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平成11年第304回定例会(第3日 3月10日)

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  1. 小野市議会 1999-03-10
    平成11年第304回定例会(第3日 3月10日)


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    最終取得日: 2021-05-12
    平成11年第304回定例会(第3日 3月10日)  ┌────────────────────────────────────────────┐  │                                            │  │第304回小野市議会(定例会)会議録                          │  │                                            │  │                   平成11年3月10日(火)(第3日)      │  │                      開  会  午 前9時58分       │  │                                            │  └────────────────────────────────────────────┘     第1 諸報告    (1)要請書(1件)   第2 質問   第3 議案第 1号 (委員会付託省略)討論、表決   第4 議案第 2号〜議案第 9号             予算特別委員会設置、同委員会付託
      第5 議案第10号〜議案第17号             (委員会付託省略)討論、表決   第6 議案第18号〜議案第30号             各常任委員会付託    第7 議案第31号〜議案第34号              一括上程、提案説明              質疑、各常任委員会付託 2 本日の会議に付した事件   日程第1 諸報告    (1)要請書(1件)   日程第2 質問   日程第3 議案第 1号 (委員会付託省略)討論、表決   日程第4 議案第 2号〜議案第 9号               予算特別委員会設置、同委員会付託   日程第5 議案第10号〜議案第17号               (委員会付託省略)討論、表決   日程第6 議案第18号〜議案第30号               各常任委員会付託   日程第7 議案第31号〜議案第34号               一括上程、提案説明               質疑、各常任委員会付託 3 議事順序   開  議      (午前 9時58分)   開議宣告   質  問   休憩宣告      (午前11時15分)   再開宣告      (午前11時28分)   議案第1号   議案第2号〜議案第9号   議案第10号〜議案第17号   議案第18号〜議案第30号   議案第31号〜議案第34号   散会宣告      (午前11時50分) 4 会議に出席した議員(19名)    1番  鈴垣 元    2番  蓬莱由雄    4番  吉田成宏    5番  吉田 茂    6番  小林千万億    7番  吉岡鉄五    8番  足立賢三    9番  横山四郎   10番  小柳敏郎   11番  小西勝一   12番  吉岡一三   13番  田伏政義   14番  田中明弘   15番  田中文   16番  松井敏男   17番  小林利廣   18番  井上 煕   19番  中元昌之   20番  長尾彦広 5 会議に欠席した議員・説明員   な   し 6 議事に関係した事務局職員   議会事務局長     上月壯一   議会事務局次長    藤本 優   議会事務局課長補佐  中村美喜男   速記者        藤岡伸行 7 会議に出席した説明員(12名)   市長         蓬莱 務   収入役        末瀬正和   理事         井上数利   総務部長       高橋秀忠   民生部長       井上重昌   福祉部長       廣瀬宗男   建設部長       西川輝廣   経済部長       吉田真輝   市民病院事務部長   大内輝夫   水道部長       藤原真一郎   消防長        吉岡保彦   教育長        友定隆男 8 会議に付した事件  1.市長提出議案   議案第31号  兵庫県市町村職員退職手当組合規約の一部を改正する規約について   議案第32号  市道3202号線橋梁上部工事請負契約について   議案第33号  市営住宅丸山団地建設(建築)工事請負契約について   議案第34号  土地取得について
                      午前9時58分                  〜開 議 宣 告〜 ○議長(松井敏男君)  これより3日目の会議を開きます。  それでは、お手元に配布致しております、議事日程に基づき、会議を進めてまいります。  これより日程に入ります。                 〜日程第1 諸報告〜 ○議長(松井敏男君)  日程第1、諸報告であります。  在日本朝鮮人総聯合会兵庫本部代表者 李 文伊氏から「定住外国人参政権付与に反対する要請書」が、提出されており、その写しをお手元に配布致しております。  以上で、諸報告を終わります。                 〜日程第2 質問〜 ○議長(松井敏男君)  次に、日程第2、質問であります。  これより質問に入ります。  質問の通告がありますので、通告順に順次発言を許可致します。  1番 鈴垣 元君。               (1番 鈴垣 元君 登壇) ○1番(鈴垣 元君)  私は、日本共産党小野市議会議員団を代表して、4項目について質問致します。  質問の項目は、第1項目、入札制度の見直しについて、第2項目、ダイオキシン対策と環境保全について、第3項目、屋内下排水について、第4項目、市長の所信表明並びに提案説明についてであります。  まず、第1項目、入札制度の見直しについて、総務部長にお願いを致します。  入札談合に端を発したこの度の汚職事件は、前市長、前建設部長の逮捕という展開に発展し、世間を驚かせ、全国に小野市の名を知らしめました。  市の予算の大きな部分を占める公共工事、その受発注に携わる者は、公共性に照らして常に厳正な対応が求められております。  議会に100条調査権を伴う特別委員会が設置され、真相究明に向け調査が行われ、現行の入札制度の欠陥について、幾つかの点が明らかになりました。  当局は、プロジェクトチームを編成し、3月末をめどに見直しが行われていますが、それらについて3点お尋ねします。  1点目、1月18日の議員協議会において、急を要する事業執行のため、取りあえず「公募型指名競争入札」などの改善案が提案されました。  見直し期間は3月末となっていますが、その後、どのような進展があるのか。  2点目、見直し案の検討項目に「予定価格の公表等」とあります。  談合防止上有効と思いますが、どのような方法を検討され、効果をどのように期待されていますか。  3点目、業者の指名外しを指示するなど市長の横暴を許した最大の原因は、審査会の在り方でした。  改善案では、委員の数を増すことを検討されていますが、その外にどのような点を検討されていますか。  第2項目、ダイオキシン対策と環境保全について、埼玉県所沢産の野菜が、ダイオキシンで汚染されているとテレビ報道され大暴落。  TDI値、これは人が摂取しても問題のない耐容1日摂取量のことですけれども、これが日本の基準値は高過ぎるとして、世界保健機関(WHO)を見習って対策をとると、政府がやっと重い腰を上げたと報道されるなど、ダイオキシンへの国民の関心は非常に高いものがあります。  ダイオキシンは、そのほとんどがゴミ焼却の際に排出されることが知られていますが、小野市ではクリーンセンターがあり、小野・社・東条の1市2町のゴミがここで焼却されております。  周辺の住民は、ここからも排出されているであろうダイオキシンに、強い関心を持っています。  関係する市町は、周辺住民の不安にこたえる責任があります。  その他、環境汚染につながる物質の処分など、5点についてお尋ねを致します。  1点目、2点目、3点目については、民生部長にお願いします。  1点目、平成8年にダイオキシンの測定が行われ、20ナノグラムということでした。  その後、濃度を下げるための幾つかの対策と50トン炉が新設されました。  平成8年以来、改善されてきた点と現在の運転状況について、また、この間ダイオキシン測定はされてきたのか、結果はどうであったのかについてお尋ねをします。  