加西市議会 > 2020-05-29 >
05月29日-01号

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  1. 加西市議会 2020-05-29
    05月29日-01号


    取得元: 加西市議会公式サイト
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    令和 2年  6月 定例会(第283回)       第283回加西市議会(定例会)会議録(第1日)                       令和2年5月29日(金)                       午前10時開会-----------------------------------          ▲議事日程第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 諸般の報告第4 議案第46号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて   議案第47号 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて   (提案説明、質疑、討論、採決)第5 議案第49号 特別職に属する常勤の職員の期末手当の特例に関する条例の制定について   議案第60号 令和2年度加西市一般会計補正予算(第4号)について   (提案説明、質疑、討論、採決)第6 議案第48号 加西市職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例の制定について   議案第50号 加西市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の一部を改正する条例の制定について   議案第51号 加西市手数料条例の一部を改正する条例の制定について   議案第52号 加西市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について   議案第53号 加西市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について   議案第54号 加西市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正する条例の制定について   議案第55号 加西市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について   議案第56号 加西市学校給食センターの設置及び運営に関する条例の一部を改正する条例の制定について   議案第57号 土地改良事業の計画の概要について   議案第58号 加西市立図書館等空調設備改修工事請負契約の締結について   議案第59号 加西市立南部学校給食センター改築工事請負変更契約の締結について   議案第61号 令和2年度加西市一般会計補正予算(第5号)について   (提案説明)-----------------------------------          ▲本日の会議に付した事件会議録署名議員の指名  13番 衣笠利則  14番 森田博美会期の決定       5月29日(金)~6月22日(月) 25日間諸般の報告議案第46号及び議案第47号(提案説明、質疑、討論、採決)議案第49号及び議案第60号(提案説明、質疑、討論、採決)議案第48号及び議案第50号から議案第59号並びに議案第61号(提案説明)-----------------------------------          ▲会議に出席した議員(15名)  1番      北川克則        2番      高見博道  3番      下江一将        4番      佐伯欣子  5番      深田照明        6番      原田久夫  7番      井上芳弘        8番      中右憲利  9番      黒田秀一       10番      丸岡弘満 11番      深田真史       12番      森元清蔵 13番      衣笠利則       14番      森田博美 15番      土本昌幸-----------------------------------          ▲会議に出席しなかった議員なし-----------------------------------          ▲議事に関係した者の職氏名 事務局長      古角宏貴   主幹        桜井雄一郎 局長補佐      小林由佳-----------------------------------          ▲説明のため出席した者の職氏名 市長        西村和平   副市長       河尻 悟 教育長       兼松儀郎   理事        山本和孝 理事        大戸満成   総務部長      奥隅一博 健康福祉部長兼福祉事務所長    地域振興部長    深江克尚           高井勝仁 都市整備部長    末廣泰久   教育部長      本玉義人 △議長開会挨拶 ○議長(土本昌幸君) 皆さんおはようございます。開会に先だちまして、一言ご挨拶申し上げます。去る5月25日新型コロナウイルス感染症の国の緊急事態宣言が全面解除されました。しかしながら第2波、第3波の可能性も指摘されており、依然予断を許さない状況に変わりはなく、引き続き感染防止の対策が重要であります。したがいまして、さきの臨時会と同様、感染症の予防及び拡大防止に対応した運営を行ってまいりますので、議員、執行者並びに報道関係者各位、また傍聴者の皆さまにはご理解、ご協力をいただきますようよろしくお願い申し上げます。 さて、本日、市長より第283回定例加西市議会招集されましたところ、議員各位にはこぞって参集を賜り、ここに開会できますこと、議長として厚くお礼申し上げます。 今期定例会に付議されます案件は、人事案件、条例案、事件決議、補正予算など総数16件であり、これらはいずれも重要な案件ばかりでございます。議員各位におかれましては、何とぞご精励を賜りまして活発な議論と円滑な議事進行、そして適切妥当な決定をいただきますようお願い申し上げまして、簡単ではございますがご挨拶といたします。 △市長開会挨拶 ○議長(土本昌幸君) 続いて、市長の挨拶があります。西村市長、登壇の上どうぞ。 ◎市長(西村和平君) =登壇=第283回加西市議会6月定例会の開会に当たりご挨拶を申し上げます。 議員各位には、このたび本会議の初日を当初予定の6月1日から本日に繰り上げていただきましたこと、深く感謝申し上げます。 新型コロナウイルス感染症につきましては、兵庫県では5月17日以降新たな感染者は確認されておらず、21日に国の緊急事態宣言対象区域から解除されました。本市におきましても、厚生労働省が示す新たな生活様式にも配慮しつつ、休業要請の解除や市内公共施設及び小中特別支援学校での段階的な再開など、少しずつですが新型コロナ発生以前の生活に戻る動きが見えてまいりました。しかし、約1カ月半にも及ぶ活動自粛の要請は、市民生活や地域経済に大きな打撃を与え、市民及び市内事業者に大きな負担となってのしかかっています。そのような中、新型コロナウイルス感染症対策に資することとして、5月11日の臨時議会にて特別職の報酬カットを議決いただいたところではありますが、今なお大変なご苦労をされている市民の声を聞かせていただく中で、市長以下特別職として、さらに一歩踏み込んだ対応が必要であるとの思いに至り、期末手当の全額カット及び追加のコロナ対策に係る補正予算をご審議いただきたく、本定例会の日程変更をお願いした次第でございます。 さて、11日の臨時議会において、条例案を全会一致で可決していただいて設置しました加西市みんなで支え合う新型コロナウイルス感染症対策基金につきましては、市職員からの申し出のほか、23日には新聞の折り込み広告による呼びかけもさせていただき、市民の方も含め28日現在で197名の方より1,610万円のご寄附申し出をいただいております。この場をお借りしまして厚くお礼を申し上げますとともに、さらなるご支援を賜りますようお願い申し上げます。 次に、現在市役所にて手続を進めています特別定額給付金に関しての状況をご報告申し上げます。まず申請書類の送付ですが、各部署からの応援もあり、5月18日に市内全戸に発送いたしました。以降非常に多くの申請書をご提出いただいており、27日の時点で申し上げますと、オンラインによる申請が347件、書面による申請が1万5,094件となっており、割合にして約84.4%の申請状況となっております。一方、給付金の支払い状況としましては、27日時点で2,407件を完了している状況でございます。今後も少しでも早く給付金がお手元に届くよう作業を進めてまいりたいと考えております。 次に、いつも報告しております市政の状況でございますが、人口動態につきましては本年4月末時点で社会増減がプラス24名、自然増減がマイナス21名となり、差し引き3名の増となっております。また、ふるさと納税につきましては、令和2年度の速報値でございますが、5月28日現在5,661件で2億4,341万円となり、前年同時期と比べ2.7倍と非常に多くの納税をいただいております。 最後に本定例会におきましては、活動自粛により疲弊した地域の活力を呼び起こすため、北播磨広域定住自立圏の2市1町とも連携した支援のための補正予算を含む計16議案を提出いたしております。議員各位におかれましては、ご理解を賜りますとともに、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げまして、開会の挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 △開会及び開議 ○議長(土本昌幸君) それでは、ただいまから第283回定例加西市議会を開会いたします。本日予定いたしております議事は、議員各位のお手元に配付いたしております日程表のとおりであります。 それでは直ちに日程に入ります。 △会議録署名議員の指名 ○議長(土本昌幸君) 日程第1、会議録署名議員の指名であります。会議録署名議員の指名につきましては、会議規則第87条の規定に従いまして議長から指名をいたします。13番衣笠利則議員、14番森田博美議員、この両議員にお願いいたします。 △会期の決定 ○議長(土本昌幸君) 次は、日程第2、会期の決定であります。今期定例会の会期は、本日から6月22日までの25日間といたしたいと思いますがご異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(土本昌幸君) 異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は本日から6月22日までの25日間と決定いたしました。 △諸般の報告 ○議長(土本昌幸君) 次は、日程第3、諸般の報告であります。3月定例会以降の議長会並びに議長の会務についてご報告申し上げます。 4月及び5月に予定されておりました東播淡路市議会議長会定例会、兵庫県市議会議長会総会全国自治体病院経営都市議会協議会及び全国市議会議長会定期総会は、いずれも新型コロナウイルスの感染拡大防止のため開催が中止となり、書面審議により行われております。また、播磨内陸医務事業組合議会が開催され、選出議員さんに出席をいただいておりますのでご報告を申し上げます。これをもちまして、会務報告を終わります。 なお、市長より令和元年度加西市一般会計予算、下水道事業会計予算の各繰越計算書の提出がありましたので、議員各位のお手元に配付させていただいております。ご参照いただきたいと存じます。これをもって諸般の報告を終わります。 △人事案件上程 ○議長(土本昌幸君) 次は、日程第4、議案第46号及び議案47号の2件を一括議題といたします。 それでは、直ちに提案理由の説明を求めす。市長、登壇の上どうぞ。 △提案説明 ◎市長(西村和平君) =登壇=それでは、第283回加西市議会定例会に提出いたしております議案のうち、初めに人事案件についてご説明申し上げます。 議案第46号は、教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてであります。教育委員会委員である沼澤郁美氏が令和2年6月26日をもって任期満了となりますが、引き続き同氏を委員に任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意をお願いするものでございます。 次に議案第47号は、固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてであります。固定資産評価審査委員会委員である小林克行氏の任期が令和2年6月19日をもって満了となるため、新たに立花義房氏を委員に選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意をお願いするものでございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(土本昌幸君) 市長の提案説明が終わりました。
    △質疑 ○議長(土本昌幸君) これより質疑を行います。ご質疑のある方ございませんか。11番深田真史議員。 ◆11番(深田真史君) 46号の教育委員の同意の件ですけども、まず確認させてください。沼澤委員につきましては、今教育長職務代理者という立場でもありますけれども、このたび再任ということになっておりますが、その再任の理由についてお聞かせください。 ○議長(土本昌幸君) 市長。 ◎市長(西村和平君) 基本的には、私なりの同意をいただくための提案をするに当たって、できれば2期いろんな委員を務めていただきたいなという思いで今まで進めております。もちろんいろんな状況もありますので、それに沿わない部分もあるんですが、基本的な姿勢をそういうふうにしております。 また、沼澤委員については教育長のご病気という状況の中で、大変本当にしっかりと教育委員会の教育長の職務代理者として任務を果たしていただきました。また、大変関係者の評価も高いことから、このたび引き続きお願いすることにしたものでございます。 以上です。 ○議長(土本昌幸君) 深田議員。 ◆11番(深田真史君) もう1点確認させてください。12月の議会でも市長が答弁されましたように、教育の課題において、小中学校のあり方、学校の統廃合、それをこの教育委員会含めて早急に案を出してもらいたいという発言をされまして、当然その市長も一体となった総合教育会議も、これまでは2回開いていたけれどもその回数もふやしていきたいということも述べられました。そこでお尋ねしたいのは、現状その会議そのもの、議論がどこまで進んでおって、そこで沼澤教育長職務代理者がどのようなお考えでその課題に対して発言され、意見されているのかその点を確認させてください。 ○議長(土本昌幸君) 市長。 ◎市長(西村和平君) 教育委員会の議論は私は全体を承知しておりませんが、総合教育会議の場でも、私の方では小中学校のあり方について、この私の今期でしっかり方向性を定めるということは申し上げております。選挙終わった後、2回の総合教育会議で申し上げております。そして、2回目にはしっかり具体的な動きをつくるようにお互い努力していきましょうということを言っております。 その場で私の受けております沼澤委員のこのあり方に対する考えについては、やはりしっかり関係者の理解を得てやっていくべきであるという考えというふうに私は受けとめております。私の市長の考えに左右されず、自分の意見をしっかり持っておられるというふうに私は思っておりまして、この課題は市長が一方的に方向を決めてやっていく課題ではありませんので、そういう姿勢は大変いいものだというふうに思っております。 以上です。 ○議長(土本昌幸君) 深田議員。 ◆11番(深田真史君) 改めてお聞きします。沼澤委員のお考えとして市長から見て、こういうテーマがあるということは、何もこれは市長だけのテーマじゃなくて、市全体の教育課題として我々も認識しておるし、当然市長が執行機関としてもこの課題がある。それから、教育行政の立場からもそういう課題があるということは、これは共通認識だと思うんですけども、沼澤委員、教育長職務代理者においては、その課題に対しては前向きにどうしていくかという案ですね、教育委員会案なのか、それとも市長も含めた総合教育会議としての案になるかそれはわかりませんが、それについては理解を深めながらも前向きにやっていこうということで議論が進んでおり、この委員もきちんとそのように意見を言い、発言をし、提案をされておるということでよろしいのか、その点をお聞かせください。 ○議長(土本昌幸君) 市長。 ◎市長(西村和平君) おっしゃるように、そういう議論は必要ないという立場に立ってはおられないというふうには思っております。ただ、議論を進めるに当たって、あるいは具体的に物事を変えていくに当たって、十分いろんな方の意見を聞いてやっていくべきであるという考えであるというふうに思っています。 それと、先ほどの答弁の中で漏れておりました今の議論の状況でありますが、教育委員会のほう、教育委員会事務局、そして人口増政策課が一緒になって、中心的には青写真は教育委員会事務局のほうで書いていただいておりますが、その案について私のほうに提示がありまして、少し意見交換をしております。その案を次の教育会議に提案するかどうか、そこはまだきょうのこの今の時点では決めておりませんが、そんなにゆっくりと議論すべきでない、議論は早く市民と共有していきたいというふうに思っておりますので、附帯案についても検討段階に入っておるというふうにご認識いただいたらよいのかなと思っております。 以上です。 ○議長(土本昌幸君) 深田議員。 ◆11番(深田真史君) 先ほどのお話の中の確認ですけども、意見交換をされたというのは、オープンの場としての総合教育会議の場なのか、それとも非公式のいわゆる打ち合わせというのか、すり合わせというのかそういう場での発言なのか、ちょっと議事録等確認していませんので、どういう形で今行っておるのかという点だけ確認させてください。 ○議長(土本昌幸君) 市長。 ◎市長(西村和平君) 公式な会議の場ということではございません。私、市長と事務局は人口増政策課と、それから教育委員会の学校教育課と両方で担っていただくことにしております。その両方の組織の協議の場と、だけど内部的には正式な協議の場で開始しておるという認識でお願いしたいと思います。そして、その一定の議論をしましたので、それを次の教育会議に出すのかどうかというところはきょうの今の日ではまだ決めてないということではありますが、急がないといけないということは一方あるということです。 以上です。 ○議長(土本昌幸君) よろしいでしょうか。他にご質疑のある方おられませんか。(なし) 他にご質疑がないようですので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま上程中の人事案件2件につきましては、会議規則第37条第3項の規定に従いまして、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(土本昌幸君) 異議なしと認めます。 よって、さように決定いたしました。 △討論・採決 ○議長(土本昌幸君) 続いて討論に移ります。ご意見のある方ございませんか。(なし) ご意見もないようですので、討論を終結いたします。 これより1件ずつ採決を行います。まず議案第46号教育委員会委員の任命につき同意を求めることについての採決を行います。お諮りいたします。議案第46号は原案のとおり同意することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(土本昌幸君) 異議なしと認めます。 よって、議案第46号は原案のとおり同意することに決定いたしました。 次に、議案第47号固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについての採決を行います。お諮りいたします。議案第47号は原案のとおり同意することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(土本昌幸君) 異議なしと認めます。 よって、議案第47号は原案のとおり同意することに決定いたしました。 △議案一括上程 ○議長(土本昌幸君) 次は、日程第5、議案第49号及び議案第60号の2件を一括議題といたします。 それでは、直ちに提案理由の説明を求めます。市長登壇の上どうぞ。 △提案説明 ◎市長(西村和平君) =登壇=先ほどは、人事案件につきまして原案のとおりご討議をいただきまことにありがとうございます。 次に、本日議決をお願いする案件として、議案第49号及び議案第60号についてご説明申し上げます。 議案第49号は、特別職に属する常勤の職員の期末手当の特例に関する条例の制定についてであります。