加西市議会 > 2020-11-30 >
11月30日-01号

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  1. 加西市議会 2020-11-30
    11月30日-01号


    取得元: 加西市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-14
    令和 2年 12月 定例会(第287回)       第287回加西市議会(定例会)会議録(第1日)                      令和2年11月30日(月)                      午前10時開会-----------------------------------          ▲議事日程第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 諸般の報告第4 議案第87号 一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について   議案第88号 特別職に属する常勤の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について   (提案説明、質疑、討論、採決)第5 議案第89号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について   議案第90号 加西市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について   議案第91号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の一部変更について   議案第92号 市道路線の認定について   議案第93号 加西市立南部学校給食センター改築工事請負変更契約の締結について   議案第94号 令和2年度加西市一般会計補正予算(第10号)について   議案第95号 令和2年度加西市介護保険特別会計補正予算(第2号)について   議案第96号 令和2年度加西市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について   議案第97号 令和2年度加西市病院事業会計補正予算(第2号)について   (提案説明)第6 委員会提出議案第2号 加西市議会基本条例の一部を改正する条例の制定について   (提案説明、質疑、討論、採決)-----------------------------------          ▲本日の会議に付した事件会議録署名議員の指名  7番 井上芳弘  8番 中右憲利会期の決定       11月30日(月)~12月22日(火) 23日間諸般の報告議案第87号及び議案第88号(提案説明、質疑、討論、採決)議案第89号から議案第97号(提案説明委員会提出議案第2号(提案説明、質疑、討論、採決)-----------------------------------          ▲会議に出席した議員(15名)  1番      北川克則        2番      高見博道  3番      下江一将        4番      佐伯欣子  5番      深田照明        6番      原田久夫  7番      井上芳弘        8番      中右憲利  9番      黒田秀一       10番      丸岡弘満 11番      深田真史       12番      森元清蔵 13番      衣笠利則       14番      森田博美 15番      土本昌幸-----------------------------------          ▲会議に出席しなかった議員なし-----------------------------------          ▲議事に関係した者の職氏名 事務局長      古角宏貴   主幹        桜井雄一郎 局長補佐      小林由佳-----------------------------------          ▲説明のため出席した者の職氏名 市長        西村和平   副市長       河尻 悟 教育長       民輪 惠   理事        河原浩申 理事        山本和孝   理事        大戸満成 ふるさと創造部長  千石 剛   総務部長      奥隅一博 健康福祉部長福祉事務所長    市参事           高井勝仁   (新型コロナウイルス感染症対策・                  健康推進担当)   西脇 親 地域振興部長    深江克尚   都市整備部長    末廣泰久 教育部長      本玉義人   選挙監査公平委員会事務局長                            内藤利樹 病院事務局長    江指 純   病院事務局市参事  片岡建雄 △議長開会挨拶 ○議長(土本昌幸君) 皆さんおはようございます。開会に先だちまして一言ご挨拶を申し上げます。あすからは師走に入り、何かと忙しい時期を迎えます。いよいよ冬の寒さも到来する気配でありますので、体調管理には気を配っていただきたいと思います。 また、新型コロナウイルス感染状況は全国的に拡大しており、兵庫県においても1日当たりの新規感染者数が100人を超えるなど、予断を許さない状況が続いております。引き続き感染症対策に努めていただきますようお願いいたします。 さて、本日市長より第287回加西市議会定例会が招集されましたところ、議員各位にはご健勝にてこぞってご参集を賜りここに開会できますこと議長として厚くお礼申し上げます。 今期定例会に付議されます案件は、条例案、事件決議、補正予算など総数11件であり、これらはいずれも重要な案件ばかりでございます。議員各位におかれましては、何とぞご精励を賜りまして活発な議論と円滑な議事進行、そして適切妥当な決定をいただきますようお願いを申し上げまして、簡単ではありますがご挨拶といたします。 続いて、市長の挨拶があります。西村市長、登壇の上どうぞ。 △市長開会挨拶 ◎市長(西村和平君) =登壇=第287回加西市議会12月定例会の開会に当たりご挨拶を申し上げます。 11月に入り新型コロナウイルス感染症が全国的に拡大しております。兵庫県内では、11月17日以降新たな感染者が100人を超える日が6日連続で続くなど、急速な感染拡大を受けて、県独自の警戒基準最高レベル感染拡大特別期に引き上げました。新型コロナウイルス感染症患者を受け入れる病院の病床使用率も、県内で60%を超え、今後感染拡大が続けば医療が逼迫する恐れもございます。加西市としましても、41回目となる対策本部会議を開き国や県、対処方針を確認したところでございます。