• "ふるさと養父"(/)
ツイート シェア
  1. 養父市議会 2019-12-05
    2019年12月05日 令和元年第95回定例会(第1日) 本文


    取得元: 養父市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-10
    2019年12月05日 : 令和元年第95回定例会(第1日) 本文 (462発言中0件ヒット) ▼最初の箇所へ(全 0 箇所) / 印刷プレビュー                    議長挨拶 ◯議長(深澤  巧) おはようございます。  挨拶の冒頭になりますが、10月の台風19号は、東日本各地に甚大な被害をもたらしました。  犠牲になられた方々の御冥福と、早期の災害復興をお祈りするものであります。  峰々の稜線に白く雪が映えるころとなりました。  第95回定例会が招集されましたところ、議員各位におかれましては、御健勝にて御参集いただきました。  さて、今定例会は、当初34件の議案が提案されます。中に、指定管理施設などの契約にかかわる案件が多くあります。地域振興、市内外の交流など、施設の将来を見きわめる重要な議案となっております。慎重で適切な御判断をいただくよう、お願い申し上げます。  閉会中のことであります。議会基本条例では、その本旨を実現するために、議会報告会や幅広く市民から提言をいただく議会モニター制度の実施、そして、市民との積極的な意見交換の場を設けることを定めております。  今閉会中は、平成21年より始め、20回目となる議会報告会を市内9カ所で開催いたしました。  議会モニター制度です。この春から、来期の議員定数と報酬についての議論に、積極的に関与していただきました。研修会への参加や意見交換会の中で、モニターの皆さんからは、議会の根幹に係る民度の高い御意見をいただきました。今後とも、あるべき住民自治の構築の実現に向けて、考えを共有していきたいと思っております。  また、初めての試みとして、市内3高等学校の生徒との意見交換会が実現できました。  内容は、今定例会への報告書にまとめられていますが、高校生からまちづくりへの純真な提言、現在の勉学とみずからの将来に対する現実感あふれる要望などが活発に出されました。若い世代と議会との距離感を縮める画期的な第一歩になったと評価しています。  生徒たちの新鮮な感性と、真剣な未来志向の思いは、今後、市が策定しようとする新しい総合戦略につなげていく大事な部分であると受けとめなければなりません。御理解よろしくお願いいたします。  最後になりますが、定例会の運営に際し、議員各位及び当局には、格別の御配慮をいただき、円滑な進行ができますことをお願いしまして、挨拶といたします。        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                  午前9時34分開会 ◯議長(深澤  巧) ただいまから、第95回養父市議会定例会を開会します。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。
           ──────────────────────────────   日程第1 議会運営委員会報告 ◯議長(深澤  巧) 日程第1、議会運営委員会の報告を求めます。  議会運営委員長、谷垣満議員。 ◯議会運営委員会委員長(谷垣  満) おはようございます。  11月27日水曜日に議会運営委員会を開催しましたので、その調査報告をいたします。  本定例会には、当局より34件の議案の提出がありましたので、調査をいたしました。議案の内容は、報告3件、条例の一部改正及び廃止7件、計画の変更及び策定2件、財産の譲渡2件、契約の変更1件、規約の変更1件、市道の認定1件、和解2件、指定管理8件、補正予算4件、人事案件3件です。  本定例会の会期は、審査の結果、本日から12月25日までの21日間を予定しています。  各常任委員会の閉会中の所管事務調査の報告、南但広域行政事務組合議会の報告は、本日、行います。  一般質問ですが、12月17日から12月19日までの3日間を予定しております。  審議の方法ですが、報告第17号から報告第19号までの3件は委任専決処分ですので、一括提案の後、一括で質疑のみを行います。  次に、議案第113号、議案第116号の条例の一部改正、議案第121号の財産の無償譲渡、議案第122号の契約変更及び議案第125号の規約の変更の合わせて5件は、提案の後、質疑を行い、委員会付託を省略し、討論、表決を行います。  次に、議案第114号と議案第115号の条例の一部改正及び議案第123号の総合戦略の変更の以上3件は、一括提案の後、一括質疑を行い、総務文教常任委員会に付託します。  次に、議案第117号の条例の廃止、議案第119号の条例の一部改正及び議案第126号の市道路線の認定の合わせて3件は、提案の後、質疑を行い、生活環境常任委員会に付託します。  次に、議案第118号の条例の廃止及び議案第120号の財産の無償譲渡の2件は、一括提案の後、一括質疑を行い、生活環境常任委員会に付託します。  次に、議案第124号の大綱の策定は、提案の後、質疑を行い、総務文教常任委員会に付託します。  次に、議案第127号及び議案第128号の和解2件は、一括提案の後、一括質疑を行い、委員会付託を省略し、討論、表決を行います。  次に、議案第129号及び議案第130号の指定管理者の指定2件は、一括提案の後、案件ごとに質疑を行い、総務文教常任委員会に付託します。  次に、議案第131号から議案第136号までの指定管理者の指定6件は、一括提案の後、案件ごとに質疑を行い、生活環境常任委員会に付託します。  次に、議案第137号から議案第140号までの補正予算4件は、一括提案の後、案件ごとに質疑を行い、予算特別委員会に付託します。  次に、諮問第4号から諮問第6号までの3件は、いずれも人事案件ですので、一括提案の後、一括質疑を行い、討論を行った後、表決を行います。なお、表決は起立採決といたします。  また、請願1件が提出されておりますので、所管の常任委員会に付託します。  本会期中には追加議案が予定されておりますが、提出され次第、調査を行い、調査終了後、報告をさせていただきます。  次に、閉会中に行った議会改革に関する調査報告をいたします。  報告は、高校生との意見交換会に関する件と、議員定数と報酬に関する件の2件です。  初めに、高校生との意見交換会に関する件について、報告します。  現行で行っている地域自治組織を対象とした議会報告会に加え、新たな団体、世代に対象を広げるため、高校生との意見交換会を実施しました。全議員が3班に分かれ、兵庫県立但馬農業高校、第一学院高等学校養父本校、兵庫県立八鹿高等学校の3校に出向き、若者が住みたい・住みやすいまちにするには若者のUターンに何が必要か、その他をテーマに、各校の生徒代表の意見に議員が答える形で、1時間の意見交換を行いました。  生徒からは、地元の畜産家とかかわる機会をつくってほしい、八鹿駅周辺の利便性の向上と通学路・通学費に関する件、また、若者の意見が1つでも実現されることを望むなどの意見・提案が寄せられました。  議会として、今後の調査研究に生かしてまいります。  次に、議員定数と報酬に関する件について報告します。  議員、議会モニターへのアンケートと、議会モニターと合同で行った研修会の内容をもとに、議会運営委員会で調査、協議の上、議会の考え方をまとめ、議会報告会において意見聴取の機会を設けました。  その後、2回目となる議会モニターとの意見交換会を開催し、市民モニター10名に出席いただき、来期の議員定数と報酬についての意見を求めました。  今後、議会運営委員会でまとめ、本定例会中に議長に答申を提出したいと考えております。  以上で、議会運営委員会の調査報告といたします。 ◯議長(深澤  巧) 議会運営委員長の報告は終わりました。        ──────────────────────────────   日程第2 会議録署名議員の指名 ◯議長(深澤  巧) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、議長において、7番、荒田幹夫議員、8番、谷垣満議員、以上2名の議員を指名します。        ──────────────────────────────   日程第3 会期の決定 ◯議長(深澤  巧) 日程第3、会期の決定を議題とします。  お諮りします。  本定例会の会期は、本日から12月25日までの21日間にしたいと思います。これに御異議はございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、本定例会の会期は、本日から12月25日までの21日間に決定しました。        ──────────────────────────────   日程第4 諸般の報告 ◯議長(深澤  巧) 日程第4、諸般の報告をします。  9月定例会以降、本日までに開催及び参加しました主な会議、行事についての一覧及び議員派遣報告書をお手元に配付しておきましたから、お目通しの上、御了承をお願いします。  特に、議員派遣報告書の中で、10月21日から10月30日までの間、9会場で行いました議会報告会の議員派遣報告書と第20回議会報告会報告書がそれぞれ提出されておりますので、書面をもって報告とさせていただきます。  次に、監査委員から地方自治法第235条の2第3項の規定により、令和元年8月分から10月分までの例月出納検査結果報告書及び定期監査報告書が提出されておりますので、これも写しを配付しております。  次に、9月定例会以降、本日までに受理しました請願は、会議規則第129条の規定により、お手元に配付しております「請願文書表」のとおり、所管の常任委員会に付託しましたので報告します。  次に、各常任委員会から申し出のありました、閉会中の所管事務調査の報告を求めます。  まず、総務文教常任委員長、勝地貞一議員。 ◯総務文教常任委員会委員長(勝地 貞一) おはようございます。  それでは、委員会の調査報告を行います。  令和元年12月5日。  養父市議会議長、深澤巧様。  総務文教常任委員会委員長、勝地貞一。  総務文教常任委員会調査報告書。  閉会中において、本委員会の所管事務につき調査したことを次のとおり報告する。  記。  1 調査年月日。  令和元年10月29日(火)、11月5日(火)、11月6日(水)。  2 調査事項。  (1)地域公共会社の運営について。  (2)徳島県美馬市における地域医療の取組について。  (3)高知県高知市における義務教育学校の取組について。  3 調査内容。  (1)地域公共会社の運営について。  やぶパートナーズ(株)の運営状況を調査するに当たり、所管担当部及び同社社長の出席を得て調査を行った。  同社は、地域活性化を目指し、起業創出・雇用確保を推進させることを目的とし、市から全額出資を受ける地域公共会社として、平成25年5月に設立され、6年が経過している。  今回の調査は、平成29年度に行った総務文教常任委員会の閉会中調査報告による、「経営委託料は当面3年間の期限として捉え、この3年間で全体を評価するとの認識で対応すべきである」との考えに基づき、本年度末で3年が経過することから現在の経営状況について調査を行った。  同社が実施している主な事業は、農業関連、国内外販路開拓、市委託事業、その他相談業務などである。  長期借入金の状況は、平成30年度末で1,123万2,000円の残高となっており、令和2年度末には完済できる見込みである。平成28年度第4期までの決算は赤字続きであったが、年間2,400万円の経営委託料導入後の平成29年度第5期から黒字となった。第5期はコンビニの係争問題で和解が成立し、一時的に費用を費やしたことにより純利益は84万7,000円であったが、平成30年度第6期は220万9,000円の純利益となっている。  今後は、自主事業で収益を上げる努力を重ねながら、平成30年度末現在、3,374万3,000円となっていた累積赤字の解消を図っていく方針である。  まとめ。  やぶパートナーズ(株)は、市が委託している事業を中心としながら、自主事業での活動、相談事業も実施している。現在は、累積赤字の解消に重点を置いた運営となっており、本来行うべき地域振興や起業支援等の事業が実施できていない。  今後、これまでどおりの会社経営を持続させるためには、当面の財政支援が必要になるが、本来の会社設立の原点に立ち戻り、事業を取捨選択し、市の公共会社として将来に特化すべき事業への業務集中を図ることも検討すべきである。同社への経営委託料の予算計上の継続については、その点の説明責任を十分果たす必要がある。  経営委託料の過去3年間の費用対効果の検証報告とともに、活動内容、経理内容等については、より丁寧な情報発信を行い、生産者や市民の合意の上での事業継続に努められたい。  (2)徳島県美馬市における地域医療の取組について。  美馬市の地域医療の取組を調査するに当たり木屋平総合支所長木屋平診療所所長の説明と施設の視察を行った。  別添に添付しております。後ほど報告を行います。  まとめ。  木屋平地区では、人口減少が続き高齢化比率が高いへき地で、住民による自家用有償支え合いタクシーの開設、NPO法人「山の薬剤師たち」の設立など、地域が連携して健康と福祉の向上を図っている。養父市においても、関係者が一体となって支える地域医療の必要性を強く感じた。  (3)高知県高知市における義務教育学校の取組について。  高知市における義務教育学校の取組の調査に当たり、高知市教育委員会の職員からの説明と義務教育学校「土佐山学舎」の視察を行った。  別紙添付をしております。後ほど委員派遣報告を行います。  まとめ。  本市では昨年度から建屋小学校で特認校の取組が始まり、来年度から関宮小中一貫の義務教育学校を開設するべく準備を進めている。いずれの学校も視察した土佐山学舎に劣らぬ特色を持った学校づくりを行うとともに、地域とのつながりを大切にした教育が望まれる。  次に、別添で添付をしております、委員派遣報告書の報告を行います。  委員派遣報告書。  総務文教常任委員会の委員派遣調査結果について、会議規則第101条の規定により、下記のとおり報告する。  令和元年12月5日。  養父市議会議長、深澤巧様。  総務文教常任委員会委員長、勝地貞一。  記。  1 目的。
     「徳島県美馬市における地域医療の取組について」及び「高知県高知市における義務教育学校の取組について」の管外調査のため。  2 派遣場所。  徳島県美馬市、高知県高知市。  3 実施日。  令和元年11月5日(火)、11月6日(水)。  4 派遣委員。  勝地貞一、足立隆啓、西谷昭徳、西田雄一、田村和也、津崎和男、深澤巧、以上7人。  5 調査報告。  (1)徳島県美馬市における地域医療の取組について。  美馬市の地域医療の取組の調査に当たり木屋平総合支所長木屋平診療所所長から地域医療の具体的な取組について説明を受け、施設の視察を行った。  この地域では、廃校になった中学校を改修して、木屋平複合施設が設置され、市役所総合支所、診療所、薬局、JA、郵便局などが総合的に入所し、地区民の利便性を図っている。  木屋平診療所所長の藤原医師は、地域医療に尽力されている若手医師として、養父市が実施する「やぶ医者大賞」を平成28年度に受賞している。  木屋平診療所は、医師1名、看護師3名、事務職2名で運営され、患者数年間4,356人、1日あたり17.9人となっている。市民病院まで山道30キロメートル、車で50分、県立中央病院まで1時間30分の位置に存在する。  診療所への交通手段として、車を運転できない高齢者のため住民の手で移動手段を確保しようと、地域住民により過疎地有償運送(支え合いタクシー)を行うNPO法人「こやだいら」が設立され、診療所等まで送迎を行っている。  また、薬剤師によりNPO法人「山の薬剤師たち」が設立され、家庭訪問による服薬指導や報告書の作成により、患者の医療方針の早期検討を図っている。  薬局、診療所が共催する地域医療研修は、他職種の学生や徳島県からの派遣研修医が学び合う機会にもなっている。  これら診療所の取組の成果により慢性病疾患などの生活習慣病患者が減少し、木屋平総合支所に2人常駐していた市の保健師が、本年度から本庁舎に引上げになった。  美馬市では他地区にも診療所を2か所開設しており、退職した医師やパートの医師が週2日巡回し診療を行っている。この巡回診療所については、今後の存続の是非を検討している。  (2)高知県高知市における義務教育学校の取組について。  高知市における義務教育学校の取組の調査に当たり、高知市教育委員会の職員から説明を受け、教育現場の視察を行った。  高知市立土佐山学舎は、小中一貫校の義務教育学校であり、学校長1人、教頭2人、教師は22人で、特認校として開校している。  修業年限は9年間で、1年生から6年生で前期課程を修了、7年生から9年生で後期課程を修了し卒業となる。  【小中一貫教育】9年間を3つのブロックに編成している。前期ブロック(1~4年)は学級担任制、中期ブロック(5~7年)は学級担任制から教科担任制、後期ブロック(8~9年)は教科担任制となる。  【英語教育】前期:英語に慣れ親しむ、中期:英語を聞く・話す、後期:英語で表現するという、ブロック別英語教育の目標を掲げている。英語教育の成果として英語検定に挑戦している。  【特認校】生徒数は141人で、校区内生徒65人、校区外(市内)76人であり、通学にはスクールバスを運行している。英語教育に力を入れ、民間の会社との派遣業務委託によるネイティブスピーカーが常駐し、教師、ALTと共に指導にあたっている。学年は全て20人以内の1クラスで、小規模校を生かした教育を行っている。全ての普通教室に電子黒板が設置されているほか、校内LANや、タブレット型端末など最先端のICT環境が整備されている。  また、地域の活性化として子育て世代向けの市営住宅10戸(学舎まで徒歩15分以内)を建設し、移住・定住対策にも取り組んでいる。  地域の魅力の発信、イベントの開催などを通じて地域とのつながりを大切にしながら、多様で体験的な教育活動を展開している。 ◯議長(深澤  巧) 次に、生活環境常任委員長、植村和好議員。 ◯生活環境常任委員会委員長(植村 和好) おはようございます。  それでは、生活環境常任委員会の調査報告を行います。  令和元年12月5日。  養父市議会議長、深澤巧様。  生活環境常任委員会委員長、植村和好。  生活環境常任委員会調査報告書。  閉会中において、本委員会の所管事務につき調査したことを次のとおり報告する。  記。  1 調査年月日。  令和元年10月28日(月)、29日(火)。  2 調査事項。  高知県における小規模林業推進の取組について。  3 調査内容。  高知県及び同県吾川郡仁淀川町における小規模林業推進の取組について調査を行った。  別紙に委員派遣報告書を添付いたしております。後ほど報告いたします。  まとめ。  仁淀川町は、人口減少の進む中、林業研修制度を設けることで、林業の担い手不足解消と共に人口減少対策に取り組み、町の強みを生かした課題解決を実現している。地籍調査が完了していることから、森林管理の調査が迅速にできる優位性を生かし、森林環境譲与税交付金による既存事業の推進とともに、地方創生交付金を有効に活用し、林業を新たな成長産業とするための事業にチャレンジしている。  自伐型施業は、「多間伐施業」により長期的な経営が持続され、森林の持つ特性(防災、減災、水源涵養、鳥獣保護)を守りながら林業を生業とする理想の姿かもしれない。  養父市でも自伐型林業の研修会等の支援をして担い手育成を行っており、自伐林業へ意欲ある林業家も生まれつつある。これらをしっかり支援し、自立へと導くことが次の担い手の創出へとつながり、林業による地方創生が現実のものとなる。  市は、総面積の4%の農地を対象に農業特区で一定の成果を上げている。今後は84%を占める豊富な資源を有する強みを生かし、重点施策を森林整備にシフトして、防災、減災、水源涵養、鳥獣保護、農地の保全と人間社会に大きな影響を持つ森林の管理を市の重要施策に位置づける必要がある。  委員派遣報告書。  生活環境常任委員会の委員派遣調査結果について、会議規則第101条の規定により、下記のとおり報告する。  令和元年12月5日。  養父市議会議長、深澤巧様。  生活環境常任委員会委員長、植村和好。  記。  1 目的。  「高知県における小規模林業推進の取組について」の管外調査のため。  2 派遣場所。  高知県及び同県吾川郡仁淀川町。  3 実施日。  令和元年10月28日(月)、29日(火)。  4 派遣委員。  植村和好、田路之雄、荒田幹夫、谷垣満、瀬原達夫、藤原芳巳、政次悟、以上7人であります。  5 調査報告。  1)仁淀川町における林業から移住への取組について。  仁淀川町は、総面積の89.3%を森林が占め古くより林業や製材業が盛んな地である。特に家族経営で施業する個人林家が多く、町の林業を支えてきたが、平成28年度から林業研修生受け入れ事業に取り組み、林業の担い手確保と移住・定住に成果を上げている。令和元年度までの4年間で研修生21人を受け入れ、18人が町内林業関連企業に就職するなど、高い定着率となっている。  森林経営管理の実施に当たり、町、森林組合、林産協同組合で構成する協議会を設置し、公的機構と森林所有者をつなぐ重要な役割を果たしている。施業には、航空レーザー測量を活用した高度な森林資源情報取得システム構築モデル事業や林業研修制度に地方創生交付金が有効に活用されていた。  森林環境譲与税の交付額は、今年度は3,528万円、将来は1億1,906万円を見込んでおり、養父市と比べ林業従事者が多いことが伺われた。  仁淀川町においては、地籍調査が100%終了しており、今後の林業政策に優位性を持っていた。  2)高知県における自伐型林業など小規模林業推進の取組について。  高知県は、小規模林業推進協議会を設置し、個人や団体など小規模な林業者に対し、機械導入や間伐作業道開設等を補助するなど、小規模林業の推進と担い手の裾野を広げる取組を行っている。  今回は、自伐型林業推進協議会の代表理事でもある協議会会長から自伐型林業を推進する目的とその特徴の説明を受けた。  自伐型林業とは、適正な規模の限られた森林の経営や管理・施業を山林所有者や地域住民が、「多間伐施業」により永続的に自ら行う林業のことである。「多間伐施業」とは、所有・管理する山林を10年に一度の頻度で、2割程度の間伐を何度も繰り返しながら、長期的、持続的な森林経営を行い、将来の山林を育んでいく施業方法である。このサイクルを繰り返すことで木は樹齢を重ねるごとに高品質になり、価格にも反映される。  一方で、現在の一般的な「委託型施業」は大型機械、幅広作業道で採算性が難しい。自然環境も破壊され、鳥獣の生息にも影響がでる。土砂の流出などが災害を誘発している例も少なくない。  自伐林家での多間伐施業は、長期的に持続する林業で自然保護にもつながり所有者にも施業収入が入る。持続的に森林経営できる担い手育成と、防災・減災にもつながる林業経営として、自伐型林業の必要性を研修した。  以上であります。 ◯議長(深澤  巧) 以上で、各常任委員長の報告を終わります。  次に、組合議会の報告を行います。  南但広域行政事務組合議会の報告を求めます。  南但広域行政事務組合議会議員、田村和也議員。 ◯南但広域行政事務組合議会議員(田村 和也) では、報告させていただきます。  令和元年12月5日。  養父市議会議長、深澤巧様。  南但広域行政事務組合議会、議員、田村和也、同、西谷昭徳、同、植村和好、同、勝地貞一、同、政次悟、同、深澤巧。  南但広域行政事務組合議会報告書。  第146回南但広域行政事務組合議会定例会の内容を下記のとおり報告します。  記。  1 開会年月日。  令和元年10月8日(火)から10月25日(金)までの18日間。  2 会議の内容。  (1)報告第4号 平成30年度南但広域行政事務組合農業共済事業特別会計に係る地方公営企業法第24条第3項の適用について。  平成30年度農業共済事業特別会計予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額のうち家畜共済勘定において、業務量の増加により必要経費に不足を生じたため、地方公営企業法第24条第3項の規定を適用した旨を報告するもの。  (2)報告第5号 平成30年度南但広域行政事務組合農業共済事業特別会計資金不足比率について。  監査委員から提出された書面意見では、流動負債額6,128万8,000円に対し、流動資産額が1億2,747万6,000円で、資金剰余額は6,618万8,000円となることから、資金不足はなく良好な状態にあり、特に指摘すべき事項はないとの報告がなされた。  (3)議案第17号 南但広域行政事務組合会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例制定について。  地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律が令和2年4月1日に施行されることに伴い、会計年度任用職員の給与及び費用弁償について必要な事項を定めるため、所要の条例整備を行うもの。  賛成多数で原案可決した。  (4)議案第18号 南但広域行政事務組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について。  成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律により、地方公務員法の一部が改正され、成年被後見人及び被保佐人に係る欠格条項が削除されたことに伴い、関係規定の改正等を行うため、所要の条例整備を行うもの。  原案可決した。  (5)議案第19号 南但広域行政事務組合特別会計設置条例の一部を改正する条例制定について。
     農業共済事業の廃止による特別会計の整理に伴い、電算事業特別会計を廃止するため、所要の条例整備を行うもの。  原案可決した。  (6)議案第20号 南但広域行政事務組合休日診療所設置及び管理等に関する条例の一部を改正する条例制定について。  南但休日診療所の冬期間(12月~3月)における薬剤師の配置に伴い、所要の条例整備を行うもの。  原案可決した。  (7)議案第21号 南但広域行政事務組合農業共済条例を廃止する条例制定について。  令和2年3月31日をもって農業共済事業を終了し、令和2年4月1日から兵庫県農業共済組合が同事業を行うことに伴い、その根拠条例を廃止するとともに、関係条例について所要の条例整備を行うもの。  賛成多数で原案可決した。  (8)議案第22号 令和元年度南但広域行政事務組合農業共済事業事務費の賦課総額及び賦課単価の改正について。  農業共済事業に加入する農家から徴する事務費賦課金について、その賦課総額の改正及び園芸施設共済事務取扱要領の一部改正に伴い、園芸施設共済割において農業者団体での一斉加入が行われた場合に、賦課単価の割引措置ができる旨の追加を行うもの。  原案可決した。  (9)議案第23号 令和元年度南但広域行政事務組合一般会計補正予算(第1号)について。  派遣職員の人事異動等に伴う人件費負担金等の減額と公用車整備等にかかる公用車管理費を増額する補正で、現計予算18億8,500万円から、880万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ18億7,619万5,000円とするもの。  原案可決した。  (10)議案第24号 令和元年度南但広域行政事務組合電算事業特別会計補正予算(第2号)について。  派遣職員の人事異動等に伴う人件費負担金、制度改正等及びコンビニ交付にかかるシステム構築委託料等を増額する補正で、現計予算2億1,880万円に6,325万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億8,205万7,000円とするもの。  原案可決した。  (11)議案第25号 令和元年度南但広域行政事務組合休日診療所特別会計補正予算(第1号)について。  新たに薬剤師を設置するための賃金等を増額する補正で、現計予算1,500万円に、133万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,633万4,000円とするもの。  原案可決した。  (12)議案第26号 令和元年度南但広域行政事務組合農業共済事業特別会計補正予算(第1号)について。  水稲共済において、当初の事業予定量を上回ったため、業務量の増加に伴う収入支出に係る農作物共済勘定及び業務勘定における所要額を措置するもので、現計予算1億8,130万円に、51万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億8,181万4,000円とするもの。  原案可決した。  (13)認定第1号 平成30年度南但広域行政事務組合一般会計決算の認定について。  一般会計の決算総額は、歳入総額21億7,194万4,000円、歳出総額21億2,187万8,000円となり、翌年度に繰り越すべき財源650万円を除く実質収支は歳入歳出差引残額4,356万6,000円の黒字決算となった。  賛成多数で認定した。  (14)認定第2号 平成30年度南但広域行政事務組合電算事業特別会計決算の認定について。  電算事業特別会計の決算総額は、歳入で1億9,063万9,000円、歳出で1億8,586万3,000円となり、実質収支は477万6,000円の黒字決算となった。  認定した。  (15)認定第3号 平成30年度南但広域行政事務組合休日診療所特別会計決算の認定について。  休日診療所特別会計の決算総額は、歳入で1,966万8,000円、歳出で1,323万6,000円となり、実質収支は643万2,000円の黒字決算となったことから、このうち500万円を基金に積み立て、残る143万2,000円を翌年度繰越金とした。  認定した。  (16)認定第4号 平成30年度南但広域行政事務組合農業共済事業特別会計決算の認定について。  農業共済事業特別会計の決算総額は、歳入で2億1,275万6,000円、歳出で2億1,192万9,000円で、収入支出差引残額は82万7,000円となった。前年度生じた欠損金に10万7,000円を充当し、実質収支は72万円の黒字決算となった。  認定した。  なお、議案等書類は、議会事務局に保管してあります。  続きまして、第147回臨時会の報告をさせていただきます。  令和元年12月5日。  養父市議会議長、深澤巧様。  南但広域行政事務組合議会、議員、田村和也、同、西谷昭徳、同、植村和好、同、勝地貞一、同、政次悟、同、深澤巧。  南但広域行政事務組合議会報告書。  第147回南但広域行政事務組合議会臨時会の内容を下記のとおり報告します。  記。  1 開会年月日。  令和元年11月8日(金)。  2 会議の内容。  朝来市議会の改選に伴い、南但広域行政事務組合議会の構成を変更するものである。  (1)副議長の選挙。  指名推選により、渕本稔議員が選任された。  (2)議会運営委員会委員の選任について。  足立義美議員、岡田和之議員が選任され、委員長に足立義美議員が互選された。  (3)総務委員会委員の選任について。  小山裕議員、丸尾行子議員、足立義美議員、藤原正伸議員、岡田和之議員、渕本稔議員が選任され、副委員長に小山裕議員が互選された。  (4)南但広域ごみ処理計画特別委員会委員の選任について。  副議長を除く5人の議員が選任され、委員長に藤原正伸議員が互選された。  議案等書類は、議会事務局に保管してあります。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(深澤  巧) 南但広域行政事務組合議会の報告は終わりました。  以上をもちまして、諸般の報告を終わります。        ──────────────────────────────   日程第5 行政報告 ◯議長(深澤  巧) 日程第5、行政報告を行います。  広瀬市長。 ◯市長(広瀬  栄) おはようございます。  本日、第95回養父市議会定例会が開催されましたところ、議員各位におかれましては、全員御健勝にて御出席賜り、感謝申し上げます。  希望に満ちた新時代のスタートの年、令和元年も残りが少なくなってまいりました。  ことし1年を振り返れば、やはり災害の多い年でした。8月末の北九州を襲った豪雨災害、台風15号、19号による関東、東日本、中部地方を主とする風水害は、強風による建物倒壊、広域的な大洪水等の大災害をもたらしました。