令和 4年 12月 定例会(第298回) 第298回加西市議会(定例会)会議録(第1日) 令和4年11月29日(火) 午前10時
開会----------------------------------- ▲議事日程第1
会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 諸般の報告第4 諮問第11号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて 議案第64号
教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて (提案説明、質疑、討論、採決)第5 議案第65号 加西市個人情報の保護に関する
法律施行条例の制定について 議案第66号 加西市
行政不服審査会条例の一部を改正する条例の制定について 議案第67号 職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第68号
地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について 議案第69号 一般職の職員の給与に関する条例及び加西市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第70号 特別職に属する常勤の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第71号 特別職に属する常勤の職員の給与の特例に関する条例の制定について 議案第72号 加西市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について 議案第73号
加西市議会議員及び加西市長の選挙における
選挙運動用自動車の使用及び
選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例及び
加西市議会議員及び加西市長の選挙における
選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第74号 姫路市及び加西市における
連携中枢都市圏形成に係る連携協約の一部変更について 議案第75号 令和4年度加西市
一般会計補正予算(第7号)について 議案第76号 令和4年度加西市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について 議案第77号 令和4年度加西市
介護保険特別会計補正予算(第2号)について 議案第78号 令和4年度加西市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について 議案第79号 令和4年度加西市
一般会計補正予算(第8号)について (
提案説明)----------------------------------- ▲本日の会議に付した
事件会議録署名議員の指名 1番 北川克則 2番
高見博道会期の決定 11月29日(火)~12月22日(木) 24日間諸般の報告諮問第11号及び議案第64号(提案説明、質疑、討論、採決)議案第65号から議案第79号(
提案説明)----------------------------------- ▲会議に出席した議員(15名) 1番 北川克則 2番 高見博道 3番 下江一将 4番 佐伯欣子 5番 深田照明 6番 衣笠利則 7番 井上芳弘 8番 中右憲利 9番 黒田秀一 10番 丸岡弘満 11番 深田真史 12番 森元清蔵 13番 原田久夫 14番 森田博美 15番
土本昌幸----------------------------------- ▲会議に出席しなかった議員なし
----------------------------------- ▲議事に関係した者の職氏名 事務局長 深江克尚 局長補佐 小林由佳 議事係長 浦川翔平
----------------------------------- ▲説明のため出席した者の職氏名 市長 西村和平 副市長 河尻 悟 教育長 民輪 惠 理事 高井勝仁 理事 村尾和美
ふるさと創造部長 藤後 靖 総務部長 奥隅一博
健康福祉部長兼
福祉事務所長 上坂智津子
地域振興部長 末廣泰久
都市整備部長 北川陽一 市参事(土木・
施設整備担当)
生活環境部長 原田正之 石野隆範 会計管理者 桝田隆章 教育部長 千石 剛
選挙監査公平委員会事務局長 農業委員会事務局長 今西利夫 亀田哲馬
病院事務局長 上坂寿人
△
議長開会挨拶
○議長(原田久夫君) 皆さん、おはようございます。開会に先だちまして、一言御挨拶を申し上げます。 今年も残すところ1か月余りとなり、何かと忙しい時期を迎えます。本格的な冬の寒さが到来する前に、
新型コロナウイルスの感染状況は全国的に拡大し、既に第8波に突入したとも言われております。また、インフルエンザの感染リスクが高まる時期でもありますので、体調管理、感染症対策には十分気を配っていただきたいと思います。 また、コロナ禍においては
経済活動維持の観点から、社会全体のデジタル化が加速しております。市議会でも今期定例会より、
タブレット端末の持込みを許可しており、議案等の
ペーパーレス化や
オンライン会議の開催等、我々加西市議会も市の目指す
デジタル田園都市に向けて取組んでまいります。 さて、本日市長より第298回
加西市議会定例会が招集されましたところ、議員各位には御健勝にてこぞって御参集を賜り、ここに開会できますこと、議長として厚く御礼を申し上げます。今期定例会に付議されます案件は人事案件、条例案件、事件決議、補正予算など総数17件であり、これらはいずれも重要な案件ばかりでございます。議員各位におかれましては、何とぞ御精励を賜りまして、活発な議論と円滑な議事進行、そして適切妥当な決定をいただけますようお願いを申し上げまして、簡単ではありますが、御挨拶といたします。
△
市長開会挨拶
○議長(原田久夫君) 続いて、市長の挨拶があります。西村市長、登壇の上どうぞ。
◎市長(西村和平君) =登壇=皆さん、おはようございます。第298回加西市議会12月定例会の開会に当たり、御挨拶申し上げます。 去る10月29日に市制55周年記念式典を開催し、議員各位を始め御来賓の方々や市内外の関係者合わせて550名の御臨席をいただいたところでございます。当日は名誉市民となられた三枝輝行氏への表彰やラジオの公開収録、市の発展に貢献されました方々への感謝状の贈呈、そして翌日の10月30日には世界で御活躍されておられる指揮者の西本智実氏をお迎えして、
記念コンサートを開催し、多くの方々と共に市制55周年をお祝いいたしました。 節目の年を迎え、引続き市民一人一人が安全・安心で住みやすいまちづくりを実現するため、意を強くしたところでございます。また、地域の声を広く市政に反映させるため、本年度も
ふるさとタウンミーティングを11月1日より市内10地区で開催いたしました。多くの地域で道路修繕や空き家対策の御要望を頂戴いたしました。ほか各地区が抱える個別の課題などもお伺いしましたので、来年度の予算に反映してまいりたいと考えております。 次に、市政の状況について御報告をさせていただきます。1点目は脱炭素の取組みについてでございます。このたび、環境省より脱
