宝塚市議会 2022-10-07
令和 4年第 3回定例会−10月07日-06号
令和 4年第 3回
定例会−10月07日-06
号令和 4年第 3回
定例会
令和3年第4回
宝塚市議会(
定例会)会議録(第6日)
1.開 議 令和4年10月7日(金) 午前 9時30分
閉 会 同 日 午前11時07分
2.
出席議員(24名)
1番 田 中 大志朗 14番 梶 川 みさお
2番 岩 佐 まさし 15番 大 島 淡紅子
3番 くわはら 健三郎 16番 田 中 こ う
5番 川 口 潤 17番 山 本 敬 子
6番 となき 正 勝 18番 池 田 光 隆
7番 伊 庭 聡 19番 三 宅 浩 二
8番 村 松 あんな 20番 冨 川 晃太郎
9番 北 野 聡 子 22番 中 野 正
10番 寺 本 早 苗 23番 江 原 和 明
11番 浅 谷 亜 紀 24番 横 田
まさのり
12番 大 川 裕 之 25番 たぶち 静 子
13番 藤 岡 和 枝 26番 北 山 照 昭
これら
営業費用、
営業外費用に
特別損失を加えた費用の合計は、前年度と比べ4,567万円余、1.2%増の39億9,800万円余となっています。この結果、当年度純利益は、収支均衡の決算としたため、収支同額のゼロ円となっています。
資本的収入及び支出ですが、まず収入のうち企業債は、公共下水道企業債、流域下水道企業債、
資本費平準化債の合計で11億3,855万円余りを借り入れており、国庫補助金、他
会計負担金、工事負担金などを加えて、収入の合計は13億739万円余となっています。
次に、支出ですが、公共下水道の流域下水道の整備などの
建設改良費として6億3,175万円余りの事業を実施し、
企業債償還金も前年度より1億1,654万円余減少しており、それらを加えて支出の合計は30億3,557万円余となり、差引き17億2,818万円余の
収支不足となりますが、
損益勘定留保資金等で補填をしています。
汚水処理原価と
下水道使用料単価の比率ですが、下水を処理するための汚水処理原価と
下水道使用料単価の比率は、1立方メートル販売すると15.7円の赤字が発生することを示しています。
主な質疑として、流域下水道維持負担金の
修繕費が増加している理由、汚水処理原価と
下水道使用料単価の比率で赤字体質になっていることなどの質疑があり、採決の結果、本議案は
全員一致で認定をいたしました。
次に、議案第104号宝塚市新
ごみ処理施設等整備・
運営事業の
整備工事の締結についてです。
議案の概要は、契約金額は463億1,880万円で、川崎重工業、新明和工業、青木あすなろ建設・高松建設の特定建設工事共同企業体を
請負業者として締結しようとするものです。
事業方式としては、公設民営のDBO方式で、事業者の選定は、価格と提案内容を総合的に評価する総合評価一般競争入札で実施をいたしました。
施設としては、エネルギー回収推進施設、マテリアルリサイクル推進施設、し尿処理施設、仮設リサイクル処理施設、管理棟、収集車車庫棟などの附属施設で構成をしています。
エネルギー回収推進施設ですが、処理方式は全連続燃焼式ストーカ式の並行流焼却炉で処理能力は1日210トンで、105トン炉が2基となります。廃熱を利用した余熱利用設備として、自家発電設備を設置、発電能力は4,740キロワットとなり、現在の発電機が925キロワットですから、約5倍の能力となります。災害により外部電源がなくても自力で稼働できるよう、1,500キロボルトアンペアの大型の非常用発電設備を設置します。
マテリアルリサイクル推進施設ですが、一般持込みの全ごみ種を1か所で受け入れることとしており、新たな試みとして、搬入・退室がしやすいターンテーブルを設置し、利用者の安全の確保と搬出しやすさを確保、不燃粗大ごみ、小型不燃ごみ、缶・瓶、ペットボトル、プラスチック類を選別処理し、新たにアルミも回収をいたします。
全事業費ですが、落札額である597億9,800万円に消費税10%を足して657億7,780万円となる見込みです。整備費は463億1,880万円。
運営事業費は、運営委託契約が単価契約となることから、令和29年9月までの想定ごみ量に対する想定額として194億5,900万円になります。
整備事業費の財源内訳については、国の循環型社会形成推進交付金が129億9千万円余り。起債が284億5,950万円。一般財源が48億6,800万円余りとなります。
また、起債については、償還時に交付対象は50%、対象外が30%の交付税措置があり、一般財源については、新ごみ処理施設建設基金が令和3年度末で約23億円あり、整備事業には、都市計画税の充当も可能になりましたことから、これらで対応可能と考えています。
運営事業費は、全て一般財源対応となります。
