をしてはどうかとの質疑があり、当局からは、
ふるさと応援寄附金については、市の財源になるとともに、地元企業の発展にも寄与するものであることから、返礼品については引き続き工夫しながら補助金の獲得に努めてまいりたいとの答弁でありました。
次に、
都市計画課所管分について、委員から、市民へ
エールアトラクション設置事業について、設置する
メリーゴーランドの概要と事故対応はどうなっているかとの質疑があり、当局からは、
メリーゴーランドは直径3.5メートル、高さ3.8メートル、定員12名のもので、クリスマスを挟む1週間程度設置する。運営をリース会社に委託し、保険加入することになっている。また、コロナ対策に関しては市職員で実施するとの答弁でありました。
次に、
まちづくり推進課所管分について、委員から、
転入者定住促進住宅取得支援事業補助金について、転入者が増えて申請者が増えたということかとの質疑があり、当局からは、現在の申請状況は例年とほぼ同じであるが、昨年度末に駆け込み申請で予算が不足し、次年度まで待っていただいた経緯があるため、それも見込んで補正するものであるとの答弁でありました。
次に、
教育総務課所管分について、委員から、業者選定についてはどのように行うのかとの質疑があり、当局からは、他の自治体においても実績がある協会に加入している業者への委託を考えているとの答弁でありました。続けて、委員から、市内の消毒作業をしている業者に対し声かけは行わないのかとの質疑に、当局からは、何社かには声かけを行ったが、全てには行っていないため今後検討していくとの答弁でありました。
次に、
幼児教育課所管分について、委員から、
こども園等従事者慰労金支給事業について、調理師なども支給対象になるのかとの質疑があり、当局からは、職種、勤務形態等問わず、従事者全ての方に支給するとの答弁がありました。続けて、委員から、公立の保育士は対象外ということだが、同じ仕事をされていて私立だけというのは不公平感があり、国が医療従事者に交付する慰労金については、国立、私立問わず従事者に支給することになっているため、本市においても同様の扱いをしていただきたいとの意見がありました。
次に、学校教育課所管分について、委員から、8名のスクールサポートスタッフの追加配置は、中学校5校、小学校3校に配置するということかとの質疑があり、当局からは、追加配置の対象基準として、小学校が15クラス以上、中学校が12クラス以上となっており、小学校については、小宅小学校、神部小学校、御津小学校で、うち小宅小学校については2名の配置、中学校については、御津中学校を除く4校に配置を予定しているとの答弁でありました。
これを受け、福祉文教分科会として、学校規模の基準に関係なく、市の独自財源を用いるなどし、必要に応じた追加配置を強く要望するという意見にまとまりました。
その他の議案については、特に質疑等はありませんでした。
以上で、当委員会の審査経過及び主な質疑等を要約してご報告申し上げましたが、議員各位におかれましては、当委員会の審査結果にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、
予算決算特別委員会委員長の報告を終わります。
○議長(
松下信一郎議員)
予算決算特別委員長の報告は終わりました。
これより、
予算決算特別委員長報告に対する質疑に入ります。
ご発言ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松下信一郎議員)
ご発言がありませんので、各常任委員長報告及び
予算決算特別委員長報告に対する質疑を終結して、これより討論に入りますが、発言通告がありませんので、討論なしと認めます。
これより表決に入ります。
都合により、分割して採決いたします。
お諮りいたします。
上程中の議案第60号及び議案第61号の2件は、
総務生活常任委員長の報告のとおり、原案可決することに決してご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松下信一郎議員)
ご異議なしと認めます。
よって、上程中の議案第60号及び議案第61号の2件は、
総務生活常任委員長の報告のとおり、原案可決されました。
次に、お諮りいたします。
上程中の議案第62号から議案第64号までの3件は、
福祉文教常任委員長の報告のとおり原案可決することに決してご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松下信一郎議員)
ご異議なしと認めます。
よって、上程中の議案第62号から議案第64号までの3件は、
