たつの市議会 2020-03-24
令和 2年第1回たつの市議会定例会(第5日 3月24日)
上水道課長 小 林 雄 二
前
処理場対策課長 小 谷 英 樹
たつの
市民病院事務局次長 神 尾 尚 武
教育長 横 山 一 郎
教育管理部長 田 中 徳 光
教育事業部長兼
歴史文化財課長 冨 井 俊 則
教育管理部参事兼
教育環境整備課長 沖 田 基 幸
教育事業部参事兼
社会教育課長 小 松 精 二
教育事業部参事兼
人権教育推進課長 圓 田 元 彦
教育管理部学校教育課長 山 田 晴 人
教育管理部幼児教育課長 田 中 彰 人
教育管理部すこやか給食課長 村 上 秀 樹
教育事業部体育振興課長 倉 元 竜 也
教育事業部社会教育課主幹 喜多村 玲
教育事業部歴史文化財課主席学芸員 義 則 敏 彦
選挙管理委員会委員長 南 木 健一郎
選挙管理委員会事務局長 横 田 政 人
代表監査委員 岸 田 信 行
監査事務局長 横 田 政 人
揖龍公平
委員会委員長 山 口 昇
揖龍公平
委員会書記長 横 田 政 人
農業委員会会長 猪 澤 敏 一
農業委員会事務局長 土 井 富 生
開 議 宣 告
○議長(楠 明廣議員)
ただいまより本日の会議を開きます。
この際、ご報告いたします。
初めに、市長より地方自治法第180条第1項の規定により専決処分した事件の報告1件及び同法第243条の3第2項の規定により、令和2年度
公益財団法人童謡の里たつの
文化振興財団の事業計画に関する書類が提出されており、その写しをお手元に配付いたしておりますので、ご清覧願います。
次に、本日の出席議員数及び地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者の職・氏名につきまして、事務局長より報告いたします。
○
議会事務局長(西田豊和君)
ご報告申し上げます。
まず、本日の出席議員数についてでありますが、本日ただいまの出席議員数は22名全員であります。
次に、地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者の職・氏名についてでありますが、お手元に配付いたしております名簿のとおりでありますので、ご清覧願います。
以上でございます。
○議長(楠 明廣議員)
以上で報告を終わります。
次に、今期定例会の
会議録署名議員については、2月25日の定例会第1日に、21番
畑山剛一議員、22番横田勉議員を指名いたしておりますので、両議員、よろしくお願いいたします。
〜日程第1 議案第14号から議案第40号〜
○議長(楠 明廣議員)
これより本日の日程に入ります。
日程第1、議案第14号 たつの
市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてから議案第40号 令和2年度たつの
市国民宿舎事業会計予算までの27件を一括議題といたします。
これより各
常任委員会及び
予算決算特別委員会の審査の経過並びに結果等について、各
常任委員長及び
予算決算特別委員長の報告を求めます。
初めに、
総務生活常任委員長の報告を求めます。
木南裕樹総務生活常任委員長。
○
総務生活常任委員長(
木南裕樹議員)(登壇)
ただいま議題となっております27件のうち、
総務生活常任委員会に付託になりました議案第14号から議案第19号までの6件につきまして、
総務生活常任委員会を代表しまして、付託経過並びに審査の経過及び結果等をご報告申し上げます。
まず、付託経過を申し上げます。去る2月27日の今期定例会第2日の本会議において、当委員会に付託されたものであります。
次に、審査の経過でありますが、当委員会は、これらの
付託議案審査のため、去る3月3日午前10時から、議会第1委員会室におきまして委員会を開催し、副市長をはじめ
関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。
次に、審査の経過でございますが、当委員会に付託されました議案6件につきまして、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、審査中に委員から出されました質疑、意見等のうち、主なものについて、要約してご報告申し上げます。
初めに、議案第15号 たつの市印鑑条例の一部を改正する条例制定についてでありますが、委員から成年被後見人を意思能力を有しない者に改めるとのことであるが、意思能力を有しない者の基準はどのようなものなのか。また、その判断を誰がするのかとの質疑があり、当局からは、窓口でこちらの説明が理解できず、本人が申請することができない方について意思能力を有しない者という判断を考えている。判断については、窓口で市職員が行う。
また、成年被後見人については、総務省からの通知に準じて成年後見人と同席し、本人が申請書を書くことができれば意思能力があると判断するとの答弁でありました。
その他の議案につきましては、特に質疑等はありませんでした。
以上で、当委員会の審査経過及び主な質疑等を要約してご報告申し上げましたが、議員各位におかれましては、当委員会の審査経過にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、
総務生活常任委員長の報告を終わります。
○議長(楠 明廣議員)
総務生活常任委員長の報告は終わりました。
これより
総務生活常任委員長報告に対する質疑に入ります。
ご発言ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠 明廣議員)
ご発言がないので、次に、
福祉文教常任委員長の報告を求めます。
野本利明福祉文教常任委員長。
○
福祉文教常任委員長(
野本利明議員)(登壇)
ただいま議題となっております27件のうち、
福祉文教常任委員会に付託になりました議案第20号から議案第23号までの4件につきまして、
福祉文教常任委員会を代表して、付託経過並びに審査の経過及び結果等をご報告申し上げます。
まず、付託経過については、先ほどの
総務生活常任委員長の報告と同様でありますので、省略をさせていただきます。
次に、審査の経過でありますが、当委員会は、これらの
付託議案審査のため、去る3月5日午前10時から、議会第1委員会室におきまして委員会を開催し、教育長をはじめ