炭素先行地域に加西市が選定されました。2050年
カーボンニュートラルに向けて民生部門の電力消費に伴うCO2排出の実質ゼロを実現し、運輸部門や熱利用等も含めてそのほかの
温室効果ガス排出削減についても、我が国全体の2030年度目標と整合する削減を地域特性に応じて実現する地域で、実行の脱炭素ドミノのモデルとなる計画の第2回の先行として、全国より50件の提案があり、本市を含めて20件が選定されました。 第1回の募集と合わせると46件の選定となり、兵庫県内では姫路市、尼崎市、淡路市に続く4件目の選定となります。本市においてはプライムプラネットエナジー&
ソリューションズ株式会社との共同提案として、
車載用蓄電池を活用した
スマートグリッドの構築とエネルギーの地産地消を進め
カーボンニュートラルによる持続可能なまちづくりに取組んでまいります。 次に、人口動態の状況でございます。本年4月から11月末日までで見ますと、社会増減は120人の増加となります。新型コロナによる社会活動の制限が少しずつ緩やかになってきたことが人口増減に表れてきております。一方、自然増減については、4月から11月末までで329人の減少となっており、少子高齢化が大きく影響していることから、引続き
子育て支援施策にしっかりと取組んでいくことが必要であると強く感じております。 次に、マイナンバーカードの交付状況でございます。11月13日時点でのカードの交付率で申し上げます。加西市は58.77%で県内では18位の状況となっております。なお、同日時点での兵庫県の平均は56.66%で国の交付率は11月17日時点、それより少し後の日ですが17日時点で、52.69%となっており、いずれの平均よりも本市は上回っている状況でございます。 次に、
ふるさと納税の状況でございます。直近の状況で申し上げますと、11月27日時点において6万8,588件で26億861万円の御寄附を頂いており、過去最高であった昨年に劣らず堅調に推移しており、本定例会において
ふるさと納税の受入額を増額する補正予算を提案させていただいております。 さて、本定例会では特別職に属する常勤の職員の給与の特例として、私の1か月間給料を減額する条例を提案しております。本年4月に国交付金の実績報告に係る事務手続の誤りがあったもので、国及び兵庫県の担当者を始めとする関係各位には多大なる御迷惑をお掛けしましたことをこの場をお借りしまして、改めて深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。 過年度交付としまして追加交付いただけることとなりましたので、直接的な市の損害はございませんが、もし追加交付がなかったとしたならば、市民への影響の大きさを考えますと市政運営を預かる者として強く責任を感じており、その管理責任を明確にするため、提案するものでございます。そのほか、本定例会では本日追加提案の
一般会計補正予算を含め計17件の議案を上程しております。議員各位におかれましては御理解を賜りますと共に、後ほど提案説明をいたします議案等につきまして、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げ開会の挨拶とさせていただきます。
△開会及び開議
○議長(原田久夫君) それでは、ただいまから第298回
加西市議会定例会を開会いたします。本日予定いたしております議事は議員各位のお手元に配付いたしております日程表のとおりであります。それでは、直ちに日程に入ります。
△
会議録署名議員の指名
○議長(原田久夫君) 日程第1、
会議録署名議員の指名であります。
会議録署名議員の指名につきましては、会議規則第87条の規定に従いまして議長から指名いたします。1番
北川克則議員、2番
高見博道議員、この両議員にお願いをいたします。
△会期の決定
○議長(原田久夫君) 次に、日程第2、会期の決定であります。今期定例会の会期は、本日から12月22日までの24日間といたしたいと思いますがご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原田久夫君) 異議なしと認めます。 よって、今期定例会の会期は本日から12月22日までの24日間と決定いたしました。
△諸般の報告
○議長(原田久夫君) 次は、日程第3、諸般の報告であります。9月定例会以後の議長会並びに議長の会務について御報告を申し上げます。 まず、10月19日と20日の両
日東播淡路市議会議長会の正副議長研修会として長野県長野市において開催されました
全国市議会議長会研究フォーラムに副議長と共に参加いたしました。
研究フォーラムでは、
株式会社経営共創基盤グループ会長、
株式会社日本共創プラットフォーム代表取締役社長である冨山和彦氏より、「コロナ後の地域経済」と題して、
基調講演並びに「地方議会のデジタル化の意義と課題」と題した
パネルディスカッション等を拝聴してまいりました。 次に、11月9日には東京都において
全国市議会議長会の評議員会が開催され、令和3年度各会計決算、令和5年度
一般会計予算の見通し、
全国市議会旬報提供方法の
デジタル化移行等について協議され、いずれも原案どおり承認いたしております。 そのほか開催されました各種会議や行事につきましては、加西市議会を代表して出席をしております。また、
小野加東加西環境施設事務組合議会、
播磨内陸医務事業組合議会、
北播磨こども発達支援センター事務組合議会、
北播磨消防組合議会が開催され、各選出議員に出席をいただいておりますので、御報告を申し上げておきましておきます。これをもちまして会務報告を終わります。 続きまして、閉会中における委員会の活動状況について、委員長にその報告を求めます。
総務常任委員長黒田秀一議員。
◆
総務常任委員長(黒田秀一君) =登壇=失礼いたします。御指名をいただきましたので、去る11月2日に開催をいたしました閉会中の
総務常任委員会の審議内容について御報告を申し上げます。 このたびは委員会より提出を要求しておりました資料に基づき、
パシフィックコンサルタンツ株式会社との
プロポーザル契約に関する事項について審議をいたしました。その中から主なものについて御報告いたします。委員から
工事請負等契約に係る指名停止の措置要領において、
指名停止措置を行うことになっている場合にも関わらず、実際は加西市の契約に関係あるものや市内で問題が起こった案件に限定して指名停止するという運用を行っていた理由について質問がありました。 執行者からは指名停止の法的根拠である
地方自治法施行令第167条の4の不正不当な行為者の排除の範囲について、
地方財務実務提要では当該団体との契約のみに限ると解釈していることから、現行の運用を行っており、競争入札においては加西市で指名停止されていないことに加え、兵庫県、または兵庫県内の自治体において指名停止されていないという条件をつけることにより、不正行為を行った者を排除できるようにしており、平成28年度以前からこのような運用を行っていたとのことでした。 しかし、現在の運用では今回の
プロポーザルによる契約のように
参加資格要件の設定の仕方によっては、不正不当な行為者の排除に漏れが生じるおそれがあることから、