福祉文教常任委員長の報告のとおり原案可決されました。
次に、お諮りいたします。
上程中の議案第65号から議案第68号までの4件は、
予算決算特別委員長の報告のとおり原案可決することに決してご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松下信一郎議員)
ご異議なしと認めます。
よって、上程中の議案第65号及び議案第68号までの4件は、
予算決算特別委員長の報告のとおり原案可決されました。
〜日程第3 認定第1号から認定第15号〜
○議長(
松下信一郎議員)
次は、日程第3、認定第1号 令和元年度たつの
市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第15号 令和元年度揖龍地区
農業共済事務組合農業共済事業会計決算認定についてまでの15件を一括議題といたします。
これより
予算決算特別委員会の審査の経過及び結果等について、
予算決算特別委員長の報告を求めます。
三木浩一予算決算特別委員長。
○
予算決算特別委員長(三木浩一議員)(登壇)
ただいま議題となっております
予算決算特別委員会に付託になりました認定第1号から認定第15号までの15件につきまして、
予算決算特別委員会を代表して、付託経過並びに審査の経過及び結果等をご報告申し上げます。
まず、付託経過については、去る9月7日の今期定例会第1日の本会議において、当委員会に付託されたものであります。
次に審査の経過でありますが、
委員会分科会を9月9日、10日、11日、14日、15日、16日に議会第1委員会室で開催し、委員会全体会を10月6日に本会議場で開催いたしました。
次に、審査の結果でありますが、表決の結果、当委員会に付託されました令和2年度各会計決算認定15件の全件について、「原案のとおり認定すべきもの」と決しました。
次に、審査中に委員から出されました質疑、意見等のうち、主なものについて、要約してご報告申し上げます。
初めに、認定第1号 令和元年度たつの
市一般会計歳入歳出決算認定についてでありますが、総務課所管分について、委員から、職員駐車場として、丸天醤油から土地を借用し、その費用の半分を職員が負担しているとのことであるが、借用費用を返済費用に充て、市民まつりや花火大会でも利用できる立体駐車場の建設は考えられないのかとの質疑があり、当局からは、新庁舎建設に当たり、駐車場が60区画増える状況や職員数の減少を見極めながら今後の検討課題とさせていただきたいとの答弁でありました。
次に、
危機管理課所管分について、委員から、防犯カメラ設置事業について、市内に73基を設置しているとのことであるが、普及率が低いと考える。その要因は何か。また、誰が見ても問題だという場所は、市が設置すべきではないかと考えるがどうかとの質疑があり、当局からは、普及率が低い要因としては、県・市の補助はあるものの設置費用の問題であったり、設置に対する自治会内での合意形成などが考えられる。また、市が設置することについては、近年、防犯カメラの有効性も証明されていることから、今後、調査研究していきたいとの答弁でありました。
次に、情報推進課所管分について、委員から、観光地Wi-Fi運営事業について、近年は年配者もスマホで観光地情報を検索されているが、観光地の拠点である本竜野駅に設置されているWi-Fiの電波が弱いと聞くがどうかとの質疑があり、当局からは、本竜野駅には1階の観光案内所に設置しているが、そのWi-Fiは届く範囲が半径20〜30mとなる。近い将来には5G時代となるため、随時新しい機械を検討していきたいとの答弁でありました。
次に、広報秘書課所管分について、委員から、たつのふるさと親善大使事業について、親善大使には、東京都内、各都道府県において本市をさらにPRしてもらうため、より知名度の高い方を委嘱することが必要であると考えるがどうかとの質疑があり、当局からは、候補者はいるが、ここ3年ほどは親善大使を委嘱していない。長く本市の知名度を上げていただけるよう、いろいろな情報を収集しながら取り組んでいきたいとの答弁でありました。
次に、環境課所管分について、委員から、ごみゼロたつの推進事業について、レジ袋が有料になりエコバッグを持つ方が増えたが、今のエコバッグは色も形もよく、コンパクトに収納でき、簡単に広げられ破れないというようにすごく進んでいる。もっとエコバッグをアピールしていく必要があるのではないかとの質疑があり、当局からは、エコバッグを購入し、レジ袋を削減しようという気持ちを持っていただくため、さらに市民に周知するよう取り組んでまいりたいとの答弁でありました。