2点目、古い方の炉、30トン炉2基でございますが、この改修が予定されているようですが、いつどのような改修となるの か、改修後の能力はどのようになるのか。  3点目、プラスチックビニール系など、ダイオキシンが発生するとされるゴミは、分別して粗大ゴミ収集時に出すことになっておりますが、収集回数が少ないことと、分別についての説明が十分でないことが指摘されておりますが、どうでしょうか。  4点目、5点目については、経済部長にお願いします。  農業用ビニール、マルチなどは、家庭菜園などでもよく使われており、市全体では相当量になると思います。  野焼きや不法投棄もあるようですが、JAと協力して一括した対応を検討すべきではないのか。  5点目、残農薬の処分について、食物の安全性が叫ばれ、無農薬、低農薬の農産物の生産が求められております。  今、農家の倉庫には、どこでも大なり小なり古い農薬が眠っており、処分に困っております。  本来、売った者、買った者の責任で処分すべきでございますが、個々ではなかなか対応できない。  そこで、JAと協力して、一括した対応をすべきでないのか。  このことをお尋ねします。  第3項目、屋内下排水について、建設部長にお尋ねします。  公共下水、集落排水、小型合併の各事業進捗により、家庭排水の浄化が進んでおります。  トイレの水洗化で快適な家庭環境が生まれる反面、自己負担も大きく、長引く不況の中で躊躇する方も少なからずおられるようです。  今、市民の間で「市内業者の工事費が高い。他市の業者には頼めないようになっている。市はこれらを黙って容認しているのか」などの声がたくさん上がっております。  これらについて、5点お伺いします。  1点目、家庭下排水の実施戸数について、各事業別の全体の予定戸数、既に工事が完了、使用している戸数、平成9年度に完了した戸数などについてお伺いをします。  2点目、下水道課などにこういった市民の声は寄せられていないのか。  あるとすれば、どのように対応されているのか。  3点目、市条例で公認業者の資格や義務について定められておりますが、この度の条例改正で具体的にはどう変わるのか。  4点目、現在、市内の公認業者は何社か。業者に対する市の指導はどのようにされているのか。  5点目、市では3事業に分かれておりますが、屋内工事はほぼ一緒の業者です。  屋内工事の苦情受付はどうなっているのか。  第4項目、市長の所信表明並びに提案説明について、市長にお伺いします。  市民の信頼を失った市政をこれからどうして立て直してくれるのか、フレッシュな市長の初めての所信表明に、我々議員も傍聴した市民、報道陣もかたずをのんで見守る中、市長は力強く抱負を述べられました。  市政運営にあたっては、二度と不祥事を起こさぬ決意と活力に満ち、市民に優しいまちづくり、住民福祉の推進に全力を傾注すると決意を表明されています。  市民の期待に応える市政運営を切に望むものでありますが、以下、4点についてお伺いします。  1点目、今、全国の自治体の多くが、深刻な財政危機に直面していると言われ、原因は歴代政府主導による節度のない借金に頼った大規模開発や、豪華さを競うハコモノづくりなど、ゼネコン奉仕型の公共事業を優先してきたことにあると言われております。  今、このような自治体では、財政危機を口実にして福祉や暮らしなど、住民サービスの切り捨てと住民負担を増やす計画が推し進められようとしております。  地方自治体の一番の任務は、「住民の安全と健康を守り、福祉の増進を図ること」にあります。  「市民ニーズ」を生かした「市民サービス」を重視される市長が、どのような方針で進まれようとされるのかお伺い致します。  2点目、「情報の公開の推進」では、市民にわかりやすい市政を言われています。これは、従来からの「求められての公開」から「積極的な公開」への変化と受け取っていいのかお伺いします。  3点目、「福祉と環境対策」も重視されております。これらは、自治体にとって最も重要な任務であり、市民にとっては日々の暮らしの中で実感するものです。また、その自治体の善し悪しを判断する主要な施策でもあります。  市長の少し具体的な考え方をお示しください。  4点目、「産業振興」についてであります。  小野市は零細な地場産業や業者の多い町ですが、長引く不況で大変深刻な状況にあります。  農業も小野市の基幹産業です。気候や立地条件など、恵まれた条件下にありながら、農業つぶしとも言える農政によって、後継者も育たないありさまです。  これらは、国や県の施策に負うところが大きいわけですけれども、自治体レベルでも住民の立場に立って、主張したり施策の工夫をしているところも多くあります。  産業政策についての市長の基本的なお考えをお伺いします。  以上、市長の基本的な考え方をお伺いして、私の質問と致します。  なお、昨日、質問の中で答弁のあったところも何点かございますが、新たに改めてご答弁をお願い致します。 ○議長(松井敏男君)  質問に対し、答弁を求めます。  総務部長 高橋秀忠君。              (総務部長 高橋秀忠君 登壇) ○総務部長(高橋秀忠君)  第1項目、1点目について、お答えを致します。
     プロジェクトチーム及びワーキンググループによる検討内容につきましては、昨日4番議員にお答えしたとおりでございますが、本年1月21日に入札制度等検討プロジェクトチームから第1次中間報告を受け、その報告内容を基に入札制度審査会等の見直しを行い、2月から入札を再開したところでございます。  主な改善点でございますが、公募型指名競争入札制度の導入、指名入札参加者審査会の充実、予定価格の事後公表、入札参加業者数の増などでございます。  なお、現在までに執行致しました入札につきましては、特にトラブルもなく順調に進んでいるものというふうに思っております。  今後、再開後の入札の実施状況等を検証するとともに、3月末をめどに更に見直しを行いまして、新年度には、それらを総括した、より適正な制度のもと、入札を実施してまいりたいというふうに考えております。  次に、2点目でありますが、予定価格の公表につきましては、設計金額1,000万円以上のもので、入札に付したものを対象に契約締結後、閲覧できるようにするとともに、市のホームページにも、その結果を掲載することと致しました。  これによりまして、入札の透明性、コストの引き下げ、また談合の防止等の効果が期待できるものというふうに考えております。  次に、3点目でありますが、審査会に関しましては、より適正な業者選定となるよう客観性を高め、チェック機能を充実させることを主眼として、委員数を5名から10名に増員を致しました。  このほか、指名業者の決定に関しましては、個人の恣意が入らないよう、また、審査会の選定案が最終決定となるよう、決裁規程を見直しました。  更に、審査会の機能として、新たに指名停止処分などについて審査することとし、その充実を図ってきたところでございます。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  民生部長 井上重昌君。              (民生部長 井上重昌君 登壇) ○民生部長(井上重昌君)  第2項目、1点目についてお答え致します。  改善してきました点と致しましては、ゴミの均一化を図るため、平成10年4月から、ピット内のゴミ攪拌を十分に実施するなど、運転管理の改善を図りました。  また、炉の運転方法を間欠運転から連続運転に変更し、現在は、月曜日から金曜日にかけて連続運転を致しております。  ダイオキシンの測定につきましては、平成8年度以降測定しており、平成9年12月の測定値の平均は34ナノグラム、平成10年11月に実施した測定平均値は2.4ナノグラムで、いずれも基準値の80ナノグラム以内であると聞いております。  2点目についてお答え致します。  平成11年度、12年度の継続事業として、1号炉、2号炉を高度排ガス処理方式に改修を予定しております。  この改修工事の内容は、ダイオキシン低減対策として、厚生省令の構造基準に基づき、電気集塵器活性炭吸着装置バグフィルターの兼備した集塵器に変更し、改修後の焼却能力は、変更がないと承知を致しております。  3点目についてお答え致します。  プラスチック類は、粗大ゴミの際に収集している関係上、年2回となっております。収集回数を増やすことにつきましては、 検討してまいりたいと考えております。  分別の説明につきましては、小野市ゴミ収集カレンダーにイラストを入れたり、注意事項を細かく、わかりやすく記載しております。  また、粗大ゴミ収集の2週間前には、自治会あて粗大ゴミ収集の注意事項の回覧をし、周知徹底を図っているところでございますが、更に広報等で啓発を図っていきたいと考えております。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  経済部長 吉田真輝君。              (経済部長 吉田真輝君 登壇) ○経済部長(吉田真輝君)  第2項目、4点目についてお答え致します。  