9.
会議の経過
開会 午前11時20分
○
委員長(
西本嘉宏君) それでは、本
会議御苦労さまでした。
ただいまから
民生常任委員会を開催いたします。
お手元の次第によりまして
議事に入りますが、
日程第1
付託請願の
審査というのを議題にいたします。
本日の本
会議におきまして、「
請願第3号
丹波市から「犬・猫の殺
処分ゼロ」を目指すため猫の
不妊手術に対しての
助成金の
制度創設等を求める
請願」というのが
付託をされました。つきましては、これにつきまして
審査方法について
協議をいただきたいということでございます。
まず
最初に、その
請願の
内容について、
事務局のほうから
朗読をさせます。
事務局書記。
○
事務局書記(
柿原範久君) そうしましたら、
朗読のほうをさせていただきます。
「
請願第3号
丹波市から「犬・猫の殺
処分ゼロ」を目指すため、猫の
不妊手術に対しての
助成金の
制度創設等を求める
請願」
請願者、
丹波市から「犬・猫の殺
処分ゼロ」を目指す
会OneforMee@
丹波代表足立真紀。
紹介議員、
藤原議員、
前川議員、
吉積議員でございます。
請願理由。
丹波市では猫の
飼育方法が徹底できておらず、いまだ
不妊手術もせずに屋外に出している無責任な
飼い主や
野良猫に餌づけする者が後を絶ちません。
平成27年度には、
丹波市から
愛護センターに送られて殺
処分された
犬猫は合わせて131匹、そのうち半数以上は生まれて間もない
子猫です。猫は年に3〜4回出産し、一度に3〜6匹の
子猫が生まれます。このようにして生まれた
子猫は、身勝手な人間によって、生まれてすぐ生き埋めにされたり、川に投げ捨てられたり、市役所に持ち込まれて殺
処分されています。中には
保護活動の
ボランティアによって救われる命もありますが、
飼い主が
不妊手術を怠り産ませた
子猫を丸投げされたり、
愛護センターに送られる前に引き取ったり、その数はとても多く、既にどの
ボランティアも
許容範囲をはるかに超えています。しかも
ボランティアたちは、全て
個人負担で
活動を行っており、体力的にも精神的にも金銭的にも全てに限界を感じているのが現状です。当会でも、昨年より
集合手術を開催して
不妊手術を進めており、ことし4月までに飼い猫・
野良猫合わせ178匹の
不妊手術をいたしました。また
柏原自治協議会では、
自治会便りにて掲載協力いただいており、今後も
柏原自治協議会と連携し
不妊手術の徹底を進めていく予定です。
以上の
理由により、
丹波市において猫の
不妊手術に対しての
助成金制度の
創設を求めるものであり、昨年から実施してまいりました
丹波市から「犬・猫の殺
処分ゼロ」を目指すための第一歩として、不幸な命をふやさないため、猫の
不妊手術の
助成金制度の
創設を求めた
署名活動を行いましたので、
署名簿も添えて
請願いたします。また猫の正しい飼い方や無責任な餌づけの取り締まり、
野良猫のTNR、命の大切さや重みを認識するための啓発の
強化等に取り組み、「犬・猫の殺
処分ゼロ」を目指すための
アクションプラン作成を
請願いたします。
請願内容。1.猫の
不妊手術に対しての
助成金制度を
創設すること。2.犬・猫の殺
処分ゼロを目指す
アクションプランを作成すること。
以下、
資料の添付がございました。
以上です。
○
委員長(
西本嘉宏君)
朗読が終わりました。
それでは、この
請願第3号につきまして、
中身の
議論は別途やりますので、きょうはその
請願の
趣旨の
説明だとか、それをどのように進めていくかということについて、まずは
皆さんの御
意見を伺いたいということで相談したいと
思います。
進め方について何か御
意見ありますか。
通常の
やり方について、ちょっと
説明してもらおうかな。
柿原書記。
○
事務局書記(
柿原範久君) 昨年度、同様の
趣旨の
請願が、県のほうへの
意見書提出がありました。その際には、
請願者並びに
紹介議員の方をお招きし、
お話を聞いて
審査を進めたということでございます。
○
委員長(
西本嘉宏君) そういう
請願ですから、必ず
審査をする必要があるんで、その
審査をする前提で、
請願者の
意図とか
考え方を聞くということもできますので、
参考人ということで、
紹介議員はもちろんなんですけど、よろしい。どのようにしましょう。従来どおりでええかどうかも含めて御
意見いただけたらと
思います。
林委員。
○
委員(
林時彦君)
請願の
審査には、いつも基本的に1年ぐらいで大体できるものかということと、それから
費用的に可能かどうかということが大体、基本的にしなきゃいけないなと思ってるんですけども、これをもし
請願を認めるとしたら、市のほうとして、
行政のほうとして、それだけの
費用負担があるのかどうかとか、1年以内にそういう