本条例は、新型コロナウイルス感染症対策としてさらなる支援策を早期に実施するための財源に充てるため、特別職の期末手当に関する特例を定めるものでございます。 議案第60号は、令和2年度加西市一般会計補正予算(第4号)についてであります。今回の補正は、歳入歳出それぞれ1億3,500万円を増額することについて議会の議決をお願いするものでございます。 以上、2議案の内容につきましては総務部長より説明をさせます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(土本昌幸君) 市長の提案理由の説明が終わりました。 続いて担当部長の補足説明を求めます。議案第49号及び議案第60号について、総務部長。 ◎総務部長(奥隅一博君) それでは、まず議案第49号特別職に属する常勤の職員の期末手当の特例に関する条例の制定についてご説明申し上げます。議案書の5ページ、6ページ、審議資料の2ページをごらんください。市長、副市長、教育長の給与につきましては5月11日に開催されました市議会臨時会において議員の皆様と一体となった取り組みとして、新型コロナウイルス感染症対策の財源に資するため6カ月間の給料及び6月の期末手当から20%を減額する条例を議決いただいたところでございます。しかしながら、活動自粛により生じた市民生活や地域経済への影響は大きく、今後さらに悪化することが懸念され、行政としては速やかに途切れることのない支援を継続しつつ、状況に応じた新たな支援をしていく必要性があるとの判断から、その財源に充てるため市長、副市長、教育長の6月期期末手当の全額を減額しようとするものでございます。詳細につきましては審議資料の概要欄に表として入れておるとおりでございます。議案第49号は以上でございます。 続きまして、議案第60号令和2年度加西市一般会計補正予算(第4号)についてご説明申し上げます。補正予算書とあわせて審議資料の4ページ、5ページをご参照ください。それでは補正予算書の1ページをお願いいたします。まず、第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ1億3,500万円を増額し、予算の総額を264億1,975万1,000円とするものでございます。今回の補正につきましては、新型コロナウイルス対策として早急に予算を計上する必要が生じたものを調整するものでございます。 まず歳入の補正についてご説明申し上げます。予算書の12ページ、13ページをお願いいたします。70款寄附金5項寄附金5目基金費寄附金2,000万円の増額は、ふるさと応援基金寄附金の増によるものでございます。85款諸収入90項雑入90目雑入5,093万7,000円の増額は、北播磨定住自立圏域の事業として実施する特産品支援事業の商品券の売上金並びに加西市を除く2市1町からの負担金の増によるものでございます。 次に歳出の説明をさせていただきます。14ページ、15ページをお願いいたします。10款総務費5項総務管理費3目一般管理費967万3,000円の増額は、北播磨定住自立圏で実施する新型コロナウイルス感染症予防のためのマスクの作成配布事業費1,300万円の増と、市長、副市長の期末手当332万円7,000円の減によるものでございます。30款農林水産業費5項農業費50目地域農政推進対策事業費6,200万円の増額は、北播磨定住自立圏域の事業として実施する特産品支援事業の増によるものでございます。 続いて35款商工費5項商工費10目商工振興費3,500万円の増額は、共通商品券事業補助金の増によるものでございます。50款教育費5項教育総務費10目事務局費132万5,000円の減額は、教育長の期末手当の減によるものでございます。同じく15項中学校費、5目学校管理費500万円の増額は、分散授業実施に伴う中学校のエアコン設置に係る工事請負費の増によるものでございます。 以上、まことに簡単でございますが説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(土本昌幸君) 以上で提案理由の説明が終わりました。 △質疑 ○議長(土本昌幸君) これより質疑を行います。発言については通告に基づきまして順次議長から指名いたしますので、自席にて質疑をお願いいたします。 ここで私からお願いを申し上げておきます。今から行います質疑では4名の議員から通告を受けております。効率的な議会運営の観点から、通告されております議員各位におかれましては、重複する部分についてはできるだけ避けたご質問をお願いしますとともに、執行者におかれましても要点に絞った的確な答弁をお願いしておきたいと思います。 それでは、まず10番丸岡弘満議員。 ◆10番(丸岡弘満君) 早速ではございますが、通告に基づきまして質疑をさせていただきたいと思います。まず、議案第49号特別職に属する常勤の職員の期末手当の特例に関する条例の制定についてでございます。まず、この臨時議会では議会に呼応する形で2割6カ月の減額をされたわけでありますが、改めて今回残りの全額支給しないという理由についてお聞きをいたします。 ○議長(土本昌幸君) 答弁を求めます。総務部長。 ◎総務部長(奥隅一博君) 先ほどの提案説明でも申し上げましたが、特別職の報酬につきましては去る5月11日開催の市議会臨時会におきまして給料月額の6カ月分及び6月期末手当の20%を減ずることとして提案いただき、議決いただいたところでございます。この減額割合は、議会と執行者が一体として新型コロナウイルス感染症対策に取り組む姿勢として、同じく5月11日の臨時会において議員提出議案として、提案可決されました新型コロナウイルス対策に資するための議会の議員の議員報酬の特例に関する条例による減額割合と同じ割合としたものでございます。しかしながら、市長の冒頭の挨拶にございましたように、新型コロナウイルス感染症は一定収束の方向には向かっておりますが、市民生活及び地域経済に与えたダメージは非常に大きく、この状況を見るにつけさらなる施策の必要性を感じ、市長以下、特別職におかれましては市民の痛みを共有するとの思い、また行政としてできる限りの支援策を講じていくための財源とするためという思いから、このたび6月期の期末手当を全額を支給しないというふうな提案に至ったものでございます。 以上です。 ○議長(土本昌幸君) 丸岡議員。 ◆10番(丸岡弘満君) これにつきましては、他の後の議員の皆さんにお任せをしたいと思います。 続いて、議案第60号、令和2年度加西市一般会計補正予算(第4号)についてであります。まず、ふるさと応援基金寄附金この2,000万円についてお伺いをいたします。ふるさと納税の受け入れの増加に伴うものという説明でございますが、冒頭市長からも説明がございましたが、4月からのふるさと納税の状況を踏まえて、今回のこの2,000万円についてどういったものか説明をお願いをいたします。 ○議長(土本昌幸君) 地域振興部長。 ◎地域振興部長(深江克尚君) お尋ねの今回の2,000万円のふるさと応援基金の増の補正についてございます。これにつきましては、冒頭市長が申し上げました4月、5月で好調に推移しておりますふるさと納税の額の増に応じたものではございません。この2,000万につきましては、新たに加西市では新型コロナウイルス感染防止という経験をしたことのない大きな課題に立ち向かう今こそ、地域事業者や近隣の自治体などと手を取り合い、難局を乗り越えていかなければならないと、そういうふうに考えております。 このような中で、地場産事業者である株式会社エポックにおかれましては、全国的なマスク不足の状況を憂慮され、地場産業者であるみずからの地域貢献を考慮した結果、ことし4月からマスクの製造を開始されており、加西市のふるさと納税返礼品への登録等で既に連携を開始しておったところでございます。 また、平成27年から加西市、加東市、西脇市、多可町で北播磨広域定住自立圏を形成している加西市といたしましては、近隣自治体と連携し、広域で地域を支え合う体制が整備されてきたというふうに考えております。このような官民連携と広域連携の強みを生かした新型コロナウイルス対策として、北播磨広域定住自立圏の圏域の子供、それから妊婦及び高齢者にマスクを無料で配布すること、子供や妊婦などへのコロナ支援による子育てに優しいまちづくりを進めること、地域事業者へのコロナ支援による地域産業の振興などの実施を計画しております。 この財源の確保につきましては、楽天ふるさと納税のクラウドファンディング、今まで加西市が行っておりましたものとは別にクラウドファンディングを活用するということで、これらの事業費2,000万円をクラウドファンディングの目標金額として設定し、寄附を募っておるところでございます。なお、22日からこのクラウドファンディングを始めておりまして、1週間で目標額の約半分1,000万円近くを既に集めております。 また、ふるさと応援寄附金の令和2年度当初予算は10億円で、お尋ねになった部分からの整合性でございますが、4月のふるさと納税の金額は、市長が冒頭で申しましたように1億円、5月はまだ閉めておりませんが1億5,000万円、コロナ対策事業につきましては当初10億円の充当事業とはしていなかったため、2,000万円を当初予算の別枠で補正させていただきたいというものでございます。 以上です。 ○議長(土本昌幸君) 丸岡議員。 ◆10番(丸岡弘満君) 続いて、ふるさと納税推進事業、この1,300万についてお聞きをいたします。この定住自立圏マスク配布事業費の増という説明なんですが、先ほども説明があったんですが、具体的にどういった事業なのか、先ほどもありましたけれど簡単に教えていただきたい部分がありまして、もう一度説明をお願いします。 ○議長(土本昌幸君) 地域振興部長。 ◎地域振興部長(深江克尚君) 先ほどもご説明申し上げました楽天クラウドファンディングの活用により、財源を確保する事業のうち1,300万円につきましては、マスク配布事業に係る事業費として計上しております。費用負担につきましては、全額加西市で負担することとなっております。 具体的には、加西市内に本社のある株式会社エポックが4月から製造を開始して、マスクを北播磨広域定住自立圏、加西市、加東市、西脇市、多可町の保育園、幼稚園、小学校、中学校等に通う子供約1万5,000人、妊婦約1,000人及び高齢者福祉施設に入所している高齢者約2,000人、合計約1万8,000人にお1人3枚程度を配布するプロジェクトとなっております。配布予定のマスクにつきましては、株式会社エポックが大手繊維メーカーと共同開発した伸縮性に優れた柔らかい素材を使用しており、老若男女を問わず長時間つけてもストレスフリーなフィット感が特徴となっております。 クラウドファンディングにつきましては、先ほどもご説明しましたように5月22日から6月30日の期間で実施しており、マスクはクラウドファンディング終了後、速やかに各市町の担当者を通じて学校等に配布していきたいというふうに考えております。 また、楽天クラウドファンディングにつきましては、通常30万円クラウドファンディングを立ち上げるのに手数料が必要となりますが、コロナ対策事業実施に係るクラウドファンディングということにつきましては、免除ということになっております。 また、クラウドファンディングの返礼品等につきましては、専用の返礼品を10品まで登録することができるため、目標金額の達成に向けて現在加西市で非常に人気のある返礼品9品を登録しており、追って新たにふるさと納税の返礼品としての登録手続中の株式会社エポックのマスクもクラウドファンディンング専用の返礼品として登録する予定としております。 なお、寄附者の意向を最大限に施策に反映するため返礼品等に係る費用につきましては、クラウドファンディングにおける寄附額からではなく、通常のふるさと納税の充当事業となっておりますふるさと納税推進事業から支出することとしております。 以上でございます。 ○議長(土本昌幸君) 丸岡議員。 ◆10番(丸岡弘満君) 何度も質問して申しわけなかったんですけども、どうもこのふるさと納税の仕組みを生かしたクラウドファンディングを使ってということは、なかなか理解ができない、難しいんですけども、先ほども一気にいろいろご説明いただいたので、また再度同じような事聞くかもわかりませんが、またちょっと説明をお願いしたいのですが、この予算についてわかりやすく説明していただきたいんですけども、まず「入」の方でふるさと納税2,000万が入ってくるわけです。「出」のほうでこのふるさと納税推進事業1,300万を使ってということなんですが、この予算というのは別々のものであるというふうには理解しておるんですが、一緒であれば2,000万円引く1,300万で700万はどこに行くのかと、クラウドファンディングで2,000万集めて1,300万、これでマスクの配布事業に使って、700万どこに行くのかっていうこのことでちょっとわからないんで説明をしていただきたいのと、また神戸新聞5月22日なんですけども、ここで書かれておるのは、この寄附金は同市の新型コロナ対策基金を介してマスクの購入や配布などに充てるということを言われておるんですか、その辺新型コロナ対策基金を介してマスクの購入配布に充てるということはどういうことなのか、ちょっと説明していただけますでしょうか。 ○議長(土本昌幸君) 地域振興部長。 ◎地域振興部長(深江克尚君) ご質問の疑念というかよくわかります。今回の補正を計上しております中で、まずクラウドファンディングに2,000万円補正しておりますが、それはふるさと応援基金のほうに、一般の今までのふるさと納税と同じような取り扱いで入ってくるよということになっております。 本来でしたら、今回、前回の臨時会で従来のふるさと納税のこういった事業に活用してほしいという項目の中に、コロナ対策支援事業という項目を追加させていただきました。それを受けて、今回ふるさと納税の中でもそういったコロナ対策支援を希望される方のふるさと納税であったりとか、今回のクラウドファンディングは、ふるさと応援基金を経るか経ないかは別といたしまして、コロナ対策基金のほうに充当するような条例改正を提案すべきところですが、非常に多くのふるさと納税サイトと加西市のほうは契約いたしておりまして、その中で特定の項目を選ばれた方をダイレクトにこちらの基金に入れれるのか、それとも一旦ふるさと応援基金を介してこちらに入れなければならないのかという、非常に申しわけないシステム上の調整に時間がかかっておりまして、次回以降の議会でこういったご寄附に関してはコロナ対策基金の方に充当できるような改正をしていきたいというふうに考えております。 それから、残りの700万円につきましてはコロナ対策、既に加西市が実施している分で財源を求めるものについて、充当していきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(土本昌幸君) 丸岡議員。 ◆10番(丸岡弘満君) ということは、この新聞が書かれているこの寄附金は同市の新型コロナ対策基金を介してマスクの購入や配布などに充てるということは、これは間違いないということであるんですか。本来ならば条例を改正していかなければいけないというようなお話もありましたけども、前回私も指摘しましたけども、これ受け皿が2つになっていって、非常にややこしいということも指摘させていただきましたけど、この辺もう一度答弁をお願いいたします。 ○議長(土本昌幸君) 地域振興部長。 ◎地域振興部長(深江克尚君) 先ほども説明しましたように、次回以降の議会のほうで条例改正を行いまして、今回のクラウドファンディング並びにふるさと納税の中でコロナ対策支援事業への活用を希望されるご寄附に関しましては、コロナ対策基金のほうで受けることができるような改正を行って対応してまいりますので、新聞に書かれてる通りの対応になっていくというふうにご理解いただければと存じます。 ○議長(土本昌幸君) 丸岡議員。 ◆10番(丸岡弘満君) ちょっとおかしいなと思うんですが、次に移ります。この前の新聞にも書かれておりますが、ふるさと納税の返礼品とする自治体は多いが、クラウドファンディングと組み合わせて新型コロナ対策につなげるのは珍しいと言われておるんですが、ほんとよくわからないんですが、このふるさと納税との仕組みを使ってクラウドファンディングっていうことはどういうことなんでしょうか。クラウドファンディングにもいろんな種類あります。購入型とかですね、寄附型、ファンド型などいろいろありますけども、この字面だけではよくわからない、本当どういうシステムなのか、どういう仕組みなのか、わかりやすく教えていただけますでしょうか。 ○議長(土本昌幸君) 地域振興部長。 ◎地域振興部長(深江克尚君) 今回、クラウドファンディングという名前で、議員がおっしゃったようにいろんな形があるんですけれども、基本的には返礼品をもらうことができる購入型もしくは寄附型に属するものでございます。出資型とか等にはならない形になります。 そういったところで、既存の加西市のふるさと納税、特に楽天のサイトでされているのとどう違うのかと言われると、基本的には同じように返礼品ももらうことはできますし、ふるさと納税の適用を受ける、翌年度の住民税等の軽減を受けることができるというあたりは同じでございます。ただ、入り口として加西市はこういった事業をやりますというこの事業に支援したいかどうかという入り口で分かれておるところで、加西市へのふるさと納税として入ってこられるのか、基本的にコロナ対策支援事業を支援するためのクラウドファンディングに本人が参加されるのかというところの違いになってまいります。 ○議長(土本昌幸君) 丸岡議員。 ◆10番(丸岡弘満君) 私の理解が悪いのか、単なるふるさと納税ではないかと思うんですけども、5月22日の先ほども言っております神戸新聞では、先ほども説明あったんですけど、加西市が北播磨広域定住自立圏の中心であることから公益的な取り組みを発表したとありまして、またこの楽天のホームページには難局を乗り越えるには地域間の連携が不可欠であるとこういうことも言われ、また加西市が近隣の自治体と手を取り合い、難局を乗り越えていかなければならないと考えますとあるわけですが、ほかの2市とどのような経緯でこの事業の話し合いがあったのか、この辺を確認したいのですが、また今後どういった流れでこの事業が進んでいくのか、定住自立圏の中での協議、そして今後の事業の流れを教えていただけますでしょうか。 ○議長(土本昌幸君) 地域振興部長。 ◎地域振興部長(深江克尚君) 定住自立圏で現在行っているルーティンのといいますか、既存メニューに載っている事業ではございませんので、このたびのコロナウイルスの影響を受けて、広域でこういう事業ができないかということで加西市の方から2市1町の方へ一緒にこういった事業ができませんかねということは、もちろん加西市のほうからご提案してご了解をいただいたことでございます。 北播磨広域定住自立圏のこの枠組みを使って、後ほど出てまいります地場産展でありますとかそういったところを、広域でこの難局を乗り切ろうというのは何もこのマスク事業だけではございません。広域の強みを生かしていろんなことができないかというところで、先ほど一般のふるさと納税とどのように違うのかって言われましたけれども、これはこういった広域で手をつないで、またより広い方々へマスクの支援を行うということに賛同された方が、このクラウドファンディングをご利用なさるということでございますので、ただ単に加西市へのふるさと納税の一部がそこに回っているということではございませんということはご理解いただければと思います。 それから、今後の流れということでございますが、6月末まで先ほどご説明しましたように、クラウドファンディングの期間がございます。その終了を待ってマスクの配布にかかりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(土本昌幸君) 丸岡議員。 ◆10番(丸岡弘満君) 要するに、広域の定住自立圏の中の正式な事業ではないけども呼びかけをしたということだと思うんですが、その定住自立圏内で決定したということでも聞いてるんですけども、この相互協力という定住自立圏の基本理念のもと、加西市のみが事業を負担するということはないと思うんですけども、ほかの2市1町の役割や負担、この辺先ほど具体的にこのクラウドファンディングが6月末ということで閉め切られて、それからどうなっていくのかってことをお聞きしたいんですが、あるいは別に加西市の支援をしていくのか、具体的にこのマスクはどういう流れで配布されていくのか、その辺また他市2市1町がどういう協力をしてくれるのか、単なる加西市が配布するだけで終わるのか、その辺の確認をさせてください。 ○議長(土本昌幸君) 地域振興部長。 ◎地域振興部長(深江克尚君) 今後は、先ほども申しましたように、クラウドファンディングの期間の終了を待ってマスクの配布にかかってまいります。マスクにつきましては、各自治体にそれぞれ現在想定しております枚数を各自治体に加西市のほうから持ってまいりまして、各自治体が幼保小中、また妊婦さんであったりとか、高齢者施設の方に配布をいただくと、そういった意味のご協力をいただくことになっております。 