多くの方々が亡くなられ、いまだ避難生活を余儀なくされている人々もおられます。  亡くなられた方々へ心からお悔やみを申し上げるとともに、一日も早い復旧・復興を願うものであります。  復旧作業が長期化しています。市といたしましても、社協と連携し、ボランティアの派遣等、復旧に向けたできるだけの支援を行いたいと考えています。  また、沖縄県首里城の大火災も国民に大きな衝撃を与えました。これも一日も早い復旧を願うものです。  台風や豪雨などの自然災害の頻発は、地球温暖化による気候変動によるものと言われています。この2日から、スペインのマドリードで開かれているCOP25、国連気候変動枠組条約締約国会議で、温暖化の大きな原因と言われている二酸化炭素の排出抑制について、実効的な議論がなされることを期待しています。  この中で、アメリカや中国が枠組み条約に非協力的であること、日本は化石燃料の使用量が多い国との指摘を受けています。我々市民一人一人がエネルギーの消費、日常生活のあり方について、深く考えることが必要です。  スウェーデンの16歳の高校生、グレタ・トゥンベリさんを初め、世界中から集まった若者が実効性のある気候変動対策を求めています。日本の国でも、多くの若者たちがグレタさんの勇気ある行動に心を打たれ、未来の地球を憂い、温暖化対策の実現に向け、活動を起こしています。若者たちの勇気ある活動に希望を得るとともに、寄り添った行動ができればと考えています。  11月15日朝、氷ノ山に初雪がありました。昨年より5日早い初雪となりました。一昨日の12月3日には、氷ノ山国際スキー場の冬山開きと安全祈願祭が行われ、明日の12月6日にはハチ高原スキー場の冬山開きと安全祈願祭が行われます。ひたすら早い降雪と長い営業期間が維持できる積雪を願うものです。  氷ノ山や鉢伏山、妙見山など、中国山脈の麓に位置する養父市は、雪に恵まれ、雪を観光産業の資源としてきました。スキー産業は養父市の基幹産業の一つでもあります。近年の暖冬による雪不足はスキー場経営に厳しいものがありますが、長い目で見た良好なスキー場施設の経営について、事業者の皆様とも十分に協議し、持続可能な維持管理・運営を目指したいと考えています。  ハチ高原は、ワールドマスターズゲームズ2021関西におけるオリエンテーリング会場として決定しています。行政としても、多様な支援施策を行っていきたいと考えています。  ことしの流行語大賞が発表されました。ONE TEAMです。ラグビーワールドカップ日本チーム活躍の原動力ともなった言葉です。  人それぞれ感じるところは複雑で、報道によれば違和感や嫌悪感を持つ方もおられるとのことでした。殊さらこの言葉を喧伝するわけではありませんが、やはり物事をなし得る上で、関係者が気持ちを一つにして、目的達成に目がけ進むこと、そのような思いを持つことは、必要なことであろうと考えているところであります。養父市もよい意味で、ONE TEAMによる市政運営、行政経営を目指したいと考えています。  お隣韓国との経済摩擦は、国家安全保障GSOMIAの失効にまで話が及びました。また、アメリカ、中国の経済摩擦も国内経済に大きく影響を与えています。日韓、米中、それぞれの経済摩擦は、日本企業への大幅な需要の縮小を引き起こし、国全体の経済活動の低迷につながっています。  その影響は、養父市の企業等にも大きく影を落としています。早期の解決がなされることを心から願うものです。  消費税の値上げが10月1日から行われました。あわせて、幼児教育と保育の無償化もスタートいたしました。消費税値上げによる消費への影響は、軽減税率等の影響もあるのか、現時点では何とも言えませんが、軽減税率の期間設定等については、国民に寄り添った判断を望みたいと思います。  臨時国会では、桜を見る会が焦点となっています。国政を預かる立場としての細心の配慮と注意が必要だったのではと、問題意識を持ちながら動向を見守っています。  昨年も申し上げましたが、幼児虐待、意味不明の殺人、無謀運転による交通事故死等々、人の命が粗末に扱われる、悲惨な事件や事故が続いています。反対に、就職氷河期世代の雇用についても、社会の注目が集まっています。人の社会は、厳しさとともに優しさが必要であることを強く感じながら、「人にとって住みやすい社会とは」について、深く考えさせられる師走のきょうこの頃です。  妙見山も頂が白くなり、間もなく里にも雪が舞う季節となり、冬を迎えます。氷ノ山の初冠雪については先ほど申し上げました。  11月26日に、積雪における市民生活の安全性と快適性を確保するため、除雪機動隊の発隊式を行いました。このことも毎年お願いしているところですが、身の回り、自分でできる身近な範囲の除雪等は、みずから行っていただくようにお願いします。早朝から通勤通学時までの間に重点的に行う、限られた条件の中での危険を伴う除雪作業となります。除雪作業員の努力を酌んでいただき、御理解をお願いいたします。  養父市総合計画と地方創生総合戦略の見直しについてです。  今年度末を計画期間とする養父市創生総合戦略と、来年度末を計画期間とする総合計画の見直しについては、総合計画と総合戦略を一体化した形で、次期計画への策定を行うとの考えで、現在、見直し作業に入っております。  今後、作業の進捗に伴い、必要に応じ、その都度報告し、皆様の御意見をいただくことになりますが、よろしくお願いいたします。  国家戦略特区についてです。  11月24日に国家戦略特区シンポジウムを行い、国家戦略特区の進捗状況等について、広くお知らせすることができました。農家レストランの実現や遠隔服薬指導の実現、スマート農業の実証など、新たな成果や効果等について御報告させていただきました。  養父市の国家戦略特区は着実に進み、成果を上げつつあります。今後とも、緩和済みの制度については拡大と拡充、新規規制緩和の実現により一層努力し、活力があり幸せに暮らすことのできる農業・農村社会の実現に向けて努力する所存です。  養父市文化会館、これはまだ仮称ですが、養父市新文化会館の建設につきましては、11月22日に安全祈願祭と起工式を行いました。いよいよ令和3年秋のグランドオープンを目指して、本格的に工事が始まります。工事期間中、周辺の皆さんには御迷惑をおかけすることがあろうかと思いますが、御理解のほどよろしくお願いいたします。  施設整備につきましては、めどが立ちましたが、施設整備とあわせて、これからはでき上がった施設の管理運営、活用方法について、十分考えを検討しなければなりません。多くの皆様の御意見等をお聞きしながら、未来の養父市のまちづくりの拠点として、ふさわしい方向性を定めていきたいと考えています。  12月1日、第13回ビバホールチェロコンクール第1位の佐山裕樹さんの東京でのリサイタルを実施いたしました。養父市でのリサイタルは、その1週間前の11月23日にビバホールで実施をしております。  12月1日当日は、会場いっぱいの入場者を得て、盛況のうちに終えることができました。ビバホールコンクールが養父市を代表する文化イベントであるとともに、養父市創生に欠かせないイベントであることも確信いたしました。実施に向け御尽力いただきました東京養父市会実行委員会、地元養父市実行委員会の皆様に、また、御協力いただいた多くの企業等関係者の皆様方に、心より感謝を申し上げます。  令和2年度予算編成についてであります。  健全財政と財政投入による地域活力の向上と市政の振興、活性化を目指し、バランスのよい予算執行による施策の効率的・効果的な実施を目指すものです。市の目指すまちづくり3本の柱、「日本一農業をしやすいまち」「日本一子育てをしやすいまち」「日本一福祉が充実したまち」、この3つの柱と、地方創生総合戦略の実現に向けて努力いたします。  あわせて、国の各省庁に対する令和2年度予算獲得等に向けての各種大会、要望会等にも出席、参加いたしております。  それでは、別紙の行政報告により、前第94回養父市議会定例会以降の諸般の行政を御報告申し上げます。  まず、1ページ目であります。
     1番目、おおや堆肥センターの兵庫県堆きゅう肥共励会での受賞についてであります。  9月5日、公益社団法人兵庫県畜産協会が主催する令和元年度兵庫県堆きゅう肥共励会において、おおや堆肥センターが大家畜部門の最優秀賞(兵庫県知事)を受賞いたしました。詳細は記載のとおりであります。  2点目であります。自伐型林業研修の実施についてでありますが、記載のとおりであります。  3点目、第26回木彫フォークアートおおやの開催についてであります。  木彫作品の全国公募展「第26回木彫フォークアートおおや」を9月20日から10月6日までの期間、おおやホールで開催いたしております。詳細は記載のとおりでございます。お目通しいただきたいと思います。  2ページ目をお願いいたします。  4点目、名草神社本殿・拝殿保存修理工事の現地説明会についてであります。  9月21日、国指定重要文化財名草神社において本殿と拝殿の保存修理工事現地説明会を実施し、多くの市民等に参加いただいております。詳細は記載のとおりです。  5点目、秋の健康・スポーツ行事についてであります。  記載のとおりでございます。お目通しいただきたいと思います。  6点目、養父の未来づくり・地域貢献リーダー育成講座についてであります。  9月26日から10月1日までの4日間8会場で、将来の養父市を担う小学6年生と中学3年生を対象に「養父の未来づくり・地域貢献リーダー育成講座」を実施しました。詳細は記載のとおりであります。  7点目であります。株式会社サンリット産業の破産手続き開始についてであります。  旧口大屋小学校で本年6月から操業を開始した大阪市に本社のある株式会社サンリット産業が、経営不振を理由に10月1日より会社更生法に基づく破産手続きに入りました。  今後は、破産管財人による不動産・動産等の財産処分が行われ、各債権者へ可能な範囲で債務の支払いが行われる見込みです。  旧口大屋小学校内には現在、施設運営のために行った改修工事による造作物や多くの商品が存置されており、今後これらの処分に相当の期間を有することが見込まれています。  このため、市と破産管財人との間で合意書を締結し、財産処分が終了するまでの間に限り施設を現賃貸額と同額で貸し出すことにしています。  3ページ目の8点目であります。第13回一円電車まつりの開催についてであります。  10月6日、大屋町明延区内で第13回一円電車まつりを開催しました。詳細は記載のとおりであります。  9点目であります。地域おこし協力隊員の委嘱についてで、10月15日、「地域おこし協力隊」を新たに1人委嘱しました。詳細は記載のとおりであります。  10点目であります。台風19号に伴う災害義援金の募集についてであります。  10月12日に東日本に上陸し、記録的な大雨など猛威を振るった台風19号は、関東甲信・東北地方などを中心に広い地域に甚大な被害をもたらしました。  市では、10月16日から市役所・地域局など5か所に募金箱を設置し、災害義援金を募集しています。11月18日現在で、市民の皆様方から11万5,302円の義援金が寄せられています。義援金の募集は12月27日まで行い、全て日本赤十字社を通じ、被災された方々にお届けします。皆様の引き続きの温かい御支援をよろしくお願いいたします。  11点目、カワウ駆除についてであります。  10月16日より下半期の銃によりますカワウ広域捕獲活動を開始しております。詳細は記載のとおりであります。  4ページ目であります。  12点目であります。警察署の再編整備に関する要望書の提出についてであります。  10月17日、兵庫県知事・兵庫県議会議長・兵庫県警察本部長に対し、警察署等の再編整備(案)に反対する要望書を提出しました。これは、兵庫県警察本部が示した再編整備(案)に対し、地域住民が安全で安心して暮らす地域社会を実現するため養父署の現行体制を存続するよう求めたものです。  13点目、文化祭の開催についてです。  生涯学習活動の成果の場として、各公民館を拠点に文化祭が開催されております。詳細は記載のとおりであります。  14点目、第101回兵庫県畜産共進会の開催についてであります。  10月24日、但馬家畜市場(養父市大薮)において但馬牛や神戸牛の振興を目的として第101回兵庫県畜産共進会が開催されました。詳細は記載のとおりであります。お目通しいただきたいと思います。  15点目、映画「二宮金次郎」養父市上映会についてであります。  10月26日、ビバホールにおいて、映画「二宮金次郎」養父市上映会を開催しました。1日3回上映し、子供から高齢者まで全体で724人の方に鑑賞していただきました。詳細は記載のとおりであります。  5ページ目であります。  16点目であります。養父市総合防災訓練の開催についてであります。  10月27日、養父断層を震源とする震度6弱の地震が発生したことを想定し、養父市総合防災訓練を開催いたしました。詳細は記載のとおりであります。お目通しいただきたいと思います。  17点目、幻の名酒「仙櫻」の蔵出しについてであります。  10月28日、「仙櫻」の蔵出しが明延鉱山探検坑道明寿蔵前で行われました。詳細は記載のとおりであります。  18点目であります。ブータン王国大使の視察についてであります。  10月29日、ブータン王国大使館、ヴェツォプ・ナムギャル大使一行が国家戦略特区及びスマート農業の取組を視察するため、養父市に御来訪いただきました。  今回の視察は、在大阪ブータン王国名誉領事館からの照会により、養父市の農業特区の取組を地形条件等の似たブータン王国の農業振興の参考にしたいと実現したものです。当日は、養父市役所で意見交換の後、農家レストラン中村屋、株式会社Amnakのスマート農業能座地区実証農場、やぶファーム株式会社の水耕栽培施設を視察されました。大使は「ブータン王国も若者の農業離れが進んでおり、農業のスマート化は若者の農業への回帰を促す契機となる」と興味深く見学されていました。  この視察を契機に、今後も養父市とブータン王国との連携、交流が深まることを期待します。  6ページ目であります。  19点目、市ホームページのリニューアルについてであります。  10月31日、養父市の情報発信力を高めるため、市ホームページをリニューアルしました。詳細は記載のとおりであります。お目通しいただきたいと思います。  20点目であります。養父市農業委員会委員の改選についてであります。  11月1日、養父市農業委員13人を任命し、同日、第1回養父市農業委員会総会において、委員の互選により会長に大屋地域の谷垣重俊委員、会長職務代理者に関宮地域の山根達夫委員が選任されました。  また、11月5日には谷垣会長から養父市農地利用最適化推進委員12名に委嘱状が交付され、第7期の農業委員会がスタートしました。  次に、21点目であります。アカペラコンサートinおおやの開催についてであります。  詳細は記載のとおりであります。お目通しいただきたいと思います。  22点目、秋の全国火災予防運動関連行事についてであります。  毎年11月9日から1週間、秋の全国火災予防運動が実施され、市消防団では、それぞれ地域で火災防御訓練や防火パレード、防火チラシの配布などを行っています。  11月10日には関宮区の協力を得て、関宮地区密集地火災防御訓練を実施しました。詳細は記載のとおりでございます。お目通しいただきたいと思います。  7ページ目であります。  23点目であります。戦没者追悼式についてであります。  11月12日、八鹿文化会館ホールを会場に来賓、遺族会及び一般の方を含む220人に参列いただき、戦没者追悼式を執り行いました。詳細は記載のとおりでありますので、お目通しいただきたいと思います。  24点目、建屋・大谷診療所の運営方針についてであります。  建屋・大谷診療所の運営については、今年度末を以って閉鎖との方針を打ち出し、関係区長様や関係者と意見交換を重ねてきたところでありますが、地域の御意見等を踏まえ、閉鎖を1年延期することといたしました。このことについては、11月12日に建屋地域、22日に大谷地域の区長様方へお伝えしたところであり、引き続き、関係各位の皆様の理解を求めていきます。  25点目であります。道の駅やぶ「グリーンビレッジ」についてであります。  経営不振を理由に2月末日をもって営業を取りやめていた道の駅やぶの飲食・物販施設「グリーンビレッジ」については、11月13日、新たな経営者が決定しました。  今後は、施設改修などを経て令和2年3月のオープンを予定しています。詳細は記載のとおりであります。  26点目であります。八鹿青渓中学校「創立10周年記念式典」の挙行についてであります。  11月13日、八鹿青渓中学校「創立10周年記念式典」を挙行しました。詳細は記載のとおりであります。お目通しいただきたいと思います。  次に、8ページ目であります。  27点目であります。各地域の人権週間啓発事業の実施についてであります。  12月4日から10日までの人権週間にあわせて、人権意識の高揚を図るため各地域において講演会等を開催しました。  11月15日、ビバホールにて、11月22日、関宮ノビアホールにて、11月30日、みふね会館にて、それぞれで行っております。詳細は記載のとおりであります。お目通しいただきたいと思います。  28点目、養父市文化会館(仮称)建設事業についてであります。  これは冒頭の御挨拶で申し上げたところであります。記載のとおりでございます。お目通しいただきたいと思います。  29点目、ビバホールチェロコンクール第1位受賞記念リサイタルについて。  これも冒頭の御挨拶で申し上げました。詳細は記載のとおりです。お目通しいただきたいと思います。  30点目、養父市国家戦略特区シンポジウムの開催についてであります。  これも冒頭の御挨拶で申し上げました。詳細は記載のとおりであります。お目通しいただきたいと思います。  9ページ目であります。  31点目でありますが、女性活躍セミナーの開催についてということで、11月26日、女性活躍セミナーを開催いたしております。詳細は記載のとおりでございます。お目通しいただきたいと思います。  32点目、大規模農業用ハウス(高度環境抑制栽培施設)の運営状況についてということであります。  11月30日、株式会社トーヨー養父農業生産法人が農林水産省の補助事業「産地パワーアップ事業」を活用し、大薮地内で7月に竣工した大規模農業用ハウスにおいて、収穫祭が執り行われました。詳細は記載のとおりでございます。お目通しいただきたいと思います。  33点目であります。プレミアム付商品券の販売についてであります。  消費税の引き上げに伴う低所得者及び子育て世帯への影響を緩和するとともに地域での消費を喚起・下支えすることを目的に10月からプレミアム付商品券を販売しています。現在、約1,500名の方に御購入いただき、市内の商品券取扱店176店舗で使用していただいています。  商品券は令和2年2月28日まで販売しており、社会福祉課及び各地域局で御購入いただくことができます。また、商品券は令和2年3月31日まで使用していただくことができます。引き続き販売の促進に努めてまいります。  10ページ目であります。  34点目であります。入札・契約状況についてであります。  「令和元年度入札・契約状況」については、配付しております一覧表のとおりでございます。  今議会では、当初、議案等34件を上程いたしております。会期中には追加議案等も予定しているところでございます。  御審議いただき、御議決を賜りますようお願い申し上げまして、開会に当たっての御挨拶とさせていただきます。  どうぞよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 以上で、行政報告を終わります。  暫時休憩します。                  午前10時54分休憩        ──────────────────────────────                  午前11時09分再開 ◯議長(深澤  巧) 再開します。        ──────────────────────────────   日程第6 報告第17号から報告第19号 ◯議長(深澤  巧) 日程第6、報告第17号、委任専決処分をしたものについて、専決第12号、訴えの提起についてから、報告第19号、委任専決処分をしたものについて、専決第14号、訴えの提起についてまでの以上3件を一括議題とします。  提案理由の説明を求めます。  広瀬市長。                〔市長登壇 提案理由説明〕 ◯市長(広瀬  栄) 報告第17号から報告第19号までの3件は、いずれも委任専決処分にかかわるものでありますので、一括して提案理由の説明をいたします。
     本件は、いずれも養父市ケーブルテレビジョン利用料の支払いが遅滞している者に対し、簡易裁判所による支払督促手続を利用し、利用料の支払いを求めたところ、異議申し立てがなされたため、訴訟の手続に移行したもので、地方自治法第180条第1項の規定により、専決処分したことに対し、同条第2項の規定により、議会に報告するものであります。  詳細につきましては、危機管理監に補足説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 続いて、補足説明を求めます。  谷口危機管理監。                 〔危機管理監補足説明〕 ◯危機管理監(谷口 和幸) それでは、補足説明を行わさせていただきます。  報告第17号から報告第19号の委任専決処分をしたものについて、説明させていただきます。  この報告第17号と報告第19号につきましては、私債権において債務者に再三にわたり催告をしたにもかかわらず、支払いがなされなかったため、裁判手続による支払督促の手続を行ったところ、債務者より異議申し立てがありましたので、訴訟に移行したものであります。  また、報告第18号につきましては、支払督促申し立ての異議申し立てがありました。申し立て理由は、残り全額を一括払いするというもので、市としては支払督促申し立てを取り下げることもできましたが、不履行が生じる可能性もあるため、訴訟を継続することといたしました。  被告及び請求の趣旨につきましては、お手元に記載のとおりでございます。  以上で、報告第17号から報告第19号の補足説明を終わりますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 以上で、説明は終わりました。  これから質疑を行います。  質疑は一括して行います。  質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、質疑を終結します。  以上で、報告第17号から報告19号までの以上3件の報告を終わります。        ──────────────────────────────   日程第7 議案第113号 ◯議長(深澤  巧) 日程第7、議案第113号、養父市公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  これから、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。  広瀬市長。                〔市長登壇 提案理由説明〕 ◯市長(広瀬  栄) 議案第113号、養父市公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由の説明をいたします。  本件は、南但広域行政事務組合が所管する農業共済事業について、令和2年度から兵庫県農業共済組合に移管されることに伴い、市職員を同組合に派遣することとなるため、所要の改正を行うものであります。  詳細につきましては、担当部長に補足説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 続いて、補足説明を求めます。  井上企画総務部長。                〔企画総務部長補足説明〕 ◯企画総務部長(井上  剛) それでは、議案第113号、養父市公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての補足説明を行います。  この条例の一部改正につきましては、現在、南但広域行政事務組合が所管をし、業務を行っております農業共済事業について、令和2年4月1日から、県内1組合化により、兵庫県農業共済組合がこの農業共済事業の事務を行うこととなっております。  このことに伴いまして、当面の間、兵庫県農業共済組合へ市から職員を派遣することとなるため、派遣する職員への給与の支払いに支障が生じないように、条例を一部改正するものであります。  それでは、一部改正条例の内容につきまして説明をさせていただきますので、議案をごらんいただきたいと思います。また、次のページの新旧対照条文をごらんいただきたいと思います。  第4条及び第7条でございますが、「、期末手当及び寒冷地手当」と表記しておりますが、それを「、通勤手当、単身赴任手当、寒冷地手当、特殊勤務手当、時間外勤務手当、休日勤務手当、夜間勤務手当、宿日直手当、管理職手当、管理職員特別勤務手当、期末手当及び勤勉手当」に改めるもので、給与条例に規定をされております各種の手当を支払うことができるように規定をするものでございます。  施行日につきましては附則で定めておりますが、令和2年4月1日から施行するというものでございます。  以上で、議案第113号につきましての補足説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(深澤  巧) 以上で、提案説明を終わります。  これから、質疑を行います。  質疑はございませんか。  15番、政次悟議員。 ◯議員(15番 政次  悟) 2点お尋ねをしたいと思います。組合が県下一本化になって、そこに派遣する職員の給与を払うのだということの条例。欠けておりますといいますか、いろいろな手当とか、その他の関係が追加されるような議案になっておるのですが、派遣先の給料。県内一本化の共済組合になりますので、給与の取り扱いが多少違うのではないかなと思うのですが、基準となる給料表は、どういった団体の給料表を適用されるのか。例えば神戸であったり姫路の給料表を全ての職員に適用するのか、養父市だったら養父市のものだけを適用するのか。基準となる給料表は、どちらの給料表が適用になるのか、まず、1点お聞かせください。 ◯議長(深澤  巧) 井上企画総務部長。 ◯企画総務部長(井上  剛) 現在、調整しておりますのは、派遣元での給料表になりますので、養父市から派遣する職員については、養父市の給料表に基づき支払いを行うということになります。 ◯議長(深澤  巧) 15番、政次悟議員。 ◯議員(15番 政次  悟) 1県1組合化ということで、派遣される職員の方については派遣元の給料を適用されるのだということなのですが、私は、同じような業務をする中で、そういった兼ね合いで給与のばらつきが出るのかなというのはどうかと思うところもあります。  派遣の職員ということ、この条例の改正によって、一定は、養父市のほうが分担金といいますか、共済組合にお金を払って後して派遣職員相当分の給与相当額、支払った額の分が養父市の歳入になるというふうな理解でよろしいのでしょうか。お尋ねします。 ◯議長(深澤  巧) 井上企画総務部長。 ◯企画総務部長(井上  剛) 今、議員がおっしゃいましたとおり、養父市で給与を支給しまして、その給与に係る分を請求いたすということで、歳入のほうでその分は歳入するということになります。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、質疑を終結します。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第113号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第113号は委員会への付託を省略することに決定しました。  これから、討論を行います。  討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 討論なしと認めます。  以上をもちまして討論を終結します。  これから、議案第113号、養父市公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての採決を行います。  本案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第113号は原案のとおり可決されました。        ──────────────────────────────   日程第8 議案第114号及び議案第115号並びに議案第123号 ◯議長(深澤  巧) 日程第8、議案第114号、まち・ひと・しごと・ふるさと養父市創生条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第115号、養父市基金条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について、並びに議案第123号、まち・ひと・しごと・ふるさと養父市創生総合戦略の変更についての以上3件を一括議題とします。  これから、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。  広瀬市長。                〔市長登壇 提案理由説明〕 ◯市長(広瀬  栄) 議案第114号、まち・ひと・しごと・ふるさと養父市創生条例の一部を改正する条例の制定について、議案第115号、養父市基金条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第123号、まち・ひと・しごと・ふるさと養父市創生総合戦略の変更についての3件につきまして、関連がございますので、一括して提案理由の説明をいたします。  本件は、「第2次養父市総合計画」の計画終了年度である令和2年度において、「総合計画」及び「総合戦略」を一体化した「(仮称)基本構想」の策定を予定していますが、「総合戦略」は、今年度をもって計画期間が終了することから、地方創生の深化を図り、切れ目のない取り組みを進めるため、「(仮称)基本構想」を策定するまでの間、総合戦略の期間を延長しようとするもの及び総合戦略の期間延長に伴い、関連する条例について所要の改正を行うものであります。  詳細につきましては、担当部長に補足説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 続いて、補足説明を求めます。  鶴田国家戦略特区・地方創生担当部長。            〔国家戦略特区・地方創生担当部長補足説明〕 ◯国家戦略特区・地方創生担当部長(鶴田 晋也) それでは、私のほうから、議案第114号、議案第115号及び議案第123号の補足説明を行いますが、議案の順が若干、補足説明の順番を前後させながら説明をさせていただきます。  まず、議案第123号のほうから補足説明をさせていただきます。  議案第123号、まち・ひと・しごと・ふるさと養父市創生総合戦略の変更につきまして、補足説明を申し上げます。  本市では、平成23年度から令和2年度の10年間を計画期間といたします、第2次養父市総合計画を平成23年6月に策定しまして、少子高齢化の急速な進展、集落機能及び地域コミュニティの低下、こういったいろいろな問題に総合的かつ計画的に展開をしながら、市民との協働によりまちの振興と発展に取り組んできたところでございます。  一方で、全国的な人口減少社会が到来する中で、人口減少対策を集中的かつ重点的に取り組むために、平成27年10月に、まち・ひと・しごと・ふるさと養父市創生総合戦略を策定いたしまして、移住・定住の促進でありますとか、切れ目のない子育て支援、市の魅力ある資源を生かした産業の創生・育成など、さまざまな取り組みを通しまして、地方創生の実現を図ってきたところでございます。  戦略の期間につきましては、平成27年から令和元年までの5年間としてございました。  現行の総合計画が、終期が令和2年度になってございますけれども、総合戦略のほうが元年度ということで、それぞれの計画期間が満了することに伴いまして、先ほどの市長からの冒頭の御挨拶の中にもありましたけれども、現在、市では、まだ仮称でございますが、総合計画と総合戦略を一帯化した基本構想という名称のものを、令和2年度内に策定するべく取り組んでおるところでございます。  この構想を策定する移行期間、この期間につきましても、切れ目なく地方創生の実現を図るために、まち・ひと・しごと・ふるさと養父市創生総合戦略の期間を1年間延長するものでございます。  この総合戦略の期間延長に伴いまして、関連をします2つの条例につきましても、所要の改正を行うというものでございます。  関連しまして、議案第114号、まち・ひと・しごと・ふるさと養父市創生条例の一部を改正する条例の制定につきまして、補足説明を申し上げます。  先ほど説明しました総合戦略の期間変更に伴いまして、平成32年3月31日に失効します、まち・ひと・しごと・ふるさと養父市創生条例の有効期限に関する規定も、あわせて延長させていただくということでございます。  新旧対照表をごらんくださいませ。附則の第2項に見出しをつけまして、失効期限につきまして、「平成32年3月31日」を「令和3年3月31日」に改めるというものでございます。  続きまして、議案第115号につきまして、養父市基金条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定につきまして、補足説明を申し上げます。  本市では、平成27年12月に、総合戦略の実現に必要な財源を確保するために、戦略期間が終了するまでの時限的措置としまして、養父市基金条例の一部を改正しまして、養父市創生基金というものを創成いたしました。創生基金で3億円を積み立てまして、戦略事業の取り組みを強力に推進してきたところでございます。  先ほど説明しましたとおり、現在、市では、総合計画と総合戦略を一本化しました(仮称)基本構想というものを令和2年度内に策定するべく取り組んでいるところでございますけれども、この基本構想が策定されるまでの間及び次期基本構想の策定後においても、構想に基づく各施策を円滑かつ強力に実行していくために、令和2年5月31日に失効します養父市創生基金の有効期限に関する規定を見直すものでございます。  長い年月をかけて築き上げてきました、地方から都市部に人口を供給してきたこれらの従来の取り組みは、なかなか一朝一夕には是正できるものではないと。地方創生の取り組みも、すぐにあらわれるものではないと。今後とも時間をかけて継続的に地方創生に取り組んでいく必要があるということで、有効期限に関する規定を削除するものでございます。  では、新旧対照条文のほうをごらんいただきたいと思います。  附則第2項を削りまして、附則第1項の見出しと項番号を削るという改正を御提案させていただきます。  なお、議案第114号、まち・ひと・しごと・ふるさと養父市創生条例の一部を改正する条例及び議案第115号、養父市基金条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例とも、令和2年1月1日を施行日としてございます。
