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  1. 丹波市議会 2015-08-21
    平成27年産業建設常任委員会( 8月21日)


    取得元: 丹波市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-07
    平成27年産業建設常任委員会( 8月21日)                産業建設常任委員会会議録 1.日時   平成27年8月21日(金)午後3時09分~午後5時32分 2.場所   議事堂第3委員会室 3.出席委員   委員長        垣 内 廣 明  副委員長        足 立 克 己   委員         岸 田   昇  委員          土 田 信 憲   委員         荻 野 拓 司  委員          臼 井 八洲郎   議長         奥 村 正 行 4.欠席委員   なし 5.議会職員   書記         荻 野 隆 幸  書記          村 上 かおり   書記         藤 井 祐 輔 6.説明のために出席した者の職氏名   市長         辻 重 五 郎   技監兼入札検査部長  中 野   譲    企画総務部
      企画総務部長     足 立   博    財務部   財務部長       山 中 直 喜    産業経済部   産業経済部長     芦 田 正 吾   農林整備課長     細 見   勝  農林災害復旧対策室長  近 藤 利 明    建設部   建設部長       駒 谷   誠  道路整備課用地管理係長 山 本 昌 彦   河川整備課長     荒 木 耕 作  河川整備係長      足 立   渡   都市住宅課長     畑   幸 一  公営住宅係長      亀 井 昌 一    水道部   水道部長       山 田 吉 晴  業務課長        井 上 博 生   工務課長       上 畑 文 彦 7.傍聴者   0人 8.審査事項   別紙委員会資料のとおり 9.会議の経過                開会 午後3時09分 ○委員長(垣内廣明君) それでは、ただいまから産業建設常任委員会を開催いたします。  市長に出席していただいておりますので、市長より御挨拶をお願いいたします。  市長。 ○市長(辻重五郎君) 本日は、産業建設常任委員会を開催いただいて、まことにありがとうございます。課題もたくさん持っとるわけですが、きょうは豪雨災害の復旧の進捗状況と、2つ目に東芦田水源住民説明会の経過について、この2点を主に御審議をいただくということでございますが、2番目に挙がっております東芦田水源に関する住民説明会開催状況ということで、これは大変御心配をかけております水道問題でございますが、3月の定例会において除マンガン装置の予算を可決いただいて、それを受けて丁寧に説明をして来いということも具体的に言われておりましたので、早速その説明をしたわけでございますが、一応一回りのことは現在済みまして、16カ所終わらせていただいたというようなことで、中身については、所管事務調査の問題の中の2番目に説明をさせていただきます。最初に私のほうから御挨拶の中で申し上げるということで御理解いただきたいと思います。ひとつよろしくお願いをいたします。 ○委員長(垣内廣明君) ありがとうございました。  それでは、議事に入ります。  日程第1、所管事務調査に入ります。当局より「平成26年豪雨災害復旧進捗状況について」ほか、報告をしたい旨の申し出がありますので、ただいまから報告を受けたいと思います。  初めに、「平成26年豪雨災害復旧進捗状況について」を議題といたします。産業経済部、建設部、水道部の順で説明をお願いいたします。  産業経済部長。 ○産業経済部長芦田正吾君) それでは、平成26年豪雨災害復旧進捗状況につきましては、産業経済部の所管しておる部分につきまして、農林災害復旧対策室長から御報告をさせていただきます。 ○委員長(垣内廣明君) 農林災害復旧対策室長。 ○農林災害復旧対策室長(近藤利明君) では、7月末時点の農林業施設災害復旧進捗状況につきまして御報告させていただきます。  本日お配りしております資料をごらんいただきたいと思います。まず①の補助事業の対象となります本災事業でございますが、農地につきましては、全体で104件に対しまして、契約件数が47件、契約率としまして45.2%でございます。また完了は7月末時点で8件でございます。  次に、農業用施設ですが、全体で51件に対しまして、契約件数が17件、率として33.3%でございまして、完了は5件でございます。この農地及び農業用施設全体の契約率としては41.3%と他の復旧事業と比べますと、少々契約率は低いわけでございますが、現在は農地、農業用施設を先行着手できるものから先行着手しております。今後は稲作の出水期を終えた時期から、ため池等の発注も予定しておりますし、また河川山林添いの農地等の被災箇所も多いことから、河川治山等の他の関連災害復旧事業の発注を見きわめながら順次発注してまいりたいと予定しております。また、林道施設6件及び県単補助治山6件については全て発注済みでございまして、治山につきましては現在3件が完了しております。  続きまして、②の補助の対象とならない箇所で、市単補助金によりまして、地元が事業主体として復旧いただいておる事業でございますが、この農地につきましては、交付申請件数が325件に対しまして、現在完了いただいておるのが193件、また農業用施設につきましては申請が421件に対しまして、258件が完了しております。以下、各区分ごとの申請件数完了件数についてはごらんのとおりでございます。なお、この市単独補助事業につきましても、隣接しております河川、または治山等の他の災害復旧事業の影響などによりまして、地元で事業着手できないだとか、事業箇所の範囲が確定していない、などといった補助対象事業につきましては前もって事業認定を行いまして、事業着手可能となったときに補助金交付申請を行っていただくこととなっておりますので、今後につきましてはこの交付申請件数はふえてまいるものと予定しております。以上、簡単でございますが、御説明とさせていただきます。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長。 ○建設部長(駒谷誠君) それでは、建設部の災害復旧の状況を報告させていただきます。  昨年の豪雨災害につきましては、さる8月17日で1年を経過しまして、現在早期復旧に鋭意取り組んでいるところでございます。本日は公共土木災害復旧工事等の7月末現在での進捗状況について報告をさせていただきます。詳細について担当課長から御報告を申し上げます。 ○委員長(垣内廣明君) 河川整備課長。 ○河川整備課長(荒木耕作君) 私のほうからは資料のほうの1ページから6ページのほうについて説明をさせていただきます。  昨年の豪雨につきましては、前回の委員会のほうでも御説明をさせていただきましたけれども、道路災害のほうで国の補助を受けるものが17件、河川災害が29件と、それから都市災害が2件ございます。それから県の補助になりますけれども、小規模の急傾斜地の対策事業、これが7件というふうになっております。  7月末現在の進捗状況でございますが、1ページのほうをお開きください。道路災害のほうになります。件数的には17件ございますが、一番右の特記事項というところに今現在の進捗状況をあらわしております。完了と書いておりますのは、もう既に工事が完了をいたしているもの、それから完了予定というものにつきましては、現在工事中のものでございます。それから契約予定と書いておりますのは、今入札準備中のもの、あるいは関係機関との調整を図っているものということで御理解をいただきたいと思います。道路災害全体では17件ございまして、内完了しているものが5件、それから工事中のものが5件、59%の進捗となっております。それから設計準備ですとか調整中のものが4件ございます。それから他事業との調整、清水谷でのほ場整備等の関係、それからJRあるいは県との調整といったものが3件ございます。道路災害につきましては、平成26年度と平成27年度に分けて予算のほうはついてきておりますけれども、平成26年度につきましては、11件の割り当てというふうになっております。これにつきましては完了と工事中が10件で準備中が1件と、ただ平成26年度繰り越しについては1件という未発注というような状況になっております。これにつきましても、現場のほうは1級河川との兼用護岸でございますので、出水期を見合わすという意味合いで発注のほうは10月ごろを予定いたしております。  続きまして、2ページのほうをお開きください。河川災害でございますけれども、全体では29件ございます。うち完了いたしておりますのが17件、それから工事中のものが10件ということで、発注率は約93%、それから準備中のものが1件、他事業との調整中というものが1件ございます。このうち国のほうから平成26年度の割り当てとしていただいておりますが、26件ございまして、そのうち完了いたしておりますのが17件、それから工事中のものが8件、それから準備中のものが1件となっております。この1件につきましても、現在設計のほうは完成いたしまして、発注の準備にかかっているというところでございます。  続きまして、3ページでございます。都市災害でございますが、これは市島町の徳尾地区、それから乙河内地区への宅地への土砂が堆積したということで排除をいたしました分でございます。これにつきましては全て完了をいたしております。  続きまして、4ページでございますが、県の補助事業でございます。小規模の急傾斜地の対策事業でございます。7カ所ございます。そのうち詳細設計を委託しておりまして、4カ所につきましては成果品が上がってきまして、現在積算のほうを行っておるようなところでございます。残り3カ所につきましても、委託が8月末ということになっておりますので、成果品が納入いただきましたら、設計のほうを積算にかかっていくという予定にいたしております。  それから、続きまして5ページでございますが、法定外公共物整備事業の補助金でございます。これは、赤線とか青線とかの復旧というものでございますが、49の自治会から82件の申請がございまして、合計で7,882万5,000円の補助金の交付決定を行っております。繰り越しをいたしました65件のうち、14件については既に現場のほう完成いたしておるというところでございます。  続きまして、6ページでございますが、県事業の状況でございます。県関係の道路、それから橋梁、河川でございますが、箇所数的には80カ所ございまして、全て発注済みと伺っておるようなところでございます。なお、15カ所につきましては工事のほうも完了いたしておると伺っております。私のほうからは以上でございます。 ○委員長(垣内廣明君) 都市住宅課長。 ○都市住宅課長(畑幸一君) 私のほうからは、資料最後のページ、9ページの丹波市豪雨災害に伴います、被災者の市営住宅等「一時入居住宅」への入居状況について説明をさせていただきます。  災害によりまして住宅を被災され、その再建、補修に一定の期間を必要とする被災者に対しまして、市営住宅などの空き室を一時入居住宅として提供をしております。一覧表のとおり、市営住宅県営住宅雇用促進住宅を合わせまして、入居可能戸数84戸に対しまして、述べ44世帯123名が入居されましたが、8月16日現在では15世帯47名が現在も入居されている状況でございます。その数字の中で県営住宅市島中竹田鉄筋住宅につきまして、入居可能戸数4に対しまして入居世帯が5となっております。これにつきましては当初4戸全てに入居されておりましたが、うち1戸が退去されまして、そこにまた新たに別の世帯が入居されておりまして、述べ5世帯ということになっておりますので、御理解をいただきたいと思います。  また参考といたしまして、市営住宅県営住宅雇用促進住宅使用許可期間を記載しておりますが、最長1年となっております県営住宅につきましては全て退去をされております。同じく1年以内となっております雇用促進住宅につきましては1世帯5名となっておりますが、現在退去手続中で期限が1年となっております住宅につきましては、全て退去される見込みとなっております。