入札資格参加委員会において要領に基づいて
指名停止措置に取組むこととなったとのことでした。 次に、委員から
プロポーザル方式における
参加資格要件の確認について質問がありました。執行者からは入札に基づく契約と
プロポーザルの随意契約は担当が分かれており、
プロポーザルにおいては事業担当課のみが参加資格をチェックする形になっているが、
プロポーザルの
参加資格要件に加西市における
指名停止措置の有無がある以上は入札担当の管財課においても確認し、相互にチェックするようにすべきであると考え、その在り方等を検討しているところであるとのことでした。 また、
プロポーザルの参加資格として加西市において指名停止を受けていないことに加え、指名停止の措置要件に該当しないことの誓約書を添付してもらうことを検討しているとのことでした。今後の対応として、
プロジェクトチームにより入札や契約業務の見直しを行なっており、要領に沿って厳格に
指名停止措置を取り、加西市の指名停止によって、入札から排除する措置を取ること、また
プロポーザルについてはガイドラインを含めて見直しを行い、執行から契約に至るまでの間に
プロポーザル選定委員会とは別に、参加条件等について関与する組織をどのようにつくっていくか議論しているところであるとのことでした。その他、委員会では幅広く意見が述べられていますが、詳細については割愛させていただきます。 以上、誠に簡単でございますが、委員長報告といたします。
○議長(原田久夫君) 以上で委員長報告が終わりました。なお、市長より地方自治法第180条第1項の規定に基づく専決処分の報告書の提出がありましたので、議員各位のお手元に配付させていただいております。御参照いただきますよう存じます。これをもって諸般の報告を終わります。
△
人事案件上程
○議長(原田久夫君) 次に、日程第4、諮問第11号及び議案第64号の2件を一括議題といたします。それでは、直ちに提案理由の説明を求めます。西村市長、登壇の上どうぞ。
◎市長(西村和平君) =登壇=それでは、第298回
加西市議会定例会に提出いたしております議案のうち始めに人事案件について御説明申し上げます。 諮問第11号は、
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてであります。
人権擁護委員である衣笠哲元氏及び山本純子氏が令和5年6月30日をもって任期満了となりますので、後任の
人権擁護委員候補者として楠田次郎氏及び長田勝美氏の両名を推薦することについて、
人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。 議案第64号は、
教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてであります。
教育委員会委員の中川和之氏は令和5年1月31日をもって任期満了となりますが、引き続き同氏を委員に任命いたしたく、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意をお願いするものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(原田久夫君) 市長の提案説明が終わりました。
△質疑
○議長(原田久夫君) これより質疑を行います。質疑のある方ございませんか。11番深田議員。
◆11番(深田真史君) 教育委員の任命に関してお尋ねします。いつも再任の理由についてはお聞きしておりますが、市長からは2期務めてほしいということで言われておりますので、その件は置いといて、地教行法では保護者が委員に含まれるようにしないといけないということで、記述があるわけですが、この教育委員の任期というのは4年ですので、この中川委員につきましては、今後2期目再任の期間においては、ずっと保護者の委員として教育委員をお務めになるということでの選定なのか、その点についてお聞かせください。
○議長(原田久夫君) 答弁を求めます。
西村市長登壇の上どうぞ。
◎市長(西村和平君) =登壇=おっしゃるとおり保護者の委員を中に入れなければならないことになっておりますので、保護者の委員として今回、同意を求めるものでございます。 以上です。
○議長(原田久夫君) 深田議員。
◆11番(深田真史君) 確認ですが、あくまでこの
保護者委員というのは加西市内の中学校までの子供がいる保護者ということで、今後4年間においても教育委員として保護者であるということから選ばれるということですね。
○議長(原田久夫君) 西村市長。
◎市長(西村和平君) 今の時点、今日お願いする時点で、任期が始まる時点で保護者であればいいということになっておるようでございますので、任期中に保護者でなくなる方についても選任できるというふうに理解をしております。 以上です。
○議長(原田久夫君) 深田議員。
◆11番(深田真史君) そこでなんですが、
保護者委員という認識ですけども、やはりこの教育委員4名、教育長除いてですけども、
保護者委員が入っておるということの認識についてはどういう思いで引き続き中川委員に務めてほしいということであったのか、また任命するに当たって教育長と市長がそれぞれな中川委員に対してもその想いについてはお聞きになられたと思いますが、どういうことをお述べになられたか含めてお答えいただければと思います。
○議長(原田久夫君) 西村市長。
◎市長(西村和平君) 御本人のお考えですが、今加西市の教育にとって大変重要な時期であると思っております。将来構想についての議論をいただいて、それにも関与いただきました。
教育委員会案をまとめる上で保護者として大変強い想いの、特に中学校のところについては強い想いの発言もありまして、今答申でいただきました2校案ということになるに当たっては、保護者代表としての発言は強いものがあったと思っております。 その次の任期4年についてはやはりそれが実現していく時期になりますので、引き続き頑張っていきたいという想いを私はお聞きしました。また、教育長とも教育長と委員としての意見交換をされたというふうに伺っておりますので、御本人の想いはそういうことです。そして、私も議員おっしゃったとおり、基本として2期やっていただくと、いろんな委員についてという考えを持っておりますので、私の考えとも一致しましたので、引き続きお願いすることにして御提案しておるところでございます。 以上です。
○議長(原田久夫君) よろしいですか。他にございませんか。高見議員。
○議長(原田久夫君) 高見議員。
◆2番(高見博道君) 2番高見博道。市長に今と同じ質問ちょっと重なるんですが、もう一度中川氏がどうのこうのじゃなくて、いわゆる保護者の方を教育委員に任命するというところで実際に任命されるときには保護者なわけですけれども、その意味というのはやっぱり小学校、もしくは中学校の保護者の方の意見を入れていくというのが目的だと私は思うんです。そういうところで中川氏が4年の任期のうちにそうでなくなるとするならば、その辺りの意向は少し意見が聞けてこなくなると思うんですが、その辺り市長どう考えかお願いいたします。
○議長(原田久夫君) 西村市長。