     以上で、議案第114号、議案第115号及び議案第123号の補足説明を終わらせていただきます。御審議賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 以上で、提案説明を終わります。  これから、質疑を行います。  質疑は一括して行います。  質疑はございませんか。  11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 説明がありましたが、国のほうは、まち・ひと・しごと総合戦略について、ことしじゅうに、12月中に決定するというように聞いておりますが、養父市については、今、先に説明がありました。また、総合戦略については5年間ということなのですが、前回、5年前なのですが、条例によりますと、作戦会議というものをつくって、20名の委員ということで、意見を出して本部に提案するような形でしたが、5年前と同じようなやり方で総合戦略を策定するのかということをお聞きしたいと思います。  前回、5年前は時間がなかったせいか、自治体によれば7割以上の自治体が外部に委託したと。コンサルタントにお願いしたようなことも聞いておりますが、その辺はどういうふうに決めていくのですか。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田国家戦略特区・地方創生担当部長。 ◯国家戦略特区・地方創生担当部長(鶴田 晋也) 既に基本構想の策定に向かって、いろいろなアンケート等を実施もしてございます。  今後はいろいろな関連団体等にヒアリングを行ったり、一般質問の通告にもございました検証委員会でも、いろいろな御指摘をいただいております。こういったことをしっかり反映させた形で、市民全体の意見もそうですし、ある特定の部局であるとか、ある特定の年齢層、そういった方々の意見もしっかりと聞きながら、基本構想というものをしっかりつくっていきたいと。  その中で、やはり一部外部委託をやったほうが効率的な場合は、そういったことも生じるというふうに認識をしてございます。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  13番、勝地貞一議員。 ◯議員(13番 勝地 貞一) 先ほど提案の説明をいただいたわけでございますが、基金条例のことでございます。条例の改正でございますが、説明では、この基金条例の失効期限を取ってしまって、失効はなくして、ずっと継続してこの基金条例は行くということなのですが、説明の中で、総合計画、それから、総合戦略ですね。地方創生の総合戦略を一体化して、基本構想を策定する。こういうことで、令和2年度にするということで、1年延ばすわけですが、これらの計画のことなのですが、時限を区切ってこの計画を強力に進めていく。こういうことをされるお考えか、もうそうではなくして、期限を設定しなくて、ずっと先向きに行かれる計画なのか。そのことについてお伺いをしてみたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田国家戦略特区・地方創生担当部長。 ◯国家戦略特区・地方創生担当部長(鶴田 晋也) これまでの実績を御説明させていただきますと、基本計画につきましては10年という期間を設け、戦略については5年という期間を設けて実施をしてございます。  いろいろな他地区の事例を見ますと、特に期限を切らずに毎年毎年見直すのだと。長期スパンはある程度区切った上で、計画の内容を毎年毎年見直しているような自治体もございます。ですので、今、そういった事例収集をまさしくやっているところでございまして、市民の方といろいろ議論をしながら、どういった形がいいのか、設けないのがいいのか、5年なのか、10年なのか、10年と設けた上で中間チェックみたいな期間を5年と定めるのか、または3年ごとにやって9年とするのか、そこはいろいろな議論が今、行われているところでして、はっきりと決まっているところはございません。  今後とも、いろいろな皆さんの御意見を踏まえながら、最終的な決定をしていきたいと考えております。 ◯議長(深澤  巧) 13番、勝地貞一議員。 ◯議員(13番 勝地 貞一) 今、検討中であるようでございますが、ただ、今、つくっておりますのは、この5年間が今年度で満了するわけで、1年延ばすわけですけれども、なかなか地方創生で、人口の減少に歯どめをかけるということで、それらが主体的になった総合戦略ではないかなと思うのですが、やはりそういう期間を決めて強力に推進をしていくということが必要ではないかと思いますが、今、言われたように、今後、市民の方の意見等も聞いてされるということでございますので、個人的な意見でございますけれども、ぜひとも期限を定めて強力に推進をしていくというのが必要ではないかと私は思います。そこらの考え方をもう一度お願いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田国家戦略特区・地方創生担当部長。 ◯国家戦略特区・地方創生担当部長(鶴田 晋也) その前に、先ほど私、総合計画のことを基本計画と言ったような気がしますので、修正をさせていただきます。  議員からの御意見、非常に貴重な意見で、恐らく期限を設けずにやるというのは、あり得ないのかなと。その期限の設け方を総合計画のように10年というふうに置くのがいいのか、または今回、つくろうとしている基本構想というものは、かなり人口問題、戦略に近い形の計画をイメージしておりますので、5年という意見もあるでしょうし、この世の中に対応していくためには5年でも遅いのだという意見もいろいろあると思います。  先ほどの答弁の繰り返しになってしまいますけれども、そのような皆様方の声をしっかり受けとめながら、最終的にどういった期間設定をしていくのがいいのかを決定していきたいというふうに考えております。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、質疑を終結します。  ただいま議題となっております議案第114号及び議案第115号並びに議案第123号の以上3件は、会議規則第38条第1項の規定により、総務文教常任委員会に付託します。        ──────────────────────────────   日程第9 議案第116号 ◯議長(深澤  巧) 日程第9、議案第116号、養父市税条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  これから、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。  広瀬市長。                〔市長登壇 提案理由説明〕 ◯市長(広瀬  栄) 議案第116号、養父市税条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由の説明をいたします。  本件は、第94回養父市議会定例会における養父市税条例の改正において、軽自動車税の種別割及び環境性能割についての改正を行ったところですが、日本赤十字社が所有する軽自動車に係る軽自動車税の環境性能割は兵庫県条例に基づき減免の扱いとなることから、非課税の範囲を種別割のみに限定するよう、所要の改正を行うものであります。  詳細につきましては、担当部長に補足説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 続いて、補足説明を求めます。  井上企画総務部長。                〔企画総務部長補足説明〕 ◯企画総務部長(井上  剛) それでは、議案第116号、養父市税条例の一部を改正する条例の制定について、補足説明を申し上げます。  本件は、日本赤十字社が所有する救急用自動車、巡回診療や血液事業などの用に供する軽自動車等の車両について、軽自動車税を非課税としておりましたが、新たに創設された軽自動車税の種別割及び環境性能割のうち、環境性能割については兵庫県条例において減免の扱いとなることから、非課税の範囲を種別割のみに限定するよう所要の改正を行うものであります。  それでは、改正条文、また、新旧対照条文をごらんいただきたいと思いますが、第81条の2の見出し中「軽自動車税」の次に「の種別割」を加えまして、また、本文中におきましては「軽自動車税を」を「軽自動車税の種別割は」に改めるものでございます。  なお、附則において施行日等を規定しておりますが、この条例は、公布の日から施行し、令和2年度以降の年度分の軽自動車税の種別割について適用するものであります。  以上で、議案第116号の補足説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(深澤  巧) 以上をもちまして、説明は終わりました。  これから、質疑を行います。  質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で質疑を終結します。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第116号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。  これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第116号は、委員会への付託を省略することに決定しました。  これから、討論を行います。  討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 討論なしと認めます。  以上をもちまして、討論を終結します。  これから、議案第116号養父市税条例の一部を改正する条例の制定についての採決を行います。  本案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第116号は原案のとおり可決されました。        ──────────────────────────────   日程第10 議案第117号 ◯議長(深澤  巧) 日程第10、議案第117号、養父市大屋農産物加工所設置及び管理条例を廃止する条例の制定についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  広瀬市長。                〔市長登壇 提案理由説明〕 ◯市長(広瀬  栄) 議案第117号、養父市大屋農産物加工所設置及び管理条例を廃止する条例の制定につきまして、提案理由の説明をいたします。  本件は、現在、養父市大屋農産物加工所を使用している株式会社おおや振興公社と協議した結果、使用を終了することとなったこと、及び当施設は公共施設総合管理計画において「譲渡又は除却」の方針であることから、同条例を廃止しようとするものであります。  詳細につきましては、担当部長に補足説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 続いて、補足説明を求めます。  鶴田産業環境部長。                〔産業環境部長補足説明〕 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) それでは、議案第117号、養父市大屋農産物加工所設置及び管理条例を廃止する条例の制定について、補足説明を申し上げます。  本件は、平成元年に構造政策推進モデル集落整備事業によりまして、大屋町夏梅地内に設置をされました、養父市大屋農産物加工所の設置及び管理条例を廃止しようとするものです。  当該施設は、地域における農産物の有効利用を図りまして、農家の就業場の確保及び所得増大により、地域の活性化を図る目的で設置をされました。  現在は、株式会社おおや振興公社がみその加工場として使用されておりましたが、同社が現在、管理運営をされますあゆ公園の中の施設で加工作業を行うことになりましたため、令和2年3月末をもって本施設を終了されることになったこと、及び養父市公共施設総合管理計画におきまして、本施設は「譲渡又は除却」の方針となっていると。こういったことを総合的に勘案しまして、同条例を廃止するものでございます。  なお、本施設の廃止後につきましては、現在、ジビエの加工施設の検討を行っている団体がございまして、そちらの利活用について協議・調整を行っているような状況でございます。  以上で、議案第117号の補足説明とさせていただきます。御審議賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 以上をもちまして、提案説明は終わりました。  これから、質疑を行います。  質疑はございませんか。  11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 先ほど説明がありました大屋農産物加工施設ですが、ジビエの処理加工をする施設に変更するというか、そういう方がおられるということなのですが、積極的に養父市がどの程度取り組むのか、その辺はどうなのでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 暫時休憩します。                  午前11時44分休憩        ──────────────────────────────                  午前11時44分再開 ◯議長(深澤  巧) 再開します。  鶴田産業環境部長。 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) ジビエの活用につきましては、皆様御存じのとおり、3,000頭を超える鹿をいろいろな罠等で捕獲しておりますが、その一部しか活用されていないということで、養父市としても、捕獲をしている鹿等を最大限活用していきたいと。そのための支援はしっかりしていきたいというふうに考えております。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。
    ◯議員(11番 津崎 和男) この条例の廃止によって、この施設、建物自体はどうなるのでしょうか。撤去するのか、そのまま改修、改造して使うのか。そういうことは見通しがあるのでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田産業環境部長。 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) まさにこの土地及び施設を有効活用される、そういった申し出をされているような団体と協議中でございまして、更地にするのか、また、この施設を改造しながら有効活用するのかは未定でございます。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、質疑を終結します。  ただいま議題となっております議案第117号は、会議規則第38条第1項の規定により、生活環境常任委員会に付託します。        ──────────────────────────────   日程第11 議案第118号及び議案第120号 ◯議長(深澤  巧) 日程第11、議案第118号、養父市内山農林水産物直売・食材供給施設の設置及び管理条例を廃止する条例の制定について及び議案第120号、財産の無償譲渡についての以上2件を一括議題とします。  提案理由の説明を求めます。  広瀬市長。                〔市長登壇 提案理由説明〕 ◯市長(広瀬  栄) 議案第118号、養父市内山農林水産物直売・食材供給施設の設置及び管理条例を廃止する条例の制定について及び議案第120号、財産の無償譲渡についての2件につきまして、一括して提案理由の説明をいたします。  本件は、養父市内山農林水産物直売・食材供給施設の指定管理者である内山営農組合と協議を行った結果、無償譲渡の合意に至ったことなどから、同条例を廃止するとともに、施設を内山営農組合に無償譲渡しようとするものであります。  詳細につきましては、担当部長に補足説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 続いて、補足説明を求めます。  鶴田産業環境部長。                〔産業環境部長補足説明〕 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) それでは、議案第118号、養父市内山農林水産物直売・食材供給施設の設置及び管理条例を廃止する条例の制定について及び議案第120号、財産の無償譲渡についての2件につきまして、一括して補足説明をさせていただきます。  まず、議案第118号についてでございます。  養父市内山農林水産物直売・食材供給施設につきましては、新山村振興等農林漁業特別対策事業を活用しまして、旧養父町時代の平成15年12月に整備をされた施設でございます。  施設の目的でございますが、地域の住民の就業機会の増大、農産品の消費拡大を促進しまして、農産物の直売及び食材提供等により、都市と農村の交流促進を図りまして、地域の活性化に資するということにしておりました。  その後、施設の開設から16年が経過しました平成27年4月に、イタリアンレストランでありますリストランテ福伊が、内山営農組合から業務の一部の委託を受けて、地元食材等を活用した料理を提供してございます。  このため、公共施設としての所期の目的は既に達成されているものと判断しまして、平成27年2月に策定をしました指定管理施設の実態把握及び将来見通しの検討結果、見直しの方針でございますが、この中では、地域への譲渡、自立を求める施設としての位置づけがなされていたものでございます。  この判断を受けまして、市としましては、平成29年の夏ごろから地元の意向確認に着手をいたしまして、鋭意譲渡に向けた協議を進めてまいりました。  その結果、既に内山営農組合のほうからは、平成30年4月に譲渡の意向を確認しておりましたが、その後、補助金等に係る予算執行の適正化に関する法律第22条の規定に基づく国、県との協議調整に時間を要することになりまして、速やかな議案提示には至りませんでした。  その後の協議を重ねた結果、このほど国及び県の同意を得ることに至りましたので、本議会に条例廃止の提案をさせていただくものでございます。  続きまして、議案第120号についてでございます。  ただいま説明いたしましたとおり、当該施設の譲渡に関しましては、平成29年夏ごろから地元と鋭意協議を進めてまいりまして、平成30年4月には譲渡の意向を確認してございました。繰り返しになりますが、これを受けて、国、県との調整を進めた結果、国、県の同意を得るに至りました。  本施設につきましては、先ほど申し上げましたとおり、イタリアンレストランであるリストランテ福伊が一部委託を受けて営業しておりまして、地元食材を活用した料理を提供するなど、農産物の消費拡大、都市と農村との交流による地域の活性化に資する営農スタイルとなっておられます。  このようなことから、地域の活性化に資するという施設の設置目的を引き続き踏襲いただけるものと判断しまして、地元の内山営農組合に無償譲渡をするものでございます。  以上で、議案第118号及び議案第120号についての補足説明とさせていただきます。御審議賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 以上をもちまして、提案説明は終わりました。  これから、質疑を行います。  質疑は一括して行います。  質疑はございませんか。  15番、政次悟議員。 ◯議員(15番 政次  悟) まず、2点お聞きをしたいと思います。  120号の議案の部分の譲渡の条件の中に「処分制限期間を経過した譲渡物件は、この限りでない」というふうなことが記載をされておるのですが、これは国等の補助金適化法の関係の処分制限期間をここで条件として付しておられるのか。  先ほどの説明の中で、国、県との協議が終わったというお話もあったのですが、その関係と、この処分制限期間を経過した物件の取り扱いの関係は、どういった考え方をすべきなのか、お尋ねをさせていただきたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田産業環境部長。 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) まさにここの部分につきましては、国及び県との協議の中で、この条件を付した中での譲渡が望ましいということで、補足的に条件を付させていただいているという状況でございます。 ◯議長(深澤  巧) 15番、政次悟議員。 ◯議員(15番 政次  悟) 国、県と協議する中で、その条件を付しておるということなのですが、とすれば、補助金適化法に絡みます処分期間を経過するまでは、譲渡はだめですよという形だろうと思いますが、先ほどの御説明の中で、令和元年度で、この建物ができてから20年たっていると思いますが、この建物の最終的な処分制限期間は、あと何年残されておるのかお尋ねいたします。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田産業環境部長。 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) 申しわけありません。ちょっと手元に資料がございませんので、後ほど確認をさせていただいた上で、答弁をさせていただきたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 15番、政次悟議員。 ◯議員(15番 政次  悟) この施設については、部長のほうからも補足の説明があったように、非常にぐあいよくといいますか、うまく運営されておるなというふうに、私自身は受けとめております。  1段階の部分として、内山営農組合のほうに譲渡をされるというふうなことで、委託で民間の事業者が入っておられるということなのですが、ゆくゆくのあり方も含めまして、施設の部分の木造の建物、159.27平方メートルの建物ですが、最終的に組合に譲渡にはなるのですが、この建物の建築価格は幾らになっているのか、お尋ねをいたします。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田産業環境部長。 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) 確認ですが、建築価格。当初でしょうか。申しわけありません。ちょっと今回、準備不足な面がございまして、そちらのほうもあわせて確認をさせていただいて、答弁をさせていただきたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 内山のほうに無償譲渡ということなのですが、先ほどもありましたが、20年もたたないような建物なのです。まだ新しいように思いますが、無償譲渡が、ただで譲渡ができるのはなぜかといいますか、そういうものが国や県の協議の中で、その件も話し合われたのかお聞きしたいです。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田産業環境部長。 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) 俗に言う補助金適化法の絡みでございますが、原則は、耐用年数内はいろいろな転用であったり譲渡であったりが規制されてございますけれども、その中で、地方創生に係る部分であるとか、そういった部分はかなり緩和をされておりまして、その緩和条件の中で、今回、最終的には国、県の了解が得られたというふうに御理解をいただければと思います。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) わかりました。無償譲渡、地域の、区の公民館とかはたくさんありますが、この建物については、固定資産税とかについては、課税の区分はどうされるのですか。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田産業環境部長。 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) 基本的に、市の財産から民間のものになりますので、通常の施設と同様に課税対象となるというふうに認識してございます。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  13番、勝地貞一議員。 ◯議員(13番 勝地 貞一) この物件でございますが、当初設置をした目的がもう達成をしたと。こういうことで、建築から20年で処分をするということでございますが、これの売買契約の中で、転売禁止でありますとか、それから、将来的にわたって何年間はこの施設を維持しなければならないとか、そういうような条件は付して無償譲渡されるのか、もう全くなしの譲渡なのか。その点、お伺いをしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田産業環境部長。 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) そこはまさしく今、調整中な部分もございますけれども、基本的に、ある程度の条件を付して譲渡をする必要があるのではないかというふうに考えてございます。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、質疑を終結します。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第118号及び議案第120号の以上2件は、会議規則第38条第1項の規定により、生活環境常任委員会に付託します。  暫時休憩します。                  午前11時58分休憩        ──────────────────────────────                  午後0時59分再開 ◯議長(深澤  巧) 再開します。  鶴田産業環境部長より、発言の申し出があります。  鶴田産業環境部長。 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) 先ほど議案第118号及び議案第120号の答弁に際しまして、不十分なところ、また、間違っておったところがありますので、修正をさせていただきます。  まず、何人かの議員のほうから御質問がございました、平成15年に設置した際の費用についての御質問がございました。(発言する者あり)質問に対する修正の答弁をさせていただいております。(発言する者あり)議案第118号及び議案第120号ですね。  最終的には、建設費等を含め、全て6,880万円の費用を用いて建設をしてございます。  この施設の耐用年数につきましては、22年となってございます。もちろん中の施設、設備についてはそれよりも短いのですけれども、建物の耐用年数は22年になっているということで、通常の適化法等の縛りを受けるという意味では、令和7年まで受けるというところがございます。  一方で、地域振興をしっかり、本来の目的に即して地域振興等のために施設を供する場合には、10年以上たった場合には認めるという通知が農水省のほうから出てございまして、その際には、長期利用財産処分報告書を出しなさいというルールになってございまして、ただし、10年以降22年までは、その報告書に基づいた地域振興等の利用目的に即した利用目的に限定をされるという縛りが付随しておりますので、その趣旨を議案第120号の3の最後のほうに記載をさせていただいているという状況でございます。  また、勝地議員のほうから御質問がありました耐用年数以降のお話でございますけれども、耐用年数までは、先ほど申し上げた本来目的に縛られるというところがございますけれども、それ以降は、特に使用目的等については、何か当方で条件をつけるということは考えてございません。  以上、補足でございます。        ──────────────────────────────   日程第12 議案第119号 ◯議長(深澤  巧) 日程第12、議案第119号、養父市給水条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  広瀬市長。                〔市長登壇 提案理由説明〕 ◯市長(広瀬  栄) 議案第119号、養父市給水条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由の説明をいたします。  本件は、水道法の改正により、指定給水装置工事事業者の指定に係る有効期限が5年間と定められたことに伴い、更新等手数料を徴収することができるよう、所要の改正を行うものであります。  詳細につきましては、担当部長に補足説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 加藤まち整備部長。                〔まち整備部長補足説明〕 ◯まち整備部長(加藤  忠) それでは、議案第119号、養父市給水条例の一部を改正する条例の制定につきまして、補足説明をさせていただきます。  今回の条例改正につきましては、水道法が改正され、これまで無期限とされていた指定給水装置工事事業者の指定期間を有効期間5年とする更新制が導入されたことに伴いまして、その手続に必要な手数料を新たに徴収することを追加するものでございます。
