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  1. 丹波市議会 2014-10-10
    平成26年産業建設常任委員会(10月10日)


    取得元: 丹波市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-07
    平成26年産業建設常任委員会(10月10日)                産業建設常任委員会会議録 1.日時   平成26年10月10日(金)午前10時40分~午後4時26分 2.場所   議事堂第2委員会室 3.出席委員   委員長        藤 原   悟  副委員長        林   時 彦   委員         垣 内 廣 明  委員          木 戸 せつみ   委員         足 立 克 己  委員          横 田   親   議長         奥 村 正 行 4.欠席委員   なし 5.議会職員   書記         荻 野 隆 幸  書記          村 上 知 子 6.説明のために出席した者の職氏名   副市長        鬼 頭 哲 也  公営企業管理者     細 見 滋 樹   技監兼入札検査部長  足 立 保 男    企画総務部   企画総務部長     安 田 英 樹
       財務部   財務部長       山 中 直 喜    産業経済部   産業経済部長     近 藤 俊 幸  次長兼農業振興課長   大 塚 良 之   副課長兼農政係長   中 村 直 樹  農政係長        梅 垣 耕 平   共済係長       高 槻 淳 一  農林整備課長      細 見   勝   新産業創造課長    柿 原 孝 康  商工振興係長      清 水 徳 幸   観光振興課長     近 藤 紀 子  観光振興係長      廣 瀬 直 司    建設部   建設部長       駒 谷   誠  管理課長        荒 木 耕 作   管理係長       高 野 和 典  保全係長        金 子 日 吉   国県事業推進係長   青 木 一 良  建設課長        畑   幸 一   用地業務係長     山 本 昌 彦  下水道課長       田 村 宗 治   管理係長       西 山 健 吾    水道部   水道部長       山 田 吉 晴  業務課長        岡 本 晃 三   庶務係長       荒 木 敏 明  工務課長        上 畑 文 彦   工務係長       谷 崎 眞 吾  施設係長        亀 井   亨 7.傍聴者   0人 8.審査事項   別紙委員会資料のとおり 9.会議の経過                開会 午前10時40分 ○委員長(藤原悟君) ただいまから産業建設常任委員会を開催します。  本日の委員会は、この後、議長、副市長より御挨拶をいただいた後、付託を受けております議案審査のための現地調査を行う予定でありますので、よろしくお願いいたします。  議長はいらっしゃいませんので、議長の挨拶は飛ばして副市長より御挨拶をお願いします。  副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) それでは、この後、常任委員会御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長(藤原悟君) ありがとうございました。  それでは、付託を受けております議案第89号「丹波市立薬草薬樹公園に係る指定管理者の指定について」の現地調査を実施いたします。北側駐車場に車を用意しておりますので、よろしくお願いいたします。なお、お手元に配付しております薬草薬樹公園指定管理者の指定についてという資料がありますので、それを御持参ください。トイレ休憩等ありますので、しばらくしてから駐車場のほうに移動をお願いします。  暫時休憩します。                休憩 午前10時42分               ───────────                再開 午後1時00分 ○委員長(藤原悟君) 再開します。  皆さん、現地調査、御苦労さまでした。  本日、各付託議案の審査のため、担当職員の出席につきまして許可しております。発言の際は、所属、職名を述べてから発言してください。各委員の質疑、市当局の説明、答弁等の発言につきましては、着席のまま行っていただいて結構です。なお、説明の終わりました職員の方は、休憩中に退席していただいて結構です。  それでは、議事に入ります。  日程第2、付託を受けております議案の審査に入ります。なお、議案の採決に当たって討論を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) 異議なしと認め、討論は省略いたします。  まず、認定第1号「平成25年度丹波市水道事業会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  水道部長。 ○水道部長山田吉晴君) それでは、認定第1号、平成25年度丹波市水道事業会計歳入歳出決算につきまして、追加説明を申し上げます。  株式会社メイケンの倒産及び平成23年度の不正事務処理事件に係る会計処理についてでありますが、処理といたしましては昨年同様に、平成23年度委託業務の不履行による過払い金659万8,200円を未収金に、また業務履行による支払い可能額749万160円を未払い金に計上し、決算を行いました。西芦田浄水場等工事監理業務の補償金173万3,000円につきましては、預かり保証金に計上いたしております。  平成26年2月26日の議員総会で御説明申し上げましたように、平成26年4月9日に和解をいたしまして、相殺差引額89万1,960円を含む和解金150万円を、平成26年4月25日に支払っております。この事務処理につきましては、平成26年度の決算により御報告申し上げたいと思いますので、よろしく御審議いただきたいと思います。  以上、追加説明とさせていただきます。 ○委員長(藤原悟君) 説明が終わりましたので質疑を行います。質疑はございませんか。 ○副委員長(林時彦君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) ないようですので、2点だけ確認させていただきます。  1点は、監査の審査意見書にも書いてあるんですけれども、有収率が予定よりも少なくなったんですけど、実績として、この原因等につきまして教えていただきたいと思います。  それから、同じく監査報告書に書いてありますように、給水原価が上がってきてるわけですけれども、これは上がるのは前からお聞きしてましたけども、以前説明を受けましたアセットマネジメントの計画よりもさらに上がっていると思うんですけども、これらの理由につきましてお伺いいたします。以上、2点です。 ○副委員長(林時彦君) 業務課長。 ○業務課長(岡本晃三君) ただいまの2点の質問につきまして、お答えをさせていただきます。  まず、有収率が低くなった原因ということなんですが、基本的には、配水しましてそのうち料金となる有収水量、これにつきまして、平成25年度、かなり洗管作業、それから漏水の関係が出ております。そうした関係上、料金にならなかった水量が多かったというところで、有収率が低くなったというところでございます。  それから、2点目の給水原価が上がっているというところなんですが、こちらにつきましてもその費用となります減価償却が、統合整備事業の進捗に基づいて大変上がっております。その給水原価に占めます減価償却の比率が約42%となっております。それから、特に浄水場、取水場の電気代、動力費ですね、これが高騰しまして、その辺の経費も上がっているという状況になっております。そうしたところから、給水原価が上がっているというところでございます。 ○副委員長(林時彦君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 有収率ですけども、これは計画よりもかなり下がっているということは相当大きな要因が、下がり方が大きいですよね。ですから、今言われた説明だけではかなりの、平成24年度から比べると下がってきてて、実際平成25年度の目標としては82.48%を目標にされてたと思うんですけども、昨年並びにその目標からも大きく、かなり大きく減少しているというのがもう一つわかりにくいんですけれども、洗管作業だけでそういうことになったのか、再度お伺いをいたします。  それから、原水単価ですけれども、今、説明があったのはわかるんですけども、そういったのは折り込み済みではなかったということでしょうか。再度お伺いします。 ○副委員長(林時彦君) 業務課長。 ○業務課長(岡本晃三君) ただいまの御質問ですが、まず有収率ですが、先ほど説明をさせていただきましたが、確かに平成24年度が81.78%、平成25年度が79.9%ということで、大変下がっております。それが洗管作業とか、漏水とかという部分だけではなしにというところなんですけども、特に有収率が下がるという部分につきましては、これは給水人口の減少もかなり影響しております。毎年平均で約637人の減少でこの10年間推移しております。平成25年度におきましても給水人口は747人減少しました。というところで、かなり有収率が下がってしまったというところでございます。  それから、給水原価につきましては、動力費の高騰につきましては、これは想定をしていなかった部分でございます。ですから、アセットマネジメント等で調整しますけれども、想定外に部分が出てきたというところでございます。 ○副委員長(林時彦君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) わかるというか、先ほど人口減少を言われたんですけれども、それを見込んでアセットマネジメントを使われて、有収率とかも算出されたと思うんですけども、それを上回る人口減少があったということになるんでしょうか。 ○副委員長(林時彦君) 業務課長。 ○業務課長(岡本晃三君) 確かにアセットマネジメントと申しますと、人口減少を必ず見込んでいくというところではございません。固定資産の施設の部分ですとか、それから財政上の部分を30年間見込んでいくというところでございますので、アセットマネジメントだけでその予想がついたというところではございません。  有収率につきましては、今後、漏水が要因としてありますので漏水の調査、これを徹底的にやっていくというところで、現在、進めております。平成26年度につきましてはその漏水を減少させていくというところで、有収率を上げていくというふうに考えております。 ○委員長(藤原悟君) ほかに質疑ございませんか。  足立委員。 ○委員(足立克己君) 本会議の場で同僚議員が言っておられました氷上中央浄水場の工事の件を、送水するということを、自治会やら、住民に周知せずに送水したと。その中で山南やら、そのときの答弁では山南のときもそうしたという返事だったんですけど、そういう回答だったんですけど、そういう送水をする場合には、その前の慣例やなしに、そういうところを直していかないと私は水道をいろいろと、公営企業管理者がこの間、本会議の場で職員の啓発ですか、そういうことも1週間に何回かやったりしたということだけど、具体的にその前の慣例やらそういうことを、慣例は慣例で、今度はこうする、そういう送水をするときは前の慣例を破って自治会に対して上水を送水するとか、そういうところを直していかないと、根本的に直ったと言えないと思うんですけど、それはいかがですか。 ○委員長(藤原悟君) 水道部長。 ○水道部長山田吉晴君) 確かに、本会議でその氷上中央浄水場の配水の時期を一般市民の皆さんに報告をしなかったのかということで、今までのような慣例的なことで取り扱いをしておったわけなんですけども、まだ現在、供用を開始してるわけなんですけども、今後、稼働の地域、またその井戸の能力を持っておる関係上、その区域の、ある程度有効に活用するために区域の調整なんかも、今後、またしていきたいというようなことで、明確なところでの使用というようなことはまだ報告をしなかったということでございます。  ただ、あの会議でも説明はしなかったわけですけども、中央地区の代表の自治会長等には使っておるということは御報告させていただいてるんですけども、一般市民に対しての広報とか、そういったことについてはまだしていないということで、今後、そういった今、委員御指摘のとおり、今までしていなかったからそれでよいのかというようなことでは決して思っておりませんので、また今後、その件につきましては検討させていただいて、適切な時期に周知等を図っていきたいと思っております。 ○委員長(藤原悟君) 足立委員。 ○委員(足立克己君) それとちょっと関連するかどうかわかりませんけど、いろいろな水質検査の報告でも、委員会では青垣のマンガンの値を報告するということ、1カ月に1回。そういう答弁を部長がされてたんですけど、そういうこともいまだに何もないということだと思うんですけど、そういうことを直していかん限りは、水道部の直ったとか、不正をただすとかいうことには私はならないと思うんですけど。職員をかえたとか、公営企業管理者を置いたとかいうことだったら、市長が今までやったけど公営企業管理者を置いてやりますという、何か表向きというんですか、市民にはわかるんですけど、それを具体的にやっていかん限りはあかんと思うんですけどね。そういうところが私はきちっと言うたことはやってほしいと思うんです。それが信用につながらへんかと思うんですけど。 ○委員長(藤原悟君) 水道部長。 ○水道部長山田吉晴君) まことに足立委員のおっしゃるとおりだと思います。水質検査等につきましては、それぞれ必要な場所、自治会長へ説明をするときとか、そういったところにおいては直近のデータでお示しさせていただいて、御説明をさせていただいております。また、覚書等で報告しなければならない項目についても、それぞれ御報告をさせていただいておるところでございます。最新のデータをまたホームページのほうにでも載せるように、今後は努力させていただきたいと思います。 ○委員長(藤原悟君) ほかございませんか。  林委員。 ○委員(林時彦君) 決算審査意見書のところで、監査委員から、平成25年度の決算書においても精算は完了してないと指摘されております。市民への十分な説明責任を果たし、信頼の回復に努められたいと、このように指摘されておりますけど、そのことについてはどのように水道部で考えておられるのか、明確にお答え願います。 ○委員長(藤原悟君) 水道部長。 ○水道部長山田吉晴君) このメイケンのことにつきまして、不正事務処理につきましてまだ完了していないという、平成25年度の決算ではまだ未収金と過払い金に上げさせていただいて、昨年と同じ処理をさせていただいておるということで、平成26年4月25日にその和解金として150万円を支払いまして、この件については一応完了したということで、この平成25年度の決算ではまだ未完了という結果になっております。  それで、あと今後のことでございますが、やはり信頼を回復するというようなことでコンプライアンスにのっとった事務処理を行っていくということで、現在では職場内の風通し、そういった、またコミュニケーションを図るというようなことで課内会議、また幹部会議等を行い、週に1回、公営企業管理者も含めて課長以上の打ち合わせ等を行いまして、再発防止、またそういった市民への回復に、今後、努めていきたいと。とにかく水道部内部の職員の意識改革といいますか、そういったことについて、今後も進めていきたいとこのように思っております。 ○委員長(藤原悟君) 林委員。 ○委員(林時彦君) 先ほども説明の中にそういうふうにあったんですけども、私が思うのは、この決算書でそういうふうに監査委員から指摘されたことに対して、平成25年度の決算に関しては水道部としては瑕疵がないと考えておられるのか、いや、今回瑕疵があるけれども、その指摘の中でこうやって出してきたのか、その辺についてどういうふうに考えておられるのかという。 ○委員長(藤原悟君) 水道部長。 ○水道部長山田吉晴君) この平成25年度自体の決算については瑕疵はないと思っております。適正な処理をして、その結果がこれだということで考えております。 ○委員長(藤原悟君) ほかございませんか。            (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。  これより採決を行います。  認定第1号について、認定することに賛成の委員は挙手願います。               (賛成者挙手) ○委員長(藤原悟君) ありがとうございます。挙手全員です。したがって認定第1号「平成25年度丹波市水道事業会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」は、認定すべきものと決しました。  次に、議案第88号「丹波市下水道事業の設置等に関する条例の制定について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  建設部長