今回のDBO方式と公設公営の事業費比較については、PFI事業で利用するVFM、つまり総事業費をどれだけ削減できるかを示す割合については、落札額に基づくVFMを算出すると14.33%となり、約53億円程度の価格差額となると想定しています。
整備期間は、令和4年10月から令和14年9月までの10年間、運営期間は仮設稼働の令和6年4月から令和29年9月までの23年6か月となります。
エネルギー回収推進施設、し尿処理施設の稼働は令和9年10月、マテリアルリサイクル推進施設の稼働は令和13年4月となります。
財務面では、
運営事業者はSPCという特別目的会社を設置、資本金は4億9,900万円、この金額は、運転資金、支払い遅延予備費、トラブル対策費など、不測の事態を想定し設定されたもの。また、最大20億円の賠償責任保険への加入、契約期間中は配当はせずに、利益余剰金は内部留保し、不測の事態に対応する計画とされています。
主な質疑として、
委員会視察した岩国市ではSPC設置はしていないが、SPC設置のメリット等について、建設から運営まで全てお任せだが宝塚市の関わり方、運転SPC経営モニタリングについて、売電リサイクル収入について、運営費の年4回支払い時期、金額についてなどの質疑があり、採決の結果、本議案は
全員一致で可決をいたしました。
委員会では、そのほかに議案第97号、議案第102号、議案第103号、議案第105号、議案第106号、以上5件についても審査を行い、採決の結果、5議案全ては
全員一致で可決をいたしました。詳しくは、お手元の
委員会報告書を御覧ください。
なお、議案第104号宝塚市新
ごみ処理施設等整備・
運営事業の
整備工事の締結については、整備・運営が長期間にわたること、説明内容が落札事業者の提案内容であり、実施計画後に変更点が発生する可能性が高いことから、附帯決議を付することに決定しました。
以下、御紹介をいたします。
議案第104
号工事請負契約(宝塚市新
ごみ処理施設等整備・
運営事業 整備工事)の締結についてに対する附帯決議。
現施設の老朽化が進んでいる現在、新ごみ処理施設等の整備運営は、近年における宝塚市の最大の課題の一つと言っても過言ではない。この課題に対し、DBO方式を採用することによって、民間のノウハウを活用し、より質の高い整備や安定的な運営が行われることを目指していると考えられるが、そのためには、事前にリスクに対応したスキームを作り上げておくこと、継続的なモニタリングを行い、問題を即座に改善することが重要である。
また、DBO方式は、金融機関の監視・介入がないため、PFIと比べると市が自ら対処しなければならないリスクも多く保有しており、それらを洗い出して、対応策を用意しておく必要があることを忘れてはならない。
本事業は25年間にもわたる長期の事業であるため、現在想定していないリスクが顕在化することや事業者の提案どおりにいかないこと、人為的なミスから起こるトラブルなど、様々な事態が起きるであろうことは容易に想像できる。
よって、以下の3項目について対応を求める。
1、現施設の解体作業及び建設作業が実施される際には、周辺住民への周知徹底や作業による影響を確認する体制をつくること。
2、不測の事態における対処能力やモニタリングに必要な専門性が低下しないよう、組織としてノウハウが蓄積され、かつ継承されていく体制を構築すること。
3、今後の本事業の進捗や推移を監視するため、議会もしくは
委員会に対し、定期的な報告を行うこと。
以上決議する。
以上で
産業建設常任委員会の報告を終わります。
○
三宅浩二 議長
委員長の報告は終わりました。
ただいまから質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「ありません」と呼ぶ者あり)
○
三宅浩二 議長 以上で質疑を終結します。
ただいまから討論に入ります。
討論はありませんか。
15番大島議員。
◆15番(大島淡紅子議員) 議案第104
号工事請負契約、宝塚市新
ごみ処理施設等整備・
運営事業整備工事の締結について、ともに生きる市民の会を代表し、賛成討論を行います。
この議案に関しては、
産業建設常任委員会において所管事務調査も行い、他市への視察も行った上で
委員会審査に臨みました。というのも、当市にとって初めての試み、つまり、公設民営のDBO方式でビッグプロジェクトを推進していく不安だけではなく、施設の運営維持管理は複数の構成企業から成る特別目的会社、SPCが行うという、こちらも初の試みで、しかも、まだほとんどが決まっていない中、不安材料が多過ぎるからです。
SPCには、1、資産の切離し、2、資金調達の容易さ、3、資産保持ができると言われるように、会社本体にとってのメリットがありますが、
デメリットとして、1、関係者が多いことによるコスト、2、設立に関わるコスト、そして、特に市に影響を及ぼす、3、粉飾決算などの不正の可能性等があるために、市は運営、維持管理を丸投げしてはならないのです。
