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  1. 丹波市議会 2012-06-22
    平成24年第59回定例会(第6日 6月22日)


    取得元: 丹波市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-07
    平成24年第59回定例会(第6日 6月22日)             第59回 丹波市議会定例会会議録          会期第6日 平成24年6月22日 午前9時30分開会 1.議事日程   (1)定刻電鈴   (2)議員着席   (3)開議宣言   (4)諸般の報告   (5)行政報告   日程第 1 議案第49号 市道路線の変更について(特19号線)         議案第70号 丹波市営自転車等駐輪場条例の一部を改正する条例の制定               について         議案第71号 丹波市健康福祉推進協議会設置条例の一部を改正する条例               の制定について         議案第72号 丹波市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定に               ついて         議案第73号 丹波市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について         議案第74号 丹波市農業共済条例の一部を改正する条例の制定について         議案第75号 丹波市地域資源活用懇話会設置条例の制定について
            議案第76号 丹波市特別職に属する非常勤の職員の報酬及び費用弁償に               関する条例の一部を改正する条例の制定について         議案第77号 字の区域変更及び字の廃止について         議案第78号 丹波市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について         議案第79号 土地の取得について(市島町上垣)         議案第80号 平成24年度丹波市一般会計補正予算(第1号)         議案第81号 平成24年度丹波市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算               (第1号)         議案第82号 平成24年度丹波市介護保険特別会計サービス事業勘定補正               予算(第1号)         議案第83号 平成24年度丹波市訪問看護ステーション特別会計補正予算               (第1号)         同意第1号 丹波市損害評価会委員の委嘱について   日程第 2 請願第5号 公的年金の改悪に反対する意見書提出を求める請願   日程第 3 委員会行政視察報告   日程第 4 議員派遣の件   日程第 5 閉会中の継続審査について 2.本日の会議に付した事件   日程第 1 議案第49号 市道路線の変更について(特19号線)         議案第70号 丹波市営自転車等駐輪場条例の一部を改正する条例の制定               について         議案第71号 丹波市健康福祉推進協議会設置条例の一部を改正する条例               の制定について         議案第72号 丹波市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定に               ついて         議案第73号 丹波市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について         議案第74号 丹波市農業共済条例の一部を改正する条例の制定について         議案第75号 丹波市地域資源活用懇話会設置条例の制定について         議案第76号 丹波市特別職に属する非常勤の職員の報酬及び費用弁償に               関する条例の一部を改正する条例の制定について         議案第77号 字の区域変更及び字の廃止について         議案第78号 丹波市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について         議案第79号 土地の取得について(市島町上垣)         議案第80号 平成24年度丹波市一般会計補正予算(第1号)         議案第81号 平成24年度丹波市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算               (第1号)         議案第82号 平成24年度丹波市介護保険特別会計サービス事業勘定補正               予算(第1号)         議案第83号 平成24年度丹波市訪問看護ステーション特別会計補正予算               (第1号)         同意第1号 丹波市損害評価会委員の委嘱について   日程第 2 請願第5号 公的年金の改悪に反対する意見書提出を求める請願   日程第 3 委員会行政視察報告   日程第 4 議員派遣の件   日程第 5 閉会中の継続審査について 3.出席議員   1番  足 立 一 光          2番  林   時 彦   3番  田 坂 幸 恵          4番  藤 原   悟   5番  奥 村 正 行          6番  田 口 勝 彦   7番  坂 谷 高 義          8番  太 田 喜一郎   9番  岸 田   昇          10番  西 本 嘉 宏   11番  広 瀬 憲 一          12番  垣 内 廣 明   13番  荻 野 拓 司          14番  山 下 栄 治   15番  前 川 豊 市          16番  瀬 川   至   17番  足 立   修          18番  大 木 滝 夫   19番  木 戸 せつみ          20番  小 寺 昌 樹   21番  山 本 忠 利          22番  高 橋 信 二   23番  堀   幸 一          24番  足 立 正 典 4.欠席議員   なし 5.議事に関係した議会職員   事務局長      拝 野   茂    課長        安 田 英 樹   書記        荻 野 隆 幸    書記        藤 浦   均 6.説明のため出席した者の職氏名   市長        辻   重五郎    副市長       永 井 隆 夫   教育長       小 田 繁 雄    企画総務部長    竹 安 收 三   まちづくり部長   梅 田 秀 光    財務部長      足 立 孝 司   生活環境部長    村 上 研 一    環境整備担当部長  足 立 保 男   福祉部長福祉事務所長          健康部長      目賀多   茂             大 森 友 子   産業経済部長    近 藤 俊 幸    建設部長      大 隅 保 夫   水道部長      藤 本 利 一    教育部長      岸 田 隆 博   消防長       大 石 欣 司    会計管理者     畑   幸 宏 7.会議の経過                 開議 午前9時30分 ○議長(足立正典君) おはようございます。議員の皆さん、当局の皆さん、御苦労さまでございます。  本日の出席議員は24名であります。定足数に達しておりますので、これより平成24年第59回丹波市議会定例会6日目の会議を開きます。  本日、議会だよりの編集のための写真撮影並びに報道機関の写真撮影を許可いたしておりますので、御了承ください。  本日の議事日程は、あらかじめ御手元に配付しておりますとおりです。  この際、諸般の報告をいたします。  議会を代表しての会議、行事等への出席状況は、御手元に配付しております議長の活動報告一覧表のとおりでございます。  次に、常任委員会議会運営委員会特別委員会活動状況は御手元に配付しております一覧表のとおりです。  次に、受理しました要望書については、陳情文書表のとおり、写しを配付しております。それぞれごらんおきください。  以上で諸般の報告を終わります。  ~行政報告~ ○議長(足立正典君) ここで、市長より行政報告の申し出がありますので、これを許可いたします。  市長。 ○市長(辻重五郎君) (登壇) おはようございます。  ただいまから行政報告を申し上げます。  諸般につきましては、別紙資料として一覧表で御手元にお配りをしておりますとおりでございます。お目通しをいただきまして、御了承賜りますようによろしくお願いを申し上げます。  さて、先般の台風4号につきましては、勢力が強い上、梅雨前線の影響もございまして、大変大雨を懸念しておりました。対策本部を設置し、消防団の御協力を得ながら備えておりましたが、幸いに大きな被害もなく、事なきを得ております。今後も市民の安心・安全な暮らしを最優先に災害に備えていく所存でございますので、議員各位にも御理解、御協力をよろしくお願い申し上げます。  5月31日には、子供たちが豊かな人間性をはぐくむ場として、また、災害時には、地域住民の避難場所として位置づけられております青垣中学校屋内運動場全面改修工事が完了し、竣工式を終えたところでございます。  6月4日から7日にかけまして、全国市長会出席のために東京に出張いたしました。総会初め、全国市長会理事として評議員会にも出席をいたしたところであります。また、明智光秀を取り上げたNHK大河ドラマ誘致活動の一環といたしまして、中心メンバーの京都府の長岡京市長とともに、渋谷区のNHK放送センターに出向きまして、日本放送協会の会長であります松本正之氏に直接誘致の要望を行ったところでございます。