市が現在行っている感染症拡大予防の措置を継続するとともに、県が示しています5つの場面の注意喚起を行い、今後も感染予防の徹底を図っていきたいと考えております。皆様におかれましても3密を避けること、マスクの着用、手洗いやうがいの徹底に加え、寒い時期ではありますが、定期的な換気の実施と適切な湿度を保っていただくよう、この場をお借りして改めましてお願いを申し上げます。 さて、10月31日から11月20日まで市内10地区でタウンミーティングを実施いたしました。新型コロナウイルスの関係でタウンミーティングの開催も悩んだところでございますが、秋のタウンミーティングについては、来年度の予算編成を前に地域の課題や要望を伺う大切な機会と私自身認識しているところでありまして、地区の代表区長様と相談し開催することにいたしました。感染防止の観点から、参加人数を少なくし時間も1時間と短縮して実施したところでございます。各地域から計74項目のご意見を賜り、コロナ禍での限られた時間ではございましたが、地域の方々と直接的に意見交換ができたことは、今後の市政運営に当たり大変重要かつ貴重な機会となりました。 地域課題の要望は多岐にわたりましたが、特にご意見の多かったものを順に申し上げますと、道路の改良や修繕、鳥獣被害対策コミュニティバスの拡充など公共交通に関する要望でございました。タウンミーティングで出されたご意見やご要望にお応えできるよう、早期に対応可能なものは本年度補正予算に、また来年度予算の編成におきましても可能限り反映してまいりたいと考えております。 次に、市政の状況についてご報告させていただきます。まず、人口動態でございます。8月から10月末日までの3カ月間においては、社会増減マイナス37人、自然増減がマイナス72人で、合計109人の減少となっており、引き続き厳しい状況が続いております。新型コロナウイルス感染症の影響により、転入転出といった人の動きは若干緩やかになっておりますが、東京都では3カ月連続で転出超過となるなど、地方への人の流れが数値として出てきておりますので、加西市としましてもU・J・Iターン者を対象にした採用試験を実施したところ、100名を超える応募があり、また都市部からも多数申込みをいただいております。新型コロナウイルスの影響により、ライフスタイルや働き方の変化が見られる中、地方への人の流れを的確にとらえ、移住定住に向けた取組を進めてまいります。 次に、ふるさと納税についてはこのたびの補正予算にも計上させていただいております。11月26日時点の速報値としまして、4万9,324件で21億530万円となり4月から11月までの7カ月間で昨年度のふるさと納税の寄附総額を上回っております。新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、Go Toトラベル、Eatの見直しが表明されるなど、今後地域経済の先行きがさらに不透明な状況にあって、このたびの補正予算案では地域活性化キャッシュレス事業の延長に係る費用を計上するなど、市内事業者の経営を支援していくための財源として、皆様からご寄附いただいたふるさと納税を積極的に活用させていただきたいと考えております。 最後に、本定例会では先ほど申し上げました新型コロナウイルス感染症対策や、道路改良事業などの補正予算を含む11議案を提出しております。議員各位におかれましては、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げ、開会の挨拶とさせていただきます。 △開会及び開議 ○議長(土本昌幸君) それでは、ただいまから第287回加西市議会定例会を開会いたします。本日予定いたしております議事は、議員各位のお手元に配付いたしております日程表のとおりであります。 それでは直ちに日程に入ります。 △会議録署名議員の指名 ○議長(土本昌幸君) 日程第1会議録署名議員の指名であります。会議録署名議員の指名につきましては、会議規則第87条の規定に従いまして議長から指名いたします。7番井上芳弘議員、8番中右憲利議員、この両議員にお願いいたします。 △会期の決定 ○議長(土本昌幸君) 次は、日程第2会期の決定であります。今期定例会の会期は、本日から12月22日までの23日間といたしたいと思いますがご異議ございませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(土本昌幸君) 異議なしと認めます。 よって、今期定例会の会期は本日から12月22日までの23日間と決定いたしました。 △諸般の報告 ○議長(土本昌幸君) 次は、日程第3諸般の報告であります。9月定例会以降の議長会並びに議長の会務について、その主なものをご報告申し上げます。 10月に予定されておりました全国広域連携市議会協議会の正副会長、監事、相談役会議及び理事会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため書面開催により行われ、原案どおり承認されております。そのほか開催をされました各種会議や行事につきましても、加西市議会を代表して出席をいたしております。 また、小野加東加西環境施設事務組合議会播磨内陸医務事業組合議会、北播磨こども発達支援センター事務組合議会北はりま消防組合議会が開催され、選出議員さんに出席をいただいておりますのでご報告を申し上げておきます。 これをもちまして会務報告を終わります。 続きまして、閉会中における委員会の活動状況について、委員長にその報告を求めます。総務常任委員長井上芳弘議員。 ◆7番(井上芳弘君) =登壇=失礼をいたします。ご指名をいただきましたので、去る11月11日に開催をいたしました閉会中の総務常任委員会審議内容についてご報告申し上げます。 このたびは委員会より提出を要求しておりました資料に基づき審議をいたしました。その中から主なものをご報告いたします。初めに総務部所管についてです。委員から、ホームページのリニューアルについて質問があり、執行者からはコスト面アクセス数をテーマとしてプロポーザルによる選定作業を行い、いかに多くの方に見てもらい、また市外の方へPRにつなげるためにどのようにアクセシビリティを高めるかということを最重要課題として作業を進めているとのことでございました。 次に、入札制度の改正に関し、調査基準最低価格が国の基準である予定価格の75%から92%となっていないことに対する市の見解についての質問がありました。執行者からは、加西市の調査基準最低価格は65%から75%で設定しており、これは契約内容に適合した建設工事が行えないと判断する範囲であり、事業者からヒアリングを行い、低入札価格調査案件として委員会に諮り、事業者の手持ち工事実行予算の提出を受けて下請業者へしわ寄せがない等を確認しているとのことでした。また、低入札価格調査案件に該当する工事について報告書の提出を求めて確認し、現地調査を実施してその実効性の確保に努めているとのことでした。 続いて、ふるさと創造部所管についてです。