    建設部長(駒谷誠君) 補足説明はございません。 ○委員長(藤原悟君) それでは、質疑を行います。質疑はございませんか。            (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。  採決を行います。  お諮りいたします。議案第88号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手願います。               (賛成者挙手) ○委員長(藤原悟君) ありがとうございます。挙手全員です。したがって、議案第88号「丹波市下水道事業の設置等に関する条例の制定について」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第89号「丹波市立薬草薬樹公園に係る指定管理者の指定について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  産業経済部長。 ○産業経済部長(近藤俊幸君) それでは、大変恐縮ですけど、添付しております資料、議案第89号につきまして、この資料に基づきまして担当課長のほうから若干補足説明をさせていただきます。 ○委員長(藤原悟君) 観光振興課長。 ○観光振興課長(近藤紀子君) 議案第89号、丹波市立薬草薬樹公園に係る指定管理者の指定について、追加説明をさせていただきます。  資料1ページからごらんください。薬草薬樹公園の管理運営の基本方針について、提出を受けた事業計画書から抜粋をさせていただいております。薬草を軸に、観光、文化、産業、地域の交流基地を運営方針として五つの方針を立てております。  方針1、薬草ブランドの発信。方針2、観光資源を有効活用し地域の活性化に。方針3、季節を感じられる空間づくり。方針4、第2の我が家の提供。方針5、安心・安全な施設づくり。以上のような方針を立てて事業計画を立てていただいております。  2番、薬草薬樹を振興していくための事業提案について。事業提案の中で最も重要なものは、自然を満喫しながら、苗を植え、土に触れ、植物に触れ、命の大切さも感じてもらえるように、公園を再生し、活用していくというものです。  6ページ、別紙1をごらんください。午前中にも委員には現地を見ていただきましたが、薬草をメーンに四季折々の花を植栽します。リフレッシュ館の周辺には洋のエリアとしてバラ、ハーブ、ヒマワリを植栽し、ワークショップゾーンにはハーブ、薬草の摘み取り体験教室に使用します。公園奥側には和のエリアとして、オウレン、セネガ、トウキ、サフランなど、歴史のある植物を植栽していきます。  2ページにお戻りください。観光情報の提供、誘客及び宣伝活動に関することですが、平成25年度の実績といたしましては、ごらんのように、丹波ブランドの宣伝活動をグランフロント大阪出店など、年間116回を実施しております。また、誘客及びリピーター獲得のためのイベントは、丹波の湯誕生祭など、月例、特別を含み、年間189回実施しております。常に地域とのつながりを大切にし、地域と一体となったイベントに積極的に参画し、地域活性化につながる取り組みを実施しております。  4、指定管理期間の達成目標でございますが、今回の指定管理の公募に際しまして、公募の仕様書に達成目標を記載いたしました。指定管理候補者からは、提示した目標値以上の目標を掲げていただいております。目標値としまして、リフレッシュ館の入館者が10万人、農産物処理加工施設及び実習体験に2,300人、地域資源を活用した新商品開発及び販売は毎年度実施。観光情報の提供及び誘客宣伝活動の実施、年間90日以上という目標を掲げていただいております。  5番の今後の収支予算計画でございますが、平成27年1月から平成30年度までの指定管理料は以下の表のとおりでございます。各年度の収支予算計画については、7ページ、それから8ページの別紙2をごらんください。7ページはリフレッシュ館、8ページは農産物処理加工施設について記載しております。それぞれのページの表の下から2段目に指定管理料を表記しておりますが、条例で定める設置目的を達成するために、利用料金だけで経費が賄われない場合に支払う委託料が、この指定管理料でございます。  次に、6番の指定管理料でございます。これ以降は、指定管理料の増額の根拠について説明をさせていただきます。指定管理料の平成25年度実績は3,771万5,858円です。平成27年度以降の指定管理料は平均で4,701万7,000円となり、平成25年度と比較して約930万2,000円増額となっております。  ここで9ページの別紙3をごらんください。9ページは平成22年度から平成25年度の決算状況でございます。施設利用者につきましては直営時代は7万人でありましたが、年々増加しているのがごらんいただけます。これは積極的な広報活動で、団体の誘客や地域連動を図り増加につながったものと理解しております。決算状況につきましては、表の一番下の段です。初年度は700万円を超える損失でございましたが、経営努力によりまして、平成25年度には損失が約300万円まで抑えられているのがわかります。しかしながら、平均して約500万円の損失を抱えておりました。  資料に戻りまして、7番、指定管理料増額に対する事業内容と具体的な必要性についてです。10ページの別紙4をごらんください。この7以降は別紙4で説明をさせていただきます。この表は平成25年度実績と平成27年度の予定を比較し、指定管理料の増額の根拠を説明するものです。  指定管理料を比較しますと919万8,000円増額しております。これが黄色で着色している部分でございます。この根拠といたしましては、水色の色かけしている部分です。支出が増額する要因といたしまして、比較増減と増減の理由の欄をごらんください。最低賃金の改正に基づく人件費の増額や、臨時職員の正規化したことによる人件費の増額で340万円、維持管理、租税公課、委託料等の必要経費の増額が470万円、公園整備に係る経費の増額が約250万円を見込んでおり、支出全体では1,067万8,000円が増額となっております。  この公園整備でございますが、近隣の競合施設である西脇のへその湯が閉鎖中で、平成25年度は薬草薬樹公園の誘客につながっておりましたが、この10月にリニューアルオープンされました。篠山市の草山温泉観音湯におきましても、平成27年4月に新しく温泉施設がオープンされるという情報を聞いております。当施設が年間の入館者10万人を維持するためには、温浴施設だけでなく、新しい魅力を創造する必要があると考えております。  かねてより観光客や旅行業者のニーズの高かった四季を感じさせられる公園整備を実施し、年間を通じて周辺の温浴施設に影響されない集客力をつけ、50代、60代に偏っていた集客層を20代から70代へと幅を広げることができます。公園内には薬草を中心とした観賞用植物を充実させ、訪れる観光客の目を楽しませるとともに、薬草等を使ったワークショップを行い、薬草に触れる機会を充実させます。また、一方で花や花の苗の販売を行い、営業的な収入面の効果も期待することができます。観光の振興とともに薬草振興についても大きく寄与できるものと思っております。経費節減の努力としましては、照明をLED化することや、チップボイラー化により年間約250万円の経費の節減につなげる計画でございます。  一方、収入につきましては、ピンク色の部分です。公園整備をすることによる相乗効果で、入館料120万円、飲食料70万円、物販で200万円、ハーブ・アロマの体験教室で95万円等、約450万円の増加を見込んでおります。指定管理料の増額の根拠としましては、この収入と支出の差額に加え、指定管理業者の損失額300万円も含まれることで、結果的には919万8,000円の増額となっております。  収入額の450万円のうち公園整備の約250万円を差し引いた約200万円の利益となりますが、公園整備をしなかった場合は約200万円の収入が見込めず、さらなる指定管理料の増加につながると考えております。よって、支出のうち人件費や租税公課等、必要経費の増額は適切な管理運営上やむを得ず、公園整備に係る経費の増額は投資経費以上の相乗効果を見込んでいるため、合理性があると考えております。指定管理選考委員会の選考過程におきましても、指定管理料の増額については十分議論をいただき、選定をいただいております。  指定管理制度は公の施設の管理運営経費の節減、管理運営の効率化、民間事業者のノウハウ等を生かした住民サービスの向上を目的としております。薬草薬樹公園は住民の福祉を増進する目的をもってその利用に供するための公の施設でございます。条例上では薬草ぶろや飲食に関する業務のみならず、健康及び福祉の増進、特産物及び農産物の振興及び研究開発、農産物の処理加工、経営向上対策事業としまして、農産物の処理加工を6.6トン、雇用者5人、地元農産物の仕入れ等、目標設定がございます。観光情報の提供、誘客及び宣伝活動等の産業振興、農業振興、観光振興と幅広い業務を規定しております。施設の設置目的を達成するために必要な指定管理料であると考えております。  以上で、追加説明を終わらせていただきます。 ○委員長(藤原悟君) それでは、これより質疑を行います。質疑はございませんか。  垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 公園整備に係る経費の増額を250万円見込んでいるということですけども、もとの金は幾らなんですか。 ○委員長(藤原悟君) 観光振興課長。 ○観光振興課長(近藤紀子君) 公園整備に係るもとのといいますか、ここでは装飾費というものの中で、平成25年度決算でありましたら58万6,000円の決算でございます。リフレッシュ館のみの分ですが、それを平成27年度には大きく装飾費の中で公園の植栽をする予定でございます。 ○委員長(藤原悟君) 課長、もう一回、ページ数で教えていただけますか。 ○観光振興課長(近藤紀子君) ページ数にはございませんけども、この248万9,000円の備考欄の公園整備に係る装飾費161万4,000円の、これは差額でございますが、増額の要因ですが、装飾費が増額しております。10ページでございます。 ○委員長(藤原悟君) 課長、平成22年度から平成25年度までの間には、書いてないんですね、口頭だけで。ということなんですけど、この中には入ってません。今、口頭であった説明です。  垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) ここに、この説明資料の3ページに、公園整備に係る経費の増額がと、250万円と見込んでますということを書かれてますので、元の金は幾らですかということを私は聞いてるんです。それは、よろしいわ。  その後、この4ページにもあります経費節減の努力ということで、LED化、チップボイラーというようなことで、年間約250万円につなげる予定であると書いてあるんですけども、公園整備もよろしいでしょう。ふろを持たれとって、聞きよったら上水だけだというふうなことを言われたんですけども、何か井戸を掘るとかいうような物の考え方はないですか。せっかくLEDやらチップボイラーで節減を図られておって、一番金のかかる、それを上水使ってやらないかんのかなと、そこの努力がないんかなということを思うんですけど、どうですか。 ○委員長(藤原悟君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(近藤俊幸君) まず1点目の公園整備の件で、増額という。よろしいか、もう、それは。これは新たにゼロからふえたということでございます。  次に、水の利用ですか、その分につきましては、今までその視点はございませんでした。ただ、その点につきましては、ちょっと考えたことがございませんでしたので、今すぐどうかということはお答えできません。 ○委員長(藤原悟君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 頭になかったということですけども、やっぱりこれだけ委託費が高騰してきたら、やっぱりそういうことまで考えるべきだと思いますよ。ちょっと極端というてもいいぐらい、理由も書いてありますけども、だんだん下がっていきよるやつがいい傾向やなと思ったら、ぼこんと上がるような形になってますので、やっぱりそこらの一回検討もされるべきじゃないかと思います。 ○委員長(藤原悟君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(近藤俊幸君) その水の利用につきましては、一度、費用対効果の件につきまして検討はしたいと思います。  ただ、指定管理料の点でございますが、管理料の増額につきましては、大変御指摘のとおり、今までからもできるだけ経費を削減していく方向で動いてはきました。ただ、この施設につきましては、課長が申しましたとおり、この施設をこれからこのままではやはり減ってくるという中で、新たな視点を入れながら増加に向けて取り組んでまいる予定でございますので、そういった点におきましては、こういった指定管理料の増額についてはいたし方ないのかなと考えております。 ○委員長(藤原悟君) ほかございませんか。  足立委員。 ○委員(足立克己君) 今も言われたこの年間10万人の、ちょっと私もわからないんですけど、山南の薬草薬樹公園に観光バスとかは何台ほど来るんですか。 ○委員長(藤原悟君) 観光振興課長。 ○観光振興課長(近藤紀子君) バスが何台という実績は、今ちょっと資料がないんですけれども、大きなイベントでありますとか、そういうイメージは、例えば、今度あります漢方の里とかいうのがどれぐらいバスでおいでなのかちょっとわかりませんけれども、大勢一堂にというイメージはなかなかないかもしれません。食事のところも大きな宴会ができるようなスペースでもございませんので、個別にリピーターで大勢来てくださってるイメージのほうが強いんではないかと考えております。 ○委員長(藤原悟君) 足立委員。 ○委員(足立克己君) ということは、定期コースですか、もみじやったらもみじのときのそういう、香良の滝やらそういうところは、阪急交通公社やそういうところの定期コースに入ってますけど、これは何もそういうことは今までなかったということですね。 ○委員長(藤原悟君) 観光振興課長。 ○観光振興課長(近藤紀子君) バス等の旅行については、薬草薬樹公園もコースにたくさん入ったことがございます。山南エリアで恐竜の里の見学でありますとか、ちーたんの館を兼ね合わせたりしまして薬草薬樹公園に訪れてくださる観光のコースとしては、たくさんケースはございます。 ○委員長(藤原悟君) 足立委員。 ○委員(足立克己君) あったけど、今はなかったということ、どういうことですか。 ○委員長(藤原悟君) 観光振興課長。 ○観光振興課長(近藤紀子君) 今現在もコースとしては皆様に御利用いただいているケースでございます。ちーたんの館と、それから発掘現場を見学したり、あと薬草薬樹公園に来ていただいたりというふうに、コースに入っている旅行がたくさんあります。でも、バスが何台入ってるかという統計は、ちょっと今のところ私のほうで存じていないです。 ○委員長(藤原悟君) 足立委員。 ○委員(足立克己君) それも含んでの10万人ということですね。そしたら月1万人ということですね、大体、1万人もないということでの理解ですね。  それと、先ほど言われましたけど、指定管理料は私も減ってくるのが理想的だと思うんです。それでやっぱりふやすんだったら、それだけを見込まないと、これだけふやしていくんですから、ほかの指定管理、これ10年丹波市になって、指定管理料を見直してほしいと僕も常に思ってるんですけど、ほかの施設やらそういうところも、やっぱりただで何もなくて指定管理しているところもあるし、そういうところも踏まえてこういう指定管理料が今度ぽんと上がるというんやったら、ほかの指定管理している人にも説明もせんなんし、なぜこの薬草薬樹公園だけぽんと上がるのやと、そういうこともやっぱり住民の方やそういう方に聞かれたら説明しなければならないから、もう少し、何で、そしたら10万人やったらもうちょっとふやすとか、指定管理者に対して市はどのように言われたかということが、もう一つ私は、今聞いただけでは理解できないんですけど。  指定管理、赤字というか、4,000万円ですかね、3,000万円を、たとえ1,000万円近い金を上げて、審議会でして、審議会の中で、市はどういうぐあいに説明されてこれのオーケーとなったかということが、もう一つちょっと詳しい説明をしてほしいと思うんですけど。 ○委員長(藤原悟君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(近藤俊幸君) まず、この施設とほかの施設と同じような考え方、当然市の公の施設ですので同じではあるかもしれませんが、やはり旧町からどういうふうな格好でそういった施設ができてきたのかなというところがあると思います。やはり旧町の考え方にもよるわけでございますが、それぞれの地域の要望の中で、それを地域の活性化に使いたいということでできてきた施設もあろうかと思います。また、そうではなくて幅広く市の施策としてこれを進めていかんなん、市にとって誘客を図っていかんなんと、そういった施設もあろうかと思います。それぞれで同じような考え方はとれないところもあるわけでございますが、基本的には委員御指摘のとおり、できるだけ多額の税金を投与してつくった施設でございますので、やはりそれを維持管理していく上では、最大限の努力をしていただいて経費の節減を図っていただきたいと、それは基本的には思っております。  