     6月18日には、地域医療あり方検討会に出席をいたしました。7月中旬には、各自治会長、各自治協議会長の方々に御出席いただきまして、6地域でそれぞれ行政懇談会の開催も予定もいたしているところであります。  最後に、火災報告を申し上げます。市島地域でその他火災1件が発生をしております。  以上で行政報告とさせていただきます。 ○議長(足立正典君) 以上で行政報告は終わりました。  ~日程第1 議案第49号、議案第70号~議案第83号及び同意第1号~ ○議長(足立正典君) 日程第1、議案第49号「市道路線の変更について(特19号線)」、議案第70号「丹波市営自転車等駐輪場条例の一部を改正する条例の制定について」から議案第83号「平成24年度丹波市訪問看護ステーション特別会計補正予算(第1号)」、及び同意第1号「丹波市損害評価会委員の委嘱について」までの16案件を一括議題といたします。  本件は、審査を付託しておりました各常任委員会から審査報告書がそれぞれ提出されておりますので、報告書を書記が朗読いたします。  最初に、総務常任委員会からの審査報告書を朗読いたします。  事務局書記。 ○事務局書記安田英樹君) 平成24年6月22日、丹波市議会議長足立正典様。総務常任委員会委員長岸田昇。  委員会審査報告書。  本委員会に付託された事件について、審査の結果を別紙のとおり、丹波市議会会議規則第102条の規定により報告します。  1、審査に付した事件、2、審査の経過については、省略をし、3、審査の結果についてのみ朗読をいたします。  3、審査の結果。本委員会に付託された議案第70号、議案第76号、議案第79号及び議案第80号の所管部分については賛成全員により、原案のとおり、可決すべきものと決定した。  以上です。 ○議長(足立正典君) 審査報告書の朗読は終わりましたので、岸田委員長補足説明を求めます。  9番、岸田昇君。 ○総務常任委員長(岸田昇君) (登壇) ただいま議題となっております議案第70号、議案第76号、議案第79号及び議案第80号の所管部分につきまして、6月8日開催の本会議におきまして、審査の付託を受けておりました総務常任委員会から補足説明を申し上げます。  本議案につきましては、去る6月15日に総務常任委員会を開催し、市当局関係者の出席を求め、慎重に審査をいたしました結果、議案第70号、議案第76号、議案第79号及び議案第80号の所管部分については、賛成全員により、原案のとおり、可決すべきものと決定いたしましたので、ここに御報告申し上げます。  以上、まことに簡単ではございますけれども、よろしく審議を賜り、可決いただきますよう、お願いを申し上げ、補足説明といたします。 ○議長(足立正典君) 委員長の補足説明は終わりました。  委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。  6番、田口勝彦君。 ○6番(田口勝彦君) 議案第79号、この件につきまして、本会議当日では、農業委員会の扱いにつきまして、十分議論がなされたと思うんですが、その部分は別としまして、農地の申請等につきまして、取得者、また、転用事業者等についてのそういうその取得に対する所管の委員会としての議論はなかったんでしょうか。農地の農業委員会の考え方については結構なんですが、これを具体的に言いますと、福祉会が取得を最終的には無償譲渡になるのかな、その辺がちょっとわからないんですが、転用事業者は市長の名前で転用申請なされてますね。その辺の造成等の具体的などうなっていくのかというような議論はありましたか。 ○議長(足立正典君) 委員長。 ○総務常任委員長(岸田昇君) 多少の農地に対する取り扱い等についての意見も出ておりましたが、深く追求せず、所管部分ではありませんので、質問議員さんの御存じのとおり、公共団体の土地取得については、また、別の要綱等にもあるように聞いておりますので、その辺のところで判断をし、所管部分以外という形で深くは議論はなかったように思っております。 ○議長(足立正典君) 6番、田口勝彦君。 ○6番(田口勝彦君) 議論がなかったということであれば、仕方がないことなんですが、今も委員長言われましたように、公共的な部分というような考え方なんですが、農業委員会の農地の転用申請をしているということであれば、公的という部分とそういうすみ分けの部分、なぜ、そしたら農地申請をされたのか、買収はしなかったのか、公共買収的なやり方ですれば、農業委員会の問題はないと思うんですけれども。そういうような議論はもう一切なしで、その取得に対しての採決をされたというようなことで、質疑的なものは余りありませんでしたか。 ○議長(足立正典君) 委員長。 ○総務常任委員長(岸田昇君) ございます。  質疑的といいましたら、多少の質疑はございました。しかし、所管以外です。ということで、これに対する取得に対する議案でもございますので、そういうことで農業委員会とまた、公的な土地に関するそういう農業委員会との関係というものについては、深くは意見は交わされてなかったというふうに思っております。 ○議長(足立正典君) 6番、田口勝彦君。 ○6番(田口勝彦君) 委員長から所管以外の部分といわれるのは、ちょっとどうかなと思うんです。その意味は、農業委員会ということを言われているのかとは思うんですけれど、農業委員会のことはもう別として言っているんです。農地を取得されることについての付託を受けられているので、所管以外ということではないと思うんですけれど。  それは、委員長の考え、言葉でしょうか。 ○議長(足立正典君) 委員長。 ○総務常任委員長(岸田昇君) 条例にもありますとおり、所管以外のところについての審議は、条例違反にもなりますので、その辺のところは委員長として整理をしたつもりでございます。 ○議長(足立正典君) ほかに質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  次に、民生常任委員会からの審査報告書を朗読いたします。  事務局書記。 ○事務局書記安田英樹君) 平成24年6月22日、丹波市議会議長足立正典様。民生常任委員会委員長田坂幸恵。  委員会審査報告書。  本委員会に付託された事件について、審査の結果を別紙のとおり、丹波市議会会議規則第102条の規定により報告します。  1、審査に付した事件、2、審査の経過については省略をいたします。  3、審査の結果。本委員会に付託された議案第71号から議案第73号、議案第78号、議案第80号の所管部分及び議案第81号から議案第83号については、賛成全員により、原案のとおり可決すべきものと決定した。  以上です。 ○議長(足立正典君) 審査報告書の朗読は終わりましたので、田坂委員長補足説明を求めます。  3番、田坂幸恵君。 ○民生常任委員長田坂幸恵君) (登壇) ただいま議題となっております議案第71号から議案第73号、議案第78号、議案第80号の所管部分及び議案第81号から議案第83号につきまして、6月8日開催の本会議におきまして、審査の付託を受けておりました民生常任委員会から補足説明を申し上げます。  本議案につきましては、去る6月19日に民生常任委員会を開催し、市当局関係者の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、全議案を原案のとおり、可決すべきものと決定いたしましたので、ここに御報告を申し上げます。  以上、まことに簡単ではございますが、よろしく御審議を賜り、可決いただきますよう、お願い申し上げ、補足報告とさせていただきます。 ○議長(足立正典君) 委員長の補足説明は終わりました。  