費用的になぜ加西市が持たないといけないのかということだと思うんですけれども、今回の分はクラウドファンディングの際にはもちろん加西市のほうに全て入りますし、加西市の地場の企業さんにその製造をお願いしておるところでございます。今回クラウドファンディング、もともとその議員ご指摘のふるさと納税の特に現状加西市が強みをもっておるところを生かして、北播磨の中で貢献できる部分という意味で、今回は加西市が費用の負担を行いますが、それぞれ残りの2市1町も別の形での強みがございます。そういったところで今後それぞれの強みを生かしたご貢献をしていただけるものと期待しながら、今回の事業を進めているところでございます。 ○議長(土本昌幸君) 丸岡議員。 ◆10番(丸岡弘満君) ご説明あったわけですけども、果たして本当にこれが連携支援事業なのかと私は疑問に思うわけですけども、また次に移りますが、この市内の縫製加工会社1社だけの契約となるのか確認をさせていただきたいんですけども、またこのマスクの生産枚数1人につき何枚配布される予定なのか、また配布対象となる配布先この辺1枚あたりの単価と具体的な数字をお願いいたします。 ○議長(土本昌幸君) 地域振興部長。 ◎地域振興部長(深江克尚君) 枚数につきましては、約お1人3枚で圏域としましては該当者が1万8,000人ということで、5万4,000枚を想定しております。製造を委託しますのは、市内地場産業社1社のみということになっておりまして、あと単価につきましては1つ梱包も含めまして1枚250円というふうに聞いております。 ○議長(土本昌幸君) 丸岡議員。 ◆10番(丸岡弘満君) もう一回確認します。具体的には、報道によりますと3市1町の中学生以下の子供約1万5,000人、妊婦が1,000人、施設等に入所している高齢者2,000人、合計1万8,000人に無償配布で、よろしいですね。5万4,000枚と、それで1枚が250円と。 私も、このマスク並んでこの4枚1,000円と1枚250円だと思うんですけど、買わさせていただきました。この1枚当たりの価格がこの市場価格250円とさほど変わらないわけですけども、いわゆる一般的なサージカルマスク等の、もう高性能なマスクは非常に安価で市場で出回っているわけですけども、今回はこの契約は1枚当たり、全体的に見ても大変高額な契約になっていると思うんです。なぜ入札もしくはほかの手づくりマスク、今いろいろなとこでつくられておりますけども、こういったマスクにしないのか、1社にこだわる理由というのは何かあるのか、その辺お聞きをしたいと思います。 ○議長(土本昌幸君) 地域振興部長。 ◎地域振興部長(深江克尚君) 今回この事業をするに至った部分でご説明しましたように、もともとされていなかった地場産業者さんが、地域貢献をしたいということでご提案のあった事業でございます。そういった部分も加味しながらの価格となっておりまして、もちろんマスクの値段につきましては、コロナの被害の状況に応じて変動してくるものでございます。今考えられておるようなところも確かにあるとは思いますが、それ用に高性能のサージカルマスクのお値段と比べられるとどうかというところがあるんですけれども、今から子供たちが夏休みが短くなる中、学校に行って使われるという状況で、こういった使いやすいマスクというのも大変喜ばれるのではないかなというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(土本昌幸君) 丸岡議員。 ◆10番(丸岡弘満君) ホームページでも、さらに地域の事業者を支援することにより地域産業の振興も図っていきたいと考えていますということを言われております。この1社のマスク契約、先ほどもいいましたけど相当大きな事業者支援っていうことを考えるわけですけども、このレベルでの個別支援が可能であれば、やはりこの1社だけでなく地域産業の振興ということになれば、市内の事業者全てにチャンスを与えるべきだと思うんですけどもその辺をどのようにお考えですか。 ○議長(土本昌幸君) 地域振興部長。 ◎地域振興部長(深江克尚君) もちろん、マスクの購入に当たっては1社ということでございますけれども、返礼品を希望された方に関しましては、もちろん加西市で製造されている産品等を返礼品として希望されるわけで、そういったところへの効果ももちろんあるわけですし、これ以外にも定住自立圏の圏域を活用したまた出てまいります事業等、これのみだけではなく地場の産品等を支援していく事業を多岐にわたってやっていこうと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(土本昌幸君) 丸岡議員。 ◆10番(丸岡弘満君) そこで確認です。教育委員会に確認しますけども、たしか4月13日ぐらいやったと思うんです市内のこども園の子供たちにこのマスクの配布があった、非常にこの企業さんから、当時マスク不足が叫ばれている中で、こういったマスクのプレゼントっていうのは非常に今子供たちや保護者も喜ばれたわけでありますけども、そのときにまたお伺いしてたのは、小学校等にもこの企業さんが寄附していただく、プレゼントしていただくということも前回もちょっと確認しておりますけども、今その現状どうなっておるか、寄附していただけると企業さんからしていただけると聞いているんですが、今現状どうなっているかお聞きします。 ○議長(土本昌幸君) 教育部長。 ◎教育部長(本玉義人君) 議員おっしゃったように、小中学校の児童・生徒1人1枚のマスクを寄附していただくというふうに聞いておりますけれども、現在まだ数が整っていないということで、少し子供たちへの小中への寄附につきましては、もう少し後になるかなというふうな見込みになっております。 以上です。 ○議長(土本昌幸君) 丸岡議員。 ◆10番(丸岡弘満君) 続いて、今既に説明もあったんですけど、楽天のこのサイト上では1,000万以上、1,000万近くの寄附があるようですけども、余りにもこの他のクラウドファンディングと比べて、この寄附が伸びてるなというふうに関心を持ってこのサイトを見てたわけですけども、なぜこの返礼品が9品に限定されているかという先ほどもこの説明ありましたけども、このふるさと納税との違いをこのサイトであれこれと見比べていたんですけども、楽天のふるさと納税から5万円の人気トースターをクリックすると、寄附金の用途は新型コロナウイルス感染症対策支援事業と限定されているわけです。それでその他の用途を選ぶことができないわけなんですけども、他のクラウドファンディングに登録されていた品を確認しても同じような状況なんですが、この理由はふるさと納税とこの9品を選べば、自動的にクラウドファンディングの寄附にカウントされるということで、これはよろしいでしょうか。 ○議長(土本昌幸君) 地域振興部長。 ◎地域振興部長(深江克尚君) 現在、品物9品についてはそのような取り扱いになっております。 ○議長(土本昌幸君) 丸岡議員。 ◆10番(丸岡弘満君) そういうことなんですけども、考えようによってはプロジェクトに賛同しているというよりも、トースターが欲しい人は自動的にプロジェクトに賛同したようになってしまっていると思うんですけども、コロナ対策支援事業しか選べない中で、この寄附をマスク事業に使うということは、果たして適切なのかどうかその辺をちょっと疑問を持っております。 私は、この22日の神戸新聞の報道で初めて知ったわけですけども、先ほども22日からこの事業がスタートしたということも聞きました。議会の審議前に既に楽天のサイトでマスク配布事業の資金が集められている行為に対して、またマスコミも既に事業を行っているとリリースしているわけですけども、私はこの議会の存在を無視した行為であると考えるんですけども、予算が執行される前になぜこの事業が進んでいるのか、これは専決すらなっていないわけです。その辺、部長はどのようにお考えなのかお聞きをしたいと思います。 ○議長(土本昌幸君) 地域振興部長。 ◎地域振興部長(深江克尚君) ご指摘の部分については、専決等の選択肢もあったのかというふうには思いますが、今回につきましてはクラウドファンディングを議決をいただいてから始めたらどうだったかという議論もやったんですけれども、先ほどありましたマスクの配布をできるだけ早く進めたいという思いの中で、このような形で実施させていただきました。 ○議長(土本昌幸君) 丸岡議員。 ◆10番(丸岡弘満君) 続いていきます。北播磨特産品支援事業6,200万円についてでございます。3市1町の総事業費約6,200万円ですかね、この加西市が2,000万円なんですが、その辺の北播磨特産品支援事業の委託費増の事業の概要を説明していただけますでしょうか。 ○議長(土本昌幸君) 地域振興部長。 ◎地域振興部長(深江克尚君) 北播磨特産品支援事業の概要についてご説明いたします。新型コロナウイルス感染症の影響により、外出自粛や飲食店の休業、そしてインバウンドの消滅等によりまして、北播磨の特産品である日本酒や牛肉等の消費が落ち込み生産者が窮地に立たされております。このような状況を受け、加西市は、ともに北播磨広域定住自立圏を構成する2市1町に呼びかけまして、これまで広域の連携事業で培った相互の支援の意識を共有し、圏内の特産品が割安に買える商品券の販売を検討しております。商品券の購入対象産品といたしましては北播磨広域定住自立圏内で生産された酒米を原料とした日本酒、黒田庄和牛、播州百日鶏等を想定しております。これらの特産品の消費を促し、北播磨広域定住自立圏内の生産基盤を守ることが本事業の目的でございます。 まず、歳出といたしましては特産品の販売及び食品券の回収を行う販売店舗に対する委託料として6,000万円、商品券の印刷や事業の周知に係る費用として200万円を計上しております。商品券につきましては、額面1枚1,000円の商品券を、1枚500円で販売いたします。購入限度枚数といたしましては、お1人10枚以内というふうにさせて頂いて、発行枚数は6万枚、この6万枚をそれぞれの市町人口割で販売するということになっておりまして、それでいきますと6万枚中、加西市は1万8,120枚を売るということになっております。 どこのお店でも使えるのかという疑問になると思いますけれども、先ほど申しましたこの圏域でとれた酒米を使った日本酒を取り扱われているお店、それから黒田庄和牛であるとか、播州百日鶏等を扱われているお店で各市町から届出のあったところ、現在は25店舗等で使える券として想定しております。また各市町、先ほどは加西市がということでしたけれどもこちらにつきましては先ほどの商品券販売枚数に応じた負担額6,000万円が全部使われたとしましたら、購入者が3,000万円既にお支払いになってますので、残りの3,000万円を各市町で人口割で負担するということでございまして、その分の負担金は加西市のほうは、これは予算に出てこないんですけど、数字上は906万円ほどになります。 ただ、先ほどご指摘のございました事務費200万円です。こちらのほうは加西市の方で全額負担をさせていただいております。なぜまた加西市がということになると思うんですけれども、これにつきましては、これのほとんどが商品券であったりポスター、それから啓発用のチラシの印刷代となっておりまして、そちらのほうは加西市のほうで一般競争入札にかけて市内の業者のほうで印刷していただく、その事業費が大半でございますので、加西市のほうで持たしていただくということになっております。 以上でございます。 ○議長(土本昌幸君) 丸岡議員。 ◆10番(丸岡弘満君) ちょっと時間がないので確認だけしたいんですけども、先ほどの説明の中でもありましたけど、北播磨圏域内で連携すると、やはりこの競争の部分が出てくるかと思います。それで加西市内でできるだけ多くの券を使っていただくための事業効果や見込み、効果を上げる別途の戦略的なものを持っておるのか、ないのかその辺確認をさせてください。 ○議長(土本昌幸君) 地域振興部長。 ◎地域振興部長(深江克尚君) 何もしないというと語弊があると思うんですけれども、今回この事業を各担当が集まってやったときに、一番困るなとみんなで相談したのがそのようなご質問でした。綺麗に売った額が市内に落ちるわけではない、どうしても売り上げの多い市まち、また少ない市まちというのはできる、ただそれを恐れていては自分とこだけもうかればいいという思いでやるんであればこの事業は成立しません。ですので、この件に特化して他の商品券事業であるとか、予算計上させていただいています市内の振興策はもちろんございますけれども、この事業について他市を出し抜いてできるだけ勝ち抜こうというような施策はとらないつもりでございます。 ○議長(土本昌幸君) 丸岡議員。 ◆10番(丸岡弘満君) 続いて、商工振興事業の3,500万についてでございます。これはもう確認だけさせてください。当初これは500万円計上されてたと思います。それで合計3,500万追加で、合計が4,000万円という事業だと思うんですが、これはプレミアム率を20%に拡大して、この券を抽選方式にされていて、また2億円の消費拡大を狙っているということで間違いないでしょうか。 ○議長(土本昌幸君) 地域振興部長。 ◎地域振興部長(深江克尚君) おっしゃるとおりでございます。プレミアム率を上げ、商品券の発行枚数をふやしてより消費の拡大を図るということでございます。 以上です。 ○議長(土本昌幸君) 丸岡議員。
    ◆10番(丸岡弘満君) 続いて、中学校管理費500万円でございますが、この増の説明をお願いします。 ○議長(土本昌幸君) 教育部長。 ◎教育部長(本玉義人君) 中学校管理費500万円は、北条中学校3階の多目的スペースに空調機器を設置するものです。学校におきましては6月1日から分散登校、そして6月9日以降は全日での授業を行うこととしております。ただし、三密を避けるために、児童・生徒数が21名以上のクラスにつきましては、空き教室、特別教室等を活用して分散授業を基本に各学校において準備を進めております。北条中学校におきましては、教室が不足することになるために、この多目的スペースを教室として使用するため、空調機器を設置する経費として計上させていただいております。 以上でございます。 ○議長(土本昌幸君) 以上で、10番丸岡弘満議員の質疑は終わりました。 次に、4番佐伯欣子議員。 ◆4番(佐伯欣子君) それでは、発言通行に基づきまして、質疑をさせていただきます。まず、1番の議案第49号特別職に属する常勤の職員の期末手当の特例に関する条例の制定についてということですが、先ほど同僚議員のほうから理由ですとか、経緯についてはお尋ねがありましたので、詳細については理解いたしました。ただ、この条例の制定を市長が期末手当全額カットということで出されたということにおいて、市長が常々加西市はこういうときだからこそワンチームで頑張ろうではないかということを常日ごろよりおっしゃっておられますので、いま一度その思いと言いますか、市長のお考えを再度お聞かせ願えたらと思います。よろしくお願いします。 ○議長(土本昌幸君) 市長、登壇の上、どうぞ。 ◎市長(西村和平君) =登壇=今回提案に至りました私の思いを述べさせていただきます。まず、11日の議会でこれは議員の皆さんが主導してといいますか、市一丸となる形の一つの案をおまとめいただいたということです。それについては私はもう全面的に承認して、ついていくという言い方がいいのかどうかわかりませんが、合わせていくということで私たち三役のカットも同じ額にさせていただきました。これは11日のコロナウイルス感染症対策基金の議論も含めて、やはり出口といいますか、目的は市民一丸という形、この危機に市民一丸という形をつくるということが大事であるということで、まず執行者と議会の一丸性をつくるために合わせていったものでありますが、その我々まず執行者というものを市民はやっぱり注目していますので、その注目されておる立場として皆さんに訴える力が、どういう形のカットということについてですよ、それに限定してどういう形がいいかということは私自信アイデアがありまして、今回出しております夏の一時金ボーナスを全額カットするのがいいのではないかという考えを皆さんのご議論と並行して私自身は持っておりました。 それはやはりもうこれ6月にボーナス出るわけでありまして、いち早く現金として確保できると、予算としてはどんな形でも一緒ですが、現金として確保できるということが一つの理由。 そして、市民の皆さんの受け止め、これは当然いろいろあります。我々がカットしたから、いやもう我々も一緒になって頑張ろうということが圧倒的に多いと思いますが、国の2割でどうなんかなという考えもないとは言えないというふうに思っております。やはり市民の方々に受けとめていただける形というのも大事ではないかなと思いまして、一つ今回夏の一時金を全て基金にということはそれなりに受けとめていただけるかなという思いで、そして提案説明を部長がしてくれましたが、やはり今の事態は容易ならざる事態でありまして、もう収束の見通しは全くない、収束というのは我々の生活に与えられた打撃に対するその修復の見込み、また一番大事なのはやっぱり企業の経済活動に対する打撃でありまして、これはもう全ての今後の、全てのことについて影響してくるという状態であります。そういう状況に今直面しておりますので、さらに追加したメッセージを出したいという思いであります。 以上です。 ○議長(土本昌幸君) 佐伯議員。 ◆4番(佐伯欣子君) わかりました。 それでは、2番目の使い道についてということなんですが、当然ながらコロナウイルス対策ということで、その感染に関してだけではなく、今後さまざまな支援の方に使われるとは思うんですが、今現時点で分かる範囲で結構ですが、使い道として考えておられることというのを重複しても構いませんので教えていただければと思います。 ○議長(土本昌幸君) 総務部長。 ◎総務部長(奥隅一博君) ご指摘の特別職の一時金の減額分につきましては基金費積立金としてみんなで支え合う新型コロナウイルス感染症対策基金に入れた上で感染症対策の財源といたします。 それでは、新型コロナウイルス感染症対策ということなんですが、国や県においても実際にさまざまな施策が展開されておりますが、やはり実施までに相当な時間がかかっておるというのが現状でございます。住民の皆様に一番近い市が、国や県において速やかに実施できない部分やその施策においても漏れ落ちる部分について、よりスピード感をもって施策対応していくということが重要であると考えております。具体的な基金の使い道につきましては、5月の臨時議会の基金設置時もご説明させていただきましたが、国や県の制度によらない部分の市独自施策として、例えば災害時による小学校等の臨時休業に伴う給付金事業、また国の持続化給付金の対象とならない小規模事業者に対する経営持続支援金交付事業、これは収入なんかが落ちた割合が50%以上が国等が対応しますが、20%から50%未満の減額の事業所に対応するものでございます--等に活用させていただきました。また、5月臨時議会時においてはサーモグラフィーカメラの購入費等にも充てております。今回、国の方でようやく施策化されましたが、児童扶養手当支給事業にもいち早く市のほうとして、国以上の制度で対応したところでございます。 また、この6月議会の5号補正の方で予算計上させていただいております分としましては、加西病院の備品購入費として1,150万円、これは病院のほうから要望もございまして、この今収束の方向に向かっておりますが、第2波で患者数がふえた場合に対応できるようにということで、人工肺等の機器を購入したいということでリクエストいただいた分であったり、先ほど申しました小規模事業経営持続支援金であったり、共通商品券等の事業費として充てる分、また教育ネットワーク事業費の通信費であったり、要保護児童の給食費の助成、休校等に伴って夏休みが短くなることによって給食費の増が見込まれることについての費用等の事業に活用させていただきたいというふうに考えております。 今後ともみんなで支えあう新型コロナウイルス感染症対策基金につきましては、市民の皆様にとって必要な施策をスピーディに、そしてきめ細やかに市独自の施策であっても展開できるように活用してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(土本昌幸君) 佐伯議員。 ◆4番(佐伯欣子君) それでは次にまいります。2番目の議案第60号令和2年度加西市一般会計補正予算(第4号)についてでございます。まず、1番目の定住自立圏域マスク配布事業費ということなんですが、相当先ほど詳しくかなりお伺いしておりますので、私からは少し細かいことになるかもわかりませんが、ちょっとわからないところがありますので教えていただければと思っております。 まず、定住自立圏域市町というのは、4つ、加西市を合わせて4つなんですが、この4つ加西市以外の西脇市、加東市そして多可町そのあたりのその自治体のほうとはお話がされていて、今後も連携していこうということはお聞きしたんですけれども、このマスク事業に関して率直にほかの他市さんの反応といいますか、それぞれの地域、市町でそれぞれの活動をされていると思うので、今後の反応的なものはどういったような今の現状なのかというのを教えていただけますでしょうか。 ○議長(土本昌幸君) 地域振興部長。 ◎地域振興部長(深江克尚君) 残り2市1町の反応ということで、先ほど質疑にもありました中の地場産品の商品券とあわせて、2市1町のほうの調整に回ったところでございます。マスクについてのご提案については、時期的に備蓄のマスクも減少している時期でございまして、大変ありがたいというのが2市1町さんの反応でございました。 以上でございます。 ○議長(土本昌幸君) 佐伯議員。 ◆4番(佐伯欣子君) では、このクラウドファンディングなんですが、なかなかやはり、わかりにくいというのはありますが、実際にはこれは商品を限定してされたものであると思うので、マスクということになっているとは思うんですけれども、例えばマスクといえども、これは本当になかなか細かいのでちょっとどうかと思うんですが、例えば今エポックさんが作ってくださっているマスクというのが大きさがあると思うんですが、今現実的には3歳から5歳ぐらいまでのお子さん用のマスクというのが、ちょっと品薄になっているというのを聞いております。 それは社協さん等で何とかしようじゃないかということで皆さんもご存じのように取り組んでおられると思いますけれども、そういったことですとか、高齢者の方にも配布はされるんですが、高齢者の方も施設にいらっしゃる方、施設にも配られると思うんですが、施設の高齢者の方はやはりそこで住んでおられるので入手されておられますので、介護の方がそういった布マスクに関してはちょっと手間がかかるとかっていうような、そういう状況もお聞きしております。 ですので、あくまでもこのエポックさんがつくられるこのマスク事業ですね、これはまあそれとしてなんですが、そういった現場の声といいますか、そういったものも重視していただくっていうことは、クラウドファンディングの中ではできるのかできないのか、それもしできなければどういったような進め方をされるのかを教えていただけますか。わかる範囲で結構です。 ○議長(土本昌幸君) 地域振興部長。 ◎地域振興部長(深江克尚君) まず、マスクについてでございますが、大きさがエポックさんの方がS、M、Lとございまして、Sの方で何とか3歳以上なら対応できるかなという大きさであるというふうに伺っております。ただ、2歳以降もこども園等おりますんですが、2歳以降については逆にマスクをつける是非も論じられているところでございますので、現況このサイズで対応できるのではないかなというふうに考えております。 それから、高齢者施設につきましては、随時市の方からこういった洗わなくてもいいようなマスクを、うちの部署ではないんですけれども配布して、そういった需要にもお応えいただいていますし、介護の方が全てマスクを洗わないといけない方ばかりでは高齢者施設もございませんので、そういった方々でご活用いただければと思います。 それから、先ほど申しましたようにクラウドファンディングは2,000万円の目標金額ですが、マスクに充てるのが1,300万円、それ以外は既存のコロナ対策支援事業にも含めて活用していくというふうになっておりますので、基金の充当を先としてさまざまな事業を検討してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(土本昌幸君) 佐伯議員。 ◆4番(佐伯欣子君) わかりました。では、続きまして北播磨特産品支援事業に移りたいと思います。こちらも詳細については先程お聞きしたんですけれども、実際には商品券ということで26店舗ということもわかりましたので、こちらはもう理解しましたので、次に行かせていただきたいと思います 3番目の商工振興事業に関してなんですが、こちらで1点だけお伺いいたします。販売をされると思うんですが、加西市内の方の対象者といいますか、その対象者を教えていただけますか。決まっている対象者。 ○議長(土本昌幸君) 地域振興部長。 ◎地域振興部長(深江克尚君) 対象者でございますが、加西市にお住まいの方、もしくは市外の方でも加西市に通勤されてる方を対象としておりまして、1家族10口までという制限を設け、10口という、1口は1万円で1万2,000円分になりますんで、10口ということは10万円の12万円みたいな最大では購入が可能になっております。 ○議長(土本昌幸君) 佐伯議員。 ◆4番(佐伯欣子君) では最後、中学校管理費になりますが、こちらの中学校、北条中のところでエアコンをつけるということでお伺いしましたが、これも理解しました。関連することで1点お伺いしたいと思います。6月1日から学校が再開されます。9日から給食が始まっていって、授業もしっかりと再開されるということでお聞きはしてるんですけれども、きょう一応夏季休業、夏休みの期間が12日間決まったということで知ったんですけれども、この夏休みを12日間以外の夏休みをを含めて授業に当てられるということになるかと思うんですけれども、現時点で授業の学習計画、一番保護者の方等が気になっておられる学習計画ですとか、あと特に登下校の下校のほうですね--に至る対策とか決まっているような、話し合いで決まってるようなことがあれば教えていただけますでしょうか。 ○議長(土本昌幸君) 教育部長。相当関連があれですが、大丈夫ですか。答弁お願いします。 ◎教育部長(本玉義人君) まず、授業日等の学習計画ということだったと思います。当然4月、5月臨時休校ということで子供たちの学習が遅れているということは、加西市教育委員会としても課題としているところですし、保護者の方の心配事でもあると思います。現在、各学校におきましては、新しい教育課程の編成の工夫や学校行事の見直し等を行いながら授業時数の捻出に努めております。 教育課程の編成の工夫としましては、県の教育委員会からの通知もありまして、例えば学習指導内容の配列を入れかえるなどの工夫をして、関連する内容を同時期に指導することで授業時数を少し減らすような形で内容を理解させる、あるいは学校でしか実施できない学習活動に重点を置いて、個人でも実施可能な学習活動の一部を家庭学習等で行ったりするというふうなことが挙げられております。 学校行事の見直しとしましては、小学校の自然学校でありますとか、中学2年生のトライやるウィーク等については縮小して実施するというふうなことを決定しているところです。 今後におきましては、現在校長会とも検討しておりますけれども、小中学校の運動会や体育祭あるいは音楽会や合唱祭等の開催についても検討しているところです。将来を担う子供たちにとって、学力保障ということは重要なことではありますけれども、一方でその学年でしか学べないことや体験できない教育活動というものがございますので、その点におきまして子供たちや保護者の願いを丁寧に把握しながら進めていきたいというふうに考えております。 もう1点、下校のことがあったと思います。5月の臨時会におきましてもご質問いただいたと承知しておりますけれども、まずは夏季休業日につきましては8月8日から8月16日と、8月29日から8月31日までの12日間と設定いたしまして、それ以外を授業日といたしますので、合計しますと22日間の授業日を確保しているということになります。熱中症対策としまして、学校におきましてはエアコン等の設置もございますので心配ないというふうに考えておりますけれども、下校につきましては、5月の臨時議会では、下校前に水分補給をして持ち帰らせて地域の見守り、学校の職員の指導というふうなことで一例としてお示しをしましたけれども、そのほかにも下校時刻をずらすでありますとか、下校する時間を減らすというふうな観点から、例えば下校のみを保護者にお迎えに来ていただくというふうな方法も検討しているところです。例えば、18時までを時間設定をしてお迎えに来ていただくというふうなことも検討しております。この点におきましては学童保育とも関連ありますので、その調整も必要かと思っております。 さらには検討過程におきましては、3年生以上の自転車登校でありますとか、公共交通機関の利用なども検討いたしましたけれども、この点につきましては安全面やあるいは地域間格差等の観点から見送らざるを得ないかなというふうに考えております。最終、校長会で課題等を聞き取った上で、方針につきましては6月中旬当たりをめどに保護者の方にお伝えできればというふうに考えております。 ○議長(土本昌幸君) 佐伯議員。 ◆4番(佐伯欣子君) ありがとうございます。以上で質疑を終わらせていただきます。 ○議長(土本昌幸君) 以上で、4番佐伯欣子議員の質疑は終わりました。 次に、7番井上芳弘議員。 ◆7番(井上芳弘君) 失礼をいたします。発言通告に基づきまして質疑を行います。日本共産党の井上でございます。 まず、先ほどからもご質問がありましたけれども、定住自立圏のかかわりの件でお尋ねをしたいと思います。同僚議員からもありましたけれども、改めて協定外の新たな事業として始めるんだというご答弁でしたけれども、そもそも定住自立圏で行っていく事業というのは、協定に基づいて、その協定の内容になかはせの事業をやっていくということが本来の姿だと思うんですけれども、その点はどうなんでしょうか。 ○議長(土本昌幸君) 答弁を求めます。地域振興部長。 ◎地域振興部長(深江克尚君) ご指摘のとおり、定住自立圏の今年度のメニュー等にはない事業でございますが、こういったかつてないコロナウイルス感染症に対しての緊急的な対策事業を実施するということで、そこに掲載する云々を考えるんではなく、広域でともにやって行ける事業を考えて実施していこうということで行わせていただいております。 以上でござい,ます。 ○議長(土本昌幸君) 井上議員。 ◆7番(井上芳弘君) こんな事態だということですけれども、例えば連携中枢都市の協定を見ますと、こういった新型感染症に対しての対応を連携してやっていこうというきちっと協定の内容があるんですね。ただ、加西市は連携中枢都市のこの協定にも加わっていますけれども、感染症については外れているんです。それは、健康福祉事務所とかの加東健福等の管轄と姫路の方と違うからだと私は思っているんですけれど、そういった意味では協定の根幹に基づくものですから、これはきちっと市長は行政のトップで協定を結ばれていますから、そういった話し合いを持ってスタートするべきじゃないでしょうか。幾ら緊急を要するといえども、協定の根幹に関わる部分は議論をして進めるべきじゃなかったかと思うんですが、その点はどうでしょうか。 ○議長(土本昌幸君) 地域振興部長。 ◎地域振興部長(深江克尚君) ご指摘のような考え方もあると思いますが、まずおっしゃるような考え、今この協定の中に含めていくというような事業自体にまず時間を要すること、それから今定住自立圏の会議というものは非常に大がかりな3市1町集まって多くの人数が集まられて実施する形のものになっております。そういった手続を経て、また実施していくというところには少し思い至らなかったというところで、今回このような対応をさせていただきました。 以上でございます。 ○議長(土本昌幸君) 井上議員。 ◆7番(井上芳弘君) そういう考え方もありますがとおっしゃいましたけれども、協定というのはそういうものだというふうに私は理解しております。 時間が限られておりますので、引き続いてお尋ねしたいと思うんですけれども、これは同僚議員からもあったんですけれども、既に広域にマスクを配布ということで、楽天のクラウドファンディングを活用して、もう既に200名を超える人たちが1,000万円近く応募に乗せてこられていると、もう一方で今この予算措置等を議論していると、議会というのは予算を議決する機関だと思うんですけれども、改めてこれ同僚議員もお尋ねがありましたけれども、確認したいんですけれども、こういった事態っていうのは非常に問題があると思うんですけれども、担当課のお考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(土本昌幸君) 地域振興部長。 ◎地域振興部長(深江克尚君) 先ほどのご質疑でもご答弁しましたように、ご指摘のとおりだというふうに考えております。ただし、なぜ専決しなかったのかというところもあるんですけれども、基本的にはマスクの配布をできるだけ暑い時期等に間に合わせたいというのはありましたし、クラウドファンディングの期間を通常でしたら3カ月とるところを何とか1カ月少しでこの事業を成立させたいという思いがありまして、勇み足になってしまいましたことをお詫び申し上げます。 以上でございます。 ○議長(土本昌幸君) 井上議員。 ◆7番(井上芳弘君) なぜ専決しなかったのかというふうに言っているわけではありません。そもそもこの定住自立圏の事業というのは、協定によって進められるべきものであって、やはりその点は慎重を期すべきものでなかったかという指摘をしているところであります。 さらに、これが先ほどの答弁をお聞きしておりますと業者さんからの提案があったと、そしてその業者さんは地域貢献という意味でマスクの製造を4月からつくられているというのが、楽天を見ますとそういう紹介がされているんですけれども、同時期のその4月から製造されているものを今も製造されていると思うんですけれど、そういったものを今度配布の対象とするということですから、業者さん主導でこの事業は進めてこられたという認識でよろしいんでしょうかね。 ○議長(土本昌幸君) 地域振興部長。 ◎地域振興部長(深江克尚君) 地場産品として活用できないかというご提案はいただきましたけれども、特別これでクラウドファンディングでこういった形の配布をというようなご提案が業者さんからあったわけではなく、業者さん主導で今回の事業が出来上がったということはございませんので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(土本昌幸君) 井上議員。 ◆7番(井上芳弘君) じゃ、その点は分かりました。それと定住自立圏の事業というのは、ご指摘もあったようにそれぞれの自治体が役割を発揮しながら、広域全体の事業を前進させるということが大事な点だと思うんです。私は、この事業についてはいわゆる国の公共施設の統廃合であったり、管理計画であったり、それぞれの自治体の施設を少しでも減じていこうというような中身がありますから、非常に問題がある協定だと思っていますけれども、少なくとも連携し合って地域の活性化に取り組むことは非常に大事なことだというふうに思っています。それだけに取り組み一つ一つをやはり大事にしていって、相手方の行政にもしっかり理解をしてもらって進めていくことが大事だというふうに思うんですけれども、改めてこの事業をきっかけにして北播磨のこの定住自立圏加東市との関係、あるいは西脇、多可との関係でどういう事業を今後展開されていこうとしてるのか、これ第2次がこの3月に協定が新たに決まったところだと思うんです。そういう意味では、非常に大事なこの後の地場産品の活用にしても、非常に大事な取り組みだと思うんですけれども、今後どのように進めていかれようとしているのかお尋ねしておきます。 ○議長(土本昌幸君) 地域振興部長。 ◎地域振興部長(深江克尚君) 定住自立圏でともにやっていこうという趣旨自体はご理解いただけているものと考えております。第2次が決まったばかりということでしたけれども、地場産品等に関しましても、重点的に活性化を担っていこうというものと、今回コロナウイルスの影響を受けて支援をしていこうという対象自体が全く異なっております。そういった中で、今後そういったものの対応をどうしていくかというものを含めて、広域定住自立圏の中で協議しながら協定の中にも含めたり、今後、体制が変わっていく中でどういったものが重要かというものも随時話し合いながら進めてまいりたいと担当としては考えております。 以上でございます。 ○議長(土本昌幸君) 井上議員。 ◆7番(井上芳弘君) 時間がありますので次に移りたいと思うんですけれども、2点目では、財政調整基金のことでお尋ねをしたいと思うんです。今回の令和2年度の4号補正で、新たに6,036万3,000円の基金からの繰り入れという補正で緊急なそういう対応していこうということになっております。今、令和2年度でいきますと当初予算、それから補正含めまして現在9億5,542万6,000円の基金の繰り入れという状況なんですけれども、令和元年度、会計閉鎖が近づいておると思うんですけれども、この基金の見込みを含めて現状をお尋ねしておきたいと思います。 ○議長(土本昌幸君) 総務部長。 ◎総務部長(奥隅一博君) 財政調整基金につきましては、令和元年度の3月補正段階では約1億6,000万円を取り崩す予定にしておりましたが、決算において取り崩しはしない見込みとなっておりまして、令和元年度末の残高で約18億4,400万円を見込んでおります。今年度の財政調整基金につきましては、今回の一般会計補正予算(第4号)において議員ご指摘のとおり6,036万3,000円を取り崩し、この令和元年度は当初予算で5億5,000万、2号補正で1億3,506万3,000円、また3号補正で2億1,000万、そしてこの4号補正を合わせますと令和2年では9億5,542万6,000円を取り崩すということになってございます。その結果、現時点での予算上の財政調整基金の残高は約8億9,000万円というふうになってございます。 ただ、次の一般会計補正予算(第5号)において国の感染症対応地方創生臨時交付金が1億6,379万8,000円を計上しておりますが、さらに今後国の2次補正予算において臨時交付金等が追加される予定になってございます。また、この臨時交付金やさきの臨時会においてご承認頂きましたみんなで支え合う新型コロナウイルス感染症対策基金、またふるさと納税などを活用して財源の確保に努め、一般財源の縮減に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(土本昌幸君) 井上議員。 ◆7番(井上芳弘君) 今、令和元年度の決算見込みも含めてご説明をいただきました。それを含めますと今のご説明では、9億から10億円の現在の残高になるというふうに理解をいたしました。ただ、年度末までの例月の出納監査等を見てますと、病院への一時貸付金が今財調一本になって8億円というような状況もございました。現在5億程度ということをお聞きしているんですけれども、この見方について一時貸付は歳入歳出にかかわらないので基金の総額云々ということとは余り関係しないというような説明も受けるんですが、改めてこの貸しつけにも限度が来てるということではないのかというふうに思うんですけれども、その点どうでしょうか。 ○議長(土本昌幸君) 総務部長。 ◎総務部長(奥隅一博君) 貸しつけの部分につきましては、運用部分に上がりますので、基本的には基金は予算上それぞれ目的基金含めて計上しておりますが、運用部分につきましては歳計外におきまして運用というような形にはなってございます。昨年度ですと35億を歳計外に置いて運用していく中で、病院の方に一時貸付けっていうような形で貸しつけておりました。これを例月の検査等においては、基金のところに割りつける関係で見た目上、財調からお出ししているような形になっておりますが、実際のところは歳計外の運用の中でいっております関係で、もともとの予算を超えてというようなことにはなってまいりません。 以上でございます。 ○議長(土本昌幸君) 井上議員。 ◆7番(井上芳弘君) あらゆる基金を歳計現金か、あるいは定期預金かというような活用をされているというのはよくわかるんですけれども、少なくとも基金の残高の総額を、あるいは予算で使ったり、貸しつけで使ったその総額を超えるというのはやはりおかしいんじゃないでしょうか。例えば、財調からの仮の支出という名目ことではなくて、他の基金であったり、あるいはこれまでされていたように水道事業会計等からの一時貸しつけというような形で対応するとか、やはりそういう調整は一定必要だし、これからこれまでもされてきてると思うんですがその点についてもう一度確認させてください。 ○議長(土本昌幸君) 総務部長。 ◎総務部長(奥隅一博君) 基本的には、議員ご指摘のとおり、できる限り予算と実際の運用とがやり方は違いますが、おっしゃるご指摘のとおり予算の枠内で出来る限り運用していくように努めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(土本昌幸君) 井上議員。 ◆7番(井上芳弘君) 基金も、財調基金も限られていますので、私は目的基金も含めて、活用の状況を見ましても緊急に財調に一本化するというようなことはどうかというような提案をした経緯もあるんですけれども、少なくとも総務部長の先程の説明でさらに二次補正での交付金措置も踏まえて活用していけば、現在の状況でもいろんな課題に対応していけるという財政状況にあるというふうに理解してよろしいでしょうか。 ○議長(土本昌幸君) 総務部長。 ◎総務部長(奥隅一博君) 議員ご指摘の通り、今の状況で大丈夫かと思いますが、コロナ対策の状況によっては、できる限り速やかに対応すべきことには、財調基金も含めて積極的に対応してまいりたいと思いますので、その点はご理解いただきたいと思います。 以上です。 ○議長(土本昌幸君) 井上議員。 ◆7番(井上芳弘君) それでは、次に移りたいと思うんですけれども、農林水産業費、あるいは商工費にかかわる部分については、先ほど2人の議員からもご質問がありましたので、省略をしたいというふうに思います。 まず、マスクの配布、先ほど歳入のかかわりで質問させていただきましたけれども、歳出のほうで、一般管理費として出されております定住自立圏マスク配付事業のことで、改めてここでもう一度お尋ねをしたいんですけれども、先ほどのご説明では、この事業について北播磨特産品支援事業、こういった事業の課題について担当と議論をされている際に、この問題も提起して決めていったというふうに説明されていましたが、そういうことでよろしいんでしょうか ○議長(土本昌幸君) 地域振興部長。 ◎地域振興部長(深江克尚君) ちょっと私の説明が足りなかったと感じております。まずは市長、副市長のほうに加西市の副市長のほうが、ずっと周りましてこの2つの事業について大きくは理解をいただいて、その後、産品のほうにつきましては、特に商品券の発行であるとか、地場産品の選定がございますので、担当者間でずっと何回か会議を持っておるところでございます。マスクについては、その後どういったルートで配布をいただくかというところの担当課を決めまして、確認してその後の調整に努めておるというところで、同一の担当が一同に介して会議をしながら進めていったとか、そういうことではございませんので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(土本昌幸君) 井上議員。 ◆7番(井上芳弘君) 先ほどの歳入の点のご答弁にも重なる部分はあるんですけれども、それではこのマスクの配布事業を定住自立圏の協定の中の事業としてしっかり取り組みを議論をして進められたというよりも、このコロナ対応で加西市がこんなことを考えているから、配布させてもらってもよろしいでしょうかと、その程度の議論で進んでいるのか、再度この点にお尋ねさせていただきたいと思います。 ○議長(土本昌幸君) 地域振興部長。 ◎地域振興部長(深江克尚君) この前の2人からの質疑でもありましたように、それぞれの各市のマスクの状況をお尋ねした上で、こういった事業にご賛同いただけるかという形で進めてきたところでございます。その定住自立圏の協定の中でしたら、もう少しその費用負担であったりとか、人口割というのは基本そこに準じているところはございますけれども、そういった部分に入らない進め方というところで、しかしこれまで培ってきた定住自立圏の相互支援の考え方を生かしながら、こういった事業をやりたいというところでご理解をいただいて進めてきたところでございます。 ○議長(土本昌幸君) 井上議員。 ◆7番(井上芳弘君) この間の答弁を聞いていますと、せっかくのそういう業者さんからの提起で自分とこの技術を生かして貢献したいというような取り組みだったと思うんですけれども、それが一事業者の販路を拡大するというような事業とも思われないように、受け取られかねない答弁の状況だと思うんです。そういう意味ではもう一度、もろ手を挙げて支援していこうというふうな思いになるような答弁をしっかりとしていただけないでしょうか。全体が理解し難い状況ですけれども、もう一度お願いします。 ○議長(土本昌幸君) 副市長どうですか。副市長が回られたんでんすよね。今、聞いていると2市1町はもらうほうですから、それは何も言わないですよね。こっちは費用負担して出すほうなんで、そこら辺を含めてちょっと説明いただけたらと思うんですけども。 ◎副市長(河尻悟君) 部長のほうから先ほど来説明させていただきましたけれども、臨時議会が終わった後、他市町でもマスク等が不足しているという状況も、話としては2市1町からも伺いまして、そういった状況、それから黒田庄、後ほどご議論いただく黒田庄和牛等畜産業界、それから山田錦の生産の状況、極めて厳しいものがあるということもそれぞれ2市1町の方々からお話を伺っておりまして、そういったお声を受けまして私と地域振興部長のほうが2市1町それぞれ訪問しまして、早急に何か広域定住自立圏の枠組みでできる対応はないかということで、加西市のほうからご提案をさせていただいたと。マスクについては、加西市のほうでこのふるさと納税を活用したクラウドファンディングという形で、最終調整中の段階でしたけれども、その段階で概要をご説明申し上げ、マスクの提供をさせていただくということについてご了解はいただきました。産品のほうについては3市1町で協力して、具体詳細は以後、事務方で進めてもらうということで、それぞれご訪問したときには、市長、町長それから副市長、副町長、担当部長等とご面談させていただいて協議をさせていただいと。 井上議員がおっしゃるように、私自身も伺っていて、あのような協定の中でしっかりとした位置づけというものも議論した上で、定義づけていくということが一定大事であるということは私も全く同感でございます。ただ、今回については先ほど来、部長も申し上げているように、マスクの配布等私のほうから提案した上でスピード感をもって対応したいということで、個別に市町の方を訪れさせて頂いてご提案する形で進めさせていただいたというのが事の経緯でございます。 ○議長(土本昌幸君) 井上議員。 ◆7番(井上芳弘君) 内容としては決して悪い取り組みではないというふうに思うんですけれども、改めてこういった際に連携中枢都市の中での関連自治体の協定があるように、防災あるいはその絡みでも新型感染症対応等の課題も協定書の中身に取り組んで、マスクだけではなく、いろんな物資が医療関係も含めて不足とされていますけれども、そういったものをお互い災害備蓄備品の協力というそういう項目があるんですけれども、そういったところに合わせてしっかりと明記して取り組んでいくべきだというふうに思うんですが、最後にどうでしょうか。 ○議長(土本昌幸君) 副市長。 ◎副市長(河尻悟君) 災害備蓄については、議員おっしゃられたように明記されておりまして、こういったことも含めて今後コロナ対応のところも対策として位置づけていくところについては、2市1町と協議を重ねてできるだけ速やかに定める形で進めさせていただきたいというふうに思います。 ○議長(土本昌幸君) 井上議員。 ◆7番(井上芳弘君) わかりました。 次に、中学校費としてエアコンの設置事業、これもご説明がありました。今度授業を再開するに当たって21人ですか、小規模クラスで再開していくということで、その対応だというふうにお聞きしたんですけれども、この1室をもっていわゆる今授業再開に当たっての子供達のクラスについては、確保できるということでよろしいんでしょうか。 ○議長(土本昌幸君) 教育部長。 ◎教育部長(本玉義人君) 今回、全員が登校する中で21名以上を分室して授業するということで各校に問い合わせをして練っていただきました。その中で、北条中の方で1室が足りないというふうなことで、今回議案計上させていただきましたけれども、議決いただけますと全ての学校でそういった体制が整うというふうなことでご理解いただきたいと思います。 ○議長(土本昌幸君) 井上議員。 ◆7番(井上芳弘君) 部屋の確保と合わせて、教師の対応というのも人数も含めてですけれども変わってくる部分もあると思うんです。今、国は急遽第2次補正等で学校に対して教師の配置等増員していこうという体制ですけれども、加西市の場合、そういった取り組みについてはどうなっていくのかお尋ねしておきたいんですけど。 ○議長(土本昌幸君) 教育部長。 ◎教育部長(本玉義人君) 議員ご指摘のように、分室すればそれだけ教師の人数が必要だというふうなことになってきます。ただ、中学校におきましては、教科担任制ということですので、例えば別々の授業を入れかえながらやっていくことで進めていくことも可能だとは考えておりますし、例えば小学校ですと、北条小学校でありますとか、東小学校はオープンスペースという少し壁を取り払うような構造ができておりますので、そこは教室を少し広げてオープンスペースも利用するような形で1クラスを同じ教室でやるようなことも考えております。その上でですけれども、分室授業をとらざるを得ないというところにつきましては、市費のスクールアシスタントですとか、ヤングアドバイザーとか、あるいは県のほうから加配されている教員等も活用しながら進めてまいりたいというふうに思っております。 さらには、5月末をもってクロームブックを100台準備されるということですので、それを休校が続けば中三に貸し出してオンライン授業も考えておりましたけれども、再開という形になっておりますので、それを活用して一つの教室で授業しているその様子を、一方のほうでスクリーン、モニターに映してやっていくというふうなこともとりながら、子供たちにとって学力が補習的な形で進めていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(土本昌幸君) 井上議員。 ◆7番(井上芳弘君) わかりました。 次に、基金に関連して同僚議員からもあったんですけれども、お尋ねをしておきたいと思います。新型コロナウイルス感染症の対策基金費ですけれども、改めて今回職員への要望について、これが予算化の関係で強制的なものとして受けとめられないかというようなことで報道があって、大きな反響を呼んだと思います。 私も、当初予算の設定について職員だけでなく広く市民の方も含めた寄附金の総額が6,000万円余であるという思い込みから、当日の同僚議員の質問の中で、明らかに全職員のいわゆる今回の定額給付の金額を当てはめて予算化したということを改めて確認をしました。そういう意味では、非常に自分としては十分な対応ができなかったし、とりわけ委員会付託がされない場でしっかりと議論の対象にできなかったことは非常に残念であり、行政職員の皆さんにも私はお詫びをしておきたいと思います。こういう場で言うことでありませんが、お詫びをしておきたいと思います。 ただ、こういった議論の中で非常に大事なことは、いわゆるひとり親家庭の子供さんたちへの1人5万円の支給であったり、20人以下の小規模事業者への20%から50%までの売り上げ減に対応する補助であったり、そういった市の独自施策のメインというようなものの財源がそのまま財源になっていますから、歳入の欠陥があってこの事業がとどめられるようなことがあっては非常に問題があると思うんです。改めて、この職員の特例給付金を財源としてるんですけれども、私はもしこれが自主的なものですから、強制ということは絶対にあってはなりませんから、こういったものが整わないときには財源更正をしっかりとして、市民のための事業については遅滞なく実施していくということが極めて重要だと思うんですが、改めてお尋ねをしておきたいと思います。 ○議長(土本昌幸君) 総務部長。 ◎総務部長(奥隅一博君) さきの臨時会での基金創設の際の質疑の中でのやり取りを持って、そういうふうにおっしゃっているというふうに思います。まず、基金創設に当たりご寄附をお願いする上で何が大事かと、ポイントになるのかという点を考えたときに、基金創設の目的はもちろんのこと、その基金を何にどう使うのか、使途を明確にすること、またそのためには幾ら必要なのかという目標額を掲げることが一定大事かなというふうに考えております。そのように考えた時に目的等は条例で定めておりますが、使途や必要額を明確にできるのは、予算であるというふうに考えたのが事実でございます。 さきの臨時会におきましては、2号補正でお願いしました先ほど井上議員もご指摘いただきましたような市の独自施策について、使途として明示し、速やかに対応したいということでお願いしたものでございます。この必要な予算総額としましては、この時点で6,950万円ございました。そのうちでこの基金から充当で上げさせていただいたのが、3役のカット分と、基金として繰り入れようとして目標としてあげました6,000万でございます。ただ、実際それでは不足分が514万1,000円出てまいりますが、これは財政調整基金から充当しておるものでございます。 そういう意味では、基本的には基金は6,000万という非常にわかりやすい数字を目標額として掲げたものでございまして、その前段では市長がこの基金を創設するに至った際には、ある市民の方から定額給付金が国からおりてくるんだけれど、私はこれは必要ないから受け取らないでおこうというなやり取りがあったというふうに、私はたまたま同席しておったんですが、そういうのがございました。それだったら受け取らないぐらいであればその部分を必要なところへ回してもらえないかというやり取りもあって、直ちにそういう必要としない方の受け皿であったり、そういうコロナ対策に使いたいというような思いの方の受け皿として先行して、神戸市であったり、大阪であったりというような医療系の方に支援したいという思いはあってつくられた基金がございましたんで、それにならって基金を創設したわけでございます。 その中で、この間の質疑で私、市民の皆さんに呼びかける上で職員が率先する方が良いという流れの中で職員1人当たり10万円掛ける600人っていうような相当額という表現をしてしまったんですが、それは必ず職員から出してもらうんでなくて、考え方として10万を出していただけば600人に相当すると、これを職員から必ず充てようと思うんであれば、職員数630何名×10万円という形で計上したかも分かりませんが、そうじゃなくって気持ちとしてメッセージ的に市民の方に向ける上で職員も率先してやって進めていきたいと、またその上ではこのぐらいの予算額が市民の方にも目標としやすいし、職員の方にもわかりやすいとして挙げたものでございまして、決して強制していただいて予算化しようとしたものではございません。その点は明確に否定しておきます。 答弁の中で若干そのようなご指摘があったので、非常に私自身はその点は反省したんでございますが、全会一致で議論いただけたという点では、その部分も含めてご理解いただいておるというような解釈をしておりました。したがいまして、決して職員から強制的にその分を吸い上げてというようなことはございませんので、それは繰り返して確認していきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(土本昌幸君) 部長、次答弁あるときはもっと簡潔にまとめとってください。井上議員。 ◆7番(井上芳弘君) 応援基金の内容についてはわかりましたけれども、もし歳入欠陥があった場合に、市民の事業を遅滞なくという意味での財源更正をしっかりしてくださいっていうのはお願いしときます。 ○議長(土本昌幸君) 総務部長。要望ではありません。答弁をお願いします。 ◎総務部長(奥隅一博君) さきの2号補正の際にも上げておりますように、不足分については財調で当てておりますんで、必要な分は基本的には財政調整基金等の予算を持って実施してまいりたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(土本昌幸君) 井上議員。 ◆7番(井上芳弘君) 最後に、この感染症対策基金というのと、ふるさと応援基金の中にコロナ対策関連ということで挙げられましたね13番目に。いろんなメニューの中に。この項とこの応援基金との関連というのはどのようになっていくのか、先ほどの条例の調整というのはそういう意味が込められてるのかちょっと改めてお尋ねしておきたいと思います。 ○議長(土本昌幸君) 地域振興部長。
    ◎地域振興部長(深江克尚君) 従来のふるさと納税の目的の選択の中に、5月の臨時会で新型コロナウイルス感染症対策支援事業という項目を追加いただきました。それにつきましては、現状のままでしたら今のふるさと応援基金のほうに入ってしまいます。これをコロナ対策基金のほうに移せますよという条例を、丸岡議員のときにも説明したんですが、もう今回でも上げておくべきところですけれども、少しお時間をいただいて次回以降の条例の提案にさせていただきたい、その理由につきましては少し説明させていただきましたけれど、いろんなふるさと納税のサイトと契約いたしておりまして、そういったところの目的と、その方々の寄附された金額それを集計してダイレクトにコロナ対策の方に持っていけるのか、それともふるさと応援基金の方にいったん積んでそこからコロナ対策基金の方に積むような形をとるのか、その辺の最終のシステム的な詰めがまだできておりませんで、少しお時間をいただいて、次回以降の条例の改正の提案をさせていただきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。 以上でございます。7番井上芳弘議員の質疑は終わりました。 ○議長(土本昌幸君) ここで昼食のため暫時休憩といたします。再開は13時30分でお願いいたします。     12時14分 休憩     13時30分 再開 ○議長(土本昌幸君) それでは休憩を解きまして、午前中に引き続き質疑を続行いたします。2番高見博道議員。 ◆2番(高見博道君) それでは、令和新風加西を代表いたしまして、午前中に引き続きの質疑、ご質問させていただきたいと思います。 まず、議案第49号特別職に属する常勤の職員の期末手当の特例に関する条例の制定についてというところから、説明をお聞きしたいと思います。まず、これによる今回の影響額、具体的な金額とこれの必要性について、もう一度重ねてのことになるかもしれませんが、答弁をお願いいたします。 ○議長(土本昌幸君) 答弁を求めます。総務部長。 ◎総務部長(奥隅一博君) 特別職の期末手当の削減に伴います金額でございますが、審議資料のほうにも上げておりますように市長、副市長で332万7,000円、教育長の分として132万5,000円となってございます。 また、必要性でございますが、先ほどの佐伯議員からのご質問に市長もお答えになりましたように、この間、収束には向かっておるというものの、今現在市民の皆さんの生活、とりわけ中小企業事業者の状況が、人が動かないことによって非常に厳しくなってございます。そういったことも踏まえて、今回の削減分をこの4号補正なんかでも、模様が流動化するような施策のほうに充てていくような補正をお願いしております。 また、次にご提案申し上げる5号補正においても、地域経済の活性化に向けたような施策に充てる、また教育環境の整備に充てるというようなことで、対応してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(土本昌幸君) 高見博道議員。 ◆2番(高見博道君) 今、合計金額は言っていただけなかったんですが、合わせて465万2,000円、基金への算入ということですね。それで、実際5月11日に20%減額した後に、本当に本来6月1日議会スタートのところを、5月29日繰り上げてまでこれを実施しようとするところ、このあたりの市長の思い、午前中にも佐伯議員のほうから質問があって答弁をされましたが、再度市長の思いとして、必要があるところがあれば答弁をお願いいたします。 ○議長(土本昌幸君) 市長、登壇の上どうぞ。 ◎市長(西村和平君) =登壇=佐伯議員の質問に対して答弁させていただく形で、私の思いは言い尽くしたというふうに思っておりますが、今の状況が決して、今直面しておる課題に対して十分ではないという認識をしております。さらに強い施策を打っていかなければならない。 そのためには、今、5号まだ提案していませんが、5号まで含めますと、そっちで3,000万円ほどまたマイナスになるんですが、財調基金総額で3億7,000万円の取り崩しということになります。2号、3号、4号、5号を含めて4つで。その中には当然1億6,400万円の国からの交付金も加わった上で、3億7,000万円出さなければいけないというのが今の現状であります。 それも、今提案しておりますものも含めて講じて、今いこうとしておる施策だけでそういうオーダーになっておりまして、財調基金のほうも本当に十分あるという状況ではございません。財政再建をもう出しておりますが、安全宣言をできるような状況ではありません。 そういう状況の中で、やはり今からコロナ基金を増勢することも大変重要でありますので、私のさらに強い思いを表現する方法として、夏のボーナスを受け取らないということは、一つの市民の中で感じていただけるところもあるのではないかなという思いでしました。 そして、副市長、教育長にも協力をお願いしたところでございます。両名とも今の状況の認識を共有することができましたので、快く一緒に歩調を合そうということになりました。その辺のあたりのことは、これは何回も丁寧に市民の皆さんにもご説明する必要があるかなというふうには思っております。 以上です。 ○議長(土本昌幸君) 高見博道議員。 ◆2番(高見博道君) それで、11日の臨時議会でも20%の削減のときに私は市長のほうに質問させていただいて、そのときにはまずは議会の議決されたことについて同調して合わせることが大事だと、そして両輪で頑張っていこうというような内容だったと思います。 ところが、今回の提案については、それから本当に1週間余りたってからすぐ、この議案の話があり、なおかつ6月1日通常の6月議会を日程を繰り上げてまでしようという、そのあたりが私なかなか納得がいかないところがありまして、この11日の議会のときにも、この新型コロナの対策については急がないといけない、ただ、すぐに収束する、本当に長期にわたる対策になるというお話もあったと思うんですけど。 