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平成21年産業建設常任委員会( 8月18日)

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  1. 丹波市議会 2009-08-18
    平成21年産業建設常任委員会( 8月18日)


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    最終取得日: 2021-08-07
    平成21年産業建設常任委員会( 8月18日)                   産業建設常任委員会会議録 1.日時   平成21年8月18日(火)午前9時00分~午後4時00分 2.場所   議事堂第3委員会室 3.出席委員   委員長       太 田 喜一郎    副委員長      山 下 栄 治   委員        広 瀬 憲 一    委員        藤 原   悟   委員        垣 内 廣 明    委員        山 本 忠 利   委員        足 立   修    委員        岸 田   昇   議長        田 口 勝 彦 4.欠席委員   なし 5.議会職員   書記        荻 野 隆 幸    書記        兒 玉 史 絵 6.説明のために出席した者の職氏名   副市長       永 井 隆 夫    総務部   総務部長      森 田   学
       産業経済部   産業経済部長    荻 野 耕 作    農林振興課長    芦 田 八 郎   林務係長      谷 崎 眞 吾    農林土木課長    近 藤 俊 幸   新産業創造課長   松 本 貴 史    建設部   建設部長      大 隈 保 夫    建設課長      駒 谷   誠   工務係長      畑   幸 一    下水道課長     杉 原 賢 一   管理係長      高 野 和 典    管理課長      荒 木 耕 作   管理係長      足 立 敏 昭    水道部   水道部長      藤 本 利 一    工務課長      山 本 雅 彦   業務課長      林   伸 幸 7.傍聴者   1人 8.審査事項   別紙委員会資料のとおり 9.会議の経過   〇 現地踏査                  開会 午前9時00分 ○委員長(太田喜一郎君) それでは、ただいまから引き続き産業建設常任委員会を開催させていただきます。委員の皆さん、そして当局の皆さん、現地調査のほう大変ご苦労さまでございました。本日の担当職員の出席につきましては許可をいたしております。発言の際は所属、職名を述べてから発言をお願いいたします。なお、各委員の質疑、市当局の説明、答弁等の発言につきましては着席のままで行っていただいて結構ですので、よろしくお願いいたします。  それでは早速ではございますけれども、議事に入らせていただきます。  日程第1、報告事項。当局より8月1日の集中豪雨による被害の報告を受けたいと思います。第一報は8月5日の全員協議会にて報告をいただきましたが、産業建設常任委員会所管のその後の詳細について、当局お願いいたしたいと思います。  まず、はじめに建設部お願いいたします。  建設部長。 ○建設部長大隅保夫君) それでは建設部のほうから、お手元の水色の産業建設常任委員会説明資料に基づきまして、ご説明を申し上げたいと思います。  まず、1ページでございます。公共土木施設災害被害状況ということで、8月1日の豪雨と8月9日から10日にかけての豪雨と分けております。丹波市におきましては、8月1日の豪雨が、非常に被害が多かったわけでございますが、市の合計でいきますと市工事乙災対応と一番上に書いておりますが青垣地区、河川が15カ所、市島地域が13カ所、青垣地域の道路が1カ所、合計で河川28カ所、道路1カ所の29件。これは国の公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法の適用を受けるために、これから査定を受けます予定の箇所でございます。被害総額が9,750万円でございます。その下に市工事単独債対応と書いておりますが、これにつきましては箇所数で31カ所。これにつきましては国のほうの国庫負担法の適用に上限枠がございますので、それ以下の小規模な被災を受けた箇所、それから維持にかかる箇所につきましては国庫負担法の適用が受けられませんので、維持管理にかかる部分が大きいと思われるところにつきましては、市単独での災害対応とさせていただきたいと思っております。それから、その下の市工事の応急復旧対応でございますが、青垣地域を中心に32カ所で行っております。これにつきましては市道への土砂の除去、それから河川の閉塞した箇所の土砂除去ということで土砂の除去が主なものでございます。これにつきましてはこの32カ所、先に応急対応ということで先行して実施させていただいております。その下の県工事の甲災対応ということで県管理河川国庫負担法申請箇所の予定でございますが、青垣地域が22カ所、氷上地域が2カ所、市島地域が3カ所、合計27カ所で2億2,700万円というふうにお伺いをいたしております。市と県とで約3億円強の被害額になるわけでございます。  8月9日から10日にかけての豪雨でございますが、これにつきましても新たに道路が被災をいたしております。青垣地域で1カ所、国庫負担法の適用を受けようとしておりますのが250万円。市単独で対応しようとしておりますのが3カ所の合計で4カ所でございます。県につきましては4カ所、4,950万円というふうにお伺いをいたしております。これらにつきましては、ただいま測量作業に入っておりまして、国庫負担法の適用を受ける箇所につきましては9月3日までにそれようの設計書を作成するように国のほうから指示を受けておりまして、これから全力で、その設計書の作成にあたっていくことになるわけでございます。続きまして2ページ、3ページにつきましては、現地のほうで見ていただきましたとおり、青垣の桧倉での深谷川と高源寺谷川の被災状況でございます。河道の閉塞によりまして民家への土砂の流入がございました。これの再発防止ということで非常にそれが大切かと思っております。深谷川につきましては現地見ていただきましたとおり、治山のほうの谷止工の計画をしていただいておりますので、それによって再発防止は図れるのではないかと考えております。一方、高源寺谷川でございますが、これにつきましては山すそを削っております。この山すそにつきましては、なかなか護岸等施工しにくいということで施工しておらなかったわけでございますが、当該河川につきましては、その土砂の流出を防止するためにかごマット等の工法でその土砂の流出箇所を押さえて、再発防止を行っていきたいと考えております。続きまして5ページ、6ページでございます。全員協議会の中でポンプと樋門の管理状況について資料を提供するようにとのご指示を受けまして、丹波市から地元のほうに委託費を支払っております箇所につきまして記載をいたしております。稲継の排水機場、これは、施設は県の施設でございますが、県から市に委託を受けまして市から地元のほうに実態管理をお願いしておるという施設でございます。稲継自治会に31万752円でお願いをいたしております。横田排水機場につきましても同じく県の施設で市から地元のほうへ実態管理をお願いしております。横田自治会のほうに38万752円でお願いをいたしております。それから北和田地区排水機場でございます。これも同じように北和田自治会のほうに31万752円でお願いをいたしておるということでございます。由良川水系につきましては市島地区排水機場、これも同じく県の施設でございまして、市から地元のほうに再委託をいたしまして、市島自治会が31万752円で管理をお願いいたしております。森地区の排水機場につきましても同様でございまして、表自治会のほうに31万752円でお願いをいたしております。それから加古川水系犬岡排水機場でございますが、先ほど現地のほうを見ていただきました場所でございますが、これは氷上インターチェンジ等をつくる際にその部分、高速道路等で浸水する、冠水する面積が減りますので、それに見合った分の機能の排水ポンプを国と県のほうで設置をいただきまして、それを市のほうに施設の移管を平成17年6月に受けております。市の施設でございます。市はそれを地元のほうに実態管理をお願いいたしておりまして、中央地区自治振興会が22万3,000円でお願いをいたしておる状況でございます。同じく国の氷上インターチェンジの調整池の排水ポンプがございます。これにつきましては、インターチェンジ内の調整池の水をこの犬岡排水機場と同じところで放流しておるわけでございますが、これにつきましては国の施設、市を通りまして、これも同じく中央地区自治振興会のほうに実態管理をお願いいたしております。費用が44万1,100円でございます。その下の樋門でございますが、この樋門、稲継樋門高谷川樋門につきましては、それぞれ県管理河川の水を樋門によって操作するということでございまして、一般の樋門とは違いまして、河川本線をせき止めたり、開けたりする機能でございますので、これは県の施設ということで位置づけられております。河川構造物という位置づけ上、県の施設でございまして、その実態管理につきましては市のほうに委託がございまして、さらに市から地元のほうにお願いをいたしておるということでございます。これは、稲継排水機場につきましては稲継排水機場と一体的な管理が必須でございますので、稲継自治会のほうに25万4,000円でお願いをいたしております。高谷川樋門につきましては横田排水機場との一体管理が必須でございます。四ケ村の土木組合のほうに37万4,000円でお願いをいたしておるということでございます。このほか樋門につきましては竹田川、それから加古川水系にたくさんございますが、その実態につきましても河川管理者であります兵庫県のほうも、すべてまだ把握できていないというようなことで、なかなかたくさん数がございまして実態管理、その設置の箇所、それからその設置者等が県のほうにも照会いたしましたが、すべてが整理できていないというような状況でございました。以下に、7ページ、それから8ページ、9ページ、10ページ、11ページにつきましては、それぞれの航空写真をつけております。7ページにつきましては犬岡排水機場でございます。それから8ページにつきましては横田排水機場高谷川樋門、これが一体的な管理が必要ということでございます。左側に稲継排水機場稲継樋門、これにつきましてもこの二つが一体的な管理が必要ということでございます。それから北和田に排水機場がございます。9ページのところでございます。それと由良川水系のほうは10ページ、11ページが市島排水機場森排水機場ということで、それぞれ兵庫県のほうで設置いただいております。それから13ページのほうは、現地のほうでご説明を申し上げました氷上中央浄化センター東部雨水ポンプ場の概略図でございます。今回、不具合等ございましたのが2号雨水ポンプでございます。こちらのほうと、あとゲートの操作に手間取ったというようなことでございます。この2号雨水ポンプにつきましては、8月9日の豪雨につきましても運転をいたしましたが、8月9日の豪雨のときには正常に動いたというようなことでございます。メーカー等に点検をお願いをいたしまして、その点検結果等に基づきまして、今後とるべき対応をとってまいりたいと思っております。大変簡単な報告でございますが、建設部のほうの被害状況の報告とさせていただきます。  以上です。 ○委員長(太田喜一郎君) 次に、産業経済部お願いいたします。  産業経済部長。 ○産業経済部長(荻野耕作君) お手元のほうに資料としまして、産業経済部の大雨による被害平成21年8月1日の概要ということで資料をつけさせていただいております。この資料につきましては農林振興課、それから農林土木課、新産業創造課、3課のものをひとまとめにさせていただいておりますので、ご了承をいただきたいというふうに思います。それらの、まず1ページ目でございますが、大雨によります被害の農作物被害の状況につきまして掲載をさせていただいております。これは8月12日現在ということでご理解をいただきたいと思いますが、1日に大雨による被害が発生しまして、8月3日に農林事務所と、それから普及センター、それと市のそれぞれ6班で被害調査に回らせていただきました。そういう中で水稲、小豆、黒大豆、ヤブサンザシ、それから野菜、果樹というような形で調査を実施させていただきました。お手元のほうに被害面積なり、被害見込み額としてあげさせていただいております。合計では被害の面積が9.14ヘクタールということで1,469万4,000円の被害額が見込まれております。それぞれの作物の単価につきましては、これ普及センターのほうでそれぞれ一定の被害、損害額に対するこの作物の単価というのが設定されておりまして、それに基づきまして被害額が出ております。