◎市長(西村和平君) どちらをどう優先しながら考えるかという、どちらというのは再任することについて今までの議論、一定の議論、4年間のまた任期を務められたことプラス今回の加西市の小学校は11校残す、中学校は2つにするという案をまとめて市内の委員の皆さんと意見交換をされた経験というものは、今の時期加西市の教育行政にとってはそちらのほうが私としては大事であるというふうに判断しました。 そして、おっしゃったように任期中に保護者でなくなるということも軽視すべきことではないと思うんですが、しっかり保護者であった経験、そして教育委員として務められた経験というのは、決して保護者の皆さんの意見を代表していくという上で、全く不可能なことではないと思いますので、十分代表していただけますし、また
教育委員会としては、保護者の意見を保護者代表として選任した方だけではなくて、広く多く今受止めながらやっているところでございますので、その途中任期で保護者でなくなることのマイナスはそんなに大きくないのではないかな、それよりも4年の経験、そして今の加西市の教育行政のタイミングということで再任するほうがよりいいのではないかなと、それはもう私が判断いたしました。 以上です。
○議長(原田久夫君) 高見議員。
◆2番(高見博道君) 分かりました。それでは、実際に
教育委員会を引っ張っておられる教育長のほうにも同じようなところでお聞きしたいと思うんですが、中川氏、私もよく知ってますけども、しっかりされた方で教育長として再任していただいて今後期待するところとか、その辺り一言だけお願いします。
○議長(原田久夫君) 教育長。
◎教育長(民輪惠君)
皆さん教育委員さん同じなんですけれど、この1年、2年の間に様々やっぱり決定していかなければならない、選択していかなければならないことが多々ございましたので、かなりいろいろ深い議論をいたしました。皆さんそれぞれきちっとした見識をお持ちでございます。中川さんに関しましては、やはり御自分の御子息が今生徒でございますので、リアリティのある発言もたくさんなさってくださいます。 同時に今加西市が進めております、例えばSDGs、それからSTEAM教育、また不登校の問題を何とかしなくてはならないという教育委員の中ではかなり大きな出た問題として認識しているんですけれども、そういうことに対して大変研究熱心な方で常に提案をなさいます。それもいわゆる論だけではなくて、現実を踏まえた発言を常になさって提案をなさってくださいます。私は大変御信頼申し上げているので、今までのこの前期からやっぱり今ここで代わっていただくよりも、継続して加西市の教育の未来をきちんと一緒に考えていける方だというふうに認識しております。 ありがとうございました。
◎市長(西村和平君) すみません、先ほどの深田議員の質問の中で、小中学校という保護者という捉え方でいいのかということでありましたが、20歳までの子供をお持ちの保護者という解釈のようであります。申し訳ございません。広く子供という年齢をいつにするのかということがあるんですが、20歳までのお子さんがおられる保護者であればいいという法的にはそういう解釈であります。しかしながら、できる限り私の考えとしては当然
教育委員会が所管しております小中学校の保護者を中心に選定したいという思いでございます。
○議長(原田久夫君) よろしいでしょうか。深田議員。
◆11番(深田真史君) 先ほどの教育長の発言というのは、あくまで任命案件ですから、教育長がお答えになるのは不適当じゃないですか、それ。
○議長(原田久夫君) 分かりました。高見議員もうよろしいでしょうか。高見議員の質疑が終わりました。 他にございませんか。(なし) 他に質疑もないようですので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま上程中の人事案件につきましては、会議規則第37条第3項の規定に従いまして、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原田久夫君) 異議なしと認めます。 よってさように決定いたしました。
△討論・採決
○議長(原田久夫君) 続いて、討論に移ります。御意見のある方ございませんか。(なし) 御意見もないようですので、討論を終結いたします。これより1件ずつ採決を行います。 まず、諮問第11号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての採決を行います。お諮りいたします。諮問第11号は原案のとおり適任と答申することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原田久夫君) 異議なしと認めます。 よって、諮問第11号は原案のとおり適任と答申することに決定いたしました。 次に、議案第64号
教育委員会委員の任命につき、同意を求めることについての採決を行ないます。お諮りいたします。議案第64号は原案のとおり同意することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原田久夫君) 異議なしと認めます。 よって、議案第64号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
△議案一括上程
○議長(原田久夫君) 次に、日程第5、議案第65号から議案第79号までの15件を一括議題といたします。 それでは、直ちに提案理由の説明を求めます。西村市長、登壇の上どうぞ。
◎市長(西村和平君) =登壇=先ほどは人事案件につきまして原案のとおり御同意いただきありがとうございました。 次に、人事案件を除く議案について御説明申し上げます。議案第65号は加西市個人情報保護に関する
法律施行条例の制定についてであります。本条例は国、民間事業者、地方公共団体等の個人情報の取扱いが法律上一本化され、全国的な共通ルールとなることから、既存の条例を廃止し、法の施行に関して必要な条項を定める条例を制定しようとするものでございます。 議案第66号は加西市
行政不服審査会条例の一部を改正する条例の制定についてであります。本条例は個人情報の保護に関する
法律施行条例の施行に伴い、個人情報保護制度及び情報公開制度に関する審査請求についても、加西市行政不服審査会で調査審議するよう所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第67号は職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。本条例は国家公務員の定年年齢の引上げ及び
地方公務員法の一部改正に伴い、本市職員についても同様の措置を講じるため、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第68号は
地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてであります。本条例は
