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令和 2年予算決算常任委員会(12月23日)

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  1. 丹波市議会 2020-12-23
    令和 2年予算決算常任委員会(12月23日)


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    令和 2年予算決算常任委員会(12月23日)              予算決算常任委員会会議録 1.日時   令和2年12月23日午前9時30分〜午後2時15分 2.場所   議事堂第2委員会室 3.出席委員   委員長        山 名 隆 衛  副委員長        小 川 庄 策   委員         足 立 嘉 正  委員          酒 井 浩 二   委員         西 脇 秀 隆  委員          西 本 嘉 宏   委員         奥 村 正 行  委員          前 川 進 介   委員         谷 水 雄 一  委員          吉 積   毅   委員         小 橋 昭 彦  委員          垣 内 廣 明   委員         太 田 一 誠  委員          太 田 喜一郎   委員         大 西 ひろ美  委員          近 藤 憲 生   委員         渡 辺 秀 幸  委員          広 田 まゆみ   委員         須 原 弥 生  議長          藤 原   悟 4.欠席委員   なし 5.議会職員
      事務局長       荻 野 隆 幸  議事総務課長      荒 木   一   書記         畑 井 大 輔 6.説明のために出席した者の職氏名   市長         林   時 彦  教育長         岸 田 隆 博   理事         井 上 鉄 也  技監兼入札検査部長   上 畑 文 彦    企画総務部   企画総務部長     近 藤 紀 子  政策担当部長      近 藤   巧   未来創造課長     藤 浦   均  公共交通係長      足 立 恵 一   総合政策課長     清 水 徳 幸  政策係長        荻 野 雅 文    財務部   財務部長       北 野 壽 彦   財政課長       早 形   繁  副課長兼財政係長    秋 山 浩 二   税務課長       荻 野 浩 行  市民税係長       豊 嶋 忠 夫                       資産税係長       吉 岡 靖 志    まちづくり部   まちづくり部長    太 田 嘉 宏   市民活動課長     小 畠 崇 史   人権啓発センター副所長兼人権推進係長              足 立 倫 啓   文化・スポーツ課長  宮 野 真 理   施設管理課長     近 藤 克 彦    生活環境部   生活環境部長     余 田   覚   市民課長       里   美 典   くらしの安全課長   徳 岡   泰   環境課長       井 上 里 司    健康福祉部   健康福祉部長     金 子 ちあき  健康・子育て担当部長  大 槻 秀 美   社会福祉課長     森 本 英 行  監査指導係長      足 立 勝 弘                       福祉総務係長      村 上 浩 一   障がい福祉課障がい総務係長       障がい支援係長     中 辻 一 歩              徳 田 克 彦   自立支援課長     中 村 直 樹  家庭児童相談係長    山 本 昌 彦                       生活援護係長      松 浪 克 幸   介護保険課長     谷 水   仁  副課長兼介護保険係長  大 西 万 実   地域医療課長     足 立 安 司  副課長兼地域医療係長  大 野 昌 也   健康課長       安 達 則 子   子育て支援課長    谷 口 正 一  認定こども園係長    福 田 みさ代                       児童発達支援係長    片 山 慎 也   国保診療所事務長   畑 田 喜代美   市立看護専門学校事務長              荒 木 和 美    産業経済部   産業経済部長     岡 林 勝 則  農林担当部長      畑 田 弥須裕   新産業創造課長    高 見 英 孝   観光課長       中 原 有 美   定住促進課長     高 見 卓 之   恐竜課長       田 原 弘 義   農業振興課長     高 槻 淳 一  農政係長        中 尾 大 介                       農業振興係長      若 狭 光 正   農林整備課長     田 村   猛    建設部   建設部長       近 藤 利 明   次長兼道路整備課長  里     充  副課長兼道路整備係長  足 立   渡   都市住宅課長     岡 林 良 尚  都市計画係長      向 井 克 仁   河川整備課長     高 野 和 典  副課長兼河川総務係長  足 立 真 人    消防本部   消防長        中 道 典 昭    教育部   教育部長       藤 原 泰 志  次長兼学校教育課長   足 立 和 宏   学事課長       井 尻 宏 幸  副課長         服 部   昇   植野記念美術館副館長 山 内 邦 彦  美術館係長       古 川 徳 晴 7.傍聴者   0人 8.審査事項   別紙委員会資料のとおり 9.会議の経過                 開会 午前9時30分 ○委員長(山名隆衛君) 皆さんおはようございます。  ただいまから予算決算常任委員会を開催いたします。  開催に当たりまして、委員長として一言お願いの挨拶を申し上げます。  このたびは委員長に就任させていただき誠にありがとうございます。微力ではございますが、委員会がスムーズに進みますよう努めさせていただきます。委員の皆様並びに市当局の皆様の御協力をよろしくお願いいたします。  それでは、議長より挨拶をお願いいたします。  議長。 ○議長(藤原悟君) おはようございます。  今日は補正予算の審査、お世話になりますがよろしくお願いします。  当局の皆さんには、昨日おとといと各常任委員会で丁寧な説明をいただきましてありがとうございます。本日も特に新しい事業等は丁寧な説明をよろしくお願いいたします。また委員の皆さんには、予算審査ですので一般質問にならないように注意していただきまして、十分な議論をお願いいたします。よろしくお願いします。 ○委員長(山名隆衛君) それでは、市長より挨拶よろしくお願いいたします。  市長。 ○市長(林時彦君) おはようございます。  連日の常任委員会に続きまして、本日も予算決算常任委員会ということでお世話になります。新委員長の下、新しく組織されました予算決算常任委員会ということで、先ほどの議長の忠告にもありましたように、きちっとした説明をしていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(山名隆衛君) 議事に入ります。  付託議案審査のため、担当職員の出席を許可しております。  発言の際は、所属・職名を述べてから発言してください。また、発言者の顔がこちらに見えるようお願いいたします。なお、席数の関係もありますので、課長以下の職員については随時交代していただいて結構です。  委員の皆様の質疑に関しましては、必ずページ数を言ってから質問してください。  日程第1「付託議案審査」を行います。  なお、議案の採決に当たって討論を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(山名隆衛君) 異議なしと認め、討論は省略いたします。  まず、議案第141号「令和2年度丹波市一般会計補正予算(第9号)」の審査を行います。  当局の補足説明はございませんか。  財務部長。 ○財務部長(北野壽彦君) 補足説明はございません。 ○委員長(山名隆衛君) これより質疑を行います。  質疑につきましては、最初に第2表繰越明許費補正、第3表債務負担行為補正及び第4表地方債補正について質疑を行い、次に歳入全般について質疑を行い、その後歳出については款ごとに質疑を行っていきたいと思いますが、御異議はございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(山名隆衛君) 異議なしと認めます。  まず繰越明許費補正債務負担行為補正及び地方債補正について質疑を行います。
     質疑はございませんか。  垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 6ページの債務負担行為補正ですけども、現場技術業務委託料、これについてちょっと前もって調べさせていただいたんですけども、道路で9億2,000万円、河川で7億2,500万円、全部合わせたら16億4,500万円です。それで、職員数を見たら技術職3名、道路整備課で3名、河川整備課で2名、計5名です。1人当たり3億3,000万円、この金額にしたら非常に厳しい状況やと思います。そういうことを考えたら、この委託料1名いうのんを2名にするとか、それと一般職が6名おります。この一般職を減らして技術職を入れるとかいう対応をしていかなんだら、工事の進捗が非常に悪いんじゃないかと私は思うんですけど、そこらどう考えられとんのかちょっとお聞きします。 ○委員長(山名隆衛君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 先ほど、垣内委員がおっしゃいました現場技術業務委託料関係でございますが、おっしゃるとおり技師職として採用された専門性を持った職員といいますのが、河川整備課または道路整備課で5名しかおりません。一般職といいますのは、やはり通常の人事異動によりまして、その部署で設計なり勉強するわけですけども、また定期的に異動するといったことで、やはり継続的に技術を学べないというところが大きな課題でありまして、なかなか専門性を持った技師が育たないというのは大変課題であります。  そういったことで今おっしゃっていただきましたとおり、現場技術業務委託料を民間業者から2名の技術者をというお話をいただきまして、大変うれしいことではあるわけでございます。ただ、今年度も技師の採用等を進めていただいておりますんで、そういったところの採用状況を見ながら、今後まあこれ1名ですけども検討してまいりたいと考えております。 ○委員長(山名隆衛君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 3億3,000万円いうたら土木事務所でも3億円を一人でこなしとる、多分ないと思います。約2億円、ようする人で2億円やと思います。そういうことを考えたら、来年度新しい職員の採用もあるということを今、言われましたけども、ほな即使えるんか言うたらまず駄目ですよ。そういうことを考えたらこれ1名でね、ほんまにええのんかいうことをよう考えておかんと。特に河川なんかにおいては、災害がついて回るということを考えとかんと駄目やと思うんですよ。それにこれだけ年数がかかっていきよったんではですよ、1か所の現場で3年も4年も待っとるという状況が生まれとると思います。だからもう一遍よう考えていただいてですね、来年度でもよろしいのでもう1名増やすとか、工事費に見合う技術職の採用と言いますか、そういうことを考えていただきたいというように思います。 ○委員長(山名隆衛君) 意見でよろしいですか。  垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) いや、答えられるんやったら。 ○委員長(山名隆衛君) 企画総務部長。 ○企画総務部長(近藤紀子君) 職員の採用につきましてこれまで合併以来、なかなか専門的な技師というところは採用できずにおりまして、一般職がそこで技術を学んでいくっていうところでいっておりましたけれども、なかなか専門的な技術を持ったという職員が育っていけていないというところは、人事の配置面で課題が少しあったのかとは思っております。今現在、採用については順次そういう専門職を採用するというところに基本的な方針は持っておりまして、来年4月も数名技術を持った専門的な職員を採用する予定でございます。その職員が若い職員だったりしますので、すぐにみなと同じようにはなかなかできないですけれども、継続的に育成はしていきますし、人事配置の面におきましてもやはりそういうところは配慮して、専門的なところが勉強できるようなとこも考えていくべきというふうには認識しております。 ○委員長(山名隆衛君) 技監兼入札検査部長。 ○技監兼入札検査部長(上畑文彦君) 今、採用につきましては、企画総務部長のほうから御説明申し上げましたとおりでございます。あとやはり採用すれば終わりということじゃなくて、採用した人間をいかに育てていくかという人材育成の面も非常に大切になってまいります。そういった点では、しっかり入札検査部等で技術系の職員向けの研修ということもしっかりさせていただいて、中・長期的な展望に立った技術系の職員の人材育成、そういったものにも十分力を入れていきたいというふうに考えておるところでございます。 ○委員長(山名隆衛君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) ちょっと関連しますけど、6ページで債務負担行為補正の今の現場技術業務委託料、これは本会議で概略を質問したとおりでありますけれども、そこで平成21年度からこの委託を始めたという答弁でしたよね。それで、もうかれこれ10年になります。そういうことから言えば、この技術者1人に対して年間1,500万円ですよね。債務負担行為、3年間4,500万円ですから。話もこの間出たとおりです。1,500万円でこれが妥当という意見もそりゃあるかもしれませんが、私はいささか問題があると。この10年どうやったんかという問題なんですよ。思い起こすと、この間建設土木、それから水道関係、その他、いろいろ不祥事事件が起こるたびに百条委員会もこれまで何回かやってきたんです。議会でね。今の市長も百条委員会の委員長もやられたこともあると思います。そういうことから言えば、そのたびごとに技術の職員が不足しているということを度々指摘をしてきて、その際いつも市当局は技術系の職員の計画的な養成というのは、もうずっと題目として上げられてきたわけですよ。にもかかわらずこれから先も、これは3年間先取りの予算なんですけどね、債務負担行為ですから。ずっとこんなことを続けていくのかということを今も採用の問題もありましたから、それは当然そういうことですけど、これ私が言いたいのが、そのような認識で問題があったときに、そういうことで指摘をしたわけで当局もそれに応じて、これやっぱり技術系の職員の採用については計画性を持って養成をしていくということになっていたはずなんですけれども、今になって今からそんな養成するとかいうことではないと、これまでから養成してきておらないのはならないということなんで、その辺の認識をまずお聞かせいただきたい。その不祥事以降ですね。そういう問題があって以降ですね、指摘をしてきたわけですから。その間どうしてきたかという認識をお願いしたい。 ○委員長(山名隆衛君) 企画総務部長。 ○企画総務部長(近藤紀子君) 技術系の職員が不足しているっていうところは、常々御指摘をいただいておりましたので、その認識というのは十分持っておりました。技術系の技師を採用するということも年次的にはやってきておりました。それと、一般職がその技術系の仕事をするというところも、専門性を持って今も一般職がその部署で活躍をしております。そういった中で、そこに配置された職員がきちんとその技術系のことを学んで育っていくことと、それと年次的に土木職・建築職を採用とするというところは二本立てでやってまいりましたけれども、なかなかその技術系の職員の採用というのは、募集をしてもなかなか採用にならないということもこれまでに何回かございました。今回も市の採用試験で、締め切った募集があったんですけども、そこも技術系の職員を2名ほど募集しておったんですが、そこには応募がなかったというところで採用するにも難しい状況はありましたけれども、その認識としては一般職を専門的に育成していくこと、それから技術系の職員を順次採用していくことというのは、認識として二本立てでやっていくというのは、今までからそのような方針ではやっておりました。 ○委員長(山名隆衛君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) これ3年間の債務負担行為ですから3年間は続けるいうことで、これ以降も続けるつもりなんですか。これからもこういう形で技術系職員を毎年毎年まあこれ3年間をあれされとんですけど、まあ別にちゃんとできればこれ廃止したらいいわけですけれども。そういう展望がこれどうなんです。これ続けていくつもりかどうかということをまず聞いときたい。これの委託ですね。  それから、募集募集と言われますけどまあ募集であればいいんですが、やっぱり内部で養成ということもそれは前も指摘したはずですよ。それで、職員でありながらやっぱりその技術土木管理技術系の資格を取るようなね、そういうことも含めて養成ということも言うてあったはずなんですよ。職員の養成ね。だから10年たっとるわけですから。そこら辺は一人や二人養成されていて当たり前やと私は思たんやけど。まあそんな養成計画もないんですか。 ○委員長(山名隆衛君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 今回の債務負担行為現場技術業務委託料に関しまして、今後も続けるのかという御質問かと思いますが、現在の事業量から言いますと大変手薄でございまして、技術者も河川整備課等で5名しかおりません。そういった中ではやっぱり円滑に事業を進める上では、この3年後も状況を見ながらですが続けていくという方針で現在は考えております。 ○委員長(山名隆衛君) 技監兼入札検査部長。 ○技監兼入札検査部長(上畑文彦君) 今、西本委員のほうから技術系職員の養成ということの御質問がございました。先ほども答弁申し上げたように、技術系の職員の養成につきましては、入札検査部のほうが中心となって研修のほうを開いてきております。そういった中、できるだけ幅広い階層というようなことで、というのはやはり異動で技師の職員は技師として採用されて建設部を中心に異動しますけど、一般職につきましては幅広く異動してくるというようなこともございます。ですんで若手の職員を中心に研修をしたり、中堅の主査・主幹級を中心というようなことで、できるだけきめ細やかな研修の機会というものを設けるというような考え方で取組をしております。  特に平成30年以降につきましては、そういったできるだけきめ細やかな技術系の職員の育成ができるような研修というようなことも、十分念頭に置いた年間の研修計画を立てて研修を行っているというところでございます。  また、私も技監としておりますけど、もともとの採用は一般職です。そういった中やはり技術の仕事をしていく中で、その喜び、楽しみ、達成感、そういったものを見つけながら資格等も取得してきました。ですから、そういった私の経験というのもしっかり若手の職員に伝えて、そして仕事を通じてやりがい・達成感を感じ、そういった中で技術系の職員というものも養成していきたいというふうに考えておるところでございます。 ○委員長(山名隆衛君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 最後のほうに出ましたけど、研修計画言われましたけど、これ技術管理者なんかの1級・2級であるんですけども、やっぱりその辺のこの委託される技術者の養成いうのはやっぱり簡単にはいかない。研修だけで済む話じゃないと思うんです。だから、やっぱり国家試験を受けるぐらいのやっぱりそれだけの力量を持つような職員の定員も逼迫している中で大変だとは思うんですけどね。やっぱりこれだけ毎年毎年この委託料でこの技術系の職員を雇わなしゃあないいうようなことにならんように、やっぱり自前で技術系の職員をやっぱりきちんと養成していくという、その養成計画というものをきちっと立てて、それで年次計画をしてやっていかなければ、これは必要な限り委託していきますいうようなことはちょっといかがなものかと思うんで、これは真剣に養成計画というものをきちっと示して、ちゃんとその技術の資格を取らせるという展望を持って取り組む必要があろうと思いますがいかがですか。 ○委員長(山名隆衛君) 技監兼入札検査部長。 ○技監兼入札検査部長(上畑文彦君) 今、西本委員のほうから国家資格の取得というような御意見も頂きました。じゃ何年度に何名の資格を取らしてということを具体的になかなか申し上げることできませんけども、そういった研修なり、私の経験を伝える中で、そういった資格取得に向けて意欲を持った職員というものをつくり出していきたいというふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。 ○委員長(山名隆衛君) ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(山名隆衛君) 質疑がないようですので、繰越明許費補正債務負担行為補正及び地方債補正の質疑を終結いたします。  次に、歳入全般について質疑を行います。  質疑はございませんか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 12ページ、13ページに農業関係のこととか鳥獣被害防止総合対策事業とかの補助金が不採択になったということがあるんですけども、その不採択、まあ採択してほしいと出して不採択になってるんだと思うんですけども、そこらちょっと説明願いませんか。 ○委員長(山名隆衛君) 農林担当部長。 ○農林担当部長畑田弥須裕君) 13ページの鳥獣被害防止総合対策事業補助金ですけども、不採択になったというのは補助金の採択のルールが変更になりまして、通常、前年度で被害があった状況を報告して申請を出して、本年度事業実施ということになるんですけども、その証拠写真として被害写真と位置図とを出して、それで費用対効果、防護柵全体をする事業費があります。それに対しての被害額があります。それが1以上というような、そういう費用対効果というのは事業採択の中で出てきます。その分で被害の面積と証拠写真が今回から被害の面積だけじゃなしに写真をつけんなんということになりましたので、その写真が撮れてないということでございました。2次の募集が8月、9月にあったわけですけども、8月、9月ではまだその小豆とか大豆とか米の被害の状況の写真が撮れないということで、今回その条件に満たなかったので採択を見送ったということでございます。  (「強い農業・担い手づくり総合支援交付金の回答がなかった」と呼ぶ者あり) ○委員長(山名隆衛君) 農林担当部長。 ○農林担当部長畑田弥須裕君) 強い農業・担い手づくり総合支援交付金でございますけども、これにつきましては2件、氷上地域と青垣地域で県のほうに申請をされてます。これにつきましては上位何名かいうことで、それは県の中で審査が行われるわけですけども、これにつきましては点数が表示、これ資料請求があったんで提出は出させていただいておりますけども、点数がある一定以上の平均点以上じゃないと採択ができません。点数の個人の満点が30点、地域の要件ということで農地プランとかそういうことを取り組まれてるかとかいうことで、担い手とかいうことで、またそれが加算が5点あって満点が35点ですけども、資料に出してますとおり10点にいってないということで、上位から採択されたということで。県内ですけど全国はなかなか県のほうも分からないということでしたけども、県のほうで25件ほど出てまして、採択のほうが9件、10件ぐらいだったと思うんです。それぐらいの厳しい中でございます。24要望を出して9件採択ということでございます。今回2件出させていただいたんですけども、その点数に届かなかったということでございます。 ○委員長(山名隆衛君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 強い農業・担い手づくり総合支援交付金については分かりました。  その鳥獣被害防止総合対策事業補助金については、要件が変わったということを言われるわけですけど、変わったんだったら変わったふうに対応をしておくべきではないかと単純に思うわけですけども、できなかったわけですか。 ○委員長(山名隆衛君) 農林担当部長。 ○農林担当部長畑田弥須裕君) 前年度の9月に、その農会のほうへ調査の依頼をしております。その要望があった農会のほうからヒアリングと現地の調査を実施しまして、1月に県から採択要件である国の方針に変更があったということを受けたので、先ほども言いましたように、秋に収穫があって被害があるというのはそこでもうちゃんとした証拠写真と面積というのを把握しておかなければなかったというのが、1月に変更があったということで、それが架空のもんが作れるわけでもございませんので、その証拠写真が撮れていなかったというのが、実際の要件の基準に達してなかったということで送られております。  また今年度もその旨被害があったというところにつきましては、証拠写真を撮っていただいて、来年度上げていただくようには農会長のほうには連絡を取っております。 ○委員長(山名隆衛君) よろしいか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) はい。 ○委員長(山名隆衛君) ほかに質疑はございませんか。  小橋委員。 ○委員(小橋昭彦君) ちょっと今の関連で資料請求させてもらって、この強い農業・担い手づくり総合支援交付金ですね、不採択ということで残念なことだと思うんですけど、ちょっと900万円というこの予算の額ともらった資料では事業費は660万円とか出てるんですけど、ちょっとこの辺りどういう根拠でこの金額が出てたのか教えていただけますか。 ○委員長(山名隆衛君) 農林担当部長。 ○農林担当部長畑田弥須裕君) 事業の中身につきましては、氷上地域のほうがドローンでございます。青垣地域のほうにつきましてはトラクターでございます。それの採択ということで、それの補助金でございます。 ○委員長(山名隆衛君) 小橋委員。 ○委員(小橋昭彦君) いや、それは分かるんですけど、金額です。ちょっと今頂いた資料の中では事業費としては900万円なってないので、これほかのも見込まれてたのか、多めに予算を取られてたのかちょっとその辺りの事情をお伺いしてるんですけれども。 ○委員長(山名隆衛君) 農林担当部長。 ○農林担当部長畑田弥須裕君) 詳細につきましては、担当係長のほうから答弁させていただきます。 ○委員長(山名隆衛君) 農業振興課農政係長。 ○農業振興課農政係長(中尾大介君) この事業につきましては、県のほうから100%財源を頂ける事業となっております。この事業の上限額が300万円という格好になっておりまして、当初予算におきましては300万円の3件を見込んでおりました。今回この事業を要望調査の中で申請するに当たりまして事業者の方から聞き取り、また内容を聞き取った中でそれぞれのトラクターであったり、ドローンといったものを計画を上げていただいております。それの金額がちょっと合計出してなかったのであれ六百何がしらになってる金額となっております。 ○委員長(山名隆衛君) よろしいか。 ほかに質疑はございませんか。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 11ページの民生費国庫補助金の関係です。  今回の特別定額給付金の関係の事業費、それぞれ事務費も含めて7,500万円ほど減額であります。コロナ関連の事業でほとんど国・県のこの補助金の関係があるんですけど、今回減額補正はこれだけなんですか。あと、その他でこういう種類のものはないですか。 ○生活環境部長(余田覚君) まずは民生費国庫補助金のことについてお話をさせていただきたいと思います。これはとりわけ国が4月以降に打ち出しました特別定額給付金、これに関する補助金でございました。これにつきましては8月現在で既に終了させた状況にございますので、実績報告も早く出せましたので、事業が確定したということで一足早く今回は補正の減額をさせていただいたということです。 ○委員長(山名隆衛君) 財務部長。 ○財務部長(北野壽彦君) 議会の本会議のほうでも質疑を頂きまして、コロナ関連の減額については歳入の関連については御説明を申し上げたんですけども、重なりますけどもう一度申し上げます。  11ページにありますように、先ほど質問がありましたように国庫補助金、部長のほうが答弁をいたしましたが、民生費国庫補助金のところで、特別定額給付金関係の事業費と事務費のこの減額がございます。  それからあとは増額のものが多いんですけど、その11ページにあります障害者総合支援事業費補助金20万3,000円、こちらもコロナ関連でございます。  それからその下、子育て世帯への臨時特別給付金349万2,000円ございますが、ここから4つの科目、延長保育事業補助金400万円、これら4つの補助金等につきましてもコロナ関係でございます。  それからこのページでは、3目の衛生費国庫補助金の新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業補助金229万9,000円、こちらもコロナ関係でございます。  それから12ページに入りまして、12ページの下のほうですけれども、16款県支出金の2項県補助金、2目民生費県補助金の中ほどにあります障害者総合支援事業費補助金10万1,000円、こちらもコロナ関連でございます。  それから次のページ、13ページに入りまして、9目の教育費県補助金、学習指導員配置事業補助金65万8,000円の追加、こちらもコロナ関連でございます。  それからこのページでは18款の寄附金の6目衛生費寄附金、新型コロナウイルス等感染症対策寄附金250万円、こちらもコロナ関連でございます。  それから14ページに入りまして、21款諸収入になりますが、5項雑入の1目雑入の上から2つ目の新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金135万円と、その下の感染拡大防止等支援金42万8,000円。  以上が、コロナ関連の歳入予算となります。 ○委員長(山名隆衛君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) それを聞くつもりやなかったんです。実はね、いや減額のことを聞きたかったんです。増額はもう確かにこれ新しい事業ですから国から来てます。それで、これはページが歳出のほうになるかもしれませんけども、本会議で言うた例の商工業振興費の中の中小企業者店舗等家賃補助金とか中小企業者事業継続応援金、これ減額になってますよね。それは一般財源になっておりますけど、それはまあ歳出のほうで。これは国庫関係はなかったんですかね。減額補正になってますけど、その点ちょっとお願いします。 ○委員長(山名隆衛君) 財務部長。 ○財務部長(北野壽彦君) ただいま御質問のありました商工関係の補助金については、現在のところ一般財源で予算措置をして対応しております。ただ、これまでの説明の中では新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、こちらを充当していこうということで御説明させていただいておりましたので、ところがまだ現在その臨時交付金の活用事業について精査を行っておりますので、現在のところこの予算のほうには計上しておりません。財源として充当しておりませんので、これまでのとおり財政調整基金を手当して、今のところ予算措置をしているというところで、次回以降の補正予算の中で、臨時交付金の事業充当については計上させていただきたいというふうに考えております。 ○委員長(山名隆衛君) よろしいか。 ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(山名隆衛君) 質疑がないようですので、歳入全般についての質疑は終わります。  次に、歳出について質疑を行います。  2款の総務費について質疑を行います。  質疑はございませんか。  近藤委員。 ○委員(近藤憲生君) 17ページお願いいたします。  一番下、1302防災行政無線管理運営事業120万円増額ということで、本会議の財務部長の説明では不具合という説明をいただきまして、資料請求をさせていただきました。そのうちですね、ちょっと確認も兼ねて質疑させていただきますが、主な内容の中の新規設置166件とありますが、これは不具合というもんではないですねという確認です。  それと、受信環境改善の主な内容というところで、ACアダプターの断線あるいは以前は聞こえていたが急に聞こえにくくなったという辺りは業者の責に起因する改善ではないのか、まあいわゆる市が負担しなくても業者に負担してもらうべき不具合ではないのかというところをお願いいたします。 ○委員長(山名隆衛君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) まずは不具合の件でございます。1件目の新規設置166件のものにつきましては、これは担当のくらしの安全課長よりお答えさせていただきます。  また、アダプター等の断線につきまして、これは現地で確認しますとネズミなど、小動物がかみ切っている状態が幾つかありましたのでここで上げさせていただいております。機器が悪かったという状態ではございませんでしたので、その点についてはそれぞれ以前は設置した段階では聞こえていたものについて聞こえなくなったというものについては、不具合としてここに計上させていただいております。  166件につきましては、担当のくらしの安全課長より御説明申し上げます。
    ○委員長(山名隆衛君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(徳岡泰君) 新規設置166件についてお答えをいたします。  本会議の中の説明の中では、不具合等によりということで申し上げたと思っております。この新規設置という中には新たに住宅等を建てられて、そこへ引っ越してこられたというようなケース、あるいは転入も含めてですが転居があった、あるいは新たに事業所の中に設置をされる場合、さらには既にお住まいの方で二世帯住宅等のお家もあると思いますが、もう一台欲しいというような場合もあります。そういった部分がこの新規設置ということになっております。新たに設置をされた場合に、戸別受信機について機器の設定、地域ごとに設定等の作業が必要になる、あるいは受信環境の確認が必要になるというような部分がありますので、そういったものを含めまして166件ということになっております。 ○委員長(山名隆衛君) 近藤委員。 ○委員(近藤憲生君) 166件は分かりました。  断線等は恐らく小動物が原因だろうという判断で、これはまあ業者の責に起因するものではないということは確認させてもらいましたけども、そういった場合は、利用者の負担じゃなくて市の負担ということで確認させてもらったらよろしいですかね。 ○委員長(山名隆衛君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) 市の負担としております。 ○委員長(山名隆衛君) よろしいか。  近藤委員。 ○委員(近藤憲生君) はい。 ○委員長(山名隆衛君) ほかに質疑はございませんか。  奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 補正予算の概要の1ページ、それから予算書の16ページになる思いますけれども、0608公共交通バス対策事業のうちの地域公共交通新型コロナウイルス対応型運行支援補助金134万7,000円ですけども、概要を見せてもらってますと、内容については「路線バス車内の密度を上げないように、便数等に配慮した運行に取り組む公共交通事業者に対して支援を行う。」と。それから事業費の一番下に書いてあるのは、「輸送人員減による減便を回避するための、輸送力の維持・増便に要する経費相当」というふうになっとるんですけども、皆さん御存じや思いますけどバスでね、密になってるような状態は丹波市内では一切見受けられません。一部、朝の柏原地域から佐治地区へ行く便は成松辺りからはちょっといっぱいになることもあるように聞いておりますけど、それ以外はまずありませんけども、まあこれ国のほうの対策の関係の臨時交付金やと思いますけどもね、やっぱりそれはどうなんかね、そこら辺はやっぱり何でもかんでも国の予算やから使うてしまわなあかんとか、そういう考え方はやっぱりこの地方からでもちゃんと考えてですね、ほんで有効に他の部分に使えるように、国に返すとかそういうことじゃなくて、ほかのところに回すほうがいいんやないかな。ほんまにこれは業者のほうからこういうことに該当するから欲しいと言われて予算組まれたのかいうことをまず聞きたいのんと、それからもう一点、同じく予算書の16ページのその下の、0610U・Iターン推進事業の地域おこし協力隊起業支援補助金100万円出てます。この分については起業していただくのは結構なことやと思うんですけども、地域おこし協力隊の起業に関しての事業承継支援補助金交付要綱いうのんがありますけども、その交付申請の要件を全て満たしてるのか、それと地域おこし協力隊でお世話になっとった方かそういう方や思うんで、どなたが起業されるのかというのをちょっと教えてください。 ○委員長(山名隆衛君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) まず、地域公共交通新型コロナウイルス対応型運行支援補助金でございます。これは委員御指摘のとおり、国が対策を取ったそれに準じた形で県も対策を取っている、それで県が対策を取る中で、県としては全体の4分の1で、市町が4分の1ということで、丹波市につきましても当該事業というのが密度を上げないように、便数等に配慮した運行に取り組む公共交通事業者に対する補助でございますので、本市におきましても路線バスというのはJRと並んで公共交通の機関というふうに捉えておりまして、その重要性から賛同して補助するものでございます。事業者につきましても、当市が補助するということになれば申請の意思は示しているという状況でございます。 ○委員長(山名隆衛君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(岡林勝則君) 2点目のU・Iターン推進事業の関係でございます。  これにつきましては、丹波市地域おこし協力隊起業・事業承継支援補助金交付要綱に基づいてございます。この要綱に合致するという地域おこし協力隊、令和2年3月31日で3カ年の任務を終えられた方でございますけれども、その方が自宅を丹波市のほうに移住といいますか空き家を購入されて、そこでカフェ並びに古道具屋という事業を営みたいというようなところで、市島地域ですけれども営みたいということで申請がございます。あと年明けになりますけれども、地域おこし協力隊起業・事業承継支援補助金交付審査委員会というものを開きまして、そこで正式に事業計画等を提出いただいた中で審査をし、採択されれば支援をさせていただくというような流れになっております。 ○委員長(山名隆衛君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 1件目のほうですけども、そしたら県4分の1で市が4分の1で事業者が2分の1になると書いてあります。