また小豆につきましては、まだ7月の末ぐらいから播種がされるというようなことで、実際には播種がされてない部分も20ヘクタールほどあったということでございます。また発芽がしてないような小豆につきましては20日までであれば、また、ある一定の収穫量までは追いつくというような状況もございまして、昨日も管理の啓発等をさせていただいたところでございます。  続きまして、2ページでは農林土木課の概要につきまして、あげさせていただいております。(1)としましては農林関係被害状況ということで、農地から治山、県の部分まであげさせてもらっております。件数は合計で112件、被害想定額は9億8,384万円。これはあくまで想定でございます。そのうちの内訳としましては本災、要はこれ国の補助の査定を受けるという部分でございますが、これは5件で一応7,000万円。それで被害補助、これは下の部分でございます。64件で1,634万円というような形の想定をさせていただいております。これ本災の部分につきましては青垣の稲土なり、それから市島、これはのり面崩壊の分が農地のほうでは2件あげさせてもらっております。それから農業用の施設の関係では、三方の洪水吐の下の、今日見ていただきましたブロックの崩壊、それから犬岡の農業用ポンプの水没等の部分をあげさせてもらっております。また、ここでは当初、はじめに今日見ていただきました絹山のポンプについては、この資料作成までには間に合わなかったということで含まれておりません。それから下のほうでは災害状況ということで地区別の災害状況をあげさせてもらっております。(2)としましては母坪の排水機場の関係、これは農林土木課の管轄の部分でございますが、規則に基づきまして母坪の自治会のほうに管理委託をしている部分でございます。委託料としまして10万円の委託料を年間でお支払いをしてるということでございます。点検につきましても今年、実施済みということでございます。次の資料のページ、3ページでは、今日見ていただきました青垣町大稗の畑に土砂が流入の部分の位置図と写真をつけさせてもらっております。それと5ページ、6ページでは、三方池の洪水吐の下流のブロック積みの崩壊の部分の状況をあげさせてもらっております。それと7ページ、8ページ、9ページ、10ページ、ここにつきましては青垣町大名草の三国嶽林道被害の位置図とそれから9ページ、10ぺージでは被害状況というものをあげさせてもらっております。県道から林道へ分かれて上がる道の部分でございます。延長では680メートルということになっております。続きまして11ページから12ページにかけましては、市島町市の貝山腹崩壊の位置図と状況の写真をつけさせてもらっております。崩壊面積は約1ヘクタール程度でございます。この部分につきましては下に民家もございませんし、この山の部分につきましては保安林の指定もされてない部分ということで、今後の対応につきましては状況を見ながら、県との調整をさせていただきたいというふうに思っております。それから13ページにつきましては、母坪の排水機場の位置図と写真をつけさせてもらっております。それから14ページにつきましては、新産業創造課の関係の大雨による被害によります市内企業、商工業者の被害状況ということで件数なりをあげさせてもらっております。まず、氷上工業団地内の企業1件、これは浸水をしております。これも被害見込み額につきましては200万円程度というようなことでございます。あと商工会のほうで把握をいただいておるわけですが、商店、事務所につきましては5件で1,900万円。それから飲食店では3件、500万円。あと、そのホテル、旅館、工場、事業所につきましては6件とか、スポーツ施設1件、こういったものがございますが、その被害見込み額につきましては把握できない、不明というような状況でございます。被害見込み額のトータルでは2,600万円いうような状況でございます。それと店舗の浸水につきましては12件、床下浸水が3件というようなこと。それから、その他では青垣町の三渓園で池の部分の浸水なり、土砂が流入したりしておりまして、それが2件というようなことで17件というような状況でございます。地域別では柏原、氷上、青垣でそれぞれ件数をあげさせてもらっております。  以上でございます。 ○委員長(太田喜一郎君) 説明が終わりましたので質疑を行いたいと思います。はじめに建設部の関係に限って質問を受けたいと思います。何かございますか。  藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 先ほど見せていただきました雷で機器が傷んだという話を聞かせていただいたのですけども、あとで見せて頂きました、そこの中央のところでは盤内にしてもらった避雷機が盤についてました。そういった電気的なもので設計仕様の中に入ってないのですか、そのマニュアル的な。例えば県から委託受けたさかいには県の仕様でつくるかもしれないのですけども、最近は一般企業もそういった重要な機器には盤内に避雷機等つけて、影響でないようになってるのですが、そういった仕様的なことはどうなっているのですか。 ○委員長(太田喜一郎君) 建設部長。 ○建設部長大隅保夫君) 犬岡排水機場につきましては国交省のほうで、国交省仕様でやられておるのです。ご指摘のとおり盤の中に避雷機があると思うのです。それでそこで拾うように普通なるのですが、現地のほう私も確認いたしておりませんが、そういったものが含まれておるであろうと思っております。それが今回、機能しなかったのかどうなのかは把握いたしておりませんが、普通、国交省仕様の場合そういったものが含まれるであろうと思っております。現地のほうは、また確認させていただきたいと思います。 ○委員長(太田喜一郎君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 今後とも、それ起こる可能性がありますので、市のそういった緊急的な設備はそういったものをやっておるか、再度チェックいただいてマニュアル化してほしいです。  以上です。 ○委員長(太田喜一郎君) ほかにありますか。  岸田委員。 ○委員(岸田昇君) まず、これ被害状況をいただいたのですけども、まず甲災対応とか、我々ではこういうことわかりません。きちっと文書でお願いできませんか。あなたたちプロやし、我々素人やから今、口頭ではありましたけども、こういうことについて我々にとっても、これについてはどのように対応するかという財源のことも、これからも当然見ていく必要があるというふうに思いますので、今の口頭されたことを我々に文書でお願いしたいということで、まず委員長、その辺のところを聞いていただきたいと思います。  それと、次に被害状況、こうやって出されてますけども、調査をどのようにされたのか、その辺のところをまず聞かせていただきたい、調査の方法ですね。それとこれ産業経済部にもからんでくるのですけども、今日もあそこでしたね、桧倉でしたね。下は建設部で、上は治山は地元でかかってくるで産業経済部でいきますよということを言われて、我々は、もちろん上もせないかんのやけどもということで横のつながりという、形も大事だなということも思ったのですけども。そのような形のものがきちっと地元の方がわかっているかどうか。これはどこへ言わせてもらったらええのやろというて迷われるようなところがあったりして、これの対応は産業経済部ですよ、この対応は建設部ですよということも、その集落の自治会長さんなんかには、明らかにされておかんことには今後の問い合わせ、どこへ問い合わせていいのかなということでしますので。被害の状況をこうして出ましたところは今後の対応と、そして建設部なのか、産業部なのかというすみ分けをきちっと地元にも知らせてあげるということが、我々とて聞かせてもらって、ああそうかということで今日も納得はしたのですけども、そういうような対応は今後どう思われるのか。今のところ、そういうようなところ、まず聞かせてください。 ○委員長(太田喜一郎君) 建設部長。 ○建設部長大隅保夫君) 先ほどの乙災、甲災につきましてはその概要を文書で報告させていただきたいと思います。甲災につきましては県管理河川災害復旧ということでございます。乙災が市管理河川市管理施設の災害ということで、国庫負担法の中での区分でございます。  それから調査方法でございますが、これにつきましては災害対策本部から地域の自治会のほうに被災等の箇所の報告を自治会長さんに、まずしていただいております。その後、自治会長さんを通じてあがってきた箇所、それから建設部の所管につきまして河川、道路につきましては建設部の職員で手分けして、被災を受けやすい箇所、旧町から課題の箇所等を承知いたしておりますので、そういったところを中心に直営で調査を行って拾っております。それから対応する部署の周知を地元のほうにすると、されたいということでございます。これにつきましても非常に大切なことと思っております。地域の自治会長さんから被災等の報告がございましたら、それぞれ建設部なのか、産業経済部なのか、こちらのほうでその辺、交通整理等させていただいておるわけでございます。機会をとらえまして地元のほうにも、こういったことにつきまして周知をしていく必要があると考えております。桧倉で見ていただきましたとおり、山止工に治山堰堤という文字が入っておるわけでございますが、それが治山との境界になるわけでございますが、そういったことが地域の方々はなかなかわかりにくいと思いますので、こういったことにも、今後配慮してまいりたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(太田喜一郎君) よろしいか。  岸田委員。 ○委員(岸田昇君) わかりました。ということで、まず、その甲乙とか、甲災とか、単独災とかいうのは後日でもよろしいですので、我々もひとつお願いしたいですので了解しました。この被害状況の調査というのは対策本部自治会長職員直営でというようなことで言われましたので、細かくは調べておられると思うのですけども、これ、このような形であがっております。職員でも確認しましたというのをその報告はしたけれども、では、それの確認した決定事項はきちっと自治会のほうに確認したよということですけど、対応でどうのこうとかいうようなことは全く、そんなことまでは書けないので、この箇所、こういう形で今度の災害は確認しておりますというようなものをお出しになるのかならないのかいうところです。というのは、仮に私の例で言いましたら、今日もたくさん写真等では地元から出ましたけども、その辺のところはどういうように把握されておるのかということでも、あとでは確認されると思うのですけども、例えば、清住の達身寺の下の市道特別町道について、あそこの河川との土手との接点のところあたりですね。ちょっと陥没しておるのです、土手が。そのようなものも確認されたのか。その上には今度、山間部は雨がおさまって、ある一定ではなかったら山へ入っておられないのです。それで役員さんたち、区長さんもなかなか大変なので、多忙なので、一時おさまったら行こか行こかということで、まだ日延べさせておられるところもあったりするとは思うのですけども、そういう形で、まだ報告等もされてない。例えば郷付なんかのところでしたら上がれないのです。では郷付なんかは、ここが郷付のほうは、今度は林道になりますけど、仮にですよ。そういうところはまだ行っておられないところで、今回やっと行けたから確認してきたと。そこをそういうところについては市の職員の方も今後上がって見られるようなことは体制としてあるのか。そういうようなその確認漏れというものがあったときとか、まだ確認ができかねているというところがあるのか。それを追加で入れられるのかどうか、そういうようなとこをまず聞かせてほしいというように思います。 ○委員長(太田喜一郎君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(荻野耕作君) ご指摘の部分でございますが、林道、それから作業道、こういった部分についてご報告いただいてる分、もう1日の午後からずっと現地確認等担当課でも確認に回らせていただきました。それとともに自治会長さん、また農会長さん、こういった方からもそういう被害報告がきている部分がございます。それと報告はいただいておりますが、現地確認がまだ追いついてない部分もございます。こういったことについては順次、今も現地確認に回らせていただいております。今後につきましても、その林道、また作業道、まだまだ報告なりいただいてない部分がございますので、その辺は、また今後、報告をいただく中で現地確認等をさせていただきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○委員長(太田喜一郎君) よろしいか。  建設部長。 ○建設部長大隅保夫君) 建設部につきましても、すべて職員で回ったと言いましても漏れておるところもあろうかと思います。