以上大変簡単でございますが、説明とさせていただきます。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長。 ○建設部長(駒谷誠君) それでは、下水道施設の関係でございます。7ページをお開きください。  下水道施設復旧状況につきましては、管路について市単独事業分で前山処理区の上鴨阪地内の管路10メートルと、氷上北処理区の香良地内7メートルについて、他事業との関係でまだ未発注となっておりますが、そのほかにつきましては全て完了いたしております。以上大変簡単でございますが、建設部の災害復旧事業進捗状況についての御報告とさせていただきます。 ○委員長(垣内廣明君) 水道部長。 ○水道部長山田吉晴君) それでは、平成26年度豪雨災害復旧状況水道施設進捗状況につきまして、8月1日現在ではございますが、その報告をさせていただきます。資料は別冊で水道部所管の報告書になっておりますので、ごらんいただきたいと思います。詳細につきましては、工務課長のほうより御説明を申し上げます。 ○委員長(垣内廣明君) 工務課長。 ○工務課長(上畑文彦君) それでは、お手元にお配りをしております水道部の資料の1ページに基づきまして御説明のほうをさせていただきたいと思います。表の上段が応急復旧の関係となっておりまして、下段が本復旧という部分、少し塗りつぶしになっております。そちらのほうで御報告をさせていただきたいと思います。  まず、鴨阪地内の配水施設の本復旧工事でございますが、昨年応急復旧を行いました鴨阪加圧所の機能強化ですとか、安定給水のための工事を目的としておりまして、平成27年の8月8日に株式会社双葉と契約をいたしております。契約金額が8,043万8,400円ということで、工期のほうが平成27年の7月9日から平成28年の2月29日ということになってございます。また鴨阪地内の配水管の本復旧工事につきましては、大杉、徳尾方面とか谷上方面への送水管の本復旧というような工事でございますが、他事業との関連がございますので、平成28年度の事業という予定にしております。  続きまして、乙河内地内でございます。乙河内地内の配水施設の本復旧工事でございます。これにつきましては乙河内地区の配水方式を自然流下から加圧ポンプユニットによる変更するといったような施設整備でございます。これにつきましては、先日8月14日に入札公告を行いまして、9月の中旬契約予定というような予定になってございます。また乙河内地内の配水管の本復旧工事、これにつきましては平成27年の5月15日に契約をして工事を進めてきております。現在のところ順調に工事のほう進んでおりまして、工期内の完了というような予定になってございます。  続きまして、乙河内地内の膜ろ過ユニットの撤去につきましては、先ほど申し上げました乙河内地内の配水施設の本復旧の完了に伴いまして、現在仮設で置いております膜ろ過ユニットの撤去を行うものでございまして、これにつきましては配水施設の本復旧工事完了後、直ちに行うというような予定としております。それと、新友政の浄水場の関係でございます。新友政の浄水施設ということで、除マンガン設備につきましては、昨年豪雨災害直後に着手をしまして既に完了をいたしております。それと一番下の行になります新友政の水源計装盤の設置工事につきましては、平成27年7月1日に株式会社日立製作所神戸支店と契約をいたしております。契約金額は898万5,600円で、工期が平成27年7月2日から平成27年の10月29日ということになってございます。こちらにつきましても、現在、工場製作等を行っておりまして、工期内の完了を目指しております。それで現在の本復旧工事関係発注状況でございます。本復旧7件に対しまして、現在4件の発注を行い、発注率で57.1%になってございます。それで今年度末には、7件のうちの6件の発注を行い、発注率で85.7%という予定になってございます。この6件につきましては全て今年度中の完了ということを目指して事業のほう進めてきております。 ○委員長(垣内廣明君) 何もほかないね。  説明が終わりました。  ただいまから質疑を行います。  質疑はございませんか。  岸田委員。 ○委員(岸田昇君) もうたくさんの現場をこないして一気に見て、今また驚いておるんですけど、我々も見て歩いても細かくはここまでは見られないんで、本当に申しわけない。お任せのような格好なんです。でもこれだけの進捗をさせようと思ったら、かなり労力というんか、職員の動きというのが効率ようしていかないかんし、また残業等も重なってくると思うんですけどね。あそこどこやったか、宍粟市のほうやったかな。視察させてもらっても職員が過労で本当に命までという方も聞きましたんで、ぜひその辺のところは部長、そういう管理はどういうことを角度を変えて聞きたいと思います。どういう配慮でやっておられるんか、一度ちょっと聞かせてください。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長。 ○建設部長(駒谷誠君) みんな昨年から頑張ってくれまして、ある程度出水期までに出さなんものとか緊急に出さなんものとか、それからどうしても後半になるものとかいうような形である程度色分けをしたりしまして、計画的に発注をしてくれておるということで喜んでおるところでございます。ただ、毎晩のようにとか、また土日にも出たりをしておりますので、休めるときには休むようにということでこちらからも言わんと、なかなか休みませんので、そちらのほうについても、気をつけていきたいというように思います。 ○委員長(垣内廣明君) 水道部長。 ○水道部長山田吉晴君) 水道部におきましても、今回の災害復旧事業、また統合整備事業が佳境に入ってきておるというようなことで、本当に大きな予算を消化していかなければならないというようなところにきております。現在、水道部のほうといたしましては週に1回、課長以上の週間打ち合わせ、また月1回に係長以上の幹部会議というようなところで、それぞれ課題点、また問題点等を報告するようにしております。そういった中で、それぞれの部全体が現在の問題、課題等を把握して、全体でそれをカバーしていくというようなそういった体制をとっていっておるというような形で現在進めております。そういった中で、担当職員非常に頑張っていただいておりまして、その発注率につきましても非常にスムーズな事業推進をしていただいておるというようなところで御報告をさせていただきます。 ○委員長(垣内廣明君) 産業経済部長。 ○産業経済部長芦田正吾君) 産業経済部の被災地の復旧に当たりましては、非常に大きな事業地からまた小さい事業地、補助事業等も持っておりますので、数千万円の工事から、また数百万円、数十万円といいますか、そういった小さな工事までたくさん動いておるわけでございます。その中で小さな工事につきましては、それらが全て補助事業でございますので、適正に業者の見積もりが適正な設計がされて、また適正な価格で実施されているかというようなことも確認をする必要がございますので、そういったところからそれぞれに全てに渡って設計は市で行って、単価を出しているというような状況でございまして、業務も非常にたくさんふえております。ただ、本年度から農林災害復旧対策室を新たに設けていただきまして、農林整備課から別の形で1つの課としてつくっていただいた関係上、業務のほうについては、今もちろん残業等していろいろと苦労はしておるわけですけれども、いっときの災害時とはまた違った形で何とか進められておるのかなというふうには考えております。今後につきましては、これらの被災地につきまして、できるだけ早く工事が完了するように、また完成するように粛々と事業を進めていきたいなというふうに考えております。 ○委員長(垣内廣明君) 岸田委員。 ○委員(岸田昇君) こうして所管のお三方の部長のそれぞれの今の進捗状況の中から、また職員の管理状況というものも聞かせていただいて、本当に大変だと思います。こういう経験すれば、今後の平時のときの事業なんかもうおちゃのこさいさいというようなぐらいのことというように思いますけども、中には本当に職員の御家族が心配されてというようなこともお聞きしていますので、その辺のところ本当に先のある方たちも多いですので、ぜひその辺の管理もお願いしたいということで、十分でしていただいておるということで感謝しております。これ、あと3年以内ですね。災害からこれ、2年でしたか、3年でしたかいね。2年でやるんですかいね。復旧は3年で、復興は2年やったね。5年間と一応進捗計画やなかったかね。その辺ちょっと教えてください。それからまた聞くようなことあるんで。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長。 ○建設部長(駒谷誠君) 災害復旧は一応、おおむね3年で復旧をしろということで、平成26年の発生年度から平成26年、平成27年、平成28年という3年ということで、何とかこの3年で方をつけようと今頑張っているところでございます。 ○委員長(垣内廣明君) 岸田委員。 ○委員(岸田昇君) ということで、あと復興2年というように思っておるんですけども、まだ復旧していないのに復興、復興というのはえらい目立ったものが出てくるんですけども、その辺は住民感情もあるんやないかなと思うんですわね。よその災害もそうなんかな。復旧を一生懸命やってる最中に復興イベント、復興何々いうていうのもいかがなものかなと思って、時期的なものでやるというのは大事やけども、今この真っ最中のときに皆さんは実戦部隊でやっておられるんやから、そこに住民の人たちに復興のイベント、イベントいう、何やお祭りみたいに一つの。そういうようなもんが住民感情には、私は葛野という、遠いところにおりますんで、その辺のところは全然雰囲気わかりませんので、ですのであれなんですけど、一応その辺のとこは調べてみないかんなとは思っておりますけども、そういうような気持ちから住民感情で皆さんのお仕事に一つの弊害になってはいけないなというようなことが気になって、一度その辺のところも委員長とともに、その辺は調査をしたいというふうに思っております。              (発言する者あり) ○委員(岸田昇君) いやいやいや、ほな私一人でやります。そのようなこと聞かれたことないですか。 ○委員長(垣内廣明君) 市長。 ○市長(辻重五郎君) 今お話に出てますように、復旧と復興ということで我々言ってますのは、旧に復するだけじゃなくて、以前よりもより安心できるまちをつくらないかんとか、田畑も以前よりよい田畑にせないかんとか、そういう意味で復興という言葉を使っておりまして、今言いましたように3年間で復旧して、その後の2年間で復興をなし遂げるというふうなビジョンの中で進めておりますけれども、これは実際は復興と復旧のどこからが復旧でというようなことは線引けません。その辺のところの言葉のニュアンスもあるんですけども、今言いましたようなところは、要はビジョンのことをやっていくというところが復興になり、復旧というのは以前の形に変えるという基本的な言葉の意味もありますが、ほんなら何年から今度復興に変わるってそんなもんではないというふうに、非常に重なりあった解釈が必要であろうというふうに思っております。その辺のところよく聞かれるんですけど、今でも1年たって復旧というよりも復興のお祭りだというような感じでいったほうが周囲の方にも非常に被災者の方に元気を与えるんじゃないかというふうなことで、イベント等は復興の言葉を使っております。 ○委員長(垣内廣明君) 岸田委員。 ○委員(岸田昇君) きょう聞かせてもうたら、これ復旧だけなんですよ、私たちは。復興は全然耳に入ってこないんですわね。ほんなら相互に入るんですよ。復興と復旧と一緒になってやらないかんのに、私たち復旧、復旧だと言うてもうてね、その辺も議会の都合があると思うんですけども、我々一議員やから委員長当たりか、議長当たりが全部調整されとると思うんやけどね。そういうようなこともまた私らも聞かせていただいてる中で、議員としてはまた議員総会なんかでは連携して聞かせていただける機会があると思うんですけど、だからちょっとピンとこないところもあります。このように審議してても、そういうところがあったりしてあるんですけども、でもこうして聞かせてもうて順調よく進んでおるなということで安心させていただいたということで終わります。 ○委員長(垣内廣明君) よろしいか。ほかないですか。  