農業用ビニール・マルチなどの処理につきましては、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」の改正により、平成10年12月から農林業から出る産業廃棄物全てがマニフェストシステムの対象となり、廃棄物処理の手続の明確化が図られることとなりました。  このため、兵庫県におきましては、「園芸用プラスチック適正処理計画」が作成され、これに基づきプラスチック等回収処理システムの確立を図るため、行政機関及びJAなど農業団体で構成する地域協議会が設立され、回収処理体制の整備、適正処理の普及啓発などの検討を行うこととなっております。  このような状況の中で、小野市におきましても、JAなど関係機関と連携しながら兵庫県で定められました処理計画に基づいて適正処理ができるよう対応してまいりたいと考えております。  次に、第2項目、5点目についてお答え致します。  農薬の販売及び使用につきましては、農薬取締法に基づいて登録制度を設け、農薬の品質の適正化と、その安全かつ適正な使用が定められております。  このため、販売所においては適正量の購入と安全使用基準等を遵守するよう、購入者に対しまして、その指導が行われております。  このため、購入量全てが使用されているものと理解しております。  しかし、事情によりまして農薬が残り、使用できなくなった場合には、JAにおいて農家の申し出により有償でその処理を行うこととなっております。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  建設部長 西川輝廣君。              (建設部長 西川輝廣君 登壇) ○建設部長(西川輝廣君)  第3項目、1点目についてお答え致します。  各事業別の全体の予定戸数につきましては、公共下水道事業では、約1万7,000戸、農業集落排水事業では、約1,200戸、小型合併処理浄化槽設置事業では、約500戸でございまして、合計約1万8,700戸でございます。  このうち、平成11年1月末現在、既に工事が完了、使用している戸数は、公共下水道事業では約7,200戸、農業集落排水事業では約60戸、小型合併処理浄化槽設置事業では、約400戸となっており、合計約7,660戸で、全体の約40%となっております。  また、平成9年度に完了した戸数につきましては、公共下水道事業では約960戸、小型合併処理浄化槽設置事業では約50戸となっております。  なお、農業集落排水事業につきましては、平成10年4月に供用開始をしておりますため、平成9年度は完了戸数はございません。  次に、2点目についてお答えします。  工事費が高い等の苦情につきましては、直接市役所に来られて言われるケースはごくまれでございますが、地元説明会の場で一部の市民の方からお聞きする場合がございます。  これに対しましては、市内業者の緊急時の対応等管理上の点から、市内の業者でお願いしたい旨の説明をしてきたところでございます。  また、工事費につきましても、市内業者の中で何社かの見積りにより、適切な業者で施工していただくようお願いしているところでございます。  次に、3点目についてお答えします。  この度の条例改正とともに、小野市排水設備工事公認業者規則を改正することとしておりますが、その主な改正点につきましては、資格要件が「市内に店舗を有すること」を「県内に営業所を有すること」に改め、また、上水道に関する指定給水装置工事業者を削除し、更に責任技術者試験を市実施から県内統一実施へとしたことであります。  このことによりまして、市外業者でも小野市の指定を受ければ工事施工が可能となり、住民から見れば業者選択の幅が広がることとなります。  また、業者の責務については、引き続き「市長の計画確認を受けること」「市長の工事検査を受けること」など、適正な施工が確保されるよう規定しているところでございます。  次に、4点目についてお答えします。  現在、市内の公認業者は15社であります。  また、業者に対する指導と致しましては、技術的な指導、受注工事の速やかな施工及び完了、市への届出書類の早急な処理等であり、年に数回、業者との連絡会議を開催しているところであります。  次に、5点目についてお答えします。  2点目でお答えしたとおり、市役所への苦情はほとんどない状況であります。  なお、苦情等の対応につきましては、建設部下水道課経済部農村整備課民生部環境整備室でそれぞれ行っているところでございます。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  市長 蓬莱 務君。               (市長 蓬莱 務君 登壇) ○市長(蓬莱 務君)  第4項目、1点目についてお答えを致します。  小野市は、長年健全財政を堅持してきた結果、財政指標によれば県下21市中、中位程度にあると認識しておりますが、現下の社会経済情勢下では、市税等歳入の伸びも期待できず、一方では、行政需要の増大は明らかであります。今後、ますます厳しい財政運営を強いられることは必至であると考えております。  そのため、現状を十分認識し、バランス感覚を持って、ハードからハートへの意識改革にも意を用い、めり張りのある事業選択にあたりたいと考えております。  市政に対する基本方針は、初登庁、所信表明でも述べましたように、市役所は市民のお役に立つところであり、小野市最大サービス機関の拠点として、市民に対しより高度な、より高品質なサービスを、より低コストで提供しなければならないと、こう考えております。  2点目についてお答えを致します。  市民の市政に対する信頼と理解をより深めるためには、個人のプライバシー等に関する情報の適正な管理のもと、市政情報の積極的な提示を行うことは言うまでもありません。  基本的には、行政が保有する情報というのは、市民の財産であると私は考えております。  したがいまして、市が保有する大量の情報を分かりやすくタイムリーに、あらゆる機会をとらえて提供するとともに、現在あります情報公開制度の運用面でのより一層の充実を図り、行政側からの積極的な情報発信を進めてまいりたいと、このように考えております。  次に、第3点目についてお答え致します。  福祉施策の具体的考え方については、例えば広島県の御調町のような先遣地に学び、優れた事例等を調査研究し、小野市の特性を生かした形で実践に移してまいりたいと。  また、環境問題は、COP3京都会議に見られるような国際的な取り組みがなされており、国や県の情報はもちろん、きめ細かな情報収集を行い、市民の不安の解消を図りたいと考えております。  いずれに致しましても、福祉・環境対策は後手管理に回らず、先手管理が重要であると考えています。  4点目についてお答え致します。  現下の産業構造というのは、従来の基準では考えられない、誠に厳しい環境にあり、これから企業として生き抜くためには、特徴を生かしたオリジナリティーを発揮しなければなりません。従来の延長線上のような発想では無理があります。  そのためには、事業者自らの発想や、アイデアを活かした新たな振興策に積極的に取り組まれる企業者等に対し、市は商工会議所等関係機関と連携を図りながら、行政支援策を考えてまいりたい。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  答弁は、終わりました。  再質問はありませんか。  1番 鈴垣 元君。 ○1番(鈴垣 元君)  それぞれご答弁をいただきました。  私は、各項目にわたって再質問をしたいと思います。  まず、第1項目についてですけども、総務部長にお願いを致します。  1点目ですが、公募型の指名競争入札を決められておると、更に3月末をめどに見直しをされていくということでございますが、公募型の指名競争入札、これ比較的価格の高い工事について実施されるというふうに聞いておるんですけどもね、それ以下のやつについては、見直しがないのかどうか。  それから、2点目について、入札制度については、透明性、競争性、公平性、こういうものを高めていくのが目的であると思うんですけれども、私、1月18日の議員協議会の中で、東大阪市の例を持ち出してですね、上限、下限価格の事前公表も検討すべきではないのかということを申し上げたわけなんですけれども、こういったことについても検討されたのかどうか、その点をひとつお聞きします。  それから、最低制限価格、いわゆる下限価格ですけれども、この決め方はですね、この下限価格で落札しても、業者としては十分採算に乗る価格であるのかどうか、この点をお聞きしたいと思うんです。  私、1月18日の議員協議会の中で、建設部長にお尋ねしたことがあるんですけれども、上限、下限価格は、積算価格から何%引けで決めるのかということを聞いたわけなんですけれども、「そうじゃない」と、「その工事の持つ特殊性とか色々な条件を加味して決めるんだ」と、「一概には言えない」というご答弁でしたけれども、その下限価格で十分採算の取れる価格となっているのかどうかということをお聞きします。  それから、3点目の審査会のあり方についてですけれども、委員の数をふやすと、約倍にされるということを聞いておりますけれども、私は、数だけではないと思うんですね、審査会の見直しというのは。  委員の自覚、それから質を高めるというのが、やっぱり大事じゃないかと思うんです。  100条調査委員会のときにですね、証人尋問の中で前の助役さんがですね、こういうことを言われておるんですね。  「審査会の決定に対して、市長の意見と食い違うことがあった」と、「しかし、何せ市長は技術者であり、専門家である。事業の中身についても非常に詳しい。私は事務畑を歩いてきた人間で、市長のやり方はおかしいと思いながらも、それに逆らうことはできなんだ」と、こういう証言をされとるわけなんですけどもね。  大体、審査会の決定に市長が意見を挟んで、決定を覆すということ自体が、それは重大な越権行為だと思うんですけれども、専門分野が違うからといってですね、おかしいと思いながら、それが言えないという審査会ではね、数が何ぼおってもだめだと思うんです。
