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令和 2年第88回定例会(第6日12月14日)

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  1. 淡路市議会 2020-12-14
    令和 2年第88回定例会(第6日12月14日)


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    令和 2年第88回定例会(第6日12月14日)            第88回淡路市議会定例会会議録(第6号) 令和2年12月14日(月曜日) 和2年12月14日 午前10時開議     第 1.議案第101号 令和2年淡路市一般会計補正予算(第8号)   第 2.議案第 71号 淡路市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定の件       議案第 73号 淡路市立図書館設置条例の一部を改正する条例制定の件       議案第 74号 淡路市立学童保育施設の設置及び管理に関する条例の一部               を改正する条例制定の件       議案第 75号 淡路市体育センターの設置及び管理に関する条例の一部を               改正する条例制定の件       議案第 77号 新市まちづくり計画の変更の件       議案第 78号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の変更の件       議案第 79号 淡路市新火葬場造成工事請負変更契約締結の件       議案第 83号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「集会所等「尾崎               会館」、「郡家会館」、「糸谷集会所」」       議案第 88号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「婦人の家」       議案第 90号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「一宮高山農業研
                  修所」       議案第 95号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「文化ホール「し               づかホール」、「サンシャインホール」」                            【総務文教常任委員会報告】   第 3.議案第 72号 淡路市淡路ワールドパークONOKOROの設置及び管理               に関する条例の一部を改正する条例制定の件       議案第 76号 淡路市北淡自然休養センターの設置及び管理に関する条               例等を廃止する条例制定の件       議案第 80号 淡路市の区域内に新たに生じた土地の確認の件       議案第 81号 字の区域の変更の件       議案第 82号 市道路線の認定及び変更の件       議案第 84号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「老人福祉センタ               ー「久留麻老人福祉センター」、「柳沢老人福祉センター               」」       議案第 85号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「北淡総合福祉セ               ンター」       議案第 86号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「高齢者生活福祉               センター」       議案第 87号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「室津ふれあいセ               ンター」       議案第 89号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「東浦農林漁家高               齢者センター」       議案第 91号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「仮屋漁港駐車場               」       議案第 92号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「北淡震災記念公               園「野島断層保存館」、「セミナーハウス」、「震災体験               館」、「公園緑地広場等」」       議案第 93号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「岩屋温浴施設」       議案第 94号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「香りの公園」                            【産業厚生常任委員会報告】   第 4.議案第 96号 令和2年度淡路市一般会計補正予算(第7号)       議案第 97号 令和2年度淡路市国民健康保険特別会計補正予算(第4号               )       議案第 98号 令和2年度淡路市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2               号)       議案第 99号 令和2年度淡路市介護保険特別会計補正予算(第4号)    追加 議案第101号 令和2年度淡路市一般会計補正予算(第8号)                          【補正予算審査特別委員会報告】   第 5.発委第  3号 激甚化する自然災害への対応と地域の安全・安心を確保す               るための社会資本整備の更なる推進を求める意見書   第 6.広報広聴調査特別委員会委員派遣承認要求の件   第 7.常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査の件 1.会議に付した事件   日程第 1.議案第101号 令和2年淡路市一般会計補正予算(第8号)   日程第 2.議案第 71号 淡路市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定                 の件         議案第 73号 淡路市立図書館設置条例の一部を改正する条例制定の                 件         議案第 74号 淡路市立学童保育施設の設置及び管理に関する条例の                 一部を改正する条例制定の件         議案第 75号 淡路市体育センターの設置及び管理に関する条例の一                 部を改正する条例制定の件         議案第 77号 新市まちづくり計画の変更の件         議案第 78号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の変更の件         議案第 79号 淡路市新火葬場造成工事請負変更契約締結の件         議案第 83号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「集会所等「                 尾崎会館」、「郡家会館」、「糸谷集会所」」         議案第 88号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「婦人の家」         議案第 90号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「一宮高山農                 業研修所」         議案第 95号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「文化ホール                 「しつかホール」、「サンシャインホール」」                            【総務文教常任委員会報告】   日程第 3.議案第 72号 淡路市淡路ワールドパークONOKOROの設置及び                 管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件         議案第 76号 淡路市北淡自然休養センターの設置及び管理に関す                 る条例等を廃止する条例制定の件         議案第 80号 淡路市の区域内に新たに生じた土地の確認の件         議案第 81号 字の区域の変更の件         議案第 82号 市道路線の認定及び変更の件         議案第 84号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「老人福祉セ                 ンター「久留麻老人福祉センター」、「柳沢老人福祉                 センター」」         議案第 85号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「北淡総合福                 祉センター」         議案第 86号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「高齢者生活                 福祉センター」         議案第 87号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「室津ふれあ                 いセンター」         議案第 89号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「東浦農林漁                 家高齢者センター」         議案第 91号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「仮屋漁港駐                 車場」         議案第 92号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「北淡震災記                 念公園「野島断層保存館」、「セミナーハウス」、「                 震災体験館」、「公園緑地広場等」」         議案第 93号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「岩屋温浴施                 設」         議案第 94号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「香りの公園                 」                            【産業厚生常任委員会報告】   日程第 4.