次に、人権推進課所管分について、委員から、住宅貸付資金等償還推進事業について、未収額は何年前からの金額か。また、何件分であるかとの質疑があり、当局からは、居住環境整備改善を図るために、昭和41年から平成8年までの事業であった。滞納件数としては130件であるとの答弁でありました。
地域福祉課所管分について、委員から、戦没者追悼事業について、現在旧1市3町それぞれで追悼式を開催しているが、今後遺族が減っていく中で、合同開催をするというような考えはないのかとの質疑があり、当局からは、旧1市3町でそれぞれに遺族会の支部があり、現時点ではそのような考えはないが、今後、各支部での開催が困難ということになれば遺族会の役員会で決定していくようになるとの答弁でありました。
また、委員から、こころといのちの対策推進事業について、見守りネットワークの強化はどのように行っているのかとの質疑があり、当局からは、ゲートキーパー研修会、講習会を受講された方にサポートネットワークに登録していただき、協力スポットとして相談を受けていただく体制づくりを行っている。また、協力スポットにはステッカーを貼付しており、今後も啓発活動に努めていきたいとの答弁でありました。
次に、児童福祉課所管分について、委員から、子育て応援センター運営事業について、虐待の相談件数31件ということだが、それに対しての対策はどのように行っているのかとの質疑があり、当局からは、まず、学校等へ問合せをし、家庭の状況や親の状況などの情報収集を行っている。その後、訪問等で子供の安全確認をしている。通報があれば、原則48時間以内に子供の安全確認を実施するという全国ルールのもと、必ず目視等で確認を行っているとの答弁でありました。
次に、健康課所管分について、委員から、インフルエンザ予防接種助成事業について、どれくらいの利用率なのかとの質疑があり、当局からは、66.6%となっており、助成のなかった時の接種率は3〜4割であったため、事業の効果はあったと実感しているとの答弁でありました。
農地整備課所管分について、委員から、農村地域防災減災事業で、ため池調査の結果、改修などをしているが、全体で何か所あって、どれだけ改修できて、どのくらい残っているのかとの質疑があり、当局からは、ため池管理者から届出がされている農業用ため池は205か所である。平成26年からは耐震性を有していないため池を優先に改修しており、改修済みが2か所、現在実施中が1か所となっている。また、点検により改修が必要と判断された要監視ため池は約90か所という状況であるとの答弁でありました。
これに対し、10月6日開催の委員会全体会において、委員から、要監視ため池は、どういう監視の仕方をしていくのかとの質疑がありました。
次に、観光振興課所管分について、委員から、観光協会補助事業で1,160万円補助を出しているが、観光協会のホームページが全く更新されていない。そういったところに活用してもらえないのかとの質疑があり、当局からは、今年度、観光協会のホームページをリニューアルする準備を進めているところであり、併せてSNSの利用なども考えているとの答弁でありました。
次に、建設課所管分について、委員から、道路建設改良事業で、変な形で残地となった場合は市で全筆買収するのかとの質疑があり、当局からは、基本的には必要なところ以外は買収しないが、どうしても利用ができないような小面積の土地が残った場合、歩道の一部や植樹帯などの使い方ができるところであれば、合わせて買収する場合もあるとの答弁でありました。
また、委員から、道路維持一般事務経費の光熱費と、交通安全施設整備事業のLEDリース料の合計が昨年より減っているのは、LEDの効果が出ているということかとの質疑があり、当局からは、道路照明をLEDにしたことで電気代が減り、リース料は増えたが、その代わり修繕費がかからない。環境省の国庫補助事業で安く導入できたものであり、リース料だけ支払えば10年後たつの市に譲渡されるため、十分効果が出ていると考えるとの答弁でありました。
次に、用地課所管分について、委員から、地籍調査事業について、今後、地番図を市民に公表するという方向性が決まったが、地籍調査の結果はGISなどのシステムに反映されるのかとの質疑があり、当局からは、現在のところ、GISに登載できていないが、今後検討を進めていきたいとの答弁でありました。
次に、
まちづくり推進課所管分について、委員から、町並み環境整備事業で、駐車場整備を検討しているということであるが、景観ガイドラインにのっとって整備されるのかとの質疑があり、当局からは、重伝建に選定された地区の近くであり、龍野地区の顔となる場所であるので、景観に配慮した工事を進めたいとの答弁でありました。