委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  次に、産業建設常任委員会からの審査報告書を朗読いたします。  事務局書記。 ○事務局書記安田英樹君) 平成24年6月22日、丹波市議会議長足立正典様。産業建設常任委員会委員長瀬川至。  委員会審査報告書。  本委員会に付託された事件について、審査の結果を別紙のとおり、丹波市議会会議規則第102条の規定により報告します。  1の審査に付した事件と2の審査の経過については省略し、朗読いたします。  Ⅰ、第58回本会議(平成24年3月2日)付託。3、審査の結果。本委員会に付託された議案第49号については、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定した。  Ⅱ、第59回本会議(平成24年6月8日)付託。3、審査の結果。本委員会に付託された議案第74号、議案第75号、議案第77号、議案第80号の所管部分、及び同意第1号については、賛成全員により、全議案を原案のとおり可決すべきものと決定した。  以上です。 ○議長(足立正典君) 審査報告書の朗読は終わりましたので、瀬川委員長補足説明を求めます。  16番、瀬川至君。 ○産業建設常任委員長(瀬川至君) (登壇) 3月2日開催の本会議におきまして、審査の付託を受けておりました議案第49号、並びに6月8日開催の本会議におきまして、審査の付託を受けておりました議案第74号、議案第75号、議案第77号、議案第80号の所管部分及び同意第1号の計6議案につきまして、産業建設常任委員会から審査の補足説明を申し上げます。  まず、議案第49号につきましては、去る3月7日、3月21日、5月21日及び6月20日の4日間、本委員会を開催し、市当局関係者の出席を求め、2回にわたり現地を確認しながら慎重に審査をいたしました。また、議案第74号、議案第75号、議案第77号、議案第80号の所管部分及び同意第1号につきましては、6月20日に本委員会を開催し、市当局関係者の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、議案第49号については賛成多数、議案第74号、議案第75号、議案第77号、議案第80号の所管部分及び同意第1号の5議案については、賛成全員により、原案のとおり、可決すべきものと決定いたしましたので、ここに御報告を申し上げます。  以上、まことに簡単ではございますけれども、よろしく御審議を賜り、可決いただきますよう、お願い申し上げ、審査の補足説明とさせていただきます。 ○議長(足立正典君) 委員長の補足説明は終わりました。  委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。  5番、奥村正行君。 ○5番(奥村正行君) 先ほど委員長の報告で、議案第49号についてですけれども、3月から6月20日まで4回開催されたということですけれども、現地確認2回されたと、それ以外の4回も委員会をされているわけですから、どのような意見が出たのか、その内容をお願いしたいと思います。 ○議長(足立正典君) 委員長。 ○産業建設常任委員長(瀬川至君) 最初、付託を受けましてから、第1回目の市道路線につきまして、まず、調査をいたしました。そうした中で、市当局との話し合いの中で、やはり、県は今、特19号を県に要請ということで委員の皆さんから質疑があったんですけれど、県と市と協議の結果、今の現道で県道は通行量はいけるということで、そういうことで最初の会議は終わりました。  そして、6月20日に再度、三原の交差点などを調査し、委員の皆さんから非常にあの交差点は今現在でも危険であると。よって、今後、やっぱり、2,500、2,600台、トンネルが開通すればふえる。そうした中で大きな事故が起きる可能性があるというような委員の方の意見があり、そういった結果で再度調査し、報告とさせていただきました。 ○議長(足立正典君) 5番、奥村正行君。 ○5番(奥村正行君) 先ほど県のほうが通行量は現状で十分いけるというような答弁があったんですけれども、そして、6月20日に現場を皆さんで見にいって、やっぱり、危ないと。二千五、六百台の交通量と言われてましたけれども、その二千五、六百台というのは、どこから、現実問題として、交通量調査された交通量なんでしょうか。 ○議長(足立正典君) 委員長。 ○産業建設常任委員長(瀬川至君) その二千五、六百台というのは、トンネルが開通すれば、二千五、六百台ふえ、また、森山地区から約3,000台が合流するということで、約5,000台ほどがあそこを通行するということで、市の調査であります。  以上です。 ○議長(足立正典君) 5番、奥村正行君。 ○5番(奥村正行君) 清水坂のトンネルが開通したら、二千五、六百台ふえて、森山のほうから3,000台が、1日五、六千台通るというふうな予測を市のほうから言われたということなんでしょうか。それは、その何らかの根拠があって、そういう森山のほうから3,000台というのは、また、そのトンネルが開通してからのというのも根拠があるんですか。何かの根拠をもって、その台数が出たというような答弁はあったんでしょうか。 ○議長(足立正典君) 委員長。 ○産業建設常任委員長(瀬川至君) それは、市当局の資料によって、一覧表の交通量調査資料したのが提出されたわけであります。 ○議長(足立正典君) ほかに質疑はございませんか。  2番、林時彦君。 ○2番(林時彦君) 今の議案第49号なんですけれども、私、産業建設常任委員会を傍聴に行っていたんですけれど、そのときには、委員皆、反対の意見が多かったように思ったんです。最終日だけちょっと行けなかったんですけれども、6月20日に先ほど委員長も言われましたけれども、現場を見に行って、これはしないといけないなということになったと言われたんですけれど、あれだけ反対意見がたくさんあった中で、その20日で変わったのは、ほんとにどういう、現場を見られたというのもあるでしょうけれど、その現場の交通量が多いなというだけではなくて、やはり、もうちょっと論理的な話があったと思うんですけれども、何かそういうところで意見が変わるようなところがあったんでしょうか。 ○議長(足立正典君) 委員長。 ○産業建設常任委員長(瀬川至君) 当初は、市道路線だけを大体見て、終点、起点ということで見て、そこで判断をしていて、そうした中で、やはり、今、言われている三原の交差点がそのときは通っただけという形だったんですけれど、やはり、今後、トンネルが開通すれば、交通量がふえるということで、20日に調査をさらに、現地調査をしていただきまして、委員の皆さんからもやはり、危険だなという判断をされたんだと思います。  以上です。 ○議長(足立正典君) 2番、林時彦君。 ○2番(林時彦君) 私もその清水坂のトンネルからおりて、今度の19号路線に入る交差点について、大変、今の形状では、バイパス、市の19号をぶつけますと、大変危ないような交差点になると思うんですけれど、その交差点の形状についてのそういう資料とか、そこら辺の議論はございましたか。 ○議長(足立正典君) 委員長。
    産業建設常任委員長(瀬川至君) そこの議論はなかったわけですけれど、それに似たような議論がありまして、当局のほうから警察なり、公安委員会、県と十分協議して、今後、対応していくという回答でした。 ○議長(足立正典君) ほかに質疑はございませんか。  6番、田口勝彦君。 ○6番(田口勝彦君) 今の補足説明で、県、市との協議では現状で行けるというような報告があったというように理解したらいいんですか。  その中で、危険であるという判断をされたという中でのその市の資料、交通量調査の資料、それは、また、こちらの全員に配付できるかどうか、その辺、議長のサイドだと思うんですけれど、それをお願いしたいのと、その今、出てましたように、反対の意見が多かったというような質疑がありました。それはそれぞれの取り方だと思うんですが、委員長のほうでかいつまんで、こういう部分で反対の意見があったというようなことは今、報告できますか。 ○議長(足立正典君) 委員長。 ○産業建設常任委員長(瀬川至君) 当初、委員の皆さん、御存じだと思いますけれど、予算的にこれほどつくのであれば、やはり、いろいろな形でまた、ほかにもするところがあるのではないかというような意見はありました。そういうようなことです。 ○議長(足立正典君) 資料につきましては、委員会にも提出されておりますので、後日、また、皆さん方にも配付していただくように手配はいたします。  6番、田口勝彦君。 ○6番(田口勝彦君) それと、地元等の何かそういう部分は、協議はありましたか。 ○議長(足立正典君) 委員長。 ○産業建設常任委員長(瀬川至君) 委員会としては、全くありません。 ○議長(足立正典君) ほかに質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  これより、議案ごとに討論、採決を行います。  まず、議案第49号「市道路線の変更について(特19号線)」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これより、採決を行います。  採決は、起立によって行います。  お諮りいたします。議案第49号は委員長報告のとおり、決定することに賛成の議員は、御起立願います。                  (賛成者起立) ○議長(足立正典君) 起立多数です。  したがって、議案第49号「市道路線の変更について(特19号線)」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第70号「丹波市営自転車等駐輪場条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第70号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第70号「丹波市営自転車等駐輪場条例の一部を改正する条例の制定について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第71号「丹波市健康福祉推進協議会設置条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第71号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第71号「丹波市健康福祉推進協議会設置条例の一部を改正する条例の制定について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第72号「丹波市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第72号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第72号「丹波市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第73号「丹波市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第73号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第73号「丹波市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第74号「丹波市農業共済条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第74号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第74号「丹波市農業共済条例の一部を改正する条例の制定について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第75号「丹波市地域資源活用懇話会設置条例の制定について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第75号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第75号「丹波市地域資源活用懇話会設置条例の制定について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第76号「丹波市特別職に属する非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第76号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第76号「丹波市特別職に属する非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第77号「字の区域変更及び字の廃止について」の討論を行います。
     討論の通告はありません。  ほかに討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第77号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第77号「字の区域変更及び字の廃止について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第78号「丹波市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第78号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第78号「丹波市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第79号「土地の取得について(市島町上垣)」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はありませんか。             (「議長、賛成討論」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 賛成討論ですね。  反対の討論、ありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) それでは、賛成の討論を許可いたします。  6番、田口勝彦君。 ○6番(田口勝彦君) (登壇) 私は、本79号につきまして、賛成の立場で討論に参加をいたします。  この経過ですが、農業委員会の会長の出席を願って、本会議でも質疑をさせていただきました。そして、この提案につきましても、5月30日に許可がおりてくる部分につきまして、5月30日の議案提案というようなことで、この辺の流れにつきましてもいろいろと質疑をしてきたところであります。  この認定こども園の用地取得につきましては、さきのさちよの場合にも土地の取得についていろいろと議論をしてきた経緯があります。認定こども園を進めていくということについての土地の取得については、私は賛成の立場であるんですが、やはり、この取得に対して、一般的な農地を取得する流れの中で、全体的に疑問を持たれるような市がかかわるということにつきましては、指摘をしておかないと、このままで賛成をすると、今まで指摘をしてきましたことが、やはり、警鐘にならないという立場もありますので、やはり、そのプロセスについては問題があるという部分は指摘をさせていただきまして、本来の認定こども園の用地として取得されたという議案につきましては、賛成の立場で討論をさせていただきます。  以上です。 ○議長(足立正典君) ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第79号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第79号「土地の取得について(市島町上垣)」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第80号「平成24年度丹波市一般会計補正予算(第1号)」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第80号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第80号「平成24年度丹波市一般会計補正予算(第1号)」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第81号「平成24年度丹波市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第1号)」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第81号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第81号「平成24年度丹波市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第1号)」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第82号「平成24年度丹波市介護保険特別会計サービス事業勘定補正予算(第1号)」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第82号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第82号「平成24年度丹波市介護保険特別会計サービス事業勘定補正予算(第1号)」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第83号「平成24年度丹波市訪問看護ステーション特別会計補正予算(第1号)」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第83号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第83号「平成24年度丹波市訪問看護ステーション特別会計補正予算(第1号)」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、同意第1号「丹波市損害評価会委員の委嘱について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。