議案第 96号 令和2年度淡路市一般会計補正予算(第7号)         議案第 97号 令和2年度淡路市国民健康保険特別会計補正予算(第                 4号)         議案第 98号 令和2年度淡路市後期高齢者医療特別会計補正予算(                 第2号)         議案第 99号 令和2年度淡路市介護保険特別会計補正予算(第4号                 )      追加 議案第101号 令和2年度淡路市一般会計補正予算(第8号)
                             【補正予算審査特別委員会報告】   日程第 5.発委第  3号 激甚化する自然災害への対応と地域の安全・安心を確                 保するための社会資本整備の更なる推進を求める意見                 書   日程第 6.広報広聴調査特別委員会委員派遣承認要求の件   日程第 7.常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査の件 1.会議に出席した議員(18名)    1番 石 岡 義 恒        2番 針 木   均    3番 井 出   信        4番 多 田 耕 造    5番 岨 下 博 史        6番 冨 永 康 文    7番 打 越   齊        8番 田 尾   成    9番 西 村 秀 一       10番 太 田 善 雄   11番 鎌 塚   聡       12番 戸 田 雄 士   13番 田 中 孝 始       14番 土 井 晴 夫   15番 岬   光 彦       16番 籾 谷   宏   17番 池 本 道 治       18番 松 本 英 志 1.会議に出席した事務局員の職氏名     事務局長     奥 村 恭 司     局付局長     細 川 浩一郎     議事課課長補佐兼総務係長兼議事係長              山 田 真優美 1.会議に出席した説明員の職氏名     市長       門   康 彦     副市長      金 村 守 雄     副市長      長 濵 泰 之     教育長      山 田 一 夫     理事       太 田 宜 伸     企画情報部長   真 嶋 加由里     総務部長     高 田 茂 和     危機管理部長   奥 田 拓 也     市民生活部長   下 原   渉     健康福祉部長   浜 田 英 寛     産業振興部長   角 村 光 浩     都市整備部長   椎 木 孝 一     教育部長     富 永 奈緒美     教育部長     日 下 芳 宏                開 議 午前10時00分               …………………………………… ○議長(岬 光彦)  皆さん、おはようございます。  本日は10日、木曜日に引き続き、会議が再開されましたところ、議員各位並びに門市長をはじめ幹部職員の皆様には、定刻に御参集をいただきまして、ありがとうございます。  ただいまから、令和2年第88回淡路市議会定例会第6日目の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしておりますので御了承願います。  それでは、直ちに日程に入ります。               ◎日程第1.議案第101号 ○議長(岬 光彦)  日程第1.議案第101号 令和2年度淡路市一般会計補正予算(第8号)を議題とします。  これより、上程議案に対する提案説明を求めます。  副市長、金村守雄君。 ○副市長(金村守雄) (登壇)  それでは、追加提出の予算議案1件につきまして説明を申し上げます。  議案第101号の一般会計補正予算(第8号)につきましては、11月25日に市内で発生した高病原性鳥インフルエンザの対策に係る関連事業費及び12月11日に閣議決定された令和2年度ひとり親世帯臨時特別給付金の再支給に係る事業費を計上するもので、既決予算に1,650万円余を追加、補正後の予算額は368億4,950万円余とし、債務負担行為の追加が1件となります。  以上で、追加提出議案の説明を終わります。議員の皆様におかれましては、よろしく御審議の上、適切な議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(岬 光彦)  これより、上程議案に対する質疑を行います。なお、上程議案に対する質疑の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  お諮りいたします。ただいま上程中の議案第101号については、お手元に配付しております設置要綱のとおり、現在設置しています補正予算審査特別委員会に審査を付託したいと思います。これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岬 光彦)  御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  ここで暫時休憩といたします。  議員各位及び執行部の皆様に申し上げます。本会議の休憩時間を利用し、議案第101号の審査のため、補正予算審査特別委員会を開催いたします。  補正予算審査特別委員会委員の皆様に御報告申し上げます。  この後、10時15分から議案審査のため、委員会が開催されますので、本会議場に御参集願います。  なお、補正予算審査特別委員会の審査が終了した時点で、本会議を再開いたします。  それでは、休憩といたします。               休憩 午前10時04分              ─────────────               再開 午前11時35分 ○議長(岬 光彦)  ただいまから会議を再開いたします。  休憩中に補正予算審査特別委員会が開催され、付託しておりました議案第101号の審査が終了したとのことであります。       ◎日程第2.議案第71号、議案第73号~議案第75号、             議案第77号~議案第79号、議案第83号、             議案第88号、議案第90号、議案第95号 ○議長(岬 光彦)  次は、日程第2.議案第71号、議案第73号から議案第75号まで、議案第77号から議案第79号まで、議案第83号、議案第88号、議案第90号、議案第95号の以上11件を一括議題といたします。  この際御報告申し上げます。総務文教常任委員会に付託いたしました、これら11件につきましては、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定した旨、委員長から文書をもって議長宛報告書が提出されておりますので、御了承願います。  本件について、委員長の報告を求めます。  総務文教常任委員会委員長、岨下博史君。 ○総務文教常任委員会委員長(岨下博史) (登壇)  去る11月30日に本委員会に付託されました11議案につきまして、御報告を申し上げます。  今回は議案が11件ございまして、少し長くなりますが、市民の皆様への報告も兼ねていますので、御理解のほどお願いをいたします。  それでは、議案第77号 新市まちづくり計画の変更の件でございますが、東日本大震災に伴う合併市町村に係る地方債の特例に関する法律の一部を改正する法律が平成30年4月25日に公布施行され、合併特例債の発行可能な期間が、東日本大震災被災市町村以外の市町村にあっては、合併が行われた年度及びそれに続く20年に延長をされました。  本市の新市まちづくり計画計画期間が令和2年度で終了することから、引き続き令和7年度まで、合併後の一体性の確立及び地域全体の均衡ある発展を図る事業に合併特例事業債を活用するため、当該期間の計画期間の延長等の変更を行うに当たり、議決を求めるものであります。  議案77号について、主な質疑内容を申し上げます。  合併後の一体性の確立及び地域全体の均衡ある発展となっているが、ハード面、ソフト面の具体的な内容はの質問には、令和2年度ハード面では道路整備事業道路橋梁事業、また現行行っている火葬場建設事業のような市全体の事業に活用しています。ソフト面では、健康づくりの推進、地域に根差した福祉の充実、子育て支援の充実などを推進していますとの答弁があり、平成17年から平成31年までの合併特例債の総額は幾らか、また5年延長した令和7年度までの予定はの質問には、令和元年度までの発行状況は203億8,400万円余で、合併特例債発行限度額が284億9,100万円となっておりますので、残り77億7,600万円余であります。今後一体的な活用事業で、新火葬場とか、小中学校の大規模改修事業等を予定していますとの答弁がありました。  