地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う職員の定年年齢の引上げ等に対応するため、関係条例について所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第69号は一般職の職員の給与に関する条例及び加西市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。本条例は令和4年人事院勧告に準じ、一般職及び任期付職員の給料、勤勉手当等について所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第70号は特別職に属する常勤の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。本条例は一般職の職員の給与に関する条例の一部改正に準じ、特別職の期末手当について所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第71号は特別職に属する常勤の職員の給与の特例に関する条例の制定についてであります。本条例は令和3年度地方創生推進交付金事業の実績報告の誤りに対する管理責任として令和5年1月分の市長の給料月額を10分の1減額するものでございます。以上、7議案の内容につきましては、総務部長より説明をさせます。 議案第72号は加西市印鑑条例の一部を改正する条例の制定についてであります。本条例はコンビニエンスストア等に設置してある多機能端末機から住民票の写しや印鑑登録証明書、租税公課関係書類等を取得できるサービスを開始することに伴い、所要の改正を行うものでございます。内容につきましては、
健康福祉部長より説明をさせます。 議案第73号は
加西市議会議員及び加西市長の選挙における
選挙運動用自動車の使用及び
選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例及び
加西市議会議員及び加西市長の選挙における
選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。本条例は国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律及び公職選挙法の一部を改正する法律及び公職選挙法施行令の一部を改正する政令等の施行に伴い、
選挙運動用自動車の使用、
選挙運動用ポスター、
選挙運動用ビラの作成に係る公費負担の上限を引上げるため、所要の改正を行うものでございます。内容につきましては、選挙・監査・公平委員会事務局長より説明をさせます。 議案第74号は姫路市及び加西市における
連携中枢都市圏形成にかかる連携協約の一部改正についてであります。平成27年4月5日に締結した姫路市及び加西市における
連携中枢都市圏形成にかかる連携協約について、令和5年4月に開講予定の公立夜間中学姫路市立あかつき中学校の入学対象者を居住地の制限なく広域で受入れるため、連携協約を変更することについて、地方自治法第252条の2第4項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。内容につきましては、
ふるさと創造部長より説明をさせます。 議案第75号は令和4年度
一般会計補正予算(第7号)についてであります。今回の補正は歳入歳出それぞれ33億9,681万2,000円を増額することについて、議会の議決をお願いするものでございます。内容につきましては、総務部長より説明をさせます。 議案第76号は令和4年度加西市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてであります。今回の補正は歳入歳出それぞれ1億2,100万6,000円を増額することについて議会の議決をお願いするものでございます。 議案第77号は令和4年度加西市
介護保険特別会計補正予算(第2号)についてであります。今回の補正は歳入歳出それぞれ400万6,000円を増額することについて、議会の議決をお願いするものでございます。議案第78号は令和4年度加西市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてであります。今回の補正は歳入歳出それぞれ317万円を減額することについて議会の議決をお願いするものでございます。以上、3議案の内容につきましては、
健康福祉部長より説明をさせます。 また、本日追加提出いたしました議案について御説明申し上げます。議案第79号は令和4年度加西市
一般会計補正予算(第8号)についてであります。今回の補正は歳入歳出それぞれ2,648万4,000円を増額することについて、議会の議決をお願いするものでございます。内容につきましては総務部長より説明をさせます。 以上、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(原田久夫君) 市長の提案説明が終わりました。 続いて、担当部長の補足説明を求めます。まず、条例関係について議案第65号から議案第71号について、総務部長。
◎総務部長(奥隅一博君) それでは、総務部所管の議案第65号から71号まで7議案につきまして、一括して御説明申し上げます。 まず、議案第65号加西市個人情報の保護に関する
法律施行条例の制定につきましては、議案書の4ページ、審議資料の2ページをお願いいたします。個人情報に関する規定につきましては、令和3年5月19日に公布されたデジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律において、個人情報の保護に関する法律が改正され、これまで国の行政機関、独立行政法人等、民間事業者及び地方公共団体において、それぞれ異なる規律となっていたものが改正法の下、統合されて全国的な共通ルールとなり、地方公共団体においても令和5年4月1日から個人情報の保護に関する法律が直接適用されることになりました。 そこで、本市におきましても現行の加西市個人情報保護条例を廃止し、法律の施行に関して必要な事項を定めることとして、新たに法律の施行条例として制定するものでございます。具体的には法で定められた全国共通ルールに基づき、地方公共団体が条例で定めることができるものとして開示請求に係る手数料や開示決定等を行うまでの期限を条例で定めるものでございます。なお、本条例によって規定する開示手数料及び開示決定等の期限の設定は、いずれも従前の加西市個人情報保護条例と同じ内容で現行の取扱いから変更はないものとしております。 次に、議案第66号加西市
行政不服審査会条例の一部を改正する条例の制定につきましては、議案書の8ページ、審議資料の2ページを御覧ください。これまで個人情報保護制度及び情報公開制度において、行政不服審査法の規定による審査請求があった場合は、その審査機関としてそれぞれ条例において個人情報保護審査会及び加西市情報公開審査会を設置しておりましたが、先ほど御説明申し上げました加西市個人情報の保護に関する
法律施行条例が施行されることを踏まえ、令和5年4月1日以降の審査請求にあっては、事務の簡素化、効率化のため全ての請求事案を加西市行政不服審査会の所掌業務として調査審議するよう改正するものでございます。 また、本改正に伴い行政不服審査会の委員の人数につきましても、現行の3名以内を現行の個人情報保護審査会及び情報公開審査会に準じて5名以内に改正しようとするものでございます。 続きまして、議案第67号職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。議案書の10ページ、審議資料の2ページから3ページを御覧ください。本条例は令和3年6月に公布されました国家公務員法等の一部を改正する法律及び