関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。
次に、審査の結果でありますが、当委員会に付託されました議案4件については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、審査中に委員から出されました質疑、意見等のうち、主なものについて、要約してご報告申し上げます。
初めに、議案第20号 たつの
市いじめ問題調査委員会及びたつの市いじめ問題再
調査委員会条例制定についてでありますが、委員から、委員の委嘱について学校教育に専門的な知識、経験を有する者、委員会が適当と認める者とは具体的にどのような人を指すのかとの質疑があり、当局からは、校長経験者など学校現場の状況を知る者と、福祉分野あるいはソーシャルワーカー、
スクールカウンセラー等を想定しているとの答弁でありました。
また、委員から、
調査委員会は学校側から相談がなければ動かないのかとの質疑があり、当局からは、いじめは学校で起こることが多いので、主には学校の先生などに相談がある。しかし、
教育委員会に直接の相談であっても、重大事態となれば
調査委員会を開く場合があるとの答弁でありました。
また、委員から、教職員のいじめも問題になっているが、対象とならないのかとの質疑があり、当局からは、
いじめ防止対策推進法に基づき設置するもので、対象は児童・生徒となっている。教職員の問題は、学校長や
市教育委員会が相談窓口となるとの答弁でありました。
また、委員から、近年のいじめの傾向はどうなっているのか、虐待なども絡めた調査はあるのかとの質疑があり、当局からは、いじめについては本市の平成30年度の認知件数を1,000人当たりに換算すると、小学校で40.3件で、兵庫県と同等、全国よりも少ない状況である。平成29年度から認知件数が増えているが、これは小さないじめのサインも見逃さないよう、教職員に指導しているためである。毎月、
生活アンケートをしており、子供たちが困っていることを自由に書けるため、場合によっては虐待が見てとれるケースもあるとの答弁でありました。
また、委員から、目に見えるいじめではなく、精神的ないじめが積み重なっていくことがあるが、そのような場合はどうするのかとの質疑があり、当局からは、
生活アンケートから把握できるものもあるし、子供の表情から見てとれるものもある。元気のない表情の児童・生徒には、担任など教職員から声かけをして、状況を把握できるよう努めているとの答弁でありました。
また、委員から、いじめの当事者だけでなく、いじめが起きた教室やグループにおいて、全体としての指導は行われるのかとの質疑があり、当局からは、学校生活全体を通じていじめを生み出さない土壌を育むための取り組みを進めている。
事例によっては、言葉遣い、言動についての学級指導をすることもあるとの答弁でありました。
次に、議案第23号 たつの
市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例制定についてでありますが、委員から、
利用者負担額が安くなるのは保護者にとっていいことだが、市の負担額はどれくらいになるのかとの質疑があり、当局からは、概算で440万円ほどの増額となるとの答弁でありました。
また、委員から、土曜日の開設や夏休み中の
利用者負担額の引き下げで希望者が増えると思うが、指導員の数は充足できるのかとの質疑があり、当局からは、
保護者アンケートによれば、現在の利用者の2割の方が土曜日の利用を求めていた。全生徒にアンケートをとれば増えるかもしれませんが、利用者数は横ばいと見込んでいる。数人増える程度であれば、現在の指導員の人数で賄えるとの答弁でありました。
その他の質問については、特に質疑はありませんでした。
以上で、当委員会の審査経過を要約してご報告申し上げましたが、議員各位におかれましては、当委員会の審査結果にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、
福祉文教常任委員長の報告を終わります。
○議長(楠 明廣議員)
福祉文教常任委員長の報告は終わりました。
これより
福祉文教常任委員長報告に対する質疑に入ります。
ご発言ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠 明廣議員)
ご発言がありませんので、次に、
経済建設常任委員長の報告を求めます。
柏原要経済建設常任委員長。
○
経済建設常任委員長(柏原 要議員)(登壇)
ただいま議題となっております27件のうち、
経済建設常任委員会に付託になりました議案第24号から議案第28号までの5件につきまして、
経済建設常任委員会を代表して、付託経過並びに審査の経過及び結果等をご報告申し上げます。
まず、付託経過につきましては、先ほどの
総務生活常任委員長の報告と同様でありますので、省略させていただきます。
次に、審査の経過でありますが、当委員会は、これらの
付託議案審査のため、去る3月6日午前10時から、議会第1委員会室におきまして委員会を開催し、市長をはじめ
関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。
次に、審査の結果でありますが、当委員会に付託されました議案5件については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、審査中に委員から出されました質疑、意見等のうち、主なものについて、要約してご報告申し上げます。
初めに、議案第25号 たつの
市営住宅条例の一部を改正する条例制定についてでありますが、委員から、市営住宅の入所条件が緩和されることで、どのような用途に使用できるようになるのかとの質疑があり、当局からは、入居条件を緩和する住宅は、特公賃住宅を市営住宅として取り扱っている15戸を対象としている。地域振興及び定住促進を目的として、貸し事務所、大学生の下宿及び高額所得の新婚世帯が使用できるよう想定しているとの答弁でありました。
次に、議案第26号 たつの
市龍野城条例の一部を改正する条例制定についてでありますが、委員から、龍野城の使用料の減額について、市長が認める特別な理由は何を想定しているのかとの質疑があり、当局からは、市長が特別に認める事由として、国ほかの