次に、5年延長できる根拠の法律が30年4月25日に施行されているのに、もっと早く議案を提出できなかったかの質問に対しては、兵庫県と事前協議が必要で、法律の期限が切れる自治体から優先する旨の説明があり、本年8月以降に協議がまとまったので、今回提案いたしました。そして、今後5年間でできる限り有利な合併特例債を発行できるよう、年度ごとに発行額を精査し、計画を作成していますので、ほぼ満額に近い額が発行できる見込みで、今のところ、新規の事業は考えていませんとの答弁がありました。  次に、合併特例債の運用について、これまでの5年間とこれからの5年間の違いはの質問には、合併特例債については、ハード事業しか活用できないということですので、これまでの5年間については、図書館整備、田ノ代海岸の海水浴場整備、津名の総合事務所整備などを中心にやってきました。これからの5年間は、火葬場整備ポートビル整備、学校の大規模改修等まちづくりに必要な事業を推進していく予定ですとの答弁があり、主なところを申し上げましたが、慎重審議の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第78号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の変更の件でございますが、市川町外三ケ市町共有財産事業組合が令和3年4月1日から兵庫県市町村職員退職手当組合に加入すること、また北播磨清掃事務組合西脇多可行政事務組合との事業統合により、令和3年3月31日をもって解散し、4月1日から脱退することに伴い、地方自治法第286条第1項の規定により、退職手当組合規約の変更について議決を求めるものであります。  第78号について、主な質疑内容を申し上げます。  兵庫県市町村職員退職手当組合とは、県下各市各団体の職員の退職手当を保全する措置を取っている組合かどうかの質問には、退職手当統一的事務を処理するために設立されたもので、保全については、退職組合の条例に基づいて組合から各団体の退職職員に対して手当を支払うもので、組合に加入することで保全されていると認識していますとの答弁がありました。  また、退職手当組合に入るメリットはの質問には、共同で行ったほうが財政規模が大きくなり、より効率的であるとの答弁があり、慎重審議の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第83号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「集会所等尾崎会館」、「郡家会館」、「糸谷集会所」」でございますが、尾崎会館郡家会館は平成18年指定管理者制度導入当時から、当該地域関係町内会で構成される尾崎地区町内会及び郡家地区町内会にそれぞれ指定管理者として施設の管理をしていただいています。また、糸谷集会所は、当該地域で構成される糸谷町内会に施設の管理を委託し、指定管理者制度導入後も指定管理者として施設を管理運営していただいているところであります。引き続き円滑な管理運営を行うため、公募によらず、それぞれ尾崎地区町内会郡家地区町内会糸谷町内会指定管理者に指定するため、議決を求めるものであります。  議案第83号について、主な質疑内容を申し上げます。  地域の活動の場を地域に指定管理していただくのですから、期間は3年でなくても5年でもよいのではないかの質問には、原則として3年が基本としているが、施設ごとに短期がよいのか長期がよいのかを判断して決めているとの答弁がありました。  次に、管理料が発生しているかの質問には、尾崎会館郡家会館につきましては、年間44万1,000円、糸谷集会所につきましては24万円となっていますとの答弁があり、施設が傷んできた場合の修繕費はどのようになっているのかの質問には、地元と協議の上、金額、内容等を精査して行っているが、大規模改修となってくると市が負担することになると思われますとの答弁があり、慎重審議の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第90号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「一宮高山農業研修所」でございますが、この施設は、高山地域の健全な農村社会の建設及び農業振興を図るために地域農政特別対策拠点施設として設置されたもので、地域密着型の施設であり、これを適切に維持運営していくために、当該地域の住民で構成する高山町内会が引き続き管理運営することが妥当なため、公募によらず、同町内会を指定管理者に指定するため、議決を求めるものであります。  議案第90号について、主な質疑内容を申し上げます。  管理料はゼロとなっていると思うがなぜかの質問には、この施設はもともとが農業施設関連で建設した施設であることも含め、これまで高山町内会のほうで管理していただいたことも踏まえ、そのようになっているとの答弁があり、農業研修所となっているが具体的にはどのように使われているのかの質問には、地域農政特別対策拠点事業の補助制度を活用して建設され、農業色が強かったものがその後地域で使われるようになったもので、いろんな意味で広い使われ方をしていると認識していますとの答弁がありました。  慎重審議の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第88号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「淡路市婦人の家」でございますが、この施設は、婦人及び高齢者の共同学習、主体的交流等の活動を促進し、健康で文化的な市民生活の形成を図ることを目的に整備したものです。  この目的を考慮すると、地域の婦人、高齢者と密接なつながりを有するとともに、地域住民で構成される大磯町内会が引き続き管理運営することによって、施設の効用及び地域の発展に資することができるものと認められるので、公募によらず、同町内会を指定するため、議決を求めるものであります。  議案88号について、主な質疑内容を申し上げます。  この施設の過去の利用状況、また経緯等についての質問には、平成30年度は293回使われ、延べ3,585名の利用で、令和元年度は205回で延べ2,569名が利用されています。また、内容につきましては、町内会の会合、社協の福祉サロン地域住民の方の会合等で利用されております。また、平成30年4月1日から指定管理とし、年間64万円の管理料は過去5年間の歳入歳出の実績を基に算出していますとの答弁がありました。
     慎重審議の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第71号 淡路市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定の件でございますが、平成30年度税制改正において、給与所得控除及び公的年金等控除をそれぞれ10万円引き下げる一方、基礎控除を10万円引き上げる見直しが示されたことから、これに伴う影響や不利益が生じないよう、地方税法施行令の一部を改正する政令が令和2年9月4日に公布され、国民健康保険税に係る改正部分については、令和3年1月1日から施行されることから、国民健康保険税の減額及び公的年金等に係る所得に係る国民健康保険税の課税の特例について所要の措置を講ずるものであります。  議案第71号について、主な質疑内容を申し上げます。  今回の一部改正で、下げる上げるでプラスマイナス0とも取れるが、市への影響はの質問には、軽減額については保険基盤安定負担金から補填があり、国保税会計には特に影響はないものと考えているとの答弁があり、コロナ減免についてはどうかの質問には、減免分についても国から補填される予定なので影響はないものと考えていますとの答弁がありました。  また、山林所得の定義はの質問には、林業を営んでいる人の所得で、土地を売却した場合は譲渡所得となり、山林所得ではないとの答弁があり、これも慎重審議の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第79号 淡路市新火葬場造成工事請負変更契約締結の件でございますが、補強土壁に係る基礎を設置するため、掘削し、基礎地盤の状況を確認したところ、予定していた強度が確保できないことから、追加で地質調査を行い、その結果に基づき、敷地造成工において安定処理工を追加する。また、擁壁工において、補強土壁に使用する部材等を変更するほか、補強土壁と接する市道部分の雨水排水設備工を追加するもので、契約変更額は4,550万円余で、契約相手方は株式会社八島組であります。  議案第79号について、主な質疑内容を申し上げます。  今回地質調査ということで3か所でボーリングを追加しているが、工事に入る前は何か所ボーリングを行ったか。また、その時点でなぜ今回のボーリング調査も行わなかったのかの質問には、設計段階でボーリング調査は3か所行っています。それは造成地の盛土工の安定計算のため中心部で行っています。今回の追加調査は、橋の道路側で補強土壁工の基礎となる部分であるため地質状況はよいであろうという認識で、周辺の土質の状況からも問題ないであろうと判断しました。その上で、しかしながら、もしかしたらという形でボーリング調査を行うことで過大な出費が出ないよう、まず施工段階で掘削して地質状況を確認して、もし状況が悪いようであればボーリング調査を行うという段階的な考え方で今回のボーリング調査を追加していますとの答弁がありました。  次に、費用について、洲本のトンネル工事の土砂を使わせていただくということで、土砂代が浮いたことで、もともとの市が想定していた造成費用を上回らないということでよいのかの質問には、そもそも造成について、購入土で予算化しており、土砂代が浮いたことで1億数千万円の減額となり、今回4,555万円の増額ですので、当初の予算3億1,700万円からすれば、変更額を追加しましても、残り9,840万円余の残額がありますとの答弁があり、慎重審議の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。  次に、議案第73号 淡路市立図書館設置条例の一部を改正する条例制定の件でございますが、新たに整備する図書館を地方自治法第244条の2の規定に基づく公の施設として広く市民の利用に供するため、その位置を変更するとともに、管理に関する規定を新たに設けるものであります。  