リスク回避のための入念な監査など、このSPCがスーパー・ペーパー・カンパニーとやゆされないように目を光らせていただきたい。
もう一つ指摘しておきたいのは、SPCの運営、維持管理による重層下請です。現クリーンセンターでも、運転業務やリサイクルのための選別などが民間業者に委託されています。しかし、新施設では、さらにそれ以外の事業がSPCの下で行われることになるため、さらに別の事業者に業務委託され、またその下の業務委託に関しては、公契約条例が棚上げになっている現在、実際の労働者たちには市の影響力が及ばない仕組みになってしまいます。現クリーンセンターの委託労働者たちも大きな不安を抱えていると聞いています。市がヤミ労働に手を貸さないためにも、公契約条例の早期成立を願ってやみません。
ほかにも、収集事業に残る市職員との円滑な関係性、積年の市の様々なノウハウの継承などに不安は多々あるものの、
産業建設常任委員会での附帯決議案提出、また、
委員会の所管事務調査を含めたこの間の担当課や管理職による真摯な説明に期待を込めて、賛成をいたします。
○
三宅浩二 議長 ほかに討論はありませんか。
(「ありません」と呼ぶ者あり)
○
三宅浩二 議長 以上で討論を終結します。
ただいまから、議案第98
号令和3年度宝塚市
水道事業会計決算認定について及び議案第99
号令和3年度宝塚市
下水道事業会計決算認定についての以上2件を一括して採決します。
本件に対する
委員長の報告は認定することが適当とするものです。
本件は
委員長の報告のとおり認定することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
三宅浩二 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は認定することに決定しました。
次に、議案第97号及び議案第102号から議案第106号までの以上6件を一括して採決します。
本件に対する
委員長の報告は原案のとおり可決することが適当とするものです。
本件は
委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
三宅浩二 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。
日程第4、請願第22号選択的夫婦別姓制度の法制化を求める意見書の提出を求める請願を議題とします。
△───── 日程第4 ─────
……………………………………………
請願第22号 選択的夫婦別姓制度の法制化を求める意見書の提出を求める請願
(
総務常任委員会付託)
……………………………………………
○
三宅浩二 議長 本件については、
総務常任委員会委員長から、目下
委員会において審査中の事件につき、
宝塚市議会会議規則第76条の規定により閉会中の継続審査としたいとの申出がありました。
本件は
委員長の申出のとおり閉会中の継続審査とすることに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
三宅浩二 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は
委員長の申出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定しました。
日程第5、議案第111
号令和4年度宝塚市
一般会計補正予算第6号を議題とします。
△───── 日程第5 ─────
……………………………………………
議案第111号 令和4年度宝塚市
一般会計補正予算(第6号)
……………………………………………
○
三宅浩二 議長 提案理由の説明を求めます。
山崎市長。
◎山崎晴恵 市長 議案第111
号令和4年度宝塚市
一般会計補正予算第6号につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
本件は、
歳入歳出予算の総額にそれぞれ20億1,913万4千円を追加し、補正後の総額をそれぞれ877億9,877万5千円とするもので、款項の区分ごとの補正額は第1表のとおりです。
歳出予算の主なものは、価格高騰緊急支援給付金給付事業、子育て世帯応援給付事業をそれぞれ増額しようとするものです。
歳入予算の主なものは、
国庫支出金では、電力・ガス・食品等価格高騰緊急支援給付金給付事業費補助金、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を、
繰入金では財政調整基金とりくずしをそれぞれ増額しようとするものです。
よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。
○
三宅浩二 議長 提案理由の説明は終わりました。
お諮りします。
本件については、質疑、