それからいくと、別に6月1日にその夏の賞与のカットではなくてほかの方法、7月、8月以降かわかりませんが、給与をカットされることが、私は基本的にお3人の賞与カットされることについては、もう余裕があれば出していただけるのは全然賛成なんですけども、それを日程変更する混乱まで起こさなくても、落ちついた次の対策もできたと思うんですけども、市長そのあたりはどうお考えでしょうか。 ○議長(土本昌幸君) 高見議員、何回も市長答弁してますけど。もう1回もらえますか。市長お願いします。 ◎市長(西村和平君) =登壇=6月1日開会予定がきょうになったことは、まことに申しわけなく思っておりまして、冒頭挨拶で申し上げましたが、ご協力に対しては感謝しておるところでございます。 これも単なる技術的なことで、ボーナスカットということになると、6月1日ではだめだということで、そんなに前倒しになるわけではありませんが、きょうの日になっております。 そして、ほかの方法でというのも当然あると思います。一定のこの時期に市民の皆さんがインパクトとして受け取っていただける方法は何かなということを、私としては考えました。 議員の皆さん、市民の皆さんの報酬に対する思い、私や、あと副市長、教育長に対する報酬に対する思い、どういうお声を集めておられるのかわからないんですが、結構やっぱり厳しい見方を私はされておると思っております。十分、多額の報酬をもらっておると言われる方のほうが多い現状でありまして、その報酬をまた今、国が2割でしたので、2割カットするということが、どれぐらい皆さんに今の危機的状況を打開するための我々の一つの行動として認識していただけるかということを考えたときに、まだまだ弱いのではないかなという思いは、私は持っておりました。 そして、今の事態を見ますと、さらにこれは深刻な事態だなというのが一つ。要は5月11日からもう時間がたってないのにというところをお答えしますが、さらにこれは深刻だなという私の思いをいたしました。 また、先ほど3億7,000万、これは5月11日にも皆さんどういうオーダーで目標にするのかというのは、誰も恐らく聞かれなかったという僕の記憶なんですが、私は財調基金を取り崩さないようなぐらいは集めたいなという思いでありまして、そしたら、きょうの日分3億7,000万集めないといけない。その3億7,000万を集めるのに、このままの我々のカットで市民の方が反応というのか、応えていただけるのかなということを考えますと、さらにみずからの分については切り込んでいかなければならないなという思いでありました。 また、議員の皆さんとああしていこう、これは本当に私としては強く思っております。この今の事態には、歩調を合わせてやっていくことが大変重要だと思っておりまして、11日はそういう一つの形ができたと思っておりますが、議員の皆さんの対応と我々執行者の対応は一定違う部分があってもいいのではないかなという思いを持っていまして、より執行に当たってより責任があるのは私たちであるなということで、そこへの責任ということで、さらに皆さんよりはプラスした対応をするということにしたところでございます。 歩調を乱すという意味では全くありませんので。歩調は合っておるという上で、さらに我々の立場上の責任をあらわすために、こういう措置を今ご提案申し上げておるという状況でございます。 以上です。 ○議長(土本昌幸君) 高見議員。 ◆2番(高見博道君) それでは2つ目のほう、議案第60号令和2年度加西市一般会計補正予算(第4号)についてお聞きしたいと思います。 もうほぼ同僚議員からも一通りお話もあったんですけども、再三で申しわけありませんが、マスクの配布事業について、今、市長が言われたように財政的にも大変だというときに、近隣の分まで本当に用意しないといけないのかなというようなことをちょっと感じたりするんですけども、この定住圏じゃなくても市内の子供ら、今から暑くなってきますので、文部科学省からは、学校で運動中とか距離が保てれば、反対に熱中症を避けるためにマスクは外してよいというような案内もあったりするわけですけども、そのあたりのところで、必要性が本当にあるのかどうか。また、市内だけではできなかったのかどうかということをもう一度お聞きしたいと思います。 ○議長(土本昌幸君) 地域振興部長。 ◎地域振興部長(深江克尚君) まず、マスクの必要性というご質問でございます。暑くなってくると、また学校の再開に応じてその場面場面で、マスクは必要ではないかというご意見でございます。確かにそういった要素はございますが、今から長期的なコロナウイルス感染症との闘いを、まあ夏で終わればいいんですけれども、長期戦を覚悟して一定、マスクの必要性は継続していくものと考えております。また、本当に暑くなってしまう前に、できるだけ早くマスクの配布をしたいという思いから、早期のクラウドファンディングに努めたところでございます。 また、加西市内でないといけないのかというご意見でございますけれども、これまでにもご説明いたしましたように、クラウドファンディング、自分のところの市が市内だけがよければいいという趣旨の事業を立ち上げては、これほどまでに賛同は得られないという思いで、広域でみんなで頑張っていきましょうという趣旨のプロジェクトを立ち上げたからこそ、返礼品に魅力があるからというご意見もございまして、確かにそういう要因はあるとは思いますけれども、こういった意義にご賛同いただけての現在のご寄附額に至っているものと理解しておりますので、ご理解いただければと存じます。 以上でございます。 ○議長(土本昌幸君) 高見議員。 ◆2番(高見博道君) 続きまして、2つ目の商工振興費、共通商品券事業補助についてなんですけども、概略はもう同僚議員も聞きましたので割愛させていただいて、実際この事業自体当初から予定があって、今回は増額なんですが、過去たしか8年ぐらい前からいろんな形であるということなんですが、昨年までの実績また換金率等、そのあたりはどういう結果だったかご説明お願いしたします。 ○議長(土本昌幸君) 地域振興部長。 ◎地域振興部長(深江克尚君) 平成27年にプレミアム率20%で2億円の発行をして以降は、プレミアム率が10%で発行金額が5,000万を昨年まで継続してまいりました。その中で応募状況に増減がございますけれども、先ほども言われました換金率については99.数パーセントとほぼ100%に近い換金率を毎年続けておるという状況でございます。 ○議長(土本昌幸君) 高見議員。 ◆2番(高見博道君) 大変高い換金率で今回もそうなるのかなと思うんですが、あと3番、4番についてはエアコン事業、それから基金の積み立てについてはもう既に同僚議員から質問もありましたので、割愛させていただきます。 以上で終わります。 ○議長(土本昌幸君) 以上で、2番高見博道議員の質疑は終わりました。 以上で通告によるところの発言が全部終わりましたので、質疑を終結いたします。 △議案第60号に対する修正動議 ○議長(土本昌幸君) 11番深田真史議員。 ◆11番(深田真史君) 動議を提出いたしたいんです。 ○議長(土本昌幸君) わかりました。皆さんにお諮りする関係がありますので、どのような動議かおっしゃっていただきたいのですが。まだ、発言許可が出ておりませんので、件名程度で結構ですからおっしゃってください。 ◆11番(深田真史君) 補正予算(第4号)の修正動議を提出いたしたいと存じます。 ○議長(土本昌幸君) ただいま、深田議員から補正予算の修正動議が提出されました。賛成の方ございますか。     (賛成者 挙手) ○議長(土本昌幸君) 賛成多数であります。 以上で、本動議は成立いたしました。 ここで暫時休憩といたします。     13時48分 休憩     13時54分 再開 ○議長(土本昌幸君) 休憩を解きまして議事を再開いたします。 ただいま上程中の議案第60号に対しまして、深田真史議員ほか2名から修正案が提出されましたので、提案説明を求めます。11番深田真史議員。 ◆11番(深田真史君) ただいま上程されております議案第60号令和2年度加西市一般会計補正予算(第4号)に対する修正案について、提案者を代表して説明いたします。 今回はふるさと納税推進事業のうち、定住自立圏域マスク配付事業費1,300万円を削除し、再度財政調整基金に戻すというものであります。 今のところ3市1町の北播磨広域定住自立圏の枠組みで、加西市が音頭を取ってマスクを配布する必要性が認められません。もし必要であるならば、各市町で自分のまちの財源をもってそれぞれが対応していくことが基本であると考えます。今、物議を醸しているように、加西市は寄附をお願いしないといけないほど財政に余裕がないにもかかわらず、この予算書で示されているように市の財政調整基金を取り崩し、ほかの自治体の住民にマスクを配布する必要があるのか疑問であります。 そもそも予算案を上程する前から、楽天のサイトでクラウドファンディングが始まっていますが、このようなやり方につきましても、議案を付すことを決めておきながら既に実施していること自体、議会軽視ではないのかという強い違和感を覚えるものでありますので、この際、意見しておきます。 以上、補正予算(第4号)に対する修正案の提案説明といたします。議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(土本昌幸君) 以上で修正案の説明が終わりました。 △質疑・討論 ○議長(土本昌幸君) これより修正案に対する質疑を行います。ご質疑のある方ございませんか。(なし) ご質疑もないようですので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま上程中の議案第49号及び議案第60号につきましては、会議規則第37条第3項の規定に従いまして、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(土本昌幸君) 異議なしと認めます。 よって、さように決定いたしました。  続いて、討論に移ります。ご意見のある方ございませんか。7番井上芳弘議員。 ◆7番(井上芳弘君) =登壇=失礼をいたします。今般提案をされております2つの議案に対しまして、私はいずれも賛成の立場で討論をしたいというふうに思っております。 まず、特別職の報酬についても、さきの臨時議会でも意見として特別職の姿勢について問う質問もございました。そういった中で、市長あるいは副市長、教育長等がみずから判断をされたものであると思います。それはそれで容認をするべきだというふうに思います。 次に、今回の補正であります。とりわけこのクラウドファンディングについてなんですけれども、確かに質疑でも指摘がありましたし、私も予算に審議にかける前にこういった事業が大々的に進められていくというのは、これまでも予算編成に当たって、その期の初めから事業として進めていかなければならないような場合は、行政からも説明があって認めてほしいというようなことも確かにありました。今回、コロナの問題で非常に緊急を要するということですけれども、やはりこういった事業を広く進めていくに当たっては、議会に事前に諮っていくというのは当然であって、市民よりもそういった周知がおくれるというようなことがあってはなりませんから、そういったところはしっかりと対応していただきたいというふうに願わざるを得ません。 私はこの事業について、さまざまに問題はあると感じましたけれども、この事業の目的については担当課で話し合われたということですから、その状況に沿って事業が進められているということについて、これのストップをかける理由はないというふうに思います。 現在での定住促進のこの協定の中でも、防災であったり、その防災にかかわる備蓄品の協定であったり、そういった内容はきちっと明記をされております。具体的にマスクというものがあるわけではありませんけれども、今回の2期目の協定を発効するに当たって、そのパブリックコメントを読ませていただいたら、こういったコロナの緊急時に当たって、改めて自治体が協力をして安心安全のまちづくりをしていく、その重要性を改めて感じたと記されておりました。また、マスクを初めそういった備品もしっかりと協議をして、連携をして備蓄していくというようなことの重要性も意見として書かれてありました。 こういった内容からも、現在のこの取り組みを全て否定したるべきではないと思います。これは遺憾ではありますけれども、既に対市民的にはこの事業を評価して、既に目標の半分に及ぶ寄附がされているわけですから、これをしっかりと生かしていくことは、私はきわめて重要だというふうに思っております。 ただ、今後指摘もありましたように、こういった一方的なとも思える施策が妥当かという問題はあります。 私はこの定住自立圏の中心市として、国からの補助についても多く周辺市よりもいただいているという現状からも、主体的にそういったことを取り組んでいくということは決して否定するべきものではないと思います。今後さらに連携を深めて、加東市、西脇市、多可町、こういったところのいいところもじっくりと協議し合って、それぞれがその力を発揮できる環境を、やはり中心市として責任を果たしていくべきだというふうに思います。こういった立場で、さまざまな指摘、欠陥部分もありますけれども、ぜひさらに是正をして、広域の3市1町が協力をし合って北播地域全体が住みやすい安全なまちになるように努力していくべきだと思っております。 そういった立場で今回の提案については、本提案された議案を私は賛成をして、修正案、これはもうぜひこういった指摘については聞く耳を持たなければいけないと思うんですけれども、私は本行政から提案されている議案に賛成することを表明いたしまして、討論といたします。 以上です。 ○議長(土本昌幸君) 傍聴席静かに。他に討論のある方ございませんか。10番丸岡弘満議員。 ◆10番(丸岡弘満君) =登壇=失礼いたします。自由民主党・無所属の会を代表いたしまして、先ほど提案されました議案第60号令和2年度加西市一般会計補正予算(第4号)の修正案、定住自立圏の圏域のマスク配付事業費を除いたこの修正案に対して、賛成の立場で討論をさせていただきます。 このたび、国の緊急事態宣言が解除されましたが、これまでの新型コロナウイルス感染拡大によって、市民生活や市内経済、学校教育などさまざまな場所で大きな影響が出てまいりました。今、まさにそういった影響から前へ前へと物事を進め、我々がこれまで営んできたもとの生活へと一刻も早く立て直すことが急務となっております。そのためにも、国、県の支援は無論のこと、加西市としての支援を迅速に行い、刻一刻と状況が変わる中で、そのときどきに応じた支援策を講じていく必要があると考えます。 さて、今回の予算全てに問題があるわけではありませんが、この定住自立圏域マスク配付事業においては、コロナ禍に加西市の財源を多額に使って今行うべき事業なのかということを、一旦冷静になって正しい事実に基づいて客観的に判断しなければなりません。 先ほどの説明では定住自立圏域の加西、加東、西脇、多可の3市1町の中学生以下の子供約1万5,000人、妊婦約1,000人、施設等に入所している高齢者約2,000人、合計約1万8,000人に、市内事業者がつくる伸縮性にすぐれたやわらかい素材を使用したマスク1枚250円、合計54,000枚の1,300万円分を無償で配布しますということでありましたが、加西市は他の2市1町にまで市民の税金で配布する余裕はあるのでしょうか。 また、作成したマスクを各市役所へ持って届けることだけで、定住自立圏域でのお互いの真の協力支援と言えるのか疑問でありますし、2市1町の各地域ではマスク不足の3月、4月では、民間から高性能マスクや手づくりマスクを寄附されたという連日報道がされており、無料でマスクをいただけるならば当然喜ばれるかと思いますが、協定にかかわる根幹となる部分を飛ばし、一方的な送りつけにならないのかという心配もするところであります。 さらに、多可町のふるさと納税返礼品の1つには、社会貢献を前提とした趣旨のもと、20年近く縫製工場としてOEMマスク製造を担ってきた地元企業のマスクも返礼品として既にあり、また販売をされております。5月14日には地元である兵庫県多可町の未就学児を対象に、エコテックススタンダード100認証を取得した子供用マスクを3,000枚寄贈されております。この企業さんはその約1カ月前の4月7日も、5,000枚を多可町へ寄贈をされております。 そして、西脇市には皆さんご存じの自社の生地技術を生かし、下着素材のマスクの製造をし、新聞報道では、3月24日に地域の子供たちへマスクをプレゼントされ、市や商工会議所や播州織の布マスクをPR事業として展開しているなど、2市1町には同じようなマスクを生産する会社や寄贈する会社は多くある中、わざわざ加西市の税金、またその加西市以外からの税金も含めますが、送る必要はどこにあるのでしょうか。この加西市の行為によって2市1町の地域産業の振興に影響を与えたりはしないでしょうか。 先ほどの答弁でも明らかになりましたが、マスク配付の財源を寄附して集めるということでありますが、仕組みは単なるふるさと納税制度を活用しているだけでありまして、寄附額の約半分は返礼品や手数料などを支払うお金であり、クラウドファンディングという説明ではありますが、全経費が寄附で賄われておるわけではありません。 しかも、企業さんの思いを実現するために、別に行政が1,300万円も投入して支援することではありませんし、企業単独でクラウドファンディングを活用し多くの資金を集めることも可能ではないかと考えます。 また、本来なら条例改正も必要となってきているような現状、また予算組みについてもトリッキーな仕組みとなっており、そして何よりも議案審議をする前から事業が既にスタートしているということは、これは議員として認められることではありません。強く意見を申し上げます。 また、実際にはこのプロジェクト、崇高な理念、趣旨に賛同しているというよりも、トースターが欲しい人は自動的にプロジェクトに賛同したようになっている点や、またコロナ対策支援事業しか選べない中において、寄附をマスク事業に使うことが果たして適切かつ妥当でしょうか。 特に今現在、高性能で安価なマスクが多数市場でも出回ってきており、加西市は職員や市民への寄附をお願いしている大変厳しい状況で、他の自治体へマスクの配布ができるほど財政的な余裕はないとして、修正案に賛成をいたします。 ○議長(土本昌幸君) 他にご意見のある方。2番高見博道議員。 ◆2番(高見博道君) =登壇=今回の即決議案、議案第49号及び議案第60号について賛成の立場で討論させていただきます。 即決を伴うコロナ対策、大変それには共感するところがあります。早くいろんなことをしないといけないとは思いますが、ただその中で今後ぜひ、本当に市長、本当に市のほうも、しっかりやっていただきたいところは先ほども言いましたが、本当に思いつきに思われないようにしっかりと議案の提案、それから作成をお願いしたい。 といいますのも、今回27日に新聞報道、テレビで取り上げられたように、本来とは、意思とはもしかしたら違うかもしれない基金の設立にであります。幾ら市長のほうから説明があったとしても、2回、3回と職員に対して10万円の給付金の協力の要請があった場合には、やはり首長、市長がいわゆる一般企業でいう社長、経営者であります。そちらから再三言われますと、かなりなプレッシャーがかかるのではないか。 また、今回のボーナス全面カットこういうようなこともあわせてすると、本当にプレッシャーを感じてしまうのではないかと勘違いされてしまう。そういうようなことがないようにしていただきたい。 そして、即決は当然よろしくないわけですけども、議会をしっかり審議せずに事前に事業が進んでいる。そういうところの今回の1,300万のマスクの件も、本当に必要性があるのかどうか、しっかり本当はもっともっと見ていただきたい。そのあたりは思うのであります。 新型コロナ対策はまだまだ今からいろんなことが起こるかもしれません。第2波、第3波ということもありますが、本当にどっしり腰を据えていただいて、市長には市政に取り組んでいただきたい。そういうようなところで、提案されております議案にはいろいろな思いがありますが、賛成の立場で討論とさせていただきます。 ○議長(土本昌幸君) 他にご意見のある方。8番中右憲利議員。 ◆8番(中右憲利君) =登壇=失礼いたします。議案第49号特別職に属する常勤の職員の期末手当の特例に関する条例の制定についてに賛成の立場から討論させていただきます。 市長、副市長、教育長に関しては、5月11日の臨時議会で、報酬の20%カット6カ月及び令和2年6月期の期末手当の20%カットという条例案が承認されています。加西市みんなで支え合う新型コロナウイルス感染症対策基金をつくって、市職員、市民、企業、団体に寄附をお願いする立場として、みずからの報酬をある程度カットして基金に入れるということは、まあ当たり前のことと思います。 ただ、そのとき私は議員の私たちより大分報酬、期末手当が多いのに、カット率は同じなのかということをちょっと思いました。