議案第73号について、主な質疑内容を申し上げます。  申請方法について、行政のデジタル化が言われている中、オンラインでの手続を考えていただきたいと思いますがどうですかの質問には、現在窓口でお願いしているが、今後許可申請も含めて整理してまいりますとの答弁がありました。  また、名称として、津名という名を残すのもよいが、広く中央図書館のような名前も検討したかどうか。そして広く市民の方に使っていただくために利用時間を考えなかったのかの質問には、今回は図書館基本計画に基づき2館3室体制でやっていくということが基本にありますので、現行の名前で現行の開館時間で考えています。将来1館体制になるようなときに、そういったことを検討してまいりますとの答弁がありました。  また、今回の改正で、館長を教育委員会に改めてとあるが、決裁権が教育委員会に移ったようにも思えるが、そこの認識はどうかの質問には、申請その他に関しては、館長から教育委員会へという形で字句を整理していますが、館長の役割、権限は専決規定の中で、運営管理のところでは専決で決定ができるとあり、申請を受けて許可をするのは館長が専決で決定します。その上で最終的な責任は教育委員会が持つということになりますとの答弁があり、慎重審議の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第74号 淡路市立学童保育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件でございますが、一宮小学校の空き教室を学童保育施設に改修し、令和3年2月から供用を開始するに当たり、当該施設を地方自治法第244条の2の規定に基づく公の施設として、学童保育一宮の位置を現在の一宮老人福祉センターから変更するものであります。  議案第74号について、主な質疑内容を申し上げます。  コロナ禍の中で学童保育の利用状況はどうかの質問には、緊急事態宣言が出されたときも開設しておりました。そのときは10%程度で推移していましたが、現在では50%程度の利用状況となっています。そして、これまでは夏季学童の申込みでは定員を超えていたため、もう少し増えるものと見込んでいますとの答弁がありました。  また、今回、空き教室を使い施設を整備しているが、今後の一宮小学校自体の運営は心配ないのかの質問には、生徒の人数のこれからの推移を考慮しながら、余剰教室がどれくらい使えるか試算した上での計画で、問題はないものと認識していますとの答弁があり、慎重審議の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、議案第95号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「文化ホール「しづかホール」、「サンシャインホール」」でございますが、この施設は、民間事業者に管理運営を委ねることにより、その事業者が有する専門知識や経営ノウハウを活用することで、効果的な事業展開ができ、経費の削減を図ることができると認められるため、応募のあった神戸国際ステージ株式会社を引き続き指定管理者として選定するため、議決を求めるものです。  議案第95号について、主な質疑内容を申し上げます。  この会社は、ここ数年のうちに代表者が1、2年でかわっており、5人ぐらいになり、今現在の代表者も今年7月にかわったばかりということで不安はないのかの質問には、代表者はかわっていますが、ほかにも各地で管理業務を行っており実績の高い会社であります。そして事前に税理士にも経営状態を調べてもらったところ、内部留保も十分あり、安定しており、企業努力が認められ、体力があるものと報告をいただいており、心配ないものと考えておりますとの答弁がありました。  また、応募が1社しかなかったことの認識はの質問には、応募があったのが1社だが、公募のときに数社から問合せがあり、決して魅力がないということではないと認識していますとの答弁がありました。  そして、25年経過しているということで、もう大分老朽化して、改修費もかさばってくると思うがどうか、また改修費の負担はどうなっているのかの質問があり、改修費は多額な費用が要るが、年次計画を立て予算要求をしていく予定です。修繕については20万円以下は管理者が負担し、それ以上は市が負担することになっていますとの答弁があり、慎重審議の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。  最後に、議案第75号 淡路市体育センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件でございますが、民間事業者の持つ知識と活力により、旧生田小学校及び旧佐野小学校の校舎、グラウンド及び体育館を一体的に利活用することで、これらの施設が持つ可能性を最大限に引き出し、地域活性化拠点として企業誘致や地元利用を推進するため、生田体育センター及び佐野体育センターを廃止するものであります。  議案第75号について、主な質疑内容を申し上げます。  佐野小学校、生田小学校とも使い道が決まったような話が流れているが、正確なところどうかの質問には、廃止後のスケジュールにつきましては、あくまで企画部のほうで調整していまして、めどが立っているといった話は聞いておりませんとの答弁があり、慎重審議の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。  以上で総務文教常任委員会の報告とさせていただきます。 ○議長(岬 光彦)  委員長報告は終わりました。  ここで暫時休憩といたします。  再開は、13時といたします。1時といたします。                休憩 午後0時03分              ─────────────                再開 午後1時00分 ○議長(岬 光彦)  会議を再開いたします。  1名ちょっと遅刻しておりますけども、再開したいと思います。  これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  それでは、発言を許可します。質疑はありませんか。  質疑もないようですので、これを終結いたします。  これより、分離して1議案ごとに討論、採決いたします。  念のため申し上げます。討論は登壇の上、1人10分以内で発言願います。  なお、議案第71号 淡路市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  御着席ください。起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第73号 淡路市立図書館設置条例の一部を改正する条例制定の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  御着席ください。起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第74号 淡路市立学童保育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員です。御着席ください。  起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第75号 淡路市体育センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。御着席ください。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第77号 新市まちづくり計画の変更の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員です。着席ください。  起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第78号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の変更の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員です。着席ください。  起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第79号 淡路市新火葬場造成工事請負変更契約締結の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立多数) ○議長(岬 光彦)  起立多数であります。御着席ください。  起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第83号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「集会所等尾崎会館」、「郡家会館」、「糸谷集会所」」については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員です。御着席ください。  起立全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第88号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「婦人の家」については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。着席ください。  起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第90号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「一宮高山農業研修所」については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員です。御着席ください。  起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第95号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「文化ホール「しづかホール」、「サンシャインホール」」については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。御着席ください。  起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。    ◎日程第3.議案第72号、議案第76号、議案第80号~議案第82号、          議案第84号~議案第87号、議案第89号、          議案第91号~議案第94号 ○議長(岬 光彦)  次に、日程第3.議案第72号、議案第76号、議案第80号から議案第82号まで、議案第84号から議案第87号まで、議案第89号、議案第91号から議案第94号までの以上14件を一括議題といたします。  この際、御報告申し上げます。
