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  1. 丹波市議会 2013-06-07
    平成25年産業建設常任委員会( 6月 7日)


    取得元: 丹波市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-07
    平成25年産業建設常任委員会( 6月 7日)                産業建設常任委員会会議録 1.日時   平成25年6月7日(金)午前10時32分〜午前10時52分 2.場所   議事堂第2委員会室 3.出席委員   委員長       藤 原   悟   副委員長       林   時 彦   委員        垣 内 廣 明   委員         木戸  せつみ   委員        足 立 克 己   委員         横 田   親   議長        奥 村 正 行 4.欠席委員   なし 5.議会職員   書記        荻 野 隆 幸   書記         村 上 知 子 6.説明のために出席した者の職氏名   産業経済部長    近 藤 俊 幸   農林整備課長     細 見   勝   農林土木係長    高 田 延 重 7.傍聴者   1人
    8.審査事項   別紙委員会資料のとおり 9.会議経過                開会 午前10時32分 ○委員長藤原悟君) それでは、ただいまから産業建設常任委員会を開催いたします。  急な委員会の開催で申しわけありませんけれどもよろしくお願いいたします。  早速議事に入ります。  日程第1、「各事業に伴う分担金について」ということで当局からの説明を求めます。  産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) 大変貴重な時間申しわけございません。報告を2点させていただきたいと思います。まず次第にありますように土地改良事業というのを平成24年度から実施しておるわけでございます。農林整備課のほうが担当して土地改良事業をやっておるわけでございますが、その中では国の負担、県の負担また市の負担、また地元負担というのもあるわけでございますが、今回、2件の事業につきまして地元負担金が5月末の出納閉鎖までに納入できなかったということで御報告させていただきたいと思います。まず1つは、平成23年度からの繰越事業平成24年度、中山間地域総合整備事業という事業和田パイプライン工事を実施しておるところでございます。この分につきましては、地元分担金が1千七、八百万円だったと思います。えらいすいません、担当課長が今来よるんですけど、あるわけでございますが、その分を地元のほうは組合組織でございまして、土地改良区という法律に基づいた法人格をもたない組合が実施されておりますので、そういった中で金融公庫からの借り受けをもってその分はお支払いするということで当初からいかれておりました。その手続がおくれたために公庫からのお金が入らなかったということでおくれました。ただこれにつきましては、6月5日に公庫から正式にお金が来ましたので、市のほうに現在では納入されております。ただ決算上は、そういった格好で一旦、未収金というのが発生しているということで、その分につきまして報告をさせていただきたいと思います。  それと、もう1点でございます。これは春日町の古河のほうにありますため池でございます。県単独緊急ため池整備事業というので古河の沢ノ池の工事平成24年度にしておりました。工法としましては、堤体ガルフシールというシートを張って水をとめるといった工法をした事業でございます。工事完了した時点で一部そのシートがずれました。それですぐに手直しという格好で、それを引き揚げて手直し工事としては完了したわけでございます。ただ、3月の中ごろですんで一方では池のほうに水が入りかけたという中で、できるだけ直したというところで、工事上はそれで水もとまり、よいわけでございますが、若干、シートしわが残ったという状況が発生しております。これにつきましても地元分担金をいただかなんわけでございますが、地元の検査の中でしわが若干残っとるという中ではこれはちょっといかがなもんかというようなことになりまして、地元業者、市を交えましてその分については、もう水が入っておりますので、ことしの秋、池を使わなくなった状態で水を抜いて再度ちゃんとやり直すと、しわをないようにするということで業者のほうとも確約をとったわけでございます。その中で地元負担金のほうにつきましたは、地元はその時点でお支払いするというようなことになったもんで、分担金につきましてはこの秋の工事完了後に入ってくるということになりました。その分につきましても未収金という格好でなったわけでございます。こういった事例はほとんどないわけでございますが、決算上そういった格好で発生したということで大変御迷惑をおかけしております。大変簡単ではございますが報告とさせていただきます。 ○委員長藤原悟君) 当局からの報告が終わりました。何か質疑ございますでしょうか。  垣内委員。 ○委員垣内廣明君) 和田パイプライン、何やら水がないとかいうような話なんやけども、この秋にもう一遍、掘削し直すという話ですけども、それは当初からの予定が年度内にできなかったということなんか、新たに変更で普請をさらに進めるという話なんか、どっちです。 ○委員長藤原悟君) 産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) このパイプラインにつきましては、当初、井戸を2カ所予定しておりまして、その2カ所のうち1カ所につきまして、途中で掘削していく中で大きな岩に当たりまして、それ以上堀り下げられないという格好になったわけでございます。この事業繰越事業でございますので、本来なら最後までやり通すべきでございましたが、一方では水を使わんなん時期にもなってまいりましたので、それで一旦工事を終わらせたということでございまして、もう1つ井戸のほうにつきましては予定どおりしておるわけでございますが、1つ井戸につきまして、途中で終わらせております。それにつきましては平成25年度、新たに井戸のほうの整備をやっていくということ、それとまた残りのパイプラインにつきましても一部残っておりますので、その分につきましても平成25年度に実施するということで、とりあえず現在としては平成24年度の予定として、そういった状況で一旦は終わらせたということでございます。  ○委員長藤原悟君) 垣内委員。 ○委員垣内廣明君) 要は、当初から70メートルやったら70メートル掘りますよという計画やったやつが岩盤が出て掘れへんだのか、そこだけ言うてもらったらいい。 ○委員長藤原悟君) 産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) 当初、P1という井戸でございますが、15メートル90センチ掘るということで計画しておりました。ところが7メートル90センチ掘った段階でそれ以上掘れなくなったというとこでございます。 ○委員長藤原悟君) 垣内委員。 ○委員垣内廣明君) 要は繰り越しされて分担金がふえるんやないかという心配をごっつうしてんですわ、地元の人は。そこですよ。それともう1点、古河か、ガルフシート、これは再三これまで問題があって、丹波市の中で、ガルフシート使うてやっているところで、再三問題が起こって、こういうこともうやめときましょとかいうような土地改良指導はなかったんですか。 ○委員長藤原悟君) 産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) 担当課長係長が参りましたので、詳細につきまして説明させていただきます。 ○委員長藤原悟君) 農林整備課長。 ○農林整備課長細見勝君) おくれましてまことに申しわけございませんでした。まず今、委員さんのほうの負担金の増、和田営団水利組合事業負担金の増の心配のことでございます。確かに全体事業枠としましては、今のところ、これまで地元と協議する中では1億7,000万円で事業全体枠を今、持っておりますので、その中での事業を進めていくということで説明させてもらっておりますので、今回P1という井戸が途中でとまったわけなんですけど、引き続き次の工法説明しながら当初予定しておりました深さまで掘ることによって水量を確保するというような説明を今、地元にさせてもらっておりますんで、全体事業枠の中では今のところ進捗できるというふうに考えております。  古河沢ノ池のガルフシートの件ですけど、もともと古河沢ノ池につきましてはガルフシール言いまして、分厚いパネル状シートを張ったような形状でございました。今回施工いたしましたのは、遮水シートポリエチレンシート、厚さが1.5ミリの薄い水シートをその上から張るという工法をとっております。かねてよりこういう工法をとってきた経緯においては当地において、その当時、ため池、当初、改修したとき近隣鋼土、いわいる普通であれば鋼土を打って遮水するわけですけど、そういった土が近隣に求められないという状況があって、費用を比較する中でそういったシートを張っていったというふうに私、当時記憶しております。今回につきましても全面改修となると堤体そのものにつきましては、土坡での形状を持っておりますんで、ガルフシートの上から水シートを張るという工法で県のほうの採択を受けて、県単緊急ため池整備事業の認可を受けて施工させていただいたというところでございます。 ○委員長藤原悟君) 垣内委員が言われた土地改良指導とかあったんかという質問。  農林整備課長。 ○農林整備課長細見勝君) 土地改良事務所のほうの協議の関係ではそういった水シートを施工することについて制約等はございません。 ○委員長藤原悟君) 農林土木係長。 ○農林土木係長高田延重君) 先ほどのポリエチレンシートですけども、通常、堤体の中にも現在、遮水用に使ったような工法が現在もほかのため池では採用されております。確かにガルフシートに関しましては、ひび割れとかあって現在は採用はないですけども、こういったポリエチレンシートに関しましては、他のため池でも一応実績があるという中で採用いただいだというところでございます。 ○委員長藤原悟君) ほかございませんか。  なければ2点報告を受けたということでこの件は終わりたいと思います。  次にその他のほうでもう1件報告がございますので受けたいと思います。  産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) 大変、口頭で申しわけございません。