引き続きまして、開会に先立ち、
門市長の御挨拶がございます。
市長、門 康彦君。
○市長(門 康彦) (登壇) おはようございます。
第70回
淡路市議会の開会に当たり、御挨拶を申し上げます。
本日
定例会を招集いたしましたところ、
議員各位には、定刻に御参集をいただき、ここに開会の運びになりましたことを、衷心より厚く御礼を申し上げます。
加えて、平成17年の
市制施行から13年をかけて積み重ねてこられた
市議会の歴史の中で、本
定例会が記念すべき第70回という大きな節目を迎えられました。
歴代の正副議長を初め、
市議会の
皆様方の御理解、御支援のたまものであり、改めて深く敬意を表します。
今後とも、
間接民主主義と二元
代表制の趣旨を尊重し、議会と連携を図りながら、本市のさらなる飛翔に向け、未来へつなぐ
まちづくりに全力で取り組んでまいりますので、引き続き
市政進展への御支援、御協力をよろしくお願い申し上げます。
さて、先月21日、宮城県亘理町を視察してまいりました。亘理町では、平成23年3月11日の
東日本大震災により306名の町民が亡くなられました。
本市では、22年前の阪神・
淡路大震災を体験し、
全国各地からの心温まる支援をいただいた市としての責務として、平成23年6月からこれまで、計7名の職員を派遣し、現在も継続して派遣をしています。
復興状況を現地で確認してまいりましたが、町の
特産品である
イチゴ栽培の
ビニールハウスの整備、
道路等の
ハード整備につきまして、7割程度は完成をしていました。
また、
町役場は、現在もプレハブの
仮設庁舎でありましたが、2020年3月末には新庁舎が完成する予定ということで、復興の歩みが直実に進んでいることを確認することができました。
今回の亘理町への視察を通して、近い将来発生が予想される
南海トラフ巨大地震に対する本市の
防災対策強化の
必要性を再認識したところであります。
先月5日に実施しました
総合防災訓練では、
岬議長を初め
議員有志の方々にも御参加をいただきましたが、今後とも実践的な訓練の実施を継続していくことにより、自分の身は自分で守ることと、力を合わせて助け合い、
自分たちの町を守る意識の醸成を図っていきたいと考えています。
また、亘理町の
齋藤町長さんからは、
職員派遣に対する謝意という今後の
連携強化の中で、特に本市の
観光政策をぜひ参考にしたいというお話をいただきました。
本市の
観光政策、
ピーアールということでは、具-1グランプリを先月3日に開催しましたが、
地域食材を積極的に活用することにより、
淡路市も広く
ピーアールし、観光による
交流人口の増加を図り、さらなる
地域活性化に取り組んでいます。
また、マスコミと連携した
ピーアール事業としまして、
NHKの
人気ラジオ番組である「
ラジオ深夜便」の
公開収録を本市が誘致し、今月9日に「
NHKラジオ深夜便のつどい」が
しづかホールで開催されます。
全国各地から多くの
参加申し込みをいただいているところであり、本市の魅力を伝えるすばらしい機会になると考えています。
このような
一つ一つの取り組みを積み重ねながら、
世界的観光立島淡路市、「いつかきっと帰りたくなる
街づくり」の実現を目指してまいります。
議員の皆様におかれましては、今後の
市政進展に格別の御指導、御鞭撻を賜りますよう、心からお願いを申し上げ、開会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。
○議長(岬 光彦)
門市長の御挨拶が終わりました。
それでは、ただいまから、平成29年第70回
淡路市議会定例会を開会いたします。
直ちに本日の会議を開きます。
本日の
議事日程は、お手元に印刷配付しておりますとおりでございます。
◎
日程第1.
会議録署名議員の指名
○議長(岬 光彦) これより
日程に入ります。
日程第1.