     産業厚生常任委員会に付託いたしましたこれら14件については、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定した旨、委員長から文書をもって議長宛て報告書が提出されておりますので御了承願います。  本件について、委員長の報告を求めます。  産業厚生常任委員会委員長、松本英志君。 ○産業厚生常任委員会委員長(松本英志) (登壇)  去る11月30日の本会議において、本委員会に付託されました議案14件については、12月2日に委員会において慎重に審査を行いました。  その結果については、会議規則第104条の規定により御報告いたします。  まず、議案第72号 淡路市淡路ワールドパークONOKOROの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件であります。指定管理者から、新型コロナウイルス感染症の影響下にあって、安全かつ安定的な施設運営を考え、これまで培った入園者数の傾向等を分析して適切な休園日の設置及び入園料対象年齢の引下げを行いたい旨の申出があり、市としても指定管理者の主体的な取組を支援するため、所要の措置を講じようとするものであります。  休園日を火曜日から水曜日に変更する、入園料が必要のある者の年齢を4歳以上から3歳以上に引き下げようとするものであります。  質疑といたしましては、なぜ4歳以上から3歳以上へ引き下げるのか、施設そのものの運営は順調ではないのかなどの質疑があり、採決の結果、賛成多数をもって可決すべきものと決した旨、御報告いたします。  次は、議案第76号 淡路市北淡自然休養センターの設置及び管理に関する条例等を廃止する条例制定の件であります。  主要施設である北淡自然休養センター及び北淡体験農業実習館の整備から44年が経過し、老朽化が進む中、年間利用者も減少傾向にあり、市が大規模な改修を実施しても現行の用途の制限下において、現代のニーズに対応した施設の利活用が困難であることから、これらの施設については公共施設としての一定の役割を終えたものと考え、今後は、現在のニーズを踏まえた資産活用のアイデアやノウハウを有する民間事業者にこれらの施設を譲渡することで、既存の公共施設としての位置づけでは対応し切れなかった新しい機能を備えた交流人口の増加、雇用の創出、地元交流等地域経済に資する利活用方法を模索するため、関係する条例を廃止しようとするものです。  廃止する条例、淡路市北淡自然休養センターの設置及び管理に関する条例、淡路市北淡運動広場施設の設置及び管理に関する条例、淡路市北淡体験農業実習館の設置及び管理に関する条例、淡路市北淡観光農林漁業経営管理施設の設置及び管理に関する条例、淡路市立北淡天体観測施設の設置及び管理に関する条例。  この条例の審査に先立ち、委員より、淡路市立北淡天体観測施設の設置及び管理に関する条例の廃止については、所管する委員会が別であるので、でき得るならば合同審査とすべきであるとの意見があり、委員に諮ったところ、本委員会で審査をとの意見が多く、本委員会において審査を行いました。  質疑といたしましては、5施設のうち、今後も引き続き利活用できる施設はないのか等の質疑があり、採決の結果、賛成多数をもって可決すべきものと決した旨、御報告いたします。  次は、議案第80号 淡路市の区域内に新たに生じた土地の確認の件であります。  育波地区において、漁港整備の一環として、岸壁用地、荷捌所敷、道路敷、野積場用地等を確保することを目的に、兵庫県が公有水面埋立工事を実施し、昭和45年4月に竣工許可を受けた市の区域内に新たに生じた土地について、地方自治法第9条の5第1項の規定により、確認するため、議決を求めようとするものであります。  なぜ、今頃になって確認の議決を求めるか等の質疑があり、採決の結果、全員賛成により可決すべきものと決した旨、御報告いたします。  次は、議案第81号 字の区域の変更の件であります。  議案第80号の淡路市の区域内に新たに生じた土地の確認の件に関するもので、兵庫県が実施した育波漁港内の公有水面埋立工事により、市の区域内に新たに土地が生じたので、その土地に係る字の区域を変更するため、地方自治法第260第1項の規定に基づき議決を求めようとするものであり、採決の結果、全員賛成により可決すべきものと決した旨、御報告いたします  次は、議案第82号 市道路線の認定及び変更の件であります。  新火葬場への進入路としてではなく、利便性の向上、地域経済の活性化などの環境整備として、新たに道路整備を行う区域を確定し、市道として認定するとともに、これによる道路網の再編により、既存市道の起点を変更するため、議決を求めようとするものであります。  認定路線、市道生穂津名の郷線、変更路線、市道東線についてであり、採決の結果、全員賛成により可決すべきものと決した旨、御報告いたします。  次に、議案第84号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「老人福祉センター「久留麻老人福祉センター」並びに「柳沢老人福祉センター」」でありますが、久留麻老人福祉センターは淡路市社会福祉法人、淡路市社会福祉協議会に、柳沢老人福祉センターは柳沢地区町内会に、それぞれ指定しようとするものであり、指定期間を5年間とするものであります。  指定期間は、今まで3年であったが、今回なぜ5年間としたのかなどの質疑があり、採決の結果、全員賛成により可決すべきものと決した旨、御報告いたします。  次は、議案第85号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「北淡総合福祉センター」を社会福祉法人淡路市社会福祉協議会へ指定しようとするものであり、指定期間を5年間とするものであり、採決の結果、全員賛成により可決すべきものと決した旨、御報告いたします。  次に、議案第86号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「高齢者生活福祉センター」を淡路市社会福祉法人、淡路市社会福祉協議会に指定しようとするものであり、指定期間を5年間とするものであります。採決の結果、全員賛成により可決すべきものと決した旨、御報告いたします。  次に、議案第87号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「室津ふれあいセンター」については、室津地区社会福祉協議会へ指定しようとするものであり、採決の結果、全員賛成により可決すべきものと決した旨、御報告いたします。  なお、指定期間は5年間とするものであります。  次に、議案第89号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「東浦農林漁家高齢者センター」については、東浦手作り加工グループへ指定管理しようとするものであり、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決した旨、御報告いたします。  なお、指定期間は3年間とするものであります。  次に、議案第91号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「仮屋漁港駐車場」については、全員賛成により可決すべきものと決した旨、御報告いたします。  なお、指定者は仮屋漁業組合へ指定するものであり、指定期間は3年間とするものであります。  次に、議案第92号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「北淡震災記念公園「野島断層保存館」、「セミナーハウス」、「震災体験館」、「公園緑地広場等」」については、株式会社ほくだんへ指定管理しようとするものであり、指定期間は3年間とするものであります。  北淡震災公園については、年々来館者が少なくなってきているが、今後の入館者増についての具体的な考えはあるのかなど多くの質疑があり、採決の結果、全員賛成により、可決すべきものと決した旨、御報告いたします。  なお、指定期間は3年間とするものであります。  次に、議案第93号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「岩屋温浴施設」であります。岩屋温浴施設、美湯松帆の郷については、全員賛成により可決すべきものと決した旨、御報告いたします。なお、指定期間については3年間とするものであり、株式会社キャトルセゾン松帆へ指定管理しようとするものであります。  次に、議案第94号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「香りの公園」については、株式会社淡路島パルシェに指定管理をしようとするものであり、指定期間は3年間といたします。採決の結果、全員賛成により可決すべきものと決した旨、御報告いたします。  以上で本委員会に付託された議案14件の報告といたします。 ○議長(岬 光彦)  委員長報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  それでは、発言を許可いたします。  質疑もないようですので、これを終結いたします。  これより討論、採決いたします。  