委員から、第6次総合計画基本計画に関して、第5次総合計画からの変更点や人口目標について質問があり、執行者からは基本計画は生活面、産業面、インフラ面に関する基本方針とそれを推進する仕組みとなる基本方針で構成され、推進の仕組みとして協創のまちづくりに重点を置いているところが第5次総合計画と異なっているとのことでした。また、人口目標については、人口減少社会において現実的な目標値に変更しながらも、持続可能なまちづくりとして引き続き人口維持に取り組み、これまで以上に子育てしやすい住みよいまちづくりを推進していきたいとのことでした。 次に、ホテル連携事業の内容や進捗状況について質問があり、執行者からは現在は観光資源の調査とコンテンツ開発のためのマーケティング、また観光資源ブラッシュアップを図っており、今後は開発したコンテンツを旅行者へプロモーションを行って、旅行者向けの現地視察を実施する予定とのことで、加西市の魅力ある資源を再発見した上で来年度につなげていきたいとのことでした。 続いて、教育委員会所管についてです。委員から、子供の人数の減少の中での小規模校のデメリットを補っていくための取組について質問があり、執行者からは多様な考えに触れてコミュニケーションを深めることが難しい点がデメリットであり、テレビ会議システムを使って他校との交流や学習内容に関する意見交換の場を持つなどの手だてを行うことにより、多様な考えに触れる機会を持っているとのことでした。また、委員から中学校における単学級の問題点や対策についても質問があり、執行者からは教科を指導する教員の確保に苦慮しており、教員数の減少により生徒が希望する部活動に入れないこともあり、部活動ガイドラインを改正して、希望により他校に就学できるようにしたり、部活動の指導ができるように部活動指導員を配置するなど生徒のニーズに合うような工夫を行っているとのことでした。 次に、北条東こども園の民営化における職員配置の計画について、移管先事業者への移籍希望を全ての公立園の全職員に意向調査することは、公立園全体の職員配置に関わることで運営への影響が危惧されるが、どのように対応されるのかと質問があり、執行者からは職員一人一人の働き方や思い等をしっかり聞きながら、意思確認まで約2カ月の期間を設け、変更等についても相談しながら丁寧に対応していきたいとのことでした。 その他、委員会では地域公共交通網、ワールドマスターズゲームの取組、財政の状況、給食における地元産の活用状況、不登校の状況と防止対策等々、幅広く意見が述べられておりますが、詳細については割愛をさせていただきます。 以上、誠に簡単ではございますが委員長報告とさせていただきます。 ○議長(土本昌幸君) 以上で委員長の報告は終わりました。これをもって諸般の報告を終わります。 △議案一括上程 ○議長(土本昌幸君) 次は、日程第4、議案第87号及び議案第88号の2件を一括議題といたします。 △提案説明 ○議長(土本昌幸君) それでは、直ちに提案理由の説明を求めます。西村市長、登壇の上どうぞ。
    ◎市長(西村和平君) =登壇=第287回加西市議会定例会に提出いたしております議案のうち、初めに本日議決をお願いする2議案につきましてご説明申し上げます。 議案第87号は、一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてであります。令和2年人事院勧告に準じ、一般職員任期付職員及び会計年度任用職員期末手当について所要の改正を行うものでございます。 議案第88号は、特別職に属する常勤の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。一般職員期末手当の改正に準じて、特別職の期末手当年間支給月数を0.05カ月分引き下げるよう所要の改正を行うものでございます。 以上、2議案の内容につきましては、総務部長より説明をさせます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(土本昌幸君) 市長の提案説明が終わりました。 続いて、担当部長補足説明を求めます。議案87号及び議案第88号について、総務部長。 ◎総務部長奥隅一博君) それでは、議案第87号、第88号について一括してご説明申し上げます。 まず、議案第87号一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてでございます。議案書の1ページ、審議資料共に1ページを御覧ください。本条例は令和2年人事院勧告に基づく国家公務員の改定に準じまして一般職の期末手当を0.05月分引き下げるものでございます。一般職員にあっては本年12月期の期末手当を1.30月から1.25月とし、令和3年度以降にあっては6月期と12月期の支給月数の平準化をするため、1.275月に改正しようとするものでございます。 任期付職員につきましては、本年12期の期末手当を1.70月から1.65月とし、令和3年度以降は6月、12月期ともに1.675月としようとするものでございます。また、会計年度任用職員にあっては、任用した年度の4月1日時点の支給月数を適用することとして、本年12月期は改定せず令和3年度以降の期末手当一般職員に準じて0.05月分引き下げようとするものでございます。 次に、議案第88号特別職に属する常勤の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましてご説明申し上げます。議案書の3ページ、4ページ、審議資料の1ページを御覧ください。特別職の職員で常勤の者の期末手当について人事院勧告に伴う一般職員給与改定に準じて年間支給月数を0.05月分引き下げようとするものでございます。具体的には本年12月期の期末手当を2.25月から2.20月に引き下げ、令和3年度以降にあっては6月期と12月期の支給月数を平準化する目的からそれぞれ2.225月に改正しようとするものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが提案説明とさせていただきます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 △質疑 ○議長(土本昌幸君) これより質疑を行います。ご質疑のある方ございませんか。11番深田真史議員。 ◆11番(深田真史君) =登壇=自由民主党・無所属の会の深田です。それでは、87号の給与条例の一部改正ということで人事院勧告に準じて職員のボーナスを引き下げるという議案になっております。この間公務員の給与というのは上がってきました。今回下がるということになりますけれども、その理由についてまず説明お願いしたいと思います。 ○議長(土本昌幸君) 答弁を求めます。総務部長。 ◎総務部長奥隅一博君) このたびの人事院勧告によって引下げとなる理由ということでございますが、公務員の賃金と申しますのは、国においてこのたびの令和2年人事院勧告において民間事業者との比較の結果、基本給においては改定をせず期末手当にあっては0.05月分引き下げる旨の勧告をなされたことを受けて、国においては11月6日に国家公務員の給与法の改正法案が国会に提出され、先週末に参議院の本会議において採決された上で本公布されたものでございます。 