費用をもつことができるのかどうかいうようなことを聞かないかんなとは、私は思うんやけども、
議会だけが勝手にやったらええわいというわけにはいかんものやと
思いますので、
行政側からもちょっと聞きたいなというふうに
思います。
請願者と
紹介議員さんのおっしゃることは、大体わかると
思いますので、そういう市としての
費用負担とかそういうことについて、大体やっていけるのかどうかということと、他市の事例ですね。
神戸市ではやったというのは聞いていますけども、
神戸市は大きなとこですので、
費用もたくさんの中で、これに対する
費用の
負担は少ないと思うんですけど、
丹波市の規模だと、今の何匹というのを聞くと、1件当たりどのぐらいか私はわかりませんけれども、かなりの
負担になってくると
思いますので、その辺について聞く必要もあるかなと
思いますけれども。
○
委員長(
西本嘉宏君) 今、
林委員がおっしゃったのは、
審査の
中身の問題に入ったときに、当然そういうことも
参考として、
当局の
中身を聞くことは当然ありますけれども、まずは
請願を受け付けて、
付託されたわけですから、去年、
前回もちょっとそら、
意見書採択のほうなんですけれど、県のほうへの。今回は市のほうへ直接
請願となってますし、その辺の
考え方などもやっぱり聞いておく必要があると思うんですよ、まずはね。それを
審査してどうするかは、ここで我々が決めることであって、今お諮りしてるのはその
進め方なので、
審査の
中身はちょっと後で
意見をいただくことにしますけど、
審査入ってから。まずはその
意図をやっぱり、ちょっとそれを聞いておいておく必要があるんじゃないかと。これを何遍でもやなしに、その初回に聞いといたほうがいいかなとは思っとんですね、これまでどおり。その上で
審査に入って、今の
意見もあって、ほんなら
当局呼んで聞くと、そういうことなんで、
順序としては。
(「一遍に言わんでええんか」の声あり)
○
委員長(
西本嘉宏君) 一遍に言わんでええ。そしたら、ほかに
意見なければ、これまでどおり
請願で重要な
請願権いうのがありますので、それぞれ市民にはね、それをやっぱり我々は
付託を受けるということは大事なことなんで、まずはこの文書に書いてあるさかいわかるやないかというものの、やっぱり直接もうちょっと
思いやなんかも聞いてみたりしたらどうかなと思うんで、まず、いつもやったら
紹介議員だけで終わるときもあるねんけど、
紹介議員と
請願者と2人
一緒に同じ時間に来ていただいて、主には
請願者が
説明してもらうと。で、補足的に
紹介議員があればしてもらうということで、
一定の時間をやりとりして、この質疑できますから、それで終わって、その次にじゃあこれを受けてどうしましょうと、こういう諮り方しますのでね。そのときに、今その
林委員のおっしゃることもあるし、最終的には我々だけで
議論をして決めたいと。流れですから、
紹介議員と
請願者を呼ぶということでよろしいかな。何時間もじゃないから、
一定の時間だけやから、それでよろしいですか。
御異議なければそういう方向で、
紹介議員と
請願者を同時に呼ぶと。それで、そういうふうに決します。
次に、
日程の問題なんですけど。
林委員。
○
委員(
林時彦君)
紹介議員さん3人おってんですけど、それはどうしたらいい。
○
委員長(
西本嘉宏君) それは調整してもらって、代表いうことでどうでしょうかね。3人とも来てもらうのも何やし、調整してもらって3人のうち1人お願いしますと。それと
請願者ということで、3人じゃあちょっと
かさ高いし、
かさ高いいうのもおかしいけど、1人代表してもうて、同じ
趣旨やと思うんで。ちょっと
かさ高いのは、これはもうちょっと取り消しますけど、3人おられるから代表して1人ということでよろしいか。
(「はい」と呼ぶ声あり)
○
委員長(
西本嘉宏君) それでは、次にその
日程なんですけど、
定例会中いうことではしたいんですが、特にこれ急ぐということでもないと思うので、次に
民生常任委員会が6月20日に予定されていますね。
付託議案も、
補正予算はもう
特別委員会になるんで、それはもう別の
日程ありますので、だから、そのうち消防車の購入とか若干あるだけなんですけれども、その日に
冒頭に来ていただいて、これまでの
やり方だったらですよ。もう9時半やったら9時半にしといたほうが、
向こうも時間の調整しやすいから、それで話を聞いて
議案審査に入って、
議案審査終わった後、その
請願審査を改めてすると。そのときには
当局の
準備もしといてもいいんやけど、そのときはそのときでまた
意見聞かせてもらうけど、ちょっと内内にそういう指示はしときますわ。
準備しといてくれよということはしときますけど、
順序としてはそういうふうにしたらどうかなと。せやないと
議案の
審査が終わる時間が、ちょっと調整して待ってもらっとかならんので、ということを前は、従来からはやってきたんですけど、