大きな被害につきましては、自治会長さん等からご報告いただいておると思っておりますが、漏れておる箇所等がございました場合は、そのつど現地調査等をさせていただきまして、その9月3日時点で国のほうへの申請は終わるわけでございますが、小規模なものにつきましては、市単等で対応できるようにさせていただきたいと思っております。  自治会への周知でございますが、要望書等でいただいたところにつきましては、この箇所につきましては国のほうへ申請しますとか、どういった方法で直すように考えていますとかいうようなことで、ご返事をさせていただいておるわけでございますが、電話等でお受けした自治会につきましては、まだすべて、その復旧の方法等につきまして自治会のほうにご返事ができておりません。今後、随時測量等の作業に入ってまいりますので、その進捗にあわせまして、自治会のほうにもその辺の報告を申し上げたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長(太田喜一郎君) 岸田委員。 ○委員(岸田昇君) えらい両方に重なって質疑してますので申しわけないですけど、とりあえず区長さんも2、3日前だったか、あるところから電話いただいて、それやったらすぐに管理のほうに電話されたらと言ったら、すぐに、そこは把握されてなかったと思うので、すぐに見えたんです。そういうことで迅速な対応はしていただいておるということで、区長さんからはそういうことで返事はいただいておるのですけど。そういうことで、まだまだ区長さんも連絡をどういうようにしよかなというようなところで、また、ほっと忘れておられたりしてのところがありますので、そういうところが逆に今度、自治会のほうでは区長さんが何や言うたか、言わへんだか、お前、対応どうやとかいうて、また言われるので、その辺のところは、また自然災害のところなどで、先だってのような形で迅速に対応していただいたらということでも言わせてもらっておりますので、あとからでも報告があって確認すれば、また、そういうような対応していきますということも聞いてますので、それで安心はしました。  それとこの統合整理というところで成松のね、犬岡のところ、あれ見せていただいたのですけども、あれの管理はここには書いてないけど、これによって状況はどうなってるのか、聞かせていただきたいというように思いますが、どこか書いてありますか。書いてあるのだったら言うていただいたらええのやけど、まず聞かせてください。 ○委員長(太田喜一郎君) 建設部長。 ○建設部長大隅保夫君) 東部雨水ポンプ場、13ページでございますが、これにつきましては下水道の施設ということで市の下水道財産ということ、市直営での管理施設でございますので、地域のほうへの委託はいたしておりません。民間の会社のほうに委託をしております。住重環境株式会社のほうに市から委託を行っておるという状況でございます。  以上です。 ○委員長(太田喜一郎君) 岸田委員。 ○委員(岸田昇君) そしたら、この住重環境株式会社に預けられておるということですけども、ここは一部であって、もう一切合財ポンプアップなんかのところとか、すべてをひっくるめて6千何百万円でしたか、もっとでしたか。とりあえずそういう形であげられておる分ですね。その中の一つとして、ここに入っておるということでしていただいておるいうことですね。これはもう僕よりも地元議員さんおられますので、そちらのほうがよくご存じなので、また、お尋ねになると思いますけども、住重環境株式会社がということで市直営としてやっていただくいうことだけ確認しておいて、僕は終わります。  以上です。 ○委員長(太田喜一郎君) ほかにございますか。  足立委員。 ○委員(足立修君) 今回どういうのか、青垣は三国山から中国山地からの延長線上のラインで大雨が降って、従来のその断面積では対処できない、うちらの集落も、里道も全部、大体その断面積も不足なんですね、結局。それらを災害というわけではないのやけども、それ水が越したり、あるいはずっと川が流れ込んでるのやけども、それらはやっぱり、これからの時代もう少しどういうふうにするかということは、地元と防災の面から考え直していかないと、今までのその水路では役に立たないようになってくるのですね。その床下浸水になったり、いろんなその状況が出てくる。その対策をやっぱり改めて考え直していかないかんというふうには思うのです。従来でしたら地元施工で30%からぐらいの、20%のいろんな農業関係、あるいは土木のほうの補助金で地元が対応したりなんかしてやってきたところも、もう少し大きな断面積をしていかないと対応できないというような面が非常にたくさんあるというふうに思いますので、それは何とか考える方法があるのかどうか聞きたいというふうに思うのと。それから16年のあの台風のときに出た箇所と、例えばうちらの集落でしたら同じ箇所がやっぱり出水して、土砂が出てきて国道に流れ込んで、国道が通行止めになってるわけです。実際その地元におる者にしてみたら、県がしようが、市が単独でしようが、それは関係ないことであって、だけど、今こっちで言うてることが県に通じてるのかという気持ちがあるわけです。また地元の人間もそう思っています。県との調整で、その辺はどうなっておるのか。この間の23号でも出水し、土砂が流れ込んだ。今回も流れ込んでると。桧倉の例でも一緒です。桧倉の谷川でも、前回も同じような状況でした。今回も同じような状況なのです。ここ3年や4年でできることではないということではないと思うのです。それで、うちらの地域は大名草なんですけど、3カ所ほどの谷川から土砂が出てきて、通行どめに、今ずっとなってるのです。すべて、山の下を国道が走ってるから、皆その通行どめになっていくということの改良について、もう少しその県に対して言い方があるのやないかというふうに思うのです。  それからもう一つは、例えば今、稲土の話も出ましたけども、稲土の河口はもう溢れてるんです。それも結局、断面積が足りないのですわ、結局。見に行ったら溢れてました。あの橋から下が。それについてでも、もっと川幅広げるとか、何とかしないと、その23号の台風のときと同じなのです。そやから、ずっとあそこら辺の人はもうあきらめてるような感じですけど。そういう対策を県と、もう1回やり直す必要があるのではないかというふうに思うのですけども。それと我々は、市の建設部を通じてしかわからんかも知れへんのやけど、やはり県のそういう土木と、県会議員入れてもよろしいけども、調整と言うか、これはどないなっておるのやということをちゃんと追跡していく場を、やっぱりつくってもらいたいと。それはこっちの議会側がつくるべきなのか、それともそっち側の協議会的なものをつくっていくのか。旧町のときには、産業建設常任委員会の委員やっていた時には必ずその道路の問題について、あるいは河川の問題にしても、柏原土木から年に1回か2回は出てきて、この路線については協議会があって説明してました。それ市になってから、それ一遍もない。やっぱりそういう場をつくっていかなければ、県のほうは直接に住民から言われないものやから、言うたらいかんけど、中二階で何もやってないのと一緒だと思うのです。だから、やっぱり市民の声が直接に受けられるのは私ら議会なんやから、議員からでもいいから、県のその担当のところへ、もう少し強く言えるような場をやっぱりつくるべきやと思うのですけど。  以上です。 ○委員長(太田喜一郎君) 建設部長。 ○建設部長大隅保夫君) 最近の降雨パターンが非常に変化してまいりまして、日本国中でございますが、今、国のほうも大変苦慮いたしております。平成16年の台風23号でございますと、時間当たりの最大雨量が31ミリでございましたが、今回はそれが65ミリになるなど、時間雨量は今回、台風23号に比べますと多いのですが、この連続雨量が、今回は150ミリと。台風23号のときは208ミリというように、大変降雨パターンもいろいろございまして、そのたびに新たな河川等の整備していくわけでございますが、なかなかそれが追いつかないというのがご承知のとおりでございます。河川の場合、何年に1回起こる雨に耐えられるかという治水安全度というのがございますが、これも非常に30分の1を割るような河川が全国的に非常に多いというようなことで、この降雨パターンに伴います施設との関係、これにつきましては、国もこの問題につきまして非常に苦慮いたしております。丹波市におきましても同様でございます。一度にこの降雨パターンの変化に伴う施設整備というのは非常に困難であろうかと思います。大体の施設が時間雨量40ミリ程度で設計してきておるのではないかと思っております。そういったことで、今後、こういった降雨パターンの変化に伴う対応をどうするかと、これにつきましては、まだ、これから真剣に考えていかなければならない課題であるというようには思っております。ただ、被災を受けましたところ、先ほどの青垣の桧倉のように河道が閉塞されたというようなところにつきましては、では次の河道閉塞を防ぐためにどういったことを今とるべきなのか、そういった再発防止、この策については建設部としても被災箇所の原因を洗って、究明して、そのとるべき対策はとっていきたいと思っております。高源寺谷川につきましても山すそが表れておりますので、そういったところにかごマット等を施工するなどして再発防止の策は、これは個々の被災状況を見て考えていきたいと思っております。  それから、県との関係でございますが、兵庫県のほうへも市民からたくさん声が今、寄せられております。丹波土木事務所のほうも被災状況等、それから河川状況を見まして、河川の状況等も承知をいたしております。現地のほうへのお声をかけていただきましたらば、建設部を通じまして兵庫県のほうからもきていただきますようにできるだけさせていただきますので、声をおかけいただいたら、県のほうも出かけてまいります。ただ、県のほうは、「なかなかお金がない。」というようなことをすぐ市民の方にも言っておりますが、やはり現地のほうを県の職員も見ていただくのが一番だと思っておりますので、建設部も県の職員の方に現地にきていただくように、機会あるごとにお願いしております。  回答になりませんが、以上のようなことでお許しいただきたいと思います。 ○委員長(太田喜一郎君) 足立委員は協議の場所はもてないか言われているのですが。  足立委員。 ○委員(足立修君) 議長なり、またその段階で、また一緒にものを考えて、県会議員もみえてそういう場がつくれるのやったらつくっていただきたいというふうに思います。 ○委員長(太田喜一郎君) 副市長。 ○副市長(永井隆夫君) 県との調整会議につきましては、建設部は年に数回やってるんです。これは市の懸案と県の事業調整をやるという中で、市の思いをやっぱり県にも伝えていって、それを事業化していただく、それが目的でございます。また県の事業も、やはり市の協力がないとなかなか進まない点もあります。それを一緒にやっていこうというような目的で、今年も5月に1回やらせていただいた経緯がございます。その中で足立委員おっしゃったように、議会に市と県の職員がきて、それで災害の例えば報告をする。あるいは全体の県の事業計画を報告する。そういうことやというふうに思うのですが、多分議会に直接言うのは非常に難しいのではないかなという中で、例えばいろんな期成同盟会、これは当然、県もきている中で事業の進捗状況の報告とか、あるいはこれからの予定とか、それは、例えば今の加古川の本線の改修でもやっておることですので、それは対応できるというふうに思います。それから今回、例えば国道429号が交通どめになって、地域の方にご迷惑かけている。それについても、やはり工事の進捗とか、あるいは今後の予定とか、あるいはいつ通行どめが解消できるのか、これはやはり地域の大きな課題でございますので、これは市を通じて言っていただければ、当然、説明の機会は持っていただけるというふうに思います。ただ、一般的に議会に乗り出して、そしたら県の説明をするいうのは、それはどうかなということがありまして、逆に市は県の事業計画をいただいてますので、例えば年度当初に記者発表される、それを用いて県の事業概要を説明をかわりにさせていただくと、こういうことは可能というふうに思います。ということで、特別こういう箇所について聞きたいということがあれば、市が窓口になって調整をさせていただきますので、その辺はご理解いただきたいというふうに思います。 ○委員長(太田喜一郎君) 足立委員。 ○委員(足立修君) そういう期成同盟会が今、他府県、他町、他市との関係のあれだけやから、もう少しこの議会内の中の問題かも知れませんけど、研究してつくっていくように、市のほうも協力をしていただきたいと思うのと、それから、先ほどの繰り返しに一部はなりますけど、地域の防災計画が、やっぱり今立てられて、一応ね、もういただいておるのです。何か絵に描いた餅になってしまったのと違うかいなという思いがするのですけど、今回のことについてはですよ。もう少し地元の要望として、地元に毎日住んでる者はわかるわけです。いつ、ここが溢れてるとか、ここが危ないとかいうことは。その地元の自治会等の役員、あるいは建設委員とか、いろんな者おるのです、区長やら。