今回、6月期の期末手当を全額カットすることになる条例を出されたということで、やはりそのあたりを同じように感じられていたんだなと思いました。 しかし、幾ら報酬が多いといっても、先日の報酬、期末手当カットから、さらに市長は180万円以上、副市長は140万円以上、教育長は130万円以上カットすることになります。これはなかなかできることではなく、今回の新型コロナの基金に寄附をお願いする責任者としての役割の重さを十分感じられてのことだろうと思います。 もちろん、私たち議員も含めて報酬カットをするということは、褒められたことでも賞賛に値することでもありません。むしろ邪道であろうと思います。報酬以上の働きをして市民に返すのが、本来あるべき姿であろうとは思います。 しかし今、新型コロナの影響で通常の商売ができない人たち、収入が減少して生活が困窮している人たち、命がけで働いている医療従事者の方々、また長期間学校に行けなかった子供たちにできる限りの支援をするために設けられた基金に寄附をお願いする立場で、率先して痛みを分かち合って、大きな報酬カットをして基金に積み立てるという心意気は、評価すべきだと思います。 以上、賛成討論といたします。 ○議長(土本昌幸君) 他にご意見のある方ございませんか。14番森田博美議員。 ◆14番(森田博美君) =登壇=失礼をいたします。討論に立つのも久しぶりでございます。きょうはぜひぜひ皆さんの意見を聞いて、発言をしたいと。それと21政会の中から賛成討論が出る状況でないので、21政会を代表して賛成討論をしたいということで登壇しております。 いつも本会議の最終の討論で、議案に賛成するけれども、あれやこれや気に入らん部分、それをたくさんたくさん取り上げて、悪く言えばけちをつけるだけつけて、賛成だけはすると、そういうことをこの間自分の議席に着いておって聞きながら、そこまで反対する意味合いの討論をするんであれば、潔く反対をすればいいのではないかというふうなことも思いつつ、きょうまでそのことについての反論をしてこなかったわけでありますが、きょうは今審議をされております2つの議案に全面的に賛成をする立場で討論に参加をいたします。 修正案も出ておりますが、修正案については執行者が考えてこれまで取り組んできて、そのことを議案にまとめて議会に諮っておる。その中身をここで一緒に聞きながら、なぜこの修正案が出てくるのか理解に苦しみます。 加西市に余裕があってマスクを配るのではないでしょう。どうですか、皆さん。そんなこと担当部長、副市長発言しましたか。余裕があってやるもんではないです。 地元企業から地域に貢献をしたい、そのことを担当部局で受けて、そうであるならば、マスクは西脇もつくってますよ。いろんなところで手づくりもしている。しかし、地域貢献をしたいというその企業のその考えを市のほうで受けて、加西市だけで取り組むんではなしに、この際、北播磨3市1町で構成している、その北播磨広域定住自立圏の皆さんにも呼びかけて、官民連携に加えて広域連携の中で、マスクは幾らあっても今余分なもんではないです。 そして、そのマスクの生地も業者が専門性の高いというんですか。開発をしてどこにも負けない商品ですよ。それを北播磨の皆さんに使ってもらおう。しかし、住民全員に配るんではなしに、妊婦及び高齢者、子供たちにと、そのことを視野に入れてクラウドファンディングをやりましたと。取り組みましたということです。 それを議会にかけてなかったから議会を軽視しているという意見もありましたが、そうでしょうか、皆さん。ふるさと納税については、我々議会は市民よりいち早く説明を受けて、市長が毎定例会のごとにその状況を報告をし、機会あるごとに担当者のほうも我々議員に対しては情報提供してくれている。その中のクラウドファンディングを今回使ったと。 私はいよいよお金が集まってその事業を執行したい、実現したいというところに来て、議会に議案として上げてきているんですから、私は執行権のある執行者の責任ある対応というふうに思います。担当部長のほうからは、今後条例の改正の部分も考えていきたいということでしたが、よりこう説明のつくというんですか、色分けをして、それぞれの手法で集めたお金を、集める方法も含めて明確にしていくということですから、それはそれとして今回の対応については問題がないというふうに思います。 市長初め市三役、一般行政、教育行政のそれぞれのトップから、みずからのボーナスを返上してカットして財政厳しいコロナの対策に使ってほしいと、この強い思いは我々しっかり受けとめて、我々議会はそれに先んじて2割のカットをしよう。そのときには市長も副市長も教育長も協力をして、さらに今回のカットを提案した。それだけ市長の思い、それぞれの立場の責任者の思いは強いわけです。 一方で、職員を初め市民の皆さんに、余裕がある皆さんにはぜひとも寄附をしていただきたい。協力をしていただきたい。応援をしていただきたい。そのことをお願いする立場にある者が、それぞれきょうはこの議案の中に思いを込めてカットをしているんだというふうに思います。 さきのコロナ対策の支え合いの基金について、私はマスコミでああいう取り上げ方をされて、市民の中でいろんな書き込みがされて広がっていくことが、不思議でならないんです。 我々議会はその条例案を審議をしたはずです。全会一致で決めたんです。ああいう誤解が、受け止め方の間違いが出てきたときには、賛成をした議員として、議会で議決をした立場の議員として、いやそういう意味ではないんですと、市長や担当部長の考えはこうですということを我々は説明をせないかん立場にいると思うんです。そうでしょう。 それを協力をしない職員がこういうことを言うている。それはそうかもわかりませんよ。しかし、市長がその基金の設立に当たっては、職員に対して何度も意見交換をして、協議をして、相談をしてきて、上程しているということでした。 その今間違った受け止め方をされていることも、これから我々の力で払拭していかなければならないという思いを強くしながら、今のこの2つの議案に全面的に賛成をする立場で討論をさせていただきます。よろしくご審議お願いをいたします。 ○議長(土本昌幸君) 他にご意見のある方ございませんか。(なし) 他にご意見もないようですので、討論を終結いたします。 △討議 ○議長(土本昌幸君) 先ほど討論がありましたが、討議はございませんか。11番深田真史議員。 ◆11番(深田真史君) 先ほど討論をされました森田議員にお聞きをしたいと。 ○議長(土本昌幸君) ちょっと待ってくださいね。討議の申し出がありましたけれども、賛成の方ございますか。     (賛成者 挙手) ○議長(土本昌幸君) これで討議は成立いたしましたので、11番深田真史議員。 ◆11番(深田真史君) 先ほど森田議員の討論の中で、私が不思議に思った点について質問したいと思います。 議決権の行使ということが言われましたけども、執行機関が予算を上程して、議決を経て、それが執行していくという手続を踏むための議会であるにもかかわらず、いやそれを議会に付さなくても、もう執行機関やからいってもうたらいいんやというような受け取り方を私はしたんですけど、それは議会はいらんということなんでしょうか。議会の議決行為に対してどのようにお考えなのか改めてお聞かせください。 ○議長(土本昌幸君) 14番森田議員。 ◆14番(森田博美君) 私の発言の不十分なところかもわかりませんが、私はふるさと納税の寄附金の議会での承認というんですか、議決の中で、今回クラウドファンディングの取り扱いをしたというふうに考えてます。そのために担当部長のほうは、そこはまた踏み込んで実際2種類の集め方というんですか、そこについては今後条例上の扱いをするということでした。 決して、議会が不要やとかそういう意味合いで発言したものではなしに、ふるさと納税の寄附金については今回クラウドファンディングの、これは執行者の知恵がそうさせたもんであるというふうに思いますので、そのように発言をいたしました。 ○議長(土本昌幸君) 深田真史議員。 ◆11番(深田真史君) 私は常日ごろあなたの意見を聞いておりまして、非常に感情的になって、西村市長あるいは執行機関を擁護しておるといいますか、そういうふうに聞こえてならないんですね。 それで、今回のそのクラウドファンディングが既に実施されておるということは、これそのもの自体が議決行為なわけですよ、予算上は。そうでしょう。あなたの認識は、そんなもんいってもうたらいいやないかと言うたら、予算を審議する意味があるんですか。議決をする行為があるんですか。その根本的な部分が問われてるんですよ。その点についてお聞きしている。 ○議長(土本昌幸君) 森田議員。 ◆14番(森田博美君) 西村市政を支持しているのは間違いございません。私は市長を初め、今の市役所の体制そのもの、職員の認識、自覚、職務に対しての向き合い方、全てこれまで議員の立場で執行者を見てきましたが、すばらしい西村市政であるという立場でいつも判断をしておりますし、必要があれば発言をしております。 今回のクラウドファンディングについても、議会の議決が必要やというところまでは私は判断しなくとも、ふるさと納税の延長というふうに考えれば私は理解できると。しかし、今後の取り扱いについては、担当部のほうで考えていくという部長の意見も、それは真摯に受けとめているという発言内容でございます。 ○議長(土本昌幸君) 深田議員。 ◆11番(深田真史君) クラウドファンディングとふるさと納税と一応は線を引いて考えましょうという答弁だったですよね。何もその一体型で取り扱うんじゃあ、一緒違うんか。ふるさと納税と一緒違うんかと、丸岡議員お聞きになられたけれど、それはちょっと違うんやというような趣旨の発言だったかと思うんですよ。そうでしょう。いや、普通のふるさと納税の寄附金違いますっておっしゃったやないですか。そうでしょう。別に手上げてない。 ○議長(土本昌幸君) 手を上げてない。討議してください。 ◆11番(深田真史君) おっしゃったんで、それで申し上げてるんですけどね。 そこで、話題変えましょう。その議員の修正権であったり、発言権というものを、森田議員は、いつもその西村市政に対して異論があるということを、先ほどの議論の中でけちをつけるという発言がありました。私は、これはとても容認できる発言ではありません。 議会は議論する場ですから、その一つの物事をするということに対しても、賛成の意見もあれば、反対の意見があってしかるべきです。それをお互いが尊重し合って、最終的に一つの物事に決まるという手続を経る場において、けちをつけるとかそういうふうな発言はやはり慎んでいただきたいと思いますし、これはそういう発言そのものを何でしょう、圧力のごとき、ねじ伏せるようなそういうふうにも聞こえるんですよ。 ○議長(土本昌幸君) 深田議員、議員間討議ですので。 ◆11番(深田真史君) ですから、言うてるやないですか。そういうことを思うんですけど。森田議員のその議会での議員の発言について、根本的な部分を私問い直さないかんなのかなと思ってるんですが、その点いかがでしょう。 ○議長(土本昌幸君) それは今回の議案と全然関係ないので、そのあたりどうですか。ちょっと待って。 ◆11番(深田真史君) 先ほどそういう発言がありましたので、お聞きしている。確認しておる。 ○議長(土本昌幸君) 討論のこと言ってるんやね。森田議員、今の深田議員の。座ってください。深田議員の発言に対してありますか。 ◆14番(森田博美君) 威圧的に発言したときもありません。思いがこもって声が大きくなって、これは性格的なもんというふうに思います。マイクがなかっても、しゃべるいつもの勢いを持っております。そのことで圧力を受けるというふうに思われるかもわかりませんが、私自身はそんなことは全く思っておりません。議会の場で、賛成反対含めて十分審議をするというのは、私も深田真史議員同様に自覚をしております。そのことを肝に銘じて、議員活動を取り組んでおります。 ○議長(土本昌幸君) もう終わりました。また次回でお願いいたします。他に討議のある方ございませんか。2番高見博道議員。 ◆2番(高見博道君) でも、賛同者がいる。言っていいんですか。 ○議長(土本昌幸君) どうぞ。ちょっと待って。 ◆2番(高見博道君) すみません。森田議員の発言、討論のところでお聞きしたいと思います。わかりました。 討論については賛成か反対。その内容だけで発言、中身は一部けちをつけるような反対の内容を込めても、賛成とかそういう討論はおかしいという、先ほどお話があったと思うんですけども、賛成反対の意思表明だけでしたら、最後の決議のところで手を挙げるか挙げないかで表明できるわけです。そして、提案された議案の内容について、全面的に賛成の場合も当然討論でお話しもできますが、その中でも自分が思う、ここは本当はこうであってほしいという思いを一緒に言っていいのが、私は討論だと思っていたんですけれども、それは違うのでしょうか。 ○議長(土本昌幸君) それ、ちょっと待って。誰に討議を、森田議員。14番森田議員。 ◆14番(森田博美君) 高見議員だからあえて答弁をしますが、高見議員に対しての思いを言ったもんではありませんので、そこははっきりさせておきたいと思います。  以上です。 ○議長(土本昌幸君) まだ討議をされますか。よろしいですか。じゃあ、討議はこのあたりでよろしいでしょうか。(なし) 議員会討議を終わります。 △採決 ○議長(土本昌幸君) これより採決を行います。 まず、議案第49号特別職に属する常勤の職員の期末手当の特例に関する条例の制定についての採決を行います。 お諮りいたします。議案第49号は可決することに賛成の方の挙手を求めます。     (賛成者 挙手) ○議長(土本昌幸君) ありがとうございます。賛成14、反対0、以上のとおり全会一致であります。 よって、議案第49号は可決することに決定いたしました。 次に、修正案が提出されております議案第60号令和2年度加西市一般会計補正予算(第4号)についての採決を行います。 まずは修正案から採決を行います。 お諮りいたします。議案第60号の修正案について、可決することに賛成の方の挙手を求めます。     (賛成者 挙手) ○議長(土本昌幸君) 賛成5、反対9、以上のとおり賛成少数であります。 よって、議案第60号の修正案は否決することに決定いたしました。     (傍聴席からの発言あり) ○議長(土本昌幸君) ただいま、議案第60号の修正案が否決されましたので、これより原案について採決を行います。 お諮りいたします。議案第60号は原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。     (賛成者 挙手) ○議長(土本昌幸君) ありがとうございます。賛成11、反対3、以上のとおり賛成多数であります。 よって議案第60号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 △議案一括上程 ○議長(土本昌幸君) 次は、日程第6、議案第49号及び議案第60号を除く議案第48号から議案第61号までの12件を一括議題といたします。 △提案説明 ○議長(土本昌幸君) それでは、直ちに提案理由の説明を求めます。市長、登壇の上どうぞ。 ◎市長(西村和平君) =登壇=先ほどは、本日提案しております即決をお願いしておりました2件につきまして、議決決定を賜りましたことありがとうございました。 次に、議決いただきました2件を除く議案についてご説明申し上げます。 議案第48号は、加西市職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例の制定についてであります。本条例は新型コロナウイルス感染症の感染者等への対応として従事した職員に対し、国及び兵庫県に準じた特殊勤務手当の特例を定めるものでございます。 議案第50号は、加西市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。本条例は令和4年春に完成予定の加西市地域活性化拠点施設において、施設完成前に指定管理候補者を選定し、設計または施工の段階からその意見を反映させるため、指定管理者の指定手続等における準備行為を定めることについて、所要の改正を行うものでございます。 以上2議案の内容につきましては、総務部長より説明をさせます。 次に、議案第51号は加西市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてであります。本条例は行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部が改正され、個人番号を通知する「通知カード」が廃止されることに伴い、当該通知カードの再交付に係る手数料を廃止するため、所要の改正を行うものでございます。 議案第52号は、加西市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてであります。本条例は新型コロナウイルス感染症の影響により、収入の減少が見込まれる被保険者の負担を軽減するため、国民健康保険税を減免することについて、所要の改正を行うものでございます。 議案第53号は、加西市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてであります。本条例は介護保険法施行令及び介護保険の国庫負担金の算定等に関する政令の一部を改正する政令の施行に伴い、第1号被保険者に対する介護保険料の軽減措置が強化されたこと、及び新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した第1号被保険者の負担を軽減するため、保険料を減免することについて、所要の改正を行うものでございます。 以上3議案の内容につきましては、健康福祉部長より説明をさせます。 次に、議案第54号は加西市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。本条例は所得税法等の一部を改正する法律及び地域再生法第17条の6の地方公共団体等を定める省令の一部を改正する省令の施行に伴い、企業の拠点強化に関する課税の特例の適用期限が2年間延長されたこと及び引用する条文に条ずれが生じたため、所要の改正を行うものでございます。議案の内容につきましては、地域振興部長より説明をさせます。 次に、議案第55号は加西市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。本条例は東高室地区地区整備計画区域内に建築することができる建築物の用途に、フィットネスクラブなどの運動施設を追加するため、所要の改正を行うものでございます。議案の内容につきましては、都市整備部長より説明をさせます。 次に、議案第56号は加西市学校給食センターの設置及び運営に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。本条例は加西市南部学校給食センターの移転に伴う所在地の変更及び加西市学校給食運営審議会の委員定数を減ずるため、所要の改正を行うものでございます。議案の内容につきましては、教育長より説明をお願いいたします。 議案第57号は、土地改良事業の計画の概要についてであります。本件は加西市北条町東高室地区において、新たに施行しようとする土地改良事業の計画の概要を定めるため、土地改良法第96条の2第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。議案の内容につきましては、地域振興部長より説明をさせます。 議案第58号は、加西市図書館等空調設備改修工事請負契約の終結についてであります。本件は令和2年5月11日に制限付一般競争入札に付した加西市立図書館等空調設備改修工事について、その予定価格が1億5,000万円以上となったので、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 次に、議案第59号は加西市立南部学校給食センター改築工事請負変更契約の締結についてであります。本件は加西市立南部学校給食センター改築工事の工期の延長を行うことについて、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 以上2議案の内容につきましては、都市整備部長より説明をさせます。 次に、議案第61号は令和2年度加西市一般会計補正予算(第5号)についてであります。今回の補正は歳入歳出それぞれ2億4,104万8,000円を増額することについて議会の議決をお願いするものでございます。内容につきましては、総務部長より説明をさせます。 以上、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(土本昌幸君) 市長の提案説明が終わりました。 続いて、担当部長の補足説明を求めます。まず、条例関係について、議案第48及び議案第50号について、総務部長。 ◎総務部長(奥隅一博君) それでは、議案第48号加西市職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。議案書の3ページ、4ページ、審議資料の2ページをごらんください。 