会議録署名議員の指名であります。
会議録署名議員は、
会議規則第82条の規定によって、議長より指名いたします。
5番
岨下博史君、6番
冨永康文君。以上2名の
議員にお願いいたします。
◎
日程第2.会期の決定
○議長(岬 光彦) 次は、
日程第2.会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から12月19日までの19日間といたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(岬 光彦) 異議なしと認めます。
よって、さよう決します。
◎
日程第3.諸般の
報告
○議長(岬 光彦) 次は、
日程第3.諸般の
報告であります。
本日、市長から提出されます案件は、お手元に印刷配付しておりますので、御了承願います。
次に、
地方自治法第121条第1項の規定に基づき、説明のため
今期定例会に出席を求めた者の
職氏名は、お手元に配付いたしておりますとおりです。
次に、市長から、
地方自治法第180条第1項の規定に基づき
専決処分した事件の
報告について、
報告第15号及び第16号として提出されました。
次に、
会議規則第162条第1項ただし書の規定に基づき、閉会中に
議会報告会のために
議員を派遣いたしましたので、御
報告いたします。
次に、
監査委員から、
地方自治法第235条の2第3項の規定により、
一般会計及び
特別会計等の平成29年8月分、9月分及び10月分の
現金出納検査結果
報告書がそれぞれ提出されました。
よって、その写しをお手元に配付いたしておりますので、御了承願います。
以上で諸般の
報告は終わりました。
◎
日程第4.広報広
聴調査特別委員会調査報告の件
○議長(岬 光彦) 次に、
日程第4.広報広
聴調査特別委員会調査報告の件を議題といたします。
広報広
聴調査特別委員会の
所管事務調査については、本年11月1日から2日にわたり、
管外行政調査を実施した旨の
報告を受けておりますので、
委員長から
調査報告をお願いいたします。
広報広
聴調査特別委員会委員長、
西村秀一君。
○広報広
聴調査特別委員会委員長(
西村秀一) (登壇)
皆さんおはようございます。
広報広
聴調査特別委員会委員長の西村でございます。
このたび、
委員会として、平成29年11月1日、
市議会における広聴制度のあり方について三重県
四日市市議会を視察に、11月2日に
市議会だよりの編集の研修に
兵庫ジャーナル社に行かせていただきました。
11月21日に
委員会を開催し、参加した委員の皆様から提出していただいた
視察報告書をもとに、忌憚のない意見を言っていただき、
委員会としての今後の
方向性も含め、
報告書をまとめさせていただきましたので、この場をかりて御
報告をさせていただきます。
研修の全てをお伝えすることは時間の関係上できませんので、要点をまとめて御
報告いたします。
詳細は、
視察報告書を
事務局に提出しておりますので、御自由に閲覧していただければと思います。
四日市市議会は、
議会改革度ランキングでも全国でトップクラスの評価を受け続けており、
議会改革の進んだ
市議会として知られています。
今回の視察は、市民に開かれた議会を目指して、一歩でも二歩でも前に進んでいかなければならない我々
淡路市議会の中で、広報広
聴調査特別委員会が取り組んでいる広聴に関する部分です。
今期中に、もしくは来期までに実施を検討すべきものとして、
1つ目に
シティーミーティング、
議会報告会を
定例会ごとに二部構成で開催、
常任委員会ごとに
テーマを決めて
議会報告会の後、
シティーミーティングとして
意見交換会を実施、映像のように、
議員1人から2人に市民10人前後でグループをつくり、
テーマを決め、議論する
ワークショップ方式にも取り組んでおられます。
2つ目に、市民から議会に対しての意見を吸い上げる方法として、
議会モニター員制度の取り組み、地域から二、三人の推薦を依頼し、
一般公募10人、学生も入っていただき、
年齢構成も配慮、
男女比は6対4ぐらいとのこと。
モニター員と年に数回アンケートを
意見交換会を実施、
住民参画の反映を担保している。
モニター員の意見から改革した例として、
傍聴席からでは
議員が後ろ向きで誰がどこに座っているかわからないということで、本
会議場の
座席表を
傍聴席に配布、
傍聴席での音声を聞き取りやすくするため議場にスピーカーを増設した等、小さな声を吸い上げるべく、さまざまな意見を頂戴し反映しています。
次に、
市議会アンケートの実施、映像は
四日市市議会は議会が市民にどのように見られているのかという観点から、映像のような市民アンケートを実施しています。
今回新たに、市民が議会を点数で評価するという市民アンケートを作成、アンケート結果もこのようにホームページ上で公開しております。当然正確な評価となる数字とは言えないかもしれないが、いま一度
自分たちの立ち位置を確認した上で、そこからさらに
議会改革をスタートするという考えは賛同できるものであります。
我々も、今期中には検討したいとの考えが委員の中からもありました。
最後に、議長の
定例会見、市民に発信する手段として、議長の
定例会見を議会後に行うようにしており、そのためのメディア対応用のバックボードも用意されていました。
淡路市でも、11月の17日、18日の両日に
議会報告会を行いましたが、結果をしっかりと精査し、今回の視察で得たことをもとに、市民に情報発信、情報共有する手段を議論してまいります。
2日目は、市民に対し、議会の
議員の情報発信手段として、議会広報紙の充実した紙面づくりを目指すために、
兵庫ジャーナル社にて研修をさせていただきました。
1.広報誌の基礎知識として、議会活動は減点主義になりがちである。もっと議会が頑張っていることを積極的に市民に知ってもらう
必要性がある。
2.小学校高学年生レベルに合わせた用語説明。
3.単位、送り仮名等の統一。
4.旬な話題を特集ページを活用して掲載。
5.表紙写真は目線より下からの撮影を心がける。
6.各ページコーナーごとにリード文を作成。
講師からは、魂を込めて広報紙づくりを行ってほしい等、さまざまな角度から編集技術を研修いたしました。
研修終了後、広報委員のメンバーが一丸となって、よりよい議会広報紙づくりに取り組む決意を改めていたしました。
今回の視察を受け、次の50号には、視察の成果を反映させてまいります。
どうか市民の皆様、来年2月発刊予定の「こんにちは議会です。50号」をどうか楽しみにしてください。
以上で、広報広
聴調査特別委員会視察
報告を終わります。以上です。
○議長(岬 光彦) 以上で
調査報告を終わります。
◎
日程第5.