兵庫県におきましても同様に令和2年兵庫県人事委員会勧告に応じた期末手当の改正を行われることから、国や県に準じた改正をしようとするものでございます。これは地方公務員の給与に関する諸原則といたしまして、地方公務員法では第14条で給与、勤務時間、その他の勤務条件が社会一般の情勢に適応するように随時適当な措置を講じなければならないとされており、また同法の第24条では職員の給与は生計費、国及び他の地方公共団体の職員、民間事業者の給与等を考慮しなければならないとされており、本市を含むほとんどの地方公共団体において均衡を図る観点から、人事院勧告都道府県人事委員会に準じた改正を行っておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(土本昌幸君) 深田議員。 ◆11番(深田真史君) 先ほどは原則論をお述べになられんたんですけども、結局この下げておるという理由についてはコロナの影響であるということなのか、その点はどうですか。 ○議長(土本昌幸君) 総務部長。 ◎総務部長奥隅一博君) 先ほども申しましたように、人事院が調査しました民間の事業者においてボーナス自体が下がっておるという状況がございます。これは民間のほうの下がっておる理由としては、民間の景気が傾いてきたというような状況がごさいまして、その背景にはコロナというものも一定あろうかというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(土本昌幸君) 深田議員。 ◆11番(深田真史君) コロナが影響している、だからボーナスも下がっているということですね。それで、民間の話よくされるんですけども、例えば加西市においても原則としては国の人事院勧告に基づいて準じてという形なんですけども、このあたりの官民格差というのか、公民格差というのか、そのあたりについての認識はどうなんでしょう。 ○議長(土本昌幸君) 総務部長。 ◎総務部長奥隅一博君) コロナが影響しておるというのは、確かにあろうかと思いますが、基本的には人事院勧告で民間との給与バランスをとったのに基づいてということでございまして、その点で申しますと加西市のように基本的に人事委員会を置かない地方公共団体においては、市町村単位民間給与を調査することは、調査対象民間事業者の状況が地域によって大きく偏在したり、また調査対象の数も制約されることであったり、市町村にとっても物理的にも人的にも負担が大きいことから困難な状況であるというふうに考えておりまして、その点は国だけではなく兵庫県の人事委員会が県内のことを調べております関係で、兵庫県の人事院勧告の結果も含めて改正を行うものでございます。 ○議長(土本昌幸君) 深田議員。 ◆11番(深田真史君) 次に、今回の改正が今加西病院の職員のほうにも影響するのかどうかというところなんですが、既に病院のほうでも独自で管理職手当のカットは今も続いてるんですかね。続けておると。今回のこの改正も当然病院のほうにも適用されるという認識でいいんでしょうか。それと、もう1つは独自でカットするという話がもう既に出ておりますけれども、それは今回はこの人事院の部分はそれはそれとして適用すると、また別途その独自でカットするという意向なのか、その点についても説明をいただきたいと思います。 ○議長(土本昌幸君) 総務部長。 ◎総務部長奥隅一博君) 病院事業職員にありましては、一般職の給与条例の適用は受けず病院事業職員給与条例及び給与規定に基づき給与は決定されておりますが、本庁の一般職員の改定に合わせて同じように本年12月期の期末手当より0.05月分の引下げを行うものでございます。 なお、先ほどお話にもございました加西病院において経営改善の一環としての給与カット措置の導入が検討されておりますが、このたびの期末手当の引下げは民間事業者との比較による情勢適応の原則の観点から改正を行うものでございまして、その目的を異にするものでありますことから、直接関連するものではないというふうに理解しております。 以上でございます。 ○議長(土本昌幸君) 深田議員。 ◆11番(深田真史君) ということは病院もこれに準じた形でやるけども、独自でカットの部分についてはまだしないと、別やということですね。それで、次に88号部分の3役ですね。特別職のボーナスカットの部分ですけども、これにつきましては6月議会でも議論がございました。市長の答弁としましてさらに一歩踏み込んだ対応が必要であるということで、当初議会と足並みをそろえてと言いますか、同じ形で2割カットという話であったものが、ゼロとボーナス全部カットすると6月期分はという話だったんですね。そのときにもこの今のコロナの影響が市民生活、あるいは地域経済の影響に対して打撃であると、その修復の見込み、それから経済活動に対する打撃の部分についてもお話されてるんですけれども、今回12月期分のボーナスについてはゼロとすることなく、この引下げはしつつもボーナスを受けるということになっておるわけですが、その点の解釈と言いますか、理解はどのようにしたらいいんでしょう。 ○議長(土本昌幸君) 総務部長。 ◎総務部長奥隅一博君) 特別職の6月期の期末手当につきましては、深田議員おっしゃるように5月の臨時議会において議員報酬のカットに準じて20%カットした上で6月議会で改めてボーナス全額カットの提案をし可決いただいたところでございます。そして、そのカット分につきましては5月臨時会で可決いただきました加西市みんなで支え合う新型コロナウイルス感染症対策基金に新型コロナウイルス感染症の蔓延防止と生活支援及び地域経済対策等の財源として充てさせていただきました。 当時は国からの臨時交付金の詳細も明らかになっていない状況で、スピード感を持った対応が行政に求められている中で新たな脅威である新型コロナウイルス感染症に立ち向かうべく、行政と議会が一体となり職員や市民も含め、オール加西で取り組むべき課題であるということで、特別職が率先して姿勢を見せる意味合いも含めて対応したものでございましたが、現時点におきましては国における1次補正や2次補正による対応、また加西市においてもコロナ基金へのご寄附のほか、コロナ対策を使途にしていただいておる、ふるさと納税も多くございます。また、6月の頃ほど財源の確保に緊急性がない等もございまして、今回の賞与カットは見送ったものでございます。 以上でございます。 ○議長(土本昌幸君) よろしいでしょうか。他にご質疑のある方ございませんか。2番高見博道議員。 ◆2番(高見博道君) =登壇=令和新風加西を代表して、一、二点だけお聞きをしたいと思います。 まず、議案第87号についてなんですけども、今回の期末手当のカットすることによりまして、財政的にはどれぐらいのカット分に残ることになるんでしょうか。 ○議長(土本昌幸君) 答弁を求めます。総務部長。 ◎総務部長奥隅一博君) 一般会計ベースで申し上げますが、対象職員が292名に対して期末手当が538万3,000円の減額となりまして、それに連動して共済組合費等も102万円の減額となりますことから、これら合計しました1人当たりの影響額としましては、2万1,928円の減額というふうになってまいります。 以上でございます。 ○議長(土本昌幸君) 高見議員。 ◆2番(高見博道君) 同じく第88号こちらのほうでも金額的にどうなるのかをお願いいたします。 ○議長(土本昌幸君) 総務部長。 ◎総務部長奥隅一博君) 期末手当0.05月引き下げることによります特別職への影響としましては、市長で5万2,000円、副市長で4万1,000円、教育長で3万円、病院事業管理者で4万8,000円、以上4名の合計で17万1,000円の減額となってまいります。 以上でございます。 ○議長(土本昌幸君) 高見議員。 ◆2番(高見博道君) 当然特別職の減額に伴ってそれに平行して議員のほうも減額になると私は思ってたんですけども、そちらのほうはどうなりますか。 ○議長(土本昌幸君) 総務部長。 ◎総務部長奥隅一博君) 議会のほうはうち、行政のほうの条例としては上げておりませんので、議会のほうでお考えいただくべきことかなというふうに考えております。 ○議長(土本昌幸君) 高見議員。 ◆2番(高見博道君) すみません、私ちゃんと見てなかった、一度週末見てこれを持ってきたら良かったんですけども、規定のそこをたしか見たときに議員の期末手当についても特別職に準ずると書いてあったように思ったんですけども、再度確認お願いしたいと思います。 ○議長(土本昌幸君) 総務部長いけます。 ◎総務部長奥隅一博君) ちょっとだけお時間をいただけますか。 ○議長(土本昌幸君) 総務部長。 ◎総務部長奥隅一博君) 高見議員おっしゃるように議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例において同様に準ずるものとして規定されておりますんで、特別職のほうが減額になりました関係で0.05月下げるということになると解釈します。 ○議長(土本昌幸君) 高見議員。 ◆2番(高見博道君) 今多分手元に計算はないと思うんですけども、また金額的にどうなるか後でも構いませんので教えてください。 以上で結構です。 ○議長(土本昌幸君) よろしいですか。ほかに質疑のある方ございませんか。(なし) 他に質疑もないようですので質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま上程中の条例案2件につきましては、会議規則第37条第3項の規定に従いまして委員会付託を省略いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(土本昌幸君) 異議なしと認めます。 よって、さように決定いたしました。 △討論・採決 ○議長(土本昌幸君) 続いて討論に移ります。ご意見のある方ございませんか。(なし) ご意見もないようですので、討論を終結いたします。 これより1件ずつ採決を行います。 まず、議案第87号一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定についての採決を行います。 お諮りいたします。議案第87号は可決することにご異議ございませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(土本昌幸君) 異議なしと認めます。 よって、議案第87号は可決することに決定いたしました。 次に、議案第88号特別職に属する常勤の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についての採決を行います。 お諮りいたします。議案第88号は可決することにご異議ございませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(土本昌幸君) 異議なしと認めます。 よって、議案第88号は可決することに決定いたしました。 △議案一括上程 ○議長(土本昌幸君) 次は、日程第5議案第89号から議案第97号まで9件を一括議題といたします。 △提案説明 ○議長(土本昌幸君) それでは、直ちに提案理由の説明を求めます。西村市長、登壇の上どうぞ。 ◎市長(西村和平君) =登壇=先ほどは87号88号2議案議決を賜りまして誠にありがとうございます。 続きまして、議決いただきました2件を除く議案につきましてご説明申し上げます。議案第89号は特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。令和2年9月議会において加西市監査委員条例が改正され、市議会議員のうちから監査委員を選任しないこととなったことから、監査委員の報酬等について改めて規定しようとするものでございます。内容につきましては総務部長より説明をさせます。 議案第90号は加西市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてであります。地方税法等の一部を改正する法律が令和2年3月31日に公布され、個人が低未利用土地等を譲渡した場合に譲渡所得から100万円を控除することができる特例が創設されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。内容につきましては健康福祉部長より説明をさせます。 議案第91号は兵庫県市町村職員退職手当組合規約の一部変更についてでございます。令和3年4月1日より市川町ほか参加市町共有財産事務組合の加入及び北播磨清掃事務組合の解散に伴い、兵庫県市町村職員退職手当組合規約を変更するため地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。内容につきましては総務部長より説明をさせます。 議案第92号は市道路線の認定についてであります。中野町内において地区計画の決定により、整備、寄附された道路を新たに市道中野10号線として認定することについて道路法第8条第2項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 議案第93号は加西市立南部学校給食センター改築工事請負変更契約の締結についてであります。令和元年9月29日に請負契約を締結しました加西市立南部学校給食センター改築工事について、請負金額の変更を行うため地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。以上、2議案の内容につきましては都市整備部長より説明させます。 議案第94号は令和2年度加西市一般会計補正予算(第10号)についてであります。今回の補正は歳入歳出それぞれ21億8,662万8,000円を増額することについて議会の議決をお願いするものでございます。内容につきましては、総務部長より説明をさせます。 