また、委員から、転入者定住促進住宅取得支援事業について、年々増えているがどういった人にどういうPRをされているのかとの質疑があり、当局からは、市広報やホームページへの掲載、チラシの配布のほか、東京や大阪で行われる移住の相談会に出向いて、都会の方の相談を受けたりしているとの答弁でありました。
また、委員から、自立のまちづくり事業の空き家対策について、市内全体で1,500ほど空き家があると聞いているが、補助申請が2つの自治会で2件だけというのは少な過ぎるのではないかとの質疑があり、当局からは、空き家の管理は、所有者が第一義的にしていただかないといけないが、多くの人が通行するところで瓦が落ちるおそれがあるなど、できるだけ早く対処しなければいけないところについて、自治会から要望があり補助をするものであるとの答弁でありました。
次に、教育環境整備課所管分について、委員から、特別教室のエアコンは今後どういう状況になっていくのかとの質疑があり、当局からは、小学校については、理科室、音楽室を、中学校については、理科室、音楽室、図書室、パソコン室等を整備する方針に基づき、今年度中に完了する。また、それ以外の特別教室については、今後の大規模改修や長寿命化の整備と併せて順次整備を行っていくとの答弁でありました。
また、委員から、教室の使用頻度によって優先的に整備するとのことだが、学校規模によって教室の使用頻度が異なるため、当然整備するべき教室もあるのではないかと思うため、再度計画を考えていただきたいとの意見がありました。
次に、学校教育課所管分について、委員から、教材備品について、昨年度に引き続き同じ物を購入しているが、同時期に一括して購入したほうが少しでも安くなるのではないかと思うが、年次計画などは立てているのかとの質疑があり、当局からは、学校の規模に応じた予算を示した上で、その予算の範囲内で学校が購入計画を立てており、学校の実態が優先されているが、今後は計画的な備品の整備について指導していきたいとの答弁でありました。
また、委員から、スクールチャレンジ事業について、どのような効果があったかとの質疑があり、当局からは、揖保小学校で実施した食育の研究においては、食生活が基本的な生活習慣の中で身についていない子供、保護者がいる現状で、この食育活動に取り組むことで、保護者の意識改革、児童の食べ物に対する考えに変化があったと聞いている。また、龍野東中学校では、スマホと睡眠の関係について研究を行い、補助金を活用して購入した教材を中心に学習を進めたところ、これだけが原因とは限らないが、不登校生徒がかなり減少したという成果を聞いており、一定の成果があったと考えているとの答弁でありました。
これに対し、10月6日開催の委員会全体会において、委員から、不登校生徒は、何人から何人まで減少したのかとの質疑がありました。
次に、
幼児教育課所管分について、委員から、保育士等確保事業について、この事業を通して市内の就職に結びついたのかとの質疑があり、当局からは、令和元年度の参加者については、公立3名、私立2名の保育士の就職につながったとの答弁でありました。
また、委員から、姫路市においては、保育士確保のため奨学金の補助や定着支援一時金、保育士等住居借上支援などを行っており、本市においてももっと画期的な取組を行うべきではないかとの質疑があり、当局からは、保育協会からも新たな取組などについて意見をいただいており、今後検討していきたいとの答弁でありました。
次に、社会教育課所管分について、委員から、成人祝賀式開催事業について、出席率80%とのことだが、地方創生が叫ばれる中で、現在、たつのに住んでいる人、また、たつのを転出している人たちに“ふるさとたつの”の意識づけが重要だと思うが、市としてどのような取組を行っているのかとの質疑があり、当局からは、式の開催前に当日配布する資料について、各課に照会をした上で、関連するチラシ・パンフレットを配布しており、今後も継続してたつのに住みたいと思われるような施策を広く周知していきたいとの答弁でありました。
次に、歴史文化財課所管分について、弥生の森星空シアター事業について、1年で終了してしまい残念という思いだが、非常に反響がよかったため、今後これに代わるような企画は考えられていないのかとの質疑があり、当局からは、屋外のイベントについては天候に左右されるため非常にリスクが高く慎重に行う必要があり、今年度は見送りという形になったが、今後も屋外でのイベントも含めて検討していきたいとの答弁でありました。
次に、認定第2号 令和元年度たつの