同意第1号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、同意第1号「丹波市損害評価会委員の委嘱について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  ~日程第2 請願第5号~ ○議長(足立正典君) 次に、日程第2、請願第5号、「公的年金の改悪に反対する意見書提出を求める請願」を議題といたします。  本件は、審査を付託いたしておりました民生常任委員会から、審査報告書が提出されておりますので、報告書を書記が朗読いたします。  事務局書記。 ○事務局書記安田英樹君) 平成24年6月22日、丹波市議会議長足立正典様。民生常任委員会委員長田坂幸恵。  請願審査報告書。  本委員会に付託された請願を審査した結果、次のとおり決定したので、丹波市議会会議規則第134条第1項の規定により報告します。  1、審査に付した事件、受理番号第5号。付託年月日、平成24年3月2日第58回定例会。件名、請願第5号「公的年金の改悪に反対する意見書提出を求める請願」。  2、審査の経過。本委員会に付託された請願第5号については、賛成少数により不採択すべきものと決定した。  以上です。
    ○議長(足立正典君) 審査報告書の朗読は終わりましたので、田坂委員長補足説明を求めます。  3番、田坂幸恵君。 ○民生常任委員長田坂幸恵君) (登壇) ただいま、議題となっております請願第5号「公的年金の改悪に反対する意見書提出を求める請願」の審査につきまして、平成24年3月2日開催の本会議におきまして、審査の付託を受けておりました民生常任委員会から審査の補足説明を申し上げます。  本請願の審査につきましては、付託後の3月19日に紹介議員の広瀬憲一議員に出席をいただき、請願の趣旨についての説明を受け、審査を行ってまいりました。  委員会での審査の結果、本請願は賛成少数による不採択すべきものと決定いたしましたので、ここに御報告を申し上げます。  以上、まことに簡単ではございますけれども、よろしく御審議を賜りますよう、お願い申し上げ、補足報告とさせていただきます。 ○議長(足立正典君) 委員長の補足説明は終わりました。  委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 質疑なしと認めます。  これより、請願の討論、採決を行います。  初めに、請願第5号「公的年金の改悪に反対する意見書提出を求める請願」に対する委員長の報告は不採択でありますので、原案に対する討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はありませんか。                (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 賛成ですか。                (「反対」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 反対。反対討論ありませんか。  原案に対する討論ですので。  反対討論がございませんので、それでは、賛成討論を許可いたします。  10番、西本嘉宏君。 ○10番(西本嘉宏君) (登壇) 議長の許可をいただきましたので、ただいま上程されております「公的年金の改悪に反対する意見書提出を求める請願」についての賛成討論を日本共産党議員団を代表して、行います。  賛成の立場から討論を行います。  厚生労働省は、2011年中の消費者物価指数に基づいて、2012年度の年金額を0.3%引き下げることを明らかにしました。もともとこの消費者物価指数を年金改定額の指標とすることには大きな問題点があります。今回の物価下落に寄与しているのは、テレビや冷蔵庫などの価格であり、それでは、逆に生活必需品である灯油等は値上がりをしているのです。厚生労働省は、年金額が消費者物価指数のみによるのではなく、高齢者の生活実態に照らして、どのようにあるべきかを慎重に検討すべきであります。  さらに、こうした状況下で、今回、厚労省は特別水準の解消として、2.5%もの年金切り下げを行おうとしていますが、そもそも特例水準というものは、2000年から2002年に行われた物価スライドの据え置き分のことで、当時は「特例措置」と表現され、時の政治情勢も反映して、政府の都合で実施されてきた経過があるものです。年金受給者にとって、それはもらい過ぎではありません。その後は、特例措置を据え置いたまま、消費者物価指数をもとに減額措置をとっており、事実上、この2000年を起点としたものが本来の年金額と理解されてきたものであります。  政府は、10年も前のこうした特例措置をあたかも不当利息として、受給してきたかのようにキャンペーンを行い、制度の安定的な維持、また、世代間の格差の解消などを理由に、この削減を強行しようとしています。  2000年以降、当時の自民・公明政権でも、現下の社会経済情勢にかんがみ、また、高齢者の生活に配慮しつつ、特例法によって、2000年から2002年の据え置き分は凍結し、2004年には法改正によって、特例措置分、つまり、そのうち1.7%については、物価が上昇する状況のもとで解消するとされてきました。今回の2.5%の削減は、こうした経過とそれなりの配慮さえも無視したものであります。  したがって、今、2.5%の年金切り下げを行うことは、無年金者はもとより、低年金者がふえ続けている中で、高齢者の生活を一層苦しくさせるものであり、この趣旨を反映した意見書を政府に提出するために、各議員の皆さんが本請願にぜひとも御賛同いただきますよう、お願いし、賛成の討論といたします。  以上でございます。 ○議長(足立正典君) ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。請願第5号「公的年金の改悪に反対する意見書提出を求める請願」を採決いたします。  採決は、起立によって行います。  なお、委員長報告が不採択でございますので、原案について、採決をいたします。  請願第5号は原案のとおり、採択することに賛成の方は、御起立願います。                  (賛成者起立) ○議長(足立正典君) 起立少数です。  したがって、請願第5号は、不採択と決しました。  ここで暫時休憩をいたします。                 休憩 午前10時21分                ───────────                 再開 午前10時30分 ○議長(足立正典君) 再開をいたします。  ここで、瀬川委員長から発言の訂正の申し出がありますので、許可いたします。  16番、瀬川至君。 ○産業建設常任委員長(瀬川至君) 先ほど奥村議員の質問に対して、その森山地区から3,000台と申し上げましたが、1,800台の誤りでしたので、訂正をよろしくお願いいたします。 ○議長(足立正典君) ただいま、16番、瀬川至君から発言の訂正の申し出がありましたが、申し出のとおり、訂正することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  よって、申し出のとおり、発言の訂正を許可いたします。  ~日程第3 委員会行政視察報告~ ○議長(足立正典君) 日程第3「委員会行政視察報告」を議題といたします。  本件について、各委員会から委員会行政視察報告書がそれぞれ提出されております。  最初に、総務常任委員会岸田委員長の説明を求めます。  9番、岸田昇君。 ○総務常任委員長(岸田昇君) (登壇) 総務常任委員会から委員会行政視察の報告を行います。  総務常任委員会では、去る4月18日から19日の2日間、行政視察を行いました。18日には、宮城県気仙沼市ほかにおいて、東日本大震災被災地現地視察及び懇談を行い、翌19日には、岩手県一関市において、学校統廃合について、及びコミュニティFMについての視察を行いました。  