     そういったことについての委員の自覚、質のことをやっぱり、定義付けるべきでないかというふうに思うんですが、そのことについてご答弁をお願いします。  それから、第2項目ですけれども、これについては1点目から3点目については、民生部長にお願い致します。  4点目、5点目については、経済部長にお願い致します。  ダイオキシンについては、非常に国民の関心が高いというのは、8日の新聞にもダイオキシンの発生源である焼却施設の周辺の環境にどのように影響しておるかということで、全国で四、五カ所の調査対象を選んで調査するというようなことが、厚生省がそういうことを決定しております。  日本はヨーロッパなどに比べて、10年遅れとるということが言われておるんですけれども、小野市でもクリーンセンターの周辺の人がですね、クリーンセンターはべっちょないのかと。  それから、ダイオキシンは測ったことがあるのかどうかというようなことをね、私のところにもよく問い合わせがあるんです。  私も、周辺に住んでおりますので、地域の人たちからそういう問い合わせがあるんです。  私が要求したいのは、昨日答弁もありましたけれどね、定期的な測定とその結果の公表、それから、ダイオキシン濃度を下げていくために、やっぱり関係する市町のですね、責任で、これは極力濃度を下げていくという努力をしてもらわないかん。  先ほどの民生部長のご答弁の中でですね、平成9年度の12月と10年度に測定されておりますけれども、9年度の場合は、34ナノグラム、10年度の場合は、2.4ナノグラムというふうに、えらい差もあるんですけれども、大体、今の日本の80ナノグラムちゅうのは、世界で通用しない、ヨーロッパに比べたら800倍から高い値なんですね。  せやから、こんなところで、日本の国の基準が、今80やから、こんなところでべっちょないというふうに言われておったんでは困ると思うんです。  もう今、0.何ぼという濃度の時代やと思うんですね。  ヨーロッパなどでは、そういうふうになってます。  ですから、この古い方の炉、これは改修されるということに、11年、12年でなっておりますけれども、そういった面も極力留意されて改修してほしい。  この50トン炉の方は、私、これできたときにお聞きしたんですけれども、これは0.5やったと思います。  ところが、試験段階ではもっと下であったというふうに言われております。  古い方もそういうふうな改修をしてほしいと思うんですけどね。  この点についてお願いします。  それから、3点目のゴミの収集についてですけれども、今、各家庭から出ておりますゴミですけれども、よう見ますとですね、可燃ゴミの中で生ゴミは別にして、木とか紙とかビニールとか色々あるわけですけれども、今、非常にビニール系とかポリエチレン系、それからプラスチック系のゴミが多いんですね。  これを分別して、そして、ダイオキシンの出るようなものを別にして、それで粗大ゴミのときに収集するとしたら、半年ほど置いとかんなんわけです。  それで割合が非常に高いんです、今。  一般に出てくるゴミの中に。  これはね、やっぱり1週間に一遍収集してもらわないかんのやないかというように考えるんです。  その辺のところを、よく検討していただきたいと思います。  そういったことでね、私らの地域の主婦の人の間からはね、小野市は本気で分別収集しようとしとんのかどうかという声があるんです。  こんなもん半年もためとけって、田舎でしたらそこらにビニールの袋に入れてごつごつ積んどきゃ別かもわかりませんけどね。  町の方ではとてもそんなことはできないであろうというふうに考えるわけです。  この点について、ご答弁をお願いします。  それからもう一つ、ダイオキシンを出すゴミとそうでないゴミの分類について、分類についてですけれども、先ほどのご答弁にもゴミ収集のカレンダーに載っておるというふうに申されとるわけですけどもね。私も見たんですけども、非常にわかりにくいといいますか、色々ごちゃごちゃようけ書いてありますのでね、なかなか判りにくいんです。  それで、小さい図で示してありますけどもね、これやっぱり各地域を回ってですね、懇談会ぐらい開いてね、ほんで説明するぐらいのやっぱり熱意が必要やと思うんです。本当にゴミ問題を解決していくには。  今、本当にゴミ問題は大都市だけでのうてですね、各自治体の本当に最重要な問題になってきてると思います。  やっぱり小野市全体としてもね、市長も新しい市長になられましたけども、ゴミ問題はやっぱり自治体の最重要問題であるという認識をね、持っていただきたいというふうに思うわけです。  民生部長のご答弁をお願いします。  それから、第3項目ですけれども、建設部長にお願いをします。 ○議長(松井敏男君)  鈴垣議員、今、指名をね、民生部長経済部長という名指しをされたんですが、経済部長はよろしいんですね。おたくは民生部長経済部長ということが出たんですが。 ○1番(鈴垣 元君)  すみません。経済部長に聞くところをちょっと忘れておりました。もう少しあります。  4点目、5点目ですね。これは、先ほどご答弁がありまして、法改正があって、これは対応していくようになっておると、農業用のビニールなどについてですね、そういうようになっておるということで、早期にしていただきたいと思うわけですけども。  5点目について、残農薬の方についてですけれども、農協の方で有料で処分してくれるということです。  私も農協に、これ聞いてみました。  してくれるということなんです。  ただし、負担してくださいということですけれども、現在、ほとんどそんなことをしておる者おらんです。  といいますのは、そんなことしてないんです、だれも。  それで、困っていながらそういうことを、処分の仕方がわからないいうところがあります。  やっぱりこれはね、私、これ先ほど市長が言われた市民サービスの部門であると思うんです。  やっぱりこれを、それはまあ売った者やら買った者が責任持ってするのが当たり前なんですけどもね、なかなかそれはできないと。  それで、やっぱり行政が中に入ってですね、そういう斡旋をしていただきたい。  こういうものを処分するから、こういう方法でやりなさいということをね、やっぱり住民に知らせたり、その処分の方法を教えたりするのは、これは市民サービスの部門だと思うんです。これを、是非お願いしたいと思います。  それから、第3項目についてですけれど も、これは建設部長にお願いを致します。  生活排水を浄化して、河川などの自然環境をよくしていく。  この事業は、市民の義務なわけなんですけれども、それだけに行政としてもですね、順調に普及していくように、また適正に施行されるようにですね、指導監督していく責任があると思うんです。  それで、私はこの件について、4点お聞きしたいと思うんです。  一つは、先ほども色々ご答弁ありましたけれども、本当に市民の立場に立った指導がされてきたのかどうかという点を、1点お聞きしたいんですけれども、今まで小野市では、業者のほとんどが加入しております組合ががっちりしておりますのと、市の公認制度があるということで、仕事が他に流れることがなかった。  よそから来て仕事をとられてまうということがなかったわけなんですけども、そういうことから競争性が発揮されてないんではないか。  そのために、工事費が高値安定できたということが言えるんじゃないかと思うんです。  今までの市の指導に問題がなかったと考えられておるのかどうかということを、もう一度お聞きしたいと思います。  それから、2点目は、組合の理事長は、前建設部長、それから市長などへの贈賄容疑で逮捕されたわけですけれども、市民の間ではですね、行政と組合の癒着があるんではないかという指摘をする声が、本当にたくさんあります。  行政はそのために、工事費が高いのを黙認してきたんじゃないかという声があるわけなんです。  そのような事実は絶対ないというふうに断言できるのかどうか、この点、2点目お伺いします。  それから、3点目は、苦情の受け付けについてですけれども、これだけの大事業、数も多いし色々苦情があって当たり前だと思うんです。  