本条例は新型コロナウイルス感染症から市民等の生命及び健康を保護するための措置として、感染者等への対応業務に従事した場合、職員自身の感染のリスクに加え、平常時には想定されないような業務に当たることによる著しい困難性や精神的緊張が認められることから、その業務の特殊性に鑑み、防疫等作業手当の特例を定めるものでございます。 内容としましては、現行の防疫等作業手当が1回当たり290円として規定されておりますが、その特例としまして、感染者等に接触して行う作業等に従事した場合は、1日3,000円。感染者等の身体に直接接する業務や長時間にわたり接して行う業務に従事した場合は、1日4,000円を支給するものでございます。国におきましては、令和2年3月18日に人事院規則が改正されており、兵庫県におきましても5月11日に国に準じた改正をされていることから、本条例におきましても国、県に準じた内容となっております。 続きまして、議案第50号加西市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。議案書の7ページ、8ページ、審議資料の2ページをお願いいたします。 本議案は、公の施設について、指定管理者制度の円滑な導入及び指定管理者による施設の適切な管理に資するため、あらかじめ指定管理者の候補や選定する準備行為が必要な場合として規則で定めるときは、設置を予定している公の施設及び既存の公の施設で指定管理者による施設の管理を予定にしているものについても、適用しようとするものでございます。 令和4年春完成予定の加西市地域活性化拠点施設において、施設完成前に指定管理者候補者を選定し、設計または施工の段階からその意見を反映するため、指定管理者の指定手続等における準備行為を定めることについて、所要の改正を行うものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、提案説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(土本昌幸君) 次に、議案第51号から議案第53号の3件を一括して、健康福祉部長。 ◎健康福祉部長兼福祉事務所長(高井勝仁君) それでは、順次ご説明をさせていただきます。 まず、議案第51号加西市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてご説明を申し上げます。議案書の9ページ、10ページ、審議資料の2ページをごらんいただきたいと思います。 国による行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部が改正され、個人を識別するための番号、いわゆるマイナンバーを証明する手段として紙製の通知カードが廃止されたことにより、今回加西市手数料条例の改正を行うものでございます。 今後、マイナンバーを証明する方法としては、マイナンバー記載の住民票やマイナンバーカードとなり、通知カードの新たな交付や再交付は行われなくなりますので、加西市手数料条例に規定している通知カードの再交付手数料の項目を削除するものでございます。 続きまして、議案第52号加西市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。議案書の11から13ページ、審議資料の2ページをお願いをいたします。 このたびの加西市国民健康保険税条例の改正は、国の閣議決定である新型コロナウイルス感染症緊急経済対策において、感染症の影響により一定程度収入が下がった方々等に対して、国民健康保険税の免除等を行うとされたことを踏まえ、今回加西市において国民健康保険税の減免をすることについて、所要の改正を行うものであります。 改定の内容については、まず、減免の対象者については2パターンがございます。1つは新型コロナウイルス感染症により、主たる生計維持者が死亡しまたは重篤な傷病を負った世帯です。もう1つは新型コロナウイルス感染症の影響により、主たる生計維持者の事業収入等の減少が見込まれる世帯であって、事業収入や給与収入など収入の種類ごとに見た収入のいずれかが、前年に比べ10分の3以上減少する見込みであること、前年の所得の合計額が1,000万円以下であること、収入減少が見込まれる種類の所得以外の所得の合計額が400万円以下であることなどの条件を満たす世帯となっております。 減免金額は、減免対象の保険税額に前年の合計所得に応じた減免割合を乗じて得た金額となります。減免対象となる期間は、令和元年度、2年度分の保険税のうち、ことし2月1日から来年3月末までに納付期限が設定されている保険税でございます。 続きまして、議案第53号加西市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。議案書の14ページから16ページ、審議資料の3ページをお願いいたします。 このたびの改正は2点ございます。1点目は、消費税10%への引き上げに関連し、被保険者の負担軽減のために、介護保険料の引き下げを行うもの。2点目は新型コロナウイルスの影響により収入等が減った方等への保険料の減免を行うものでございます。 まず、1点目の消費税10%への引き上げに関連し保険料を改定することについては、令和元年10月の消費税率10%への引き上げに伴い、被保険者の負担を軽減するため、2年に分けて保険料の引き下げを行うものとし、令和元年度においては、元年の6月議会において減額幅の約2分の1の減額についてご承認をいただきました。令和2年度は、減額の関連実施を行うため、残り2分の1分の減額を行うための介護保険法施行令及び介護保険の国庫負担金の算定等に関する政令の一部を改正する政令が施行されたため、今回当市において第1号被保険者に対する介護保険料の減額を行うための所要の改正を行うものでございます。 改定額につきましては、審議資料3ページに表にしておりますが、所得段階の第1段階の方については年額保険料2万7,900円を2万2,320円に、2段階の方については4万6,500円を3万7,200円に、3段階の方については5万3,940円を5万2,080円にそれぞれ減額するものでございます。適用は令和2年度分の保険料から適用となります。 2点目の新型コロナウイルス影響により収入等が減った方への保険料の減免を行うことについては、国保税の減免と同じく、国の閣議決定において、感染症の影響により一定程度収入が下がった方々等に対して介護保険料の免除等を行うとされたことを踏まえて、国の財政支援の対象となる保険料の取り扱いについて通知されたことにより、加西市において介護保険料の減免について定めるものでございます。 対象については、国保税と同じく2パターンがあり、1つは新型コロナウイルス感染症により、その属する世帯の生計を主として維持する者が死亡もしくは重篤な傷病を負った第1号被保険者。もう1つは新型コロナウイルス感染症により、その属する世帯の生計を主として維持する者の事業収入等が減少した第1号被保険者であって、事業収入等の減少等が前年の当該事業収入等の額の10分の3以上減少する者、減少することが見込まれる事業収入等について、係る所得以外の前年の所得の合計が400万円以下、いずれもそのいずれもに該当する第1号被保険者でございます。 減免金額は、前年の合計所得に応じた減免割合を乗じて得た金額となります。減免対象となる期間は令和元年度、2年度分の保険料のうち、本年2月1日から来年3月31日までに納付期限が設定されている保険料でございます。 以上、まことに簡単ではございますけれども、説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願いをいたします。 ○議長(土本昌幸君) 次に、議案第54号について、地域振興部長。 ◎地域振興部長(深江克尚君) まず、議案第54号加西市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明を申し上げます。議案書の17ページ、18ページ、審議資料の3ページを参照ください。 地域再生法に基づく地方への企業誘致優遇策の一つとして、加西市において東京23区にある企業の本社機能等の誘致及び地方にある本社機能の拡充を促進するために、固定資産税の不均一課税による税優遇を行うための条例の一部を改正しようとするものでございます。 所得税法等の一部を改正する法律及び地域再生法第17条の6の地方公共団体等を定める省令の一部を改正する省令の施行に伴い、企業の拠点強化に関する課税の特例の適応期限が、新たに2年間延長されたこと及び引用する条文に条ずれが生じたため、所要の改正を行うものでございます。 続きまして、議案第57号土地改良事業の計画の概要についてご説明申し上げます。議案書の23ページ、24ページ、審議資料の6ページをお願いいたします。 今回計画しております土地改良事業は北条町東高室において、農業生産コストの低減と生産拡大を目的。 ○議長(土本昌幸君) ちょっと待って。57号は後で。 次に、議案第55号について、都市整備部長。 ◎都市整備部長(末廣泰久君) それでは、議案第55号加西市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。議案書の19ページ、20ページ、審議資料の3ページをご参照ください。 加西市では、市街化調整区域における地域の実情に応じたまちづくりの実現に向け、都市計画法の規定に基づく地区計画制度を活用し、土地利用規制の緩和と誘導を進めております。既に、本条例では市内8カ所の地区計画区域における開発建築のルールを定めております。 このたび、東高室地区において商業施設誘致を行うため、都市計画決定しております東高室地区地区整備計画区域において、建築することができる建築物の用途にフィットネスクラブ等の運動施設を追加して、建築可能とするものでございます。この地区計画決定の内容に即した開発を確実に行うため、建築基準法第68条の2第1項の規定に基づき、既に定められている東高室地区地区計画区域内における建築物の用途、敷地面積、壁面の位置、建築物の高さなどに関する制限の一部を追加改正するものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(土本昌幸君) 次に、議案第56号について、教育長、自席でどうぞ。 ◎教育長(兼松儀郎君) 補足説明に先立ちまして私ごとで恐縮ではございますが、昨年の12月以来療養のための入院加療によりまして、長期間にわたり教育長不在の状態を招いてまいりました。この場をお借りいたしまして、おわび申し上げます。 それでは、議案第56号加西市学校給食センターの設置及び運営に関する条例の一部を改正する条例の制定についてをご説明申し上げます。議案書の21、22ページ、審議資料の4ページをご参照願います。 新南部学校給食センターにつきましては、現在国庫補助金を活用いたしまして建設を進めておりますが、その供用開始に当たり、第2条に規定しております位置を新たな所在地に変更するとともに、第5条において規定しております学校給食運営審議会の委員定数につきまして、単独調理校枠を減ずるための改正を行おうとするものでございます。 なお、附則におきまして、条例施行日を令和3年1月1日としております。これまで新南部学校給食センターにつきましては、ことしの9月1日2学期からの供用開始を目指し建設工事を進めておりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、建築資材の納入のおくれと不測の事態が発生し、工事が遅延しております現状から、9月1日の供用開始を断念いたしまして、令和3年1月1日に延期せざるを得ない状況となっております。このため、附則において条例施行日を令和3年1月1日とさせていただいております。何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。 以上、簡単ではございますが、提案説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(土本昌幸君) 続いて、事件決議関係に移ります。議案第57号について、地域振興部長。 ◎地域振興部長(深江克尚君) 先ほどは大変失礼申し上げました。 改めまして、議案第57号土地改良事業の計画の概要について、ご説明を申し上げます。議案書の23ページ、24ページ、審議資料の6ページをお願いいたします。 今回計画しております土地改良事業は、北条町東高室において農業生産コストの低減と生産拡大を目的に圃場整備事業を行うものであります。これにより土地改良事業計画を定めるため、土地改良法第96条の2第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 詳細といたしましては、区域面積が17.8ヘクタールにおいて、田畑双方に利用できます輪換耕地が13.3ヘクタール、普通畑が1.4ヘクタールの合計14.7ヘクタールに暗渠排水を施し、加えて道路が1,425メートル、用水路3,739メートル、排水路3,230メートルの整備を計画しております。 以上、まことに簡単でございますが、説明を終わらせていただきます。よろしくご審議を賜りますようお願いいたします。
    ○議長(土本昌幸君) 次に、議案第58号及び議案第59号について、都市整備部長。 ◎都市整備部長(末廣泰久君) それでは、議案第58号加西市立図書館等空調設備改修工事請負契約の締結について、ご説明申し上げます。議案書の25ページ、審議資料4ページ、7ページから10ページの工事概要書、平面図等をご参照ください。 図書館、交流センター、ハローワークなどが入居しております再開発ビルは、竣工から17年を経過しており、設備の更新時期を迎えており、同施設の空調設備の改修工事を行うものでございます。このたび、加西市立図書館等空調設備改修工事の請負契約の締結に当たり、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 契約の相手方は、姫路市香寺町田野825番地の1、テラマエ設備工業株式会社、代表取締役浅田修一でございます。入札は5月11日に制限付一般競争入札で行い、工事請負代金は消費税込みで1億5,290万円でございます。工期は議会の議決のありました日から令和3年1月29日までといたしております。工事内容でございますが、図書館、交流センター、ハローワークの室外機、室内機等の空調設備の更新、それに伴う配管、電気工事を予定しております。 続きまして、議案第59号加西市立南部学校給食センター改築工事請負変更契約の締結についてご説明申し上げます。議案書26ページ、審議資料の4ページをご参照ください。 現在、昨年9月定例議会において工事請負契約の締結の承認をいただきました加西市立南部学校給食センター改築工事の進捗に努めているところでございます。このたび、工期延期に伴う工事請負変更契約の締結に当たり、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 当該改築工事は当初発注時から高力ボルトの供給不足等の問題もあり、昨年5月臨時議会のおいて補正予算を承認いただき高力ボルトの先行発注を行うなど、令和2年度2学期からの配食開始を目指し工事を進めてまいりましたが、このたびの新型コロナウイルス感染症により、2月には中国国内での感染拡大の影響から、衛生器具等の入荷のおくれが、また4月には日本国内での緊急事態宣言により、メーカー等の休業措置により材料等の調達のめどが立たないなど影響が広がっておりました。これら資材調達については、全国的な緊急事態宣言解除を受け、回復の兆しがうかがわれております。 また、学校の休校措置により、給食センターの引っ越しを予定しておりました夏休み期間の休業日についても短縮が決定いたしております。これらにより、配食開始を3学期からと改め、工事完了期限につきましては、当該工事は現給食センターの解体工事も含んでおりますので、令和2年11月30日から令和3年3月31日まで4カ月延長するものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(土本昌幸君) 続いて、補正予算案に移ります。議案第61号について、総務部長。 ◎総務部長(奥隅一博君) 議案第61号令和2年度加西市一般会計補正予算(第5号)についてご説明申し上げます。補正予算書とあわせて審議資料の5ページをご参照ください。 それでは、補正予算書の1ページをお願いいたします。まず、第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ2億4,104万8,000円を増額し、予算の総額を266億6,079万9,000円とするものでございます。 次に、第2条の地方債の補正でありますが、補正予算書の6ページをお願いいたします。第2条地方債補正の1.追加につきましては、防災行政無線の実施設計費に係る起債の限度額を1,100万円とするものでございます。続いて、2.変更につきましては、社会資本整備総合交付金事業の増額に伴い、道路等整備事業債を1,350万円増額し1億6,880万円とするものでございます。 次に、歳入の補正についてご説明させていただきます。12ページ、13ページをお願いいたします。55款国庫支出金10項国庫補助金30目農林水産業費補助金1,106万3,000円の増額と、同じく35目商工費国庫補助金1億4,971万円の増額、並びに同じく50目教育費国庫補助金302万5,000円の増額の合計1億6,379万8,000円は、新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金の増によるものでございます。次に、60款県支出金10項県補助金35目商工費県補助金1,666万円の増額は、商店街お買物券・ポイントシール事業補助金の増によるものでございます。 次に、14ページ、15ページをお願いいたします。75款繰入金5項基金繰入金65目新型コロナウイルス感染症対策基金繰入金3,531万8,000円の増額は、みんなで支え合う新型コロナウイルス感染症対策基金からの繰入金の増によるものでございます。 次に、歳出の説明をさせていただきます。16ページ、17ページをお願いいたします。10款総務費5項総務管理費27目災害対策費2,415万円の増額は、防災行政無線の実施設計費や病院支援のための備品購入費、病院医療従事者支援のための宿泊施設の借り上げ料の増によるものでございます。15款民生費5項社会福祉費10目障害者福祉費900万9,000円の増額は、新たに開設される地域活動支援センター等への運営補助金等の増によるものでございます。同じく15項児童福祉費30目学童保育費700万円の増額は、小学校の臨時休校に伴う学童保育園の開園時間の拡大による、会計年度任用職員報酬の増によるものでございます。 次に、18ページ、19ページをお願いいたします。35款商工費5項商工費10目商工振興費1億6,258万4,000円の増額は、地域活性化キャッシュレス事業委託料、商店街お買い物券・ポイントシール事業補助金、融資保証料負担金等の増によるものでございます。同じく15目観光費800万円の減額は、サイサイまつりの中止に伴う委託料の減によるものでございます。40款土木費10項道路橋梁費5目道路維持費100万円の増額は、市道剣坂野条線の安全対策のための工事請負費の増。同じく10目道路新設改良費2,640万の増額は、社会資本整備総合交付金の増による、鶉野飛行場線工事請負費等の増によるものでございます。 次に、20ページ、21ページをお願いいたします。50款教育費10項小学校費10目教育振興費250万円の増額は、準要保護児童の臨時休校中の給食費の助成に係る就学援助費の増によるものでございます。同じく15項中学校費10目教育振興費150万円の増額は、準要保護生徒の臨時休校中の給食費の助成に係る就学援助費の増によるものでございます。 次に、22ページ、23ページをお願いいたします。同じく35項保健体育費5目保健体育総務費400万円の減額は、トライアスロン大会の中止による委託料の減によるものでございます。 以上、まことに簡単でございますが、説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(土本昌幸君) 以上で、提案理由の説明が全部終わりました。 △休会・散会 ○議長(土本昌幸君) 以上で、本日予定をしておりました日程が全部終わりました。 お諮りいたします。明30日から9日までは、議案熟読のため本会議を休会いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(土本昌幸君) 異議なしと認めます。 よって、さように決定いたしました。 次の本会議は6月10日午前10時より開会いたしまして、議案に対する質疑並びに市政全般にわたっての一般質問を行います。なお、発言通告につきましては、質疑、一般質問とも6月3日水曜日の午後3時までにお願いいたします。 本日はこれにて散会といたします。ご苦労さまでした。     15時20分 散会...