地方公共団体、市外の学校等が利用する場合を想定しているとの答弁でありました。
次に、議案第27号 たつの
市個別排水処理施設条例の一部を改正する条例制定についてでありますが、委員から、合併浄化槽の分担金を統合するのはなぜかとの質疑があり、当局からは、この
個別排水処理の分担金は、現在、新宮地区のみが15万円となっている。同じ宅内から発生する生活雑排水の処理をする企業において、分担金の額に差がある状態では公平性が保てないことから、統一することとしたとの答弁でありました。
また、委員から、料金改正後に合併浄化槽を設置する場合について、費用比較の試算をしているのかとの質疑があり、当局からは、新規の設置者が対象となるが、面積比較では214平米、約65坪までは改正後のほうが安くなる。また、合併浄化槽の普及は、ほぼ終わっており、平成29年、30年の設置はゼロであったことから、影響は年1件程度と思われるとの答弁でありました。
次に、議案第28号 市道の路線認定及び変更についてでありますが、委員から、
市道二塚鳥坂5号線として引き継がれる県道は、県道工事が完了していない状況で、市道として認定できるのか。また、現在の状態では通行に支障があると思われるが、県に改良を求めないのかとの質疑があり、当局からは、供用の廃止がされていないため、路線を重複し認定することとなるが、上級の道路管理者が引き続き管理することになる。これは道路法の第11条により可能となっている。また、市道として引き継がれた後も、道路法により1年を超えない範囲で管理することとなっており、
市道供用開始後に問題が起こった場合は、県と協議し負担を求めていきたいとの答弁でありました。
その他の議案については、特に質疑等はありませんでした。
以上で、当委員会の審査経過を要約してご報告申し上げましたが、議員各位におかれましては、当委員会の審査結果にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、
経済建設常任委員長の報告を終わります。
○議長(楠 明廣議員)
経済建設常任委員長の報告は終わりました。
これより
経済建設常任委員長報告に対する質疑に入ります。
ご発言ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠 明廣議員)
ご発言がありませんので、次に、
予算決算特別委員長の報告を求めます。
内匠勇人予算決算特別委員長。
○
予算決算特別委員長(
内匠勇人議員)(登壇)
ただいま議題となっております27件のうち、
予算決算特別委員会に付託になりました議案第29号から議案第40号までの12件につきまして、
予算決算特別委員会を代表して、付託経過並びに審査の経過及び結果等をご報告申し上げます。
まず、付託経過については、先ほどの
総務生活常任委員長の報告と同様でありますので、省略させていただきます。
次に、審査の経過でありますが、
委員会分科会を3月3日、5日、6日に議会第1委員会室で開催し、委員会全体会を3月19日に議会第2・第3委員会室で開催いたしました。
次に、審査の結果でありますが、表決の結果、当委員会に付託されました令和2年度各会計予算12件の全件について、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、審査中に委員から出されました質疑、意見等のうち、主なものについて、要約してご報告申し上げます。
初めに、議案第29号 令和2年度たつの
市一般会計予算についてでありますが、総務課所管分について、委員から、諸収入の土地借り上げ料負担金について、職員から徴取する駐車場負担金とのことであるが、これからも借り続けるのか、買収する考えはないのかとの質疑があり、当局からは、職員駐車場として市も半分を負担しているが、当該土地の固定資産税として約220万円の収入があるため、市としてはマイナスになっていない。また、売買の交渉をしたこともあるが、現時点では交渉に至っていない。当面はこのままで考えているとの答弁でありました。
また、委員から、会計年度任用職員についてフルタイム会計年度任用職員の内訳はどうか、また会計年度任用職員制度としたことで人件費が増額したとのことであるが、実質幾ら増えたのかとの質疑があり、当局からは、フルタイム会計年度任用職員の内訳は、認定こども園等のクラス担任が33名、地域福祉課所管の龍野つくし園の生活支援員が1名、児童福祉課のはばたき園の園長、指導員1名ずつの合計36名である。
また、増額分については、令和元年度と比較して、臨時職員賃金等で予算計上していた金額を差し引くと、一般会計、特別会計をあわせて実質約1億4,000万円の増となっているとの答弁でありました。
次に、危機管理課所管分について、委員から、防犯カメラ設置補助事業について、補助費の内訳及び令和元年度の申請状況を伺う。また、防犯カメラ設置を奨励するような取り組みはしているのかとの質疑があり、当局からは、補助費の内訳としては、県補助金が上限8万円、市補助金が上限8万円、残りが設置団体の支出となる。令和元年度は16団体が申請されている。また、毎年、自治会の総会において防犯カメラの設置補助のPRをしており、例年、予算以上の申請があるが、全て補正で対応しているとの答弁でありました。
次に、情報推進課所管分について、委員から、モバイル決済事業について、いつから市民が活用できるのか、また、その周知方法はどのように考えているのかとの質疑があり、当局からは、モバイル決済事業は2つの内容があり、家にいながら携帯電話で納税ができるシステムについては、10月ごろの運用をめどに進めている。
次に、窓口での各種証明書手数料のキャッシュレス化については、6月ごろをめどに進めたいと考える。
また、周知方法として、広報、ホームページ、チラシの配布、窓口等でPRしていきたいと考えるとの答弁でありました。
次に、企画課所管分について、委員から、ふるさと応援寄附金受け入れ事業について、最近の実績はどうか、また、返礼品で多いものの内訳はどうかとの質疑があり、当局からは、平成28年度は約7,100万円、平成29年度は7,250万円、平成30年度は7,700万円、令和元年度は決算見込みだが、約8,000万円を見込んでいる。
返礼品品目ランキングとしては、トイレットペーパーが25%、そうめんが22%、カキが16%の順となっているとの答弁でありました。