1万8,000件から予定されている屋内排水ですね、これは苦情があって当たり前だと思うんです。  ですから、市民サービスという面からですね、きちっとした、統一した窓口があって当たり前じゃないかというふうに思うわけなんです。  市の方にはあまり苦情がなかったと言われましたけれども、私のところへは何件か苦情がありました。  それで、市の担当の方を通じて、手直しを求めたのがあるんですけどね。  ところがですね、その業者は反対に施主の方に文句を言ってですね、明らかに施工上のミスがあるのに、いまだに手直しをしてないというのがあります。  それから、下水工事をしたがために上水道管が、継ぎ手が動いてですね、後から水道がごつごつ水が出とったというような工事をね、結局費用をかけて、また直したというような苦情もありました。  こんなことがある場合ですね、市としてはこんな業者に対して指名を外すというようなこともしてですね、毅然とした対応をするべきではないかと思うんですけども。  そういった場合の対処について、お伺いをしたいと思います。  これが3点目です。  それから、4点目は、屋内工事の完了検査、これはどのようにやられておるのか。ちょっとこれ、最初に聞いておったらよかったんですけれども、忘れておりましたので、この点についてちょっとお尋ねします。完了検査です。  それから、第4項目の市長の所信表明についてでございますが、非常に立派な答弁をされたというふうに私は思っております。市長は市民に開かれた市政、市民のニーズを大切にして、市政に活かしていくことを強調されておりますし、市行政は、最大のサービス産業というふうに位置づけられて、市民に奉仕する市政を強調されておったというふうに思います。  このことは、市民の希望しているところでもありますし、実行を強く期待するわけなんですけれども。私は、一つの具体的な改善ということについて、お願いではいかんわけですけれども、改善を望みたいというふうに思います。  それは一つは、一つはいいますのか、一つの例は、市長の諮問機関であります各種審議会、これをよく見直していただきたい。見直していただきたいと思うわけです。  私も経験浅いわけで、色々な審議会に所属したこともないわけなんですけれども、見直しの内容は、審議会の目的、それから委員の構成、こういったものについてどうなのかというふうに思うんです。  例えば私、環境保全対策審議会、これに所属したことはあるんですけれども、この名前を見ますと、自然環境も含めてですね、小野市全体の環境保全について、実態調査もして審議するんじゃないかというふうに私は感じたんです。  ところが、実態はそうはなっていないと。目的は非常に矮小化されているというふうに思うんです。  また、委員さんの構成についてもですね、各種団体の長とか、あっちやこっちに出られとる方が委員になっておられるんですね。  ですから、時間的にもですね、そないにどこでもここでも顔出して、実質的なものができるはずないと思うんです、実質。やっぱりそういったその審議会の専門分野にふさわしい、そういうあまり肩書にこだわらない、そういった人になってもらうべきじゃないか。  また、男の人が特に多いようですけれども、女性ももっと入れていくべきじゃないかというふうに感じるんですけども。  いずれにしても、その問題について熱意のある人でないといかんじゃないかと思うんです。  以上、再質問と致します。 ○議長(松井敏男君)  再質問に対し、答弁を求めます。  総務部長 高橋秀忠君。 ○総務部長(高橋秀忠君)  再質問にお答えを致します。  まず、1点目でございますが、いわゆる市内業者の育成という観点から、公募型の指名競争入札につきましては、一定の制限を設けております。  それは、いわゆる1億5,000万円以上の工事ということでございます。  それで、それ以外の入札につきましては、従来の指名競争入札ということで行っていきたいというように考えておりますが、まず、その見直しにつきましては、1点目は指名選定基準の明確化を行いまして、あいまいな表現を避けました。  このことによりまして、できるだけ公平な指名ができるというふうに思っております。  また、入札の参加の業者数を増やしまして、競争性を高めていきたいというふうに思っております。  また、市内業者の中には、特定建設業という許可を持っておられる方がいらっしゃいますが、それらの業者の方々も優先をしていきたいというようなことを考えております。  それから、2点目でございますが、下限価格の公表ということでございますが、この件につきましても、プロジェクトチーム等で検討を行いました。  しかしながら、これらの、例えば予定価格の事前公表、また最低制限価格の公表につきましては、メリットと致しましては、例えば不正な入札の抑止力となること、また、透明性が確保されるなどの点がございます。  また、一方、デメリットと致しましては、競争性が制限されるのではないかとか、落札額が高どまりとなるのではないか、また、談合を助長することになるのではないかというようなことも考えられております。  したがいまして、現段階におきましては、慎重に対処していきたいというふうに考えております。  しかしながら、今後とも入札制度のあり方につきましては、絶えず検討を加えまして、より透明性、競争性のある入札となるように努めていきたいというふうに考えております。  それから、最低制限価格の決め方でございますが、先ほども議員ご指摘ありましたように、いわゆる設計価格につきましては、当然その標準単価等を用いまして積み上げを行っております。  その中で、いわゆる諸経費等につきまして、どれぐらい節約できるかというようなことを考えて、最低制限価格を決めておりますので、その最低制限価格の範囲内であれば、採算は取れるものというふうに考えております。  それから3点目、審査会の委員の数でございますが、議員ご指摘のとおりもちろん各委員、数だけの問題ではないというふうに思っております。  質の向上が大切なことであるというふうに認識を致しております。  ただ、物理的な面と致しまして、やはりそれぞれ個人は、もちろんいろんな経験をしておりますので、その経験の中で、それらの判断をやっていくことになると思いますが、いわゆる決裁規程の見直しを行いまして、先ほどご指摘ありましたように、個人の恣意が入るのを避けるというようなことを、まず考えていきたいというふうに思っております。  いずれにしましても、職員それぞれ審査会の委員の質の向上は必要であるというふうに考えております。
     以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  民生部長 井上重昌君。 ○民生部長(井上重昌君)  再質問にお答えを致します。  1点目につきまして、クリーンセンター周辺のダイオキシンの測定について、あるいはまた、公表についてのお尋ねでありますけれども、これにつきましては、さきの質問にありましたように、ご答弁申し上げましたように、組合の方でひとつ実施する方向で働きかけていきたい、あるいはまた、公表につきましても速やかに公表するように働きかけていきたいというふうに考えております。  それから、古い炉の改修の件でありますけれども、これにつきましても先ほどご答弁申し上げましたように、3号炉と同じダイオキシン対策、いわゆる活性炭吸着装置、あるいはまた、バグフィルターを兼備した、兼ね備えた対策を講じていきたい、そしてまた、設計基準にしましても3号炉と同じ設計基準となっております。  したがいまして、平成14年度に適用されるダイオキシン対策の基準10ナノグラムがクリアできるというふうに考えております。  それから次に、プラスチックの分別の件でございますけれども、この粗大ゴミの年2回ではなかなか掃けないと、もっと回数を多くしてはどうかということでありますけれども、そのことにつきましては、議員ご指摘のとおりであります。  私どもも認識を致しておるわけでありますけれども、今後、プラスチック類のゴミの排出量を十分勘案しながら、収集回数を増やしていくことで検討してまいりたい、そういうふうに考えております。  それから、収集カレンダーの分別収集につきまして、イラストを入れたりして色々と工夫を凝らして作成を致しておるわけでありますけれども、大変、1点としては見にくいというようなことであります。  しかしながら、私どもとしては、精一杯できるだけわかりやすく周知をしていきたいというようなことから、わかりやすく作成したつもりでありますけれども、そういう今後、説明の希望のある町につきましては、こちらから出向きまして説明にあたっていきたい、このように考えております。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  経済部長 吉田真輝君。 ○経済部長(吉田真輝君)  農薬を販売することにつきましては、農薬取締法によりまして、販売業者としての登録をすることになっております。  その中で、農薬の保管管理でありますとか、あるいは農薬販売時の留意事項とか、そういうふうなことがこの販売業者に課せられております。  