議案第95号は令和2年度加西市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてであります。今回の補正は歳入歳出それぞれ107万8,000円を減額することについて議会の議決をお願いするものでございます。 議案第96号は令和2年度加西市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてであります。今回の補正は歳入歳出それぞれ262万5,000円を増額することについて議会の議決をお願いするものでございます。以上、2議案の内容につきましては健康福祉部長より説明をさせます。 議案第97号は令和2年度加西市病院事業会計補正予算(第2号)についてであります。今回の補正は新型コロナウイルス感染症による医業収益が減収となったことから、収益的収入及び支出を減額すると共に、特別減収債の借入れを可能とするための限度額の設定を行うこと及び新型コロナウイルス感染症対策機器の購入のため資本的収入及び支出を増額することについて議会の議決をお願いするものでございます。内容につきましては病院事務局市参事より説明をさせます。 以上、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(土本昌幸君) 市長の提案説明が終わりました。 続いて、担当部長補足説明を求めます。まず、条例関係について議案第89号について総務部長。 ◎総務部長奥隅一博君) 議案第89号特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましてご説明申し上げます。 議案書の5ページ、6ページ、審議資料は2ページを御覧ください。本条例は本年9月議会において議会からの提案により加西市監査委員条例が改正され、市議会議員のうちから監査委員を選任しないこととされ、合わせて監査委員に係る報酬月額についても議会の議員のうちから選任された者の項目が削除されたことから、新たに監査委員を選任するに当たり、監査委員の報酬月額について改めて規定しようとするものでございます。監査委員は不特定多数の住民に代わって普通地方公共団体の財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理を監査する独任制の機関であり、2名の監査委員は権限上は対等の立場ではございますが、決算審査等の財務監査や住民監査請求の対応などを考えますと、弁護士や公認会計士、税理士などの専門的な知識を有する者としての役割や職責には相応の違いが認められることから、報酬月額について差を設けようとするものでございます。 改正の内容としましては、現行の報酬月額10万4,500円を弁護士や税理士、公認会計士など特に有用な資格を有する者が代表監査委員となった場合の報酬月額に位置づけ、弁護士等の資格を有さない代表監査委員及び同資格を有する代表監査委員以外の監査委員の月額を8万4,500円、それ以外の者の報酬月額を6万4,500円と定めようとするものでございます。 以上、誠に簡単ですが提案説明とさせていただきます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(土本昌幸君) 次に、議案第90号について健康福祉部長。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(高井勝仁君) それでは、議案第90号加西市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。 議案書の8ページ、審議資料の2ページを御覧ください。このたびの加西市国民健康保険税条例の改正は、地方税法等の一部を改正する法律が令和2年3月31日に公布され、個人が低未利用土地等を譲渡した場合の譲渡所得について100万円を控除することができる特例が創設されたことに伴い、国民健康保険税の算定にもこの特例を適用させるために改正するものでございます。加西市国民健康税条例では、附則第4項と5項において譲渡所得に係る国民健康保険税の課税の特例控除について定めていますが、今回その中に一定の条件を満たす個人の低未利用土地等について譲渡した場合にも特別控除が受けられるように項目をつけ加えるものでございます。なお、地方税法の改正の施行日が令和3年1月1日からということになっているため、それに間に合わせるために当税条例の改正を12月議会においてお願いするものでございます。 以上、誠に簡単ですが説明を終わらせていただきます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(土本昌幸君) 続いて、事件決議関係に移ります。議案第91号について総務部長。 ◎総務部長奥隅一博君) それでは、議案第91号兵庫県市町村職員退職手当組合規約の一部変更についてご説明申し上げます。 議案書の9ページ、10ページ、審議資料の2ページを合わせて御覧いただきたいと思います。この規約の一部改正につきましては、兵庫県市町村職員退職手当組合を構成する団体の増減をすることについて兵庫県市町村職員退職手当組合規約を変更するため地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。具体的には令和3年4月1日より市川町外三ケ市町共有財産事務組合が新たに加入すること及び北播磨清掃事務組合が西脇多可行政事務組合との事務統合により解散することから、兵庫県市町村職員退職手当組合を構成する団体に一増一減の変更が生じるものでございます。 以上、まことに簡単でございますが提案説明とさせていただきます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(土本昌幸君) 議案第92号及び議案第93号について都市整備部長。 ◎都市整備部長(末廣泰久君) それでは、議案第92号市道路線の認定についてご説明申し上げます。 議案書11ページ、審議資料の6ページを御覧ください。このたび市道認定を予定しております中野10号線は平成30年10月に変更告示された中野地区、地区計画の中で地区施設区画道路6号として拡幅整備が計画されたものでございます。認定路線につきましては、起点中野町字上山1494番1地先から終点中野町字上山1494番44地先までの幅員6から9メートル延長380.1メートルでございます。この市道認定につきましては、道路法第8条第2項の規定に基づき、議会の議決をお願いするものでございます。 続きまして、議案第93号加西市立南部学校給食センター改築工事請負変更契約の締結についてご説明申し上げます。 議案書12ページ、審議資料の7ページの概要書及び8ページ、9ページの工事図面をご参照ください。現在昨年9月定例議会において工事請負契約の締結の承認をいただきました加西市立南部学校給食センター改築工事につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、今年6月定例議会において令和2年11月30日から令和3年3月31日まで4カ月延長する工事請負変更契約の締結の承認をいただき、工事の進捗に努めているところでございます。 