視察の概要につきましては、御手元に配付しておりますとおりでございますが、委員会行政視察報告書の要点を口頭で報告させていただきます。  18日には、仙台空港から気仙沼市まで100キロ余りの距離をバスで移動しながら、仙台市若林区、石巻市、南三陸町、気仙沼市の現在の状況を視察してまいりました。  簡単ではありますが、視察の概要を述べさせていただきますと、仙台市若林区は車中から被災状況を視察してまいりましたが、皆さんもよく御存じのとおり、仙台空港におきましては、大きな被災を受け、飛行機等も流されているというような状況が記憶にあると思いますが、見事に回復していたということにまず、関心をさせられました。また、今後の国等の復旧・復興の施策を待ったという状況は、若林区の中でも見られた状況であります。  また、次に石巻市におきましては、津波による死者・行方不明者が宮城県内で最も多かった石巻市では、津波及び火災の被害に遭った門脇小学校付近に停車し、徒歩で現地視察を行い、また、門脇小学校周辺はほとんどが基礎だけの建物や更地の状態になっており、海岸付近はがれきの山で復興は進んでいなかったようでありました。また、市内は、浸水被害の明暗が分かれており、商店街は既に復旧し、営業を開始している店舗と被害に遭ったまま手つかずの状態の店舗とが混在しておりました。  また、南三陸町、町全体が津波の被害を受けた印象のある南三陸町では、公立志津川病院、南三陸町防災対策庁舎等の町の中心部を視察してまいりました。防災対策庁舎では、下車して視察し、あわせて、津波の緊急避難情報を訴え続けて亡くなられた遠藤未希さんを初め、命を落とされた多くの方々の冥福をお祈りしてまいりました。この防災対策庁舎は、鉄骨づくりで3階建てで、屋上のアンテナにしがみついた人は助かっておられ、このセンターがせめて4階建てだったらなと思うと、地元の方にとっても想定外の津波であったことがわかりました。  次に、気仙沼市でありますが、気仙沼市は1,300人近くの人々が津波で亡くなられ、被災した自治体の中で、石巻市に次ぐ最も被害の大きかった地域でありました。海辺に近い工業地帯、水産物加工場等は破壊的な打撃を受けておりました。港から700メートルほど離れた地区では、道路の横に波に押されて流れついた大きな貨物船がそのままの状態で放置されておりました。その周辺には、工場、住宅等が建ち並んでいたと思われますが、がれきは撤去され、その名残であるコンクリート基礎や大きな工場跡のコンクリートだけが残っており、港町として栄えた商店街の姿も消されてしまい、この町の被害の大きさを物語っておりました。周辺の土地全体が地盤沈下をしており、70センチ程度のかさ上げが必要だが、現在は、道路だけがかさ上げされており、復興はまだまだこれからであるという印象を受けました。  また、気仙沼市議会との懇談を行いました。丹波市から職員派遣、パソコン、福祉バスの提供等の支援を行ってつながりの深い気仙沼市議会を訪問し、懇談を行ってまいりました。冒頭あいさつの中で、副議長より、丹波市からの支援について、謝辞を受けました。震災から1年が過ぎ、きょうまでの議会としての対応、議員としての奮闘ぶりをお聞かせいただいたところであります。被災当初は、避難場所問題、避難生活での対応等が主でありましたが、現在は、復興に向けての土地区画整理事業や公営住宅の建設等を進めるのに技術職員が不足していると訴えられました。私有地からの移住問題等、復興に向けては、法律的にはさまざまな規制の緩和等、国政レベルで解決してもらわなければならにことが多く、地方自治体としての対応の限界を訴えられておりました。福島の原発の問題が大き過ぎて、それより北に向けて目が向いていないとの言葉が印象的でありました。「復旧は終わったが、復興はまだスタート台にも立っていない。」とのことでありましたし、復興作業中の大変な時期に訪問することは迷惑をかけるのではないかと心配もありましたが、「震災から1年が経過し、被災の状況を忘れ去られるのが怖い。」と、「気仙沼の復興はまだまだこれからだということを伝えていただきたい。あわせて、一度足を運んでもらって、じかに見て、感じてほしい。」、「全国各地から声を出していただけたらありがたい。」と訴えられ、今回の視察を支援の一部ととらえていただいたことに安堵したということでございます。  また、懇談から、議員として、今後、我々が支援できるのは物質的なものではなく、全国から自治体レベルで国に働きかけて、復旧・復興に向けての新たな法整備が進むよう、声を挙げ続けることであると感じました。  この被災地が一日も早く復興することを願い、この出来事を忘れてしまうことのないよう、長期的な運動が必要であります。  次に、岩手県の一関市でありますが、学校統廃合について、見てまいりました。  一関市は、戦後間もなく36町村であったのが、昭和の大合併で8市町となり、さらに平成の合併により、現在の市域となったもので、現在、人口12万7,231人、4万5,430世帯、面積は1,256.25平方キロメートルであるということでございます。大変大きな市でありましたが、平成19年11月に一関市立学校通学区域調整審議会から各地域(合併前の旧市町)で取り組んできた統合計画が進められておりました。  次に、統合に向けた協議を行うため、PTA関係者、区長、または、自治会代表者、学識経験者等で構成される学校づくり推進委員会が設置され、この印象につきましては、だれもが学校周辺の地域において、それぞれの皆さんが関心を持ち、進められてきたということが印象的でもございました。廃校となった学校施設は、公民館の分館、地元企業の工場、福祉施設、専門学校などさまざまな利用がされておりました。  丹波市の学校は、一関市ほどの規模に至っていないようですが、過疎化の進んだ地域の子供たちの将来に与える影響を、教育関係者は調査、研究し、適切な情報を市民に寄与していただく努力を行うことが必要と強く感じたところであります。  次に、コミュニティFMについてでありますが、一関市は広範囲な生活圏、産業経済圏を形成しており、コミュニティFM放送局が新たな広告媒体に加わることにより、産業、経済、観光などあらゆる分野での重要な情報の発信源として活用が見込まれ、平成24年4月29日、県内5番目の放送局として放送が始まりました。この専用のラジオというものがございまして、通常時は、一関コミュニティFM放送のみを受信する通常のラジオでありますが、消防本部や災害対策本部から緊急放送を行えば、電源が入っていない状態で自動起動して、最大音量で放送されるもので、通常時は家庭用電源、停電時には乾電池で作動するという仕組みになっておりました。緊急放送には常時対応されるが、火災時のサイレン等の出動要請などは契約に含めず、番組の中でニュースとして知らされ、消防等の出動命令は、別の伝達手段が必要でありました。  合併前の旧市町によって、防災行政無線(屋外)の有無に違いがあり、防災行政無線との役割を分けるというよりも、より多くの伝達手段を確保する意味合いが大きかったと思っております。  防災行政無線と機能が重複する部分、防災行政無線でしか対応できない機能とがあり、丹波市でも今後、引き続き調査が必要だと強く感じて帰ってまいりました。  以上で報告を終わります。 ○議長(足立正典君) 委員長の報告は終わりました。  次に、民生常任委員会田坂委員長の報告を求めます。  3番、田坂幸恵君。 ○民生常任委員長田坂幸恵君) (登壇) 民生常任委員会から、行政視察の報告をさせていただきます。  視察日程、平成24年5月21日、22日。視察先及び視察内容、広島県尾道市立市民病院、地域包括支援システム(尾道方式)について。広島県府中市議会、地域医療再生計画(病院の経営統合)について。  視察の概要。  広島県尾道市立市民病院、地域包括支援システム(尾道方式)について。尾道市は、人口14万7,149人、平成23年3月現在、高齢化率約30.2%であるが、10年後には34%に増加すると予測されている。尾道市では、厚生連尾道総合病院を拠点病院として、尾道市民病院、公立みつぎ総合病院の三つの総合病院と、民間病院、診療所、医師会との連携を取りながら、円滑な医療提携が行われている。  尾道市で行われている尾道方式では、チーム医療と在宅重視による地域包括支援システムが構築されている。尾道方式は、患者に身近な地域で医療が提供されることが望ましいと急性期から回復期、生活期への転院時や在宅退院時などに長期継続ケアの各段階で、ケアカンファレンスを行い、他職種協働で医療と介護を効率的・包括的に提供できる体制を構築しているのが大きな特徴である。このケアカンファレンスは、在宅に移行する場合も行われ、病院側から各課の担当医、看護師、ケアマネジャー、薬剤師、在宅側からの在宅主治医等が出席し、在宅医療や介護のプランが作成される。