     改正内容につきまして、新旧対照条文表をごらんいただきたいと思います。  第29条の手数料についてでございます。改正案では、新たに「(5)給水装置工事事業者の指定を新規に行うとき 1件につき20,000円」、「(6)給水装置工事事業者の指定の更新を行うとき 1件につき10,000円」を追記する改正を行うものでございます。  手数料の額につきましては、同様の更新制を既に導入いたしております下水道指定工事店制度の手数料と同額といたしております。  なお、条例の施行日につきましては、公布の日からとさせていただきます。  以上で、議案第119号の補足説明を終わらせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 以上をもちまして、提案説明は終わりました。  これから、質疑を行います。  質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております議案第119号は、会議規則第38条第1項の規定により、生活環境常任委員会に付託します。        ──────────────────────────────   日程第13 議案第121号 ◯議長(深澤  巧) 日程第13、議案第121号、財産の無償譲渡についてを議題とします。  これから、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。  広瀬市長。                〔市長登壇 提案理由説明〕 ◯市長(広瀬  栄) 議案第121号、財産の無償譲渡につきまして、提案理由の説明をいたします。  本件は、第94回養父市議会定例会において議決された、関宮本町地区集会所の関宮区への無償譲渡について、譲渡事務を進める上で、集会所の敷地が養父市名義の土地であることが判明したため、当該土地について、無償譲渡をしようとするものであります。  詳細につきましては、担当部長に補足説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 続いて、補足説明を求めます。  本間市民生活部長。                〔市民生活部長補足説明〕 ◯市民生活部長(本間 孝子) 議案第121号の財産の無償譲渡につきまして、補足説明をさせていただきます。  市では、養父市公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設の適正化に取り組み、必要な施設を維持しながら施設の廃止、譲渡を進めております。この方針によりまして、各区の集会施設についても、地元区へ無償譲渡を進めているところでございます。また、集会施設の敷地が養父市名義のものについては、あわせて土地も無償譲渡させていただいております。  このたびの案件につきましては、第94回養父市議会定例会、9月議会でございますけれども、議決をいただきました関宮区へ無償譲渡いたします、関宮本町集会所の譲渡契約の締結に当たりまして、再度登記簿及び地元区へ確認したところ、集会所敷地が養父市名義であることが判明をいたしました。  このため、該当する土地をあわせて無償譲渡することといたしまして、地方自治法第96条第1項第6号の規定によりまして、議会の議決を求めるものでございます。  譲渡する土地は、関宮本町地区集会所の敷地である養父市関宮611番地5、155.37平方メートルでございます。  参考資料として、位置図をつけております。  9月議会の提案に当たりまして、確認が不十分であったことをお詫びし、議案第121号の補足説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 以上で、提案説明を終わります。  これから、質疑を行います。  質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、議案第121号の質疑を終結します。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第121号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。  これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第121号は、委員会への付託を省略することに決定しました。  これから、討論を行います。  討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 討論なしと認めます。  以上をもちまして、討論を終結します。  これから、議案第121号、財産の無償譲渡についての採決を行います。  本案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第121号は原案のとおり可決されました。        ──────────────────────────────   日程第14 議案第122号 ◯議長(深澤  巧) 日程第14、議案第122号、「(仮称)道の駅ようか」整備特定事業契約変更についてを議題とします。  これから、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。  広瀬市長。                〔市長登壇 提案理由説明〕 ◯市長(広瀬  栄) 議案第122号、「(仮称)道の駅ようか」整備特定事業契約変更につきまして、提案理由の説明をいたします。  本件は、平成28年1月14日、株式会社道の駅ようかと締結した「(仮称)道の駅ようか整備特定事業施設の建設及び運営・維持管理に関する変更契約書」の一部を変更したいため、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律第12条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。  詳細につきましては、担当部長に補足説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 続いて、補足説明を求めます。  鶴田産業環境部長。                〔産業環境部長補足説明〕 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) それでは、私のほうから、議案第122号、「(仮称)道の駅ようか」整備特定事業契約変更について、補足説明をいたします。  本契約は、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律、いわゆるPFI法に基づき、公共施設の建設、維持、運営等を民間の資金、経営能力及び技術能力を活用しまして、効率的かつ効果的に公共サービスを提供できる事業としまして、平成17年12月に、株式会社道の駅ようかと養父市との間で契約を結んでございます。また、平成18年10月には、全体工事費の増額に伴うサービス対価につきまして、契約の一部変更を養父市と結んでいるところでございます。  今回、令和元年10月から消費税の増税に対応しまして、サービス対価に消費増税相当分を加算する必要が生じましたことから、サービス対価の総額の変更を行いまして、PFI法第12条の規定に基づきまして、議会の議決をいただくものでございます。  資料はサービス対価と対価の支払い方法の新旧対照表をお示ししておりますが、令和元年10月1日以降、令和3年12月19日までのサービス対価につきまして、運営・維持管理業務の相当額のサービス対価3)というふうに記載してございますけれども、こちらが運営・維持管理業務の相当分のサービス対価でございます。  こちらと、リニューアルの業務の相当額のサービス対価、4)と記載してございますが、こちらのほうが消費増税の影響があるということで、増税分を加算させていただいております。  この結果、加算金額は66万3,513円となりまして、サービス対価の総額は3億9,312万6,328円というふうになります。  また、本年の5月1日から新元号になったことも伴いまして、表中の支払予定日の元号の表記も変更をさせていただいております。  補足説明は、以上でございます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 以上で提案説明を終わります。  これから、質疑を行います。  質疑はございませんか。  11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 参考資料のサービス対価の金額についてお聞きしますが、令和3年まで年2回、サービス対価3)ですね。毎年、年2回、330万ほど払っていく契約にはなっておりますが、これは財源について全額国から出るのか、それとも、また市の持ち出しがあるのかということをお聞きします。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田産業環境部長。 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) サービス対価につきまして、基本的にこの運営の部分につきましては、単費で対応しているという状況でございます。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 対象の道の駅のトイレはもちろんそうですけれども、どの部分が対象になるのでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田産業環境部長。 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) トイレ等の国交省関係の補助対象施設は除外しまして、道の駅の中の売店であるとか、そういったところの運営に係るサービス対価をこの3)で払ってございます。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、議案第122号の質疑を終結します。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第122号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。  これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第122号は、委員会への付託を省略することに決定しました。  これから、討論を行います。  討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 討論なしと認めます。  以上をもちまして、討論を終結します。  これから、議案第122号、「(仮称)道の駅ようか」整備特定事業契約変更についての採決を行います。  本案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。
                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第122号は原案のとおり可決されました。        ──────────────────────────────   日程第15 議案第124号 ◯議長(深澤  巧) 日程第15、議案第124号、養父市教育大綱の策定についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  広瀬市長。                〔市長登壇 提案理由説明〕 ◯市長(広瀬  栄) 議案第124号、養父市教育大綱の策定につきまして、提案理由の説明をいたします。  本件は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第1条の3第1項の規定により、養父市教育大綱を定めたいので、養父市議会基本条例第10条第1項の規定により、議決を求めるものであります。  詳細につきましては、担当部長に補足説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 続いて、補足説明を求めます。  橋本教育部長。                 〔教育部長補足説明〕 ◯教育部長(橋本 義弘) それでは、議案第124号、養父市教育大綱の制定について、補足説明をさせていただきます。  教育大綱は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律で、地方公共団体の長が定めるものとされています。また、策定には、同法で、市長と教育委員で構成する総合教育会議で調整の上、策定するものとなっております。  これまで第2期教育振興基本計画を教育大綱とすることとしておりましたけれども、地方創生の推進が現在、行われております。養父市にとりましては、地方創生を進め、持続可能なまちづくりを進めていくためには、人材を育てることが最も重要な課題であると考えております。  このため、人づくりの指針となる目標、方針として、教育大綱を位置づけております。  その際、養父市には、池田草庵先生という偉大な先人がおられます。草庵先生は、ふるさとを愛し、一度はふるさとを離れますけれども、ふるさとにまた帰って、養父の地で青谿書院塾を開き、日本の発展に尽くした数々のすぐれた人材を育ててこられました。  時を超えた今では、市内の各学校、各園等で「そうあんくんの日」として、子供や保護者がノーテレビデーやノーゲームデー、手伝い、読書、自主学習などを行う日とした取り組みも、現在では行われているような状況であります。  明治維新の時代に、社会の変化に動じることなく、みずから正しく生きること、塾生を正しく学ばせること、正しい国の未来を示すことを考え、ふるさとで学問を深める道を選んだ草庵先生の生き方を根底に置きながら、養父市の教育を推進していこうとするものです。  具体的な中身は、草庵先生に学び、1つに「人を大切にする心」、これは家族や友達、自分の周りの人々を大切にして命を尊び、礼儀正しく、人に感謝と思いやりのある優しい人ということであります。  2つ目に「未来を拓こうとする心」、これは社会が著しく変化する中でも、自ら学び続け、未来を切り拓こうとする強い人ということでございます。  3つ目には「養父市を愛する心」、これは住み続けたいと思うふるさと養父市を愛し、創ろうとする志を持つ人ということであります。  この三つの心を育てることを柱として、養父市の人づくりを進めていきたいというふうに考えております。  以上で、議案第124号の補足説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 以上をもちまして、提案説明は終わりました。  これから、質疑を行います。  質疑はございませんか。  13番、勝地貞一議員。 ◯議員(13番 勝地 貞一) 1点だけお伺いをしたいと思います。  提案の本教育大綱でございますが、これを読みますと、理念の大綱のように思っております。これを遂行していくためには、重点的な施策はどのように今後されるおつもりか、お伺いをしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 橋本教育部長。 ◯教育部長(橋本 義弘) 今回、策定させていただいております教育大綱につきましては、あくまで理念と根本になる目標というようなことで設定をしております。  具体的な施策については、教育振興基本計画なり、そういったものから施策の展開を図っていくというふうに考えております。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、質疑を終結します。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第124号は、会議規則第38条第1項の規定により、総務文教常任委員会に付託します。        ──────────────────────────────   日程第16 議案第125号 ◯議長(深澤  巧) 日程第16、議案第125号、兵庫県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増減及び規約の変更についてを議題とします。  これから、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。  広瀬市長。                〔市長登壇 提案理由説明〕 ◯市長(広瀬  栄) 議案第125号、兵庫県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増減及び規約の変更につきまして、提案理由の説明をいたします。  本件は、市が加入している兵庫県市町村職員退職手当組合について、令和2年4月1日付で中播農業共済事務組合が脱退することに伴い、組合規約を変更すること等について協議する必要が生じたため、地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。  詳細につきましては、担当部長に補足説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 続いて、補足説明を求めます。  井上企画総務部長。                〔企画総務部長補足説明〕 ◯企画総務部長(井上  剛) それでは、議案第125号、兵庫県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増減及び規約の変更につきまして、補足説明を行います。  本件につきましては、先ほどの議案第113号の中でも説明いたしましたように、兵庫県農業共済組合の設立に伴いまして、中播農業共済事務組合が令和2年3月31日をもって解散をされ、兵庫県市町村職員退職手当組合から脱退されることから、退職手当組合の規約を改正することとなったものでありまして、退職手当組合を組織します関係団体との協議について、地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。  それでは、退職手当組合規約の一部を改正する規約の内容につきまして、説明をさせていただきますので、議案及び新旧対照条文をごらんいただきたいと思います。  別表第1号中の「、中播農業共済事務組合」を削るものというような内容となっております。  附則で施行日を定めておりますけれども、令和2年4月1日から施行するものでございます。  以上で、議案第125号の補足説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(深澤  巧) 以上で、提案説明を終わります。  これから、質疑を行います。  質疑はございませんか。  15番、政次悟議員。 ◯議員(15番 政次  悟) 1点だけ確認をさせていただきます。  提案の中で、4月1日付という記載がなされております。施行日は、4月1日は了解するのですが、3月31日付で、先ほどの説明であったかと思っておりますが、4月1日付は正しいのか、正しくないのか。同日に、3月31日で解散をします。その日のうちに届け出をして、3月31日付で脱退をされるのか、4月1日に脱退されるのか。この辺はいかがでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 井上企画総務部長。 ◯企画総務部長(井上  剛) 現在、聞いておりますのは、中播農業共済事務組合のほうからは、3月31日で脱退をされるということで確認をとっておりますので、4月1日にはもう脱退されておるということで、4月1日から施行するという内容となっております。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、議案第125号の質疑を終結します。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第125号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。  これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第125号は、委員会への付託を省略することに決定しました。  これから、討論を行います。  討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 討論なしと認めます。  以上をもちまして、討論を終結します。  これから、議案第125号、兵庫県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増減及び規約の変更についての採決を行います。  本案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第125号は、原案のとおり可決されました。        ──────────────────────────────   日程第17 議案第126号 ◯議長(深澤  巧) 日程第17、議案第126号、市道路線の認定についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  広瀬市長。                〔市長登壇 提案理由説明〕 ◯市長(広瀬  栄) 議案第126号、市道路線の認定につきまして、提案理由の説明をいたします。  本件は、県道関宮小代線について、道路改良事業の実施に伴い、吉井バイパス完成後に県道関宮小代線を市道として引き継ぐため、市道路線に認定しようとするもので、道路法第8条第2項の規定により議決を求めるものであります。  詳細につきましては、担当部長に補足説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 続いて、補足説明を求めます。  加藤まち整備部長。                〔まち整備部長補足説明〕
    ◯まち整備部長(加藤  忠) それでは、議案第126号、市道路線の認定について、補足説明をさせていただきます。  養父市吉井地内において、現在、施工されております県道関宮小代線道路改良事業、通称吉井バイパスの事業実施に伴い、完成後に県道関宮小代線の旧道部分を市道として兵庫県から引き継ぐため、市道路線として認定しようとするものでございます。  議案参考資料の2枚目をごらんください。2枚目になります。A4サイズのものです。  始点が養父市吉井地先の関宮中学校西側付近、終点が養父市中瀬地先の中瀬鉱山入り口付近で、延長は2,000メートルとなります。  以上で、議案第126号の補足説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 以上をもちまして、提案説明は終わりました。  これから、質疑を行います。  質疑はございませんか。  13番、勝地貞一議員。 ◯議員(13番 勝地 貞一) お伺いしたいと思いますが、提案説明では、現在工事中ということでございますが、延長が2キロもある長い延長でございますが、いつごろ全線が開通をするという予定になっておるのか、お伺いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 加藤まち整備部長。 ◯まち整備部長(加藤  忠) 2021年5月、ワールドマスターズの開催を目指して工事のほうを進めていただいているところでございます。 ◯議長(深澤  巧) 13番、勝地貞一議員。 ◯議員(13番 勝地 貞一) 2021年に供用開始するということでございますが、日にちがまだ相当あるわけでございます。県道と市道とダブルで認定をするわけでございますが、県はまだ廃止はされていないと思うのですけれども、ちょっと時期が早いことがないかと思うのですが、市道に変換するということになると、将来の管理瑕疵等も出てまいりますので、そこらは十分に精査をした上で引き継ぐということが筋ではないかと思うのですが、そこらの考え方はどのようにお考えか、お伺いをしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 井上まち整備部次長。 ◯まち整備部次長(井上  武) この市道認定の件でございます。これにつきましては、県で決まっております旧道事務処理要領に基づきまして進めております。旧道を今後、市のほうで引き受けなければならないということで、なるべくきれいな形にして譲り受けたいというふうに考えております。  それには、バイパスが完成しましたら、ここを市道で引き受けるという意思表明のようなものが必要でございますので、市道認定をしたということにおきまして、県のほうで旧道を処理する予算をつけてもらうというふうに認識しております。ということで、今回、市道認定のほうをお願いしたいということで、提案するものでございます。 ◯議長(深澤  巧) 13番、勝地貞一議員。 ◯議員(13番 勝地 貞一) といいますことは、2021年に供用開始になって、その後に県道が廃止になるまでに、言われましたように危険箇所でありますとか、市道における要件がいろいろと、舗装を完全にしていただくとか、窮境があれば改良してもらうとか、それまでに3年あるわけですが、そういうようなことはその間にやっていただけるということで、早く市道認定をするということで理解をしておいていいのか、お伺いしたいです。 ◯議長(深澤  巧) 井上まち整備部次長。 ◯まち整備部次長(井上  武) おっしゃるとおりでございまして、県のほうでは旧道処理工事といたしまして、令和2年度から旧道の補修とか修繕とかにかかっていくように聞いておりますので、この段階で認定をさせていただきたいということでございます。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、質疑を終結します。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第126号は、会議規則第38条第1項の規定により、生活環境常任委員会に付託します。        ──────────────────────────────   日程第18 議案第127号及び議案第128号 ◯議長(深澤  巧) 日程第18、議案第127号、損害賠償の額を定め和解することについて及び議案第128号、損害賠償の額を定め和解することについての以上2件を一括議題とします。  これから、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。  広瀬市長。                〔市長登壇 提案理由説明〕 ◯市長(広瀬  栄) 議案第127号及び議案第128号、損害賠償の額を定め和解することについての2件につきまして、一括して提案理由の説明をいたします。  本件は、施設管理瑕疵に伴う事故に係る損害賠償の額を定め和解することについて、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、議会の議決を求めるものであります。  詳細につきましては、担当部長に補足説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 続いて、補足説明を求めます。  加藤まち整備部長。                〔まち整備部長補足説明〕 ◯まち整備部長(加藤  忠) それでは、議案第127号及び議案第128号、損害賠償の額を定め和解することについて、2議案の補足説明をさせていただきます。  本件は、令和元年9月23日、養父市八鹿町九鹿547番地6、市営住宅九鹿団地駐車場で発生しました施設管理瑕疵の事故についてでございます。  参考資料をごらんください。  市営住宅九鹿団地の屋根の棟の部分の板金等が、台風17号により発生しました強風によって飛ばされ、団地内の入居者用駐車場に駐車してありました2台の相手方車両に接触し、1台につきましては左フロントフェンダーを、もう1台は右のフロントピラー及び右フロントフェンダーを損傷させたものでございます。  当該屋根の棟部分につきましては、令和元年7月に土地利用未来課において一部欠損している状況を確認しており、残存している部分が風の影響を受けやすい状態となっていることから、修繕を検討しているところでございました。  施設の管理瑕疵により発生した事故であるため、事故の責任割合を市の過失100%、相手方の過失0%として、車の修理に要する費用について市が賠償することとし、議会の議決後に相手方と示談いたす予定にいたしております。  損害賠償の額は、それぞれ7万4,481円、10万1,240円で、損害賠償金につきましては、市が加入しております損害賠償保障保険にて全額対応するものでございます。  以上で、議案第127号及び議案第128号の補足説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 以上をもちまして、提案説明は終わりました。  これから、質疑を行います。  質疑は一括して行います。  質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、質疑を終結します。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第127号及び議案第128号の以上2件は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。  これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第127号及び議案第128号の以上2件は、委員会への付託を省略することに決定しました。  これから、討論を行います。  討論は案件ごとに行います。  まず、議案第127号について、討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 討論なしと認めます。  以上をもちまして、討論を終結します。  これから、議案第127号、損害賠償の額を定め和解することについての採決を行います。  本案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第127号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第128号について、討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 討論なしと認めます。  以上をもちまして、討論を終結します。  これから、議案第128号、損害賠償の額を定め和解することについての採決を行います。  本案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第128号は原案のとおり可決されました。        ──────────────────────────────   日程第19 議案第129号及び議案第130号 ◯議長(深澤  巧) 日程第19、議案第129号、養父市立山田風太郎記念館の指定管理者の指定について及び議案第130号、養父市都市公園ようか温水プール・健康支援施設の指定管理者の指定についての以上2件を一括して議題とします。  これから、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。  広瀬市長。                〔市長登壇 提案理由説明〕 ◯市長(広瀬  栄) 議案第129号、養父市立山田風太郎記念館の指定管理者の指定について及び議案第130号、養父市都市公園ようか温水プール・健康支援施設の指定管理者の指定についての2件につきまして、一括して提案理由の説明をいたします。  本件は、公の施設の管理を指定管理者に行わせたいので、地方自治法第244条の2第第6項の規定により、議会の議決を求めるものであります。  詳細につきましては、担当部長に補足説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 続いて、補足説明を求めます。  橋本教育部長。                 〔教育部長補足説明〕 ◯教育部長(橋本 義弘) それでは、議案第129号、議案第130号の議案についての補足説明をさせていただきます。  初めに、議案第129号、養父市立山田風太郎記念館の指定管理者の指定につきまして、説明をさせていただきます。  この山田風太郎記念館は、生前山田風太郎氏から寄贈を受けた作品や直筆原稿、愛用品など約1,500点を中心に収蔵、展示しているものでございます。平成15年4月開設で、展示室や交流室などがあります。本館と、会議室や収蔵庫になっています倉庫がございます。  平成18年4月から、山田風太郎の会を指定管理者として指定し、現在に至っていますが、令和2年3月31日をもって、現在の指定管理期間が満了いたします。  このため、令和2年4月以降の指定管理者につきまして、指定管理者制度運用会議において承認を得ましたので、指名型で募集を行いましたところ、山田風太郎の会から指定申請書の提出があり、市職員で構成します選考部会において審査を行いました。  これまでの13年9カ月の実績や、職員が定期的に実施していますモニタリングの結果などを踏まえまして、今後、指定管理者に求める管理運営及び自主事業や地域連携などによります集客増、地域振興に資することなど、募集要項にあります要求水準を達成する申請内容であるかの審査を行い、結果、指定管理者候補者として選定しましたので、引き続き山田風太郎の会を指定管理者として指定いたしたく提案するものでございます。  指定管理期間は令和2年4月1日から令和5年3月31日までの3年間になっております。なお、参考資料として、選定の経過、募集要項、指定管理者指定申請書を添付しておりますので、ごらんください。  以上で、議案第129号の補足説明を終わります。