委員会付託及び討論を省略して、直ちに採決したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
三宅浩二 議長 異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。
ただいまから、議案第111
号令和4年度宝塚市
一般会計補正予算第6号を採決します。
本件は原案のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
三宅浩二 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。
日程第6、議案第112号から議案第126号までの以上15件を一括して議題とします。
△───── 日程第6 ─────
……………………………………………
議案第112号 令和3年度宝塚市
一般会計歳入歳出決算認定について
議案第113号 令和3年度宝塚市
特別会計国民健康保険事業費歳入歳出決算認定について
議案第114号 令和3年度宝塚市
特別会計国民健康保険診療施設費歳入歳出決算認定について
議案第115号 令和3年度宝塚市
特別会計介護保険事業費歳入歳出決算認定について
議案第116号 令和3年度宝塚市
特別会計後期高齢者医療事業費歳入歳出決算認定について
議案第117号 令和3年度宝塚市
特別会計平井財産区
歳入歳出決算認定について
議案第118号 令和3年度宝塚市
特別会計山本財産区
歳入歳出決算認定について
議案第119号 令和3年度宝塚市
特別会計中筋財産区
歳入歳出決算認定について
議案第120号 令和3年度宝塚市
特別会計中山寺財産区
歳入歳出決算認定について
議案第121号 令和3年度宝塚市
特別会計米谷財産区
歳入歳出決算認定について
議案第122号 令和3年度宝塚市
特別会計川面財産区
歳入歳出決算認定について
議案第123号 令和3年度宝塚市
特別会計小浜財産区
歳入歳出決算認定について
議案第124号 令和3年度宝塚市
特別会計鹿塩財産区
歳入歳出決算認定について
議案第125号 令和3年度宝塚市
特別会計鹿塩・
東蔵人財産区
歳入歳出決算認定について
議案第126号 令和3年度宝塚市
特別会計宝塚市営霊園事業費歳入歳出決算認定について
……………………………………………
○
三宅浩二 議長 提案理由の説明を求めます。
山崎市長。
◎山崎晴恵 市長 議案第112号から第126号までの以上15件の各会計
歳入歳出決算認定につきまして、一括して提案理由の御説明を申し上げます。
令和3年度各会計の決算につきましては、
地方自治法の規定により、監査委員の意見書、主要な施策の成果を説明する書類などを併せて提出し、議会の認定をお願いするものです。
まず、議案第112
号令和3年度宝塚市
一般会計につきましては、歳入決算額については、前年度に比べ11.0%、116億1,200万円余の減で939億7,900万円余、歳出決算額については、前年度に比べ12.1%、125億2,600万円余の減で910億8,800万円余となり、歳入歳出差引残額は28億9,100万円余となりました。
翌年度に繰り越すべき財源としまして、継続費逓次繰越額3,600万円余、
繰越明許費繰越額4億3,700万円余、事故繰越し繰越額3,200万円余を差し引きますと、実質収支額は23億8,500万円余の剰余金が生じています。
また、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率につきましては、実質公債費比率は4.1%で前年度より0.4ポイント悪化し、将来負担比率は11.7%で前年度より7.2ポイント改善しました。令和3年度決算におきましても、全て法令の定める基準内に収まるなど、現時点ではおおむね適正な水準となっています。
一般会計と特別会計を合わせての地方債残高は、前年度に比べ2億3,500万円余の減となり、723億6,400万円余となりました。積立金残高は、前年度に比べ23億1,600万円余の増となり、165億3,500万円余となりました。経常収支比率は、92.1%で前年度より3.3ポイント改善しました。
次に、特別会計の決算のうち、議案第113
号令和3年度宝塚市特別会計国民健康保険事業費につきましては、歳入決算額238億9,300万円余、歳出決算額230億6,800万円余で、歳入歳出差引残額は8億2,400万円余となりました。
次に、議案第114
号令和3年度宝塚市特別会計国民健康保険診療施設費につきましては、歳入歳出決算額とも1億1,100万円余となりました。
次に、議案第115
号令和3年度宝塚市特別会計介護保険事業費につきましては、歳入決算額224億7,300万円余、歳出決算額221億900万円余で、歳入歳出差引残額は3億6,300万円余となりました。
次に、議案第116