今後、今、この質問にありましたとおりのことにつきましては、再度販売業者であります農協へ、合法的なその処理ができるように協議、指導をしてまいりたいと、このように思っております。  この中で、行政として必要な対応があれば取り組んでいきたい、このように考えております。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  建設部長 西川輝廣君。 ○建設部長(西川輝廣君)  1点目につきましては、市の指導に問題はなかったのかというふうなお尋ねであったというふうに思っております。  先ほど、ご答弁申し上げましたようなことで、年に数回ということで業者に対して連絡会議を持ちまして、いろんな面で指導等行っているところでございます。  特に、個人の住宅に対しての誤った接合、誤接合といいますが、こういったことを防ぐ、あるいは緊急時の対応など、そういったことについても、常々指導しているところでございます。  また、個人につきまして、高値安定しているというふうなご指摘でございますけれども、これにつきましても、昨日の13番議員にもお答え致しましたとおりでございますが、9年度までは標準単価というものを設定を致しまして、これを超えることないよう業者を指導してきたというところでございます。  この標準単価につきましても、近隣の市町と比較致しましても、さほど高いという状況にはなかったというふうに思っております。  したがいまして、業者の対応につきましては、指導に特に問題はなかったというふうに考えてるところでございます。  それから、2点目の行政と組合との癒着の件でございます。  前建設部長が逮捕されたという事実につきましては、深くお詫びをする次第でございまして、この点から見ますれば、特定の関係にあったのかなということは推察されます。  ただ、私も在職1年になります。  こういったところから常々業者との癒着というか、手心をいろんな面で加えていくということはあってはならないということは、職員に対しても強く指導しているところでございます。  今後も、引き続き厳しく指導監督をしてまいりたいというふうに考えております。  それから、3点目の苦情の受け付けでございますけれども、本来ですと苦情受け付けは一本化というのは望ましいかと思います。  ただ、その受け付け内容によりまして、例えば建設部ですと公共下水道に関すること、それから経済部ですと農業集落に関することということで、それぞれ工事内容は類似しておりますけれども、それぞれの状況において工事しているところがございますので、それぞれの内容が詳しいという点においてですね、却って、例えば農業集落に関しても建設部に来られても、却ってご迷惑をかけるということにもなりかねませんので、市民サービスの点からも、それぞれのところで対応した方がいいのではないかというふうに考えているところでございます。  それから、4点目の完了検査についてでございますけれども、これは個人の住宅の工事でございますけれども、これは条例規則等で市長が検査をするということになってございます。  こういった点で、工事業者を指導監督しているという立場にあると思います。  この検査につきましては、当然ながら個人の方、注文された方、それから、人において責任技術者と業者の方等交えまして、市の方から検査員が赴いて検査をするということになってございます。  問題なければ検査証を発行するという手続になってございます。そういう状況でございます。  ちょっと答弁漏れがございまして、苦情等について業者を処分してはどうかというお尋ねであったと思いますけれども、これにつきましては、私どもの方にはいろんな苦情っていうことは参っておりませんので、例えば、施主さんの方に業者の方が文句を言われるというふうなケースもあるかもしれません。  しかし、そういうことは我々の方には情報として入ってきておりませんので、この点につきましては、事実を確認致しましてですね、条例規則等にもし違反するようなことがあれば、これに基づいて厳正な処分をすると、これは当然のことであろうというふうに考えているところでございます。  以上、答弁とします。 ○議長(松井敏男君)  市長 蓬莱 務君。 ○市長(蓬莱 務君)  第4項目、1点目の再質問にお答え致します。  私は、1番議員のおっしゃったことにつきまして、基本的な考え方として、人・もの・金・情報という、いわゆる行政の持つ行政資源いうものを再構築すべきであるということは常々考えております。  したがいまして、人に関する件につきましては、当然、私は実力成果主義であると、何ができるかということが問われるということであります。  したがいまして、先ほどのご質問にありました件からいきますと、いわゆる審議会等の見直しが必要でないかということにつきましては、既に関係部門に一部指示を致しております。  といいますのは、先ほど言いました、いわゆるあらゆる審議会につきましても、そのしきたりにつきましても、現状の認識とあるべき姿について検討を進めるよう指示を致しております。  先ほども言いましたように、したがって女性等につきましても、当然のことながら実力成果主義でありますから、きょうも傍聴席に女性の方が来ていらっしゃいますけども、大いに参画していただくことについては、私は何も異存はございませんし、むしろ歓迎を致したいと、こう考えております。  ただ、申しましたように、現実にあるそういう行政資源の持ついわゆる仕組みというものについて、単にご指摘のものだけを的確に直すということでなくて、全体の根底から仕組みとして直さなければ、必ずやそれを崩壊することになるということでございますんで、その辺は各方面の意見をよく聞いた上で、審議会のあり方については対処していきたいと、かように考えております。  以上で、答弁を終わります。 ○議長(松井敏男君)  答弁は、終わりました。  再々質問はありませんか。  1番、鈴垣 元君。  鈴垣議員、あと11分ですので、簡明にお願いしたいと思います。 ○1番(鈴垣 元君)  はい。第1項目について、東大阪市のですね、事前公開の点について、ちょっと若干。  東大阪市では実施をしております、昨年の9月から。  9月から11月までの間に実績を上げとるわけですけれども、そのことをちょっとお伝えします。  6事業に、この事前公開制度を取り入れました。  それで、従来の入札方法より8億円安く上がっておるということを言っております。  そして、この制度について、色々欠点もあろうし長所もあろうということでお尋ねしたんですが、やってよかったという言い方をしております。  これが1点です。  それから・・・ ○議長(松井敏男君)  鈴垣議員、今、総務部長にこれをやるのかどうかという質問ですか。 ○1番(鈴垣 元君)  そうです。3月末までの検討の中で検討していただきたいと。 ○議長(松井敏男君)  それでよろしいね。 ○1番(鈴垣 元君)  それでよろしいです。総務部長です。  それから、第2項目のことについて、民生部長にちょっとお尋ねしたいんですが、ゴミの収集についてなんですけれども、懇談会など、懇談会ですね、希望するところがあれば応じるというふうに言われたんですけれども、やっぱりゴミの問題のとらえ方がまだ甘いんじゃないかと、私は思うんです。  やっぱりこれは全地区に徹底してもらうことを言うためにですね、希望するところだけということじゃなしに、懇談会をもっていくべきじゃないかというふうに思います。  それから、第3項目について、建設部長にお尋ねしたいんですが、苦情窓口についてですけれども、事業が3つに分かれとるから、それぞれのところでやったらいいと、従来のとおりでいいというお答えだったと思うんですけれども、やっぱり屋内の部分については、皆一緒なんですね、要するに。  そして、市民の立場から見てですね、下水道のことやったら要するに下水道課といいますか、一本やというふうに考えると思うんです。  やっぱりそこはね、市民サービスの問題じゃないかと思うんです。  やっぱりそういった下水に関することがあったら、ここへ言うてくださいという窓口を設けるのが、やっぱり行政としての市民サービスの問題じゃないかと思うんです。  その点をお伺いして、再々質問を終わります。 ○議長(松井敏男君)  再々質問に対し、答弁を求めます。  総務部長 高橋秀忠君。 ○総務部長(高橋秀忠君)  再々質問にお答えを致します。  事前公表の実施でございますが、議員ご指摘のとおり既に実施しておられます東大阪市の例もお話がございましたように、メリット、デメリットというものはやはりあると思っております。  したがいまして、それらの状況をよく見極めまして、小野市にとって必要な制度であるというふうに判断をされた場合には、導入ということになるというふうに考えております。 ○議長(松井敏男君)  民生部長 井上重昌君。 ○民生部長(井上重昌君)  再々質問にお答えを致します。  懇談会を全地域でもってはどうかというご質問であります。  