そこらと十分に協議したりしてつくったのか。それで、それにつけて優先順位をちゃんと立てて、これは市がやる分、これは県がやる分、あるいはこれは国の要望とかいう、そういう仕分けをして、きちっとその事業が進んでいるのかどうか。全然こんなもの危ういなというふうな思いがするのです。それで今回のことは一生懸命やっていただくとしても、今後の今、私が申し上げましたようないろいろな、その山から土が出てきたり、通行どめになったいうようなことについては、これずっと何回もあるからです。そのことについて、やはり地元と協議をして、それがいつ、来年せえとか、再来年しろとか、それは予算の関係があるから難しいかもしれません。しかし、地元の人間としてはあと3年後、あるいは4年後にはそれができるのだという一つの見通しは、やっぱり欲しいわけです。それは住民に対する説明になるのですよ。そういう機会をちゃんとつくってもらいたいというふうに思うのです。そこらはどうです。防災計画について、その辺のところをもう1回見直して、地元と協議をやり直してほしいのですけど。 ○委員長(太田喜一郎君) 副市長。 ○副市長(永井隆夫君) 地域防災計画、これは全市でつくって、その中で避難、それは地域の中で自主防災組織を通じてやっていただくとか、そういう体制をつくっていただくことがベースになってます。その中でおっしゃった、今の雨の降り方が非常に変わってきている。例えば今回、60ミリの話を建設部長しましたが、それは柏原でありまして、例えば青垣でありますと76ミリなんです。これは従前、平成16年のときも非常に豪雨だったということですが、それは31ミリであったということで、もう全然レベルが違う。これについて、施設で対応いうことは非常に、今の状況の中では難しいということなのです。今回、甲災、乙災ということで、これはあくまでも原型復旧なんです。改良系を加えますと、例えば青垣で改良要素を加えて80ミリの雨に対応できるような改修をやりますと、それが全部下流に行ってしまうということがあって、これは延々と加古川の河口まで対応しなければいけないということで、非常に全国的に問題になってる課題であります。それについては、なかなか今の国の補助基準の中では対応しかねる部分があるという中で、それを市の単費でやってしまうのかということであれば、これは、また青垣でやった部分が氷上、山南に非常に影響を及ぼすということで、今度はまた、違うところで溢れるんです。そういう経緯もあって、大体通常のベースの中では建設部長言いましたように、40ミリとか、あるいは市街地であれば50ミリ程度の雨に対応できる水路整備をやっていく。ただ、今回、足立委員おっしゃったように、青垣は非常に水とあわせて土砂の流出があった中で水路が埋まってしまった。そのために水路が溢れて道路が水浸しで、その周辺も水浸しという状況やないかというふうに思ってます。いつも同じ箇所という中で、そういう意味では、どこが問題点なのかということもある程度、地元の方よくご存じということもありますので、その復旧方法については、今日も現地見ていただいた中で、やっぱり水路が非常に急に曲がってるところもありましたという中で、それについてはある程度の改善要素も入れて、対応も可能というふうに思いますので、個々のケースについて、これは県、これは市、お互いの調整がどういうふうにできるのか、それを地域も入れて検討をやっていくべしというふうに思いますので、今後そういう箇所については、できるだけ地元も入れた中で調整をさせていただきたいというふうに思っております。  以上です。 ○委員長(太田喜一郎君) 足立委員。 ○委員(足立修君) 大体そういう方向でいいので、進めていただきたいと思うのです。それで建設部のほうも職員の方々は、それぞれ地域の担当があったりして把握をしていただいておるので、あとはやはりその地域の住民が先言いましたように、もっと見通しが立てられるような計画を一緒になって考えていくという、その姿勢をとってほしいと思うんです。できるだけ早く地元優先でしてほしいという気持ちはあるやろうけど、そこら辺の話し合いで。いつまでもほっとくわけではない、「また同じところ、また出ておるやないか。」、そういう話を私ら聞きたくないんで、そういう対応を、また、よろしくお願いします。 ○委員長(太田喜一郎君) ほかにありますか。  広瀬委員。 ○委員(広瀬憲一君) 青い紙のやつの表紙の5ページなのですけど、この河川の管理施設の一覧表でお尋ねしたいのですが、もともと排水機とか、ポンプとか、下の樋門なんかについては災害時にどう対応するかいうことで、これが生きてくるのや思うのです。だから、その普段の管理をきちっとしていただいておいて、いざというときに動くようにしておかなかったら、何の話にもならないわけで、今回のように、例えばここに書いてあるように、市の関係では犬岡の排水機場、あるいはそれに関連して今、話が出てた下水の関係やけども、東部雨水ポンプ場。一気にあそこら辺が止まってしまうと、水が溢れることはわかりきった話で、ここに書いてあるのを改めて見ると、地元にまず委託してるわけです。地元いうのは各自治会であったり、振興会であったりするわけです。そこのところにどう委託して内容が書いてあるのですね。「毎月点検、緊急時に出動ができるように」こういうふうに書いてあるわけですけど、実際に毎月点検していうようなこと。あるいは緊急時にどう処置ができるかという指導が実際どこまで市からやっているのか。もう任せっきりになっているのと違うかと。だから今回のように雷が落ちた、機械が止まったいう時点で動かなくなって弱っているときに、状況がえらいことやとなってきておるので。何のための委託になっておるかわからない。  それで、それと業者委託を関西電力保安協会にしてるわけですけれども、これも例えば地元の振興会なり、自治会に委託をして、今度はそこから業者に委託をしているのか。そうではなくて、市から地元管理をお願いしておいて業者に、また委託しているのか。ここら辺がどういう構造になってるのか。あるいは、例えば一番上であれば、稲継自治会に31万円何がしかを払って、その中からそこの自治会が業者に委託をして15万7,000円払っているのかどうか。これは市が別口に出しているのか。それで合計足したら47万円ほどになるのですか。もうちょっと内容説明をしていただきたいので、やっぱり業者にそれ委託した場合は、①②とこれやれるわけですから、普段からこれやってたら非常時に機械が動くはずです。だからいつもなんやけども、災害時に問題が起きるので。話にならないのです、これ委託してちゃんとしておるつもりやけど。だからペーパー上のかっこうだけになってしまっているのではないかと。そこら辺の緊急時の対応としては、どういう指導をしていってるのかということを、まず、そこら辺のことを説明してくれますか。 ○委員長(太田喜一郎君) 建設部長。 ○建設部長大隅保夫君) まず、最初にこの5ページの表でございますが、それぞれの自治会への委託と関西電気保安協会との関係でございますが、これは別々に市と契約いたしております。関西電気保安協会につきましては電気事業法のほうで保守点検を義務づけられておりますので、そちらのほうで受電につきまして、関西電気保安協会のほうと電気受電につきましての委託契約でございます。  それから、この地元に最終的にお願いをいたしておりますが、この稲継排水機場横田排水機場、それから犬岡排水機場氷上インターチェンジ調整池の排水ポンプにつきましては、加古川の整備が非常に、今、引堤等も取り組んでおるわけでございますが、台風23号の被災を受けまして、市の職員も現地のほうに行くようにいたしております。まず駆けつけていただくのは地元に近い関係で、まず地域の方に駆けつけていただくわけでございますが、市の職員もこれらの施設につきましては職員が駆けつけまして、その対応をいたしております。今回の犬岡排水機場のように、トラブルに際しましては、市の職員が傷んでおるところを直してくれると思われるそれぞれ業者のほうに、それぞれ電話等でお願いをいたしまして、その専門業者のほうにきていただいておるというわけでございまして、この緊急で機械が動かない場合も、それぞれの地元の方に対応しろというのはちょっと酷でございますので、そういった不具合等で動かないような場合、それから重大な故障等の場合がございますので、そういった場合は、市のほうの職員が対応するといったことで管理のほうを行っております。  以上です。 ○委員長(太田喜一郎君) 広瀬委員。
    ○委員(広瀬憲一君) そうしたら、その緊急時の問題が一番肝心なのですけれども、今回なったような、今も説明あったように、誰か責任者がそこへ行って見て、傷んでおるわ、あがらへんわとこういうことになって、市のほうに連絡があって、市が行って、業者も行ってとこういう段取りになっておるわけやね。そのときには、もう間に合わない。そうやから今言ってるように、委託内容を両方見たら、普段からの点検、あるいは委託業者は、普段から自家用発電機の点検をしておらんなんはずなのやね。急にそのときになって災害になってから動かないということのが問題やって、そういう点検は不可抗力なのかどうか。でなかったら点検代払って委託しておる理由にならない。普段の何にもないときに委託でお金だけ払っておったって何のことないて、これは非常時の事態のときに動くための委託をお願いしている。今回だけではなくて、いろんなときにそういう動きができてないというのか、災害になったら、そのとき事前に受けている業者なりが回りよるのか。誰かから連絡があったり、市から、こうなっていますのできて下さいといってくるのか。そういうのやったら委託する必要ないわけです。そのときだけ修理にきてもらったらいいのだから。だから、そこら辺のことも大したお金ではないんですけど、両方寄せたって、どっちも50万円ちょっとぐらいのものなので。でもそこら辺をどうしているのか。例えば、それから今言ったようなインターチェンジのところの4万1,100円ですけど、振興会に出してる。これなんかについては、もう業者委託してないですね。これは何かあったときには、もう振興会が点検しておいてもらったら間に合うということなのか。そこら辺もちょっと。それと重ねて、先あった東部雨水ポンプ場なんか直営ですと。それで業者に直接委託してますと。そしたら、今回みたいに機械が止まったいうのは、誰が発見して、誰がどこへ言うていくのか。これ地元が行かなかったら、市の職員が見つけるか、その業者が回ってきて見つけるか以外に方法がないのやけども、ここら辺も。災害時にどういうような段取りになっておるのかいうのが、今回みたいにもうあかんのや、傷んだいうて言うておったのでは、ポンプはできへんのやから。そこら辺のことも含めて。  それと、もう一つは、葛野川のほうに昔から犬岡の樋門がある。あれは地元に聞いたら、「何か知らないけど、いつの間にか地元が開けたり、閉めたりしよるのや。」とこういう話でした。「いくらかもらっておってん。」言うたら、「いや1円ももらってないで、コーヒー代ももらってないで。」いう話やった。それで、「ああそうですか、それは奇特なボランティアでありがとう。」いうて言うておったのやけど、あれも、そこら辺の管理がはっきりしておらないみたいで、ただ、「あそこの地域の犬岡の人が交代で当番して、見に行くようにしておるんです。」という話やった。そこら辺もどういう管理しているのか、重ねてそれも一緒にお尋ねしておきたい思います。 ○委員長(太田喜一郎君) 建設部長。 ○建設部長大隅保夫君) まず、氷上ICの調整池の排水ポンプにつきましては、関西電気保安協会のほうの委託はございませんが、これは電気の受電の関係でその必要がない。犬岡排水機場の中で一緒でございますので、この中で含まれておるということでございます、受電のほうは。それでこの氷上IC排水ポンプとして一つだけでなく、犬岡排水機場と一つの機械で動かしておるから必要ないということでございます。それから、この犬岡排水機場の今回の不具合でございますが、これは自家発電機も動きましたし、受電もいたしておりました。しかし、ポンプが動かないといいますのは、このポンプの起動するのが水位を感知して自動で動くということでございますが、今回、その水位を感知する電子基盤が落雷で故障したということでございまして、それが故障したから、今度、手で強制的に動かすという装置がございませんでしたので、その電子基盤の回復のほうの故障を直さなければならないということでございましたので、それに時間を要したということでございます。  それから犬岡の樋門等の管理でございますが、樋門の管理につきましては加古川水系、竹田川水系にたくさんございますが、それぞれ設置した事業がございます。土地改良事業で設置すれば、そこの土地改良区のほうで管理いただいておるとか、それぞれの自治会とか、土地改良区のほうで管理をいただくというルールで行ってまいっておりますので、それぞれの事業にあった自治会、かかわっていただいた自治会のほうにそのまま管理をお願いしておるということでございます。