号令和3年度宝塚市特別会計後期高齢者医療事業費につきましては、歳入決算額46億3,100万円余、歳出決算額44億8,200万円余で、歳入歳出差引残額は1億4,900万円余となりました。
次に、議案第117号から第125号までの令和3年度の平井財産区をはじめとする各財産区に係る特別会計につきましては、総額としまして、歳入決算額1億3,300万円余、歳出決算額8,600万円余で、歳入歳出差引残額は4,700万円余となりました。
次に、議案第126
号令和3年度宝塚市特別会計宝塚市営霊園事業費につきましては、歳入歳出決算額とも1億8千万円余となりました。
以上、各会計の決算概要について御説明を申し上げました。よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。
○
三宅浩二 議長 提案理由の説明は終わりました。
お諮りします。
本件については、質疑を省略して、12人の委員をもって構成する決算特別
委員会を設置し、これに付託の上、審査することにしたいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
三宅浩二 議長 異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。
ただいま設置することが決定した決算特別
委員会の委員選任については、
宝塚市議会委員会条例第7条第1項の規定により、議長から指名します。
職員に委員名を朗読させます。
◎加藤努 議会事務局次長 決算特別
委員会委員といたしまして、1番田中大志朗議員、6番となき議員、8番村松議員、10番寺本議員、12番大川議員、13番藤岡議員、15番大島議員、18番池田議員、20番冨川議員、22番中野議員、25番たぶち議員及び26番北山議員を指名します。
○
三宅浩二 議長 ただいまの朗読のとおり、決算特別
委員会の委員を選任しました。
しばらく休憩します。
── 休 憩 午前10時22分 ──
── 再 開 午前10時55分 ──
○
三宅浩二 議長 ただいまから会議を再開します。
日程追加についてお諮りします。
議案第112号から議案第126号までの以上15件を日程に追加して議題としたいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
三宅浩二 議長 異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。
議案第112号から議案第126号までの以上15件を一括して日程に追加し、議題とします。
△───── 日程追加分 ─────
……………………………………………
議案第112号 令和3年度宝塚市
一般会計歳入歳出決算認定について
議案第113号 令和3年度宝塚市
特別会計国民健康保険事業費歳入歳出決算認定について
議案第114号 令和3年度宝塚市
特別会計国民健康保険診療施設費歳入歳出決算認定について
議案第115号 令和3年度宝塚市
特別会計介護保険事業費歳入歳出決算認定について
議案第116号 令和3年度宝塚市
特別会計後期高齢者医療事業費歳入歳出決算認定について
議案第117号 令和3年度宝塚市
特別会計平井財産区
歳入歳出決算認定について
議案第118号 令和3年度宝塚市
特別会計山本財産区
歳入歳出決算認定について
議案第119号 令和3年度宝塚市
特別会計中筋財産区
歳入歳出決算認定について
議案第120号 令和3年度宝塚市
特別会計中山寺財産区
歳入歳出決算認定について
議案第121号 令和3年度宝塚市
特別会計米谷財産区
歳入歳出決算認定について
議案第122号 令和3年度宝塚市
特別会計川面財産区
歳入歳出決算認定について
議案第123号 令和3年度宝塚市
特別会計小浜財産区
歳入歳出決算認定について
議案第124号 令和3年度宝塚市
特別会計鹿塩財産区
歳入歳出決算認定について
議案第125号 令和3年度宝塚市
特別会計鹿塩・
東蔵人財産区
歳入歳出決算認定について
議案第126号 令和3年度宝塚市
特別会計宝塚市営霊園事業費歳入歳出決算認定について
(決算特別
委員会付託)
……………………………………………
○
三宅浩二 議長 本件については、決算特別
委員会委員長から、目下
委員会において審査中の事件につき、
宝塚市議会会議規則第76条の規定により、閉会中の継続審査としたいとの申出がありました。
委員長の申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
三宅浩二 議長 異議なしと認めます。したがって、
委員長の申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定しました。
日程第7、諮問第3号人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについてを議題とします。