ただ、今回のこの施設につきましては、この施設をどうこれから活用していくかという中で、やはり温浴施設というだけでは、いわゆる近隣の施設と競合して、競争するかしないかは別としまして、近隣の施設の中では、いろんなところにリニューアルされたりしてきて新たな活用が図られております。そういったところと比べますと、やはり山南にありますこの薬草薬樹公園は、薬草を中心とした、ほかとは差別化したような施設でございますので、それだけで勝負ができるかというのはなかなか難しいところがあろうかと思います。それで、それも含めてもう少し、今、公園部分が利用が余りされてないというところをもう少し利用することによりまして、現在の50代から60代、70代が主ではございますが、その範囲を20代ぐらいから幅広い層をターゲットにしていきたいというようなこと。  また、現状では市外と市内が半々ぐらいの利用でございますが、市外からの人に来てもらうことによりまして、ちょっとでも消費拡大を図っていただければ非常にありがたいというところで、やはりそこの滞在時間を延ばしていく、そういったところの提案を受けまして、これはそういったところに必要な経費として増額するのはいたし方ないなというところで、こういった提案をさせていただくところでございます。 ○委員長(藤原悟君) よろしいですか。  足立委員。 ○委員(足立克己君) それは見込みがあるんですか、絶対に来るという。それはないと思いますけど、それはわからんと思いますけど、今のあれでは行けるかなと私は心配するんですけど、もうちょっと呼ぶような、ふえるような、うまいこと言えませんけど、もうちょっと考え方が集客をできるように、何とかもうちょっといいアイデアがないかなと思うんですけど、そこら辺はもういいでしょう。 ○委員長(藤原悟君) ほかに質疑ございませんか。  横田委員。 ○委員(横田親君) 3点あります。済みません、基本的な話でちょっと恐縮なんですけども、まず1点目は、当然、指定管理でコストメリットが出るということで指定管理をしているわけですので、一応立ち戻ってということで、指定管理に至る前のところで、ある程度売り上げがどれぐらいあって、自前でやるとどれぐらいかかってましたよと。今でも自前でやるとこれぐらいの経費がかかるでしょうみたいなところがあれば、当然、いやいや、指定管理はこれだけやってることに意味があるんだよということは説明がつくかなというふうに思いますので、もし少し算定などしていれば教えていただきたいなと。現時点での算定があれば一番わかりやすいですし、指定管理を出したタイミングでの算定で十分ですので、もしあれば教えていただきたいなというのが1点です。  次に、現場でも言ってたんですけど、現在の建物のものを切り分けると温浴施設が際立ってしまうんですが、指定管理の中身で行くと、公園、また公民館みたいなもの、またいわゆるアクティビティをもできるような場所も含めて、かなり敷地面積でいくと温浴施設の占める割合は非常に低いというところでいくと、ほかの温浴施設の管理とまぜられるとちょっとかわいそうだなというふうに思っています。  その中で、まぜてやるんだとすれば、例えば南丹市、るり渓とかが恐らくターゲットになるかなというふうに思うんですけども、ああいうような施設だと比べてどうという話にはなりやすいのかなと思うんですけど、それ以外のところでいくと、温浴施設とへその湯と比べるという話になってくると、また温浴施設だけの勝負になってしまって非常にかわいそうだなというふうな気がします。  そこで、正直、複合型のアクティビティとしてはもう一つ、ちょっとパンチが足りないというか、滞在をしてもらうためのやっぱり施設が足りないというところで、宿泊みたいなところの計画は何らか指定管理のところの話だったり、要望など上がってなかったでしょうかというところ。また、指定管理のところで、計画を上げるところで当局としては何か想定しているものはありませんかというのが2点目です。  3点目は、夜間の営業に関してはちらほら、当然、私も利用客としての側面もありますし、また知り合いと話しながらもうちょっと遅くまでやってくれると使いやすいなと。だから、わざわざ三田まで行くんだみたいな話を聞いたりということはあります。そういう話は、それこそ指定管理の話の委員会のところでお話など出て、また当局側から向こうに、もしくは向こう側から条例の範囲をちょっと広げてもらえませんかみたいな話のやりとり、この営業時間に対しての話はなかったでしょうか。  以上、3点であります。 ○委員長(藤原悟君) 観光振興課長。 ○観光振興課長(近藤紀子君) 横田委員からの3点の質問について、まず1点目の直営でのというところでの議論でございますが、平成19年の数値といいますか、そこと比較を直営でしておりましたときは、収入で5,536万2,000円、支出として1億110万9,000円、これリフレッシュ館なんですけれども、あと農産物加工処理もありますが、収入とそれから人件費、それから管理費等を含めまして、平成19年度の実績で5,915万1,000円の損失、コスト面でいうと持ち出しをしておったような数字になっております。今までの4年間で平均3,700万円ほどの指定管理料を出しておるところでございます。平成27年度が4,600万円という指定管理料になっております。その数字だけを見ますと、コスト的には、指定管理を導入しておるところのほうがコスト的には削減はできているのかなというふうに思っております。これも平成19年度の実績でございますので、人件費、それからそれぞれ販売管理費等はもっと膨らんでいるのではないかと考えております。  2点目のほかの建物の要望とか、そういう協議はなかったのかということでございますが、宿泊というところの話は今のところはないんですけれども、例えば食事の場所が少し手狭であるので、もう少し大勢のお客さんを集客できるようなスペースがあればというふうなことは議論に上がっておりました。  夜間の営業につきましても、そういう御意見がある、もう少し長い時間というお客さんからのニーズもあるというふうなことは指定候補者からも聞いておりましたけれども、指定候補者の協議の結果、今の現行どおりの時間で申請書が上がってきたようなことでございます。意見があるというのは聞いておりました。 ○委員長(藤原悟君) 横田委員。 ○委員(横田親君) 1点目に関しては了解です。改めて意味はあるだろうなというふうに思いますし、その当時で6,000万円の損失を恐らくかなり抑えての指定管理を、今のタイミングでもう一つ上がっている、決まっているので、恐らくかなり当然自分たちでやるよりは意味があるということは説明がつくかなというふうに思います。1点目は以上で結構です。  2点目に関しても、特別そういうことがないということ、宿泊とかそういうところはないというところでいくと、それは了解しました。  これは、もし想定していればというところなんですけども、先ほども申し上げましたが、それぞれの機能ごとにターゲットをちゃんと設定して、どこに行ってるお客さんを取り込むのか、どこに時間を割いてるお客さんをここに呼び込むのかというイメージを、やはりちゃんとイメージつけたほうがいいんじゃないのかなというふうに思います。先ほども申し上げましたが、温浴施設だけで見ると、へその湯からとればいいとか、いろんなところ、温泉に行く人だけをターゲットにしてしまうと、単価もある程度決まってしまいますし、またアクティビティというところでいくとじゃあどこなのかといったときに、アクティビティのイメージはどこがついておりますと、ある程度収益がとれているところは周辺地域、大体行楽で考えると京都、大阪、神戸あたりがターゲットになるでしょうと。京都、大阪、神戸にいらっしゃる方々は、2時間圏内ぐらいで出かけるところとして、例えば奈良県とかは当然ターゲットになりますね。その辺の近隣施設の中でアクティビティでどういうようなところを見てるのかみたいなところの調べをつけておかないと、恐らくなかなか本当に収益をとるためにどんな施設を目指していくべきなのかという協議がしにくいのかなと思います。そのあたりを目算をつけていれば、どういう機能でこの施設は運営されているのかという切り分けをどう考えているかというのが1点。  もう一つは、その機能ごとにこの近隣のお客様がどこをほかに選ばれていて、そのお客さんを今選んでいるところからどうやって引っ張ってくるのかということまで考えていくのか。そこを逆にこちらは指摘するだけになってしまいます、指定管理なので。その視点をもって指定管理をしないといけないかなというふうに思うんですが、そのあたりターゲットがもし、ターゲットというか、失礼しました、モデル、もしくはここを目指す、ここからお客さんをとるんだというようなところが幾らか上がっていれば、教えていただきたいなというのが2点。  3点目に関しては、協議がなかったということであれば、了解しました。 ○委員長(藤原悟君) 観光振興課長。 ○観光振興課長(近藤紀子君) ターゲットをそれぞれつかんでPRするというのは、大切だというのは十分わかっておりまして、一番大事なところを広報してPRしていくというのはすごく大事なことだなと思っております。候補者からも、選考の過程におきまして、いろんな資料もいただきました。事業計画書にはあらわれてこない薬草薬樹公園でつかんでおられる人口特性でありますとか、それからそういうマーケティングの資料も少しいただいております。商圏20キロ圏内でありますと、せせらぎの湯でありますとか、滝野温泉のぽかぽ、西脇温泉へその湯、こんだ温泉のぬくもりの郷でありますとか、そういうところが商圏20キロ圏内で考えておられます。県外の中では、草山温泉の観音湯であったり、福知山温泉もあります。それから、るり渓でありますとか、ゆぴかでありますとか、そういうところもマーケティングとしましては参考にされております。それぞれ周辺の特性も、それぞれの温浴施設の特性も十分検討しながら、目指すべき薬草薬樹公園の姿というものを十分検討しながら事業計画を固められております。  そういったところで、この薬草薬樹公園が温浴施設だけではないというところに特化して、温泉だけで勝負できるものではない、ほかに魅力のあるものにするというところをもって公園整備というのを打ち出されておりまして、そういう商圏、県内も視野に入れながらマーケティングを策定といいますか、検討しておられるところではございます。答えになったのかどうかちょっとわかりませんが。 ○委員長(藤原悟君) 横田委員。 ○委員(横田親君) 最後は指摘ということで置いておきます。  今、マーケティングのところでターゲットに出たところは、やはり温浴のところだけだったなというふうに感じます。その視点で見ているところが、根本原因になっているなというふうに感じます。  厳しいことを言いますが、やはり公園を抱えている以上は、公園でお客さんを集めているところをターゲットに、やはり一つも上がってないとなると、そこは勝負がまずそもそも土俵に上がってないと、自分たちが土俵に上がってないという自覚になっているんだと思います。そこをまずもって見直しをしていかないと、公園というカテゴリーの中で勝てないと思いますし、またアクティビティを展開する、アクティビティ施設としての勝負もできていないと。当然それがないので、自覚がないので、アクティビティも用意しないということになるわけですね。なので、そこを自分たちがまず土俵であるということを認識すれば、アクティビティをつくるということから始めると思いますし、そこで収益がとれるという話になると思うんです。そこがまずそもそも設定されていないと、引き続き同じ収益体制のままで続いて、やっぱりもうからないねという話になってしまいますよね。  当然、お湯ばっかりやっているわけじゃないんですよ。そこをわかって指定管理料もお支払いしているはずなので、そのあたりを御指摘いただいて、引き続き、委託はいただければと思いますが、余り厳しいことを言い過ぎてもですけれども、少なくとも何をやるのかといったときに、温浴施設じゃないよということだけ自覚できるように促してもらいたい。また、こちら側もそのときに委託してもらえるようにしてほしいなというふうにお願いしておきます。
    ○委員長(藤原悟君) 回答はよろしいね。  ほかございませんか。  木戸委員。 ○委員(木戸せつみ君) 皆さんそれぞれに本当にいい考え方を持っておられるなと思って聞かせてもらいました。水の件につきましては、山南町のときにでも伏流水、牧山川は伏流水ですので、下へ水が全部落ちますので、それを何とか井戸水としてできないかというようなことも、一度研究できないかというようなことも話し合いの中ではありました。ですから、ぜひ今提案されたことについて、もう少し研究をしていただきたいなと思います。  同じく同僚議員の横田委員のアクティビティですか、どこを視点に置くかという。そして部長は差別化しない、薬草ということだけに頼ってはだめだということの中で、公園というものを大事にしていきたいという考え方をおっしゃっていただいて、その部分につきましては、花の公園というんですか、丹波市は丹波の花をめでようという観光協会の大きなパンフレットの中で、ツツジとか桜とか、もみじとかいうのが観光協会で挙がっております。今回、本当にひどい災害でやられたところ、被害を負ったところ、例えば前山の奥のほうのダムですか、ダムの桜なんかも有名な桜だったんですが、もうしばらくあのダムも使えないと思いますし、そういう意味で、こういう花に視点を当てた公園づくりにも力を入れようということを言っていただいている考え方を聞かせてもらいまして、私は本当にここで力をつけてほしいなと思っております。  この花の管理なんですが、公園の管理だけで、この花の植栽やら、後の管理とかそういうものができるのかなという心配をしているんですが、公園の花については管理も含めてどこかに委託されるようなことはできるんですか。この指定管理業者がほかへ委託するようなことは、それはできないんですね。 ○委員長(藤原悟君) 観光振興課長。 ○観光振興課長(近藤紀子君) 手法として一部を委託するということは、指定管理の中で手法としては委託することはできます。現に、この事業の中で委託している部分もございますので、委託という方法もできますけれども、今回の公園につきましては、それぞれ整備を公園の看板を説明板をつくって、それぞれ見て楽しんでいただけるような説明板をつくることと、今、事業計画の中では公園案内人というようなイメージで、散策に来られた方に少し花の由来でありますとか、漢方の由来でありますとか、そういうものを少し説明できるような案内人というものを、人材を育てていきたいというふうな思いを持っておられます。地元の方しかわからないような地域の魅力等も、公園案内人の方がそれぞれアナウンスしていけて、PRできていけるような、そんな発想を持っておられます。 ○委員長(藤原悟君) 木戸委員。 ○委員(木戸せつみ君) 今までの、私、管理の状態を見てますと、草の手入れとか、そういう掃除とかはしっかりなさっていたんですが、こういう花やら薬草についての説明なんかは、ただ看板を見るだけというか、それも途切れかけたような状態になってますし、まして今度は花を植えていこうということになると、ユリの花にしましても、ボタンにしましても、かなり手入れが必要かとは思うんですが、それを薬草公園の今の人材でしっかり対応できることをちゃんと考えていただきたい。人件費が上がってますし、仕事がふえるかもしれないけれど、花の管理をしっかりしていただいて、そして丹波市の花の入り口として、丹波の観光の大きなポイントになっていただきたいなと思いますので、ぜひ観光課長に期待をしておりますので、その花の管理について、もう少し指定管理者と話し合いをされたかどうか。今、薬草の件は聞きました。 ○委員長(藤原悟君) 観光振興課長。 ○観光振興課長(近藤紀子君) やはり今もそれぞれ大きな庭園の中を本当にきれいにしてくださっております。困っておられるのは、植えてもすぐに鹿に食べられるんやという話もよく聞いております。せっかく植えたものが鹿に食べられたりするんですという話も聞きますし、新しい公園になりましても、やはり植えっ放しでは皆さんに楽しんでいただける公園にはなりませんので、そのあたりは候補者もきちんとこの公園は管理していきたいですというふうなことは言っておられますので、そのあたりは今、先ほど申しました公園の案内人とともに、指定管理者のほうできちんと計画を立ててくださっているというふうに考えております。 ○委員長(藤原悟君) 木戸委員。 ○委員(木戸せつみ君) この間、産業建設常任委員会で視察に行きました呉でしたか、あのところでは公園の花の管理をボランティアに呼びかけて、そしてある小学校のPTAのボランティアにはここの一画をしてもらうとか、ある女性部の一画にはこの花の管理をしてもらうとか、そういうような取り組みをされてました。もちろん花の代金とかそんなのは出してですけど、そしてあそこの公園については商工会の女性部の、和田地区の女性部が一画、本当に端っこですけれど、花の管理をしておられます。そういうところにもっとしっかり呼びかけたり、提携したり、あるいは新たにボランティアをつくっていただくように呼びかけをして、全部というたら難しいですので、それぞれのボランティアについて、1コーナーずつ、それぞれの花の管理を責任を持っていただけるような取り組み方が指定管理者のほうで考えられないかということを、ちょっとまた確認していただきたいということと。  