次に、広報秘書課所管分について、委員から、広報活動推進事業について、バスの車内中吊り広告等を行っているとのことだが、その効果はどのぐらいあるのか、また、どのような広告をしているのかとの質疑があり、当局からは、神姫バスの車内に掲示する形でPRをしており、広範囲から来られている方に見ていただいており、効果はあるとの認識である。
また、広告内容としては、職員の募集や大きなイベントのPRをしているとの答弁でありました。
次に、市民課所管分について、委員から、個人番号カード交付事業について、マイナンバーカードの交付事務及び窓口事務に係る会計年度任用職員は、4名の計上とのことであるが、4人で足りるのか。また、本市の現在の交付率はどうかとの質疑があり、当局からは、現在は2名の臨時職員であり、来年度は実質2名の追加配置をする予定である。令和元年度と比べて増員となっており、当面、この人員で対応し、状況を見ていきたい。また、令和2年1月末時点の交付率は、13.52%で、全国平均は15.13%である。令和4年度中に全国民がマイナンバーカードを保有するという国のスケジュールに基づき交付を促進しているとの答弁でありました。
次に、
環境課所管分について、委員から、不法投棄対策について環境課だけでパトロール、PRするのではなく、
教育委員会と連携するなど、市全体として取り組む考えはないのかとの質疑があり、当局からは、不法投棄対策は自治会との連携が必要であり、今回、新たな不法投棄監視カメラ対応事業において監視カメラを貸与することとしている。この監視カメラを持って、警察とも連携しながら全市を挙げて取り組んでいきたいとの答弁でありました。
次に、地域福祉課所管分について、委員から、生活保護の対象にはならないが、貧困家庭と言われる世帯がある。どのくらいの数になるのか調査したものはあるのかとの質疑に対して、当局からは、貧困家庭の定義が定まっていないため、世帯数は把握できていない。定義なども含めて、今後、調査研究したいとの答弁でありました。
それに対し、委員から、生活保護を受けられない貧困家庭の実態を調査し、これらの世帯に対する支援を充実させてほしいとの意見がありました。
次に、児童福祉課所管分について、委員から、子供ホームステイ事業について、予算が少額であるが、何名を予定しているのかとの質疑があり、当局からは、10名を予定している。予算は、ホストファミリーへの手土産代や解除式の費用が主であるとの答弁でありました。
次に、地域包括支援課所管分について、委員から、災害時マイプランサポート事業について、出前講座を実施するとあるが、地域に出向いて防災訓練をするということかとの質疑があり、当局からは、出前講座は自治会等自主防災組織が災害支援の方法を学ぶ研修である。出前講座だけでなく、自分が支援してほしいことを記載する安心防災帳の配布や災害時にケアマネジャーが個別支援計画を作成するための研修会などもあるとの答弁でありました。
次に、健康課所管分について、委員から、はつらつベビーまごころ便事業について、予算は出生数何人ぐらいを見込んでいるのかとの質疑があり、当局からは、500人ぐらいを想定しているとの答弁でありました。
また、委員から、県内で同じような事業をしている市町はあるのかとの質疑があり、当局からは、本年度から明石市が実施する予定であるとの答弁でありました。
次に、農林水産課所管分について、委員から、住民参加型森林環境整備事業は、城山域の整備が主な事業となるのか。また、地元住民からは、高齢化で作業への参加者が減少していると聞くが、危険箇所の作業は専門業者に委託する考えはないのかとの質疑があり、当局からは、この事業は県が推進する山城めぐりを予算化された事業で、山城への登山ルートの整備も含んでいる。また、県は危険箇所作業の業者への委託を認めており、参加者の高齢化も考慮し実施していくことになるとの答弁でありました。
次に、農地整備課所管分について、委員から、圃場整備の調査設計及び実施設計等が予算化されているが、令和2年度の圃場整備の事業予定はどうなっているのかとの質疑があり、当局からは、圃場整備については農業競争力強化農地整備事業で沢田地区の調査設計、県営土地改良事業補助金で上笹地区の負担金を計上しているとの答弁でありました。
また、委員から、農地の維持管理は個人のみで対応は難しい状況と聞く。土地利用が推進され、放棄田が少なくなるよう農業振興対策に取り組むことをお願いしたいとの意見がありました。
次に、商工振興課所管分について、委員から、IT関連事業所開設支援事業補助金について、事業の内容はどのようなものかとの質疑があり、当局からは、IT関連事業所開設支援事業補助金は、都市部への若者流出を防ぐために地元に残り、IT関連で起業される方に対し、空き家の改造等の事業所開設等に対して支援する補助事業である。市は県の補助事業の上乗せ補助を行う。補助金額は建物改修費に対し、県が2分の1として、上限200万円、市は4分の1として上限100万円としている。また、通信回線費事務機器及び家賃なども補助対象として考えているとの答弁でありました。
次に、観光振興課所管分について、委員から、西播磨県民局の施策で、本市との体験型観光との連携が大々的に宣伝されているが、市ではどのように活用を考えているのかとの質疑があり、当局からは、たつの観光プロモーション事業において着つけ体験、発酵体験等の体験型事業の実施について県と協議している。県と連絡調整を密にして事業を推進したいとの答弁でありました。
次に、御津総合支所所管分について、委員から、新舞子海岸での御津観光PRイベント推進事業の再開について、関係団体との協議は進展しているのかとの質疑があり、当局からは、関係団体と協議を重ね、新舞子浜で再開することで了承されていたが、令和2年度はオリンピック・パラリンピック開催の関係により実施を断念することとなった。そのため、令和2年度の御津観光PRイベント推進事業は、新舞子海岸の特色を生かしたPRイベントを企画、実施する民間団体の事業に補助し、遠浅の新舞子海岸をPRして観光客の誘致を図るとの答弁でありました。
次に、建設課所管分について、委員から、兵庫サイクリングモデルルート整備事業についてどのようなルートとなるのかとの質疑があり、当局からは、たつの市に関係するモデルルートはぐるっと西はりまという名称で、相生、赤穂、上郡、佐用、宍粟、たつの、そして相生に戻る時計回りの全長172キロメートルであるとの答弁でありました。