それは分かるんです。先ほどの答弁で私が一番初めに聞いたのは、市のほうはこの内容のこの丹波市内の路線バスの密の部分もあるというふうに認識されてこれされるということでよろしいか。  それと、もう一個の地域おこし協力隊の起業のほうですけども、これは3年間その地域おこし協力隊でお世話になっとった方ということですけども、それやったら名前は言われへんの、どなたやいうて。 ○委員長(山名隆衛君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤巧君) 確かに委員おっしゃるとおり、終日乗車が満員になっているというような状況では決してございません。ただ、バスにつきましても感染対策ということで、運転席の後ろの座席を閉鎖する等の対策も取られております。一方、輸送人員そのものも当市がNicoPa等の補助等も行うことによって、かなりの輸送人員減、相当数減少になっているというところまで下がっているわけではございませんが、やっぱりそれなりの輸送人員の減というものはございます中で、県が実施するに合わせた協力というものはすべきであろうというふうに考えまして、今回御提案させていただいてるものでございますので、御理解いただければと思います。 ○委員長(山名隆衛君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(岡林勝則君) 今回申請を予定されている地域おこし協力隊員は慎淑恵さんという女性の方でございます。 ○委員長(山名隆衛君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 路線バスのほうはまあ分かりますよ。県のほうもされてんねんから、それはもうやむを得ないのは分かりますけども、広い範囲でこの分に関しては丹波市内に関する部分のんの補助金や思うんやけどね。この業者の県内ずっと網羅して中兵庫から南の方は主にこの業者がされてますんで、まあ協力いただいとるいうことで理解しときます。この分に関しては。  それと、地域おこし協力隊のほうもこれから計画書等が出てくるということですんで、それはこれまで頑張ってやってもうとる方が移住されてありがたいことなんですけども、ちゃんとそこら辺はよく見てやっていただきたいということだけ申し上げておきます。 ○委員長(山名隆衛君) よろしいか。  奥村委員。 ○委員(奥村正行君) はい。 ○委員長(山名隆衛君) ほかに質疑はございませんか。  質疑がないようですので、2款の総務費についての質疑を終わります。  次に、3款民生費及び4款衛生費について質疑を行います。  質疑はございませんか。  大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 補正予算の概要のほうでは2ページの新型コロナウイルス感染症対策従事者慰労金交付事業の分になります。いろんなところに分かれてるんですが、ここで質問させていただきます。  今、上がってる慰労金に対して、対象事業所というのが3か所となっています。そして、都会のほうでも1か所あるということで4か所かと思います。この部分の慰労金っていうのは大変重要で、ぜひ進めていただきたいところですが、それ以外のところでもお考えがあるかどうかお尋ねします。今後においてになりますが、拡充ができるかどうかということです。 ○委員長(山名隆衛君) 暫時休憩します。                 休憩 午前10時21分                ───────────                 再開 午前10時22分 ○委員長(山名隆衛君) 再開します。  大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 今お尋ねした部分でなんですが、医療関係ぜひまだ広く対象があるのかなと思って。その分と保育教諭であったりアフタースクールの支援員なども、この令和2年3月1日から6月30日の間、大変労力をおかけしていると思いますので、ここにも必要ではないかと思ってるんですがいかがでしょうか。 ○委員長(山名隆衛君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) 今回の補正は、医療従事者を中心とした国や県のほうの補助金がある事業で慰労金というものを出しました。今後のことにつきましては、アフタースクールの支援員にしても認定こども園の保育士にしても、本当にいつも危険と背中合わせの仕事はしていただいておりますが、今のところ国や県の後ろ盾、補助金がございませんので、市としては今のところはそういう慰労金を出すということは考えておりません。でも今後の情勢に変わっては、いろんなことを対応していかなくてはいけないなとは思っています。その代わり、その分野につきましては感染症予防対策として、いろいろな消毒液や空気清浄機などの環境整備をするということがたくさん国の補助金が出ておりまして、50万円なり100万円なり使って、とにかくたくさんの子供たちを扱うところにおいては、きれいな環境で子供たちの安全を守ってお預かりするというほうに今補助金がたくさん使われておりますので、今そちらのほうで市のほうは補助してる状態です。 ○委員長(山名隆衛君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 今のところでのその理解はするんですが、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金という中でまだ範囲があると思うので、そこを活用してというふうにも考えるんですが、今後においてとはお聞きしましたが6月までの部分でお考えはないでしょうか。 ○委員長(山名隆衛君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) 再々要望書も受け取ったりということをしておりますが、やはりそうしていきますと今回は本当に直接コロナ関連というか、患者と接した人とか、そうかも分からない疑いの方に接したことのある職種というのは、今回慰労金の対象になっております。現に集団生活をできたということは濃厚接触者でもありませんし、普通の私たちと同じ感染をしていないという状態の方を預かっている方々の対象になりますので、そうなってきますと市内でもアフタースクールや認定こども園以外にもたくさんの職種がいらっしゃいます。一番近い職種としたら薬剤師は出てないんです今回の慰労金には。恐らく病院にかかられて何らかの病気の方が薬局でお薬をもらっている方にもかかわらず、薬局にも環境を整えるための環境整備のお金は出てますけど、薬剤師に対しては慰労金が出ていないというのを見ますと、やっぱり総合的に市内の中でどこでそういう本当に危険と背中合わせの人に慰労しなくてはいけないのかっていうのは、やっぱり考えていかないといけないと思っておりますので、今のところは国や県の動向を見ながら、丹波市も考えていきたいと思っている状況です。 ○委員長(山名隆衛君) 大西委員。 ○委員(大西ひろ美君) 分かりました。今後において考えてもらえたらと思います。  今ちょっとお尋ねをするのを忘れてたんですが、25ページの2502アフタースクール事業の部分です。ネット環境の整備ということで上がってるようなんですが、これはアフタースクール、市直営と福祉会みたいなところがしてるのとありますけども、全てのアフタースクールでネット環境の整備がされるということでよかったですか。 ○委員長(山名隆衛君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) このことにつきましては、市が責任を持ってインターネットを使って学習ができるようにしたいと思っておりますので、22か所実施する予定にしております。 ○委員長(山名隆衛君) よろしいか。  ほかに質疑ございませんか。  須原委員。 ○委員(須原弥生君) 少したくさんあるんですけれども、23ページの1317障害福祉サービス等給付事業とちょっと関連するんで一緒に言いますけど、その下の1323障害児通所支援事業、これが大きく増額になっているんですけど、対象増というふうにお聞きをしたんですけど、この大きく増額の要因をお伺いしたいのと、27ページの3201生活保護扶助事業の入院患者が増えたということで、これ増額になってるんですけど、入院患者が増えたという原因をお伺いするのと、それから29ページの1209感染症予防対策事業の中の基金積立金は、これコロナ基金ということなんですけど、この中身といいますか個人的な寄附が多かったのか、例えば、企業とかそういう団体から寄附があったのかということと、31ページの2207丹波市クリーンセンター管理運営事業でごみの増加ということで、これも増額になってるんですけど何が増えたのか、ごみの何が増えたのかということをお尋ねします。 ○委員長(山名隆衛君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長(金子ちあき君) 今、須原委員お尋ねの初めの2点につきましてお答えをいたします。  まず1点目の障害福祉の給付費、児童も含みましてのこの伸びでございますが、上半期の実績が予算額の50%を超えておりまして、今後も利用者の増加が見込まれます。当初予算からいたしますと若干その見積りが低かったのかなというふうには現在思っておるところでございますが、市内で障がいの相談事業所を増やしたという中で、より適切なサービスの利用へつながったことによる増加というふうに理解しております。  続きまして、生活保護費の医療扶助の伸びについてでございます。  医療扶助につきましては、入院患者が当初予定しておりました209人から225人というふうに見込んでおりまして、その入院される主に丹波市内は生活保護を受けておられる方が高齢者世帯が大変多ございます。そういった中で稼働能力を奪われた後、がん・透析などそういった疾患を患われた方の全額の医療費を負担してまいることになりますので、その部分が大変逼迫してくるということで、基本的な生活扶助以外の部分の増加ということで、今回増額補正をさせていただいたものでございます。 ○委員長(山名隆衛君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) コロナウイルス関連の寄附のことです。13件の寄附がございまして、そのうちの6件が個人からの寄附でして、残りが一般企業とかそういう方の寄附になっております。 ○委員長(山名隆衛君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) それでは、丹波市クリーンセンターに持ち込まれるごみの量について御説明申し上げます。  まずはこれ長期包括契約を結んでおりますので、当初契約が約1万2,140トンを予定しておりましたが、約1,800トンが増える見込みとなりました。この原因につきましては、御存じのようにコロナウイルスの感染拡大が始まったところで、家庭内ではステイホームという言葉で、できるだけ皆さんお家の中で暮らされるようになりましたので、家庭ごみが相当増えてまいりました。あわせて、施設に持ち込まれるごみも増えてまいりました。よって、燃やすごみがほぼこれに当たると考えております。これが1,800トン程度の増額を見込んで、今回補正をさせていただいたところでございます。 ○委員長(山名隆衛君) 須原委員。 ○委員(須原弥生君) 最初の23ページの障害福祉サービスと障害児通所支援の増額が見込みよりも多かったということなんですけど、このもともと増えていくっていうこと自体の要因といいますか、なぜここで増えてきたのか、この時期いつも何か増額の補正が出たりするのではないかなというふうに思うんですけれども、ここで補正というこの時期、なぜこの時期というその意味合い、多分上半期から下半期に移って増額になったので補正ということなのかなというふうに思うんですけど、その意味ですね。  それから、29ページの感染症予防対策事業は個人と企業ということなんですけど、これは市内の方からの寄附なのか、例えば、市外からも寄附があるのかどうかという点を再度お尋ねします。  それから、31ページですけども丹波市クリーンセンター管理運営事業、コロナによって燃やすごみが増えたということなんですけども、これからもちょっとコロナが収束の見込みがなかったりするんですけども、これからも燃やすごみが増えていくようなことに対しての対応といいますか、そういうのは何かお考えなのかどうかお尋ねいたします。  それから、27ページの生活保護扶助事業で高齢者の入院が増えてきてるということなんですけど、これもこれから先もこういうふうに高齢者がどんどん増えていく中で予算の立て方といいますか、そういうのも見ていくべきではないかなと思うんですけれどもいかがでしょうか。 ○委員長(山名隆衛君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長(金子ちあき君) 須原委員御指摘のところの障害福祉費、それから生活保護費の予算見込み、この時期にいかにこれだけの額を増額するのかということで、当初予算の見込みにつきましての御指摘であったと思います。  本年度、令和3年度に向けてこういった状況の補正が起こらないようにということで、現在予算設計をしております。障害福祉費の場合ですと、人口の減少はするものの障害手帳をお持ちの所持者につきましては、全人口の割合の中で令和元年度7.27%、その中で身体障害者手帳所持者は減ってきてはおりますが、療育手帳やそれから精神障害者手帳をお持ちの方が年々増えてまいっております。そのサービスの中で、子供の療育のサービスを御利用されるであるとか、通所型の就労継続支援B型事業所を利用されるということは当然見込まれてまいりますので、そういったことが起こらないような予算設計をしてまいりたいと思っております。  また同じく生活保護費の部分につきましても同様のことでございまして、このような段階でこれだけの増額補正がすることがないように、当初予算の設計を現在の増加割合に見合った設計をしてまいりたいと思っております。 ○委員長(山名隆衛君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) 今回寄附いただいた方々は全て市内の方13件になります。 ○委員長(山名隆衛君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) 新生活様式の中でのごみのこれからの出方でございますが、これからこれは当然ながら分析をする必要があると思っております。ごみの出し方、いわゆる家庭内から出ます燃やすごみの中にどんなものが入っているかということは分析を進める必要があると思いますし、新生活様式になってまだ半年もたっておりませんので、もう少し時間を要した上で分析の上で燃やすごみは減らしていきたいと考えておりますが、ステイホームの中でやはり家庭内で断捨離といいますか、清掃が進んだことによって持込みごみも増えてきていますので、来年度の持込み分が減ればいいなという感覚は持っておりますけども、来年度のごみの出方は見てまいりたいと思いますが、何にせよまだ燃やすごみの中には資源化できるものがたくさん含まれておりますので、それを進める必要があると考えております。 ○委員長(山名隆衛君) 須原委員。 ○委員(須原弥生君) 最初の障害福祉サービスの部分なんですけれども、精神障がい者等がかなり増えてこられてというようなお話だったんですけど、なかなかその丹波市の中に特にその精神障がい者の施設等がまだまだなのではないかなというとこもあります。普通の障害者施設のところに入りながら、精神障がいの方も生活をされているような状況ではないかなと思いますので、また今後においてもその辺も御検討いただけたらと思っております。  あと、丹波クリーンセンターのごみなんですけれども、燃やすごみが大変増えているということで、しっかりとごみ削減の対策というのが今後においても必要ではないかなと、削減をしていかないといけないのにこういう状況ではありますけれども、しっかりとまた対策をお願いしたいと思います。要望です。 ○委員長(山名隆衛君) 要望です。  それでは、暫時休憩します。                 休憩 午前10時40分                ───────────                 再開 午前10時55分 ○委員長(山名隆衛君) 再開いたします。  3款民生費及び4款衛生費の質疑を再開いたします。  質疑はございますか。  広田委員。 ○委員(広田まゆみ君) 予算書29ページの1205で、補正予算の概要は3ページなんですけれども、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業です。この中で実施時期を令和3年3月中旬ということで、これはスムーズにできるための体制をつくるっていうのは分かるんですけれども、この時期で補正予算に上げられたという意味があると思うんですけど、そのところをちょっと教えていただきたいのと、コロナウイルスワクチンが接種できるようになったときの市民とか市の予算体制というものがあれば教えていただきたいと思います。 ○委員長(山名隆衛君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) 今回の補正におきましては、恐らく来年度から始まるであろう新型コロナウイルスワクチンの準備事業でございます。第3次補正で一部早くなるようなことも国は今、示しておりますが、まだ今のところはっきりは決まっておりません。今回の全市民に対してしなくてはいけない予防接種になりますので、接種券っていうのを作らなくてはいけません。そういうものの準備費のために、今回補正を上げさせていただきました。接種券そのものは風疹の抗体検査で使ったようなああいう接種券を使いまして、皆さんが行きつけの病院で接種できるようにということで、今準備を進めさせていただいております。それのための接種券の印刷費用と、そしてお送りする封筒の印刷、そしてその他御案内の印刷などのために今回は上げさせていただきました。一応3月までにそういう事務的なことは終えとけというのが今回の厚生労働省からの指示でございますので、私たちとしては風疹の予防接種のときと同じような今、段取りで進めているので、今回補正を上げさせていただいております。  ワクチン接種につきましては、国の第3次補正の中で少しずつ具体的になってきて、今年度中にコロナの予防接種ができる人たちがどういう人たち、そしてその次にというのが今決まりかけております。優先順位としては医療従事者が一番なんですけれども、その次に75歳以上の方が次の優先順位に上がっておりますので、国の指示としては3月中と言われておりますが、その今準備を進めている状態なので、それがまだ詳細が分かっておりませんので、それに向けて準備はしております。ですから、住民に対しては対象者の人に通知をするという格好でお伝えして、何回かに分けていかないとたくさんの人ですし、受けていただく医療機関のほうもやっぱり1日当たりの接種される数も決まってますし、どのワクチンが丹波市に配給されるかによってワクチンの保管状態が違います。マイナス75度で保管するってなかなかの保管庫を買わなくてはいけませんので、保管庫でしかも解凍したら5日以内という決まりもあるので、きっちりと各医療機関に配らないといけませんし、医療機関側も1アンプル開けたら5人をきっちり確保して接種しないといけないので、まあそういうことの協議をこれから丹波市医師会と詰めていきますので、まだ未知なところがありますがきちっと国の制度に遅れないように整備したいと思っております。