このウエルネスサプライという会社は、神戸のしあわせの村なんかも指定管理を受けてます。大きな施設です。公園です。そして、姫路とか、加古川とか、伊丹、そういうところの体育館とか、プールなんかも指定管理を受けてます。そういうとことの連携をもっとしっかり持っていただいて、そして丹波市の農産物をそういうとこでのイベントにはしっかり、ここウエルネスサプライを通じて売り出していただく、そういうような取り組みをしていただける会社だと私は初め聞いたりしてましたので、それがどこまでできているのかちょっとよくわからない状況ですので、ここに指定管理していただくということになれば、そこの話ももっと進めて、丹波市の農産物をしっかり市外でも会社を通じて売っていただく、そこで売るコーナーをしっかり設けていただく、そういうようなことをお願いしたいんですが、そういう話し合いができるのでしょうか。 ○委員長(藤原悟君) 観光振興課長。 ○観光振興課長(近藤紀子君) 先ほどのボランティアの件も大事な視点だなと、地域と協働でしていくという視点は本当に大事であると思っております。薬草薬樹公園についても地域に本当に根差して、地域に入って一緒に活動をされております。ヒメボタルの実行委員会であるとか、そういうあたりにもしっかりと地域に密着して事業に参画しておられることを聞いております。  2点目のグループ企業でございますが、グループ企業で販売でありますとか、そういうものは、今委員が言われましたように、しあわせの村でありますとか、たくさんの指定管理をされております。その中で平成25年度につきましては50回、そこで丹波市のものを販売していただいておるというような実績もございます。先ほどの資料にもありましたように、百貨店とかそういうところでの物産展にもたくさん行っていただいて、観光のPR、それから丹波市のPR等を実施していただいておるところでございます。 ○委員長(藤原悟君) 木戸委員、先ほど呉と言われたと思うんですけども、宇部市ですね。 ○委員(木戸せつみ君) 宇部市、済みません、間違えました。産業建設常任委員会で行ったのは宇部市でした。花のボランティアをしているところは。 ○委員長(藤原悟君) ほかございませんか。  林委員。 ○委員(林時彦君) ちょっとたくさん言います。106ページ、審議資料、その表の中で、平成26年度見込み3,018万5,000円、平成26年度見込み1月から3月までですね、1,739万円。これね、資料として大変まずいなと思うのは、平成26年度の1年間と考えると4,700万円になるわけですね。来年度からは、そりゃ確かに指定管理の増額ということになってるんですが、今回はもう9カ月については、前回の指定管理料でいかなきゃいけないと思うんですが、それにしては数字的に大変合わない数字になってるなということと、きょういただいた資料の中で、平成26年度分については、残った分の予算になってますので、比較増減とかいろいろ見るのに大変不親切な資料になってるなということで、もうちょっと整理して出していただきたいということを一つ言うときます。  それから、へその湯とか観音湯を相手にするというふうな話もありましたけども、へその湯や観音湯は入浴料500円ぐらいだと聞いております。薬草薬樹公園も500円ということで、年間、賃借料とか指定管理料を入れますと、今度から年間5,000万円近いお金を指定管理料で出すわけですけども、そういうことを考えますと、大体入浴料金が1,000円ぐらいの勘定になります。ほかの民間施設が500円ぐらいで勝負しているところに、倍の1,000円の経費をかけてやっていくことに関しては、どのように考えておられるのか、それだけのものなのかということをもう少し、課長言われたように、産業振興とか、いろいろ丹波市のことでたくさん言われましたけども、そういうことも含めた中で、1割、2割、3割、補助するのはまだいいですけども、倍かかってますので、その辺についての考え方はどうなっているか。  それから、公園整備をすることで450万円の収入増と言われておりますけれども、あそこに花をきれいに植えても、なかなかそれだけで450万円ふえるだけの売り上げができるのか、大変あれです。計画が出てますので、それなりに評価はされてるとは思うんですけど、そこら辺心配します。  というのは、5年前にここを指定管理に出しましたときに、計画書ではプラスマイナスゼロで指定管理料3,600万円ぐらいで行けますというお話でしたけども、初年度700万円の赤字ということで、平均で400万円近い赤字が出ております。そういう見込みを出された中で、今回、かなり思い切った指定管理の増額になってますので、大丈夫かなとは思うんですけども、その辺のことについて、またこれが少なかったからという話にならないように。毎年、毎年、決算書等を見られて、そこら辺の指導というか、指摘はしていっていただきたいなと思います。  それから、先ほど大型バスの話も出ましたけど、ずっと遊んでいる駐車場等もありますので、そこまでも全部含めてたくさん出すんじゃなくて、要らない土地については地主さんに返却して、少しでもそういう経費を少なくする努力を丹波市もしなきゃいけないかなというふうにも思います。  もしわかったら、観音湯とかへその湯とか、僕は500円と言いましたけども、そんなことで合ってるのかどうか、調べられておったら確認しときます。 ○委員長(藤原悟君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(近藤俊幸君) 私のほうからちょっと答えられるところを言わせていただきます。  1点目の106ページの審議資料につきまして、ちょっと聞き取りが間違ったかもしれませんが、平成26年度4月から12月までは見込み、これは今指定管理中の金額の、まだ決算が来てませんので見込みという表現をしております。それと、その下の平成27年の1月から3月までは新しく指定管理をしていくための提案いただいた金額でございます。質問の趣旨が違っていたら、また後でお願いします。  次に、2点目のへその湯、観音湯の金額につきましては、課長がわかりましたら後ほどお答えをさせていただきます。  それと、今回御指摘のとおり、1,000万円近い指定管理料の増額でございます。これは当然、うちとしましても本当にこの提案が正しく進められておるのか、効果が出てるのかにつきましては、年度ごとに出てきますところを、またそれだけではなくて、定期的に状況等も把握しながらチェックはしてまいりたいと考えております。  それと、最後の駐車場の件でございます。これは私どもも十分承知をしておりまして、現在使われてない駐車場があるようでございます。そこにつきましては、現在も話はしておりまして、必要のない土地につきましては、今、借りておる方と協議をさせていただいて、返していくような格好で話は進めてまいりたいと考えております。 ○委員長(藤原悟君) 観光振興課長。 ○観光振興課長(近藤紀子君) 先ほどの料金の件でございますが、草山温泉の観音湯が、大人が700円で子供が300円でございます。へその湯につきまして、平成25年度は閉鎖中であったんですが、大人が500円で子供が300円だったんですが、10日にオープンになりまして、その料金改定があったのか、なかったのか、ちょっとまだ情報として知り得ていないところでございます。 ○委員長(藤原悟君) 林委員。 ○委員(林時彦君) 少しでも上がってるということになりますと、値段では絶対負けないわけですし、設備の広さとか、今度の花壇をするとかそういう話になりますと、施設的には全然負けないということになります。また、もっとうがった見方をしますと、1,000万円の指定管理料の増額ということになりますと、はっきり言って、花壇とか今と同じように置いてたら、それだけそのままで収入ですから、私やったら指定管理を受けたらそうしますけど、全然それが十分収益でやっていけるから、そういうこともありますので、その辺の精査をきちっとしていただきたいのと。  もうそれは答弁はよろしいですけど、一つだけ言っておきたいのは、こっちの副市長なり、部長なりにお答えを願いますけど、はっきり言うて、これだけの指定管理料を出してでも、前回の3,000万円ちょっとのときは、泣く泣く行けるやろうという話で、5年前もかなりここで突っ込んだ話をした中で受けてもらったわけです。それを1,000万円の増額の計画書をもう市が受け取ってるわけだから、それは市としてそれだけの覚悟をして受けてきたという話の中で、年間5,000万円なら5,000万円近い、賃借料等も入れて5,000万円ぐらいの負担をかけてでも、この施設をそれだけやっていくんだという覚悟というか。本当に先ほどから聞いていたら、皆、苦しい答弁ですわ。その中でこれについてそれだけお金を入れてでもやっていくんだと、それこそ市民みんなが聞いて、それだけ入れてもこれは守っていかなきゃいけない施設なんですというふうなことがきちっと言えるように、その辺の覚悟についてお聞かせ願いたいと思います。 ○委員長(藤原悟君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 先ほども施設そのものはごらんいただいて、まだ老朽化しててすぐに廃止するような施設でもございませんし、また現に、今も10万人近い方が利用されているということでありまして、公費をつぎ込むのをやめて閉めてしまうというのはなかなか難しい状況ではないかと思います。  一方で、今10万人ほどのお客さんが来てますが、周りの温浴施設を比べたときに、10万人を維持していくというのは少し難しい、このまま何もしなければ難しい状況かなというふうに思っております。  やはり、今ある施設を有効にできるだけ活用し、さらにその価値を高めていくというのが一つと、それからやはりあの地域にとって、あそこの施設というのが昔からの薬草の里ということで、やはりあの地域の特徴といったものを地域の人にも、あるいは外の方にもきっちりわかっていただくというような拠点としても、やっぱり有効な施設なのかなというふうに思っておりまして、そういったことから、一定のお金を入れていってでも施設の特徴を生かしてきっちりと運営していくというのが、市としての役割かなというふうに思っております。  ただ、さっきからいろいろ御指摘がありますように、お金をつぎ込む以上は、きっちりとその検証をやっていきながらしていかないといけないなというふうに思っておりますので、御指摘も踏まえて十分に見ていきたいと思います。 ○委員長(藤原悟君) 林委員。 ○委員(林時彦君) 一定の答えを聞いたわけですけども、丹波市もたくさん指定管理をやっております。そんな中で道の駅も何万人、10万人で聞かへんのかな、何万人の集客をした中で、あそこは年間300万円ぐらいでしたかね、部長、ちょっと間違っていたら直してくださいね。そんな人もやすら樹もその1,000万円そこそこやったかな、ちょっとはっきりわかりません、覚えてませんので、また言うてください。  そんな中で、指定管理についてはきちっと市民からの厳しい目も入っております。そんな中で、今の副市長の言われたように、課長ははっきり細かく言われたんですけど、そういう中で5,000万円という数字が果たして本当にそれでいいのか。確かに、例えばあの地で薬草薬樹公園というたらやっぱり丹波市の顔やと思います、私もね。そんな中ですけども、今、こういう厳しい財政の中でそれをそれだけ入れてでも、いや、丹波市としてこれは顔やからやっていくんだと、そういう覚悟がちょっと見えないんですね。何か言いわけがましいところばっかりが見えてるので、いや、これはうちは5,000万円出してでもこれだけはやるんですよというふうな、トップの大きな姿勢が出せれば、別にこういう細かいことだと思うんですよ。またそういうことが欲しいわけです。そういうことについて、そうやってトップが判断してきちっと宣言することでこういうものはやっていけるものだと思いますし、何やごちょごちょごちょっと言うた中では大変だめだと思うんです。  だから、今、副市長が言われたことも確かにそうなんですけども、やはりほかのそういう指定管理をしているところについても、かなり安くなるようにしてるし、また道の駅なんかでも株を売りなさいとかそんな話もしてきてるわけです。そんな中で、いや、ここについては1,000万円増額なんだから、それだけのことをやるということに対しては、いや、これは丹波市の顔としてやるんですと、そういう覚悟でやっていただきたいなと。でないと、やはり皆さんのそういう理解というか、そういうことができないんじゃないかというふうに、逆にもっと積極的にそういうことを発信してほしいなと私はそういうふうに思うので、そのことを覚悟という言葉で言うてるわけです。 ○委員長(藤原悟君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 十分な説明ができなくて申しわけございませんでした。今おっしゃるように、1,000万円近いお金を思い切って増額するわけであります。そういう意味で、ここは、今おっしゃったように、まさに丹波市の山南町としての過去からの歴史、そしてその地域の特徴を発信する施設として、そういう意味では少々お金がかかっても、やはり市として公費を十分につぎ込んでいくべきところだというふうに思っております。ただ、つぎ込む以上、それについての検証はきっちりとやっていき、その分がうまくいかなければ、市としてもまた十分に口を出していくというふうにしていきたいと思っております。 ○委員長(藤原悟君) ほかございませんか。            (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) 質疑がないようですので、質疑を終結します。  採決を行います。  お諮りいたします。議案第89号について原案のとおり決することに賛成の委員は挙手願います。               (賛成者挙手) ○委員長(藤原悟君) ありがとうございます。挙手全員です。したがって議案第89号「丹波市立薬草薬樹公園に係る指定管理者の指定について」は原案のとおり可決すべきものと決しました。  ここで暫時休憩をいたします。                休憩 午後2時23分               ───────────                再開 午後2時32分 ○委員長(藤原悟君) 再開いたします。  次に、議案第94号「農作物共済(水稲)無事戻金の交付について」から、議案第98号「農作物共済特別積立金の取崩しについて」まで5議案を一括議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  産業経済部長。 ○産業経済部長(近藤俊幸君) 議案第94号から議案第98号につきまして、補足説明はございません。 ○委員長(藤原悟君) これから質疑を行います。一括で質疑を受けます。質疑はございませんか。            (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。  それでは、議案ごとに採決を行います。  お諮りいたします。議案第94号「農作物共済(水稲)無事戻金の交付について」、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手願います。               (賛成者挙手) ○委員長(藤原悟君) ありがとうございます。挙手全員です。したがって、議案第94号「農作物共済(水稲)無事戻金の交付について」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第95号「農作物共済(麦)無事戻金の交付について」、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手願います。               (賛成者挙手) ○委員長(藤原悟君) 挙手全員です。したがって、議案第95号「農作物共済(麦)無事戻金の交付について」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第96号「畑作物共済(大豆)無事戻金の交付について」、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手願います。               (賛成者挙手) ○委員長(藤原悟君) ありがとうございます。挙手全員です。したがって、議案第96号「畑作物共済(大豆)無事戻金の交付について」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第97号「園芸施設共済無事戻金の交付について」、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手願います。               (賛成者挙手) ○委員長(藤原悟君) 挙手全員です。したがって、議案第97号「園芸施設共済無事戻金の交付について」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第98号「農作物共済特別積立金の取崩しについて」、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手願います。               (賛成者挙手) ○委員長(藤原悟君) 挙手全員です。したがって、議案第98号「農作物共済特別積立金の取崩しについて」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第106号「平成26年度丹波市下水道特別会計補正予算(第2号)」を議題といたします。  当局の補足説明を求めます。  建設部長。 ○建設部長(駒谷誠君) 議案第106号、平成26年度丹波市下水道特別会計補正予算(第2号)でございます。補足説明はございません。 ○委員長(藤原悟君) 質疑を行います。質疑はございませんか。            (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。議案第106号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手願います。               (賛成者挙手) ○委員長(藤原悟君) 挙手全員です。したがって、議案第106号「平成26年度丹波市下水道特別会計補正予算(第2号)」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第107号「平成26年度丹波市地方卸売市場特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。  当局の補足説明を求めます。  産業経済部長。 ○産業経済部長(近藤俊幸君) 議案第107号につきまして、補足説明はございません。 ○委員長(藤原悟君) 質疑を行います。質疑はございませんか。