まず、議案第72号 淡路市淡路ワールドパークONOKOROの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件の討論を行います。  討論は、通告に基づき、議長より指名いたします。  冒頭に賛否を明らかにしてから、理由を述べてください。  11番、鎌塚 聡君であります。  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡) (登壇)  11番、所属政党は日本共産党の鎌塚 聡です。  議案第72号 淡路市淡路ワールドパークONOKOROの設置及び管理に関する条例制定の件について、委員長報告では、可決すべきものということでしたけれども、私は反対の立場で討論を行います。  この議案は、変更点として、1つにワールドパークONOKOROの休園日を火曜日から水曜日に変更すること、2つには入園料が必要となる者の年齢を変更、4歳以上だったものから3歳以上へと引き下げることにするものです。  反対の理由として、今回の改正によって、これまで負担がかからなかった層に負担が増えることになることです。  当局の説明では、今回の3歳以上への入園料負担の理由として、次のことを言っていました。  もともとONOKOROの遊具は全てが3歳から利用できる対象年齢だということのようです。では、なぜ現行はそうではないのか。それは、市がこの施設を管理する以前にこの施設を管理していた会社が、ほかの地域にある同社が管理する施設の入園料を4歳にしていたことに合わせて4歳と設定していたことにより、設置管理条例を設けた際に、4歳以上に入園料を設定した。そういう経過だったといいます。  それを今回、新型コロナウイルス感染症の影響による利用者減などから、条例の設定を施設の利用開始年齢でもある3歳からに合わせる変更をし、その層にも負担を求めるということです。  担当課の説明として、3歳児以上とすることでの年間入場者約30万人の1%分と見て、200万円ほどの増収となる資産とのことでした。  というふうに、市は受益者負担を求めて企業の健全経営を図るためという立場に立っています。指定管理者が市に納める納付金を軽減することで、条例などを変えずに利用者負担を求めないといった考えは、取っていません。  コロナ禍においても、受益者負担を求めていく考えに立てば、今回の変更で対象者を3歳以上としたとしても、想定した増収とならなければ、行く行くは条例の範囲内で現行700円の入場料も経営が厳しいと値上げもされることにもつながりかねません。  また、今回の3歳からの利用料徴収の理由が、コロナ禍での入場数の減と言われますが、一旦今回の条例改正後の条件にして、コロナの影響が解消されたとしてですね、元に戻す確約がどこにあるのでしょうか。  条例をもう一度変えない限り、新型コロナ感染症が収束に向かい客が戻ると収益増にもなるわけです。今回コロナで大変という事情があるのならば、その期間は市も納付金を下げるか、別途指定管理料を支出するなどといった形で、利用者負担とならない手だてを取るべきです。  では、そもそも現状の管理運営でどれだけのコスト等が発生し、さらに今回のコロナでの減収、一体今後どれだけの収支状況になっていくことや、現状の修繕状況や経営状況がどうなっているのかについて、委員会としても把握した上でないと、この議案の賛否は判断できないと思いまして、私は入館者、その層の分布、収入状況及び修繕、経費等支出、また条例が変わることでの今後の収支見込みが詳細に分かる資料の請求を委員長を経由して当局に求めるよう要望しておりました。  その回答として、委員会に提出された資料は、令和元年度の月別入場者数のみです。議長経由で議会から当局に文書で要請があったにもかかわらず、その説明を委員会の冒頭自ら行おうともせず、回答できない箇所についても、その理由を文書で回答するのが筋ではないでしょうか。  現状の収益は450万円ほどあるということが、質疑の中で口頭ではありましたけれども、説明がありましたけれども、それが今後どのように推移するのかなど、今後の収支については、経営者のノウハウの部分以外に単純に収支見込みなどは委員会に提出されてしかるべき情報と思います。  しかし、企業側の要望で出せない旨、担当はそのようにお答えしております。  そうした具体の資料も示されず、どうして3歳以上への負担を求める変更を認めることができるのでしょうか。この点も反対の理由の1つです。  コロナの影響というのならば、むしろ利用者に負担を求めるのではなく、三セクが管理する市の施設への指定管理料を増額したときのように、行政としても負担をすることをなぜしないのでしょうか。  今回の変更で、現行で利用者に負担を求めていない年齢に負担を求めていくことになる点での後退であり、この条例改正には賛同できません。  以上のことを述べて、反対の討論といたします。 ○議長(岬 光彦)  以上で、通告に基づく発言は終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立多数) ○議長(岬 光彦)  起立多数であります。御着席ください。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第76号 淡路市北淡自然休養センターの設置及び管理に関する条例等を廃止する条例制定の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。御着席ください。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第80号 淡路市の区域内に新たに生じた土地の確認の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。御着席ください。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第81号 字の区域の変更の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。御着席ください。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第82号 市道路線の認定及び変更の件については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。御着席ください。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第84号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「老人福祉センター「久留麻老人福祉センター」、「柳沢老人福祉センター」」については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。御着席ください。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第85号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「北淡総合福祉センター」については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員)
    ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。御着席ください。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第86号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「高齢者生活福祉センター」については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。御着席ください。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第87号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「室津ふれあいセンター」については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。御着席ください。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第89号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「東浦農林漁家高齢者センター」については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。御着席ください。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第91号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「仮屋漁港駐車場」については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。御着席ください。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第92号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「北淡震災記念公園「野島断層保存館」、「セミナーハウス」、「震災体験館」、「公園緑地広場等」」については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。御着席ください。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第93号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「岩屋温浴施設」については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。御着席ください。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第94号 公の施設の指定管理者の指定に関する件「香りの公園」については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。