土田委員。 ○委員(土田信憲君) ちょっと2点ばかしお聞きいたします。農林業施設の本災事業の報告を受けたんですが、この補助率の件ですけど、当初95%の補助と聞いておりまして、また途中で99%で1%ぐらいの負担になったりと聞いたんですけど、今聞きますと、農地と農業用施設のほうは補助率が変わってきているんですけど、これはどういった関係でこのようにばらつきが出たのかなというのをちょっと1点と、それから水道部からの報告にありました復旧の進捗状況の中なんですが、この金額、査定額と契約額が並んでるんですが、査定額と契約額が一致しとるものもあれば、契約額が上回ったり、下回ったりしております。これはどういった関係でこういう違いが出とんか、ちょっと説明をいただきたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) 農林災害復旧対策室長。 ○農林災害復旧対策室長(近藤利明君) まず土田委員から質問ありました農地と農業用施設、補助金の決定の仕方といいますか、なぜ違うのかというところなんですけども一応、補助金の率の算定としては農地と農業用施設といわゆる区分が違いまして、その中で農地ですと、総災害事業費を災害個数で割るわけです。割って、1個当たりの被害額というのが幾ら以上、いわゆる階級があるわけですね。 ○委員長(垣内廣明君) もともと違うんじゃない。 ○農林災害復旧対策室長(近藤利明君) 違いますか、話。 ○委員長(垣内廣明君) いやいや、ちょっと詳しく言うてあげて。 ○農林災害復旧対策室長(近藤利明君) いわゆる災害額を被害個数で割るわけですね。 ○委員長(垣内廣明君) そんなこと言ったってわからんわ、それは。 ○農林災害復旧対策室長(近藤利明君) それで割った1個当たりの被害額という額が出るわけなんですけども、その額によって補助率が段階的に決まっていくわけです。要するに1個当たりの被害額をもとに国が段階的に補助率は決められるんです、国で。その率によって、農地ですと96.6%、それと農業用施設ですと、いわゆる受益という個数がもっと少ないので、結構施設としては被害額が大きいので、そういったことで農業用施設については補助率が若干農地より高くなっているというところです。 ○委員長(垣内廣明君) 最初の補助率、大体このぐらいですよということを言われとって、増嵩申請されたんでしょ。それで上がっていって1%ぐらいになりましたよという話なんでしょう。  農林災害復旧対策室長。 ○農林災害復旧対策室長(近藤利明君) まず、基本の補助率というのは農地は50%、それで農業用施設は65%なんです。それをもって暫定法によります申請をしまして、申請するにあたって、今言った1個当たりの工事費の負担額で区分ごとに率が決まったわけなんですけども、激甚災害という指定を受けましたんで、またそれにかさ上げ率という部分でもう一度もっと細かな区分に当てはめられて、結果この補助率となった。また表を渡たせていただきます。 ○委員長(垣内廣明君) 土田委員。
    ○委員(土田信憲君) 課長、今説明あった1個当たりというのは1個というのは、この個数のことやね。 ○農林災害復旧対策室長(近藤利明君) 1個の個数です。 ○委員(土田信憲君) 1戸、世帯というか。 ○農林災害復旧対策室長(近藤利明君) 個の個数です。 ○委員(土田信憲君) 個の個やね。 ○農林災害復旧対策室長(近藤利明君) はい。 ○委員(土田信憲君) ちょっと詳しく見せてちょっと、私ではわからんわ。 ○農林災害復旧対策室長(近藤利明君) また後日。 ○委員長(垣内廣明君) また見せてあげて。 ○農林災害復旧対策室長(近藤利明君) はい。ありがとうございます。 ○委員長(垣内廣明君) よろしいか。  工務課長。 ○工務課長(上畑文彦君) ただいまの土田委員の水道の復旧のほうの査定額と契約額の違いというところなんですが、こちらの表でお示しをさせていただいております査定額につきましては、国の災害復旧事業の補助対象として認められた3分の2という補助率がございます。それの補助対象して査定を受けて認められたのが査定額になってございます。それで契約額につきましては、実際工事を発注して受注業者と契約を行った額ということを記載させていただいております。それで、それぞれの工事につきましてですが、例えばこの一番上の鴨阪地域の配水施設につきましては電気計装室ですとか、電動弁室とか、そういった工事がございます。その中には国の災害査定の補助対象としては認められないもの、例えば場内の舗装ですとかといった補助の対象とならないものがございます。それで実際工事を発注する段階ではその補助対象とならないものも含んで発注をしておりますので、この鴨阪の配水施設でしたら、査定額が7,717万5,720円というのがございまして、補助対象以外も含んで発注をしておりますので、契約金額でそれよりも大きな金額というようなことになってございます。それで、そのほかにつきましても、やはり査定額と契約額の違いが出てくるのは、補助対象と補助対象外を含んでいるというような中で違いが出てきたり、また入札減という、あくまで査定額というのは査定を受けたときの設計額ですので、その後の入札差金というようなものもございますので、その辺も差として出てきております。 ○委員長(垣内廣明君) よろしいか。  ほかにございませんか。  足立委員。 ○委員(足立克己君) 私1点だけなんですけど、最近ちょっと市島のほう行ってないんで、ちょっとあれなんですけど、市島の町民グラウンド、土砂置き場になってましたね。あれの今の現状はどうなっとるのかと、その後ちょっと聞きたいんですけど、町民グラウンドは何かなくなると、廃止する予定やと聞いたんですけど、そこら辺の考え方と、今女子プロ野球やってました何ていうところやったかな。あの球場はどうなるんか、ちょっとその現状と、これからのことちょっと知りたいんですけど。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長。 ○建設部長(駒谷誠君) 今、町民グラウンドと言われましたのは、スポーツピアいちじまのことですか。今までのちょうど国道のすぐ横の線路の横のところですか。あそこにつきましては、一応復旧は生活環境部のほうが担当しとるんです。それでまだ、工事は多分発注しとると思うんですが、現在、工事中らしいです。それでスポーツピアいちじまのほうは女子野球をそこでやっとったんですけど、今年度は春日スタジアムで開催したんですけど、スポーツピアいちじまのほうも仮の土砂置き場をしとったんですが、今はもう工事完了しまして、整地もちゃんとできて完了してます。 ○委員長(垣内廣明君) ほか、ないですか。  岸田委員。 ○委員(岸田昇君) 先だって、この米の作付、今現在の実りとなってる稲とは、それが前に見たときは一切みな被害こうむった状態の田んぼ、そこでつくれる田んぼと、つくれない田んぼがありますでしょう。たくさんまだつくれないというものがあったと思うんですけども、あれはつくらないで、ことしは工事ちゃんと整地して、ちゃんと農用地に入るようにしてということになるんですけども、これ間違いなく来年には全て農地としては稲作なんかも植えられるような状況まで持って行けるもんなのか、2年休んでもらわないかんようなことが起きるんかどうか、補償はあるんですか、何か、あれでもあるんですかいね、何か。あれはどういうことなっとんか。つくれへんからと置いといて、米つくれないさかい言うて、買わんなんような農家もあると思うんやけども、そこらは何か取り扱い方というのは何かあるんですか。 ○委員長(垣内廣明君) 産業経済部長。 ○産業経済部長芦田正吾君) 基本的なちょっとお話になるんですけれども、先ほども話が出ておりましたけど、一応この災害の復旧に向けて全て工事を完了するんは、一応目標として平成28年度末までを予定いたしております。ですので、来年も恐らく作付ができない農地は出てくるというふうに考えております。それはいろんな条件等ありまして、例えば市単独の補助事業で何とか復旧をしようという方がなかなか踏ん切りがつかなくて、実際に事業を実施されない場合もありますし、また、ほかとの事業の関係で例えば河川の工事であったり、隣接しとるところの工事が終わってから、またそれが調整が済んでから実際に工事を発注していかんなんということで、実際には工事が進められないというようなところもあったりいたしますんで、恐らく来年も作付ができないところは、多かれ少なかれあるやろうというふうには考えております。  それと補償的な関係ですけれども、一応作付がされとるところで被害に遭ったという部分については、一応その作付がされた部分についての被害ということで共済制度なり、いろいろと補填はあったわけでございますけれども、今現在、何も作付がされていない状況のまま続いておるというような状況については、何も助成制度といいますか、そういう作物についての助成制度はないというのが現状でございます。  それと、あと転作といいますか、生産調整の関係でございますけれども、それにつきましては生産調整の一応、今後農地に戻していくというほ場の整備を行っていくというんか、そういった事業の中で実際に作付がなかなか今はまだできないんやというようなことについては、ただ保全管理というんではなしに、別の、ちょっと忘れましたけれども、そういった別の制度で転作としてのカウントはしてもらえるというような制度はございます。ただ、お金については何も出ないというのが現状でございます。 ○委員長(垣内廣明君) 岸田委員。 ○委員(岸田昇君) 見に行ったときに、なまじっかな面積やなかったんですわ。それで田んぼはあるのに土手が崩れてるだけやから、なのであれ土手ちゃんとしたらつくれるなと思ったら、水が入らない状況になっとるとか、なのでこれは大変やなと思って、じゃあそこらももうよく考えたら3年は自分ところのお米食えないというような状況で、本当にそういうところも被害としては大きなものになるなということも認識せないかんなと思ってしたんですけども、そういうところが早く米がもっともっとつくれるようにというのが願いやろうなと思いながら感じたんで、なのでちょっと聞かせてもらいました。ということで、なかなかそういうところはまだ解消しないというところも認識しとかないかんですね。わかりました。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長。 ○建設部長(駒谷誠君) ちょっと訂正をお願いします。スポーツピアは完了したと言ったんですけど、まだ一部ちょっと工事は残っとるようでございます。訂正をお願いします。 ○委員長(垣内廣明君) ほか、ないですか。 ○副委員長(足立克己君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 単独災害ですけどね。確かに平成26年度3月末をもって切りますよということを言われとるのはようわかるんですけども、やっぱり平成27年になってから、草刈とかそういうことをしよったら災害が起こっとったやないかというようなところがあると思うんです。それは平成26年3月で切りましたよという中で、ぽーんと切ってしまうのがええのんか、1年ぐらい余裕見てあげんと、報告してくださいと言うて、それは確かに隅から隅まで見て報告すればいいんですけども、なかなか目に届かんところも出てきとると思うんですよ。それを平成26年3月末で切りました。だから地元施工で50%出しますからやってくださいというような、そこら市長どうですか。災害でも3年かかるんですよ。やっぱりそれは現地行って、これは明らかに平成26年度の災害の原因だというようなことがわかったら、同じように扱こうてあげんと、いもを切ったようにするのがええのか、そこらのことちょっと考えるべきやと私は思うところがあったんですけども、どうですか。 ○副委員長(足立克己君) 市長。 ○市長(辻重五郎君) これは担当部長のほうから答えな、私も実態を精査して見たわけじゃないんで、わからへんと思いますけど、今御指摘のようなことは確かに起こるんじゃないかと思います。後で考えたらこれもやっぱり、そのときの災害やでというふうなことがあったり、そういう事例、それぞれの部長のほうでちょっと説明します。 ○副委員長(足立克己君) 産業経済部長。 ○産業経済部長芦田正吾君) 垣内委員御指摘のとおり、非常にこちらも余りぶすっと切るというのは余り心もとないというところはあるんですけれども、一応基本的な考え方としては、あくまでも被災したところについての復旧については、もしも次の災害が起こったときにどの災害かわからないということもあったりいたしますんで、基本的にはこの3月末で切らせていただくということで取り組みをさせていただいております。ただ、もう既に平成26年度の災害で被害に遭っているけれども、先ほども言いましたように、何らかの原因で工事が発注できないとか、復旧ができないという部分につきましては、実際に復旧の申請等が出ていないわけですけれども、それはこちらで確認をさせていただいておりますので、現在でも受け付けをさせていただいて、申請をしていただくということは可能といたしております。それは3月末までの時点で確認をさせていただいた平成26年度の豪雨災害で被災をしたという事実確認をさせていただいとるということで取り扱いはさせていただいております。ただ、平成26年の豪雨災害によって被災したというのが全然確認できない、例えば後半年後ぐらいにあのときのんですわと言ってもらっても、それはちょっとわかりませんので、その部分については大変申しわけないですけれども、お断りをさせていただくしか仕方がないかなというふうに考えております。 ○副委員長(足立克己君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) だから、現場に行って確認して、これは明らかに平成26年の豪雨で土砂も持ち出した分やということがわかったら同じように適用してあげたらええんじゃないかと私は言いよるんですよ。それを3月末で切りましたから、50%で地元施工でやってくださいというのがええのか、そうじゃなしに、やっぱり1年ぐらいは余裕をもって、平成26年の豪雨で土砂が出たんなら出たということがわかったんなら、そういう対応をされるべきじゃないですかということを言っとるんですよ。施工してない云々の話は、それは地元の勝手ですから、それはそんなこと言うの違いますよ。そこなんですよ。 ○副委員長(足立克己君) 市長。 ○市長(辻重五郎君) これはここの一応区切りはつけないかんからつけてますけども、その辺のところ臨機応変に動かないかん面も確かにあると思いますので、例えば、その話とはちょっと飛ぶかわかりませんが、半壊とか全壊とかありますわな。全壊の場合家建ててやわね、もちろんつぶれとるねんから。そしたら半壊でも家建てる家があるんですわ。それがもう全壊とみなすというようなことが、後でそういうような形でどうせつぶしてしもうてやからね。そういうふうな扱いを考慮せんないうようなこともあったり、ケースケースでやっぱりある程度そういうのを弾力性を持たなんだらいけないということもあって、余りしゃくし定規にちゃっとせいと言うて、もう一切あきませんと言いにくいこともようけ出てきております。そやからその辺のところは、ケースケースで行くけど、基本的にはそこの期日は期日としとかないかんので言っておりますけどね。 ○委員長(垣内廣明君) もうよろしいわ。  ほか、ないですか。            (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(垣内廣明君) 質疑がないようですので、質疑を終わります。  次に、「東芦田新水源に関する住民説明会開催状況について」を議題といたします。  当局の説明を求めます。  水道部長。 ○水道部長山田吉晴君) それでは、「東芦田新水源に関する住民説明会開催状況について」御報告を申し上げます。  先の平成27年6月22日の産業建設常任委員会で中間報告をさせていただきましたが、重複いたしますが、それもあわせて御報告をさせていただきます。資料は先ほどの水道部の資料2ページから6ページに開催状況の一覧表を載せております。この住民説明会は3月定例会で予算を御可決いただいた時点で地元に丁寧な説明をということで、青垣地域と幸世地区を対象に要望があった自治会、または自治振興会、自治協議会に出向きまして、説明会を開催いたしております。期間は平成27年3月25日の小倉自治会を皮切りに、平成27年7月28日の遠阪地区の中佐治を最後に約4カ月にわたりまして、16回を開催いたしました。参加していただいた人数は約1,320名となっております。その中で主な意見といたしましては、今までの水を飲ませてほしい。またはマンガンを除去した水は飲みたくない。マンガン鉱山がありながらなぜあそこに水源を求めたのか、または安全・安心は当たり前、今までと同じおいしい水を飲みたいといったような、そういった御意見がどの会場でも出ておりました。また、水道部に対しましては職員の不祥事による不信感、また隠蔽体質が問題であったと、進めることしか考えていない。また住民サイドに軸足を置いてほしいというような要望等もございました。また少数意見といたしましては、過疎化する中で源流のメリットを残してほしい。またその説明資料の中に各会場でお渡しいたしました説明資料の中にリスクが表示されてない。リスクコミュニケーションをもっとしてもらいたいというような御意見、また住民ももっとマンガンのことを勉強して、安全が確認できれば、今の計画でもよいのではないかというような本当に少数ではありましたけども、そういった意見もございました。  感想といたしましては、どの会場でも地域の方々の厳しい意見が出されまして、説明に対する理解をしていただくというところまではいかなかったのが現状と考えております。今後は地域の役員の方々と歩み寄り案と申しますか、妥協点等を見出し、また模索しながらこの事業を進めていきたいと、このように考えております。 ○委員長(垣内廣明君) 市長。 ○市長(辻重五郎君) 私のほうからは、ちょっと1点つけ加えたいと思いますが、各16会場とも同じことをこちらのほうは説明をして回っております。最初にも私のほうからですけども、今回のこの水道問題について以前からそれぞれいろんな意見を聞いた中で、今回議会のほうの可決をいただいた除マンガン装置をつけるということについてのことですけど、丁寧に説明をして回るということをそこでも御指摘いただいて、今回こういうことでお願いしとるということで説明したことと、もう1つは、今までの水を飲みたい、また飲ませてほしいというこの御要望に対してどこもそれ言われましたので、それまでの16会場回るまでの段階ですけども、そういう意見を聞いておりましたので、それに対して最初に次の4点ほどのことを私のほうで言わせてもらって、この今までの水を飲みたいと言われても、その御要望については心情的には理解できるけれども、供給するほう側の立場から考えさせていただいて、やっぱり次の4点についてお願いをしたいと、その1つは除マンガンをして国の安全基準なり、これは0.05mg/lというこの基準以下にすれば、安全・安心な水であること、一生飲み続けていただいても健康上問題はないと、こういったことのデータをきちっと確認の上、こういうことが1つの皆さんにお伝えしたいことですと、そのことについて後ほどまた担当のほうから御説明申し上げますということを言っております。そして、あと説明しております。あるところでは説明に及ばなかったところもありますが、ほとんどが説明をしております。したがって計画どおり、ビジョンどおりに進めさせていただきたいと、これをお願いしました。そのほかに3点申し上げておるのは、こっちの水はよい水で、あっちの水は悪い水だとうように分けて評価されると、この水道事業そのものが運営できない状況、例えば水道料金を統一をしました。3回に分けて徐々に統一をしていった。その料金が今は基本的な料金で一定になって、あとは使用量によって金額違いますけれども、その水道基本料金の統一ということを図りまして、全市内同じ価格で計算されておるということでございます。このことはよい水、悪い水と、こういうふうに分けて評価されますと、これは非常に矛盾が出てくると、片一方は料金一緒や、そのために料金一緒にしたんだということですから、非常に矛盾が出てくるという点で、そういう区別をして評価をするということはできないということを言ったのと、それから水道事業に公営企業法という法律で設定した企業体でございますので、独立採算でありますので、その費用を合理的に、有効に、無駄のないように、二重投資がないように使っていかないことには、全てこれは水道料金にはね返っていきますので、そういうお金の使い方をすることが必要で、もっとこうせい、ああせいと言われても、それは二重投資になったり、不効率になるということであれば、これはできませんということも申し上げております。  それから他の地域、春日、柏原、市島では既に前からこの除マンガン装置をつけて、その水を供給しておる。そして、それについて何ら今問題を聞いていないという、健康上どうだということは聞いてないということも申し上げております。したがって、もう1つはそういうところの今飲んでもらっている除マンガンした水の地域に対しても、こちらのことはそれはあかんと言われたからやめました。こちらは飲んでおられますので、そんな矛盾したことが同じ料金運営する、水道を運営する立場として言えませんというような、こういう4点ほどのことについてお話を最初に申し上げております。このことについて、どうこうということは余りなかったけども、もうそんなもん話にならんという1つ前はもうだめだという、そういう前提でものがずっと言われてきたというのが現状です。ちょっとつけ加えさせていただきたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) 説明が終わりました。  何か質問ございましたら。  臼井委員。 ○委員(臼井八洲郎君) おおむね今言われたとおりやと思いますけども、私も青垣地域の3カ所ほど傍聴させてもうたんです。その中で、当然化学処理したマンガン処置は飲みたくないと。先ほども市長が言われましたように、また感覚が違うんですね。今、私はですよ。つまり柏原町、市島町は水不足や何か言うてそれを承知しとってやね。承知しとって、それは文句言いよってないんです。その1点の正論もあるけども、それとはちょっと意味が違うんですわな。だからそれは理解しとってないと言いたい。それに従って、こう押しなべて、中にはそうしてクリアしたらいいのやないかという方もあったやろうと思いますけれども、おおむね押しなべて、やっぱり今の水源の水を飲みたいというのが、そのときの雰囲気やら、危惧はもうはっきり言えば察知されとると思うんですけども、それで丁寧に説明されたと言ってたけど、私から言うたら納得されてないと、まだ隔たりがあると。だからこれを山田部長に言いたいのは、説明の中で女性の方やとか、失言とは言えへんけども、逆なでするようなことまで言われて、ちょっと会場がぐっと盛り上がったときがあったと、市長も大体わかっとるんやけど、私も一定の記録はしております。当然市のほうは記録されとると思いますので、その内容は今ここで言うとくれとは言いませんけども、また一般質問でそれも含めてさせていただきますけども、したがって、今市長がいろいろ説明された中で妥協点を見出すと、あとは余地があるのかどうか。つまり民意を置きかえて言うなら、先般からいわゆる年金機構の関係も全く3重構造なって、もう水道部の体質をまだいまだに私はあるようであってしょうがないんですわ。一方では公営企業、企業、会社や、公の会社や、これはね、公営企業言うたら。そやったらもっと企業感覚でもっともっと対処してほしいと思うんです。余り長々言ったらいかんから、したがって住民感情が逆なでするようなことも時としてあったように私は思うんです。やっぱりそれでますます不信感やら疑念を持っとるんやね、これまた。そういう中で、それをどう取り組むか、その余地はあるのかどうか。ここで答えてもらわんでもよろしいよ。よろしいけど、そういうことを私は感じたと。いろいろここのことはもう1点ずつ挙げても、また改めて議会の一般質問の中でまたさせてもらいますけども、私は、今説明の言われた中でそういうことを感じました。だから非常に隔たりは深いということです。 ○委員長(垣内廣明君) よろしいか。何かありますか。  市長。 ○市長(辻重五郎君) 今、臼井委員がおっしゃるように、隔たりがあると、まだ全然こんな感じで、片一方はこう言われるし、こっちはこう言うとるというような感じでなっとんですが、特に北地区においてはそういった大勢の会になりましたので、特に言葉も大きな声が出ますし、そういう中で隔たりも感じたんですが、私は確かに地域の歴史なり、それだけこれまでずっと例えば幸世地区であれば桟敷水源の水をずっと飲んできたということの中で、とにかくマンガンが安全であろうとか何かいうてあんたら言うとってやけど、もうそんな、とにかくそういう水はうちは飲みたくないんやということを言われるんで、その辺を何回もお話をさせてもろとんですが、ああいう形で終わりましたので、あとどうするんだということになりますが、もう一回やっぱり皆さんと一緒に話しても同じこと繰り返すことになりますから、代表の役員の皆さんと話をさせてくれということで、ずっと回らせてもらって、どこもそう言うたもんですから、早速それを青垣地域の役員の皆さんと、その次に幸世地区の皆さんとも、役員の皆さんを中心にあとのどういうふうにこれから解決していくかということについて話をさせてもらおうと、100%お互いに解決するのは、なかなかここまで隔たりがありますと非常に難しい問題だろうと思いますので、やっぱり1つのお互いに100%ではないけれども、歩み寄るというのか、幾らか言われとることも理解しながらの形でまとめていかないかんのかなと、周辺のところについては、これから役員会で皆さんと話をさせてくれということで住民の皆さんにもずっと言って回っておりますので、そのようにこれから解決するように向かって話をさせていただきたいと、このように思っています。 ○委員長(垣内廣明君) ちょっと市長ね、今臼井委員が柏原町と市島町ですか、春日町のマンガン出とるところと、こことは違うんだというような言い方をされたと思うんですよ、感情がね。そこらはどうですか。今丹波市になっているんです。確かに旧町ならそういうことは言われるのもようわかるんですけども、水を送ろうと思ったらどこからでも送れるわけです。だから今臼井委員が地元はそういうように思われてますよというようなこと、それに対してどう思われますか。  水道部長。 ○水道部長山田吉晴君) 確かに市島地域については、災害で急遽ああいった形で配水をさせていただいたところでございますが、ただ市島地域においても、統合整備事業であそこから井戸を使って給水するというもともとの計画がございました。そういったところで統合整備事業によります一番の大きな目的は、やはり水融通を図っていって、その1カ所何かあった場合でも、よそから水を融通していける。また水の源水が足らない、水資源がないようなところについては、その近隣から水を図っていくというようなそういった大きな名目がございますので、どの地区がどの水を飲むというようなことを指定していくということは、今後はなかなか水道事業としては難しい面があるんではないかなと、このように考えております。確かに今飲んでいない水をマンガン出ていない水を飲んどったのにという、そういったことは感情としては十分理解できるんですが、今後はやはりそういった丹波市全域を水融通を図っていくような考え方も持っていかなければ、その地区、地区だけの水で供給していくというのは、やはり限界もあったり、またいろんな障害も出てきますので、何とかこういった統合整備事業というのを御理解いただいて、推進をしていきたいと、このように考えております。 ○委員長(垣内廣明君) いやいや、感情についてどう思われますかということを言うんですよ、聞いとってんは。  市長。 ○市長(辻重五郎君) 今の例えば、市島とか山南とか春日地域等、北地区の例えば桟敷水源の地域の方の考えとは全然違うよということを言いよってやと思うんですが、それは感情論になりますけども、今、水融通の話をしましたけど、それだけじゃなくて、これは立場が違って、我々は水道事業を運営して市の立場で進めていかないかんのですよ。こっちだけはこっちするけど、そのことはこっちはもうまた違うことやるというわけにはいかへんのです。例えば条件の問題言いましたけどね。だから統合という言葉で今施設の統合といいながら、施設だけじゃなくて水道事業の中のシステムを全部かえていきよるわけですから、効率的になるように。また持続可能なように変えていきよるわけですから、そういうことは市全体のレベルをアップしていきよるわけです。だからそういうときに、いやいやうちは前もこれやと言われても、こっちとやっぱり平準化していかなんだらこれできませんので、その辺のところの違いだと思うんです。だから自分の答え考えてもうたらそれはそうかもしらんけども、市全体で丹波市の水道になっとるわけですから、ここでこうやってるもんとの、それは立場上の違いもあって、感情からもまた違ってくるということになりますので、感情論だけではこれは解決しませんわ。だからその辺のところですけど。 ○委員長(垣内廣明君) よろしいか。  臼井委員。 ○委員(臼井八洲郎君) 水道ビジョンやら水道の統合整備事業はもう否定するもんではないんですよ。否定するもんじゃないんですけれども、例えば、また横道行きますけど、今、天王坂されておりますわな、天王坂の工事を。あれについても、私も一定の理解しますわ。理解しとるというのは予算してマンガンについては、あと施設については十分、今回って説明をしたりして、納得がいって、ほんでその上で合意ができたら、それは到達点と思いますけれども、片やこっちで仕事しよると、市民は感情はあれでんな、もうやりようやないかと、外堀はちょいちょいしよるじゃないか、豊臣秀吉ですか。水攻めやないないけど、粛々とやっとるやないかと。それは横見て、私もわざわざ家にでも写真撮ってきて、これどうだろうと。もうこの間から夏祭りありましたやろう、その中で私は糾弾会みたい、私ら。間に入って自治会と、問い合わせある。ほんで説明が、確かに後で聞いたら自治会へ通知をしとると、そこらの細かい配慮が全てがないんやねん。だから不信感と原点、ボタンの掛け違いに違いないけど、原点に戻てっもう不信感しゃあないんやね。そうなんや、だからもうなかなかそりゃぬぐえんもんがあるんや。こんだけ言うたら泥沼につっこむみたいや、泥沼に。せやから山田部長が言われたように、女性の方、意見が出て騒然となったり、言いよられたことも頭に入れとってくださいよ、改めて問い直すさかい。記録もされとるやろうし。だからそういう感情はもちろんいかんのや、確かに。ほんで勉強も一定のもんせないかんねや。一人でも多く、しとらん人もあるし、それまでどまりになっとる人もあるかもわからへんけど、そこらを十分細かい、何でやろう、水道部の体質かそれ。年金機構のと一緒やと思うで、わし。もうつくづくそう思っとんねん。余談言いましたけど、私はそういうことで、改めてまた別途に聞きます。 ○委員長(垣内廣明君) ほかにないですか。  足立委員。 ○委員(足立克己君) 今、山田部長と市長の説明会に行って来てされたことを聞いたんですけど、その中で今聞きますと、これから説明会をやっただけいう感じで終わろうと市当局はされとるという感じに思ったんですけど、そういう感じで受け取ってよろしいですか。その説明したさかい、もう済んだような感じで、今報告されたような感じに私は受けたんですけど、もう今この書いてありますように青垣、幸世地区の住民の方は、よその丹波市の水は、まだ飲む水一緒やと、せやけど、わざわざ今まで飲んどる水は何でマンガン除去装置した水を飲まなんなのかと、よそはもう除去装置つけなあかんさかいに飲むんやと、その根本は私はこれでできとると思うんですわ。その中でいかに妥協策をとるかが、私は大事じゃないかなと思うんですけどね。そういう立場で妥協点を見出してほしいと、私は常にそう思うんですけど、その中で今の感じやったら説明会して、この産業建設常任委員会で説明会しました。これでまた報告したと、したさかい極端に言うたらゴリ押しを通してやったろうという感じ受けたんですけど、そう違いますか。 ○委員長(垣内廣明君) 市長。 ○市長(辻重五郎君) 今、足立委員からお話伺いましたけど、今回ずっと16カ所回らせてもらう中で、今おっしゃったように説明は反対しとろうが、何しとろうが一応終わったから、強引に後やってしまうん違うかというようなことも、えらいそういうことを言われる方もありました。しかし、それはありませんよと、この後聞いた意見も一つ一つそこで答えられる分は答えてきたわけなんですが、例えば私が最初に言うたようなことに対して、ほんなら一つ一つ向こうの答えも出てこないし、そういうところを、ですから両方でまたもう一回役員の皆さんがそこへ出られて聞いておられるので、役員いうたって本当にまだそれに七、八人、8名やったかな、青垣寄ってもうて、とりあえず青垣のほうに来てくれということやったから行って、その後自治会の役員の皆さんと話をさせてもらうということを各それぞれの会場で言うてますから、せやから今後の取り扱いについてはそういうふうにさせてもらおうと思って、一回だけこの間行かせてもうたのが始まりです。これからまだ何回かお会いして、お話をさせてもらえると思いますけれども、向こうもなかなか役員の皆さん寄せんなんから、時間かかるんですが、まだ結論何も出ておりませんけども、これからその辺の歩み寄りというのか、今おっしゃった解決方法をさぐっていって、お互いに譲り合って歩み寄るというのか、そういうところの模索をしていきたいというふうに今思っとるところでございますので、今ここで内容について言えば、ちょっとまだ言う段階ではないんですけど、その辺のところをこれから努力していこうと思ってます。そやから全く無視とか、そんなもん済んだしもうやるんだと言うて、そういうやり方ではないんで、それはあれだけの反対されるんですから、その辺のところは十分にうちらも聞いてずっと行ったわけですから、今後の課題として、そういうことで直接それを無視してやるという今のやり方を思っとるわけではございませんので、一つその辺は御理解いただきたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) ほかにないですか。  水道部長。 ○水道部長山田吉晴君) 先ほど、臼井委員からの御指摘をいただいたことがあるんですけど、その中で1点だけちょっと確認をしたいんですけど、細かい配慮が全くないと言われたんですけども、具体的にこういうことがということがあれば言っていただいて、そのあたりはまた職員のほうにも十分周知をさせていただきたいと思いますので、もし、その細かい配慮、こういった点が水道部は抜けとるんじゃないかということがあれば、今ここで言っていただければありがたいんですけど。 ○委員長(垣内廣明君) 臼井委員。 ○委員(臼井八洲郎君) 例えば、例言うただけで、これまでも、これはよろしいわな、周知するための1つの手段やら、丹波新聞に載せたり、あるいは自治会長にする手段もええねんやけども、ほかの件にしてでも、やっぱりもう少しどう説明していいのかな、市民もあれなんですよ、一方的な見方かもわからへんですよ。せやけど私が感じとるんでは、それだけ意見が続出するということは、やっぱり自治会から充実していて、してへんのか、そのものが理解できてへんのか、丁寧な丁寧な言われてるけど、丁寧な説明できてへんと思うねん、わしは。だからこの1つ工事するのにしても逆なでするような疑念を持つんやね。例えばそうよ。またここにはまた言います。 ○委員長(垣内廣明君) ほか、ないですね。            (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(垣内廣明君) 私のほうから、ちょっと。  大変御苦労さまでした。これで終わりではないということを市長も言われてます。ただ、我々議員としても水道の統廃合というのは、これはもう避けて通れないことやと思います。その中で、統廃合という意味をもう一回その各議員、地元でも説明する中で考えていただきたいというのは、今ここで言われとんのは、マンガンが出たからこれまでの水が飲みたい、これを言いよったんでは統廃合は不可能です、はっきり言うて。それと私一番心配しとったんは公平性ということを一番心配してます。今言われたように柏原も出とる、春日も出とる、市島も出とる、これ山南においてもいつ出るかわかりません。こういう状況です、井戸というのは。その中でやるんなら全部やっていかんと、丹波市としては私はだめやと思います。ここだけ捉えて云々の話というのは、ちょっと水道事業として成り立たないなというような考えを持っております。だからもう少し不祥事のことがよう出てますけども、それはそれ、これはこれというようにちょっと分けて話していかんと、二言目にはそれが出てきたんでは話がなかなか進みにくいように思いますので、もう一度議員も、それはつらい立場やということはようわかります。