               (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。議案第107号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手願います。               (賛成者挙手) ○委員長(藤原悟君) 挙手全員です。したがって、議案第107号「平成26年度丹波市地方卸売市場特別会計補正予算(第1号)」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第109号「平成26年度丹波市農業共済特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。  当局の補足説明を求めます。  産業経済部長。 ○産業経済部長(近藤俊幸君) 議案第109号につきまして、補足説明はございません。 ○委員長(藤原悟君) 質疑を行います。質疑はございませんか。            (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。議案第109号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手願います。               (賛成者挙手) ○委員長(藤原悟君) 挙手全員です。したがって、議案第109号「平成26年度丹波市農業共済特別会計補正予算(第1号)」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第110号「平成26年度丹波市水道事業会計補正予算(第2号)」を議題といたします。  当局の補足説明を求めます。  水道部長。 ○水道部長山田吉晴君) 議案第110号につきましての補足説明はございません。 ○委員長(藤原悟君) 質疑を行います。質疑はございませんか。            (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。議案第110号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手願います。               (賛成者挙手) ○委員長(藤原悟君) 挙手全員です。したがって、議案第110号「平成26年度丹波市水道事業会計補正予算(第2号)」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、付託議案の審査を終わります。ただいまの審査結果につきましては、17日の本会議において報告をすることとなりますが、審査の報告書につきましては、正副委員長に一任していただくことで御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) 異議がないようですので、正副委員長で作成させていただきます。  暫時休憩いたします。                休憩 午後2時39分               ───────────                再開 午後2時39分 ○委員長(藤原悟君) 再開いたします。  次に、日程第3、所管事務調査に入ります。  当局より平成26年8月16日豪雨災害の被災状況についてなど、6件について報告したい旨の申し出がありますので、ただいまから報告を受けます。  初めに、「平成26年8月16日豪雨災害の被災状況について」を議題といたします。  当局の説明を求めます。  産業経済部長。 ○産業経済部長(近藤俊幸君) それでは、お手元の産業経済部の委員会資料をお願いしたいと思います。順不同ではございますが、9ページから11ページにつきまして、農作物被害、また農地災害被害の状況をつけております。それぞれ担当課長のほうから説明を申し上げます。 ○委員長(藤原悟君) 次長兼農業振興課長。 ○次長兼農業振興課長(大塚良之君) 農作物被害について、最終に国、県に報告しましたので、その概要を報告させていただきます。  水稲は前回報告しましたとおり変わりありません。174ヘクタールの1億6,569万円です。小豆につきましては、前回、水没被害でちょっと様子を見てました箇所が増加しておりまして、61ヘクタール、8,209万9,000円です。黒大豆については、前回と変更はありません。そのほか、小菊、太ネギ、黒ゴマ、有機野菜について報告を加えておりまして、合計2億7,429万円の被害と推計しております。 ○委員長(藤原悟君) 農林整備課長。 ○農林整備課長(細見勝君) 続いてのページをお願いいたします。8月豪雨による農地・農業施設、あるいは林地、林道、作業道の報告でございます。  まず、1番、農地・農業施設災害の現地確認件数でございます。こちらのほうは、被災があった後、各地域の自治会、あるいは農会から報告を受けたものと、我々産業経済部の職員で手分けして現地を歩いて回ったところ、9月30日現在で確認した被災の件数を挙げております。農地では市島町を中心にありまして、合計で①農地で1,610筆、それから農業用施設、②ですけど、こちらはトータル805件と、その内訳はその下にため池から橋梁まで挙げさせていただいております。総トータルで2,415件というところで確認をしております。このうち、地域に入りましてこれからいわゆる災害復旧の箇所として絞り込んでいる状況でございます。  それから、2番目に林地崩壊災害の対象件数でございます。ちょっと上段に崩壊箇所確認数ということで地域別に分けておりますけども、こちらのほうも地域から御報告をいただいたうち、私どものほうで現地を確認した件数でございます。合計で257件でございます。そのうち、下段のほうには治山事業、それから砂防事業、急傾斜対策事業、それから市単独の治山補助事業といった形で、この事業に取り組む条件に合致したものとして、今のところ整理した件数というのが地域別に挙げておりまして、合計104件でございます。当然のごとく、こういった事業に該当するのは、人命・財産等に危害を及ぼすと、いわゆるそういった緊急性のあるものに限っての保全対象物で挙げたところでございます。  ただし、どの箇所がどの事業の該当するかにつきましては、現在、県の段階で、指定された区域であるとか流出の状況等で整理をされている最中でございまして、まだ確定はしてないですけど、そういった該当箇所になろうとしているのが104件という絞りでございます。  3番、林道災害現地確認件数ということで、林道、いわゆるこれは林道台帳に登載されている林道ということで、被災路線を挙げております。市内合計で21路線を今のところ確認しております。これは路線で確認しておりますので、その中には1路線で数カ所といったところもございます。また、国の補助の林道災害に該当する件数につきましては今整理中でございますが、基本、林道延長が500メートル以上の林道でないと国の補助が受けられないということがありますので、それも含めて整理をしております。  4番は作業道、作業道と簡単に書いてますけど、一応林内作業道、林産物を搬出する目的の作業道でございます。こちらのほうの被災路線数としては、現在のところ5件としておりますが、それ以降、10月に入りましても地域のほうから次々と現地確認の上での申し出がございますので、この件数は路線数としては9月30日現在ということで御理解賜りたいと思います。 ○委員長(藤原悟君) 建設部長。 ○建設部長(駒谷誠君) それでは、今回の豪雨による公共施設災害につきまして、被災状況を報告いたします。  8月16日から17日にかけての豪雨による災害につきましては、11月4日からの第3次査定から、11月17日の第5次査定まで、毎週国の査定が予定されておりまして、現在、その準備をしているところでございます。詳細につきまして、建設課長より御説明を申し上げます。また、下水道施設についても甚大な被害を受けましたので、下水道課長から報告をいたします。 ○委員長(藤原悟君) 暫時休憩します。                休憩 午後2時46分               ───────────                再開 午後2時47分 ○委員長(藤原悟君) 再開いたします。 ○建設部長(駒谷誠君) お手元のほうに、この災害によりまして国道175号線の八日市橋が落橋しておりました。その中で県のほうでは、この八日市橋の迂回路としてこの地図にも書いておりますが、前山川右岸沿いを仮設盛り土で迂回をするという工事を現在かかっておりまして、あすの午前10時から供用する運びになっております。この資料につきましては、本日2時に県のほうが記者発表した分でございます。  これに伴いまして、高速の舞鶴道、春日福知山間が無料という形で対応になっておりましたが、この迂回路の開通に伴いましてその制度がなくなったということでございます。  そうしましたら、各担当課長のほうから説明をさせていただきます。 ○委員長(藤原悟君) 建設課長。 ○建設課長(畑幸一君) それでは、8月16日から17日にかけての豪雨によります公共土木施設災害の状況を報告させていただきます。  建設部資料の9ページでございます。国庫補助によります災害復旧事業で、市が行います乙災害、それから国庫補助の採択基準に満たない単独災害、それから国庫補助によります災害復旧事業で兵庫県が行います甲災害の箇所数の一覧表でございます。  まず、市が行います乙災害につきましては、河川27カ所、道路17カ所、橋梁1カ所の合計45カ所となっております。単独災害につきましては、河川43カ所、道路42カ所の合計85カ所でございます。兵庫県が行います甲災害につきましては、河川74カ所、砂防施設34カ所、道路10カ所、橋梁2カ所の合計120カ所という報告を受けております。なお、現在、査定設計書を作成中で、積算の結果、金額が補助基準を満たさない箇所や、また単独災害対応部分の中で再精査の結果、乙災害の申請ができるものも出てくることもあります。数値につきましては、まだ変動する可能性もあるということで御理解をお願いしたいと思います。  今後の予定につきましては、先ほど部長からもありましたが、下段に記載しておりますように、11月4日から21日までの3週間にわたり、国の災害査定を受ける予定となっております。  それから、この表には記載しておりませんが、国土交通省の都市局所管の都市災害復旧事業の事業メニューの中で、堆積土砂排除事業というものがあります。これにつきましては、宅地内に流入した堆積土砂の排除処分に係る費用に対しまして国庫補助をいただく事業で、採択基準に合致しました前山地区、それから乙河内地区の2地区を申請いたしまして、2日前、この10月8日に国の査定を受けました。申請額は2地区合わせて1億円余りで、8日の現地査定では大きな指摘はなく、本日、宝塚土木事務所のほうへすでに行っておりますので、特に問題なければ申請額の2分の1の補助をいただけることとなりますので、御報告をいたします。  以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。 ○委員長(藤原悟君) 下水道課長。 ○下水道課長(田村宗治君) それでは、下水道施設に係る被害状況について報告をさせていただきます。資料10ページのほうをごらんいただきたいと思います。  まず、1番目の下水道処理施設(浄化センター)につきましては、12の浄化センターにおきまして、雨水等が下水管の中に流入し、その結果、浄化センターの地下室等に水が浸入したところと、停電や落雷によります影響を受けたところでございます。しかし、いずれの施設におきましても、処理場の機能が低下することはありませんでしたので、その点での使用者への影響はなかったところでございます。  浸水した浄化センターのうち、コミプラの氷の川第2、下油利につきましては、浸水はいたしましたが、電気機械等の故障はなかったところでございます。他の施設では操作盤や制御盤の基盤の交換のほか、流量計、水位計の補修・交換が必要となってきておりますので、さきの先決補正でありますとか、本日の補正の中で予算対応をさせていただいているところでございます。  次に、2番目の中継ポンプ施設におきましては、前山処理区でありますマンホール内への土砂の流入、操作盤関係の損壊によりまして機能がとまりましたが、8月下旬には復旧をさせたところでございます。②の操作盤の傾き、③の落雷による自動通報装置の故障がありましたが、いずれもポンプ等の機能には支障はありませんでしたが、被災をしたところでございます。  3番目の管路施設につきましては、市島町徳尾谷上自治会で河川の氾濫等によりまして、下水道本管やマンホール、公共ますが流出をいたしました。そのうち徳尾と香良につきましては、応急仮復旧工事を完了し、現在使用できる状態にさせてもらっておりますけれども、今後、河川や道路の本復旧の時期と調整をいたしまして、本復旧のほうは進めていく予定でございます。  なお、上鴨阪につきましては、下水の上流端に位置しておりまして、現状は道路・河川、さらには宅内の配管も全て流出しておりまして、本人も市営住宅のほうに移られております。その場所での再建をされるかについてまだ判断されておりませんので、応急工事のほうは実施してないというところです。今後、本人が戻られて再建される場合については、工事のほうを行っていきたいと考えております。  以上、下水道施設の被害状況につきましての報告とさせていただきます。 ○委員長(藤原悟君) 水道部長。 ○水道部長山田吉晴君) それでは、8月16日から17日にかけて発生しました豪雨災害に関する被災状況並びに断水解消等につきまして、詳細がまとまりましたので、担当課長のほうから御説明を申し上げます。 ○委員長(藤原悟君) 工務課長。 ○工務課長(上畑文彦君) お手元のほうにお配りさせていただいております8月16日から17日にかけて発生した豪雨災害に関する被災状況並びに断水解消等についてという資料に基づきまして、御説明のほうをさせていただきたいと思います。  まず、資料の構成につきましては、表紙のほうに書かせていただいております①丹波市内の豪雨災害による被災状況ということで1ページ、それと②丹波市内の水道施設の被災状況の写真をつけさせていただいております。③番目、市島地域の各浄水場からの配水地域について、④番目が市島地域等の断水及び浄水場取水の状況について、それと⑤番目、断水解消に向けた応急復旧工事等について、⑥番目が緊急応急対応工事の水質検査結果の状況ということでつけさせていただいております。右側インデックスの①番から⑥番までと、表紙に書かせていただいております①から⑥の数字が連動しておりますので、ページをめくられる際はそちらのほうをめくっていただきたいと思います。  まず、1ページ目をごらんいただきたいと思います。これにつきましては、平成26年9月18日現在の丹波市内の被災状況の箇所数等をつけさせていただいております。水道部のほうで把握しております箇所数になっておりまして、柏原地域と青垣地域につきましては、被災のほうは確認はされておりません。  まず、氷上地域におきましては、香良岩瀧寺付近で給水管の流出が2件、それとあと水源等の水位計等機器関係の故障、それと市辺配水池ののり面が崩落をしたというような状況で、5件の被災が発生しております。また、春日地域におきましては、春日地域は非常に渓流を受けた小規模な浄水場がたくさんございます。そういった関係で、大雨が降りまして、その浄水場の取水口が埋まる、またろ過池のほうにどろ水が入ってろ過能力が低下するといったような被災が発生しておりまして、計8件の被災が発生しております。また、山南地域におきましては、主には各浄水場等の機器関係につきまして、これちょうど豪雨にあわせて落雷が発生しておりまして、落雷の関係がございまして、機器関係に故障が生じたというような被災が5件発生しております。  