この分別収集につきましては、これまでいろんな経緯がありました。  最初の分別の取り組みのときには、各地区あるいは各地を全てを回って説明を致しておりますし、あるいは広報等いろんな情報母体を通じてPRを致しました。  周知が図られておるというふうに考えておるわけでありますけれども、今、議員のご質問につきまして、今後ひとつ検討してまいりたい、このように思います。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  建設部長 西川輝廣君。 ○建設部長(西川輝廣君)  議員ご指摘のとおり我々行政といいますのは、市民の立場に立ったというか、そういった観点からもちろん行政を進めるべきであるというふうに考えてございます。  今、ご指摘がございますので、先ほど私、今のままの方が最も市民サービスにつながるというふうに考えておりますので、もう一度ですね、何が市民サービスの観点から最もサービスになるのかといった点をもう一度考え直しましてですね、最も適切な方法であるというところが必要があれば変えていきたいと、こういうふうに思っておりますので、もう少し検討させていただきたいというふうに思います。  以上、答弁とします。 ○議長(松井敏男君)  以上で、1番 鈴垣 元君の質問は終わりました。  この際、15分間休憩致します。                休憩 午前11時15分             ─────────────────                再開 午前11時28分 ○議長(松井敏男君)  ただいまから、会議を再開致します。  休憩前に引き続き、質問であります。  6番 小林千万億君の質問を許可致します。               (6番 小林千万億君 登壇) ○6番(小林千万億君)  お許しをいただきましたので、2項目について質問を致します。
     第1項目、各種団体との関係修復について、市長にお伺いを致します。  ここ10年余り、各種団体と市当局の関係にアンバランスが生じていると言われて久しいわけですが、市長就任間もないところですが、小野市再生のためには、1日も早い関係を修復するのが緊急の課題であると思われます。  そのために、次の2点について市長の見解をお聞き致します。  1点目、各種団体との関係修復のためには、市当局と各種団体との接触の機会を多くすべきであると思いますが、市長の見解をお伺い致します。  2点目、陳情書や要望書が数多く提出される場合があるわけですが、それについて、できない事項については、その理由、できる事項については、その時期等について、はっきり文書で回答することが信頼を回復する近道であると思われますが、市長の見解をお伺いを致します。  第2項目、人事行政について、市長に質問を致します。  市長は就任当初、「市役所は市内最大のサービス機関の拠点である」と言われました。このサービス機関が、市民生活の向上のため、バランスのとれた行政を市民は期待しているところであります。また「企業は人なり」という格言もございます。  サービス機関が実績を上げるためには、職員対市民との関係をよくする必要があります。  そこで、次の2点についてお伺い致します。  1点目、サービスが常に活性であるためには、マンネリズムであってはなりません。  職員の資質の向上はもちろんですが、合わせて人事が活発じゃなければならないと思います。  長期にわたって同じ職場に在職するケースが特に多く見受けられるが、こういうことがないよう、人事異動をもっと活発にすべきと考えるがどうですか。  見解をお伺いを致します。  2点目、これまでから長期の間、外部からの出向制度を採用されてきているが、市全体の人事管理上等において、何ら問題はないのかどうか、市長の見解をお伺い致します。  以上です。 ○議長(松井敏男君)  質問に対し、答弁を求めます。  市長 蓬莱 務君。               (市長 蓬莱 務君 登壇) ○市長(蓬莱 務君)  第1項目、1点目について、お答えを致します。  所信表明でも申し上げましたとおり、私は、市民第一主義を主張しておりますが、常に市民が求めているニーズを的確にとらえ、市政を展開していかなければならないと考えております。  このようなことから、各種団体の会合等に出席、参加することは、広く市民の意見を直接聞くことができる機会であるとともに、私自身と私が推し進める市政を理解していただける絶好の機会でもあり、私は日程が許す限り積極的に参加をしていきたいと考えております。  具体的には、定期ミーティング等の開催につきましても、私は広く意見を聞いてから実施をしていく所存であります。  次に、2点目でありますが、市民からの要望、陳情については、その必要性、緊急度などを十分検証し、市民に対し、その結果を可能な限り早期に提案していくことは、議員ご指摘のとおりであると考えております。  このため、従来の方法を見直すとともに、新たなるシステムづくり、すなわち要望とかあるいは依頼とか苦情とか陳情等、そういう市民のニーズを受け付けするというルールの再構築、こういうものに積極的に取り組んでまいりたいと考えております。  第2項目、1点目について、お答え致します。  人事異動については、職員に可能な限り多くの職場を経験させ、多様な行政需要に的確に対処できる人材を育成するとともに、長期にわたり同一職場に在職することの弊害を除去し、活気のある職場をつくるという観点から、私は必要であると考えております。  このため、在職期間については、概ね5年程度を基準に致したいと考えております。当然、そのときの状況等によって事情は変わることは言うまでもありません。  しかしながら、私自身も11年度の人事異動については、就任間もない、まず人を知るということが原理原則でございますんで、それと将来の機構改革も含めて、慎重に検討してまいりたいと考えております。  次に、2点目についてお答えを致します。  職員の人事交流については、地方分権などの多面的な状況や、職員の能力開発、更には組織の活性化を図る上で必要であると認識を致しております。  また、管理・監督職の人事については、だれがおみこしに担がれて、だれがみこしを担いでいるのかという、そういうものを考慮した、いわゆる実力成果主義による登用を図り、必要と判断した場合には、積極的な交流人事を行いたいと考えております。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  答弁は、終わりました。  再質問はありませんか。  6番 小林千万億君。 ○6番(小林千万億君)  2点にわたって再質問を致します。  第2項目の人事行政についてでありますが、ただいま非常に積極的なご答弁をいただきました。  この前のときにも、職員の意識改革ということを、市長は強調されておったんですが、私がこれまで見ておりますとですね、この意識改革という、その中に、職員がもっと思ったことをどんどん言えるという、こういう雰囲気がこの中にも含まれておるのかどうか、それをまずお聞きをしたいと、こういうように思います。  それから、第2項目の2点目でありますが、例えば私も人事の交流というのは非常に必要だと、こういうように思っております。  過去、兵庫県からの派遣の職員につきましては、部長級が非常に多いという、こういう傾向でありましたが、やっぱり課長級だとかですね、係長級の、こういう人たちの交流も含めてですね、よいところ、悪いところ、お互いに競い合いという、こういうことが非常に成果が上がるんではないかと、この2点について、ひとつ再度ご答弁をお願い致します。 ○議長(松井敏男君)  再質問に対し、答弁を求めます。  市長 蓬莱 務君。 ○市長(蓬莱 務君)  第2項目の再質問について、お答えを致します。  まず、1つ目、人事行政、いわゆる言える雰囲気にあるかなしか、いうことでありますけれども、私自身は、言える雰囲気を一つ一つ積み重ねていきたいと、こう思っております。  やはり教育という観点からするならば、し続けるということがキーワードであり、突然にして雰囲気が変わるというものではありません。私自身自らが、皆さんとともに、職員とともに毎日し続ける、すなわちそういう雰囲気を続けるための努力、それが正に求められると、こう考えております。私は、言える雰囲気が一つ一つできるように、私は確信を致しておる次第であります。  2つ目、第2項目、2点目であります。  人事交流につきまして、先ほども話がありましたように、私は人事交流につきましては、当然のことと考えております。  ただ、大事なことは、その目的を明快にした上において、人事交流をやはり図るべきだろうと。単なる人事交流では意味合いがないと、こう考えております。  いずれにしましても、人事交流に選ばれた人、あるいは教育的観点を持ってどしどしそういう交流ができることを願っております。今後も、私自身努力を致したいと思います。  以上であります。  以上、答弁と致します。 ○議長(松井敏男君)  答弁は、終わりました。再々質問はありませんか。 ○6番(小林千万億君)  ありません。 ○議長(松井敏男君)  以上で、6番 小林千万億君の質問は終わりました。  これにて、一般質問を終結致します。                〜日程第3 議案第1号〜 ○議長(松井敏男君)  次に、日程第3、議案第1号についてお諮り致します。  本案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略し、ただちに討論、表決に入りたいと思います。  これにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶものあり) ○議長(松井敏男君)  ご異議なしと認めます。  よって、さように決しました。  議案第1号について、討論の希望はありませんので、これにて討論を終結致します。  これより、議案第1号を採決致します。  本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶものあり) ○議長(松井敏男君)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第1号は、原案のとおり承 認されました。              〜日程第4 議案第2号〜議案第9号〜 ○議長(松井敏男君) 次に、日程第4、議案第2号から議案第9号まで、以上8件について、お諮り致します。  本件については、お手元に印刷配布致しております、予算特別委員会審査付託表のとおり、議員全員をもって構成する、予算特別委員会を設置し、これに審査を付託することに致したいと思います。  これにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶものあり) ○議長(松井敏男君)  ご異議なしと認めます。  よって、さように決しました。             〜日程第5 議案第10号〜議案第17号〜 ○議長(松井敏男君)  次に、日程第5、議案第10号から議案第17号まで、以上8件について、お諮り致します。  本件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略し、ただちに討論、表決に入りたいと思います。  これにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶものあり) ○議長(松井敏男君)  ご異議なしと認めます。  よって、さように決しました。  議案第10号から議案第17号まで、以上8件について、討論の希望はありませんので、これにて討論を終結致します。  これより、議案8件を一括して採決致します。
     本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶものあり) ○議長(松井敏男君)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第10号から議案第17号まで、以上8件は、原案のとおり可決されました。            〜日程第6 議案第18号〜議案第30号〜 ○議長(松井敏男君)  次に、日程第6、常任委員会付託であります。  会議規則第37条第1項の規定により、議案第18号から議案第30号まで、以上13件について、お手元に印刷配布致しております、常任委員会審査付託表のとおり、所管の常任委員会に付託して、慎重審査をわずらわしたいと存じます。            〜日程第7 議案第31号〜議案第34号〜 ○議長(松井敏男君)  次に、日程第7、議案第31号から議案第34号まで、以上4件を一括議題と致します。  議案の朗読を省略致しまして、理事者側より提案理由の説明を求めます。  市長 蓬莱 務君。                (市長 蓬莱 務君 登壇) ○市長(蓬莱 務君)  本日、追加議案と致しまして、職員退職手当組合規約の一部改正、公募型指名競争入札で実施致しました市道3202号線橋梁及び市営住宅丸山団地建設にかかわる工事請負契約、並びにふるさとONOランド用地としての土地取得議案の計4件を提出致します。  各議案の内容につきましては、それぞれ担当者から説明致させますので、ご審議、ご決定を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(松井敏男君)  議案第31号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の一部を改正する規約について、総務部長 高橋秀忠君。               (総務部長 高橋秀忠君 登壇) ○総務部長(高橋秀忠君)  議案第31号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の一部を改正する規約について、提案説明を致します。  議案書の31ページであります。  この議案は、兵庫県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体等の異動に伴い、同規約の別表第1号表中に定める組合を組織する市町等及び別表第2号表中に定める組合議会の議員を互選する場合の選挙区等の一部を変更しようとするものであり、地方自治法第290条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  以上、提案説明と致します。 ○議長(松井敏男君)  次に、議案第32号 市道3202号線橋梁上部工事請負契約について、議案第33号 市営住宅丸山団地建設(建築)工事請負契約について、建設部長 西川輝廣君。               (建設部長 西川輝廣君 登壇) ○建設部長(西川輝廣君)  議案第32号 市道3202号線橋梁上部工事請負契約について、提案説明を致します。  議案書の32ページであります。  この議案は、契約金額3億3,600万円で、川崎重工業株式会社関西支社常務取締役支社長、宮道 博と請負契約を締結しようとするものであります。  工事内容につきましては、市道3202号線の整備のうち、万願寺川に架橋致します橋長129メートル、車道幅員6メートル、片側歩道3.5メートル、全幅11メートルの鋼製の橋梁上部工であり、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づいて、議会の議決を求めるものでございます。  次に、議案第33号 市営住宅丸山団地建設(建築)工事請負契約について、提案説明を致します。  議案書の33ページであります。  この議案は、契約金額2億9,400万円で、株式会社岡工務店取締役社長、岡 繁男と請負契約を締結しようとするものであります。  工事内容につきましては、鉄筋コンクリート造り4階建て、1棟24戸、延床面積約1,801平方メートルの市営住宅の建設及び屋外整備工事であり、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づいて、議会の議決を求めるものでございます。  以上、提案理由の説明と致します。 ○議長(松井敏男君)  次に、議案第34号 土地取得について、経済部長 吉田真輝君。              (経済部長 吉田真輝君 登壇) ○経済部長(吉田真輝君)  議案第34号 土地取得について、提案説明を致します。  議案書の34ページでございます。  この議案は、ふるさとONOランド整備事業用地として、小野市浄谷町字北野1554番19ほか99筆、面積5万9,976.81平方メートルを16億8,371万2,557円で小野市土地開発公社から取得するにあたり、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づいて、議会の議決を求めるものであります。  以上、提案の説明と致します。 ○議長(松井敏男君)  以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。  だたいまの説明に対し、質疑の希望はありませんか。  議案第31号から議案第34号まで、以上4件について、質疑の希望はありませんので、これにて質疑を終結致します。  ただいま、議題となっております議案4件について、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に印刷配布致しております常任委員会審査付託表のとおり、所管の常任委員会に付託して慎重審査をわずらわしたいと存じます。  お諮り致します。  本日の会議は、この程度にとどめ散会致したいと思います。  これに、ご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶものあり) ○議長(松井敏男君)  ご異議なしと認めます。  よって、本日は、これにて散会することに決しました。  次の本会議は、3月24日午後1時30分から再開致します。  本日は、これにて散会致します。                散会 午前11時50分...