    ○委員長(山名隆衛君) 広田委員。 ○委員(広田まゆみ君) 国の指示があったということで分かりました。今年度中に整備することによって何かメリットがあるというか、国からの何か指示を守ることでメリットがあるとかっていうようなことがあるのかということと、あと接種に関しての費用的なことに関しては、今の見解での所見を聞きたいと思います。市がどれだけの持ち出しになるとか、例えば、個人負担があるのかとかというような今の現状況の所見をお願いします。 ○委員長(山名隆衛君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) 費用につきましては、全て国が費用を持ってくれますので、10分の10の補助になってますので市からの持ち出しはございません。  すみません、あと最初に言われた所見を述べるんですか。メリット。               (発言する者あり) ○委員長(山名隆衛君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) それはやっぱりこれだけもう連日テレビで報道されて、予防接種の体制を整えると言われてますので、やはり市民の皆さん方がスタートになったらすぐに接種したいというのはお持ちでしょうから、その下準備として準備をしておくことが一番必要だと思っていますし、予防接種をするときにすぐに予防接種はできないんです。やっぱり医師会の開業医の先生との調整が本当に時間がかかって、もう今月から調整を始めてますので、すぐにできないというものがありますので、やはりそういうことを考えますと3月の末ぐらいにできるということを今目標に開業医の先生方にも協力していただいて、受けれる体制をつくるっていうのが今の一番大きな役割だと思ってます。それをすることによって、もう住民のかかりつけのやっぱりドクターに診てもらって予防接種するのが大事で、やっぱりいろんな副作用のことを考えるとふだん行ってないところの病院に行くのすごく不安だと思うので、ふだん自分のことを診ていただいている先生にきちっと予防接種を受けるっていう体制を整えるのが市の役割だと思っております。 ○委員長(山名隆衛君) 広田委員。 ○委員(広田まゆみ君) 国からのこの全額補助という点で、頑張って今年度中っていうふうにされているのだろうというふうに思って、御苦労さんなことだなと思ったわけですけれども、はい、以上です。 ○委員長(山名隆衛君) ほかに質疑はございませんか。  谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) 補正予算書30ページの1903の地域医療対策事業についてなんですが、全体として1,320万円減額となっております。その中で委託料は例年大体6,480万円ぐらいで減額しているのが120万円で、まあそんなに大きな差はないんですけれども、特に貸付金ですね、これが100万円であったり900万円の年もあったり様々なんですけれども、今回債務負担も含めて1,000万円の減になってるんですけれども、これの理由についてお願いします。 ○委員長(山名隆衛君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) 今回のこれにつきましては、毎年隣の丹波医療センターに来られる先生方の研究費として渡しているお金がございます。それに対してなかなか応募が満額なかったというのもございますので、今回は減額させていただいております。まあ先生丹波医療センターに赴任されるときにいろんな研究をしたいなと思って来られるんですけども、継続でされている先生方もございますし、今回新たな先生が少なかったというのが原因で今回は落とさせていただいております。 ○委員長(山名隆衛君) 谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) 今の説明で大体そこの貸付金の減額の理由は分かったんですけれども、これと委託料の地域医療循環型人材育成事業委託料もこれは連動して下がってくるものなんですか。 ○委員長(山名隆衛君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) 詳細につきましては、担当課長より御説明いたします。 ○委員長(山名隆衛君) 地域医療課長。 ○地域医療課長(足立安司君) 地域医療循環型人材育成事業委託料のほうにつきましては、神戸大学と兵庫県と丹波市の3者で協定をしまして、神戸大学からのいわゆる医師の派遣について協定を結んでおる部分でございます。本来、協定額のとおり予算を上げたらよかったんですけども、昨年度10%消費税が上がったということで若干多めに見ておったんですけども、協定の中でそれは不要ということになりましたので、今回減額ということでございます。 ○委員長(山名隆衛君) 谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) 連動ではないいうことの説明だと思うんですけれども、例年の協定額でいいますと6,480万円、10%だと648万円ぐらいになるのかなとは思うんですけれども、今回補正で下がっているのが120万円で、その金額の差というのはどこら辺から出てくるものなんでしょうか。 ○委員長(山名隆衛君) 地域医療課長。 ○地域医療課長(足立安司君) もともと8%の予算を持っておりまして、それが10%になるということで2%分を増額していったというところでございます。 ○委員長(山名隆衛君) ほかに質疑ございますか。  奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 概要の2ページでちょっと質問します。  先ほどもちょっと出てましたけどちょっと教えてほしいんですけども、休日応急診療所、それから相談支援事業所まごころ、通所支援事業所もみじ等の合計27名の方に慰労金という形でされるわけですけども、大変御苦労さんになっているのでそれはそんでいいんですけども、あとほかの特別会計でも出ますけども、これは国のほうで……それで聞きたいのは結局民間の診療所、病院のほうは国のほうから直接出るようになってんのか、市に関係するとこは市から出すようになってるのかということをまず聞きたいのと、それから概要の2ページのほうの認定こども園の感染拡大防止事業補助金の分で今回も出てるわけですけども、これ多分9月補正の第7号で、くらしの安全課のほうからここに入ってたんかどうか分かりませんけども、福祉施設医療機関等130施設いうことで、そのときに消毒液とマスク、消毒液が1,000リットルとマスクが10万枚予算出てます。それとは関係ないとこなのか、もしもほかにもこういったいろんな事業所に、これまで補正で対策のマスクとか消毒液とかしてますけども、それの今の在庫がどのようになってるかとかそういうことを把握されてんのか。それで把握された上で、追加でこういうものが出てきてんのかいうことをちょっとお聞きしたいと思います。 ○委員長(山名隆衛君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) この医療機関につきましては、兵庫県のほうからそれぞれの医療機関に通知は行っております。直接患者を診た医療施設には20万円、そして感染対策に一定の役割を担ったところとして5万円とかいうそれぞれ基準がございまして、それの基準に基づいてそれぞれの医療機関が直接申請をしておりますので、今回の補正では丹波市に関係する部署につきまして、この該当する慰労金の支給対象施設を持っておりましたので、それの補正を上げさせていただきました。 ○委員長(山名隆衛君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) 年度当初に集めました消耗品につきましては、それぞれの部署に配置はさせていただきまして、それぞれ使っていただいておりますが、現在の在庫につきましては、申し訳ございません手元に資料がございませんのでお答えできませんけども、それぞれ管理をしながら今回の予算に反映させていただいたというところでございます。 ○委員長(山名隆衛君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 感染防止の予算書の25ページのほうの今の後のほうのことですけども、年度当初やなしに9月補正の第7号でこれあったんちゃうんかなと思うんですよ。今それで在庫を把握してませんいうことですけど、やっぱりこれね、何もしたらいかんとはそんなことは言いませんけども、やっぱりあるとこに渡すんやなくって、ないとこいうか不足してるとこにきめ細かく配布せんと意味がない思います。そこのこともこれ多分前の補正のときに、マスクに関しては平均ですけど一つの施設に800枚は行ってますわ。計算上、10万枚やから。七、八百枚行ってます。これ何で、こう追加で国の予算があるさかいに、これいけるさかい言うて組んだのかというふうに思われるんですよ。やっぱりその無駄とは言いませんけどもやっぱり要るところに、先ほども言いましたけどやってもらわんと。国に返しなさいとかそんなこと私は言ってないですよ。ほかに要るとこあるんやないかなと思うからそう言ってるんですよ。やっぱりそれはほかのこともこのコロナ対策は特にですね、やっぱりその今現在、前渡してる分がどれぐらいになっとるかぐらいの問合せぐらいはしとくべきやと思いますけど、どうですか。  それから、先ほどの医療従事者のほうは分かりましたけども、ほかの民間のとこはその県のほうに申請されてなってるということですね。 ○委員長(山名隆衛君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) 9月補正でお世話になったのは、厚生労働省が出してきてくれている新型コロナウイルス感染症包括支援事業の補助金を使わせていただいて、そういう消耗品等を買わせていただきました。今回の補正は、今度内閣府が子ども・子育て支援交付金というのを充ててくれておりまして、延長保育事業や一時預かり事業にもそういう消耗品を買うお金というのを頂いております。当初は、9月補正ではもう既にいろいろ補助をしておりますので、それで賄えるのかなというのを思っておったんですけども、やはり認定こども園などはもう毎日のことですので、やっぱり消耗品が見る見るうちに減ってくるということがあって、やはり足らないという要望もございましたので、今回、内閣府のほうの国庫補助、これも10分の10頂ける事業なんですけれども、こちらのほうで1か所50万円ずつお渡しして、また冬場になってきますとやっぱり消毒液の量がたくさんだったりとか、そういうものが増えてきているように思われますので今回補正を上げさせていただいて、これから3月までの間しのいでいただきたいなと思って上げさせていただいております。 ○委員長(山名隆衛君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 厚労省であろうと内閣府であろうと出てくるのはかまへんのです。先ほど私が1回目に質問したときに、生活環境部長のほうから在庫は聞いておりませんいうことやったから、それで違うんちゃうか言うたら、今、健康・子育て担当部長のほうから、認定こども園とかやったらもういっぱい使ってんねんやというふうな声があったというふうに、どっちがほんまか分かりません。それで認定こども園、13園全部そう言うとってんですか。  それと併せて聞いておきますけども、学校にもマスクとかいっぱい全部配布してます。学校の配布状況を把握されてますか。私は子供たちには毎朝出会うから、子供たちに聞いたりするんやけど、あんまり配布されとるようにないんやけどね。小学校・中学校配布されとんの把握されてますか。 ○委員長(山名隆衛君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) 年度当初に行いましたのは、先ほども申し上げましたように、緊急的にそれぞれのあるものを使って作り置きマスク、それから消毒液は中心にもう消費をさせていただいたと考えております。が、購入数あるいは配布数につきましては追っておりますので、先ほども申し上げましたように手元に資料がございませんのでお答えできませんけども、購入数とそれから配布数については追っておる状況にあります。その中で現在不足している物について、今回補正をかけたものだと考えております。今後につきましても丹波市でそれぞれ備蓄するものは保管しながら、有効なものについては配布していきたいと考えておりますので、まず連携をして配布してまいりますので御理解いただきたいと思います。 ○委員長(山名隆衛君) 教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) 学校のマスクの配布状況でございますけれども、年度当初に一括して購入した分については全ての学校に配布をしております。学校のほうで管理・配布等していただいております。その後、教育委員会のほうで購入した分についても配布等いたしておりますし、在庫数は把握しておりませんけれども、教育委員会のほうにも幾らか在庫はあるというような状況でございます。 ○委員長(山名隆衛君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 教育のとこで聞きます。 ○委員長(山名隆衛君) よろしいか。  ほかに質疑はございますか。  小橋委員。 ○委員(小橋昭彦君) 2点お伺いしときます。  1点目は、23ページの1411人生いきいき住宅助成事業、これ総額補助に変わり申請者が増えたというふうに伺いましたけど、ちょっと意味が分かりにくくって、市民にとって使いやすくなったから増えたということだと思ってますが、ちょっとそこら辺補足の説明と、どのぐらい増えたのかということをお伺いしたいと思います。  もう一点が、先ほど来出てた31ページの2207丹波市クリーンセンター管理運営事業なんですけど、ステイホームでごみ処理が増えたからというふうに説明があったんですけど、これたまたま別途議案外の資料請求でクリーンセンターのごみ処理の量の推移を請求されてて、それをまあ見てるんですけれども、私の見方が悪いんかもしれませんけど、平成30年度が1万4,000トン、令和元年度で1万4,500トンといったような数字がそれだと思ってますが、ステイホームの影響で増えたようには見えないんですけどこの表では。ちょっとその辺りどういうことか説明いただけませんでしょうか。 ○委員長(山名隆衛君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長(金子ちあき君) 今、小橋委員お尋ねの人生いきいき住宅助成事業についてでございますが、この内容につきまして増額補正をいたしましたのは、今まで例えばトイレに幾ら、お風呂に幾ら、廊下に幾らというふうな箇所別の基準設定がされておりましたが、住民の利便性を配慮した上で、トータルの金額として給付がされるようになるということで、上限額の撤廃により利用者の利便性が向上して、実際に申請が伸びたものでございます。それぞれ非課税均等割世帯が14件から17件へ、所得税均等割世帯2件が2件、それから所得税課税世帯が5件から6件、所得税課税世帯7万円以上が4件から10件という増えた中での総額補正でございます。 ○委員長(山名隆衛君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) 1万4,000トン程度のごみ量の推移でございますが、これまで1万2,500トン程度のごみの推移を予測しておりましたが、実際には1万4,000トン程度になっておりました。これは既にもうごみがちょっと飽和状態にある状態でございましたが、今年に入りさらにステイホームの関係で御自宅で過ごされる時間、あるいは御自宅の清掃が進んだ関係でごみが一気に上がってきておる状況にあります。昨年度に比べても一気に上がっておりますので、これまで契約変更まで至らない程度に収まっておりましたが、それを超えた状況にあるということでございます。 ○委員長(山名隆衛君) 小橋委員。 ○委員(小橋昭彦君) 人生いきいき住宅助成事業のほうは分かりました。そうして利便性が高まったことで申請が増えて、高齢者にとってとか、バリアフリー化だとか進んでいくということなので、今後のまた制度設計の参考にしていただきたいと思います。  クリーンセンターちょっとよく分かりませんね。これ手元にある資料は令和2年10月までの資料なんですけど、月次を追っても昨年度から増えたようにはないんですけど、これどういうことなんでしょうか。総ごみの推移量、私の手元の数字を見合わせてみると月別に今資料出されてます。これ議案外で出されてるので手元にそっちもあるかどうか分かりませんけども、今年の4月、5月、6月、7月、8月、9月を令和元年度の4月、5月、6月、7月、8月とかと比べても増えてるようにないんですけど、これはどういうふうに理解したらよろしいですか。 ○委員長(山名隆衛君) 暫時休憩します。                 休憩 午前11時20分                ───────────                 再開 午前11時21分 ○委員長(山名隆衛君) 再開します。  生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) 資料は12月1日付の提出資料で間違いないですか。ここには書いておりますけども資料のセンターに、うち丹波篠山市分っていうものがあります。これは丹波篠山市が工事をしておった関係のものも全て含んでおります。含んだ上でのごみの総量となります。これを併せても、丹波市単独でここへ発生する分については増えてきておるという状況にあります。まず丹波篠山市の分を加えたものに比べても今年は増えてきているという評価をしております。 ○委員長(山名隆衛君) 小橋委員。 ○委員(小橋昭彦君) ちょっとこの表つまりどういうことですかね。確かに、丹波篠山市の清掃センターへの分が増えてるのは数字から見えてるんですけど、今の説明もうちょっと補足していただけませんかね。左側のクリーンセンター処理分っていうのは増えてはいないですよね。何を見たらこのクリーンセンターの委託分が増えてるというふうに、どこの数字を見るんですか。 ○委員長(山名隆衛君) 暫時休憩します。                 休憩 午前11時22分                ───────────                 再開 午前11時23分 ○委員長(山名隆衛君) 再開します。  生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) 失礼いたしました。担当の環境課長よりお答えいたします。 ○委員長(山名隆衛君) 環境課長。 ○環境課長(井上里司君) それでは、詳細につきまして説明をさせていただきます。  この表を見ていただきますと平成30年度につきましては、先ほど言いましたとおり、丹波篠山市の基幹的設備改良工事、大規模改修が平成30年度、平成31年度と行われております。その関係で山南地域の燃やすごみにつきましては、平成30年度につきましては9月から2月まで6カ月間ですね、そこで406トンを入れとります。それと、平成31年度につきましては4月から10月まで、5月を除きまして7カ月間で465トンをクリーンセンターのほうへ入れさせていただいとるいうような関係がございます。それで昨年の年度末に、特に3月10日に焼却する稼働日数が300日というふうになりましたので、ピットの残を考慮しましてもその時点で焼却を停止したということになってます。3月につきましてもやっぱりコロナの関係とかございましたので、その停止をした後3月の末までには550トンという大量のごみが搬入をされたということで、今年度につきましては全体的に800トンがもう年度当初からピットの中に残量が残っとったというようなことになってます。それにつきましてもかなり増えたというところと、丹波篠山市分を考慮しましても10月末まででは300トンほどは増加をしております。今後まだ11月以降につきましても、毎月の推移を見ますと大体100トン近くは増えておりますので、今年度末までにつきましては1,800トンほどの焼却が必要やということで、今回補正を上げさせていただいておるというような状況になります。 ○委員長(山名隆衛君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) 補足になるかどうか分かりませんが、まず先ほどの説明によりますと、令和元年度ですね、そのときには丹波篠山市のも受けておった関係で、丹波市クリーンセンターには相当の負荷をかけておったということで、年度末までには800トン、結局はコロナの影響もよりますけども800トンが余剰してしまった。年度を越してもステイホームがそれぞれ定着した関係で、家庭内のごみがそれぞれ増えてきた関係がございます。それによってその800トンに対しまして、まだ1,000トン近くごみが増えるであろうという見積りをさせていただいております。よって令和2年度当初には既に800トンあり、その後1,000トンがステイホームによってごみが増えるであろうという見積りをした関係で、今回補正をさせていただいたということでございます。これで分かるでしょうか。          (「要は、増えとるいうことや」と呼ぶ者あり) ○委員長(山名隆衛君) よろしいか。 ほかに質疑はございませんか。  質疑がないようですので、3款民生費及び4款衛生費についての質疑を終わります。  次に、6款農林水産業費及び7款商工費についての質疑を行います。  質疑はございませんか。  須原委員。 ○委員(須原弥生君) 7款の商工費です。37ページで1305観光拠点整備事業で、株式会社西山酒造場のほうに宿泊施設の改修ということをちょっとお伺いしたんですけど、このひょうご観光本部観光施設改修支援事業というものがどういうものなのかお尋ねをいたします。 ○委員長(山名隆衛君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(岡林勝則君) この事業でございます事業主体としましては、公益社団法人ひょうご観光本部というところでございます。県レベルの観光協会、県の外郭団体のようなものになりますが、ひょうご観光本部というところが事業主体となってございまして、そちらが事業目的としては観光客の利便性向上や地域の魅力向上など、地域観光のにぎわいづくりに資する事業というところで、例えばですけれどもゲストハウスなどの体験型宿泊施設ですとか、レストランや工房、ギャラリー、ホール、交流スペース等のそういった改修に補助をするというところで、今年の10月に募集を県内にかけてございます。その補助率としましては、その事業費の2分の1が県の補助で、あと4分の1が市の補助、まあ負担金という形での市としましては参加というような状況になります。その中でこの度、株式会社西山酒造場がそちらのほうに応募をされたというところで、ひょうご観光本部のほうで審査をされ採択されたというような状況ですが、市としましてもその事業がどのような事業かというのはしっかりと確認する必要があるであろうということで、個別に株式会社西山酒造場のほうにはプレゼンをいただいて事業内容を確認した中で、今回市の負担分を計上させていただいたという状況でございます。 ○委員長(山名隆衛君) 須原委員。 ○委員(須原弥生君) このひょうご観光本部観光施設改修支援事業とされてる公益社団法人に市も入ってるということで市が負担になるのでしょうか。なぜ市が負担するのかというとこら辺の説明をもう一度お願いします。 ○委員長(山名隆衛君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(岡林勝則君) 担当課長のほうから御説明させていただきます。 ○委員長(山名隆衛君) 観光課長。 ○観光課長(中原有美君) ひょうご観光本部につきましては丹波市も会員となっておりまして、毎年別途会員としての負担金は支出している団体です。今回の観光拠点整備事業につきましては、通常の負担金とは別途この事業の分の負担金として拠出しているものになります。 ○委員長(山名隆衛君) よろしいか。  ほかに質疑はございませんか。  奥村委員。
    ○委員(奥村正行君) 私も同じとこなんですけども、市としても個別にプレゼンをして確認したというような答弁が今ありましたから、ちゃんとされとんねやとは思うんですけども。この公益社団法人ひょうご観光本部の募集要項等を見てますと、資料請求させてましたんでそれ見せてもうてますと、補助要件で10年以上の活用が見込まれる事業であることということがあったりですね。まあ補助要件はそうでして。それはほなそういうふうに今後も当然見ていかれるんやと思うんやけども、毎年そういうふうな経営状況いうかね、そういうなんは報告受けられるようになってんのかいうことと、それからこの市の補助金もこうして出すわけですから、市の補助金等の交付規則とは関係なしで、それとは別個で公益社団法人ひょうご観光本部のほうの出されるおつもりなのか、それは市の補助金等の交付規則の範囲内やないとおかしいと思うんやけど、そこら辺は大丈夫なんですか。 ○委員長(山名隆衛君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(岡林勝則君) まず、活動期間10年というところでございますが、市としましても、しっかりとその後の運営状況というのは確認をしていきたいというふうに考えております。県の場合は要請した場合というようなところになっておりますが、市におきましてはしっかりと運営状況の確認はしていきたいというふうに考えております。  それからこの支出につきましては、おっしゃるように負担金というものの補助金の性格を持っておろうかと思います。その辺は補助金の交付規則等がございますので、そこと照らし合わせながら運用を図っていきたいというふうに思います。 ○委員長(山名隆衛君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) そしたら、今これずっと見てたら、その公益社団法人のほうの分には万が一のときの返還のことについてはないようにあるんですけども、丹波市の場合はありますわね。そこら辺は丹波市のんでそういうようなことが万が一あったときには、求められるというふうに先方さんは理解されとるんでしょうか。そういうふうな書面とかがあるんでしょうか。 ○委員長(山名隆衛君) 観光課長。 ○観光課長(中原有美君) 返還につきましては、それはひょうご観光本部のほうに確認を取らせていただきましたところ、国の補助金適正化法に基づく補助金の返還等に準じて、もし10年以内に事業が終了するようなことがあれば、返還されるというふうに確認を取っております。市も同様の手続を取ることとなります。 ○委員長(山名隆衛君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) そしたら、その丹波市の補助金等交付規則とは別個に国のやつで対応されるいうことやね。それでええんかいな。 ○委員長(山名隆衛君) 観光課長。 ○観光課長(中原有美君) 今回のこの補助金としては、ひょうご観光本部が補助金交付要綱にのっとって支出する補助金でして、市としては補助金という、まあ性格的には補助金的なものではありますけれども、負担金ということで支出をさせていただくものですので、補助金交付要綱としてはひょうご観光本部の補助金交付要綱に沿って、補助金事務については行われるということになっていきます。 ○委員長(山名隆衛君) ほかに質疑はございませんか。  小橋委員。 ○委員(小橋昭彦君) 32ページからのさっき歳入のところでも話題になりました1305の担い手農業者育成事業なんですが、強い農業・担い手づくり総合支援事業補助金については分かりました。それでここでそのほかにも法人化促進総合対策事業補助金とか、あるいは地域おこし協力隊起業支援補助金、あるいは農の学校修了生育成支援事業、全て減額になっていってます。本来ならやはりこういうものを使って地域の農業振興に役立つ人を育てていかなくちゃいけないところをこうして減額ばかりになっている、ちょっとその辺りの事情を説明いただけませんでしょうか。 ○委員長(山名隆衛君) 農林担当部長。 ○農林担当部長畑田弥須裕君) 法人化促進総合対策事業補助金につきましては、当初の予算の見込みが5件を予定しておりました。前年度に法人となったまたは年度内に法人となることが確実と見込まれる団体を対象に、必要な取組に対して補助を行うというものでございます。かかる機械の導入とか施設の導入にかかる費用の3分の1を補助するもので、上限が300万円となっております。今回要望がありましたのは3件の要望がありましたので、あと2件当初の計画よりは少なかったということでございます。 また、地域おこし協力隊起業支援補助金ですけども、令和2年3月31日に任期満了となって、市内で就職をされるという方2名計上しておりましたけども、1名の方が就職ということでしたので1名分が減になっております。  農の学校修了生育成支援事業でございますけども、国の事業では45歳未満、就農して5年間ですけども、そのうちに1回ですけども上限が60万円ということで、機械とか施設の補助があります。しかしながら、45歳以上の方もこの農の学校には生徒で来られてますので、その方々にもこれと同じような適用ができないいうことがありましたので、これは市のほうの補助で同じような条件で機械とか施設に60万円、2分の1補助になりますけども予定をしておりました。4名を予定しておりましたけども、1名しか独立就農が条件でございますんで、就農されていても独立というのが条件でございますので、1名しか独立されてなかったというような状況でございます。 ○委員長(山名隆衛君) 小橋委員。 ○委員(小橋昭彦君) 事情はそれぞれ説明で分かったんですけど、これはまあ少なくなったからよかったんじゃない、要するにそれだけの例えば4名の予定だったけども結局独立就農される方が1名しかいなかったといったような、やっぱりその支援の体制が弱いんではないかというような気もするんですけども、そこら辺はどうですか。 ○委員長(山名隆衛君) 農林担当部長。 ○農林担当部長畑田弥須裕君) 係長と担当とおって、随時週に何回も学校のほうに行っております。そこで就農相談、まあもちろん農の学校のほうにもつきましても、経営学というのも座学で受講されてますので、普通の農家の農業をやられてる方よかそういう経営面では突出した学問も受けておられるんですけども、独立して就農されるという方が少なかったということで、そのフォローにつきましては担当2人がいつも週2回、3回と行ってフォローもしております。またマイファームのほうの先生方からもフォローも大変手厚く受けておられますので、たまたまそういうことであったということでございます。 ○委員長(山名隆衛君) 小橋委員。 ○委員(小橋昭彦君) たまたまということなので、これからはしっかりとそういうシステムできていくんだろうというふうに期待はしますけど、取りあえず今回こういう形になっているので、それぞれの事例をしっかり研究いただいて、しっかりとサポートして丹波市内の農業振興に役立っていただけるように期待をしたいと思います。もう意見として終わります。 ○委員長(山名隆衛君) ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(山名隆衛君) 質疑がないようですので、6款農林水産業費及び7款商工費についての質疑を終わります。  次に、8款土木費及び9款消防費について質疑を行います。  質疑はございませんか。  奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 39ページの3103河川総務費の補償補填及び賠償金ですけども、昨日の民生産建常任委員会で所管事務調査関係の分で説明があった件でございます。その説明の中で、この野坂地内急傾斜地崩壊対策工事ですけども、基本的に地元の要望に対策工事が計画されて進められていた件のようでございます。それで、契約解除の経緯いうところで昨日説明があったのは、「山腹崩壊で山の土砂が減っており再度崩壊しても被害が発生しない」とか、また栗の木を残してもらいたいため工事範囲から外すように要望を受けた、工事範囲を縮小して起工を行い、入札の結果、業者に受注してもらってて、その後、契約後に受注者のお知らせ等のために受益者を訪問したら、裏山の土砂採取業者から土砂採取の計画を聞いて、いずれ山を更地にする計画であることから工事が不要となるため、取りやめてほしいと申出があったということです。この裏山というのんの所有者はこの同じ方なのか、全然第三者の方なのかいうことをまずお聞きしたいのと、このずっと流れを聞いてますと、これによって市の瑕疵があって、業者に対しては払わんなん思うんですよ金額は。契約途中でこちらの勝手でやめるんやから。果たしてそれを市が負担すべきものなのか、そこら辺の説明をまずお聞きしたいと思います。 ○委員長(山名隆衛君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 奥村委員からの御質問ですが、今回この裏山の土砂採取の箇所につきましては、今回の防護柵を設置します受益者の方とは全く違う方の第三者の持ち主の山でございます。  それとこの賠償金、市が持たんなんのかというところの御質問でございますが、これは財務規則並びに契約の約款におきまして、工事の契約を解除した場合は受注者に賠償を及ぼしたときはその損害を賠償しなければならないという項目の一環から今回予算を上程しておるわけでございます。そこで、その市が持たんなんのかというところにおいては、いわゆる受益者に負担を求めるべきかということでしょうか。その辺り再度お聞きしたいと思いますが。 ○委員長(山名隆衛君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) その財務規則とかそういうようなんのは、ちょっと私調べてないから分かりませんけどね。この契約解除の経緯等を読ませていただいてるとね、どの角度から、私はですよ市が負担せないかんもんではないというふうに思うんです。受益者にほんなら求めたらいいのかということやと思いますけども、これはあくまでも地元要望から出てきてる分でね、いろんなこちらの市の事情でこれやめるん違いますわね。申請されたその事情でこれ中止になるんでしょ。やめるんでしょ。これ工事をやめる原因は市ではないん違うんですか。せやさかいに市が出すべきやないん違うかということを言ってるんです。 ○委員長(山名隆衛君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 今回この裏山の採取につきましては、いわゆる地域も受益者もですがそんな意思がなく、いわゆる不測の事態でこういった今後将来的に山が更地になってしまうということなんで、これはいわゆるこの地元であろうと受益者であろうとそこが原因であって今回の契約の解除になったいうわけではございません。そういったことでこれは単なる受注者と発注者の契約解除に基づく賠償、今回上程させていただいたというところでございます。 ○委員長(山名隆衛君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 経緯の中でね、「いずれは更地になる計画とはいえ、それまでの間は崩壊の危険があることから工事を実施すべく受益者に理解を求めてきましたが、工事は受益者の所有地内に防護柵を設置するものであり、受益者の同意なく施工できないこと、受益者が不要と申出されており、要望を受け事業を進めてきた前提が崩れることから、やむを得ず工事を中止し」となってますけどね。これ市の判断としては、更地になる計画があったって、それまでの間崩壊の危険があるということなんでしょ。これせやったらせないかんと私は思いますのんと、ほんでこれやったら受益者の所有地内いうことやから、その受益者の所有地内にするいうことは私もほかのとこでも聞いたことありますけど、この災害のときに、この同じような平成30年の災害のときの山が持ち山やけど家の裏の近くに崩れたときに工事してもらってね。そのお家も何十%か負担されてますわ。この場合はこの工事はこの受益者は負担するようなっとったんですか。これ全部市が100%なってんの。そういうようなことをもって私はやっぱりこれおかしいと思いますよ。どういういきさつ、やり取りがあったのかはそこまでは私聞きませんけどね。せやけどこれはおかしいと思うんやけど、おかしくないですか。 ○委員長(山名隆衛君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 確かにおっしゃいますとおり、この裏山全て更地になるまではやはり危険であるということから、市におきましてもこの受益者の方には工事をしていただくように求めてきた経緯がございます。ただ、この受益者の方についても、いわゆるもう将来的にこの防護柵は不要となるんで、無駄な税金を投入してまでも必要ないということも感じられておったいうことでもあります。そういったとこで本人も将来的な山におけます土砂崩れが発生した場合は、自分で責任を持つというような一言も書いて申出をいただいております。そういったとこで今回中止にしておりますので、受益者並びに地域においての負担は求められないものと当局では考えております。この事業につきましては有利な起債事業でやっておりますので、本人の負担はございません。 ○委員長(山名隆衛君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 今までちょっと経緯聞いておりましたけれど、今年度改めて起工する際に受益者に計画説明を行ったということで、いろいろ要望があって、残してくれとかね、縮小するということで合意を得てやったということなんですけど、その合意の際に、受益者との間で何ら覚書等についてはなかったいうことやね、結果的には。そのこれを取りやめる際には覚書か何か念書を取ったいう話ですけども、ちょっとその辺の経過どうなんですか。どういう約束事ができとったかということです。 ○委員長(山名隆衛君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) その辺りの詳細につきましては、河川整備課長から御説明申し上げます。 ○委員長(山名隆衛君) 河川整備課長。 ○河川整備課長(高野和典君) 工事の説明をさせていただきに行ったときにつきましては、そういう覚書というものは取り交わせてはおりません。その工事の取りやめを申し出られたときに当たっては、取りやめの申出書というようなものを書いていただいております。 ○委員長(山名隆衛君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 要するに、本人の同意を得て、まあ受益者ですね、工事を着工するいうことについては、話合いの結果縮小してやることになったという、その辺は全くもう口頭でしかないという話やね、これで言うたらね。ところが、やめてほしいいうのは申出書もらったと。それも財務規則になんかあるんですかね。こういう工事、要するに受益者がやってほしいと、防災のためにね、それを基に事業をやるわけやけれど、その際、同意とかそういうものは本来受益者との間でこういう事態になることは想定されるわけですから、何らかの念書的なものを、もしこれをやめる場合はこうですよというようなことも含めてね、今後の話になるかもしれませんけど、ちょっとその辺の財務規則上はそういう受益者の要望事項によるところの工事においてやる場合は、何らそういうことについて文書的な取扱いはもう全くないということやねそしたら。どうであれ後でやめてくれ言うたらそれでもうやめんなんと。結果的には市がその工事中断の賠償金を払わなきゃならないと、こんなことになってしまうんでそれはちょっとどうかなと、ほんま私は思うんです。そういうところの不足しているところが今、今回ここに出てきてんじゃないかと、取扱いの問題でね。そういうことじゃないんですか、この問題は。 ○委員長(山名隆衛君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 手元にその財務規則でその覚書を取るのか、ちょっと今お答えはできませんけども、ただ今回はいわゆる受益者の方との設計するに当たっての設計協議的なことで打合せをさせていただいたというレベルでございまして、そういったことで事業は縮小しながらでも今回の防護柵を設置するという流れになっておるわけで、ただ受益者がその後にその裏山が全て土を取って更地になるということを聞かれたことから、今回その後に中止の申出という流れになっております。 ○委員長(山名隆衛君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) その流れはそうやからこうなっとんですけれども、もうそのときにその受益者のため、受益者のため言うたらおかしいな、まあそうやな、防災工事やるわけですから。後で念書取られたんでしょ。後どういう事態になったとしても市は責任を持ちませんよという念書を取ったんじゃないですか。そうじゃないの、今さっきの話やったら、その辺はそれが本末転倒やないかと思う。最初にその話をしとかないと後でまあそんなこと、念書取るとか覚書取るということはちょっと、まあそれもそうなん、常識ではそうかもしれないけど。そういうことについてやっぱ今後の扱いも含めて、私もこれ実際上、問題を起こしたところが責任持つべきやと思うんですけどね。つまり受益者のほうですよね。だから、財務規則でそういうことがなくって工事の中断した場合は、もう賠償金ということはそれはそうかもしれませんが、これまでの取扱いの経過の中でそういうことになっているんで、その辺は今後の取扱いとしてどうするかということについても検討しなきゃならないかと思うんですが、いかがでしょうか。 ○委員長(山名隆衛君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 問題を起こしたとこがという御発言があったわけですけども、問題が起こされたのは受益者じゃなくて、ただ裏山の土砂採取によって将来的に更地になるのが原因であって、受益者の意図によってこの山が削られとるわけではないんで、その辺りは御理解いただきたいというところでございます。  あと、受益者に対する事前の覚書また同意等を取る方向で、今後考えるべきではないかという御意見やったと思いますが、従来から受益に関わる方の工事に当たってのそういった覚書、念書的なものは従来から取っておりません。それが本当に全て取っていく必要があるのかいうところは、ちょっとこれからは内部のほうでそれは調整させていただきたいと。まあ相当なまた事務量になってきますので、はい。今回は本当の異例といいますか、受益者とは全く関係ない裏山での工事による中止ということなんで、御理解いただきたいと思います。 ○委員長(山名隆衛君) 太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) 関連になりますけれども、先ほどは有利な起債で地元には負担がないという答弁やったと思うんですけども、その有利な起債とはどんな起債をされたかをちょっと教えていただきたいのと。  それから、この188万8,000円という賠償金の算出ですね。これはどういう根拠があって出しておられとるんか、まあ全然まだ工事には着手されてないと思うんですけども、まあ何か決まりがあるんかね、ちょっとその辺をお聞きしたいのんと。  それとまた遡って、これの工事に関して設計もされとると思うんですけども、設計の金額がどれぐらいかかっていたもんか、ちょっとその辺の説明をお願いしたいとこのように思います。 ○委員長(山名隆衛君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) まずこの野坂地内急傾斜地崩壊対策工事の財源でございますが、これは緊急自然災害防止対策事業債という起債を使いまして、工事費の100%充当で、交付税算入が70%という大変有利な起債でございます。補助金よりは大変有利な起債でございます。それを活用しての事業でございます。  あと、賠償金の188万8,000円につきましては、まず損害賠償ですから受注者側からまず見積りを頂いたわけです。こんだけのいわゆるこちらから工事を解除したいという申出した期間内のを出していただきたいというのが、当初284万9,000円やったんです。それを当局側が精査しまして、188万8,000円というところで算定させていただいたという経緯がございます。  あと、設計費にかかる金額につきましては、河川整備課長から御説明申し上げます。 ○委員長(山名隆衛君) 河川整備課長。 ○河川整備課長(高野和典君) 設計につきましては、この野坂地内と柏原地域の北山地内2か所を一緒に行っておりまして、その合計額としましては810万3,240円の設計となっております。 ○委員長(山名隆衛君) 太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) 設計も810万円、この野坂の分で810万円。             (「両方で」と呼ぶ者あり) ○委員長(山名隆衛君) 太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) 両方でやね。まあ半分にしたって400万円。そんだけ無駄になったということでね。事情から聞いたら仕方ないかな思たりもするんですけども、本来でしたらやっぱり地元のほうも負担があってもええんねやないかと、私も同じように感じましたんでね。そういうようなことをきちっと仕組みをね、こういうこともある、初めてなんかどうか知りませんけども、今後の対応としてはきちっとしとかんと、一生懸命建設部のほうが頑張って設計もして、地元とも調整してやっとりながらこういうことが起きてしまうということは残念なことやと思うんです。何も起債の分が市債が減額になっとるさかいに、それはそれでええやないかいうことなんやけども、せやないお金が出てしまうということはね、これはまあまた余分な税金を使うということなんで、今後の対応としてはやっぱり地元にも負担を求めていくというようなことをちゃんと整理しとかんとね。一生懸命したんが何やったんやと、市債が減ったさかいによかったんやなしに、逆に言うたら要らん金が出ていくということになりますんでね。今後の対応は十分にお願いしたいとこのように思います。 ○委員長(山名隆衛君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) ただいま太田喜一郎委員のおっしゃいますとおり、ほかの分でもやはり一般財源を吸い込んで事業の費用がかかっております。そういったところは十分今後考えていくべきものであろうと考えております。  あと、事前に地元負担を求めるような書面等につきましては、建設部だけのことではございません。全庁における課題でもありますんで、それは市全体において今後考えてまいりたいと考えております。 ○委員長(山名隆衛君) ほかに質疑はございませんか。  近藤委員。 ○委員(近藤憲生君) 41ページの1202非常備消防施設管理事業の役務費の自動車法定点検料65万円の増額なんですが、10月の議員総会のときにお聞きして説明を受けたんですが、非常備消防の車両が対象が103台で、そのうち87台ができていなかったということは、差引きすると16台はできていたのかなというふうに推察しとるわけですけども、これ年度当初予算が50万6,000円計上されてて、16台は済んだと。今回87台に対して65万円の補正なのかなというふうに思うんですが、ちょっと台数と金額がアンバランスのように感じるんですけど、まずその辺の説明からお願いします。 ○委員長(山名隆衛君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) 担当のくらしの安全課長より御答弁申し上げます。 ○委員長(山名隆衛君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(徳岡泰君) ただいま自動車法定点検料の補正計上分についての御質問を頂きました。委員おっしゃったとおり、この件につきましては10月の議員総会のときに、その内容について御報告を申し上げました。非常備消防車両全103台あるわけですけれども、法定点検の間隔が正しくは6カ月のところを12カ月と誤認しておったということで報告させていただいたところです。  今回、補正を計上させていただいたんですが、近藤委員も御承知のとおり、非常備消防車両については、その多くが年度の下半期に更新をしておるというような傾向が見られます。ということは下半期に車検とか法定点検を予定していたというような車両が非常に多いということになります。誤認をしていたということは、車両の点検費用について毎年車両ごとに車検費用、あるいは法定点検費用のいずれかを予算化をして受検をしてきたということです。補正予算103台のうち、10月以降に当初予算のときに車検とか法定点検を予定していない車両について、今回追加をさせていただいております。すなわち、今年度の9月までに車検とか法定点検を受検した車両について、不足する分を計上したということになります。一点はそこです。  もう一点は、今回の補正予算計上に当たって内容を精査しましたところ、当初予算で計上が漏れておるというような車両が見当たりました。それと、点検料の単価の積算において、単価が実績額上半期の実績を見ますと安くなっておる車両が、全車両なんですが安かったということで、その分の差額についても追加を計上してきたということです。台数を申し上げますと、法定点検の台数、本来であれば点検未実施やった車両というのは16台あったんですが、そのうち1台についてはこの12月に車両の更新を行いましたので、残り15台になります。ただし、先ほど申しましたとおり、計上漏れの車両がありました、それが7台ありましたので、合わせて22台を点検料の追加がまずあります。それから、当初予算の単価が不足しておる分、これは当初予算計上しておる台数が本来は46台計上しておりましたので、その46台について差額の金額を追加して精査しましたところ、65万円という金額が出てきたということでございます。 ○委員長(山名隆衛君) 近藤委員。 ○委員(近藤憲生君) 今、丁寧に説明いただいたんですが、今回は議案に反対する話じゃありませんのでいいんですけど。また後ほどもうちょっと詳しく聞かせてもらいます。一番私が案じてたのは、令和元年度も当初予算51万9,000円なんです。今年度が50万6,000円ということで、過去にも法定点検を受けてなかったポンプ車があったんではないかなというふうに予想したわけですけど、その辺分かりましたらその点だけお願いします。 ○委員長(山名隆衛君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(徳岡泰君) 先ほどの答弁、お答えの繰り返しになる部分がありますけれども、法定点検の間隔、これが6カ月のところを12カ月と誤認していたということです。消防車両のうち自家用自動車で特殊車両、さらには車両の総重量が8トン未満のものについては、今申しましたとおり本来は6カ月ごとに法定点検を受けなければならないということです。ということは、これまでの予算の計上の仕方というのは、それぞれの年度ごとに車検か法定点検かどちらかだけを計上してきたということです。今年度車検を受けたら翌年度は法定点検というふうに1回ずつを上げてきたんですけれども、正しくは2年サイクルで考えますと、1年目に例えば法定点検を2回受けて、翌年度は法定点検を1回、さらに車検を1回というサイクルで正しくは計上して受検しなければならなかった。それを1年目に法定点検だけ、2年目に車検だけというような計上をしてこれまで誤って受検をしてきましたので、昨年度の予算と比較すると大きな開きがあると。したがいまして、昨年度までどうやったんかというと、その誤認をしていた間隔を間違っていた車両については、12カ月ごとの定期点検、あるいは車検の時期に差しかかった車両だけは受検をしておったということになります。 ○委員長(山名隆衛君) よろしいか。  ほかに質疑はございませんか。  酒井委員。 ○委員(酒井浩二君) お尋ねいたします。39ページでございますけども、2目の河川維持費につきましての右側の説明におきまして、3201河川維持事業の3,500万円、また3204排水機場管理事業の3,600万円と減額になっておりますけども、これにつきまして御説明をいただきたいと思います。 ○委員長(山名隆衛君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) ただいま酒井委員のほうからの御質問です。  3201河川維持事業の減額でございますが、これは先ほど申し上げました野坂地内の緊急傾斜地崩壊対策工事の契約解除によります工事費の減額でございます。  それと、3204の排水機場管理事業につきましては、この母坪の排水の設備工事というのが、いわゆる非集水域であります11月1日以降から5月30日までの期間に工事を完了するべきなんですけども、その非集水域期間中に完了が見込めないために、今回、今年度予算を落とし、来年度新たに予算を計上しようと考えているところで今回減額させていただきました。 ○委員長(山名隆衛君) 酒井委員。 ○委員(酒井浩二君) ありがとうございます。  この3204排水機場管理事業につきましては、今、11月1日から5月30日ということをお答えいただいたわけでございますけども、当然こういうことは予測できておることであろうかと思いますし、実はこの地元にとりましてもこの排水機場に関しましては、特に私は生郷自治振興会でおったときに、この関係につきましては関係部局のほうとの話合いも何度かさせていただいて、生郷自治振興会並びに新井自治協議会等もこの件につきましては田路の遊水地の件だと思うんですが、ぜひこういう遅れるということだけじゃなくて、地元への当然説明なり、こういうようなことということの御説明等はいただいておるんでしょうか。いかがでしょうか。
    ○委員長(山名隆衛君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) まず今回この非集水域において工事ができなかった要因につきましては、いわゆる設計業務の入札をしたわけですけども不調になりまして、設計が遅れたという関係から工事の発注も遅れてその期間にできなかったという経緯がございます。今、酒井委員おっしゃいますとおり、そういったところ地元の説明は今現在のところできておりませんので、そういったところを丁寧にちょっと御説明申し上げていきたいと考えております。 ○委員長(山名隆衛君) 酒井委員。 ○委員(酒井浩二君) 私、生郷自治振興会をこの9月末で辞任をしとるわけでございますけども、それまでにどうしても治水に関わることでかなり神経質にも実は地域はなっております。その中で毎月1回理事会の席上におきましても、来年3月末までにはこの田路のこの工事ができるということも、各自治会長の皆さんがお見えの中で説明等してきておるところでございますので、ぜひともその地域からの要望なり、やはり気にしておるところでございますので、特に生郷地域、また先ほども申しましたけど大新屋地域につきましては、ぜひとも丁寧に御説明をいただきますようお願いをしたいと思います。 ○委員長(山名隆衛君) ほかに質疑はございませんか。  前川委員。      (「休憩をちょっとお願いしたいんですけど」と呼ぶ者あり) ○委員長(山名隆衛君) この8款、9款につきまして、前川委員ほかにございませんか。  じゃすみません、前川委員の質疑だけさせていただいて休憩に入りたいと思います。  前川委員。 ○委員(前川進介君) 先ほどの野坂地内の賠償金の話なんですけど、私なりの意見だけ述べさせていただこうかと思ってまして、結果的によかったのかなと私なりには思っています。この対応がですね。というのも平成30年7月の豪雨が起きて災害が出た時点で、3,500万円相当のお金が必要になったと。その工事を当然やることを前提で進めていくわけですが、その途中でもっと安く済む方法が見つかった。しかも、結局山を削るわけですから危険性も減って、市としての負担も200万円弱まで減らすことができると。これはその一回決めたから絶対やらなきゃいけないということではなくて、やっぱりその辺臨機応変に、一度決めたことであるけれどもやり方を変えたというのは、私は合理的だと思っていますし、結果としてよい対応になったのかなというふうに考えています。  以上、意見です。 ○委員長(山名隆衛君) 意見でよろしいか。  ほかに質疑はございませんか。  農林担当部長。 ○農林担当部長畑田弥須裕君) 先ほど小橋委員の御質問の農の学校修了生育成支援事業のことですけども、機械とそれから施設、60万円限度で国のほうの補助があると言っておりましたが、45歳未満の方で新規就農者であれば次世代投資型の資金150万円が国のほうの補助であったり、あと市単独で60万円の機械や施設の補助があるということをちょっと間違って説明しておりましたので訂正をさせていただきます。 ○委員長(山名隆衛君) 農林担当部長の訂正を認めます。  これで質疑はないようですので、8款土木費及び9款消防費についての質疑は終わります。  それでは、暫時休憩いたします。                 休憩 午後0時18分                ───────────                 再開 午後1時20分 ○委員長(山名隆衛君) 再開いたします。  最後に、10款教育費について質疑を行います。  質疑はございませんか。  太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) 44ページの7104スポーツ施設総務費のPCB廃棄物等処理委託料342万1,000円なんですけども、かなり高額な金額やないかなと思うんですけども、ちょっとこの辺の説明をお願いしたいと思います。 ○委員長(山名隆衛君) まちづくり部長。 ○まちづくり部長(太田嘉宏君) ただいま44ページの7104スポーツ施設総務費PCB廃棄物等処理委託料に関する御質問を頂きました。  この部分につきましては、丹波市内、崇広小学校の照明施設に関わる部分で、水銀灯用の安定器の中にPCBが含有されているというものがあるということが分かって、これは令和元年度に実施した工事の結果判明したものでありますが、その後、適正処理をする必要があるということで関係の手続を取る中で、今般特殊な廃棄物を取り扱う手続としまして、収集運搬料そして処理量を合わせまして342万1,000円が必要ということで計上させていただきました。  なお、この取扱いにつきましては、JSCOという組織があるんですが、そちらの組織を経由して処理することによって安定的に処理をしていくという計画でおります。実際の搬入先は福岡県の北九州地内ということで、特定の施設で処理をするという予定でございます。 ○委員長(山名隆衛君) 太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) 今まででもPCBの処理で予算なんかでも決算でも出てきておりましたけども、今回は照明器具の中に入っとるということで、今まででしたらキュービクルとかそういうような関係でも出よったと思うんですけども、もうほとんど丹波市内のその施設ですね、そういうPCBの処理はもう済んどんのかなと思って。これ何か年々高こうなりよんねやないかな思うんです。せやからもうするんやったら早いこと処理しとかんとあかんねやないか思うんですけどね。ちゃんとその確認ができとるかどうかね。ちょっとその辺だけお願いしたい思います。 ○委員長(山名隆衛君) まちづくり部長。 ○まちづくり部長(太田嘉宏君) まず、私どもの施設で発生した部分についての回答から先にさせていただきます。  先ほどキュービクルという言葉も出てきましたけど、今回もそうです。