それで、今回の豪雨災害によりまして被災が集中いたしました市島地域ですけれども鴨阪浄水場ですと、もう浄水場とか配水池等が上流側の山腹崩壊によりまして土砂が流入して壊滅的な被害を受けた、また下流側の取水送配水管とかといった本管関係にも非常に大きな被害を受けております。また、乙河内の浄水場につきましても、上流側山腹崩壊によりまして、取水口が埋まる、配水池のフェンス等が倒壊するといったような被災が発生しております。また、その他の渓流等を受けた小規模な浄水場についても、取水口の埋塞等の被災が発生しておりまして、市島地域で給水管で4件、本管9件、それと施設関係の8件の合計21件ということで、丹波市内であわせまして計39件の被災が発生しております。  次に、②の被災状況の写真ということでつけさせていただいておりますが、2ページ、3ページ、4ページ、5ページ、鴨阪及び乙河内につきましては、委員に現地のほうを確認されておりますので飛ばさせていただきまして、6ページ、市島町竹田地区の市ノ貝自治会の被災状況について、6ページにつけさせていただいております。これについては、最上流部の配水池からおりたところなんですけれども、配水池からおりてくる送配水管が渓流の氾濫によりまして破断を受けたと。そのために下流側に水が配水できなくなったというような状況の被災状況をつけております。  次に、7ページにつきましては、春日町古河にあります古河浄水場の被災状況をつけさせていただいております。これにつきましても上流側で山腹崩壊が起きまして、多量の土砂が浄水場に流れ込んだ、また施設に入っていく進入路等も穿掘をされております。また、このさらに上流の山の中に取水口がありますが、その取水口付近についても埋塞をしているというような状況になって、古河浄水場は浄水をつくることが不可能な状態になっております。  また、8ページにつきましては、氷上町香良の岩瀧寺のところの給水管の流出状況の写真をつけさせていただいております。  ③をごらんいただきたいと思います。③につきましては、特に被害が多かった市島地域の被災前の配水区域の状況をつけさせていただいております。市島地域では七つの水系がございまして、このうち図面の左やや上の鴨阪配水池区域という、このオレンジ色の部分、ここにつきまして鴨阪浄水場が壊滅的な被害を受けた関係で送水が不可能となりました。送水が不可能となったということで、その横、緑色にあります新友政浄水場の配水区域のほうから下流から水を加圧して送って、鴨阪浄水場の配水区域の断水解消を行っております。また、鴨阪の下、ピンク色に塗っております乙河内の水系につきましても、先ほども申し上げました上流側の山腹崩壊等によりまして、渓流を流れてきております原水、渓流水の水質状況が非常に変化をいたしまして、既存の緩速ろ過では十分に除去ができないというようなことになりまして、こちらのほうにつきましては、簡易の浄水装置をつけて水質改善を行ってきております。  次に、④をごらんいただきたいと思います。市島地域等の断水及び浄水場取水の状況についてということでつけさせていただいております。まず、上の表につきましては、豪雨災害発生後、断水になったわけなんですけども、その断水が発生したときの状況を表にしてつけさせていただいております。  まず、鴨阪水系であります徳尾から下鴨阪の6自治会につきましては、8月17日から断水ということになっておりまして、合計220世帯の御家庭が断水してしまうということで、非常に御迷惑、御不便をおかけしております。説明欄にはそれぞれの自治会での断水解消等の日にち等を書かせていただいております。また、乙河内につきましても浄水場取水口が埋塞したというようなことで、災害発生直後の8月17日から断水というような状況になっておりました。また、その下、市ノ貝と新友政水系につきましては、直接的な浄水場等の被害ということはありませんでしたが、被災後、豪雨災害によりまして水道本管が破損した、また水管橋の上部が流出したといったようなことで、水をつくる量よりも逸失してしまう、破断した本管等から流れていく量といった部分のほうがふえまして、一時的に市ノ貝と新友政水系の1,235世帯につきまして断水ということが発生いたしました。この新友政水系につきましては、8月19日と8月20日に断水の解消をしております。それと、最後に氷上町香良につきまして、給水管が流出したということで1件挙げさせていただいております。合計で1,502世帯もの断水というような状況になっておりました。  次に、下の表につきまして御説明をさせていただきたいと思います。先ほど申し上げました鴨阪水系6自治会につきましては、鴨阪地内にあります鴨阪浄水場より1日平均141トンの水を浄水いたしまして、6自治会のほうに供給をいたしておりました。今回の豪雨によりまして、鴨阪浄水場が壊滅的な被害を受け、そこで水をつくるということが不可能となりましたので、断水解消というために新たに水源を設ける必要が生じてきております。それで、先ほど申し上げました隣接する新友政の水系からの水を送るというようなことが必要になったわけなんですけども、新友政の浄水場は現在、友政地内にあります第2水源と寺内地内にあります第3水源、二つの水源から1日1,078トンの水を取水して、竹田地区の約半分と前山地区に給水を行っておりましたが、二つの井戸の能力、これはほぼ限界というようなことで、鴨阪地内へ水を給水するためにさらにもう一つ新しく水源が必要になるというような状況になりました。  そこで、平成25年度、現在、市島地域で進めております統合整備事業によりまして、平成25年度に市島町樽井地内で第4水源というものを開発しておりまして、今回、鴨阪地内の断水解消を行うということで新たに第4水源の供用開始ということを前倒しをして行っております。また、この第4水源につきましては、事前の水質検査の結果、マンガンの値が浄水の基準値を超えているというようなことから、新友政浄水場の急速ろ過機の改造といったような工事もあわせて必要になってきております。  それで、⑤で断水解消に向けた応急復旧工事等についてということで、それぞれの水系等で行いました、断水解消に向けた応急復旧工事の説明をつけさせていただいております。11ページは鴨阪地内の応急復旧工事、圧送方式によります応急復旧工事の概要図をつけさせていただいております。これにつきましても現地で御確認をいただいております。  12ページは配水送水用のポリエチレン管ですとか、加圧ポンプの写真をつけさせていただいております。  また、13ページ、これはもう既に現場のほうは撤去となっておりますが、大杉自治会、そして徳尾自治会、谷上自治会の一部について、応急的にこの加圧方式によります送水ができるまでの暫定的な給水として、大原神社といいまして、徳尾自治会の上流側に大原神社というところがございまして、そちらのほうに1基20トンのステンレスタンクを2基設置いたしまして、そこに給水車で水を運んで、そこから自然流下によって既存の本管を利用して各家庭へお配りをさせていただいておりました。そのときの仮設のタンクの写真を13ページにつけさせていただいております。  また、14ページ、15ページにつきましては、先ほど申し上げました新友政の第4水源の供用開始の前倒しに当たりまして、急速ろ過機の改造ということで御説明させていただきました。改造の内容としまして、既存のろ過砂を除マンガン能力のあるマンガン砂に入れかえをしまして、水道法の基準に適合した水を供給するという改造工事を行っております。  また、16ページにつきましても、乙河内の水系の原水、渓流水の水質が非常に変化したというようなことで、山腹崩壊によりましてにごりとか、色度というような数字が高くなったんですけど、それ以外にも以前は全く検出されていなかったアルミニウムとかマンガンといったような物質が被災後検出をされまして、そういったものを除去するために既存の緩速ろ過機を使うんではなくて、マクロ化ユニット、16ページにつけさせていただいておりますマクロ化ユニットを現地に設置して、水質改善を図って断水解消に努めております。  また、18ページにつきましては、市ノ貝の復旧状況をつけさせていただいております。  最後に⑥で、それぞれ断水解消を行っていく中で各施設の改造ですとか、新たな機器の設置ということを御説明させていただきました。その設置に伴いますそれぞれの水系の水質の状況というものを19ページから25ページにつけさせていただいております。  まず、19ページと20ページにつきましては、以前から新友政浄水場にくみ上げておりました第2、第3の水源の水質検査の結果書をつけさせていただいております。これにつきましては、この水質基準値、この水質基準値というのはよく御存じのとおり、井戸水の基準というものではなくて、蛇口から出る上水の基準値でございますけど、その上水の基準値についても十分井戸水の状態でクリアをしているというような水でございました。それで21ページに今回新たに供用開始をいたしました新友政第4水源の井戸水の検査表をつけさせていただいておりまして、左側の表、下段33番の鉄及びその化合物及び、36番のマンガン及びその化合物、そして右側中段の48番の臭気と49番の色度、この4項目につきまして新友政第4水源は上水の基準値を超えておるというようなことで、新友政浄水場の急速ろ過機の改造を行いました。行った結果の水質検査結果書が22ページにつけさせていただいております。この結果書をごらんいただきました全ての項目で、水道法に定められた水質基準に適合した、安全で安心な水ということが確認をしていただけると思います。表の下、判定というところに、上記水質基準項目について基準に適合ということで、判定のほうを出していただいております。  それで、それぞれこの水を配水させていただきます各自治会等への説明でございますが、まず工事着手に当たりまして、9月1日に市島地域の自治振興会長のほうにお集まりいただきまして、御説明をさせていただいております。また、9月4日には竹田地区の自治会長にお集まりいただきまして御説明をさせていただき、御理解をいただいております。そして、9月10日にこの水質検査の結果書が出てまいりましたので、9月11日に丹波健康福祉事務所に供用開始の届け出を提出させていただいております。そして、提出後の9月12日から、実際にこの新しい新友政浄水場から水を配水するという作業を行っております。また、実際の配水と前後いたしましたが、9月21日に前山地区の自治会長にお集まりいただきまして、今回の水質検査、結果等も御説明をさせていただいて、御理解をいただいております。
     また、23ページ、24ページ、25ページには、乙河内の水系の分をつけさせていただいておりまして、23ページが被災前の状況の水質検査の結果書をつけさせていただいております。また、24ページが被災後の9月1日に採水をした結果書をつけさせていただいておりまして、これにつきましても表の左の下側、アルミニウム及びその化合物、そして37番、マンガン及びその化合物、それと50番の色度と51番の濁度という4項目について、大きく以前の数値と変わるものが検出をされております。それの対策としてマクロ化ユニットを設置いたしまして、設置後、水質検査を行いました。そして、9月16日に結果書が出てきまして、25ページにつけさせていただいてますこれにつきましても、全て水道法の基準に適合した安心で安全な水ということが確認できましたので、9月16日に丹波健康福祉事務所に給水開始の届け出を提出いたしまして、翌9月17日の午後、乙河内の自治会長にお出会いをさせていただいて、この水質結果表をお見せをして、そして安心で安全で使っていただいて結構ですよということで、飲用再開を行っております。  以上で、8月17日から断水を行いまして9月17日最終、乙河内の飲用再開で断水解消というようなことになっております。  大変長い説明になって申しわけございませんでした。以上で、水道部の被災状況の報告をさせていただきます。ありがとうございました。 ○委員長(藤原悟君) 説明が終わりました。  質疑を行います。質疑はございませんか。            (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) 質疑がないようですので、質疑を終わります。  次に、「丹波市単独山林出水対策事業補助金交付要綱の一部改正について」を議題といたします。  当局の説明を求めます。  産業経済部長。 ○産業経済部長(近藤俊幸君) それでは、また産業経済部の資料に戻っていただきたいと思います。12ページに山林出水対策事業補助金の交付要綱の一部改正というのが書いてあります。これにつきまして、担当課長のほうより説明申し上げます。 ○委員長(藤原悟君) 農林整備課長。 ○農林整備課長(細見勝君) 今回の8月豪雨に伴う災害で、今、ようやく農地、農業施設のほうまで現地の確認事業は進んできたんですけども、山林部の復旧についても、その手順を進めるところでございます。  実はここに挙がっております市単独山林出水対策事業補助金交付要綱でございますが、平成23年度より、山林内で出水した水を下流の道路水路、あるいは用水路に導くまでの水路の施工について対応してきたものです。当然のごとく、人命・財産に危害を及ぼす箇所についてを対象としておりました。そして、本年度より、山林内の土砂貯留施設についても対応していこうということで、要綱を定めておりました。その部分につきまして、今回、それぞれ補助率があったわけですけども、この8月の豪雨の出水箇所につきましては、市の補助率をアップさせようというものでございます。  ここに簡単に書かせていただいておりますけれども、1番、一部改正の内容、8月16日丹波市豪雨災害に係る山林出水対策事業に係る補助率及び補助金の限度額の特例ということでございます。  2番で、補助率及び補助金の限度額でございます。先ほど申しました山林内で出水した水路対策の部分につきましては、工事費を200万円としておりますので、そのうち10分の9を市が補助するということで、180万円を限度としております。それから、山林内の土砂貯留施設でございますが、これにつきましては300万円を一定の工事費としておりますので、そのうちの10分の9を支援するということで、270万円を補助金の限度額とするというものでございます。下のほうには、今申しました内容を表でもってあらわしております。  なお、この工事費についてですけども、先ほども言いましたとおり、人命・財産等に影響を及ぼす箇所でありまして、工事費は10万円以上ということで、自治会等で工事を発注されて、それを精査し、出来高を確認した部分につきまして、こういった率でもって補助金を市のほうから交付するものであります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○委員長(藤原悟君) 説明が終わりました。  質疑を行います。質疑はございませんか。  垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 山林内土砂貯留施設、これは3月の議会で新年度から出されたわけですけども、これまで何件ありましたですか。 ○委員長(藤原悟君) 農林整備課長。 ○農林整備課長(細見勝君) 現在のところ、地元と協議をして現地に立ち会ったりした箇所は4件ほどございますが、実際にまだ申請書が上がったものはございません。 ○委員長(藤原悟君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 貯留という言葉を使われてるのも結構ですけども、今回、災害を見てやっぱりちょっと文言も変えられたほうが、貯留施設ほかとか、もうますだけの対象ですよということをうたってるんだったら別で、なかなかしにくいと思うんですけど、そこらは考えてないですか。ます等とか、ますという言葉は、山の土砂をとめるのにますという言葉を使っていいんかなという気もするんですけども、そこらはちょっと文言を考えてなかったら、なかなかこのことは復旧しないと思うんですけど、どう思われますか。 ○委員長(藤原悟君) 農林整備課長。 ○農林整備課長(細見勝君) 文言から受けるイメージの理解、この補助事業の理解度がどうしても前に進まないという意見ではなかったかと思いますけども、我々のほうも今回、現地、特に治山事業を要望されている箇所等を踏まえて現地に入る中、そういったPRというか、事業があることの説明は随時させていただいております。現在のところ、そういった形で今回の名称変更のことについて協議してはございません。 ○委員長(藤原悟君) ほかにございませんか。            (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) 質疑がないようですので、質疑を終わります。  次に、「丹波市災害による流入土砂等撤去費助成金交付要綱の制定について」を議題といたします。  当局の説明を求めます。  建設部長。 ○建設部長(駒谷誠君) それでは、流入土砂撤去費助成金交付要綱の制定についてということで説明をさせていただきます。  このたびの豪雨災害につきましては、多量の土砂が住家に流入をいたしました。丹波市地域防災計画では、住宅等に流入した土砂等障害物の除去について、建設課と管理課で組織する土木緊急輸送班が担当をしまして、災害協定に基づき、丹波市建設産業関連団体協議会に要請をし、住家に流入した土砂の撤去を行いました。