排水機場につきましても産業経済部のほうの資料にございましたが、母坪の排水機場につきましては、これは土地改良事業のほうでつくられたというようなことで、この県のほうの建設部のほうの管理の施設に載っておりません。機能は同じ内水排除でございますが、それぞれの事業でつくられたところ、関係で管理のほうについても、そのまま引き継いでいただいておるということでございます。樋門の管理につきましては、地域の方々のお力をお借りしなければ管理することが不可能でございますので、犬岡の樋門につきましても、犬岡のほうでそうして管理していただくのが非常にありがたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長(太田喜一郎君) 広瀬委員。 ○委員(広瀬憲一君) 先から言うておるやつがちょっともわからない。いざ災害が起きたときに、それぞれの排水関係の機械を機敏に動かせていただくようにしようと思ったら、最終的には、そのチェックに行くのは誰が最終的に行くのですか。業者が行くのか、地元の振興会が行くのか、市が行くのか、誰が見に行くのですか。例えば、ここは水が溢れ出したと。ポンプ見に行かなあかんとか、そういうようなときは一番最初、誰が行くのですか。責任としては。そういうのがあいまいやから、もうひとつ傷んでから行くようになってしまっている。 ○委員長(太田喜一郎君) 建設部長。 ○建設部長大隅保夫君) 犬岡排水機場につきましても今回、一番に駆けつけたのは建設部の職員でございます。それから少し遅れて地元の方もきていただいたというようなことでございます。先ほどから言っておりますように稲継排水機場横田排水機場、それから犬岡排水機場、氷上IC調整池の排水ポンプ稲継樋門、高谷樋門につきましては台風23号以降、建設部の職員がそれぞれに配置するようにいたしております。不具合が起きました場合、点検等を行ってるわけでございますが、やはり不具合が起きました場合ございますので、そういった場合は、それぞれの専門業者のほうへ連絡とったり、そういったことも建設部のほうの職員で行っておりますので、今回は落雷という不可抗力でございまして、落雷を受けて手動で操作するシステムがなかったということでございますので、そういったシステムが付加できないかということを現在検討いたしております。そういった設備があれば、手動で強制的に稼働ができるであろうと考えております。東部の雨水ポンプ場につきましても、下水道課の職員が駆けつけるようにいたしております。そういったことで職員のほうを手分けして、それぞれの施設のほうに駆けつけるようにいたしております。  以上でございます。 ○委員長(太田喜一郎君) 広瀬委員。 ○委員(広瀬憲一君) そうしたら委託しておるのは、本来どういう目的でこれ見たら、そのいざ言うたら、職員が駆けつけて、それぞれ対応していっていると。それであとからその管理委託していただいている地元なり、業者が来るということでしたけど、そうしたら、これはどうなんですか。緊急時には当てにしてない。普段の日常を見てもらうための委託、草刈りしてもらったり、錆びやちょっと傷んでいるかどうか見るのわからないので。どういう目的で委託して地元にしたり、業者にわざわざ委託しているのか。そこが先見つけてくれなかったら、職員があんな丹波市全域に災害時に前もって、だっと点検に行けなんて言うたってできないでしょ。そこら辺のことをもう少し指導なり、お願いになるのかどうかわかりませんが、もう少しきちっとした管理指導。ここは河川の管理施設一覧になっておるのだから、管理施設の指導をきちっとできる方法を考えてくれないと。どうしても仕方がなかったら、市役所の職員がだっと行くんやということで、それもそれでいいのですけど、そうしたら委託内容をこんなこと書いて、何百万円も払う必要なくなってしまうわけだ。たまにシルバーに頼んで草刈りしてもらったらよいぐらいのことになる。そこら辺のことをもう少し指導的管理をどうするかいうことを、きちっともう一遍、足立修委員やないけど、災害時の管理なんかについて、もう一遍考えておく必要あるのと違いますか。  それと、もう1点、樋門について例えば稲継、稲畑と四ケ村については、委託管理ということでそれぞれ自治会にお金を出している。例えば稲継の自治会なんかは、その水が出たときには、あそこへ行って、当番の人が樋門を閉めに行くという話、前も聞いたんやけど、それによって委託しているからこういう当番制があって、自治会に委託してお金払っているわけですけれども。この二つ以外には樋門の管理に払っているところはないのですね。あとはもう言うたらボランティアでお願いするということなんですね。その河川の管理について、もうちょっと責任の度合を決めてきっちりしておいてもらわないと、毎年起こるのでは、市が、災害が起きたら、どこが責任とっておるのやろとこうなるのやけども。 ○委員長(太田喜一郎君) 建設部長。 ○建設部長大隅保夫君) 今回、市の職員が犬岡排水機場、先に駆けつけたわけでございますが、これはもう地元の方も委託をお願いしておるところの方も駆けつけていただいております。今回、3号配備まで丹波市のほうが発令されましたが、建設部のこの犬岡排水機場担当、ここへ行くのだということを、もう既に決めておる職員があるわけでございますが、この職員が非常に危機管理意識が高く、みずからその発令の前に向かったというようなことで、地元の方よりも早く着いております。市の職員がこういったことで現地に向かいますが、やはり遅れる場合もございます、いろんな事情で。やはり、この地元の方々が雨の降り方、それから増水の仕方、そういったことがいち早く感知できますので、やはり緊急時の出動は、この地元の方々に委託しておる方々にお願いをしていきたいと思っております。  それから樋門のところへ行きましても、排水機場へ行きましてもスイッチだけではございませんで、逆流防止の樋門を閉めたり、そういった操作がいるのです。1人よりも2人、2人よりも3人のほうが操作も早くできるわけでございまして、市の職員もそういったことを地元の方々と一緒に、犬岡排水機場では行ったということでございます。  それから樋門でございますが、ここで出ております稲継樋門高谷川樋門につきましては河川構造物という位置づけでございまして、河川の高谷川の本線をせき止める樋門でございますので、通常のこの河川の堤防に穴、樋門、排水路とか、砂防河川とか、そういった流れてきております川の樋門と違いまして、高谷川本線をせき止める破り防止の樋門ということで、県のほうからこの委託金が出ておりますので、この二つの樋門については自治会のほうにお願いいたしております。残りの樋門につきましては、それぞれの地域の方々で守っていただいておるというのが実態でございます。  以上です。 ○委員長(太田喜一郎君) 広瀬委員。 ○委員(広瀬憲一君) この間、先に行って排門に行った現地で、例えばここの中央地区自治振興会のお願いを今、しておりまして、3名の方のほうに氏名を出していただいておりますやけど、3名は誰。 ○委員長(太田喜一郎君) 建設部長。 ○建設部長大隅保夫君) 氷上町成松の〇〇〇〇さん、それから同じく成松の〇〇〇〇氏、それから氷上町西中の〇〇〇〇氏、この3名の方が自治振興会のほうより操作員ということで報告いただいておるわけでございます。 ○委員長(太田喜一郎君) よろしいか。ほかにございますか。  岸田委員。 ○委員(岸田昇君) この氷上インターのこれについては保安協会いうのは犬岡のほうに入れているんだ言われたけど、これ腹通しという、これ国から預かって、それで市があって地元ですやろ。それ犬岡のほうは市の財源をもって地元ですやろ。この辺のところをはっきりしておかないことには、これ国のほうのやつと、上で17万円あげといて国からのは保守点検料はいらないのだと。いるのですやろ、保守点検は。いるのだったら、ここに対するちゃんとした行政委託の費用をあげて、国からのもので賄いつけなおかしいのやないですか。その辺どういうように考えておられる。これ今まで決算、こんなことばっかりしてきたな。そこまで中身聞いてないです、決算のときは。どうなってますか。 ○委員長(太田喜一郎君) 建設部長。 ○建設部長大隅保夫君) ただいまのご質問につきましては、管理課長のほうからお答えさせていただきます。 ○委員長(太田喜一郎君) 管理課長。 ○管理課長(荒木耕作君) 岸田委員さんのご質問でございますが、排水機場につきましては5件あるわけでございますが、これは県から、それから市というふうに委託を受けております。それで関西電気保安協会とは県のほうが契約をしまして、その代金を市から支払うという格好になっておりますので、この5つの施設につきましては5カ所とも同じ定額となっております。  それから犬岡排水機場のほうでございますが、これにつきましては市の施設になっておりますので、市と関西電気保安協会、こちらのほうで契約をいたしまして17万730円の支払いをいたしております。  それから氷上ICの排水ポンプにつきましては、これは先ほど部長が申しましたけれども国のほうが直接払っておりますので、市の、ここの欄につきましてはゼロで計上いたしております。  以上です。 ○委員長(太田喜一郎君) 岸田委員。 ○委員(岸田昇君) いや、それやったら括弧して金額だけ入れておけばよろしいやないの。整合性があるの、ほかと。その辺のところ全然チェックされてないの。国が直接なんでしょ、ここは。上の5件は、県が要するに、私、市会議員になってから覚えたんやけど、腹通しというやつですね。県から市がこうあってそのまま、関西電気保安協会へ行くんです。国のほうのは関西電気保安協会へ国が直に払っておられるのですやろ、今、そういう説明でしたね。それは一応把握されておるのですか、金額は。全然知りませんでは、言いながら地元自治会には、関西電気保安協会は同じように扱われておるけども、この犬岡の17万円いうのは機種も大きいから高いのかなと思いながら、ではこれはどうなんかなと思っているのですけど。また一度確認ができていなかったら、どのぐらいの契約なのかいうので一応括弧書きでもして、把握はされておく必要はあると思うので、また、されてなかったら、また、今後教えていただいたら結構だと思うのです。 ○委員長(太田喜一郎君) 管理課長。 ○管理課長(荒木耕作君) 犬岡の17万円につきましてですが、これにつきましては市と関西電気保安協会が直接委託契約をしております関係で、市の場合、3年間の契約を行っております。  それから加古川水系の5つの樋門につきましては、これは県のほうが契約をしておりまして、5年間の契約期間というようなことで、3年と5年という部分で多少の差が出ております。  それから先ほど岸田委員がご指摘になりました一番下の氷上ICにつきましては、また調べさせていただいて報告をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長(太田喜一郎君) よろしいか。  岸田委員。 ○委員(岸田昇君) ということは、先ほど部長の説明は間違いですね。こんな17万円いうたかって案分しておりますいうことはないのやね。  それと3年と5年で2万円から違うのですか。また、それも研究しておかないといけない。何もこんなもの1年、3年でどうのこうのではない、5年でもずっと今まで委託した仕事ですやろ。そしたら県が15万円でできて、市がなんで17万円払わないといけないのかということになってくる。その辺のところも研究してください。お願いします。 ○委員長(太田喜一郎君) 建設部長。 ○建設部長大隅保夫君) 先ほど犬岡排水機場の関西電気保安協会との契約につきまして、氷上ICの調整池を排水ポンプの点検も含んでいるようにご説明申し上げましたが間違っておりました。訂正させていただきたいと思います。氷上ICの調整池の排水ポンプにつきましては、国が直接支払っているということでございます。  それと3カ年契約と5カ年契約でこういった金額に差が出てまいります。こういったことにつきましても研究をしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長(太田喜一郎君) 広瀬委員。 ○委員(広瀬憲一君) うっかりした答弁いうのはあいまいにしないでください。さっきはあなたそう言うてやから、なるほど15万7,000円やけど、ほかは17万円なので1万何ぼでここへ入っておるのかとそういう説明で聞いて理解したわけ。よく聞きよったら違うんやで。そんなええ加減な説明したらあかんわ。とりあえずそう言うておいたら終わるというようなもんやないので。今、岸田委員が聞いたら、おかしいないうて、おかしいわな、そら。そういう委員が知らんやろうから適当にいうのはやっぱりいけないので、そこら辺のことをあいまいにせず、きちっと答弁してください。そうでないと私は今の話がなかったら、もう15万7,000円引いた残りが下の国のICの調整池の分の委託料やというて、今ここに金額1万3,000円いうて書こうとしておりました。違うのや、別々のもんです。そこら辺をやっぱりあいまいに言わないできっちり言ってください。このくらいなのでええけど。 ○委員長(太田喜一郎君) そしたら、それでよろしいか。ほかにありますか。  