議案第50号~
日程第42号.諮問第5号
○議長(岬 光彦) 次に、
条例制定議案の
日程第5.
議案第50号から
日程第7.
議案第52号まで、事件決議
議案の
日程第8.
議案第53号から
日程第37.
議案第82号まで、
専決処分の
日程第38.承認第6号及び
日程第39.承認第7号、
補正予算の
日程第40.
議案第83号及び
日程第41.
議案第84号、人事案件の
日程第42.諮問第5号の以上38件を一括議題といたします。
これより、上程
議案に対する市長の説明を求めます。
市長、門 康彦君。
○市長(門 康彦) (登壇) それでは、専決
報告議案、承認第6号及び第7
号、条例制定議案第50号から第52号まで、事件決議
議案第53号から第82号まで、予算
議案第83号及び第84号、諮問第5号の、これら提出
議案38件の説明を一括して申し上げます。
まず、専決
報告議案2件の説明を申し上げます。
承認第6号の
淡路市
一般会計補正予算(第4号)の
専決処分につきましては、本年9月28日の衆議院解散に伴い衆議院
議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査を行う必要を生じたため、既決予算に3,160万円を追加し、補正後の予算額を308億9,670万円余としたものです。
承認第7号の
淡路市
一般会計補正予算(第5号)の
専決処分につきましては、本年10月22日の台風第21号による被害について早期に復旧を行う必要が生じたため、既決予算に3,000万円を追加、補正後の予算額を309億2,670万円余とし、地方債の変更を1件としました。
なお、これら2件につきましては、早急に執行する必要があったため、緊急を要し、議会を招集する時間的余裕がありませんでしたので、
専決処分したものであります。
続きまして、
条例制定議案3件の説明を申し上げます。
議案第50号の
淡路市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する
条例制定の件につきましては、職員の
育児休業等に係る人事院規則の一部改正に伴い、当該改正に基づく国家公務員の育児休業制度にならって、非常勤職員の育児休業について、2歳まで延長できるよう、所要の措置を講じます。
議案第51号の
淡路市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する
条例制定の件につきましては、いわゆる第7次地方分権一括法の施行により、引用する法律の条項にずれが生じることから、所要の措置を講じます。
議案第52号の
淡路市営駐車場の設置及び
管理に関する条例の一部を改正する
条例制定の件につきましては、遠田バス停駐車場について、環境が整ったことから、
施設整備を行い、有料化するため、所要の措置を講じます。
続きまして、事件決議30件につきまして、説明を申し上げます。
議案第53号の
淡路広域行政事務組合規約の変更につきましては、農業災害補償法の一部を改正する法律の施行に伴い、新たに事務が追加されることから、
淡路広域行政事務組合規約を改正するに当たり、
地方自治法に基づく関係市への協議について、同法の規定により、議会の議決を求めるものであります。
議案第54号の
市道路線の認定の件につきましては、生穂新島地内の企業誘致促進及び避難路確保等の利便向上を図るため、道路整備を行うに当たり、新たに路線を認定します。
議案第55号の
佐野運動公園第1
野球場夜間照明設備設置工事請負変更契約締結の件につきましては、地中の障害物により、照明塔基礎工事の施工が困難であることから、工法を変更するほか、その位置を一部変更するなどで、変更後の契約額は5億2,950万円余であります。
議案第56号の「
尾崎会館」、「
郡家会館」及び「
糸谷集会所」の
指定管理者の
指定に関する件につきましては、「
尾崎会館」は尾崎地区町内会を、「
郡家会館」は郡家地区町内会を、「
糸谷集会所」は糸谷町内会を、それぞれ
指定管理者として
指定します。
議案第57号の「
竹の子」、「障がい
者地域生活拠点ぽれぽれ」、「
あいあい」及び「
ひまわり」の
指定管理者の
指定に関する件につきましては、それぞれ
淡路市社会福祉協議会を
指定管理者として
指定します。
議案第58号の「
久留麻老人福祉センター」及び「
柳沢老人福祉センター」の
指定管理者の
指定に関する件につきましては、「
久留麻老人福祉センター」は
淡路市社会福祉協議会を、「
柳沢老人福祉センター」は柳沢地区町内会を、それぞれ
指定管理者として
指定します。
議案第59号の「
北淡総合福祉センター」及び
議案第60号の「
高齢者生活福祉センター」
指定管理者の
指定に関する件につきましては、それぞれ
淡路市社会福祉協議会を
指定管理者として
指定します。
議案第61号の「婦人の家」の
指定管理者の
指定に関する件につきましては、大磯町内会を
指定管理者として
指定します。
議案第62号の「
東浦農林漁家高齢者センター」の
指定管理者の
指定に関する件につきましては、東浦手づくり加工グループを
指定管理者として
指定します。