御着席ください。  よって、本案は原案のとおり可決されました。       ◎日程第4.議案第96号~議案第99号、議案第101号 ○議長(岬 光彦)  次に、日程第4.議案第96号から議案第99号まで、議案第101号の以上5件を一括議題といたします。  御報告申し上げます。補正予算審査特別委員会に付託いたしましたこれら5件につきましては、審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定した旨、委員長から文書をもって議長宛て報告書が提出されておりますので御了承願います。  お諮りいたします。委員長の報告につきましては、会議規則第40条第3項の規定により省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岬 光彦)  御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  これより分離して1議案ごとに討論、採決いたします。  まず、議案第96号 令和2年度淡路市一般会計補正予算(第7号)に対する討論を行います。  討論は、通告に基づき、議長より指名いたします。  冒頭に賛否を明らかにしてから、理由を述べてください。  11番、鎌塚 聡君であります。  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡) (登壇)  11番、所属政党日本共産党の鎌塚 聡です。  議案第96号 令和2年度淡路市一般会計補正予算(第7号)についての賛成討論を行います。  この議案は、歳入歳出にそれぞれ6億2,262万8,000円を追加し、歳入歳出総額それぞれ368億3,303万8,000円とすることや、繰越明許費補正等を行うものです。  歳出について、新型コロナウイルス感染症対策としての新生児に対する特別給付金の対象の期間を延長し、来年3月末までに生まれた方を対象にすることや、小中学校の特別支援教室の環境整備、東浦図書館の空調設備更新、災害対応などの予算を追加するものです。議決後には、速やかな執行で住民福祉向上を求めるものです。  今回の補正予算を追加しての施策展開の中で、課題や問題も質疑を通して分かったものがあるので、意見として指摘しておきます。  まず、国等の特別給付金の対象とならない新生児に対する応援事業についてです。  今回の対象となる期間の延長を行うものですが、コロナ禍での妊婦や新生児というのは、今回延長する期間である3月末日の後にも当然出産される方もおられるわけで、つまり今春以降のいわゆる第3波の中で妊娠し、4月以降の出産される方はそれまでの間、不安の中で生活をし、出産を迎えることになるのにはかわりありません。  ですので、今回の延長の判断が他市の状況等を見てということも、当局は言われておられましたけれども、国の基準を超えてやっている独自事業として行っていることは評価するところですので、3月末で他市がやめたから我が市もやめるではなしに、今回の延長の判断の前提をコロナ禍で大変な方への支援という本旨に戻って、コロナが収束したと言える状況となるまで続けるという認識で、今後のことも含めて新年度対応の検討を進めるべきと申しておきます。  次に、遠隔手話サービス等利用聴覚障害者意思疎通支援事業については、市は今回ノートパソコンなどの購入で態勢を整えることになりますが、実際の利用がなされる際には、利用者には通信料も発生し得ることから、その負担がかからない施策等の対策を施すことも求めておきます。  次に、東浦漁村センター改修事業については、今回の改修対象は主に2階調理室に関係する部分についての補正となっていますが、建設後年数もたっており、ほかの箇所の老朽化などへの修繕費用も今後適切に行っていただくことを求めておきます。  最後に、防災行政無線のデジタル化整備についてですが、ダイポールアンテナを800本増やすための費用については、6月議会で当局が議会に説明していた前提を覆す内容も質疑を通じて発覚したところです。  この件については、委員会審査の中で、長濵副市長より謝罪もありました。次の議会の開催の際には変更契約の議案が出るようですので、その際の提案説明のときには、なぜこのようなことが起こったかの検証と、今回のようなことが起こらない対策など、しかるべき説明がなされるべきであるということは申し添えておきます。  以上の意見を付して、討論といたします。 ○議長(岬 光彦)  以上で、通告に基づく発言は終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。お座りください。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第97号 令和2年度淡路市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。お座りください。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第98号 令和2年度淡路市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。お座りください。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第99号 令和2年度淡路市介護保険特別会計補正予算(第4号)については、討論の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  これより表決に入ります。本案を委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。御着席ください。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第101号 令和2年度淡路市一般会計補正予算(第8号)に対する討論を行います。  討論は通告に基づき、議長より指名します。  冒頭に賛否を明らかにしてから、理由を述べてください。  11番、鎌塚 聡君であります。  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡) (登壇)  11番、所属政党日本共産党、鎌塚 聡です。  議案第101号 令和2年度淡路市一般会計補正予算(第8号)について、賛成討論を行います。  この議案は、歳入歳出それぞれ1,653万6,000円を追加し、歳入歳出総額それぞれ368億4,957万4,000円とするものなどです。  今回の補正予算の内容は、新型コロナウイルス感染症対策としてのひとり親世帯への臨時特別給付金事業1,900万円余、高病原性鳥インフルエンザ対策として職員の時間外勤務手当などや、感染した鳥の焼却作業の経費、事業者に対する経営支援となる利子補給、これらに644万円を計上するものです。  これについては、感染症という、その人に責任があって起こったものとは到底言えない事象が市内でも発生しており、今回の補正は不可欠のものと考えます。  議決後の速やかな執行と質疑で分かった課題にもしっかり対応することを、以下意見として述べておきます。  まず、ひとり親支援策については、国の予備費の活用での対策となります。国の予備費活用については、GoToトラベル事業に3,000億円以上の支出がある一方医療機関への支援がないなど問題もあります。  夏冬の一時金が3から4割の医療機関で支給できていないという調査もあり、GoToトラベルの分に対する施策に予算を回すべきものだと考えます。そうした声を自治体からも届けるべきです。  野党4党は、11月16日にひとり親への給付金の再支給をする法案も国会に提出しており、コロナ対策含めてほかの課題についても議論を深めず、臨時国会を閉じたことにも問題はあると言っておきます。  閣議決定後の衆参両院の予算委員会の理事懇談会で、このひとり親世帯給付金支給について、財務省の担当は、年内をめどにとしか答えず、年内支給をするとは答えていません。  それを踏まえた上で、自治体によっては年を越しての支給ということも発生するのかもしれません。  市においては、議決後スケジュールも先ほど示されたわけですので、申請が必要となる方に対しては情報を早急に届け、確実に対象者に振り込みがなされることを求めます。  さらに鳥インフルエンザ対策に関しては、対応した職員のメンタルケア等を考慮した対応も実施し、また事業者の逸失利益も考慮した市独自の検討も求めておきます。
     以上の意見を付して、討論といたします。 ○議長(岬 光彦)  以上で、通告に基づく発言は終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。御着席ください。  よって、本案は原案のとおり可決されました。                ◎日程第5.発委第3号 ○議長(岬 光彦)  次に、日程第5.発委第3号 激甚化する自然災害への対応と地域の安全・安心を確保するための社会資本整備の更なる推進を求める意見書を議題といたします。  これより上程議案に対する提出者の説明を求めます。  産業厚生常任委員会委員長 松本英志君。 ○産業厚生常任委員会委員長(松本英志) (登壇)  発委第3号、淡路市議会議長 岬 光彦様。提出者、淡路市議会産業厚生常任委員会委員長 松本英志。  激甚化する自然災害への対応と地域の安全・安心を確保するための社会資本整備の更なる推進を求める意見書。  上記の議案を別紙のとおり、淡路市議会会議規則第14条第2項の規定により提出いたします。  なお、提案説明については、朗読をもって提案説明とさせていただきます。  現在、世界的な気候変動の影響を受け、全国各地において甚大な自然災害が発生している。激甚化・頻発化する自然災害に備え、国民の生命・財産を守る国土強靱化は一層の重要性を増しており、喫緊の課題となっている。  こうした状況を踏まえ、今後起こり得る大規模自然災害の被害を最小限に抑え、迅速な復旧・復興へとつながる防災、減災、国土強靱化のための十分な予算の安定的かつ継続的な確保を国に対し、強く要望するものであります。  