△───── 日程第7 ─────
……………………………………………
諮問第3号 人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについて
……………………………………………
○
三宅浩二 議長 提案理由の説明を求めます。
山崎市長。
◎山崎晴恵 市長 諮問第3号人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることにつきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
本件は、本市の区域の人権擁護委員である福間則博氏の任期が本年12月31日をもって終了となりますので、新たに松尾隆寛氏を推薦いたしたく、議会の意見を求めるものです。
よろしくお願い申し上げます。
○
三宅浩二 議長 提案理由の説明は終わりました。
お諮りします。
本件については、質疑、
委員会付託及び討論を省略して、直ちに採決したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
三宅浩二 議長 異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。
ただいまから、諮問第3号人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについてを採決します。
本件については適任とする意見を付することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
三宅浩二 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は適任とする意見を付することに決定しました。
日程第8、意見書案第34号女性デジタル人材育成を強力に推進するための支援を求める意見書の提出についてを議題とします。
△───── 日程第8 ─────
……………………………………………
意見書案第34号 女性デジタル人材育成を強力に推進するための支援を求める意見書の提出について
……………………………………………
○
三宅浩二 議長 意見書案第34号は、お手元に配付しているとおりです。
お諮りします。
本件については、提案理由の説明を省略し、直ちに採決したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
三宅浩二 議長 異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。
ただいまから、意見書案第34号女性デジタル人材育成を強力に推進するための支援を求める意見書の提出についてを採決します。
本件は原案のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
三宅浩二 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。
日程第9、決議案第6号宝塚市新
ごみ処理施設等整備・
運営事業整備工事に対する決議についてを議題とします。
△───── 日程第9 ─────
……………………………………………
決議案第6号 宝塚市新
ごみ処理施設等整備・
運営事業 整備工事に対する決議について
……………………………………………
○
三宅浩二 議長 決議案を職員に朗読させます。
◎加藤努 議会事務局次長 宝塚市新
ごみ処理施設等整備・
運営事業整備工事に対する決議。
現施設の老朽化が進んでいる現在、新ごみ処理施設等の整備運営は、近年における宝塚市の最大の課題の一つと言っても過言ではない。この課題に対し、DBO方式を採用することによって、民間のノウハウを活用し、より質の高い整備や安定的な運営が行われることを目指していると考えられるが、そのためには、事前にリスクに対応したスキームを作り上げておくこと、継続的なモニタリングを行い、問題を即座に改善することが重要である。
また、DBO方式は、金融機関の監視・介入がないため、PFIと比べると市が自ら対処しなければならないリスクも多く保有しており、それらを洗い出して、対応策を用意しておく必要があることを忘れてはならない。
本事業は25年間にもわたる長期の事業であるため、現在想定していないリスクが顕在化することや事業者の提案どおりにいかないこと、人為的なミスから起こるトラブルなど、様々な事態が起きるであろうことは容易に想像できる。
よって以下の3項目について対応を求める。
1、現施設の解体作業並びに建設作業が実施される際には、周辺住民への周知徹底や作業による影響を確認する体制をつくること。
2、不測の事態における対処能力やモニタリングに必要な専門性が低下しないよう、組織としてノウハウが蓄積され、かつ継承されていく体制を構築すること。