次に、都市計画課所管分について、委員から、空き家のまま放置している市営住宅についてはどのような管理を考えているのかとの質疑があり、当局からは、空き家となっている市営住宅のうち、都市計画区域外に建つ住宅は早く除却したいと考えている。しかし、市街化調整区域に建つ住宅は、除却したとしても土地の利用活用が困難なため除却を止めている状況である。また、市営住宅に関する事業は、優先順位の高い事業から実施している状況であるとの答弁でありました。
次に、まちづくり推進課所管分について、委員から、次世代モビリティ推進事業について、超小型電気自動車は何台導入するのか、またどのような利用を想定しているのかとの質疑があり、当局からは、超小型電気自動車は2台導入を予定している。本竜野駅から伝建地区への移動手段を主な利用方法として考えているが、満充電で100キロ程度走行できるため、室津等他の観光地への利用もできるよう検討しているとの答弁でありました。
次に、学校教育課所管分について、委員から、スクールチャレンジ事業が拡充されるとのことだが、今年度はどういった事業が採択されたのかとの質疑があり、当局からは、特徴的なものでは眠育といって睡眠とスマホの利用を切り口に生徒指導の研究をした学校がある。また、食育の推進に取り組む学校もあるとの答弁でありました。
また、委員から、教育資源活用事業について、中学2年生を対象に民間の英語検定を実施するとのことだが、評価に使ったり、進学のときに使ったりすると、英語の塾などに行くことを加速させるものにならないかとの質疑があり、当局からは、評価に反映させることは考えていない。小学校から英語が導入され、中学校でも英語教育の目標がある。検定は読む、聞くという技能について、子供たちが自分の実力を確かめるためのものであるとの答弁でありました。
また、委員から、祝入学支援事業でお祝い品の内容は全学校一律か、他団体からのお祝い品などと重複しないようチェックしているのかとの質疑があり、当局からは、お祝い品は入学に際して必要な文房具等で、全学校一律である。入学説明会のときに、その内容を保護者にお伝えし、個人で買うものと重複しないよう配慮しているとの答弁でありました。
次に、幼児教育課所管分について、委員から、保育士確保事業でバスツアーの実施効果はどうかとの質疑があり、当局からは、バスツアーには二、三十名程度参加があり、そのうち五、六名が翌年、市内の公私立保育施設に新規採用となっているとの答弁でありました。
次に、人権教育推進課所管分について、委員から、放課後日本語指導教室モデル事業について、日本語指導が必要な児童が複数校にいるが、全員を集めて指導することはできないのかとの質疑があり、当局からは、全員となると母国語が違ったり、学年が違ったりさまざまであるため、この事業についてはモデル的に1校だけで実施する。対象校でない児童には、県の多文化共生サポーターや国際交流協会の事業など、個別支援が用意されているとの答弁でありました。
次に、選挙管理委員会事務局所管分について、委員から、選挙に行かない人に対して啓発するような取り組み、またPR方法についてどのように考えているのかとの質疑があり、当局からは、他市では投票に来られた方にごみ袋等を渡す事例もあり、そういった全国的な事例を調査し、検討していきたいとの答弁でありました。
次に、議案第35号 令和2年度たつの
市介護保険事業特別会計予算についてでありますが、地域包括支援課所管分について、委員から、支え合いの地域づくり事業について、生活圏域ごとの協議体に加えて、市域全体の協議体ができたということだが、その構成と関係性はどのようなものかとの質疑があり、当局からは、地域協議体は企業やNPOや社会福祉法人が参加しており、圏域からの提言に対して費用等がどういった協力、支援ができるか協議する場となるとの答弁でありました。
また、委員から、これからの協議体の活動の情報を分かりやすく市民に伝える方法はないかとの質疑があり、当局からは、社協の広報紙「ぬくもり」や市広報のほか、今後、報告会や発表会など、市民に広く知らしめるための普及啓発活動を考えているとの答弁でありました。
次に、議案第39号 令和2年度たつの
市下水道事業会計予算についてでありますが、下水道課所管分について、委員から、下水道事業において特別会計から企業会計への移行に伴い、営業収益で支出を賄う必要があることから、昨年下水道料金の値上げが行われた。その際、中長期的計画を示すよう要望していたが、いつごろ提示されるのかとの質疑があり、当局からは、現在、経営戦略策定を同時進行で進めていく。新年度予算確定後、その予算をスタートラインとして10年間、その先30年間の計画を策定する予定である。令和2年度の中で、できるだけ早い時期に提示したいとの答弁でありました。
次に、前処理場対策課所管分について、委員から、市は何億円もかけ前処理場の脱臭対策を行っているが改善できていないと市民から意見を聞く。市はどのような対策を行っているのかとの質疑があり、当局からは、前処理場については、沈殿池全体に覆蓋を設置し、硫化水素の発生を抑える対策を実施している。しかし、松原前処理場では、沈殿池西側の土壌脱臭付近で悪臭がしていると聞いている。苦情があった場合には、処理時間の調整、運転方法の見直し等により、重ねて対策を実施しているとの答弁でありました。
次に、議案第40号 令和2年度たつの
市国民宿舎事業会計予算についてでありますが、委員から、国民宿舎赤とんぼ荘の指定管理については、共立メンテナンスが1年で指定管理から手を引くこととなった場合の対策を考えているのかとの質疑があり、当局からは、共立メンテナンスとは指定管理期間3年間を前提に協議を行っていく。緊急を要したため、指定管理期間を1年としたが、2年目以降の指定管理の協議については、できるだけ早い段階で進めることとしている。9月議会をめどに公募ができるように考えたいとの答弁でありました。
次に、議案第29号 令和2年度たつの