激甚化する自然災害への対応と地域の安全・安心を確保するための社会資本整備の更なる推進を求める意見書。  近年、令和元年東日本台風、令和2年7月豪雨など、激甚化・頻発化する自然災害により全国各地で甚大な被害が発生し、地域の社会経済活動が麻痺するとともに、数多くの人命、財産が失われた。  国土の強靱化は、激甚化・頻発化する豪雨などの自然災害への対策はもとより、近い将来発生が懸念される南海トラフ地震への対応は喫緊の課題となっている。  地域の安全・安心を確保するため、国土の強靱化対策は必要不可欠である。  よって、国において、防災・減災、国土強靱化対策をより一層推進するために、下記の事項に取り組まれるよう強く要望いたすものであります。  1つには、「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」に続き、長期に及ぶ大規模で抜本的な対策を行う事業など対象事業の拡大も含め、必要な予算を安定的に別枠で確保すること。  1つには、長寿命化計画に基づく道路橋梁等、社会基盤施設の修繕や更新等の老朽化対策が確実に進められるよう、新たな財源を創設するとともに、長期安定的に必要かつ十分な予算を確保すること。  1つには、令和2年度で終了することとされている緊急防災・減災事業や緊急自然災害防止対策事業等については、令和3年度以降も延長するとともに、実情に沿った、より活用しやすい地方債制度にするなど地方財政措置を拡充すること。  1つには、社会資本の適切な整備及び管理に加え、災害発生時の迅速かつ円滑な対応等のため、国の地方整備局を含め、現場に必要な人員の確保や体制の維持及び充実を図ること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和2年12月14日。淡路市議会議長 岬 光彦。  衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、財務大臣、農林水産大臣、国土交通大臣、内閣府特命担当大臣、国土強靱化担当大臣。以上であります。  賛同のほう、よろしくお願いいたします。 ○議長(岬 光彦)  提出者の説明は終わりました。  これより、上程議案に対する質疑に入ります。  なお、上程議案に対する質疑の通告を受けておりませんので、これを終結いたします。  次に、ただいま議題となっております発委第3号については、会議規則第38条第2項本文の規定により、委員会には付託いたしません。  これより、討論採決いたします。  なお、発委第3号については、討論の通告を受けておりませんので、これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  発委第3号 激甚化する自然災害への対応と地域の安全・安心を確保するための社会資本整備の更なる推進を求める意見書について、原案のとおり可決することに賛成の諸君は起立願います。                  (起立全員) ○議長(岬 光彦)  起立全員であります。御着席ください。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  お諮りします。ただいま可決されました意見書の取扱いについては、議長に御一任願いたいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岬 光彦)  御異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。       ◎日程第6.広報広聴調査特別委員会委員派遣承認要求の件 ○議長(岬 光彦)  続いて、日程第6.広報広聴調査特別委員会委員派遣承認要求の件を議題といたします。  広報広聴委員会の所管については、会議規則第100条の規定により、閉会中に意見交換会を実施したい旨、委員長から文書をもって議長宛要求書が提出されております。  つきましては、委員長の要求どおり承認したいと思いますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岬 光彦)  御異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。      ◎日程第7.常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査の件 ○議長(岬 光彦)  次に、日程第7.常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査に関する件を議題といたします。  常任委員会及び議会運営委員会の所掌事務等について、それぞれ委員長から、会議規則第105条の規定により、お手元に配付いたしておりますとおり、閉会中継続調査をいたしたい旨の申出がありました。  お諮りいたします。各常任委員長及び議会運営委員長より申出のとおり、閉会中の継続調査をすることに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岬 光彦)  御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。       ………………………………………………………………………… ○議長(岬 光彦)  以上で、本日の日程は終わりました。  この際申し上げます。今期定例会の会議録の調製につきましては、議長において、後刻録音等を精査し、しかるべく措置をいたしたいと存じますので、御了承願います。  お諮りいたします。今期定例会に付議された案件は全て議了いたしましたので、閉会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岬 光彦)  御異議なしと認めます。  よって、令和2年第88回淡路市議会定例会は、これをもって閉会いたします。  閉会に当たりまして一言御挨拶を申し上げます。  今期定例会は、去る11月27日の招集以来、本日まで18日間の会期でございましたが、その間に審議されました案件は、改正条例をはじめ、廃止条例、事件決議、一般会計及び特別会計の補正予算、人事案件など、市政の当面する重要案件でありました。  ここに滞りなく全ての議案が議了できましたことは、市政のため、誠に御同慶に堪えません。ここに議員各位の御協力に対し、厚く御礼申し上げる次第でございます。  また、門市長をはじめ幹部職員の皆様の議会審議に寄せられました真摯なる態度に深く敬意を表するところであり、審議の過程で議員各位から述べられた意見等につきましては、今後の市政執行に十分反映されますようお願い申し上げます。  令和2年も残すところあと僅かとなりましたが、議員各位並びに門市長をはじめ当局の皆様におかれましては、公私とも大変御多用のことと存じますが、何とぞ御自愛の上、市政発展のため一層の御精励を賜りますようお願い申し上げます。  後になりましたが、報道関係各位の御協力に対し感謝申し上げ、閉会の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。  続きまして、門市長から御挨拶がございます。  門市長。 ○市長(門 康彦) (登壇)  第88回淡路市定例会の閉会に当たり、御挨拶を申し上げます。今定例会は11月27日の開会以来、本日までの18日間にわたり、提案しておりました条例制定をはじめ、事件決議、補正予算及び人事案件など、当面する重要案件につき、御審議を賜り本日ここに全議案を適切に議了していただき、厚く御礼を申し上げます。  また、このたびは新型コロナウイルス感染症対策及び鳥インフルエンザ関連の追加補正予算についてもスピード感をもって対応いただき、重ねて御礼を申し上げます。  会期中、議員各位から賜りました貴重な御意見、御提案等につきましては、二元代表制の下、十分これを尊重し、市政推進の参考とさせていただき、今後とも議会と連携を図りながら、公正、公明、公平な市政運営に取り組んでまいりますので、なお一層の御指導と御支援をよろしくお願い申し上げます。  本市は、平成17年4月1日の5町合併により、兵庫県で27番目の市として誕生し、本年で市制施行から15年を迎えました。この15年を振り返りますと、合併当初は、旧町から引き継いだ阪神・淡路大震災復興事業に係る負担が大きく、破綻寸前の危機的財政状況でありましたが、職員数の削減、給与のカット、事務事業の見直しなど、様々な行財政改革に取り組みながら、5地域の融和とバランスに配慮した整備を行い、新市の一体感の醸成を図りながら、市民とともに身の丈に合った持続可能な市政運営の確立に努めてまいりました。  財政状況が厳しい中ではありましたが、本市の優位性を最大限に生かし、企業誘致の積極的な推進、公共交通及び観光政策の充実、特色ある教育の推進を最優先に、創意工夫をしながら、先導的な事業も実施してまいりました。  主な事業としましては、本庁舎及び各地域事務所の庁舎整備、市外から24社の企業誘致による雇用の創出、未利用施設の利活用、岩屋明石海峡航路の存続、コミュニティバスの運行、女子プロ野球の誘致、日本遺産の認定、タブレット教育の導入などが挙げられます。  地域の魅力とこれらの取組が評価をされまして、2019年度全国ブランド魅力度ランキングにおいて、約1,800ある自治体の中で64位という高評価を頂くことができました。  これからも市制15周年のスローガンである、未来への飛躍、輝く淡路市の下、淡路島のフロントリーダーとして、これからの淡路市のあるべき姿、後継者育成、大阪湾活性化構想、そして淡路島1市への環境づくりなど、将来に夢を持ってさらに飛躍できる淡路市を目指し、その歩みを一歩ずつ前に進めてまいりますので、なお一層の御支援をよろしくお願い申し上げます。  終わりに、今年も早いもので1年の締めくくりの時期となり、一段と寒さが厳しくなってまいりました。議員各位には御自愛の上、御健勝にて新年をお迎えいただき、より一層の御活躍を御祈念いたします。  また、報道機関の御協力にも感謝を申し上げ、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(岬 光彦)  以上をもちまして終了いたします。  皆様、大変御苦労さまでございました。              閉会 午後 2時05分...