地方公務員法の一部を改正する法律に伴い、地方公務員の定年年齢が現行の60歳から65歳まで2年に1歳ずつ段階的に引上げることを踏まえ、定年延長に伴う必要な事項について、国家公務員の取扱いに準じた措置を講じようとするものでございます。 具体的には審議資料の概要で括弧書きのとおり大きく4点ございます。1点目の定年年齢の段階的な引上げにつきましては、表で記載しておりますとおり令和5年度中に60歳を迎える職員の定年年齢を1歳引上げて61歳とし、その後段階的に1歳ずつ定年年齢を引上げることで、最終的に令和13年度には定年年齢を65歳とするものでございます。 2点目の管理監督職勤務上限年齢の導入は、いわゆる役職定年制のことで組織の新陳代謝を確保し組織活力を維持することを目的としており、具体例として一般行政職の場合、行政職給料表7級の適用を受けている課長以上の職員にあっては、60歳到達後の最初の4月1日以降は6級の課長補佐以下の役職段階に降任させるものでございます。 3点目の定年前再任用短時間勤務職員制度の導入は、職員の心身の健康状態や働き方に対する意識、また高齢期の生涯設計など個々人で異なるそれぞれの事情等を考慮し、多様な働き方が選択できるよう本人の意向を踏まえて、一旦退職した後、短時間勤務として再任用できるようにするもので現行の再任用制度と類似する仕組として導入するものでございます。 合わせて現行の再任用条例に基づき、現に勤務している職員や段階的な定年年齢の引上げ途中にある、例えば62歳が定年年齢となる者にあっては、定年年齢退職後65歳までの間再任用が可能となるよう暫定再任用特例を設けるものでございます。そして、4点目の情報提供及び意思確認制度につきましては、60歳到達以後は役職定年等による任用替えや給与水準が下がることなど、勤務形態が大きく変化することから当分の間、任用、給与、退職手当の取扱い等について必要な情報を提供するよう任命権者は務めることとするものでございます。 続きまして、議案第68号
地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定につきまして、御説明申し上げます。議案書23ページ、審議資料の3ページを御覧ください。先ほど御説明申し上げました
地方公務員法の一部改正に伴う職員定年年齢の引上げに伴い、定年前再任用短時間勤務職員制度が導入されること等から、本条例では一般職の職員の給与に関する条例を含む8つの条例について、所要の改正を行うと共に現行の再任用条例を廃止しようとするものでございます。 なお、主な改正内容としましては、地方公務員の給与は
地方公務員法第24条第2項において、国の職員の給与等を考慮して定めなければならないとされており、いわゆる均衡の原則が適用されることを踏まえ、定年延長に伴う国家公務員の給与が当分の間60歳に達した日以後における最初の4月1日以後、その職員に適用される俸給の月額の7割とすることから、本市においても国と同様に給料月額の7割措置を講じようとするものでございます。そのほか現行の再任用制度が廃止され、新たに定年前再任用短時間勤務職員制度が導入されることから、用語の整理や条ずれの改正など必要な規定の整備を行うものでございます。 続きまして、議案第69号一般職の職員の給与に関する条例及び加西市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、御説明申し上げます。議案書の31ページ、審議資料の3ページから4ページを御覧ください。本条例は令和4年人事院勧告に準じまして、一般職及び再任用職員の給料及び勤勉手当並びに任期付職員の給料及び期末手当の引上げを行うでございます。 第1条及び第2条は、一般職の職員の給与に関する条例の一部改正で民間企業における初任給の動向を踏まえ、大卒程度の一般職に係る初任給を3,000円引上げつつ、30歳半ばまでの職員が在職する俸給を対象に平均0.3%の引上げをし、合わせて令和4年12月期の勤勉手当の支給月数を一般職は0.1か月分、再任用職員は0.05か月分引上げ、令和5年度以降の勤勉手当の支給月数を6月期と12月期で同じ割合とするよう改正するものでございます。第3条及び第4条では、一般職の任期付職員の採用等に関する条例の改正として、特定任期付職員の給料表の一部を増額改定するほか、任期付職員に係る期末手当の支給月数を0.05か月分引上げる改正を行うものでございます。 続きまして、議案第70号特別職に属する常勤の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして、御説明申し上げます。議案書の38ページ、審議資料の4ページを御覧ください。特別職の職員で常勤の者の期末手当について人事院勧告に伴う一般職の職員の給与改定に準じて、期末手当の支給月数を0.1か月引上げようとするものでございます。具体的には本年12月期の期末手当を2.15月から2.25月に改定すると共に、令和5年度以降にあっては期末手当の支給月数を6月期と12月期で同じ割合となるよう改正するものでございます。 続きまして、議案71号特別職に属する常勤の職員の給与の特例に関する条例の制定につきまして、御説明申し上げます。議案書の40ページ、審議資料の4ページを御覧ください。本条例は本年4月に令和3年度地方創生推進交付金事業の実績報告書を国に提出する際、交付対象となる事業費の金額を1桁誤った数値で作成、報告したため、当初交付予定であった6,000万2,500円に対し4,799万7,500円少ない1,200万5,000円で交付決定される事案がございました。 事案判明後に速やかに国及び県に対し謝罪と丁寧な説明を尽くし、その結果本年8月には県を通じて国より過年度分の追加交付として対応するための実績報告書を再提出する旨の通知を受け、去る11月2日に不足額の全額について追加交付の決定をいただいたところでございます。直接的な市への経済的損失はなかったものの、本件の事務手続の誤りにより、内閣府や兵庫県の担当者始め関係各位に御迷惑をおかけしたことに対する管理責任を明確にし、適正な市政執行を喚起するため、市政運営の責任者である市長として令和5年1月分の給料月額の10%を減額しようとするため、特例条例を制定しようとするものでございます。 以上、誠に簡単でございますが、説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(原田久夫君) 続いて、議案第72号について
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長兼