その中で、会員の業者が来るのを待てずに個人で直接業者にお願いされた家も多く、その費用について全額、市が負担することとし、早期復旧を図りました。本日は事後ではございますが、詳細につきまして管理課長から説明をいたしますので、よろしくお願いします。 ○委員長(藤原悟君) 管理課長。 ○管理課長(荒木耕作君) それでは、お手元の資料の1ページのほうからでございます。ただいま部長が制定の趣旨等については御説明をさせていただきました。かなり重複するかと思いますが、よろしくお願いいたします。  今回の8月16日の丹波市の豪雨では、市島地域を中心としまして山腹崩壊が発生いたしました。これによりまして住家等に土砂、それから流木が流入するといった被害が多発したところでございます。先ほど部長が申しましたように、丹波市の防災計画では、住宅等に流入した土石等の障害物の除去について記載がなされておりまして、これらの土石等の障害のために日常生活に著しい支障を及ぼしているものに対しまして、障害物の除去を市がするということとなっております。これによりまして、本来なら市が直接、撤去作業を業者に依頼をいたしまして行うべきところでございますが、今回は何分被害が甚大でありまして、また件数も多いような状況のところで、市が業者のほうに委託する以前に、個人で直接依頼をされたケースが多々あったところでございます。このような場合につきましても、市が撤去費の助成を行い、対応するという要綱を今回制定したものでございます。  1ページの要綱の中の第1条では、土砂流入被害を受けた住家等の敷地の土砂を撤去することで、二次被害の防止や早期の生活再建が図られるようにという要綱の趣旨を述べております。  それから、第2条では対象とする住宅等の敷地とは、日常生活を営んでおられる建物、それからすぐに生活ができる状態にあるような建物、そしてこれと一体となって利用している敷地というようなことに範囲を定めております。  それから、第3条では助成の対象者としましては、住家等の敷地、またその周辺の土地を所有している方、または土地を管理している方といたしております。これにつきましては、住宅等に土砂等が流れ込んだ場合、よく近隣でもめることがございまして、上の者がのけたらよいんじゃないかとか、そういったケースが考えられますので、どちらかで申請ができると、対象者ということを定めております。  それから、第4条では対象になります経費でございますが、支払っていただいた費用ということで、機械の借上料、それから土砂等の処分費なども含むことといたしております。  それから、2ページのほうの第6条では、交付申請の期間や、災害によるものであることの確認というために、自治会長の証明というか、確認を受けることなどとした添付書類等を記載しているところでございます。  それから、4ページのほうに移らさせていただきます。この参考資料につきましては、住宅等に流入しまして、市のほうが直接業者のほうに依頼をした件数と、その進捗状況のほうを記載いたしております。9月末現在で、丹波市内で195件の依頼を受けまして、全て一応完了という格好になっております。  それから、ただいまの要綱に伴います案内といいますか、それにつきましては、自治会長を通じて行っておりますが、直接電話等、それから窓口等に来られた方につきましては、直接お渡しするなり、郵送という格好でしておるところでございます。10月7日現在で、この要綱に伴います交付決定のほうは15件ございました。  それから、下段のほうでございますが、下段につきましては今回の災害で市道、それから河川等につきまして、二次災害防止のために堆積土砂の持ち出しですとかというような作業を行ったものでございまして、市内道路で111カ所、河川で77カ所ほどございました。大体進捗状況にしまして96%となっておりますが、現段階ではもう少し進んで、あともう数カ所だけ残っているというような状況になっております。  以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。 ○委員長(藤原悟君) 報告は終わりました。  質疑を行います。質疑はございませんか。  垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) ちょっと確認ですけど、2ページ、第6条、土砂被害発生後、6月以内となってるんですけど、6カ月ということですね。だけど、ちょっと半年もこんなもの置いてるはずないと思うんだけど、長過ぎないですか。 ○委員長(藤原悟君) 管理課長。 ○管理課長(荒木耕作君) 6カ月のことですが、現在、現実には既に、今新しく出てくるものはほとんどない状況になっておるところでございます。 ○委員長(藤原悟君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) いやいや、だから、長過ぎませんか。 ○委員長(藤原悟君) 管理課長。 ○管理課長(荒木耕作君) 現実には、先ほど部長が申しましたけども、事後というような取り扱いになっておりますので、申請のほうは今後、随時出てくるかとは思いますが、一応そこまでは、期限は年度内というような解釈のもとに6カ月を設定させていただいております。 ○委員長(藤原悟君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) これは、この要綱はずっと続くわけでしょう。今回だけじゃないんでしょう。今回だけ。今回だけの話か、これ。せやけど、一番最後、8月17日から適用するだけしかうたってないんですよ。末を決めるんだったら、ここでいつまでということを決めとかないといかんのじゃないですか。 ○委員長(藤原悟君) 建設部長。 ○建設部長(駒谷誠君) この要綱につきましては、災害救助法の適用を受けて住宅の土砂を撤去するという中で、どうしても個人で発注された場合ということで、この6カ月間というのは、現状は既に撤去はされとっても、申請は6カ月の猶予をとってるということでございます。 ○委員長(藤原悟君) 今の、今回だけかという質問は。  建設部長。 ○建設部長(駒谷誠君) ちょっとこちらも間違った回答をしております。一応、これはずっとこのまま継続、ほかの災害があっても適用ということです。 ○委員長(藤原悟君) ほかに質疑ございませんか。            (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) 質疑がないようですので、質疑を終わります。  次に、「丹波市法定外公共物整備事業補助金交付要綱の一部改正について」を議題といたします。  当局の説明を求めます。  建設部長。 ○建設部長(駒谷誠君) それでは、また今回の豪雨を受けまして、丹波市の法定外公共物整備事業補助金の交付要綱を一部改正いたしましたので、報告をさせていただきます。  このたびの災害復興の支援策としまして、農林施設関係の市単独災害復旧事業の補助率が90%に増嵩をされまして、地元負担が10%となっております。今回の災害では、集落内の里道や水路も多く被災をしていることから、法定外公共物について、農林施設関係と同様に、地元負担を10%に減額することにしたものでございます。詳細につきまして、管理課長のほうから説明を申し上げます。 ○委員長(藤原悟君) 管理課長。 ○管理課長(荒木耕作君) それでは、法定外公共物等の補助金の交付要綱の改正について御説明いたします。  先ほども宅内のところでも説明いたしましたけれども、今回、山腹崩壊等で大きな被害があったわけですが、赤線、青線と呼ばれるいわゆる法定外公共物のほうにつきましても、舗装の破損ですとか、水路の破損等のたくさんの被害が発生いたしております。現在の丹波市の法定外公共物の整備事業の補助金の交付要綱でございますが、資料の6ページの新旧対照表のほうをごらんいただきたいと思います。  左側の4条のところで、補助金の額は80万円を限度として工事費の10分の4以内とするということにいたしております。先ほどから被害が甚大であったというようなこと、それから農林業のほうの補助金のかさ上げ等々の状況も調整をいたしまして、被害の大きさによりまして、その一部を改正したいというものでございます。  改正の内容でございますが、7ページ、8ページのところでございます。7ページの一番下、右側のほうになりますが、これにつきましては、今回の8月16日の災害復旧事業に係る補助金の特例ということで、今回限りということでございます。これには附則の4項のほうで、補助金の上限を180万円とし、工事費の10分の8以内とするということの改正を行っております。  それから、また期間につきましては、交付申請は年度内にお願いをしていただきたいということを改正いたしております。  それと、今現在でございますが、こういった災害で被害が発生しましたところの取り扱いというのがどうなるのかというような、地元の自治会のほうの相談は約19件ほど今、伺っておるようなところでございます。  以上、簡単でございますが説明とさせていただきます。 ○委員長(藤原悟君) 報告は終わりました。  質疑を行います。質疑はございませんか。            (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) 質疑がないようですので、質疑を終わります。  暫時休憩いたします。ここで説明が終わりました職員の方は退席していただいて結構です。                休憩 午後3時35分               ───────────                再開 午後3時49分 ○委員長(藤原悟君) 再開いたします。  建設部長。 ○建設部長(駒谷誠君) 訂正をお願いします。前の答弁で、私は災害救助法に適用された場合でこの分は適用するというようなことを言いましたので、一応、丹波市の地域防災計画の中でそういうような土木緊急輸送班の仕事として土砂の撤去というのがありますので、ちょっと訂正をお願いしたいと。ということは災害救助法の適用ではなしに、あくまでも自然災害、災害における土砂流入についてはこの分を適用するということで、訂正をお願いします。 ○委員長(藤原悟君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) ちょっと補足をさせていただきます。  先ほど部長が申し上げたのは、災害救助法の適用によって、市が住宅敷地内に流れた土砂を災害救助法によって市が撤去すると、それとのバランス上、いとまがなく直接業者に頼まれた場合も、それとのバランスでこの要綱をつくりましたといったところを、市が直接公費によって土砂を撤去するというのは、災害救助法を根拠にではなくて、今の地域防災計画によって市がやるということになってると。ただし、今回のように直接市がやるいとまがなく、それぞれの各世帯が直接業者に頼まれた場合も、それとのバランスを考慮してこういう制度をつくったということであります。  少し要綱上、もう少し精査しないといけないところがございますので、今回、これで行っておりますけれども、また少し検討したいところもございますので、改正した場合にはまたお知らせをしたいと思います。 ○委員長(藤原悟君) 次に、「平成26年8月16日豪雨災害に係るり災世帯の水道料金及び下水道使用料の免除について(追加策)」を議題といたします。  当局の説明を求めます。  水道部長。 ○水道部長山田吉晴君) このたびの8月16日の豪雨災害によりまして、被災された方のり災証明が発行されました。そうした中で、半壊以上の被災された方に対しまして、生活支援という目的で、今回、水道料金及び下水道料金を免除するといった内容でございます。詳細につきましては担当課長のほうから御説明を申し上げますので、よろしくお願いいたします。
    ○委員長(藤原悟君) 業務課長。 ○業務課長(岡本晃三君) それでは、お手元の資料に基づきまして説明をさせていただきます。  8月16日の豪雨災害に係るり災世帯の水道料金及び下水道使用料の免除についての追加策でございます。丹波市豪雨に係る支援策につきましては、当初に、市内全域を対象として水道料金及び下水道使用料につきましては、まず1点、断水地域の使用者については断水した使用月の基本料金を免除、2点目には断水はしなかったがり災した地域の使用者については8、9月に使用され通常水量を超えた従量料金を免除、3点目には断水かつ被災地域の使用者については、どちらにも該当しますので全額免除するというような支援策を講じております。今回、さらなる追加策としまして、生活支援の観点から、り災世帯に対する水道料金及び下水道使用料の免除を実施することといたしました。  それでは、資料の1ページをごらんください。平成26年8月16日からの豪雨によってり災した世帯に対し、次の1及び2のとおり、被災された世帯の水道料金及び下水道使用料の免除を追加いたします。  まず、1点目は、り災証明のある半壊以上の世帯で被災された住家の水道料金及び下水道使用料を6カ月全額免除するというものでございます。免除の対象ですが、り災証明がある半壊以上の住家の水道料金及び下水道使用料。  その免除期間につきましては、6カ月間、平成26年9月請求分から平成27年2月請求分までの半年間でございます。  その対象件数ですが、全壊が17戸、大規模半壊が8戸、半壊が39戸で、計64戸となっております。この件数につきましては、市が確認し公表したものでございます。  そして、その手続ですが、該当者に対して申請書及びそのお知らせを送付いたします。送付の時点におきましては、返信用封筒を同封しております。それから、2点目はり災証明書の写しを添付された申請書により免除を行うということにしております。  注意事項ですが、免除期間内において被災住宅の取り壊しをされる場合には、免除を打ち切るということになっております。そして、使用の予定がない場合は、休止届を提出いただきます。  そして、2ページにつきまして、2点目ですが、り災証明のある半壊以上の世帯で市内に移転された場合、移転先の水道料金及び下水道使用料を6カ月間全額または一部を免除するというものでございます。  免除の対象ですが、まず①では、丹波市内の公営住宅や民間のアパート等に入居された場合の水道料金及び下水道使用料を免除いたします。②点目は丹波市内の親戚や知人宅等に同居された場合、同居先の水道料金及び下水道使用料のうち、通常水量を超えた分の従量料金を一部免除するということになっております。  免除の期間につきましては、1点目と同様に6カ月間、平成26年9月請求分から平成27年2月請求分までを免除または一部免除いたします。  対象件数につきましては、先ほど言いました計64戸のうち、移転された世帯となっております。  その手続ですが、まず1点目、該当者に対して、申請書及びお知らせを送付いたします。2点目は①に該当する方につきましては、り災証明書の写し、それから公営住宅等の使用許可書または民間アパート等の賃貸借契約書の写しを添付いただきます。3点目には1の②に該当する方、こちらの方はり災証明書の写し、それから、移転先が確認できる書類、その下に(例)とありますが、移転先住所が確認できる被害を受けられた方宛ての封筒や小包などでございます。それから、移転先が確認できる書類がない場合は、同居人の署名を添付された申請書により免除を行います。  4ページをごらんください。先ほど同居人の署名ということで、4ページに同居先確認書というものをつけさせていただいております。  その注意事項ですが、免除期間内において移転先を退去され、被災住宅に戻られた時点で、移転先の免除措置は終了いたします。また、免除期間内において移転先を退去され、新たに公営住宅や民間のアパート等、また親類や知人宅等に移転される場合は、再度申請をいただくことになります。その申請書については3ページの様式を送っております。  以上の2点の追加支援策を今回実施いたします。なお、この追加策につきましては、手続を急ぐために、既に10月7日に対象被災者のほうに郵送をさせていただきました。今現在、手続をいただいているところであります。  以上、説明とさせていただきます。 ○委員長(藤原悟君) 報告が終わりました。  質疑を行います。質疑はございませんか。 ○委員長(藤原悟君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) この1ページの注意事項、これはどういう、免除期間内において被災住宅の取り壊しをされる場合は免除を打ち切るとか、これはこの免除に対してどういう意味があるんですか。 ○委員長(藤原悟君) 業務課長。 ○業務課長(岡本晃三君) 今の御質問ですが、免除期間内において被災住宅の取り壊しをされる場合ということで、全壊、半壊等々で被災の住家を取り壊した場合、基本、更地になりますので、その時点でその部分の支援は必要ないであろうというような判断で、今回この免除を、その時点で免除を打ち切るというような形にさせていただいております。 ○委員長(藤原悟君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) よくわからん。全壊はつぶれてるんでしょう。大規模半壊もほぼ使えませんという中で、こんなものが要るんかなという気がするんだけど、つぶれてるやつを外へ出したら打ち切りますよということですか。だけども、その方らはアパートとかそういうところへ入られてるんですよ。