だけども現実マンガン除去つけて稼働して、安心・安全な水を飲まれとるところもございますので、やっぱりそこらのことも理解してやらんと、私は丹波市の水道事業というのは成り立たないというように思いますので、もう一度よく考えていただいて、協力するところは協力してやっていただきたいなというように思います。  足立委員。 ○委員(足立克己君) 公平性というのは、今の事業だけで公平性やったらそれをよく言われるんですけど、青垣の方にも、水道だけ公平性言うて、ほかは何も公平な丹波市合併してから、そんなもんそう言いよったね。丹波市合併してから全部どこから起こったら全部公平性と、ほんでその青垣の方は犠牲になっとると。犠牲言うたら語弊あるけど、水を送ると、それが犠牲、今度はせっかく春日へ送ってあげるという、今の幸世にしろ、青垣の住民の水源をあるやつをほかへ持って行くさかい、そこでそういう、それはええという、水道事業でもう許可しとるんやったら、それはみんなよいとなっとるんですわ。それはわかると、その違いがあるんですけど、やっぱり公平、公平って言うても、ほんならほかは全部水道だけ何で公平言わんなんじゃと、ほんでほかの事業みんな丹波市になっとたら、ほかの事業も公平に全部したらええやないかと、そう言われたらどう言うわけですか。 ○委員長(垣内廣明君) もうこれもええな。              (発言する者あり) ○委員長(垣内廣明君) いやいや、それ言いよったら青垣だけじゃないですよ。どっこもですよ。青垣だけの問題じゃないです。              (発言する者あり) ○委員長(垣内廣明君) そんなこと言いよったんでは絶対成り立たんことですよ。 ○委員(足立克己君) だから難しいんです。 ○委員長(垣内廣明君) 私が言いよるのは、何で水道部がこれだけ金かけて施設改良して、安心・安全な水をつくりよるか、そのことの公平性を言うとるんです。地域の事業をようけするとかせんとかいうのは、そんな公平性のこと言うとんじゃないですよ。そうじゃなしに、これだけ施設に金かけて、安心・安全な水をつくって、丹波市一圓を安心・安全な水につくりますよということを言われとんねやから、だから公平性を保たないかんのやないですかということを言うとんです。水道事業やる以上はですよ。  ほかにないですか。  臼井委員。 ○委員(臼井八洲郎君) 今、委員長が言われたとおり、そのこともようわかります。だからこっちの話と言うたらおかしいねんけど、議員も一回もうほんまの腹割って、どう思っとんねんと、つまりどういうことか市当局もそうやけど、議員は一体どう考えとんねやとか、もう常々言われとるやんね。だから議員は議決するのみだけやというような、言わんばかりの人もありますわな。だから一回この全員で、もう一回これについてどういうふうに、ほんまに成就するためにはどうしたらええねやということを一回機会を持ってほしいと。そうしてほしいねや。議長も委員長も含んで。              (発言する者あり) ○委員長(垣内廣明君) いや、産建委員会としては、やっぱり議会で事業進めてくださいということの議決しましたわね。やっぱりそれに基づいて動いとるというのは事実です。だけども、いやいや、それはあかんねや、もう一度、再度議員全員で協議すべきだと言われるんやったら、それはまた議運のほうへでも言いますけども、ただそういう事実があって、そのことによって進める。それは賛成の方も反対の方もおられますよ。だけども民主主義です。その中で進めていきよるという状況ですから。  臼井委員。 ○委員(臼井八洲郎君) ちょっと説明不足やってんけど、要するに率直な話、議員はどういう考えを持ってどうしとってんやと、もう会うたびやね、集会のたびに私らも言われたり問われるわけやね。だけどそれは温度差あります。考え方ありますと、こういうのありますということを言うんねんけど、要するに議会としての一回率直な話し合いやらをやっぱりしてもうて、機会をつくっとかへんなら、もうあんたら何しよってんじゃいと言わんばかりのことがあるんですわな。だから今議長やら議員やら前に、そういう機会ももう一回さらに底辺に戻ってしてほしいと、そういうことです。
                 (発言する者あり) ○委員長(垣内廣明君) また政策討論会でも提案されたらどうですか。  議長。 ○議長(奥村正行君) 今、臼井委員が言われてます先ほど委員長も言われてましたけど、正式に議運を通してなり、申し出があったらそれは当然あれですけども、基本的に臼井委員と足立克己委員に申し上げておきますけれども、これは議決で議会としては決定したんです。マンガン除去装置つけるということはね。ほんで、それの条件としてさっき市長が言われましたけど、丁寧な説明してくださいよということをつけとうわけです。それで議会としては認めとんですよ、マンガンの除去をして使うというのは。そのかわり、それを了解得られるかというのは、それは市当局のほうに努力いただかんといかんことですけども、それが議会をもう一度ひっくり返すような感じのことで言われとるような感じがしますけど、それはできませんからね。 ○委員(臼井八洲郎君) それはちょっと説明不足やけど、一回ひっくり返せと、そういう意味ではないんですよ、どういう考え方持たれてどうなんやと、議員の考え方を聞きたいと市民は言うわけやね、まあ言うたら。だからそういう機会を設けてもうたらええんやないかと、そういう意味や。ほんで、当然議決されとんのやさかいに、そのことの今議長が言うことは承知しておりますわな。私はですね。 ○委員長(垣内廣明君) 暫時休憩します。                休憩 午後4時38分               ───────────                再開 午後4時38分 ○委員長(垣内廣明君) ほか、何かございませんね。ないですね。  それでは、御苦労さまですけど、また引き続いて説明のほうよろしくお願いしたいと思います。  次に、「その他」でありますけども、当局のほう何かございませんか。  水道部長。 ○水道部長山田吉晴君) 1点だけ御報告を申し上げます。この平成26年度の水道事業の決算事務におきまして、この事務的な処理に誤りがありましたので、ここで御報告を申し上げます。  今回の水道部の決算事務におきまして、建設改良費の繰越額に対応する一般会計の繰出金の繰り越し処理ができておらず、一般会計と水道事業会計の不一致という状況が、平成27年7月27日の例月水道検査終了後にわかりました。この原因は水道部におきまして、一般会計からの繰り出し金の繰り越し依頼を行う書類の作成ができていなかったために起きたものであり、決算書におきましては、平成27年3月31日現在で繰り越し事業として事務処理を行っており決算書自体には問題はございませんが、先ほど申し上げました一般会計の繰り出し金の確保ができていないという状況でございます。この一般会計の繰り出し金というのは、議員御承知のとおり改良事業費の一部に充当をする財源でございます。その一般会計の繰り出し金が確保できていなかったということで、その対応といたしまして今回の9月の定例会の補正予算で、平成27年度予算として一般会計の繰り出し金を計上するとともに、水道事業会計につきましても、その一般会計の繰り出し金を受け入れるため、平成27年度予算で建設改良費を計上させていただきたいと、このように考えております。今回の事務手続上の誤りによりまして、こうした処理を行いますことを御報告申し上げますとともに、おわびを申し上げたいと思います。どうも済みません。 ○委員長(垣内廣明君) 財務部長。 ○財務部長(山中直喜君) 先ほど水道部長のほうから御報告申し上げた件につきましては、一般会計から繰り出し金をして水道事業に補助をしている形になっているわけなんですが、それは全てはございませんが、その事業の2分の1とかルール分として操出を毎年行っておるところがございます。そういった中で、事業が全て終了しないままに平成27年度へ事業を展開するという部分におきましては、公営企業会計では一般的にそういうふうに3月31日で終わって続けて事業をやるわけなんですが、一般会計においては、平成26年度事業という形で不用額として一回そこで切ります。それはそれで終わって、使わなかったら不用額という形で残るわけなんですが、それが不用額でないですよ、平成27年度に繰り越しますよという届を出してなかったと、そういう形になります。それでもう不用額として一回それは決算で打ち切られて、今度もう一回、今度の9月の補正で新たに平成27年度のお金として予算を計上させていただきたいという形になりますので、よろしくお願いしますということでございます。 ○水道部長山田吉晴君) 新年度で平成26年度決算事業で繰り越した分の金額ですね、それが充当がなかったということですので、その金額は今回繰り越しをしておるわけですが、それは不用額で落とさせていただいて、その分を新たに平成27年度予算で計上をさせていただくという、そういった手法でございますので、補足説明とさせていただきます。 ○委員長(垣内廣明君) 暫時休憩します。                休憩 午後4時45分               ───────────                再開 午後4時45分 ○委員長(垣内廣明君) 再開します。もう1つあるねんな。どうや。2つ。 ○委員(岸田昇君) 一度にさせんと、同じこと言うんかいな。 ○委員長(垣内廣明君) ほんなら個々にいこうか。 ○委員(岸田昇君) 個々にいかなそんなもん。 ○委員長(垣内廣明君) 岸田委員。 ○委員(岸田昇君) 頭こんがらがってわからへん。ペーパーでもほんまにちょっと書いてもらって、不用額がいつわかって、どっちでわかって、何や僕ら3月で水道であんたところの部、5月でいう形のもので、じゃあ不用額はどこでどう切ったかというのがどの時点でわかったのかとか、私は意味がわからへんねん。そやからもうちょっと何かペーパーでもやりとりをしてもろてせな、ちょっとようみな議員わかる、それ。 ○委員(足立克己君) わからへん。 ○委員(岸田昇君) ちょっとこの基本的なもんをせな無理と思うんやけども、もう少し議員には丁寧に教えてほしいんやけど。悪いことしたからどうとか、悪いところどうの、こんなこと言うんじゃなくして、こっちも聞く限りは理解せないかんねんけど、ちょっとどういうようにというのが、ちょっとフローチャートでも何かしてでもちょっとほしいなと思いました。ペーパーでね。ほんでつけ加えて、何も悪いことしとったわけでも何でもないんやけど、ちょっと1つの繰り越しとか、そういうものの扱い方でのちょっとミスやったということやから、今度は平成27年度で挙げさせてもらってしていただきたいという、あそこへちゃんとした地図というか、その点も言われとるねやから、それはようわかるんで、ちょっともう少しペーパーが欲しいなというように、委員長、お願いしたいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) 財務部長、報告がなかったということを言われましたでしょう。どこの報告なんや、どっちの報告なんや、水道部が報告なかったんやな。いや、そこのところはっきりしてくださいよ。どっちですか。  水道部長。 ○水道部長山田吉晴君) その決算をする前、1月から2月ぐらいにかけまして、事務手続上、その繰り出し金の繰り越し調書というのを財務部のほうへ出すわけですけども、その繰り越し調書というのを繰り出し金をこれだけ金額的にこれだけ繰り越してくださいねというのを財務部のほうへ水道部が出していなかったということで、例年であれば出しておるんですけども、たまたま今年度それが出せてなかったということで、こういった結果になったということでございます。 ○委員長(垣内廣明君) わかりました。  岸田委員。 ○委員(岸田昇君) そういう事態のときには、出てないからと言っても財務部のほうはすっと切ってしまうわけ、そういうような、あれ、これということは全然ないわけなんやね。気がつくというふうなところはどうなんやろうね、僕らわからんけど。 ○委員長(垣内廣明君) 財務部長。 ○財務部長(山中直喜君) 結果としておっしゃるとおりでございます。財務部のほうも各ポジションの不用額が適正かどうかというのを一つ一つ事業を小まめに見ていったらそれはわかると思うんですが、何百億という中での部分が判断そこまでも回らなかったという実情でございますが、おっしゃるとおりのところでございます。 ○委員(岸田昇君) 犯人捜しするわけやないんやから、ちゃんと説明して。 ○財務部長(山中直喜君) この部分は一般会計においては、平成26年度の不用額になります。水道部のほうにおいては今二重になるという形になりますので、その不用額は平成27年度で水道部は不用額が出てくるという違いが出てまいります。 ○委員長(垣内廣明君) ないですね。 ○委員(岸田昇君) はい。 ○委員長(垣内廣明君) 建設部長。 ○建設部長(駒谷誠君) 1点だけでございます。5月の中旬に入札をして、6月に上程予定でありました上新庄橋の関係でございます。8月7日に開札をいたしまして、無事8月17日に仮契約が済みました。9月の定例会に上程をさせていただきたいというように思っております。 ○委員長(垣内廣明君) ほかにないですか。            (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(垣内廣明君) 委員のほう、何かありますか。  荻野委員。 ○委員(荻野拓司君) 最近、地元で獣害の被害がごっつう出るということで、物すごい言われて、確かにいろいろと荒らした跡が物すごい出とんです。市のほうへ言うていくんやけどということで言うんですけど、具体的な対策ないですか、というか、なかなか猟友会につなぐということは言うてくれてるんやけど、それ以上の対策が出てこうへんので、余計地元もいらいらしとるねんけども。 ○委員長(垣内廣明君) 産業経済部長。 ○産業経済部長芦田正吾君) 有害鳥獣の駆除等の対策につきましては、従前と同じ形になっておるわけでございまして、現実のところは猟友会に駆除依頼をしていく、また防護柵の設置をしていただくという、この2本柱で推進をさせていただいております。ただこの平成26年の災害で、特に市島地域は防護柵がそこらじゅうで破れております。破れとるというか、被害を受けてなくなってしまっております。それでそれぞれのところでは復旧をしていただいて、復旧の部分につきましては、100%補助で市のほうで支援をさせていただいておるわけでございますけれども、実際には山の工事等、また防護柵が張ってあるところのほ場とかそういったところの工事が復旧ができていないところについては防護柵自体が復旧できないというような状況もありまして、現実のところは防護柵が虫食いのように穴が開いておるというのが現状でございまして、そこからイノシシなり、シカが自由に出入りしとるというのが現状です。それでそこのところについては簡易的な防御ということで、市のほうでノリ網を配付させていただいたりして、それは無償で各自治会のほうに問い合わせをさせていただいて、配付もしておるわけでございますけれども、それだけでは塞ぎきれていないというのが現状です。  それとあと、被害に遭っておられないというか、被災していないところについても何かことしは意外とあっちこっちで有害鳥獣の被害がひどいように聞いております。これは雰囲気ですけれども、ちょっと状況わかりませんけれども、そういったことからあちらこちらで駆除要望なり、また箱わなの設置等の要望がたくさん出ておるというのが現状でございます。 ○委員長(垣内廣明君) 荻野委員。 ○委員(荻野拓司君) きのう、猟友会の責任者というか、そういう方と話とって、市のほうが何とかわなの設置を許可してもらえたら、危険かもわからへんけども、そのことはどうですか、わな。だから今駆除期でしょう、要するに、狩猟期やない駆除期ということやけど、その時期においても一応わなが使えるようにとなったら、すごい対策が進むんやないかということでしたけど。 ○委員長(垣内廣明君) 産業経済部長。 ○産業経済部長芦田正吾君) わなというのは、どういうわなの。 ○委員(荻野拓司君) くくりわなです。 ○産業経済部長芦田正吾君) くくりわなですか。くくりわなについては基本的に市が許可する云々という以前に、猟友会がくくりわなは実施しないという方針を持っておられます。ですので、それは猟友会の中で話をしてもらって、どうしてもここの場所については、くくりわなが必要やというところら辺の場所についてのみ設置をしていくという、猟友会での話し合いになっておりますので、これは市のほうでもできるだけくくりわななり箱わな、それから銃器による駆除などはお願いを同じようにしておるわけですけども、猟友会のほうの理解が得られないというようなことです。 ○委員長(垣内廣明君) 荻野委員。 ○委員(荻野拓司君) 確認しておきますけど、猟友会は確かに犬も取ったりとか何とかの中で、確かにくくりわなについては慎重かわかりませんけども、あくまでも猟友会の中でお話されての話で、猟友会がくくりわなもしゃあないなということになれば、市のほうはある程度許可が出せるような体制にはなるんですか。 ○委員長(垣内廣明君) 産業経済部長。 ○産業経済部長芦田正吾君) 猟友会がオーケーとくくりわなに対して対応をしますということであれば、それはもうすぐにでも許可出せます。ただ、くくりわなというのは非常にリスクが高い狩猟法といいますか、駆除方法でして、例えばイノシシ、シカの大型獣に対して駆除の許可を出しておって、そこに例えば小さな小動物がひっかかったりした場合、それは狩猟法の違反になってきますんで、そのリスクを猟友会が負ってもらえるかどうかということがごっつい大きな問題になってきます。 ○委員長(垣内廣明君) よろしいな。  ほかにないですか。  岸田委員。 ○委員(岸田昇君) 今の話ですけど、今の被害のあれですけども、うちところの費用対効果というのを一度考えてみたら、費用は出してるけど効果がないでやったら、じゃあどうしたらええねやと、じゃあさらに予算をつけたらどんどん猟友会が毎日でも入ってくれてるんかどうか。またあれ違いましたかいね、何か法律的に何かあって、職員の皆さんでも免許取れるようなところがあったと思うんやね。どうしても猟友会というのが少ないような状態ならば、職員も撃てるような許可が出やすいというようなこともちょっと勉強したことあるんやけども、それやら対策として農会は一人か二人かおってやけども、部落の中でもう猟友会のようにして、それだけの駆除だけの方をつくるとか、テレビを見れば女性の方もハンターでやっておられるところもあるんやね。ただ駆除するだけということで、それからやっぱり葛野のあたりでも、そんな1匹や2匹や5匹が見たことないにしても、二十何匹連なって見たというような、そういうような状況でね、シカですよ。イノシシも大分取れたん違うか、わなで、わなというか箱か何かでたくさん一度に取れてるわ。それが取れてるんやけども追いつかんへんのやね。そのくせ僕のところの集落は被害ないんやね。取ることは取ったら被害はないですわ。うちの栗ぐらいやね、全部ひっくり返されてるの。そのぐらいで、そやからもう少し本当にどうやろうなという予算も一度考えてみたりしてせんことには、いつも何か焼け石に水のような感じがしてきてしゃあないけども、一つまた今後は予算的なこと考えたり、またそういう、それに対する人材育成というんか、そういうことも考えたらなと思いますけども。 ○委員長(垣内廣明君) 産業経済部長。 ○産業経済部長芦田正吾君) 委員、御指摘とおりでございまして、費用対効果云々で予算をたくさんつけていったら取れるかというのは、ちょっと微妙なところでして、実際丹波市においては猟友会のほうにお願いをしとるというのが現状で、猟友会もそれぞれの仕事を持っておられる、また高齢化等でなかなか常時出にくいというのも現状でございますので、お金だけでうまいこといくかというのはちょっと疑問なところもあります。ただ職員といいますか、例えば農協であったり、森林組合であったりとか、またそういった駆除専門の方をお願いするという、そういうようなところについては原則猟友会という形になっておりますけども、原則以外でそういった駆除班を編成することも可能は可能です。ただ丹波市においては先ほども言いましたように、駆除については猟友会ということで基本原則を守っておりますので、今のところはそういったことができないということでございます。今後については猟友会とも今後の猟友会の駆除の体制といいますか、高齢化また銃を持っておる方も減っておるという中で、十分に猟友会とも情報共有しながら、話し合いながら今後の駆除活動についてどうしていくんかということが話し合っていく必要はあるんじゃないかなというふうに思っております。 ○委員長(垣内廣明君) 岸田委員。 ○委員(岸田昇君) 短こう行きますさかいな。電気柵、あれについてはどのように点検されたんかな。それとも何かありましたかということだけお聞きしときます。 ○委員長(垣内廣明君) 産業経済部長。 ○産業経済部長芦田正吾君) 委員おっしゃっとるのは前の家庭の電源というか、100ボルトの電源から電気柵をとられとって事故が起こったということに関してじゃないかなと思いますけれども、基本的には丹波市で電気柵のほうの支援をさせていただいておりますのはソーラーであったり、またバッテリーであったりの電気柵の設置について補助はさせていただいております。ただ家庭で直接家の近くのほ場に電源を引っぱっておられるというのは、ちょっとそこまでは確認はできていないのが現状ではあります。ただそれは本来のあるべき姿から違法行為にありますので、そういったものを見つけた場合については警察なりに私のところも届をさせていただいて、注意はしていただくというのが本来の姿であろうというふうに考えております。 ○委員長(垣内廣明君) ほかにないですね。  終わります。  ここで暫時休憩します。  ここからは、委員のみで議会外部評価を行いますので、当局の方は、退席していただいて結構です。                休憩 午後5時00分               ───────────                再開 午後5時14分 ○委員長(垣内廣明君) 再開します。  日程第2、「議会外部評価について」を議題といたします。  前回の委員会で、「特産物振興事業」と「移住・定住化促進対策事業」の2事業について、意見交換行い、そこで出ました提言などを別紙のとおり、まとめております。本日はその提言につきまして、再度意見交換などを行い、委員会としての提言する内容を決めたいと思います。  最初に「特産物振興事業」の提言について、事務局に朗読させます。  事務局書記。 ○事務局書記(藤井祐輔君) 特産物振興事業。①、黒大豆や栗など取扱高を効果指標にしているが、取扱高(出荷額)は季節要因などがあり変動する可能性がある。評価としては作付面積をどのように拡大していったかが重要であり、小豆同様に作付面積にすべきである。②、来年度の改善内容では、今後、兵庫県の事業に追従するばかりの姿勢が読み取れる。ある程度の財政や技術支援も必要であるが、市としての独自性が感じられない。もっと主体性を発揮し事業推進されたい。③、小豆などの農産物の経営安定と作付拡大のため、種子助成を行うべきである。また、丹波市での販売高が一番のこしひかりが特産物になっていない。水稲についても、丹波市ブランド米として種子助成をすべきである。④、既存の丹波ブランドとしての高い評価をさらに確立させるために、認証制度(認証マーク)を導入するなどの工夫をしてはどうか。⑤、特産物の振興とあわせて、販売・マーケティングまでも事業展開する専門の部局として「農産物戦略課」を組織し、事業推進すべきである。⑥、栗に関しては特産物と言いながら、作付面積が不明で、販売農家の定義付けができていない。指標にする以上しっかり定義付けし、その実態調査を行い事業推進すべきである。⑦、特産物振興にあたって、面積・取扱高を増やしていくためには、農業はすぐに成果が出るものでないので長い目で指導する指導員(職員)が必要である。市において専門の普及員を置いて事業推進する体制をとられたい。⑧、小豆などの販売においてはJAに頼るだけでなく、自らが販路開拓する市域全域的な生産者組合を整備する必要がある。⑨、農業従事者の8割以上が零細な兼業農家である実態を見ると、兼業の農業も雇用の場のひとつと考えられることから、兼業と言えど安定経営させる方策を検討する必要がある。 ○委員長(垣内廣明君) 事務局書記。 ○事務局書記(荻野隆幸君) ちょっと補足をさせていただきます。③の部分でございます。網掛けになっておるんですけども、小豆等なんですけど、小豆についての種子助成のお話が出ました。事務局のほうで確認をいたしましたところ、小豆の種子助成はほとんど全額に近い補助が出ておるそうなんで、ちょっとこの部分あみかけをしております。 ○委員長(垣内廣明君) 説明が終わりました。  それでは、委員の皆さんの御意見をお願いいたします。 ○委員長(垣内廣明君) 荻野委員。 ○委員(荻野拓司君) ①から⑨の間で、少しもうちょっと一つずつ、一つずつだっと見て今思うんですけど、こんなにざっと言うたらええの。どういう形で言うたらいいかわからへんねんけど。ちゃんと文言の整理も含めてやけども。 ○委員長(垣内廣明君) 暫時休憩します。                休憩 午後5時17分               ───────────                再開 午後5時19分 ○委員長(垣内廣明君) 再開します。  荻野委員。 ○委員(荻野拓司君) それぞれ一応整理したい部分があるねんけど、取り上げるなら、私は④とか⑤とかは入れといてほしいなというふうに思いますけど。 ○委員長(垣内廣明君) ④、⑤ね。 ○委員(荻野拓司君) はい。その中でもうちょっと言うとかまへんの。言わんでもええね。