市一般会計予算について、表決前の討論では、委員から、一般会計予算については子育て支援、高齢者対策、若者定住促進など細かいところにも十分手が届くような対策が講じられ、評価できることも多々ある。しかし、令和2年度も人権教育推進費として3,600万円、人権推進費として250万円が計上されている。人権推進費につきましては少なくなっているが、同和行政に対し縮小、廃止を求めて、この予算に反対するとの反対討論がありましたが、表決では挙手、採決の結果、議案第29号については賛成多数により可決すべきものと決した次第であります。
次に、議案第39号 令和2年度下水道事業会計予算について、表決前の討論では、委員から、前処理場会計を企業会計に移行し、下水道事業として1つにまとめて会計処理がされているが、一般会計からの繰り入れが来年度も7億6,000万円と続いている。一般財源からの繰り入れの解消を求めて、この予算に反対するとの反対討論がありましたが、表決では挙手、採決の結果、議案第39号については賛成多数により可決すべきものと決した次第であります。
以上で、当委員会の審査経過及び主な質疑等を要約してご報告申し上げましたが、議員各位におかれましては、当委員会の審査にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、
予算決算特別委員会委員長の報告を終わります。
○議長(楠 明廣議員)
予算決算特別委員長の報告は終わりました。
これより、
予算決算特別委員長報告に対する質疑に入ります。
ご発言ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠 明廣議員)
ご発言がありませんので、各
常任委員長報告及び
予算決算特別委員長報告に対する質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
都合により、分割して討論を行います。
初めに、議案第14号から議案第28号までの15件については、発言通告がありませんので、討論なしと認めます。
ここで、トイレ休憩のため暫時休憩いたします。
再開は10時52分からといたします。
休 憩 午前10時42分
再 開 午前10時52分
○議長(楠 明廣議員)
休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
次に、議案第29号から議案第40号までの12件について一括して討論を行います。
討論の通告がありますので、発言を許します。
3番堀讓議員。
○3番(堀 讓議員)(登壇)
議案第29号 令和2年度たつの
市一般会計予算、議案第39号 令和2年度たつの
市下水道事業会計予算の2件について、反対の立場で討論を行います。
まず、一般会計予算について、国は社会保障のためといって消費税10%の増税を昨年の10月に強行しました。そして、全世代型社会保障と銘打って、2年度の予算編成を行いました。しかし、その実態は高齢者の方には特に厳しいものとなっています。医療費の窓口負担を1割から2割へ、基礎年金を3割、7兆円カットなど、もう食費しか削られないという悲痛な声が上がっています。市民の暮らしを守る最後のとりでとしての地方自治体は、予算編成にご苦労があったことを察します。
そんな中、山本市長は切れ目のない子育て支援体制の構築として、細かい子育て環境の整備や高齢者ドライバーの安全装置の助成、定住促進に向けた若者への支援などを予算化し、評価できる点も多々あります。
しかしながら、多額な人権教育費3,600万円が計上されています。その中身は講師謝礼、人権教育推進委託料、たつの市民推協補助金などとなっています。人権差別はなくしていかなければなりません。今起こっている外国人差別、障害者差別、女性差別に目を向けた人権教育となるよう求めて、この予算案に反対します。
次に、下水道事業会計について、以前からの前処理場事業会計を企業会計に移行し、下水道事業会計としてまとめておられますが、一般会計からの繰り入れが7億6,000万円が続いています。関係各位のそれぞれが努力していただいていますが、一般会計からの繰り入れの解消、市民負担の解消を求めて、この予算に反対します。
○議長(楠 明廣議員)
以上で、通告による討論は終わりましたので、討論を終結し、直ちに表決に入ります。
都合により、分割して採決いたします。
お諮りいたします。
上程中の議案第14号から議案第19号までの6件は、
総務生活常任委員長の報告のとおり、原案可決することに決してご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠 明廣議員)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第14号から議案第19号までの6件は、
総務生活常任委員長の報告のとおり原案可決されました。
次に、お諮りいたします。
上程中の議案第20号から議案第23号までの4件は、
福祉文教常任委員長の報告のとおり原案可決することに決してご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠 明廣議員)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第20号から議案第23号までの4件は、
福祉文教常任委員長の報告のとおり原案可決されました。
次に、お諮りいたします。
上程中の議案第24号から議案第28号までの5件は、
経済建設常任委員長の報告のとおり原案可決することに決してご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠 明廣議員)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第24号から議案第28号までの5件は、
経済建設常任委員長の報告のとおり原案可決されました。
次に、お諮りいたします。
この採決は起立により行います。
上程中の議案第29号は、
予算決算特別委員長の報告のとおり原案可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(楠 明廣議員)
起立多数でございます。
よって、議案第29号は、
予算決算特別委員長の報告のとおり原案可決されました。
次に、お諮りいたします。
上程中の議案第30号から議案第38号までの9件は、