このたび新南部学校給食センターでの3学期からの配食開始に伴い、新築工事部分の清算を行い完了検査を実施し請負業者から部分引渡しを受ける必要があることから変更契約を行うもので変更契約に当たり地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 なお、現給食センターの解体につきましては、来年1月から工事着手する予定でございます。変更内容につきましては、5月25日の議員協議会で説明させていただきましたように当該給食センターの建築地が池を埋め立てた場所であったため、土質性状は極めて悪く、残土処分単価が上昇したこと、またピット下を地盤改良しなければ土間コンクリートが不等沈下する恐れがあったため地盤改良を行ったことによる増額、建築物を支持する柱状改良工事の施工に先立ち、六価クロム試験を実施した結果、六価クロムの溶出が見られたため、セメント系固化材を変更したことによる増額、施工及び今後の管理に支障をきたす隣接する加西中学校テニスコートの樹木伐採や敷地西側の湧水処理のための暗渠排水施工による増額、工事施工中の給食調理関係者との詳細な打合せによる給食調理及び施設運営効率化のための増額などが主な理由で当時1,130万円程度の設計変更指示を行っておりました。 それ以降新学校給食センターの新築工事を進めていく中で、さらに給食調理及び施設運営の効率化のため小荷物専用昇降機の追加設置、電動シートシャッターの非接触型のセンサースイッチ及びインターロック機能の追加、床塗装の仕様変更、厨房器具の仕様変更等の理由により、設計変更指示を行っております。以上の理由により、工事請負代金2,405万5,900円増額し、8億9,305万5,900円といたします。 以上、誠に簡単ではございますが説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(土本昌幸君) 次に、補正予算案に移ります。議案第94号について総務部長。 ◎総務部長奥隅一博君) それでは、議案第94号令和2年度加西市一般会計補正予算(第10号)についてご説明申し上げます。補正予算書と合わせまして審議資料の3ページを御覧ください。それでは、補正予算書の1ページをお願いします。 まず、第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ21億8,662万8,000円を増額し、予算の総額を304億1,866万6,000円とするものでございます。 次に、第2条の地方債の補正につきましては、補正予算書の8ページをお願いします。第2表地方債補正の1変更の庁舎等整備事業につきましては、公共施設のトイレの洋式化に伴う工事請負費の増により、起債の限度額を1,700万円から3,600万円増額し、5,300万円とするものでございます。 続きまして、補正予算の主なものについてご説明申し上げます。まず、歳入の補正につきましては、補正予算書の14ページ、15ページをお願いします。55款国庫支出金10項国庫補助金50目教育費国庫補助金2,368万円の増額は、新型コロナウイルス感染症対策のための学習指導員配置補助事業補助金の増によるものでございます。 次に、16ページ、17ページをお願いいたします。70款寄附金5項寄附金5目寄附費寄附金20億2,000万円の増額は、九七式艦上攻撃機の実物大模型の製作に対する2,000万円のご寄附とふるさと納税の受入額が20億円増加すると見込まれることによるものでございます。 次に、歳出の補正についてご説明申し上げます。18ページ、19ページをお願いします。10款総務費5項総務管理費3目一般管理費10億9,314万5,000円の増額のうち10億5,572万7,000円の増額につきましては、ふるさと納税額の増加に伴う報償費や委託料等ふるさと納税推進事業費の増でございます。同じく9目財産管理費4,000万円の増額は公園や市庁舎のトイレの洋式化の工事請負費でございます。 次に、22ページ、23ページをお願いします。15款民生費5項社会福祉費10目障害者福祉費3,022万2,000円の増額は、介護訓練給付費等の増によるものでございます。 次に、30ページ、31ページをお願いします。35款商工費5項商工費10目商工振興費1億3,622万円の増額のうち新型コロナウイルス対策としてふるさと納税を活用してキャッシュレス事業8,000万円と小規模事業経営持続支援金5,000万円を実施するものでございます。同じく40款土木費10項道路橋梁費10目道路新設改良費1億円の増額は、ふるさと納税を活用して中国自動車道北条バス停付近の道路拡幅事業を実施するものでございます。 次に、32ページ、33ページをお願いします。40款土木費20項都市計画費15目公園費5,000万円の増額は、ふるさと納税を活用して丸山総合公園に遊具等を設置しようとするものでございます。なお、事業ごとの説明は省略させていただきますが、このたびの補正におきましては、職員の給与等について総額5,539万2,000円の増額を行っております。これは、令和2年4月の人事異動に伴う人件費の増額、並びに人事院勧告に伴う職員の期末勤勉手当等の減額によるものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが説明を終わらせていただきます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(土本昌幸君) 議案第95号及び議案第96号について健康福祉部長。 ◎健康福祉部長福祉事務所長(高井勝仁君) それでは、まず議案第95号令和2年度加西市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。補正予算書の1ページをお願いいたします。今回の補正につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ107万8,000円を減額し、歳入歳出の予算の総額をそれぞれ50億356万5,000円とするものでございます。 次に、補正予算書の12ページ、13ページ、審議資料4ページをお願いいたします。歳入の補正についてご説明いたします。国庫支出金361万2,000円の増額は、令和3年度改正となる制度変更に伴うシステム改修に係る補助金の増。繰入金469万円の減額は、人件費の減に伴う一般会計繰入金の減でございます。 続いて、補正予算書14ページ、15ページ、審議資料4ページをお願いいたします。歳出の補正でございますが、総務費173万6,000円の減額につきましては、システム改修に係る委託料の増と人事異動に伴う人件費の減の差引額でございます。地域支援事業費65万8,000円の増額につきましては、人事異動に伴う人件費の増でございます。 