    ○委員長(垣内廣明君) いや、ちょっとそれは後で聞くさかい。  ほか、どうですか。 ○委員長(垣内廣明君) 土田委員。 ○委員(土田信憲君) それぞれ意味のある意見が出とると思うんです。これで取捨選択すると今わーわと言うてもあれやと思いますので、できたら委員長、副委員長で取捨選択を願って、そこら辺御相談いただいて、3点ぐらいにしぼって、ある程度まとめるなりして提言としてまとめていただいたらと思うんで、これで私がこれとこれと言うてもごちゃごちゃになって余計わからへんなると思うねん。委員長、副委員長にお任せしたいなと私はそう思います。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(垣内廣明君) ちょっと待ってくださいよ。そのことはようわかります。そのためにも何かこれは入れとくべきだというようなもんがありましたら、言っていただきたいというように思っとるんですけど。  岸田委員。 ○委員(岸田昇君) チェックしたら④、⑥、⑨かこれはチェックしたけども、例えば①から⑨の間でひっつけて整理するというもんもあるんです。同じものが出てたり、ここに1つつけ加えてというのがあったらいいと思うんで、というのは、もしも特産物の振興とあわせて販売・マーケティングまでも事業展開する専門部局として農産物戦略課を組織し、そこへ「し」としといて、今度はその専従職員をというような形でここに入れたらどっかとひっついたん違うかったかな、ここか⑦番か。ということで、9つのところの同じようなところをうまくひっつけていけば4項目、3項目になるんやないかなと思ったんで、そのようにお願いしたらなと思います。 ○委員長(垣内廣明君) ほか、臼井委員どうですか。 ○委員(臼井八洲郎君) ④番と思いますね。④番、⑤番やな、やっぱりその辺やね。 ○委員(岸田昇君) ブランド化というのをしたらどうかと言うて、認証方式とか言うんですけど、じゃあ市がそこをどう認証して認証に外れた人はどうななんやというような、そういう一つの認証農家の意欲を何か背負ってしまう恐れがあるんで、そこらはなかなか認証ようせえへんと思うねんけども、そこらの工夫をしてというような格好になるんやないかなと。農協が認証するほうがまだ楽なんですわね。行政が認証するとなったら、足立克己委員も一般質問していいこと言いよるなと思って聞かせてもうとったんやけども、さあ実際となったら、今度は批判もらうような恐れがあったり。 ○委員(足立克己君) あかん言われました。 ○委員(岸田昇君) そやから、そこらもちょっと考えてせないかんやろね。と思いました。だから、でもこの味なんか明らかに米なんかはこしひかりとしての認証ぐらいできるようなもんがあるし、そやからそれが怖いなと思うけども、小豆でもスペシャルというのがあったら、反20万円からで買い上げてもらえると、普通なら10万円程度やと掲げたこともあるんやけども、そこらのやっぱり汗かいておられる方には、汗かいたというものを認めてもらえるようなことも行政としては支持すべきではあるやろうね。 ○委員長(垣内廣明君) 足立委員。 ○委員(足立克己君) ブランド米の何か出てました米にマークを張るとか、そんなんはどうです。 ○委員(荻野拓司君) 丹波市の農産物ということで。 ○委員(足立克己君) そのマーク何か誰か言うておられましたね。ステッカーみたいなものを、そんなんはどうです。 ○委員(荻野拓司君) だからそれが認証やねん。              (発言する者あり) ○委員長(垣内廣明君) 岸田委員。 ○委員(岸田昇君) 丹後の中でそういうまたブランド米があるねんね。京丹後なんか。そしたら京丹後に住んでる人が買うの2万円からの米になっとる。その辺で僕のいとこが向こうにおるから、そんな高い米なんて言うて、でもこれが京丹後では認められた、みんなからブランドとしての販売されてる米なんやということで、ええってびっくりしたことあったんやけど、だから米の味ってなかなかわかりにくいけども、そういうもんでもしたら、案外なじまされてしまうんかなと思ったけども。 ○委員長(垣内廣明君) 土田委員のほうから出ておりました正副に任したらどうかというようなことも言われてますので、今、各委員の意見なり聞きました中で、我々としてまとめていきたいと思いますけども、よろしいですか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(垣内廣明君) 正副で今意見言われたようなことを取り入れながらまとめたいと思いますので。  荻野委員。 ○委員(荻野拓司君) 特に③で言えば、ブランド米としての種子助成なんていうのは、ちょっと苗なんか何かもう1つちょっと、それはわからへんから田植えの苗の種子なんか、苗なんか含めて、ちょっとその辺をね。              (発言する者あり) ○委員長(垣内廣明君) ほんなら、そういうふうにさせていただきます。  臼井委員。 ○委員(臼井八洲郎君) ④番の「既存の」と言うたらどうなんや、既存のというのは。 ○委員長(垣内廣明君) 今あるやつや。 ○委員(臼井八洲郎君) 違う、あえて特定したら、大納言小豆とかそういうものをこういうふうに言うほうが、私は丹波の黒豆もそうや、栗もそうや、栗とか絞って。 ○委員(荻野拓司君) 丹波市の農産物ということの認証と思って。 ○委員(臼井八洲郎君) そうなんやけど、広いで、栗やらあんな……、と思ってわしの意見やこれはね。 ○副委員長(足立克己君) 1つに絞れということか。 ○委員長(垣内廣明君) そこらのことも聞かせてもうといて、まとめますので。  次に移りますよ。            (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(垣内廣明君) 次に、「移住・定住化促進対策事業」について、事務局のほうよろしくお願いします。  事務局書記。 ○事務局書記(藤井祐輔君) 移住・定住化促進対策事業。①、この事業は人口減少対策として大変重要な事業である。その中で田舎暮らしワンストップ相談窓口の設置を業務委託で実施されているが、このような業務には相談する側の安心、信頼が確保されるべきであり、相談業務から空き家の紹介まで一括して行政が行うべきである。②、どの層にターゲットをおいて定住化の促進をするのか明確にし、目標を設定すべきである。例えば、生産人口をふやすという意味では、対象を二世帯のI・Uターンに絞り、重点的で有効な制度を設定するなど。また同時にどの都市圏に向けてPRしていくのかもセットにして、目標に向けた効果的な制度の整備を行うべきである。③、丹波市新いきいき定住促進住宅補助金の交付については、地域経済活性化も含め地元業者の施工に限定しているが、移住・定住化促進の施策の方向としては間違っている。転入する方において該当しない方も多く出てくる。適用、不適用により差が出ない制度へ見直すべきである。またこのような制度の市民認知が低いのが現状であり、周知方法を工夫して広く周知されたい。④、田舎暮らしワンストップ相談窓口について、他市の窓口では、単なる相談や行き先案内を行うのではなく、各セクターの専門のプロを集めたほんとうの意味でのワンストップ相談を設置している。このようなことを考えて業務委託せず、行政が直営とするべきある。 ○委員長(垣内廣明君) ちょっと私感じたんですけども、①番と④番、これについては、ことしからこういう民間委託してやられとる中で、これを今すぐうたってしまったら。ちょっと最初の出だしがどうやったんやというようなことが言われかねないというような判断もしますので、どうですか皆さん、この①番と④番については行政が行うということを言われてますので、確かにまだやって1年もたってない中で、その問題点があったんか、ないのかもわからん中で行政がやるんだというようなことを今言うのはどうかなという考えがありますので、ちょっとそこらを考慮しながら意見を述べてもうたらありがたいなというように思います。  荻野委員。 ○委員(荻野拓司君) 委員長がおっしゃったように、①番と④番同じこと書いてあるので、その辺を整理するんか、今委員長が言われるようにそこまで私は思わへんねんけど、①番と④番は同じことが大体書いてあるので、1つにまとめてということで、あとは整理しといてもうたらと思いました。 ○委員長(垣内廣明君) ほか、ないですか。  岸田委員。 ○委員(岸田昇君) はっきり言って、①と④は少し整理してまとめて、ほんで委員長の言われることもようわかるけども、要するに今そうやって民間にしていることについて不安を感じて、じゃあもっともっと行政がすることによって安心して移住相談もかかってくるんだということを言うとるさかいに、これは当局の受けとめ方やから、それは私は議会では大概そういう言葉出てきとるんで、これを消すことはちょっといかがなものかなと、うまく①と④と合体させて1つして、それで②も③もすばらしいこと書いてあるんで、これについては整理はできる話で、その辺のところ委員長と副委員長で①と④だけを合体させるという作業にお願いしたいと思います。みんなから声が出とるから、それをここで消すということは必要ないというように思います。 ○委員長(垣内廣明君) ほか、ないですか。  土田委員。 ○委員(土田信憲君) 私も今岸田委員が言われたように、重要な施策というのはやはりプロパー、本業でやっていくと、やっぱり委託業務もそれは重要なんですが、成果も出てない、結果も出てないということなんですが、やっぱり考え方としては、やはり重要な施策は本業でやっていく、そして市でノウハウを得ていくというのが私は重要かと思いますので、何らかの形で入れていただいたらうれしいと思います。 ○委員長(垣内廣明君) 岸田委員。 ○委員(岸田昇君) 悪いけど、今ところは僕そういう形で土田委員も言われるような形でええと思うんです。ちょっと先ほどに戻っていただいて、⑦番ですけど、これ実態は県が調べたのと、丹波市とかちょっとおかしいなと思って調べたんと、60丁歩か何かと、90丁歩やったかな、そういう違いがあるんやろう、70丁歩。⑦番、⑦番。              (発言する者あり) ○委員(土田信憲君) 特産物の振興の何とかやろ。 ○委員(岸田昇君) もう違うほういっとんねん。ここらがちょっとひっかかって言うとるところなんですわね。やからそんな30丁歩やったかな。何かそれだけの数字が違うんですわ。そんなもん県の業務で委託業務でお金、金額抜粋してるのに、こんな形でもって県は報告してくるぐらいのところやから、そこらをきちっと書いてもらったほうがええと思いますよ。 ○委員長(垣内廣明君) それでは、どうですか。この項目についてもこっちでまとめさせてもうてよろしいですか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(垣内廣明君) それでは、決定いただいてませんけども、まとめてまた皆さんに目を通していただく機会をつくりたいと思いますので、本日はこれで終わってよろしいですね。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(垣内廣明君) それでは、本日の議事は全て終了いたしました。本日の産業建設常任委員会を閉会といたします。副委員長より、御挨拶をお願いします。 ○副委員長(足立克己君) これをもちまして産業建設常任委員会を終了いたします。御苦労さまでした。              閉会 午後5時32分...