予算決算特別委員長の報告のとおり原案可決することに決してご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠 明廣議員)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第30号から議案第38号までの9件は、
予算決算特別委員長の報告のとおり、原案可決されました。
次に、お諮りいたします。
この採決は、起立により行います。
上程中の議案第39号は、
予算決算特別委員長の報告のとおり原案可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(楠 明廣議員)
起立多数であります。
よって、議案第39号は、
予算決算特別委員長の報告のとおり原案可決されました。
次に、お諮りいたします。
上程中の議案第40号は、
予算決算特別委員長の報告のとおり原案可決することに決してご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠 明廣議員)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第40号は、
予算決算特別委員長の報告のとおり原案可決されました。
〜追加日程 議案第41号 令和元年度たつの
市一般会計補正予算(第5号)〜
○議長(楠 明廣議員)
ただいま市長から、議案第41号 令和元年度たつの
市一般会計補正予算(第5号)が提出されました。
この際、お諮りいたします。
本件を本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠 明廣議員)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第41号を議題といたします。
これより上程議案に対する説明を求めます。
企画財政部長。
○理事兼
企画財政部長(菅原昌則君)(登壇)
ただいま議題となりました議案第41号 令和元年度たつの
市一般会計補正予算(第5号)についてご説明申し上げます。
このたびの追加補正は、国の補正予算に伴う事業費の計上及び新型コロナウイルス感染症の対策等緊急やむを得ない事情により補正を必要とするものについて行っておりますので、ご了承をお願いいたします。
それでは、条を追ってご説明申し上げます。
補正予算第1条で、歳入歳出それぞれ9億4,279万5,000円を追加し、予算総額を375億531万2,000円とするものでございます。
その主な事業内容につきましては、お手元に配付しております予算参考資料に詳細に記載いたしておりますので、ご清覧願います。
次に、第2条、繰越明許費の補正につきましては、4ページの第2表に記載のとおり追加するもので、小学校施設整備事業から中学校空調設備整備事業につきまして、国の補助金の採択を受け、今回、補正追加し繰り越すものでございます。
次に、第3条 地方債の補正につきましては、5ページの第3表のとおり変更しようとするもので、学校教育施設整備事業は、補助事業の採択による事業費の変更に伴い、6億7,100万円を追加するものでございます。
次に、補正予算事項別明細書の主なものを歳出からご説明いたしますので、8ページをお開き願います。
まず、第6款 農林水産業費、第3項 水産業費、第1目 漁港管理費につきましては、事業費の確定による追加でございます。
次に、第10款 教育費、第2項 小学校費、第1目 学校管理費から9ページ、第3項 中学校費、第3目 学校建設費につきましては、国の補正予算(第1号)により採択された全小・中学校への校内LAN整備及び特別教室等の空調設備整備の事業費の計上でございます。
次に、第5項 社会教育費につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策による小学校の臨時休業に伴う放課後児童クラブの臨時開設に要する指導員の報酬及び賃金の追加でございます。
次に、10ページ、第13款 諸支出金、第2項 基金費につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴うたつの市へのふるさと納税の返礼品としてトイレットペーパーを希望する寄附者が増加しましたことから、基金積立金を追加するものでございます。
次に、歳入についてご説明申し上げますので、6ページをお開き願います。
第15款 国庫支出金、第2項 国庫補助金につきましては、歳出の際に申し上げました事業に係る補助金の計上及び追加でございます。
第18款 寄附金につきましては、ふるさと応援寄附金の追加でございます。
第19款 繰入金につきましては、今回の補正に係る財源として財政調整基金を取り崩すものでございます。
次に、7ページ、第22款 市債につきましては、第2条 地方債の補正でご説明申し上げましたので、説明を省略させていただきます。
以上で、議案第41号の提案説明を終わらせていただきますが、何とぞ慎重ご審議の上、原案のとおり可決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(楠 明廣議員)
上程議案に対する説明は終わりました。
これより上程議案に対する質疑に入ります。
ご発言ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠 明廣議員)
ご発言がないので、質疑を終結いたします。
この際、お諮りいたします。
本件は、会議規則第35条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠 明廣議員)
ご異議なしと認めます。
よって、本件は委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
ご発言ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠 明廣議員)
ご発言がないので、討論を終結し、直ちに表決に入ります。
お諮りいたします。
上程中の議案第41号は、原案のとおり可決することに決してご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠 明廣議員)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第41号は、原案のとおり可決されました。