藤原委員。 ○委員(藤原悟君) お聞きしたいのですが、樋門のほう開閉テストが日常点検に入ってるのですけども、排水機場はこれポンプを実際にまわしての点検をされてるのですか。お聞きします。 ○委員長(太田喜一郎君) 管理課長。 ○管理課長(荒木耕作君) 五つの排水機場があるわけでございますが、試運転となりますと水利の状況なんかで、なかなかできないというのが現状でございまして、やっておられるところもありますし、今後やってみようと相談をかけていったところもありますし、まだ未実施の団体もあるような状況でございます。  以上です。 ○委員長(太田喜一郎君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) それと、あの普段の点検は自家発電がまわるかだけの点検で、ポンプの連動はできないと思うのです。災害前等、大雨の前等ですね、これやっぱり点検に実際にまわしてということも何かに入れておかないと、今後まずいのやないかと思うのですけど。検討してもらえますか。 ○委員長(太田喜一郎君) 管理課長。 ○管理課長(荒木耕作君) ただいまのご指摘につきまして、今後、地元のほうにできるだけ試運転を行うような指導を行いたいと思いますので、ご理解いただきますようにお願いします。 ○委員長(太田喜一郎君) ほかにありますか。  足立委員。 ○委員(足立修君) 先、訂正するほうに主に言うたのやけど、ここに三国嶽の林道の被害が出ておるのですけど、前の23号台風のときも被害が出て修理をしたのです。作業道についても、おそらくまだ入ってみたらたくさんあると思うのですけども、地域としてのものの考え方、ほとんどこの頃その林産物、おそらくここも修理をしたけども、それからあとに経済とお金となって、出てきたいうようなことは1件もなかったの違うんかな、木切ったとか、何とかいうことがもう。その山自身が作業道にしてみても、作業道は作業のためのものやから崩れても仕方がないかも知れへんけど。おそらくはもうこれ、次また何年かのうちにすぐこういう災害が出てきて、もう直しても。また一遍もお金にもならんのに、また、そこへ投資せんなんという状況になってくると。そやけど一方では、やっぱり何ぼか修理していって、使えるようにしておかないと仕方がないと、林道でも。それは結局、水道の水源の涵養しておるのと一緒なんです。結局、それは一つの山の対策だけではなしに水源の対策なんですから。もう少しその辺の補助率の見直しとか、いろんなことを考えていかなかったら、地域が全然この山から収入もないのに林道の修理したり作業するのにずっとしておらないといけない。直して修理を何ぼでも。産業経済部のほうか、あるいはまた水道部のほうからでも金つもりして、もう少し地域がそれを修理しやすい、維持管理しやすいような形をつくっていかないと、皆もう地域はほかしてしまいますよ、この林道にしてみても、作業道にしてみても。何か、お考えがあるのか。それで例えば、今回の場合これでしたら、どういう率で地元負担というのか、その地域負担やら災害復旧のあれができるんです。 ○委員長(太田喜一郎君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(荻野耕作君) 足立委員のほうからは、その例としまして、三国嶽の林道のことにつきましてご質問いただいたのですが、この場所だけをとらえてみますと、これまでも何回か災害等によりまして林道が荒れたというような状況の中で、県の治山の関係で堰堤等の計画もされております。そういう中で、その災害の防止対応というのはトータル的に考えさせていただきたいというふうに思っておりますし、その中で林道も、県との調整の中で、今後、対応をしていきたいというふうに思っている次第でございますが、今後とも、今ご指摘の林道というのは非常に丹波市内にもたくさんございますので、その分、市単独でもう全部持って直せるかいうたら、なかなかそれは非常に難しい部分がございます。やはり受益者負担と言いますか、林道という目的の中で、そこの所有者もおられるわけでございますので、その辺のご負担もお願いしながら、何とか災害に対応できるようなそういう林道の整備につきまして、前向きに取り組んでいきたいというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。 ○委員長(太田喜一郎君) 足立委員。 ○委員(足立修君) 昨年、水道の関係で質問をしたときに、前の副市長はそういう水源の涵養をしていくのに総合的に水道部だけではなしに産業経済部と一緒になって山の管理が、水源の対策を講じたいというふうに答弁されました。やはり今、今回のこういう災害があった機会というわけやないんやけど、やはり根本的に維持するための高齢化が進んでおる地域への本当のお金にはなってない、ようわかっておる思う。そんな地域から作業道やなんか使って、最近お金にならない山の、そこへどんどん金出していかんなん。受益者はもっととらえ方が違う。山持ってるから金になる。それはもう今の時代現実違う。受益者は水をいただいておるその市民のほうが多いかもしれない。だから、いろんな基金やら、いろんなものを活用して、そういう保全の方策を、視点を変えて、やっていただかないと、おそらくこれは、また3年も4年もしたら、今度また同じことが繰り返しになっていく。それはもう一遍にはできないけど、少しずつでも、やっぱり気をつけるという施策を市のほうで立ち上げていかないけないと思うのやけど、その辺のことを、これも森林組合も必要やけど、やっぱり市がリーダーシップをとってやっていってほしいというふうに考えますので、十分に水道、水源も含めて考えていただきたいと思います。 ○委員長(太田喜一郎君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(荻野耕作君) ご指摘の部分につきましては十分理解もさせていただいておりますし、今後、一番問題なのは人工林の部分の、それも高齢林化した45年生以上のものが非常に多くなっているという部分がございます。その課題というのは、保水力が45年生以上の高齢林になってきますと非常に衰えていくという、20年生とか、25年生とか、それからどんどん保水力が衰えていくという状況があるということは私たちも聞いておりますので、そういった部分を、そうしたらどうしていくのかいうたら混交林的な緑税を活用した事業によって、何とか保水力を保っていこうというような中で、緊急防災林事業もあそこに、三国の部分についても対応しておりますが、今現状として、あの災害の状況では、そういうものを全部流れてきているわけです。それでそういう抜本的な取り組みというのは今後、大切になってくるのかなという、人工林的な部分が、非常に災害が非常に多くなってきているというふうに思いますので、その辺、また緑税の活用事業等で、また、いろんな整備をさせていただきたいというふうに思ってます。 ○委員長(太田喜一郎君) 山下委員。 ○委員(山下栄治君) 今、その樋門の管理とかいうような話が出たのですけども、今ここに載ってる分の樋門については、県とか、国が市に委託して、市が地元にお金を払って管理をしてもらっておるというところなんですね。ところが普通の河川なんかにあっておる樋門は、やはり土地改良をした補助事業とか、いろんなことでそれは地元の人が管理をしているというところがたくさんあるわけです。それで実際問題、その南地区においてもそういう河川について前も話しましたけども、水が出たときには、そこへ24時間、夜中でもそこへ行って、水位の高さを両方測って、樋門を上げたり下げたりするというような形で、地元を守っていこうという対応をしているところが十分あるわけです。そういった中で今後の対応ですけれども、例えば今、朝阪のところは電動で樋門が下りるようになっておるのです。ところが場所によっては手動、ハンドル。あれはもう実際100回以上ずっとまわさないと上げ下げできないと。やっぱりそういう中で、一つは電動も入れて両方でいけるようなそういうことをやっていかないと、今後守っていく人、だんだん高齢者になりますので、非常にしにくくなっていくということもあるわけですけども、それはそこ場所がない、いろんな場所があると思うのやけれども。今後の方向性とか、対応として、地元の人の要望を汲んで、これからこの県との調整会議とかいろいろあるわけですから、そういう中でそういう話をしていくとか、そういうようなことは考えられないのかどうか。そこらを聞かせていただきたいと思うのですけど。 ○委員長(太田喜一郎君) 建設部長。 ○建設部長大隅保夫君) 一般的にお世話になっております樋門は、閉める場合は自重でどんと早いスピードで落ちると思います。あと何10センチかを回していただいて閉める形になると思います。上げる場合はもう回して上げていただくことになっております。佐野樋門等非常に大きい樋門につきましては、地元から電動化の要望等もございます。そういったところを、これから高齢化等を踏まえまして、確かにそういったことも必要ではないかと思っております。しかし、どういった方法でやっていくのか、土地改良の樋門であれば、地元の負担金もいただけるのか、そういったこともございます。それから県がこれから設置していきます樋門につきましては簡易な操作でできるように、そういったことも要望していく必要があると思いますが、すべての樋門の電動化につきましては、まだ課題が相当あろうかと思っております。方向性としては、そういった方向になっていくのではないかと思っておりますが、ただちに電動化に向けての設備を整備するというのは、現時点では難しいのではないかと思っております。  以上です。 ○委員長(太田喜一郎君) よろしいか。  山下委員。 ○委員(山下栄治君) ということは、その要望が上がってきているところは、積極的に考えていこうというような話になるのですか。 ○委員長(太田喜一郎君) 建設部長。 ○建設部長大隅保夫君) 土地改良区の施設につきましては、電動化についても地元担金等の話が出てくるのやないかと思うのです。そういった話が地元と折り合うのかどうか、そういったことが課題になってこようかと思います。  以上です。 ○委員長(太田喜一郎君) 岸田委員。 ○委員(岸田昇君) 犬岡のは落雷によってヒューズが飛んで、結局、回らなかったという説明です。今日も焦げたヒューズ見せていただいたのですけども。これほかの県なんかのやら、まだ、ほかにもありますわね、氷上のほかに他の下水のほうの関係のもある。同じそういう電気を使うものに、あそこだけヒューズが飛ぶんですか。何か機種が違うのですか。それともほかの機種は落雷があってもアースで引いて逃げるようになっておるのか。何が、あそこだけは雷が落ちるのです、不思議やね。その辺の何か答え求められました。アースがあったらいくのではないのですか。それもあの日も大きな雷なりましたか。気象データ調べられましたか。もっと先に焦げてたいうようなことは全然、いつ点検されたのか。そんなもん水がいっぱいになりよるから機械上げに行ったら、間に合いませんわね。当然、ああこういう気象状況でこういうことに使う、稼働せないかんなという前もって、その日のうちの時間差ででも点検をされますわね、どないなってますの。ほかの機種はなぜ落ちないのです。その辺のところはメーカーにも聞かれたのですか。 ○委員長(太田喜一郎君) 建設部長。 ○建設部長大隅保夫君) この犬岡排水機場につきましては新しい施設でございまして、国交省、あと県のほうでつくられておりまして、ほかの施設にはない水位を感知して、自動運転できるような設備がついております。そういう運転するということで、その水位を感知するところの基盤が落雷にあったということでございまして、ほかの施設につきましては、そういう水位を感するのではなくて、手で起動させるという設備でございますので、この犬岡排水機場につきましては新しい設備でそういったシステムになっておりまして、そういう違いがございます。 ○委員長(太田喜一郎君) 岸田委員。 ○委員(岸田昇君) 新しい機種で新しい機種だけ、そんな案外と点検も楽なように、稼働させるのに楽なような、いい機械なのですわね、言い換えたら。それが落雷があったと。それで働かなかったというけど、その働かなかったという、発見するときがちょっとおかしいですけどね。本当は天候なんかを見れば、もっと早く行って一度してみるとか、その水位があるかどうか知らんのやけども、それは全面的に回避できるということでもう1台つけられるのですわね。そういう対応するような機種をつけられると言われました。そういう財源はどこから、全部国から県から。市が持ち出すいうことはないですわね、当然。その辺のところも聞かせていただいて。ではそのメーカーもそんなとんでもないやつやね、それは。あれは放水しなかったために被害できたところはどこです。ダンスホールなんそんなん違うの。あそこらと関係ないの。あそこらのが影響でダンスホールなんかの浸水は関係ないのか。  そしたら、その機械、機種がそもそも問題やないのですか。そんな、豪雨のときに雷はつきものです。