市学校給食センター事業特別会計歳入歳出決算認定についてでありますが、委員から、中学校の給食費が無償化になっているが、滞納額が発生しているのはなぜか。また、滞納額についてどのように徴収していくのかとの質疑があり、当局からは、滞納額については、市外から通う中学生の給食費となっており、徴収については、市の職員が文書催告、訪問徴収などを実施しているとの答弁でありました。
これに対し、10月6日開催の委員会全体会において、委員から、滞納している、市外から通う生徒は何人くらいいるのかとの質疑がありました。
次に、認定第3号 令和元年度たつの
市土地取得造成事業特別会計歳入歳出決算認定についてでありますが、委員から、生きがいセンター駐車場整備事業に係る土地開発基金所有地の買戻しとのことであるが、もともと市が買収していたものを買い戻したものか。また、今後の管理はどのようになるのかとの質疑があり、当局からは、平成20年に基金において先行取得したものである。また、当該土地については、昨年度から行政財産の貸付をしている。これまでは行政財産の貸付はできなかったが、平成18年の地方自治法改正により、行政財産の有効活用策として貸付ができる制度が設けられたため、昼間は行政財産として使用し、夜間は民間に貸出しすることで24時間利用できるようにしているとの答弁でありました。
次に、認定第5号 令和元年度たつの
市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてありますが、委員から、国保賦課徴収事業について、不納欠損額が約9,100万円、収入未済額が約4億100万円とあるが、その主な理由は何か。また、今後どうなるのかとの質疑があり、当局からは、不納欠損額については、平成28年度に実施した財産調査や納税交渉等の結果により滞納処分の執行を停止していたが、その執行停止後3年を経過したことにより、5年の時効を迎える前に不納欠損となる滞納税が多かったためである。また、収入未済額については、前年度からの滞納繰越分を含めた金額であるが、年々被保険者数も減少しており、滞納整理にも力を入れているため、今後減少していく見込みであるとの答弁でありました。
次に、認定第7号 令和元年度たつの
市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定中所管部分についてでありますが、高年福祉課所管分について、委員から、本市での要支援者1、2の認定率が低いように思うが、介護認定の方法について何か問題はないのかとの質疑があり、当局からは、本市が行ってきた包括支援事業、介護事業、そして総合事業、これら全てがうまくかみ合い、予防事業に徹した結果、認定率を低く保っていると感じており、今後、高齢化が進み対象者が増加していく中で、予防事業や様々なサービスの施策を研究していきたいとの答弁でありました。
また、地域包括支援課所管分について、委員から、家族介護者支援事業について、徘回高齢者等を発見・保護するため、靴に埋め込むGPS機能のついた専用端末機を貸し出すということだが、実際そのように1人で出て行かれてしまった場合、どのように対応するのかとの質疑があり、当局からは、委託業者を通してGPS機能を利用し、探索をするとの答弁でありました。
次に、認定第8号 令和元年度たつの
市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定中所管部分について、委員から、収入未済額が1億3,100万円もあるがなぜかとの質疑があり、当局からは、例年は出納整理期間があるが、企業会計に移行する関係で、旧年度は打切り決算となり、新年度において企業会計に引き継ぐものであるとの答弁でありました。
次に、認定第9号 令和元年度たつの
市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定中所管部分について、委員から、下水道の普及率を上げるために、地域的に農業集落排水としたものと理解しているが、将来的には一般の下水道に接続するという構想は持っているのかとの質疑があり、当局からは、農業集落排水施設については、可能なものについては流域下水道につないでいくよう計画を立てているとの答弁でありました。
次に、認定第13号 令和元年度たつの
市水道事業決算認定について、委員から、有収率が89.7%というのは漏水が多過ぎるということではないかと質疑があり、当局からは、昨年3月に、漏水調査により100トン漏水しているところを発見し、修理した。これまでは古い管から順に更新していたが、今年度からは全域的に漏水調査を行い、優先度を決めて直していくとの答弁でありました。