〜日程第2 委員会の閉会中の継続審査等について〜
○議長(楠 明廣議員)
次は、日程第2、委員会の閉会中の継続審査等についてを議題といたします。
お手元に配付いたしております議会運営委員長及び各
常任委員長から委員会条例第40条の規定により、閉会中の継続審査の申し出並びに各
常任委員長から同じく閉会中の継続調査の申し出がありました。
お諮りいたします。
議会運営委員長及び各
常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査することに決してご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(楠 明廣議員)
ご異議なしと認めます。
よって、議会運営委員長及び各
常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査することに決しました。
閉 会 宣 告
○議長(楠 明廣議員)
以上で、今期定例会に付議されました議案は全て議了いたしました。
閉 会 あ い さ つ
○議長(楠 明廣議員)
閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
今期定例会は、去る2月25日に招集されましてから本日までの29日間の会期で開催されました。議員各位には、本市行政の根幹となります令和2年度各会計予算をはじめ、令和元年度各会計の補正予算、条例改正等、数多くの市民生活に直結した14案件について、終始熱心かつ慎重にご審議賜り、それぞれ適切妥当なる決定をいただくとともに、議事運営につきましても格別のご協力を賜りました。ここに、今期定例会が閉会の運びとなりましたことを心より厚く御礼申し上げます。
さて、今年は新型コロナウイルス感染症が世界で猛威を奮い、国内においても各種イベントを自粛、中止し、小・中学校等も臨時休校を余儀なくされ、社会的、経済的に大きな影響を受けております。
本市におきましても、感染症対策本部会議を設置し、各種事業における速やかな対応や市民への情報提供等、感染症対策に尽力されていることに対し、深く感謝を申し上げます。議会といたしましても、このたび議員が感染した場合の対応方針をまとめたところであり、不測の事態に対する備えに努めているところでございます。
また、議会運営につきましても、引き続き市民の視点に立ち、主要施策の検証や予算執行のチェックの強化に努め、市民の付託にしっかりと応えてまいります。
市当局におかれましても、新年度予算の審議、審査等の過程で、議員各位から寄せられました意見、要望等に踏まえて、今後の市政執行に当たられることはもとより、議会との連携を十分に図りながら一層のご尽力をお願いする次第でございます。
最後になりましたが、議員各位におかれましては、健康に十分ご留意賜り、今後とも市政発展のために、なお一層のご尽力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のご挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。
市長。
○市長(山本 実君)(登壇)
令和2年第1回たつの
市議会定例会の閉会に当たり、一言お礼のご挨拶を申し上げます。
今期定例会は、去る2月25日に開会されましてから、本日までの29日間にわたり、議員各位におかれましては、本会議、
常任委員会、
予算決算特別委員会、分科会を通しまして終始慎重なご審議を賜り、令和2年度各会計予算をはじめ、同意案件、条例案件、補正予算などを提案いたしました全ての案件、また、本日、追加でご審議をいただきました一般会計補正予算につきまして、原案のとおり可決いただきましたことに対しまして、心から厚くお礼を申し上げます。
さて、今期定例会第1日におきまして、令和2年度施政方針として市政運営における基本姿勢及び重点施策につきまして述べさせていただきましたが、会派代表質問等により多数ご質問、ご提言を頂戴いたしました。皆様から頂戴いたしました貴重なご意見等につきましては、早速、市政運営に反映させてまいる所存でございますので、何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。
次に、新型コロナウイルス感染症対策でございますが、幸いにも現時点ではたつの市の感染者は報告されておりませんが、市の対応状況につきましては、会派代表質問・一般質問で答弁させていただいたとおりでございまして、今後も国、県の動向には細心の注意を払い、迅速かつ適切に対処してまいります。
なお、この新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として、保育所、こども園へのマスク、消毒液、体温計等の購入につきまして、補正予算にて対応をさせていただきたく存じます。
あわせまして、国においては、ただいま開会中の国会において、地方税法の一部を改正する法律案が審議されており、3月末に公布される見込みでございます。この改正法律が公布・施行された場合には、本市の市税条例及び都市計画税条例の一部を速やかに改正したいと存じます。
さらに、令和2年4月1日に、たつの市民病院が地方独立行政法人へ移行することに伴い、中期目標を達成するための具体的な計画である中期計画を認可する必要が生じ、この中期計画につきましては、4月1日の法人設立に合わせて認可したいと存じます。
よって、以上の3件につきまして、本市議会閉会中でもあり、緊急を要しますことから、地方自治法の規定により専決処分により対応させていただきたく、あらかじめご了承賜りますようお願い申し上げます。
いずれにいたしましても、「未来応援住みたいまちたつの」「子育てするならたつの市」を推進するために市民の皆様と協働しながら、各施策に取り組んでまいりますので、議員各位におかれましては、一層のご理解とご協力を賜りますようお願いいたしまして、閉会のご挨拶といたします。誠にありがとうございました。
○議長(楠 明廣議員)
皆様、お疲れさまでした。
閉 会 午前11時09分
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
令和2年3月24日
たつの市議会議長 楠 明 廣
会議録署名議員 畑 山 剛 一
会議録署名議員 横 田 勉...