福祉事務所長(上坂智津子君) 議案第72号加西市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について御説明を申し上げます。議案書の42ページ、43ページ、審議資料の4ページをお願いいたします。マイナンバーカードを利用して全国のコンビニエンスストア等に設置してあるマルチコピー機と言われる多機能端末機から住民票の写し、印鑑登録証明書、所得課税証明書などの交付を受けることができる、いわゆるコンビニ交付を令和5年3月から開始することに伴い、加西市印鑑条例において多機能端末機でも印鑑登録証明書が交付できるように改正すると共に、窓口でもマイナンバーカードを提示することで印鑑登録証明書の交付申請ができるように改正するものでございます。 また、多機能端末機で交付する手数料については、自動交付機と同額の250円で交付することとし、加西市手数料条例を改正するものでございます。合わせて端末機に係る表現として加西市住民票の写し等本人通知制度に関する条例及び加西市個人番号カードの利用に関する条例の「専用」の文言を削除するものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(原田久夫君) 続いて、議案第73号について選挙・監査・公平委員会事務局長。
◎選挙・監査・公平委員会事務局長(亀田哲馬君) 議案第73号
加西市議会議員及び加西市長の選挙における
選挙運動用自動車の使用及び
選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例及び
加西市議会議員及び加西市長の選挙における
選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。議案書44ページ、45ページと審議資料5ページをお願いいたします。 このたびの条例改正は最近における物価の変動、選挙等の執行状況等を考慮し、選挙等の円滑な執行を図るため、国が定める選挙公営単価の限度額が引上げられ、公職選挙法施行令の一部が改正されたことに伴い、加西市の選挙公営条例についても国に準拠していることから、来年執行予定の市長選挙と市議会選挙に合わせて、
選挙運動用自動車、ポスター、ビラの公費負担の限度額を改正するものです。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(原田久夫君) 続いて、事件決議に移ります。議案第74号について
ふるさと創造部長。
○議長(原田久夫君)
ふるさと創造部長。
◎
ふるさと創造部長(藤後靖君) 議案第74号姫路市及び加西市における
連携中枢都市圏形成にかかる連携協約の一部変更について御説明を申し上げます。議案書の46ページ、47ページ、審議資料の5ページを参照ください。連携中枢都市圏構想推進要綱に基づきまして、加西市と姫路市は平成27年4月5日に姫路市及び加西市における
連携中枢都市圏形成に係る連携協約を締結しており、姫路市、加西市を含む播磨の8市8町16市町で、播磨圏域連携中枢都市圏を形成しております。令和5年4月姫路市で開校予定の公立夜間中学姫路市立あかつき中学校につきましては、居住地の制限なく広域から受入れる予定としておりますが、連携して取組む事務の中には公立夜間中学の利用は位置づけられておりません。入学者を広域で受入れるためには公立夜間中学の取組を追加する連携協約の変更が必要となりますので、地方自治法第252条の2、第4項の規定に基づき、議会の議決をお願いするものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、提案の説明といたします。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(原田久夫君) 次に、補正予算に移ります。議案第75号及び議案第79号について、総務部長。
◎総務部長(奥隅一博君) それでは、議案第75号令和4年度加西市
一般会計補正予算(第7号)及び議案第79号令和4年度加西市
一般会計補正予算(第8号)について御説明申し上げます。 まず、議案第75号でございますが、補正予算書と合わせて審議資料の5ページ、6ページを御参照ください。それでは、補正予算書の1ページをお願いいたします。まず、第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ33億9,681万2,000円を増額し、予算の総額を286億8,026万3,000円とするものでございます。 次に、第2条の債務負担行為の補正につきましては、補正予算書の8ページをお願いいたします。第2表債務負担行為補正1追加の兵庫県議会議員選挙公営ポスター掲示場設置業務につきましては、令和5年4月に執行予定の兵庫県議会議員選挙に係るポスター掲示場の設置及び撤去業務を令和5年3月から4月にかけて行うため、その委託料について253万3,000円を限度に債務負担をするものでございます。 また、その下段の加西市特別支援学校送迎バス運行事業につきましては、送迎バスの介助員添乗業務を委託するにあたり、令和5年3月から令和6年3月にかけて行うため、また新たに令和5年4月1日から送迎車両を調達し、同車両の運行と介助員添乗を委託するための入札手続を行うため、その業務に要する費用について1,400万円を限度に債務負担をするものでございます。 次に、2表の地方債の補正につきまして、同じく補正予算書の8ページをお願いいたします。第2表地方債補正の1追加につきましては、農業施設災害復旧事業の施工によるものでございます。また、2変更の基盤整備促進事業につきましては、東高室地区の圃場整備事業に係る工事請負費の増により、起債の上限額6,500万円から650万円増額し、7,150万円とするものでございます。また、消防施設整備事業につきましては、小型動力ポンプ購入に伴い、起債の限度額を2,600万円から240万円増額し、2,840万円とするものでございます。 続きまして、補正予算の主なものについて御説明申し上げます。まず、歳入の補正について御説明します。補正予算書の14ページ、15ページをお願いいたします。55款国庫支出金5項国庫負担金20目衛生費国庫負担金5,267万9,000円の増額は、
新型コロナウイルスワクチン接種対策費国庫負担金の増によるものでございます。55款国庫支出金10項国庫補助金15目民生費国庫補助金4,824万8,000円のうち5節社会福祉費補助金4,727万4,000円並びに35目商工費国庫補助金6,000万円計1億727万4,000円の増額は、地方創生臨時交付金における電力・ガス・食品等価格高騰重点支援地方交付金の増によるものでございます。 次に、16ページ、17ページをお願いいたします。60款県支出金10項県補助金30目農林水産業費県補助金6,766万9,000円の増額は、農業生産コスト低減緊急対策事業補助金等の増によるものでございます。70款寄附金5項寄附金5目基金費寄附金30億円の増額は、
ふるさと納税の受入額が30億円増加すると見込まれることによるものでございます。85款諸収入90項雑入15目過年度収入4,799万7,000円の増額は、令和3年度地方創生推進交付金の追加交付によるものでございます。 次に、歳出の補正について御説明申し上げます。20ページから23ページをお願いいたします。10款総務費5項総務管理費3目一般管理費15億6,781万6,000円の増額は、
ふるさと納税受入増に伴う