その他の議案につきましては、特に質疑等はありませんでした。
また、10月6日開催の委員会全体会において、認定第1号 令和元年度たつの
市一般会計歳入歳出決算認定について、表決前の討論では、委員から、子育て支援対策、若者定住促進などに取り組み、評価する点も多々あるが、相変わらず人権教育費として3,000万円以上が執行されている。たつの市における人権推進教育は、かつての同和行政を引き継いだものであるため、国連がうたう人権教育となるよう求めて、この決算に反対するとの、反対討論がありましたが、表決では、起立採決の結果、認定第1号については、賛成多数により認定すべきものと決した次第であります。
以上で、当委員会の審査経過及び主な質疑等を要約してご報告申し上げましたが、議員各位におかれましては、当委員会の審査結果にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、
予算決算特別委員会委員長の報告を終わります。
○議長(
松下信一郎議員)
予算決算特別委員長の報告は終わりました。
これより
予算決算特別委員長報告に対する質疑に入ります。
ご発言ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松下信一郎議員)
ご発言がありませんので、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
都合により分割して討論を行います。
認定第1号について討論を行います。
討論の通告がありますので、発言を許します。
3番堀讓議員。
○3番(堀 讓議員)(登壇)
認定第1号 令和元年度たつの
市一般会計歳入歳出決算認定について、反対の立場で討論をいたします。
山本市長就任後、数々の子育て支援対策に取り組み、子育てするならたつの市と言えるまでになっていることを高く評価します。主なものとして、子供の医療費、中学3年までの無料化、各種予防接種の助成事業、産前産後のサポート事業、中学校給食費の無償化などがあります。
また、若者定住促進事業や地域のささやかな要望にも真摯に対応していただいております。しかし、残念ながら、相変わらず人権推進として隣保館運営事業に835万円、人権教育に3,000万円以上が執行されています。
たつの市における人権教育は、かつての同和行政の延長線上のものだと認識しています。人権教育は大事です。今起こっている外国人人種差別や女性差別などにも目を向け、ジェンダー平等も含めた国連がうたう人権推進活動となるよう求めて、反対といたします。
○議長(
松下信一郎議員)
認定第2号から認定第15号までの14件については、発言通告がございませんので、討論なしと認めます。
以上で、通告による討論は終わりましたので、討論を終結して、直ちに表決に入ります。
都合により、分割して採決いたします。
この採決は、起立により行います。
お諮りいたします。
上程中の認定第1号は、
予算決算特別委員長の報告のとおり、認定することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
松下信一郎議員)
起立多数であります。
よって、認定第1号は、
予算決算特別委員長の報告のとおり認定されました。
次に、お諮りいたします。
上程中の認定第2号から認定第15号までの14件は、
予算決算特別委員長の報告のとおり認定することに決してご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松下信一郎議員)
ご異議なしと認めます。
よって、上程中の認定第2号から認定第15号までの14件は、
予算決算特別委員長の報告のとおり認定されました。
〜追加日程 議案第69号 令和2年度たつの
市一般会計補正予算(第6号)〜
○議長(
松下信一郎議員)
ただいま市長から議案第69号 令和2年度たつの
市一般会計補正予算(第6号)が提出されました。
この際、お諮りいたします。
本件を本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松下信一郎議員)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第69号を議題といたします。
これより上程議案に対する説明を求めます。
企画財政部長。
○企画財政部長(田中徳光君)(登壇)
ただいま議題となりました、議案第69号 令和2年度たつの
市一般会計補正予算(第6号)につきまして、一括して提案の理由及びその内容についてご説明申し上げます。