水銀灯用の安定器というのがキュービクル内ということで、それに関連するものということで御理解いただきたいと思います    それから、私どもの施設としましては現状照明器具の取替えを予定している部分については、あと学校開放事業の関係で小学校のグラウンドに設置されている照明設備につきまして、若干の対象になるものがあるのかなというふうには思っておりますが、現時点でそこに必ず対象物があるということは言いかねない状態でございまして、過去の修繕の経過とかそういうものを見る限りでは、現状の認識では、我々の抱えている施設としては最後の処理になるのではないかなというふうには考えております。 ○委員長(山名隆衛君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) ただいままちづくり部の所管のものについてお話をしましたけども、市全体のことについても同じようなことが言えると思います。これは10年ほど前につきましてはPCBの適正な処理というのは、大変時間がかかって順番制でございましたが、何とかここまで持ってこれたと思ってます。現状ではもうないものとは考えておりますが、こうして取壊工事とかそういう機会に発見される場合もあると思いますので、その都度対応はしていきたいと思います。また点検も随時行っていき適正な管理はさせていきたいと考えております。 ○委員長(山名隆衛君) 太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) ないもんと見とってやみたいやけど、一回点検だけしといてもうてね。ちょっとまあ聞くところによったら、処理をしてくれへんようになって自分ところで保管をせんなんようなこともあるように聞きましたのでね。せやけど有毒な物なんで早いこと処分をされたらええと思うんで、早急に対応していただけたら結構です。 ○委員長(山名隆衛君) ほかに質疑はございませんか。  奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 先ほどのほかのところで質問させてもうて、この補正の中ではないんですけども、コロナ対策のね、これまでにマスクであるとかそういうもんを各小学校とか中学校にも配布されとる在庫いうか、そこら辺の把握はされてますかいうことを聞かせてもうたら、先ほどの答弁やと、小学校に配布しました、中学校に配布しましたのとこまでやったと思うんです。私が聞いとんのは、それぞれの小学校で幾ら入ってて、ほんで今現在これぐらいになってますよということを把握されてますかということをお聞きしたかったんで、それはされとるかされてないかをちょっと答弁いただきたい。 ○委員長(山名隆衛君) 教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) 午前中のときにも少し申しましたけども、当初に配布、緊急的に4月でしたか配布した分につきましては、各学校に全て配ったというもので、各学校によって個人に配ったり、学校の予備として置かれたりというような形でなっとるということでなっとります。そして、それ以後の件については教育委員会で保管してる分、学校に配布した分ございますけれども、現在の在庫の状況は把握が詳しくできてないというのが現状でございます。 ○委員長(山名隆衛君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 今現在できてないいうことですけど、やっぱりそれは何も教育委員会が把握するいうことじゃなくてもね、各小学校なり中学校なりで教育委員会のほうからぱっと聞かれたら、すっと出せるような状態を現場のほうではしといてもらわんと。各学校によったら、一般の方からマスクなんか寄附してもうとるとこもあるんですよね。せやから、市のほうが出した分だけやなくてプラスアルファで入っとるとこもあるやろし、それでどういうふうに減ってるかというそれぐらいはしとかなあかんと思いますよ。第3波でこれ今大変なことになっとって、またその次どうなるか分からへんのに。私が先ほど言いましたように、私が知る範囲内では子供たちは私が知ってる学校では多分もらってないわ、このては。布マスクは保護者から聞いたら1枚か2枚もらいましたよいうのは聞きました。それは多分当初国のほうから来たやつやと思うんですね。ちゃうんかな、こんな布のやつね。せやからそれ以外はもらってないようなことを言われたんやけど、私も100%確信しては言えませんけどね。最低限、今後は追加でこういうふうなマスク入れたりするんやから、要らんとこに持っていかんと、何遍でも言いますけど要るところにこのコロナ臨時交付金を使ってもらわんと意味ないんでね。それで言うとんです。それはできませんか。 ○委員長(山名隆衛君) 教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) 在庫の件につきましては、こちらのほうに手持ちがないので分からないということで今お話をさせていただきました。各学校で現在、寄附を頂いたものも含めて状況の把握はできるかと思いますので、努めたいというように思います。ただ、当初配ったマスク等につきましては、学校によって使用の仕方が違うというものでございます。先ほども言いましたように、児童1人に何枚か渡したという学校もありますし、ない児童生徒にその都度渡していくというような場合もありますので、その辺りで各学校でそれぞれ対応していただいとるという状況でございます。 ○委員長(山名隆衛君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) それは分かります。だから、各学校によって違うの分かってますわね。せやけど、ちゃんとそこら辺は学校でしてもらうようにはしてくださいということを言うとんですよ。ほんでまあ取りあえずね、来年になってからで結構ですさかいに、一遍全部の学校の在庫をまた書面で出してください。 ○委員長(山名隆衛君) 教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) 状況については把握をしていきたいというように思います。 ○委員長(山名隆衛君) ほかに質疑ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(山名隆衛君) 質疑がないようですので、10款教育費について質疑を終わります。  以上で、一般会計補正予算の質疑を終結します。  これより採決を行います。  お諮りいたします。  議案第141号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(山名隆衛君) 挙手全員です。  したがって、議案第141号「令和2年度丹波市一般会計補正予算(第9号)」は原案どおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第142号「令和2年度丹波市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第3号)」の審査を行います。  当局の補足説明はございませんか。  生活環境部長。 ○生活環境部長(余田覚君) 補足の説明はございません。 ○委員長(山名隆衛君) 補足の説明は終わりました。  質疑を行います。  質疑につきましては歳入歳出一括で行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(山名隆衛君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  これより採決を行います。  お諮りします。  議案第142号について、原案のとおり決定することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(山名隆衛君) 挙手全員です。  したがって、議案第142号「令和2年度丹波市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第3号)」は原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第143号「令和2年度丹波市国民健康保険特別会計直診勘定補正予算(第3号)」の審査を行います。  当局の補足説明はございませんか。  健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) 補足の説明はございません。 ○委員長(山名隆衛君) 補足説明は終わりました。  質疑を行います。  質疑につきましては歳入歳出一括で行います。  質疑はございませんか。  太田一誠委員。 ○委員(太田一誠君) それでは、令和2年度補正予算の概要からですね、これはまず1回目の一般会計補正予算第9号の概要と概要は同じ内容いうことで、考え方と柱は一緒ですかということですね。  それから、あと2番目の質問は1ページに書いてあるんやけど、新型コロナウイルス感染症に対する医療や云々で、「患者と接する医療従事者等に対し、慰労金として5万円を交付する。」と書いてありまして、その5万円は27人いうことで、予算なんやけども、これは27人がコロナウイルス感染症に感染している人と従事する可能性があるいうことですよね。どうなんですかね。それはどういう状況なんかいうことを教えてほしいです。  予算の柱で考え方として、新型コロナウイルス感染症対策として、新しい生活様式への対応を着実に進めるために補正がされてると思うんですが、そのためには新型コロナウイルス感染症の予防対策と、それから市民の生活安定への支援、それから市内の産業経済への支援とか新しい生活様式への対応って書いてあるんですけども、これはその予算を使った結果どうその柱に結びつく考え方なんかいうことをちょっと聞きたいのと、あとは市民の不安が起きないか、それでその新しい生活様式いうのは、どういう対策を取られてるのかということをお尋ねします。 ○委員長(山名隆衛君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) 私の担当分の直診勘定の分だけお答えさせていただきます。  最初の新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金の件でございますが、今回の直診勘定の対応の分といたしましては、感染症対策に一定の役割を担ったとして認められている施設に国保青垣診療所、通所リハビリテーションセンター、後でまた述べますけども訪問看護ステーションというのが該当になりましたので、県のほうから通知を頂きましたので該当といたしまして5万円の慰労金の給付の対応とさせていただきました。 ○委員長(山名隆衛君) 暫時休憩します。                 休憩 午後1時37分                ───────────                 再開 午後1時40分 ○委員長(山名隆衛君) 再開します。
     財務部長。 ○財務部長(北野壽彦君) 今お話のありました予算の柱4点、4本の柱につきましては、これは市全体のコロナ対策を行っていく上での4本の柱でございます。ただいまありました慰労金につきましては、資料としては別用に作らせていただいております135万円のこれは柱1つ目の新型コロナウイルス感染症予防対策の27名に対する慰労金の交付事業であるという位置づけでございます。  今回の補正予算の中では、一般会計のほうでは第9号のほうでは柱の1つ目の対応、感染症予防対策に関連する予算のみが今計上されておりまして、2つ目、3つ目、4つ目の柱に関しては、まだ今回の補正の中には上がっておりませんが、今後、国の臨時交付金等を活用する中で、新しい生活様式への対応についても予算計上していきたいという意向ではありますけれども、今のところは計上はございません。 ○委員長(山名隆衛君) 太田一誠委員。 ○委員(太田一誠君) そうしますとね、いっつも言うんやけど、何のために使うんやいうのが評価の基準や思うんやけど、ほんでどういう効果があんのやとかいうのが評価の基準やと思うんやけど、補正予算の概要いうて書いてあったとこの下に、おんなじように補正予算第9号の概要とおんなじような概要を書くのか、それとも、1、2、3、4の中の4だけの今回は補正なんですとかいうことを書いといて、その評価に値するための予算なんやいうことを書かんなんべきやないんかなと思うんやけど、そこらの考え方はどうなんですか。 ○委員長(山名隆衛君) 暫時休憩します。                 休憩 午後1時42分                ───────────                 再開 午後1時42分 ○委員長(山名隆衛君) 再開します。  財務部長。 ○財務部長(北野壽彦君) 一般会計補正予算の第9号の概要のところでは4つの柱を掲げております。これは当初は3本の柱で来ておりましたけども、途中から新しい生活様式への対応という項目を一つ増やしまして4本の柱立てで今進めているところです。今のところこの4本の柱立ての中で補正予算の推移などもこの資料ではお示しをしておりますので、考え方としては大きく4本の柱で変わりはないということでお示しをして、今回予算計上があるのは1つ目の感染症予防対策に関するものですよということでお示しをしておりまして、全体を見ていただく柱立ての中でどの位置を占めているのかといったところをお知らせしたいという意味で、概要の最初のほうでは4本の柱を毎回、今回に限らずですけれども記載させていただいているということで、御理解いただきたいというふうに思います。 ○委員長(山名隆衛君) よろしいか。  ほかに質疑ございませんか。  奥村委員。 ○委員(奥村正行君) おんなじとこですけども、まあ大体分かるんですけど、何遍でも私、今日おんなじこと言うとると思いますけども、内容で患者と接する医療従事者等に対して慰労金を出されるわけですよね。それはもう結構なことや思うんですけども、ということは青垣診療所は新型コロナウイルス感染症に対する医療機関であると。これまでもそういう方が相談とかもあった診療所なのかいうことをちょっとお伺いします。 ○委員長(山名隆衛君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) 国保の青垣診療所におきましては、発熱外来を設けましてから、一般の市民の方からお電話があって発熱外来のほうで診察をしております。これまでの患者の中には疑わしき人もありましたし、発熱がなかなか治まらない人に対してはそれなりの検査をして、久保田先生も完全武装をして検査をされたこともありますので、きちっとコロナの疑いがある患者を国保青垣診療所のほうでは発熱外来で診ておりますので、適切な検査につきましては検査を出して患者にちゃんと結果を返しておりますので、安心して受診していただける診療所だと思っておりますのでどうぞ御活用ください。 ○委員長(山名隆衛君) よろしいか。  ほかに質疑ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(山名隆衛君) 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。  これより採決を行います。  お諮りいたします。  議案第143号について、原案のとおり決定することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(山名隆衛君) 挙手全員です。  したがって、議案第143号「令和2年度丹波市国民健康保険特別会計直診勘定補正予算(第3号)」は原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第144号「令和2年度丹波市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第3号)」の審査を行います。  当局の補足説明はございませんか。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(金子ちあき君) 補足の説明はございません。 ○委員長(山名隆衛君) 補足の説明は終わりました。  質疑を行います。  質疑につきましては歳入歳出一括で行います。  質疑はございませんか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 7ページの歳入の分なんですけども、介護保険保険者努力支援交付金、それから保険者機能強化推進交付金、これらは当初の予算ではゼロになってるんですけども、このぐらいの金額を大体見込まれていたのかどうか、あるいはもう一つはコロナで増額になったということはあるのかどうか2点お願いします。 ○委員長(山名隆衛君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長(金子ちあき君) 今、西脇委員のほうから御指摘がありました介護保険保険者努力支援交付金と保険者機能強化推進交付金についてでございますが、この事業は基準額の根拠となります評価点数等を令和2年5月に評価指標を市から県を通して国へ提出資料で出すものでございまして、予算計上当初は見込めなかったものでございます。  今回、介護保険保険者努力支援交付金のほうでございますが、令和2年度から創設されたものでございまして、今まで丹波市が保険者として様々な保険者機能を発揮するために、地域包括支援センター機能の強化や在宅医療介護連携の強化などを行っておりますことが、それぞれ科目によりまして総合評価点数がつきまして、丹波市の点数としては1,138点、全点数の1,575点中かなり高い点になってきておりまして、国平均が843.1点ですので72.3%ということで今回交付金が決定したものでございます。  また、保険者機能強化推進交付金につきましては、本年度から設定されたもので今後また努力をする必要がございますが、全国平均432点、丹波市は475点ということで、54.6%の点数を得て交付金が決定したものでございまして、国の通知を受けて今回増額補正をさせていただいたものでございます。 ○委員長(山名隆衛君) よろしいか。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(金子ちあき君) 失礼いたしました。  コロナに関しましてはこの件は関係ございません。 ○委員長(山名隆衛君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 今の説明だったら来年これが下りてくるかどうか、また審査の結果で分からないという理解でいいわけですか。これはどうですか、市が思とったんと大体おんなじぐらいですか。 ○委員長(山名隆衛君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長(金子ちあき君) 来年度につきましても、この事業は継続するものと見込んでおりますが、現在の時点では予算が計上できない状況となっております。  丹波市としましては、介護保険の特別会計の中で、予防や地域で支え合う事業を熱心に取り組む中で、この交付金を受けて介護保険の健全な財政運営を図ってまいりたいと考えております。 ○委員長(山名隆衛君) よろしいか。  ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員(太田喜一郎君) 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。  これより採決を行います。  お諮りいたします。  議案第144号について、原案のとおり決定することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(山名隆衛君) 挙手全員です。  したがって、議案第144号「令和2年度丹波市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第3号)」は原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第145号「令和2年度丹波市訪問看護ステーション特別会計補正予算(第2号)」の審査を行います。  