ふるさと納税推進事業費の増等によるものでございます。 次に26ページ、27ページをお願いいたします。10款総務費5項総務管理費57目諸費8,543万9,000円の増額は、令和3年度分ワクチン接種事業費確定による国庫支出金の精算返還金の増によるものでございます。 次に、30ページ、31ページをお願いいたします。15款民生費5項社会福祉費5目社会福祉総務費1億975万2,000円の増額は、物価高騰に伴う子育て世帯支援として地域通貨運用委託料等の増によるものでございます。 次に、48ページ、49ページをお願いいたします。30款農林水産費5項農業費50目地域農政推進対策事業費4,513万円の増額は、農業者の生産継続支援のため農家等物価高騰対策支援補助金等の増によるものでございます。 次に、50ページ、51ページをお願いいたします。35款商工費5項商工費10目商工振興費2億50万9,000円の増額は、物価高騰対策として市民の生活支援、消費喚起のための地域通貨運用委託料及び脱炭素化設備等導入促進補助金等の増によるものでございます。なお、事業ごとの説明は省略させていただきますが、このたびの補正におきましては、職員の給与等について総額1,968万8,000円の減額を行っております。これは令和4年4月の人事異動に伴う人件費の減額並びに人事院勧告の準拠に伴う増額によるものでございます。 以上で、議案第75号令和4年度加西市
一般会計補正予算(第7号)の説明を終わります。 続きまして、本日追加提案いたしました議案第79号令和4年度加西市
一般会計補正予算(第8号)について御説明申し上げます。補正予算書と合わせて審議資料を御覧ください。それでは、補正予算書の1ページをお願いいたします。まず、第1条の歳入歳出の補正につきましては、歳入歳出それぞれ2,648万4,000円を増額し、予算の総額を287億674万7,000円とするものでございます。 今回の補正につきましては、国において妊娠時から出産子育てまで一貫した伴走型支援と経済的支援を一体として実施する事業の創設が予定されており、国の令和4年度補正予算(第2号)案において出産子育て支援交付金の予算が計上されたことに伴い、市においても予算計上する必要が生じたものを調整するもので、国からは可能な限り早期に事業化を行うよう要請されているものでございます。 それでは12ページ、13ページをお願いいたします。20款衛生費5項保健衛生費20目母子衛生費2,648万4,000円の増額は、妊娠届出や出産届出を行った妊婦、子育て家庭に対し、経済的支援として妊娠期に5万円、出産期に5万円を支給するため、交付金並びにその事務費の増額を行うものでございます。なお、今回の補正の財源につきましては、国から3分の2、県から6分の1の補助金が交付され、市の負担は6分の1となります。 以上、誠に簡単でございますが、説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(原田久夫君) 続いて、議案第76号から議案第78号について
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長兼
福祉事務所長(上坂智津子君) まず、議案第76号令和4年度加西市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について御説明を申し上げます。予算書と共に議案書49ページ、審議資料6ページ、7ページを御覧ください。今回の補正は歳入歳出それぞれ1億2,100万6,000円を増額し、予算総額を50億8,712万4,000円とするものでございます。 まず、歳入について御説明いたします。補正予算書の2ページ、3ページを合わせて御覧ください。60款県支出金1億1,400万円は、保険給付費の増額に伴う県補助金の増額でございます。75款繰入金451万4,000円は、国民健康保険事業に係る職員給与費等の増額により、一般会計繰入金を増額するものでございます。85款諸収入249万2,000円は、令和3年度特定健診負担金の精算による追加交付でございます。 続いて、歳出について御説明いたします。補正予算書の4ページ、5ページをお願いいたします。5款総務費451万4,000円の増額は、人事異動等による職員給与費等の増額でございます。16款保険給付費1億1,445万円の増額は、年度前半の給付実績から療養給付費、療養費及び傷病手当等について不足が見込まれることから、それぞれ増額をお願いするものでございます。 続きまして、議案第77号令和4年度加西市
介護保険特別会計補正予算(第2号)について御説明を申し上げます。補正予算書の1ページ、審議資料の7ページを御覧ください。今回の補正につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ400万6,000円の増額をし、歳入歳出予算の総額をそれぞれ53億2,653万7,000円とするものでございます。 まず、歳入について主なものを御説明いたします。補正予算書の2ページ、3ページを合わせて御覧ください。歳入につきましては、歳出で事業費、人件費等を増額するための財源として、それぞれの予算科目を増額するものです。55款国庫支出金24万8,000円の増額は、地域支援事業に係る国庫補助金の増額に伴う国庫補助金の増額でございます。75款繰入金375万8,000円の増額は、一般会計からの繰入金の増額によるものでございます。 続いて、歳出について主なものを御説明いたします。補正予算書の4ページ、5ページを御覧ください。5款総務費461万2,000円の増額は、会計年度職員の増及び手当等の増額によるものでございます。25款地域支援事業費60万6,000円の減額は、会計年度任用職員の年度途中の異動による減額でございます。 引続きまして、議案第78号令和4年度加西市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。議案書の51ページ、審議資料の7ページを御覧ください。今回の補正は歳入歳出それぞれ317万円を減額し、予算総額を7億1,383万円とするものでございます。まず、歳入について御説明いたします。補正予算書の2ページ、3ページを合わせて御覧ください。75款繰入金317万円の減額は、事業に係る職員給与等の減額により一般会計繰入金を減額するものでございます。 続いて、歳出について御説明をいたします。補正予算書の4ページ、5ページをお願いいたします。5款総務費317万円の減は、人事異動による職員給与費等の減額でございます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(原田久夫君) 以上で提案理由の説明が全部終わりました。
△休会・散会
○議長(原田久夫君) 以上で本日予定いたしておりました日程が全部終わりました。 お諮りいたします。明日11月30日から12月7日までは、議案熟読のため本会議を休会いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(原田久夫君) 異議なしと認めます。 よって、さように決定いたしました。次の本会議は12月8日午前10時より開会いたしまして、議案に対する質疑並びに市政全般にわたっての一般質問を行います。 なお、発言通告につきましては質疑、一般質問共に12月1日木曜日の午後3時までにお願いをいたします。 本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。 11時20分 散会...