また、このカンファレンスには、希望すれば、患者本人や家族も参加でき、意見をいうことができる。  この尾道方式は、医師会の強いリーダーシップのもとで構築されてきた経過があり、体制ができるまでに19年を費やし、今日に至っている。  広島県府中市議会、地域医療再生計画(病院の経営統合)について。人口4万3,257人の府中市が目指す医療は、超高齢化に対応するものであり、市民が健康を維持しながら、地域で安心してよりよい人生を送るため、また、地域で生活を支えるための支える医療である。これを実現するために、平成23年3月、地域医療再生計画を発表した。  府中市の医師不足は深刻で、今後、10年続くと予測され、市内の2病院、府中北市民病院、JA府中総合病院の経営は悪化していた。市内では、平成21年度から小児の夜間救急ができなくなり、地域の診療所においても、現在、分娩を取り扱う医療機関がなく、今後も医療機能が低下することが予想される。  そこで、市は、市民を守るために単独では赤字経営から抜け出さず、医師不足も対応できないことから、病院の経営見直しを打ち出し、平成24年4月2日、JA府中総合病院を市立病院に経営統合し、地方独立行政法人としてスタートした。地方独立行政法人にすることにより、市の運営から医療法人の運営になり、より自主性を発揮でき、医師の自由な行き来が可能になった。この計画は、高度な医療を目指すだけでなく、地域に密着し、市民の生活を守るためのものである。この地域医療再生計画は、平成24年4月からの4年間で、地方独立行政法人の中期目標である病院事業の黒字化を目指している。  まとめ。丹波市においても経営形態の違う二つの病院が存在しているが、双方とも赤字経営が続いており、医師不足による救急医療を初めとする医療確保に課題がある。現在、丹波市域の今後の医療提供体制のあり方に関する検討会が設置され、今年中に具体的な丹波市域の医療の方向性が出されようとしているが、尾道方式、患者を中心とする地域包括システムのような医療のあり方や、府中市のような病院再編の考え方や高齢化社会に対応できる在宅医療等について、議論する必要がある。  以上です。 ○議長(足立正典君) 委員長の報告は終わりました。  次に、産業建設常任委員会瀬川委員長の報告を求めます。  16番、瀬川至君。 ○産業建設常任委員長(瀬川至君) (登壇) それでは、産業建設常任委員会の視察報告をさせていただきます。  視察日程につきましては、平成24年4月17日から19日の3日間。2から5までは省かせていただきまして、2の視察先及び視察内容は、1、青森県十和田市、十和田産品販売戦略実践活動について、2、青森県弘前市、弘前市産直マルシェ事業について、3、秋田県能代市、森林バイオマス事業について、報告をさせていただきます。  6番、視察の結果。  1、青森県十和田市、4月17日、十和田産品販売戦略実践活動について。十和田市は収穫量日本一のニンニクを初め、長芋、ゴボウ、ネギなどの農産物、馬肉・和牛の畜産、十和田湖のヒメマスなど生産量の多い十和田産品が豊富である。そして、生産だけでなく、加工、販売への高付加農業が高齢化する地域農業対策として必要であるという市長の考えに基づいて、十和田産品販売戦略室を設置して、付加価値戦略に取り組んでいる。特に、首都圏をターゲットにした販売活動、直販、直売、情報提供、交流活動を重点的な手法として成果が上がっている。また、地産地消としての地元産品へのB級グルメとまちおこしの協働活動は、農商連携として高く評価できるものである。特産品の生産体制、販売戦略、農商連携による地産地消と交流活動のすべてが本市の手本であった。  本市でも、農業所得の減収による後継者不足、高齢化による担い手不足など課題は多い。生産、販売、流通に専門的な職員を養成し、時間をかけて、時代と本市に合った手法により、付加価値を高めて加工販売することを強化し、農家の所得向上を図ることが必要と考える。また、そうすることにより、農地の荒廃防止にもつながるものではないか。  次に、青森県弘前市、弘前市産直マルシェ事業について。弘前直販の新鮮な野菜、果物、特に日本一のリンゴ・獄きみ(トウモロコシ)・米など魅力的な地元農産物を活用し、対面販売による生産者と消費者の相互理解を深めるとともに、地産地消の推進を図るため、商店街をつなぐ歩行者専用道路での青空市場「弘前マルシェ・フォーレ」を開催している。
     同時に産地直売所の取り組みの強化が進められている。特に女性の農業従事者が農業生産法人を立ち上げ、農産物直売所、レストラン、市民農園などを整備、展開していることは特筆すべきところである。  本市では、大型店舗の進出により、地域の小さな店舗が閉店し、高齢化による買い物難民が増加傾向にあり、対応を迫られている状況である。成松の軽トラ市や柏原の厄神市が定期的に開催されているが、ほかの地域においても特徴を持った市を開催し、それぞれが連携できるようなシステムが構築できればと考える。  秋田県能代市、森林バイオマス事業について。能代市を初めとする米代川中・下流地域は、古くから天然秋田杉を主とした豊かな森林資源を背景とした木材加工業の盛んな地域である。しかし、経済全般の不振や産地間競争の激化、天然秋田杉資源の減少などにより、木材・木製品などの出荷量、生産額は年々減少傾向にあるなど低迷を続けていた。  こうした状況下の中で、平成12年10月に、廃掃法が一部改正され、それまで製材工場などで焼却炉により処理されていた杉樹皮・製材端材などについては、平成14年12月1日までにダイオキシン類対策特別措置法で定める排出基準に合った焼却炉の新設、または改良などの措置が必要となった。また、近年、環境対策、資源の循環利用が叫ばれ、木材産業会においても、その対応策が求められ、基幹産業である木材産業の振興を図ることから事業を実施することに至ったものである。  本市が今年度から取り組む森林バイオマス事業は、第1次産業として、山林の育成、間伐材利用などが課題であり、能代市のように、木材の2次産業からの視点ではない。木材チップボイラーという入り口ではあるが、域内需要をつくり出し、循環型地域社会へ向けて、森林バイオマスの利用方法は大きな研究課題である。石油資源に頼らないエネルギー利用、雇用の創出、山林経営の安定化による治山治水などは、本市の将来構想の中に大きな比重を占めている。その実現には、戦略・企画を絞り込み、施策を地域や市民に浸透させることが必要と考える。 ○議長(足立正典君) 委員長の報告は終わりました。  次に、議会運営委員会、広瀬委員長の報告を求めます。  11番、広瀬憲一君。 ○議会運営委員長(広瀬憲一君) (登壇) それでは、議長の許可をいただきまして、議会運営委員会の行政視察の報告をさせていただきます。  まず、視察日程につきましては、平成24年5月7日から8日についてでございます。  視察先及び内容につきましての説明をいたします。  まず、1カ所は、山形県の長井市議会へ行きました。議会運営について、あるいは、議会の改革の取り組みについて、さらに、委員会の映像配信、いわゆるインターネットですが、について調査いたしました。  二つ目には、山形県の上山市議会にまいりまして、議会運営について、そして、議会の改革の取り組みについて、さらには、委員会のインターネット配信ですけれども、こういったところに注目して、調査をさせていただきました。  視察の概要なんですけれども、特に筆記すべき主たる視察の概要を報告申し上げさせていただきたいと思います。  まず、長井市議会につきましては、一つには、議会運営についてでございますけれども、ここは、各委員会への複数所属をしています。平成22年3月に定数が18名から16名になったものですから、平成24年3月から、常任委員会をそれまで三つの常任委員会だったものを4常任委員会にいたしまして、一議員が2カ所の委員会に所属するということになったという方向がございまして、それによりまして、委員会の活動がきめ細かになったと、また、審議が充実したということを報告いただきました。  さらに、協議または調査を行うための場としての費用弁償や公務災害補償の取り扱いについても調査をいたしました。これにつきましては、全員協議会、あるいは会派代表者会等の件について、公務災害及び費用弁償の対象にしているということでございまして、また、それ以外につきましては、議会の議決を得ることによって考えているという報告をいただきました。  また、議会改革につきましては、インターネット配信についてどうなっているかということでお尋ねをいたしまして、平成21年6月の定例会から、本会議は当然なんですけれども、予算、それから決算の特別委員会もインターネットによって配信し、録画中継もしているということでございます。さらに、1階の市民の待合室でその本会議、予算・決算特別委員会のモニター放送を開始しているということでございました。常任委員会の件につきましては、音声を一般の人が傍聴とは別に議会図書館で聞けるようにしているということでございました。