     続きまして、議案第130号、養父市都市公園ようか温水プール・健康支援施設の指定管理者の指定につきまして、補足説明をさせていただきます。  この都市公園はグラウンドや体育館、テニスコートなどを備え、昭和61年に開設しましたが、その後、公園内に、平成3年9月にようか温水プール、また、平成22年6月に健康支援施設を増築したところでございます。  温水プールは、日本水泳連盟公認で、一般用として25メートルが6レーンと、水深の浅い幼児用が1カ所のほか、更衣室やシャワー室などがあります。健康支援施設は、各種トレーニングマシンを備えましたトレーニングルームとフィットネススタジオがあり、温水プールに併設をしているというような形でございます。  都市公園の管理運営につきましては、当初、体育館やグラウンド、テニスコートなどは直営で行い、温水プール完成時に温水プールのみ指定管理、また、その後、健康支援施設完成時には温水プールと健康支援施設のみをあわせて指定管理を行ってきました。その後、平成23年度から平成28年度までは、体育館などを含め、都市公園全体として指定管理を行いましたが、平成29年度以降は現在まで直営での管理となっております。  今回、都市公園施設の今後の整備計画などや、約3年間の直営による管理状況などを検討しました結果、温水プールと健康支援施設についてのみ指定管理に移行することとし、指定管理者運用会議におきまして承認を得ましたので、公募型で募集を行いましたところ、シンコースポーツ兵庫株式会社1者のみ指定申請書の提出があり、体育関係者など外部委員5名によります選定委員会で審査を行いました。  シンコースポーツにつきましては、平成26年度から3カ年、共同事業体でありました指定管理者の構成員として、また、平成29年度から約3カ年の直営におけます受託者としての実績、また、職員によりますモニタリングの結果などを踏まえまして、今後、指定管理者に求める健康づくり及び施設の維持管理、交流や地域振興に資することなど、募集要項にあります要求水準を達成する申請内容であるかどうかの審査を行いました。  結果、指定管理者候補として選定しましたので、シンコースポーツ兵庫株式会社を指定管理者として指定いたしたく提案するものでございます。  指定期間は、令和2年4月1日から令和5年3月31日までの3カ年としております。  なお、参考資料として、選定の経過、募集要項、指定管理者指定申請書を添付しております。  以上で、議案第130号の補足説明を終わります。  議案第129号、議案第130号の議案につきまして、補足説明を終了し、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 以上で、提案説明を終わります。  これから、質疑を行います。  質疑は案件ごとに行います。  まず、議案第129号、養父市立山田風太郎記念館の指定管理者の指定についての質疑を行います。  質疑はございませんか。  15番、政次悟議員。 ◯議員(15番 政次  悟) 指定管理の関係で、山田風太郎さんの記念館の指定管理の議案になっております。  先人を誇りに思って、その功績をたたえて未来に残すということが大切であるとは、私自身も思っておりますが、指定管理料を見ますと、267万円という金額で、多額になっているのかなというふうに私は見ております。  1つ、市内の先人で言えば、池田草庵さん、あるいは上垣守国さん、記念館はないのですが、北垣国道さんというような先人もおられます。  こうした文化的な、あるいは偉人の施設とか成果とかがあるわけだろうと思いますが、この辺のバランスを見ながら、この267万円というふうなことは判断されているのか。その判断基準をお尋ねしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 中村教育部次長。 ◯教育部次長(中村 文明) 指定管理料の金額でございますけれども、この金額につきましては、当初、指定管理に移行しましたときに、人件費1名分と、光熱水費等の最低限というようなことで、双方で協議をしておりまして、実は、以前はもっと高額ではあったのですけれども、そういう中で、指定管理料を決めております。  議員おっしゃいますとおり、確かにほかの施設に比べて高いというようなこともございますけれども、そういった当初の取り決めのもとに、現在も価格が適正であるかということを基本にして、今回も定めております。  ですから、当初に比べますと、100万円以上の減額という形にはなっておりますけども、最低限の管理運営ができる体制での指定管理料ということで、こちらとしても定めているところでございます。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  5番、田村和也議員。 ◯議員(5番 田村 和也) 先ほどの入札価格、提案価格の件ですけれども、今回、募集要項に、提案参考価格のところに、収支計画及び見積もりの妥当性について、「※事業計画等と併せて妥当性について判断します」となっていますし、それから、配点なし。これは今までなかったと思うのです。このような提案、参考価格がなぜこのような表示になっているのか、お伺いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 中村教育部次長。 ◯教育部次長(中村 文明) 今回の指定に関しましては、指名型という形で募集をしております。そういう中で、先ほども申し上げましたとおり、現指定管理者を指名しての募集になりますので、当初からの指定管理料、それから、現在も行っております指定管理料という中で、双方で指定管理料が引き継がれていくという認識のもとで、今回の募集を行っております。  そういった関係で、公募型で複数の申請者がある場合には、配点基準、採点基準も設けまして、比較の対象にしておりますけれども、指名型につきましては、基本的には現状を引き継ぐという形での募集になっておりますので、この点に関しましては、申請者側も理解をした上でということになっておりますので、配点もなく、特にこちらからの希望価格もないという形での募集要項になっております。 ◯議長(深澤  巧) 5番、田村和也議員。 ◯議員(5番 田村 和也) そうしたら、指定管理者が示している提案価格、267万円については、人件費等に当てはまるから妥当性があるということで判断されて、評価されたということでよろしいのでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 中村教育部次長。 ◯教育部次長(中村 文明) 実は、267万円につきましては、当然指名型で募集する際に、モニタリングにおいて相手方とも協議をしました。  そういう中で、現状は、実は260万円で指定管理を行っておりますけれども、この7万円につきましては、今回、新たに施設の相互賠償といいますか、賠償責任保険を義務づけましたので、そういった保険料であるとか、また、毎年の決算状況を見ますと、風太郎の会から数万円補填しているというような現状もありました。  それと、消費税増税分が反映できていないという部分がありましたので、今回、7万円分を増額するということで、双方で協議をした上での金額決定ということになっております。 ◯議長(深澤  巧) 5番、田村和也議員。 ◯議員(5番 田村 和也) それから、達成目標人数です。年に3,000人ということで、今回、有料利用者数を1,000人とするとありましたが、前回の要求水準を見ますと、目標人数が年3,400人、有料利用者が1,700人となっております。大きく減っていますけれども、この達成目標人数を示された根拠についてお伺いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 中村教育部次長。 ◯教育部次長(中村 文明) 今回の議案の参考資料の26ページをごらんいただきたいと思います。  26ページに、平成30年度の入館者数の実績推移が掲載されております。その中で、30年度が、有料が801で、無料が1,768ということで、こういう状況を見ますと、一気に要求水準を上げるというのも非常に厳しいということも、こちらのほうでも判断しておりますので、まずは有料では1,000人、全体で3,000人を目標にしていただくということで、今回の要求水準の設定という形にさせていただいております。 ◯議長(深澤  巧) 5番、田村和也議員。 ◯議員(5番 田村 和也) 次に、指定管理に関する事業計画書を指定管理者が出されております。  出されています事業計画の中に、その他に、「市内の図書室、新文化会館図書館、小・中・高校の図書室に『山田風太郎コーナー』を設置してもらう」という指定管理者からの要望があります。  これは市としてどのような対応をされるおつもりであるのか、お伺いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 中村教育部次長。 ◯教育部次長(中村 文明) 今回の事業計画に関しまして、現状ではまだ具体的に、この風太郎の会が指定されておりませんので、もし指定されましたら、風太郎の会とも具体的にどういう形でやれるのか、やっていきたいのかということもモニタリング等の中で確認をしながら、教育委員会としても、学校等に協力を求めて、できる範囲でやっていきたいというふうに考えております。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、議案第129号の質疑を終結します。  次に、議案第130号、養父市都市公園ようか温水プール・健康支援施設の指定管理者の指定についての質疑を行います。  質疑はございませんか。  15番、政次悟議員。 ◯議員(15番 政次  悟) 都市公園の関係で、市が指定管理の予定価格で2,850万円を基準に置いておられるということであろうと思うのですが、この事業者のほうから提案がありました、その提案書の59ページ。上・下水道のお金でありますとか電気代が、1,900万円が見込まれておって、余った場合については市にお返ししますということが書かれています。  大変すばらしい内容の提案だろうと私も受けとめるのですが、その2,850万円の数字を決定する際に、この1,900万円というのは、このような形で要るのですよということは、もう事業者のほうに説明をされて、この59ページのような書き方になっておるのか。この点をお尋ねいたします。 ◯議長(深澤  巧) 中村教育部次長。 ◯教育部次長(中村 文明) 必要であります光熱水費等につきましては、概算ですけども、年間こういう形で経費がかかっておりますので、当然企業側も積算する上で必要になりますので、そういう情報、最低限必要な情報は、こちらからもお伝えしている中での提案ということになっております。 ◯議長(深澤  巧) 15番、政次悟議員。 ◯議員(15番 政次  悟) 申しましたように、59ページの下段のところで、非常に評価できる内容が書かれているのかなと思うのですが、逆に捉えました場合、電気代あるいは上・下水道の金額が1,900万円を超えた場合については、追加の指定管理料の中での配慮というものがなされるのかどうか。この点をお尋ねします。 ◯議長(深澤  巧) 中村教育部次長。 ◯教育部次長(中村 文明) 実は、この光熱水費の精算で、余ったら返還するというのは、私が記憶する中でも多分、初めてこういう提案をいただいたと思っております。  実は、調べてみますと、県内でも神戸とか、加古川でもこういう協定を結んでいるようなところもございます。  ただ、今、議員おっしゃいましたとおり、逆に増額になった場合、では、どうするのかということで、実は今回の候補者であるシンコースポーツと協議をする中で、シンコースポーツ側からは、増額になった場合の増額は求めませんと。あくまで減額になった場合だけ返還しますというようなことで御提案をいただいておりますので、こちらとしても大変ありがたいというふうに感じております。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  13番、勝地貞一議員。 ◯議員(13番 勝地 貞一) お伺いをしたいのは、これまでから指定管理者制度に移行するということは、ずっと言ってこられたわけですが、今年度、令和元年度で指定管理に向けた検討を行う。調整を行い、令和2年度から指定管理を行うという方針であったのではなかろうかと思いますが、提案説明でありましたように、都市公園にはいろいろな施設があるわけでございます。  他に、いろいろな施設があるのですが、今回、この2つだけに限定をされたという、この健康支援施設と温水プールだけに限定をされたということについては、今、直営でも委託契約をされておるということで、選考されたのではないかと思いますが、予算の中で、残されたテニスコートでありますとか、こういう施設は、改修計画があって、令和2年度に改修をするというような事例も出ておるのではないかと思いますが、こういうこともあって、現在のところは2施設だけして、あとはこれらの施設整備が整ってからまた考える。指定管理を考えるというように理解をしておいていいかどうかお伺いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 中村教育部次長。 ◯教育部次長(中村 文明) まさに勝地議員がおっしゃるとおりでして、今年度、テニスコートにつきましては、測量・設計を行いまして、来年度で工事請負、工事をしたいというふうに現在、考えております。そういう中で、テニスコート等を含めての指定管理というのは、なかなか難しい面があるというふうに思っております。  プールに関しましては、今年度、昨年度も修繕工事等も終えて、特に大規模な工事ももうないであろうということもありましたので、そういう状況も考えまして、今回はプールと健康支援施設。そして、その他のテニスコート等につきましては、きちんと整備が整った上で、また改めてその時点で指定管理を考えていくというふうに思っております。 ◯議長(深澤  巧) 13番、勝地貞一議員。 ◯議員(13番 勝地 貞一) 理解はできましたけれども、まだ体育館やグラウンドがあるのですけれども、ここらもやはり年がたっておりますので、経年劣化等もありますので、改修計画も今後、あるのではないかと思いますが、これらもできてからというふうに理解をしたいと思いますが、委託契約でこの2つの施設を直営のときにやっておりました金額と、指定管理料と、ここらの関係は、ちょっと予算を見るのですけれども、施設の中で包含されてしまっておって、どのぐらいの経費がかかっておったのかというのがちょっとわからなかったものですから、どのような対比になっておるのか。その点、お伺いをしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 中村教育部次長。 ◯教育部次長(中村 文明) 現在、直営で業務委託しておりますけれども、その委託料は年間3,186万円になります。この委託料は当然人件費が主になっておりますけれども、この委託料に含まれておりません、先ほどありました光熱水費、それから、保険料、消防点検、水質点検、また、夜間警備等のもろもろの経費を加算しますと、歳出の総額を5,400万円と見ております。  その5,400万円から、現在、安定的に収入が見込める、利用料収入が2,550万円になりますので、その差額の2,850万円を今回の指定管理料として算定をさせていただいております。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、議案第130号の質疑を終結します。  以上をもちまして、議案第129号及び議案第130号の以上2件の質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第129号及び議案第130号の以上2件は、会議規則第38条第1項の規定により、総務文教常任委員会に付託します。  暫時休憩します。                  午後2時04分休憩        ──────────────────────────────                  午後2時19分再開 ◯議長(深澤  巧) 再開します。        ──────────────────────────────   日程第20 議案第131号から議案第136号 ◯議長(深澤  巧) 日程第20、議案第131号、養父市集出荷貯蔵施設「フルーツの里やぶ」の指定管理者の指定についてから、議案第136号、養父市小路頃・出合農村公園の指定管理者の指定についての以上6件を一括して議題といたします。  これから、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。  広瀬市長。                〔市長登壇 提案理由説明〕 ◯市長(広瀬  栄) 議案第131号、養父市集出荷貯蔵施設「フルーツの里やぶ」の指定管理者の指定についてから、議案第136号、養父市小路頃・出合農村公園の指定管理者の指定についてまでの6件につきまして、一括して提案理由の説明をいたします。  本件は、公の施設の管理を指定管理者に行わせたいので、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものであります。  詳細につきましては、担当部長に補足説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 続いて、補足説明を求めます。  鶴田産業環境部長。                〔産業環境部長補足説明〕
    ◯産業環境部長(鶴田 晋也) それでは、私のほうから、議案第131号から議案第136号までの指定管理の指定に関する各議案につきまして、順番が若干順不同となりますが、公募型の3件を先行して説明をさせていただき、指名型の3件を後のほうで説明をさせていただきたいというふうに思います。  まず、議案第131号、養父市集出荷貯蔵施設「フルーツの里やぶ」の指定管理者の指定につきまして、補足説明を申し上げます。  本施設は、平成7年に農産物の集出荷、直販や加工または研修等により、地域の活性化や住民交流等を促進するために設置されたもので、設置以来旧町、また、合併以降は市の直営で運営を行ってまいりましたが、本施設を取り巻く状況等から、本施設が担う役割にも変化が見られること等によりまして、本年度をもって市直営での運営を終了しまして、指定管理による事業運営を行うため、本年9月の議会におきまして、条例改正を議決いただいたところでございます。  令和2年4月以降の指定管理者を公募により募集を行いましたところ、現在、本施設に出店をされている数名の生産者の方から構成されました組織から申請書の提出があり、選定を行いました。  指定管理者の候補者名は、フルーツの里やぶ運営委員会。所在地は養父市尾崎346番地1。代表者は理事長、小川氏でございます。  指定管理の期間は、令和2年4月1日から令和5年3月31日までの3カ年でございます。  参考資料の19ページをごらんくださいませ。  まず、提出を受けまして、11月13日に1次審査として産業環境部内によりまして、資格及び書類審査を行いました結果、要件を満たしており、適合と認めました。  続きまして、11月15日に2次審査を行いまして、2次審査につきましては、3名の委員による選定委員会を開催しまして、申請者からプレゼンテーション及びヒアリングを行いまして、審査項目に基づきまして、提案内容につきまして、総合的に審査を行いました。  その結果、20ページに記載をしてございますけれども、評価点につきましては85.2点。基準となります平均点が2.5点以上かつ合計点数70点以上をいずれも満たす結果となりました。  また、選定委員会からの評価講評としましては、現状や課題を踏まえた効率的かつ地域に根差した直売所運営が期待できる提案との内容が評価をされてございます。  この結果を受けまして、市内の内部手続を踏まえた上で、市長に具申の上、候補者に決定をしてございます。  以上で、議案第131号の補足説明とさせていただきます。  続きまして、議案第133号、養父市関宮農村交流ターミナルの指定管理者の指定について、補足説明をさせていただきます。  本件は、養父市関宮農村交流ターミナルの施設管理運営につきまして、令和2年4月1日から令和5年3月31日までの3年間、指定管理者として有限会社コモンズを指定するものでございます。  本施設でございますが、旧関宮町の第5次山村振興計画、これは平成11年に策定をされていますが、この計画に基づきまして、市民の福祉の向上と健康増進に供するとともに、都市住民等との交流による地域の活性化を図ることを目的に、新山村振興農林漁業特別対策事業によりまして、地域資源活用総合交流促進施設としまして計画、整備をされまして、平成16年11月に完成したものでございます。  オープン当初より指定管理施設として運営をされていまして、地域の住民代表の方や民間企業による施設運営を行ってまいりました。  直近の指定管理者は、万灯の湯プロジェクトでして、平成27年4月から今日まで施設運営に従事していただいておりますけれども、令和2年3月末をもって指定管理期間が満了するため、同年、令和2年4月以降の管理について、養父市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に係る条例等に基づきまして、指定管理者を公募、選定したものでございます。  選定に関しましては、次のとおり指定候補者を選定いたしましたので、若干選定の経緯及び結果を参考資料により説明をさせていただきます。  まず、指定管理者候補者ですが、団体名は有限会社コモンズ。所在地が大阪府大阪市東淀川区西淡路1丁目3番地32号。代表者は代表取締役、木下雅之様でございます。  指定管理の期間でございますが、令和2年4月1日から令和5年3月31日までの3年間となってございます。  指定管理者に管理を行わせる施設でございますが、現住所が養父市の三宅821番地にございます、養父市関宮農村交流ターミナルでございます。  指定管理者が行います業務といたしましては、養父市関宮農村交流ターミナル設置及び管理条例第3条に規定します業務を初め、使用料の徴収などを行うことになってございます。  続きまして、選定過程について説明をさせていただきます。  候補者の選定につきましては、参考資料の3ページ以降に掲載の募集要項に基づいて実施を行いました。  本年度の10月18日から11月5日までホームページ等を掲載して、公募を行いました。  質疑の受け付けや現地説明会等を予定しておりましたが、特に要望の申し入れはございませんでした。  募集期間としましては、11月5日から8日の4日間ということで、期間内に1者からの申請がございました。その後、申請書類につきまして、1次審査としまして、11月8日から担当部局内で、選考部会で審査を行いまして、要件を満たしているものを確認し、適合と認めました。  さらには、2次審査といたしまして、本施設の指定管理者候補選定委員会というものを立ち上げまして、2次審査を行いました。2次審査は外部委員を含める4名の委員により行いまして、申請者からのプレゼンテーション及びヒアリングを行いまして、申請書類及びその内容について総合的に審査を行ってございます。  候補者の選定結果につきましては、参考資料21ページから23ページにお示ししておるとおりでございます。  選定委員会で選定基準としておりました、各評価項目の平均点が2.5点以上。これは先ほどと同様ですが、合計70点以上。いずれも満たしておりまして、そのことから有限会社コモンズを候補者として選定いたしました。  選定委員会におけます講評といたしましては、22ページに記載がございますが、ローコストオペレーションの確立を図りながらも、高齢者の生きがいづくりや養父市の魅力情報発信、こういった地域の実情に配慮した事業計画の内容であった。この点が特に評価されたものでございます。  候補者の概要等につきましては、参考資料26ページから40ページに記載をしてございますので、お目通しをいただきたいと思います。  その後、選定委員会の結果を、市の内部の手続を経まして市長に具申の上、候補者として決定を行ってございます。  この決定を受けまして、有限会社コモンズとは本年、11月26日付で指定管理の基本協定を仮締結しているような状況でございます。  以上で、議案第133号の補足説明を終わります。  引き続きまして、公募型3件のうち最後になりますけれども、議案第134号、養父市6次産業化支援センターの指定管理者の指定について、補足説明を行います。  本件は、養父市6次産業化支援センターの管理運営につきまして、令和2年4月1日から令和5年3月31日までの3年間、指定管理者としてやぶパートナーズ株式会社を指定するものでございます。  本施設は、本市における農林漁業の6次産業化を支援するとともに、企業等の創業及び事業展開を支援することによりまして、本市の地域経済の活性化と雇用の創出を図ることを目的に、地方創生加速化交付金を活用しまして、旧建屋小学校校舎を改修して、平成29年4月にオープンしたものでございます。  オープン当初より指定管理施設として指定管理者を公募し、現指定管理者であります、やぶパートナーズ株式会社に、平成29年4月より施設の運営管理に当たっていただいておりますが、令和2年3月末をもって指定管理期間が満了するということで、それ以降の管理につきまして、指定管理者を公募、選定したというところでございます。  同様に、選定の経緯や結果を簡単に説明させていただきます。  まず、指定管理者の候補者ですが、団体名はやぶパートナーズ株式会社。所在地は養父市八鹿町八鹿1685番地の2。代表者は代表取締役、五島義和氏でございます。  指定の期間でございますが、令和2年4月1日から令和5年3月31日までの3年間となります。  その管理を行おうとしている施設ですが、建屋583番地1にございます、養父市6次化支援センターでございます。  指定管理を行う事業としましては、養父市6次化支援センターの設置及び管理条例の第4条、こちらに規定します事業を初めとしまして、使用料の徴収などを行うこととなっております。  選定の経緯を同様に簡単に説明させていただきますが、参考資料6ページ以降に募集要項等をつけてございます。  公募につきましては、10月18日から11月の5日まで、ホームページ等を活用し行いました。  申請の受け付けは、先に説明しました他の事案と同様に、11月5日から8日までとしておりました。この期間中に、2者からの申請がございました。  その申請を受けまして、11月8日に第1次審査を行いまして、部内で審査を行いました結果、2者いずれも要件は満たしているとして、適合と認めております。  続きまして、11月12日には、養父市6次化支援センター指定管理者候補選定委員会を設置しまして、2次審査を実施しました。  こちらでも、4名の委員に委員となっていただきまして、プレゼンテーション、ヒアリングを行いまして、その書類及び内容について総合的に審査を行っているところでございます。  候補者の選定結果につきましては、参考資料31ページから33ページにお示しをしているとおりでございます。  32ページが評価結果と審査講評、33ページが選定委員会の審査点の集計表でございます。  2者とも選定委員会での選定基準としておりました、平均評価点2.5点かつ合計70点以上を満たしておりましたが、総合審査の結果、やぶパートナーズがそのプレゼンテーションの内容等からも、候補者として適当ということで選定をしてございます。  その講評につきまして、32ページに書いてございますが、パートナーズのほうが6次化の推進、創業・起業支援、地域貢献、管理業務の面でより具体的な記述、提案がなされておりまして、施設の効用を最大限に発揮して、施設利用者に対するサービスの有効性・実効性が期待できる事業計画の内容であったというところが特に評価されたものでございます。  候補者の団体概要や提案内容につきましては、参考資料37ページ以降に記載されていますので、お目通しいただければと思います。  その後は、市の内部の手続を経た上で、市長に具申をしまして、候補者として決定し、今年度の11月26日付で指定管理者基本協定の仮協定を結んでいるという状況でございます。  以上で、議案第134号についての補足説明とさせていただきます。  最後になりましたけれども、指定型3件をまとめて、一括をして説明をさせていただきたいと思います。  議案第132号、議案第135号及び議案第136号に係る指定管理者の指定でございますけれども、これら3つの施設でございますが、平成27年3月の定例会におきまして、指定管理者の指定の議決を経まして、これまで5年間、適切に施設運営を行っていただいたところでございまして、いずれも令和2年3月31日をもちまして、5年間の指定管理期間が満了いたします。  これらの施設は地域振興等を目的といたしまして、地域の特定の団体の支援、協力のもとに設置されているものでございまして、引き続き令和2年4月1日から、令和7年3月31日までの5年間につきまして、現行の指定管理者に指定管理を指定するということで、議会の議決を求めるものでございます。  3施設の議案につきましては、各施設の名称、指定管理者、指定期間を明記しておりますので、お目通しいただければというふうに思います。  以上、産業環境部所管の6つの施設の指定管理者指定に係る議案の補足説明をさせていただきました。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 以上で、提案説明を終わります。  これから、質疑を行います。  質疑は案件ごとに行います。  まず、議案第131号、養父市集出荷貯蔵施設「フルーツの里やぶ」の指定管理者の指定についての質疑を行います。  質疑はございませんか。  11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 「フルーツの里やぶ」について、今回、指定管理ということで公募したところ、結局のところ現在の農家の会員のグループが手を挙げて応募したという結果ですが、これまでの経過について、先ほどの説明にもありましたが、市が5月に突然直営の廃止を打ち出したということで、民間委託をするということが公表されました。その後、6月に農家への説明会を開いております。  この参考資料の中央6ページですね。右下のページでいいますと26ページですね。  指定管理される方が申請された書類ですね。基本的な考え方ということで、(1)に申請に至った経緯・動機について書いてありますが、「24年余りに渡り地域に根付いた『フルーツの里やぶ』を、今年度限りで養父市直営事業を取りやめ民間に移行するという市の方針は、私たち生産者にとって農業を続けるか否かの切実な問題となっている」ということで、その後に「幾つかの事業所に交渉していただいたが引き受けに至らず、直売所の継続にはこれ以上待つことができない」ということで、結局市がいろいろと交渉はされたのでしょうが、受け皿がなかったということなのでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田産業環境部長。 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) こちらに今回、申請をなさった委員会の申請書がついておりまして、申請に至った経緯・動機として記載がございます。  2つ目のパラグラフに記載のとおり、「幾つかの事業所に交渉していただいたが」という記載がございますけれども、私どもも、この施設を基本的に維持しなければいけないと。その役割は非常に重要であると。ただし、市として直営で維持し続けることは困難であると。理由が立たないということもありまして、そういう意味から、養父市としてもいろいろな関係事業者を当たりまして、ぜひフルーツの里の運営をやっていただけないでしょうかというふうに御相談をしたことは事実でございます。