それをまして、ヒューズが飛んで働きませんでしたさかいに浸水しました。田畑に入りました。あそこは確かに働かなかったから、ゆめタウンのほうにもどんどん流れ、本郷のほうの田んぼやトマト畑なんかにどんどん流れ出たわ。それの被害も出てます。そんなん平然と機種の、そんな形で済ますことはできますの。その辺の考え方はどうです、機械を。これから見直して全部かえるとか、メーカー責任やないですか。 ○委員長(太田喜一郎君) 建設部長。 ○建設部長大隅保夫君) そういった起動の手法を国交省のほうで採用されていたということでございまして、今回、それで水位を感知しなくても手で水位に関係なく、ポンプのほうが起動できる回路を設けたいというようなことで、それがどういった費用でできるのか、そういったことについて、今、業者のほうに検討をお願いしておるという状況でございます。また、そういった費用等が出てまいりましたら、その内容につきまして、また、ご相談等申し上げたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長(太田喜一郎君) よろしいか。  岸田委員。 ○委員(岸田昇君) そしたら、ええというよりも、この22万3,000円という県と市とが違うのかという考え方なのか、委託料は、地元に対して。そういう自動的に反応する機種だから、そんな点検がいりませんので22万3,000円という形でしたのか。これは積算根拠があってしたりますわね。それで県なり、国なりのそういう例を見合って、単価を出してあると思うのですけど。そやから、これどうなんです。そういう形では見てないんか、では地元に今度は中央地区に、今度委託するのに31万円に近づけた金額にせないかんのやないかと。同じようになるわけや、ほかの機械と。手動でやるようになるのやから。その辺の例はどうなのです。その辺のところも今度は委託先に対して説明するのか、いやいや、もうこうやって手動にしますさかいに、また今までどおりしてというてやられるのか。どういうふうになっておりますか。 ○委員長(太田喜一郎君) 建設部長。 ○建設部長大隅保夫君) 中央地区自治振興会22万3,000円で、今お願いしております。これの根拠につきましては人員のそういった単価等を歩掛かりで積算したものをもとに、この値段を決めさせていただいております。今後、手動のシステムをつけますと自動運転がかからない場合でも水位が上がって、ポンプを起動する必要があるというときには、その手動のスイッチでもって強制的にポンプを動かすという、安全対策を二重にするということでございまして、操作自体はそれほど新たな人員等が必要になるとは思っておりません。操作につきましては、そういったボタンで強制的な運転ができるようにしたいということでございます。  以上です。 ○副委員長(山下栄治君) 太田委員。 ○委員(太田喜一郎君) 地元への委託を交わしてると思います。それは出せますか。  建設部長。 ○建設部長大隅保夫君) 委託契約書につきましては、それは出させていただきます。 ○副委員長(山下栄治君) 太田委員。
    ○委員(太田喜一郎君) そしたらまた、もう少ししたら休憩しますので休憩後でも出ますか。後刻ということで。  それと、この中央地区の自治振興から3名の方のお名前があがっておるのですけども、その3名の方に契約の内容が伝わってるかどうかいうことも1回確認しておいてもらいたのです。  それと、犬岡の排水機場なのですけども、立派な設備を今日見せてもらいましたけども、自家発電の設備もあって、それで受電設備もあって両方とも遮断されたわけですわね、あげたら、その水位計で。どっち使ってもだめだったわけですね。これは設計ミスやないか思うのです。受電がだめなら片方で体制がとれるような設備にしないといけないと思うのですけども、そういったことをきちっと業者に言わないと、言うていくところないと思うのです。そういうようなことをやっぱりきちっとどういう対応ができたかいうことをしてもらいたいのと。もう一つ東部の下水のところで、そこも排水ポンプのエンジンなのですけども、聞くところによると点検は目視点検やと言われたということなのです、業者が。エンジンかけて点検をされてないわけです。そういったところの委託契約、どういう契約されておるか、それも出してもらいたいのです。その住重環境株式会社とその排水ポンプの取り扱いに対して、点検から、それから緊急時の取り扱い、どういう契約をされているか、そういったことも出してもらいたいのです。  それと、その樋門の開け閉めも関連すると思うのですけども、今日行かせてもらったら、それも自動になってました。なんか自動に頼りすぎて、それで人的なところにその指令が届いてないのではと思うのです。だから出動が遅れたりとか、そういうことがないか、そういうこともちゃんとチェックをしてもらいたいのと。  それから、これずっと見せていただいたら委託内容の中で、日常的な維持管理とか、毎月点検と書いてます。その点検をしたという確認表というかチェック、これはどこまでしておるのか。実際に行ってやってるのか、その辺の確認を、これはどこがやっておるのかいうことも大事やないか思うのです。全然20何万円出しておって1年間全然行ってないかもしれませんし。1年間行っておらへんだら、機械見てなかったらどうして操作したらいいのかわからないと思うのです。そういうようなこともきちっと確認しないといかんと思うのですけども、その辺の考え方お願いします。 ○副委員長(山下栄治君) 建設部長。 ○建設部長大隅保夫君) 委託契約書につきましては、コピーを後日、提出させていただくいうことで。  それから日常的な毎月点検等につきましても、ポンプ場の手前のところにスクリーン等がございまして、そこにごみ等が付着するわけでございまして、そういったものを取り除き、そういったことも管理の内容に入っております。毎月の点検内容につきましては、それぞれの地元から市のほうに報告いただくというふうにいたしておりますので、その内容につきましても、今後、現地のほうの確認を含め、きっちりと行っておきたいと思っております。  それから東部の雨水ポンプ場の委託しております業者でございますが、やはり委員長ご指摘のように自動運転に頼りすぎたというところも、ご指摘の中にはございました。そういったことも確かにあろうかと思います。自動に動かない場合どうするのかということも含めまして、委託しております業者のほうに再度確認するとともに、現地操作の再確認の徹底、これを行ってまいりたいと思います。また、その下水道の東部の雨水ポンプ場につきましては、今後、下水道課の重点監視施設と位置づけまして、豪雨のときにはいち早く下水道課の職員を派遣したいと思っております。今まで業者のほうに委託しておりましたので、その配置のほうが少し遅れて行っておるところもございました。いち早く下水道課の職員も駆けつけるような配備体制を組みたいと思っております。  以上でございます。 ○副委員長(山下栄治君) 太田委員。 ○委員(太田喜一郎君) それとエンジンですけど、下水道課の職員が早く行ってもエンジンが調子悪かったら何にもならないので、それで外から見て、あそこがあかんのやいうことやなしに、やっぱりきちっと分解するなら分解する。原因をきちっとつかんでやっていかんと、既にひどいものになっておるかもしれませんし。9日の雨のときには何ともなかったというようなことを言っておりますけども、それ自体どうなんかなという思いもありますので、それを信用して、再度そのままにしておったら、次、また重大なことが起きるのやないか思いますので、早急な対応をお願いしたいと思いますけど。 ○副委員長(山下栄治君) 建設部長。 ○建設部長大隅保夫君) 今回、不具合を起こしましたポンプにつきましてはメーカー、専門業者による点検を一度受けまして、その診断結果に基づきましてオーバーホール等が必要であれば、そういった措置を講じていきたいと思います。ただ、現地でも下水道課長が申しておりましたが、出水時にポンプを取り外すというようなことができませんので、そういった実施時期等も含めまして、今後、検討してまいりたいと思いますので、よろしくご理解のほうお願いしたいと思います。 ○委員長(太田喜一郎君) ほかによろしいですか。  それではここで暫時休憩させていただきたいと思います。                  休憩 午後3時21分                 ───────────                  再開 午後3時35分 ○委員長(太田喜一郎君) それでは再開させていただきます。  先ほどの委託契約書も、今、資料のほう配布していただきました。目を通してもらえたら幸いかと思います。  ほか、建設部に関連した質問はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田喜一郎君) それと申し遅れましたけども、田口議長が事務局のほうで用事ができたということで、すぐにこちらのほうに来られないということで了解賜りますようお願いいたします。  それでは続きまして、産業経済部の関係の質疑を行いたいと思います。  岸田委員。 ○委員(岸田昇君) 先ほど同僚議員、足立修委員からも出ましたけど、桧倉の被災地を見せていただいたときに、確かに建設部と産業経済部とで横断的に協議をして進めていく。そういうことが一つの今後の対策だと。確かにね、あそこで河川を広げてどうのこうのいうて50ミリが60ミリ対応を、今度100ミリにするのだとか言ったって、なかなかそんなもん僕は大変なことだと。しかし、何かれというときに、あの原因は土砂を流しよるのやから、土砂を止めれば、水量は河川で対応できるのだというようなことを一度調査をされた中で、早く砂防というのですか、そのほうに入って、今後の対応を見てみるとかいうようなことで、努力されるのは、そういう山の中の土砂をどう止めるかということがまず一番。その中から今度は建設部の河川をしっかりと状況を判断していくというようなことが、今後の気象変化による、こういうような豪雨による一つの対策ではないかと思うのです。今日、三方のところ、池のところでも、池は相当土砂が入っておるのです。あれが見えるいうことは相当深いのです。深いところへどさっと入っておるから、もう頭が見えたら相当入ってるいうことで、その分は全部上から流れてきておるのです。そういう中で、上は郷付と作業道と本当に山すべりが起きてますよと言われた。では起きなかったところがあるのです。では、どういうところですかと言えば、やはり砂防やったのです。崩れ止めというか、砂防というのか、コンクリートがしてあるところは崩れておりません、そういうきちっと整備したところは。してないところが崩れたんだということで。だから、いくら林道直しても大抵、これから災害はそういう形で起きてくるので、そこにどういう条件を変えたもので防御するかというようなことも検討に加えていって、できるだけ県費のほうで賄いのつくところは、賄いをつけていくというようなことをしていかないことには、地元の方がいくら本当につけるだけが精一杯の受益者負担を出されてるなら、それでもう本当に、もうこれで終わったなという考えなのです。それを災害のたびに受益者として持てとか言われたときに、もう私らはそんなことする力ないですということで、結果的にもう放置される。管理したり、林業振興なり、いろんな災害に対して、また水源の涵養とかいう面でも、これからますます荒廃した山になってくるということで、そのような対策もしっかり打ち出していって、最少の経費で最大の効果を生ますというような、国なり、県なりであるものは精一杯考える中で対応していこうやないかということ。先ほども見ましたら稲土やら青垣のところなら住宅のところに土砂が流れてるところとか、三方とか、ああいう狭隘なところで、土砂で溝をふさいでいるところは、辺地なのです。ああいうところのほうが整備をしていかんことにはというのですけども、6割の負担、7割の負担とかでできるものやないんです。成松とか、横田あたりはそういう1メートルの河川を引き下げられて、それで水位を下げて、そして安全対策をすると言われるけども、ああいう狭隘の地形のところの山から土砂が流れて、次、水路というところを直したいと言っても、本当にその小さな集落なり山村でそういうところにどうしていかに対応するかいうことは難しいです。ぜひ、ああいうところは、また辺地なら辺地としてのしっかりとした活用をもっておこたえしていくというようなことも、いろんな企画なり、また横断的にそういうものの対策をしていっていただきたいというように思うのですけども、その辺のところ、一般質問みたいになるのですけど、今日は視察によって考えさせていただいたという面で言わせていただいておりますので、何か答弁ありましたらお願いします。 ○委員長(太田喜一郎君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(荻野耕作君) 詳細につきましては農林土木課長のほうから、また、ご説明をさせていただきますが、岸田委員さんからもご指摘のその堰堤の重要性というのは、今日も現場で見せていただいた中でも、必要性というのは十分感じましたし、桧倉の部分につきましても早急に事業を進めていただけるように、県とも調整をさせてもらいながら努力してまいりたいというふうに思います。