やり方は。そういうことやな、
柿原君。
事務局書記。
○
事務局書記(
柿原範久君) そうですね、今
委員長おっしゃったとおりになってます。ただ今回それこそ
民生常任委員会が20日ということになっておりますので、期間のほうが若干短いという部分はありますが、例年といいますか、
通常でしたらそのようなことになっております。
○
委員長(
西本嘉宏君)
最初に
冒頭に来てもうて、
説明を受けて、
請願のほうやで。
○
事務局書記(
柿原範久君) はい。
請願者の
説明については、
冒頭9時半始まりで1時間という時間を区切って
お話を聞いて、そののち
通常の
付託議案については、それこそ10時半からとか11時からとかいう時間で始めさせていただくという形をとらせていただいております。それが終わった後、
議員のみの
審査になりますので、
当局退席の後、させていただくという形になります。
○
委員長(
西本嘉宏君)
説明員が必要なときはまた要請したらええわけやから。
○
事務局書記(
柿原範久君) そうですね。
(「
説明員はいつ呼ぶんですか。」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
西本嘉宏君) その日にできるようにはしとくけど。覚悟はしといてくれよと。それでいいかな。呼べるさかいに。下におるさかいな。それやったら
一緒に
当局も呼んでもいいんやけど、それも時間的にな、その終わった後、
審査入ってからのほうがええかなと思って、
当局は。
請願の場合ですよ。
林委員。
○
委員(
林時彦君) 今
当局に聞くほうのやつは、
請願者とか
紹介議員は、
自分の今の知識、また
自分の
思いを言うてもうたらええさかいに、さっと呼んでもうたらええんやけど、
当局のほうには、ある程度、さっき言うたような情報を得てもうとかんなんので、
委員長のほうから、ほな大体こういうことはということで、
当局のほうに大体の聞きたいことを言うてもうというて、それを
資料を持ってきてもらうということで、お願いしたいと
思います。
○
委員長(
西本嘉宏君) じゃあ、そのように取り計らいたいというように
思います。よろしいですか。
ほかに、このことに関して、今の
日程ですけど、それ以外、その
日程でよいんかどうか含めて、
意見があったらと
思いますけど。よろしいか。
大西委員。
○
委員(
大西ひろ美君) ちょっとわからないんですけど、その
請願者の
お話を
当局は聞く必要はないんですか。
○
委員長(
西本嘉宏君) それはないですね。
当局と同席いうのは余りないですね、やっぱり。
傍聴席、裏で聞いてもらっとくのはかまへんのやけど、それも言うときますけど、もし、そういう、要するにかみ合わへんだらね、話がかみ合わへんだらちょっと、何ぼやっても
一緒なんで、よう聞いといてもうてもええかもしれんと
思いますけどね。そういうのは余り同席して
一緒になってここで
説明するというわけにはいきません。
審査の中で、
当局はどう考えてるかっていうことになりますので、その
趣旨もちょっと言うときます。
林委員。
○
委員(
林時彦君) 今のに関連して、
当局にも
要望書出とるんやろか。それは知っとってないの。
○
委員長(
西本嘉宏君) それはちょっと聞いてへんな。ちょっと調べときます。恐らく、これは
議会は
議会で
審査するんでしょうけど、
向こうは
要望書か何かで行っとるかもしれません。それは確認しときます。
じゃあ、そしたら、その
進め方はそういうふうに指定させていただくということになりましたけれども、
日程につきましては、先ほど言いましたように6月20日の
民生常任委員会で、
請願者もそれから
紹介議員さんも来ていただいて、その
議案の
審査の後にするということでよろしいですか。
林委員。
○
委員(
林時彦君) 20日から
最終日まで、またもう一回しよう言うたら
日にちがないと思うんやけど、そういう事態はないやろか。しゃんしゃん行くやろか。
○
委員長(
西本嘉宏君) 例の話がな。
○
委員(
林時彦君) いや、その時間が、とろうと思ったらほかの
委員会もあったりして、なかなか
日にちがないんやないかと思うんやけど、もしもその日のうちにさっと
結論が出えへんいうようなことやったら、大丈夫かなと思うけど。
○
委員長(
西本嘉宏君) そこは予想でちょっとわからんとこもあんねんけど、今言われたように、
地域医療総合支援センター(仮称)の
協定書の話がやっぱりありますので、言われるようなちょっと
状況としてはあるかもしれませんが、ただ、
日程は1日ありますので、
審査は我々の時間を見つけてやったらいいわけですから、
請願の
説明だけしてもうといたら、1日ちょっと
準備しといてもらわなんかもしれませんけど、20日の日はね。ということで、そういうことで、できたら今