このたびの追加補正は、インフルエンザウイルス感染症の流行期を迎え、
新型コロナウイルス感染症と併せた予防対策について、たつの市・揖保郡医師会との協議において、集団感染が危惧される小・中学生を対象にインフルエンザワクチンの予防接種を勧奨することにより、疾病予防や重篤化の回避を図るとともに、同時流行時における医療体制の逼迫防止等、感染症予防対策に係る調整が9月15日に整ったこと。また、事業者緊急支援給付金につきまして、現在、数多くお申込みをいただいている状況であり、今後も申請が見込まれることから、緊急やむを得ない事情により補正を必要とするものについて行っておりますので、ご了承をお願い申し上げます。
補正予算第1条で、歳入歳出それぞれ7,723万円を追加し、予算総額を475億9,109万5,000円とするものでございます。
その主な事業内容につきましては、お手元に配付しております予算参考資料に詳細に記載しておりますのでご清覧願います。
次に、補正予算の内容につきまして、歳出からご説明申し上げますので、4ページをお開き願います。
まず、第4款 衛生費、第1項 保健衛生費、第2目 予防費につきましては、小学1年生から中学3年生までを対象にした、インフルエンザ予防接種助成事業に要する経費の追加でございます。
次に、第7款 商工費、第1項 商工費、第2目 商工振興費につきましては、事業者緊急支援給付金の申請件数増加に伴う経費の追加でございます。
次に、歳入についてご説明申し上げますので、3ページをお開き願います。
第20款 繰入金につきましては、歳出の際に申し上げました事業に係る財政調整基金繰入金の追加でございます。
以上で、議案第69号の説明を終わらせていただきますが、何とぞ慎重ご審議の上、原案のとおり可決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
松下信一郎議員)
上程議案に対する説明は終わりました。
これより上程議案に対する質疑に入ります。
ご発言ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松下信一郎議員)
ご発言がないので、質疑を終結いたします。
この際、お諮りいたします。
本件は、会議規則第35条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松下信一郎議員)
ご異議なしと認めます。
よって、本件は委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
ご発言ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松下信一郎議員)
ご発言がないので、討論を終結して、直ちに表決に入ります。
お諮りいたします。
上程中の議案第69号は、原案のとおり可決することに決してご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松下信一郎議員)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第69号は、原案のとおり可決されました。
〜日程第4 委員会の閉会中の継続審査等について〜
○議長(
松下信一郎議員)
次は、日程第4 委員会の閉会中の継続審査についてを議題といたします。
お手元に配付いたしております申出書のとおり、議会運営委員長及び各常任委員長から、委員会条例第40条の規定により、閉会中の継続審査及び調査の申出がありました。
お諮りいたします。
議会運営委員長及び各常任委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに決してご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
松下信一郎議員)
ご異議なしと認めます。
よって、議会運営委員長及び各常任委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに決しました。
閉 会 宣 告
○議長(
松下信一郎議員)
以上で、今期定例会に付議されました議案は全て議了いたしました。
これをもって令和2年第5回たつの市議会定例会を閉会いたします。
閉 会 あ い さ つ
○議長(
松下信一郎議員)
閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