続きまして、議案第96号令和2年度加西市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。補正予算書の1ページを御覧ください。今回の補正は歳入歳出それぞれ262万5,000円を増額し、予算総額を6億7,362万5,000円とするものでございます。補正予算書の12ページ、13ページ、審議資料4ページをお願いいたします。歳入についてご説明させていただきます。75款繰入金262万5,000円の増額は事務費の増に伴う一般会計繰入金の増によるものでございます。 次に、補正予算書14ページ、15ページをお願いいたします。歳出についてご説明させていただきます。5款5項総務管理費56万5,000円の増額は、育児休業職員に係る給与費等の減によるものでございます。同じく10項徴収費319万円の増額は、令和3年度運用の税制改正に対応するためシステム改修の必要があり委託料を計上するものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(土本昌幸君) 議案第97号について病院事務局市参事。 ◎病院事務局市参事(片岡建雄君) それでは、議案第97号令和2年度加西市病院事業会計補正予算(第2号)につきましてご説明申し上げます。補正予算書1ページ、審議資料4ページを御覧願います。今般の新型コロナウイルスの流行に伴い、入院外来患者の減少が続いてまいりました。そのため国では収益減のための支援として新たに病院の特別減収対策債を設けることといたしました。また、新型コロナウイルス感染症の検査、治療等に当たっている病院に対する施設整備や体制確保に対する支援事業を実施しています。今回の補正予算はこれら病院支援事業に対応するための補正を行うものでございます。 補正予算書1ページをお願いします。第3条では病院事業収益におきまして、新型コロナウイルス感染症流行の影響によりまして、医業収益を2億7,097万7,000円の減とし、医業外収益につきましては、新型コロナウイルス感染症対策体制確保等の補助金による6,500万円の増とするものでございます。病院事業費用につきましては、診療材料等を8,318万5,000円の減とし、医業外費用を712万1,000円の減とするものでございます。 次に、予算第4条の資本的収支におきまして既決の資本的収入予定額に新型コロナウイルス対策関連補助金2,500万円を追加すると共に、資本的支出におきましても有形固定資産購入費を、医療機器等の購入でございますが、同額増額するものでございます。 次に、第5条では新たに新型コロナウイルスの影響による特別減収対策債3億円の限度額の追加等を行うものでございます。なお、補正予算書2ページ以降は補正予算実施計画、補正予算の説明書並びに令和元年度決算も踏まえて調整いたしました資金計画、貸借対照表の財務諸表ですので、説明は省略させていただきます。 以上、誠に簡単ではございますが説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○議長(土本昌幸君) 以上で提案理由の説明が全部終わりました。 次は、日程第6、総務部長。 ◎総務部長奥隅一博君) 先ほどの高見議員のご質問にはお時間を頂戴して大変失礼いたしました。ご質問でございました議員期末手当減額の影響額について資料が届きましたので、ご報告申し上げたいと思います。まず、議長ですが2万5,933円の減、副議長が2万1,850円の減、また議員各位におかれましては2万125円の減ということで合計しますと30万9,408円の減額となってまいります。 以上でございます。 △委員会提出議案上程 ○議長(土本昌幸君) 次は、日程第6委員会提出議案第2号加西市議会基本条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。 それでは、直ちに提案理由の説明を求めます。議会運営委員長衣笠利則議員。 ◆13番(衣笠利則君) =登壇=失礼いたします。それでは、委員会提出議案第2号について提案理由の説明を申し上げます。加西市議会基本条例は議会の基本理念など議会に関する基本的な事項を定めているものでこの条例の精神に基づき、様々な議会活動に取り組んでいるところであります。近年日本各地で地震や豪雨などによる大規模災害が発生し、甚大な被害に見舞われています。本市においては、山崎断層のほか、ため池や土砂災害警戒区域が多く保有しており、大規模自然災害が常に身近に起こり得るものとして認識しなければなりません。 また、現在全世界に拡大し続け終息が見えない新型コロナウイルス感染症は大規模災害に匹敵するほどの脅威をもたらしております。しかしながら、大規模災害などの非常事態においても我々議会は二元代表制の趣旨にのっとり、議事・議決機関、住民代表機関としてその基本的機能を維持し迅速な意思決定と多様な市民ニーズの反映に資するという議会の機能維持を図る必要があります。このことから、議会運営委員会において大規模な災害等に備えた議会の対応について協議を重ね、議会基本条例に災害時の議会対応に関する規定を追加することといたしました。 自然災害に加え、感染症等の発生時においても迅速に対応する必要があると認めるものについて、継続して議会の機能を担い、その責務を果たすために災害時の組織体制や議会の行動基準等の必要な事項を加西市議会業務継続計画で定めることと規定する内容としております。 以上、誠に簡単ですが議会運営委員会より提出いたしました議案についての提案説明とさせていただきます。 ○議長(土本昌幸君) 提案理由の説明が終わりました。 △質疑・討論・採決 ○議長(土本昌幸君) これより質疑を行います。ご質疑のある方ございませんか。(なし) ご質疑もないようですので質疑を終結いたします。 続いて討論に移ります。ご意見のある方ございませんか。(なし) ご意見もないようですので、討論を終結いたします。 これより採決を行います。お諮りいたします。委員会提出議案第2号は可決することにご異議ございませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(土本昌幸君) 異議なしと認めます。 よって、委員会提出議案第2号は可決することに決定いたしました。 △休会・散会 ○議長(土本昌幸君) 以上で本日予定いしておりました日程が全部終わりました。 お諮りいたします。明12月1日から7日までは、議案熟読のため本会議を休会いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(土本昌幸君) 異議なしと認めます。 よって、さように決定いたしました。 次の本会議は、12月8日午前10時より開会いたしまして、議案に対する質疑、並びに市政全般にわたっての一般質問を行います。なお、発言通告につきましては質疑、一般質問共に12月2日水曜日の午後3時までにお願いいたします。 本日は、これにて散会といたします。ご苦労さまでした。     11時14分 散会...