市内での放送等はしておるわけでございますが、熊の目撃情報丹波市内の中でいろいろと聞いております。現在で9件の通報が入っておりまして、5月7日の氷上町の谷村から青垣山南春日、そういった所で通報が入っております。目撃情報もあるようでございます。その中では防災行政無線放送等を通じまして市民には注意を呼び掛けておるわけではございますが、先般、春日町の黒井の城山付近にもそういった情報が入りましたので、あそこは登山客等もあると思います。登山口2カ所に注意看板等もきのう設置しております。そういった状況でございますので御報告だけさせていただきます。 ○委員長藤原悟君) 報告を受けました。何かございますか。  垣内委員。 ○委員垣内廣明君) 対応はそれだけですか。 ○委員長藤原悟君) 産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) 熊は御存じのとおり保護獣ということで、結局、おどかしたり怖さを知らすことによって里に近づけないようにするといった取り組みしかできません。そういった中ではそれぞれが大きな音を鳴らしながら入っていただくとか、そういった格好注意を促していくしか現在のところはないかなと思います。ただ次、レベルが上がってきまして人に危害が加わるとか、そういった場合につきましてはまた次の対応ができるわけでございます。 ○委員長藤原悟君) ほかございませんね。  足立委員。 ○委員足立克己君) 熊の目撃情報なんですけど、青垣でもこの間、防災無線で放送されましたけど、その後何カ所かにあると今言われましたけど、大体同じ時期ですか。 ○委員長藤原悟君) 産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) 具体的に申しますと、5月7日氷上谷村通報がありました。これは熊の特定はされておりません。次に5月12日は青垣の中佐治でありました。これは熊の特定がされております。5月16日に山南町北和田、これにつきましても熊の特定をされております。5月18日に氷上下新庄、これも熊の特定がされております。5月21日山南町井原、これも特定されております。5月24日山南町梶、これも熊の特定されております。それから6月3日の春日多田、6月5日の春日多田、これにつきましては足跡等、それと扉が破損された状況でございますが、熊の特定までは至っていないというのが現状でございます。最近では6月6日氷上下新庄足跡があるわけでございますが、これも熊の特定はされておりません。そういった状況でございます。 ○副委員長林時彦君) 藤原委員。 ○委員藤原悟君) 確認できたというのは、どういう状況で確認できたということですか。 ○副委員長林時彦君) 産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) そういった通報とか足跡とか、その状況につきましては、兵庫県森林動物研究センター専門員の方に現場のほうに来てもらっております。多田につきましても来ていただいたわけでございますが、その中では、目撃情報としては、それは確かなもんやという捉え方をしておるわけでございますが、足跡であるとか形跡等を見る限りでは熊というとこの断定までは至らないといったような判断でございました。 ○副委員長林時彦君) 藤原委員。 ○委員藤原悟君) 先ほど言われました確定山南町とかのそれはどういうことなんでしょうか。 ○副委員長林時彦君) 産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) 確定というのは、目撃情報でございますので、見たという事実から特定したというところでございます。 ○委員長藤原悟君) 足立委員。 ○委員足立克己君) 一度青垣であったんですけど、足跡が発見されて森林動物研究センターに来てもうたんですけど、熊はそこにはずっとおれへんと、丹波市全域に行くと。きょうここにおってもあしたになったら氷上町、どこへなりと行っとると、同じ熊がずっと歩いとるとか、そういうことは把握しておられませんね、この経過で言いますと。そういうことが大事やと思うんですけど、これからどう対応するかいうことをもっと、猟師さんが鉄砲で威嚇するとか、そういう対応は市としては何もしてないということですね。 ○委員長藤原悟君) 産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) 御指摘のとおり、熊は1日に50キロぐらい移動するというようなことを聞いておりますので、目撃情報がある以上は丹波市内どこにおっても不思議はないという状況でございます。保護獣になっておりますので、現在のところは市民の方々に周知するしかないというところでございますので、御理解をたまわりたいと思います。 ○委員長藤原悟君) それでは、これで委員会を閉じたいと思いますけど、よろしいでしょうか。            (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長藤原悟君) では副委員長お願いします。 ○副委員長林時彦君) 突然の委員会でしたけど、これをもって終了といたします。御苦労さんでした。              閉会 午前10時52分...