当局の補足説明はございませんか。 ○委員長(山名隆衛君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) 補足の説明はございません。 ○委員長(山名隆衛君) 補足の説明は終わりました。  質疑を行います。  質疑につきましては歳入歳出一括で行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(山名隆衛君) 質疑はないようでございます。  質疑がないので、質疑を終結いたします。  これより採決を行います。  お諮りいたします。  議案第145号について、原案のとおり決定することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(山名隆衛君) 挙手全員です。  したがって、議案第145号「令和2年度丹波市訪問看護ステーション特別会計補正予算(第2号)」は原案のとおり可決すべきものと決定しました。  最後に、議案第146号「令和2年度丹波市看護専門学校特別会計補正予算(第3号)」の審査を行います。  当局の補足説明はございませんか。  健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) 補足の説明はございません。 ○委員長(山名隆衛君) 補足の説明は終わりました。  質疑を行います。  質疑につきましては歳入歳出一括で行います。  質疑はございませんか。  奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 学生の総人数が111名ということでこれ出てんねやと思うんですけども、この概要のとこを見てますと、生活に困窮している学生に対して、日本学生支援機構の交付金を活用してたんば共通商品券を配布するというふうになってます。111名に調べられて111名とも大変ですというような返事があって配布するように提案されとるというふうに理解させてもうたらよろしいか。 ○委員長(山名隆衛君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) この度のこの助成金につきましては、日本学生支援機構より専門学校の学生も対象ということでこの給付金を頂いた中で、丹波市のほうには配給というか学生分頂いた格好になっております。学生そのものも見ますと何らかの格好でいろいろなことでコロナの感染症対策の中で不自由をしている学生もおりましたし、そこの辺を含めまして今在学生111人が全て対象という格好で、3,500円分の商品券を渡して学生たちの生活を支援しようとしています。一番学生にとって実習に行けなかったことがすごくコロナの中で大変でした。実習現場に行けないということはやっぱり自分で勉強しなくてはいけませんので、この商品券を使って書籍を買っていただいて専門書を読んで、実習でできなかった分を補っていただきたいなと思って配布するものでございます。 ○委員長(山名隆衛君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) だったらね、内容のところに日本学生支援機構の交付金を活用して商品券を配布すると、そんだけでよかったのになと思います。 ○委員長(山名隆衛君) 意見でよろしいか。  奥村委員。 ○委員(奥村正行君) はい。 ○委員長(山名隆衛君) ほかに質疑はございませんか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 今のこととも関係するんですけども、看護専門学校でも普通の小学校、中学校、高等学校とおんなじようにコロナの感染症対策をしないと、またクラスターが起こったら大変ですんで、そこら辺は看護専門学校も含めてマスクや消毒液とか全部市のほうから援助をしたりしてるわけですか。ちょっとその看護専門学校の感染症対策ですね、なんかをちょっとお聞きしたいと思います。 ○委員長(山名隆衛君) 暫時休憩します。                 休憩 午後1時56分
                   ───────────                 再開 午後1時56分 ○委員長(山名隆衛君) 再開します。  健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) これまでの補正予算の中で看護専門学校に対するいろいろな感染症対策予算をつけていただきました。いわゆる看護学生ですから感染症のプロでありますから、そこで学ぶことも大事なことですので、それなりのことは講じてしております。  詳細につきましては、市立看護専門学校事務長より御報告いたします。 ○委員長(山名隆衛君) 市立看護専門学校事務長。 ○市立看護専門学校事務長(荒木和美君) 学校における感染症対策でございますが、もともと学生は実習に行くに当たって、消毒液ですとかマスクは各自で準備することとなっております。今回もコロナがはやってなかなか個人で入手しにくくなった状況がありましたので、学校で確保はいたしましたが、結果として実習所に持っていく物品の確保につきましてはそれぞれ手配ができましたので、足りない学生については学校からも出していくというふうに準備はしておりますが、今のところ十分対策ができておりまして実習に活用ができております。  それから、学校における感染症対策ですが、3学年おりますが、学校の中で動線がかぶらないようにということで、使うトイレも学年ごとに階数を分けたりする。それから、実習に主に出ます3年生は実習中は学校に戻らない。3年生が使っているエリアに一、二年生は行かないといったような学校の中でできるような対策を取っております。  それから、これから国家試験に3年生は向かうわけですけれども、うつらない、持ち込まないといったことで、万全な体調で国家試験に臨めるように、学校を挙げて取り組んでいるところです。 ○委員長(山名隆衛君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) この際ですので、今さっき健康・子育て担当部長のほうから実習があまりできないというふうなことを聞いたんですけども、実習時間いうのはこのコロナの中で確保されているのかどうか、それからできなかった分はどういうふうに、何かスライドを使うとかでやってるのかどうか、そこらちょっとお願いします。 ○委員長(山名隆衛君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) 実習に行けなかったのは県立丹波医療センターのほうでは、やはりコロナの患者を受けられる病院ですので、学生の実習は難しいということで断念せざるを得ませんでした。しかし、これまでから行っていた病院のほうにも御無理を言いまして、ふだん受け入れていない病院のほうも見てあげようかという格好で、見てもらってお世話になっているところも県内にはございます。ただ、それをしながらやっぱりそちらのエリアのほうでコロナの患者が発生するエリアになってしまうと、やっぱり実習を断られるということで、本当に看護専門学校の者としては実習場を探すのに本当に苦労した今年でございました。その代わり、前回の9月補正でシミュレータ人形を購入するのを許可いただきまして入れております。まあその人形で仮の患者の想定をして、まあ人間に勝る物はないですけども、その患者を想定して実習をしているというのが今看護専門学校の状況でございまして、できるだけ患者に接せられるようにということで、日夜いろんな実習場所を探しているのも現状でございます。  詳細につきましては、市立看護専門学校事務長よりお伝えします。 ○委員長(山名隆衛君) 市立看護専門学校事務長。 ○市立看護専門学校事務長(荒木和美君) 実習時間につきましては、規定の時間数が全て決まっておりますので、実習の場所が限られて少なくなりましてもそれを補うものとして、全て学校の中で学内実習ということで時間数は確保しております。時間が確保できませんと国家試験を受ける資格が得られなくなりますので、時間はきっちりと確保しております。実習の方法として病院ではなく学校の中でシミュレーションの人形を使ったりですとか、学生同士で患者役、看護師役といったように分かれて、実際の場面をイメージしながら実習を行ったりしております。そういった分を実際には行えなかった分、たくさんございましたが、今のところ学内での補いをしまして、3年生の実習は今週いっぱいで終わる予定になっております。 ○委員長(山名隆衛君) よろしいですか。  ほかに質疑はございませんか。  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。  これより採決を行います。  お諮りいたします。  議案第146号について、原案のとおり決定することに賛成の委員は挙手願います。                (賛成者挙手) ○委員長(山名隆衛君) 挙手全員です。  したがって、議案第146号「令和2年度丹波市看護専門学校特別会計補正予算(第3号)」は原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上で、付託議案の審査を終わります。  ただいまの審査結果につきまして、審査報告書の作成については正副委員長に一任していただくことで御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(山名隆衛君) 異議なしと認めます。  よって、委員会審査報告書の作成につきましては、正副委員長に御一任いただくことに決定しました。  最後に、4、その他に入らせていただきます。  その他、当局から何か連絡事項はございませんか。  企画総務部長。 ○企画総務部長(近藤紀子君) こちらからの報告事項はございません。 ○委員長(山名隆衛君) 委員から何かありませんか。  小川委員。 ○委員(小川庄策君) ちょっと1点確認させてください。  9月のコロナ対策で補正予算第7号の分なんですが、子育て支援施設環境改善事業というとこで、市直営施設の子育て学習センター6か所、こうがやま児童館、アフタースクール14か所、運営委員施設のアフタースクール8か所、ファミリーサポートセンター2事業所ということで、環境を十分に行うためにサーキュレーター等の機器や感染防止のための衛生用品の購入補助を行うということで、実施時期は10月以降となってますが、これの予算の執行状況についてをお知らせください。 ○委員長(山名隆衛君) 暫時休憩します。                 休憩 午後2時3分                ───────────                 再開 午後2時4分 ○委員長(山名隆衛君) 再開いたします。  健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) 手元に詳細な資料がございませんけれども、9月に補正の許可を頂きましてから、随時、入札等を繰り返して、今ちょうど機器の搬入なり購入ができている状況にあります。  園につきましても、それぞれの園から購入状況の申請が上がってきておりますので、ほとんどの園が今できている状況ですし、アフタースクールにつきましても購入して搬入してる状況にはなっております。個数までははっきり言えませんけど、たくさん今上がって持っていける状態になっています。 ○委員長(山名隆衛君) 小川委員。 ○委員(小川庄策君) ちょっと耳にしたんですけれども、この分の設置の予定が2月ぐらいになるというふうにもお聞きしてるんですが、感染対策ということでありますので、早急なる対応のほうをお願いしたいと思いますがいかがでしょうか。 ○委員長(山名隆衛君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) 多分サーキュレーター等類が数がそろわないことを言われてるんじゃないかなと思っております。この補助金が出ましてからもう全国的にサーキュレーターの購入がこの予算でできるようになりましたので、すごく必要な個数になってまして、なかなか手に入らなかったのが事実です。ただ、丹波市のほうでもいろんなところを回って、各園で買われたりしているようですし、市で一括購入するものもきちっと個数がそろうところっていうのを見てしておりますので、物によってはちよっと遅くなるケースもあるので、それも私たちもとても心配している中身ではありますけど、今一生懸命数をそろえている状況です。 ○委員長(山名隆衛君) 小川委員。 ○委員(小川庄策君) 先ほどから、園、園というふうに言われてますけども、子育て学習センターだとかアフタースクールだとかというところですので、一括して購入されるというふうにお聞きしてるやつなんですけれども、これはその場所その場所で買われるという、入札の要件に該当するとこなんかと、そこだけちょっと確認をお願いします。 ○委員長(山名隆衛君) 健康・子育て担当部長。 ○健康・子育て担当部長(大槻秀美君) 失礼しました。  健康・子育て担当部門が担当するところにつきましては一括で買っておりますので、認定こども園のことと間違えておりましたので、うちが担当するアフタースクールとか児童館とかというのは、全てこちらが担当しておりますので間違えでした。すみません。一括して購入しております。 ○委員長(山名隆衛君) よろしいか。  ほか、委員何かございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(山名隆衛君) 本日の議事は全て終了いたしました。  当局の退席をお願いいたします。  御苦労さまでした。議事は全て終了いたしましたけども、1点だけ御協議願いたいというか報告したい事項が1点あります。  予算決算常任委員会の前委員長、垣内委員長から私のほうに引継事項として1点、書面にて引継ぎを受けております。その課題といたしまして、予算決算常任委員会における質疑通告制について十分に熟していただき、委員の協力を得るべきであるというような内容の書面を頂いております。  委員からの文章の内容によりますと、委員会からの質疑に以下の傾向があることから、大局的な観点からの質疑となるよう質疑通告制を徹底することというような内容です。  質疑が事務担当者でなければ答えられないほど細かい内容である、質疑が一般質問なり予算決算の内容からかけ離れている、言いたいことが伝わらず持論を述べるだけの質疑となっている、本会議の議案質疑と重複した質疑が繰り返されている、質疑が分かりづらく当局との答弁がかみ合わない、以上のようなところから、質疑通告というものについて予算決算においては十分通告制を守っていただけるように委員会として諮られたらどうかという内容の引継事項でございます。御意見をお伺いしたいと思いますがどうでしょうか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 通告制を取られるのは構わないと思うんですけども、やはり人の意見を聞いとって疑問がまた出てくるとかありますので、今までやってこられたように、そこでの質疑も当然できるということでお願いしたいと思います。 ○委員長(山名隆衛君) ほかにございませんか。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) それって当初予算と決算のときの通告制の話ですよね。今みたいな補正予算は関係ないですよね。そこちょっとはっきり。 ○委員長(山名隆衛君) 再度お願いいたします。これは補正予算ではなく当初予算、決算の部分の2回ですね。その時点においては通告制のほうを重視したいということで御協力を得たいというところです。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 分かりました。  その引継ぎは常任委員長が変わったときに、常任委員長からの引継事項ということで、その委員長同士でそれを話し合われたんですかね。 ○委員長(山名隆衛君) そういうことですね。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) ちょっと引継事項というのは我々ちょっと分からなかったもので、今初めてちょっと聞かしてもうたんですけど、前の委員長からは何も引継ぎしたいという、まあ意見は口頭では聞いとったけど、文書ではちょっと聞いてなかったんですけれど、その時点で議論ができとったかもしれんねんけどね、ほんまはね。それを引継ぎするかどうかを含めてね。今そういうようになっとんねんから、そこで諮られとんのは分かりますけど、本来的にはそのときにちゃんと引継事項としていきたいという報告があってしかるべきやと思う。あったかいねそれ、事務局のほう、それはどういう形で引き継がれたんですかね。その話は議会運営委員会でも聞きましたけどね。まあ全部その引継ぎになっとんのはちょっと分からなかったもんで、初めてなんで、どこでどうなったかなと。 ○委員長(山名隆衛君) 本来ですと、委員会の引継ぎというのは議会運営の中であった引継事項というのはあれだと思います。今回、委員会からの引継事項ではなく、委員長からの引継事項として私が次の委員長としてこういう課題に気をつけるようにという引継事項を受けたというところで御理解頂きたいと思います。 ○委員長(山名隆衛君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 委員長の引継事項やね。委員長同士のということやね。委員会の引継事項ではない。 ○委員長(山名隆衛君) ではない。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) それはそのときに議会運営委員会で、今回予算決算について通告制にしたいということは諮りよったんです、その都度。それはこれ今諮られとんのは、これから予算のときにも決算のときにも通告制はこれもうずっと一々決めんともうこれはこれ以降そのままやるということの提案ですかね。 ○委員長(山名隆衛君) はい。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) それをもうずっとこれを定義化してしまうということやね。 ○委員長(山名隆衛君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) そうじゃなしに、議会運営委員会の中で私こう提言させてもらいました。今、通告制に、前も通告制やったんですけども、徹底されてないので再度徹底されたらどうですかという案を出しました。そのときに、それは予算決算常任委員会の委員会の中で議論されたらどうですかという議会運営委員会の回答がありましたので引継ぎとして書いとる。そういうことです。 ○委員長(山名隆衛君) 流れてきにそういうことです。ということで、この委員会として今後の開かれます予算決算につきまして、通告制というものを重視していきたいという御協力を得たいということで説明したいと思うわけですが、皆さんの同意が得られるかどうか、ほかに御意見ございますか。 ○委員長(山名隆衛君) 太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) 通告制を今までもやってこられましたんでね、やられたらええと思いますけども、通告後にやっぱりいろんな問題が出てきますんでね、やっぱりそれはそれでまた質疑がちゃんとできるようには取り計らいしてもうとかんと、本来の委員会にはならないと思うんで、そこだけはちょっと線引きだけはしといてほしいと思います。 ○委員長(山名隆衛君) ほかに。  よろしいですか。  同意見ということで。一応、委員長からのお願いということで報告させていただいときます。それでよろしいですか。  これをもちまして、委員会を閉会といたします。  副委員長からの閉会の挨拶を申し上げます。 ○副委員長(小川庄策君) それでは、皆さんお疲れさまでした。  これをもちまして、予算決算常任委員会を終了いたします。お疲れさまでした。               閉会 午後2時15分...