今期定例会は、去る9月7日に招集されましてから本日までの32日間の会期で開催され、議員各位には、人事案件をはじめ条例制定、条例改正、各補正予算及び令和元年度各会計決算認定等の重要案件を終始熱心かつ慎重にご審議賜り、それぞれ適切妥当なるご決定を賜りました。
また、議事運営につきましても、議員各位の格別のご協力によりまして、ここに閉会の運びとなりましたことを心からお礼申し上げます。
なお、各会計の歳入歳出決算につきましては、9月定例会の会期中に審議、認定を行ったところであり、理事者におかれましては、今期定例会おいて本会議及び委員会審査の中で、議員から出されました事務事業推進に関する改善要望、意見等を真摯に受け止められ、今後の市政運営並びに新年度予算編成に対して十分反映されますよう強く切望するものであります。
さて、去る9月16日をもって、7年8か月も長きにわたり政権運営された安倍首相が退任され、新たに菅内閣が発足されました。新内閣におかれましては、新型コロナウイルス対策や停滞する経済の建て直し、また、地方創生を期待するところであります。本市議会といたしましても、今後の動向に注視しながら、市民の負託に的確に応えられるよう議会活動に鋭意取り組んでまいる所存であります。
最後になりましたが、議員各位におかれましては、季節柄、健康に十分ご留意賜り、市政発展のためなお一層のご尽力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のご挨拶といたします。
市長。
○市長(山本 実君)(登壇)
令和2年第5回たつの市議会定例会の閉会に当たり、一言お礼のご挨拶を申し上げます。
今期定例会は、去る9月7日に開会されましてから、本日までの32日間にわたり、議員各位におかれましては、本会議、常任委員会、
予算決算特別委員会・分科会を通しまして終始慎重なご審議を賜り、令和元年度各会計決算認定をはじめ、同意案件、条例案件、補正予算案件など提案いたしました全ての案件、また、本日追加でご審議をいただきました補正予算案件につきまして、原案のとおり可決いただきましたことに対しまして、心から厚くお礼を申し上げます。
また、会期中にお寄せいただきました貴重なご意見につきましては、今後の市政運営に十分配慮してまいる所存でございますので、何とぞご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
さて、本庁舎の建設工事につきましては、この度、本庁舎新館が完成をし、10月5日から危機管理課等の15課が業務を開始したところでございます。議員各位におかれましては、大変お忙しい中、早朝から業務開始式にご臨席を賜り、誠にありがとうございました。引き続き、本庁舎本館の改修工事を進めてまいりますが、改修工事に伴う出入口の閉鎖や課の配置変更など、市民の皆様をはじめ議員各位には何かとご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
次に、次世代の交通機関として期待される超小型モビリティ(超小型電気自動車)のレンタル事業でございますが、9月12日のレンタル開始以後、市内外の方々に本市での観光にご利用いただき、特に道路幅の狭い龍野重要伝統的建造物群保存地区での利用において大変好評を得ております。今後、来年の3月11日までの6か月間、実証実験を行いますが、本市観光行政の起爆剤として大いに期待しているところでございます。
最後に、
新型コロナウイルス感染症対策でございますが、本日、
新型コロナウイルス感染症関連の補正予算を議決いただきましたが、今後、季節性インフルエンザと
新型コロナウイルス感染症の同時流行が懸念される中、速やかに感染症予防対策に着手するとともに、併せて、外出時におけるマスクの着用や自宅での体温測定など、国が示す新しい生活様式や兵庫県が推進する新たな生活様式「ひょうごスタイル」の定着にも積極的に取り組んでまいります。
終わりに臨み、これからは日一日と秋も深まり、爽やかな季節を迎えてまいりますが、議員各位におかれましては、今後とも十分に健康にご留意いただき、市政全般にわたり、なお一層のご尽力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のご挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。
○議長(
松下信一郎議員)
皆様、お疲れさまでした。
閉 会 午前10時57分
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
令和2年10月8日
たつの市議会議長 松 下 信一郎
会議録署名議員 野 本 利 明
会議録署名議員 松 本 良 三...