3、今後の本事業の進捗や推移を監視するため、議会もしくは
委員会に対し、定期的な報告を行うこと。
以上決議する。
○
三宅浩二 議長 朗読は終わりました。
お諮りします。
本件については、提案理由の説明、質疑及び
委員会付託を省略して、直ちに討論に入りたいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
三宅浩二 議長 異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。
ただいまから討論に入ります。
討論はありませんか。
25番たぶち議員。
◆25番(たぶち静子議員) 日本共産党宝塚市会議員団を代表して、決議案第6号宝塚市新
ごみ処理施設等整備・
運営事業整備工事に対する決議について、賛成討論を行います。
現在のクリーンセンターの老朽化により、現有施設を稼働させながら段階的に解体しつつ、新施設の建設を進めることになりました。事業方式はDBO方式で、自治体が財源を確保し、その設計、建設や運営、維持補修を民間事業に一括発注し、長期にわたって委託する方式です。長期間にわたる契約となることから、ごみの処理量や物価変動等による処理経費単価の変更、予定外の補修工事などによって費用負担が発生する可能性があると考えます。
また、市職員に焼却業務の経験者がいなくなり、民間業者による運営や管理が適正か判断することができなくなってしまうおそれがあります。
また、PFIは、プライベート、民間の、ファイナンス、資金、イニシアチブ、主導の頭文字をとったもので、民間主導の公共事業などと訳されているものです。もともとイギリスで財政削減の行革路線に基づき生まれたもので、これまで公が行ってきた公共事業を民間の資金を使って民間に行わせるという公共事業の民活手法の総称です。行政の責任を放棄してしまうような、そういう民間活用、民営化ではなく、市民サービス向上、質の確保、経費の縮減となるよう、行政が公的責任を果たしていくことが重要です。
よって、決議に記載されているように、不測の事態における対処能力やモニタリングに必要な専門性が低下しないよう、市としてノウハウが蓄積されていく体制を構築すること、また、今後の本事業の進捗や推移を監視するため、議会もしくは
委員会に対して定期的な報告を行うことを求めて賛成討論とします。
○
三宅浩二 議長 ほかに討論はありませんか。
(「ありません」と呼ぶ者あり)
○
三宅浩二 議長 以上で討論を終結します。
ただいまから、決議案第6号宝塚市新
ごみ処理施設等整備・
運営事業整備工事に対する決議についてを採決します。
本件は原案のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
三宅浩二 議長 異議なしと認めます。したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。
───── 閉 会 ─────
○
三宅浩二 議長 お諮りします。
今期
定例会に付議された案件の審議は全て終了しました。したがって、
宝塚市議会会議規則第7条の規定により、本日で閉会したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
三宅浩二 議長 異議なしと認めます。したがって、今期
定例会は本日で閉会することに決定しました。
なお、閉会に先立って、山崎市長から挨拶したいとの申出がありますので、これを許可します。
───── 市長挨拶 ─────
○
三宅浩二 議長 山崎市長。
◎山崎晴恵 市長 令和4年第3回
宝塚市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
今回の定例市議会に提案いたしました各案件につきましては、いずれも慎重な御審議をいただき、令和3年度各会計決算認定につきましては、閉会中の継続審査との御決定を、その他の案件につきましてはそれぞれ御決定を賜り、誠にありがとうございました。
委員長報告で賜りました御指摘、また本会議及び各
委員会で議員各位から賜りました御意見、御要望などにつきましては、今後、市政の執行に当たりまして、その運営の適正化を図ってまいりますので、なお一層の御協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。
○
三宅浩二 議長 以上で、令和4年第3回
宝塚市議会定例会を閉会します。
── 閉 会 午前11時07分 ──
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
宝塚市議会議長 三 宅 浩 二
宝塚市議会副議長 浅 谷 亜 紀
宝塚市議会議員 寺 本 早 苗
宝塚市議会議員 大 川 裕 之...