変わったところでは、本議場に花を飾っているということで、非常に心が和むような話も聞かせていただきました。そういう意味では、私ども、よく考えたら、議場に花なんかないなと思って、思ったところでございます。  それから次、上山市議会に参りまして、同じく議会運営について、お尋ねをいたしました。ここでも議会協議、または調整を行うための場としての費用弁償並びに公務災害の補償につきましては、平成22年12月から全員協議会、それから、会派の代表者会、それから、議員の研修会、それから議会だよりによります編集委員会等がその中に入っております。それ以外の会議につきましては、公務災害や費用弁償から対象外としているということでございまして、ここら辺も非常に参考になって帰ってまいりました。  それから、議会改革についてですけれども、ここにつきましては、一般質問、いわゆる質問者及び要旨を事前にチラシにまとめて、全戸配付するということでして、内容につきましては、「市議会を傍聴しませんか」という大見出しで書いた全戸配付を配るということで、括弧の中にも書いておりますように、定例会の開催前に全戸へ配付すると。これをしまして、市民の関心を非常に高める取り組みになったということでございました。  それから、インターネット関係につきましては、平成24年から、ここもやっぱり、本会議を既にしてたんですけれども、予算特別委員会等の録画配信を始めたということで、平成24年ですから、ことしからですけれど、やったということでございました。  それから、変わったところでは、サンデー議会というものをされておりまして、これも開かれた議会を目指してやっているんだという中で、市民が傍聴しやすいために日曜日にしましょうということで、9月に実施しているところでした。同時に、議会の傍聴に大人だけじゃなくて、小学校から高校生までの本会議の傍聴がございまして、小学生からの感想なんかが寄せられておりまして、子供たちの中にまで非常に議会の関心があるということで非常に喜んでおられることを聞きました。  こういったことをお聞きいたしまして、そういう意味では、丹波市は、これまで全議員が一丸となって協議を進め、御存じのように、議会基本条例、外部評価、いわゆる行政評価や事業評価を議会改革を進めてまいりました。そういう意味では、先進地だと私たちも皆さんも自負されているというように思います。  今回、議会運営委員会としましては、この二つの市議会の議会運営及び改革の取り組みについて、研修視察させていただきまして、三つをまとめました。一つは、公務災害補償につきましては、議員活動における事故や災害に対処するための対応について、今後、さらに調査、研究を必要と考えるということ。二つ目には、議会のライブ中継、録画中継につきましては、既に本会議では実施しておりますので、今後について、予算・決算特別委員会等の中継の整備を進めて考えていくということです。三つ目には、今も申しました開かれた議会を目指してということで、サンデー議会も考えたらどうかなと。それで、小学生から高校生までも傍聴していただいたらよいかなと思ったりもいたしております。  以上について、報告をさせていただきます。 ○議長(足立正典君) 委員長の報告は終わりました。  以上で、委員会行政視察報告は終わります。  ~日程第4 議員派遣の件~ ○議長(足立正典君) 次に、日程第4「議員派遣の件」を議題といたします。  本件は、議員の派遣について、丹波市議会会議規則第158条の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。  派遣の内容につきましては、7月18日に開催される阪神市議会議長会定例会、7月24日に開催される第239回兵庫県市議会議長会総会、8月6日、7日に開催される阪神市議会議長会研修会、並びに8月21日に開催される阪神市議会議長会知事との懇談会に副議長を派遣するものございます。  本件は、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行います。  お諮りいたします。「議員派遣の件」は、原案のとおり、副議長を派遣することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 御異議なしと認めます。  したがって、「議員派遣の件」は、原案のとおり可決されました。  ~日程第5 閉会中の継続審査について~ ○議長(足立正典君) 日程第5「閉会中の継続審査について」を議題といたします。各常任委員会議会運営委員会特別委員会の委員長から、委員会において審査、調査中の事件について、丹波市議会会議規則第103条の規定により、御手元に配付しております一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 御異議なしと認めます。  したがって、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決しました。  お諮りします。本定例会に付されました事件はすべて終了いたしました。  本日で閉会したいと思いますが、御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 御異議なしと認めます。  したがって、本定例会は、本日で閉会することに決定いたしました。  第59回丹波市議会定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  本定例会は、去る5月30日に開会いたしまして以来、本日までの24日間にわたり、提案されました平成24年度丹波市一般会計補正予算を初め、条例の改正議案など、多数の重要案件について、終始御熱心に御審議をいただき、本日、ここに閉会を迎えることとなりましたことは、議員各位の御協力によるものと心から感謝を申し上げます。  また、当局におかれましては、審議の過程で議員から提出されました多くの意見、要望等につきまして、十分に御検討をいただき、各段の御配慮をいただきますよう、お願いを申し上げます。  さて、5月に実施いたしました議会報告会では、市民の皆様からさまざまな貴重な御意見や提言をいただき、議会として対応していくものについては、7月より実施いたします議会外部評価や閉会中の継続審査として、今後の議会運営の中で対応していく必要があると考えております。また、市行政に対するものにつきましては、本日、取りまとめたものを市長に報告し、回答をいただくこととしております。  また、このたび日本経済新聞社の調査において、丹波市議会は、議会運営での改革、情報公開などが評価され、全国810の市議会の中で、第33位という評価をいただいております。これまで、議会基本条例の制定や議会中継、会議録の公開、一問一答制の導入など議員各位の議会改革に向けた積極的な取り組みが評価されたものと感謝申し上げますとともに、御報告させていただきます。  今後におきましても、なお一層開かれた市民に身近で信頼される議会のために、さらに上位のランキングを目指して、議員各位の御理解と御奮闘をお願い申し上げます。  梅雨明けにはもうしばらく時間がかかるとは思いますが、これから本格的な夏を迎え、暑さも日増しに厳しくなってくる時期となりますが、議員並びに市長を初め、当局の皆様におかれましては、御自愛いただき、御精進いただきますようお願いを申し上げまして、簡単ではございますが、閉会に当たってのごあいさつといたします。  ここで市長からごあいさつをいただきます。  市長。 ○市長(辻重五郎君) (登壇) 第59回丹波市議会定例会が閉会されるに当たりまして、一言御礼のごあいさつを申し上げます。  本定例会は、5月30日から本日まで、本会議、議会運営委員会、各常任委員会等、慎重に御審議を賜りまして、まことにありがとうございました。今期定例会に上程をいたしました各条例の制定、改正並びに平成24年度丹波市一般会計補正予算等々多くの議題でありましたが、終始極めて熱心に御審議を賜りましたことに対しまして、厚く御礼を申し上げる次第でございます。  本会議、あるいは各委員会を通じまして賜りました貴重な御意見や御指導をいただきました事項につきましては、真摯に受けとめますとともに、今後、十分検討、改善を重ね、さらに全職員一丸となって丹波市の市政推進に生かしてまいる所存でございます。  議員各位におかれましては、今後とも市政発展のため、格段の御指導、御支援を賜りますよう、切にお願いを申し上げる次第でございます。  なお、健康には十分御留意をいただきまして、さらに御活躍あらんことを御祈念申し上げ、閉会に当たりましての御礼のごあいさつにかえさせていただきます。  まことにありがとうございました。 ○議長(足立正典君) これで平成24年第59回丹波市議会定例会を閉会といたします。御苦労さまでございました。                 閉会 午前11時10分...