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 結局のところ、受け皿がなかったので、10月に公募を始めたということですが、それでも、受け皿がなくて、公募をしてもなかったので、結局のところ、現在の会員の農家の方が手を挙げて、これに応募したということで、こういうことでいいのですか。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田産業環境部長。 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) ちょっと御質問の趣旨がよくわからない部分がございますが、まず、6月の説明会なり議会でいろいろ御議論させていただいた上で、事前に先ほど申し上げたように、事業所に御相談をしました。  そういう中で、なかなか厳しい状況は関係者の方にお伝えをしまして、そういうことであれば、やはり自分たちで立ち上がらなければいけないねということで、準備をされた上で申請が上がってきたと認識をしておりまして、市が事業者に持ちかけて、どなたも候補者が見つからないと。それは諦めて、何も手だてを打たないまま公募をかけたら、たまたま地元から出てきたものという性格のものではなくて、しっかりと事前にこういう組織をつくりながら、やはり生産者が中心となって盛り上げていきましょうという話をした上で公募をしたというふうに理解をいただければと思います。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田部長、質問の趣旨がわからなかったら、遠慮なしに聞いてください。  11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 26ページに書いてあるのは、本当に民間で受ける、受け皿がなかったので、これでは農業を続けていけないということで、農家の方が、会員が立ち上がって、グループでやっていく。こういうことになったのですねということを一つ聞きたかったのですけれどもね。ほかになかったから農家の方が頑張ってやっていこうという、立ち上がったということで、その辺のところを聞きたかったのです。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田産業環境部長。 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) 先ほど申し上げたとおりの経緯でございます。  もしも事業者があらわれた場合には、今回、申請をされた組織は立ち上がっていない可能性は高いというふうに考えます。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) なぜ公募しても集まらなかったのかというのは、そういう検討はされておるのですか。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田産業環境部長。 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) 今回、初めて直営から指定管理をするに当たりまして、先ほどの私の一貫した説明の中で、地域の方が地域の振興のためにやるということであれば、公募という手続を踏まなくてもいいのではないかという議論も、市の中ではさせていただきました。  ただし、やはり議員の御指摘といいましょうか、御質問の中に含まれているのかもしれないのですが、市が声をかけた事業者以外でも、やりたかったと。私がやったらこれは物すごい収益施設にできたのにというふうな話が出てしまうと、非常に不公平な話になってしまうと考えましたので、今回は指定管理の最初だということもありまして、公募という手続を踏んだ上で、きょうまで至っているというふうに考えております。  もしこの3年間、今回の指定管理者がきちんと要求水準を満たした上で、3年間の指定管理の業務を遂行されたとすれば、次も公募するのかというのは、また議論があるところだと考えております。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 要は、市が公募する以前にも、市が、そちらのほうが幾つかの事業所に当たった。しかし、受け皿がなかったということで、公募をするのは、それはいいのですが、原因について分析されたのか。なぜ赤字、赤字と言われ続けて、フルーツの里の問題については、ここ最近長らく問題になって、議会やら市内でも問題にはなっているのですけれども、赤字、赤字ばかりが先走って、受ける業者がなかったのではないかなということを私は聞いておるのです。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田産業環境部長。 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) 幾つかの事業体に当たりましたが、その反応はいろいろでございました。詳細な経営実態を説明した上で、やはりリスクがあるというふうに御判断された組織もございますし、場所が非常に、自分たちがイメージしている直販施設のイメージとはちょっと違うであるとか、自分たちがやろうとしているプロジェクトをやろうとすると駐車場が余りにも狭いとか、そういった意見がありまして、残念ながら、ぜひ当方がやってみるという事業者が見つからなかったというのが、私どもが当たった感触でございます。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) だから、そのような原因は確かにあると思いますけれども、その辺の原因、赤字が先走って事業者が受ける方がなかったのではないですかと聞いたのです。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田産業環境部長。 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) 繰り返しになりますけれども、赤字、赤字が、私たちは心配しているのですという事業者ばかりではなく、立地条件であるとか、駐車場の条件であるとか、そういったところでこの施設を、指定管理を受けるのは断念したいといいましょうか、余り魅力がないとおっしゃったということで、議員のほうから何を私に答えてほしいのかよくわからないのですが、いろいろなパターンの反応があったということだけは、何度も申し上げたいというふうに思います。
    ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 応募しても、結局のところ農家が受けたということで、頑張って農家がやっていくということなので、しっかり市のほうは支援をしていただきたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  5番、田村和也議員。 ◯議員(5番 田村 和也) 先ほどの議員と同じようなことになると思うのですけれども、市が事業所に交渉したということで、今、いろいろな立地条件とか、駐車場、リスクのほうで言われています。  私が1つ聞きたいのは、地域公共会社には、この交渉というのですか、事業説明をして、受けていただけないだろうかというような交渉はされたのかということがちょっと疑問にあるのです。  というのが、農業生産、6次化とかいろいろなことに取り組んでいる地域公共会社、指定管理に持っていくなら、ここが一番理想に合っているのではないかなと私は思うので、その地域公共会社との交渉はされたのか。もしされていなかったら、なぜされていないのか。その辺をお伺いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田産業環境部長。 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) できそうな組織には、基本的にいろいろな話は、いろいろなオフィシャルな席、フランクな席は違いますけれども、話をさせていただいております。その中に、パートナーズも含まれているというふうに理解していただければと思います。  ただ、今、きょうの議案でもありますけれども、6次化支援センターのお話もありますし、これ以上、また新たにフルーツの里をというのはなかなか色よい話が出ませんで、そこはそういう意味で断念といいましょうか、その道筋はないなというふうに当方で判断したという経緯がございます。 ◯議長(深澤  巧) 5番、田村和也議員。 ◯議員(5番 田村 和也) もう一回、確認だけさせていただきたいのです。  6次化産業のほうは指定管理料が出ますよね。その中には、人件費がほとんどです。  こちらの「フルーツの里やぶ」では、いわゆる指定管理料ゼロ。でも、農業の生産地域の活性化、それから、6次産業、いろいろな面でもこのフルーツの里というのは、養父市にとっては、これからの農業生産者の生きがいの場となるところであります。  そういった施設に対して、地域公共会社の今までの役目として、いろいろと説明も聞いてきましたけれども、私は、そこの会社がそれを引き受けるのが一番いいのではないかと。  市としても、密にいろいろなことを相談できるし、意見交換もできるし、そうすることによって、フルーツの里の再生、または地域農業者、高齢者の健康管理にもつながるというふうな会社であると思うので、ちょっと残念に思っております。  いわゆる交渉はされたと。交渉はされたけれども、引き受けてもらえなかったと理解しておいていいのか。その辺をお伺いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田産業環境部長。 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) 事務的にお話はさせていただきましたけれども、今回の条件では厳しいという判断がなされたという御理解をいただければと思います。 ◯議長(深澤  巧) 田村議員、この議案、今、申し出に出ているところが指定管理者に適するかどうかという議論になりますので、その点、ちょっと前提としてください。  5番、田村和也議員。 ◯議員(5番 田村 和也) それから、聞かせていただきますけれども、選定委員会の結果、審査講評ですね。運営に当たっては、通りがかりに立ち寄る施設ではなく、目的地となる創意工夫に努められたい。  この評価について、いわゆる審査評価ということなので、当局としてはどういうふうな受けとめ方をされているのか、お伺いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田産業環境部長。 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) この施設の経緯は、皆さんよく御存じだと思います。いろいろな交通網の変化であるとか、通りがかりのお客様の減少が利用者の減、売り上げの減につながったところは否めないということで、従来型の、たまたま通ったから寄るということではなくて、この地を目的にドライブなりなんなりに来てほしいということだと思います。  それはとにもかくにもこの施設が元気で魅力があって、安くて新鮮なものが手に入るというものを、きっちり条件整備をした上で、その上で、また情報発信という形も非常に重要となってくると思います。その点、直営では、なかなかやりづらかった、そういった情報発信も今回、民間の方で管理運営をやっていくことで、やりやすい条件もそろうというふうに思います。  また、今回、一般質問でも幾つか御質問が出ていますけれども、何か指定管理制度自体が、指定管理者に全てを丸投げしているような認識をお持ちの議員もいらっしゃるような印象を持っているのですが、やはり指定管理者というものは、公共の施設をより安価に、よりよいサービスを提供するための制度でありまして、あくまでも市の施設です。設管条例があって、市の施設であり続けることは間違いありませんので、そういったことを念頭に、指定管理者と一緒になって、その情報発信や魅力ある店舗づくりに頑張っていきたいというふうに思っております。 ◯議長(深澤  巧) 5番、田村和也議員。 ◯議員(5番 田村 和也) 部長は指定管理のことを言われていますけれども、今、全国的に指定管理者制度というのを見直しされているのを御存じですよね。この指定管理者によって、民間の活力を生かす。それがなかなかできていないから、今、見直しを全国でやっておられて、成功しておる事例は少ないというふうに私は認識しています。  これはまあ別に置いておきます。ただ、この審査講評ですけれども、皆さんこれまで見て、目的地になるような施策をどんどんやられてきておるわけです。土曜日の朝市とか、それから、盆、真夏などでも集中的に花を出そうとか、いろいろなことで、この「フルーツの里やぶ」を利用される方は、目的を持って行かれています。  それから、通りがかりに寄る施設ではなくということなのですけれども、今、あちこちできて、道の事情がどんどん変わってきています。ですから、この通りがかりの施設という講評については、ちょっと私も納得ができないところがあって、今、お伺いしたのですけれども、その辺はどうでしょうか。最後にお伺いして終わります。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田産業環境部長。 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) いろいろな受け取りがあるかと思いますが、これは委員会としての講評です。そういった委員の方がお感じになったものを取りまとめました結果がこういうふうな文言になっていると理解していただければと思います。  また、もう既に目的地化しているのだという御指摘ですけれども、それに甘んずることなく、売上等が落ちていることは事実です。この事実を真正面から受けて、今回の指定管理者の方と市が一緒になって、何ができるのか、民間になったからこそできることを考えながら、今に慢心したらどんどん売り上げは落ちていく一方だと思っておりますので、そこはよろしくお願いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、議案第131号の質疑を終結します。  次に、議案第132号、養父市大屋野菜集出荷所の指定管理者の指定についての質疑を行います。  質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、議案第132号の質疑を終結します。  次に、議案第133号、養父市関宮農村交流ターミナルの指定管理者の指定についての質疑を行います。  質疑はございませんか。  1番、西谷昭徳議員。 ◯議員(1番 西谷 昭徳) 初歩的なことを1点だけお尋ねするのですが、特に経営内容というものについては、指定管理者の方針というふうなことになるのではなかろうかと思いますが、この議案の内容等を見てみますと、週に1回とか、あるいは年1回とかというようなことをうたっているのですけれども、現在、やられている指定管理者の方についての指導はどのようにされているのか、お尋ねしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 指導の内容というか、どういう指導か、もうちょっと具体的に言ってもらって、はい。  西谷昭徳議員。 ◯議員(1番 西谷 昭徳) 簡単に申し上げますと、週7日、1週なのですけれども、その中で4日ぐらいずっと休まれているというようなことで、指定管理者の指導はどのようにしているのだというようなことも、ちょこちょこ耳に聞いたりしますので、その辺の指導はどうかなと思って、お尋ねしているのですけれども。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田産業環境部長。 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) 現行の管理の状況の御質問だと思います。  万灯の湯につきましては、現在、火曜日、水曜日、金曜日と週に3日休暇をいただいているという状況でございます。  この点は、いろいろな収支の状況や利用状況を踏まえて、この施設も指定管理料を特に払ってございません。過去に、やはり閉鎖をしたり直営でやったり、そういった時期もございましたので、最低限になってしまうのかもしれないのですが、何とか地域の方に利用していただくということで、いろいろな複数の協議を行いまして、この火、水、金の休みということで、これは当然ながら市も了承した上で、この日数になっているというふうな状況です。  今回、この内容を見ていただくと、御確認いただけるかと思うのですが、さらに今回の募集に際しては、グリーンシーズンについては基本週末のみと。温泉については週末のみと。温泉以外のところでいろいろな取り組みをやることを、これは提案していただいて、今回、提案内容が提出されているということです。  この市として、募集条件として、こういう現行以上にある意味、踏み込んだ内容となったことをちょっと説明させていただきますと、御存じかと思いますが、近くにとがやま温泉というものがございます。その後に、こちらの万灯の湯という施設が合併間際にできてございます。  正直に言って、両指定管理施設とも非常に運営が厳しい。特にグリーンシーズンですね。厳しい状況で、市としましては、将来的には、やはり統合みたいな議論をしていかなければいけないのではないかという話も出ております。ただし、それはグリーンシーズンの話とは別に、今度、冬になりますと、スキーのお客様が、温泉に入って帰られる方が非常に多いということで、このどちらの施設も満杯ということで、どちらかを閉鎖するというのは、冬のことを考えると現実的でないというふうに考えております。  それで、苦肉の策として、今回の募集要項に記載させていただいたのが、温泉のオープンは土日祝日が基本と。あとは協議で決めるという記述にしてございまして、そうすることで、万灯の湯の存続と、ウィンターシーズンのお客様の取りこぼしという言葉がいいのかわからないのですが、せっかく温泉を利用したいと思われる方が、養父市の温泉に入らずに京阪神で帰られてしまうことを防止するための策として、今回のこの募集要項になったということを御理解いただければと思います。 ◯議長(深澤  巧) 1番、西谷昭徳議員。 ◯議員(1番 西谷 昭徳) 部長のほうから詳しい説明を聞いてよくわかるのですが、結果的に、これからの冬季のシーズンはそういうことで、入湯者もふえるのではないかと思いますが、夏のシーズンが余りにも暑かったというのか、入湯者が少なかったということかもしれませんが、月火水木と4日間ぐらいずっと休まれていたということを聞いて、それにしても、利用している人から見れば、4日も休むということはひどいなというようなことがありましたので、ちょっとその辺をお尋ねしたのです。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田産業環境部長。 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) 現在の運営は、基本的に週休3日で、ちょっとその4日休んでいたという事実は、私ども把握をしておりませんので、そこは確認の上、現在の契約では火、水、金のお休みということで、運営主体とはお話をしていますので、そこは確認をさせていただいて、もしも不適切な対応があれば、しっかりと指導させていただきたいというふうに思います。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  12番、藤原芳巳議員。 ◯議員(12番 藤原 芳巳) 1点だけ確認をさせてください。  29ページですね。ここに収入の増加策という枠がございます。この中に「大型の道路看板取り付けにより、ドライバーを誘導」とあります。読んでみますね。  9号線の沿いの道路看板、誘導看板の新設・増設については必要絶対条件である。  上記の最低限のインフラは、養父市で担っていただくとあります。  これは養父市のほうで了解したという解釈でいいのでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田産業環境部長。 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) この申請書自体は、提出以降、特に行政のほうから、この記載は余りふさわしくないのでというふうに修正をしてしない資料ですので、こういった部分が残ってございます。  現在の国道沿いの大型看板の設置というのは非常にハードルが高くなっておりまして、費用云々の前に、許可が出るかどうかが非常に困難になってきております。  もちろんこの必要性は、あるにこしたことはないと思っておりますので、協議をさせていただいた上で、もし可能であった場合にも、費用分担については再協議させていただきたいというふうに思っております。  ただ、いろいろな修繕の話については、もう既にこちらで10万円以上は市がやるというルールになっていますので、それを修繕ととるのか、それとも、別途事業者の努力として設置をしてもらうのか。それは看板設置の許可がとれそうだという目星がついた次の議論だと思うのですが、そもそもあのあたりに新規に大きい看板を立てるというのは、非常に難しいというふうに御理解いただきたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 12番、藤原芳巳議員。 ◯議員(12番 藤原 芳巳) 今の説明では非常にわかりにくかったのですけれども、申請はしていくということですか。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田産業環境部長。 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) 事業者の方がどういうことを想定しているのか、今回、この議会で承認いただいた暁には、まずは詳細なお話を聞かせていただいて、事前に道路管理者等とお話をさせていただくというのが、先にやるべき仕事だというふうに思っております。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  15番、政次悟議員。 ◯議員(15番 政次  悟) 先ほどの同僚議員の質問にもあったのですけれども、その看板の関係などについて、例えば応募の部分から、今、お話がありましたように、協議をして変わっている部分があると認識をしたのですが、この採点の部分について、先ほどおっしゃったように、大型看板等について、市としての対応あるいは国道の管理上の問題もあって十分な対応ができないというような話を選定委員にきちんと説明をされて、この採点を受けておられるのかということをまずはお聞きします。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田産業環境部長。 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) 私、この委員会の中で、この説明の部分にいなかったのですけれども、担当からは、それほどここの部分は大きな議論にはなっていないというふうに聞いております。ここをハイライトして説明があって、そこの実施可能性で議論があって、その結果を採点に反映しているという認識ではございません。 ◯議長(深澤  巧) 15番、政次悟議員。 ◯議員(15番 政次  悟) 評価を受けて、指定管理を出される段階において、これはちょっとふさわしくないかもしれませんが、内容が変わっている、あるいはこの条件で応募したのに、こういった形で調整をするのだということになってくると、この採点表とか応募の条件が変わってしまっている。こんなものが議会に出てくるのはどうかなというふうに私は思いますので、この点は1点言います。  それと、資料7ページで募集要項を見ますと、先ほどからお話が出ていますように、12月から3月までは毎日あけて、それ以外は土日祝日のみあけますよという形になっています。この審査の評価の中の講評の部分で、この施設については、高齢者の生きがいや養父市の魅力発信などの地域の状況に配慮した事業計画が出されておるというふうな提案にはなっておるのですが、建物はさりとてこの施設を全般的に見ますと、数年前に国の補助金もいただきながら、施設の改修も行いながら、高齢者の就労の機会あるいは農産物の販売の普及のために、改良とか改修とかをされていったというふうに理解をしております。  その中で、現在、シルバー人材センターのほう、これは健康福祉部の絡みもありまして、まんど食堂があるというふうなことなのですが、こういった事業者、別の事業者も中に入っておられる施設だと私は認識しておるのですが、このあたり、シルバーあるいは健康福祉部と産業環境部はどのような調整を行っていって、こういうふうな開設日数を設けたのか。この点をお聞かせいただきたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田産業環境部長。 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) 現在、食堂の部分、こちらはこの万灯プロジェクトが指定管理をやっている最中に食堂部分の営業は中止をして、その後に補助金を入れて、そこの施設整備をした上で、現在、シルバーが食堂の運営をやられて3年目ということでございます。  後ほど健康福祉部のほうから、シルバーの方針については答弁があると思いますけれども、基本的に、今回の指定管理者に求める要求水準としては、資料9ページにありますけれども、以前の募集の際には、食堂の運営のKPIを設けた上で募集をかけておりましたが、今回の募集に際しては、そのKPIをなくして、基本的に食堂の運営はしないという形で募集をかけてございます。  食堂の運営につきましては、健康福祉部のほうからお願いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 小井塚健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(小井塚 裕二) 万灯の湯の食堂の部分でございますけれども、シルバー人材センターには、現在のところ、今年度までは補助金を交付しまして、運営を行っていただいておりますが、やはりシルバー人材センターとしても非常に運営事情も厳しいというようなお話もございまして、市も了解の上で、今年度末をもってシルバー人材センターのほうは、食堂運営のほうは取りやめるということをお聞きしております。  ただ、現在のところでは、まだ今の契約者と、それから、シルバー人材センターが事業運営を行っておりますので、今回、この来年4月以降の運営状況が変わる中で、私どもも当然ながら、シルバー人材センターも含めまして、ここの提案にもありますように、農産物の物販もシルバー人材センターがやっておられた部分もございますし、あるいは都市部との交流の場としても利用されていたというような部分もございますので、こういったところを含めまして、新しい事業者と私どもとで、新たな利活用を考えていきたいと考えているところでございます。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  13番、勝地貞一議員。 ◯議員(13番 勝地 貞一) 私も1点だけお伺いをしたいと思いますが、事業計画書の30ページですね。この交流ターミナルの中には温泉の施設もあるわけですが、この下に、7番に書いておりますように、農産物の加工施設が併設をされております。  この中を読んでいきますと、養父市市民、団体が、平等に利用できる仕組みづくりは、養父市で担っていただきたいと。こういうことが事業計画の中であるわけですが、以前は、市の施設であるので、市民や団体の方が利用申し込みをしても、使ってもらったらとても困るということで、利用ができなかったという経緯があるわけです。  ここらの市の考え方、市で担っていただいて、ここらの調整はしていただくのか。指定管理をしても、この農産物の加工施設については、市民の方、また、団体の方がここを利用するという場合には、使用可能ということで理解ができるのかどうか。また、担っていただくですから、これからそこらの調整はすると。そういうふうに理解をしておいていいのか、お伺いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田産業環境部長。