できないということになりますよ。 ○委員長(藤原悟君) 業務課長。 ○業務課長(岡本晃三君) 今回の支援につきましては、半壊以上で、その住家を今後建て直すというか、掃除をしていくというような中での水道使用料が発生した場合の水道使用料金または下水道使用料金を免除していくという形になっております。ですから、取り壊しをした、全てを更地にしてしまったという部分につきましては、それ以上水道の使用、もしくは下水の使用はないということになりますので、そこまでの支援は必要ないであろうと判断しました。 ○委員長(藤原悟君) 水道部長。 ○水道部長山田吉晴君) 1ページ目、この分については、今、岡本課長が申し上げましたように、現地がなくなれば打ち切ります、しかしながら現地がなくなればどこかアパートへ入っていただくとか、知人や親戚の家へ入っていただくとか、そういうことになってきます。その移転先の免除については裏面の2ページ目のこれで、移転先の免除は、水道料金なり下水道料金の免除はさせていただくということでございます。 ○委員長(藤原悟君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) ということは、建ってるとこに対して免除は打ち切りますよということ、そういうふうに捉えていいね。わかりました。 ○委員長(藤原悟君) 木戸委員。 ○委員(木戸せつみ君) 2ページに関連すると思うんですが、公営住宅に入られた場合は、入られたところへもこれが適用されるということなんですね。 ○委員長(藤原悟君) 水道部長。 ○水道部長山田吉晴君) そのとおりです。 ○委員長(藤原悟君) ほかございませんか。            (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) 質疑がないようですので、質疑を終わります。  次に、「株式会社まちづくり柏原テナントミックス事業の実施について」を議題といたします。  当局の説明を求めます。  産業経済部長。 ○産業経済部長(近藤俊幸君) それでは、また産業経済部の委員会資料をお開き願いたいと思います。1ページから8ページでございますが、このたび中心市街地活性化事業の中でまちづくり柏原が実施します新たなテナントミックス事業につきまして、担当課長のほうから説明を申し上げます。 ○委員長(藤原悟君) 新産業創造課長。 ○新産業創造課長(柿原孝康君) それでは、資料に基づきまして説明をさせていただきます。株式会社まちづくり柏原テナントミックス事業の実施について、御説明を申し上げます。  1ページをごらんください。目的、本事業は株式会社まちづくり柏原が実施するイタリアンレストラン「オルモ」や鹿肉料理「無鹿」などの分散型テナントミックス事業を連鎖的に実施することにより、小さなまちの規模を活かした集客と回遊性の創造を目的としております。  事業名は、中心市街地空地活用テナントミックス事業。国庫補助事業名といたしましては、平成25年度補正商店街まちづくり事業。  事業内容。かつての中心市街地に存在したカヤぶきの民家を復元し、スイーツとカフェの店を誘致し、丹波の地域素材、丹波栗や大納言小豆などをモチーフにした商品販売と、丹波の地域素材を全国に発信するための拠点整備を行います。店舗誘致候補として、丹波市山南町に工場を持ちます株式会社中島大祥堂を予定しております。  実施主体は株式会社まちづくり柏原になります。  2ページに出店概要をつけておりますので、ごらんください。中島大祥堂のブランドづくりの中に、丹波を明確に位置づけ、情報発信拠点として丹波市内に店舗を設けられます。丹波の地域資源、丹波栗、大納言小豆などを使用したお菓子を丹波発で全国へ向けた情報発信をし、全国にウェブ販売などもしていく予定でございます。店舗の概要につきましては、以下のとおりでございます。  6の実施場所につきましては、次の3ページをごらんください。柏原高校手前の左側に丹波市休日応急診療所がございます。その真向かいになります、資料では赤く塗りつぶしたところになります。そこを予定しております。4ページ、5ページ、6ページ、7ページにおきましては、それぞれ完成のイメージ図をつけております。8ページには平面図をつけておりますので、ごらんください。  事業の完成予定につきましては、平成27年2月末を予定しております。株式会社まちづくり柏原が中心市街地活性化基本計画に基づき、本事業を実施されます。本事業で8月に補助事業の採択がされ、現在、補助金交付申請の手続を国に対してされております。  申請事業費は1億4,580万円、うち消費税を除きます1億3,500万円が補助対象経費となっております。国庫補助金といたしましては3分の2の9,000万円、市といたしましては、丹波市中心市街地再興戦略事業費補助金交付要綱によりまして、国に採択された施設整備事業に要する経費、補助対象経費から国庫補助金を差し引いた額の40%、1,800万円を補助することになります。つきましては、また12月補正での上程を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。  以上で説明とさせていただきます。 ○委員長(藤原悟君) 報告は終わりました。  質疑を行います。質疑はございませんか。  足立委員。 ○委員(足立克己君) 1点だけですけど、この市の補助金は1回限りですか。 ○委員長(藤原悟君) 新産業創造課長。 ○新産業創造課長(柿原孝康君) これは建設に対するものでございますので、1回限りでございます。 ○委員長(藤原悟君) ほかございませんか。  林委員。 ○委員(林時彦君) 1ページに12月補正予算での上程を予定しておりますということで、また議案で出るということですので、余り深くは入らないでしょうけど、12月の補正で2月完成と言うたけど、そんなことで予算措置は間に合うんですか。 ○委員長(藤原悟君) 新産業創造課長。 ○新産業創造課長(柿原孝康君) 現在、先ほども説明いたしましたように、国のほうに対して補助金交付申請という段階に今入っておられます。その交付申請が完了いたしますと事業を着手されていきます。と同時に、市に対しても事業の申請をされます。市のほうは2月末の事業完了をもって実績報告を受け、国の補助金交付決定を受けて市が補助をするという運びになってきます。 ○委員長(藤原悟君) 林委員。 ○委員(林時彦君) その手続はそれで間違いないんでしょうけど、2月完成と言われたから、大丈夫ですか。この補正予算の審議が、今度12月にいろいろばたばたしたら1月にずれ込むこともあるでしょうから、そういうことで間に合いますかというだけの話です。 ○委員長(藤原悟君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(近藤俊幸君) この事業は、御存じだと思いますが、まちづくり柏原が事業主体として整備を進めております。市のほうはその事業に基づきまして、補助金交付要綱によりその実績に基づいて補助をするというものでございまして、事業の着手は、今回の市の補正予算とは別に、事業主体のほうが実施をする運びとなっております。ただ、期間的には大変厳しいので、それにつきましては何とか2月中に終わるように、こちらも話はしていきたいと思います。 ○委員長(藤原悟君) 木戸委員。 ○委員(木戸せつみ君) 確認なんですけれども、この3ページの図面で赤いところが補助事業実施場所ということで、その右側の大手会館、赤線でくくってあるところなんですが、これは産業建設常任委員会でやるところではないと思いますので、確認してるんですが、ここで何かフランス料理店がどうのこうのという話も聞いたんですが、それとは全く別の事業ということなんですね。 ○委員長(藤原悟君) 新産業創造課長。 ○新産業創造課長(柿原孝康君) 木戸委員の御質問にお答えいたします。  大手会館のほうにおきますものにつきましては、今言われましたようにフレンチ料理ということで、またそれとは別にこちらのほうはスイーツのほうの業者が入ってくるということになります。 ○委員長(藤原悟君) ほかございませんか。            (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) 質疑がないようですので、質疑を終わります。  次に、その他で、当局より何か報告等ありますか。            (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) 委員のほうから何かございますか。  木戸委員。 ○委員(木戸せつみ君) 市のほうへ、今回の災害の後、要望書がいろいろ出てると思うんです。これは私、2部いただいてるのは、これは議会のほうへは出てませんので、市のほうへだけ出された分ですので、議会のほうは詳しくは御存じないと思うんですが、まず山南町応地も今回の災害で、床下、床上も1件あったんかな、災害がありました。そのことについて、応地側、古河についてのポンプの要望書が平成24年度も出てます。だけどそれに対しての回答がきっちりなかった後、今回の災害に遭われたというところで、大型排水ポンプの設置についての要望書が出ております。  それと、山南町の梶、前川、加古川右岸の集落なんですけれど、ここも内水が排水できなかったということで床下なんかも水害に遭われているところがありまして、これも内水の排水ポンプの要望書が出ております。この2件以外にもほかにも出てるかもしれませんが、まずこの2件について、市としてどのようにお考えかということを、まずお聞きします。 ○委員長(藤原悟君) 建設部長。 ○建設部長(駒谷誠君) まず、応地の関係でございます。応地の要望書につきましては、平成25年5月13日付で要望が出ております。そんな中で、その要望としては、排水対策としてポンプを設置してほしいという要望でございます。その回答としましては、排水ポンプの設置については、床上浸水の対策として、それをできるだけ軽減するためにポンプをつけておるので、その時点では応地については床上浸水がありませんと、今出ておりませんのでそのポンプの設置は難しいという答えを、平成25年の5月には回答しております。  そんな中で、今回の災害、8月16日から17日の災害につきましては、予想もしなかったというか、割と多くの雨が降りまして、応地で2件、床上浸水が出ております。それについて、こちらのほうとしましても、あそこについては氷上町の小野から全部が応地の前の旧河川のとこに来ているということでございますので、こちらとしても今後、やっぱりここの対策については検討していくべきであろうというように、現在思っているところでございます。どういうふうにするかということについては、また今後ということになりますので、ちょっとここについてはどういう手だてができるかということについて、検討をこれからしていきたいというように思っております。  それから、もう1件の梶、前川からの内水対策の要望でございます。これにつきましては、ことしの9月12日で要望書が提出をされております。これについてはまだ回答しておりませんが、今回の豪雨によりましての被害としましては、床上浸水は出ておりません。床下浸水が数件とか、作業場とかに入っているという現状でございます。  そんな中で、ここの地形をある程度検討してみますと、小新屋のほうからの山の水が結構ここへ流れておりてきてるという現状がありますので、自治会とも協議をする中で、もっと早目に牧山川、小新屋谷川とか牧山川に上流部で排水することができないかとかいうような、いろんな検討を現在しておりますので、これについてもできるだけ浸水の湛水時間を長目にとれるような、また排水を分散するようなことも今後、ちょっと研究というか、検討をさせていただきたいというように思っております。 ○委員長(藤原悟君) 木戸委員。 ○委員(木戸せつみ君) 今、ここでお聞きしたわけですが、今おっしゃった返答については、その集落にきっちり文書で回答したり、あるいは話し合いをこれからしていくということは実行されるということですね。 ○委員長(藤原悟君) 建設部長。 ○建設部長(駒谷誠君) こういうような思いを私はしておりますので、各集落には要望書として出てきておりますので、やはり文書として回答するという思いをしておりますので、御理解をいただきたいというふうに思います。 ○委員長(藤原悟君) 木戸委員。 ○委員(木戸せつみ君) 今、部長の思いということをおっしゃいましたので、きっちりそれを文書回答をして、部内ではっきり事業としてやっていく方向で話を進めていっていただきたい。回答書もそういう回答、ただ思いとかそういうことだけじゃなしに、いただきたいと思います。  先日、県会の人の講演がありましたときに、加古川のその部分について十分な対応がないということで、内水対策をという質問がありましたんですが、それは市でやってくださいというような、市が窓口ですというような答弁をされておりましたので、そういうことだったらそのようにきっちり対応していただきたいと思いますので、その確認だけお願いします。 ○委員長(藤原悟君) 建設部長。 ○建設部長(駒谷誠君) 背割堤等、加古川のほうも整備ができました。ただ、下流域に、地元としては、地域としては早く水がおりてきて、早く水位が上がりかけたというような声も聞いております。ただ、こちらとしても声を聞くだけでというわけにいきませんので、専門家等、コンサル等に委託をしたりして、その分の解消方法はないか、検討をしてまいりたいというように思います。 ○委員長(藤原悟君) 個々の案件について言ってますと切りがありませんので、また文書質問とかそういう格好でお願いしたいと思います。  ほかございませんか。 ○副委員長(林時彦君) 藤原委員
    ○委員(藤原悟君) これはちょっと委員会のほうでの審査事項になっていますのでお聞きするんですけども、先ほど見ました高谷川の水防さく、パラペットの件で、市のほうにも要望が出てると思うんですけど、回答をもう既にされたのか、あるいは市の考え方をお聞かせください。 ○副委員長(林時彦君) 建設部長。 ○建設部長(駒谷誠君) 高谷川の関係で、生郷自治振興会のほうから要望が出ております。この回答については、今、決裁中で、10日までに返してくださいという一応期限が決められておったんですけど、ちょっとおくれまして申しわけないんですが、今、決裁中でございます。  その内容については、広報等でパラペットを撤去しますよという文が出ました。そんな中で、地元から十分な説明を受けてないというような要望でございます。それについて、一応こちらのほうの、撤去については、兵庫県が設置をしましたので、また撤去については兵庫県がするというようなことで言っております。この水防さくについては、加古川の背割堤をするに当たって、仮設的にパラペットをしておくと。完了したら撤去するというような話の中でパラペットができたものでございます。県としてはそういう約束のもとでやってるから、床上対策事業が完了した今、これを撤去したいというようなことになっております。  こちらとしても、県に対して、地元に十分説明をしていただくようにということも言っておりますので、そういうような内容を今回、決裁を上げて回答させていただきたいと、するつもりでございます。 ○委員長(藤原悟君) 以上で、所管事務調査について終了いたします。  ここで当局の方は退席していただいて結構です。長時間お疲れさまでした。  暫時休憩いたします。                休憩 午後4時23分               ───────────                再開 午後4時25分 ○委員長(藤原悟君) 再開いたします。  次に、日程第4「委員会行政視察報告について」を議題といたします。  これにつきましては、前回の委員会で正副委員長で作成した報告書の案を配付し、お目通ししていただきました。御意見がなければ前回の報告書の案で本会議に報告させていただきたいと思うんですけど、よろしいでしょうか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) 異議なしと認め、この報告書で報告することといたします。  次に、日程第5「閉会中の継続審査(調査)事項について」を議題といたします。  閉会中の継続審査事項として、一つ、災害復旧事業に関する事項、二つ、水道施設統合整備事業に関する事項、以上の2件を挙げておりますが、削除するもの、追加を必要とするもの、御意見がありましたらお聞かせください。災害復旧事業に関する事項、それから水道施設統合整備事業に関する事項、以上、2件を挙げております。いいですか。            (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) では、お諮りいたします。災害復旧事業に関する事項、水道施設統合整備事業に関する事項の2件を閉会中の継続審査(調査)事項とすることに御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(藤原悟君) 異議なしと認めます。提案いたしました2件を閉会中の継続審査(調査)事項とすることに決しました。  本日の議事は全て終了いたしました。  本日の産業建設常任委員会を閉会いたします。  副委員長より御挨拶申し上げます。 ○副委員長(林時彦君) 御苦労さまでした。              閉会 午後4時26分...