林委員言われたように、1回は
審査をするということで、これは何も
継続審査もありですから、当然
結論出すことも当然ですし、それはそれで、すぐこの日、この
議会で出さんならんということでもないし、
議論の中でですよ。
継続審査というのは何回もありますから、これまででもね。それはそれで、そのとき判断してもらったらいいと
思います、私としては。
それで、じゃあ、6月20日いうことでよろしいですか。
(「はい」と呼ぶ声あり)
○
委員長(
西本嘉宏君) ありがとうございます。
それじゃあ6月20日の
民生常任委員会で
請願の
審査をさせていただくということにさせていただきます。
以上、
民生常任委員会の
議事は全て終了しましたが、その他でちょっとだけ報告、連絡しときたいのが1件あります。
前回、
福祉施設の
視察、
市内視察をさせていただいたときに、さきやま苑のほうから
要望書が出されまして、今回も
タブレットに入ってますけど、
要望書の
扱いについては、
請願の
扱いとはちょっと違います。それで本来
机上配付で、
議員さん全員に
タブレットに入ってるから見といてくださいねということなんですけど、陳情、
要望っていうのはね、
請願は絶対
審議・
審査せんならんけど。だから、それはそれで
机上配付でいいんですけど、せっかく我々も
視察に行ったもんで、その場で一生懸命
説明いただきたいということもあって、これ
皆さんにちょっとお知らせしときたいんですが、
議会運営委員会では
机上配付、それから
民生常任委員会で
所管事務調査とすると、それから
請願と同様に取り扱う、この三つがあってね。ほんで、私としては、
議運の
委員長もおりますけど、2番目の
民生常任委員会の
所管事務調査として扱うと、こういうふうにさせてもうたんです。
だから、その
要望書について、
市当局も来とるらしい、同じ
内容でね。市にも来とるらしいから、市もそれは答えを出さんならんですわ、相手に。いうことになりますし、
民生常任委員会としては、その
要望書の
内容について、その
内容が、これはどういう意味なんやというのもあって、その
説明と、それからそれに対して市の
考え方、これを聞いとく必要があるのかなというふうに
思いまして、
議運では
所管事務調査で
説明を聞きたいというふうにしております。それも、この20日の日に時間があれば、
担当課から来て、
福祉部長と
介護保険課長に
説明してもらうように一応手配はしとりますので、そういう措置で、
あと民生常任委員会として、その聞いた後、それをまとめてどうするかというところまではまだ行ってません。ただ、
当局の
考え方、それからその
要望書の
内容の
説明を受けるということで、
皆さん方に理解を深めていただいたらという
趣旨なんです。
結論を出して、
採択とか不
採択そういうことは今のところは考えておりませんので、そういうことでよろしいですかね。ちょっと先走ったかもしれませんけど。
広田委員。
○
委員(
広田まゆみ君) それは
議運のときに傍聴させてもらうということですか。
○
委員長(
西本嘉宏君) 違う違う。
議運で
民生常任委員会としてどうされますかという話やったんで、
民生常任委員会としてはその
要望書の
中身の
説明と
当局の
考え方を聞きますので、一応、
民生常任委員会の
所管事務調査として扱わせてもらいますということで、あと我々がそういうふうに扱うたらよいということで、もう
議運は関係なくなっとんです。もうそれは通ったんです。
○
委員(
広田まゆみ君)
議運はもう聞かないんですね。
○
委員長(
西本嘉宏君) はい。
議運は
議運で、その
扱いだけを
協議するんで、その
扱いは
あと民生常任委員会のほうで決めてもらったらよいという、今お知らせしたので、そういう手はずで今段取りをしますので、20日の日に
要望書の
内容について、
介護保険課長から
説明してもらうと。それでいろいろ
意見があっても、それはまた
自分で一般質問するなり、何かそれは
議案審議の中でこういうふうにしたらどうやとかいう提案はまたしてもらうと。
個人でね、一応
状況だけ聞くということにしてますので、よろしくお願いしたいと
思います。そんな程度でよろしいか。
(「はい」と呼ぶ声あり)
○
委員長(
西本嘉宏君) それで
準備はそのようにさせてもらいます。
それでは本日の
議事は全て終了しました。これをもって
民生常任委員会を
閉会といたしたいと
思います。その他ないな。
事務局書記。
○
事務局書記(
柿原範久君) その他ありません。
○
委員長(
西本嘉宏君) それでは、副
委員長より挨拶をいただきます。
副
委員長。
○副
委員長(
近藤憲生君)
委員の
皆さん、本
会議に引き続き
民生常任委員会御苦労さまでした。これをもちまして終了させていただきます。お疲れさまでした。
閉会 午前11時40分...