    ◯産業環境部長(鶴田 晋也) 恐らくといいましょうか、現在、加工施設につきましては、みずきの里がしっかり利用していただいていると。そういう状況の中で、ちょっと私の耳にはまだ入っていない部分も多いのですが、別の組織の方の利用要望があって、ある意味、同じ組織がずっと使っているのは不公平ではないかという類いの御指摘かと思います。  もちろん利用料等はいただいた上で使っていただいておりますので、そういう意味での不公平性というのは、料金の意味ではないのかもしれないのですが、他の利用希望者がいらっしゃる中で、ずっと同じ組織がというのは、やはりそういった市民の方の声が出て当然だと思いますので、そのあたりの調整は、ちょっと現状把握をさせていただきながら、決定しました指定管理者とも調整をして、ここに書いてあるような平等性の確保も検討していきたいというふうに思っております。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、議案第133号の質疑を終結します。  次に、議案第134号、養父市6次産業化支援センターの指定管理者の指定についての質疑を行います。  質疑はございませんか。  15番、政次悟議員。 ◯議員(15番 政次  悟) 少し厳しい話をするかもわかりませんが、市の募集要項の25ページの部分に、活動施設及び産業連携支援施設の提供ということで、その中で、情報公開あるいはホームページ等のメディアを利用した広報活動を行うという形の内容が、事業の実施に関することで記載をされております。  この部分で、前々から私もしきりに気にしていますのが情報発信なのですが、この選定されました事業者、確かにホームページはつくっておられるのですが、その更新内容を見ますと、もう3カ月、6カ月、全く動いていません。中には準備中という記載のものもありまして、的確にホームページの中で動いているものを見ますと、施設の利用料とか施設をこういった概要で設置しましたよという説明だけのような形になっています。  そういったことも含めつつの質問なのですが、そう考えますときに、この6次産業化支援センターを指定管理に持っていく理由がどこにあるのかなというふうに、正直、私は思っています。  もう1者応募もあった事業者の関連の会社がこの施設に入っておられますし、場合によっては、地域自治協議会等の組織を使いながらというふうなことも考えられるのかなと思うのですが、そもそもの考え方として、指定管理であったものをそのまま期間が満了するから指定管理で行くという考え方だけで議論されているのか、いや、指定管理であっても、これは指定管理をとめて、委託的な事業に持ち込んでいくのだというところの議論もあって、この6次産業化支援センター等についての指定管理を行ったというふうな理解でよろしいのでしょうか。  その辺の考え方をお尋ねいたします。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田産業環境部長。 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) 私どもの認識としましては、少し議論がずれるかもしれませんが、市のこういった所有する施設の管理に当たっては、直営なりまたは指定管理が基本なのかなというふうに考えているところが強くて、今回、もともとの6次化支援センターが指定管理もできるような設管条例になっていて、3年たったので、基本的には指定管理の路線で行こうと。  ただ、先ほどのフルーツの里の話でもありましたけれども、要求されたいろいろな要求水準をレビューして見ると、現在の指定管理者が適切に要求水準を満たしたとは言い難いということもありまして、公募型で公募をしているというような頭の中の流れでございます。 ◯議長(深澤  巧) 暫時休憩します。                  午後3時17分休憩        ──────────────────────────────                  午後3時17分再開 ◯議長(深澤  巧) 再開します。  鶴田産業環境部長。 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) 先ほどフルーツの里を例に出しましたのは、施設の性格等を鑑みると、1回公募でやったものを地域振興のために関連する組織がやる場合にというところを引用して、指名型でやるという考え方もあるのではないかということを言いたくて、ちょっと先ほど例に出しましたけれども、残念ながら、やぶパートナーズが現在、この施設を管理しておりますけれども、要求水準を満たしていない状況にある中で、引き続き指名で管理をお願いするというのはあり得ないということから、公募型で指定管理者の募集をしているという流れでございます。 ◯議長(深澤  巧) 15番、政次悟議員。 ◯議員(15番 政次  悟) 今、部長の御答弁にあったのですが、基本的に市の考え方とすれば、市がたくさん持っている公共施設で稼働させていくものの考え方として、指定管理か直営しかありませんよという考え方でおられるという理解でよろしいのでしょうか。  例えば6次産業化支援センター事業というふうな形で、事業委託をするという考え方は、当然、今の市の考え方には含まれていない。今後においても、市の指定管理の考え方というのは、直営か指定管理以外にはないですよという受けとめでいいのでしょうか。お尋ねします。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田産業環境部長。 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) 先ほど原則としてという答弁をさせていただきました。原則として直営か指定管理かというところから議論がスタートして、場合によっては議員の御指摘のようなお話であるとか、きょうも議案の中に含まれていますが、一部委託のようなスタイルもあり得るかもしれないけれども、スタートは直営か指定管理から議論が始まるというふうに理解しておりまして、その議論の中で、これは指定管理ではないだろうという議論には、市内部でならなかったと理解をいただければと思います。 ◯議長(深澤  巧) 井上企画総務部長。 ◯企画総務部長(井上  剛) あらゆる施設、市もございますので、その施設施設の成り立ちでありますとか、現在の状況等を総合的に判断する中で、直営がいいのか、先ほど議員がおっしゃいましたように、総括的に事業管理を委託するのがいいのか、また、指定管理するのがいいのか、先ほど言いましたようなそれぞれの施設の成り立ち等も総合的に判断する中で、考えていくべきであろうということを思っております。  その中で、今回、6次化センターにつきましては、先ほど部長が申しましたとおりということで、指定管理に持っていくということで、今回も引き続き指定管理というような運びになったということで御理解いただけたらと思います。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、議案第134号の質疑を終結します。  次に、議案第135号、養父市大谷農村公園の指定管理者の指定についての質疑を行います。  質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、議案第135号の質疑を終結します。  次に、議案第136号、養父市小路頃・出合農村公園の指定管理者の指定についての質疑を行います。  質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、議案第136号の質疑を終結します。  ただいま議題となっております議案第131号から議案第136号までの以上6件は、会議規則第38条第1項の規定により、生活環境常任委員会に付託します。        ──────────────────────────────   日程第21 議案第137号から議案第140号 ◯議長(深澤  巧) 日程第21、議案第137号、令和元年度養父市一般会計補正予算(第6号)から議案第140号、令和元年度養父市介護保険特別会計補正予算(第3号)までの以上4件を一括議題とします。  これから、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。  広瀬市長。                〔市長登壇 提案理由説明〕 ◯市長(広瀬  栄) 議案第137号、令和元年度養父市一般会計補正予算(第6号)から、議案第140号、令和元年度養父市介護保険特別会計補正予算(第3号)までの4件につきまして、一括して提案理由の説明をいたします。  まず、議案第137号、令和元年度養父市一般会計補正予算(第6号)につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3億4,632万7,000円を増額し、歳入歳出総額を185億1,107万6,000円とするものであります。  補正の主な内容ですが、人件費や事業費等の確定見込みによる増減のほか、令和2年度以降の総合戦略事業の財源として、養父市創生基金を積み立てるものなどです。  次に、議案第138号、令和元年度養父市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)につきましては、事業勘定において、歳入歳出予算の総額にそれぞれ2,101万6,000円を増額し、歳入歳出総額を29億8,238万円とするものであります。  補正の主な内容ですが、過年度交付金の精算に伴う返還金の増額などです。  また、大屋診療所施設勘定において、歳入歳出予算の総額にそれぞれ572万円を増額し、歳入歳出総額を1億1,928万1,000円とするものであります。  補正の主な内容ですが、来院者数及び薬剤費の増加に対する経費の補正などです。  また、大屋歯科診療所施設勘定において、歳入歳出予算の総額にそれぞれ220万円を増額し、歳入歳出総額を4,590万円とするものであります。  補正の主な内容ですが、訪問ケアの回数増加に伴う経費の補正などです。  次に、議案第139号、令和元年度養父市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額からそれぞれ81万円を減額し、歳入歳出総額を4億499万円とするものであります。  補正の主な内容ですが、保険基盤安定負担金の確定に伴い、経費を減額する補正などです。  次に、議案第140号、令和元年度養父市介護保険特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出予算の総額から、それぞれ195万9,000円を減額し、歳入歳出総額を40億767万3,000円とするものであります。  補正の主な内容ですが、職員の退職に伴い不用額を減額する補正などです。  詳細につきましては、各担当部長に補足説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 続いて、補足説明を求めます。  井上企画総務部長。                〔企画総務部長補足説明〕 ◯企画総務部長(井上  剛) それでは、議案第137号、令和元年度養父市一般会計補正予算(第6号)の補足説明を行います。  今回の補正は、9月の補正予算(第5号)以降におけます、各種事業の決算見込みでありますとか、入札結果等によります精査、国・県補助金等の確定などに伴います事業費の精査及び財源補正、また、人件費の補正を行うものであります。  そのほか、令和2年度以降の地方創生のための戦略事業の財源といたしまして、養父市創生基金への積み立てなどが主な内容となっております。  それでは、補正予算書1ページをごらんいただきたいと思います。  第1条でございますが、歳入歳出予算の補正となっており、第1項で、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3億4,632万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ185億1,107万6,000円とするものでございます。  第2条でございますが、繰越明許費について定めております。  4ページに記載しておりますが、第2表、繰越明許費補正に記載しておりますように、令和2年度へ繰り越しとなる見込みの事業を記載しておりますが、道路橋りょう維持事業費、道路橋りょう補修事業費、道路橋りょう整備事業費単独、また、補助、そのほか、台風等による災害復旧に伴う農地農業用施設過年補助災害復旧事業費の5事業で、総額で2億4,905万9,000円を繰り越すものでございます。  第3条でございますが、債務負担行為を追加するもので、同じ4ページの第3表の債務負担行為補正に記載しておりますけれども、広谷こども園改修事業517万円、また、防災マップ等作成事業143万円を限度額といたしまして、令和2年度に債務負担を設定するものでございます。  第4条でございますが、今回の補正に伴います財源の精査等により、地方債の限度額の補正で、同じく4ページの第4表、地方債補正に記載しておりますように、事業費の精査等によります辺地対策事業債の減額、また、臨時財政対策債の確定に伴い減額をするものでございます。  まず、歳出の予算から説明をさせていただきますので、補正予算書の12ページ、13ページをごらんいただきたいと思います。  また、添付しておりますが、令和元年度一般会計補正予算(第6号)事業一覧等もあわせてごらんいただければと思います。  なお、職員人件費、給料でありますとか、職員手当等につきましては、補正予算書の最終ページ、24ページでございますけれども、給与費明細のとおりとなっております。給与費及び共済費にそれぞれ合計いたしまして、2,504万3,000円を増額するもので、これらの款ごとの説明につきましては省略をさせていただきますので、御了承いただきたいと思います。  それでは、主な補正の内容であります。12ページ、13ページでございますが、2款1項1目の一般管理費、南但広域行政事務組合負担金157万9,000円の増でございます。これにつきましては、南但広域行政事務組合での補正予算1号及び2号に係ります養父市の負担金を補正するものでございます。  3項1目の戸籍住民基本台帳費の戸籍住民基本台帳事務費464万7,000円の増でございますけれども、これにつきましては、マイナンバーカードの交付事務に係ります経費の増額で、地方公共団体情報システム機構、いわゆるJ-LISと言われておりますが、そちらへの負担金などとなっております。  次のページ、14ページ、15ページをごらんください。  3款民生費でございますが、1項1目社会福祉費の国民健康保険特別会計繰出金及び3目の介護保険特別会計繰出金の増額、また、後期高齢者医療特別会計繰出金の減額につきましては、それぞれの特別会計の補正に伴います、補正予算に伴います補正となっております。  2目の障害者福祉費の障害者総合支援給付費1,032万9,000円の増につきましては、平成30年度給付事業の確定に伴う返還金となっており、障害児施設給付費1,256万2,000円の増につきましては、障害児通所支援における医療的ケア児受け入れに伴いますサービス加算による給付費の増額となっております。  3目老人福祉費の後期高齢者医療事業費238万5,000円の減につきましては、令和元年度分の後期高齢者医療広域連合負担金の確定に伴う減額となっております。  2項2目の児童福祉施設費の公立認定こども園等運営事業費206万6,000円の増及び私立認定こども園等運営事業費897万1,000円の増につきましては、平成30年度の子ども・子育て支援交付金の精算に伴う返還金の確定によるもの。また、一時預かり事業の事業者の増に伴います増額となっておるものでございます。  3目の学童保育費の学童保育事業費243万4,000円の増につきましては、開所日の日数及び利用児童の増によります指導員賃金等の増額によるものとなっております。  次のページ、16ページ、17ページをごらんいただきたいと思いますが、4款衛生費でございます。  1項4目の母子保健指導費、母子保健事業費412万6,000円の増でございますが、特定不妊治療費助成事業の利用者数の増及び助成対象額の高騰によります助成金の増額となっております。  6款農林水産業費でございますが、1項3目の農業振興費のフルーツの里管理運営事業費497万5,000円の増につきましては、令和2年4月以降の指定管理移行に向けての施設修繕及び備品購入、また、登録料の返還金を増額するものでございます。  6目の地籍調査費でございますが、地籍調査事業費3,078万8,000円の減につきましては、県委託金の確定によります事業費の精査によるものでございます。  次のページ、18ページ、19ページをごらんください。  2項1目の林業総務費でございますが、林業総務一般事務費600万円の増につきましては、分収契約に基づく収益分収金の増額となっております。  2目の林業振興費の災害に強い森づくり事業費3,500万円の減でございますが、針葉樹林と広葉樹林の混交林整備事業につきまして、次年度への事業の繰り下げによります補助金の皆減となっております。  7款の商工費でございます。  1項2目の商工振興費、商工業者融資事業費295万3,000円の増でございますが、融資申請件数の増による利子補給金の増額によるものでございます。  8款の土木費でございます。
     2項3目、道路橋りょう新設改良費の道路橋りょう整備事業費1,160万円の減につきましては、市道葛畑大久保線道路改良工事の工事内容精査による減額となっておりまして、道路橋りょう整備事業費補助の300万円の増につきましては、市道小路頃鹿倉口線道路改良事業の橋りょう設計に係ります委託料の増額となっております。  次のページ、20ページ、21ページをごらんください。  10款の教育費でございます。  1項3目の学校教育総務費の義務教育学校開設・運営事業費235万8,000円の増額につきましては、関宮学園の開校に向けての準備経費となっておりまして、修繕料、また、備品購入費などの増額となっております。  11款の災害復旧費でございますが、2項1目農地農業用施設災害復旧費の農地農業用施設過年補助災害復旧事業費1,100万円の増は、平成30年度災害の農業用施設頭首工でございますが、災害復旧事業を過年度災害復旧事業として実施するために増額するものでございます。  次のページ、22ページ、23ページをごらんいただきたいと思いますが、13款、諸支出金1項3目の特定目的基金費の創生基金費3億5,000万円の積立金でございますけれども、令和2年度以降における地方創生を切れ目なく取り組んでいくための、戦略事業の財源に充てるための積み立てとなっておるところでございます。  歳出の予算の概要につきましては、以上のとおりでございます。  続きまして、歳入につきまして御説明をいたします。補正予算書の8ページ、9ページをごらんいただきたいと思います。  9款の地方特例交付金につきましては、確定見込みによります増額となっております。  14款の国庫支出金及び15款の県支出金につきましては、歳出予算で説明いたしました事業の財源といたしまして、補助金等の補正となっておるところでございます。  次のページの10ページ、11ページをごらんいただきたいと思いますが、16款の財産収入でございます。  2項1目の不動産売払収入の市有林売払収入600万円の増につきましては、収益分収金の決算見込みによります増額となっております。  20款の諸収入4項1目の民生費受託事業収入につきましては、市外の児童保育受託料153万5,000円の増額となっておりまして、市外の利用者の保育料の増額となっておるところでございます。  5項雑入、4目過年度収入につきましては、民生費に係ります補助金、また、国、県の負担金の確定によります受入金となっており、6目の雑入につきましては、後期高齢者医療費の確定に伴います精算金及び兵庫県ブロイラー価格安定基金協会の解散に伴います出資金の返還によります受入金となっております。  21款の市債でございますけれども、1項3目の土木債、辺地対策事業債860万円の減につきましては、道路橋りょう整備事業費の事業精査に伴う減額。  6目の臨時財政対策債1億1,620万円の減につきましては、臨時財政対策債の発行可能額の確定に伴う減額となっております。  以上で、歳入につきましての説明は終わらせていただき、議案第137号の補足説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(深澤  巧) 小井塚健康福祉部長。                〔健康福祉部長補足説明〕 ◯健康福祉部長(小井塚 裕二) それでは、議案第138号、令和元年度養父市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の補足説明をさせていただきます。  まず、事業勘定でございます。  1ページをごらんください。  第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,101万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ29億8,238万円とするものでございます。  まず、歳出予算のほうから御説明をさせていただきます。  6ページ、7ページをごらんください。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費を60万4,000円増額いたします。これは職員手当及び国保システム改修に伴います南但広域行政への負担金を増額するものでございます。  職員人件費の関係につきましては、詳細は8ページの給与費明細書をごらんください。  次に、7款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、3目保険給付費等交付金償還金を3,844万7,000円、同じく4目特定健診交付金償還金32万4,000円を増額します。これにつきましては、平成30年度に交付を受けました保険給付費及び特定健診の実績が確定したことに伴いまして、前年度歳入した交付金を兵庫県へ返還するものでございます。  また、8款予備費を1,835万9,000円減額することとしております。  続きまして、歳入予算でございます。  4ページ、5ページをお開きください。  1款国民健康保険税、1項国民健康保険税、1目一般被保険者国民健康保険税、並びに2目退職被保険者等国民健康保険税。これらを合わせまして、430万3,000円を収納状況と収納見込みを踏まえまして、増額するものでございます。  次に、5款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金を1,633万2,000円減額いたします。国民健康保険基盤安定負担金の確定分を1,643万2,000円減額し、職員給与費等繰入金として職員手当分10万円を増額いたします。  次に、6款繰越金、1項繰越金、1目前年度繰越金を2,926万1,000円増額いたします。前年度の決算に伴う剰余金となっております。  7款諸収入、3項雑入、3目一般被保険者返納金を328万円増額いたします。これは診療報酬請求の誤り分を医療機関から返還を受けるものとなっております。  8款国庫支出金、1項国庫補助金、1目国民健康保険事業費補助金50万4,000円の増額は、国保システム改修分となってございます。  続きまして、各診療所施設勘定の補足説明をさせていただきます。  まず、大屋診療所施設勘定でございます。  1ページをごらんください。  第1条におきまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ572万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億1,928万1,000円とするものでございます。  4ページ、5ページをお開きください。  歳入のほうでございますが、1款診療収入、1項外来収入、1目国民健康保険診療報酬収入を92万円、3目後期高齢者診療報酬収入を395万円、5目一部負担金収入85万円をそれぞれ増額いたします。主に患者数の増加に伴うものでございます。  次に、歳出でございます。  1款総務費、1項施設管理費、1目一般管理費を72万円増額いたします。医師の特殊勤務手当に係る部分でございます。  これらの人件費の詳細につきましては、6ページの給与費明細書をごらんいただきたいと思います。  続いて、2款医業費、1項医業費、3目医薬品衛生材料費を500万円増額いたします。不足が見込まれる薬剤費に充てることとなっております。  次に、大屋歯科診療所施設勘定でございます。  1ページをごらんください。  第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ220万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4,590万円とするものでございます。  4ページ、5ページをごらんください。  1款診療収入、1項外来収入、3目後期高齢者診療報酬収入を82万円、5目一部負担金収入を30万円、6目介護報酬収入を108万円増額いたします。こちらも同様に、主に患者の増に伴うものでございます。  次に、歳出でございますが、1款総務費、1項施設管理費、1目一般管理費は、賃金150万円を増額いたします。これは訪問ケアを実施しております歯科衛生士の賃金でございます。  2款医業費、1項医業費、4目技工委託料を70万円増額いたします。患者さんの高齢化などによりまして、発注がふえているためのものでございます。  以上で、議案第138号、令和元年度養父市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の説明を終わります。  続きまして、議案第139号、令和元年度養父市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の補足説明をさせていただきます。  歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ81万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億499万円とするものでございます。  4ページ、5ページをお開きください。  まず、歳入でございます。3款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金を953万1,000円減額いたします。これは保険基盤安定繰入金の額の確定によるものでございます。  次に、4款繰越金、1項繰越金、1目繰越金を872万1,000円増額いたします。これは前年度決算に伴う剰余金を計上するものでございます。  続きまして、歳出でございます。2款広域連合納付金、1項広域連合納付金、1目広域連合納付金は、納付金額の確定によりまして、953万1,000円減額いたします。歳入の一般会計繰入金の減額と同額でございます。  次に、4款予備費、1項予備費、1目予備費につきましては、歳入で計上しました繰越金872万1,000円を増額することとしております。  以上で議案第139号、令和元年度養父市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の補足説明を終わります。  続きまして、議案第140号、令和元年度養父市介護保険特別会計補正予算(第3号)の補足説明をさせていただきます。  1ページをごらんください。  第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ195万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ40億767万3,000円とするものでございます。  まず、歳出のほうから御説明をさせていただきます。6ページ、7ページをお開きください。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費を169万3,000円増額いたします。これは職員人件費の増額及び南但広域行政において共同処理を行っております電算システムの改修に伴う負担金の増でございます。  次に、2款保険給付費、1項介護サービス等諸費につきましては、居宅介護サービス事業者の指定区分変更に伴う支出科目を変更するもので、増減は同額となってございます。  3款地域支援事業費、3項包括的支援事業・任意事業費、3目包括的・継続的ケアマネジメント支援事業費を365万2,000円減額いたします。これは職員の退職によります人件費の減額並びに新たに臨時職員を雇用するための増額分でございます。  人件費の詳細につきましては、8ページの給与費明細書をごらんいただきたいと思います。  続きまして、歳入でございます。4ページ、5ページをお開きください。  3款国庫支出金、2項国庫補助金、3目地域支援事業交付金(総合事業以外の地域支援事業)でございますが、こちらを140万7,000円減額とします。これは職員の退職及び先ほど申しました臨時職員の雇用に係る補正でございます。  また、5目介護保険事業費補助金を51万4,000円増額いたします。これは南但広域行政で共同処理を行っておりますシステム改修分でございます。  次に、5款県支出金、2項県補助金、2目地域支援事業交付金を70万3,000円減額します。職員の退職及び臨時職員の雇用に係る県負担分の減額でございます。  次に、7款繰入金、1項一般会計繰入金、3目地域支援事業繰入金を70万3,000円減額、5目その他一般会計繰入金を117万9,000円増額いたします。これは主に職員の退職及び先ほどの臨時職員雇用に係る経費、また、システム改修に係ります市負担分の補正となってございます。  2項基金繰入金、1目介護給付費準備基金繰入金につきましては、歳出予算の減額に伴い減額するものでございます。  補足説明につきましては、以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ◯議長(深澤  巧) 以上をもちまして、説明は終わりました。  これから、質疑を行います。  質疑は案件ごとに行います。  まず、議案第137号について、質疑を行います。  質疑はございませんか。  15番、政次悟議員。 ◯議員(15番 政次  悟) 一般会計の補正予算、何点か順を追ってお聞きをしたいなと思います。  まず、予算書の4ページの債務負担行為の関係です。広谷こども園の改修事業は令和2年度で期間を持って、517万円の予算が計上されておりますが、これは大規模改修を想定されておって、それの設計監理費としてここの債務負担行為を持っておるという理解でよろしいでしょうか。お尋ねをいたします。 ◯議長(深澤  巧) 橋本教育部長。 ◯教育部長(橋本 義弘) これにつきましては、広谷こども園の保育室の不足ということで、中の改修を行いたいというふうに思っております。  平成2年度にそれを予定しておりまして、その事業がスムーズに行けますように、今回、債務負担を予算計上させていただいているという状況です。 ◯議長(深澤  巧) 15番、政次悟議員。 ◯議員(15番 政次  悟) 今ある保育室の、間仕切り等の改修の部分での経費だということで理解してよろしいでしょうか。増築とかの設計監理費ではないという理解でいいのでしょうか。再度お尋ねします。 ◯議長(深澤  巧) 橋本教育部長。 ◯教育部長(橋本 義弘) 一部増築的な部分もあるのですけれども、中の3歳児から5歳児までの保育の対象者がこれから入れるように、確保できるようにということで改修をするものです。 ◯議長(深澤  巧) 井上企画総務部長。 ◯企画総務部長(井上  剛) ただいまの質問ですけれども、議員がおっしゃいましたとおり、設計に係ります分の債務負担ということで、御理解いただいたらと思います。 ◯議長(深澤  巧) 15番、政次悟議員。 ◯議員(15番 政次  悟) それでは、予算書の、今度は8ページの地方交付税の関係と、同じく10ページの臨時財政対策債の関係についてです。  今回の補正の部分で、地方交付税が3億8,137万5,000円の増額、あるいはその逆の部分で、臨時財政対策債が1億1,620万円の減額となっております。一般的に、普通地方交付税と臨財債、臨時財政対策債をもって地方交付税的な要素があるのかなということで考えますと、総額では、2億6,517万5,000円の増額となっております。  当初予算の段階において、地方交付税については合併算定替あるいは地方財政計画によって前年の80億円から3億円減って77億円になるという説明があったのですが、普通交付税というのは明確な算定根拠を持っておるものかなというふうに私は思うのですが、なぜこういった形で2億6,500万円もふえているのか。この要素についてお尋ねをします。 ◯議長(深澤  巧) 井上企画総務部長。 ◯企画総務部長(井上  剛) 普通交付税と臨時財政対策債の関係の質問でございますけれども、当初予算時には、昨年と同様の形で臨時財政対策債は発行可能額が決定されるだろうと見込んでおりました。