三方池の部分についても、土砂の流入等について、本来ならもう少し上のほうで土砂の流入を止めるような施設があればいいのかなというようなことも感じたようなところでございますが、堰堤を設置するということになれば、やはり保安林の指定というようなこともありますし、地元所有者の地域の周辺の同意というのが必要になってまいりますし、そういう中でなかなか進まない堰堤もございます。しかしながら、この災害等を見させていただく限り、地元の理解を得ながら何とか努力してまいりたいというふうには思っておりますので、その辺ご理解いただきたいと思います。  あと、農林土木課長のほうから詳細については、ご説明させていただきます。 ○委員長(太田喜一郎君) 農林土木課長。 ○農林土木課長(近藤俊幸君) まず、1点目の桧倉でございますが、現場でもご説明をさせていただきましたように、上流部に3基の治山堰堤を今年計画しております。工法等につきまして景観等の関係がございますので今、県のほうが調整中やというようなところを聞いております。  2点目の三方池の土砂流入でございます。確かに現場を見ますと、あの池は直接山の渓流を受けておるといった格好で、逆に言えば堰堤のかわりをしておるような池のようでございます。そういった中で土砂排出についてどう考えるかというところにつきましては、また、内部のほうでも検討をしていきたいというふうに思っております。  3点目の辺地としての対策でございますが、これにつきましては私、今、即お答えができるような状態ではございませんので、ご了承を賜りたいと思います。  以上です。 ○委員長(太田喜一郎君) 岸田委員。 ○委員(岸田昇君) だから横断的に部を飛び越えて、いろいろと協議をこれからしていただくことが多々あるだろうということで、新しいこういう対策ですので。それと市の貝、確かに僕も見てきました。山の中腹で。あれについては、ちょこちょこそういう状況がほかにもあるのです。今まででもありましたけど何もできないというような、ほとんど放置状態です。いろんな対策も自治会がいかに自分たちで安全なことも、協力しよかという姿勢が必要なのです。ということで、保安林にも入っておられないとか、または今後、そういうところで協力をするという、啓蒙的なもの。要するに住民の安全に対するそういう公共に対する気持ちというものの醸成というのですか、そういうものもやっぱり図っていかないといけないと思うのです。そういうようなことも横断的にやっていただくということで、全体的に対策を講じていくということ。それで市の貝は、あの谷から見たら、河川は確かに土砂は流れてなくても狭いです。一度水量について、本当に雨がどのくらい受けれる河川があるのか、1本だけです、あそこ。公民館へ避難って、公民館が一番危ないようなところにあって、それで下の家から避難されて公民館よう行かれたんかいなと思って見てたのやけど、土のうが積んであったから。この家が避難されたということも聞いたりして。そのようなことで全体的に葛野だけのこというてるわけやない、丹波市全体について言っている。山が崩れるよりも河川が水量こばるのかということも一度、そういうようなことも計算して、そして、また、ときと場合には公開して、その地域住民の方にはそういうものについて、どういうようにして参加して協力をしてやっていこかということも醸成をしていくというような、今後そういうことまでお願いしたいなということで、安易にあそこは土砂どめしますなんて言うて、できるところやないと僕は思ってますけども。先ほど市の貝について何か対策するように言われたので。これはなかなかやないですかと思うのやけど、できますか。 ○委員長(太田喜一郎君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(荻野耕作君) 先ほど言わせていただいたのは民家が近くにないということで県とも協議した中で、今言われましたように保安林でないということで堰堤の云々も、まだ今のところは取り組めない。そういうようなことも含めまして、今後の状況を見ながら、県と調整をしながら対応していきたいというふうな思いを持っているということでございます。 ○委員長(太田喜一郎君) 岸田委員。 ○委員(岸田昇君) これで終わりますけど。見長とて、そういうような土砂が流れてするような公民館の上のほうの谷川やね。あそこ僕見に行きましたけども。また見ていただきましたけど。そことて、この雨の状況だったら、また同じ被害が起きるところなのです。では、山をどのようにして治山事業と言うのですか、そういうものに入らせていただくことによって、回避できますけどもということだけは問題を投げかけておいて、そこであとは集落の皆さんの考え方というものをお待ちするという行政でもええと思うんです。そういうようなことでひとつ今後あちこち丹波市内はありますので、ぜひ対策をこれから講じていただけたらということを言わせていただいて、終わらせていただきたい思います。 ○委員長(太田喜一郎君) 答弁よろしい。ほか何かありますか。ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田喜一郎君) それではないようですので、質疑を終わらせていただきます。  次に、その他として当局より報告がありましたら、お願いいたします。  建設部長。 ○建設部長大隅保夫君) それでは、その他のところでございます。大変よい機会を得ましたので、以前から大変ご心配をおかけしておりました黒井地内の市道旧175号線の歩道舗装工事につきまして、現在の状況を報告させていただきます。  このたび当該区間の歩道舗装工事につきまして、自治会長を通じ、地元説明会を開催いたしまして事業内容の説明を行いました。その後、7月15日に指名競争入札を執行いたしまして、柏原町の株式会社池田組が384万3,000円で落札いたしまして、現在工事に着手しております。工期は平成21年7月17日から同年9月4日までの50日間といたしております。大変本件につきましては現地の調査をいただくなり、適切なご意見を賜りましたり、いろいろとご心配をおかけしましてありがとうございました。おかげ様で工事の着手に至っております。それで前回の委員会でもご指摘を受けておりました、なぜこのようなことが起きたのかというご質問をいただいておりました。工事の完成の目途がたってまいりましたので、よい機会でございますのでご報告させていただきたいと思います。  この旧国道175号線の工事につきましては家屋が連担する区間でございまして、現在の道路区域を有効に活用して、歩道と車道の分離を行おうということで、交通安全に資することを目的として工事を実施してまいりました。施工にあたりましては沿線家屋ごとに異なる利用形態に即し、それぞれの屋敷ごとに対応をしたことから、構造物の連続性を欠くこととなり、結果的に市民から利用しづらいとの指摘を受けたものと考えております。今回の事案を教訓といたしまして、公共事業の執行にあたりましては公衆の生命や財産の安全を損なうことのないよう、公益の確保を最優先として業務のほう遂行していきたいと思います。  それから市民に良質な社会資本を提供するという建設部の本来の役割を再認識いたしまして、鋭意努力をいたしたく考えておりますので、今後ともよろしくご指導のほどお願い申し上げたいと思います。産業建設常任委員会の委員の皆様方には現地調査、それから適切なるご指導、温かい目での見守っていただきました。工事の完成の目途がついてまいりましたこと、本当に感謝申し上げております。大変よい機会を得ましたのでご報告をさせていただきます。 ○委員長(太田喜一郎君) よろしいですね。ほかにございますか。  産業経済部長。 ○産業経済部長(荻野耕作君) 産業経済部からは、お手元のほうにお配り申し上げております丹波市における転用許可等の面積の推移ということで、以前に資料の提出につきましてご要望がありました件につきまして、一度はお配りさせていただいたのですが、これではないということでして、再度資料をつくらせていただきました。平成17年から平成20年までで、それの各地域ごとの4条、5条、それから公共報告等によります転用ということでございます。トータルで62万2,497平方メートルということで62.2ヘクタールという部分でございます。それでここには掲載されておりませんが、農地面積につきまして、ここにはあがっておりませんので申しわけございませんが、口頭でご報告させていただきますので、お控えいただけたら嬉しく存じます。  これは2005年の農林業センサスでの数字でございます。丹波市全域4,587ヘクタールの2005年の農林業センサスでは農地面積があるということで、そのうち全体では約62.2ヘクタールの転用がなされていると。4年間でということでございます。このような形で資料を出させていただいておりますので、また、ご覧いただきたいというふうに思います。  以上でございます。 ○委員長(太田喜一郎君) ほかはございますか。  建設部長。 ○建設部長大隅保夫君) 申しわけございません。前回、7月2日の産業建設常任委員会で特17号線の交通量の将来計画の数値につきましてご質問がございまして、後刻資料を提出させていただきますということで終わっておりました。今日その資料をこの建設部の説明資料の4ページのところにつけさせていただいておりますので、見ていただけますでしょうか。建設課長のほうから説明申し上げます。 ○委員長(太田喜一郎君) 建設課長。 ○建設課長(駒谷誠君) それでは特17号線の交通量の調査の結果について説明をさせていただきます。  まず、ここにもあがっておりますように平成19年11月28日、これにつきましては、この特17号線の国庫補助事業の関係で12時間の調査をしたものでございます。自動車類につきましては1,174台、二輪車類につきましては21台、歩行者につきましては28人、バスについては11台です。それで特17号線の設計の関係でございます。将来計画につきましては自動車類3,000台、二輪車類100台、歩行者130人、バス20台というように将来の計画を持っております。また、ここの歩道の設置の理由につきましてはこの17号線は旧氷上町からの引き継ぎではありますが、丹波加美線と特19号線をつなぐ路線として、両方とも歩道が現に設置をされております。それでこの本庁舎、また図書館を中心とした歩道のネットワークという考え方で、この17号線については歩道を設置したと。幅員については2メートル50センチの幅員をとっております。  以上でございます。 ○委員長(太田喜一郎君) ほかにありますか。  そうしたら委員のほうも、別にありませんか。  岸田委員。 ○委員(岸田昇君) よい機会なので、歩道なんかはここにも書いてあるのですけども、その庁舎のところからこの京橋のところへ行く歩道に街路灯というのですか、つけてありますわね。何か規制があるのですか、ああいうの方向というのは。あの街路灯は全部グランドのほうへ向いておるのですね、校舎のほうへ。当然、路肩側のもっと歩道の外のほうから歩道と車道に照らすのが本来の設置やないのですか。あの理由を何かそういう規制があってしておられるのか。あの民家の屋根照らしてもしゃあないしね。それで道路は明るくして、交通をより一層安全にするというはずやのに、何であそこだけ、歩道のところは車道側にポールを立てて、歩道と向こうに、それを外側へ明るくしてあるのです。あんなのを建設部がしたのか、生活部がするのか、どこか知らないのですけども、丹波市の行政としてのそういう技術的なことで笑われるのやないですか、あんな玄関で。あれがそういう基準やと言われるならよろしいけど。何か理由がありましたら教えていただきたいのです。 ○委員長(太田喜一郎君) 建設部長。 ○建設部長大隅保夫君) 設置したのは、歩道を照らすための目的の照明やと思います。設置のときからの状況を調べさせていただきますので。 ○委員長(太田喜一郎君) そしたら岸田委員、また次回に報告でもよろしいですか。  ほかにございませんね。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田喜一郎君) それでは、本日の産業建設常任委員会を閉会させていただきたいと思います。なお、この後、休憩をはさみまして委員協議会を開催いたしたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。  それでは、副委員長からの閉会のあいさつをお願いしたいと思います。 ○副委員長(山下栄治君) 今日は9時から、早朝から当局の皆さん、また委員の皆さん、いろんな現場を見ていただきまして、どうもありがとうございました。また、その後このように協議をさせていただきました。これからもまた、少しでもよい方向になるように皆様のご協力をよろしくお願いいたします。  どうもご苦労さまでございました。                閉会 午後4時00分...