     今回、確定ということで、その部分が普通交付税の中で措置されたというような形になっておりまして、当初見込んでおりました普通交付税の額が大幅、当初予算では77億円として見ておりましたけれども、実際には82億円近い、確定で81億円程度の決定ということで、今のところ来ております。  そういったもの、また、当初予算時に算定の時点で見込めなかったところ、例えば公立こども園の低年齢の児童の数、園児の数が、こちらの思いよりも多かったというようなことで、その部分が多く算定されたというようなところなどの影響等がございまして、当初予算時に見込んでおった数字よりも、2億9,000万円程度多く決定がなされたということでございます。 ◯議長(深澤  巧) 15番、政次悟議員。 ◯議員(15番 政次  悟) 今回の補正の部分の中で、申し上げましたように、地方交付税が3億8,137万5,000円ふえております。今、部長の御答弁にもあったかと思いますが、総務省のホームページで見ますと、養父市の令和元年度の地方交付税は81億1,083万円程度が収入になるというふうに記載をされております。補正の分と当初の分とを考えますときに、なおかつ、まだ約3,000万近くの財源が留保されているのかなと思います。  例年3月議会というのは、減額予算が多いということも考えられますが、なぜこの時期に普通交付税を全額計上しないのか、お尋ねをいたします。 ◯議長(深澤  巧) 井上企画総務部長。 ◯企画総務部長(井上  剛) 今、議員からの質問にありましたとおり、全額、あと2,900万円程度の留保財源という形で、普通交付税は持っております。全額計上するのが本来ではあるかもわかりませんが、今後、この後、補正追加議案という形で人事院勧告に伴います人勧分の給与費でありますとか、その他不測の事態に備えるというようなことから、約3,000万円弱の留保財源という形で、現在、留保させていただいておるという現状でございます。 ◯議長(深澤  巧) 15番、政次悟議員。 ◯議員(15番 政次  悟) 続いて、歳出の部分に移ります。18ページです。  先ほど御説明をいただいたのですが、県民緑税を財源とします災害に強い森づくり事業。令和元年度を全額取り下げて、令和2年度に送るのだという形なのですが、いかなる理由で令和元年度を取り下げられるのかお尋ねをいたします。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田産業環境部長。 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) 災害に強い森づくり事業ということで、今回、この減額に当たりまして、2地区が補正に影響しているというところでございます。  1つ目の地区につきましては、3,000万円ほどの事業費を見込んでおったのですが、対象森林におきまして、相続が発生していることが本年度になって判明いたしまして、その整理に努めましたけれども、相続者のうち海外への移住者という方がいらっしゃいまして、なかなかその同意を得るために時間が確保できない。間に合わなかったということで、次年度以降の実施時期に延伸をするということになってございます。  また、もう一つの地区は、こちらは実施ではなく調査でございますけれども、地区としては調査に取りかかる予定をしておったのですが、県の予算の中で査定を受けたという形で、通知といいましょうか、県のほうから通知が参りましたので、今回、その地区の調査の実施を見送るということで、トータルをしまして3,500万円の減の補正となってございます。 ◯議長(深澤  巧) 15番、政次悟議員。 ◯議員(15番 政次  悟) あと2つ聞きます。  今度は22ページの部分です。特定目的基金の中で、創生基金に3億5,000万円の積み立てという形になっておりますが、現実的に国から交付されました基金も既にあって、なおかつ今回、新たに3億5,000万円の基金積み立てという形になろうかというふうに理解をするのですが、令和元年度末でこの基金、今回、3億5,000万円の積み立てですが、一体幾ら程度になるのか、お尋ねをいたします。 ◯議長(深澤  巧) 井上企画総務部長。 ◯企画総務部長(井上  剛) 3億5,000万円を積み立てまして、今年度末の見込みでございますけれども、3億9,600万程度となる予定でございます。 ◯議長(深澤  巧) 15番、政次悟議員。 ◯議員(15番 政次  悟) 続いて、24ページです。  給与明細費の関係で、私、いつもお尋ねをするのですが、今回、時間外勤務手当の補正がありまして、2,248万円程度の金額がふえておるという形です。  金額的に1億円を超えていますので、この部分については選挙という特殊要因もあったかというふうに理解をするのですが、現実的に市のほうで、働き方改革の条例でありますとか、職員の健康管理、福利厚生の関係から考えたときに、こういった時間外がどうなのかなと私は受けとめております。  逆に返したら、職員数が余りにも少ないのではないかなというふうに理解するのですが、例えばこの1億447万7,000円、特殊要因は今、申しましたようにあると思うのですが、新規採用の若手の職員、つまり、22歳程度の大学を卒業された方の給料とか共済費とかに置きかえました場合、何人程度の人数になるのか教えていただきたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 井上企画総務部長。 ◯企画総務部長(井上  剛) 新規採用で福利厚生等々をしますとき、財政計画上では、新規であっても500万円から600万円というような数字を1人当たりは算出をしております。  その中で言えば2名程度、3名は行かないかなというふうな見込みでは、概算といいますか、私の今、ここでの試算ですけれども、その程度の人数かなというふうに考えております。 ◯議長(深澤  巧) 井上企画総務部長。 ◯企画総務部長(井上  剛) 1億円ですので、今、ちょっと人数が違いましたが、1人当たりが500万円として見ますと、約20名ということになります。しかしながら、先ほども議員の説明の中にありましたとおり、本年度につきましては、選挙の関係が、2つの選挙がございました。  こちらに係ります時間外が1,300万円から1,400万円程度ございますので、その分を引いたところとしても、17名とか18名程度になるのかなというふうなところでございます。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  3番、藤原哲郎議員。 ◯議員(3番 藤原 哲郎) 一般会計の歳入の款で県支出金、項で県補助金、節で総務管理費補助金のことなのですが、ここに書いておりますように、いわゆるマイナンバーのことなのですが、個人番号カード交付事業費補助金、100%で386万7,000円。また、交付事務費補助金として、これも100%なのですが、78万円上がっております。  補助金ですから、何か県のほうから養父市のほうにマイナンバーの、例えば養父市は100枚交付したからこれだけになったというような、何か基準があると思うのですが、そのあたりを教えてください。 ◯議長(深澤  巧) 本間市民生活部長。 ◯市民生活部長(本間 孝子) まず、個人番号カード交付事業費の補助金でございますけれども、これはマイナンバーカードの交付枚数に応じまして、マイナンバーカードの交付等を担っております地方公共団体情報システム機構、J-LISと呼んでおりますけれども、こちらから発行事務に係る負担金という形で請求が参ります。  同額で支出のほうにも計上しておりますけれども、この負担金については、全額補助金の交付対象となっておりまして、ここで受け入れをさせていただいております。  基準でございますけれども、枚数に応じてということでございますけれども、その内容については、J-LISのほうから詳細な明細はわかっておりません。ただ、枚数に応じて各全国に割り当てられるというふうに認識してございます。  個人番号カードの交付事務費の補助金でございますけれども、これは個人番号カードの交付に係る事務が、上限が定められております。この上限は、住民基本台帳の人口に応じて各市町に上限が定められておりまして、この範囲内で、例えば出張申請の受け付けなどを行います際の経費、今回は臨時職員の賃金と消耗品と郵券料を挙げておりますけれども、これが補助の対象ということで、こちらのほうで受けているものでございます。 ◯議長(深澤  巧) 3番、藤原哲郎議員。 ◯議員(3番 藤原 哲郎) それで、交付事業費の補助金なのですが、例年、例えば去年、おととしぐらいの数値から見て、大体このような380、350とか400とかいう数字が毎年上がっているのかどうかお聞きしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 本間市民生活部長。 ◯市民生活部長(本間 孝子) 毎年枚数に応じて3月末に確定が参りまして、支出をさせていただいているところでございまして、これまではまだ交付数が少なかったので、一気にこのような金額になるということはございませんでしたけれども、ことしはさまざまなマイナンバーカードの交付率アップにつなげる出張の申請受け付けなどをしておりまして、負担金が増となっている状況でございます。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  13番、勝地貞一議員。 ◯議員(13番 勝地 貞一) 先ほど同僚議員が質問されたのですが、再度確認をしておきたいと思います。  債務負担行為の補正の広谷こども園の改修事業の債務負担行為でございます。教育部長、それから、企画総務部長が答弁をされたのですが、これは来年度の申し込みをとってみると、やはり保育室が不足してきたと。それでこの改修をされると。この改修の工事と先ほど部長が言われたのは、設計の委託も入っておるということでしたが、これは設計委託も、工事の請負も入れての債務負担行為ということで理解をしておいていいのかどうか。  教育部長は工事費だけのようなことを言っておられましたが、そこらのことを再度確認しておきたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 橋本教育部長。 ◯教育部長(橋本 義弘) この債務負担につきましては、工事費は入っておりません。設計のほうの債務負担ということで、令和2年度予算に計上されるものですけれども、契約をするために今回、設計料だけの債務負担行為の予算を上げるものです。 ◯議長(深澤  巧) 13番、勝地貞一議員。 ◯議員(13番 勝地 貞一) 理解しました。  それで、平成2年度からこのこども園に入られるということは、設計だけしておいて、工事しなくても入所は2年度の予算でできるのですか。それをちょっとお聞きしておきたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 橋本教育部長。 ◯教育部長(橋本 義弘) 工事費については来年度、令和2年度ですね。それまでに設計とかそういうものが、設計監理の部分については債務負担ということで、今回の予算に計上するというものです。 ◯議長(深澤  巧) 井上企画総務部長。 ◯企画総務部長(井上  剛) 今回のこの債務負担でございますけれども、先ほど議員がおっしゃいますように、今年度内にもう設計を、契約をしたいということがございます。契約行為をしようとすれば、予算の確保的なものが必要ということで、債務負担を打たせていただきます。  その中で、来年度にかけて、来年度の上旬にかけて設計を行いますので、それが完成後に、来年度の当初予算で計上を予定しております工事費の中で工事は発注するというように行っていく予定としてございます。 ◯議長(深澤  巧) 13番、勝地貞一議員。 ◯議員(13番 勝地 貞一) 令和2年度は僕の間違いでございますので、御理解をいただきたいと思いますが、僕がお伺いしたのは、設計をして、令和2年度に入所する子供たちが、設計だけして、令和2年度の予算で改修工事をするということで、入所はできて、通常どおり保育園として運営ができるのかどうかというお伺いをしたのです。  そのことについては、どうでしょうか。 ◯議長(深澤  巧) 橋本教育部長。 ◯教育部長(橋本 義弘) 来年度の入所予定なのですけれども、現在、募集をしているところで、まだ最終的にどうなるかというところはわからないところですけれども、3歳から5歳児につきましては、見込みとしては全員ほぼ入れるというような見込みを持っております。  ただ、来年度は工事が入りますので、工事期間中ということで、0歳から2歳までについては利用調整が入る可能性があるというところなので、まだ確定はしていないのですけれども、見込み応募状況を見ながら、その辺は考えていきたいと思っています。 ◯議長(深澤  巧) 13番、勝地貞一議員。 ◯議員(13番 勝地 貞一) まだ入所の状況はわからないと思いますけれども、工事期間中は、とても子供たち、入所するということができないですから、どこかに部屋を借りて移転するか、仮校舎をするか何かしないと、仮のプレハブでも建てないと、同じところの中でするというのは不可能だと思いますけれども、そこらは支障のないようにしていただきたいなと。それだけ依頼をしておきたいと思います。  それから、あと、予算特別委員会が行われるようですので、1点だけお伺いをしたいと思いますが、教育費の義務教育学校の関係の予算が出ておりますが、実施計画書を見ますと、これらの校名あるいは校章とか、そういうものばかりが予算計上になっております。  ただ、以前、義務教育学校になると教室を増室しなければいけないとか、渡り廊下をしなければいけないとかいうことで、測試だけは補正予算で上がってきて、予算は認めたと思うのですが、来年の4月以降、義務教育学校が開設・開校するときには、それらの工事はしないで、令和2年度の予算でそこらはされるというふうに理解をしておいていいのですか。  そういう工事もしなくて、測試だけしておいて、学校が開設・開校になってから、そこらの工事は次年度の予算をまた出されるというふうに理解をしておいていいのかどうか、お伺いしたいと思います。 ◯議長(深澤  巧) 橋本教育部長。 ◯教育部長(橋本 義弘) 議員がおっしゃるように、工事の部分については、来年度、令和2年度のほうに入っていきます。ですから、4月にスタート、開校したときには、まだその工事ができていませんので、年度途中に完成というようなことになると思います。  できるだけその工事が早くできるように、設計だけはやっておこうということで、今年度に予算計上しているところです。 ◯議長(深澤  巧) 13番、勝地貞一議員。 ◯議員(13番 勝地 貞一) これにしましても、やはり4月に開校・開園するわけですから、支障の出ないように、梅雨の時期も迎えますし、雨が降りますし、職員室を移動しなければならない、渡り廊下であっちに行き、こっちに行きをしなければならないということになりますので、ぜひそういう支障の出ないように、ぜひとも事業の執行をしていただきたいなというふうに思っております。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  4番、西田雄一議員。 ◯議員(4番 西田 雄一) 4ページの繰越明許費なのですが、これは金額を見たら全部で2億円、災害復旧費もなのですが、1,100万円、これも入れて2億5,000万円ぐらいになるのです。これは理由にはいろいろあると思いますが、相当努力しないと完成はしないと思うのですけれども、そこらはどうですか。井上部長、教えてください。 ◯議長(深澤  巧) 加藤まち整備部長。 ◯まち整備部長(加藤  忠) 繰越明許費のほうは枠取りということで、まず、予算のほうを分けさせてもらっております。  ことし、災害がたくさんあった関係、執行しなければならない関係で、どうしてもできなかった分もあったりしますけれども、幸いことしは災害もありませんでしたので、その辺はしっかりと執行できる体制で行けるのではないかとは認識いたしております。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。  11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 先ほどから出ております債務負担の広谷こども園のことですが、517万円ということで設計の費用を見込んでおるということなのですが、そちらの回答、答弁を聞いておりますと、改修はするのですが、中の建物の施設の中だけをいろうというか、増築はしないということで進めるということなのですか。 ◯議長(深澤  巧) 橋本教育部長。 ◯教育部長(橋本 義弘) 基本的には増築はしないということで、今後の3歳児、5歳児の推移を見てみますと、2クラスの確保ということが一番大事になってきますので、その2クラスの部屋の確保をしていきたいというような方針で、現在のところ検討しているという状況です。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 広谷校区といいますか、橋本部長もよく御存じでしょうけれども、アパートも建ち、それから、宅地造成も進んで居るということで、子供がふえるということで、いずれこども園が、園児がふえているということで、こういうことをされるのだと思うのですけれども、去年、1年前には増築するということで話を進めていったような経過があるのですけれども、なぜそれを増築ではなしに、中を、中仕切りを入れるとか、そういう内部だけの改造になるのか。  たしか去年は地元の区長に、語らいの広場の部分については広げて増築するというのを、許可をもらっておったようなことがあったのですけれども、何でその辺のところで縮小というか、子供の数をどういうふうに見込んでおるのか。何で変更になったのか、ちょっとお聞かせ願えますか。 ◯議長(深澤  巧) 橋本教育部長。 ◯教育部長(橋本 義弘) 当時の状況というのが、どの程度の規模だったかというのがちょっとはっきり今、よく説明しないのですけれども、今後の見込みとしましては、先ほど言いました3歳児から5歳児というのは、やはり就学前ということで、その校区の園を選んで来られるということがありますので、その部分は確保しなければならないという考え方になります。  ですから、広谷の今の見込みからすれば、2クラスずつは持っておいたほうがいいというところで、整備をしようという考え方になります。  ただ、0歳から2歳児につきましては、こども園の入所については、広谷こども園とか限定した形ではなくて、市内全体で受け入れをするというような考え方ではあるのですけれども、ただ、広谷の地域に入りたいという人ができるだけ入りたいように部屋を確保するのですけれども、恐らくこれまで、0歳から2歳というのは全員が入所してくるものではなくて、そのうちの何割かが入ってくるという状況なので、そこら辺の見込みが何人ぐらいあるかというのを見込んでこなければならないのですけれども、これからの少子化とかその辺のことからすれば、全員入っていけるのではないかなというような見込みを持ちながら、現在、検討しているところです。  もちろん全く入れないということであれば、別の方法も考えなければならないなというふうに思っております。 ◯議長(深澤  巧) 増築するという方針を変えたのかという質問だと思うのですけれども、変えたのなら変えた、変えていないなら変えていないということで、橋本教育部長。 ◯教育部長(橋本 義弘) 増築する部分は入れておりません。前回は入っておりました。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 地元からは、1年前には増築するということでオーケーをもらっておったと思うのですけれども、増築しない理由がちょっとわからないのですけれども、具体的に3歳から5歳児の全ての学年が2クラスになるというふうに見込んでおるということですか。だったら、増築しなければ面積が足りないのではないですか。 ◯議長(深澤  巧) 増築するという基本方針を地元に伝えて、確認をもうとっていたのにという前提での質問だと思うのですけれども、そこはどうなのですか。  橋本教育部長。 ◯教育部長(橋本 義弘) 増築するかどうかということも内部的な検討段階であって、どういうふうに今後していったらいいかということを検討していく段階であったというようなことです。現在も同じ状況ですけれども。
    ◯議長(深澤  巧) その辺は整理して。  11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 部長の答弁では3歳から5歳児がふえる。どの学年も2クラスずつになるということだと思うのです。だったら面積、部屋の数をふやさないと、増築しなければいけないのではないですか。単純なところなのですけれども、なぜ増築しないという結論になったのか不思議なのですよね。部長が、3歳から5歳児の子供がふえる。2クラスずつになるのでしょう。そうではないのですか。 ◯議長(深澤  巧) 中村教育部次長。 ◯教育部次長(中村 文明) 補足説明といいますか、若干御説明させていただきます。  先ほど部長が答えましたとおり、基本的には増築をしませんが、例えば一部倉庫であったりとか更衣室を増築します。今、建物の中にあるそういう機能を増築した部分で補うことで、建物内を、間仕切り等を変えることで、3歳児から5歳児は2クラスできます。そのかわり、0歳児から1歳児、2歳児の面積というものが若干減ってきます。その分につきましては、御存じのとおり、日光こども園ですとか、たいようこども園が今、0歳児、1歳児、低学年の定員をふやすべく改修工事をしておりますので、市全体としてそういう低年齢児の受け入れ等も調整する中で、何とかやっていけるのではないかというふうに考えて、増築なしで建物の中での改築という形で対応していきたいと考えております。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 0歳から2歳児は日光こども園とかたいようが増築するということで、広谷に入れない子供はそちらに預けるようにということですか。 ◯議長(深澤  巧) 中村教育部次長。 ◯教育部次長(中村 文明) 当然理想は地元の方、入りたい方優先ですし、また、きょうだいで、例えばきょうだいがばらばらになるというようなことは避けたいと考えておりますけれども、いずれにしましても、先ほど部長が答弁しましたとおり、工事期間中はどうしても利用人数の制限もあります。そういう中で、御理解をいただける方につきましては、先ほど言いました私立の園等も利用していただくような中で調整をさせていただきたいというふうに考えております。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) ちょっと私も、地元の議員も聞いていると思うのですけれども、やはり広谷園に預けて、途中でよその園に行ってくれとか、退所してくれというのがありましたね。御存じだと思います。それがあるから私は言っておるのですけれども、なぜ増築しないのか、余裕、ゆとりのある園舎を建てないのか、ちょっと不思議なのですけれどもね。もうこれはここで終わらせてしまいますけれども、ちょっとおかしい。せっかく設計料を500万も600万もかけてするのでしたら、増築も含めてきちんと考えるべきだと思います。  次の質問に移ります。  次の質問は、事業一覧表があります。一番後ろのこれを見て、事業一覧表の1ページ、2款総務費の地方創生・国家戦略特区推進事業費ということで、これはプラスマイナスゼロにはなっておりますが、県から147万9,000円交付されることが決まったので、一般財源からの持ち出しをする必要がなくなったということですが、国家戦略特区事業147万円と、これの分をそもそも事業というのはどうか。先日行われた国家戦略特区のイベントに対する県の補助が出たということでいいのですか。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田国家戦略特区・地方創生担当部長。 ◯国家戦略特区・地方創生担当部長(鶴田 晋也) 基本的にと言いましょうか、議員の御質問の中にありましたとおり、先日、開催をさせていただいた特区のシンポジウムについて、地方創生に資するということで、追加の配当がありまして、当初は全てを一般財源で見ていたものを、一部ひょうご地域創生交付金に振りかえたという内容でございます。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) たしか6月議会で提案されて、このイベントが提案されたと思うのですけれども、その時点では県の補助が出るのはわかっていなかったということですか。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田国家戦略特区・地方創生担当部長。 ◯国家戦略特区・地方創生担当部長(鶴田 晋也) 6月議会で補正の提案をさせていただきまして、いろいろな御意見をいただきました。  そういったことも受けて、いろいろな補助メニューの検討もしながら準備を進めてきたわけですけれども、最終的にはこの創生交付金が市に認められたということで、振りかえを行っているところでございます。 ◯議長(深澤  巧) 11番、津崎和男議員。 ◯議員(11番 津崎 和男) 後から県の補助がはっきりしたということだと思います。  それから、実施計画書の2ページ、「フルーツの里やぶ」についての計画書があります。約500万円のうち70万円は登録料、入会金の返還ということで、430万円ほどが備品や修繕料ということなのですが、この金額、この工事の内容というのは、会員の方から聞いてされたと思うのですけれども、これ以外にも要望があったと思うのですけれども、それについては足らない分というか、後からこれを既に要望した分ではできないというような、できないではないな。今回には間に合わないようなことがあったら、後からまた新年度予算とか3月の補正で出るとか、そういうことが追加で工事ができるのかということを聞きたいのです。 ◯議長(深澤  巧) 鶴田産業環境部長。 ◯産業環境部長(鶴田 晋也) 今回の指定管理者の指定に当たりまして、委員会、次の指定管理者として、市としては認定をした方にいろいろな要望をお聞きはしております。要望を聞けば、当然ながら非常に多岐にわたった要望が出てまいりますけれども、きょうの議論の中にもありましたけれども、あくまで指定管理をお願いするものでありまして、基本的にこの施設は市の財産であり続けるという話。また、5万円以上の修繕については、市がしっかりやっていくという整理。また、限られた財源の中で効率的な執行もやらなければいけないということで、やはりその要望の中から優先順位をつけさせていただいて、今回の補正予算を編成しているというところでございます。  例えばもう大分古くなったので、現時点でエアコンをかえてくれというお声もありましたけれども、2つあるうちの1つは最近取りかえたばかりでございます。もし1つがだめになった場合でも、すぐに3カ月に1回の議会で補正予算等の対応もできますし、また、やはり指定管理者の方に管理をしていただいたがゆえに見えてくるいろいろな不便な部分であるとか、そういったところもあると思いますので、当然ながらそういった声というのは、市がしっかりと受けとめながら、やはり売り上げが伸びないところの指定管理の流れはある意味とまってしまうわけですので、売り上げが伸びるようなアイデアをどんどんいただきながら、それをできる、できないを議論しながら、しっかりと指定管理者を支援していきたいというふうに考えております。 ◯議長(深澤  巧) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、議案第137号の質疑を終結します。  次に、議案第138号について質疑を行います。  質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、議案第138号の質疑を終結します。  次に、議案第139号について質疑を行います。  質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、議案第139号の質疑を終結します。  次に、議案第140号について質疑を行います。  質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、議案第140号の質疑を終結します。  ただいま議題となっております議案第137号から議案第140号までの以上4件は、会議規則第38条第1項の規定により予算特別委員会に付託します。        ──────────────────────────────   日程第22 諮問第4号から諮問第6号 ◯議長(深澤  巧) 日程第22、諮問第4号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてから、諮問第6号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてまでの以上3件を一括して議題とします。  これから、上程議案に対する提案理由の説明を求めます。  広瀬市長。                〔市長登壇 提案理由説明〕 ◯市長(広瀬  栄) 諮問第4号から諮問第6号までの、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての3件につきまして、一括して提案理由の説明をいたします。  本件は、現在、人権擁護委員であります小谷有司氏、津崎建司氏、尾崎義幸氏の任期が令和2年3月31日をもって満了することから、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、人権擁護委員の推薦につき意見を求めるものであります。  なお、津崎氏、尾崎氏のお二人については、退任の意向を示されていることから、今回、推薦する方は小谷有司氏、米田学氏、鳥居恵教氏の3名でございます。  小谷氏におかれましては現在、人権擁護委員として、人権に関する普及啓発活動に御尽力をいただいております。  米田氏におかれましては長らく小中学校教諭として、鳥居氏におかれましては中学校教諭として、また、住職として勤めてこられ、広く社会の実情に通じ、地域福祉の向上のために活躍されておられます。  3名とも本市の住民で、人格・識見高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護について理解のある方々ですので、人権擁護委員として推薦したく、議会の意見を求めるものであります。  任期につきましては、人権擁護委員法第9条の規定により、令和2年4月1日から令和5年3月31日までの3年間であります。  なお、詳細につきましては、添付しております経歴調書のとおりでありますので、説明は省略させていただきますが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ◯議長(深澤  巧) 以上をもちまして、説明は終わりました。  これから、質疑を行います。  質疑は一括して行います。  質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 質疑なしと認めます。  以上で、質疑を終結します。  これから、討論及び採決を行います。  討論及び採決は案件ごとに行います。  まず、諮問第4号についての討論を行います。  討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 討論なしと認めます。  以上で、討論を終結します。  これから、諮問第4号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての採決を行います。  採決は起立によって行います。  本案は、諮問のとおり適任と認める意見を答申することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ◯議長(深澤  巧) 起立全員です。  したがって、諮問第4号は適任と認める意見を答申することに決定しました。  次に、諮問第5号についての討論を行います。  討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 討論なしと認めます。  以上で、討論を終結します。  これから、諮問第5号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての採決を行います。  採決は起立によって行います。  本案は、諮問のとおり適任と認める意見を答申することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ◯議長(深澤  巧) 起立全員です。  したがって、諮問第5号は適任と認める意見を答申することに決定しました。  次に、諮問第6号についての討論を行います。  討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 討論なしと認めます。  以上で、討論を終結します。  これから、諮問第6号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての採決を行います。  採決は起立によって行います。  本案は、諮問のとおり適任と認める意見を答申することに賛成の議員の起立を求めます。
                      〔賛成者起立〕 ◯議長(深澤  巧) 起立全員です。  したがって、諮問第6号は適任と認める意見を答申することに決定しました。  以上をもちまして、本日の議事日程は全て終了しました。  お諮りします。  委員会審査のため、12月6日から12月16日までの11日間、休会したいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(深澤  巧) 御異議なしと認めます。  したがって、12月6日から12月16日までの11日間を休会することに決定しました。  次の本会議は12月17日火曜日、午前9時30分から開きます。  本日は、これをもって散会します。大変御苦労さまでした。                  午後4時38分散会        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┌─────────────────────────────────────────┐ │                                         │ │                                         │ │  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。             │ │                                         │ │                                         │ │    令和  年  月  日                          │ │                                         │ │                                         │ │                  議  長   深  澤     巧      │ │                                         │ │                                         │ │                  署名議員   荒  田  幹  夫      │ │                                         │ │                                         │ │                  署名議員   谷  垣     満      │ │                                         │ │                                         │ └─────────────────────────────────────────┘...